約 1,037 件
https://w.atwiki.jp/zero-flora/pages/366.html
再調査箇所 学問 地図名 目的地 必要スキル ランク 発見物 予定日 完了日 クレタ島内陸 考古学 古代文字の粘土板の地図 カンディア郊外のクレタ島内陸、巨大枯れ木の近く。 探索、考古学 9 クレタ文字の粘土板 2018/06/09 2018/06/09 マケドニア地方 考古学 古代の金装飾の地図 サロニカ郊外のマケドニア地方、大岩のちかく。 探索、考古学 8 古代マケドニアの金装飾 2018/06/16 2018/06/16 パフォス郊外 考古学 王家の墓の地図 ファガマスタ外のパフォス郊外、廃墟の近く。 探索、考古学 4 カトパフォスのネクロポリス 2018/06/17 ☆レモンパイ☆さんが報酬をもらった日 ビブロス郊外 考古学 割れた石碑の地図 ベイルート外のビブロス郊外、逆さ岩の近く。 探索、考古学 4 ビブロス文字の石碑の破片 2018/06/30-2018/07/01 2018/07/01 ルクソール地方 考古学 そびえ立つ石柱の地図 ナイル川の中流で上陸、奥地のとんがり岩の北の建物の近く。 探索,考古学 5 トトメス1世のオベリスク 2018/07/07 2018/07/07 ビュルサの丘 考古学 豊穣の女神像の地図 チュニス郊外のビュルサの丘、大きな木の近く。 探索、考古学 3 アスタルテ像 2018/07/28 2018/07/28 アナトリア高原 宗教学 十字架の首飾りの地図 トルコ北岸で上陸。奥のアナトリア高原。大岩の近く。 探索、宗教学 6 十字架の首飾り 2018/07/29 2018/07/29 レプティス 考古学 大理石の女神像の地図 トリポリ郊外のレプティス、とんがり岩の近く。 探索、考古学 3 レプテス・マグナのヴィー ナス像 2018/08/04 2018/08/04 ソールズベリー平原 考古学 太陽を指し示す石の地図 ブリテン島南岸で上陸。奥のソールズベリー平原。北西。 探索,考古学 3 修道士のかかと 2018/08/05 2018/08/05 カルナック 考古学 森の中の巨石の地図 ナント郊外のカナルック、白い花の近く。 探索、考古学 3 マニオの巨石 2018/08/05急遽実施 2018/08/05 ガラパゴス島奥地 考古学 南米の土器の地図 ガラパゴス島南岸で上陸。奥のガラパゴス島奥地。南東。 探索、考古学 7 インカの土器 2018/09/01-2018/09/02 2018/09/01 マヤ低地 考古学 王のレリーフの地図 ヴェラクルス南の郊外、マヤ低地にある南の神殿の近く。 探索、考古学 12 パカル王のレリーフ 2018/09/02 2018/09/02 エチオピア北部 考古学 王の石碑の地図 マッサワ郊外のエチオピア北部、テーブル岩の近く。 探索、考古学 5 エザナストーン 2018/09/08 2018/09/08 ウル地方 宗教学 ウル王朝の法典の地図 バスラ郊外のウル地方、逆さ岩の近く。 探索、宗教学 6 ウル・ナンム法典 2018/09/15 2018/09/15 タンジャーウール地方 宗教学 寺院のレリーフの地図 ポンディシェリ南の奥地、南の大岩の近く。 探索、宗教学 5 カーリーのレリーフ 2018/09/16 2018/09/16 パガン地方 宗教学 パガン王朝の仏典の地図 ペグー郊外のパガン地方、赤い花の近く。 探索、宗教学 8 上座部仏教の仏典 2018/09/29 2018/09/29 コナーラク地方 考古学 インドの技芸書の地図 カルカッタ郊外のコナーラク地方にある哺乳類の骨の近く。 探索、考古学 4 古代インドの建築技芸書 2018/09/30 2018/09/30 ジンバブエ内陸 考古学 儀礼用剣の地図 アフリカ南東岸で上陸。奥のジンバブエ内陸。南西のほう。 探索、考古学 5 青銅の儀礼用剣 2018/10/06-2018/10/07 2018/10/07 長崎北 考古学 英雄譚の地図 長崎の門の外、斜め岩の近く。 探索、考古学 6 百合若 大臣 2018/10/13 2018/10/13 淡水河西 考古学 契約文書の地図 淡水郊外の淡水河西、重ね岩の近く。 探索、考古学 12 新港文書 2018/10/14 2018/10/14 台湾島南東岸 考古学 並んだ石柱の地図 台湾島南東岸で上陸。東にある赤い花の近く。 探索、考古学 12 掃叭石柱 2018/10/27 2018/10/27 朝鮮半島北岸 生物学 可憐な花の地図 朝鮮半島北岸で上陸。北北東にある重ね岩の近く。 生態調査、生物学 6 オオバオオヤマレンゲ 2018/10/28 2018/10/28 雲台山西 宗教学 泰山の女神像の地図 雲台山の門の外、テーブル岩の近く。 探索、宗教学 6 碧霞元君像 2018/11/03 2018/11/03 公州北 考古学 百済王の石碑の地図 朝鮮半島西岸で上陸。奥の公州北。北東の赤い花の近く。 探索、考古学 10 武寧王の誌石 2018/11/04 2018/11/04 黄土高原 宗教学 石製の仏塔の地図 黄河の下流で上陸、奥の黄土高原、巨大枯れ木の近く。 探索、宗教学 9 石製の浮屠塔 2018/11/10 2018/11/10 近江 考古学 土色のつぼの地図 日本列島南東岸で上陸。奥の近江。西のとんがり岩の近く。 探索、考古学 12 信楽のつぼ 2018/11/11 2018/11/11 ポンペイ島奥地 考古学 古代のカヌーの地図 ポンペイ島南岸で上陸。奥のポンペイ島奥地。南西のほう。 探索、考古学 8 オロシーバ兄弟のカヌー 2018/11/24 2018/11/24 ヴィンランドの岬 考古学 ヴァイキングの盾の地図 テラ・ノヴァ北岸で上陸。奥のヴィンランドの岬。北西のほう。 探索、考古学 12 ヴァイキングの鉄盾 2018/12/01 2018/12/01 コパン川北岸 考古学 祭壇のレリーフの地図 グァテマラ郊外のコパン川北岸の重ね岩の近く。 探索、考古学 12 祭壇のレリーフ 2018/12/02 2018/12/02 ここから下は1つの再調査地点につき陸地再調査地図は3枚あります。 西シベリア平原 地理学 書きかけの地図 黒海東岸で上陸。奥のコーカサス地方、南東のほう。 視認、地理学 5 カスピ海 2018/12/08-2018/12/09 2018/12/09 西シベリア平原 地理学 書きかけの地図 黒海東岸で上陸。奥のコーカサス地方、北西のほう。 視認 地理学 6 コーカサス山脈 西シベリア平原 宗教学 病除けの首飾りの地図 バルト海北で上陸。奥の西シベリア平原。東のほう。 探索、宗教学 7 ズメエヴィク コーカサス地方 生物学 俊敏なイヌの地図 バルト海北で上陸。奥の西シベリア平原。北東のほう。 生態調査、生物学 3 ロシアンウルフハウンド 2018/12/15-2018/12/16 2018/12/16 コーカサス地方 生物学 水辺に住むモグラの地図 バルト海北で上陸。奥の西シベリア平原。東のほう。 生態調査、生物学 5 ロシアデスマン コーカサス地方 財宝鑑定 変色する宝石の鉱脈の地図 バルト海北で上陸。奥の西シベリア平原。南西のほう。 探索、財宝鑑定 6 アレキサンドライトキャッツアイ サハラ 地理学 書きかけの地図 アフリカ北岸で上陸。奥のサハラ。哺乳類の骨付近。 視認、地理学 4 ウニアンガ湖群 2018/12/22-2018/12/23 2018/12/22 サハラ 考古学 古代壁画の地図 アフリカ北岸で上陸。奥のサハラ。南西の大岩の近く。 探索、考古学 6 タドラルト・アカクスの岩絵 サハラ 生物学 クモのような虫の地図 アフリカ北岸で上陸。奥のサハラ。南のテーブル岩付近。 生態調査 生物学 7 ヒヨケムシ ザンベジ川中流 考古学 古代石器の地図 アフリカ南南東岸で上陸。奥のザンベジ川中流。西側。 探索、考古学 5 ホモ・ハビリスの石器 2019/01/05-2019/01/06 2019/01/06 ザンベジ川中流 宗教学 アフリカ南部の神像の地図 アフリカ南南東岸で上陸。奥のザンベジ川中流。北の端。 探索、宗教学 7 ニャミニャミ像 ザンベジ川中流 生物学 奇抜なトカゲの地図 アフリカ南南東岸で上陸。奥のザンベジ川中流。赤い花。 生態調査、生物学 6 レインボーアガマ アマゾン奥地 生物学 実のなる木の地図 アマゾン川上流で上陸。奥のアマゾン奥地。入ってすぐ西。 生態調査、生物学 6 アサイー 2019/01/12-2019/01/13 2019/01/13 アマゾン奥地 生物学 大きな目の鳥の地図 アマゾン川上流で上陸。奥のアマゾン奥地。南の大岩付近。 生態調査、生物学 6 タチヨタカ アマゾン奥地 生物学 奇妙なカエルの地図 アマゾン川上流で上陸。奥のアマゾン奥地。南西のほう。 生態調査、生物学 8 グラスフロッグ パラグアイ川上流 財宝鑑定 奇妙な道具の地図 南米南東岸で上陸。奥のパラグアイ川上流。 探索、財宝鑑定 6 ボンビーリャ 2019/01/26-2019/01/27 2019/01/28 パラグアイ川上流 生物学 茶葉にする植物の地図 南米南東岸で上陸。奥のパラグアイ川上流。北のほう。 生態調査、生物学 5 イェルバ・マテ パラグアイ川上流 生物学 走る鳥の地図 南米南東岸で上陸。奥のパラグアイ川上流。北の隅。 生態調査、生物学 8 アカノガンモドキ ナイアガラ川流域 地理学 書きかけの地図 北米大陸東岸で上陸。奥のナイアガラ川流域。門から南。 視認 地理学 6 エリー湖 2019/02/02-2019/02/03 2019/02/03 ナイアガラ川流域 地理学 書きかけの地図 北米大陸東岸で上陸。奥のナイアガラ川上流。門から南。 探索、地理学 7 オンタリオ湖 ナイアガラ川流域 地理学 書きかけの地図 北米大陸東岸で上陸。奥のナイアガラ川流域。門から南。 視認 地理学 8 ヒューロン湖 ロッキー地方 生物学 小さなウサギの地図 ロッキー地方で上陸。門から出て東。 生態調査、生物学 7 ナキウサギ 2019/02/09-2019/02/10 2019/02/10 ロッキー地方 生物学 奇妙なトカゲの骨の地図 タコマ門の外。奥のロッキー地方。門から出て北。 探索、生物学 9 胴が扁平なトカゲの骨 ロッキー地方 生物学 奇妙なトカゲの骨の地図 タコマ門の外。奥のロッキー地方。門から出て南。 探索、生物学 7 頭頂部が丸いトカゲの骨 ウスチュルト台地 財宝鑑定 中央アジアの楽器の地図 黒海北東岸で上陸。奥のウスチュルト台地。北東のほう。 探索、財宝鑑定 4 コムズ 2019/03/02-2019/03/03 2019/03/04 ウスチュルト台地 地理学 書きかけの地図 黒海北東岸で上陸。奥のウスチュルト台地。北のほう。 視認、地理学 10 カラ・ボガス・ゴル湾 ウスチュルト台地 生物学 巨大な魚骨の地図 黒海北東岸で上陸。奥のウスチュルト台地。東のほう。 探索、生物学 3 サメの歯の石 ベンガル湾北岸 地理学 書きかけの地図 ベンガル湾北岸で上陸。南のほう。 視認、地理学 6 パンゴン湖 2019/03/09-2019/03/10 2019/03/10 ベンガル湾北岸 宗教学 古代の聖典の地図 ベンガル湾北岸で上陸。逆さ岩の近く。 探索 宗教学 9 テルマ ベンガル湾北岸 生物学 植物の生息地図 ベンガル湾北岸で上陸。とんがり岩の近く。 生態調査 生物学 4 ワタゲトウヒレン ヒマラヤ山脈周辺 地理学 書きかけの地図 ベンガル湾北岸で上陸。奥のヒマラヤ山脈周辺 視認 地理学 5 ランタン谷 2019/03/23-2019/03/24 2019/03/24 ヒマラヤ山脈周辺 地理学 書きかけの地図 ベンガル湾北岸で上陸。奥のヒマラヤ山脈周辺。北のほう。 視認 地理学 7 イエローバンド ヒマラヤ山脈周辺 地理学 書きかけの地図 ベンガル湾北岸で上陸。奥のヒマラヤ山脈周辺。西のほう。 視認 地理学 7 イムジャ湖 バイカル湖周辺 地理学 書きかけの地図 オホーツク海西岸で上陸。奥のバイカル湖周辺。南東の方。 視認、地理学 4 オリホン島 2019/03/30-2019/03/31 2019/04/05 バイカル湖周辺 地理学 書きかけの地図 オホーツク海西岸で上陸。奥のバイカル湖周辺。西の方 視認、地理学 7 アンガラ川 バイカル湖周辺 宗教学 古びた書き物の地図 オホーツク海西岸で上陸。奥のバイカル湖周辺。南のほう。 探索、宗教学 8 古儀式派祈祷法本 シベリア地方 生物学 白黒の鳥の地図 シベリア地方で上陸。重ね岩の近く。 生態調査、生物学 6 ソデグロヅル 2019/04/06-2019/04/07 2019/04/07 シベリア地方 生物学 奇妙な獣の骨の地図 シベリア地方で上陸。とんがり岩の近く。 探索、生物学 5 コブのある獣の化石 シベリア地方 生物学 シベリアの花の地図 シベリア地方で上陸。大岩の近く。 生態調査、生物学 8 シベリアヒナゲシ
https://w.atwiki.jp/agama/pages/26.html
[[阿含宗]](あごんしゅう)は、桐山靖雄(きりやませいゆう)により1978年(昭和53年)4月8日に創設された仏教系の新興宗教。 毎年2月11日、(2009年で第36回目となる)「炎の祭典・阿含の星まつり」という修験道の儀式である護摩の一種大柴燈護摩供を京都花山にて開催することでも知られる。 == 概要 == 名称 阿含宗(あごんしゅう) 所在地 本山:京都市山科区北花山大峰町17-5 本山総本殿:釈迦山大菩提寺 立宗 1978年(昭和53年)4月8日 開祖 管長・桐山靖雄 本尊 真正仏舎利スリランカ国などより贈与された「真正仏舎利」(釈迦のご遺骨)を本尊とする。 依経 阿含経(あごんぎょう) 日々の勤行で読経する聖典には阿含経、観音経、般若心経、凖胝観音経などが含まれる。 阿含経の成仏法を密教の様式で修行することを旨とするが、阿含経を依経としてるとは言いがたい側面があるという批評もある。→#阿含経と阿含宗との教学上の齟齬。 また、護摩儀式や実際には大乗経典からも参照していることから上座仏教系新宗教ではなく密教系新宗教だという意見もある。 拠点 国内74カ所、海外8カ所 毎月開催される例祭護摩修法と法話は全国の拠点に衛星中継とテレビ会議システムによる(アゴンネットワーク新システム)を利用して同時中継されている。 == 略史 == 桐山靖雄が1954年に設立した観音慈恵会が前身。阿含宗の名称である阿含は釈迦|ゴータマ・ブッダ=釈迦とその弟子たちの教法を伝える唯一の経典教典、阿含経(アーガマ)を依経とすることを自称したことから名付けられた。 桐山は観音信仰から法華経、密教へ進み、『阿含経』の七科三十七道品という因縁解脱の法(成仏法)を体得し、成仏力を得る。密教の伝法灌頂その他は金剛院派の北野惠法、元仁和寺門跡小田慈舟師より密教最高の法とされる「如意宝珠法」及び「金剛・胎蔵界法の奥伝」を伝授される。又、チベット仏教より金剛・胎蔵両部の伝法灌頂を受ける(ニンマ派からはギュルミ・ドルチェ・ドドルチェル〈一切万霊守護金剛〉の法号と金剛阿闍梨耶の僧位を授かり、その後、サキャ・ツァル派からンガワン・リクジン・テンペル〈智証光明大覚者〉の法号と金剛大阿闍梨耶の僧位を授かる)。 初期には桐山の念力で護摩木に火を点けるという「念力護摩」が話題になった。念力の護摩は関西本部、北陸本部、東京総本部の3カ所で奉修された。桐山はクンダリニーヨーガのチャクラ開発の技法を取り入れることで密教の求聞持法、念力の護摩を成就し、それが阿含経の「七科三十七道品」の修行達成につながった、としている。 一般に「桐山密教」として知られるように、かつては密教の修行による能力開発を強く打ち出していたが、教団名の変更に伴い、阿含経が釈迦が直接説いた内容をまとめた唯一の経典であるという主張を強め、自らそれを奉じていると自称していることによる正統性の主張や、釈迦の生地やローマ教皇庁を訪問するなど国際的に活動する印象を与える。 但し、実質的処女作で大ベストセラーとなり密教ブームを巻き起こした『変身の原理』(昭和46年刊)で、すでに七科三十七道品について言及している。 近年は、1996年モンゴル大柴燈護摩供、2000年の9・11後に行われたニューヨーク護摩法要、2003年パリ大柴燈護摩供、2006年アウシュビッツ大柴燈護摩供、2007年シベリア大柴燈護摩供、2008年イスラエル大柴燈護摩供、2009年ガダルカナル大柴燈護摩供など海外での法要も活発に行う。特に近年はシベリア抑留犠牲者や南方戦線の戦死者など、太平洋戦争の戦死者・戦没者・殉難者の供養法要が多くなっている。その要因は戦争で散華した人の多くが桐山と同年代であり、その御霊を安らかにしたいという桐山の思いからである、という。 1980年代にはニューアカデミズムの流行に乗り、カジュアルなメディテーションをアピールし、また1983年のSIGGRAPHには阿含宗により製作されたCG「MANDARA'83」が出展されたり、広告代理店に依頼したメディア戦略なども、若い世代に受け入れられる側面があった。またこの頃、東京神保町にメディテーションセンター「シャンバラ」というスポットを開設するなどしていた。 1983年にはチベット仏教ゲルク派のダライ・ラマ14世は、1983年に仏舎利を寄贈したり ref [http //www.agon.org/about/b_02_06.html 昭和58年3月、ダライ・ラマ法王猊下より、数粒の仏舎利を拝受した。これは、ダライ・ラマ政府よりの、真正仏舎利である旨の由来書がついている。 - 阿含宗] /ref ref [http //www.agon.org/about/b_01_04.html 1983年、第14世ダライ・ラマ法王猊下から伝えられた真身舎利 - 阿含宗] /ref 、1984年に日本武道館で合同護摩を行った ref [http //www.agon.org/about/b_01_06.html 1984年5月 東京、日本武道館においてチベットの第14世ダライ・ラマ法王猊下と世界平和祈念大法要(オーラの祭典) - 阿含宗] /ref 。また、1989年にノルウェーのオスロで開催されたノーベル平和賞授賞式にも阿含宗を招待していた ref [http //www.agon.org/history/c_02_07.html 1989年(平成元年)12月:第14世ダライ・ラマ法王猊下のノーベル平和賞受賞式に参列 - 阿含宗] /ref など、ダライ・ラマ14世は阿含宗を積極的に支援していた。 桐山の初期の著書にあった学歴や信仰歴等が事実と異なるとして、週刊誌で採り上げられたことがあった。オウム真理教(現オウム真理教|アーレフ)が引き起こしたとされる一連の事件が問題になった際、同教団の古参信者の中にかつては阿含宗の信者だった人がいたことが話題になった。1991年(平成3年)、阿含の星まつり|炎の祭典・阿含の星まつり修法地の隣接地境内(敷地約15万坪)に総本殿・釈迦山大菩提寺を建立、チベット仏教ニンマ派ミンドリン寺コチェン・トルク宗務総長一行を招き盛大に落慶法要を営む。 1994年(平成6年)より、それまで「金剛界」「胎蔵界」の大柴燈護摩供であったものを「神仏両界の秘法」による大柴燈護摩供とした。仏界の本尊に真正仏舎利、神界の主神としてスサノオ|素佐速男命を奉祭し神仏両界の護摩壇として毎年星まつりを修している。 1999年のノストラダムスの予言に関して、著書で桐山がこの予言の中の恐怖の大王(恐怖する大王)であったと述べている。 1999年からは毎年、桐山自身が日本棋院名誉八段であることから日本棋院主催の「阿含桐山杯・全日本早碁オープン戦」に協賛している。 == 阿含宗の略年表 == 1954年(昭和29年)「観音慈恵会」設立 br / 1959年(昭和34年)「凖胝尊・因縁解脱千座行」を開始 br / 1969年(昭和44年)「大日山金剛華寺観音慈恵会」となる br / 1970年(昭和45年)初護摩にて「念力の護摩」を焚く br / 4月・大柴燈護摩供が始まる br / 1978年(昭和53年)4月8日「阿含宗」立宗 br / 1986年(昭和61年)スリランカジャヤワルデネ大統領より真正仏舎利拝受 br / 1991年(平成3年)阿含宗本山落慶法要 == 桐山靖雄管長プロフィール == 僧位・法号 1983年 チベット政府より外国人初の高い僧位法号「一切萬霊守護金剛」を授かる 1988年 チベット仏教界より僧位の師の位「阿闍梨位」を授受 1992年 スリランカ仏教界から名誉大僧正の僧位・法号「キールティ・スリ・サーマ・ドゥータ(輝く平和の大王)」授受 1993年 チベット仏教最高僧位「金剛大阿闍梨耶」と法号「智勝光明大覚者(ンガワン・リンズィン・テンペル)」授受 1994年 ミャンマー仏教界から僧位「アシン・ウイ・トツダ・タンダ・マナ(非常に高潔で平和を招来する尊い僧)」法号「テイラ・ワーダ・サーサナ・ノツガハ・ベイツク(釈迦の真の教えを保護し、伝道してこられた大尊者)」授受 1999年 チベット仏教界から当代最高の人物に贈られる名誉称号「パンティッタ」を授かり、チベット仏教ニンマ派総本山ミンドリン寺で称号認証式拳行 仏教の三つの流れ(北伝仏教・南伝仏教・東伝仏教) 東伝仏教 1983年:チベット仏教ニンマ派僧位・法号「一切万霊守護金剛」を拝受 1988年:チベット仏教ニンマ派「金剛阿闍梨法冠授与灌頂」の式典挙行 1993年:チベット仏教サキャ・ツァル派より、金剛界・胎蔵界両部の伝法灌頂 南伝仏教 1992年:スリランカ仏教シャム派より、名誉大僧正の僧位を授受 1994年:ミャンマー仏教界最高の僧位・法号を授受 北伝仏教 1972年:小田慈舟大僧正猊下より「金剛界法・胎蔵界法」の奥伝を伝授 1970年:小田慈舟大僧正猊下より「如意宝珠法」の伝授を受ける 教職・学位 1991年 チベット仏教ニンマ派仏教大学名誉学長就任 1995年 アメリカ・サンフランシスコ大学理事に就任 1996年 モンゴル国立大学より名誉哲学博士学位授受 1997年 中国・国立中山大学名誉教授授受 1998年 中国仏学院(仏教大学)名誉教授就任 1999年 モンゴル国立大学より学術名誉教授授受 中国・国立北京大学より名誉教授授受 2001年 タイ王国国立タマサート大学より名誉博士号授受 2003年 ロンドン大学SOAS名誉フェローシップ授受 2005年 モンゴル科学アカデミーから名誉哲学博士の学位授受 == 主な護摩法要 == 平成5年 伊勢神宮第61回神宮式年遷宮|式年遷宮奉祝・神仏両界大柴燈護摩供 br / 平成13年 ニューヨーク護摩法要(リバーサイドチャーチ[RiversideChurch]) br / 平成15年 パリ大柴燈護摩供(フランスのパリ・エッフェル塔前のシャンドマルス公園) br / 平成16年 東京大柴燈護摩供(東京お台場) br / 平成17年 広島大柴燈護摩供(広島平和記念公園・原爆供養塔前) br / 平成18年(6月8日)アウシュヴィッツ大柴燈護摩供(ポーランド国オシフィエンチム|オシフィエンチム市) br / 平成19年(7月9日)シベリア大柴燈護摩供(ロシア国ハバロフスク|ハバロフスク市) br / 平成20年(9月10日)イスラエル大柴燈護摩供(イスラエル国エルサレム|エルサレム市) == 主な活動 == 朔日縁起宝生護摩(毎月1日) 例祭(毎月) 冥徳祭(毎月16日、於:阿含宗本山) 土地浄霊法要 伝法会 錬脳塾 地鎮屋敷浄霊法要・冥徳地鎮屋敷浄霊法要 == 主な行事 == 毎年 1月1日 初護摩 1月5日 生誕祭 2月11日 炎の祭典・阿含の星まつり大柴燈護摩供(京都市山科区北花山大峰) 「阿含の星まつり|炎の祭典・阿含の星まつり」という大柴燈護摩供を、毎年2月11日、京都花山にて開催することでも知られ、炎の中に龍神や仏が出現するとされる。当日は京都放送|KBS京都をキー局とする独立U局のテレビ中継もされ、焚きあげられる護摩木は毎年3,000万本以上と発表されている。 3月 お彼岸法要(大阪柏原聖地霊園) 4月8日 花まつり(阿含宗立宗記念日) 5月5日 京都大仏祭 8月13日~15日 万燈先祖供養会 8月 13日お盆法要(大阪柏原聖地霊園) 9月 お彼岸法要(大阪柏原聖地霊園) == 社会活動・文化活動 == 主な活動年表 1985年 アフリカ飢餓基金に寄付 1986年 スーダンに井戸を寄付 1986年 アフリカ飢餓基金に寄付 1986年 中国残留日本人孤児養父母救援活動実施 1987年 チャド共和国にトラック寄付 1989年 愛寿会同仁病院設立 1989年 老人ホームの愛寿会紫磨園設立 1989年 日米アゴン友好財団設立 1990年 国際花と緑の博覧会に参加 1990年 フィリピン・ルソン島大地震のお見舞い 1990年 日伊アゴン友好財団設立 1991年 中国大水害のお見舞い 1991年 中国大洪水の援助金 及び 中国青少年教育基金より感謝状 1993年 日本糖尿病財団に寄付 1994年 日本糖尿病財団に寄付 1995年 日本糖尿病財団に寄付 1996年 財団法人・中国仏教阿含宗基金会設立 1997年 阿含宗立宗20周年記念・和泉流宗家狂言山科里帰り公演挙行 1999年 日本棋院「阿含・桐山杯」への協賛開始。「阿含・桐山杯第6期全国早碁オープン戦」開幕(東京日本棋院。以後、毎年開催) 1999年 「阿含・桐山杯第一期中国早碁オープン戦」開幕(中国棋院 以後毎年開催) 1999年 阿含宗中国事業管理委員会設立 1999年 トルコ大地震に災害見舞金寄付 1999年 台湾大地震に義援金拠出 2000年 「阿含・桐山杯第一期早碁オープン戦日中決戦」開催(中国・北京市の迎賓館「釣魚台」で開催。日中決戦*は日本と中国で隔年開催) 2000年 モンゴルの複合災害にお見舞金 2000年 ニューヨークの慈善団体に寄付 2000年 ニューヨークの病院に寄付 2004年 ルーヴル美術館特別展に特別協賛 2004年 ブータン王妃著書の出版記念祝賀会開催 2004年 中国仏教協会に寄付 2005年 ブータン仏教界に寄付 世界での教育支援 スリランカでは、経済的困難で教育が受けられない学生への奨学金の授与を十数年間続けてきており、奨学金を受けた学生は1000人を超え、多くの学生を支援しているという。 中国では、教育が十分に行き届かない僻地への小学校の建設を十年前から続けており、すでに10校の建設が行われたという。 その他、イタリア、ブータン、チベット、モンゴルなどで、継続的な奨学金や教育支援活動を行っている。 1991年 スリランカより留学生受け入れ開始、タイの小学校にソーラー・システム寄贈、中国中小学校幼児教師奨励基金会に寄付 1994年 スリランカ阿含宗友好財団設立 奨学金授与開始 「キリヤマ環太平洋財団」設立 1996年 第一回「キリヤマ・環太平洋ブック賞」発表 1998年 北京大学に教育関連基金を設立 1999年 タイ王国国立タマサート大学に寄付、スリランカのアパラデーニヤ高校に事務所寄付、第二回桐山教奨金授与式拳行(北京大学) 2000年 北京大学桐山教育基金設立、協議書調印式、ロンドン大学SOASに寄付 2000年 モンゴルの複合災害にお見舞金 2001年 中国遼寧省に永貴桐山小学校設立(中国の僻地へ年一校建設活動開始) 2002年 北京大学桐山教育基金授与式挙行、スリランカに桐山靖雄職業訓練校開校、中国・遼寧省に桐山永貴小学校建設、中国・国立中山大学桐山奨励金設立5周年記念祝賀会開催、タイ王国国立タマサート大学に阿含宗桐山基金設立、中国・平郷県第二町桐山希望小学校設立(河北省) 2003年 フランスのルーヴル美術館に視覚障害者用展示室寄贈、タイ王国・国立タマサート大学ジャーナリズム、中国・東平県老湖鎮桐山希望小学校設立(山東省) 2004年 第11回スリランカ阿含宗友好財団奨学金授与式拳行(スリランカ) 北京大学桐山教育基金授与式拳行(北京大学)、タイ王国国立タマサート大学スタジオ一式寄贈、中国・安化県双云桐山小学校設立(湖南省)、ブータンに教育援助 ルーヴル美術館の教育文化活動援助で寄付契約、ブータンに仏教留学 2005年 中国・貴州省凱里市龍場鎮平寨桐山小学校設立 中国 北京大学・桐山教育基金[http //www.pkuef.org/data/detail.php?id=363] br / 中山大学 歴史系 桐山基金 br / 小学校:记浙江省温岭市桐山小学校 br / 日中友好活動に貢献してきたことを中華人民共和国政府から称えられている。[http //j.people.com.cn/2004/05/09/jp20040509_39184.html] スリランカ スリランカ゠阿含宗友好財団(スリランカの小・中・高校生を対象とした奨学金設立) 米国 「キリヤマ環太平洋財団」(米政府・カリフォルニア州政府認定財団、「環太平洋研究センター」、「キリヤマ環太平洋研究大学講座」が設置 == 修行カリキュラム == 錬成修行者候補生 錬脳塾 基礎コース、滝行コース、火の行水の行コース、護摩行コース 夏期伝法会 好運会御講義 独鈷加持伝法会 屋敷浄霊法伝法会 冥徳屋敷浄霊法伝法会 ALC(アゴン・アストロロジー・ライフ・コンサルタント) == 修行施設 == 阿含宗本山:龍神の滝 阿含宗錬成道場:遠赤外線室・瞑想室・護摩修練場 九州本部:御瀧場:護摩修練場・遠赤外線室 加賀錬成道場:御瀧場・護摩修練場・遠赤外線室 == 関連項目 == 桐山靖雄 阿含宗出版部 阿含桐山杯 阿含宗関東別院 == 教団組織 == 宗教法人阿含宗本山 阿含宗本庁 宗務局 法務部 経理部 教宣部 営繕管理部 出版部 専修学院 雅楽部 宗教法人阿含宗関東別院 宗教法人阿含宗東海別院 == 関連会社 == 平河出版社 光和食品 日本宗教衛星放送 アーガマ 病院 愛寿会同仁病院(京都市) 特別養護老人施設 社会福祉法人愛寿会紫磨園 [http //www13.plala.or.jp/shimaen/](東京都) 霊園 宗教法人御堂総本山(大阪柏原聖地霊園) 保養所 阿含宗箱根保養所(箱根) 財団 スリランカ阿含宗友好財団 == 機関誌 == 『阿含宗報』 『アゴンマガジン』月刊 ==宗教番組 == 日本全国のラジオ局で毎週日曜日の朝に放送されている阿含宗の宗教番組として「さあ、やるぞ 必ず勝つ(さあ やるぞ かならずかつ)」もしくは「阿含名作シリーズ」を放送している。阿含宗管長・桐山靖雄の著書である同名の本に掲載されている法話集をラジオパーソナリティ|パーソナリティが毎週朗読している(時に桐山本人が過去に行った講話を放送することがある)。 ネット局 STVラジオ 5時10分~5時25分 東北放送 5時30分~5時45分 新潟放送 5時50分~5時45分 アール・エフ・ラジオ日本|RFラジオ日本 5時30分~5時45分 大阪放送|ラジオ大阪 6時30分~6時45分 中国放送 5時15分~5時30分 山陽放送 7時15分~7時30分 九州朝日放送 5時20分~5時35分 ==仏教美術 == 阿含宗が所蔵する仏像のなかでも、仏教美術として美術館に出品する場合がある。 ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展(2008年) 「仏三尊像」(2〜3世紀ガンダーラより出土) 「仏立像」(124cm、3世紀頃スワート出土) などを出品 ==阿含経と阿含宗との教学上の齟齬== 阿含宗では日々の勤行として阿含経が読誦されている。 阿含宗では、阿含経を依処にする理由について「シャカ以外の、どこのだれが書いたのか全く不明の偽りの経典(大乗仏教経典)を、シャカの説いた経典であるとして宗派をつくり教団を立てて、布教するのは正しくないことである、」「大乗仏教の経典には、内容的にも致命的な欠陥があることを桐山管長は発見しました。」「ところが、大乗仏教の経典には、どの経典にも、その修行の方法が一つも説かれていません。」 ([http //www.agon.org/about/b_01_02.html 阿含宗を知る] )と記し、そのことを元に自宗の正当性を主張しているが、実際には、桐山自身の著書の中で大日経や般若心経など大乗仏教経典を自論の根拠として掲げ、後期大乗仏教の密教形式の儀式(護摩)を行っており、また、日本の神界という、根本仏教ですらないことが明らかなものを奉っている。 そして、阿含経の時点では護摩については「バラモンよ。木片を焼いたから清らかさが得られると考えるな。それは単に外側に関することであるからである。」(サンユッタニカーヤ)、占いについては「瑞兆の占い、天変地異の占い、夢占い、相の占いを完全にやめ、吉凶の判断をともにすてた修行者は、正しく世の中を遍歴するであろう。」(スッタニパータ)と、それぞれ否定的に解釈できる表現があるにもかかわらず、あえてそれらを行っている点からも、阿含経に依経しているとは言いがたいとする見方もある。 ただし、大乗仏教経典を釈迦直説とすることを誤りとすることと、大乗仏教の体系を教理教学に採りいれることとの間に、矛盾は無い。大乗仏教経典群は根本分裂後の部派仏教時代に入ってから在家集団とも関わりつつ創作・編纂されたもので、釈迦の言行録というべき阿含経とは一線を引かれるべきものである。そもそも、大乗仏教経典のもとになる中観派の唱える「空」は上座部(長老部)がアビダルマ仏教の煩瑣哲学に陥って、現実離れした議論を繰り返していた時代に、ジンテーゼとして登場した。故に、その教学には仏陀の「四諦の法門」「縁起の法」が盛り込まれ、実に「上手くできている」のである。特に「般若心経」などにおいては二百数十文字の中に、これらが巧みに表現されている。それらを教理、教学に採りいれることは、現代の仏教として至極当然という見方もある。 仏教体系自体を否定することに必然性があるわけではない。しかし、創作されたことが明らかな経典群を釈迦直説とすることは過ちである。キリスト教で言えば、信仰の拠りどころは「旧約聖書」及び「新約聖書」なのであり、たとえダンテ・アリギエーリ|ダンテの「神曲」やマルティン・ルター|ルターその他の思想家の著作がいかにすぐれていても、創作物の範囲を出ないことに例えられる。釈迦仏陀自身は、当時の文化、宗教状況を踏まえ、バラモン教を「踏み台」にして教えと法を説いた。それをかんがみれば、現代の宗教家、特に仏教系の宗教者が膨大な体系である仏教体系を「踏み台」にするのは当然であるとする見方もある。 阿含経を依経としながら真言密教形式をとることについて このことに、批判があるようだが、桐山師自身の言葉によると(BSフジ 番組内インタビューより) 阿含経は最古の経典であり、もっとも古い仏教であるが、それゆえ、形式というものをもたない。 一方、密教は大乗仏教の最後に登場し、形式が最も整った仏教といえる。反面、形式化が進みすぎたきらいもある。 現代において阿含経を布教するにあたり、密教の形式を借りるというかたちを、テーゼとして出したのが、阿含宗である。 という趣旨を述べている。 ==因縁に付いての阿含宗の教学== 仏教の根本思想である「因縁果報」(全てのものは因から始まる縁により生じた結果が、輪廻していくという教え)から、「縁」を変えれば「因」も変わるという因縁解脱を修行の目標とするとしている 阿含宗では、因縁を人生に当てはめ大まかに分類すると、32の運命的傾向になるとしている。また「生」「老」「病」「死」という別の表現法もある。 また、因縁の「因」の例として「悪性腫瘍|癌や交通事故などで亡くなった親類縁者や水子が不成仏霊として現世に悪影響を及ぼす。」と主張している。 阿含宗に限らず、現世と死者との関連についての解釈は、宗教観により異なる。また唯物論的立場をとるか、死後の世界を認めるかによっても上記の教学についての見解は分かれるところであろう。 なお、阿含経自体には「死後の世界はあるか、ないか、霊魂はあるか、ないか、世界は常住か、無常か」という形而上学の問題についてはお釈迦様は答えず(無記)に、自分が法を解くのは苦しみから解き放たれるためだと、形而上の問題に惑わされ、またそのために苦しむことを戒める毒矢の喩えという教えがある。 ==海外の活動拠点== 台北本部 886-2-2808-4601 高雄道場 886-7-537-2002 台中道場 886-4-2475-5060 ブラジル支部 55-11-5581-9776 ハワイ支部 1-808-949-4652 カナダ支部トロント連絡所 1-416-922-1272 欧州支部(ロンドン) 海外活動では台湾での信者が最も多く、台北の淡水鎮に道場がある。台湾ではそのほか高雄、台中にも支部がある。 その他、ブラジル、カナダ、イギリスなどと続く。 ==オウム真理教との関係== オウム真理教教祖麻原彰晃をはじめ、オウム真理教の幹部の数人は元阿含宗の信者で、阿含宗を参考にオウム真理教を立ち上げたと言われている。オウム真理教は阿含宗の修行法を元に、より過激に改変した部分があり、阿含宗の修行では物足りずオウムに改宗する者もいた。以上の経緯から、後に地下鉄サリン事件等の一連のオウム事件が起きた際、マスコミによりオウムとの関係が取り沙汰され、桐山管長がオウムとの関係を明確に否定する書籍(『オウム真理教と阿含宗』1995年)を著している。 == 参考文献 == ブリタニカ国際大百科事典 阿含宗出版部『アゴン・マガジン』 阿含宗出版部 『阿含宗報』 桐山靖雄 『オウム真理教と阿含宗』 ISBN 4892032611 矢島輝夫 『阿含宗と桐山靖雄』 ISBN 4750600016 早川和廣 『阿含宗・桐山靖雄の知られざる正体』 ISBN 4871770214 広野隆憲『阿含宗の研究 桐山密教の内実』ISBN 9784885914454 広野隆憲『阿含宗 桐山密教の秘部と恥部』文芸春秋92年5月号P184-193 == 脚注 == references/ == 外部リンク == [http //www.agon.org/ 阿含宗公式サイト] [http //www.agon.org/us/ 阿含宗公式サイト(英語)] 特別養護老人施設 [http //www13.plala.or.jp/shimaen/ 社会福祉法人 愛寿会 紫磨園](東京都)
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/111.html
第10回オフ会レポート1 大阪感想文~kuragrooveの巻 今回念願のGLオフに参加させていただきまして、何と何とオフレポの大役を仰せつかりました。オフレポというよりは正直僕の勝手な感想文ですw 読みづらかったり不適切な表現などありましたら、初めてということでお許しください!ではまず初日から。 1泊の旅行ということで、かなり忙しいスケジュールにはなるなとは思ってはいましたが、やはり出来る限り長く大阪にいたいと思い、5時起きで準備し、始発の地下鉄で札幌駅へ。新千歳空港まで行く快速エアポートに予定通りの時間に乗り込み無事空港へ。あまり飛行機は乗りなれていないので不安を抱えつつJALのチェックイン場所へ直行。飛行機のチェックインってほんと楽ですよねえw旅行代理店でもらったバーコードをピっとしただけでチケットゲッツw ちょっと張り切りすぎて早く来すぎたと思いつつタバコを2本3本と・・・・ 仕事柄土日に旅行なんぞほんとないなあと思って搭乗口へ向かうとなんと行列(汗)さすが土日だなあ、大阪行ってもどこも混んでいるんだろうなあと予想しながら7時55分発関空行き!さてさてテクオフでございます!2週間くらい前にとったチケットなので、席は思いっきり中央w景色なんぞ見る場面まったくなく、途中激しい揺れが2度ほど(汗)・・・JALって何もいわないのね。全日空は「乱気流のため揺れましたが航行に問題ありません」的な事いうのに。不安じゃないかああああああと密かに思いながら着きました着きました関空でございます! 数日前に閣下とスカイプ中に「大阪は港町やで。船に乗るってのもあるんだけどな」と無理やりどこか連れてってください話をしていた時言ってたので、職場の方にちらりと話した所。「嫁さんと旅行行った時にKジェットって船で神戸へいった」という話を耳にし調べ、今はもうKジェットはないが、神戸空港行きの船はあるとのこと。さっそく連絡して予約してたので「立派過ぎるぜ関西空港・・・・なんだかわからん」とフラフラ案内所のお姉さんの元へw「ベイシャトルのカウンターは1Fでございます」・・・標準語カヨ・・・・なんて思いながら1Fのカウンターへ向かい、バスで船着場へ。 11時出航!ここまでは絵に書いたような順調具合。しかも船旅なんぞ味わえて最高の気分(ほとんで寝てたけどw)神戸空港は小さいなあなんて思いつつ、三宮まで行くポートなんちゃらっていうモノレールのようなのに乗車。さてさて三宮ついたら確か阪神の尼崎駅って閣下が言ってたなあ、間違わんようにしないと・・・とふとメールが。筑さんからだw何と筑さん予定より随分遅れているらしいwまあしゃあないなあと景色をみればそこは大都会!!すげーーぜ神戸って!!なんじゃこりゃああああああああ。東京並みじゃねええかああああああああ!!まさか大阪へ着く前にこんな衝撃をうけるとは・・・・ すごいですね神戸。大都会じゃないですか!ポートなんチャラから見える光景はまさに絶景。大阪に着く前に完全に鼻っ面をへし折られ、見事三宮駅で迷子wどどどどどっどどどどど・・・・どうしよう・・・・・・ 薄れ行く記憶の中で文章書いてましてスイマセンw確かここでアンレさんに電話w 「今三宮です。阪神の電車への乗り口がワカリマセン・・・・」何て助けの電話をw そこで筑さんから遅れてるっていうメールがありましたと伝え、予定では12時には尼崎のはずだったのにまだ三宮。しかもまんまと電車はJRへ(涙)途中で気がつき六甲ライナーで阪神電車へ乗り換えw 尼崎へ付いたのはもう1時半を迎えていたであろう・・・早速アンレさんに電話。アンレさんと閣下は恒例のパチ中との事でしたが、オイラが無理を言ってご飯に連れてってといっていたので、二人とも尼崎駅へ来ていただけるとのこと「クラ卿どんな服きてる?何色?」「み・・・緑というかカーキデス」何て話をしながら、三宮での衝撃と喫煙所がどこ行ってもみあたらなく、どこか一息つけないかと駅前をフラフラしていたら、丁度いいところで喫煙場所が。駅前の辺りが見回せる絶好のポジションで一服しながら「さてアンレさんはどの人かな・・・きっと駅前で電話をかけ始める人だよな・・エヘ」なんて思いながら、2本3本とプカプカ・・・尼崎って思ったより都会なんだなと見渡していたら、き・・・・キターw皆さんから聞いた話と勝手な妄想でしたがアンレさんは想像通りの方w握手なんぞをかわし会話も初めて会ったとは思えないほどはずむ。電話では何度も話しをした事はあるが、独特の方言が聞きなれず、実際はどんなもんかなと思っていたが、まったく気にならず安心。その脇を通りすぎる人物が・・・・閣下だw閣下は想像では「大柄で横にもデカイ、悪く言えばデブ」だったんだが、わりと小柄でスラリとしているw「これから出るはずやったんやあ」となぜか負けたのはオイラのせいだといわんばかりにアンレさんと話しているwなんやかんでやっとこ合流! 尼崎は北は工業地帯、南はセレブ。「どや!セレブやろ!」なんていう閣下の話を聞き流しながら、筑さんの到着する新大阪駅へ。けんさんもこちらへ向かっているとのことで右も左もわからないまま二人へくっついて新大阪へ。最近流行の陸戦話に花をさかせながらゴチャゴチャの改札前で筑さん到着!アンレさんと筑さんは顔見知り。閣下オイラは筑さんとは初対面。筑さんも想像通りだったw何かわからんが照れくさかったwなぜだろう・・・・w前日に筑さんと電話して、話した具合やチャットの感じそのまんまだった。出ますねチャットでも人柄がwそして今度はけんさん到着!けんさんとは前ゲームからの仲なのでいったい何年越しの・・・・・・(涙)けんさんはサッカーの帰りでしかも愛用のタイガーバームを目の周りに塗り参上とのこと。けんさんも思ったより小柄で落ち着いたいい男だw けんさん行きつけのお好み焼き屋さんへ向かうことに。ザンネンながら1件目は席が埋まっているとのことで、近くのお洒落な鉄板焼き屋さんのような店の2階へ。筑さんの「ビール」の一言で皆お酒を注文することになり、オイラはちょっと引き気味に「う・・・ウーロン茶」なんて言って0次会ならぬ0.5次会スタート!やはり本場はメニューが豊富でなぜか皆牛すじ入りのお好み焼きを頼む中、オイラは普通に海戦MIX。アンレさんも定番の物を頼んでいたな。なんやかんやですでに3時を過ぎていたかと。お好みを食べ、皆さんのご機嫌をうかがいながらDOL話。お腹を満たした所でけんさんは一旦お家へ帰るとのこと。そしてライラさんから連あり。梅田駅の下の喫煙所にて遭遇!ライラさんの案内にて梅田スカイビル空中庭園展望台へ向かうことに(後調べw)関西に着いてもう6時間とかたつのにあまり実感がなかったのだが、ライラさんの「~~してはるやろ」の「はる」というしゃべりを聞いてやっと「関西にきたんだなあ」とw関西弁というより京都弁なのでしょうか?独特のイントネーションはなく爽やかでやっと北海道は離れた実感がw スカイビルはツインタワーで、最初間違って展望台のない方の最上階へw医療関係の会議中w知らないフリをしてトイレタイムwそして展望台へ行けるビルへ足を震わせながらエレベーターはぐんぐん昇り、絶景の最上階へ。2日目は1人大阪観光をしましたが、何といってもここの景色は絶景、大阪を一望でき、最高でした!皆様に大阪城の位置を教えていただき感動しながら伊丹空港へ離陸する飛行機を皆でながめ、思い出に筑さんと共にハート型の謎の鍵を購入w この時正直時間の感覚がなく、何ともうオフの集合時間を過ぎてしまっていました・・・・・梅田の北海道でいえば大通りの狸小路のような屋根つきの繁華街へ。先にチェックインをすませようとアンレさんと筑さんはホテルへ。オイラは集合場所の大阪東急インで泊まりなので皆さんとホテル前へ。ホテル前には待ちぼうけをくらっているダンディーなお二人が。「どーもどーもクラです」なんていいながらフロントへ向かい部屋へ荷物を。「あのお二人は誰なんだろ・・・・」って思っていたのは内緒ですw 皆さん合流しやっとオフ会会場へ到着。このときすでに18時をまわっており、店のおばちゃんが若干切れ気味・・・ライラさんご迷惑おかけしました(汗)時を忘れますねほんとw席の配置は入ってなぜか上座にオイラ右に謎のダンディー、アンレさん筑さん。下手に閣下謎のダンディー2、ライラさんの順。ビールが次からと運ばれ乾杯!!閣下は昼のお酒が利いたらしくすぐにカシオレへ。酒の苦手なオイラはそれに便乗してカシオレを注文w 会話の中で「兄ちゃんは何時頃ついたん?」とか「うちら兄弟は・・・」なんてので「ルカ兄ちゃんか!!」と気がつき、「ウォル丼そろそろ日本酒?」などという会話から「ウォルさんか!!!」と発覚wウォルさんは物静かなダンディー。ルカ兄さんはなんやかんやで一番喋ってた気がw話題はもちろんDOL話で、やはり今流行の陸戦ばなしやアンレさんがイン中にブツブツ言ってるのを横目でみているルカ兄さんの話で盛り上がる中、オイラは緊張からか隣のウォルさんに食べる間を与えないくらい焼肉をグイグイ食べ進める・・・・かなり遅れてけんさん到着。けんさんはライラさんの隣へ。筑さんが航海中の熱い思いやなかなか言えない話をしていて、「やはり筑さんは熱い男だな」と実感しながらあっという間に1次会終了。1階へ降りそとへでてみなグダグダでベンチ回りで一服しながらここでアンレさんがアムスさんへ電話。お決まりの「SEIJIです」なんていいながらテンションは上がるばかりでまったく何を話したか覚えていません(汗)2次会は近くの店で水滸伝だかなんだかというこちらもお決まりの店らしい。カシオレを頼んであらためて乾杯をしたところで、オイラにグングン睡魔が襲う・・・・・「メガネは外そうメガネは」なんていうやさしい突っ込みを聞き流し睡眠へ・・・・・予定はなかったのですがここで皆さんにリアル寝落ちを披露・・・・ここから1時間ほどはあたりまえながら夢の中でしたのでまったくレポートありませんwふと目を覚ませば右隣はけんさん、向かいにアンレさん。その横のルカ兄さんはやさしくオイラにウーロン茶を頼んでくれ、リラーックスしながらけんさんとは前ゲームからの仲間の話、アンレさんとはMMOの不思議の話や今のGLの思いの話、そして何事もタイミングだって話をw横目に閣下と筑さんはかなり熱めの話をしている模様wこれまたあっという間に時は過ぎ去り2次会も終了。閣下、けんさんは電車の時間もありここでお別れ。残りのメンバーはホテルも近いし念願の天下一品へ連れて行っていただくことに。皆でこってりラーメンを賞味することになる。北海道にはとんこつラーメンはもちろんあるけども、こんなラーメンは初めて食ったw度肝ぬかれましたわ・・・・・こってりというのはこういうことなのか!!とw本音は吐きそうでしたよwwwグッとこらえて完食しここでなんとも悲しいですが皆さんとはお別れすることに。オイラ以外は皆さん同じホテルとのことで、後日聞いた話で筑さんから皆さんにアイスを振舞うという謎の事件があったとかなかったとか・・・・・・ コンビニでドリンクなどを買ってホテルへ。シャワーを浴び横になってオリンピックを観戦し、楽しかった今日の事を思い出しながら就寝・・・・・・・の予定がまったく寝れないではないか!!!!!もしもの為に用意してきた「めぐリズム」ホットアイマスクを装着し再度就寝・・・・・・・・・・ネ・レ・ナ・イ・・・・・・大阪ローカル番組を見ながら寝たのはいったい何時頃だったろうか・・・・モーニングコールを7時半に設定し、大阪初日終了でございます。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1570.html
ルイズたちは、全員でカトレアの馬車に乗り込んだ。 あれだけの動物がいて、しかもこの人数だというのに乗れこめる馬車とは。それだけでただごとではない。 しかし、問題なのは…… 『…姉さま。ちょっと聞いていい?ちいねえちゃん、どうしちゃったの?』 ひそひそ声でルイズ。 『知らないわよ…。お父様には、「いい薬が手に入ったから、試してみる」って一月前に連絡があったけど…』 涼しげな表情のアルベルトにガンを飛ばしていたエレオノールが、我にかえって同じくひそひそと返す。。 2人がうつした視線の先には、鼻血をたらして実に幸せそうな表情のカトレアがいる。 「おかしいな。」 と、首を捻ったのはバビル2世である。脂汗までかいていて、様子がただ事ではない。その様子を見てルイズが肘でわき腹をつつき 「何がおかしいのよ?」 「……いや、ぼくのことを『バビル2世』と呼んだから、なぜ正体を知っているのかと思い心を読んだんだ。」 それを聞いてルイズが青筋を立てて、固まる。 「ちょっと…ビッグ・ファイア……。誰がちいねえちゃんの心を読んでいいって言ったの……?」 自分が先ほどまでエレオノールにやられていたように、バビル2世の頬をつねって捻るルイズ。プロレスラー曰く、「本当に痛い技」、栄光の第1に輝いた「つねり」だ。さすがの超能力少年といえども、堪える。 「この覗き魔!田代!デバ亀!で、心を読んでどうだったっていうの?」 「結局訊くんだな。」 さんざん人を罵ったあげく、内容を尋ねるルイズにあきれ返るバビル2世。うっさいわね、とルイズがチョップをかます。 バビル2世は頭を押さえながら、 「いや、心を読んだんだが、読めないんだ。」 「はあ?」 「だから、心を読んだんだけど、読めなかったんだ。まるでヨミの心を読もうとしたときのように…。いったいきみのお姉さんは何者なんだい?」 ルイズは、あらためて上の姉、カトレアを見た。外見はまるで変わっていない。だが、雰囲気が変わったというか、あの病弱だった姉が生気に満ち溢れているような気がする。なにがあったというのだろうか。 ……そういえばなんのためにラ・ヴァリエール家に向かっていたんだっけ? そのころ、魔法学院。 キュルケとタバサはがらんとしてしまったアウストリの広場を歩いていた。 「いやいや、ほんとに戦争って感じねぇ」 両手を挙げて首を捻るキュルケ。そう、教師も生徒も、男に属するものはほとんど白伐に参加したのだ。教師連中は正規兵として、部下を与えられすでにラ・ロシェールに赴いているはずだ。生徒は今頃即席の士官教育を受けているころだろう。キュルケの祖国、ゲルマニアも同盟軍としてラ・ロシェールに第1陣が到着しているはずだ。ちなみに、キュルケも軍に志願したが、女子ということで却下されたのだ。 2人は行くあてもなく、ぶらぶらと歩き、火の塔前にやってきた。つまりコルベールの研究室近くにやってきたのだ。そこではコルベールが、他の教師は出征したというのに、一生懸命ゼロ戦にかじりついていた。 「お忙しようですわね?」 キュルケは、コルベールにイヤミの混じった声で言った。 「ん?」とコルベールは顔を上げ、にっこりと笑った。 「おお、ミス・ツェルプストー。きみにいつか、火の使い方について講義を受けたことがあったな。」 「……ミスタ・コルベール、あなたは堕落しました!」 どっかの究極超人の妹のように、キュルケは言う。学院の男たちのほとんどは戦に赴くというのに… 「ん?ああ……ゆっさは嫌いでね。」 鹿児島弁でなぜか戦というコルベールは、キュルケから顔を背けた。キュルケは軽蔑の色を顔に浮かべ、鼻を鳴らす。 「同じ火の使い手として恥ずかしいですわ。」 男らしくない。目の前の戦から逃げ出しているようにしか見えない。炎蛇の二つ名を持ちながら、この教師は戦が苦手と言い放つ。 「ミス……いいかね、火の見せ場は…」 「戦いだけではない、とおっしゃりたいのでしょう?聞き飽きましたわ!臆病者のたわごとにしか聞こえませんわ!」 ぷいっと顔を逸らし、キュルケはタバサを促し歩き去っていく。コルベールはその背中を見守りながら、さびしそうなため息をついた。 研究室に戻ったコルベールは、机にしまってある箱から、炎のように赤く光るルビーの指輪を取り出し、それを眺める。 「破壊だけが、火の見せ場ではないのだ。」 アルビオンの首都、ロンディニウムの南側にハヴィランド宮殿がある。そこは、アルビオンのまさに中心部である。ここで歴代の王が国の舵取りを行っていた。しかし、今の主は違う。すでに政権はレコン・キスタに変わっているのだ。 会議が終わり、首脳以下閣僚がどやどやと、白ホールと言われる大会議場から出てくる。その先頭にいるのは、 「クロムウェル様」 ジャンパーを着た、ぐるぐる目の男がこの国のトップである男、真性アルビオン共和国政府貴族議会議長オリヴァー・クロムウェルを呼びとめた。男の名前はディックという、ここ最近クロムウェルの秘書を勤めている男だ。 呼び止められたクロムウェルは、笑顔で他の閣僚に別れを告げるとディックの傍によっていった。だが、たしかクロムウェルは死んだはずだ。それが、なぜ…。 クロムウェルとディックは、共に近くの個室に入っていく。壁にかかった絵を押すと、部屋全体がゆっくりと下に移動していく。 「ブレランド、もう変装をといてもいいんじゃないか?」 ディックの言葉に、クロムウェルが頷いて顔を手で覆った。指の隙間から、顔面筋がぴくぴくと麻痺し、蠢いているのが見える。 クロムウェルが手を離すと、そこにはクロムウェルとは似ても似つかぬ丸顔の男がいた。 「ふー、疲れた疲れた」 「ごくろうさま」 ディックがにこやかにブレランドをねぎらう。そう、クロムウェルの死後、ブレランドが化けていたのだ。 「まったく、人使いが荒いよ。この前までアルビオンにいて、やっとガリアに帰ったと思ったら、またとんぼ返りだぜ?」 「それはしかたがないさ。ぼくも変身能力はあるけど、クロムウェルの性格を一番知っているのは、間近で見ていたブレランドしかいないんだ。」 部屋の下降が止まる。ドアを開けると、先ほどとは似ても似つかぬ、近代的な通路が広がっている。 『ディック・マキ。ブレランド。確認終了。通行ヲ許可スル。』 コンピューター音声が流れる。それを聞いて2人が廊下を歩き出す。 そして2人は大きなスクリーンのある、会議場へ入って行った。そこにはすでに他に9人の男が座っている。 この男たちこそ、ヨミが手ずからに育て上げた、対バビル2世用の部下たち、梁山泊九大天王であった。 モニターの電源がつき、男の姿を映し出す。そこにいたのは托塔天王晁蓋こと、ガリア王ジョゼフであった。 「それでは全員揃ったようなので、今から会議を始める。」 厳かにヨミが宣言する。 「まず、諸君らに感謝を述べる。おかげで我らの悲願、GR計画に完成の目処がたった。」 パチパチと盛大に拍手が起こる。 「次に、ドミノ作戦についても、敵は見事にひっかかってくれている。予定通り、アルビオンへ敵は侵攻を開始するようだ。ご存知のようにドミノ作戦には次の2つの意味がある。一つはドミノ倒し、もう一つはかつてアメリカが101とバビル2世を呼んでいた時期、その血液を用いて作り出された人工超人「ドミノ」に由来する。」 ヨミがあごひげを撫でる。 「ドミノは卑劣な手段を用い、バビル2世を倒そうとした。だがバビル2世はその罠をくぐりぬけた。それどころか、卑劣な手段を用いたドミノに激しい怒りを覚え、昼夜を問わずテレパシーで激しく罵り、ついには精神状態を不安定にさせ、おびき出し、殺した。」 ヨミの言葉にあわせ晁蓋の映っているモニターにドミノの顔写真、バビル2世とドミノの決闘、あるいは卑劣な罠の写真が映し出されていく。 「つまりドミノ作戦とは、ドミノ倒しのように、ある一つの作戦を皮切りに次々と作戦を連続して行うこと。そしてもう一つは、バビル2世を激昂させ、おびき寄せることを意味している。我々はこれまで、レコンキスタ工作、アルビオン征服、トリステイン攻撃、そしてトリステイン王女誘拐と、着実にドミノ作戦を成功させてきた。結果、敵はまんまとこちらの思惑に乗り、白伐と称してアルビオンへ侵攻しようとしている。だが、」 ヨミは一同をギラッと睨んだ。 「これで、バビル2世が激昂をしている保証はない。いずれの計画も、充分卑劣な計画だ。王族を皆殺しにしようとし、だまし討ちを行い王女を死体でだましておびき寄せた。しかし、かと言ってあのバビル2世が激昂している保証はないのだ。そこで、我々はドミノ作戦の最終段階として、バビル2世の大切なものを奪うことにする。」 「大切なもの?」 いままでヨミのオーラに押し黙っていた九大天王の一人、大塚署長がようやっと口を開いた。 「その通りだ。」 ヨミが指パッチンをする。映像が切り替わり、ある学校が映し出される。そう、この学校は… 「トリステイン魔法学院!?」 「そうだ。今、この学校の教師も生徒も男はほとんど軍に参加してのこっていない。だからこそ攻める価値がある。ここを攻撃されればバビル2世は激怒するにちがいない。激怒のまま、罠が待ち構えていると知らずのこのこやってくるはずだ。」 「しかし、いったい誰が襲撃をするというのです?我々はそれこそバビル2世を出迎える準備のため、手が空いていませんが?」 「ふっふふ、安心しろ。それについては、ピッタリの人材がいる。」 ヨミが厳かに宣言する。 「作戦決行は5日後、敵がアルビオン侵攻を正式発表した翌日に行う!そしてその日が、バビル2世にとっては死のカウントダウンが 開始した日となるのだ!」 息が詰まる、とはこのことを言うのだろう。楽しいはずの晩餐会は、一種異様な雰囲気に包まれていた。空気が歪んで見えた。というか空間が歪んでみる。ジョジョならあの地鳴りのような擬音がところ狭しと書き込まれているだろう。 まず、ルイズたちの母親というのが並ではない。威圧感が具現化したような、異常な迫力のある女性だ。ピンクブロンドの髪をしている。おそらくルイズたちの髪の色は母親譲りなのだろう。 母親を上座に、4辺に娘たちが座っている。よほど正面に行くのが嫌なのか、姉2人はあっというまに横の席をとってしまった。 その母親の威圧感に対抗するように、ルイズの後ろに控えている従者たちがいた。 アルベルトと、残月、バビル2世に命の鐘の十常寺だ。 命の鐘の十常寺は、さきほど召喚した。普段は厳重に布で包んで触らぬようにしてあるのだが、 「すこしでも対抗するものが欲しい」 というルイズの要求により、久しぶりに解放されたのである。十常寺自身は外の様子がわかっていたらしく、 「因果応報悔い改める、任務遂行これ易し」 実に頼もしい言葉を吐いてくれた。 そう、ルイズが少しでも母の威圧感に対抗すべく、4人を背後に控えさせたのだ。しかし、結論を言うと効果はまったくの逆になってしまった。威圧感が鬼のようにある母親と後ろの4人の威圧感に挟まれルイズは半分死に掛けていた。身も痩せる思いとはこのことだ。 ブートキャンプなど目ではない。座っているだけで寿命ごと肉が削られていく。 ああ、この配置は確実に失敗だったな、とルイズが思っていると、 「母さま、ルイズに言ってあげて!この子、戦争にいくだなんてばかげたこと言ってるのよ?」 先に耐えられなくなったエレオノールが発言をする。 「ばかげたことじゃないわ!」 ルイズがテーブルをたたき立ち上がった。 「どうして陛下の軍に志願することが、ばかげたことなの?」 「あなたは女の子じゃないの!戦争は殿方にまかせなさいな!」 「それは昔の話だわ!今はそんな時代じゃないのよ!」 「三宅先生、田嶋先生、落ち着いてください。」 「「誰が三宅に田嶋だ!」」 橋下弁護士の声真似をしたカトレアのボケに、2人が一斉につっこんだ。ころころと笑いながら、カトレアは、 「相変わらず仲がいいのね、2人とも。うらやましいわ。」 屈託なくいう。腐っているように見えたのは、たぶん気のせいだったのだろう。うん。 その様子を見てルイズとエレオノールは不安そうに、 「母さま、話は変わりますけど…」 「カトレアの様子、すこし変わりましたか…?その……こう、どういえばいいのか……」 「何も変わっていません。」 2人を一瞥もせず、母カリーヌがいう。よく通る、威厳のある声だ。 「よく効く薬のおかげで身体が治り、はしゃいでいるのです。元々活発な性格の子なのです。ただ今までは病弱ゆえ音なし目であっただけで、身体が動くようになれば、雰囲気が変わったように見えてもおかしくはありません。」 それだけではないような気がするのだが。 「ルイズのことは、明日お父さまが戻られてから話しましょう。」 それでその話は打ち切りになった。
https://w.atwiki.jp/shihoaya/pages/137.html
### 愛の無いエロスです。 自己責任でお願いします。 ### ### 警告 陵辱小説を閲覧してみますか?(やめる/上等)### ――皆さん、おはようございます。私からの報告は一点…… 毎週月曜日始業前お決まりの全体ミーティング放送。 けだるそうにスピーカーを見上げる営業2課の面々。 彩華堂株式会社。創業100周年まであと数年というほどの化粧品大手老舗メーカー。 だが最近ではこれといったブランドも確立出来ず、続々現れる競合他社の陰に埋もれ 栄光の日々も今や過去のものと成り果てていた。 もしかしたら、また違った未来もあったのかもしれないが―― ■ 「ねぇねぇマユミぃ」 隣で始業支度をしている同僚の脇腹を、肘で突っつく。 「何よ、香苗」 返事はするけどこっちは向かず。だけど構わず、軽くウェーブのかかった髪をいじりながら。 「こないだの合コンさぁ、大鳥製薬の連中来るって言うから期待してたんだけど」 「うんうん」 「もうそろいもそろってオタクばっか、見た目に騙されたわよ」 「はいはい」 あ、枝毛見っけ。 「かと言って手近な所で妥協するのもアレだしねぇ」 「クマクマ」 ……ま、喧々諤々意見を交し合うような話でも無し。 グチを聞いててくれればそれで十分よっと。 「あ~、北村君ちょっと」 おや、辻浦課長がお呼びだわ。 相変わらず机に向きっぱなしのマユミへ後ろ手に手を振り、課長のデスクへと向かった。 「お呼びでしょうか」 それにしてもつくづく冴えないオヤジだわ。未練たらしくハゲた頭に、 横なぎにサイドから髪の毛引っ張って来てさ。 「ん~、あれだよ。今日大泉君が、大鳥製薬の常務さん接待するんだけどね」 「はぁ」 「それでだねぇ、う~ん……まっことに申し訳ないんだが」 組み合わせた手をにぎにぎさせつつ、赤く焼けた鼻から息を吐き出す。 さっさと要点まとめてスパっと結論言いなさいよ、ハゲ。 「いや、すまん。大泉君に随伴してもらいたいんだな、うん」 「業務時間外に……でしょうか」 「いやいや、もちろん手当ては付けさせてもらうよっ。な、ひとつ頼むよ」 小首をかしげ、じとっとした目つきで、 私の顔を胸のふくらみ越しに覗き込むように見上げる。 はぁっ…… これ以上こいつのそばにいるなんてゴメンだわ。さっさと話にケリをつけないと。 「……かしこまりました」 「いや、ほんっとうにすまんっ!」 パンと音を鳴らして両手を合わせ、 仏さんでも拝むかのように深々と頭を下げる。 どこまでも不快なおっさんだわ、まったく。 ■ オフィス街のビルの谷間にひっそりとたたずむ、 隔世の感すら漂う白壁作りの堀に囲まれた名刹『加賀野』。 古くから政府要人、大資本のお歴々などに愛され続けてきた――それこそ僕が プライベートで訪れる事など決して適わぬような名亭。 そんな歴史ある料亭の、埃一つ嫌いぬいた縁側を 清楚な感じの女給さんに先導されながら通り抜ける。 左手に視線を流す。小さな石橋を渡された池がうっそうとした緑に囲まれ、 座敷からの灯りをきらきらと反射させている。 そして縁側の行き止まりよりその庭園へと下り、 点々と続く丸石を渡り奥の離れへと案内された。 乱菊之間。今夜の接待の舞台。僕は課長の言葉を思い出していた。 『あそこはなぁ、昔っからお偉いさんの秘密の会合に使われててなぁ…… 色々と融通が利くんだよ』 僕と連れ――北村さんを部屋へと案内してきた女給さんが おずおずと頭を下げ、ふすまを閉めた。 「ごめん北村さん、ちょっと待ってて」 「はいはい」 面倒くさそうに腰に手をあて、もう一方の手の指で髪をすいている北村さんをよそに、 僕は女給さんの後を追いかけた。 「あ、あの、すいません」 「はい、何でございましょうか」 僕の声にゆるりと振り返ってみせる。 しばしの静寂。 上着のポケットの中で課長から預かった小瓶をぐっと握り締めた。 目の前の彼女にも聞こえてしまうのではないかという程に心臓が波打つ。 ――ええい、ままよ。 腹をくくり、それを目の前へと差し出した。 「これを、連れの女性の食事に、入れて、もらいたいのですが」 声を震え、額に汗がにじむ。 だが彼女はそんな僕を気にも留めてないかのように、 事も無げにそれを両手で受け取り微笑む。 「かしこまりました。それでは碗の物にでもお入れしましょう」 そしてそれを袂にしまい込み、妖艶な目つきで僕を再度微笑み。 「本日の碗の物はこっくりと仕立てております故、味も紛れてしまいましょう……」 そして何事も無かったかのようにしずしずと廊下の奥へと消えていった。 ――色々と、融通が利くんだよ。 怪しげな雰囲気に飲み込まれそうになる僕の頭に、課長の言葉が響いた。 ■ 「ささ常務、どうぞ一杯……」 大泉関に促されるままに、上座に座る でっぷりとしたオヤジのお猪口へと燗酒を注ぎ込む。 「いやぁこんな別嬪さんに酌をしてもらえるとは、おっとっと……」 ひょっとこみたいに唇を突き出し、 今にもこぼれそうになっている薄琥珀色へと口を付ける。 そして身を乗り出したついでに、濃紺色のスカートから伸びる 肌色の付け根を覗き込もうと粘着質な視線を流し込む。 当然それを察知した私は、少しばかり開いていた足を ぴたっと閉じその企てを阻止する。 「いや、これはなんとも……うむ、染みる染みる。ほれ、君も一献」 くいっ、くいっと弾みをつけて酒を飲み干したデブオヤジが ごつごつとした手で徳利を掴み、私の方へとその口を向ける。 「は、はぁ」 無論突っぱねる訳にもいかず、両手で猪口を持ちそれをすっと差し出す。 白磁の器が徐々にうっすら色付いた液体で満たされていく。 「さ、ぐっと行きなさい。ぐっと」 「では、いただきます」 一瞬息を止め、意を決しそれをぐいっと飲み干す。 舌の奥に日本酒独特の甘ったるさと 酒の苦さの入り混じった何とも言えない味が染み付く。 「はは、は……なんともよい飲みっぷりだ」 ――冗談じゃ無いわよ、こんな不味い物ちびちび飲んでられないだけよ! 耐え難い後味を碗の物で洗い流す。 幸いに、今日の汁は白味噌仕立ての濃い味付けのものだった。 柔らかな甘みがすぅ……と舌を、喉を洗い流してくれた。 「全く持って、見た目に違わず強い強い。私なぞすっかり年を取ってしまって……」 「いやいやそんなめっそうも無い……」 デブ二人が何とも無意味な会話を繰り広げている。 ――まったく、暑苦しいったらありゃしない…… 鼻から小さく息を吐きつつ背筋を伸ばし、半ば反射的にスーツの襟元をぴっと整える。 「ささ、もう一杯行きたまえ」 そんな私の気も知らず、デブオヤジが目をらんらんとさせながら またぞろ私に徳利を向ける。 「はぁ、ありがとうございます」 そして再度私の猪口に酒が注がれた。 再び、一気に胃袋へと流し込む。胃がむかむかとしてくる。 「常務もどうぞ、お注ぎいたしますので」 また飲まされては堪らない。 手早く徳利を手に取り笑顔を作ってデブオヤジにやんわりと突きつける。 「おお、すまんねぇ」 メガネ越しに無神経さを放つへらへら面にまたも胃がむかついてきた。 デブオヤジが酒を飲んでいる、その隙に汁物を胃袋へと流し込む。 味噌の香りと汁の温かさがなんともありがたい。 あちらさんも満足げに飲み干し、大泉関がそこにすかさずおべんちゃらを入れる。 ――まったく……どうして製品力で競わず、 こんな飲み食いで売り込もうとするんだか。 ちょっと胸がでかいからって目の色変えやがって、オヤジどもが…… ■ 酒宴が始まってからどれほど時間が過ぎたのだろうか。 すでに料理はあらかた食べ尽くされ、ちびりちびりと 酒を酌み交わしながらデブ二人が嬉々と会話を弾ませている。 「いやぁ、常務もまだまだお盛んという事で。うらやましい限りです」 「いやいやいや、金の切れ目が縁の切れ目でなぁ…… 景気のよかった頃はママも……」 ――それにしてもやっぱり日本酒なんて飲むもんじゃ無いわ。 飲み慣れないわ、口に合わないわでもう最悪。 体はだるいし心臓はドックンドックン言ってるし。 はぁ、なんか熱っぽいし…… 「ところで常務、本日は一つ面白い趣向を用意しておりまして」 「ほほう、何かね」 ――また下らない事話してるわね、このデブども。 大泉関がデブオヤジの隣に座り、何やらコソコソと…… ほぉほぉふむふむと必要以上に大げさな声をあげ、 私をちらちら見ながらないしょ話に目を輝かせ頷く。 「ほぉ!さすがは彩華堂さんですなぁ」 デブオヤジがひときわ大きな声をあげ、 ぼんやりとやりとりを交わす様を眺めている私の方へと視線を向けた。 「では、存分に堪能させていただきますか」 重々しげに立ち上がりながら息と一緒に言葉を吐き出す。 そして卓を回り込み私の傍らへと歩み寄り 半歩ほどの間も空けず立ち止まった。 「な、何でしょうか」 荒い息を吐きながら私を見下ろすデブオヤジに、 座ったままで片手を後ろにつくようにして 少し体を離しながら問いかけた。 ――何の用だってのよ、デブおや…… そう思うよりも早く、デブオヤジが私の上に覆いかぶさって来た。 「や、やだっ、何すんですかっ!」 身を捻り、床にはいつくばって必死に逃げようとするが、体が思うように動かない。 「お~お~、これはなんとも活きの良い」 嬉しげに言いながら息を荒げる私の腰にしがみつき、 後ろから抱きつくような格好でスーツ越しに胸を揉んできた。 「はぅんっ!?」 胸から送り込まれた、痛みを伴った感触に全身が総身立つ。 ――何、胸揉まれただけなのに、なんで、なんでこんなに……!? 「強気な女性がお好みと伺っておりましたので、御眼鏡に適えばよろしいのですが」 「いやいや何ともたまらんよ!むっちりと肉付きもよし、 性格はまぁこれから堪能させてもらうとして……」 大泉と言葉を交わしながらも背後から私にしっかりと体を密着させ、 胸を力任せに揉みしだきながら、他方の手で スカートをぐっと食い込ませるようにして恥丘をぐっと掴む。 「あぐっ!何、すんのよ、はぁんっ!このエロオヤジ!」 それぞれの手に力を込められる度に、 顎が上がり、呼吸が乱れ、腰がヒクつき、全身がこわばる。 胸から、股間から痺れるような感覚が沸き起こってくる。 ――こんなデブオヤジに体を弄られて、なんで、なんで…… 「うむうむ、これぐらい元気が無くては面白みが無いわい」 膝を立て、突き上げられた尻に硬くなった物を押し付け、 上半身を体全体で床に押し付けるようにしながら 私の髪を鼻先で掻き分けうなじへと舌を這わせる。 「ふぎっ!舐めないで、よっ!汚らし、いんっ!」 間断無く与えられる刺激に息を乱されて、 飲み込む事の出来ないツバが口の端から流れ落ちていく。 瞳も徐々に熱を帯び、うっすらと潤んで来ているのが自分でも感じ取れる。 「んぐっ!放し、なさいっ、よぉっ!おふぅっ!はっ、あんっ!」 「んむっ、じゅるっ……なんとも好いのぅ、なんとも」 手の動きが変わった。 上から覆い被せるようにしただ乱暴に胸を揉みしだいていた手が、 乳房を持ち上げこねくり回すようにリズミカルに動き出し、 秘部をむりやり弄っていた手も、腕や手首で 少しずつスカートを手繰り寄せるような動きに代わり 露わになったデルタ地帯を、ストッキングとショーツの上から 指先でグルグルと緩急を付けながらかき混ぜ始めた。 腰が真芯への刺激を求めるかのようにくねる。 が、それを避けるかのように指が動く。 胸も、さらなる刺激を求めるかのようにだんだんと切なくなってきた。 「ん、どうした?そんなに腰をくねらせて。気持ち良いのか?ん?」 「んんっ!ちがっ、あっ!ちがうっ!ふんっ!くぅっ!」 背筋をビクビクっと駆け巡る電流に、 思わず目が閉じ、涙がこぼれ、息が激しくなってくる。 そしてそれに耐えるように体をこわばらせ、歯を食いしばり、 爪を畳へと突き立てる。 ――こんなオヤジに弄ばれて……なんでこんなに気持ちいのよ…… 「ひっ!あぎっ、くぅっ!うぅっ、ぅあっ!」 「お気に召しましたか、常務」 大泉が少し離れた所で正座し、この状況を静観している。 「おお、これほどの逸品そうそう無いぞ!」 そしてこの上ない喜びに身を震わせるデブオヤジ。 ――何見てんのよ、助けなさいよ!でないと、でないと私……はぅんっ!! 次へ>>
https://w.atwiki.jp/solentia/pages/20.html
トップページ 世界観 学内組織図 最終更新日:2013-01-31 学園執行部総長 統括本部理事長 副理事長 長老会(ゲテム) 秘書室 管理課 本部事務組織総務課 財務課 施設課 学生課 付属図書館史料編纂施設 特任専門員 生徒会執行部 委員会風紀委員会 図書委員会 購買委員会 校史編纂委員会 美化委員会 保健委員会 放送委員会 部活動演劇部 美術部 写真部 同好会ヴィクトリー・ウィング きのこの会 召喚獣らぶらぶ倶楽部 ソレンティア・ニュース編集部 学科戦闘魔法科物理系魔法コース 攻撃系魔法コース 魔法史研究科古代魔法史研究コース 近代魔法史研究コース 特殊魔法史研究コース 治癒幻惑魔法科治癒・回復魔法コース 幻惑系魔法コース 総合魔法科 寮ケセド ゲブラー ティファレト ネツァク メモ 学園執行部 総長 高層階(アツィルト)への立ち入りを許可されている。 黒(ニゲラ)の部屋の会合では、上座に座る。 総長:シエン・キリュウ 統括本部 理事長 高層階(アツィルト)への立ち入りを許可されている。 黒(ニゲラ)の部屋の会合では、下座に座る。 理事長:ソウ・キリュウ 副理事長 副理事長:クトウ・キリュウ 長老会(ゲテム) 高層階(アツィルト)への立ち入りを許可されている。 判明しているのは、10名で構成されていることのみ。 黒(ニゲラ)の部屋の会合では、総長より下、理事長より上の席に座る。 秘書室 理事長ならびに副理事長秘書室。 秘書室長:ラズル 管理課 ソレンティア全体の管理業務・承認機関。 管理課長:ベレニス・マンダール 本部事務組織 総務課 総務課長:レニー・ハウゼン 職員:ビアンカ・カーディフ 財務課 施設課 学生課 受付窓口:リズ・レアード 付属図書館 司書:チャド 史料編纂施設 特任専門員 生徒会 執行部 生徒会長:ライナー・バストン 生徒会副会長:(1名) 会計:(2名) 書記:(2名) 委員会 生徒会長であるライナー・バストンが委員会活動の総責任者を務める。 風紀委員会 委員長:ミゲル・ラフンテ 副委員長:アルフレド・デュギー 委員:ジヴル、ヴェルデなど 図書委員会 優秀な図書委員、レイ・ノガレが窓口。 購買委員会 委員長:ライナー・バストン(生徒会長と兼任) 校史編纂委員会 委員長:セシル・ブレイン 美化委員会 委員長:サラ・フェヴァン 保健委員会 委員長:ホラント・ボーガン 放送委員会 部活動 部活動は、全て生徒会長のライナー・バストンが仕切っている。 演劇部 美術部 写真部 同好会 一般の生徒が集まって作る同好会。設立は自由に行われている。 ヴィクトリー・ウィング 顧問は、ショウ・ワンタイ。 ヒカル・ストレイス、スタン・バイラーも所属。 きのこの会 部長は、ゲブラー男子寮の寮長キヅク・ナナハラ。 召喚獣らぶらぶ倶楽部 部長は、アレシア・リッケンバッカー。 ソレンティア・ニュース編集部 部長は、アニー・エイムズ。 学科 生徒たちはその希望に従い、4種の学科から好きなものを選んで魔法を学んでいく。 各学科はさらにいくつかのコースに分かれており、それらを真面目に履修すれば自分がなりたいと望む魔法使いになることが出来る。 授業によっては他の科の生徒と一緒になることもある。 各コースに記載されている"シラバス"とは、授業計画や履修要綱のこと。 戦闘魔法科 主に肉体系・攻撃系の魔法を取得するための学科。物理攻撃・防御を強化したり、自然を操作して絶大な破壊力を生み出す魔法を学ぶ。 「体力」が上がりやすい。 支援魔法、属性魔法、変身、物理攻撃、物理防御の5つを受講できる。 戦闘魔法科所属サヴェート・グラナ(教授) ヴォルク・ジェダイト(助教授) ショウ・ワンタイ(講師) 物理系魔法コース 肉体強化系の魔法を専門的に取得するコース。 シラバスは、防御魔法(物理的防御力)・攻撃魔法(物理的攻撃力)・変身魔法(一定時間物理的変態)の三種。 習得可能な基礎呪文白魔法治癒魔法(小)(中) サナス、サナスド 緑魔法(支援・補助)防御アップ スクタム 攻撃アップ ビリアル 魔力封じ シレント 不可視 ニヒド 変化 モビリス 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 攻撃系魔法コース 攻撃系の魔法を専門的に取得するコース。 シラバスは、氷系攻撃魔法・炎系攻撃魔法・風系攻撃魔法・雷系攻撃魔法・物質系攻撃魔法(物質(剣や弓など)に魔法的効果を付与して攻撃力UP)の五種。 習得可能な基礎呪文黒魔法炎属性の攻撃魔法(小)(中)(大) イグニ、イグニド、イグニマ 雷属性の攻撃魔法(小)(中)(大) ブロン、ブロンド、ブロンマ 氷属性の攻撃魔法(小)(中)(大) ジーラ、ジーラド、ジーラマ 風属性の攻撃魔法(小)(中)(大) ヴィンテ、ヴィンテド、ヴィンテマ 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 魔法史研究科 古代から近代に至る長大な魔法史の研究を行い、古代魔法の習得や近代魔法の生成を行うための学科。新魔法の開発や、古の召喚魔法を学びたい者にも適している。 「知力」が上がりやすい。 支援魔法、古代魔法、近代魔法、召還魔法、精神回復の5つを受講できる。 Q.古代魔法と近代魔法の境目は? 魔法史研究科所属クリストフェル・ヴェストレム(主任教授) エルネスト(主任教授) エルサ・ソティーラ(教授) クレーエ・ハンスヴルスト(助教授) スタン・バイラー(学生) レイ・ノガレ(学生) …他 古代魔法史研究コース 古代魔法史研究では、学術書を研究し、古代魔法史そのものを読み解くと共に、 そこから得られる知識をもとにした古代魔法生成を行う。 古代魔法とは、古の時代から受け継がれてきた古典的魔法を指す。 シラバスは、古代魔法史・古代魔法生成の二種。 習得可能な基礎呪文黒魔法炎属性の攻撃魔法(小) イグニ 雷属性の攻撃魔法(小) ブロン 白魔法治癒魔法(小) サナス 光属性の白魔法(小) ルーメ 緑魔法(支援・補助)魔力封じ シレント 解毒 ニイウィルス 闇属性の攻撃魔法(小) テネブリス 敏捷アップ(小) セトラ 敏捷ダウン(小) レンテ 混乱(小) コンフィディ 混乱消去(小) サルヴス 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 近代魔法史研究コース 近代魔法史研究では、学術書を研究し、近代魔法史そのものを読み解くと共に、 そこから得られる知識をもとにした近代魔法生成を行う。 近代魔法とは既成の概念に囚われることのない、新たな発想で生み出された魔法を指す。 シラバスは、近代魔法史・近代魔法生成の二種。 習得可能な基礎呪文黒魔法炎属性の攻撃魔法(小) イグニ 雷属性の攻撃魔法(小) ブロン 白魔法治癒魔法(小) サナス 緑魔法(支援・補助)闇属性の攻撃魔法(小) テネブリス 敏捷アップ(小) セトラ 敏捷ダウン(小) レンテ 混乱(小) コンフィディ 混乱消去(小) サルヴス 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 特殊魔法史研究コース 特殊魔法史では、主に召喚魔法についてを研究する。 召喚魔法とは、異界に棲む神獣と呼ばれる存在と契約を結び、 己の召喚獣として神獣を使役する魔法を指す。 シラバスは、特殊魔法史の一種。 習得可能な基礎呪文緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 召喚魔法ウロボロス(特A) ドラゴン(A) ユニコーン(A) ペガスス(A) ケンタウロス(B) フェニックス(B) グリフォン(B) カラドリウス(B) 魔犬(C) 大ガラス(C) バシリスク(C) キマイラ(C) カトブレパス(C) ヒュドラ(C) 治癒幻惑魔法科 主に治癒回復系・幻惑系の魔法を取得するための学科。魔法史研究科と同じく研究家肌の者に向くが、あちらを文系とするならこちらは理系寄り。実験が好きな者や医療を志す者が集まる。 「知力」、「魅力」がやや上がりやすい。 変身、精神回復、肉体回復、精神幻惑、肉体幻惑、物理防御の6つを受講できる。 治癒幻惑魔法科所属シュンカイ・ハナヤマ(主任教授) クェイル・ガーランド(助教授) リュウラン・セ・スバイ(講師) キヅク・ナナハラ(学生) …他 治癒・回復魔法コース 治癒・回復系、魔法防御系の魔法を専門的に取得するコース。 回復魔法とは、肉体や精神の機能を正常な状態に回復させる魔法の総称である。 また、邪悪なものを祓う白魔法も回復魔法の一種とされている。 シラバスは、精神系回復魔法・肉体系回復魔法・防御系魔法の三種。 習得可能な基礎呪文白魔法治癒魔法(小)(中)(大) サナス、サナスド、サナスマ 光属性の白魔法(小)(大) ルーメ、ルーマ 緑魔法(支援・補助)防御アップ スクタム 解毒 ニイウィルス 混乱消去(小)(大) サルヴス、サルマ 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 幻惑系魔法コース 幻惑系の魔法を専門的に取得するコース。 幻惑魔法とは、肉体や精神に幻惑効果をもたらす魔法の総称である。 呪文を唱える事で発動する幻惑魔法と、幻薬と呼ばれる薬を使う二種類がある。 シラバスは、精神系幻惑魔法・肉体系幻惑魔法の二種。 習得可能な基礎呪文白魔法治癒魔法(小)(中) サナス、サナスド 光属性の白魔法(小) ルーメ 緑魔法(支援・補助)不可視 ニヒド 闇属性の攻撃魔法(小)(大) テネブリス、テネブリマ 敏捷アップ(小)(大) セトラ、セトマ 敏捷ダウン(小)(大) レンテ、レンテマ 混乱(小)(大) コンフィディ、コンフィマ 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 総合魔法科 専門分野を定めずに、実践系、研究系、精神系の基礎的魔法を幅広く習得するための学科。 前述の三学科から、それぞれ1コースずつを選択して学ぶ。 全てのパラメータが平均的に上がる。 変身、召還魔法、精神回復、精神幻惑、物理防御の5つを受講できる。 総合魔法科所属ボザ(主任教授) ナッハフォルグ・ミーラン(教授) レジリア・ルウェル(助教授) ヒカル・ストレイス(学生) アレシア・リッケンバッカー(学生) …他 習得可能な基礎呪文黒魔法炎属性の攻撃魔法(小)(中) イグニ、イグニド 雷属性の攻撃魔法(小)(中) ブロン、ブロンド 氷属性の攻撃魔法(小)(中) ジーラ、ジーラド 風属性の攻撃魔法(小)(中) ヴィンテ、ヴィンテド 白魔法治癒魔法(小) サナス 光属性の白魔法(小) ルーメ 緑魔法(支援・補助)闇属性の攻撃魔法(小) テネブリス 敏捷アップ(小) セトラ 敏捷ダウン(小) レンテ 混乱(小) コンフィディ 混乱消去(小) サルヴス 緑魔法(日常的に使われる物)明かりを灯す・消す、緊縛する、物体を引き寄せる……など 召喚魔法魔犬(C) 大ガラス(C) 寮 ソレンティアは全寮制の学校であり、生徒たちは4つの寮のいずれかに所属して生活することになる。 どういうわけか、それぞれの寮にはその特性に見合った性質の者が固まりがちで、そのためか各寮生同士で結束し、他の寮をライバル視する傾向がある。それを受けて、近年では寮対抗ポイントレース等も行われ、生徒たちは白熱しているようだ。 ケセド 青玉の寮。イメージカラーは青。慈悲を重んずる。物静かで柔和な者が多い。 男子寮 寮長:クラエス・シェルスト、副寮長:ルキノ・ディ・バイオ 女子寮 寮長:ドリス・ベイカー、副寮長:エレナ・ダンゲル 監督官:クェイル・ガーランド助教授 ゲブラー 紅玉の寮。イメージカラーは赤。峻厳を旨とする。頭脳、精神、肉体共に優れた者が多い。 男子寮 寮長:キヅク・ナナハラ、副寮長:スタン・バイラー 女子寮 寮長:ソニア・オルト、副寮長:ユリヤ・バルツァー 監督官:レジリア・ルウェル助教授 ティファレト 黄金の寮。イメージカラーは黄。美を重んずる。陽気で享楽的、アーティスト気質。 男子寮 寮長:ルーファス・ファラー、副寮長:リョウタ・カナミヤ 女子寮 寮長:サラ・フェヴァン、副寮長:レティ・オランジェ 監督官:クレーエ・ハンスヴルスト助教授 ネツァク 翠玉の寮。イメージカラーは緑。勝利を尊ぶ。エネルギーに溢れるがやや好戦的。 男子寮 寮長:ヴィンス・レイモン、副寮長:ヤン・オハラ 女子寮 寮長:オードリー・エブラール、副寮長:オルガ・マルシェフ 監督官:ヴォルク・ジェダイト助教授 メモ 情報の参考元リンク。 資料閲覧>アイン・ソフ・アウル概要(ゲームにログインが必要) 資料閲覧>ソレンティア組織図(ゲームにログインが必要) 資料閲覧>基礎呪文一覧>黒・白魔法など(ゲームにログインが必要) 資料閲覧>学科について(ゲームにログインが必要) ↑上へ戻る
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1989.html
(芸者小屋”桜が丘”当主、沖山陽二の自室 上座から沖山、堀込、さわ子、信代 信代の眼前には、手鞠が敷き詰められた木箱が置かれている 堀込、懐から作りかけの手鞠を取り出す) 堀込「これは、お前の部屋から見つかったものだ お前が作ったものに、相違無いな?」 信代「……はい」 さわ子「これだけの手毬を作って、どうするつもりだったの?」 信代「……それは…その」 堀込「正直に申せ 最近、この町の童どもが、みな同じような手毬で遊んでおるのは、私も知っておる 若い女中が手作りで売りさばいておると聞き及んで、まさかとは思っていたのだ 信代、お前なのだろう?」 信代「っ…!」 堀込「答えろ!!」 信代「」ビクッ ガバッ (信代、土下座する) 信代「ど、どうしても実家の借金を返したかったんです! 藪入り※の時に頂いたお小遣いでは到底足りなくて、少しでも稼ぎが欲しかったんです お許しください!!」 ※藪入り:盆暮の帰省 (襖の外) 姫子「(…信代)」 澪(…そうか、だからあの時――) ・ ・ ・ (澪、回想) 女の子1「♪てんてんてまりは」テンテン 女の子2「♪てんころり」 食逃げ犯「くっそ、離せこの野郎!」ジタバタ 信代「…! 子供泣かすような、人でなしに、…この! 聞く耳なんかないね! どんな事情があるのか知らないけど、謝るくらいしたらどうなんだい!」 (回想終了) ・ ・ ・ 澪(――あそこに、信代が居たんだ 信代が女の子に手毬を売ったあと、私と食逃げ犯は出くわした でも、どうして信代はあそこに居続けたんだろう――?) (沖山の自室) 沖山「……」 堀込「“奉公人は仕事を覚え、一人前になるまでは、仕事や勉強のみに専念せなばならぬ” ――それが、お前と私たちが交わした、初めての“お約束事”だったはずだ 副業など、もっての他だ! それを破ってしまったお前を、もう此処に置いておくことはできぬ 朝までに荷物を纏め、此処を立ち去るがいい」 信代「!! お約束事を破ったことは謝ります! ですが、此処を追い出されたら、もう私には行く所はありません 立派な商人になるまでは、実家にも顔向けできないのです どうかお許しください!!」 堀込「ならぬ! 商人とお客様は、約束事により成り立っておるのだ ひとたび約束事を違えれば、その客は二度と寄り付かん この世界では、約束事は絶対なのだ!」 信代「っ! うぅ……」 沖山「……さわ子さん。 信代さんの、普段の仕事ぶりはどうだったのです」 さわ子「……」 (さわ子、信代の後方に回り、肩に手を置く 沖山を正面から見据える) さわ子「とても勤勉な子です 少なくとも私は、この娘が怠けているのを見たことがありません どんな雑用でも率先して取り組むため覚えも速く、与えられた仕事は的確にこなしていました」 信代「……」 さわ子「その姿勢の所以は、家庭の事情から、というのが大きかったのかも知れません ですが、彼女の熱意と行動は、周りにもひしひしと伝わり、また良い影響を与えつつます」 (さわ子、ちらりと襖を伺う) さわ子「私は、信代ちゃんの真摯な仕事ぶりを、高く評価しています 確かに、信代ちゃんはお約束事を破りました 掟に従えば、クビも当然かと思います ですが、私は、信代ちゃんに此処に居て欲しいと思っています 彼女は、”桜ヶ丘(此処)”にとって、必要な人材です」 信代「さわ子、さん……」 堀込「……」 沖山「……」 さわ子「お願いします どうか今回ばかりは、見逃してあげて下さい」 (さわ子、頭を下げる) 信代「……! さわ子さん、そんな……!」 さわ子「責任はすべて、手代(てだい)※である私にあります どうか……!!」 ※手代:丁稚の上司にあたる役職 堀込「……」 沖山「……堀込さん。 貴方から見て、どうですかな?」 堀込「課した宿題は、どれも及第点でしたな 確かに、手を抜いているようには思えぬ 信代、お前はいつ手鞠を拵え、売りさばいておったのだ?」 信代「…少しばかり早起きをして拵えて、買い物の合間を使って売り歩きました」 沖山「材料はどこから仕入れたのです 儲けは出たのですか?」 信代「……藪入りの時のお仕着せ※をそのまま使いまして、全て儲けにするつもりでした 儲けは占めて、360文となります」 ※お仕着せ:主人が奉公人に与える衣服 さわ子「な……!」 信代「沖山様のご厚意を踏みにじったことは、重々承知しております! 申し訳ございません!」 堀込「……」 沖山「……その360文は、どうやって儲けたのですか?」 信代「……子供の小遣いで買えるように、1個あたり4文とし、3ヶ月程で90個売り上げました 買い物のときに訪れた店の子供に手鞠歌を教えて、周りの子供たちの興味を引くなどすると、子供の方から寄ってくるようになりました」 (さわ子、堀込と顔を見合わせる 堀込、腕を組む) 沖山「それで、借金には間に合いそうなのですね?」 信代「……いえ 暮れの藪入りの際に50両と聞きました 儲けは手鞠の360文だけですので、到底足りません」 (沖山の目つきが険しくなる) 沖山「ならば尚更、手鞠など売っている場合では無かったでしょう どうして、そのようなことをしたのです」 信代「そ、それは……」 沖山「……」 信代「次女に――妹に、よく作ってあげていたのを、思い出したからです」 (襖の外) 澪「あ…!」 ・ ・ ・ (澪、回想) 信代「……小さいころの妹が、あんな感じだったかな、と思ってさ」 澪「……」 (信代、目を細めつつ見守るが、少しずつ悲痛な表情に変わっていく) 信代「・・・」 信代「……私も、頑張らないと、な」 澪「……信代?」 (回想終了) ・ ・ ・ 澪(だから信代は、手鞠を売った後も現場に居続けた 手鞠で遊ぶ女の子の姿に、昔の妹さんを重ねて見ていたんだ ……そういう事、だったのか) (沖山の自室) 沖山「…よく分かりました 中島信代さん、貴方を今晩限りでクビにします」 さわ子「! そんな、沖山様!」 信代「……っ」 沖山「やむを得ない事情があったとはいえ、“我々に相談もせず”約束事を破り、 おまけに、またと無い儲けの機会を、公私混同によってフイにした はっきり言って貴方は、商人失格です 私どもを欺いた責任をとるために、田舎に帰りなさい」 信代「あ…」 (襖の外) 姫子「な…!」 澪(幾らなんでもそんな言い方…!)ガタッ ガシッ 姫子「(ちょ、ちょっと澪、落ち着いて!)」 澪「(でも、このままじゃ信代が…!)」 沖山「……ここに、60両があります」 (沖山の自室 信代の目の前に、10両小判の束が6つ差し出される) 信代「え…?」 堀込・さわ子「……!?」 沖山「確か借金は50両でしたね 借金には利子というものがありますが、これだけあれば十分でしょう 足りなければ、教えてくだされば出して差し上げましょう」 信代「!?」 さわ子「な…!?」 堀込「沖山さん、一体これはどういう…?」 沖山「どうもこうも。 手代のさわ子さんと番頭の堀込さんが認めるほどの勤勉な人物で、 与えられた仕事を効率的にこなし空き時間を作ってもう一稼ぎを行い、 またひと月に30個ほどを売り上げるだけの努力と才覚を持つ有能な人材が目の前にいるのですから、商いをやっている者としては、放っておく馬鹿は居ないでしょう」 堀込「つまり、60両でまた信代を雇う、と…? いや馬鹿な!!」 信代「…!?」 堀込「信代は掟を破っているのですぞ? 掟は絶対です、それは沖山さん、貴方にもだ」 沖山「ですから掟にしたがい、中島信代をクビにしたではありませんか “無断で約束を破り、しかも儲けに失敗した中島信代”には、今晩限りで立ち去って頂きます しかしながら目の前にいるのは、 “実家の憂いを失くす事により、商売に専念するであろう、前途有望”な人材であるという事を、忘れてはなりません さぁ信代さん、60両をお納めなさい それで借金を返して、お父様を安心させなさい」 信代「………」 (信代、60両を前にして震える) 沖山「……信代さん?」 信代「…………よろしい、のですか? アタシなんかに、このような恩情を賜る資格など、あるのでしょうか」 (沖山、ため息を吐く) 信代「…え…?」 沖山「何か勘違いをしておられますな 私は貴方に、責任をとれ、と申し上げたはずです」 信代「せき、にん…?」 沖山「左様。 貴方は実家の借金が原因で、我々を欺いた ならばその禍根を断ち、我々に罪滅ぼしをする義務がある ただ、それだけなのです」 (襖の外) 澪「…」 姫子「沖山様…」 (沖山の自室) 信代「……」 (沖山、微笑む) 沖山「今夜はもう寝なさい しっかり休んで、朝になったら、お父様の所に顔を見せて差し上げなさい」 信代「…はい」 沖山「…受け取って、頂けますな」 (信代、涙ながらに土下座する) 信代「…頂戴、致します ありがとう… ありがとうございます ありがとう、ござい、ます…」 ・ ・ ・ (同時刻、森の中を歩く服部一家) 服部の娘「……」ウツラウツラ 服部の妻「こら、こんな所で寝るんじゃないの」 服部の娘「母ちゃん、もう眠くて歩けない」 服部の妻「我慢なさい」 服部「いや無理もねぇ 夕方少し寝たとはいえ、童に夜なべは酷だ ……家からは大分離れたし、森を抜けるのはしばらく掛かる ここいらで野宿といくか」 (服部一家、茂みの中に潜むように寝そべる) 服部の娘「…ねえ父ちゃん」 服部「なんだ?」 (弁当を取り出す) 服部の娘「…これ、少し分けてあげる 父ちゃんの分、中島の小父ちゃんにあげちゃったんでしょ?」 服部「…ありがとうよ でも、父ちゃんはあんまり腹減らないから、大丈夫だ ソイツは全部、お前の分だ」 服部の妻「…」 服部の娘「…ホント? お腹空かないの?」 服部「ああ本当だ やばいと思ったらお前にお願いするから、心配すんな」 服部の娘「…うん…」 服部の妻「…アンタ」 (服部の妻、娘と夫を抱き寄せる) 服部「お、なんだなんだ? (妻の肩を叩く) 大丈夫だ、俺が付いてる えぇ、借金がなんだ、夜逃げが何だってんだ! 何があっても、こうして家族が3人いれば、ほら!」 (服部、妻と娘を強く抱きしめてうつ伏せになる) 服部の妻「きゃっ!」 服部の娘「あはは♪」 服部「どうだ、あったかいだろう? 気持ちいいだろう? 俺は、お前らがいて幸せだぞ?」 服部の娘「えへへ、私も!」 服部の妻「…///」 (服部、目を細める) 服部「……本当に、しあわせだ」 ―― ザシュ。 服部「ぐあぁ…!」 (服部、悲鳴を上げて飛び上がる 背中に、日本刀が突き刺さっている) 服部の娘「~~!!」 服部の妻「アンタぁ!!」 男1「…やれやれ 借金を返さない挙句、夜逃げとは、見下げ果てた屑めが」 (服部、背中から血を流し脂汗をかきながら) 服部「き、貴様は…!」 (森の奥から、用心棒と思しき男たちが数名登場) 「へへへ…」 男1「夜逃げするような裏切り者には、相応の罰が必要だな」 (男たち、服部の娘と妻を捕える) 服部の娘「父ちゃん!」 服部の妻「アンタぁ!」 服部「お、おい止めろテメエらぁ!」 ザクッ! (男1、這いつくばる服部に切りつける) 服部「があ”あ”あ”…!」 男1「安心しろ、女子供には傷を付けねえよ 何しろ、こいつ等には別の使い道があるからな」 (服部、口から血を噴きだしながら呻く 男たちに連れ去られる女子供の叫びが響き、遠ざかっていく 男1、他の男たちに指示を出す) 男1「…そら、次は中島の所だ “夜逃した裏切り者”だ、存分に“懲らしめ”てやれ 好き勝手やってくれて構わんが、女子供“だけ”には傷をつけるなよ?」 (暗い笑みを浮かべる男1を見て、服部が何かを察したような表情を浮かべる 荒くれ者たちが笑い、男1について行く) 服部「…………逃げろ、………なかじま、さ…」 (暗転) 7
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/909.html
輝夜1 1スレ目 69 「これで……文句無いだろ、どれも正真正銘の本物。おまけに香霖堂のお墨付きだ……」 リュックサックの中から次々と出てきたのは、五つの難題の答え全て。 疲労困憊した体に鞭を打ち、彼は立ち上がって居住まいを正す。 その場にいた誰もが、言葉を失った。 かつて、輝夜に求婚してきた者の全てが解けなかった五つの難題を、全部まとめて解いてしまったのだから。 「輝夜、俺はお前と、ずっと一緒に……」 それだけ言うと、崩れるように倒れこんでしまった。 「……やってしまいましたね、あの青年は。まったく呆れかえります」 永琳は軽く肩をすくめて一つ小さな溜息をついた。 永遠亭のある一室。その上座に蓬莱山 輝夜が、下座には八意 永琳がいた。 男は兎たちに運ばせて、別の一室に寝かせてある。 「まさか『五つの難題』を全て解いてしまうなんて……ね」 声は忠実に冷静さをテクスチャーしているが、しかし内心で一番驚いているのは難題を出した張本人である輝夜であろう。 蓬莱の薬を生成するのに必要不可欠な五つの材料を集める。それが五つの難題の本当の目的なのだ。 輝夜とともに生きるということは、ともに永遠を過ごすということと同意義なのだから。 「では、私は蓬莱の薬の精製にかかります」 そういって、永琳は静かに立ち上がる。 「その必要はないわ、永琳」 しかし、輝夜はそれを止めた。 「?! 何故……」 次に続くであろう言葉は、月の頭脳には容易に想像できた。 だからこそ、真意を問う。 「私の能力で蓬莱の薬の効果を一瞬のものにしてしまえば、彼が永遠を生きる必要もない」 自らのためでなく他人のために蓬莱の薬の効力を捨てる。そう輝夜は言った。 「ごめんなさいね、永琳。私は貴女にもらったこの永遠の命を捨てるわ」 「いえ、姫様の幸せこそが私の幸せでもあるのですから……」 そう言った永琳の眼は限りなく優しかった。 従者と主人という関係の台詞ではなく、一人の理解者、友人として、心からそう言っていた。 「それでは、永琳。祝言の用意を」 「かしこまりました、姫様」 1スレ目 79-82 「輝夜様、ぜひ、ぜひこの私めと契りを結んでくださいませ!」 「フ~ン、そうねえ。そう言ってくる男たちは箒で掃いて外に山と積むほどいたけれど、 あなたみたいな幻想郷の外から来た人間なら、少しだけ考えてあげてもいいわよ。 けれども! ただでこの蓬莱山輝夜があなたと結納を交わすだなんて思ってほしくないわね。 今から挙げるこの五つの難題を全部解けたら、そのときは結婚を考えてあげてもいいわ。 一つ、西行寺幽々子の遺骨(プリンセステスタメント)。 二つ、フランドール・スカーレットの翼(デーモンロードウィング)。 三つ、神綺のアホ毛(ディヴァインヘアー)。 四つ、博麗霊夢のサラシ(インビジブルアンダーウェア)。 そして五つ、八雲紫の靴下(アルマゲドンソックス)。 さあ、自分の持つ「~程度の能力」も自覚できていないあなたに、これが全部そろえられるかしら!?」 …………無理だ、無理だ無理だ無理だ無理だ無理ったら無理ッ! 考えてもみろ、どれも獲得に失敗したら即死ぬようなやつばかりじゃないか。それを五つ! 五つも! 猫は九つの魂を持つというが、この僕の魂はどう計算しても一つ。小学生が数えても一つ。鳴いてもわめいてもただの一つきりッッッ! そのたった一つのかけがえのないものを風前の灯としてしまうようなまねを、僕は、僕は五回もしなければならないのかぁーー~~~~ッ!? 見ろ。輝夜のあの上座からこちらを見つめるそのまなざしを。 なんと美しく、しかもなんと冷たいあの瞳! まるでこっちを虫か何かのようにしか感じていないとありありと分かるようなその目つき! 『哀れなものね。今はこうやって卵を産んでいるけれど、やがてお肉になって食卓に上る運命なのよ』 と養鶏場のウズラを哀れむかのような視線じゃないか。 ――――いやいや僕、養鶏場にいるのはニワトリに決まっている。 落ち着け。落ち着くんだ。そうだ、諦めよう。 あっさり深窓の令嬢とはおさらばして紅魔舘の周りでアホのチルノやショタなリグルと戯れる平穏で家内安全な毎日に帰ろう。 よく考えればあの輝夜って女、冷静に見てみるとただのヒッキーじゃねぇかよォ~~~~っ。 そんな、僕が命を賭けて挑むべきレディではない。そうだ、そうに違いない。 さっさとおさらばしよっ。 ――――でも、本当にそれでいいのか? ここで僕が『輝夜様申し訳ありません。私めはそのような難題、とても解くことはできません許してくださいこのとおりでちゅ』 と土下座してそれでいいのか? 隣に立つマッドな永琳や金魚のフンの鈴仙や詐欺師のてゐに蔑まれた目で見られて、それで本当にいいのか? (ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………) 否! 全くもって否! この僕は、全身全霊を持ってその選択を否定する! 代わりに! 全身全霊を持って! その難題を受けて立つ! 彼女の定めた難題を乗り越え、その暁に彼女の「心」を我が物とする! これは「試練」だ。 「過去」つまり現実世界にいた「自分」を乗り越えるようにと「運命」から与えられた「試練」なのだッッッ! 蓬莱山輝夜ッッ! 僕が五つの難題を解いたそのときに、きっとあなたはこう言う! 「お見事です○○様。この蓬莱山輝夜は約束どおりあなた様の妻となります。身も心も、夫に捧げ尽くす所存にございます」 となぁ~~~~ッッッ! おお、これが、これこそが求婚! 僕は、僕はお前に求婚するぞ! 輝夜ォォオオオ! (ドドドドドドドド…………) 「ンッン~それで、八意、永琳さんでしたっけ? 『やごころ』か『やこごろ』だか分かりにくい名前ですよねぇ~~~っ。 ああそうそう、姫様の難題のことでしたよね。ええ、それはもちろん受けさせていただきます。 なに、たいしたことじゃありませんよ。 でもね、そこの上座に座しておられる方がどうしても解いてほしいっていうのだからしょぉぉがねぇなぁぁぁ~~~って感じでやるんです。 時間は取らせませんよ。まずは魔界にでも行きますか。 そこの神綺ってやつのアホ毛、楽チ―――ンに引っこ抜いて持ってきてやりますよ。では。 アリヴェデルチ」 TO BE CONTINUED(嘘 1スレ目 139 てるよへ 「NEETで引き篭もりで不死身でも俺はお前を愛していくよ。俺は不死身じゃないけどNEETでひk(ry」 2スレ目 154 フゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~… …うん、いいお湯だ。 やっぱ一番風呂はいいねぇ… 僕は今、永遠亭のお風呂に入っている。 何故?と訊かれれば、答えは「僕がここの住人だから」になる。 …正確に言うならばここの居候なんだが… 居候なんだから一番風呂はダメなんじゃないか?と訊かれれば、ここには"風呂を沸かした人が一番風呂に入れる”と言うルールがあるからとなる。 んで、今日の風呂当番は僕だから一番風呂を楽しんでいるって言う訳なんだ。 「あら?誰かいるのかしら?」 おっと…どうやら早くも風呂から出ないといけないかな。 この声は…どうやら輝夜さんか… 「誰かいるの?」 「すいません。一番風呂もらってます」 「あら○○だったの。…いいわよ、まだ入ってて」 ん?…今、輝夜さんの声が一瞬狡猾なことを企んでる声になったような…気のせいか。 そして僕はもう十分ぐらい、この極楽を楽しむことにした。 …この選択が後に、僕を地獄へ誘うとは… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガサゴソ…ガサゴソ… ん?脱衣場の方から何か音がするような… …なんか…嫌な予感が… ガラッ! 「○○、入るわよ」 「…ッ!!!!!!」 なんと輝夜さんが風呂場に入ってきたではないか! しかもバスタオル一枚で。 「かかかかか輝夜さん!ななななな何をしていらっしゃるんで!?」 「何って…お風呂に入ろうとしているに決まっているじゃない」 「いいいいいいや、もっもっもっもっ問題はそこではなくって、ナナナナナなんで僕がまだ入ってると分かっていながららららら!」 いかん…ものすごいテンパってる… 落ち着け…落ち着くんだ…落ち着いて状況確認を… ハラリ(バスタオル落下) 「ブッッッッ!(はなぢ)」 「あら○○?鼻血が出てるわよ。しかもものすごい勢いで」 「…健全な青少年なら…普通女性の裸体を見ればこうなりますよ…しかも、その相手が美人ならば…尚更ヤヴァイことに…」 「あら、それは褒め言葉なのかしら?」 「ええ、一応はそうなりますね…って恥ずかしくないんですか!僕は男なのに…」 「あら、裸の付き合いとはよく言ったものじゃない」 「それ、絶対意味違いますよ。」 …やばい…頭がクラクラして来た… ただでさえも熱い風呂の中にずっと居たせいでのぼせているのに、なおかつ輝夜さんみたいな美人の裸体なんて…そして出血多量も手助けを… ザバー(湯船にIN!) 「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!(後ろに仰け反る)」 「…何?その分かりやすいリアクションは…」 「…まぁ…お約束ですね…(下半身を気にしつつ湯船の端っこに行って壁側を向いて)」 「あら…ならばこれもお約束かしら?」 がしっ(後ろから抱きつく) 「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!(声にならない)」 「ねぇ、○○…後で一献付き合ってくれないかしら?」 あうう…二つの丸くてやわらかいものが背中に当たってアタッテあたってattatte… 「ねぇ…あら?○○?」 「……(失神)」 「○○~?おーい…」 ぶくぶくぶくぶく…(主人公沈む) 「きゃぁっ!ちょっと○○!しっかりして!」 ちなみにこの後、永琳が入ってきて現場を見つけ、○○は脱水症状寸前のところで助けられた。 …何が書きたかったんだ?俺… 76さん、 77さん、スイマセンでした…orz 2スレ目 485 てるよ結婚しよう 201 ここは永遠亭。辺りはすっかり夜に包まれている 俺は縁側に座って、庭にうち捨てられたソレをぼーっと見つめていた。 「どうしたの?」 ふいに聞こえて来た声で正気に帰る。 いつの間にか、隣には輝夜が座っていた。 「ん…あれがさ」 「あれ?」 視線の先には、もう動くことの無い機械が月明かりに照らされていた。 「こんなにいい女を今まで独り占めしてきたのか。って思うとちょっと嫉妬心がな。」 「…ばかね。」 そう言って輝夜は俺に肩を寄せてきた。 「失った時間はあなたが取り戻してくれるんでしょう?」 俺は輝夜の肩に手を回して言った。 「ああ、これから一緒に作っていこう。」 「うん…。」 過去と決別した彼女が見せる笑顔はとても綺麗で、眩しかった。 406 竹の奥の屋敷に、いと美しき姫あり その姫に婚儀を取り付けようとしたもの いずれも、難題を受けさせられあまりの非現実さに諦め その姫、永遠に婚儀はありえないと謳われた。 「冗談じゃねぇ…」 その注文を聞いた俺は愕然と呟いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 竹林の奥にある永遠亭と呼ばれる場所に、俺は居た。 特別な理由があるわけでもないし、ただこの場所に迷い込んだ俺は 彼女と巡り会って、こんな風に話をしていた。 「…あんた、そんなに美人なのに結婚とかしないのか?」 その一言があまりにも迂闊だったのか、彼女は喜々として 素晴らしいことを言ってきた。 「もし、これから言うものを持ってこれたら、貴方でも結婚するんだけどね」 と。 「…へぇ、面白いじゃねぇか。それで、もし俺が行くとしたら、何を持ってくれば良いんだ?」 「龍の頸の玉、仏の御石の鉢、火鼠の皮衣、燕の子安貝、蓬莱の玉の枝」 「それって言うなりゃ、アレだろ。難題だな?第一、存在するかも分からんモンを 持って来いってのはなぁ…」 「無理なら、それに匹敵する高価なものを入手してくることね」 「はっ、冗談じゃねぇ…」 思わず、悪態を吐いた。 「こっちは冗談で言ってるつもりはないんだけどね」 苦笑しながら彼女は言う。 「…つまり、あんたはこの難題を解決した野郎には、婚儀を受けて…その、身体を差し出すって訳かよ」 「そりゃ、難題だもの。誰もやれるとは思ってないわ」 と言うか無理ね、と彼女が呟く。 「何で、そんなに無茶なものを出したんだよ?」 「あら、人間として価値が高いものを見たいと思うわよね?」 正論だが、それは何か間違っている。 「――高価なら、いいんだな?」 知らないうちに、呟いていた。 もしかしたら、俺は今頭の中で 「え?えぇ」 彼女にほんの僅かに動揺の色が見えた。 生憎と、俺はそんなに高価なものを持っているわけではない、が。 「価値ってのは…人が決めるもんじゃねぇ、自分が決めるもんだ…!」 「…な、何を――!?」 言い終わる前に、俺は彼女を抱きしめていた。 甘い香りが、広がった。 いつから伸ばしていたのか、長い黒髪を撫でる。 「ちょっ、離して」 「…離す気はない。力づくでもいいから離してみろ。これが俺から出す難題だ」 死んでも離す気はない。 俺の存在が消滅しない限り、この抱きしめた腕を離す気はない。 「……」 「……」 どのくらい、そうしていたのか。 やがて、俺の方から彼女を離した。 何故か?いや、言うまでもない。気恥ずかしくなったんだ。 「難題、解決ね」 「…あぁ、悪いな。これで、難題解決だ」 「――そうね。でも、こっちの難題も解決されちゃったから」 その先を聞く前に、彼女の唇が俺に触れていた。 「…どう、いうことだ?」 「高価なものは、確かに見せてもらったわ」 …俺はある意味、ただ彼女に思いを伝えただけだ。 妙にストレートに変だけど。 「あー、ちなみに俺が見せた高価なもの、って何だ?」 「…貴方の思い、そして――」 彼女の後の呟きは聞こえなかった。 「…何だって?」 「ナイショよ」 彼女が呟いた言葉、それは―― 私の恋心。 後書き ===難題の裏=== 蓬莱山輝夜ってよォー 「輝夜」って呼ぶんだよォ~~~ でも皆は「てるよ」とか「ニート」とかよォーー まともに呼ばねーんだぜーッ それって納得いくかァ~~~~ おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ…… なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 「輝夜」って呼べ!普通に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ! ===難題の裏ここまで=== まさか、一時間ちょいで、こんなテキトーなものが出来るとは思わなかった…。 俺は、どうしようもなく…バカだった。 3スレ目 551 「んふ~ふ~ふ~ふ~フギャ」 「オイコラいつまで寝てる」 ある晴れた日の事。毎度のようにうちの同居人を撲殺ライト(パチモンマグライト、単1電池6個分)でたたき起こし、さっさと布団から出す。 「や~、まだ寝たいのぉ」 「やかましい。お前は寝すぎなんだよ」 「うぇ~」 「まったくろくに働きもしないで何贅沢言ってやがる」 「だって私、姫だもん」 「元だろうがこのてるよ」 てるよ……輝夜がこちらに来てから数週間が経った。最初のうちはこういうキャラなんだろうな、と諦めてはいたが。 「それに最近また風呂入ってないだろ」 「えぇ~いいじゃんお風呂くらい。どうせ昔は入らなかttウボァ」 「昔は昔、今は今。今日は布団干しのついでにお前を徹底的に洗浄してやる」 グチグチ文句たれる輝夜を撲殺し、リザレクションした後に宣告してやった。 いやな。臭いんだ。こいつは風呂に週間単位で入らない。俺が無理矢理洗わなきゃ絶対に、だ。 いくらなんでもこれだけには毎度毎度ムカムカ来る。 「いーやー、おーかーさーれーるー!!」 「誰が何週間も風呂入ってないフケツ女とヤるかっ!!」 (少女洗浄中) アアーヤメテーソコハダメー ヘンナコエダスナ ダッテェ…… 「ううっ、穢されちゃった……」 「……何言ってるんだよ」 洗浄中に暴れられたためもう突っ込む気力もない。 ドライヤーは使わず、タオルのみで輝夜の長髪を拭くのは大変な仕事だ。(ドライヤーは髪が痛むと嫌がられた) 「まったく。こりゃ元の世界の連中も大変なんだろうな」 一房一房丁寧にタオルで水分を抜き取り、ブラシをかける。 「うん、えーりん達も迷惑してると思う」 「ならこの生活を変えろ」 「や」 一言かよ。 てるよ……実際にこっち来たらこんな感じだろうな。 3スレ目 676 「えーりんえーりんたすけてえーりん♪」 「えーりんえーりんたすけてよ♪」 「タスケテエーリン」 今日は珍しく竹取飛翔(通称へるぷみーえーりん)を歌ってみる。 「って、私そんなにえーりんに頼ってるように見える?」 「まあ、そりゃネタだし。仕方ないんじゃないか?……と言いたい所だが」 生活をともにすればわかる。 「確かに頼ってるな。もうべったりなほどに」 自己紹介その他は前にやっている( 551)。つまりはそういうことだ。 「ええっ!?」 ゆあ、ショック!みたいな顔をする輝夜。 「ほっとけば風呂にも入らない飯も食わない、おまけに些細なトラブル、というか完全に自分の事以外は必ず他人に解決させる。 完全に依存してやがるな」 ……前にこんな輝夜がむかつく、と言ったが、アレには別の訳もある。 自分自身を見ているようだった。甘ちゃんで他人に依存してなければ生きれないような馬鹿野郎。 だけど、ここまで自立できたのもこいつのおかげだ。口では悪く言っても、感謝はしている。 「……ありがとよ」 ふと口に出す、感謝の言葉。 「え、なに?」 「なんでもない。それと、今日も風呂だな」 「この前入ったばかりなのにー!?」 「五月蝿い、いいから入る」 「やめてー!水責めもやすり責めも窒息も勘弁してー!!」 でもやっぱり、むかつくもんはむかつく。 3スレ目 777 「ただいまー……」 「あーおかえrホゲァ」 相変わらずだれた顔で俺を迎えてくれた輝夜に一瞬の微笑みの後マグライトを投げつける。 「人が「ああ、お帰りっていってくれる人がいるっていいな」とか思った瞬間になにやってんだこの糞ニートォー!」 「ふぁ……なんで投げるのよ~、何もしてフンガ」 しらばっくれる糞ニートてるよに特殊警棒(前に通販で買った、マグライトよりも前に家にある)でぶん殴る。 「これは何だァーッ!!?」 俺が大神のクリア後のリザルト画面の映ったテレビを指差す。 「……暇だったからクリアしちゃった。てへっ」 リザレクション後、可愛く舌を出してほざきやがった。 「…………まあいい、それよりてるよ。来月ここ行くぞ」 「とーほーかーにばる?」 例のライブのフライヤーを見せる。 「ああ。一応お前の分も貰ってきたからな。これがあればイベントで500円割引になる」 「ふーん」 「お前には懐かしい面々がいると思うぞ?偽者だけど」 「へー」 「ノリ悪いな?そうだ、こっちに来たときの服、まだあるか?アレを着ていけば……」 「私、行かなくていいや」 「……え?」 「一人だけで行って来ていいよ?私、待ってるから」 「おま……」 言いかけて、輝夜の目に気づく。 私がいないほうが、貴方は幸せだったかもしれない。そう告げていた。 「…………いや、お前も来い」 「でも……っ!」 「これは命令じゃない!」 それは違う。お前がいたからこそ、俺は幸せになれたんだ。 「……頼み、だ。一緒に行こうぜ、輝夜。」 もう自分で何をやったか覚えてないが、気がつけば輝夜を抱きしめていた。 「今だから全部言ってやるよ。俺が強くなれたのはお前のおかげだ。お前がいなきゃ俺はただの糞野郎で終わってた。 だからさ、だから……」 これ以上後の言葉が言えない。言った後に全てが終わりそうな気がするから。 「……毎日風呂に入ってくれないか?」 と言うか輝夜の体臭で気がそれた。 「や」 「……言うと思った」 でもまあ。今だけは好きになれるかもしれない。この濃い女の匂いが…… 「よし。今日は徹底的にお前を洗ってやる」 「えー!?」 「ただし、性的な意味で」 4スレ目 84(うpろだ0014) カーニバルレポも含めてるよ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「おぅ……今何日の何時だっけ……」 「6月12日の午後二時くらいだったかな」 「……やっべ!?急いでまとめるぞ!!」 「何を?」 東方カーニバルも無事終わり、夜勤で寝ぼけた脳をまた休めるために次の朝勤後に寝て。 気がつけばこんなに時間がたってたりする。 「東方カーニバルのレポだろうが!前回行くって言った(三スレ目 777)からにはレポ書かんと!」 「そう言いながらレポートまとめ用のモバイル持って行かなかったのはどこの誰だっけ?」 「ふぐっ……」 そう。実はカーニバルへのみやげ(後述)に気を取られて肝心のモバイルを忘れてしまった。 「そこには突っ込むな……とりあえずまだ記憶は残ってるからそのうちに書くぞ」 6月10日 午前九時ごろ 「ああもう私は支度終わらせたのに何やってるの!?」 「うるせぇ!風呂入んないと気持ち悪いんだよ!」 こんな感じでようやく家を出たのは九時過ぎ。 「まったくもう、何でそんなに支度が遅いノブァ」 「ぃやかましい!お前はのんびりできてるからいいけれど俺は夜勤だったんだよ!」 輝夜を後ろに乗せて自転車でダッシュ。 そして駅に到着。 「ほら、さっさと行こう」 「あー。ちょい待ち」 「って、どこに行くのよ」 「買い物だ買い物」 そう言って、買ってきたのは二袋のお菓子。 「これは横浜名物だ。だけに青森のまりお氏に渡そうかと思ってな」 「そんな無駄遣いして大丈夫なの?」 「ダイジョブダイジョブ。ふふふ……」 午前十時過ぎ 田町に到着。 「あぢい」 「そんなかっこしてるから……」 「仕方ないだろ。薄手の服が黒しかないんだから」 とりあえずキューブ326へ。 「えっとまず……」 ケータイを取り出して地図を表示。 前回はろくに地図も確認しなかったせいでかなりひどい目にあった。 地図を見て指示通りに進んでいき、到着。 「って多っ」 「うわ凄。」 来た時点(十時くらい)で三十人くらい並んでました。 とりあえず並んで整理券が配られるのを待つ。 「…………」 「…………」 「暇……」 「そうね……」 「なんか向こうでド○ロちゃん読んで不気味に笑ってるやついるし……」 「人の事いえないじゃない……」 「そもそも○クロちゃんは公共の場で読める物じゃないな。笑いが止まらない」 「あ、そう……」 「……あ、まりおさんだ!」 「……で?」 「…………」 「…………」 「反応に困る返し方するな」 「ごめん……」 これ以上グダグダ書くのもアレなので時間飛ばして十二時ごろ。 スタッフ「整理券配りまーす」 「ふう、ktkr」 「脱力しながら言うせりふなの?」 整理券(というかチケット)をもらい、とっとと解散。 そして、あるネタの仕込みのために近くのロー○ンへと行く。 昼飯と仕込み用の道具を買い、またキューブへ。 「うっし。やりますか」 仕込み用の道具……油性ペンと黄色のマーカー、それとみやげを取り出し、作業を開始する。 実は九時ごろに買ったみやげというのが、「にんにくせんべい」と「中華おこげせんべい」。 ……実際に行った人、または文字を見ただけでわかるかもしれない。そう。『中華』を『中国』に変えてやるのだ。 まず『華』の字に×を書き、その下に『国』と書く。そして上のほうに星とその中に『中』と書いて完成。 「何やってんだか……」 「わーい、中国だ中国だ!」 喜びのあまりスタッフさんが集まってる中にその物体を置いてみる。 「フウ!(さわやかな顔をしながら」 「本当に何やってるの」 無論、スタッフさんの突っ込み待ちで。 ちなみに、その時の台詞は「リアクションに困るものを置かれても……」でした。 ここからちとおぼろげ気味なのでだーっと箇条書きで。 ・6階。まりおさんいないのでとりあえずせんべいズ放置。 ・オープニング。ファミコン画像が出ててなんだこれと思ったら実際にゲームやってました。 ・とりあえず暴走しすぎたので6階に。って、東方ファミコンktkr!思わず熱中。 ・そしてにょ。氏のライブに出遅れる。急いでいくとそこにいたのは⑨のゼッケンをつけたトランペットを吹くチルノでした。 ・にょ。氏「正直いっぱいいっぱいです!」 ・前半は奇闘劇の曲。すげすげすっげ。もう二人で興奮しまくり。 ・アクスタ代表登場。冬コミの件は何とかなったそうです。 ・後半。東方サッカーktykr!! ・雨水氏のたすけてえーりんで爆笑。輝夜ににらまれた。 ・にょ。氏「そんなにえーりんやりたい?」客(俺含む、輝夜以外)「yeeeeeeeeeeeeesss!!!」 ・でもループ終わった。 ・気を取り直してもう一回。 ・最後はやっぱりにょ。氏の生ペット。最高。 ・クールダウンのためレイバー氏はパス。ごめんなさい。 ・そしてレイバー氏後半で戻る。えーりんのためだ。 ・というかさすがマキナに定評のあるレイバー氏。頭ん中かき回されてトランスってました。でもベムが現実に戻す…… ・終了。 ・レイバー氏「テクネ出て来い!」俺、輝夜(エーッ!?) ・みんなでテクネの大合唱。でも出てこず。レイバー氏「打ち合わせじゃあこうじゃなかったんだけど(ボソッ)」 ・すぺさんに交代。すぺ様の大合唱。 ・真央たん声がエロイよ真央たん。鼻伸ばしてたら輝夜に足を踏まれた。俺はサンダルだぞおい!モロは痛いから! ・電子の01でえーりん大合唱。ていうかなんだよこのネタ曲の嵐は。ライオンダーで吹いたし。 ・「てゐ!てゐ!」大合唱ktkr!ていうか最前列の人真央たんファンなのか?すっげーテンション高いんだけど。飛び跳ねてるし。 ・まりおさん来ましたよkr!そしてやっぱりアレが出る。 ・客「みゅう!さん!いち!よん!」←アレ ・まりお氏「というわけでC&Cのビートまりおです、と行きたいんですが……あまねさんが来てません」客「えーっ!?」 ・あまねたん、現在(6/10)仕事中だそうで……青森からここまでってそれなんてハードスケジュール? ・というわけで抽選会が繰り上がりました。 ・しかしチケットを持ってないと確認できないというアレな抽選会。 ・ていうか俺、当たってました。しょっぱなから。でも疑われたくないので黙ってたら…… ・俺「すいません、申告がない場合はどうなりますか?」スタッフ「そういう場合はチケットを持ってないかもう帰ってしまった方かのどちらかということで……」 ・つまり俺の当たりは無し。 ・しかも時間が押してるのですぐに帰らないといけない罠。というわけでとっとと帰り支度。 ・「まだいたいー」「じゃあ残ってろ。ただし電車代は自分で出せよ」「……わかったわよ」 ・ついでにのぞいたらいきなりみーにゃたんの萌え声が耳に直撃、でも帰らねば。 「はい、お疲れ様でしたー」 「おうよ」 家に帰ってきて一息つく間もなくすぐにシャワーを浴びる。今日も夜勤だからだ。 「行ってくる」 「あーい」 ふらつきながら自転車でバイト先へと向かう。……正直、夜勤中に寝ました。 あとがき(じゃなくてただの戯言) て「ていうかこの文章、夜勤中に書くつもりだったんだよね?」 俺「ああ、それがな。眠くて書けなかった。以上だ」 て「シンプルな上にけんか売ってる理由ね……」 俺「ニートは黙ってろ。お前のために簡単なタイムテーブルを見せてやる。 実際の時間 前日21:30 ~ 7:30 ~ 9:00 ~ 19:00 ~ 21:30~ 夜勤 休憩(風呂) ライブ 休憩 夜勤 さて、寝てる時間を実質ゼロだとすると大体21時間前後も運動をしたまま寝てないことになる」 て「えー?まだまだ序の口だよこんなの」 俺「あのな?精神的には大丈夫だったが肉体的疲労がたまってるからそれが眠気を後押ししてつらいんだよ。 動いてなけりゃ何とかなるかもしれないがさすがにきつかった」 て「ふーん、で?」 俺「労え」 て「や」 俺「即答ッ!?」 て「これぐらいのことじゃ労ってもらえるわけないじゃない。作家さんに喧嘩売ってるよ」 俺「……それもそうだな。それじゃあこっちへカモン」 グワシ ずーりずーり て「え?なに?なんなの?」 俺「いやな。また風呂入ってなかったっぽいから洗ってやろうかと」 て「昨日入った!無理やりつれられて入ったから!っていうかこれって八つ当たり!?」 俺「いや?とりあえず俺が満足するまでは外に出れないからな。あと血も流さなきゃいけないし」 て「ちょっと待って微妙に連続リザレクション確定な言動しないでって言うかここはネチョは禁止……」 俺「大丈夫。これでオチだから」 て「いーやー!おーかーさーれーるー!!」 俺「安心しろ。……そんな事言えなくなるほど壊してやるから」 て「やめて犯さないで殺さないで埋めないで本気で!えーりんえーりんたすけてえーりーん!」 4スレ目 164 てるよとニートライフがおくれると聞いて今日会社に辞表出した俺がやってきた。 ちょっと妄想してくる。 避難所 28-29 妄想をぶちまけろ!! 「あれから1年以上経つのに、まだ1つも解けていないのね」 3週間ぶりに帰ってきて疲れきっている俺に何の容赦もなく彼女は そう、のたまいやがった 「お前には 他人を労わる気持ちっちゅうもんがねぇのか!」 「少なくとも、あなたに対しては今の所ないわね」 「ひどっ!お前、絶対あの閻魔に『貴方はもっと○○を労わるべきです』って言われるぞ」 「それだけは絶対にないわね。大体、私は死なないのだから会うこともないわよ」 {宴会で散々会っているんだが、そういったらいったで、まためんどそうだな・・・} 「それでも床でへばっている人間に対して言う言葉じゃない気がするが」 「それだけしゃべれるのだから十分元気でしょ。それにもう慣れたわ」 彼女は心底呆れたという感じでため息をはいた。 しかし、そういわれたらこちらは何も言うことができない。 なんせもう一年以上、旅に出て帰ってきては倒れるということを繰り返しているのだから。 初めの頃は不器用ながらに心配してくれて可愛かったのに・・・ 「それで、今回は解けたのかしら?私の出した難題は」 「・・・とけてねーよ」 「1つも?」 「1つも解けてねーよ!今回は大丈夫だと思ったんだよ!確かな情報だと思ったんだよ! あんだけの断崖絶壁だったんだからそこに有ると確信してもいいじゃねぇーか!? それなのに、それなのにやっとの思いで手に入ったと思ったものがただの糞ってどういう事よ!竹○物語そのままじゃねぇーか!? それを、デマ情報流した上に大笑いしくさってあのスキマ妖怪がーーー!!?」 「また、今回も溜まりに溜まっているって感じねぇ。でもあなた、前回もあのスキマに騙されてなかった?」 「うっ!」 確かに今までで、もう数え切れないほど紫に騙されてきている。しかし、五つの難題の情報は少なく 実質、全くといっていいほど情報が入ってこない。なので紫からの情報はデマであろうとも まさに、藁にも縋る思いなのである。 「ふぅっ。しょうがないだろ、情報が全然ないんだ。他の頼んでいる奴らも自分の生活があるから早々調べたりできないみたいだし、 まともに相手してくれるのも紫ぐらいだしな。」 「ふ~ん、そう」 「・・・なんだ?」 「いいえ、別に。ただ、このところ随分とあのスキマといることが多いからもう私のことは諦めたのかな~と思って・・・ね」 「なっ! 馬鹿なこと言うな!誰が諦めるか!?」 「そのわりには旅の間もずっとスキマと一緒にいるみたいだけど・・・」 「それはあいつが行き先をぜんぜん教えないからだ!」 「だけど!」 「だ~もう、いいかよく聞け!今もこれからも俺が愛しているのは蓬莱山 輝夜ただ一人だけだ!!」 「・・・信じていいの?」 「つ~か信じやがれ」 「・・・馬鹿」 腕の中に俺よりの頭一つ分小さい女の子が納まる。 普段はまさにお姫様って感じで少し近寄りがたい気がするがこういう時はほんと普通の女の子だな。 しかし、ほほを赤くし涙をためた目で上目遣いに『ばか』はやめてほしいです。 心臓どころか理性に大ダメージでほんと辛いです! 「あなたに出した五つの難題だけど、一つに変えるわ」 「はぁっ!なんで!?」 「だって、このままじゃあ何年経っても終わりそうにないもの」 「いや・・・そういわれると言い帰せないが。なんか今までのことを全否定されているような・・・」 「私は気にしないわ」 「・・・さいですか」 「それで、難題のことだけど」 「いまさらだからな。もう何でも来いってとこだぞ」 「じゃあ、あなたに出す難題は私と共にいること」 「え?」 「私と同じ永遠の時を共に歩み、共に過ごし、愛し続けること。 これが私からあなただけに出すたった一つに難題」 「・・・それは難題なのか?」 「普通の人間が永遠の時を生きることにどれほど耐えられるかしら?」 「なるほど」 「それでこの難題、受けるのかしら?」 努めえて冷静にいっているようだが、俺の背中に回されている手には 力は弱いが気持ちは痛いほど強く篭っているし、その小さい肩は細かく震えている。 女にここまで言わせておいて黙っとくなど男として いな!漢としてできるわけがない! 俺の気持ちは最初から、いやあの時、告白すると決めたあの瞬間から決まっているのだから!! 「その言葉に対する俺の言葉はただ一つだけだ」 「・・・」 「永遠の時を共に歩み、永久に貴女を愛することをここに誓います」 「・・・ありがとう」 「永遠 それは長く険しき道 」、 「誓い それは儚く不確かなるもの」。 されどそれが二人なら、数多の道も乗り越えられ されどそれが共になら、それは強く確かなるもの 願わくは、この永遠の道に幸あらんことを・・・ 3作目投下! 永久は「とわ」と読みます。 ちまたではニート扱いされている輝夜ですが、私の中では姫なのです! そして絶対に着やせするタイプだt(ウワナニヲスルヤメ オ・マ・ケ 「姫もやっと素直になったのね。この1年、やたらと長く感じたわ。」 「ししょ~、これで○○さんの後を尾行したり、スキマ妖怪から○○さんの貞操を 守ってスキマ送りにあったりしなくていいんですね~(涙」 「ええそうね、それにこれからの姫の世話は○○がしてくれるだろうしね。 まったく姫も変なところで初心なんだから」 「・・・師匠がそれを言いますか?」 「どういう意味かしら?ウドンゲ」 「だって治療で○○さんの上半身見るたびに顔を赤くしt」 「ウドンゲ、ちょっとこっちに来なさい。」 「し、ししょう!す、すみません もう言ったりしません、しませんからー! いやぁ!薬漬けはいやぁ~~~~!?」 4スレ目 431 竹取物語というより逆源氏物語。 正攻法で書くのを断念したから懲りずにもう一回この方法で。 あら、やっぱりここにいたのね。 別に悪くなんてないわよ。貴方がここを気に入ってるの、知ってたから。 隣、いいわよね? ……まあ、嫌だって言っても座るけど。 ええ、いい返事ね。昔だったら、私が近くにいるだけで照れてたのに。 ……もう。あの小さくて可愛かった○○は何処に行っちゃったのよ。 ほらほら、拗ねないの。ちょっと昔の事を思い出しただけよ。 何年経ったか忘れちゃったけど、人間って竹みたいね。気付くとどんどん私を追い越してく。 本当、月日が経つのは早いものね。光陰矢の如し、かしら? でも、貴方が頑張ってたのは全部知ってるわよ。私に子供扱いされるの、嫌だったんでしょ。 ふふっ。でも、今はもう違うわよ。貴方はもう『立派な殿方』で通用すると思うけど? ――あら。まだ不足? あ……まあ、それもそうね。 ほんの少しの歳月じゃ、私達が歩いてきた永遠には届かないものね。 ……それじゃあ、一緒に生きてみる? 私達と同じ永遠を。 あ……そういえば、私が難題を出したのよね。『私に釣り合う殿方になりなさい』って。 ふふ、確かいっぱいいっぱいな○○の表情が見たくて出したんだっけ。懐かしいわね。 そう、ね。これからも精進して。 ずっとずっと、私の隣にいて。 別に難題じゃないでしょ? 貴方の気持ちだって、解ってるから。 ――じゃあ、お昼寝したら、一緒に永琳の所に行きましょうか。 蓬莱の薬……一人分用意してもらわなきゃ。 4スレ目 459 なあみんな聞いてくれよ。 この前ネトゲで知り合ったteruyoってIDの人が近くにすんでるらしいんだけど、 なんか知らない? 幻想郷からつながってるパソコンなんてそんなにないからさ。 4スレ目 550 てるよと二人でハロワ行きたい 俺はわりと真面目に仕事探してるのにてるよはハロワカードの登録も 面倒くさそうにするんだけど結局しぶしぶカード作って そのまま勤める気も無い工員職のファイルを斜め読みするてるよにため息をつく俺 一時間ほどしてからてるよが危機感の足りない笑顔(でも少し困った感じ)で 「朝マック行こっか?」とか言うので二人で冷房の効いたマックで退廃的な朝食を摂りたい 4スレ目 683 永遠に生きる月の姫君に捧ぐ 「君にとっては刹那の出来事かもしれないけど、それでもこの思いを伝えたいんだ。愛してる」 5スレ目 233 「永遠が操れなくても、貴方の難題、一生かけてでも解いてみせますから!」 5スレ目 379 襖の向こうから鈴を鳴らす。 「誰?」 返事は輝夜のものだ。透き通った、それでいてよく通る声。 何度聞いてもたまらない。 「姫、○○です。只今戻りました」 「入りなさい」 襖を開くと、輝夜は座布団に正座をして部屋の隅に置かれたTVに向かっている。 据え置かれたPSにはデスクリムゾンのパッケが載っており、姫の操作する コンバット越前は敵か味方かよくわからないオブジェクトを銃撃していた。 「あ、死んだ」 呟くや姫はリセットボタンを専用の棒(○○が竹を削って作った)にて 妙に優雅な動作で押し込み、それからようやくこちらへ振り向いた。 「早かったわね。ちゃんと買ってきた?」 微笑が眩しい。 「はい。こちらが御所網のゲームソフト、それからハイレゾパックに 今週のファ○通、プリングルスのビビンバ風味、ジャスミン茶」 順に卓袱台の上に並べていく。怪しい品物ばかりだが、特に新旧ハード ごちゃまぜのゲームソフトが買い物袋から同時に顔を出すのは不気味だった。 「 ・・・あの店、毎度ながらどういうルートからこんなものを・・・」 「香霖堂はなんでも屋よ。ティッシュペーパーから核弾頭までなんでもあるわ」 さらりと言ってのけた姫様はプリングルスを開封しつつあった。 ちゃんとお皿に並べるところは気品があるが、その皿は何日前からここにあっただろう。 「「ありがと、○○。これで当分退屈しないわ」 ですからその笑顔は危険です姫様。私は胸の高鳴りをごまかすかのように 更に一つあった紙袋を差し出した。 「これはなぁに?」 「これは、私からのプレゼントです。姫様が新しいジャンルのゲームを開拓できるようにと・・・」 中身はゲー○ストだった。 所かわってここは永琳の部屋 「○○、しゅびは?」 「すべて順調です。姫はこれでアーケードゲームに興味を持たれ、ご自分から外出するようになるでしょう」 そう、これは○○と永琳の不健康な姫様を外出させるためにゲーメスト作戦。 荒療治だが二人は自信を持っていた。 そして姫がゲーセン通いの暁には私が常に付き添って! 数日後 「姫様、参りました」 「いつもすまないわね、○○。また買い物をお願いするわ」 姫様はいつものように私にメモを渡してきた。 「承知いたしました。すぐに行ってまいります。・・・ところで姫、 このあいだお渡しした新しいゲーム雑誌はいかがでしたか?」 「凄く面白かったわ。だから、早速○○にお使いにいってもらうことにしたの」 メモにはアーケード基板の題名と操作モジュール一式が書き込まれていた。
https://w.atwiki.jp/revival/pages/776.html
「しかし、脆いもんだね。少しは州兵も抵抗してくると身構えたのが馬鹿みたいだぜ」 頬の絆創膏の下が痒いのか、しきりにそこを引っかく少尉が、スレイプニールのデッキの手すりにもたれかかりながら呟いた。 襟元や袖口からのぞいた包帯が痛々しい。ジュール隊との激戦の名残である。あの戦闘で少尉のシグナスは修理不可能な損害を受けてしまった。 「さすがにこれは、直せない」とサイが匙を投げてしまってはもはや打つ手は無い。哀れ廃棄処分となった次第である。 大尉と中尉とシホの搭乗機も事情は似たり寄ったりである。機体の損傷や武器のダメージは甚大で、まともな戦闘は期待できない状態だった。 そのためパイロットたちで話し合い、シグナスから使えそうな部品をありったけ取りだし、それを全てシンのダストガンダムの補修に回すことになった。動けないMSが複数あるよりは、まともに動くMSが1機だけでも確保できたほうがまだマシ、との判断からである。 またもやシンに負担を押し付けることになるため、特にセンセイや中尉やコニールは、忸怩たる気持ちを抑えられないのが正直なところであったのだが。 シンの疲労が蓄積しつつあることも、先の戦闘でさらにそれが増大したことも、シンの精神状況がまた下降しつつあることも、誰もが承知していた。 だがメカニックのサイからして、スレイプニールの修理にかなり手をとられてしまっており、とてもMSの修理に専念できる状態ではなかった。シゲトのみならず、大尉たちも手伝って、何とかダストガンダムの修理だけは終わらせることができた始末なのだ。シンに配慮する余裕はない。 そしてリヴァイブはようやく動くようになったスレイプニールで、レジスタンス軍と合流し州都ガルナハンを目指したのではあるが…… 「東ユーラシア軍のやる気の無さは今に始まったことじゃないわ。統一連合軍が撤退した今、踏み止まるだけの戦意を持つような部隊はいないでしょう」 センセイが冷静に指摘する。 そう、ガルナハンはほぼ無血開城に等しい状態でレジスタンス連合軍の手に落ちたのである。 強者になびき、弱者をいたぶる最低の軍、とレジスタンスから揶揄されることしばしの東ユーラシア軍であるが、その揶揄にたがわず、レジスタンスの侵攻を前にして、彼らは本来守るべき民衆をいとも簡単に見捨てて敗走してしまったのだ。 スレイプニールを含め、戦闘に備えて緊張状態にあったレジスタンス軍は、およそ抵抗らしい抵抗も受けないままガルナハン侵攻を今まさに果たさんとしていた。 「ところで、シンの奴はどうしている? 」 大尉が聞いた。まずそうに煙草をくわえている。いつもと異なる銘柄だ。愛飲している銘柄は、スレイプニールの被弾時に灰と化してしまった。占拠した地熱プラントの倉庫からまずはともあれと煙草を1カートンせしめてきたのだが、いつもだったら「こんな代物は煙草じゃない」と馬鹿にしている銘柄だったのだ。 「これを機会に禁煙されたらいかがですか?」とせっかく中尉が忠言したものの、まずくても無いよりはマシと、我慢して吸っているのがヘビースモーカーたる所以だろう。 「兄貴、またコクピットに閉じこもったままだよ。全然出て来ようとしない」 シゲトが溜息をつきながら言った。大尉の顔がますます渋くなる。煙草とは別の苦い味がその口に広がる。 シンの感情の波が激しいのはいつものことだ。特にここ最近の彼はちょっとしたつまずきで精神的な均衡を欠いてしまう傾向がある。それを理解したうえで、何とかシンをフォローするよう尽力してきたつもりだが……ジュール隊との戦いでもシンの負担を軽減するどころか、皆そろって生き残ることだけに精一杯の体たらくだった。 「まったく、どうにも上手く行かないな。畜生め」 大尉が思い切り宙に煙を吐いた。もはや冬が過ぎ去り、春がそこまで来ている空気の中に、紫煙が溶けてゆく。 しかしシンの問題は煙のように、自然に消え去るのを待つという訳にはいかなかった。 シンがいるのは暗闇の中、星々の輝きの失せた虚空、シンはぽっかりとそこに浮かんでいた。シンは独りだった。 不意に闇の向こうに浮かんだものがある。それは、懐かしい顔だった。 妹のマユがいた。父と母がいた。ヨウラン、ヴィーノ、タリア艦長、アーサー副長、ハイネ、ステラ……そしてルナマリア。 なぜか、誰もが悲しい顔をしていた。涙を流しそうな顔でこちらを見ている。 どうしてそんなに悲しい顔をしているのか。シンは問いかけたかったが声が出ない。叫ぼうとしても喉が震えない。彼らの元に駆け寄りたいが、足どころか指一本動かない。 これは夢だとわかっている。全てを失ったあの日から、もう何度も見た悪夢だ。皆の悲しそうな顔も、動かない身体も、幾度と無く経てきたものだ。 でも、この夢を見ることに慣れることはできそうもない。 ダストガンダムのコクピットの中で、しばしの休息にまどろむシンの額に汗が浮かんでいた。 あと数時間もすればガルナハンに到着する。道中さしたるトラブルも無く、先行しているレジスタンスの部隊からも異状は報告されていない。スレイプニールの艦橋にもやや弛緩した空気が流れていた。 「モスクワに帰還したら、敵前逃亡で銃殺刑じゃないの? あいつら大丈夫なのかしら」 嘆息してみせるコニールである。敵ながら、ガルナハン州都の中流兵たちの末路を案じてしまう余裕さえ今のレジスタンスにはあった。 「素直にモスクワに帰るわけでもないでしょう。田舎に戻るかどこかに雲隠れするか。今の東ユーラシア政府に、逃亡兵を追う余裕はありませんしね」 ロマが肩をすくめる。こちらも、思いのほか容易にガルナハン制圧が果たせそうなこと、シンにこれ以上の負担を押し付けずに済んだ安堵感にひたっている。 もっとも安堵の原因はそれだけではない。ラドルがそれを指摘した。 「それにしても、ローゼンクロイツもよく我々に指揮を任せてくれましたね。こういったところは、自分たちの存在感を示すために先頭を切るものとばかり思っていましたが…」 ローゼンクロイツの指揮官二人、ミハエルとニコライはこの場にいない。 事後処理や今後のための準備活動だとして、代理のものを残して、一端本拠地に戻ってしまったのである。 確かに統一連合の遠征軍が撤退した現在、二人が陣頭に立って指を取る必要も無いのは確かだ。しかし、落ち目だったローゼンクロイツ復活のアピールとしてこれ以上ふさわしい場所もない、ガルナハン占領にミハエルもニコライも姿が無いというのは、どうにも違和感が残る。 だが、半ば指揮を任された格好のロマにとって、やりやすいのも事実であった。ガルナハン侵攻後については、色々と思うところもあったのだが、さりとてローゼンクロイツの歴々を無視して事を進めるわけにもいなかいジレンマがあったのだが、それに悩まずに済むのは単純にありがたい。 とりあえず大勝利につい浮き足立ちそうになるレジスタンス軍ではあったが、ロマはガルナハンの住人たちにいらぬ不安を与えないよう、暴力行為などゆめゆめ行わないように各組織のリーダーを通じて全軍に通達しつつ、州都の占領を今まさに果たさんとしていたのであった。 彼らの背後で何が起こりつつあるのか予想せず……予想できるはずもなしに。 しばしの砂嵐の後に、モニターに薄暗い情景が映し出される。 無機質なコンクリートの壁。粗末なパイプ椅子に、後ろ手に拘束された軍服姿の男性が座っている。軽い擦り傷などは見受けられるが、どうやらさしたる怪我は負っていない様子だ。 ただし目の下には隈ができており、憔悴しているであろうことは容易に見て取れる。そんな彼の肩を、フレームの外から伸びた手が小突く。 それに促されるように、男性が口を開いた。ゆっくりと、台本を一語一語確かめながら読むかのようにに発言する。 「私、東ユーラシア軍准将、ダニエル=ハスキルは、現在ローゼンクロイツの捕虜となっている。 私は、彼らから東ユーラシア政府にメッセージを伝えるよう依頼された。その内容をここに伝える。 ローゼンクロイツは、悪逆非道な統一連合を我らが母国であるユーラシアより駆逐するために活動し続けている。このたび、ゴランボイの地熱プラントに派遣された統一連合遠征軍を排除させたことにより、我々の強固な意志と実力は、東ユーラシア政府も十分に理解したことと思う」 モニターを見つめる面々は渋い顔をしながら映像を見守っていた。大多数はスーツ姿で、数名は軍服を着ていた。東ユーラシア政府の首脳たちである。彼らの口から舌打ちや溜息はしきりに聞こえたが、視線を逸らす者はいない。 数時間前に届けられたローゼンクロイツからのメッセージ。それは東ユーラシア政府に重大な決断を迫るものだった。 「そこでローゼンクロイツは東ユーラシア政府に申し出る。 我々と共闘し、東はもとより西を含めた全ユーラシアより完全に統一連合を排除して、完全なる解放と独立を果たそうではないか。もしも共闘に同意してもらえるのであれば、我々は現在占拠中の地熱プラントを東ユーラシア政府の管轄に返還する用意がある。 貴殿らの賢明なる判断を期待する。以上がローゼンクロイツ指導者のミハエル=ペッテンコーファーが東ユーラシア政府に送るメッセージである」 「彼奴ら、何様のつもりだ!」 「一度の勝利で調子に乗りおって。傲岸不遜にもほどがある。何が全ユーラシアの完全なる解放と独立だ!」 「飲めもしない要求を突きつけやがって、テロリスト風情が!」 映像が終了し、灯りの戻った室内は、一気に威勢の良い罵倒に満たされた。しかしながら、言葉の勢いとは裏腹に、具体的な方策を述べる人間は一人もいない。 もともと、東ユーラシア政府単独の力ではレジスタンスたちを排除することも、地熱プラントを守りきることもできるはずがなかったのだ。だからこそ統一連合軍の協力を仰ぐ姿勢を見せた上で、獅子身中の虫としてハスキルを送り込んだのである。統一連合とレジスタンスの共倒れを狙って。 モスクワや各地の兵力は温存したまま、地熱プラントの防衛には最小限度の兵しか派遣しなかった。協力は最小限にとどめ、ハスキルには巧妙にサボタージュと作戦の妨害を行わせ、長期戦により統一連合とレジスタンスがともに疲弊したところで一気に兵力を投入。漁夫の利を得る。これが彼らのシナリオだった。 「疫病神」はその役割を果たした。いや、予想以上にやりすぎた。ユーラシア全土のエネルギーの生命線を握る地熱プラントを、レジスタンスが強奪してしまったのである。 まさか統一連合軍がこうも大敗北を喫してしまうとは。そしてレジスタンスがここまで勢力を伸ばし、善戦するとは。東ユーラシア政府も思いもしていなかった。結局、今までも手を焼いていた相手が、切り札を手にして、さらに始末に終えない存在になってしまうこととなった。 それが何を招いたか。レジスタンスの勢いに対して、東ユーラシアの残存兵力だけでは逆に返り討ちに遭うのではないかと誰もがしり込みしてしまったのだ。 ガルナハンの州兵はローゼンクロイツ率いる軍勢の侵攻に恐れをなして、命令を無視して逃亡してしまった。それだけでなく、各地に配備された部隊からも脱走兵が続出する有様だ。命令無視の敵前逃亡は当然ながら軍隊では銃殺刑ものであるが…… 「統一連合軍すら退けた相手に誰が好んで向かっていきますか? 兵士たちの士気は下がる一方です。もはや現場の秩序が保てません!」 各部隊の隊長たちの悲鳴が続出する。いやまだ悲鳴を挙げるだけマシだろう。部下に率先して模範を示すべく、さっさと逃亡を決め込む上官すら多かったのだ。 ここまでわが軍は弱体化していたのかと、今更ながらに政府首脳や軍幹部たちは絶望感に満たされていた。いやとっくに気付いていてしかるべきであったのだろう。軍のみならず、東ユーラシアという国全体が威厳を失い、死に体となっている。それを直視できなかった、彼らの心の目が曇っていたとしか言いようが無い有様であった。 「……」 上座に座り、腕を組んでいる初老の男性。決断を迫られている東ユーラシア政府首相は無言のままだ。彼にはまだ迷いがあった。 いや事がここに至っては、すでに選択肢などあろうはずがない。彼がすべきなのは、決断するという行為だけだった。しかしその責任を負いたくない気持ちが、彼を逡巡させている。 小さくうなり声を上げ、必死に思考をめぐらせながら、何とか他の手段が無いものかと迷い続ける首相。ローゼンクロイツに対する罵詈雑言を飽きもせずに繰り返す部下たちを苦々しい表情で見る。こいつらは文句を言っていればいい。自分はその先を考えなければならないのだ。少しは建設的な意見の一つでも言ったらどうだ、自分と責任を分かち合ってみろと怒鳴りたいのを必死にこらえる。 不毛な議論にすらなっていない、単なる悪口の渦の中、孤独に首相は決断を迫られていた。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33102.html
登録日:2015/11/17 Tue 10 22 51 更新日:2022/07/16 Sat 10 30 29 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ悪魔シリーズ アニヲタ神様シリーズ インドラ インド神話 ヒンドゥー ラーマーヤナ リグ・ヴェーダ 仏教 密教 帝釈天 帝釈天で産湯をつかい 神々の王 英雄神 軍神 釈迦 雷神 ■インドラ/帝釈天(たいしゃくてん) 「インドラ」は古代インドの雷神・軍神・英雄神。 ギリシャ神話のゼウスや、メソポタミアのバアル、バビロニアのマルドゥクらと共通した性格を持つ古代宗教に共通する最高位の神格であり、中国でも天を司る唯一神的神「天帝」と同一視された。 名前の大意は「主」であり、これもゼウスやバアルと共通している。その語源はインド・ヨーロッパ祖語のころまで遡る。例えば、インドラの多数ある異名の一つに「huta("呼び出された"の意)」があるが、これの語源は「gheu(e)」であり、「God」の語源でもある。 紀元前12世紀頃にインドに流入したアーリア系神話と、インダス文明を築いた土着民族の信仰が統合、習合されて纏められていったと考えられているインド最古の聖典「知の聖典(リグ・ヴェーダ)」では、数多の神々に捧げられた1028の讃歌の内、実に1/4にも及ぶ讃歌が彼一人に捧げられ、神々の王(スレーシャ)と呼ばれた。 仏教では仏法守護の主神の一つ。仏教文化が中国を経由したことにより、因陀羅、帝釈天、天帝釈、天主帝釈、天帝、天皇などと漢字表記されるようになった(なお、天帝と天皇は「天皇大帝(北斗の神)」が語源と見られている)。 矢張り最高位の天部にして強力な護法、国家堅固の神であり、釈迦羅(しゃから)(強力な者、勇猛なる者)、梵名をそのまま音写した釈迦堤婆院因陀羅(しゃかだいばいんいんだら)と云った名前でも記されている。 【概要】 古代インドの雷神であり、天空神マルト神群(モンスーン)を率いる。 風神ヴァーユと共に天空の支配者として広い信仰を得た。 解りやすいのが一番である。 インドに入り込んだアーリア人の英雄神であり、喧嘩と酒に強くて女性問題もとにかく派手といった理想的なアーリア系の若者の姿で描かれた。 また何か知らんが奥さんに嫉妬された程の猿好き。 元々の土着信仰の対象となっていた非アーリア系の神々や自然災害の象徴たる怪物を退治する姿が描かれており、神々の王として君臨した(*1)。 ヴェーダ時代は非アーリア系の神々の代表格である阿修羅(アスラ)と戦う役目を担っていたのはインドラであり、最初はアスラの勢力が優勢だったが、最終的にはインドラが勝利を収めたと初期仏典をも含めた古聖典に描かれている。 しかし、後に堕落したバラモンに反発するかの様にインド哲学(ウパニシャッド)の改革派とも言うべきジャイナ教や仏教が生まれ(*2)、やがては非アーリア系の神話や支持をも取り込み大成した仏教がバラモンに勝った。 隣国イランに目を向けてみると、インドと同系統の神話が伝わりながらも逆に非アーリア系の神々の方が信仰の対象となった古代ペルシャ神話を基盤とするゾロアスター教では悪魔となっており、悪神アンラ・マンユの眷属に数えられている。 また、南伝仏教(上座部仏教)が伝来して土着の精霊信仰と結び付いたスリランカでもインドラは悪魔の地位へと堕ちている。 …インドでは、後に仏教に追い詰められていたヴェーダ=バラモンが息を吹き返して、敵対していた非アーリア系神話や土着信仰を吸収してヒンドゥーへと生まれ変わったが(*3)、新たなる信仰の主役となったのはシヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーらであり、インドラの神格は相当に落とされてしまった(*4)。 インドラの特に知られた英雄譚としては、天空を塞ぎ雨をせき止めた悪龍ヴリトラ退治があり、同様の神話は矢張りバビロニアやギリシャにも残っている。 ヴリトラとは「塞ぐ物」を指し、神話内で幾度もインドラに打倒されていると云う。 工芸神トヴァシュトリの作った雷を操る武器ヴァジュラを持ち、神酒ソーマを好む。 ヴァジュラの威力は「インドラの火」と伝えられる程に凄まじく、魔神の軍勢を一撃で焼き尽くしたとされる。 後のヒンドゥーの時代にも(本人の格は下がっても)神々の最終兵器的な扱いをされていたり(*5)、かのラピュタにまで配備されていた事が確認されている(※「旧約聖書にある、ソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。ラーマヤーナでは、インドラの矢とも言われているがね」)。 ヴァジュラは後に密教に於いて金剛杵として煩悩を打ち砕く象徴を顕す法具となり、神酒ソーマも後の時代にまで引き継がれる名として神名としても伝わっている(*6)。 乗り物は4本の牙を持つ白象アイローヴァタである(*7)。 仏教では帝釈天。 強力なる者、神々の王たるインドラ(シャクロー・デーバーナーム・インドラ)を音写、漢訳して纏めたらしい。 中国での地位も加えて、梵天(ブラフマー)と並ぶ天部の最高位の神として迎え入れられた。 「リグ・ヴェーダ」に倣い、金剛杵を携えた雷神として信仰を集め、日本では葛飾柴又の帝釈天が寅さんや両さんでも見られる様に有名。 神々の王らしく統治者の守護者、仏法の守護者として人気を集め、四天王を率いる須弥山の主として知られる。 昔は王族が地方毎に居たのだろうが、今の世の中では国家元首の地位にまで登り詰めるのは容易では無い為、一般人が真の加護を受けるまでの道のりは遠そうである。 密教では十二天の一柱として東方の守護者となっているが、これは零落した後のヒンドゥーでの地位を反映した設定である。 梵天と同じくバラモンの有力な神であった事からか、初期仏典にて身投げした修行僧や優れた尸迦(バラモン)が帝釈天に転生したり、梵天と同様に釈尊に帰依をして説法を懇願する姿が描かれる等、本来のインド神話とも違う仏典のみの帝釈天の姿も見られる。 【姿】 髪は燃えるような赤。 全身が茶褐色、或いは金色で、エネルギッシュで美しい男神(色黒のDQN…?)。 生まれてすぐにヴリトラを退治した姿はマルドゥクを思わせる。 後のヒンドゥーでは一面四臂で描かれている。 ヴァジュラを手にアイローヴァタや二頭立ての戦車で天空を駆け巡る。 初期ヴェーダ時代にはトラブルを起こしても向かう所敵無しといった所であった。 ※奥さんのシャチー=舎脂もレイプで愛を勝ち取ったと伝えられる……古代始まってんな。 ……が、後には女癖の悪さから呪いで全身に千個の女陰が生じたり(*8)、睾丸を刈られたり、シャチーの元仲間であるアスラ退治に行っても負けたり、ガルーダに負けたり、羅刹王ラーヴァナの息子、メーガナーダ=インドラジット(インドラを制した者・因陀羅耆特)に負けたりと、割と禄な目にしか遭っていない(オ○○コに関しては改心して苦行に励み、後に千個の眼に変えて開眼している…やっぱり苦行大事)。 仏教では当初は唐衣を纏った男神として日本に伝わる。 共に釈迦如来の脇侍として付けられている梵天に似た姿だが、衣の下に鎧を身に付けている方が帝釈天である。 また、密教系の像形では本来の金剛杵を携え、白象に乗った姿で描かれており、三眼で描かれる場合もある。 前述の千目開眼の神話に倣い、全身に千の目を持つ極めて密教色の強い帝釈天も在り、空海により伝来されたと云う。 【真言】 ■ノウマク サマンダボダナン シャカラヤ ソワカ(大咒) ■オン バザラヤダ ソワカ(小咒) 【種字】 ■イ(金剛界) ■シャ(胎蔵界) 【余談】 日本のフィクションでは「アスラからシャチーを奪い、しかも激怒したアスラをブッ飛ばし追放した(インドラもまた後にアスラ王マハーバリに倒されたが)」という逸話から、「帝釈天」=「阿修羅族の宿敵」として書かれるケースが複数存在する。 『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍) メインキャラの阿修羅王(美少女)の長きにわたるライバルとして登場。後半では束の間の幻視の中に現れ、阿修羅王に謎を残した。 『宇宙皇子 天上編』(藤川圭介) 恐らく最もゲスい帝釈天。神話上のエピソードの他、主人公の仲間を捕まえ後宮へと浚った。 『聖伝』(CLAMP) 天界の天帝から権威を簒奪し、阿修羅王の妻だったのに自分に寝返った舎脂の手引きで阿修羅族を滅ぼし、敵対者は容赦なくつぶす暴君。だがその強さに惹かれ支える家臣がいたり、劇中での凶行の数々が遠い日の「誓い」のためだったりと、「悪人」だが「ラスボス」ではない不思議な立ち位置。むしろこの話では舎脂の方がどうしようもなくゲスイ。 『NARUTO‐ナルト‐』(岸本斉史) 忍者の祖である六道仙人の息子達として大筒木アシュラと大筒木インドラが登場。 やはり兄弟で対立している。 追記・修正は悪竜退治してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゼウスといいトールといい、雷神にはろくでもない奴しかおらんのか・・・ -- 名無しさん (2015-11-17 11 42 07) 荒々しい自然現象の中でも、雷は地震に次いで恐れられてきた存在だからな。人間が期待するのは雷の次に来る恵みの雨であって雷に打たれて死ぬことじゃないからな -- (2015-11-17 12 29 57) 真・女神転生1では魔神第2位→真2では魔神最下位。もしかしてインドにおける地位の下落ぶりを反映したのか -- 名無しさん (2015-11-17 12 35 07) サスケ&マダラ「呼んだ?」 -- 名無しさん (2015-11-17 12 44 29) ↑うん。ロクでもない -- 名無しさん (2015-11-17 13 12 31) 帝釈天へと 夕日が落ちる~♪ -- 名無しさん (2015-11-17 17 49 47) アバチュだとロアルドが変身する姿。フェイスオープンしたり腕がヴァジュラに変形したりギミックが凄くカッコいい。小説版だと未登場だったのが惜しい -- 名無しさん (2015-11-17 18 16 19) とにかくカマセのイメージ -- 名無しさん (2015-11-17 18 57 13) ジャンプの某仏像漫画でロリっ子(舎脂)を凌辱した人か。思えば俺のNTR描写好きはここから始まったのかもしれん・・・・・・ -- 名無しさん (2015-11-17 23 27 20) 洞窟に閉じ込められる五人のインドラの話が好き -- 名無しさん (2015-11-18 01 01 55) ただのジョックじゃねーか! -- 名無しさん (2015-11-18 03 33 17) シヴァの方が強いよね? -- 名無しさん (2015-11-18 04 47 40) ↑戦闘力的にはヴィシュヌ=ガルーダ>インドラ、ラーマ>インドラジット>インドラ。ヴィシュヌ(とその化身ラーマ)とシヴァが同格と考えるとそれで合ってるな -- 名無しさん (2015-11-18 05 07 13) 天空戦記シュラトに出てきた雷帝インドラが真っ先に浮かんだ。役どころはヴィシュヌの配下に見せかけたシヴァの部下だったが。 -- 名無しさん (2015-11-18 09 02 18) これだから雷神系列は… -- 名無しさん (2015-11-18 10 53 07) インドラ5人もいたの? -- 名無しさん (2015-11-18 22 21 48) 確か彼が腹がへったところに、ウサギが自分を食えと火の中に飛び込んで、それをあわれに思ったことからまつりあげて、今の月にはウサギがいる、という伝説になったんだったか -- 名無しさん (2015-11-19 14 00 19) そういえば、こいつは二本の槍を持ってるけど、正式名称あるのかな? -- 名無しさん (2016-01-07 15 49 42) ぐう畜エピソードも多いシヴァやヴィシュヌより好きやで。実力者なのに変な失敗するところがなんか憎めないんだよ。 -- 名無しさん (2016-11-19 22 23 10) ハイスクールDxDだとラスボス候補になりつつあるな -- 名無しさん (2017-01-26 13 12 23) 帝釈天で産湯を使った人は? -- 名無しさん (2019-03-15 11 21 49) 人 の 妻 寝 取 っ て ん じゃ ね え よ -- 阿修羅 (2019-07-16 11 00 06) ↑娘の方だよwまあやってることはどのみちろくでもないけど -- 名無しさん (2019-07-16 11 08 45) まあDQNではある -- 名無しさん (2020-04-09 17 53 31) 問題児シリーズでは頼れる大人として活躍 数億クラスの借金背負ってっけどな! -- 名無しさん (2020-04-09 18 07 58) 名前 コメント