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八月の終わりの夏の日。 私はかがみとキスをした。 って言っても、事故なんだけれどさ。 かがみが引っ張って、私が転んじゃって、それで偶然口が重なった。 それはキスなんて、本当は言えないのかもしれない。 歯がぶつかってすごく痛かったし、唇の感触なんて全く覚えてない。 でも初めて間近で見たかがみの顔と、洗い立ての髪から香るシャンプーの匂い。 それだけで、それを思い出すだけで。 頭がグラグラきちゃうんだ。 キスなんか、しなければよかった。 知らなかったら、我慢できたと思う。 かがみの匂い。 ごめんね、かがみ。 何かが変わっちゃったんだ。 ―輝く欠片― 画面の中で、可愛い女の子が私に向かって頬を赤らめる。 『これをくれたの、きみだよね? 俺に何か用?』 こなた、と私と同じ名前を付けられた主人公が手紙を翳して、彼女に言う。 勿論プレイヤーである私は彼女の用なんてわかりきってる。その為にたくさんのフラグを立ててきたのだ。 クリック。 先月発売されたゲームのツンデレヒロインは、顔を真っ赤にした。 『私、こなたのことが…!』 そして、私の予想と寸分違わない言葉で、主人公に向かって告白をした。 バックは夕日で、それは彼女の瞳から溢れ出した涙と共にドラマチックで。 私はタンクトップの裾を捲り上げて、お腹をぽりぽりと掻いた。 交際の了承をクリックして、私は適当にゲームを切り上げるとパソコンを落とした。 そして電気を消した部屋のベッドに寝っ転がった。 「ふぅ……」 天井を見つめながら、私はため息を吐く。 目を閉じると、稼動している冷房の音が聞こえた。 まだまだ残暑は厳しくて、特に今夜なんかは冷房をつけないではいられなかった。 自分の重たい髪の隙間に、熱が篭っているのを感じて両手でかき上げる。背中にはじんわりと汗をかいていた。 最近はあんまり、ギャルゲーが楽しくない。 今日だって狙ったヒロインを落としたのに、それほど嬉しくなかった。 でもまぁ、狙った理由が、理由の所為かも。 (ツンデレで、優等生で、ツインテールなんてさ) 自分で言うのも難だけれど、誰を投影しちゃってるのか丸見えだよね。 そういう自分が見えて、最近はギャルゲーとかエロゲーとかが楽しくないのかもしれない。 さっきのゲームは十八禁だから、もう少し進めれば、さっきのヒロインとのあれやこれやを見ることが出来る。 でもそれを思うと、逆に、余計にやる気を無くなる。 私は鼻を鳴らすと、シーツの上で寝返りをうった。 「……かがみとは“友達”なのに………何やってるんだろ」 目を閉じると、あの時間近で見た、かがみの澄んだ瞳と髪の匂いがよみがえって来て。 私は顔を擦った。 こんなこと言うのは、バカみたいで恥ずかしいんだけれど。 かがみと初めてキスした日から、しょっちゅうそのことばっかり考えちゃってるんだ。 もうとうに九月に入って、学校だって始まったのに。 それでも八月の終わりにした、あのキスとも言えないようなキスのことばかり考えてた。 授業中窓の外を見ながら。電車やバスに乗って窓の外を見ながら。 寝る前に電気を消しちゃってから。 何度も何度も繰り返し再生して、かがみの綺麗な瞳と、シャンプーの匂いを思い出した。 (むー、こんなふうに悶々としちゃうなんて、私も若者の一人だったわけだね…) そんなふうに自虐的に考えてみても、思考の渦は止まらない。 気がつくと、かがみのことばっかり考えちゃう。 そして、当のかがみはというと、それから変わった様子は無い。 たまに何かの拍子に顔が近づくと、ほんの少し――ほんの少しだけ恥ずかしそうにすることはあるけれど。 少なくとも私みたいに暇さえあればキスのことばっかり考えてる、なんていう状態ではなさそうだ。 (なんか、不公平だよね…) やっぱりかがみにとっては、あのキスはそれほど、私ほどには、重要なことではないんだなあ、と思う。 (事故だもんね…) だけれど、それって『望みがない』ってことみたいで、何だか、やるせない。 (望みって…) 私は起き上がった。暗い部屋の中、月の光が青く部屋を照らしてる。 虫の声が聞こえる。 (やっぱ、望み、ないのかな) 心の中で呟く。 やっぱり同性だもん。 私は膝を抱えて、そこに顔を埋めて、ため息を吐いた。 そうだ。 私たちは友達同士で、女の子同士で…。 普通だったら、たぶん、好きなんて、言えない。きっと、きもちわるい、って思われる。 そう考えたら、ちょっと目が熱くなった。 私の気持ちって口に出すのもいけないことなのかな、って。 (――…なんで、『女の子』だったんだろう) 私が、かがみが。あるいは両方が。 どうして、私たちは、女の子だったのだろう。 別に、私は『女の子』が好きだったわけじゃないと思う。 男の子のことも好きになったこともなかったけれど、女の子を意識したことはなかった。 そりゃギャルゲばっかりやってるから、女の子は可愛いネ、なんて言ったりしていたけれどさ。 それは、別に、そういう意味じゃなかったと思う。 でも高校に入って、生まれて初めて、人を好きになった。 それは、女の子だった。 私たちのどっちかが男の子だったなら、悩むことも無かったのかもしれない。 けれど、私たちのどっちかが男の子だったなら、私たちの今の関係は、きっとなかったんだよね。 そして、そしたら、たぶん、好きになることも、なかった。 だから、今までの全部が。 私が女の子だったことも、かがみが女の子だったことも。過ごした時間も。 きっと全部が、大事だった。 (難儀だね) 苦笑した。 頬に少しだけ涙が落ちそうになって、あわてて手のひらでごしごしと擦る。 キスをしてから、絶対私、涙腺ゆるくなってるよ。 こんな泣き虫じゃなかったのにな。 私は、はあ、と天井に向かってため息を吐いた。 それから考えた。 もしも、もしもだよ。 私がもし、かがみに好きって言うことが出来たなら――。 かがみのことが友達じゃなくって、大好きなんだよ、って言うことが出来たなら。 そして、それを聞いたかがみが、私の大好きな笑顔で。 大きな花が咲くみたいな笑顔で。 まっすぐ笑って。私に笑って。 『嬉しい』って言ってくれたら。 どんなに。 どんなに嬉しいだろう。 それを想像すると、とても幸せな気持ちになった。 広い草原に、青い空が広がって、気持ちのいい風が吹いていくみたいに。 想像するくらいは、いいよね? それくらいは、私だって、許してもらえるよね? だからそれも、冗談だったつもりなんだ。 私はベッドから起き上がると、机の前まで歩いて行って、スタンドライトをつけた。 闇に慣れた目が少しだけ痛くて、何度か瞬きをして。 そして机に座って、普段は閉めっぱなしの引き出しを開けた。 そこには昔好きだったアニメの下敷きが重なっていて、その下を探っていくと。 記憶にあった場所に違わずに、それはあった。 小さな星の柄がついた、シンプルな便箋。 何に使うつもりで買ったんだか思い出せないけれど。 封筒を探してみたけれど、封筒だけは何かに使ってしまったらしく見当たらなかった。 しかし、まあ実際に誰かに出すわけじゃないんだし、いいか、と思って私は適当なペンを手に取ると、書き始めた。 『かがみへ』 少しは発散できるかな、と思って。 私は思うままにペンを走らせてみた。 王様の耳はロバの耳。そんな感じで。 しかし心の中のことを言葉にすることは意外と難しくて、あるいは恥ずかしくて。 だけれどその時の私は妙に真剣で、何度も何度も書き直したり、便箋をくしゃくしゃに丸めたりしながら、自分の言葉を捜した。 お父さんも書くときは、こんな気分なのかな? 溢れる気持ちの中で、それに一番ふさわしい言葉を捜す。 砂金の粒を探すみたいに。 沢に足をひたして、冷たい水の中に手を伸ばす。 たくさんの砂の中にはきらきらしたものが見える。 流されないように、手からこぼさないように、私はそっと手を伸ばす。 お父さんってやっぱり凄いんだな、って思った。 お父さんの書く本は難しすぎて私には読めないけれど。 お父さんが探した、輝く欠片。 お父さんの見つけた、お父さんの言葉。 ――お母さんは、お父さんの言葉を読んだかな? きっと読んだんだろうな。 そして、どんなことを思ったんだろう。 ――お母さん。 女の子に恋してる私を見て、天国のお母さんはどう思うだろう。 私はお母さんのことを全く覚えてない。どんな人だったのかも、写真でしか知らない。 だから、どう思うか、なんて、わからない、けれど………。 その頃には外はもう白んでいて。 私は気がついたら、そのまま机の上に突伏して眠ってしまっていた。 「――お姉ちゃん?」 次に私の意識を覚醒させたのは、ゆーちゃんの声だった。 驚いて、「んは!?」と声を上げながら顔を起こすと、扉からゆーちゃんがその小さな頭を申し訳なさそうに覗かせているのが見えた。 変な格好で寝たから背中が固まっていて、その痛みに私は思わず悲鳴をあげる。 「あだだだ…!」 私が椅子の上でのたうってると、ゆーちゃんが慌てたように駆け寄ってきた。 「ご、ごめんね、お姉ちゃん、全然起きてこないから…」 「ん、んにゃ……ゆーちゃんは謝らなくていいんだヨ」 言われて時計を仰ぐ。私はまた悲鳴を上げた。 「んげっ、もうこんな時間!?」 慌てて、机から立ち上がった。早く着替えないと、遅刻しちゃう。 私は大急ぎで寝間着を脱ぎ始めた。 ゆーちゃんはもう制服姿である。ウウ、今日は朝ごはんお預けかな。 「勉強してたの?」 机を見てゆーちゃんが言う。やば、出しっぱなし。 「あー、うん、まーそんなトコ、かな?」 私は慌ててそれを手にとって二つ折りにすると、とりあえず鞄の中に突っ込んだ。 深夜に書いたラブレターは恥ずかしい。 そんなことはよく聞くよね。 まさか自分が書くことになるとは思わなかったけれど。深夜のノリって恐ろしい。 授業中、私は教科書の間に挟まっていたそれを見つけて、黒井先生の目を盗みながらそれを眺めた。 (なんだこれ……) 散々悩んで書いてこれか、としか言いようがなかった。 寝不足の頭でも、それが陳腐でひどい代物であるかはわかった。 汚い字で短い、つまらない言葉が書いてあるだけ。 鞄の中に適当に突っ込んだ所為で、しわくちゃになっていて、余計にみすぼらしく見える。 それは悲惨なラブレターだった。 それが、夜中じゅう捜し求めた私の言葉の姿だった。 先生の板書の音がリズミカルに響く。 じっとりと暑い教室に、開け放った窓から九月の風が滑り込んできて私の前髪を揺らした。 鼻先には摘み上げた、便箋。 そこにはしわくちゃになった、私の気持ち。 (まぁ、こんなものなのかもネ) 私はそれをノートに挟むと、机の上で丸くなった。 どうしてか酷く悲しくなったから。 でも結局そのまままた眠ってしまって、居眠りの罪により、黒井先生から鉄拳を食らうことになった。 「こなちゃん、寝不足なの?」 お昼ごはんを食べながらこっくりこっくりしている私を見かねて、つかさが言った。 心配そうにその隣に座るみゆきさんが続く。 「授業中も眠そうでしたし…大丈夫ですか?」 「うん、ヘーキ。でも」 私は目を擦る。そしてそれから、頬をぷうっと膨らませた。 「罰として放課後、社会科準備室の掃除手伝わされることになっちゃったヨ…」 言ってコロネをかじった。するとお尻(あるいは頭?)から、チョコが出てきて、私はそれをひっくり返して舐めとる。 そこで私に視線が集まったままだったことに気づいて、私は手を軽く振った。 「あ、だから今日は先に帰ってていいよ」 つかさが「わかったー」と言って、お弁当からミニオムレツを箸でつまんで口に入れた。 今日のお弁当の担当はつかさらしい。おかずが豪華だ。 うーん、今日は朝ごはん食べ損ねたからコロネじゃ足りないかも。 つかさ、言ったらちょっとくれるかなあ?なんて考えてると、正面に座るかがみが呆れ顔で、はぁーとため息を吐いた。 「どうせまたネトゲとかだろ」 かがみは箸でつまんだアスパラベーコンを口に頬張る。それを噛んで飲み込んでから、言葉を続けた。 「受験も近いんだからいい加減にしときなさいよ」 どうせ本当のことは言えないので、私はかがみの言葉に乗ることにした。 お得意の猫口をつくって、ふふん、といつもの笑顔を作ってみせる。 「んー、ついレアアイテムとか出ちゃうと燃えちゃうんだよネ」 そのまま私がネトゲの魅力について語り始めると、かがみは再び、はぁーと大きくため息を吐いた。 「本当にいい加減にしておきなさいよ。後で泣くことになっても知らないからな」 「こなたはその言葉を胸に深く刻み込んだ」 「刻み込んでも、後で見なきゃ意味が無いからな」 そう言って、かがみは笑って、私の方に手を伸ばして、指先でつんと私の額をついた。 途端に胸の中でたくさんの花が咲くみたいな、甘い感情が溢れ出す。 う、ヤバい。 「わかってるヨ~」 なんて、手を振って、笑って。 普段どおりにしようとするけれど。 普段どおりに出来ているか、ちょっと自信ない。 つかさが不思議そうな目をして私を見ていた。 社会科資料室は埃の匂いがした。 空気は図書室に少し似ているけれど、ちょっと違う。あんまり人の出入りがない所為かもしれない。 たくさんのビデオテープが詰まった棚や、古めかしい地図や資料が詰まった棚。 六畳ほどのその部屋は、通路にまでものが溢れかえっていた。 私と黒い先生は背中合わせになりながら、ダンボールに入ったファイルや本を棚につめている。 特別話もせずに、もくもくと片付けていたんだけれど、不意に黒井先生が言った。 「泉、今日、どないしたんや~」 私はちょっとぼんやりしていたので、「ええ?」と聞き返してしまった。 手から資料が落ちそうになるのをすんでの所で空中で受け止める。 「っと……なんです?」 「お前、今日ちょっと変やろ。昨日はログインしてこんかったし」 狭い社会科資料室の中で、地球儀や大きな地図をよけながら、先生が私を振り返った。 「ネトゲ以外でお前が眠そうにしとる理由が見つからんわ」 イタズラっぽい八重歯を見せて、先生が笑う。 それに私はちょっと口を尖らせた。 「……あるでしょー? ベンキョーしてたとか」 「あはは、担任のうちが言うのも難やけど、無いわ」 言い切られた。 まあ、その通りですけれどねー。むぅ。 私が膨れると、黒井先生は笑った。先生の瞳は西日で琥珀色に輝いていた。 「お前、実は要領ええからなー。実は受験のことはあんまり心配しとらへんのや」 先生はそう言って再び背中を向けて、資料をしまい始めた。 それきり言葉は続いてこなかった。続きはないらしい。 よくわからないけれど。 なんとなく腑に落ちなかったけれど、それ以上何も言ってこなかったので、先生に倣って手を再び動かし始めた。 五分くらい黙って、作業をしていたのち、先生がまた不意に言った。 「まあ、悩め、悩め。悩むんが青春や」 「ぶっ」 今度は本当に資料を取り落とした。 「なっ、なんですかぁ、それ」 混乱する頭で私は叫び返した。 まさか、バレてる? え? でも黒井先生の前でバレるようなことしてないよね? しかし、ショートしかけた私の頭に、水を浴びせるみたいにあっさりと黒井先生は言った。 「まあ、何に悩んどんのかまではわからんけどな」 私は黒井先生にバレないように、歯を噛み締めて、息を吐いた。 び、びっくりした…。 先生は私の動揺にはまったく気づいていないようで、資料を片付ける背中は動き続けている。 私はもう一度深呼吸をして、床に落ちた資料を拾った。 「まーそういうんは、うちなんかよりも友達とかに話したほうがええやろけどな。高良とか、柊とか。仲ええやろ?」 そう言われて、私はまた少し止まってしまった。 友達に相談。 考えてもいなかったことだった。 (だって…女の子が好きだ、なんて、相談されたら) 二人とも今まで通り、友達でいてくれるだろうか。 しかも相手が、かがみ、だって知ったら。 きっと二人とも私を嫌ったりはしないと思う。 みゆきもつかさもそんな子じゃないのはよく知ってる。 でも、完全で今までの関係でいられるかどうかまでは、自信がない。 口に出したら、眼に見えない溝が生まれちゃうんじゃないか。 その眼に見えない溝が、私たちの間にどうにもできない距離を生んじゃうんじゃないか。 それを考えると怖くて、怖くて、息が出来なくなりそうだった。 私が黙っていると、先生がくるっと振り返って、私の頭をくしゃっと撫でた。 「なんか知らんけどな。あんまり考えこまん方がええで。溜め込まんと誰かに言いや」 いつも友達みたいに思ってた先生だけれど。 そう言う先生はなんだか今はちゃんと年上のお姉さんに見えた。 先生は、大人の女の人の笑顔で笑った。 「ほらそれに、特に柊姉の方。お前とすごい仲ええやん。なんかあったら、アイツに言いや。うちなんかよりしっかりしとるしな」 その手はすごく暖かくて優しかったんだけれど。 やっぱり泣きそうになった。 先生と別れてから。 私は廊下をとぼとぼと歩いていた。 日が落ちるのが早くなってきた外からは、微かな虫の声が聞こえる。 夏に比べて湿気も大分なくなってきたけれど、空気はまだ熱を持っていた。 「………」 夏の匂いがほのかに残る廊下。 茜色になったグラウンドでは運動部が声を上げながら走り回っている。 私は自分の手を見た。 「……友達に相談する、かぁ」 その友達が悩みだったら、どうしたらいいんだろう。 (友達…) そう、かがみは“友達”だ。 つかさとみゆきさんと同じ、“友達”なんだ。 ううん、それもただの友達じゃない。 ――私たちは、“親友”だ。 そのかがみに対して恋愛感情を向けるなんていうことは、ひどい裏切りのような気がした。 つかさに対しても、みゆきさんに対しても。 “親友”にそんな感情を持っていて、言わないで隠していることも。 言っても言わなくても。 私は三人を裏切っている。 「――…っ」 そう思うと、たまらなくて、私は廊下を走り出した。 誰もいない夕焼けの校舎は、まるで迷宮みたいだった。 中学のときにもちゃんと友達はいた。 でも、申し訳ないけれど、それはつかさやみゆきさんやかがみとは比べ物にならない。 ――こんなに、人が大好きになったことなんて、生まれて初めてのことなんだよ。 だから失いたくない、汚したくない。 私の持っているこの感情が、四人を歪ませる。 (だから、バレたくない。誰にも言いたくない、知られたくない) 私の気持ちなんて、無くなっちゃえばいいのに――。 くしゃくしゃになった、ラブレター。 私はあれで一体どこへ行こうとしていたのだろう? そんなもの、誰も望んでいないのに。 あんなものを書いたって、誰も笑ってくれやしないのに。 (バカみたいだ、私――) 私はぶつかるようにして、自分の教室の扉を開けた。 そして、目を疑った。 そこにはかがみがいた。 彼女は茜差す教室の中で、私の席の側に立ってた。 ピンと伸ばした背筋、さらさらの長い髪、優しい瞳。 それらすべてが茜色に染め上げられて、放課後の匂いに包まれて。 一瞬その姿に目を奪われて、それから愕然とした。 かがみが、その手に持っているのは。 星の柄の付いた、あの便箋だった。 「あ……」 かがみが音に気づいて、私の方を向く。 目を見開く。 その瞳には、今まで私を見るときに宿していたのとは、違う光があって。 私は、そのかがみの瞳を見て、全部を悟った。 生まれて初めて、世界にヒビの入る音を、聞いた。 「ご、ごめん、こなたの鞄、ひっくり返しちゃって、片付けようと思ったんだけれど――」 かがみが慌てたように言う。そこまで聞けば十分だった。 私はかがみに突進していくと、その便箋をひったくるように奪い取った。 「こんなの冗談だから」 そして、そのくしゃくしゃの便箋を、さらにくしゃくしゃにして。 思い切りそれを千切った。 ビリビリに破いて、破いて、破いて、私はそれらを全部放り投げた。 紙吹雪の向こうに、かがみの驚いた顔が見える。 私は言った。 「全部嘘だよ!!」 紙片がひらひらと、空中を泳いでく。 私の気持ちはばらばらになって、読めなくなって、床に落ちた。 はあはあ、と音が聞こえて、何の音だろう?と思ったら、自分の息の音だって気が付いた。 心臓がまるで耳元にあるみたいに、うるさく聞こえた。 それから、沈黙。 それはいつものかがみとの間に落ちる心地のいい優しい沈黙ではなくて。 ひたすら居心地の悪い、息が詰まるような沈黙だった。 野球部の金属バットの鳴る音が聞こえて、私は口を開いた。 「……どうして、いるのさ? 帰ってって言った、じゃん」 私のつっけんどんな物言いに、かがみは少し驚いたようだった。 少しだけ目を見開いて、それから目を伏せるようにして、左手を自分の髪に触れさせた。 「本……一冊返し忘れてて。それで、図書委員の子と話してて遅くなったから、こなたを待ってようと思ったのよ」 そしてまた、居心地の悪い沈黙。 かがみが待っててくれたのは、嬉しいのに。 私の胸の中はぐちゃぐちゃだった。 幼稚園の頃、自由帳にクレヨンで描いたようなぐちゃぐちゃの線が、胸の中にいっぱい広がっていた。 隠してようと思ったんだよ。 ずっと、黙ってようと思ったんだよ。 こんなつもりじゃ、なかったんだよ。 誰に言い訳しているのかわからないけれど、私は心の中で叫んでいた。 ほら、いつもみたいに飄々として。 かがみに変に思われちゃうよ。 ほら、いつもみたいに、笑わなきゃ。 冗談で済ませられるって。 とりかえしがつかなくなる前に、ほら――。 でも私の意に反して、私の口も体も全く動かなかった。 不意にかがみが、動いて。 私は体がびくっとなるのを抑えられなかった。 かがみは身をかがめると、私がびりびりに破いた便箋の一枚をひとつ拾い上げた。 そして、凛とした声で言った。 「これ、本当?」 かがみの声に、まるでしかられている子供みたいに、身動きが取れない。 でも黙ってるわけにはいかなくて、私は上履きのつま先を見ながら言った。 「嘘だよ」 「こなた」 かがみの声が体を通り抜ける。 「私の目を見て」 言われて、私は気づかれないように深呼吸すると、ゆっくりとかがみの方を向いた。 かがみは私の目をまっすぐ射抜くように見つめていた。 空みたいな瞳が、揺らぐことなく、私の全身を映していた。 目を逸らさずに、私を見てくれていた。 ああ、もう。 どうして、かがみは、そうなんだ。 「う……嘘……だよ…」 目から涙がこぼれる。 それをかがみに見られたくなくて、私はしゃがんでしまった。 小さい体をさらに丸めて、ぎゅっと目をつぶる。 「………だから……忘れ…てよ……」 教室の床板にいくつも雫が落ちていく音が聞こえた。 すると、かがみも屈む気配があって、床のきしむ音。 そしてその後に、すごく間近で声が聞こえた。 「忘れらんないわよ」 はあ、といつもの呆れたため息。でもそれは――とても優しい声で。 「正直、私も混乱してるけどね……」 顔を上げると、そこにはかがみの照れたような、困ったような、不思議な笑顔があった。 「……勝手に見ちゃって、ごめんね」 私は首を振った。すると涙の雫がそれに合わせて、床に落ちる。 かがみは私の顔に手を伸ばすと、親指で私の涙を拭った。そしてそのまま私の頬を撫でた。 かがみの手の温度が伝わってくる。そしてまた、私の目からぽろっと涙が落ちた。 それを見て、かがみが「しょうがないな」って顔をした。 いつもの私の大好きな、かがみの顔だった。 「あんたって、こんなに泣き虫だった?」 「かがみの、所為だよ」 目を細めて少しだけ口を尖らせると、かがみは笑った。 そして、床に散らばった便箋を拾い集め始めた。 「かがみ」 私が名前を呼ぶと、かがみは拾い集めた便箋を私に握らせた。 「ちゃんと言って」 かがみは真剣な顔をして、私の目を覗き込んだ。 「大事なことでしょう? だから、ちゃんとこなたの口から聞かせて」 だから私は頷いて、鼻を啜りながら、それを床に並べ始めた。 夕焼けの教室で。 二人で、一枚一枚拾って。 それを再び、形にした。 出来上がったそれは、やっぱり頭のいい文章とは思えなかったけれど。 ――私の大事な気持ちだった。 夕暮れの光が、私たちの手元を照らしている。 私はかがみの顔を見て、再び鼻を啜った。 『かがみへ 急にこんなことを言ったら、びっくりするかもしれないけれど、 かがみのことが好きです もちろん、友達としても大好きだけれど、 それ以上に、かがみのことが』 ナチュラルへ続く コメントフォーム 名前 コメント (/ _ ; )b -- 名無しさん (2023-05-04 07 34 42) こういうのを本当に上手い文章って言うのかな -- 名無しさん (2013-11-20 18 29 09) 学校で泣いてしまった -- 名無しさん (2010-12-08 23 33 19) すげぇ心に染みた。超大作だよ!世にでたら大ヒット上映中だよ! -- 名無しさん (2010-11-16 22 40 53) これは名作。紛れもなき名作。 -- 名無しさん (2008-11-20 13 30 13) 泣いた。 -- 名無しさん (2008-11-09 16 00 29) これ何て核兵器… -- 名無しさん (2008-08-18 04 37 06) 毎回毎回なんて素敵な文を書くのでしょうか。あなたは一体何者だw最後の手紙の下りで泣きそうになったよ…こなたもかがみももう、可愛くて可愛くてしょうがない… -- 名無しさん (2008-08-18 01 41 27) 切なくて甘酸っぱくて心が打ち震えてトキメキが止まらねえええええ ちょっくら腹筋500回ほどやってクールダウンしてくるわ -- 名無しさん (2008-07-30 20 16 36) やべ。電車の中で泣きそうだ。 -- 名無しさん (2008-07-30 17 45 25) テキストを読んでるはずなのに音声どころか胸の痛みと匂い付きの映像で追体験してしまった。 このときめきと切なさをどうしてくれよう。 -- 名無しさん (2008-07-27 01 44 23)
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らむねだまのようなえがお【登録タグ VOCALOID たかくん ら 曲 鏡音レン】 作詞:たかくん 作曲:たかくん 編曲:たかくん 唄:鏡音レン 歌詞 (動画概要欄より転載) もし目覚まし時計が壊れなければ あの坂道で会うこともなかったのに 自転車のペダル 息を切らして漕いでたあの日 やさしい風がふんわり頬を掠める ふと振り返る 自転車をおす 君がいた 「おい、急げよ! 遅刻するぞ」 無邪気に言うその笑顔は まるで瓶の中にあるラムネ玉のよう 純粋で触れられない アオの境界線 浜辺で笑う 制服脱ぎ捨てる 水鉄砲かまえ 撃ち合うぼくら いつの日か、もし君が立ち止まったとき 背中をおせたらいいな コメント 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました 傘をどうぞ 作詞/70スレ141 作曲/餡の雲 気だるい雨の午後 リラ冷えの空が 何時までも泣いてた 六月の景色 小さな紫 可愛い花びら 仲良く寄り添い 優しい香りが 辺りに漂い 雫がこぼれていた 傘をどうぞ 濡れてしまいますよ この時期は まだまだ冷える cafeの香り 漂う店先で 君は僕に 声をかけた 急に晴れ渡った 真夜中の空は 銀色の三日月 虹の影まとう 震える純白 落した雫が 水面で輪になり 疲れた心を 優しく包んで 小さく広がってく 傘をどうぞ 濡れてしまいますよ この時期は 夜風も冷たい ジンの香り 漂う店先で 僕は君に 声をかけた 傘をどうぞ 濡れてしまいますよ リラの咲く 六月の街で 花の香り 漂う並木道 僕は君に 声かけた 音源 傘をどうぞ 傘をどうぞ(歌:279スレ214) mp3 傘をどうぞ(音源差し替えver 歌:279スレ214) mp3 傘をどうぞ(歌:286スレ572) mp3 (このページは旧wikiから転載されました)
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昴「栄冠ナイン?」 杏奈「うん」 執筆開始日時 2016/05/04 元スレURL http //hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1462335400/ 概要 アイマス(ミリオンライブ)の永吉昴と望月杏奈が栄冠ナインをプレイするスレ。 SS速報とここのどっちに投下しようか迷ったけど、スレの書き込み制限が緩いのと野球描写多めなのでこっちでやることにしました。 昴「お邪魔しまーっす! 杏奈、来たぞー!」 杏奈「どうぞどうぞ。……昴さん、こっち座って」 昴「や~、杏奈の部屋に来るのも久しぶりだな~」 杏奈「永吉のマイライフ以来だね……。ちょっと、懐かしい」 昴「マイライフか、そんなのもあったな……。……なんか、13年目くらいからの記憶がない気がするけど」 杏奈「……なに言ってるの? きちんと20年目、終わりまでプレイした……でしょ?」 昴「あれ、そうだっけ? ところで、今度はどのモードでプレイすんだ?」 杏奈「うん……。……これ、一緒にやろ?」 昴「! ……このモードは……」 タグ ^望月杏奈 ^永吉昴 まとめサイト ごちゃまぜオールマイティ wiki内他頁検索用 ほのぼの ゲーム ミリオンライブ 望月杏奈 永吉昴
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輝く粉【アイテム アビリティ材料】かがやくこな アビリティ材料。 (上)マナに2個、(上)生命力に5個必要となる。 需要は微妙か……?
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幻想何時終夢 動画リンク コメント 幻想何時終夢 1778人目の幻想入り 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ゆうげんめもわーる【登録タグ むーと ゆ 初音ミク 曲】 作詞:むーと 作曲:むーと 編曲:むーと 唄:初音ミク 曲紹介 ―― 夕焼け色、飛行機雲 ―― これまで作ってきた、とある2曲をつなげるような曲にしてみました。アカネ色の空から、何年も先の夕凪の街角へ。(作者コメ転載) イラストを 橘じん氏 が手掛ける。 数ある、初音ミク5周年記念に合わせてリリースされた曲のひとつ。 歌詞 遠く消える茜色 数えるのはやめたけど あの日からずっと ここにいるよ 先に手を離したのは 確か私の方から どうしようもないと わかってたの さよならの意味が違う 二人の影 きっと次に会えたとしても もう 君は覚えてない 巡り巡る季節の中 君といられたことを 何より大切な 思い出に変えるよ 「忘れない」と繰り返した 君の泣きそうな顔 でもその約束は 決して叶うことがないのに 夕陽が沈みきるまで 毎日君と笑った ずっとこんな日々が 続く気がして それでも別れはいつも 突然振りかかるもの 「引越しだって」と そっと呟く 最後に本当のことを 言うか迷ったけど 不意に手を繋ぐ君に 言葉が出てこない 夕焼け色 飛行機雲 君の温かい手が とても愛おしくて そっと握り返す 私は君と共に 生きることは出来ないけど 今だけは思いが 同じであるように祈った 最後の日の別れ際 小指を結んで 「必ず会いに来るよ」と 声を震わせた あれから夏が来る度 迷い込む子はいるけど やっぱり君だけは どこか特別だった 巡り巡る季節の中 君といられたことが 永い時の中の 幸せな思い出 いつか大きくなった君に 出会う時がもしあるなら 笑って尋ねるわ ねぇ「君はだあれ?」って 通り過ぎる季節が 重なり合ったまぼろしは 遠い日の思いを 今も夢のように描くよ コメント 名前 コメント
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…もっとアニメ動画を見る 君に届け ネタバレ専用スレ3-08 701 :名無し草:2009/10/12(月) 21 32 31アンドゥww 702 :名無し草:2009/10/12(月) 21 40 25アニスレみると、男子って乙女だなあと思う。 風早も乙女w 703 :名無し草:2009/10/12(月) 21 42 55いや、なんとなくでなんだけど。 似合ってるじゃん→矢野 だし。 爽、風が互いの友達をくっつけようとってあるかなーって。 704 :名無し草:2009/10/12(月) 21 47 14 702 男にも人気あると思わせたくて男の振りして書き込んでる女も多いけどね。 鵜呑みにしちゃうあなたってピュアだなあと思う。 705 :名無し草:2009/10/12(月) 21 47 32風は誰かをくっつけようとするタイプではないと思う。それならむしろアンディの前に龍に協力しなさいw 706 :名無し草:2009/10/12(月) 21 58 18風早は自分の恋路を誰かにちょっかいかけられるのも嫌がったしね 自分が嫌な事は人にもしないタイプだと思う。 707 :名無し草:2009/10/12(月) 22 06 25風早は体育祭のときに龍に爽子気にしてる疑いかけたぐらいだから、 相当な鈍さだと思う。 708 :名無し草:2009/10/12(月) 22 18 43ほんと風早は爽子のこと好きすぎるなwww 709 :名無し草:2009/10/12(月) 22 36 54〉704 でも君に届けは実際に男子にも人気あるよ。 710 :名無し草:2009/10/12(月) 22 43 27アニメ雑誌のあらすじの 爽子への想いを募らせていく風早はうんぬん みたいな文が書いてあって禿げ萌えた 二話あたりから本格的にのめりこんでいったもんな 711 :名無し草:2009/10/12(月) 22 52 35 709 誰もないなんて言ってない件 携帯から書き込んでるんだろうがアンカひどすぎwww 712 :名無し草:2009/10/12(月) 22 55 12 674。 風と爽を置いてみんな先に打ち上げ先(カラオケ)に行く。 そこで「さっきの…風早と貞子ってどういうこと?」「まさかのまさか!?」みたいな空気が流れてる。 あやねが「そのまさかだよ!もう、あの二人のことを邪魔するヤツや茶々いれるヤツは許さないからね」と発言。 そして、遅れて風と爽が登場。 「いよっご両人!!」 「意外な組み合わせでビビッたけどよ~、俺ら応援するわ!」 みたいにクラスメイトに祝福される。 そして、1年体育祭の時のように眠りこける爽子の隣で「爽子」呼びする風。 しかし、実は起きてた爽が「はい…」と照れながら返事。 「あ……爽子って呼んでも…いい?」と風がプシュ~ッとなりながら言う。 こんな展開希望。 もう、この二人に関してはあとは幸せ全開モードでいいよ!! 713 :名無し草:2009/10/12(月) 22 57 30祝福モードはまだない気がするわ 今のクラスの女子なら妬むことはなかろうが どっちかっつーと風早の取り巻きの男子がな・・・・ 714 :名無し草:2009/10/12(月) 22 58 17爽子はみんなのもの協定 賛同 715 :名無し草:2009/10/12(月) 23 00 03 714 それ「…平等?」の黒風早出現フラグ 716 :名無し草:2009/10/12(月) 23 02 29風早はすっかりお付き合い気分でも、爽子はどうだろう? 風「彼氏彼女だよね」 爽「えっ!!そーなのっ!?」みたいな・・・ 717 :名無し草:2009/10/12(月) 23 04 37風早って爽子に積極的に接触しつつラブアタックっぽいことは遠慮がちだったが 今後どう変貌するのか想像出来ない 暴走するか慎重になるか 718 :名無し草:2009/10/12(月) 23 06 04凹み早じれ太くん希望 719 :名無し草:2009/10/12(月) 23 07 38 716 その流れありそうだよね 爽子とムッツリ風早の温度差というかw 720 :名無し草:2009/10/12(月) 23 08 57「やっと届いた」ってあんな幸せそうにしてたのに可哀想すぐるwww 721 :名無し草:2009/10/12(月) 23 10 04 719 でも爽子のほうが“新しい関係作りたい”っていってたから、それってつまり付き合いたいってことだよね? そこは意外とない気がする。 あとは周りのヤツらかな~。 722 :名無し草:2009/10/12(月) 23 10 32 717 前は爽子の気持ちがわからなかったからなー 「ひとりじめしたい」だの「全部欲しい」だの言われてたらそりゃーもう風早の脳内は大変なことに。 723 :名無し草:2009/10/12(月) 23 12 18やっ…やっと読めたお!隣の市まで行ったさ! 涙無しでは読めん!そしてバレ師さんがいいとこちゃんとボカシてくれて感謝…! 結ちゃんとアンディが上手くいってくれたら爽の株が上がるのにな! 724 :名無し草:2009/10/12(月) 23 13 33 721 あの時点では爽子は風早には他に好きな人がいると思っているので、それはないと思う。 今頃アニメ観た。 いやーあれは来るね。上の方で言ってた人の気持ちが分かった。 しかし、ここの影響で結構しょっぱなから出てるアンディに目が行って仕方ないw 725 :名無し草:2009/10/12(月) 23 17 13 716 そしてまた凹み早じれ太くんに・・・ 726 :名無し草:2009/10/12(月) 23 17 15作中ではいずれ 爽子は風早のもの協定なるものができそう。 爽子に親しげにすると風早が嫌がるからそれを恐れて。 そのうち貞子から嫁とかにあだ名も変わるんじゃww 727 :名無し草:2009/10/12(月) 23 17 22こっそり注目してたアンディがこんなに話題に…。なんか風が爽子が他の人と仲良くなって寂しく感じてたのってこういう感じだったのねーって気分だw 728 :名無し草:2009/10/12(月) 23 24 10アンディについてはもはやウォーリーを探せ状態だな 729 :名無し草:2009/10/12(月) 23 26 10結とアンディはうまくいかなくてそっからまた それがきっかけで物語の谷が始まりそうなヨカーン 730 :名無し草:2009/10/12(月) 23 27 45 723 同志よ 私は海を渡ったよ 731 :名無し草:2009/10/12(月) 23 30 12ちずるが、風早については爽やかくん!とかバカにしてたのに アンディについてはイイ奴だよねーって普通に褒めてたね 風早が冗談みたいにいい奴なのに比べてアンディは「普通に」いい奴なのかねw 732 :名無し草:2009/10/12(月) 23 32 57皆のきみとど愛に感服する 自分も早売り地区じゃなかったら必死だったかな… 733 :名無し草:2009/10/12(月) 23 34 15 729 「結振られたじゃん! やっぱ貞子はアテになんないね!ムカツく!! なのに自分は風早とラブラブとかフザけんな!」 みたいなエピが始まるの? 734 :名無し草:2009/10/12(月) 23 36 32 721 新しい関係=彼氏彼女として付き合う、なのかな 爽子だからそこまで考えてないと思ってた いや、風早への嫉妬心が願望としてそう思わせるんだろうかw 735 :名無し草:2009/10/12(月) 23 36 47 733 えー。どんだけ人のせいにするんだそれ。クラスの子はそんな性格悪くなさそうだけど・・・ むしろラブラブなパワーを注入してーあやかりたいって盛り上がりそうなタイプの子達にみえる 736 :名無し草:2009/10/12(月) 23 39 40ソロパートのときの爽子を頬染めて見守れる風早の愛深すぎwww 737 :名無し草:2009/10/12(月) 23 43 18今後クラスメイトが 「ひゅーひゅー新婚さーんいらっしゃーい♪」 って感じに冷やかしそうw 738 :名無し草:2009/10/12(月) 23 43 54つか、「みんなでジャンプ」ってどんなことしたのか気になるw みんなで一斉にジャンプしたのかなw …文化祭だよね? 739 :名無し草:2009/10/12(月) 23 54 50 736 うらめしい演技を一生懸命頑張るっていってほんとに頑張ってる爽子が可愛いんだろうねw 740 :名無し草:2009/10/12(月) 23 54 58う~んどーしてもあの二人からあの後はっきりすぐに 「付き合う」って単語が出てくるとは思えない・・・ 特に爽子は。風早はあるかも。 716 みたいな感じ 741 :名無し草:2009/10/12(月) 23 59 01爽子が言いたいのは初詣の時間が幸せだった もっとああいう二人だけの時間が味わいたいってことでしょ? =あわよくば付き合いたい(下心)じゃん ここまで読んできてそれが読み取れないか 742 :名無し草:2009/10/12(月) 23 59 17爽子にとって付き合うってことがまだ未知な大人の世界だったら風早は大変だね そこまでひどくないかなw 743 :名無し草:2009/10/13(火) 00 01 06風早って皆がどんびきする(あやね達すらも)キモ怖い表情の 爽子ですら凄い可愛いと思ってんだよね パネエ 744 :名無し草:2009/10/13(火) 00 02 10爽子が惚れ薬使ったとか黒魔術で操ってるとかいう噂が 立つんじゃないかとはらはらする… しばらく幸せ全開の二人が見たいので鬱展開は嫌だ 745 :名無し草:2009/10/13(火) 00 07 07これからしばらくは気の抜けた気軽な話が書きたいってカルホたんが言ってたから 次号、次次号あたりまでは多分大丈夫だよw 746 :名無し草:2009/10/13(火) 00 08 46 744 そういう噂になってもギャグ寄りな笑える感じの描写になるんじゃないかな 747 :名無し草:2009/10/13(火) 00 09 26風早の私生活とか親とか、恋愛のいいところとか 楽しい部分ばかり言ってたよね また本当のクライマックスに向けて欝展開が始まる日が 来るだろうがね 748 :名無し草:2009/10/13(火) 00 09 51風早のどーでもいいよ!もお!が可愛すぎw もお!ってw 749 :名無し草:2009/10/13(火) 00 10 03ミニトドの中の、「二人が付き合った後に強い女友達が絶対に必要だと思った」ってとこが気になる。 750 :名無し草:2009/10/13(火) 00 10 18次号すぐに爽子にでれでれべたべたし出したら腹立ちそう 751 :名無し草:2009/10/13(火) 00 12 50二人が付き合う後のためのあやねちゃん達のキャラ造りと考えると 椎名にとっては二人が付き合うまでが予想外に時間かかっただけであって ここからが本番な感じなのかな? 752 :名無し草:2009/10/13(火) 00 13 38なんだかホントに爽パパの心境だわ 嬉しいんだけど、爽子が離れていくようでさみしい・・・ ・・・そして風早がムカつく、と。 753 :名無し草:2009/10/13(火) 00 14 57やばい次号で風早にムカつかない自信がない・・・ 754 :名無し草:2009/10/13(火) 00 16 52 738 自分は大縄跳びの企画名だと勝手に妄想したw 755 :名無し草:2009/10/13(火) 00 19 45風の家族の描写はかなり楽しみだわ お母ちゃんとかに「翔太あんた最近浮かれてるけど何かあったの?」 「べ、別になんも!!」 みたいなやりとりを妄想 雷オヤジと爽子の対面とか楽しみすぎる 756 :名無し草:2009/10/13(火) 00 22 31とりあえず爽風にマルチャンのお散歩デートをしてほしい 757 :名無し草:2009/10/13(火) 00 23 07 738 クラス全員でやる大縄跳びだよ。 まぁ普通は体育祭とかでやるもんだろうけど もしかして今時はみんなでジャンプなんて呼ばないのか… 758 :名無し草:2009/10/13(火) 00 25 17 756 風早くんはそーやってマルちゃんをダシにして爽子に会おうとしそう。 759 :名無し草:2009/10/13(火) 00 27 45風早の生い立ちに興味あるので初詣の時とは逆に聞いて欲しいなぁ。風早は、読み切りや2巻までがストップ高で。今、人気者なのかも怪しいくらいw 爽子は色んな面で変化があるけど 760 :名無し草:2009/10/13(火) 00 34 50風早爽子 ものすごく爽やかな名前だな… 761 :名無し草:2009/10/13(火) 00 36 29だれか爽子を取り返せっ! ともかく次号でチョーシこいて、すぐに でれでれベタベタしだしたら即爽子没収。 762 :名無し草:2009/10/13(火) 00 39 39爽子没収したときの凹みが見たい 763 :名無し草:2009/10/13(火) 00 42 30 748 スマン。自分はそこにイラッときたw この間まで死にそうだったくせに急に浮かれんなってw 764 :名無し草:2009/10/13(火) 00 48 08風早のちょーしの乗りようはムカつくな、なんか。 打ち上げの帰り道浮かれすぎて事故にあわないか心配だ。 765 :名無し草:2009/10/13(火) 00 56 41 748 お兄ちゃんにからかわれた弟のリアクションって感じだよねw 766 :名無し草:2009/10/13(火) 01 05 22風早はやっぱり一目惚れだったみたいだね。 最後の爽子の笑顔を思い出すあたり。 767 :名無し草:2009/10/13(火) 01 07 52 764 そーとー浮かれてるからありえる。気が気じゃないな。 768 :名無し草:2009/10/13(火) 01 10 12ここで事故死したらさすがにどんだけ可哀想なやつなんだろう・・・ 769 :名無し草:2009/10/13(火) 01 11 00 764 むしろ学校からの帰り道自転車ごと田んぼにつっこんでるかも 770 :名無し草:2009/10/13(火) 01 12 34ありえる(笑) 771 :名無し草:2009/10/13(火) 01 21 00電柱にぶつかるのは避けられない・・・ 772 :名無し草:2009/10/13(火) 01 30 13どこの五代だw 773 :名無し草:2009/10/13(火) 01 32 11キラッ☆みたいなポーズを両手でやる感じですか 774 :名無し草:2009/10/13(火) 02 02 43(笑) 775 :名無し草:2009/10/13(火) 02 34 27読んだ!! ここで出た話題全てに納得! アニメリピしたい! 風早良かったね!けどホントに調子乗りすぎだw マジで乙女だし 読んだ感じ爽子も彼氏ができたって自覚はありそう ただ実際どうしたらいいのかわからない展開かな 776 :名無し草:2009/10/13(火) 03 14 07とりあえず一緒に登下校 チャリの二人乗り 手をつなぐあたりからか くそっニヤニヤがとまんねえ! 777 :名無し草:2009/10/13(火) 03 53 26て・・手つなぐ? え、う、うん・・・ (ギクシャクギクシャク) 悶絶ウブコント発動か・・・・ 778 :名無し草:2009/10/13(火) 05 53 34仮装行列のときの、矢野ちんのオッパイの露出具合がキョーレツ! 高校生男子には目の毒だよアレ!!w 779 :名無し草:2009/10/13(火) 09 49 39修学旅行いって卒業したら完結? あー今が幸せすぎて終わりが怖いよ 780 :名無し草:2009/10/13(火) 15 44 42高橋さんのキングオブコメディに吹いたwww マトリョーシカケースかわいすぎる! 保管用にもう一冊買うか悩む・・・ 781 :名無し草:2009/10/13(火) 16 08 47 780 今野みたいなカンジでやってますけど的な?w 782 :名無し草:2009/10/13(火) 16 57 10読んだ。 とりあえず、今よりももっと風を好きになった爽が風に対してギクシャクしてしまい、それに傷ついた風が 「俺がみやざ・・・じゃなくて、黒沼のことを振り向かせるのにどれだけ待ったと思ってんの。逃がしてやんない!!」 的なことを橋の下で言う展開になるまでは安心して読むことにする。 それにしてもアンディがカッコイイ。 783 :名無し草:2009/10/13(火) 17 09 53 782 それ何て言うカレカノwwwwww 784 :名無し草:2009/10/13(火) 17 54 05やっと読めたよ 興奮して今日は眠れそうにない 785 :名無し草:2009/10/13(火) 19 28 49デートの夜、別れ際に 「私風早くんの全部がほしい」なんて言い出した日にはえらいことに 「おれも、黒沼の全部がほしい!」 「でも黒沼の「全部」と俺の「全部」は意味が(ry 786 :名無し草:2009/10/13(火) 19 29 51それで同じだと言おうものなら…… 787 :名無し草:2009/10/13(火) 19 38 02カレカノ展開クルー!? 788 :名無し草:2009/10/13(火) 20 28 52 785 786 「違わないよ」 「同じでしょ?」 789 :名無し草:2009/10/13(火) 20 37 36エロネタで続き書きたくなったじゃねーかよ! いや自重するけどねw 790 :名無し草:2009/10/13(火) 20 37 55 785 違うよ!絶対違うよ! 791 :名無し草:2009/10/13(火) 20 48 15大丈夫あそこで無理やりちゅーしなかった風早なら大丈夫 きっと待てができる 792 :名無し草:2009/10/13(火) 20 56 22でも風早くんってスケb 793 :名無し草:2009/10/13(火) 20 57 46黒沼だって生身の女の子だよ!? えっちにだって興味あるに決まってるジャン!! 794 :名無し草:2009/10/13(火) 20 59 52 792 違うよジェントルメンだよ 795 :名無し草:2009/10/13(火) 21 01 27ここだけの話爽子なら多分キスすると妊娠すると思ってると思う それぐらいのピュアホワイツ Hなネタで盛り上がったら天罰が下るレベルだろ 796 :名無し草:2009/10/13(火) 21 05 14爽子「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんだよね」 …いや 流石にないな 797 :名無し草:2009/10/13(火) 21 08 23 796 どんだけピュアホワイツwwwwww 798 :名無し草:2009/10/13(火) 21 29 28 796 爽子は保健体育もちゃんと勉強してるよw 学年常時3位内キープは伊達じゃない ただ 自分がそれをするって発想がないだけで 799 :名無し草:2009/10/13(火) 21 32 48「いんらん」の言葉の意味もちゃんとわかってたっぽいしね 800 :名無し草:2009/10/13(火) 21 35 35 781 名前は高橋の方なのになww
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えもらぶ【登録タグ samfree え 曲 殿堂入り 鏡音リン】 作詞:samfree 作曲:samfree 編曲:samfree 唄:鏡音リン 曲紹介 タイトルは「絵文字メールのI LOVE YOU」の略…らしい。 ダブらせたり、ディレイ飛ばしたり、ボコーダー使ったり、こっそり自分も歌ってたりと、ミックスでいろいろ遊んでるようです。 歌詞 まくら抱え寝転がりながら 小さな画面 にらめっこしてるの つまるところ伝えたいことは 単純なこと 簡単なこと はぁととか♪とか 本当はちょっぴり苦手だけれどね 君のためだから頑張っちゃうんだ 少しでも可愛くなれるように あの手この手全部詰め込んで ココロ発の超特急 向かう先は君Lock☆You もう誰にも止められない 最初から最後まで何度もチェックして ぬかりなし 準備OK 想いを指先に込めて 空を飛んで君に届け 魔法のようなチカラだね お願い 全部 伝えて デジタルな文字の羅列が 宝石のように輝くよ 言葉にできない気持ちを形にする 『えもラブ』 今何をしているんだろう 君の顔を思い出したら このボタンを押せなくなるんだ ほんの少しの勇気が欲しい ありったけの「好き」を込めて 完ペキなはずだけど 練習なんてできないから 胸ドキドキ 弱虫な自分にはバイバイ 新しい明日に出会いたい 震える親指が導くよ 想いは距離を飛び越えて 光に負けない速さで 何もかもを追い越して 届くよ 君の手のひら アナログな恋の微熱が ココロの外へ踊り出す 言葉にできない気持ちを送るよ今 『えもラブ』 想いを指先に込めて 空を飛んで君に届け 魔法のようなチカラだね お願い 全部 伝えて デジタルな文字の羅列が 宝石のように輝くよ 言葉にできない気持ちを形にする 『えもラブ』 コメント この前、こーやって好きな人にメールしましたよw -- kumatan (2009-12-02 21 26 28) かなり聞きやすい。リン調教がうまいです -- 名無しさん (2010-02-25 23 39 36) 殿堂入りおめでとう! -- 名無しさん (2010-03-08 22 40 58) ほんと、いい曲! -- 名無しさん (2010-04-02 00 28 57) ジェミニ -- 名無しさん (2010-06-02 15 56 43) おまたを擦るオフを思いだす・・・ -- 名無しさん (2010-07-12 00 26 58) 可愛くて こうやって好きな人にメールするリンちゃんを想像するww 好きな人と一緒に聞きたいような・・・可愛い曲ww 聞き入りやすいので何度も聴きたくなるww 言葉にできない気持ちを形にするのは私もだから共感しながら聞きましたww -- 麻里亜 (2010-07-15 08 43 56) ミーーーーーーーーーーーーク♪♪♪♪♪♪♪♪♪ -- ゆう (2011-12-22 05 59 07) ↑じゃなくてリーーーーーーーーーーーーーーーーーン♪♪♪♪♪♪♪♪♪ -- ゆう (2011-12-22 05 59 51) もうすきすぎてやばゆうう>< -- rima (2012-07-20 09 41 04) でぶのこ嫌だ -- おっぱい (2012-07-23 17 21 20) この曲のリンちゃん萌え死ぬ! でもおっさんが作ってるwww -- うにゃぁ (2015-02-09 21 34 56) samさん亡くなってしまった・・・ルカルカとかあるけどこの歌が一番好きだったよありがとうsamさん(;ω;) -- 名無しさん (2015-10-01 15 05 21) この曲ほんとに好きです。ありがとうございました。 -- 名無しさん (2015-11-30 09 58 44) 名前 コメント