約 3,723,910 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32644.html
登録日:2015/08/14 Fri 15 44 50 更新日:2023/03/23 Thu 17 32 20NEW! 所要時間:約 31 分で読めます ▽タグ一覧 2006年 FIFA FIFAワールドカップ QBK はいてない カード乱発 サッカー サッカーW杯 ジネディーヌ・ジダン スポーツ ドイツ マルコ・マテラッツィ ワールドカップ 所要時間30分以上の項目 順当 頭突き 2006 FIFAワールドカップとは、2006年6月9日から7月9日にかけて、ドイツで開催されたFIFAワールドカップである。 ●目次 概要 グループリーググループA グループB グループC グループD グループE グループF グループG グループH 決勝トーナメントRound of 16 準々決勝 準決勝 3位決定戦 決勝 総括 表彰 概要 サッカーの大会の最高峰に位置づけられ、世界中が注目するスポーツの祭典であるFIFAワールドカップ。 その第18回目にあたる本大会はドイツで開催された。 開催地決定の決戦投票では南アフリカ開催の見込みが強かった(これはFIFA会長ゼップ・ブラッターの希望でもあった)が、投票を前に南アフリカ開催を支持していたFIFA理事の一人が突然棄権し、逆転でドイツでの開催と相成った。 (ご存知の通り南アフリカでの開催は次回大会で実現することになる) また、公式マスコットのゴレオ6世(彼は何と下半身に何も着ていない)の評判が芳しくなく、グッズ制作会社が大会前に倒産してしまった。 グループリーグ 初出場はウクライナ、トリニダード・トバゴ、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、アンゴラの6チーム(アフリカ勢はチュニジア以外の全チームが初出場)。 また今大会から前回優勝国の予選免除が廃止となっている。 組み分け抽選の結果、グループCおよびグループEに強豪が集まり死の組と見なされた。 グループA 1位 ドイツ 2位 エクアドル 3位 ポーランド 4位 コスタリカ 2年前のEUROでグループリーグ敗退を喫した開催国ドイツは、監督が現役時代は名ストライカーでありながら指導者としての経験は乏しいユルゲン・クリンスマンであったことや、若手が多く親善試合での結果がイマイチ(日本と引き分けたり…)であったことからさほど前評判が高くなかった。 本大会の開幕戦となったコスタリカ戦では前半早くにラームのオープニングゴールで先制、コスタリカのワンチョペに2点を入れられるもののそれを上回る得点力を発揮し4-2で勝利。 続くポーランド戦では守備が改善したものの逆に攻撃陣が不発となるが、試合終了間際にベテランのノイビルのゴールで勝ち点3を上積みした。 一方エクアドルもポーランドとコスタリカに連勝、第3節を待たずしてドイツとエクアドルのグループ突破が決定した。 第3節、主力を温存したエクアドルに対し、地元の声援を受けたドイツはベストの布陣で挑み3-0と完勝した。 一方ポーランドはコスタリカに2-1と逆転勝ちするものの、両チームはインパクトを残せないまま敗退。 コスタリカは初出場の1990年大会でベスト16に入って以来の躍進はならなかったが、この8年後に世界中を驚かせることに… グループB 1位 イングランド 2位 スウェーデン 3位 パラグアイ 4位 トリニダード・トバゴ 優勝候補の一角にも挙げられていたサッカーの母国イングランドは、初戦でパラグアイと対決。 期待の若手ルーニーはケガ明けで出場できなかったものの、前半3分にベッカムのフリーキックがオウンゴールを誘発しこれを守りきって勝利。 続くトリニダード・トバゴ戦では相手の堅守に苦しめられるものの、後半38分とアディショナルタイムに2点を入れ、2戦でグループ突破を決めた。 3試合目では38年振りのスウェーデン戦勝利を目指したものの、試合開始早々オーウェンが負傷交代するアクシデントもあり2-2のドロー。 スウェーデンは初戦でトリニダード・トバゴの堅守に苦しめられる。後半早くに相手に退場者が出た優位を活かせられず痛恨のドロー。 パラグアイ戦で後半44分にリュングベリがゴールを決め何とか勝利を掴み、イングランドに引き分け2位でのグループ突破を果たした。 伝統的に守備に定評のあるパラグアイは2連敗でグループ敗退が決定し、3大会連続の決勝トーナメント進出ならず。 グループリーグでの2失点はイングランド・スウェーデンと同じ数字だったが、故障明けのエース・サンタクルスが不振であったり、GKビシャールが初戦でいきなり負傷交代するという不運もあった。 3戦目で僅かにグループ突破の可能性を残していたトリニダード・トバゴもパラグアイに敗れ、W杯初勝利・初ゴールならず。しかし出場国中最弱とさえ目されながら、堅守でイングランドやスウェーデンを苦しめたことが注目された。 グループC 1位 アルゼンチン 2位 オランダ 3位 コートジボワール 4位 セルビア・モンテネグロ アルゼンチン・オランダの両雄に、初出場ながらアフリカ特有の高い身体能力と攻撃力が持ち味のコートジボワール、欧州予選を1失点で突破したセルビア・モンテネグロが入った死の組その1。 コートジボワールは大会初出場を決めた後、ロッカールームからエースのドログバが母国での内戦をやめるよう訴え、これを機に内戦が停止したことが話題となった。 蓋を開けてみれば、アルゼンチン・オランダともにコートジボワール戦とセルビア戦に連勝しグループ通過確定という順当な結果であった。 アルゼンチンはコートジボワールに2-1で勝利した後、予選で堅守を誇ったセルビア・モンテネグロを相手に6-0の大勝をおさめた。 カンビアッソが決めた2点目は25本のパスを経由してのゴールであった他、6点目は当時19歳の誕生日目前であったメッシによる得点であった。 オランダもしたたかに2連勝。若手のロッベンやファン・ペルシの活躍が目立った。 3戦目で両チームは直接対決したがスコアレスドローに終わり、セルビア・モンテネグロ戦で得点を稼いだアルゼンチンがグループ首位となった。 コートジボワールは3戦目でセルビア・モンテネグロに逆転勝ちしW杯初勝利を挙げて足跡を残した。 モンテネグロが独立したためセルビア・モンテネグロ代表としてはW杯最終戦となる本試合であったが、勝利で飾ることはできなかった。 グループD 1位 ポルトガル 2位 メキシコ 3位 アンゴラ 4位 イラン ポルトガルは初戦でW杯初舞台であったアンゴラの立ち上がりにゴールを奪い勝利。続くイラン戦では後半にケガから復帰したデコと若手C・ロナウドの2ゴールで快勝し、1966年大会以来のベスト16入りを決める。主力を温存したメキシコ戦でもプレッシャーのかからない中2-1で勝利した。 本大会でシード国であったメキシコは、初戦でイランに一度は追いつかれるものの後半に地力の差を見せつけ3-1で勝利。アンゴラ戦では相手守備陣に手を焼きスコアレスドローに終わるものの、勝ち点4でグループ2位を確保した。 初出場のアンゴラは2戦終了後僅かに決勝トーナメント進出の可能性を残していたが、イラン戦で先制しながらも追いつかれグループ突破ならず。メキシコとポルトガルに連敗した時点でグループ敗退が決まっていたイランと共に3戦でドイツを去ることとなった。 グループE 1位 イタリア 2位 ガーナ 3位 チェコ 4位 アメリカ 死の組その2。蓋を開けてみれば、第2節終了時点で全チームに突破と敗退の可能性が残された激戦区となった。 シード国のイタリアは大会直前にカルチョ・スキャンダルが発覚し、リッピ監督やGKブッフォンをも巻き込む大騒動となった他、テストマッチでの不振やトッティが故障明けであったことなどからパフォーマンスが不安視されていた。 またチェコはEURO2004で好プレーを見せ、大会直前にはFIFAランキング2位に入ったことから、本大会での躍進が期待された。 第1節、イタリアは初出場のガーナ相手に攻守が噛み合い2-0で勝利。 チェコはアメリカ戦で3-0と快勝するが、この試合で主力のヤン・コレルが負傷してしまう。 第2節、イタリア対アメリカ戦ではイタリアが先制するもののオウンゴールにより同点。直後イタリアが1人退場になり、かと思いきやその後アメリカが2人退場となり一転して劣勢に立たされるもスコアは動かずドロー。一方ガーナ対チェコ戦では前半2分にギャンのゴールでガーナがいきなり先制、チェコは退場者を出し追加点も奪われてしまう。 第3節、イタリア対チェコ戦では負傷で退いたネスタと交代で入ったマテラッツィがコーナーに頭で合わせイタリア先制、その後チェコはまたも退場者を出し完全に浮き足立ち、後半同じく交代で入ったインザーギが2点目を決めてイタリア完勝。 一方何としても勝ち点3が欲しいガーナとアメリカ。ガーナが先制した後アメリカが追いつくも、程なくしてガーナがPKを獲得、これを決めて勝ち越しに成功しそのまま逃げ切った。 前回の2002年日韓大会でベスト8入りしたアメリカはグループ最下位。またチェコの敗退は今大会における数少ない番狂わせとなった。 不安要素のあったイタリアは攻守ともに安定して貫禄の首位通過。ガーナは初出場ながらアフリカ勢唯一の決勝トーナメント進出を果たした。 グループF 1位 ブラジル 2位 オーストラリア 3位 クロアチア 4位 日本 我らが日本代表が組み入れられたグループ。 ブラジルは今更語るまでもない強豪であり、前回大会の優勝国でもある。今回も厚い選手層を有する優勝候補であり、特にカルテット・マジコ(魔法の4人組)と呼ばれたロナウジーニョ、ロナウド、カカ、アドリアーノの4人で構成される攻撃陣が自慢であり、本大会はロナウジーニョのための大会になるとの見方もあった。 クロアチアは1998年フランス大会でも日本と同じグループであり(日本に1-0で勝利)、当時は初出場ながら3位入賞を果たしていた。 名将ヒディンク率いるオーストラリアは当時AFCではなくOFC所属(オセアニア枠からの出場)であったため、現在では有り得ないグループリーグでの対決が実現した。(※同一グループにヨーロッパは最大2チームまで、他の大陸は1チームまでと決められている) そして日本。予選参加国中最速で本大会出場を決め、前回大会を経験した中田英寿らに加え中村俊輔や高原直泰が加わったかつてないほど豪華な布陣で、国民の期待も高かった。 日本の初戦の相手はオーストラリア。 前半26分、中村が右サイドからPA内にクロスを送ると、対応に出たオーストラリアGKシュウォーツァーが柳沢と交錯、ボールはそのままゴールへ吸い込まれた。 思わぬ形で先制点を手にした日本だったが、その後追加点がなかなか奪えず、試合はオーストラリアのペースへと傾き始める。 そして後半39分、ニールの長いスローインを起点に、こぼれ球をケーヒルに決められ同点に追いつかれると、後半44分、後半アディショナルタイムと立て続けに決められ、日本は8分間で3点を失ってしまった。掴みかけた勝利は一転、悪夢へと変わってしまった。 続いてクロアチア戦。 GK川口とDF陣は奮闘を見せるが、なかなか1点が奪えない。 後半5分、ゴール前で柳沢がフリーとなり超決定機を迎えるもののボールは枠外へ。選手交代でも流れを変えられずスコアレスドローに終わる。 大チャンスをモノにできなかった柳沢は「急にボールが来たので」と釈明したことにより各方面から批判を浴び、この迷言およびそれを略した(?)QBKの三文字は柳沢を象徴するものとなってしまった。 一方、主将の宮本は累積警告で次戦出場停止に。そのような状況で、グループ突破のためにはブラジル相手に大差で勝利しなければならなくなった。 ちなみに、この試合の後半33分にモドリッチがクラニチャールと交代で出場し、ひっそりとW杯デビューを果たしている。 12年後のロシア大会での大活躍は皆さんご存知の通り。 なお、玉田は2021年6月18日に、モドリッチのファンが投稿したインスタグラムの写真を見るまで、彼と対戦していたことを知らなかったと明かした。 ブラジル戦。 既にグループ突破を決め先発を5人入れ替えてきた王国を相手に日本は防戦一方に。 前半34分に玉田のゴールで先制し一縷の望みを残したが、その後ブラジルの圧倒的な攻撃力の前に1-4で屈した。 試合後中田英寿はピッチに倒れ込みしばらく動けず。彼はこの試合の約10日後現役引退を表明することになる… 敗退の要因として、ジーコ監督の指導力不足・それに伴い選手間で意見の食い違いがあったことなどが指摘された。 王国ブラジルはカルテット・マジコが本調子とは言えなかったものの地力の差を見せつけ2連勝し早くも決勝トーナメント進出を確定させる。 日本戦では調子の上がらなかった怪物ロナウドに2ゴールが生まれ、W杯通算ゴールを爆撃機ことゲルト・ミュラーに並ぶ14とした。 第3節のオーストラリア対クロアチア戦は事実上グループの2位争いとなる。 両チーム合計3人が退場する激戦となったこの試合で、オーストラリアは2度リードされながら追いつきドロー、初の決勝トーナメント進出を果たした。またこの試合では、グラハム・ポール主審がクロアチアのシムニッチに3枚のイエローを提示するというミスを犯している(2枚目のイエローの時点で退場にしなかった)。 グループG 1位 スイス 2位 フランス 3位 韓国 4位 トーゴ シード国のフランスは予選でドメネク体制下の混乱があり突破が危ぶまれていたが、ジダンやテュラムらが代表復帰した後に調子を取り戻し、指折りの堅守で予選通過を果たした。そしてレ・ブルーの誇る司令塔ジダンは大会後の現役引退を表明した。 初戦で同じく堅守を誇るスイスと引き分ける。続く韓国戦では早くに先制するものの終盤にパク・チソンに決められまさかのドロー。 ジダンは累積警告でトーゴ戦出場停止。ピッチを退いた際にはブチギレてロッカールームのドアを蹴って破壊した(しかもこのドア、偉大な選手に蹴破られたとして今も保存されているらしい)。 ジダン抜きで挑んだトーゴ戦、引き分けでもグループ敗退が決まる状況の中前半は攻めあぐねたが、後半に2点を決めグループ2位に入った。 このグループを首位通過したのはスイス。 フランスと0-0で引き分けたのちトーゴと韓国にいずれも2-0で勝利。全チーム中唯一無失点で決勝トーナメント進出を決めた。 また、韓国戦で先制点をヘディングで決めた若手センデロスはゴール直後に額を負傷、流血ヘッドとして話題となった。 韓国はトーゴに勝利にフランスに引き分け、アジア勢最高の勝ち点4と気を吐いたがグループ突破ならず。3連敗のトーゴと共にグループリーグで姿を消した。 グループH 1位 スペイン 2位 ウクライナ 3位 チュニジア 4位 サウジアラビア 無敵艦隊スペインは初戦で初出場のウクライナ相手に4-0と大勝。続くチュニジア戦では先制されるも終盤に3点を奪い2試合でグループ突破を決める。サウジアラビア戦では控え組が先発、先制後はやや攻め込まれるものの1点を守りきり、3連勝でグループ首位通過を果たした。 初出場のウクライナはスペイン戦でエースのシェフチェンコが封じ込まれ、退場者を出したこともあり完敗。 W杯での船出は苦いものとなったが、そこから持ち直し続くサウジアラビア戦で4-0と大勝し得失点差を0に戻した。 続くチュニジア戦ではやや梃子摺りながらもシェフチェンコのPKで1-0の勝利、初出場ながらグループ2位に食い込んだ。 チュニジアとサウジアラビアは初戦で直接対決。互いに最も勝ち点3を奪いたかった相手であっただろうが2-2のドロー。 その後両チームともに欧州勢に2連敗し、共に勝ち点1でドイツを去った。 今大会のグループリーグは全体的に番狂わせの少ない展開であった。 グループ突破したチームのうち、ガーナ・メキシコ・オーストラリア以外の13チームは欧州または南米勢。北中米カリブ海・アフリカ・アジアの各チームは奮わない成績となった。 一方唯一の波乱とも言えるチェコの敗退、トリニダード・トバゴやコートジボワールが初出場ながら上位国を苦しめるといった出来事もあった。 決勝トーナメント Round of 16 ドイツ 2- 0 スウェーデン ドイツの点取り屋クローゼと若手FWポドルスキのコンビが冴え渡った一戦となった。 前半4分、中央を突破したクローゼがスウェーデンGKイサクションと交錯し転倒、しかしノーファウル…であったがすぐさまポドルスキがこぼれ球に反応し早くもドイツ先制。 続いて前半12分、DFを3人引き付けたクローゼがポドルスキにラストパス、これを決めドイツ2点目。 一方、スウェーデンは前半35分にルチッチが2枚目のイエローで退場となりますます不利な状況に。 後半8分にはPKを獲得したが、ラーションの蹴った球は枠外へ飛んでいってしまった…。 26本のシュートを浴びせ、守備も安定していた開催国ドイツがスコア以上の完勝。スウェーデンはここで敗退。 予選で8得点を決め予選突破に大きく貢献したイブラヒモビッチも、本大会では持ち味を発揮できなかった。 アルゼンチン 2-(延長)- 1 メキシコ 2005年のコンフェデレーションズカップ準決勝と同一カードとなった一戦(この時はPK戦の末アルゼンチンが勝利した)。 前半6分、フリーキックを起点に主将マルケスが決めてメキシコが先制するも、4分後に10番リケルメのコーナーキックにクレスポが合わせてアルゼンチンが追いつく。 その後はスコアが動かず試合は本大会初の延長戦に突入。アルゼンチンはテベス・アイマール・メッシという豪華な交代カードで流れを掴む。 そして延長前半8分、アルゼンチン主将ソリンがクロスを送ると、マキシ・ロドリゲスがこれを胸トラップしてボレー。このスーパーゴールでアルゼンチンが勝ち越しを決める。 そのまま2-1で試合終了、アルゼンチンが準々決勝に進出。メキシコは交代カードの2/3を負傷者に充てざるを得なかったのも響いた。 イングランド 1- 0 エクアドル オーウェンを負傷で欠いたことでシステムの変更を強いられたイングランドは苦戦。前半11分にはクリアミスで失点の危機になるも、C・テノリオのシュートにA・コールが必死で足を伸ばした結果ボールはクロスバー直撃。 後半イングランドは持ち直し、ベッカムのフリーキックが直接決まりついに先制。 これを守りきったイングランドがベスト8進出。エクアドルは初の8強入りは達成できなかった。 ポルトガル 1- 0 オランダ ヨーロッパの強豪同士の潰し合いとなったこの一戦は、W杯史上最も荒れた試合となった。 ポルトガルに9枚、オランダに7枚、計16枚のイエローカードが1試合中に提示されたのである。 ポルトガルのコスティーニャとデコ、オランダのボラルーズとファン・ブロンクホルストはイエロー2枚で退場、最終的に9対9の戦いとなった。また、FCバルセロナでチームメイトであったデコとファン・ブロンクホルストは退場後2人並んでちょこんと座り仲良く(?)試合を見守った。 試合は前半23分にマニシェが挙げた1点を守りきったポルトガルが勝利し準々決勝進出を果たした。 イタリア 1- 0 オーストラリア 日本を破りグループ突破を果たしたオーストラリアが強豪イタリアを苦しめた。 イタリアは1点が遠い上、後半5分にマテラッツィが一発レッド(普段はラフプレーの多いマテ兄貴だが今回に関しては正直厳しい判定であった)。 0-0のまま後半アディショナルタイムを迎え、延長戦に突入した場合交代枠を2つ残していたオーストラリアが有利と見られていた。 しかしフルタイムが過ぎようとしたその時、左サイドを突破したグロッソがPKを獲得。これをトッティが決め、イタリアが土壇場でリード、辛くも準々決勝へ駒を進めた。 ウクライナ 0-(延長)- 0 スイス (PK 3 - 0) ウクライナはルソル(累積警告)、スイスはセンデロス(負傷)と共に守りの要を欠きながら、いずれも素晴らしい守備を見せた。 延長戦を戦ってもスコアは動かず、試合は本大会初のPK戦へ突入。 先攻のウクライナは1人目のシェフチェンコがスイスGKツベルビューラーのセーブに遭ってしまうものの後続が落ち着いて決めた。 一方のスイスは3人続けて失敗(ウクライナGKショフコフスキーのセーブ2つとクロスバー1つ)。ウクライナ4人目のグセフがPKを成功させベスト8進出を決めた。 ウクライナは初出場ながらベスト8に駒を進める大健闘。敗れたスイスは今大会全チーム中唯一無失点のまま大会から姿を消した。 ブラジル 3- 0 ガーナ 王国が初出場のガーナに貫録勝ちを見せた。 前半5分、カカのスルーパスに反応したロナウドがGKをかわしてゴール。ロナウドはW杯通算15得点とミュラーの記録を抜いた。 続いて前半アディショナルタイム、主将ルシオのオーバーラップからアドリアーノが裏をとり追加点、後半39分にはゼ・ロベルトがダメ押し点。 勝ち進んだブラジルはGKジーダのファインセーブも光った。ガーナはエッシェンを累積警告で欠いた上、後半ギャンがイエロー2枚で退場になったのも響いた。 フランス 3- 1 スペイン こちらもまたヨーロッパの強豪同士の潰し合いとなった試合。 前半28分にビジャがPKを決めスペインが先制するが、前半41分にスルーパスに反応したリベリーがGKカシージャスをかわしてゴール、フランスが追いつく。その後しばらくスコアが動かなかったが、後半37分ジダンのフリーキックからヴィエラのヘディングでフランス逆転。アディショナルタイムにはジダンがダメ押し点を挙げ、フランスが8強進出を果たした。 グループリーグでは苦戦したフランスだったが、大会後引退するジダンの花道を飾ろうと決勝トーナメントでは結束を強めていった。 一方、近年W杯で思うような成績を残せていないスペインはここで敗退。試合の日は主将ラウールの29歳の誕生日でもあったが、苦い思い出となってしまった。 また本試合の前にはフランスの黒人選手が観客から罵られるという出来事があった。 これを機に準々決勝4試合で試合前に両チームの主将が人種差別に反対する声明を読み上げ、この慣習は次回大会以降も継続されている。 Round of 16もグループリーグ同様強豪国が順当に勝ち上がった格好となった。8強は全て欧州と南米のチームで占められた。 準々決勝 ドイツ 1-(延長)- 1 アルゼンチン (PK 4 - 2) 前半は両チーム慎重な試合運びをしたため得点は動かず。 後半4分、リケルメのコーナーにアジャラが頭で合わせアルゼンチン先制。開催国ドイツは本大会で初めて先制点を奪われた。 その後ドイツは反撃を見せ、後半35分クローゼが得意のヘディングで遂に同点に追いつく。そしてスコアは延長戦でも動かずPK戦へ突入。 地元の声援を受けたドイツGKイェンス・レーマンがアルゼンチン2人目アジャラと4人目カンビアッソのキックを止めドイツが準決勝進出を果たした。 PK戦ではレーマンが靴下から謎のメモを取り出して見ていたためその内容について憶測がなされたが、後にそこにはアルゼンチン選手のキックの癖が書かれていたことが明らかとなった。一方のアルゼンチンは正GKアボンダンシエリが試合中負傷交代したのが痛かった。 …こうして試合は決着がついたが、その後に一騒動があった。試合終了後にドイツ選手とアルゼンチン選手の間で乱闘騒ぎが発生したのである。 伏線はPK戦の最中にあった。アルゼンチン1人目クルスが成功後ドイツを挑発するような仕草をとり、それに対しドイツ4人目ボロウスキが成功後黙れと言わんばかりに人差し指を口の前で立てたのである(これが中指を立てたと間違われた説も…)。このボロウスキの行為にエキサイトしたアルゼンチン選手が試合後手を出したらしい。 アルゼンチンのクフレはドイツのメルテザッカーを蹴りつけたとして(試合後ながら)レッドカードが提示され、ドイツのフリンクスはアルゼンチンのクルスにパンチを浴びせたことが明らかになり次戦出場停止の処分を受けてしまった。 イタリア 3- 0 ウクライナ 前半6分、ザンブロッタの強烈なミドルシュートで早くもイタリア先制。 その後は互いに中盤で潰し合う展開が続く。後半にはウクライナが決定機を何度か迎えるもののGKブッフォンのファインセーブもあり決めきれず。 後半14分にトッティのクロスにトーニが頭で合わせ追加点。その10分後には再びトーニが決めてウクライナを突き放した。 攻守共に力の差を見せつけたイタリアが準決勝進出。初出場ウクライナの快進撃もここまでであった。 ポルトガル 0-(延長)- 0 イングランド (PK 3 - 1) EURO2004の準々決勝と同一カードとなった本試合。EUROでは2-2でPK戦となりポルトガルが勝利したが、本試合でも似た展開となった。 また、マンチェスター・ユナイテッドでチームメイト同士である気鋭の若手、ルーニーとC・ロナウドが対決するという構図でもあった。 ポルトガルはデコとコスティーニャが出場停止であったがそれを感じさせない戦いを繰り広げた。 前半は両者譲らず0-0であったが、後半7分ベッカムが負傷交代を強いられ、不穏な雰囲気となり始める。 そして後半17分に事件が起きる。 ルーニーがカルヴァーリョを踏みつけるラフプレー。それに対しポルトガル選手は主審に激しく抗議するが、そこにC・ロナウドも加わったことで空気が一変。結果的にルーニーは一発レッドで退場。その直後、何とC・ロナウドがポルトガルのベンチに向かってウインクする姿がカメラに収められたのである。 C・ロナウドが親友のルーニーを退場に追いやったと解釈され、彼は主にイングランド国内で大きな批判を浴びることとなった(また、この行為が原因となりC・ロナウドは最優秀若手選手賞の受賞を逃したとも言われている)。 この後数的不利になったイングランドはポルトガルの猛攻を防ぎ切り、延長戦でもスコアは動かずPK戦に突入した。 ポルトガルGKリカルドはランパード・ジェラード・キャラガーのキックを弾き出すファインプレー(キャラガーは最初主審のホイッスルの前にボールを蹴ってしまい、これがゴールネットを揺らすものの当然認められず、蹴り直しがセーブされてしまった)。 ポルトガルも2人が失敗したが、5人目のC・ロナウドが成功させた瞬間、40年振りのベスト4入りを掴むこととなった。 前回大会に続きベスト8に留まったイングランドは大舞台でのPK戦への弱さが指摘されている。 2006年までにW杯では本試合を含め3戦全敗、EUROでも1勝2敗と負け越している(この後イングランドはEURO2012、EURO2020でもPK戦で敗れている)。 本試合では、イングランドで唯一PKを成功させたハーグリーヴスがカナダ出身であったことから、イングランド人はPKに弱いという説に拍車がかかったりもした。 また、C・ロナウドは後にルーニーに謝罪、両者の関係は修復したようである。 フランス 1- 0 ブラジル 1998年フランス大会の決勝と同一カードとなった一戦。 このときは試合直前にロナウドにトラブルがあり持ち味を発揮できなかったブラジルに対し、地元フランスが3-0と完勝し初優勝の栄冠を掴んでいた。 8年前の苦い経験からかブラジルはフランスを警戒する。フランスはそんなブラジルを相手に堅守を活かしシュートを7本に抑えた。 試合が動いたのは後半12分。フランスが左サイドでフリーキックのチャンスを得る。フランスのエースストライカー・アンリにはロベルト・カルロスがマークについた。ところが、ロベルト・カルロスが靴ひもを結び直している間にホイッスルが吹かれ試合がインプレーになってしまう。ジダンが蹴ったボールはファーサイドへ流れ、どフリーのアンリがこれをゴールに流し込んだ(ちなみにアンリがジダンのアシストで決めたゴールはこれが唯一であるらしい)。 ブラジルはこの後ペースを取り戻せず、1-0でフランスが準決勝進出を決めた。 連覇の夢が絶たれたブラジル。直接の敗因はロベカルの靴ひもだったが、大会を通してカルテット・マジコの機能不全が指摘されていた。 個々の能力に優れていた彼らも連携の面では今ひとつであった。更に10番ロナウジーニョが不調であり、今大会の主役と期待されながらもノーゴールに終わった。バルセロナとは異なるポジションでプレーする必要に迫られたセレソンの10番。普段はサッカーを楽しみながらプレーする彼だが、今大会では笑顔が消えてしまっていた。 ベスト4は全て欧州のチームで占められた(南米勢がベスト4に進出できなかったのは1982年スペイン大会以来)。 その顔ぶれも、グループリーグの項目で示したように不安を抱えていたドイツ・イタリア・フランスと、優勝候補というよりはダークホース的な扱いであったポルトガルと、やや下馬評に反したメンツとなった。欧州開催の地の利が働いたと言っても過言ではないだろう。 準決勝 イタリア 2-(延長)- 0 ドイツ 開催国ドイツにイタリアが挑んだ一戦。 一進一退の攻防が続き、スコアが動かないまま延長戦に突入。しかし状況はさほど変わらず、このままPK戦突入かと思われた。 しかし延長後半14分、コーナーから始まった流れでピルロのスルーパスを受けたグロッソがシュート、これが決まり遂にイタリア先制。 残り時間の少ないドイツは攻めを急ぐが、イタリアは主将カンナバーロのカットからカウンターを仕掛け、親日家デル・ピエロが追加点を奪った。 この2点目が決まると同時に試合終了、イタリアが1994年アメリカ大会以来の決勝進出を果たした。 ドイツは伝統的にイタリアと相性が悪いことが知られていたが、今回はボランチのフリンクスが前述の乱闘騒ぎで出場停止となったことにより戦術の変更を迫られたこと、そして後半交代で入ったシュヴァインシュタイガーとオドンコールが封じられたことが敗退の遠因となった。あくまで結果論であるが、クリンスマン監督や若手選手の経験不足も影響したのかもしれない。前回大会決勝では累積警告で出場停止となっていた主将バラック、4年越しの優勝の夢は叶わなかった。 フランス 1- 0 ポルトガル 優れた中盤を有するチーム同士の対決。イングランド戦での出来事のためかC・ロナウドにはブーイングが浴びせられた。 前半32分、カルヴァーリョが足を滑らせ、PA内でボールをキープしていたアンリの足をすくってしまうという形でフランスがPKを得る。 GKリカルドはジダンのキックのコースを読んでいたが届かず、フランスが先制に成功する。 その後はポルトガルが攻勢をかけるもスコアは動かず。フランスが8年前に自国開催で初優勝して以来の決勝進出を決めた。 ポルトガルは交代カードのうち1つを負傷者に充てたこと、シュートに慎重になる余り相手DFのインターセプトに遭ったことが響く形となった。 3位決定戦 ドイツ 3- 1 ポルトガル ドイツは負傷のあった何人かの選手を下げ、GKは今大会控えであったオリバー・カーンが出場した。 前半カーンは往年のようなスペクタクルなセーブを見せ、ポルトガルも譲らず0-0。 後半に試合を決定づけたのは21歳のシュヴァインシュタイガーであった。後半11分、左サイドから中央にドリブルで侵入しミドルシュートを決め先制。後半15分にはフリーキックがオウンゴールを誘発し追加点。後半33分には1点目と同じような位置から再びミドルシュートを決めた。後半43分にはフィーゴのクロスからヌーノ・ゴメスが華麗なダイビングヘッドを決めてポルトガルが一矢報いるが、3-1のまま試合終了。 チームの全ゴールに絡んだシュヴァインシュタイガーとカーンの好セーブが目立ったドイツが、自国開催のW杯を勝利で締めくくった。 前評判が良くないながらも地元の声援を受けて3位入賞を果たした開催国ドイツ。国民は代表チームに惜しみない拍手を送り、試合終了後にはスタジアムに花火が打ち上げられ彼らを祝福した。クリンスマンは代表監督の座を退いたが、後任の監督に彼の右腕であったヨアヒム・レーヴが就任。またポドルスキ、シュヴァインシュタイガー、ラーム、メルテザッカーといった若い選手が活躍したことで、今後に期待のできる幕切れとなった。 オリバー・カーンは今大会正GKの座をレーマンに譲りながらも裏方からチームメイトを鼓舞し続け、本試合ではキャプテンマークを巻き勝利に貢献。試合後にレーマンと抱き合ったことも含め感動を呼び、カーンは自らの代表引退試合を有終の美で締めくくった。 一方ポルトガルは長年W杯で結果を出せなかったが、今回は得点力でやや苦しみながらも貫禄の4位。大会後はフィーゴが代表引退を表明した。 ちなみに、この試合の主審を務めたのは日本人の上川徹氏である(グループリーグではエクアドル対ポーランド戦およびイングランド対トリニダード・トバゴ戦も担当していた)。 決勝 イタリア 1-(延長)- 1 フランス (PK 5 - 3) 2006 FIFAワールドカップの決勝カードはライバル関係にある2ヶ国が激突することとなった。 イタリアは1982年以来4度目の優勝を目指す。前に決勝進出した1994年大会では、PK戦の末バッジョが失敗しブラジルに優勝を攫われていた。 一方フランスは1998年以来2度目の優勝がかかっていた。ジダン・GKバルテズ・アンリなど当時を知るメンバーも残っており、また本試合はジダンの引退試合にもなったため有終の美を飾ることができるかどうかにも注目が集まっていた。 試合は前半6分に早くも動きを見せる。 PA内でマテラッツィがマルーダを倒しPKの判定(これもマテ兄貴にとってやや厳しい判定となった)。 PKキッカーを務めたジダンの蹴ったループシュートはクロスバーで跳ね返りゴールラインの内側に落ちた。フランス先制。 しかし前半19分、ピルロが蹴ったコーナーにヴィエラに打ち勝ったマテラッツィが頭で合わせイタリア同点。マテ兄貴は自分のミスを自分で帳消しにした。 ここから試合は膠着状態に。 前半36分、コーナーからのトーニのヘディングはクロスバー直撃。後半16分フリーキックからトーニのヘディングシュートがネットを揺らすも完全なオフサイド。一方のフランスは後半アンリやリベリーが突破力を見せつけるもなかなか得点につながらない。 0-0のまま延長戦に突入するが、後半同様フランスが攻めてイタリアが守るという構図が続いた。 延長前半8分、リベリーのシュートは惜しくも枠外。延長前半14分には、1998年大会決勝を連想させるジダンのヘディングシュートがあったものの、GKブッフォンのファインセーブで得点ならず。イタリアは準決勝での激闘の疲れが残っていたのか守る展開が続いたが、ブッフォンやカンナバーロが得点を許さなかった。 そして延長後半5分。本大会を象徴する大事件が起きた。 マテラッツィがジダンに何かを話しかけたが、これがジダンを挑発する言葉(ジダンの母や姉への罵倒?)であったらしい。 激昂したジダンはマテラッツィに頭突きを加えた。マテラッツィはステーンと後ろに倒れ、スタジアム内は騒然となる。 アルゼンチン人主審オラシオ・エリソンドはこの出来事を直接は見ていなかったようで、しばらくは状況確認に時間を費やした。 そして彼はジダンに暴力行為があったと認識し、ジネディーヌ・ジダンはレッドカードを提示された。 その高いテクニックでサッカー界を席巻し続けてきたフランスの司令塔ジダンの選手生活は、一発退場という不名誉な幕切れとなってしまった。 退場となったジダンは試合後のセレモニーのために用意されたトロフィーのそばを通り過ぎ、寂しくピッチを後にした…。 この出来事は後に様々な論争を呼び、決勝戦の結果そのものよりも世界の注目を集めてしまった。 さて、10人となってしまったフランスは延長後半を凌ぎきり、決勝戦の決着は1994年大会以来のPK戦に縺れ込むこととなった。 イタリアの先攻で始まったPK戦、1人目のピルロとヴィルトールはそれぞれ成功。 イタリア2人目はジダンを退場に追い込んだマテラッツィ。ブーイングの中成功させる。 続いてフランス2人目はトレゼゲ。しかし彼のシュートはクロスバーを叩いてしまい失敗。 3人目のデ・ロッシとアビダルはいずれも成功。4人目のデル・ピエロとサニョルもきっちり決めた。 そして運命のイタリア5人目は準決勝で劇的な決勝点を挙げたファビオ・グロッソ。 彼のシュートが決まり、イタリアが4度目の栄冠に輝いた。 優勝したイタリアは伝統の堅守・カテナチオが光った。 イタリアは本大会7試合2失点。これはW杯優勝国の失点数としては最少タイ記録であるが、その内訳はオウンゴールとPK。 つまり試合の流れの中で普通に失った点が全くなかったのである。GKブッフォンの好セーブや、主将カンナバーロらDF陣の奮闘が実を結んだ。 そして大会前のカルチョ・スキャンダルで暗い影を落としていたイタリアサッカー界にとって、この優勝は明るいニュースとなったことだろう。 余談であるが、このスキャンダルによりユベントスはセリエB降格処分を受けてしまうが、セリエBでのプレーを嫌った何人かの選手が移籍する中、本大会大活躍のブッフォンは「オレにはセリエBのタイトルが足りない」と男気を見せ残留、デル・ピエロもクラブ愛を貫き残留し翌シーズンはセリエB得点王となり、それぞれユベントスのセリエA復帰に貢献した。 一方惜しくも準優勝に終わったフランス。 ジダンは今大会キャプテンマークを巻き、大会中に34歳の誕生日を迎えながら未だ錆付かない技術でチームの攻撃を支え、あらゆる意味でチームの中心であった。前評判が低いながらも決勝進出を果たしたのは彼あってこそであり、決勝では退場となったがそれも直接の敗因ではなかった。 本大会では若手のリベリーが活躍したという明るいニュースもあったが、ジダンが去った後のフランス代表はドメネク監督の下低迷期を迎えることに…。 総括 既に記したように本大会は全体的に順当な結果続きかつ欧州中心の大会であり、波乱の多かった2002年日韓大会と対照的であった。 また特筆すべき事項として、カードの乱発が挙げられる。 前回大会が誤審問題で揺れたため審判に関して様々な改革が行われたが、これによりジャッジが厳格化されたことが要因であったようだ。 本大会での退場者28人は過去最多。選手が出場停止処分を受けたことでチームの戦術に影響が出てしまい、敗退の遠因となったことも少なくなかったようである。 ちなみに、本大会は初めてハットトリックの達成者が出なかった大会でもあった。 表彰 ゴールデンボール(MVP) ジネディーヌ・ジダン ※シルバーボールはファビオ・カンナバーロ、ブロンズボールはアンドレア・ピルロが受賞 ゴールデンシューズ(得点王) ミロスラフ・クローゼ(5得点) ※次点は3得点のエルナン・クレスポ(シルバーシューズ)、ロナウド(ブロンズシューズ)、マキシ・ロドリゲス、ジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、ルーカス・ポドルスキ、フェルナンド・トーレス、ダビド・ビジャ ヤシン賞(最優秀GK) ジャンルイジ・ブッフォン 最優秀若手選手賞 ルーカス・ポドルスキ FIFAフェアプレー賞 ブラジル、スペイン エンターテイニングチーム賞 ポルトガル 追記・修正はゴレオ6世のグッズを持っている方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] それじゃグループEは2位じゃなくて3位が決勝リーグ進出したことになってるぞ、編集頼む -- 名無しさん (2015-08-15 00 42 49) 修正しました 大会のちょっと前ドイツのFIFAランクが日本とあまり変わらなかったのが意外 -- 名無しさん (2015-08-15 00 51 09) ジダン、現役最後の試合で得点、退場か…ジダンの頭突きは漫画「宇宙兄弟」にも題材として取り上げられてたなぁw -- 名無しさん (2022-06-07 17 22 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/12009.html
今日 - 合計 - ハリー・ポッター クィディッチ ワールドカップの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時55分58秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/1548.html
2006年ワールドカップ フォークロス 男子 #6 オーストリア シュラドミン 1 カミル・タタルコビッチ CZE Kona Les Gets 2 ヨースト・ウィックマン NED Cannondale 3 Rudiger JAHNEL AUT 4 ミケル・プロコップ CZE Author 5 ダン・アサートン GBR ANIMAL GIANT 6 ミック・ハナー AUS CANNODALE THE CUT 7 Leiv Ove NORDMARK NOR 8 ジー・アサートン GBR ANIMAL GIANT #5 ブラジル バルネアリオ・カンボリウ 1 ミケル・プロコップ CZE Author 2 ジャレッド・グレイヴス AUS Yeti Fox 3 クリス・パウエル USA Specialized 4 カミル・タタルコビッチ CZE Kona Les Gets 5 Roger Rinderknecht SUI GT/Oakley 6 セドリック・グラシア FRA COMMENCAL 7 Jose Escudero ECU Zenith MTB 8 ダン・アサートン GBR ANIMAL GIANT #4 カナダ モンサンタン 1 ミケル・プロコップ CZE Author 2 ユルグ・メイヤー NED CANNONDALE NETHERLAND 3 Roger Rinderknecht SUI GT/Oakley 4 ジー・アサートン GBR ANIMAL GIANT 5 ジャレッド・グレイヴス AUS Yeti Fox 6 ウィル・ロングデン GBR MBUK Santacruz 7 ルーク・ストロム AUS 8 クリス・パウエル USA Specialized #3 ドイツ ウィリンゲン 1 ジャレッド・グレイヴス AUS Yeti 2 ヨースト・ウィックマン NED Cannondale 3 Roger Rinderknecht SUI GT/Oakley 4 ミケル・プロコップ CZE Author 5 クリス・パウエル USA Specialized 6 ユルグ・メイヤー NED CANNONDALE NETHERLAND 7 カミル・タタルコビッチ CZE Kona Les Gets 8 ギド・チュッグ GER Fusion ジャレッド・グレイヴスがワールドカップ初優勝。 ヨースト・ウィックマンも自己最高位だった#1の4位を更新。 ブライアン・ロープスは練習中に肩を脱臼したが、次戦には復帰できる予定。 #2 イギリス フォートウィリアム 1 ミケル・プロコップ CZE AUTHOR 2 ブライアン・ロープス USA GT 3 クリス・コヴァリック AUS MS-INTENSE 4 ミケル・デルディーク FRA FIAT ROTWILD 5 セドリック・グラシア FRA COMMENCAL 6 ジー・アサートン GBR ANIMAL GIANT 7 ギド・チュッグ GER FUSION 8 ミケル・マローシ CZE ARBö RSP DHR #1 スペイン VIGO 1 ミケル・プロコップ CZE AUTHOR 2 Roger Rinderknecht SUI GT 3 カミル・タタルコビッチ CZE KONA LES GETS 4 ヨースト・ウィックマン NED CANNONDALE NETHERLAND 5 ジャレッド・グレイヴス AUS Yeti Fox 6 クリス・パウエル USA SPECIALIZED 7 Lukas Tamme CZE 8 セドリック・グラシア FRA COMMENCAL 関連項目 Cedric Gracia Chris Kovarik Mick Hannah Nathan Rennie ルーク・ストロム
https://w.atwiki.jp/telespo2015/pages/398.html
フジテレビ系列 FIFA女子ワールドカップ2015 グループリーグ 日本×スイス 6/9(火) 10 45~13 05 A枠60秒 - ★トヨタ、(PT)世田谷自然食品 30秒 - ★日本航空、MS ADインシュアランスグループ、★三菱電機、マクドナルド B枠60秒 - ★HONDA、★みずほフィナンシャルグループ、GungHo(各社扱い) 30秒 - ★キリンビバレッジ、日清食品 日本×カメルーン 6/13(土) 10 45~13 05 A枠60秒 - ★HONDA、★みずほフィナンシャルグループ、(PT)世田谷自然食品 30秒 - ★キリンビバレッジ、マクドナルド B枠60秒 - ★トヨタ、野村證券 30秒 - ★日本航空、★三菱電機、MS ADインシュアランスグループ、★カシオ計算機 日本×エクアドル 6/17(水) 5 45~8 00 [5 25~5 45 みどころ] A枠60秒 - ★トヨタ、★みずほフィナンシャルグループ 30秒 - コカ・コーラ、アサヒ飲料、(PT)スポーツ振興くじtoto、(PT)アートネイチャー B枠60秒 - ★HONDA 30秒 - ★日本航空、★キリンビバレッジ、GungHo、久光製薬、★三菱電機、(PT)Orico 決勝トーナメント ベスト16 日本×オランダ 6/24(水) 10 45~13 05(最大14 10まで) A枠60秒 - ★HONDA、(PT)ほけんの窓口 30秒 - ★日本航空、コカ・コーラ、日清食品、森永乳業 B枠60秒 - ★トヨタ 30秒 - ★キリンビバレッジ、XPERIA、三菱電機、ブリヂストン、(PT)Kao、(PT)Galaxy 準々決勝 日本×オーストラリア 6/28(日) 4 45~7 00(最大8 10まで) A枠60秒 - ★トヨタ、スポーツ振興くじtoto 30秒 - コカ・コーラ、XPERIA、富士フイルム、(PT)豆しば B枠60秒 - ★HONDA、日本生命 30秒 - ★日本航空、★キリンビバレッジ、★三菱電機、★カシオ計算機 準決勝 日本×イングランド 7/2(木) 7 45~10 05(最大11 10まで) A枠60秒 - ★HONDA、日本生命 30秒 - コカ・コーラ、★日本航空、アース製薬、呉工業 B枠60秒 - ★トヨタ 30秒 - ★キリンビバレッジ、ターミネーター:新起動/ジェニシス、★三菱電機、宝くじ、アートネイチャー、(PT)Galaxy 決勝 日本×アメリカ 7/6(月) 7 45~10 25(10 05終了予定が20分延長) A枠60秒 - ★トヨタ、積水ハウス 30秒 - ★三菱電機、コカ・コーラ、スカパーJSAT、(PT)ニトリ B枠60秒 - ★HONDA、日本生命 30秒 - ★キリンビバレッジ、★日本航空、フォーラムエンジニアリング、大塚家具 外部リンク (PC)フジテレビ・番組サイト
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/8471.html
今日 - 合計 - ストライカー ワールドカッププレミアムステージの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時56分54秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/sponsor24/pages/738.html
フジテレビ系列 FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsペルー 2023年9月16日(土) A枠 @ フジ 0'30"…キントーン(PT) B枠 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い) 0’30”…ミキプルーン、LAWSON、HONDA、ケンタッキーフライドチキン、GungHo、積水ハウス、SUNTORY、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet、よろこびがつなぐ世界へ KIRIN(イミューズ1’00”+ビール0’30”) 1’00”…NISSAN(1’30”扱い) 0’30”…SEKISUI(積水化学グループ)、meiji 明治 パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsアルゼンチン 2023年9月17日(日) A枠 @ フジ 0'30"…COSMO B枠 1’30”…よろこびがつなぐ世界へ KIRIN(イミューズ 1’00”+ビール 0’30”) 1’00”…NISSAN(1’30”扱い) 0’30”…LAWSON、MITSUBISHI ELECTRIC、meiji 明治、TAIYO 太陽ホールディングス、Disney+ ディズニープラス C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い) 0’30”…ミキプルーン、HONDA、SEKISUI(積水化学グループ)、アサヒビール、TVer(PT) パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsプエルトリコ 2023年9月19日(火) A枠 @ フジ 0'30"…鹿島 B枠 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い)、ミキプルーン 0’30”…MITSUBISHI ELECTRIC、LAWSON、Daiwa House、Yakult、フジパン、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…NISSAN(1’30”扱い)、KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…SEKISUI(積水化学グループ)、Yellow Hat、FUJIFILM パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsブルガリア 2023年9月20日(水) A枠 @ フジ 0'30"…アサヒビール B枠 1’00”…NISSAN(1’30”扱い)、KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…MITSUBISHI ELECTRIC、Daiwa House、FUJIFILM、ORIHIRO、セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン・PT)、宝くじ(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い)、ミキプルーン 0’30”…SEKISUI(積水化学グループ)、LAWSON、TVer(PT) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsベルギー 2023年9月22日(金) A枠 @ フジ 0'30"…高須クリニック B枠 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い) 0’30”…ミキプルーン、MITSUBISHI ELECTRIC、LAWSON、meiji 明治、Yakult、Daiwa House、mizkan、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…NISSAN(1’30”扱い)、KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…ミキプルーン、SEKISUI(積水化学グループ)、The Pokèmon Company FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsトルコ 2023年9月23日(土) A枠 @ フジ 0'30"…ヨドバシカメラ B枠 1’00”…NISSAN(1’30”扱い)、KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…ミキプルーン、MITSUBISHI ELECTRIC、meiji 明治、FUJIFILM、ケンタッキーフライドチキン、Daiwa House C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い) 0’30”…ミキプルーン、SEKISUI(積水化学グループ)、LAWSON、TAIYO 太陽ホールディングス、TVer(PT) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 女子 日本vsブラジル 2023年9月24日(日) A枠 @ フジ 0'30"…INPEX B枠 1’00”…Hisamitsu(1’30”扱い) 0’30”…ミキプルーン、LAWSON、MITSUBISHI ELECTRIC、Daiwa House、FUJIFILM、HONDA、アサヒビール、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…NISSAN(1’30”扱い)、KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…SEKISUI(積水化学グループ)、meiji 明治、ほけんの窓口 パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsフィンランド 2023年9月30日(土) A枠 @ フジ 0’30”…イモトのWiFi B枠 1’00”…KIRIN(1’30”扱い)、P G、Daiwa House 0’30”…第一三共ヘルスケア、MITSUBISHI ELECTRIC、佐川急便、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…イモトのWiFi 0’30”…ミキプルーン、カーネクスト、ケンタッキーフライドチキン、AXA アクサ、SEKISUI(積水化学グループ) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsエジプト 2023年10月1日(日) A枠 @ フジ 0'30"…イモトのWiFi B枠 1’00”…イモトのWiFi、P G 0’30”…ミキプルーン、SUNTORY、RIZAP、meiji 明治、The Pokémon Company、大塚製薬(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet\ 1’00”…KIRIN(イミューズ・ロゴは1’30”仕様) 0’30”…カーネクスト、日清食品、第一三共ヘルスケア、ホットスタッフ、TVer(PT) パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsチュニジア 2023年10月3日(火) A枠 @ フジ 0’30”…イモトのWiFi B枠 1’00”…KIRIN(1’30”扱い)、P G 0’30”…RIZAP、The Pokémon Company、日清食品、積水ハウス、TVer(PT)、みずほ銀行(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…イモトのWiFi 0’30”…ミキプルーン、カーネクスト、meiji 明治、SUNTORY、Red Bull(PT) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsトルコ 2023年10月4日(水) A枠 @ フジ 0'30"…イモトのWiFi B枠 1’00”…イモトのWiFi、P G 0’30”…ミキプルーン、SEKISUI(積水化学グループ)、FUJIFILM、Yakult、YAMADA、宝くじ C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…KIRIN(ビール・1’30”扱い) 0’30”…カーネクスト、RIZAP、ケンタッキーフライドチキン、au、TVer(PT) FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsセルビア 2023年10月6日(金) A枠 @ フジ 0’30”…イモトのWiFi B枠 1’00”…KIRIN(1’30”扱い)、P G 0’30”…au、FUJIFILM、日清食品、SMBC 三井住友銀行、SoftBank、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…イモトのWiFi 0’30”…ミキプルーン、カーネクスト、RIZAP、森永製菓、JT パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsスロベニア 2023年10月7日(土) A枠 @ フジ 0’30”…イモトのWiFi B枠 1’00”…イモトのWiFi、P G 0’30”…ミキプルーン、RIZAP、日清食品、第一三共ヘルスケア、エステー、SECOM C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…KIRIN(1’30”扱い) 0’30”…カーネクスト、ケンタッキーフライドチキン、SoftBank、UR賃貸住宅、TVer(PT) D枠 カード提供…proactiv E枠 ーー FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 男子 日本vsアメリカ 2023年10月8日(日) A枠 @ フジ 0’30”…イモトのWiFi B枠 1’00”…KIRIN(ビール・1’30”扱い)、P G 0’30”…RIZAP、au、第一三共ヘルスケア、Aj AJINOMOTO、SoftBank、TVer(PT) C枠 1’30”…「今を生きる楽しさ」を! Japanet 1’00”…イモトのWiFi 0’30”…ミキプルーン、カーネクスト、エステー、TOYOTA、サランラップ
https://w.atwiki.jp/telespo/pages/706.html
テレビ朝日系列 FIBAバスケットボールワールドカップ2023 FIBAバスケットボールワールドカップ2023 直前強化試合 日本×アンゴラ 2023年8月15日(火) 18 50~21 10(21 00終了予定が10分延長) 「私の幸福時間」内包 絨毯の上にカラー表記 A枠 1'00"…UNDER ARMOUR、三井不動産 0'30"…Disney ホーンテッドマンション、ソニー銀行、アサヒ飲料、TISSOT、日清食品 B枠 1'00"…KIRIN(ビール)、日本生命 0'30"…Uber Eats、RIZAP、CENTURY 21、GINZA DIAMOND SHIRAISHI、TOYOTA、スポーツくじ WINNER、西松建設 C枠 1'00"…セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン) 0'30"…doda、三国志グランバウト、三井住友信託、Kowa、明治、Daiwa House 🔶(当日・21) FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンド 日本×オーストラリア 2023年8月29日(火) 19 54~21 54 絨毯の上にカラー表記 A枠 1'00"…日本生命 0'30"…明治、TOYOTA、Disney ホーンテッドマンション、CASIO、月桂冠、Kao、西松建設 B枠 1'00"…UNDER ARMOUR、グーネット 0'30"…SoftBank、CENTURY 21、スポーツくじ WINNER、日清食品、ソニー銀行、アサヒ飲料、IHI アイエイチアイ C枠 1'00"…三井不動産、KIRIN(ビール) 0'30"…GINZA DIAMOND SHIRAISHI、三井住友信託、Kowa、TISSOT 🔷(8/30・6) FIBAバスケットボールW杯2023 パリ五輪出場へ!日本代表 運命の最終戦 2023年9月2日(土) 19 54~21 54
https://w.atwiki.jp/toroingeleven2011/pages/93.html
これまでの<俺たちの仮想ワールドカップ>の歩みを残しておくよ! こんな相手と戦った、こんな成績だった、こんな代表メンバーだった…etc そういったことを残せていけたらいいね! 書ける範囲でいろいろ書いてみよう! ※注:第10回からこのページを作成したので、それまでのデータはありません! 色とかの編集はセンスないので誰か頼んだ! 第1回 予選グループリーグ敗退 第2回 決勝トーナメント イングランドに敗退 第3回 第3位 フランスに敗退 第4回 決勝トーナメント イタリアに敗退 第5回 決勝トーナメント 3位決定戦でフランスに敗退 第6回 決勝トーナメント 準々決勝でブラジルに敗退 第7回 決勝トーナメント 決勝でブラジルに敗退し2位 第8回 決勝トーナメント 3位決定戦でアルゼンチンに敗退 第9回 決勝トーナメント 決勝トーナメント初戦クロアチアに敗退 第10回 記念すべき初優勝 +... 代表メンバー ポジション メンバー FW パンミミ、日本サポE、イースラー、DXからあげ弁当、Unicorn MF トロイ、わんこ、メタルマックス、naru、れいちゃんネギ、ニシキング、オルマ、味王 DF もうマリンde良いんじゃね?、牛丼、シスカ、くられジン、ルナ、かぶと GK もくそん、寿司屋 グループ構成 ※第10回大会はランダムの為、グループ構成が異なります。 その為、今回のみ各グループを記載します。 グループ 出場国 グループA ボスニア ブラジル ホンジェラス メキシコ グループB カメルーン ギリシャ イタリア ウルグアイ グループC アルジェリア オーストラリア アメリカ コロンビア グループD アルゼンチン エクアドル コートジボアール ロシア グループE クロアチア コスタリカ 日本 スイス グループF スペイン 韓国 オランダ ドイツ グループG イングランド チリ ナイジェリア ポルトガル グループH ガーナ イラン フランス ベルギー 戦歴&今大会の記録と記憶 グループリーグ1戦目:日本 7-0 クロアチア【MOM】:DXからあげ弁当【戦評】序盤から拮抗した展開の中、開始早々に鋭い突破が武器のパンミミが無念の負傷退場。賞味期限内での痛みというまさかの展開にチームとしても痛手を負うことになった。しかし、怪我の功名か代わりに入ったニシキングにより中盤に厚みが増し試合を支配。いい流れのままセットプレーからメタルマックスのヘッドで先制!その後、もくそんのFKなどで追加点を奪う!圧巻はDXからあげ弁当!DXの名に恥じない2度揚げからの3得点と大盤振る舞いの大暴れ!!序盤の重たい空気から一変、試合は圧勝で終わった。 グループリーグ2戦目:日本 0-5 スイス【MOM】:エッギルス【戦評】噛みあわない――この試合を表すならその一言に尽きてしまった。序盤からパスは繋がらず、中盤も支配される。試合は開始10分も経たずに2点を奪われてしまう。その後も交代などで打開を図るが功を得ることはできず。試合は無念の5失点で終わってしまった。 グループリーグ3戦目:日本 3-0 コスタリカ【MOM】:イースラー・パンミミ・シスカ【戦評】 決勝トナーナメント1戦目:日本 3-1 ドイツ【MOM】:ラボーナ?【戦評】この男、何故無理に難しいことをするのか――。試合は序盤から中盤での激しいボールの奪い合いが続き、決定機は両チームとも遠かった。試合が動いたのは前半も終了間際、ドイツ代表クローゼのシュートがポストを叩く。こぼれたボールがまさかのオウンゴールに。拮抗した試合はまさかの展開で大きく動いてしまった。逆転を狙う日本は攻撃陣を増やすが守りを固めたドイツを攻略できない。後半途中、トロイ監督は打開の切り札としてここまで抜群の活躍をしているメタルマックスとDXからあげ弁当を一気に送り込む。この采配がズバリ的中した! そうあの男、メタルマックスだ!!縦パスに反応したメタルマックス。ラインギリギリでボールに追いつくとシュートはまさかのラボーナ!!これをGKが反応しボールはこぼれたものの相手のオウンゴールを誘い同点に! これには誰もが左足で打てよ!の総ツッコミ。この一点をきっかけに試合は完全に日本ペース。途中出場のDXからあげべんとうとメタルマックスのコンビプレーで一気に2点を追加し試合をものにした。尚、左足で決めた時のメタルマックスはどこか悔しそうであった・・・。 決勝トナーナメント2戦目:日本 2-1 フランス【MOM】:【戦評】 決勝トナーナメント3戦目(準決勝):日本 3-2 イタリア【MOM】:【戦評】 決勝トナーナメント4戦目(決勝):日本 3-2 オランダ【MOM】:【戦評】
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/4919.html
2010年ワールドカップ フォークロス 男子 #1 スロベニア マリボル 1 Michal Marosi CZE 32 2 |Jared Graves |AUS 28| 3| Joost Wichman |NED 32| 4 |Tomas Slavik| CZE 23| 5| Kamil Tatarkovic |CZE 25| 6| Guido Tschugg |GER 34| 7 | Johannes Fischbach |GER 22| 8 |David Graf| SUI 21| 9 | Dan Atherton |GBR 28| 10| Premek Tejchman |CZE 22| 11 | William Evans| GBR 26| 12| Felix Beckeman |SWE 19| 13 | Reto Schmid |SUI 22| 14 | Luka Novak |SLO 27| 15 | Hannes Slavik |AUT 21| 16 | Daniel Fulle| GER 27 | 関連項目 Jared Graves Michal Prokop
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31983.html
登録日:2015/04/06 Mon 19 15 34 更新日:2023/06/17 Sat 20 20 32NEW! 所要時間:約 34 分で読めます ▽タグ一覧 2014年 FIFA FIFAワールドカップ コスタリカ ゴールキーパー サッカー サッカーW杯 スポーツ ブラジル ミネイロンの惨劇 ワールドカップ 名勝負 寝不足 所要時間30分以上の項目 死闘 波乱 番狂わせ 2014 FIFAワールドカップとは、2014年6月12日から7月13日にかけて、ブラジルで開催されたFIFAワールドカップである。 ●目次 概要 グループリーググループA グループB グループC グループD グループE グループF グループG グループH 決勝トーナメントRound of 16 準々決勝 準決勝 3位決定戦 決勝 表彰 概要 世界で最も注目度の高いスポーツの祭典とも言われるFIFAワールドカップ。 その丁度20回目に当たる本大会は、サッカー王国として名高いブラジルで開催された。 開催前にはスタジアムや周辺施設の建設が遅れたり、建築現場で事故による死者が出たりという騒動も(結局スタジアムの方はギリギリ間に合ったようであるが)。国内の貧困問題等を抱えながらW杯に巨費を投じたジルマ・ルセフ大統領への批判も多く、開幕戦や表彰式に姿を見せた際にはブーイングを浴びていた。 開催都市は開幕戦が行われるサンパウロや決勝戦が行われるリオデジャネイロなど計12都市。 熱帯地域や高地に属する都市も多く、出場選手にはこういった過酷な気候への対処も求められた。 試合運営面では機械によるゴール判定技術(GLT ゴールラインテクノロジー)およびバニシングスプレー(時間経過により消滅する、フリーキックの位置・その際の壁の場所をピッチに書き示すスプレー)が導入された。 グループリーグ FIFAランキングにより選ばれたグループ抽選におけるシード国に、コロンビア・スイス・ベルギーといった新興国が含まれていた一方、オランダ・イタリアなどヨーロッパの強豪国がシード入りを逃し、これにより多数の死の組が形成される見込みがあった。事実、本大会における組み分けは以下に記すように近年のW杯の中でも一段と厳しいものになったといえる。 グループA 1位 ブラジル 2位 メキシコ 3位 クロアチア 4位 カメルーン 開催国ブラジル以下、侮れない実力を持ったチームが組み込まれたグループ。ここについても死の組と評する声があった。 6度目の優勝を目指す王国ブラジルは地元の大きな声援を受け満を持しての登場。試合前の国歌斉唱では選手たちとスタジアム全体が一体となり、演奏が終わっても歌い続ける姿が印象的であった。 開幕戦はブラジル対クロアチア。主審を西村雄一氏が務めたことが日本では話題となった。 大会オープニングゴールはブラジルのマルセロによるオウンゴールという波乱の幕開け。更にブラジル国民期待の星・ネイマールもイエローを貰いブラジルにとっては怪しい雲行きに…かと思われたがそのネイマールがPK込みで2得点を挙げて期待に応えた。この際のフレッジが倒されたプレーがPKと判定されたことは物議を醸し、西村氏の主審としての担当は本試合のみに留まった(第4の審判として他に2試合を担当した)。 その後ブラジルはメキシコと引き分けたのち既に敗退が決まっていたカメルーンを4-1と圧倒し、前評判通りのグループ首位通過を果たした。 江藤さんらを擁し他チームにひけを取らない陣容のカメルーンであったが、大会前からボーナスを巡ってゴタゴタしたりとお家芸の内輪もめを披露。クロアチア戦ではソングがクロアチアのエース・マンジュキッチにボールと関係ないところで肘鉄を喰らわせて一発退場となったり、チームメイト同士で喧嘩をしたりということもあり、持ち味を発揮できないまま3連敗。不屈のライオンは眠れる獅子のまま大会から姿を消した。 2位争いを制したのはメキシコ。ブラジル戦ではGKオチョアが圧巻のスーパーセーブ連発により引き分けを挙げる。 第3節のクロアチアを手堅くものにし、6大会連続となるグループ突破を果たした。得失点差で2位ではあったものの、勝ち点で開催国ブラジルと並ぶという快挙であった。また前回大会のマラドーナ程ではないがエレーラ監督のリアクションも話題になった。 クロアチアはグループ敗退。エースストライカーマンジュキッチやワールドクラスの司令塔モドリッチらを擁しダークホースとして期待されていたが、1998年フランス大会で初出場にして3位に輝いて以来の旋風を巻き起こすことはできなかった。 グループB 1位 オランダ 2位 チリ 3位 スペイン 4位 オーストラリア 何と前回大会の決勝カードがグループリーグの初戦で実現(!)。そこに侮れない実力を誇るチリまでも加わった死の組その1。 そのスペイン対オランダであるが、前半スペインがPKで先制するものの、オランダが主将ファン・ペルシの華麗なるダイビングヘッドで同点に追いつく。歓喜のファン・ペルシは真っ先にファン・ハール監督の下へ向かいハイタッチ、また世界中でこのダイビングヘッドを真似たポーズをする人が現れ、その中には御年93歳を迎えたファン・ペルシの祖父もいた。 後半はオランダが4点を奪って大勝。4点目はファン・ペルシがGKカシージャスのトラップミスを掻っ攫ってゴール、5点目はロッベンが自慢の快足でセルヒオ・ラモスをぶち抜いてゴールという圧巻の内容だった。 失意の前回王者スペインは続くチリ戦でも0-2の敗北(前回大会でも同グループで、2-1でスペインが勝利していた)。 3戦目を残してグループリーグ敗退が決まってしまった…。ある観客はタブレットで"ADIOS SPANA"と煽り、失意のデル・ボスケ監督は試合後間違えてチリ陣営のバスに乗りそうになった。そして皮肉にもタイミングを同じくして、チリの主将で守護神のブラーボのFCバルセロナへの移籍が報じられた。 消化試合となってしまったスペイン対オーストラリア戦では、前回大会では大活躍であったが今大会はベンチを温めていたダビド・ビジャの先制ゴールを皮切りに3-0で勝利し意地を見せた。途中で交代を告げられたビジャは涙を流し、これが代表最後の試合となった。 決勝トーナメントでブラジルと当たるのを避けるべくグループ首位が欲しいオランダとチリであったが、第3戦ではオランダが2-0でチリを下した。 中心選手ストロートマンの負傷や、DFラインに若手選手が多いこともあって、下馬評のさほど高くないオランダであったが、ファン・ハール監督の戦術や若手選手の奮闘が実り、スペインと入れ替わる形で優勝候補の一角と目されるようになる。 一方、EURO2008・2010FIFAワールドカップ・EURO2012を制し、バルセロナばりの華麗なパスサッカーで世界を席巻してきた無敵艦隊スペイン。本大会では主力選手の衰え・コンディション不良・不可解な采配などが重なり(特にブラジル出身ながらスペイン代表を選択したジエゴ・コスタがブラジルサポーターからのブーイングを浴び続けたことやそもそもチームが掲げるパスサッカーと相性が悪いのにも関わらず起用され続けたことが問題視された)、前回のイタリアに続けて前回王者のグループリーグ敗退となってしまった。この敗退により、黄金期が終焉を迎えてしまったことを否定するのは難しいだろう。 オーストラリアは3連敗と残念な成績に終わったが、オランダ戦で一時リードを奪ったりケーヒルにスーパーゴールが生まれたりと見せ場は作った。 グループC 1位 コロンビア 2位 ギリシャ 3位 コートジボワール 4位 日本 シード国コロンビアのエース・ファルカオが出場できなくなったこともあり、各国実力拮抗・展開が読めないと評されたグループ。 日本にもグループ突破のチャンスが十二分にあり、国民の期待が高まった。 我らがザックJAPANは4年前同様、初戦で本田△が先制点を挙げる幸先の良いスタート! …だったのだが、コートジボワールが交代で母国の英雄・ドログバを投入すると空気は一変。 右サイドのクロスからのヘディングという、全く同じ形で2失点し大事な初戦を落としてしまう。 続くギリシャ戦では相手に退場者が出たアドバンテージを生かせずスコアレスドロー。ギリシャにとっては計画通りの引き分けといったところか。 コロンビア戦ではPKで先制されたのち岡崎のヘディングで追いつくも、後半に3点を失い、ここに日本代表の2014年の挑戦は終わりを告げたのであった…。 逆転負け→スコアレスドロー→1-4の大敗と、2006年ドイツW杯と似たようなパターンでの敗退だった。 欧州で活躍するメンバーも多く、前回大会以上の成績すら期待されながらの敗退。選手たちは「自分たちのサッカーができなかった」と力なく振り返ったが、この表現が一人歩きし更なる批判を生み出したようにも見える。新監督の下、新たなシステムの構築や隠れた才能のある選手の発掘がされることを期待したい。 コロンビアは10番ハメス・ロドリゲスらの活躍で3戦全勝。得点を決めた後のダンスが妙に印象に残る。日本戦の終了間際に出場した43歳のGKモンドラゴンは、ロジェ・ミラが持っていたW杯最年長出場記録を塗り替えた(ちなみに、コロンビアの主将であるDFジェペスは38歳で本大会の最年長フィールドプレーヤーであった)。 第3節・ギリシャ対コートジボワール戦は事実上の2位争いになった。ギリシャがチームの大会初ゴールで先制したのち、引き分けでもグループ突破できるコートジボワールが同点に追いついた(この際GKがゴールを喜ぶあまり芝生を食べた)が、試合終了間際にギリシャがPKを獲得、サマラスがこれを決めて劇的な勝利、ギリシャが初のグループリーグ突破を決めた。過去2大会で死の組に放り込まれてグループ敗退を喫していたコートジボワール、三度目の正直とはいかなかった。 日本に関しては世界的にはちゃんとゴミを拾うサポーターのマナーの良さの方が話題になっていただろうか。 あとは敗退に落ち込む長友を慰めるグアリンが好きになりました(2人はインテルのチームメイトである)。 グループD 1位 コスタリカ 2位 ウルグアイ 3位 イタリア 4位 イングランド 優勝経験国3チームというとてつもない死の組その2。組み分けを見て誰もが「コスタリカご愁傷様」と思ったことだろう。 イングランドは組み分け前にホジソン監督が「(高温多湿で移動距離も長く治安もあまり良くない)マナウスでは試合したくない」とフラグを立て(マナウス市長は当然この発言に不快感を示した)、結果初戦のイタリア戦をマナウスで戦うこととなった。 さて、「草刈り場」と見られていたコスタリカだが、オフサイドトラップなどを利用した組織的な守備を武器(?)に初戦のウルグアイ戦で逆転勝ち。 続くイタリア戦でも1点を守りきって勝利(イングランド戦では引き分け)、死のグループ首位通過という番狂わせを起こしてみせた。 大会前このコスタリカに3-1で勝ったチームがあるらしいゾ サッカーの母国イングランドはイタリア戦でバロテッリの決勝ゴールにより敗れ、続くウルグアイ戦ではルーニーにW杯初ゴールが生まれたものの、前シーズンのプレミアリーグ得点王・スアレスの2発に沈み、第3節を待たずしてグループ敗退が決定した。 また、イタリア戦でスタリッジが同点ゴールを決めた際、イングランドのスタッフがゴールを喜んだ勢いで脱臼するという騒動もあった。皮肉好きなサン紙がどう反応したのかが気になる。 2位争いは第3節のウルグアイ対イタリアに委ねられた。 この試合ではイタリアのマルキージオが謎の一発レッド、続いてスアレスが(また)噛み付くも主審は噛み付かれたキエッリーニのアピールをスルー。そしてウルグアイのゴディンが頭で決めた1点が決め手となり、不運続きのアズーリは2大会連続のグループ敗退となった。問題児ながら活躍が期待されたバロテッリは前述のように初戦で決勝点を決めたが、続くコスタリカ戦では試合前に「コスタリカに勝ったらイギリス女王にほっぺたにキスしてもらいたいな」と宣ったり、相手選手に見事なシャイニングウィザードを決めてイエローを貰うなど、以降は持ち味を発揮できなかった。 第1回優勝国で前回大会4位のウルグアイは何とか2位に滑り込むが、当然スアレスには出場停止処分(10月まで)が下り、決勝トーナメントでの戦いに不安を残すこととなった。ちなみにMFガルガノのすね当てがドラゴンボール柄であったことも注目された。 グループE 1位 フランス 2位 スイス 3位 エクアドル 4位 ホンジュラス ヨーロッパの2チームが優勢と見られたグループ。事実結果もその通りになった。 前回大会で内紛により自滅したフランスは、大会前にリベリーが負傷により出場できなくなったものの、最高のベンゼマらの活躍でホンジュラス・スイスに連勝しエクアドルに引き分け1位抜け。ホンジュラス戦では1点がオウンゴール扱いでハットトリックを逃したり、スイス戦でPKを止められたり試合終了間際のゴールが認められなかったあたりもベンゼマらしい(笑) シード国スイスは、2戦目でフランスに2-5の大敗を喫したものの、初戦で交代策が的中しエクアドルに逆転勝ちし、3戦目はシャキリのハットトリックでホンジュラスに勝利し2位通過を果たした。エクアドル戦での決勝点は試合終了が近づいた段階で相手の決定機を防ぎそのままカウンターに入り、ベーラミが転ばされるもののすぐに起き上がってドリブルを再開、その流れで得点に繋がったという劇的なものであった。 2013年夏に南米予選でも活躍していたFWベニテスが急死するという悲劇を乗り越えて出場権を手にしたエクアドルであったが、スイス戦での逆転負けやフランス戦での主将A・バレンシアの一発退場もあり、勝ち点4を得ながらも南米勢唯一のグループ敗退チームとなってしまった。 ホンジュラスは記念すべきW杯初勝利はまたもお預けに。次回以降での奮起を期待したいところである。 グループF 1位 アルゼンチン 2位 ナイジェリア 3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ 4位 イラン 天才メッシ率いるアルゼンチンにとってはやりやすそうなグループに。2位争いは唯一初出場のボスニアHも含め混戦が予想された。 アルゼンチンは前回大会でノーゴールに終わったメッシが4得点を挙げる活躍で3連勝し期待通りのグループ首位通過。 第2節のイラン戦では、両チーム無得点のまま後半ロスタイムに入りこのまま引き分けかと思われたところで豪快なミドルシュートを決めてみせた。 第3節のナイジェリア戦(これも前回大会でも同じグループであった)は点の取り合いの末3-2で勝利。ラベッシは「緊張しているかと思って…」とサベーラ監督に水をぶっかけた。 初出場ボスニアHは初戦でアルゼンチンに敗れたのち、続くナイジェリア戦でジェコのゴールがオフサイドと判定されるという不運に遭う。 この試合に敗れたことによりグループ敗退が決定してしまったが、イラン戦に勝利しW杯に足跡を残した。 2位争いを制したのはナイジェリア。アルゼンチン戦でGKエニェアマが試合中にメッシのほっぺたを笑顔でつつくなどやたらフレンドリーであったことも話題になった。エニェアマかわいいよエニェアマ。 イランは勝ち星を挙げられず敗退。ここまでアジア勢勝ち星ゼロという事態に…。 グループG 1位 ドイツ 2位 アメリカ 3位 ポルトガル 4位 ガーナ 前回大会でグループリーグを突破した4チームが集まったとてつもない死の組その3。優勝候補(というか最終的に優勝を果たす)ドイツは勿論、クラブで大暴れで主将も務めるクリスティアーノ・ロナウドを擁しFIFAランキング4位(当時)のポルトガルや前回ベスト8のガーナまでいる。蓋を開けてみても、各カード見ごたえのある試合展開が続いたといえよう。 ドイツ対ポルトガル戦では前回得点王のミュラーがハットトリックを挙げるなどでドイツが4-0の大勝。 ポルトガルは悪童ペペがミュラーに頭突きし一発退場したり、負傷者が続出するなど不運続きの展開となる。 また、ドイツのレーヴ監督は鼻をほじった手でCロナウドと握手を交わしていた模様。 ちなみにこの試合後、サッカー好きで知られるドイツのメルケル首相がロッカールームを訪れ、選手たちとのセルフィーに快く応じていた。 ポドルスキによると、「決勝に進出したらまた来るワ♥」と言っていたらしい。 アメリカ対ガーナ戦は過去2大会でも戦った因縁のカードで、いずれもガーナが勝利していた。 しかし本大会では試合開始早々アメリカ主将デンプシーが先制点を入れ、後半ガーナが追いつくもアメリカが勝ち越し点を挙げ三度目にしてアメリカが初勝利。デンプシーは相手選手との接触で鼻を骨折するも戦い抜き、以降の試合でもチームを牽引する。 ドイツ対ガーナ戦は前回大会でも同グループであり(結果はドイツが1-0で勝利)、ボアテング兄弟で対決する形となるこれまた因縁のカード。 ドイツが期待の若手ゲッツェのゴールで先制すると、ガーナがA・アユーと主将ギャンのゴールで逆転。 その後交代で入って間もないクローゼがコーナーからのこぼれ球を押し込みドイツが追いつく。クローゼはこの得点でロナウドのW杯通算ゴール記録に並ぶ15ゴール目を記録し、ゴール直後には輝かしき宙返り失敗を披露した。 アメリカ対ポルトガル戦はポルトガルが先制するもアメリカが2点を入れて逆転。 このまま試合終了がジリジリと近づきポルトガル敗退決定か…と思われた試合終了直前のラストプレー。 負傷の影響で本調子でなかったCロナウドのクロスからゴールが生まれ土壇場で同点になり、直後に試合終了のホイッスル。 首の皮一枚で繋がったポルトガルであったが、Cロナウドに笑顔はなかった…。 第3節。 ここまで勝ち点4同士のドイツ対アメリカ。アメリカを率いるクリンスマン監督は元ドイツ代表監督であり、レーヴ監督は当時彼の下で戦術スタッフを務めていたことから、師弟対決としても注目を集めた。 試合はミュラーのミドルシュートによりドイツが1-0で勝利したものの、後述の結果によりアメリカは2位でのグループ通過を果たし、クリンスマン監督はレーヴ監督やかつての教え子たちと笑顔で健闘を称え合った。 一方勝ち点1同士で崖っぷちのポルトガル対ガーナ。 共にグループ敗退の危機であったがこの直接対決で大量得点をあげて勝利し、ドイツ対アメリカが引き分け以外で終了すれば勝ち点4同士の得失点差勝負で2位通過できる可能性も残されていた。 しかし試合前日、ガーナの主力選手であるボアテングが監督への侮辱行為、ムンタリがガーナサッカー協会幹部への暴力行為のため2人とも代表を追放されるという事態が起こる。 試合は思わぬオウンゴールでポルトガルが先制、その後ギャンの見事なヘディングによりガーナが追いつくも、ガーナのキーパーが処理をミスしたボールをCロナウドが叩き込みポルトガルが勝ち越す。しかしドイツ戦の大敗のせいで得失点差で非常に不利な事情もあって、またもCロナウドに笑顔はなし。決定的なチャンスを決めきれず涙目な表情で座り込むCロナウドを、ガーナ選手が「まだ試合は終わってない、最後まで戦うぞ」とばかりに起こしたという場面も見られた。 そのまま2-1で試合終了。 例年グループリーグで安定したプレーを見せるドイツに続きこの激戦区を突破したアメリカは十分賞賛に値するだろう。 ポルトガルとガーナはグループリーグ敗退。要所要所で見せた輝きは激戦区に相応しいものであったが、アメリカと彼らを分けたのは負傷者や追放騒動といった予想だにしないトラブルでもあったのかもしれない。 前年のFIFAバロンドールを獲得しノリに乗っていたCロナウドは足の状態が良くなかったこともあり不本意な結果に。4年前のメッシ同様、バロンドールの呪い(大会前最後のバロンドール獲得者は優勝できない)から逃れられなかった。 また、ガーナは意外にもグループ敗退は初である。 グループH 1位 ベルギー 2位 アルジェリア 3位 ロシア 4位 韓国 若手のスターが揃うシード国ベルギーと、名将カペッロ率いる次回開催国ロシアが有利と見られていたグループ。 ベルギーは初戦でアルジェリアに逆転勝ちし、続いてロシアにも勝利して早々にグループ突破を決める。 韓国戦では主力選手を休ませた上、謎のレッドカードで10人になったもののここでも勝利した。 ロシアは少々不運であった。初戦の韓国戦ではGKアキンフェエフのファンブルにより先制を許し(結果は1-1の引き分け)、攻撃が単調だった(やたらPA外からのミドルシュートが多かった)こともありグループ突破ならず。ロシア選手がブラジルの気候に対応できなかった可能性も否めない。 ベルギーに続く2位を確保したのはアルジェリア。2戦目で韓国に4-2で勝利し、3戦目のロシアに引き分けギリシャ同様初のグループ突破である。 韓国が1勝も挙げられず敗退したことにより、アジア勢が未勝利のまま全滅したことになる。次回大会のアジア枠の行方が気になるところ。 また、試合中前述のアキンフェエフやアルジェリア選手に観客席から緑色のレーザーが当てられるという出来事があった。 このような行為は決して許されないことであり、FIFAには是非とも対策を講じてもらいたいところである。 グループリーグは前回大会同様全体的に波乱続きであった。 南米開催ということか南米勢および北中米勢の好調と、アジア勢(前述の通り全滅)およびヨーロッパ勢の不調(13チーム中7チームがグループ敗退)が目立った。 決勝トーナメント Round of 16 ブラジル 1-(延長)- 1 チリ (PK 3 - 2) 前回大会でも決勝トーナメント1回戦にあったカード(この時はブラジルが3-0で勝利)で、いきなり南米勢同士の対決である。 ブラジルがダビド・ルイスのゴールで先制するが、チリが敵陣でブラジルのスローインを掻っ攫うという形から同点に。 その後はチリが攻め込む展開もあったが、両者ネットを揺らすことができずRound of 16初戦からPK戦に突入。 PK戦はGKジュリオ・セザールのファインセーブもあり何とかブラジルが逃げ切った。重圧からか勝者側のネイマールも涙を流した。 コロンビア 2- 0 ウルグアイ 2戦続けての南米勢同士の潰し合い。 噛み付き事件でスアレスを欠くウルグアイに対し、コロンビアが優位に試合を展開した。結果絶好調ハメスの2ゴールによりコロンビアの勝利。 特にハメスがPA手前で受けた味方からのパスを胸トラップし、そのままボレーで叩き込んだ1点目は本大会のベストゴールとして記憶されている。 (ハメス本人は日本戦で挙げたゴールの方が好きだったらしいが…) 意外にもコロンビアは初のベスト8進出である。 オランダ 2- 1 メキシコ 前半は両チーム無得点だったが後半にドス・サントスのミドルシュートが決まりメキシコ先制。 メキシコGKオチョアはこの試合でも好調でオランダの攻撃をシャットアウトし続けていたが、前回準優勝のオランダが黙ってはいなかった。 後半43分にコーナーキックから長友大好きスナイデルのミドルシュートが決まり同点。さすがのオチョアも微動だにできない弾道であった。更に後半ロスタイムにロッベンが獲得したPK(少々微妙な判定だったが…)をフンテラールが決めてあっという間に逆転。 最後の数分で試合をひっくり返したオランダがベスト8進出。メキシコはこれで6大会連続ベスト16どまりとなったが、ここまでスペクタクルなセーブを連発してきたオチョアはブラジル戦に続きマン・オブ・ザ・マッチに選出された。 ちなみに、この試合では前半と後半の途中に一度ずつ給水タイムが導入された(この試合が開催されたフォルタレザも熱帯地域に属している)。 コスタリカ 1-(延長)- 1 ギリシャ (PK 5 - 3) 死の組でジャイアントキリングを起こしたコスタリカと、グループリーグの最後の最後で奇跡の突破を決めたギリシャという予想外の組み合わせ。 先制はコスタリカ。シュートを打った主将ルイスが味方選手の死角に入っていたらしく、GKカルネジスが動けずゴールへ。 しかし、DFドゥアルテが2枚目のイエローで退場し、コスタリカは10人での戦いを強いられ、ギリシャはここからパワープレーに入る。 そして、90分が間近に迫った段階でパパスタソプーロス(←W杯得点者で最も長い苗字らしい)が決めてギリシャ同点。 コスタリカは延長戦をGKナバスの好守などで凌ぎきり、PK戦へと縺れ込む。 ギリシャ4人目ゲガスのシュートがナバスに防がれたのに対し、コスタリカは5人全員が決め、母国初のベスト8進出をもたらした。 ベスト8には届かなかったもののW杯に足跡を残したギリシャ代表は、ボーナスの受け取りを拒否しスポーツ施設のために使うよう願い出たことも話題となった。 フランス 2- 0 ナイジェリア 前半は両チーム無得点。ナイジェリアがゴールネットを揺らすがオフサイド判定される一幕も。 後半に先制したのはフランス。コーナーからGKエニェアマが弾いた球を若手ポグバが頭で押し込んだ。ここまで好セーブとメッシとのほのぼのしたやり取りを見せていたエニェアマにもついにミスが出る。フランスは試合終了間際にも相手のオウンゴールを誘発し追加点。 前回大会の悪夢を完全に払拭する試合展開を進めたフランスがベスト8進出。ナイジェリアも得点に繋がるミス以外は健闘したといえよう。 ドイツ 2-(延長)- 1 アルジェリア 前の試合に続きヨーロッパ対アフリカという構図。初のグループリーグ突破を果たしたアルジェリアがドイツに挑んだ。 アルジェリアは1982年のスペインW杯で西ドイツに2-1で勝利しており、今回もドイツを倒すのではと期待する国民もいた。 試合はポゼッションのドイツ対カウンターのアルジェリアという構図に。ドイツはなかなかパスが通らず、幾度となくカウンターにさらされる。 が、このピンチを摘み取ったのがGK兼リベロのノイアーであった。ノイアーは躊躇なくペナルティエリア外に飛び出し、足や頭でアルジェリアの攻撃をクリアしていった。 延長戦になるとアルジェリアは足がつる選手が出るなど見るからに疲れていた。延長開始早々シュールレがヒールで決めたゴールにより遂にドイツが先制、延長後半ロスタイムにはエジルが2点目まで奪ってしまう。これで万事休すかと思いきや、アルジェリアが終了間際に1点を返した。 これでドイツは9大会連続ベスト8進出。死闘を演出したアルジェリアにも賞賛の声が多く寄せられ、GKエンボリはマン・オブ・ザ・マッチに選出された。 アルゼンチン 1-(延長)- 0 スイス シード国同士の戦いは両者決め手を欠き延長戦に突入。その延長戦でも点が入らないまま120分が経過しようとしていた。 しかし、それを目前にしてメッシのドリブル突破からパスを受けたディ・マリアが遂にゴールを挙げる。 いつものように手でハートを作るディ・マリア、失点の起点となってしまいゴールネットにもたれかかってしばらく動けないリヒトシュタイナー…その後スイスにもチャンスはあったがゴールラインを割ることができず、アルゼンチンが準々決勝に駒を進めた。 スイスのヒッツフェルト監督は本大会をもって監督業からの引退を表明していたためこれにてお役御免。お疲れ様でした。 ベルギー 2-(延長)- 1 アメリカ Round of 16最後の一戦もまさに死闘であった。 90分の間にベルギーが30本ものシュートを浴びせるものの、アメリカGKハワードの好守に阻まれなかなか得点を挙げられない。 延長戦でベルギーは192cm100kgの体躯を誇るストライカー・ルカクを投入。疲れの色を見せ始めたアメリカに、この重戦車の如きストライカーを止める力は残っていなかった。ルカクの右サイドの突破からデ・ブルイネが遂に先制点。その後ルカク自身にもゴールが生まれ、ルカクは「愛してるよママ」とテレビカメラに熱烈なキスをした。 しかしこれで完全に終わらないのが本大会。アメリカのグリーンが1点を返し、なおもベルギーゴールに迫る。 最後はベルギーが逃げ切っての勝利。GKハワードは38本ものシュートを浴び、16本をセーブしたことからマン・オブ・ザ・マッチに選出された。 Round of 16は8試合中5試合が延長戦に縺れ込むという死闘続きの展開であった。結果、グループリーグを1位で突破した全チームがそのままベスト8に勝ち進んだ。これは1998年フランスW杯(出場国が32ヶ国に拡大)以来初のことである。 また、8試合中3試合で敗者チームのGKがマン・オブ・ザ・マッチに選出された(メキシコ、アルジェリア、アメリカ)。 そもそも敗者チームからの選出自体が異例であり、本大会がゴールキーパーの活躍が目立った大会であることを強く印象付けた。 準々決勝 ドイツ 1- 0 フランス ここまで比較的安定した戦いを見せてきたヨーロッパ勢同士の対決。ドイツ代表内で風邪が流行したとの報道もあったが主力選手が問題なく出場した。 前半早くにフンメルスがフリーキックに頭で合わせドイツ先制。その後はフランスの攻勢かはたまたドイツの守備重視か、なかなか決めきることができなかった。 ドイツGKノイアーはアルジェリア戦のような飛び出しは見せなかった代わりに(?)ファインセーブを連発。 試合終了間際、左に抜け出たベンゼマのシュートを片手で弾いた。この直後に試合終了。 これでドイツは4大会連続ベスト4進出。主将ラームがアンカーから右サイドバックに移って以来安定感が増した。 ブラジル 2- 1 コロンビア 南米チームとの対戦が続く開催国ブラジル。ここまで好調のコロンビアの挑戦を受けた。 ブラジルは前半コーナーから主将チアゴ・シウバのゴールが決まり先制。このゴールを祝福する際ネイマールがコケてるのはご愛嬌。 後半にはダビド・ルイスのフリーキックが直接決まり、センターバック2人の活躍によりリードを広げる。 その後コロンビアはハメスがPKを決めて1点返し、肩に巨大バッタを乗せつつゴールを喜んだ。ハメスは6ゴールで得点王争いの先頭に立った。 ところが試合終了間際、コロンビアDFスニガのタックルを受けたネイマールが負傷、腰椎骨折により以降の試合に出られなくなった。 さらにチアゴ・シウバはコロンビアGKオスピナのゴールキックを邪魔するという謎の行動でイエロー。累積警告により準決勝の出場は不可能に。 ベスト4に進んだブラジルではあったが、次戦に大きな不安を残すこととなった。 一方コロンビアの快進撃もここまで。涙を流すハメスと彼を慰めるダビド・ルイスの姿もまた印象的であった。 アルゼンチン 1- 0 ベルギー 前半8分ディ・マリアのパスがベルギー選手に当たってゴール前のイグアインの下へ転がり、これをすかさずイグアインが決めアルゼンチン先制。 しかし、ディ・マリアの負傷交代もありベルギーが攻勢に転じ、ここまで全得点が後半25分以降に決まってるベルギーが猛攻をかける。 試合中にはアルゼンチンのサベーラ監督が決定機失敗にのけぞり倒れそうになるという一幕もあった。 最終的に両者決め手を欠きスコアは動かずアルゼンチンが逃げ切った。アルゼンチンは1990年W杯で準優勝して以来のベスト4である。 オランダ 0-(延長)- 0 コスタリカ (PK 4 - 3) コスタリカの組織的なDFラインとGKナバスは、ファン・ペルシやロッベンらで構成されるオランダ攻撃陣をも通さなかった。 延長戦でも決め手を欠きPK戦に突入しようかとタイミングで、オランダが奇策に出る。 キャリアで一度もPKを止めたことのない正GKシレッセンに代わり、PK戦用キーパーとでも言えようクルルを投入したのである。 いざPK戦、キッカーにファン・ペルシ、ロッベン、スナイデル、カイトと百戦錬磨のツワモノを揃えたオランダは4人全員成功。 そしてクルルは起用に応え2本のPKをストップ、ファン・ハールの策が的中したオランダがベスト4に勝ち進んだ。 ここまで快進撃を続けたコスタリカも遂に敗退。しかし強豪相手に劣らぬ戦いぶりを見せ、結果的に無敗のままブラジルを後にした。 (※PK戦まで決着がもつれた場合は記録上引き分け扱いになる) グループリーグは波乱続き、Round of 16は死闘続きであったが、ベスト4の顔触れは優勝候補と目されていたチームが揃った。 準決勝 ドイツ 7- 1 ブラジル 両国のW杯での対決はこれが2度目。前回は2002年日韓大会の決勝戦であり、2-0でブラジルが優勝を掴んでいる。 ネイマールを負傷で、主将チアゴ・シウバを累積警告で欠いているとはいえ、ブラジルは団結しているように見えた。 事実、立ち上がりの約10分ほどは難敵ドイツと互角の戦いを繰り広げていたのだが…。 7-1 7-1 7-1 64年前のマラカナンの悲劇を払拭し、自国開催でW杯を優勝するというブラジルの悲願は、記録ずくめの大敗という最悪の形で断たれてしまった。 この試合展開にはドイツ選手たちも驚いていたようで、彼らは試合終了の瞬間も決勝進出の喜びをさほど露にしなかった。 この記録的な試合は会場のミネイロン・スタジアムにちなみ"Mineiraço"(直訳すると「ミネイロンの衝撃」といった意味)。 日本語では実況を担当したNHKのアナウンサーが「惨劇」と形容したことからミネイロンの惨劇と呼ばれるようになった。 サッカー強豪国として有名な2国の戦いでどうしてこんなに点差がついたのか。この試合の詳しい内容についてはミネイロンの惨劇の項目をご覧いただきたい。 アルゼンチン 0-(延長)- 0 オランダ (PK 4 - 2) 準決勝のもう1試合は、互いにメッシやロッベンといった攻撃の核である選手にロクに仕事をさせない展開となった。 両チーム無得点のまま延長戦に突入。オランダは交代枠を全て使い切って点を取りに行ったものの、スコアレスのまま120分が過ぎてしまった。 かくしてオランダは(キャリアで一度もPKを止めたことのない)GKシレッセンでPKに挑むことになるが、メッシら4人のキッカーのシュートを止められず。 一方アルゼンチンGKロメロはフラールおよびスナイデルのシュートを止め、決勝進出の立役者となった。 ファン・ハール監督にとってロメロはAZ監督時代の教え子であり、皮肉にも教え子に決勝進出を阻まれる形となった。 アルゼンチンは1990年W杯で準優勝して以来の決勝進出。オランダは2大会連続の決勝進出ならず。 3位決定戦 オランダ 3- 0 ブラジル ミネイロンの惨劇のショックから明け、チアゴ・シウバが復帰し、負傷したネイマールもユニホーム姿でベンチに登場するなど、ブラジルは良い雰囲気を取り戻しつつあるように見えた。一方のオランダは、監督や一部選手が3位決定戦の存在自体に疑問を呈しており、モチベーション面での不安があった。 試合開始から2分、波乱はすぐにやって来た。チアゴ・シウバがロッベンを倒しいきなりPKを与えてしまう。これをファン・ペルシが決めてあっという間にオランダ先制。続いて前半17分、ダビド・ルイスがクリアしたボールの先にどフリーのブリントがいた。オランダ2点目。 ブラジルの攻撃は決め手を欠き、後半ロスタイムにオランダが3点目を入れる。ゴールを決めたワイナルドゥムはマジで嬉しそう。 そしてオランダは、登録選手23人中唯一ここまで出場機会のなかったGKフォルムを投入。これによりオランダは初の登録選手全員出場を果たした。しかし、この「思い出采配」がブラジルにさらなる屈辱を与えたことは想像に難くない。 終わってみれば、3位決定戦を嫌っていた側のオランダが3位決定戦に意味を見出した試合となった。 優勝こそならなかったものの、結果的に無敗であり、23人全員出場も果たしたオランダは良い形で大会を終えた。 ファン・ハール監督はオランダ代表監督を勇退し、現在はファン・ペルシが所属しブリントも移籍したマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執っている。 一方、またも完敗に終わってしまったブラジル。成績としてはベスト8止まりだった前回大会より上なのはあまり話題にされていない。 このようなサッカー王国の姿を見るのは例え当事者でなくても残念に思うだろう。 新監督ドゥンガの下、セレソンが今後どういった再生を見せてくれるかに期待したい。 決勝 ドイツ 1-(延長)- 0 アルゼンチン 両国のW杯における対戦成績は西ドイツ時代も含めてドイツの3勝2分け1敗。前回大会ではマラドーナ率いるアルゼンチンにドイツが4-0と大勝した。 ドイツはここまで得点者8人・17得点を挙げ、一方アルゼンチンはここまで3失点(しかも決勝トーナメントは無失点)と、「攻」のドイツ対「守」のアルゼンチンという構図と見る人もいた。 前半、クロースのクリアがイグアインに流れてノイアーと1対1になるもシュートは枠外、その後イグアインがネットを揺らすが完全なオフサイド、今度はコーナーからヘーヴェデスのヘディングがポスト直撃、後半にもメッシのシュートが枠外、延長でもドイツのクリアミスでパラシオがノイアーと1対1になるもループシュートが枠外…など、両チーム決定機を活かしきれない展開が続いた。 そんな中、優勝への扉をこじ開けたのはドイツの若手マリオ・ゲッツェであった。大会中ベンチを温める時間も多かったが、レーヴ監督から「お前がメッシより上だと世界に示してこい」、交代で下がったベテランのクローゼから「お前が決めそうな気がする」とピッチに送り出された彼は、延長後半8分、同じく途中出場のシュールレが左サイドをドリブルで駆け上がってから送ったラストパスを胸トラップしてボレー。これがGKロメロの横を通り抜けてゴールネットに突き刺さった。 交代後しばらく試合から消えかかっていたゲッツェの高い技術が、最も重要な試合で発揮されたのである。 試合終了間際にはメッシがフリーキックのチャンスを得るが、ボールはゴールの上へ。程なくしてホイッスル、ドイツが栄冠を勝ち取った。 アルゼンチンは惜しくも優勝ならず。マラドーナらが1986年に栄冠を掴んで以来、メッシをもってしてもその領域に届くことはできなかった。しかし、長らく代表で結果を出せず批判されてきたこの天才が主将に就任して以来代表でも才能を開花させたこと、そして不安視されていた守備陣の奮闘―特にMFマスチェラーノの献身的なプレイも忘れてはならない。 ドイツの優勝は24年ぶり4度目、東西統一後初である。また、南米開催のW杯で初優勝したヨーロッパ勢でもある。 EURO2004でグループリーグ敗退に終わるという屈辱を味わって以来、ドイツは若手選手の育成改革が実り、前監督クリンスマンや現監督レーヴの下才能に溢れた選手が次々と陽の目を見ることになった。そのような状況で2006年W杯3位、EURO2008準優勝、2010年W杯3位、EURO2012ベスト4と上位安定ながらもタイトルにあと一歩届かない日々が続いたが、本大会では技術と走力の両方に長けた選手が揃い、テンポの速いパス回しと強固な守備で遂に栄冠を勝ち取ったのである。 来賓でもあったドイツのメルケル首相およびガウク大統領は目の前で母国の優勝を見届けられて大喜び。勝利の女神メルケルたんは選手たちをしっかりハグしたり、前述のポルトガル戦後に引き続き表彰式後のセルフィーにも快く応じておりました。 (ちなみにアルゼンチンのキルチネル大統領は体調不良によりブラジル訪問を断念していたんだとか) ドイツ代表選手はピッチ内で恋人たちと優勝を喜び合った。というかドイツ選手の恋人がことごとく美人で羨ましすぎる爆発 あとクローゼの双子の息子がかわいい。 表彰 最優秀GK賞は文句なしにマヌエル・ノイアー。しかし今回の大会は全体的にGKが豊作であった。 一方、MVPはリオネル・メッシ。どうやらマン・オブ・ザ・マッチ最多選出という理屈があるらしいが、これに関しては否定的な意見も多い。 しかしそのような外野の議論はともかく、表彰式の間も終始落ち込んだ表情のメッシからは「MVPなんてどうでもいいんだ…俺は優勝がしたかっただけなんだ」というような彼の心情が読み取れる。 得点王はハメス・ロドリゲス(6得点)。エース・ファルカオを欠いたチームの得点源となった。ドイツのミュラーは前回大会に続き5得点を挙げたが、2大会連続得点王という初の快挙はならず。最もそんなことよりもトロフィーを掴むことが出来たという事実の方が彼にとっては重要だろう。 最優秀若手選手賞はポール・ポグバ。この賞は21歳以下の選手が対象であるため、得点王ハメス・ブラジルの星ネイマール・決勝のヒーローゲッツェ(いずれも大会開幕時点で既に22歳)らは対象外であることを付け加えておく。 FIFAフェアプレー賞を受賞したのはコロンビア。ネイマールへの一件もあり、これも否定的な意見が少なくない。 追記・修正はW杯期間中連日試合を見続けて寝不足になった方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なかなか見やすい -- 名無しさん (2015-04-07 09 53 40) 蘭vs濠は実にいい試合だったと思う -- 名無しさん (2015-04-07 18 43 06) いい項目だった -- 名無しさん (2015-04-07 22 55 01) 良い項目、おつかれ様です!! 適度に太字やカラー字使い、スペースも大きめで本当に見やすく思いました -- 名無しさん (2015-04-08 10 55 10) グループDは色んな意味でヤバかった -- 名無しさん (2015-04-08 21 04 11) ドイツvsブラジルは見ていて夢じゃないかと思ったな。あんなブラジルは見たくなかった。 -- 名無しさん (2015-04-08 21 27 56) ドイツvsブラジルのスコアを何故か2005年の日本シリーズのスコアとの引き合いに出そうとするのって嫌がらせか何かか? -- 名無しさん (2015-04-09 02 07 35) トーナメント1回戦が山場だったな、凄い展開の試合が続いた -- 名無しさん (2015-12-10 09 14 36) ベルギー戦で倒れそうになってたアルゼンチンのサベーラ監督、お亡くなりになったそうです。マラドーナといい、アルゼンチン厄年すぎる…RIP -- 名無しさん (2020-12-09 08 15 29) 続き。2010年・2014年の代表監督をわずか2週間で立て続けに亡くしたせいで、アルゼンチン国内では現在2018年の監督だったサンパオリの安否が心配されてるとか…… -- 名無しさん (2020-12-09 21 58 24) ところで 何故に18Wcupの記事がないし -- 名無しさん (2021-01-21 23 23 53) 名前 コメント