約 1,890 件
https://w.atwiki.jp/barrett/pages/665.html
No.01 白露 みどころ ラジオドラマから領域を超えた映画化 芒種との絡み あらすじ 両親亡き後、唯一の身内である祖母ユクを訪ねる収束。 2人の暮らす街はアンチの干渉を受け、浸食を受けていた。 夜警の特殊能力をひた隠し、祖母と彼女の愛した街を守ろうと 闘いを続ける彼の仲間たちもまた、1人、また1人と倒れて行く…。 最終対決の時計塔で、凶弾に倒れたユク 収束の戦闘能力、必殺掃除機はその時静かに激しく、アンチに向かって放たれた------ 君は目撃する 感動巨編第一部 名言 墓場にて… 時に、刀自。 おじいさんには会えそうですか。 [475] 収束 の発信(抜粋)2011-02-16 22 11 28 おじいさんにお花を飾ってあげましょう。 バレンタインは過ぎてしまったけれど、気持ちだけでも、ねぇ。 [480] ユク=ラグ=クク の発信(抜粋) 2011-02-16 22 19 51 あ、じゃあ俺からも…(花 [484] 収束 の発信(抜粋)2011-02-16 22 27 16 決戦の地へ、2人 時計塔までは2人で行きましょう、刀自。 [563] 収束 の発信(抜粋)2011-02-17 21 49 35 時計塔までご一緒してくれるの?ありがとうね収くん。 [568] ユク=ラグ=クク の発信(抜粋)2011-02-17 21 53 04 1人佇む君は何を思う (※反転すると心境が分かります。) 時計の音が 実感を得た体の奥底に響いている。 (考えすぎで胃が痛いだけ←ここは反転 [656] 収束 の発言 2011-02-18 20 59 33 朝を告げる鐘の音は 意味を失くした夜警の耳を貫くだろう。 (考えすぎで頭が痛いだけ←ここは反転 [657] 収束 の発言 2011-02-18 21 00 09 気味の悪い痛みを通じて知る 純粋な自我の 汚れきった生命 それがヒトというものさ。 [658] 収束 の発言(抜粋) 2011-02-18 21 05 27 時計塔には みんなと過ごした時間が眠る。 楽しかった。 じゃ。 [661] 収束 の発言(抜粋) 2011-02-18 21 13 02 全てを背負う覚悟はあるか? barrettは引き金を引くゲームである。 ここからは世界が見える。 人間を裏切った灰色の都市が霞んでいる。 いや。 人間“が”裏切ったの方が、正しいのかもしれない。 翼はない。人だから。 それでも私は飛ぶのだろう。 時計塔の天辺から 時計塔の真下まで 遡り、進むだろう 好きだった誰かの面影を踏み抜いて 飛び降りる時は背中からだ。 [666] 収束 のメモ(抜粋) 2011-02-18 21 45 56 [0] --- の思念 0000-00-00 00 00 00 [0] --- の発信 0000-00-00 00 00 00 キャスト 名前 正体 運命 備考 四喜 アンチの王 生存 ラスボス フェイ=スリフト アンチ 生存 敵側ヒロイン♂ 収束 夜警 4日目脱出 愛され主役 九曜 ヒト 2日目ノック 隣家のぽよぽよ要員 15号 ヒト 1日目ノック 隣家のもふもふ要員 メートルM 猫目 3日目ノック 住み込みで働く店員 ユク=ラグ=クク ヒト 4日目ノック ヒロイン 通称水島礼子 アンチ 5日目粉砕 岩から登場 湯川コードウェイナ コウモリ 1日目ノック 隣家/墓場にいる何か グース店長 ヒト 2日目ノック 店長/店員とゴールイン なりすましの記録 四喜→九曜(2日目~) フェイ=スリフト→15号(1日目~)→メートルM(3日目~) 通称水島礼子→湯川コードウェイナ(1日目~)→グース店長(2日目~)→ユク=ラグ=クク(4日目~) 参加した人も読んだ人も、感想をご自由にどうぞ。 あらすじ追加してるのだ!皆、おつかれー!またな! -- メートル (2011-02-19 22 08 03) ええっ、本当に採用された!うれしい、ありがとう。みんなー、またねーっ! -- フェイ (2011-02-19 22 09 38) 一応フェイ作あらすじは貼っておいたから自由に追加しておいてくれー!皆改めてお疲れ様! -- 店長 (2011-02-19 22 09 49) あ、最後の二行は俺じゃない!センス良い! -- 店長 (2011-02-19 22 10 11) おっと言い忘れてた。あらすじ追加の編集者さん、ありがとなのだ! -- メートル (2011-02-19 22 10 46) araara, -- 名無しさん (2011-02-19 22 12 51) あらあら、上の名無しさん、ごめんなさいね。私だわ。皆さんお疲れさま。wiki編集してくれた子も、ありがとうね。 -- ユク (2011-02-19 22 14 36) 刀自のそういうところも素敵!あああ、俺の備考欄ありがとう!共演キャストが素敵過ぎて主役涙目だ。お疲れ様! -- 収束 (2011-02-19 22 22 12) 折角なので僕もご挨拶に参りました。まるで同じ劇場の仲間のように絡み絡まれ、とても楽しかったです。色々な意味で、感動をありがとう! -- 芒種店長 (2011-02-19 22 58 34) おお、名言編集者さんありがとう!改めて…収…お前格好いいな…!店長さん感動で大号泣する。 -- 店長 (2011-02-20 00 17 22) やっほ。ユクさん家の隣に越してきたアルです。白露お疲れ様!いい劇場だったー!そして、いい映画になりそうだね。 -- 芒種アル (2011-02-20 02 05 31) こんばんは、スタントの収束だ。白露の名言ばかりの収束ではなく、すべる話しかしない方の……。1部のしっとり切ないのが吹っ飛ぶ2部でごめん! 白露の俺マジかっこいい。うん。だいじょうぶだ。俺は水槽育ちだが、おまえは多分植木鉢だ。感動をありがとう! 良い劇場、良い共演者、良い隣人が揃って幸せだよ。 -- 芒種収束 (2011-02-20 02 31 57) なん だと…!編集ありがとう、俺のテンパッた台詞が白日のもとに…。う、俺は植木鉢育ち?知られざる過去が…。芒種の俺は、俺もカッコいいなと思っていたのでお互い様かな、くすくす。 -- 収束 (2011-02-20 03 07 21) わー!芒種と共にすごいwikiになってんなー!編集者さんありがとなー!!収かっこえぇな! -- 湯川 (2011-02-20 12 53 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/barrett/pages/371.html
No.290 3匹のコブタの小学校 みどころ 双方向の活用 あらすじ 名言 [-] --- の残留思念 00/00/00 00 00 00 [0] --- から着信 キャスト 名前 正体 運命 備考 アル=シャープ ソナー 12日目襲撃 フェイ=スリフト アンチ 11日目粉砕 CN:工 収束 オペレーター 10日目脱出 リキッドバード オペレーター 6日目襲撃 エリック柏 アンチ 14日目ビンゴ消滅 CN:農 九曜 オペレーター 生存 湯川コードウェイナ オペレーター 10日目襲撃 グース店長 ストライプアンチ 12日目ビンゴ消滅 CN:烏 鈴虫りふう オペレーター 13日目襲撃 降下専用バブーシカ 暗号 生存 なりすましの記録 エリック柏→リキッドバード(6日目~)→アル=シャープ(12日目~)→鈴虫りふう(13日目~) フェイ=スリフト→湯川コードウェイナ(10日目~) 参加した人も読んだ人も、感想をご自由にどうぞ。 お疲れ様でございました。最後が私めのあんな……! ま、まぁ、えーとまたどこかでお会いいたしましょう。 -- バブーシカ (2009-01-17 14 02 49) 湯川、wikiありがとな。 湯川とバブはお幸せに!! -- 店長 (2009-01-17 14 09 00) みんなお疲れ様ー。またどこかで会おうね! -- アル (2009-01-17 14 25 45) 感想戦寝過ごしたー!くっそー。モヒカンのリボンはバブに巻き巻き。うん可愛い可愛い(ちゅ) 皆お疲れ、またどこかでな! -- 湯川 (2009-01-17 19 39 20) お疲れ様でしたー 皆さん、またお会いする日まで、お体大切に! -- フェイ (2009-01-17 21 51 55) みんなお疲れ様!バブさんとゆかわさんはお幸せにね。リキもふぇいさんにちゅーしとこ。ちゅっ -- リキ (2009-01-18 00 12 35) 久し振り。その後もみんな元気そうだな!結婚式が見られなかったのは少し残念だった。 -- 収束 (2009-01-18 22 02 14) くすくす、バード君それって……僕、君のことお持ち帰りしちゃうよ? こっぺぱんに挟んで。 -- フェイ (2009-01-19 00 30 57) バブシカちゃんとウェイナ君の結婚式かあ。ケーキがひたすら甘くて大きいんだきっと。きっちりダイエットして行かなくちゃ(わくわく) -- フェイ (2009-01-19 00 31 47) ……はうん!……わわわ、……ふぇいさんならいつでもテイクアウトOKなのん!どうぞ挟んでください…! -- リキ (2009-01-20 20 52 48) いつかほとぼりが冷めたら編集してみようかな…。二人の結婚式のケーキ……うん、確かに甘そうだね。 -- リキ (2009-01-20 20 54 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yaruovxv/pages/552.html
多忙のため、2010年12月21日を持って投下を凍結。 2011年2月1日に復帰。だが、投下速度は1ヶ月に1作品が限度っすな・・・。 とか言いつつ最近は2,3ヶ月に1度が珍しくなくなってしまう状況です。2011/07/31 安部農丸氏に【バグロス九曜】で分類されているぜ……。 ────────────────────────────────────────────────── 実は第8話:九曜さんたちの仕事も最終段階のようです 421から ────────────────────────────────────────────────── 第8話後編 757から ────────────────────────────────────────────────── 第9話:カイジさんは、引っ越していくご近所さんを見送るようです 46から ────────────────────────────────────────────────── 【Extra story Case 1/聖魂決闘者VS闇の精霊】 638から投下 897より修正 このうち 909以降を破棄。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1299065546/ の194から↑の再修正 ────────────────────────────────────────────────── 【Extra story Case 2/精霊使いVS古き良き炎族デッカー】 63から ────────────────────────────────────────────────── 【 Extra story Case 3/飛べない鳥と哂う精霊】 604から ────────────────────────────────────────────────── 【視えざる痛み/猛毒の風】 623から ────────────────────────────────────────────────── 頑張れカイジさん!天空竜の脅威! 166から303 ────────────────────────────────────────────────── 【視えざる痛み/売られた喧嘩は】 174から331 ────────────────────────────────────────────────── 【視えざる痛み/迫る影】 575から708 ────────────────────────────────────────────────── 頑張れカイジさん!ギガプラビート襲来! 188→350 ────────────────────────────────────────────────── とりあえず、個別ページ作るまでもないキャラの紹介でも。 鶴屋さん , -‐ r ─― 、 / / \ // ,=vシ== 、 ヽヽ ヽ // // ヽ ヽ ! l l 〃{ i{ {‐-、 ィ尢ハl i| | {仆 f ィ=ミ ィ≠ミ | | |ハムヘr;_j , jr;_リl |)l|! l `∧ r‐‐v li l l |l. ,' i ゝ、 ヽ ノ ィ'l l l ! / ,' l _} ‐匕!_ / ,'l l | /rt/ ィf< _ _ `/ /_j | l ノ |l/ ,' llニニ二ニ/ / >、| / / /. ├ ¬ー/ / // ヽ. / / / | ,/ /´,/ ヽ , イ / ∧ | fA./ //レ''´ \ 〃≠-、,.イ/ ∧ \,| / / ハ. \ 〈 { / / \__,jイ/ / / !`ヽ、 ≠、ヽ ヽ V / {  ̄i{}7 / イ i '´ / \ / //`个tト-イ/ / _/ i l/ 【鶴屋さん/設定:闇の決闘者/出典:涼宮ハルヒシリーズ】 基本データ 1.「ロンダーズファミリー」という組織に所属。 2.作中では【ライトニングトライコーン】を使用した。【シンクロバブーン】の予定だったのにどうしてこうなった。 3.この人、ハルヒシリーズの中では2番目に気に入ってます。 4.VSカイジ戦では【コアガジェオシリス】を使用。ほのぼのデュエルでした。 柏葉巴 / ヽ l ', ', / ∧ ', ', ! l l / i | ヽ lヽ ト、 ト、 l . l . l i i | i | i l X十|''ナT ノ .. | . | i i i ト、ヽ l |ハ } V |/二レ . . i . .| { .i ', Lレ-式 ! レ' 斗七示,イ i . . . .i . . . } ! i Y| V.示ミメ、 ヾじリ ノ i . . . / . . .N! ',ト、 ヽ ト! {イ弋り, " ・ !/ . . / . .. / Vヽヽ k ト、 ¨ . /! . . . / . . . / ! V!ゝゝ .ヽ. / | . . ./ ./i/ l . . . . .ト、 r フ | . .;イ / ! . . . | ヽ、 ,へ l ./ .|/ ', . .i . | (^ ' ヽ_,/ レ_|,ィ-、 ', . i . | 人 \ ヽ| / >、 ', . ト、! /、_ `ヽ } / / ̄ / 二ニ=、 V 〈 、  ̄ | /--// ヽ しヽ | / / / ', ( 人 ./ーー/ / } 【柏葉巴/設定:闇の決闘者/出典:Rozen Maiden】 基本データ 1.「ロンダーズファミリー」という組織に所属。 2.作中では【デッキ破壊】を使用した。 3.この笑顔のAAが「でも、それって根本的な解決に(ry」といっているようにしか見えなくなった。どうしよう。 橘京子 . ' ´  ̄ ` 、 / \. / \ `□ー 、 / ∧ □、 \. / / | ∧ '.ヽ ∧ / ハ. | ', ,r'j⌒ヽ! ∧ i. ∧ / i ,. +-、 |. ∧ ,厶';、│ | | ハ / | ヽ | N、 |ィf'でh,} ! j l. l '. //| ', .N \| ト、_ノハ/| ∧,′ ハ. |. /' l ∧ | ⌒ -' |/.ノ /| l |. ∨ `l '´ ⊂⊃ ,ノイfl,、 / .| | | ,⌒(ヽ. 、⊂⊃ ー---‐' `' /∨ | | | { Lフ人|> ..,___...、 h |∧ | ヽ_/ ヽ { __r/ /,.へ j/ ∨ |. / \_.. ' ´| |ノ く/ \ ∨ / \ / | | / / \ | / \ ' / 《∧》 ヽ / ー‐┬‐,─〈. |ll/ '、 '. ′ | / / {/ //\. ノ l.′ / .| 〈´ / / | i´ ∨ / 7 、__|__.ゝ-ヘ/ / ∧ l \ 【橘京子/設定:《水陸両用バグロス》の精霊/出典:涼宮ハルヒシリーズ】 基本データ 1.九曜が対裏ボス戦で使用した《水陸両用バグロス》の精霊。 2.橘の出番がこれっきりなのは寂しいので精霊にしてみたが、やはり空気。 3.【アンデッド族】でも使わせようかと思ってたが機会がない……。 谷口 _...,、ィ ..、、__ ヽ. / ´ ̄ ヽ \ `ヽ}.、、 / / \ } j! ! ム∠二ニ≧ヽ、 / ムイj 〈一≠≦イ/``//ヾ´"ヾハ ∨ | /´ 彡 { !{ } V〉 ノ/ イ ´ ̄ >〉、 ∠ ̄j′ }{ク`'′弋えヾ 弋ソ ' `ヾと ′ ヾヘ. ゝ ,′ j ヽ , --, / / l\ \  ̄ .イ ,.イ .l . . .l /ヽ,. ァ个 、. イ . . . l . . . .l/ 〉ヘ . .ヘヽ、、 、/ . . . 」二j '´イ / } } ヘ . . .\ ` .ー. .、、. /. . ./ノ -∠、ヽ'´\ノノj\!V. . .く、 . . . . . . ハ. ___」 . . .! . . . .|// ‐=ぃ.ヽ、 〈 .j l . . . . . .ゝ . .Y . . .i / . . . >ォ_,.ィ ´ / `¨ ∨ .! l . . . . ./ . . . .l . . . l __/ニ,.-1 | . . { __ノ . . . ヽ . . . . l, | | l . . . ./ . . . . . !. . . l / . . . .,.- ´ . . . ', ', . .ヾ .l . . . . . . . ヽ . . . l, | | .! . . /.i ̄ ̄!|. . . l ,/ . . / . . . . . . . . .ヽ ヽ -┘ . . . . . . . . . '.; . .l, .| |. .l . ./ . レ 个 イ!. . . l 【谷口/設定:ただの決闘者/出典:涼宮ハルヒシリーズ】 基本データ 1.「ロンダーズファミリー」という組織に所属。 2.作中ではライフ大量回復の後、黒薔薇でぶっぱしてグランエルを出す【グランエル∞】を使用。 3.アンティの結果グランエル∞(オリジナル)は失ったが、市販版も入れているので決闘には問題ない。 9a
https://w.atwiki.jp/zenjanrusaikyou/pages/16.html
【ランキング】 ヤチマ>スターストライダー=ラ=グース>世界獣>ティアマト=ブラフマー>ダークネス>時天空>FAMILY>ゲッターエンペラー=グレートアトラクター>神祖>ゲペルニッチ>来栖柾>オーバーデビル(スパロボZ)>《女帝》>ジ・エーデル・ベルナルwithカオス・レムレース>エドガーwithデモンベイン(軍神)>Mr.MXYZPTLK>ダリウス大帝=サノス>ランド・トラビスwithガンレオン=シビル>死神ももえ>アンチ・スパイラル>シモンwith天元突破グレンラガン=パイロン>ブロリー (銀河破壊の壁) >ハラキリ・セップク丸=ウルトラマン>SS4ゴジータ>真ゲッタードラゴン>ナイトウォッチ>ダーク・シュナイダー>孫悟空>ユティ>シェラオラネ>トン>ハヌマーン (惑星破壊の壁) >畏怖谷村の念>ベリアルの腕=アンティクトン>アヤネ>チャリオッツ・レクイエム>アルベドwith天の車>ドクター・メフィスト>姫>秋せつら>王>ゴルゴバトラー世=グレートガンバスター>兜甲児withドリルスペイザー>植木耕助=アンチゼーガ・マインディエ>キョウwithゼーガペイン・アルティール=トガwithゼーガペイン・アルティール>クトゥルー>魔獣ゼノン>ギルガメッシュ (光速戦闘の壁) >ハガル>コジコジ>キングゲイナー>アポロwithソーラーアクエリオン>アマテラス>緋勇龍麻>過王須>ユウキ・コスモwithイデオン>アポロwith神話型アクエリオン>オーバーデビル(アニメ)>ゲゲリウス>曙光>エルトリウム>左京良彦>ラヴォス>ルーシー>ダルシア卿=博麗霊夢>イド・ブランドル>グレンwithアクエリオンアルファ>凶津煉児=マックスwithVF-22S[青]>エンペランザ>ラッシュロッド=ジンバ (雷速戦闘の壁) >安藤まほろ>ミネルヴァ>ティトゥスwith皇餓>プロシュート>美里葵>キリエ・イグニスwithモルテ・アーシュラ>蔵女>ハクオロ>神郷慎>当真未亜>ミンシストル>シンシアルータ>セレネ>ドロス>豪鬼>アヌビス神>宮本不滅>ラバン・シュリュズベリィwithアンブロシウス (広範囲攻撃の壁) >天使(一話)=グラッスルグ・ブラックモア>暗黒騎士=シーブックwithガンダムF91>ハヤウェイ>速水厚子+芝村舞with士魂号復座型=熱気バサラwithファイヤーバルキリー>ネロ・カオス=ORT >刃蓮火=ブレイン級>プリーシア>愛染 理緒with青龍偃月刀>月宮真由>ゲンジマル>ハウエンクアwithアヴ・カムゥ>ケルビム兵>イースレイ>九曜 (範囲攻撃の壁) >ダルシア卿の飛行艇>オーカム卿の飛行艇>羽入>ビヨンド・ザ・グレイヴ=リューク>嵐山大三郎>九頭文治>ベア・ウォーケン>キバ>二ノ宮涼子>二ノ宮峻護>朱鷺宮神依>スターマリオG>クッパ=アインナッシュ>右足の魔獣>収獲獣>NO.37564>範馬勇次郎>ジョルノ・ジョバーナ>坂井悠二>赤夜萌香=白雪みぞれ>東郷永光>布椎闇己>ラッシュ>ゴードン>便所リキム>涼宮ハルヒ>ぼのぼの=Self-Reference ENGINE=ガイア=イデwithイデオン
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/64.html
プロローグ 「そろそろ通りかかります」 まるで噂話をするかのように声のトーンをおとし、橘がそう呟いた。 「あ、ほらほら。見えてきましたよ」 声のトーンを落としたままそう続けた。何を興奮しているのか先ほどより若干大きくなっている。 しかしまだ見えたといっても一人の女子学生が歩いていると確認できる程度で、こちらの声なんか聞こえる距離ではない。 この距離で聞こえるなら聖徳太子といい勝負ができそうだ。普通に声を出せばいいものを。 「いや、それは一概には言えないんじゃないかな。現在科学で証明されているだけでも人間には20以上もの感覚が存在するんだ。 僕たちがこうしている間にも日々科学は発達しているのだから、将来更に見つかる可能性は十分に残されていると言えるね。 それに一般的な五感だけでも聴覚以外に視覚というものがある。耳で聞こえなくても目で見て勘でなんとなく気づく人だっているってことさ。 僕にだって今のキミの憂鬱そうな気分くらいなら分かるからね」 声を押し殺すような独特な笑い方をしながら佐々木が語りかけてきた。 相変わらず小難しい話をしてくるな。悪いが俺の頭は認めたくはないが谷口より少し上くらいだぞ。 誤解のないように言うが学力なら、ということだ。 「お前とは中学の時から一緒だからな。それなりに付き合いもあったから分かるが」 佐々木とは週に2回ほどとはいえ一年ほど共に塾に行き帰りが一緒だったからな。 だが佐々木と俺の学力は昼寝をする前のうさぎとかめくらいのどうしようもない差があった。 だからてっきり俺たちはそれぞれの学力に合った高校に行くと思ったのだがなぜかこいつはここにいる。 もっと上のレベルを狙えただろうに北高にくるとは物好きなもんだ。 毎日ハイキングをして通学するような場所にあるってのによ。 「北高にも特進クラスがあるからね。とりあえず一年間は様子を見てからそっちにいくかどうか決めるよ。 それにあの通学路は中々健康的でいいじゃないか。運動部に入っていない僕たちにはちょうどいい運動さ。 キミと歩きながら色々話もできるし僕としてはとても有意義な通学路なんだよ」 そのおかげで毎日遅刻寸前で学校に通う羽目になってるんだがな。 それでもなんとか遅刻をしないのは母親に命ぜられ面白半分で起こしにくる我が妹と、 それをわざわざ待ち続ける佐々木のおかげといっても過言ではない。 しかし通学路に対する考え方だけでもつくづく頭の出来が違うと感じるね。 もし神様がいるなら一言くらい文句を言っても罰は当たらないんじゃないか? まぁ宗教に無縁な俺が語っても説得力が微塵もないわけだが。 俺がもし真剣に進学を考えるならそんな暇はないと断言してもいい。 頭のいい人間の考えることはよくわからん。 「それよりキミはそれなりの付き合いと言ったが、僕とキミとの一年間の思い出に関してどう認識してるんだい? 少なくとも僕にはそれ相応にキミとの思い出を育んだつもりだがね」 そう言いつつ少し皮肉交じりに微笑しながら、俺をからかうような目線を送っている。 それ相応の付き合いか。まぁ佐々木とは塾の行き来を1年ほど続けていたとはいえ、 他はクラスでの会話などありふれた内容が多くて特別何かあったわけでもないんだよな、俺が覚えている限りでは。 いつもなら他になにかあったかと思い出そうとするんだが生憎今はそんな場合ではない。 だがお前は紛れもなく中学校時代親しくした友人の一人には違いないさ。 そんなことを考えていると突然、あからさまに不機嫌な声色で会話に混じってきた。 「やっとお出ましか。全く無意味な時間をすごしていたようでならないな」 声だけではなくうんざりとした表情で藤原は言った。あまりの不快感からか唇まで大きく歪んでいる。 ただでさえ普段から無愛想なくせにこうなると更に忌々しい。 というか俺は別にお前について来いと頼んだわけじゃないんだぜ? お前のその顔を見ているとただでさえ気分が悪いのに更に悪化する。 「あんたに言われるまでもなくついていくつもりはさらさらなかったがこれも指令なんでな」 女子生徒の待ち伏せまで指令に入ってるとはご苦労なことだ。 未来でアイドルやら有名人やらになると決まっている女子生徒の情報を確保し金儲けでもするつもりなんだろうか。 もしそうならストーカーとして逮捕されちまえばいい。 「―――退屈」 そう一言ぽつんと九曜が言った。量の多い髪は強い風が吹いても少しもゆれることはない。 初対面のときから慣れたとはいえ、無機質な顔にガラス玉のような黒い瞳は未だに少し不気味だ。 九曜本人から聞いた話によるとここの時間の流れは元々いた場所よりかなり遅いらしい。 そのせいかいつもぼーっとしてたり眠そうに過ごしている。正直何を考えてるのかほとんどわからん。 まさか宇宙人ってのはこんな変なやつばっかりなんじゃないだろうな。こんなのはこいつだけと信じたいもんだ。 「何ぶつぶつ言ってるんですか?だんだん近づいてきてるんですからお静かに」 すこし怒気を含みながら橘が話を戻した。俺だって好きでこんなぶつぶつ言ってるわけじゃねぇよ。 「佐々木さんの…いや、世界を元に戻す第一歩なんですからしっかりしてください」 「俺はまだ一言も協力するとは言ってないぞ」 いつの間にそんな展開になっているんだ? 俺は佐々木の件さえなければこいつらと顔をあわせることすらなかったはずだ。 自分の進む先に待ち伏せされているのを知ってか知らずか女子生徒は足早に俺達の方に向かっていた。 遠くから見る限り普通の女子生徒にしか見えないのだが、橘の説明どおりならとんでもない存在だ。 だがこの頃の俺はまだ橘達の言うことを完全には信じちゃいなかった。 同時に自分の運命が変わり始めていることにも気づくことができなかったわけだが…。 桜の花はとっくに散り早くも夏の陽気を垣間見る5月の終わりの午後、 日が傾き始め俺達を赤く染め始めた頃のことである。俺達はある人物を待ち伏せていた。 その人物とは… 「あれが涼宮ハルヒさん。佐々木さんの力の所有者よ」 ―――多分、というか絶対と言い切ってもいいと思う。 今この説明だけではなぜこうなったのか…なんてのはほとんど分からないんじゃないだろうか。 説明口調は橘や佐々木のほうが得意だし俺としてもこいつらに任せたいのだが俺が語り手である以上俺がやらなくちゃならんようだ。 元々不向きなのは重々承知してるさ、だから多くは望まないで聞いて欲しい。 佐々木とキョンの驚愕プロローグ 佐々木とキョンの驚愕第1章-1 佐々木とキョンの驚愕第1章-2 佐々木とキョンの驚愕第1章-3
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5823.html
角膜に映しだされている光景を、俺は夢だと思いたかった ハルヒと朝比奈さんが …… 血まみれで伏しているというのは 一体どういう冗談だ…? 気付くと俺は二人の前にいた 考えるよりも先に体が動いてしまったらしい 「大丈夫かよ!?おい!?!しっかりしろ!!!!!」 「キョ…キョン…!!みくるちゃんが…!!みくるちゃんがあ!!!!」 「しゃべるな!!お前だってケガしてんだろ!!?」 「違う…!!あたしはケガなんてしてない!!…みくるちゃんが…あたしを…あたしをかばって…!!!!」 …… え? じゃあ、ハルヒの服にべったり付いているこの血は何だ? …… 全部…朝比奈さんの血…… …!? 「う…ぅ、ぅぅ……!」 悲痛な様で喘ぐ…彼女の姿がそこにあった 「朝比奈さん!!!!しっかりしてください!!!!…朝比奈さん!!!!」 「ょ…ょかった…すず…涼宮さんがぁぶ、無事で…!」 「朝比奈さん!!?」 「わた…し…やくにた…てたかな…ぁ…ぁ…!」 理解した 彼女は秒単位という時間の中で自らハルヒの盾となった あのとき奴の一番そばにいた…彼女は 『ねえキョン君…私って本当にみんなの役に立ってるのかな…?』 つい先ほどの彼女の言葉が頭でこだまする 朝比奈さん…あなたは…そこまで思い悩んでいたんですか…!? 「あ…あたしのせいだ…!!あたしがボーっとして動こうとしなかったからみくるちゃんが…!! あたしのせい…あたしのせいでみくるちゃんが…っ!!いやあああああああああああああ!!!!」 頭を抱え絶叫しだすハルヒ 「よせ!!ハル」 言いかけてやめた。ふと、気付いたからだ…俺の横へと立っている人物の存在に。 「あなたは涼宮ハルヒを連れ、ただちにこの場を立ち去るべき。周囲の急激な悪化により 彼女の精神は極限状態。これ以上の錯乱は彼女の自我そのものを崩壊させる。 神としての記憶を覚醒しかねない極めて危険な状況。」 長門… …… …!! 今の俺に長門の声は届かなかった 「長門…!!お前…!!」 気でも狂ったのか、俺は長門に掴みかかっていた。 「…銃で必死に迎撃してくれてた古泉と違って…お前は一体何をしていた!? お前なら…!!今の攻撃からみんなを守ることなど造作もなかったはずだろう!? …なぜそれをしなかった!?答えろよ長門ッ!!!!答え」 頬に鈍い痛みが走った 俺は古泉に殴られた 「てめえ…!何しやがる!?」 「あなたこそ…こんなときに何をやってるんです!?涼宮さんを連れてただちに逃げろと… 今長門さんに言われたばかりでしょう!?どうしてそれに従おうとしないんです!?」 「お前…!!!今にも死にそうな朝比奈さんは無視か!?それに長門は…!」 「おいおいおい、九曜さん。ちょっとやりすぎじゃ?死人がでそうな状況なんだが。」 「…関係のない人に重傷を負わせてしまったぶん多少の罪悪感はありますが…ま、仕方ないですね。 ある意味当然の報いですよ。なんせ、私たちは問答無用で先ほど殺られそうになったわけですから。」 「-----------身の程を-------------------------------知るべき」 炎上した隣家の方角から歩いてくる… 不快な言葉を発する三人組が… …… そして、俺はこいつらの顔を知っている 未来人藤原 超能力者橘京子 天蓋領域周防九曜 …藤原。やっぱりてめえらの仕業だったわけか…! 「…長門さんと同程度か、それ以上の力を有する周防九曜…。天蓋領域という名の化け物に 彼女は…長門さんは情報操作をかけられ、一切の身動きがとれない状態でした。」 !! 「それでも彼女は抑圧されてもなお、力を行使し被害を最小限にとどめました… 朝比奈さんを助けることが叶わなかったのは…彼女の力が不完全だったためです…。 もちろん、僕の力量不足でもありますがね…。逆に、その不完全な力さえもなければ今頃僕も、 そしてあなたもタダではいられなかったでしょう。最悪の場合死んでいたかもしれません。」 …ッ! …よくよく考えてみれば、長門や古泉が死に物狂いで頑張ってる中、俺は何をしていた?? 自分を守ることで精一杯だったじゃないか…!?いくらハルヒと朝比奈さんとに 距離があったとはいえ…、、、、そんな俺に、長門を批判できる資格なんかない…!!! 「長門…俺はお前にひどいことを…!本当に申し訳ない!この通りだ…!」 俺は長門に…誠意をもって謝罪した。 「…私が周防九曜に対し後れを取ったのは事実。だから、あなたが謝ることは何一つない。」 「しかし…!」 「私のことはどうでもいい。一刻も早く涼宮ハルヒを連れてここから立ち去るべき。」 …さっきも言われたな。頭に血が上ってたが、確かにそんな覚えがある。 …… ああ、わかってるさ。そうせねばならないほど窮した事態だってことは だが 「朝比奈さんはどうすんだ!!?重体の彼女を放置して、俺とハルヒだけ逃げろってのか!!?」 「…朝比奈みくるは、これから私が全力を尽くして治療にあたる。」 「!確かにお前にならそれが可能だな…だが、あいつらの相手はどうすんだ!? お前が治療に専念する間……、、!!まさか古泉一人に戦わせるつもりか!?無茶だ…! 相手にはあの天蓋領域だって」 「…幸か不幸か、涼宮さんの重度の乱心により…この場は閉鎖空間と化しつつあります。 となれば、僕も超能力者として…本来の力を存分に行使できるようになります。」 古泉… 「わかってんのか!?それでも1対3には変わりねーんだぞ!?」 「…涼宮さんにもしものことがあれば世界は終わりです。あなたもそれは十分承知のはず。」 「しかし…!」 「…以前ファミレスにてみんなと誓ったではありませんか。我々は協力して…みんなで涼宮さんを守る!…とね。」 …こいつは、自分の死を覚悟しているのか?仲間を守るために… …… 長門も同様にそうだろう。 朝比奈さんにしてもそうだ、命を擲ってでもハルヒを守ろうとした。 みんな覚悟を見せつけている 絶対に3人の覚悟は無駄にできない!!!!なら、俺にできることは一つ 「ハルヒ!来い!」 強引にでもハルヒの手を握り、連れて行こうとする俺。 「嫌!!放してよ!!!!放して!!!!みくるちゃんが!!!!! みくるちゃんがああああああああああああッ!!!!!!」 ハルヒもハルヒで相当つらいんだろう…気持ちはわかる。だが、今は我慢するんだ…! みんなの意志を…覚悟を…どうか酌みとってやってくれ!!! そして…みんな… どうか死なないでくれ!!!! 俺は3人に背を向け、ハルヒとともに走りだした。 「…はん、ようやくお喋りは終了か。じゃ、とっととそこをどいてもらおうか。計画に支障が出る。」 「その先にいるターゲットに私たちは用があるんで。早くしないと逃げられちゃいますしね。 それに、閉鎖空間と化したこの場で猛威を揮えるのは…決してあなただけではないってことも どうかお忘れずに。だって、私も同様に超能力者なんですから。」 「それくらい承知の上です。それでも、あなた方が何を言おうと僕はここを通しません…!」 「古泉一樹…朝比奈みくるの治癒がもう少しで終わる。 そのときまで、どうか耐えしのいでほしい。終わり次第、私も参戦させていただく。」 「それは頼もしいですね。ぜひともお願いします。」 …… 「一応忠告はしてあげたんですけど。じゃあ、仕方ありませんね。」 「結局こうなるのか。面倒なヤツらだ…。」 「---------邪魔」 「「はぁ…はぁ…はあ!」」 一体どれくらい走ったのだろうか…、俺たちはすでに息をきらしてしまっている。 行く宛てもなく…ただただ走り続けた。藤原たちから離れることだけを考え…ただただ走り続けた。 轟音爆音が鳴り響く 火の手が上がっている …俺たちが先ほどまでいた場所からだ。 …… ところで、俺にはさっきから妙な違和感がある。市街地を走りぬけていて気付いたのだが… 人一人歩いていない、というのはどういうわけだ?確かに、時刻は夜の10時をとうに過ぎてしまっている。 ゆえに、人通りが少ないのは理解できる。だが、人一人見当たらないのはどう考えたっておかしい。 …これも長門、ないしは周防九曜の情報操作に起因したものなのだろうか? それともさっき古泉が言っていたように、この世界が閉鎖空間と化しつつあるから…? っ! ふとハルヒの手が放れる。酷く塞ぎ込み、その場にしゃがみこむハルヒ。 「もう…あたし…、走れない…!」 「…そうだな…随分走ったし、ちょっと休憩するか。」 「…ねえキョン」 「何だ?」 「そもそもさ…何であたしたちこんな必死になって走ってんの…??」 「……」 「さっきまでさぁ…あたしたちお菓子とか食べながらみんなで騒いでたじゃないのよぉ…!? あれは一体何だったの!!?夢!?どうして…こんなことになってるの…!!?」 「……ハルヒ…」 「この状況は一体何よ!??家が吹き飛ぶわ、破片が飛び交うわ…そのせいでみくるちゃんが…!!」 …ハルヒの疲弊は、どうやら単なる息切れによるものだけではないらしい。 「ち、違う…!!あたし…あたしのせいでみくるちゃんが!!みくるちゃんを助けないと!!」 「落ち着け!!落ち着くんだハルヒ!!気持ちはわかる!!わかるから…どうか落ち着いてくれ!!」 「嫌ぁ…!放して…!みくるちゃんが…みくるちゃんがぁ…!!」 ……、 最悪の状況と言っていい。俺は…どうすりゃいいんだ? 極限状態なまでに錯乱した…今のハルヒに一体どんな声が届くってんだ…?仮にハルヒの立場だったとして、 今頃俺はどうしていただろうか?発狂していたのだろうか?だとして、そんな半狂乱な俺を… 俺はどうすれば救ってやれる??何をすれば救ってやれる!? その瞬間だった 「あ…、ああっ…、……」 卒倒するハルヒ …… …ハル…ヒ? 「ハルヒ!?おいしっかりしろ!!!!大丈夫か!!?ハル」 !? 何だこの揺れは…?地震…??規模こそ小さいが、一昨日見た夢を思い出さずにはいられなかった… …… …冗談がすぎるぜ…世界が滅ぶのは12月23日の段取りだったはず… 今日はまだ12月1日だぞ…!?今日で…終わるのか?何もかも…!? 「今のハルヒの失神は…、まさか!覚醒しちまったのか!?」 …何なんだこの展開は…??ここまで頑張ってきたのに…頑張ってきたってのに、 全部水の泡で終わるのか?そんな…そんなこと…ッ! しかし いくら威勢を張ったところで、もはやどうしようもないことには変わりない。 ここまで【絶望的】という言葉が似つかわしい状況もない。 …… とりあえず、地震は収まったようだが… 俺が放心状態であることに、変わりはなかった… 「た、大変!!涼宮さん…その様子だと、神としての記憶を取り戻してしまったんですね…!」 はて、この場には俺とハルヒしかいないはず。ついに俺も幻聴が聞こえるなまでに廃物と化してしまったか。 「ふう…あなた達のこと探したんですよ…って、キョン君聞こえてますか…?大丈夫ですか!?」 !! 「あ、あなたは…」 「よかった…あなたまでおかしくなってたら、それこそ終わりだったわ…!」 「朝比奈さん!!」 いつしかお会いした大人朝比奈さんが…俺の目の前に立っている。 光明が射すとはこういうことを言うのだろうか? 例えるならば WW2独ソ戦にて、モスクワ陥落を【冬将軍到来】により間一髪のところで防いだソ連。 池田屋事件にて、維新志士らにによる窮地を別動隊の【土方歳三ら】に助けられた近藤勇。 日露戦争にて、物資・国力ともに限界だったところを【敵国の革命運動】により難を逃れた日本。 関ヶ原の合戦にて、数による劣勢を【西軍小早川秀明の裏切り】により勝敗を決した徳川家康。 元寇にて、大陸独自の兵器や戦法で撹乱する元軍を【神風(暴風雨)】により撃退した鎌倉幕府。 キューバ危機にて、米ソによる核戦争を【ケネディ大統領の働き】で回避した当時の世界。 ワールシュタットの戦いにて、【オゴタイ=ハンの急死】により領土を守り切った全ヨーロッパ諸国。 2・26事件にて、不運にも義弟の【松尾伝蔵陸軍大佐の身代わり】で暗殺を逃れた岡田啓介首相。 1940年にて、【杉原千畝リトアニア領事によるビザ発行】でナチスによる迫害から逃れたユダヤ人。 クリミア戦争にて、【フローレンス・ナイチンゲールの必死の看護】により命を救われた負傷兵たち。 …挙げればキリがない。 それくらい、絶望的渦中にある今の俺からすれば…彼女の存在は例文の【】に値する。 「朝比奈さん…俺は…。俺は!どうすればいいんですか!!?」 彼女が今ここにいるということは、間違いなく何かしらの理由があるはず。そうでもなければ、 朝比奈さん小の上司でもある彼女が…自らこの時代へとやって来ることなどありえない。 だとすれば、彼女は知っているはずだ…俺が今何をすべきなのかを…! 「落ち着いてキョン君!まずは状況をしっかりと把握しましょう。それによってあなたの成すべき事も… 決まってくるわ。だから、涼宮さんがこうして倒れるまでの間一体何があったのか…私に話してほしいの。」 話す内容によって、彼女が俺に与える助言もまた違ってくるのだろうか。 俺は…事の一部始終を洗いざらい打ち明けた。 …… 「なるほど…つまり、あなた達は藤原君たちに追われていたのね?」 「はい…そのせいでこの時代に来ていた朝比奈さんが…重傷を負ってしまって…っ!!」 「…それは。さぞかし大変だったのでしょうね。」 「なぜ驚かないんです!?彼女が消えてしまえば、大人であるあなたも消えてしまうんですよ!?」 「そのくらい心得てるわ。でもね…逆に言えば、今大人である私が この場にいる…生きてるってことは、つまり彼女はまだ死んでないってことよ。」 ! 「そして、あなたと涼宮さんがここまで逃げてくるまで随分な時間が経過してる。 ともなれば、私だけでなく長門さんや古泉君も無事だってことが推測できるわね。」 「意味がよくわかりません…どうして長門や古泉までも無事だって言えるんです!?」 「考えてもみて。私は…自分で言うのもなんだけど、戦闘に関しては全くの素人。ゆえに、 殺されるのも容易いわ。万一私の傷が完治したとしても、その後無事でいられる可能性は極めて低い。」 「……?」 「つまり、長門さんや古泉君が死んで私が生きてる状況ってのは 常識的に考えて絶対にありえないのよ。 だってそうでしょう?彼らは私なんかより桁違いに強いんだから。まあ…逆は可能性として十分ありえるけどね。 私が死んで彼らが生きてるっていうのは…自分で言っててちょっと悲しいけど。」 なるほど、確かに理屈に当てはめて考えればそうなる。…実に的確な指摘だった。 「ありがとうございます朝比奈さん。3人が生きてるってことがわかって…俺、安心できました!」 「ふふ、さっきよりも落ち着きを取り戻したようで何よりね。状況の把握は大切に…ね。」 朝比奈さんはこれを見越して話してたってのか…?さすが大人の貫録だ。 「それで藤原君たちは…どんな様子だったの?」 「どんな様子って、俺たちを殺しにかかってきたとしか…。」 「一体誰を殺そうとしていたのかしらね、彼らは…」 「…?ハルヒを除く俺たち全員なんじゃないですか?それからハルヒを拉致でもして… おおかた記憶を覚醒させるつもりでもいたんでしょう。…結果として覚醒しちゃいましたけど…。」 「でも…彼らがあなたたちの殺害、ないしは涼宮ハルヒの拉致を明言したわけではなかったんでしょ?」 …… 彼女は彼らの目論見について、何か知っているのだろうか…? 「…キョン君、今あなたが言った推理は、おそらくはずれよ。」 …はずれ??どういうことだ? 「単に、あなたたちは成り行きで彼らの障壁となってしまっただけ。彼らからすれば、 初めからあなた達は眼中になかったわ。ましてや、殺害など論外ね。」 …?彼女の言っている意味がよくわからない。 「じゃあ、藤原たちの目的は他にあったってことですか??…それは何ですか!?」 「…混み合った話はまた後にしましょう。涼宮さんをこのまま放置したまま話し続けるのも…胸が痛むわ。」 …確かにそうだ。倒れてるハルヒをどうにかせねばなるまい。 「とりあえず、彼女を背負ってこっちに来てくれないかしら?いつまでもここが安全とは限らない。 閉鎖空間と化しつつある現状では先ほどの地震といい、何が起こったっておかしくないもの。」 朝比奈さんの言う通りだ。 …俺は彼女の言うことに素直に従い、ハルヒのもとへ駆け寄った。 「…ハルヒ、大丈夫か…??」 …… 返事がない…どうやら本当に気絶してしまっている。俺は連れていくべく…ハルヒの肩を担ごうとする。 その時だったか ? 背中が妙に熱い …… …何だこの不快感は? いや、不快なんてもんじゃない…これは 生物に 本来あってはいけないものだ 「う…!!あ!!!!が…ああ…っ!!!!!」 猛烈な激痛 混沌とする意識 一体 何が起こった 俺は 背中を手で 触ってみる …… 何だ このどす黒い 赤い液体は 意識が 朦朧とする 「キョン君…さっき私に聞いてましたよね?自分が今成すべき事を。それはね、 死ぬことよ。」 「冥土の土産に教えてあげる。藤原君たちの本当の狙いはね、私の抹殺よ。」 「まさか、涼宮ハルヒを昏睡状態に陥れた犯人が 私だったなんて想像もしなかったでしょ。」 俺 を 立って 見下ろす こいつは 誰? 「まさか、ここまで上手く事が運ぶなんてね。アハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!」 俺 を 見下し 笑う こいつは 誰? 意識が途絶えた …… ここはどこだ?辺りが真っ暗で何も見えない……そうか、あの世か。俺は死んじまったのか 2012年12月1日22時23分 俺は朝比奈みくるに刺殺された
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/2006.html
爽やかな日曜の朝。 いつもより少し日が高い。 俺は高校・大学を問題なく卒業し、そこそこ有名な企業に就職。 それから数年後に結婚し、研究職の妻と新居(といっても賃貸だが)で二人暮らし。 少し遅めの朝食。 まぁ、昨晩頑張りすぎたからな……何をかは聞かないでくれ。 普段の朝食はご飯なんだが今日はパン食。 俺はちょっと濃い目のブラック、妻はカフェ・ラテ。 妻は元々凝り性でわざわざサイフォン二台とフォームミルクのためのスチーマーを購入しやがった。 うまいコーヒーを入れたいと言って休みの日は近くの喫茶店で勉強しに通っているほどだ。 あいつがコーヒーを入れてる間、調理担当は俺である。 と言っても、ソーセージをボイルし、温野菜を蒸して、スクランブルエッグを作り、パンを焼くだけ。 簡単である。 さて、そろそろ全部仕上がるのだが…… 「おい、こっちはもうすぐ出来上がるぞ」 「ああ、僕のはもうちょっとで出来上がるよ。 君の分はもう出来たから飲みながら待っててくれ」 妻は俺と居る時だけ昔と同じ喋り方をする。 こっちもそのほうが気が楽でいい。 ん、これで最後の盛り付けも終わり、と。 それにしても…… 「……」モグモグ 「――」モグモグ 「なんでお前らがいるの? なんで出来たそばから食べてるの?」 「……一度にムグ、色々聞かれてもモグモグゴクン、答えられない。 それに今は食事中」 「――食事中の――おしゃべりは――ダメ。 ――行儀が ――悪い」 「ああ、そうね、ごめんなさいねって馬鹿。 よーし、長門に九曜、二人共そこに直れ」 「くっくっ、キョン、朝倉さんも喜緑さんも昨日からいないらしい。 それで遊びに来たんだってさ」 「は? なんで調理担当が二人揃っていないんだ?」 「……眉毛はツインテールと一緒に某バンドのコンサート」 「――ワカメは――未来から遊びに来た乳牛と――にょろ~んと一緒に――温泉旅行」 「呼び方は突っ込まんぞ。 で、お前らは置いていかれたわけね。 ハルヒは確か……」 「古泉くん・森さんと一緒に社内研修で欧州だっけ。 そして残った近所の友人は僕らだけだった、という訳か」 「はぁ~……やれやれ、しょうがねぇなあ。 足りないだろ? ほかに何か作ってやるよ」 「……大好き」 「――愛人に――なる?」 「へぇ……二人共そういう事言うようになったんだ」ニコッ 「」 「」 ふーん、気で景色が歪むって本当にあるんだなー そしてこの日、俺はこの上なく素晴らしい土下座を二つも見ることができた
https://w.atwiki.jp/1549/pages/11.html
参加メンバー紹介 ローゼンメイデン メンバー名 備考 水銀燈 翠星石 ◆PvAllLU/Ow 翠星石(名無し) 蒼星石 らき☆すた メンバー名 備考 泉こなた ◆KonaTvFenA 活動休止中 ◆KoN.cFXui6 ◆konataiMts 活動休止中 深夜こなた 和泉此方◆WASSENfFuk 柊かがみ ◆KaG.cjzMOM のがみん ノーマッド ◆dEkmb/dEGA 引退 柊つかさ ◆TsuH.zU47w 一スレを続行お絵描きつかさ 柊つかさ(名無し) 高良みゆき ◆MIYUKI63o6 日下部みさお 操◆misao./IDw ◆misao.Og16 活動休止中 黒井ななこ ◆Nanako/KzU 小神あきら 小神あきら(名無し) 白石みのる ◆SiR.c5PTHA 泉かがみ こなた+かがみ 柊こなた かがみ+こなた 涼宮ハルヒシリーズ メンバー名 備考 キョン ◆KYON//MRx6 Xmas2007,2008 変なキョン(名無し) 涼宮ハルヒ 名無し Xmas2007,2008 長門有希 長門有希(名無し) ◆YUKI.NOU26 Xmas2007,2008 ◆K.H.N/X4hw きまぐれ変な長門 朝比奈みくる ◆MIKURU/kA2 Xmas2007,2008 引退 ◆MIKURU/LCI (本人には未確認) 古泉一樹 ◆ItsukiLIAg 引退 ◆0I8/EfgbnE Xmas2007 ◆ITUKI/vvjM Xmas2008 鶴屋さん 鶴屋さん(名無し) ◆wn/6IqHKBc Xmas2007 ◆TURUYA5TBQ Xmas2008 朝倉涼子 朝倉涼子(名無し) Xmas2007 佐々木 ◆SASAKIIcjg ◆SASAKI\jko 橘京子 ◆KYOKO/6s1M 藤原 周防九曜 ◆9YOUyR1ybU ◆KUYO\e2KjA みなみけ メンバー名 備考 南千秋 南夏奈 保坂 ガンダム00 メンバー名 備考 刹那・F・セイエイ ◆PvAllLU/Ow 翠星石代理 ロックオン・ストラトス ガンダム全レス限定 ハヤテのごとく! メンバー名 備考 綾崎ハヤテ サビスケ ◆SabisukEOA 銀魂 メンバー名 備考 坂田銀時 ◆GinsanDa6Q 活動休止 苺ましまろ メンバー名 備考 伊藤伸恵 名無し その他 メンバー名 備考 明野美星 気まぐれにいろいろ ふーこ◆Fuuko/taCA キャラリストは名前から トリップの「/」「\」は本来の表記は半角の「/」である。システム上、全角或いはバックスラッシュで表記している。 メンバー名や作品名は順不同。 リンクになっていないものは、基本的に本人が記載したものではない。本人からの記載解除依頼があれば、出来る限り迅速に応じます。 他に登録してほしい、もしくは削除して欲しい方がいたらここにひとことお願いします。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/39920/1201690889/
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2589.html
※この作品は作者が脳内妄想して書いたものです。谷川氏のものとは別物ということを踏まえて読んでください。 第4章 α-7 次の日。 数学の時間に行われたテストは、ハルヒに厳選された問題を少しばかりかじったお陰で危うい点数ではないはずだ。谷口は知らん。 放課後、いつも通りの部室で古泉が新しく持ち寄ってきた連珠とやらをやっていると、コンコンと扉を叩く音がした。 「はぁい」 パタパタとメイド姿の朝比奈さんが扉を開けると、 「あ」 目をぱちくりさせて言葉を失っている。 「これはこれは」 と、古泉は微笑と苦笑の入り混じった顔でアゴをさする。 「ああの、涼宮さん」 「どうしたの?」 ハルヒが廊下へ出る。この位置からじゃなにも見えないので俺も立ち上がってハルヒと朝比奈さんの間からのぞく。そこには。 五人の一年生徒がいた。男が四人、女が一人。 ちなみに、その唯一の女子生徒は俺が昨日品定めの最中に注目していた娘だった。 「あら、昨日より減った?まぁいいわ。とにかく入りなさい。少ないほうがやり易いし」 ぞろぞろと部室へ入る五人。昨日の電波演説を聴いてもなお来るなんて正気かこいつら。ていうかやり易いって例の入団試験か? 「そ。というわけだから、あんたたちにはこれからSOS団入団筆記試験を受けてもらうわ!」 圧倒されている一年生に向かって声高らかに宣言し、ハルヒはプリンターから吐き出された、現団員の誰も内容の知らないプリントを素早く取り、叩きつけるように長机に置いた。 「じゃ、ここ座って。みくるちゃん、お茶出してあげて」 「は、はい」 萎縮気味の一年生たちの向かい側にどかりと腰掛けたハルヒは、 「制限時間は50分。頑張ってあたしの期待に応えてちょうだい」 そう言って手にしたストップウォッチのタイマーを始動させた。「試験官」と書かれた腕章をつけたハルヒの顔が、どこか嬉々としているのは気のせいでもなんでもなく、その通りの心情なのだろう。 「そうですね。春休み最終日の閉鎖空間は杞憂だったのかもしれません」 ニキビ治療薬のおまえが言うんだからそうなんだろうよ。 「その例えはミステイクだったかもしれませんね」 古泉は微笑みを絶やさずにそう言った。 朝比奈さんは十人分のお茶を配り終えるとパイプ椅子に座って一年生たちをながめている様子で、俺と古泉はこれ以上余計なプレッシャーをかけるのもアレなので、連珠を再開させた。目の前でハルヒが見ているだけで重力の三倍は肩が重いだろうに。もちろん、長門は部屋の隅で静寂を体現させつつ、ハードカバーのページをめくっていた。 β-7 ハルヒを先頭に慌ただしく部室を後にした俺たちは、校門のところで意外な人物に会った。 「おおっ、本当に来たよっ」 なにやら驚いているのは鶴屋さんだった。 「どうしたんですか?」 「うん、キョンくん。キミにこれを渡しておこう」 まるで繁栄を極めた一国の王のような口調で四角に畳まれたハンカチを渡してくれた。 これは――― 「じゃあそれだけだからねっ。急いでるみたいだし、お姉さんはこれで退散するっさ」 と言って木枯らしのように走り去って行った。俺たちがしばしキョトンとしていると、 「なんだったのかしら・・・そんなことより、早く行きましょ!」 俺はハルヒが再び走り出すのを見てハンカチをポケットに突っ込み、それに続いた。 赤信号に引っ掛かってハルヒがイライラしている間、古泉が話しかけてきた。 「先ほどのハンカチはまず間違いなく、この騒動に一枚噛んでくるでしょう」 だろうな。 「ですが疑問なのは、なぜそのようなものを鶴屋さんが所持していたのか、そしてなぜそれをあなたに渡したのか、です」 おまえにわからんことが俺にわかるかよ。 信号が青に変わる。 古泉はフッと嘲るように笑い、 「そうとは限らないかもしれません」 と言った。ハルヒは朝比奈さんを抱えてすでに走り出していた。 古泉にわからないことは俺にもわからない。 それはヤツの言う通りそうとは限らない。実は、俺にはあのハンカチの正体がわかっているのだ。ハンカチを渡されたとき、明らかにそれの質量とは違った重みを感じていた。 畳んだハンカチに入る大きさでこの重さ。鶴屋さんが持っていたもの。間違いない。 ―――あのオーパーツだ。 α-8 その日は入団テストが実施されただけで、長門の合図とともに、 「じゃあ、今日は解散っ!」 ハルヒの号令で幕を閉じた。一年生たちはテスト終了後すぐに帰宅している。結局テストってどんな感じなんだ? 「秘密よ、ひ・み・つ」 そう言ってハルヒは答案用紙を回収してさっさと帰ってしまった。なんでそこまで隠すんだ。 「涼宮さんにだってプライベートなことはありますよ」 風力発電以上に無害なニヤケ面をした古泉が言う。一年生には見せてもいいプライベートってどんなことだ。 さぁ、どうでしょう?とでも言いたげな顔で古泉は両腕を広げた。 ・・・どうでもいいか。俺も帰って飯食って寝ちまおう。 こうして残された四人は帰路についた。 翌日。 三時限まで安泰に過ごし、四時限目に数学の答案が返却されて昼休みをむかえる。点数は・・・まぁ悪くはないな。少なくとも谷口よりは。 「たく、なんでおめーはそんな点いいんだよ」 嘆く谷口。努力の賜物だよ、谷口くん。 「でも昨日涼宮さんに教科書開いてなんか指摘されてたよね」 「涼宮ぁ?」 ああ、国木田。余計なことはいわんでくれ。 「俺もあいつに教わるっきゃねーかなー」 「朝倉さんがいればよかったのにね」 きっと、いや絶対に何気無くそう言ったのだろうが、俺には不自然に反応するだけの要素は十分にあった。 「どうしたんだい、キョン。箸が止まってるよ」 「あ、あぁ・・・」 朝倉涼子。表向きはカナダへ引っ越したことになっているが、実際は俺を殺そうとして失敗し、長門によって情報連結を解除された急進派インターフェース。 あれも去年の今頃だっただろうか。 五限、六限を睡魔のなすがままに過ごし、放課後。文芸部室。 俺がやって来たときには、ハルヒを除いた正式メンバー三人がすでにいつも通りの構図を描いていた。 「ハルヒは?」 「まだ来てないみたいです」 朝比奈さんがお茶を淹れつつ応える。 「そのうち来られるでしょう。それよりお相手願いたいのですが」 懲りねえな、昨日散々だったじゃねえか。とは言ったものの、最終的には相手する俺。 「ありがとうございます」 朝比奈さんの淹れた砂漠のオアシスをも超越するお茶をすすり、窓の外を眺める。 うむ。今日も平和だ。 こんな日はこう思っちまうのさ。 こんなモラトリアムで気楽な日々が続けばいい、とな。 しばらく各々の好きなことを過ごしていたが、ふと思いつく。 そういや、あの一年生たちの名前ってなんだろうな。 「僕もいちいち記憶していませんので名前はわかりかねますね」 団長机に目をやる。プリントが五枚置いてあるな。どうやらハルヒは昼休みにここで採点でもしていたようだ。 あれだけハルヒが隠していたものなので多少の罪悪感を感じつつ、名前くらいは知ってないと呼称に困るからな、と内心で天使と悪魔を対抗させ、プリントに目を通す。古泉と朝比奈さんも後ろからのぞいている。 一人目、二人目・・・と見ていき五人目。そこの名前蘭には可愛らしい、見覚えのある字体でこう書かれていた。 朝比奈みちる、と。 β-8 長門のマンションにレーザーポインタの照準を合わせ、そこへ目がけて撃ち出された弾丸のごとく到着した俺たちは、スピードを緩めることなく自動ドアへ突っ込もうとしたそのとき。 自動ドアが開き、二人の男女が現れた。 「あら、こんにちは」 こいつが朝比奈さんを誘拐した犯人です、と告げなければ気づく事のできない無垢な笑顔で挨拶したのは橘京子だった。もちろん、そいつの隣で苦虫を噛んだような表情をしている男は未来人藤原。 「長門はどうした」 俺は怒りの炎を奥底で煮えたぎらせつつ、あえて冷淡に尋ねた。そんな俺の様子にハルヒは首をかしげていが、説明は後回しだ。 「そんな怖い顔しないでよ。あたしたちは別にあなたたちに危害を加えようとしてるんじゃないんですから」 じゃあなんでこんなところにいやがる。精一杯威嚇して言ったのだが、 「それも、あなたたちにはわからないことです」 ひまわりのような笑顔で返された。どういう意味だ? 「キョン!こんなところで時間を潰してるヒマはないの。早く有希の部屋へ行くわよ!」 ハルヒが俺を引っ張る。 「そいつの言う通りだ。せいぜい、哀れな人形を演じてこい」 古泉が俺の後ろにいなけりゃ、藤原の左頬に思い切り右フックを見舞ってやるところだった。 「抑えてください。現段階では彼らと争うよりも、長門さんの救出が先決です」 わかってる。 こうして俺たちはすれ違い、マンションへ入った。 エレベーターで七階へ昇り、708号室前に来た。 おそらくこの部屋には天蓋領域、周防九曜が待ち構えているだろう。 玄関ドアを開け、室内へ上がる。 「有希ー?いるんでしょ?」 ハルヒが叫ぶ。が、その声は壁に跳ね返されて室内に響くだけだった。誰もいないのだろうか。 俺は畳の部屋のふすまを開けた。 そこには、和式の布団に顔だけ出し目を閉じた状態の長門がいた。 「長門!」 と叫んで近寄ろうとした刹那。 俺は吹き飛ばされ、フローリングの床の上で転がっていた。 「キョン!?」 ハルヒが振り向く。 何だ、何が起きた?脳が疑問を提示するより早く、俺の網膜には薄青いバリアのようなものの向こう側にたたずむ周防九曜と――― 不敵に微笑む佐々木が映し出された。 「佐々木・・・」 和室のふすまの形に沿って張られたバリアを抜けて、佐々木がゆっくりとこちらへ来る。 その右手にまがまがしいナイフを持って。 「なんの冗談だ佐々木!」 だが佐々木はなにも応答しない。仕方なく立ち上がって古泉たちに助けを求めようとしたが、俺と佐々木、そして九曜以外誰もいない。それどころか、部屋の壁に幾何学記号が浮かび上がって婉曲し、ねじれている。これはまさか。 「キョン、もう無駄な抵抗はよそう。この空間は彼女の管理下にあるらしい」 やっと佐々木がサイレントを解いたが、今度は俺の体が動かなくなった。ありかよ、反則だ。 「いくらコピーとはいえ・・・抵抗するキミを殺したくはないんだ」 そう言って勢いよく走ってくる。今回は長門はいない。終わった。 ナイフが腹まで数センチと迫ったとき――― ―――コピー? ナイフが刺さる。 第5章へ
https://w.atwiki.jp/shinmegamitensei1/pages/630.html
トップ|基礎知識|悪魔合体|悪魔|魔法・特技|アイテム|マップ|攻略|その他 東京タワー マップ|宝箱|出現悪魔 マップ 45F 30F 上へ 宝箱 No. 場所 名称 No. 場所 名称 1 45F 九曜紋の根付(GAMEBOY ADVANCE版) 上へ 出現悪魔 〔30F〕 属性1 属性2 種族 名前 LV HP MP 魔法・特技1 魔法・特技2 魔法・特技3 相性 NEUTRAL LAW 地霊 ドワーフ 26 165 65 ラクカジャ ハンマ 会心 地の魔(衝撃・魔力・万能が効く) NEUTRAL LAW 地霊 ブッカブー 19 105 48 ブフーラ マハーブフ ラクカジャ 地の魔(衝撃・魔力・万能が効く) NEUTRAL LAW 地霊 ノッカー 4 28 25 ザン シバブー タルカジャ 地の魔(衝撃・魔力・万能が効く) NEUTRAL LAW メシア教徒 メイガス 37 305 198 ジオンガ ディアラマ リムドーラ 人間亜人(ガン・電撃に弱い) NEUTRAL LAW メシア教徒 きょうしんしゃ 18 81 35 メディア - - 人間亜人(ガン・電撃に弱い) 〔45F〕 属性1 属性2 種族 名前 LV HP MP 魔法・特技1 魔法・特技2 魔法・特技3 相性 NEUTRAL CHAOS 鬼女 スキュラ 49 560 110 巻きつき ディアラマ 水の壁 水の魔(電撃反射) NEUTRAL LAW 妖魔 キンナラ 55 525 161 マハラギオン スクカジャ ラクカジャ 炎の魔(氷結に弱い、火炎吸収) NEUTRAL CHAOS 堕天使 アバドン 60 666 292 ファイアブレス アイスブレス 毒ガスブレス 死の魔(魔法に強い、呪殺反射) NEUTRAL CHAOS 堕天使 デカラビア 42 460 195 マハザンマ テトラカーン テトラジャ 電気弱(電撃に弱い) NEUTRAL NEUTRAL 魔獣 ケルベロス 43 420 56 噛みつき ファイアブレス サマリカーム 肉体火炎(氷結に弱い、火炎反射) NEUTRAL CHAOS 妖鬼 シュテンドウジ 49 512 128 タルカジャ ラクカジャ 暴れまわり 魔人(全体的に強い、破魔無効) NEUTRAL CHAOS 妖鬼 イバラギドウジ 38 377 98 ドルミナー マカジャマ ラクンダ 魔人(全体的に強い、破魔無効) NEUTRAL LAW メシア教徒 スキャナー 53 510 290 ザンマ マハザンマ リカームドラ 魔人(全体的に強い、破魔無効) NEUTRAL CHAOS ガイア教徒 やみほうし 52 502 320 マハザンマ ラクカジャ マカトランダ 魔人(全体的に強い、破魔無効) DARK LAW 邪神 ミシャグジさま 44 505 212 ジオンガ マハジオンガ ムド ボス0(神経・緊縛に強い) DARK NEUTRAL 妖獣 タマモ 44 499 54 ハピルマ マリンカリン タルンダ 対剣(剣反射) DARK LAW 邪鬼 サイクロプス 51 500 31 守る 暴れまわり マハジオ 人間亜人(ガン・電撃に弱い) DARK CHAOS 幽鬼 おしち 7 39 29 プリンパ アギラオ - 精神体(ガン・神経・呪殺無効) DARK LAW マシン T95D 32 180 0 仲間呼び - - マシン(電撃に弱い) 上へ