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Bloody Call の攻略対象。 主人公の通う学校に保健医として赴任してくる。 何事にも動じない落ち着きのある理知的な先生。 他人どころか自分のことすら徹底的に興味がない無私の人。 学校では、美形の保健医として女生徒達に人気がある。 名前 久神 夾 (くがみ きょう) 年齢 27歳 身長 182cm 体重 誕生日 1月6日 血液型 A型 声優 石田彰 該当属性 クール、白衣、眼鏡、栗色髪、校医 該当属性2(ネタバレ) 『』
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総合×習字を巡るドタバタ劇 「席替えを巡る裏舞台編」以降はこちら 「導入編」「習字君の悩み事編」「それぞれの思惑編」 導入編 表 総合「はぁ・・・」 習字(ん?総合さんがアンニュイなため息を・・・ ここは男として相談に乗ってあげるのがスジってもんだよね。 がんばれ僕、すっごくがんばれ) 習字「あの・・・総合さんどうかしたんですか?」 総合「あぁ習字君。うぅん、なんでもない。ちょっと考え事」 習字(あぁなんて儚げな笑顔なんだろう。 その笑顔だけで僕はまた明日も学校に来れるきがするよ) 習字「考え事って・・・試験とかのことですか?」 総合「それもあるんだけどねぇ・・・」 習字(うぅん・・・余計表情が曇った感じがどうも話しづらいことみたいだなぁ。 あまり手出しはいらないのかな? でもここまで来た手前いきなり引くのもなんだしなぁ) 習字「言いづらいことだったら無理強いないけど・・・ ぼっ僕でよかったら話聞くよ?」 総合「ありがと、習字君。でもホントどうでもいいことだから。 大丈夫だよ」 習字(あぁ僕がもっと聞き上手だったら・・・ 彼女にこんな顔させないのに・・・) 習字「そ、そう?じゃ、じゃあ・・・またね。」 裏 総合「はぁ・・・(あたしって胸ないし際立ってキャラないし いらない子なのかなぁ・・・)」 習字「あの・・・(ry」 総合「あぁ習字君。(ry(習字君・・・この人もこの人で大変なんだろうなぁ)」 習字「考え事って(ry」 総合「それもあるだけどねぇ(あ・・・試験忘れてた。嫌なこと思い出したぁ・・・)」 習字「言いづらいこと(ry」 総合「ありがと、(ry(キャラの薄さなんて彼に相談しても仕方ないしなぁ 頭はどうなんだろ?あんま期待できそうにない気がするなぁ)」 習字「そ、そうですか(ry」 ・・・・・・ 総合(さすがに「わたしっていらない子なのかなぁ」なんて習字君は言えないしなぁ・・・ テストのことまで気遣ってくれて・・・ もしかして彼まであたしのことお馬鹿さんだと思ってる?) 習字君の悩み事編 第一章 表 習字(はぁ・・・僕の総合さんへの思いは募る一方、一体どうしたらこの想いが伝えられるのかなぁ・・・ とりあえず、まずは仲良くしたいんだけど・・・話し上手でも聞き上手でもないし・・・ どうしたらいいんだろう?ここは恋愛経験者の意見を参考にしたほうがいいのかなぁ) 習字「はぁ~・・・」 体育「ん?ため息なんかついてどうしたんだ?」 習字(あ・・・体育君。体育君は理科さんって相手がいるしそれなりにもててもいるし 参考になるかもしれない。) 習字「えっと・・・あんまり大きな声だと言えないんだけどね。 おっ女の子と仲良く・・・・・・や、やっぱなんでもないっ」 習字(あぁぁぁダメだ。いくら相手が体育君でもいきなりこんな 『好きな人がいます』的な発言は出来ないよぅ) 体育「???えっと、女子と仲良くする方法って言ったか?今」 習字(ひぇぇぇぇばっちり聞かれてるよ。どうしよ?どうしよ??どうしよ???) 体育「そうだなぁ~。まず最初は挨拶からだな。何事も挨拶が大事だと思うぞ。 後はノリ。そんなとこじゃね?」 習字「え?・・・あ、うっうん!挨拶ね!わかったよ。ありがとー」 習字(そっか、挨拶か。確かに挨拶って大事だよね。 よしっこれからはしっかり挨拶しよう。って言っても今はもう昼休みだしなぁ・・・ いきなり『こんにちは』もないしなぁ・・・) 裏 体育「おぉ理科じゃん♪おい~っす!!」 理科「ちょっと何よ、そのいかにもって感じの体育会系挨拶、ダサい。」 体育「何だと。こう見えても俺は挨拶ってのは 人のコミュニケーションの中で一番大事なものだと思ってる。 つまり挨拶の一語一語に俺の全身全霊の気持ちがこもってるんだよ。 まさかダサいなんていわれるとは思ってなかった。お前には俺の思いなんて全く通じてないんだな」 理科「え?ちょ、ちょっと待ってよ。そんな怒らなくても・・・ごっごめん・・・ その・・・いっいきなりだったから、つい・・・」 体育「・・・そんな凹まれると結構困るんだけどな・・・。その・・・言いすぎた。こっちこそゴメン」 ポンポンッと頭を優しく叩く体育 理科「お互い様ってことにしといたげる///」 体育「あぁ、そうしといてくれ。挨拶って言えばさっきいきなり習字から 『女の子と仲良くする方法って何?』なんて質問されちまったよ。」 理科「あの習字が?あの子も隅に置けないなぁ~相手は一体誰何だろ・・・まぁフラグ立ってるし総g・・・」 理科(まさか・・・いえ・・・でもそんな展開もなくはないわね。文化祭のこともあったし保健室でのことも・・・ これはまずいわね。万に一つでも可能性があるならその芽は摘まないと・・・ これ以上面倒になるのはあたしだって嫌なんだから。フフフ・・・見てなさい習字。 恋ってのがどんなに辛いものか味あわせてあげるわ。フフフフ、アーハッハッハッハッハ!!!!) 体育「なぁ一体誰なんだろうな~っておい理科!?何考えてる!?メチャ怖い顔してるぞ?」 第二章 表 習字「はぁ~・・・」 保健「お~い!どうした習字。元気ねぇなぁ。そんな時はナンパでもしに行かね?」 習字(保健君・・・保健君は社会さんとか技術さんとか・・・情報君はどうなるんだろ? とにかく皆から慕われてるからいいアドバイスくれるかもしれないな~。) 習字「ねぇ保健君。どっどうやったら女の子と・・・仲良く・・・なれるの?」 保健「女の子と仲良く?そりゃあれだってwwwとりあえず目が合ったら『好きです胸揉まして下さい』って 言えばいいんだよwww女の子なんて大体それでイチコロさ♪」 習字(いや・・・それはどうなんだろ?でも確かにそれで保健君が人気になったんだから正しいのかm) 社会「ちょっと保健!!習字に何ろくでもないこと吹き込んでるのよ!? 万が一でも習字が本気にしたらどうすんの!?」 保健「ちょwww冗談だってwwwいくらなんでも信じないってwwwなぁ習字?」 習字「え!?う、うんっ・・・」 英語「全く・・・あんたはいつどこで何を仕出かすか解ったもなじゃないわね。あたしが見張ってなかったら・・・ブツクサブツクサ」 習字(あぶなかったぁ・・・うっかり次目が会った時に総合さんの胸を揉むところだった。 別に・・・揉みたくないわけじゃ・・・って何考えてるんだ僕はっ/// と、とにかく社会さんが保健君の監視してくれててよかった・・・ それにしてもまた振り出しに戻っちゃった・・・) 裏 社会「~じゃないわね。あたしが見張ってなかったらホント単なる人格破綻者になるわよ!?」 保健「それってあれだよな。『あんたって見てると危なっかしくて、あたしが守ってあげないと』 ってのに似てるよなwww」 社会「・・・///な、何馬鹿なこといってるのよ!!そんなんじゃないんだから!!幼馴染の腐れ縁よ!腐れ縁!!」 保健「顔真っ赤にしてたら説得力ねぇぞwwwカワイイやつwww」 社会「~~!!! ///」 保健「そんな怖い顔すんなってwww笑ってるお前が一番だよwww」 社会「今日のあんた変!大分変!!何なのその変に甘い台詞たちは!!」 保健「ん~なんか習字の淡い恋事情聞いたら俺の純情で清い心も触発されたって感じ?」 社会「・・・突っ込みはあえてしない。」 第三章 表 習字「はぁ~・・・」 数学「ん?どうした?習字。悩み事か?」 習字(数学君?数学君って言ったら皆から『ポークビッツ』『3㌢』って言われてるけど・・・ 実際のところ英語さんとは結構仲良いし、面倒見も良いから皆から信頼されてるしなぁ~ 何かアドバイス貰っといた方が良いのかな。) 習字「えっと・・・。女の子とさ・・・どうやったら仲良くできるのかなって・・・」 数学「女子と仲良く、か。とりあえず外見って大事らしいな。 ある哲学者なんか『外見5割トーク4割性格1割』って名言を残したぐらいだ。 とりあえず身だしなみに気をつけることから入ったらどうだ?」 習字「外見・・・かぁ。僕なんて皆から童顔童顔って言われてばっかで・・・自信がないよ。」 数学「童顔が総じて悪いなんてことはないんじゃないか? それに外見ってのは顔も含めた全身のことだからな。 学生身分だとどうしても制服ばかりになってしまうから とりあえず頭髪なり清潔感なりに気をつけるべきだ。」 習字(なるほどねぇ~確かに僕の頭っていつまで経っても坊ちゃんヘアーだからなぁ~ いいことを聞いた♪) 習字「わかった!ありがとね。すうg」 英語「ポークビッツはその小ささを隠すために身嗜みを気にします。」 数学「なっ!英語!?なに言いだした!?」 英語「能ある鷹は爪を隠しますがポークビッツはナニを隠します」 数学「ちょっとお前!?こっちこい!!」 習字(外見を気にしすぎるってのは内側のコンプレックスを隠すためって事なのかな? 僕は総合ちゃんに隠し事なんかしたくないし・・・ってことは・・・またまたダメってことか・・・) 習字「はぁ~・・・」 総合(習字君、あんなに一杯溜息ついて・・・これはもしや恋の匂い☆ニヤリ☆) 裏 数学「お前はさ!せっかく俺が習字に対して至極全うな弁論をしていたというのに何で邪魔をするんだ?」 英語「私はそんなことをしていません。」 数学「何俺のナニが小さいだの、だからこそ隠すだのいったじゃないか・・・」 英語「私は『3㌢のポークビッツはそのコンプレックスゆえにナニを隠す』と言いました。」 数学「それだよ、それ。まさに俺の言ったまんまじゃん・・・」 英語「問題なのはそこでは有りません。 問題なのははあなたが出自不明のデタラメ哲学者を用いていたことだと思います。 自分の意見を正当化するためにヘタな権威主義に基づく言説を用いること、 それは相談を持ちかけた相手に対して非常に失礼な行為だと思います。 反省するべきではないでしょうか?」 数学「いや、あれは・・・」 英語「白状してください」 数学「だからあれは・・・」 英語「白状してください」 数学「だk」 英語「白状しろ」 数学「・・・すみませんでした。僕のでっち上げです。」 英語「もう二度としませんか?」 数学「はい、二度としません」 英語「それでは、反省もこめて復唱してください。私は嘘をつきません」 数学「私は嘘をつきません」 英語「私のナニは5㌢です」 数学「私のナニは・・・3㌢です(涙」 英語「よろしい」 それぞれの思惑編 表 習字のどんよりとした心模様を嘲笑うかのような陽気の翌朝、駐輪場に響く透き通った歌声 情報「ふん♪ふふんふ~ん♪今日も師匠とウハウハktkr~♪・・・って、ん??あれは・・・」 ~こっそり立ち聞き中~ 理科「今日集まってもらったのは他でもないわ。」 総合「何々~?」 情報「・・・な、なんだってーーー!?ってことは・・・あんなことやこんなことが起これば・・・ ししょーは僕のもんだ!!!いやっほぅ~♪理科のヤツがその気ならこっちだって(ニヤニヤ」 ガラガラガラ(@教室) 情報「さて、思いたったは良いけど一人じゃきついな・・・。協力者が必要か・・・」 数学「何だ情報?やけに真剣な顔をしてるじゃないか?」 情報「あ・・・あぁ3㌢か・・・」 情報(こいつなら・・・まぁ生活よりは使えるかも知れないね。) 情報「実は・・・カクカクシカジカ」 数学「ふむ、それで昨日の質問か・・・にしても理科がそんなことをね。 人の恋路を邪魔するヤツは誰であれ許せないな。 で、情報はその企みを潰したいわけだ。」 情報「話がわかるね~。じゃあ手伝ってくれる?」 数学「まぁ・・・お前の本当の狙いが何かは容易に想像つくが、目的は一致してるからな。」 情報「じゃあヨロシク!他には・・・誰がいいかな?」 数学「体育なんか良いんじゃないか?昨日習字から似たような相談されてたようだし」 情報「体育か・・・理科にこっちの動きが漏れそうだけど・・・まぁいっか。じゃあ体育誘っとくよ」 情報(・・・体育に話す場合は理科の話の部分は裂くべきかな?後口止めも・・・) 情報「やぁ体育。ちょっと話したいことがあるんだけど」 体育「おぉ情報か、おいーっす。で話ってなんだ?」 情報「カクカクシカジカ・・・」 体育「なるほどねぇ~それで昨日あんな質問をしてきたのか。 話はわかった、俺の協力できる範囲で手伝うよ。」 情報「ありがと~♪あ・・・ただ習字ってあぁいうキャラじゃん?だから絶対に他言無用でヨロシク! 理科にも言っちゃだめだから!!」 体育「あ、あぁわかったよ。とりあえず・・・今日の席替えとかで一つ細工をしてみるってのはどうだ?」 情報「いいねぇ~でもどうやって?」 体育「そこは任しとけって。いつもみたいにクジで決めるならいくらでもごまかせる。」 情報「なるほどwww確かにそうだね。じゃあよろしく頼んだよ。」 保健「何々!?カワイイ女子の話!?俺にも聞かせろよ~www」 情報「し、ししょー!?いや、なんでもないですよ。全然なんでもないです!!」 体育「あぁちょっとな、習字と社k ぐはっ」(情報のみぞおち炸裂) 保健「習字?習字と社会がなんかあったのか?」 情報「いや!ホントになんでもないです!!全然変な企てなんて考えてないです!! そ、それじゃー失礼します!」 保健「・・・。」 裏(ところかわって@駐輪場裏) 理科「今日集まってもらったのは他でもないわ」 総合「何々~?」 美術(ダメ子に呼び出されたと思ったら・・・総合までいるなんて・・・変な取り合わせね) 理科「習字が社会ちゃんに惚れてるって話なのよ。」 総合「ほへ~。どうりで昨日ぽわゎんってしてたわけだぁ~」 美術「それってホントの話?」 理科「昨日体育からそんな話聞いたのよ。習字に好きな人がいるって。まぁ明確に社会だって聞いたわけじゃないけど・・・」 美術「何それ、相手のことまで聞いてないだったら早とちりかもしれないじゃない。」 以下ヒソヒソ 美術「だって習字のフラグ1位って総合じゃない?ありえないわよ」 理科「でも文化祭のときなんか『社会が露出度高いの好きだから』 なんて数学の嘘丸出しの煽りをもろに受けてたじゃない それにあの子のファーストキスの相手が社会だってこともあるし・・・ フラグ1位って言っても僅差なのよ、僅差。むしろ1位は社会なのよ! あたしとしてはね、これ以上社会ちゃんの周りがややこしくなるのは避けたいトコなのよ。 ただでさえ情報との骨肉の争いしてるでしょ?これ以上はあたしでも負いきれないし・・・ 面倒はイヤじゃない?」 ヒソヒソ終了 美術「あんたの面倒ごとなんてどうでもいいわよ。あたしそんな暇じゃないから、パスさせてもらうわ」 理科「へ~。そんなこと言う?別にいいんだよ?まぁ習字のことだから この後も何のアプローチもかけることはないだろうけどぉ~ 何かの手違いであの二人がくっ付いてでもしてみたら・・・ あなたの愛しの人はどうなるかしらね?」 美術「技術ちゃんが・・・保健とくっ付くとでも言いたいわけ?」 理科「御名答~。さぁどうするの?目的は違っても利害は一致してるはずよ? あたしはこれ以上社会ちゃんの状況をややこしくしたくない、 美術は技術と保健の進展を阻みたい。どう?乗らない?」 美術「・・・わかったわよ。確かにあたしにとって不利益になる話じゃないしね。のったわ。」 総合(な・・・なんか黒々しい展開なんですけど・・・ヒソヒソ話にも入れてもらえないんですけど・・・ 私忘れ去られてるみたいなんですけど・・・やっぱ・・・私って・・・いらない子ですか?) 理科「じゃあ決定ね。もちろん総合も良いでしょ?」 総合「あ・・・う、うん。いいよ。社会ちゃんと保健君って見ててこっちまでぽわゎんってするし」 理科「よし②、そうと決まれば総合ちゃんにはやってもらいたいことがあるんだけど・・・」 総合「え?何?何!?」 総合(わ、私も何かできるの!?やった!私いらない子じゃないんだ!!) 理科「えっと・・・あんまりはっきりとは言いづらいけど・・・ 社会ちゃんの身代わりになって欲しいのよ。」 総合「み、身代わり?」 理科「あんた今好きな人とか付き合ってる人とかいないでしょ?恋愛とか興味無さそうな感じするし あ・・・あたしは・・・一応・・・いたりするし・・・。 美術はまぁ知っての通りだし・・・あんたしかいないのよ。」 総合「あー認めたぁ。やっぱり理科ちゃんが好きな人ってt ひぃっ!!」←研ぎ澄まされた理科の視線 理科「べ・・・別に体育のコト好きだなんていってないじゃない。勝手に勘違いしないでよね!!と、とにかく! 習字をいつでも監視できる位置に誰かいないと何するかわかったもんじゃないから! あんたは習字の監視役!だからあんたと習字は今日の席替えで隣の席になってもらうから!! いい!?」 総合「う、うん。とにかく習字君を監視してればいいんだよね?わ、わかったよっ」 総合(こ・・・殺されるトコだった・・・) ガコッ 総合(ん?あれは・・・情報君?) 美術(にしても・・・ダメ子に総合って・・・ある意味失敗フラグびんびんじゃないの・・・ あたしが何とかしないと) 理科(何とか協力者は集まったわね・・・総合に美術ってのが少し心もとないけど・・・ まぁいいわ。見てなさい習字。社会ちゃんの恋路に邪魔は許さないんだから!) 「席替えを巡る裏舞台編」以降はこちら
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今日もまた車にはねられた。 でも気にしてないよ。 だってこれが僕の日常だし。 【僕の日常】 「おはよ~」 「「ぎゃあああああ!?」」 僕、浅木旺花が教室に入った瞬間、教室にいたほとんどの人が叫び声をあげた。 人の顔見て叫ぶなんて失礼な。 とか思っていると、今にも鬼と化しそうなユウイが机を跳び箱のように飛び越えながら僕の方に向かってきた。 「お、おおおおーちゃん!どうしたんだよその怪我!?」 「あ~、あはは、ひかれた☆」 「 ☆ じゃない!!」 バシッ、と頭を叩かれた。 結構痛い。 「今すぐ病院行きなよ!」 「いや、擦り傷程度だし大丈夫だよ。……制服ちょっと破れたけど。それに日常茶飯事なんだし」 「まあ…そうか…日常茶飯事だし…って納得するかバカ!!保健室に行くだけでもっ……リオッ、リオトー!」 「…なんでオレ?」 一体どこからどう出てきたのか、隣のクラスであるはずのリオトがユウイに名前を呼ばれ、眉間にシワを寄せながらも僕達の方へ向かってきた。 なんだか申し訳ないなあ…。 「いいじゃん、おーちゃんとリオの仲なんだから、連れていってあげてよ」 「オレはそんなに暇じゃ…」 「スペシャルクレープ」 「行ってきます」 リオトが目をキラッキラに輝かせながら僕の腕を乱暴に握って保健室へと歩み始めた。 なんか…単純だなあ。 もしかしたら僕よりバカなんじゃ…。 「それはない」 あ、心読まれた。 ───── 「失礼しまーす」 「あれ、おーちゃん…うわっ!?」 教室にいた皆とはさすがにリアクションは薄いけど、玉置先生も僕の姿を見て目を見開きながら驚いた。 「どうしたのその怪我!」 「車にはねられたんっすよ~」 「は、はねっ…!?」 「擦り傷だけだから大丈夫だって皆にも言ってたんすけど保健室保健室ってうるさくて……?」 少し遠くから視線を感じた。 僕は先生との話を中断してそっちを見る。 ……長い白髪の女の子と目が合った。 少しだけだけど、見覚えがある。 隣のクラスの氏型 環さ… 「取り敢えず、消毒だけでもしておこう。頭は打ったりしてないよね?」 「あ、あ、はいっ!大丈夫っす!」 先生の声でハッと我に帰った。 反射的に問いかけに頷きながら、僕は椅子に腰掛けた。 手当てを受けながら、さっき目が合ったあの子のことを考える。 見たって言ってもほんの一、二度だ。 確か不登校になってたとか聞いてたんだけど…。 ここにいるってことは保健室登校か何かかな? ちらりとあの子に視線を向ける。 もうあの子は僕に興味はなくなったらしく、ただ淡々と棚の整理をしていた。 「はい、終わったよ」 「あ、ありがとうございました」 机の上には大量の絆創膏のゴミが。 僕そんなに怪我酷かったのかなあ。 「おーちゃん、なんですぐに此処に来なかったの?というか普通車にはねられたら病院に直行…」 「日常茶飯事なんすよ~」 「にっ…日常茶飯事!?」 ガタッと玉置先生が椅子から腰を浮かせた。 僕は苦笑いしながら答える。 「なーんか昔から何もないところで転ぶとか、買ったものがすぐ壊れるとか、カラオケ行ったら曲が流れないとか、そういうの多いんすよ。所謂不幸体質ってやつっすかね~」 そう言った瞬間、その場の空気が変わったような気がした。 あの子がびっくりしたような顔でこっちを見てたんだ。 でもすぐに下向いちゃった。 「そうか…大変だね」 「でもこれが僕の人生であって日常っす、だから気にして……あああ!」 「!?」 僕が突然声を上げた理由。 それはただ一つ。 僕のクラスが体育の授業でクラス対抗ソフトボールをやって、負 け て い る ん だ 。 「た、大変だっ!先生、手当てありがとうございました!」 「も、もしかして授業に出るきじゃ…」 「当たり前っすよ!体育は僕の一番得意な教科っすから!」 僕は玉置先生と氏型さんに手を振り、保健室を飛び出した。 外に出るまでに一回転んで時間かかったけど…。 でも、これが僕の日常。 嫌だなんて思わないよ。
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基本情報 学校情報 正式名称:千葉県立柏南高等学校 通称:柏南(はくなん) 住所:〒277-0033 千葉県柏市増尾1705 電話番号:04-7173-2101 最寄り駅:増尾駅(徒歩15分) ただ、柏方面から来る場合は新柏駅(徒歩20分)が普通。 増尾、新柏両駅からの自転車通学は禁止されている。 教育情報 単位とは、単純に言えば週何時間の授業があるか、と言うこと。 これは平成16年度のものなので、変更されている場合があります。 参考程度にご覧ください。 1年次 国・数・英では全体的にまんべんなく学習し、理科では化学、社会では地理を集中的に学ぶ。 理科総合の半分は化学なので、理科総合は学年末にまとめて学習する。 体育と保健は完全に分離されていて、成績も別々に付く。 教科 国語 数学 英語 理科 社会 体育 保健 芸術Ⅰ 情報A 総合 科目 総合 A/Ⅰ Ⅰ/OCⅠ 科学Ⅰ/総合 地理 体育 保健 選択※1 情報 総合 単位 4 5 5 4 2 3 1 2 2 1 ※1 音楽Ⅰ・書道Ⅰ・美術Ⅰの三つから選択する。 数学AとⅠは、章などでキリをつけて交互に行われる。 2年次 2年次から、文系と理系に6 2で分かれる。 理系は女子が少なく多くは男子である。そして、1クラスの人数が多い。 3年次 未作成
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校長・教頭・主任 名前 ふりがな 担当クラス 担当科目 能力 URL 陽月丸長乃 ようげつまるおさない 校長 - 等価交換 ■ 翡翠馨 ひすいかおる 教頭 - 傀儡 ■ 晴之宮沙良 はれのみやさら 教務主任 理科 ぬいぐるみを操る ■ 教員 名前 ふりがな 担当クラス 担当科目 能力 URL 朝比奈紫 あさひなむらさき 保健室 養護教諭 治癒回復 ■ 雨崎青藍 あまさきせいらん 高校3年ヴァレット 数学 物質を増やす能力 ■ 宇津志センゾウ うつしせんぞう 高校2年マスター 保健体育補助 念写 ■ 叡倉三和子 えいくらみわこ 中学2年マスター 情報 触感の遮断 ■ オーウェン・L・スミス おーうぇんLすみす 中学3年マスター 中学英語 スピード強化“BUZZER BEATER” ■ 風早羽鉤 かざはやわこう 高校1年ヴァレット 保健・体育 森の狩人 ■ 九重一二三 ここのえひふみ 中学1年マスター 中学数学 物質巨大化 ■ ソーカク=オグマ そーかくおぐま 高校3年マスター 高校英語 アーセルトレイ ■ 千鳥蒼葉 ちどりあおは 高校1年マスター 家庭科 アニマルコミュニケーター ■ 時鳥あやめ ときとりあやめ 中学1年ヴァレット 国語 物質の浮遊 ■ 佐鳥ジョージ さとりじょーじ 高校2年マヴァレット 社会 サイコメトリー ■ 調小夜歌 しらべさやか 中学3年ヴァレット 音楽 con fuoco ■ 雪野原弘 ゆきのはらひろし 中学2年ヴァレット 美術 モノを凍らせる ■
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羽里由宇 「保健室はホテルじゃないっつの」 基本情報 名前 羽里由宇(はねざと ゆう) 学年・クラス 保健教師 性別 女 年齢 29 身長 165 体重 55 性格 男勝りで、さばさばした性格 生い立ち オメガサークルの工作員 基本口調・人称 砕けた口調。私。~あんた 特記事項 巨乳、ヘビースモーカー その他詳細な設定 能力:なし 装備:なし 特徴:オメガサークルの工作員で、コードネームはマルカートと言う 登場作品 ジョーカーシリーズ 作者のコメント 誰かイラスト書いてくださいな
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Galleryの携帯に記録されています 電話 着信記録1 憑ノ章 平屋住宅寝室 着信記録2 憑ノ章 霊に襲われた後の寝室 着信記録3 憑ノ章 寝室黒電話 着信記録4 醒ノ章 携帯を拾った時 着信記録5 醒ノ章 ↑以降3-2教室を調べる前 着信記録6 醒ノ章 ↑以降3-2教室を調べる前 着信記録7 醒ノ章 ↑以降3-2教室を調べる前 着信記録8 醒ノ章 学校3階マップ右下の調理室付近 着信記録9 醒ノ章 学校保健室イベント後 着信記録10 醒ノ章 ↑の後に玄関付近まで行ってから用務員室へ 着信記録11 徨ノ章 平屋住宅の寝室黒電話 着信記録12 徨ノ章 2階建て住宅1階玄関 着信記録13 還ノ章 病院3階ナースステーション 着信記録14 哭ノ章 病院3階談話室 着信記録15 哭ノ章 病院3階ナースステーション 着信記録16 哭ノ章 病院1階廊下 着信記録17 界ノ章 美容室で天野の走り書き2を入手するまで携帯を放置 着信記録18 絆ノ章 病院3階廊下 録音 録音記録1 醒ノ章 学校3-2教室内 録音記録2 徨ノ章 病院1階処置室 録音記録3 徨ノ章 病院2階病室204 録音記録4 哭ノ章 病院3階食道 録音記録5 哭ノ章 病院1階廊下 録音記録6 哭ノ章 病院2階病室204 録音記録7 哭ノ章 病院1階廊下 録音記録8 界ノ章 ホテル1階寝室 録音記録9 界ノ章 ネットカフェ1階個室 録音記録10 痕ノ章 学校パソコン室 録音記録11 痕ノ章 学校図書室 録音記録12 痕ノ章 学校1階保健室先の廊下突き当たり メール メール1 醒ノ章 4階廊下女子高生の霊から逃げ回る メール2 醒ノ章 イベント入手 メール3 界ノ章 美容室で冷蔵庫の下を調べないで探索 メール4 界ノ章 イベント入手 メール5 界ノ章 イベント入手 メール6 徨ノ章 2階建ての家で仏壇を覗かずに隣の部屋へ メール7 痕ノ章 校長室へ行かずに図書館へ メール8 痕ノ章 保健室イベント前に2階を探索または保健室イベント後にベッド横のメモを取らずに進む メール9 繋ノ章 2階のナースステーションを出たら地下1階の鍵を取らずに探索 メール10 繋ノ章 イベント入手 メール11 繋ノ章 イベント入手
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手野大学、大学院、専門職大学院授与学位一覧 本ページでは、各学部学科、専攻、短期大学部その他において授与される学位を一覧する。 手野大学学部 文系学部 理系学部 魔術系学部 その他学部 手野大学大学院 文系大学院 理系大学院 魔術系大学院 手野大学専門職大学院 文系専門職大学院 魔術系専門職大学院 文系学部 学部 学科 (専攻) 学位名 教養学部 教養学科 教養専攻 学士(教養) 法学部 法学科 学士(法学) 政治科 学士(政治学) 文学部 文学科 学士(文学) 神学科 学士(神学) 社会学部 哲学科 学士(哲学) 人類学科社会学科歴史学科 学士(社会) 心理学科 学士(心理) 経済学部 経済学科商業学科 学士(経済) 経営学科 学士(経営) 教育学部 教員学科 保育士専攻幼稚園専攻小学校専攻中学校専攻高校専攻 学士(教育) 教育学科 学士(教育学) 外国語学部 欧米語学科アジア語学科アフリカ語学科南米語学科太平洋語学科 学士(外国語) 理系学部 学部 学科 (専攻) 学位名 医学部 医学科 学士(医学) 看護学科 学士(看護) 保健学科 学士(保健) リハビリテーション学科 言語聴覚専攻心理専攻理学療法専攻福祉専攻 歯学科 学士(歯学) 獣医科 学士(獣医) 薬学部 薬学科 学士(薬学) 薬科学科 学士(薬科学) 工学部 工学科 学士(工学) 建築学科 学士(建築) 電気通信学科 学士(電気通信) 理学部 物理学科 学士(物理) 科学学科 学士(科学) 数学科 学士(数学) 天文学科 学士(天文) 栄養学部 栄養学科 学士(栄養) 農学部 農学科 学士(農学) 畜産学科 学士(畜産) 獣医学科 学士(獣医学) 魔術学部 学部 学科 学位名 魔術学部 西洋学科 学士(魔術) 東洋学科 変化学科 文化学部 心理学科 歴史学科 その他学部 学部 学科 (専攻) 学位名 夜間学部 法学科 学士(法学) 経済学科 学士(経済) 文学科 学士(文学) 社会学科 学士(社会) 外国語学科 学士(外国語) 短期大学部 芸術科 CG専攻絵画専攻デザイン専攻 短期大学士(芸術) 美術専攻 短期大学士(美術) 保健科 養護専攻 短期大学士(養護) 保健専攻理学療法専攻作業療法専攻 短期大学士(保健) 助産科 助産専攻 短期大学士(助産) 教養科 教養専攻 短期大学士(教養) 文系大学院 研究科 修士号 博士号 法学研究科 修士(法学) 博士(法学) 文学研究科 修士(文学) 博士(文学) 社会研究科 修士(社会学) 博士(社会学) 理系大学院 研究科 修士号 博士号 医学研究科 修士(医学) 博士(医学) 薬学研究科 修士(薬学) 博士(薬学) 工学研究科 修士(工学) 博士(工学) 理学研究科 修士(理学) 博士(理学) 栄養研究科 修士(栄養) 博士(栄養) 農学研究科 修士(農学) 博士(農学) 魔術系大学院 研究科 修士号 博士号 魔術研究科 修士(魔術) 博士(魔術) 文系専門職大学院 院名称 修士号 教職大学院 教職修士(専門職) 法科大学院 法務博士(専門職) 会計大学院 会計修士(専門職) 経営大学院 経営修士(専門職) 心理大学院 心理修士(専門職) 魔術系専門職大学院 院名称 修士号 魔術大学院 魔術修士(専門職)
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218 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 44 51 ID lnCyGbRC 4 朝、8時頃に目を覚ました。 普通の学生の場合ならここで遅刻だと朝から騒ぐ時間帯なのだろうが、 自分にはさほど問題無い時間だ。 顔を洗い、服を着替えて、朝食を食べ、歯を磨き家を出た。 今日は曇りなので傘を持っていこうとも思ったが、 結局、降らなかった場合は邪魔になるので持っていくのをやめた。 学校に着いた時間は8時23分。 ちなみに、学校は8時30分からだ。 遅刻はしてないとはいえ、もう直ぐで授業が始まる時間なので、 教室には既に大体の生徒が揃っている。 「おはよう」 席に着くと水無月さんに挨拶をされた。 驚かなかった、と言えば嘘になる。 多少話しただけで女子と挨拶しあうような間柄になるとは思ってなかったからだ。 でも昨日の自己紹介の事を思い出すと、きっとこんな子なのだろう。 「あぁ、おはよう」 少しだけ遅れたが、こちらも返事を返す。 席に鞄を置き、昨日同様、黒板の横で輪になっている雲海達の所に行く。 「やぁ、ニブチン君」 いきなり友人Aに変な呼び方をされた。 ニブチンと言われても直ぐには分からなかったが、 少し考えると昨日の事を引っ張ってきたのに気付いた。 まだ会って2日目で友人からあだ名で呼ばれるのは、 上手く行っている事の現れなのだろうが、あだ名があだ名なので複雑な心境だ。 「やあ、皆おはよう」 とりあえず複雑なのでスルーした。 「おはよー」 既に挨拶をした友人A以外から返事の挨拶がきた。 「スルーですか・・・・・・・・・」 「残念ながら、僕はあまりリアクションを取りずらいのにはスルーするのだよ」 実際に、前フリ無しでいきなり変なあだ名で呼ばれてもリアクションに困るだけだ。 数分程、雑談をしていると、教師が来たので席に着いた。 来るのが早く感じたが、7分しか時間がなかったので早いのは当たり前である。 2日目からいきなり授業に入ったので、 なんかいやだなーとか思ったが、まだ授業は初日で、 雑談ばかりで授業と呼べるものは全くなかったので問題はなかった。 正直、授業をしないまま昼休みに突入した。 教科書を鞄に入れると、雲海と他数名がこちらにやってきた。 「遂にきたな」 「うん、遂にきたね」 いきなり主語がない言葉を雲海に掛けられたが、 何の事か分かっていたので会話は成り立った。 「念のため、それなりに持ってきたな?」 「うん、持ってきた」 また主語がないが、前述した通り、何の事かちゃんと分かっている。 「では………………食堂に行こうか」 219 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 47 19 ID lnCyGbRC そう、食堂である。 実は昨日、この高校には食堂があるので、 グループ内の皆で行こうと話していたのである。 別に、日常化すればどうでもよくなくなるとは思うが、 初めて行くとなると話は変わってくる。 ちなみにそれなりに持ってきたか?とは財布の中身の事である。 値段が分からないので、念のために多めに持ってこようという事になっていた。 いくら位か調べてこようか?と聞いたが、 無粋な真似をするんじゃねぇ!と何故か怒鳴られた。 そんなわけで、友人達で食堂に向かった。 多少迷った。 食堂に着いた瞬間、あれ?と思った。 食堂というのは漫画とか小説みたいにかなり混雑している、 というイメージがあったのだが、他の食堂はどうなのかは置いといて、 ここの食堂は大して混雑していなかった。人はそれなりに居るが、 それでも席はそれなりに空いているし、 券売機の前に人が列を成しているというわけでもなかった。 友人達も同じ事を考えていたようで、呆気にとられていた。 所詮は作り話か・・・・・・・・・・・食堂としても、 入ってきた人の勝手な思い込みで、 まじかよみたいな顔をされるなんてたまったもんじゃないだろう。 食堂の入り口にいつまでも立ち尽くしていたら良い迷惑だ。 僕が皆に促し、取り敢えずは券売機で券を買う事にした。 人が混雑してないのは値段が少し高いからじゃないか?と少し焦っていたが、 別に高くはなく、そこらの食堂より値段が少し安い位だ。 ほっとするのと同時に今度は不味いんじゃないか?という懸念が湧いてきた。 ここは安全性を考え、カレーにした。 値段も400とよく見る値段だし、カレーなら滅多に変な作りじゃないかぎり、 普通に食えるレベルだろう。やはり僕には冒険心がないのだろうか? 他の友人達も券を買った。僕と同じで無難にカレーにするもの。 俺は敢えてカレーより高い、カツカレーで行くぜといってカツカレーにするもの、 ここはA定食だな、と冒険するもの等。 ここに券は揃った。 券を出し、食べ物を受け取り、各々が席に座った。 それにしても僕含め、皆テンション上がってるな。 「じゃあ………食べましょうか」 雲海の食事の定番挨拶で、皆が食べ始めた。さて、味はどうなのだろう・・・・・・・ 「・・・・・・・・・・美味い」 不意打ちだった。そう、美味いのだ。 さすがにちゃんとしたレストランとかに及ぶレベルとは言い難いが、 充分に美味いと言えるレベルだ。 カレーだから美味いのかもしれないと、他の面々を見たが、 皆うまくね?と口々に言いながら食べている所を見ると、 カレーだからというわけではないみたいだ。 220 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 50 05 ID lnCyGbRC 想定外の味に、スプーンは進み、直ぐに完食した。 値段といい、味といい申し分ないが、では何で、人の数が微妙なのだろうか? 食堂とは案外こんなものなのだろうか。 午後の授業は不覚にも、眠くなってしまったので、 睡魔に抵抗などせずに、大人しく寝る事にした。 どうせ授業じゃないだおうししね。 5、6限を寝てすごし、さぁ、帰るかとなった時に、 「放課後は委員会があるので、属する者は全員、 指定の教室に向かうように。 サボるのは構わないが内申にかなり響くとだけ、アドバイスをしとくぞ」 先生からの連絡があった。 確か昨日も、同じ連絡をしていたような気がする。 僕は保健委員なので・・・・・・・やっぱりというか保健室か。 鞄を持ち、保健室に向かおうとしたところで、肩を叩かれた。 誰かと思い、振り向くとそこには水無月さんが居た。 あぁ、そういえば彼女も僕と同じ保健委員だったっけ。 「私達は保健室だね。早く行こう」 僕と水無月さんで保健室に向かう。 保健室は校舎の1階、僕達の教室が3階なので、その分歩く必要がある。 当然なのかもしれないが、歩いている間、会話等ない。 元々、初対面の人に話を掛けられないのがきっかけで、話をした人なのだ。 今更感があるが、何で水無月さんも保健委員になったのだろう。 男子で知り合いは僕しかいないからとかなのかな? まぁ、やはりなんとなく、とかの確率の方が高い気もする。 どうせ会話もないまま、気まずい雰囲気なのだから聞いてみよう。 「あのさ、何で水無月さんは保健委員になったのかな?」 「え?」 いきなり話掛けたので、驚いたからなのだろう、質問に対する返答は返ってこなかった。 「僕が決まってから立候補したからさ。何でなのかな?って、思ってさ。 保健委員に始めからなりたかったんなら、 最初から立候補したと思うし、やっぱりなんとなくとか?」 前ふりなしのその質問に、水無月さんは 「んー・・・・・・・・・まぁ簡単に言うと興味が湧いた、ってだけだよ」 「興味?」 はて、興味を持つ様な事なんかあったかな? 「興味って、何が?」 「坂田くんに興味が湧いたのよ」 僕!? 「興味が湧くような事僕したっけ?」 「それは人によって違うのだろうけど、 私にとっては興味が湧く事を、坂田くんはしたわね」 「僕の、どこが水無月さんの興味を引かせたんだい?」 「私に話掛けた事だよ」 声を掛けたから? 「えっと・・・・・・・・・・水無月さんに僕が話掛けただけで?」 「そうだよ。」 そんなものなのだろうか? 水無月さん程に美人なら声を掛けられる事なんて普通だと思うのだけど。 深く考えようとしたが、既に保健室の前に着いていた。 薬臭い室内、授業中になると何故か使用率が上がるベッド、 グラウンドが一望出来る窓。現在、保健室に居る。 図書室や、放送室、普通の教室等は、小学校から中学校、 中学校から高校に変わる度に部屋ががらりと変わるものだが、 保健室になると大した違いは生まれてこないのは何故なのだろうか? 保健室で委員会が開かれてはいるが、保健室はなにぶん道具等が多いので、 人数分の椅子を並べる事が出来ないので委員全員が地べたで開かれている。 でも何で先生だけは椅子に座っているんだろうね? 221 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 52 21 ID lnCyGbRC 別に立候補はしたが、積極的に保健委員の仕事はするわけでなく、 また、どうせやる事と言っても、今までと大差はないと思うので、 委員会での話は聞きながしていた。聞きながしながら、 僕は先程の水無月さんとの会話を思い出していた。 水無月さんは保健委員に入った事を、僕に興味を持ったからだと答えた。 それも、興味が湧いた理由が、話掛けられたから。 何でそんな理由で?本当に分からない。 何故そんな事で興味が湧くのかが、 やはり、人の考えてる事を当てるなんて僕には土台無理な話だったか。 この委員会が終わったら詳しい事を水無月さんに聞いてみる事にしよう。 最後に、独身の女性の先生のよくあるような台詞で委員会が終わった。 解散と共に直ぐに教室を出て、帰宅やら部活に向かう人達の中、 「水無月さん、ちょっといいかな?」 「ええ、いいですよ」 思えば、最初に声を掛けて直ぐにちゃんとした返事が返ってきたのは初めてだな。 まぁそれは置いといて、 「さっきから水無月さんの言っていた事を考えていたんだけどさ、 やっぱり僕の考えじゃ何も分かる事なんてなかったんだよね。 だから聞きたいんだけど、何で話掛けらたからなのかな?」 自分で言っといてなんだけど、さすがにしつこい気がする。 傍目には、美人に興味が湧いたと言われて、浮ついたやつに見えるだろう。 別に僕が浮ついているわけではないが。 「ごく、普通に声を掛けてきたから・・・・・・」 「え?普通?」 声を掛けるのに普通とかがあるのだろうか? 222 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 54 05 ID lnCyGbRC 「なんというか、何も考えないで、声を掛けてきた男の人は初めてだったんだよ。 確かに、町を歩いてると声なんかよく知らない人に掛けられるし、 中学でもそうだった。 そんな男の人達は決まって、私に少なからず下心を抱いていたり、 私の容姿に興味本位だったの。でも、あなたは違う。 声を掛けたのも、私がクラスで浮き気味だったからだったし、 別に私と親しくなりたいという感じでもなかった。 だから私は坂田くんに興味が湧いたの。 初めて、私の容姿や、 興味なんて関係なしにはなしてきた坂田くんに」 言われてみれば、そうなるのかもしれない。 美人と話が出来る事を若干喜びもしたが、別に水無月さんが、 クラスに馴染んでいなかったら、多分話掛けるなんて考えもしなかっただろうし、 髪の事もただの感想、名前の交換で喜びはしたが、 それ以上親しくなろうなんて思いもしなかった。 現に朝、挨拶をされて僕は驚いた。 確かにそうなる。 初めて自分への接し方が違う人に会えば、興味が湧くのも分かる気がする。 それだけでわざわざ委員会を同じにする必要があるのかとも思うが、そこらへんは人によるだろう。 何はともあれ、これで理由は分かった。 「あぁ、なるほど。そういう事か」 「えぇ、そういう事です」 しかし、何でかと考えている間は思わなかったが、 今考えると、興味を持たれたと言われても複雑だ。 自分から話の出所をふったのだが。 「ええっと・・・・・・・・・では聞きたい事は聞けたのでこれで」 結局、どう言えばいいか分からず、帰る事にした 「あ、ちょっと待って」 「はい?」 「あの・・・・・・・・そういうわけだからメアドを教えてほしいんだけど?」 そういうわけってどういうわけなんだろう?でも、これといって否定する必要もない 「あぁ、いいよ」 こうして、水無月さんとメアドの交換をした。 「それじゃあ、これで」 「えぇ、また明日」 水無月さんとは、高校から出る門から、帰路が違うみたいなので、 玄関を出てから直ぐに別れた。 まさか、水無月さんとメアドの交換をするとは思いもよらなかったが、 感想を言うと嬉しかったりした。それなりの年頃の男子なら、 女子とメアドの交換が出来て、嫌な気分になる人間などあまり居ないだろう。 223 :溶けない雪 [sage] :2007/10/01(月) 18 57 41 ID lnCyGbRC 不意に、水無月さんの言っていた興味が湧いた、と言う言葉を思い出した。 「興味が湧いた・・・・・・・・か」 誰にでも言うでもなく、呟いた。 声を掛けられたから湧いたと彼女は答えた。 今思うと、自分でも不思議だ。 自分から女子に声を掛けるなんて、今までで言ったら、夏夢位なものだった。 では、何で自分は声を掛けたのだろう。 気まぐれ? 気まぐれとは違う気がする。 ではやはり美人だから? そういうわけでもない。 優しいから? 今まで他人に、優しいねなんて言われる位に、他人に貢献した事などない。 では何で? 分からない・・・・・・・・ 彼女は声を掛けた僕に興味が湧いたと答えた。 それと同じで、僕も、その時の自分に興味を持った。 何で、声を掛けたのだろう?
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発達障害者基本法では、障害者基本法に準じて、発達障害児(者)の早期発見体制と、学校や職場での支援体制に関わる施策を、都道府県市町村が責任を持って施行することが義務付けられている。 Ⅰ.定義 発達障害者支援法でいう発達障害とは、「自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」 と定義される。 Ⅱ.概要 ①発達障害者支援センター 発達障害児(者)支援は、医療、保健、福祉、教育、労働のすべての分野において施行する必要があり、本法の実施の中心には「発達障害者支援センター」の存在がある。発達障害者支援センターでは、発達障害の早期発見、早期支援、就労支援、発達障害に関する研修を行うとともに、発達障害児(者)にかかわる他領域との調整を行うことが定められている。発達障害者支援センターでは、専門性の高い職員の育成とともに、ボランティアの育成は非常に重要な課題であり、家族同士で相談や情報交換を行うピア・カウンセリングやペアレントメンターの養成についても検討することが必要である。また、連携にあたっては「個別の支援計画」の作成・活用や、関係者による支援会議の開催が必要である。 ②早期発見 医療、保健分野では、早期発見、診断、治療においての措置を講じることがうたわれている。都道府県市町村は、そうした医療、保健サービスを行う病院や診療所を確保することも義務付けられ、3歳児ないしは5歳児健診において、高機能自閉症や注意欠陥多動性障害を早期診断する試みが始まりつつある。しかし、地方自治体によって格差があるのが現状である。 ③教育 本法の成立と合わせて、発達障害の児童生徒への対応を目的とした校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターの設置などを骨子とする「特別支援教育体制」が始まり、幼稚園や学校に在籍する発達障害児の状態に応じた、適切な教育的支援、支援体制の整備が進められているところである。発達障害児の多くは通常の学級に在籍しているが、支援員の配置が進まないという課題がある。 ④就労支援 都道府県は、発達障害者の就労を支援するため必要な体制の整備に努めるとともに、公共職業安定所等の相互の連携を確保しつつ、発達障害者の特性に応じた適切な就労の機会の確保に努めること。また、都道府県及び市町村は、必要に応じ、発達障害者が就労のための準備を適切に行えるようにするための支援が学校において行われるよう必要な措置を講じるものとすること。発達障害者の就労の機会が開かれるようになったが、離職率が非常に高く、就職後の支援の在り方も検討していく必要がある。 ⑤専門職の確保 国、都道府県及び市町村は、発達障害者への適切な支援を確保していくため、医療、保健、福祉、教育、労働等の分野において発達障害に関する専門的知識を有する人材を確保することを課題としている。そのため、国においては医師については国立精神・神経センターにおいて、また、行政担当者、保健師、保育士等については国立秩父学園において、教員等については、独立行政法人国立特殊教育総合研究所において、研修を実施することにしている。しかし実際には、小児神経科医など、発達障害を診療する専門家の社会的認知も進んでいない。医師によって診断結果が異なるなどの問題もある。 Ⅲ.課題 発達障害者支援法に明記されているのは、あくまで理念や指針で、それらに対する罰則等がない。そのため、多くの都道府県市町村では、その実行に必要な予算や専門的な人員の確保に苦労しているのが実情である。また、社会では発達障害という概念の認知も、急速に進んできてはいるものの、まだ充分ではない現状も進捗状況に影響している可能性がある。国は、発達障害者支援にとって必要となる支援手法等の開発や研究、専門的な人材の養成、社会全体に対する発達障害の正しい理解の普及啓発を更に進めることが必要である。 さらに、2006年に施行された障害者自立支援法との整合性や現行法の児童福祉法・身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・精神保健及び精神障害者の福祉に関する法律との関係が明確ではない。