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200 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/15(火) 00 40 55.16 ID CEkpekn6o 【大広間】 初美「はいはーい!用意できましたよー」 京太郎「うわー!すげー美味そう」 初美「当然ですよー。腕によりをかけましたからねー」エッヘン 春「……頑張った」 巴「はいはい。そこ嘘を付かない」 湧「初美ねぇもはるるも料理苦手だもんねー」 初美「む。苦手では無いのですよー」 初美「……ただ届かないだけですからー」 初美「なので私だってやればできるのですよー!」 京太郎「はっちゃんが料理してる姿ねぇ――」 初美(裸エプロン)『はーい。あなたーご飯なのですよー』 京太郎「――何かこう合ってるようでいて違和感が」 初美「むぅ。きょーくんまで言いますかー!」 201 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/15(火) 00 51 49.21 ID CEkpekn6o 小蒔父「どうだったかね須賀君。我が家の風呂は?」 京太郎「大変いい湯加減でした」 京太郎「すみません、お先に頂いて……」 小蒔父「満足してくれたなら結構」 小蒔父「できれば今度は是非背中を流させて欲しい所だがな」 京太郎「あ、あはは……。き、機会があれば」 小蒔父「ああそれより、小蒔か霞かの方が良かったかな?」 京太郎「いえいえ滅相も無い!」 小蒔父「ふむ。では春か巴か……若い方が良いのであれば明星、湧辺りか?」 小蒔父「……まさか大穴で初美なのか?」 初美「ちょっと御当主!誰が大穴ですかー!!」 京太郎「あ、あはは……」 京太郎(……この人、御当主様だよな?) 京太郎(何かただのエロジジイに思えてきたんだが) 202 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/15(火) 01 02 35.54 ID CEkpekn6o 霞「……御当主様。奥方が居られないからってハメを外しすぎかと」 小蒔父「いやーすまんすまん。普段ウチは女所帯で男一人だからな」 小蒔父「こう男がもう一人居るとつい、な」 巴「だからって私達じゃなければセクハラで訴えられますよ?」 初美「と言うか奥様に言っちゃいますからねー」 小蒔父「ちょ、ちょっとそれは待て!お願いだから!」 京太郎「……もしかして小蒔さんのお父さんって、お母さんに頭が上がらない?」 春「……まったく」 湧「おじさんは婿養子だからね!」 明星「婿養子だからって訳じゃないとは思いますけど……」 京太郎「はぁー……何処の世界もそうなんだな」 203 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/15(火) 01 20 02.39 ID CEkpekn6o 京太郎「と言うかそのお母さんはどちらに?」 小蒔「あいにくお母様は今日は御用時で鹿児島の方に……」 小蒔「お母様も京君にお会いするのを楽しみにしてらしたのですけど」 京太郎「そ、それは残念だったなぁ」 京太郎(もしご両親が揃ってたら、俺はどうなっていたのだろうか……) 霞「お喋りはそのくらいにして頂きましょう。京太郎君もお腹が空いてるでしょうし」 京太郎「い、いや俺はそんなに――」グーッ 京太郎「――空いてました///」 小蒔父「結構結構。男の子はそれくらいじゃないとな」 小蒔父「よし。それでは皆一緒に――」 全員『いただきます!』 214 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/15(火) 23 46 11.11 ID CEkpekn6o 京太郎「うめーうめー!」ムシャムシャ 初美「そんなに慌てて食べなくても逃げませんよー」 京太郎「そうなんだけど、何かこう気分がね」 京太郎「それにこんなに大勢で夕飯を一緒に食べるのって久しぶりだし……」 明星「そうなのですか?」 京太郎「一人暮らしだから、まず誰かと夕飯を食べる事は無いなぁ」 京太郎「なので誰かの作った料理を食べるのが嬉しくて――ゲホッ!?」トントン 巴「もう!そんなに一気に食べるから!」 小蒔「だ、大丈夫ですか!?」オロオロ 京太郎「み、みず……!」 春「……はい」 京太郎「!」ゴクゴク 京太郎「プハーッ!サンキューはるる!」 霞「これに懲りたら落ち着いて食べる事」 京太郎「……はーい」 小蒔父「あはははは」 京太郎「あっ、すみません。お見苦しい所をみせてしまって……」 小蒔父「いや構わんよ。男の子はこうでなくては」 小蒔父「私は男の子が欲しかったのだが、あいにくうちの家系は女の子しか生まれなくてね」 小蒔父「食卓にもう一人男が居るだけで嬉しくなるよ」 220 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 00 12 40.71 ID 8LYg54/Go 京太郎「そうなんですか?」 小蒔父「うむ。本家である神代はほぼ女子しか生まれないのでな」 小蒔父「私を含め、歴代の当主は全員婿養子だ」 京太郎「なるほど……」 小蒔父「その為か本家筋に近い分家もその傾向にあるようでね」 霞「石戸はほぼ本家と同じですね」 初美「と言うか六女仙は大体そうですよー」 小蒔父「……おかげで親戚一同が会すると男共は肩身が狭くてね」 京太郎「でしょうね」 小蒔父「と言う訳で、どうだね?君もその仲間入りしないか?」 京太郎「……は?」 小蒔父「若い男は貴重だからね。君なら私達のリーダーとなれるよ」 京太郎「いやいや。俺には無理です」 小蒔父「しかも今なら嫁候補もたくさん居るからお得だぞ?」 京太郎「お得ってセールじゃないんですから……」 小蒔父「どうだね?もし嫁にするなら誰が良いかね?」 小蒔父「……誰にも言わないからちょっと私に聞かせてくれないか?」 京太郎(……もしかして酔ってらっしゃる?) 京太郎(こういう場合はとりあえず適当に言って誤魔化そう) 京太郎「そ、そうですね。えっと…… 223」 1.小蒔 2.霞 3.初美 4.巴 5.春 6.明星 7.湧 8.良子 9.全員 10.そんなの言えません 11.その他(内容併記) 233 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 00 39 31.36 ID 8LYg54/Go 全員 京太郎「……全員とか」 小蒔父「ほう……」ジロッ 京太郎(やべっ!?選択肢間違えたか?)アセアセ 京太郎「な、なーんて冗談っすけど――」アハハ 小蒔父「良いじゃないか!」 京太郎「は?」 小蒔父「一夫多妻結構!選べなければ全員娶れば良いと言う発想、実に良い」 京太郎「え?」 小蒔父「そもそも今は欧米の文化が入るうちに今のように一夫一妻になった訳だが……」 小蒔父「かつては日本も一夫多妻だったのは周知のとおりだ」 小蒔父「今の若者は一人を愛する事が当然だと思ってるかもしれないが、何人愛そうが愛しきる事が出きればそれも良いのではないか?」 小蒔父「……なんて事を私は思ってるのだが、どうかね?」 京太郎「……どうかね?と言われましても」 234 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 00 56 02.27 ID 8LYg54/Go 小蒔父「ぶっちゃけうちの子達はみんな良いだろ?」 小蒔父「小蒔は天然だし、可愛い」 小蒔父「霞は年上の色気も有るし、胸も大きい」 小蒔父「初美は周囲を元気にするし」 小蒔父「巴はよく気がついて器量よし」 小蒔父「春は寡黙だが一途だ」 小蒔父「明星は将来有望だし、湧は活発で明るい」 小蒔父「――この中から選べという方が無理な話だ」 小蒔父「私なら無理矢理選ぶくらいなら独り身のままで良いね!」 京太郎「は、はぁ……」 京太郎「あの……小蒔さんのお父さん、酔ってます?」 小蒔父「大丈夫だ。まだ焼酎を5合くらいしか飲んでないからな!」 京太郎(もう一瓶飲んでるのかよ!) 240 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 08 23.47 ID 8LYg54/Go 小蒔父「何せ全員私の娘みたいなものだからな……」 小蒔父「ある日突然私の知らない男を連れてこられて結婚するなんて言われたら、泣くよ私は」 小蒔父「ぶっちゃけ手元にずーっと置いておきたいね」 京太郎「ま、まぁお気持ちは分かりますけど……」 小蒔父「しかし、それは無理な話だ」 小蒔父「ならばせめて私が認めた男に娶ってもらいたいと思うのは普通だろ?」 京太郎「それはそうですね」 小蒔父「だが相手の男を7人も選ぶと言うのはそれはそれで難しい」 小蒔父「それならいっそ1人で良いじゃんと考える訳だ」 京太郎「それが分からないんですが」キッパリ 241 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 24 07.78 ID 8LYg54/Go 京太郎「と言うか小蒔さんのお父さんはそれで良いかもしれませんが、他のご両親はどう思うか……」 小蒔父「その点は大丈夫だ。寧ろ結束がより高まって良いんじゃないかと皆賛成してるからな!」 京太郎(駄目だこの親共!) 小蒔父「と言う訳で君が全員を娶っても何の障害も無い訳だ」 小蒔父「なんなら今すぐ祝言を挙げても良いのだが――」 京太郎「あの、その辺りでそろそろいい加減にした方が……」アセアセ 小蒔父「もちろん式は神前だが、披露宴はウェディングドレスが良いだろう」 小蒔父「両親への感謝の手紙なんて読まれた暁には泣いてしまうだろうなぁ」 小蒔父「孫は早い方が良いぞ。一人ぐらいは男の子を産んでくれ」 小蒔父「私の夢は孫とキャッチボールをする事だからな。その夢が叶ったら死んでも良いぞ」アハハ 初美「じゃあ今すぐ死にますかー?」ニコニコ 小蒔父「……えっ?」 霞「御当主様、さっきから聞いていれば戯れが過ぎます」 小蒔父「……もしかして聞いてた?」ダラダラ 巴「……残念ながら」ハァ 春「……ばっちり」ポリポリ 初美「流石に姫様と明星ちゃん達には聞かせられないので、耳を塞いでおきましたけどー」 小蒔「?」 明星「あの……これは一体?」 湧「全然聞こえないぞー」 242 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 38 20.77 ID 8LYg54/Go 霞「御当主様、幾ら御当主様でも言って良い事と悪い事が有ります」クドクド 小蒔父「は、はい」 初美「そりゃ私達は六女仙として姫様にお仕えする使命が有りますけど、夫となる人まで同じとかはちょっと駄目なのですよー」 巴「御当主様が私達を娘のように思って頂けてるのはありがたいのですが……」 春「……複雑」 京太郎「そりゃそうだ」 初美「きょーくん」ジロッ 京太郎「は、はい!」 初美「そもそもは冗談とは言え、きょーくんが全員なんて言うのが悪いのですよー」 初美「男の子ならびしっと決めないとー」 京太郎「いや、だってそれは……」 初美「言い訳しない」メッ 京太郎「うっ……」 霞「まぁまぁ、そこまでにしてあげましょう。京太郎君は御当主様に無理矢理言わされた訳だしね」 霞(……まぁもし挙げたとしても小蒔ちゃん以外はマズいでしょうし、ある意味最善だったのかもしれないけども) 243 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 43 17.41 ID 8LYg54/Go 初美「……仕方ないですねー」 京太郎「……」ホッ 小蒔父「……」ホッ 巴「御当主様は別ですよ?」 小蒔父「えっ?」 春「……奥様に報告」 小蒔父「いやいや、待った!あいつだけは言わないでくれ!」 小蒔父「このとーり!」ペコペコ 初美「駄目ですよー。きっちり叱ってもらいますからねー」 小蒔父「そんなぁ……」 京太郎「……この人、本当に当主なんだろうか」 霞「……残念ながら、ね」ハァ 244 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 47 30.54 ID 8LYg54/Go 【その後……】 247 コンマ判定 01~30 何故かどんちゃん騒ぎに 31~70 何事も無く帰る事に 71~98 何故か泊まる事に コンマ44以外 指定行動+【ラキスケイベント】 コンマ44 破魔矢発動 250 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 01 52 01.83 ID 8LYg54/Go 【優勝トロフィーとメダル】を使用しますか? 効果:使用すれば判定を必ずぞろ目にする(使用回数残り2回) 1~+3 274 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 23 26 52.89 ID 8LYg54/Go それじゃ安価出しますねー 1.どんちゃん騒ぎ 2.お泊り 3.お風呂イベント再び 4.その他(希望すれば大体何でも) 1~+7 284 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 23 43 58.40 ID 8LYg54/Go お泊り 京太郎「――はっ!?」 京太郎「どうやら寝てしまってたらしいな……」 京太郎「ええっと確かご飯食べてると、誰かがこれも食べてくれってあーんされて」 京太郎「そうしたら皆もって事で、全員からあれもこれもと……」 京太郎「断る訳にも行かず、全部食べたんだよなぁ」 京太郎「それから小蒔さんのお父さんから何かを貰って飲んで」 京太郎「その辺りから記憶が曖昧になってるんだが……」 287「起きましたか?」 側にいたのは? 1.小蒔 2.霞 3.初美 4.巴 5.春 6.明星 7.湧 8.小蒔父 290 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/16(水) 23 59 14.64 ID 8LYg54/Go 小蒔 小蒔「大丈夫でしたか?京君」 京太郎「……小蒔さん?」 小蒔「はいっ」 京太郎「あの……俺何時から寝てました?」 小蒔「えっと、私が気付いた頃には既に……」 小蒔「ちょっとお酒臭かったので、多分飲んでしまったのではないでしょうか?」 京太郎「もしかして……」 小蒔「……おそらくお父様かと」 京太郎「……そう思えばあれは焼酎か何かだったんだろうなぁ」 小蒔「ごめんなさい!お父様ったら本当に今日はおかしくて……」 小蒔「いつもはもう少し真面目なのですが」 京太郎「あはは……。まぁ女性ばかりの中で窮屈な思いもしてたのでしょうね」 京太郎「偶には良いんじゃないですか?」 小蒔「うう……でも恥ずかしいです。あんなお父様を見られるのは」 小蒔「失望しませんでしたか?」 京太郎「しませんよ。良いお父さんじゃないですか」 京太郎「小蒔さんは愛されてるなぁと思いましたよ」 小蒔「……そうですね。お父様には感謝してます」ニコッ 291 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/17(木) 00 07 37.91 ID k2xEbPhfo 京太郎「――って今何時ですか!?」 小蒔「え?えっと……多分、もうすぐ日が変わる頃かと」 京太郎「げげぇっ!?もうそんな時間ですか!」 京太郎「早く帰らないと――!」スクッ 小蒔「あ、待ってください!そんないきなり立ったら――」 京太郎「――あれっ?」フラッ 294 コンマ判定 01~31 ふらついて何かを掴もうとして牌タッチ 32~68 驚異的な身体能力で持ち直す 69~98 ふらついてそのまま押し倒す ぞろ目44以外 押し倒した上に生牌に顔面ダイブ ぞろ目44 破魔矢発動 301 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/17(木) 00 32 42.61 ID k2xEbPhfo ふらついてそのまま押し倒す 京太郎「しまっ――」 小蒔「きゃっ!?」 バターン 京太郎「……イテテテテ」 京太郎「まだ少し残ってたかな――」 京太郎「――って小蒔さん!大丈夫ですか!?」 小蒔「は、はい///」 京太郎「良かった。何とか腕が間に合ったみたいで――」 / /.イ ∧ / } `- ∨ ヾ .、 / / / / ∧ イ / } | | 、 γ´.{/ / / ∨/ / ト. ! ! !ハ. / { { // / .ノ ノ丿 ∧ / .乂 乂 // / ./ /´ / ∧. 〈 , \ ィ / / _ィ 彡`ヽ / 〉 } , ´ .ノ , ′ ハ / _ゝ__ / , ´ / r'ミ〈 { / / }-ノY _〉 / ! , / _ ! 〈_ト{./ { Y リ } 、 | | , | ゝ ! !. , _ 、 .. イ | 京太郎(ハロー!おもち!) 303 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/17(木) 00 59 27.02 ID k2xEbPhfo 京太郎(――って違ーう!) 京太郎(俺の目線がここに有ると言うことは……)チラッ 小蒔「はうっ///」 京太郎(かわいい) 京太郎(――ってそれも違ーう!) 京太郎(いや違わないんだけど、今はそんな事考えてる場合じゃないと言うか……) 京太郎(くっ……仄かに香る女の子の匂い) 京太郎(どうして女の子は良い匂いがするのか。これは是非研究課題に!) 京太郎(――だからそれも違ーう!) 小蒔「あ、あの京君///」 京太郎「は、はい!」 小蒔「あの、えっとこう言う事は私達はまだ早いと言うか……///」ゴニョゴニョ 小蒔「きょ、京君が嫌いと言う訳じゃない無いのですが、まだ契りを結んでませんし……」 小蒔「古いかもしれませんが、婚前交渉はその……///」ボソボソ 京太郎「え?」 京太郎(……もしかしなくても今の状況ってヤバイ?)ダラダラ 京太郎(しかも押し倒した先が偶然にも布団の上……って何で敷いてあるんだよ!!) 京太郎(……今人が来たら俺が小蒔さんに襲い掛かったように見えるよな?) 京太郎(こういうときに限って人が来たりしちゃうんだよな――) 306 コンマ判定 01~28 誰も来ずに手が限界に 29~33 霞 34~38 初美 39~43 巴 44~48 春 49~53 明星 54~58 湧 59~63 小蒔父 64~68 全員 69~98 抱き締められる 【好感度+1】 ぞろ目44以外 慌てて立ち上がろうとしてキス 【好感度MAX】 ぞろ目44 318 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/17(木) 01 06 37.11 ID k2xEbPhfo うん。マジぞろ目って凄い と言う訳で見事な流れで【好感度MAX】確定なので 1.このまま告白イベントまでやっちゃう 2.告白イベントはまた別にしよう 1~+7 363 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 11 56 33.15 ID 1KFz+XYZo 慌てて立ち上がろうとしてキス 京太郎「す、すみません。今すぐどきますから!」アセアセ 京太郎(こんな所誰かに見られたら、言い訳できないし……) 京太郎(万が一小蒔さんのお父さんにでも見られようものなら――) 小蒔父『ふっふっふっ。まさか本当にうちの娘をキズモノにするとはね』 小蒔父『そこになおりたまえ。せめてのもの情けだ、介錯してあげよう』 京太郎(――なーんて事に)ゾゾッ 京太郎(まだ死にたくないし、ってか小蒔さんに悪いし……) 京太郎(ここはすぐに謝って、この事を無かった事にして貰わないと!) 京太郎「よいしょ――あれ?」フラッ 小蒔「!」 チュッ 364 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 12 07 39.52 ID 1KFz+XYZo 京太郎「!!」 小蒔「!!///」 京太郎「――――はっ!?」 京太郎「あわわわわわわ!!」アセアセ 京太郎「こ、小蒔さん!こ、これは事故であって全く他意は無いと言うか!」 京太郎「いや……全く無いと言うのも違う気がするんですけど!」 京太郎「柔らかかったなぁとか仄かに甘さがあったとかそー言う事も思ったんですが……」 京太郎「――って今はそんな事は関係無いですね、はい!」 京太郎「と、とにかく純粋な事故であって無理矢理とかキズモノとかそう言う事では……有るような無いような……」 京太郎「だけどハラキリは勘弁して欲しいなぁと思いつつ、それぐらいしないと怒りは納まらないだろうし」 京太郎「俺は一体どうすれば――」 小蒔「……京君」 京太郎「はい!」 小蒔「まずは落ち着いて離れて頂けませんか?」ニコッ 京太郎「!」 京太郎「あっ、はい!今すぐ!」 365 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 12 26 40.29 ID 1KFz+XYZo 京太郎「……///」 小蒔「……///」 京太郎(……あれからまともに顔を合わせられず、背中合わせのまま時間だけが過ぎていく) 京太郎(事故であることは明白なんだが、だとしても俺が悪い事には変わりないし……) 京太郎(どうしたら良いんだろう?) 京太郎(……勿論謝るのは当然としても、だ) 京太郎(そ、その……キ、キスしてしまったわけだし///) 京太郎(予想だけど、恐らく小蒔さんはファーストキス……だとしたらそれはもうとんでもない事に!) 京太郎(だからと言って責任を取ると一概に言っても、どうすれば?) 京太郎(……ま、まさか結婚とか!?) 京太郎(いやいや、俺にはまだ早いし!それは重過ぎる……けど、古い家柄だしなぁ) 京太郎(万が一そうなった場合、やっぱり婿入りで神代京太郎になるのか?) 京太郎(…………) 京太郎(はっ!?ちょっと良いかもって思った俺の大馬鹿野郎!)ポカポカ 京太郎(と言うか、そんな事より何より!まずは小蒔さんに誠心誠意を持って謝ること!) 京太郎(まずはそれからだ!) 366 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 12 54 34.24 ID 1KFz+XYZo 小蒔(あうあうっ///) 小蒔(京君とそ、その……キ、キスを///) 小蒔(い、一体どうしたら良いのでしょうか?)アセアセ 小蒔(お母様には――) 小蒔母『小蒔、唇を許して良いのは一生添い遂げる男性のみですよ』 小蒔(――と言われてましたし) 小蒔(勿論、京君が嫌いとかそう言う訳では有りませんが……) 小蒔(――そもそも私は京君の事をどう思っているのでしょう?) 小蒔(初めて出来た男の子のお友達?) 小蒔(それは多分その通りだと思いますが、この気持ちはもっと違う強い何か――) 小蒔(そう――多分、“愛”なのでしょう) 小蒔(京君が私に優しくしてくれると凄く幸せで、だけど京君が他の子に同じように優しくすると少し心が切なくて……) 小蒔(ずっと一緒に居たいって私だけのものにしたいって、そんな事ばかり考えてしまう) 小蒔(……京君と居ると私は“悪い子”になってしまいます) 368 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 13 12 59.20 ID 1KFz+XYZo 小蒔(……京君は今、どう思っているのでしょうか?) 小蒔(事故のようなものですから、申し訳無いと思ってくれていたのは伝わってきたのですが……) 小蒔(でも本当にそれだけなら悲しいです) 小蒔(こうやって一喜一憂してるのが、私だけなんて……) 小蒔(……京君の気持ちを知りたい) 小蒔(――いえ、この際ですから本当に聞きたいのは私の事をどう思っているのか、です) 小蒔(少しでも好きだと言う気持ちが有れば嬉しいのですが、もしただの友人としてしか見てくれてなかったら……) 小蒔(聞きたい……でも聞いてしまったら、きっと元には戻れなくなってしまう) 小蒔(……私はどうすれば)ポロポロ 370 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 13 28 22.81 ID 1KFz+XYZo 京太郎「小蒔さん、あの本当にごめん――」クルッ 小蒔「……」ポロポロ 京太郎「うぇっ!?」 京太郎「ど、どうしたんですか!?あ、いやどうしたもこうしたも俺のせいなんでしょうけど!」アセアセ 小蒔「ち、違います。これはその……」 京太郎「と言うか、泣くほど嫌だったなんて本当にごめんなさい!」 小蒔「え?」 京太郎「金輪際、小蒔さんには近づきません――」 小蒔「ダメです!」 京太郎「え?」 小蒔「京君が居なくなっちゃうなんて絶対ダメです!」 小蒔「そんな事したら私、死んじゃいますから!」ボロボロ 京太郎「わ、わ、わ!それこそダメですから!」 京太郎「……もしかして俺の事が嫌いと言う訳では無いのでしょうか?」 小蒔「勿論です!」 京太郎「はぁ~……それなら良かった」 京太郎「ん?じゃあどうして泣いて……」 小蒔「そ、それは……///」 京太郎「……それは?」 371 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 13 44 43.39 ID 1KFz+XYZo 小蒔「あうっ……え、えっとその……」 京太郎「?」 小蒔「…… 372-376」 A.京君は私の事をどう思ってるのですか? (京太郎告白ver) B.全部京君が悪いんです!私がこんなに好きなのに! (小蒔告白ver) C.キ、キスした時どう思いましたか? (同時告白ver) 378 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 14 12 32.12 ID 1KFz+XYZo キ、キスした時どう思いましたか? 小蒔「キ、キスした時どう思いましたか?///」 京太郎「ど、どうってそれは申し訳無いって……」 小蒔「そうではなくて!」 小蒔「もっとこう、具体的に嬉しかったとか良かったとか悪かったとか///」 京太郎「うえっ!?」 京太郎「そ、そんな事言われてもですね……」 京太郎(素直に言える訳ねー!) 小蒔「うぅ……やっぱり私じゃ」 京太郎「じゃ、じゃあそう言う小蒔さんは?」 小蒔「えっ?」 京太郎「俺に聞くぐらいですから、小蒔さんも何か感想が……」 小蒔「え、えっと……あうぅ///」 379 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/21(月) 14 35 53.51 ID 1KFz+XYZo 京太郎「ほら、言えないでしょ?だからこの件はこれで――」 小蒔「……イヤです」ボソッ 京太郎「え?」 小蒔「でしたら、私と京君が同時に言うと言うのはどうでしょう?」 京太郎「どうでしょう……って本気ですか?」 小蒔「本気です!」 京太郎「わ、分かりました」 京太郎(な、なんだこの小蒔さんの積極性は……) 京太郎(この様子だと誤魔化したり、下手な事を言うとどうなるか……) 京太郎(と言うか俺の事を嫌いではなくて、キスの感想を求めてるって事はもしかして……) 京太郎(ここは覚悟を決めるべきなのか?――) 小蒔&京太郎「「せーの!」」 小蒔「好きです!」 京太郎「 397」 ※告白の言葉、もしくはキスの感想 酷いものは安価下 403 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 00 28 54.83 ID CpyivEwoo もう一度やったら分かるかなーって 小蒔「好きです!」 京太郎「もう一度やったら分かるかなーって」 小蒔「え?」 京太郎「え?」 小蒔「そ、それってどう言う」 京太郎「えっと言葉通り……ってそうじゃなくて小蒔さん、今何て?」 小蒔「あうっ……///」 小蒔「わ、私も言葉通りです///」 京太郎「……マジっすか?」 小蒔「……はい///」 京太郎「……」 京太郎「…………」 京太郎「………………」 京太郎「マジっすか!?」 _,.. -- 、__, 、___ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 _,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ  ̄7 / / 从 、 | | | . /イ / /l/ | | | l}从} | { _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ {从 r-く| \ 叭 __ 八}イ 、 └―┘ ィ/∨ 「¨>-- rく「 ̄ } , ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-- 、 ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////} {/{////// \∧ r' ヽ }' {/////// |l∧////////Ⅵ,〈 | |///////| |/∧/////////|l∧ ,l |///////| 404 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 00 50 04.70 ID CpyivEwoo 京太郎「俺ですよ?」 京太郎「自分で言うのも何ですけど、凄く頭が良い訳でもカッコいい訳でも体力は……有る方ですが」 京太郎「麻雀は自分でもよく分からないし、スケベだし、頼りになる訳でも無いし……」 京太郎「正直好かれる要素なんて――」 小蒔「そんな事は有りません!」 小蒔「京君は最初に出会った頃から優しくて……」 小蒔「一緒に居る事で私はとってもドキドキしたり、不安になったり、嬉しくなったり……」 小蒔「京君が居なければ、私は今の気持ちを知らないまま当然のように誰かと結ばれていたかもしれません」 小蒔「だからもう一度言います!」 小蒔「私は京君が好きです。京君だから良いんです!」 京太郎「小蒔さん……」 406 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 01 17 17.19 ID CpyivEwoo 小蒔「……京君はどう思ってるんですか?」 小蒔「さっきの言葉、もう一度やれば分かるって言ってましたけど……」 京太郎「あ、あれは冗談のようなもので」 小蒔「……では私の事なんて何とも思ってないのですね」 京太郎「そ、それは違」 小蒔「そうですよね。私なんて誰かが居なければ何も出来ませんし……」 小蒔「私の方こそ京君に好かれる要素なんて――」ウツムキ 京太郎「あーもう!」グイッ 小蒔「えっ!?」 チュッ 京太郎「――こうすれば分かって頂けますか?」 411 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 01 40 00.62 ID CpyivEwoo 小蒔「……ううっ///」 京太郎「……俺だって男ですから、そこまで思われて何とも思ってないなんて事は有りませんよ」 京太郎「ただまぁ……自分が好かれてるなんて思いもよらなかっただけで」 京太郎「自分で言うのもアレですけど、相当鈍いですからね……」 小蒔「で、では私の事は?」 京太郎「……もう誤魔化したりする事は止めます」 京太郎「――俺は小蒔さんの事が好きです」ニコッ 小蒔「……京君」 京太郎「頑張り屋な所や一生懸命な所とか」 小蒔「///」 京太郎「少し無防備過ぎる所やちょっとドジな所とか」 小蒔「あうあう///」 京太郎「そんな所も全部含めて、俺は小蒔さんが好きですよ」 412 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 01 56 31.12 ID CpyivEwoo 京太郎「まぁ正直考える事があるとすれば、これからの事でしょうけど」 小蒔「結婚ですね!」 京太郎「すみませんそれはちょっと、あと2年は待って頂かないと……」 小蒔「そ、そうですね。私ったら……」 小蒔「と言うより京君が私と結婚してくれるとは限らないのに……」ショボーン 京太郎「いやいや!それは大丈夫かと」 小蒔「……どうしてですか?」 京太郎「さっきも言ったでしょ?俺は小蒔さんが好きだって」 京太郎「結婚どころか死ぬまで側に居ますよ」ニッ 小蒔「……京君!」 小蒔「私も永久に貴方を愛し続けます!」 小蒔「ですから……もう一度して頂けますか?///」 小蒔「さっきの二回はその……不意打ちでしたし///」 京太郎「……ふふふ」 小蒔「も、もう!どうして笑うんですか!///」 京太郎「いや、ごめんなさい。小蒔さんが可愛いからつい」 京太郎「それに――」 チュッ 小蒔「!!///」 京太郎「――もう一度と言わずこれから何度でも出来ますから」 小蒔「はい!」ニコッ 413 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 01 57 50.81 ID CpyivEwoo . -‐──‐- .. /. . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . 、 . . . . . . ../. . . .. . . . . . . . . . . . . . . . .\ /. . . . . /. . ./. . . . . . . |i. . . . . . . . ., . .,. /. . ./. . /. ..λ. . . . . . . .. |i. . . . ..i|. . .′’. .. . /. . /i|. .| Ⅴ. . ... . .. j. ト、. . .i|. . . .|. . ,. ,. . . .i|. .λ从i | Ⅴ. /|/,/ |/|/j {|. .|. . .′ ′.八. .| Ⅴ/ | |. .}. . | |. . . . 从ゝ ,.二 ,二..._ /./ . . .| |. .. . . .| l.〃⌒^ ^⌒~ヾ .イ. . . . .| 八. . ∧ム ' /ノ. . . . / \. . . 込 v ァ ′. . . / \. 、> イ /. / /./ ノ` ‐‐ <\ ≦. ,. . . ./ / i| l} \. ′\ /7. .;≦ 八. / ヽム. . ′ ,. ´;. . .′ \/′ / ′.|≧ 、. ハ |. . | ∧ /. / |. | λ / i| 八. .| ∧. . ′ ′. |. ′/ Ⅴ. /. i| 、{ ∧. ′. /. 八 / Ⅴ 小蒔「京君。私は一生貴方のお側に……」 415 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 01 58 39.23 ID CpyivEwoo 【神代小蒔の好感度がMAXになりました】 【神代小蒔が恋人になりました】 【神代小蒔が覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 416 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 02 00 50.52 ID CpyivEwoo 神代小蒔(覚醒ver) 【聴牌速度】(24/∞) 【和了速度】(23/∞) 【放銃補正】(22/∞) 【打点補正】(25/∞) 【防御補正】(24/∞) 【結ばれし絆《天照大神》】 【聴牌速度】【和了速度】【放銃補正】【打点補正】【防御補正】がカンストせず加算される 。全てのステータスがが恋人ランク分上昇する。チーム内に《天照大神》が居る人数分更にステータス上昇 更に《豪運》以外の場の支配を受けない また恋人ランク5以上なら京太郎のスキル(教えてもらった、または自力で取得したもののみ)をコピーできる 更に恋人ランクMAXならこのスキルはあらゆるスキルに無効化されない 【神降ろし:限定解除】 以下の≪天≫≪照≫≪大≫≪神≫≪陰≫≪陽≫を1局に2つ使うことが出来る。ただし次の局では同じスキルは使えない また≪陽≫を使用した場合、≪陰≫を使わなければ≪陽≫は再び使うことは出来ない 更に≪陽≫はその試合で3回しか使えない ≪天≫ 天江衣の能力 ≪照≫ 宮永照の能力 ただし【照魔鏡】【連続和了】は局をまたいでも効果が継続される(※ただし【連続和了】は和了が途切れれば効果は消える) ≪大≫ 大星淡の能力 ≪神≫ 【聴牌速度:確定】【和了速度:+100】【放銃補正:+80】【打点補正:満貫以上確定】【防御補正:+80】【追加スキル】他家の全てのオカルトスキル無効化(オカルト無効化で半減。半減は無効化できない) ≪陽≫ 【太陽神の威光】 使用する事により【聴牌速度】が100を超えていれば強制和了。役満確定 【結ばれし絆《天照大神》】もしくは【豪運】を持つキャラクター以外のスキルでは無効化できない ≪陰≫ 【太陽神の斜陽】 使用する事により自分のみスキル仕様不可。また和了できない 417 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/22(火) 02 03 04.19 ID CpyivEwoo 神代小蒔を恋人にした事により、一部のルートと固有スキルの条件が開放されました 《ラグナロクルート》 条件1.【天照大神+咲】を恋人にする 条件2.暗部ルートに1度でも入っている 条件3.小泉ジュンイチローと一度でも出会っている 条件4.ジュンイチローと対局する際に、≪固有スキル≫を所持し更に使用する事 《京太郎固有スキル》 条件1.【天照大神+咲】の誰かを恋人にする 条件2.園城寺怜の好感度を9以上にする 条件3.龍門淵透華の好感度を9以上にする 条件4.園城寺怜を伴い、霧島神社へ赴く≪スキル1取得≫ 条件5.≪スキル1≫を取得した状態で、高鴨穏乃、松実宥、松実玄と対局しこれを使用して勝利する <<前に戻る|7月へ|次に進む>>
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632 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 21 28 49.26 ID O9CJx1ufo 京太郎「いてててて……おかしい。何故殴られたんだ?こっちは慰めてやったと言うのに」 京太郎「……ま、元気になったみたいだし良いけど」 京太郎「ただなーんか、こっちをちらちら見る視線が気になるんだよなぁ……」 京太郎「やっぱりばれてたんだろうか、おもちの感触を感じていた事を」 京太郎「……と言うかGWになって俺の煩悩が爆発してる気がする」 京太郎「いかんいかん、いくら健全な男子高校生といえど発情しっぱなしなんて犬と変わらんぞ」 京太郎「……犬……タコス、雑用……うっ、あたまが」 京太郎「と、とりあえずお昼終わったら透華さんに呼ばれてたし、行くか」 634 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 21 42 27.75 ID O9CJx1ufo 【透華の部屋】 京太郎「須賀京太郎ですけど、来ましたよ」コンコン 透華「須賀さんですか、お待ちしておりましたわ。どうぞお入りくださいませ」 京太郎「んじゃ、遠慮なく……」ガチャッ 京太郎「うっ」 京太郎(流石金持ち。高価そうな調度品だの、絵画だの普通に置いてあるぜ……) 京太郎(と言うかあのベッド。えっと……天蓋?だっけ。テレビの中でしか見た事ねーぞ) 透華「そ、そのレディの部屋をあまりジロジロ見ないでくださいまし」モジモジ 京太郎「す、すみません。その俺みたいな庶民じゃ絶対見ないようなものがチラホラ有るのでつい……」 透華「ま、まぁ物珍しいのは分かりますけどデリカシーが有りませんわよ?」 京太郎「反省します」ペコリ 透華「……ただでさえ男の方を部屋に招くのは、身内を除けば初めてですのに」ボソリ 京太郎「……?何か言いました?」 透華「な、なんでもありませんわ!」アセアセ 636 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 21 55 05.92 ID O9CJx1ufo 京太郎「それで用事というのは一体……」 透華「そ、そうですわ。事前に言いましたとおり、お昼は控えて頂けまして?」 京太郎「え?ええまぁ……」 京太郎(あのコックの料理めっちゃ美味そうだったんだけど、ぐっとこらえたんだよなぁ……) 透華「……それは何よりですわ」ホッ 透華「それではそちらのテーブルにお掛けになって、少々お待ちになられまし」 透華「今、ご用意致しますので」ガチャッ 京太郎「は、はぁ……」 京太郎(ん?あれ?この流れってもしかして……) 【数分後】 透華「お、お待たせして申し訳御座いません」 透華「えっと……その……私の手料理ですわ」 京太郎「こ、これは――」 とーかが作ったもの(同時に出来判定【コンマ反転】) 640 01~60 (アカン) 61~90 見た目は普通 91~99 味も普通 ぞろ目44以外 う、美味い! ぞろ目44 失神する 649 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 22 04 18.28 ID O9CJx1ufo (アカン) 京太郎(これは……アカン) 京太郎(な、何と言うか見た目からもうヤバイ。食材の原型が留められてないし) 京太郎(匂いは――何もしねぇ) 京太郎(一体どうすればこうなるんだ?)ピクッ 京太郎(…………ん?) 京太郎(今 、 料 理 が 動 か な か っ た か ?) 京太郎(さ、流石に目の錯覚だよな、うん) 京太郎(もしくは演出だよ演出!) 657 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 22 14 28.12 ID O9CJx1ufo 透華「ど、どうかしら?……少々見た目は失敗してしまったのですけど」オズオズ 京太郎「え?少々……?」 ハギヨシ「……」ニコニコ 京太郎(ハギヨシさんの目が語っている。 全 力 で ほ め ろ で な け れ ば コ ロ ス と)※語っていません 京太郎「えっと、そ、そうですね」 京太郎「 662」 1.とっても個性的な見た目だと思います 2.流石透華さん、芸術的ですね! 3.宇宙の始まりを予感させる混然一体と化した何とも言えないシロモノだと思います 4.りょ、料理は見た目より味ですよ! 5.その他(内容併記) 665 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 22 31 19.41 ID O9CJx1ufo 宇宙の始まりを予感させる混然一体と化した何とも言えないシロモノだと思います 京太郎「宇宙の始まりを予感させる混然一体と化した何とも言えないシロモノだと思います」 透華「え?」 京太郎「あ、いや、つまり透華さんにしか作れない凄いモノだと」アセアセ 透華「そ、そうでございましょうか?///」モジモジ ハギヨシ「……」ニコニコ 京太郎( 命 拾 い し た な ってか)※妄想です 透華「で、でも味は自信ありますのよ!?」 京太郎「そ、そうですか。それは楽しみだなー(棒)」 京太郎(いやいや駄目ですって透華さん!99.99%無理ですって!) 京太郎(でも――)チラッ 透華「?」ボロッ 京太郎(……どう考えても俺の言った事の為に初めて料理したんだろうなぁ) 京太郎(慣れない手つきで指とか切りながら、ハギヨシさんに教えて貰いながら悪戦苦闘する姿が目に浮かぶぜ……) 京太郎(透華さんが俺の為にやってくれたんだ。食わなきゃ男が廃るぜ!) 京太郎(ええい!南無三!!)パクッ マズさ判定 670 コンマ判定(精神力28 ÷2 =14 ボーナス+14) 01~40 ばたんきゅ~ 41~70 ギリギリ耐えれるマズさ 71~99 なんとか耐えれるマズさ(好感度+1) ぞろ目44以外 余裕で耐えれるマズさ(好感度+2) ぞろ目44 破魔矢発動 673 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 22 35 05.89 ID O9CJx1ufo コンマ89 【大仏のお守り】 妖怪イチタリナイ イチオオイ を チョウド にする (残り3回) を使用しますか? 674-676 679 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 22 49 17.30 ID O9CJx1ufo 余裕で耐えれるまずさ 【大仏のお守り】使用(残り2回) 京太郎(お、思ったよりはいけるな。……不味いけど)モグモグ 京太郎(あの見た目だから、死ぬ覚悟すらしてたんだけど) 透華「……」ジーッ 京太郎(しかしアレだ。普段絶対に料理しないであろうお金持ちのお嬢様が、俺の為に料理作ってくれたってのも貴重だが) 京太郎(女の子の手料理って良いもんだよな。……不味いけど) 京太郎「ごちそうさまでした!」 透華「あの……どうでしたでしょうか?」オズオズ 京太郎「そうですね――」 京太郎「すみません、はっきり言えば不味いです」 透華「!?……や、やっぱりそうでしたか」ショボン 透華「……なんとかなると思ったのですけれど、無理なものは無理だったのですね」 透華「本当に申し訳御座いませんわ」ペコリ 透華「こんな料理にも値しないものをお出しして、なお且つ食べさせるなんて……」 透華「なんとお詫びをすれば――」 680 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 01 33.18 ID O9CJx1ufo 京太郎「待ってください。お願いしたのは俺ですから、透華さんが謝る必要はありませんよ」 京太郎「むしろ謝るのは、透華さんが料理を作った事が無い事を知らなかったとは言えお願いした俺の方です」 京太郎「そのせいで怪我までして……。本当にごめんなさい」ペコリ 透華「お、お顔をお上げになってくださいまし!」 透華「……ご期待に添えなかった私が悪いのですわ」ウツムキ 京太郎「いいえ、そんな事は無いです」キッパリ 透華「え?」 京太郎「透華さんが俺の為に料理を作ってくれた。それだけで十分俺は満足しました」 京太郎「それに不味いと言っても、この通り食べられない事は有りません」 京太郎「下手なら、上手くなればいいんですよ」 京太郎「透華さんなら、すぐ上手くなれますよ」ニコッ 透華「……そうでございましょうか?」 京太郎「勿論。ですよね?ハギヨシさん」 ハギヨシ「はい、その通りでございますお嬢様」 ハギヨシ「お嬢様が望まれるならこのハギヨシ、微弱ながらお力になります」 京太郎「俺もそれなりには出来ますから、基本的なことなら教えられますよ」 透華「須賀さん、ハギヨシ……」ウルッ 681 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 09 38.87 ID O9CJx1ufo 透華「そ、そうですわね。私に出来無い事はありませんわ!」 ハギヨシ「その調子です、お嬢様」ニコニコ 京太郎「それでこそ透華さんです」 透華「……須賀さん、いえ京太郎さん」 京太郎「はい?」 透華「その時はもう一度食べて頂けますかしら?」オズオズ 京太郎「……喜んで」 透華「そう。それではその時は必ず美味しいと言わせて見せますので覚悟してくださいまし!」ビシッ 京太郎「ええ。胃薬常備で待ってますよ」ニコッ 透華「って何でですの!?」 京太郎「……だってそんなすぐに改善されそうにないと言うか」 透華「ムキーッ!!絶対上手くなりますわ!!」 【龍門渕透華の好感度が大きく上がりました】 【ハギヨシの信頼度が上がりました】 685 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 25 40.99 ID O9CJx1ufo 透華「っとそう言えば一の方は準備出来たのかしら?」 透華「ハギヨシ」 ハギヨシ「確認して参ります」シュタッ 京太郎「えっともしかして……」 透華「ええ。例の物は用意したのですが――」 ハギヨシ「お嬢様」シュタッ 透華「どうでしたの?」 ハギヨシ「その、準備は出来てお連れしたのですが……」 透華「どうかしましたの?」 ハギヨシ「国広さんが――」 一「ちょ、無理無理ー!なんかすっごく恥ずかしいよこれ!///」 純「おいおい」アキレ 智紀「……普段の方が恥ずかしい」 ハギヨシ「――という訳でして」 透華「はぁ。露出はこちらの方が少ないのにどうして恥ずかしがるのでしょうか?」 京太郎(まったく。羞恥心が何処にあるのか謎だ) 686 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 34 10.89 ID O9CJx1ufo 透華「とにかく、一!」 一「あうっ!」ビクッ 透華「扉に隠れてないで出て来なさいまし。京太郎さんが確認しなければ意味が有りませんわよ?」 一「わ、分かってるよ」 一「そ、その似合って無くても笑わない?」オズオズ 透華「当たり前ですわ。と言うより、一に似合うように用意致しましたのに似合わない筈がありませんわ!」 京太郎「お願いしたのは俺の方ですし、絶対笑いません」 一「……分かったよ」 一「ええい!」ガチャッ 687 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 45 26.56 ID O9CJx1ufo 一「……ど、どう?おかしくない?///」 透華「……」 京太郎「……」 一「な、何で二人とも黙ってるのさ!?」 一「……似合ってないならそう言ってよね」 透華「え、その……」 京太郎「あ、いや……」 京太郎(か、かわいい) 京太郎(至ってふつうの白いワンピースなんだけど、それが清楚さと清潔感を醸し出している) 京太郎(国広さんは正直年齢より幼く見えるんだけど、逆にそれによりワンピースが丁度マッチしてるな) 京太郎(そして何より大き目の麦わら帽子が健康的と言うか、涼やかさと元気さを強調してる) 京太郎(つまり俺が言いたいのは――) 京太郎(かわええええええええええええ!!!!) 690 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/21(月) 23 52 06.98 ID O9CJx1ufo 一「あの、その言われたとおり着てみたんだけど、どうかな?」オソルオソル 一「……ワンピースとか殆ど初めて着たよ」 一「に、似合ってないよね?自分でもそう思うし」 一「ふ、普段の格好の方がやっぱり良いなーって……」 一「ちょ、ちょっともう何か言ってよ!」 京太郎「え?いや、あのその……」 京太郎「 695」 698 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 03 41.49 ID 11nZB5vso 実は天使だったとかじゃないですよね? 京太郎「実は天使だったとかじゃないですよね?」 一「……は、はぁ!?///」カーッ 一「な、何恥ずかしい事言ってるのさ!///」ポカポカ 一「天使とか馬鹿じゃないの!?///」ゲシゲシ 京太郎「痛い!痛い!だから夢じゃない!」 透華「はっ!?」 透華「ちょ、ちょっと一!やめなさい!」 智紀「……照れ隠し」 純「分かりやすいねー国広君は」 ハギヨシ「青春ですね」ニコニコ 純「……ハギヨシさん、それはおっさんくせーよ」 ハギヨシ「確かに。失礼しました」 701 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 19 15.14 ID 11nZB5vso 一「とりあえず着たし、見せたし、もう良いよね!」 透華「そ、そうですわね。目的は達成した訳ですし……」 純「えー?ワンピース着て見せて、はい終わりじゃ軽すぎねーか?」 一「ちょ、ちょっと純君!?」 智紀「面白――ゴホゴホッ、もといつまらない」 一「言い直してもっと酷くなったよね!?」 透華「確かにそれも最もですわ」 一「えっ透華!?」 透華「一。貴方、京太郎さんと一緒にこの別荘の周りを歩きなさい」 透華「それが出来て終了としますわ」 一「ええっ!?」 透華「京太郎さんもそれで構いませんかしら?」 京太郎「そりゃ俺としては願ったり叶ったりですけど……」 705 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 28 51.16 ID 11nZB5vso 一「わ、分かったよ!歩けばいいんでしょ!歩けば!」 一「こうなったら、さっさと歩いて早く終わらせるもん!」 一「行くよ須賀君!!」ガシッ 京太郎「えっ?」 京太郎「あっ、ちょっ、国広さん!?」ズサーッ 透華「いってらっしゃいましー!」フリフリ 純「大丈夫かねぇ?」 智紀「……多分」 713 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 38 57.96 ID 11nZB5vso 一「まったく純君も意地悪だよ。わざわざ長引かせようとするなんて!」プンプン 京太郎「あの……」 一「ともきーは面白ければ良いみたいだし!」 京太郎「ちょっと……」 一「透華は……まぁ仕方ないけど」ブツブツ 京太郎「国広さん!」 一「うわっ!?もう、いきなり大きな声出さないでよ。ビックリするじゃないか!」 京太郎「す、すみません」 一「あ、いやボクも怒鳴ってごめん」 一「それで何かな?」 京太郎「いや、あのいつまで手を握ってらっしゃるのかなーって……」ギュッ 一「……」 一「…………」 一「もしかしてずっと?」オズオズ 京太郎「ええ。怒って俺を連れ出した時から」 一「……///」カァーッ 一「ご、ごめん!無我夢中でつい!///」 京太郎「あ、いえ、別に構いませんよ」ニコッ 一「///」モジモジ 718 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 48 09.19 ID 11nZB5vso 一「えっと、ごめんね。嫌だったよね?今すぐ離すから」 京太郎「あ、その 722」 1.嫌じゃなかったですよ 2.意外と力あるんですね 3.どうせならこのまま手を繋いで歩きません? 4.その他(内容併記) 725 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 00 55 20.51 ID 11nZB5vso どうせならこのまま手を繋いで歩きません? 京太郎「どうせならこのまま手を繋いで歩きません?」 一「え?///」 京太郎「なんか勿体無いなーと思って。駄目ですかね?」 一「えっと、その…… 728」 コンマ判定(コンマ反転) 01~30 な、何馬鹿言ってるんだよ!? 31~80 い、良いよ/// 81~99 よ、よろしくお願いします///(好感度+1) ぞろ目44以外 成功 + 好感度+2 ぞろ目44 破魔矢 731 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 01 04 44.55 ID 11nZB5vso い、良いよ/// 一「……い、良いよ///」 京太郎「本当ですか?じゃあ改めて――」 京太郎「お手をよろしいですか、お姫様?」 一「え?あ、うん///」 一「よ、よろしくお願いしましゅ!」 一「……///」 京太郎「ぷっ。あはははは」 一「ちょ、ちょっと!笑わないでよ!///」 京太郎「あはは、いやそのかわいいなって」 一「か、かわ///」 一「もう!からかわないでってば!!///」ポカポカ 京太郎「あはは、いたっ、ちょっ痛いですって」 769 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 22 14 29.16 ID 11nZB5vso 京太郎「……」 一「……///」 一「ちょ、ちょっと何か言ってよ。無言とか気まずいじゃないか///」 京太郎「あ、いやこれ実は意外と恥ずかしいんじゃないかと思って……」 一「今頃気付いたの!?」 京太郎「いやー、咲とかにはよくやってたんですけど、そん時には特に何も思わなかったんで」 一「……へーこんな事よくやってたんだ」ジトッ 京太郎「いやいや、他の人にはやった事ないですよ?」 京太郎「だから国広さんが初めてと言うか何と言うか……」 一「ボ、ボクが初めてか///」 京太郎「ええ初体験ですね」ニッコリ 一「しょ、しょたい……///」 一「――ってからかってるでしょ!?」 京太郎「少し?」 京太郎「だって国広さんがかわいいから、つい」 一「か、かわ……ってもう!!///」 京太郎「ははは。ごめんなさい」 775 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 22 29 06.43 ID 11nZB5vso 一「はぁ……意外と意地悪だね須賀君も」 京太郎「そうですかね?自分では紳士にしてるつもりなんですけど」 一「君が紳士なら、世の中の男の人は大体紳士だよ!」 京太郎「……それもそうですね」 一「……認めちゃうんだそこ」 京太郎「だって国広さんが普通なら世の中の女の人が皆異常になりますし」 一「なんでさ?」キョトン 京太郎(……やっぱり分かってないんだ) 一「と言うか、そろそろその国広さんと言うのやめない?」 京太郎「はぁ。では、どうお呼びすれば?」 一「ん~普通に一でいいよ」 京太郎「分かりました、一さん」 一「うん。よろしい京太郎くん!」 776 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 22 48 21.86 ID 11nZB5vso 京太郎「ん?」 一「どうしたの?」 京太郎「あ、いえ。ちょっと一さんの靴紐が解けかかってるんじゃないかと」 一「えっ?」 一「……あ、本当だ。普段こんな靴履かないから緩かったんだね」 一「直さないと」 京太郎「だったら俺が直しますよ。その方が楽でしょうし」 一「……じゃあお願いできるかな?」 京太郎「おまかせあれ」ドヤァ 一「な~んか信用できないなぁ……」ジトッ 京太郎「ま、まぁ靴紐結ぶくらいちょちょいのちょいですから」 777 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 22 56 13.18 ID 11nZB5vso 一(こうやって人に靴紐結んでもらうなんて何年ぶりだろう?) 一(……何か新鮮だな) 一(それにしても京太郎君って割と親切だし、細かいところにも気付くよね) 一(ちょっと見た目は軽そうだけど……) 一(まぁ男らしさで言ったら、うちには男の子より男らしい純君がいるからなぁ……) 一(――ってあれ?京太郎君の頭何か付いてる?) 一(良く分からないや、もっと近くじゃないと――)ズイッ 京太郎「よし、一さんこれでどうですか――」ヒョイッ チュッ 784 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 23 07 57.00 ID 11nZB5vso 京太郎&一「「!?///」」バッ 一「ご、ご、ごめん!!///」 京太郎「こ、こ、こちらこそ!?///」 一「な、なんか頭に付いてたみたいだから、な、なんだろうと思って覗き込んだだけど!」アセアセ 京太郎「そ、そうでしたか!」アセアセ 京太郎「えっと……」ワシャワシャ 京太郎「ど、どうやらごみだったみたいですね!」 一「そ、そうだったんだ!?」 一「そ、それは良かった(?)ね!あはは」 京太郎「そ、そうですね!あはは」 一「……///」 京太郎「……///」 785 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 23 17 22.54 ID 11nZB5vso 一「……///」 京太郎「……///」 京太郎(……アカン。もうかれこれ数分もこのままだし) 京太郎(俺に取っちゃその、ラッキーだなぐらいだけど、一さんはそうじゃないだろうなぁ) 京太郎(キスとか特別な事だろうし) 京太郎(いや、そもそも唇同士じゃないからノーカンだし!) 京太郎(……ノーカンだよな?) 京太郎(とにかく何か言わないと) 京太郎「えっと、あの、 790」 1.事故ですからお互い忘れましょう、ええ 2.その、ごめんなさい(土下座) 3.帰りましょうか 4.ごちそうさまでした 5.その他(内容併記) 798 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 23 32 49.07 ID 11nZB5vso ごちそうさまでした 京太郎「ごちそうさまでした」 一「は?」 京太郎「あ、いや、その何と言うかえっとですね」アセアセ 京太郎(し、しまったー!?テンパリすぎて思ってもいない事を言ってしまった!!) 一「……サイテー」ジロッ 京太郎「……ごめんなさい」ドゲザ 一「……」 一「……ぷっ」 京太郎「え?」 一「あはは。ごめんごめん、ちょっと怒ったふりしてみたんだ」 京太郎「ちょ、ちょっと勘弁してくださいよ」 京太郎「……マジで怒ってるのかと思いましたよ」 800 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 23 42 39.86 ID 11nZB5vso 一「今回の事はボクにも非が有るし」 一「その……ごめんね」 京太郎「俺の方こそすみませんでした」 京太郎「でも大丈夫ですか、その俺みたいなのと……」 一「あはは。大丈夫大丈夫気にしてないから」 一「あれくらい普通でしょ普通」 京太郎「そ、そうですよね普通ですよ普通」 一「だよねー。さ、さぁ帰ろうか」ギクシャク 京太郎「え、ええ」ギクシャク 801 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/22(火) 23 56 54.84 ID 11nZB5vso 【side 一】 一(ど、ど、ど、どうしよう!キ、キ、キ、キスしちゃった!?) 一(一瞬でよく分からなかったけど、確実にやっちゃったよね!?) 一(お、お、お、落ち着けボク。マジシャンはポーカーフェイスが基本なんだから!) 京太郎「えっと、あの、ごちそうさまでした」 一「は?」 京太郎「あ、いや、その何と言うかえっとですね」アセアセ 一(ごちそうさまってあれだよね!?そう言う意味だよね!?) 一(あうあう///) 一(で、でもここは――) 一「……サイテー」ジロッ 京太郎「……ごめんなさい」ドゲザ 一(あ、ちょっとやり過ぎたかな?) 一「……」 一「……ぷっ」 京太郎「え?」 一「あはは。ごめんごめん、ちょっと怒ったふりしてみたんだ」 京太郎「ちょ、ちょっと勘弁してくださいよ」 京太郎「……マジで怒ってるのかと思いましたよ」 804 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/23(水) 00 01 13.29 ID 0AW1TT+ao 一(お、怒ってるように見えたなら成功かな?) 一「今回の事はボクにも非が有るし」 一「その……ごめんね」 京太郎「俺の方こそすみませんでした」 京太郎「でも大丈夫ですか、その俺みたいなのと……」 一(大丈夫じゃない!大丈夫じゃないよ!?) 一(でも気にしてる風に見せたら京太郎君も気にするだろうし――) 一「あはは。大丈夫大丈夫気にしてないから」 一「あれくらい普通でしょ普通」 京太郎「そ、そうですよね普通ですよ普通」 一「だよねー。さ、さぁ帰ろうか」ギクシャク 京太郎「え、ええ」ギクシャク 806 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/23(水) 00 15 37.81 ID 0AW1TT+ao 一(と、とりあえずごまかせたけど……) 一(うう……駄目だ。気にしないように考えるほど、鮮明に思い出しちゃうし///) 一(な、なんであんな事になっちゃったんだろ) 一(あーもう、ボクのバカバカバカ!) 一(……京太郎君もまだ気にしてるのかな?)ソッ 京太郎「……」ギクシャク 一(……むぅ。もう気にしてないっぽい?) 一(何、ボクだけ空回りしてるって事?) 一(な~んか癪だな……) 一(大体そもそも、こんな格好してこうなったのも君のせいだって言うのにさ!) 一(それなのにて、天使だとか、かわいいとかからかってばっかりで……///) 一(……) 一(……よし!決めた!) 一(こうなったら京太郎君の強さの秘密を探る事にしよう) 一(そして今度はボクや透華が勝つんだ!) 一(……その為にもまず私生活から調べないとね) 一(そう、これも麻雀や透華の為) 一(――それ以外に他意なんかないからね?)チラッ 京太郎「?」 【国広一の好感度が大きく上がりました】 【国広一がストーカー気味になったようです】 <<前に戻る|5月へ|次に進む>>
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第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】 アフター 少女「ねぇねぇ、おとぉさん」 京太郎「んー、なんだ?」 少女「なんでいつもおんなのひとのえがかいてあるこーひぃのむの?」 ゆみ「!」ビクッ _ _´ .. / ´ ヽ / \ ` / ∧}{/| \ \ // /ヾヾ"| ヽ ヽ // / l! ミ、 | | | _/ /、゙/ヽ i ミ=-' | | ノ__ / イ心 ‐-\ヽ. ミ=- | | -=彡i! j . j芒ゝ \_ i | lノ!リ ` u  ̄厂゙ { ヽ 〃 ∧ ヽ _イ_彡 | .i ヽ 八 l!|ゝ ーァ=≦、ヽ il . | . | .リ /7ニ=ヘニ=--彡ヽ } イ ノ/ _ムシ´,ィニ}ニニニ '__<、. ,> ´ ̄_.z=7ニニニニニ/ 人 / ,,ィニニニニニニニニ/ /ニニ。 { ヾニニ> ´ ̄ニニ7 /ニニニニヽ ヾ/ニニニニ/ ,イニニニ7´ニニム 八 ヽ_  ̄` マニ/ /ニニニニz≠ニ⌒ム、 。、_ `ヽ ¨ \ /ニニイ/ニニニニニム {ハニ|ミヽ、 こマニニjニニニニニニニム )ニニl. ヽ Yニrリ´⌒ヾ≧ニニニニ ムニニ_ ミー _彡 !ニ/ トニニニニニ マニニム Y |/ミ、ニニニァ 、 j ̄ヾ=-!. /人 ォニニ≧=彡ニ ヽ ; ハ _ ィ彡 ヽ._ / `ヾニニニ=' ! / l / ィ´ 京太郎「これか? これはスターバックスのコーヒーなんだ」 少女「すたーばっくす?」 京太郎「あぁ。これ以外は口に合わなくてな」カタカタカタ ゆみ「……」バタバタバタバタ 少女「ふぅーん? それでおとぉさんはなにしてるの?」 京太郎「んー? 今はSNSで社会問題について訴えてるんだ」 少女「ほぇー、しゃかいもんらい。すごぉーい!」 京太郎「日本のレベルは低いからな。意識して変えないと」キリッ ゆみ「……」バタバタバタ 少女「ねぇねぇ、おとぉさん」 京太郎「んー?」カタカタッッタァーン!! 少女「どぉしておかあさん、まくらでバタバタしてるの?」キョトン 京太郎「ああ、それはな」ナデナデ 少女「んぇへへへっ♪」ギュー 京太郎「お前のママが、世界一可愛いからだよ」クスクス ゆみ「~~~~~~ッ!!!!」ガバッ ゆみ「もぅ!! 馬鹿!!!」ガバッ チュンチュン ゆみ「……ゆ、ゆめ?」ポカーン そんな日が来ればッッッ!!! いいのにねッッッッ!!!! ※夢オチです
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未春「うーん……これじゃないな」 京太郎「決まりませんか?」 未春「なんというか、しっくりこないんだよね……ごめんね、付き合わせちゃって」 京太郎「いえいえ。でも未春さんはコンタクトにはしないんですか?」 未春「や、目に入れるって怖くて」 京太郎「なるほど……お、伊達眼鏡?」 未春「へぇ、かけてみたら?」 京太郎「……どうですか?」眼鏡装備 未春「…………」 未春(思ったよりかっこいい……) 京太郎「未春さん?」 未春「あ、う、うん!いいんじゃない!」 京太郎「そうですか?買ってみようかな……」 未春「うん、そうしなよ!」 京太郎「俺はいいですけど、未春さんはどうするんですか?」 未春「あ……えーっと」 京太郎「お。これ、さっきかけた伊達眼鏡に度が入ったやつですよ?」 未春「それにする!!」 京太郎「……へ?」 華菜「あ、みはるん眼鏡代えた?」 未春「分かる!?これ、すっごくいいんだよ!」 華菜「そんなに?……普通の眼鏡に見えるけどなー」 未春「♪」 カンッ!!
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京太郎「あー、明日って節分だっけ?」 一太「なんだよ、藪から棒に」 京太郎「ちょっと前まで二月二日だったような気がすんだけどな」 一太「たしかにゾロ目だったほうが特別感は出ると思うけどね」 京太郎「だろ? ところでさ、今日俺の誕生日なんだよね」 一太「本当に藪から棒だね!?」 京太郎「誕生日なんだけどなー」チラッチラッ 一太「はぁ……そんなチラ見してもなんも出ないよ」 京太郎「なんだよ……幼女との楽しい豆まき(意味深)の準備で金がないってか?」 一太「違う! 大体意味深な豆まきってなんだよ!」 京太郎「そんなの俺が聞きたいくらいだ」 一太「君が言ったんだよね!?」 京太郎「ところで、ひよこと鶏だったらどっちがいい?」 一太「え……ひよこ、かなぁ?」 京太郎「やはり……ロリコンか」 一太「いくらなんでもその理屈はおかしい!」 京太郎「部長ー、久ちゃんどこ行ったんですかね?」 部長「今日は家の用事だって言ってたけど」 京太郎「ですよね……俺もそう聞きました」 部長「……なにかあったのかな?」 京太郎「いや、今日俺の誕生日なんですよ」 部長「本当かい? 参ったな、何も用意してないんだ」 京太郎「その気持ちだけで十分ですよ」 部長「そうかい? けど、せっかくだし帰りにどこか寄ってこうか」 京太郎「お、いいっすねぇ」 部長「もちろんぼくの奢りで」 京太郎「部長最高!」 京太郎「あー楽しかったー」 京太郎「家に帰ったらカピに構ってやんないとな」 京太郎「……ったく、メールの一つもなしかよ」 京太郎「あーあ、久ちゃんの薄情者――」 「きゃっ」 京太郎「あ、すいません」 「いえ、こちらこそ」 京太郎「あ……」 「あ……」 京太郎「みほっちゃん?」 美穂子「誕生日、ですか?」 京太郎「そうそう……あー、だれか祝ってくれないかなー」チラッチラッ 美穂子「え、えぇっと……」 京太郎「ま、冗談だよ。みほっちゃんに会えただけでも十分かな」 美穂子「私なんかでいいんですか?」 京太郎「いいんだよ。ってか俺は会えてハッピーなんだけどな」 美穂子「あの、またからかってます?」 京太郎「いやいや、大真面目だよ」 美穂子「信じられません」 京太郎「……どんだけ信用ないんですかね?」 美穂子「自分の胸に手を当てて考えてみてください」 京太郎「うっ……心当たりがちらほらと」 美穂子「もっと真面目な言動を心がけてください。そうしたら……」 京太郎「わかった! じゃあやり直させてくれ……んんっ!」 京太郎「美穂子、今日は一緒にいてくれ」 京太郎「お前がいればそれでいい」 京太郎「それだけで俺は幸せだから……」 京太郎「……みたいな感じ?」 美穂子「……」ポー 京太郎「みほっちゃん、大丈夫?」ポン 美穂子「ひゃっ」 京太郎「そんな飛び上がるほど驚かなくても」 美穂子「大丈夫、大丈夫ですからっ」 京太郎「そう?」 美穂子「はい……あの、少しだけなら」 京太郎「え、マジで!?」 美穂子「誕生日、なんですよね? 祝ってくれる人は一人でも多いほうがいいと思いますから」 京太郎「いやっほう! みほっちゃんマジ天使!」 美穂子「だ、だからそういうのが――」 京太郎「いやいや、今日は楽しかったよ」 美穂子「ただ歩いてただけですけど、あれで良かったんですか?」 京太郎「誰かも言ってたろ。恋人といる時間はそれだけで特別だって」 美穂子「そうですか……って、恋人じゃありませんっ」 京太郎「はは、冗談だって。でも、ああやって色んな店を冷やかして俺は楽しかったよ」 美穂子「……あ、あの、これ……どうぞ」 京太郎「これ、カピバラのキーホルダー?」 美穂子「カピバラを飼っていると聞いたので」 京太郎「いつの間に……これってもしかして、誕生日プレゼント?」 美穂子「あの、気に入らなければ別に無理に受け取らなくても……」 京太郎「んなわけないだろ。返せって言われても返さないからな」 美穂子「返せとは言いませんけど……受け取ってもらえるなら嬉しいです」 京太郎「……抱きしめていい?」 美穂子「ダメです。もう、またふざけて」 京太郎「ただいまー」 カピ「キュッ」 京太郎「なんだ、お前だけか?」 カピ「キュ~」スリスリ 京太郎「わかってるって、ちゃんと遊んでやるよ。にしても母さんもいないのか」 京太郎「ん? 置き手紙……」 『急用でちょっと出かけます。料理は冷蔵庫に放り込んでおいたから温めて食べてね♪』 京太郎「なんだよこのマーク……年を考えてくれよ。もうアラフォーだろ」 京太郎「てか、それ以前にメール送ってくれよな……」 カピ「キュッ、キュッ」 京太郎「なんだ、誰か来たのか?」 ピンポーン 京太郎「はいはーい、今出ますよー」ガチャ 久「……こんばんは」 京太郎「久ちゃん? 珍しいな、うち来るなんて」 久「誕生日でしょ。はい、これ」 京太郎「ケーキ買ってきてくれたのか?」 久「おばさんからメールあったから」 京太郎「……あんにゃろう、サプライズのつもりかよ」 久「じゃあ、もう帰るから」 京太郎「ストップ」ガシッ 久「なに、もうケーキは渡したわよ?」 京太郎「まだプレゼントもらってない」 久「はぁ? ケーキあげたでしょ」 京太郎「あー悲しいなぁ。部長はちゃんと祝ってくれたのになぁ」 久「はいはい……じゃあ上がるわよ」 京太郎「え、プレゼントあるの?」 久「一応ね。あとでポストに入れとこうかと思ったんだけど」 京太郎「なるほど……素直じゃないなぁ」 久「だってあんた、すぐ調子に乗るじゃない」 京太郎「まぁまぁ……あ、せっかくだからアーンして食べさせてくんない?」 久「だから調子乗んな!」 美穂子「あ、雪……」 京太郎『ま、冗談だよ。みほっちゃんに会えただけでも十分かな』 京太郎『はは、冗談だって。でも、ああやって色んな店を冷やかして俺は楽しかったよ』 美穂子「……どうしよう、顔が熱いわ」 美穂子「あんなにふざけた人なのに……」 美穂子「私、もしかして……」ギュッ 美穂子「……京太郎、さん」
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964 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/09(水) 00 32 36.16 ID 4Ygag44co 【7月4日(木)】 京太郎「いやーすっきり眠れるって素晴らしいな」 京太郎「今日も何か朝から絶好調って感じだし!」 京太郎「……考えたら結構この3ヶ月ハードに過ごしてきた気がするし、疲れがたまってたのかもな」 京太郎「よし!今日も一日頑張りますか!」 967 1.一緒に登校する(誘う人も併記 選べる人物:咲 憩 もこ 数絵 いちご) 2.一緒に登校する(A:憧 B:霞 C:菫 D:照) 3.登校中に誰かと出会う(人物名併記:A地区 清澄 龍門渕 鶴賀 その他 のみ) 4.登校中に由暉子と出会う 5.登校中に雅枝と出会う 6.弁当を作る(コンマ判定あり、成功すればステータス上昇。所持金を使い豪華にする事も可能) 7.早朝ランニングをする(【体力】+2、誰かと会うかはコンマ判定有り) 8.南浦さん家に行く 9.ちゃちゃねぇとランニング(【体力】+1 【知力】+1 恋人Rank上昇小) 10.愛宕洋榎とランニング(【体力】+1 【会話力】+1 好感度上昇小) 11.新免那岐とランニング(【体力】+1 【精神力】+1 好感度上昇小) 12.森垣友香とランニング(【体力】+1 【センス】+1 好感度上昇小) 13.ニュースを見る(【知力】+2) 14.その他(内容併記) 970 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/09(水) 00 49 17.08 ID 4Ygag44co 2 霞 京太郎「ん?あの後姿は……」 京太郎「おはようございます。霞さん」ポン 霞「あら。おはよう京太郎君」 霞「それにしてもよく、後姿で私だって分かったわね」 京太郎「ええまぁ。髪型とか、そもそも制服が違いますし……」 霞「そう言えばそうね。流石に一人だけ制服が違ったら目立つわよね」クスッ 京太郎(……正直に言えば、それ以前に周りの生徒の反応で分かるんだけどな) 京太郎「それにしても……」マジマジ 霞「ど、どうしたの?何かおかしなところが有るかしら?」アセアセ 京太郎「 973」 1.改めて見ましたけど、よく似合ってますよ 2.歳相応に見えるなーって 3.どうしてだろう。何故か不自然な感じが…… 4.制服の胸の辺りどうなってるんですか? 5.もうちょいミニスカの方が良いなって 6.その他(内容併記) 975 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/09(水) 01 01 57.03 ID 4Ygag44co もうちょいミニスカの方がいいなって 京太郎「もうちょいミニスカの方がいいなって」 霞「えっ?」 京太郎「いえ、最近にしては丈が長い気がするので」 霞「……そうね。確かにそうかもしれないわ」 霞「でもウチは皆こんな感じよ。いわゆる伝統ね」 京太郎「なるほど……」 京太郎「でもミニスカ穿いてみたいとかそう言う願望は無いんですか?」 霞「え?……そうね」 978 コンマ判定(コンマ反転) 01~30 無いわ(キッパリ) 31~70 無理無理。恥ずかしいもの 【好感度+0.5】 71~98 ……もしかして見たいのかしら?/// 【好感度+1】 ぞろ目44以外 【好感度+3】 ぞろ目44 破魔矢発動 985 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/09(水) 01 05 08.09 ID 4Ygag44co 【大仏のお守り(劣)】を使用しますか? 【残り1回】 効果:一度だけ妖怪イチリナイイチオオイをチョウドにする 1~+5 32 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/10(木) 01 13 42.20 ID sPRapfqDo ……もしかして見たいのかしら?/// 霞「……もしかして見たいのかしら?///」 霞「なーんて、冗談だけど――」 京太郎「見たいです」キリッ 霞「え?」 京太郎「すっげー見たいです。霞さんのミニスカ」 京太郎「今のロングスカートも良く似合ってますけど、丈の短いギリギリな感じのヤツとか見たいです!」 京太郎「ちょっと風が吹いたら見えてしまいそうなマイクロミニとかならちょーさいこーっす!!」グイッ 霞「ちょ、ちょっと待って」アセアセ 霞「あのね、よく考えてみて。私がミニスカとか穿いてるところ」 霞「……自分で言うのもなんだけど、似合ってるとは思えないわ」 京太郎「そんな事無いですって!」 京太郎「と言うか似合うとか似合わないとかそう言う話じゃなくて、俺が見たいんです!」 京太郎「霞さんのミニスカが!!」デデーン 34 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/10(木) 01 37 40.05 ID sPRapfqDo 霞「そ、そこまで言ってくれるのは嬉しいけど……///」 霞「――はっきり言ってセクハラだからね?」 京太郎「……はい」 霞「まったく、お姉さんをからかうのもほどほどにしないとダメよ?」 京太郎「俺は本気なんですが」 霞「だったら尚更ダメね」 霞「そんなんじゃ女の子は引いちゃうわ」 京太郎「やっぱそうですか……」 霞「私で良かったわね。もし小蒔ちゃんに言ってたら嫌われてるんじゃないかしら?」 京太郎「何故そこで小蒔さんが出てくるかは分かりませんけど、それは嫌ですね」 霞(まぁ小蒔ちゃんの事だから、京太郎君に言われたら穿いてきそうだけど) 霞「そう言う事。これに懲りたら二度と女の子の前でそう言ったことは言っちゃダメよ?」 京太郎「肝に銘じておきます」 霞「…………本当に見たいなら、きょーくんと二人きりだったら見せてあげなくもないかもね///」ボソッ 京太郎「え?」 霞「な、何でもないわ。さぁ早く行かないと遅刻しちゃうわよ!」 【石戸霞の好感度はこれ以上上がりませんが蓄積されます】 35 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/10(木) 01 42 27.87 ID sPRapfqDo 【昼休み】 京太郎「う~ん、ああ言われたけど見たいなぁ霞さんのミニスカ」 京太郎「予想以上の短さに恥ずかしがって、必死で前を押さえようとする姿とか萌えるだろうなー」 京太郎「……まぁ夢のまた夢なんですけどね!」 京太郎「さぁて腹減ったし、どうしようかなー」 37 1.購買部に行って買う 2.食堂に行って食べる(誰かと出会うかはコンマ判定有り) 3.誰かを誘ってみる ※誘う場合は名前も併記(複数人可能) 4.誰かを誘ってみる(A.憧 B.由暉子 C.姫子 D.霞 E.菫 F.照 G.雅枝 ) 5.その他(内容併記) 38 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/10(木) 01 51 50.72 ID sPRapfqDo 4 照 京太郎「偶には照でも誘うか」 照「……呼んだ?」 京太郎「うわっ!?」ビクッ 京太郎「い、いつからそこに居たんだよ」ドキドキ 照「……ついさっき」 照「京ちゃんが見えたから声をかけようとしてた」 京太郎「そ、そうか」 照「それで私に何か用?」 京太郎「あ、いや昼飯一緒に食おうかなって思ったんだが……」 照「食べる」 照「さぁ食べよう、すぐ食べよう」グイッ 京太郎「ちょ、ちょっと待てまずは食堂にだな!」 京太郎(……何だかあいつに尻尾があったらめっちゃ振ってる気がする) 39 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/10(木) 02 03 04.66 ID sPRapfqDo 【食堂】 照「……人が多い」 京太郎「まぁ昼時だしなぁ。我慢してくれ」 照「……仕方ない」 京太郎「そう言えばお前、弁当とか有るのか?」 照「ある。ここに」ヒョイ 京太郎「そっか。毎日持ってきてるのか?」 照「いつもはそこそこ」 照「こっちに来てからは毎日」 京太郎「自作?」 照「もちろん」エッヘン 京太郎「……俺んちではおでんだったのに?」 照「そ、それは京ちゃんが好きかなと思ったから」アセアセ 京太郎「いやまぁ美味かったから良いけど……!」ハッ 京太郎「……まさかお前、弁当の中身もおでんなんじゃ!?」 照「流石にそれは無い」ペチッ 京太郎「だよなぁ。おでんしか作れないのも有る意味凄いが……」 照「京ちゃん早く決めて」 京太郎「おおう悪い悪い」 京太郎「さぁて今日は何にしようかねい」 41 【所持金¥7,000】 1.日替わり定食 2.レディースランチ(好感度7以上のヒロインが居る場合選択可能。午後からの判定に+2) 3.ちょっと奮発、ゴージャスランチ(+500円。午後からの判定に+5) 4.ヒャッハーこれで満足するしかねぇ。サティスファクション定食(+1000円。午後からの判定に+10) 54 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 00 33 29.16 ID cQR8Y2ilo レディースランチ 京太郎「よし!決めた。レディースランチにする」 京太郎「と言う訳で頼んだぞ、照」 照「……構わないけど、もしかして女の子と食事するとレディースランチばかり頼んでるんじゃ」 京太郎「!」ギクッ 京太郎「そ、そ、そんな事無いぞ」アセアセ 京太郎「中学の時は咲に頼んでたし……」 照「……やっぱり」 照「時々咲がレディースランチはあまり好きじゃないとか言ってたのはそのせいだったんだ」 京太郎「……あいつ、そんな事思ってたのか」 照「レディースランチって聞くだけでうんざりするとか何とか」 照「一体京ちゃん、咲に何回頼んだの?」 京太郎「えっと……ほんの数百回?」 照「……京ちゃん」 京太郎「し、仕方ないんだ!レディースランチが美味そうなのが全部悪い!」 京太郎「男は頼めないし……」 京太郎「だって咲も仕方ないなぁって感じで持ってきてくれるし……」 照「……まぁ咲の事だから、そんなに嫌がってはいないと思うけどね」 照(……どちらかと言うとあの感じは自慢みたいなものだろうし) 57 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 00 49 52.64 ID cQR8Y2ilo 京太郎「そう言う事なら諦めるかなぁ」 照「……別に良いと思うけど」 照「食べたいものを食べるのが一番」 京太郎「そうだよな!」 照「ただし京ちゃんはちょっと反省する事」 京太郎「へーい」 【数分後……】 京太郎「そう言えば、照」モグモグ 照「……何?」 京太郎「もう4日目だけど、こっちは慣れたか?」 照「……多分」 京太郎「確か麻雀部にも顔を出してるんだよな」 照「一応それもこっちに来る時の条件だから」 照「……京ちゃんは声をかけてくれないけど」 京太郎「す、すまん。こっちも色々あって……」 照「ふーん……ランキング戦とか、瑞原プロや戒能プロにマンツーマンで教わったり忙しそうだったもんね」 京太郎「その通りなんだけど、トゲトゲしいなおい」 58 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 01 06 04.19 ID cQR8Y2ilo 照「……別に」 照「瑞原プロや戒能プロに教わってたときに、鼻の下が伸びてたとかそんな事気にしてないし」 京太郎「し、仕方ねーじゃん。男の子だもの」 京太郎「そ、そうだ。お前はどうしてるんだ?」 照「麻雀打ってる」 照「天江衣とか荒川憩とか居るから、あっちにいるより手強い」 照「……ただその二人以外だと咲と駄肉しか相手してくれない」 京太郎「だ、駄肉?」 照「……原村和」 京太郎「あー……って駄肉は酷いだろ、おい」 照「それ以外に言いようが無い」キッパリ 照「牌を動かす度にその無駄肉をブルブルと震わせてうっとおしい」 照「……一度本気で潰そうかと思ったけど、咲に止められた」 照「……くっ」 京太郎(思いっきり私怨じゃねーか!) 64 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 01 21 31.69 ID cQR8Y2ilo 照「どうして2年しか違わないのにあれだけの差が出るのか……」ペタペタ 照「牛乳は私も飲んでたし、マッサージだって……」 京太郎「ぶっ!?」 照「しかも未だに成長中らしい」 京太郎(マジかよ!すげーな和) 照「……京ちゃん、今想像してたでしょ」ジィーッ 京太郎「うえっ!?」 照「……やっぱり京ちゃんも大きい方が良いんだ」 京太郎「あ、いやその…… 67」 コンマ判定 01~30 大きいことは良きかな 31~70 まぁ嫌いじゃないが特別好きって事は…… 【好感度+0.5】 71~98 俺は好きな人なら何でも良いけど 【好感度+1】 ぞろ目44以外 【好感度MAX】 ぞろ目44 破魔矢発動 73 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 01 42 30.87 ID cQR8Y2ilo 俺は好きな人なら何でも良いけど 京太郎「俺は好きな人なら何でも良いけど」 照「……ふ~ん」 京太郎「ふ~んってお前が聞いてきたんだろ」 照「口では何とでも言えるし、実際大きい人にデレデレしてるし……」ジィーッ 京太郎「いやまぁそれは仕方ないと言うか男の性と言うか……」 京太郎「つーか、俺の好みなんてお前に関係ないだろ」 照「……関係あるから言ってるのに」ボソッ 京太郎「ん?何か言ったか?」 照「……別に」 京太郎「……まぁ俺はそのままのお前が好きだがな」 照「えっ?」 照「い、今なんて?」 京太郎「何も言ってませーん」 京太郎「ほら!早く食べないと昼終わっちまうぞ」モグモグ 照「う、うん」 【宮永照の好感度が上がりました】 74 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 01 54 50.04 ID cQR8Y2ilo 【午後パート】 京太郎「……好きな人なら何でも良いとは言ったものの、そもそもそんな人が現れるのかどうか」 京太郎「やっぱり欲しいよなぁ。恋人」 憧「……京太郎って、いっつもこんな事言ってるの?」 桃子「よく言ってるっすねー」 数絵「現実を見たらどうかしら」 京太郎「うるせーよ!ってか俺を挟んで会話するな!」 選択教科 77 コンマ判定 78 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【聴牌速度】経験値小 【和了速度】経験値小 3.英語 【会話力】上昇大 4.科学 【打点補正】経験値小 【防御補正】経験値小 5.歴史 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.芸術 【センス】上昇大 8.サボる【全麻雀ステータス】経験値極小 コンマ判定【快眠】状態により失敗が極めて低下 01~10 眠ってしまい失敗 12~70 成功小 71~98 成功中 ぞろ目44以外 成功大 ぞろ目44 破魔矢発動 82 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/07/11(金) 02 10 16.37 ID cQR8Y2ilo 成功中 京太郎「っしゃ!」グッ 憧「へーなかなかやるじゃん///」ドキドキ 桃子「背が高いから有利なのは分かってたっすけど、凄い活躍っすね///」 数絵「ま、まぁこれくらいはやるんじゃないかしら?///」 和「咲さん、もしかして須賀君ってハンドボールの経験が?」 咲「うん。中学の時はハンドボール部だったよ」 咲「大会でも結構良いところまでは行ったみたいだし」 優希「……」ポォーッ 和「ゆーき?」 優希「!?」ハッ 優希「きょ、京太郎にしてはなかなかやるじぇ!褒めてやるじょ」 咲「フフッ」 由暉子「どうしたんですか?」 咲「あ、いや私も昔あんな感じだったかなーって」 由暉子「?」 京太郎「もういっちょいくぜ!!」 【体力が大きく上がりました】 <<前に戻る|7月へ|次に進む>>
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哩さんはどこかへ出かけています 姫子「花田、それロン」 煌「う……すばらくない……」 美子「調子よかね」 姫子「はい。ここんとこずっといいんです」 仁美「そうか……で、須賀はどう?」 京太郎「……そろそろ勘弁してほしいです」姫子の椅子状態 姫子「駄目よ。あん時負けたらなんでも言うこと聞くっちゅう約束やったけんね」 京太郎「それが当面椅子になれって……いい加減疲れたんですけど」 姫子「最初は役得ーって喜んでたやん」 京太郎「そりゃ役得ですけど、ずっと座ってるだけじゃないですか」 姫子「そりゃ椅子やし?座り心地がよくて気にいっとるとよ?」 美子「部長も最初は微妙な顔しよったけど、調子がどんどんよくなっていくから何も言わなくなったし」 京太郎「俺の意思はどこへ……」 煌「まぁまぁ。姫子の調子がよくなっているのはすばらですし」 姫子「そーよ?という訳でもう一局やね」 京太郎「くっ……」 京太郎(おのれ……さすがの俺も黙っていられないぞ) 京太郎(といってもこの状況でできることは限られてるし……ちょっと手の位置変えるか) 姫子「ひゃっ!?」ポロッ 京太郎(え?) 煌「あ、ロン!」 美子「どがんしたと?」 姫子「きょ、京太郎!変なとこ触らんといて!」 京太郎「ち、違いますよ!手の位置変えただけですよ!」 仁美「んー……さすがに京太郎ば椅子にしとるんやけん、仕方なかろ」 美子「そやね。須賀くんがそんなことするわけなかし」 煌「いっそこれを機に椅子をやめては?」 姫子「うー……よか。こんまま続ける」 京太郎(……これはひょっとしてチャンスじゃないか?) 京太郎(今なら触っても姫子さんの勘違いで済ませられるし……) 姫子「っ……」 京太郎(……よし!ばれない範囲でこれまでの分、たっぷりお返しさせてもらおう!) 姫子「っひぅ」ビビクン 姫子「京太郎?なんばしよっと?」小声 京太郎「さて?気のせいでは?」小声 姫子「こ、この…」 仁美「ツモ」 姫子「あっ」 仁美「ふっふっふ。そう簡単には負けんよ?」 姫子「くぅ……」 京太郎「さあ、対局に集中してください?」小声 姫子(この……今までん仕返しか?ここでバシッと言えばよかかもしれんけど、さっきの感じからトボケられる) 姫子(おまけに先輩達と花田も京太郎ば信用しとるし……何されても我慢するしかなかと……!?) 京太郎(くっくっく……胸はばれるけど腹の下の方なら見えない……痩せてるな、それですべすべ) 姫子「んっ」 姫子(ふ、服ん中!?胸は、ばれるから触ってこんけど……お、おなか?くすぐったか……) 京太郎(さて次は……) 姫子(スカートん中に!?ち、痴漢みたいなことを……) 京太郎(細いけど、柔らかくていい太ももだな。あー、これで膝枕とかしてみてー) 姫子(足?いや、太もも!?そ、そんなとこ触ると!?) 京太郎(さて……いくか) 姫子(うん?手が止まって離れて……もしかしてやめてくれた?やったらこんくらい許して、椅子も…) 京太郎(油断させておいて!) 姫子「ひっ!?」ビビクン 煌「ど、どうかしたんですか?」 美子「またいきなり部長が大きい縛りしたと?」 仁美「あー、誘われて打って熱くなった時とかあるしな」 姫子「そ、そうです……部長ったら……」 姫子「な、なんばすっと!?」小声 京太郎「さぁ?それより、あんまり声出すとばれますよ?」小声 姫子「こ、この……」 京太郎(さて……下着、布面積狭くね?) 姫子(うぅ……今日に限って……) 京太郎(うーん……このまま下着の感触を楽しむのもいいけど……やっぱりねぇ?) 姫子「っ」ビクッ 姫子(下着ん中に……) 京太郎(ふむ……見えないからこそいいっていうのが分かる気がするな……) 京太郎(目の前の耳真っ赤にした先輩も可愛いし、二重にいいな) 姫子(こ、こんか形で触られるなんて……) 京太郎(んー、見えないからやりずらいな……しかし柔らかくてあったかい) 京太郎(……ん?) 京太郎「……少し濡れてます?」小声 姫子「っ!?」顔真っ赤 仁美「ん?顔赤くして、須賀になんかセクハラでもされた?」 煌「それはすばらくないですよ」 京太郎「あー、ちょっとギリギリの発言を」 美子「いかんよ?椅子状態とはいえ、そういうことはやめとかんと」 京太郎「だ、大丈夫ですって」 姫子(どの口が…) 京太郎「……で、こんな状況で濡れるっていうのはどういうことですか?」小声 姫子「……知らん」小声 京太郎「ばれたらみんなに知られますよ?麻雀やりながら後輩に触られて感じてるって」小声 姫子「……気のせいよ」小声 京太郎「じゃあ……こんなことされても気にせいですか?」小声 姫子(あっ……駄目!) 京太郎(狭いな……指1本もきつい) 姫子「っ!」ビクッ 姫子(ゆ、指動かして……くぅ……) 京太郎(お?スムーズにいくようになったな……あんま深く入れるのは止めとこう。入口付近だけで) 京太郎(少し震えてる……やべ、なんかいじめたくなってきた) 京太郎(2本、は止めとこう。敏感なのか?隠してるけどよく反応してる) 姫子(うぁ……これ、自分でやるより……) 京太郎(この辺りを……ん?この小さいのは……) 姫子「ひゃっ」ビクッ 京太郎(……なるほど、つまりはここを攻めながら指も動かせば) 姫子(だ、駄目……そこは、それ以上は……) 京太郎(ここを軽くつまみながら……こう動かして……こう!) 姫子(くぅ……あ……あぁ、駄目、駄目……!!) 姫子「……っ!!」ビビクンビビクン 姫子「……はぁ」ぐったり 京太郎(あ……やり過ぎたかも) 美子「……ツモ」 仁美「あー、最後に3位か」 煌「安河内先輩、すばらです!結局私は4位ですけど」 美子「いやいや、うちは2位やし、トップの…どがんしたん?」 姫子「あ……いえ、大丈夫です」 仁美「顔真っ赤。そうとう部長は縛ったな」 煌「大丈夫ですか?なんか辛そうですけど」 京太郎「じゃあ、俺が送っていきますよ」 美子「そうやね。今日は早退した方がよかよ」 仁美「ん、部長には私から言っとくけん」 京太郎「はい。それじゃ、いきましょう」 姫子「ん……」 煌「お大事に」 姫子「……やりすぎ」 京太郎「……ちょっとやりすぎました。すいません」 姫子「あんなことするなんて……おまけに……」 京太郎「感じやすかったんですね」 姫子「……最低。人に触られたん初めてやったとよ」 京太郎「あー……すいません」 姫子「……許さん」 京太郎「え、ちょっ」 姫子「許さんけん……続きして」 京太郎「……はい?」 姫子「……最後までやってくれんと、許さんけんね」 翌日、2人は一緒に遅刻したとか カンッ!!
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309 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 00 48 14.68 ID NZgvQVDpo 5月7日(火) 【早朝】 京太郎「……う、う~ん」 京太郎「なーんかまた変な夢を見たような……」 京太郎「でも何か懐かしい気がしたんだよな」 京太郎「っといつまでもGW気分じゃ駄目だ。そろそろ起きて行動するか!」 314 1.咲を迎えに行く 2.弁当を作る(コンマ判定あり、成功すればステータス上昇。所持金を使い豪華にする事も可能) 3.早朝ランニングをする(【体力】+1、誰かと会うかはコンマ判定有り) 4.南浦さん家に行く 5.ちゃちゃねぇとランニング(【体力】+1 【知力】+1 好感度上昇小) 6.愛宕洋榎とランニング(【体力】+1 【精神力】+1 好感度上昇小) 7.ニュースを見る(【知力】+1) 8.その他(内容併記) 327 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 00 58 00.46 ID NZgvQVDpo 南浦さん家に行く 京太郎「おはようございまーす」 南浦プロ「ああ?あーお前か」 南浦プロ「お前も物好きだな。GW明けから俺んちに来るとか」 京太郎「そうですかね?」 南浦プロ「よし、そんなお前に良い事をしてやろう」 京太郎「……やーな予感がする」 南浦プロ「何とジジイと俺のダブル特訓だ」 京太郎「やっぱり当たりー!?」 328 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 05 17.90 ID NZgvQVDpo 秋一郎「ん?なんだこやつもやるのか?」 南浦プロ「おう、丁度良い所に来やがったからな」 京太郎「……遠慮――」 南浦プロ&秋一郎「「ん?」」ギロッ 京太郎「――できませんよねー」 南浦プロ「まぁそう言う訳だ。メニューくらいは選ばせてやろう」 京太郎「じゃあ…… 333で」 1.日常ステータス強化(W特訓に付き効果2倍 難易度高め) 2.麻雀ステータス強化(W特訓に付き効果2倍 難易度かなり高め) 3.麻雀スキル取得(難易度極めて高め) 341 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 11 11.82 ID NZgvQVDpo 麻雀ステータス強化 京太郎「麻雀の方の強化を……」 南浦プロ「よしよし、麻雀だな」 南浦プロ「それで伸ばしたいのはどの部分だ?」 京太郎「そうですね 346を伸ばしたいです」 1.基礎雀力 2.デジタル 3.オカルト 348 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 16 32.20 ID NZgvQVDpo オカルト 353 コンマ判定※ただし【大仏のお守りは使えません】 00~50 失敗 51~80 成功小 オカルト経験値中獲得 80~99 成功 オカルト経験値極大獲得 ぞろ目44以外 成功+オカルト1LVアップ ぞろ目44 破魔矢発動 363 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 25 12.94 ID NZgvQVDpo 失敗 京太郎「……すいません。もう無理っす」バタンキュー 南浦プロ「ああん?情けねーな」 南浦プロ「GWで遊びすぎて、体が鈍ったんじゃねえのか?」 秋一郎「まったくだな。若いくせにこれだけのメニューで根を上げるとは」 京太郎「1kgもある牌をしかも目隠しして打つとか、正気の沙汰とは思えないんですけど……」 南浦プロ「おいおい、“たかが”1kgじゃねーか」 秋一郎「わしらの若い頃はこれの2倍をさらに手積みでしたもんだ……」 南浦プロ「その状態でもサマしたりな」 秋一郎「まぁ少々手が疲れたがな」 南浦プロ&秋一郎「「ははははは」」 京太郎「化け物だ……化け物がいる……」 【何も上がりませんでした】 ※次回麻雀ステータス強化を選んだとき若干難易度が減少します 364 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 30 59.28 ID NZgvQVDpo 【午前パート】 京太郎「あの二人には何年経っても追いつける気がしねぇ……」 京太郎「本当にあれでもう孫が居るほどの年齢なのだろうか?」 京太郎「実は老けて見えるだけだったりして……」 京太郎「……無いよな?」 京太郎「さてGW明け一発目の授業は 369か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 372 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 35 45.30 ID NZgvQVDpo 数学 【学業のお守り】 授業パートを1度だけぞろ目大成功の効果 が使用できます。使う場合は使うと書いてください 376 コンマ判定 01~30 眠ってしまい失敗 31~70 成功小【知力】+1 【デジタル】経験値極小 71~98 成功中【知力】+1 【デジタル】経験値小 ぞろ目44以外 成功大【知力】+3 【デジタル】経験値小 ぞろ目44 大失敗【知力】-1 385 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 46 15.10 ID NZgvQVDpo 眠ってしまい失敗 京太郎「ん……変な夢を見たせいか、ねみい」 桃子「だめっすよ。休み明けでいきなり寝ちゃ……」 京太郎「そうは言っても眠いものは眠いのさー」トローン 京太郎「ふわぁ……おやすみ」zzz 桃子「あ、駄目!ってもう寝てるっす……」 桃子「……はふぅ」 桃子「あ、須賀君のあくびが移ったせいか、私も眠くなってきたっす……」ゴシゴシ 桃子「……」 桃子「そうっすね。睡眠欲には勝てるわけないっす」ステルスモード 桃子「という訳で私もおやすみなさい……」zzz 数学教師「……何故でしょう。この光景を見てGW終わったのねって思える私が居ます……」 【何も上がりませんでした】 386 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 01 59 22.66 ID NZgvQVDpo 【お昼休み】 京太郎「……睡魔には勝てなかったよ」 京太郎「でも何かこう日常に戻った!って感じするよな!」 京太郎「……駄目じゃん」 京太郎「き、気を取り直して今日はどうするか」 391 1.購買部に行って買う 2.食堂に行って食べる(誰かと出会うかはコンマ判定有り) 3.誰かを誘ってみる ※誘う場合は名前も併記(複数人可能) 4.食べない 5.その他(内容併記) 誘える人 宮永咲 原村和 片岡優希 南浦数絵 東横桃子 加治木ゆみ 佐々野いちご 蒲原智美 天江衣 荒川憩 三尋木咏 染谷まこ 対木もこ 津山睦月 霜崎絃 妹尾佳織 井上純 沢村智紀 国広一 龍門渕透華 百鬼藍子 藤原利仙 426 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 21 30 55.39 ID NZgvQVDpo なんぽさん 京太郎「よ、数絵。飯食いに行こうぜ!」 数絵「良いわよ。行きましょう」 京太郎「よし、そうと決まれば早く早く」グイグイ 数絵「ちょ、ちょっと!」 【食堂】 数絵「はぁ……強引ね、まったく」 京太郎「だって腹減ってたし」 京太郎「さぁて何にしようかなっと」 428 【所持金:¥28,000】 1.日替わり定食 2.レディースランチ(好感度7以上のヒロインが居る場合選択可能。午後からの判定に+2) 3.ちょっと奮発、ゴージャスランチ(+500円。午後からの判定に+5) 4.ヒャッハーこれで満足するしかねぇ。サティスファクション定食(+1000。午後からの判定に+10) 431 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 21 44 53.96 ID NZgvQVDpo ヒャッハーこれで満足するしかねぇ。サティスファクション定食 京太郎「やっぱりこれを食べないと帰った気がしないな」 京太郎「おばちゃん!サティスファクション一つ!」 ???「ふん、これで満足しな!」サッ 京太郎「ん?あれ?いつものおばちゃんは?」 ???「知らん。俺は助っ人で呼ばれただけだからな」 京太郎「そうっすか……」 数絵「どうしたの?」 京太郎「いや何でも無い。さて食べるか」 ???「おい!俺のブルーアイズマウンテンはまだか!」 ???「そんなもんは無い!」 435 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 22 02 51.16 ID NZgvQVDpo 京太郎「……」ニヤニヤ 数絵「……」パクパク 京太郎「……」ニヤニヤ 数絵「……」モグモグ 京太郎「……」ニヤニヤ 数絵「……ねぇ」 京太郎「ん?なんだ?」 数絵「どうしてこっちを見ながらニヤニヤしてるのかしら?」 京太郎「あ、俺そんな顔してた?」 数絵「してたわよ、思いっきり」 京太郎「そうか、それは悪かった」 数絵「それは別に構わないけど、何故?」 京太郎「いやさぁ、思い返せば最初は数絵には昼は断られ続けたなぁと思って」 数絵「……そうだったかしら?」 京太郎「おう。それはもうつれないものだったぜ?」 数絵「……それはその、まぁ私にも色々有ったし」 京太郎「分かってるって」 京太郎「まぁ俺が言いたいのはそう言う事も有ったけど、こうやって一緒に食べてるのは感慨深いなって思ってな」 数絵「あまり過去を振り返るのはおじさん臭いわよ?」 京太郎「うっ、良いじゃんか」 京太郎「だって、こうやって昼ご飯を食べるかわいい数絵を見れるのとは思わなかったしな」 数絵「か、かわっ///」カーッ 数絵「ちょっとご飯時に変な事言わないで///」 京太郎「あはは。でも別に嘘は言って無いけど」 数絵「……もう。からかうなら別の席に行くわ」 京太郎「待った待った!悪かったから一緒に食べよう、な?」 438 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 22 12 25.25 ID NZgvQVDpo 【午後パート】 京太郎「誰かと一緒に食べる飯は良いよな」 京太郎「しかしあの人なんだったんだろうか……」 京太郎「さて午後の授業は 442か」 選択教科 1.国語 【知力】上昇大 2.数学 【知力】上昇小 【デジタル】経験値小 3.英語 【知力】上昇小 【体力】上昇小 4.理科 【知力】上昇小 【精神力】上昇小 5.社会 【精神力】上昇大 6.体育 【体力】上昇大 7.サボる【オカルト】経験値中 444 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 22 16 39.92 ID NZgvQVDpo サボる コンマ判定(サティスファクションボーナスにより+10) 01~30 見つかってしまい失敗 31~70 成功小【オカルト】経験値極小 71~98 成功中【オカルト】経験値小 ぞろ目44以外 成功大【オカルト】経験値中 ぞろ目44 大失敗【知力】-1 448 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 22 18 27.55 ID NZgvQVDpo ゴメン安価忘れた このレスより↓3で 457 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2013/01/30(水) 22 24 19.93 ID NZgvQVDpo 成功中 京太郎「青い空、流れる雲」 京太郎「そして心地よい風」 京太郎「あー飯食って寝るって最高だな」 京太郎「……」zzz 【オカルト経験値が小上がりました】 <<前に戻る|5月へ|次に進む>>
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前話 次話 京太郎インタビューその10 惜しくも2位となったが、ついに決勝戦までやってきた清澄高校。 麻雀女子高生の頂点の学校を決める戦いで、果たして清澄は栄光を手にする事が出来るのか。それとも夢破れるのか。 団体戦中最後となるSK君へのインタビュー。思い残しのないように、本日も充実した内容になることを祈る。 なお、西田記者に代わり、今回インタビューを担当させていただくのは私、久美子です。 本日はよろしくお願いします。 京太郎「よろしくお願いします。西田さん、大丈夫なんですか? 今回も西田さんからインタビューされるものかと思ってたんですが」 お気になさらず。なんでも、調べることがあるとかで突然県外に出てしまっただけなので。 京太郎「……全国大会決勝前の今ですか?」 ええ。我々に断りなく行ってしまってたので、止める間もありませんでした。 京太郎「良くあるんですか? こういうの」 それが聞いてくださいよ。S君へのインタビューの時には戻ってきてたんですが、終わったらすーぐまたどっか行っちゃって、今回に至っては…… 京太郎「あ、すいません。それはまた今度に」 あ、ごめんなさい。インタビュー中に。 京太郎「いえ、それはまぁいいんですが」 では改めて、まずは清澄高校の決勝戦進出、おめでとうございます。 京太郎「ありがとうございます。まぁ今回は2位でしたが、進出は進出なので良かったですね。肝は冷えましたけど」 最後の和了りで、危うく清澄が敗退するところでしたからね。 京太郎「決勝では咲が主人公体質を発揮して、一度負けた相手には負けないと良いですね」 主人公体質、ですか? 京太郎「長野の決勝でもそうでしたけど、あいつ最後の最後に大逆転とかもやるんで。なんか主人公っぽいな、と」 成程。ところで、例のごとく前回から今回までになにかありましたか? 私としては臨海女子の方々となにかあったと予測しているのですが。 京太郎「何故予測が? ……まぁ、ありましたけど」 どのような事があったのでしょうか? 京太郎「決勝戦ってことなので、前日に色々下拵えしとこうと思い、会場の厨房を借りてたんですけど、その時にですね」 臨海女子のどなたかがやってきたと。 京太郎「どなたかというか、選手の人全員ですね」 全員? どのような御用向きで? 京太郎「向こうも決勝戦前日に願掛けというか、それぞれの郷土料理を作って食べて気合を入れ直そうとかなんとか」 あー。臨海女子はほとんどが外国籍の方ですからね。 京太郎「メガンさんは「ワタシのソウルフードはラーメンですカラ!」とか言ってカップラーメン持ち込んでたんですがね」 日本食にどっぷり浸かってる……。 京太郎「ちなみに「ゼヒこのラーメンに美味しいトッピングを作ってくだサイ! ドゲザ!」と言って、アイ○ールド21のパンサーが登場当時に勘違いしてたドゲザやってましたね」 というと……あの縦の鉄棒を掴んで逆さになるあれですか? 京太郎「そのあれですね」 とんでもない筋力と身軽さですね……。 しかし何故臨海の方々は、わざわざ会場の厨房を使ったのでしょうか? 京太郎「それについては聞いてないですけど、泊まってるホテルの厨房を借りようとしたけど向こうが忙しくて借りられなかったとかじゃないですかね?」 そうですかね……。 京太郎「そんでまぁ、これもなにかの縁だからと、下拵えしつつ一緒に料理しようってことになりまして」 また距離が近いですね。 京太郎「やっぱ日本人より距離を詰めやすい傾向にあるんですかね」 彼女等も料理出来るんですか? 京太郎「えーと。辻垣内さんとハオは一人でも料理出来て、明華さんはよくお母さんのお手伝いをしているからとサポートなら。メガンさんはからっきしとのことで、ネリーは「皮剥きならネリーにおまかせ!」って言ってたんでピーラー渡しました」 その状況でどうしてみんなの郷土料理を作ろうという話に……。 京太郎「料理出来る組がレシピ調べれば出来そうだと言ったらしく……。まぁ実際にやってみたら難しかったので、俺も手伝ったんですけどね」 同年代の子はもう当たり前に呼び捨てなんですね。 京太郎「この前の動画でタメにはタメ口なの知れ渡っちゃいましたしね。ハオは遠慮しなくていいと言ってましたし、ネリーはそもそもそんな気も起きないタイプだったんで」 出来上がった料理はどうでしたか? 京太郎「美味しい云々というより、新しいって感じでした。今までに味わった事のないタイプの味だったので、美味しく出来たのかさえ分からないです」 臨海のみなさんの反応は? 京太郎「それは概ね上々でした。明華さんなんかは「あらぁ、これはこれは。懐かしい味に出来ましたね。非常にちょっとだけ惜しい感じですけれど」とかなんとか」 非常になのかちょっとなのか、どっちなのでしょう……。 京太郎「まぁー多分、すごく惜しい所まで来てるって意味合いでしょう」 他の方々は? 京太郎「辻垣内さんは俺と似たような反応で、ハオは上手く出来たのかホクホク顔。メガンさんはラーメンを主食に摘む感じでパクパクと、ネリーはバクバクムシャムシャとその身体のどこにそれだけ入るんだと思わせる程にがっついて食ってましたね」 満足行く食事が出来たようですね。 臨海の方々とはどのような会話をなさいましたか? 京太郎「料理中はあんま雑談とか無かったですね。なにせ初めて挑戦する料理だったので、レシピと料理とをにらめっこして、それに関する意見交換だったり指示出しだったりで」 食事中はどうだったのですか? 京太郎「みんな料理に舌鼓を打つのに夢中で、落ち着いた時には皿は空になってましたね」 成程……。特にこれといった会話もなく食事会を終えたと。 京太郎「まぁ終わって後片付けしながら、雑談みたいなのはしたんですけど」 どのような内容ですか? 京太郎「結婚相手に求めるものはなにか」 いきなり話ぶっ飛びましたね。 何故結婚相手云々の話に? 京太郎「確かハオだったかに「S君は家庭的な女の子が好みだと聞きましたが、その割には主夫っぽいこともしてますよね」って言われたのが始まりだったかな、と」 ああ、言われてみればそうですね。 京太郎「まぁ俺としては主夫の道を志して始めた事じゃないんですがね、あくまで清澄のみんなのサポートとしてなわけですし。けど言われて考えてみれば、将来的にそれはそれでアリかもなと思った訳ですよ」 S君は将来どういう職に就きたいとかはないんですか? 京太郎「今の所具体的にどうこうはないですねー。麻雀プロになれたらそら嬉しいですけど、高校から始めた身で特に秀でてるものも無いですし、職にするにはちょっと厳しいかなーと思いますから」 どうしても就きたい職があるわけではないと。 京太郎「男としては一家の大黒柱になるべきという考えも無いわけじゃないんですが、それもまぁ考え方の一つに過ぎませんからね」 それで、家庭的な女の子でなくてもいいと? 京太郎「俺の好みが変わるわけじゃありませんが、結婚の条件とかにはならなくなったかなーって」 S君の結婚の条件って、何なんでしょう? 京太郎「うちって親戚付き合いも多いですし、その辺りが煩わしい人だと厳しいかなーとは思いますね。小さい子供もいるんで、子供好きだったり面倒見がいいと助かります」 ふむふむ。 京太郎「カピーもいるんで、嫌いだかアレルギーだかで動物ダメな人もうちではやっていけないですね」 婿入りは基本NGですか? 京太郎「あんまりそういう想定はしてないですし、したとしてもうちと縁が切れる訳じゃないですから。でもまぁ、NGってわけではないです」 巨乳じゃないとダメとかは? 京太郎「だからそういうのやめてくださいって西田さんの時に毎度毎度言ってるでしょーが!! 自分の性癖を結婚相手の条件に組み込むって、どんだけ器量の狭い男だと思ってるんですか!?」 ですが、性癖と合致しない相手と結婚しても辛くないですか? 夜の生活とかで。 京太郎「性癖と合致しない相手を好きになる事だってあるでしょーが!!」 それで、その条件をお話されて臨海の方々はどういった反応でしたか? 京太郎「え? いえ特に。みんなへーって感じで頷いてただけですけど」 では、臨海の方々はどのように答えていましたか? 京太郎「みんな当たり障りない感じでしたね。インタビューされて答えたのとそう変わらないですよ」 成程。お話はそれくらいで? 京太郎「あー、そういやネリーと一つ賭けをしてましたかね」 賭け、ですか? 京太郎「まぁ一応敵チームなんでね。宣戦布告みたいな感じで「残念だけど優勝はネリー達が貰ってくから、清澄はまた来年頑張りなよ」とか言われたんで、流石にまームッとしましてね」 喧嘩になったんですか? 京太郎「そこまでじゃないですけど、売り言葉に買い言葉で諸々言い合ってる内に、ネリーが「じゃ、賭けでもしよっか? 負けた方が勝った方の言うことを何でも一つだけ聞くの」って感じで」 まんまと口車に乗せられてしまったと。 京太郎「ですね。でも大丈夫ですよ。清澄は絶対勝って優勝するって信じてるんで」 ちなみにS君が賭けに勝った場合は、ネリー選手にどのような事をさせる予定ですか? 京太郎「俺と清澄のみんなに、調子に乗って煽り散らかしてた事を直接謝らせようかと思います」 では、最後に何か一言。 京太郎「ファイト清澄! 絶対優勝してくれ!」 前話 次話
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久「ねぇ~ 須賀君?」 京太郎「? なんですか?」タンッ 優希「それロンだじぇ~」 京太郎「何ぃ!?」 優希「16000!」 咲「もう~ また京ちゃん飛びで終わりだよ…」 和「好きですね 飛ばされるの」 京太郎「いやいや好きじゃないからね」 優希「嘘つけ! 阿知賀まで行って一人麻雀していた奴が何を言ってるじぇ」 京太郎「それこの間、説明したよね!?」 優希「京太郎の妄想たれながしはウンザリだじぇ」 咲「えっ!? 妄想だったの!?」 京太郎「咲… 絶対にわざとだろ…」 咲「エヘヘッ」 久「はいはい 須賀君はこっちに耳を傾けてね」 京太郎「それでどうかしたんですか? 遠征には行きませんよ?」 久「いやそれがね? 須賀君にお客様のようよ」 京太郎「俺に?」 久「ほら」チラ ?「」ペコッ ?「須賀京太郎とは君の事でいいんだな? 」 京太郎「は、はい」 ?「私は鶴賀学院3年の加治木ゆみと言う者だ」 京太郎「どうも…」 加治木「君の部長には話てあると思うので、早速行く準備をしよう」ガシッ 京太郎「えっ? ちょ ちょっと 何の事ですか!?」 加治木「ん? なんだ君の部長からは何も聞いてないのか?」 京太郎「これっぽっちも知らないんですけども…」 加治木「伝えてないのか?」 久「ちょっと遠征に行かせてたから、伝えるの忘れてたわ ごめんなさい」 加治木「いや 私の方も無茶な要求をしてしまった 気にしないでくれお互い様だ」 久「優しいのね」 加治木「優しくはないさ 事実だからな」 久「フフッ」 ?「先輩に色目使うのやめてもらえないッスかねぇ~ 清澄の部長さん?」 久「!?」 加治木「うわっ! 着いて来てたのかモモ!?」 ?「当たり前っスよ!」 加治木「はぁ…」 加治木「仕方がない… モモ、挨拶だ」 ?「東横桃子ッス! よろしくお願いしますッス」 一同「「「「「(どっからでてきた!?)」」」」」 久「えぇ 竹井久よ よろしくねモモちゃん」 桃子「はいっス♪」 咲「私は宮永咲、よろしくね」 優希「片岡優希だじぇ」 和「原村和です よろしくお願いします」 桃子(原村和… インターミドルチャンピオンで私と同じ一年生)ガルルッ 和「?」 京太郎「部長~」 桃子「ああっ! あそこにいるのが噂の能無しで唐変木だけど」 桃子「パシリに使わせたら右に出る者はいないとまで言われている須賀京太郎さんッスね!」 加治木「お、おいモモ!?」 京太郎「………」チラ 久「た、頼りにしてるのよ?」 京太郎「いいんだ ど~うせ俺は清澄のパシリだから…」 優希「元気だせ京太郎! お前は阿知賀まで行って何を学んできだんだじぇ!」 咲「そ、そうだよ~ 京ちゃんは清澄には必要だよ」 桃子「主に荷物運びにって事ッスね」 加治木「モモ!」 桃子「わ、わかってるッスよ…」 加治木「京太郎君… すまない… モモにはちゃんと言い聞かせておく」 京太郎「ど~~~でも言いですけどね…」 加治木「清澄の部長… 何とかならないか?」 久「ちょっと待ってて…」 久「ねぇねぇ須賀君?」ボソッ 京太郎「何ですか部長…」 久「鶴賀の人達にね? 京太郎を今日と明日、貸してほしいって言われたの」 京太郎「それで…?」 久「最初は断ったのよ? 須賀君はうちの部員だもの だけど鶴賀の加治木さんにどうしてもって頼まれちゃったの…」 京太郎「そうですか… それは大変ですね」 久「まぁまぁ で! 加治木さんがもし須賀君を貸してくれたら、どんな事でも清澄の要求をうけるって言ってきたの」 京太郎「だから何が…」 久「わからない? 清澄の要求を『何でも』うけるのよ?」 京太郎「何でも…」 久「そう… 何でも…」 ―――― ――― ―― 桃子「京太郎さんくすぐったいッスよ」 京太郎「エヘヘッ そうかそうかくすぐったいか~」 加治木「京太郎君… モモのばかりではなく私にも構ってくれないか?」 京太郎「ほれほれ~」 加治木「きゃっ!? もう京太郎君は…」 京太郎「ハハハッ ちょっと手が滑っちゃって~」 桃子「先輩ばかりずるいッスよ~ 私も~」 京太郎「ガハハハハッ」 ―――― ――― ―― 京太郎「グヘヘッ 部長! 俺、鶴賀のお二方に着いて行ってきます!」 久「えぇ よろしくね?」 京太郎「任せて下さいよ~ ハハハッ」 加治木・桃子(悪魔だ…) 久「♪」 久「これで言いかしら?」 加治木「私達の用が済んだら地獄行きなんだろうか?」 久「そんな訳ないわよ♪ 大丈夫、こっちで何とかするから」 加治木「とは言っても…」 京太郎「スイカパワ~」 久「ハハッ…(大丈夫よね…) 京太郎「清澄の救世主須g「うっさいじぇ! 馬鹿いぬがぁ~!」ガブッ 京太郎「ギャーーー!!」 ―――― ――― ―― 京太郎「それで俺は何をすればいいんでしょうか?」 加治木「あぁ… 実は「お掃除のボランティアッスよ!」 加治木「モモ…」 京太郎「まぁまぁ 掃除のボランティアって、ゴミ拾いって事でいいんですか?」 加治木「ゴミ拾いはゴミ拾いなんだが…」 桃子「ちょ~っとばかしヤバいんッスよ」 京太郎「ヤバいゴミ拾いって… まさか!?」 加治木「マグロ拾いじゃないから安心してくれ」 京太郎「そ、そうですか…」 桃子「まぁ行ってみればわかるッス」 京太郎「はぁ~(嫌な予感しかしない…)」 ~~~ゴミの山~~~ 京太郎「」 加治木「相変わらず凄いな…」 桃子「ほら京太郎さんもマスクつけないと新世界が見えるッスよ」 京太郎(えっ? 何ここ? 日本………だよな?) 加治木「驚くのも無理もない… ここには、いらなくなった物を無差別に捨てて行く者が多くないからな」 桃子「このゴミの数だけルールを守れない人がいるって事ッス」 加治木「言っておくが、ここは公園だぞ?」 京太郎「公園!? ここが!? 夢の島じゃなくて!?」 加治木「一応な… 私が子供の頃は良くここで遅くまで遊んでいたんだが… 今じゃこの有様だ」 京太郎「な、なんでこんな状態になるまで放置してたんですか」 加治木「知らなかったんだよ…」 京太郎「えっ?」 加治木「子供の頃に遊んでいた場所がこんなになってるなんて」 桃子「私達が気付いたのもつい最近なんでスよ」 京太郎「そうなんですか?」 加治木「鶴賀で定期的に行われるボランティアの地域別で見つけて、ボランティアを募ってはみたんだが…」 桃子「先輩と私しか来てくれなかったんッス」 加治木「部員達にも頼んではみたんだが、生憎予定やら何やらで駄目だったんだ…」 桃子「私は暇だから先輩とボランティアの手伝いッスよ」 加治木「ありがとうモモ」 桃子「いいッスよ」テレテレ 加治木「それで現状を見て、さすがに私達二人では無理と判断し、以前から噂になっていた君に助けをたのんだんだ」 京太郎「噂になるほど有名人になった覚えはないんですけど…」 桃子「いいじゃないッスか 噂になるだけ…」 京太郎「? どして?」 桃子「………」 桃子「少し昔話をするッス」 加治木「モモ…」 桃子「大丈夫ッスよ 先輩も聞いて下さい」 加治木「そうか…」 桃子「………私は子供の頃から存在感がないと言われていた」 桃子「歌って踊ったりしない限りは誰にも気付かれない、影の薄い子だった…」 桃子「多くの人は自分以外の誰かと意志疎通するために情報を集めたり、色々行動して時間やお金を消費する事がある…」 桃子「その面倒さとコミュニケーションと得られるものと秤にかけて切り捨てたりもする」 桃子「そうして私も完全にコミュニケーションを放棄していたし 子供の頃からこんなだと存在感のなさにも拍車がかかるばかりだった」 京太郎「………」 加治木「モモ…」 桃子「だけど…」 桃子「そんな私を… 先輩は必要だと言ってくれた。 誰からも見つからない… そこにいないはずの私を… 先輩は…」プルプル 加治木「モモ?」 桃子「キャーーー!! もう我慢できないッス! 先輩大好きッス~」ガバッ 加治木「なっ!? こら! やめろモモ! ちょ」 桃子「先輩のおっぱい大きくて最高ッス~」モミモミ 加治木「!? そこは駄目だモモ!」 京太郎「部長… 桃源郷はここにあったんですね」 加治木「何を訳のわからない事を言ってるんだ! 助けてくれ!」 京太郎「しまった!? カメラを忘れてた!? くっそ~!」 桃子「私のバックの外側に入ってるッスよ」 京太郎「桃さん最高~!」 桃子「ふっ これぐらい当たり前ッス」 加治木「なっ!? それはやめてくれ!」 京太郎「桃さん、これですか?」 桃子「それそれそれッスよ」 京太郎「それじゃあ写真撮るんでポーズお願いしま~す」 京太郎「はい チ~z」バキッ 京太郎・桃子「「………」」 加治木「さて… 言い残す言葉はあるか?」 京太郎(桃さん、何離しちゃってんですかー!)ダラダラ 桃子(京太郎さんがポーズなんて言うから!)ダラダラ 加治木「反省していないようだな… まぁ今から地獄より恐ろしい作業に取り掛かってもらうが… 歩いて帰れると思うな」 京太郎・桃子「「サ、サー イエッサー!!」」 ~~~6時間後~~~ 桃子「あ~っ もう駄目ッス…」 京太郎「こ、腰がぁ…」 加治木「休んでいる所、申し訳ないがまだ半分も片付いてないんだぞ?」 京太郎「そ、そんな~」 桃子「も、もう無理ッスよ~」 加治木「今日はこれくらいにして、続きはまた明日にやろう」 京太郎「明日も……だと……」 桃子「京太郎さん、あれが人間を越えた者の最終形態ッスよ…」 京太郎「か、怪物…」 加治木「残念ながら私はあと三回変身を残している」 京太郎・桃子「「………」」 加治木「………」 加治木「わ、忘れてくれ」テレッ 桃子「先輩! ちょ~う可愛いッス!」 京太郎(加治木さんって以外とノリがいいな…) 桃子「京太郎さんもそう思うッスよね?」 京太郎「確かに今のは可愛いかったですね」 加治木「んなっ!? なななななななな何を言いだすんだ! い、いきなり!」 京太郎「? 何か変な事言いましたか?」 桃子「先輩はピュアなんッスよ」 京太郎「ピュア?」 桃子「先輩は今までo「な、何でもないぞ~」 桃子(あぁ~ 先輩の可愛い手が私の口に…)モゴモゴ 加治木「」ゾクッ 加治木「と、とりあえず明日の朝、7時00分に此処に集合だ!」 京太郎「朝の7時00分って 何時間掃除やるんですか!?」 加治木「元通りになるまでだ…それじゃあモモ! 帰るから離れてくれ!」 桃子「あぁ~ 待って下さいよ~ 先輩~ 」 京太郎「朝7時00分から終わるまでって…(清澄に帰れるかな…)」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 優希「そういえば京太郎は何処に連れて行かれたんだじぇ?」 咲「荷物運びじゃないのかな?」 和「そうですね… 荷物運びが妥当かと」 久(うわっ 散々な言われようね…) 優希「京太郎が居ないからタコスを買って来てくれる奴がいないじぇ」 咲「そうだね~ 私もクレープ買って来てもらうつもりだったのに」 和「宮永さんはクレープが好きですね」 咲「原村さんは京ちゃんに何を頼むつもりだったの?」 和「そうですね… コーヒー牛乳を買って来てもらおうかと」 久(和! お前もか!) 咲「コーヒー牛乳美味しいもんねぇ~ 私もコーヒー牛乳飲んだら原村さんみたいになれるかな?」 優希「残念ながらそれは無理だじぇ」 咲「それはどうして?」 優希「私も経験者だからだじぇ!」 咲「そっかぁ~ それじゃあ無理だね…」 優希「今さらっと酷い事を言われた気がするじぇ」 和「豆乳には胸を大きくするイソフラボンが多く含まれているので、須賀君が帰ってきましたら買って来てもらいましょう」 咲・優希「「賛成~」」 久(胸が大きく… 私も頼んでおこっと…) ~次の日 朝~ 京太郎「うぅ~ 寒っ」ブルブル 京太郎「もうすぐ夏なのに朝は一段と寒いな… 」 京太郎「」チラ ~6時45分~ 京太郎「少し早めに来ちゃったな… 」 加治木「何を一人でぶつぶつと独り言を呟いているんだ?」 京太郎「うわっ! って加治木さん!?」 加治木「私以外に誰がいるんだ?」 京太郎「ハハハッ… あれ? でも約束の時間にはまだ早いですよ?」 加治木「私は常に30分行動できるように心掛けているからな」 京太郎「30分って… 6時30分から来ていたんですか!?」 加治木「まぁな ここまで冷え込むとは思ってもみなかったが…」 京太郎「最近は天気が悪かったり良かったりしますからね 桃さんとは一緒じゃないんですか?」 加治木「モモは… まぁ私の予想だが、間違いなく遅れて来るだろう」 京太郎「そういえば昨日頑張りすぎて足腰が悲鳴をあげてましたから」 加治木「まぁそれだけじゃないんだが…」 京太郎「? 違うんですか? 俺は足腰痛過ぎて湿布だらけですけど」 加治木「それもらしいんだが 女の子特有の現象と言うか… 何と言うか…」ゴニョゴニョ 京太郎「? 良くわからりませんが、とりあえず二人であのゴミを片付けなくてはいけない事は分かりました」 加治木「理解が早くて助かるが…」 京太郎「どうかしました?」 加治木「いや… 何でもない、二人でもやれるだけはやっておこう」 京太郎「了解~」 ~~~3時間経過~~~ 京太郎「ふん よいしょっと…」 加治木「ほう 昨日より手際がいいじゃないか」 京太郎「燃えるゴミ、燃えないゴミの分別は誰でもできますよ」 加治木「誰にでもできる事を君はできなかったんだぞ?」 京太郎「うっ 俺は常に進化し続けるので心配ご無用ですよ」 京太郎「それよりも加治木さんこそ残りの変身をしなくても大丈夫なんですかね?」ニヤニヤ 加治木「ああああ、あれは忘れてくれ」 京太郎「バッチリ脳内保存したんで忘れられないですね~」ニヤニヤ 加治木「君の性格が昨日の今日でモモに似てきたな…」 京太郎「そういえば桃さんって存在感がない~ 誰にも気付かれない~ って言ってましたよね」 京太郎「加治木さんはどうやって桃さんを見つけたんですか?」 加治木「どうやってモモの奴を見つけたかか…」 加治木「近く、全国高校生麻雀大会がある事は知っているか?」 京太郎「俺達の部も参加するんで知ってますよ」 加治木「そうか… その大会の団体戦にエントリーしようと思ってたんだが、メンバーがあと一人、中々揃わなくってな」 京太郎「桃さんに頼んだって事ですか?」 加治木「頼むまでの道のりは長かった…」 京太郎「存在感が薄い……からですか?」 加治木「それだけだとはいえないな…」 加治木「私達は最初、麻雀部のサーバーを校内ランに繋いでプレーヤーを募っていたんだ」 加治木「モモとはそのときに初めて会った まぁネットの中でだが」 京太郎「へぇ~」 加治木「モモは強くてな 是非とも麻雀部に欲しかったんだが断られてしまったんだ」 京太郎「あの桃さんが加治木さんの頼みを断った!?」 加治木「その時はまだ、ネットの中でしか会った事ないから、断られるのは当然だろう」 京太郎「そういえばそうですね」 加治木「それでも諦めきれなかった私はローカルIPを用いて、モモが使用しているPCのIPを強制表示モードに変更」 加治木「クラスを割り出して、直接会いに行く事にしたんだ」 京太郎「鬼のような人ですね」 加治木「こっちも団体戦のエントリーまで時間がなかったから、結構切羽詰まってたんだ」 京太郎「それでクラスには桃さんは居たんですか?」 加治木「行ったはいいが、どこにモモの奴が居るのがわからなくってな とりあえずクラスの中心で叫んでみた」 京太郎「ええっ!? 一年生の教室でですか!?」 加治木「今にしてみれば 他の方法もあったと少し後悔している 周りの一年生が『何言ってんだこいつ』って目で見ていたからな…」 京太郎(そりゃ 一年生の教室で上級者が叫んでたら 誰でもそう思うわ!)な、何て叫んだか聞いても?) 加治木「確かあの時は…」 加治木「『私は君が欲しい!』 だった気がする」 京太郎(うっわ~ 恥ずかしいなんてレベルじゃねぇ~ 穴があったら入りたいレベル…) 加治木「まぁ それでモモが見つけられたからいいんだけれど」 京太郎「でも桃さんって そんなに影薄いですかね?」 加治木「影の薄さなら金メダル級だよ」 京太郎「そうですか?」 加治木「君だって 部室で桃に話かけられるまで気付かなかっただろ?」 京太郎「えっ? 気付いてましたよ?」 加治木「!? それは本当か!?」 京太郎「え、ええっ 加治木さんの付き添いか 何かと思っていましたが…」 加治木(モモが見えていただと!? 私でさえ 声をかけられるまで気付く事が出来ないのに 初めて会って見えていたのか!?) 加治木「………」 加治木「……フフフッ」 京太郎「あの 加治木さん?」 加治木「あっははははは」 加治木「面白い! 須賀京太郎!」 京太郎「か、加治木さん?」 加治木「君に興味がわいたよ」 京太郎「へ、へっ?」 加治木「何を敷けた面をしているんだ京太郎は」 京太郎「きょ、京太郎?」 加治木「君 以外のどこに京太郎がいるんだ それから… 私の名前も加治木さんではなく、下の名前で呼んでくれ」 京太郎「下の名前って…」 加治木「ゆみだ」 京太郎「えっ ええっ~!?」 加治木「そんなに驚く程の事ではないだろう? 私は全然構わない 何なら呼び捨てでも結構だ」 京太郎「呼び捨てなんてとんでもない ゆみさんでお願いします」 加治木「そうか… それは残念だ」 京太郎(呼び捨てなんてしてたら桃さんに殺される…)ヒヤッ 加治木「それじゃあ ちゃっちゃっと 片付けてしまおうか」 京太郎「は、はい!」 ~さらに 3時間経過~ 加治木「京太郎 このあたりで昼食にしよう」 京太郎「分かりました~」 ―――― ――― ―― 加治木「この調子だとモモの奴は来れそうにはないな」 京太郎「女の人にはキツイ作業ですからね」モグモグ 加治木「それは私が女じゃないと言う解釈で受け取っていいんだな?」 京太郎「はい? あぁ! ち、違いますよ! 言葉のあやですよ!」アセアセ 加治木「そうか フフッ」 京太郎「からかわないで下さいよ~」 加治木「清澄の部長が京太郎の事をえらく気に入ってる理由がなんとなくわかったよ」 京太郎「部長がですか? パシリに遣わせられてばかりなんですけど…」 加治木「良く言うだろ?」 京太郎「?」 加治木「馬鹿と鋏は使いようって」 京太郎「俺が馬鹿って事ですか!? そうなんですね!?」 加治木「まぁ 京太郎の場合は馬鹿ではないかな どちらかと言えば唐変木……かな?」 京太郎「もう桃さんに言われましたよ!?」 加治木「冗談だよ 冗談」 京太郎「はぁ~…」 ピロリン ピロリン 京太郎「? ゆみさん 携帯鳴ってますよ?」 加治木「モモからだな…」 ピッ 加治木「加治木だが… モモか?」 桃子『はいッス 先輩 ごめんなさいッス 今日はお腹の調子が悪くて外にでられそうにないッス』 加治木「あぁ 気にするなモモ こっちにはとても頼りになる助っ人がいるからな ゆっくり休むといい」 桃子『助っ人って京太郎さんの事ッスかぁ~?』 加治木「そうだ ほぼ 休みなしで作業を続けて 今 ちょうど昼食を食べてるとこだ」 桃子『二人とも凄いスタミナッスね』 加治木「モモはもう少し体力をつけた方がいいな」 桃子『考えておくッスよ』 加治木「こっちは私と京太郎にまかせて モモはキッチリと身体を休ませるんだぞ?」 桃子『はいッス』 加治木「それじゃあ身体に気をつけてな」 ピッ 桃子「ふぅ…」 桃子(京太郎さんと先輩が二人きりで心配したッスけど… 相手が京太郎さんなら大丈夫ッスよね) 桃子「………あれ?」 桃子(先輩、京太郎さんの事呼び捨てにしてた気がするんッスけど?…) 桃子(気のせいッスよね…) ―――― ――― ―― 京太郎「」ゾワッ 京太郎「(なんかゾワッってきたような…)桃さんはなんて言ってました?」 加治木「調子が悪いから来れそうにないそうだ」 京太郎「oh… 今日中に終るんですかね…」 加治木「無理でも終らせるしかないだろう」 京太郎「ですよね~」 加治木「食べ終わり次第再開だ」 京太郎「はい…」 ―――― ――― ―― 京太郎「燃える… 燃えない… 燃える… 燃えない… 燃えない… っと これはプラスチックだから燃えないゴミだな…」 加治木「京太郎 凄いゴミが出てきたぞ…」 京太郎「炊飯器?」 加治木「あぁ… 中を確認してごらん」 京太郎「既に嫌な予感しかしないんですけど…」 パカッ 京太郎「うげっ!? めっちゃ臭!? ギャーーー!!! 何じゃこりゃー!?」 加治木「流石の私でも中身の処理は無理だ」 京太郎「まさかとは思いますが… 俺にやれと?」 加治木「凄く頼りにしている」 京太郎(触りたくねぇ~ ヤベッ ゲロでそう…) 加治木「開けっ放しにしてると気分が悪くなるぞ?」 京太郎「今から俺はその作業をやらなくてはいけないんッスよ」シクシク 加治木「あ、あぁ すまない」 京太郎「うぅ…」ベチャッ 京太郎「うわっ!? 服についた!? 」 加治木「うぐっ 京太郎 すまないが少し離れてくれ 違う世界に迷い込みそうだ」 京太郎「」テクテク 加治木「お おい 何でこっちに近づいてくるんだ!? 」 京太郎「ゆみさんも道連れだー!!!」 加治木「キャーーーーー!!!」 ―――― ――― ―― 警察官「うんうん それで何か言いたい事はあるかな?」 京・加「「す、すいませんでした」」 警察官「私達も遊びでやってる訳じゃないんだからね?」 京・加「「はい…」」 警察官「ゴミ拾いのボランティアをする事はとてもいい事だけど、今度は不審者に間違われないようにね」 京太郎「本当にすいませんでした」 ―――― ――― ―― 京太郎「………」 加治木「………」 加治木「あ~ 何と言うか… すまない…」 京太郎「続き… 始めましょうか」 加治木「あ、あぁ…」 ~さらに6時間 経過~ 京太郎「お、終わった~!」 加治木「ふぅ~…」 京太郎「後はこのゴミ袋を持って行けば終了ですね」 加治木「ゴミ袋はこのままで大丈夫だ ゴミ回収車に連絡を入れておいたから、明日にでも回収に来るそうだ」 京太郎「じゃあ持って行かなくても」 加治木「大丈夫だ」 京太郎「流石ゆみさん 行動力が早いですね」 加治木「そうでもないさ」 加治木「さてと… 京太郎 無理なお願いを聞いてもらって、本当に感謝している」 京太郎「困ったときはお互い様ですよ それよりも 『何でもうける』って件なんですけど」 加治木「清澄の部長が要求してきた件なら大丈夫そうだ」 京太郎「えっ? 何の話ですか?」 加治木「また伝え忘れたのか 清澄の部長は…」 京太郎「ど、どうゆう事なんですか?」 加治木「清澄の要求は鶴賀の部員との練習試合だ」 京太郎「なん……だと……!?」 加治木「練習試合は余りしたくはないんだが… 清澄の要求を何でも聞くと言った手前、断れなくってな」 京太郎「と言う事は 部長は最初から知ってたんですか!?」 加治木「まぁ そうなるかな」 京太郎(俺の… 俺のダブルスイカ計画が…) 加治木「その… なんだ 今日は助かった」ポン 京太郎「あんの悪魔がぁ~!!!」 ―――― ――― ―― 加治木「せっかくだから私と打ってみないか?」 京太郎「麻雀ですか? 別に構いませんけど… 俺まだ初心者ですよ?」 加治木「初心者でも構わない 京太郎の実力が見てみたいんだ」 京太郎「あんまり期待しない方が…」 加治木「とにかく! さっさと行くぞ」 ~~~加治木家~~~ 京太郎「ここゆみさんの家ですよね…」 加治木「如何にもそうだが?」 京太郎「(信用されてるのは嬉しいけど 無警戒すぎる…)ハハッ」 加治木「? まぁとりあえず打ってみるか」 ―――― ――― ―― 加治木「ロン 7700 …終了だ」 京太郎「!?」 京太郎(玄さんみたいにドラが集まるわけでも 宥さんみたく 特定の牌が集まるわけでもないのに…) 加治木「安牌だと思って油断したのが敗因に繋がったな」 京太郎「ゆみさん強いですね」 加治木「麻雀は運が作用するゲームだ 弱い 強いなんて関係ないさ」 京太郎「(和みたいだな…)そうですか」 加治木「京太郎 君は中々 面白い打ち方をするな」 京太郎「両面待ちを捨てて地獄単騎とか? ですか?」 加治木「なぜ わざわざ悪い待ちにする必要がある? 両面待ちの方が和了る確率はグッと上がるぞ?」 京太郎「俺は運が悪いですから 両面待ちより単騎の方が和了る気がするんですよ」 加治木「和了る気がするだけだろ? 私には考えられないな」 京太郎「まぁ 普通はそうだと思います」 加治木「そうか… 」 京太郎「ええ それじゃあそろそろ帰りますね」 加治木「なんだもう帰るのか?」 京太郎「実は部長から課題をだされていて 明日提出なんですよ…」 加治木「課題?」 京太郎「遠征に行った時のレポートみたいなものですね」 加治木「それは悪い事をした…」 京太郎「悪い事だなんて思ってないですから」 加治木「優しいんだな」 京太郎「事実ですから」 京・加「「………」」キョロキョロ 京・加「「((桃さん)モモはいないようだな…)」」ホッ 加治木「それじゃあ気をつけて帰るんだぞ」 京太郎「わかってますよ~ それでは…」 加治木「京太郎! また一緒に麻雀をしよう!」 京太郎「今度は負けませんよ?」 加治木「望むところだ」 ~次の日の清澄部室~ 京太郎「ぶ~ちょ~」 久「あら須賀君 お疲れ様♪」 京太郎「お疲れ様♪ じゃないですよ!? 丸一日中 ゴミ拾いをしてたんですよ!?」 久「大変だったのねぇ~」 ガチャ 優希「おぉ 噂をすればなんとかだじぇ」 咲「………」 和「………」 染谷「われぇ… とんでもない事をしでかしてもうたのぉ」 京太郎「えっ? えっ? 俺? 俺 何かしましたか?」 久「須賀君 校内新聞読んでないの?」 京太郎「校内新聞? 読んでませんね」 久「そう……まこ 須賀君に見せてあげて」 染谷「了解じゃ ほれここの記事みてみい」 京太郎「? ええ~っと……」 京太郎「『 鶴賀学院の生徒によるボランティア活動により、ゴミ山公園が本来の姿を取り戻した』って これ俺達の事ですよね!? 」 京太郎「新聞作るの早っ!?」 久「その事は置いといて その下のページを見て見なさい」 京太郎「下のページ? ん!? んん!?」 久「鶴賀学院のボランティアに対し、本校の生徒と思われる人物がハレンチな行為を働き、警察の出動する事態に陥った」 久「以下の写真はその時に撮られた写真である」 京太郎「」 咲「京ちゃん 最低…」 和「見損ないました…」 京太郎(クラスの皆が俺を見てヒソヒソしてたのはこれが原因かよ!) 京太郎「違う! これは誤解だ!」 優希「ま~た 京太郎の妄想が始まったじぇ」 京太郎「妄想じゃないから! ほんと妄想じゃないから!」 染谷「この写真はどう説明するんじゃ」 京太郎「うっ… ぶちょ~う」 久「流石の私でもフォロー出来ないわね…」 京太郎「」 優希「安心しろ 例え京太郎が変態でも私は受け入れてやるじぇ」 京太郎「変態じゃねぇよ なぁ咲~ 和~ 誤解なんだよ~」 和「宮永さん 私の後ろに下がっていて下さい」 咲「そんなの駄目だよ! 原村さんが汚されちゃうよ!」 和「宮永さんが無事なら 私は大丈夫です」ニコッ 咲「原村さん… 私も… 私も原村さんの役に立ちたい! 一緒に京ちゃんから逃げよう!」 和「一緒に逃げていたら捕まってしまいます! 宮永さんだけでも」 咲「原村さんと一緒じゃないなら私は逃げないからね」 和「屁理屈を言わないで逃げて下さい! ここは私が食い止めます」 咲「原村さんと一緒じゃなきゃ嫌だ」 和「宮永さん… 分かりました… 」 咲「原村さん…」 和「私と一緒に死んでくれますか?」 咲「ううん 原村さんは死なないよ? だって私がいるから… それに原村さんも…」 和「宮永さん…」 咲「原村さん…」 京太郎「部長… 出直してきます」 ―――― ――― ―― 蒲原「ワハハ また随分と面白い新聞が清澄の部長から送られてきたよ 皆も見てみるといいよ」 妹尾「? ? ボランティアの事が書かれてますね」 桃子(この間のゴミ拾いについてッスね…) 津山「ええ~っと ……ブッ!」 桃子「!?」 妹尾「きゃっ!」 津山「何なんですか? これ?」 蒲原「見たところ、清澄の校内新聞だろうけど…」 蒲原「こんなにも楽しそうなゆみちんを見たのは初めてだよ」 津山・妹尾「「(楽しそう?…)」」 桃子(殺す… 須賀京太郎をぶっ殺してやるッス)ガタッ ガチャ 津山「………先輩 今 もの凄く嫌な予感がしたんですけど…」 妹尾「わ、私も…」 蒲原「ワハハ… 私もだよ…」 ガチャ 加治木「モモはいるか?」 ―――― ――― ―― 桃子「す~が~きぃ~ょ~う~た~ろ~」ギギギッ 京太郎「桃さん? 何ですかそのバット? えっ? ちょ!?」 桃子「死にさらせぇ~!!!」ブンッ 京太郎「ギャーーー!!!」 ~ゆみ&桃子編・完~