約 4,073,178 件
https://w.atwiki.jp/sirenindex/pages/51.html
一方通行 / 8:21:33 / 第七学区 サブマシンガンの掃射を受け、粉々の木屑と化したドアを踏み拉きながら、一方通行(アクセラレータ)は笑う。 現在、一方通行は、その最強と呼べる能力に制限を受けている。 依然頭蓋に負った損傷により、言語・演算能力の大半を失った彼は、 首に装着した電極の補助がなければ、日常生活を送ることすら出来ない。 能力を行使できるのも、電極のバッテリーが保つ時間、約三十分間のみ。 しかし。 それでも尚、余りある程の絶対的な力を以て。 『一方通行』は、学園都市全ての超能力の頂点に、君臨する。 一方通行「いいぜェ、手前ェらを裏から糸引いてるドマヌケ野郎が何考えてンのかは知らねえが…… このオレに喧嘩ふっかけようってンなら、遠慮無く、叩き潰して踏み潰して捻り潰してやンよ」 白髪の悪魔(アクセラレータ)は、笑う。 終了条件2:第七学区内の『警備員(アンチスキル)』の殲滅 一方通行は、軽く床を蹴った。 それだけで、フローリングの床は爆ぜるように砕け、一方通行の身体は高速で警備員達へ接近する。 黄泉川「!!!」 一方通行「動きが遅ェんだよ牛女!」 黄泉川が防御の構えも攻撃の姿勢も取る間もなく、一方通行の右手が、黄泉川の身体に触れた。 一方通行「お仲間諸共、吹っ飛ンじまいなァ!」 細かい演算などせず、ただ単純に、黄泉川の身体を警備員達へと弾き飛ばす。 黄泉川の身体各所の関節が僅かに軋みを上げたが、そこは鍛えられた警備員の身体、ほぼ無傷と言っても良いだろう。 猛スピードで飛来する大人一人の身体。 しかも女性とは言え、黄泉川は大柄な部類である。 その直撃を受けて、警備員の集団は大きくたじろいだ。 一方通行「……!?」 同時に、一方通行は違和感を感じた。 それは、触れた黄泉川の身体から伝わってきた、ベクトルの解析情報。 一方通行(血……じゃねェだと? 何だァ、このワケのわかンねェ『赤い水』は?) 屍人の身体に流れる『赤い水』に、一方通行は気が付いた。 血液ではない、謎の赤い液体。 学園都市随一の頭脳を持つ一方通行にすら、解析不能の液体。 内容成分も、その性質も、全てがブラックボックス。 まるで、初めから、この世に存在しなかったモノのように。 一方通行(オイオイオイオイ、これが仮にコイツラを操るための薬物かナニかだとして、 それがまるっきり血液と『入れ替わってる』ってのはどういうコトだァ!? 何でコイツラ、こんな状態で生きてられンだよ!?) 屍人の身体を流れる赤い水の呪い。 そのことを、今の彼が知る由も無かった。 疑問は尽きない。 だがそれ以前に、現実問題として解決しなければならないのは、現在の状況だ。 一方通行「チッ、めンどくせェ! 一旦こっから逃げンぞ、打ち止め(ラストオーダー)!」 打ち止め「うん、任せたよ! ってミサカはミサカは惜しげも無く身体を預けてみる」 赤い涙を流した警備員達が、体勢を立て直す。 それらに背を向けて、一方通行は部屋の奥にいる打ち止めの元へと跳んだ。 一足で打ち止めの身体をふん掴み、もう一足で部屋の奥壁を破り、マンションの外へと身体を躍らせる。 打ち止め「ぼわっふ!? ってミサカはミサカは舌を噛みそうになってるよ! もっと優しく運んでほしいってミサカはミサカはー!」 一方通行「黙ってろクソガキ!」 背後からは追い立てるように、警備員の銃撃が一方通行を襲う。 しかし、銃弾は全て『停止』され、一方通行にも打ち止めにも、何のダメージも無い。 ベクトル操作の設定を器用に変更し、打ち止めには能力による危害を加えず、しかしあらゆる衝撃・ダメージはカットする。 これもまた、一方通行の高度な演算能力がなせる業だ。 マンション外のコンクリート路面へと、無事着地する一方通行。 着地の衝撃は全て『反射』したため、一方通行と打ち止めの身体には衝撃は一切及ばない。 それら全てのダメージを受けた路面が、見るも無残に砕けてしまっただけだ。 一方通行「さァて、どうするか……あの警備員共が操られてるだけってンなら、アイツラと戦っても意味はねェ」 一方通行は、学園都市の頂点。学園都市の裏の顔を、闇の中を、イヤというほど見てきた。 だからこそ、『表』の人間が、光の中の人々が、利用され、傷付けられることが、許せない。 それが例え他人の手であろうとも、自分の手であろうとも。 打ち止め「うーん……芳川なら、何か知ってるかもしれないね、ってミサカはミサカは思いついた事をそのまま口に出してみる」 一方通行「あァ?」 芳川桔梗。 一方通行の数少ない知り合いの一人であり、曲がりなりにも優秀な科学者である。 彼女なら、或いは何かを知っているのかもしれない。 そして恐らく、芳川なら、打ち止めを護ってくれる。 護衛というには頼りないが、それでも彼女も所謂『裏』に通じる人間だ。 安全に隠れる事が出来る場所くらいは持っているだろう。 一方通行「……仕方ねェ、芳川の研究所は、確か第二学区だったなァ」 そう言って、一方通行は、首の電極のスイッチを切り替えようとした。 限られたバッテリーを節約するための行動だったが、しかしそれはこの瞬間において、油断以外の何物でもない。 マンションの外への逃亡が成功した瞬間からの、僅かな時間における、思考の空白。 もっとよく周りを見渡せば、『おかしくなっている』のが、あの警備員達だけではないと気付いた筈だった。 この第七学区全体が、既に一方通行達の『敵』となっていることに、気付いた筈だ。 何かが、弾けるような音。 それが銃声だと、一方通行が気付いたのは、 打ち止めの右肩に、小さな穴が開いたのが見えた瞬間だった。 そして、血が噴き出す。 まるで、噴水のようだった。 打ち止め「……ぁ、れ?」 一方通行「―――――」 更にもう一刹那かけて、ようやく、一方通行は思考能力を取り戻した。 一方通行「何やってくれたんだテメェェァァァァァァ!!!!!!」 逆算。打ち止めの肩に撃ちこまれた銃弾の位置、角度。銃声の方向。殺気の位置。 全てを頭の中に放り込み、狙撃者の位置を割り出す。 能力。打ち止めの傷に手を触れ、ベクトルを操作する。 血液の流れを正常化、出血停止。生体電流の操作、自己回復の促進。 打ち止め「……ぁ、ぅ」 一方通行「黙ってろ! 喋るんじゃねェ!」 一方通行はその全能力を使い、演算する。 狙撃手の位置を画定し、周囲の気流を解析し、打ち止めを治療する。 一方通行の脳内に、膨大な量の計算式が組み上がっていく。 『妹逹(シスターズ)』の能力を借りて行われるその演算は、既に常人が理解可能な範疇を大きく逸脱していた。 それを嘲笑うように、更なる『敵』が、続々と現れた。 数を数えるのも躊躇われる、大勢の警備員。全員が、顔を赤く染めている。 その中には、先の黄泉川逹も混じっている。 無線か、或いは他の方法か、仲間を呼び寄せたのだろう。 一方通行「ウゼェンだよザコ共がよオオオォォォ!! 蟲みてェにワラワラ寄って来てンじゃねエエェェェェ!!」 一方通行の叫びも空しく、警備員逹の銃弾が、今度は一方通行目掛け、容赦なく襲いかかる。 一方通行「オオオオオオオオオォォォォ!!」 最早、『停止』だけでは終わらせはしない。 一方通行は、脳内の演算を続けたままで、それらの銃弾を全て『反射』する。 正確に、確実に、銃から放たれた銃弾を、銃に向けて、反射する。 警備員逹が持つ銃器は、自身が放った銃弾によって次々と破砕されていく。 時折、流れ弾が警備員の身体に当たることもあったが、元々が『制圧捕獲用』の警備員の銃器、死ぬことはないだろう。 そしてその間に、一方通行は全ての演算を、完了した。 一方通行「他人をテメェの食い物にしてるようなヤツは――――」 赤い瞳で、見えない『敵』を睨む。 警備員ではなく、狙撃手でもなく、その向こう側にいるだろう、『敵』を。 一方通行「――――トコトンぶちのめすって決めてンだよオオオォォッ!!」 嵐が、吹き荒れた。 ベクトル操作によって生み出された気流が、およそ300メートル離れた場所にいた狙撃手の警備員へと牙を剥く。 木々を薙ぎ倒し、アスファルトのタイルを剥ぎ取り、嵐風は猛る。 その威力の前に、たかだか警備員用の銃器などでどうすることが出来る筈もなく、狙撃手は呆気なく吹き飛ばされていった。 だが。 一方通行「ゥゥウウウウオオオオオオォォァァァァァ――――!!!」 一方通行は、止まらなかった。 狙撃手の撃破を確認した後も、その制御を緩めようとしない。 嵐は、より強く、より大きくなる。 しかし一方通行は、より正確に、より慎重に、その手綱を握る。 一方通行「テメェの好き勝手にさせてやるワケ、ねェだろうがアアアアアァァッ!!」 その嵐は、残る警備員逹へと襲いかかった。 壊し切れていない銃器を放り上げ、動きを縛り、呼吸を奪う。 警備員は、訓練を受けた戦闘のプロである。 しかし、能力者ではない。 銃器を無効化され、動作を封じられれば、いとも簡単に陥落する。 やがて、風が止んだとき、その場に立っていたのは、一方通行と、彼に抱えられた打ち止めのみだった。 一方通行は、何度か周囲を確認し、ようやく電極のスイッチを切り替える。 警備員逹は、全員昏倒している。死んではいない、筈だ。 これなら暫くは起き上がれないだろう、と一方通行は舌打ちしつつ考える。 一方通行(フザケやがって……っ!) 怒りは収まらない。 打ち止めを傷付けたことも、他人を操ってそう仕向けたことも、己の油断で打ち止めが傷付いたことも。 全てが、怒りの対象だった。 その様子を見ていた打ち止めが、ここで初めて声を上げた。 打ち止め「……とりあえず、ミサカは大丈夫だよ、ってミサカはミサカは胸を叩いイタタタ!?」 一方通行「ばッ!? 何してやがるアホガキ!」 大丈夫だと伝えたかったのか、勢いよく自分の薄い胸板を叩いてみせた打ち止めだったが、それが肩まで響いたらしい。 おもむろに肩を抑えて涙目になっていた。 治癒力を促進したとはいえ、所詮は応急措置。 傷口は簡単に開いてしまうし、痛みもほとんど引いていない筈だ。 一方通行(……コイツを連れて歩くことは、出来ねェ。 芳川に会いに行く前に、あのカエルヅラのトコロに行ってみるか……) カエル顔の医者。 『冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)』という、荒唐無稽な異名を冠する、凄腕の外科医である。 腕は確かで、底の知れない部分がある、不思議な医者だ。 それでも、一方通行は彼に対し、信頼に近い感情を抱いていた。 患者がいれば、必ず救ってみせる。それが、『冥土帰し』の不文律。 それを、一方通行は信じている。本人は否定するだろうが、それは信頼と言って良い。 一方通行は、打ち止めを抱えたまま、よろよろと歩き出した。 まずは、杖の代わりを、探さなければ。 終了条件2達成(ミッションコンプリート)
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/795.html
「悪りィが、こっから先は一方通行だ。侵入は禁止ってなァ!」 一方通行(アクセラレータ) もしかして:鈴科百合子 一人称 俺 CV 岡本信彦 初出 禁書目録 3巻 能力 一方通行(アクセラレータ)超能力者(レベル5)/第一位 所属 ・科学サイド・学園都市暗部・『グループ』・レベル5・長点上機学園・一方通行勢力 通称 ・一方通行・一通・一方・アクセラ・セロリ・もやし このページは執筆中です。加筆、訂正して下さる暇人を求めています。 概要 もう一人の主人公にして最強の能力者。上条さんに対するアンチヒーロー。 学園都市に七人いるレベル5の第一位。 本名を始め、年齢等のあらゆるパーソナルデータが不明。性別も不明。 口調 例としてこの項目は一方通行の口調で表記する。 基本的に粗暴な言動で、大抵機嫌が悪そうな物言いをする。たまに下ネタも使うなァ。 最も特徴的なのは「ぁぃぅぇぉん」をカタカナ表記する事だ。「ゃゅょ」はひらがなのままだから注意しやがれ。 小文字変換は法則が難しいから注意しろ。促音に当たる部分が必ず変換される訳でもねェ。 例として、応答の「ああ」は「あァ」と表記される事が多い。(これは絶対じゃァねェからな) ただし「ああいう」などはカタカナ変換されねェ。 「たとえ俺たちがどれほどのクズでも、どンな理由を並べても、 それでこのガキが殺されていいことになンかならねェだろォがよ!!」 というように、「いいことに」は「いィことに」にはならない。 特に「いう」は「いゥ」には絶対にならねェから気をつけやがれ。 あとはァ、よく間違いやすいパターンとしてェ、こンな感じにセリフの最後を必ず伸ばすパターンをよく見るゥ。 一方通行は最も特徴的な口調なだけにこういう間違いに陥りやすい。俺を描く場合は注意が必要だなァ。 同じような間違いに上条の事を常に「三下」と呼ぶものがあるが、別にそンな決まりはねェ。 っつーかよォ、よくよく考えると3巻ラスト以後は20巻まで合う場面ねェンだよなァ。そもそもまともな会話シーンがねェし。名前知らねェし 能力 通称となっている『一方通行(アクセラレータ)』。強度は超能力(レベル5)。序列の第一位に数えられる。 この世のあらゆるベクトル(力の方向性)を操る能力。発動条件は直接の接触。 力の向きを変えるだけの能力なので、力の量(スカラー)の増減は行えない。 参考資料 「一方通行」のタグを含むページ 美琴「アンタは……!」一方通行「超電磁砲か」index 絹旗「つまり超修行ってことです」index 人物目録/一方通行 一方通行(今更年上好きとか言えねェよなァ・・・) 一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1277.html
カタッカタッカタッ。カタッカタッカタッ。 静まり返った廊下を、一人の少年――――一方通行が、歩いてくる。 真っ白い髪、白い衣服。肌の色も、常人よりは白い。 彼は、学園都市最強の超能力者だ。能力はベクトル変換 「チッくしょうがァ……ふざけンなよ織田信長ァァァァアアアアッ!!何で、何だってアイツを人質に取りやがったンだ!!」 一方通行の言う「アイツ」とは、とある実験の為に生み出された「欠陥電気」(レディオノイズ)の20001号、つまりラストオーダーである。 『この餓鬼の命が惜しければ……。我が実験に沿って殺戮せよ。さすれば、命を救ってやる』 思い出しても胸糞が悪い。自らを魔王と称したあの男のことが。 「ああ、一体何年振りだろうナァ……。こンなにも殺してやりたいと思ったのはヨォ」 と、そのとき。目の前に、一人の少女が現れた。 「あン?誰だテメェは」 「私は羽川翼っていいます。貴方は、勿論乗ってないんですよね…きゃっ!」 うめき声だけでは、大したものではなかったが、羽川の体は大きく横に逸れ、 学校の器具室のドアを突き破り、そして沈黙した。 「俺は……殺し合いなンて飽き飽きしてるンだ。でもなァ、打ち止めは守るって決めたンだよ。だから…全てブッ殺してやる」 【一日目/深夜】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 [状態]健康 [装備]無し [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:皆殺しにして、打ち止めを助ける。 1:上条当麻に警戒。 [備考] ※原作八巻で、結標淡希を倒したあたりからの参戦です。 :::::::::::::::::::::::::::::::::: 羽川翼はまだ、生きていた。全身を打ったものの、命に別状はない。 まぁ、それは幸運ではなく……彼女の中の”モノ”が原因だったのだが。 【一日目/深夜】 【羽川翼@化物語】 [状態]気絶、全身打撲 [装備]無し [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:ゲームには乗らない。 1:…………………。 [備考] ※アニメ終了後からの参戦です。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/7842.html
autolink() RG/W26-017 カード名:容赦無い性格 一方通行(アクセラレータ) カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:7500 ソウル:1 特徴:《超能力》? 【自】チェンジ[② 手札を1枚控え室に置き、このカードを思い出にする]あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「絶対能力進化計画 一方通行」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。 血液の向きを逆流させると、 人間の体はどうなっちまうでしょうかァ? レアリティ:U illust. ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 絶対能力進化計画 一方通行 3/2 10000/2/1 黄 チェンジ先
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/149.html
学園都市には7人の超能力者(レベル5)が存在する。 その超能力者の集う学園都市内にて最強である超能力者。 未だ存在していない絶対能力(レベル6)に到達出来る者は1人。 その唯一絶対能力に辿り着ける者を『一方通行』と呼ぶ。 「くだらねェ」 漆黒の暗闇を染める建物、どうやら学校らしき施設で目を覚ました細身で髪は全てを白に染まった青年の一言であった。 「殺し合いねェ。まさか連中がこんな最終手段を使うなんてなァ」 妹達。 一方通行が虐殺を続けて自分が無敵(レベル6)になる為の進化実験が続けられていた。 だが彼は今年の夏、最弱(レベル0)である上条当麻との戦いにて負けたのである。 やがて一方通行の敗北により絶対能力進化実験は凍結したのであった。 彼自身、もう実験が進められる事はないだろうと思った矢先にこの殺し合いに参加をさせられた。 強制的にである。 「参加者は100人なァ」 一方通行の握る薄っぺらい紙の参加者名簿。 『超電磁砲』と『最弱』の名前が刻まれていた。 「これなら確かに有り得ない話じゃねェなァ……」 一方通行は1つの推測をたてていた。 この殺し合いは『絶対能力進化実験の再開』なのではないかと。 考えられない話ではない。 見せしめとして殺された少女は決め手に欠けるが3番目に殺された青年の事であった。 彼には肉体変化の能力があった。 それなりに強そうな能力であったし、最低でも妹達よりは強かったであろう。 それで彼は思ったのだ。 もしかしたらここのバトルロワイアルは別世界の強い能力者達を集めさせ、最終的に無敵に進化させる為のバトルロワイアル実験なのではないのかと。 その絶対能力に進化出来る者を判断したのは自分だけか、もしくは別に判断したのかはわからない。 もしかしたら御坂美琴、上条当麻も絶対能力に成れる見込みがあるから呼ばれたのかもしれないし、他何十人も集めたのかもしれない。 「能力制限とやらでデフォにしている反射は無くなっているしなァ」 銃の弾丸すら跳ね返す『向き』変換も多用出来なくなっている。 この制限も彼にとって、力を大幅に下げる事による経験の向上として100人殺すだけで絶対能力に成れる計算結果だと思い至った。 「まァ、それは連中が絡んだらの話。一般人のみのバトルロワイアルなら俺は進化なんか出来ねぇだろうしなァ」 だから一方通行は参加者を待つ。 もし能力者集いのバトルロワイアルなら自分はその実験に従う。 もし一般人集いのバトルロワイアルならむかつく主催者共を叩きのめす。 やがて、一方通行の前に参加者が現れる。 左肩を銃かなにかで撃たれた様な怪我をしていて、つらそうに顔を歪める青年。 その青年の名前は古泉一樹である。 ●●● 「なんですか、あなた……?僕の邪魔をしないで、いただきたい」 古泉は一方通行に話かける。 が、一方通行はなんの反応を見せない。 互いと互いが睨み合う。 一方通行は出方を伺う為。 古泉は今はあまり戦いたくない為。 無言のままただ時間が流れる。 「(このままじゃ拉致があかねェなァ)」 一方通行が先に見せた退屈の表情が始まった。 その表情の変化に古泉が一層警戒心を強める。 「お前、……能力者か?」 はじめて古泉に発した言葉であった。 古泉は顔を強張る。 Noという強張りか? Yesという強張りか? 「さっき僕は青年と少女と争いました。その戦いをあなたは見ていましたか?」 「見てねェ」 古泉は普段通りの丁寧語のままその答えを一方通行に見せた。 「ならあなたもその類の人間なのですね」 彼の所属する機関にこの様な男は居ない。 おそらく涼宮ハルヒを狙う勢力だろうと古泉は敵と判断する。 「涼宮さんに手は出させませんよ」 古泉の手に光球が浮かび上がる。 本来は閉鎖空間内でしか扱えない超能力。 疑問を持っていた古泉であったがその能力を古泉は使用する。 「はぁっ!」 一方通行に向かう光球。 先ほどの2人は逃がしたが今回は命中させられる。 逃げようともしない相手に古泉は勝ちを確信していた。 「確かにつえェ能力かもしれんがレベル4止まりだろォが!」 演算能力をほぼ一瞬で終えた一方通行は命中の寸前光球を反射させた。 その反射された光球は当然古泉に跳ね返ってくる。 「なにぃ!?」 このまま何もしないと命中する。 だが逃げる瞬間に命中にするかもしれない。 古泉もほぼ反射的にもう一発の光球を右手から放って相殺させた。 辺りに煙が上がる。 古泉と一方通行の視界が見えなくなり、その間にお互いがこのバトルロワイアルの考察をするのであった。 「(涼宮さんを狙う奴らまでバトルロワイアルに参加しているのかっ!?)」 「(やっぱりこいつは絶対能力進化実験!?)」 お互いが大きな誤解をしながら、煙はゆっくりと晴れていくのであった。 ●●● 「はァン!」 一方通行は廊下に設置されていた消火器を手にし、それを下に落として地面落下の直前に蹴り出し、古泉目掛けて消火器が変に曲がりながら襲う。 「その程度まだまだですっ!」 光球を放ち消火器を破壊する。 すると辺り一面に消火器の粉が散らばる。 「はははははァァァァ!」 一方通行は狙っていたとばかりにその粉が散らばったところに駆けつける。 あとは彼に触れて血の向きを逆流させればそれで終わりであった。 「ァン?消えただァ?」 だがそこには人影らしき人影がない。 そんな一方通行の目をすり抜ける様に一粒の光球がこの場を離れていた。 ●●● 「上手くいきましたね……」 古泉の予想通り一方通行は粉が舞い散った瞬間攻撃を仕掛けてきた。 古泉はその間に自ら光球となり逃げ出したのだった。 「まさか神人を倒す為に使われる能力が逃走用に使われるとは皮肉ですね」 古泉は目的地の保健室に辿り着く。 そこで自分の怪我やこれからの怪我の事を考えてたくさんの量の薬や包帯をデイパックに仕舞い込む。 「ここでは敵が多すぎます。この学校から逃げましょう」 棗恭介、伊吹風子、一方通行。 名も知らない3人と既に敵対しては逃がしてばかりいるのだから。 古泉はこの学校から逃げ出す為、そして誰も居ない民家に隠れる為、また自ら光球になって窓から飛び出したのであった。 【G-5 中学校、保健室付近/黎明】 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態:疲労(小)、左肩に銃創】 【思考・行動】 1:涼宮さんを優勝させる。 2:対主催思想持ちの強者は上手く利用していきたい。 3:民家に逃げる。 【備考】 ※『涼宮ハルヒの暴走』終了後からの参加です。 ※超能力は使えますが、威力が抑えられています。 「ちィッ、まァつまんねェ間引きだがしゃァねェなぁ……」 頭をボリボリと掻きながらつまらなそうに呟く最強。 まるでいつだって殺せるという様な余裕が彼からは見える。 「まずは、この建物を出てから参加者を殺していくか」 自らが最強のレベル5から無敵のレベル6になる為。 一方通行は実験を続けるのであった。 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:不本意だがこの実験に付き合う。 2:レベル6になる? 【備考】 ※このバトルロワイアルを絶対能力進化実験だと思い込んでおります。 ※能力は制限されています。反射はデフォルトは出来ません。また向きの変化能力も制限されていますが、どのくらい制限されているかは次以降の書き手さんにお任せします。 終わりのクロニクル 時系列 ぼくらの 悠久の旅人〜Dear boys 投下順 1人の逃走劇/暴走劇/復讐劇 LIttle Busters! 一方通行 白色 の 最強 LIttle Busters! 古泉一樹 [[]]
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/40.html
保健室にて 一方通行 「保健室かァ」 アウレオルス「当然。保健室」 一方通行 「なンでさっきから奥の方がうるせェンだ?」 アウレオルス「必然。サボってベッドで寝たい奴らが多いからだ」 一方通行 「保健室では暴れても文句言われねェのか?」 アウレオルス「無論。我が黄金の錬成に錬成できぬモノなどない。 好きなだけ暴れるがよかろう。片っ端から錬成してくれる」 一方通行 「……じゃあコレ錬成できるか?」 アウレオルス「……不自然。なんだこの備長炭は」 一方通行 「ステーキセット」 アウレオルス「……」 CAST とある魔術の禁書目録 一方通行 アウレオルス=イザード
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/35.html
学園内喫茶『封絶』にて 一方通行「……つーか、なンだこの縁起悪そうな名前は。それになンでマスターはペンダントなンだよ。 なンでペンダントが喋るンだよ」 アラストール「気にするな」 一方通行「うわ、また喋りやがったコイツ。……後、なンでウェイトレスが 異様に無愛想なメイドなンだよ。包帯浮いてるし。さっき『注文』って言ったきり全く喋らねェし」 アラストール「気にするな」 一方通行「まァ、オレはココに飯食いに来ただけだからウマいモン食えれば問題ねェんだけどよォ」 ヴィルヘルミナ「お待たせしたであります」 一方通行「お、来た来たステーキセット……ってなンじゃこりゃァァァァァ!消し炭じゃねェか! 誰がこンなモン食うかァ!道理で昼飯時なのに誰もいねェのかと思ったよ!コレが原因か!」 アラストール「……気にするな」 一方通行「何ワケ分かンねェコトほざいてンだこの装飾品はァ!露店に売り飛ばして名前彫るぞコラァ! ……帰る……って坂井じゃねェか。どうした?飯なら他で食った方がいいぜ? ここのメインディッシュは備長炭らしいからよォ」 坂井悠二「……あはは、いや僕もちょっと訳ありでね……」 一方通行「命削って炭食うコトのドコにワケあるンだよ。つーか、ココのコックは誰なンだよ一体? ステーキセットが備長炭なら、Aランチは生物兵器かなンか出てくるンじゃねェのかココ?」 坂井悠二「……有り得なくも無いと思うな、それ」 一方通行「だろ?やめるなら今の内だぜ?」 坂井悠二「……そうだよね。命の為ならどんな選択も許され って、うわあ――――――っ!」 一方通行「……今、包帯が坂井の足に巻きついたように見えたンだが。 それが坂井を引っ張っていったように見えたンだが」 アラストール「……気にするな」 CAST とある魔術の禁書目録 一方通行 灼眼のシャナ “天壌の劫火”アラストール ヴィルヘルミナ 坂井悠二
https://w.atwiki.jp/kintetsuhyosiki/pages/90.html
タグ レア度1 四角形 規制標識 青地白記号 狭い道やロータリー、高速道路のランプなどでよく見られる長方形の標識で、この標識がある場所は一方の方向にしか進むことができず、逆走はできない。 汎用性が高く、右向き・左向き・縦向きの3方向に設置することができる。 この標識がある場所の出口には「車両進入禁止」が設置される。 この標識の寸法は2 1ではなく12 7である。 右向き(管理人撮影) 左向き(管理人撮影) 縦向き(管理人撮影) 番号 326 分類 規制標識(四角形、青地白記号) レア度 1 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rds_th/pages/143.html
絶対的一方通行 原曲 ネクロファンタジア/夜が降りてくる ~ Evening Star Vocal めらみぽっぷ Lyric RD-sounds 概要 幻想郷は全てを受け入れる。しかし… 廻の中でメインとなる曲。 メリーが幻想郷に迷い込んだであろう元凶。 考察 歌詞カードには、左側に秘封倶楽部の二人、右側には八雲紫と「標識」が目立つ仕様となっている。 標識は「通行禁止」や「STOP」など、『それ以上こちらに歩みを進めるな』と警告するようなものになっている。 八雲紫の正体について 一つの説として、「時空が歪んで『前のメリー』が、「こちらに来るな。」と『現代にいるメリー』に注意を呼び掛けている」とも取れる。 もしくは『紫となったメリー』が、蓮子に対して「私のようになってはいけない」と警告しているのかもしれない。 彼女自身、スキマ妖怪こと「境界を操る程度の能力」のため、場所と空間を操れるのだろうか? (実際、歌詞カードの写真は二つとも同じ場所で、秘封倶楽部のいる位置を焼きちぎったような写真の中心にいる) 小ネタ 廻のブックレット裏のイラストに、似たような写真(八雲紫っぽい衣装と標識の絵)がある。 こちらは知ってる彼女とは違った白い衣装のため、本当に彼女なのかは不明。 同じくブックレット裏に(こちらは彼女本人であろう)八雲紫の背中が見える コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3321.html
―第1話~第3話― ア行 一方通行(アクセラレータ) 一方通行(アクセラレータ)【能力名】 警備員 エステル=ローゼンタール カ行 カエル顔の医者 学園都市(がくえんとし) 禍斗(かと) 棺桶 棺桶【プロトタイプ】 窮奇(きゅうき) 渾沌(こんとん) サ行 念動能力(サイコキネシス) 妹達(シスターズ) 十二辰虫式カモフラージュ 死霊術(しりょうじゅつ) 聖音高等学校(せいいんこうとうがっこう) タ行 超能力(ちょうのうりょく) 超能力者(ちょうのうりょくしゃ) ディシプナリー・アクション(DA) 饕餮(とうてつ) ナ行 ナンバーズの悪霊 西雄(にしお) 二之腕高校(にのうでこうこう) ハ行 発火能力(パイロキネシス) 菱形(ひしがた) 人皮挟美(ひとかわはさみ) 蛭魅(ひるみ) ヤ行 芳川桔梗(よしかわききょう) 黄泉川愛穂(よみかわあいほ) ラ行 最終信号・打ち止め(ラストオーダー) 強度(レベル) 超能力者(レベル5) A~Z DA(ディシプナリー・アクション)