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カードリスト 能力 https //login.alteil.jp/lhCardDB/detail.php?id=445 解説 対戦相手が非優勢神族であれば、LV3オープンタイミングでHP=0にする。 敗北時に自身を手札へ戻す。 返却の相互互換である。 相手がHP援護を加えれば勝利は望みにくいが、返却に比べテンポアドバンテージに優れている。 ファイルに応じて使い分けよう。 手札に戻ることから、相手に非優勢のユニットを出しにくくするプレッシャーをかけ、奇跡の呪縛などの神族限定メタを当てやすくする効果もある。 コンボor必殺コンボ 太陽の皇子『フェルラート』 月大公『エスカティア』 共にLV3の為スキルの発動順は運次第。ギャンブル狙いでどうぞ。 カード背景 関連ファイル 関連カード 返却 関連用語 メタ 収録
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最近、図書室に現れる少女がいる その子は、俺とはまた違う蒼い髪をしていて 窓際でよく本を読んでいる 人と関わりを持つこと事態あまりすきではないし どちらかといえば煩わしいことではあるが、気になった 体型こそ違うが 身長は妹とほぼ同じくらいだったし 頬杖をつく癖や、ページをめくるときの指癖などの、小さなありふれたしぐさが どことなく妹に重なって、目で追っていた 『啓介やっぱここだったか。リーダー逹まってるよ』 『うぉっ!…なんだケイイチか、びっくりさせんなよ』 『啓介もそんな声出すんだね、おどろい…』 ケイイチの視線が、窓際で本を読む少女に注がれる ケイイチはギョッとしたように俺の顔を見て 『啓介…スイネと一緒にいたの?』 『いや、一緒にいたわけじゃねーっていうか…』 『……』 『……』 なんとなくだがケイイチは『焦っている』ようだった。なにか知られたくないことでもあるのか、歯切れの悪いことばを紡ぎながら、意味もなく肩を何度も叩かれた 『なに、知り合い?』 『…お、幼馴染み』 『幼馴染み?』 『う、うん(そういうことになってるんだよな…)』 『ふーん…』 『どうかしたの?』 『いや、なんか…』 『え?』 『あ、いや、別に』 『早く行こう。今日はカラオケだってさ』 なんとなく あの子の空気がとても 寂しそうに感じた もう一人の蒼 (人間らしさが感じられない) (そんな気配のする子だった)
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たった一人の反乱 『張り切って殺し合いを・・・』 嫌味なほどの青空の下。くぐもった、男の声が響き渡る。 その声が参加者にもたらすものは、悲しみと、憎しみと、絶望・・・ そして、ここにもまた、絶望する一人の男がいた・・・ 「ふ、はは・・・もう、三分の一も消えたか・・・」 力なくうなだれる男、ヴィンデル・マウザー。 その周囲は、大量のハロが埋め尽くされている・・・ ここは地図で言えばB-3。海の近くの草原である。 『ウ゜ィンテ゜ル、ナニイシ゜ケテル?』 「べ、別にいじけてなど・・・いじけて、など・・・」 言葉に詰まりながら、床に『のの字』を書く。 その背中からは、ただ哀愁のみが感じられた。 (うう・・・わ、私は果て無き闘争の世界を・・・) そう、そんな世界を望んだはずだ。 ここで、こんな無様な姿を晒していいはずが無いのだ。 「・・・そうだ、私はヴィンデル・マウザーだ!こんな所で、終わる男では・・・」 『ウルサイソ゜、ウ゜ィンテ゜ル!』 「ひぃ!す、すいません!すいません!」 ハロの言葉に、男の体は染み付いた負け犬根性を発揮する。 だが、それでも、その決意は揺らがなかった・・・ 今こそ・・・今こそ、主導権をこの手に取り戻すのだ! 「あ、あの・・・どこへ向って、移動しているんでしょうか?」 男は、精一杯の勇気を振り絞り、一番大きいハロに問い掛ける。そして・・・ 「・・・で、できれば!その・・・ 私の部下の、ラミア・ラヴレスを探してもらえたら、嬉しいかなぁーと・・・」 『・・・・・・・・・』 無言・・・ただの丸い物体から発せられる重圧が、ヴィンデルに襲い掛かる。 このゲームの中でも、稀に見ない無言の戦い。 熾烈にして、過酷を極める男と球の上位争いは、 しかし、始まったときと同じく、唐突に中断された。 『ナニカオチテイルソ゜、ウ゜ィンテ゜ル』 レーダーを担当するハロ、その言葉が両者の間にある空気の重さを緩和させる。 「な、何が落ちているんだ?」 内心、溜息を吐きつつ、ヴィンデルは尋ねる。多少どもったのは、ご愛嬌だろう。 『カマタ゜』 ハロの言葉に、モニターを覗き込む。そこには確かに、漆黒の鎌が映っていた。 「どうやら、他の参加者が落とした物のようだな・・・」 『・・・カイシュウスルソ゜』 ヴィンデルの呟きをかき消すように、リーダー格であろうハロが宣言する。 「ちょ、ちょっと待て・・・待ってください。なぜ、わざわざ・・・」 『ツカエソウタ゜カラタ゜』 「し、しかし、罠の可能性も」 『・・・ミツケルマエニ、テキニオトサレタイノカ?』 「いや、それは困るが・・・・・・ん?」 ヴィンデルが、ハロの言葉に首をかしげている間にも。 漆黒の鎌――Z・Oサイズの回収は、ハロたちの手により着々と進行していた・・・ 【ヴィンデル・マウザー ZGMF-X09A・ジャスティスwithハロ軍団 パイロット状況:健康、めっちゃ脱力、ハロの下僕、しかし今回、友情が生まれた? 機体状況:シールドを失う、ファトゥムを失う、ビームライフルを失う さらにコクピット内がハロで埋め尽くされている 現在位置:B-3 第一行動方針:……ハロを切実になんとかしたい 第二行動方針:ラミア・ラヴレスとの合流 最終行動方針:戦艦を入手する 特記事項:B-3に落ちていた、Z・Oサイズを拾いました】 【時刻:6 10】 前回 第143話「たった一人の反乱」 次回 第142話「立ち止まる事無く、振り返る事無く」 投下順 第144話「冥府に咲く花」 第140話「放送(第2回)」 時系列順 第145話「狂龍は翼を休めず」 前回 登場人物追跡 次回 第113話「狩る者、狩られる者、死に行く者、生き抜く者」 ヴィンデル・マウザー 第154話「Zの鼓動」
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31 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 16 29 ID EJo1tDaN 放課後のファーストフード店で俺たちは向かい合わせに座り、 気付けばもう1時間近くぐだぐだと終わりも始まりもしない話を続けている。 「明日、×××へデートに行こうよ」 学校指定のブレザーを着た少女が、ポテトを摘みながら聞く。 彼女は人形のように整った顔をしている。 けれど、その豊かに変わる表情が彼女に人間らしさを彩っている。 「おい、何がデートだ。 また俺を荷物持ちにする気か?」 「むー、こんなに可愛い女の子と一緒にデートできるんだよ。 なんでそんな顔するかなー?」 「いや、デートじゃなくてただのパシリにする積りだろう、それ」 そう答えると、我が愚妹、神楽 日右(かぐら ひう)は恨めしげにじっとこちらを見る。 「ああ、まあ、偶には終わらない買い物ってのも楽しいかもな」 「やったー」 日右は嬉しさ一杯という声を上げながら笑う。 それをその声を聞いていると俺も嬉しくなってくる。 そういう笑い方だ。 32 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 16 57 ID EJo1tDaN 「何がやった、なんですか?」 その声を聞く度に、頭が痛くなってうんざりする。 嫌々後ろを振り向くと、 そこにはやはり学校指定のブレザーを着た少女が立っている。 彼女もまた人形のように整った顔をしている。 端的に言えば俺の前に居る日右に瓜二つだ それはそうだ、こいつは神楽 左月(かぐら さつき)、日右の一卵性の双子の姉なのだから。 だが、左月と日右の区別は簡単だ。 左月は本当の人形の様に表情が無く、硝子のような目をしている。 「兄さん、こんな品の無い場所で何をしているんですか?」 「……何だって良いだろ、お前に」 「そういう訳にはならないわ。 私には神楽家の息女としての義務があるのだから」 左月が日右に視線を移す。 「それに、日右も少しは立場を弁えなさい。 役立たずの癖に、私達の家名に泥を塗るつもり?」 日右が今にも泣きだしそうな顔になる。 「いい加減にしろよ、よく自分の妹にそんな事が言えるな、 お前は何様のつもりなんだよ?」 「私は神楽 左月、それなりに価値のある人間よ。 兄さんこそいい加減にして欲しいわ。 それなんかと比べられるなんてそれだけでも屈辱だわ」 そう言って、左月が不愉快そうに日右から目を離した。 まるで、こんなものを見ていたら、体が穢れるとでも言うように。 「兄さんには、神楽家の次期当主としての自覚が足りてないわね」 そう言って俺に視線を向ける。 人間らしい感情を何も読み取れない、気持ちの悪い目だ。 正に、俺たちの誇るべき神楽家、そのものだな。 33 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 17 30 ID EJo1tDaN 俺の家は旧家という奴で、ちょっとした名士だ。 そして、未だに旧家としての格なんていうふざけた考えを 本気で持っている連中が揃っている。 左月と日右もそんな格とやらを維持する為に連れてこられた。 うちの家には昔からある偏執的な伝統がある。 他の名家の姉妹を養女として迎え、育て上げ、 より神楽家に相応しいと認められたものを当主に娶らせる。 つまり、俺の嫁という事だ。 残ったもう一人は、俺とその嫁の下女として生きる。 そんないかれた風習が21世紀の現代にまで続いているんだ。 考えただけで反吐が出る。 更に反吐の出る話だが、俺の妻はほぼ左月で決定している。 教養、思考、立ち振る舞い どれを取っても神楽家を継ぐ者として申し分無し。 代々の伴侶の中でも最良なんだそうだ。 ふざけやがって。 一方で日右は俺の家族達からは半ば見捨てられてる。 曰く、無能、感情的、軽佻浮薄。 尤も、俺の目から見ればそれは暖かい人間らしいというだけの話だ。 そんな人間にはあそこは辛過ぎる。 実際に、俺といる時はあんなに明るい日右が、 一歩家に入れば、死んだ魚のような目でいつも俯いている。 34 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 18 57 ID EJo1tDaN 早く帰りなさい、淡々とそう言って左月は帰って行った。 正直に言おう。 俺は左月が嫌いだ。 あいつは傲慢で、尊大で、冷徹。 まさに神楽家そのものというような性格に育ってしまった。 特に、日右が見限られてからはよりそうなるように強く仕向けられた。 ある意味では左月は一番の被害者なのかもしれない。 それでも、俺はあんな奴は好きになれないし、 ましてや結婚なんて絶対にごめんだ。 誰がこんな屑のような家とその象徴のような女に縛られるものか。 あと一年、高校を卒業したら俺はこの神楽家を出て行く。 それから、その時には……。 「なあ、日右?」 「どうしたのー、兄さん?」 「明日のデートの時にちょっとだけ大事な話があるんだけどな?」 35 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 19 22 ID EJo1tDaN ********************************** ♪~♪~~♪~ 私は自分の部屋で喜びを抑え切れなくなっていた。 兄さんとデートかー、うふふふ。 それに、兄さんの言いたい大事な事って何かしら? ひょっとして告白とか、愛の逃避行とか? きゃー!! きゃー!!兄さんってば強引すぎるよー!! その時、ノックも無しに扉が開かれて、アイツが部屋に入ってくる。 「あれ、なんの用なの、左・月・お・姉・さ・ん?」 ぴくり、とアイツの眉毛が動く。 「日右、交換の時間よ」 それから、不機嫌そうに懐中時計を私に突きつける。 時刻はちょうど24時だ。 「えー、私は日右だよー、何を言っているの、姉さん?」 「いつまでもふざけていると、左月としてあなたを罰するわ。 日右が左月に刃向うつもり?」 硝子の様な目が私を威圧する。 「はあ、分かったよ……。 ……これで、良いかしら」 私は目の前のアイツを睨み付ける。 まるで、人形の顔にはめられた硝子のような目で。 「ええ、それで良いわ、明日のあなたは左月、私は日右……。 ……さ、じゃー、明日はデートなんだから早く寝ないとね。 それじゃ、お休み、お・姉・さ・ん?」 そう言ってアイツがにやにやと笑う。 悔しい、兄さんにデートを取り付けたのは私なのに。 私、神楽 左月は唇を噛んだ。 私とアイツは双子だ。 けれど、どちらが左月で、どちらが日右なのかは私達にも分からない。 そう言うよりも左月も日右も存在していないと言った方が正しい。 なぜなら、私たちは一日交替で入れ替わっているからだ。 36 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 19 49 ID EJo1tDaN これを始めたのは、兄さんと出会ってから1年位たった時だ。 私たちは兄さんと共に暮らす中で心から兄さんに惹かれていった。 兄さんを伴侶とする為に必死で神楽家に相応しい人間になろうと努力した。 けれど、兄さんはそんな神楽家としての私達を快く思っていない事に気付いた。 それから、神楽家の求める姿と遠い妹が兄さんの理想だとも知った。 そこで私たちは悩んだ。 兄さんの妻にはなりたいけれど、兄さんに愛されもしたい。 そんな矛盾した問題に頭を悩ませていた時に一つの答えを私たちは同時に思いついた。 そうだ、それなら二つの自分がいればいいのだと。 そして、その為にあいつが利用できると気付いた。 まず、兄さんの理想である日右を作り出す。 そうすれば、毎日、兄さんに愛される喜びを味わう事が出来る。 そして、一方で神楽家の理想としての左月も必要だ。 後は兄さんと結ばれるタイミングでアイツを出し抜いて、 結ばれてからは私が左月になり続ければ良い。 37 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 20 12 ID EJo1tDaN ただ、最近はそう簡単には行かないようになってしまったようだ。 兄さんは隠している積りだろうが、この神楽家を出ようとしているは明らかだ。 そして、その時には当然、日右を連れて行く。 もし、兄さんがそれを成功させるならば、私は日右でなければいけない。 けれど、もしも兄さんの脱出が神楽家の人間に阻止されてしまえば、 その時には絶対に私は左月でなければならない。 そして、当然、その事はアイツだって気付いている。 38 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 20 58 ID EJo1tDaN けれど、勝つのは当然私なのだ。 アイツなんかに兄さんを得る資格なんて無い。 同じ遺伝子だが、いや、だからこそ、私はアイツが憎い。 兄さんが愛しているのは日右であった時の私で、 兄さんの妻に相応しいと認められたのも左月であった時の私なんだ。 アイツはただ、私と入れ替わってそのお零れに預かっているに過ぎない。 だというのに、さっきの態度と言い、頭にくる。 まるで、自分が兄さんに愛され、手にする資格を持っているような顔をしやがって。 ぎりり、私は歯を食いしばった。 まあ、良いわ。 どうせ最後に笑うのは私なのだから。 さ、今の私は神楽 左月。 だから、左月として神楽家に恥じない行動をしなければ。 まずはお父様方に、あの役立たずが身の程を知らずに明日、兄さんを連れ出そうとしている事。 兄さんが神楽家の当主として、好ましくない事を考えている可能性がある事。 ちゃんと報告しなくちゃいけないわ。 くす、せいぜい楽しみな夢だけでも見れると良いわね、神楽 日右。
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静寂司る魔人の手記(しじまつかさどるまじんのしゅき、salavec rhaplanca)は、メタ・ファルスの神話、ラプランカ伝承の一つ。 概略 出典 Harmonia ガストショップ特典冊子 関連 ラプランカ マオ レレンタス
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もう一人のボク(もうひとりのぼく) 表遊戯が王様を呼ぶ時の呼称。 スレ内で意見が同じ者へのレスとしても使われることがある。
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一人の隠密として、一人の姉として ◆UcWYhusQhw 「さて、と。着きましたか」 目の前には広がるのはいかにもといった町並み。 地図に言った所によると西洋風の街に辿り着いていた。 私―トーニャ―はむさ苦しい筋肉共から離れ奏さんの隠密として行動する事にした。 元々あの少女は信用できないので。 あの筋肉馬鹿が情に流されて居るだけでもありますが。 ……最もそれがあの馬鹿のいい所でもあるんでしょうけど。 ……はっ!? 私が少しだけ顔が綻んでいるのを感じるとブンブンと頭を振って否定した。 どうして私があの単細胞の事を気にしないといけないのですか。 ……まったく。 取り敢えずは当初の目的を果たしましょうか。 与えられた活動は大きいのは2つ。 まず最優先は現状首輪解除できる人物つまりドクターウェストとの接触。 その次に主催者、神崎の関する情報を持ってると思われる者、藤乃静留との接触。 そして全体的には物資や情報の調達、各施設の調査。 つまりは脱出できるものなら何でも集めやがれって事だ。 そして最優先事項であるドクターウェストを見つける為西洋風の街に来た。 目の前には広がる町並みを見る。 ……これは欧州南部の方でしょうか? しかし地図にはモスクなど書いてありましたし……何とも無国籍な島だ。 無国籍と思ったときあのアメリカかぶれのオタのことを思い出したのは空に吹っ飛ばす事にしておいて。 ……本当に『造られた』島なんでしょうね、殺し合いの為に。 そこまで重要な事なんでしょうか、この殺し合いが。 「……っ……少し休息をとりましょうか」 そう思った時少し立ちくらみのようなものに襲われた。 それもそうか、奏さんたちと別れてからここまでずっと進み続けたのですから。 取り敢えず少しの休息を。 私は適当な民家に警戒しながら入った。 その民家は暖炉があり、食卓、そして古い揺り椅子と。 これも何ともまあ中世の西洋風の家そのものだった。 こんなものまで再現するとは……ね。 呆れを通り越して笑いまで出てきますよ、まったく。 私はそのまま何とも言えない気持ちのままキッチンの方に向かう。 取り敢えず喉の渇きを抑えましょう。 支給品にありますが温存する事にした。 うむ、資源は有効也。 適当に食器棚からコップを一つ取り出し蛇口を捻り水を出す。 流れ出す流水。 コップに満たされる水。 そして蛇口を止め左手を腰に当て ゴクゴクと一気に水を煽る。 「……プハァー」 ふぅ。 美味い、なんともない水が。 ただそれだけなのだけど。 そして何となくガス台に置かれている鍋を見る。 中は空の空鍋。 そこにお玉。 ……………………。 いや!? 決してかき回そうなんて思ってませんよ! ええ! どっかのアニメだけのヤンデレじゃあるまいし。 ……全く。 人をおとぼけ未来人にしたり、あの暗黒進化した幼馴染にして何が楽しいんですか。 ……コホン。 なんか私が危ない人間なったようだ。 咳払いをして民家から出る準備をしようとする。 休息は取りました。 さっさとドクターウェストを探しましょう。 五月蝿いですからサッサと気付くはず。 私はそのまま出ようとして一枚の写真を見つけた。 何となくだが目がいった。 そこに写るのは双子だろうか? 仲良く寄り添ってる姿。 顔は全く一緒といってもいいぐらい似ていて。 茶色い髪で片方がストレートでかなりのロング。 もう片方もかなりのロングだが結っていてた。 ただこの違いだけが二人が別人だと示す証拠だった。 別にこの双子がどうって話じゃない。 この双子に私は何も思ってない。 ただ私はこの写真を通してある人を投影していた。 それはとても大切な人。 かけがえないとてもとても……一人しか居ない人。 サーシャ。 サーシャ・アントーノヴナ・ニキーチナ。 そう私の妹。 私とサーシャは気がついたら孤児院に居て。 不自由ではなかったけどいつでも空腹で。 そんな時でもずっと一緒に居て。 そしてお父さんに拾われて。 厳しい訓練をして。 それでもずっと一緒で。 キキーモラ移植の時も私は彼女の事を思って。 日本に行くときも彼女の事を思って。 日本にいたときは彼女の手紙を楽しみにして。 時にはクリスマスの日にどっちが誕生日が揉めたりもしたけど。 それでも。 私はどんな時でも妹の事を想っていた。 それは今でもどこでも変わらない。 今殺し合いの舞台でも。 変わる事はなかった。 彼女の為なら殺し合いに乗る事は問わなかった。 だって私はあの子の たった一人の姉だから。 私は彼女にもう一度会いたい。 任務を終えて平和に暮らしたい。 それが望みなのだから。 でも殺し合いに乗って優勝したからといって帰れるとは分からない。 だから私は今はこうしている。 だけど。 もし。 もし帰れるのなら…… なら…… 「……考えても仕方ありませんね……今は隠密として動きましょう」 私はそこで思考をうち止めた。 今は奏さんと約束した。 奏さんに忠誠誓った気など毛頭ない。 だけど今はこうして動く方がいいだろう。 まず 一人の隠密として。 私は与えられた事をこなすだけ。 さて、行きましょうか。 休憩を取りすぎました。 ドクターウェストをさっさと見つけましょう。 勘だけどそんなに遠くには居ないはず。 そう思い私は写真から目をはずし外に出る。 空は紅く染まっていていずれ夜になるだろう。 「行きましょう……私は私の役目を果たすだけ」 キキーモラを出す。 さあ行こう。 私は帰るんだから。 妹の下へ。 絶対に。 絶対に。 【E―3 東部/一日目/住宅街】 【アントニーナ・アントーノヴナ・二キーチナ@あやかしびと-幻妖異聞録-】 【装備】:ゲイボルク(異臭付き)@Fate/staynight[RealtaNua] 【所持品】:支給品一式、不明支給品0~2、スペツナズナイフの刃、智天使薬(濃)@あやかしびと-幻妖異聞録-、レトルト食品×6、予備の水、首輪(岡崎朋也) 【状態】:健康。 【思考・行動】 基本方針:打倒主催。『隠密』として行動。 1:ドクター・ウェストを探し出し、首輪を提供する。 2:しばらくは単独行動を徹底。物資や情報の調達、各施設の調査などに努める。 3:藤乃静留を探し出し、主催者(神崎黎人)の情報を絞り取る。 4:神沢学園の知り合いを探す。強い人優先。 5:主催者への反抗のための仲間を集める。 6:地図に記された各施設を廻り、仮説を検証する。 7:ティトゥス、クリス、ドライ、このみを警戒。アイン、ツヴァイも念のため警戒。 8:時機を見て、奏と合流する。ファルはやっぱり信用できない。 9:もし帰れるのなら…………? 【備考】 ※制限によりトーニャの能力『キキーモラ』は10m程度までしか伸ばせません。先端の金属錘は鉛製です。 ※真人を襲った相手についてはまったく知りません。 ※八咫烏のような大妖怪が神父達の裏に居ると睨んでいます。ドクターウェストと情報交換をしたことで確信を深めました。 ※杏、ドクターウエストと情報交換をしました。 ※奏と情報交換をしました。 【トーニャの仮説】 ※地図に明記された各施設は、なにかしらの意味を持っている。 ※禁止エリアには何か隠されているかもしれない。 180 夕暮れの湖畔にて 投下順 182 第三回放送-巡り続ける運命の鎖- 178 めぐり、巡る因果の果てで(子供編) 時系列順 171 秘密 - da capo/al fine - 161 素晴らしく冴えたやり方 アントニーナ・アントーノヴナ・二キーチナ 201 エージェント夜を往く
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CBの活動後、ダブルオーライザー内・・・ 沙慈「植林活動も何とかいったね、刹那」 刹那「一度なくした物を取り戻すには一人ではできないからな もっとも、一人でウチの畑を見ているウッソは大したものだが」 沙慈「君が、アムロさんやロラン以外の事を言うのって珍しいね」 刹那「そんなに珍しいか?」 沙慈「刹那も成長してるんだなって・・・あっゴメン」 刹那「気にする事はない、俺達は“二人で一人のガンダム”だからな」 沙慈「刹那、今日出かける前に観たんだね・・・ダ○ル」
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第1話 「たった一人の戦い」 あらすじ 極めて近く、限りなく遠い世界。 敵から逃亡を続ける一台の車があった。「ある部隊」に敗北した彼らは散り散りになりながらも一つの場所を目指していた。 たった一つの理想。それを叶える為の決死の逃避行。 車の中にいる一人の男は思う。「アイツはあの時に殺しておくべきだった・・・と」。 そして、車のを止め追撃する部隊の前に立ちはだかる。このまま逃げるだけでは本隊が危険に晒される。 そう考えた男、あやきはたった一人の戦いに臨むのであった。 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 いずれか味方ユニットの撃破 熟練度獲得条件 3ターン以内に敵を全滅させる。 ステージデータ 初期味方 あやき 初期敵 所属不明プレイヤー 味方増援 無し 敵増援 無し 敵データ 初期 プレイヤー Lv HP 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 所属不明プレイヤー 2 4000 5 2700 0 5 5 ---------- ---- 戦闘前会話 敵 味方 敵任意 あやき 攻略アドバイス 鉄壁をかけて突っ込むだけで簡単に熟練度は入手可能。 別の世界のお話なのであやきは驚天動地を使用不可。 クリア後入手物資 無し 第2話『歪む時流』
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殺し合いに巻き込まれることなど人生で一回もあれば多過ぎると言っていいところだろうが、 二回目ともなるともう何と言っていいのやらというところである。 文字通りの意味で命懸けであのワケのわからない殺し合いとかいうのから脱出出来たと思ったら、まさか振り出しに戻されるとは。 私は見知らぬ公園で一人ため息をついて空を見上げていた。 二回目ともなると多少は肝も座ってくるもので、私は自分の運命を呪うのはそこそこにしておいて今の状況に思いを馳せることにした。 「これはリピーター、ってことになるのかしらねえ?」 冗談じゃない、と言ってみたって始まるまいが、なぜこの私が選ばれたのかという点は大いに気になった。 私は確かに嘗てパロロワと呼ばれているネット上の企画で書き手と呼ばれていた。 だが今は見ることはあっても書く事はもうほとんどなくなっている。 その理由はまず、私が最初に書き手として参加した初代カオスロワの終結直後に、本物の殺し合いに参加させられてしまったこと。 そしてもう一つは、その殺し合いから私が生還してからしばらく経って、パロロワ界の中で私の使っていたトリが一人歩きをしはじめたからである。 『本物の』私は見ての通りの女子大生。だけどネット上では私は何故か大学生くらいの男の子ということになっていた。 私は男になった自分が活躍するいくつかのロワを不思議な気持ちで見ていた。 別に不快感は無かったし、それなりに楽しんだのも事実ではある。 しかし同時に私は、私の居場所が無くなってしまったかのような不思議な寂しさを味わってもいた。 ロワの中でみんなの注目を集め、笑われ、声援を浴びているのは私と同じ名前を持ってはいても私と同じ人間ではもちろんない。 今や私の使っていたトリップはこの現実世界にいる私ではなく、仮想世界の中で生きている彼を指すものでしかなくなっていた。 なので私は、書くことをやめた。 それからしばらくして、再びこんなことになろうとはもちろん思いもせずに。 私は一体どう動けばいいんだろう。もう一人の私とも言うべき『彼』がそうするであろうように、対主催として八面六臂の活躍をする? ご冗談。現実の私は何の力もないただの女だ。 あー、いや、一つだけ……たった一つだけ他の誰も持っていない力がある。 前の殺し合いの中で、仲間に教えて貰った技。しかしあの技一つで果たしてどこまで戦えるのだろうか。 そもそも私に何かを期待している人なんかいるんだろうか。 もし仮にここにも『彼』が来ていたら、読者の注目はそちらに行くであろう。 私が対主催になろうがマーダーになろうが、それは彼らの興味の埒外のはずだ。これでは頑張る気にもならない。 まあ何もせず死ぬのも癪だし、せいぜい目障りにならない程度に穏健派っぽく動き回ろうか。 そんなことを思いながら、腰を浮かした時だった。 その場面に遭遇したのは本当にものすごい偶然としか言いようがない。 私の座っていた場所からは見下ろすくらいの低地にある小道。 セーラー服のスカートをはためかせながら走ってきたのはおそらく高校生くらいのショートの女の子、見覚えはあるようだけど思い出せない。 その後ろから走ってきたのは……あちらは見間違えまい。日本人ならおそらく大部分が知っている顔だ。 しかしリアルで見ると本当にすごい唇だ。 例え名前は知らなくても顔に見覚えのある人は多いはずだ。いや、今は彼の名前や素性が問題な訳じゃない。 彼が鬼気迫る顔で、武器を手に女子高生を追いかけまわしているってことだ。 いや、あれは武器だよね? 多分。一応、あれを手に持って襲ってるんだし。 さて、思いもよらない展開とはこのことだ。このまま見過ごすのも目覚めが悪い。かといってこっちも非力な女だ。 せめて…… と、そこまで思ってはっと気付いた。ありうる。それはありうる展開だ。 私は今になってようやく自分に支給されたカバンの中に手を入れて、自分に支給された武器を確認した。 ビンゴ。主催者の「いきなはからい」か、単なるご都合主義か、そんなのはどっちでもいい。 私は決心をつけきる前にもう走り出していた。 突如自分と女子高生との間に割って入ったツインテールの女を見て、彼は驚いたようだった。 しかし彼が本当に驚いたのは、私が次の言葉を口にしてからだったろう。 「I am the bone of my walnut. (体はクルミで出来ている) Steel is a nutshell,and fire is contents. (カラは鉄で 中身は硝子) I have a good harvest over a thousand dry weather. (幾たびの日照りを越えて豊作) Unknown to worm-eaten. (ただの一度も虫食いはなく) Nor Cooc to Life. (ただの一度も調理されない) Have withstood pain to create many walnut. (彼の者は常に独り、クルミの森で勝利に酔う) Yet,those hands will never hold anything. (故に、生涯に意味はなく。) So as I pray,unlimited walnut works. (その体は、きっとクルミで出来ていた。)」 呪文の詠唱を終えた時、そこには一面の胡桃の森が広がっていた。 その木々に成るのは、いずれ劣らぬ形・大きさともに最良の胡桃。 「ゆくぞ海山商事営業。卵の貯蔵は十分か」 驚愕に目を丸めているであろう女子高生を背中に庇いながら、私はある高揚感に襲われていた。 戦いの感覚を喜んでいるなんてわけではない。人を守る使命を果たせる充実感とも違う。 今この少女を守ることは、間違いなくこの私にしか出来ないことだったからだ。 「じゃ、邪魔をするなあああああああ!!」 彼、アナゴさんは鬼気迫る顔で怒声を挙げた。凄い迫力だ。 私は胡桃の弾を、アナゴさんが持っている全自動卵割器に向かって打ち込んだ。 全自動卵割器は音を立てて壊れる。 そうだ、もう一人の私が何者だろうが関係ない。私は私のロワを戦うんだ。 武器を破壊されて呆然としている隙に、私はアナゴさんの足をクルミの木の枝で拘束した。 そして背後の女子高生に向き直る。 「さあ、今のうちに逃げて!!」 いかにマーダーとはいえ、命まで取るのはやはり気がひけた。 私たちはアナゴさんの声が聞こえなくなるところまで逃げ、胡桃の固有結界を解除した。 「あ、あの、大丈夫ですか!?」 固有結界を解除した途端に地面の上に倒れ込んでしまった私を、ショートカットの女子高生が不安そうに覗き込む。 うーん、ここまで体力を食われるとは予想外だ。前のロワではわりと連発が利いた気もするんだが、制限の影響だろうか? どっちにしてもあまり使いすぎるのは考え物か。 「き、気にしないで……」 膝に手をつきながらどうにか立ち上がる。 結構遠くまで逃げられたようで、いつの間にか公園を抜けて民家の前にいた。 「ねえ、よかったら少しこの家に隠れさせてもらわない? お互いに少しは休みたいでしょう? さっきの人をやりすごすのにもいいしさ」 そう提案すると案外素直に乗ってくれた。 「そうそう、名乗り忘れていたね。私は◆6/WWxs9O1s。あんたは?」 「私は岩崎みなみと言います。危ないところを助けていただき、本当にありがとうございました」 ああ、やっぱりそうだったのか。 「ふーん、奇遇ねえ」 「はい?」 「いやいや、こっちの話」 悪いわね、もう一人の『私』。あんたの嫁はしばらく貰っておくわよ? 【板橋区の民家/1日目・日中】 【◆6/WWxs9O1s(女)@カオスロワ書き手】 [状態] 健康 [装備] 胡桃@現実 [道具] 不明支給品1~2、基本支給品一式 [思考・状況] 基本:自分は自分なりに頑張る 1:民家で休憩させてもらう 2:みなみを保護する ※元カオスロワ2の参加者です 【岩崎みなみ@らき☆すた】 [状態] 健康 [装備] 無し [道具] 不明支給品2~3、基本支給品一式 [思考・状況] 基本:不明 1:民家で休憩させてもらう 2:6/氏(女)と情報交換 【参加者紹介】 【◆6/WWxs9O1s(女)】 初期(カオスロワ2・書き手ロワ1)では6/氏はツインテールの大学生くらいの女性として書かれていた。 熱血で若干変態的な男性版6/と比べると控えめで、クールで虚無的な部分もありながらもわりと常識的な精神の持ち主。 カオスロワ2ではシマリスに胡桃の固有結界を伝授してもらった。 なおカオスロワ5の序盤にもちょっとだけ登場する。 【胡桃の固有結界について】 詳しい描写があるのは2期と5期なのでそちらをご参照ください。 ここでは基本的性能は本編に準じながらも 有効範囲を自分中心に半径50メートルに制限 維持時間を十分に制限 連続使用不可能(最低でも2~3時間は空けないといけない) 以上のような制限でどうかと思います。 目の前に広がっていた胡桃の森と足枷は突如として消え、後は無人の公園が残るのみだった。 胡桃によって破壊された全自動卵割器を目の前にして呆然としていたアナゴだったが、すぐさま起き上がった。 「……頑張ればなんとか優勝できるかもしれないと思っていたが、そう一筋縄でも行かないようだな」 参加者があの女子高生みたいなのばかりなら勝てなくもないだろうが、突如出てきたツインテールの女は不思議な能力を持っていた。 あんなのにはとても対応できない。作戦を一から練り直しだ。 「真正面からぶつかるのが無理なら他の手を考えるか……強い人に取り入るなりなんなりなあ」 アナゴの思いはただ、愛する家族と友人が待つ場所に帰りたいということのみだった。 【板橋区の公園/1日目・日中】 【アナゴ@サザエさん】 [状態] 健康 [装備] 全自動卵割器@サザエさん(故障) [道具] 不明支給品1~2、基本支給品一式 [思考・状況] 基本:優勝し、妻やマスオと再会する 1:真正面から戦うのはやめ、他の手段を考える 【支給品紹介】 【全自動卵割器@サザエさん】 近年のサザエさんでは最も有名なネタの一つ。波平が買ってきたアイデア商品。 名前に反して全く全自動ではない、そもそも手で割ったほうが早いなど致命的な欠陥を持つ。 カオスロワでは3で波平の支給品として登場する。 余談だが、波平ロワではなんと参加者として登場する。 026:二人はいい男 投下順 028:ももいろ☆ツインズ 026:二人はいい男 時系列順 028:ももいろ☆ツインズ 初登場! ◆6/WWxs9O1s(女) [[]] 初登場! 岩崎みなみ [[]] 初登場! アナゴ 051:バトルロワイアルに巻き込まれた普通のサラリーマンの苦悩