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ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 機種:FC, PS (ナムコアンソロジー2), WiiU (VC), NS (ナムコットコレクション) ミュージックディレクション:川田宏行 (H.KAWADA LEO.O) 作曲者:川田宏行 開発元:ナムコ 開発一部 発売元:ナムコ 発売年:1986年8月1日 (FC)、1998年9月23日 (PS)、2015年2月4日 (WiiU)、2020年8月20日 (NS) 概要 ナムコのアクションRPG。有名な『ワルキューレの伝説』はこれの続編にあたる。 非常に難易度の高いゲームであるが、フィールド曲をはじめとした音楽は人気であった。 PS版は『ナムコアンソロジー2』にオリジナルとアレンジ版が収録されているが、アレンジ版の内容は『伝説』のリメイクとなっているため、ゲーム性、音楽の面で全くの別物と化している。 また、このバージョンをベースに2015年発売のSRPG『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』の早期購入特典として、同作の登場人物シャオムウにキャラを差し替えたバージョンが作られている。 (次作:ワルキューレの伝説) 収録曲 ファミコン版 曲名 補足 順位 BGM A 地上BGM ファミコン54位 LEVEL UP! 宿屋でレベルアップ/キーアイテム入手 POISON 毒状態 ガラスの術 魔法使用時(時間切れかポーズでBGMが元に戻る) 星笛 同上 ゲームオーバー BGM B 地下/ピラミッド/ゾウナの城BGM エンディング なお、後述の『ゲームサウンドミュージアム』の収録曲は 1.BGM A(地上)~LEVEL UP! 2.POISON~DANGER~ミス~ゲームオーバー 3.BGM B(地下) 4.エンディング 5.ゲームプレイ となっていて、「ゲームプレイ」を除くと8曲分?という事になる。(DANGERは低体力時の警告音) プレイステーション版 (SOUND THEATER順) 曲名 原曲 補足 順位 プロローグ 『ワルキューレの伝説』より同名曲 (*1) ストーリーデモ メインテーマ 『ワルキューレの伝説』より「メイン・テーマ」 地下のテーマ 『ワルキューレの伝説』より同名曲 城のテーマ 『ワルキューレの伝説』より同名曲 ズール 『ワルキューレの伝説』より同名曲 闇のテーマ 『ワルキューレの伝説』より「暗闇のテーマ」 冒険のテーマ FC版より「BGM A(地上)」 アファ大陸 フィールド410位 マーベルランド 『ワルキューレの伝説』より「マーベル・ランドのテーマ」 舞踏会 『ワルキューレの伝説』より同名曲 エレキマン王 『ワルキューレの伝説』より同名曲 オーロラのカーテン 『ワルキューレの伝説』より同名曲 ブラックドラゴン 『ワルキューレの伝説』より「ブラック・ドラゴン」 ゾウナ・サブテーマ ゾウナのテーマ エピローグ 『ワルキューレの伝説』より「エピローグI」~「エピローグII」 昇天 FC版より「ゲームオーバー」 サウンドトラック ナムコット・ゲーム・ア・ラ・モード ファミコン版をメドレー収録 ゲームサウンドミュージアム ナムコット編 06 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 曲名を個別にふったファミコン版のサウンドトラック、ゲームプレイ音源を収録 PV Wii U VC
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 タイトル ワルキューレの冒険 機種 ファミリーコンピュータ 型番 NWB-3900 ジャンル アクションRPG 発売元 ナムコ 発売日 1986-8-1 価格 3900円 ワルキューレの伝説 関連 FC ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 PCE ワルキューレの伝説 SFC サンドラの大冒険 PS ナムコミュージアム VOL.5 NAMCO ANTHOLOGY 2 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし)
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ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説データ 概要 他作品との関連 データ バンダイナムコゲームス:2007年03月20日配信 ナムコ:1986年08月01日発売 ジャンル:ARPG プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数: 攻略ページhttp 紹介ページVC公式 概要 他作品との関連 どの作品からプレイしても楽しめるようになっている VCで配信されているソフトワルキューレの伝説(PCE) VC配信が期待されるソフトサンドラの大冒険(SFC) 現在入手できる中でお勧めソフト 関連するアーケード作品ワルキューレの冒険 時の鍵伝説(アーケード版)(AC) ワルキューレの伝説(AC) マーベルランド(AC)
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ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 / Valkyrie no Bōken Toki no Kagi Densetsu ナムコ 1986年8月1日 FC マーベルランドに蘇った『ゾウナ』を再び封印する為に『ワルキューレ』が剣と魔法で戦うA・RPG ゲーム中、会話が一切無いので、ほぼノーヒントで謎を解かなくてはならない 移植 ナムコアンソロジー2に収録 WiiのVCで配信、携帯のアプリでも配信 関連 テイルズ オブ シリーズ?? NAMCO x CAPCOM?? 続編 ワルキューレの伝説 ワルキューレの伝説 外伝 ローザの冒険 サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い ワルキューレの冒険完全攻略本 ワルキューレの冒険必勝攻略法 (ファミリーコンピュータ完璧攻略シリーズ)
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ワルキューレの栄光 機種:Mob, And サウンド:川田宏行、平井克明 発売元:バンダイナムコゲームス 発売年:2007年6月1日 (iアプリ)、2008年3月8日 (S!アプリ)、2008年7月31日 (EZアプリ)、2012年3月26日 (And) 概要 携帯電話アプリで配信されたワルキューレシリーズ。後にAndroid用アプリとしても配信された。 ジャンルは横スクロール型のアクションRPGで謎解き要素が強め。 音楽は当時新人だった平井克明氏が担当。メインテーマ(平原ステージの曲)だけは川田宏行氏が作曲している。(*1) 平井氏は続編の『ワルキューレの栄光2』でも作曲を担当し、川田氏もメインテーマ制作で続投したとのこと。(*2) 低スペックな携帯アプリながらもBGMは丁寧に作り込まれている。Android版の音楽は携帯版と特に変わらず。 (前作:ワルキューレの伝説 次作:ワルキューレの栄光2) 収録曲(仮タイトル) 曲名 作・編曲者 補足 順位 タイトル 大女神との会話 サンドラとの会話でも使用 始まりの平原(メインテーマ) 川田宏行 サンドランド草原でも使用 ボス戦 えんえん砂漠 邪教タッタのアジトでも使用 キャンプ ショップ 溶岩の洞窟 暗闇の塔でも使用 溶岩の洞窟(後半) 砂漠地下でも使用 氷の城 不思議の迷宮でも使用 サンドラ族のテーマ サンドラ操作ステージ 深い森 みんなの釣り場 ミニゲーム 地底湖 孤島 リレイア戦 空中回廊 神の眼 メガイア戦(1回目) メガイア戦(2回目) エンディング エピローグ ゲームオーバー
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ワルキューレシリーズ メインキャラクター ワルキューレの冒険 時の鍵伝説敵キャラ ワルキューレの伝説ボスキャラ サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い登場人物 参照リンク コメント ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)から発売のゲームシリーズ。 メインキャラクター トゲキッス:ワルキューレ 色違いハッサム:クリノ・サンドラ カクレオン:ズール 当初敵キャラとして登場するが、続編「ワルキューレの伝説」では商人として登場。 ヘルガー:コアクマン 当初敵キャラとして登場するが、続編「ワルキューレの伝説」では味方キャラに。 ホエルオー:マッコウクジラ ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 敵キャラ ダークライ:ゾウナ ゲンガーorジュペッタ:ブラックサンドラ ワルキューレの伝説 ボスキャラ ジヘッド:ツインギラス ドダイトス:ボストレント キングラー:マグマドクサス ヨノワール:エレキマン 余談だが、前作のラスボス ゾウナとの関係は不明。 オニゴーリ:アイスブロッカー フリーザー:スノーバード マンムー:スフィンモス キリキザン:ブラックワルキューレ PCエンジン版で登場するが、NAMCO×CAPCOMでは再登場。 カイリキー:カムーズ サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い 登場人物 ムウマ:サビーヌ ムウマージ:アンディ 参照リンク ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 ワルキューレの伝説 ワルキューレの伝説 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ワルキューレの栄光 ミロカロス:大女神 ネクロズマ:邪教祖 -- (ユリス) 2018-03-29 20 00 11
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作品概要 登場キャラクター・ワルキューレ . カムーズ シリーズ一覧 作品概要 幻想世界マーベルランドを守護する神の子・ワルキューレの戦いを描いたシリーズ。 人々が祈りを捧げたとき、彼女は世界を救うべく降臨する。 1986年にアクションRPG「ワルキューレの冒険」で初登場し、続編「ワルキューレの伝説」で一躍人気を呼ぶ。 以後、数は多くはないが、ワルキューレというキャラクターを扱ったコンテンツが断続的に発表されている。 現在では、ナムコを代表するレトロゲームキャラクター1人として認知されており、他作品への客演や外部出演も多い。 登場キャラクター ・ワルキューレ 神の子。世界の危機を救うべく大女神の命の元に戦いに赴く戦乙女。 「ワルキューレ」の名前は北欧神話の戦乙女の精霊(Walküre)から取られているが、本名ではない。 これは「北欧神話のワルキューレの姿に似ている」という理由で地上の人々から呼ばれており、 神が下界の人間に名を明かすことを禁じられていることもあって彼女自身が便宜的にその名を自ら名乗っているため。 三つ編みお下げにした金髪に羽根飾りの付いた帽子を被り、緑色の甲冑を纏った姿がトレードマーク。 元々がレトロゲームのキャラクターだけあってキャラクター周りの設定が細かくなされていなかったこともあり、 登場する媒体によって全く違う性格や口調で描かれている。 cv:井上喜久子 . カムーズ アーケードでリリースされた続編「ワルキューレの伝説」のラストボス。 なんでも願いの叶う黄金の種を奪いマーベルランドの征服を企んだ二本角と4本腕の魔人。 原作本編でワルキューレと相棒のサンドラ族クリノによって討伐された後、時の狭間に封じられていたが、 ナムカプ本編にて各次元の混沌の拡大によって復活を果たし、黄金の種を奪うべく立ちはだかる。 その後、PXZ2にて再び復活を果たし、懲りずに黄金の種を狙う。 シリーズ一覧 ゲーム本編シリーズ ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 (1986 FC) ワルキューレの伝説 (1989 AC/PCE) サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い (1992 SFC) ワルキューレの伝説 外伝 ローザの冒険 (1996 Win) ナムコアンソロジー2 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 (1998 PS) ワルキューレの栄光 (2007 FOMA) ワルキューレの栄光2 (2009 FOMA) キャラ出演作品ナムコスーパーウォーズ (2002 WSC) ドルアーガオンライン ザ・ストーリー・オブ・オーン (2005 AC) 勇者会社ブレイブカンパニー (2011 3DS/iOS) ナムコアンソロジー2 ナムコクラシックII(1998 PS) ナムコワンダークラシック(2001 WSC) ファミリーテニスアドバンス(2004 GBA) ファミスタシリーズ SUPERファミスタ3~5 AC版1998~2001 アドバンス DS DS2009/2010 3DS2011 Wii オンライン (1994~2001 2008~2013 SFC/GBA/DS/3DS/Wii/PC) プロ野球熱スタ2007 (2007 PS2) プロ野球ワールドスタジアム 2/4/5 (1998/2000/2001 PS) 漫画ワルキューレの冒険外伝 ~二人の女神~ (作画:杉森建) ワルキューレの降誕 (作画:冨士宏) ワルキューレの栄光 (作画:冨士宏) 小説ワルキューレの冒険 紡がれし時の彼方に (著:尾崎克之) ゲームブックスーパーアドベンチャーゲーム ワルキューレの冒険1 迷宮のドラゴン (著:本田成二・木越郁子) スーパーアドベンチャーゲーム ワルキューレの冒険2 ピラミッドの謎 (著:本田成二) スーパーアドベンチャーゲーム ワルキューレの冒険3 時の鍵の伝説 (著:本田成二) ワルキューレの伝説 舞い降りた女神 (著:尾崎克之)
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ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 【わるきゅーれのぼうけん ときのかぎでんせつ】 ジャンル アクションRPG 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 512KbitROMカートリッジ 発売・開発元 ナムコ 発売日 1986年8月1日 定価 3,900円 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年3月20日/500Wiiポイント【3DS】2013年9月4日/500円【WiiU】2015年2月4日/514円ナムコットコレクション【Switch】2020年8月20日/330円 判定 なし ワルキューレシリーズワルキューレの冒険 / ワルキューレの伝説 / サンドラの大冒険 / ローザの冒険 / ワルキューレの栄光 / ワルキューレの栄光2 概要 システム 評価点 問題点 総評 その後の展開 移植 移植・リメイク 続編 その他 余談 概要 ナムコの著名なアクションゲーム『ワルキューレ』シリーズの第一作目。 復活した悪の化身ゾウナを倒すため、マーベルランドへと降り立った神の子ワルキューレとなり剣と魔法、アイテムを駆使して戦う。 本作は敵を倒して経験値を稼ぎレベルアップしてキャラを強化するアクションRPGの要素が取り入れられている。 システム 本作は『ゼルダの伝説』と類似したシステムを採用しており、Bボタンで剣やアイテム、Aボタンで魔法を使用する。アイテムと魔法はポーズ中、十字キー左右と上下で切り替える。 『ゼルダ』と異なり、一般的なRPGと同様のレベルアップシステムを採用しているが、レベルを上げるには敵を倒して経験値を溜めた後、宿屋に泊まって休む必要がある。 ゲームスタート時に入力した星座と血液型により成長速度が変化するシステムを採用している。 パスワードコンティニュー制で、宿屋で休むとパスワードが表示される。ゲームオーバー後にCONTINUEを選んだ場合は最後に宿屋に立ち寄った状態のまま(体力と知力は全快する)スタート地点から再開。(電源を切った後での)パスワードによる再開の場合はアイテムは重要なもののうち一部を除いてほぼ消失する。いずれの場合も宝箱など配置されたアイテムは全て復活するので再度の入手もアイテム増殖も(あまり意味は無いが)簡単にできる。 ワルキューレは全部で7つの魔法を使用する事が出来る。魔法は知力(MP)の最大値が一定以上になると習得出来、使用すると知力を消費する。 戦闘はランダムエンカウントで、歩いていると突然ワルキューレの上下左右に敵が出現する。 倒せば経験値やお金の入った袋を落とすが、逃げることも可能。敵は赤、青、黒の三色に分けられ色によって強さが変化する。 雑魚敵には、動きながら弾を飛ばすものもいる。ワルキューレが敵や弾に当たるとダメージを受ける。 特定地点に配置されている固定ボスは、雑魚敵と違ってその場を動かない代わりに、弾を飛ばしてくる。 マーベルランドには昼夜の概念がある。単なる演出のようにも見えるが、実は昼夜を活用したイベントが存在する。迷宮内でもランプの効果時間に影響したりする。また、フルータジアでは夜になると障害物がまともに見えなくなり、夜に行動するなら(慣れるまでは)ランプが必要になる。 バーチャルコンソール版の説明書には「夜になると敵が強くなったり、特定のイベントが発生したりします」と書いてあるのだが、元の(少なくともFC版の)ゲームで敵が強くなる事は特になかったはず(少なくとも敵の種類は出現位置によってのみ決定される)。この説明が元からの仕様なのか、VC版への移植に際して何らかの修正がされたのか、それとも誤った記述なのかは今のところ不明である。 装備には武器類(オノ含む)の他に、受けるダメージを減らすヘルメット類と、砂漠や雪原でのHP減少を防ぐマント類があり、装備するとワルキューレの見た目も変わる。 評価点 プレイヤーに応じて多様化する自由度の高いゲーム展開。 アクションが苦手なプレイヤーはレベル上げや金稼ぎをしてアイテムを買えばある程度のごり押しが可能となるので難易度を下げられる、得意なら稼ぎをほとんど無視しても良いが難易度は高くなるなどプレイヤーに応じて様々なプレイスタイルが存在する。 星座や血液型による能力・成長の変化もプレイスタイルに大きく影響する。大きく分けて体力型と知力型、バランス型と分かれ、さらに血液型で早熟、晩成などに変化する。自分の星座や血液型に拘るか、攻略しやすいものにするかはプレイヤー次第。 先へ進むためにはアイテムを取得していく必要があるが、各地にはワープゾーンも用意されているので慣れたプレイヤーならワープを活用して自由に冒険が出来る。 BGMやSEは良質で好評。 特に序盤から終盤まで聞き続けることになるフィールドBGMはその出来の良さから人気が高い。 SEも剣を振ったりアイテム取得時、敵出現時など聞いていて小気味良いものが多い。 問題点 知力の値が宿屋でしか確認出来ない。 魔法を使用するのに必要な知力と現在値を把握しておかないと必要な時に限って使えなくなってしまう。 後1回しか使えなくなるとアイコンが点滅する 幸い魔法はそこまで有用ではないのでバッサリ切り捨ててしまうのも手ではあるが。 基本的にノーヒントのゲーム展開のため、目標がわかりにくい。 攻略に必須のアイテムの中には入手方法がわかりにくいものも多く、どのアイテムがクリアに必要なのかも分かりにくい。序盤から必須となる木を切ることができる「オノ」や、ブラックサンドラを倒した時にランダムドロップする「サンドラの魂」などはその最たる例だろう。(*1) 前述の再開時にアイテムが消失する仕様も必須アイテムは消失しないので、どのアイテムが必要なのかというヒントになっていた。 特にラスボスのいるフルータジアへの渡り方が難しく、『あるアイテムを持ち、とある場所に立って夜明けを迎える』という手順が必要となる。 そのアイテムは下手をすると「もう要らない」とも思えるものであり(*2)、この時点で持っていない可能性も十分にある。 また地面は他と少しだけ違うのだが(*3)、その違いが少なすぎて気づきにくい上に、そもそも「ここで何をすればいいのか」というのが完全にノーヒント(ゲーム中に類似の仕掛けなども一切出てこないので、推測すらできない)。ちなみにボスもいるのだが(恐らくこれがヒントなのだろう)倒す必要はない。 『ゼルダ』のように人々からヒントを貰うことも出来ないため、アイテムの在り処や使い方も大半は自力で探る必要がある。 たとえば斧は「木を切る道具」と説明書に載ってはいるのだが、しかし体力が一定量以上になれば岩山も崩せるというゲームクリアに必須の事柄についてはどこにも記述が無い。 一応、序盤から中盤のヒントは説明書や付属の地図に掲載されているので、それを頼りにプレイしていくのが初心者にはベスト。とはいえ、説明書付きのソフトを入手するのは困難である上、マップ付きの公式攻略本も今では入手困難。今からプレイするのであれば、攻略サイトの参考をオススメする。 アイテムは計8個しか持てないのに、捨てたり持ち替えたりできないため、持ち物が一杯だと新しいアイテムを拾えない。冒険中にアイテム欄を空けるには、サンドラの店に売却するか、使用回数/耐久度のあるものを使い切って消滅させる必要がある。 クリアする際にも、(その場で)とあるアイテムを入手して使う必要があるので、ラスボス戦でアイテム欄の空きが無いと困ることになる。 しかもゲームクリアに必要なアイテムの数がやたらと多い。ラスボスからアイテムを入手しゲームクリアする前の段階で最低5個のアイテムを持つことになり、そして他にもほぼ必須といえる重要アイテムもあるため(鍵など)、この段階で余裕を持ってアイテムを使うといった行動は一切できない(どころか、地下迷宮を見やすくするためのランプすらもまず持てない)。 ちなみにゲーム内メッセージの類が無いので、説明書に書いてある以外の敵やアイテムの名前は攻略情報を見るぐらいしか確認する手段が無い。中には攻略本の中でも表記ぶれがあったりなど結局よく分からない、といったケースも。 総評 本作の発売された1986年は『ゼルダ』『ドラクエ』が発売され、にわかにRPGというジャンルがプレイヤーの興味を引き始めた時期である。 そんな中で発売された本作は、キャラクターデザインにより多くのプレイヤーの興味を引くことに成功した。 攻略本必須と言われた謎解きの難解さは賛否が分かれるところではあるが、それによって強烈な印象を残したのも事実で、後のナムコを代表する作品の処女作として後々まで語り継がれる事となった。 その後の展開 移植 VS筐体版 本作発売と同時期にファミコン互換基板を内蔵したVS筐体用のソフトとしてゲームセンターに置かれていた。基本的に内容は同じだが1プレイに時間制限があり、一定時間が経つと白いコアクマンが湧いて、その攻撃により強制的に殺される。 移植・リメイク ナムコアンソロジー2(PS) FCで発売されたタイトルの移植とアレンジ版を同時収録したオムニバスタイトルの中の1本として移植された。 アレンジ版は続編『ワルキューレの伝説』に近いゲーム性となり、メインテーマもあちらから逆輸入されている。ストーリー部分も補強されているが、ゲームバランスは大味。 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説 with シャオムゥ(3DS) 『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』の限定版に付属。 上記『ナムコアンソロジー2』版をベースにプレイヤーキャラクターにシャオムゥが追加されている。 続編 ワルキューレの伝説(AC) ACで稼動した続編。RPG要素が廃止されて完全なアクションゲームとなった。アーケード基板により増えた容量を最大限に活かし、美麗なグラフィックで再構築された世界観、公式絵に忠実に再現されたワルキューレのかわいらしいキャラクター性で一躍人気タイトルとなった。 後に若干のアレンジを施されPCエンジンに移植された。なお、PCエンジン版は後の媒体で人気を博す敵役「ブラックワルキューレ」の初出作。 サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い(SFC) ワルキューレの相棒「サンドラ」を主役に据えた番外編で、本作の前日談に当たる作品。 マルチエンド制となっており、正史上、本作に繋がらない結末は全てバッドエンドであり、トゥルーエンドにて本作中盤のサンドラ出現領域に話が繋がって完結する運びとなっている。 ワルキューレの伝説 外伝 ローザの冒険(PC) 天上界とマーベルランドの狭間に漂う浮島フローランドを舞台にした番外編。デジタルコミック作品。 主人公は「ローザ」というワルキューレの助手である幼い戦乙女で、鈴木 真仁氏が声を演じている。ワルキューレを演じているのは久川 綾氏。 なお、同じキャストによるドラマCD版も存在。こちらはPC版のベストエンドルートを基にした内容となっているが、PC版と内容がやや異なる。 ワルキューレの栄光 / ワルキューレの栄光2(携帯アプリ) 携帯電話用アプリとして登場した18年ぶりの続編。同名の漫画版との関連はない。 『栄光1』は横スクロールのアクション面を採用しており、『栄光2』は『冒険』同様のトップビューアクションに回帰した。 1989年にMSX2で『ワルキューレの冒険II』が発表されていたが、発売中止となった。その当時「ディスクステーション」に収録されたプロモーション動画は現在もネット上で確認出来る。 その他 小説版『小説 ワルキューレの冒険 紡がれし時の彼方に』 本作の小説版で、作者は尾崎 克之氏。挿絵は冨士 宏氏が担当。元が会話の概念の無い内容であった都合上オリジナルキャラやオリジナル設定が多数登場するが、大筋は本作と同様。 冨士 宏氏が描いていた独特なノリと叙情的な言い回しが小説として巧みに再表現されている為、ファン必見の内容となっている。 漫画版『ワルキューレの冒険外伝 ふたりの女神』 本作の漫画版で、作者は若き日の杉森 建氏。サブタイトル「ふたりの女神」が示す通りに独自要素が非常に強い内容となっている為、正史の内に含まれない一種のパラレルワールド。 主人公はワルキューレではなく、絵を描くことが大好きな少女「春木 理恵」(はるき りえ)。理恵が、異世界にあたるマーベルランドの危機にワルキューレと間違えて召喚されるという内容。クリノ・サンドラはブラックサンドラになることなく、マーベルランド側のメインキャラ達の育ての親として登場。 主人公のフルネーム「春木 理恵」(はるき りえ)を、早口で読むと…? ゲームブック『スーパーアドベンチャーゲーム ワルキューレの冒険』シリーズ 東京創元社より発売された本作をベースとした三部作のゲームブックシリーズ。主人公はワルキューレではなく、ワルキューレを助けるために冒険者を志した若者となっている。 余談 ゲーム中のワルキューレのグラフィックとパッケージのイラストは全く似ていない。 これはイラストが描かれたのがゲーム完成後のため。 本作は安価かつ短期間でゲームをリリースした「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第17弾だが、後年の他ゲームへのゲスト出演時にワルキューレ役を担当している声優・井上 喜久子氏の持ちネタ(?)、『17歳教』と数が偶然にも被っている。 「PROJECT X ZONE」シリーズでもネタにされている。 後年『マーベルランド』という遊園地を舞台にした横スクロールアクションが発売されているが(1990年)、ストーリーについてはこのシリーズとは特に関係ない。 ナムコの旧作キャラのイルミネーションが多数登場するボーナスステージでも実はオリジナルのアーケード版ではワルキューレがおらず、メガドライブの移植版で初めて登場した。 後に『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』にてそちらのマーベルランドが攻略マップとして登場し、ワルキューレシリーズにおけるマーベルランドと絡めたネタ展開が用意されている。 2020年6月18日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト『ナムコットコレクション』(DL版は無料)の有料追加DLC第2弾として2020年8月20日から配信開始。 1989年に徳間書店発行の『ファミリーコンピュータMagazine』誌上で行われた「ファミコン美少女キャラコンテスト」(13号発表)でワルキューレはカイに次ぐ2位となり、ナムコキャラによるワンツーフィニッシュを決めた。