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『話題別英単語リンガメタリカ』 中澤 幸夫 (Z会出版) 商品の説明 出版社 / 著者からの内容紹介 長文を繰り返し読むことを通じて英単語を覚える、一石二鳥の英単語集。1課(4ページ)は「英文→全訳→単語の解説」で構成され、入試頻出の1500語を75の英文で学習します。別冊には解説と付録して「速読英単語学習法Q A」を付けました。 (1)英文を全面的にリライトし、短く読み易くしました。(2)97年度以降の入試頻度データを加味し、掲載語の頻度を見直しました。 (3)巻末の「その他の必須語」を新規英文16本の中に組み込みました。(4)全訳を速読訳[読み下し訳]に近づけました。 (5)別冊解説のページ数を約2倍に増やしました。(6)単語ページに、医療・環境・ネット関連などの用例を増やしました。 (7)熟語やコロケーション[連語]を目立たせるようにしました。(8)赤色フィルターで見出し語の意味をチェックできるようにしました。 名前 レビュー すべてのコメントを見る
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早慶旧帝受験者を対象としたパラグラフリーディング系の本。解釈までが出来る事を前提とする。 英文を論理的に読めるようになる。 和田「最も本格的なパラグラフリーディングの参考書。 上智・慶応。早稲田・一橋などをターゲットに英語で勝負する人に向く。」 選択肢 投票 この本を使ってる! (39) 著者の宣伝が確かに目障りだが、本の内容自体は非常にしっかりしている。 -- 名無しさん (2008-04-11 18 33 13) 全体の構造から英文を読み解く本で、内容は充実しています(ただ中澤さんの宣伝が多いような・・・ -- 名無しさん (2008-06-10 20 30 16) すべての英文にこの理論が通用するわけではないことを知っておくべきである。 -- 名無しさん (2010-12-12 23 34 27) ↑そのとおり -- 名無しさん (2012-03-18 03 52 24) 名前 コメント
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出席なし、レポートなし テストは持ち込み可なので単位が欲しいだけならOhmeijiにうpされるレジュメを持ち込むだけで余裕。 枚数が多くなってしまうので目次を作っておくと捗る。 授業に出て喋ったこともメモしておけば、レジュメに載ってない問題も解けて良い成績がくるはず。(2011年度)
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ブラッドリー・スティーブン・バーゲセン Brad Bergesen(Bradley Steven Bergesen) アメリカ・カリフォルニア州コンコード出身 フィラデルフィア・フィリーズ(2006,2010-2011) 巨人(2012-) 投手能力 シーズン 種類 右/左投 フォーム 前年防御率 球速 コントロール スタミナ 球種1 球種2 球種3 球種4 特殊能力 2013 ノーマル 右 オーバー 1.71 160km/h G B フォーク4 スライダー3 - - ランナー×/ノビ○/奪三振 シルバー 161km/h G B フォーク5 スライダー3 - -
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2023年ドラフト候補 投手 179cm 73kg 左投左打 比叡山 2001年度生(4年) 最速149キロをマークしたこともある直球が魅力。2年秋のリーグ戦でベストナインを獲得した 指名者コメント一覧2023年度第1回、広島:育成4位(21/12/12) URL一覧ドラフトレポート ドラフト候補の動画とみんなの評価 球歴 一球速報(投手成績) 所属先公式HP 高校野球ドットコム(高校時代) twitterピッチング動画 指名者コメント一覧 2023年度 第1回、広島:育成4位(21/12/12) コメントなし URL一覧 ドラフトレポート https //draftrepo.blog47.fc2.com/blog-entry-5445.html ドラフト候補の動画とみんなの評価 https //player.draft-kaigi.jp/PlayerInfo.php?PlayerId=24783 球歴 https //www.kyureki.com/player/42285/ 一球速報(投手成績) https //baseball.omyutech.com/playerTop.action?playerId=1897966 teamId=31112 所属先公式HP https //www.ryukokubbt.org 高校野球ドットコム(高校時代) https //www.hb-nippon.com/player/17383 twitterピッチング動画 https //twitter.com/asahi_koshien/status/1461946485726060548 2023大学生左腕 2023大学生投手 関西六大学 名前 コメント
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1. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 02 06.93 0 これこそ本物のSEXY うぇうぇ http //www.youtube.com/watch?v=4cRp8rgIASU 2. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 04 36.18 0 そよ風感が全く無くてジワジワくる 4. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 05 35.47 0 e・)<これこそが本物のモーニング娘。なのだ 6. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 09 05.20 O キャバクラかよw 9. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 10 37.12 0 1〜2期メンの最古参メンバーかよ 矢口はセクシービームだけやってろよ 10. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 10 39.51 0 矢口がいなければよかった 13. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 11 49.34 0 ただの再録だとつまんねーからアレンジして出せばいいのに 14. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 12 04.77 0 コンサートでは盛り上がりそうだな 15. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 12 24.77 O 昨日ON8で流れて実況スレが爆笑に包まれてたな 17. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 13 28.35 0 矢口はかなり下手になってる ていうかこんなアニメ声じゃなかったよな 19. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 13 56.55 0 一人が足ひっぱってるな 20. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 14 04.15 O 矢口がホントにダメだ フォローできん 21. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 14 43.30 0 矢口抜きでやれよ 27. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 18 07.97 0 相変わらず矢口は大人気だな 28. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 19 05.11 0 矢口じゃなくて石川のほうがマシだったなと思うような出来だな 29. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 20 41.06 0 矢口はなんでこんなことになっちゃったんだ 31. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 21 44.34 0 矢口はモーニング娘。を捨てたのになんでいんだよ 43. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 34 05.03 0 アイドルにはアイドル歌唱ってもんが必要 44. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 34 48.57 0 それが出来てないよねぇ 49. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 38 26.71 0 ちまたでうわさの〜 ってところおばさんくさすぎワロタw 50. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 39 25.37 0 矢口のはよくこれでOK出したなって感じだな 53. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 42 04.46 0 中澤さんがノリノリである でも声質がもうこういうポップスを歌っちゃいけない気がする 55. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 42 28.76 0 酒やけだな(笑) 60. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 45 36.12 0 なっちがソロ歌手やってる事もあって歌では抜けてる 歌声にツヤがあってよろしい 61. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 07 46 16.02 0 結婚式の余興レベルだろw 76. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 08 15 44.98 0 525 名前:名無し募集中。。。[sage] 投稿日:2011/03/30(水) 23 44 57.71 0 欲しいなら【安倍】全てをあげるけど【】 心まで【中澤】奪えるもの【】 ずるい事【保田】いっぱいする人ね【】 自然なら【飯田】なおワルよね【】 水しぶきあげながら あぁぁ【中澤】 優しさを連れてきた SEXY BOY【保田】 未来まで続くなら あぁぁ【矢口】 愛に【】まかせ【】Fall in love【全員】 いっぱい期待 いっぱい期待【全員】 そよ風に寄り添って【安倍】 泣くんだね【矢口】そういう場面では【】 すごいのね【中澤】あきれちゃうわ【】 油断なら【保田】とっくにしているわ【】 わたくし【飯田】らしくないでしょ【】 海に風太陽の シャワー【保田】 さわやかに輝いた SEXY BOY【安倍】 季節ならまた来るけど wowow【飯田】 戻れ【】ないわ【】Fall in love【全員】 いっぱい期待 いっぱい期待【全員】 そよ風に寄り添って【矢口】 海に風太陽の シャワー【矢口】 さわやかに輝いた SEXY BOY【安倍】 季節ならまた来るけど wowow【中澤】 戻れ【】ないわ【】Fall in love【全員】 いっぱい期待 いっぱい期待【全員】 そよ風に寄り添って【中澤】 81. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 08 28 39.97 0 エコーで誤魔化し過ぎ 87. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 08 58 35.30 O 矢口じゃなくて藤本投入だったらよかった ライブでこなれた藤本に対抗する中澤安倍が見てみたい 88. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 08 59 49.11 0 ○○じゃなかったらよかったとかもう遅いよ 89. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 02 06.65 0 やっぱ同窓会レベルだったんだな 92. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 20 32.47 0 これまさかCDになるの? 93. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 21 47.93 0 当時のメンバー入れない所がつんくの拘り(笑) 96. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 24 49.42 0 現在の歌唱力 石川 >>>>>> 矢口 99. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 29 27.42 0 96 梨華ちゃんの不治の病なめんなこら 103. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 38 05.81 O OGバカにして現メンが売れるようになるんなら 好きなだけやればいいよ 107. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 40 58.68 0 悔しいがこれなら光井のが上かもしれん 111. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 44 23.95 0 やっぱオリメンはいいな 120. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 09 57 13.03 0 矢口ユニゾンパートでも突出してるwww 134. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 10 23 24.18 0 矢口は多分キャピキャピ歌おうとしてるんだろうと思う 168. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 10 53 54.20 0 スナックで歌われそうw ほんとにちょっとおばちゃん臭いなw 172. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 10 55 49.32 0 どの曲でもカヴァーがオリジナルを超えることなんてないからな 189. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 11 04 43.89 O お前らはあんまりやいやい言うなよ 年を取ったんだから仕方ないだろ これを味として楽しめよ 191. 名無し募集中。。。 2011/03/31(木) 11 06 43.57 0 その優しい目線で現メンも評価してあげてな 名前 コメント
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種別 所属 分野 研究者 共同研究者 タイトル 雑誌名 発表会名 巻(号) ページ 年 執筆 大学病院 総合 中澤 靖夫 社団法人日本放射線技師会会長 中澤靖夫氏 放射線技術の急速な進歩と人材不足の下で、診療放射線技師に求められる職責に応える 月刊新医療 37(12) 118-120 2010
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「YES or NO? ~中澤 美幸~」 初めて彼を見たとき、彼の姿に不思議な感じがした。それがなぜかは、すぐにわかった。 色の白い美形の男子は、じっと何かを見ていた。真冬だというのに、季節に合わないTシャツを着ていた。ここだった。彼は、なんとなく、ここらにいる人とは少しずれて見えた。真冬に半袖であった事も、並外れた美男子君であることも、そして、走っている車から子供を抱いて守り、片手で車を止めたマンガの主人公なようなことも、なんだか普通の人とは思えなかった。 彼は、その事故になりかけた騒ぎが大きくなる前に、その場から颯爽と姿を消した。マジックでも見ているかのように、あっというまに、私の視界から見えなくなった。 私は騒ぎになる前にあわててその場から離れた。そして、どこからだっただろうか。私は、あの少年を見つけた。Tシャツを着た金髪の美男子君。私はその子を見つけ、気になった。あの時とはちょっと違う、なんか、途方に暮れたような表情だった。私は気になって、彼に話し掛けることを決意した。 彼は私に話し掛けられても、ただ冷たく見ていた。凍りつきそうな目で私を見ている。さっき車から子供を助けた人とは思えないほど、そこには冷徹な光が宿っていた。 綺麗だけど、どこかと物悲しげな不思議な彼。私は彼に言う。私の家においで。帰る場所も行く当てもない、と言う彼に、そう言った。私は気になった、彼のこのどことない、普通とはずれた不思議さに、私は魅了された。実際、一人増えるからって、私の生活にそんなに支障はない。 彼はしばらく黙っていて、やがてうなずいた。彼は私の意見に同意した。あの冷たい青い目に、氷を張っている。不思議だ。なんだかそういう気がして仕方がなかった。 彼は、大食いで、大酒飲みだ。いくらでもその体の中に入れられる。あんまり酔っ払わない。びっくりするぐらい飲み、食べ、注意してもさらに飲んだし、食べた。私のお父さんだって、ここまで飲まない。 お父さんの趣味のヴァイオリンを勝手に弾くし、家のものを勝手にいじる。何もその顔に感情を浮かべない。ただ、私が注意すれば不快そうに顔をしかめるだけだ。仮面をその顔にかぶっているようで、不気味なものだった。 なんていうか、図々しく、冷たく、いい度胸をしている。彼はここに来ても口数は少なく、正体は全くわからなかった。ただ、彼の背負う何か暗いものに、私は圧倒される。綺麗なのに、なつかない、アムール豹のような孤独な獣。そんなイメージが彼にはあった。 彼の並外れた性格の悪さにはまいる。ものすごい迷惑行動を平気でする。お手伝いさんなんか、無表情の美男子がこの上なく迷惑な行動をすることに少々ひいている。彼には人に対しての気遣いが全くと言っていいほどない。なんか、呼ばなきゃよかった、と最近少し思う。顔以上の並外れた性格の悪さに、私は彼に一言言ってやりたい。顔しかとりえないじゃない! 私は、きっとどこかで彼を軽蔑していたと思う。こんな、性格の悪い彼を、そんな風に見ていた。 だけど、ある日、私のそんな彼に対する思いが覆った。 ある夜のとき、私は誰かの声で目が覚めた。誰の声か、最初はわからなかった。聞いていくうちに、男の子の声だとわかった。彼の声を、この耳で聞いた。あの仮面でもかぶったかのような無表情な顔から想像もできないほど悲しげで、切ない声だった。何かを訴え、泣いている。 お母さん!お父さん!お兄ちゃん!アン!オレを、オレを信じて!お願い、もう苦しめないで! 何度も、何度もそう叫んでいた。見えない誰かに向かって、彼はひたすら、信じて!もう苦しめないで!と叫んでいた。恐怖の色もその声に交じっていた。この時、初めて、彼が性格の悪さで隠す深くて照らすことができない闇が見えたような気がした。 私は、この時、稲田海君を思い出した。二つの顔を持つところが、彼にそっくりな子だった。 幼い頃に父親と母親は離婚した。そのせいか、海君のお母さんは、海君を必要以上の成績を求めた。父親に、あなたがいなくても、自分は息子を育てられるってアピールするために、海君に勉強させた。元々頭が良かった子だし、成績はいつもトップだった。それに、先生さえも太刀打ちできない高度な質問を、その口からだした。 ただ、そんな経験を持つせいだろうか。海君、いつも他人に厳しかった。周りから見れば、海君は冷たい子だったし、鼻持ちならない子だった。海君もまた、彼みたいに冷たい面を持っていた。 その反面、私は海君が苦しんでいたことを知っている。親に必要以上の成績を取り続けなければならない事が、苦痛だった。海君はいつもそうやって自分の感情を抑えてしまう。笑いもしなければ、怒りもしない。ただ、じっとその苦痛に耐えている。自分で、自分の事を抱え込んでしまう。 私には、彼の声がそう聞こえてならなかった。自分自身の感情を押し込めて、その苦痛に耐える。壮絶な苦痛をたった一人で耐えてしまう。そして、どうしても排除できない苦痛はこうやってしか出せない。彼は、海君は、お互いにそっくりだった。 不思議な奴だな。彼は私を見て言う。ふっと口元に微笑を浮かべ、私を見ている。あの泣き叫ぶ声がまだ耳の中に残っている。その声と、今、わたしの目の前で作り物の笑みを浮かべた彼がつながらなかった。でも、彼は辛い過去を持っている。それだけは確信した。じゃなきゃ、あんなに泣き叫ぶだろうか、あんなにいつもとのギャップが大きくなるだろうか。 彼はもう一度私を見て、不思議な奴だって言う。心底から、私にむかっていっていた。私のどこが不思議なのか、私には理解できなかった。 一言で言うと、和む。 彼は素っ気無くそう答えた。がくっときた。な、和むの、私・・・?彼はそんな私を見て、キキッと笑った。私はびっくりした。ポーカーフェイスが基本だった彼が、子供っぽくていたずらっぽい笑いをその顔にあっさりと浮かべた。それなりにかわいい、綺麗な笑顔だった。 彼はみたび言う。不思議な奴だな、って。なんで、そんなにお人好しか、わからなかった。初めて会った奴を、帰る場所がない、って言うだけで連れてくるなんて、変わっているって。 私は少しむっとした。彼はその顔に優しい笑みを浮かべている。私はうっとつまった。その顔はすごく綺麗で、何週間も笑わなかった分を補うかのようだった。彼のあの性格の悪さから予想もできないほど、彼の笑顔は綺麗で、温かみがあった。 お人好しには救われてばっかなんだよな、と彼はつぶやいた。そして、言う。オレの正体、教えてほしいなら、教えてやるって。私は迷わなかった。 彼はポツリ、ポツリというように私に話してくれた。最初は、その話を聞いて、彼は私をからかっているのだろうか、と感じた。彼の正体は、私には信じられない、普通なら存在しないはずの人であった。私にはそれしか言えない。 信じられなくて、私はからかっているのか彼に聞いた。彼は首を横に振る。その顔はからかっているようには見えなかった。ただ、信じてもらえない。彼はそう思っていたのか、信じられない、と口にした時、彼の目に、ほんの少し寂しげな光と悲しそうな感じがした。 彼は自分の過去を少しだけ話してくれた。本当に少しだけ。ただ、それだけでも彼の過去は壮絶だった。絶望が溢れていた。悲しさも憎しみも負の感情全てがうずまいていた。彼はそれを受けてもらえる人はここにはいない、と言った。心の中にずっと、この過去を持っていたという。 彼はやはり、海君に似ていた。苦しみを、自分の心の中に閉じ込めてしまい、そして、助けを呼ぶことができない。逆に他人の苦しみをその心の中にためてしまう。そんなところがそっくり。優しすぎて、他人に自分の心の苦しみをさらけださない。苦しいループだ。そのループに、海君は耐えられなかったんだと思う。もしかしたら、彼も・・・。 そんな風に彼をさせたくない。苦しみを受けられる自信はないが、彼を閉じ込めさせたくなかった。図々しさの中にある、彼の繊細すぎる心とその深い闇が見えるような気がした。だから・・・私は何となく彼が放っておけなかった。 彼は叫び声や後ろで話す声が苦手だった。ファンの女の子がキャッキャッしたりする声、憧れたように話す声ですら、彼は耳を塞ぎかけていた。先生がどんな声量で怒ろうとシレッとしているのに、この声だけはいやがる。ひがみや陰口に対しては少し早足になってその場を去る。ヒソヒソ声、叫び、悪口は不安そうにし、耳を塞ぐ。とても苦しそうであった。 彼はなんで苦手か私に教えてくれた。昔から人々の声がそんなに好きではなかった。幼い彼は、周りの人々の全てから軽蔑され、石を投げられ、恐れられた。獣、悪魔と呼ばれた。容姿に合う事をしなかったことはないが、ヒソヒソと、やってもいないこと、ありもしないことを後ろ指さされながら言われ、耐えられなかったという。嫌な思い出で、その声を聞くたんびに彼は頭の中にそんな光景が浮かんでくるという。それぐらい、彼はそんな声が苦手だった。 不思議な人だ。私に負けないぐらい、彼は不思議な人だ。クラスメイトの千尋君や、梓さん、亜紀ちゃん、クラス男子とは本当にそこらの悪ガキと変わらない。なのに、先生やただただ彼の容姿に惚れる人に対して、彼は厳しかった。というより、感情をその顔に何も浮かべる事はしなかった。 大人に対しての信頼、憧れる女子に対しての優しさを、彼はまったく与えなかった。与えるだけの価値がない。そんな風に見ているのかもしれない。どこかひねくれていた。 彼は私と学校生活を送るうちに、段々感情が豊かになってきた。会ったばかりの時は全くの無表情だったのに、私の前や他の仲がいい子とは屈託なく、純粋に笑う。冷たさを含めず、心から。でも、どこかと作り笑いのように見えたりする時がある。心の底から笑えない。だけど、周りには人がいる。だから、ムリヤリでも笑う。そんな風に笑う時がある。 そうか?と彼は言う。屈託なく、純粋な笑みをうかべながら。そして、しばらく考えて、私に言った。それは、自分の体に身についた『習性』だ、と。彼が何を言っているか、わからなかった。 弱味を見せないために、屈託ない笑みを浮かべる事も、作らない純粋な笑顔でいることも、誰かと親しくするのも、全くできなかったという。そして、しようとしなかった。偽の真実で殺されるのはイヤで、でも、決して信じてもらえない。だから、彼は自らを殺した。心から笑うことを止め、誰かと接しても一定の距離をおいて、己のみを信じつづけた。 そのせいだな、と冗談のように彼は言った。笑う時も作ったようになるのも、冷たくなるのも、相手を簡単に信じないのも。 笑えない。彼の傷はそこまで深かった。実際の年齢なら、まだ、友達と遊ぶような歳の子供が、笑うこともできない。数年という年月に身についたもののせいで純粋に誰かに我が身を預けない、自分以外に信じるものはない。まだ・・・まだ、全然年端もいかない子供が、そんな風になっていた。 海君・・・。私はそうつぶやく。この子、本当に海君だ・・・。簡単に誰かを頼ったりしない。己のみ信じる。なんて、孤独なの。なんて・・・深い傷なのだ・・・。 想像、できねえだろ?笑う彼。純粋な笑いの中にある暗い過去による暗い陰。彼が何となく寂しそうだった。だから・・・。彼はその後の言葉を濁し、また、私に向かって笑った。子供のような笑顔を、私に精一杯向けた。それがなんとなく、私には悲しく見えた。 中学に入学した。いつものお騒がせメンバーで、元気な入学式だ。彼は入学早々人気者で、あの俊敏な足で逃げている。彼の学ランと桜。確かにぴったりだけど、私はもっと「綺麗」な彼を知っている。 彼は小学校の頃、一人っきりになりたいときはよく、中庭の木に登っていた。小鳥を手にとまらせたり、風による木々のこすれる音をじっと黙って聞いたりしていた。彼は自然と話ができた。木々の声も、動物の声も、彼にはちゃんと言葉というものになって聞こえるという。その中で彼は時々小さな声で歌を唄う。最高に幸せそうな顔で、彼は優しい笑顔でそこにいる。 私はそれだけは威張って答えられた。こんな作り笑いの彼よりも、一人っきりでいたいときの彼のほうがずっと綺麗だって。どんなに綺麗に彼が写っていても、彼は自然の中でいるほうが何倍も綺麗だ。誰にも支配されないで、解放された彼がどんなに綺麗か、私は知っている。だから、私は桜と彼の写真に興味は何一つわいてこなかった。 中学でもマイペースに彼は過ごしていた。自分にくっついて回る女子には冷たく、仲のいい人とは屈託なく、笑いあう。ケンカは売ったりせず、ただ傍観している。図書館で本を読んでいたり、男子とスポーツをやったり、とにかく、小学校の時とあまり変わらない。変わりようがなかった。小学校のころから彼はもう、既に精神は大人を超えていた。だから、彼は彼で過ごしていた。 マイペースに、先輩だろうと、先生だろうと自分らしい態度で、過ごした。規則に縛られるのを嫌い、とことん先生と対立していた。それに乗る奴も少なくなかった。堂々と、あの女子を泣かしまくった毒舌で言い負かしまくった一年の男子。そりゃあ、目立った、目立った・・・。 目立ちすぎた。ビックリするぐらいの美貌と、運動神経がよくて、身軽で丈夫で、いい度胸を持っていて、楽器がものすごくうまくて、先生に堂々対立して・・・そして、性格の悪さも超ド級で・・・。 私は彼の笑みを知っている。凍った冷たい笑みも、優しい笑みも、無邪気な笑みも、不敵な笑みも、純粋な屈託ない笑みも、みんな、みんな知っている。でも、彼はこれ以上ない笑みをしていた。 彼はいじめられた。目を背けたくなるぐらい。海君の比じゃないぐらい彼はひどくいじめられた。みんなの前でも、裏でも。彼は周りの人から目を背けられた。彼が気に入らない人たちから笑われた。先生も気がつかなかった。いや、気がついたかもしれないけど、あまり気にとめなかった。 彼は・・・笑っていた。ただ、笑っていた。自覚はないかもしれないけど、海君みたいに身も心もドンドンむしばまれていった。辛かったと思う。でも、私には通告する勇気はなかった。彼の口数がどんどん減っていった。減らず口のはずの彼が、また、前みたいに無口になっていった。 わかっている。いじめは止めなきゃいけないって。でも、そんなの簡単にはできないよ。怖い。私に矛先が向くのが、誰かの悪意を自分の身に受けなきゃならない。それが限りなく・・・怖かった。わかっている。とめなきゃ、いけないことぐらい。とめなきゃ、彼がいじめを受けきれなくなってしまう事ぐらい。海君と同じようになってしまうことぐらい。自分の身を死に投じる事によって我が身を救おうとするくらい。わかっている。わかっているけど・・・。 彼は笑っていた。私の知らない、冷たさだけが宿る笑みを、相手を見下し、哀れむ笑みを、彼は浮かべていた。怒りでも悲しみでも憎しみでもない、自分達が人を追い込む事をしているのに気がつかない相手の頭を、彼は哀れんでいた。かわいそうな人をみた時のような目で、冷ややかに笑う。 彼は、海君とどこか違った。海君は確かに冷たい子ではあった。でも、海君は誰かを感情的に思える部分があった。同情ではなく、自分の感情に素直になれる。彼は・・・彼はどうしても自分の感情に素直じゃなかった。皮肉って、歪んだ感情を彼は持っていた。海君のようにかわいそうと上から見ない事が、彼はできない。自分には上か下しかない。だから、彼は相手を下と見た。そして、哀れんだ。誰かを哀れむ事によって、彼は「自分」を成り立たせている。彼は自分が哀れむ相手に負けたりはしなかった。彼は孤独で、限りなく強い。 彼はここでよくヴァイオリンを弾いてくれた。私が部屋に入ってくるとうんざり顔だけど優しい笑みを浮かべた。ここに、彼の思い出がたくさん、たくさん詰まっている。家族のような彼。兄弟のいない私にとって、彼はお父さんよりも、お母さんよりも身近で、兄弟のような存在だった。 彼は、もうここにはいない。彼の机の上は散らかっていて、その上には写真が一枚だけあった。千尋君と、梓さんと、亜紀ちゃんと、石原さんと、そして、私と彼。みんなで笑って写っていた。もう、彼のこんな笑みを身近で見ることはもう、二度とできない。もう、二度と彼に会えない。彼は私の手の届かない世界に行ってしまったから。 「帰らなきゃ、ならないんだ。」 彼はそう言っていた。この家で暮らすのも、本当に悪くない。でも、ここは自分の帰る場所じゃない。彼はもとの世界に帰る、と言っていた。どんなに辛くても、どんなに悲しくても、一生消えない罪を背負いつづけても、彼は帰る。自分を信じてくれる、自分を待ってくれる仲間のところに。 だから、彼は帰った。二度と会えない、遠いところまで。笑っていた。優しく微笑んでいた。ここで辛い事もあったけど、本当に楽しかった。そして、私を見て、ぎゅっと一回だけ私を抱き締めて、言った。 「ありがとう。」 そう言って彼は私の手からいなくなった。たった一言だった。それだけで、わたしの目から涙が溢れた。もう、彼に会えない。それを強く感じてしまった。 彼は悲しくて、孤独で、でも、優しい。信じられない、という苦しみを持ちながら、彼は誰かを一生懸命に愛そうとした。悪ガキの性格で、しょうもないところもあったけど、私は彼が大好きだった。 世界に三十頭しかいないという黄金の毛皮を持つアムール豹。それは美しく、孤独である。 ロック、私からのお願い。 海君のように、どんなに苦しくても、どんなに辛くても、死を選ばないで。 豹のように、そしてあなたらしく、孤独でもたくましく、優しく生きて・・・。 YES or NO? (~中澤 美幸~ 終) 名前 コメント
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2025年ドラフト候補 内野手 174cm 75kg 右投右打 東海大甲府 2003年度生(1年) まるで曲芸師のような魅せる守備が売りの遊撃手。去年行われた夏季山梨県高校野球大会ではチームの優勝に貢献した。 指名者コメント一覧2021年度第14回、ヤクルト:育成4位(21/05/03) 第16回、ロッテ:8位(21/05/08) 第21回、ソフトバンク:育成3位(21/05/30) 第24回、巨人:育成7位(21/06/19) 第25回、ヤクルト:育成4位(21/06/27) URL一覧ドラフトレポート 球歴 一球速報(打撃成績) 東農大北海道オホーツク公式HP 高校野球ドットコム(高校時代) 指名者コメント一覧 2021年度 第14回、ヤクルト:育成4位(21/05/03) コメントなし 第16回、ロッテ:8位(21/05/08) コメントなし 第21回、ソフトバンク:育成3位(21/05/30) 守備の良いショート 三軍のショート層を厚くして競争を促すために指名 打撃がついてくれば早期支配下も 第24回、巨人:育成7位(21/06/19) 高卒遊撃手。脚捌きが素晴らしい。 第25回、ヤクルト:育成4位(21/06/27) 改めて映像を見るととても肩が強く、しかも精度がめちゃくちゃ高かった バッティングはまだまだOKなレベルではないものの、守備力なら他の高卒ドラフト候補生にも引けを取らないと思っている URL一覧 ドラフトレポート https //draftrepo.blog47.fc2.com/blog-entry-5170.html 球歴 https //www.kyureki.com/player/225596/ 一球速報(打撃成績) https //baseball.omyutech.com/PlayerStats.action?playerId=1760941 teamId=12575 cupId=20200028785 東農大北海道オホーツク公式HP https //nodaiweb.university.jp/okhotskbbc/mennba.html 高校野球ドットコム(高校時代) https //www.hb-nippon.com/player/20626 2021センバツ登録選手 2025大学生野手 北海道学生 名前 コメント
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N国T都某所 小料理屋「華の樹」 夜の帳も降りたのに、蒸し暑い夏の夜 客はカウンターにスーツの男が1人 顔に傷があり、片目を眼帯が覆っている タバコを吹かしながら、ちびちびと酒を煽っていた そこへもう1人客が入ってきた 壮年に差し掛かったくらいだろうか。くたびれた背広に、すこし気だるげ 男は、眼帯の男の後ろに立ち 中澤「ごめん影さん、待たせたね」 闇影「いや、そんなに待っちゃないさ」 男はそのまま隣へ座り 中澤「女将さん、僕にも一杯」 女将「はい」 酒を出されると 中澤「じゃ、お疲れ」 闇影「んっ・・・」 2人は軽くグラスを合わせた 中澤「女将さん、ごめん」 手を立て謝るポーズをすると 女将「はいはい…」 いつもの事、とでも言うように 女将は奥へと下がっていった。 中澤「で、どうだった? 影さん」 闇影「本当、おまえさんの頼みはいつも厄介だよヒデヒサ」 言いながら、闇影は分厚い資料を取り出す 中澤「あれ? お金の出所だけでしょ?」 闇影「分かってて調べさせたろ。金だけじゃねぇ 人体実験、違法薬物、テロ支援、人身売買、他にもあるぞ」 1枚の写真が出された 闇影「この女…アスカ・イザナギ 経歴全部嘘! 軍はよくこんなの使ってるな…… ウチの国で何人か子供が失踪した時もこの女の影が見え隠れしてる 何なんだ? この女」 中澤「それを調べるのも僕のお仕事」 と言って、 闇影「じゃっそう言う事で…」 と席を立とうとする闇影の肩を押さえ 中澤「ごめんねぇ、もうちょっと付き合って」 中澤がニッと笑う 顔をしかめる闇影 闇影「ちっ…ヘイヘイ」 中澤「ありがとね! あっ女将さ~~ん注文いい?ここは奢るよ」 闇影「たくっ……」 そう言いながら、二人は笑いながら酒を煽った…… N国G県山中 かつてダムとして使用された施設 そこに中澤の姿があった 中澤「またなんでこんな山ん中にあるんだか…」 うんざりしながら施設ゲートを見上げた そこへ白衣を来た男が出迎えに来た 長柄「中澤よく来てくれた」 中澤「長柄博士、わざわざ出迎えありがとうございます」 長柄「自分でここに入れといてよく言う こっちはこの2ヶ月生きた気がしなかったわ!」 しらけた顔で返す長柄と呼ばれた男は、警備にあたっている数機のEXMを素通りし、彼をゲート奥へと通した 中澤「あはは、そりゃどうも で、どうなのここ?」 長柄「俺の探れたところまでだ ここはいろんな国から孤児を集めてある実験をしている」 中澤「それは知ってる」 長柄「話の腰を折るな!」 ズガガアアアアアン 中澤「何だ!?」 長柄「あぁ、あれだ」 長柄の指差した方を見る 渇れたダム湖を利用した演習場 そこに装甲を外したEXMが2体向き合っていた。 長柄「ちょうどいい、あれだ 詳しくは専門外でわからんが、機体カラーにより特殊な能力を発揮する人間がいるのは知っているか?」 中澤「何となく噂程度には」 警備の人間に睨まれぬよう、適当に答える まあなんせ、今回忍び込んだのはこのため… 長柄「【COLORS】ここはそれの実験施設だ」 中澤「【COLORS】……」 真っ白なEXMが走り出した それに反応して対峙する暗い蒼のEXMが銃を撃つ ガガガガッ!!! 白いEXMは銃弾をすり抜け、間合いを詰める ズガンッ!! 白いEXMの一撃が見事に決まり、相手を倒した 中澤「ほぉ~~スゴいね、あんな動き出来たっけ? OS?」 長柄「OSか……いや、あの子だ」 と指差した先、白いEXMの中から 機体と同じ様な白い髪の少女が出てきた 長柄「あの子の能力だ 「脳波操作」と呼んでいるが、彼女は機体の全てを自分の手足の様に動かす・・ある意味彼女は機体の「脳」になっている もう片方も、ここの研究所では上から数えた方が早いんだが、今日も相手が悪かったな」 中澤「へ~~。スゴい子達ばっかりなんだな」 長柄「そうでも無いさ」 と、別の模擬戦を指差す ビービーと、警報がけたたましく鳴り響いた ブシューーーーッ 爆発と共に機体が煙をあげ、所員が叫ぶ 「またやったぞこれで何機目だ!?」 「熱に気を付けろパイロット救出急げ!!」 消火剤がかけられ、その横をタンカーが走る 「急げ!! 意識が無い」 中から傷だらけのコが出て来た あんな状態で乗せていたのかと、中澤は思わず眉をしかめそうになるが、場所が場所なのでなんとか耐える 長柄「と、まぁトラブルが絶えん所だ」 中澤「はぁ~…」 また先程の白いEXMへ目を向けると、あの白い少女がこちらに気付いたようだった 白い少女「あっ博士~~」 笑顔で手を振る 中澤「何、何? 懐かれてるの?」 からかってやろうとニヤニヤするが 長柄「違う! あの機体が俺の担当なんだよッ」 イヤそうな返しに深入りはしないでおいた すると、少女がナカザワ達の所へとやって来る 白い少女「博士、今日も絶好調だったよ」 長柄「あぁ、そのようだね01 体調は何とも無いかな?」 優しい声色だった。なんだ、まんざらでもないのではないか 白い少女「うん!だいじょ・・・ ぐうううううぅぅぅぅ~~~~ 白い少女「あっ」 エヘヘ、と笑いながら 白い少女「お腹空いちゃった」 すると中澤はポケットからお菓子が出すと 中澤「こんなんで良かったらどうぞ」 長柄「何でそんな物持ってるんだ?」 中澤「移動中にねぇ~。口寂しくなるからさ で、どお?」 01と呼ばれた少女は不思議そうにお菓子を受け取りじっと見ていた 中澤「あれ?嫌いだった?」 長柄「あぁ、ここにはそんなの無いからな」 中澤「あら、え~~っとね。それはお菓子…食べ物だよ」 と中澤が言うと01は袋を開け、恐る恐る口にする するとスゴく驚いた顔で中澤を見た 01「何!? 何これ!! なんか口の中が喜んでるよ!!」 中澤「そ、そう。そりゃ良かった」 喜ぶ01を見ながら 中澤「博士……。これ何?」 長柄「ここの食べ物…と言うか栄養摂取は味の無い乾パンみたいなモノなんだ それにあの子はどうも外から来たわけじゃないから、余計に味ってモノを知らない」 中澤「はぁ……」 と中澤が驚いていると 「01! 何を食べているの!!」 女性の怒鳴り声がした すると01は慌ててナガラの後ろに隠れた 01「リサ先生~~」 中澤「先生?」 長柄「あぁ~教育担当、兼所長秘書…」 少しキツそうなその職員に、長柄は煙たそうな顔になる そして、その後ろに視線を送ると、もう1人女性を見て耳打ちする 長柄「ここの所長…アスカ・イザナギ」 中澤「…そう、彼女が……」 ?「01」 リサの後ろから小さな影が飛び出してきた 01「02!!」 01は駆け寄ってきた少女に声を掛ける 01「見て見て、これスゴいよ!何かね幸せにな・・」 リサ「01!!」 ビクッと01が縮こまる リサ「貴方ね? この子達の栄養管理はされているの 余計なモノを与えないでもらえる」 と中澤を睨み付けた 中澤(こわっ…ッ) と思わず目をそらす イザナギ「まぁいいじゃない。それぐらい」 とリサを諭しイザナギが前に出てきた イザナギ「01、今日もいい数値が出てたわ いい感じね」 と01に笑顔を向ける 01「本当、母さん! エヘヘ…! 私スゴいでしょ!?」 02「良かったね01」 01「うん、ありがとう02」 中澤(母さん…?) と中澤が疑問に思うと 長柄「ここの子達は彼女を母としているんだ」 と長柄が小声で教えてくれた 中澤(しかし、この女が) 優しく子供に微笑む姿に少し考えた イザナギ「初めましてアスカ・イザナギです さて、軍の方…でしたよね?」 スッ…と冷ややかな目がこちらを向いた ゾクッ 思わず背筋が凍る。そんな視線だった 先程までの様子からは考えられない イザナギ「立ち話も何でしょうから。リサ」 リサ「はい、所長」 リサは答えると少女達に リサ「今日は部屋に戻ってて、お客様だから」 「「ハーイ」」 2人は返事をすると走って行った イザナギ「ではこちらへ…。案内いたしますわ…」 と中澤達は施設内へと通された その彩をパレットに2へ続く