約 4,151,069 件
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/90.html
ふぃぎゅ@メイト/謝肉祭 840 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 15 26 07 ID zbSpK4sCO フィギュア@メイトの体験版には跨り手コキあったけどね。 製品版買った人いたら報告する義務があるぞ。 841 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 15 55 45 ID lT1dpeut0 840 スマタとか手コキいぱいだった。 足コキは1回(2パターン) 842 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 17 20 40 ID wTPEmaQf0 BE 1184139599-2BP(1000) ふぃぎゅ@メイトは結構いいと思う ただしゲームの都合上魔法による妄想空間でのHがほとんどで現実世界ではフィギュアにぶっかけ(描写はされない)となっている 詳細は、このゲーム攻略かなり難しくていまだに回想半分ちょっとなので他の人に任せる・・・ 853 :名無したちの午後:2006/11/29(水) 19 04 10 ID lfRA+MAr0 ふぃぎゅの足コキはコスプレチャイナ服のおねーさんだった。 197 :Mスレより[sage]:2007/04/30(月) 09 09 30 ID ngaXgi/80 562 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/04/30(月) 03 02 43 ID XAb5qyst0 ふぃぎゅ@謝肉祭の報告 前回と同じCGでセリフ違いの足コキ・拘束騎乗位 赤髪キャラが撲殺天使の責め・手コキ ロリキャラの手コキ・足コキ・騎乗位(このキャラ全部受けだった) 青髪がアナル舐め手コキ サブキャラメイドの拘束オナホ責め Mシチュはなかったが思いのほか受けが多くてよかった 関連レス 265 :名無したちの午後:2011/01/14(金) 22 35 35 ID nVeajtbV0 主人公が四つんばいになって女の子が牛の乳搾りみたいにしぼってくれる手コキゲーってどんなのがありますか? 267 :名無したちの午後:2011/01/14(金) 23 52 38 ID 9sY73ORp0 265 「ふぃぎゅ@メイト」のFD「ふぃぎゅ@謝肉祭」で、カナイさんがしてくれる。 でも本編やらないと訳がわからないと思うので、それが嫌ならついでに本編やるのもありだろう。 一応、そっちでも炎道イフリナのコキがいくつかある。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3939.html
『許された』 3KB パロディ 自業自得 お家宣言 群れ 野良ゆ 許された 三作目 相変わらずの駄文 ろくに虐待描写なし パロネタあり 書き殴りです 「許された」 現代に出鱈目な饅頭生物「ゆっくり」が登場してはや数年、 そのあまりにも出鱈目な構造に人々は驚き、 可能性を見い出され、 傲慢な本質に失望され、 害獣扱いされるまでに時間はあまり掛からなかった 街にはペットの成れの果て「野良ゆ」が溢れ社会問題にもなったが、 その存在を人々に同情される事は決してなかった それでも野良ゆっくり達は環境に適応し様々な形を現した 人間に媚を売り、喧嘩を売り、アホが淘汰される中、 人間と極力接触を持たなくなった「野良ゆっくり」、 人間と仮初めの協力関係を結んだ「地域ゆっくり」、 人間の生活に寄生する為、その身を縮小させた「家ゆっくり」がそれである しかし、どのゆっくりも人間との力関係を理解していた そう、人間に逆らうようなアホなゆっくりは自然と淘汰されのだ 「…淘汰された筈なんだがなぁ」 今、俺の目の前に居るのは父まりさ、母れいむ、子まりさ、子れいむのスタンダードな家族 掃除の為に窓を開けていたら乗り込んで来て、 あろう事か俺の眼前で「お家宣言」をかまそうとした正真正銘のアホだ 無論、そんな宣言を許すほど俺も間抜けではない 「先祖返りか?隔世遺伝か?この糞饅頭どもが!!」 軽く蹴りをいれ阻止すると やれ「どれいにする」だの「せいさいする」だの威勢良く突っかかる ちょっとボコればあっという間にへりくだり今度は 『お家宣言はまだ成立してないよ! のーっかんっだよ!!』 とドヤ顔でのたまう 「てめーは大○班長か!!」 とそれなりにボコれば今度は”言葉だけの謝罪”を繰り返す 『ごめんなさい もうしません ゆるしてください』 「ゆっくりの謝罪は泣き声だ」と言った先人がいたがその通りだろう 今の世にゆっくりの謝罪に耳を傾けるものなどいない ましてやアホゆっくりであればなおさらだ 問答無用に潰して、ゴミ袋に突っ込み、それで終わり だがゴミ袋とて有料なこのご時世 たかが饅頭なれど、その大きさは成体でバスケットボールサイズ 正直、もったいないよねー と言う訳で 「あぁ、許してやるよ」 許すことにした 涙とよだれを垂らしながらコメツキバッタの如く頭を下げ 『あでぃがどうございまずぅ~』 と連呼しているが、 脳内では『のーっかんっが活きたよ』と、したり顔が見え見えである 「だが罰は与える」 『え?』と驚きの表情を見せるアホゆっくり 「まずはお前らの所属していた群れに連れて行け」 そう、こう言ったアホはだいたい野良の群れに属しているものだ ゆっくりども引っ掴み、家から歩いて10分もかからない近所の公園 群れはそこにあった ちなみに”一斉駆除に脅える人間と極力関わらない一般的な野良ゆっくりの群れ”だ そこでまず群れの長を呼び出し経緯を説明 かくかくしかじかまるまるうまうま 話を聞いた長は一斉駆除を恐れ、もの凄い勢いで謝ってくるが誤解して貰っては困る 別にこの群れ自体をどうこうしたい訳ではないのだ 近所で特に野良ゆ被害も聞かないしな 「こいつらにも言ったが謝罪もしてるし、一つ罰を与える事で許してやろうと思う で、その罰なんだが一定期間この群れで奴隷として扱ってやれ 俺を『どれいにする』とか言ったこいつらにはふさわしい罰だろう ちなみにお前らがもう良いよと思ったら奴隷から解放してやれ 判断はそっちに一任する」 そう言って群れを後にした 件の一家は助かったとばかりに安心していたがさてさて 3ヵ月後 公園のそばを通りかかると 『やべでぇ でいぶにひどいごどじないでぇ』 『ゆへへ、どれいが生意気な口きくんじゃないんだぜ』 『ぷーしゅぷーしゅすりゅよ』 『ゆんやー やめちぇー ぷーしゅぷーしゅしにゃいでぇ』 『ゆぷぷ どりぇいはみじめだにぇ』 そこにはお飾りを没収され、弄られ、傷つき、薄汚れ、 いまだに奴隷として扱われる一家の姿があった 『どぼじでぇ のーっかんっがいきたんじゃないのかだぜー ゆるされたんじゃなかったのかだぜー』 「ところがどっこい!これが現実です!!」 『ゆんやーーー!!』 おそらくこの一家は非ゆっくり症にかかり死ぬまで奴隷のままだろう ノーカン?通るかよ、そんなもん END 最後まで読んで頂きありがとうございます
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/673.html
すると、一瞬だけ、本当に一瞬だけ、それまでカダージュの顔に張りついていた甘い笑顔の仮面が剥がれた。 そこにあったのは凶暴性を向き出しにした顔。世界の全てを憎んでいるような、邪悪な顔。 「社長…気づいてるんだろ?」 言うと、彼は突然ルーファウスの目の前に跪いた。まるで忠誠を誓う騎士の様に。 そして、視線を上目使いでルーファウスと目を合わす。その時、ルーファウスは彼の目が、なぜか蒼色に見えた。 瞬間、ルーファウスは右腕に、先ほどとは比較にならない痛みを感じた。 同時に、こちらを見るカダージュの顔が、彼以外の誰かの顔の面影と重なる。 長い銀髪、冷たく蒼い、刺すような眼。それは紛れもなく――― ドスッ。 クラウドは、倒されていたザックスの墓標を地面に刺しなおした。 「お前の分まで生きよう。そう決めたんだけどな」 そして、彼の形見のバスターソードに、誰にも聞かれない呟きを漏らした。いつものことだった。 もう、俺は長くないかもしれない。 そんなことをぼんやりと考え始めたのは、どのくらい前からだったか。 左腕を蝕む星痕は日に日に大きくなっていくし、それに伴って心はだんだん空虚になっていく。 もう1年と半年以上もみんなには会ってない。このまま死んで霧のように消えてしまうのも、それはそれでいいかもな。 最近では、そんな自虐的な考えも芽生え始めた。 自分勝手なのはわかっていた。だが、彼は今更どうすればいいのかわからなかった。 着実に体を蝕む不治の病、2年近くも絶縁状態になっている仲間、かつての罪。 彼もまた、苦しんでいた。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2362.html
律「・・・」 澪「へぇ、まぁいいけど」 律「いくないだろ・・・!?どうすんだよ、バレたら」 澪「大丈夫だよ、心配しすぎだぞ」 律「先生にバレたりしたら・・・!」 澪「りつー?」 律「いやだよ・・・そうしたら、澪に会えなくなるかも・・・」 澪「・・・」 唯「・・・澪ちゃん」 澪「なんだ?」 唯「澪ちゃんの彼女、これ誰?」 澪「律」 唯「あ、そうだったんだ。普段とのギャップがあり過ぎて別人かと思っちゃった、ごめんね」 澪「あぁ、いいよ。そればっかりは仕方ないから」 律「おいコラお前ら」 唯「でも、冗談抜きであの子何かアクションを起こすと思うよ?」 澪「まぁ大体予想はつくけどな」 律「職員室・・・?」 澪「いや、この部屋に来るだろ。何があったか確かめるために」 唯「そうだね。りっちゃんのことが好きな子なら尚更、自分でどうにかしたいとか思うかも?」 澪「そういうこと」 律「じゃ、じゃあ・・・早く帰r」 澪唯「るわけないだろ(でしょ)」 律「・・・うん、わかってた」 唯「いいね、一回やってみたかったんだよね」 澪「何が?」 唯「こういう切羽詰った状態で『声出しちゃ駄目だよ』って」 澪「・・・は?」ニコッ 唯「・・・え?」 律「えっ・・・おい、ちょっと、みお・・・?」ゾワッ 唯「え、澪ちゃん?」 澪「声なら好きに出せばいいだろ」 律「バレたらマズイって言ってるだろ・・・!?」 澪「だから、律がそう思うならそうすればいい。私はどっちでも構わないよ」 律「澪・・・」 澪「ん?」 律「とりあえず、スティック、離してくれよ・・・ささくれ、取れただろ?」 澪「ん、あぁ。だいたい取れたからもういいかな」 律「・・・」ホッ 澪「あーぁ、律の脇腹、トゲだらけじゃないか」 律「いっつ・・・だ、大丈夫だ・・・」 澪「本当か?痛くないか?」スッ 律「・・・!?さ、触るなって・・・」 澪「え?何?」ググッ・・・! 律「っうっああぁぁ・・・!!!!」 澪「律、私は構わないけど、声出しちゃまずいんじゃなかったのか?」 律「う・・・うぅ・・・」 唯「澪ちゃん随分楽しそうだね?」 澪「あぁ。でも、忘れてないよ」 唯「何が?」 澪「唯は、律としたいんだろ?」 唯「うん。このまま澪ちゃんに美味しいところ持ってかれそうで面白くないなーなんて思ってないから安心して」 律「いや・・・絶対、思ってるだろ、その言い方・・・」ゼェハァ 澪「ははは、大丈夫だって」 唯「へぇ?」 澪「唯、今日セッティングしたか?」 唯「え?うん、ギターとマイクだけね」 澪「そっか。十分だな」 唯「え・・・?」 澪「唯、マイク持ってきて」 律「え・・・澪、嘘だよな・・・?」 澪「え?」 律「だ、だって・・・」 澪「どうした?」ナデナデ 律「う・・・え、っと・・・」 唯「持ってきたよー」 澪「そうか」ストンッ 唯「・・・いいの?」 澪「・・・あぁ。律、おいで」 律「・・・」 澪「ここ、座って」ポンポン 律「・・・」ストンッ 澪「ん、いいこ」 唯「あーあー、テステス」ボンボンッ 律「澪・・・マイク、結構太くないか・・・?」 澪「そうだな。きっと痛いぞ」 律「だよ、な・・・」ゾクッ 澪「ん、今身震いしただろ?」 律「うっ・・・」 澪「期待してるんだ?」 律「・・・」 澪「妬けるな」 律「じゃあやめさせろよ・・・」 澪「いいんだ、私は妬きたいんだ」 律「意味わかんねぇ・・・最後に言うけど、私・・・澪以外にこういうことさせるの嫌なんだからな・・・?」 澪「うん、ごめんな」 唯「澪ちゃんの中で座ってるの見ると、やっぱりりっちゃんって体小さいんだなーって思うよ」 律「普段は態度がデカイから小さく見えないってか?」 唯「あはは、私そこまで言ってなーい」 律「どうだか」 唯「スネないでよー」 澪「よっと・・・」ギュッ 律「みお?」 澪「後ろから抱かれてると、少しは安心するだろ?」 律「お、おう・・・」 唯「それじゃ」 律「・・・」ゴクッ 唯「覚悟はいい?」ニコッ 律「・・・好きにしろって、さっきから言ってるだろ・・・」 唯「つれないね」アハハ 律「つれてたまるか」 唯「・・・ココはこんななのにね?」クチュ・・・ 律「んぅ・・・」 唯「すっかり忘れてたけど・・・そろそろ来るんじゃない?あの子」 澪「あぁ、言われてみれば。そうかもな」 律「・・・」 唯「ま、私も見られても全然平気なんだけど 澪「いいのか?」 唯「うん。そんなの後からどうとでもなるしね」アハハ 律「・・・」 唯「りっちゃん、感謝してよ?」 律「え・・・?」 唯「これね、澪ちゃんのマイクなんだよ」 律「そう、なのか・・・?」 唯「うん。マイク持ってこいって言われたときに大体察しがついたからね。付け替えてきた」 律「・・・」 唯「余計感じちゃうでしょ?」 律「・・・うる、せぇよ・・・」 唯「あはは、やっぱり否定しないんだね」 唯「それじゃ、ゆっくりいこうか」 律「・・・」 唯「ま、返事は期待してなかったからいいよ」 クチュ・・・ 律「・・・!?」 澪「んー?どうした?りつ」 律「お、音・・・!」 唯「何言ってるの?」 律「アンプ繋いでるのか!?」 唯「当たり前じゃん」 律「でも、これじゃ・・・」 唯「何?」イライラ 律「だって、それじゃ・・・声、我慢したとしても・・・え・・・?」 澪「ははは、今更気付く律可愛い」 律「澪・・・!?やめさせてくれよ・・・!」 澪「嫌だ」ガシッ 律「は、離せ・・・!」 唯「はいりっちゃん動かないよー」グリグリ クチュ・・クチュクチュ・・・!! 律「ふぁ・・・!?ちょ、ゆい・・・やめ・・・!」 唯「やめるわけないでしょ」グググ・・・ 澪「なかなか入らないんだな?」 唯「うん、澪ちゃんがちゃんと馴らしておいてくれないからだよー?」アハハ 澪「はは、心外だな。ちょっと慣らしたくらいじゃマイクは入らないだろ?」 唯「・・・はは、それもそうだね」 律「ゆ、い・・・!いた、痛い、って・・・!」 澪「りつ・・・」チュパ 律「!?」 唯「あれ?りっちゃんって耳弱いの?」 澪「あぁ。他にもな・・・」 律「おい、澪・・・やだよ・・・」 澪「胸も」サワァ 律「あぁ・・・!」 唯「へー、ちっちゃいおっぱいで頑張ってるんだね、りっちゃん」 律「おま・・・あとで・・・ぶっとばす・・・」 唯「あはは。涙目で凄まれるとゾクゾクしちゃうね?」 澪「おい、あまり律をいじめるなよ」 唯「ニヤニヤしながらよく言うよ」グリッ・・・ 律「つぅ・・・!?」 唯「あ」 澪「どうした?」 唯「へへ、入った?」 律「「ん・・・ちょっと、だけ・・・って、いったい・・・!!ゆ、い・・・ちょい、タンマ・・・!!」 唯「待ーてーまーせーんー」アハハ 7
https://w.atwiki.jp/himajin09/pages/24.html
最近荒らされました! 荒らしについての情報 被害がかなり大規模でした。 tentensamaというIDの荒らしでした そのあとにも立て続けに荒らされ、 その犯人はいまだ不明です。 犯人は複数いたのではないかと思われます。 皆さんも注意してください! 対策 hamachiのネットワークを最初っからすべて、 作りなおしました。 なお、万が一破壊行為を発見したら スクリーンショットを撮り、 いち早く主に報告してください。 ご協力お願いします。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8533.html
終に王家の試練を迎えた平沢姉妹! 過去最難関の仕掛けを前に唯の直感と憂の頭脳が衝突する! ビアンカが浚われた時二人の胸に宿った物とは!? 迫り来る最大級の敵ブオーンを前に唯が放った驚くべき一言とは!? そして両親が不在の薄幸の双子を前に姉妹が同時に思う事とは!? 不仲と笑い、そして感動を含んだ前半戦を尻目に物語は終に佳境へと突入する! はるかむかし!サンタローズ少年時代! 唯「ビアンカちゃんとまさか別れるとは思わなかったよ」 憂「仕方ないよ。だってまだ8歳だよ?」 唯「うーんせっかくレベルあげたのになぁ」 憂「あれ?そういえば次何するんだっけ?」 唯「さぁ?」 憂「さぁって…」 唯「…あ!あそこ!教会の前!」 憂「え?なに?」 唯「ゆいがいる!ゆいがいる!」 憂「何言ってるの?」 唯「そんな目で見ないでよ!大人のゆいが居るんだって!そこ!ほら!」 憂「……あ!本当だ!紫色のターバンしてる!大人ゆいだ!」 大人ゆい「ん?坊やはふしぎな宝玉を持っているな。そのゴールドオーブを見せてくれないか?」 憂「え……」 唯「これって……」 唯、憂「盗られるよねぇ……」 憂「ここは一旦…」→いいえ 唯「待って!うい!」 憂「え?どうしたのおねえちゃん」 唯「何かわけがあるんだよ…きっと私達には想像もできないような何か深い事情が…」 憂「で、でもこの人変装してるよ?盗賊とかじゃないのかな…?」 唯「うい!人を疑っちゃぁいけないよ!ここは見せてあげるんだよ!」→はい ピッ 憂「あ、もう!独りで決めちゃわないでよ!」 ゆいはゴールドオーブを手渡した! 大人ゆい「本当にきれいな宝玉だね。はいありがとう。」 唯「ほら!見たかっただけだよ!」 大人ゆい「坊や お父さんを大切にしてあげるんだよ…」 10分後! 唯「だからすり替えたとか憂の勝手な妄想でしょ!?」 憂「絶対した!絶対したよ!だっておかしいもん!」 唯「おかしくないよ!ただ見たかっただけだって言ってたでしょ!」 憂「そんなこと言ってないよ!勝手にそんなセリフ付け足さないでよ!」 唯「付け足してるのは憂の方でしょ!?何がすり替えたよ!」 憂「だってただ見るだけならこんなイベント挟むほうがおかしいじゃない!」 唯「賭ける!?」 憂「望むところだよ!」 唯「ただ見たかっただけ!」 憂「すり替えた!」 唯「私が勝ったら憂にはすっごい恥ずかしいことしてもらうからね!プリオだよ!」 憂「プリオってなに!?私が勝ったらお姉ちゃん私が考える恥ずかしいことトップ3全部やってね!」 唯「何で憂だけ3つなのよ!じゃあ私は憂がやったら恥ずかしいことトップ10全部やってもらうから!」 憂「私限定って今考えただけでしょ!?思いついてるのいいとこ2個ぐらいでしょ!?」 唯「だまれ!」 20分後!妖精の国! 唯「いやぁメルヘンチックだねぇ」 憂「そうだねぇ」 唯「ベラちゃんを見つけるのに苦労したよね」 憂「お姉ちゃんあまり探索しないからね」 唯「憂だって早く先に進もってうるさかったじゃん」 憂「わ、私はアルカパみたいに兵士の目を潜って外に出ると思ったから…」 唯「結局BARに立ち寄った私の功績だよ!」 憂「お姉ちゃん……忘れてる?」 唯「な、なにを…?」 憂「私が居なかったら最初の船から上陸さえできなかったこと」 唯「じょ、上陸ぐらいできたよ!私だって後もう少ししたら気づいてたよ!ただ憂のがちょっとばかし早かっただけで!」 憂「嘘!私が居なかったらお姉ちゃんは一生宝箱の周りぐるぐる回ってるだけだったよ!」 唯「誰がた、宝箱の周りなんて!冗談も大概にしてよ!」 憂「2時間もぐるぐる周ってたのは誰!?お姉ちゃんだよ!」 唯「怒るよ!?」 憂「怒れば!?ヒステリーでも起こせば!?テーブルの周りでも回ってればいいよ!」 唯「しね!」 2時間後!氷の洞窟! 唯「……」ツイー 憂「……」 唯「……」ツィー ツィー ツィー 憂「……」 唯「……」ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー…… 憂「……私がやろうか……?」 唯「………お願いもうちょっとだけ…」 5分後!ザイル戦! 唯「……弱い…」 憂「2ターンで倒しちゃったね…」 唯「レベル上げすぎたかなぁ…」 憂「あ、待って!連戦みたいだよ!ザイルは前座だったんだよ!」 唯「あ、ほんとだ!雪の女王って見るからに強そうなグラフィックだよ」 憂「お姉ちゃんルカナンとスカラ忘れずにね!」 5ターン後 唯「ザイルと3ターンしか変わってない…」 はけるザイル!あける宝箱! 唯「あ!もう!ブーメランだよ!どうして今頃になって出てくるかな!」 憂「レヌール城前に出てくれれば15レベルまで上げずに済んだのにね」 唯「うすうす気づいてたけどレベル上げすぎだよ!通常的ほとんど一撃だもん!」 憂「だ、だって未装備の状態で勝つにはレベル上げしかなかったから…」 ポワン様のフルート! 唯「綺麗な音色だねぇ…」 憂「そうだねぇ…」 唯「冬から春になるってすばらしいことだよねぇ…」 憂「そうだねぇ……」 唯「新しい生活の始まりって感じだよねぇ…」 憂「………………」 唯「こうやってゆったり過ごす事が人間には必要なことなんだよねぇ…」 憂「…………………………」 現在!高校三年生一月! さよならベラ!またサンタローズで! 唯「ベラちゃんもパーティーから外れちゃったね…」 憂「仕方ないよ。妖精だもん…」 唯「ビアンカちゃんといいベラちゃんといい仲間が出来たと思ったら直ぐ居なくなっちゃうなんて…さびしいよ」 憂「そうだね…お姉ちゃん」 宿屋! 主人「ん?またイタズラ書きされてるぞ?なになに?」 ベラ『ゆい ありがとう またいつか会いたいわね。 ベラより。』 唯「…」 憂「…」 唯「うん。また会えるよ。私が保証する!」 憂「お姉ちゃんが言うなら絶対会えるね!」 1時間後!ラインハット! ヘンリー「またお前か、子分になりにきたのか?じゃあ宝箱開けてこいよ」 唯「……」スタスタスタスタ 憂「……」 唯「……」ピッ 宝箱は空だった 憂「……」 唯「……」スタスタスタ 憂「……」 唯「……」ダッダッダ… 憂「……何回目?」 唯「………62回目?」 唯「じゃあ次憂の番だよ。次こそ成功してね」 憂「まかせてよ。私の高速コントローラー捌き見ててね」 唯「いいようい!ヘンリー君がどこかに消える前に宝箱開けて戻るんだよ!」 憂「まかせてよ!」スタスタスタ 唯「……」 憂「……」ピッピッ 打開記念『第132回目!』 30分後! 唯「まさか椅子の下に階段が隠してあるなんてねぇ…」 憂「気づかないよねぇ…」 唯「りっちゃんからメール来なかったら絶対わからなかったよ…」 憂「そうだね…でもちょっとイラッとするよねこの文章」 唯「うん。実は私もかなりイラッときてるよ」 FROM律 題:お前は間違いなく! ヘンリーの部屋と宝箱をシャトルランしてるだろ!どうだ!?図星だろ!?あはは!ばか! 困ったらういちゃんに聞け!って言いたいところだけど、ここは私がヒントを出してやる! ヘンリーは部屋のどこかに隠れてるぞ!調べるコマンドを入力しろ! それで打開できるはずだ!シャトルランしてる場合じゃないぞ!あはは! 唯「まあ憂も一緒にシャトルランしてたんだけどね…」 憂「言わないで…」 1時間後!パパス男の仁王立ち! 唯「ゲマ強すぎる…」 憂「こ、これが負けイベントってやつ?……」 唯「何も出来ないまま殺されたよ………あ!」 憂「え?……あ!」 唯、憂「お父さん!!」 パパス「よくもゆいとヘンリー王子を……!」 ゲマ「ほっほっほ。それはこちらのセリフですよ。……出なさい!ジャミ!ゴンズ!」 パパス「かかってこい!」 憂「お父さん……」 唯「お父さんかっこいいよぉ…」 パパスの攻撃!改心の一撃!ジャミを倒した! パパスの攻撃!改心の一撃!ゴンズを倒した! 唯、憂「つよ!」 唯「お父さん最高!」 憂「強いよ!お父さん!」 唯「この調子でゲマもやっつけちゃえ!」 憂「ちゃえ!」 ゲマはなんとゆいの喉元に鎌を押し当てた! ゲマ「見事な戦いぶりでしたがこうするとどうでしょう?」 パパス「ぐっ……!」 ゴンズ、ジャミ「さっきはよくもやってくれたな!」 唯「あぁ卑怯だよ!ゲマ!」 憂「許せないよ!本当に!」 ゴンズの攻撃!ドガッ! ジャミの攻撃!ドガッ! パパスはじっと耐えている! 唯「ああぁぁぁ……」 憂「嘘……」 ゴンズの攻撃!ドガッ! ジャミの攻撃!ドガッ! パパスは倒れた!しかし立ち上がる! 唯「もういやだよ!お父さん!」 憂「……見てられない……」 ゴンズの攻撃!ドガッ! ジャミの攻撃!ドガッ! パパスは何度倒されても起き上がる! 唯「……」 憂「……」 ジャミ、ゴンズ「ずいぶん持ったがこれでおしまいだ!」 痛恨の一撃! パパスは倒れた! 唯「もういい……もういいよぉ……」 憂「……ヒッグ……ヒッグッ……」 ゲマ「なかなかいい物を見させてもらいましたよ。ではそろそろ死んでもらいましょうか」 ゲマはメラゾーマの詠唱に入った! なんとパパスが足を引きずりながらも立ち上がった! パパス「はぁはぁ……ゆい!聞こえているか……!?」 唯「き、聞こえてるよ!お父さん!」 パパス「お、お前に言っておかなければいけないことが……ある!」 唯「な、なに!」 憂「お父さん!」 パパス「お、お前の母さんは……はぁはぁ……母さんは!」 唯「……うん!」 憂「………」ドキドキ パパス「実は生きているんだ!」 唯「……」 憂「……」 唯、憂「(死んでた設定知らなかった……)」 結構昔!神の塔! 唯「あ、あれみて!あれラーの鏡じゃない!?」 憂「あそうだよ!あれだよお姉ちゃん!」 唯「でも……」 憂「……うん。」 唯、憂「通路が途切れてるね……」 憂「どうしよっか……」 唯「どうするって言われても…」 憂「りつさんに聞く?」 唯「やだよ!また馬鹿にされちゃうでしょ!?」 憂「普段からされてるじゃない。今回ぐらい大丈夫だよ」 唯「何平然と言ってるの!?お姉ちゃんが馬鹿にされてるんだよ!?……って普段からは馬鹿にされてないよ!」 憂「とりあえず架け橋探してみるよ!」 唯「人の話聞きなさいよ!!」 7
https://w.atwiki.jp/onna-otoko/pages/37.html
501 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/09/30(火) 05 00 53 ID 4fWR/GUR 「私はそんなに女としての魅力がないのですか!?」 そういってアリサは男の両腕を掴んで押し倒す。 アリサは付き合って三ヶ月になる彼の彼女。 今日もいつもと同じように部屋で映画を見ようとしていたのだが、いきなりこんなことになってしまった。 彼女は普段おっとりしていて、以前部屋で彼のエロ本を見つけてしまったときは赤面して泣き出してしまったような子なので彼はまだキスしかしていないのだが……。 「貴方は私で欲情しては下さらないのですか…?私では駄目なのですか…?」 そういってアリサは瞳に涙をためながら、彼を見下ろす。 彼は突然のことに驚いて「そんなことないよ」としかいうことが出来なかった。 「では…よいのですね?」 次の瞬間、アリサの手はスウェットの彼のズボンの中に滑り込み、ペニスを捕らえた。 その手は大切な物を触るようにペニスを包み込み、そして上下しはじめる。 「えっ…ちょ…アリサ…?」 彼のそんな言葉お構い無しにアリサの右手はペニスをしごき、左手は彼女のブラウスのボタンを外していく。 彼の前で初めてあらわになった彼女の胸はとてもはりがあり、美味しそうと形容できるもので彼は息を呑んだ。 彼女は右手はそのままに左腕からだけブラウスを脱ぎ。そして器用にブラのホックを外した。 「貴方がいけないのですよ…私以外の女の人を見る貴方が…」 502 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/09/30(火) 05 23 32 ID 4fWR/GUR そういってアリサはブラウスをつかって彼の腕を上のほうに縛り上げた。 彼はというと、近づいてくるアリサの胸に見とれていたため、なされるがままになっていた。 「貴方、私を純情少女だとでも思っていたのでしょう?一応…私も女なのですよ」 アリサはそういって下着を外し、彼のスウェットのズボンも下着ごと脱がせてしまった。 これには流石に驚いたのか彼も「アリサ!?」と大きな声をだしたが、彼の次の言葉は快楽によって消えうせた。 アリサは右手でペニスをしごきながら亀頭を舌でなめ回し、上目使いでまるで様子を伺うかのように彼を見つめた。 右手のスピードは徐々に早くなり、舌も唾液を垂らしながら右手の滑りをよくしていく。 左手は彼女の豊満な胸をもみ、ピンク色の乳首はどんどんその存在を主張するかのようにかたくなっていく。 彼はそれをじっと見つめ、触りたくて仕方がないのだが、腕は拘束されているため触ることが出来ない。 そのもどかしさに比例して彼のペニスは大きくなっていった。 「アリサ…アリサを触りたい…腕外して…」 彼がそういうとアリサは手と舌を止め、立ち上がり、スカートはそのままで下着だけ脱ぎはじめた。 503 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/09/30(火) 05 49 49 ID 4fWR/GUR 「駄目ですよ。これはお仕置きなのですから。」 そういうとアリサは彼に跨がり、はちきれんばかり大きくなったペニスの亀頭だけをオマンコにいれ、とても浅い位置に少しいれたらぬくを繰り返した。 彼も我慢できなくなり下からつきあげようとすると、アリサは立ち上がり「だからお仕置きだって言っているじゃないですか」と彼をたしなめる。 そしてそんなことが十回ほど続き… 「いっちゃ駄目ですよ。動いたら抜きますからね」 そういってアリサのオマンコに彼のペニスが奥深くまで突き刺さった。 アリサが動くたびに、ぴちゃぴちゃぐちゃぐちゃといやらしい音が部屋に鳴り響き、アリサの胸はいやらしくゆれる。 「ぁっ…やっ…大きい…あんっ…やっ…あっいい…」 アリサは両手で自分の胸をもみながら、快楽に没頭していく。 こんな状態でも彼は必死に耐えたが、もう我慢の限界だった。 「アリサっ…いくっ…」 それと同時にアリサも絶頂をむかえた。 焦らされ続け、絶頂を迎えた彼は放心状態だったが、アリサは彼に抱き着いて満足げに微笑み、口を開いた。 「まだまだ終わっていませんよ。本番はこれからなのですから。」 -終-
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18220.html
「何かさ、不毛って気がしてきた」 私はつい口にしてしまう。 気を悪くするかと思ったけど、和は微笑んだままで私の言葉に頷いてくれた。 「やっぱり情報が足りなさ過ぎるわよね。 情報不足でいくら推論を組み立てたって、真相に辿り着けるはずも無いわ。 昨日、律が資料を集めてきてくれなかったかしら?」 「すみません、真鍋生徒会長」 「それは冗談としても、とにかく推論は推論のままにしておくべきでしょうね。 可能性を論じる事は無駄じゃないけど、それに囚われ過ぎるのは無駄だと思う。 それに今はこの状況の原因より、これからどうするかの方が大切よ」 和らしからぬ発言だと思った。 何でも原因を確かめてから、その後に対策を立てるのが和の性格だと思ってたからだ。 首を傾げながら私がそれを訊ねると、和はまた軽く笑った。 「時と場合によるわよ。 情報が足りないわけだし、何にせよ、今はこの状況に適応するのが第一よ。 いずれは真相を明らかにしたくはあるけど、 真相を知った所でどうしようもない事もあるじゃない。 この状況に適応出来てない内にそんな真相に辿り着いてしまったら、 少なくとも私も冷静でいられる自信は全く無いわ」 「恐い事をさらりと言うよな、和も。 勿論、考えておかなきゃいけない事だと思うんだけどさ……。 でも、知った所でどうしようもない真相ってのは、例えばどんなのなんだ?」 「勿論、これも可能性なんだけど、こういうのはどうかしら? 私達はもう死んでいて、この世界は三途の川みたいな世界。 この世界は生前の罪や穢れや煩悩なんかを洗い流すための禊ぎの空間なのよ。 この世界での生活が何らかの形で終わった時、 私達は一つの生をやっと終えて、新しい輪廻の円環に至る……とか」 「うわっ……。 そりゃ確かに縁起でもないし、どうしようもないな……」 私が呟くと、「勿論、可能性よ」と和は付け足した。 可能性なのは私も分かってるけど、 その可能性が間違っていないとも言い切れない。 それは頭の片隅ででも、考えておかなきゃいけない事なんだ。 でも、まあ、今はまだいいだろう。 まずは和の指摘通り、私達がこれからここでどうやって生きていくかを考えるべきだ。 その答えは私にはまだ出せそうもないけど、 和に考えてもらいながら、少しずつ話し合っていければいいと思う。 にしても……。 私は感心して和に声を掛けていた。 「色んな可能性を考えるよなあ、和も。 流石は頭脳労働担当ってか?」 「律達に動いてもらってる分、色々と考えておかないと申し訳ないもの。 それが私に出来る事だものね。 でも、出来ればたまにでいいから律達にも考えてほしいわ。 私の頭は固い方だって自分でも思うのよ。 試験とかの決まり切った答えなら出せるけど、柔軟な発想じゃ唯達にはとても敵わないから」 「唯の発想と比べたら、誰の脳味噌も筋肉みたいなもんだと思うけどな……」 「それでも、よ。 唯ほどでないにしても、律も私には思いも寄らない発想をしてるもの。 そして、その発想を実践する行動力もある。 唯も発想力はすごいんだけど、突拍子が無さ過ぎて実践出来ない事があるものね。 だからね……、本当に頼りにしてるわ、律」 なるほど……。 和が私を頼りにしてるのは本当らしい。 その期待に応えられるかは分からないけど、出来る限り応えたいな。 私は親指を立ててウインクをして言ってみせる。 ウインクは苦手だけど、それは放置の方向で。 「頼りにされついでに、一つ私の推論を和にお聞かせしようじゃないか。 そうだな……、この世界から生き物が消えたのは火星人の仕業ってのはどうだ? UFOで皆をキャトってったんだよ」 「キャトってって……、キャトルミューティレーション? キャトルミューティレーションは家畜の事を指すから、 正確にはヒューマンミューティレーションになるわね……。 その可能性も無いとは言い切れないけど、 実際に火星人の仕業だったら律はどうする気なのよ? UFOを見つけ出して殴り込みでも掛けるわけかしら?」 「モチのロンよ! 私達の戦力では無理なんて心配はノープロブレム! 私達には音楽があるからな! 音楽で殴り込むぜいっ! 知ってるか、和? 火星人は音楽を聞くと頭が爆発して死ぬんだぜ?」 「あったわね、そんな映画……。 あ、でも、唯達はいいとしても、律とムギはどうするのよ。 ムギはキーボードを首から掛ければどうにか移動も出来るだろうけど、 律の方は流石にドラムを自由に持ち運ぶのは、やっぱり無理なんじゃないかしら」 「それもノープロブレム! ドラムを身体中に巻き付け、背中に背負って移動してやるからな!」 「何、その雷様……」 ◎ 時間は少しだけ前の話になる。 真夏の朝、私が一人で屋上を訪れていたのには、深いようで浅い理由があった。 そもそも自分でも真夏に屋上で佇むなんて、 風流どころか熱中症を心配したくなるけど、何故だかあまり暑さは感じなかった。 暑いはずなのに、暑さをあんまり感じないんだよな。 それは精神的な問題なんだろうか。 それとも本当に体感温度が下がってるのか? そういや、ヒートアイランド現象って言うんだっけ? クーラーやら何やらの排気熱のせいで、都市全体の温度が上がっちゃう現象の名前って。 今の状況、少なくともこの町では誰一人クーラーを使ってないはずだ。 私達も含めて、だ。 人が消えてから、ほとんどの電化製品は全く動かなくなった。 難しい話じゃなくて、単純に町全体に電気が通ってないだけだ。 だから、使いたくてもクーラーなんて使えないんだよな。 そういう意味で町全体の温度が下がっちゃった……、ってのはあるのかな? まあ、どっちでもいいか。 とにかく、電気が通ってないわけだから、電灯だって点かない。 そのせいもあって、何と私達は昨日は午後の九時に消灯……、じゃないや、就寝した。 九時だぞ、九時。 健全な女子大生が眠っていい時間じゃないよな。 でも、電灯が点かないんじゃ、 テレビゲームどころかボードゲームも出来なかった。 自宅や学校から集めてきた蝋燭を無駄遣いするわけにもいかない。 電池で動く電化製品は動くみたいだけど、 電池を消耗させてまで遊ぶ気力も度胸も残ってなかった。 結局、私達はそれぞれに寝る事しか出来なかったわけだ。 ちなみに全員がまとまって寝るのも手狭だろうって事で、 ひとまずの間だけど、私達は二つのグループに分かれて眠る事になった。 生徒会室で眠る事になったグループが私、和、梓、純ちゃん。 軽音部の部室で眠る事になったグループが唯、憂ちゃん、ムギ、それに澪だ。 勿論……、って言うのも変な話だけど、 私と澪が違うグループになった事は、梓と純ちゃんに心配された。 特に純ちゃんが必死な表情で、私を説得しようとしていた。 「澪先輩と一緒じゃなくていいんですか? よければ私が澪先輩と変わりますよ!」 って、そう申し出てくれた。 それだけ私達がいつも一緒に居るって思われてるんだろう。 一緒に居なきゃいけないんだって。 それはとても嬉しかった。 純ちゃんは本当に優しい子だ。梓と親友なのも納得出来るよ。 私はそんな純ちゃんに感謝しながら……、でも、ちょっと卑怯な事を言った。 「別に澪と一緒じゃなくても大丈夫だよ。 それとも、純ちゃんは私と一緒のグループが嫌なのか?」 我ながら卑怯な言い方だったと思う。 そんな事を言ったら、純ちゃんの方が引き下がるしかないって分かり切ってるのにさ。 予想通り、純ちゃんは「そんな事ないですけど……」と残念そうに引き下がってくれた。 気を遣ってもらいながら、純ちゃんには本当に悪い事をしちゃったと思う。 でも、今はまだ、面と向かって澪と話せそうになかった。 家に閉じこもろうとした澪の事を怒ってるわけじゃない。 澪の気持ちはよく分かるし、出来る事なら支えてやりたい。 だけど、澪に掛けられる言葉が見つからないんだ。 何を言っても、わざとらしい気休めになっちゃいそうな気がしてる。 私が澪に掛けたい言葉はそんな気休めなんかじゃない。 いや……、ひょっとしたら、気休めでもいいのかもしれなかった。 気休めでも何でも、とにかく澪に言葉を掛けるべきなのかもしれない。 少しずつ言葉を掛けていく内に、 本当に言いたかった言葉が見つかるものなのかもしれない。 頭では分かってるつもりだ。 それでも、身体と……、心が動き出せないんだ。 頭の中で見つけた言葉を喋ろうと口を開いても、 うるさく響く心臓の鼓動が、一瞬で私の言葉を消して口を閉じさせる。 恐いんだと思う。 澪を失うのが恐いんだ。 澪だけじゃない。 唯も、梓も、ムギも、和も、憂ちゃんも、純ちゃんも……。 皆を失うのが恐くてどうしようもない。 当然だけど、誰かを失うのはいつだって恐い。 大切な人達を失くしたくない。 こんな状況じゃなくたって、恐いに決まってる。 でも、今の世界がこんな状況だから、余計に私は動き出せなくなってる。 下手な事を言ってしまって、もしも誰かから少しでも拒絶されてしまったら……。 私はそれに耐えられる自信が全然無い。 今だって不安を必死に押し殺してるのに、 これ以上誰かを失ってしまうなんて、考えただけで身体が震えるのを感じる。 世界に私達以外誰も居ないこの状況。 こんな状況で仲間を失ってしまったら、その先にあるのは完全な孤独だけじゃないか。 馬鹿みたいだって自分でも思う。 『完全な孤独』だなんて、思春期の中学生かよ……。 私はもう大学生なんだぞ? 自分が誰からも愛されてるって考える事と同じくらい、 自分が誰からも拒絶されてるって考える事は馬鹿な事だって知ってる年頃だろ? そう思うのに、やっぱり動き出せない自分はまだ本当に子供だ。 少しは成長出来たつもりだったのに、本当に私はまだまだだ。 高校三年間、どうにか軽音部の部長をやり遂げられたと思ってたのにな……。 そんな事を考えてたせいだろう。 休みの日はかなり寝入っちゃう私なのに、今朝に限って早く目が覚めた。 寝袋の中から身体を引きずり出して、 家から持ってきた目覚まし時計に目を向けると、まだ六時にもなっていなかった。 勿論、早寝のせいもあるんだろうけど、 こんな早い時間に目を覚ますなんて滅多にない事だ。 周りを見回してみると、和と梓はまだ眠っていた。 和と梓は静かな寝息を規則正しく立てている。 でも、梓の隣の布団で寝ていたはずの純ちゃんの姿が無かった。 布団だけ残して、純ちゃんの姿は影も形も見当たらない。 部室の方にでも行ったんだろうか? 私もちょっと校内を散歩しようかな……? そう思いながら、生徒会室の扉を開いてみて……、私は息を呑んだ。 廊下、生徒会室から少し離れた場所に、純ちゃんの変わり果てた姿が転がっていたからだ。 昨晩、一緒に寝ていた時とは、明らかに違っている純ちゃんのその姿……。 髪型は無惨に乱れ、可愛いデザインのパジャマも見る影もなく……。 「純ちゃん……!」 小さく叫んで、私は廊下に転がる純ちゃんに駆け寄る。 駆け寄りながら、多くの事を一瞬で考える。 一体、何だってんだよっ? 誰も居ないはずのこの世界に、エイリアンみたいな奴でも居たってのか? エイリアンが純ちゃんを襲ったってのか? この世界から人を消したのもそいつ……? もしかすると、そいつは私達を一人ずつ狩るために世界をこんな風に……? 今もそいつは何処かで私達を監視して……? ああ、もう、とにかく! 今は純ちゃんだ! 私は仰向けに転がる純ちゃんの頭を抱え、自分の胸元に引き寄せる。 純ちゃんの肌は暖かかった。 でも、暖かいからって、安心出来るわけでもない。 喉から心臓が出そうなほどに緊張し、自分の手が痙攣しているのを感じる。 それでも、私はそれを必死に耐えて、 昨晩とは全く違ってる姿……、 パジャマも纏わず下着だけの姿になってる純ちゃんの異常を探る。 下着だけの姿とは言っても、 寝る前はパジャマだったわけだから、当然ブラジャーも着けてない。 そんなパンツしか履いていない姿の女子高生が、 学校の廊下に転がってるだなんて、そんなのただ事であるはずがないじゃないか。 「純ちゃん……! どうしたんだ、純ちゃん……!」 頭を揺さぶりながら、目を皿のようにして純ちゃんの全身を見渡す。 純ちゃんの裸を見るのは初めてだが、そんな事を言ってる場合でもなかった。 一見した限りじゃ外傷は無さそうだけど、 人は外傷が無くても死んじゃう事だってあるんだ。 もしも純ちゃんに何かあったとしたら、それは年上の私の責任だ。 そうだとしたら、後悔してもし切れない。 無事でいてくれ、純ちゃん……! 不意に。 私の後ろからとぼけた様子の声が響いた。 「あーあ、純ったら……。 あれだけ気を付けてって言ったのに……」 驚いて、私は声の方向に振り返る。 そこには寝ぼけ眼の梓が、呆けた様子で立っていた。 その梓の表情からは、驚いた様子は一切見受けられなかった。 何だよ……。 何を言ってるんだよ、梓は……。 「気を付けて」ってのは何の話なんだ? 梓は何を知ってるってんだ? 学校の中でエイリアンが歩き回ってる事を知ってたってのか? 「律先輩の声で目が覚めちゃいました……。 何があったのかと思ったら……、純のせいだったんですね……。 大丈夫ですよ、律先輩……。すぐ慣れますから……」 梓が何の感動も無く、淡々と言葉を続ける。 背筋が凍る気がした。 こんな異常事態に冷静でいられる梓の事が、心底恐ろしくなってくる。 慣れるってのはどういう事なんだよ。 また何度もこういう事が起こるって言いたいのか? それとも、梓はこういう事を何度も経験してきたってのか? 私は喉から声を絞り出して、 震える身体を抑えながら、掠れた声でどうにか梓に言った。 「大丈夫ってのは何なんだよ、梓……。 こんなのただ事じゃないだろ……。 だって、純ちゃんが……、純ちゃんが……!」 「確かにただ事じゃないですよね……。 純のこの寝相の悪さ……」 「寝相かよ!」 早朝の学校全体を震わせるくらいの声で、私は絶叫した。 朝も早くから申し訳ないが、絶叫せずにはいられなかった。 寝相って何やねん! その私の声で意識がはっきりしたのか、大きな目を見開いた梓が困った様子で囁いた。 「いきなり大きな声を出さないで下さいよ、律先輩。 和先輩達はまだ寝てるんですから、迷惑になりますよ」 「いや、でも寝相って、そりゃいくらなんでも……」 言いながら、恐る恐る自分の耳を純ちゃんの口元に近付けてみる。 耳を澄ませば、すぐに純ちゃんの口元から安らかな寝息が聞こえた。 それはそれは安らかな寝息じゃったそうな。 「本当に寝てるだけかよ!」 「だから、大きな声を出さないで下さいってば。 さっきからそう言ってるじゃないですか、律先輩。 純ってばいつも『気を付けて』って言ってるのに、全然寝相の悪さが直らないんですよ。 人の布団に入ってくるし、人の顔は蹴ってくるし……、 ひどい時は今みたいに寝ながら服を脱ぎ散らかしたりもするんです。 特に昨日はクーラーを使えなくて寝苦しかったんで、 パジャマを脱ぎたい気持ちはちょっと分かりますけど……。 まあ、もう『慣れ』ましたけどね」 「でも、廊下で寝るってのは、寝相にしてはひど過ぎないか……?」 「あ、いえ、寝相と言うのは言葉のあやですよ、律先輩。 多分、純は半分眠ってる状態でトイレに行って、帰り道で力尽きたんだと思います。 ほら、あそこにパジャマもありますし、蒸し暑いから脱ぎながら帰って来てたんでしょうね。 実は純にはよくある事なんです。 前に純の家に泊まった時の話なんですけど、 私と一緒に部屋で寝てたはずなのに、目が覚めたら純は何故か玄関で寝てましたよ」 仕方が無い子ですよね、と付け加えてから梓が苦笑する。 すげー……。 純ちゃんもすげーけど、それに慣れ切ってる梓もすげー……。 そういや、さっき私は今の純ちゃんの髪型を無惨とか考えてしまってた。 何かの事件に巻き込まれたのかと思ってたけど、 こうして眠ってるって事は、今の髪型は単なる寝癖だって事か……。 何か、ごめん……。 無惨な髪型とか考えて、本当にごめん……。 5
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18242.html
「えっと……、ごめんね……。 私ったら全然気付かなくてさ……」 「いえ……。 私こそ年上の人をちゃん付けで呼びたいだなんて、 いきなり変な事を言ってしまってすみません……。 でも……」 途切れ途切れながら、憂ちゃんは自分の想いをはっきり口にしてくれた。 憂ちゃんからそんなに信頼されてるのは凄く嬉しい。 でも、何でだ……? 私はその答えが出せない。 自慢じゃないが、この数日でそんなに憂ちゃんと親しくなる何かがあったなんて思えない。 三年間、それなりの距離感を持って私達は付き合っていた。 友達の妹っていう難しい位置にいる憂ちゃん相手に私は少し戸惑ってて、 多分、憂ちゃんはそれを察して、私と丁度いい距離感で付き合ってくれてたと思う。 けど、今の憂ちゃんは私ともっと親しくなりたいと言ってくれてる。 失礼だと思うけど、私にはその理由が全然分からない。 はっきり言って、本気でお風呂以外に理由が見当たらなかった。 梓には冗談で言ってたんだけど、本気で湯の力が私達を近付けてくれたんだろうか? そりゃ私だって、一緒に風呂に入ったおかげで若干親しくなれたとは思ってるんだけど……。 流石にその理由まで憂ちゃんに訊いちゃうわけにはいかない。 そんなの失礼過ぎるにも程がある。 だから、今度こそ私はちゃんと憂ちゃんの気持ちを考えなきゃいけない。 あの日の事をもっと思い出すんだ。 あの日、憂ちゃんと私の間に何があったのかを……。 裸の憂ちゃんと抱き合うような体勢になった……、ってのは違うよな。 憂ちゃんは本気で私の事を心配してくれてたし、 ムギの勘違いの事にも気付いてないみたいだった。 となると、あの日、私と憂ちゃんの間であった事と言えば一つしかない。 「ほうかごガールズ……?」 私が訊ねるみたいに口にすると、憂ちゃんの表情がパッと輝いた。 私達の様子を見ていた純ちゃんと和の様子も安心した感じになる。 嬉しそうに微笑みながら、憂ちゃんが話を続けてくれる。 「はい……! あの日は言ってなかったんですけど……、 恥ずかしくて言い出せなかったんですけど……、 だから、今、言わせてもらいますね……。 律さんが新バンドの……、 ほうかごガールズの事を発案してくれて、私、とても嬉しかったんです。 これでお姉ちゃん達に私達の演奏を聴いてもらえるんだって思うと、凄く嬉しくて……。 それもそのバンドに和ちゃんまで参加してくれるなんて、本当、夢みたいです……! 今更ですけど、本当にありがとうございます!」 憂ちゃんは少しだけ興奮して言っていた。 憂ちゃんが興奮するなんて、よっぽどの事だった。 そうか……。 私は憂ちゃんにそんなに喜んでもらえる事を思い付いてたのか……。 正直、単なる勢いだけの思い付きが、憂ちゃんにそんなに喜んでもらえてたなんて思いもしなかった。 大体、それはわかばガールズのためだけに言い出した事じゃない。 何も出来てない自分が悔しくて、 それと私自身もわかばガールズの演奏が聴きたくて、 そんな下心もあって言い出した事なんだ。 不純な雑念や下心に溢れた勢いだけの発案なんだ。 それがこんなに喜んでもらえてるなんて、何だか申し訳ないけど……。 でも……。 それは口にしないでいい事だと思った。 始まりや理由は何であれ、憂ちゃんはそれを嬉しいと思ってくれた。 私の事を信頼してくれたんだ。 だったら、言いだしっぺとしての責任を取るのが、私のせめてもの罪滅ぼしだ。 私はいつも勢いだけの自分に呆れながら、 でも、ちょっとだけ感心しながら、憂ちゃんの目をまっすぐに見つめた。 今度は変な気負いもなく正面から見つめられた。 「ほうかごガールズの事……、 憂ちゃんにそんな喜んでもらえてたなんて、私も嬉しいよ。 ごめんね、すぐに気付けなくってさ……。 その分、私、皆の演奏をしっかり支えるよ。 部活に力を入れてるわかばガールズの演奏に匹敵出来るかは分かんないけど、頑張る。 だから……」 私は正直な想いを口にした。 頑張ろう。 わかばガールズの完璧な演奏を手助けするために、精一杯頑張ろう……! そんな真剣な想いを込めていたけど、何故だかその言葉は純ちゃんに苦笑された。 持っていたベースを軽くかき鳴らしてから、純ちゃんが私に言った。 「違いますよ、律先輩。 ここはアレですよ? 「頑張る」じゃなくて、「一緒に頑張ろう」って言う所ですよ? だって、私達、もう同じバンドのメンバーじゃないですか。 もう仲間なんですから、他人行儀な言い方は無しにしましょうよ。 仲間で一丸になって、澪先輩達にすっごい演奏を聴かせてあげましょうよ!」 言い終わった後、流石の純ちゃんでも照れ臭かったんだろう。 頬を少し赤く染めながら、照れ隠しなのかピースサインを見せた。 仲間……か。 言われてみれば、そうだった。 助っ人のつもりだったから自覚は無かったけど、助っ人でも仲間は仲間なんだ。 もう他人行儀な考え方をするのはやめよう。 期間限定だけど、私の新しいバンドとして、全身全霊で皆と演奏するんだ! 「分かったよ、純ちゃん。勿論、憂ちゃんも。 私、自分の事を助っ人だからって、軽く考えてたかもしれない。 でも、それじゃいけなかったんだ。 助っ人だろうが何だろうが、 メンバー全員が気持ちを一つにしなきゃ、いい演奏なんて出来ないよな。 だから……、一緒に頑張ろうぜ!」 私が手を挙げて宣言すると、憂ちゃん達も笑顔で手を挙げてくれた。 まだライブをする前に、この事に気付けて本当によかった。 単なる助っ人ってだけの気分だったら、いい演奏なんて出来なかったかもしれない。 それに気付かせてくれた皆には本当に感謝したい。 和が私のその様子を見て、静かに微笑みながら言った。 「久し振りに聞いたわね、律の『ぜ』って語尾。 私の前じゃたまに出してたけど、憂達の前じゃあんまり出してなかったでしょ? 律も憂達の前じゃ照れてたのかしら?」 「うおーい! そこは気付いても黙っててくれよ、和ー……!」 和に言われなくても、そこは私も自覚してた。 憂ちゃんと純ちゃんの前じゃ、ちょっと口調変えちゃうんだよな、私。 二人が嫌いってわけじゃなくて、 年下に素の自分を見せるのはやっぱり恥ずかしかったんだと思う。 いや、梓は除くけどな。 でも、ぎこちなくても、少しずつそういうのはなくしていこう。 私達はもう仲間なんだから。 私は照れ隠しのために、憂ちゃんに微笑みかけて言ってみる。 「って事で、それは置いといてとにかく……、 憂ちゃんは遠慮なく私の事をりっちゃんって呼んでくれていいぞ! 何だったら律って呼び捨てにしてくれても構わないからさ!」 私の言葉に憂ちゃんが嬉しそうにしながらも、軽く頭を下げて返した。 「ありがとうございます、律さん。 りっちゃんって呼ぶのを許してくれて、私、嬉しいです。 でも……、やっぱりまだしばらくは律さんってお呼びしますね。 りっちゃんで呼ぶのは、まだちょっと恥ずかしくて……。 でもいつか……、いつか必ずりっちゃんって呼ばせてもらいますね……!」 「そっか……。うん、いいよ。 その時を楽しみに待ってる。 こういうのは強制で呼ばせるようなもんじゃないしさ」 「自分で話を盛り上げておいてすみません、律さん……。 あ、そうだ! 律さんの方こそ、私の事、『憂』って呼び捨てで呼んで下さい。 律さんが梓ちゃんを呼び捨てで呼ぶの、いいなって思ってたんです」 私が憂ちゃんの事を呼び捨てに……? 『憂』って……? うわ、それは想像してなかった。どうしよう……。 私がその答えを出すより先に、純ちゃんが憂ちゃんの話に乗っかった。 「あ、それいいなー、憂。 ねえ、律先輩、私の事も『純』って呼び捨てで呼んで下さいよ。 後輩を名前で呼び捨てる関係なんてカッコいいじゃないですか! さあさあ、遠慮なく!」 ノリノリだー! 一応、私が純ちゃんを呼び捨てにする光景を想像してみる。 憂ちゃんを呼び捨てにするよりは想像しやすかったけど、 やっぱり純ちゃんを呼び捨てにするのも恥ずかしい。 呼び方を変えるってのは、難しいよな……。 漫画みたいに親しくなったらいつの間にか呼び捨ててるって事は無いぞ、マジで。 私は照れ笑いを浮かべて、頬を掻きながら純ちゃん達に言う。 「機会があればな! いきなり呼び捨てってのはちょっと……ね。 その内、そう呼ぶからさ!」 私の言葉に純ちゃんと憂ちゃんは残念そうな顔をしたけど、すぐに納得してくれた。 自分達も簡単には私の事をりっちゃんって呼べない気持ちがあるみたいで、 私の気持ちを分かってくれたみたいだ。 その内……、ってのは、勿論その場しのぎの嘘じゃない。 今はまだ恥ずかしいけど、皆でライブをした頃には、少しは呼びやすくなってるはずだ。 その頃には、新しい呼び方で呼び合える仲になっててほしいと思う。 呼びたい、と思う。 でも、それはまだもうちょっとだけ先の話だ。 私はスティックを掲げると、私の新しい仲間達に向けて宣言してみせる。 「よっしゃ。 仲間同士の親交も大切だけど、練習だって同じくらい大切だ。 そろそろ練習しようぜ! 期限があるわけじゃないけど、出来るだけ早く澪達にライブをみせてやりたいからな!」 私の言葉に、「はいっ!」、「そうですね!」、「分かったわ」と三者三様の返事が上がる。 皆の返事は嬉しかったけど、同時に私は突っ込みを待っていた。 多分、あいつからの突っ込みが来るはずだって思ってた。 このパターンならあいつから、 「普段は練習しようなんて言わないのに、今日はやけに張り切ってますね」って突っ込みが来るはずだ。 そう思ってた。 だけど、あいつからの……、梓からの生意気な突っ込みは来なかった。 梓は私の言葉をまるで聴いてないみたいに、音楽室の壁を見つめながらぼんやりしていた。 「おーい、梓ー? 練習だぞー? おまえがいつもやりがってる練習だぞー?」 ちょっと声を張り上げてみるけど、梓は全く反応しなかった。 そういや、梓はさっきまでの会話にも全然参加してなかったよな。 私と憂ちゃんの会話には参加しそうなもんなんだけどな……。 何か悩み事でもあるんだろうか……。 何だか心配になる。 でも、大事だって騒いじゃうのも、梓に悪い気がするしな……。 どうしようかな……。 何個か解決策を考えてみたけど、私らしい最適な答えは一つしか見つからなかった。 我ながらひどい解決策だなって思う。 でも、それが一番だ思ったから、私は少し深呼吸してから意を決して立ち上がった。 壁を見つめている梓にゆっくりと近付いていく。 手を伸ばせば届く距離。 そんな距離にまで近付いても、梓は私の行動に気付いてないみたいだった。 小さく溜息を吐いてから、私は梓に手を伸ばして……、 成長してる気がしないでもないその梓の控え目な胸を鷲掴み、耳元で囁いてやった。 「あーずーさちゃん?」 「にゃっ!?」 梓があだ名通りの猫みたいな悲鳴を上げる。 やっぱ効果抜群だな。 ぼんやりしてる澪によくやる技なんだけど、澪の奴もこの私の技には弱い。 ほぼ確実に反応して、その後に「聞こえてるよ!」って言いながら殴り掛かって来る。 聞こえてるなら反応しようぜ……。 梓の奴も多分、殴り掛かって来るはずだ。 前に澪のコスプレ……、じゃないか。 とにかく澪の真似をさせようとした時、 こいつ、「律、うるさい!」って言いながら本気で殴り掛かって来たからな……。 あれは痛かった……。 ただ殴られるだけってのも悔しいから、 私は鷲掴んだ胸を揉んでやろうと少し手を動かそうとして……、気付いた。 あれ……? も……、揉めん……。 ブラジャーの硬い感触だけが手に伝わってきて、どうにも揉みようがない……。 梓……、胸が成長してるように見えたのは私の気のせいだったのか……。 つーか、ブラジャーのサイズだけ大きくしてるんじゃないのか? サイズが合ってない気がするんだが……。 瞬間、私は途轍もなく悲しくなった。 まさか梓……、自分の成長を信じてサイズの大きいブラジャーを買ったのか? フィッティングもせずに……? やめてくれ……。 人の事を言えない立場なだけに悲しくなってくる……。 だけど、今はそんな事はどうでもよかった。 いつまで経っても、梓の拳が私の脳天を襲わない事の方が気になった。 本気で心配になって来て、手を梓の胸から離しておずおずと訊ねてみる。 「おい、梓……? おまえ、大丈夫か? 熱でもあるのか? 調子が悪いんだったら、早めに昼飯作ってやるから、食べて休んでいいんだぞ……?」 「あ……、はい……。 いえ、えっと……、大丈夫です……。 考え事してただけなんで……、 その……、返事しなくてすみませんでした……」 梓が元気無く呟く。 そして、大きな溜息。 胸を揉んだ私の行動がとても間抜けに思えて来る。 私が間抜けなのは全然構わないんだけど、 その間抜けさに今の梓を巻き込んでしまうのは、ひどく申し訳ない気がした。 私、間違っちゃったのか? 私の思い付きの行動が失敗する事は多いけど、今回も失敗だったのか? 梓の調子を取り戻そうとしてやった事は、完全に失敗だったってのか? それを梓に訊ねたかったけど、本人に訊く事じゃないってのも分かってた。 私は無理して笑ってから、梓の肩を軽く叩いた。 どうしよう……。 梓に嫌われちゃってたら、どうしよう……。 思わずそんな事を考えちゃってる自分に気付く。 当然だけど、梓だろうと誰だろうと、誰かに嫌われるのはどんな時だって嫌だ。 嫌に決まってるじゃないか。 でも、閉ざされた世界に来てから、私は誰かに嫌われるのがすごく怖くなってる気がする。 皆、親しい仲間達だし、残されたのは私達の八人だけなんだ。 たったそれだけしか居ないのに、そんな数少ない仲間に嫌われるなんて、絶対に嫌だ……! 様子がおかしいはずの梓にすら、私の顔色が悪い事を気付かれちゃったんだろう。 梓が心配そうな顔を向けて、私に言ってくれた。 「どうしたんですか、律先輩? これから練習するんですよね? ぼんやりしててすみませんでした。 私はもう大丈夫ですから、練習しましょう?」 悩んでる梓に何で気を遣わせちゃってるんだよ、私は……。 私は自分の情けなさと臆病さに呆れながら、どうにか掠れた声を絞り出す。 「あ、ああ……。 今日は初めてほうかごガールズで合わせる日だからな……。 しっかり頑張れよ、梓。 それと……、えっと……」 「何ですか?」 梓が首を傾げて私に訊ねる。 その顔にはもう微笑みが戻っていた。 梓の悩みはひょっとしたらそれほど深い悩みじゃなかったのかもしれない。 私が勝手に怖がっちゃってるだけかもしれない。 だけど、梓に嫌われた可能性がほんの少しでもあるって思うと、 私は震えてしまう自分の心を押し留められなかった。 本当は「ごめんな」って言おうと思ってた。 「調子に乗って胸を揉んだりして悪かった」って言いたかった。 でも、流石にそれはやめておいた。 それは完全な私の自己満足だからだ。 梓に「気にしてませんよ」って言ってもらって、安心するための謝罪なんだ。 それが分かるくらいには、私の頭は悪くないつもりだ。 だから、私は深呼吸して、軽く笑って見せた。 もし今の行動で梓に嫌われたんだったら、他の所でフォローしよう。 本当に謝らなきゃいけない時はあると思うけど、 自分の不安を消すためだけに謝るなんて、しちゃいけない事だ。 「何でもない。練習、頑張れよ」と私が言うと、「律先輩も」と梓が返した。 むったんを持って、梓が音楽室の中央に向かう。 私は大きく深呼吸をしてから、さっきまで座っていたドラムに向かって歩いていく。 純ちゃん達が梓に心配そうな声を掛け、「大丈夫だよ」と梓が微笑むのを横目に見る。 少しだけ安心しながら、私は相棒のドラムの椅子に座った。 相棒のドラム……。 ほうかごガールズを組んでから、メンバーで分担して運んだ私の黄色いドラムだ。 わかばガールズのライブの後で演奏出来るように、実家に置いておいたんだよな。 菫ちゃんのドラムを借りるって選択肢もあったけど、私はそうはしなかった。 純ちゃんは「スミーレは気にしないと思いますよ」って言ってくれた。 でも、それは遠慮しておいた。 わかばガールズのドラマーは菫ちゃんで、 菫ちゃんのドラムは菫ちゃんだけの物なんだ。 後からしゃしゃり出た私がその居場所を奪っちゃいけないんだ。 例え今後一生会う事が出来ないとしたって、それだけはやっちゃいけない。 まあ、菫ちゃんのドラムが身長の高い人用のドラムだった、ってのもあるけどさ。 話にはちょっと聞いてたけど、でけーな、菫ちゃん……。 梓に見せてもらった写真で見ても、梓より頭一個は確実に大きかったし……。 勿論、ドラムをセッティングし直す事も出来るんだけど、やっぱりそれは駄目なんだ。 私だって自分のドラムを勝手にセッティングし直されたら、 流石に怒りはしないけど、どうも気分悪いもんな……。 27
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/100.html
しこたまスレイブ 751 :名無したちの午後:2009/07/25(土) 15 37 39 ID Ua/qmmze0 しこたまスレイブ追記 アイナ パンツコキ、髪コキ レナ 手コキ、連続手コキ、アナル舐め手コキ、足コキ2、オナホ攻め、オナ見せ2、もう一人の自分と一緒に手コキ 二人 W足コキ 美弥子 足コキ3 マタル 手コキ マイカ 足コキ コキ語なし コキシチュは総受け。 野外プレイやペット扱いなど羞恥を煽るテキストが秀逸。 パンツコキでアイナが「間接エッチだよ」と状況を詳細に実況してくれるのが個人的にツボだった。 ただ卑語が全くないので卑語を交えた言葉攻めが好きな人にはやや物足りないかもしれない。 それでもシチュが凄まじく豊富なのでコキスキー必見の神作。 関連レス