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注意。 東方キャラと、オリキャラ(名無し)絡み(会話)があります。 あと、ちょっと印象悪い描写したかも知れません。 ちょっぴりえちぃの手前ぐらいの描写もあるかな? それでもよければ、どうぞ。 ※12月1日、加筆修正しました。 「ただいまー。」 「おじさん、おかえりだどー!!」 俺がアパートに帰って来るなり、小さなそいつはそう言って、 よちよちと玄関まで歩いて来た。 「……あのな、れみりゃ。おじさん言うのはやめろ。」 「うー☆わかったどぅー!おじさん!!」 ……進歩ねぇな。 俺は軽くため息をついて、靴を脱ぎ始めた。 「うー!くちゃい!!」 「仕方ないだろ。嫌なら向こうで待っててくれ。」 近年、突如として現れた謎の生物……みたいなもの、通称「ゆっくり」。 生首を奇妙にデフォルメしたようなその姿は、人によっては嫌悪感をもたらすものの、 意外にも人気を博し、ペットとしての需要はかなり高い存在となっていた。 俺はその一種、体が付いてるのに何故か肉まんであるという、「体付き」のゆっくりれみりゃを 居候させている。 「今日もいい子にしてたか?」 「あったりまえだどー!れみりゃはこーまかんのおぜうさま☆なんだどー!!!」 れみりゃはそう言って胸を張った。 『こーまかん』が具体的に何を差すのかは不明なのだが、 どうもれみりゃの住む巣のことだそうだ。 つまり、この場合は俺のアパート。 「そーか。偉い偉い。」 俺はそう褒めながられみりゃを撫でてやる。 「うっうー☆」 れみりゃは独特の鳴き声とともに、嬉しさを体現するかの様に腰を振る。 人によっては酷い不快感を覚えるその仕草も、慣れた俺にはむしろ可愛く思えた 。 「おじさん!れみりゃはごはんがほしいどー♪はやくするんだどー♪」 れみりゃはそう言って俺のズボンに擦り寄ってくる。 「はいはい、分かった分かった。」 俺はそうあしらうと、早速夕飯作りに取り掛かった。 最初、こいつを飼い始めた時は、とにかくこの妙に癪に触る態度を改めさせよう と、散々注意したが、てんで効果が無かった。 しつけてはいるのだが、この口調ばかりはデフォルトらしく、 結局、「やってはいけないこと」「やるべきこと」を教えるのが精一杯。 今日も我が家のおぜうさまは、甘えん坊な「お嬢様」として君臨していた。 「うー☆ごはんおいしかったどー♪あいがとおじさん♪」 俺が作った特製ハンバーグを平らげて、れみりゃは言った。 無邪気極まりないその顔を見て、俺は早速ネタをばらす。 「そうか、おいしかったか。……実は今日のハンバーグには人参さんやピーマン さんがはいってたんだけどなぁ。」 それを聞くなり、れみりゃは俺を凝視した。 「う、うそだどぉ!!にんじんさんも、ぴーまんさんも、はいってなかったどー!!」 「細かく擂り潰したんだよ。分からなかったろ?」 通販で買った最新式のフードプロセッサの威力である。 「う゛あ"あ"あ"ー!!!おじさんのいぢわるー!!」 人参とピーマン嫌いはどのれみりゃにも共通したものらしいが、結局は単なる嗜好らしい。 というか、ピーマンはまだしも、ガキの頃から人参好きだった俺には、 人参嫌いの奴の意味がよく分からない。 「意地悪で結構。第一、人参さんやピーマンさんも食べられないんじゃ、『お嬢様』とはいえないな。」 「う゛ー……。」 一番痛い所を突かれて、れみりゃは渋々黙り込んだ。 傍若無人なれみりゃにも、絶対的な道徳観念がある。 それが「お嬢様」だ。 人間が思うそれとれみりゃが思うそれにはあまり相違がないらしく、 れみりゃの悪戯や我が儘を窘めるのに使う言葉の定番となっているそうだ。 「それではお嬢様とは言えない。」 この一言で、大抵のれみりゃは嫌々ながらも納得する。 ……まぁ、こういうしつけをしたからといって、れみりゃ自身が思う「お嬢様」 になれる訳ではないのだが。 ……それにはちょっぴり心が痛む。 「わがっだどぉ……。れみりゃはおぜうさまだがら、にんじんさんもぴーまんさんもだべるどぉ……。」 今にも泣きそうな顔でれみりゃは言った。それほど、苦味や独特な匂いが苦手なれみりゃ種にとっては、 大嫌いな食べ物なのである。 とはいえ、「嫌い」なだけで、健康に生きていく為には、むしろ食べるべき食品でもある。 そのため、家庭でれみりゃを飼う際には、「苦手をなくす」ことが欠かせないのだ。 「そう泣くなって。せめて、今日みたいに分りづらくしてやるから、な。」 「う゛っ……う゛ー……。」 れみりゃは今にも泣き出してしまいそうだった。 ああもう、仕方ない。 「それじゃ、一応人参さんとピーマンさんを食べたご褒美に……。」 俺は冷蔵庫を開けて、それを取り出す。 「きょうのプリンだ!!」 「うっうー☆!!!ぷっでぃーん☆!!!」 早速ご機嫌である。 本当に現金なお嬢様だ。 「んじゃま、ぷっちん、と。ほれ、プルプルのプリンだ。」 「うっうー☆うあうあ☆」 手渡したスプーン片手に、れみりゃはヘンテコな踊りをし始める。 お世辞にも上出来とは言えないが、まぁ、微笑ましいものだ。 「うー☆いただきまーすだどー!!!」 お行儀悪くスプーンをぎゅっと握り締めて、れみりゃはプリンを食べ始めた。 「~~!うー☆☆☆!」 どうも、言葉に出来ない程嬉しい様だ。 そんなれみりゃを見て俺の頬も緩んでいた。 無邪気で我が儘で、けど愛しくて。そんなれみりゃとの生活が続くと思っていた。 あの日まで。 その日は疲れていた。 色々あって仕事が長引いたのが主な原因だ。 明日が休みだからって、面倒事を引き受け過ぎた……。 帰りも遅くなり、れみりゃに心配をかけてしまった。次からは気をつけなくては。 「うー……ごはん、まだなのぉー……?」 れみりゃが夕ご飯をねだる。 普段なら、ただ「我慢しろ。」と一蹴するところだが、午後9時を回ってしまった今日ばかりはそうも言えない。 「もうすぐ出来るから、な。もうちょい我慢しろ。」 ちょっとばかりゴージャスにしてみた。 「う゛ー……。」 れみりゃは不満気な声を出したものの、空腹に耐えるのに精一杯なのか、いつもの様に拗ねたり暴れたりはしなかった。 それに心配しつつも安堵しながら、料理を作っていると、 「痛ッ!」 包丁で軽く人差し指を切ってしまった。 軽く、といってもどうも切れたところが悪いらしく、傷は浅いが、水で洗った側から溢れてくる程出血がひどい。 ひとまず、傷口の近くを握って止血していると、 「うー?どうしたんだどー?」 さっきの声を聞き付けたらしく、れみりゃが側に寄ってきた。 「う゛ー!!おじさん、ちがでてるどぉー!!」 血を見てれみりゃは少しばかり動揺したようだったが、 「うー、ばんそーこーもってくるんだどぉー!」 と、意外に冷静な対応をし始め、救急箱から絆創膏を一枚取って来てくれた。 「お、ごめんな、れみりゃ。」 「いいから、おじさんはゆびをだすんだどぉ!れみりゃがなおしてあげるんだどー!!」 「あ、ああ。それじゃ、頼むぞ。おぜうさま。」 そう言って俺が指を差し出すと、れみりゃは 「あむ。」 と咥えた。 「うわッ、何やってんだれみりゃ!!」 慌てて指を引き抜くと、 「うー、だめだどおじさん!!つばがしみていたくても、れみりゃがばんそーこーはるまでがまんするんだどぉ!!」 と、れみりゃからのお叱りがきた。 いや、痛いからとかじゃないんだが……。まぁいいや。 「あ、ああ、ごめんな。ほら。」 改めて指を出すと、れみりゃは絆創膏を袋から取り出して……そうこうしている 内にまた血が……。 「う"ー、おじさんがひっこめたからまた血がでてきたどぉ……。」 「……はは、ごめんごめん……。」 また、れみりゃが指を舐め始める。 ……なんか、なんとも言えない気持ちになる……。 とは言え、俺の為を思ってやってくれてるんだから、無下にする訳にもいかない。 俺は黙っておくことにした。 血を舐めとると、れみりゃは意外にも綺麗に絆創膏を貼り付けた。 「うー☆これでだいじょうぶなんだどー☆」 「ありがとな、れみりゃ」 れみりゃの頭を撫でてやると、れみりゃは嬉しそうに腰を降り出した。 「それじゃ、飯作りの続きといくか。れみりゃ、もうちょい待ってくれ。」 「うー☆、わかったどぉ!!」 「れみりゃー、飯できたぞー。」 返事が無い。 いつもならすぐさまに「ごはんー!」とか言って駆け付ける筈なのだが。 訝しみつつ、居間に入ってみると 「れみりゃー……、なんだ、そこにいたのか。」 れみりゃはベランダの前でぼけーっと突っ立っていた。 「うー……。」 しげしげと夜空の一点を眺めている。気になって、俺も外を見てみた。 「おー、月蝕か。今日は急いで帰ったから気がつかなかったなぁ。」 夜空の月は真っ赤に染まっていた。 「うー、……おつきさまあかいんだどぉー……。」 初めて見るそれに、れみりゃは見とれているらしく、 いつも以上にぼけーっとした態度で呟く。 珍しいものだし、もうちょっと眺めていたいとは思うが、今は遅い飯時だ。 「れみりゃ。飯冷めんぞ。」 「……。」 「れみりゃ!」 「うー?!なんだどー?」 「飯だ。もう遅いんだから、早く食べんぞ。」 「うー……。わかったどぉー!!!」 やたらと名残惜しそうだったが、やはり食欲には勝てなかったらしい。 れみりゃはてくてくとテーブルへと歩いていった。 「今日はれみりゃの好きなから揚げと、納豆だ。」 人参やピーマンは嫌いなくせに、れみりゃは納豆は好きだったりする。 「うわぁーい!!!やったどぉー……あれ?」 固まるれみりゃ。 「どうしたれみりゃ。」 「これからあげじゃないどー!!!たったあげだどぉー!!!」 ……。 いや、確かに片栗100%の衣だからそうだけども。 「竜田揚げだと問題あるのか?」 「はつげんのてっかいをようきゅうするんだどぉー☆」 ああ、それが言いたかったのか。やれやれ。 「撤回せんから、俺一人で食う。」 「ううー!!?なんでなんだどぉ?!おじさんのばかぁー!!!」 無論頭の悪い冗談だが、怒ったれみりゃはそう言うと納豆のパックの蓋を開け、ビニールを取ると、 「ひっさつぅ☆なっとうさんのにおいなんだどぉ☆」 と、ビニールを俺の鼻に押し付けた。 「うわっ、馬鹿!!!こんなことするなら、納豆混ぜてやらないぞ!!!」 「うー!!!」 れみりゃはうまく箸を使えないので、納豆を混ぜるのにも一苦労するのである。そのため、普段は俺が混ぜている。 「ごめ"ん"なざいだどぉー!!!」 早速泣き出した。……やれやれ、反則だっての。 泣き止ますために、買ってきたこだわり卵のプリンをデザートにだして、遅い団欒は過ぎていった。 赤い赤いお月様は、私に沢山のことを教えてくれた。 私は何がしたいのか。 誰にしてあげたいのか。 そして、そのためにどうすればいいのか。 突き動かされた私は、ゆっくりとすることが出来ない。 あの人が望むのなら。 私は、お嬢様にならなくてはいけない。 「あぎゃぁぁ……ハッ?!」 なぜか上司からモンゴリアンチョップを受けた所で目が覚めた。 時刻は真夜中の三時半。 こんな時間に起きたことや、夢の話の前後が思い出せないことで、少しばかり苛立つ。 なんであの人、夢の中でマワシなんか閉めてたんだっけ? 「くそー、折角の休みだってのに……。」 そんなぐだぐだな独り言を呟いて、ふと気がついた。 「……れみりゃ?」 れみりゃがいない。 こんな時間なら、俺の隣の小さな布団で、枕に涎の染みを作っているはずなのだ。 「トイレにでも行ってんのかな?」 だとすれば、大きな進歩だ。 以前は怖がって毎度毎度俺について来て欲しいとねだってきたものだが。 「まさしく、「ひとりでできるもん」か。成長したなぁ。」 「……それ、トイレと関係ないじゃない。」 思いもかけない方向からの声に、俺は驚いた。 その方向を向くと、声の主はベランダの前で優雅に浮かんでいた。 月はまだ赤く、その光は彼女の最も奇異な部分――大きく広げた飛膜のような翼を際立たせていた。 「……誰だ?」 「さぁ誰でしょう?……でも、分かるでしょう、『おじさん』、なら。」 そうだ。きっと俺は、見る前からといって言いぐらい、直ぐに誰だか分かっていた。 今まで見たこともない、華奢で美麗で、そして得体のしれない尊厳を持つ、 こいつが。 見覚えのある帽子と服。「飛膜」なんて言葉を調べるきっかけになった翼、 全部が。 「れみりゃ、なのか?」 「正解。」 悪戯めいた微笑を浮かべて、そいつは俺の目の前まで飛んできた。 そして、少しづつ体を寄せて来る。 「……でも、もう少し早く気づいてもいいんじゃない?」 そいつの口は言葉を発するだけでは飽き足らず、耳を甘噛みしてきた。 「甘噛みやめろ。あと、離れろ。」 「後半は厭。」 そいつはそういって、手を後ろに回す。 「だから、やめろ!」 細い腕からは想像出来ないくらいの力で、強く抱きしめられる。 「う……ぐ……っ!」 「こんなにも月が紅いのだから。仕方がないでしょう?」 意識が朦朧としてきた。どれだけの力で締められてるんだ、俺。 「……もう少し、勇気が出るまで夢を見させて頂戴。」 そこで、目が覚めた。 「うっうー!!!おじさん、おきるんだどぉー!!」 この声のせいもあって。 「……おはよ、れみりゃ。」 「おじさんたらなさけないんだどぉ!!!れみりゃよりおそくおきるなんて!!!」 「いいじゃないか……休日なんだし。」 「ぷんぷんだどぉ!!!」 れみりゃはそう言って俺の上でどすんどすんとジャンプをし始めた。 「うわ、やめてくれよ!お前結構重いんだからさ。」 「う~!!!ぷりちー☆なれでぃーに、おもいだなんてしつれいなんだどぉ!!!」 れみりゃは更に激しくジャンプし始めた。ぐへぇ。 昨日……というか、一応今日の日付なんだが、あれは何だったのだろうか。 夢にしては、いまだにはっきりと思い出せてしまう。 れみりゃに似た帽子や服、そして翼を持った少女……いや、多分不老不死とかで年齢三桁ぐらい いってるような気がする女。 そんなのに抱きつかれたのなら、夢でも嬉しい筈なんだが、何でだろうか。 ベアーハッグされたことを差し引いても、嬉しくない。 「おじさん、あさごはんなにたべるんだどぉ?」 『さぁ誰でしょう?……でも、分かるでしょう、『おじさん』、なら。』 ……くそ、俺も変な夢を見たもんだ。頭を切り替えないといけない。 えぇと、確か今日の朝食のことだろ? 「目玉焼きでいいか?」 「うー☆わかったどぉ!」 れみりゃはぶちゃいくで可愛い、満面の笑みでそう答えた。そして、 「それじゃ、れみりゃがつくるんだどぉー☆」 と、今までからは考えもつかないことを言い出した。 「れみりゃが?」 片付けだって面倒臭がってた(それでも最近はやるようになったが)、れみりゃが? 「……いや、無理だろ。身長的な意味とか、いろいろ。」 「みかんばこがあればだいじょうぶなんだどぉー☆」 「うーん……。」 それでも足りない気がする。 「れみりゃはおぜうさまだから、おりょうりだってできるんだどぉ!!!」 ……お嬢様、って料理作るのか?まぁ、「おぜうさま」だからいいのか。 けど、な。 「駄目だ。料理は遊びじゃないんだぞ。結構危ないし。第一、れみりゃがするなら、 せめてガスコンロでも買わないとな。」 「ううー……。」 れみりゃは不満そうだ。けど、こればっかりはな。 そして、夜。 今日も何事もなく、平穏な時間が過ぎていった。 昨日の傷は、当たり前だがまだ治っていない。 夕食の後、ひとまず新しい絆創膏に換えておいた。 れみりゃがまた指を舐めようとしたが……まぁ、臭いからあきらめざるを得ないわけで。 「おじさんのばかぁー!!」 といって、不貞寝してしまった。 いや、馬鹿って言われても困るんだが……。 その内、本当に寝てしまったらしく、すやすやと寝息を立てている。 なんというか、この寝顔は可愛い。ゆっくりと住んでて、良かったと思えることのひとつだ。 むにむにしたくなる。勿論、起こす訳にもいかないから自重はするが。 「さて、俺も寝ますか。おやすみ、れみりゃ。」 俺はそう言って、照明の電気を消した。 あの夢が続かないことを願って。 あの人はどうして、私を大切にしすぎるのだろう。 私は貴方に報いたいだけなのに。 貴方のために。 やっぱり、この姿がいけないのだろうか。 私は、お嬢様にならなくてはいけない。 「残念そうね。」 「……ああ。」 嫌な予感はあたる。まさしく、昔懐かしいマーフィーの法則というやつだ。 そいつは、仰向けに寝ていた俺の耳元で囁く。 「なにが不満なのかしら?」 「全部。」 寝返りを打つ。 「……贅沢ね。」 そいつは律儀に、俺が顔を向けている方にやってきた。 「そうでもない。お前が居なけりゃいいんだ。」 ……寝返りを打つ。 「随分な言い草。」 そいつは悲しげにそう呟くと、俺の布団を引っぺがした。 「お、おい、なにするんだ!!」 「……欲しいの。」 え?さ、さすがにそれはマズイよ!!! 「は、はぁ!?お前ちょっと何を言って……。」 「……違うわ。そういう意味じゃない。倒錯して、思い込んでたいの。そのための何かが、ね。」 「はい?」 「そうでもしなければ、保てない。だから。」 何を言ってる?それに、体を寄せてくるな!……というか、もう、 「なんだよ倒錯って!意味が分からん!!第一、お前に協力する気はない!!」 そいつはひどく悲しげな顔をした。 「どうして?『おじさん』は私のことが嫌い?」 「『おじさん』言うな。俺をそう言っていいのはれみりゃだけだ。」 「今日だってそう。私は手伝いたいのに。貴方の為に。そのために『あの姿』がいけないなら。」 ……朝のことか?だったら、やっぱりこいつは……。 「この姿を保つしかない。けど、それはすごく難しくて……なら、貴方といるだけで気持ちを保つためなら。」 そいつは俺の上に乗っかると、すごい力で腕を押さえてきた。 「……やめろ。」 くそっ、何が『違う』んだ。 「よく考えたら、結局はこうしたかったのかしらね。」 「やめろ。」 お前があのれみりゃだとしたら、本当に。 「ふふふ……。」 「やめろっ!!!」 一瞬、何が起きたのか分からなかった。 俺が叫んだ次の瞬間には、あいつは壁際で見知らぬ女に押さえつけられていた。 「なんで……邪魔を……!!!」 驚きの目で、そいつは闖入者を睨む。 「……お嬢様の姿を借りた行為にしては、あまりにはしたないでしょう?理由ならそれで充分。」 「私の……知ったことじゃない……ぐぁ!!」 「黙りなさい。」 あれは……メイド、なんだろうか。よく分からないが。 「あなたがこいつの飼い主ですか?」 メイドはあいつを押さえつけながら、俺に尋ねてきた。 「あ、ああ、多分、飼い主というか、同居人というか……あんたは一体……?」 「名乗るほどでも。見たとおりの家令です。」 ああ、やっぱり。 「紅魔館のメイド長が、何を……しに来たの。」 想像も出来ないほどの力で押さえつけられているであろう、――恐らくはれみりゃでもあるそいつは、メイドにそう言った。 「そもそも、お前たちはお嬢様をはじめ私たちの不手際。こちらの人間に害を成すつもりなら、ケジメとして始末せざるを得ません。」 「なんでっ……!!あともう少しなのに……っ!」 「それを誰が望みます?」 「ちょ、ちょっと待てくれ!!!」 異様な雰囲気に呑まれていた俺は、ようやく口を挟んだ。 なんだかよく分からないが、物騒な話になってないか?! 「何ですか?」 「説明、してくれないか?何がなんだか……。」 メイドはしばらく考えた後、 「いいでしょう。……一応、説明はしておきます。」 「……幻想郷という、こことは別の世界にある場所があります。」 「……へ?」 なんか、いきなり電波なことを仰られています……。 「信じられませんか?まぁ、いいでしょう。話半分に聞いてください。」 「そこでは、人を食らう妖怪が跋扈し、共存し、『弾幕ごっこ』という一種の決闘が行われる場所。まぁ、決闘といっても、 遊びのようなものです。自分が持つ力――魔法のような力ですが――を持って、『弾幕』を張り、打ち破る遊び。」 メイドはそこまで言って、俺の方を向くと 「ついてきていますか?」 と尋ねた。 「あ……。ええ、まぁ辛うじて。」 正直、魔法だのと言われても困る。俺の様な一般人には本当に突拍子もない話だ。 ――しかし、れみりゃが今、こうなっていることや、こんなメイドが俺の部屋に現れたことを鑑みれば…… 俺には、否定し切れなかった。 「続けます。 ですが、あるとき、一人の妖怪が異変に気づきます。自分達が放った弾の力が漏れ出していることに。ただ、それは幻想郷と地続きの 『外の世界』ではなく――関係のない、この世界。 そして、その世界に漏れ出した力は、一つの形を取ります。生物のような形を。 それが『ゆっくり』と呼ばれるものです。 そして、ゆっくりは自らを弾として放った人物の姿を模します。もっとも、それはひどく不細工ではありますが。 貴方が飼っているれみりゃを『生み出した』のは、私、十六夜咲夜の主である吸血鬼のお嬢様――レミリア・スカーレットなのです。」 メイドはそこまで言って、改めて俺を見た。 ……そういえば、この髪型や色は……ゆっくりさくやに似ていなくもない。 「では、ここからが本題です。ゆっくりにはある力があります。それは、存在として不安定な為が故に、自らの意思がその身に反映されると いうことです。――もっとも、ひどく強い意思でなければ、そうそう反映されません。自分はこうだ、と強く思い込まなければ。 或いは、本能に眠る、自分の『あるべき姿』に、強く倒錯していなければ。」 メイドはそう言って、ベランダに映る月を見た。 「昨晩は、とても月が紅かったそうですね。」 『こんなにも月が紅いのだから。仕方がないでしょう?』 俺は、絆創膏を張り替えた指を見た。れみりゃは、あの時血を舐めた。そして、赤い月に見とれていた。 あの時、自分のことを思い出したのだろうか? 「私は、異変に気づいた妖怪の頼みで、ここに来ました。ここで、力が歪んでいるのだそうです。それは世界に影響を与えるような ものではありませんが――。」 メイドはそう言って、今だに押さえつけているれみりゃでもあるあいつを見下ろす。つられて、俺も見る。 「人一人の運命を狂わすには、充分なものです。」 メイドの目は、今夜の月のように冷たかった。 「そいつ……殺すつもりなのか?」 「あのままで良かったと?」 「いや、そういうことじゃなくて。……殺さないでもらえるか?出来れば、元に戻して欲しいんだ。」 メイドはそれを聞くと、――なんだかひどく熟考したような即決で、 「駄目です。面倒ですから。」 とだけ言い放った。 「め、面倒って!さっき聞いた話じゃあ、原因はあんた、というか、あんたの主人にあるんだろ?だったらそれくらい……。」 「いいえ。駄目です。お嬢様の姿を騙るばかりか、お嬢様の名を落とす豚であるなら、生かす理由などありません。」 メイドははっきりとそう告げた。冷酷で、迷いなど一切ない非情な言葉。むしろ完璧とも言える。 ……ただ一つの言葉を除いて。 「……豚?」 「はい。」 「れみりゃが、豚か。」 「はい。」 「本気で言ってるのか?」 「はい。ですから。」 メイドは懐から、銀色のナイフを取り出した。 月の光に映えるそれは、冷たい色をしている。 だから――俺には、それが何の為に取り出されたものかが、いやという程に分かった。 メイドはそれを高くかざし、 「豚は屠るまでです。」 そう言って、押さえつけている豚に、容赦なく振り下ろした。 ――しかし、そんなことは出来はしない。 何故なら。 「殺すような豚なんて、何処にいるんだよ。」 ナイフを振り下ろそうとするメイドの腕を握り締めながら、俺は静かに、そして、激昂しながらそう言った。 ここにいるのは、豚なんかじゃない。 少しばかり羽目を外した、肉まんだ。 「おじ……さん。」 「……何の真似ですか?」 「ふざけるなよ。」 急いでメイドの側まで駆け寄った俺は、息を付きたい衝動をこらえて、続けた。 「あんたがどれほど偉いかは知らないがな。俺のれみりゃを豚呼ばわりした挙げ句に、殺させてたまるかよ。」 「……話を聞いてましたか?幻想郷の妖怪は人を食らう。そして、私はその一人に仕える者。」 メイドは俺に顔を寄せる。 「……人を捌くのには慣れています。お嬢様へのいい土産になるでしょう。」 「へぇ。人間て捌けるもなんだな。骨は多そうだが。」 綺麗な顔とその言葉は凄まじく怖いが、俺は思いっきり強がった。ここで引いてたまるか。 「それは驚きだ。けどな、だからなんだよ。」 「はい?」 いちいち怖ぇ!! 「家族……少なくともそれ同然の奴を侮辱されて、引き下がるほど俺は腐っちゃいないんでね。 あんたと同じで。」 「……。」 「俺にとっちゃ、普段のあいつが『お嬢様』なんだ。だから――。」 もともと近いメイドに、更に俺は近づく。 「豚呼ばわりなんぞしてくれるな。」 それを聞いたメイドは、顔色一つ変えずに強引に俺の手を腕から引き離し、ナイフを懐に仕舞った。 そして、顔を俯け肩をわなわなと震わせ―― 「ぷ、くふふふ……。」 クスクスと笑い出した。 「へ?」 それはいかにも、『してやったり』な笑い。 「いやいや、申し訳ありませんね。実は、ある妖怪から頼まれたというのは嘘なんですよ。むしろ頼み込んだんです。」 「え?じゃ、じゃあ、なんでここに……?」 「ちょっとした気まぐれです。家令なんてやっていると、息抜きしたくなるものなんですよ。」 「じゃ、じゃあ、さっきのは……。」 「さっきのも、始末だなんて冗談です。少しばかり気が向いたので、ちょっとしたぁゃιぃ現場に乗り込んだだけです。」 ポカーン。 「まぁ、本当のことも交えてますが。事実、ここにはさっきまで強い力が溢れていました。この子の思う力が。」 俺が視線をメイドから下の方に向けると――そこには、いつものれみりゃが突っ伏していた。 「怖くて気が抜けたんでしょうね。一応、演技だったんですけど人を捌いたことも本当ですから、怖めのオーラは出てたみたいですね。」 俺はいまさらガタガタと震えだした。 ……やっぱ怖ぇぇ。 「……ああ、貴方もやっぱり強がってたんですね。」 「……だって正直、怖いですよ……。あの静かな威圧は……。」 「どういたしまして。でも、格好よかったですよ?私も少しばかり、ハッと気づかされました。」 メイドはそう言って、――またしてもいつの間にか、開け放しのベランダの外にいた。 「それじゃ、あなたの『お嬢様』をお大事に。」 そう言って、次の瞬間には消えていた。 少しばかりぼうっとしていたが、俺は大切なことを思い出した。 「れみりゃ!」 俺はれみりゃに目を向けた。 「うー……。」 「れみりゃ!!!」 俺はれみりゃに駆け寄ったが、れみりゃは払いのけるような仕草を見せた。 「おじさんなんか嫌いだどぉ……。れみりゃはおじさんのために、ほんとうのおじょうさまになろうとしたのにぃ……。」 れみりゃはきっと、あの日。俺の血を舐めて、赤い月の光を浴びたとき、自分のことに気が付いたのだろう。 自分が、自分の無意識に求めている「お嬢様」になり得ることを。 「おじさんは、れみりゃに『おじょうさま』になってほしいんでしょう?」 「んな必要あるか。」 俺はちっこいれみりゃを抱きしめた。 「確かにお嬢様になって欲しいとは言った。けどそれは間違いだった。ほんとは、ただもっといい子になって欲しかっただけなんだ。」 ぎゅっと、痛くならない程度に更に抱きしめる。 「お前はいつだって俺の、世界で一番の『おぜうさま』だ。」 「……ほんとぉ?」 訝しげに、れみりゃは聞く。 「当たり前だ。俺のおぜうさまに、そんな嘘なんかつくわけないだろ?」 「……うー☆わかったどぉ☆」 れみりゃは泣きながら、いつものように満面の笑みを見せてくれた。 「久方ぶりの休暇はどうだったかしら?咲夜。」 「はい。大変満喫させていただきました、お嬢様。」 「それにしても……れみりゃだったかしら?あなた、あれを持って帰るって言ってたわよね。やめたの?」 「いえ、まぁ、いい子は見つけたんですけど、ね。飼い主さんがいて。」 「あら。奪ってくればいいじゃない。」 「飼い主って言い方はちょっと違いました。あれは、まさしく『ナイト』です。」 「肉まんに、……ナイト?」 「ふふふ、少しばかり頼りないですけど――私なんかの、生半可な気持ちでは太刀打ちできなくてですね。」 「……何にやついてるの。――ほんと、人間って分からないわね。」 「ただいまー。」 「うっうー☆おかえりなんだどぉー☆……おにいさん!!!」 おお……。 「分かってくれたのか!おにいさん地味にうれしい!!」 年齢的に、本当にお兄さんなんだよ、俺。 「あったりまえだどぉー!!れみりゃは、せかいでいちばんの、おじさんだけのおぜうさまなんだどー☆」 れみりゃはそう言ってうあうあと踊りだした。 ……結局、またおじさんって言ったのは考えないことにする。 そして、れみりゃが変わってしまったのも。 あれから、夜中一人で起きていても、怖がって俺を起こすこともなくなった。 ピーマンや人参も食べれるようになった。 箸だって……なんか俺の小さいころよりもうまく使えるようになったし、納豆だって一人で食べれる。(つまみ食いもする。) 変わってしまった。あの夜の前には、二度と戻れない。 けど、それがどうしたというのだろうか。 だって、れみりゃは。 やっぱり、あの人は私にとって大切な人。私を守ってくれる人。 でも、私は、『お嬢様』にはなれない。 それはとても悲しいことだけど、でも構わない。 あの人は背伸びしない私を見ていてくれるのだから。 だって、あの人にとって私は。 『世界で一番☆おぜうさま』 ―― ゆっくり怪談の人。 貴方は最高に素敵です。最大の賛辞を!! -- ゆっけの人 (2008-12-03 18 54 00) 乙!すばらしいSSをありがとう‼ -- 名無しさん (2008-12-28 12 53 55) 泣いた。こんなゆっくりSSを待っていた。 -- (2009-02-14 01 57 08) 「こけ脅し」や「虚勢」なんかじゃあ決して無い、本当の「気迫」を感じたッ!このおじさんからッッ!! -- 通りすがり (2009-03-27 01 49 22) ネ申降臨、あなた凄すぎ。 -- 味塩 (2009-04-05 00 45 30) まじで泣きかけた。GJ! -- 名無しさん (2009-04-06 20 56 18) GOOD! -- 名無しさん (2010-11-02 22 25 05) よかったぜ… -- 名無しさん (2010-11-13 02 35 43) 素晴らしい!なんて素敵な話なんだ! -- 名無しさん (2010-11-25 11 58 03) 結婚しちまえおまいら!!!! -- 名無しさん (2011-05-02 13 40 39) 名前 コメント
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魔法(ゆめ)と科学(みらい)があるから、生きていく 異能世界で僕らは生きる とは 神埼梨花と恋雪が形成する創作世界の総称。 ここでは情報をまとめ、今後の作品制作に活かせるように整理するwikiです。 異能世界で僕らは生きる関連作品に関しては、一部版権作品が含まれた二次創作系になっておりますので、閲覧の際はご注意ください。 https //www.pixiv.net/novel/series/1042922 (銀魂クロスオーバー・主軸作品) https //www.pixiv.net/novel/series/9506446 (咲うアルスノトリア 銀魂クロスオーバー) メニュー 編集に関して このwikiの編集は主に管理人と恋雪が行います。 (追加あり次第、記載させてもらいます) 他にも追記したい情報があれば、コメント欄で問い合わせをお願いします。 あらすじ 科学と魔法が共存し、多種多様な人々が営む現代日本。 魔法を扱う『術者』と魔法を使わない『非術者』と人ではない種族の血が混じった『亜人』が今日もどこかで生を謳歌している—————滅びの未来が息をひそめているのも知らず。 世界観 西暦2019年。魔術と科学が混合した日本。 神秘と現実の融和により幅広い多種多様な存在達が自由往々に闊歩し、複数に別れた次元との繋がりにより空想がより現実的な幻想である世界。 力を持たない平々凡々の【非術者】 【固有魔法】と呼ばれる力を持ち《魔法》が使える【術者】 獣や幻獣等の力を有する【亜人】 妖精や精霊そして竜種は隣人として一部の存在と深い関係を築き 古き妖魔や美しい人魚達は我々の知らぬ楽園で生きている 馴れ合うのは困難であれど我々のすぐそばに居る古き狂気もちゃっかりと存在していたり…… 行政は基本的に二分割されており日本国内全体としての行政は現在は【江ノ島矛瑠内閣】を筆頭とした議会が行っており、国民全体に重きを置いており、【術者】【亜人】に関しての行政は独自の行政機関である【十三階段】とその最高議会である【元老院】が決定を下して執り行う。 (【十三階段】に関しては細々とした派生・傘下組織また提携組織が複数存在) その他に 【評議会】と【元老院】の間に位置する五大名家による貴族的派閥【五天院】 他の世界線や次元世界の監視をする【時空管理局】 魔獣を駆除する特務機関【アルティネイター】 【十三階段】と同様に派生・傘下組織が多く存在し、海外にも複数拠点を立てている詳細の掴みきれない大組織【十二門徒】 が存在する。 徹底された秩序があり、そして同時に幻想達に自由が与えられた世界 しかし、そんな世界はある【破壊者】達の手で終わることがほぼ確定していた____ 魔法(ゆめ)みたいな未来(せかい)なんて、何処にもない
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クレイグ・メイジンをお気に入りに追加 クレイグ・メイジンのリンク #blogsearch2 クレイグ・メイジンとは クレイグ・メイジンの72%はカルシウムで出来ています。クレイグ・メイジンの17%はビタミンで出来ています。クレイグ・メイジンの4%は欲望で出来ています。クレイグ・メイジンの3%はやらしさで出来ています。クレイグ・メイジンの2%は媚びで出来ています。クレイグ・メイジンの1%は度胸で出来ています。クレイグ・メイジンの1%は世の無常さで出来ています。 クレイグ・メイジン@ウィキペディア クレイグ・メイジン クレイグ・メイジンの報道 『The Last of Us』ドラマ版、脚本家が実写化への恐怖明かす ─「ファンから怒りや批判を受けるのではないかと」 - THE RIVER HBOドラマ版『ラスト・オブ・アス』の場面カットが公開。原作ゲームディレクターのニール・ドラックマン氏も共同脚本で参加 - ファミ通.com 『The Last of Us』ドラマ版、5人の監督が全て判明か ─ ニール・ドラックマンがゲーム版に続き登板、『ボーダー』監督は離脱か - THE RIVER 『ボーダーランズ』実写版、ゲーマーだけでなく新規ファンにも楽しめる作品に ─ イーライ・ロス「見ればプレイしたくなる」 - THE RIVER HBOのドラマ版『The Last of Us』は各話の制作費が10億円以上に! - IGN Japan 『The Last of Us』ドラマ版、新たな出演者発表 ─ トミー役声優が別役で出演、ビルも登場 - THE RIVER ドラマ版『The Last of Us』シーズン1は全10話構成 - IGN Japan 【夕刊】ライアン・レイノルズのクリスマス映画が撮影開始/『The Last of Us』ドラマは全10話構成/「ゲースロ」前日譚に『ワンダーウーマン』キャスト ほか - THE RIVER 『The Last of Us』ドラマ版、いよいよ撮影開始 ─ ペドロ・パスカル&ガブリエル・ルナら登場 - THE RIVER 【夕刊】『ボーダーランズ』実写映画版、リリスの画像公開/ソフィー・ターナー、コリン・ファース主演作に参加/ベン・アフレック主演作、2021年9月より撮影へ - THE RIVER ドラマ版『The Last of Us』におけるトミー役がガブリエル・ルナに決定 『ターミネーター:ニュー・フェイト』の新型ターミネーターや『エージェント・オブ・シールド』のゴーストライダーで知られる俳優 - IGN JAPAN 人気ゲーム『ボーダーランズ』映画版にジャニナ・ガヴァンカーがKnoxx司令官役で起用!ケイト・ブランシェット主演 - フロントロウ HBOドラマ版『The Last of Us』の撮影が2021年7月よりカナダで開始との報道 - IGN JAPAN ケイト・ブランシェット出演の映画版「ボーダーランズ」に「ナイブズ・アウト」女優が参加 - 映画.com 「チェルノブイリ」クリエイターがHBO Maxとオーバーオール契約を延長 - 映画.com 【夕刊】「ブルックリン・ナイン-ナイン」終了決定/ジャック・ブラックが『ボーダランズ』実写版に/タイ・シェリダンがベン・アフレックと共演 ほか - THE RIVER ドラマ版『The Last of Us』でペドロ・パスカルがジョエル役に決定! - IGN JAPAN 実写版「ラスト・オブ・アス」主演に「マンダロリアン」ペドロ・パスカル! - シネマトゥデイ 映画版『ボーダーランズ』で、ジェイミー・リー・カーティスがトクター・タン役に決定! - IGN JAPAN 映画版「ボーダーランズ」のローランド役が決定 「ジュマンジ」などに出演するケヴィン・ハートに - IGN JAPAN 『The Last of Us』ドラマ版から「チェルノブイリ」監督が離脱 ─ 後任者はカンヌ受賞のロシア人若手監督 - THE RIVER ゲーム『ボーダーランズ』実写映画版、2021年後半に撮影開始の見込み - THE RIVER 『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジョニー・デップの復帰にディズニーが難色示す、米報道 - THE RIVER 新種ウイルスで文明崩壊したアメリカが舞台の人気ゲーム「The Last of Us」テレビドラマ化 - 映画.com 『パイレーツ・オブ・カリビアン』マーゴット・ロビー版は「ガールズ・パワーたっぷり」 - THE RIVER 人気ゲーム「ラスト・オブ・アス」ドラマシリーズ化が正式決定 - シネマトゥデイ 『The Last of Us』ドラマ版「ゲームを拡大していく」─ 原作で不採用となった物語も描かれるか - THE RIVER 女性版「パイレーツ・オブ・カリビアン」にマーゴット・ロビーが主演 - 映画.com ケイト・ブランシェット、人気ゲームの映画化「ボーダーランズ」に出演交渉中 - 映画.com 【本日より限定発売】超話題ドラマ「チェルノブイリ」特典の一部解禁! - スクリーンオンライン HBOによる『ラスト・オブ・アス』の実写ドラマ化が決定。原作ゲームの監督ニール・ドラッグマン氏が共同脚本に参加、『チェルノブイリ』のスタッフが製作総指揮 - ニコニコニュース 『The Last of Us』HBO製作のドラマシリーズ化が発表。脚本・製作総指揮は「チェルノブイリ」のクレイグ・メイジンとNaughty DogのNeil Druckmann - AUTOMATON 『ボーダーランズ』映画版の監督は鬼才イーライ・ロスであると正式発表。脚本はドラマ「チェルノブイリ」のクレイグ・メイジン - AUTOMATON 「パイレーツ・オブ・カリビアン」リブート企画が再始動 「チェルノブイリ」脚本家が参加 - 映画.com 『チェルノブイリ』と『ジョーカー』の深い関係を 「ショーランナー」と「音楽」から掘り下げる - リアルサウンド クレイグ・メイジンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL クレイグ・メイジンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ クレイグ・メイジン このページについて このページはクレイグ・メイジンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるクレイグ・メイジンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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大阪商大事件(おおさかしょうだいじけん)は、太平洋戦争中の1943年から1945年初めにかけて、大阪商科大学(現大阪市立大学)の教員・卒業生・学生ら数十名が治安維持法違反容疑で特別高等警察により検挙、投獄された事件である。 背景 日中戦争の始まった1937年以降、大阪商大では戦時下にもかかわらずマルクス経済学についての研究会活動が活発となった。この背景には、河田嗣郎学長のもとリベラルな学風が強かったことに加え、1937年から1941年にかけて商大において岩波書店版『経済学辞典』の編集が行われ、その執筆陣として多数のマルクス経済学者が参加したことがあげられる。 また同じ時期、進歩的な予科講師として人気のあった立野保男の退職処分に反対する運動(1941年)が展開された。この運動をきっかけに商大では上林貞治郎教授ら教員、学生により「帝国主義戦争に反対し、マルクス経済学を研究する」非公然の「文化研究会」が発足し、「工業研究会」「国際研究会」など公然の研究会と提携しつつ数十名の学生を組織するに至った。 経緯 1943年3月15日、内田穣吉を初めとする大阪の「貿易研究所」のメンバー5名(内田を除く4名が商大卒業生)が検挙され、また満鉄調査部事件の関連で名和統一商大教授が検挙された。商大における非公然研究会の存在は、これらの検挙を通じて警察に発覚したと考えられている。この結果、名和のグループに関与していた卒業生3名、非公然研究会に参加した上林および学生32名、商大経済研究所嘱託の坂井豊一、さらに1942年春に東北帝国大学法文学部講師に転じていた立野保男が、同年3月30日から11月にかけていずれも治安維持法違反により検挙された。12月には学生約40名が短期拘留ないし不拘束のまま特高の取り調べを受け、1945年1月にはさらに2名が検挙された。 上記の被検挙者約50名のうち約30名が起訴され3名が実刑判決を受けた(うち若干名は執行猶予により釈放された)。起訴されなかった者もそのまま未決囚として拘置所・刑務所に拘留された。このため拷問、栄養失調などにより3名が獄死、数名が精神に異常をきたす結果となった。この事件の被告・拘留者は、1945年10月のGHQ/SCAPによる政治犯釈放指令をまって初めて解放された。 関連書籍 上林貞治郎 『大阪商大事件の真相;大阪市大で何が起こったか』 日本機関紙出版センター、1986年。 関連項目 満鉄調査部事件 横浜事件 外部リンク 戦後の1948年に米軍が撮影した空中写真 - 杉本学舎と堺市にある大阪刑務所は大和川と阪和線(旧阪和電気鉄道)を隔てているがそれほど離れていない。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2009年1月4日 (日) 17 16。
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(ネタバレは曖昧にしています) キノの旅 第一話に出てきた男 名前は出ていないがエルメスが『エレダダ・イツイ』と言っていたが違う。 プロポーズとも言える言葉を言いかけたが断られた。 第二話に出てきた男 こちらも名前は出ていない、三十代ほどの土に汚れた作業服を着ている男とある 王政や革命とかいろいろあって極端な死刑制度で国民が減り 最後に自分だけがその国に残ったらしい。
https://w.atwiki.jp/dostoyevsky/pages/56.html
死の舞踏 -ハンス・ホルバイン版- こんな絵を見ていたら、信仰をなくす人だっているだろう (墓の中の死せるキリストについて) 『墓の中の死せるキリスト』『大使たち』で知られる画家です。 『死の舞踏』の木版画も有名です。 神聖ローマ帝国に生まれ、イングランドで活躍する。 父も同じ名前かつ画家です。
https://w.atwiki.jp/lonerlife/pages/32.html
初出 #4『明日もコソコソするぜっ!』(存在のみ)、#43『ボロボロ身なりで何を言ってるか解らない莫迦は門番さんに捕まって当然だ。』 作中での活躍 演算能力が生まれつき優れている、数学の天才。そうであることも日本では隠していたが遥は気付いていた。そんな演算能力を生かして異世界では… 「ちょっかい」と「まねっこ」という無害そうなスキルを使って自分が異世界で活躍できる道筋を思いつくと委員長から「強奪」を強奪するために暗躍。不良を唆し、同級生達の仲間割れを引き起こす。委員長が同級生を纏めきれなかったのも、柿崎達が委員長や小田達に余計な疑いを持ったのも、誰一人として小田達を助けようとしなかったのも、島崎達が孤立するまで維持を張ってしまったのも、男子の暴走も、すべては田中が意図して生んだ状況である。そうして遥,小田達,柿崎達を除く男子12人を各個殺害し、そのチートスキルを「まねっこ」することで委員長を殺せる力を蓄えていった。 しかし演算結果に悉く裏切られ、計画が狂う。遥を殺すためにチートスキルを消費すれば委員長に勝てなくなると躊躇ったので遥が生き残り、田中は死んだ。 ステータス 基本は魔法職だが、「まねっこ」により多くのチートスキル(*1)を行使できる。「ちょっかい」により相手の精神や神経に干渉し攻撃を逸らすこともできる。
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クレセリア 基本データ ポケモン名 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計種族値 特性 クレセリア 120 70 120 75 130 85 600 ふゆう/-/- タイプ:エスパー 特性1:ふゆう:じめんタイプの攻撃技を受けない。 ねばねばネット、まきびし、どくびし、ありじごくの効果を受けない。 エレキフィールド、サイコフィールド、グラスフィールド、ミストフィールドの影響を受けない。 特性2:- 夢特性:- タイプ相性 無効:なし 激減:なし 半減:かくとう/エスパー 2倍:むし/ゴースト/あく 4倍:なし 第四世代で登場したエスパー単タイプの準伝説ポケモン。ユクシー、エムリット、アグノムが同タイプ同特性の同期準伝説。 特に耐久特化のユクシーはクレセリアに近い性能をしているが、こちらは合計種族値が600あり、ユクシー以上に耐久に厚く振られている。 HP120、防御120、特防130は禁止伝説をも上回る程の耐久力であり、並大抵の攻撃では確定3発にすらならないほど硬い。 一方で攻撃性能は皆無であり、めいそうを積まない事には火力が出せない事も多い。 その性質上シングルではゴツゴツメット+でんじはorどくどくの物理受けやたべのこしめいそう型など長期戦を想定した型が多く、 特にふゆうでじめんタイプを無効化できる事からヒードランと組み合わせて有利な相手に受けまわすクレセドランが人気を博していた。 ダブルバトルではこごえるかぜやトリックルームといったS操作とてだすけやサイドチェンジを組み合わせたサポートメインの型が多い。 上記の通り等倍程度では一致+天候補正があっても2発で落とせるかが怪しいレベルであるため要塞ポケモンの代表格として 登場当時から第七世代まで常に環境で活躍し続けてきたポケモンであった。 しかし最新世代の第八世代ではどくどく・めざめるパワーの没収に加え、ダイマックスによって瞬間火力が増強され、 弱点のダイホロウ・ダイアーク共に追加効果で耐久をダウンさせてくるため受けが厳しくなった他、 ウーラオス(一撃の型)のように高火力で弱点を突いてくる上に後続で受けづらいポケモンが増加した事により数を減らし、 全国ダブルでヒードランと組んで活躍するパーティが一定数いたくらいでほぼ見かけなくなってしまった。 型の説明 特性: 性格: 実数値: 努力値: 持ち物: 採用される技 立ち回り、型の詳細な紹介 相性の良いポケモン コメント欄 コメント
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一覧 仲間 名前 系統 種族 性別 備考 壁ver.2 スライム系 メタルスライム (不明) Cランク昇格大会で登場。壁役にしてラウンドゼロ使用役。毎ターンアストロンを連発する。MP回復まで持ってるので手に負えない。 ぶっ込みやろう1号 (不明) ヅダ (不明) Cランク昇格大会で登場。すてみをつかってダメージを与えて判定を有利にする役。 ぶっ込みやろう2号 (不明) ヅダ (不明) Cランク昇格大会で登場。すてみをつかってダメージを与えて判定を有利にする役。 壁 スライム系 メタルスライム (不明) Dランク昇格大会で登場。壁役。いわゆるみがメタ。対戦相手を棄権させてきたがやる夫戦ではヤリザ殿に一撃でやられる。 補給修理装置 スライム系 ホイミスライム (不明) Dランク昇格大会で登場。MP回復にザオラル。そして会心封じ。実は一番の畜生かもしれない。 手榴弾 悪魔系 プリニー (不明) Dランク昇格大会で登場。ちくちく削って敵のHPを減らす役。HPバブルでHPを強化しているため攻撃力は低い。 グレネード 悪魔系 プリニー (不明) Dランク昇格大会で登場。ちくちく削って敵のHPを減らす役。本来は手榴弾ともども投げられて敵にダメージを与える役目のようだ。
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合計: - 今日: - 昨日: - 氏名 所属 職種 社会人経験年数 津田由美 日本アイ・ビー・エム株式会社 ITアーキテクト 24年目 経歴 数学科を卒業し、技術系の仕事を希望して、可能性に満ちたIT業界を選ぶ。 技術系の分野で15年のキャリアを積んだ後、管理職か技術専門職かの選択において、技術専門職としてキャリアを選択。ここで、自身の適正をふまえて、特定分野の第一人者を目指すITスペシャリストではなく、全体の構造を描くITアーキテクトそしてキャリアを積むことを決意する。 業務内容 お客様の課題を解決するソリューション・アーキテクチャを設計・構築する業務を担当。現在では、ITアーキテクトのリーダーとして、社内などで主導的な役割を果たしている。 転機 製品に特化した新規ビジネス立上業務を担当したとき、様々な製品や技術を担当する業務の中で、特定のエリアに特化した業務に不安を感じ、より幅広い視点で活動できるITアーキテクトに転向。 今後の目標 ハイレベルな女性ITアーキテクトとして社外でも活躍する 情報入手元:ITアーキテクト-プロファイル- 感想① 自分の現状に満足するのではなく、「今のままでいのか」・「どうなりたいか」ということを常に意識して仕事をすることが、さらに成長していくための鍵かもしれないと思った。 感想② 女性の名前が少ない業界で、女性ITアーキテクトとしての活躍が認められていて素晴らしいことだと思う。どうしても実力主義になりがちな業界の中で長いキャリアを積み、今現在も成功、挑戦し続ける姿勢が素晴らしいと思った。 女性としてIT産業で活躍するのがものすごいと思います。もともと理系では女性の方が少なくて、さらにその中でIT産業を選ぶというのは、とても勇気がいると思います。そして、彼女の意識もIT産業で働くにおいて最も重要だと思います。今のままじゃなく、常に前を見ているその姿勢がとても大切だと思います。これからのIT産業の未来を担う人たちも決してそのようなことを忘れてはいけない。 感想④ ITに関わる技術者として積んだ15年というキャリアを活かして、ソフトウェア設計・開発の全体的な構造を技術面から支える「ITアーキテクト」の分野に身を置き活躍する。技術者として多くの下積みの経験があったからこそ全体を見渡すことの必要なこの分野で身を立てることができているのだと感じました。 私は将来何かの技術を極める専門家たる技術者に漠然と憧れていましたが、技術者には、こういった面から全体を支える役職がこれからのIT開発には必要なのだなと感じました。 感想⑤ 現状に満足しない姿勢が大切だと思った。女性がIT関係で活躍しているのは素晴らしいと思った。技術者としての経験を生かしているのが良いと思う。成長するために理想と現状を考えて行動することが大切だと感じた。 【登録タグ 21~25年 ITA キャリア 女性 日本IBM】 選択肢 投票 この人材像に憧れる (11) この人材像に共感する (4) この記事が役に立った (0) 男女問わずリーダーとして活躍できるのがIT業界。IT業界でチームをまとめて活躍する女性ITプロフェッショナルの一人だと感じた。 -- 名無しさん (2011-01-21 15 28 37) 女性でありながら、理系の道で自分の信念を持って努力している姿がかっこいいと思った -- 名無し (2011-01-21 15 52 35) 情報量が爆発的に増えていく中、全体の構造を描くITアーキテクトはこれからますます重要になる。時代の先駆者としての活躍を期待したい。 -- 名無しさん (2011-10-01 22 01 47) 自分の意思でキャリアを築いていく姿勢に好感が持てる。 -- NH (2011-10-08 00 09 12) 才色兼備という感じで、すばらしい。 -- 名無しさん (2011-10-12 23 53 31) がんばってますね -- 根岸秀明 (2012-07-18 13 28 37) 是非付き合ってみたい。 -- 名無しさん (2012-11-25 22 44 36) 好きです。 -- 名無しさん (2013-06-15 23 36 54) 名前 コメント