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このWikiは商業でのトレパクやツイッターでのなりすまし行為など数々の問題を起しているyuna氏の行動をまとめたものです。 ※追記していきます。 ■トレパク発覚から現在にかけての概要 ・2011年の冬にスタジオYOU主催『ラブソング☆レッスン♪4th』告知イラストでトレス発覚 ・歌王子公式絵や顎泥棒柚豆氏からのトレパクが発覚し「ポスト柚豆」「顎泥棒2世」の名と共に専スレデビュー ・175(その時人気のあるジャンルに寄生。ブームが去るとそれっきり絵を描かなくなる。 「アニメが始まったらいっぱい描ける」と作品愛よりブームに乗っかり自分が評価される事を重要視している。) ・無断転載で自分の絵がグッズ化されても放置。 心配したフォロワーが報告すると「またか」「見たくもない」と空中リプで一蹴。 その割に某店でグッズ化されていたという報告に「なにこれ…笑」「綺麗にトリミングされとるなぁ」と反応している。注意喚起は一切なし。 ・人身事故をスイカとゼリーにたとえ冷静さアピール ・富士山おめでと絵で大顰蹙 ・Aベックス発売ボカロCDジャケット絵でもトレパク ・グロ絵をR-18タグ注意書き無しで投稿、R18Gタグを付けたファンをブロックし注意を促すファンのコメントも削除 ・ランキングから消えてようやくタグを付ける閲覧・評価数乞食行為 ・アニメ原画師に押しかけコラボ→数日で相互フォロー解除 ・友人の写真にyuna自身の特徴であるホクロを書き込み、フォロワーのミスリードを誘う ・その後友人の写真を連投しまくるも友人であることの記載はなく、本人ですか?等の質問は完全スルー ・商業歌ってみたCDジャケにて看板などから数点レタッチの痕跡 ・現在もリアルタイムでトレパク多数あり ■トレパクについて 有名絵師やランカーの構図パクや色彩パクなど、基本的には作風そのものを乗っ取るパターン。 全体をトレースするのではなく、目・鼻・輪郭などパーツをずらしながらトレースするため、比率をあわせて縮小しても一致しないようにしている。 また画像検索で出てきた無料素材以外の画像を貼り付けたりトレースするなどの、著作権無視なども頻繁に発生。 サイトに載せる絵だけでなく、企業から発注された商業絵でもトレパクを数回している。 背景など人物以外の部分は、写真加工+なぞり塗り(レタッチ)を多用している。 あくまで専スレでの判定であって決定ではありません。判定は個人にお任せします。 ※検証画像は左側の「メニュー」→「検証ロダ」から また左メニューのリンクから閲覧可能です○yuna氏のツイッターでの発言yuna氏はツイッターにて発言したツイートを頻繁に消す傾向が強く見られ、同時に虚言と思われる発言も多い。「母親が元モデル」「知り合いに弁護士がいる」「海外留学経験あり」などのツイートもしていたが、数秒後に全て削除。 (そのときの魚拓は左メニューからのツイッター発言リンク参照) ■商業一覧 【ニコニコ大会議全国ツアーOP】イラスト3点(2010.12) 【vocalomemory 】ジャケットイラスト (2010.12) 【スタジオYOU 「うたの☆プリンスさまっ♪オンリーイベント」-ラブソング☆レッスン♪4th-】告知イラスト(2011.11) 【アスキー・メディアワークス「ニコニコ動画めもりある」】表紙、イラストカード3点 (2011.11) 【スタジオYOU 「うたの☆プリンスさまっ♪描き下ろしカレンダー」】(2012.01) 【八王子P メジャーファーストアルバム「electric love」イラスト集 】(2012.02) 【晋遊舎 イラスト上達マガジン『touch Vol.08』 フルメイキング動画1点、イラスト1点 】(2012.04) 【スタジオYOU -黒子のバスケオンリーイベント-『Shadow Trickster 3』】告知イラスト(2012.6) 【ふゅーじょんぷろだくと 『黒子のバスケアンソロジーMVP』】表紙、裏表紙イラスト2点(2012.9) 【一迅社 『うるわし大和男子』】イラスト2点(2012.9) 【ジュリアン 『黒子のバスケアンソロジーINTERVAL 01』 】表紙、裏表紙イラスト2点(2013.2) 【 エイベックス 『「VOCALOID3 meets TRF』CDジャケット 】(2013.3) 【ふゅーじょんぷろだくと 『黒子のバスケアンソロジーMVP5』】表紙イラスト1点(2013.5) 【ふゅーじょんぷろだくと 『黒子のバスケアンソロジーMVP番外編 クロバス+カレシSchool Days』】裏表紙イラスト(2013.7) 【スタジオYOU -Free!オンリーイベント-『恋愛自由形!entry 3』】告知イラスト(2013.7) 【EXIT TUNES 『EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた 7』】イラスト2点(2013.8) 【創作工房 『cleanero DVDジャケット』】イラスト(2013.8) 【一迅社 『俺のボカロが妹になりたそうにこちらを見ている』】挿絵(2013.8) 【スクウェア・エニックス 『新生のグランドユニオン』】スーパーレアカード イラスト差分3点(2013.8) 【ブライト出版 『むっくん』表紙イラスト】(2013.9) 【EXIT TUNE 『月刊eta Vol.08』『月刊eta Vol.07』】ジャケットイラスト2点(2013.10) 【ふゅーじょんぷろだくと 『黒子のバスケアンソロジーMVP10』】表紙イラスト(2013.10) 【PiPiOコミックス『Emperor ~赤司~』】表紙イラスト(2013.11) 【EXIT TUNE 『月刊eta Vol.09』『月刊eta Vol.010』】ジャケットイラスト2点(2013.11) 【アルファポリス 『アイコイ!』】表紙イラスト1点(2013.11) ※yuna氏の告知では「挿絵担当させていただきました」とあったが、実際に確認出来たのは表紙のみ。 【EXIT TUNE 『月刊eta Vol.11』『月刊eta Vol.12』】ジャケットイラスト2点(2014.1) ■外部リンク Pixivアカウントwww.pixiv.net/member.php Twitterアカウントhttps //twitter.com/yuna_slo ニコニコ動画マイリストwww.nicovideo.jp/mylist/20730466 個人サイトhttp //slo.boo.jp/ ■wiki作成の際に参考にさせていただきました 【ニコニコ絵師】ゆのみPパクリ検証【写真コラージュ】まとめwiki
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自分の責任で深夜に水漏れを起こしておきながら、苦情を言った階下住人を 「クレーマー」「オールドミス」呼ばわりの記事魚拓。 http //s03.megalodon.jp/2009-0607-2138-52/eoseos.exblog.jp/8310474/ 羊水検査記事魚拓 http //s01.megalodon.jp/2009-0605-2150-18/eoseos.exblog.jp/7492329/ 「存在を存続させるか云々」魚拓 http //s01.megalodon.jp/2009-0605-2153-07/eoseos.exblog.jp/7490687/ 妻の流産を「ゲームをリセットしたようなもの」 http //s03.megalodon.jp/2009-0608-1847-52/eoseos.exblog.jp/6288873/ 娘のこんな写真まで http //s03.megalodon.jp/2009-0626-1156-49/eoseos.exblog.jp/8265789/ 白いモラハラワンピース http //s01.megalodon.jp/2009-0625-1031-54/eoseos.exblog.jp/8225359/ http //s03.megalodon.jp/2009-0625-0950-28/eoseos.exblog.jp/8228795/ 参考 白いポロシャツを押し付けようとするが、奥さんの好みはむしろ黒だった。 http //s02.megalodon.jp/2009-1118-2353-16/eoseos.exblog.jp/9034644 夜、乳児を連れてシャンソンライブ http //s03.megalodon.jp/2009-0711-1253-15/eoseos.exblog.jp/8610174/ 21時のお散歩。親の時間に乳児を付き合わせる。 http //s02.megalodon.jp/2009-0727-0210-14/eoseos.exblog.jp/8585878/ 人身事故を起こして「はぁ~ ついてない」と表現。反省の色なし。 http //s04.megalodon.jp/2009-0710-0926-32/eoseos.exblog.jp/1587631/ 結婚後も、バリ旅行に同行した女性の写真を掲載したまま。 http //s02.megalodon.jp/2009-0821-2206-19/eoseos.exblog.jp/2878283/ インフルエンザ罹患にもかかわらず、他人への感染に対する配慮はまるで無し。 http //s01.megalodon.jp/2009-0710-0927-37/eoseos.exblog.jp/1593936/ http //s02.megalodon.jp/2009-0710-0928-20/eoseos.exblog.jp/1624592/ 出会い系で知り合ったA嬢とは不思議な関係。でも襲っちゃおうかな(笑) http //s04.megalodon.jp/2009-0718-0051-30/eoseos.exblog.jp/2002233/ 他の人のブログの米で奥さんの愚痴。 http //s04.megalodon.jp/2009-1008-1919-04/akijuin21.exblog.jp/10253498/ http //s02.megalodon.jp/2009-1121-2310-41/trintrin.exblog.jp/12267511/ 別な他人のブログで、「なんの資格もないし、キャリアもないので専業主婦を させるしかない」奥さんの愚痴。その後本人降臨か?! http //s03.megalodon.jp/2009-1118-0032-41/krnenren.exblog.jp/12975920/ http //s02.megalodon.jp/2009-1119-1109-49/krnenren.exblog.jp/12975920/ 見知らぬ他人の体重を嘲笑。「おそらくは自分に対して寛大な方なのでしょう(笑)」 さらにその夫を○ブ専呼ばわり。 http //s04.megalodon.jp/2009-1119-1258-42/krnenren.exblog.jp/12996004/ 大手居酒屋チェーンで飲む安酒はお断り。誘うなら高い所だけにしてね♪ http //s04.megalodon.jp/2009-1119-2127-59/krnenren.exblog.jp/13003737/ http //s03.megalodon.jp/2009-1121-0130-30/krnenren.exblog.jp/13003737/ 大学卒業から29歳までに6回の転職。平均在職年数1年弱で「一部上場会社を渡り歩いた結果」と言い切る。 http //s01.megalodon.jp/2009-1012-0152-10/www1.uploda.tv/v/uptv0048469.jpg アヒルと合鴨を間違える。 http //s04.megalodon.jp/2009-1022-0051-16/eoseos.exblog.jp/9135964/ レセプションに赤子連れ。「美人ながら」料理上手なM嬢と、元ミス早稲田と、「うちの彼女」を同伴。 http //s04.megalodon.jp/2009-1024-2358-01/eoseos.exblog.jp/9150264/ 同上記事を「いかにすごいレセプションに招待されたか」を強調すべく改変。ちなみに「お招きいただきました」では? http //s04.megalodon.jp/2009-1121-0249-34/eoseos.exblog.jp/9150264/ 「神田陽司師匠の頭脳は小学生並の吸収力」。もっと良い言い回しがあるかと…。 ちなみに講談師は「師匠」ではなく「先生」と呼ぶそうです。 http //s02.megalodon.jp/2009-1121-0255-28/eoseos.exblog.jp/9155876/ 下品すぎるコメント。「2009の出来が悪ければ海の仕込み年である2008にしようかと思ってます(笑)」 http //s03.megalodon.jp/2009-1120-2152-19/www1.uploda.tv/v/uptv0051242.jpg 「皇紀」を知らずに&調べずにブログを書く。 http //s04.megalodon.jp/2009-1122-2204-32/www1.uploda.tv/v/uptv0051390.jpg 独身だと同年代より若く見えるという主張。うふっ♪ http //megalodon.jp/2010-0129-1716-20/eoseos.exblog.jp/5121789/
https://w.atwiki.jp/hanrei/pages/154.html
判 決 主 文 1 被告は原告に対し1240万円とこれに対する平成12年3月9日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 2 原告のそのほかの請求を棄却する。 3 訴訟費用は3分の2を原告の3分の1を被告の負担とする。 4 この判決は第1項にかぎり仮執行をすることができる。 事実および理由 第1 請求 被告は原告に対し3357万0674円とこれに対する平成12年3月9日から支払いずみまで年5%の割合による金員を支払え。 第2 事案の概要 1 基本的事実関係(当事者間に争いがないか,かっこ内の証拠により認める) (1) 交通事故の発生 原告(昭和44年4月生まれの女性。当時30歳)は以下の交通事故にあった。 発生日時 平成12年3月9日 発生場所 山梨県○○郡○○番地路上 事故概略 被告の運転する普通乗用自動車が原告の運転する普通乗用自動車に追突した。 (2) 責任原因 被告は民法709条と自動車損害賠償保障法3条に基づき原告に生じた損害を賠償する義務がある。 (3)「損害賠償に関する承諾書(免責証書)」とこれに基づく支払い 被告は梨北農業協同組合の自動車共済に加入していた。原告は,本件事故につき梨北農協の職員と話しあったうえ,同農協から送付された「損害賠償に関する承諾書(免責証書)」(以下「本件承諾書」という)に署名押印し(乙1),平成12年3月30日,郵送でこれを送り返した(乙8)。梨北農協に配達されたのは翌31日である(乙8)。 本件承諾書の内容は概要以下のとおりである。 本件事故につき私(原告)が被ったいっさいの損害に対する賠償金として,被告・梨北農協より14万7460円を受領の後は,その余の損害賠償請求権を放棄するとともに,上記金額以外になんらの債権・債務のないことを確認し,被告・梨北農協に対して今後裁判上・裁判外を問わずなんら異議の申立て,請求および訴えの提起等をいたしません。 梨北農協は,同年4月21日,本件承諾書に基づき,同書に記載された原告名義の銀行預金口座に14万7460円を送金した。 (4) 後遺症等級認定 損害保険料率算出機構は,平成15年8月12日,本件事故による原告の後遺症が自賠責保険の後遺障害等級第14級第10号に該当すると判断した(甲14。以下「本件等級認定」という)。その理由は以下のとおりである。 「頚椎部の運動障害については,提出の画像上,頚椎に可動域制限を生じるような脱臼,骨折等の器質的変化は認められないことから,脊柱の運動障害として認定することは困難なものの,頚椎捻挫後の頚部,後頭部,背部の疼痛等の症状については,症状を裏付ける有意な他覚的所見に乏しいものの,画像上,変性が認められており,症状経過,治療経過等も勘案すれば,症状の将来に亘る残存は否定し難いことから,『局部に神経症状を残すもの』として第14級10号に該当するものと判断します」。 2 争点 (1) 傷害とその治療 【原告の主張】 本件事故により原告は頚椎捻挫,外傷性頚腕症候群,外傷性頚部椎間板ヘルニア等の傷害を負い,以下のとおり入通院をして治療を受けた。 ア 市立O病院整形外科 平成12年3月10日~5月12日 通院(実日数14日) 平成12年5月16日~6月5日 入院(21日) 平成12年6月6日~平成14年3月27日 通院(実日数371日) イ 市立O病院神経内科 平成14年1月23日~3月15日 通院(実日数3日) ウ S中央病院整形外科 平成12年4月27日 通院(1日) エ S中央病院東洋医学科(鍼灸治療) 平成13年12月20日~平成14年3月27日 通院(実日数8日) オ T鍼灸院(鍼灸治療) 平成12年 通院(実日数5日) 平成13年 通院(実日数6日) カ H(整体治療) 平成12年6月21日~平成13年6月21日 通院(複数回) キ M総合病院 平成14年4月3日~平成15年3月日 通院(実日数51日) 【被告の主張】 本件事故により原告が負傷したことは否認する。かりに負傷したとしても,きわめて軽い頚部等の挫傷程度であり,2~3日の経過観察で足りる。原告の愁訴は交通事故を契機に心因性反応がはたらいた心因性愁訴である。 (2) 後遺症 【原告の主張】 原告は平成15年3月10日に症状固定となった。後遺症の内容は,後頭部,頚部,背部痛および左上肢痛,疲労感,脱力感であり,本件等級認定のとおり自賠責等級第14級第10号に該当する。 もっとも,本件等級認定ではX-P上の頚椎角状後弯は考慮されているがMRI上の頚椎椎間板ヘルニアの他覚所見(C3/4,C5/6に頚椎椎間板の突出が見られる)が考慮されていない。原告に頚部痛等の既往症はないから,頚椎椎間板ヘルニアという症状を適正に判断し,他覚所見が十分存在するものと考え,「局部に頑固な神経症状を残すもの」として第12級第12号を認定すべき事案である。そして,上記のような画像所見によれば,たんなる自覚症状だけのむち打症とは異なり,他覚所見が存在し,頚椎椎間板ヘルニア等を手術しなければ基本的には消失しないものだから,この後遺症は永続性である。 【被告の主張】 原告に後遺症が残ったことは否認する。かりに傷害を負ったのであるとしても,その程度からして後遺症は発生しない。 (3) 損害額 【原告の主張】 原告に生じた損害の計算は以下のとおりである。よって原告は被告に対し下記セの請求額3357万0674円とこれに対する本件事故の日である平成12年3月9日から支払いずみまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払いを求める。 ア 治療費 266万4136円 イ 入院雑費 3万1500円 ウ 治療具代 3045円 エ 診断書代 1万7270円 オ 交通事故証明書代 3000円 カ 高速道路代金 30万4500円 原告は自宅のP市から勤務先のO市までの通勤に自動車を利用し,本件事故以前は一般道路を使用していたが,本件事故による頚部痛などのため長時間の運転ができず,高速道路を利用せざるをえなかった。 キ 住居費用 42万7622円 高速道路を利用しても片道40~50分かかるため,原告は,平成12年11月から平成14年3月まで,P市の自宅を離れ,O市内の勤務先の寮を借りて通勤した。 ク 休業損害 30万0490円 入院期間を含めて40日間欠勤し,30万0490円の減給となった。 ケ 後遺症逸失利益 2563万5900円 コ 傷害慰謝料 329万円 サ 後遺症慰謝料 300万円 シ 損害の填補 ▲ 515万6789円 ス 弁護士費用 305万円 セ 請求額 3357万0674円 (4) 示談 【被告の主張】 本件事故後,梨北農協職員と原告の間で示談交渉が行われた。同農協職員のAは,平成12年3月27日,原告と電話で交渉し,物損4万7460円に事故に対するおわび料10万円を加えた14万7460円で示談することを合意した。そこでAは本件承諾書を原告に郵送し,原告はこれに署名押印して返送した。 3月31日,原告からAに電話があり,本件承諾書を撤回したいとの話があったが,Aは「本件承諾書の撤回を認めるかどうかは,上司と相談してみなければなりません。あとでご連絡いたします」と答えた。Aは,4月3日,示談の撤回には応じられないことを電話で原告に伝え,そのうえで梨北農協は4月21日に示談金14万7460円を原告に支払った。 以上のとおり,Aは原告による撤回に応じておらず,本件承諾書により原告と被告の間で示談が成立しているので,原告の本件請求は認められない。 【原告の主張】 ア 示談の成立は否認する。 原告は,平成12年3月の9日,10日,11日,13日に梨北農協のAと電話で話をした。3月13日の電話の際,Aに「1週間をすぎると人身事故のあつかいにはならないので,示談をしたほうがいい」と言われ,10日に市立O病院を受診したときには強い傷害が生じていないと思われたので,示談に応じることにした。 原告は,30日に本件承諾書を投函した後,後頭部頚部痛を感じ,31日に市立O病院を受診したところ,強いむち打ち症状と言われた。原告は本件承諾書を撤回しようと思い,同日,梨北農協のAに電話すると,本件承諾書はまだAのもとにとどいていないとのことであった。原告が撤回を求めると,Aは事情を理解し,撤回に応じた。 イ かりに示談が成立しているとしても,原告が本件承諾書を投函したのは本件事故による症状が出現する前であるから,示談締結当時予測されなかった拡大損害が生じたものといえ,本件請求に示談の効力は及ばない。 なお,原告に支払われた14万7460円のうち4万7460円は物損分であって本件請求とは関係がない。残りの10万円は争点(3)に関する原告の主張シの損害の補に含まれている。 第3 争点に対する判断 1 争点(1)(傷害とその治療)について (1) 認定事実 証拠(かっこ内のものと甲25,26,28,36,37,乙4,原告,被告)により以下の事実を認める。 ア 事故直後の状況と症状の悪化(甲3,4の1,5の1,乙2,3) 原告は眼科医であり,平成12年3月当時は市立O病院に勤務していたが,山梨医科大学附属病院でも診療を担当していた。本件事故は山梨医大附属病院に通勤する途中のできごとであった。 平成12年3月9日の事故直後,原告と被告はともに自動車を降りて会話を交わした。物損は両者とも比較的軽いものであった。原告はさほどの痛みは感じず,通勤を急いでいたので,警察へ届出をすることなくそのまま現場を立ち去った。当日は通常どおり勤務した。翌10日,原告は市立O病院整形外科を受診し,検査を受けた。頚椎捻挫との診断だったが,頚部に多少の違和感や張り感がある程度だった。 原告の症状はそれ以上悪化することなく推移したので,梨北農協の担当者から示談を求められたこともあって,原告は示談をしようと考えた。3月30日に起床したとき,原告はそれまで感じたことのない頚部・背部の強い硬直感と痛み,吐き気をおぼえたが,深く考えず,用意していた本件承諾書を投函した。しかし,心配になったので,職場の同僚に相談するなどして,翌31日に市立O病院整形外科を受診したところ,強いむち打症と診断された。以後原告は後頭部,頚部,背部痛や左上肢痛などに悩まされ,継続して治療を受けることになった。 イ 入通院経過 原告の入通院経過は争点(1)に関する原告の主張欄に摘示したとおりである(甲4の1~17,5の1~10,6の1~29,7の1~4,8の1~10,9の1~6,10の1・2,11の1・2,12)。すなわち,原告は,平成12年3月10日から平成14年3月27日まではおもに市立O病院の整形外科で治療を受け,転勤にともない,平成14年4月3日から平成15年3月10日まではおもにM総合病院で治療を受けた。その間,医師の指示ないし紹介により鍼灸治療を受け(S中央病院東洋医学科,T鍼灸院),また整体治療も受けた(H)。 市立O病院整形外科とM総合病院での治療経過をまとめると次のとおりである。 市立O病院整形外科 入院日数21日,通院期間24か月(実通院日数385日) M総合病院 通院期間11か月(実通院日数51日) ウ 診断書等とその記載 原告の症状について医師が作成した診断書等とその内容は以下のとおりである。 i 市立O病院(甲4の1~6,8~15) 市立O病院医師(整形外科,神経内科)が作成した診断書によれば,原告の傷病名は,頚椎捻挫,外傷性頚腕症候群,外傷性脊髄根症,筋緊張性頭痛などとなっている。 その記載内容をみると,平成12年4月24日,頚椎MRI上C3/4,C5/6間の軽度椎間板ヘルニアが認められ,また,頚椎単純X線上左C4の頚間孔の狭小化が認められたとされている。 ii M総合病院(甲4の16) M総合病院のB医師は,地方公務員災害補償基金長野県支部長からの照会に対し,平成15年7月17日付けで次のように回答している。すなわち,傷病名は外傷性頚部症候群であり,X-P上頚椎の角状後弯が認められる(MRIは同病院では撮影していない)とし,原告の外傷性頚部症候群は,追突事故により頚椎に非接触性の急激な力が作用したために生じたとしている。 B医師は,さらに,平成16年5月6日付けと平成17年1月19日付けの意見書(甲30,31)において次のように記述している。 【原告の症状が受傷後期間が経過した後に出現したことについて】 一般的には事故当日の症状は軽度か無症状が多く,翌日から1週間の間に出現する場合が多いが,1週間以後に出現する場合もある。2~4週間のうちに症状の慢性化や悪化がみられることがあり,いわゆるバレリュー症状の出現がある。 【原告の現在の症状】 頚椎捻挫(外傷性頚部症候群)のバレリュー症状型である。頚椎捻挫は自覚的なものが主であり,原告の症状も自覚症状は多様であるが他覚症状は乏しい。 【症状の今後の継続について】 不明。 【画像所見】 M総合病院の平成15年3月10日のX-Pの所見は以下のとおりである。 側面像:頚椎角状後弯ー外傷性頚部症候群でみられるが病的意義は不明。C5/6椎間腔の軽度狭小化ー椎間板変性を示唆。 斜位像:C3/4左椎間孔がルシュカ関節の骨棘により狭小化している。もしも神経根症が生じているとすれば左項部痛が生じる。 【MRI上みられたC3/4,C5/6の椎間板ヘルニアについて】 C3/4,C5/6の椎間板ヘルニアだけでは頭痛(後頭部痛),眼精疲労,耳なりなどの原告にみられるバレリュー症状は説明できない。ただしバレリュー症候群にC4,C5,C6のルシュカ関節の骨棘を認めることが多いことからC3/4のルシュカ関節の骨棘による頚椎症性神経根症ならば症状が一致する可能性がある。椎間板ヘルニアあるいは頚椎症性神経根症のいずれにしてもこれが症状の原因かどうかは椎間板造影,神経根造影,脊髄造影を行わなければ確定しない。 頚椎症や椎間板変性は加齢にともない頻度が増し,無症候性で存在するので,既存のものか外傷により生じたものかどうかを判断することは困難のようである。 外傷性頚部症候群に胸郭出口症候群を併発した可能性もあるが,確定診断ではない。 エ 自賠責保険金の支払いと地方公務員災害補償法に基づく支給 原告は,被告が加入していた自賠責保険会社に対して被害者請求をし,平成12年8月11日に傷害分として120万円の,平成15年9月4日に後遺症分として75万円の各自賠責保険金の支払いを受けた(甲27)。 地方公務員災害補償基金長野県支部長は,本件事故に関し,原告は通勤により負傷し後遺症を負ったと認定した。そして,療養補償給付の支給決定をして平成16年2月26日に合計151万4261円を支給し(弁論の全趣旨),障害補償一時金の支給決定をして平成17年4月15日に159万2528円を支給した(甲39)。 (2) 判断 上記の事実関係および医師の意見を総合すれば,本件事故により原告に頚椎捻挫ないし外傷性頚部症候群の傷害が生じ,そのために上記(1)イのとおり入通院治療を受ける必要が生じたことを優に認めることができる。 C医師(現在どこの医療機関に所属しているのかは不明)が作成した意見書(乙5の1)には,本件事故によってかりに原告に傷害が生じたとしてもきわめて軽い頚部等の挫傷程度であるとの記述があり,その裏づけと思われる文献(乙5の2・3)がこの意見書に添付されているが,上記事実関係や医師の意見に照らし,この意見書の内容には説得力がなくとうてい採用することができない。 したがって,原告は本件事故により頚椎捻挫ないし外傷性頚部症候群の傷害を負ったことが認められ,かつ,その治療のために上記(1)イのとおり入通院をしたこと,この入通院は治療として相当であることを認めることができる。 2 争点(2)(後遺症)について 上記1の(1)で認定した事実関係と医師の意見に加え,M総合病院のB医師が作成した後遺障害診断書(甲13)によれば,原告の症状が固定したのは平成15年3月10日であり,後遺症として頚部痛,後頭部痛,眼精疲労,眼科医として手術をしようとする際の左手の振戦などの症状が存在することが認められる。そして,これらをふまえると,本件等級認定は正当であり,原告の後遺症は自賠責等級第14級第10号(平成16年政令第315号による改正前の自動車損害賠償保障法施行令別表第2)の「局部に神経症状を残すもの」に該当すると判断することができる。もっとも,本件等級認定は「頚椎捻挫後の頚部,後頭部,背部の疼痛等の症状」としか述べておらず,手術時の左手の振戦が後遺症にあたることを明確にしていない。しかし,原告の 症状の経過や医師の意見,とくにM総合病院のB医師の意見(甲30,31)によれば,手術時の左手の振戦も後遺症に含まれると判断することができる。 原告は,原告の後遺症は自賠責等級第12級第12号(同上)の「局部に頑固な神経症状を残すもの」に該当すると主張する。しかし,原告の症状についてもっともくわしい意見を述べるM総合病院のB医師の意見は上記1の(1)ウのとおりであり,これによると,原告の症状を説明する明確な他覚的所見が存在するとはいいがたい。さらに,本件等級認定の理由や,地方公務員災害補償基金長野県支部長の障害補償等一時金等支給決定の理由(甲39)を勘案すると,結局のところ,原告の身体に他覚的所見がないわけではないが,その症状と直接に関係する他覚的所見が存在するとはいえないと判断せざるをえない。ほかに,第12級第12号に該当することを根拠づける証拠もない。原告の主張は採用することができない。 したがって,原告の後遺症は自賠責等級第14級,症状固定日は平成15年3月10日である。 3 争点(3)(損害額)について (1) 治療関係費 271万5951円 ア 治療費 266万4136円 証拠(甲5の1~10,6の1~29,7の1~4,8の1~10,9の1~6,10の1・2,11の1・2,12)により認める。 イ 入院雑費 3万1500円 1日あたり1500円とする。入院日数は21日だから合計3万1500円である。 ウ 治療具代 3045円 証拠(甲15)により認める。 エ 診断書代 1万7270円 証拠(甲16の1~6)により認める。 (2) 交通事故証明書代 3000円 証拠(甲17)により認める。 (3) 高速道路代金 30万4500円 証拠(甲18の1~30,36,原告)によれば,原告は本件事故前,P市内の自宅からO市内の市立O病院まで一般道路を利用して自動車通勤をしていたが,本件事故後は頚部痛などのため長時間の運転ができず,高速道路を利用せざるをえなくなったこと,平成12年6月から平成14年2月までの高速道路代金は合計30万4500円であることが認められる。 この高速道路代金は,本件事故がなければ負担する必要のなかったものであるから,損害にあたる。 (4) 住居費用 42万7622円 証拠(甲19,20の1・2,21の1~8,22,23の1~3,36,原告)によれば,原告は頚部痛などのために自動車通勤も苦痛になり,平成12年11月から平成14年3月まで,市立O病院のすぐ近くの病院の寮を借りて住むことになり,P市内の自宅との二重生活になったこと,その家賃,引越代,エアコン取付代,ガス代,水道代,電気代の合計が42万7622円であることが認められる。 この住居費用も,本件事故がなければ負担する必要のなかったものであるから,損害にあたる。 (5) 休業損害 30万0490円 証拠(甲24,36,原告)によれば,原告は入院のため平成12年5月12日から6月30日までの間に40日の年次有給休暇をとり,付加給30万0490円が減給となったことが認められる。これは休業損害である。 (6) 後遺症逸失利益 905万1139円 ア 逸失利益算定の基礎となる事実 原告の後遺症は前述のとおり自賠責等級第14級である。そのほか,証拠(甲25,29の1~3,34,36,38,40,41,42の1・2,43の1・2,44の1~3,原告)により以下の事実を認める。 a 本件事故の前年である平成11年の原告の年収は1130万8263円であった。 b 原告は現在も頚部痛,後頭部痛,眼精疲労を感じており,眼科医として手術をしようとすると左手の振戦が現れる。本件事故前は,原告は眼科医として数多くの手術をこなしていたが,本件事故後はこの左手の振戦により手術ができなくなった。そのため原告は手術をあきらめ研究職の眼科医に転向せざるをえなくなった。 c 本件事故当時も現在も原告は公務員であり,自賠責等級第14級程度の後遺症があるからといってそれだけで給料が下がることはない。しかし,平成11年の年収には,勤務先である市立O病院から支給される給料のほか,複数の医療機関へアルバイトに行って支給された給料もあった。しかも,これは手術ができる眼科医であることが前提となった収入である。本件事故後,手術ができなくなったため,この前提が崩れ,また,それまでと同様のアルバイト収入を得ることもできなくなった。今後も,研究職であるため,平成11年当時と同様の収入は保証されていない。 d 最近の原告の手取りの給料(アルバイトを含む)は次のとおりであり,平成11年当時の給料と比較すると明らかに低額となっている。 平成17年5月 11万0370円 6月 29万3229円 7月 23万8989円 8月 33万8429円 イ 逸失利益の算定 自賠責等級第14級の後遺症の労働能力喪失率は5%とされている。しかし,上記のような原告の症状,職業,職場環境を考慮すると,原告の場合,5%にとどまらない労働能力が失われているといえる。すなわち,従来,原告が高額の収入を得ることができたのは,手術のできる眼科医だったためである。しかし,本件事故後,後遺症である左手の振戦のために手術ができなくなり,この前提が崩れたため,平成11年当時と同様の収入が得られる保証はなくなった。平成17年5~8月の収入をみると,現実にかなりの収入の減少が生じていることが認められる。そこで,これらの事情を総合的に勘案し,さらに,原告の主張もふまえ,原告の労働能力喪失率は12%とする。 次に,原告の後遺症が外傷性頚部症候群によるものであることに加え,争点において検討した医師の意見をふまえると,原告の現在の症状が永続するかどうかは定かでない。したがって,外傷性頚部症候群の後遺症の場合に一般に行われているように,労働能力喪失期間は一定の期間に限定せざるをえない。原告は,左手の振戦のために手術ができなくなったことは,比較的若年の医師である原告の医師としてのキャリア全体に大きな影響を与えるのであり,労働能力の喪失は永続すると主張する。しかし,現在の症状が消失すれば,医師としての労働能力は十全の状態に回復するといわざるをえないし,現在でも医師として仕事をすること自体には障害がないことを考えあわせると,労働能力の喪失が永続すると認めることはできない。そこで,原告の主 張を最大限勘案して,労働能力喪失期間は10年に限定することにする。10年のライプニッツ係数(年金現価)は7.7217である。 したがって,原告の後遺症逸失利益は次のようにして算定できる。 11,308,263×12%×7.7217≒10,478,281 もっとも,これは症状固定時である平成15年3月10日時点の価値であるから,これをその約3年前の事故時の割引現在価値になおす。3年のライプニッツ係数(現価)は0.8638であるから,次の計算式により,905万1139円が求める金額である。 10,478,281×0.8638≒9,051,139 被告は,平成12年以降の原告の所得は立証されていないから,原告の収入は平成11年当時と変化がないか,増加している可能性もあると主張する。たしかに,原告は平成12年以降の年収を正確に立証しておらず,被告がこのような主張をするのも理解できなくはない。しかし,平成17年5~8月の収入は立証されており,これと,原告の症状や仕事の状況等の事情を総合的に考慮すれば,本件事故の後遺症により手術ができなくなり,収入が大幅に減少し,今後もその影響は残るという原告の主張の根幹部分は正当であると判断することができる。後遺症逸失利益の算定は上記のとおりをもって正当とする。 (7) 傷害慰謝料 153万円 本件事故の態様,原告の傷害の部位,程度,症状,入通院状況などの事情を総合的に考慮し,傷害慰謝料(入通院慰謝料)は153万円とする。 (8) 後遺症慰謝料 210万円 自賠責等級第14級の後遺症の慰謝料は110万円とされる。しかし,後遺症の部位,程度,症状に加え,(6)アで認定した原告特有の事情を考慮すると,原告については後遺症慰謝料を増額する理由があるといえる。そこでこれらの事情を総合的に勘案し,後遺症慰謝料は210万円とする。 (9) 損害の填補 ▲515万6789円 証拠(甲27,39,乙1)と弁論の全趣旨により認める。 (10) 損害残額 1127万5913円 上記(1)~(8)の合計額から(9)の金額を差し引くと1127万5913円である。 (11) 弁護士費用 112万4087円 上記損害残額をおもな基準とし,そのほか,本件事案の内容,審理の経過等の事情を総合的に考慮し,弁護士費用は112万4087円とする。 4 争点(4)(示談)について (1) 認定事実 基本的事実関係として摘示した事実と証拠(甲36,乙6,証人A,原告)により以下の事実を認める。 ア 本件事故後,梨北農協のAは何度も原告に電話をした。原告から傷害の訴えがとくになかったことから,Aは「事故から1週間をすぎると人身事故のあつかいになりづらくなります」などと述べ,4万7460円という損害額が明確になっている物損について示談を促した。原告がこの金額での示談に応じることを渋ると,Aは別途被告に連絡をとり,上乗せとして10万円を被告に払わせることを決めた。そして,物損4万7460円プラス迷惑料10万円の合計14万7460円ということで原告の了解を得て,署名押印欄が空欄の本件承諾書を原告に郵送した。 イ 原告は,平成12年3月30日の朝,署名押印ずみの梨北農協宛ての本件承諾書を投函した。その日の起床時から頚部等に強い痛みを感じていたのであるが,本件事故からしばらくの間それほど症状が悪化していなかったこともあり,本件事故と痛みとの間に関係があるとは思わなかった。また,交通事故の被害にあったのは初めてだったこともあり,深く考えずに投函したのであった。 ウ しかし,原告は,職場の同僚に相談するなどして不安になり,また症状がおさまらないことから,翌31日に市立O病院整形外科で受診したところ,強いむち打症と言われた。原告は本件事故による症状であると認識し,本件承諾書を撤回したいと考え,31日の夕方,梨北農協のAに電話をした。 エ 原告がAに電話をしたとき,本件承諾書はまだAの手もとにとどいていなかった。原告はそのことを確認した後,Aに対し,本件承諾書を撤回したいと告げた。 (2) 判断 ア 示談契約の成立という観点からみると,梨北農協が署名押印欄空欄の本件承諾書を原告に郵送したのが契約の申込み,原告がこれに署名押印して梨北農協に郵送したのが契約の承諾ということになる。隔地者間の契約は承諾の通知を発したときに成立するから(民法526条1項),原告が本件承諾書を投函した時点で示談契約が成立する。そして,いったん成立した契約については,一方当事者がただ撤回したいと申し出ても認められないのが本則である。 しかし,交通事故の示談契約という特性に加え,上で認定した事実を前提にすると,本件においてこの本則どおりに処理するのは妥当でない。3月31日の時点でも事故時からまだ約3週間しかたっていないのであり,傷害の症状がそのまま発生しないで終わるのか,それともその後発生するのか,その時点では予測できない状況であった。そうであるにもかかわらず,梨北農協のAは,事故後の早い段階から「事故から1週間をすぎると人身事故のあつかいになりづらくなります」などと述べて原告に示談をせかし,さらに被告に自腹を切らせてまで金額を上乗せして原告の了解をとり,本件承諾書を郵送させている。これに対して原告は,初めてのことで慣れておらず,Aと交渉して物損額に上乗せが得られたことからとりあえず満足し,軽い気持ちで, すなわち,いったん本件承諾書を郵送してしまえば人損を含めていっさい損害賠償請求ができなくなるかもしれないということを深く考えずに,本件承諾書を投函したのだと認められる。しかも原告は,投函の翌日に診察を受けて事故と関連のある症状の発生を認識し,ただちに梨北農協のAに電話して本件承諾書の撤回を求めている。原告が撤回を申し出たのには正当な理由があり,かつ撤回を申し出たことに落ち度があるともいえない。そして,原告がAに電話した時点ではまだAの手もとに本件承諾書はとどいていなかったのである。以上の事実関係のもとでは,梨北農協は,信義則上,原告からの撤回の申出を拒むことはできないというべきである。したがって,原告からの撤回により,結局本件承諾書による示談は解消したということができる。 イ かりに上記アの議論が成り立たず,本件承諾書により成立した示談が解消されていないとしても,上記(1)で認定した事実によれば,本件承諾書を投函した際,原告はあくまでも物損のみを想定しており,その後傷害の症状が出現することは想定していなかったといえる。したがって本件承諾書による示談の効力は人損には及ばない(最判昭和43年3月15日民集22巻3号587頁参照)。示談が成立したことをもって被告が本件請求を拒むことはできない。 5 結論 原告は被告に対し民法709条ないし自賠法3条に基づき損害額1240万円とこれに対する事故日である平成12年3月9日から支払いずみまで民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払いを求めることができる。 甲府地方裁判所民事部 裁判官 倉 地 康 弘
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登録日:2014/11/21 (金曜日) 17 06 59 更新日:2024/05/31 Fri 08 55 12NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 鉄道 JR北海道 アニヲタwiki北海道ツアー 人身事故より獣身事故の方が多い路線 北海道 単線 地方交通線 宗谷本線 日本一長い地方交通線 日本最北の路線 日本最北の駅 日本最北端尽くし 最終兵器彼女 秘境駅 秘境駅の宝庫 稚内 赤字路線 路線 電化 非電化 宗谷本線(そうやほんせん)は、旭川駅から稚内駅を結ぶJR北海道の鉄道路線(地方交通線)である。 (*1) 路線総延長259.4kmとJR北海道の路線の中では3位であり、日本の全地方交通線の中で日本最長の長さを持つ路線である。 (幹線を含めると山陰本線が日本最長、全路線の中で最長は東北新幹線) 古くは明治時代に樺太との連絡鉄道として建設が進められ、終戦まで北海道と南樺太を結ぶ大動脈であった。 その為、戦時中も本数を減らされる事無く優遇され、樺太との連絡路線の役目を喪失した後も道北とその周辺を結ぶ路線としての役目を果たしており、支線が相次いで廃止された後の2000年に高速化と特急運転開始され、2003年には旭川駅高架化と周辺地区再開発による運転所の移転に伴い3駅だけ電化された。 但し、高速化は旭川~名寄間のみである。この区間は特急以外にも快速「なよろ」が運行されているため、多少は優遇されている。 対して高速化されていない名寄~稚内は普通列車1日4往復、特急を合わせても7往復しかない。 特に音威子府~幌延間は特急と普通列車がそれぞれ3往復のみとなっている。 因みに北海道でも指折りの秘境地帯を走行する為、人身事故の死者よりも動物の接触事故による死亡数の方が多かったりする…。 2021年3月ダイヤ改正以前は牛山氏による全国秘境駅ランキング200駅のうち、 約1割に当たる23駅がランクインする TOP50位内の中に絞れば2割に当たる13駅がランクインする 糠南~南幌延は5駅連続で秘境駅 など、 文字通り「秘境駅の宝庫」の二つ名に相応しい路線だった。 つーか永山以北は特急停車駅以外ほぼ秘境駅。 2016年夏ごろにいくつかの秘境駅に廃止宣告が出されたが、自治体がそれの協議を拒否したり維持管理費を負担する姿勢を取ったりした為、一旦は全駅が存続することになった。 しかし2021年3月以降は、いくつかの駅が廃止となっている。 2019年現在、JR路線として最北端を走る路線である。 2019年4月からは稚内~幌延間で佐川急便と地元のタクシーが連携した貨客混載事業を始めている。 使用車両 キハ261系0番台…特急「宗谷」「サロベツ」で使用。半室グリーン車の4両編成が基本で、車体傾斜装置が採用されている。(特に冬は)時々故障することがある。 キハ261系5000番台…特急「宗谷」「サロベツ」で使用。常に運用に入るわけではなく、他線区に投入される月もある。使用される列車はJR北海道のホームページに記載されている。 キハ40系…旭川~音威子府間の普通列車で使用される。通常は音威子府以北には入線しないが、臨時急行「花たびそうや」などで全線運行した実績はある。 H100形導入により数を減らしつつある。 キハ54形…全区間で使用。急行「礼文」で使用されていた急行仕様もあるが、現在は区別なく運用されている。 H100形…旭川~名寄で運用。JR東日本のGV-E400系と同設計の電気式気動車。 DF200形…旭川~北旭川間の貨物列車で使用。 過去の使用車両 キハ183系…2017年3月まで特急「サロベツ」で使用。寝台車を連結して夜行の特急「利尻」に使用されていた時期もあった。 キハ183系5200番台…「ノースレインボーエクスプレス」というジョイフルトレインで、2階建て車両付きの5両編成。 定期運用に就いているわけではないが、時々故障するキハ261系に代わって「宗谷」「サロベツ」の代走をすることが多かった。 2023年4月30日に引退。 駅一覧 旭川 函館本線・石北本線・富良野線乗り換え。 始発駅。日本最北の有人高架駅でもある。 上川総合振興局(旧上川支庁)所在地で、上川地方の中心かつ道内第2位の人口を持つ旭川市の代表駅。 旭山動物園などの観光施設も周辺に多く、それらへのバスも発着する。 ここから2駅隣の新旭川駅まで電化されており、JR最北端かつ最東端の電化区間である。 しかし、旭川運転所が北旭川駅隣接地にあるのに伴う列車の出入庫の為にあるので、営業運転には使用されない。 旭川四条 四条とある様にブロック上に区分けされた旭川市の住宅街のど真ん中にある無人高架駅。 当然利用客も多い。 一部の快速が停車。 かつては日本最北の路面電車・旭川電気軌道の起点だった。 新旭川 石北本線とはここで分岐する。ここまでは旭川の市街地にある為、利用客も(路線内では)多い。 (・北旭川) JR貨物の駅かつ日本最北の貨物駅。宗谷本線はここから非電化・単線となる。 永山 旭川市永山地区の中心駅である為、駅の東口は市街地で栄えている。 快速停車駅・交換可能駅で当駅発着の列車あり。 北永山 一部の普通列車が通過。北海道旭川農業高校最寄り駅。 比布 比布町の代表駅で快速停車駅・交換可能駅。 読み方は「ぴっぷ」で、かつてピップエレキバンの広告に使われて話題を呼んだ。 無人駅だがカフェが入居している。 一部列車は当駅発着。 蘭留 一部快速停車し交換可能。 「らんらんるーらんる」と読む。 マクドナルドが近くにあるわけではない、最寄り永山だし。 塩狩 一部快速の停車駅だが、牛山氏の全国秘境駅ランキング67位。交換可能。 この駅付近には塩狩峠があり、かつて長野政雄という人物が、旅客列車の連結器が外れて客車が暴走しかけたとき、自らの命を犠牲にして暴走を止めた事で有名な駅。 この事を三浦綾子が小説化した事から現在顕彰碑と塩狩峠記念館が建てられている。 和寒 和寒町の代表駅で全列車停車駅。何気に2面3線の駅。 「わっさむ」といかにも極寒の地にありそうな名前をしているがもっと寒い所は他にある。 剣淵 剣淵町の代表駅。快速停車駅。交換可能。 士別 士別市の代表駅で全列車が停車。2面3線の駅。 作者の出身地のせいか、最終兵器彼女でこの駅がよく出てくる。 多寄 上りの一部快速が停車。 瑞穂 一部普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング53位。 風連 快速停車駅で交換可能。 名寄高校 文字通り、北海道名寄高校のすぐ近くにある。 元は東風連駅として今よりも1.5kmほど南にあり、その頃から高校生の利用は多かった。 元々一部の普通すら通過する駅だったが、移設ついでに快速も止まるようになり、止まる電車がいきなり3倍に増えた。とんでもない出世駅である。 名寄 旭川以北では稚内市に次ぐ規模の名寄市の代表駅。全列車が停車。 普通列車の運行系統の境界駅。快速「なよろ」もここまで。 現在は単独駅だが、かつては名寄本線、深名線と接続するターミナル駅であった。 現在でも深名線の代替バスが発着する。 また、その名残で留置線を含めた駅構内は結構広く、旧名寄本線の線路上にあのキマロキ編成が静態保存されている。 列車が100km/h以上出せるのは当駅まで、以北は95km/h以下に制限される。 日進 駅のすぐ隣にゲストハウス/カフェハウス日進があり、少し足を延ばすとユースホステルやキャンプ場もあり、割と便利。 智恵文 駅前にレンタサイクルあり。 智北 普通列車が一部通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング52位。 美深 美深町の代表駅で有人駅。全列車停車。 かつてはこの駅で営業係数3859を誇った伝説の「日本一の赤字線」である美幸線と接続していた。 天塩川温泉 一部の普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング34位。 駅から1.5km、徒歩20分で天塩川温泉がある。 咲来 「さっくる」とよむ。 すぐ近くにライダーハウスあり。 音威子府 JRの特急列車の停車駅の中では、最も人口の少ない自治体である音威子府村の代表駅(2019年末の時点では人口730人ほど)。 一部の普通列車は当駅で折り返し。 かつて1922年~1930年まで宗谷本線だった旧線区間を走る天北線と接続しており、天北線資料館が駅舎内に設置されている。また代替バスが今でも発着する。ちなみにこの代替バスは稚内から宗谷岬まで行くバスと全く同じ路線なのでやろうと思えばここから宗谷岬に行ける。ただしそこまで行けるのは1日1本。 音威子府そばの駅そばが有名だったが、残念ながら店主が亡くなり閉店している。そばを製造していた業者もその1年半後に廃業している。 筬島 牛山氏の全国秘境駅ランキング40位。 元々は地名の「物満内(ものまない)」という駅名になる予定だったのだが、 「3文字は面倒臭い」という凄い理由で今の駅名になった… 佐久 無人・特急通過駅だが駅舎は立派で佐久ふるさと伝承館が併設されている。 交換可能。 筬島駅との距離は18kmと線内一。 天塩中川 中川町の中心駅。何とこの記事が出来る2週間前に駅舎が新築された。 特急が停車する。 問寒別 北海道ではよくある貨車の待合室ありの無人駅だが、周辺がそこそこ大きめな集落からか近年になってその待合室が改修された。 糠南 牛山氏の全国秘境駅ランキング7位。宗谷本線内の秘境駅の中でトップに君臨する秘境駅。 そしてかつては当駅から上幌延までは日本で唯一5駅続けて秘境駅という凄まじい秘境ゾーンだった。そして近年の廃駅ラッシュで順位が上がった。 近年は幌延町がこの駅を中心に、秘境駅を観光資源として活用した取り組みを始めている。 因みに秘境駅ランクTOP10以内というかなりの高順位だが、近くに道路が有りそこへの道も整備されてる為、順位の高さの割には比較的容易に訪れられる。 待合室がヨド物置な事でも有名。 雄信内 牛山氏の全国秘境駅ランキング38位。 天塩中川~幌延間で唯一列車交換が出来る駅で駅舎も残っている。 因みに故・ポール牧の実家の最寄駅だったりもする。 駅周辺はゴーストタウンと化しており、少し怖い。 南幌延 牛山氏の全国秘境駅ランキング32位。 幌延 幌延町の代表駅で全列車が停車する。 かつては留萌から日本海沿いを南北に走る羽幌線と接続していた。 上記の秘境駅の観光資源化や貨客混載など、鉄道を活かした取り組みが多い。 下沼 牛山氏の全国秘境駅ランキング18位。 景色はスゴイイイらしい。 近年待合室が塗り直され可愛らしい見た目になった。 豊富 豊富町の代表駅で全列車が停車する。 駅前に救援車が展示されてある。 兜沼 その名の通り兜沼の隣にあり、景色は良い。 交換可能駅。 勇知 駅に花壇あり。 抜海 牛山氏の全国秘境駅ランキング23位。 因みに日本最北端の秘境駅&無人駅であるが、木造駅舎が残る交換可能駅。 当駅から南稚内までの景色は沿線屈指。 2021年3月に廃止予定だったが存続を求める声もあり、ひとまずは稚内市によって2023年度までは維持される予定。 南稚内 ここで音威子府で分岐した天北線と合流していた。つまり1989年まで日本最北の接続駅であったのであった。 現在は日本最北の転てつ器、出発信号機、場内信号機が設置された駅となっている。列車交換駅としても日本最北。 稚内の中心市街地はどちらかというと当駅が最寄り。宗谷岬に行く路線バスも付近を通るので時間が厳しいときはあえてこちらで降りて乗り継ぐ客もいる。 稚内 日本最北端の駅にして終着駅。駅舎が改築され、バスターミナルと共有で商業施設も兼ねた物凄い近代的な駅舎になった。 しかし、2010年1月に2番線が廃止されてしまい1番線の線路以外はすべて撤去されてしまった。 ホームに1列車しか進入できない為、駅舎に反して構内は寂しい感じに…。 駅のすぐそばにはアローラロコンとアローラキュウコンをあしらったマンホールがある。 少し歩くと戦前樺太と本州を結んだ稚泊航路の記念碑とかつての稚内桟橋駅の跡地に行ける。駅から見える防波堤ドームがそれ。 主な廃駅 南比布 廃駅前は一部の普通列車が通過。カタクリ群生地で有名な突哨山・男山自然公園の最寄り駅。 2021年春廃止。 北比布 廃駅前は一部の普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング115位。読み方は「きたぴっぷ」。 2021年春廃止。 東六線 廃駅前は一部普通列車通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング62位だった。 2021年春廃止。 北剣淵 廃駅前は一部普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング33位だった。 2021年春廃止。 下士別 一部普通列車が通過。2021年春廃止。 北星 廃駅前は一部普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング22位だった。 毛織の北紡と書かれた看板がある。 2021年3月廃止。 初野 廃駅前は一部の普通列車が通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング51位だった。 2024年3月16日廃止。 恩根内 廃止前は普通列車の一部が通過。2021年3月廃止予定だったが地元の要望により一度は再度存続が決定したが2024年3月16日廃止。 南美深 廃駅前は普通列車が一部通過。牛山氏の全国秘境駅ランキング48位だった。 2021年3月廃止。 紋穂内 廃駅前は一部の普通列車は通過する。牛山氏の全国秘境駅ランキング30位だった。 2021年春廃止。 豊清水 牛山氏の全国秘境駅ランキング21位。 特急通過駅だが交換可能で、旭川始発稚内行きの普通列車は当駅で上り特急の通過待ちをする。 2021年3月ダイヤ改正以後は信号場となっている。 歌内 牛山氏の全国秘境駅ランキング46位だった。 何処もかしこも似たような雰囲気の多い駅が多いなか何気にロータリーがある駅だったりする。 2022年3月廃止。 安牛 牛山氏の全国秘境駅ランキング31位だった。 駅名は、牛が安いからではなくアイヌ語の「ヤシ・ウシ」(網を引く)から来てる。 2021年3月廃止。 上幌延 牛山氏の全国秘境駅ランキング44位だった。 なんと秘境駅順位と駅順が一致していた稀有な駅。 JR北海道の路線には他にも同様の区間があるがその中でもトップに位置していた。 ここで秘境ゾーンは終了だった。 2021年春に廃止。 徳満 徳光ではない。 牛山氏の全国秘境駅ランキング82位だった。 一応国道と集落は幾つかあり、駅から少し歩いた所にある展望台からはサロベツ原野を見渡せるがそれ以外は何もない。 2021年3月に、かつて隣駅だった芦川駅と同様廃駅になってしまった…。 追記・修正宜しくお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] え、こんなに秘境だったの(地元民のコメント)? -- 名無しさん (2014-11-23 11 15 43) すでに国道40号線があるのに近くで高速道路を建設中、やばくね? -- 名無しさん (2016-11-19 14 41 51) 旭川四条、永山はまだしも比布より少なくて「当然利用客も多い」はどうかと -- 名無しさん (2020-09-29 06 38 55) あ -- 名無しさん (2020-12-11 21 46 46) 下沼と南幌延は駅舎に町がキャラクターを描いてくれたので見てみてほしい。下沼はぬまひきょん -- 名無しさん (2020-12-11 21 49 44) 名寄高校駅だとぉ!(元在校生)市内から通っていたから知らなかったけど、東風連駅を利用する生徒なんていたのか -- 名無しさん (2022-05-30 20 59 28) 名前 コメント
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1 名前 ファラデー・BBR BはばっちりのB。二つ目のBはベンリのB。RはロボットのR。 あだ名は微笑みロボ。 2 年齢 稼動してから5年ほど 3 性別 男性型電子頭脳&ボディ 4 種族 ロボット 5 外見 長編や隠された過去とは全く無縁そうな、人型タイプのボディを持つ。 頭には角のようなアンテナと特徴的な菱形のスコープユニットが有り、顔は人型タイプ。 (顔や表情が人間とそう変わらないので、見る人によっては強化服を着込んだ人間にしか見えない。) 基本カラーは橙色で、各所に緑色を散りばめたいわばカボチャカラー。 前腕部と脹脛が武器用ラックになっており、膨らんだように大きい特徴的なフォルムを持つ。 身長:178cm 体重:90kg 6 性格 軽い性格。冗談もほどほどに真面目もほどほどに。 作者がロボットを動かしたいだけなのでブレます。 7 過去 いろんな分野の科学者に作られたが、すりこみにより本人は ロボット工学者の「カサッカ・ウィリー・トーマソン」を親と思っている。 そしてカサッカの助手「アキラ・ハットリ(服部 晶)」を母親と思い込んでいる。 (因みにカサッカは54歳、アキラは23歳。) そこそこ性能が良く、お手伝いも戦闘も出来る便利ロボ。 制作費は家が3件変えるくらい。ちゃんと便利のハズ。 8 職業 お手伝い(もできる)ロボ 9 口調 「オレの名前はファラデー。頭良さげでしょ?」 「5年目になったら「成人は養わん」って追い出されてさあ。ロボットって5年生きると成人なの?」 「ロボットロボット言わないでくれね!人間が作ってんだからそりゃ感覚は人間だよ!…、おかしい?」 「ほら、腕からミサイル出るの!ミサイル。頼んでくれたら小物入れにも出来るんだぜ」 「ロボットにも色々種類が有るのね。オレはヒューマノイド。作業するだけの考えないヤツがメカニロイド。大まかに二つだよ」 「調理方法さえインプットしてくれれば誰よりも速くその方法で作れるさ!でもそれ以上にウマくはデキないよ」 「多機能にする為にオレの電子頭脳はちょっと単純だぜ。自己複雑化もそんなに見込まれてないらしいぜ」 「オレは何でも人並みに出来る!ロボットとしては致命的かもしんないけど人としては役に立つヤツだと思っているよ」 10 一人称、二人称 一人称:オレ 二人称:あんた、キミ、〜〜、〜〜さん 11 好きなもの ホビー: 卓上ゲーム サッカー、野球、ボウリング等 恋愛映画 食べ物: お腹空いたりしない 武器: 太陽エネルギー変換射撃武器 12 嫌いなもの ホビー: TVゲーム アクション映画 食べ物: 好き嫌いナシ 武器: 刃物 13 好きな人 一ヶ月ほど前、街娘に「ロボットの人は…」とフラれた。 14 パートナー ピンチになると助けてくれる全身真っ赤で左手がバスターになっているロボットなどいない。 15 属性 無 16 苦手な属性 闇 17 戦闘スタイル 右腕のマルチブラスターを駆使した射撃戦が得意。 ジャンプも得意で、狙い打たれないように効果的にその辺を飛び回っては 間合いが近くなれば、バリアシステムを利用した辻斬り的体当たりも繰り出す。 回避もそこそこ得意でオールマイティに戦えるものの、特化した相手には少々厳しい。 18 精神力 普通。人並み。 19 戦闘熟練度 ★★★☆☆ 20 技や魔法 「あるいはファラデーという名の武器」 ファラデーの思考一つで実弾砲にもエネルギー砲にもなるバスター。 実弾砲の場合は強力なライフル弾、エネルギー砲の場合は野球ボール大の熱球を打ち出す。 実弾砲はカートリッジ式の補充が必要。エネルギー砲は太陽光線からエネルギー摂取可能。 「ファラデード 武装倉庫」 前腕部と脹脛がミサイルやグレネード、回復アイテム等を入れておける小物入れになっている。 爆発物を入れている時に衝撃力、貫通力の強い炎属性の攻撃など喰らったら当然爆発する。 ラックなだけでなく、ランチャーの役目も果たすので、自力飛行できない兵器でも打ち出せる。 例:手裏剣、小石、ナイフなど 21 特殊能力・特殊技能 「太陽から来たエネルギー」 太陽光線をエネルギーにして活動可能。快晴の日はパワーアップ。 逆に暗い日は戦っているとどんどん弱くなっていく。 「ファラデリアン」 ヘッドパーツは人間の脳を保管できるようになっており 脳死前の人間を自分の電子頭脳を摘出した後、そこに脳を保管し 一時的に体を「貸す」事が出来る。 22 必殺技 「ファラデー・ガンプ 一期一会」 いつの間にか戦場から居なくなる。 「ソードファラデー」 「一期一会」の後、突然帰ってきて銀行のシャッターもブチ破る装甲車で人身事故を仕掛けてくる。 「ファラデー怒りの戦場」 全身に戦闘用の追加装備を転送装着し、一斉発射する。 「ファラデーディシジョン」 自爆する。当然何もかも無くなる。 「ファラデーの空に」 少々エネルギーを食うものの自由に空を飛べる。 「ザ・ファラデー 極大射程」 約2km先からの実弾スナイプ。2発撃てば一発当たる。 「ファラデーセブン サンダーボオル作戦」 充電システムを開放して全身に電気のバリアを張る。 エネルギーをかなり消費するが、接近戦でたぶんかなり有利になれると信じている。 「トランスファラデー」 実は体をパーツごとにバラバラにする事が出来る。 右ヒジから下を取り外し、トリガーカバーを外せばバスターをただの銃器として人に貸す事も可能。 23 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力 B 魔力 E〜C(ラックに溜める事で魔法も扱える。その場合誰かからの補充、装填が必要。) 腕力 B 知力 C 素早さ B 命中 B 24 武器やアイテム 技欄に記載。 25 その他 「ファラデー」→「マイケル・ファラデー」 「【カサッカ】・【ウィリー】・【トーマソン】」→「(ミハイル・セルゲイビッチ・)コサック」「(アルバート・)ワイリー」「トーマス(・ライト)」 「ファラデー・ガンプ 一期一会」→「フォレスト・ガンプ 一期一会」 「ソードファラデー」→「ソードフィッシュ」 「ファラデー怒りの戦場」→「ランボー怒りのアフガン」 「ファラデーディシジョン」→「X-MEN ファイナルディシジョン」 「ファラデーの空に」→「ショーシャンクの空に」 「ザ・ファラデー 極大射程」→「ザ・シューター 極大射程」 「ファラデーセブン サンダーボオル作戦」→「007 サンダーボール作戦」 「トランスファラデー」→「トランスフォーマー」 「太陽から来たエネルギー」→「イギリスから来た男」 「ファラデリアン」→「エイリアン」 「あるいはファラデーという名の武器」→「あるいは裏切りという名の犬」 「ファラデード 武装倉庫」→「アーマード 武装地帯」
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地域情報@東京 ◆らっしゃい東京 ◆東京の観光 ◆しんばしネット JR新橋駅(ZEPP TOKYO,日比谷野外音楽堂など近)付近の情報。 ◆でじたる渋谷 ◆新宿サーチ ◆タウンガイド池袋 ◆高田馬場エリアガイド ◆代官山 ◆目黒区タウン 交通 ■東京交通局 ■東京メトロ ■りんかい線 ■ゆりかもめ 初乗りが高いので、途中下車して 遊びたい気があるなら800円の一日乗車券買った方がいいです。 ◇お得な切符 ◆京急羽得きっぷ 首都圏以外のJTBと近ツーで発売。羽田空港〜泉岳寺or横浜の往復が600円。9日間有効。羽田~横浜でも利用可能なのがけっこう重宝。 ◆モノレール 山手線内割引きっぷ 土日の羽田空港発のみ設定。羽田空港から山手線内側のJR駅までが片道500円。 ◆都区内パス 730円でJRの東京都区内が乗り放題。山手線なら初乗り130円なので6回乗ればモト取れます。柏・大宮・横浜へ行くときもこのきっぷ+乗り越しが意外と安く上がったりする。 注意事項 ◇未成年の立ち入り規制 青少年健全育成条例により、18歳未満は23 00〜4 00まで成人と一緒でも 出歩いてはいけない。また深夜の漫画喫茶、サウナ等への未成年入館も禁止のため、 未成年はライブが終わったら速やかにホテルに戻ること。 2010年7月より年齢問わず漫画喫茶利用には身分証明が必要になりました。 ◇交通 年2回(夏休み、年末)のコミックマーケットの日は新橋駅付近、 りんかい線、ゆりかもめが激混みする。またお台場、有明にアクセスがよく 安めのホテルや交通機関は百戦錬磨のヲタさん達が押さえるため取るのは困難。 特にながらは絶望的。 中央線は人身事故でしょっちゅう遅れる。 全体的に交通機関が雪や強風に弱い。 田園都市線は朝の混雑が激しい。平日6時半〜10時くらいまでが圧死時間帯。 新宿駅から夜行バスへの乗車にあたって 西口は迷うよー。 地上への出口がいっぱいあるし、上に上がるとバス停しかない(行き止まり)とか 罠が沢山。 バス会社もたくさん集まってるし、目印となる建物をしっかり覚えていくことが大事。 慣れてりゃ10分もあれば着くかもしれないけど 初心者なら最低でも30分以上の余裕を持っていかないと危ないと思うね。 できれば40分〜1時間位前について、近くのマクドや喫茶店なんかで 時間つぶしてから乗るっていうのが安全だと思う。 新宿駅は到着する路線がすさまじく多い。 JRだけでも路線によってはホーム端が南北に大きくずれていたりするので 慣れている人でも方向を誤るとかなり時間ロスする。 中央東口、東口、南口、新南口、サザンテラス口などわかりにくい出口が多いし 西口は京王、小田急や都営新宿線(地下鉄)などの私鉄路線が入り組んでいる上に 路線バス停が多数、巨大ロータリーもあってすんなりとは進めない構造。 東京駅よりも遥かにハードルは高いと思うね。 総武線で西口に出るなら中野や三鷹寄り車両に乗る。 西口改札を出ると左に小田急線の地上改札に行く エスカレーターがあるからそれで1階に出る。 (西口改札は地下1階にあって、小田急線には地下改札と地上改札がある) 1階に着いたら外に出て京王デパートのとこから横断歩道渡れば すぐヨドバシ前のバスターミナルがある。 迷うとすれば1階に出るエスカレーターなんだが、 エスカレーターの横に階段もあるからとりあえず1階に出ること。 このルートが1番わかりやすくて慣れていれば5分くらいだから 余程じゃない限り10分見ておけば大丈夫だと思うが とりあえず新宿駅の構造として ホームから階段上がると南口・新南口・サザンテラス口、 階段下りると東口・中央東口・西口・中央西口だから覚えておくと便利。 ライブ前に改札から乗り場までと、駅から会場まで 両方のルートの時間確認しておくといいよ ◇治安 歌舞伎町付近(ホリデー,FACE等近辺)はキャッチがうざい。 ロッカー情報 ショップ ライブ会場周辺 名所 ■靖国神社 武道館の向かい 開門6 00〜 閉門12〜2月 17 00 3〜4および9〜10月 18 00 5〜8月11 00 正月(5日くらいまで)屋台が沢山でて甘酒とお屠蘇の無料配付やっている。 境内の資料館遊就館は 入場料800円。 ■明治神宮 【最寄り駅】原宿駅すぐ ずいぶん昔だけどカウントダウンライブ後(朝までライブで5時頃)に明治神宮行った 確かに入場制限で数時間待ったけど、中に入ればスムーズに参拝できたよ 暇つぶし場所 ◇チェーン系 ◆ルノアール 喫茶店。座席の電源が使用可能な店鋪あり。 (ただし入店時最初に電源付き座席希望かどうかは申し出ること) ■新宿駅有料トイレ 新宿東口の改札横(パン屋の横)に100円で入れる有料トイレがあって 3席しかないけどパウダールームと、フィッティングルーム1室あり 改装前はもっとパウダールームが広くてコンセントも各席にあったけど この間入ってみたらコンセント発見できず。あるのかもしれないが・・・ ■サイゼリヤ新宿西口店 新宿区西新宿1-16-4 フジビル2 B1F TEL 03-5321-6071 営業時間 10 00〜26 00 10 00〜28 00(金・土、祝日の前日) ■マルチBOX747 東京都豊島区西池袋1-41-8 池袋グランド東京ビル 4F br JR池袋駅北口より徒歩3分 場所は池袋、北口から5分くらい。ちょっとわかりにくい場所かも 1時間一人600円でシャワーは無料。 部屋はお世辞にもきれいとは言えなく壁も薄いけど完全個室で鍵付き 安いカラオケボックスの部屋って感じかな? ネット・TVは利用自由で。テレビは地上波だけじゃなく映画とかも見れる 漫画も少しだけおいてある(ラーメン屋レベル)けどかなり渋い趣味w 自分は都内住みなのでライブ前に時間空いた時とかに友達とDVD持ち込んで まったり時間つぶしとかに使ってるけど、静かだし個室だしで好き ただし、周りの治安が良い雰囲気ではない(風俗店が多い) 満喫のパックに比べたら値段は安く無いけど、個室にこだわるなら。 ■パレットタウン ZEPP東京周辺のショッピングゾーン。 軽食コーナーやヴィレッジヴァンガード、ゲーセン等あり。 プリ機も沢山ある。 ヴィ−ナスフォートの1階は ペット持ち込みおKで子供服売り場もあるので犬連れ幼児連れが多い。 ヴィレッジヴァンガードもある。 営業時間 11 00〜21 00(レストランは23 00) ■アクアシティ ゆりかもめ台場駅下車 営業時間 11 00〜20 00(飲食店は23 00まで) ご飯食べたけど個人的には こっちの方がショップも食べ物もいい感じで楽しかった。
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情報として事実を書いてるのに巻き戻さないで下さい。 また凍結されたいんですか。 -- (名無しさん) 2016-08-21 15 54 17 ↑鯖主? そして脅し? -- (名無しさん) 2016-08-22 13 48 00 は? -- (名無しさん) 2016-08-22 15 23 19 ネコと寝落ちの国ってGが今回の癒着GだねGM壁が所属 気に喰わない奴を大好きなネサロで徹底して攻撃してくるから いないだろうけどもし初めるなら注意ね -- (名無しさん) 2016-08-23 01 18 55 毎日が大喧嘩の現行スレ貼っていこうね http //tamae.2ch.net/test/read.cgi/mmosaloon/1471090453/l50 -- (名無しさん) 2016-08-23 01 36 47 647 ネトゲ廃人@名無し 2016/08/25(木) 01 57 14.88 ID ??? 今の鯖内環境をどう捉えてるかだろうね GM5人いるならただROの工作万全にして 壁G解体して3つぐらいに分けてわいわい感強調して 自然にプラ垢で臨引っ張って 新規着やすい環境作れよと 稼働10人とかの世界で座ってんのがGMじゃねーぞ 必要なら多少黒いこともやってくのが正しい方向性 -- (名無しさん) 2016-08-25 02 00 25 700 ネトゲ廃人@名無し 2016/08/25(木) 07 07 32.62 ID ??? ただROとしたらばの話だろ? 今後はあくあにマイナスな話題他は GM5人+壁Gで実数15位いるからアンチ潰して印象操作なんか余裕 特にGM壁の一番得意な事だしな 民意は作れる 嫌な話だけど、よく言ったものだわ -- (名無しさん) 2016-08-25 08 21 25 役に立たないGM5人もいてなんになるのか -- (名無しさん) 2016-08-25 16 49 17 世界が変えられると信じてるんだと思いますけど(推理) -- (名無しさん) 2016-08-26 00 47 17 720 ネトゲ廃人@名無し 2016/08/25(木) 16 17 29.58 ID ??? そもそも、ただroやネサロで人間性疑われるような事ばっかり言い合ってるのに新規なんか寄り付くわけないだろ 721 ネトゲ廃人@名無し 2016/08/25(木) 16 27 27.39 ID ??? だから隠せと言ってんだからな 頭悪いなこの人 壁とGMのスカイプ繋がりで20近くいるだろ? 3ヶ月ぐらいただROもネサロもあくあにとってプラスの事で埋め尽くせば余裕 これ考えないのが、壁やGMがばかとよばれた所以ではあるけど 今回は行動しないとどうしようもないだろうね 理想はひっそりガムとジーク削った旧1鯖置いとけばコンテンツ不足の批判も避けられて 一挙両得 -- (名無しさん) 2016-08-26 00 47 30 新スレでーす http //tamae.2ch.net/test/read.cgi/mmosaloon/1472274641/ -- (名無しさん) 2016-08-27 14 54 21 406 ネトゲ廃人@名無し 2016/09/12(月) 23 26 58.97 ID ??? 404 あれはげだったのかw 身内も煽って虚しくならないの… まぁそれは良いとして 誰かただROの鯖一覧ページに鯖鯖足しといてよ あそこに足さないと新規も復帰も来るわけ無いだろ 407 ネトゲ廃人@名無し 2016/09/12(月) 23 32 37.31 ID ??? GM仕事ができたぞ早くしてよね 408 ネトゲ廃人@名無し 2016/09/12(月) 23 42 17.24 ID ??? あれ編集したのただROおじさんだなww久しぶりに見た 鯖Serverだけじゃなくいなりもスルーだからなぁww中年は陰湿だわ 壁なり住人なりが稼働中の鯖に追加してあげて 僕は出来ないのでやれません 410 ネトゲ廃人@名無し 2016/09/12(月) 23 52 07.21 ID ??? 足しといてやった 人増えたらGM陣も住人も本気で感謝しろよ??? 411 ネトゲ廃人@名無し 2016/09/12(月) 23 58 56.36 ID ??? おwただROおじさん顔真っ赤かww 本当にあくあが憎いんだなぁwwwww 工作始まったからメモ書き とりあえず削除されたの見かけ次第戻しとくわ -- (名無しさん) 2016-09-13 00 34 32 工作wwwww ただROおじさん本当にしつこいなぁ 君の存在がエミュの害になってるのわかってる? -- (名無しさん) 2016-09-13 00 40 14 いくら頑張っても上からの裁定ないかぎり 上が定めた復帰ポイントに戻し続けるだけですんで -- (名無しさん) 2016-09-13 05 05 23 よし凍結されるまでやろうぜ ただROおじさん諦めないだろうし 満足するまでつきあうよ -- (名無しさん) 2016-09-13 05 38 23 っしゃまた凍結されるとすっか -- (名無しさん) 2016-09-13 05 59 31 情報ふるいから他の鯖のテンプレに併せといたぞ -- (名無しさん) 2016-09-13 06 07 10 っしゃまた凍結されるとすっか え?もしかしてMな人?コワイワー・・・ -- (名無しさん) 2016-10-20 20 25 23 ここのWiki見ても旧って書いてあって何すればいいか 全く分からんのだけど最初なにすればいいのここ -- (名無しさん) 2016-10-24 06 26 08 人がいれば臨時・蜃気楼いけばいいけど、人いなかったら新規にできることはない 運よく露店出てれば金策でもすれば何とかなる気がしなくもない -- (名無しさん) 2016-12-13 11 29 36 ありがたいな新規だけどやらないわ -- (名無しさん) 2016-12-17 21 45 47 徹頭徹尾、古参ありきの鯖。エンドコンテンツ以外が行方不明。 統合で消えたモノがそれに当たるのだろうか -- (名無しさん) 2017-01-28 16 51 30 管理人あくあ入院リハビリで一時閉鎖だそうだ。 他の管理人にも逃げられて2鯖仕様に戻そうとしてたけどダメだったみたいですね… -- (名無しさん) 2017-05-27 01 43 57 前からあくあの顛末見てるが悲惨な… とりあえず一時的に鯖一覧からコメントアウトしておくか。 復帰したら戻しておいてくれ -- (名無しさん) 2017-05-27 10 08 07 GM間で何か起こったってことは Gm間で揉めたとかじゃね? -- (名無しさん) 2017-05-27 11 00 35 こえーよどっから書きこんだらそんな文字化けすんだ消しといた 揉めたなんて聞いた事ないし閉鎖理由は人身事故って書いてあるからしらね -- (名無しさん) 2017-05-27 11 57 55
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ペットボトルの水を二つのコップに注ぎ、一つをあずにゃんに渡した。 「ありがとうございます」 「どういたしまして。……ング……ング……プハァ~……ふぅ」 「唯先輩、その飲み方は女子高生として如何かと思うんですが」 「えぇ~、いいじゃ~ん。あずにゃんも喉渇いているんでしょ?」 「そりゃぁ、あれだけ歩けば喉だって渇きますけど……ング……ング……プハァ」 「ほらぁ~、あずにゃんだって一緒じゃない」 私がそう言うと、あずにゃんは恥ずかしそうに顔を赤らめて下を向いてしまった。 そんなあずにゃんの仕種に愛おしさを感じつつ、私は室内を見渡した。 大きなベッド……キングサイズって言うのかな?それとガラス張りのお風呂……ここから丸見えだよね……。 はぁ~、初めて見るけど、やっぱり……ラブホテルって……エッチな感じだなぁ~。 ♪本当の自分♪ Part.A 「唯先輩!来週の金曜日にライブ見に行きませんか?」 いつものお茶の時間、いきなりあずにゃんがそんな事を聞いてきた。 「ほえ?ライブ?」 「はい!……って唯先輩、ほっぺにクリーム付いてますよ」 「えっ本当?……あずにゃ~ん、取って~」 「……自分でやって下さい。はい、鏡です」 ちぇー、取ってもらいたかったのになぁ~。 「んー、ここか」 指先でクリームを掬い、舐めとって、改めてあずにゃんに聞いた。 「んで、なんでライブ見に行くの?」 「父が知り合いからペアチケットをもらったんですが、その日は都合が悪いらしくって」 「それで梓がチケットを貰ったと。……でもさぁ、なんで唯なの?私……はまぁ置いといて、別に澪でも良いんじゃない?」 「置いとくなよ、軽音部部長」 「あっ!そうだっけ!?テヘッ!!」 「テヘッじゃないだろ!」 「あぃたぁっ!!」 ……相変わらず仲良しさんだねぇ~。まぁ、あの二人はほって置いて……と。 「ねぇ、りっちゃんの台詞じゃないけどさぁ、なんで澪ちゃんとかじゃなくて『私』なの?」 ……私なんかと行くよりも、他の人と行った方が楽しいんじゃないかなぁ~。 「いえ、このライブは『唯先輩』と一緒じゃないと意味が無いんです。……皆さんは『claydoll』って言うインディーズバンドをご存知ですか?」 その声を聞いて、じゃれ合ってた澪ちゃんとりっちゃん、それにムギちゃんまでも身を乗り出してきた。 みんな……しってる……の……? 「あぁ、知ってるぞ。雑誌にも何度か載っているしな」 「私も知ってるよん。確かツインギターのガールズバンドだよね」 「演奏が物凄く上手なのよね~。あ、だから梓ちゃん……」 「そうです、ムギ先輩。だから一緒に見に行くのが『唯先輩』じゃないと、意味が無いんです」 はぁ……そんな感じのバンドなんだ……。ん?ツインギターのガールズバンド!? 「それってさぁ、もしかして……私達と『一緒』って事?」 「唯ちゃん……もしかしなくても、そうだと思うんだけど……」 あぅ……ムギちゃんに突っ込まれたよ……。 「はっ!失礼致しました!ムギちゃん隊長!」 「唯隊員!以後気をつけるように!」 「はい!了解しました!」 私が敬礼をすると、みんなが笑ってくれた。 えへへ……楽しいなぁ~。 「ふふっ……全く、二人で何をやっているんですか?」 「えへへ、ごめんごめん……。んで、来週の金曜日だっけ?」 「はい、金曜日の七時です……ちょっと遠いんで、部活が終わったらその足で行く事になるんですけど……」 「わかった……、ちょっと待っててね、予定確認するから。何かあったかなぁ~」 鞄の中からスケジュール帳を取り出してっと、……あ……。 「どったの?唯」 「都合悪いのか?」 「うん……、その日はお父さんとお母さんが出掛けちゃって、憂と二人きりなんだよ……」 「そうなんですか……残念です……」 あぅ~、折角あずにゃんが誘ってくれてるのに……タイミング悪いなぁ~。……あ、そうだ! 「あずにゃん、明日まで待ってもらえる?ちょっと憂と相談してみるから」 「そんな……憂にも悪いですよ」 「いいっていいって~、そんなに気にしないでも~」 「そうですか?……わかりました、じゃぁ、明日まで待ちますね」 「ありがとね~」 それでは、帰ったら憂に相談してみますか! ★ 「……という訳なんだけどね……、憂はどうする?」 晩御飯を食べ終わり、お風呂から上がったところで憂にライブの事を相談した。 「うーん……。ねぇ、お姉ちゃんはどうしたいの?」 「……私は……出来ることなら、行きたいなぁって思ってるんだけど……」 「そうなの?わかった、ちょっと待っててね」 そう言うと、憂は携帯をいじりはじめた。……メールでもしてるのかな? 「誰かにメールしてるの?」 「……うん……『構わないかな』っと……。純ちゃんにちょっと聞いてみようかなぁって」 「純ちゃんに?一体何を?」 そんな、憂だけでも申し訳ないのに、純ちゃんまで巻き込んじゃ……。 「えっとね、丁度その日はお父さんもお母さんも居ないでしょ……あ、返事だ」 メールを読んだ憂は、少し何か考えて、返事を打ちはじめた。 「居ないから、どうしたの?」 私はその続きが聞きたくて、思わず憂に聞いた。 「……あのね……『ハヤシライスで良い?』……よし、送信っと……今日、純ちゃんと話してたら、その日は向こうの両親も居ないんだって」 「へぇ~。珍しいねぇ、どっちも親が居ないなんて」 「うん。だからね、どっちかの家に泊まらないかって話してたの」 そこまで話した所で、メールの返信が来たみたい。憂が笑顔で画面を見せてくれた。 「『ハヤシライス!オッケーだよ!!楽しみに待ってるからね~!!』……という事は、憂が純ちゃんの家に泊まるって事?」 「うん。さっきの話しだとライブハウス遠いみたいだから、お姉ちゃんと梓ちゃんは外で食べて帰るでしょ。なら、丁度良いかなって思って」 「あ~、そうだね~」 「晩御飯を一緒に作る事になってたから、今ついでにメニューも決めちゃった」 「成る程……。んじゃ、私はあずにゃんとお泊りしようかなぁ~」 「良いんじゃない?なんならウチに泊まってもらえれば、梓ちゃんも安心出来るんじゃないかなぁ~」 「……?どうして?」 なんで安心出来るんだろ? 「んーと……、お姉ちゃん、梓ちゃんの家でくつろぐのと、自宅でくつろぐのと、どっちが良い?」 「そりゃぁ、自宅に決まってるじゃん」 「じゃぁ、梓ちゃんは、お姉ちゃんが緊張してる姿を見るのと、リラックスしてる姿を見るの、どっちが好きだと思う?」 えぇ~?どっちかなぁ~? 「……そんなの、わかんないよ……」 「あのね、お姉ちゃん。梓ちゃんは、リラックスしてるお姉ちゃんを見ている方が好きだと思うよ。だから……ね」 「はぁ……」 ……憂が言うんだから、間違いは無いと思うんだけど……実際そうなのかなぁ? まぁいいや。取り敢えず、あずにゃんとライブに行くことは出来るみたいだし。明日、朝一番に教えてあげよーっと。 # ふわぁ~……。 「かっこよかったねぇ~」 「そうですね!私も雑誌の記事でしか知らなかったので、あんなにも凄いバンドだとは思いませんでした!」 あずにゃん……嬉しそうだなぁ~。 「あずにゃん……ライブの間、ギターの人の事ずっと見てたでしょ」 「そ、それは……。唯先輩だって、そうでしたよ」 「えへへ、ばれたか」 実際、みんなから聞いていた以上に物凄い迫力で、気が付いたらライブが終了していたって感じだった。 「……ところでさぁ、晩御飯、どこで食べよっか?」 「えっと、私は特にこだわりませんけど……」 うーん……、ハンバーガーじゃぁつまらないし……だからといって、ギターを背負ったままラーメンってのも……ねぇ。 私がウダウダと考えていると、あずにゃんが一軒のファミレスを見つけた。 「あ、唯先輩、あそこなんてどうですか?」 ファミレスかぁ……ん?おぉ!そうか!! 「あずにゃん……でかした!」 「へっ!?私、何かしましたか?」 あずにゃんはキョトンとした顔をしてる……当たり前か、いきなり「でかした」なんて言われて喜ぶ人なんて、あんまりいないよねぇ~。 「うん!!あずにゃんがファミレスを見つけてくれたので、晩御飯のメニューを思い出したんだよ!」 「……晩御飯の、メニュー、ですか?」 「うん!今日、憂と純ちゃんお泊りしてるでしょ?」 「ええ、そう言ってましたね」 「それでね、今日は二人でハヤシライス作るって言ってたんだ~。だ・か・ら」 「晩御飯はファミレスでハヤシライスを食べる……と」 「いえーす!!」 さっすがあずにゃん、相変わらず鋭いねぇ~。 「で、どうかな?」 「ハヤシライスですか?良いですよ。てゆーか、お腹ペコペコです……」 「そだね……私もだよ……」 はぁ……さっさとファミレス入るとしますかぁ~。 ★ 「こちらの席へどうぞ~」 ……うぅぅ……お腹空いた……。 「唯先輩……なんでこんなにも混んでるんですかね……」 お店に入ると、物凄い人が空席き待ちをしていた。 予約表に名前を書いて、メニューの確認なんかをして待ってたんだけど……。 「まさか、30分も待たされるとは思わなかったね……」 お腹と背中がくっつくのって、こんな感じなのかなぁ~。 「取り敢えず、さっさと注文しちゃいましょう」 「……そだね~。ハヤシライスのサラダ・ドリンクセット……で良い?」 「はい、それで構いません」 「……じゃぁ後はデザートだね~。な・に・が・あ・る・か・な~。あ、あずにゃんも選んでいいよぉ~」 「……いえ、私は、無しで……」 「遠慮なんかしなくていいよぉ~。なんなら、デザート位おごってあげるよ!」 「えっ!ホントですか!?……あ、でも、悪いですよ……」 「心配ご無用!お母さんが『晩御飯代』って言ってお金渡してくれたから」 「そうなんですか?」 「うん!だ・か・ら~、好きなの選んで良いよっ!」 「あ、ありがとうございます……えっと……じゃぁ……」 メニューとにらめっこしてるあずにゃんもかわいいなぁ~……ん? よく見ると、あずにゃんの視線は一つの商品に向けられていた。……ふむ。 「あずにゃん、決まった?」 「あ、は、はい。えっと、バ……じゃなくて、このチョコケーキにします」 「じゃぁ私はイチゴショートにしよ~っと。じゃぁ呼ぶよぉ~」 「お待たせ致しました。ご注文はお決まりですか?」 「えーっと、ハヤシライスのサラダセットを二つ、それと~、イチゴショートとバナナパフェを一つづつでお願いしま~す」 「えっ!?」 ふふっ、あずにゃんが驚いた顔してるけど、取り敢えず置いといてっと。 「ご注文を繰り返します。ハヤシライス……サラダのセットがお二つ、イチゴショートとバナナパフェがお一つづつ……以上でよろしいですか?」 「は~い、よろしいで~す」 「では、失礼致します」 一礼して厨房の方へ向かうウェイターさんを何気なく見送っていたら、あずにゃんが小声で話してきた。 「唯先輩……私、チョコケーキって言いましたよね?」 「そう言ったねぇ~」 「じゃぁ、なんでバナナパフェを注文したんですか!?」 えー、だって、ねぇ……。 「あずにゃん……、デザートを値段で選んじゃダメだよ」 ……はぁっ!?な、なんの事ですかぁっ?」 「ふっふ~ん。私を見くびっては困りますなぁ~あずにゃん君」 「なんですか、その『あずにゃん君』って。随分と語呂が悪いですけど……もしかしてホームズの真似ですか?」 「ぴんぽ~ん……って、語呂が悪いなんて……酷いよ、あずにゃん……」 「事実じゃないですか。で、見くびっているって、なんの事ですか?」 「あずにゃん君……さっき君はデザートメニューを見ていたよね」 「……それで通すんですか……」 「あぅ……ダメ……?」 「ダメじゃ無いんですけど……なんか似合ってませんよ……」 そうかなぁ~。……んじゃ、普通に話すとしますか。 「あずにゃん、さっきメニュー見てた時にバナナパフェをずっと見てたでしょ?」 「えっ?あ、まぁ、そうですけど……」 「だからそれを食べたいのかな~って思ったんだよね……違うかな?」 「……いえ……違いません……」 「それと、値段も気にしたでしょ。パフェの方が百円位高いからって」 「にゃっ!……ゆ、唯先輩……なんで今日はそんなに鋭いんですかっ!?」 「ふっ……あずにゃんの事なら全てお見通しだよっ!……というのは冗談で~、あずにゃん、いっつも私達に遠慮してるでしょ」 私がそう言うと、「なんでわかるの」とでも言いたそうな顔で私を見つめた。 「そんな、遠慮なんかしなくて良いんだよ~。だって、あずにゃんは後輩で、私は先輩なんだから」 「で、ですけど……」 「いーの、それで。……それとも、私ってそんなにも信用出来ない?」 拗ねた振りをして上目遣いにあずにゃんを見ると、慌てて両手を振った。 「そ、そんなことありません!ただ、余り迷惑をかける訳にはいかないかな~って思って……」 「だから、迷惑なんかじゃ無いって~。私だけじゃないよ、みんなもそう思ってるよ」 「そう……なんですか?」 「そうだよ……。だから、あずにゃんはもっと甘えたりしても良いんだよ~」 「……でも、いきなりそんな事を言われても……」 流石にいきなり『甘えても良い』は言い過ぎたかな?うーんと……、そうだ! 「じゃぁさ、取り敢えず『私』には遠慮しないって所から始めてみない?」 「はぇっ!?い、今なんと!?」 「だから~、『私』には遠慮しないでって言ったの~。例えば……『今日は自分の好きなデザートをおごってもらうんだ!』って感じに……これなら、なんとか出来そうでしょ?」 「は、はぁ……。ま、まぁ、そうですね……。じゃ、じゃぁ……お願いします……」 「違うよぉ、そこは『ゴチになります!』って言わないと~」 「……それ言ったら、ここの会計全部唯先輩持ちになりますけど……良いんですか?」 「はっ!あぅ……、『デザートだけ、ゴチになります』でお願いします……」 「ふふっ……じゃぁ、唯先輩『デザートをゴチになります!』」 「うむっ!任せたまえっ!」 ★ 「はぁ~、美味しかったねぇ~」 「そうですねぇ~」 「デザートも、美味しかったねぇ~」 「はい~、ありがとうございますぅ~」 「どういたしましてぇ~」 うーん……多分二人とも顔がとろけてるんだろうなぁ~。でも、仕方ないよね~、それだけ美味しかったし……。 「ご飯も美味しかったし、あずにゃんとライブにも行けたし、今日はとても良い一日だったなぁ~」 「ホントですねぇ~」 「オマケに今日はあずにゃんが泊まってくれるしぃ~」 「はい~、ギターの練習が楽しみですぅ~」 「あずにゃ~ん、今日は寝かさないよぉ~」 「どんとこいです~。……って、その台詞は周りに誤解を与えますよぉ……」 私の言葉を聞いたあずにゃんは、顔を真っ赤にして俯いてしまった。 「冗談だよぉ~。んもぉ~かわいいなぁ~」 「もぉ……先行きますよっ!!」 そう言い残して、あずにゃんはスタスタと歩き始めた。 「あぁん、待ってよぉ~!!」 私も慌てて追いかける。……ちょっと悪ふざけが過ぎたかなぁ~ ★ 『……行き、ドアが閉まります。駆け込み乗車は危ないのでお止め下さい』 扉が音を立てて閉まり、電車がゆっくりと動き出した。 「さて……と、何個目で乗り換えだっけ?」 「えっと……七個目ですね。そこから乗り換えて大体三十分です」 「大体一時間かぁ~。今が九時半だから……」 「唯先輩の家に着くのは十一時前ですね……。すみません……こんなにも遅くなってしまって」 「気にしないから、大丈夫だよ~。それに今日は誰も居ないからねぇ」 「ですけど……」 「ほらほら、遠慮は要らないって言ったでしょ~。それに、別にあずにゃんのせいで晩御飯が遅くなった訳じゃないんだし」 「はぁ……まぁ、そうですけど……」 「だから、気にしないの。ねっ」 「はい……わかりました……」 あずにゃんはまだ何か言いたそうだけど、取り敢えずそのままにしておこうかな。 ……下手に何か言ったらまた『遠慮』しちゃうしね……。 ★ 「それで憂がさぁ~……」 「え~、そうなんですか?」 他愛もないお喋りをしていると、乗り換え駅まで後四駅程となっていた。 「んーと、次の駅着いたら、あと三つだよね」 「んー、そうですね~」 「二人で話してるとあっという間だね~」 「ホントですね~……キャァッ!!」 『緊急停止します。お近くの吊り革等にお掴まり下さい』「あずにゃん危ない!!」 アナウンスが車内に響いて、急ブレーキがかけられた。 私は慌てて、バランスを崩して倒れそうになったあずにゃんを、間一髪の所で抱きしめらた。 「危なかったね~。……大丈夫?」 「はい……大丈夫……っ!!」 「どうしたの?何処か痛いの?」 「左足をちょっと……捻ったみたいです……」 「取り敢えず、私に掴まって。あんまり左足に体重かけちゃダメだよ」 「はい……ありがとうございます」 流石にこれは素直に応じてくれた。もう少し空いていれば捻った具合を確認出来るんだけどなぁ~。 むぅ……あんまり酷くなければ良いけど……。 『お客様にお知らせ致します。先程、この先の駅で人身事故が発生致しました。そのため、この電車は暫く停車致します。お客様には……』 車掌のアナウンスが流れると、あちこちでざわめく声が聞こえた。慌てて携帯電話を取り出し、何処かにかけている 人もいる。 「人身事故かぁ……すぐに動くと良いね……」 「そうですね……っ!」 「ほらほら、もっと私の方に体重かけないと」 そう言って、私はあずにゃんの右肩に手をかけ軽く抱き寄せた。 「は……はい……。あの……唯先輩……その……」 あずにゃんは顔を赤く染めて小声で続けた。 「……ちょっと……恥ずかしい……です……」 まぁ、気持ちはわかるけどさぁ……私だって少し恥ずかしいし……でもね。 「恥ずかしくっても我慢してよ……。あずにゃんの左足のためなんだから……ね」 「……わかりました……」 なんだから不満げだけど、取り敢えずこの状態を解こうとしてないから、まぁ良しとしておきますか~。 『お客様にお知らせ致します。先程発生した人身事故について、復旧までかなりの時間を要する見込みだそうです。お客様にはご迷惑おかけ致しますが、今暫くお待ち下さい』 かなりの時間か……。 「あずにゃん、大丈夫?痛みが酷くなったりしてない?」 「それほどは……」 「そう……なら良いんだけど」 腫れたりしていないか、後でちゃんと確認しないとね……。 ……早く動かないかなぁ……。 ★ 『……次の駅まで運行致します。発車致しますのでお近くの吊り革等にお掴まり下さい』 電車が止まってから約二十分。アナウンスと共に再びゆっくりと動き出した。 「あずにゃん……取り敢えず、次の駅で降りて足の具合見るよ」 「いえ……大丈夫」 「じゃないよ。さっきからずっと辛そうな顔をしてるじゃん。全く……私の目はごまかせないよっ!」 流石にこの一言は効いたのか、あずにゃんは急に素直になって答えた。 「すみません……本当は余り良くありません。……さっきからなんだか熱を持っている感じなんです」 「やっぱり……」 さっきから時折痛みに耐えるような表情を見せていたから、もしやとは思っていたんだけど……。 程なくして電車は駅に到着した。幸いな事に私達が立っている方とは逆の扉が開いた。 『お客様にお知らせいたします。後続列車が駅間に停車中ですので、そちらのお客様を降車させる為に、この列車は当駅で回送となります。繰り返しお客様に……』 「だってさ。みんなが降りてからゆっくりと降りようか?」 「そう……ですね」 ホームは人で溢れてるし、急いで降りたらあずにゃんの足に負担がかかっちゃうもんね……。 暫く待っていたら、ホームの人も少なくなってきた。……それでもラッシュの時位居るけど……。 「そろそろいこっか?ギター貸して、持ってあげるから」 「ありがとうございます。……っ」 「ほらほら、気をつけなきゃダメだよ」 ギターを渡すときに、少しバランスを崩して左足に体重をかけちゃったみたいで、あずにゃんは少し顔をしかめた。 ……取り敢えずベンチに座らせないとね。 「あずにゃん、ほら、そこ空いてるよ」 上手い具合に一つだけベンチが空いていたので、そこに座らせて足を診てみた。 「靴と靴下脱いで……うわ、腫れてきてるね……。ちょっと診てみるよ、痛かったら言ってね」 足を持ち、足首を少し捻ってみる。 「いたっ!」 「痛かった?ごめんね。……熱も持ってきてるね……。ちょっと待ってて、駅員さん呼んで来るから」 私はそう言い残して駅員さんを呼びに行った。医務室で湿布か何か貰えればいいなぁ~。 「すみませーん」 人の流れが途切れてきたので、手の空いている駅員さんがすぐに見つかった。 「はい。何でしょう?」 「あの……さっきの急ブレーキで友達が足を痛めちゃって……湿布か何か頂けますか?」 「足を痛めたのですか?そのお友達はどちらに?」 「あ、あそこのベンチに座ってます」 「わかりました。救急箱を持ってきますので、少々お待ち下さい」 「あ、じゃぁ私、友達の所で待ってますね」 「かしこまりました」 そう言うと、駅員さんは乗務員室に向かって行った。 ……取り敢えず、一安心、かな? ★ 「……これでどうかな?ちょっと足を動かしてみて」 「ん……まだちょっと痛いけど……大丈夫みたいです」 「そう?でも無茶はしないでね。うーん……残り二枚か……。あ、えーっと、ゆいちゃん……だっけ?」 「あ、はい。何ですか」 「この袋の中に後二枚だけ湿布が入っているから、もし、えーっと」 「梓ちゃんですか?」 「そう、あずさちゃんの足が痛むようなら、さっき僕がやったように貼ってもらえれば良いからね。一応四時間しか効果がないから」 「はい、わかりました」 「あとは……。あずさちゃん、もし明日の朝になっても強い痛みが残っているようなら、すぐに診察を受けてね」 「あ、はい」 ふぅ……湿布を貼って包帯で固定したから、暫くは大丈夫かな?でも、あんまりノンビリも出来ないよね 「あの……後どのくらいで電車動きますか?」 「そうだなぁ……ちょっと待ってて、救急箱置いてくるついでに状況確認してみるよ」 「あ、ありがとうございます」 私がお礼を言うと、駅員さんは軽く会釈をして走って行った。 「唯先輩、ありがとうございます」 「ん?お礼を言うのは私じゃなくて駅員さんでしょ?」 「まぁ、そうなんですけど……でも、呼んできてくれたのは唯先輩だし……」 「……そか。んじゃぁ、どういたしまして~。……で、実際の所、痛みはどうなの?嘘ついちゃダメだよ」 「あぁ、本当に少し痛いだけで、問題無いですよ。……立って体重をかけてないから、普通に歩けるかはわかりませんけど……」 「座って足浮かせてるしね~。まぁでも暫くは動きそうにないから、なるべく足を休ませておくんだよ」 「はーい」 体重をかけていないとは言え、確かにさっきよりは痛みが軽そうだな~。この感じなら、さっきみたいにしっかりと支えなくても大丈夫かな? 「お二人さん、お待たせ」 突然声をかけられてそちらを向くと、さっきの駅員さんが片手にマイクを持ってやって来た。 「えっとね、電車なんだけど、まだ当分動きそうに無い感じだね~」 「そうですか……」 「うん、事故は二つ先の駅で起こってるんだけど、どうも当人が車輌の下にいるらしくてね……『救助』に手間取っているみたいなんだ」 「じゃぁ、まだまだ……」 「かかりそうだね。……降りる駅はまだ先なのかな?」 「はい……三つ先の駅で乗り換えて、そこから……えっと……梓ちゃん、三十分位だっけ?」 「え?あぁ、はい。そうですよ」 「そうか……じゃぁ、もうすぐ後続列車が入って来るから、その中で待ってるのが良いかもね。さっき見たけどタクシーも待ってる人でごった返してたし」 「せんせー、タクシー代がありませーん」 私がおどけた口調で言うと、駅員さんもあずにゃんも笑ってくれた。 「はははっ、それもそうだよな。高校生の所持金じゃ家までは辛いよなぁ」 「えきいんさーん。なんとかなりませんかー?」 「なりません。あまり大人をからかわないよーに」 「はーい」 「お、丁度入線してきたぞ」 すると駅員さんはマイクを口元に持って行き、さっきまでと全然違う口調で話しはじめた。 『お客様にお知らせ致します。この列車、二駅先で発生した人身事故の救助活動が続いているため、当駅で停車致します。尚、復旧の目処はまだ立っておりません。繰り返し……』 電車のドアが開いて、中から人が溢れ出てきた。 あっという間にホームは人の海になった。 「おい!押すなよ!!」 「ちょっと!危ないでしょ!!」 あちこちからそんな怒声が聞こえてくる。 『ホーム上、大変混雑しております!。階段等なるべく譲り合っての利用をお願い致します!』 「駅員さんも大変だねぇ~」 「そうですね~」 そんな事を話していると、私達の方まで人の波が押し寄せてきた。 「ギター脇に避けとかないと危ないね」 私が二人のギターを邪魔にならない所に置いたその瞬間。 「高校生がこんな所に座ってんじゃねぇよ!!」 「きゃっ!!」 「あずにゃん危ない!!」 酔っ払いのキックがあずにゃんの怪我をした足にぶつかる寸前、私が何とか間に入った。 「いったーい!!!」 ……うぅ……流石は『弁慶の泣き所』って言うだけあって、涙出る位痛いよぉ……。でも、泣いてる場合じゃ無いよね! 「ちょっと!!この子足を怪我してるんですよっ!!何で蹴るんですかっ!?」 「え……あ……いや……怪我してるなんて、わからなかったから……」 「わからなかったら蹴っても良いんですかっ!?怪我していない私ですらこんなに痛いのに、怪我してる所に当たったらどうなるかわからないんですかっ!?」 「う……あぁ……悪かった」 「『悪かった』で済む問題なんですか!?事故で電車が止まってイライラしているのはあなただけじゃないんですよっ!!」 私と酔っ払いが言い争うのを見て、周りから「どうしたの?」「なんだ?喧嘩か?」「まーた酔っ払いかよ」といった声が聞こえてきた。 「だから悪かったって……」 「だったらちゃんと謝って下さい!!少なくとも私はあなたに蹴られたんですよ!!」 むー!なんでごめんなさいの一言も言えないのかなぁっ!! 「どうしました?」 私達の声が聞こえたのか、乗客の誰かが教えたのかわからないけれど、さっきの駅員さんが来てくれた。 「あ、いや、なんでもないですよ。お嬢ちゃん、ごめんな」 「何でもなくないでしょう!!じゃぁさっき私を蹴ったのは何なんですか!?」 「そうなんですか?」 私の一言で、酔っ払いはいきなり怒りだした。 「あぁ?おぉそうだとも、俺はお前を蹴ったさ!だから何だってんだ!?勝手に間に入ってきただけだろうが!」 むっかぁー!!もーあったまきたよー!!! 「勝手に入ったって!!そうしないとこの子の怪我がもっと酷くなるでしょう!?間に入るのは当たり前じゃないですか!!」 「怪我だぁー?けっ!本当に怪我しているかどうか怪しいもんだ!怪我してるふりなんて誰でも出来るからな!!」 「いえ、怪我をされているのは本当ですよ。先程私が応急処置をしましたから」 「え、あ、そうなんですか?」 駅員さんの言葉で酔っ払いは急に態度を変えて大人しくなった。 「はい。車内で足を捻ったようなので、湿布を貼って包帯を巻きました」 「そうか、本当だったんだ。……済まない、いきなり蹴ったりして」 ……何なの!?この急な態度の変わり様は。駅員さんだと信用出来て、私だと信用出来ないって事!? 「すみませんが、謝るだけでは足りません。……先程こちらのお客様が『私を蹴った』と言われましたが、本当なんですか?」 「ま、まぁ、蹴ったと言われれば……蹴ったのかな?」 「『蹴ったのかな』じゃなくて、思い切り『蹴った』んだと思うんですけど!」 「やかましい!だからお前が間に入らなきゃ」 「この子の怪我が酷くなってたって言ってるでしょ!」 「まぁまぁ、二人とも落ち着いて下さい。取り敢えず、事務所まで来ていただけますか」 「わかりました」 「はぁ!?なんでそんな所に行かなきゃならないんだよ!」 「先程も申し上げたように、こちらのお客様を蹴った事実がありますので、もう少し詳しく」 「そんなの話す必要はねぇだろ!!さっきこっちは謝ったんだ!それじゃ足りないのか!?」 「はい。まだ和解されていないので……」 「和解だぁ!?そんなのこっちが謝った時点で成立してるだろぅが!!」 「確かに、お客様は謝られましたが、こちらのお客様がそれを受け入れておりませんので」 「あぁ?んじゃ何か?俺がここで土下座でもすればいいってのか!?」 「いえ、そういう訳では……」 「おい!小娘!ちゃんと謝ればいいんだな!!」 ……はぁ……もぉいいや……なんでこんな酔っ払い相手に喧嘩なんかしちゃったんだろ……。 「……別に良いよ、謝んなくても。もぅどうでもいいよ……」 すると酔っ払いは無言で私達に近寄ってきた。……なんか、物凄く怒った顔をしてるんですけど……。 「『別に良いよ』だと……!?だったらこんな手間とらせるんじゃねぇーよ!!!」 「きゃぁっっっ!!!」 「唯先輩!!!」 その怒声と共に、酔っ払いが私を殴ろうと拳を振り上げ、私目掛けて渾身の力で振り下ろされ……。 Part.Bに続く!
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季節の零れ目 part67-142~144 142 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 10 23.75 ID x1uZKRSf0 人体パズルの作者さんが人体パズルよりも以前に、 同じくWOLF RPGエディターで作ったゲーム『季節の零れ目』行きます。 主人公の女子学生は、寒がりな友達、おしゃれ好きな友達、食いしん坊な友達と一緒に 電車に乗っている途中で眠り、変な夢を見た。 通路の途中に部屋が三つあり、それぞれの部屋に悩みを持っている者がいて、 それらの悩みを解決するべく行動するという内容なのだが… 『第一の部屋』 最初の部屋には、雪だるまがいた。雪だるまは 「僕は寒がりなんだ。暖かくしてくれないかな?」と言ってくる。 雪だるまを暖めるには、どうしたらいいのだろうか? (悪い対処法) 通路の途中でマッチを拾い、雪だるまの近くに薪があるので火をつけてあげると、 雪だるまは最初は暖かくて嬉しかったようだが、そのうち火が強くなっていくと 「あついあついあついあつい!」と叫びながら溶けていってしまい、 最後には水溜りになってしまった。 もちろん話しかけても返事は無い… (良い対処法) 通路の途中にベッド一式と熊のぬいぐるみがあったので、 かけ布団を取るか、熊のぬいぐるみから中身の綿を取って外側を取り、 それを雪だるまにかけてあげると、 「暖かくなったよ、ありがとう」とお礼を言ってくるのだった。 『第二の部屋』 第二の部屋には、おしゃれな服を着て綺麗な金髪をしたマネキンがいた。マネキンは 「私、もっとおしゃれになりたいの。どうしたらいいのかしら?」と言ってくる。 マネキンだから顔は目・鼻・口が無いのっぺらぼうだ。 顔があれば、もっとおしゃれになると思うのだが… (悪い対処法) すぐ側に顔の書かれたボールがあったので、これとマネキンの頭を入れ替えれば、 マネキンに顔が出来ると思ってマネキンの頭に向かってボールを蹴り飛ばす。 見事に命中して頭とボールが入れ替わったが、元あった頭は地面に落ちると 「痛い…」とつぶやき、それ以降話しかけても返事をしなくなった。 人間同様に頭部に知能があるとしたら、 頭部が外れた後の胴体がおしゃれになっても意味が無いのでは… (良い対処法) 近くの通路に、簡単な論理パズル的な謎かけがあり、それに正解するとペンを拾える。 それを使ってマネキンに顔を書いてあげると 「おしゃれになれたわ、ありがとう」とお礼を言ってくるのだった。 143 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 11 07.84 ID x1uZKRSf0 『第三の部屋』 第三の部屋には、大きな口が浮いていた。大きな口は 「ぼく、おなかが減ってるんだ。何か食べさせてよ」と言ってくる。 何を食べさせればいいのだろうか?? (悪い対処法) 近くの通路にりんごが落ちていたのでそれを食べさせてあげると、 食べ終わった後に「く、苦しい…」と言い、 青く変色してしまい、それ以降話しかけても返事してこなくなった。 りんごを拾った時に近くにあった張り紙に、 白雪姫がどうとか書いてあるのを読んだ時に毒を疑うべきだったのだ… (良い対処法) 大きな口のいる部屋に機械があり、6桁の数字が入力できるようだ。 今までに簡単な数字のクイズが3問出題されていて答えは3つとも2桁なので、 それをつなぎ合わせて6桁にして入力すると、食事一式が出てくる。 それを食べさせてあげると「美味しかったよ、ありがとう」とお礼を言ってきた。 主人公は3つの部屋で何らかの対処をする、または素通りして先へ進んでいくと、 主人公は光に包まれていった。そして… 『バッドエンド』 (条件:3つの部屋全部で悪い対処をする) 目が覚めると、電車内は事故で大惨事になっていた。 そして友達三人は全員死んでしまった。 それも、寒がりな友達全身大やけどで、 おしゃれ好きな友達は顔をグチャグチャにされ、 食いしん坊な友達は胴体が潰されるという、 特徴の箇所に致命傷を負うという偶然にしては出来すぎている死因。 主人公は、夢の内容は誰にも言わないことにした。 口に出してしまったら、夢の中の行動のせいで友達が死んだと 認めてしまう事になってしまいそうだから… 『ノーマルエンド』 (条件:3つの部屋のうち1つまたは2つの部屋で良い対処をする) 目が覚めると、バッドエンド同様に電車内は大惨事になっており、 友達三人も同様の箇所に大怪我を負うが、 夢の中で良い対処をした相手に対応する友達だけは命を取り留めた。 主人公はバッドエンド同様に夢の事は心の中だけに留めるつもりだった。 144 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 11 38.55 ID x1uZKRSf0 『サッドエンド』 (条件:3つの部屋全てを素通りする、または夢の中でさらに『睡眠』を実行) 主人公は目を覚まさなかった。上記のエンド同様に事故が発生し、 友達のうち2人は死に、1人は体に機械を入れるような大手術を受けたものの生きていた。 そして主人公は、事故で頭を打ったのか、昏睡状態のままになってしまったのだ。 ベッドで眠り続ける主人公の所へ生き残った友達が面会に来て、 いくらか話しかけた後、「また来るよ」と言って帰っていった… 『グッドエンド』 (条件:3つの部屋全てで良い対処をする) 「おーい、起きろー」と声をかけられて目を覚ます主人公。 周囲には眠った時と同様に友達が三人いた。 「あんなに吹っ飛んでたが大丈夫か?」 と、友達たちは心配している。 どうやら、ちょっとした事故が起きて電車が揺れたものの、 大惨事には至らず、友達三人は無事なようだった。 「なんともないようだけど、一応病院で診てもらおうよ」 と言いながら携帯で周囲の病院を検索する友達たち。 誰も死ななかったので、夢の中で最善の行動を取ったことで 友達や他の乗客の命を救ったなどとは思いもよらない主人公は 「不思議な夢だった」と思うばかりであった。 『グッド?エンド』 (条件:グッドエンドの条件+熊のぬいぐるみから綿を出しておく) グッドエンド同様に話が進んでいった後、4人は食事を取る。 その最中に友達たちが 「さっきの電車の揺れだけど、人身事故だったらしい。 電車に轢かれた人は内臓が全部出たらしいよ」 「食事の時にそんな話するなよー」 といった会話をする。 夢の中で雪だるまを暖めるために熊のぬいぐるみから綿を取ったとき、 近くにあった張り紙に「人の形をした物には人の魂が宿る」 みたいな事が書いてあったのを思い出し、複雑な気分になる主人公だった。 以上です。「上手に行動する事で登場人物の命を救う」 というアドベンチャーゲームにありがちな内容を 夢の中の不思議空間を使ってコンパクトにまとめたゲームとなってます。
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季節の零れ目 part67-142~144 142 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 10 23.75 ID x1uZKRSf0 人体パズルの作者さんが人体パズルよりも以前に、 同じくWOLF RPGエディターで作ったゲーム『季節の零れ目』行きます。 主人公の女子学生は、寒がりな友達、おしゃれ好きな友達、食いしん坊な友達と一緒に 電車に乗っている途中で眠り、変な夢を見た。 通路の途中に部屋が三つあり、それぞれの部屋に悩みを持っている者がいて、 それらの悩みを解決するべく行動するという内容なのだが… 『第一の部屋』 最初の部屋には、雪だるまがいた。雪だるまは 「僕は寒がりなんだ。暖かくしてくれないかな?」と言ってくる。 雪だるまを暖めるには、どうしたらいいのだろうか? (悪い対処法) 通路の途中でマッチを拾い、雪だるまの近くに薪があるので火をつけてあげると、 雪だるまは最初は暖かくて嬉しかったようだが、そのうち火が強くなっていくと 「あついあついあついあつい!」と叫びながら溶けていってしまい、 最後には水溜りになってしまった。 もちろん話しかけても返事は無い… (良い対処法) 通路の途中にベッド一式と熊のぬいぐるみがあったので、 かけ布団を取るか、熊のぬいぐるみから中身の綿を取って外側を取り、 それを雪だるまにかけてあげると、 「暖かくなったよ、ありがとう」とお礼を言ってくるのだった。 『第二の部屋』 第二の部屋には、おしゃれな服を着て綺麗な金髪をしたマネキンがいた。マネキンは 「私、もっとおしゃれになりたいの。どうしたらいいのかしら?」と言ってくる。 マネキンだから顔は目・鼻・口が無いのっぺらぼうだ。 顔があれば、もっとおしゃれになると思うのだが… (悪い対処法) すぐ側に顔の書かれたボールがあったので、これとマネキンの頭を入れ替えれば、 マネキンに顔が出来ると思ってマネキンの頭に向かってボールを蹴り飛ばす。 見事に命中して頭とボールが入れ替わったが、元あった頭は地面に落ちると 「痛い…」とつぶやき、それ以降話しかけても返事をしなくなった。 人間同様に頭部に知能があるとしたら、 頭部が外れた後の胴体がおしゃれになっても意味が無いのでは… (良い対処法) 近くの通路に、簡単な論理パズル的な謎かけがあり、それに正解するとペンを拾える。 それを使ってマネキンに顔を書いてあげると 「おしゃれになれたわ、ありがとう」とお礼を言ってくるのだった。 143 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 11 07.84 ID x1uZKRSf0 『第三の部屋』 第三の部屋には、大きな口が浮いていた。大きな口は 「ぼく、おなかが減ってるんだ。何か食べさせてよ」と言ってくる。 何を食べさせればいいのだろうか?? (悪い対処法) 近くの通路にりんごが落ちていたのでそれを食べさせてあげると、 食べ終わった後に「く、苦しい…」と言い、 青く変色してしまい、それ以降話しかけても返事してこなくなった。 りんごを拾った時に近くにあった張り紙に、 白雪姫がどうとか書いてあるのを読んだ時に毒を疑うべきだったのだ… (良い対処法) 大きな口のいる部屋に機械があり、6桁の数字が入力できるようだ。 今までに簡単な数字のクイズが3問出題されていて答えは3つとも2桁なので、 それをつなぎ合わせて6桁にして入力すると、食事一式が出てくる。 それを食べさせてあげると「美味しかったよ、ありがとう」とお礼を言ってきた。 主人公は3つの部屋で何らかの対処をする、または素通りして先へ進んでいくと、 主人公は光に包まれていった。そして… 『バッドエンド』 (条件:3つの部屋全部で悪い対処をする) 目が覚めると、電車内は事故で大惨事になっていた。 そして友達三人は全員死んでしまった。 それも、寒がりな友達全身大やけどで、 おしゃれ好きな友達は顔をグチャグチャにされ、 食いしん坊な友達は胴体が潰されるという、 特徴の箇所に致命傷を負うという偶然にしては出来すぎている死因。 主人公は、夢の内容は誰にも言わないことにした。 口に出してしまったら、夢の中の行動のせいで友達が死んだと 認めてしまう事になってしまいそうだから… 『ノーマルエンド』 (条件:3つの部屋のうち1つまたは2つの部屋で良い対処をする) 目が覚めると、バッドエンド同様に電車内は大惨事になっており、 友達三人も同様の箇所に大怪我を負うが、 夢の中で良い対処をした相手に対応する友達だけは命を取り留めた。 主人公はバッドエンド同様に夢の事は心の中だけに留めるつもりだった。 144 :季節の零れ目:2014/05/10(土) 00 11 38.55 ID x1uZKRSf0 『サッドエンド』 (条件:3つの部屋全てを素通りする、または夢の中でさらに『睡眠』を実行) 主人公は目を覚まさなかった。上記のエンド同様に事故が発生し、 友達のうち2人は死に、1人は体に機械を入れるような大手術を受けたものの生きていた。 そして主人公は、事故で頭を打ったのか、昏睡状態のままになってしまったのだ。 ベッドで眠り続ける主人公の所へ生き残った友達が面会に来て、 いくらか話しかけた後、「また来るよ」と言って帰っていった… 『グッドエンド』 (条件:3つの部屋全てで良い対処をする) 「おーい、起きろー」と声をかけられて目を覚ます主人公。 周囲には眠った時と同様に友達が三人いた。 「あんなに吹っ飛んでたが大丈夫か?」 と、友達たちは心配している。 どうやら、ちょっとした事故が起きて電車が揺れたものの、 大惨事には至らず、友達三人は無事なようだった。 「なんともないようだけど、一応病院で診てもらおうよ」 と言いながら携帯で周囲の病院を検索する友達たち。 誰も死ななかったので、夢の中で最善の行動を取ったことで 友達や他の乗客の命を救ったなどとは思いもよらない主人公は 「不思議な夢だった」と思うばかりであった。 『グッド?エンド』 (条件:グッドエンドの条件+熊のぬいぐるみから綿を出しておく) グッドエンド同様に話が進んでいった後、4人は食事を取る。 その最中に友達たちが 「さっきの電車の揺れだけど、人身事故だったらしい。 電車に轢かれた人は内臓が全部出たらしいよ」 「食事の時にそんな話するなよー」 といった会話をする。 夢の中で雪だるまを暖めるために熊のぬいぐるみから綿を取ったとき、 近くにあった張り紙に「人の形をした物には人の魂が宿る」 みたいな事が書いてあったのを思い出し、複雑な気分になる主人公だった。 以上です。「上手に行動する事で登場人物の命を救う」 というアドベンチャーゲームにありがちな内容を 夢の中の不思議空間を使ってコンパクトにまとめたゲームとなってます。