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卒業研究2中間発表会 教員評価一覧 藤垣 精神科領域の疾患が本当に増えているのか。診断科基準の影響はどのくらいなのか 社会的偏見という外からの圧力と学内の内的状況(心身医学の境界ひき、診断基準の変化)とのせめぎあいをどう記述するか どこまで境界領域の問題として一般科できるのか インタビューの焦点をどこにおくか 教育カリキュラムから見えて来ることの追加 植田 データや資料を良く調べていると思いました。研究の根本的な問題(research issue)を明確にし、かつデータの解釈のあいまいさを低減させると、よりよい研究になると思います。 丹羽 大変面白い内容を多く含んでいます。何に(どこに)研究の焦点を絞るか、そして、そのために、今後何を調べたら良いのか確認するとよいと思います。 松尾 面白いテーマである。心療内科と精神科の境界領域がどう変化して来たかを検証することを目的としているが、さらにその理由にも考えを及ばせて欲しい。患者からのニーズ、社会からのニーズがあったのか?自分達の仮説をたて、それを証明する方向でのデータ集めが望まれる。 土井 議論でも出ましたが、最終的にどこを狙って明らかにするかだと思います。学問的な動向(学会誌)と診療の実態(受診者数)は同列には比較できないでしょう。また大学病院の実態を調査して全体を把握したと考える事にも、違和感があります。もし余裕があれば、精神科側の視点も入れられると良いなと思いました。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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こんばんはっす エムケです。 明日で中間テスト最終日です!!! てかなんでテスト期間中にパソコンしてんねんw まぁ明日が最終日なんで全力を出し切ってきます!!! 次は12月の期末テストやね。
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ジョエル・ホイットンによる中間生の発見 マイケル・ニュートンが考える中間生 中間生と臨死体験との類似性 退行催眠によらない中間生記憶 中間生(中間世)記憶(Life-Between-Life Memories)は幕間記憶などとも言われ、前世、過去生での死から生まれ変わるまでの間のあの世での記憶を指す。古代チベット人は、生と生との間の中間状態を島と島とを隔てる空間を表すバルド(仏教用語では中有)という言葉で言い表している。 ジョエル・ホイットンによる中間生の発見 退行催眠を用いて、数多くの被験者から過去生を調査したジョエル・ホイットンが、偶然に中間生の存在を発見したのは、ポーラ・コンシディンという42歳の女性に退行催眠を行っている時であった。ポーラが、1822年にアメリカのメリーランド州の農場で生まれ、若くして農家の階段から転落死した「マーサ・ペイン」という名の娘であった過去生を回想している時、ホイットンは、「あなたがマーサになる前の人物に戻ってください」と指示するべきところを「あなたがマーサになる前に戻ってください」と指示した。間違った指示を受けたポーラとのやりとりを次のように記している。 「私は……生まれるのを……待っています。母のすることを……見ているところです……。」 「お母さんは、どこにいるのですか。」 「母は……ポンプの所で……バケツに水を入れています……とても大変そう……。」 「なぜ、大変なのですか。」 「私の身体の重みで……おなかに気をつけてと母に言ってあげたい……母体のためにも、私のためにも……。」 「あなたの名前は?」 「名は……まだ、ありません……。」(*1) その後、ホイットンは、30人以上の被験者に付き添い、何年がかりかで時間と空間のない領域である中間生へ彼らを連れて行ったという。その体験は筆舌に尽くしがたい強烈なもので、至福な状態であると言われ、ホイットンはその存在状態を超意識(Metaconsciousness)と名付けている。超意識の状態は、夢や体外離脱体験、前世の再体験などの変性意識状態とも異なり、存在の本質と同化し、自分のアイデンティティーを放棄し、永遠のオーバーソウル(大霊)、宇宙と一体となり、果てしなく広がる雲の中の一片の雲になる事と表現している。生と生の狭間では自分が何者かを悟るためには考える事から始めなければならず、ルネ・デカルトの格言「我思う、故に我あり(Cogito, ergo sum)」が一番当てはまるのは中間生の状態であるとも指摘している。 また、ホイットンの被験者は中間生において「裁判官たち」(指導役の魂)の存在を裏づけており、彼らに出会い来世のための「カルマの台本」を書く体験などが前世療法に於いて治療上有意義だと分かっているという。このような中間生、超意識の体験を通じ、被験者はなぜ現在このような環境にいるのかを広大無辺の背景から知るに至るようである。このように、この世の環境を選ぶのは私達自身であるといった考えは、子どもが家庭環境や社会といったものを自ら選ぶという点で一部の胎内記憶などにも共通していると言えるが、ホイットンによれば、中間生から客観的に見れば、どのような体験も不条理でも偶然でもなく、宇宙という教室の授業の一齣に過ぎないという。 マイケル・ニュートンが考える中間生 催眠療法士のマイケル・ニュートンは、中間生をホームやスピリットの世界などと呼んでおり、催眠下の被験者は「生」と「生」の間に起こる事、スピリットの世界について詳しく語っている。ニュートンによれば、スピリットの世界で、ガイドやソウルメイトの影響は大きく、まずそれらの存在に連れられ、その後、癒しの空間で霊的な環境に適応するための指導を自分のガイドから受けるという(なお、ここで中間生の構成要素を場所や空間に準えているが、実際は非物質的な宇宙である)。 そして、スピリットの世界を離れ、この世に再び旅立たなければならない時がやってくるのだといい、二度とこの世に戻りたくないと感じる魂も少なくないという(*2)。また、生の選択について、ニュートンは、魂は本来の生の自分の死について私達とは違った見方をすると言い、突然の病気で急死したり、誰かに殺されたり、災害や事故などで不慮の死を遂げる肉体も、基本的には予め、自分の意志で選んでいるのだという(*3)。このように、この世での不条理な体験も自ら予め選択しているという考えは、前述のホイットンの結論とも一致していると言える。さらに、魂が新しい人生と肉体から派生する身体的・心理的な問題について、ガイドや仲間たちとの相談し終えると、転生の判断が下され、再誕生の瞬間について被験者は、長く暗いチューブの中を滑り落ちて母親の胎内に居る事に気が付いたと述べており、ニュートンは死後に魂が通るトンネルのようなものと同じ通路かもしれないと指摘している。(*4) 中間生と臨死体験との類似性 退行催眠で想起した過去生が本物であるかといった事には議論の余地もあり、退行催眠によって誘発された過去生での死の体験を実際の死や臨死体験などと同一視することには慎重であるべきだと言えるが、見方によっては両者には類似点もあるといった事が指摘されている。稲垣勝巳も退行催眠において発見された現象は、体外離脱体験や臨死体験と呼ばれ、死後の世界を垣間見たり「守護的存在」と出会ったとされる一般の人の数多くの体験とも軌を一にする現象だと考える事ができるのではないかと指摘しているし(*5)、前出のジョエル・ホイットンも被験者が中間生に入る際に、波のように押し寄せる恍惚感やこの世のものとは思えない慈悲の光に迎えられるなど臨死体験談と類似した話を始める事を述べている。他にも暗いトンネルのような空間に入る体験についても、ホイットンの被験者達は下の方に横たわっている自分の身体を見てから、長い円筒形の通路を通って急激に引っ張られていった、と繰り返し述べている事を報告している。また、中間生において、「裁判官たち」(指導役の魂)は、これまでの一生を回想させてくれるといい、魂の眼前には一瞬のうちに展開するパノラマのようなフラッシュ・バックがつきつけられるというが、これも臨死体験における人生回顧と共通している。さらに、ホイットンは中間生においては、時間の経過や三次元的感覚がすっかり欠落し、理論も秩序も時の経過もなく全ては同時に起きると言い、このような証言は臨死体験における無時間性にも通じる部分がある。 過去生退行催眠療法の第一人者であるブライアン・ワイスも、退行催眠によってキャサリンという女性が経験した過去生で、死に対する考えが転生の度に全く違っているにも関わらず、彼女の死の体験は同じであり、死の瞬間前後に意識体が体から離れ、素晴らしいエネルギーに満ちた光の方へ引き寄せられていき誰かが助けに来てくれるのを待っているというプロセスを経ていることを述べている(*6)。キャサリンは、エリザベス・キューブラー=ロスやレイモンド・ムーディの臨死体験研究の本を一冊も読んだことがなかったようであるが、それらにも通じている。また、ワイスは過去生への退行催眠と臨死体験の体験後に生じる人生観やものの見方の変化も非常に類似していると指摘しており、意識を広げ、霊性を高め、物に対する捉われから解放され、一層愛情深くなるといった事から退行催眠と臨死体験には殆ど同じ効果があるとも述べている。(*7) マイケル・ニュートンも催眠で過去生へと退行する初期のステージで、被験者が精神的に通過する過去の死の描写は、臨死体験者の報告と一致していると述べている(*8)。ニュートンは被験者たちが過去生での死の瞬間に魂が肉体から離れ、トンネルを通過し光が見えてくるという証言の多くを紹介している。(*9) また、大門正幸は、退行催眠によって過去生を体験し、その過去生での死を擬似的に体験する事ができるといった事を述べている。そして、退行催眠による死の体験が臨死体験と同様に甘美なものであるといった指摘もあり、『なぜ人は生まれ、そして死ぬのか』のエピローグで大門は退行催眠で過去生での死の場面に誘導された際、「どんどん上に上っていった私をまぶしい光が迎えに来てくれています」と述べている。そして、眩しい光と一体となり、幸福感に満たされ、全ての存在と繋がり、全ては愛であるといった事も述べている。この事は、臨死体験者が臨死体験の核となっている光の世界の特徴として、全てのものが分離できない仕方で一つになっており、他者と自分を受け入れ互いを愛し合う事の大切さを学んだと述べている事と一致していると言える。さらに、大門は前世療法時の死の体験と臨死体験の類似性について、臨死体験尺度と改訂版人生変化目録という2つの尺度を用いて確認している(*10)。そして、認知的側面、現象的側面において前世療法時の死の体験は臨死体験と十分類似していると言う事が出来ると結論付けている。また、前世療法での死の体験での改訂版人生変化目録の全体的な数値からは、臨死体験と同等かそれ以上に前世療法時の体験が人生観に影響を及ぼす事が分かっている。 退行催眠によらない中間生記憶 石井登は、『臨死体験研究読本』を書いた時に、学問的に信頼の得られる裏付けという視点から、臨死体験者が出会うものと類似した光の存在に出会う場面を含む退行催眠の中の事例を引用する事が躊躇われたと述べている(*11)。そして、イアン・スティーヴンソンらの研究と相互補完的に大きな意味を持っていく可能性を示唆しているが、今日では、スティーヴンソンとその後継であるジム・タッカーが退行催眠によらず、前世の人格が死んでから現世で生まれ変わるまでの出来事を語る子どもも少なからずいたことを報告している。このような記憶は、広い意味での胎内記憶の一種として位置付けられる事もあり(*12)、前世の人格の葬儀について述べたり、現世で生まれ変わるまでに実際に起こった出来事を正確に語ったりした子どももいたようである。ジム・タッカー『転生した子どもたち』の中で、紹介されている祖父としての前世の記憶を持つウィリアムという少年は、死後にどんどん上に昇っていき、天国では神と対面し、動物達の姿も見たと述べている。また、ジム・タッカーは、このようにあの世の記憶を語る子どもの割合は、前世の人格が変死や突然死を遂げている場合より、自然死を遂げている場合の方がやや高いことも指摘している。さらに、タッカーは臨死体験の普遍的な特徴は中間生の描写に一致し、類似点は中間生記憶や臨死体験は死後の生についての報告の一部と考える必要がある事を示しているという事や、死に近づいた事のない健康な幼い子どもが臨死体験とよく似た中間生記憶を語っている事は、臨死体験が死にかけた脳が発する最後の火花の副産物という考えでは説明できないといった事も述べている(*13)。なお、江戸時代の日本における勝五郎の事例では、死んだ後、あの世に連れていかれ、そして生まれ変わるために勝五郎の家を見に来たという記憶が中間生記憶に当たると言える。 大門正幸「中間生体験と臨死体験の類似性〜ちょうと島の話〜」の中では、生まれる前に蝶々がたくさんいるところにいたと言う子どもの話が紹介されており、脳神経外科医のエベン・アレグザンダーの臨死体験にも無数の蝶が登場している事から類似点が指摘されている。この点に関して更に言えば、蝶は古代ギリシャでは生まれ変わりの象徴であったし、エリザベス・キューブラー=ロスも死ぬ事は、蝶が蛹の殻を脱ぎ捨て、新しい世界へと飛び立つようなものだと話している。そして、大門は、三次元空間的な意味での現実性を問うことはできず、一見空想に過ぎないように思われる内容であっても、他の子ども達が語る中間生記憶や、臨死体験者の語る「あの世」の描写との比較から、人間心理の重要な一側面を示す貴重な記録であることに疑いはないであろうと結論付けている。臨死体験者が垣間見た世界をこの世界の言葉で語り理解する事は全く困難であると言えるが、退行催眠によって誘発された死の体験や中間生体験と臨死体験の不思議な一致、類似性は、人間意識の重要な側面や、「人間は死ぬとどうなるのか」という世界の仕組み、生まれ変わりのサイクルといった事を考える上でも貴重なヒントとなると考えられる。 参考文献 池川明『胎内記憶 命の起源にトラウマが潜んでいる』角川SSC新書 2008年 稲垣勝巳『「生まれ変わり」が科学的に証明された! ネパール人男性の前世をもつ女性の実証検証』ナチュラルスピリット 2010年 大門正幸『なぜ人は生まれ、そして死ぬのか』宝島社 2015年 大門正幸「中間生体験と臨死体験の類似性〜ちょうと島の話〜」『中部大学リベラルアーツ論集』1 中部大学 2019年 大門正幸「前世療法での「死」はどれだけリアルか~臨死体験と比較して~」『催眠と科学』第35巻第1号 日本催眠学会 2020年 Ohkado Masayuki, Greyson Bruce “A Comparison of Hypnotically-Induced Death Experiences and Near-Death Experiences”, Journal of International Society of Life Information Science (ISLIS) Vol.36, No.2, September 2018 J・L・ホイットン/J・フィッシャー『輪廻転生 驚くべき現代の神話』片桐すみ子 訳 人文書院 1989年 ブライアン・L・ワイス『前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP文庫 1996年 ブライアン・L・ワイス『前世療法2 米国精神科医が挑んだ、時を越えたいやし』山川紘矢・山川亜希子 訳 PHP文庫 1997年 マイケル・ニュートン『死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」 退行催眠による「生」と「生」の間に起こること、全記録』澤西康史 訳 VOICE 2000年 マイケル・ニュートン『死後の世界を知ると、人生は深く癒される』三山一 訳 VOICE 2001年 ジム・B・タッカー『転生した子どもたち ヴァージニア大学・40年の「前世」研究』笠原敏雄 訳 日本教文社 2006年 ジム・B・タッカー『リターン・トゥ・ライフ 前世を記憶する子供たちの驚くべき事例』大野龍一 訳 ナチュラルスピリット 2018年
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プラグイン名 # () ()パラメーター 指定のない時 {} {}パラメーター 指定のない時 現在のページ名表示 this_page ok ok base=showpage 表示しているページのページ名表示 - - 現在のページURL表示 this_url ok ok link リンクになる - - base=showpage 表示しているページのページURL表示 ページの階層のリンクを表示 topicpath ok ok top=(ページ名) 最上層ページの名前を指定 - - notop 最上層ページのリンクを非表示 現在のページ名表示 this_page ok ok base=showpage 表示しているページのページ名表示 - - 現在のページURL表示 this_url ok ok link リンクになる - - base=showpage 表示しているページのページURL表示 ページの階層のリンクを表示 topicpath ok ok top=(ページ名) 最上層ページの名前を指定 - - notop 最上層ページのリンクを非表示 上へ移動するリンク link_up ok no (内容) 表示内容デフォルトは「上へ」 - -
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2011年6月13日に実施した中間試験の解説をします。 問1のデータは「q1.csv」、問2のデータは「q2.csv」として、CSV形式で保存されていることとします。 データは、エクセルを起動して、A1セルに変数名を記入し(今回、問1は「takasa」、問2は「weight」としています。) 問1.下のデータは、88人の女子大生が何秒間息を止めていられるかを測定したものである(単位:秒)。以下の問に答えよ。 52124430336589113748 4750366344297663222 4548546135438252647 49752538404449587768 39506918706163541629 20574759852169527444 5572356660254164035 64663575601929444854 3536417047494567 事前準備として、 demodat -read.csv("q1.csv") attach(demodat) takasa でデータが正しく表示されることを確認する。 もし違っていれば(あるいは、エラーが出れば)、入力データに問題があるので、正しく訂正して保存し直す。 (1).上のデータから、最大値、最小値、範囲を求めよ。 range(takasa) [1] 5 89 と出力されるので、最小値が5、最大値が89、範囲は89-5=84。 (2).これらのデータを分類して、次の度数分布表を作る。空欄に数値を記入しなさい。 freq - table(cut(takasa,seq(0,90,10),right=FALSE)) により、takasaのデータを、0以上90未満で、10刻みで、右側を「未満」にして分類して個数を数える。 FALSEは「未満」を表す。これで、各階級の度数はfreqに格納される。 n - NROW(takasa) これで、nにtakasaのデータ数が格納される。 相対度数は freq/n 累積度数は cumsum(freq) 累積相対度数は cumsum(freq/n) とする。度数、相対度数、累積相対度数を、一覧表にまとめたければ、 ftable - cbind(freq,freq/n,cumsum(freq/n)) とする。列名を、「freq」「rel」「cumsum」と入れたければ、 colnames(ftable) - c("freq","rel","cumsum") とする。これにより、 ftable freq rel cumsum [0,10) 3 0.03409091 0.03409091 [10,20) 5 0.05681818 0.09090909 [20,30) 9 0.10227273 0.19318182 [30,40) 13 0.14772727 0.34090909 [40,50) 22 0.25000000 0.59090909 [50,60) 11 0.12500000 0.71590909 [60,70) 15 0.17045455 0.88636364 [70,80) 7 0.07954545 0.96590909 [80,90) 3 0.03409091 1.00000000 を得る。ゆえに、小数第3位を四捨五入して下表を得る。 階 級 度数 相対度数 累積相対度数 0以上10未満 3 0.03 0.03 10以上20未満 5 0.06 0.09 20以上30未満 9 0.10 0.19 30以上40未満 13 0.15 0.34 40以上50未満 22 0.25 0.59 50以上60未満 11 0.13 0.72 60以上70未満 15 0.17 0.89 70以上80未満 7 0.08 0.97 80以上90未満 3 0.03 1.00 合 計 88 1.00 (3).上のデータから、平均値・中央値・最頻値を求めよ。計算手順も書くこと。 平均値は mean(takasa) [1] 46.61364 中央値は median(takasa) [1] 47 最頻値は度数が最大の階級が「40以上50未満」であるので、実際のデータは、40~49のデータが格納されているから、 (40+49)/2=44.5 となる。 答えは、小数第3位を四捨五入して、平均値は46.61、中央値は47、最頻値は44.5。 (4).上のデータから、標本分散、標本標準偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 標本分散は定義式通りに式を記入して、 vars - sum ( ( takasa-mean(takasa) )^2 )/n [1] 357.1007 標本標準偏差は標本分散の平方根であるので、 sqrt(vars) [1] 18.89711 答えは、小数第3位を四捨五入して標本分散は357.10、標本標準偏差は18.90。 (5).上のデータから、不偏分散、不偏標準偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 不偏分散は var(takasa) [1] 361.2053 不偏標準偏差は sd(takasa) [1] 19.00540 答えは、小数第3位を四捨五入して不偏分散は361.21、不偏標準偏差は19.01。 (6).上のデータから、第1四分位点、第3四分位点、四分位偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 quantile(takasa) 0% 25% 50% 75% 100% 5 35 47 61 89 となるので、第1四分位点は35、第3四分位点は61、四分位範囲は61-35=26。この半分の13が四分位偏差である。 問2は答えだけ掲載します。 問2.下表は、ある年度の男子新入生50人の体重データである(単位:kg)。以下の問に答えよ。 56.059.556.063.544.555.550.559.550.065.0 70.048.054.056.066.565.069.065.567.546.5 64.057.057.557.070.560.565.066.561.059.0 69.067.552.066.055.563.574.063.061.049.0 58.056.554.058.562.558.048.555.361.572.0 (1).上のデータから、エクセル関数を用いて、最大値、最小値、範囲を求めよ。 最大値: 最小値: 範囲: (2).これらのデータを分類して、次の度数分布表を作る。空欄に数値を記入しなさい。 階 級 度数 相対度数 累積相対度数 44.0以上48.0未満 48.0以上52.0未満 52.0以上56.0未満 56.0以上60.0未満 60.0以上64.0未満 64.0以上68.0未満 68.0以上72.0未満 72.0以上76.0未満 合 計 (3).上のデータから、平均値・中央値・最頻値を求めよ。計算手順も書くこと。 平均値: 中央値: 最頻値: (4).上のデータから、標本分散、標本標準偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 標本分散: 標本標準偏差: (5).上のデータから、不偏分散、不偏標準偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 標本分散: 標本標準偏差: (6).上のデータから、第1四分位点、第3四分位点、四分位偏差を求めよ。計算手順も書くこと。 第1四分位点: 第3四分位点: 四分位偏差: 問3.問1と問2の結果より、以下の問いに答えなさい。 (1).止める秒数(問1)と体重(問2)ついて、変動係数を求めなさい。途中の計算式も書きなさい。 止める秒数(問1) 体重(問2) (2).(1)の2つの変動係数を比較して、分かることを書きなさい。 (3).問1と問2の2つの標準誤差を求めなさい。 止める秒数(問1) 体重(問2) (4).問1と問2の計算結果やヒストグラム等を比較して、分かることを述べなさい。 分布形について(偏りや左右対称性について) データの散らばり具合に対して (以上3問) データファイル1
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第6話 中間テスト なんだか、最近教室の様子が変だ。 いつもうるさいいはずの授業中は妙に静かだし、皆が休み時間になっても机から動かない。教室全体がいやにピリピ リしていて、静かなのに落ち着きが無かった。 そう思いながら、イエローは眠たい目をこすりながら(授業中寝ていたから)教室を見回した。 「だから、この式はこう変形して――」「あ~もうわかんねえ!頼む教えてくれ!」 「そうそう、それでその時中国が――」「あれ?理科って範囲ここまでだっけ?」 ところどころでこんな声が聞こえてくる。そういえば・・・ 何かを思い出そうとした途端、教室のドアがいきなり開いた。 「イエロー!」 いきなり教室に入ってきたのはゴールドだった。なんだか、物凄く慌てた顔をしている。 「ゴールドさん。どうしたんですか?」 「・・・・実はお前にお願いが・・・」 「はい、なんですか?」 「・・・頼む!数学教えてくれ!」 悲壮な顔をしながら頼み込んできたゴールドを見て、イエローは一瞬、なんでまた?と思った。ゴールドは筋金入りの 勉強嫌い。そのゴールドが自分から教えを頼んでくるなんて・・・ これは天変地異の前触れか、と思った。 戸惑いながら、イエローはゴールドの手に握られている数学の教科書と何かのプリントを見た。 そのプリントに書かれている、「範囲表」という文字を見て、その2秒後、イエローは全てを悟った。 今は中間テスト、1週間前なのだ。 放課後・・ イエローは部室に、クリス、シルバー、アカネを呼んでいた。 今はテスト前ということで部活はなく、3人はなぜ呼び出されたのか、まったく分からなかった。練習試合が組まれる はずもないし、何かの大会があるわけでもない。呼び出される理由がないのだ。 イエローはそれを重々に承知していた。 だが、今回はしょうがないのだ。 そう思って、イエローは、会議室にてそれぞれ椅子に座っている4人を見渡して、話し合いを始める事にした。 「皆さんを呼んだのは他でもありません。今回は非常事態が起こってしまいました。」 部室は薄暗く、互いの顔がやっと確認できる程度の明るさしかなかった。中央には、よく学校で映画を見るときに使う ような映写機がある。黒板の前には白いスクリーンもあり、今から映画でも見るような雰囲気だった。 そんな部室の中、イエローは真剣な顔で話す。 「さて今の時期は、皆さんご承知でしょうが、テスト前ということになっています」 「イエローさん。ゴールドが来ていないのはなぜですか?」 イエローが話していると、クリスが割り込んで質問をしてきた。だが、その質問はもっともだろう。ポケバト部の中でも、 ほとんど不動のレギュラーに近いゴールドがいないのは、少し変だからだった。もちろん、クリス以外の2人も、そのこ とを疑問に思うような表情をしていた。 イエローは少し言いにくそうにその質問を返す。 「ゴールドさんは・・・・今回は事情があって、この会議には参加できません」 「そう・・・ですか」 クリスはなんだか腑に落ちない顔をしていたが、とりあえずここは先にイエローの話を聞いておく事に決めたらしい。 おとなしく引き下がり、無言で椅子に座りなおす。 イエローは話を続ける。 「さて、それでは話の続きですが、先ほどいったように、今はテスト前ということになっています」 「まあ、そうやな。この頃周りの雰囲気も変わってるし」 アカネは、自分のクラスの様子を思い出すように言った。 イエローはアカネを見て、そういえばと思った。 これは、友達から聞いた話。 アカネのクラスの担任――とどのつまりブルーだが――は、今回のテストで、クラスのビリの人物はブルーの作った 薬の実験体として、1ヶ月ブルーの手伝いをしなければいけないらしい。そのせいで、3年C組のテストにかける気迫 は、これまでにないほどにすさまじいとか。 そのことを思い出しながら、イエローはある紙を4人の前に掲げる。 「それで、ですが、その中間テストのちょうど3日後。公式試合が入ることになりました。」 「それはまた急な話だ」 シルバーが意外そうな顔をして言った。それもそのはず、公式試合はあと1ヶ月ほどしたら、というのが今までの常識 だったからだ。 「はい。どうやら今回は、出場校の増加からか、予選2回やるそうなんです。1回は先ほど言った、テスト3日後。2回 目が、1ヵ月後の予定です」 公式試合とは、よく開かれる学生同士のポケモンバトルの大会だ。学園同士で戦うもので、練習試合とはレベルが 違う。色々な学校が出場し、色々な人物が大会に出てくる。公式試合で勝つ事は、どんな学校のポケバト部でも目 標になっていることだった。 その公式試合の中でも、最大とされるのは「ポケモンリーグ 学生の部」というものだが、これの予選はまだまだ先の 話。今回行われるのは、地方の公式大会の予選だった。 それを頭の中で整理しながら、イエローは映写機の方に近づいていった。そして、手に持っていた封筒から、1枚の 紙を取り出す。 「そして、話は戻ります。その中間テストのことなんですけど、今年から、成績不振者には補習授業を実地するそうな んです。実地期間は1週間。テスト終了後からです。しかもこれに欠席したものは、どのような理由があろうと、内申 点が大幅に下がるらしいです」 「それはまた・・・辛いですね」 クリスは少しうんざりした様子だった。 それもそのはず。補習授業は、それのどれもが結構きつい。特にグリーンの補習は、そこらの塾なんかよりも格段に 難しい事で有名だ。 イエローは「ええ・・本当に」とクリスに返しつつ、話を続ける。 「さて、ここからが問題なんです。もし、私たちレギュラーの中から、誰か補習を受ける事になると、その人物は公式 試合に出られなくなることになってしまいます」 「だけど、そんな奴はおらんやろ。一応、このクラブのレギュラーはみんな、成績が良かったはずやけど」 「これを見てください」 イエローは映写機のスイッチを入れて、映像をスクリーンに写した。そこに写っているのは1枚のプリント―― 「これは?」 シルバーが聞いてきた。 「ある人物が解いた、数学の問題プリントです」 「うわ・・・・めちゃくちゃひどいやん・・」 アカネがそう言うのも当然だった。 そのプリントに書いてある解答は、どれもこれも全く見当違いなものばかり。かけ算さえも、間違っている所がある。 ここまで悪いと、もう救いようがないのかもしれない、とも思わせる解答用紙。 そんなプリントを見ていた、シルバー、アカネは、これが誰の物かわからないようだった。プリントには名前が書いてお らず、ここまでの成績不振者な人物に心当たりが無いのかもしれない。 しかし、1人だけ、誰の物かを確信しているような表情でいる人物がいた。 「これは・・・ゴールドのものね・・・」 クリスだった。 イエローは、クリスならこのプリントが誰の物か分かるだろうと思っていた。彼女は、よくゴールドに「教えてくれ!」と 頼まれているらしく、そのおかげで、これが誰のものかを見ただけでわかるはずなのだ。 現に彼女はこれを見ただけで、ゴールドのものだ、と確信の言葉を口にした。。 そして、そのクリスの発言に1番敏感に反応したのが、アカネだった。 「まさか・・・ゴールドが勉強嫌いや言うても、かけ算間違えるほど、アホちゃうやろ・・」 アカネはとても意外そうな声で言っていた。 しかし、それは次のイエローの言葉で打ち消される。 「その通りです」 アカネは「え!?」と驚いた声を出した。 イエローはその声を耳に入れつつ、続ける。 「これは、今日の昼休み。私がゴールドさんに数学を教えていた際、解いてもらったものです。他にも・・・」 イエローは続けて、数枚のプリントを映写機に写していった。 理科、社会、国語、英語。 どれもこれも、ほとんどの回答が正解していないプリントだった。 「これは・・・ひどすぎる」 シルバーがはき捨てるようにいった。こんな奴とライバルなのか・・と呟きながら。 「はい。私も最初見たときは驚きました・・・・・それでは、ここから本題です」 イエローは、改めて顔を引き締めた。 他の3人もそれを見て、心なしか背筋を伸ばしている。 「おそらく、このままではゴールドさんは成績不振者となってしまい、補習行きになってしまうでしょう・・・しかし、それ は非常にまずいんです。 ゴールドさんは、ポケバト部のなかでも、3本の指に入るほど強いトレーナーです。なのに、彼が試合に出られなくな るというのは、私たちが予選を勝ち抜けなくなってしまうことを意味します」 全員がうなずいた。赤い髪の少年を除いて、だが。 「そこで、です。私たちがゴールドさんに勉強を教える、というのはどうでしょうか?」 「私たちが・・・?」 クリスは少し驚いた顔をして呟いた。しかし、イエローはそれに頷きを返して話を続ける。 「私たちがこの1週間、しっかりとゴールドさんに勉強を教えれば、成績が上がるはずです。どうでしょう?」 「・・・・・・・」 全員が黙ってしまった。 だが、これはイエローの予測範囲のことだった。だれだって、テスト前というのは忙しいもの。こんな時期に人に教え ていれば、自分の成績が下がってしまうかもしれない。 よって、簡単にこれが認められるとは思ってはいなかった。 だが、いつまでも経っても3人から返事が帰ってこなかったので、イエローは、これは無理かな?と思い始めた。 が、 「俺はやってもいい。」 「シルバーさん!」 最初に答えを返してきたのは、意外にもシルバーだった。これはイエローの予測を超えていた。シルバーが1番に嫌 がると思っていたからだ。 「一応、俺のライバルと名乗っているやつがこんなレベルでは、俺が恥ずかしくなってくる。別に、俺は人に教えても、 あまり成績が下がるわけでもない。だから教えてやってもいい」 「シルバーさん・・・・」 イエローは少し感動を覚えていた。 いつも人のことにはあまり干渉しないシルバーが、自分の提案にここまで賛同してくれるとは思っていなかったし、ち ゃんとゴールドのことを考えてやってくれていた、ということを思うと、胸の奥が熱くなってきていた。 「うちもいいで」 「アカネさんも・・」 「うちだって、大会に出て、負けるんは嫌やし。それに人に教えるぐらいやったら、別にいいで」 アカネは、ひょうひょうとした態度で言っていたが、彼女もゴールドのことを考えてくれたのだろう、という思いが頭の中 によぎり、イエローはまた少し胸が熱くなった。 しかし、 クリスはいつまで経っても、難しい顔をしたまま、何かを考えており、返事を返す事はなかった。 「あの・・・・クリスさんはどうでしょうか?」 イエローがそう聞くと、クリスは言いにくそうに口を開く。 「・・・・私は・・・・あまり賛成できません。もし、今回のテストでゴールドがいい成績をとったとしても、それはゴールド 自身がやったことになるんでしょうか?ゴールド自身の力でテストを乗り切ってこそ、これからもゴールドが勉強してい くのでは・・。」 「それがでけへんから、今教えて、きっかけを与えようとしてんやで?」 「それは分かってるんだけど・・・」 「じゃあ、しょうがないですね。今回、クリスさんは・・・不参加ということで・・いいですか?」 「できれば・・・」 「そうですか・・・・」 イエローは少し残念な気持ちだった。クリスが1番に賛成してくれるような気がしていたのだが、クリスのいうことも最 もなのだ。ここは強制できない。 「それでは、シルバーさんとアカネさんは、放課後に私の教室に来てください。ゴールドさんもそこに呼んでおくので、 3人で教えていきましょう」 「分かった」「分かったわ」 2人がそう答える中、イエローの視界の中には、クリスの暗い顔が目に入っていた。。 5日後・・ 中間テストまで、後2日。 そんな時期に差し掛かり、生徒達の勉強をする度合いはどんどんと上がっていった。 そして、それはゴールドも同じ。 同じなのだが・・・・イエローの目からみても、今のゴールドはあまりにひどかった。そのひどい、というのは、勉強の事 もそうだが、ゴールドの精神状態の方が特に顕著に表れていた。。 「ぶつぶつぶつ」 ゴールドは、連日に及ぶイエロー達の詰め込み教育のせいで、人が変わったように暗い顔になってしまっていたの だ。いつもの活発さはなりを潜め、休み時間になっても机に向かっている毎日。 ゴールドは、今までこんなに勉強をした事が無いと言っていた。 だが、これもしょうがないこと。いつも授業を聞いていないゴールドが成績不振者にならないためには、人の2倍は勉 強しなければならない。 だが、今のゴールドの精神状態は・・・・まずいだろう。 いや、誰でも、自分の限界近くまでに知識を頭に詰め込まれると、彼の状態のようになるだろう。 しかし、ゴールドの状態はそれの比ではない。 それほど、ゴールドの頭はパンク状態なのだ。 そう考えながたイエローは、3年A組の教室の中、今も机に向かっているゴールドに向かって、心配の言葉を口にし た。 「ゴールドさん・・大丈夫ですか?」 「ああ、大丈夫っスよ。ハハハ・・・・」 そう言って、ゴールドは傍目にも分かる作り笑いを浮かべた。 イエローは、その作り笑いを見て、なんとなく心苦しくなった。彼は確実に無理をしている。これ以上はもう・・・ だが、今のゴールドは今までにないほどにやる気を出している。 クラブ大好き人間のゴールドは、公式試合の出られなくなると聞くと、人が変わったように勉強し出した。 それほどに、ゴールドが学校生活の全てをクラブに捧げているのだ。 そう思うと、彼を止めるのもためらわれた。 「それより、ここを教えてくれないっスか?どうも分かりにくくて・・・」 「あ、ハイ。ここは―――」 こんな状態で、ゴールドの学校生活が続いていた。 放課後 ゴールド視点・・ 「だあ~!駄目だ~!」 夕暮れ時の公園、ゴールドはベンチの上で大きな声をあげて頭を抱えていた。 「はあ・・・・」 何で自分の頭はこんなに悪いんだろう。とゴールドは考えていた。 どれだけ覚えようとしても、頭に入らない。数学の公式を覚えても、結局、計算間違いをして間違いになる。英語の文 法は間違える。 これで、本当に今回のテストで成績不振者にならないで済むのだろうか? そんなわけない、と思ったゴールドは、先ほどからずっとにらめっこをしていた単語カードをポケットに直し、ベンチ上で 1人、溜息をついた。 ――あ~これじゃ試合に出られねえよ・・・―― ゴールドは、次の大会にかなり気合を入れていた。 今回行われる大会は、ジョウトにて開催されるもの。ジョウトでは、地方のテレビで紹介されるぐらいだし、優勝すれ ば新聞で報道される。 そしてなにより、ジョウトという地方は、自分の故郷なのだ。 このカントーの学園に入学するために、今はジョウトを離れているが・・・今でも、自分の故郷の風景をよく思い出す。 半年に1回ぐらいは帰る事ができるものの、やはりあそこは懐かしい土地だった。自分が生まれて育った所。1番の生 まれ故郷。 そこで活躍したい、というのがゴールドの思いだった。 しかし、それも今回のテストで阻まれるかもしれない。 ゴールドは、ここ2、3日の自分毎日を思い出してみた。 シルバーには、「なんでこんな問題も解けないんだ!」と叱られ、 アカネには、「自分あほちゃう!ここはこれを使うんや!」と怒鳴られ、 イエローには、「ゴールドさん・・・焦らずにいきましょう!」と励まされ、 とにかく、友達には大きな迷惑をかけつつ、勉強を教えてもらっている。 だが、それでも知識は溜まらない。 「はあ~」 自分の不甲斐なさを呪い、ゴールドはまた、盛大な溜息をついた。 「ゴールド・・・」 そうやってベンチで頭を抱えていると、自分を呼ぶ声が聞こえてきた。顔を上げると、目の前に難しい顔をしているクリ スが立っていた。 ゴールドは顔を再び地面に向けた。今の自分の不甲斐なさを見られたくなかった。 「・・・クリスか・・・なんか用か?」 「・・・・・・勉強、どうなの・・・?」 ゴールドはビクッ!とした。クリスにはあまり勉強の事を知られたくない。 しかし、答えないわけにも行かないだろう。 ゴールドは努めて表情を明るくして、答えた。 「・・・・・駄目だ~全然」 「・・・・・」 「まったく分かんねえわ。頭に入んねえ・・・・やっぱり俺には無理なのかもな・・・」 しかし、どれだけ明るい声で話し続けても、結局は暗い声になっていってしまっていた。自分が試合に出られないと思 うと、どうしても気分が暗くなってしまうのだ。 ゴールドはさらに声を低くてして続ける。 「試合に出られない、か・・・・・・・・どうすればいいんだろうな・・・・俺・・」 そして、顔を下に向けた。目に見えるのは茶色い地面だけ。 どうしても今の自分の顔を、クリスには見られたくなかった。 「・・・・・・」 クリスは何もしゃべらない。数分間は静寂が続いていた。 呆れているのか・・・とゴールドは思った。ここまでやって、何故できない?と無言できかれているような気もした。 が、 「・・・・しっかり・・・・・しっかりしなさいよ!」 いきなりクリスが声を荒げて、怒鳴ってきた。ゴールドはびっくりして、思わず顔を上げて、クリスの顔を見た。 そして、クリスの顔を見ると・・・・また、驚愕させられた。 「しっかりしなさいよ!いつものゴールドはどうしたの!?いつもはどんな強敵に向かっても、余裕たっぷりって顔し て、相手を挑発までするのに、どうして今だけそんなに暗いのよ!あなたは、そんなんじゃないでしょ!」 ゴールドはクリスが怒鳴っているのを見て、口をあんぐりと開けて、呆けていた。 いや、怒鳴っているのはいつものことだ。 だが、今回は・・・・ とても悲しそうな顔をしながら、怒鳴っていたのだ。 「私が保証するわ。3年間同じクラスだった私が言うんだもの。間違いない。あなたは、やる気をもって、効率よくやれ ばもっと出来るはず」 「だけど・・・俺は・・・」 ゴールドは、クリスの気迫に押されながらも、やっとのことで喋る事ができた。が、それでも声が弱弱しくなってしまっ ていた。勉強への不安のためではなく、今のクリスに驚いて、というのが理由だ。 だが、それを聞いた彼女は、まだ弱気になっているのかと思ったらしく、 「あ~もう!分かった!私があなたの能力を引き出す!今から私の家に来なさい!今夜から徹夜よ!」 そう言って、いきなり手を掴んできた。 「な!いきなり何なんだよ!?」 「いいから来なさい!帰ったら、即勉強!」 そうして、ゴールドはクリスに引きずられる形で、そのままクリスの家に向かっていった。 少しの間、びっくりして呆然としていたゴールドだったが、その後、クリスは俺を心配してくれてるんだな、と悟った。 ――・・・・あんがとよ・・・クリス―― クリスに引きずられながらも、ゴールドは少し微笑んで、心の中で彼女に精一杯のお礼の言葉を浮かべていた。 イエローの日記・・ 5月30日 金曜日 今日は中間テストの結果が発表される日だった。 私の結果は・・・・・・まあまあだったけど、(実際はトップでした by作者) 驚いたのはゴールドさん!なんと、学年で8番に入ったんだ! 本当に驚いた。私と一緒に結果を見ていた、シルバーさんとアカネさんはしばらく呆然としていたほどに。 ただ、クリスさんだけは違っていた。なんだか、微笑みながら、「やったわね、ゴールド」って呟いていた。 う~ん、何かあったのかな? それにゴールドさんも、その後に私たちの所に来て、クリスさんに「さんきゅ!クリス!お前の母さんにも言っとい て!」って言っていた。 それを不思議に思って、クリスさんに「何のことですか?」って尋ねてみたけど、クリスさんはただ顔を赤めて、「なん でもないんです!本当に!」って言って、なんだか慌ててその場から去っていったんだ。 いったい、2人に何があったんだろう? とにかく、これでゴールドさんが大会に出られることになった。今回は、ジョウト地方での大会。だから、ワタルさんが いる四天王学園は、出場しないんだ。 ワタルさんが前に言っていた、「力」のことを聞きたかったんだけど・・・・・・・いつか、四天王学園に行って、聞いてこ ようかな? それでは、寝ましょう。 明日もいいことがありますように。 ちょっとおまけ・・ 「なあ、クリス・・・・本当にいいのか?いきなりお前んちに泊まって」 「大丈夫よ・・・・なんせ、ママは・・・・」 「ママ?」 クリスが住む家の玄関の前、ゴールドとクリスは、ちょうど家の中に入ろうとしていた所だった。 クリスが、玄関のドアを開けた。 「さあ、それじゃあ、上がって・・・・」 「あ、ああ・・・・」 そう言って、クリスは家の中に入っていく。 「・・・・・ただいま」 「え~と・・・お邪魔しま~す・・」 ゴールドは慎重に家の中に入った。クリスの家に入るのは初めてで、さすがに緊張するのだ。 「あらぁ?クリス、帰ってきたぴょん?」 「・・・・ぴょん?」 ゴールドは、いきなり聞こえてきた声にいささか疑問を持った。なんだか・・・変だ。 その声の主は、部屋の中から姿を見せた。 「ママ・・・ただいま」 「おかえりぃ・・・って、あらぁ?クリス、この子は誰なんだぴょん?」 ゴールドは絶句した。 部屋の中から姿を見せたのは、どうやら、クリスの母親のようなのだが・・・・問題は、その服装と言葉遣い。 なんというか・・・・テレビによく出てくる、人気アイドルグループが着ているようなフリフリした服に身を包み、髪の色を 染め、「へぇ、クリスのクラスメイトねぇ・・超かわいいじゃない!」と、今時の女子高生が使うような言葉遣い・・・・・・ 本当にクリスの母親なのか? 「なぁ・・・クリス・・・・この人・・お前の母さんなのか?」 「・・・・・・あいにく、その通りよ」 「それじゃあ、今日の晩ご飯は豪勢にしようぴょん!」 そう言って、凄まじいスピードで台所に向かっていったクリスの母親。 それを見ていたゴールドは、なんとなく今思ったことを素直に小声で呟いてみた。 「・・・・鳶が鷹を産む・・・だな」 「え?何か言った?」 「いや・・・・」 ゴールドはクリスから顔を背けながら、密かに苦笑していた。
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循環型経済新聞 2002新春特別号No.2 ◇合弁で全国に中間処理整備へ 解体建廃が主力、工事受注も 東亜道路工業・IWD - 道路舗装大手の東亜道路工業と建廃等の中間・最終処分業アイダブリューディー(IWD、本社・神奈川)は昨年12月までに業務提携を結んだ。東亜道路が約30%の比率でIWDに資本参加するとともに、すでに登記の終わったアイダブリューディトウア千葉、同北海道を始め、全国各地に50%ずつの出資で合弁会社を設立し、東亜道路の敷地等を利用して建設混廃の破砕・選別ラインなど中間処理施設を整備する。 URL http //www.nippo.co.jp/jk/wt2201.htm
https://w.atwiki.jp/etorarowa/pages/165.html
中間管理職ーーーーーー管理職の中でも、自身より更に上位の管理職の指揮下に配属されている管理職の事を言う wikipediaより引用。 ——————シュボッ! フゥ—————————————…… 紫煙がゆらゆらと動き、空へ舞い上がる。 「……気に入らん」 苦々しい顔をする中年の男。 男の名前は利根川幸雄。 帝愛グループのNO2にして中間管理職。 シュボッ——————— 「……」 ——————フゥ…… 「正直、社会のクズ共が死のうが知ったこっちゃない……」 そう、トネガワ自身もゴミである借金滞納者に対する悪魔的ゲームを立案して取り仕切る立場にいる。 故にそうしたクズ達の”死”に心を痛むことはない。 ”殺し”と”エロ”……自身が仕える会長なら涎を垂れ流してクククと嗤いながら鑑賞するであろう。 (これだけの内容が個人の趣味で終わるとは思えん。おそらく、あの男は興行主で背後には財界や大企業の大物が関わっているのだろう。もし、これを取り仕切るのが帝愛だったら”そうする”」 とどのつまり、これは中世のコロシアムのようなもの。 殺し合いと性欲という表に出せない加虐と性癖を満たす見世物としているのだとトネガワは推測したのだ。 「……だが、年端もゆかぬ少女をあのような方法で殺して見世物にする輩に従うのはワシの沽券に関わる」 あのパフォーマンスはトネガワに反発する気持ちを抱かせるだけだった。 これが、見世物とされた人物がクズであったのなら、トネガワも乗っていたのかもしれない。 「ワシは乗らんッ!」 (それにあの男の所為で週末のゴルフがパぁ……ッ!!) これは、苦悩し葛藤する男の小さな小さな物語。 【利根川幸雄@中間管理職トネガワ(アニメ)】 [状態]:健康 [装備]:パーラメント(タバコ)@現実 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2 [思考・状況] 基本方針:生きて帰る 1:他の参加者と接触して情報を収集する 2:なるべき殺しはしたくないが、止むを得ずのときは…… [備考] ※参戦時期はアニメ最終話後 ※これは見世物で主催の男(ヒエール)は興行主で、背後に財界を始めとした大物の顧客が存在していると推測しています。
https://w.atwiki.jp/02011226/pages/66.html
中間Test終了しましたぁぁ!《はぁと 疲れました《笑 開放感Maxですよーん>∀< 嬉しすぎるーっっ★ミ 社会&数学テストして掃除して帰宅っ 11:35ぐらいに帰ってこれた♪ 昨日の夜8時から11時まで勉強してた(・ω・) めんどくさいし疲れたから終わりましたっ 昨日メールずっとしててんけど 気づけば真夜中の2:30… びっくりしたし(((゜д゜)))) やっぱ彼氏さんとゎ気が合うんだな~/// 話題が尽きないze~ 毎日200件超え~ 最近貴方としかめーるしてないからね《笑 じゃ~暇やし寝よっかな~。 おやすみー★
https://w.atwiki.jp/note07/pages/39.html
座学の書く量が多すぎて大変だった。HPとかは楽しかった。 -- (2335) 2007-03-02 14 30 28