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_ __」ム-‐''" ̄`ヽ. / ̄ 丿..,,_ { _, -‐' .. . . . . .`丶、 人_, -‐''" . . . . ..\. /. . . . .\ /. . / } ヘ . .ヽ. /. . ;ム-‐ /ハ } ハ ⌒ヽヘ , '. /'^Y / | // ノリ / ' | Vl l .| |/ /|\ l /|_,厶、 |/ ,ニミ、 l | || /l |\〉 l/ /./゙゚(,_ '゚(_ V l | || / |_| l / ,゙ j { } }ハl | ||/. l.` ヾ.__ノ ー' { } | | l ,, , ' ''' j ハ |. 八 { l _ イ| / 丿. Vいト、 l- 、....,__ .、<} /人/. `ヽ \ Vト、 l \ } \ / \__ヽ厶 -‐ヘ ヽ / ,>─r┬─-、 l ヽ. / / -,凵ー { l 、 / \ / K|\ }. l 、. / / /ヽ/ |│ ーヘ l 、 〈 / `'ー─┘`'ー─く \l 〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ \ / だ | _____ | 抱 / /. . . . . ヽ| い | ☆ /. / / { ヾヽ | て | / 〃メ、{ ハ斗ハ \ !! / * ,' jYf沁ヽ Y沁.! |\ / l ! }弋ソ 弋ソ|! !| )/ ̄ |ハ 人"" f⌒ヽ"'uリ リ , ` ヽ {≧ーz-z</ノ}/ ☆´ `/ (^ヽrヘj/ヽ { /´Y Y`\ハ ゝ、_ノ ヽ、_ノ _ん-─―-、 \ f乙~~~‐ヘ`ー‐-ヘ ヾ>/^)__r-,_>ー‐' /゙7 /7 ┌──┐ ┌──┘ だ..| | ┌─┘ | 抱 | , -- _ .| い. .│ / `ヽ| て. | ☆ / ハ ハヽ. | ! |. +. ,' イ仏トV 圷ハ. └y──‐┘ *. iイ { じ' しリ }i !│ |ハ从""f⌒)"uノ从ノ+. Ⅵ{>tァtァ<ノリ ☆ /人ヲ f入∧ 。*. {、__/ \___〉. _厶-―- 、 {_ ZK⌒ー'⌒込rtZ ⌒7 /~7 /ー'´ . / だ 丿 | 抱 l´ | い | | て | _∧_ ,,.. -―‐ -..、 | 〃 .| \ / / / /ハヽ ヘ| ゚゚ ._丿 〈/\〉 / // / | !ハ }j ヘー―ァ´ ̄. / //孑V、WヤN j } ☆ f/| | {㎡} {kハ`| | || | | xx r-、 xx / 从 ヤトヽ、_〈__j__,ィ| / // ☆ √しく/´\ /クう f`X´ ∨ ん ノ \ 〉 /`¨´ `ー"', ∠ィュmx┬z、tz、_ム ~㌧_´y'フ ¨ヘフルハ /7ー―/コー'´ /7 /7 . / だ 丿 | 抱 l´ | い | | て | _∧_ ,,.. -―‐ -..、 | 〃 .| \ / / / /ハヽ ヘ| ゚゚ ._丿 〈/\〉 / // / | !ハ }j ヘー―ァ´ ̄. / //孑V、WヤN j } ☆ f/| | {㎡} {kハ`| | || | | xx r-、 xx / 从 ヤトヽ、_〈__j__,ィ| / // ☆ √しく/´\ /クう f`X´ ∨ ん ノ \ 〉 /`¨´ `ー"', ∠ィュmx┬z、tz、_ム ~㌧_´y'フ ¨ヘフルハ /7ー―/コー'´ /7 /7 , -―-、 , -―‐-┘ だ l l _ ノ l 抱 l | い |. . -―‐- 、 l て l. ☆ /. ; /. i i .ヽ { !! | + /. ;イ/ i iハトNハ i 廴_ ノ i 〃r示N rテxii ! ! i `7‐一'´ ! } {ヒツ ヒツ }i ! ! |i从"" f⌒ヽ""从iレ′ ヾN≧ァ‐zxュ く}ル' ☆ /(^i i^)、ハ i′7 「 ` } 人_/ \_ノ{ ,f≦i三i≧x、_ L. 〈込、_ _ヾ云ア /7ー‐/7'´ /´ ̄ ̄` ⌒ヽ l だ } | 抱 _丿 。 ・ 。 -─- 、| い | ☆ / '´ 、 丶.| て | 。 / / / /ハヽ | // | ☆ / ,'レィ'ヘ {ハレヘ.! i\ ゚ ゚ _,ノ ・ ハ i {' じ' じ' }│リ`)ノ´ ゚ 。 { ヘ八"' l⌒! "'ソ,ノ/ , , ゝ,>‐rュ‐ヘ´ ´ ☆ //{リ {リヽヘ. 。 { _ノ \_,ノ ・ ° /,.ィァァ-,、 ,ハ、 〈´「⌒⌒⌒ゞ'trク `¨ゞ7'─/7‐'´ / / / / / だ / | 抱 _/ ,. -─- 、 | い |☆ / // ヽ\`| て |. / /;/l | |、 l l | !! | / /,r=、!|ヾr=、 \ / |i l 述j 述j| l// ̄ |!| 、''' r‐、 '''' | ノノ ヾヾ ┴┴‐、ソソ ☆. / {`} fヽ ヽ 〈 `l |´ ヽ〉 /ヽノ_`ー‐〈 二三三、ヽ_|、 〈 \rュ rュヾ三シ  ̄// ̄// ̄ ___/ ̄ヽ / だ | / __,ノ | 抱 | ,. -―‐- 、 | い | ☆ / . . . . . . . . . . . ヽ| て | / / イ . .ハ; . .ヽ | .!!! | * ,イ . ./えトV 圻k . .l . \_ _,ノ | | |{ じ しリ | .| . . .| l/ ハ|从""l⌒ヽ"u.| .| . j Ⅵ{>‐rt‐ァ くjイ/ ☆ /,(ぅ (ぅk,丶 〈___ノ \_,〉 / ___ ハ rくfくrv-┴[\___廴 く_入_n____n_>、〉 ′ // // ___ /⌒ヽ / ` だ / / | 抱 「 ̄ l い | l て | . -―‐- 、| !! .| ☆ // / ヽ ! | .☆ / /|X イハ|X从 \ / / {ィfハ |! fハY} | | >ー一'´ /イ | tり tり | ! ! 乂 ト、 f⌒ヽ ,|/イ/ ☆ ヾハ7_T大フ\ /人〉 〈入 ! 〈 __ノ { __丿 _厶-┬-、 | Zf⌒⌒⌒ヾトムユ ⌒/7--/7→¬′ /7 /7
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コサージュ奥 217 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 38 06 ID eAD20G14 ポーチが返ってきて良かったね。 私も幼稚園で、手作りの小バッグ(コサージュ)を無くした。(これが5月の末) 結構、手が掛かったけど、まあ管理が悪かったのだし、 中身はのど飴とハンカチ位。 頑張って再度作れば良いや。と諦めた。 それから数日して、同じクラスのA美ちゃんの上着に件の コサージュが着いていた。 (中心に使っているボタンが私の古いスーツのだから、無くしたものなのは確実) A美ちゃんママに、それとなく「素敵ね、作ったの~?」と聞いたら、「まあね。」 「結構、大変だったんじゃない?」 「そんなこと無いわ。時間のある時にちゃちゃっとね。」「器用なのね。」 「うん、作るの好きだから」 トラブルになるのも嫌なので、小バッグ&コサージュは諦めました。 でも、6月にバザーの手作り品の係を決める時に、先生が困って いらっしゃったので、A美ママが『手作りが好き』で、かなり手の混んだ物も 『ちゃっちゃ』と作られる。と 推薦させて頂きました。園長先生からも直々にお願いがあったようで、 引き受けることになったみたい。 バザーの係のお知らせが届いた次の日、お迎えの時に 「手作りが好きっておっしゃっていたので、推薦させて頂いたの。 お手伝いが必要なら声をかけてね。」と言ったら、震えてました。 ちょうど、市の研修会で午前授業だった上の子が一緒だったんだけど、 着ていたワンピースはコサージュ&小バッグと同じ布。いくら鈍感でも解るよね。 うちの幼稚園はバザーが結構大変、特に手作り品は作る人は大変だけど人気がある。 今年で卒園なので自分でやっても良いと思っていたけど、A美ママは年少にも弟さんが いらっしゃるし、来年、再来年も頼れる人を園に教えるのも、園への貢献ですよね。 明日のバザーに行くのが楽しみです。 218 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 45 30 ID PEP3fhii 217 奥様、怖い方!でも泥奥は自業自得なのでオケですわ 219 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 46 56 ID iw3FkQZ5 217 でもでもなんだか感じ悪いわ。 220 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 48 27 ID 7Co6jVzh 奥様GJ! そうですね、有能な方は推薦して差し上げないと! 221 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 52 25 ID t47gwKD5 217 遠山の金さんや水戸黄門とかの時代劇をみているようだ 222 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 54 45 ID ibG5AFcn しかしよくもまぁ、呼吸をするように自然に嘘がつけるもんだ。 A美ママはかなり悪質っぽいね。 223 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 11 59 10 ID 5kL+da+8 217 乙。 217の娘さんの服を見た時、ぞっとしたんだろうなーw 罪の意識にさいなまれるといいけど。 泥ママも、引き受けたのなら手芸の出来る人だろうから「ちゃちゃっと」頑張れww 226 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 12 07 26 ID 3KH/XjzX 219 何で? ハンクラ得意でちゃちゃっと作れちゃうって言っている人を 素直に推薦してあ・げ・ただけじゃん 227 :217:2007/09/21(金) 12 11 50 ID eAD20G14 GJありがとうございます。 219 多分、「作ったの?」と聞いた時に、「買ったのよ~」とか「貰ったの」だったら COして終わりだったと思う。「大変だったのよ」と言われたら、生暖かくFOかな。 でも、物以上に、頑張った気持ちを盗まれたようで、気分が悪かったんだ。 その分、感じ悪いというか意地悪なやり方になったと思う。 223 多分、「ちゃっちゃっと」やったんじゃないかな。 毎年夏休みに行っている出銭ランドに行けなかったとA美ちゃんがショボンと してたから(笑) A美ちゃんママと仲の良いお母さんたちから、推薦したことについて何も 言ってこなかったから罪の意識があるのかもね。 228 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 12 15 05 ID xLNzW5zM 217 すごいなあ。冷静かつ頭いい人だね。 A美ママからのDQ返しに気をつけてね。 バザーの報告お待ちしてます。 229 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 12 19 21 ID 08p8zqAz そうだよね。 泥のくせにシレッと「手作り好きでチャッチャッと作っちゃう」 とまで言われたら その方向で罪を償なわせなきゃね。 その後報告も期待してます! 231 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 14 04 22 ID eWloiaoU 217、恐ろしい子w セコ&泥&痴呆理論から言うと「褒められて腹立てる奴は」だからOKでしょうw 無言の圧力含めGJでしたーwww 237 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 18 23 50 ID M366wKZ4 230 これに懲りて、もう手癖の悪い事をしなきゃいいけど。 というのは、多分、泥棒をしようとか頭にもない人の考えなんだろうね…。 手癖の悪い人は、それが治ることって多分ないと思う。病気って言っちゃうと 「病気なら仕方ない」となるから、絶対に病気じゃないとは思うんだけど。 手癖の悪いことをした人は、手をちょん切るでいいと思うよマジで。 昔の人のすることは全く正しかったね! 238 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 18 39 23 ID lwNArmB8 いや、体中を桃ですりすりするといいと思うよ。 242 :名無しの心子知らず:2007/09/21(金) 20 17 12 ID FT0FPhiY 238 いやあああああああああああ! 283 :217:2007/09/22(土) 22 57 52 ID 7/Ems987 PCがあかないので、携帯から失礼します。 バザーは無事終了。値引きされることも無く完売したようです。 私は『園児制作物販売』の係だったので、その時に A美ちゃんママと顔を合わせたのですが、 ごくごく普通でした。 例年バザーの制作係は、スモッグ、靴袋、お着替え袋などの、 園グッズを作るので、年少親や来年入園予定者が 午前中には買ってしまったようで、残念ながら、 A美ちゃんママの作品は見ることができませんでした。 284 :217:2007/09/22(土) 23 00 25 ID 7/Ems987 でも、無事に売れたようなので、きっちり作ったと 思います。おねだり上手でチェックの厳しい園長が 仕切るので、手抜きは絶対出来ないし(経験者) まあ、落したハンカチを拾ったら、洗濯してアイロンまで かけて落とし主に帰すのがデフォみたいな園なので A美ちゃんママの行動は、かなり衝撃ですが、 私の方もリアルではGJを貰えるような園ではないので 今回のことは多分、2人で墓場まで持って行くことに なると思います。 もし、新しい展開があればまた書き込みます。 285 :名無しの心子知らず:2007/09/22(土) 23 12 54 ID UWsJoAGH そんなつまらんもんを墓場にまで持って行かなくても 286 :名無しの心子知らず:2007/09/22(土) 23 46 05 ID mJAOVM2v 283 スモッグwww 身に付けたら喘息になりそうだな。 重箱の隅突いてごめんよ。 次のお話→271
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2013-01-01 新たな一年の始まり。 テーマ:子育て ※ 「3人の子供のお母さんになりたい」、いずれ四角には土下座して頼む ちゅいママの夢は「お母さんになること」だった 2013-01-02 噂のIKEA、ついに。 テーマ:子育て ※ 初めてIKEAに行ったちゅいママ家、子供部屋用に色々購入 ちゅいママ家の家具は大〇家具で買った 2013-01-07 帰ってきました☆ テーマ:子育て ※ 予定ぎっしりだった年末年始の帰省 帰りの新幹線の中、はだしで駆け回る、床を転がる、人にちょっかいを出すなどやりたい放題のゆいたん 2013-01-11 オバとオイのラブストーリー。 テーマ:子育て ※ ちゅんたんを愛してやまないキテレツ、オウムがえしにノンストップで1時間半つきあったせいで体調くずす ゆいたんのお正月 テーマ:子育て ※ いきなりゆいたんの●写真 ちゅいママの実家でガチャガチャしまくるゆいたん、さすがに実家メンツも白い目 2013-01-14 最近の育児的日課 テーマ:子育て ※ 公文は4か月でやめた 基本的しつけがはいっていないちゅいママ、子供たちのうがい手洗いの徹底、自分の物は所定の位置に戻す、生活リズムの正常化などのしつけに(いまさら)取り組み中 2013-01-17 ひとつの山を越えた感。 テーマ:子育て ※ 一歳四か月、成長著しいゆいたんハイチェアからテーブルを経て調理台へ自力であがる 2013-01-19 パニ子、からの、ゲバ子。 テーマ:子育て ※ 幼稚園から出るときに車をブロック塀でこすってしまう パニックになって近くにいたサラリーマン(他人)に脱出方法をきく 2013-01-21 夜泣き祭り。 テーマ:ゆいたん 2013-01-29 赤子が静かにしてる時は・・・ テーマ:ゆいたん 2013-01-31 夜泣きの原因発覚 テーマ:子育て 元記事
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私のママは明るくて快活な性格なんだけど、ちょっと子供っぽい。根っからの悪人じゃないんだけど、人を傷つけるところがある。 ブリーダーからタブンネを買って来た時もそうだった。 5匹いた子タブンネの中のいちばん可愛い子を選んで受け取った時、別室に入れられていた母親タブンネが気配を察して飛び出して来て、泣きそうな顔で腕をパタパタ振った。「お願い、連れて行かないで」と訴えているらしい。 「これ、おまえの子なの?可愛く産んだわね。グッジョブ!」 母がのんきに話しかけると、母タブンネは柵越しに子供をつかみ取り返そうとした。 「あら~、この子はもうおまえのものじゃないのよ~」 ママは母タブンネに引っぱられる子タブンネを引っぱり返す。「ミィ!」機嫌よく抱かれていた子タブンネが痛そうに鳴いたのに、ママも母タブンネも取り合いに夢中で引っぱるのをやめない。 「だめ!だめ!だめ!返さないわよ。もうお金も払ったし!」「ミッミッミィッ!」 ママは子タブンネの手を、母タブンネは足をつかんでギュウギュウ引っぱる。 「ミィミィミィミィ!」子タブンネが左右に首を振り「やめてぇ」と鳴いてるのに、2人(?)ともひどい。これって母の愛なの? 柵内にいたブリーダーさんが母タブンネの手を押さえた。すると母タブンネは首を伸ばして子タブンネの尻尾をガッとくわえた。「ミギャッ!」子タブンネは今までで一番痛そうな悲鳴を上げた。 「ちょっと!あんたしつこいわよ!いいかげんに子離れしなさい!」 ママがどなると、母タブンネもキッとママを睨み歯を食いしばった。 ギュリッ!「ミキャアアアァァアァァアァァァ―――!!!」血しぶきとともに子タブンネの尻尾が噛み切られ、母タブンネはのけぞって尻餅をついた。 尻尾の切れ端を頬張ったまま目を丸くしていた母タブンネだが、自分のしでかしたことに気がつくと、悲痛な表情で頭をかかえた。その口から尻尾の切れ端がぽとりと落ちる。 ママはそそくさと柵を離れ建物を出た。外に出ると母タブンネの子タブンネを求める鳴き声が聞こえた。「ミィィィーーー……」 ショックで気絶している子タブンネの尻尾をママは冷静に調べる。 「この程度なら再生力で元通りになるわよね?でも、ならないかもしれないし、この事故はあなたの所の管理ミスなんだから、タブンネ代少し負けてよ」 代金を負けさせて意気揚々と引き上げるママ……だったけど、あれ?どうして引き返すの? ママは建物のドアを開けると、中にいる母タブンネに向かって見せつけるようにまだ気絶している子タブンネを掲げた。「私の勝ちよ!」 「ミィィィィィーーーン!!!」その時の母タブンネの慟哭の声は隣村にまで届いたそうだ。 私のママは明るくて快活な性格なんだけど、ちょっと子供っぽい。根っからの悪人じゃないんだけど、人を傷つけるところがある。 ブリーダーから買って来た子タブンネを「ターちゃん」と呼び、本人はとても可愛がっているつもりらしいのだが、はたから見るとピントがずれている。 とっくに離乳がすんでいるタブンネに哺乳瓶でミルクやジュースを飲ませたがる。 それだけならいいのだけれど、テレビを見ながらだったりするので、タブンネが「もういらない」と小さな手をパタパタさせても気づかず、口から溢れるまで哺乳瓶を押し続ける。 「ママ、飲ませすぎだよ!タブンネ、おなか壊しちゃうよ!」と言うと、今度はカラの哺乳瓶の吸い口をタブンネの肛門に突っ込み、パコパコ押し始める。 「何をしてるの?」と尋ねると「飲ませすぎた分を吸い出すの」と大真面目に言う。 他にも亀の子タワシでタブンネを洗ったり、洗ったタブンネの襟首を蒲団用の洗濯バサミで挟んで物干竿に干したり、タブンネを膝に乗せているのを忘れて立ち上がってタブンネを床に転がしたり、もうムチャクチャ。 私がその都度止めなかったらどんなことになっていたか。 ママはバカなのかもしれない。実は元女優さんで、あんまり世の中のことを知らないのだ。 私は忙しいママの替わりにおじいちゃんとおばあちゃんに育てられたので、大事な時期にママの被害を受けずにすんだ。 ママは私を自分の手で育てられなかったのを後悔していて、それで今、子タブンネを育てて過去にできなかったことをしようとしているのかもしれない。 タブンネは私になつき、私を頼りにしている。ママに手荒に扱われると「ミィミミィミミィ」と鳴いて私に助けを求める。 少し大きくなると自力で逃げ出して来て私の胸に飛び込むようになった。 ママはそれが悔しいらしい。「ターちゃんったら、ママがこんなにお世話してるのに」なんて言って、 私にしがみついているタブンネのお尻をつねり「ミィッ!」と鳴かせる。 私が「ママ!」と叱ると、プイと行ってしまう。やれやれ。 高さ四十センチほどの頃のタブンネは本当に可愛らしかった。そして丈夫にもなっていたので、ママにとっては最高の玩具だったようだ。 もちろん普段はベタベタ可愛がるのだが、左右の触角を鼻の所で結び合わせて「ほら、こうするとちょっとイヤな顔をするのよ」と笑ったり、 「ターちゃんなんか可愛くないから捨てちゃうぞ」と言って両足を持って窓から外に逆さづりにしたり、 オボンの実をつまみ食いしたと言って手を縛って口にガムテープを貼ったり、いじめるのも大好きなようだった。 (正直言えば私でさえ、タブンネが可愛すぎてたまにちょっといじめたくなった。) そして、ママったら答はわかってるくせにタブンネに「ねえ、ターちゃんはママとお姉ちゃん(私)とではどっちの方が好き?」なんて聞いたりする。 タブンネはすごく困った顔をしてママと私の顔を見比べ、悩んだあげく、遠慮深げに私の方にそっと寄り添う。 「キー!ターちゃんのバカ!」ママはキレて、でもいとおしくてしょうがないというふうにタブンネの耳をつかみ、タブンネをブンブン振り回す。「ミッ!ミィィ!ミャァン!」「ママ!」 タブンネが大きくなったらママに弄ばれなくなるかな? 明るくて快活で子供っぽい私のママと、タブンネのお話。 ブリーダーから買って来たタブンネも、もう高さ五十センチに育った。 この頃は、ママにイヤなことをされると、人間で言えば眉間にあたる所に皺を寄せたり、手を振りほどいて逃げたり、食事が気に入らないと「ミ…」と不満の声を上げるようになった。 「ターちゃん、もうあんまり可愛くないわね」ママは残念そうに呟いた。それでママがタブンネを変なふうにいじることがなくなったかと言えば、とんでもない。 タブンネが反抗的な態度を取ると、これまでよりも厳しいお仕置きをするようになった。 タブンネが不服そうな上目づかいでママを見ると、「そんな目、見たくない!」と言って、タオルでタブンネを目隠しし、自分で取らないように手を縛って外に出し、その場でグルグル体を回してトンと突き倒す。 平衡感覚を失ったタブンネが起きようとして何度も転んだり、やっと立ってもふらふらしたり、どうにかバランスを回復しても玄関がどこにあるのかわからなくて、「ミィミィミィミィ…」とせつなげに鳴くのを、家の中からケラケラ笑いながら見物するのだ。 また、ママはタブンネにナイフとフォークで食事をする訓練を施していて、タブンネが失敗して食器や食べ物を落とすと、ハエタタキでタブンネの手や頭を叩く。 三、四回叩かれるとタブンネもムッとした顔になる。するとママもムッとして、タブンネの大嫌いなタマネギを丸ごとタブンネの口に押し込んで「笑いなさい!可愛い顔をしなさい!」と無理難題を命じる。「ムミミム…」タブンネは必死で笑い声らしき声を出す。 タブンネはもうずいぶん丈夫だし、ママにある程度はお仕置きさせなければタブンネへの感情がこじれ、よけい悪いことになりそうなので、よほどの暴力でなければ私も止めに入らない。 その晩ママは機嫌がよく、タブンネを膝に乗せて「ターちゃんって、よく見ると目と目が離れてるわね。もっと真ん中に寄らないかしら」なんて言いながら、タブンネの目尻を顔の真ん中に向けて手でグイッと押していた。 「ミィィン…」(やめてよぉ)とタブンネが抗議する。ほっぺを膨らませて可愛いな、と宿題をしながら私はチラチラ見ていた。 突然窓をバンッ!と叩く音がした。びっくりして見ると、無気味なピンク色の怪物がガラスを破りそうな勢いで窓に顔を押しつけていた。 私は「キャッ」と叫んだが、ママは怪物をヒタと見据え「あら、あんたなのね」と言った。 よくよく見ると、物凄い形相のその怪物は大人のタブンネだった。 土埃に汚れあちこちから血を滲ませ、顔はボコボコに腫れ上がり片耳もちぎれて三分の一ほどしか残っていなかったが、それがブリーダーの所で会った、うちのタブンネの母親だということは直感的にわかった。 後で確認すると、母タブンネはうちのタブンネと離れてからノイローゼになり凶暴化して、ある日ついにブリーダーさんの所から脱走したらしい。 そして幾多の困難に遭いながら、我が子のかすかな匂いを頼りにうちまで辿り着いたのだ。 「ターちゃんを取り戻しに来たの?あんたって本当にしつこいわね」 「ミアアアアアア!」母タブンネは窓ガラスを叩き割り家の中に顔を突っ込むと、子タブンネに手を差し延べた。 「ミッ!」子タブンネはママにしがみついて胸に顔を伏せた。変わり果てた姿、物凄い形相の母タブンネが化け物にしか見えず、怯えてしまったようだ。 「ヒャアーッハハハハ――」ママが嘲りの笑い声を上げた。 「ミギュルルルル!」怒った母タブンネが窓を打ち壊して家の中に入って来た。旅の間に相当鍛えたらしく、筋肉質な体になっている。 「ターちゃんはあんたの子なんかじゃないわよ!あんたの子はこんな顔をしてた?」 ママは子タブンネを母親の方に向け、後ろから口に指をひっかけて引っぱり、別の指で目元を押し下げ、子タブンネの顔立ちを変えた。幼稚…こんな時まで。 「ミッミッミーッ!」やめなさいという風に声を上げ、母タブンネはとっしんのかまえを見せた。ママは素早く服の中に子タブンネを押し込んだ。 「来るなら来なさい。子供が潰れるわよ!」「……ミ」 ママを憎らしそうに睨んだ母タブンネは、ふと私に目を留めるとこちらに向かって来た。 「えっ?」母タブンネが私の腕をつかんで引き寄せた。私、がっちり捕まえられてる。 「これ、何をするの!放しなさい」とママ。 「ミッミミッミッミミミッ!」母タブンネは鳴きながら顎をクイクイ動かして見せる。どうやら子タブンネと私を交換しようと提案しているようだ。 「何言ってるの?両方私のものよ!」そう言いながらもママは服の下から子タブンネを取り出す。子タブンネはまた目の前の化け物に怯え「ミッ!」とママにすがる。 「ミィ……」母タブンネが悲しげに唸った。私をつかむ力がふっと弱まった。私は体をひねりながら母タブンネの向こうずねを蹴りつけた。 「ミギャッ!」母タブンネはうずくまり、私はママのそばに駆け寄った。ママは私に子タブンネを渡す。子タブンネはギュッと私にしがみつく。 「ミ…?」母タブンネはわけがわからないという顔。 「フェアな勝負をやってあげるわ!かかって来なさい!」ママはかまえた。「ミィッ!」母タブンネも肩の筋肉を盛り上げ、ママにとっしんした。 ママはひょいとよけ、素早く母タブンネの腕を取りゴキッ!と肩を脱臼させた。「ミィィィッ!?」昔ママは映画で女格闘家を演じたことがあって、いくつかの技を会得しているのだ。 それから手の平の分厚い所で母タブンネの顔をバム!と突き、仰向けに倒す。「ミャッ!」 すでに母タブンネは戦意をあらかた失っている。ママはそのへんにあったモップを取って、母タブンネを打ち、腹や顔をグイグイこすりつける。「ミッミ!ミミィ!」 ママにそんなつもりはなかっただろうけど、母タブンネの汚れが拭き取られて行く……。 「ミィ?」私の腕の中の子タブンネが奇妙な声を出した。じっと母タブンネを見つめている。 (顔はボコボコで耳もちぎれているけれど、あれは、懐かしい……) 「マミィ!」子タブンネは母タブンネの方へ身を乗り出した。すごく昂奮して手足をパタパタさせている。 母タブンネは子タブンネの声に振り向いた。目から涙がボロボロこぼれている。子タブンネを放すと母の元に走って行く。ママはモップを母タブンネから放した。 「ミィ!マミィ!」「ミィ!ムァァミィーー!」二匹のタブンネは抱き合った。感動的な光景だ。 「あー、言っとくけど、おまえのママはおまえの尻尾を食いちぎったんだからね」 ママったらまた焼き餅を焼いている。 せっかく会えた母子を引き離すのも哀れだということで、ブリーダーさんと相談して母タブンネもうちで飼うことにした。 それで母タブンネが幸せになったかって?とんでもない。 再会できて喜んだのは最初だけで、子タブンネはとっくに離乳していた上、すっかり私になついていたので、もう母親は必要としていなかった。 母タブンネが子タブンネを抱こうとして体に手をかけると、「ミィッ!」とその手をひっかく。 それが度重なると母タブンネは欲求不満が怒りに転じて、子タブンネを足で押さえつけ、両手でバリバリと掻きむしる。「ミャアアアア――!」 母タブンネは正気に返ると涙を浮かべて子タブンネの掻き傷を舐める。すると唾液が傷にしみて子タブンネはまたミィミィ鳴く。 そこでママの出番だ。「ブンブン!(母タブンネの呼び名)またターちゃんをいじめたのね!」 ママは剣山をいくつも組み合わせて作った「お仕置き台」に、縛り上げた母タブンネを座らせる。タブンネのお尻にたくさんの血の出る穴があく。 さらに、頭をフライパンで叩いてお尻を剣山にめり込ませたり、尻尾を引っぱって体をユサユサ揺すったりする。 母タブンネはママとの力の差を思い知っているし、飼ってもらった恩があるので逆らわない。 最近ママが気に入っているのは、母タブンネと子タブンネを同時にいじめることだ。 子タブンネの尻尾を持って逆さづりにし、「出て行け~」と言って玄関から蹴り出す。母タブンネはあわてて子タブンネを追う。子タブンネは母をいやがって逃げまどう。庭は大騒動。 私のママは最強で最凶だ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「バイバイ、フワンテ」 なんのことかわからないうちに、僕は外へほおりだされた。 卵からかえって、どんな世界が僕を待ってるのかな。 そんなことを考えていた僕。 ふと、お父さんが、卵のときに僕に言ってた事を思い出す。 「フワンテは、きらわれる」 僕がいま、こうして外にひとりでいるのは、フワンテだから? 寂しいよ。寂しいよ。 そんなとき、天から声が聞こえた。 「こっち来んさい!」 その声のほうを振り向いたら、ふっと気が遠くなった。 目がさめると、僕は騒がしい部屋のなかにいた。 ふと見回すと、たくさんのフワンテが。 「目がさめた?」 女の子が僕に声をかける。 女の子は小さな機械に目を通すと、箱からポフィンを取り出して、 僕にくれた。僕の好きな「あまいポフィン」。 「ここは、ビッグママの家」 女の子はそう言った。ビッグママというのは、 その女の子に命令をする、マスターなんだそうだ。 でもなんでこんなに、フワンテばかりいっぱいいるんだろう。 そんな僕の気持ちを見透かすように、女の子が言う。 ビッグママは、足跡からポケモンの気持ちを読む人から、 フワンテの気持ちを何気なく聞いた。 その内容は、フワンテは人から嫌われること、 そして、ビッグママがフワンテを好きになったことへの感謝。 ビッグママは泣いて、ずかんとか、 強いポケモンとかどうでもよくなって、 フワンテを幸せにすることを決めたのだとか。 「それ以来、フワンテを見ると私に連れてこさせるの」 別のフワンテをなでながら、女の子はそう言って笑った。 そして僕も、そのフワンテたちと一緒に暮らすことになった。 それから何十年かの時がたち、寒い寒い冬の日。 ビックママが永い眠りについた。 フワンテとフワライドたちは、ビッグママをそっとかついで、 ゆっくりゆっくり天へ登っていく。 そして、あの世の「すてきな場所」にたてておいたお家に、 ビッグママを連れていった。 目をさましたビッグママは、とても驚いたけど、 それがフワンテたちからのプレゼントであることにすぐ気がついた。 「ありがとう」と声をかけ、フワンテたちを撫でていく。 そして、小さな家に、フワンテに連れられた1人の男性の姿が。 ビッグママより先に天に召された、旦那さんが、 出会ったころの姿で、フワンテに手をひかれて立っていた。 ビッグママもその頃の姿に戻っていた。 そして、ビッグママのお父さん、お母さん、大好きな人たち。 みんながフワンテに連れられて集まっていた。 終わらない時間の中で、ずっとずっと笑顔で。 2匹目スレ 63-65
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新参のレイは、ゆっくりと歩きながらオリジナルのレイに近づいていく。 胸元に「02」と刻印された「弐人目」、もとい「二人目」のレイは、ニヤニヤと笑みを浮かべながら言う。 「ほー?アンタ、ずいぶんと怖い顔するようになったじゃない? あのボソボソッとしか喋らないネクラなアンタが。あの碇シンジを守るために、それだけ必死な訳かしら?」 オリジナルのレイは問いただす。 「これまで、どこをほっつき歩いていたかと思えば……それで?私に復讐しに来たのか。 自分のアイデンティティを確立するため?」 「ま、そんなところね。カレシの目の前でアンタを八つ裂きにするのも面白いかなァって。」 そう言いながら「二人目」はカチカチとカッターナイフの刃を伸ばす。 「だから、その表現は……まあいい。」 そう言って、パキンとオリジナルが指を鳴らすと、コピー達は4人掛かりでシンジを担ぎ上げて、その場から駆け出した。 「ちょ、ちょっと!降ろしてよ!綾波!?綾波ッ!!」 シンジは叫ぶが、コピー達は今度ばかりはそれに逆らい、安全な場所へ待避するために走り続ける。 そしてオリジナルは無言で別のコピーから俗に言う「バールのようなもの」を受け取りながら「二人目」を睨む。 「私を倒すのは簡単ではないぞ?」 だが、「二人目」は余裕の表情でカッターナイフをプラプラさせながらニヤリと笑う。 「さて、どうかしら……シュッ!」 と、身を転じて凄まじい鋭さでオリジナルに襲いかかる! 「クッ……!」 どうにか紙一重で鋭い刃先をかわしたオリジナル。だが、シュパッと着ていた制服が切り裂かれる。 しかし、負けてはいられない。バールを「二人目」に向けて振り回すが、しかし相手もさる者。 まともに受け止めようとはせずスルスルとかわし切る。余裕の笑みを浮かべながら。 だが、攻勢に転じたオリジナルのバールの間合いには、容易には近づけない。 しかし。 「せいっ!!」 あり得ない方向から蹴りを繰り出す「二人目」。まるでカポエラのような器用な足技がオリジナルを襲う。 バキッ…… 流石のオリジナルも一撃を喰らってよろめいた。 「や、やるな……しかし!」 すぐさま、身を立て直してバールを繰り出すが、 だが「二人目」は軽やかな体術で真後ろに飛び跳ね、間合いから逃れてしまう。 だが、そうと見てオリジナルがカチャリと取り出した物。それは黒光りする拳銃だった。 「なッ!?」 驚く「二人目」だが、オリジナルは遠慮はしない。容赦なく引き金を引こうとしたのだが…… 「させないっ!」 そう言ったが早いか、「二人目」のカッターナイフが銃を持っていた手を切りつけた。 思わず銃を取り落とすオリジナル。 (馬鹿な、この間合いで?) そして気付く。「二人目」の本性を。 「貴様、使徒だな……バルディエル?」 それを聞いた「二人目」、もとい、レイに取り憑いた「バルディエル」はヘラヘラと笑った。 「あらァ?ばれちゃったのね。察しの良いこと。」 もう隠す必要もないと言うように、保っていた自らの身体を一気に崩し始める。 なんと両腕、両脚がニュルニュルとタコのそれのように伸び始めたではないか。 つまり、その自在に伸びる身体を繰り出して相手の攻撃を封じたのだ。 オリジナルのレイは思わず眉をしかめた。 「気色の悪い……海賊王にでもなる気?」 「なに、よく判らないネタを言ってんのよ。」 「つまり、不用意に作った最初のクローン体にこれ幸いと取り付いたと言う訳か。」 「そーいうこと。知っていたからね……あんたの身体なら使徒のレーダーに引っかからないことを。 ねぇ、使徒リリスちゃん?」 ここでオリジナルは疑問に思い、尋ねる。 「ならば何故、地上で碇シンジに出会ったときに手を出さなかったのか。」 「冗談じゃないわよ。あの使徒アダムを本気で相手できると思う?」 バルディエルたる「二人目」は、フラフラと漂うように手足を伸ばしながら答える。 「この前、ゼルエル相手に目覚めちゃったし。取りあえず、アンタの息の根を止めておこうと思ってね。 こうしてタイマン勝負をしたがると思ってたわ。アンタを殺して、アンタに成りすまして隙をうかがう。」 「成る程……良い作戦だが言ったはず。私を倒すのは簡単ではない、と……」 そう言いながら、オリジナルのレイはチラリを後ろを向いて目測する。 零号機までの順路と、その距離を。 そして、身を翻してダッシュを開始。 むろん、バルディエルはそれを追いかける。 「させないわよ!」 そう言いながら壁や天井に飛びついてカサカサと駆け回る。 その姿、もはや人間では無い。まるで獣や虫か何かのようだ。 その勢いでオリジナルのレイに追いつくのも時間の問題か?と思いきや。 「ふんっ!!」 オリジナルは気合い一発、どんっ!!という凄まじい力の放出とともに、目の前の壁を破壊した! ズドドドーンッッ!! せっかく直したばかりの壁に巨大な穴が開かれ、オリジナルはそこから大きく跳躍して広い空間へと踊り出す。 そこは巨大なエヴァの倉庫。そして零号機は目前である。 オリジナルのレイも、バルディエルに呼応するかのように人間離れした能力を見せ始めていた。 その広大な空間へと一気に跳躍して、ヒラリと零号機の足下へと降り立つ。 しかし、「二人目」の足の方が一枚上手だった。 「はい、ご愁傷様。」 そう言ってバルディエルもまた蚤のような跳躍力で、オリジナルと零号機の間に着地する。 「このでくの坊に乗り込まれては堪らないからね。覚悟を決めて、アタシと勝負なさい!」 そう言うバルディエルに対して、オリジナルが何かを言おうとした、その時。 「……綾波!……綾波っ!!」 後ろの遙かに高い所から声がする。 シンジだ。コピー達の制止を振り切って、追いついて来たのだ。 倉庫の高い壁の足場に出てきたシンジは手すりから身を乗り出して叫んでいる。 オリジナルはチラリと振り返って見上げた。 が、次の瞬間。目を閉じてバッ!と手を広げて念を凝らす。 「ああッ!!」 目の前に展開された事象に、シンジは思わず声を上げた。 オリジナルのレイから輝かしい閃光が放たれ、それが消えたその場には、 巨大な球状のドームのようなものが発生し、完全にそこに居た彼女達を包み込んでしまったのだ。 そして、そのドームの中。 「結界?やるわね。でも、どういう意味があるのかしら。 アタシの増援の可能性?このアタシを逃がさないため?碇シンジの介入を止めるため?」 バルディエルはプラプラとカッターナイフをぶらつかせながら、そう言った。 オリジナルは、そんなバルディエルを睨み付ける。 そして彼女の身体の周囲にも又、もう一つの球体が現れ始める。 それこそ正しく、ATフィールドの輝き。 「言ったはず。私を倒すのは簡単ではないと……このガード、破ってみるか?」 「そんなこと造作もないわよ。アンタこそ、そんな防壁だけでどうやってアタシを倒すのかしら。」 「心配は要らない。ちゃんと決め手は用意してある。」 「あらそ?それは楽しみだけど、もはや見ることは無さそうね。」 バルディエルは改めてカッターナイフを構え直す。 そして、なんとそのナイフが光を放ち、みるみると形を変え始めたではないか。 驚くオリジナル。 「それは、ロンギヌスの……!?」 「そうよ!アンタが放り投げたこれを拝借させて貰ったわ。」 ナイフはグングンとその形を変じて、毒々しい悪魔の槍へと変化する! 「これが突破できないものが何もないことぐらい、アンタが一番よく知ってるはずよ! アンタの防壁がどれほど硬かろうとね!」 そして、『槍』を構え直して、一気にオリジナルに向かって突進する。 ズカァァァァァッ!!! オリジナルのATフィールド、それを一気に突破して彼女の腹部を真っ直ぐに貫いた! 見事に命中、と言うべきだったが…… しかし、バルディエルは顔を歪める。 「ワザと受け止めた!?バカな……」 バルディエルが驚いている隙に、オリジナルはグイグイと『槍』を自らの手で食い込ませ、 そして相手の身体を両腕で捉える。 「捕まえた。」 「クッ……なんのつもり?!」 「馬鹿はあなた。ここを刺したって私は死なない。 それに結界の意味を尋ねていたが、それは……」 その時だった。 ガシッ!! 「ああっ……馬鹿な!なぜ、このでくの坊が……」 実は、零号機は結界の中に居た。 それが動き出して「オリジナル」と「バルディエル」の身体をまとめて握りしめたのだ。 「ちょッと!……アンタが乗ってないのに動くわけ……」 「私がこれに乗って動かしたことなど一度も無い。もっと私達をよく観察すべきだったな。 私は、あなたを生み出したオリジナルではない。多分、私はあなたの次に作られた三人目。」 「アンタ……アンタは……」 ワナワナと震える「バルディエル」。 それを見た、これまで「オリジナル」を名乗っていた「三人目」のレイ。 今度は彼女がニヤリと笑う。 「結界の意味。それは、碇シンジにこの戦いを見せないため。 この戦いの末に残るもの。それは私とあなたの肉塊が一つと、零号機に乗ったオリジナルの綾波レイ只一人。 全てはアダムとリリス、その二人のために。その二人がその他全ての使徒に完全なる勝利を遂げるため。」 「アンタ……タブリスね?この裏切り者め、わざわざ犠牲になってまで我らが父に背くつもりなの?」 「ようやく気付いたか。しかし、この策略はお前を騙すためではない。 私は初めから消えなければならなかった。貴様同様、殲滅されなければならない運命にあったのだ。 ならば、初めから居ない方が良い。だからこそ、こうしてリリスと同じ肉体に潜り込んだという訳だ。 そうでもしなければ、あの碇シンジは私が消えることに納得しないだろうからね。 これまでの苦労も、ついに華開く時が来たというものだ。さあ、やるのだリリス!我々を消してしまってくれ!」
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「スーパータロム」にて登場する三人のパパ(日暮里博士)の妻。 夫と共に西沢博士の忘れ形見であるタロム・ルビー・ファイターの親代わりとなっている。 アニメでは出番が終盤のみだった事もあり、日暮里博士との関係は不明のままだったが、 「たのしい幼稚園」版のコミカライズでは「(博士の)奥さん」として紹介されている。 夫とは違い三人を本当の子供として扱っており、台所で皿洗いをしている所に 海底調査ロボとの対決を終えて無事帰宅した三人が駆けつけて来た時には、目からお水嬉し涙を流している。 ファイターのツノが腹部に思いっきり刺さっている為に痛くて泣いている気もするが、気にするな!
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ポイントシール奥 480 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 10 29 43ID WUQi5fS3 幼稚園送っていった駐車場で今朝のこと。 車のダッシュボード(?)上から盗られた。 リラックマのコンビニポイントシール、20点たまっていたの2枚とあと6点の1枚。 貴重品は手にしてたから、鍵かけなかったんだよ。 幼稚園登園前にコンビニ寄り、自分のおやつを買いシール貼ったから、 車離れる前には確認してる。 乗る時にはなかった…、車の中も探したし駐車場も探した。 悲しい。 481 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 10 32 56ID rEc9Dk8N 盗まれたのがシールでよかったね… 482 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 10 33 30ID lXeDmjQ8 泥棒はもちろん悪いがあなたも鍵かけようよ 483 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 10 37 04ID GGFVzbdC 鍵をかける手間をケチるなよとしか だいたいママが泥だと断定できないのでは? 487 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 10 38 03ID WUQi5fS3 幼稚園駐車場は園関係者のみ。 なのに車上荒らしがいる。 貴重品持っていたし、油断しちゃったんだよ。 悲しいだけ。 せっかく貯めたのに。 500 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 11 20 33ID tw9s5Ale 関係のない第三者を疑わないためにも 施錠だけはしっかりやっとけって、ばっちゃがゆってた 509 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 23 19ID kknFF0b0 ちょっとした間かぁ 前なら集合住宅でゴミ捨て行く間、近いから玄関の鍵かけずに出かけて その間に泥棒(今はいないよね) コンビニの前でちょっと買い物で鍵かけずに車上荒らしor車盗難(まだいる) 今回のも泥棒がママに変装してたら。。と思うと怖いな でもシール泥棒はママっぽいな; 510 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 44 42ID WUQi5fS3 車を停めた時に隣が友達だったので、メールしてみました。 その友達は子供を預けた後で、挨拶してさっと別れました。 友達がたまたま見ていてわかったのは… 車の助手席をあけてた子供がいて、息子の友達H君。 友達はなんか頼まれて取るのかな位に思ったそう。 H君宅、関わると大変なので泣き寝入りです。 ポイントシールを盗ったのも確実じゃないけど、あそこならやりそうといった感じ。 すみません偏見かも。 財布じゃなくて良かったと思うことにします。 自業自得だし。 またポイント貯めます。 511 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 52 21ID kknFF0b0 それって・・・・ 友達なんてやめさせた方がよくないか(大変そうだが 小さい頃から他人の物を無断で盗むような子と 自分の子供を関わらせたくない 相手の家庭も問題ありそうな感じだし 家にも入れたくない 512 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 55 58ID BTLv/QsI 園の車上荒らしの犯人が泥ママじゃなくて子供ってのは、盲点だったね。 大変な人には関わらない件に賛成です。 まさかとは思うが、念のため、息子さんがH君にあげると言っていないか確認してみては。 513 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 56 58ID /virgRnO 510 車でも家でもなんでも、離れるときは施錠を忘れないように… 基本的にいい人がいっぱいの世の中だけど、 やっぱりそーいう人種もいる。悲しいことに。 あと511さんにも同意。 園や外で遊ぶのまでやめさせたらファビョりそうだから 家の外で遊ぶのはいいけど、家には上げないようにする。 りらっくまグッズ可愛いよね、まだもう少し期間があるし いっぱいポイント溜まるといいね、祈ってます。 514 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 12 57 00ID WUQi5fS3 息子の友達ですが、同じクラスなだけであまり仲良くは遊んでないみたい。 親同士の行き来もなく、挨拶程度に避けていたおうちです。 幼稚園のあとに遊ぶ約束とかもしたことないし。 自業自得だからあきらめます。 515 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 13 02 13ID sDqXl6QQ でも園には話をしておいた方がいいかも 次の被害者が出そうだし 多分H家には前科があるのね 聞きたいかもww 516 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 13 03 51ID WUQi5fS3 園にも言いづらいから、本当に泣き寝入りです。 大仏の地域です、仕方ない。 517 :名無しの心子知らず:2008/10/16(木) 13 06 00ID nfRixgh9 514 それがいい。 もう関わりなさんな。 どんな近場でも、しっかり施錠。 これを心に刻みましょ。 続きはこちら→ポイントシール奥2 次のお話→牛乳パック奥2(536)
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519 :名無しの心子知らず:2008/06/15(日) 12 31 28 ID pSIhQVSR 幼稚園のフリーマーケットで、今年は個人で7万円の寄付があったと、 PTAの時に先生方が大喜びしてた。 が、どうやらあるブースで、売り上げをネコババしようとした人がいて、 表沙汰にしないために、その人と、その人の仲良しのセレブママ2人の 売り上げを寄付ってことにしたらしい。 まだ下のお子さんが今年幼稚園に入ったばかりで、 先は長いからってことでこういう処理になったそうだけど、 上のお子さんの時にも、親子で手癖が悪くていろいろトラブルを起こしてて、 年長ではもう相手にする人がいないらしく、 今回一緒に寄付をしたセレブママにいつも張り付いて、いろいろたかってるらしい。 見た目はすごくかわいいママなのに、すごい意外。 次のお話→モッサリ犬太郎奥(548)
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