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395 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 09 19 ID Jq42BVp+ 薄明かるい灯にまぶたを照らされ、ゆっくり気だるそうに彼は片目を開いた。 よく潤んだ緑の瞳に橙の炎が映りこんで反射しチカチカと儚げに揺れている。普段であれば濃く暗い色の前髪に覆われ見えない緑だ。 彼が今こうしてベッドに深く沈みこんでいなければこの瞳は見えない。じっとりと汗をかき、湿った前髪がまとまって彼の目を露にさせている。 新緑のように明るく、魅入られそうな深さがある。幼いといえるほど若々しく、それでいて井戸のように底知れない、庇護欲と畏怖を同時に思わせる、そういう印象の瞳だった。 ぼくは灯を枕元の机に置き、彼の顔を覗き込んだ。 愛らしい頬や、か細い首の線が変声期を迎えていない幼い少年だということを告げてくる。浅黒い肌の下は赤く染まり、しっとりと頬を汗で滲ませている。ぼくの姿を目で捉えてからゆっくりと開かれたもう一つの目を、苦しい呼吸を訴えてか、切なげに緩ませる。 その表情にぼくの意識が一箇所過敏に反応した。 「ニルさん」 彼が小さな声でぼくの名を呼んだ。感情の読めない低い声音だ。 ぼくには彼の姿がベッドの上で男の来訪を待つ娼婦のようにしか見えていないのだ。彼はそのことに気がついているのだろうか。 少年に対して異常な感情であることは重々承知しているし、この自分の本性を正す気もない。初めて彼を見たときからこうするであろうことは分かっていた。 旅の行商兄妹が我が家に?自分の性癖を知ってか知らずか父は易々と彼らを受入れ、もてなした。ぼくは兄である彼の異国情緒あふれミステリアスな風貌にすぐに心惹かれた。 褐色の肌に濃い色の髪、時折ちらつく緑がひどく目を引いた。年頃の少年のような快活さもなく、ひどく陰鬱そうな印象を与える。彼は町の子供と話すこともなく大人とばかり話しているのをよく見かけた。 確かに話してみれば理知的だが感情に欠け、子供らしい未発達な言動などなく、見かけとの差異を感じずにはいられない。 ただ異国の子となれば仕方のない言葉の流れが、妙にたどたどしくそれがひどく愛らしく感じた。 「ニルさん?」 少し咳き込んでから彼は再びぼくの名前を呼んだ。 吐き出される息の熱さが、病気による熱だとわかっていても、欲情し堪えきれない熱さを発散しようと苦しんでいるように見えてしまう。 「なん・・・ですか」 いつまでも顔を覗き込んでくるぼくに不安を感じたのか、彼は眉を下げて少し身を引いた。 ふるふると揺れる唇が美味しそうでむしゃぶりつきたくなる衝動を必死で堪えながらぼくは言った。 「スイ君は商人だよね」 だから何だ、と揺るがない視線が言ってくる。 「枕営業って知ってる?」 396 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 10 12 ID Jq42BVp+ 彼は疲労で少しとろんとした目でぼうっとしてから首を小さくかしげた。 ぼくはベッドの上にあがり、布団を剥がし彼の上に覆いかぶさった。瞬間的に彼の表情が引き締まるが、遅い。 小さな手を大人の握力で掴み、ベッドに縫い付ける。痛みと恐怖で声が出なかったのか、彼は、カヒッと変な息の吸い込み方してからぼくから逃れようと身をよじった。 病気により体力がないことも合わさって、すぐに無意味と判断した彼は涙交じりの片目を僕に向けた。 にらんでくるかと思ったが、なんてことはない普通の一瞥だった。それから完全に顔を背けてしまった。 露になった首筋にぼくは歯を立てた。痛くはないはずだが彼がぴくぴくと小動物のように震えている。 舌を這わせアゴを撫ぜ、若い皮膚に吸い付きぼくの中の渇きを潤わせようと執拗に首をしゃぶった。 彼の汗のにおいや自分の興奮した体臭が鼻につく、それすらも夢にまで見た快楽の一部であり十分にぼくの熱を上げさせた。 はぁぁ、と彼は深く息を吐いた。 「やめて欲しいの?」 ぼくにはその息が小さな快感ではなく、呆れかえって吐き出された侮蔑のように感じられた。 まさかこの状況でそんな態度が取れるものだろうか。 「やめろと言えば、やめるか?」 背けられた横顔は、必死でぼくを見ないように、ぼくという存在を拒絶するように頑なだった。 今まであった取ってつけたような丁寧語は切り取られ、少々威圧的に感じる常体での話し方になった。彼が妹とこちらの言葉でやりとりする時と同じだ。 つまりぼくは、もはや敬う言葉を使う相手ではなくなったということだ。 非常にわかりやすい目前に差し迫った、物理的な力を持ってベッドに押し付けられたこの状況に対し、彼はぼくを馬鹿にした。泣いて懇願し身に覚えのない許しをぼくに求めた少年を数多く知っている。 だがまさかその少年たちの中で最も体の小さな彼がこのような態度に出たのだ。 「やめないよ。むしろ言って欲しいのに」 驚きと小さな苛立ちを覚えながら、ぼくは彼の耳に歯を立てた。まだ力は入れていないが、彼の体がビクッと震える。恐れてはいるようだ。 「やめないのならば、やめろと言う必要がない。俺は、今から、話さない。目を開けない、だから・・・早く」 終わらせろ、と途中まで聞こえたような気がした。その瞬間にぼくは彼のシャツの前を引きちぎって開かせたため全部は聞き取れなかった。 ひ・・・と目を瞑り引き絞った声を上げ彼は身を縮ませた。 「ねえー、なんでそんなこと言うの?ぼくが昨日の今日で溜まったから適当に流し込める穴探してただけみたいじゃん」 泣きそうに強張った顔のままぼく側の片目をわずかに開かせた。疑惑に染まった緑だ。 397 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 11 12 ID Jq42BVp+ 「ちが・・・ちがうの?」 違ったところで彼の身に降りかかる結果は変わらないというのに、動揺から随分年相応の弱さを見せてもらえてぼくは少し気分が良くなった。 「違うよ、スイ君のことが大好きになっちゃったんだよ。もう一日だって待てない、一日経って違うキミになる前に今のキミと触れ合いたくて仕方ないんだよ。こんなことしか出来なくて本当にごめんね」 露になった乳首を弄った。反応はない。手のひらを大きく広げてお腹をゆっくり撫でた、小動物のような細かく激しい鼓動が聞こえる。手を動かすたび緊張からか張り詰めた弦を弾くようにピクンピクン震える。 しっとりとした肌は手に吸い付いてくるようにきめ細かく温かい。とっとっとっと、と心臓の音が彼がまさしく今生きてその全身に血を送り、熱を持っている1つの生き物であることを主張する。 浮き上がった肋骨の形、か細い鎖骨の隆起や薄くて無いような肉の感触が手のひらにじくじくと伝わってぼくの胸のうちまでむず痒いような心地にさせられる。 ぼくはもう彼を掴んではいない。両手の拘束はなく、腕は顔の横に開かれている。浅黒い胸が揺れる灯に照らされ、汗の玉が光を返す。いかにも不健康そうな容姿だが、恐怖に怯える表情と相まってひどく扇情的に視界に映えた。 ふーふーと彼は未だ横を向いたまま荒い息を吐き続ける。 「嫌?」 「いやだ。いやだいやだいやだ。冗談やめろ、フザケルナ」 彼の小さな怒号は途中から理解できない言葉に変わった。母国の言葉だろうか、この子が自国の言葉で話すのを初めて見た。たとえ妹との会話ですらこちらの言葉で話していたというのに、ここまで錯乱してくれたのが嬉しくて仕方ない。 声が小さくて叫びにならない叫びをひとしきり言い終えると、涙を流し始めた。しゃくりあげたりはしない静かな泣き方だ。それでも過呼吸になっていないか心配なほど激しく肩で息をしている。 「なんでそんなに?」 わからないのか?と切りつけるような鋭い眼でにらまれた。 ぼくだって彼が震えながら罵る理由をわからない訳ではない。ただ反応が面白く、次にどんな顔になるのか楽しくなってしまった。 日の出ている時は、物静かに動かず書き物ばかりしていた彼が、今ぼくの下で怒り、恐れ、泣いている。 次はどうするだろうか、どうなるだろうか。いっそ笑ってはくれないか。 「?」 398 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 12 31 ID Jq42BVp+ 横目でぼくをにらむ目が、少し色が変わったように思えた。緩んだ、というかは艶が出た。 涙は止まり、浅黒い肌は先ほどの動悸の時よりも赤みが走ったように見える。 本人も異変を感じているようで薄い眉を寄せ、困ったように視線を泳がせる。温かい吐息が腕にかかった。 「おかしいね」 胸の前でたたまれた腕を片方掴むと、さっきの恐怖におののく震えとは違う振動が伝わった。 「ふゎ・・・・・・・・ッ・・・、ニルさん・・・何、した」 腕を掴み上げ、薄い胸板を撫でると、ビリビリと筋肉をこわばらせながら彼は体をのけぞらせた。まるで原始的な快感が電気のように走ったとでも言うような反応だ。 「っぁあ・・・っ・・・」 聞いているこちらの耳が蕩けそうな甘い声を発しながらベッドに頭をつけ、背筋をしならせて腰を浮かせる。見れば下半身の布地にこわばりが出来ていた。 「なんで急にかわいくなったの」 言いながらベッドに沈み込ませ、口付けた。もちろん返事はない。差し入れた舌で彼を蹂躙してやろうかと思えばその舌を彼自ら舌を絡めはじめ、流しいれた唾液も端からこぼしながらも受入れ、しまいにはぼくの腕の服を小さな手で掴んできたのだ。 あまりにも急激な変化だ。 薬だろうか、と思った瞬間、夕食の後に具合の悪い彼に父が風邪の薬、と言って袋を渡していたのを思い出した。 一体何を考えて、父はそんなことをしたのか分からないが、ぼくはただ目の前で乱れる彼がいとおしくて仕方がなかった。 柔らかい舌、綺麗に並んだ歯列をなぞり彼の奥へ奥へと舌を伸ばす。熱く小さい舌がぼくのものを拒んでいるようにも誘っているようにも思える動きで粘つく唾液をかき混ぜながら絡みつく。びちゃびちゃと高く水音を立てながらスイは小さく息を漏らす。 「んぅ・・・っふう」と喉を鳴らして濃い唾液を飲み下した。 ぼくの息が辛くなり、口を離そうとすると彼のほうからぼくの下唇を上下の唇ではさみ名残惜しそうに口を開けた。 口と口を結んでいた短く光る糸が彼の頬に落ちる。テラテラと光る舌が胸の息遣いに合わせてちらちらと上下に揺れる。まるで物足りない熱を欲しているかのように淫猥な表情でぼくを見る。 「はぁー・・・っはぁ・・・ちがう・・・ちがう!なんだこれは!」 春を売る仕事人のような表情は、どうやら本人の意思で行っているわけではないようだ。 「その気になってくれて嬉しいなあ。お互い楽しいほうがいいものね」 いい加減覆いかぶさる体勢で居たら、腕が痙攣する手前まできていたので、彼の横に横たわることにした。 399 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 14 00 ID Jq42BVp+ 間髪入れずに開けたぼくの反対側へ、彼は身をよじって逃げようとした。さっきは観念したというのに、抜け目がない。 それとも先ほどよりもはるかに余裕がないということか。 ぼくは腕を逃がさないように力を入れて掴んだ。それすらも快感なのか、また彼の背筋がこわばった。 こちらへ引きづり込んで背中から抱き込んだ、汗っぽい頭皮のにおいが心地よい。 ぼくよりずっと小さい腰に、わざとぼくの誇張を知らせるように腰を押し付けた。引き絞った悲鳴が聞こえる。 「しい君の肌気持ち良いなあ」 彼のボロボロになった上着を脱がせ、燃えるように熱くなった肌を撫ぜた。今までベッドに譲るままだった彼の背の快感を直接感じられる。片手で撫でながらぼくは自分の服を脱いだ。最初に脱いでおけばよかった。 「あ・・・あ・・・ああ・・・、」 喉を反らせ彼はうたう。乳首よりも肌のほうが感度が良い気がする。撫ぜるだけで今にも果てそうなほど喜んでいる。性器に触れればこれがどうなってしまうのか。 耳、首、肩甲骨へと、薄い肌に舌を這わせ歯を立てる。その度上げられる声に酔ってしまいそうだ。 ズボンの中に手を滑り込ませると、涙目が見開かれ「駄目だぁ!」と声を裏返らせながら叫んだ。 それは膨れ上がってはいるものの年相応に小さく、体液でぐちょぐちょに濡れていた。 そもそも、性とはかけ離れたストイックなイメージを持たせる少年の股間が立ち上がり淫猥に濡れる様子など想像しただけでぼくの股間がおかしなことになってしまうというのに、目の前で彼が穴という穴を潤しながら腰を擦り付けてくる、この事態に耐えられるわけもなく。 ぼくは彼のズボンを下着ごと一気に下ろした。 熱を空気にさらされて彼は身もだえする。 後ろからぼくは彼の片足を高く上げさせて、彼のものを弄る。「んんー!」と彼は口を閉じながら高く呻いた。 「可愛い・・・可愛い可愛い可愛いよ、しい君そんなちっちゃなおちんぽ膨らませてヨダレ垂らして、だらしない!気持ち良さそうに腰振っといて、まだ気丈そうに我慢しててすっごく可愛い。 ねえねえねえ、わかる?キミすっごくエロいんだ。ぼくから見たら。髪の毛で顔隠しててさ、たまにチラッと見える緑の目がすっごく淫ら、目が合うたび誘われてんのかなってドキドキしてた。 可愛い、可愛い可愛い、挿れたい刺したい掻き回したいキミのお尻にぼくのちんこ突っ込んで掻き回してたくさん入れたり出したりしよう。そしたらたくさん注ぐから、赤ちゃんできちゃうかな。 出来るくらいお腹パンパンにしてあげる。やめてって言ってももうやめないよ」 400 名無しさん@ピンキー 2010/10/31(日) 23 15 22 ID Jq42BVp+ 彼の片足を、彼の顔の横くらいまで上げさせた。思ったより体が柔らかい。 上げさせた足の細さに感動する。未発達の、骨まで細いふくらはぎにはつきかけの滑らかな肉がわずかにへばりつき、太ももはしなやかで弾力がある。太ももと呼ぶにはあまりにも細すぎる。この少年独特の細さがたまらない。 露になった尻の裂け目に、彼の先走りのぬるぬるを忍ばせた、まだ穴には指を入れいていない。にも関わらずスイは与えられる快感に背を弓なりにそらす。 おそらく、彼にとってこういった行為は初めてではないように思われた。この年で商売人、まして旅をしている。ぼくでは考えられないほどの苦労をしてきただろう。言葉では知らなくても、彼は妹を守るために何度も肥えた大人と寝てきたのではないのか。 それこそぼくの父のような大人とか。 その涼しげな口には過去に何本ものグロテスクな男根を咥え、白い汚濁を嚥下し、小さな肛門は臓器の奥へと見知らぬ棒を誘ってきたのか。妹のため、生活のためにと惜しみなく声を上げ今のように乱れてきたのか。 今まさしくぼくとの行為は、彼にとって損失でしかないのだろう。偉いおじさんのちゃらんぽらんのセガレが発情してなぜか掘られた。くらいの認識だろう。 よほどひどいことでもされなければ、きっと彼は明日からも何事もなかったように俯いて書き物をし、妹と話し、にこりともしないで大人と商談をするのだろう。 考えたら、少し、萎えた。 「やめてって言わなかったらやめるとは」
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――ぐい、と背後から真綿で括るような抱き方をしてやれば、 ウエスト付近の背骨の辺りに、とても硬い、ごりごりとした感触が露骨に感られる筈だろう。 「あの…。朝にも…。」 「後にしろ。」 断片的な、あくまで命令系の物言いだが、少年は従順に無骨な料理器具を置いて、ガスを止めた。 緊張を解いて、胸の前に腕を回す、体温からではない熱を含んだ掌を重ねてやれば、 頬は僅かに紅潮して、落ち付いていた筈の呼気が、切なく震え始める。 「ありがとうございます。いつも求めて貰えて、嬉しいです。」 「金が掛からんというだけだ。…悦いからの間違いだろう。…この、淫乱。」 「淫乱な子が、好きですか?」 「知るか。」 「頑張っておしゃぶりしますし、お尻も締めます。僕のこと、もっといっぱいお使い下さい。これからも、ずうっと。」 二の腕に柔い唇の感触があるから、軽い体を引き揚げた。 寝室への廊下を辿りつつ、こいつ自身は何をも拒まない。 今朝だって、腹立ち紛れの鬱憤の発散と手切れを兼ね、かなり乱暴に蹂躙した筈だったのに―― 深夜の静かな家屋の一室に、一糸も纏わぬ人間が二人、居た。 ベッドの縁に腰掛けた若い男。 長身ながら横幅はそれほどでもない。ただし痩せぎすでもなく、 無駄なく鍛えられた赤銅色の筋肉を持つ、まるで猛禽のような男だった。 部屋の隅に立て掛けられている、使い込まれた数本の竹刀が、男の由来を恐らく物語っている。 男の股ぐらの間に在る少年。 小学校を卒業したばかりぐらいの年齢にも見えてしまう程に小柄な背丈だ。 中性的な容貌を持ち、日焼けの全く無い真白の肌を男の前に晒していた。 長いものは僅かに肩にかかるくらいの、シャギーのかかった黒髪を持っている。 幼さを示して無毛のまま反り勃つその根元は、少年の濡羽色に艶めく髪と同じ色を持った、 レースで縁取られたリボンできつく戒められていた。 女どころか自慰すら疎む性生活の末、その逸物は若苗の茎のような白さを保っている。 鈴口の割れ目からはとろとろとした蜜が零り流れてリボンにまで至り、 はしたなく濡れる染みを、そこに彩っている。 腰の後ろに回された両腕の手首には安物のベルトが巻かれている。 だから。唇と、舌と、喉と、口内のあらゆるものだけを使って、 愛しい男のものを、懸命に慈しんでいるのだった。 これでも、少年と男の年齢は二つしか違わない。 各々の制服を着用しなければ、同じ高等学校に通う人間同士には、とても見えないだろう。 ――質のいい黒髪を撫でているが、決して慈しんでやっているのではない。 もしこの状況で僅かに殺気でも向けようものならば即座に察知できるし、 この場で障碍の一つ二つぐらいを持った体にしてやろうというのも、思考の片隅に在るからだ。 それにしても、熱意と努力は買ってやるが、懸命に施しているであろうその技術は、 いつも買う女どもとは比較対象にもならないぐらいに稚拙なものだ。 後ろ手に結わえられているために指での愛撫ができず、幹に唇を擦るだけの奉仕でしかない。 まさに「見様見真似」の実践そのもので、男が自分を慰める方法によく似ていた。 頭を押さえて咽奥まで穿ち込んだとしても、どうやって耐えているのかは知らんが、 その場でえづきを無理矢理噛み殺してしまって面白くもない。 舌が疎かになってしまうから、それをしても却って遅くなるという扱い辛さだった。 左手で髪を掴み、力技で腰に引き寄せて、亀頭の先を咽奥に抉り込む。 掴んだ髪を通じて頭を捻じり、狭い口内の摩擦によって、気分を高める他無かった。 この方法には長いこと随分世話になっていて、奴にもこれが一番早い遣り方だと教えている。 ただ魔が差しただけだったのだが。 ふと、何気なく右手で奴の鼻を摘み、呼吸気の流れを塞いでみた。 首をぶん回すのは止めたので、下からちらちらと俺の目を見上げるも、奴は特に抵抗しない。 舌と喉を蠢かせて気道を確保しようとしているようだった。それでも、隙間は全く無い。 右手はそのままだ。 顔が青褪め始め、舌の付け根辺りが痙攣を起こす。 肉茎を吐き出すべく横隔膜を押し上げて空気の塊を送っているが、逃げることは叶わない。 細い首の内側から、死に掛けた仔猫の鳴き声のような呻きが微かに漏れ出る。 本格的な抵抗のつもりか、首から下の体全体を、力無くのたくらせた。 鼻を挟んでいた指をようやく離すと、盛大な鼻息を立てて酸素を摂り込んでいる。 涙をぼろぼろと大量に零しながら目を何度も瞬かせ、顔中に脂汗が浮いていた。 普段のこいつからは絶対に見られないだろう、無様な表情に思わず噴き出してしまう。 心持の休憩を与えたので、またイラマチオを再開する。 ペニス全体が熱を持ち始めると、そこで一旦止め、いたずらにインターバルを取る。 できるだけ長く愉しむための意地悪だったが。 5~6回繰り返した所で、それの意識は朦朧とし始めてしまっていた。 これを、最後にしてやろう。 呼吸を許さず、己の腕力に任せて、口内を蹂躙する―― 愛する男はとても寡黙だけれど、含んでいるものの熱量と、その微かなわななきで、 彼の放出のときが近いことは解りきっている。そして、自分の限界も。 彼が自分の頭に大きな掌を添えた瞬間、気取られないように注意を払って、静かに目を瞑った。 喉奥にあった亀頭を唇に包み込める深度まで戻し、鈴口の真下を舌先でくすぐる。 そうして、この賤しい舌の上で、彼の素敵な樹液を、しっかり味わいたかった。 彼が自分に与えてくれた物質的なものは、知り合って今までずっとこれだけだったから。 せめてこれだけは、なんとしても大事にしたかった。 だけれど、射られた刹那。横隔膜が余計な事をして、ものを口から離さざるをえなかった。 最初に撃たれた一筋は上唇から鼻梁を越え、瞼に至るまで黄色みがかった線を描く。 体の芯は熱く火照りながらも、顔色は硬質に青白いままだから、 出されたその線のそこだけがきっと生々しく見えるのだろう。 薄暗く霞む視界の中で、絶え間なく顔に降り注ぐ熱いものを少し残念に思ったけれど、 彼特有のとても濃い匂いに包まれるのも、それはそれでとても嬉しい事だった。 ――放出の瞬間に右手を離してやると、新鮮な空気を求めた気道へ精液が侵入したらしい。 どこに残っていたのか分らない程の力で頭を跳ね上げて、口を占拠していたペニスを吐き出し、 髪を掴まれたまま盛大に咽る。肺に穴でも開いたのかと思わせる、無秩序な吸気音を立てていた―― 勢いが足りず、硬い幹に垂れていた残り物が頬で拭われるのを待って、瞼を開く。 震える睫毛は長く、その黒曜石のような瞳はうっとりと濡れていて、目の前のその先端に口付けると、 尿道に残っていた意気地なしの子達を丁寧に啜り上げて、仕上げを終えた。 余韻が終わると、ようやく一つ溜息をつけた。 手の力を緩めてやって頭の上に乗せ、できる限り優しく撫でてやる。 さらりとした質の良い髪の感触がまた、指に心地よい。 何気なく、こいつの顔面にべっとりとこびり付いた白濁を人差し指で拭ってやる。 別に溜め込んでいたつもりは無いのだが、それはまるで糊か粘菌のように濃厚だった。 視線が指先に向けられているのにようやく気付いて、こいつの口先にまで持っていく。 数瞬過ぎても何も起こらず、首を振って。「…掃除しろ。」とだけ呟いた。 その小さな舌が指の皮膚の上を這いずり回って、丹念に舐め取っていく。 唾液の光沢しか見えなくなるとまた、その顔から調達して、同じ事をやらせた。 これはまるで、餌付けか何かのようだな。 毎日毎日、来る日も来る日も。食事と掃除と洗濯と、性処理を雛に強いる親鳥と、自嘲した。 ――最初の頃は物珍しさが先立ち、一方的に貪り弄んでいたが、 ここ最近は互いを歓び合う愉しさに、ゆっくりと蚕食されている。 あまりにも簡単にここまで手折れたことに、随分と拍子抜けしたものだった。 ずるずるとコールタールの濁沼に嵌まり込んだまま、 そこから抜け出す為の足掛かりはどこにも見付からない―― だいぶ顔の見た目がましになってくると、作業をとりやめた。 ベッドの上に転がしてあるスポーツドリンクのボトルに手を伸ばし一息つく。 大腿の上にさらりとしたものがそよぐ感触があって目を遣ると、 傅いたまま目を閉じて、頭を右の大腿の上に乗せている姿があった。 だいぶ、疲弊したのだろう。もともと体力の無い、奴だからな。 こいつの薄い皮膚では、乱れた脈拍のテンポなんてものはこちらには丸分りだ。 このまま眠られてしまうのも癪なので、呼吸が緩やかになり始めるのを待って一気に抱き上げる。 頭が枕の側に来るようにベッドの上へ転がし抑えこんで、膝を割り開いて様子を観察した。 勃起してすら子供そのままのサイズながら、それはようやく赤みが差し始め、 先端から漏れつづけた蜜はリボン全体をぐっしょりと濡らしている。 双眸はもう潤んでいるどころの話ではなく、涙を湛えきれていなかった。 膝に置いていた手が、上質の白絹のような手触りの腿を撫で下ろされて、 届いた尻たぶを割り開くと、そこだけ僅かに色素の沈着したすぼまりがある。 中指を使って意地悪にも優しく皺に触れてやると、首をぶんぶんと縦に振って忠誠を示した。 口の端が僅かに吊り上がる。逆の手で口を塞ぐ。 一気に第二関節まで捻じ込まれた指は、前立腺だけは器用に避けて体内を弄り始めた。 苦痛とも快楽ともつかない強烈な疼きを逃がそうと、呻きを漏らして必死にじたばたもがけども、 片手の力だけで十分に拘束できてしまう体力差は、俺にとってあり難いものの一つだった。 そうやってじっくりと直腸を抉り擦ってから、ようやく指を抜いてやる。 排泄物の気配は、臭いも何も残っていない。 いつもの言い付け通り、既に洗浄を済ませて来たようだった。 抵抗どころか体を起こす力も失っているようなので、うつぶせに寝かせて膝を立たせる。 この手で支えてやっても、がくがくと笑っている内股がどこか可笑しかった。 さきほどの奉仕のときよりも硬度と大きさを増したようにも思えるものを、 きっちりと閉じられたその部分にあてがった。 「………欲しいか?俺は既に、満足しているのだが……。」 淫らな背徳の期待に満ちていた瞳の内部が、瞬時に焦りに埋め尽くされる。 「や…あ……ください、くださいっ!後でどんな事でもします… だから…お願いだから、意地悪しないで……。」 誘導された事に気付いていない迂闊な誓いに、失笑の息をわざとらしく吐いた。 「……その言葉、忘れるなよ。」 ――掴んでいた尻を放り出して、ベッドの上に胡坐をかく。 「欲しければ、自分でやれ。」という事だが、 肩越しに向けられる怪訝な瞳には、口では何も言わなかった。 熱病に浮かされた頭でも理解はできたようで、荒い息を吐きながら立ち膝でにじり寄って来る。 両の太腿を跨ぎ越えた腰の辺りに膝をつき、奴の内股と俺の脇腹が触れ合って、 互いに正面から向かい合う体勢となった。 小さな腰をゆっくり降ろしてゆくも、腕が使えなければ屹立したものは尻たぶと滑り合ってしまい、 腹の中に容れるどころか先端も定まる気配すら無かった。 わざとらしく溜息を吐いてやると、ますます焦りが大きくなったように見える。 数える事も馬鹿らしくなるぐらいの試行を腿の筋肉が震えるぐらいになるまで続けたようだが、 流石に限界を迎えたらしく、ある瞬間に糸が切れたように俺の太腿の上にへたり込み、 胸板には汗みどろの上半身を預けられた。ぐったりとしたまま、肩で息をしている。 ぼそぼそと謝罪の言葉を囁いてるようにも聞こえたが、発音も声量もはっきりしていなかった。 それでも、少しの間でも休ませてやるつもりなど、毛頭無い。 うつ伏せに転がして、半端な四つん這いの姿勢を強いらせれば、 薄く細い腰にかろうじて存在するくびれに両手をかけ、 照準を定める―― 「ひぅっ…んっ……ぅ……ん…。」 どんなに歯を食いしばって、俺の匂いが染み込んだ枕に顔を埋めても、 くぐもった歓喜の呻きはどうしても部屋の空気に漏れ出て来てしまう。 自ら望んで堕落したソドムの愉悦には最早、理性では抗いきれないようだった。 入り込めたのはまだ亀頭だけだった。 次には背中に覆い被さって、腰にあった手を今度は両肩にかける。 今更になってこいつの腕が行為の邪魔になっている事に気付いたが、外す時間も惜しかった。 そうして力の方向を調整してから、腹を食い破るべく、再度。 ゆっくりと、最大限の自制心を振り絞りながら侵入する。 そうしなければ、繊細なこいつの粘膜は瞬く間に破けてしまうだろう。 自分の性欲は、一気にこれを貪り狂えと暴力的なまでの信号を発していたが、 そんな事をするぐらいなら、いっそここでこいつの首を圧し折った方がマシだった。 俺はいつもこの瞬間にしか、こいつに情を伝える事ができないのだから。 「…ぅ…ぁ…あ…あ…あっ…あっ、あっ!あああああああんっ!」 体のあらゆる部分を力で戒められた少年は、 嬌声を上げて身をよじる事しか快楽を逃がす術が無い。 女に勝るとも劣らない、甲高く艶のある愛しい甘い声が、至近距離にあった耳を劈いた。 いっぱいに見開かれた瞳孔は焦点が最早定まっていない。 「…ありがとうございます…とっても熱くて…大きくて…硬くて…息が詰まりそう… どうなってしまってもいいから…どうか存分に使い倒して…愉しんで下さい……。」 うっとりと囁かれた卑猥な言葉に興味は無かった。 こいつは犯される毎に、このような事を言うからだ。 ペニスの全てが熱く包み込まれている。先端からその根元に至るまで。 過去。支払う料金に関わらず、俺はものの緩んだ商売女しか知らなかったが、 こいつの中だけは、何もかもが別格だった。 未成熟な肉体で凶器そのもののサイズのペニスを受け入れるにあたり、 腸の粘膜が限界まで引き伸ばされた結果、こいつとの間には襞も何も無い密着感があった。 雁首に近い所では、マシュマロのように柔らかい腺が押し潰されている。 滑らかに薄く汗ばんだ陶磁の肌は、触れているだけでも理性が溶解されてしまう気がした。 うなじも犯して、さらさらした清潔な黒髪に鼻を突っ込み匂いを嗅ぐと、 決して安物ではないシャンプーの香りに鼻腔をくすぐられる。 辛抱ができなくなって、責めを開始した。それは、ピストンではない方法で。 黒髪に隠された耳を口先だけでどうにか探し当ててねっとりと舐め回すと、 耳の孔に舌を挿し込んで、耳朶を甘く何度も噛んでやる。 そうすると、もともと窮屈なペニスの喰い締めに、ぴくぴくした痙攣が混ざり始めた。 「ん……ぅ……っ……んっ……。」 こいつは再度目を瞑って、愛撫されるがままに鼻を鳴らす。 顎と枕で頭が挟まれて、もうこいつが自分の意思で動かせる体の部分はどこにも無くなった。 空いていた左手を使って、滑らかな胸をまさぐる。 暫くはとりとめなく、優しく撫で擦っているだけだったが、乳頭が見付かるとそこを狙い定めた。 爪先で一度弾いて硬度を確かめると、摘み上げて、指の腹で転がしてやる。 「ひぅっ……はっ……はぁっ……はぁん……あうぅ…。」 とりとめなく左右を行き来し、欠片ほどの安心の時間も与えてやるつもりは無い。 だらしなく開かれた口の中に銀色の糸が引き始め、一滴は零れ落ちて枕に染みを作った。 炙られるような快楽を更に求めて腰を捻り、硬張りに自分の前立腺を擦ろうとしているのが分る。 こちらから動いて抉り擦るよりも、向こうに動かせるこのやり方が好きだった。 これで壊れてしまうなどということは今まで無かったし、 何より、自分の精神的な誇りの全てを投げ打ち、同性とのアナルセックスをはしたなく求め、 自ら破滅的な快楽に溺れてゆく清楚な少年の姿を至近で眺めていると、 魂の奥底がおぞましくも愉しい何かによって書き換えられていくように感じる。 この澱んだ暗い愉悦が、こいつとの関係を断ち切れない一因でもある。 平穏で温かな幸せは、互いに諦めているからだ。 このような言質を始めとした、自分を合理化する為の言い訳なんてものは、 いつでも腐るほど思い付くようになった。 腸内がぎゅうぎゅうと緩やかに蠢き始めたのを見計らい、 舐めしゃぶっていた耳の孔から舌を抜いて、熱い吐息を吹きかけながら、宣告を囁く。 「………どうだ…そろそろ……?」 利き腕である右手の薬指が、とうに限界を越えているものの先端に触れる。 ぷちゃぷちゃと粘り付くような水音が聞こえたような気がした。 「して!!してぇぇっ!早くぅぅ!もう、もう駄目なんです…駄目ぇ!」 呂律ももう回っていなかった。いつもは、涼やかに澄んだ声で返事をする筈なのに。 「……この……仕方の無い淫乱め…」 「ふぅああああああっ!!あああああううううぅぅあああああっ!」 震える肉茎を掴み、軽く上下にしごいただけで、背中を反らして鳴いてしまう。 鈴口の周囲以外の部分はまだ余計なものが被さっている。 何気なく、丁寧に優しく包皮を剥いてやると、押し殺したような嗚咽が漏れて、 肉の楔を包み込んでいる腸壁の圧迫がなおのこと強くなる。 もう、外気に晒されただけで感じてしまうほどに、敏感になっているのか。 やがて現れたピンク色の雁首は、とても綺麗なものだった。恥垢のようなものは見当たらない。 自慰を嫌ってはいても、そこを清潔にせずには居れない性格なのだろう。 口に含んでやろうとは思わないが、そういう趣味の人間の気持ちは、解る様な気がした。 ――ある夜の風呂上がり、自室で涼む前に二番手を勧めた瞬間、 奴は感極まったように俺の腰辺りに縋り付くと、顔を押し当てたまますすり泣いた。 どうにか引き剥がして事情を聞いても、錯乱したように要領を得ない言葉ばかりを弱弱しく述べるばかだ。 これは何を思ったか、羽織ったシャツのボタンを外して、胸の高さまで捲り上げたのだ。 「剛直」や「怒張」といった汎用の形容詞には決して含められない逸物。 日々仕込まれ続けた性欲は煮詰めて固められ、凝縮され続け、 小さなそこの限界を越えるまで抑え込まれた強烈な欲望は、遂にその持ち主をも操ったらしい。 俺がまだ何も施さないまま、独りでに欲情しきったペニスを初めて見たが、 男根として成立しているのが信じ難い、奇跡のような肉茎だった。 しみも括れもなく、反りも浅い。俺の親指ほどの太さがあるかも怪しく、 蝋燭のようにしなやかな白さで彩られて、肉柱の芯にだけ、僅かに赤みが差している。 僅かに頭を覗かせるサーモンピンクの先端からカウパーが溶け出し、 荒い呼吸に合わせて緩やかに上下しながら、時にしなりを打ち、ひくひくと切なく震えている。 泣き腫らした瞳をこちらに向け、許しを得ないまま劣情を抱いたことの謝罪を口で何度も訴える、 その光景から逃れる選択など、他に存在しないと今でも思っている。 その後、過ごした時間の内容は、まだ覚えてはいる。 艶かしく切迫した声色を震わせ、零れた息遣いの一つ一つが浴室から滲み、寝室に低く反響する。 奴はそうして一時間以上も独りで耽り続け、時折、露骨に俺の名前を呼ぶ事も、数える気も失せるほど有った。 こいつが自慰に耽った日は、覚えている限りそれだけだ―― 下半身の体温が伝わり、熱に浮かされた脳髄が、こちらの高まりをも訴えている。 「………約束は、覚えているな…?お前は、どうなってもいいと、確かに言った。」 「いいです!どうなっても、どうなってもいいからぁ!早くぅ!早く出させてぇ!」 「どうなってもいいんだな?どんな事をされても、いいんだな?」 「命令には絶対逆らいません!今までもそうだった筈です! ずっとこのままじゃ頭おかしくなっちゃう!もう壊れちゃうから!死んじゃうからぁ!」 指の腹で転がしていただけの乳頭遊びが、親指と中指の爪で摘み上げるものに変わった。 「ぁ…あ……好き、好きです…愛してます……大好き… もう殺されちゃってもいい…それぐらい今…幸せです…。」 玉の汗がいくつも浮かんでいる首筋を舐めると、耳朶に前歯を当てて、そっと囁く。 「…………後悔するなよ。」 右手が亀頭全体を握り、掌の中でめちゃめちゃに強く抉り擦る。 同時に、こちらのペニスで押し潰していた前立腺も、竿の動きだけで轢き始めた。 「!!っっっっっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!」 自由の利かない肉体を必死に捩って、流し込まれる破滅的な悦楽から逃げようとしても、 大人と子供ほどまで違う体格差に圧し掛かられていては叶わぬ望みに違いない。 まるで意思を持って精液を搾り取ろうとしているかのようにペニスを貪る内蔵のせいで、 目の前で無数に瞬く白色の星に、やがて思考の全てが埋め尽くされた。 肉と肉を強く密着させて、襲い掛かるであろう最期のときに備えた。 「いって!早くおなかに熱いの出してぇ!おなかが溺れちゃうくらい精液いっぱい欲しいの! 一緒にいかせてくださぁ…っぅ…ぁ…ぁ…ぁ……くふぅぅぅぅぅぅぅぅんっ!!!!!!!!」 脳髄に電極を刺し込まれて、直火で焼き焦がされているような快感が発生する。 ぶごごぶっ!ごぶぶぶぶっ!ごぶびゅうっ!びゅぶう!びゅうううーっ!! 濃密な白濁の塊が精嚢から大量に送り出され、尿道を通過し、 決して絶頂に達することの許されない少年の腹腔へ容赦なく叩き付けられる。 華奢な体内に吐き出されている射精の摩擦音が、自分で解ってしまうくらいだ。 「いやあああああああっ!!!!リボンを外して!外して!出させてください! 今じゃなきゃ嫌です!外してぇ!御願いだからぁ!」 戒めを解くどころか、すべらかな肉茎を万力のような力で握り締め、 鬱血した亀頭には、浅いながらも親指の爪まで突き立てられていた。 声を振り絞って泣き叫ぶ少年の、心地よく耳に響く哀願をBGMにしながら、 ぬかるむ意識の中、同性の腸内での射精という倒錯した余韻に浸り続けた。 「一緒に気持ち良くなりたかったのに、今日はどうしてこんな意地悪をするんですか? いつもなら、気絶しちゃうくらい、起きても真っ直ぐ歩けないくらい、出させてくれるのに……」 ベッドの上で向かい合う少年は、俯いてさめざめとすすり泣いていた。 腕のベルトだけは解かれているが、こいつのリボンと勃起はさっきのままだ。 もう、こちらの硬度はさっきの半分ほどでしかない。 「『どうして?』と訊かれてもな。どうなってもいいと、言っただろう。」 「でも、これで終わりだなんて、あんまりです……もう終電も無い時間なのに…。」 「口答えのつもりか?」 「…申し訳ありません。着替えたらすぐ、帰宅します。」 俯いたまま微かな声で、すみません。すみません。と呟きながら、 自分のシャツを羽織りボタンを留めようとしていても、震える指先にまともな作業はできない。 「ごめんなさい…迷惑をお掛けしたくはないけれど、腕が言う事を聞かなくて…」 「馬鹿な真似を……誰が、帰れなどと言った。」 わざとらしい溜め息を吐いた後、気付いて呆然とこちらを見上げる少年の頭を抱き寄せる。 「シーツを換えるのはお前の仕事だろうが、その洗濯もだ。 朝飯の用意だってそうだし、昼休みの弁当もだ。勝手に帰られては、俺が困るだろう。」 「では…朝まで、好きな人と一緒のベッドで、独り悶々としていろ…と?」 「一回や二回で、今まで俺が満足していたと思っていたのか。舐められたものだ。 お前はすぐに失神するからいいが、悶々としていたのは俺の方なのだがな? ……今日という今日は、許さんぞ。日が昇るまでリボンはそのままだ。」 泣きながら頭を擦り付けてくる少年を抱きしめ、小さな背中を擦ってやる。 「最初は…処理に…使って下さったらと思って…この体なら、赤ちゃんもできませんし… でも本当は、その最低限の目的も全然果たせてなかった。一方的に…僕だけが。 ごめんなさい…これからは一生懸命頑張りますから、許して下さい……。」 それにしても、お前の髪は柔らかくて、こうして触れているとくすぐったいのだが。 「してる時だけは、先輩のこと以外、何もかも忘れられるんです。」 こいつは、本当に人間なんだろうか。夜闇に巣食う、恐ろしい化け物の一種ではないのか。 「お願いです。女の人と同じように、して下さい。 お尻の中はとろとろだから、先輩の好きなようになされても、きっと破けないと思います。 大丈夫です。」 でなければ、もしかすると。俺の妄想が見せている、単なる蜃気楼なのかもしれない。 ――早朝だった。脳が眠りからまだ醒めていない時。 数多の凌辱に陶酔していた少年は今や、俺の胸に縋りついて、熱く安らかな寝息を立てている。 すべらかな背に手を回し、緩く肩を抱き締めて、冷える空気に抗うように暖を取った。 俺がこいつの容貌ほどの頃、何をして生きていただろう。 友人達と遅くまで馬鹿をやり、帰りが遅い事を母に叱られ、 風呂上りにビール腹を晒す父に憎まれ口を叩いていたような遠い過去が、 俺のような人間にすら、確かに存在したというのに。 今のこいつは朝昼晩を通して猛り狂う牡と過ごし、口にも尻にも、溢れ返る程の汚液を注がれる。 端整な顔や大腿や背中、皮膚という皮膚の余す所なく陵辱の証が撒き散らされ、塗り込められ、 自分の尻を犯していたものを、自分の舌と唇で清めなければならない。 孕ませる心算がからきし無いのだから、こいつに向けている欲望とはつまり排泄欲だ。 それも愛情の溶液では絶対にない。愛し合ってもいない同性の排泄物の塊をひたすら食わされる日々。 もしも当時の俺がそのような状況に追い込まれたなら、迷わず舌を噛んでいたと思う。 女が捕まらないという苛立ちを紛らわす為に、或いは底無しの若い繁殖欲を誤魔化す為に、 そんな救い様が無く身勝手な、不条理な理由で、何の落ち度の無い子供の、尊厳の全てを奪っている。 「僕にとって、先輩が、初めての人なんです。 頭を撫でてくれたのも、肌に触れて抱き締めてくれたのも、キスをしてくれたのも。」 いつか聞いたそんな言葉など、世辞だとばかり思っていた。 どうあれ、今更こいつを正気に戻して社会復帰させた所で、俺には何のメリットも無い。 これが望むものを余さず与え、白く柔らかい肉を散々に貪り尽くせば、いずれ飽きが来るだろう。 この大層惨めな粗大ゴミをどうするかは、それから考えることにする―― ――初春の森の中で、生まれて初めて生け捕った虫を、ふと思い出した。 俺がこいつの背丈もないぐらいの時代だ。分け入った木立の中、木漏れ日の合間の地面。 そいつは黒い模様の羽根をしている。 ただ、羽根を外に開くと、一筋の奇麗な水色のラインが内側に走っていて、 当時の俺にはそれはそれは値打ちものの虫に思えたのだ。 虫採り網も無く、恐る恐るの忍び足でどこまで近づいても、虫は決して逃げようとしない。 羽根を摘んで持ち上げるまで難は無かった。虫は死に瀕していた。 放り込む篭も無く、指先に捕えたまま家に持ち帰った。 帰路の最中、もう四本しか残っていない肢を弱弱しく振る虫に息を吹き掛けて弄んだ。 机の上の小瓶に封じ込め、二日は眺めて過ごしただろうか。 ある昼下がり、何を思うこともなく、摘み上げて机に乗せた。蝶はようやく羽根を広げる場を得た。 標本というものがあるのをまだ知らなかった。蝶の奇麗な羽根だけがとても欲しかっただけだ。 下側の小振りな二枚は千切り取れた。自信を深め、右の羽根をも毟ろうと指先に力を篭めたのだ。 蝶は胴体から真っ二つに裂け、内部の粘液を散らせて、ただの汚物になった――
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314 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 02 35 ID Nfxb6BPI 古代、洋の東西を問わず生殖は神聖なものとみなされていた。 性に関する倫理観は宗教観と密接に結びつき、社会規範を大きく規定する。特に思春期の少年少女についての性規範は、大人への通過儀礼として現代では考えられないほど特殊な様相を呈していた。 例えば二次性徴を迎えた少年少女が、神殿にて一定期間売春をする「神殿娼婦」の風習などは、その最たるものであろう。 隊商の一団が荒野を進む。大量の荷物を載せたラクダと屈強な男たちの集団のなかに一人混じった少年は、ふと立ち止まって背後を振り向いた。 砂煙の向こうに自分の生まれ育った村がみえる。自分の家はどれだろう。そんなことを考えながら幼い瞳を凝らす彼に、隊商のしんがりを勤める若者が声をかけた。 「はぐれるぞ」 「あ……ごめんなさい」 少年は我に返ると、慌ててその若者の脇に従って歩き始めた。しかしそれでも、もう一度だけ振り向いて村の姿を目に焼き付ける。若者はどこか子供っぽい苦笑を浮かべながら少年に話しかけた。 「村から出るのは初めてかい?」 「は、はい」 この時代、大抵のことは自分の村のなかで賄えた。どうしても自給できないものは、不定期に訪れる隊商から買うことができる。危険に満ちた荒野をわざわざ旅する理由はほとんどの人間にはなかった。 しかし少年には、旅をする理由があった。いや、正確にはあるらしかった。 「あの」 しばらく歩を進め、少年は意を決して若者に尋ねた。 「あの……どうして僕は、神殿にいかなくちゃいけないんでしょうか」 若者は歩みを止めず、ただ黙って少年の顔をみつめた。 砂や日光から体を護る被り物は黒い髪を覆い、さらに深い漆黒の瞳は褐色の地肌の中にあって吸い込まれそうなほど鮮やかな印象を残す。全体にまだ成熟しきっていない体とあいまって、少女だといわれても納得してしまう雰囲気があった。 短くため息をつき、歩みの遅くなったラクダに軽く鞭を入れながら若者が答える。 「精通があったろ?」 「え……と。あのお漏らしみたいなアレですか?」 数日前の出来事を思い出し、少年は微かに頬を染めた。 何かフワフワした夢の中で体が熱くなるのを感じ、目を覚ますと股間がぐっしょりと濡れていた。小水とは異なり粘り気のある不思議な液体に驚き、彼は泣きながら両親に相談する。しかし両親は彼に祝いの言葉を送り、街の神殿へ行くよう命じたのだった。 折よく村に隊商が立ち寄る。両親は彼らに何かを告げ、幾ばくかのお礼とともに少年を神殿まで連れて行ってくれるよう頼んだ。そして彼は今、生まれて初めて村の外を歩いている。 若者は微かに苦笑を浮かべ、少し困ったように首を傾げた。そのどこか子供っぽい表情に少年もつられて僅かに頬を緩める。 「『儀式』については、詳しいことを説明するのは禁じられているんだ。でも大人になるためにみんなすることだから、あまり心配しなくていいよ」 「みんな……ということは、お兄さんも神殿に行ったんですか?」 「うん。もう5年ぐらい前になるかな。……ところで」 気が付けば前のラクダとの距離が少し開きすぎている。歩を速めながら若者が告げた。 「俺の名前はファタル。きみの名前は?」 少年はその時ようやく、まだ自分が名乗っていないことに気付いた。 * * * 315 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 03 18 ID Nfxb6BPI 「ここが神殿だ。それじゃヤーガ、また逢おう」 「ありがとうございました、ファタルさん」 街につき、わざわざ神殿の前まで送ってきてくれたファタルにヤーガ少年は礼を言った。村の粗末な建物とは比較にならない立派な石造りの神殿を振り向き、ファタルに教えられたとおり門の傍らに立つ男に「儀式を受けに来た」と告げる。 男は彼を大きな広間に通した。巨大な偶像が彼を見下ろす。その圧倒的な雰囲気にたじろいでいると、別の男がやってきて薬湯の入ったコップを差し出した。甘ったるく、どろりとしたその液体は喉にひっかかりとても飲みにくい。 何とかコップの中身すべてを飲み干すと同時に、司祭らしき男が数人広間に入ってきて偶像の前で祈りの詩を歌い始める。ヤーガは最初緊張した面持ちでそれを聞いていたが、徐々に瞼が重くなり、やがてそのまま眠りに落ちてしまった。 ――フワフワした不思議な夢をみたような気がした。体が熱く、まるで空中に浮いているように不思議な感覚にヤーガは安心感と不安感の両方を同時に感じる。 「ん……ああっ」 誰かの切なそうな声が聞こえた。少年はようやく重たい瞼を開ける。 最初に見えたのは幾つもの蝋燭の明かりだった。同時に、周囲を漂う甘い香の匂いが鼻をつく。その光景のなかで揺れる幾つもの褐色の物体が何であるか判別できるまで視界が定まるには、まだ少し時間がかかった。 (えっ……?) そしてその物体が少年や男たちの裸体であることに気付いても、その現実を理解するまでにはさらに時間がかかった。 少年たちはヤーガとほぼ同じぐらいの年齢にみえた。そして彼らは一矢纏わぬ格好で、大人の男たちと抱き合っている。 「ああん。ひぃあ……っんんっ!」 大人の男たちは、屹立した股間の逸物を少年たちの口や肛門に突き刺し激しく腰を振っていた。そのたびに少年たちの口から甘く切ない悲鳴が漏れる。 「こ、これって……ええっ?」 そしてヤーガは、自らもまた生まれたままの格好になっていることに気付いた。体じゅうが熱く、特に下腹部の突起物が燃えるように固く屹立しながら火照っている。しかし頭は逆に鈍く霞み、まるでまだ夢の中にいるかのようにぼやけていた。 訳がわからずうろたえる彼に、背後から誰かが声をかける。 「目が覚めたかい、ヤーガ」 「ひっ! ……えっ。ファタルさん……?」 驚いてヤーガが振り向くと、そこには同じように裸になったファタルが座っていた。安堵感とともに、彼の裸体にかえって不安が大きくなる。少年を安心させるようにいつもの微笑を浮かべながら、若者は彼に話しかけた。 「これが神殿の『儀式』だよ」 * * * 316 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 03 45 ID Nfxb6BPI 「え……? えっと、どういうことですか?」 「ヤーガ。きみが先日お漏らししたという出来事はね、『精通』というんだ。あのネバネバした液体は精液といって、それが出るようになったということは、きみは大人の仲間入りをしたということなんだよ」 ファタルの説明をヤーガは黙って聞いていた。しかし頭の芯が痺れたような状態では、その説明の半分も理解できない。 折しも、少年の口に逸物を咥えさせていた男が彼の顔に遠慮なく白い液体を放出させている。別の少年は肛門に太い逸物を飲み込んで腰を振りながら、自らの幼い怒張から同様に精液を高らかに打ち出していた。 自らの股間にあるモノも同様に固く熱く膨張し反り返っていることを少年は感じていた。ファタルの鍛えられた裸体を見ていると不思議と体が熱くなる。 「精液は大人になるため必要な液体なんだ。だからまだ大人になりたてのきみ達には、たくさんの精液を注ぎ込む必要がある。だからヤーガ。きみはこれから6日7晩、ここで大人の男たちの精液を飲み続ける。これが『儀式』の内容なんだ」 「……」 「よかったら俺がきみの初めての『儀式』の相手になりたい。なってあげたい。きみに初めて注がれる精液は俺のもので構わないかな?」 ヤーガはぼうっとした頭でその言葉を飲み込み、小さく頷いた。ファタルは少年の華奢な体を手繰り寄せ、そっと抱きしめる。やがて二人は静かに口付けを交わした。 「んっ……んんっ」 少年の小さな唇をこじ開けて若者の舌が入ってくる。唇同士、舌同士が絡まりあい、泣きなくなるほどの切ない気持ちが心臓を高鳴らせていく。 長いキスの間もにファタルの冷たい指先は少年の薄い胸板の上をゆっくりと降りていった。そして心臓の真上にある小さな突起を優しく包みこね回す。火照った体は彼の冷たい指の感触を際立たせるかのようだった。 もう片方の手はヤーガの汗に濡れる背中に回され、彼を安堵させるかのようにゆっくりと愛撫していた。やがてその手が背中から腰、お尻へと回される。柔らかい尻肉を揉み上げられ、たまらず少年はかわいい悲鳴を上げた。 「気持ちいいの?」 「……わからない、でも……ああん!」 戸惑いつつ唇を離したヤーガの半泣きの顔を見ながら、若者は乳首に這わせていた指をそっと下ろした。臍の近くを通り抜け、まだ陰毛も生えていない少年自身の突起物を軽く撫でる。ぞくぞくっとした感覚が背筋を駆け上がり、少年はさらに大きな悲鳴をあげた。 * * * 317 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 04 24 ID Nfxb6BPI ファタルが床の上に仰向けに寝転がり、彼を手招きする。ヤーガは脇の少年がしているのと同じように、彼の顔面の上に腰を下ろした。そして自らは彼の逸物の前に顔を下ろし、反り返るソレをまじまじと見つめる。 自分の父や村の大人の裸は見たことがあるが、ここがこんなに膨張しているのを見たことはなかった。少年自身のものと違い、先端の皮は完全にめくれて赤黒い亀頭が露になっている。 「んっ……」 見よう見まねでその先端をそっと舌で舐めてみた。少し塩辛いが不快な味ではない。ファタルの気持ちよさそうな声を聞き、ヤーガはさらに全体を口に咥えてみた。 熱くて固い逸物はせいぜい亀頭までしか彼の口に入らないが、それでも彼は丁寧に敏感な部分を舐め続ける。 「ふうっ!?」 次に悲鳴を上げたのはヤーガのほうだった。両足を大きく開き突き出したお尻に若者が指をかける。褐色の肌の中にあって薄い桃色をした窄まりに彼の舌が伸び、その未知の感触にたまらず少年は逸物から口を離した。 「ふああ……ファタルさん、ダメ……汚い、よぉ」 「そんなことないさ。ほら、力を抜いて」 少年の抗議に一切耳を貸さず、ファタルは舌で丁寧に彼の陰部を愛撫した。肛門の襞を伸ばすようにしゃぶりついたかと思うと、舌先で会陰部から睾丸にかけてを嘗め回し、さらに力の抜けた窄まりを舌でこじ開けようとする。 ヤーガはもう、ファタルの逸物を舐めるどころではなかった。熱くたぎった自らのモノが千切れそうなぼと切なく震える。今まで意識したことのなかった不浄の窄まりも、今はさらなる刺激を求めていやらしくひくついていた。 それをみて若者は一旦唇を菊門から離し、自らの指をそっと舐めた。ヤーガが荒い息を繰り返し、ねだる様に肛門を震わせる。ファタルの太い指が唾液をたっぷりと絡ませながらその花弁にあてがわれると、そのままゆっくりと内側へと挿入されていった。 「ふぁ! ……っ、やぁ!」 一方通行のはずの器官に生まれて初めて異物が逆流してくる。しかし不思議と恐怖や嫌悪感はなかった。むしろぞくぞくとした快感が背中を駆け上がり、口からは甘い吐息が漏れてくる。 彼の指が根本まで挿入された。肛門が痺れるような感覚にヤーガはただ荒い息を繰り返し、それにあわせて括約筋がひくひくと蠢きながら指を食いちぎらんばかりに締め付ける。 「ほらもっと力を抜いて」 「そ、そんなぁ……無理……ああん!」 少年の抵抗を敢えて無視して、ファタルは指を軽く抜いた。全て抜けきる直前に僅かな角度をつけて再度挿入していくと、僅かにほぐれた菊門は幾分滑らかに彼を受け入れてくれる。それを何度も繰り返すうち、ヤーガの口からは荒く切ない悲鳴が上がり始めた。 やがて若者は指をもう一本、少年の窄まりに滑り込ませた。括約筋が微かに悲鳴を上げるが案外痛くない。逆に、強い圧迫感、強烈な異物感は下腹部の蕩けるような熱さを一層強くした。ぶるっと体を震わせ、切羽詰った様子で少年が叫ぶ。 「ファタルさあん……何か出そう、漏れそう……」 「それでいいんだ。気にせず力を抜いて」 「で、でもファタルさんにかかって……ひあぁっ!?」 彼の反論を無視してファタルは直腸内部に入った二本の指の先をぐっと曲げた。下腹部の熱い塊の中心をいきなり抉られ、少年は甲高い悲鳴を上げる。と同時に、数日前の精通と同様の快感が突起物を駆け抜け、勢いよく放出される。 ヤーガは全身をがくがくと震わせながら人生で二度目の射精の快楽を味わい続けた。 * * * 318 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 05 11 ID Nfxb6BPI 快楽の波が過ぎ去り、力なくファタルの裸体の上にヤーガが倒れこむ。肩で息を繰り返す少年の体から指を抜くと、若者は自らの胸の上に広がった少年の精液を指で掬いとった。 そしてまだ青い果実独特の酸味と苦味のあるその粘液を舐め取り、まだ力なくうつ伏せになったままの少年の尻に手をかける。 「……あ」 「それじゃ行くよヤーガ。力を抜いて」 「あ……ああ……いぎっ!」 汗にまみれた褐色の尻肉がを押し広げ、その中心にある窄まりにファタルは自らの逸物を押し付けた。ヤーガの括約筋は一瞬きつく閉じあわされたが、ほどなく元通り緩んでいく。彼の息が落ち着くのを見計らって若者は逸物をゆっくりと挿入していった。 指とは比べものにならない太さと熱さに、思わずヤーガが呻き声を上げる。肛門だけではなく直腸も強引に広げられ、未開の奥地へと掻き分けていく怒張の感触はまさに生まれて初めての体験、未知の快楽であった。 「根本まで入ったよ。どう、痛くない?」 「だ、大丈夫……です」 ヤーガはため息まじりにそう応えた。若者の逸物は少年の直腸のいちばん奥にまで届いており、先端はその狭いくびれを貫き通そうとするかのように腸壁を圧迫している。体が裂けそうなほとの痛みは、子供から大人へと羽化する苦しみでもあるように感じられた。 少年の返事を聞いてファタルは静かに逸物を抜き始める。直腸が空になり、正しい向きに肛門括約筋が引っ張られる感覚にヤーガは甘い息を吐く。 だが亀頭の手前まで抜いた途端、彼は再度挿入を始めた。再び直腸が満たされていく圧迫感に少年は小さな悲鳴を上げた。 「あ、ああ……ああん!」 異物感を和らげるために放出された腸液が潤滑油となり、徐々に逸物の出入りする速度が滑らかになっていく。粘り気のある音が結合部から響き、少年は直腸と肛門から湧き上がる痛みと快楽に少しずつ飲み込まれていった。 一旦放たれて萎んだ下腹部の熱い快楽の膨らみが、再び膨らんでくる。四つんばいの姿勢で肛門を犯されながら、ヤーガは我知らずファタルの名を何度も繰り返し呼んでいた。 「ファタルさん……ファ、タル、さあん!」 と、ファタルは突然、逸物を根本まで挿入したところで動きを止めた。そして訝しがる少年の体をひょいと裏返し、二人が向かい合うような姿勢にする。 ヤーガは戸惑いつつも彼の肩に手を伸ばした。彼もまた、少年の華奢な体を抱きかかえるようにして体位を変える。 「うあ……深いいっ!」 よく鍛えられた胸板に抱きしめられながら改めて腰を振られると、彼の逸物はさらに深く挿入され、狭いくびれすら抜けてしまうようだった。しかしヤーガはさらに足を開き、彼の挿入をより容易にしようとする。 反り返った幼い突起物の先端からじわじわと薄く濁った液がにじみ出る。突起の裏側辺りが痺れ、震えだしているのがヤーガには判った。体がバラバラになりそうなほどの快感に溺れつつ、少年は必死に何かにしがみつこうとファタルの体を強く抱き寄せた。 「……つっ!」 そんな少年に、若者は優しく口付けを交わす。熱い吐息が互いの喉を往復し、ヤーガは夢中で彼の唾液を啜った。やがて少年の体内でファタルの逸物が大きく震え、さらに一回り大きくなる。 押し出されるような荒い息を飲み込みながらヤーガもまた自らのお腹の中が大きく震えているのを感じていた。 「ファ、タ、ル……さぁ……んんっ!」 「ヤーガっっ!」 思わず相手の名前を叫ぶ。と同時に相手もまた彼の名前を呼んだ。そして次の瞬間、今までで一番深くまで差し込まれた逸物の先端から熱い液体が噴出し、少年の内臓を打ち付ける。 その衝撃が最後の引き金となって、ヤーガは本日2回目の、そして生まれて3回目の射精を行った。 * * * 319 神殿娼年◆AjMEp4Bsfk 2010/10/03(日) 20 06 13 ID Nfxb6BPI 心臓が飛び出しそうなほどの荒い息を、少年はファタルの胸板にもたれながら整えていた。若者も激しい呼吸を繰り返しながらヤーガの頭を撫でる。ようやく言葉を口にできるようになり、少年は静かに言葉を紡いだ。 「あ、あの。ファタルさん。僕……」 しかしファタルは指を少年の唇に押し付け、その続きを封じる。戸惑う彼に若者は身を起こしながら告げる。 「今きみが考えていることはわかるよ。俺もそうだった。……でもそれは薬湯と媚香がみせる幻覚にすぎない」 「え……」 恋というものを知らない少年でも、ファタルとずっと一緒にいたいという思いは本物だと思っていた。しかしそれを当の彼自身に否定され、ヤーガはただ呆然とファタルの瞳を見つめる。 「初めての相手にはどこか特別な想いを持つものさ。でもそれをいつまでも引っ張っちゃいけない。いいかい、これはあくまでもきみが大人になるための『儀式』なんだ」 「で、でも」 「大丈夫、これからここで何十人もの男を相手に『儀式』をすることになるけど、最後のほうには俺のことなんてすっかり忘れているさ。……俺ももう、きみのことは忘れることにする。またきみの村に立ち寄っても、僕ときみの間には何もない」 「そんな……」 知らず知らずのうちにヤーガの頬を涙が伝う。ファタルはあの困ったような子供っぽい苦笑を浮かべ、その涙を優しく拭った。そしてもう一度軽い口付けを交わすと、ゆっくりと立ち上がり出口に向けて歩き出した。 待って……! ヤーガは慌てて立ち上がり、途端に激しい眩暈を起こした。そのまま床に倒れこみ意識をなくす。再び目を開いたときには既にファタルの姿はどこにもなかった。 代わりに別の男達が彼の体をまさぐっている。乱暴な口付け。強引な愛撫。ファタルとあまりに違う乱暴で一方的な行為。 (……ファタルさんじゃない。ファタルさんじゃない……のに、どうして? 気持ちいい。お尻が蕩けるような感じがする。ファタルさんじゃないのに……あれ、ファタルさんって誰だっけ?) それからヤーガは昼夜の区別なく大勢の男に犯された。何人の相手をしたのか、何回犯されたのかすら判然としない。ただ怠惰な肉欲の日々は永遠にも一瞬にも思えた。しかしある日、幾度目かの気絶から回復すると、そこは最初に通された神殿の広間だった。 儀式が終わったことを神官から告げられ、言われるがままに儀式の内容を他言しないよう誓わされる。そうして神殿の外に出たヤーガは、数日ぶりにみる太陽の眩しさに目を細めた。 (……そうだ、ファタルさん!) しばらく神殿の前でぼうっと立っていた彼の脳裏に、あの優しい微笑みが蘇る。うろ覚えで通りを駆け抜け、隊商たちの溜まり場となっている市場に駆け込んだが、そこには既にファタル達の隊商の姿はなかった。 その後、ヤーガは自分の村へ向かう別の隊商を見つけ、村に帰った。以後彼は二度と村から出ることなく、平凡ながら幸せな人生を送ったという。 了
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367 :329:2005/04/07(木) 14 41 39 ID JDOI4ZCp ~隣にいる君のこと・2~ 放課後、俺がカバンに教科書とノートを入れていると、小さなため息が聞こえた。見ると、隣の席に まだ座ったままの小森が俯いたまま暗い表情をしてる。 「おい、どーした小森?」 「え、あ……」 今になって俺のことに気づいたみたいな顔で、小森が見上げてくる。 「ご、ごめん……沢村君」 「別にいいけどよ。帰んねーのか?」 「うん……」 気弱そうに笑うのは小森のクセみたいなもんだけど、今日はいつもと違って見えた。……そうだ、少し 前まで俺たちがいじめてた頃の小森は、こんな風に笑ってたんだ。今にも泣きそうになるのを、笑う ことで誤魔化しているような顔。 「何かあったのか?」 「……」 「話したくないなら、無理に聞くつもりねえけど」 「……沢村君……!」 いきなり小森が立ち上がって、俺の腕を掴む。 「あ、あの……。聞いてほしいことがあるんだけど……いい?」 「お、おぅ」 小森の勢いに押され、俺は思わず頷いていた。 368 :329:2005/04/07(木) 14 42 50 ID JDOI4ZCp 小森が人のいる所だと話しづらそうだったから、俺は小森を連れて校舎の屋上に出た。 日差しはまだ強いけど、今日は風があって暑さもそれほど感じない。俺は大きく背伸びして、フェンス の傍をぶらついた。 「…………」 小森はドアの前で突っ立ったままだ。こいつが言い出しにくいことって、一体なんだろう? さっぱり 見当がつかなくて、俺も話しかけづらい。とりあえず小森が言い出すのを、俺は待った。 「……ねえ、沢村君」 「ん?」 「沢村君は……えと……その……」 小森の奴、急に真っ赤になってもじもじしてる。その様子に俺はピン、ときた。ははぁん、そういうことか。 俺は小森に近づき、腕を首に回して無理矢理引き寄せた。 「うわっ!?」 「──で、誰が好きなんだ?」 「えぇ!?」 「気になる女の子がいるんだろ? ほら、話せよ」 「ち、違うよぉ!」 真っ赤になったまま、小森が叫ぶ。……なんだ、ハズレか。 俺は少しガッカリして、首に回していた腕を解いた。小森は喉の辺りを押さえながら、俺を上目遣いで 睨んでくる。 「もう、ひどいよ沢村君」 「わりィわりィ。でも、だったら何なんだよ」 「う、うん……。だ、誰にも言わないでくれる?」 「ああ」 ……ここであっさり頷かなきゃ、俺もややこしいことに巻き込まれずに済んだんだよな。けど、この時の 俺にそんなことが分かるわけがなかったんだ。 小森はホッとした表情を見せた後、ゆっくり話し出した。 「あ、あのね……」 369 :329:2005/04/07(木) 14 45 37 ID JDOI4ZCp 「──それで、僕……どうしたらいいか分からなくなっちゃって」 「………………」 「……沢村君?」 ちょ、ちょっと待て……。 俺はその場にへたり込みそうになるのを、何とかこらえた。小森の話は、その……アソコをいじって 気持ちよくなったとか、そういうことで……しかも、その時に想像してたのが、ほ、本田って……? 「ご、ごめんね、ヘンな話聞かせちゃって……でも、沢村君しか相談できる人、いなくて……」 小森は途方に暮れてる俺に気づかず、泣きそうな顔で言葉を続ける。 「こんなの、ヘンだよね……気持ち悪いよね……?」 「いや、落ち着け小森。今、頭ン中整理してっから!」 別にオナニーするのはいいんだ。俺だってやってるし。だけど、よりによって本田かよ!? 清水とか ならまだ笑い話にできるってのに。 俺は頭を掻いて、どうしたもんかと考えた。 「小森は……その、男が好き、なのか?」 「え!? ち、違うよ! べ、別にそんなんじゃなくて……!」 俺の言葉に、小森は慌てて首を横に振る。 「だって本田の裸を想像しながらヌいたんだろ?」 「ヌく、って?」 「だから、オナニーのこと」 「……?」 小森の反応がない。……ってことは、こいつ……初めてだったのか? うわぁ……。 思わず俺もドキドキしてしまう。クラスのダチとはその手のワイ談もするし、こっそりエロ本を回し読み したりしてるけど、小森はそういうのに入ってきたことなかったんだよな。つーか、小森はいつも本田に ベッタリで、その本田が野球バカなんだから無理もねぇんだけど。 370 :329:2005/04/07(木) 14 46 55 ID JDOI4ZCp その時、俺の中でイタズラ心が急に湧いてきた。目の前で小さくなっている小森を見てると、ちょっと 前までいじめてた時のことを思い出してきて……いや、本気でいじめたいわけじゃないんだ。だけど、 小森を見てると、こう──かまいたくなるんだよな。 俺は小森に気づかれないように、軽く笑った。 「ん~……じゃあ違うのか」 「え? 違うって……?」 「なあ、小森。どうやって気持ちよくなったのか、今ここで見せてくれよ」 「!?」 「やっぱ直に見てみないと分かんねーじゃん。だろ?」 目を白黒させている小森を、そのまま勢いに巻き込んでしまおうと誘う。なんだかんだ言って、小森は 強引な手に弱い。こいつの気の優しいところを利用してるみたいで、少し悪い気はするけど。 「で、でも……やっぱり恥ずかしいよ」 「どうせ誰も来ないって。ほら、こっち来い」 俺は小森の腕を取って、給水塔の裏側に引っ張り込んだ。 「腰下ろせよ」 「う、うん」 「でさ……小森はどうやったんだ?」 戸惑いながら座った小森の隣に、俺も腰を下ろす。今まで気にしてなかったけど、こいつって半ズボン なんだよな……。こうやって意識しちまうと、なんつーかエロい感じが……って、俺まで妙な気分に なってどうすんだ。 俺は雑念を追い払って、できるだけ優しい声で話しかけた。 「やってみせてくれよ……小森」 371 :329:2005/04/07(木) 14 49 51 ID JDOI4ZCp 「んっ……、はぁ……っ」 壁に寄っかかり両足を投げ出したカッコで、小森は半ズボンの上からアソコをこすっていた。その手つきは ぎこちなくて、見ていて「ヘッタクソだなあ」と思うんだけど、小森はかなり興奮しているみたいだ。 けどこいつ、直接触らないんだな……。 「気持ちいいか?」 「う……うん……」 とろんとして焦点の合ってない目が、俺を見つめてくる。ズボン越しだけでこんなになっちまうなんて ……こいつ、実はすげえエロい奴なのか? 俺はもっと小森の様子を見てみたくて、考えていたことを試すことにした。 「目、閉じろよ」 「うん……」 「初めてやった時は、何を想像したんだっけ」 「……ほ、本田君……」 恥ずかしいのか、小森の声が震えてる。けど、まだまだこれからだぜ、小森。 「どんな本田を想像したんだよ」 「ふ、ぅ……わ、笑ってる本田、君……や、優しく……んっ……してく、れる……本田君……」 「それだけじゃねーだろ」 俺は顔を近づけて、耳元で囁いた。 「言えよ。ナニ思い出してたんだ?」 「……っ、や、やだよ……い、言えな……んぅ」 「さっきは言えたじゃんか。ほら、言っちまえよ……チンコこすりながら、ナニ考えてた?」 「ん……っ、本田君……本田君の、……は、ぁ……はだ、か……ふぁっ」 372 :329:2005/04/07(木) 14 51 18 ID JDOI4ZCp 小森の頬が真っ赤に染まって、つらそうに息を吐き出す。今、頭ン中で風呂に入ってた時の本田を思い 出したのか、小森の足がひくひく震えてる。 「本田の裸かぁ……俺、よく覚えてないんだよなぁ~。小森、教えてくれよ」 「……お、教えてって……?」 「あいつのチンコ、見たんだろ?」 「っ!」 びくん、と今度は小森の体が震える。 「デカかったか?」 「そ、それは……んっ、はぁ……はぁ……っ」 「なあ……言ってみろよ」 「……ぼ、僕と……同じ、くらい……」 「へぇ~」 つい視線が小森の股間の方に向かっちまう。もともとピッタリとした半ズボンだったから、チンコが ボッキしてテント張ってるのを見て、俺はますます興奮した。エロ本を見てる時とはまた違う、妙な ドキドキがする。 そういや他の奴がやってるところなんて、今まで見たことないもんな……。 「あ、思い出した。あの時さー、背中を流しっこしたよな。確か小森、本田の背中洗ってただろ?」 「う、うん……ぼく、僕……洗ったよ……くぅ…っ」 「その時、ドキドキしたか?」 「はぁ…はぁっ……ん……その時は……僕、んぁ……みんなとお風呂、入れて……はっぁ……楽しく、て ……ぼ、ぼく……嬉しく、て……はぁんっ」 373 :329:2005/04/07(木) 14 51 59 ID JDOI4ZCp う。 何だか小森の気持ちを踏みにじってる気が……。いやいや、こいつだって気持ちいいみたいだし、俺は 相談された立場なんだ! ちょ、ちょっとくらいは、さ……。 「じゃあ、さ……アソコも洗ってやれよ」 「え……っ!?」 「手にセッケンつけてさ……握ってみろよ」 「う、うん……あ、あふぅ……っ」 小森は自分のチンコをズボン越しに握って、喘いでいる。 「はぁ……はぁ……っ」 「本田のチンコも大きくなってるか?」 「んっ……うん、か、固くて……はぁっ……おっきい、よ……」 「じゃあきっと本田はこう言うぜ。『小森、もっとこすってくれよ』」 「……ほ、本田、くん……は、ぁ……!」 別に本田の声を真似たつもりはないのに、小森にはすげー効果的だったみたいだ。頭をのけぞらせて、 気持ち良さそうに本田を呼ぶ。 「本田君……はぁ……もっと、もっと……さわって、いい?」 「『気持ちいいぜ……小森。俺のチンコ、もっとさわってくれよ』」 「う、うん……はぁっ、ん……や、あぁ……」 ゴクッ。 や、やばい……。小森のいやらしい顔を見ているうちに、俺のアソコも固くなり始めていた。それに 今まで気にしたこともないのに、小森のアソコがすごく見たくなった。ズボンもパンツも全部脱がせて ボッキしたこいつのチンコが見たい……。 自分の中でグルグルとそんな気持ちが渦巻く。もう我慢できなくなって、俺は──。 「こ、今度は……俺がこすってやるよ」 そう言って、小森の体を引き寄せていた。 374 :329:2005/04/07(木) 14 56 07 ID JDOI4ZCp 「……ぇ……?」 戸惑う小森を無視して、俺は後ろから半ズボンに手を伸ばす。ビンビンにボッキしているせいで、ホックが 外しにくい。手間取っていると、小森がやっと俺のしていることに気づいたのか、暴れだした。 「さ、沢村君!? や、やめてよぉ!」 「何言ってんだよ、こんなにデカくしといて」 「! そ、それは……だって」 「もっと気持ちよくしてやるから……な?」 「…………」 小森が迷ってるのを見て、俺は人差し指でチンコの竿を撫でた。何度も何度も、指を上下させる。 「っ、はぁ……っ! や、んはぁ……っ」 「ほら、目ェ閉じろよ。本田にさわってもらってると思えって」 「………………うん」 小森の奴、耳まで真っ赤になってる。う……マジで可愛いなんて思っちまった……。でも俺はその気持ちを 抑えて、手を動かした。チャックを下げると、そこにはまぶしいくらいに白いブリーフ。時々、びくっと 動いているのがまたエロい感じがした。 俺はもう一度唾を飲み込んでから、パンツを脱がそうと指をゴムのところに引っ掛けた。 「だ、だめだよ! 沢村君!」 「風呂に入ってるとこ、思い出してんだろ? だったら脱いじまえ。その方が自然じゃん」 「で、でも……や、やっぱり、恥ずかしいし……」 「気持ちよくなりたいなら、言うこと聞けよ」 いじめてた頃みたいな、キツい言い方。小森の同じことを思い出したのか、怯えたような表情の後、 ぎゅっと目を閉じて大人しくなった。 ごめんな、小森……。でも俺だって、ドキドキしてどうしようもないんだ。 375 :329:2005/04/07(木) 14 57 03 ID JDOI4ZCp 「……ちょっと腰上げろ」 「……」 ゆっくりと腰を浮かせた小森から、俺は半ズボンごと一気にパンツを下ろした。その途端、一度はパンツの 勢いに引っ張られたチンコが、ぶるん、と戻ってくる。俺は体の奥が熱くなってくるのを感じながら、 小森のチンコをじっと見つめた。 大きさは、ボッキしてる今でもそんなにデカくなっていない。細いし、皮も被ったまま。けど、肌色の チンコがゆらゆら揺れている様子は、無茶苦茶エロい。 「『小森のチンコ、可愛いな……』」 「そ、そんなこと……ふあぁっ!」 俺の右手が小森のチンコを握ると、小森はたまらず悲鳴みたいな声を上げた。体をのけぞらせて、俺の 肩に頭を乗せるような感じで、気持ち良さそうに喘ぐ。 「『こんなにカチカチにしてさ……俺のチンコいじって、興奮した?』」 「あ、だ、だめ……本田君……や、やぁっ……は、んっ」 「『うわ、ビクビク動いてるぜ。小森ってエロいんだな』」 「そ、そんな……ふぁ……っ、ち、ちが……ぅぁっ」 竿とか先っぽの部分を揉んだだけで、小森の全身がびくびく震えてる。俺は少しやり方を変えて、チンコの 皮を上下させてみた。俺が手を動かすたび、ピンク色の部分が見えたり隠れたりを繰り返す。 「や、あぁっ……き、気持ち、きもち、いいよぉ……っ!」 「イキそうか?」 「……んぁ……イ、イキそ、う……って、……うぁっ」 「チンコから何か出そうだろ?」 「うん……か、ちんちん……はぁ…熱くて……はぁ……な、何か……ふぁ…あ!」 376 :329:2005/04/07(木) 14 57 33 ID JDOI4ZCp 小森の脚がひきつったみたいに力が入る。イくのか!? 心臓がバクバク鳴ってるのが分かる。小森の イクところが見られる──俺はたまらなくなって、右手でチンコを強くこすり上げた。 「や、ぁ……本田く…ん……っ。はぁっ、も、もう、だめ…ぇ……い、イっちゃう……ふ、あぁっ!」 「……『お前がイくところ、見ててやるよ』」 もうすぐだ。俺は小森をイかせようと、喜びそうな台詞を考えて囁いた。 「『好きだぜ、小森』」 「ぁ、あ──」 だけど、その途端。目を閉じて気持ちよさに浸っていたはずの小森が、目を開けて俺を突き飛ばした。 いきなりのことで、俺はバランスを取ることもできなくて仰向けに転ぶ。 「っわぁ!?」 「…………っ」 「な、何すんだよ小森! 後ちょっとで──」 体を起こしながら文句をぶつけようとした俺は、だけど……俺に背を向けて震えている小森の姿を見て 何も言えなくなった。 「…………っく……ぅ…………」 「こ、小森!? 泣いてんのか……?」 「…………ないよ」 「え?」 恐る恐る近づいた俺に、大粒の涙をこぼしながら小森が叫んだ。 「ほ、本田君が……僕のこと、好きだなんて……言うはずないよ! ……こんな僕のこと……ふ、ぅ…… 友達だなんて、お、思ってくれるわけ……ないじゃないかぁ!!」 「小森……」 泣きじゃくる小森を前に、俺はどうすればよかったんだろう。ただ、小森の背中を何度も撫でてやる くらいしか、今の俺には何もできなかったんだ……。
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80 :騎士 ◆0TvaEdYYAk :2008/02/15(金) 12 51 33 ID FFJgldj/ 生意気王子様の受難・1 我々の知らないどこかの世界にて。 アスガルド大陸の中心にそびえるヨルムンガンド山脈に 守られるかのように存在するという邪悪神殿、その最奥に鎮座する玉座の間にて、今まさに 光と闇の最終決戦が繰り広げられようとしていた。 「はっはっは、よくぞここまで来た、光の加護を受けしヴァルハラ王国の若き王子よ! ・・・・・・つーか、途中で帰る気にはならなかったのが凄いな」 魔王を名乗る青年があきれた口調で疑問をこぼした。 それも無理はない。王子の仲間はここまでの道程ですでに全滅しているのだから。 聖騎士はボスキャラとの連戦で無念にも生き絶え、賢者は強制退去の魔法で酒場に吹っ飛ばされ、 そして武道家は罠にひっかかりモンスターハウスに落とされ、一人善戦したものの 王子たちが見つけたときにはすでに死亡していた。 つまり今、魔王の前にいるのは勇敢な幼い王子・フレイと二つの棺桶だけだ。 「ふん、たとえボク一人だろうと、お前のような邪悪な者に負けるはずがない! 彼らが身を呈して作ってくれたこの機会を生かし、今日こそお前を倒して世界を救うんだ! 闇の魔王ファフニルよ、覚悟しろっ!」 「く、くそおおっ・・・・・・こ、こんなはずじゃ・・・」 広間の壁や天井、床からウネウネと姿を現した触手の群れに手足を縛られて 宙に『×』の字を描くようなポーズで固定された美少年を眺め、魔王が勝ち誇った笑みを浮かべた。 「聖剣も光の紋章も取ってないのに俺に勝てるわけないだろ。アホかお前」 そう、王子さま一行は光の加護のおかげで難なく冒険ができたため、本来ならば世界中を巡って 集めておくべき品々を見事にスルーしていたのだ。 「それとも勇者ってのはみんなお前らみたくボケてるもんなのか? だとしたら、そんな連中に敗れた先代魔王も同じくらい間抜けだったってことかね」 「ふ、ふふん。たまたま勝利したからって調子に乗るんじゃないよ。 確かに今回はボクらの負けだけど、次回はきっと・・・・・・」 「次があると思うのか?」 冷酷な声で、魔を統括する青年が脅迫する。 「・・・なぶり殺しにでもするのかい?いいとも、やれるもんならやってみなよ。 ボクはそんな脅しに屈したりはしない。再び神の慈悲を受けて復活し、お前を倒してやるんだ! さあ、やるならさっさとやれっ!!」 どこまでも強気の姿勢を崩さないフレイ。しかし―― 「覚悟はできてるってわけか・・・・・・だが」 舌なめずりしながら、ファフニルが いやらしげな目線を王子の疲れきった身体に向ける。 「・・・オトナの責めには耐えれるかな?」 81 :騎士 ◆0TvaEdYYAk :2008/02/15(金) 12 52 11 ID FFJgldj/ 生意気王子様の受難・2 いきなり魔王の手がフレイ王子の股間に伸びた。 「ひゃああ!?な、なにするんだっ!」 驚きを隠せない王子を無視し、ファフニルはその手をなまめかしく動かす。 指をくねらせながら短パンのボタンをはずし、皮被りの未成熟ペニスをつまみ出した。 そして、 「べちょっ、ちゅ、ぴちゅちゅぷっ・・・」 手のひらにたっぷりとまぶした自分の涎を塗りつけるように じっくりと王子のペニスをいじり始めた。 「や、やめろっ、なに考えてるんだ!?バカかお前っ! こんな、え、エッチなことしていいと思ってるのか!?やめろってば・・・・・・ひゃんっ! や、やめっ・・・・・・こんなの駄目だっ・・・!や、やだああ・・・」 感じてきたのか、腰が少しずつうごめいている。 なにせ魔王みずからが淫気をこめた涎だ。未使用の童貞ペニスではとうてい我慢できるものではなかろう。 まったく太刀打ちできぬまま快楽にのたうち回るのが関の山だ。 「邪悪なものの手で感じて、一人前に勃起させて・・・いやらしい子だな、フレイは。 ほら、もっと可愛い声を聞かせてみせろ・・・」 耳元で優しく名前を呼ばれ、王子がくすぐったさと心地よさにブルッと身震いする。 「や、やああ・・・・・・! あつっ、熱いいっ、おち・・・・・・おちんちん熱いよおっ!ゆっ、指でシコシコ擦るのをやめろお! へ、変に、なっちゃうだろっ! ・・・・・・・・・って、ど、どこ触って!?」 闇の淫指はフレイの背後にも伸び、短パンのすそから侵入して 稽古や実戦で鍛えられてほどよく締まった尻肉にも唾液をすりこんでいこうとしている。 当然、その谷間のすぼまりにも・・・・・・ 「ひいいっ、くっ、あうううう・・・・・・や、いやっ、嫌だああ・・・! お、お尻を舐めるのを、やめ、んひいっ! や、やめっ、やめろおお、んひい、ひいいいっ! やめろおおーーーーーーーーーーーーっ!!」 暗黒に君臨する青年の舌がくねり、 光の御子の肛肉を、餓鬼のように存分に腹いっぱい味わおうとしている。 魔力で長く伸ばした舌にはブツブツの突起がびっしりと広がり、王子の内部でぬちゃぬちゃと卑猥に動かすごとに その魔性の涎で敏感にとろかされた腸壁をひっかくように刺激していく。 最初こそ身体をよじって拒絶していたが、それも段々と弱まってきていた。口調はまだツンツンしてるが。 「んぷっ・・・・・・どうした、さっきまでの威勢のよさは?もう降参か?」 「そ、そんなわけないだろっ・・・! ボクは死んでも、こ、降参なんかするもんかっ」 「そうか」ピタリと尻責めが止まった。 「・・・・・・・・・?」 フレイはかろうじて自由な首を動かし、背後で沈黙する魔王を見、そして絶句する。ま、まさか・・・! 「くっくっく、さぁていくぞ・・・・・・・・・お前が心身ともにぶっ壊れるまで突きまくってやる」 そう言った瞬間、ファフニルはそそり立った臨戦体勢のペニスを肛門に押し付け、一気に貫いた。 ぬ、ぬっ・・・・・・ヌボオオオオオオ~~~~~~~~~~~~~ッッ! 「あ、あっ、あっ、あっあっあっ、ああああああああーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 抵抗する間もなく登りつめ、王子は小ぶりなペニスから初めて精液を噴射していく。 「太いっ、ふといいいいい! おっおっお尻こわれるううう! ま、魔王におしりを蹂躙されちゃううう!! んひいいい! おひっ、ひぎっ、んぎいいいいいい!! ぬっ、ぬひいい、あヒッ、ヒイイイイイイ!!ンヒーーーーーーーーーーーーッッ!!」 82 :騎士 ◆0TvaEdYYAk :2008/02/15(金) 12 53 11 ID FFJgldj/ 生意気王子様の受難・3 「うひっ、ひいい!あひっ!ひいいいいっ!! いやっ、いやああ!!ひあああ!おっ、おひっ、おひいいい!!おっ、お尻でイクのやああ!! いやだああああ!!やめっ、やめうひいいい~~~~~~っ!!」 今や気高き王子は邪悪な魔王の腰使いに翻弄されるがままとなっていた。 ファフニルが太い肉槍でひと突きするごとに、フレイは白目を剥いて しゃっくりじみた悲鳴をもらしながら無様なアヘ顔をさらしている。 睨み殺すかのような形相は快楽にとろけ、先程までの抵抗が嘘のように体はぐったりと弛緩している。 「んおお、んっほおおおお!!あおおお!!おううううううっ!!」 丹念にアナルをほじくられ、いつしか嫌悪交じりの悲鳴は野太い喘ぎ声へと変貌していた。 「ほら、言えよ王子さま。邪悪なチンポで突かれて気持ちいいって。ほれっ!」 ズッボオオオ! 「きゃおおおおおおんんっっ!!」 「入れるときは奥まで一気に、そして抜くときは腰をひねりながら・・・・・・!」 ぬぽぐぽおおおおお~~~~~~~~~~! 「あっ、あヒッ、ヒイッ、ヒィーーーーーーーーーーー!!」 野太い声と甲高い声で、同性による肛門性交の感想をのべるフレイ。 媚薬涎とツブツブ舌で弄くった成果によってそのアナルは極上の精液しぼり穴と化し、ファフニルのペニスを 腸壁のヒダでぬっぷりと咥えこんでいる。 「いいよお、邪悪チンポいいのお!すっ、凄いのお、っほおおおおおお!! ぬほっ、ぬほおお!!お尻が気持ちよくて、とっ、溶けちゃいそうだよぉ!はぁおおおおおっ!! もっとぉ、もっと突いてえ、フレイの聖なるケツ穴を汚してえっ!!堕落させてよおお!!」 「身も心も捧げると誓うか?」 「捧げますっ、み、身も心も全部ささげましゅうううう!!だから、だからぁ! せっ、精液だしてえ!ボクの体内にスケベ汁ドピュドピュしてえええ!ピュッピュでイカせてえ!!」 プライドも理性も消え、ザーメンのことしか考えられなくなったフレイが、 ペニスを飲み込んでいる腰をくねらせておねだりを始める。 待ち望んでいたその痴態を見て、ファフニルがとどめの一撃を準備しはじめた。 「ああ、いいだろう。誓いのザーメン噴射でお前を中から汚してやる。 決して俺に逆らえないように、中出しアクメの味をたっぷり覚えこませてやるぞっ!」 魔王が股間に闇の魔力を集中させ、己の精液を変質させていく。 ただでさえ、魔族は人間とは比べ物にならない大量の濃い射精ができるのだが、 そこに、強烈な媚薬効果と、内部を焼き尽くすような錯覚を与えるほどの魔気を 上乗せしようというのだ。 常人なら即死しかねない最悪のコンボでフレイを肉欲のどん底に叩き落そうとするファフニル。 いかに王子に光の加護があろうと、こんなものに体内から蹂躙されてはひとたまりもない。 発射されたが最後、一発で肛虐用奴隷王子のできあがりだ。 「おおお、ぬほおおおお! ケっ、ケツぅ、ケツマンコに出してえええ!!焦らさないでええっ!魔王さまのチンポ汁うぅ!!」 今でこそ、欲望に流され正常な判断ができないから淫らな卑語を恥ずかしげもなく口走っているが、 魔王特製の極濃魔精を腸内にぶちまけられれば、こういった発言も容易に口走れることになるだろう。 (そのときが楽しみだな) まさに『邪悪な』笑みを顔に貼り付け、ファフニルが 王子の変態的な将来――なれの果てを想像し、そして、おまちかねの地獄ミルクを噴射した。 ピュッ、ピュルルルッ!ドピュウウウ!! ブビュルルルルルルルルルルルルルルルルウウゥゥゥッッ!! 83 :騎士 ◆0TvaEdYYAk :2008/02/15(金) 12 54 04 ID FFJgldj/ 生意気王子様の受難・4 「っぐ・・・・・・・・・・・・・・・ううううう~~~~~~~~~~~~~~~~~~!! 熱い、お尻あついいい!!ドピュドピュが凄いよおおおお!!肛門燃えるううう!! いくっ、いく、いくううううううう!!いぐうううううううう~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっ!!」 ファフニルのペニスを今までで最大の力で締め付け、フレイ王子が闇の底へと『堕落』していく。 アクメが止まらないのか、腰をガクガクと滅茶苦茶に振ってもがきながら射精しまくり、 床に白濁液をたっぷりと飛び散らせている。 「いぐっ、イグ!イグウウウ!!いくっいくっ!ケツ穴でいぐっ! ああイクっ!!いく、またいぐうう!ケツうう!おっ、おおおおおおん!!ケツッケツウウゥ! いっ、いくっいくっいくっ!ケツいくうううっっ!!おおっ、おっひいいいい~~~~~~~~んんっ!!」 ようやくアクメの波が静まってきたらしく、フレイ王子の嬌声の勢いが弱まってきていた。 「普通の人間ならこれで頭がイカれるんだが、お前は神の加護を受けた者だからな。 発狂という逃げ場にいくこともできず、このソドムの悦楽を肉体はもとより 精神の隅々までで味わいつくすことになる・・・・・・って、もう聞こえてないか」 確かにこの様子では聞こえてはいないし、聞こえていても理解するのは不可能だろう。 常軌を逸したアナルファックでいいだけ乱れて疲れきったのか、 白目をむき、犬のように口から舌をだらしなく垂らしているその顔は、まさしく痴呆のそれだ。 「おへえ、んへっ、へええええええ・・・・・・・・・ ・・・・・・おっ、んほっ、おごっ、ほおおおおっ。あおっ、おっ、おっ、おへええええ~~~~~~っ。 ふひっ、んひっ、ひへえええ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 しかしまだ終わってはいない。 魔王ファフニルは、王子をさらなる恥辱刑に処するべく、ある仕掛けにとりかかることにした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それから一ヶ月がすぎた。 王子たちの旅はまだ続いている。 魔王が消えたあと、タイミングを見計らったかのように台頭しはじめた邪神ヘルとその信者たちを倒すためだ。 「んはあ、はあっ、はうううう・・・・・・」 顔を赤らめて熱い息を吐く姿を見て、聖騎士が心配そうに声をかけるが、王子は 魔王と戦ったときの後遺症がまだ直ってないんだよ、とごまかした。確かにそれはある意味間違いではない。 正しくは・・・・・・ 「んひいいっ・・・!」 声を抑え、仲間たちにバレないように悶絶する。また始まったのだ。 フレイにかけられたある仕掛け、それは、どこかに隠れている魔王が、 気の向いたときにいつでも魔力で作り出すことのできる分身体をいじることで、 本体のほうにもその感覚が伝わるというものだ。 そして今、ファフニルは王子の分身のアナルをさんざん舐め尽くしたあと、性交までも始めていた。 「あっ、周りに人がいるのにケツハメなんてぇ・・・・・・魔王様のいじわるうっ。 ああ、魔王様のおチンポでスケベ穴が広がってく・・・ひいいっ、そんな腰使い駄目えええ・・・! 大声出ちゃうっ、みんな見てる前で地面に這いつくばって、犬みたいにケツを振っちゃいたくなるよおお・・・・・・やあああん・・・!」 ・・・・・・フレイは少しの間我慢していたものの、やがて耐え切れずに 急いで宿屋に戻ると自分の部屋のベッドに四つん這いになり、遠隔快楽にのた打ち回るのだった。 魔王様は約束してくれた。あのむかつく邪神を滅ぼせば、ボクの前にまた現れてくれるって。 今度こそ、永遠に飼ってくれるって。だから、頑張らないと。 一刻も早く邪神を倒して、ボクは、ファフニルさまに愛される淫乱ケツ穴奴隷になるんだ――
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706 :名無しさん@ピンキー 2009/12/14(月) 23 25 30 ID xe0rphgF キャラ:サモンナイト3よりキュウマとスバル キュウマ×スバル(誘い受け) 「いいじゃんかぁ、やろうよ〜」 「ダメです!スバル様が自分などと・・・」 外界とは遮断された忘れられた島。鬼妖界集落「風雷の郷」。 そこは、鬼人族の姫君、ミスミによって統一された集落。 永遠の安寧が約束された空間に今日も飛び交う子どもと大人の声。 「そんなこといって、ほらぁおおきくなってんじゃん」 「ス、スバルさま!」 ミスミ邸の離れ、そこでは、姫君の大事な子息スバルとその護人であり、武術の師であるキュウマが淫らな行為を行っている。 「おれ、ちゃんと練習したから気持ちいいよ!」 スバルがキュウマのペニスを両手でやさしくもち、その幼い口に含む。 まるで、アイスキャンディーのように竿を上から下へとその口を這わす。 「い、いけません!そのようなこと、リクト様が生きていたら・・・」 キュウマは必死にスバルを制止するが、一向にスバルはやめようとしない。 むしろ、片手でキュウマの玉を揉みながら、反対側の手で自分のペニスを弄る。 次第にキュウマは快楽に流されはじめる。 「きゅうま、ひもちいい?」 スバルがペニスを咥えながらキュウマに問いかける。 「き、気持ちいいです・・くっ、で、でます!」 そういうとキュウマのペニスはペニスをスバルから抜き取り、精液がスバルに目掛けて飛び掛った。 それは、スバルの顔を汚していく。 「いっぱいでたな!んっ、おいしい!」 スバルが自分にかかった精液を指ですくい舐め始める。 その姿にキュウマにあった、ほんの少しの理性は見事に砕け散った。 707 :名無しさん@ピンキー 2009/12/14(月) 23 26 00 ID xe0rphgF 「あぁああん、おっきぃよぉお」 スバルのアナルにはキュウマのペニスが挿入されていた。 キュウマは、ゆっくりと出し入れを繰り返す。 もちろん、スバルへの愛撫も忘れない。未発達なスバルのペニスを手で揉み扱く。 しごくたびに「はぁあん、きゅうま、きゅうまぁあ」と甲高い声が部屋に響く。 キュウマはスバルを抱きかかえ、所謂騎乗位にする。 根元まですっぽる入るキュウマのペニス。 「ああぁあ、きゅうまぁ、ぜんぶぅ、ぜんぶっ、はいってるぅ」 喘ぎながら、必死に腰を動かすスバル。 キュウマはその姿に愛おしさを覚えながら、自らと、大切な主の快楽を与えるため、下からつきあげる。 「あぁあ、でるよぉ、でる、でるぅ〜」 「自分ももう限界、くっ!」 スバルのペニスから精液が勢いよく出てくる。 それと同時に、キュウマの精液は、スバルの体内を蹂躙していく。 「きもちよかったな!またやろう!」 すべて終わったあと、キュウマは底なしの罪悪感に苛まれていた。 いくら、主からの命令とはいえ、大事な主君の子息に取り返しのつかないことをしてしまった。 しかもこれが初めてではない。キュウマは、切腹を覚悟した。 「また、やろうな、キュウマ!」 キュウマを覗き込むスバル。 (そうだ、自分はスバル殿を護るとリクト様に誓った) キュウマがスバルを抱きしめ、耳元で囁く。 「御意」 「ちょいとキュウマや」 スバルを抱きかかえ、部屋に送った後、キュウマはミスミに呼び止められる。 「はい、なんでしょうミスミさま」 キュウマが問いかける。ミスミは眉を八の字にしながらキュウマに答えた。 「確かに、兵の精液は摂取したものの力になる・・・やめろとはいわんが、せめて、声を抑えてくれ」 キュウマの顔が凍りつく。そして、切腹しようとミスミに介錯を頼むのはまた別のお話 〜おしまい〜
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名前 守東桃香(かみあずま とうか) 年齢 ○ロゲだから18歳以上だろう 作品名 桃華月憚 声優 ゲーム:だいさく/アニメ:伊瀬茉莉也 説明 身長:161cm、主人公自宅では娘として扱われており、女装している。記憶喪失だが、豪胆放逸な性格で本人は気にしていない。アニメではOPを歌っていたりする公式で抱き枕カバー化している スムース抱き枕カバー「桃華月憚」守東桃香 touka_4c.jpg 5375609105220651058.jpg
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306 :1/3:2008/11/19(水) 23 11 37 ID Xgk6Jyj/ 郊外の閑静な住宅街にある小さな病院。受付時間は午後5時まで。 今日の診察は終わり、看護師たちも帰ったころ、コンコンと診察室のドアがノックされた。 一人残っていた医者は内心(来たか)と嬉しい気持ちが湧き上がったが、冷静を装って返事をする。 「はい、どうぞ」 ドアから顔を覗かせたのはあどけない少年。待ち望んでいた患者だ。 「…こんにちは、先生」 「こんにちは、涼太くん。どうしたの?」 診療時間はとっくに過ぎているが、決して叱るような声は上げず、自分から何をしに来たのか言わせようとする。 「あの……あのね」 涼太はモジモジしながら答えた。 「あの、またなっちゃったの…」 「またって、なぁに?」 「んと…こないだの」 「こないだの、なに?」 わかっているはずなのに言ってくれない医者を涼太は上目使いで睨んだ。 「もうっ、先生のいじわる!……こないだの、あの……おちんちんが、また腫れちゃったの」 涼太は恥ずかしげにうつむいた。 「あれ?一昨日も診たばっかりなのに、変だねぇ」 医者はにやける口を手で隠し、涼太に椅子をすすめて問診を始める。 「いつごろから腫れてきた?」 「…昨日の夜も腫れて、今日学校から帰ってきたらまた腫れちゃって…」 「うんうん、それで?」 「それで…先生が我慢できなくなったらまたおいでって言ってたから……来ましたっ!」 小動物のように身を小さくする涼太。この素直さがとても愛らしい。 「そうかぁ……わかりました。じゃあ診察するので胸を見せてください」 医者は聴診器を手にすると、ぺろんとめくられたTシャツの下、涼太の小さな乳首に当てた。 「あんっ…!」 さっそくかわいい声を上げる涼太。医者は立ってきた乳首を聴診器でクリクリとこねまわす。 「こうするとどうかな?」 「んっ…あん…おちんちんが…んふっ、ピクピク、します…」 「こないだと同じだね。反対は?」 「んゃ!ぁんっ!そっちもピクピクする…っあんっ」 医者はそれからもしばらくの間、涼太の乳首やわき腹を責め、顔を赤くして息を上げる涼太を楽しんだ。 「はぁ…はぁ…はふ…」 「うーん。じゃあズボンと下着を脱いで、ベッドに座って」 「ふぁ……はぁい…」 涼太は言われたことに従い、ベッドへ腰かける。 先ほどからの刺激でさらに腫れ上がった涼太のペニス…いや、まだペニスというより、やはりおちんちんという方が相応しい。 「あ~、すごく腫れちゃってるねぇ…足を開いてください」 涼太が両足を抱え込むように広げると、ぷるりとおちんちんが震えた。 それを指先でそっと掴み、上下に軽くこすってやる。 「あっ!あんっ、ああん、んんふっ!」 「やっぱり膿が溜まってるみたいだね。膿を出さないといけないなぁ…」 医者はそう言いながらおちんちんに顔を近付けた。 307 :2/3:2008/11/19(水) 23 15 04 ID Xgk6Jyj/ ぱくっ。 「ひぃ…ん!ああ~んっ、やぁん!」 泣きそうな声で涼太は股間に顔をうずめた医者を見つめる。 「んちゅ…ちょっと我慢してね、涼太くん。膿を吸い出すから…はむっ」 ちゅっ!ちゅっ!ちゅくっ!ちゅくっ! ちゅるちゅる…。 ちゅろろろろろろろろろろろろろろろろろろ!! 「ひあああぁぁぁん!あんっ、ああんっ、あひぃんっ!せんせぇ…せんせ~!!」 医者は握り締めた涼太の手を掴み、ヨシヨシと応援するように揺らす。 じゅじゅっ!じゅぽっ、じゅぽっ! くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ……じゅるううううううぅぅぅぅぅぅっ!! 「ひにゃあああ!せんせぇっ、出ちゃう!出ちゃうのっ、あんっ、はああんっ!はひいいいイイイん~~~!!!」 ぴゅるるるるるるる!!ビュルル!ピュルッ!ぴゅくぴゅくっ!!ぴゅっ、ぴゅっ…。 涼太は腰を震わせながら精液を放出し、医者は口の中でそれをじっくりと味わった。 量は多くないが、とっぷりとした粘り気のある液体が舌や喉に絡みつき、独特の匂いを充満させる。 鼻でも精液を楽しみながら少しずつ飲み下していった。 もちろん、いまだプルプル震えるおちんちんを吸い込むのも忘れずに。 「あひぃっ…ひぃん…っ…せんせー、だめぇ……あんんっ!」 一滴も残さず吸い上げて、医者はようやく口を離した。 「ふぅ…これでとりあえず大丈夫かな。さて、あとは…」 「!!…先生、やっぱりアレもするの…?」 「完全に膿を出すにはしないといけないけど…怖いなら止める?」 にっこりと優しく微笑む医者に涼太は不安げな目をつむり、首を横に振った。 「う、ううん!怖くないよ!!…でも、恥ずかしいから…」 「治療だから恥ずかしがることはないよ」 「…うん…わかった」 コクンとうなづいて涼太はベッドに横になり、再び足を開く。 医者は棚から潤滑剤を取り出し、容器に出して指に絡めとった。そして涼太の尻の間、小さくすぼまった肛門に塗り付ける。 「ひゃっ…」 「ごめんね涼太くん。ちょっと我慢してね」 「はい……っく、ふぅんっ」 マッサージするように揉みほぐし、潤滑剤を肛門の中へ入れていく。要領をつかんだ涼太は肛門を締める力を緩め、反対に開くように力を込めた。 ぽっかりと開き始めた肛門。中の色までさらけ出したところに医者は指を挿し込んだ。 「はううぅっ!!」 肛門は一瞬緊張するが、慣れるまで時間をかけて待ち、潤滑剤をさらに塗り込み指を増やしていく。 にゅるっにゅるっにゅるっにゅるっ! くちょっ、くちょっ、くちょっ、くちょっ! 「はうぅ…はふうぅ……はひ…はひいぃんっ!」 涼太の声が艶を含み始めた。 「はああぁぁ…ん、あくぅん、くぅん…んにゃあ、んにゃああん…」 発情期の猫のようだ。抜き挿しのスピードを速めていく。 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ! くちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅっ、くちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!! 「はひゅうん!せんせっ、せんせぇっ!!は、速くしちゃダメ!」 「もう少しだから我慢して」 くちゃん!くちゃん!くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!! 「あはああぁぁ~!あひいいぃぃっ!先生っもうダメぇ!!早くっ!早くお注射してくらしゃいいぃぃ…!」 涼太は広がりきった肛門をさらに開くように両手を添え、医者に『お注射』をねだる。 涼太の肛門を弄りながらすでに自らの硬く張り詰めたモノを取り出しておいた医者は、涼太の脚を抱え、ピタリと照準を合わせた。 308 :3/3:2008/11/19(水) 23 20 03 ID Xgk6Jyj/ 「じゃあ涼太くん、いくよ。…ふぬうぅっ」 とろけた肛門にめり込む亀頭。 「ひぎぃっ!!」 次いで砲身。 「うぐううぅぅ…」 腰を回転させながらずっぽりと根元まで埋め込む。 「ひいいっ!いひいぃぃんっ!!あひっ、ひぐっ!」 「ふうぅ……大丈夫かい?涼太くん」 「だ、だいじょ、ぶ…でひゅ…ううぅん…」 「それじゃあ続けるね」 「はぃい……あひゃん!あひぃっ、はひぃっ、ひいぃん!」 初めはゆっくりと…涼太の狭い肛内の粘液を自身に絡みつかせ、粘膜をこすり上げた。 「んあっ、あふっ、んんっ、あああんっ!」 そして十分に温まった涼太の尻穴は性器と成り果て、医者にも涼太にも快感を与える。 「先生っ、お尻っ!お尻気持ちいいよぉっ!!」 「おっ、おふっ!涼太くんのお尻はっ、今日もっ、健康だよっ!」 「ほ、ほんとっ?!ひんっ、あんっ、あんっ、お尻ィィっ!!」 にゅぼっ!にゅぼっ!にゅぼっ!にゅぼっ!にゅぼぼぼぼぼっ! ずにゅっ!ずにゅっ!ずにゅっ!ずにゅっ!ずにゅうううううっ!! 医者と涼太、そして潤滑剤の粘液が混じり合い、ドロドロに泡立った淫汁が抜き挿しのたびに溢れ出ていく。 涼太のおちんちんは再び腫れ上がり、医者の動きに合わせてペチペチとお互いの下腹を打った。 「せんせぃぃ!早くお注射出してぇっ!おしっ、お尻にっ、お薬くださ…いひいいぃぃぃんん!!」 「ああっ、出すよっ、涼太くんっ!涼太くんのお尻の中にっ、たっぷりお薬だすからねっ!…くあっ、おっ、おっ、おおっ、おほっ!!」 「あひっ!いひぃっ!!おっ、お注射ぁっ!お薬っ、おくしゅりぃっ!!」 「涼太くんのおちんちんの膿もっ、出すんだよ!!」 「はひっ!おちんちんっ、出るうぅっ、出るよぉっ!あはあっ、はあんっ!あんっ、あんっ、せんせぇっ、お尻にお薬出してえぇぇっ!!」 「いくよっ、出すからねっ、お薬っ、くすりっ……くあああぁぁぁっ!!」 ドップウウウウウ~~~~~!! ドピュッ!ブピュッ!!ビュルル!!ぶぴゅるるる~~~~~!!! 「はああああァァァァァ!!お薬がぁっ!お尻に熱いおくしゅり出てりゅうぅぅっ!! …あきゅううううう?!おちんちん出るっ、おちんちんから白いの出ちゃああああああああああんんんんんん!!」 ピュルルルル!!ピュクピュク!プピッ!プピッ!ぴゅるっ…ぴゅっ…。 「ひぃ…あひぃ…はあん…ああん…あん…」 「じゃあ涼太くん、またおちんちんが腫れてしまって我慢できなくなったときは先生のとこに来るんだよ?」 医者は下心満々の顔を平静に取り繕い、涼太の頭をなでた。 「はぁい…ありがとうございました!」 ぺこっとお辞儀をする涼太。笑顔で手を振って帰っていく。 こうして今日も涼太のおちんちん治療は無事終わったのだった。 おしまい
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