約 4,073,178 件
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/51.html
http //news.kanaloco.jp/localnews/article/1111210016/ 藤沢市が放射性物質量対策を拡充へ、給食食材を毎日検査/神奈川 2011年11月21日 藤沢市は21日、市立小学校の給食食材の放射性物質の量を毎日検査するほか、1週間分を冷凍しミキサーにかけて調べる方針を発表した。 このほか、空間放射線量の測定器を70台購入、うち30台ほどを市民向けに貸し出すなど対策を拡充する。いずれも来年1月までに段階的にスタートする。 給食の調査は、これまで1週間1回だった食材1品目の検査を毎日実施するほか、調理済みの献立1週間分を、月曜日にミキサーにかけ放射性物質の量を確かめる。毎日の食材検査と、1週間分の検査を併せて実施するのは県内の自治体で初という。 また、30台の測定器は、公民館などに2台ずつ配備し、要望に応じて貸し出す。除染の必要がある放射線量を検知した場合の対応などを示したパンフレットも提供する。残りの40台は市の各部局で使う。 子どもを持つ保護者などから多くの要望が寄せられていたため対応策を拡充することにした。 市は、これらの施策で補正予算案に336万円を計上した。
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/6149.html
大阪市営地下鉄 千日前線ランキング一覧 一覧説明 大阪市営地下鉄 千日前線の乗降車人数を駅別でランキングにしています。 一覧の中に阪急京都線等路線名がありますが、これはその路線からの直接の乗降車を指しています。 ランキング一覧(現在30ランキング) 乗降者総人数★ 乗車人数★ 降車人数 名称 種類 説明 総人数(10) 乗客数 多い順 乗降車人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期 多い順 乗降車人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期の割合 多い順 定期で利用している人の割合を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 割合 多い順 千日前線の中で、どれくらい乗降車がいるのか、比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┗ 割合(定期) 多い順 千日前線の中で、どれくらい定期での乗降車がいるのか、比べました。 ┗ 少ない順 名称 種類 説明 乗車(10) 乗客数 多い順 乗車人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期 多い順 定期で利用している人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期の割合 多い順 定期で利用している人の割合を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 割合 多い順 千日前線の中で、どれくらい乗車がいるのか、比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┗ 割合(定期) 多い順 千日前線の中で、どれくらい定期での乗車がいるのか、比べました。 ┗ 少ない順 名称 種類 説明 降車(10) 乗客数 多い順 降車人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期 多い順 定期で利用している人数を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 定期の割合 多い順 定期で利用している人の割合を、駅別で比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┣ 割合 多い順 千日前線の中で、どれくらい降車がいるのか、比べました。 ┃ ┗ 少ない順 ┗ 割合(定期) 多い順 千日前線の中で、どれくらい定期での降車がいるのか、比べました。 ┗ 少ない順 トップページ
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/2036.html
【名前】鬼人正邪 【性別】女 【出典】東方projectシリーズ 【架空学園2におけるロール・設定】 世間から追放された者が集い偏見の目を受ける土地「幻想郷」、そこがこの世界の鬼人正邪の出身地である。 彼女のような妖怪やその他の非人間種族は終界学園でも同じようにいじめや差別を受けていて、それを黙認する問題教師(たぶんヒルカワ)もいた。 だから正邪や扇動に乗った生徒は報復という大義名分で学園テロを起こそうとしたが、遊矢とアマゾンネオ(千翼)によって阻止され正邪も戦闘の末にボコボコにされ捕まってしまった。 しかし彼らは彼女の性質(天邪鬼)を知っていたため、本来なら少年院送りになりかねない彼女を助けた。 その事が原因で正邪は根に持ち、いつか彼らをギャフンと言わせるために学校に通っている、とのこと。 このように、どうやら原作の野心やゲスロリ感は薄まり、評判は悪いが割と良い奴(上条談)になっている。 ちなみに、正邪の能力は弾幕ごっこ以外ではどのように作用するのか原作でも不明のため、今ロワでは書き手によって微妙に解釈が違った形で表現されていた。 【今ロワでの動向】 意外なことに正邪は対主催路線を即決した。 その理由は信用できない主催者に下剋上するため、もあるのだが。 なにより因縁の相手(遊矢&千翼)とはちゃんとした形で決着を着けるためにも殺し合いには乗らない、という決意の表れでもあった。 まず初めに正邪は桐山と邂逅した。 すると突然彼は「コイントスでスタンスを決める、それを見ていてくれ(要約)」という常軌を逸した言動を始めた。 何故そんなことを言うのかこの時正邪は理解できなかったが、しかし天邪鬼的に気に行ったのかそれを承諾。 一応「裏」が出た瞬間にはすぐに動けるように戦闘態勢を整え、コインがクルクル回る様を固唾を飲んで見守った。 結果は―――なんと、コインが床の隙間に挟まって縦になった。 「……おい、この場合はどうするんだよ」 「…………」 最終的には放送毎にスタンスを変更する、と桐山は述べてしばらく正邪に同行し始めた。 拍子抜けしたが「まぁいいか」といった感じでこの奇人との行動を正邪は楽しむことにした。 しばらくして、一人の男が破壊を撒き散らしながらうさみちゃんを追いかけているところを目撃。 一応対主催である彼らがそれを見逃せる訳もなく、間に割って入り戦い始めた。 しかし、敵対する正体不明のクラスメイトはなんと最強の超能力者「一方通行(アクセラレータ)」だった。 妖怪の力だろうと弾幕だろうと何だろうと「反射」してしまう圧倒的な能力に有効手段を失う二人。 そこで正邪は『何でもひっくり返す程度の能力』を駆使して一方通行のベクトル操作を邪魔する戦術で応戦し始めた。 この時、方向感覚が狂わす対象を一方通行のみに限定し、X軸Y軸Z軸の内の逆転する軸を変化させる事で翻弄することには成功する。 だがしかし一方通行はすぐに順応し始め、逆に能力連続行使による疲労が重なってしまった結果、隙を突かれて正邪は負傷してしまう。 その後桐山の機転により一方通行は退いたものの、そのケガが原因で正邪はダウンし意識を失ってしまった。 やがて意識を戻した正邪は、傷の手当を受けた状態で見知らぬ場所に横たわっていた。 そして「お前を倒す手段を見つけるまでは後回しだ」と記されたメモを見つけ、第一回放送が終わり桐山がマーダーに転向したのだと悟る。 まだ本調子でない身体を押し切り正邪は追いかけ始めたが、結局桐山を見つけることは叶わなかった。 その代わり、第二回放送が流れた辺りで上条当麻とイヴを見つけて接触する。 彼らの話を聞き、本当に桐山がマーダーとして行動して猛威を振るっていることを認識させられた正邪。 とにかく桐山を止めなければと正邪は思うが、やはり手掛かりがない。 なので頭を切り替えて、同じ対主催である上条・イヴとの同行を申し込む事にした。 なおこの時、不審に思うイヴの反応には愉快に思い、逆に何も疑わずに承諾する上条にはムカつく天邪鬼っぷり。 ともあれOKが出たため彼らについていき、その最中に遺跡探索などを行った。 第三回放送、ここで初めて榊遊矢の脱落を正邪は知った。 本来天邪鬼ならこの事実を喜ぶところかもしれないが、しかしこの時彼女は悔しい想いを抱いていた。 だがその想いに向き合う暇もなく、新たな戦闘を感知したため正邪たちは戦域に踏み込むこととなる。 敗北した白井黒子を看取り、上条と共にイヴとアウルムの再会を後押し、そして二度目の顔合わせとなる一方通行との決戦が始めた。 とはいえ、正邪と一方通行は互いに手の内が分かっているので攻め手に欠け、また上条当麻の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』なら異能の「反射」を無視できるがベクトル操作の応用性の高さには対応しきれない。 なので、戦闘の合間に正邪は上条と作戦を練り、博打に出た。 スペルカード 欺符「逆針撃」 それは方向感覚の反転を使わないただの弾幕であり、当然なんの変哲もなく反射され大量の弾が自分達に降り注ぐ。 だがしかし、それが正邪達の狙いだった。 「歯を食いしばれよ、最強(さいじゃく)。俺の最弱(さいきょう)は」 「おまえが侮った弱者の反則技(ぎゃくしゅう)は」 「「ちっとばかし響くぞ!!」」 正邪は上条から譲り受けた折りたたみ傘@東方projectでワープして反射弾幕を回避する。 同じく回避した上条と共に反撃に転じ、勝利という「幻想」を見た一方通行に見事「逆転」の一撃を喰らわせた。 戦闘後、上条が装着していたテムジン型パワードスーツがエネルギー切れを起こしたため、正邪はエネルギーの補充ができる遺跡へ後退するように促した。 上条が去り、意識を失った一方通行を見張っていた正邪だが、遂に探していた男との意外な形で再会を果たすこととなる。 一方通行が目覚めたと同時に突然現れた桐山和雄、すかさず銃弾を放ち一方通行を殺害した。 「おまえに勝てそうな装備は十分に揃った。 そろそろ俺も……おまえ相手に下剋上させてもらおうか、天邪鬼」 もはや和平も逃走も許されない状況、しかし正邪は望むところだ!と決闘を受けて立った。 桐山は容赦なしの本気で挑んでくる、ならば自分も全力で潰す事で反逆する! 正邪は自身の能力も駆使して反則級の弾幕を撒き散らす。 それに対し桐山は多少被弾しつつも致命傷を回避し、こちらに向かって機関銃を放つ。 もはや弾幕ごっこなどとは呼べない命懸けの死合だった―――しかし、そのその当事者達は楽し気に戦っているようにも見えた。 そして正邪はある事に気づく。彼は障害を抱えているのだ、と。 いくら攻撃を受けても痛がりもしない桐山。否、彼は感情を表せない、だから痛くても表情を変えないのだと。 コイントスなどの奇抜な行動も自発的な願望や固有の価値基準が無いために用いる手段なのだと。 己の選択を楽しむことができる自分とは違い、桐山は選ぶことしかできないのだと。 このクラスでも強者の部類に入ると思っていた彼も、情動を持てない哀れな弱者なのか…… その事実を知り、ただ哀れみを抱いた正邪であったが、それでも手を緩める事はしなかった。 何故なら自分も負ける訳にはいかない、まだ自分にはやる事があるのだから。 まだ生きている千翼を打ち負かすため、先に脱落してしまった遊矢と並ばないことで己が勝利とするために。 だから桐山という壁を越えなければ、自分の下剋上は成就できないから、自身の信念を掛けて弾幕(オモイ)をぶつけた。 ―――しかしその答え(オモイ)が、彼女の敗因に繋がってしまった。 戦闘中に桐山が何名かの名前を口にした。 どれもこれも今までの放送で呼ばれた死者たちの名前だった。 そして彼はその敗北者たちを貶し始めたのだ。 正邪は大半のクラスメイトに対しては特に揺さぶられなかったが、しかし自分が本来下剋上するはずだった遊矢を侮辱する事だけは許せなかった。 天邪鬼の性質と怒りに火をつけて激昂する正邪、正面にいた桐山に絶対不可避の攻撃を放った。 ―――確実なる勝利の一手だった。それが予想外な形で「ひっくり返された」。 視界が晴れると、なんと桐山が無傷のまま立っていた。 キラキラと輝く桐山は一瞬の内に接近し、正邪は腕を掴まれてしまった。 驚き焦る正邪が行動に移せない内に無慈悲な手刀が振り落とされ、彼女の首はへし折られてしまった。 妖怪ゆえに一撃では死なないものの致命傷には変わりなく、これにて勝敗は明らかとなった。 「ああ畜生、ここまでか……」 「約束通り下克上したぞ」 「桐山、おまえは私に勝って嬉しいか……?」 「………どちらかと言えば寂しい気がする。 もう少しおまえと遊びたかった」 「そう……かい……おまえを嫌な気分にさせただけ――私はちょっと嬉しい……」 最期に言葉を交わして正邪は倒れ伏した。 そして、勝ったはずの桐山も直後に倒れてしまった。 ―――アイテムを利用して無敵状態になった桐山であったが、その直前に背面の急所に致命弾を受けていた。 ―――正邪も、最後の最後に「どんでん返し」を決めていたのだった。 正邪の後に続くように逝った桐山 だけど、彼の表情はなぜか微笑み顔でした ――隣で眠る天邪鬼さんと同じように
https://w.atwiki.jp/inline_skate/pages/20.html
大阪市長居 陸上競技場 前 (遠目にはドームに見えます) (赤黄色が滑り場 スタジアムの北西は夏の避暑地 南西は春秋冬) 大阪で一番有名と思われる滑り場。 主に土日の昼に長居陸上競技場前に、14時くらいから集まりだします スラローム、フリースタイル,外周(2.8km)を回ったりしてます。 『(公式長居より引用)緑の中、早朝からジョギングする人たちの 姿が多く見られます。植物園の外周をめぐるコースで、 15周するとフルマラソンと 同じ距離(42.195km)になり、 長距離走のトレーニングにも利用されています』 つまり、一周 2.813km です。 Mixi (ミクシー)で主な情報交換があります。 集まれ長居スケーター 興味ある方は是非滑り場BBSに書き込みください♪ 長居公園だけに限らないとは思いますが 施設の破損等について、高額な賠償が個人責任で発生するとのことで 施設の破損に繋がるような場所でトリックをするアグレッシブは厳禁とのことです。 大阪市公式 長居公園HP 長居公園周辺=有料駐車場マップ http //maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8 om=1 msa=0 hl=ja msid=107967950476476687004.000001123ad5ee16236ab 電車でのアクセス JR阪和線 長居 -東出口,東へ5分 JR阪和線 鶴が丘 -東出口,東南へ5分 地下鉄御堂筋線 長居 -3号出口すぐ ~~~~~~~
https://w.atwiki.jp/emp3037/pages/1133.html
PR-017 疾走するジャイロ&ジョニィ PR-017 [[キャラ]] [[スティール・ボール・ラン]] 奇 P2 S(3) T0 ☆☆☆ 友・奇・○ ジャイロ、ジョニィ 人間 出典: ※2009年7~8月の公認大会の参加賞
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4384.html
「オイオイ何時の間に静岡に、こンな荒野が出来たんだ?富士山も消えちまってるしよォ」 現在、一方通行は静岡県沖・ロストグラウンドを歩いていた。 「チッ幼女のよの字すら見つからねェ。こりゃ神奈川から移動したのは失敗だったか?」 変態殺しや、幼女を探しながら移動する一方通行だが 見つけたのは変態に反逆しようとして死んだ、哀れなたまちゃんの遺体だけだった。 「仕方ねェ。ここは一旦神奈川に戻るか」 彼が再び神奈川に戻ろうとした時であった。黒塗りの車が彼の横を通りすぎる。 「ハッ静岡に来たのも満更無駄な訳じゃねェみたいだな!」 彼は車の中にある人物が乗っているのを確認すると、支給品にあったジャスタウェイを、その車に投げつける。 ベクトル変換により、一方通行の細い体からは考えられ無い速さで、ジャスタウェィが車に命中し炎上する。 「糞!なんなんだよ一体」 「大丈夫か?ジュン君」 「怪我はねぇですか?チビ人間」 「皆無事か?」 その車に乗っていたクラフト、式、ぬ~べ~はジュン、翠星石を、連れ車から脱出する。 「やっぱり、そう簡単には死なねェか」 「誰だ?お前」 邪悪な笑みを浮かべる一方通行に式は問う。 「俺のことなンかどーでもイインだよォ。俺の目的はテメェをぶっ殺す事だからなァ両儀式!」 「お前、何故俺のことを?」 「ああ?成る程な、その様子じゃ、7期世界のお前とは別人みたいだな?」 「7期世界?」 そう7期カオスロワの時、風の噂で一方通行は両儀式の事を聞いていた。 そして彼は彼女の能力、つまり直死の魔眼を聞いた時、確実に始末しなければならないと考えた。 式の直死の魔眼は、例え一方通行のベクトル変換をも殺す。かつて一方通行の幻想を殺した、あのレベル0のように―――。 それを恐れ、一方通行が式を殺しに向かおうとした矢先である。カオスロワ7期が終わったのは。 気づけば彼は上条当麻、7期世界の両儀式と言った天敵が死んだ8期世界に飛ばされた。 それを好機と見た一方通行は早速行動を開始した訳である。しかし彼は、この世界つまり8期世界の式を見つけてしまった。 その時、一方通行は考えた。どこかの変態殺しがディアボロなどの7期参加者から、式の魔眼について聞いた可能性について。 もし変態殺しが式の魔眼について聞けば確実に見つけ次第、戦力に加える筈だ。 そうなれば自分が不利になる。そうなる前に彼は、ここで式を始末しておこうと考え今に至る。 「ああ前回の殺し合いじゃ、お前はちょっとした有名人なんだぜ?もっともソイツは死ンじまった、みたいだけどよォ」 「前回の……殺し合い?」 「まァここで死ぬテメェには関係ねェか!」 そう叫ぶと一方通行は戦闘準備を整える。対する式も同じく体制を整える。 「俺も加勢するぞ!式君」 「いや俺一人で良い」 「な、しかし」 「行ってくれ先生。その方が殺りやすいし、アイツの狙いは俺だ」 「……分かった。だが無茶はしないでくれ!」 そう言うとぬ~べ~達は、その場から去っていった。 【一日目・18時15分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】 【鵺野鳴介@地獄先生ぬ~べ~】 【状態】健康、薄着 【装備】左手に黒い手袋(鬼の手) 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いを止める 1:翠星石達と行動する 2:東京方面に向かい知り合いを探す 3:式が気になる(性的な意味じゃなく) ※バキと和解しているかは後の人に任せます 【翠星石@ローゼンメイデン】 【状態】健康、薄着 【装備】スィドリーム 【道具】支給品一式 【思考】基本:生き残り、大切な人たちと再会する 1:ぬ~べ~やチビ人間達と行動する 2:東京方面に向かいドールズや巴を探す 【桜田ジュン@ローゼンメイデン】 【状態】健康、薄着 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】 基本:生き残り、大切な人たちと再会する 1:ドールズ・のり・巴と合流、できればその安全を確保 2:東京方面に向かいハルヒやドールズ・のり・巴を探す 【クラフト@レベルE】 【状態】健康、薄着、バカ王子に怒り 【装備】その他不明 【道具】支給品一式 、バカ王子の写真 【思考】 1:バカ王子を捜す 2:バカ王子の企みを阻止する 3:東京方面に向かう ※バカ王子をアンチ連盟の一員と認識しました 【車@現実】破壊確認 先に動いたのは式だった。一瞬にして、距離を詰め一方通行にナイフを振るう。 それを一方通行は、反射するのでは無く、後ろに飛ぶ事でかわす。 そして、ついさっきまで自分の居た場所にジャスタウェイを投げる。 爆発音と共に爆煙が舞う。その中から、肌や服が少し汚れた式が飛び出す。 「さっきの爆発をかわすなンてなァ!どンな反射神経してンだ?お前!」 「お前こそ、どうすればそんな重力に逆らった出鱈目な動きが出来るんだ?」 再び距離を詰めようとする式に対して、一方通行は余裕を崩さない。 「攻撃のワルツ!」 「なっ……」 だが次の瞬間一方通行に向けて、謎の音波攻撃が浴びせられる。 (音か……こんなモン反射して……!しまっ) しかし一方通行は音波攻撃に気を取られた為 彼は既に距離を詰めナイフを自分に向けて振るってきた式に気が付かなかった。 「チッ糞がァ!」 「何!」 だが一方通行は風のベクトルをいじり、自分の周りに竜巻を発生させた。 (予想外の邪魔に合っちまったが、次は絶対にぶっ殺す) 数分後、竜巻が消えた時には既に一方通行の姿は消えていた。 【一日目・18時30分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 【状態】ロリコン(手遅れ) 【装備】無し 【道具】支給品一式 【思考】 基本:幼女帝国を築き上げその王になる 1:主催者等の邪魔者は殺す 2:打ち止めを殺した奴を殺す 3:主催者を殺す為の仲間を集める 4:かわいい幼女を見つけた場合は…… 5:神奈川に戻る 6:式は絶対に殺す ※7期より参戦 「逃げられたか……」 式はナイフを仕舞い、忌々しそうに呟く。 「出て来いよ。さっきの攻撃はお前の仕業だろ」 「な、なんでカナの居場所がバレたのかしら!」 物陰から出てきたのは、金糸雀と、そのマスターピート。 「先に言っておくけど、俺は殺し合いに乗ってないからな」 「それじゃあ君は対主催かい?」 「対主催?まあそうなるかも知れないな」 「き、君は変態じゃないかい?」 「何言ってんだ?お前」 「やった!やっとまともな人に会えたぞ!金糸雀!!!」 「カナも嬉しいかしらマスター!!!」 喜び挙句の果てに泣き始める二人。そんな二人を見て少し引く式。 「そんな泣くほどか?変態なんてそうそう見ないだろ」 「周りを見てごらん」 式はピートに言われ周りを見渡す。 「スターダストォォォ!!!」「マスター!!!」「うほっいい男」「んあああああああああああああンギモヂイイイイイイイイ!!!」 「……ごめん前言撤回で」 「だろ?」 その後3人は自己紹介と情報交換を行う。 「アンチ連盟……一体何なのかしら?」 「さあな」 「君はこれからどうするつもりだい?」 「お前らは、これから翠星石達を追いかけるんだろ?なら俺も付いて行かせてもらうよ」 「分かったかしら!それにしても、やっとマトモな人が仲間になって嬉しいかしら!」 「本当……後輩は皆変態だし、ここに来るまで変態にしか会ってないし……ううう……」 「苦労したんだな……お前達」 新たな仲間を迎えた金糸雀とピートは、嬉し泣きをしながら翠星石達を追いかけるのであった。 【一日目・18時50分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】 【金糸雀@ローゼンメイデン】 【状態】健康、ピートと契約、喜び 【装備】バイオリン@ローゼンメイデン 【道具】支給品一式 【思考】 基本:ピートと共に主催者を倒す 1:変態じゃない仲間を集める 2:姉妹が心配 3:翠星石達を追いかけ合流する 4:まともな人に会えて嬉しい 【ピート(主人公)@初代牧場物語】 【状態】健康、金糸雀と契約、喜び 【装備】デデデ大王のハンマー@星のカービィ 【道具】支給品一式 【思考】 基本:金糸雀と共に主催者を倒す 1:変態じゃない仲間を集める 2:まともな人に会えて嬉しい 【両儀式@空の境界】 【状態】疲労(小)、薄着 【装備】ナイフ 【道具】支給品一式 【思考】 1:金糸雀達と行動する 2:放送で自分の名が呼ばれたことに疑問 3:幹也……鮮花…… 4:7期世界に興味 5:一方通行を警戒 ※死んだ式とは別人なので七期とは何の関係もありません
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/1597.html
「いっくよー! 必殺シュート、スパイラルブリザードッ!!」 月夜は今回は足でシュートをしたが、当然ながら凡百のシュートであるはずがない、だって月夜だから。 蹴られたサッカーボールはドリルのように回転し、その周囲は月夜の吹雪と氷でコーティングしているというかなりえげつないものだった。 「(こんなシュート受けたら……間違いなく死ぬ! ここは迷わず)退避ーーっ!」 「こらーーーーっ! どうしてキャッチしないで逃げるのーーっ! GKの練習にならないよ!」 「無茶言うなよ! あんなシュート受けたら体に風穴が開いちまうっての! 見てみろよ、高位能力者用に改良されたゴールネットが捩じ切られてるだろ!」 東原の言う通り、月夜のスパイラルブリザードでサッカーゴールのネットはズタズタに捩じ切られており、仮に東原が受けたら今頃は緊急手術を受けていただろう。 結局月夜はスパイラルブリザードをいざという時の為の奥の手として封印、新たに安全な必殺シュートを編み出す決意を固めた。 「そういえば東原くん、君の能力で世界の名GKの模倣はもう完璧なんだよね? どうしてそれを活かさないの?」 「お前や井ノ原弟のシュートのキャッチングには全く役に立たねぇんだよ……。ま、一対一の時とか相手が攻めてきた時の状況判断は大丈夫だけどな」 「あれ? 東原くんの能力って確か『相手の動きを見るだけで模倣できる』ってやつだよね? どうして状況判断も出来るようになってるの? 模倣と関係ないよね?」 ここで東原の能力【技術盗賊(スキルスティール)】の説明だが、月夜の言う通りで分かりやすく言うと『相手の動きを見るだけで覚えることが出来る』という一見便利なもの。 しかしそれには色々と制約とかも付きまとい、確かに見るだけで技とかを自分のものに出来はするが難易度、東原自身の身体能力によっては時間がかかったり全く活かし切れない場合も多い。 ただ、副産物として『技や行動を一番活かせるタイミング』を割り出せるようになる、以上が東原の能力【技術盗賊(スキルスティール)】である。 「ふーん、何だか便利なのかそうじゃないのか判断に困る能力だね。けど適切な状況判断が下せるのは大きいよ♪ これならゴールは安心して任せられるよ」 「まあ井ノ原弟がリベロやるっつってんだから出番は少ないかもしんねーけど……。あいつが存分に攻められるように俺も……なあ白雪、井ノ原姉弟は?」 「二人なら外に行って人混みの中でパス練習してるよ。大丈夫、あの二人がサボるなんてことは絶対に無いから(井ノ原くんが居るからだけどね)」 月夜の言う通り井ノ原ツインズならサボる心配は無いと安心した東原、改めて練習を再開するのだった。 ―――――――――― その頃、結標は今日の練習には参加せず、エツァリとショチトルをファミレスに呼び出していた。 結標が二人を呼び出した理由、それは自分のクラスの助っ人として球技大会、しかも野球に参加して土御門たちに勝って欲しいというものだった。 「はー、でも私たち生徒じゃありませんよ?誰かの皮膚でも剥いできてくれたらできないこともないですけど……あなたのでもいいですよ」 「私もエツァリと同意見だ、おまえのでもいいぞ?」 「……アンタらずいぶん残酷なこと言うのね……」 エツァリとショチトルの二人はにっこり笑顔で残酷な要求をしてきた 「うーん、わかったわ。誰かと交渉してくるわ。大会前日までには話しつけてくるから、それまでどこかで練習してきてちょうだい」 結標はその残酷な要求をあまり悩まず引き受けた 結構、結標も残酷である 「わかりました。あ、なるべく気に入る顔でお願いします」 「私も美人を頼む」 「アンタらそんな事言うなら、自分で探せ!」 結標は怒鳴ったがどうにもならないと思ったので結局自分で交渉することにした 結標が能力でその場を後にしたあと、二人はこんな話をしていた 「ところで、ショチトル、あなたは野球のルールとかわかります?」 「いや、そういうお前はどうなんだ、エツァリ」 「私もあまりしりませんねー」 致命的だった。結標が頼った二人は野球のルールをあまり知らなかったのであった 「おらおらお前らーーっ! ガンガン行くぞーーーっ!」 「「「「「来いやコラーーーーーーーっ!!」」」」」 「う、うんっ!」 「チッ、かったりィ。たかだかノックで何張り切ってンですかあだっ!」 野球組では当麻によるノックが開始されており、一方通行以外は張り切っていた。 一方通行が当麻の打球で吹っ飛ばされても翔太以外は心配しておらず、当麻も当然ながら一方通行を無視してノックをしている。 「翔太は真面目だから、情報屋は吹寄の為に頑張るのは分かるがどうして他の連中まで張り切ってるんだにゃー?」 「やっぱりアレが原因じゃないですか?」 それをベンチから見学しているのはキャプテン兼監督の土御門と佐天、そして春上だった。 佐天の指差す方向には当麻にエールを贈っている美琴の姿があった。 「キャーーーーーッ! 当麻素敵ーーーーーーーッ♪」 「美琴の応援でさらにやる気が漲った上条さんの打球、受けられるもんなら受けてみろ! そらあっ!」 「この程度受けらいでかっ! そして死ねや上条ーーーーーーっ!」 「はっはっはっ、その程度の送球では俺は倒せん! つーわけで次行くぞーーーっ!」 当麻の打球をノックを受ける人間がキャッチ、その送球(当麻の顔面狙い)を当麻が次の人間へと打つというやや変則的なノックが行われている。 その様子をじーっと眺めている春上が退屈していると思った土御門が声をかけた(二人の自己紹介は終わっている)。 「春上ちゃん、見てるだけで退屈じゃないかにゃー? 何だったら他の所を案内してやってもいいんだぜい?」 「大丈夫なの。あんなにキラキラしてる御坂さん、その御坂さんをキラキラさせてる上条さんを見てるだけでも楽しいの。ありがとうなの土御門さん、心配してくれて」 「いやいやお礼を言われるほどのことはしてないぜよ」 「そんなことないの。土御門さんは最初は少し怖い人かと思ったけどとっても優しくて安心したの。まるでお兄ちゃんみたいなの」 春上の言葉&スマイルに土御門が長らく封印していたシスコン魂に火が付きかけていたが、戻って来た一方通行のおかげで何とか踏みとどまる。 「何勝手に休んでるぜよアクセラ。お前さんもカミやんのノックを受けてなきゃダメだろ」 「あのなァ土御門。俺にノックなンざ必要ねーンだよ。つーかよォ、やる気が出ねェンだよ……」 「もしかしてアクセラさん、上条さんと御坂さんを見てて打ち止めちゃんの応援が欲しくなったんですか?」 佐天の鋭い指摘に「ぐっ……」と唸った後で頷いた一方通行を見て、土御門と佐天はさすがバカップルだと思っていた。 そんな元気の無い一方通行に本日最高の奇跡が起こる。 「おーーい、あなたのミサカがやって来たよーってミサカはミサカは愛しのあの人を呼んでみわぷっ!」 打ち止めの呼ぶ声にすぐさま反応した一方通行が彼女の元へと駆けつけて抱きしめるのを見て、土御門も佐天も春上も唖然とした。 苦しそうにしている打ち止めに気付いた一方通行、すでに思考が当麻レベルな彼はすぐさま打ち止めにキスしようとするが、 「人前で堂々とキスをするのはいただけないぞアクセラ」 「アァ? 誰だブフォッ!」 打ち止めの代わりに誰かの足にキス、正確には蹴りをプレゼントされて吹っ飛ばされる(能力発動は間に合わず)。 顔面を押さえながら蹴りを入れてくれた人物を睨みつける一方通行だが、その人物を見て固まってしまう。 「誰だとはご挨拶だな。美咲華の転入初日で色々と世話してやっただろう」 「あ、朝陽っ! て、てめェ何しに来やがったァ!」 「アサヒ先生にそんなこと言っちゃダメってミサカはミサカは怒ってみたり!」 打ち止めと一緒にやって来たのは彼女一人では危ないと思って付き添ってきた井ノ原ツインズの母親にして打ち止めのクラスの担任の朝陽だった。 「こうして話すのは久しぶり……でもないな、美咲華の転入初日以来だし。ま、それでも私はお前が美咲華を送り迎えしてるのを見てるわけだが」 「言うなよ、絶対に他の奴らには言うンじゃねェぞ……」 「分かってるって。毎日毎日顔を真っ赤にさせて美咲華を迎えに来てるくらいだ、秘密にしときたいってのは察してるつもりさ」 仲間内でも秘密にしている一方通行の打ち止めの毎日の送り迎え、自分の気持ちを察して秘密にしてくれる朝陽に柄にも無く一方通行は感謝していた。 打ち止めをここまで送り届けたのに帰る気配を見せない朝陽に、一方通行はここに用事でもあるのかと感じ取って朝陽に尋ねた。 「ところでよォ、てめェもここに用事とかあンだろ? ま、大方てめェのバカ双子が心ぱゲフッ!」 「真昼はともかく真夜がバカってことは訂正しろ。……確かにここに入学してしばらくは人が変わったようにバカになったけどな」 「じょ、冗談じゃねェか……。ゲホッゲホッ! ったく内臓のどれかが潰れたかと思ったぜェ……。待て、弟の性格ってまさか今のがデフォなのか?」 「まあな。でも今の方が入学する前よりもしっかりしてるぞ。正直、真夜が真昼並みにバカになった時はここに乗り込んで教師とクラスの奴らだけでも血祭りにあげようかと思った位だ」 容赦の無い膝蹴りの痛みを腹部に感じながら一方通行は思った、うちのクラスの連中と教師共は命拾いしたと。 真夜の性格が友愛高校、しかも当麻と同じクラスになったことで変化していたことに最初は驚いていた一方通行だが、冷静に考えたら自分もそうなので当然だと考えることにした。 そろそろ野球場で向かおうとした朝陽の服を打ち止めが引っ張って引き止めた後、とんでもないことを口にした。 「アサヒ先生、クロイとアカミがどっか行っちゃったよってミサカはミサカは一抹の不安を覚えると共に探した方がいいよって助言する!」 「あいつら大人しくしろって言っといたのに……! ま、過ぎたことはしょうがない。後でお仕置きするだけさ。あいつら揃ってレベル3だし多少の危険は自分で回避できるだろ」 「おい……。打ち止めが口にした苗字、ひょっとして変態バカップルの色違いのことかァ?」 「私はその変態バカップルは知らんが真昼が善萌のことを青髪の2Pカラーとか言ってたから多分そうだろ」 一方通行は戦慄した、黒子の色違いこと黒井白子&青ピの色違いこと赤見善萌がここに来ていたことに。 特に白子は打ち止めに対して良からぬ欲望を抱き、黒子レベルの変態っぷりを見せただけに学校が荒らされるとかなりバカな焦りを見せる一方通行。 しかし担任の朝陽が全く心配していないのを受けて、自分も深く考えるのを止めると一方通行は打ち止めと手を繋ぎ、朝陽を野球場へと案内するのだった。 「で? さっきは有耶無耶になっちまったがてめェは一体誰に用事があるンだ?」 「元春だよ。あいつに渡すはずの昼飯代、まあ正しくはお前らのバイト代だ、美咲華の転入初日のアレのな」 ―――――――――― その居なくなった白子と赤見、最悪なことに二人は一緒に行動していた。 「しかし実に嘆かわしいですわ! どーしてこの高校のお姉様方もブルマを着用してらっしゃらないんですのっ!」 「ホンマやわ! ブルマこそ至宝とも呼ぶべきエロス演出の穿きモン! 学園都市でブルマを採用してる学校はどこぞにっ!」 会話内容は実にどうしようもなく変態なのだが、それを小学生が語ってるということで友愛高校の生徒達は二人にドン引きしていた。 そんな変態的な意味で将来有望な二人が向かったのは体育館だった。 「バレーのジャンプサーブやスパイクの時に揺れるお姉さん達の乳! これを拝まずして何とする!」 「赤見さんの考えもなかなかに素晴らしいですが白子はむしろ汗で上着が濡れ、そこから透けて拝めるブラが楽しみですわ!」 もう色々とダメダメな変態小学生の白子と赤見、意気揚々と体育館へと足を踏み入れる。 しかし二人が最初に自然と目で追ったもの、それは災誤の特訓を受けている青ピでこれが変態同士の運命の(?)の出会いだった。 「しゃあドスコイィ!!」 「オオラッ!!」 「うぎゃう!!」 ズッテーン!!ゴロゴロ……ドシャーン!!青髪ピアスは災呉の攻撃を喰らいものすごい勢いでぶっ飛んだ。 だがそんな青髪ピアスは黒子が応援しているところを妄想し、鼻血を出しながら立ち上がる。 「しゃあドスコイィ!!」 「オオラッ!!」 「うぎゃう!!」 ズッテーン!!ゴロゴロ……ドシャーン!!青髪ピアスは災呉の攻撃を喰らいものすごい勢いでぶっ飛んだ。 だがそんな青髪ピアスは黒子が応援しているところを妄想s 「「って無限ループ!?」」 二人はその光景を目にしてギョッ!!と驚く。 それは当たり前だ。鼻血を出しながらむさ苦しい男を受け止める変態な男がいるのだから。 「うわー……うちああはなりたくない」 「もうすでにてをくれですの」 「それ酷いわ!!」 休憩になったのか青ピは二人のほうに気づき近づいてきた そのとき白子と赤見は初めて青ピの顔に気づいた 「「ん?その顔、どっかで見たような……。って色違いの僕やん!」」 「赤見さんが二人……どういうことですの?」 その後青ピは黒子の色違いの白子に驚いたが色々と話をしているうちに仲良くなってしまった(主に変態的な話で) 青ピは練習があるので白子と赤見は青ピの練習を見学することにした ―――――――――――――――――――――――――――― その頃、白雪は東原のGK練習を切り上げてサッカー組を見学しにきた春上と一緒になぜか空を飛んでいた どうしてかというとこの間の神裂の件で春上がちらっと白雪の能力を見ていたため、どういうものか少し興味を持ったからである ちなみに自己紹介は済ませている
https://w.atwiki.jp/niziroyale/pages/154.html
GANTZ/RAPID ◆YU3/e.VMFA 家屋や建物が立ち並ぶ街並みから少し外れた場所に、その建造物は建っている。 天に向かって伸びる、何本もの長大な棒。 どの先端部にも三枚の羽がついており、静かに、くるくると風車のように回っている。 遠目で見ていても、なかなか圧倒させられる。 海沿いの道に、三人の人影があった。 まだ年若い彼、彼女であるが、残念ながら今は修学旅行気分を味わう時間ではない。 むしろ修学旅行であればどれだけよかったことか。 杖をついた少年か少女か分からない人影を先頭に、おどおどと周りを見渡しながら歩く少女、銃を構えた青年と続く。 先頭が杖をついた人間なので全体的にスローテンポな行軍である。 とはいえ後のふたりは文句を言うこともなく歩調を合わせている。 先頭を歩いている人の顔が怖いとか、能力がとんでもなくて迂闊に言い出せないとか、そんな理由があって言わない訳ではない。 「思ってたより遠いなァ」 悪態を吐きながら先頭の少年は歩く。イヤホンのようなコードが大きく揺れた。 それを見て、最後尾の青年が鈍重なため息をつく。 「仕方ないだろ。デカい建物あんの、こッちの方なんだし」 青年――玄野計は思った。 いッそのこと負ぶッて歩いた方が早いかも、と。 いま三人がいるのは、地図でいう北東部の、水族館の近くである。 三人のひとまずの共通項は「関わりのある人を探す」ということであった。 戦いを避けるために、建物を拠点にし、隠れている人がいるかもしれない。 人を探すのなら、何らかのランドマークに行くべきだ、という話になり、現在地から近かったのが西の発電施設と水族館だった。 南には城があったが、入り組んだ立地条件もあり、戦闘はしやすいものの進んで行くことはあまりないだろうと断じた。 何よりふたつとも、そこまで離れていない。発電所も水族館もどちらも探せて丁度いい、という結論に落ち着いた。 経路も考えて、まずは南側の水族館へ向かうことになった。 水族館へ向かう途中でも発電施設を見ることができた。 が、地図上で発電施設と書かれていたのは、何のことはない風力発電のことだったのだ。 だだっ広い土地に、風力発電の風車が何本も建てられている。 まさかあれだけで会場の電気すべてをまかなっているとは思えないが。 建物といえば、倉庫なのか制御を行う場所なのか、民家一軒分の小屋が麓にあるくらいだ。 土地だけで言えば、思っていた以上の広さだった。 あんな広大な場所で人を捜すとなると、かなり骨が折れる。 和泉が起こしたあの恐ろしい事件のときに、タエちゃんを探したことに比べれば全然楽だろうが、今はひとりだけではない。 発電所そのものがなくてよかった、と玄野は心底思った。 海が近いせいか、磯の香りがする。 波が寄せては引いていく音ばかりが耳に残る。 夜更けの海は、イメージにあるような真っ青なものとは程遠い。黒い固まりが流動しているようだった。 前方を歩く少女、鹿目まどかはそれを見て、不安そうな表情を隠し切れない。 ただでさえ恐ろしい状況の最中にいるのに、安らぎを与えてくれるようなものはひとつもないのだ。 せめて、なにか情報があれば。 玄野はそう考えながら歩いていた。 そして水族館の前に着く。 一同は否応がなしに歩みを止めた。 ――黒い固まりが、ここにもあったのだ。 水族館の照明は落ちており、もともと閉館してしまっているかのような哀愁さえ感じる。 建物自体は廃墟にはなっていないものの、こんな時間とムードもあって、ちょっとした心霊スポットにもなりそうだ。 案の定、まどかは二人の後ろに隠れがちになっている。 だがそれは、水族館の雰囲気によるものだけではないだろう。 深夜の闇に溶け込んでしまいそうで、それでいてはっきりと違う、異質な黒だった。 入り口のそばに置かれた黒い玉。 このふざけた殺し合いの、最初の説明のときにもあった黒い玉。 頭がなくなった白い修道服の女の子。 まどかは身体を背けて、口元に手を当てていた。 「そォいや、会場にも置いてあるとか言ってやがったな、あンの包帯女」 まどかとは反対に、少年……一方通行<アクセラレータ>は平然とした態度で見る。 黒い玉―――― 「……ガンツ」 玄野は一言だけ呟いた。その響きには親しい者の名を呼ぶような流暢さがあった。 一方通行もまどかも、玄野の方を向く。方や爬虫類のような鋭すぎる目つきで、方や訳の分からない不安そうな瞳で。 知っている。 玄野計は、ガンツのことを知っているのだ。 無言のまま、玄野はつかつかとガンツへと近づいていく。 「ガンツ、ひとつ確かめたいことがある」 目の前にしゃがみ込み、手を触れる。 「コレに……『100点メニュー』はあるのか?」 傍で聞いているふたりにとっては、意味を理解できない単語だっただろう。 だが、鈍い光しか反射していなかったガンツの表面に、テレビを付けたときのような電子の光の揺らぎが映る。 そして、あのふざけたような文字が現れた。 『100点めにゅ~』 「……なンだ、こりゃァ」 「なに、これ……」 ふたりが呻くのも仕方がなかった。 玄野が呼び出したものは、主催者である平戸ロイヤルですら説明していなかったことなのだ。 玄野は何も答えず、ガンツの文字を凝視している。 『1 ほしい物を与えられる』 「欲しいもの……? 飛行機とか頼んだら、ここから出られるんですか……?」 まどかは少しだけ語気を強め、ガンツの方へと近づいてくる。 こんな頭が狂ったような場所から逃れられるなら、謎の黒い玉が相手でも頼りたくもなる。 「あァ? 何言ってンだ。この黒っ玉は包帯女が設置したもンだろォが。そうそう上手く行く訳ねェ。 第一、飛行機じゃ頭ン中がパーンだ」 だが、一方通行の冷静な指摘に、まどかは黙り込んでしまう。言い分は最もだ。 何よりも、それは玄野が一番、嫌な形で推測がついている。 「多分……だけど」 玄野は俯き気味に言う。 「多分……たくさん人を殺さないと、できない……と思う」 一方通行は舌打ちをしてガンツの方を向く。 「だろうこった」 「けど、内容が違う」 不機嫌かつ怪訝そうな声を一方通行は上げた。 ガンツに近づいていき、自由な方の腕でもたれかかるようにして画面を凝視する。 「俺の時は……かなり強い武器がもらえた。人が喰らッたら、ひとたまりもない位の……」 「へェ。殺し合いを促進させるって訳か。確かに、武器が欲しけりゃァそれもアリだな」 くかか、と一方通行は小さく笑った。剣呑な空気を漂わせる笑い方に、安心を覚える要素は見当たらない。 現に、顔色が優れないまどかは不安そうに一方通行を見ている。 「クソ野郎どもが、犬みてェに舌出しながら媚びそうなもンだ」 一方通行の瞳はぎらりと光っている。だが、危うさはあれど、不安は感じない。 何人も殺して……『とくてん』を貯めて、武器を手に入れようとする人間だとは見えなかった。 和泉や西のように、戦いそのものだけを楽しむようには見えない。 むしろ、この選択肢を選んだ奴を、どうやってのめすか。そんなことを考えているようにさえ思えた。 「あ、あの。これは……」 まどかが、残りの選択肢を指をさす。 残りの二人の目線も、同時にそこへ移る。 『2 髮ェィДb遖丞・貎溘ウー豼譁』 『3 縺ァ&j縺励%ち#宣k代Дw』 「文字、化け……?」 玄野は初めて、思いがけないような口調になる。 苦笑いをしながら言う彼の様子に、一方通行もまどかも、何か異変があったのだと悟る。 内容不明の2番と3番。1番が今までのガンツにあった『より強い武器を与えられる』が変化したものだろうか。 だとすれば、本来ここには『記憶をけされて解放される』と『MEMORYの中から再生する』が当てはまるはずだ。 玄野が説明すると、なるほどなるほどと一方通行は我が意を得たようだった。 「再生てのは、蘇生と同義か?」 「まあ……似た感じ」 「メモリーってのがいまいち分かんねェが、そりゃァぽんぽん再生されちゃァ困るか」 「解放も……そんな簡単には、させてくれないですよね……。わたし達、こうして呼ばれちゃってるんだから」 三人は消沈したように息をつく。 とはいえ、選べないのか他の項目になっているのか分からないが、こうなっているのも頷ける。 死んだ人間を生き返らせられるというリターンは主催者の口から、優勝した際の褒美として言われている。 全員を殺さなくても誰かを生き返らせられるのなら、いくら参加者を釣るための餌とはいえ、わざわざ優勝という言葉を使う必要がないのだ。 再生は(会場内の人数に限りがあるとはいえ)際限がない。 蘇生人数の多寡があるとはいえ、あくまで生き返らせられるのは優勝した場合のみ、ということらしい。 説明が終わり、一抹の静寂が訪れる。何者も語らぬ沈黙は、夜の凍えさえ打ち払う、不思議な安心感を与える。 訳でもなかった。 「さァて、情報も手ン入れたとこで」 一方通行はそのまま水族館の方へと向かっていく。 まどかは慌てて一方通行の後を追おうとした。 しかし、一方通行の手が動く。 杖代わりの剣を持っていない方の、一方通行の手が、首下へと伸ばされる。 かち、と音がした刹那―― 一方通行は玄野の下へ目にも留まらぬ速度で急接近し、刀身を首筋へと当てがっていた。 「テメェ、何もンだ?」 一方通行は卑しく笑っていた。獲物をいたぶる時のような、面白がっている笑みだ。 この緊迫感を味わっている。 眉間に向けられた銃口。 玄野は、一方通行の接近に、反射的に銃を構えていた。 「これを知ってるってこたァ、あいつらのお仲間か? 俺ン時? ならテメェの顔も納得いくけどよ」 ガンツに僅かに映る玄野の表情は、先程までの昼行灯めいたボーッとしたものとは打って変わった、鋭いものだった。 もっとも、玄野自身は発砲するつもりはない。ましてや、一方通行も全く臆することなく、剣を構えたままだった。 普通は、銃を向けられれば誰だって怯むはずだ。しかし対峙している一方通行に、そんな素振りは全くと言っていいほどない。 顎を汗が一筋伝って落ちた。はー、はー、と小さく呼吸を落ち着かせる。 今までどんなに人間に擬態する星人と戦ってきたとはいえ、相手が星人ではないことは確かだ。 それでも今までの戦いで培ってきた直感が告げる。 こいつは、強い。 臨戦態勢に呼応したように、頭がフル回転する。 戦うつもりはないのに、いかにこの状況を切り抜けるか、目まぐるしく考えている。 もし仮に戦闘になったら。相手は星人ではなく人間だ。玄野が守り抜こうと思う人達のひとりだ。 しかし。 考えろ。どうする。どうやって。 相手と、戦う? 「待って……! こんなのだめだよ……!」 しかし、膠着の終わりを告げたのは、予想していなかった場所からだった。 まどかは武器を向け合うふたりに近づき、両手を握り締めて向き合っていた。 「一方通行さん、玄野さんはきっと何か事情があるんです……あの、玄野さんも、説明してくれないですか? わたしも、玄野さんがどんな人なのか、分かんないよ……」 身体の震えを必死に押さえて、まどかは立ち向かっていた。 ただの女の子に説得されるとは、一体何をやっているんだ。 玄野は一方通行を一瞥する。相手もばつが悪そうに舌打ちをして、顔を背けていた。 お互いに、銃と剣を下ろした。 そして玄野は、今まで自分が辿ってきた道をおおざっぱに説明した。 まず自分と、参加者の加藤は電車に轢かれて死んだこと。 そのはずなのに、何故か生きていたこと。いつの間にか見知らぬ部屋にいたこと。 部屋にはこのガンツがあり、「星人」という連中と戦ってきたこと。 星人を倒せば「とくてん」が手に入り、100点を取れば戦いから抜け出せたということ。 一方通行が持っている刀も、ガンツの戦いで使ってきたものだということ。 たくさんの星人と戦ったこと。 たくさんの仲間が死んだこと。 そして、空が赤くなって……カタストロフィのことは、あまりにも現実離れしているだろうと思い、話さないことにした。 理由はよく分からないが、ふたりは日本出身のようなのに、和泉の無差別殺傷事件や星人戦に巻き込まれた人達のことを知らないようだった。 玄野は自分の説明を証明するためにも、それぞれの採点結果を見せていた。 『くろの2号 0てん ToTAl 0てん てめえだれ?』 『しかめさん 0てん tOTaL 0てん びくびくしすぎ』 『あくせろりーた 0てん TOtaL 0てん うちどめのこと考えすぎ』 子どもの落書きのような似顔絵と一緒に、点数が映る。 普通ならば、ガンツが決めた制限時間を超えなければ採点結果は表示されないはずだが、ここではいつでも見れるらしい。 当然だと思いつつ、全員が0点であることに安堵する。 その前に一方通行がキレて、またチョーカーのスイッチを入れようとしていたことは言うまでもない。 「……っつっても、にわかには信じがてェ話だな」 平静を取り戻した一方通行は髪を掻きながら言った。 玄野は俯きがちに、苦笑する。 「てゆーか、慣れッこだし、もう」 新たにガンツに呼ばれた人達は、ほとんどが状況を飲み込めずに戦闘へ駆り出され、そのまま無惨に死んでいった。 いつも玄野や加藤はこれから起こる戦いのことを必死に説明していた。 だが、それでも毎回話を聞いてくれるのは、三人いればいい方だ。 無用な被害を出したくはない。とはいえ、はいそうですかと簡単に信じられるような話ではないことも確かである。 「ま、今ン話が本当なら、テメェのこともちったァ納得いくか」 「わたしも……玄野さんが嘘を言ってるようには思えないなぁ」 玄野は驚いたような表情をして顔を上げる。 信じてもらえないと思っていたのに、まさか聞き入れてくれるとは。 自然と顔がほころんで、頬がつっぱるのが分かった。 「嘘か本当か別にしろ、この黒玉知ってンなら泳がしとかねェとなァ」 ――ああ、そういうこと……。 一方通行の嗜虐的な笑みに、肩をうなだらせる。とはいえ悪い気分にはならなかった。 そォいや、と一方通行が思い出したように言葉を口走る。 「包帯女、誰が死ンだ、誰が殺したか分かるとかほざいてなかったか?」 ふたりは、はっとしたようにガンツを見る。 『放送を逃しても、いじくれば何とか分かる』。つまり放送以外でも死者を知る術があるということ。 それは、始まって間もない現在も同じではないのか。 血の気が引いたように、まどかの顔が青白くなる。 ぎゅうと目をつむり、ガンツに背を向けるようにして顔を逸らした。 「死者とか、殺したとか……そんなの、見たくないよ……。 なんで……みんなついさっきまで、普通に学校に行ったり、家でご飯食べたり、過ごしてたのに……。 死んじゃうなんて、おかしいよ……!」 背中を震わせるまどかの後ろ姿を、玄野と一方通行が見つめる。 夜更けの明るい月が、まどかの頬から落ちる滴を照らしていた。 一方通行は強い。きっと何度も修羅場を越えてきているのだろう。似たようなものがあると、玄野は感じていた。 けれど、まどかは本当に、ただの中学生なのだ。 血生臭い戦場とは無縁の、どこにでもいる女の子。 タエちゃんのように、巻き込まれてはならない人達のひとりのはずなのに。 だからこそ、玄野はガンツの方へひとり振り向く。ガンツに死者情報の表示を求める。 多くの人を助け、ともに脱出するために、多くの情報は得ておかなければいけない―――― 「えッ……?」 玄野はガンツの表面に両手をあて、間近に穴が空くほどに見つめる。それが間違いではないことを確かめるために。 つられて、一方通行もまどかも向く。 玄野の両手は、その人物の顔写真を囲うようにして当てられている。 ゆえに、顔写真の隣に何があるのか、もしくは無いのか、判断することはできない。 だが玄野には関係ない。今はどうでもよかった。 どうして。どうして、どうしてッ! 「タエちゃん……タエちゃんッ……!!」 小島多恵。 玄野計が好きな人であり、「本物の玄野計」の恋人。 黒いストレートヘアーを下げた清楚な少女の顔写真が、ガンツに浮かび上がっていた。 『俺はタエちゃん、お前はレイカを幸せにしてやればいい』 その言葉の後、玄野はレイカの下で暮らし始めた。タエちゃんのことはもうひとりに任せて、諦めた。 レイカは自分の世話をしてくれると言った。自分のために、登りつめたアイドルの座も捨てた。 今着ているパーカーもファー付きのジャケットも、レイカが買ってくれたものだ。 まだ17歳なのに、籍を入れようという話にもなっていた。 けれど、だからといって好きじゃなくなった訳がない。 死んだと知らされて、悲しまない筈がない。 「ふッ……う、ううッ……」 打ちひしがれるように、玄野は地面を向く。 目頭が熱い。嗚咽が止まらない。身体の震えが止まらない。 「うあアアッアァァァ、タエちゃんッ、タエちゃんッ」 ちょっとした罰ゲームから付き合うことになってしまった。 だが、時間を一緒に過ごしていく内に、いつの間にか大切な人になっていった。 帰る場所にいつもタエちゃんがいたから、今まで戦えてきたのだろう。 頭を過ぎるのはタエちゃんとの思い出ばかりだ。 涙がぼろぼろとこぼれてくる。 「タエちゃァァァァァァァん……ッ!!」 先程まで強い姿を見せていた玄野計の面影はどこにもない。 いるのは、思い人を亡くして泣く、ただの高校生だった。 居心地が悪そうに、一方通行が舌打ちをした。視線は、目を赤く腫れさせたまどかを捉えている。 「おい、テメェ」 「あっ……あ、はい……」 「こいつ置いて中探すぞ。こンな奴使えねェ」 一方通行はひとり、水族館の中へと進んでいく。 玄野と一方通行を何度も交互に見渡した後、まどかは一方通行へ着いていった。 言葉こそ乱暴だが、一方通行なりの気の遣い方なのだろうと玄野は思うことにした。 それ以外のことへ思考を回す余裕は、今はない。 ● 水族館の中は暗かった。 誰がいるかも分からない以上、居場所を自ら明かしてしまうのはまずいが、懐中電灯を使って進んでいく。 『悪党』の顔を持つ男が見せた表情は、やはり『光』の側に属する打ち止めやまどかにも似たものであった。 あのまま背後をちょっと襲ってやれば簡単に死んでしまいそうだ。 全くもって、訳が分からない。 「玄野さん、大丈夫かな……」 「さァな。なンか起きたら、その程度ってこった」 ふたりは寂れた水族館を探索する。 海の生物を見る施設のはずなのに、肝心の生き物は何一ついなかった。 こン様子じゃ人もいねェかもな、と一方通行。 しかし、一方通行の気がかりはそこではなかった。 ガンツと呼ばれていた、黒玉に表示された死者の顔写真。 玄野の手でよくは見えなかったが、あの黒いロングヘアーの女の隣に、誰かがいたような気がする。 気のせいかもしれない。だが、どうにも、あれは―――― 「どうしたんですか?」 側にいたまどかに声をかけられる。 一方通行は、何でもねェと一方的に話を切った。 ● 涙を流し終えた玄野は、もう一度ガンツの画面を見る。 始まってまだ間もないのに、もうタエちゃんは誰かの歯牙に掛けられてしまった。 今までも、こうして死んでいった人間の顔が積み重ねられていった。 だが、玄野が知っている人たちの写真がないことから、これは今までのガンツの戦いとは別物なのだと思った。 無論、カタストロフィ前後からガンツの調子は悪かった。 それによってリセットされてしまったのだと言われれば、それまでなのだが。 ガンツ。 玄野が黒い玉の名前を呼ぶ。すると、黒い玉は意図を理解したかのように、玄野が望むものを表示させる。 『さやかちん 5てん のこり95てん』 小島多恵を殺した人物。 玄野は配布された名簿を取り出し、ガンツのふざけた愛称と名前を照会する。 さやかちん……さやか……美樹さやか。 似顔絵が下手なのでよく分からないが、年格好は自分と同じくらいか、もしくは下かもしれない。 まどかと同じくらいの年の女の子が、何故タエちゃんを殺さなければならなかったのか。 そして、何故自分は今、この情報を見ているのか。 「タエちゃん……」 復讐は考えていない。相手は星人とは違う、ただの人間だ。 何より、タエちゃんがそんなことを望むとも思えなかった。 何か事情があったのかもしれない。考えたくはないが、正当防衛かもしれない。 けれども。 「けど……会わないとッ……! 会って、確かめないとッ……!!」 一体、何の理由があって、タエちゃんは死ななければならなかったのか。 確かめなければ、玄野は納得できなかった。 タエちゃんが死んでしまったということを。 もしこのままレイカとの関係が続くとしても、踏ん切りをつけなければ、いつまでもタエちゃんのことを引きずり続けてしまうだろう。 玄野は目元を拭い、立ち上がる。 今は一方通行とまどかを追いかけなければ。心配をかけ続けてはいけない。 目的は変わらない。多くの人を救い、脱出するだけだ。 玄野は一度目を閉じ、強く意思を込めて瞼を上げる。 そして慣れた身のこなしで、水族館の方へと駆けて行った。 けれど、救う人の中に小島多恵はいない。 【G-3・水族館/1日目・黎明】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 【状態】健康(バッテリー残り25分) 【装備】ガンツソード 【持ち物】支給品一式、不明支給品1~2 【思考】 基本:打ち止めを守り抜く。殺し合いに乗ったやつを殺す。 1:打ち止めを探す。 2;付いてくる少女を守る。 3:出来れば暁美ほむら、美樹さやか、巴マミを探す。 4:玄野はやっぱり訳分かンねェ…… 4:オリジナルにあった時は…… 【備考】 ※参戦時期はグループに初任務後のサービス残業時 ※この殺し合いは絶対能力者進化計画に類した何かの実験で学園都市の暗部が絡んでいると考えています。 ※木原に関しては本人だと思っていません ※バッテリーは替えのバッテリーの使用、充電等で回復可能です。 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 【状態】健康 【装備】普段着 【持ち物】支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考】 基本:殺し合いには絶対乗らない。 1:暁美ほむら、美樹さやか、巴マミと合流 2:ちょっと変な男の子と玄野に付いていく。 【備考】 ※参戦時期はマミさん死亡以前。 【玄野計(レイカ再生)@GANTZ】 【状態】健康 【装備】ダッチのリボルバー(6/6)@ブラック・ラグーン 【持ち物】 支給品一式、不明支給品0~2 【思考】 基本:出来るだけ多くの人々を救い、自分も生き残る 1:一方通行、鹿目まどかと行動する。 2:ガンツスーツを入手したい。 3:加藤、坂田と合流。 4:美樹さやかに会い、真意を確かめたい。 【備考】 ※27巻にてレイカにより『再生』されたもう一人の『玄野計』です。 ※カタストロフィ・人々を救う為にを追って敵母船へ転送された直後(原作31巻)から参戦しています 時系列順で読む 前へ:屋上プレイ 戻る 次へ:きのおとしもの 投下順で読む 前へ:屋上プレイ 戻る 次へ:桂木弥子の世にも不幸せな物語 キャラを追って読む 新ジャンル「存在自体が誤解フラグ」 一方通行 鹿目まどか 玄野計(レイカ再生) ▲
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/691.html
*―*―* 布束「…………」ガチャ 絹旗「ん……おかえりなさい……」 布束「起こしてしまったわね」 絹旗「別に超気にしてませんけど……また朝帰りですか?」 布束「あれだけの人数の『妹達』がいると調整が大変なのよ。 これ、朝食に食べてしまって。栄養ドリンクも入ってるから、彼に」ドサッ 絹旗「こんな早くからどこかへ行くんですか?」 布束「ええ、やらなければならないことが山ほどあるのよ」ガチャ 絹旗「いってらっしゃい」ヒラヒラ 絹旗(……布束さんはこの人を少しでも休ませるために、動いているんですね。 でも、それで布束さんに何かあったらそれこそ――) 一方通行「ン……」 絹旗「おはようございます」 一方通行「……近ェ」 絹旗「……ちょうど今顔を覗いたところです。 この行動に深い意味はありません」 一方通行「…………」 絹旗(な、なんで超見つめてくるんですか……!?) 一方通行「なァ……」 絹旗「いっ、あっ、私は……」 絹旗(どうして超動悸が激しくなるんですか……!) 一方通行「……そこ退いてくンねェか?」 絹旗「…………」ボスッ 一方通行「ぐァっ……なンで殴った……?」 絹旗「そこはかとなく、はい」 一方通行「つ、次やったら反射するからなァ! クソが……とンだ目覚めの挨拶だ……」 絹旗(私はこういった目的で一方通行に接触を図ったわけでは……) 一方通行「絹旗ァ……詫びる気持ちがあンなら冷蔵庫からコーヒー取ってこい……」 絹旗「……まだ蹲ってるんですか、超貧弱ですね」 絹旗(絹旗……って呼んでくれましたね。 いえ、今更……たまに呼んでくれたことがありましたよね それでもちょとだけ……嬉しいかな……) 一方通行「早くしろォ……間に合わなくなっても知らんぞォ……」 絹旗「何がですか……」 一方通行「中毒症状がだァ」 絹旗「認めるんですね、カフェイン中毒だって……」 一方通行「カフェインを摂取することで俺の能力は安定すンだよ」 絹旗「マジですか!?」 一方通行「嘘に決まってンだろ、ばーかァ」 絹旗「……紅茶淹れますね。コーヒーよりもカフェインの量が多いそうですから」 一方通行「まだこンな時間か……もォ少し寝るわ……」ゴロンッ 絹旗「くっ、超かわいい私の相手をするという選択肢がありますよ」 一方通行「見当たらねェなァ………その『超かわいい私』とやらは……」キョロキョロ 絹旗「超刮目せよ!」 一方通行「おやすみィ……」 絹旗「ぐぅぅ……安眠妨害にちゅーでもしてやりましょうか……」 一方通行「反射反射……」 絹旗「超失礼ですよ!」ジダンダッ *―*―* 一方通行「ふァ~あァ……どォしてこの俺がガキの買い物に……」 絹旗「超ぶつくさ言ってないで、超きびきび歩いてください。 ええと……ここにしましょう、セブンスミスト」 一方通行「ン……俺はそこらで待ってるからさっさと済ましてこい」 絹旗「これだから一方通行は超モテないんですよ……。 普段気苦労をかけている私にプレゼントでも贈る甲斐性を見せてください」 一方通行「オマエはともかく芳川や布束にはなンかやってもいいかもなァ、世話になってるわけだし……」 絹旗「なんで私は除外されるんですか! お世話になってるでしょう、主に下の」 一方通行「こンなガキがオカズじゃおっ立つもンもおっ立たねェよ」 絹旗「所謂インなんとかじゃなイカ」 一方通行「あンなところに自販機があるでゲソォ」 絹旗「おっと、逃がしませんよ」ガシッ 一方通行「女子供の買い物は無駄に長ェンだから、少しくらい休憩させろ。 後で必ず行くからよォ……」フイッ 絹旗「今、超目を逸らしましたよね」ジッ 一方通行「大体なンでオマエと愉快に素敵にショッピングと洒落込まなきゃなンねェンだよ」 絹旗「超一般的な男女間の仲というのは、男が女にアレコレ尽くして、その対価に女は男に身体を捧げるそうです」 一方通行「とンだビッチ論だな。 つーか貧相なガキの身体なンざ捧げられても嬉しくねェよ」 絹旗「やれやれですね……どうして今のうちに超唾を付けておくという考えに至らないのか……」 一方通行「俺の演算によるとオマエがこれ以上成長することはねェ……むしろ縮む……」 絹旗「老後ですか!?」 一方通行「まァ、そンな形でも需要はあンだろ……」 絹旗「なんですか、その超哀れみに満ちた眼差しは……! いい加減、嘘だと言ってください!」 一方通行「世の中にはロリコンっていう属性の人間がいてだなァ……」 絹旗「いやぁああああ!」 絹旗「こうなったら一方通行をロリコンに矯正してお嫁にもらってもらう道しかありません……」テトテト 一方通行「それは矯正じゃねェよ……」 」スタスタ 絹旗「私が身の安全を図るにはこの方法しかないんです。 まずオカズをそっち系のDVDやら画像やらにし、 睡眠中は常にそっち系の声色をした嬌声を聴かせ……」 一方通行「睡眠学習の最低な利用法だなァ……」 絹旗「そして『中学生はババァなンだよォ……』と言うようになります。 かくして私の身の安全と一生が保証されましたとさ」 一方通行「ちょっと待ってェ……それでどうして俺はオマエと一緒になってンだよ……」 絹旗「あなたは意外と超常識的なところがありますからね。 ロリコンになっとしても、幼女には手を出せない。 しかし、一方通行の目の前に超かわいい合法ロリがいるではありませんか!」 一方通行「認めンのな」 絹旗「一方通行だけに超一方的な求愛の末に、私達はゴールイン。 そして、初夜――一方通行は何故か手を出せません。 それはいくら合法といえども、『ロリ』だからなのです!」 一方通行「オマエさァ……こンなところで『ロリ』とか流石の俺でも引くわァ……」 絹旗「……まんまとひっかかりましたね! 今のはあなたの注意を逸らして洋服店へと足を進めさせる作戦だったんですよ!」 一方通行「はいはい、なンだってェー」 絹旗「こほん……さて、夏物の洋服を見に行きましょうか」 一方通行「はァ? まだ五月だぞ?」 絹旗「だからこそ、ですよ。 安心してください、あなたの服は私が超責任を持って選んであげますから」 一方通行「超不安だ……」 絹旗「やっぱりサービスは超必要ですよね。 このワンピースなんかどうです?」バッ 一方通行「普っ通ゥ」 絹旗「これは?」バッ 一方通行「微っ妙ォ」 絹旗「じゃあこれはどうですか?」バッ 一方通行「似合ってねェ」 絹旗「……って、見てすらないじゃないですか! 真面目に選んでくださいよ。ほら、所謂アレですよ、光源氏作戦!」 一方通行「ハッ、光源氏ねェ……。 なら『あなた色に染め上げてください』って色っぽく言えたら考えてやらなくもねェな」 絹旗「は、はぁっ!?」 一方通行「冗談に決まってンだろ、アホが」 絹旗「……あ、あなた色に……染め上げて……ください……!」カァァ 一方通行「自販機コーナーはあっちかァ」 絹旗「こらぁあああああああああ!!」 一方通行「ン? 店内で騒ぐンじゃねェよ」 絹旗「わ、わた、私が超々々々ぉ~かわいくやってみせたというのに……っ!」 一方通行「……あァ、そォか」 絹旗「そのキョトンとした顔が超ムカつく!」 絹旗「じゃーん!」シャッ 一方通行「チェンジ」 絹旗「……当店ではそのようなサービスは行っておりません」 一方通行「じゃあキャンセルでェ」 絹旗「何が気に入らないんですか! 難癖付けるなら付けるでちゃんとしてください!」 一方通行「顔とか胸とか、一言で言っちまうと形かねェ……」 絹旗「殺されたいんですか……!? 超かわいいじゃないですか、このワンピース」ピラッ 一方通行「それだ……」 絹旗「どれですか?」 一方通行「短過ぎンだよ、はしたねェ」 絹旗「なるほど、支配欲ですか」 一方通行「違ェよ! 父親の心境的なアレだ……」 絹旗「そういうプレイがお好みで」 一方通行「家は今後放任主義でいくわァ」 絹旗「じゃあ選んでみてくださいよ、パパ」 一方通行「チッ……仕方ねェな……」 一方通行「どォだ?」 絹旗「……パーカーにショートパンツ」 一方通行「インナーはこれでいいだろ」ポイッ 絹旗「……超ださっ」 一方通行「健康的で年相応だろォが」 絹旗「ナシ……ですね……」 一方通行「アリだろ」 絹旗「こんな格好じゃ私の超アイデンティティーが失われます!」 一方通行「そォかいそォかい……なら、最初から選ばせンじゃねェよ……」 絹旗「けど、試着くらいならしてあげてもいいです……」 一方通行「…………」 絹旗「なっ、何か問題でもありますか!?」 一方通行「いや、つーか何キレてンだよ」 絹旗「キレてません!」シャッ 絹旗「…………」バッ 絹旗「ふふっ……」 一方通行「オイ、自販機コーナーで休ンでるかr」 絹旗「ダメ! 勝手に行っちゃダメですよ! すぐに着替え終わりますから!」アタフタ 絹旗「どう……ですか……?」 一方通行「……まァ、可愛いンじゃねェのかァ?」 絹旗「はい、かわいいですよね……! 超動きやすいですし!」 一方通行「あァ、パーカーで顔も隠せるしいいだろ。 暗部の人間がそう大っぴらに面晒すのもよくねェし」 絹旗「素直に超褒めてくださいよ……」 一方通行「おっ、誰だこの美少女! 可愛いじゃねェか! 絹旗……? まさか絹旗さンですかァ!? クソッ、俺としたことが今までこンな美少女が近くにいたことを気付かねェなンて……!」パシッ 絹旗「超ムカつく……」 一方通行「お望み通りだろ。 ついでにプレゼントしてやるから、他は自分で好きに選んでこい」 絹旗「じゃあ今まで試着したもの全部」 一方通行「…………」 絹旗「それとここからここまで全部」 一方通行「置き場所がねェだろ……」 絹旗「『妹達』へですよ」 一方通行「あァ、なるほどなァ……しっかしこれだけじゃ足ンねェだろ……」 絹旗「着回せばいいんですよ」 一方通行「こンな安もンすぐボロボロになるな……」 絹旗「パパが頑張って稼いでくれればいいんですよ」 一方通行「随分辛辣な娘だことォ……」 絹旗「なんなら嫁でもいいですよ」 一方通行「じゃあそれでよろしく頼むわ」 絹旗「冗談ですよ」 一方通行「こっちも冗談だ」 一方通行「このTシャツにすっかァ……」 絹旗「超だせー……悪役面なんですから、こっちのなんかどうです?」 一方通行「……なンだこのプリント? オマエのセンスを疑うわ」 絹旗「超カッコイイじゃないです。 この胸のところが三分ヒーローみたいで」 一方通行「悪役面とか抜かしたのはどこのどいつだ?」 絹旗「とりあえずこの一着は決まりです! 私が選んであげたんですから、超大切に着てくださいね」 一方通行「まだ買うとは一言も言ってねェよ……」 絹旗「私の選んだ服が着れないっていうんですか!?」ギュッ 一方通行「面倒ェ女みてェ絡み方すンじゃねェよ」 絹旗「あっちの方も見ましょう」グイッ 一方通行「いや、まず腕を離せ」 絹旗「……モテない一方通行にカップルの気分を味合わせてあげようかと」 一方通行「無駄なお気遣い傷み入るぜ。 カップルつゥか、兄妹しか見えねェだろうよ」 絹旗「解りませんよ、バカップルに倣って濃厚なキスでも交わしながら店内を闊歩してみれば」 一方通行「俺が捕まるっつゥの」 絹旗「金の力ですぐ出てこれますよ」 一方通行「そこまでのリスクを負ってオマエと唇重ねる意味が解らねェ……」 絹旗「まだまだケツの青いガキですね、一方通行」 一方通行「オマエのケツを赤く腫らしてやろうか」 一方通行「そろそろ昼時だな、飯にすンぞ」 絹旗「外でご飯だなんて超久しぶりなような気がしますね」 一方通行「あァ、そォいやァそォだ……」 「待って! 待ってくださいって! 謝りますから! 土下座する準備も整っtひげぇッ!?」 一方通行「アイツは……!」 絹旗「どうかしましたか?」 上条「不幸だ……初デートだっていうのに……」ヒリヒリ 一方通行「よォ……ウニ野郎ォ……」 上条「ん……ひっ!? あなた様はいつかのスキルアウト!?」 一方通行「あの時はよォくもやってくれましたよねェ……。 是非ともお礼がしたいと思ってたンですよォ」 上条「は、ははは……」 絹旗「どうも、サンドバックさん」 上条「き、君はあの時……馬乗りになって俺をボコボコにさた……」タラタラ 一方通行「おォっと、逃げるンじゃねェぞ……」ガシッ 上条「そうか……これが美人局ってやつですか……。 不幸だあぁあああああああああああああああああああ――――」 *―*―* 上条「…………」 絹旗「私はこの季節の海鮮パスドリアンソース添えで」 一方通行「『偽善使い』さァン……テメェは何にすンだァ……?」 上条「おおお冷やで充分身に余って、こっ、こ光栄でございます、はい……」 一方通行「遠慮してンじゃねェよ……」 上条「こんな高そうな店で……これが噂に聞くぼったくりってやつですか……? 上条当麻15歳……この歳で経験することになるとは……」 一方通行「ンなつまンねェことするかよ」 絹旗「早く選んでくれませんか、バ上条」 上条「ううっ……でも、わたくし所謂苦学生でして……」 一方通行「チッ、奢ってやるから唸るな」 上条「本当か!? 本当ですか!? 本当でございませうか!?」 一方通行「何コイツ、うっぜェ……」 絹旗「超同意です……」 上条「ありがとうございますっ! 実はデートだったていうのに金欠なほどでございまして……。 ところで、お二人のお名前は……?」 絹旗「絹旗最愛です、最も愛するで最愛です」 一方通行「前となンか変わってねェか?」 絹旗「超気のせいですよ」 絹旗「で、こっちの超悪人面の方は」 一方通行「ンっとォ、俺は……ク、クルースニク、だ……」 上条「へぇ、外国人か」 一方通行「まァな……」 絹旗「ちょ、超カッコイイ名前ですよね、一方通行《クルースニク》……ぷくくっ……」 上条「ああ、たしかにカッコイイ! クルースニク!」 絹旗「実際、クドラクって感じですけど……ぷふっ……」 上条「クドラク? あっ、じゃあ俺はこれにするかな……いや、これも捨てがたい……」 一方通行「……やっぱオマエら自分で払え」 上条「どうしてっ!?」 絹旗「バ上条が一方通行のこと超バカにしたからですよ」 上条「美味いっ……学園都市内でこんな美味いものを食べたのは初めてですよ……!」ウルッ 一方通行「一々大袈裟な野郎だなァ……」 絹旗「きっと金持ちには解らない苦労をしてるんですよ、レベル0は」 一方通行「ン? コイツは能力持ちだろ……?」 上条「いや、俺は正真正銘レベル0、無能力者……」 一方通行「オイオイ、そりゃあなンの冗談だァ? テメェは俺をぶン殴っただろ」 絹旗「私はそんなバ上条を超フルボッコにしましたけど」 上条「あはは……二人共能力者だったのか……。 クルースニクの能力を打ち消せたのは、この右手のお陰だ」 絹旗「打ち消す……?」 一方通行「そンなチート紛いの能力があって堪るかってンだ」 上条「本当だって! この右手はありとあらゆる異能の力を打ち消しちまうんだ。 火でも、電撃でも超能力の類なら全てな」 一方通行「……絹旗に触れてみろ」 上条「はい」ピトッ 絹旗「セクハラで訴えm……え? あれ?」 一方通行「どうやら本当みてェだな。 急激に収束していった窒素の流れが一気に霧散しやがった」 上条「窒素が目に見えるのか? 流石自分だけの現実を持ってる能力者様は違うな」 一方通行「まァな……つゥかそれが能力じゃねェとはどういうことだ……?」 上条「身体検査の判定では間違いなくレベル0。何度やってもレベル0……」カクン 絹旗「超お気の毒様です」 一方通行「…………」 一方通行「……よし、上条ォ」 上条「はい、なんでせう……?」 一方通行「今日は好きなだけ喰ってけ」 上条「……マジで?」 一方通行「おゥ、その代わりいつになるかは解らねェが協力してもらいてェことがあンだよ」 上条「それは一体……? とてつもなく嫌な予感がするのですが……」 一方通行「なァに、超簡単なことだよ。 兎に角今は気にせず鱈腹喰らっとけ」 絹旗「……まさかとは思いますけど」 一方通行「コイツ以上の適役はいねェだろ」 上条「じゃ、じゃあこの松坂牛ヒレ煮込みなんか……」 一方通行「あァ、喰え喰え」 上条「くっ、クルースニクさんの優しさが染みて目が……!」 絹旗「……本当にこんな奴でいいんですか?」 一方通行「いいンじゃねェ……か……?」 上条「ていうか二人はいいよなぁ……。 やっぱラブラブですか、ちくしょう!」 絹旗「な、な、な、何をふざけたこと抜かしてるンですかァ?」 上条「ほら、喋り方まで似てきてる……羨ましい限りですよ……」 一方通行「今のはともかく思い返してみると否定出来ねェもンもあるな……。 気ィ付けねェと、俺までアホに感染しちまう」 絹旗「そっ、そこじゃなくて! ほら、今の超バ上条の発言!」 上条「不幸の申し子である俺だって、高校生になったんだから彼女が欲しいんです……でも、アレじゃあ振られたようなものだしな……」 一方通行「あの女か……年上みてェだし、あのタイプの女はガンガンやりゃあヒィヒィ言うだろうよ……」 上条「流石クルースニクさん! 彼女持ちは違うな!」 絹旗「だーかーらっ!」 上条「それで、二人はどこまで進んでるのかていう話だけど……いやいや、普段の上条さんは超紳士的ですよ? しかしっ、俺だってこういう話がしてみたいっ!!」 絹旗「超真摯な顔して言われても、[ピーーー]としか返せません」 一方通行「ン……そろそろ時間か」ガタッ 上条「お、何か用でもあるのか?」 一方通行「あァ、ガキを喰わせるために稼がねぇとなンねェンだよ」 上条「はぁぁぁぁ……っ!? 」チラリッ 絹旗「ちっがいます! 一方通行、その超誤解を招く発言はわざとですか!?」 一方通行「金は払っとくからオマエらはゆっくりしてけ。じゃあなァ」ヒラヒラ 上条「おう、ありがとな! ……で、やっぱり一姫二太郎ですか……?」 絹旗「……二〇〇〇〇姫の予定です」 上条「身体保つんですか!? ていうか不可能だろ!?」 絹旗「……超真面目な話になりますけど、実は一方通行は二〇〇〇〇人の女の子を救おうとしてるんですよ」 上条「事情が変わった。変わりすぎて正直思考が追いつきません」 絹旗「バ上条に協力して欲しいというのは、それに関係したことです」 上条「二〇〇〇〇人かぁ……想像もつかねぇ……」 絹旗「だから、お願いします」ペコリ 上条「……ああ! 約束する!」 絹旗「忘れたりしたら承知しませんからね」 上条「そっちの方こそ、忘れんなよ。俺の存在なんて忘れてましたー、なんてオチは勘弁だからな」 絹旗「バ上条ならともかく、超頭のいい私にはあり得ませんよ」 上条「それにしても、本当にクルースニクのことが好きなんだな。いや、もはや愛してるって次元だ、うん」 絹旗「ば、ばばば、ばか! 超バカなこといわないでくれますか!?」カァァ 上条「照れんなって。まさか愛してないなんてわけないしな」 絹旗「と、当然、あっ、愛してますけど……それはあくまで家族的な意味でというか……」プシュー 上条「ああ、恋人っていうより夫婦って感じだしなぁ」 *―*―* 絹旗「ただいま……」ガチャ 絹旗(一号のお見舞いにいこうと思ってたのに、帰ってきてしまいました……) 絹旗「……どうしましょうか」ボフッ 絹旗「……どうしよう」バタバタ 絹旗「……私、あの人のこと超好きにっ……!」カァァ 絹旗「こんなつもりじゃなかったのに……ただ……」 絹旗「か、叶うはずありませんよね……」 絹旗(私は『こんな』人間で、いえ、一方通行ならそんなことは気にしないでくれると思いますけど。 でも、あの人は手一杯で、これからもそれは続いていくはず……そんな時に、そんな状況で……) 絹旗「…………」 絹旗「そうですよね! 初恋は実らないと言いますし!」 絹旗(暗部を抜けたいなんて超弱音を吐くつもりは毛頭ありません。 でも、そんな私でも傍にいるだけならいいですよね……?) 絹旗「あー……」ボフッ 絹旗「……き! っき! ふき! ふぉ~ふきっきふきっ!」ジタバタ 絹旗「ぷはっ……きゃっ! 私ったら超乙女ですね! 超かわいいですね! 超恥ずかしいですね!」カァァ 絹旗「消えてなくなりたい……」ボフッ
https://w.atwiki.jp/inotiwoyaruo/pages/169.html
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 【“セイバー”】 チーム: 黄 【集中】05 【運動】04 【反応】04 【情報】01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○スキル 『後方支援』 はじめから 2 つセーフハウスが利用できる。セーフティタイムを2時間延長できる。 『自己暗示』 不眠状態のペナルティを受けない。戦闘中、自分から逃走することができない。╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋. 3日目にブルーコスモスに所属するジャンヌを名乗り拠点に電話をしてきた。 夕方までを指定した呼び出しなど不審な点が数多ある上、 先輩3人が会談した結果保護する準備がある、拠点に盗聴の可能性があることを指摘、小規模なセーフハウスを複数用意する(全員は入れない)などどこかで聞いたような話をしてきた「参加者」である。 怪しさだけで数え役満を起こしてそうな人物であるが、真相は未だ不明。 同日深夜、質問権にてMI6からの生贄エージェントであることが発覚。 数々の疑わしい言動、行為も正義感の走りだという。情報は01。 4日目、学生組と同盟を組み、個人同盟をくんでいた一方通行を殺害。移籍権を入手にする 学生達を守ろうと、彼らを戦闘から遠ざけたがる言動をすることが多い パンツの色は白。しかし急いで来たため上下の下着が一致していなく 上は黒のスポーツブラということが判明した。 カレーを肴にビールを飲みつつクリケットを見るのが好き 父親から強引に生かされたお見合いで、脇の無駄下処理をする暇がないのにドレスを着せられて大恥を掻いた事があるらしい ゲーム後も世界のどこかで、困っている人たちを助けるためだけに、奮闘している ……或いは、両親のお見合い攻勢に困らされているか セイバーはコードネームで本名は勿論別にある