約 1,184,504 件
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/307.html
一人は皆の為に皆は一人の為に アイドレスWiKiの該当ページ 名称:・一人は皆の為に皆は一人の為に(絶技) 要点:・フランス語の文言・文言を書いた文を読んだ人物 周辺環境:・路地 評価:なし 特殊: *一人は皆の為に皆は一人の為にの絶技カテゴリは藩国絶技として扱う。 *一人は皆の為に皆は一人の為にを使用した部隊は防御評価が+5される。この絶技を使用するたびに燃料-10万tされる。 →次のアイドレス:英雄召喚(絶技)、高知総犬(ACE)、聖杯探索(イベント)、聖騎士の武具(兵器) コメント 絶技である。国歌は撤退できないし、これは燃料消耗するし、中々使いどころを考えないとねぇ おまけ 派生元リスト 竜士隊→銃士隊→その前犬妖精
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3669.html
前ページ次ページもう一人の『左手』 「逃げろ?」 ルイズが、きょとんとした表情で、V3が言った言葉を鸚鵡返しに聞き返す。 当然、その言葉に従うための復唱ではない。 言われた言葉の内容を、さらに確認し直すための質問である。 ルイズだけではない。 残りの二人も、その瞬間、何を言われたのか分からない顔をし、そしてキュルケが口を尖らせた。 「なに言ってるのよ、あんた? さっきまでフーケの小屋に着いてからの段取りを、散々話し合って――」 「それは中止だ」 「ちゅっ、中止って、――分かるように言いなさいよっ!!」 そう言われて、V3は、彼女たち三人に向き直るが、無論、少女たちに、その赤い仮面の下にある表情は伝わらない。 ここは地上数十mの上空にある、風竜の背の上。 ハリケーンを乗り捨てたV3は、タバサに頼み、シルフィードの背に同乗させて貰うと、早速、空を移動しながら、作戦会議を開いた。 いかに『土くれのフーケ』が、優れたメイジであっても、複数の巨大ゴーレムを同時に錬成し、操作することは困難だ。しかも、彼女は今宵、V3を相手に大立ち回りを演じたばかりなのだ。それほどの魔力が残っているとは、とても思えない。 ならば、ギーシュのように、小型のゴーレムを錬成して、集団行動を取られたら――いや、それはあり得ない。少なくとも、等身大のゴーレムでは、束になってもV3の相手にはならない。それくらいは理解しているはずだからだ。 ならば、女に出来る事は、もはや限られてくる。 そう思って仮説を立て、役割を決め、結論を出した。 ――まさに、その時だった。 V3ホッパーは、今もなお、リアルタイムでフーケの山小屋を監視している。 そして、その映像を受信した瞬間、V3は、これまでの“軍議”が、この一瞬で、完璧に意味を為さなくなった事を知ったのだ。 体内に核爆弾を内蔵した、デストロンの自爆テロ怪人――カメバズーカ。 いま“現場”で何が起こっているのか、それを説明する時間は無い。 だいたい、何故あの場にカメバズーカがいるのかも、V3には分からない。 だが、分かる事はある。 カメバズーカが自爆すれば、山小屋から半径数十kmの範囲で、全てが吹き飛ぶという事だ。 才人とフーケは、物凄いスピードで、怪人から逃亡中であり、今すぐにでも、彼ら二人を回収し、全速力で避難しない限り、まず全員助からない。 だが、――繰り返すようだが、それを理解して、納得してもらう時間は無い。 向かい風に吹き飛ばされないように、竜の鱗にしがみ付きながら、こっちを窺っている三人娘に、そこまで大人の洞察力を期待するのは、どだい無理な話だ。 ましてや、この“子供たち”は、未だにこの自分――V3の能力を疑っているのだから。 そう思った瞬間、タバサという名の少女が、口を開いた。 「何かあった?」 「ミス・タバサ、だったか」 「なに?」 「このドラゴンの背には、あと何人、人を乗せられる?」 「二人までなら。でもその分、速度は遅くなる」 ふたり――と聞いた瞬間に、V3は、この寡黙な少女が、自分の考えを、ほぼ予測している事を理解し、思わず仮面の下の口元をほころばせた。 タバサの言う二人は、確実に、才人とフーケを指している。そうでなければ、この状況で、敢えて『二人』という人数を口に出すはずが無い。 何が起こったのかは知るまいが、何かが起こった、という事を察してくれるだけで、V3にとっては充分だったからだ。 騒がしい他の二人とは違う。このタバサという少女は、おそろしく冷静だ。 その幼い外見に似合わず、おそらく、相当の場数を踏んでいるのだろう。 自分たちを、ひたすら放置して話を進めるV3とタバサに、キュルケは再び、口を尖らせようとしたが、 「――サイトっ!!」 そう、下を見て叫ぶルイズの声に、遮られる。 「えっ!?」 あわててシルフィードの背から、下を覗くキュルケ。 ――なるほど、確かに、ルイズの使い魔と思しき少年が、腰を抜かしたらしい女性を抱えて、脱兎のごとく駆けてくる。 (でも、――あれって、たしかミス・ロングビル……?) ミス・ロングビルこそが『土くれのフーケ』その人ではなかったのか? カザミやコルベールが、学院長相手にそういう話をしていたはずだが、ならば何故、あの少年は、自分を人質にして攫った女を連れている……? (フーケから、ではなく、フーケとともに逃げている。――何から……?) 「タバサ!! 早くサイトを、サイトを助けてっ!!」 ルイズが叫ぶ。 あなたに言われるまでもない。――そういう表情こそしていなかったが、ルイズが、金切り声を上げるよりも早く、タバサはシルフィードに急降下の指示を出していた。 ふわり。 ほとんど体重を感じさせない優雅さで、風竜が、才人の眼前に舞い降りる。 突然目の前に現れた怪獣に、才人もさすがにギョッとするが、 「サイトぉっ!!」 耳元にイキナリ飛び込んできた悲鳴のような呼び声に、瞬時に胸を落ち着かせた。 暇さえあれば怒鳴りあい、四六時中喧嘩ばかりしていたはずなのに、こんな危機的状況で聞ける事に、妙な嬉しさや懐かしささえ覚えてしまう、その声。 「ルイズ……おれを助けにきてくれたのか……!」 が、次の瞬間、 「平賀、乗れっ!! 一刻も早くここから離れるんだっ!!」 そう言って、自分と、脇に抱えたフーケを、風竜の背に放り投げた男の声。 人間を、まるでヌイグルミのように軽々と扱う、人ならぬパワー。 赤い仮面の異形の男――仮面ライダーV3。 その瞬間、才人は自分たちを取り巻く、信じがたいほどの危機的状況を思い出していた。 「かっ、風見さんっ!! かっ、怪人が――デストロンの改造人間が!!」 「あぶないっ!!」 全体重、そして背に乗った5人の体重をプラスし、その時のシルフィードの体重は、数トンはあったであろう。それを軽々と突き飛ばしたのは、V3であればこそだ。 だが、シルフィードを突き飛ばしたために、さっきまで“彼女”が居た着弾地点に、丁度V3が立つ事になり、その結果、まともに彼は喰らってしまった。 一人の少年、三人の魔法少女、そして一人の女盗賊を、ドラゴンの幼生ごと木っ端微塵にするはずだった、カメバズーカの直撃弾を。 「きゃあああああっ!!」 深夜に響くキュルケの悲鳴は、ドラゴンごと突き飛ばされた事に対するものか、それとも、その後に続いた、謎の大爆発に対してか。――しかし、その叫びも、月下に響く地獄のうめき声を前に、跡形も無く消し去られた。 「ズゥゥゥゥゥカァァァァァッ!!」 「――な……なに……あれ……!?」 ルイズが、思わず呟く。 煌煌と輝く月光の下、ゆっくりと――だが、一歩一歩踏みしめるような足取りで、こちらに近付いてくる、一匹の“ばけもの”。 一同は、凍り付いていた。 このハルケギニアには、確かに人ならぬ身でありながら、人を凌ぐ力を持つ存在がいる。 エルフを頂点とした亜人たち。 韻獣と呼ばれる神獣、霊獣、幻獣ども。 だが、この怪物は、そのいずれでもない。 見た者の心胆を瞬時に寒からしめる、凄まじい妖気。まるで伝説のエルダードラゴンの咆哮を聞かされたようだ。 冷静無比なタバサでさえ、自らを襲う激しい恐怖に、抗う事も出来ない。他の女たちの精神状態など、もはや言うを待たない。 その中で、才人だけが、唯一マシと言える心の平衡を保っていた。 それゆえに、彼は周囲を見回し、――目撃してしまう。 カメバズーカの直撃弾を喰らって、ボロキレのように大地に横たわる男の姿を。 この場にいる六人目となるはずの人物。 あの怪物と戦うことの出来る、唯一の存在。 (かっ……風見さん……っっ!!) 仮面ライダーV3――風見志郎。 しかし、いかに直撃弾とはいえ、並みの榴弾砲くらいなら、仮面ライダーが一撃で立てなくなるほどの傷を負うなど、少し考えにくい。 ――だが、 (あの時、風見さんは、……おれを助けようとして、ゴーレムに蹴り飛ばされていた……) そのダメージなのか。 そう思った瞬間に、奥歯が鳴った。 「おれのせいだ……!!」 未だナタを握りっぱなしだった、才人の左手のルーンが、激しく輝いた。 「まてえっ!!」 少年は立ち上がった。 「これ以上、みんなに手は出させねえ」 自分自身に対する、どうしようもない無力感。その無力感に対する怒りが、恐怖を凌駕していた。 その手に携えるは、とうてい切れ味鋭いとは言いがたい、赤錆びたナタ。 「サイト……!?」 直撃弾を回避したとはいえ、衝撃波をもろに喰らって、眼を回しているシルフィード。 そして、そんなドラゴンの背から放り出され、恐怖に声を上げることさえ出来ない女性たち。 そんな彼女たちを庇うように、才人はナタを構えた。 彼曰く、無理やり召喚され、臣従を誓う義理さえないはずの主のために、見るからに頼りなげなナタ一本で、悪夢のような“ばけもの”相手に立ち向かわんとする、この少年。 ルイズには、自分の目が信じられなかった。 才人は、風見とは違う。 自らの肉体に、絶対的なパワーを宿す改造人間ではない。 ――魔法すら使えない、ただの『平民』なのだ。 「うわぁぁぁぁぁあああああっ!!」 何かが、口を突いて、少年の中から吐き出されていた。 それは、あえて退路を絶たれた、手負いの獣の絶望だったかも知れない。 だが、叫んだ瞬間に、才人の身体は動いていた。 眼前の“ばけもの”に、せめて一矢報いるために。 こんな薪割り包丁一本で、“怪人”と戦えるなどと、彼も正気で思ってはいない。だが、もはや才人の脳髄は、完全に思考を放棄していた。 「サイトぉぉっ、止めなさい、逃げてぇぇぇぇっ!!」 もはやルイズの声も、彼の耳には届かない。 ガンダールヴのルーンが、彼の身体能力を向上させ、その一撃に、更なる力を付与する。 赤錆びたナタが、鉄兜ごしに頭蓋すら叩き割る威力を持って、いま、怪人の脳天に振り下ろされた!! 「!!」 その瞬間、才人の目は捉えていた。 亀の頭部が、瞬時に甲羅の中に引っ込み、その一撃を甲羅で防御するように、カメバズーカが少しばかり、うつむいたのを。 鉄骨が砕け散るような、耳障りな金属音が、闇に響いた。 才人の手に握られたナタは……文字通り、木っ端微塵に砕け散っていた。 赤錆びた、薪割り用のナタでは、ルーンによって増幅された才人の腕力と、戦車装甲のごとき甲羅の硬度に、とても耐えられなかったのだ。 カメバズーカの手が、するすると伸び、才人の右手を捕らえる。 「ぐっ!?」 捻り上げられ、柄だけになったナタが、才人の手からこぼれ落ちた。 頭部を甲羅に引っ込めたままなのに、何もかも見えているように、動きに無駄が無い。 それだけではない。 この手首を鉄環で締め付けられたような、このパワー! 改造人間だから当然とも言えるが、才人は全身に電流を流されたような激痛を前に、息すら出来なくなってしまう。 だが、それでも才人は諦めない。 いまだ戦意を失わない目で、眼前の怪人を睨みつけた。 「ズ~~カ~~、大したもんだぜ小僧。まさか、こんなチャチなエモノ片手に、俺様に向かってくる人間がいるなんてなぁ。――しかも」 その時才人は気付いた。 甲羅の穴から、妖光を放つ二つの目が、自分を睨み据えているのを。 ずずっ、ずずずず~~~。 粘着質な音を立てて、亀の頭部が、甲羅からゆっくりとせり出されてくる。 吐き気さえ催させる眺めであったが、――それでも才人は、カメバズーカの眼光をはね退けた。 「――こぉんな状況でまだ、そんな目ができるなんてなぁ」 ごきり。 怪人に握り締められた右手首の骨が、聞こえよがしな悲鳴をあげる。 (っっっ!!) 「いま謝れば、命だけは助けてやるぜぇ」 亀裂のような笑みを浮かべながら、カメバズーカが笑う。 だが、才人は唇を噛みしめて、呻き声すら上げなかった。 いや、たとえ、この場で八つ裂きにされたとしても、悲鳴一つ上げる気は無かった。 声を上げれば、必死になって自分を奮い立たせている最後の意志が、砂のように崩れ落ちてしまいそうだったから。 また、力を振るう事に喜びを覚えている、このカメ野郎の目が、いつかのギーシュと同じ、とても傲慢な光を帯びているように見えたから。そして、その目の色は、才人自身がこの世で一番嫌う感情の光だったから。 「お前に謝るくらいなら……死んだるわい……!!」 才人は、いまだ自由な左手で、眼前の敵を殴りつける。 右手を万力のような握力で締め付けられ、捻り上げられ、とうていパンチに力がこもるような体勢ではなかったが、それでも構わない。 いうなればこれは、彼の最後の意地であった。 その時だった。 数発目かの才人の拳が、カメバズーカに触れた途端、左手のルーンが再び光を放った。 (これは……!?) あの時と同じだった。 カメバズーカの正体を知らず、フーケに命令されて『破壊の杖』を触った時。 その時と同じ、圧倒的なまでの情報が、才人の脳に流れ込んできたのだ。 生きながら、『兵器』と呼ばれるに恥じない肉体に改造された男。その男の情報が。 「俺の息子も、お前くらいホネがあれば、一安心なんだがなぁ」 そう呟いたカメバズーカから溢れ出してきた“情報”は、記憶。 まだ彼が、デストロンに誘拐される以前―― 一人の普通な、どこにでもいる健康な父親だった頃の、人間の記憶……。 「平田……拓馬……?」 カメバズーカの瞳が、ふっと翳った。 「小僧……お前、なんでその名前を……!?」 「サイトぉぉ、逃げてぇぇぇ!!」 その時だった。 ルイズの悲鳴のような叫びが鳴り響くと同時に、カメバズーカの背後の地面が、突如、大爆発を起こしたのだ。 彼女が気力を込めて振り出した『ファイヤーボール』の結果だった。 「ぐおっ!?」 カメバズーカは、才人ともつれるようにして、前方へと吹き飛ばされる。 さすがに、背後から爆風を喰らった程度では、彼の甲羅はびくともしない。 だが、口に入った土を吐き出しながら、顔を上げた瞬間、カメバズーカは見てしまった。 かつて自分を、地獄に叩き送った者たちの片割れを。 よろめきながらも立ち上がり、その射るような視線を自分に向けてきた、その男。 ――誰が忘れる事が出来るだろう。その赤い仮面を。 「そこまでだ……カメバズーカ……!!」 その瞬間、カメバズーカの思考は消えた。 あるのはただ、圧倒的なまでの破壊衝動――そして、歓喜。 なぜ奴がここにいるのかは分からない。 だが、奴はここにいる! 自分を殺し、存在意義であった『東京都破壊計画』を失敗させた、憎むべき“敵”の姿が、ここにある!! 「仮面ラァァァァイダァァァァV3ィィィィッッッ!!」 後方からの爆風に煽られてなお離さなかった才人を、まるで人形のように放り出すと、カメバズーカは、その名に似合わぬ、弾丸のようなスピードで、V3に襲い掛かった。 前ページ次ページもう一人の『左手』
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/1863.html
”2011年1月19日 PM 12 12 CIA中庭” ”司令部から警報が入った。特殊部隊は直ちに行動を取れ。これは訓練ではない。繰り返す、特殊部隊は——” 俺の隣で五月蝿い程鳴り響く警報音、赤く光るランプ どれもが緊張感を俺に与えた。手に滲みだしてきた気色悪い汗を握り潰すように俺は自然と握り拳に変えていた。 アイツの戦いに何かを期待しているのか、それとも俺がアイツが死ぬ所をこの目で見れる為か。 後者に違いないな…… レインド、貴様の命もここで尽きるのだ…… カオス界の英雄、レインドは足下の雪に大きく足跡をつけていた。 両腕を同じ様に構え、戦闘態勢に入る。 前方からはぞろぞろとサブマシンガンやランチャーを持った兵士が集まってきた。 「ほ、おい、見ろよアレ、人一人だぜ?なんだよクロフォード司令官も大げさだなぁ!一人の為に俺達特殊部隊を呼んだってのかよ」 「ふひひひ!だけどよ、アレ捕まえて司令官のところに連れて行けば俺達も階級とか上がるんじゃねぇのかな?」 ざわめく兵士達を前に、レインドは態勢をそのまま、冷静な表情で居た。 「ざっと……数百人は居るよな……」 「いや、司令官はアイツを殺せとご命令だ、容赦なんざいらないだろうよ……俺が仕留める!」 一人の兵士がサブマシンガンからレインドに向けて螺旋状に回転する一つの弾を発射する。 弾は一気にレインドとの距離を縮めていった。 しかし 「だが、数分で片付く……かな」 彼は顔色一つ変えず、弾を二本の指で止めてみせた。 その光景を見て兵士達の半分は何があったのか分からず、弾が反れたのだと考えていた。 もう半分は…… 「あ、あの野郎…銃弾を止めた……だと!?」 彼が銃弾を止めた事に気づき、一気に顔を青ざめた。 「う、うてぇぇえぇえ!とにかくうてぇぇぇぇぇ!」 野太い声が響き、前線に居る兵士はレインドに向けて弾倉の全てをレインドに向けて撃ちこむ。 無数の銃弾がレインドと距離を縮めていった。 そして外れていった銃弾が彼の周辺で砂の混じった雪を跳ばし、彼の姿を眩ませる。 終いにはロケットランチャーが十発は彼に向けて発射されていく。 奇妙な軌道を描きつつ、彼の元で弾は爆発を起こし、煙が一気に登り始めた。 …… 兵士達の間で微かな笑い声があった。 しかし 煙が晴れたところでレインドの無傷の姿が見えると 兵士達の間で沈黙が走る。 するとレインドは口を尖らせた笑みを見せ 「殺さないでおいてやるから安心しろよ、慰謝料は払わないけどな」 手元に小さな気を溜めて兵士達に向ける。 「う、うわぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!!」 弾倉を打ち尽くした兵士は別の武器に切り換え、ランチャーはリロードを繰り返す そして先程同様、無数の銃弾とランチャーが彼を襲う。 それと共に彼はその銃弾の方へと走り出した。 ”2011年1月19日 PM 1 00 CIA司令塔” 司令塔内にある一つの扉がゆっくりと開かれた。 俺はその扉を開かれた瞬間、それだけで正直、死という狭間が見えた気がした…… 「よぅ、クロ…」 返り血すら浴びていないレインドが扉が開いた所で見えた。 特殊部隊がやられたのは何十分も前のことだ。その情報を取得した時、俺は急いで全部隊を奴のもとに連動させたが…… まさか…… 全員コイツ、一人にやられたというのか? 「安心しろよ、俺は誰も殺していない……お前の部下は一人として減ってないよ…怪我はしているけどな」 余裕の笑みなのか、それとも俺を侮辱するようなその表情は何とも気に食わない。 俺はおもむろに腰に装備していたデザートイーグルを取り出し、銃口をレインドに向けた瞬間に発砲した。 「お前の力じゃあの世界を征服するのは無理だ、諦めてここで大人しくしな……」 その言葉が聞こえたのは、俺の腹辺りに肘が鋭く当たった後だった。 「うごぉ…あ、がぁ……」 銃弾は壁に減り込んでいる……つまり、今俺の目の前にいるのは 「れ、レ…イ…ンドぉ……」 俺は…地球人を救えないのか……? か、身体が……重く…… …… 俺は姿勢を直し、クロから離れる。 すると奴は俺に向けて手を伸ばしながら、ゆっくりと重い身体をふかふかなカーペットの上に倒した。 「やれやれ……一服したいな……こりゃ」 俺の勝ちだな、クロ 〜完〜 たった一人の攻防戦 前編 BGCOLOR(silver) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/8285.html
PI/SE18-31 カード名:もう一人の魔法少女 美遊 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:8500 ソウル:1 特徴:《マスター》?・《魔法》? …… レアリティ:C
https://w.atwiki.jp/syousetsuokiba/pages/35.html
太陽が出ていて、そよ風が吹く草原。そんな場所に彼は居た。そんな場所にもう一人の英雄はいた。彼は歩いていて、腰に2本の刀を携えている。一本は普通の刀より長く、鞘が足元まである。もう一本は長さは普通の剣と同じでなにやら特別な剣らしい。 「さてどうするんだ?次はどこに精霊がいるんだっけか?」 青年が訊いた。歳は十代後半といったところか。 精霊はぷかぷか浮かびながら、 「さぁ~。」 と、適当に言った。 「さぁじゃねぇよ!さぁじゃ!。」 青年がきれる。そして足を止めて、 「なんでいつもサーガは適当なんだ?もっとしっか---」 「はいはい。東の方。こっから20近く行った国。」 サーガと呼ばれた月の精霊は、青年の説教を途中で無視して答えた。 青年は再び口を開き、何か言おうとしたが、口を閉じて歩き出した。暫く歩いた後、車をヒッチハイクし空港まで乗せてもらった。空港に着き運転手にお礼をし、チケットを買って飛行機に乗った。乗る前に刀2本を荷物として空港側に預ける時は青年が文句を言いまくったのは言うまでもない。 空は晴れていて、飛行機は順調に目的地に向かって進んでいる。青年は自分のパスポートを確認した。名前はザルガン。あだ名は--- 「おーいザン!何してんだぁ?もうすぐつくぞぉ~。」 サーガが言った。 「え?ああ、早いな…。」 ザンはパスポートを小さなかばんにしまった。そして飛行機は着陸した。ザンはすぐに飛行機から降り、荷物を受け取りに行く。ザンは相棒の刀2本を受け取るとすぐに腰につけ、その場を去って行った。 「さて?どっちだ?」 ザンが訊く。周りは殺風景で、草原というよりも荒野と言った感じだ。建物も無い。実は空港の東側は殺風景で、旅行客は皆西側へ行くのだ。天気だけは良かったが。 「ちょっと待て…。あ~…あと10km以上あるっぽい。」 サーガが答えた。 「ちぇ。」 ザンは悪態をつくとそこからさらに東へ歩いて行った。すぐそこに駅があるのに、気がついていない。馬鹿だ。 「馬鹿?てめぇ俺を馬鹿って---」 「誰に言ってるんだ?」 ザンが怒っているのを無視し、サーガが冷静に訊く。 「んあ?え~と…。誰だっけ?」 ザンが言った。 「知るかよ…馬鹿。」 サーガがつぶやく。 「馬鹿?馬鹿って言ったな!この怠け精霊!」 ザンが歩きながらきれる。 「はいはい。」 サーガは冷静に聞き流す。 「カーッ!むかついた!」 ザンは足を止めて、 「だいたいおめぇは---」 「はいはい。」 いつものパターン。 ザンはしゃべるのをやめて黙々と歩き始めた。周りには相変わらず何も無い。 半分くらい行った頃、ザンは流石に疲れたので持ってきた水でのどを潤す。それから30分ほどその場で休憩し、再び歩き始めた。太陽は沈み始めていた。ザンは何も言わずに歩き続けた。そして太陽が沈んだ頃、 「もう日が暮れた。また明日だな。」 「あいよ。」 と言ってザンは、その場に寝込む。サーガもぷかぷか浮かびながら寝た。3時間くらいした頃、 「けけけ…。ここが"砂塵の荒野"だとも知らずに寝てらぁ。兄貴さっさとこの餓鬼片付けて荷物奪いましょうぜ。」 男の声だ。 「そうですぜ兄貴。」 もう一人の男が同意する。 「そうだな…。二人ともナイフの用意はいいか?」 兄貴と呼ばれた男が訊いた。」 「イエッサー!」 と、二人は叫び寝ているザンに襲い掛かる。と、次の瞬間。二人の男は腹から血を出し、倒れていた。 「な。うわっ!」 兄貴と呼ばれた男も切られた。 「あーあ。」 サーガが呆れた声で言った。 「ふぅ。」 ザンは息を切らすことも無く、3人を切っていた。そして刀から血を払う。 「弱い。」 ザンはつぶやくと、長い刀を鞘にしまった。 「さてもう一眠り。」 「俺も。」 二人は寝た。死体が横にあるのも気にしない。 太陽が昇りきる前にザンは起きた。そしてサーガを起こし、死体には目もくれずに目的地に向かって歩き始めた。そして、 「こいつか。」 「そ。」 ザンがつぶやき、サーガがそっけなく返す。精霊がザンのほうを向き、睨みつけ、砂の塊を投げつけてきた。 「おっと。サーガ早く中に入れ。」 「命令かよ。」 サーガは少しためらったがすぐに入った。ザンは左手でサーがが入った剣を抜くと、その攻撃をかわし精霊のすぐ下に入って、 「いざ!」 と叫ぶと精霊を切ろうとした。しかし精霊も切られたくないのでかわす。 「ちっ。」 ザンは悪態をつき、体勢を立て直す。そしてもう一度突っ込んだ。しかし、地面から砂がいきなり飛んできてザンはそれを切るのに精一杯になった。精霊は手を上に突き上げ、地面の砂を手の平に集め、球体にする。そして、それを連続でザンに投げつけた。ザンはそれをまともに受け、3mくらい吹っ飛んだ。しかしザンは受身を取り、すぐに起き上がった。 「これはきつい一発だな…。」 ザンは体勢を立て直し、つぶやく。そして、思いっきり砂をけり上げ、精霊の近くまで走る。精霊は手から砂を出し、妨害しようとしたがザンがいきなり精霊の視界から消えた。そして精霊は消えた。 「ふぅ。」 ザンが息をつくのと同時に、サーガが剣から出てきた。 「このムーンブレード、やっぱり使いやすい。」 ザンが剣を鞘にしまいながら言った。サーガは何も言わない。 「そーいえばさ。」 ザンが話しかける。 「何さ?」 サーガが訊く。 「あの二人元気にしてるかな?ジルと…あともう一人。」 次の話 前の話
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/2718.html
《もう一人の正体》 イベントカード 使用コスト4/発生コスト1/青 [メイン/相手] 同じ名称の相手のキャラ2枚を指定する。その場合、相手は指定されたキャラの中から1枚を手札に戻す。 (くっ……。) あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。で登場した青色のイベントカード。 相手の同名カード2枚を指定し、指定したキャラの中から1枚をバウンスする効果を持つ。 最終的なバウンス対象は相手が選択するが、強力なキャラを2枚指定すれば、相手に二択を迫らせることができる。 同名カード限定なので、キャラを統一したデッキに対しては強い。 しかしその分コスト4と非常に重く、使いどころには気をつけたい。 カードイラストは第4話「白の、リボンのワンピース」のワンシーン。フレーバーはその時の集のセリフ。 めんまに変装したゆきあつの姿は、多くの視聴者に衝撃を与えた。 関連項目 《二人いる!?》 《消えぬ慕情》 《松雪 集(062)》 収録 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 01-115 編集
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2530.html
515 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 21 44 34 ID ??? ドモン「兄さん、最近カリカリしてるな。カルシウム足りてないんじゃないか?」 ロラン「ドモン兄さんが言うんですか?でもまぁ、連れ回されてますから偏ってそうですね」 516 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 21 55 13 ID ??? アスラン「アムロさんに足りてないのは亜鉛ですよ。一緒に摂取しましょう」 517 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 21 55 28 ID ??? ヒイロ「モグモグ・・・カルシウム不足には」 っ煮干し 刹那「これを食べるといい・・・モグモグ」 っS※Y※OY 519 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 22 10 18 ID ??? アムロ「いや、亜鉛は…彼女達がサプリメントをくれるんだ。ただ、毎月一人一箱くれるんで…。アスラン、少し譲ろうか?」 520 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 23 15 11 ID ??? 519 アスラン「本当ですか?なら俺からはこれを…」ドサ アムロ「こ…こんなに大量のチリソースはさすがに…数年分じゃないかと思うぐらいの量だな…」 アスラン「俺はこの量、一週間で消費するんです…」 アムロ「!?…亜鉛うんぬんの問題じゃなさそうだな…」 アスラン「ははは…泣」 カガリ「ヘックション!風邪かな?」 522 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/27(土) 23 44 22 ID ??? 795 名無し大佐 New! 09/06/27(土) 23 27 45 ID 91FbPqeo 本スレ 519 兄さん、部下のチェーンとか苦労人のカニンガムとか勤労少女アリョーナにそんなことさせんなよw 医者のセイラさんなら何か調合してくれるかも知れないけどさ。 アムロ(実を言うと、通常のエビオスの3倍の効果って触れ込みの「エビマス」っていう未承認の新薬が届いたんだ。 「マス」で思い当たるのは一人いるけれど、だからってセイラさんにこの薬を作ったんですかって聞けないよなあ) ▼∀▼ノ(その兄エドワウ・マスが調合しようというのだ、アムロ!)
https://w.atwiki.jp/osusumesyousetu/pages/48.html
ある一人の兵士の日誌 作品ページ 作者:こーどさん
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2623.html
たった一人の冥界紀行 動画リンク コメント・レビュー 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/11087.html
TL/W37-T11 カード名:たった一人の大事な妹 カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・風 【永】 あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (風:このカードがトリガーした時、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) あの時とおんなじだ… レアリティ:TD 15/07/06 今日のカード