約 2,141 件
https://w.atwiki.jp/douari/pages/56.html
基本情報 投稿日 2022/10/13 説明欄 この動画の発言の内容は全てフィクションではありません。 最近見始めた人も多いのでここで覚えといてください。 ●Twitch https //twitch.tv/douaridesu ●ニコニコ動画 https //www.nicovideo.jp/user/124599822 ●LINEスタンプ https //line.me/S/sticker/16537171 ●Twitter https //twitter.com/sabuari_ ●サブチャンネル https //www.youtube.com/channel/UCRkW... ●bgm 魔王魂 ●背景 ぱくたそ(www.pakutaso.com) 主な登場キャラ 動あり 備考 普段の動画の説明欄は「この動画の内容はすべてフィクションです」と書かれているが、この動画は「フィクションではありません」と書かれていることで実話であることを強調している。 グーグルの株でこの動画の投稿時点で五万円くらい損していること、「炭火」を「たんか」と呼んでいたことなどは初めて明かされた。 ちなみに『街の声が喘ぎ声だったら』のころ(2022/04/16)の時点では三万円くらいの損失だったので悪化している。 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shintouzyo/pages/2271.html
李寰 りかん ?-830 中唐の武将。成徳軍節度使王承宗の部将。博野鎮遏使。元和十五年(820)王承宗が死ぬと、軍はその弟王承元を推戴したが、王承元は成徳軍を朝廷に返還して長安に向かったため、軍は混乱となり、王廷湊が自立して軍を掌握。朝廷は田弘正を成徳軍節度使としたが、王廷湊に殺害され、博野県は楽寿県の傅良弼ととも王廷湊の兵十五万にもおよぶ猛攻を受けた。詔によって李寰の部下の兵士を右神策軍に所属させ、忻州営と名付け、また李寰を都知兵馬使とした。李寰は兵三千を率いて忻州に走り、追撃した敵軍を三百級を斬った。長安に赴いて保義軍節度使に任命され、大和元年(827)李同捷を討伐のため横海軍節度使を授けられたが、行軍中に掠奪を行い、しかも軍の動きが緩慢であったため、解任された。大和二年(828)夏綏宥節度使に任じられ、任地で没した。『新唐書』に伝がある。 列伝 『新唐書』巻一百四十八 列伝第七十三 李寰 外部リンク 維基百科,自由的百科全書 李寰(唐朝)(中文)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/1060.html
こころのうちゅうじん【登録タグ VOCALOID こ 曲 鏡音リン 電波P】 作詞:電波P 作曲:電波P 編曲:電波P 唄:鏡音リン 曲紹介 歌詞 わたし宇宙人 たぶん異星人 空のUFOに住んでいた 空の上から 街を見つめる 宇宙時間で五万年 ある日ある夜 UFOが墜落 あなたの撃った 輪ゴム鉄砲で そしてあなたは わたしのために 部屋を作ってくれたの それはすてきなわたしのための とても小きな ガラスの虫篭 そしてわたしは あなたと暮らす 地球時間で二ヶ月間 そこでわたしは あなたに語る わたしの思いすべてを あなたはずっと わたし見つめる だけどわたしの 言葉届かない だからわたしは あなたに言葉 届く場所に部屋作る とてもすてなあなたのために わたしの部屋を あなたの中に そしてあなたの中に住むの あなたはわたしの言うことだけを 聞いて動く操り人形 わたしの大切な哀れな人形 だからわたしはあなたになって 普通に恋して仕事して いつか立派な家庭を持って 年を取って死ぬのよ あなたはとても幸せ人形 わたしが操る人形だから だってわたしが幸せだから あなたもきっと幸せでしょう あなたはとても幸せ人形 わたしが操る人形だから だってわたしが幸せだから あなたもきっと幸せでしょう らららら~ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/boukensyaguild/pages/30.html
不死鳥の羽でAランクの加護変更を行った所5回ほど連続でAを引きました。検証が必要ですが元のランクを下回らない可能性があります。ランクが上がることは確認しました。 - 名無しさん (2020-05-24 21 30 42) Sの加護を変更してAの加護を引いたので、下回るケースは確かに存在する。一定ランク以上のキャラなら、加護の変更で与えられる加護の排出率表で表示される最低ランクはAになるようなので、条件さえ満たしていればBランク以下の加護にはならないのも間違いなさそうだが。 - 名無しさん (2020-07-25 20 51 48) 冒険者ランクSSのキャラで新たに加護を何度か取得したが、Dランク以下の加護を全く引かなくなった。冒険者ランクがSSSになってからはCランクの加護も見かけない。高ランクになると低ランクの加護が出なくなると見て良いかもしれない。 - 名無しさん (2020-05-19 17 19 19) Aランクの加護は十万、その前は五万でした。多分Bランク - 名無しさん (2020-02-03 13 15 02) 情報ありがとうございます! - teraconic (2020-02-04 14 02 28)
https://w.atwiki.jp/netrhyme/pages/438.html
元はモバゲーJ-HIPHOPにてウイルス名義で活動 2018年より、異議アリ名義でFSBやライムガルドなどで活動 PMB 6th 優勝 ライムガルド 第三回新星位 ベスト4 1の幹になるまでに16の種を撒き、8と8の分岐点で無重力の羽根伸ばし、馬鹿と煙で御機嫌、phatで罪、きちんと示しちゃう上と下に行く腕の違い その立ち位置に甘えた空虚な詩が産んだ、お前やそれ系を書くヤツとは純度が違うんだ、「表現」と言うには酷くお粗末な内容、可能性が平等な「言葉」すら矮小 要点を消すよう加工した捏造作業後の盗品書く、薄汚い根性しか表現出来ないお前に問う品格、真実を歪曲させるベロなど詐欺、最早こいつの主張は根も葉もない こんな煽りも十分効果的、迷わず腰掛けろ準優勝者席 進行中の2大会でtop rankingをブッキングする、俺こそがなる真のthe King of Kings PMB内、危険Code「異議アリ」、使うと微笑む司令塔の死神 基本の型を出来ないのが、古参と語るLv、そんな奴等がこの界隈には、五万と溢れてる 隠蔽工作を選んだ危機管理能力、しっかりと残ってるこちらの機器内に証拠、消すと分かってたから撮ったスクリーンショット、あぁ、1から10まで牛耳る兵法
https://w.atwiki.jp/fukubukuro/pages/330.html
【評価】普通~福 【ブランド】スマッキーグラム 【金額】 1万 【購入場所】オーパ 【中身】 ◎ 黒のコート 素材ポリだけど形がスタンダードでフード付いてて可愛い ○ 白ニットワンピ 半袖だけどシンプルで可愛い △ 抹茶ニット またの名を藻色ニット しかし形は良かったので着るかも。 × ユニクロもビビるルームウェア。夏用。 総額はタグがないのでわかりません。 店員によると五万相当。 【評価】福よりの普通 【ブランド】SmackyGlam 【金額】10K 【購入場所】パルコ 【中身】 ◎スタンドカラーハーフコート(グレー) グレーのコート欲しかった!ハーフコート持ってないし、スタンドカラーが好きなので嬉しい(*´∀`) ○半袖ニットワンピ(黒) ラインも良いし、袖がパフスリで可愛い。一枚でも着れるし、タートルとも合いそう。 ○前後Vニット(紫) 紫があまり好きじゃないけど、着てみたら良い感じでした。サラッと着れます。 ○ホームウェア上下(グレー) グレー×ピンクの組み合わせが好きなので気に入りました♪ 点数は少ないけど、捨てアイテムが無くて満足です。値札はなかったので全部福袋用だと思います。 袋も結構しっかりしてるので、エコバックとして使います(*´∀`) 【転載可】 可 カウンター: -
https://w.atwiki.jp/yontyu-/pages/203.html
最近、全く書かれてないので、久々のカキコ、高町ッス☆ 最近、やたらと疲れます・・・orz 学校に行くのは慣れたのですが、やっぱり遠いから疲れます。 運が悪いと、逝きと還りの電車立ちっぱです・・・orz 学校自体、つまらなくはないのですが、課題が多い・・・! ほとんどの授業で毎週一つ課題が出る・・・しかも次の週まで。 いつやれっちゅーねん!!! 課題は就活の為って言ってるけど、多いだろ・・・ しかも、明らか必要ないだろと思うものまで・・・ 先生を侮るんじゃないよ!! ↑このセリフいいね♪w なんだか、愚痴ばっかやなorz ビュ~ティフル!で、エェクセレント! な絵が描けるようになったらここに貼らせて頂きたく思いますw さて、話は変わりましてw 最近の、夜アニ、「夢使い」キタコレ!w 絵的には中の下なんですが、ストーリーがオモシロイ♪ 最近の唯一の楽しみが夜アニって・・・orz この間、ほしいマンガリストアップして、新品の値段で計算したところ、 その額、「五万円」越してましたwwwwwww マンガだけでこの金額、人生って本当に楽しいorz 早くバイト始めなければ・・・課題がぁ~!!!!!! 今回はこの辺で失礼します・・・ 課題がぁぁぁぁ~!!!!!!!!´Д`;
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/2830.html
読み みとにじゅうまんごく 正式名称 別名 和了り飜 役満 牌例 後述。 解説 水戸三十五万石に似た役。 白を0と扱い、萬子で合計20以下で成立。 …なのだが、通常の和了形では不可能である。(合計数を少なくしようとしても、下のように21が限界となる。) 白白白一一一一二三二二二三三 ありうるとすれば、セット七対子または日本制覇を採用している場合の、以下のようなパターン。 白白白白一一一一二二二二三三(合計が18) 白白白白一一一一二二三三三三(合計が20) 白白白白一一一一二二二三三三(日本制覇、合計が19) 白白白白一一一二二二二三三三(日本制覇、合計が20) 成分分析 水戸二十万石の65%は気合で出来ています。水戸二十万石の14%は汗と涙(化合物)で出来ています。水戸二十万石の7%はツンデレで出来ています。水戸二十万石の4%は華麗さで出来ています。水戸二十万石の4%はやましさで出来ています。水戸二十万石の3%は魔法で出来ています。水戸二十万石の2%は記憶で出来ています。水戸二十万石の1%は純金で出来ています。 下位役 上位役 複合の制限 採用状況
https://w.atwiki.jp/dangeurarace/pages/91.html
3位『SSその7』 その7 得票数 15 GK評 SS裏Race本戦公開とともにその暴力的とも言える文字数で全読者に衝撃を与えたのがこのSS。しかし序盤を少しでも読み進めていけば、文字数に対する不安など一掃されることに読者は気づくことになるでしょう。特に冒頭の展開で読者の心を掴むということに関して、このSS程優れたものは今回無かったのではないでしょうか。15人の魔人能力を持つキャラを使い、焼きそばパン争奪戦を書く。言葉にすると簡単ですが、これを実際に描くのはどれ程大変なことか。このSSはしかしその内容に真摯に挑み、それぞれのキャラが焼きそばパンを目指し、走り、争い、時に脱落する、その様を入念に描きました。ならばこの文字数になるのも納得というもの。また表Raceと絡んだ仕掛けも見事。表読者であれば、あの採用された幕間SSを見てワクワクしないわけないよね!焼きそばパン争奪戦というラインには忠実でありつつ、豊富なアイディアを散りばめたところが見事なSSですが、最も特筆すべきは、そうした濃厚な展開の果てに描かれるラスト部分でしょう。作者がこのキャラを作り、描きたかったことは何か、どれだけ文字数があってもそこが最後までぶれずに描かれていた点が多くの読者の心を掴んだものと思います。(スカーレット) 文章の質を保ちつつ二週間で五万字の物語を仕上げるというのは異次元の世界です。トラック分けといった体裁もきっちりしており、キャラクター理解の深さでも他の追随を許しません。15人+αのキャラに向き合い続けた投稿者がこのSSを読み終わったときの満足度は、読者のそれよりさらに高いのではないでしょうか。完成度という点ではトップといっても過言ではありません。そして何より、あくまでMACHIを中心に据えて五万字を書き切ったということ。すべての人とキャラの中で一番幸せなのはMACHI、そんな気もします。(tasuku) 投票コメント まず5万字とかいうファッキン文字数を書き上げたクソッタレ精神力がロックンロールだと思うし、それでいて読むのが苦にならないのでサノバビッチ良かったです。正直遅刻して欲しかったです。ファックイエー。 どういうわけか少数派となった、PC全員で『純粋に争奪レースする』SS。キレのいいギャグはたくさん含まれているものの、構造としては最も正統派であったと思います。キャラクター全員を解釈し、活躍の場を組み立て、膨らんだ文字数を苦にさせない読みやすさ・楽しさでまとめる。地力の高さが反映された結果の五万字だったと思います。短い期間でこの文量を書き上げるバイタリティも恐ろしいです。 これほど贅沢なSSはないだろうと思わせる逸品です。もう一直しすれば出版まで持っていけるのでは? と思わせる珠玉の出来に乾杯にして完敗です。流れるように、レースと言う本分を書き出され、ストレスフリーに読ませてくれます。情報の拾い方・まとめ方、流石と思わせるものがありました。自キャラの活躍を置いておいても切なく、解釈の余地の残るラストシーンが特に好みです。 個々のシーンひとつひとつの質が高く、各キャラを読み込んだ上で組み合わせたり、あえて崩したり、実にバラエティに富んだ楽しさを提供してくれました。これだけしっかり全キャラを扱えば、それはこの文字数にもなるよなあという感じ。 53,248字という、なんたる読者鏖殺的文字数か!と思いきやスラスラ読むことができました。特に印象的だったのは糸目探偵の描写ですね。ゾクッときました。能力バトルの描写にも説得力があり、焼きそばパンの"使い方"はビビりました(色んな意味で)。アナルパ(ryの悲劇にも笑わせてもらいました。他にも言いたいことは沢山あるのですが、やっぱり能力バトルやってたのがポイント高い..。そして、MACHI、キャラ立ちすぎ。どのSSでも大体ブレてなくて凄い。 ○その7最初に「お?」と思わせる序章はお見事。それまで能力といいいまいち把握できなかった一ノ瀬くんがこんなに活躍するとは思いませんでした。また、様々な箇所で戦闘やドラマの発生し、逆転劇が起こったりなどワクワクしました。5万字越えという文量といい、それを苦にさせず一気読みさせる筆力といい大変素晴らしいです。 ネタ全部ブチ込みは初見には辛いだろうが関係無い評価しうる 焼きそばパンを巡ってのロング・ロング・ラン。本戦SS13篇中文字数最長。それでも一気に読みきれる勢い。いいもの見させていただきました。長いだけあって読みどころポイントも多数。特にまさかの表Raceからの介入者には全力で吹きました。最長にも関わらずまだまだ書き足りていないところもありそうで怖いのですが、ひとまずはお疲れさまでした! 投稿された中で""表""を含めても最長となる脅威の5万時超え。しかしその長さにもかかわらずスルスルと読み進められる大乱闘オールスターズでありました。あと、時空を飛び越えてそのケヒャさを示す綾島聖大先生は恐ろしいなと思いました。 非常に長いSSだったのですが、テンポが軽快で読み進めやすく、下手な2,3万字のSSより読みやすかったので、長さは問題ではないとは思いました。能力バトルをバシバシ決める!センチメントな部分もしっかり描写する!と、とにかくガシガシ要素を詰めていっていたので楽しめる要素がいっぱい入っていました。全部を盛り込もうとして、あまり魅力を感じないキャラに割かれた尺が冗長かなとは感じました。 5万字を感じさせない流れるような構成、絶賛せざるを得ない。登場人物全員が乱戦を繰り広げているのに、誰も格を落とさず物語が収束していく。いやはや、脱帽です。 全体感想より抜粋 その7:表の優勝作品を正史とする真摯な姿勢、そして5万字という圧倒的文量。まさに『真っ向勝負』という言葉が相応しい書き手の姿勢は、作中にも反映されていました。表キャラのまさかの登場、各人のプロローグを読み込まねば出せないサブキャラの作り込み。そして何より、MACHIの描写の細やかさ。能力応用は勿論のことながら、内面もまた見事。特に雲水との一連の流れは、MACHIのロックぶりと、その奥に眠る一人の少女としての良心を見せてくれた辺りが実に素晴らしかったです。 その7の5万字超という文字数には狂気を感じる。短編小説一本分ぐらいあるじゃないですか。なぜ2週間でこんなものがかけるんだ……
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/423.html
>>back >>next 「アルビオン王国皇太子、げほ、ウェールズ・テューダーだ……本当だよ。誓うから。始祖ブリミルに誓います……」 「そう言われてもねぇ……どう思う、とら?」 ルイズはとらの足の下にカエルのようにのびている空賊の頭を、疑わしそうに見る。とらはあっさりと断言した。 「ニセモンだ」 「そうよね」 「まって、待ちたまえ! きみがはめている指輪は水のルビーだろう? ほら、僕の指輪、アルビオン王家に伝わる風のルビーを近づければ……」 頭が薬指に光る指輪を外し、ルイズにわたす。ルイズが二つの宝石を近づけると、石は共鳴し虹色の光を放った。 「水と風は虹を作る。王家の間にかかる虹さ……」 「失礼しました。とら、足どけていいわよ」 ルイズの言葉に、ようやくウェールズ皇太子がとらから開放される。ひやひやしていた周りにいる腹心の部下たちも、ほっと息をついた。 「はぁ……さて、用件を聞こうか、大使殿……」 ウェールズの後について、一行は船室に向かった。 船室で、ルイズはアンリエッタの密書を手渡した。 真剣な表情で手紙を読んだウェールズは、微笑んでルイズたちを見る。 「姫は、私の手紙を返して欲しいと告げている。姫の望みは私の望みだ。だが、今手元には手紙がない。ニューカッスルの城にあるのでね。 多少、面倒だが、ニューカッスルまで足労願いたい」 ……こうして、船はニューカッスルに向かうことになったのであった。 「わかんないわ……」 今日何度目だろうか。ルイズが憂鬱そうに呟いた。となりで料理を平らげるとらが、怪訝な顔をする。 「……るいず、さっきから何言ってる?」 「わかんない、って言ったの。どうして――どうして、この人たち、死を選ぶの?」 ルイズはぐるりと辺りを見回した。王党派の貴族たちは園遊会のように着飾り、テーブルには豪華な料理が並ぶ。 決戦の前夜、城のホールで行われたパーティの席であった。 「明日で終わりなのに、なぜ、この人たちはこんなに明るいの……?」 「終わりだからこそ、ああも明るく振舞うのだよ」 ワルドが答えた。ルイズは目を伏せる。アンリエッタの手紙をルイズたちに渡したウェールズの姿を思い出すと、ルイズの胸は締め付けられるようだった。 俯いたルイズの脳裏に、ウェールズが手紙を取り出した光景が浮かんできた……。 「……宝箱でね」 ウェールズははにかみながらそう言うと、小箱から一通の手紙を取り出した。ボロボロになったその手紙に、ウェールズは愛おしそうに口づける。丁寧に手紙を開き、ゆっくりと読み始めた。 やがて、読み終えたウェールズは手紙を丁寧にたたみ、封筒に入れるとルイズに手渡す。 「姫からいただいた手紙、このとおり、確かに返却した」 「ありがとうございます」 ルイズは深々と頭を下げ、手紙を受け取る。しばし迷って、ルイズはやがて決心したように言った。 「殿下……王軍に勝ち目はないのですか?」 「ないよ。我が軍は三百、敵は五万。万に一つの可能性もない。我々にできることは、勇敢な死に様を連中に見せ付けることだけだ」 「ならば、お逃げください。トリステインに亡命なさってください!」 ルイズは叫んだ。ルイズの言葉に、ウェールズは苦笑する。 「駄目だな。私がトリステインに亡命すれば、反乱貴族たちにトリステイン侵攻のいい口実を与えるだけだ。それに、ゲルマニアとの同盟も水泡に帰するだろう」 「そんな……でも……」 言葉を詰まらせるルイズの目から、ぽろぽろと涙がこぼれた。ルイズは、横に控えているとらをさっと振り返る。 「とら、とら、なんとかならない!? あなたなら、五万の軍にだって勝てるでしょ?」 「……け、ごめんだな」 ぎゅん! と、とらが変化を解いく。かつて『シャガクシャ』と呼ばれた褐色の大男は、たちまち金色の巨大な幻獣に姿を変えた。 「るいず、わしがニンゲン同士の戦に出てどうなる? この城の三百人のイノチを助けるために、五万人を殺せば満足かよ……ああ?」 「そ、そんなこと言ってないじゃない! わたしは、ただ……」 「……いいんだ、ラ・ヴァリエール嬢。君は正直な女の子だな……さて――使い魔どの」 ウェールズはとらを見据えて、きっぱりと言った。その目には、かたい意志の炎が燃えている。 「どれだけの時を生きた幻獣かは存じないが、我ら命短き者たちにも命をかける戦がある……そなたの言うとおり、手出しは無用。お心遣い、感謝する。 ただ、アンリエッタ王女に見えるときには伝えてほしい。ウェールズは勇敢に戦い、勇敢に死んだと」 ウェールズはそっと『風のルビー』を指から抜くと、ルイズに渡した。ウェールズはにっこりとルイズに笑いかける。 「私の形見に。アンリエッタに渡してくれ……勇敢な大使殿よ」 ルイズはぼんやりと皿をつついた。『テロヤキバッカ』のほうが美味いがよ、とか言いながらも食事を平らげるとらに対して、ルイズはさっぱり食欲がわかなかった。 「なぜ死ぬの? 愛する人よりも、大切なものがあるの……? 自分のことしか考えていないじゃない。残される人のことなんて、どうでもいいんだわ」 「わしが知るかよ……け、人間は妙だぜ。イノチがやばくなったら逃げればいいのによ」 そう言って、とらはぐい、とワインをあけた。 いつもそのセリフを口癖としながらも、結局最後まで逃げなかった男のことが、とらの脳裏をよぎる。 (ニンゲンてなあ、みんなこうかよ、ナガレ……?) にぎやかなパーティのそこかしこに、死の気配が漂っていた。人々はそんな死の気配を肴に酒を飲み、死神とダンスに興じるようだった。 どこからか、小さくチェロの音が聞こえてきた。そんなかすかな調べに人々は気にもとめずに、ただ踊った。 風…… パーティに騒がしい城の片隅に、黒い女がひっそりとチェロを弾いていた。 長い黒髪に、細い、ピッタリとした漆黒のコート。そして、凍えるような冷たい目……邪悪な目であった。 ざぁあああああ…… 風が女の髪をなびかせる。額に刻まれた使い魔のルーンが、重なる月に照らし出された。 「……ミス・シェフィールド」 風と共に姿を現した白い仮面のメイジが、黒い女の名を呼んだ。ミス・シェフィールドと呼ばれた女は、ぞっとするような笑みを浮かべた。 「この城の人間たちを送る……葬送曲ね」 女はチェロを椅子に立てかけ、すっと立ち上がった。仮面の男も後に従う。 ぎしり……と女は微笑んだ。風が女の頬をなでる。 「行きましょうか……この城にいる人間は、みいんな……」 漆黒のコートに包まれた女の体が、ぞわり、と膨らむ。 「……私があの世に送ってあげるわ」 >>back >>next