約 883,678 件
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/2918.html
【作品名】ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 【ジャンル】アニメ映画 【名前】種まく者 【属性】生物の元となる有機物質を惑星に蒔く者 【年齢】約30億年以上。 約30億年前に地球と火星に有機物質を蒔き、 劇中の現代まで生存している為。 【長所】天上、海底、犬、恐竜の国がある世界観でその重要性は計り知れない 【短所】予告編では結末の場面で登場するが、本編では途中退場する。 vol.1
https://w.atwiki.jp/letsrebirth/pages/190.html
「0時を回ったネ」 扉を開け、キャスター――超鈴音が声をかける。 湯気が立ちこめるバスルーム。 その中で、彼女のマスター・神楽坂明日菜は何をするでもなく立ち尽くしていた。 「ゲーム開始ヨ、明日菜サン」 ざあざあと音を立て、シャワーが明日菜の頭を打つ。 もうたっぷり20分はこうして立ち尽くしていた。 未だにシャンプーすらしていない。 それをする気力すらなかった。 「覚悟は出来たかネ?」 死に損なったあの日から、もう何日も経過していた。 けれども未だに腹は決まらず、何も進展せずにいる。 殺したくない――その想いは、ずっと変わらなかった。 死にたくない――その願いは、ずっと変わらなかった。 その2つは、決して両立することが出来ない。 死にたくなければ、殺すしかない。 殺したくなければ、死ぬしかない。 その残酷な二者択一に答えを出すには、あまりに時間が足りなかった。 「……わかんない」 正直に、明日菜が答える。 気分転換にと薦められた入浴ですら、心を落ち着かせてくれなかった。 時間だけが、頭皮の表面を滑り、水と共に流れ出ていく。 奥に溜まったモノを掻き出すことすらせずに。 「ちょっとだけ……幸せだった」 けれども、そんな宙ぶらりんのままでは、この戦争は戦い抜けない。 それが分かっているから、まだ上手く言葉にならないのに、明日菜は口を開いた。 そして鈴音も、その言葉を黙って聞いている。 「あのガキンチョがからかわれながら先生をしてて、木乃香や刹那さんが笑顔で話しかけてくれて」 それは、極当たり前の日常だった。 ちょっと前――体感的には、ほんの数日前だ――までは、毎日のように体験していたそんな日常。 失う覚悟を決めて、それでもやっぱり未練があって、無理矢理奪われた日常。 「諦めたはずなのに、諦めきれてなかった世界がそこにはあって」 ネギが、いる。 木乃香が、刹那が、皆がいる。 「ちょっとだけ、この世界にずっと居たいなとも思って」 どんなに頑張っても、一週間しかこの世界は保たれない。 それは知っていた。 でも――だからこそ、この世界が少しずつ愛しくなっていた。 「戦いなんてなくっても、この世界に居られるならそれもいいかもってさ」 それは、後ろ向きで弱い考えだ。 そうは思うも、鈴音は明日菜の言葉を否定したりしない。 それどころか相槌一つ返さずに、開け放たれた扉の向こうで真剣な顔で見つめてくるだけだった。 「でもさ……やっぱり、偽物の世界なんだよね……」 どれだけ想っても、この世界の“皆”は偽物であり、そこにあるのは偽りの日常だ。 そのことは、ずっと頭の中にあった。 だから居心地が悪かった。この世界の居心地が良ければ良いほど、それ以上に居心地が悪くなっていた。 「いいんちょとの喧嘩も、木乃香とのボケツッコミも、全部、さ……」 大切な人とのやりとりで、それをとても痛感した。 雪広あやかは、生前の時にしたやりとりと同じことをしてくれている。 だがしかし、彼女を取り巻く人間や、喧嘩するときの野次馬なんかには、見たことのない生徒ばかりだ。 中には見知った顔もいるが、そのほとんどと、スムーズにやりとりが出来ない。 「だからかな……どうしても、皆にちょっと、違和感があって」 ちょっとずつ、知っている皆と違う。 ネギも、何だか少し過剰に甘えている気がする。 千雨なんかとも今までより距離を感じるし、刹那に至っては過剰にコミカルになっている気がした。 あと、千雨に至っては、何か髪の色が違う。なんと緑色じゃない。 真面目ぶりながら小学生からずっと緑に染めているのが彼女の特徴だったというのに。 「違和感、ネ」 鈴音が、ようやくここで返事を返す。 この世界への違和感は、鈴音にだって勿論あった。 鈴音と明日菜で記憶している“麻帆良学園”が違うのだから、両者ともに違和感を抱かない世界なんてありえないのだが、 それにしても鈴音の知っている学園生活とは異なる点が多すぎた。 まるで、他の人間の思い出や記憶を混ぜこぜにしたかのように。 「参加者の特定を避けるためか、はたまたその逆か知らないガ、元いた世界の完全再現ではないらシイ」 単純に参加者全員の記憶と記録を再現したから歪になったのか、それとも他の理由があるのか。 そんなことは分からないし、まだ分からなくて問題無いと鈴音は思っている。 それを考えるとすれば、明日菜の腹が決まって、ある程度他の情報も得た後だ。 今の段階でソレを考えても、答え合わせのしようのない仮定を量産するだけである。 「私にとっては、あの美空サンが自然なのだけどネ」 明日菜の中の違和感を決定的なものにしたのは、春日美空の存在だった。 控えめに言って『アッパッパー』な性格をした美空の言動は、明日菜の知る美空のソレとは程遠い。 確かにイタズラ3人組ではあるものの、陸上と宗教に対しては真摯だった印象がある。 少なくとも、あんな全てマリアに宣戦布告のファックオフをぶちかますような感じの性格はしていなかった。 「やっぱり……ここじゃないんだって……」 細かな所が、全然違う。 そして、ふとしたことで、それを痛感させられてしまう。 ここを新たな居場所と思うには、あまりに違和感が強すぎた。 「ここは、私の願う場所じゃないんだ……って……」 ずっと、あの寮で暮らしてきた。 でもこの場所では、自分に不釣り合いな豪邸を割り振られている。 朝早く起きてバイトに行くこともないし、起きたら木乃香が料理をしていることもない。 やたらと広い風呂に入ってても、今こうして超が乱入したくらいで、誰も突撃してこない。 お風呂でドタバタも起きないし、あの騒がしい日常とは、遠くかけ離れていた。 「それでいい。それでいいんだヨ」 例え殺し合いがなくとも、ずっとこの世界には居られなかっただろう。 愛していたあのクラスが、ここには無いのだ。 いや――無いだけなら、まだ耐えられたかもしれない。 鈴音が知っている人のいない麻帆良学園でなんとかやってこられたように、いっそ未知の世界ならば第二の人生を送れていたかもしれない。 けれどもここには、皆がる。 愛した人の紛い物が、ここには存在しているのだ。 そんな場所で何年も居続けるなんてこと、覚悟を決めた鈴音でも耐えられるかどうか。 「やっぱり、まだ、殺したくなんてないよ……でも……」 ゆっくりと、明日菜が振り返る。 シャワーの水が頬を伝った。 「帰りたい」 シャワーのせいで、泣いているのか分からない。 それでも、その言葉を胸の奥から出した明日菜の心情は、その表情で十分窺い知る事ができた。 「死にたくないだけじゃない……」 言葉に出せど、その感情は胸の内から言葉と共には出て行かない。 むしろ言葉に出すほどに、心と身体を埋め尽くしていくようだった。 「帰りたいよ……麻帆良に……皆のとこに……」 明日菜のよく知るネギや刹那、千雨や美空のいる世界に。 バイトバイトの極貧生活ながら、木乃香と共に朝食を取れるあの世界に。 歪でちゃちな作り物の世界なんかじゃなく、たくさんの日々と想いを重ねて作られた、愛してやまないあの世界に。 「でも……だから……」 帰りたかった。 あの世界に、というのもあるが、それ以上に――あの輪の中に。 「いいヨ、無理して言わなくて」 明日菜の言葉を、鈴音が打ち切る。 後に続く言葉は分かりきっていた。 皆の居た世界に帰ってあの輪に戻りたいからこそ、人は殺せないというような言葉だろう。 人を殺してしまったあと、あの日のように笑う自信も、皆の中に笑顔で戻れる自信もないから。 「明日菜サンの気持ちが知れただけで、良しとするネ」 鈴音にとって、明日菜が不殺の宣言をするのは好ましいことではない。 迷うだけなら、殺したくないという我儘の段階ならばどうにでもできるが、強く決意されてしまうと厄介だ。 ルール上黙って殺されてやるわけにはいかない以上、どこかしらで一人は殺さねば願いを叶えることなど出来ない。 言葉に出して、その意志を強められては困る。 「大急ぎで誰かを仕留めなきゃいけないようなルールでもないし、まだまだ時間はタップリあるヨ」 早々に動くメリットもあるが、今はまだデメリットの方が大きい。 窮地に陥って反射的に相手を殺してしまうような精神状態の時ならともかく、 窮地に陥ってそれでもなお殺したくないで武器を捨てかねない状況での他マスターとの接触は避けたい。 「動くのは後半からでも遅くはないヨ」 鈴音は、とうの昔に受け入れている。 自分本位な願いのために、他者を犠牲にすることを。 自分の愛した世界が変わり、自分の愛した世界と違う別の何かになることを。 「今は英気を養うといいネ」 そしてそのうえで、鈴音は望むことにしたのだ。 多くの犠牲の果てに、自分の愛した者達が、自分の愛した世界とは違う歪んだ世界で幸せそうにする未来を。 「疲れていても、ちゃんとシャンプーとリンスはした方がいいヨ?」 だから、鈴音は無理に明日菜に言い聞かせることまではしない。 いずれ明日菜も、自分と同じように考える可能性がそこにはあるから。 だから、ウインクを軽くして、冗談めかしてバスルームを後にする。 「髪は女の命だからネ」 無理して屈服させたり、争ったりする必要はない。 必要に迫られてもいないのに、明日菜の気分を害してまで今すぐ腹を決めさせることはない。 幸いにも、マスターとサーヴァントの関係。 戦う必要なんてないのだ。 それに―― 「それじゃ、ごゆっくり」 マスターとサーヴァントである以前に。 共に聖杯戦争で戦う仲間である以前に。 クラスメートであり、そして、あまり深く関わったわけじゃないけれど、でも。 二人は、友達だったから。 【B―6/神楽坂明日菜の家/1日目・深夜】 【神楽坂明日菜@魔法先生ネギま!(アニメ)】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]すっぽんぽん [道具]髪の毛以外は鈴や陰毛に至るまで無し [金銭状況]それなり [思考・状況] 基本行動方針:死にたくない 1.皆がいる麻帆良学園に帰りたい 2.でもだからって、そのために人を殺しちゃうと…… [備考] 大きめの住宅が居住地として割り当てられました 【キャスター(超鈴音)@魔法先生ネギま!】 [状態]健康 [装備]自室だし、多少はラフだヨ [道具]自室だし手にしているものはないけど、ある程度手の届く範囲には置いているネ [思考・状況] 基本行動方針:願いを叶える 1.明日菜が優勝への決意を固めるまで、とりあえず待つ 2.それまでは防衛が中心になるが、出来ることは何でもしておく [備考] ある程度の金を元の世界で稼いでいたこともあり、1日目が始まるまでは主に超が稼いでいました BACK NEXT 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- 投下順 002 開戰 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- 時系列順 002 開戰 BACK 登場キャラ NEXT 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- 神楽坂明日菜 026 夢現ガランドウ キャスター(超鈴音) 012 過去と未来の邂逅
https://w.atwiki.jp/fortnitestw/
このwikiはDiscordサーバー[Fortnite 世界を救え]運営が提供するFortniteの有料コンテンツ「世界を救え」の非公式wikiです。 【Fortnite 世界を救え 非公式Discord】:https //discord.gg/5R6VKjm こちらより下はサンプル用です。 イベント一覧 イベント名 開始日時 終了予定 ○○○○ ○月○日 △月△日 ○○○○(予定) ○月○日(予定) △月△日(予定) 【イベント一覧の編集】 メンテナンス&アップデート情報 【○月○日】メンテナンスのお知らせメンテナンス予定日時:○月○日 xx xx ~ xx xx までメンテ内容:メンテナンスの内容を書きます。 ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は○○運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ゲームに関する問い合わせに関してはこちらから(ゲームの開発元の問い合わせURLを編集してください。) ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、Epic Games社に帰属します。
https://w.atwiki.jp/openfantasy/pages/277.html
【三獣1】01-Hypnosis 最初に現れた獣。 怪しい光を放ち人間達を催眠術にかけ操る事が出来る。 怪しい光は大陸全土に届き、地上に居た人達を山の頂へ導いたとされる。 【三獣2】02-Earth 2番目に現れた獣。 天変地異を起こし地形を変える力を持つ。 大地を引き裂き世界を一度水没させた。 こいつが今の大陸を作ったと伝えられている。 【三獣3】03-attribute 最後に現れた、最強の力を持つ三獣。 敵を撃ち滅ぼし、電、炎、光、音、あらゆる力を飲み込み、そして魔力の根源を世界に吐き出した。 世界を再構築する為に遣わされたと言われている。 形状 01 白色の巨大な球体(直径約300m)の表面全てに多数の巨大眼球が張り付いており、球体下部からは天使のような巨大な白い翼が5枚垂れ下がっている。 人を操ったがこれと言った被害は無かった模様。(副次的な事故や混乱による被害は多数) 02 炎を吹き出す岩を全身に纏った黒色の異形の魔人。(身長約300m) 地形を激しく変えて世界の9割を一度水没させた。(生物の7割が死亡) 03 巨大な口とヒレを持ち、全てを飲み込む巨大な魚(リヴァイアサン?)のような異形、世界に魔力を吐き出していた。 古代人の決戦用機動要塞を完膚なきまでに分解、その際の被害で海面に浮上し始めていた大陸の一部が消し飛ぶ。 その全ての頭部に仮面で顔を覆った女神が乗っている。
https://w.atwiki.jp/zombiea/pages/49.html
世界を救うのは、破壊か、祈りか。 ◆WB4ih.bmzelP あの日、紛れもない現実世界でありながら空想やフィクションでしかあり得ない世界に放り込まれた 日から10日前。日本全国指名手配を受けた殺人犯、結城美智夫と、その友人で 神父を勤める賀来巌は、新東京国際空港、つまり成田空港の国際線搭乗口付近の ソファに腰掛けていた。行き先は、アメリカ合衆国東海岸沖500kmのところに位置する小さな島、 セント・マデリーナ島だ。だが生憎セント・マデリーナ島の空港は小さく、ボーイング747、 俗に言うジャンボジェットが着陸するには無理があるので、一度ハワイ空港に向かい、 そこからセント・マデリーナ島行きの小型機に乗換える必要がある。やや面倒だが、仕方がない。 さて、国際線の本人チェックは厳しく、パスポートも入念にチェックされるのだが、 美智夫はいとも簡単にそれを通り抜けた。彼は変装の名手であり、顔をごまかす事などお手の物。 パスポートは、自分が手に掛けた女性のものをそのまま持って来た。何せその女性とは妻のことだからだ。 遺体は見つかりにくい所に隠してあるので、見つかる頃には美智夫と賀来はセント・マデリーナ島で 快適な生活を送っていることだろう。 賀来はというと、正真正銘自分自身のパスポートを持ち、本人確認を通り抜けた。 「それで結城、あれはどうしたんだ?」 賀来が周囲に聞こえぬように耳打ちする。今自分の目の前にいるのは、 結城美智夫には違いないがセント・マデリーナ島の地を踏むまでは結城美智夫ではないのだ。 「あれって?何の事かな」 美智夫はふざけた口調で返事をする。賀来の言う物が何なのか解っていてふざけているのだ。 「とぼけるな。MWガスのことだ。見たところ持って来ていないようだが」「ああ、ガスは僕しか知らない所に隠してあるよ。わざわざ持ち歩くようもんじゃない」 賀来は胸をなで下ろす。これでたとえセント・マデリーナ島にて警察に追い詰められても、 MWガスを武器に全島民を人質に取るということは出来なくなるからだ。 しかし、次の瞬間にはその安堵をぶち壊す物を見せつけられるのだった。 「代わりにこれを持って来たんだ」 美智夫が鞄から取り出し、賀来に見せたのは何枚かの書類で、その1枚目の一番上に記されていたのは… 「MWガスの精製方法とその運用について、だと…」 賀来は唖然となる。まさかもうすでに解析が済んでいたとは思ってもいなかったからだ。 その賀来の表情を見てニッコリと笑い、語り出す美智夫。 「MWガスは存在そのものが脅威だからねえ。たとえ警察に追い詰められても、僕を逮捕すれば 僕の仲間が全世界のテロリスト、マフィアにこれをばらまくと脅せば…分かるね?」 絶句し、ただ息を飲むしかない賀来。材料を必要とするガスに対し、書類はコピー機と紙さえあればいくらでも生み出せる。 そして、それはこの世界にテロリストやマフィアが存在する限りガスと同等の脅威を持つ。 だが、ここで賀来の頭の中に一つの疑問が生まれる。仲間とは誰のことだ?まさか… 「結城、お前の言う仲間とはまさか私のことではないだろうな?」 美智夫はその言葉を聞き、苦笑する。そして、再び語り出す。 「仲間なんて最初からいないよ。警察を脅すためのハッタリさ。だけど実際、作り方はあるんだし、 警察にはそれを証明する手段はない。それは悪魔の証明だからねえ」 語り終わり、邪な笑みを浮かべる美智夫。そこで賀来は改めて結城美智夫という男の恐ろしさを実感する。 「さて、そろそろ搭乗の時間だね。行こうか、賀来」 立ち上がり、搭乗口へと向かう美智夫。その後ろ姿を、賀来はただ追いかけるしかなかった… ====================================================================================== 「全く、とんでもないことになったねえ、賀来」 「ああ、お前の日頃の行いの報いだとしてもこれは少し酷すぎる」 などと話しているのは、日本からとある理由で高飛びし、このセント・マデリーナ島にやって来た 結城美智夫とその友人で牧師を勤める、賀来巌だった。 このセント・マデリーナ島は一年を通して人間にとって快適な気候であり、観光地として知名度は ハワイやグアムには劣るかもしれないが、その質は全く遜色なく、 さらに言うなら知名度など人間が勝手にその土地に押し付けただけであり なまじ知名度が低いだけに人の数も島の住人を除けば少なく、ましてや住人が美智夫や賀来の顔を知っているはずもなく 一週間程前に高飛びして来た二人にとってはうってつけの場所といえるスポットだった。 …つい昨日までは。今朝10時頃、二人はホテルの一室にて起床し、 気分転換と目覚しを兼ねて散歩に出たのだが、どうも街の様子がおかしい事に気付く。 先程から、警察のパトカーやら病院の救急車やらのものだろうか。サイレンの音が街全体に鳴り響いているのだ。 美智夫は考えた。本国当局からこの島に連絡が入り、自分を躍起になって探しているのではないかと。 普通の人間ならばサイレンがなったところで焦る事はない。 ところが、疚しいことがあると考え込んだり、焦ったりするものだ。 そう、この男、結城美智夫は本国にて多くの人間を殺害し、大金を騙しとった連続殺人犯として 日本全国指名手配を受け、あらゆる手段を駆使してこの島に逃亡して来たのだ。 その際、ある物をもって来たのだがこの島では持ち歩く必要もないので滞在中のホテルの自室に 置いてある。連続殺人犯の持ち物だ。危険な物には違いない。 それにしてもおかしい、と美智夫は考えた。先程からサイレンの音は絶える事なく鳴り響いている。 停車しているのにサイレンを鳴らすというのも変な話であり、故に走り続けているのだろうが、 ここで美智夫はホテルのカウンターにて手に取ったこの街の地図を見る。そんなに大きな島じゃない。 警察だって愚かではないのだから同じ道をぐるぐる行ったり来たりもしないだろう。 つまりは、自分たちが歩いているこの道にいつパトカーがやって来てもおかしくは ないのだが、一向にやって来る気配が無い。サイレンの音はあちらこちらで絶えないが、その音量は常に一定なのだ。 「賀来。君はこれをどう見る?妙じゃないか?」 声を潜め、賀来の耳元で囁く美智夫。といっても周りに人の姿はなく、別に普通に言えばいい。 と、賀来は思ったが彼は少々変わった性癖の持ち主であり、賀来もそれを身をもって知っているので 耳元で囁かれたことに関しても特に文句を言い返すでもなく、美智夫の問いに答えるのだった。 「確かにそうだな…昨日までは静かで過ごしやすくていい街だったのに、これじゃまるで戦場だ」 そして賀来は先程からやかましいサイレンが一向に止まない理由を美智夫に話す。 「私は、警察がお前を炙り出すためにパトカーのサイレンで煽ってるんじゃないかって思うんだ」 その賀来の言葉を聞き、美智夫は一瞬キョトンとなるが、すぐに呆れ顔で言い返す。 「だとすれば警察は僕のことを凶悪犯だと認識していることになるね。そんな方法で 精神的に追い詰めたら僕は何をしでかすか解らない。それであればさっさと包囲してしまった方が 遥かに手っ取り早い上に安全だよ。それをしないということは…いや、したくても出来ないのか?」 美智夫は自分の語り続ける。警察が自分を追い詰めるために出動したまではいい。 しかし、何らかのアクシデントがあり、動けない状態になっているのだ。島に凶悪犯がいるのだから サイレンが鳴りっ放しなのにも納得が行くが、そんなに鳴りっ放しではいくらなんでも 地元住人が不審に思うだろう。チェックインの際2人は、もともと平和な島で警察など お飾り的な存在だとホテルのカウンターの係員から話を聞いた。 そんな島でこれ程サイレンがなっているのだ。心配した住人が何人も外を出歩き、 警察に事情を説明するように求めているはずだ。しかし、先程から誰ともすれ違わない。 代わりに付近の住宅や店舗から何やら苦しさに喘ぐ呻き声が多々聞こえて来るのだ。 ここで美智夫はハッとした。彼と賀来が出会った島であり、2人にとって全ての始まりとも言える 12年前のあの事件が起こった島。まだ幼かった美智夫はその事件の後の余りに凄惨な光景を はっきりと覚えており、この住人たちの苦痛に満ちた声を聞き、あの光景がフラッシュバックする。 「ああああぁぁぁああアアアア!!!」 絶叫と共に身体を痙攣させ、その場に倒れ込む美智夫。賀来は慌てて美智夫を介抱する。 「こんな時によりによって発作か…取りあえず病院へ行かないと…」 賀来はそう呟き、美智夫の身体をおぶさろうとしたその時だった。 「大丈夫さ賀来…君はいちいち心配症過ぎるんだよ…」 美智夫が口を開いた。驚いて、その場に突っ伏してしまう。 美智夫はそんな彼をハハハと笑い、手を差し延べて起き上がらせる。そして、賀来が口を開く。 「本当に大丈夫なのか?結城」 「平気さ。あの島での出来事を思い出しただけだから…それより、もうホテルに戻ろう。 この島からも出たほうがいいかもしれないね」 美智夫のその言葉に賀来も頷き、ホテルに向け走り出したまさにその時、 2人の背後の民家や店舗の扉が一斉に押し開かれた。蝶番が外れドアが吹き飛ぶ。 何事かと思い、2人はその足をとめ、後ろを振り返る。そこにいたのは… 人の形をしてはいるが人では決してあり得ない『何か』だった。 2人はその『何か』から逃げるでもなくその『何か』を凝視した。 白かったであろうその肌は今は青白く染め上げられ、人によって様々な色に輝いていた その瞳は完全に消え失せ、白目を向いていた。綺麗好きなこの島の住人らしく、 きちんと整えられていた髪は今や見る影もない。 肉体は所々で腐敗し、その部分の筋肉が腐り落ち骨が丸見えとなっている。 その姿はまさしく、自分達人間が恐怖を求めた結果生み出したホラー映画の中の怪物、『ゾンビ』そのものであった。 そして、ゾンビたちはこちらに向けて歩いて来た。ゾンビはその姿に変化したことで 膨大な量のエネルギーを生命維持に必要とする。その供給源はと言うと…生きた動物である。 ゾンビの肉体の腐敗は脳髄にまで及ぶためにかつて人間だったころの高い知能は完全に消え失せ、 ただ食欲という本能の元、動くもの全てを生物とみなし襲いかかるのだ。 「なあ賀来。これは映画の撮影か何かかな?だったらサイレンがやかましいのにも納得が行くけど」 強張った笑みを浮かべて賀来に話す美智夫。それに対して賀来も同じような表情で返した。 「ああ…かもな。私達にエキストラの出演依頼は確か 来ていなかったから撮影の邪魔になるといけない。早く立ち去ろう」 美智夫もその言葉に同調し、ゾンビ達に背を向け、一気に走り出す。 ゾンビは筋肉の劣化とともに運動能力も低下しているために、全速力で走る人間に追いつくことは出来ない。 2人はなんとかゾンビ達から逃げることが出来た。周囲の安全を確認し、息をつく2人。 周りはどうやら住宅街のようだった。ただ、住居の扉はえてして破かれていて、ドアがそこら中に散乱していた。 かつてここに暮らしていた人達も恐らくは… 賀来はその場に跪き、胸元の十字架を握りしめ彼らに祈りを捧げる。その様子に美智夫は言った。 「なあ賀来。連中は死んじゃいないぜ。バケモノに変身しちまったのさ。 だからこいつでその脳天を打ち抜いて初めて安らかな眠りにつかせてやれる。 祈りはその時にでも捧げてやるといい」 と言い放ち、懐の拳銃をちらつかせる。賀来はキッと彼を睨み付けたが、すぐにうつむき、溜め息を吐く。 確かに美智夫の言う通りだった。異形へとその姿を変えた人々を救済するには、残念ながら その息の根を止めるしかない。そして、せめて苦しませないようにそれを実行するには、 あらゆる生物に当てはまる、行動を司る機関たる脳を一瞬のうちに破壊するしかない。 顔を上げ、彼の先程の言葉に頷く。ニヤリと笑う美智夫。そして彼は賀来に楽天家のような口調で話しかける。 「それにしても…全くとんでもないことになったねえ、賀来」 賀来はこの非常事態においてもこんな調子でいられる美智夫に呆れたが、ちょっとした皮肉を交えて彼に返事をした。 「ああ。お前の日頃の行いの報いだとしても、これは少し酷すぎるな」 「言うじゃないか。さすがは賀来だ。こんな非常事態でもそんな皮肉を言う余裕があるなんてね」 「それはこっちのセリフだ」 そしてニヤリと笑いあう二人。常人であればどう考えても笑える状況ではないが2人、 というか美智夫がこれまで渡って来た綱は数知れない。 従って、どんな非常事態においても冷静に行動することが出来るのだ。 そして美智夫が再び口を開く。 「さて、ここら辺のバケモノ連中もそろそろ戻って来る頃だろう。そろそろ逃げよう。多分警察署に行けば安心だろう」 その言葉にひどく驚く賀来。日本にて全国指名手配を受けた男の言う台詞とは思えなかった。 その疑問を美智夫にぶつける賀来。そんな賀来に美智夫はニヤリと笑って答える。 「いまだに鳴り響くこのサイレンの音を聞いてみろよ。多分もう警察や病院は機能してないんだろう」 そして、自らの考えを語る。病院と言わなかったのは、収容された怪我人たちがバケモノに 変わる可能性が無きにしも非ずだから。その点、たとえ お飾りとはいえ一応はこの島の司法を司る唯一の機関である 警察署ならば他の生存者も集まるだろうから人間同士、生き延びるために協力し合うだろうということだ。 「それに…ここはキリスト教の信仰圏内だ。君が神父だと知ったら縋って来るだろうねえ」 そう語った美智夫に賀来は強い責任感を秘めた表情で彼に返事をする。やはり、責任感あふれる口調で。 「その時は神父としての役目を果たすだけだ。神に縋る人々を救済するため、神の使徒として私はここにいる」 そう熱く語る賀来に、やはり美智夫はニヤリと笑って話す。 「なら警察署は教会にとって変わるね。でも連中には関係ないよ。あいつらはどんな聖域だって汚せるからね」 これもまた真理だ。知性が喪失したということは即ち、それまで敬虔だったであろう 信仰心も喪失したということだ。教会を襲撃するなど神をも恐れぬ暴虐以外の何物でもないが、 彼らにはあらゆる思考、感情が存在せず、ただ食欲という本能的な欲求を満たすためだけに存在しているのだ。 この時、賀来は思った。もし世界中があの異形に埋め尽くされてしまうようなことがあれば、 その時は美智夫にあのガスを全世界に向け解き放たせようと。 彼らに効き目があるかは解らない。 しかし、救済するためにはもはやそうするしかないのだ。 あまりに無力な己に賀来は唇を噛んだ。それを見て、何かを感じ取り溜め息をつく美智夫。 血も涙もない殺人鬼である美智夫だが、賀来に対しては友情を感じていて、常にそばに置いているのだ。 「賀来。今は考えていても仕方ないぜ。取りあえず、警察署へ急ごう」 その言葉に、自分の脳内から現実世界へと戻される賀来の意識。その時、美智夫は地図に目を通していた。 「よし、こっちだ。急ごう」 そして、走り出す美智夫。賀来もそれに続こうと走り出そうとしたその瞬間だった。 「キャアアアアアアアア!!」 絹を裂くかのごとき女の悲鳴が聞こえて来たのだ。それも、すぐ近くで。 振り返ると、まだ20歳にも満たないであろう少女がゾンビ3体に囲まれていた。 3体ならば決して逃げ切れない数じゃない。しかし、少女は壁を背にしてしまっており、 ゾンビ達は逃げ道を塞ぐ形で少女に迫る。少女がゾンビに噛み付かれるのは時間の問題だった。 そうなればあの少女も恐らくは…それだけは何としてでも回避しなければならなかった。 賀来は後先考えず、無我夢中でゾンビの集団に突っ込んだ。少女を中心として、 分度器にたとえるならば180°の位置のゾンビに右肩から体当たりを敢行する。 呻き声をあげ、倒れるゾンビ。そこまではよかったが、勢いがつき過ぎ、倒れたゾンビの すぐ隣りに自らも倒れてしまったのだ。しかも更にまずいことに、その気配を察知した残りのゾンビ2体が こちらに向かって来てしまったのだ。しかし、これにより少女の逃げ道は確保出来た。 倒れ伏した際の痛みから起き上がれぬまま、目線を少女の方へと向けると…腰を抜かしているではないか! まずい、急いで起き上がり少女を救出せねば。未だ引かない脚の痛みを懸命に抑え、賀来は立ち上がった。 しかし、時すでに遅く、賀来は3体のゾンビに包囲されてしまっていた。その距離は 一番遠くても5mもない。しかも、更にまずいことに、先程自分の隣に突っ伏していたゾンビは 賀来の両肩を掴み、今にもその首筋に噛み付かんとしていた。 振りほどこうにもゾンビの力はあり得ない程強く、元来神父である賀来にはとても振り切れるものではなかった。 …これまでか。賀来は目を閉じ、心の中で神に祈りを捧げた。 しかし、その次に賀来の耳に聞こえた音は目の前のゾンビが自分の首元に噛み付く音ではなかった。 一発の、渇いた銃声。賀来は驚いて、目を開くと目の前のゾンビが彼の肩からその手を放し、 その場に頽れていた。そのこめかみには、一センチ程の穴が開いていて、その穴からは赤い血が流れていた。 そして、ピクリとも動かない。ゾンビは絶命していた。銃声のした方を振り向くと、すぐそばに美智夫が拳銃を持ち、 賀来を呆れた顔で見つめていた。銃声に反応した残りのゾンビ2体が美智夫に向けて襲いかかるが、 彼はその美しい顔に邪な笑みを浮かべ、ゾンビの頭部に銃口を突き付け、言った。 「すぐ楽にしてやるから、安心して死んでいいよ」 そして何の躊躇も迷いもなく、そのトリガーを引く。拳銃の内部で火薬が炸裂し、その圧力で押し出される 先端が尖った鉄の塊は音速を超えるスピードでゾンビの頭を正面から貫いた。 ちょうど眉間の辺りに風穴を作り、ゾンビは仰向けに倒れ、そのまま動かなくなる。 そして、最後の一体。美智夫はその場で、自分のすぐ3m前方にいるゾンビの頭に拳銃を向け、 邪な笑みを浮かべたまま右手に握った拳銃の引き金を引く。 銃声が響き渡るのと、ゾンビが倒れるのはほぼ同時であった。やはり、動かなくなる。 そして、拳銃を懐にしまい、溜め息を一つつく美智夫。賀来の方へと向き直り、呆れ顔でいった。 「全く…手間かけさせてくれるねえ」 賀来はその美智夫に返す言葉もなくただ俯くしかなかった。後先考えずゾンビに突っ込み、 その尻拭いを美智夫にさせたのは紛れもない事実だったからだ。 「ああ、でも気にすることないぜ、君には死なれると困るんだ。僕のただ一人の友達だからねえ」 ニヤリと笑う美智夫。そして、未だ腰を抜かしている少女の元へ歩み寄り、右手を差し延べる。 少女は、震える手でその手を掴む。グイッと引き起こし、その体を受け止める美智夫。 「怪我はないかい?」 美智夫が少女に話しかける。その表情に笑みはない。賀来はそれを見て胸をなで下ろす。 美智夫が自分以外の人間に笑みを向ける時、それは明確な殺意の表れだからだ。 もっとも、あの島、沖ノ真船島事件とは何の関係もないであろうこの少女を殺す理由はさすがの美智夫にもないだろう。 美智夫はあの事件の関係者の親族や知り合いに接触し、自分の目的を果たすための道具として利用し、 その価値がなくなったら殺すだけという、冷酷非道極まりない男だが、快楽殺人犯ではない。 もとより利用価値など初めから存在しないこの少女を殺す理由は美智夫には全くないはずだ。 「あの、助けていただいてありがとうございます…」 2人に向け頭を垂れる少女。見たところ日本人で、年はだいたい高校生くらい。顔は…かなりいい線行っている。 「あの、私、人を探してるんですけど…」 唐突に少女は語る。どうやら探し人をしているうちに、先程のゾンビに襲撃されてしまったようだ。 「その人の特徴とか教えてくれないことには何とも言えないな」 美智夫のその言葉を受け、少女は慌てたように探し人の特徴を2人に話す。 「いや、残念だけどそんな女の子は見てないね。賀来、君は?」 「私も見ていない」 「そうですか…」 残念そうに肩を落とす少女。そんな少女の様子に神父としていたたまれなくなった賀来は、美智夫に耳打ちする。 「彼女の人探し、手伝おう。彼女一人でこの島を歩かせるのは危険だ」 その賀来の提案に、ニヤリと笑ってただ頷く美智夫。笑う門には福来たる、と言うがこの男の場合はどうだろう。 「君の人探し、僕たちも手伝うよ。それに、この島を君一人で歩くのは危険過ぎるからさ」 美智夫のその言葉を聞き、暗く落ち込んでいた少女の表情が一気に明るくなるが、 それと同時にその顔には戸惑いの色が現れる。美智夫はそれを見逃さなかった。 「何か迷っているようだけど…心配なことでもあるのかい?例えば…人を殺してこの島に逃げて来たとか、ね」 しかし、美智夫のその言葉に真っ先に反応を示したのは少女ではなく、賀来だった。怒り心頭という表情をしている。 「結城!きさまという男は…」 激昂する賀来に美智夫はからかうような笑顔でおどけ、返事をする。 「冗談だよ。いっくら僕がそうだからってこの女の子がまさか人を殺せる訳はないだろう?」 その美智夫の言葉を聞いた瞬間、賀来は心底驚いた表情になり、彼に掴み掛かった。 「バカ!自分からばらしてどうするんだ!」 美智夫は口を滑らせた。自分が殺人犯であることをこの少女に自ら暴露してしまった。 それにようやく気がつき、賀来に掴まれたまま少女の方に目を配る美智夫。 多分、心底怯えた目で自分を見つめているだろう。まあいいさ。殺人犯に遭遇した人間は大抵そうなる。 それに…探し人が見つからない以上、どのみち生き延びるためには自分達と行動するしかないのだ。 などと考え、少女と目を合わせる美智夫。しかし、少女の表情は彼のその考えを裏切る物だった。 その顔は決して怯えてなどおらず、むしろ同胞を迎えるのかの如くに穏やかな顔をしていた。まさか… 「あの、もしかして君も…?」 美智夫はたった今自らの胸のうちに出来上がった疑問を少女にぶつける。 コクリと無言で頷く少女。それを見て、美智夫は苦笑し、一言呟く。 「世も末だねえ…」 賀来はというと、美智夫を掴んでいた手を放し、壁を思い切り殴り付けていた。 「こんな…少女まで…」 この間、しばしの沈黙が流れる。3分程経っただろうか、その沈黙を壊す男がいた。結城美智夫だ。 「まあいいさ。君と僕が殺人犯であることも、この島では取りあえずお流れだ。さて、自己紹介しよう」 美智夫は自分の名を少女に名乗る。職業は元銀行員、現在は連続殺人犯として逃亡中。 捕まれば死刑は確実だというジョークも交えて。…事実なのだが。 そして美智夫は賀来に自己紹介するよう促す。それに頷き、先程殴り付けた右手を擦りながら自己紹介を始める賀来。 賀来の自己紹介も終わり、美智夫は少女にも自己紹介をするよう促した。 「あ、すいません。私は西園寺世界って言います」 世界の自己紹介を聞き、美智夫と賀来はただ顔を見合わせる。感想は一致していた。 変わった名前だと。もっとも、二人の性癖のほうがよっぽど変わっているのだが。 3人とも自己紹介を済ませ、再び口を開くのは、美智夫だった。 「それで西園寺さん。僕たちはこれから警察署に行こうと思うんだ。 もちろん自首しに行くんじゃなくて他の生存者もいるだろうし、君の探している清浦さん、もいるかも知れないし」 納得した世界は頷き、3人は警察署へと走り出した。果たして、人を殺めたこの少女を救えるのは 美智夫と賀来、どちらなのだろうか… 【G-05/路上/一日目・日中】 【結城美智夫@MW-ムウ】 [状態]:冷静・疲労もほとんどなし [服装]:普通のTシャツ・ジーンズ [装備]:ミネベア自動拳銃拳銃(9mmパラべラム弾6/9発 予備弾27発) [道具]:ホテルでもらったマップ・携帯電話 [思考]:1、賀来、世界とともに警察署へと向かう 2、清浦刹那の発見・合流 3、島からの脱出 [備考]:「発作」は何かのきっかけがないと起こりません。 【賀来巌@MW-ムウ】 [状態]:冷静・やや肉体的疲労 [服装]:神父が通常身にまとう、牧師の服 [装備]: 特になし [道具]: 携帯電話、胸のロザリオ。 [思考]:1、警察署への到達 2、清浦刹那の発見・合流 3、島からの脱出 4、異形と化した全島民の救済 [備考] 共通事項 ※ 結城も賀来も、清浦刹那の容姿や服装を把握しています。 ※ MWガスの設計図は、この作品に今後登場しません。 【西園寺世界@SchoolDays 】 [状態]:擦り傷。刹那に依存。 妊娠中。 生きている人に会えて恐怖から解放。 やや肉体的・精神的に疲労 [服装]:目立たないような服。 [装備]:包丁 [道具]:ショルダーバッグ。パスポート、携帯電話、お菓子、500mlペットボトル。観光ガイド兼地図。 G-ウィルス [思考] 1:どこか平和な国へ行って誠の子供と静かに楽しく暮らす。 2:美智夫、賀来と共に警察署へと向かう。 3:清浦刹那との合流 4:無事な島の住民や観光客を助けて、協力し合う。 [備考]サングラスはゾンビに襲撃された際、落として壊れてしまいました。
https://w.atwiki.jp/philosopher/pages/15.html
古代や中世と比べてモダンの決定的に異なる点は何か モダンはルネサンスにはじまるとされているが実際は19世紀に生まれた。 歴史が作られた歴史 客観的事実の記録としての歴史 普遍的登記簿としての歴史 「事実」とは 古代や中世と比べてモダンの決定的に異なる点は何か 西欧の古代や中世、もしくは様々な文化において、歴史は循環史観か衰退史観のもとにあったが、モダンは進歩史観をとる点が異なる。この直線的な時間の捉え方はユダヤ・キリスト教の時間観を引き継いでいる。 モダンはルネサンスにはじまるとされているが実際は19世紀に生まれた。 モダン(=近代)は14世紀ルネッサンスに始まる700年間をさしている。そこでは「人間と世界の発見」が行われた。すなわち、世界という全体が認識され、そこに人間という共通の存在がいるという認識がされた、しかし、このような発想自体は19世紀に生まれた。 19世紀に資本主義の発展や大衆化、科学の制度化を通じて我々の生活様式が成立し、我々がそこから続いていると感じる事のできる「現代(モダン)」がある。 すなわち、「モダン」には二種あり、19世紀に考えられたルネサンス以来の700年をさすのか、19世紀からの200年をさすのかという問題がある。近代としてのモダンと現代としてモダンである。 このような問題は「歴史」という観念が19世紀に成立したことに由来する。 歴史が作られた歴史 ルネッサンスから19世紀にかけて歴史の概念そのものが変化していった。そのような後からできた歴史観によって古代や中世、ルネッサンスが区分された。 客観的事実の記録としての歴史 歴史はもともと民族起源を教える神話であったり、権力者の正当性を説明する文書であったりしたものが、17世紀から18世紀にかけて理性によってそれがフィクションか「事実」であるかを選別し、合理的世界像に基づくものだけを「事実」として人間の客観的記録として残すという意味になった。 普遍的登記簿としての歴史 今日では、歴史という語で人類以前の宇宙創世からの一連の直線的な時間軸にありとあらゆるものが登記される「普遍的登記簿」を表すようになっている。しかし、このことで本来客観的な事実のみが記されていた歴史にCGで「再現」された恐竜の姿のような虚実が入り交じって登記されるようになった。 「事実」とは 最終的には登記簿と登記されていることが事実してみなされる。よって誰も知らなかった過去や時代がいくらでも未来に生じてくるようになる。
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1098.html
プレイレポ/MOD/魔殿の姫君世界を服従させるの巻(5) すっげー・・・ほんとに世界を服従させてしまった・・・参考になりました。あと乙。 --
https://w.atwiki.jp/z-oni/pages/125.html
「ふむ……」 沖木島の北部、鎌石村の消防分署。その一室。 筋骨隆々の老人『Dr.ヘル』は、配布された地図や書類、支給品を確認し、大量の白鬚をしごきながら作戦を練っていた。 自分に課せられた『鬼』の役の、やるべきことはこうだ。 24時間のうちに、広くもない島中に散らばる36名の『子』の、生きているうちの過半数……最大19名を捕まえ、主催者本部に連れて行けば勝利。 あるいは、『鬼』を除いた「生きている参加者」の過半数が『鬼』になれば勝利だという。 『親』が24名いるということは、親・子あわせて60名のうち、鬼が全員生きているとしても49名を殺さねばならない。 ついでに。 『子』の勝利条件は、鬼が全員死ぬか、制限時間まで逃げ切る(捕まらず、生き残る)こと。 『親』の勝利条件は、子が勝利条件を満たし、なおかつ生き残った子の数が親より多いこと。 どちらも困難だ。それも、子と親の勝利条件はバッティングする。子が勝利するには、親より人数が少ない状態で勝利せねばならないわけだ。 勝利すれば、その役は全員復活出来る。つまり途中で死んでも捕まっても、最後の数人に希望を託せばよい。 敵は鬼だけではなく、親と子でもあり得るというわけか。なかなか悪趣味なイベントではある。 さて、結論。鬼の側が勝利するには、効率上「子を捕まえる」方が明らかに手っ取り早い。 広くもない―――せいぜい数km四方とはいえ、山があり森は深く、民家もそれなりにある。 隠れんぼされては面倒だ。それに、親や子にも、然るべき武器は支給されていよう。自分ならそうする。 第一、子と親の勝利条件に『鬼が全員死ぬ』とある。鬼を殺せるほどの何かが支給されているはずだ。 他の鬼に貧弱な奴らがいれば、殺されるかもしれない。鬼の総数が減れば、親や子をより多く殺さねばならん。手間がかかる。 子を捕まえるならば、鬼が少々死のうとも、捕まえる人数は子の過半数である19名を上回ることはない。親は無視しても殺しても良い。 また「生きている子の過半数」を捕まえればよいのだから、適度に子を殺した方が手間は省ける。 50億人を殺した自分だ。今更殺すのに特に躊躇はないが、目的は殺戮ではなく、自分の復活。そして、主催者であろう兜十蔵との戦いだ。 そう。必ず奴は、自分を見ている。よりによって自分をこんなゲームに喚び出すなど、あいつの仕業でしかあり得ぬ。 ならば。奴が定めたこのルールに律儀に従って勝利するなど、気に食わぬ。奴の鼻をあかすためにも、思いもよらぬ方法でクリアしてくれよう。 全宇宙征服の第一歩、いや何百億分の一歩は、この島から。……地下に機械獣はおるまいが。 なぜか二枚あった地図のうち、一枚はどうも現実と違う。村々の表記もなく、向きが反対だ。手違いか、あるいは差異世界のものか。 何かの役には立とう。折りたたんで仕舞い、カラー地図の方を矯めつ眇めつ眺める。今自分がいるのは「C-05」だ。 「……で、要するに、この地図でいうF-05……神塚山山頂地下に、主催者本部があるというわけじゃが。 兜十蔵はおるまいな。おればワシが全て擲ってぶっ殺しに来ることぐらい承知じゃろう。 ここをぶっ壊すか……いや、ワシに何か細工がしてあって、反乱すれば爆死、ぐらいのことはするか……ブツブツ」 ヘルは、ふと窓の外の空を見る。飛行機だ。ビラやパラシュートを撒くのをいつの間にかやめている。 「あの飛行機を乗っ取るか。燃料補給なり連絡なりで、主催者本部の近くに降りてくるかもしれん」 だが、島の外には怪しい霧。いかに自分が鬼とは言え、飛行機で島の外へ出られるはずはない。 とにかく主催者本部へ戻り、偵察して情報を集める。それには「手土産」が必要だろう。 「……おっ、あれは……」 ◆ 「なんなんだ、ここは……? どこかの島のようだが……」 故郷・ネアポリス王国から遥か遠く、極東の島国のとある島、を地獄に再現した舞台。 19世紀末の異国から招かれた男にとって、見るもの全てが珍しい。飛行機、パラシュート、瓦屋根の家々、港、看板。 「これは……『漢字(カラッテリ・チネージ)』か? 東洋のどこかってことか?」 東洋へ実際に行ったことはないが……シノワズリー(中国趣味)とかジャポネズリー(日本趣味)なら、 裕福な財務官僚の息子である彼にも、嗜み程度にはある。欧州とは異なる、奇妙な文明の地だという。 なんでそんな場所に? 決闘を妨害しようとする、何者かの仕業か? ナメやがって。 それにしたって、なんで自分が『鬼ごっこ(アッキアッピーノ)』なんてやらなきゃあならないんだ? 男―――『ウェカピポの妹の夫』に、ここが『地獄』だなんて発想はない。 自分は地獄に落ちるようなことなどしていないと、確信しているからだ。 女は男に、妻は夫に、全身全霊で仕えるべきものだ。夫の気に入らない妻は、言葉と暴力によって躾けねばならない。 それが気に食わないからと、裏でコソコソと『婚姻無効』の許可を取り付けやがった―――― 妻の兄、あのウェカピポこそ地獄へ落ちるべきだ。正当なる決闘によって死を与えてやる。 それが彼の流儀であり、本当の男のすべき行いだと、彼は教育されてきたし、性に合っていた。 わけがわからんが、ここからネアポリスに戻るには、どうしたって与えられた『役』で勝利しなけりゃならんらしい。 面倒だが、暇つぶしと思ってやってみよう。そして主催者には責任を取らせなければなるまい。 とりあえず他の参加者と合流せねば……と、思っていた時。 「うッ!?」 ふ し ゅ う う う う …… 目の前に、奇怪な男が立っていた。 紫色の肌、金色の目、長い白髪と大量のヒゲ。筋骨隆々の肉体。小銃を背負っている。左手には槍のような杖のような、異様な武器。 右手には……顔面をその武器でしたたかに殴られ、気絶したと思しき一人の少女を、首根っこを掴んで引きずっている。 鬼だ。鬼の所業だ。そして、この威圧感。強い。自分では決して勝てない。太刀打ち出来ない! ヒゲの男はこちらを睨みつけ、どけ、とばかりに杖を振る。 「おう、そこにも一匹おったか。親じゃな」 「は、はい」 思わず即答する。ヒゲの男は少し考え、こう言った。 「ワシは親に用はないが……親側の情報も必要じゃな。よし、ワシについて来い」 【チーム・ヘルインザ地獄】 【C-05/00時35分】 【Dr.ヘル@真マジンガーZERO】 [役]:鬼 [状態]:超健康 [装備]:バードスの杖(ただし現在は機能が停止しているため実質は頑丈な棍棒程度、本人はまだ気がついていない) [道具]:四次元っぽい紙袋、『スマートフォン(鬼)』、不明支給品2つ(確認済み)、島の地図2枚、 『お守り』(ターニャから説明書ごと奪取)、モンドラゴンM1908(小銃。ターニャから奪取) [思考・行動] 基本方針:戦いに勝利し、この企画の主催にいるであろう兜十蔵をぶち殺す。その後に改めて世界征服に乗り出す。 1:従来のルール以外にゲームをクリアする方法があれば、兜十蔵の鼻を明かす為にもそちらを優先したい。 2:捕獲したターニャを主催者本部に連れて行き、偵察して情報を集める。ターニャにも内部を偵察させ、後で連絡をとらせる。 【ウェカピポの妹の夫@ジョジョの奇妙な冒険 第7部 SBR】 [役]:親 [状態]:健康、恐怖 [装備]:鉄球、剣 [道具]:デイパック(不明支給品3、未確認 なぜか支給品が3つある) [思考・行動] 基本方針:決闘を汚した主催者に責任をとらせる(女なら殴りながら犯す)。親か子の参加者を探す。鬼ならば様子見、可能なら仕留める。 1:逆らえば殺されそうなので、ヒゲの男について行く。 ※その他 自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握。 【ターニャ・デグレチャフ@幼女戦記】 [役]:子 [状態]:顔面負傷、気絶 [装備]: [道具]: [思考・行動] 基本方針:このゲームから早期の脱出を目指す。出来れば子と合流。 1:………。 ※その他 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。『お守り』については把握しているか不明。 いきなりヘルに襲われ、顔面をバードスの杖でぶん殴られ気絶。武器と道具を奪われる。
https://w.atwiki.jp/shining_force_exa/pages/13.html
攻略チャート4 攻略チャート4第十三章 カウントダウン 第十四章 運命の刃 第十五章 未来を拓く者 第十三章 カウントダウン ジオフォート 転送ゲートでマグマプリズン入口(フィアガルム山・ふもと)へ移動。 フィアガルム山・ふもと マグマプリズンには入らず、右隣の部屋の障害物をカノン砲で破壊して北へ進む。 各所にあるワープゾーンには先に進むだけなら入る必要はない。 石像が道をふさいでいるので、北側にあるレバーを倒して石像を破壊してその先へ。 いちばん北側の出口からフィアガルム山・中腹へ。 芝生を調べるとアイテムが隠されている場合もある。 中腹への出口のある場所からさらに東へ進んだ場所のワープゾーンに入ると マグマプリズン・B1(上部)の入口へ。中ではコアメタルを入手できる。 フィアガルム山・中腹 東に進み、東の端のワープゾーンに入る。(入る前に無尽の体力LV9あり) 以降、ワープゾーンを経由して進む。 ワープゾーンが複数ある場所は、最初は東、次は南の方に入ると先に進める。 フィアガルム山・火口橋 入ってすぐに強制戦闘。 クリムゾンパレス・屋上 3ヶ所にある紫色のミスリルを接近して破壊する。(南端のミスリルが関係しているかは不明) 中央の部屋から3Fへ。 マップ東側内周の部屋に魔族の鍛冶屋がいる。 主人公の初期装備(トウマ:野生児の服・シリル:白いコート)を所持していると強化してくれる。 また西側内周の部屋の本棚にファークリンの装備「闇払う聖者」。その本棚をさらに調べると・・・? クリムゾンパレス・3F 南側に2Fへの入口があるが、通路がふさがれているので西からまわりこんで入口を目指す。 外周を進むか内周を進むかは自由だが、内周の祭壇に近づくとリターン不可の強制戦闘。 敵を倒すと宝箱が出現するが大半は罠で、石像が攻撃を始めたり敵の増援が出現したりする(この時はリターン可能) クリムゾンパレス・2F 北側左右の部屋でレバーを倒し、北側中央の部屋の足場を作って1Fへ。 円形の部屋では電流で攻撃されるが、中央4ヵ所のパネル全てを調べると放電を止める事ができる。 北側にレーダーでは通路が見えているのに進めない場所があるが、壁を調べると壁が開いて先に進めるようになる。 クリムゾンパレス・1F マップ中央の通路では、行き止まりの扉の周囲にある4つの燭台を調べて炎を消すと特定の扉が開く。 この通路以外の開かない扉は近くのレバーで開くことができる。 中央の通路にある全ての燭台の炎を消すと、中央の道の南北側の扉が全て開くので、南側から玉座の間へ進む。 マップ右下方向に破邪の道。進んだ先にはコアメタル。 クリムゾンパレス・玉座の間 転送ゲート西側に隠し部屋。 「ちょうどいいところに来てくれた!」 イベント後、リームシアンと話す。その後ラグナダームかリームシアンのどちらかと話す(どちらでも同じ)。 第十四章 運命の刃 この章から世界各地にいわゆる雨発生装置が出現する。(詳細は14章の装置参照) ジオフォート ラクトン村への転送ゲートが使用不可に。歩いてラクトン村を目指す。 廊下の4番出口(左下)から地下洞窟を経由してグンデストル洞穴へ。 グンデストル洞穴 マップ東側の出口から古代ルーン地下神殿へ。 北側にはエンシェントアリーナ「鋼鉄の古戦場」 南側にはアバロンの遺骨がある。 古代ルーン地下神殿 13章以前とは敵が大幅に変更されている。 まず上にいるボスを倒し中央の部屋の扉を開く。 次に左側の高台と東(右下)の高台にいるボスを倒すと中央の部屋に炎(2種類)が現れるので 中央の部屋に行き、そこから右側の道を進んで出口からラクトンケイブへ。 出口の前に雨発生装置あり。 ラクトンケイブ 右出口からラクトン村へ出る。 ラクトン村 マップ内の敵を全て倒す。ラクトン村の転送ゲートが復活。右側に雨発生装置あり。 ジオフォートに帰還する。 ジオフォート ゼナスと話す。 その後、操作したいキャラに交代し、そのキャラの部屋へ戻り「ゲームを進める」を選択すると PCが固定され、以降チェンジ不可能になり、選んだ主人公によってシナリオが分岐する。 固定ってことは片方だけ育てておけばOK?答えはNO。 次のダンジョンでは最下層までセーブ出来ず、また、この章クリアまでリターンは使えない。 どちらの主人公でプレイする場合でも以下の準備をしておく事を推奨。 二人両方のパワーアートを刻む(操作しない方は特に念入りにミスリルを使う) 二人共、装備品の吟味とアイテムの整理(手持ちアイテムの数をなるべく減らす) 倉庫内のアイテムも必要最低限に整頓しておく方が良い。 更にこの時点のセーブデータを別に保存しておけば万全。 試練の迷宮 主人公一人で進む。仲間は同行できない。 これ以降ゲームクリアまで防衛戦は発生しない。 全5階のランダムダンジョン。リターン不可で、さらに4階クリアまでセーブは出来ない。 最下層(5階)はボス部屋で、事前にセーブポイントと泉、倉庫があり、倉庫ではアイテムの鑑定とパワーアートの強化も行える。(アイテムの売買は不可) クリアしたら階段の前にいる人と話す。 ??? ボス以外の強制戦闘は無いので、キャラを育てていない場合はスルーすればOK 仲間に倒してもらうのも可。ボスも特に問題ないはず。 第十五章 未来を拓く者 ジオフォートのモードチェンジが不可能に。 防衛戦は発生しない。 ジオフォート 操作していない方の主人公の部屋に行く。 廊下の1~4番出口(どれでもよい)から出る。 ラストダンジョン 前章と比べると敵が一気に強くなってるので注意。 石化攻撃が非常に激しいので守りの護符をどうぞ。 敵が強くなっているが特徴複数持ちが多いため、対応するアートを刻んでいれば非常に楽になる。 特に機械・不死・武器・羽・鎧は刻んでいると便利。 封印の石が多数設置されているが破壊しても奥義は入手できない。腕試しにどうぞ。 1F 西側通路から北へ進み、左回りに大きく一周して一番北から2Fへ。 出口をふさぐ柵はすぐ東西にある部屋の敵を倒すと開く。 ダンジョン入口からすぐ東側の区画にはこの時点では進入できない。 2F 意外な仲間達が応援に参上! 南へ進み、制御盤を調べるとすぐ南側のバリアが消える。 バリアの先に進むとまたバリアがあるので、そこを東に進んだ先、一番南の部屋(※1)で敵を倒すと2つめのバリアが消える。 消えたバリアの先に進み、一番南東の部屋(※2)で敵を倒すと、エレベータの扉が開く。 エレベータから3Fへ。 また、ここで1Fを選ぶと先ほど進入できなかった場所へ行くことが出来る。 マップ北から東にかけて封印の石に囲まれた装置を調べると、周囲の石が全て壊れてリターン不可の戦闘が発生。 ※1・2・・・クリア後の2周目以降、この2つの部屋の装置を調べるとボスが強化される。 3F まず東に進み、檻に閉じ込められた敵を倒す。 ここでは手前のレバーを引くと檻が開いてしまうので、レバーを操作しないで外側から攻撃すると楽。 西側の扉が開くのでその先へ進み、北へ行くとまた檻の中に敵がいるので同様に倒す。 倒したらそのまま北へ行き、龍の像を調べる。 出現した敵を全て倒して東に進み、ラスボスへ。 ラスボス ラスボス強いよ勝てないよ、な人へ パワーアートを見直すべし。奴は闇属性でマシンで鎧を持っている。 HPは道中のボスと比べても大差なし。 行動はほぼローテーション。触ったらほぼ即死の黒いオーラ化が最も危険。 追尾する黒ビーム(仮)→オーラ纏って接近・停止→正面にブレス→オーラ纏って… の行動を繰り返す。移動速度Sを確保しておけば黒ビーム以外は完全に回避可能。 黒ビームは一発当たると多段ヒットし、非常に移動を阻害されやすく、オーラ体当たりの真正面にはじき出されることもある。 追尾する黒ビームは闇魔法なので、耐性をあげていれば痛くない。 また、防御をあげまくれば突進のダメージもほとんどなくなる。 防御6000以上、闇耐性96%あればシリルだろうがほとんどダメージを受けない。 初期装備・改に聖母の加護の奥義、マスターガードLv9と闇耐性をきちんと刻んであれば、 Lv100になる前でもこの数値には余裕で到達できる。 突進が直撃しようが全然大したダメージにならないので、 どうしても勝てない人は自分のアートと装備を一度徹底的に見直してみよう。 突進を食らった時の対処 速度がSよりもさらにあれば(表記はS)、喰らいながら圏外に逃げることも可能。 このため、速度は速ければ早いほどいい。 また、速度不足で喰らってしまった場合、逃げるよりも敵と交差するように突っ切ること。 被弾が少なくなるので、生き残る可能性がある。 場所の取り方によっては遠距離でハメ殺しも出来る。 とにかく倒せれば何でもいいというのであれば、素直に光の護符の使用を。 LV100程度とそれなりの武器を用意して、攻撃系のパワーアートを刻んでおけば2個目の効果が切れる前に撃破できるはず。 どれくらいの時間で効果が切れるかは事前に試しておけばいい。 2周目からは、ラストダンジョン第2ブロックの供給装置で強さを(上に)調節可能。 一瞬で殺されて「あれ、知らない内に供給装置チェックしてたかも」とか 不安になった人、1週目はチェック不可能なので安心だ!
https://w.atwiki.jp/haruhi_aska_sui/pages/442.html