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通常モンスター 星2/地属性/植物族/攻 800/守 600 きれいな花と思わせ、近づく人をパクリと食べる、肉食の花。 18スレ目 571名も無き決闘者 (ワッチョイ be55-xNsH)2020/06/05(金) 19 58 54.19ID IL54xqFb0 縁の下の力持ち BOOSTER1で登場したモンスターである。 攻撃力はわずか800と貧弱で《ブラック・マジシャン》は愚か、《ガーゴイル》にも劣る。 一応原作で木馬が使っていたがだからなんだというレベルである。 加えて、カードダスを置いてある場所はパックを置いてある店を探すより遥かに難しく、手に入れるまでが困難である。 そもそも遊戯王OCGというゲームは攻撃力の高いモンスターを片っ端から入れるのが基本である。 まだOCGが始まったばかりでカードプールが少ない今だからこそ入れることもあるだけである。 はずだった 5/5よりエキスパートルールが新しく導入される。 この新しいルールは高い攻撃力のモンスターを順番に入れておけばいいという従来の概念を根本的に覆すものである。 このルールが《人喰い植物》の価値を劇的に高めるであろう。 エキスパートルールでは生贄召喚の概念が追加される。星5・6のモンスターの召喚には生贄と称して場のモンスターを1体、星7以上のモンスターは2体墓地に送ることが義務化される。 つまり、《ブラック・マジシャン》は星4以下のモンスターを2ターン召喚しつつ守り、3ターン目にやっと召喚できるということになる。 ならばそれこそ攻撃力の高い下級モンスターを出せば良いじゃないかと諸君は思うだろう。 だがこのカードの能力に注目して欲しい。 このカードはレベル2である。つまり、《ジャンク・シンクロン》で蘇生が可能である。 このコンボを使えば最上級モンスターの召喚を1ターン早めることができる。 加えてこのカードは通常モンスターなので下手な効果モンスターよりサポートが多い。 《正当なる血統》や《黙する死者》を使って特殊召喚すればそのまま攻撃力2000の《カース・オブ・ドラゴン》を生贄召喚できる。 相手が同じように上級モンスターを生贄召喚する前にこのカードで場を制圧できれば、相手は何もできない。 そればかりかこのカードは植物族である。つまり、《ギガプラント》や《ローンファイア・ブロッサム》など数多くの展開方法を持っているのである。 さらには攻撃力が800。種族と合わせて《ブラック・ガーデン》と抜群のシナジーを誇る。 確かに《人喰い植物》のパワーは決して高くはない。しかし、10年後に不動遊星というキャラが言うようにこの世に不要なカードなんてない。 《人喰い植物》は次なるモンスターに繋げる縁の下の力持ちなのだ。 決闘者諸君は勝利のため、共に闘うモンスター1体1体に敬意を払おう。このカードはそんなことを教えてくれる。 18スレ目 571名も無き決闘者 (ワッチョイ be55-xNsH)2020/06/05(金) 19 58 54.19ID IL54xqFb0 逆ジョン・タイター兄貴かな?と思ったら後半で数々のガチカードとのシナジーが謳われていて、いつの時代のデュエリストかわかんなくなっちゃったよ! マンイーター 通常モンスター 星2/地属性/植物族/攻 800/守 600 人喰い人面花。 毒のある触手で攻撃してくる。 ヤシの木 通常モンスター 星2/地属性/植物族/攻 800/守 600 意志をもつヤシの木。 実を落として攻撃。 実の中のミルクはおいしい。 きのこマン 星2/地属性/植物族/攻 800/守 600 ジメジメした所で力を発揮!かさから菌糸を振りまき攻撃! 遊戯王の中でも珍しい、俗に完全相互互換と呼ばれるカード達である。 そのままでも豊富な通常モンスターサポートや、恵まれた種族属性で悪い性能ではないが、これらを使うデッキはあるだろうか。 勿論このカード達にも輝けるデッキがある その名も【バニラ軸ハイドランダー】 動きは至極簡単で、バニラの展開力を活かして墓地を肥やしつつハイドランダーを場に出すシンプルなデッキである。 《ハイドランダー》はモンスターは各種1枚しか墓地に送れないが、魔法罠には制限はないため《魔の試着部屋》や《トワイライトゾーン》など強力なバニラサポートを受けられる彼らはうってつけだ。 また彼らが同ステータスな植物族であることであり、互いをサーチできる《魂の造形家》や展開をサポートする《ブラックカーテン》で蘇生や《弱肉一色》を運用しつつ同名カードではないため、ハイランダーアドも稼ぐことができる。 特に《魂の造形家》は彼らと組み合わせることにより無限ともいえる可能性を見せる。サーチして即出せる《そよ風のブリーズ》《転生炎獣ミーア》、モンスターを呼び寄せる《横綱犬》《カーボネイドン》、《ワイアーム》につなげられる《シンクロ・フュージョニスト》をサーチすることができる。また、場合によっては彼らから出すことのできる《アーマードカッパー》から彼らを逆引きすることも可能だ。 また実質フィニッシャーだが2枚しか積めない《ハイドランダー》も《タンホイザーゲート》でレベル4にしてホープからサーチすることもできる。 ハイランダーだが、複数積めるという矛盾。 その矛盾を皆も楽しんでみよう 19スレ目 37名も無き決闘者 (ワッチョイW f654-13jc)2020/12/06(日) 02 54 50.99ID bK5Ms6Fi0 Tag:【バニラ軸ハイドランダー】 正当評価 矛盾
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人喰い虫 パック:心の中の正義(P) 54652250 効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻450/守600 リバース:フィールド上のモンスターを1体選択し破壊する。 単体除去効果を持つリバースモンスター。 執念深き老魔術師と異なり、自分のフィールドに対しても発動可能。 序盤では、貴重な除去カード。
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効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻 450/守 600 リバース:フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。 Vol.3で登場した、地属性・昆虫族の下級モンスター。 フィールド上のモンスターを破壊するリバース効果を持つ。 後のSOUL OF THE DUELISTでは、上位種の《使徒喰い虫》が登場している。 2体以上のモンスターが攻撃してきた時、壁になって1体、破壊効果で1体の攻撃を受け止める事が出来る。 《次元幽閉》等の使いやすい防御用罠カードがなかった頃は、必須カードと言われていた。 現在では、種族や属性に拘らないのであれば、《ライトロード・ハンター ライコウ》の方が強い。 あちらは魔法・罠カードも破壊対象にでき、墓地肥やし効果まで持ち合わせている。 また、あちらが任意効果であるのに対し、この効果は強制効果である上に、破壊対象が相手フィールドのカードに限定されていない。 そのため、《光の護封剣》等で表側表示になった時、他にモンスターが存在しなければ自滅してしまう。 しかし、攻撃一辺倒になりがちな【昆虫族】では、モンスター破壊効果を持ったカードは少なく、ありがたいモンスターである。 同種族にも《スカラベの大群》という類似効果を持つモンスターが登場したが、あちらはロックデッキで活躍するモンスターであり、【昆虫族】では使いづらい。 必須カードとしての立場からは退いたものの、【昆虫族】では十分に強力なカードである。 《大樹海》は昆虫族の強力なサポートカードであるが、リバース効果モンスターであるこのモンスターは、特に強い恩恵を受けられる。 反転召喚に成功すれば、後続の《人喰い虫》はもちろん、《インフェルニティ・ビートル》や《ダニポン》等、有力なレベル2の昆虫族モンスターをサーチできる。 また、効果による自滅のリスクを軽減するのにも役立つ。 ただし、裏側表示のモンスターが戦闘破壊された時には、効果が発動しない点に注意したい。 【ユベル】では《ライトロード・ハンター ライコウ》より優先してもいいだろう。 《執念深き老魔術師》は自分のモンスターを対象に出来ず、《ライトロード・ハンター ライコウ》はデッキデス効果によってタイミングを逃してしまうため、《ユベル》を進化させられないのである。 「食い」ではなく、「喰い」である。 発音の関係上、宣言する際は問題ないが、カード名は正しく覚えておきたい。 印刷ミスで、EX-R収録のこのカードは戦士族となっている。 エラーカードであるため、《増援》や《戦士の生還》を使うことはできない。 →エラーカード かつて遊戯王カードがニュース番組で取り上げられた際、キャスターが遊戯王のパックを1つだけ買ったのだが、スーパーレアのこのカードを当てている。 キャスターは遊戯王の体裁を知らなかったため、当時必須カードだったこれに対し、「弱いカードですね」と残念そうにしていた。 原作・アニメにおいて― アニメオリジナルの「闇遊戯vs闇獏良」戦で闇獏良が使用。 効果で遊戯の仲間を一人破壊しようとした。 しかし、《昇天の角笛》により、《炎の剣士》である城之内と共に破壊された。 その後、バクラが闇のゲームによって実体化させ、実際に人を喰らった。 ピストルが効かなかったことから、ピストルよりは攻撃力が高いようだ。 「デュエルモンスターズクエスト」編にも登場。 城之内の《魔導騎士ギルティア》を不意打ちで破壊した。 コナミのゲーム作品において― GBのDMシリーズでは効果を持たないモンスターとして登場し、オリジナルのテキストが存在する。 「両手の巨大バサミで相手をバサバサと切り むしゃむしゃ食べる」と書かれている。 また、GBAの「遊戯王インターナショナル2」では、リバース効果モンスターを集めた「リバースコレクション」でパックのデザインを飾っていた。 関連カード 《使徒喰い虫》 《スカラベの大群》 《深淵の暗殺者》 《執念深き老魔術師》 《ワーム・アポカリプス》 《ライトロード・ハンター ライコウ》 《爆弾かめ虫》 ―《人喰い虫》の姿が見られるカード 《連鎖除外》 収録パック等 BEGINNER S EDITION 1(第7期) BE01-JP112 BEGINNER S EDITION 1 BE1-JP131 Rare DUELIST LEGACY Volume.2 DL2-075 Rare 幻の召喚神-PHANTOM GOD- PG-47 Super Vol.3 Super STRUCTURE DECK-海馬編- KA-46 STRUCTURE DECK-海馬編- Volume.2 SK2-045 EX EX-R EX-44 STARTER DECK(2007) YSD2-JP010 遊戯王カードwikiより。 なお、フブキンの伏せ状態の人喰い虫を放置してしまうと、モンスターを破壊された上、ダイガスタ・フェニクスを出して大ダメージを与えてくる戦術を利用してくるかもしれないので警戒しよう。 (公告下げ用)
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人喰い族の踊り 原題:Cannibal Capers 公開:1930年3月13日 シリー・シンフォニー:No.8 ストーリー ジャングルの部族である人喰い族の祝典が行われていた。 彼らはカメを食べようとしていたが、仲間がドジってしまい、カメと間違えて人喰い族のひとりをスープ鍋に突っ込んでしまう。そこへライオンが現れ、仲間たちは逃げ出してしまう。 スープのなかに取り残された人喰い族は、ライオンから命からがら逃げるが、ライオンが落とした入れ歯を拾い、形勢逆転する。 概要 キャラクター 人喰い族 ライオン カメ 収録ソフト タイトル 収録ソフト メディア 音源 人喰い族の踊り シリー・シンフォニー Vol.2 限定保存版 DVD 新吹替版
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人喰い巨大蜂(ホーネット)とは、蜂型と人型の魔物から構成されている魔界生物である。 『人蜂取らず』(ヒューマン・オア・ノットヒューマン)という固有能力を持ち、外敵の排除に用いる。 蜂型が人型を毒針で貫いた瞬間を最初に目撃した者へ発動し、目撃が人間以外の生物であった場合即座に爆散し絶命に至る。 目撃が人間(魔界人、ドワーフ、表世界の人間)等である場合発動後1時間以内に金属化し、その後数分で第二の「人喰いホーネット」となる。 俗にいう『人喰い』シリーズの一種であり、魔界第七区郊外で新種として発見された時の名は『スタング』。 侵略的外来種B群二項に指定されており駆除対象である。現存しているものが能力によって増殖したものかオリジナルである『スタング』で あるかは不明。静動問わず生物に対しては攻撃的であり、毒針による刺突、大顎による破砕、または人型による殴打、蹴りなどの行動をする。 上記の画像は能力発動の瞬間を捉えたものであり、一部の熱心なマニアにとっては貴重な資料である。
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人喰い宝石箱 パック:迷宮に潜む影 通常モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻撃力1600/守備力1000 宝石箱の形をしたモンスター。冒険者をだまして襲いかかる。
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人喰い宝石箱 パック:黒き混沌の使者 通常モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1000 宝石箱の形をしたモンスター。冒険者をだまして襲いかかる。
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■FAITH MASTER first stage■ 「人喰い虎」 鋭利な爪状のFAITH「刃等腹解体(バラバラバラ)」による不可視の斬撃を手に入れた男 十数年前に記録上では3世帯10人、実際は90世帯305人を20年間全国に跨り殺傷害した人の輪を外れた存在 数が違うのは素手で人体を解体して喰らうという単純明快な猟奇的行動で300人前後を胃袋に納めたからで あまりの異常性に警察・司法関係者の間でしか真実を知らされておらず、現在でも重度のタブーになっている 取調べにおいても「腹が減ったから転がっているのを食べた」「紫色の帽子を被った不味そうな婦人に爪を貰った」 と数々の暴言や妄言を吐き、あれこれ所構わず喋っては調書作成までに200人の警察官の神経を煩わせていた。 なお、犯行動機については『自分の子、次の「人喰い」を作ろうとして幼い子供の居る家庭を襲った』と供述 自分の行動を一から模倣させ、その眼鏡にかかり生き延びた子供の数だけは最期まで明確に教えずに処刑された ― 子供の手を取り一緒に作業をして、仲良く「食事」をしている時がこの上なく嬉しかった ― 供述調書より
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人喰い鳥 ◆mtws1YvfHQ 「時代の流れか」 真庭鳳凰は呟いた。 真庭忍軍の実質的な頭にして真庭忍軍十二頭領の一人。 十二頭領。 元々は頭領など一人しかいなかった。 しかしある時期、頭領を十二人に増やそうと言い、実行した。 その時期、その時代、敵対関係にあった相生忍軍との戦いに勝つため、実行した。 結果は大成功だったと言える。 個々の突出した能力を最大限に活かす事ができ、そして生き残った。 勝ち残ったと言っても良い。 「これもまた」 しかしそれが今ではどうだろう。 半日も経たずに参加している四人の真庭忍軍頭領の半分が死亡。 個々の能力が傑出しているからこその十二頭領。 それが脆くも半壊状態。 化け物だらけだから仕方がない、などと言う言い訳が立つわけがない。 卑怯卑劣を売りとしている忍者が力に圧倒されて負けたなど、笑い話にもなりはしない。ましてや、実質的な頭と言われている真庭鳳凰がそれではなおの事。 こんな現状で生き残れるのか。 勝ち残れるのか。 「思い上がっていたつもりなど、なかったのだが……」 神の鳳凰。 真庭忍軍で唯一、実在しない動物の名を冠する忍び。 なのに。 「このままでは犬で終わるな」 さも可笑しそうに笑い、空を見上げた。 竹の葉ばかりの空を。 しかし何処か力がないように見受けられる。 それに、普段は鋭い眼光も何処か鈍く見える。 そのまま左腕を掲げ、 「負け犬、噛ませ犬ではまったく――笑えぬ」 振り下ろす。 そして己の右腕を。 あたかもやり慣れているかの調子で。 斬り落とした。 回想――それは少し前の事だった。 真庭鳳凰は竹林の中を歩いていた。 ただ北へ。 ただ踊山の頂上へ向けて。 「……しかし、踊山の麓に竹林などなかった筈だが」 首を傾げながら。 相も変わらず色々と考えながら。 無意味に思い悩みながら。 竹林の中をブツブツと。 「む?」 不意に足を止める。 竹林の中にある不自然な光景。 薙ぎ倒された竹。 それも一本や二本ではない。 嵐でも通り過ぎたかのように大量の竹が中途から薙ぎ倒され、辺りに散乱していた。 耳を澄ませ、音を聞く。 気配もなく草を踏み締める音一つしない。 鼻を動かし、 「ふむ」 とだけ呟き、また歩き始める。 血の臭いの濃い方向へ。 気配を殺し、念のために炎刀を構えながら。 意外に早くそれは見付かった。 胸元から血を流し尽くした、しかしどこか満足げな顔をした娘。 遠目に見てもこれと言った持ち物は見当たらない。 顔色からして死んでいるようではあるが。 「………………」 一応の警戒をしながらにじり寄る。 警戒するまでもなく、完全に死んでいた。 しかしそれでも周囲を見渡し、やっと警戒を解いた。 一先ず近くで軽く観察をし、左腕を伸ばし、娘の致命傷となったであろう傷口に触れた。 そして発動した。 「ん――――」 娘の、いや、匂宮出夢の服に触れ、忍法記憶巡りが発動した。 巡る。 服の記憶を巡る。 放送の終わった頃へ。 放送の始まった頃へ。 ただ倒れたままの時を。 「――なっ!」 そして見る。 殺した、顔に紋様の刻まれた小さな少年を。 その少年と話をし、共に何処かへと去っていく、 「鑢七実!」 更に巡る。 竹林を歩き、途中で妙な娘と男と出会い、竹林に入り、雪上を歩み、かまくらで出会い、七実と共に歩いてきたこの娘。 おおまかにであっても把握した。 異常であると。 化物であると。 そして理解した。 やはり七実はそれ以上の天災であると。 「妙な者が……いや、妙な化物がやはり多いか」 そして、それらにむざむざ殺されないようにするためにはどうするか。 簡単だ。 ――回想、終了。 「――堕ちればいい」 異国の宗教にもある、天国から地獄に堕ちた天の使いのように。 十二の刀の一本を得て最強の座から自ら堕ちた堕剣士のように。 神などと呼ばれている今から。 「同じ化物にでも」 右腕を伸ばし、手近な竹を握る。 竹の握った部分は手の中で屑になり、上の部分はただ倒れる。 「――やはり付けてすぐでは制御が効き難い。が」 倒れた竹を無視し、そう言いながら手を握ったり開いたりと。 匂宮出夢の腕の具合を試し始めていた。 先ほど真庭鳳凰が自身の腕を斬り落としたのは周知の事実だろう。 そしてくっ付けた。 出夢の腕を死体から切り離して。 忍法命結び。 それを使って。 全力を出せば、 「それでも」 体を捻り、全身の力を込め、振るう。 片腕のない死体に。 人すらも喰い尽くす右腕を。 たったそれだけで、地面は抉れ、血肉が散る。 「十分な威力だ。なるほどこれが――《一喰い》か」 その光景に頷く。 予想通りの光景に頷く。 そして、首を振る。 「しかし、これではしばらくまともに物を持てぬな」 地面に落ちていた小石を摘まむ。 あっさり砕け散った。 思わず苦笑いが漏れる。 まだ力の制御がまるで利いていないことが難点ではあるが、それでも今の所は十分。 今後、更に化物の部品を結んで行けば良い。 優勝するにしろ、別の何かをするにしろ、どちらにしろ、どちらにしないにしろ。 強くなって損はない。 堕ちて行って損はない。 一先ず、何となく、支給品の中身を確認し、 「さて一先ず踊山を登ると――」 見付けた。 名簿を。 二枚目の名簿を。 「――ん? ん? あぁ、虚刀流に返し忘れていたか」 と言う事は放送でしかこの場にいる人間を把握できてない可能性がある。 その可能性しかないの間違いか。 見覚えのある名前のほか、知らない名前も多い。 だがそれでも見覚えのある名前が何人いるかだけでも知っておいて損はない、だろう。 「………………一応、探すとしよう」 片手で地図を広げる。 東に行くと言っておいたのだからまさか着いて来ているはずはない。 北は今しがたまで歩いていたが出会う事もなかった。 そして南は砂漠と海と行く意味を感じられない場所しかない。 そうなれば行っている可能性があるのは、 「西か――ついでに斜道郷壱郎研究施設とやらも見てみるか」 そうして、鋭い眼光をした真庭鳳凰は動き出す。 《人食い》の腕を得てどうなるのか。 それは誰にも分からない。 それでもその後には、胴を喰われた匂宮出夢の死体が残されていた、 【1日目/昼/E-8】 【真庭鳳凰@刀語】 [状態]健康、精神的疲労(小) [装備]炎刀『銃』(弾薬装填済み)、匂宮出夢の右腕(命結びにより) [道具]支給品一式×2(食料は片方なし)、名簿×2、懐中電灯、コンパス、時計、菓子類多数、輪ゴム(箱一つ分)、ランダム支給品2~8個、「骨董アパートで見つけた物」、首輪×1、真庭鳳凰の元右腕×1 [思考] 基本:優勝し、真庭の里を復興する 1:西へ向かう 2:本当に願いが叶えられるのかの迷い 3:今後どうしていくかの迷い 4:見付けたら虚刀流に名簿を渡す [備考] ※時系列は死亡後です。 ※首輪のおおよその構造は分かりましたが、それ以外(外す方法やどうやって爆発するかなど)はまるで分かっていません ※「」内の内容は後の書き手さんがたにお任せします。 ※炎刀『銃』の残りの弾数は回転式:5発、自動式9発 ※支給品の食料は乾パン×5、バームクーヘン×3、メロンパン×3です。 ※右腕だけ《一食い》を習得しましたが、まだ右腕での力の細かい制御はできないようです ※E-8の匂宮出夢の死体は半壊状態になっています 多問少択 時系列順 marshmallow justice 多問少択 投下順 marshmallow justice 立つ鳥 真庭鳳凰 稀少種(鬼性手)
https://w.atwiki.jp/beastcitypixiv/pages/32.html
作者:主に、ねこの人 概要 極悪ハンター「人喰いネロ」、ビーストの守護者を自称する「天使クルルエル」 そしてネロに奴隷として飼われる「アド少年」の三者三様の絶望模様が織り成す群像劇。 ◆主要登場キャラ ・アド少年 人喰いネロに奴隷として飼われる少年ハンター、日夜ネロからの折檻を受け虐げられている。 絶望の中に生きる少年。ただ唯一、生き別れた妹と再会することだけを希望としている。 ・人喰いネロ 紳士的振る舞いで人を騙し、悪魔的残虐さで盗る・殺る・犯るの非道の限りを尽くす極悪人。 死を実感することで生の喜びを覚える倒錯者。天使クルルエルのみを標的として動く。 ・クルルエル ビーストの守護者を自称し、シティの同胞であるビーストを狩る人間たちを憎み襲い掛かる。 無機物と同化する能力を持つ。「神の子計画」により遺伝子操作で作られたミュータント。 1.アド少年と人喰いネロ アド少年と人喰いネロ、登場編から地下の女王イベントまでのハイライトまとめ。 ++で展開 登場編:アド少年と人喰いネロのとある朝 アド少年のとある一日 エーファが登場。ここから地下の女王イベントに参加することになります。 ・エーファ 口数が少なく、いつも食糧を求めてシティ内をうろつく謎の少女。 人喰いネロのとある一日 アド少年が狩りの最中、人喰いも狩りの真っ最中でした。 ここで他の方が描いてくださった、物語に絡んでくるアド少年とネロのハイライトを挟みます(ありがとうございます!) こちらのハイライトを踏まえた上で後のストーリーは展開されていきます。 しじゅうはちさん「少年と人喰いと」 大路さん「アド君と晶1」 大路さん「アド君と晶2」 地下の女王:アド少年も合流 地下の女王戦に参戦、上の「アド君と晶」の後の時間軸になります。 地下の女王:地上で待つ人たち 地上で待つ人喰いと、昔馴染みの教祖との邂逅。 ここでまた他の方の描いて下さったハイライトに繋がります(ありがとうございます!) こくろさん「三者邂逅ならず」 人喰いネロと教祖、ヴェロニカ社長との不思議な因縁が明かされます。 そして物語は天使クルルエルのお話へ。 2.復讐の天使クルルエル クルルエル、登場編から狂気の始動までのハイライトまとめ。 ++で展開 登場編:哀しみのビースト 慟哭の人獣イベントと絡めての、クルルエル登場編です。 この行動がのちに慟哭の人獣イベントにおいてgoodendルートへの布石になるとは思いもよりませんでしたが! クルルエル動く クルルエルの人間に対する憎悪と冷酷さを演出するための始動編。エミリーが初登場。 ・エミリー ディザーターのエミリー。クルルエルに遭遇した恐怖でほぼイきかけました。 ていうかイっちゃってます。 ここで他の方の描いてくださったハイライトを挟みます(ありがとうございます!) とくにいみはない/ダガーさん リノ君との接点が生まれた瞬間でした。リノかわいいよリノ。 遭遇/りけさん 遭遇、そして… ローグとクルルエルの遭遇 これによりローグはアサシンに改造され、クルルエルの配下に。 ・アサシン(ローグ)/りけさん のちにトイショップのハイライトでクルルエルと共に登場しました。 静かなる狂気 上のリノとの接点を活かさせて頂きました。クルルエルの憎悪が狂気に向っていきます。 そしてここで多くの方にクルルエルを絡めたハイライトを描いて頂けました(ありがとうございます!) 全て後の展開に繋がっていくので紹介させて頂きます。 問う白翼に跪く黒翼/夜光曲さん すっかりクロウ君にはクルルエルがトラウマになりました。 しじゅうはちさんの蝙蝠と白き翼の禅問答 しじゅうはちさんの蝙蝠と白き翼の禅問答2 イルさんとの禅問答、これが後の展開に大きく関わってくることになります。 zapanさんの後ろの正面だぁれ? zapanさんの後ろの正面だぁれ? 弐 ゼクウさんとの遭遇、クルルにとって人間とそうでない者の違いがよくわからなくなっていきます。 いのうえさんの雲水とうらら・1 いのうえさんの雲水とうらら・2 憎悪の狂気にまかせて暴れ狂うクルルエル。こちらの続きは雲水とうららタグをご参照下さい。 天使は狂気を孕んだまま、物語はアド少年のお話に続きます。 3.アド少年の物語 アド少年が絶望の中から希望を掴み、目的を見出すまでのハイライトまとめ。 ++で展開 アド少年の物語1 地下の女王イベントを経て、今まで感じたことのない不思議な感覚に戸惑うアド少年を襲う危機。 「アド君と晶」のハイライトからの続きにもなってます。 アド少年の物語2 エーファの謎が徐々に明らかに… ここで他の方の描いて下さったハイライトを挟みます(ありがとうございます!) 紫電長光さんの「悪意を犯る為に」 人喰いがトイショップから有力な情報を得て後の展開に大きく関わってきます。 狛犬さんの「鴨がネギ背負って土鍋で水炊いてる」 ローレライとの初接点!この後、ともにテーマパーク探索へ向う発端となります。 ・E.V.A. エーファの真の姿。生命力を与える能力を持つ「神の子計画」によるミュータントです。 アドの妹・リリの行方を知る大きな手がかりとなります。 アド少年の決意 ついに生きるための目的を手に入れ、決意を固めたアドの新たな物語が始まる。 そして物語はクルルエルの狂気との葛藤と核心へ。 4.葛藤する天使 クルルエルが自身の狂気と葛藤し、心変わりしていくまでのハイライトまとめ。 ++で展開 まったくもってカオス すっかり世間ズレしまったクルルエルの悲哀。 ここでまた他の方に描いて頂けたハイライトを挟みます(ありがとうございます!) だんだんクルルエルが萌えキャラ化していきますねはっはっ。 実はできてた特典/ダガーさん しじゅうはちさんの「愛とか虐殺の日々。-1-」 ポーンさんの「夜のビーストシティ」 クルルエルの秘密 しじゅうはちさんのハイライトからの続きになります、クルルエルサイドの掘り下げです。 辿れるか無明の藁を掴み クルルエルの深い憎悪の秘密の一端と、新キャラの登場です。 クルルエルの反省 しじゅうはちさん、夜光曲さんのハイライトからの続きになります。 クルルエルの反省と自戒、そしてここで狂気から脱し理性を保つに至ります。 ここでまた他の方のハイライトを挟みます(ありがとうございます!) 夜光曲さんの「4コマ集」 狛犬さんの「クルルエル様と絡み隊」 「クルルエルの反省」からの続き、そして後にクルルエルにとって重要な存在となる女王蜂との初対面です。 ・リリ クルルエルに生命エネルギーを貰い、どうにか生きながらえているアドの妹・リリ。 「神の子計画」によって与えられた、生命力を循環する能力を制御できず地下深くに閉じこもる。 ・バトラード 召し使いビースト、クルルエルやリリの身の回りを世話する。 どうなっちゃうワケ…? クルルエルの身体に関する重大な秘密が明かされます。 雲水とクルルエル いのうえさんの「雲水とうらら」の続きにあたるハイライトです。 ・クルルエル女性体 ・クルルエル衰弱態 普段の形態とは違う女性形態と、生命力を失った状態の衰弱態。 ここからクルルエルは徐々に力を弱めていきます。 そして物語はテーマパークでの激闘に続きます。 5.乱戦テーマパーク ローレライを仲間に加え、テーマパークでの交錯する激闘のハイライトまとめ。 ++で展開 アド少年と人喰いネロの一幕 テーマパーク編の始まりです。 テーマパークに到着 これよりローレライが同行します。また、違反ハンターイベントBルートと混戦。 ここから先は狛犬さんによるローレライ視点の様子を織り交ぜながら進行していきます(ありがとうございます!) 狛犬さんの「死亡フラグ」 狛犬さんの「迷走中」 違反ハンターを捕まえろ! 違反ハンター・ルルカとの遭遇、そしてクルルエルの暗躍。 混戦の予感 レギオンナイツを相手にしつつそこに現れたエミリー、そしてスローサリアンヌ。 強襲スローサリアンヌ スローサリアンヌの襲撃、背後に迫る危機。 強襲エミリーアンヌ エミリーアンヌの襲撃、人喰いネロがツヤツヤしてきました。 狛犬さんの「意外と考えてた」 狛犬さんの「死神ローレライ」 狛犬さんの「頑張ります」 人喰いの餌食 交錯する激闘に決着、人喰いがこれまでで一番イキイキしてます。 狛犬さんの「幕間小話」 ローレライのネロに対する想い。そしてこれにてテーパーク戦に終止符です。 激闘のハイライトを終えて、物語はクルルエルのより深い心情を照らし出していきます。 6.天使の黄昏・神の子の黎明 クルルエルの苦悩からの救済。そして終焉へのカウントダウンが始まるハイライトまとめ。 ++で展開 回顧する天使 クルルエルの過去。ビーストシティに降り立ち、同胞を護るための守護者となった経緯。 ここから、クルルエルの心の救済へのキーキャラである女王蜂のハイライトを挟みながら進みます(ありがとうございます!) 狛犬さんの「高飛車ニート」 狛犬さんの「蜂の懊悩」 身を捧ぐ天使 時間軸的にはテーマパーク戦と前後します。自らの死期を悟った天使は女王蜂の申し出に… 狛犬さんの「執念で掴み取った何か」 狛犬さんの「女王蜂」 この一件を経て、クルルエルは過去より続くわだかまりからの救済を得られました。 神の子の黎明 これも時間軸的にはテーマパーク戦と前後します。天使は神の子に力の制御を教え、生きる希望を願う。 ここでリリに関わるしじゅうはちさんのハイライトを挟みます(ありがとうございます!) しじゅうはちさんの「愛とか虐殺の日々-4-」 しじゅうはちさんの「愛とか虐殺の日々-7-」 しじゅうはちさんの「愛とか虐殺の日々-10-」 クルルエルの見せたかった世界を見せてくれたイルのおかげで、リリは自ら動き出す勇気を得ます。 PockyRockyさんの「戦へ行く天使へ…」 このハイライトでクルルエルは、リリの兄・アド少年がこのシティに来ていることを知ります(ありがとうございます!) 地階初期値 ネロ達がテーマパーク地下の資料室を発見します、そして再び戦闘の地は地上へ。 終焉へのカウントダウンが始まる中、物語は最終章へ。 7.最終章:この街で 全ての決着が付く最終章、ラストスパートで送るハイライトまとめ。 ++で展開 終焉の開幕 殲滅部隊の弱者狩りが行われる中、アドはついに天使クルルエルと出会うが… ここからは他の方のハイライトとのバトンパスハリケーンが続きます(ありがとうございます!) まずは狛犬さんのローレライ視点から。 狛犬さんの「つなぎたい」 狛犬さんの「乙女フィルター」 狛犬さんの「病巣」 そして大路さんの晶視点から。 Long Distance Call-3-/大路さん Long Distance Call-4-/大路さん 晶の物語はこれにて幕を下ろします。この一件がアフターでの確執へと続きますが…それはまた別のお話。 激戦 ついに始まったネロとクルルエルの直接対決。そのときリリは… 迫り来る鬼気 走るリリ、そして悪魔と天使の戦いは熾烈を極めていく。 ここで狛犬さんの女王蜂のハイライト、女王蜂の物語はこれで幕を下ろします。 狛犬さんの「進化」 狛犬さんの「早春賦」 リリと紅の囚人/竜影の竜田揚げさん そしてリリは紅麗さんに助けられ、クルルエルの元に向います。 生殺の間隙 絶体絶命のクルルエル、そのときアドの取った行動は。 一縷の絶望 アド、ネロ、クルルエル、それぞれの抱える絶望がせめぎ合う中、物語はクライマックスへ。 訣別 アド少年と人喰いネロ、数奇な因縁への決着。 狛犬さんの「箱庭」 ローレライの物語はこれで幕を下ろします。アフターでは迷コンビっぷりを発揮しますがそれはまた別のお話。 かけがえのない存在 死期の近づくクルルエルの、最期に取った行動。 還るべき場所 この街とともにいつまでも-クルルエルの物語はこれで幕を下ろします。 最終回「この街で」 ビーストシティ、生と死の同居するこの街で、彼らは生きていく。 アド少年、リリ、人喰いネロ。彼らの物語はこれで幕を下ろします。 3ヶ月に渡って続けたハイライトシリーズ、これで完結です。 他の方のハイライトは主軸の物語に関係あるものだけを紹介させて頂きましたが この他にも多くのハイライトでキャラや設定を絡めて使って頂けました。 本当にありがとうございました。ビーピクフォーエバー! (編集:ねこの人 09/11/01)