約 569,330 件
https://w.atwiki.jp/yukeyu-china/pages/46.html
本スレ 雑談スレ Android版スレ 質問スレ 攻略・解析スレ 本スレ ゆけ!勇者 ■ 86階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 85階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 84階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 83階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 82階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 81階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 79階の冒険 ■(2) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 79階の冒険 ■(1) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 78階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 77階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 76階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 75階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 74階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 73階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 72階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 71階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 70階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 69階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 68階の冒険 ■【毒草】 ログ速 ゆけ!勇者 ■ 67階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 66階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 65階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 64階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 63階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 62階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 61階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 60階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 59階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 58階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 57階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 56階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 54階の冒険 ■(2) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 54階の冒険 ■(1) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 53階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 52階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 50+1階の冒険 ログ速 ゆけ!勇者 ■ 49階の冒険 ■(2) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 49階の冒険 ■(1) ログ速 ゆけ!勇者 ■ 48階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 47階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 46階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 45階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 44階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 43階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 42階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 41階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 40階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 39階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 38階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 37階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】ゆけ!勇者 ■ 36階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 35階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 34階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 33階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 32階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 31階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 30階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 29階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 28階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 26階の冒険 ■(2) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 26階の冒険 ■(1) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 25階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 23階の冒険 ■(2) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 23階の冒険 ■(1) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 22階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 21階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 20階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 19階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 18階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 17階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 16階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 15階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 14階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 13階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 12階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 11階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 10階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 9階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 8階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 7階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 6階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 5階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 4階の冒険 ■ ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 3階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ■ 2階の冒険 ■ ログ速 ゆけ!勇者 ログ速 雑談スレ 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■53階(2) ログ速 【iOS】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■53階(1) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■52階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■51階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■50階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■49階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■47階(2) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■47階(1) ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■46階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■45階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■44階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■43階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■42階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■41階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■40階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■39階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■38階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■37階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■36階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■35階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■34階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■33階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■32階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■31階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■30階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■29階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■28階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■27階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■26階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■25階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■24階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■23階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■22階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■21階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■20階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■19階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■18階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■17階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■雑談SS他スレ■16階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■15階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■14階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■13階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■12階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■11階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ 雑談スレ ■10階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■9階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■8階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■7階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■6階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■5階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■4階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■3階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■2階 ログ速 【ゲーム】 ゆけ!勇者 ■ SS・雑談・日記スレ ■ ログ速 Android版スレ 【自動探索RPG】 ゆけ!勇者 攻略・雑談スレ 3階 ログ速 【自動探索RPG】 ゆけ!勇者 攻略・雑談スレ 2階 ログ速 【Android】ゆけ!勇者 ログ速 質問スレ ゆけ!勇者 質問スレ★9 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★8 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★7 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★6 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★5 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★4 ログ速 ゆけ!勇者 質問スレ★3 ログ速 ゆけ!勇者 初心~中級者スレ ログ速 【初心者も】ゆけ!勇者 質問スレ【中級者も】★2 ログ速 【ゆけ!勇者】 初心者スレ【冒険者から財宝】 ログ速 攻略・解析スレ 【ゲーム】ゆけ!勇者 攻略・解析スレ ログ速
https://w.atwiki.jp/keai/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/yukeyu-china/pages/34.html
名前 基本防御力 強化上限値 成長補正値 出発時補正値 価格(*1) 取得ダンジョン レア度 冒険者の服 5 +200 - 200U 冒,試,財,死 ☆ 冒険者の鎧 9 +45 - 500U 冒,試,財,死 ☆ 青銅の鎧 15 +45 - 1,000U 試,財,飛,死 ☆ ナイトメイル 19 +45 - - 防+1 - - 3,000U 試,財,飛,死,戦,染 ☆ ヘビーメイル 25 +90 - - 防+2 回-1 - 4,000U 飛,戦,染,水 ☆ バスターメイル 25 +45 HP+1 攻+1 防+2 - - (8,000U) 飛,死,戦,染,水,闇,王,森,沈,竜 ☆☆ ミスリルメイル 29 +60 - - 防+3 - - (10,000U) 戦,染,水,闇,王,森,沈,竜 ☆☆ ドラゴンアーマー 30 +45 HP+3 攻+1 防+2 - - 攻+5 (18,000U) 飛,死,戦,染,水,王,森,沈,竜 ☆☆ グロウメイル 25 +60 HP+3 攻+2 防+2 回+1 運+1 (60,000U) 戦,闇 ☆☆☆☆ 幸運の鎧 30 +30 - - - - 運+1 (54,000U) 死,染 ☆☆☆☆ 生命の鎧 35 +45 HP+5 - 防+3 - - HP+50 (65,000U) 戦 ☆☆☆ プラチナメイル 39 +45 - 攻+1 防+4 回+3 - (33,000U) 染,王,森,沈,竜 ☆☆ ブラッドメイル 35 +45 HP+1 - 防+6 - 運-2 HP+20 (23,000U) 染 ☆☆ オフェンサー 35 +30 - 攻+2 防+2 回+1 - 攻+20 (36,000U) 染 ☆☆☆ エンハンスメイル 50 +90 - - 防+6 - - (20,000U) 水,闇,王,森,沈 ☆☆ ルーンメイル 55 +45 HP+1 攻+1 防+7 回+5 - (22,000U) 闇,王,森,沈,竜 ☆☆ ハイランドメイル 70 +60 HP+1 - 防+8 回+6 - HP+30 (24,000U) 森,沈,光 ☆☆ 身かわしの鎧 35 +30 - - 防+4 回+7 - (42,000U) 水 ☆☆☆ 龍鱗の鎧 60 +75 HP+5 - 防+7 - - HP+20 (45,000U) 水 ☆☆☆ ダークメイル 65 +90 HP-2 攻-1 防+8 - 運-3 HP-10,攻-3 (48,000U) 闇 ☆☆☆ アークメイル 70 +75 HP+2 攻+2 防+5 回+3 - HP+10,攻+15 (65,000U) 王 ☆☆☆☆ 太陽の鎧 65 +15 - 攻+3 防+6 回+5 - 武器出発時補正を30%増(*2) (67,000U) 光 ☆☆☆☆ 鉄の鎧 30 +15 - (500U) 沈 ☆ 銀の鎧 8 +15 - (48,000U) 沈 ☆☆☆ 金の鎧 6 +15 - (100,000U) 沈 ☆☆☆☆ ダイヤの鎧 90 +15 - - 防+5 - 運+3 (350,000U) 沈 ☆☆☆☆☆ オニのパンツ 15 +15 HP+1、防+1、武器成長補正を1.5倍(*3) (10,000U) イベントアイテム ☆☆☆☆ キッズマント 10 防具の補正なし。菓子系の効果を2倍(*4) (10,000U) イベントアイテム ☆☆☆☆ ターキーメイル 10 +15 HP+2 - - 回+2 - 経験値+100 (10,000U) イベントアイテム ☆☆☆☆ セラミックメイル 150 +5 - 250,000U ショップ限定 ☆☆ コメント (ログはこちら) 報告の際はスクリーンショット(SS)付推奨 質問やイベント絡みは2ch又は雑談で
https://w.atwiki.jp/chinas/
工事中
https://w.atwiki.jp/yukeyu-china/pages/52.html
ショップで購入できる装備では厳しくなってくる。 19Fでバスター装備やドラゴン装備の入手を目指そう。 踏破には26F以降のサラマンドラが強敵。 バスター/ドラゴン装備でほぼ安全。防具はヘビーメイルでも可能。
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/3318.html
jetkazn /// / 案内板、店内案内板 jet\kazn \ 16 seren klel \
https://w.atwiki.jp/kakutoubattle/pages/7.html
東京都某区ーーー 都内の高校に通う少年、範馬刃牙は今日も元気に登校していた。 学ランを着て鞄を下げて歩く。 今日はクラスでどこかに見学に行く日だと前に担任がクラスで言っていた。 十数分後、彼は学校へと着いていた。 突然、彼のケータイがピピピと鳴った。 「坊ちゃま、車の支度が出来てございます。」 「わかった。いつもご苦労さん。」 彼は高校生でありながら地下闘技場のファイターでありチャンピオンである。 今日は試合は無かった筈だが急に決まる時もあると思って集合場所では無く正門の方へと向かった。 正門に現れた刃牙を迎えたのはいつもの付き人だった。 老人だが体がガッシリとしている。 「刃牙様、どうぞお乗り下さい。」 刃牙は促されるままに車の後部座席に座った。 付き人がドアを閉め、車が発進する。 「・・・・今日は試合は無かった筈だけど・・・急に決まったの?」 「ええ・・・厳密に言うと闘技場での試合ではありませんが。」 付き人が答えた。 刃牙は疑問に思った。 妙だ。 今まで徳川光成氏との面談で急に呼び寄せられた事はある。 だが試合云々で急な呼び出しを食らった事は無い。 (何かあるね。これは。) 数十分後、刃牙は港へとついていた。 港には豪華客船が停泊していた。 「刃牙様、ここで試合が行われるのではありません。この船は選手達の集合場所であります。」 付き人の言葉に刃牙は当惑した。 選手?集合場所?自分は既にエントリーされている? (確かめてみるか。) 刃牙はタラップを上り船の中へと入っていった。 船内にある案内板を見て廊下を進んでいくと扉にぶち当たった。 細心の注意を払いながらあけるとそこには広いホールが広がっていた。 何人かの男達の姿もあった。 “諸君!良くぞ集まってくれた。この船は朱沢財閥主催の格闘大会の会場へ君達を運ぶ。” 声が響いた。 どうやら何処かにスピーカーが付けられているらしい。 「面白そうじゃないか。」 一人の少年が呟いた。袖を破いたシャツにモンペをはいて寝袋をしょっている。 刃牙はその少年に見覚えがあった。 「君は・・・陸奥九十九・・・だね?」 「そういう君は範馬刃牙。」 二人の間の空気が燃え・・・いや何か異様な雰囲気、わかりやすく表現すると歪んだ。 「ふぅ・・・この場で始めてもいいけどそれは主催者側がいい顔しないだろうね。」 「お預けを食らってるみたいだよな。」 二人はにこやかに笑うと互いに離れた。 だが心の中では互いに相手をどう倒すかのみに集中していた。 他にも何人かの参加者がいた。彼等は余り会話せず顔見知りでも無い様だった。 その中に一人、刃牙と同じくらいの少年がいた。 彼の名は神代ユウ。巷では「ヤンキー狩り」として知られている少年だった。 (どうしよう・・・僕はどこに行くの?何をさせられるの?) 他人には見せてないが彼の心境は今緊張と不安の真っ只中にあった。 様々な思惑を乗せ船は道のりを進む。 大会の地で一体何が起こるのか。この時は誰もわかってはいなかった・・・。
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/129.html
国語問題 508 名前:水先案名無い人 :05/01/13 21 50 04 ID bZBMq11S 全国語単元入場!! 虫殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み暗記法が甦った!!! 助詞!!ダニ・すら・さへ・ノミ・ばかり・など・まで・死「古典副助詞」だァ――――!!! 文法の基礎はすでに中学で完成している!! 「品詞分解」だァ――――!!! くっつきしだい読み飛ばしまくってやる!! 漢文代表 「訓点と書き下し文」だァッ!!! 歌の読解ならこの知識がものを言う!! 序詞・枕詞・掛詞・・・「古典韻文修辞法」!!! 真の語法を知らしめたい!! 「敬語文法」だァ!!! 現代文なら五段活用だが古典では四段活用だ!! 入学したての高校生への鉄拳 「古典用言活用」だ!!! 難関二次対策は完璧だ!! 漢文 「白文読解」!!!! 全解説のモスト・ディフィカルトは私の中にある!! 現代文の神様が来たッ 「哲学評論」!!! 無勉強なら絶対に解けん!! 国語教師の好み見せたる 特攻隊長 「文学史」だ!!! 推薦入試(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 白紙のピュア・ペーパー 「小論文」だ!!! 海の彼方から数多の名作が上陸だ!! 英仏独露米「外国文学史」!!! ルールの無い問題を作りたいから現代小説作品(しかもマイナー)を出題したのだ!! プロの勝手読みを見せてやる!!「小説読解」!!! めい土の土産に昔語りとはよく言ったもの!! 老人の回顧が今 『大鏡』でバクハツする!! 大・今・水・増 「歴史物語」だ―――!!! 代名詞を問う問題こそが国語テストの代名詞だ!! まさかこの男を指しているとはッッ 「代名詞・指示語」!!! 使いたいからここまできたッ 由来一切不明!!!! 現代文のブービー・トラップ 「慣用句」だ!!! 国語は受験で苦労するだけではない 夏休みでも最強なのだ!! 御存知強制読書 「読書感想文」!!! 珍回答の本場は今や国語にある!! オレを驚かせる回答はないのか!! 「~を使って短文を作れ」だ!!! 長ァァァァァいッ説明不要!! 全五十四帖!!! 恐怖の須磨返し!!! 『源氏物語』だ!!! 間は「ネ」で切ってナンボのモン!!! 超実戦解法!! 現代文から「文節」の登場だ!!! 利は漁夫のもの 河童と猿は思いきり流れ思いきり落ちるだけ!! 小中高統一王者 「故事成語・ことわざ」 ボキャブラリーを試しにテストへきたッ!! 瑕疵・杜撰・奢侈・猖獗 「語彙」!!! 解釈に更なる磨きをかけ ”初句切り”「和歌の形式」が帰ってきたァ!!! 一年生の漢字に13画はないッッ!! 習字・レスラー「漢字の書き取り」!!! 中国四千年の技法が今ベールを脱ぐ!! 古典の時間から 「漢詩」だ!!! 文の前でならオレはいつでも出題箇所だ!! 順接・逆説 「接続詞」 空欄で登場だ!!! 翻訳の仕事はどーしたッ 明治の炎 未だ消えずッ!! 仏語も独語も思いのまま!! 「外来語」だ!!! 特に理由はないッ 自国の古典を覚えるのは当たりまえ!! 春はあけぼのやうやうあやしうこそものぐるほしけれ!! 「古典暗誦」がきてくれた―――!!! 下ネタで固めた実戦テクニック!! 鬼が友ながらと手してモノの筒でモノをどどもば! (を・に・が・とも・ながら・と・て・して・ものの・つつ・で・ものを・ど・ども・ば) 「古典接続助詞」だ!!! 「説明せよ」だったら「~ため/から」を外せない!! 超頻出記述 「~の理由を書け」だ!!! 超一流教師の超三流筆跡だ!! 悪筆拝んでオドロキやがれッ 小学生の洗濯泣かせ!! 「習字」!!! 古典解釈はこの品詞が完成させる!! 高校古典の切り札!! 「古典助動詞」だ!!! 懐かしき思い出が帰ってきたッ どうして削るんだッ 漱石・鴎外ッッ 俺達は君を忘れないッッッ「心に残る作品」の登場だ――――――――ッ 関連レス 511 名前:水先案名無い人 :05/01/13 23 44 10 ID dnmPuPm9 508-510 古典かよ…… orz 512 名前:水先案名無い人 :05/01/14 02 06 00 ID G/rjDMPo 古典接続助詞エロいなー コメント 名前
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/155.html
2011年2月3日 2011年8月4日増補(詳細はページ最下部の「第一章 更新履歴」参照) 「中国ミステリ史」は、19世紀末から現代(2011年)までの中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を、第一章から第六章の全6ページに分けて紹介するものである。 『中国ミステリ史 第一章』では、そのうち19世紀末から1910年代まで(清末)を扱っている。 目次 『中国ミステリ史 第一章』 19世紀末~1910年代 はじめに 第一章 19世紀末~1910年代: 欧米探偵小説の受容と国産化の試み第一節 東アジア・東南アジアでのホームズの受容 第二節 裁判小説から探偵小説へ(1)中国初の創作探偵小説 (2)中国古来の裁判小説 (3)翻訳探偵小説とその国産化の試み 参考文献 第一章 更新履歴 『中国ミステリ史 第二章』 (1910年代~1940年代) 第二章 1910年代~1940年代: ホームズ、ルパンからフオサン、ルーピンへ第一節 中国ミステリ草創期: 上海の「青」と「紅(あか)」(1)程小青(てい しょうせい)/名探偵フオサン (2)孫了紅(そん りょうこう)/怪盗紳士ルーピン (3)同時代の中国探偵作家 第二節 1940年代の探偵小説雑誌の隆盛 第三節 同時代の日本から見た当時の中国探偵小説界 第四節 邦訳された19世紀末~1940年代の中国探偵小説 『中国ミステリ史 第三章』 (1940年代末~1970年代) 第三章 1950年代~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変第一節 中華人民共和国の成立と旧ソ連探偵小説の流入 第二節 中国の推理作家とソ連の推理作家の交流(1956年) 第三節 ソ連の探偵小説の変化(アルカージイ・アダモフ『雑色事件』(1956)) 第四節 文化大革命期の"写本"現象 第五節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説 『中国ミステリ史 第四章』 (1970年代末~1990年代) 第四章 1970年代末~1990年代: 翻訳ブームと中国ミステリの多様化第一節 日本の社会派推理小説が中国でもブームに 第二節 中国ミステリの多様化 第三節 1990年代末の中国翻訳ミステリ事情 第四節 邦訳された1980年代~1990年代の中国推理小説 『中国ミステリ史 第五章』 (1990年代末~21世紀初頭) 第五章 20世紀末~21世紀初頭: 新たなミステリの潮流第一節 インターネットという新天地/新たな創作の場 第二節 ネット上で活躍していたミステリ執筆者が紙媒体へ/雑誌『歳月・推理』創刊 第三節 邦訳された21世紀の中国ミステリ 『中国ミステリ史 第六章』 (現代) 第六章 現代の中国ミステリ界第一節 北京偵探推理文芸協会の活動 第二節 現代の中国ミステリ作家 第三節 賞・ランキング・雑誌・その他 おわりに はじめに この「中国ミステリ史」は、『中国科学幻想文学館』(上巻、下巻)(武田雅哉・林久之著、大修館書店、2001年)という中国SFの歴史を紹介する本に触発されて作成したものである。このような書籍が出ていることからも分かるように、日本では、中国のSF小説の紹介は少ないながらもそれなりになされてきた。早川書房の『S-Fマガジン』で中国SF特集が組まれたこともある(2008年9月号)。一方で、中国の推理小説については、日本ではほとんど知られていない。「中国には推理小説はほとんどないらしい」とさえ言われることがある。そこで、ここに中国の推理小説の歴史をまとめ、紹介することにした。中国の20世紀以降のミステリ史を日本語でまとめたものは、あるいは学術論文などではあったかもしれないが、ミステリファンの視点でミステリファンがまとめ、ネット上で公開するのは初めてではないかと思う。 当初は、今までに収集した数少ない中国ミステリ関連資料をメモ書き程度にまとめるつもりだったが、まとめている途中で「百年華文推理簡史(ひゃくねん かぶん すいり かんし)」つまり「中国語圏ミステリ百年略史」という詳細かつ信頼できる資料を見つけたので、基本的にここでの中国ミステリに関する記述はこの資料に大部分を拠っている。 「百年華文推理簡史」の執筆者は、中国最大手のミステリ総合サイト「推理之門(すいり の もん)」の管理人・老蔡(ラオツァイ)氏と、中国のミステリ雑誌『歳月・推理』などで作品を発表している推理作家の杜撰(ずさん)氏である。現段階では「推理之門」や『歳月・推理』と言われてもピンとくる人は少ないと思うが、この「中国ミステリ史」を読めば、これらのWebサイトや雑誌が中国ミステリ界においてどのような地位を占めるものかが分かるはずである。なお、「百年華文推理簡史」ではふんだんに写真が使われているので、この「中国ミステリ史」とあわせて、ぜひそちらも参照してもらいたい。 個人的な興味から、中国ミステリ史を略述すると同時に、同時代のアジアでの動きにもしばしば触れている。 【注】 中国語の「偵探 zhentan」という語について 中国初の探偵小説雑誌は、1923年創刊の『偵探世界(ジェンタン シージエ)』である。この雑誌名は、日本語の文献ではそのまま『偵探世界』と書かれる場合もあるし、日本語にあわせて『探偵世界』とされる場合もある。混乱を避けるため、このページでは書籍・雑誌のタイトルや団体名などに使われている中国語の「偵探(ジェンタン)」という語は、そのまま「偵探(ていたん)」とする。 【注】 中国語の「華文 huawen」という語について 中国語の「華文(ホアウェン)」という語は「中国語」という意味である。賞の名前などに使用された際に、「華文(ホアウェン)」を「中国語」と直すと非常に座りが悪くなってしまうため、このページでは中国語の「華文(ホアウェン)」はそのまま「華文(かぶん)」とする。 「偵探(ていたん)」も「華文(かぶん)」も本来日本語にはない語だが、「ミステリ」や「アリバイ」などと同じ外来語だと思って、覚えてもらえれば幸いである。 第一章 19世紀末~1910年代: 欧米探偵小説の受容と国産化の試み 第一節 東アジア・東南アジアでのホームズの受容 【日本で最初にホームズものが訳された年代について誤りがありました。資料を手に入れたら直します。失礼いたしました】 「推理小説的な物語」の起源は探ればきりがなくなるが、現代にいたるミステリの流れを考えるにあたっては、各地でのシャーロック・ホームズシリーズ(発表時期:1887年~1927年)の受容とそのローカル版の成立を見ていくのが分かりやすいと思う。日本では、1899年4月から7月にかけて『A Study in Scarlet(緋色の研究)』(1887)の翻案『血染の壁』が毎日新聞に連載されたのがホームズシリーズの最初の紹介だとされる。翻案者は「無名氏」。この『血染の壁』では、ホームズは「小室泰六」、ワトソンは「和田進一」とされていた。『緋色の研究』のみに着目してその後の流れを見ると、この作品は翌1900年には『新陰陽博士』、1901年には『モルモン奇譚』、1906年には『神通力』というタイトルで翻訳(翻案)されている。『神通力』では、ホームズは「堀見猪之吉」、ワトソンは「和田真吉」とされているという。 その後、1917年には岡本綺堂が「江戸探偵名話」シリーズの連載を開始。このシリーズの主人公は、その第1作で「彼は江戸時代に於ける隠れたるシャアロック・ホームズであつた」と紹介されている。ホームズシリーズの影響下に誕生したこのシリーズは、1924年の単行本刊行時より「半七捕物帳」の名で広く知られている。また1923年には江戸川乱歩がデビューし、翌年には探偵・明智小五郎が初登場している。 中国では、1896年に張坤徳(ちょう こんとく/チャン クントー)がホームズシリーズ4編を翻訳し、上海の新聞『時務報』に掲載。これが中国語になった最初のホームズシリーズとされる。最初に訳された作品は、「海軍条約文書事件」(1893)(中国語タイトル:「英包探勘盗密約案」)である。ホームズの最初の翻訳は中国よりも日本の方がわずかに早かったが、ホームズ全集の刊行は、日本より中国の方が早かった。中国で最初にホームズ全集が出たのは1916年であり、一方、日本でホームズ全集が最初に出たのは、1931年末から1932年末にかけてであった。 19世紀末から20世紀初めにかけて中国(清および中華民国)では翻訳小説ブームが訪れており、ホームズなどの欧米作品のみならず、黒岩涙香や押川春浪などの日本の作品(翻案作品含む)も中国語に訳されていたという。 タイでは1912年に「第二の汚点」(1904)がルアン・ナイウィチャーン(筆名シースワン)によって翻訳され、『パドゥン・ウィッタヤー』に掲載されたのが最初である。1915年には、ルアン・サーラーヌプラパンにより『バスカヴィル家の犬』が翻訳刊行され、その後もホームズシリーズは次々と翻訳された。同時期に、タイ人の手による最初の探偵小説『トーンイン物語』が発表されている。主人公のトーンインがホームズばりの活躍をするストーリーで、執筆したのはシェイクスピアの翻訳やミステリ小説の翻訳もおこなっていた国王のラーマ6世(Wikipedia)である。(宇戸清治(2009)) 現在のマレーシア・インドネシアに当たる地域では、1910年ごろ(確実なのは1914年)にホームズが初めて翻訳された(「マレー語」(現在のマレーシア語・インドネシア語)への翻訳)。(柏村彰夫(2010)) 朝鮮半島ではホームズものの最初の翻訳は1918年の「三人の学生」(1904)だった(bookgram(2009))。また、それ以前から黒岩涙香の翻案作品を再翻案したものが人気を得ていた。代表的なものに、黒岩涙香の翻案小説『巌窟王』(1901)を再翻案したイ・サンヒョプの『海王星』(1916)がある。 第二節 裁判小説から探偵小説へ 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)、杜撰(ずさん)(2009)「百年華文推理簡史 引言」、老蔡(2009)「百年華文推理簡史 一、中国偵探小説的起源」】 【2011年8月4日追加】 (1)中国初の創作探偵小説 中国では、1885年発行と推定される知非子(ちひし)「冤獄縁(えんごくえん)」が初の創作探偵小説だとされている。ただし、中国で初めて欧米の探偵小説が翻訳されるのより11年も早く、またシャーロック・ホームズが登場する最初の作品『緋色の研究』より2年も早いことから、その発行年に関しては議論がある。 日本の最初の創作探偵小説は、1888年の須藤南翠(1857-1920)「殺人犯」、または1889年の黒岩涙香(1862-1920)「無惨」(青空文庫)とされるので、「冤獄縁」の発行年の1885年というのが正しければ、中国では日本よりも早く創作探偵小説が誕生していたことになる。なお韓国では、イ・ヘジョ(李海朝、1869-1927)が1908年末から1909年初めにかけて新聞に連載した『双玉笛(そう ぎょくてき)』が初の創作探偵小説とされている。 (2)中国古来の裁判小説 1890年には、作者不明の長編探偵小説『狄公案(てきこうあん)』【注1】が刊行されている。この作品は、オランダの推理作家・東洋学者のロバート・ファン・ヒューリック(1910-1967)が英訳し、また自らそれに題材を採った推理小説〈狄(ディー)判事シリーズ〉を執筆したことで、欧米ではよく知られている。江戸川乱歩はヒューリックによる英訳で『狄公案』を読み、「一本を求め帰って読んで見ると、棠陰比事(とういうんひじ)【注2】などの短篇と違い、長篇本格探偵小説の体をなしていて西洋のガボリオやボアゴベイに比べても、大して見劣りしないほどで、その上、長篇探偵小説として西洋にも例のない面白い構成になっている。日本の小説家は棠陰比事の類ばかり輸入して、こんな優れたものを、なぜ注意しなかったのかと、不思議に思われる」(探偵作家クラブ会報第33号(1950年2月))と、この作品をフランスの探偵作家ガボリオやボアゴベの作品と並べて称賛している。この作品は、欧米探偵小説の影響を受ける以前の中国古来の探偵小説、すなわち公案小説(こうあんしょうせつ)の形式で書かれたものである。残念ながら現在にいたるまで日本語の完訳は出ていないが、有坂正三氏による抄訳『狄仁傑(てきじんけつ)の不思議な事件簿』が2007年に刊行されている。 公案小説は、中国の明の時代の末期(16世紀末 - 17世紀初め)ごろから多く書かれるようになったジャンルで、名裁判官が事件の謎を解き、真犯人を明らかにするというものである。裁判官役としては、包拯(ほうじょう)や狄仁傑(てき じんけつ/ディー・レンチエ)などの実在の人物があてられる。代表的なものに、『包公案(ほうこうあん)』【注3】(別名:龍図公案(りゅうとこうあん))や、『施公案(しこうあん)』【注4】などがある。これらは現在のミステリと必ずしも同じものではなく、やはり現在のミステリは欧米ミステリ(及びその伝播)に始まると言って差し支えないが、公案小説は中国のみならず、日本や韓国を含む東アジア諸国が欧米探偵小説を受容する際にその基層となったものなので、まったく触れないというわけにもいかないだろう。(中国の公案小説が日本や韓国に与えた影響については、のちに「東アジアミステリの源流」(未完成)で簡単にまとめる予定) その後、1896年に上海の新聞『時務報』にホームズシリーズ4作の中国語訳が掲載され、中国に初めて欧米の探偵小説が紹介されると、『時務報』のほかに『新小説』、『月月小説』、『礼拝六(The Saturday)』などの雑誌も探偵小説を掲載するようになる。 上海の小説家・呉趼人(ごけんじん、1866-1910)は、欧米探偵小説を手本に公案小説の改造を試みた『九命奇冤(きゅうめいきえん)』(1903年連載開始)や、中国の古書から34の事件簿をとりまとめた『中国偵探案』(1906年出版)などを発表しているが、これらは欧米探偵小説のファンの好評を得ることはできず、1910年の彼の死をもって、中国の伝統的な探偵小説である公案小説は終焉を迎えることになった。 注1:『狄公案(てきこうあん)』の成立年代はよく分かっていない。書籍として刊行されたのは1890年(井波律子(2003))とのことだが、物語自体はそれ以前からあったようである。ロバート・ファン・ヒューリックが英訳に際して使ったのは、古典籍を扱う東京の琳琅閣(りんろうかく)書店(公式サイト)で手に入れた写本だが、その写本は17世紀か18世紀ごろのものだとヒューリックは言っている。中国文学者の辛島驍(からしま たけし)氏は、ヒューリックや乱歩を交えた座談会で、どんなに早いとしても1798年に出版された『施公案(しこうあん)』よりはさかのぼらないだろうと述べている(このとき、辛島氏は『狄公案』の英訳を読んだだけで、『狄公案』の写本には目を通していない)。 注2:『棠陰比事(とういうんひじ)』(桂万栄(けい ばんえい)編、1207年)は、中国の宋の時代に成立した裁判エピソード集。「棠陰」(とういん)は"梨のこかげ"転じて「裁判所」という意味、「比事」は「事件・案件を比べる」という意味であり、『棠陰比事』というタイトルを分かりやすく和訳すれば『名裁判くらべ』となる。似通った2つの事件を一対として、七十二対、計144のエピソードが収録されていることからこのタイトルがつけられている。収録されているエピソードはすべて実話とされている。日本では、1649年に『棠陰比事物語』というタイトルで翻訳出版され、人気を博した。その後日本では、井原西鶴が1689年に、「棠(なし)」を日本風の「桜」に変えた『本朝桜陰比事(ほんちょうおういんひじ)』(裁判エピソード全44編を収録)を刊行。日本初の創作探偵小説とされる黒岩涙香「無惨」の発表のちょうど200年前、有栖川有栖や北村薫のデビューのちょうど300年前に刊行されたこの『本朝桜陰比事』は、「日本の推理小説の源流」と見なされることもある。なお、『棠陰比事』は岩波文庫版の表紙によれば、「推理小説ファンにとって見のがせぬ一冊」であるとのこと。 注3:『包公案』のエピソードのいくつかは、有坂正三『包青天奇案―中国版・大岡越前の物語』(文芸社、2006年)で読むことができる。北村薫は、『包公案』のエピソードの翻案だと推定される都賀庭鐘(つが ていしょう、Wikipedia)の「白水翁(はくすいおう)が売卜(まいぼく)直言(ちょくげん)奇(き)を示(しめ)す話(こと)」(『古今奇談 英(はなぶさ)草子』、1749年)を、日本初の本格ミステリだとしている。 注4:中国文学者の辛島驍(からしま たけし)氏は、1798年に出版された『施公案(しこうあん)』を中国初の長編探偵小説だと見ている。これは辛島氏の言を借りれば「折り畳み式長編、螺旋階段式長編」であり、1つの事件が解決しないうちに次の事件が起き、エピソードが200回、300回と重ねられていくタイプの長編である。 (3)翻訳探偵小説とその国産化の試み 【未完成。加筆予定】 1907年に出版された呂侠(吕侠)の『中国女偵探』(中国女侦探)は、収録作3編のうち2編が『新青年』に訳載されている(詳細は「第二節第三節」で改めて述べる)。 参考文献 中国ミステリ史 参考文献 (新しいウィンドウで開きます) 第一章 更新履歴 2011年2月3日:公開 2011年8月4日:「第二節 公案小説から探偵小説へ」を新設。 『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) ←今見ているページ 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代)
https://w.atwiki.jp/daiseisenbura/pages/17.html
カスタマイズ版をダウンロードして、Jane2ch.exeを実行すると大学生活板の スレッド一覧が表示されていることと思いますが、ここでは板の開き方を説明したいと思います。 板を開くには二種類の方法があります。"板一覧から開く方法"と"お気に入りから開く方法"です。 どちらもひどく直感的に利用することができますが、板一覧とお気に入りの 表示方法の切り替え法に戸惑う方がいられるかもしれませんので、 一応図を交えて説明しておきます。 1. 板一覧から開く方法 画面左端の板一覧ボタンをクリック 好きなカテゴリフォルダをクリック カテゴリの中に格納されている板をクリック 図を見る 2. お気に入りから開く方法 画面左端のお気に入りボタンをクリック 好きなカテゴリフォルダをクリック カテゴリの中に格納されている板をクリック 図を見る 導入方法(インストール)とダウンロードへ戻る スレッドを開くへ進む