約 5,745 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1835.html
常識を蹴り飛ばせ!! 34KB 虐待-いじめ 愛で 野良ゆ 赤子・子供 希少種 現代 独自設定 バッジ設定あり いじめ・・・? ・希少種愛でです。どんと来いという方はどうぞ。ピキィっとくる方はお気をつけ下さい。 ・変な設定が入ってます。大らかな心で受け流していただけると幸いです。 では、ゆっくりしていってくださいね!!! とある午後の昼下がり、人気の無い公園の片隅にて。 「たしゅけちぇ・・・だれきゃ、きゃわいいれーみゅを・・・」 「ど、どぼちてきょんにゃきょちょにぃ・・・」 二匹ゆっくり、赤れいむと赤まりさの姉妹が死にかけていた。 別にこれと言った特別な理由などない。 単に二匹の親がいつも通りに人間に物乞いという名の挑発をして 「ばかなにんげんはさっさと・・・ゆげっ!うばぁぁぁ!!やべでぇぇぇ!!! でいぶおめ゛め゛でぢゃう!!じんじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 「ゆわぁぁ゛ぁ゛!!でいぶぅぅ゛ぅ゛!!ゆっぐりでぎな・・・ や、やべでぐだざい!ごろざないでぐだざい!!あやばりばずがら! ばでぃざがわるがっだでずがら!!うぎゅっ!?いだい!!やべでぇぇぇ゛ぇ゛え゛っ……」 「ばでぃざぁぁ゛ぁ゛!!・・・でいぶだげはだずげでね! ぼうばでぃざがじんじゃっだんだがらでいぶはだずげでね!! 『ダメ』・・・?ぞ、ぞんなぁ゛・・・いや゛ああぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 あっさりと殺されてしまったからである。別段野良ゆっくりの行動として珍しいものではない。 そして、そのとき運良く生き延びる事ができた子供がどうなるのか。 そんなことは言うまでもない。無力なゆっくりの中でも特別無力な赤ゆっくりが世を生き延びる事など不可能である。 それこそ奇跡が起きない限りはそのまま無様に、誰一人として気づかれる事も無くひっそりと息絶えるしかないだろう。 「もっちょ・・・ゆっ・・・ゆっきゅりちた・・か・・っちゃ・・・よ・・・」 「まりちゃ・・・もっちょ・・やりちゃいこちょ・・・たくしゃん・・あっちゃ・・・にょ・・にぃ・・・」 流石の極限状態によって、とうとう危機意識の欠片もない赤ゆっくりでも死を覚悟したようだ。 これが野良ゆっくりの在り方。特別な事など何もない、よくある話。 だったのだが――― 「……っちです!こっちでこえがきこえたんです!ゆっくりしないできてください、おにいさん!!」 「おい、急にどうしたってんだよ!待てって!!って言うかはえーよ!お前本当にゆっくりか!?」 「ゆっくりしてるばあいじゃないんです! たしかこっちから・・・」 「ゅ・・・?だれにゃ・・・にょ・・・?」 「・・・おか・・・しゃ・・ん・・・?」 「あっ!!みつけました!! なんてことでしょう。こんなにぼろぼろになって、かわいそうに・・・」 「おい、何が・・・って、なんだこれ!?死・・・んでないのか、まだ」 なんでもない日の、とある午後の昼下がり。 人気の無いどこにでもありそうな公園の片隅で、小さな奇跡が起きた。 常識を蹴り飛ばせ!! 「れーみゅふっかちゅっしちゃよ!ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!!!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!しょれちょあまあましゃんもっちょちょーらいにぇ!!」 「うふふ。げんきになってよかったですね。やっぱりさなえのかんはまちがってなかったです!!」 ここは先ほどの公園から少し離れたところにあるマンションの一室。 先ほど虫の息であった二匹の赤ゆは、オレンジジュースによって見事に復活を遂げていた。 喜ぶ二匹を傍で嬉しそうに見ているのは緑の髪と蛙や蛇の形をした飾りをつけたゆっくり、ゆっくりさなえ。 更にそんな三匹の様子を少し困ったような顔で見ているのは、この部屋の主である青年だ。 「・・・まあ、偶然であれ見つけてしまった以上、助ける所までは良しとしよう。 でも本当にウチで飼うまでする必要があるのか?」 「なにいってるんですか。このこたちだけじゃこのままおそとでくらしてもゆっくりできずにしんじゃいます! まだおちびちゃんなんですよ?さなえはなにもせずにみすてることなんてできません! ・・・おにいさんがたいへんになることはわかってます。でも、さなえもちゃんとてつだいますから・・・」 「どうちちゃにょ?しゃっしゃちょきゃわいいれーみゅをゆっきゅりしゃしぇちぇにぇ!!!」 「まりしゃたちにょきゃわいしゃにみちょれにゃいではやきゅあみゃあみゃしゃんちょーらいにぇ!!」 「「ゆゆ~ん♪きゃわいくちぇごめ~んにぇ!!!」」 どうやら良くしてくれた事で調子に乗ったみたいだ。 野良として街で生きる生物にあるまじき警戒心の無さだが、それがゆっくりがゆっくりたる所以であるとも言える。 「でもなぁ。野良を飼うなんて話、聞いた事ないぞ?しかもなんか図々しいし・・・」 「きにしないでください。じょうしきにとらわれてはいけませんよ! それにわたしがきちんとしつけをするのでだいじょうぶです。 それでもむりだったならしかたがないのでさよならしましょう」 「最近そればっかりだな、お前。そうは言うが世の中渡っていくなら常識も大事だぞ? ・・・まあいいや。俺もゆっくりの事はよく分からないし、お前がそこまで言うなら任せるよ」 「ありがとうございます!まかせてください!」 仕方がないといった様子で渋々許可を出す青年。 さなえに感謝されるのはまんざらでもないが、どうも嫌な予感しかしない。 (確かあいつがゆっくりの事について詳しかったはずだ。・・・一応来て貰っとくか) 何か取り返しの付かない事が起きる前に、打てる手は打っておくべきだ。 青年は予防策として、友人に電話をかけるべく部屋を出ていった。 「しゃなえちゃちにはきょれきゃりゃきゃわいいれーみゅをかうけんりをあげりゅよ!!」 「きょれきゃらもまりしゃたちをゆっくちしゃしぇちぇね!ぐじゅはきりゃいだよ!」 「ええ。これからはさなえやおにいさんといっしょに、このおうちでゆっくりしましょうね。 ・・・ただし!ちゃんとかいゆっくりにふさわしいきょーいくはうけてもらいます!!」 「「ゆゆっ!!?」」 「あなたたちがすきかってすることで、おにいさんがゆっくりできなくなるなんてことはあってはなりません! なので、あなたたちにはさなえのきょーいくをうけて、りっぱなかいゆっくりになってもらいます!!」 人間のいなくなった部屋でさなえが意気込みながら告げる。 一方、言われた方の赤ゆたちは“何言ってんだ?コイツ”といった具合でさなえを見ていた。 「にゃにいっちぇりゅにょ?れーみゅめんどくちゃいこちょはちたくにゃいよ!!」 「しょんにゃこちょちにゃくちぇもまりしゃはとっちぇもゆっくちしちぇりゅよ! にんげんがゆっくちできにゃくたっちぇしょんにゃこちょにゃんかちらにゃいよ!」 「しょんにゃこちょもわかりゃにゃいにょ?ばかにゃにょ?ちにゅにょ?」 「「けらけらけらけら!!!」」 明らかに下に見られている。完全に馬鹿にされていた。 とても命の恩人に対する態度とは思えない。が、それにもかかわらずさなえは相変わらずニコニコと笑っている。 「ちなみにできないならでていってもらいますからね」 「ゆっ!?にゃにいっちぇりゅにょ!!?」 そして太陽のように眩しい笑顔のまま、とんでもない事を言い放った。 これに驚いたのは赤ゆたちだ。予想外のさなえの返答に思わず目を見開く。 「どういうきょちょにゃにょ!?しょんにゃこちょちちゃりゃれーみゅちんじゃうよ!!」 「まりしゃたちは“こじ”にゃんだよ!きゃわいしょうにゃんだよ!!」 赤ゆたちは必死に自分の不幸な部分をアピールする。しかし笑顔は崩れない。 「ええ。だからちゃんすをあげます。こちらもさすがにげすといっしょにくらしたくはありません。 さなえにとってのいちばんは、あなたたちではなくおにいさんですから。 でもしんぱいすることはありません。がんばって、ちゃんとりっぱなかいゆっくりになればいいだけです。 なにもせずにすきかってしながらくらせるとおもうなんて、それこそばかなの?しぬの?ですよ」 「・・・じゃあできにゃかっちゃりゃどうしゅるにょ?」 「ここからでていってもらいます」 「しょれじゃゆっくちできにゃいよ?まりしゃたちしんじゃう・・・」 「そうですね。そうなったらおとなしく、あきらめてしんでください」 「しょんにゃぁ!!れーみゅちゃちがきゃわいしょうだちょおみょわにゃいにょ!!?」 「ええ、おもってますよ。だからちゃんすをあげます。がんばってくださいね!!」 ダメだ。どれだけ言ってもまったく同情を誘えない。 笑顔を全く崩さずに答え続けるさなえを見て、ようやく赤ゆたちは彼女が本気だという事に気が付いた。 それもそのはず。彼女は本気で同情した上でこの条件を提示しているのだから。 これから生きていく上で、みんなが不幸にならない最善策を提示しただけである。 さなえにとって、これは完全に良かれと思ってやっている事なのだ。故に妥協する事もありえない。 我侭で押し切る事しか知らない赤ゆたちに、そんなさなえがどうにかできるわけがなかった。 「・・・きょれきゃらがんばりましゅ。だきゃりゃしゅちぇにゃいでくだしゃい・・・」 「まりしゃたちもうちゅりゃいにょはいやにゃんでしゅ。だきゃりゃ、よろちきゅおにぇがいちましゅ・・・」 「ようやくわかってくれたんですね!!じゃあ、これからがんばりましょうね!!」 「「はいぃ・・・・・・」」 よって、赤ゆたちはこう答えるしかない。 勉強など冗談ではなかったが、手を抜いてこのさなえがなあなあで済ませるとは到底思えない。 それでもあの過酷な野良生活よりは、と考えたのだ。あんな生活にはもう二度と戻りたくない。 「来るのは明後日か・・・まあ仕方ないな。おっ、随分大人しくなったな。何かしたのか?」 「いいえ。わたしのせいいがつうじただけですよ。 こうなったら、さなえはこのこたちにきんばっじをとらせてみせます!みててください!!」 「いやー、良くは知らないけど野良の子じゃ無理じゃないか?お前だってそれなりに苦労したんだろうに」 「むずかしいけどやってみせます!やるまえからむりだなんて、そんなじょうしきにとらわれてはいけません! だめですよ、そんなにかんたんにやるまえからあきらめちゃ。もっとせっきょくてきにがんばらないと!!」 (絶対またなにか変な影響受けてるな。一体どこから・・・まあいいか。やる気はあるみたいだし) 青年は楽しそうにやる気を出しているさなえを見て、何も言わずに微笑んだ。 彼は気付かない。後ろの方でさなえを見ながら泣きそうな顔をしている二匹の赤ゆに・・・ ―――――――――― 夜が明けて、青年が仕事に出た後のリビング。 身なりも綺麗になって、ぷっくりと膨れた二匹の赤ゆが、さなえの前に並んでいた。 「どうやらきのうはよくねむれたようですね。げんきなようでさなえもひとあんしんです!」 「ちょっちぇもあまあましゃんおいちかっちゃよ!!」 「あっちゃきゃいとこりょでしゅーやしゅーやできちぇとっちぇもちあわちぇーっだったよ!!」 昨日までの生活が嘘のように感じる待遇の良さに思わずはしゃぐ二匹。 そんな二匹を見て、さなえも満足そうに微笑んでいる。 「じゃあ、さっそくおべんきょうをはじめましょうね!」 「「ゆっ!!?」」 「あれ~?どうしたんですか?もしかしてわすれてたんですか?」 「しょ、しょんにゃこちょないよ!れーみゅおべんきょーしゅりゅよ!!」 「まりしゃもだよ!!だきゃらしゅてにゃいでにぇ!!」 誰でもわかる、バレバレな嘘である。 が、さなえは何も言わなかった。やる気を見せてくれさえするのなら、そんなものは些細な事だから。 「じゃあ、これからかずのけいさんをしてもらいます! まずはかんたんに、このおかねさんをかぞえてみてください!」 さなえが傍にあった箱をひっくり返すと、そこから数十枚の一円玉が軽い音を立てて流れ落ちる。 お金が何なのか知らなかった赤ゆたちには、ただの石のようなものにしか見えない。 「えーちょ、えーちょ。いち、に、しゃん・・・たくしゃん!!」 「ゆわぁぁ!まりちゃしゅごーい!!しゃんまでかじょえりゃれりゅんだにぇ!!」 「とうじぇんだよ!まりしゃはてんしゃい「だめです!!」ゆぴぃ!!」 「ま、まりちゃ!!?」 「ゆぎゅ・・・いちゃいよ、にゃんでぇ・・・?」 自慢げにしていたまりさを襲ったのは、20センチの小さな定規。 そして、それを咥えているのは眉間に皺を寄せて怒った顔をしているさなえだった。 「まったくかぞえれてないじゃないですか!さんくらいまでならだれでもかぞえられてとうぜんです! きんばっじさんならさいていでも“せん”まではかぞえられないと!!」 「し、しぇん・・・?にゃんにゃにょ、しょれ?れーみゅわきゃんにゃいよ!!」 「だからおべんきょうするんです!つぎからはちゃんとおしえますけど、 もしおぼえられないならこのじょうぎさんでぱちーん!ってやりますからね!!」 「ゆんやぁぁぁ!!ぱちーんしゃんやぢゃぁぁぁ!!ゆっきゅちできにゃいぃぃぃ!!」 先ほどまでの上機嫌が嘘のように泣き叫び出す赤れいむ。 しかし、そんなれいむをさなえはただ厳しい目で見つめていた。 「ど、どーちて・・・どーちてこんにゃこちょしなきゃいけにゃいにょ・・・?」 ようやく復活したまりさが、さなえに問いかける。 元々まったく力を入れて叩いてはいないので、むしろ立ち直るのが遅いくらいだ。 「しょーぢゃよ!!こりぇちょきんばっちしゃんにょにゃにがかんけーありゅにょ!?」 れいむも便乗して問いかける。どうやらご立腹のようだ。 「・・・きんばっじさんはおかね、つまりきゃっしゅさんをつかうことができます」 「ゆっ!?きゃっしゅしゃん?」 「そうです。にんげんさんのおみせにいけば、きゃっしゅさんといろんなものがこうかんできるんです。 とってもゆっくりできるおもちゃやほっぺたがおちそうなあまあまさんでもです」 「ゆわぁぁ・・・きゃっしゅしゃんはゆっきゅちできりゅんだにぇ!!」 「だったらしょのきゃっしゅしゃんちょーらいにぇ!しょしたりゃ「ただし!」ゆっ!?」 また話を聞かずに騒ぎ出そうとした赤ゆたちに、釘を刺すように大きめの声を出す。 「それはきゃっしゅさんがどういうものかをちゃんとしっていればのことです! ふだんおにいさんからもらえるきゃっしゅさんはこのきんばっじさんにはいってます!」 そう言って、さなえは自分の頭についている金の飾りを二匹に見せる。 「これのなかに、おにいさんがきゃっしゅさんをいれてくれます。 そしてこれをみせればおみせのひとはこのなかにはいってるきゃっしゅさんとこうかんしてくれます」 金バッジには、内蔵されたチップによる持ち主の認証、身分証明、GPS機能の他に、 おサイフケータイのような機能も付けられている。 飼い主が好きな額をチャージする事でゆっくりがそれを自由に使える仕組みだ。 現在ではほとんどの店でこれが使えるようになっており、人々の理解も十分に得ている。 もしこれを見て、恩恵を得ようとした野良ゆがバッジを奪い取っても、 認証機能によってロックがかかるので使えず、その上すぐバレるので問題はない。 むしろ使おうとしたその場でお縄を頂戴して情状酌量無しの極刑判決が下される事だろう。 まさに金バッジ自体がゆっくりにとって万能ツールである。 「これをつかうにはおかね、つまりきゃっしゅさんがなんなのかをしっていないといけません。 そしてそれにはたくさんのかずをかぞえられなければはなしになりません! きんばっじさんのしけんにもかずのけいさんはでてきます!りかいできましたか?」 「「ゆ・・・ゆっきゅちりきゃい・・・・・・もういっきゃいいっちぇくだしゃい・・・」」 当然、これらの流すような説明を赤ゆが理解できるわけもない。 それくらいはさなえもわかっていたので何度でも説明するつもりであった。 「とにかく!わたしがいうことには、すべていみがあります! わかったらこれからは、なんでときかずにいっしょうけんめいやってください。じかんのむだですから」 「「ゆっくちりきゃいちまちた!!」」 今度は良い返事を返す二匹。 正直言ってさなえの話の内容はよく分からなかった。 が、金バッジがあればきゃっしゅさんが貰えるという事だけは分かった。 そしてきゃっしゅさんがあれば何でも好きな物がもらえる。その一点のみが、二匹のやる気を揺さぶったのだ。 まあ、そういう間違った考えを持っていたうちはさなえに叩かれまくったので、すぐに認識を改めたのだが。 「ただいまー。元気で・・・どうしたんだ?これ」 仕事から帰ってきた青年を迎えたのは 可哀相なものを見るような目をしたさなえと、全身を真っ赤にした赤ゆたちだった。 「あ、おにいさん。おかえりなさい!ゆっくりしていってくださいね!!! このこたちにおべんきょうをおしえてたんですが、あんまり・・・」 「いちゃいぃ・・・いちゃいよぉ・・・・・・」 「ゆんやぁぁ・・もうやぢゃ・・・じょうぎしゃんきょわいよぉ・・・・・・」 結局その日は数は三よりも沢山ある、と言う事しか解ってくれなかったそうな。 お金に関する間違った認識も改める事ができたのだが、それにしたってあまりに覚えが悪い。 自分のときの事を思い出したさなえは、かなり残念そうに溜息をついた。 「まあまあ。初日から何時間もするものじゃないぞ?もう少し労ってあげないと」 「ゆ~、そうでしょうか?でもふつうのやりかたじゃ・・・。 もっといいほうほうをかんがえないと!」 「ゆっきゅちしゃしぇちぇよぉ・・・・・・」 「まりしゃもうかじゅしゃんかじょえたくにゃい・・・」 「とにかくご飯にしよう。まだシュークリームが残ってたはずだけど・・・」 「ゆ?ゆわーい!しゅーきゅりーみゅしゃんちゃべちゃ~い!!」 「にんげんしゃんのあみゃあみゃはおいちくちぇゆっくちできりゅよにぇ!!」 食事と聞いて、即座に元気になって催促し始める赤ゆたち。現金なものである。 どうやら昨日の食事のあまりの美味さに味を占めてしまったようだ。 「・・・では、ごはんのときのまなーのおべんきょうです!!!」 「「ゆっ、ゆぇぇぇぇぇ!!?どおちちぇぇぇぇ!!?」」 「きたないたべかたはきんばっじさんとしてゆっくりできません! しゅーくりーむさんをつかっておべんきょうです!!」 「「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!!」」 果たして、赤ゆっくりたちに安息の時はあるのだろうか? ―――――――――― 夜が明けた。 あれからも色々な“お勉強”をさせられ、心身ともに擦り切れた赤ゆたち。 そんな彼らにとって、柔らかい床で眠れる時間は唯一と言っていいほどにゆっくりできる時間であった。 実際の所、赤ゆっくりたちは今の生活に(さなえのお勉強を除けば)この上なく満足していた。 地面はいつもふかふかで、跳ねても這いずっても汚れないし痛くない。 おそとはあんなに寒かったのに、おうちの中はいつもぽっかぽかで冷たい風も吹かなかった。 ご飯だってお勉強がゆっくりできないだけでとっても美味しいし、決まったときに出てきて食いっぱぐれる事もない。 狩りと言う名のゴミ漁りもしなくてすむし、人間や野良犬さんに殺される心配もない。 大きなすぃーから出てくるにがにがのけむりさんだって、ここにはない。 さなえのお勉強から開放されてゆっくり眠っている間、ここは間違いなくゆっくりプレイスだった。 そう。眠っている間だけは――― 「おきてください、おちびちゃん!あさですよ!!」 「ゅ?・・・にゃんにゃにょ?れーみゅまぢゃねみゅいよ・・・」 「ゆ~ん。にゃんだかまだかりゃだがおみょいよ・・・」 突然、自分たちに語りかける大きな声。勿論さなえのものだ。 声が大きく感じたのはれいむたちから近い所で話しているせいで、実際は部屋に響く事もない小さな声だった。 「ねむいのはとうぜんですが、もうおきるじかんです! きんばっじさんなら、かいぬしさんよりもはやくおきておこしてあげるくらいのよゆうをもちましょう!!」 「やぢゃよ・・・みゃぢゃれーみゅおにぇみゅにゃんだきゃりゃ・・・」 「きのうにょおべんきょうでちゅかれてりゅんだよ・・・ ゆっくちふかふかしゃんでしゅーやしゅーやしゃしぇちぇね・・・」 が、二匹は一向に起きる気配がない。 赤まりさの言う通り、まだ昨日の過酷な“お勉強”の疲れが残っているのだろう。 まあそんな事、さなえには関係がないのだけど。 「・・・おそとはまださむいでしょうね~」 まだ薄暗い、窓の向こうを見ながらポツリと呟く。 「れーみゅゆっきゅりちないでおきちゃよ!!」 「ゆっ!まりちゃじぇんじぇんちゅかれちぇないかりゃにぇ!!」 その瞬間、赤ゆたちが飛び起きた。もはや条件反射に近い。 度重なる躾(調教)の結果、たった一日でさなえの脅しに反応するようになってしまったようだ。 「いまはつらいでしょうけど、そのうちだいじょうぶになります。がんばりましょうね!!」 「「ゆっきゅちわきゃりまちた・・・・・・」」 すべては、捨てられないため。ただそれだけのために今日も赤ゆたちはお勉強に励む。 外では朝から雑音を撒き散らしていた饅頭が、ちょうど良い声を上げて潰されるところであった。 「さあ。きょうはおにいさんもおやすみなので、おべんきょうをみてもらいましょう!」 「ゆっきゅちがんばりゅよ!!」 「にんげんしゃんもまりしゃがゆっくちがんばってりゅときょりょみちぇちぇにぇ!!」 「あー。午後から友達がここに来るから手早く済ませてくれな」 朝、太陽がそこそこ昇った頃。部屋にはやる気を見せるゆっくり三匹に、どうでも良さそうな人間が一人いる。 意気込むのもそこそこに、さなえは今日の予定を発表した。 「きょうはまず、のらゆっくりからにげるためにうんどうしてもらいます!!」 「ゆっ!?うんどーできりゅにょ?」 「ゆわ~い!!ぴょんぴょんしゅりゅのはゆっくちできりゅよ!!!」 初めて、とも言っていいまともな内容に、赤ゆたちは喜び飛び跳ねる。 「おそとにはれいぱーやげすゆっくりがたくさんいます そして・・・かなしいことですが、そのゆっくりたちはかいゆっくりとなかよくしてくれません。 なのでにげるためにゆっくりできるからだがひつようになります!とっくんっしましょう!!」 「ゆゅぅ・・・れいぱーはゆっきゅりできにゃいよ・・・」 「げしゅにゃんかにまりしゃまけにゃいよ!!」 「だめですよ。けんかはいけません!のらゆっくりとははなすこともしちゃいけませんよ。 ただ、ゆっくりできるからだはおそわれたときににげるためにひつようなのです。わかりましたか?」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!」」 (へぇ・・・なかなかまともに教えられるんだな。) 思ったよりもまともな授業風景に安堵する青年。 彼が昨日のお勉強の様子を見れば、どう思っただろうか。 そんな風に和やかな雰囲気で進む中 「ではまずさいしょに、このおおきなじょうぎさんでしこたまたたいて「おい待て!!」・・・ゆ?」 急に背後から60センチはあろう巨大な物差しを取り出したさなえに、青年は思わず待ったをかけてしまった。 さなえは心底不思議そうな顔をしている。どうやら本当に何故止められたのかがわからないようだ。 ちなみに赤ゆっくりたちはあまりの物差しの大きさと、昨日を痛さを思い出してガタガタ震えていた。 「ゆ?じゃないだろ。そんな物で叩いたら間違いなく潰れるぞ!! っていうかそれ、どこから持ってきた!何でそんなに軽々と咥え上げれるんだ!?」 「・・・さあ?まあいいじゃないですか。おにいさんはじょうしきにとらわれすぎです。 ふしぎなことのひとつやふたつあっても、きっとゆっくりできますよ!!」 「百歩譲って見逃しても、それで叩くってどういうことだ?確実に痛いじゃ済まないぞ!」 「しにそうなくらいのきびしいしゅぎょうをすればとってもつよくなれるって、ごほんにかいてました! なのでためしてみようとおもいます!」 「オイィィィ!!それ漫画だろ!実際にそんなことすると死ぬんだよ!お前馬鹿だろ!死ぬの!!」 「ゆあぁぁぁ・・・あんにゃにょでぱちーんしゃれちゃりゃれーみゅちんじゃうよぉ・・・」 「たしゅけちぇ!ころしゃにゃいで!まりちゃいいきょでしゅきゃらぁ!ゆんやぁぁぁ!!」 物差しを得意げに振りかぶるさなえ。それを止める青年に泣き叫ぶゆっくり。 正に混沌とした状況である。収まるにはしばらく時間がかかりそうだ。 ・ ・ ・ 「とにかく、物差しはダメだ。俺も手伝ってあげるからもっとまともなやつを考えなさい」 「わかりました!ほかにもまだかんがえてることはありますから!」 ようやくやる気満々のさなえを宥めて、赤ゆたちが落ち着いたのは十分後の事である。 震えていた二匹は、さなえが物差しを手放す事でようやく安心したようだ。 「うーん。じゃあ・・・」 (頼むからまともなやつを・・・) 果たして青年の願いは届いたのか。 「おにいさんにおもいっきりなげてもらいましょう! それならどれくらいのはやさならにげられるのかがわかるはずです!!」 (あぁ・・・) 駄目だった。 「おにいさんもてつだってくれるっていってますし、これならだいじょうぶです!!」 (んなわけねーだろ!なんだよ、その自慢げな顔!!) 「おしょらをちょべりゅにょ?ちゃのちしょー!!」 「まりしゃがしゃきにやりちゃいよ!はやきゅしちぇにぇ!!」 「いけませんよ。これはとっくんっなんですから。まじめにやりましょうね」 赤ゆっくりたちは何も知らずに胸を躍らせている。 これから何をされるのかを聞けば、きっとこんなに呑気ではいられないだろうに。 「じゃあおにいさんおねがいしますね、よういはいいですか?」 「良くないに決まってるだろうが!!」 「「ゆっ!!?」」 「ど、どうじででずが!?さなえがいっじょうげんめいがんがえだのにぃ!!」 「どうしてもこうしてもねーよ! 死ぬんだよ。わかるか? 赤ゆっくりは普通、人間に全力で投げ飛ばされたら地面に激突した衝撃で死ぬの!! どういう神経・・・その『わけがわかりません』って顔をやめろ!!」 「ど、どういうきょちょにゃにょ!?れーみゅきょろしゃれちゃうにょ!?」 「ゆんやぁぁぁ!!!やめちぇにぇにんげんしゃん!まりしゃにゃにもわりゅいこちょしちぇにゃいよ!!」 ようやく自分達がされそうになっていた事への危険性に気付いた二匹。 当然怯え始めるが、構うと話が進まないので青年はあえて無視した。 「第一、さっきの物差しよりも明らかに危険度が増してるだろ! ・・・今度は何を見て真似しようとした?」 「ぶたさんが“とべないぶたはただのぶただ”っていってたから ゆっくりがおそらをとべればきっとかっこいいなあって・・・」 (・・・この子は多分、型破りと非常識の意味を履き違えてるなぁ・・・・・・) 結局、これ以上の勘違いは流石にマズイと思った青年は、さなえの申し出を断固拒否した。 そしてまたもや、喚く赤ゆを落ち着かせるのに時間がかかる。 やっとの思いで全てを終わらせた頃には、もう真っ昼間だった。 「けっきょくなんにもできませんでしたね」 「危険な提案ばっかり出すからだろ・・・お前実はこいつらに死んでほしいんじゃないのか?」 「なんてひどいこというんですか!!ふだんおんこうなさなえもおこりますよ!!」 「・・・はぁ、もういいや。ちょうど飯時だし、昼御飯にしよう」 「「ゆっきゅちわきゃっちゃよ・・・」」 もはや赤ゆも怯えすぎで疲れ果てて、ご飯を喜ぶ気力すら残っていない。 さっさと済ませてしまおうと冷蔵庫を覗き込んだ青年であったが、中を見た瞬間に顔をしかめる。 「あいつらの分のご飯がないな・・・あ~、そういえば昨日買出しに行くの忘れてた。 あいつが来たときのお茶請けはやれないし、どうしようか・・・」 青年はあーでもないこーでもないと一通り悩んだが、 その内、思い出したように冷蔵庫の中にあるパックを取り出した。 「よし、これでいいや。ご飯だぞー!!」 「「ゆわ~い!ゆっきゅちできりゅごはんしゃんだよ!!」」 ほんの少しの間に、どうやら精神的な疲れからは回復したらしい。 二匹の赤ゆはご飯と聞いて跳ね回るようにやってきた。 とりあえず二匹にはお預けを食らわせて、後から入って来たさなえに話しかける。 「実はお前らの分のご飯を買うのをうっかり忘れててな。 ・・・悪いけどこれで我慢してくれないか?前にこれ、好きだって言ってただろ」 そう言って青年が差し出したのは、小さな皿に盛られているドロッとした白い塊。 「わぁ、よーぐるとさんですね!さなえこれだいすきです! いただきまーす!・・・ちょっとすっぱくて、あまくてしあわせです~!」 一口食べて、幸せそうに微笑むさなえ。どうやら上手くいったようだ。 これなら赤ゆたちにもあげて良さそうだ。 「ちあわちぇ~にゃにょ!?れーみゅにもちょーらい!れーみゅにもちょーらいにぇ!!」 「よーぐるちょしゃんっちぇいうにょ?あみゃあみゃしゃんにゃらまりしゃにちょーらいにぇ!」 「あー、はいはい。お前たちの分はこれな。『ピンポーン』お、来たか。じゃあちゃんと食べてるんだぞ」 皿を並べ終わったところで、丁度インターホンが鳴る。 二匹に食べておくように言い残すと、来客を迎えに行くために青年は出て行ってしまった。 一方の赤ゆたちは始めて見る食べ物に興味津津だ。 先程さなえが食べたのを見れば、とってもゆっくりしたあまあまさんだという事は十分わかる。 さなえが見ているので決してかぶりつく様な事はせず、しかし逸る気持ちを抑えきれずに口をつけた。 「「いっちゃっぢゃっきま~しゅ!!む~ちゃむ~ちゃ・・・ゆぴゅっ!!?」」 そして、口に入れて味わった瞬間に思いっきり噴き出した。 「お、おちびちゃんたちどうしたんですか!?おにいさーん!おにいさーーん!!」 「どうした、さなえ?・・・うわ、本当にどうしたんだ!?」 「こんにちは、さなえちゃ・・ん・・・随分と激しい出迎えだね」 さなえの声を聴いて部屋に戻ってきた青年と友人が見たのは、転がる赤ゆたちだった。 床は噴き出したヨーグルトでグチャグチャになっていて、二匹は悲鳴をあげている。 「ゆぴぃぃぃ!!にゃんでしゅっぴゃいにょぉぉぉ!!?ゆっきゅちできにゃいぃぃぃ!!」 「ゆう゛ぇぇ゛ぇ゛!!・・・にんげんしゃん!きょれどきゅはいっちぇりゅ!」 「えぇ?・・・おっかしいな。さなえと同じものあげたのに」 「お前、なにあげたんだよ?この様子は尋常じゃないぞ」 「スーパーで買ってきたヨーグルト。砂糖が入ってないやつな」 「はぁ!?何やってるんだよ、そんなものゆっくりにあげたら死ぬぞ!」 「マジで?でもさなえは大丈夫だよな?」 「はい。ちょっとすっぱかったですけどあまくておいしかったです・・・」 「だよな。どういうことだ・・・?」 首を捻る一同。一方、わきで転がっていた赤ゆたちは今や痙攣し始めていた。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 「もっちょ・・あみゃあみゃしゃん・・・ちゃべ・・・ちゃ・・・・・・」 「なあ、死にかけてるぞ。放っておいていいのか?」 「おわぁ!忘れてた!!ジュース、は切らしてるから・・・もう砂糖水でいいか!!」 「お、おちびちゃんゆっくりしてください!あ、だめです!えいえんにゆっくりしちゃだめです!いまのなし!!」 ・ ・ ・ 「で、最近さなえちゃんの様子がおかしいと・・・ っていうか野良ゆっくりを拾って~って話で僕を呼んだんじゃなかったのか?」 「ああ。それはどうとでもなりそうな気がしてきたから、もういいんだ。 それよりもさなえの方が気になるんだ。一体どうなってるのかと思ってな」 数分後。そこには、テーブルを挟んで話し込む二人の青年の姿が。 なんとか一命を取りとめた二匹は部屋の隅で寝込んでおり、さなえが付きっきりで看ている。 そして青年の友人への相談事とは、正にそのさなえの事であった。 「最近どうも様子がおかしいんだ。 少し普通とはズレた事をしようとしたり、たまに他のゆっくりに辛辣になったり。 今日も特訓とかわけの分からない事言い出して、あいつらを殺すところだったんだぞ」 「おまけに普通のゆっくりじゃ食べられないようなものを喜んで食べる、か・・・確かにおかしいな」 「え、ゆっくりってヨーグルト食べねーの?」 「食べねーよ。お前自分が飼ってるものの事ぐらいちゃんと知っておいたほうがいいぞ?」 「確かに他のゆっくりはあまあまってばかり言ってるから、 少しおかしいとは思ってたんだけど・・・喜んでるし、別にいいかなって」 「やれやれだな・・・」 青年は全く悪びれる様子がない。 そんな様子を見て、更に友人は呆れたような顔で呟く。 「そういえば、ヨーグルト食べたがったのも少しおかしくなった頃からだな。なにか普通とは違う物が食べたいって。 それに前はもっと大人しい、控えめな子だったんだが・・・しかも日に日にエスカレートしてる気がする」 「そうなのか?今見る限りじゃ普通に見えるけど・・・ ま、わざわざ僕を呼ぶくらいなんだ。とりあえずできる限りは力にはなるさ」 「助かるよ。で、どうすればいいんだろう?」 真剣な面持ちで青年は友人に詰め寄る。 しかし友人は彼の必死さもどこ吹く風で、少し考え込んだ後にさらりと言い放った。 「別にいいんじゃないか?このままで」 「なっ・・・人が真剣に相談してるのに、どういう!」 「まあまあ、聞けって。・・・お前、今の生活に何か不満があるのか?」 「・・・いや。特にはないな。さなえは俺に対してはいつも通りだし」 「そうか。じゃあ、さなえちゃんの思いつきであの野良チビどもが死んだら、お前は嫌なのか?」 「・・・そういえば、別にどうでもいいな。元はと言えばあいつが言い出して拾った野良だし」 「だろ?今のこの状況。お前にとって何か不都合があるのか?」 「・・・・・・ない、な。 そうだ、何もない」 「さなえちゃんも別にどこか具合が悪いってわけでもないんだ。 何か大きな問題が起こらない限りは、個性として認めてやるのが飼い主ってもんじゃないの?」 「お前・・・たまにはいいこと言うな」 友人の言葉で、青年はまるで憑き物が落ちたように晴れやかな顔になった。 先ほどまでの真剣な面持ちが嘘のようだ。 「まあさなえちゃんがそうなった原因の方は、悪いが僕には解らない。 そもそも希少種はゆっくりの中でも特に解明されてない部分が多くてね。 いくら僕が加工所勤務でも、不思議饅頭相手じゃ解らない事なんぞ山ほどあるんだよ」 「いや、ありがとう。とりあえずはこのままで行こうと思う。 ・・・でも、もしこのままもっと酷くなってそこらへんに迷惑かけるようになったら!」 「そんなときこそ叱れよ。ちゃんと言い聞かせてやれば聞いてくれるさ。 なんせ・・・さなえちゃーん!」 「はい!おともだちさん、なんのようですか?」 赤ゆたちの様子をずっと見ていたさなえは、友人に呼ばれて控えめに跳ねて来た。 「お兄さんのこと、好きかい?」 「・・・? はい!とってもだいすきです!!」 急な質問に少し首(?)を傾げるが、すぐに満面の笑顔で元気よく答えた。 「そうか。じゃあ僕は好きかい?」 「はい!おにいさんのはんぶんくらいすきです!!」 こっちは即答だ。 「ハッハッハ!そっかー。チクショー!!」 相変わらず笑顔のまま元気良く話すさなえの言葉に、少しヤケクソ気味になる友人。 が、すぐに青年に向き直って少しだけニヤリと笑った。 「な?これだけ愛されてるんだ。少しくらいは信じてやれよ」 「・・・ああ!」 「なんのおはなしですか?」 「いや、別に。お前は誰が好きなんだろうなって話をしてただけだよ」 「なにいってるんですか。さなえのいちばんはおにいさんです!!」 「お前らイチャつくなら余所でやれって。・・・あ、ここお前の家か」 明るく笑いあう二人と一匹。 「ゆ・・・よーぐりゅちょしゃん・・・きょにゃいでぇ・・・・・・」 「ゆんやぁ・・・まりしゃをもっちょ・・ゆっきゅちしゃしぇちぇ・・・」 隅っこでうなされている二匹の赤ゆっくりの事は、完全に忘れていた。 ―――――――――― (まあそれはともかく一つだけ、嘘ついたんだけどな) 青年達と笑いあいながら、友人の青年は心の中で舌を出していた。 実はさなえに関して何も解らない。というのは真っ赤な嘘である。 さなえがおかしくなったのにはちゃんとした理由があった。 ミラクルフルーツ病。それが現在、さなえがかかっている病気の名だ。 そう。さなえは気付かぬ内に病にかかっていたのだ。 ミラクルフルーツ病とは最近になって加工所の研究部によって発見された、さなえ種特有の精神病である。 かかる原因はいまだに不明で、症状は以下のとおり。 ・普通とは違った行動を取りたがる。が、常識を忘れたわけではないので(本人にとって)肝心な所では踏みとどまる。 ・体内にミラクリンが多量に分泌され、餡子に含まれるようになる。 これによって過度の酸味も多量の甘味と適度な酸味を感じる程度になり、それを好むようになる。 ・一部の親しい存在以外には偶に毒を吐き、辛辣になり、厳しくなる。 ・性格が一部変わり、なにかが吹っ切れたように大胆になる。ただし、やる事にあくまでも悪気はない。 ざっと、この程度だろう。 見てわかっただろうが、かかったところで体調に変化が出るわけでもなく、致命的なものもない。 つまり、この病気自体が大した事ないのだ。 まだ見つかって日が浅い事から一般にはあまり知られておらず、 彼も加工所内部で話が回ってきたのを偶然聞いただけなのだが、少し聞いただけでも害がないことくらいは十分解る。 少なくとも、同じくさなえ種特有の、飼い、野良、善良、でいぶ。 種類に拘らず執拗にれいむ種を襲う『ゆるさなえ』になってしまうよりは遥かにマシだ。 それに治す方法も、もう見つかっている。 しかも特効効果があり、とても簡単なものだ。 単に親しい者が 「お前それはちょっと間違ってる。正直見ててかなり痛いぞ」 と、言ってやれば、それだけでしばらく落ち込んだ後に治るらしい。 きっと現実を見つめなおす時間が必要なのだろう。 ともかく危険性はほとんど無いしそうである以上急ぐ必要もない。 それに悪化してもいざとなれば青年が目を覚まさせるだろうと思ったので、友人はあえて何も教えなかった。 別にさなえや青年が嫌いで意地悪をしていたわけではないのだ。 それに、なによりも――― 「ゅ・・・れーみゅにゃにちちぇちゃにょ・・・?」 「まりちゃゆっきゅちおきちゃよ・・・おにゃかしゅいちゃ・・・」 「おちびちゃん!おきたんですね!!それがとっくんっのつづきをしましょう!!」 「ゆっ!?れーみゅよーぐりゅちょしゃんちゃべちぇえれえれしちゃっちゃんぢゃよ!!」 「まりしゃおにゃかしゅいちゃよ!ちゃんちょあみゃあみゃしゃんたべしゃしぇちぇにぇ!!」 「だめです!よーぐるとさんもたべられないなんて、きんばっじさんにはまだまだとおいですね!! これからはもっときびしくおべんきょうをおしえますから、がんばってくださいね!!」 「「ゆんやぁぁぁ!!みょうきんばっちしゃんいりゃにゃいきゃりゃゆっくちしゃしぇちぇぇぇぇ!!!」」 (やべぇ・・・これすっごく面白いわ・・・) 一番の理由は、単なる面白いもの見たさであった。 別に彼は野良チビがどうなろうと、どうでもいい。 さなえちゃんの違う一面が見れてむしろ楽しいし、 青年もなにかが吹っ切れたようなので万々歳だ。 「・・・とりあえず、しばらくさなえちゃんの好きなようにさせてみた方がいいんじゃない?」 「そうだなぁ。・・・まああいつも楽しそうだし、別にいいか」 しばらくこいつの家に通って見物しよう。そんな事を考えながら、友人の男は内心ほくそ笑んだ。 はてさて、これから彼らがどうなるのか。 さなえは無事にフルーツ(笑)から脱却する事ができるのか? 青年はこのまま平凡な生活を送る事ができるのか? 友人に対するさなえの好感度は少しでも上がる事はあるのか? そして赤ゆっくりたちはさなえが満足する結果を出し、 家を追い出されずに見事ゆっくりプレイスを手に入れることができるのか? すべては誰にも解らない。まさに神のみぞ知る、と言ったところである。 「だれきゃ!かわいしょうにゃでいびゅちゃちをかっちぇぐだじゃい! ごにょままぢゃちょぢんじゃうんでじゅ!!・・・どぼぢぢぇぎょんにゃきょぢょにぃ・・・」 「まりしゃたちはばっちしゃんをとりゅためにおべんきょーちてまちた!! かちこいんでしゅ!!がんばりまじゅがりゃゆっぐぢしゃしぇちぇくだじゃい!!!」 「「ゆんやぁぁぁぁ!!もうやぢゃ!おしょちょはゆっきゅちできにゃいよぉぉぉ!!!」」 おしまい ・あとがき 書いてて、金バッジ便利すぎじゃね?と思いました。 でも僕の中の設定では金バッジ試験は超難関なので、これくらい優遇しても罰は当たらないかなーって感じです。 では、最後までご覧頂き本当にありがとうございました! また別の機会に! 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後 ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 583 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~ ふたば系ゆっくりいじめ 615 お兄さんは静かに暮らしたい ふたば系ゆっくりいじめ 659 よくあるお話 ふたば系ゆっくりいじめ 674 かわいいゆっくりが欲しいなら ふたば系ゆっくりいじめ 701 おうちは誰の物? ふたば系ゆっくりいじめ 789 ゆめみるれいむときゃっしゅさん ふたば系ゆっくりいじめ 790 ユクミン 前 ふたば系ゆっくりいじめ 855 ユクミン 後 小五ロリあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 飼い主が知識なさすぎてイライラする -- 2018-05-14 13 55 40 神のみぞ知るって最後に捨てられてるじゃん -- 2016-11-01 13 18 57 結局捨てられたんか笑ゴミ饅頭にはお似合いだ -- 2016-08-28 11 41 32 ↓×2いや、悪意があってやったわけじゃないだろ ってか、結局捨てられたゴミ饅頭www -- 2013-08-22 23 19 35 常識は忘れてないしすぐに治せるって書いてるだろアホどもめ -- 2013-07-31 12 34 45 さなえがゲスすぎる。他ゆを殺しかねないことを平気でやることが病気ですまされるなら、野良ゲスも病気だろうよ。 所詮餡子は餡子だな。他人の飼いゆに危害を加えたらどうするつもりなのか。これは流石に赤ゆ達がかわいそうだわ。 あとこの設定だと、金バッチゆって飼い主から離れて一人で買い物すんの?野良や基地外人間に襲われたらどうすんの? -- 2012-09-18 02 21 37 もし本当にゆっくりがいたらゲスをいい奴にして 相棒にしてみたい -- 2012-06-30 00 00 32 さなえさん・・とても・・・かわいいです・・ あのゴミは耐え切れず逃げて路頭に迷ったんじゃね? -- 2011-10-08 04 10 46 完全室内飼いにすべき。あらゆる意味で、暴力をそれと理解せずに行使する奴が一番たちがわるい。 -- 2011-01-07 15 24 29 ゲスを赤ゆの段階から矯正するのって結構珍しいからもっと見たかった -- 2010-11-23 19 53 18 さなえさんが可愛くて面白かったぜ。 確かに他の飼いゆっくりと交友する時に苦労しそうだなw -- 2010-11-17 19 00 23 面白かったです -- 2010-10-23 13 42 42 作者の言ってる優遇って 人間社会で金バッチが買い物したりするのが認められる程社会的地位を得てるって意味だと思うんだけど・・・ ゆっくりを殺すとか何の事を言ってるんだろう? -- 2010-09-09 06 12 03 そのまま外でのたれ死にしてくれ。 -- 2010-08-12 22 16 46 で、オチから察するに赤ゆ2匹は追い出されたのか -- 2010-07-26 06 28 16 まぁ、室内飼いで世間から隔絶したまま一生を終えさせるのならよかろうが、 散歩中に他人の飼いゆと遭遇➝常識にとらわれてはいけないのです!➝相手の飼いゆ死亡or重症 なんてことに、なったら困るよね? -- 2010-07-13 00 22 52 これぐらい優遇してもって・・・ ゆっくりがゆっくりを殺すかもしれない加減でいってもいいかって、この飼い主はばかなのか? 同じ金バッチゆっくりに同じ調子でやって殺してから後悔するのか? 潜在ゲスと一緒じゃんか -- 2010-04-08 04 14 30
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16801.html
戻る カオス・ギャグ系 唯は何があろうと、梓から「にゃん」を外すことはしないんだな。 -- (名無しさん) 2012-01-10 20 58 24 トンちゃん……生きてて良かったw けどどうせならおっぱいじゃなくてみおっぱいだったら文句なしだったな -- (名無しさん) 2012-01-10 21 00 38 おっぱいちゃんwww -- (あずキャット) 2012-01-10 22 15 01 ワロス クスリと来る -- (名無しさん) 2012-01-10 22 38 21 これはww -- (名無しさん) 2012-01-11 00 33 11 メタル時代のけいおん部だったら、「テッッイー」「プッシー」と呼び合ったかもな -- (他にも訳はあるが) 2012-01-11 21 38 51 ハーイ!!アタイスッポンモドキノ?チャン!!チェケラッチョイ!! -- (名無しさん) 2012-01-12 00 11 49 リアルタイムで読んでたが面白かった おっぱいちゃんwwww -- (名無しさん) 2012-01-12 02 19 04 おっぱいちゃんでクソワロタwww -- (名無しさん) 2012-02-07 10 03 25 おっぱいwwwww -- (名無しさん) 2012-02-13 23 33 46 いや、おかしいだろwwwwせめて10円玉とかにしてやれよwwww -- (名無しさん) 2013-04-01 21 23 20 いやいやそれでいいのかwwww -- (じゅわ〜) 2013-04-01 22 05 28 おっぱいワロタ -- (名無しさん) 2015-01-10 11 41 55
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/6845.html
204 :名無しの心子知らず:2011/02/28(月) 10 38 00.70 ID g9asP2ps この前の連休中、空き巣に入られた。 窓ガラスの鍵周辺にビニールテープを貼り、そこだけドライバーで 割って入るという手口で、Kは「手馴れた犯行」だと言ってた。 が、盗られた物は 10万円たまる500円玉貯金箱1コ (キッチンカウンターの上。半分くらいは入っていた) 小銭入れ用のざる(同じくキッチンry。数百円) 洗面所の鏡の前に並べてあった基礎化粧品一式と普段使いの アクセサリー だけだった。(少し戸棚をあされば、現金も貴金属も通帳もあったのに) Kも首をひねってた。 昨日、うちの裏の家の奥さんがパトカーに乗せられてったよ。 あいさつくらいしかつきあいがなっかたけど普通の主婦だったのに。 洗面所の棚についていた指紋が一致したんだそうな。(前科あったのか) 他には指紋がなかったらしいので、洗面所で手袋をはずして 私の指輪をはめてみたかなんかしたんだろうなーと思った。 お子さん受験生なのにどうするんだろう? 206 :名無しの心子知らず:2011/02/28(月) 10 59 44.03 ID trjMn+LS うわぁ…心から乙です。 犯人が素手で棚触って証拠の指紋残してくれるようなバカで良かったね。 次のお話→劇団奥(261)
https://w.atwiki.jp/egg7/pages/67.html
貯金本が2003年3月 発売以来15年に。発売まもない頃、 安室奈美恵さんが テレビ番組、ダウンタウンの「ヘイヘイ ヘイ」の中で “私のハマリもの” と「世界一周旅行をすると 10万円貯まる本」をご持参になり、東京→500円玉をはめ て世界一周すると10万円貯まる本なのと、紹介していただ きました。大人気の安室奈美恵さんのご紹介で大変なPRに。 この世界一周旅行編は今も人気です。今年は 世界遺産編が 登場。「美容と健康の世界をめぐってキレイになると10万 円貯まる本」など旅? もいろいろ、8種類から選べます。 ディズニーファン必須アイテム。200ものキャラが登場!! ミッキーマウス、ミニーマウス〜新作映画、最新キャラを 網羅してとびきりの200キャラで構成。キャラクターの知 識を学ぶだけでなく、特別なデザインや隠れアイコンを見 つける楽しみも…。貯まっていく様子がはっきり見えます。 スタートはいつでもOK。好きなテーマで10万円の旅へ! 世界一周旅行編/日本一周旅行編/全身美容・健康旅行編。 人生を輝かせる金言・名言編/防災編/おばあちゃんの知 恵は本当の宝物…日本の知恵編/節約裏技編/世界遺産編。 貯金本のお求め先など詳しくは こちらへどうぞ。 日本貯金本普及協会会長 / Hiro*land
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/1251.html
solt /// / ソルト \ sid \ ソルト \ [ kirs ] \ 『幻想話集アティーリ』や『ミールの書』中に出てくる通貨単位。およそ1ソルトは50円ほどだと勝手にセレンが6年頃に決めているが、そんなものは無意味である。100ソルトで1ギル(ギルは金の意味で、「金属物」が語源)としていたが、gilは「金銭」の意味で用いることにしたので、ギルは廃止した。その代わりソルトの下にセルトを作った \ ラルクの仮想通貨。現在のところ実物貨幣はなく、一定のレートで何らかの実物貨幣と交換される計算上の通貨である \ 但し、物語などの中ではソルト貨幣が存在することになっている。その際の貨幣の種類はきちんと決められており、1ソルト、5ソルト、10ソルト、50ソルト、100ソルトの5種類で、日本の円と似た数字の飛び方をする。違いは1000円札に当たるものがない点である。2ソルトや正数の4ソルトはない。また、10ソルトから紙幣になり、5ソルト以下はコインである \ 古アルカにはギルというソルトより上位の単位があったので、古アルカではソルトは今のセルトに当たるので、『ミールの書』などを読む際は注意すること \ ところで、solt 1 といえば1ソルトの意味であるが、kosoltといえば1ソルト貨幣のことである。日本で言うなら1円玉である \
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/3168.html
プリクラ 「よし、プリクラとろうか」 UFOキャッチャーに熱中していた俺を、アイツが引っ張ってきた。 「待てって、あのピ○チュウがあと2回で取れるんだってば」 「時間ないんだから急げって!」 脇から手を回されて強制送還。ああ、俺のピ○チュウが。 ……時間がないのは分かってる。電車の時間、あと30分だってことも。 だから何か記念になるものを残したいんだってこともわかってる。 あんなゴツイ面で可愛いもの好きだから、ぬいぐるみでもあげようと思ったのに。 アメリカでも人気なんだから話のとっかかりにはなるだろうに。 「ほらUFOキャッチャーなんていつでもできるんだから、入れって」 ぐいぐいと強引にプリクラの機械に押し込まれる。 「お前一期一会って知らないのかよ。ああいういいプライズはなかなかないんだぞ」 「あーもーうっさいなー、いいから撮るぞ」 100円玉を入れて、勝手に撮影モードを決めていく。俺の意見無視かよ。 『さんっ、にぃっ、いちっ』 能天気なアナウンス、無神経な隣のバカ。 何だかすっげえむかついたので、最後の最後でいたずらしてやろうと思いついた。 ――パシャッ。 予想以上にうまくいった。 あのバカが硬直している隙に、撮り直しの確認にNOの返事を出しておいた。 これでもうキスプリの印刷は確定だからな。ざまあみろ。 プリクラ(別館)
https://w.atwiki.jp/masaotosaeko/pages/40.html
概要 2010年5月10日、T3の教室にきくち散策マップが持ち込まれるという事件が起きた。このような事件は前例が無く、日本を震撼させると共に全米が泣いた。 事件は5月10日の朝ハンチョウの弁護士であるマツコがT3の教室の後ろにあるホワイトボードのチョークを置いておく枠組みみたいなやつの上にきくち散策マップを発見する所から始まる。 さらにこの事件は松本野失踪事件と複雑に絡み合っているため、一筋縄(一縄筋?)ではいかないようである。 容疑者は以下の8人である。 ハンチョウ (T3の留学生) UNO (警察の偉い人) てんやわんや (通りすがり) ぐっちゃん (警部) マイクロ (マイクロ) マツコ (ハンチョウの弁護士) 紫男 (色要因) しかしてんやわんやについてはただの通りすがりである事、アリバイが完璧な事、怪しい人はだいたい犯人ではないことから容疑者から外してもよいと考えられているため、容疑者は実質上てんやわんやを除いた5人である。 またきくち散策マップは菊池観光協会のホームページからダウンロードできる。(ttp //www.kikuchikanko.ne.jp/) その他菊池のお店に置いてある事もある(てんやわんやの場合は5月9日に菊池の飲食店で、ご自由にお持ち帰りくださいと書いてあったので持ち帰った)。 しかし、菊池在住のてんやわんやによると、この地図はところどころ間違っているので、この地図だけをあてにして菊池を散策すると迷子になる可能性がある。 以下は容疑者それぞれを犯人と仮定した場合どうなるかを考察したものである。 ハンチョウ犯人説 ハンチョウは当日の2時間目の休み時間に「自分がやった」と自白したので、こいつが犯人でほぼ間違いない。 動機もはっきりしており、本人によると、「菊池を散策したかった」とのことである。 UNO犯人説 ハンチョウとの共犯という意見が多い。ただし当日UNOは遅刻しており、学校へ到着したのは8時40分であった(授業開始は30分)。 UNOの家からT3の教室までは約40分かかり、8時に家をでたのを家族が目撃しているという。 ただしUNOのサイレントヲーキングを使えばどんな完全犯罪も可能になるため、アリバイさえ崩せばこいつも犯人である可能性が高い。 またフルーツ村出身であることが犯行の動機と考えられる。 てんやわんや犯人説 ただの通りすがりであるため、犯人の可能性はほぼ0%に等しい。 さらに当日はバスに乗って来ており、5000円分のバスカードを買おうとしたら運転手に「残念。無いわ」と言われたことから、アリバイもかんぺきである。このアリバイを崩すことはどう考えても不可能であるし、トリックを使う余地がないことから、完全にシロである。 つまりてんやわんやが犯人であることは絶対にありえない。 ぐっちゃん犯人説 オーラだけで言うならこいつが一番怪しい。こいつならやりかねない。 さらにてんやわんやがUNOとぐっちゃんがアイコンタクトをとっているのを目撃したため、共犯であるとも考えられる(管轄が違うため面識は無かったと供述している)。ただ、二人は見つめあうと素直にお喋りできないため、津波のようにわびしいという意見も多々ある。 マイクロ犯人説 学科が違うため犯人ではないと思う。ただりんご100%(濃縮還元)なのでUNOとは前々から面識があったと考えられる。 マツコ犯人説 3ヵ月前に失踪した松本野(後述)の弟。第一発見者が犯人という説を信じるならこいつが犯人である。 紫男 大津島に伝わる伝説の一つ「紫男」の模倣犯をしようと企んでいる男。本人いわくあごがコンプレックスなため、今回の犯行を犯してもなんら不思議ではない。 松本野失踪事件 きくち散策マップ事件の3か月前に失踪したマツコの兄。大切な風呂敷に包まれた謎の物体を親友に渡してほしいと、草千里で通りすがりのてんやわんやにそれを託した。 その親友というのがぐっちゃんであるというのは言うまでもない。 ハンチョウを突き詰めたところ、松本野を殺したのは自分だと供述している。 ルアイダドーピス またその翌日5月11日にてんやわんやの携帯のメモ帳から、「スピードダイアル」という謎の言葉が発見された。携帯の持ち主であるてんやわんやにはまったくミニ覚えがなく、第三者が残した事は明白である。しかしてんやわんやは誰にも携帯を貸した覚えがないため捜査は暗礁に乗り上げた。しかしハンチョウに意見を求めたところ、 「逆から読んでみな」 と不敵な笑みで返された。さっそく逆から読んでみると、なんとスピードダイアルとは「ルアイダドーピス」を逆から読んだ言葉だったのである!! しかし意味が分からないため、今度はUNOに意見を求めた。するとUNOは頑なに喋ろうとしないのである。 しかしまぁいつもの事なので再びハンチョウに意見を仰いだところなんとルアイダドーピスとは、”Yシャツのボタンを10円玉に変える”という恐ろしい行為のことだったのである。この行為によって数多くのYシャツのボタンが10円玉に変えられたのは言うまでもない。 つまり、スピードダイアルとは10円玉をYシャツのボタンにかえることを示唆した言葉だったのである。 しかしハンチョウが自白したので、この事件は幕を閉じた…… かのように思われた ソルフェージュ きくち散策マップ事件から1週間後、ぐっちゃんのPSPから謎の画像が2枚発見された。たいへん過激な画像らしく、下から2/3はモザイク処理が施されていた。 この画像を調べると、「ソルフェージュ」という百合ゲーであることが分かった。アドベンチャーと音ゲーの融合という斬新な試みであったが、ぐっちゃん曰く、 「俺横スクロール苦手だん」 ということである。 このゲームにはフォルテールという鍵盤型の魔道楽器が存在し、素質のあるものしか弾けない. なんか診断するところがあったのでしてみた。ここをクリック。 ↓↓↓ ぐっちゃんは天野 まりと一緒に天使の歌う小夜曲をデュエットしアーシノから「あなたの音は、嫌いじゃないわ。」と云われました。 ↑↑↑ よく分からないがぐっちゃんがアシ―ノから褒められたようで何よりである。 またこのゲームは百合ゲーとして大変評価がよろしいようだよUNO。 UNOはトルティニタと一緒に赤い赤い花~THE WILD FLOWER~をアンサンブルしアリエッタから「・・・今のは、何だったんだ?」と云われました。
https://w.atwiki.jp/facili/pages/45.html
【会議サマリー】 【第5回ファシリテーションのミーティング】 【080803】 【何を、どのように討議したか?】 第5回ファシリテーション勉強会の最終直前ミーティングということで、小熊、金森、佐藤が上野の不忍池ほとりにレトロー、なカフェにて勉強会の内容:コンテンツ、配布資料、段取り、準備物等について話し合いました。 小熊のノートPCが壊れたことから小熊がノートに書記、佐藤は前半持参したホワイトボート的シートに書記、、、メモ?していたがシートの枚数を増やしたものの使い勝手が悪く、途中から紙に変更した。 進行としてはまず議題を簡単にブレストし、ホワイトボードシートにまとめた。この時点での簡単なパーキングエリアとしてはシートは機能した。 そしてコンテンツ、着眼点シートを中心に、そもそもこれでお客さんに何を、どのように提供するのか確認した。当日のタイムスケジュールとコンテンツを調整し、アイスブレイクも考える。当日の集合時間、勉強会後の懇親会についても調整した。現時点での参加者人数、当日の準備物を確認した。 13時から17時半を喫茶店で過ごし、それ以後は笑笑にて飲みながら(笑 かつ、互いの考えてることを話し合ったりしました。 成果詳細については以下。 【決定/提案】 1.当日の集合:JR池袋駅西口に11時。 段取りや役割の確認、お菓子の調達 2.準備物 ↓ 2-1.模造紙:中尾さん 2-2.ペン:模造紙用、ホワイトボード用、ホワイトボード用イレーザー:中尾さん 2-3.お菓子:当日調達:当日メンバー 2-4.資料 ↓ 2-4-1.配布資料:小熊 2-4-2.着眼点シート:小熊:金森が修正後、小熊に投げる 2-4-3.タイムテーブル:事務局用、参加者用:小熊:金森が修正後、小熊に投げる 2-5.アンケート:佐藤 2-6.受付表:金森 2-7.キャッシャー:小熊:土曜に佐藤から受け取る 2-8.ネームプレート:小熊:土曜に佐藤から受け取る 2-9.付箋:中尾 2-10.お釣り:500円玉:事務局メンバー当日までに500円玉を二枚ストックしておくこと(笑、真面目 2-11.デジカメ:小熊 2-12.会経財布、帳簿:金森:佐藤がメーリングに使い方流す:一応経理職なのです 3.当日の流れ ジローさんのタイムテーブル(未)に記載、乞うご期待! ※アイスブレイクについては定まっておりません。ミラーリングを想定中とのこと。 ※勉強会後の懇親会については毛利さんに一任します。場所の確保、予約をお願いします! 4.現在参加予約者 ミクシィのトピック書き込みで3名、シマコさん、姉川さん、関さん、関さんの職場の方1名の計7人。残り枠は5名です。 5.事務局メンバーの募集について 基本ウェルカム体制、しかしながらある程度のレベルは求める。知識や技術が足らなくても気持ちのある人ならOK。 5-1.アクションプラン ポテンシャルの低い人が入った場合:まずは書記:グラフィッカーからお願いする。 5-2.現状 関さんが事務局に参加希望 6.その他もろもろ ============================================ 第5回ファシリテーション勉強会の内容 金魚鉢を行う。Aチーム、Bチームに分け、Aチームはセッション、BチームはAチームの様子を観察する:Aは水槽の中の「金魚」、Bは金魚鉢を見ている「ヒト」ということになる。このときBは「着眼点シート」※を持ってAチームを観察しつつメモを取る。 ※「着眼点シート」・・今回ミーティングの成果物。お客さんに気づいてほしいファシリテーションの要点を着眼点としてまとめたもの。レイアウトの段階まで考えてあり、ジローさんが次回8月3日のミーティングに叩き台を作ってきていただけるとのことです。 ============================================== 以上が前回の内容です。補足します。金魚鉢ワークはセッションを二回行います。金魚とヒトが交代します。この一回ごとのセッションの際、セッション終了時に金魚を見ていたヒトは気づいた点を述べ合います。それを金魚は見ています。つまりこの時点で金魚とヒトは交代。そのまま第二セッションに入ります。 二回目の気づいた点を述べる際は様子を見て付箋を使うことを想定しておきます。演説家がいたとき対策です。それから、ホワイトボード一枚では2回のセッションの記録を残しておくことができないために模造紙を使用することにしました。 【次のステップ】 1.当日! 2.第6回ファシリテーション勉強会の日程 10月の4・5か18・19に開催。スケジューラで予定を調整します。 記載お願いします↓ 第6回ファシリテーション勉強会:ちょーすけ:ガントチャート (以前と違うページです) http //chosuke.rumix.jp/main.aspx?id=fBjIT5Hr8zNGtU3d5XPc7%2fmYfOSY4Viu page=0 ※パスワードは同じく「office」です。携帯電話からログインできません。 ※コンテンツ作成はジローさん担当。しかしながらコンテンツ作成は各人行う。行いたいファシリテーションを創案し、叩き台を作成、ミーティングで研鑽する感じでいきましょう! 3.【決定/提案】の 2.の再確認:個人割り振り ① 中尾 模造紙、模造紙用のペン、ホワイトボード用のペン、イレーザー、付箋 ② 小熊 配布資料、着眼点シート(後)、タイムテーブル(後)、キャッシャー(後)、ネームプレート(後)、デジカメ ③ 金森 着眼点シート(前)、タイムテーブル(前)、受付表、会計財布、帳簿(後) ④ 佐藤 アンケート、キャッシャー(前)、ネームプレート(前)、会計財布、帳簿(前) ※ 共通 当日のお菓子調達(千円まで、笑、真面目)、お釣りの500円玉ストック ※模造紙は金魚鉢ワークで使います。疑問:模造紙を張る養生テープは必要ありませんか? 以上 何かありましたらメーリングリスト等に連絡下さい。 なお、書面での資料は全て佐藤が保存しています。 フィードバックもいただければ幸いです。 サマリー作成担当:佐藤 ※サマリーのテンプレート(未)につきましては「会議が絶対うまくいく法」を参照しました。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6006.html
京太郎「えっと……ここは八索切りで問題ないですよね?」 恭子「んー……うん、ええんちゃうかな。リーチしてる対面の現物やし、自分の手の被害も最小限やし。だいぶオリが上手なったなぁ須賀くん」 京太郎「本当ですか?へへっ、それもこれも皆さんの教え方が上手いからですよ」 洋榎「せやろー?やっぱ教える人間が上手ないとあかんからなー」 絹恵「まぁお姉ちゃんは擬音語が多すぎるいうて早々に外されたんやけどね」 由子「他の後輩にはきちんと指導できるのに須賀くんだけそれができないのは……」 郁乃「あらあら、もしかして~……」 洋榎「うっさいでそこ!須賀!今から一局打つで!こっちこい!」グイッ 京太郎「ちょ、ちょっと先輩!服伸びますって!」 バンッ! ?「たーのーもー!!」 洋榎「誰やっ!!」 セーラ「俺やっ!!」 洋榎「なんやセーラか……おもんな」 セーラ「何やねんその反応……」 恭子「千里山……今日何かありましたっけ?」 雅枝「いやいや、たまたま野暮用で近く通ったから挨拶でもと思ってな」 洋榎「挨拶て……嫌でも毎日顔合わせとるやん」 雅枝「なんであんたらに挨拶せなあかんねん。あんたら以外の人たちに、や」 竜華「もうちょい静かに開けんと……ドアぶっ壊れるでセーラ。あ、どうもお邪魔してます」 怜「セーラは馬鹿力やからなぁ。病弱なうちとは大違いやで」 浩子「そんなん言うて、調子いいときは腕相撲とかセーラとええ勝負やないですか」 漫「それホンマ?」 泉「はい。この前ちょっとした息抜きで腕相撲大会をやったんですけど園城寺先輩がやたら強くて……」 由子「意外なのよー」 京太郎「驚きですね」 怜「お。ひさしぶりやなガースー。元気しとったk……げほげほげほっ!」 京太郎「いやいや!そっちが元気じゃないじゃないですか!?大丈夫ですか!?」 怜「うぅ……アカン。もうだめや。ちょっと肩貸してな……」ヨロヨロ 洋榎「大丈夫なんか?」 竜華「大丈夫もなんも、あれは最近の怜のマイブームの演技や。ああやって人が心配してるんを面白がってるんやで」 京太郎「え……そうなんですか?」 怜「ガハッ……そ、そんな趣味悪いことせえへんよ。ほら、今も口から血ぃが……」 セーラ「出てへんて」 竜華「あんましょっちゅうそんなんしてたら羊飼いの少年みたいに罰が当たるで」 怜「ぶー。別にええやん。うちは病弱やからあんまり楽しみがないんや。せやからこうやってみんなの気を引くしか……」 京太郎「怜さん……」 浩子「よー言いますわ。最近は調子よくてサッカー観戦やら野球観戦やらいろいろ行ってるらしいやないですか」 京太郎「怜さん……」ジトー 怜「知らんなー」 セーラ「まったく……っと、そうや。洋榎!」 洋榎「なんやセーラ」 セーラ「さっさと30円返せや」 洋榎「あー……そういや借りたような借りてないような……」 セーラ「借りたから言うてるんや」 恭子「30円て……」 漫「逆に何を買いたくて30円貸し借りしたんでしょうか」 洋榎「まぁ借りたもんは返さへんとな。えーっと、うちのガマ口は……」ゴソゴソ 泉「ガマ口使うてるんですか」 絹恵「いや、お姉ちゃんのは普通の財布なんやけどね」 京太郎「さっきからなんなんですかみんな」 怜「大阪人の性やな。テンポよく会話を進めていかんと死ぬねん、うちら」 浩子「死にませんて」 セーラ「10円玉ないんやったら50円玉でも100円玉でもええでー。お釣りは渡さへんけどなー」 洋榎「うーん……20円足りひんなぁ」 雅枝「なんであんたの財布には10円しか入ってへんねん」 洋榎「しゃーない。とっきー!20円借りてもええかな?」 怜「しゃーないなぁ。トイチやで」 京太郎「意味ないですよねそれ!せめてうちの高校の人から借りましょうよ!てかそれ違法金利!」 由子「こっちに来たばかりのときと比べると須賀くんのツッコミもだいぶ上達したのよー」 恭子「成長なんか適応なんか判断に困るところやな」 セーラ「……払えへんのやったらしゃーないな。こうなった暁には、分かってるやろなぁ?」 洋榎「な、なんやねん」 セーラ「こらもう体で払ってもらうしかないなぁ、洋榎さんや」 洋榎「なっ……!?」 京太郎「か、体でって……何言ってんですかセーラさん!?」 泉「実母の前でよーあんなこと言えますね先輩は」 雅枝「ま、金の切れ目が縁の切れ目ともいうししゃあないな。さらば洋榎、フォーエバー我が愛娘」 絹恵「お母さん!?」 漫「あっさり売られちゃった!?」 郁乃「親公認やねぇ~」 竜華「認めたやなくて見捨てられたが正しい表現やと思います」 洋榎「体で……?」 セーラ「せや」 洋榎「いややっ!うちに乱暴する気なんやな!エロ同人みたいに!」 京太郎「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いてくださいよたかが30円でそんな大事に……」 セーラ「たかが30円、されど30円や!30円を笑うものは30円に泣く!そんなこともわからん小僧は黙っとき!」 洋榎「せやで!30円の大切さがなーんもわかってない須賀は黙っとき!」 京太郎「俺はなんでかばったはずの先輩から叱責を受けているのでしょうか」 怜「人生ってのは理不尽の連続なんやで少年」 洋榎「体で……?」 セーラ「せや」 洋榎「いややっ!うちに乱暴する気なんやな!エロ同人みたいに!」 京太郎「もう放っといていいですかね」 怜「せやなー」ダラー 京太郎「……ちょっと、寄りかからないでくださいって」 怜「ええやんええやん。減るもんじゃなし―」 セーラ「乱暴なんてせえへんわ!そもそもその体で誰に乱暴されるねん」 洋榎「そういうの、ブーメランて言うねんで」 セーラ「……この話はやめよう」ドヨーン 洋榎「……せやな」ドヨーン 京太郎「……」 怜「自分で言うて自分で傷ついてたら世話ないなぁ?」 京太郎「……ノーコメントで」 洋榎「体で……?」 セーラ「せや」 洋榎「いややっ!うちに乱暴する気なんやな!エロ同人みたいに!」 恭子「何回やるんですかそのくだり」 セーラ「ふふ……誰がお前の体で、なんて言うた?」 洋榎「なっ……ま、まさか……!」 セーラ「せや!体で払ってもらうで。京太郎の体で、なぁ!!」 京太郎「こっちに飛び火したっ!!?」 セーラ「そういうわけで、せっかく来たんやから打つで京太郎!」グイッ 怜「んぐっ」ドサッ 洋榎「待てや!今日こそ関西最強の中堅は誰か、決めたるで!」 セーラ「望む所や!」グイグイ 京太郎「ちょ、セーラさn……首、じまって……」ブクブク 竜華「怜ぃぃぃぃ!!」 怜「もう、だめかもしれんな、竜華。うちと京太郎がいなくなっても、悲しまんといて、な……」ガクッ 竜華「ダメや怜!こんなたんこぶで死んだらアカン!!怜ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 恭子「どう収拾つけるねんこれ」 浩子「お互い大変ですねぇ」 カンッ
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/3798.html
231 :1/2:2009/09/01(火) 15 45 40 0 セコイ話で恐縮ですが、 近距離別居のトメ、私にだけせこい。トメ宅の日用品や食料品の買い物を頼まれることがよくあるが、 一度として立て替えた分のお金、気持ちよく支払ってくれたことがない。こちらから言わないと絶対お金は くれないし、レシート見せて請求しても強引な端数切捨て&「今、細かいのないから後日まとめて」で 結局踏み倒し。二人で買い物に行ってもトメはレジをスルーして、結局カートを押してる私が支払い。 トメ宅分の立替分(カゴは分けているので金額は明快)を請求しても、やはり踏み倒しか端数切捨て。 一回、一回は数十円、数百円と少額だけど、塵も積もれば腹も立つ。 舅は現役で働いているし、少額だけど毎月お金を渡してる(ウトメには気遣い無用と断られたけど一応)から、 日々の食費に困ることはないし、旦那や舅がいる時は素直に払ってくれるから、嫁の財布には少々 たかってもいい、という嫌がらせかと思ってた。(安月給だけど私も一応仕事してるので) 旦那に話しても「お釣りしっかり用意してきっちり請求すればいいじゃん」 と、正論で返されてしまい、たしかに、お金のことであまりしつこく言うのも気が引けて、今までうやむやに して済ませてきた自分も悪いしなあと、モヤモヤしつつ過ごしてました。 232 :2/2:2009/09/01(火) 15 48 30 0 で、お盆中も荷物持ち兼運転手としてホームセンターにつき合わされた。トメ、ペットボトル、トイレット ペーパー、ラグ等ガサばる重い物、ここぞとばかりに買い込む。私が買った物は298円の洗剤のみ! 会計時、例によってレジはスルーしサッカー台へ行くトメに、さすがに今日まで私に立て替えさせる気か、 で、その後しらばっくれるかとついにキレ、 汗ばんだ自分のオデコに500円玉をピタリと貼り付け、トメに向かって、 「お義母さーん、お財布の中、こんだけしかないーーー!」 と言ってやった。(本当はもうちょっと持ってました) レジ係は吹き出し、私の前に並んでいた客は思いっきり引いていた。 「やめなさい、私が払うから!」慌てて戻ってくるトメ。 ひるまずオデコを指差し「これ(500円)しかないけど、洗剤分のお釣りありますか」と言うと、 苦々しい顔したトメ「洗剤なんて買ってあげるから、とにかくやめて!!!」 デコの500円を取り、「ありがとうございまーす」とトメをレジに残しサッカー台へ向かった。 帰りの車中トメが「いい歳して恥ずかしい、お金持ってないなら始めから言いなさい」とか言ったけど、 「すいませ~ん、節約してて~、これからはだいたいいつも500円です~~~」で乗り切った。 旦那には面倒なので、持ち合わせがなかったから、お義母さんに洗剤買ってもらったとだけ言っておいた。 あれ以降、トメから買い物お願い、お誘いの電話はかかって来ず、旦那にちくりもなく今に至っている ので結果的にスカ! 長文なのに文章力がないせいで、わかりにくくてすみません。 読んでくださった方、ありがとうございました。 233 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 15 50 39 O ウトメ宅分は、旦那経由で月末〆で回収させればいい。 勿論、未回収の場合は旦那小遣いから天引き。 234 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 15 52 51 0 233 最初から立て替えなきゃいいだけの話だろ。 なに寝言いってんだ。 235 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 15 53 11 0 231 とにかく未払い分を全額、それも利息をつけてしっかりと払ってもらえ 236 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 15 53 39 0 旦那や舅がいる時は素直に払ってくれる だったら毎回請求するのは旦那か舅の前でまとめてすればいいのに・・・。 なぜ自分を犠牲にする方法を先に選ぶw なんにしてもお疲れ様w 237 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 16 00 09 0 やり方がいちいち姑息で その場ではつい 231も面倒を避けていたんだろ。 >500円玉をピタリと貼り付け その場にいたかったw 240 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 16 30 19 0 塵も積もれば腹も立つ。 うまい、うますぎてコーヒー噴いたじゃねえか! パソコンのモニターどうしてくれる、謝罪と賠償をry 241 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 16 32 53 O セコトメの根性を叩きなおしてあげるなんて優しい嫁子さんね! 247 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 17 41 15 0 不要不要というけれど公共工事も公務員雇用も 経済の活性化(特に不況時)にはなくてはならない存在なんだけどね 一部の官僚やらがピンハネしまくるのが問題なんであって、その辺のシステム直すほうが重要なんだが ミンスの政策はそういう意味では経済を停滞させるのばっかりだからな というか 238はなぜ問題と思わないのか。 とりあえず 231の体を張ったギャグに爆笑。 請求すればいいって言っても、貸した人間なのに金クレっていってるみたいで気分悪いんだよね。 しかも端数はいいよねってそれは返してもらう側が言う台詞だし。 友人にもご飯のワリカン分とか請求しないと出してくれないのとかいるから、 そういう人とワリカンするときはさりげなく相手に会計させてすぐ自分の分を出すようにしてるよ 253 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 18 02 33 0 231 GJ! しかし、そんな親がいるなんてねぇ・・・ケチにもほどがある。 自分の買い物ぐらいてめえで払えってのw 255 : 231:2009/09/01(火) 18 29 50 0 500円玉がオデコにくっつくのかw 何にしてもよくやったGJです! 私もその場にいたかったw 261 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 18 51 11 0 意味不明の500円小芝居するぐらいなら 普通に「お母さん、いつもお金立て替えてばかりなので もうお金が残ってないんです!」って怒鳴ればいいのに どうせ赤っ恥かくなら一緒じゃん 264 :名無しさん@HOME:2009/09/01(火) 18 54 54 0 231 GJ! まさか踏み倒されるとは思ってなくて最初に払っちゃうと、なかなか請求しづらいのは判るw 266 :231:2009/09/01(火) 20 36 52 0 レスくださった方、ありがとうございます。 261 全くその通りですが、「あんなアホ嫁連れている」ということでトメもろとも 恥をかかせてやろうという気持ちがありました。 500円小芝居は、昔、妹が高校生の頃、親に小遣いをねだる時にやっていたので 思い出して真似しました。 次のお話→231