約 1,981,491 件
https://w.atwiki.jp/ifneverland/pages/119.html
スペクトラルフォースジェネシスにおけるガウガブルの君主。 かつて人間だった魍魎で、大陸最強の実力者。 極めた念呪殺と10本の腕で戦い、汚い言葉で相手を追い詰めていく。 「大食尽の魍魎」とも。 黒い雨の降り注いだ生命が存在することの困難なガウガブルを拠点とし、 倒した者の魂を食らう。 その正体はムゲンの欲望の渦より生まれた魍魎。 ムゲンに敗れたウェイブにとり憑き、その魂をとりこむことで ウェイブの肉体を支配していた。 しかしウェイブの魂を完全にとりこむことはできず、逆にウェイブによって 無意識のうちに動かされてもいたようである。本人(?)は内にいるウェイブ の存在に気付きながらも、自分がそれに動かされている自覚は無かったようだ。 彼が魂を食らい続けたのは、魂が正常な輪廻を続ける限り消滅することはない ムゲンを倒すため。 魂を食らい尽くすことで魂の輪廻を停め、ムゲンの存在を完全に消滅させるのが ウェイブの目的だったのである。セキケンはその目的を知らぬまま魂を食らい続けた。 この大戦のなかで魂を食い続けたのも、戦争によってムゲンを現世に現す目的も あったと思われる。 そしてセキケンの暴挙を止めるためか、ムゲンは冥界から現れる。ウェイブの 思惑通りに・・・ キャラ同士のイベントが少なく、(エンパイアだけ)ボイスも無いのでガウガブルで プレイするまでどんなキャラクターなのか全く分からない。(月の初めの一言や軍師 の際の台詞はおそらくテンプレ)しかもファンの間で語られる際はウェイブの関連用語程度の認識 だったりする。スペクトラルシリーズでは珍しいことではないものの、結構不遇なキャラクター。 その性格はウェイブとは全く異なり、性格や言葉遣いはさながらチンピラといったところ。 ムゲンに対しハゲなどど言ったのは彼くらいのものである。
https://w.atwiki.jp/jnro/pages/619.html
村考案者 にーなっ ~基本ルール~ 配役:村12狼2 この村での命のやり取りに議論は必要ありません。 貴方達に求められているのは純粋な勝負・・・そう、すなわちジャンケンでの命の奪い合い。自らにある3択を制した先にのみ、村の繁栄があるのです。・・・とかなんとか言ってるけど要するにジャンケンしようぜジャンケン。 ~概要~ GMを介したささやきでのジャンケンで吊り先を決めます。 ~村の流れ~ ①前日の勝者(初日はゲーム開始後1番最初に発言した人)が2人を指名します。 ②指名された2人は『残り3分まで』にGMに自分の手をささやきます。ジャンケンは1回勝負です。 ③GMが勝敗の判定を公開し、以下の条件に則って吊り先を指定します。 1、勝敗がついた場合・・・敗者を吊ります。また、勝者を翌日の指名者とします。 2、あいこだった場合・・・指名者を吊ります。翌日の指名者をGMがランダムに指名します。 ④吊り先噛み先のセットが完了次第、GMはスキップします。 詳細ルール 【細かいルール】 ①GM以外へのささは禁止です。ただし遠吠えはできます。 ②指名者はジャンケンをする人に自分を指名できます。ただしGMを指名することはできません。 ③ジャンケンの結果は勝敗以外に『どの手を出したか』も公開されます。 ④時間までは自由にジャンケンの手を変えることができます。ただし、手を変えたタイミングでGMがその旨を全体に公開します(あまり変えすぎるとGMの機嫌が悪くなります)。 ⑤狼は毎日GMを噛んでください(GMは毎日蘇生します)。 ⑥手を変更しない場合はささしてください。両者の合意の上でジャンケンタイムを終了します。 【霊界チャンス】 敗北者、もしくは引き分けの責任により命を落とした貴方。まだ終わりではありません。 霊界チャンスに挑戦しませんか? Q.霊界チャンスってなに? A.ジャンケン対戦の組み合わせを見てから、その日の勝負の内容(誰がどの手を出してどうなるか)を、GMの結果公開までに霊界で予想します(変更不可)。3回連続で当てることができたら、翌日に蘇生となります。蘇生したその日からジャンケンに参加することができます。 霊界チャンスに成功すると、このページに名前が載ります。・・・だからどうしたとか言わないであげてね・・・。 ちなみに霊界チャンス成功率は単純計算で1/729(約0.13%)です。 GM結果まとめ例: ①アルフィー(パー)×チャド(グー) 結果:勝ち、負け 指名者:ベラ 処刑:チャド ②アルフィー(チョキ)×チャド(チョキ) 結果:あいこ 指名者:ベラ 処刑:ベラ
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/1398.html
クラーケンの遠縁種であり、『シェルクラーケン』とも呼ばれる巨大生物。 胴体部分が巻き貝のような殻で覆われているのが特徴で、百本近くある細い脚の尖端の鉤針を使い獲物を捕食する。 目の側に備えたヒレを使い、意外と器用な動きが可能。 また攻撃を受けると殻の中に籠り、頭部に付いてる蓋を閉じて防御するようだ。 クラーケン程の力はないが充分に危険な生物。 しかし貝殻部分は人魚族が各種素材として利用する事も。 関連 クラーケン 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/gamemembarzu/pages/279.html
第72話「大魔王のアジト」 ???「マリオを取り返そうと奴ら来るだろうな」 ???「当たり前だ。世界を救ったといわれるあの軍だぞ・・・。 ???「だろうな・・・。仲間を見捨てるなんてするはずがないね」 一方・・・捕まったマリオは・・・ マリオ「うーん・・・ここはどこだ・・・?」 ???「アオン!」 ???「ケルベロスが鳴いたか・・・。目を覚ましたなあいつ・・・」 ケルベロス ケルベロス(親玉) マリオ「なんだよ・・・?顔が3つの小さい犬2匹とそれよりもでかい犬が1匹って・・・」 ???「目を覚ましたか・・・」 マリオ「誰だお前は!?」 ???「今は名乗る必要はない・・・」 マリオ「何!?」 ???「もうすぐお前の仲間が来るだろうから大人しくしてな・・・。ケルベロス。見張ってろ」 マリオ「ケルベロスって・・・」 ケルベロスたち「アオン!アオン!」 マリオ「こいつらかよ!くっそー・・・」 ロックマン「どこにいるんだろう・・・」 クラウド「アジトを探さないといけないからな・・・」 ナルト「もしかして・・・あの建物か?」 一護「ナルト。見つけたのか?」 ナルト「もしかしたらだ。悟空も見えたか?」 悟空「あれだな。」 マスハン「前に来ると・・・不気味だな」 クレハン「確かにな・・・」 ルイージ「でもマリオ兄さんを助けるためなら・・・行く!」 フォックス「そんな簡単に開けてい・・・」 シュルルルルル・・・ ルイージ「わぁー!!」 ピカチュウ「なんだあいつはー!?」 プリン「イカが2匹いるプリー!」 ロイ「なんにしてもルイージを助けるぞ!」 ???「奴ら来たようだな・・・」 ???「我の配下クラーケンが動き出したということだな・・・」 クラーケン(2匹) シュルルルル・・・ ロイ「おわっ!」 ウルフ「あいつ・・・なかなか強いぞ!」 クッパ「クッパブレス!」 ドカーン!! クッパ「効いてないだと!?」 犬夜叉「犬爪!」 ???「奴は犬夜叉・・・」 ???「あいつに倒された奈落・獣郎丸・影郎丸・悟心鬼・・・使えるな」 クラウド「俺が術でなんとかする!イラプション!」 クラーケン「ヴァーー・・・」 ルイージ「離れられた」 ロイ「クラウドありがと」 ミュウツー「シャドーボール!」 レッド「リザードン!かえんほうしゃ!」 ドーーーン! クラーケン「・・・」 マスハン「今だ!」 ???「やられたな・・・」 ???「まだまだ・・・」 クラーケン「ゴォォォォォォ・・・」 クレハン「なんだ!?」 ピカーン! クラーケン「アァァァァァ」 ヨッシー「合体したぁー!」 メタナイト「合体なんてできるのか・・・」 倒された2体のクラーケンが合体し出現した「大洋の悪魔・クラーケン」 果たして、スマッシュブラザーズ軍はマリオを取り戻すことはできるのか!? 大洋の悪魔・クラーケン 次回 クラーケンの触手に捕まり、苦戦を強いられるスマッシュブラザーズ軍 果たしてクラーケンの弱点を見つけ、倒すことはできるのか!? 次回「大洋の悪魔・クラーケン」お楽しみに
https://w.atwiki.jp/sn5dic/pages/55.html
登場作品 サモンナイト5 声優 川原慶久 「召喚師とは架け橋だ。なればこそ、それを渡る者をきびしく律せねばならん」 解説 サモンナイト5に登場する異世界調停機構(ユクロス)に所属するフォルス/アルカの先輩召喚師。 響友(クロス)は鬼妖界シルターンの大妖カズラマル。 一見して女性と見まごわんばかりの整った顔立ちに銀白の長髪が特徴的な青年。 外見こそ穏やかそうだが性格は苛烈、容赦ない戦い方から犯罪者におそれられている。 自他ともに厳しく己を律する人物だが、周囲はそんなソウケンの言葉を素直に受け入れるなど人望も厚い様子。 服装は白と黒を基調にした紋付羽織袴(の紋抜き)といった所。 イラストでは錫杖を構えている姿を見せる。 妖と人とが交わって生まれた半妖と呼ばれる存在であり、響友(クロス)のカズラマルはその祖に当たる。 趣味は植物いじり。 ネタ ネタバレ 4で登場した響界種(アロザイド)に酷似した立ち位置にある。 関連ページ 異世界調停機構(ユクロス) - 所属組織 カズラマル - 響友、祖
https://w.atwiki.jp/heavenheavenheaven/pages/41.html
T_W_O クラーケン 真・オークロード 真・エドガ 真・ニーズヘッグの影 真・イフリート フェンリル ボミ 怒りのドラキュラ 古王グローザ 古のウータンガード パワフルアムダライス 魔神の巨影 サラマンダー・アルマ チャールストン3号 ブリキングRX1・アルマ 混沌のバフォメット 硬化ムスペルスコール モーモー・アルマ タイニー T_W_O 名前 T_W_O 種族 無 Lv 205 ATK ????~???? 画像 属性 闇 HP 16,600,000 DEF 207 サイズ 大 Exp 216,000,000 / 108,000,000 MDEF 17 出現場所 ウィルス 実験棟-OPTAITO ドロップアイテム 奇妙な部品 / テンペスト [2] / ピースブレイカー [3] / ブルーサザンクロス [3] / ライオットチップ [1] / 破損したチップ(緑) [1] / 破損したチップ(赤) [1] / T W Oカード 使用スキル ???? / ???? 備考 クラーケン 名前 クラーケン 種族 魚貝 Lv 250 ATK ????~???? 画像 属性 水 HP 615,000,000 DEF 55 サイズ 大 Exp MDEF 229 出現場所 イズルード海底都市 ドロップアイテム 太古のしめ縄 / クラーケンの足 / クラーケンの頭 / クラーケンの目 / シャピニハ海の叫び [1] / クラーケンカード 使用スキル ???? / ???? 備考 真・オークロード 名前 真・オークロード 種族 人間 Lv 185 ATK ????~???? 画像 属性 地 HP 8,995,560 DEF 698 サイズ 大 Exp MDEF 506 出現場所 オリジナルMVPモンスター(アルデバラン時計塔地下2F) ドロップアイテム エルニウム、コインホルダー / 金貨 / 100Kショップポイントチケット / オークロードの鎧[1] 使用スキル ???? / ???? 備考 真・エドガ 名前 真・エドガ 種族 動物 Lv 185 ATK ????~???? 画像 属性 火 HP 10,567,200 DEF 436 サイズ 大 Exp MDEF 350 出現場所 オリジナルMVPモンスター(ギルドダンジョン フェイヨン) ドロップアイテム 追撃者のシューズ [1] 使用スキル ???? / ???? 備考 真・ニーズヘッグの影 名前 真・ニーズヘッグの影 種族 竜 Lv 200 ATK ????~???? 画像 属性 闇 HP 9,567,200 DEF 40 サイズ 大 Exp MDEF 506 出現場所 オリジナルMVPモンスター(アビスレイク地下洞窟2F) ドロップアイテム ファフニールブレス[1] / ファフニールヘルム [1] / ツインヘッド・ドラゴンメイル [1] 使用スキル ???? / ???? 備考 真・イフリート 名前 真・イフリート 種族 人間 Lv 210 ATK ????~???? 画像 属性 無 HP 16,240,000 DEF 436 サイズ 大 Exp MDEF 218 出現場所 オリジナルMVPモンスター(トール火山1F) ドロップアイテム アラビアンマント [1] / 不死鳥の猫じゃらし [1] 使用スキル ???? / ???? 備考 フェンリル 名前 フェンリル 種族 人間 Lv 205 ATK ????~???? 画像 属性 念 HP 60,000,000 DEF 200 サイズ 中 Exp MDEF 54 出現場所 オリジナルMVPモンスター(研究棟-WISH-) ドロップアイテム 金貨 / 金貨の袋 / フェザーシールド [1] / 白の騎士団の猫じゃらし [1] / 囚人の日記帳 [1] / 微力のフェンリルカード / フェンリルカード 使用スキル ???? / ???? 備考 ボミ 名前 ボミ 種族 人間 Lv 210 ATK ????~???? 画像 属性 念 HP 467,942,150 DEF 60 サイズ 中 Exp MDEF 60 出現場所 オリジナルMVPモンスター(250ページ) ドロップアイテム イリュージョンウィザードスタッフ / 吸血鬼のしもべ [1] / 千切れた一切れの紙 / ガーネット / 吸血植物の種 / ブラディウム / カルニウム / ボミカード 使用スキル ???? / ???? 備考 怒りのドラキュラ 名前 怒りのドラキュラ 種族 悪魔 Lv 178 ATK ????~???? 画像 属性 闇 HP 9,355,174 DEF 252 サイズ 大 Exp MDEF 146 出現場所 オリジナルMVPモンスター(250ページ) / MVPの巣窟Ⅱ ドロップアイテム イグドラシルの実 / イリュージョンバリスタ [1] / イリュージョン昔の領主のマント [1] / 乾燥したクローバー / カルニウム / リング [1] / 黙示録 [0] / 怒りのドラキュラカード 使用スキル ???? / ???? 備考 ボミと同じMAPのため、凸面鏡に表示されない。地道に探すのが大変なので、MVPの巣窟Ⅱで狩るという選択肢もあり。 古王グローザ 名前 古王グローザ 種族 不死 Lv 205 ATK ????~???? 画像 属性 不死 HP 50,000,000 DEF 97 サイズ 大 Exp MDEF 66 出現場所 オリジナルMVPモンスター(GH騎士団2F) ドロップアイテム 金貨 / 神喰らいの龍槍 [1] / 古王の双刃[3] / ガーディアンオブソウル [0] / 古代龍の宝冠 [1] / インペリアル天地スーツ [1] / [衣装]古王の王冠(紫) / [衣装]古代龍の王冠(赤) / 古王グローザカード 使用スキル ???? / ???? 備考 古のウータンガード 懐かしき幻想ウンバラを参照 パワフルアムダライス パワフルダンジョンを参照 魔神の巨影 グラストヘイム魔神を参照 サラマンダー・アルマ 名前 サラマンダー・アルマ 種族 動物 Lv 250 DEF 55 サイズ 中 Exp MDEF 299 出現場所 オリジナルMVPモンスター(迷宮の森1F) ドロップアイテム [ECO]サラマンダー・アルマの思い、ヒーローボタン、[ECO]サラマンダー・アルマカード 使用スキル ???? / ???? 備考 テレポートで飛んで探すよりも、こちらのMAP解説図を確認しながら探そう。 チャールストン3号 チャールストン工場を参照 ブリキングRX1・アルマ 名前 ブリキングRX1・アルマ 種族 人間 Lv 250 ATK ????~???? 画像 属性 水 HP 700,000,000 DEF 55 サイズ 中 Exp MDEF 229 出現場所 オリジナルMVPモンスター(森1F) ドロップアイテム [ECO]ブリキングRX1・アルマの思い / ヒーローボタン / スプンタマンユ [1] / [ECO]ブリキングRX1・アルマカード 使用スキル ???? / ???? 備考 混沌のバフォメット 歪んだ迷宮の森を参照 硬化ムスペルスコール ノーグロード3層を参照 モーモー・アルマ 名前 モーモー・アルマ 種族 動物 Lv 300 ATK ????~???? 画像 属性 闇 HP 888,967,327 DEF 150 サイズ 中 Exp MDEF 237 出現場所 オリジナルMVPモンスター(GH地下洞窟F2) ドロップアイテム [ECO] モーモー・アルマの想い、ヒーローボタン、ゴールデンバイオレット、[ECO] モーモー・アルマカード 使用スキル ランダム属性変化 / 獅子吼 / ラッシュアタック / ソウルブレイカー / メテオアサルト / マグナムブレイク / ウォーグストライク(?) 備考 ランダム属性変化の頻度は高く、広範囲による獅子吼を使用。 タイニー 名前 タイニー 種族 動物 Lv 350 ATK ????~???? 画像 属性 地 HP 875,000,000 DEF 10 サイズ 小 Exp MDEF 20 出現場所 オリジナルMVPモンスター(フェイヨン迷いの森02) ドロップアイテム タイニー帽 / タイニーカード 使用スキル ???? / ???? 備考 コメント
https://w.atwiki.jp/powerkoil18/pages/41.html
トレーニング中級編(3)〜ローダウンの導入〜 目次 ローダウンの導入<一瞬カップ>の原理 <一瞬カップ>の動作イメージ リストを<脱力>する感覚をつかむ ローダウン効果と振り子スイングの関係 筋力がない場合のローダウン 体が大きい場合のローダウン ローダウンの導入 <一瞬カップ>の原理 <一瞬カップ>の発生する原理を説明します。 バックスイングがトップにある状態から話を進めます。 5歩目の踏み込みと同時にフォワードスイングを開始しますが、 ここで重要なのはスイングの中に「ボールを引っ張る」という動作を加えることです。 振り子の糸をピンと張るようなイメージです。 この「ボールを引っ張る」ために蹴り足での強いキックが必要になります。 これは<一瞬カップ>のための重要な予備動作です。 次に蹴り足により最大に加速された体が減速をはじめる直前、 先ほどの「ボールを引っ張る」という動作が 「ボールを引っ張り上げる」という動作にかわります。 ガツンと急激に向きが変わるわけでなく、緩やかなベクトルの変化です。 <手遅れ>とボールと支点(肩)の位置関係により 自動的に生じる現象で意識しておこなう必要はありません。 これにより球は遠心力からほぼ完全に解放されます。 ボウラーの体とボールは平行に移動し、 カーリングでストーンと選手が一緒に滑っているような状態になります。 この辺りから一般的にフラットスポットといわれる部分に入りますが、 上で述べたように重要なのは「ボールの引き上げ」であって、 「ボールがレーンと平行に移動するように〜」という よくある解説は仕組みを理解できずに 動作を表面的になぞっているだけなので気にすることはありません。 次に5歩目のブレーキにより体が減速をはじめると、 「ボールを引っ張り上げる」動作の余力によって、 ゴムやバネが縮むように肘が曲がり、 それをきっかけに肘からのスイングがはじまります。 腕力でボールを持ちあげるのではありません。 電車が急ブレーキをかけたときに、 つり革が進行方向にゆれるのと同じ現象です。 あとは肘を伸ばせば勝手にカップができます。 重要なのは体の減速がはじまった時の腕の角度です。 平均的には45度ぐらいでしょう。 腕が遅すぎると肘が曲がりすぎて球速が落ち、 速すぎれば充分にカップを作れません。 投げ込んでジャストな<位置/タイミング>をつかんでください。 ボールをぶら下げただけでは解りにくいかもしれませんが、 常にボールは手のひらによって押されています。 スイング中は常に内側に巻き込もうとする力、 カップリストを作ろうとする力が働いているのです。 球に掛かる遠心力や重力を無視できるくらい 小さくする事でこの作用が際だち、 肘からのスイングと合わせ、<一瞬カップ>を作る助けとなります。 サムのフォワードが大きいほどこの力も大きくなります。 リリースのタイミングがシビアになりますが、 上級者がこのドリルを好むはこのためです。 以上が<一瞬カップ>発生のしくみになります。 まず小さなフォームで一つ一つの作用を感じながら、 少しずつフォームを大きくし徐々にメリハリをつけていくのがいいでしょう。 バックスイングのトップが膝の高さほどの小さなフォームでも、 一連の作用はしっかり感じ取れるはずです。 ▲ <一瞬カップ>の動作イメージ <位置/タイミング>でカップリストをつくる <一瞬カップ>の動作イメージを理解しましょう。 まず感覚をつかむためにガチャッとまわして開けるタイプのドアノブを 回転させるときの手の動きを考えてみます。 肩を扉に近づけて逆手に持つように かるくドアノブをにぎってみましょう。 すこし肘をたわませドアノブをにぎった状態で、 ノブを時計回り(開く方)に回してみます。 そのときノブは扉に固定されているのですから 手の高さは変わっていません。 必然的に肘を伸ばすことになります。 その動きがローダウンの<一瞬カップ>の動作です。 繰り返しますが手首の力でボールを持ち上げているのではありません。 持ち上げればボールの位置が上に移動します。 その逆で肘を伸ばすことで手をボールの下に持っていっているのです。 ボール自体には力を加えてようとしていないことに注意してください。 もし手首の力でボールを持ち上げようとすれば ボールの重さをまともに受け止めることになります。 それでは途方もなく大きな力が必要です。 <一瞬カップ>では肘を伸ばして手を下に入れているので ボールの位置自体は変わっていませんし、 まともにボールの重さを感じていません。 そのように<一瞬カップ>で手首を勝たせているのは 手首の力ではなく肘を伸ばす動作です。 次はドアノブをがちゃがちゃと軽くすばやく回してみましょう。 手首よりも肘の曲げ伸ばしで回転させている感覚があるはずです。 それがローダウンリリースの動きです。 親指を下に向ける、手首を倒すことでボールに回転を与えています。 <リフトアップ>で回しているのではありません。 ドアノブが扉に固定されている以上は リフトアンドターンのように手首を固定したまま <リフトアップ>で回転させることはできません。 リフトしようとすればドアノブをひきちぎってしまいます。 <一瞬カップ>を実現するためには 手首は<脱力>している必要があります。 手首が<脱力>していないと肘を伸ばしたときに 手が肘と一緒に下におりてしまうからです。 <脱力>し手首が柔らかい状態になっていることで、 肘を伸ばしたときに手のひらは動かず 手首の関節だけが移動し「カクッ」とボールの下に入ります。 上記の理由から力で手首を勝たせようとすると 手首が固定されてしまい逆にカップリストにならなくなります。 重要なのは手首を<脱力>し下半身をうまく使うことです。 ▲ リストを<脱力>する感覚をつかむ <一瞬カップ>の動作をおこなうためには リストを<脱力>している必要があります。 重いボールでは力んでしまいますから ボール以外の軽いものを使って練習をします。 手提げのバッグを用意しボールに見立ててスイングします。 スイングの両端でバッグが軽くなることを感じます。 さらにスイングを大きくするとバッグが浮き上がってくることがわかります。 そのときに感覚を鋭くすると自分の肘やリストも 前に振られているのが感じられるはずです。 スイングの端でバッグが浮き上がるタイミングを掴めたら 浮き上がった瞬間にすかさず肘を伸ばします。 するとバッグはさらに跳ねて手のひらの上に来ます。 バッグが手のひらの上にきた瞬間にすばやくリストを倒し手前に引きます。 タイミングが良ければバッグは勢いよく回転するでしょう。 上記の練習には下半身の動きがありません。 ボールはバッグなどよりはるかに重いので 実際の投球ではステップの反動を利用しなければ 浮き上がる効果はほとんど得られませんので注意してください。 ▲ ローダウン効果と振り子スイングの関係 ローダウンはボールの落下速度を回転に変えるリリースです。 そのためリリースの前にボールの下に手を入れる必要があります。 ボールの下に手が来るように重心移動をうまくすることが 回転数をあげるためのポイントです。 リストを勝たせるために重要なのは腕の力よりも下半身の力であり なにより<位置/タイミング>であるといえるでしょう。 ただ良いタイミングというのは人それぞれに違うもので その感覚は投げながらつかむ他はありません。 そのようにボールの下に深く手が入っているほど回転数は上がりますが、 肘を曲げてボールを抱え込むほどに ボールの落下速度が回転に変わる<ローダウン効果>が高まるため 振り子の原理がはたらかなくなり球速が下がっていきます。 この現象を実感するためにボールに親指を入れず 手のひらにボールをのせた状態で速いボールを投げてみましょう。 まだ自力でカップリストが作れない人は 2〜3ポンド軽めのハウスボールでおこなってください。 リリース前にボールが落ちてしまわないように 左手をボールに添えサムの代わりにします。 リリースと同時に左手を離してください。 下記のフォームを参考にしてください。 ジェイソン・ベルモンテ このときリリースは10cmより高くならないようにします。 またアプローチでいつも以上に走ったりせず、 普段の投球となるべく近いフォームで投げてください。 かなりボールを走らせるのが難しいことがわかります。 それが<ローダウン効果>を最大に使っている状態です。 <ローダウン効果>によって ボールの落下速度をすべて回転に変えた場合は 上記のサムレスの投球と同じ状態になります。 通常の投球はスイング、つまり腕によって球速が得られますが、 ローダウンはその速度を回転に変えてしまうので球速がなくなります。 すなわち腕の力以外によって球速を上げなければいけません。 なんらかの方法でのプッシュの動作が必要です。 ただ<ローダウン効果>は<抱え込み>の深さによって変えられます。 <ローダウン効果>は常に100%使う必要はありません。 肘をあまり曲げず<抱え込み>を浅くして <ローダウン効果>を減らすことにより 振り子スイングの原理を増やせば 回転は減りますが球速を上げることができます。 ローダウン効果を使うほど回転は増え、振り子の要素は減り球速が落ちる ローダウン効果を減らすほど回転は減り、振り子の要素が増え球速があがる ここでいう球速はあくまで振り子スイングで得られるものに限ります。 腰のひねりなどによるプッシュ効果は含まれていないことに注意してください。 ▲ 筋力がない場合のローダウン 回転数を上げると曲がりが大きくなるためそれだけ球速も必要になります。 上記のように<ローダウン効果>を使うほどにオールドスタイルのように 振り子の原理によって球速を得ることができませんから、 別の方法で球速を得る必要が出てきます。 その場合はおもに腰の力を使うことになりますが、 そのプッシュ効果については別に述べることにして ここでは<ローダウン効果>を制限して使用する場合について考えます。 <ローダウン効果>を減らした場合は肘曲げが浅くなりますので、 振り子の原理がはたらき、それなりに球速が得られます。 ただし振り子の原理がはたらくと遠心力で腕が下に引っぱられます。 肘をたわめたままスイングするのはかなり腕力が必要です。 あらかじめリストを勝たせているとさらに力が要ります。 <ローダウン効果>を得るためにはリリース時に 手がボールの下に入っていればいいのですから フォワードスイング中はリストがどうなっていてもかまいません。 そこで肘を曲げず、リストもブロークンの状態でスイングするという もっとも楽な状態からリリース時にボールの下に手を入れる方法について考えます。 ローダウンの基本のとおりに <抱え込み>から<一瞬カップ>をつくるために <手遅れ>の<位置/タイミング>で投球します。 フォーワードスイング中に肘から先が<脱力>できていれば 4歩目からのワンステップ投球の動作で得られる 加速と減速による反動で肘から先が跳ね上がりボールが浮き上がります。 ただし腕がのび切った状態でスイングしていますから ボールが跳ねあがる具合はかなり小さくなります。 跳ね上がり具合をカバーするため 通常より遅くまでボールを持っているようにします。 それにより<抱え込み>が浅くてもフィンガーはボールの下に来ます。 そうしてリストがあがってきたところで体を沈めます。 そうすると肩の位置が下がって肘を伸ばすのと 同じ作用がおこり<一瞬カップ>になります。 上記の方法であれば上半身の筋力がなくても そこそこの回転と球速のローダウンリリースがおこなえるでしょう。 球速が足りなければ少しアプローチを走ればいいでしょう。 ▲ 体が大きい場合のローダウン 次に長身のボウラーが<ローダウン効果>を得る方法を考えます。 体が大きい場合は筋力に恵まれますが、 それだけ体重もあり関節に負担がかかるため 速く走ったり、すばやく動くことが難しい人が多いでしょう。 ワンステップ投球がうまくできなければ 加速と減速によってボールを浮かせないことになります。 <一瞬カップ>を作るのが難しくなります。 また速く走れなければアプローチの速度も出せません。 すなわち球速を得る方法が限られます。 しかし身長がある場合はバックスイングが低くても ボールの位置が高くなるので落下速度が容易に得られます。 ここに回転を得る材料があります。 腕力があれば肘をたわめた状態でも普通にスイングできるでしょう。 つまり振り子の原理をいかして球速をだせるということです。 アプローチはゆっくりでもかまわないことになります。 手が長ければたわめた肘を伸ばした時の落差も大きくなります。 肘を伸ばすことにより<一瞬カップ>からローダウンのリリースをおこなえます。 体が大きいとそれだけ<ローダウン効果>を起こしえる材料が多いということになります。 上記の方法で並のボウラーより球速と回転のあるボールが行くでしょう。 ただし体の使い方が間違っていればローダウンになりません。 もっとも重要なのは<位置/タイミング>であることに注意してください。 ▲ 前へ
https://w.atwiki.jp/actors/pages/8562.html
スティーヴ・フランケンをお気に入りに追加 スティーヴ・フランケンのリンク #blogsearch2 スティーヴ・フランケンとは スティーヴ・フランケンの48%は希望で出来ています。スティーヴ・フランケンの35%は知恵で出来ています。スティーヴ・フランケンの14%は時間で出来ています。スティーヴ・フランケンの3%は苦労で出来ています。 スティーヴ・フランケン@ウィキペディア スティーヴ・フランケン スティーヴ・フランケンの報道 gnewプラグインエラー「スティーヴ・フランケン」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 スティーヴ・フランケンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL スティーヴ・フランケンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ スティーヴ・フランケン このページについて このページはスティーヴ・フランケンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるスティーヴ・フランケンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/never/pages/258.html
スペクトラルフォースジェネシスにおけるガウガブルの君主。 かつて人間だった魍魎で、大陸最強の実力者。 極めた念呪殺と10本の腕で戦い、汚い言葉で相手を追い詰めていく。 「大食尽の魍魎」とも。 黒い雨の降り注いだ生命が存在することの困難なガウガブルを拠点とし、 倒した者の魂を食らう。 +ネタバレ その正体はムゲンの欲望の渦より生まれた魍魎。 ムゲンに敗れたウェイブにとり憑き、その魂をとりこむことで ウェイブの肉体を支配していた。 しかしウェイブの魂を完全にとりこむことはできず、逆にウェイブによって 無意識のうちに動かされてもいたようである。本人(?)は内にいるウェイブ の存在に気付きながらも、自分がそれに動かされている自覚は無かったようだ。 彼が魂を食らい続けたのは、魂が正常な輪廻を続ける限り消滅することはない ムゲンを倒すため。 魂を食らい尽くすことで魂の輪廻を停め、ムゲンの存在を完全に消滅させるのが ウェイブの目的だったのである。セキケンはその目的を知らぬまま魂を食らい続けた。 この大戦のなかで魂を食い続けたのも、戦争によってムゲンを現世に現す目的も あったと思われる。 そしてセキケンの暴挙を止めるためか、ムゲンは冥界から現れる。ウェイブの 思惑通りに・・・ キャラ同士のイベントが少なく、(エンパイアだけ)ボイスも無いのでガウガブルで プレイするまでどんなキャラクターなのか全く分からない。(月の初めの一言や軍師 の際の台詞はおそらくテンプレ)しかもファンの間で語られる際はウェイブの関連用語程度の認識 だったりする。スペクトラルシリーズでは珍しいことではないものの、結構不遇なキャラクター。 その性格はウェイブとは全く異なり、性格や言葉遣いはさながらチンピラといったところ。 ムゲンに対しハゲなどど言ったのは彼くらいのものである。
https://w.atwiki.jp/schwaken-extra/pages/28.html
シュヴァルツェスマーケン・えくすとら♪ 最終話「俺が好きなのは・・・!!」 4.俺が好きなのは・・・!! キルケ、アネット、カティア、ファム、ベアトリクスと、立て続けに告白されてキスをされたテオドール。 5人の唇の柔らかくて優しい感触が、5人のテオドールへの想いが、テオドールの唇に・・・そして心に深く刻まれ、いつまでもテオドールをキスの余韻から離さない。 戸惑いを隠せないテオドールだったが、それでもまだまだこれで終わりではないのだ。 と言うか彼女たちは、こんな朝っぱらから一体何をやっているのだろうか・・・。 「さて、これで残るは私とリィズの2人だけとなったわけだが・・・。」 「ええ、次は私がお兄ちゃんに告白する番よ。」 そう言い放ったリィズは、胸元のポケットから一枚の紙切れを取り出した。 それはリィズが以前、テオドールがバイトをすると言い出した際に書かせた、高校卒業後もずっとこの家で暮らすという誓約書(第2話参照)・・・だったのだが・・・。 「・・・ねえ、お兄ちゃん。これは確かにお兄ちゃんが直筆でサインした誓約書だよね?」 「あ、ああ・・・て言うかお前、そんな物を何で今更・・・。」 リィズは誓約書の最後の方に書かれた文章を、テオドールに指差したのだった。 「・・・じゃあこれに関しても、お兄ちゃんは同意したって事でいいんだよね?」 「・・・は?・・・はあああああああああああああああああ!?」 『私、テオドール・エーベルバッハは、高校卒業後にリィズ・ホーエンシュタインと結婚する事を誓います。』 誓約書には思い切り、そう書かれていた・・・。 全く身に覚えの無い文章に、テオドールは思わず動転してしまう。 「待て待て待て待て待て!!こんな事書いて無かったはずだろ!?お前これ絶対俺が署名した後に付け足しただろ(泣)!?」 「本当にそう?確信が持てる?お兄ちゃんが見落としてただけなんじゃないの?お兄ちゃんったら慌てん坊さんなんだから、契約内容を良く確認せずにサインしたんじゃないの?」 「・・・ううっ・・・それは・・・」 そう凄まれると、何だか本当に確信が持てなくなってしまったテオドールであった・・・。 いや、結婚云々の文章は本当に書いて無かったはずなのだが・・・リィズに凄まれると何故か自分に見落としがあったのではないかと本当に思ってしまう。 テオドールの首に両腕を回し、物凄い表情で迫るリィズ。 その凄まじい迫力に、思わずテオドールはたじろいてしまう。 と言うか、最早告白をすっ飛ばして恐喝になっていた・・・。 「ねえ、お兄ちゃん。もう諦めて。諦めて私の恋人になって。私、お兄ちゃんの為に、これまでずっと頑張ってきたんだよ?」 リィズはとても潤んだ瞳で、戸惑うテオドールをじっ・・・と見つめた。 「・・・私に告白してくる男共だって何人も振ってきた!!」 「お前俺が知らない間にそんな事されてたの(汗)!?」 「・・・不純異性交遊は駄目だとか言う先生たちを垂らし込ませる為に、この間の数学のテストで100点を取った!!」 「お前本当に凄ぇな(汗)!!」 「・・・アスクマンを調教して犬にした!!」 「お前が犬にしたのかよ(汗)!?」 家の外では相変わらずアスクマンが亀甲縛りされた状態で、必死にテオドールの名前を叫びながらぎゃあぎゃあ騒いでいたのだが。 「うるさい!!黙れポチ!!」 「わんわんわん!!・・・くーんくーんくーん・・・。」 リィズの一喝で、情けない表情で黙り込んでしまったのだった・・・。 「・・・ねえ、私と一緒に来て、お兄ちゃん・・・私はただ、お兄ちゃんと一緒にいたいだけ・・・。」 「リ、リィズ・・・んんっ・・・。」 目に涙を浮かべながら、リィズはテオドールと唇を重ねた。 そしてすぐに唇を離し、テオドールの事をじっ・・・と見つめながら、アイリスディーナの隣に座ったのだが・・・。 「さて、最後に残ったのはこの私だな。」 立ち上がったアイリスディーナが、テオドールの首に両腕を回す。 そして。 「・・・お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。」 テオドールの耳元でうわ言のように、物凄い笑顔でそう呟き続けたのだった。 いきなりのアイリスディーナの行動に、リィズたちは仰天した表情になる。 「お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。」 「・・・あ・・・あへ・・・あへへ・・・」 「お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。お前は私の未来の夫だ。はい復唱。」 「・・・お、夫・・・俺はアイリスの・・・夫・・・俺はアイリスの夫・・・」 「そうだ。お前は私の未来の夫だ。」 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も同じ事を耳元で呟かれたテオドールは、だんだん頭の中がボーッとなってきた。 そして口からヨダレを垂らして目をグルグルさせながら、テオドールは完全にアイリスディーナにされるがままになってしまっている。 アイリスディーナの身体の温もり、柔らかい胸の感触、そしてとてもいい匂いが、さらにテオドールの理性を失わせていく。 「・・・ふ~っ。」 「はあ・・・ん・・・っ。」 アイリスディーナがテオドールの耳元に甘い吐息を吹きかけると、テオドールは身体をビクンビクンさせたのだった・・・。 「そしてリィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。リィズはお前の妹だ。はい復唱。」 「・・・い、妹・・・リィズは俺の・・・妹・・・」 「そうだ。断じてお前の恋人などではない。妹だ。」 勝ち誇った笑顔でテオドールの耳元で呟き続けるアイリスディーナの姿に、リィズが全身から漆黒のオーラを放ちながら立ち上がったのだった。 「ちょっとアイリス!!お兄ちゃんに一体何やってんのよ!?」 「リィズさん駄目です~!!告白中は一切の手出し口出しはしないって、皆で約束したじゃないですか~!!」 「いや告白というか、最早告白ですらないわあああああああああああああああっ(激怒)!!」 アイリスディーナに飛びかかろうとするリィズを、必死に背後から押さえ込むカティア。 しまった、その手があったのか・・・!!キルケもアネットも、そして部屋の外に追い出されたベアトリクスもファムも、とても悔しそうな表情でその様子を見つめている。 どれだけ自分たちがテオドールへの愛と想いを込めた告白をしようとも、肝心のテオドールの脳内に強い暗示を刷り込まれてしまっては、何の意味も無いのだ。 アイリスディーナは今日の朝に集合した際、皆との打ち合わせの最中において、自分が一番最後にテオドールに愛の告白をすると率先して名乗り出たのだが、初めからこれが目的だったのだ。 テオドールへの暗示が解けてしまう前に、確実にテオドールに自分が好きだと言わせる為に。 言葉は言霊・・・実際にテオドールに「アイリスが好きだ」と口にさせる事さえ出来てしまえば、それはとても重い意味を持つ物になるのだから。 そうこうしている内に、制限時間の1分ギリギリまでテオドールの耳元で呟き続けたアイリスディーナは、そっ・・・とテオドールと唇を重ねたのだった。 そしてすぐにテオドールから離れて、物凄い笑顔でリィズの隣に座る。 「さて、これで私のテオドールへの洗脳・・・じゃなかった、愛の告白が終わったわけだが。」 「洗脳って言ったよね!?今アンタお兄ちゃんへの洗脳って言ったよね(激怒)!?」 「ではテオドール。今この場で迅速にすぐに決めてくれ。私たちの誰を恋人にするのかをな。」 目をグルグルさせながら、混濁とした意識の中で、テオドールの脳内で 『俺はアイリスの未来の夫』 『アイリスは俺の未来の妻』 『リィズは俺の妹』 という言葉が、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も繰り返し再生され続けている。 アイリスディーナはボイスレコーダーをテオドールに向けながら、とても勝ち誇った笑顔でテオドールを見つめている。 この恋の争奪戦の勝者は自分だと・・・そう信じて疑わないとばかりに。 「・・・お、俺が好きなのは・・・」 「俺が好きなのは・・・?誰なのだ?テオドール。ん~~~~~~?」 俺はアイリスの未来の夫。アイリスは俺の未来の妻。リィズは俺の妹。 俺はアイリスの未来の夫。アイリスは俺の未来の妻。リィズは俺の妹。 俺はアイリスの未来の夫。アイリスは俺の未来の妻。リィズは俺の妹。 俺はアイリスの未来の夫。アイリスは俺の未来の妻。リィズは俺の妹。 俺は・・・ 「・・・ア・・・アイ・・・」 (・・・お兄ちゃん・・・。) 「・・・!?」 ふと、混濁した意識の中で、テオドールの頭の中にリィズの可愛らしい笑顔が浮かんだ。 ホーエンシュタイン家に引き取られた幼少時から、両親を事故で失い寂しい想いをしてきた自分の傍にずっといてくれて、ずっと自分の事を慕ってくれていた、義理の妹の姿が。 とても不安そうな表情で自分を見つめるリィズの姿を見たテオドールは、アイリスディーナの洗脳を完全に打ち破ったのだった。 そうだ・・・俺が好きなのは・・・俺がこれまでずっと好きだったのは・・・!! 「・・・違う・・・!!」 「な・・・!?」 「俺が好きなのは!!」 驚愕の表情を見せるアイリスディーナを無視し、テオドールはリィズの身体をぎゅっと抱き締め、はっきりと告げたのだった。 「俺が好きなのはリィズ!!お前だ!!」 「・・・っ!?」 リィズは一瞬、テオドールが何を言っているのか理解出来なかった。 だが自分を抱き締めるテオドールの身体の温もり、そして力強い腕の感触が、すぐにテオドールの言葉の意味を理解させた。 とても真剣な表情で、テオドールはリィズの身体をぎゅっと抱き締め続けている。 「俺はずっと昔から、お前の事が好きだった・・・だけどお前は義理とは言え俺の妹だから・・・お前を好きになるのはまずいんじゃないかって、ずっとお前への気持ちを押し込めていたんだ。」 「・・・お兄ちゃん・・・。」 「お前が俺の恋人になる事で、お前が周囲から白い目で見られるんじゃないかって・・・お前が学校でいじめられるんじゃないかって、ずっとそう思ってた・・・だけど違うだろ・・・そうじゃないだろ・・・!!」 リィズを酷い目に遭わせたくないから、自分が身を引かなければ・・・そんな物は言い訳に過ぎないのだ。 テオドールはとても真剣な瞳で、涙目になったリィズを見つめる。 そして今にも泣きそうなリィズの頬を、そっ・・・と右手で撫でてあげたのだった。 今にも不安で押し潰されそうなリィズを、安心させる為に。 「もしお前に酷い目に遭わせる奴らがいるのなら・・・俺がお前を守る!!」 「お兄ちゃん・・・!!」 「だって俺は・・・俺はお前の・・・お兄ちゃんなんだから!!」 「お兄ちゃああああああああああああああああああん!!」 互いの唇を貪り合い、互いの身体を抱き締め合うテオドールとリィズ。 キスは1人3秒まで・・・だが互いに兄妹の縛りを解き放ち、恋人同士となった今となっては、そのルールは最早何の意味も成していなかった。 長い長いキスの後、互いに潤んだ瞳で、互いを見つめ合うテオドールとリィズ。 その様子をアイリスディーナが、信じられないといった表情で見つめていた。 「馬鹿な・・・私がお前に施した洗脳を、こうもあっさりと打ち破るとは・・・!!」 「ああそうさ、俺は危うくお前の言葉に飲み込まれる寸前だった・・・だが俺のリィズへの想いが、リィズの俺への想いが、俺を正気に戻してくれたんだ・・・!!」 「くっ・・・それ程までの強い絆だとでも言うのか・・・!!」 2人の想いの強さをこうもはっきりと見せ付けられてしまったのでは、さすがのアイリスディーナも何も言い返す事は出来なかった。 誰がテオドールと恋人同士になっても恨みっこ無し・・・それを言い出したのは他でもない、アイリスディーナ自身なのだから。 いや、アイリスディーナだけではない・・・カティアもアネットもキルケもファムもベアトリクスも。 誰もがテオドールとリィズの事を、複雑な表情で見つめていた。 「お兄ちゃん、大好き・・・世界中の誰よりも、お兄ちゃんの事が大好き!!」 あおーーーーーーーーーん(泣)!! 家の外でアスクマンが、何やら変な叫び声を上げていたのだった・・・。 5.何はともあれ日はまた昇る。 かくして、テオドールとリィズは無事に恋人同士となった。 その事をテオドールとリィズは朝食を食べながら、すぐに両親に報告した。 突然の出来事にさすがに驚きを隠せなかった両親だったのだが、それでも2人なら大歓迎だと温かく祝福されたのだった。 ただし少なくとも2人が高校を卒業し、テオドールが就職するまでは、絶対に一線を超えない事・・・それだけは両親から強く念を押され、テオドールもリィズも快く了承したのだった。 まだ高校生の内にリィズを妊娠させるような事態になってしまったら、それこそテオドールもリィズも、周囲から侮蔑の目で見られてしまいかねない・・・それはテオドールもリィズも重々承知しているのだから。 そして噂が流れるのは本当に早い物で、2人が恋人同士になったという事実は、すぐに学校中に伝わる羽目になってしまった。 その事でリィズがいじめられるんじゃないかと正直不安だったテオドールだったのだが、意外にもそんな事は無かったようで、リィズはクラスメイトたちからすんなりと祝福されたのだった。 またバイト先のファミレスでも、テオドールとリィズはすぐにユルゲンに報告し・・・ユルゲンは正直残念だ、君には妹と添い遂げて欲しかったと苦笑いしながらも、それでも妹の分まで2人で幸せになってくれと祝福されたのだった。 まさに名実共に、テオドールとリィズは恋人同士となった・・・はずなのだが・・・。 「・・・な・・・何で・・・!?」 その翌日の朝・・・テオドールを起こしに来たリィズが目撃したのは・・・これまでと同様にテオドールに添い寝をするアイリスディーナだった。 アイリスディーナは勝ち誇った笑顔で、威風堂々とリィズを見据えている。 「やあ、お早うリィズ。」 「お早うじゃないわよ!!何でアンタは未だにお兄ちゃんに添い寝してるのよおっ!?」 全身から漆黒のオーラを放ちながら、リィズは無理矢理アイリスディーナを引き離そうとする。 だがアイリスディーナもまた全身から白銀のオーラを放ち、必死にテオドールにしがみついてリィズに抵抗しようとする。 「あのねえアイリス、お兄ちゃんは私と恋人同士になったのよ!?」 「ああそうだ。誠に遺憾ながら、テオドールが将来の妻として選んだのは私ではなくお前だ。」 「だったら何でアンタはお兄ちゃんにちょっかいを出してくるのよぉっ!?」 リィズの質問に、アイリスディーナは威風堂々と、はっきりと宣言したのだった。 「私はテオドールの妻になるのは諦めた。だから私はテオドールの愛人になる事にしたのだ。」 「・・・あ・・・い・・・じ・・・ん・・・!?愛人~~~~~~~~~~(激怒)!?」 「だからお前はお前で、勝手にテオドールと仲睦ましくするがいい。私は私で勝手にテオドールと愛を深めさせて貰うからな。」 「はあああああああああああああああああああああああああああ(激怒)!?」 何だよ、こんな朝早くから、うるさいなぁ・・・耳元でリィズとアイリスディーナに騒がれて目を覚ましたテオドールだったのだが・・・目の前で何が起こっているのか一瞬理解出来なかった。 だが数秒後・・・自分の顔に押し付けられているアイリスディーナの豊満な胸の感触、そして物凄い形相で自分を睨みつけるリィズの姿に、すぐに今の状況を理解したのだった。 「・・・あっれええええええええええええええええええええええ(泣)!?」 「やあ、お早う我が愛人よ。」 「あ・・・い・・・じ・・・ん・・・!?愛人~~~~~~~~~~~~~(泣)!?」 「そういう訳だからテオドール。これからもよろしく頼むぞ。はははははは。」 「はははははは、じゃねえだろおおおおおおおおおおおおおおお(泣)!!」 アイリスディーナを振りほどいて慌てて起き上がったテオドールだったのだが、そこへテオドールの携帯電話にカティアからの着信が届いたのだった。 「・・・もしもし、こんな朝早くから一体どうしたんだよ?カティア。」 『テオドールさん、すぐにテレビを付けて下さい!!』 「テレビを付けろってお前、一体何を・・・」 『いいから早く!!大変な事になってるんですよ!!』 「・・・大変な事・・・?お前一体何を・・・。」 怪訝に思いながらテオドールが部屋のテレビを付けると・・・そこに映されていたのはドイツの首相の緊急記者会見の生放送だった。 そして何故か青ざめた表情の首相の隣には、何故か妖艶な笑みを浮かべるベアトリクスの姿が。 テレビに表示されたテロップに書かれていた内容・・・それは・・・。 『首相、一夫多妻制度の緊急成立を発表。』 「い・・・いっぷ・・・たさい・・・!?きんきゅう・・・!?は・・・あ・・・え・・・!?」 唖然とした表情のテオドールを尻目に、ドイツの首相が何故か怯えた表情で記者会見に望んでいたのだった・・・。 『・・・そ、そういう訳でありまして、昨日の夜に緊急で行った閣僚会議の結果・・・我ら統一ドイツにおいて、本日付けで一夫多妻制度を成立させる事と相成りました・・・。』 『首相、今回の一夫多妻制度という、極めて異例となる法案を成立させた事について、首相の真意をお聞かせ下さい!!』 『い、一夫多妻自体は、世界中で見れば特に異例という訳ではありません・・・皆さん意外にお思いでしょうが、じ、実は日本でも江戸時代までは側室制度という物がありまして・・・』 と言うかこの首相は、一体何をそんなに怯えているのだろう。 と言うかベアトリクス先輩は、こんな所で一体何をやっているのだろう。 と言うか一夫多妻制度って一体何。 色々とツッコミを入れたくなる衝動を必死に抑え、テオドールはテレビの緊急特番をじっ・・・と見つめていたのだった。 アイリスディーナもリィズも口をポカーンとさせながら、テオドールの奪い合いを一旦止めて、テレビの画面を眺めていたのだが・・・。 『今回の一夫多妻制度の導入によって、1人の男性に複数の女性が集中し、結果として結婚したくても出来ない若者が増えるのではないかと私は危惧しております。その点についてはどうお考えなのでしょうか?』 『そ、それに関しましては・・・』 なんかベアトリクスが妖艶な笑顔で、首相の耳元でブツブツ呟いていた。 『ほ、本来恋愛という物は、もっと自由であるべきであり・・・』 『私は首相に聞いているのです!!と言うか彼女は一体何なのですか!?』 『い、一夫多妻制度以外の質問に関しては、申し訳ありませんがノーコメントで・・・。』 『では一夫多妻制度の質問に戻らせて頂きますが、首相は自由な恋愛を掲げてはいますが、やはり1人の男性が複数の女性と同時に結婚するというのは、やはり歪な形だとしか・・・!!』 なんかもう、何からツッコミを入れたらいいのか、全然意味が分からない。 唖然とした表情のテオドールに、カティアがさらにとんでもない事を告げたのだった。 『そういう訳なので、私は今からテオドールさんの愛人になります!!』 「・・・はあああああああああああああああああああああ!?」 『正妻の座はリィズさんに譲りますが、それでも私は愛人としてテオドールさんの傍にいますから!!それなら文句無いですよね!?』 「おまおまおまおまおま、お前いきなり何言って・・・!?」 『いやだって、たった今法律で認められたじゃないですか!!そういう訳なんで今からテオドールさんの家に挨拶に伺いますねっ!!それではっ!!』 「ちょ・・・!?」 ツー、ツー、ツー・・・。 ピロリロリン、ピロリロリン♪ カティアからの通話が一方的に切れた後、さらにキルケからの着信が鳴り響いた。 「も・・・もしもし・・・」 『・・・あ、やっと繋がった。テオドール君、テレビ見た?』 「・・・ま、まさか・・・!!」 『そのまさかよ。私、テオドール君の愛人になる事にしたから。』 「お前もかよおおおおおおおおおおおお(泣)!?」 『今から貴方の家に挨拶に行かせて貰うわ。それじゃあね。』 ツー、ツー、ツー・・・。 ピロリロリン、ピロリロリン♪ キルケからの通話が一方的に切れた後、さらにアネットからの着信が鳴り響いた。 「・・・お前も俺の愛人になるって言うのかよ(泣)!?」 『うわっ、びっくりした!!いきなり大声出さないでよ!!』 「わ、悪い・・・じゃなくて(泣)!!」 『まあ理解してるなら話は早いよ。そういう訳だから、今からアンタの家まで挨拶に行くわ。それじゃ。』 ツー、ツー、ツー・・・。 ガチャッ。 アネットからの着信が一方的に切れた後、さらにファムがいきなり部屋に入ってきた。 「うわあああああああああ!!うわああああああああああああああああああああ(泣)!!」 「テオドール君~、私、貴方の愛人になる事にしたわ~!!」 「アンタは一体何なんだああああああああああああああああ(泣)!?」 ファムに抱き締められたテオドールに、さらにテレビを通してベアトリクスが呼びかけてきた。 『・・・そういう訳だからテオドール・・・私は貴方の愛人になる事にしたわ。』 「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(泣)!!」 『これで後腐れなく貴方の傍にいられるという訳ね・・・ふふふ・・・あははははははは!!』 なんかもう何が何だか、全然意味が分からないテオドール。 そんなテオドールを逃がすまいと、アイリスディーナもファムと競うようにテオドールを抱き締めた。 2人の女子に左右から抱き締められて、身動きが出来ないテオドール。 「成る程、これで何も気にする事無く、堂々とお前の愛人になれるという訳だな。」 「ぎゃあああああああああああああああああああああああ(泣)!!」 「・・・お~に~い~ちゃ~あ~ん(激怒)?」 「リィズーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(泣)!!」 リィズが放った漆黒のオーラが、部屋中を激しく暴れ回ったのだった・・・。 「これじゃあ今までと何も変わらないじゃないのよおおおおおおおおおっ!!お兄ちゃんの馬鹿あああああああああああああっ(激怒)!!」 あおーーーーーーーーーーん(泣)!! 家の外でアスクマンの叫びが聞こえたような気がしたのだった・・・。 前半へ 戻る