約 3,393,016 件
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/78.html
ロックマンシリーズは、カプコンから1987年に発売されたファミリーコンピュータ対応のアクションゲーム『ロックマン』を第1作とする一連のゲーム作品の総称である。 長期に渡り続く中で、数多くのシリーズが派生・誕生しており(派生シリーズの項を参照)、それらをも含んだ全シリーズの総称としても使われる(カプコンの発表によると、2007年12月31日現在の全シリーズ累計販売実績は全120タイトル、2,790万本にも及ぶ)。派生シリーズを含まない場合は、区別のために「初代」「本家」「元祖」と頭につけることがある。 wikiペディアより。 アイスペでのロックマン ロックマンX8(不完全 ロックマンゼロ4(不完全 初代ロックマンシリーズ ロックマン1 ロックマン2 ロックマン3 ロックマン9 ロックマン10 ロックマンゼクスシリーズ ロックマンゼクス ロックマンゼクスアドベント ロックマンエグゼシリーズ ロックマンエグゼ5 ロックマンエグゼ6 流星のロックマンシリーズ 流星のロックマン1 流星のロックマン2 流星のロックマン3 2010年に攻略を終了すると宣言。 尚、今までの攻略についてはアイスペユニヴァース!参照。 ロックマン次回作 2009年のコロコロ二月号でロックマン次回作のボスキャラコンテストが開始された。 ちなみに、アイスペでは以下の作品が挙げられた。 ロックマン10 ロックマンX9 ロックマンダッシュ3 ロックマンゼクス3 そして、6/21のWHFでロックマンエグゼ オペレートシューティングスターが発表された。 関連リンク フォルテ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27007.html
登録日:2010/10/12(火) 20 22 18 更新日:2024/05/02 Thu 16 23 21NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 カカッカッカンカカンカッカカン カッカッカッカッカッ カモ ビビビッ!バシュゥゥゥ フォンフォンフォン ホロッコ リーバード ロックマンDASH ロボット 虐殺対象 ロックマンDASHシリーズに登場する敵、リーバードの一種 外見は角ばった瓢箪の様で、頭のてっぺんにはやや長いツノがあり、短い足が等間隔に四本ある。 1と2では顔が少し違う。 1は目は赤い単眼。 2は双眼で、黒く窪んでいる様に見える。更にオカメインコみたいな頬紅がある。可愛い? どちらも口が笑っているかの様で不気味。どことなくドクロを彷彿させる。 最弱クラスのリーバードで、耐久力も低けりゃ攻撃力も低い。 そして最も種類が多く、出現する地域もかなり多い。 地域によって色、特性、落とすディフレクターも違っているが、攻撃パターンはほとんど一緒。 剥製が飾られていたりする為、町でも割と見かける。 亡きがらが長い年月を経ると結晶化する事があり、クリスタルフォッシルと呼ばれ三級国宝に指定されている。 ◆行動パターン ◇DASH1 にじり寄る ゆっくり歩いてくる。 集団でされると不気味 ダッシュ 距離があると足に付いている何かで猛スピードで移動する。 真っ直ぐに同じ距離しか進まないが、いっきに距離を詰められる為、少し厄介。 何故か連発する事がある。 回転 その場でグルグル回る。 接近すると行い、触れるとダメージを受ける。 ボム 体を傾けて下から丸い爆弾を出してくる。 爆弾は時限式で、壁に当たると跳ね返る。 絶対に蹴り返してはいけない、かわいそうだから 捨て身 ある程度ダメージを与えると、いきなり回転しながら体当たりしてくる。 壁にぶつかるとバウンドし、一定時間経つと爆発する。 炎弾 レッドホロッコが爆弾の代わりに出す。 真っ直ぐ飛び射程距離もなかなかあるが、弾速は余り速くなく連射しないので避け易く動いているとあまり当たらない。 当たっても大した威力ではない。 ◇DASH2 歩く 足がやや速く、にじり寄ったりせずロックの周りをグルグルと歩く 体当たり ブルブルと震えたあと、回転しながら突進してくる。 当たると吹っ飛ばされる。 …が、アーマーSPを装備すると全くダメージを受けないどころか、向こうがダメージを受ける。 ボム 動きは1と同じだが、跳ねないし、すぐ爆発する。 ◆種類 ◇DASH1 ホロッコ 通常型。体色は緑。 海の塔では壁に収納されている。 様々な場所に出現するが、弱いし落とすディフレクターも小さい。 遺跡の中をひたすら歩いており、足音がよく聞こえる。 蹴るとひっくり返る。蹴りだけで倒すことも出来るが、もはやイジメ ファイアホロッコ 耐久力も上がり攻撃射程も伸びたがやはり弱い。 集団で出現する為、結構厄介ではある。 レイクサイドシティの地下都市のボス、ガイニートーレンが体内で生産してくる。 ◇DASH2 ホロッコ 地域によって色や耐久力が違い、落とすディフレクターも違うが、基本は同じ為割愛する。 やはり弱い。持ち上げ可。 2はリーバードが地面から出現する場所があり、コイツもよく出現する。 いきなり10体近く出て来る事もありプレイヤーを驚かせるが、正直いいカモ。 特殊武器で一掃されディフレクター稼ぎに虐殺される事もしばしば。だいたいハイパーシェルやブレードアームの餌食にされる。 アイスホロッコ 体色は水色。触れると冷気ダメージを受ける。 カリンカ大陸の遺跡で出現する。 余り強くない割に落とすディフレクターも多い為、やはり虐殺される。 ファイアホロッコ 常に体全体が燃えているが炎弾を出したりはしない。 触れると炎ダメージを受ける。 単独では出て来ず、エングルボッツから生み出される。 無限に出て来る為、これまたディフレクター稼ぎに虐殺される事しばしば。 アクアブラスターで消火出来るかと思ったけど別にそんな事なかったぜ! 追記・修正はホロッコを虐殺し、シャイニングレーザーをフルチューンしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヘブンの無限ファイアホロッコを殴りまくって荒稼ぎ。 -- 名無しさん (2016-01-07 19 00 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/105.html
「シビれさせてやるぜ!!」 【名前】 スパークマン 【読み方】 すぱーくまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 上文テルオ 【属性】 電気属性 【所属】 フリー 【登場作品】 『4』 【基本装備】 スパークボール 【ナビチップ】 スパークマン(チップ) 【アニメ版CV】 風間 勇刀 【詳細】 ジョーモン電気の会長の孫の上文テルオが所有するネットナビ。 デンサンバトルトーナメント(シティバトルトーナメント)で対戦相手の1人として登場する。 元ネタは本家ロックマン3に登場する同名のロボット。 デザインは余り変わっていないが、メインカラーが赤からオレンジに変わり、人間っぽかった頭部が完全に人外の顔になった。 オペレートがあまり上手でないテルオのことを信用しておらず、タメ口を使うほかバトルでは自分の力のみで勝とうとする。 また、負けたことを自分のせいにされた時は「う、うう…テルオ…! てめえ…!」とテルオに怒りを覚え、熱斗も「スパークマンに謝れ!」とテルオに怒った。 【戦闘】 スパークボール 胸部から電気属性の機雷を一直線に飛ばして攻撃する。 機雷はロックマンの眼前に来ると停止し、X字に電撃を放つ。 メイクシャドー 電極を模した両腕を接触させて目も眩むような閃光を放ち、ロックマンの影を実体化させて背後からワイドソードで攻撃させる。 メイクシャドーの閃光だけでなく、この影ロックマンのソードにも対インビジ効果がある。 メイクシャドーの前では閃光、影ロックマンのソードともにインビジブルは全く役に立たないため要注意。 もちろん、ヒライシンはメイクシャドーには作用しない。 スパークウェーブ 両腕を接触させ、電撃が縦3マス分を上下に波打ちながらエリア全体を攻撃する。 一見、攻撃速度が速く回避困難のように見えるが、実はユラ系ウイルスなどのそれとは違い、左端から数えて奇数列目は一番下の段から上の段へ、偶数列目は一番上の段から下の段へと、攻撃の方向が毎回ランダムなのではなく完全に固定化されている。 最後列の左上のマスで待機し、1マス右に移動すれば回避しやすい。 ↑↓←↓←□↑↓↑↓↑□↑←↑←↑□ 仮にスパークマンが一番上の段から攻撃しても、下には行かず左に向かう動きをする。 ただ、スパークマン戦で一番厄介なのは「移動」。スパークマンはワープ移動時に消えてから出現するまで一定の間がある。 スパークビー系と似たような特徴だが、そのせいで攻撃できるタイミングが限られてしまう。 スパークボール発射時は出現位置がランダムなうえすぐ消えるため狙いにくい。スパークウェーブやメイクシャドー使用時は長く止まるのでこの間を狙いたい。 また、出現=攻撃のため、カウンター系が決めやすい。 アニメ版 AXESS 第23話「戦慄の超エネルギー」にて、電気を操るダークロイドとして初登場。 初登場のこの回ではこのコンバーターやCFロックマン達を執拗に「ゴミ」呼ばわりしていた。 ネットナビのHP(生命エネルギー)を燃料とするネビュラ製のディメンショナルコンバーターを破壊して証拠隠滅する(*1)ため、ゆりこの手引きによりロックマンにインストールされているファイアウォールの解除キーをコピーし、コンバーターのサイバーワールドに侵入した。 ディメンショナルエリアの中で実体化した後は、コンバーターにHPをほとんど吸収されて消耗していたCFロックマンとCFブルースを圧倒。 連携攻撃の数々を撃ち破りながら、追い打ちをかけるようにメイクシャドーでCFロックマンとCFブルースの二人の分身を実体化させて戦わせ、その間にコンバーターを破壊しようとする。 彼らの不意打ち作戦には奇襲されかけるが、謎の人物の声により阻止。最後はCFブルースを人質にした末にCFロックマンにスパークウェーブでとどめを刺し、そのままコンバーターを破壊して証拠隠滅を達成するという大金星を挙げた。 その後、第27話「決戦! ネビュラ基地」で他のダークロイドと共にシェードマンを裏切り、ダークチップを与えてくれるネビュラへと離反する。 続く第28話「揺れる心」ではゆりことともにモデルのイブ・モレシャンを襲撃して空港の倉庫に監禁したうえ、ウェアブルコンピューターを介してモデル達を洗脳したり、女性型ナビのロールを容赦なく攻撃しようとするなど、女性にも手加減のない悪役振りを見せた。 第39話「列車でGO to hell!?」では、デンサンステーションに多数の列車を集中させ、次に石油を満載したタンク車を貨物列車から切り離して熱斗とチサオが乗った特急電車に連結し、そのままレールジャックしてデンサンステーションへ自爆特攻させるという列車テロを起こす。 この時、特急電車の先頭車両の電脳空間では車掌に変装してロックマンと天敵である木属性のウッドマンを待ち伏せ不意打ちしようとしたが、ウッドマンに見破られる。 正体を表したあとはスパークボールの乱れうちで二人を圧倒し、大量のスパークボールにサンダーボールを放って誘爆させるという攻撃でウッドマンを戦闘不能にするが、ウッドソウルの力を得たロックマンにコガラシで吹き飛ばされた末バンブーソードで敗北。 だが、死に際に運転手を気絶させて道連れにしようとしたが、熱斗がフルブレーキで電車を減速させたことで防がれた。 終盤の第46話「ネット警察大攻防戦!」で他のダークロイド達と共に復活し、コントロールXを破壊すべくネット警察に侵攻を開始する。 フラッシュマンと共にファイアソウルのロックマンを攻撃するも、ウッドソウルにチェンジされたためにダメージを与えられず、反撃のコガラシで二人まとめて吹き飛ばされ、ロールソウルのロールアローで葬り去られた。 Stream 量産型ダークロイドやアステロイドとして登場する。したがって、原作『4』のように上文テルオのナビとなることはなかった。 これは、ボウルマンやバーナーマンも同様。 BEAST 第2話「ビヨンダード」にて、並行世界「ビヨンダード」からファルザー軍のゾアノロイドとして登場。 獣化因子を持っているために獣化を獲得している。 こちらの世界の偵察のため、科学省のサイバーワールドにアタックを仕掛けて熱斗達の世界の防衛システムのレベルを調べていたのだが、それは敵対するグレイガ軍も同じ動きをとっており、同タイミングでグレイガ軍のゾアノプラントマンも現れた。 駆けつけたロックマンとサーチマンに遭遇し、サーチマンからは「スパークマンとはデータに相違があるため別存在」と認識された。 こちらの世界のセキュリティレベルの程度は調べ上げたために撤退し、その直後ゾアノプラントマンの挑発を受け、秋原通信タワーで彼と戦う。 ロックマン達の横槍を受けると獣化して抵抗するが、ゾアノプラントマンが倒されると撤退した。 その後第6話「ネットナビ改造計画」で、グレイガ軍のゾアノファラオマンが誘拐したネットナビを自軍の兵士に改造する場に乱入し、改造されたネットナビ達を棺桶もろとも破壊する。 さらにゾアノファラオマンのピラミッドに内蔵されたカモフラージュシステムをも破壊し、スパークウェーブでゾアノファラオマンを叩き落とすが捕まってしまい、ファルザーの獣化因子をグレイガに書き換えられ、グレイガ軍の戦士となってしまう。(*2) そしてピラミッドへ単身で乗り込んできたロックマンをゾアノファラオマンとともに2VS1で追い詰めるも、グレイガビーストへ獣化したロックマンには手も足も出ず、最後はグレイガのナビエンブレムを引きちぎられてデリートされた。 【余談】 ちなみにスパークマンの電気属性としびれさせる発言に反して、実はマヒ効果ワザはない。 ナビとしても外見がビリー系を彷彿させるため、サンダーボールを装備させる予定だったが中止、もあり得る。 アニメ版でスパークマンを演じる風間 勇刀氏はロックマンゼロシリーズの方のゼロを演じている。
https://w.atwiki.jp/game_staff/pages/286.html
ロックマンロックマン 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売日 2006年3月2日 開発 カプコン 発売 カプコン エグゼクティブプロデューサー 稲船敬二 プロデューサー 北林達也 企画 大和浩之 早川祐司 時田祐介 丹澤源太郎 ボスキャラクターデザイン イナフキン キャラクターデザイン監修 吉川達哉 キャラクター 門植友和 山田里佳 岡信弘 萩原光之郎 嶋津徹治 大橋松風 スクロール 宮武弘忠 古川千鶴 石川貴範 瀬戸良香 後藤なおみ 宮原健一 スクロール魂 ID 山添公雄 ぶっぽ 浜田章次 エフェクト ぎんだま 安藤恵介 効果音 大野博司 山東善樹 音楽 堀山俊彦 サウンドシステム 近藤広明 プログラム 久掘啓次 伊集院勝 山本高裕 谷尾有華 児玉陽一 石渡大輔 ウィイー 樫本明広 田中宏和 大槻久典 片岡正樹 矢高達司 品質管理 (割愛) 映像コンテ 那須康助 映像制作 在間佳美 佐々木幸子 デザイン 小牧信介 水野佳祐 解説書デザイン 内田裕美子 西澤亜樹子 岩崎あけみ プロモーションプロデューサー 増田努 パブリシティ 中村裕子 挺屋和大 セールスプランニング 小林康浩 マーケティング 伊藤裕司 中本千尋 プロモーション 林明日香 プロダクトマネージメント 船原邦夫 スペシャルサンクス 岸本泰明 池原まこと David Crislip Ben Judd 長谷川憲人 小渕世子 岡田信弥 内海秀明 高野友憲 永木佑命 小西隼人 ディレクター 松江一樹
https://w.atwiki.jp/comeback_rockman/pages/19.html
第壱章~誕生~ 第弐章~突入~ 第参章~過去~ 最終章~別離・・そして・・~前編 最終章~別離・・そして・・~後編
https://w.atwiki.jp/comeback_rockman/pages/31.html
『第五階層へ降りるルートはその先だ。急げセイア』 「了解。このまま突っ切る!」 おおよそ現実空間では再現出来そうもないサイバーチックな空間の中、 ロックマン・セイヴァーはそれを楽しむ様子もなく走り続けていた。 辺りには電脳世界独特の光のラインが多々見える。 何を模したのか判らない、言葉では言い表しにくい建造物に囲まれたそこは、現実から離れたもう一つの戦場だった。 これが現実ならば敵機の接近は気配で判るというものを。この世界ではそんな常識が全く通じない。 三百六十度好きな方向から突然姿を現わし、攻撃を仕掛けてくる敵機達は、個々の戦闘力とは裏腹に手強い。 セイアはここに来るまでに、既に幾度かのダメージを負ってしまっていた。慣れない戦場で、上手く実力が発揮出来なかったからだ。 所々に被弾したアーマーを気にかけつつも、セイアはウィドの声に指令されたルートを急ぐ。 が、そんな侵入者の進行を止めようと、セイアの目と鼻の先で巨大な敵機の姿が現れた。 『セイア!』 「判ってる!」 しかしセイアは止まらない。セイアを制止しようとするウィドの声にそう答えつつ、セイアは飛翔した。 エックス・サーベルを抜き放ちつつ、飛燕脚からの推力を利用し、連続的に回転運動を始める。 サーベルを頭上に構えたまま高速回転を始めるセイアは、おのが身体を一つの弾丸とし、そのままゴーレムの様な姿の敵機に突っ込む! 辺りに三日月型のエネルギーを発散しつつ、弾丸となったセイアが敵機を貫いた。三日月斬だ。 『成る程。だが正面にエネミーの反応が多数。陸地タイプだ』 この世界において『陸地』と形容することほどのデタラメは恐らくない。 けれど、ウィドにもセイアにも他にそれを形容する言葉が見つからなかった。 常識の通用しないこの世界で、『地面』と認知させる部分から離れられない敵機のことを、ウィドは『陸地タイプ』と言い表した。 事実上は間違っていようとも、その言葉をしっかりとセイアは理解した。そして、自らがそれに対抗しうる為の最善たる技を瞬時に繰り出す! 「疾風っ!」 急停止するセイア。が、彼の姿を模したエネルギーの塊は、ダッシュの姿勢を保ったままに敵機の大群へと突っ込んでいく。 傷つく恐れも撃ち落とされる恐れもないエネルギーの塊・疾風は、自らに触れるもの全てに、文字どおり疾風のような斬撃を刻んでいく。 疾風牙のスキルを上乗せされた疾風は、この技の元々の持ち主を越える威力で、敵機達を瞬時に破壊せしめて見せた。 「下降ルートを確認。これより第五階層に突入する!」 『了解。しかし第五階層には今までにないエネルギーが確認されている。気を抜くなよセイア』 「判ってる」 疾風が作り出した進路の先に、ポッカリと口を開けるゲートが見える。 一見覗いただけでは下の階が確認出来ない暗黒の穴だが、さっきからこれと同じものを三つも潜ってきたセイアに、今更躊躇いはなかった。 バスターに装填していた特殊武器を通常のバスターモードへと還元しつつ、セイアは思い切り下降ゲートへと飛び込んだ。 第四層から第五層へと景色が変わる。自分自身という存在が別の空間へと飛ばされるような違和感は、四つ目を潜った今でも拭いきれない。 スタンと予期しないうちに足の裏が地面の感触を感じる。地面が知覚出来ないうちに着地してしまうのはなんとも不親切な作りだ。 セイアはそんな風に心の中で愚痴を云いながらも、セイアの口をついて出たのはエクスクラメーションだった。 「くっ・・!?」 『セイア、どうした!』 「なんだこれは・・!?」 全く見覚えのない――ここに来た時点でそんなこと続きだったが――光景に、思わずセイアは声を上げた。 さっきまでの第一層から第四層のいずれにも当てはまらない、特異な空間。 敵機と思える物体は存在していない・・いや、まだ確認出来ないが、その代わりに視界を埋め尽くすものがあった。 「これが・・謎のエネルギーの正体か」 セイアがそう形容したのは、辺りを埋め尽くす程に存在している金色の球体。 今までのような防衛型ではないことは、これらから発せられるエネルギーからも、その唯ならぬ外見からも容易に判断がつく。 機械特有のブーンという異音を発しながら、それらの球体の表面には赤いエネルギーラインが走っていた。 禍々しい・・と、云うのかもしれない。雰囲気的にはあのシグマに近い感じだ。 『こちらのレーダーには何も映っていない。セイア、何が見える!』 「どうやらコイツ等が元凶の一端みたいだ。コイツ等は防衛用じゃない!」 気が付けば、亀のようにのろのろとした動きながらも、空間いっぱいを埋め尽くしていた金の球体は除々にセイアへと集まりつつあった。 バチバチと赤いエネルギーが走る表面は、どう見えても触れてただで済むとは思えない姿だ。 もしコイツ等がこの騒ぎの元となったものならば、破壊するしかない――! セイアは手始めに一番手前の二つ三つを、エックス・サーベルの斬撃で真っ二つに斬り裂いた――つもりだった。 しかしセイアの意識とは裏腹に、金の球体は何事も無かったかのように近づいてくる。 もう一度サーベルの斬撃を浴びせるが、刃はスッと空気を裂くように球体の表面を擦り抜けてしまう。 「くっ、手応えがない!」 まるで雲を相手にしているような気分だ。 もう片手をバスターに変化させ、手当たり次第に光弾をぶつけてみるが、やはり効果はない。 あっと言う間にセイアは後方の隔壁へと追い込まれてしまっていた。 こうしている間にも、ふわふわと浮遊する金の球体達は、除々に除々にセイアとの距離を縮めていく。 第四階層へと続く上昇ゲートを見上げてみたけれど、既にガッチリと閉鎖されていて、 第四階層へセイアが戻ることを断固として拒否していた。 『何があった!応答しろセイア!』 「バスターもサーベルも通用しないんだ!このままじゃ・・うわっ!?」 『どうした!』 セイアの死角からも迫ってきていた球体が、ついにセイアを捉えた。 最初に呑み込まれたのはサーベルを持つ右手。隙が出来たそこに、我先にと群がる球体が、次々とセイアの身体の各所に食らい付いてくる。 右手、左手、胴、両足。セイアに食らい付いたそれらは、言い様のないエネルギーの奔流を、セイアの体内へと一気に流し込み始めた。 「くっ!離れろ・・!うっ・・うわぁぁぁぁっ!!」 『セイア!セイアっ!!』 「ウィ・・ドっ、ぐぁあぁぁぁぁっ!!」 このまま意識を手放してはいけない!――心の中ではそう理解しつつも、体内を侵し始めたエネルギーは、 セイアの意思とは無関係にその身体を侵食し始めた。 必死にセイアの名を呼ぶウィドの声が少しずつ遠くなっていく。身体に力が入らずに、サーベルの柄がカランという音を立てて足元に転げ落ちた。 駄目押しとばかりに残った部位を埋め尽くしていく金の球体。 最後に残った顔面が呑み込まれたとき、セイアの意識は暗黒の渦へと放り出された。 「うっ・・・・ぁ」 『セイアぁぁっ!!』 現実とはかけ離れたその空間に木霊する悲鳴は途絶え、代わりに相棒の名を絶叫する声だけが響く。 喉を痛めてしまう程に強く叫んでも、それに応えてくれる声はなかった―― ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「リミテッド。イクス、レイ、イクセ。そして各種リミート・レプリロイドか。これまた厄介なことになったね」 モニタを埋め尽くすデータの羅列にじっくりと目を通したあと、ふとDr.ゲイトが呟いた言葉がそれだった。 Dr.ゲイト。数年前のナイトメア事件発祥の張本人にして、ロックマン・セイヴァー・・セイアの制作者。 以前はゼロの破片を元に作り出したナイトメア・ウィルスによって荒廃した地球の支配を目論んでいたのだが、 事件の終焉の際にエックスによって救出され、それ以来イレギュラー・ハンター専属の研究員として働いている。 つい昨日まで各地のハンター支部を回っていたゲイト。彼が本部に帰るなり知らされた事実とデータは、並の人材ならば卒倒しそうな内容だった。 レプリフォース大戦の最中でエックス・ゼロによって撃破された筈のレプリロイドの再来。 データに残る、リミテッドという名の脅威。そしてそれがセイアに取り憑いたことで誕生した三体の強力な敵。イクス、レイ、イクセ。 「折角ゆっくりと話が出来る機会が出来たというのに、なかなか穏やかじゃないシチュエーションだね、ウィド君?」 「俺は元からコイツ等に立ち向かう為、イレギュラー・ハンターに訪問したんだ」 「ふうむ。まぁ、そういう事にしておこうかな。 それにしても、なかなか厄介な敵が現れたものだよ。ボクの作ったナイトメア・ウィルス以来かな?」 そうおどけた様に云うゲイトの顔は、困惑よりも余裕の二文字が先に出ているように思う。 ウィドが相変わらず食えない奴だと肩を竦めていると、ゲイトは変わらずの微笑を口もとに浮かべたまま、 今度はセイア――今は健次郎の姿だ――の片腕をそっと握った。 「どうだい、セイア?腕は痛むかい?」 「い、いえ。もうすっかり大丈夫です。痣も消えたし」 「うんうん、成る程」 興味深そうに頷きつつ、ゲイトは健次郎の袖を捲る。つい先日・・学校での闘いがあった日以来、腕に痛みは走っていない。 あんなにクッキリとあった痣も綺麗に消えている。逆に不安になる程に。 「リミテッドについてのデータを詳しく読んだことはないから断定は出来ないけど、どうやらそのイクス達三人が君から分離したことで、 同時に君に取り憑いていたリミテッドが剥離したようだね」 「はぁ・・」 「その証拠にここ数日のエネルギー環境も落ち着いている。完全とは云えないかもしれないけど、元には戻ったってことかな」 「・・リミテッドによるパワーアップ効果も同時に消え失せたがな」 ボソリ。ウィドは横から口を挟んだ。 勿論セイア自身の安定性が何より大事であり、あんな風にセイアが暴走することがなくなったことを喜ぶべきであることはウィドにも充分判っていた。 寧ろたった一人の友達であるセイアの命に別状がなくて、大いにホッとしている方だ。 けれど、問題はそれとは別のところにある。 「うーん、そうだね。確かに記録に残る異常な高出力を今のセイアが発揮するとは思えない」 「つまり、僕は・・?」 健次郎が首を傾げると、ゲイトは珍しく口もとの笑みを崩した。 ほんの少し真剣な顔で、そっとセイアの両肩を包み込み、呟く。 「つまり、リミテッドによる異常出力を失ったことで、君はイクス達に対抗しうる力をも同時に失った・・ってことだよ」 「えっ・・」 「残念だが、それは事実だ。あの時のセイアの戦闘力から予測される奴等の力は・・想像を絶すると云っていい。 例えお前が強化アーマーを装備したところで、勝負は見えているんだ」 「なら、僕は奴等に対して何も出来ないっていうの?」 「そうは云っていない。俺とDr.は全力で奴等に対抗しうる為の対策を立てる。 だからお前は、それが完成するまで決して奴等と闘ってはいけないんだ」 「・・奴等が攻撃を仕掛けてきたら?」 健次郎は少し苦い顔で尋ねた。来るべき答えはなんとなく予想出来ていたけれど、尋ねずにはいられなかった。 そしてウィドの代わりにゲイトが、健次郎の予想した通りの応えを口にした。 「その時は、残念だけど逃げるしかないかな」 「そんな・・!奴等がすることを黙って見てろって云うんですか!」 「・・別にお前が勝手に闘いを挑み、犬死にするのは自由だ。だが忘れるな。 奴等に勝てる可能性があるのは、エックスとゼロがいない今・・お前しかいないということを。 もしお前に彼等と同じように人々を護る気があるのなら、我慢することも大切だ」 半分はデタラメだった。ウィドは、自分の本心とは全く逆のことを云っていた。 ウィドだって・・いや、ウィドは健次郎が死ぬのが恐かった。健次郎が敵に殺されるのは何よりも辛い、そして苦しい。 きっと健次郎がそれでも闘いを挑むと云ったなら、半狂乱になって止めるだろう。 それでも健次郎に事の重大さを、そして自らの立場を理解して貰うにはこう云う他なかった。 彼には辛いだろうと理解しつつも兄達の名を出したのはその所為だ。 「ウィド君の云うとおりだよセイア。申しわけないけど、今のボク達は君しか残っていないんだ。 もし本当に奴等に勝ちたいと願うなら、君がするべきことは判っているね?」 「ウィド・・Dr.・・・。・・判りました」 しゅんと項垂れて、健次郎は小さな声で了解の意を呟く。 そんな彼の様子にゲイトはほんの少しの慈愛を含んだ笑みを浮かべつつ、そっとその薄い蒼の髪を撫でる。 ここ数日ロクな手入れも出来ないでいるのだろう。元々細くしなやかな髪は、随分とバリバリになってしまっていた。 髪の手入れも出来ない程に張り詰めていたのだ。そう思うと、ゲイトはつい一年前程前まで元気だった蒼の青年の姿を思い出さずにはいられなかった。 「さぁ。君は少し疲れているんだ。沢山のことが一気に起こったからね。 こっちはウィド君と一緒に作業を続ける。セイアは部屋に戻った休みなさい」 「で、でも・・」 「心配するな。対策も解析もすぐに終わらせる。奴等と闘えるようになってもお前がそんなんじゃあ、結果なんて期待出来ないぞ」 「そうそう。ハンターとして、時には休むことも大切なんだからね」 二人にやんわりと肩を押され、健次郎は諦めたように肩を竦めると、小さくコクンと頷いた。 「判った。僕は一足先に部屋に戻るよ、ウィド。そっちの方・・お願い出来るかな」 「任せとけ。戦闘で殆ど役に立たない分、しっかりお前のサポートをしてやるさ」 「うん。ありがとう」 一つニコッと笑って、健次郎は服の中に隠していたエックス・サーベルとZセイバーを机の上に置くと、会釈と共に研究室を去っていった。 二本の柄をそっと手にしたウィドは、健次郎の背中がドアに覆い尽くされたのを見届けてから、くるりとゲイトの方へと振り返った。 ゲイトはふとウィドの手の中の二本の柄を手にとると、それらをマジマジと見詰めた。少し懐かしそうな視線だった。 「ふうん。これはゼロのセイバーだね。何故これをセイアが?」 「・・そ、それは」 いつも淡々としているウィドが口籠もったのを、ゲイトは見逃さなかった。 けれど敢えて詮索する気はないらしく、ゲイトは余った手をウィドの頭の上に置いた。 「まぁそれは聞かないでおくよ。誰にでもプライバシーというのは存在するからね」 「あ、あぁ」 ウィドはゲイトに何か苦手意識を持っていたが、ようやく今その正体が判ったように思う。 ゲイトはよく相手の心を見透かしたような態度を取る。そしてそれを見透かしながらも敢えて何も知らないような物言いで応える。 他人に対してどちらかというと閉鎖的なウィドにとって、ゲイトのそういった性格は少し刺激というか、新鮮味が強すぎたのかもしれなかった。 「しかし、随分とボロボロになったものだよ。ついこの前新品同様にして上げたというのに」 見事なBy The Way。素知らぬ顔でゲイトが手の中で弄ぶのは、セイアの愛剣であるエックス・サーベルだった。 無数のラーニング技を放ち、沢山の新必殺技の出力変化に耐えてきた光剣の柄は、 今まで彼が潜り抜けてきた闘いがどれ程凄まじいかを一目で物語っている。 これには流石のウィドですら気が付かなかった。今までの沢山の信じ難い事象の中でセイアのサーベルの状態を確認出来るほどの余裕はなかったのだ。 「セイアには辛い闘いを強いることになるね・・」 「・・セイア自身が闘うと云っているんだ。俺達がどうこう云う筋合いはない筈だ」 「ふふ、全く。何を強がっているんだい?」 「つ、強がってるだと?」 「そう」 モニタの前の椅子に腰掛けたゲイトは、丁度ウィドに背を向ける構図になる。 ウィドは振り返らなかった。ただ何も無い廊下へと続くドアを見詰めながら、同じく振り返らないゲイトの声を聞いていた。 相変わらず何かを見透かしたようなゲイトの声は、やはりウィドの心の奥をつんっと刺激した。 「誰よりセイアを心配しているのはウィド君・・君じゃあないか。そんな物言いをしたところで、このボクの目はごまかせないよ」 「べ、別に俺は・・」 「ふふ。まぁ君がそう云うのならかまわないけどね。ただ、セイアは君にとって初めての友人だ。そうだろう?」 一体このナルシストの科学者はどこまで知っているというのだ。 心の中で驚嘆と溜息を同時に放ちつつ、ウィドは面食らう他無かった。 対してゲイトは楽しそうにキーボードを叩きながら、片手でちょいちょいと自分の横の椅子を指さした。 隣に座れ、と云っているらしい。 「・・さて、無駄話もここまでだ。あのリミテッド達に対抗しうる対策を、君は練っているんだろう?それを聞かせてくれないかな」 「やれやれ・・」 ボリボリと後頭部を掻きながら、ウィドは渋々ゲイトの隣の席につく。 服の内ポケットに厳重に保管しておいたデータディスクを手近のスロットルに差し込み、その内容をモニタへと出力させる。 映し出されたプログラムの羅列に、流石のナイトメア・ウィルス開発者も、驚いたように目を見開いていた。 そんなゲイトの顔を見て、ウィドは少しふふんと踏ん反り返った。ようやく一つ勝ったような気がした。 「・・素晴らしいね。確かにこれなら、リミテッドにも対抗出来るかもしれない」 「あぁ。だが、このデータ配列を実現するのはかなりシビアだ。そこで、アンタの力を貸してもらいたい」 「OK。勿論協力させて貰うよ。ただ、かなり高度な作業になるけど、大丈夫かい?」 そう尋ねるゲイトの顔に、ウィドがNOと応えるという憶測は全くなかった。 それはウィドにも判っていることであるから、ウィドはわざと声に出さずに小さく頷いてみせた。 そしてどちらかともなく二人はキーボードをたたき始める。その二人の顔に、今までの冗談混じりの会話の気配は全くない。 天才を越える天才と呼ばれたDr.ゲイトと、若き天才科学者ウィド・ラグナーク。そんな二人の夢の共同作品が、そう遠くない未来で生まれるのだ。 「・・ところでDr.」 「うん、なんだい?」 依然としてキーボードを叩きつつ、ウィドはふとゲイトを呼んだ。そして尋ねた。 「アンタは・・俺のことを知っているのか?」 「さぁ、何のことかな。ボクが知っている君は、謎の天才少年科学者だよ」 「・・」 「そしてボクは、Dr.バーンの幼馴染み。それだけさ」 「・・・!」 やれやれ本当に食えないやつだ。 一人で作業している時とは較べものにならない程スムーズに進む指を認めつつも、ウィドは隣で一人楽しそうな科学者に溜息をつく他無かった。 ロックマン・エックス。そしてゼロは現代の最先端技術をもってしても正体不明のレプリロイドだ。 いや、正確には違う。何故なら『レプリロイド』と称される種族は全てロックマン・エックスを素体として生まれているからだ。 つまりはセイア、ゲイト、そしてあのシグマですら実質的にはロックマン・エックスのコピーに過ぎない。 今のこの世界に存在している者の中で、エックスを始祖としないレプリロイドは一体しかいない。そう、ゼロだ。 かつて紅いイレギュラーとして出現したゼロも、レプリロイドの始祖となるに充分値する脅威的な構造を持つ。 果たしてエックスとゼロ、彼等の本来の制作者は誰で、そしてどういった目的で生み出されたのか。 Dr.ケイン、エックス亡き今、それを知るのは彼等の弟であるロックマン・セイヴァーしか残っていない。 余談だが、一年前の宿命の決着の際にセイアが目の当たりにしたであろう歴史の裏側は、 数々の評論家や科学者から好奇心溢れる視線で見られていたが、セイアが頑なにそれを喋らなかったため、結局は謎のままになったという。 通称『Fusion Cross』。ウィドが捻り出した計画の名前だ。 それは即ちロックマン・セイヴァーがイクセ等ハイパー・リミテッドの脅威に対抗しうる為の強化案。 平たく云えば新たな強化アーマーについての設計図だ。 生みの親のゲイト、そしてウィド自身も大いに認めるセイアの可能性。 当初ゲイトが生み出したときに推定された予想最大出力を遙かに上回る功績を持つ彼は、いまやエックス、ゼロを越えた最強のレプリロイドだ。 だが、それでも所詮は現代の科学者が生み出したエックスとゼロの模造品。初期戦闘力はまだまだエックス達へは及ばない。 なにせブラックボックスだらけだった彼等だ。そんな彼等の限界最大戦闘力を知る者はこの世界に誰一人とていない。 エックスは一年前に没し、ゼロは生還しつつも行方不明になっているのだから。 この『Fusion Cross』内においての主旨。それはズバリ、セイアに対してエックスとゼロの実質的な融合――FUSIONだ。 エックスとゼロが残していった数々の戦闘データを元に、セイアの潜在能力を最大発揮しつつ、その出力に大いに耐えうるアーマーを創り出す。 イクセ等リミテッド達が強化されたセイアの潜在能力の一部だというのなら、セイアにはそれ以上に潜在能力を発揮して貰わなければならないのだ。 勿論そんな無茶な要望に応えうるアーマーを創り出すのは至難の業だ。 一介の科学者ならば、そのコンセプト自体を絶望視し、とっくに破棄しているだろう。 けれどゲイト、ウィド。何よりセイアには後がない。 絶望だの不可能だのと四の五の云う暇があるのなら、それを成し遂げる為の道筋を作った方が余程早い。 それ程にイクセ等ハイパー・リミテッドの力は脅威的なのだ。ウィドとゲイトがさっきセイアに云ったばかりの台詞だが、 リミテッドの剥離した今のセイアが彼等三人に闘いを挑み、勝てる確立は万に一つもない。 例えセイアにエックス・ラーニングシステムが装備されていようとも、セイアを知り尽くしているだろう彼等にはそよ風程の障害に過ぎないと云える。 だからこそウィドとゲイトはハイパー・リミテッドというかつてない強敵に対抗しうる鎧を創り出そうと決意したのだ。 イレギュラー・ハンターとして、被害がこれ以上拡がる前に奴等を倒す為に。そして何より、ゲイトは大切な息子を、ウィドはたった一人の親友の命を護る為に。 「・・しかし君も無謀な男だね」 かなりの間キーボードの叩く音しか聞こえなかった部屋の中で、そんな言葉を口にしたのはゲイトだった。 ブラインドタッチなんて基本中の基本とでも言いたげな見事なタイピングの腕を見せびらかせながらにそう云ったゲイトに、 ウィドも負けないくらい達者なタイピングを披露しつつ、一言云った。 「・・しかしこうでもしない限り、奴等を倒すことは出来ない」 「うんうん。最もな意見だと思うよ。事実セイアも君もそんな顔をしているからね」 プログラムの開発度は、元々ウィドが開発を進めていた五分の一程度に加え、もう五分の一程度まで進んでいる。 流石は天才科学者ゲイトだと思い知らされる速度だ。端から見ればのらりくらりとイライラする程の遅さの進行だが、 これ程膨大なデータ量を的確に処理・構築していく様は、その手の方面を噛ったことのある者ならば、思わず舌を巻かずにはいられないだろう。 「こんな無茶なアーマーを考え出すのは君くらいなものだよ。ボクだったきっともっとマシなコンセプトでいくと思うからね」 「ならアンタならどういった強化を考え出す・・?」 「うーん、そうだね。ナイトメア・ウィルスで相手を混乱させて、その間に攻撃するっていう案はどうだい?」 「・・・本気で云っているのか?」 「勿論冗談だよ。つまり何が云いたいかというと、それくらい馬鹿げた思考でなければ、奴等に我々の力だけで対抗しようとは思わないってことさ」 エックスとゼロがいてくれたら――そう思ってしまうのは不謹慎だろうか。 それでもそう思わずにはいられなかった。彼等はいつだってなんとかしてくれた。どんな脅威をも打ち倒してきた。どんな強敵をもやぶってきた。 「ボクはね、ウィド君。口惜しいんだよ」 「うん?」 「どうしても思ってしまうのさ。何故ボクの息子ばかりこんな目に・・とね」 「・・・」 四年前のナイトメア事件よりも更に少し前、ゲイトの創り出した八人の息子達は処分された。 決して彼等がイレギュラー化したわけではない。彼等は全くの無罪だった・・といっても過言ではなかっただろう。 その当時ゲイトは学会では異質な存在だった。同僚であるエイリア――勿論現在ハンターでオペレータを務めている彼女だ――が語るに、ゲイトは天才過ぎた。 上部からの課題をまもらず、自らが高みを目指すままに次々と高性能レプリロイドを創り上げていく彼。 学会はそんな彼と彼が生み出したレプリロイドの力に恐怖し、嫉妬した。 かつて世界を混乱に陥れたナイトメア事件は、そんな学会の愚かな一面が作り出したのかもしれなかった。 事故に見せかけたとはいえ、彼の息子達を破壊したのは彼を取り巻く世界だった。 一度目は学会の秘密裏の陰謀によって。そして二度目はセイアの兄でもあるエックスの手によって。 それでも決定的に違うのは、彼等の二度目の死は彼等自身が望んで闘ったという点だろう。 ゲイトにとって、息子達を二度失ったことに変わりはなかったのだが。 「だから少し恐いのさ。今度はセイアが自分の意思を貫き、散っていくのではないかってね。 そしてボクは・・散っていく息子の背を押す執行人なんじゃないかとね」 ゲイトがレプリロイドだからだとかそういうことは全くもって意味をなさない陳腐なことだった。 ゲイトはレプリロイドの科学者だけれど、確かに人の親なのだから。 ヤンマークも、シェルダンも、ヒートニックスも、ヴォルファングも、ミジニオンも、タートロイドも、スカラビッチも、プレイヤーも――そしてセイアも。 みんなゲイトの大切な息子達だから。 「・・ふっ、セイアが一度でもアンタに呪いの言葉を吐いたことがあったか?」 「ウィド君・・」 「アンタが自分の息子達の死を哀しむのは勝手だ。だがアンタは彼等にそれを強要したか?違うだろう。 彼等は彼等なりにアンタについていこうとした。そしてセイアも、自分の意思でリミテッドと闘う決意をしたんだ」 セイアの瞳に曇はなかった。彼は云ったのだから。キッパリと。リミテッド達と闘う、と。 付き合いが浅いウィドにでも判る。セイアは自分の痛みを他の誰かの所為にするような愚か者ではない。 「彼等が死んだのを自分の所為にするなんて、これほどの侮辱はない。そうだろう、Dr.?」 「・・そうだね」 そう自嘲気味に笑ったゲイトは、次第にプッと吹き出すと、はははと少し軽い笑いを立てた。 これには流石に手を止めたウィドは、少し不機嫌そうな顔でゲイトを見やった。 全く人が真面目に話を聞いてやっているというのに、なんだコイツは・・と、そんな視線で。 「あははは。いやいやごめん。別に君のことを笑っているわけじゃあないんだよ」 「なら、なんだというんだ」 「他人にこんなことを話したのは初めてだけど、まさか君がそんな風に云ってくれるとは思わなくてね」 ポンッと頭に手を置かれ、ウィドはなんだかむず痒い気持ちで席を立った。 ゲイトに「なにを云って」と抗議しようと思ったのだ。けれどウィドの行動は突然ゲイトが突き出してきた掌によって阻止された。 「ウィド君!」 「な、なんだ突然!」 「どうやらボク達の仕事がまた一つ増えたようだよ」 そう云ってゲイトはPCに差し込んでいたメモリを素早く引き抜いた。恐らくデータのバックアップを隔離する為だろう。 科学者として最終手段とも思える強制隔離の様を見て、ウィドも慌てて手近のモニタを覗き込む。 そこに表示されるエラーメッセージを目にして、ウィドは「ちぃっ」と小さく舌打ちをした。 「こんなときにお客さんみたいだね」 「やれやれ、厄介な時に・・!」 メッセージの内容はアラートだ。大抵こういった類のエラーは外側からの侵入者、或いはウィルスが流された際に作動する。 しかし大抵はハンターの誇るワクチンによって自動的に除去される筈なので、こんな風にアラートを響かせる事態というのはかなりの緊急事態だといえよう。 それもレッドアラートだ。作業を少しでも早く進めなければならない現状だというのに。ウィドが思わず毒づいてしまう気持ちもなんとなくゲイトには判った。 「ワクチンプログラムを受け付けない、か。随分手の込んだ侵入者だな」 「呑気なことを・・」 「マズイ。どうやら敵さんはマザーコンピューターの最下層までアクセスしてしまっているらしい」 カチャカチャとキーボードを弄くっていたゲイトは、慌ててその手を離した。 既にベース内の全てのコンピュータは操作を受け付けないだろう。 下手をすればキーボードを通してレプリロイドであるゲイトにもウィルスが侵食する危険性がある。 そのことはウィド、ゲイト両名が判りきっていたことだ。 例え人間であるウィドが操作を変わったところで結果は変わらない。 「ちっ。これではハンターの遠隔操作型メカニロイドは・・!」 「全体イレギュラー化。ベース内は壮絶な室内戦・・と云ったところかな」 「こんなウィルス如き・・!」 憎々しげに叫ぶウィドの意識とは裏腹に、ドンっと乱暴な音が響き、研究室のドアが派手に吹っ飛んだ。 廊下と較べて若干暗い室内からは逆光で上手く見ることは敵わなかったが、乱暴な来訪者のアイカメラの輝きだけはいやにハッキリと見える。 ウィドはハッとしたように腰のレーザー銃を手にとり、ゲイトはふぅという溜息と共に肩を竦めた。余り焦っている様子はなさそうだった。 うーんと何かを考え込むような仕草でメカニロイド達を見詰めるゲイト。元々科学者型として開発されている彼に武装などある筈がない。 ウィドはじわじわと研究室内に入り込みつつあるメカニロイド達にレーザーの照準を合わせつつ、未だに焦る素振りすら見せないゲイトを怒鳴りちらした。 「ふうむ、成る程。もしかしたらこれもリミテッドの仕業かもしれないな。 ボク達・・そしてセイアのいるハンターベースを直接襲撃する。それもセイアが休息している隙をついて。 かなり大胆な作戦だけど、意外と効果があるものだね」 「呑気に解説をしてないでアンタも構えろ!来るぞ!」 「まぁまぁそんなに力む必要はないよ。それよりボク達はマザーコンピュータに侵入したウィルスを除去することを考えないと」 「この状況が見えないの・・・か・・?」 怒鳴り声を上げようとしたウィドは、別の角度から飛び込んでくる第三者の叫び声に、その怒声を掻き消された。 「おぉぉぉぉっ!!」 その声が聞こえたのは、メカニロイド達の向こう側。つまり廊下の方からだ。 ふふんと余裕なゲイトと、突然の第三者の乱入を尻目に、研究室いっぱいを占拠しつつあったメカニロイド達の機体は次々と宙へ浮かぶと、 スッスッと廊下の方へと消えていく。 どんどん彼等の個体数は減り、遂には廊下が見えた。ウィドが素早く廊下へ駆け出し、メカニロイド達が消えていった方向を覗くと、 そこには暗黒の球体が浮遊していた。天井すれすれに存在するそれに、次々とメカニロイド達が呑まれ、消えていくのだ。 「これは・・!」 新たな敵かと思いきや、その球体は全てのメカニロイドを呑み込み終えると、ふっとその命を散らした。 あとには球体のコアだっただろうメカボールが残っていただけで、そのボール自体もそれを放っただろう人物の方へと還っていった。 「ウィド、大丈夫!?」 「セイアか!」 パシッとボールを掌で受け止めたのはセイアだった。紅のアーマーに身を包み、戦闘形態と姿を変えた健次郎。 そこでウィドはようやく理解した。先程次々とメカニロイド達を呑み込んでいった暗黒の球体の正体を。 バグ・ホールだ。かつてのドップラーの反乱での闘いの際、エックスがグラビティ・ビートブートから入手した特殊武器。 人工的なブラックホールを短時間作り出し、標的を呑み込み、消滅させることの出来る汎用性の高い武器だ。 その規模はほぼ完全に自由とさえ云われていて、最小は微生物レベル、最大は地球サイズをも作り出す。 セイアの放つバグ・ホールは改良が加えられていて、設定した対象のみを標的とし、消滅させることの出来る機能が追加されている。 これによってセイアは大量のメカニロイド達を薙ぎ倒しつつ、研究室まで辿り着いたのだろう。 「補助メカニロイドがイレギュラー化している・・。ウィド、これは一体?」 「どうやらマザーコンピュータをやられたらしくてね」 ウィドが質問に応えるより先にセイアの疑問に答えを手渡したのは、研究室からひょこっと顔を出したゲイトだった。 「マザーコンピュータを!?」 「かなり強力なウィルスを流されたらしいんだ。最善を尽してみたけど、ここでの操作やワクチンは全く通用しなかったよ」 「ならマザールームに直接ワクチンを入力しに・・」 「無理だね」 ウィドの意見はすっぱりと否定された。ゲイトがここまで単刀直入に物事を否定することは珍しい。 それ程までの事態なのだろうということは、容易に想像出来ることだった。 「確かにマザールームに行ってワクチンを入力すれば理論的には平気だろう。 けどボクがマザーにウィルスを流すとしたら、まずはマザールーム自体を完全にシャットアウト。更にあらゆる入口に防御策を張り巡らせるけどね。 君は違うのかい?」 「・・確かに、ご最もだ。だが、他に手は・・」 云いかけて、ウィドは沈黙した。ワクチンという科目において自分と遜色ないゲイトがこうまで云うのだ。 ウィド自身がどうこうしたところで結果は同じだろう。けれど他に手がないこともまた然り。 これにはゲイトも黙ってしまった。いつもの余裕の笑みは相変わらずだが、きっと内心では酷く焦っているのだろう。 セイアがあらかたバグ・ホールでメカニロイド達を掃除してくれたお蔭か、メカニロイド達の追撃はなさそうだったが、このままではどちらにせよまずかった。 メカニロイド達は比較的簡単に倒すことが出来るだろうが、問題なのはデータベースの方だった。 イレギュラー・ハンターのデータベースには、これまでのハンターの歴史や隊員一人一人のデータなどが細かく入力されている。 その中には勿論セイア・・ロックマン・セイヴァーをはじめ、エックスやゼロのデータも残っている。 セイアはいつもこのデータベースから引き出される情報をもとに、メンテナンスやアーマーの修復を行っている。 そして何より、ウィドとゲイトが今まさに誕生させようとしている新兵器も、ここのデータベースに残っているエックスとゼロのデータをフル活用しているのだ。 今ここでデータベースを破壊されれば、もはやリミテッド達と闘う術は消滅してしまう。要約すれば最高の問題はこれだ。 「ウィド、Dr.・・」 これはセイア自身も充分承知している事実だった。 だからかもしれないけれど、セイアは沈黙する二人の科学者に、何かを決意したような瞳を向けた。 「僕が、そのウィルスを倒しに行きます!」 「なんだと!?」 「・・・・セイア、本気で云っているのかい?」 息子の発言に初めて表情を強張らせたゲイトは、いつもよりも数段低い声でそう問いかけた。 普段の彼を知る者ならそのギャップに驚くことだろうが、セイアはただコクンとだけ頷いた。 その仕草が、彼の発言を冗談から出たものではないことを証明してくれた。セイアは本気なのだ。 「僕がマザーコンピュータにダイヴしてウィルスを倒せばなんとかなります!」 「・・それがどれだけ危険なことだか判っているかい?」 「・・・はい」 「セイア。仮にお前がダイヴし、仮想ボディでマザーコンピュータ内に侵入するとしよう。 だがこの状況では一度ダイヴするのが限界だし、そのウィルスを除去するまで戻ってはこれないぞ。 そして・・」 ウィドは敢えて言葉を切った。この続きを云うことが恐ろしかったからだ。 確かにセイア自身のプログラムをマザーコンピュータにダイヴすれば、 セイアはあたかも現実世界での闘いかのように、マザー内でウィルスと対戦することが出来る。 しかしそれは極めて危険な行為だ。ウィドの云うとおり、この状況下でレプリロイドをマザーコンピュータにダイヴさせること自体が自殺行為だ。 下手をすれば仮想ボディが形成される前にウィルスに攻撃され、プログラムが消滅する。 そしてそれは電脳空間内で力尽きることも同意義のことだ。ログアウトが出来ないということは、電脳空間内で瀕死になろうとも決してそこから出ることが出来ず、 仮にそこで力尽きれば、セイアは彼をセイアとして形成している全てのプログラムを失うことになる。 人間で云えばそれは、『死』、だ。 「だけどこの状況を打破しなくちゃいけないのも事実だ!」 「だが・・!」 「ウィド君、やらせて上げよう」 尚も食い下がろうとするウィドを制する為に、ゲイトは彼の肩に手を置く。 表情こは余り崩れてはいなかったが、ウィドの瞳は歪んでいた。これも友を心配してのことだろう。 ゲイトも同じ気持ちだったけれど、ハンター専属の研究員として、マザーコンピュータが破壊されることを見過ごすわけにはいかないのだ。 「だけどね、セイア。一つだけ条件がある。それを呑んでくれなければ、君を電脳世界に送ることは出来ない。いいね?」 「はい」 「ウィルスを撃破し、必ず生還すること。電脳世界内での消滅は許さない」 「判りました。必ず生きて帰ります」
https://w.atwiki.jp/ryuseinorockman/pages/85.html
流星のロックマン3アニメ化がなぜできないのかの予想 放送枠が無い 制作会社がXEBECだから 発売して、かなり経過したから 北米や欧州に合わせているから流星のロックマン3(海外タイトル:MegamanStarForce3)の発売日に合わしている 地域 発売予定日 日本 2008年11月13日(現在発売中) 北米 2009年夏 欧州 2009年 など・・・ 流星のロックマン3のアニメ化希望署名 流星のロックマン3のアニメ化に賛成の方は、流星のロックマン3のアニメ化希望スレに署名してください どうかよろしくお願いします 署名してくれた方 マリオさん ジョナサン 花音 m 名無しさん y ムソウ 名無しさん 名無しさん ヤッスン
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/126.html
「漆黒の闇に身を沈めるがいい!」 【名前】 ダークマン 【読み方】 だーくまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 なし 【属性】 無属性 【所属】 不明 【登場作品】 『3』 【基本装備】 ブラックウイング 【ナビチップ】 ダークマン(チップ) 【関連チップ】 ブラックウイング 【アニメ版CV】 坂東尚樹 【詳細】 シークレットエリア1の番人を務める高い暗殺技術を持つ不気味な風体をした自立型ネットナビ。 かつてセレナードに戦いを挑んだが敗北した。 再戦を申し出た際、セレナードから「10,000体のナビをデリートする」という条件を提示されたため、それに従ってシークレットエリアに訪れるナビを葬り続けてきた。 現在もセレナードの命を狙っているため、彼に心酔しているヤマトマンとは犬猿の仲。 9634体目の標的ナビとしてロックマンに戦いを挑んでくる。 一部書籍では「10,000体目のナビとして戦った」との表記ミスがある。 もしくは365回 負けてデリートされた末に、ようやく倒せたのかも 無属性だが、体色ごとに別属性の攻撃を放つ能力を持っており、赤(フレイムタワー)、青(アイスウェーブ)、黄色(キラーズビーム)を使い分ける。 あくまで属性が付いているのは攻撃だけであり、自身の属性は無属性のままなので、弱点を突くことが出来ないというのも厄介。 V3はウラインターネット6に出現するが、ナビカスでバグが発生する配置(バグストッパーやエキストラコードでも可)でなければエンカウントしない。 V2が出現するシークレットエリア1で撃破後に「バグ状態は暗黒パワーを呼び寄せるらしい」というヒントをもらえるが、出現エリアのヒントはなく、表現が抽象的すぎて非常に分かり辛い。 本作におけるフォルテGSやバグスタイルを極める事で手に入るダークライセンスの存在から、このセリフ自体ダークマンに限った話ではないのであろうが、それがなおの事これがヒントだと気付きにくくしていると言える。 上記バグ状態中だと、限定出現として同エリア内にダークシャドーが現れるようになるが、これでダークマンの出現条件に満たしていることに気づけるかどうか。 『4』『5』ではダークマンの必殺技であるブラックウイングがメガクラスチップとして登場している。 【使用技】 ダークマンの恐ろしいところは、単発なら避けられる技をほぼ常に複数 同時に攻めてくる嫌らしさ。長期戦ではブラックウイング+ダークウェポン+ダークマン本体攻撃になるため危険。 熾烈な攻撃に加えて、スーパーアーマーを装備しているためコンボが繋げにくい難敵。 ブラックウイング 開始時の自エリア3マス分、エリア上側の空間に開けた穴から無数のコウモリが次々と飛んでくる。 攻撃時間が長く、縦方向を飛来する関係で、横方向を攻撃するダークマンと軸が合いやすい事故誘発技。 エリアスチールで逃げ場を作るなり、ルークを設置して下側に身を隠すなりすれば回避できる。 ダークウェポン ダークシャドーを模した技。 ダークマンと列を合わせていないと使ってくる。剣パターンは無く斧攻撃のみ。刃物なのでカゲブンシンでは防げない。 判定もダークシャドーそのものを流用しているのか、実はソード系の攻撃で壊すことができる。が、無限に召喚するため消すだけムダ。 フレイムタワー 地面から立ち上る火柱での攻撃。 『1』の同名チップより移動速度が格段に早く、追尾機能もある。 穴パネルで止めることができる。 登場時は必ずこの色であり、バトルスタート直後から間髪入れずいきなりこの技を放ってくる。 上記の通り、体色が変わっても無属性のままなので、炎属性と間違わないようにしたい。 アイスウェーブ コリペン系のものと同様で、ランクが上がるとスピードも上昇する。 他2つよりは速度が遅めで避けやすいが、攻撃範囲自体は縦2列を波打つため広く、別の列に避けたところでダークウェポンが来ると回避が困難となる。 硬いため、ブレイク性能ワザでなくては打ち消せない。 キラーズビーム キラーズアイ系のものと同様で、ダークマンの属性攻撃の中では特に厄介。 「ガードブレイク、インビジブル無効、麻痺付き」で、発生も早い。 斜めには撃ってこないので正面に立たないのが得策だが、ブラックウイングやダークウェポンには注意。 元ネタは『本家ロックマン5』に登場する同名のロボットで、4種類の個体が存在する。 いわゆる初期に登場する8大ボスではなく、終盤のブルースステージの各面で戦う。 大幅なアレンジがされており、本家の4体のどれとも異なる見た目をしているが、頭部にナンバーマン風の面影が残っている。 企画段階では、属性に応じて頭部の形状が変化したり、3段変形を行うデザインも考案されていた。 アニメ版 第4期『BEAST』で登場。 並行世界ビヨンダードのグレイガ軍のゾアノロイド「ゾアノダークマン」としてシリーズで初登場しており、これまでのシリーズでこちらの世界の存在としては登場していなかった。 同じように『BEAST』でゾアノロイドとして初登場したナビは他に、ゲートマン、フレイムマン、パンク、ケンドーマンがいる。ちなみにこの4体の中で同じグレイガ軍の味方はゾアノフレイムマンで、他は全て敵対するファルザー軍。 初登場したエピソードは第12話「トリルの秘密」。 ネット警察がシンクロナイザーで「トリル」を匿っている場所を突き止めるため、ゾアノガッツマンと共に科学省のサイバーワールドに出現。自身は姿を隠しつつ、トリルがこの場にいないことを疑問に思い、仮面の少女ナビに追跡ビームを照射。 結果的に、仮面の少女ナビがトリルに近い位置にいる熱斗やロックマン達と接触したことで、ついにトリルの居場所を突き止める。 トリルを奪うために仲間のゾアノガッツマンや大量のドリームウイルスを引き連れて科学省のファイアウォール前に出現したのだが、敵対するファルザー軍のゾアノスネークマンもナイトメアを用いて監視していたために同タイミングで鉢合わせし、トリルを巡るネット警察・グレイガ軍・ファルザー軍の三つ巴の混戦が始まった。 ネット警察が両軍を隔離し足止めする作戦を行うのだが、ゾアノダークマンだけは引っかからずにコピーロイドを用いて現実世界から強引に隔離を解除。 そしてCFロックマン・CFブルース・CFサーチマンの3人を相手に終始圧倒し、トリルをPET内に持つアイリスを捕え、次元の亀裂「フォッサアンビエンス」を出現させる装置を用いてビヨンダードに帰還。 これにより発生したフォッサアンビエンスに熱斗ら主要メンバーが吸い込まれていき、ここからビヨンダード編が始まる。 ビヨンダードではクロヒゲとチロルを配下に従えており、パクチー達の村から少し離れた場所にある湖の水を牛耳って要塞を構え、人間達の反乱を抑えていた。 こちらの世界で捕えたアイリスもその要塞に幽閉しており、熱斗達が現れたことで自身の獣化を伴って戦場に赴くのだが、ロックマンがファルザービーストへ自我を保った状態で獣化したことでついに敗北しデリートされた。 アニメでは第4期にてようやく登場ということと、原作『3』でのクリア後隠しボスということもあってか、こちらの世界とビヨンダードの双方で強敵として大きな活躍を見せておりかなり優遇されている。 ゾアノダークマンがデリートされた後、グレイガと会話する同じグレイガ軍のゾアノヤマトマンが「あのゾアノダークマンが敗れるとは」と驚いていたことから、グレイガ軍でもかなりの実力者であったのだろう。 劇中で使用した技は、原作と同じく「フレイムタワー」「アイスウェーブ」「キラーズビーム」「ダークシャドー」に加え、『4』のバトルチップであった「エレメントフレア」や、姿を隠す技も使用している。 キラーズビームはCGを用いているのか、かなり滑らかに星型ビームが発射されている。
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/3974.html
牛乳が作ったロックマンまとめ 基本 電脳戦士ロックマン 光 進化先 機神装甲ロックマン-ガッツスタイル 火 機神装甲ロックマン-シールドスタイル 自然 機神装甲ロックマン-カスタムスタイル 水 機神装甲ロックマン-ブラザースタイル 光 機神装甲ロックマン-グランドスタイル 光 機神装甲ロックマン-シャドースタイル 火
https://w.atwiki.jp/comeback_rockman/pages/26.html
第壱章~暗躍~前編 第壱章~暗躍~後編 第弐章~脅威~前編 第弐章~脅威~後編 第参章~交差する力~前編 第参章~交差する力~中編 第参章~交差する力~後編 最終章~君を忘れない~前編 最終章~君を忘れない~中編 最終章~君を忘れない~後編 エピローグ