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板金生産 名称 生産レベル 生産数 必要素材 不死隊の盾 ◆ 5 1 不死隊の盾の破片×12 鉄×50 鋼鉄×110 研磨材×50 金属接着剤×50 名称 LV 防御力 ソル系列 スカ系列 ドル系列 メイジ系列 耐久値 効果 強化値 不死隊の盾 ◆ 35 67 ○ ○ ○ ○ 160 8
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《不死の宝札》 永続魔法 自分の手札が一枚もない時、ライフを任意に払い500ポイントにつき デッキから1枚ドローできる。 part16-900 名前 コメント
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│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ 不死ならざる者 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (e2031.png) No.2031 礼装名 不死ならざる者 初期 最大 Rare 5 LV 1 100 Cost 12 HP 0 0 タイプ 通常礼装 ATK 600 2400 自身がやられた時に敵にスキル封印状態(2T) と呪い状態(10T)を付与する 1000ダメージ 2000ダメージ 詳細情報 イラストレーター ペペロン 解説 仄暗い空間、無数の羽音に囲まれ、 老人の口元が歪に曲がる。 幾星霜を経て、人の身はとうに捨て去り、 何に変わろうとも生き長らえてきた。 ついには己が願望も変容し、狂気だけが遺った。 入手方法 聖晶石召喚 「イド マリー・アントワネット〔オルタ〕ピックアップ召喚」(2024年3月20日(水) 20 00~4月3日(水) 17 59まで) 恒常(2024年4月3日(水) 18 00~) 性能 コメント 名前 すべてのコメントを見る
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2. [警備兵] 請你不要埋沒自己的實力 到斐揚洞穴處理不死怪吧! (警備兵 拜託一下) 不死戰爭 拒絕 - 接下列對話 - [警備兵]那什麼時候呢?什麼時候可以呢?我一直都在這裡喔!你隨時可以過來啊!那我在這裡等你回來[關閉] [警備兵] 我早就說了吧? 你一定做得到! 你不想加入我們斐揚警備隊嗎? [警備兵] 開玩笑的! 非常感謝你! 明天再麻煩你可以嗎...? [警備兵] 哈哈哈哈哈哈! 今天先回去休息吧~ [關閉] 得到EXP12800、Jexp12000 翌日再接這重複任務 不死戰爭_3
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登録日:2018/07/07 Sat 23 55 16 更新日:2024/07/06 Sat 02 39 53NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 ※鬼ではなく仲間キャラです おはぎ柱 さねみん サキュ柱 スカーフェイス スケベ柱 ダークヒーロー ツンギレ ツンデレ ヤンキー ヤンキーファッション 不幸体質 不死川実弥 傷 兄 委員長タイプの不良 属性過多 復讐鬼 怨念 悪鬼滅殺 悲劇の男 曇らせ 本当は優しい人 柱 殺 泣いた赤鬼 白髪 知性も理性も全く無さそう←そんなことも無かった 稀血 胸元がご自慢なのかな?スケべですね 自傷 薄幸 血みどろの人生 親殺し 長男 関智一 風の呼吸 風属性 風柱 風樹の嘆 駆逐系男子 鬼殺隊 鬼滅の刃 鬼滅の刃の不幸スタンプラリー 鬼が何だって? 坊主ゥ 鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ? そんなことはなァ ありえねぇんだよ馬鹿がァ! 不死川(しなずがわ)実弥(さねみ)とは『鬼滅の刃』の登場人物。 声 関智一 目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆外見 ◆性格 ◆戦闘能力流派 稀血 ◆活躍 ◆関連人物 ◆余談 ◆プロフィール 誕生日―11月29日(いて座) 年齢―21歳 身長―179cm 体重―75kg 出身地―東京府 京橋區(中央区 京橋) 趣味―カブト虫を育てる 好きなもの―おはぎ ◆概要 柱の称号を冠する九人の鬼殺隊最高位隊士の一人「風柱」。 炭治郎と禰豆子の処遇を決める柱合裁判にて他の柱達と共に初登場。 本編に登場した鬼殺隊隊士の中でも一際、鬼に対する憎悪・侮蔑を露わにしている。 他の柱などにも「鬼は殺すべきもの」という考えの持ち主は(当然ながら)多いものの、その意志を即座に行動に移すという点で一線を画している。 鬼自体に対する程では無いが、そうした敵意は鬼を擁護する立場の人間にも向けられる。 そのような人間が鬼のために命を賭す覚悟を見せたとしても、「だから何だ」とばかりに切り捨てるほど(*1)。 鬼を庇う行動を取ったものには、刃を向ける事も厭わない。 鬼に対する怨念は凄まじく 「たとえこの身が首だけになったとしても、その生首で鬼の喉笛に喰らいつく。」と考えているほど。 ◆外見 顔面を含めて体中に傷があり、逆立った白髪に血走った四白眼と、ヘタな鬼より恐ろしい容貌の持ち主。また、当時の男性にしてはかなりの長身。(*2) 隊服の前を大きくはだけさせ、背中に「殺」と大きく書かれた白い羽織を上から着ている。ヤンキーのような着こなし 日輪刀の鍔は四角い板を円状にずらして重ねた風車のような形状をしていて、柄には中央部を除いて布が巻きつけられている。鞘も戦闘の中でついたものなのか荒傷で覆われている。刀身は風の呼吸の適性を示す緑色であり、これまた風車のような刃紋が入っている。 ◆性格 柱の中でも屈指の好戦的な性格のタカ派で、作者曰く「泣いた赤鬼を地で行く人」。 大切な者を守るためなら自分が死のうが嫌われようが悪人になって追放されようと一切気にしない豪胆な心情を持つ。そして、短気かつヤクザ口調である。 おまけにぶっきらぼうな態度と思い立ってから行動するまでが早すぎる気質のせいで初見だとかなり誤解されやすい。 これに自分を良く見せようとする行為や他者からの評価、打算の類すらも一切気にしない考え方が合わさって一見すると鬼殺隊の超やべー奴にしか見えない。 初登場時から炭治郎や禰豆子に苛烈な行動をとるなど、粗暴で攻撃的な面を持つ。 上記のように鬼に対する憎悪から先走った行動に出る事もあり、他者の制止も意に介さない。 一方で、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉に対する敬意・忠誠心は極めて高く、礼節もわきまえている。 炭治郎と争った際は、「お館様がいらっしゃる」という冨岡の言葉に機敏に反応して、咄嗟に目の前の炭治郎から産屋敷邸の方に意識を逸らしてしまい、一撃を喰らう程の隙を作ってしまった。 また根本的に粗暴なだけの人物という訳でもなく、要所要所で理性を働かせている事が窺える…というか根はかなり冷静かつ知的。 禰豆子の処遇に関して輝哉に異議を申し立てる際も、多少乱暴な言葉が混ざりながらも筋の通った発言・反論をしてみせ、さらに己の血で禰豆子を試すという非常に合理的な手段をとっている(*3)。 他にも頑なに護衛を取らない輝哉へ護衛を付けるべく進言するよう悲鳴嶼に提案したり、周囲と足並みを揃えようとしない冨岡に至極真っ当な批判をしたりと、生真面目かつ責任感が強い性格が見て取れる。 実際、普段の苛烈な言動に隠れがちだが、変人揃いの柱の中では非常に常識人的な感性の人物というかツンデレのツンを過激にしたものに近い。 一見すると暴力的な人物にも見えるが、人間相手に暴力を振るうような様子は殆どなく、職権乱用をしていた隠の前田まさお等にも、あくまで烈火の如く怒るだけで決して手は出していない。 炭治郎との柱稽古の際にも、口では「殺してやる」などと言いながらも、あくまで致命傷は負わないように手加減をしており、炭治郎との乱闘の際にもそれは変わらなかった。 その後は、おはぎ好きを冨岡の前で暴露された事に激怒して、炭治郎を一撃で気絶させる程の鉄拳を食らわせたが、この際にも炭治郎は数刻で意識を回復。 特に怪我も後遺症もなかった事から、あくまでダメージが残らないように手加減をしていた事がうかがえる。 ◆戦闘能力 その通りだぜ テメエの頸をォ 捩じ切る風だァ 柱合裁判の時には、当時の炭治郎では反応できないほどの素早い動きを見せた。 また室内に同様の速度で移動した際も、着地点の畳に損傷が見られず速さを緻密にコントロールしている事が窺える。また耐久力も凄まじく、伊之助を一撃で昏倒させた炭治郎の頭突きをまともに食らったにもかかわらず、少しバランスを崩しただけでその後も平然としていた。 腕力は柱の中で4位。ただ3位の煉獄から6位の甘露寺まではいい勝負らしい。一方で直線距離での移動速度は柱の中でも2位であり、非常に高い速度を誇る。 その戦闘能力は“上弦の壱”黒死牟も「柱の中でも上位の実力者」と認める所であり、事実黒死牟が余力を残していたとはいえ一対一である程度斬り結んで見せた。 また、後述するその戦歴故かセオリー通りの剣術だけでなく、身の回りの道具を全て活用した喧嘩殺法じみたアウトローな戦い方にも精通しており、愈史郎の札の特性も瞬時に見抜くなど、頭も非常に回る。 公式ファンブック弐でも、改めて柱の中でも上位の実力者である事が明言されており、公式の媒体で上位の実力を持つ事が明言されている柱は、現状では悲鳴嶼と彼だけである。 無限城決戦では黒死牟との戦いで痣に開眼。痣のデザインは頬に浮かぶ風車。 流派 全集中 風の呼吸 風の呼吸は「全集中の呼吸」における基本の五呼吸の一つで、刀身は緑色に染まる。 吹き荒ぶ風の如く荒々しい動きで敵を斬り裂く。 また、戦闘時に纏うエフェクトがあくまでイメージに過ぎない他の呼吸とは違い、風の呼吸だけは純粋な腕力と剣術で鎌鼬状の風を起こして、イメージではなく実際に敵を攻撃する、 型一覧 壱ノ型 塵旋風(じんせんぷう)・削(そ)ぎ さながら竜巻のように渦を巻く斬撃を繰り出しながら突撃する技。 使い勝手がいいのか連続技の繋ぎから連携の始動まで幅広く多用している。 弐ノ型 爪々(そうそう)・科戸風(しなとかぜ) 鋭利な爪で切り裂く様な四つの斬撃を縦に放つ。 恐らく元ネタは罪や汚れを吹き払うという風という意味の「科戸の風」。 参ノ型 晴嵐風樹(せいらんふうじゅ) 嵐のように激しい斬撃を連続で繰り出す。 なお風樹とは孝行したくとも親が亡くなっている事を悲しむ「風樹の嘆」という言葉の捩りと思われる。 肆ノ型 昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん) 敵の懐に潜り込み、舞い上がる砂塵の様な無数の斬撃で突き上げる。 砂塵嵐とは多量の塵や土砂が強い風によって空中高く吹き上げられる現象のこと。 伍ノ型 木枯(こが)らし颪(おろし) 空中から吹き付ける風の様に上段から振り降ろす回転切り。 陸ノ型 黒風烟嵐(こくふうえんらん) 体感を捻って下段から掬い上げるように斬り上げる。 黒風とは砂塵を巻き上げ、空を暗くするようなつむじ風、烟嵐とは山中にかかったもやのこと。 漆ノ型 頸風(けいふう)・天狗風(てんぐかぜ) 空中で身を翻しながら旋風を巻き起こすような無数の斬撃を繰り出す。 勁風とは強風、天狗風とは突然はげしく吹きおろすつむじ風のこと。 捌ノ型 初烈風斬(しょれつかざき)り 対象の周囲を渦巻くように斬る斬撃。 鳥が持つ羽の中で、飛行するために重要な機能を持つ部位を「風切羽」と呼ぶが、 そのうちもっとも外側に位置し推進力を得る部分を「初列風切羽」という。(*4) 型名はこれをもじったもの。 玖の型 韋駄天(いだてん)台風(たいふう) 凄まじい速度で移動しながら、すれ違いざまに大きく斬りつける。 韋駄天台風とは、進路を変えずに真っすぐに進む台風を俊足の代名詞・韋駄天に喩えた言葉。 稀血 不死川独自の武器にして奥の手。 稀血の中でも彼の持つ血はさらに希少なものであり、匂いを嗅いだ鬼を酩酊させ動きを麻痺させる一際特異な稀血を有する。しかも彼の血は相手がより高い実力を持つ鬼である程に高い効果を発揮する為、格上に対するカウンターにもなりうる。 高い実力を有する柱でありながら今なお傷が増えているのも、あえて血を流す事で鬼を酔わせる目的があるからと推測できる。 ただし、流石に上弦の壱レベルには効き目が薄く、ほろ酔い程度にしか酔わせられなかった他、無惨に対しては殆ど効果は無かった。 ◆活躍 柱合裁判において初登場。この回で登場した柱の中では最後の顔見せとなった。 処分を待つ間、隠の者達が預かっていたと思われる禰豆子の入った箱を勝手に持ち出しつつ姿を見せる。 その行動に対する隠の制止や胡蝶しのぶの苦言も意に介する様子を見せなかった。 更に直前に炭治郎が発していた「禰豆子は鬼殺隊として人を守るために戦える」という主張を一笑に付し、箱に刀を突き立てて中の禰豆子の肩を貫く。 当然ながら炭治郎の怒りを買い、縛られたままで飛びかかってきた彼を迎え撃とうとする。 しかし、その瞬間に冨岡から「やめろ!!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」と口を挟まれた為に隙が生じ、攻撃を躱された上に頭突きを喰らってしまう。 鼻血を流しながらも炭治郎への敵意を新たにするが、直後に産屋敷が姿を現した。 産屋敷が挨拶を述べるとすぐさま炭治郎を抑え込み、他の柱共々膝をついて敬意を表する。 そして、 お館様におかれましても御壮健で何よりです 益々の御多幸を切にお祈り申し上げます と、非常に真面目な顔と口調で挨拶を返した。 それまでの凶悪な振る舞いとのあまりの落差に、炭治郎も内心で(知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ)とツッコミを入れている。 しかし、産屋敷の炭治郎と禰豆子を認めてほしいという発言には真っ向から反対し、更に炭治郎と冨岡両名の処罰を願い出る。 鱗滝左近次の手紙から、禰豆子が人を襲った場合は炭治郎・鱗滝・冨岡が腹を切って詫びると読み上げられた際も、何の保証にもならないと切り捨てる。 そこで産屋敷が、「人を襲わないことと同様に人を襲うことも証明できない。襲わない方に2人の命が懸けられており否定するにはそれ以上のものを差し出さなければならない(意訳)」と述べるとさすがに言葉に詰まる様子を見せた。 更に産屋敷が炭治郎と鬼舞辻無惨との接触したことを明かすと他の柱共々一気に関心を寄せ、炭治郎に鬼舞辻の行動や根城を問い詰めた。 更に炭治郎や禰豆子の存在が鬼舞辻への手がかりになりうる事が言及されたため、煉獄や宇髄や悲鳴嶼といった処刑派の柱も黙ってしまう。 だがその状況に「人間ならば生かしておいてもいい」と譲歩を見せる一方で鬼の助命には改めて断固反対する。 そして突然に刀で自らの腕を傷つけ、鬼の醜さを証明すると言いながら血を禰豆子の箱に垂らした。 続いて伊黒小芭内の「日なたでは鬼は出てこない」という指摘で室内に凄まじい速さで移動。(律儀に草履は脱いでいる) 更に刀を数度箱に突き立てた上で蓋を弾き飛ばし、箱から出てきた禰豆子に腕の傷を突きつける。 禰豆子は箱から出た直後こそ食人衝動に揺らいでいたが、炭治郎の呼びかけと鱗滝の暗示で意志力を取り戻す。 そして血塗れの不死川の腕から「プイッ」と顔を背けた。かわいい。その様子に不死川は唖然とした表情を浮かべていた。 (後々分かる事だが、禰豆子は上弦の鬼さえ酔わせる稀血の誘惑に打ち勝った事になる。) こうして自身の思惑に反し、結果的に禰豆子が人を襲わないことの証明を立ててしまうことになった。 その後、炭治郎との会話を終えた産屋敷から、伊黒とともに「あまり下の子に意地悪をしないこと」と小言を言われた際は、呆然としたまま「御意…」と応えている。 なお、炭治郎の方は怒りが収まっておらず、時透の石礫を喰らうまで「禰豆子を刺した分だけ頭突きをする」と喚いていた。 しばらく経ち、僅かだが再登場。訓練場と思しき場所で、煉獄の訃報を伝えられる。 表情を一層険しくさせ、「醜い鬼共は俺が殲滅する」と述べていた。 刀鍛冶の里にて、炭治郎の同期である隊士、玄弥の姓が「不死川」であることが判明する。 その場にいた甘露寺曰く実弥の弟であるとの事だが、実弥自身は「(自分に)弟はいない」と述べている。 そして玄弥の回想にて実弥の過去も一部明かされる。 出身は特に鬼狩りの家系などではない、一般的な家。7人兄弟の長男であり、玄弥は次男に当たる。 父親・恭梧(きょうご)はロクでもない人物であったようで、恨みを買った相手から刺されて死亡。 生前も家族に暴力を振るうなどして少なくとも長男・次男からは全く尊敬されていない。 母親・志津(しづ)は対照的に愛情深く、小柄な体で夫の暴力から子供を守り、家族のために身を粉にして働く立派な人であった。 父親の死後、玄弥に「これからは自分たちが家族を守る」と決意を語る。 その際、玄弥から「“これからは”じゃなくて、“これからも”だよな」と返されて見せた朗らかで汚れのない優しい笑顔は、 これまでのキャライメージを一気に吹き飛ばす破壊力があり、必見。 外伝小説では、玄弥からは「本当は母ちゃんそっくりの優しい笑顔で笑う」と評されており、彼の笑顔は母親似であるらしい。 しかし─── その過去 ある晩、母親の帰りが遅いことを心配し、実弥が迎えに出かける。 だが玄弥含め他の兄弟が残っていた家を何者かが襲撃。弟・妹たちを次々に手にかける。 直後に実弥が家に飛び込み、襲撃者ともつれ合いながら自分ごと強引に外へと追いやる。 唯一顔の傷だけで済んだ玄弥が、医者を呼びに外へと駆け出して見たものは── 日の出の中、倒れ伏し崩れていく母の骸と、鉈を手にその側に立つ実弥の姿だった。 その光景に、兄が母を殺したと思い骸を抱えて人殺しと泣き叫ぶ玄弥。実弥は罵倒を受けながらただ呆然と立ち尽くしていた。 真相は、鬼と化した母が家族を襲ったというもの。 実弥が応戦に使った鉈は当然日輪刀では無く(そもそも母親は首を切られてはいない)、直接の死因は日光だと考えられる。 そしてこの時自らの血が有する特異性にも気づいた。 その後は玄弥と別れ、たった一人で鬼殺隊にも入らず鬼を狩る日々を送る。 当然ながら日輪刀など持っていない為、その手段は山程の武装を利用して鬼を拘束し日光で焼き殺すという凄まじい物。 普通に考えれば自殺行為極まりないが、前述の稀血の存在もあって何とか生き延びる事が出来ていた。 そうしている内に鬼殺隊員の粂野匡近(くめのまさちか)と出会い彼の手引きで育手を紹介してもらい入隊、以降も行動を共にする。 やがて当時の下弦の壱と戦いこれを下したものの匡近は死亡、実弥はその功績を認められ風柱の座に就き産屋敷と面識を持つ。 そうして出会った当初、実弥は産屋敷の事を「隊員たちは命を賭して戦っているのに自分だけ安全な場所に居座っている」「自分より弱い奴が上に立っている事に虫唾が走る」と快く思っていなかった。 しかし産屋敷の自分を含めた全てを捨て石に使う覚悟と、隊員全員の名前を憶えているほどの深い愛情を見せつけられた事、そして預かっていた匡近の自分宛ての遺書を読んでその意志を知ってからは敬意をもって接するようになった様子である。 小芭内を除く他の柱達が戦いを通じて炭治郎を認めたり禰豆子への態度を軟化させたりする中、一貫して竈門兄妹への当たりが強かったのも、憎むべき鬼だからという以上に上記の過去が大きいのだろう。 鬼と化して理性を失った母を殺した彼からすれば、「鬼になった家族を殺さなくて済んだ炭治郎」と「鬼になってもなお家族を襲わずに済んだ禰豆子」の二人の存在そのものが彼にとって認め難いものだっただろうから。 またこの時点で実弥は、自分を追って入隊してきた玄弥を突き放すようになり、「テメェみたいな愚図 俺の弟じゃねぇよ」「鬼殺隊なんかやめちまえ」と言い放つまでになる。 柱稽古時、玄弥が直接実弥に会い、過去の発言を謝ろうとするも、その時もかなり冷たい態度で辛く当たった。 玄弥はその原因を自分の才能の無さと考えているが、実弥の真意は、鬼殺隊を辞め、所帯を持ち長生きし、母や兄弟にしてあげられなかった分も、玄弥が女房や子供を幸せにしてやってほしいという願いからであった。 ちなみに玄弥につらく当たっていたのも、素直に説得したところで絶対に聞き入れない玄弥の性格を把握していたからでもあり、実際に作中の玄弥の様子を見る限り最初から実弥の本心を打ち明けていたとしても、玄弥はより一層実弥と一緒に戦う決意を固めていただけであっただろう事はまず間違いない。 また、一見冷たく当たりながらも、玄弥に呼吸の才能がない事を正確に見抜いた上で、鬼殺隊を辞めるよう告げるなど、しっかりとした根拠も伝えており、柱稽古での会話以前にも同じようなやり取りを繰り返していたらしい。さらに玄弥が鬼喰いをしている事を知るまでは言動こそ冷たいものの、決して手は出さずにあくまで言葉での説得を続けていた。 加えて自身の柱としての権限を利用して、玄弥を無理矢理遠ざけるといった職権乱用などもしてはいない。このあたりには実弥の生真面目さがうかがえる。 無限城にて、玄弥を庇った際にその胸の内を語る。そこには絶対に俺が鬼なんて来させねえから・・・と静かに語る実弥に、玄弥はやっと直接涙ながらごめんと謝る事が成就する。 ◆関連人物 産屋敷耀哉 心からの敬意を向けているお方。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。 ただし、押すべきところはしっかりと押すし、言うべき事は言うなど決してイエスマンではない。 悲鳴嶼行冥 同じ現柱にして、心から尊敬している先輩隊士。彼が敬語を使う数少ない相手の一人。玄弥の面倒を見てもらっている事もあって、とにかく彼には頭が上がらない。 ただし、やはり言うべき事はしっかりと言う。しかしとある事情から人間不信気味だった悲鳴嶼としては、逆に不死川のこういう性格はやりやすかった模様。 竈門炭治郎 鬼殺隊の一員でありながら鬼を連れてた馬鹿隊員。頭突きを喰らわされる。 加えて、険悪な関係(一方的にだが)な冨岡の前で、おはぎが好物なのをバラされる。 (稽古の休憩から戻ってくる度抹茶とおはぎのいい香りがしていた様なので、頻繁に食べておりかなりの好物のよう) おいしいですよねおはぎ!こしあんですか?つぶあんですか?と悪意なく質問攻めしてくる炭治郎に、一撃で意識が飛ぶ程の鉄拳をお見舞いした。 竈門禰豆子 醜い人喰いの化け物……である事を証明するはずがシロ認定の決め手になってしまった。 本人的にも納得は行っていないものの、自分で無害さを証明した形であるため独断で殺したり追い出そうとしたりはしていない。 彼の稀血設定が明らかになった時に、ワニ先生の伏線回収に唸った読者も多い。 冨岡義勇 鬼のために命を懸けようとする愚かな現柱の一人。鬼程ではないが処罰してほしい。 こいつが口を挟んだせいで馬鹿隊員から頭突きを喰らった。そもそも普段の冨岡の身勝手と言われても仕方がない勤務態度や、無駄に意味ありげな何を考えているのか分からない言動のせいで、とにかく馬が合わず仲が悪い。というより不死川の方が一方的に嫌っている。 上述したようにおはぎが好きなのがバれ、今度から懐におはぎを忍ばせ不死川に会う時あげようと思う、そうしたら仲良くなれると思う(ムフフ)と炭治郎と共に企てられていた。 伊黒小芭内 同じ現柱の一人で、柱の中では一番仲が良い隊士。 鬼に対する考え方やスタンスが近いのもあってか、互いに相手の事を友人と認識している程の仲であり、不死川も激高した状態でも、彼のアドバイスなどには素直に耳を貸す。 炭治郎や冨岡の事を嫌っているのも同じだが、女の趣味だけは絶対に合わない模様。 胡蝶しのぶ 胡蝶カナエの妹で、同じ現柱の一人。 カナエの妹なので気にかけていたらしく、しのぶ曰くよく元気か聞かれる模様。 外伝小説でも、とある事情から噴火寸前の状態だった不死川が、しのぶの言葉には耳を傾けて何とか感情を飲み込んで従おうとしていた。 不死川玄弥 俺に弟はいない。 母を殺してまで守った、実弥にとって生き残った唯一の家族であり、大切な存在。 「テメエはどっかで所帯もって家族増やして爺になるまで生きてりゃあ良かったんだよ お袋にしてやれなかった分も弟や妹にしてやれなかった分も お前が、お前の女房や子供を幸せにすりゃあ良かっただろうが そこには絶対に俺が 鬼なんか来させねぇから・・・・・・ ―――よくも俺の弟を刻みやがったなァ糞目玉野郎ォオ 許さねェ許さねェ 許さねェェ!!」 不死川貞子 声 和氣あず未 不死川寿美 声 前田佳織里 不死川就也 声 松岡美里 不死川弘 声 河瀬茉希 不死川こと 声 田中あいみ 玄弥より下の弟・妹達。玄弥と力を合わせて守っていこうとした矢先、鬼と化した母・志津によって殺されてしまった。 不死川志津 声 柚木涼香 母親。小柄ながら朝から晩まで働き、夫の暴力から子供達を守り続けた献身的な女性。 しかしある日経緯は不明ながら鬼になってしまい、子供達を惨殺。実弥と玄弥の間にも大きな亀裂を生じさせる原因となってしまった。 その後 「私はねぇ、そっちには行けんのよ。我が子を手にかけて天国へは…」 最終決戦後、生死の境を彷徨う実弥と再会。天国で楽し気に暮らす弟妹達を前に罪悪感からそちらに行けずにいた。 それを見た実弥は母を気遣い、自分も母と共に地獄に行くことを決意するが…… 不死川恭梧 父親。幼い頃の実弥達が「化け物みたい」と評する程の非常に大柄で乱暴な男であり、酒癖も悪く常日頃から暴力を振るうようなろくでなしだった。 その性格が仇となり、最後は人の恨みを買って刺殺されるという自業自得の末路を辿ったという。 しかし…… 「放せ 志津は俺と来るんだ」 母と共に地獄行きを決意した実弥の元に再登場。強引に手を引き離した後実弥を突き飛ばし、「お前はまだあっちにもこっちにも来れない」と告げる。 その言葉通り、実弥は天国にも地獄にも行くことなく現世へと戻ることができたのであった。 結果的に一番助けられたくない相手に助けられてしまった形になり、実弥は万感の思いで「くそが…」と呟くのであった。 恭梧のようなろくでなしの男にも、家族を守りたい意思があったのか、それは分からない。 ◆余談 常に胸元をはだけさせているが、その様子が公式ファンブック鬼殺隊見聞録内で「胸筋がご自慢なのかな?スケベですね」とコメントされてしまった。実際は、上記した自傷行為をやりやすくする為に、あえて露出度の高い服装をしているのだと思われる。 ファンからの愛称は「さねみん」「おはぎ柱」「スケベ柱」「サキュ柱」など。 炭治郎とは「鬼の手で家族を殺され、唯一残った肉親の事を何よりも大切に思っている」という点で共通している。 公式ファンブックにて胡蝶カナエに好意を持っていたらしい事が判明する。ただし、本人に自覚は無かった模様。彼の鬼への憎悪が一際苛烈なのはあるいはそういう事なのかもしれない… アニオタWikiが何だって? Wiki篭りィ 追記・修正がなくても評価されるゥ? そんなことはなァ ありえねぇんだよ馬鹿がァ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ カナエさん亡くなってから恋心を抱いてたことに気付いたとしたら、結構キツイな -- (名無しさん) 2021-02-15 22 14 50 恋心はあっても本人はそれを自覚することは無かったんじゃないかなあ。恋愛にかまけるような人には見えんし。 -- (名無しさん) 2021-03-19 10 50 25 30歳くらいかと思ったら21歳かよ -- (名無しさん) 2021-03-27 00 04 10 家族や惚れた女、尊敬する同僚を鬼に奪われたらそりゃ誰よりも鬼が憎くなるなるわ。 -- (名無しさん) 2021-04-02 23 09 42 スネ夫やメップルと同じ声なのが信じられんわ -- (名無しさん) 2021-04-10 14 41 49 いい人だと思うし優しい人だとも思うけど、別にそれと暴力的な所は同居しても変じゃないからね。最初のころはさの最後の部分がよく出てる上にぶっちゃけ意図してなんだろうが目つきが悪いから、そりゃ読者も引きますわ。 -- (名無しさん) 2021-05-16 10 16 51 家族を弟一人を除いて全員失った、仲の良かった同僚も失った、惚れた女も失った、尊敬していた上司も失った、最後に残った一人の弟も失った、同じ柱の友人も失った、そんで自分は生き残った……もはやつらいなんてレベルじゃねぇ -- (名無しさん) 2021-06-05 17 45 49 共に生き残った義勇と微笑み合い一緒に鰻食べる仲にまでなれたのは救いだったろうなあ。あれだけ嫌ってたトミちゃんと仲良しに、なんて伊黒とか絶対信じないと思うがw -- (名無しさん) 2021-06-28 02 00 32 まあなんというか、この人も富岡さんあたりとは別ベクトルで不器用だよねえ… -- (名無しさん) 2021-07-02 11 35 36 兄弟揃って手が出るのが早いのは、なんだかんだでDV糞親父の血を受け継いでるんだなぁって悲しくなってくる -- (名無しさん) 2021-09-30 21 58 15 ↑良識あるはずなのに喧嘩っ早いし極端なんよな、弟を諭すどころか暴言と目潰しにいく辺りヤバい -- (名無しさん) 2021-10-05 22 34 41 二次創作だと生還後玄弥の銃で(弾は抜いてるけど)自決しようとする絵があって耐えられなかった。家族全員失って同僚も上司も殆ど死んで自分も身体欠損して余命少し。ワニ先生さぁ... -- (名無しさん) 2021-11-20 00 08 08 ↑×2いや普通に諭したところで絶対に玄弥は従わないって分かっていたから拒絶してたんだろ 実際に作中の玄弥を見て最初から普通に説得したとしてそれに従うと思うのか? 目潰しもあくまで玄弥が鬼喰いをしてるとわかったからこその最終手段であって、それまでは普通に呼吸の才能がないから辞めろってド正論をぶつけてたからな -- (名無しさん) 2021-12-22 12 05 53 ↑×2完全に進撃のライナー枠 -- (名無しさん) 2021-12-22 12 08 16 ↑2 だが説得したことはないわけよ。 -- (名無しさん) 2021-12-30 11 59 48 兄弟そろって常識人かつツッコミ役の苦労性。気持ちを素直に伝えるのが下手で手を出すのも早いが物語が終盤にいくにつれてどんどん好きになる。 -- (名無しさん) 2022-01-11 18 28 51 ↑2いや確か前から玄弥に「才能ないから鬼殺隊やめろ」って言ってて、つい鬼食いのことを零したから実力行使に出たんじゃなかったか? -- (名無しさん) 2022-02-17 19 32 39 「鬼になったのに家族を食わなくて済んでる禰豆子」「鬼になった家族を殺さずに済んでる」炭治郎は、二人とも特大の地雷ド真ん中だったと納得できてしまうのが何かね。それでも禰豆子が人間に戻った事を喜んでた辺り本当に優しいんだろう -- (名無しさん) 2022-09-11 18 35 17 死の淵で再会した父親を見る限り、性格とかそっくりだったのかも。父親も誤解されやすい人だっただけで、本当は家族想いだったのではないかな -- (名無しさん) 2022-09-24 17 54 45 狂犬じみた言動と風貌に反して冷静な分析とトップクラスの健脚、卓越した剣技にアウトローな喧嘩技を絡めて闘う鬼殺隊風柱。初登場時の「人を襲わない鬼なんてあり得ない」が物語が進んで過去が明らかになるにつれて深く心に刺さる。 -- (名無しさん) 2023-04-28 19 41 04 不死川家の声優も知ってる名前がちらほら…。 -- (名無しさん) 2023-05-14 23 58 16 pixiv大百科が -- (名無し) 2023-06-15 18 42 39 pixiv大百科がすごくわかりやすくまとまってる 未だかつてないほどひでぇ人生 -- (名無し) 2023-06-15 18 44 04 不死川家も声優陣かなり豪華 -- (名無しさん) 2023-06-15 19 13 12 親父も有名な声優さんが演りそう。 -- (名無しさん) 2023-07-27 19 16 44 根っこが理知的で頭の回転も早いから甘党なのかも知れない。 -- (名無しさん) 2023-08-16 20 13 08 今現在では炎柱より好きかもしれない。 -- (名無しさん) 2024-05-09 18 22 04 言動が物騒なだけで割りとまともなこと言ってるよね -- (名無しさん) 2024-06-11 19 43 54 これだけ不幸体質にホラー要素とツンギレでメンヘラ要素を男キャラで出して完成させてるのがすごい -- (名無しさん) 2024-06-20 03 06 30 カブトムシ好きなのか....。 -- (名無しさん) 2024-06-20 18 43 26 名前 コメント すべてのコメントを見る
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IDdata Name 不死原 夏羽(しなずはら かばね) Alias 【クルアルティワーシプ(残酷礼賛)】 Class ソルジャー グラップラー Rank マスター マエストロ Money 166,444,999,000W¢ Point 674534563pt Ranking 269/6473226 OOPARTS Link 無所属 Age 20歳 学年 四十六年度入学 予科程六年修了 本科四年目 職業 掃除人(殺害代行業) 人種 日系米人 所在地 アンダーヤード 連帯保証人 不死川 陽狩 代理保証人 ロリータ・ボイス PROFILE 殺人鬼。相棒の不死川陽狩とは完全に赤の他人だが、趣味が一致したためいつも一緒に行動していて、たまに殺しあう。仕事中だろうと、日課の殺人中だろうと殺し合う。だが、殺し合いのせいで獲物を逃がしたことがないから不思議である。 本能のままに殺しまくるいろいろ最悪な殺人鬼。そのくせ、頭だけはやたらとよく、殺しまくっているはずなのに証拠を残さないため中々取り締まることもできない。うっかり近づくと、「遊び」という名の一方的な虐殺にあうため、彼の顔を知っている生徒は、彼を見た途端に逃げ出す。 真性の戦闘狂でもあり、特にグラップラーを切り刻むことを趣味にしている。ランキングこそ下位だが、戦闘能力だけなら二桁ランカーにも引けを取らず、絡まれればまず命はない。ただし、弱いものに執着はないのでだまっておとなしくしているかすぐに逃げれば追ってくることはない。サイキッカーやミスティックに対しても、「変な力に興味はない」と強く執着することはないようだ。しかし、優秀なグラップラーやソルジャー、彼に歯向かってくる相手は嬉々として切り刻みにくる。 夏羽は、勝負で勝った相手には興味をなくす。しかし、夏羽に勝ったり引き分けに終わった相手には強い執着を示し、以後、しつこく殺しに来るので注意が必要である。 ちなみに相棒で連帯保証人の不死川陽狩とは、今まで139戦139引でいまだに勝負がついていない。仲が良さそうに見えるが、実は滅茶苦茶仲が悪く、よく殺し合いをしている。場合によっては、敵そっちのけで二人で切りあいを始めることもある。仲が悪いくせにいつも一緒に行動しているのは、相手を斬るどんな小さな機会も見逃さないため。いやな関係性である。 殺人鬼のイメージが強いが、普段は傭兵業や暗殺を生業としている。おそらく、過去に複数の要人暗殺に関わっているが、決定的な証拠がないため誰も追及できない。犯罪者ながらもこの地位にいるのは、ひとえに収入がいいからである。 以前、「イラっときた」というだけの理由でブラックシープ商会のエドワード・ブラックシープに刃を向け、止めようとした古屋敷迷と鈴木深紅を殺しかけたことがあり(エドワードは無事だった)、ブラックシープ傘下すべての店に出入り禁止をくらっている。 その一件で夏羽を撃退した法華堂戒が最近お気に入りの標的。法華堂の側からすると、商売の邪魔をするうえにエドワードを殺そうとした排除すべき敵。顔を合わせるたびに、殺し合いになっている。 アンダーヤードに住んでいるが、住所は数日ごとに(場合によっては毎日)変わる。その理由は、ブラックシープ商会の一件でしとめ損ねた鈴木深紅(世界的な爆弾魔)が、そのことを恨みに思っており、住所が分かるたびに爆弾を送り付けてくるからである。そろそろ深紅を殺そうかとも思っているが、殺したら殺したで解除不可能な爆弾を持った弟子や親友が今以上の頻度で自爆テロを試みに来ることが明白なので、簡単に殺すことも出来ずフラストレーションをためている。 ABILITY 人殺しのためだけに自身の身体を鍛え上げ技術を磨いた、生きた殺人兵器。マスマーダーでシリアルキラー。 頭はいいが、面倒くさいという理由で頭脳戦は嫌い。破壊力、知能ともランカーとして突出したタイプではないが、人を殺す技術に関しては二桁ランカーにも引けを取らない。しかし、澪漂などが「殺人芸術」と讃えされるのに対し、彼の殺し方はとにかく残酷である。わざとぎりぎり致命傷になるような傷を与え、相手がもがき苦しむのをみてほくそ笑む悪癖がある。 そのくせのせいで、過去に数名の上位ランカーを殺し損ねており(鈴木深紅が代表例)、常に命を狙われているが、それをすべて弾き返すほどの戦闘能力がある。 銃火器も使うが、特に好むのはナイフ類で「肉や骨を絶つ感触が一番よく味わえる」と数多くの刃物を集めて、毎日違う刃物を持ち歩いている。 余談だが、苦手なものはドナルド・ワクダネル。嫌いな相手は不死川陽狩と鈴木深紅。
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IDdata Name 不死川 陽狩(しなずかわ ひかり) Alias 【ヴァイスワーシプ(悪徳礼賛)】 Class ソルジャー グラップラー Rank マイスター++ マエストロ+ Money 166,444,999,900W¢ Point 674534550pt Ranking 270/6473226 OOPARTS Link 無所属 Age 20 学年 四十六年度入学 予科程六年修了 本科四年目 職業 掃除屋(殺害代行業) 人種 純日系 所在地 アンダーヤード 連帯保証人 不死原 夏羽 代理保証人 スリジャール・フッククロー PROFILE 殺人鬼。相棒の不死原夏羽とは完全に赤の他人だが、趣味が一致したためいつも一緒に行動していて、たまに殺しあう。 ちなみに、いつも夏羽と陽狩はセットで行動しているため、まとめて「殺人鬼コンビ」とか「不死(ふし)コンビ」と呼ばれることが多い。何かで雇われる場合もほとんどセットで雇われる。ごく稀に片方だけが雇われた場合でも、無断でもう片方が付いていくことが多い(ただし、仕事は手伝わない。いるだけ。たまに口だけ出す。凄く邪魔)。 殺人趣味に加えて、人の嫌がることが大好きという迷惑の塊のような変態。やってはいけないといわれたことは、必ず実行してみようとする。本能の赴くままに殺しまくっている殺人鬼だが、頭が良いため相棒の夏羽とおなじく中々尻尾をつかませない。 主な仕事は夏羽と同じく傭兵や暗殺業だが、特には密売や詐欺などあきらかな犯罪も行っている。ただし特定の組織や企業とはつるまず、毎回違う相手と商売している。 どうでもいい人間は無感情に切り捨てるが、気に入った人間は手間隙かけて殺しに来る。何度失敗してもしつこく殺しに来る。サイキッカーやミスティックは嫌いで、肉弾戦を得意とするワーカーやグラップラー、ソルジャーが大好き。それを知っている連中はできるだけ彼に関わるのを避けようとする。 相棒で連帯保証人の不死原夏羽とは、今まで139戦139引でいまだに勝負がついていない。仲が良さそうに見えるが、実は滅茶苦茶仲が悪く、よく殺し合いをしている。場合によっては、敵そっちのけで二人で切りあいを始めることもある。それでも常に一緒にいるのは、斬る隙を逃さないため。互いに機会さえあれば、相棒を殺す気満々である。 アンダーヤードに夏羽と一緒に住んでいるが、夏羽が爆弾魔に狙われているため彼もまた住居を転々とすることを余儀なくされている。嫌ならコンビを解消すればいいと思うのだが、陽狩はどうしても夏羽を殺す機会を逃したくないらしく、彼の逃亡に付き合っている。 ちなみに純粋な体力ではやや夏羽が勝っているのだが、頭の回転の速さでは陽狩が勝っている。人間関係では陽狩のほうが立場が強い。というか、夏羽が毎回丸めこまれている。 以前オルギアカジノで暴れたことがあり、出入り禁止を食らっている。 その時撃退に当たったのは、序列176位のアルノルト・ロイエンハールであった。ソルジャーとしても有名な彼に完敗した陽狩は、それ以後、たまに彼を襲撃しに行っている。毎回、やばいと思ったところで陽狩のほうが退くのでいまだに決着はついていない。アルノルトは迷惑している。 最近は、とうとう保証人のスリジャール・フッククローまで見境なく斬りあいを始めたらしい。ここ数年、陽狩と保証人の関係は悪化の一途を辿っている。 ABILITY 殺人狂でしかも悪事が大好き。それゆえに、異常に頭の回転が早く、殺人技術にも優れている。好きなことを特技にするのは立派だが、できればもっと別の方面で生かして欲しい特技である。 夏羽と違い殺すこと事態が楽しいので、手間隙かけて殺すようなことはせず、さっくりと相手を殺す。代わりに詐欺やだまし討ちが趣味で、厄介という点でいうならば陽狩が勝る。 興味の範囲が夏羽より広いためか、殺人衝動が夏羽より低く、陽狩好みの獲物でないならば細心の注意を払えば普通に会話することも可能。知り合いを片っ端から殺してしまう夏羽と違い、知り合いもそこそこいるようだ。 主な武器は、フランベルクという片手剣。刀身部分が波状になっており、切られた場合悲惨な裂傷になるように作られている。相手に苦痛を与え、裂傷で治癒力を弱める性悪なその特性はとても彼にあっているともいえる。
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任務內容 腐屍10隻、邪骸戰士20隻 任務條件 lv15以上 不死戰爭_1
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不死の秘儀 Battlespell 3(光) / 0f あなたのメイン戦闘クリーチャーは復活を得る。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/183 コメント欄 名前 コメント
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不死なる王の物語 “煌く髪の”イヴナシュール 魔剣バルグルアイオの所持者。オヴリエストの意志を継いでシンファウロル打倒の旅に出る。 “リュシアスの瞳”ルハナ・シャウト 魔法使い。イヴナシュールと共にシンファウロルの滅びを目指す。 “赤い魔神”ザファルカス 魔国の守護。有史以来最強のナヴァルフュス。 “幽かなる”シンファウロル ザカニラ王。魔術を極め、不死なる存在となった。西方全土へ侵攻し、魔の時代をもたらす。 サンファラード・オヴリエスト イヴナシュールに師事される。不死なる王シンファウロルの滅びを画策するが、志半ばに世を去る。 リヒシナ・メレル オヴリエストの師。プロミシア聖王朝の知識を継承する秘神官。 1. ヴァザルダウアとエレフ・ギアノの戦いと同様に、シンファウロルとイヴナシュールの戦いは「魔王との戦い」という物語の雛形として捉えることができる。〈冥王〉を倒す旅こそがこの物語形式のうち最大かつ最重要のものとして位置づけられているのだが、この世界には、これ以外にもいくつかの同等の構造を持った物語が散りばめられている。たとえば、詳細が語られることはまったく予定されていないものの、ファルアーにおける“黒の王”と火の龍ザワールもまたこの系譜に類する敵として用意されている。 2. シンファウロルは不死者。この者の魔術はラランのものとは程遠く、バルバド魔法からまったく乖離しているまではいかないもののきわめて独自の様式に属している。不死者ではあるが超越者には到達していない。従って、冥王や“夜の主”のような世界の理を超えた全能性は持っていない。とはいえ彼の居城はまさに魔界と化しておりある種の結界として機能してもいるため、外界と異なる摂理が支配的に通用するこの領域では、この摂理にもっとも通じているシンファウロルが絶対的な優位に立つことになるだろう。ただしそれはあくまでも超常性とは異なり、つまり「物語の力」を持っているわけではない。同様にイヴナシュールの方も、魔剣こそ所持しているものの聖剣を持つわけではないため、超越的に物語を駆使する力は持っていない。つまり、冥王との戦いに比べ彼らの戦いは構造として単純なものにとどまっている。 代わりに彼らの戦いを規定するテーマ構造は、〈不死〉をめぐる概念的闘争である。 3. シンファウロルは感情を喪失した絶対的独裁者として記述される。疑いようもなく冷酷で残虐ではあろうけれども、それはもはや人の所業を想起させるいかなる要素も持ち得ていないため、自然災害の如く無機的な惨禍としてしか認知されないだろう。 このものの出自は既に誰の記憶にも残っていない。当の本人を含めて。それがかつていかなる人間であったのかは、完全に闇の中に失われている。人間であった頃の面影をすべて捨て去って得た不死に如何ほどの意味があるというのか? 人の子であればそのように問うことだろう。しかし不死なる階梯とは現世の思惑から隔絶された境地に在るもので、シンファウロルが自身の境遇を嘆き後悔していると考えるのであればそれは浅見的な想像と言わざるを得ない。その行動はもはや人間とはまったく別種の思考原理に導かれているはずだ。人であったときに不死を目指した動機が仮に凡庸なものであったとしても。 不死であるとは、そのものを殺すことはできず、その存在を構成する自己準拠過程がなにものにも妨げられ得ないことを意味する。内的にも外的にも。ただし不死は不滅と同義ではなく、殺すことはできなくても滅ぼすことはできるはずだ。——この考えこそオヴリエストが拠るところのものでもあった。 シンファウロルの台頭以来、人類がそれまで夢想すらできなかった程の完全なる不死体が実現されたことで、特に魔法使いたちは脅威とおそらくはいくばくかの憧憬とを感じながらこの者を仰ぎ見た。不死なる王を打倒する挑戦は、やがてそれがまったくの無駄な試みであることが確たる事実として一般に流布するまで、数多く繰り広げられた。そしてそのひとつひとつが、あらゆる手段を撥ね除けるその不死性を立証する積み重ねとなるばかりだった。 “幽かなる王”のとどまることを知らぬ軍勢から逃れ潜んだ対抗者たちは、隠れながらも集い、互いの知識を持ち寄り議論を繰り広げて、不死者を倒す術を模索した。 不死者の最終的な目的とは何なのか。対抗者のひとりであるオヴリエストは、この問いにこそ、シンファウロルに終焉をもたらすための鍵が潜んでいると考えた。もちろん不死者の価値判断は人間とは著しく異なっているはずであり、それを理解することは不可能であろう。だが理解する必要はなく、ただその構造が読み解ければよい。 彼らは単に自身の永続のみを願うのか? それとも別の目的のために不死を選んだのか? 自己の存在が永遠に終わらないことだけを願うのは、不死としてはもっとも純粋なあり方と言えるが、この状態は同時に、それが他のいかなる目的も持たないことを意味する。存続のみのための存在。そのものはもはやいかなる行動もおこなう必要はないだろう。閉じた領域で永遠に在り続けていればよいのだから。生は生そのものを目的とするのではない。最初に不死を目指した動機はそのようなものであったかもしれないが、一度不死を獲得した後には、不死そのものを目的として存在し続けることはできない。何か別種の目的を定めなければ。 とどまることのない欲望を際限なく追求する存在、それが不死者だ。すなわちあらゆる目的を掲げることができ、その追求に無限の時間を費やすことのできる者たち。つまり不死により獲得されることとは、無限の、文字通りに尽きることのない〈可能性〉だと言い換えてもよい。少なくとも時間によって制限されることはなくなり、どのような目標に対しても何度でも挑戦し続けることができる。 では、そのように不死そのもので在り続けること以外に目的がある場合には、目的が果たされたときに、そのものはどうなるのだろうか? 目的を完遂するたびに、新たな目的を定めるのか? 永遠に? もし仮に、いかなる目的ももはやその者を魅惑させることがなくなるような時が来れば、不死なる自我は永遠を持て余し、自らの終焉としての死を再び希求するだろう。存在すること自体が、空虚で無意味なものになってしまうのであれば、それは絶望という他ない。 不死者にこの絶望を与えること。それこそが彼らに滅びをもたらす決定的な方法である。そしてその滅びは自滅というかたちを取るはずだ。 オヴリエストの辿りついた結論がこれであった。 4. 不死者にとって、その生の動機付けは、どのように供給され続けるのか。 前提としなければならないのは、不死者の精神は人間とはまったく異なっているものになっているはずだということで、この点を押さえなければ、不死という存在形態を理解することはできないだろう。 たとえばオブリエストの師であるリヒシナ・メレルは、シンファウロルは自分より上位の〈記述者〉*1の存在を想定し、それを欺くことを最終的な目標に定めるだろうと考えた。われわれ人間には関知できないより上位の存在が世界を運行しているという想定は、諸々の宗教体系を初めとして広く人類一般に見られる世界観のひとつであるが、人間より上位の精神構造を得たシンファウロルは、この想定を、人間が扱うよりももっと現実的な問いとして考慮せざるを得ないはずだという。少なくともそれが完全に否定される事柄でない限り、不死者としては、対処すべき脅威として考察の対象に括り入れることになる。そのように自明のものとしては排除され得ない不確定の想定のうち、世界の上位存在の仮定は、不死なる生に対し考えられる脅威として最大のものになるはずであり、それこそがシンファウロルが最終的に解決すべき問題となるだろう、と。 しかしオブリエストによればこの想定もまだ人間の視点に準拠したものであり、人間と異なる精神構造に昇華しなおかつ不死という存在形式を獲得したシンファウロルに当てはめることはまったく無意味であると考えられた *2。なぜならばシンファウロルの思考などは絶対に確認しようがないことだからである。それは彼が強大な敵であり城都の奥底に潜むから、という理由ではなく、もはや意志疎通の様態が人間同士のそれと根本的に異なっているからに他ならない。 だからわれわれが考えるべきは、シンファウロルはどのようなことを考えているのか?という類の問いではなく、不死という条件を持った存在はどのように思考せざるを得ないか、という問いである。すなわち不死という形式が不可避に要請する論理構造を解明すること。そこにこそ、原理的に解明不可能な問題設定を回避し、曖昧さを排除した厳然たる帰結が見出されるだろう。これがオブリエストの最終的な問題設定となった。 (*1:この概念は魔法原理にも関連する。) (*2:リヒシナはこれに対する反論として、「〈記述者〉がいるとすればこうした不死なる存在をどのように記述するだろうか?」と問うのであればそれは不死者の思考も記述者の思考も問題とせずに論理構造だけで考察できる有意義な問いだとしたが、オブリエストは否定した *3。) (*3:ところで、リヒシナのこの考え方がまったくオブリエストに役立たなかったというわけでもない。オブリエストの活動は最終的に、シンファウロルに滅びをもたらすイヴナシュールとルハナ・シャウトの冒険を教導することとなったが、これは「不死者を倒す物語をいかに記述すべきか?」という命題を実行したものとも言われており、リヒシナの考えを応用して展開したものとされている*4。) (*4:そしてそのような彼らの行程は、聖剣使いによる超常力行使を擬似的に達成したものとも言える。すなわち不死王を倒すことができたのはイヴナシュールの魔剣が直接原因であるというよりも、そのための行程全体が不死者を倒す物語として適切に記述され得たからだ、と言うべきなのだ。聖剣の有意な機能は聖剣自体にあるのではなく、そこに関わる物語にある。そしてフュダーインの思想によれば、これこそが“魔法”の現れに他ならない。この観点から言えば、フュダーインの用いる上位魔法も、聖剣使いの超常力も、ルハナとイヴナシュールの冒険も、すべて機能上同等なものなのである。) このようにしてオブリエストが考察したシンファウロルの思考構造は、完全なる解明に到達することこそなかったものの、弟子であるイヴナシュールに委ねられ、彼はオブリエストの解析結果の断片を紡ぎ併せて、ルハナとの冒険の果てに〈不死者〉に絶望を与えることに成功したと言われている。もっとも、その具体的な手段は伝わっていない。ただひとつ言えることは、シンファウロルがオブリエストの画策通りに自滅の道を歩んでこの世から消え去ったのであれば、それはいかなる死よりも過酷なものとなっただろうということだ。死に得ぬ者に死を与えること。そのこと以上に困難な企てなどありようもなく、しかしそれを果たし得る者は、死という限界を持たぬ不死者自身をおいて他にない。 自分がかつて退けた死を再び願うほどの絶望をもたらされたために、不死なるその生のすべてを賭けて、決して死に得ぬ自分に死をもたらすことを試み続ける。それがシンファウロルの最期であるならば、悲劇などという矮小な言葉では形容するに足りぬかもしれない。 ザファルカス 1. 〈魔神〉と呼ばれるナヴァルフュスで、不死なる王シンファウロルの最強の守護者。シンファウロル自身は、さして強力な肉体能力を持っているわけではなく、直接的戦闘力はすべてこの忠実なるナヴァルフュスに依存しているという。代わりにザファルカスは、まさに史上最強の名にふさわしい圧倒的な攻撃能力を所持している。 最大の特徴は、まずその活動速度にある。ザファルカスの運動能力は雷撃をも上回る速度を持つと言われ、地上のいかなる生物も基本的にはこのものの運動を知覚することすら能わず、仮に認識することがかろうじてできたとしても、その攻撃に「対応」することは不可能である。 2. しかしザファルカスの真の能力は、この一点のみにはとどまらない。その真髄は、複数の分裂した攻撃をおこなうことにある。 ザファルカスの身体は、明確な輪郭を持ったいわゆる「肉体」のみに限定されておらず、霊質構成、魔法的構造体など複数の身体様態に分かれている。そのそれぞれは当然異なる攻撃形式を持つのだが、特筆すべきは各々が異なる速度での独立した運動をおこなう点にある。(その数は三つ、と言われているが定かではない。) すなわち、最速の運動をおこなう肉体的身体、知覚で捉えることはできてもそれを「運動」として認識することを見逃してしまうほどの遅延した運動をおこなう身体、そして速度をさまざまに可変させる身体、など。 このため、ザファルカスに対峙する者は、まったく異なる運動をおこなう複数種類の敵と戦っているような体験をするはずだ。仮に最速のザファルカスに対応することができたとしても、一方で緩慢に襲いかかる極微の遅効攻撃を同時に知覚することは至難の業であり、さらにはそれらの間隙を縫って変幻自在に速度を変転させる第三の攻撃に対処することなどは不可能と断定できよう。 3. このような能力を持つザファルカスは、ひとつには、自己を複数の時間に分岐して状況に対処し得る力を持つ「聖剣使い」に打ち克つために生み出されたとも言われる。たしかに聖剣使いは如何なる速度の運動体にも対応できるよう時間を操作することができるが、それでも、異なる時間を同時に攻略することは難しいことかもしれない。(ところで、もし聖剣使いがこのものを敵として扱う必要に迫られた場合、その聖剣使いはこの敵と実際に対面して戦う必要はない。聖剣使いは通常世界より上位の審級から事象を制御できるため、「この敵を眼前におさめることなく滅ぼし得る手段」を可能とする物語に自己を移行させるだけのことである。ザファルカスがその生の間にひとりの聖剣使いにも邂逅せず、最終的にはイヴナシュールによって倒されたという事実が、彼か何らかの聖剣使いに導かれて間接的に滅びがもたらされたことを意味する、という可能性を否定することは誰にもできない。もっともそれは検証不可能な領域の話ではある。) 4. ザファルカスは、その驚異的な行動特性の代償として、大量の活動力補給を必要とする。そのため基本的にザファルカスは、一日のほとんどを摂食と睡眠のみに費やす。完全な戦闘態勢に入ったザファルカスは、ほぼ如何なる相手にも無敵となるが、摂食中・睡眠中からの戦闘態勢への移行は、緩慢なものではないにしろ即時とはいかず、この時間差にこそ、ザファルカスへの無謀な挑戦者の勝機が潜むと考えられなくはない。 5. ザファルカスにおいて真に驚嘆すべきは、複数に分化しそれぞれ異なる速度を展開するような運動を制御し得る統覚中枢の存在であろう。 こうした特異な自己構造を持つザファルカスは、一方で、不死なる王シンファウロルと意志疎通を可能とする数少ない存在のひとつであり、この事実は、シンファウロルがザファルカスと似た思考構造を有する可能性を示唆している。すなわち他ならぬシンファウロル自身がそもそもそうした分割的自己構造を持っていて、自分に似せてザファルカスを作り出したという可能性であり、このことはさらにシンファウロルが、そのように分割を前提とした自己により不死階梯への到達を果たし得たという可能性を類推させる。 いずれにしてもこのように、人間と、あるいは他の意志を有するあらゆる存在とまったく異質な〈自己〉のあり方が存在する事実は、魔法を行使する主体として「ひとりの人間の人格」という統合された自己像を出発点に据えるラランの魔法使いたちに衝撃をもたらすこととなった。彼らの一部は「分割する自己」による魔法理論の探求に魅せられ、あくまでラランに対する傍系として異端にとどまり続けはしたものの、その継承者が連綿と生きながらえて、やがて“魔王”アウバスの再来を目論む〈反逆者〉アウロゾーンの輩出につながったことは、銘記に値する点かもしれない。 6. 分割する自我、という想像もできない様態を持つザファルカスが睡眠時に見る“夢”は、人間の知り得るもっとも苛烈な悪夢を遙かに超えた混沌たる世界を展開しているとされる。(これは睡眠中のザファルカスの精神への侵入を試みたルハナ・シャウトにより垣間見られた。)