約 1,561,480 件
https://w.atwiki.jp/nsr4/pages/40.html
旧版ルールは忘れてください。もう17年も昔の話です。 一部装備等は、逆を言えば17年しか経っていませんので、今でも現役で使われている可能性は充分にあります(AK-97等は旧版から引き続き、アサルトライフルの一つのスタンダードになっていますね)。ストリートなら「古い者好き」な変人も珍しくはないでしょう、GMが許可すれば適切なデータを用意し、旧版ルールの装備品(銃器やヴィークルなど、固有名詞があるものに限ります)を所持して構いません。 もっと昔のものにこだわりを感じる方もおられるでしょう。具体的に言うと、我々にとっての現代に存在する品物です。 しかしこちらはさすがに諦めてください。銃器は全て、薬莢のないケースレス弾丸を使用出来る世代のものに取って代わられていますし、内燃機関の類は化石燃料ではなくアルコールを燃やして動きます。 どうしてもという方はGMに許可を取って、63年前の品物の「後継品」や「2070年の技術にあわせた改造品」を用意して使用するようにして下さい。 SR2から SR2の拳銃 SR2のSMG、ライフル SR2のその他の火器 SR2の地上車両 SR2の船舶
https://w.atwiki.jp/nsr4/pages/104.html
不意打ち判定のヒット数は原則として最大5とします。6以上のヒットを得ても、5として扱って下さい。 5以上のヒットを得られれば、誰かに不意を打たれる事はなく、誰かに対して行動を取れないという事はありません。 ただし、GMが想定した特殊な状況などで単純にヒット数を求めたい場合には、この制限を一時的に解除しても構いません。
https://w.atwiki.jp/goma_dara/pages/246.html
旧市街 線路通り アディティ 大会があるとかで 集まって来た格闘家の人たちが…… 遊び半分でドローンを叩き落としたり してるでしょ。 おかげで、パーツ拾いが捗るの。 あちこちにある ゴミの山、ではあるんだけど…… 私たちにとっては、使えそうなものを探す 宝の山、でもあるの。 ジュニパ そっちは、ロウランド ま、ガラの悪い地域なんで…… よそから来たヤツは、あんまり 近づかない方がいいぜ。 なんにせよ…… よその国のことに、興味本位で 首つっこむのは歓迎されないってこった。
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/73.html
●イラン06Ⅰ へ続く イラン核問題 英仏独と交渉継続で合意 [毎日] イラン大統領の発言、国連安保理が非難声明採択 [読売] イランが原発建設決定 南西部フゼスタンに [朝日] IAEA理事会:イラン核問題で現実的方策を選択 [毎日] イラン核問題、安保理付託見送りへ IAEA [朝日] 「核疑惑は誤解だ」イランがNYタイムズに全面広告 [読売] イランが核爆弾資料を入手、70年代後半か [読売] 新たなウラン転換を開始 イラン、欧米と対立激化も [共同] 欧州新提案「議論できる」 イラン、核協議再開前向き [共同] イランが猛反発、IAEAの核問題決議採択で [読売] IAEA:年次総会開幕 核不拡散体制の強化が焦点 [毎日] IAEA イラン非難決議案採択、中露棄権で包囲網は困難 [毎日] 安保理付託を先送り イラン核問題でEU決議案 [共同] イラン核問題:「IAEAに特別権限」英仏独の非難決議案 [毎日] イラン「NPT脱退も」…核問題の安保理付託回避狙う [読売] イラン大統領、国連演説でウラン濃縮計画推進を表明 [読売] イラン核開発 大統領に安保理付託方針伝える 英仏独外相 [毎日] イラン制裁、米が包囲網 ライス長官「安保理付託を」 [朝日] イランが濃縮ウラン原料10t生産…IAEA事務局長 [読売] 「ウラン濃縮の証拠なし」 イラン核問題、専門家が結論 [朝日] イラン核開発 「平和利用」どこまで容認 [毎日] IAEA 3カ国上程のイラン非難決議、全会一致で採択 [毎日] イランがウラン転換施設の封印解除 交渉難航は必至 [朝日] イランがウラン転換再稼働、英仏独の「包括提案」拒否 [読売] イラン大統領、核問題で強硬姿勢鮮明に 就任演説 [朝日] 米国務省:EUなどの包括提案を支持 イラン核開発問題 [毎日] イラン核問題で英独仏が新提案 [朝日] イランの第6代大統領が就任 核交渉で緊張高まる可能性 [朝日] イランがウラン転換再開通告…強硬派大統領の就任控え [読売] アルカーイダ3000人摘発 イラン [産経] イラン新大統領 核問題解決に早くも暗雲 協調路線停滞か ●イラン06Ⅰ へ続く イラン核問題 英仏独と交渉継続で合意 [毎日] 【ウィーン会川晴之】英仏独とイランは21日、イランの核問題解決のための交渉を継続することで合意、来年1月に次回会合を開くことを決めた。ウィーンで開かれた協議には、双方の事務レベルが参加した。交渉終了後に会見した仏外務省のラブレー顧問は「建設的で友好的な交渉ができた」と評価、イランのアホンザデ原子力庁副長官も「新しい交渉の枠組みについて協議を継続することに双方が合意した」と述べ、4カ月の中断を経て、再び交渉を続けることに合意した。 英仏独の交渉団に近い外交筋によると、イランは同日の協議で「ウラン濃縮作業と遠心分離機の組み立てを区別すべきだ」と主張、ウラン濃縮に使用する遠心分離機の組み立て作業を再開する用意があるとの考えを示した。これに対し英仏独側は強く反発、改めて核兵器製造につながるウラン濃縮の全面放棄を求めた。 英仏独は、イランがウラン濃縮作業再開に踏み切った場合、国連安全保障理事会にイラン問題を付託する考えを繰り返し主張。一方、イランはウラン濃縮再開の可能性を探っており、交渉は難航するのが必至の情勢だ。 毎日新聞 2005年12月22日 9時53分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051222k0000e030019000c.html イラン大統領の発言、国連安保理が非難声明採択 [読売] 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は9日、イランのアフマディネジャド大統領がイスラエルの欧州移転を求め、ユダヤ人大量虐殺の事実を疑問視する発言を行ったことを非難する声明を全会一致で採択した。 (2005年12月10日11時55分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051210id02.htm イランが原発建設決定 南西部フゼスタンに [朝日] 2005年12月06日10時36分 イラン政府は4日の閣議で、同国で2カ所目となる原子力発電所を、イラク国境にある南西部フゼスタン州に建設することを決定した。イラン国営放送などが伝えた。ラリジャニ最高安全保障委員会事務局長も5日、「入札を通じて原子炉を保有したい」と述べ、建設決定を認めたが、入札や着工の時期は明らかにしなかった。 イランは20年までに2万メガワットの発電を原子力でまかなう長期計画を国会が承認している。第1号原発は南部ブシェールにロシアの協力で建設中。1000メガワット級で来年の稼働を目指している。ロイター通信は、政府筋の情報として、新原発は300メガワット級と伝えた。建設には国内の技術を用いるとしており、入札が国際規模になるかどうかは不明だ。 イランは平和利用が目的だと主張してウラン濃縮を含む核燃料サイクル計画を進めているが、米欧は核兵器開発につながると反対している。8月のイランのウラン転換活動再開で米欧が批判を強めるなかでの原発建設決定は、核計画が平和目的だと強調する狙いがあるとみられる。 URL http //www.asahi.com/international/update/1206/002.html IAEA理事会:イラン核問題で現実的方策を選択 [毎日] 【ウィーン会川晴之】イランの核開発問題を中心に討議した国際原子力機関(IAEA)の11月理事会は、国連安保理付託という強硬路線から一転、外交交渉による解決に望みを託す現実的な方策を選択した。前回の9月理事会では、イランの過去の核開発を「保障措置(核査察)協定違反」と断定し、安保理付託が秒読み状態にあっただけに、欧米諸国の戦略変更は唐突感がぬぐえない。 イランは前回の9月理事会以後、理事会決議を無視する形でウラン転換作業を継続。西側外交筋は「今回の理事会では、安保理付託以外の選択肢はない」と繰り返し強調してきた。 だが、ロシアが11月中旬にウラン転換を認める代わりに核兵器製造に転用可能なウラン濃縮をロシアに委託するとの新提案を提示。これを機に、欧米諸国は柔軟路線へとかじを切り始めた。 安保理で拒否権を持つ中露両国の同意が得られないまま安保理に付託しても、審議に入れず実質的な効果が得られない。そればかりでなく、反発したイランが査察拒否などに出れば、かえって危機が深刻化する可能性があると判断したからだ。 ただ、柔軟路線への転換は「イランへの圧力低下」「大幅な後退」と国際社会に受け止められ、交渉上手のイランにも足元を見られかねない。 英米のウィーン国連代表部大使は24日、異例の会見を開き「イランの対応次第では来年3月の定例理事会前に緊急理事会の開催要求もありうる」(ジェンキンス英大使)などと強硬姿勢に変化がないことを強調した。だが、これが「演出」(西側外交筋)にすぎず、柔軟路線への転換は明白なことから、今後の交渉への影響を懸念する声が早くも上がっている。 毎日新聞 2005年11月25日 23時53分 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051126k0000m030157000c.html イラン核問題、安保理付託見送りへ IAEA [朝日] 2005年11月22日19時03分 24日から始まる国際原子力機関(IAEA)定例理事会で、欧米諸国がイランの核問題について国連安全保障理事会への付託を求めない方針を決めた。欧州連合(EU)外交筋などが21日、明らかにした。イランのウラン転換・濃縮に関する妥協案をめぐり、ロシアとの交渉に時間を与え、核問題解決の糸口をつかむ狙いがあるとみられる。 同筋によると、EUは同日開いた外相レベルの会議で、現時点での安保理付託を見送ることを決めた。IAEA筋によると、今回の理事会では、欧米は安保理付託を求めず、イラン側にさらなる圧力をかける内容の議長総括や議長声明にとどまる見通しだという。 ロシアや欧米はウラン濃縮をロシアで行うことを条件に、転換作業をイランに認める妥協案を示しているが、イラン側は濃縮も国内で行うと主張している。西側外交筋によると、ロシアは交渉には時間がかかるとして、欧米などに安保理付託を急がないように求めているという。 ロシアや中国、非同盟諸国が安保理付託に反対姿勢を示している中で、欧米側は、この妥協案を軸に、暗礁に乗り上げたままの英独仏とイランとの交渉再開を目指したい意向があるとみられる。 URL http //www.asahi.com/international/update/1122/009.html 「核疑惑は誤解だ」イランがNYタイムズに全面広告 [読売] 【ニューヨーク=大塚隆一】イラン政府は18日付の米紙ニューヨーク・タイムズに異例の全面広告を載せ、核兵器開発疑惑は「誤解とうそ」に基づくもので、米国や英仏独の欧州3か国は「不必要な危機」を作り出していると批判した。 (2005年11月19日23時51分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051119id25.htm イランが核爆弾資料を入手、70年代後半か [読売] 【ベオグラード=石黒穣】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は18日、イラン核開発に関し、同国が核爆弾以外に用途のない金属ウラン球形加工技術の説明文書を入手していたことなどを指摘した報告をまとめ、理事国に提示した。 報告によると、この文書は、1970年代後半から80年代中ごろにかけての日付がある一連の文書に含まれていた。遠心分離器での濃縮に適した6フッ化ウランから少量の金属ウランを取り出す方法および、金属にした濃縮ウランを鋳型や機械で球形に加工する手順を示している。 イランは、最近になって、この文書をIAEAに見せた。入手の経緯については、核の闇市場の関係者が自主的にイランに提供したもので、イラン側から求めたものではないと主張している。 文書は、イランが平和利用の権利を隠れみのに核兵器計画を進めているとの疑念を強める材料となる。 米欧は、24日からの理事会で、イラン核問題の国連安全保障理事会付託も辞さない構えを示しており、イランに対する姿勢を一段と硬化させる可能性がある。 (2005年11月19日23時7分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20051119id24.htm 新たなウラン転換を開始 イラン、欧米と対立激化も [共同] 【テヘラン17日共同】ウィーン発のロイター通信は16日、外交筋の話として、イランが中部イスファハンで、新たなイエローケーキ(ウラン精鉱)を使ってウラン転換作業を始めたと伝えた。 同国は10月末に国際原子力機関(IAEA)に作業開始を通告していた。イランの核兵器開発の可能性を懸念する欧米は、イラン核問題の国連安全保障理事会付託をちらつかせており、24日に始まるIAEA定例理事会前に、双方の対立が激化する可能性がある。 イランは8月、英国など欧州3カ国との合意に反し、ウラン濃縮に使用する六フッ化ウラン製造のための転換作業を再開。当時の作業は既に終了したとみられ、イランはIAEAに150缶分のイエローケーキで新たな作業を続ける意向を伝えていた。 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=STORY NGID=intl NWID=2005111701000382 欧州新提案「議論できる」 イラン、核協議再開前向き [共同] イランの核交渉責任者を務める最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は12日、ロシアの安全保障会議のイワノフ書記との会談後、欧州側から核問題解決に向けた新提案があれば「議論できる」と述べ、欧州側との協議再開に前向きな姿勢を示した。国営イラン通信などが伝えた。 核問題解決を目指したイランと欧州3カ国の外交交渉は今年夏以降、事実上、中断したまま。事務局長の発言は欧州側が協議再開に備えて準備中の新提案に対し、イラン政府として初めて関心を示したもの。 欧州側はイランに対し、国内でのウラン転換を認める代わりに、濃縮作業はロシアで実施するよう求める新提案を用意している。 事務局長は「問題解決を促進する提案があれば留意できる。重要なのは、核技術がイラン国民の管理下にあることだ」と強調、条件次第で歩み寄る可能性を示唆した。(共同) (11/13 01 11) URL http //www.sankei.co.jp/news/051113/kok004.htm イランが猛反発、IAEAの核問題決議採択で [読売] 【テヘラン=工藤武人】国際原子力機関(IAEA)理事会がイランの核問題を国連安全保障理事会に付託する必要性に言及した決議を採択したことに対し、イランのモッタキ外相は25日、「法的根拠がなく受け入れられない」と述べ、強く反発した。 イランはIAEAの核査察受け入れを制限すると警告しており、この問題をめぐる緊張は一段と高まる見通しだ。 イラン学生通信などによると、モッタキ外相は「数日中に(決議への)対応を明らかにする」として対抗措置を取る方針を明らかにした。同外相は「核拡散防止条約(NPT)の義務は履行し、交渉の窓口を閉ざすつもりはない」とも述べ、対抗措置はIAEAの強制的な査察を認める「追加議定書」の暫定適用を停止することなどが考えられる。 イランは2003年12月に追加議定書に署名し、批准はしていないものの、核計画の「透明性」を高めるため自発的に適用してきた。決議採択を前に、イランがウラン濃縮再開や暫定適用の停止を警告する「無署名」の文書をIAEAのエルバラダイ事務局長に示したとも伝えられている。 (2005年9月26日0時28分 読売新聞) TITLE イランが猛反発、IAEAの核問題決議採択で 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/27 10 42 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050925i113.htm IAEA:年次総会開幕 核不拡散体制の強化が焦点 [毎日] 【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が26日、ウィーンの会議場で始まった。イランや北朝鮮の核開発など核不拡散問題や、原子力の平和利用など核を巡る問題を幅広く討議する。核不拡散体制の強化が問われる中、今年5月に国連本部で開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、核保有国と非同盟諸国の対立のため成果なく終わっており、強化策の論議が深まるかどうかも焦点となる。 エルバラダイ事務局長(63)は冒頭演説で、核拡散問題はウラン濃縮やプルトニウム抽出など核兵器製造にも転用できる「機微技術」の拡散が背景にあると指摘。これらの核関連施設を国際的に共同管理するなど新たな体制構築の必要性を訴えた。 IAEA理事会が24日にイランの過去の未申告の核開発を「保障措置協定違反」と断定する決議を採択したことに触れ、イランに対し「核開発が平和目的であることを証明するため、IAEAや国際社会と協力を続けるように」と一層の協力を求めた。 米国や欧州連合(EU)も、イランが再開した、ウラン濃縮の前段階であるウラン転換作業の停止を求めた。 これに対し、イランのアガザデ原子力庁長官は演説で、イランが査察に協力していると強調し、先の理事会決議を「政治的な決定」と改めて批判した。 一方、各国は演説で、北朝鮮問題についても触れた。中国は6カ国協議で自ら共同声明をまとめるなど大きな前進があったと紹介、「(共同声明は)長い道のりの最初の一歩」と述べ、今後も厳しい道のりが続く考えを示した。共同声明については、各国代表団から高い評価が相次いだ。 総会では、今年11月に任期切れを迎えるエルバラダイ事務局長の3選を正式決定した。任期は09年11月までの4年間。同事務局長の3選には米国が難色を示していたが、中国や非同盟諸国を中心に支持が高まり、6月の定例理事会で全会一致で3選を承認していた。 毎日新聞 2005年9月26日 21時59分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際 DATE 2005/09/27 10 23 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050927k0000m030106000c.html IAEA イラン非難決議案採択、中露棄権で包囲網は困難 [毎日] 【ワシントン笠原敏彦】国際原子力機関(IAEA)理事会が24日に将来の安保理付託に可能性を開くイラン非難決議案を採択したことを、米政府はイラン孤立化への「重大な一歩」と評価している。しかし、安保理常任理事国のロシア、中国が棄権したことは、各国の国益が交錯するイランに包囲網を築くことの難しさを示すとともに、問題解決に向けた安保理の有効性を不透明にした。 バーンズ国務次官は同日、決議採択について「イランを孤立化させる国際的な努力にとって重大な一歩であり、イランの核戦略には重大な後退の一歩だ」と語った。同次官は特に、決議採択に当初反対していたインドが賛成に回ったことを強調し、「問題を先進国と途上国の対立に変えようとするイランの試みへの打撃だ」と訴えた。 しかし、米中首脳会談(9月13日)、米露首脳会談(同16日)での安保理付託への説得などブッシュ政権の外交攻勢にもかかわらず、中露両国は投票で棄権。石油輸入でイランを頼りにする中国、イランでの原発建設を支援するロシアとも今後も、安保理付託問題で態度を大きく変えることは期待できず、米国には厚い壁が立ちはだかった。 米国は、イランが18年間もIAEAに未申告で核開発を続けてきたことから、「平和利用を隠れみのに核兵器開発を進めている」との不信を緩めない。英仏独の欧州3カ国による交渉を支持する一方で、交渉失敗の場合は安保理での経済制裁を求める姿勢を堅持しているものの、常任理事国である中露の協力抜きに、安保理での有効な圧力は期待できないのが現実だ。 ブッシュ政権は、イランに「核兵器開発」を止めさせる最終的な手段として軍事攻撃の選択肢を排除していないが、その現実味は薄い。米国は当面、11月のIAEA次回理事会に向け、イランに欧州3カ国との交渉に復帰するよう圧力を強める一方で、中露を中心に同理事会でのコンセンサス作りを続けると見られる。 毎日新聞 2005年9月25日 22時14分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際 DATE 2005/09/26 07 09 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050926k0000m030100000c.html 安保理付託を先送り イラン核問題でEU決議案 [共同] 【ウィーン23日共同】国際原子力機関(IAEA)理事会は最終日の23日、イラン核問題に関する協議を続け、英国が欧州連合(EU)を代表して、国連安全保障理事会への付託を当面は見送る内容の決議案を提出した。一方で決議案は将来の付託の可能性にも言及している。 ロシアや中国、非同盟諸国は安保理付託への言及やイランの保障措置(査察)協定違反を明記した決議案に反対しており、多数決による採決に持ち込まれる可能性が高まった。 決議案は「理事会は(今後のIAEA事務局長の報告を参考に)IAEA憲章に基づいた安保理付託の時期と内容を検討する」としている。 TITLE 北日本新聞:FLASH24:国際 DATE 2005/09/24 08 40 URL http //flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM PG=STORY NGID=intl NWID=2005092401000047 イラン核問題:「IAEAに特別権限」英仏独の非難決議案 [毎日] 【ウィーン会川晴之】英仏独3カ国が国際原子力機関(IAEA)理事会に提示したイラン非難決議案の全文が20日わかった。イランの核開発の全容を解明するため、疑惑が指摘される施設への査察や、科学者へのインタビューなどを実施する特別な権限をIAEAに与えるよう国連安全保障理事会に求めたほか、イランに対しウラン転換などの関連活動も含めたウラン濃縮活動の停止や、重水炉の建設再考などを求めている。 毎日新聞が入手した決議案は5ページ。イランが過去18年間にわたり数多くの保障措置協定違反を繰り返したことに加え、国際社会の安全と平和を脅かすとして安保理への付託を求めた。また、イランがIAEAと締結している保障措置協定や、抜き打ち査察を可能とする追加議定書に定められた査察権限を上回る特別の権限をIAEAに与えることを求めた。湾岸戦争後にイラクで実施した核査察と同様の権限をIAEAに与えることで、全容解明を目指す考えだ。 英仏独はじめ欧州諸国や米国は、同決議案採択を目指し調整を続けているが、中露や非同盟諸国が付託に反対の姿勢を示しており、調整が難航している。 毎日新聞 2005年9月21日 3時00分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際 DATE 2005/09/21 11 38 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050921k0000m030154000c.html イラン「NPT脱退も」…核問題の安保理付託回避狙う [読売] 【テヘラン=工藤武人】イランの核交渉の責任者ラリジャニ国家安全保障最高会議書記は20日会見し、同国の核問題をめぐる国際原子力機関(IAEA)理事会の結果によっては、「核拡散防止条約(NPT)から脱退し、中部ナタンツのウラン濃縮施設の稼働を再開せざるを得ない」と警告した。 イラン当局者がNPT脱退の可能性に言及したのは初めて。核問題の国連安保理付託を回避するため、理事国に揺さぶりをかける狙いとみられる。 (2005年9月21日1時38分 読売新聞) TITLE イラン「NPT脱退も」…核問題の安保理付託回避狙う 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/21 11 54 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050920i318.htm イラン大統領、国連演説でウラン濃縮計画推進を表明 [読売] 【ニューヨーク=白川義和】イランのアフマディネジャド大統領は17日、国連総会一般演説で、核燃料サイクルの構築は「奪うことのできないイランの権利だ」と述べ、ウラン濃縮計画を推進する考えを表明。 「脅迫的な言葉で(濃縮活動停止の)要求を押しつけられた場合」は、対話による解決を目指すこれまでの姿勢を全面的に見直すとの強硬な姿勢を示した。一方で、信頼性や透明性を高めるために外国政府、企業と「本格的なパートナーシップ」を結ぶ用意があると語った。 これに対し、フランスのドストブラジ外相は記者団に対し、イランの核燃料サイクル構築に反対する立場を改めて示し、イラン核問題の国連安全保障理事会への付託は「選択肢に残っている」と言明した。 一方、同日の米誌タイム(電子版)によると、アフマディネジャド大統領は同誌との会見で、安保理が核問題でイラン制裁の動きに出た場合、原油を「武器」とした対抗手段を検討すると語った。原油の輸出停止を念頭に置いた発言とみられる。 国連総会の同日の演説では、ライス米国務長官や町村外相らがイランに対し核計画の停止、廃棄を求めたが、アフマディネジャド大統領は「実際に核兵器を使った国が生産、貯蔵、実験を続け、他国が平和的核エネルギーの生産技術を得るのを妨げている」と、米国を激しく非難。各国15分以内と決められた演説時間の倍以上を使って、核保有国と非保有国の「差別構造」を攻撃した。 (2005年9月18日18時59分 読売新聞) TITLE イラン大統領、国連演説でウラン濃縮計画推進を表明 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/19 15 40 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050918i111.htm イラン核開発 大統領に安保理付託方針伝える 英仏独外相 [毎日] 【ニューヨーク高橋弘司】イランの核開発問題について、英仏独3カ国外相は15日、国連本部で、アフマディネジャド・イラン大統領と初めて会談し、イランがウラン濃縮活動を本格再開した場合、安保理に付託するとの方針を改めて伝えた。3カ国は同大統領が17日の国連総会一般演説で明らかにするとされる新提案を待つ考えだ。 一方、国営イラン通信は15日、アフマディネジャド大統領が「核開発を行うつもりはないが、もし必要があるなら、他のイスラム諸国に核関連技術を移転する用意がある」と述べたと伝えた。欧米諸国が「イスラム諸国への核拡散」を強く懸念する中、就任したばかりのイラン大統領がどのような新提案を行うのか注目される。 国連本部で行われた英仏独3カ国外相とイラン大統領の会談にはアナン事務総長と欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表も同席した。会談後、フィッシャー独外相は「EUの立場は変わらないと改めて説明した」と述べ、今後の展開はイラン側の反応次第との立場を強調した。 また、ストロー英外相は安保理付託になる可能性について「いろいろな展開がありうる」と述べた。国連側は「関係者が互いに合意できる解決策を求め、誠実な交渉を行った」と発表した。 毎日新聞 2005年9月16日 15時23分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際 DATE 2005/09/16 18 06 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050916k0000e030089000c.html イラン制裁、米が包囲網 ライス長官「安保理付託を」 [朝日] 2005年09月10日10時08分 ライス米国務長官は9日、来週から始まる国連総会を前に記者会見した。イランの核開発問題について「欧州3カ国との合意を破り、ウランの転換作業に入ったことは受け入れがたい結果だ」と指摘した上で「予想される次の措置は安全保障理事会への付託だ」と述べ、イラン制裁を安保理で議論する段階に入ったとの考えを示した。 ライス長官は「イランは国際社会から結束したメッセージを受け取る必要がある」と述べ、イランとの外交交渉に当たる英仏独の欧州3カ国に加え、中国、ロシア、インドなどにも同調するよう求めた。イラン側は安保理への付託回避を目指し、インドなどに協力を求めている。 来週からニューヨークで始まる国連特別首脳会合には、イランのアフマディネジャド大統領も出席するが、外交関係のない米政府側との接触は予定されていない。ライス長官は「出くわす機会があるかわからないが、会えばハローというだろう」と述べた。 TITLE asahi.com:イラン制裁、米が包囲網 ライス長官「安保理付託を」 - 国際 DATE 2005/09/11 09 35 URL http //www.asahi.com/international/update/0910/003.html イランが濃縮ウラン原料10t生産…IAEA事務局長 [読売] 【ウィーン=石黒穣】国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は2日、イランによるウラン濃縮関連活動再開を受けた報告をまとめ、理事国に配布した。 報告では、濃縮関連活動の即時停止を求めた8月11日の緊急理事会決議に反し、イランが中部イスファハンの転換施設の運転を続行し、濃縮ウランの原料になる6フッ化ウランを約10トン生産したことなどを明らかにしている。 本紙が入手した報告によると、IAEAの封印がはずされた転換施設では、新規にイエローケーキ(ウラン精鉱)から中間化合物の4フッ化ウランを作る工程と、在庫の4フッ化ウランから6フッ化ウランを作る工程が並行して進められている。 今回イランが手にした6フッ化ウラン約10トンは、原爆1個を作るのに十分な30キロの兵器級高濃縮ウランを取り出せる量。ただ、報告では、遠心分離器を備えた濃縮施設は封印が保たれており、濃縮行為は停止が継続していることを確認した。 イラン核問題をめぐっては、欧州連合(EU)を代表して英仏独が、濃縮活動の全面停止を前提に、経済協力などを見返りとする外交解決を模索してきたが、イランが濃縮活動全面停止要求を無視している実態がはっきりしたことで、英仏独も米国に同調し、IAEA理事会でイラン核問題の国連安保理付託を支持する方向に傾いている。 だが、この問題を扱うIAEA緊急理事会の再招集は見送られ、議論の場は19日からの定例理事会に持ち越される見通し。安保理付託には、原子力の平和利用の権利を主張するイランの立場に理解を示す途上国ばかりでなく、エネルギー利権が絡むロシア、中国も慎重。このため、緊急理事会を開いても安保理付託に一気に持ち込める公算は低い。 (2005年9月3日10時51分 読売新聞) TITLE イランが濃縮ウラン原料10t生産…IAEA事務局長 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/09/04 10 22 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050903i403.htm 「ウラン濃縮の証拠なし」 イラン核問題、専門家が結論 [朝日] 2005年08月24日11時52分 イランの核施設から兵器級に濃縮されたウランが2年前に検出された問題について、米政府を含む各国の核専門家らが、ウランはパキスタン製の遠心分離器に付着していたものでイランによる濃縮活動の証拠にはならないとの結論を出していたことが23日、明らかになった。 濃縮ウランの検出は、イランの核開発が兵器目的だと主張する米国が最大の論拠に掲げてきた。イラン側の主張を裏付ける結果となったことで国連安全保障理事会での制裁を求める米国の主張にも影響を及ぼすものとみられる。米政府はなおイランの開発目的に対して疑念を示している。 米紙ワシントン・ポストが同日付で報じ、米国務省が内容を確認した。調査は、国際原子力機関(IAEA)の理事会が求めていたもので、結論は中間報告として、9月初めにも同理事会に報告される見通しだ。 イランの高濃縮ウランは03年8月にナタンズのウラン濃縮施設で検出されたことが発覚。翌9月、テヘランにある「カライ電気会社」から採取した環境サンプルからも検出したことが発覚した。米英仏ロ、日本などの専門家が検出された高濃縮ウランのデータを解析したところ、パキスタン政府が提出した遠心分離器に付着していたサンプルと一致したという。イラン側は発覚した際「外国から持ち込んだ機器に付着していた」と今回の調査結果に沿った主張をしていた。 米国務省のマコーマック報道官は同日の会見で「これは小さな問題の一つに過ぎない。イランの活動全体を見る必要がある」と述べ、豊富な石油・ガス資源を持つイランが民生用の原子力技術を開発する必要を主張することになお疑念を示した。また証拠を示されるまでウラン濃縮計画の存在を否定していた点を挙げ「IAEAや世界を惑わせようとした」とイランの対応を批判した。 TITLE asahi.com:「ウラン濃縮の証拠なし」 イラン核問題、専門家が結論 - 国際 DATE 2005/08/25 13 35 URL http //www.asahi.com/international/update/0824/006.html イラン核開発 「平和利用」どこまで容認 [毎日] 11日、閉幕した国際原子力機関(IAEA)緊急理事会での論議を含めて、イランの核問題をめぐる最大の焦点は「原子力の平和利用」だ。北朝鮮による「平和利用」を拒絶する米国も、イランには認めている。しかし、その範囲について、交渉するイランと欧州連合(EU)の溝が埋まらない。それぞれの主張を支持する諸国が、2派に分かれて対立する構図にもなっている。 ◇国際社会、2派に分かれて対立の構図 IAEA緊急理事会で採択されたイラン非難決議は、「原子力の平和利用」の権利を認めつつ、イランに自重を求めている。イランの核問題の難しさを反映した悩ましい論理だ。 EUとイランは同国の核開発計画が明るみに出た03年秋以後、交渉による解決を目指してきた。しかし協議は、原子力の平和利用の範囲をめぐって難航した。 核拡散防止条約(NPT)は、米英仏露中の5カ国以外に核兵器開発・保有を禁止する一方、IAEAの査察受け入れを条件にすべての国に原子力の平和利用の権利を認めている。イランはウラン濃縮の前段階であるウラン転換、そして濃縮、再処理などすべての活動は「条約で認められた権利」と主張、容認するよう求めた。 それでは核兵器に使用可能な高濃縮ウランやプルトニウムの生産が可能となると、EUは反発。イランが建設中の原子力発電所への燃料供給や、原発関連の技術供与を保証する代わりに、転換、濃縮、再処理を放棄するよう5日に提案、平和利用の権利を一部制限する姿勢を鮮明にした。 米国、日本、カナダ、豪州は同案を支持。イランに原発を輸出、核燃料供給契約を結ぶロシアも「独自の施設を持つのは経済合理性に合わない」と指摘、中国も「中止措置の継続」を求めるなど多くの国がEUの主張に賛意を表明した。 一方、イランは事実上の「ゼロ回答」に強く反発。独自の核燃料サイクル構築を目指すブラジルなど非同盟諸国も、核兵器開発への懸念を共有する一方で「平和利用の権利が制限される前例を作れば自分たちにも影響が及ぶ」(非同盟外交筋)として、この権利を尊重するよう強く求めた。 欧米や日本は、イランが03年まで18年間にわたり、ウラン濃縮やプルトニウム抽出実験など秘密の核開発を続けたことを重視、「信頼を損なう行動を続けた国には、一部制限はやむを得ない」(西側外交筋)との見解だ。イランが今後も活動を継続すれば「国際社会の平和と安全を損なう危険がある」(米代表団)として、国連安全保障理事会への付託の構えを示す。 しかし、常任理事国の中国は「平和利用の権利に配慮が必要」と付託に反対の姿勢を明確にしており、イランが活動を続けた場合、対応に苦慮することになりそうだ。【ウィーン会川晴之】 ◇イラン、政権交代で外交に自信 核の平和利用推進はイランの最高指導者ハメネイ師の方針であり、保守派から改革派まで異論はないに等しい。公式方針は「IAEAの監視下で原子力開発を進める」ことで一貫している。 それにもかかわらずイランが一時、ウラン濃縮関連技術の開発を停止したのは、欧州や日本との経済関係を重視するとともに、ハタミ前大統領が国際協調を外交の基本路線にしていたからだ。 これに対し、3日に就任したアフマディネジャド新大統領は保守強硬派であり、「核の平和利用は独立国の当然の権利」だとして強引な姿勢に傾くのでは、という見方がある。新大統領が核交渉の責任者を、現実的な人物とされるローハニ最高安全保障委員会事務局長からハメネイ師に近い保守強硬派のラリジャニ前国営放送総裁に代えたことも注目されている。 こうした状況に加え、原油価格の高騰がイラン経済再建に与える好影響、中国、インド、ロシアといった諸国との関係強化の成功など、追い風も目立つ。アフマディネジャド大統領は新内閣発足後、核問題で新提案をすると伝えられる。「平和利用の権利」貫徹への意欲と自信を深めている可能性が高い。【リヤド高橋宗男】 ◇北朝鮮ほど脅威なく…米は強硬策温存 ブッシュ政権は、イランに対して英仏独などが提示した民生用原子力開発協力を含む包括提案を支持しながら、北朝鮮の「平和的核利用」は認めず、「二重基準」となっている。 ブッシュ大統領の9日の説明によると、理由の一つは、イランが「厳しい国際監視のもとで原発を運営し、核燃料が安心できる国(ロシア)から供給される」ことだ。ロシアは核兵器転用の危険がある使用済み燃料の回収も約束している。 二つ目は、韓国が北朝鮮にエネルギー供給を提案しており、実現すれば北朝鮮に「原発は不要になる」ことだ。北朝鮮が兵器用ウラン濃縮を否定し続け「真実を言っていない」ため信用できない点も指摘した。 より明快に言うなら、両国の「核の脅威」に対する切迫感の違いが大きいようだ。米情報機関は北朝鮮が「すでに複数の核兵器を保有している」と分析する。また、核の平和利用を認めれば兵器開発につながるという疑念も極めて深い。 一方、イランは「核兵器保有まで数年以上かかる」との見方が支配的。まだ核拡散防止条約(NPT)体制に踏みとどまってもいる。このため米政府は、国際社会全体の枠組みで解決する余地があると判断、情勢を見極めている可能性がある。【ワシントン吉田弘之】 毎日新聞 2005年8月12日 3時05分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE アフリカ・オセアニア DATE 2005/08/12 07 58 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20050812k0000m030175000c.html IAEA 3カ国上程のイラン非難決議、全会一致で採択 [毎日] 【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)の緊急理事会(日本など35カ国で構成)は11日、欧州連合(EU)を代表して英仏独3カ国が上程したイラン非難決議を全会一致で採択した。イラン寄りの立場を取るブラジルなど非同盟諸国は内容に不満を示していたが、最後は表現の一部修正で折り合った。決議採択後、イラン代表団は、今後もウラン転換作業を継続する考えを示唆した。 決議は、原子力の平和利用の権利を認める一方で、イランの核開発計画にはなお未解明な点が残るとの現状認識を示した。その上で、イランが8日から転換作業を再開したことに「深刻な懸念」を表明。活動を即時停止し、10日に解除したIAEAの封印を再封印するよう求めた。国連安全保障理事会への付託には触れていないが、イランが活動を継続した場合に備えて再協議する必要性を明記した。 また、IAEA事務局に対し、(1)イランの活動を監視して報告する(2)9月3日までにイランの核開発問題に関する詳細な報告書を提出する--よう求めている。 決議には欧州諸国のほか日、米、カナダ、豪州、ロシア、中国が賛成の意向を示したが、非同盟諸国との調整に手間取った。 イランは8日に中部イスファハンのウラン転換施設で第1段階の作業を再開したほか、10日にはIAEAの封印を解除、全面的に活動を再開する構えを示している。理事会では「イランは活動を継続するだろう」(西側外交筋)との見方が支配的で、緊急理事会を9月初旬にも再度開催する可能性も指摘されている。 ◇決議の要旨◇ 英仏独3カ国が国際原子力機関(IAEA)緊急理事会に上程した決議の要旨は以下の通り。 一、イランの核開発については未解明な点がなお残っている。 一、核拡散防止条約(NPT)の規定のもとで、すべての国に原子力の平和利用の権利があることを認識する。 一、イランが8月1日にIAEAにウラン転換施設の再開を決定したと通知し、8日に活動を再開、10日にはIAEAの封印を解除したことに、最大限の懸念を表明。 一、イランが8月1日以前の状況に復帰することが重要と強調するとともに、この問題に関して、今後、(理事会で)さらなる協議の可能性を与えるよう求める。 一、イランに対し、これまでの理事会決議に基づき、ウラン転換活動を含むウラン濃縮にかかわるすべての活動を自発的に中止するとともに、転換施設で解除した封印をIAEAが再封印することを求める。 一、イランの活動監視と理事会への報告を事務局長に要請。 一、イランの核開発状況について、9月3日までに詳細な報告書を提出するよう事務局長に要請。【ウィーン会川晴之】 毎日新聞 2005年8月11日 22時11分 (最終更新時間 8月12日 1時57分) TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE ヨーロッパ DATE 2005/08/12 08 03 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20050812k0000m030119000c.html イランがウラン転換施設の封印解除 交渉難航は必至 [朝日] 2005年08月11日00時39分 イランは10日、中部イスファハンのウラン転換施設で、国際原子力機関(IAEA)が設置した封印を解除した。すでに封印のない初期工程での一部作業は8日から始まっているが、これにより、ウラン濃縮に必要な六フッ化ウラン(UF6)ガスの生産にさらに一歩近づいたことになる。イランが対応をエスカレートさせたことで、核問題をめぐるイランと英独仏との交渉はいっそう厳しくなりそうだ。 イラン原子力庁のサイディ次官は10日、「IAEAの監視の下に、転換施設の封印解除を始めた」と述べ、同日夕までに施設のすべての封印を解除した。IAEAも確認した。 封印は、昨年11月のパリでの交渉でウラン転換作業停止に合意した際、イラン側が受け入れた。今月5日にイランが転換作業再開を通告し、IAEAは査察官を派遣。イランは8日に初期工程施設内で一部の作業を始めたが、転換作業の中核を成す施設の封印解除は、IAEAによるカメラやモニターなど監視装置の設置完了を待っていた。IAEAの査察は引き続き受ける方針だ。IAEA筋によると、実際の化学的な転換工程を始めるには1週間程度かかる見込みだ。 「平和利用」目的の核開発を求めるイランは、独自のウラン濃縮活動の放棄を求める欧州の提案に反発。核不拡散条約(NPT)によるIAEAの監視下では独自の活動が可能だとして、核兵器の材料となる高濃縮ウラン製造には直結しないウラン転換作業の再開を求めてきた。転換作業の停止は、欧州との合意に基づく信頼醸成のための自発的な措置で、イランの要請で解除できるとしており、転換再開自体に違法性はないと主張している。 IAEA理事会では、英独仏が封印解除を見越した形で、転換活動再開に「最大限の懸念」を示す非難決議の採択を目指している。だが活動再開が直接の核査察協定違反ではないことや、NPTが認める非核保有国の「核の平和利用の権利」の侵害の恐れがあるとして、一部の非同盟諸国が決議採択に抵抗。採択は11日以降になる見通しだ。 TITLE asahi.com:イランがウラン転換施設の封印解除 交渉難航は必至 - 国際 DATE 2005/08/11 08 59 URL http //www.asahi.com/international/update/0811/002.html イランがウラン転換再稼働、英仏独の「包括提案」拒否 [読売] 【テヘラン=緒方賢一】イランは8日、中部イスファハンにあるウラン転換施設を再稼働させた。原子力庁のサイディ副長官が明らかにした。 強硬派のアフマディネジャド大統領が就任したばかりのイランが国際社会の警告を無視し、昨年11月から凍結してきた核関連活動に踏み切ったことで、核問題をめぐる緊張は一気に高まった。交渉による問題解決をめざしてきた英仏独が従来の対話路線を見直すのは必至で、米国が主張するこの問題の国連安全保障理事会への付託を欧州主要国が支持する可能性が高まった。 稼働を再開したのは粉末状のウラン(イエローケーキ)を気体の6フッ化ウランに転換する施設。イランは昨年9月から約1か月にわたり同施設で37トンのイエローケーキを使い量産試験を行ったが、同11月、英仏独との合意に基づき「信頼醸成の一環」として稼働を停止し、施設を封印した。 しかし、イランは欧州との交渉で核活動の凍結に対する見返りを得られず不満を募らせ、7月中旬には最高指導者ハメネイ師やハタミ前大統領ら首脳部の総意として、転換再開の方針を決定した。 同施設の再稼働にあたって、イランは国際原子力機関(IAEA)に通告し、IAEAも査察官が立ち会いモニターカメラを設置するなど監視体制を整えた。このため、今回の措置は国際的な取り決めに違反するものではない。また、国営通信によると、再稼働させたのは封印から除外されていた部分だという。 核活動の再開とともに、イランは8日、英仏独が今月5日に示した核問題解決に向けた包括提案を正式に拒否した。アセフィ外務省報道官は「ウラン濃縮や核燃料サイクル構築の権利を否定しているため」とその理由を説明した。ただ、イランはあくまで欧州との協議継続を望んでいる。 IAEAは9日、イランの核疑惑問題を討議するための緊急理事会を開く予定だ。 (2005年8月9日1時33分 読売新聞) TITLE イランがウラン転換再稼働、英仏独の「包括提案」拒否 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/08/09 14 57 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050808i314.htm イラン大統領、核問題で強硬姿勢鮮明に 就任演説 [朝日] 2005年08月06日22時09分 イランのアフマディネジャド大統領は6日、テヘランの国会議事堂で開かれた就任宣誓式典で演説し、「イランはいかなる脅しにも屈しない」と述べ、同国の核開発を巡る英独仏との交渉に強硬な姿勢で臨む方針を示した。イラン外務省も同日、欧州側の提案への拒否を表明した。 同大統領は演説で「国際合意を尊重するが、その合意を超えて我々の正当な権利を奪う圧力には屈しない」と繰り返し、ウラン濃縮活動継続の姿勢を鮮明にした。5日に提示された欧州案が、イランに長期的な核燃料の供給を保証するとの口実を設けながらも、実質的には独自のウラン濃縮の権利放棄を求める内容だったことに反発したとみられる。 アセフィ外務省報道官も6日、国営イラン通信に対し「欧州提案はイランの要求の最低限も満たしておらず、受け入れられない」と述べた。一方で「欧州との交渉継続には関心がある」とも語り、交渉の余地があることを示唆した。 アフマディネジャド大統領は近く組閣に着手する。同時に、03年10月以来英独仏と折衝を続けてきた交渉団も一新させるとみられ、イラン側の強硬姿勢が強まる可能性がある。 TITLE asahi.com:イラン大統領、核問題で強硬姿勢鮮明に 就任演説 - 国際 DATE 2005/08/07 11 25 URL http //www.asahi.com/international/update/0806/013.html 米国務省:EUなどの包括提案を支持 イラン核開発問題 [毎日] 【ワシントン和田浩明】英独仏と欧州連合(EU)が5日、イランに対し、民生用原子力開発での協力を盛り込んだ包括提案を提示したことについて、米国務省は同日、「提案を支持する」と明言した。「核兵器開発を目指している」とイラン非難を続ける米国が、民生用とはいえ核関連計画を許容したのは従来の政策の転換といえ、イラン側の反応が注目される。 国務省当局者は提案について「(イランの核開発)問題を外交的に解決し、イランの核兵器計画を終結させるためのもの」と評価し、支持を表明した。一方でイランに対し、ウラン濃縮活動の凍結を維持し、ウラン濃縮の前段階となるウラン転換作業を再開しないよう求めた。 AP通信などが報じた国務省高官の発言によると、米政府はEU側提案が、核燃料などの核兵器開発への転用に対する十分な抑止力があると判断しているという。 毎日新聞 2005年8月6日 11時48分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE ヨーロッパ DATE 2005/08/06 15 07 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20050806k0000e030042000c.html イラン核問題で英独仏が新提案 [朝日] 2005年08月05日20時51分 英独仏3カ国は5日、イランの核問題の包括的な解決を目指す新提案を行った。米紙ニューヨーク・タイムズやロイター通信によると、イランに軽水炉の利用とウラン燃料の供給を保証するが、核兵器開発につながるウラン濃縮は事実上認めない内容とされる。イラン側は7日までに回答するとしているが、ウラン濃縮の前段階となるウラン転換施設の再開準備は続けるという。 また、国際原子力機関(IAEA)の報道官は5日、イランの核問題で緊急理事会が9日に開かれることが決まったと明らかにした。イランがウラン転換施設での活動を再開する姿勢を崩さないため、英独仏が理事会の招集を議長に求めた。活動再開を思いとどまらせる狙いと見られる。 ニューヨーク・タイムズによると、英独仏の提案は初めて公式に燃料の供給保証に触れる一方、プルトニウムの抽出が可能になる再処理は認めず、使用済み核燃料はすべての国外移送を義務づけている。核不拡散条約(NPT)が定める「原子力の平和利用の権利」は認めるが、濃縮・再処理施設などの建設は認めないという。 さらにアラクの重水実験炉の建設を中止するなど、軽水炉以外の核燃料サイクルの放棄を求めているという。 ロイター通信によれば、英独仏はウラン濃縮関連活動を凍結する見返りとして、中央アジア諸国の石油・ガスを欧州へ運ぶ主要なパイプラインのルートを、イラン経由にすることを支持する提案も行ったという。 イランは「ウラン濃縮はNPTで認められた権利」とする従来の主張を崩すことはないと見られる。 TITLE asahi.com:イラン核問題で英独仏が新提案 - 国際 DATE 2005/08/06 15 18 URL http //www.asahi.com/international/update/0805/011.html イランの第6代大統領が就任 核交渉で緊張高まる可能性 [朝日] 2005年08月03日18時38分 イラン大統領選で6月に当選したマフムード・アフマディネジャド氏が3日、最高指導者ハメネイ師の認証を受け、第6代大統領に就任した。対外融和や市民の自由拡大を唱えた穏健派のハタミ前大統領と異なり、革命理念への復帰を唱える保守強硬派。核開発をめぐり摩擦が懸念されている欧州勢との交渉でも「対決色」が強まる可能性がある。 最高指導者府で開かれた認証式で演説したアフマディネジャド新大統領は、欧米から批判を受けている自国の核開発には直接触れなかったが「新政権は核兵器のない世界を求める」と主張。イランの核開発を非難する米国を牽制(けんせい)する姿勢を見せた。 施政方針として「純粋にイスラム的文化を追求する」「重要な規範は腐敗と差別の根絶だ」と強調。女性の服装や欧米文化の規制を緩和してきた前政権の8年間の改革路線からの転換と、貧富の差の是正に着手する意向を示した。 イランは7月末、核兵器の材料となりうるウランの転換作業を再開する方針を表明。この決定には新大統領もかかわっている模様だ。国際的に孤立する可能性もあり、新政権が従来より強硬な姿勢を取る可能性が指摘されている。これまでの記者会見で新大統領は「穏健な政府を目指す」と柔軟な態度を示していた。 ハメネイ師は認証式で、新大統領に対して「外交問題のいくつかは1、2年かかるものがある。決定をあまり急がないでほしい」と、交渉で拙速な結論を出すことを戒めた。 TITLE asahi.com:イランの第6代大統領が就任 核交渉で緊張高まる可能性 - 国際 DATE 2005/08/04 14 38 URL http //www.asahi.com/international/update/0803/008.html イランがウラン転換再開通告…強硬派大統領の就任控え [読売] 【テヘラン=緒方賢一】イランは1日、国際原子力機関(IAEA)に対し、同国中部イスファハンにあるウラン転換施設の運転を再開すると通告した。 これにより、核関連活動の着手に向け条件が整った。転換に踏み切れば、英仏独が反発を強めるのは必至で、核問題をめぐる危機が再燃する公算が大きくなった。 イランでは3日に最強硬派のアフマディネジャド氏(48)が大統領に就任する。同氏は核関連活動の長期凍結に反対で、今後、転換の次の工程である「濃縮」を主張する可能性もある。こうした立場は、英仏独との交渉を軸に問題解決を目指す従来の路線とは異なる。このため、欧州との交渉担当者が総入れ替えになるとの観測も出ており、政権交代を機に、核問題を巡るイランと国際社会との対立が深まる、との見方が強まっている。 国営放送によると、イランのハラジ外相は31日、欧州連合(EU)のソラナ共通外交安全保障上級代表と電話で会談し、欧州側が核問題解決に向けた包括提案を示す期限を1日延長し、8月1日に定めた。期限内に提案がなければ、転換を行うイランの立場に変更はないという。 (2005年8月1日22時39分 読売新聞) TITLE イランがウラン転換再開通告…強硬派大統領の就任控え 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞) DATE 2005/08/02 17 40 URL http //www.yomiuri.co.jp/world/news/20050801i315.htm アルカーイダ3000人摘発 イラン [産経] イランのユネシ情報相は16日、国営テレビに対し、アフガニスタンのタリバン政権が崩壊した2001年末以降に、同国が国際テロ組織アルカーイダのメンバー約3000人を拘束あるいは追放したことを明らかにした。 いつ拘束したのかなど詳細は不明。一部は裁判を受け、刑務所に収監されたという。 情報相によると、アルカーイダのメンバーは、アフガニスタンやイラクなどからイランに不法入国し、反体制派や麻薬密売組織と手を結ぶなどして浸透、イラン国内にテロ組織を創設しようとしていた。イランは、イスラム教スンニ派の聖職者の協力も得て組織を確認し、摘発したという。 (共同) (07/16 21 43) TITLE Sankei Web 国際 アルカーイダ3000人摘発 イラン(07/16 21 43) DATE 2005/07/17 09 53 URL http //www.sankei.co.jp/news/050716/kok079.htm イラン新大統領 核問題解決に早くも暗雲 協調路線停滞か 24日のイラン大統領選で保守強硬派のアフマディネジャド・テヘラン市長が当選し、97年のハタミ現政権誕生から続いた改革の流れが途絶えた。世論のすう勢が改革志向で定着しつつあるにもかかわらず、改革が進まないことへの失望と国内経済への不満がうっ積して起きた揺り戻し現象といえる。しかし、国際的影響は大きい。「文明間の対話」を呼びかけたハタミ政権下での国際社会との協調外交が停滞することが予想され、核開発問題の行方に早くも暗雲が漂っている。 ◇強硬姿勢強め、核交渉で緊張局面も イランの保守強硬派政権誕生で、焦点の核開発問題解決について「状況は厳しくなった」(外交筋)との悲観的見方が広がっている。 イランは昨年11月、英仏独との交渉でウラン転換など関連作業を含めたウラン濃縮活動の一時停止で合意。同12月以降、英仏独はイランにウラン濃縮計画の放棄を求める交渉を継続している。 イラン側の核交渉はハメネイ師ら保守指導層の専権事項だが、今回選挙で敗れたラフサンジャニ師は故ホメイニ師のイラン革命(79年)を支え、ハメネイ師に意見できる立場にいたとされる。金権腐敗のイメージから国民の不信が強かったラフサンジャニ師だが、英仏独との交渉団代表のローハニ最高安全保障委員会事務局長を陰で支え、核問題の「外交的落としどころを探る現実志向派」(消息筋)といわれる。 一方、ハタミ大統領は核交渉を指揮する実質権限はなかったが、「国際協調派の窓口」としてのイメージが英仏独に忍耐強く交渉のテーブルにつかせた側面があった。 英仏独3カ国は先月25日のジュネーブでの欧州連合(EU)とイランの外相級協議で、「7月末か8月初旬」に新たな政治・経済支援策を示すのと引き換えに、イランからウラン濃縮活動の凍結継続を取り付けた。新提案はアフマディネジャド氏の大統領就任のタイミングと重なる。 アフマディネジャド氏はかねて「交渉団は(英仏独の)言い分を聞き、譲歩しすぎだ」と非難を繰り返してきた。それだけに、ハタミ大統領の退陣に加えて、ラフサンジャニ師が選挙敗北で影響力が低下すれば、今後、イランが強硬姿勢を強めるのは確実で、核交渉が緊張局面を迎えるのは不可避の情勢だ。 米国のライス国務長官は今年3月、イランが核開発計画を放棄すれば、イランの世界貿易機関(WTO)加盟反対の撤回など経済的見返りを与えると発表した。同時に、EUもイランが濃縮活動を再開すれば国連安保理に付託することで米国と合意した。これは、「悪の枢軸」「圧政国家」と非難し、イランの原子力平和利用を認めない米国と、ハタミ政権下でイランとの関係を拡大したEUとのバランスの上で成立した対イラン外交交渉継続の確認だった。 しかし、米国とイランの関係が一段と冷え込むことが確実とみられる中、EUが米国と一線を画す影響力を行使することが難しくなることが予想され、その場合、安保理付託の流れが一気に強まりそうだ。【テヘラン高橋宗男、ロンドン小松浩】 ◇「第3極」接近も 「有権者は米国の(対イラン)政策に対する明確な不満を示した。米政府はイラン有権者の声に耳を傾け、ごうまんな態度を取るべきではない」 イラン外務省報道官はアフマディネジャド氏の大統領当選が確定した25日、そう強調して米国をけん制した。 現職のハタミ大統領が97年8月の就任式で「すべての国と友好関係を築く」と述べたのとは対照的に、アフマディネジャド新政権は発足前から対米強硬路線を明確にした。 ハタミ大統領は外交の基本を国際協調に置いた。欧州とは相次いで関係を改善。それ以前に関係が冷え込んでいた中国、日本との関係も回復した。「革命の輸出」を恐れていたサウジアラビアやヨルダンなどとの関係を改善。欧州、日本、アフリカなど活発な外遊を行い、国連では「文明間の対話」を提唱。イランのイスラム原理主義的なイメージを大きく変えた。 しかし、アフマディネジャド氏には国際舞台での経験がなく、海外では保守強硬派大統領誕生に対して「大きな驚き」(英テレビ各局)との受け止め方が支配的だ。ハタミ大統領誕生の時のような歓迎ムードがなく、今後、国際社会とイランの外交は当面、停滞することは間違いない。 現地ジャーナリストは「新政権は(対米関係悪化を念頭に)中国やインドなど第3極への接近を強めるだろう」と語り、石油などエネルギーの利害を軸に孤立を避ける後ろ向きの外交になると予測する。【テヘラン高橋宗男】 ◇戸惑う日本政府 イランとの友好関係を重視する日本政府は、国連安保理でのイラン制裁を目指す米国の強硬姿勢とは一線を画し、ハタミ大統領の改革路線を支援してきた。原油輸入の1割以上をイランに依存しているエネルギー安全保障上の理由からだ。 このため今回大統領選では穏健派ラフサンジャニ師の当選とハタミ路線継続を望んでいたが、保守強硬派アフマディネジャド氏の登場に、外務省幹部は「実際の政策を見極めないと評価は難しい」と戸惑いを隠せない。25日発表した外務報道官談話は「新大統領が引き続き国内改革に努め、国際社会との関係を重視しつつ核問題への対応など諸施策を進めることを期待する」と呼びかける内容となった。 日本としては、いくら友好重視とはいえ、北朝鮮の「核の脅威」を抱える立場もあり、イランの核兵器開発疑惑を軽視するわけにはいかない。新大統領がウラン濃縮再開に動けば、苦しい対応を迫られることになる。 日本はイランのアザデガン油田開発について、米国から強く反対され板挟みに苦しんできた。今後、米国がイランへの締め付けをさらに強化することも予想されるため、新大統領が核問題で柔軟姿勢をとるよう、働きかけを強めていく構えだ。【平田崇浩】 毎日新聞 2005年6月26日 1時42分 TITLE MSN-Mainichi INTERACTIVE アメリカ DATE 2005/06/25 09 36 URL http //www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050626k0000m030116000c.html
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/4224.html
■ホロウシーア 世界樹の迷宮4の第2大地のボス、ホロウクイーンのお供。 ホロウガードが2体倒されると増援として出現。攻撃と回復をしてくるのでこちらも率先して倒しておきたい。 ウーファンの頭縛りで無力化になるので、うっかりクイーンを先に倒しちゃって登録しそこねた ↑撃破しないと図鑑登録されないみたいだから面倒だね ホロウスンニはいなかった。 6層の資料とか鑑みるにSIerかと思った seerで「見る人、予言者」のことかな コメント ■関連項目 ホロウイグザイル(モンスター) ホロウワンダラー(モンスター) ホロウプレイヤー(モンスター) ホロウラウンダー(モンスター) 邪眼の眩視者(モンスター)※ ホロウクイーン(モンスター) ホロウガード(モンスター) ホロウホプリテス(モンスター) ホロウメイガス(モンスター) ホロウ(設定)
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/4176.html
ここを編集 ■TRIGUN 作画監督 6 ■聖少女艦隊バージンフリート メカ作画監督 2(丸) ■十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密- 作画監督 4 ■奇鋼仙女ロウラン メカニック作画監督 9 10 19 21 27(石) ■ガラスの仮面 新 絵コンテ 45 49(浜) ■織田信奈の野望 作画監督 10(須・藤・原) ■ちはやふる2 作画監督 2(村・須・鈴・鎌・大・長・A) ■蒼の彼方のフォーリズム 作画監督 7(K・鵜・鈴・後・鯉) 12(鯉・佐・後・一・杉・外・中・中・小) ■刻刻 デザイン協力(大橋幸子、菅沼栄治と共同) 作画監督 2(C・梅・大・岩・袴・石・日) ■女子高生の無駄づかい 作画監督 12(早・中・N・阪・能・青・平・古・石・吉) ■無限の住人 IMMORTAL 作画監督 16(前・門・増・北・小・山・加・鎌・黒・南・古・吉・中) 18(や・山・小・前・後・山・栗・山) 20(清・星・黒・小・山・前・前・西・青・後・中・緒・門・石・吉) 22(鎌・小・星・黒・青・山・山・前・吉・清・雨・佐・後・栗・西・南・西・池・古・吉)23(池・古・鵜・黒・山・清・吉・鎌・小・南・青・門・山・後) 作画監督補佐 10(黒・古) 12(中・吉・嶋・奥・中) ■たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 作画監督 2(古・児・嶋・黒・阿・佐・和・鈴・鎌・奥・古・伊・内・鵜・古・山・門・富・西・S・O・K・P) ■オルタンシア・サーガ 作画監督 3(内・鵜・前・小) 7(小・内・西・鵜・L・S) 10(西・内・栗・池) ■ゾンビランドサガ リベンジ 作画監督補 5(桑・岩・高・袴・高・井・朴) 6(迫・小・工・後・日・村・桑) 8(後・村・亀・佐) ■ひぐらしのなく頃に卒 作画監督補佐 8 ■アオアシ 作画監督 13(も・細・西・丸・S) ■BASTARD!! -暗黒の破壊神- 作画監督 3(山・小) ■異世界迷宮でハーレムを 作画監督補佐 6 ■関連タイトル 十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密- Blu-ray BOX 特装限定版 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45206.html
登録日:2020/06/08 Sun13 27 24 更新日:2024/09/02 Mon 16 28 46NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 ザンザ ゼノブレイド モナド 封印 巨人 谷口節 以下、ネタバレ注意 我が名はザンザ 我はここでそなたを待っていた ザンザとは、ゲーム『ゼノブレイド』の登場人物である。 CV 谷口節 ◇人物 他種族であるホムス、ハイエンター、ノポンが見上げるほどの体躯を持つ紫色の巨人。ハイエンターの皇帝、ソレアンによると太古に滅んだ巨人族の生き残りであるとのこと。 太古の昔、機神を切り裂く唯一無二の武器、モナドを打ち鍛え巨神とともに機神と闘った伝説の存在。 しかし、モナドの凄まじい力を前に恐れをなした古代ハイエンターの一族に封印を施され、巨神頭部にある監獄塔に永きに渡って幽閉されていた。 それゆえ、腕にはリング状の拘束具がつけられているほか、全身が呪印のような文様の線に覆われている。 しかし当の本人は封印されたことに対して特に気にするそぶりも無く淡々と自分の境遇を述べている。先祖が恐怖からこのような厳重な封印を施したことに衝撃を覚えるメリアに対しても「人とは概してそのようなものだ。学ばれよ ”新たなる”ハイエンターの指導者よ」、と特に恨み言を述べることはなかった。 また、封印されていようと自身が作り出したモナドとは感覚を共有しており、シュルク達のことはモナドを通して出会う前から知っていた。 ◇活躍 シュルクが見た未来視(ビジョン)でその姿を見せる。 モナドの枷を外し、モナドの刃を弾く顔つきの機神兵(フェイス)をいともたやすく両断する様を見たことで、その力を得るべくシュルク達はハイエンターの領域にある監獄島に向かう。 実際に直接出会うのは未来視を見てから少し後のことであったが、先述の通りモナドを通して前からシュルク達の様子を把握していた。 ハイエンターの皇都アカモートが機神兵によって攻勢を受けた際、かねてより自身が機神兵に殺されることをアルヴィースの未来視で知っていたソレアンは独り、皇都を守るべくハイエンターの先人達が遺した防衛装置を起動させるために監獄島へ向かう。 装置の機動のため封印を解いた彼は、そこでザンザに相対する。そうしてザンザは少し遅れてやってきたシュルクとついに出逢い、モナドの枷---ヒトは切れないという枷を外そうとする。 しかし間一髪のところで黒のフェイスが放った槍(巨神界の生物に対して特攻を持つシロモノ)に貫かれ、斃されてしまう。 その後、白いフェイス、ネメシスと思念波で対話をする。 彼女はザンザの行いが悲劇を繰り返すモノであることを非難するが、彼らの念話はシュルクの怒りの攻撃によって中断される。 枷を外される前のモナドを持ってなんとかフェイス達に立ち向かうシュルク達であったが、やはりモナドは通じず劣勢となり、さらにはメリアをかばって黒のフェイスにソレアンが瀕死の重傷を負わされてしまう。フィオルンの時と同じくそうなる未来が見えていたのにまた目の前で命が奪われたことを悲しみ、悔やむシュルク。 しかしザンザの躰は形骸に過ぎず、すでに枷は外されていることを伝え、消滅する。 枷はそれを振るうものの意思 振るうがよい そなたの意のままに 斃したいと思う相手を念じ 力を−−− 解き放つのだ−−− そしてシュルクは自らモナドの枷を外し、モナドの形状が変化する。その中心部にある水晶体にはその剣が切るべきモノ―――「人」の文字が浮かんでいた。 その剣をもってシュルクはフェイスに立ち向かい、以前は全く歯が立たなかった彼らの装甲をやすやすと切り裂いて見せる。 そしてソレアンやフィオルン、機神兵に蹂躙されてきた巨神界の生命の無念を晴らすべく黒のフェイスにモナドを振り下ろすシュルク。 それを止めるためにネメシスが飛び込み、モナドの一撃は彼女の胴体を両断する。思うがままに力を振るえというザンザの声をモナドの内から聞くシュルクであったが、ネメシスの中身を見て驚愕する。 彼女の中にいたのはかつて黒いフェイスに殺されたはずの仲間、フィオルンであった。しかしフィオルンはシュルクに反応を示さず、意味深な発言をザンザに残し、その場を離脱する。 そうして滅んだに見えたザンザであったが、実際のところそれは芝居であり、その後来たアルヴィースと思念波によって会話をしている。 代役を買っても良かったのに、というアルヴィースの言葉をさらっと流すあたり、槍による攻撃はザンザにとってはほとんど意味がないと思われる。 嵐は近いーーー 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ※以下、更なるネタバレ注意 驚くことはない 世界の全ては因果の流れによって律せられている そこに存在する全てのモノ同士 相互の関係によって 未来の流れは必然へと決定付けられる それがモナド(我)がもたらす未来視(ビジョン)だ その正体は巨神の魂であり、巨神そのもの。 太古の昔に機神と巨神の戦いを起こした元凶にして、主人公シュルクの持つモナドそのものである。 ザンザ(真) 登録日:2020/06/08 Sun13 27 24 更新日:2024/09/02 Mon 16 28 46NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 だいたいこいつのせい アガレス イキリ神 ザンザ ゼノブレイド ネタバレ項目 モナド ラスボス 世界の再生 傲慢 全ての元凶 創造神 唯我独尊 因果の流れ 封印 小物 巨人 巨神 我様 浅沼晋太郎 研究者 神 谷口節 身勝手 谷口節 ◇概要(真) CV 浅沼晋太郎 神々しく光り輝く衣装に身を包み翼のような光輪を背負う神。 しかしその実態は自身の強大な力を驕り、ホムスや機界人などの他の生命体を矮小と見下し、自らを絶対の存在と自称してはばからない傲慢かつ暴虐な神。 自ら生み出したホムスやハイエンター達も”自身から出た垢のような取るに足らない存在”、”自身に還り、喰われるだけのエサ”程度の認識しかなく、慈悲深さ、寛容さなどといった要素をまるで持たない、まさしく悪神というにふさわしい神物。 そもそもハイエンターをはじめとした知的生命体を生み出したことについても、”原初の生命体に戯れに知性を与えただけ”というように曲がりなりにも自らが生み出した存在に対して愛情どころか興味すらないようなそぶりさえ見られる。 また自らが生み出した生命やメイナスが生み出した機界人が自分たちの領分から逸脱し、外の世界へ自立しようとすることによって自身という存在が消えてしまうことに恐れを抱いており、彼らの進化を否定し永遠に自分達に縛りつけようとするなど、見方を変えると自身の子供達に依存しているような様相も見せている。 しかし、心の奥底では孤独な自分自身に対する虚無感を抱えており、のちにシュルクと相対した時には”我は友人が欲しかった”とどこか寂しげに述べてもいる。 しかし先に述べたとおり彼が自分以外の存在に対する意識は己のための”餌”、”下僕”といったものでしかなく、シュルクにもそれを指摘されて自らの願いを完全に否定、拒否されている。 また、こういった孤独感からか自身と対等の存在であるメイナスに対しては他と同じように見下す態度をとるものの、彼女が自身を犠牲にした時にはどこか悲しげな態度を取っている。 ◇暗躍と復活 かつて、巨神界と機神界が生まれたと同時にザンザは巨神の魂として、そして機神の魂としてメイナスがそれぞれ生まれた。 そして機神界には機界人(マシーナ)と呼ばれる機械生命体たちが、巨神界にはハイエンターやホムス、ノポンや巨人族といった有機生命体たちが生まれた。 機界人たちは千年単位の長大な寿命を持ち、機神メイナスの庇護のもとで高度な文明を築き上げ、平穏な暮らしを享受していた。 さらに彼らは巨神界の生命体たちにも自身の高度な技術を惜しみなく共有し、巨神界の生命体たちも彼らに感謝しつつ、互いを尊重し合う信頼関係を築き上げるまでになっていった。 憎しみもわだかまりもなく、異種族であるホムスやハイエンターだけでなく、異界の存在である機界人たちとも手を取り合って生きていける世界がそこにはあった。 やがて彼らは自らの生みの親であり大地でもある巨神と機神から離れ、自分たちの力を合わせて独り立ちし、巨神界や機神界の外にある世界に旅立つことを夢見るようになっていった。 二つの世界は互いを尊重しあい、その穏やかな繁栄はさらに発展していくものと誰もが信じて疑わなかったが……。 突如としてその平和はザンザの持つ光の剣……モナドによって焼き払われた。 ザンザは彼らが技術の発展によって自分たちから独立した存在になろうとしていることを良しと思わず、高い技術を持った機界人たちを滅ぼすべく機神にモナドを突き立て、自身の分身である大量のテレシアに機神界の帝都アグニラータを襲わせ、彼らを滅しようとした。 そして機神界だけでなく、巨神界の生命体にとってもこの戦いは滅びをもたらすものであった。 ザンザは自らの上に存在する巨神界の生命エーテルを糧として活動しているため、戦いというこれまでにない激しい活動によって、彼らの命もまた多くが失われる事となった。 機神メイナスは自らの子である機界人を守るため、ザンザによる巨神界の生命への搾取を止めるため、彼の前に立ちふさがった。 二柱の神の戦いは熾烈を極め、長い年月の末に互いに致命傷を与えて沈黙する。 そしてザンザは滅びに抗う古代ハイエンターの一族によって肉体を巨神頭部の監獄島に、魂であるモナドは腕部にあるヴァラク雪原のオセの塔にそれぞれ封印された。 メイナスもまたこの戦いで生命力を極限まで消耗し、深い眠りにつく事となった。その際にザンザが滅びておらず、いずれ復活するであろうことを機界人の生き残り達に伝えながら。 監獄島で見せた紫色の巨人は彼の依り代となった巨人族、「アガレス」のものである。 彼はのちの機神界盟主エギルの友であり、穏やかな気性を持つ人物であったがザンザの依り代となったことでその意識は消失してしまう。そしてエギルもまたザンザから受けた恐怖、怒り、憎しみに囚われてしまい、巨神の力の源であるエーテルを削ぐために機神兵を率いて巨神界の生命を脅かしただけでなく、止めようとした他の機界人たちをも手にかける非道な復讐者へと変貌を遂げてしまった。 もはやかつて崇敬していたメイナスの言葉も通じず、機神を復活させ彼女もろとも巨神界を滅ぼそうとするエギルであったが、シュルク達の活躍によってその凶行は阻止される。 そして自身への憎しみに囚われず、モナドの強大な力を行使してなお自分であり続けようとするシュルクにかつての友と語り合った理想を思い出し、憎しみを乗り越えて彼らと和解する。 そうして自身の過ちを償い、かつての巨神界と機神界を取り戻すべく差し出されたシュルクの手を取ろうとするエギルであったが……。 シュルクは彼の育ての親、ディクソンの放った銃弾によって斃れてしまう。 そうして斃れたシュルクの体は突如として痙攣を始め、激しい光を放ち始める。それを止めようとするエギルの抵抗を容易く跳ね返し、彼はまるで蛹が蝶へと羽化するかのようにシュルクの体から分離。 ついにザンザが真の復活を遂げた瞬間であった。 復活直後、困惑・驚愕する一同に自らの来歴を語る。 ザンザの魂は先述したとおりオセの塔に封印されており、本編の14年前にホムスの調査隊がその扉を開いた時に目覚める。 目覚めたザンザは調査隊達の魂を全て吸い取って彼ら全員を殺害、その中には当然当時4歳であったシュルクも含まれていた。 しかし依り代を求めていたザンザが彼の命となることでシュルクは生存し(*1)、そのシュルクは後から来たディクソンに救助される。 当然これは偶然ではなく、ザンザの使徒であるディクソンは彼の完全なる復活のために器であるシュルクを鍛え上げるため、彼を救助して信頼関係を築いたのである。 シュルクが視ていた未来視は厳密には未来が見えていたわけではなく、モナドであるザンザが起こるべくしておこる事象に導いていただけである。 そして因果の流れのうちにある事象は変えることができず、コロニー9が焼き尽くされてシュルクとラインが機神兵討伐の旅に出たのも、ソレアンを救えなかった無念によってシュルクがモナドの枷を外したのも、カルナの恋人であるガドがシュルク達を守るために犠牲になったことでメイナスの魂が覚醒したのも、全てはザンザが ”そうなるように導いていた” だけであった。 別の漫画の表現を使うと、 ”未来を変えるということも含めて未来” ということである。 そうしてまんまと復活を遂げたザンザは巨神界の破壊と再生を始めることを宣言する。 巨神界と機神界の生命達の平穏をも守るべく、エギルは彼のフェイスであるヤルダバオトを駆りザンザを滅ぼさんとする。 しかしザンザは自身のモナドを、かつてシュルクがふるっていたものとは似ても似つかぬ禍々しい姿へと変質させ機神の頭ごとエギルを両断。 怒りに燃えるダンバン達を容易くねじ伏せ、モナドの一撃で機神ごと消し去ろうとするが、フィオルンの体を借りたメイナスによって阻止される。 そのまま二柱の神はそれぞれのモナドを用いて熾烈な戦いを繰り広げるが、ガラハド要塞、ガドの解放、シュルク達の救助で力を消耗していたメイナスは次第に劣勢になっていく。 そしてザンザが放った一撃からフィオルンたちを守るべくメイナスは身代わりとなり、消滅してしまう。 良いのです、これで この世界は あなた方のもの 神など必要のない世界を 作ってください 彼女が遺したモナドに向かって手を伸ばすエギルであったが、届く寸前にザンザに奪い去られ、その手は虚しく空を切った。 これが因果の流れだ! そうしてまんまと二振りのモナドを手に入れたザンザは監獄島へと舞い降り、破壊と再生の儀式を始めることを宣言する。 そしてハイエンターの皇都アカモートをエーテルの光が多い尽くし、純血のハイエンター達は一人の例外も残さずテレシアへと変貌を遂げてしまった。 テレシアとはかつてザンザが自身の復活に際して自らの糧となる巨神界の命を刈り取るために生み出された存在であり、ハイエンターはそのテレシアに知性を与えた存在であった。 そして彼らは巨神の目覚めとともに放出される高濃度のエーテルに触れるとテレシアへと回帰する因子を持っていた。 そのことを知っていたソレアンをはじめとする王家の人間は、ホムスとの混血によってその運命から逃れようとした。テレシア化の因子はホムスとの混血によってその効力を阻害されるためである。 しかしザンザにとってそれらの存在は些細なバグのようなものであり、変異した大量のテレシアで刈り取ってしまえばいいと考え、全く歯牙にもかけていなかった。 このザンザの行動によって、皇都アカモートのキズナグラムの大部分がゴッソリと消失してしまい、ハイエンターが誇った高度な文明の中心地であるアカモートはテレシアがウヨウヨ跋扈する危険地帯へと変貌してしまう。 寄り道が楽しいことも手伝って、アカモートでクエストを進めていたプレイヤーは衝撃を受けることとなってしまった。 さらにはハイエンターの王妃であったユミアをはじめとするハイエンター達がテレシア化してクエストによって出現したりもするので、さらに心が曇ること請け合いである。 況や同胞を守るために同胞を打ち倒さねばならないメリアの胸中はいかほどのものであったことだろう。 そうしてハイエンター達をテレシアへと変えたのちに、機神から脱出するフィオルン達を叩き潰すべくモナドを振るうがエギルが操る機神によってこれを阻止される。 そしてエギルの放った決死の一撃によって腹部に巨大な穴を開けられるも意に介さず機神の両腕を切り落とし、モナドによってついにエギルごと機神を消滅させた。 シュル ク 二つの世界を 頼む メイナス様―――――― ◇最終決戦 ザンザはハイエンター達をテレシアに変え機神を打ち倒した後は異空間で世界の破壊を見守っていた。 しかし、自身の未来視がシュルク達との戦いを前にして途切れてしまい、テレシアの力が弱まっていることを知覚し、さらには配下の使徒であるディクソン、ロウランもシュルク達に討たれてしまう。 この世界を構成する二つのモナドを手にし、今や因果の流れは全て自分のものとなっているはずなのに、想定外の自体が次々と起こることに驚愕の念を抱き、メイナスの今際の際の願い”神など必要のない世界”を想起するがそれを一笑に伏し力を開放する。 ――――――神あってこその世界、この世界は我の世界であると宣言して。 そうしてシュルク達が彼の前に現れた時には、巨神の体躯を思わせる鎧に身を包んだ巨大な姿となって彼らの前に立ちふさがる。 そこで彼らにメイナスのモナドを手に入れたことで巨神界の生命は必要なくなったこと、モナドを自分にもたらしてくれた功績を持ってシュルク達を新たな使徒に叙する旨をシュルク達に伝える。 強靭な肉体と永劫の寿命を与える代わりに自分に忠誠を誓わせようとするザンザであったが、当然シュルク達はその申し出を拒否、自分たちは自分たちのままザンザから解放された世界で生きることを宣言。 そして彼は機界人達の進化は自分を脅かすものであったこと、ホムス達もまた自分にとって危険な進化を遂げつつあること、自分に友人が欲しかったこと、しかし知性体を生み出すべきではなかった、神が友を求めるべきではなかったと後悔するが、 違う! お前が求めているのは 友なんかじゃない 従順な下僕だ! 己のための餌だ! シュルクに自身の驕りを看破され、ザンザはシュルク達を滅ぼして新たな世界を始めるべく戦いを挑んでくる。 テレシアが巨神界の生命を食らい尽くす その後 我は新たな世界を創世しよう これまで幾度もそうしてきたように! 戦闘においては戦闘開始とともに二体のザンザガーディアンを召喚してくる。 気絶効果を持つモナドライト、転倒効果を持つモナドレフトを使う他、モナドブレイブを使って能力を上げた後にガーディアン二体とのチャインアタックを仕掛けてくる。 チェインアタックは未来視が発動しないので、集中攻撃をガーディアンのどちらか一方に仕掛けて早々に倒してしまおう。 しかしガーディアンはモナドシールドを使って攻撃を無効化してくる他、モナドイーターを使って味方のバフ効果を消してくる。 シールドを張っているかどうか、しっかり確認しつつ強力なアーツを叩き込もう。 なお、全形態を通してザンザとの戦いでは未来視を使うために突発キズナと同様のタイミングよくボタンを押す操作が必要。 体力を全て削るとさらなる力を解放し、機神と巨神が混じり合ったかのような姿を持つ第二形態へと変貌する。 見よ! これこそが全てが融合した世界の姿だ! 戦闘が再開した後すぐにダメージ軽減効果を持つ技、世界の再構築を使用する。また、体躯がさらに大きくなった影響か、いくつかの攻撃がより広範囲になったりしている。 範囲攻撃である機神モナドバスターは転倒効果をもち、前方の広範囲を薙ぎ払うため危険。モナド連斬は追加効果こそないものの、2ヒットするために生半可な防御力では耐えきれない可能性がある。 さらに前方を一直線に貫くゴッドバズーカはモナドシールドがなければ耐えきれないほどの超高威力を誇る。一応ザンザ最強の技だが、なんか珍妙な名前の響きであり、そこをネタにされることもある。 また、戦闘が始まってからしばらくすると再び二体のガーディアンを召喚する。 前の形態と同じようにチェインアタックを仕掛けてくる他、ザンザを回復するアーツも使用するようになり、より厄介となっている。やはり集中攻撃を仕掛けて早めに倒すようにしたい。 なぜだ なぜ未来視が使える!? モナドはその手にないというのに! 二振りのモナドを携え、全ての世界の因果をその手中に収めたはずの自身を追い詰め、さらにモナドを手にしていないにもかかわらず未来視を発動させることができるシュルクに驚きと焦りを覚えるザンザ。 その問いに理由はわからないが打ち倒すべき敵、変えたいと思う未来が心の中に浮かんでくると答えるシュルク。 見えた未来は絶対のものではなく、自分たちの選択によって無限に変化すると答えるフィオルン。 それはあなたもよくわかっているはず これまでそうしてきたのは あなた自身なのだから! それは神のみに許された業だ! だからどうした! 見えようと見えまいと そんなことは重要じゃない 選びとろうとする意思 掴み取ろうとする力 僕らは今 それを手に入れた! 彼らの未来への思い。命あるものがあまねく持つという光。それがシュルクに向かってまっすぐ伸びていき――― それは―――――― モナド! その手にはシュルク自身の、そして世界に生きる命たちの願いの結晶である蒼き剣―――第三のモナドが握られていた。 神のみが振るうことを許された力を具現化させたことに衝撃を受けるザンザ。 その力を持ってシュルクはついにザンザを追い詰める。そしてザンザの持つモナドの内から声が響き渡る。ザンザの使徒であるアルヴィースの声が。 ザンザ これが世界の摂理だ 神といえど 摂理に設定された限定的な能力の行使者に過ぎない その力は 巨大といえど無限ではない アルヴィースの使徒を逸脱した態度に怒りを露わにするザンザ。 しかしアルヴィースはそれを機に止めることもなく自らの正体……モナドそのものであり世界の終わりを告げるものであるということを告げる。 言ってる意味が理解できずに混乱するザンザを尻目に、アルヴィースはシュルクに選択をするよう告げる。 ザンザの世界か、シュルクの世界か。 当然答えは決まっており、彼は迷うことなくモナドを頭上に掲げる。 そのモナドの内に映し出された文字は「神」 僕たちは 僕たちの力で神を切り そして 未来を切り開く! シュルクはためらうことなくザンザにモナドを振り下ろし、ついに神を切り裂く。 そしてザンザの体からまばゆい光が溢れ出し…… 消える―― 我が消えていく―― 創世からつむがれてきた 神の記憶が 消えていく―― ◇前世 シュルクがいたのはザンザの空間とよく似た別の空間だった。 そこで彼はアルヴィースと共に見慣れぬ水の塊ーーーかつてのザンザとメイナスの故郷、地球を目の当たりにする。 その周りを旋回する乗り物のような物体、軌道エレベーターと宇宙ステーションの中でとある研究者が実験を始めようとしていた。 さあ、実験を始めよう ダメよ! まだ何の確証も取れていないわ! 危険すぎる! 何を言っている! 恐れることはない! 我々は宇宙の誕生に立ち会うことになるのだ! そうだ これは神にしか為し得なかった奇跡 人間が 一歩 神に近づく記念日がやってきたのだ! やめて! クラウス! のちにザンザとなる一人の研究者、クラウスは同僚の女性……のちのメイナスの制止も聞かずに実験を強行。 彼の探究心は元の世界を消し去り、巨神と機神という新たな宇宙を誕生させた。 ザンザは人々の進化による自身の個の消滅を恐れ、世界を一定の数順のまま停滞させることを選んだ。 しかし同時に友人を望んでいたという思い自体も偽りではなかったと語るアルヴィース。 シュルクはザンザの未来と自分たちの未来が共存することも可能であったはずなのに、と思い悩むが、過ぎ去った時間は戻らないとアルヴィースは告げる。 そしてアルヴィースはシュルクに新たな世界の創造か、今ある世界の停滞か、どちらかを選択するように彼に問う。 いきなり世界の創造という大きすぎる力と役割を与えられたシュルクは戸惑うが、アルヴィースが見せた仲間たちのイメージに背中を押され、新たな世界……神なき世界を創造する。 そして、巨神の体は崩壊し、シュルク達は新たな世界に向けて一歩を踏み出すのであった。 ◇関連人物 メイナス 自身と対となる機神の魂。ザンザとは対照的に慈悲深い性格を持ち、自身が生み出した機神界のみならず巨神界の生命達も分け隔てなく慈しむまさしく地母神というべき存在。 神としての姿は鉄色の豪奢なドレスを身に纏った美しい女性であり、まさしく機械の女神と言える様相を持つ。 一方で間違ったことを正そうとする確固たる意志の強さも併せ持ち、劇中で幾度となくザンザの復讐に取り憑かれたエギルを止めようとしたほか、ザンザと相対した際に彼の傲慢さをまっすぐ糾弾するなど芯の強さも垣間見せる。 魂だけの存在であるためか自由に動くためには他の実体が必要であり、機神兵によって鹵獲されていた瀕死のフィオルンの体を機械化させて活動していた。 しかしこれは彼女にとって苦肉の策であり、エギルの妹のヴァネア共々ホムスであるフィオルンの体を改造したばかりか操り人形のようにすることに対して心を痛めていた。 しかし、等のフィオルンは自分の命を救いシュルク達と再会させてくれた彼女に恩を感じ、いくらでも体を使って欲しいと好意的に受け止めていた。 劇中で幾度となくシュルク達に力を貸し巨神と機神との戦いを止めようと奮闘していたが、それによって自分のエネルギーを大幅に削ってしまい復活したザンザ相手に追い詰められる。 ザンザが放った一撃からシュルク達を守るためについにフィオルンの体から分離。彼の一撃で致命傷を負いながらもフィオルン達が神なき世界を作ることを願い、消滅した。 ザンザの使徒 ザンザによって強靭な肉体と長大な寿命を与えられた存在。全部で三人おり、ディクソンは自分たちのことを三聖と呼んでいるが、彼以外はこの言葉を使っていない。 おかげでリトマス試験紙よろしく酸性、中性、アルカリ性と呼ばれたりもする ディクソン シュルクの育ての親にしてダンバンとムムカの戦友。酸性 ホムスの姿をしているが、その正体は前述のアガレスと同じ巨人族。 元々、善悪関係なく楽しむのが人生という考えの持ち主であり、中でも力と戦いに魅せられていた。そして、ザンザに戦う力と場を与えてもらうことを条件に使徒となった。 シュルクを育て上げ鍛え上げる他、機神界とも交流がありそこで手に入れた武具をシュルク達に売りつけるなど良好な関係を築いていたが、ザンザの復活とともに彼らを裏切る。 そして大量のテレシアとともの彼らを消し去るべく進行するも、復活したシュルクに阻まれる。そこでシュルクが自身に対して恐怖を抱くまでの存在となったことに驚きと喜びを覚えつつ撤退する。 そして監獄塔の頂上で力を解放し、灰色の巨人のような姿となって彼らの前に立ちふさがる。 激闘の末にシュルクの刃がディクソンの胸を切り裂き、殉教者になるつもりはないとして降伏。 ザンザが目的であるシュルク達もまた彼を放置して先に進むがーーー シュルクの一撃はディクソンに確かな致命傷を与えていた。 しかし自分が死ぬ場面をシュルクに見せたくなかったためにそのようなことをうそぶいたのであった。彼自身もシュルクとの擬似的な親子関係やダンバンとの間に感じていた友情には感じ入るものがあった様子。 最後にタバコを一服し、監獄塔にて果てる。 しかし戦友であるダンバン、そしてシュルクとフィオルンは彼の最期の嘘に気がついていた。 そして何より”俺より強くなったことに気付かず 生きていけ”とエールともとれる言葉をひとりごちているあたり、戦う力と場を与えてくれたザンザに対する忠誠心こそ本物だが、一方でシュルクがザンザを討ち果たすことを願っていたようにも思える。 これが 羊飼いに憧れた羊の限界 だったか ロウラン 皇都アカモートの宰相。探求院に所属するハイエンターの科学者。アルカリ性 妖艶な雰囲気を身に纏うおば……お姉さん。 ハイエンターの新型兵器ハウレスを開発するなど機神界との戦争に貢献する姿を見せていたが、密かにハイエンター墓所内に専用の研究室を設けており、そこで非道な生体実験を繰り返していたほか、当のハウレスには巨神の目覚めとともに高濃度のエーテルを放出し、搭乗員であるハイエンターをザンザの尖兵であるテレシアへと変貌させる機能を持っていた。 目覚めた巨神胎内の心臓部にてメリアの兄、カリアンが変貌したテレシアと融合してシュルク達を叩き潰そうとするも、メリアとカリアンの絆によってテレシアの肉体が崩壊。 融合していたロウランも道連れとなった。 ちなみに彼女はシナリオ道中屈指の強ボスとしてプレイヤーの間では有名。 召喚するエレメントたちを倒さないと碌にダメージが入らず、まずそいつらから先に処理する必要がある。 しかしエレメントであるという所が曲者で、物理攻撃ではまともにダメージを与えられない。おまけに倒しても一定時間経つと再召喚するという厭らしさ。 更に周囲がダメージ床に囲まれており、ロウラン自身の巨体も相まってNPCが押し込まれやすい。 (シナリオとのハマり具合を考慮しても)メリア操作で挑むのが鉄板なのだが、知っての通り彼女は運用が難しいキャラクター。 故に今まで碌に使ってこなかったというプレイヤーも多く、そういったプレイヤーは散々苦汁を飲まされる事となった。 アルヴィース ハイエンター王家、当代の予言官。中性 上の彼らと同じくザンザの使徒であるが、シュルクに幾度となく助言をしたり彼らを試す発言をするなど使徒ともまた違った雰囲気をまとう青年。 詳細は個別項目にて。 ◇余談 ラスボス(笑)? ラスボスとしてはそれなりの強さを持つ彼であるが、どうにも実力を低く見られがちな傾向にある。 まず、サブクエストやマップの探索でも経験値が得られるため、やり込み派のユーザーは適正以上のレベルになりやすい。 更に搦め手が比較的少ないという性能も相まって、普通に戦うとサブクエストで戦う全体睡眠をはじめとする厄介なアーツを多数持つノポン族の方が強いともっぱらの評価である。なんで神より神から出た垢のごときノポンの方が強いんだ。 そして、ゼノブレイドの世界には彼の他にとんでもないバケモノどもがうようよいる世界なので相対的に弱く見られがちなのだ。 まあ二週目前提のエンドコンテンツである彼らとあくまでストーリーのラスボスである彼を比べるというもの酷な話であるが、ザンザは自分以外の存在を「我から出た垢のような存在」と徹底的に見下した小物極まりない態度を終始取っていたため、ある意味自業自得であると言える。 しかし低レベルで挑むとなるとなかなかの強敵であることは間違いない。低レベルで挑んで神の強大さを感じ取るのも一興だろう。戦いを楽しまれるためにあえてレベルを落として挑まれる神って……。 なお、ザンザ戦で全滅するとザンザ手前まで戻されるのだが、そこからの場所移動は出来ない。 一応呼び出されるガーディアンを倒せば経験値は入るものの、それすら倒せない戦力不足で来たりすると詰み確定という状態に陥る。DEの場合大人しくカジュアルモードにするという手もあるが。カジュアルでもダメな場合は……その、諦めてやり直せ そういった詰み防止のためか、「2」以降のラスボス戦では全滅すると特定地点へのリスポーンはされず特例としてタイトル画面に戻される(=保存していないデータは消える)ようになっている。また、「この先に進むと戻れない」と言われてからのバトルも初代より少なくなっている。 CVについて 劇中でのザンザはシュルクを依り代として復活したため、容姿はもちろん、CVもシュルク同様浅沼晋太郎氏が担当している。 しかしアルヴィースが見せた人間時代の彼は、シュルクとは関係ないにもかかわらず劇中でのザンザ=シュルクと同じ姿、声となっている。 これについて高橋哲哉氏は「シュルクと同じ声=浅沼氏なのは偶然」と発言しているが、果たしてそれだけで収まるのか?と疑問を持つプレイヤーも当然多い。 「かつての己と瓜二つだったシュルクだからこそ、無意識化で依り代に選んだのでは」と考察する向きもある。 追記、修正は因果の流れに沿ってお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ※ここから先はゼノブレイド2の最終章に関わる重大なネタバレを含んでいます。 ネタバレを嫌う方はブラウザバックを強く推奨します。 20XX年 軌道タワー(ビーンストーク) 第一軌道ステーション ラダマンティス 熱反応弾頭 着弾 軌道リング全体のコリオリ力偏差 着弾によりコンマ2西北西へとずれています タワーバランス修正 第127番から第214番までのアンカーボルト開放します セイレーン部隊 損耗率60%を超えました 局長 このままでは『ビーンストーク』全体が 反政府軍(サルワートル)に占拠されるのも時間の問題です やむを得ん 『アイオーン』を起動させろ 『ゲート』の準備を 了解 ピピーッ ピピーッ 局長 『ゲート』の管理権限がーーーーーー どうした プロフェッサー・クラウスに専任委譲されています! こちらからではアクセスできません! 何だと!? トリニティプロセッサー同調率96% これならいけるぞ さあ、実験を始めよう ダメよ! まだ何の確証も取れていないわ! 危険すぎる! 何を言っている! 恐れることはない! 我々は宇宙の誕生に立ち会うことになるのだ! そうだ これは神にしか為し得なかった奇跡 人間が 一歩 神に近づく記念日がやってきたのだ! 本気なの? アレの全てをあなたは理解できているの? だからといってここをあいつらに明け渡すというのか? アレは神が我々に差し伸べた手だ アレは扉だ アレさえあれば 新たな地平へと旅立てる! 妄想だわ 神なんていない アレは単なるマルチバース・ジョイントでしかないわ! ガラテア 我々は愚かだ 地表を燃やし尽くし 今また空さえも焦がし尽くそうとしている でもアレは そんな我々を至高の存在へと変えてくれるかもしれないんだ! それは新たな宇宙の誕生とも言えるんだよ! ガラテア! やめて! クラウス! 愚かーーー だな クラウス 登録日:2020/06/08 Sun13 27 24 更新日:2024/09/02 Mon 16 28 46NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 お父様 だいたいこいつのせい まさかのゾハル まさかの再登場 まさに外道 アガレス イキリ神 クラウス ザンザ ゼノブレイド ゼノブレイド2 ネタバレ項目 モナド ラスボス 世界の再生 傍観者 傲慢 創造神 半分こ 唯我独尊 因果の流れ 外道 大人気ない 封印 小物 巨人 巨神 怪物の心を持った人間 我様 所要時間30分以上の項目 浅沼晋太郎 生んでくれてありがとう 真のラスボス 研究者 神 谷口節 身勝手 ゼノブレイドの次回作、『ゼノブレイド2』にてまさかの再登場を果たす。 世界樹の頂上に住んでいると思われていた「神」の正体であり、ホムラとヒカリから「父さま」、メツから「親父」と呼ばれていた存在。 ゼノブレ2世界の中心にある世界樹、その頂上に存在する宇宙ステーションのなかに佇んでおり、世界の行く末を気の遠くなるような永い年月に渡り見つめつづけていた。 ◇人物 ザンザとは似ても似つかない、かつて自分が起こした過ちから来る達観的かつ悲観的な性格の、老いさらばえた男。 以前自分が強行した相転移実験によって体の左半分が消し飛び異空間となっており、そしてその消し飛んだ半身が1の世界で変質した存在こそがザンザである。 「ゲート」を通じて世界のあらゆる情報や記録、記憶を知覚しており、「ゲート」自身の特性も合間って正しく全知全能の神を思わせる力を有する。 しかしこれほどの力を持ちながら、かつて自分が犯した愚行によって自分を信用できなくなっていた彼はその力を直接世界に向けることは決してしなかった。 現在の人類のことは愚かな存在であると諦観し切っているが、自分が彼ら以上の愚か者であることもまた痛感しているため、彼らを滅ぼすことも救うこともせず放置していた。 ◇「ゲート」 上の記述の中で度々出てきた「ゲート」なるものの存在。その外見はまばゆい光を放つ金色のモノリスというべき存在であり、 その正体はゼノギアスに出てきたゾハルそのもの 劇中においてゾハルという呼称は一度も出てはこないが、セイレーンをはじめとする僕(デバイス)に搭載されている内燃機関の名前がスレイブ・ジェネレーターであるということ。21世紀初頭にアフリカで発見された未知の存在であるということ。そして何より別次元の宇宙を作り出すことが可能なほどの規格外のエネルギーを生み出す物体であるということから間違いなくゾハル、もしくはそれに準ずる物体である。 またゼノギアスの時のような単純なモノリスの形状ではなく、側面に突起がついた十字架のような形状をしており、形状自体はゼノサーガに登場したゾハルの方が近い。 劇中においては地球におけるいかなるテクノロジーをも凌駕するマルチバース・ジョイントとして認識されており、そのあまりの危険性から地上から遠く離れた宇宙軌道ステーションにて実験されていた。 ◇軌道タワー(ビーンストーク) 過去の戦乱によって地上を焼き尽くした人類たちが新たに創出した居住区であり、のちの世界において「世界樹」、「楽園」と呼ばれる場所。 そこを管理し支配する政府軍とその支配に反逆する救世主(サルワートル)の名を冠する反政府軍による戦いが続いていた。 ラダマンティスが「第一」と呼称されることから想像がつくように他にもステーションが存在し、第二タワー:アイアコス、第三タワー:ミーノースと呼ばれるタワーが他にも存在していた。 ちなみにどれもギリシャ神話の伝説を由来としている。 ◇トリニティ・プロセッサー ゲートを管理するために育成された合議型人工知性群。 「ウーシア(実体)」「ロゴス(論理)」「プネウマ(魂)」からなる三対の生体コンピューター。 のちにプネウマはホムラとヒカリ、ロゴスはメツという実体を持った存在になった。 電子機器では無く生体素子からなる彼らは異なる仮想空間で育成されることでそれぞれが異なる個性を獲得し、それによる合議によってゲートを管理するというシステム。 生体素子を用いているからか、人工知能でありながら有機的な思考を有しており、自由に動く手足として僕(デバイス)を生み出すなどの行動も起こしたりしていた。 この3つのプロセッサーのうち、ウーシアはクラウスが引き起こした実験によってこの世界から消失してしまった。 断言はされていないものの、別世界に転移したウーシアがゼノブレイドの世界で実体を持った存在こそがアルヴィースであったと考えられる。相転移実験施設の管理コンピューターであるという彼の発言、そして彼がもたらしたモナドの能力からほぼ間違いないだろう。 そして初代のリマスタータイトルであるDEではそれを裏付けるように彼の首にあった鍵型のペンダントが赤いコアクリスタル型のアクセサリに変わっている。 ◇僕(デバイス) トリニティ・プロセッサーが生み出した、自分の手足である兵器群。 ”彼ら”は人の判断によらずして、ゲートを管理運営するためのシステムを拡張していった。その結果がデバイスであったのである。 デバイスは皆、スレイブ・ジェネレイターと名づけられたゲートから出力を直接転送されるシステムが組み込まれているため、厳密にいうと彼らに内燃機関は存在しない。 デバイスの胴体部にはゲートを模した形状の翠玉色のクリスタルが埋め込まれており、これがゲートから送られてくるエネルギーを受け取るレシーバーである。 早い話が量産型無人ギア・アーサーともいうべきとんでもない存在である。 無人機ゆえ、流石に彼らほどの戦闘能力は有していないだろうが、それでもゲートの特性上、無限に駆動する無数の無人兵器というべき恐るべきシロモノであると考えられる。そりゃ地上も焼き払われるわけだ。 ◇来歴 ラダマンティスにてゲートを用いた研究を行なっていたクラウスは、地上を焼いてなお争いを続ける人類への失望を日に日に強めていた。 そうした日々の中で反政府軍によるラダマンティス襲撃を受けて、後のメイナスこと"ガラテア"の制止も振り切り、ついに「ゲート」を使い人類を至高の存在へと造り変える実験を強行する。 しかしクラウスの期待とは裏腹にゲートは人類や物質の大半、そしてクラウスの半身を次元の彼方へ連れ去ったものの、結局クラウスの元いた世界にはなんら変化を与えることはなかった。 自身が犯した愚行の重さを痛感したクラウスは絶望し、残った半身の消滅をゲートに願うも、すでにゲートの内にある存在に「接触」していたためにその願いは叶わなかった。 彼はこれを「罰」と受け取った。 部を弁えず、人の領域を超えて軽々しく高次元の領域に踏み入れようとしたことに対して、「神」が自分に下した罰であると。 幾千万年のちの時代に、「神」と彼が称されたことは、この上ない皮肉だっただろう。 そして彼には犯した「罪」を償うというただ一つの道が残された。 雲海による再生 彼はまず、人類の戦乱によって傷つき果てた大地を癒すため、崩壊した物質を再生する能力を持った分子体を創造した。 それこそが後の世に「雲海」と呼ばれる存在である。 雲海は接触した物質を分解しかつて世界を作り上げていた物質へと再構成させる力を持っており、この力で彼は気の遠くなるような長い年月をかけて崩壊した世界を少しずつ再生していった。 この過程だけでも見当のつかない時間がかかっていたが、これはあくまで次に行う作業の前段階にすぎなかった。 コアクリスタルによる生命の創造 そしてクラウスは次なる段階としてかつて存在した全ての生命の記憶を持った素子、コアクリスタルを雲海へと放った。 コアクリスタルは雲海の分子構造と結びつき新たな生命核を形成した。地球生命体がかつて体験した進化をなぞるように生命核はやがて繊細な生命体へと変化した。 それこそがのちの「巨神獣(アルス)」である。微生物程度の小さな巨神獣は途方もない時間の末に生態系を背負うほど巨大な生命体へと進化し、やがて宿した生命情報を基に巨神獣達は純粋な生命体を生み出した。 そうして生まれた生命体もまた進化を続け、生み出された生命体は長い年月を経て新たな人類となっていった。 しかし、クラウスは自身が生み出したこれらの生命体を信用してはいなかった。ある疑念が彼の中に渦巻いていたからだ。 ”また、繰り返すのではないか” 愚かな自分が生み出した彼らも、また愚かな存在なのではないか。 かつての人類、そして自身のように己の存続のために他者を踏みにじる生命体が生まれるのではないか。そんな疑念が彼の中には常に渦巻いていた。 そして彼はその疑念を払うためにもう一つの計画を実行した。ブレイドによる新たな進化の循環の創造である。 ブレイドによる進化 残されたトリニティ・プロセッサーであるロゴスとプネウマを要として、ブレイドの管理を任せた。 ブレイドの中核であるコアクリスタルは外界からの淘汰圧や同調した人間の生命体としての情報だけでなく、その人間との間に培われた経験や感情までをも彼らへ送る機能を持っていた。 (コアクリスタルに戻ったブレイドが以前の記憶を失うのはこれが理由である) そうして蓄積された情報をもとに新たな進化コードをコアクリスタルへと送り返す。そうすることで送り返された進化コードは以前の失敗と成功の記録をもとに、より優れた更なるブレイドを生み出す。 ブレイドはその進化の果てに新たに命を背負う巨神獣となり、次なる生命のゆりかごとなる。 クラウスは新たな形の命の記憶の循環を創り出したのだった。 しかしこのような途方もない時間を費やしたなかで新たに生まれた人類はブレイドを自身を守り敵を倒す武力として使い始め、その武力は次第に次第に大きなものとなり、より大きな戦乱を引き起こすこととなった。 それはクラウスの時代からしてみればほんの些細な諍いに過ぎないような争いではあったが、力を欲し、利を求め、自ら住む大地さえも沈める人類の姿はある想いをクラウスに抱かせるには十分すぎる存在だった。 ”お前達はかつての私達から何一つとして変わっていない” 全てに絶望した彼は深い深い諦観と失意の底に沈み、全てを放置することにした。 もう、わかりきっていたことだったから。 仮に愚かな彼らを滅ぼしたところで、新人類など足元にも及ばぬ愚か者である自分が新しい理想の世界を作り出そうとしたところで、また繰り返すのが目に見えていたから。 別次元へと旅立った自分がそれを実行して、さらなる愚行を繰り返していたのを知っていたから。 だから、全てを放棄し、放置した。 「神」に出会うことを求めたマルベーニが単身で世界樹を登りつめ、そしてロゴスとプネウマを持ち去った時も、ロゴスがメツとして実体を得て世界の全てを滅ぼそうとしても、アーケディアがコアクリスタルを独占して進化の循環を停滞させようとした事も、そうなる運命であると全てを諦め、放置した。 彼は再び ただ消えることを望んだ。 しかし。 何かが変わった。 サルベージャーの少年、レックスがプネウマーーーホムラ、ヒカリと本来ならばあり得ないはずの再同調、そして命の共有を果たした。 強大な敵に打ちのめされてもそれを自身の強さで、仲間の強さで乗り越え、彼はついに彼女らが持つ力の真髄へと到達した。 そして沈黙を守り通していたゲートが彼の強い意志に反応するかのように再び動き始めた。 クラウスは再び一縷の希望を見出した。もしかしたらーーー世界は変わるのかもしれないという希望を。 彼は自分に残されたラダマンティスの管理権限をプネウマへと譲渡し、彼らに全てを託す。 本来ならば自分が背負うべき宿命を全て背負わせてしまったことに深く謝罪するクラウスだったが、彼女らはレックスと出会わせてくれた彼を笑顔で肯定し、感謝した。そうしてメツを止めようと走るレックスは去り際に問いかける。 クラウスさん! 自分の世界を作り出した「神」としてではなく、一人の「人間」に彼は問う この世界のこと まだ諦めてる? 彼は少し目を伏せて、偽らざる本心を口にした。 今はーーー お前たちに出会えてよかったと思っているよ その答えを聞いたレックスもまた、笑顔とともに自分の本心を彼に告げた。 じゃあ オレの意見とおんなじだね ありがとう! オレ達を生んでくれて! そのまばゆいばかりの感謝に彼は目を見開き、自分がしてきた贖罪は無駄ではなかったと悟る。 そして彼は、かつて唯一自分に向き合い、そして自分の愚行を阻止しようとしてくれた同胞を想起した。 私は 再び君に向き合えるだろうかーーー ガラテアーーー そしてレックスたちは激闘の末に世界を終わらせるデバイス、アイオーンとメツを倒し、それと同時に並行世界のザンザもシュルクたちによって倒される。 私ができる最後の手向けだ 後は託したぞ 我が子達よ 半身とともに消滅する間際、彼は雲海の巨神獣たちにあるシグナルを送り、世界の再生を完遂させる。 かつての愚行を償った罪人が、真に創世の神となった瞬間であった。 ◇余談と考察 ゼノブレイド2によって明かされた真実によりモナドの力の根源がゲート≒ゾハルにあると明かされ、前作だけでなくゼノシリーズ全てに繋がるような考察がなされることとなった。 以下、記述する考察は公式からの資料がまだない中での推論も多いため、仮説の域を出ないことに注意されたし。 ・ザンザとクラウス 自身が生み出した生命体に自分の願いと存在を完全に否定されたザンザと、自身が生み出した生命体に感謝されたクラウス。 性格の面から見ても傲慢で唯我独尊の極みであるザンザと厳格で自罰的なクラウスとでは似ても似つかないが、クラウスによると誰でもこのような二面性をうちに抱えているとのこと。 それを見せるために、彼はレックスたちにゲートを通じて別の心の形を見せた。 また、ザンザにはクラウスの時の記憶がなく、メイナスという「対等」の相手がいたことも大きかったのかもしれない。 自分と同じ目線に立てる存在を得た彼は自分を定義することができ、自己の形成をすることが容易だった。 故に自身の消滅を極端に恐れるあのような人格が出来上がったのがと推測できる。 また、ザンザの存在していた世界における人類たちは異種族であっても手を取り合い、互いが互いの繁栄に貢献し合うような理想的な関係を築いていた。 これはかつてクラウスが望んだ「愚かな自分たちとは違う存在」が繁栄する世界そのものであり、これがゲートによる結果だとしたら彼の願いは遠い異世界にてすでに叶っていたと言うことになる。 そしてその世界がクラウスの半身であるザンザによって分断され対立するようになってしまったことは皮肉としか言いようがないだろう。 なお、クラウスはザンザの動向をほぼ把握しているが、ザンザの方がクラウスの動向を知覚していたかは不明である。 しかし、最終決戦時に配下であるはずのアルヴィースが自身を超える力で干渉してきた際、何が起きてるのかを全く理解出来ていない辺り、外の世界の存在にすら気付いていないと見て間違いないだろう。 ・クラウスとガラテア クラウスの実験を止めようとし、もう一つの世界ではメイナスという彼と対等な神とまでなったガラテアだが、彼と彼女の関係性は劇中では詳しく描かれていない。 しかし途方もない時間が経った後もクラウスが彼女のことを想起しているあたり、彼にとって特別な存在であったことは間違いなさそうである。 それがいわゆる伴侶の関係であったのか、かつてのシュルクとフィオルンの様に想いを打ち明けられない関係であったのかは分からないが。 ゲートが消え、消滅したのちにクラウスはガラテアと向き合えたのだろうか。 ・存在の伏線 劇中では最終局面にその正体と過去が明かされたクラウスであったが、彼の存在、および前作との関連を想起させる伏線はいくつかあった。 まず「巨神獣」と呼ばれる存在。その体躯の上に生命が住む、という設定から巨神を想起する前作プライヤーも多かったが、彼らがザンザの半身であるクラウスから生み出されたものだということを考えると、頷かざるを得ないほどに秀逸なネーミングであると言えるだろう。 つまりは別世界の巨神であるクラウスから生み出された巨神の眷属、言うなれば巨大なテレシアといえるのだから。 ヒカリの能力はこれよりさらにわかりやすい。 彼女の能力、因果律予測はまんま前作の未来視そのものであり、この時点で勘のいいプレイヤーは前作とのつながりを意識し始めたのではなかろうか。 もっとも、ほとんどのプレイヤーは一種のファンサービスであると思っただろうが。 メツのモナドは上の二つをはるかに上回るド直球のヒントである。 ここで疑念レベルであった前作とのつながりが一気に格上げされたプレイヤーも多かったことだろう。 そうでなくとも、前作の主人公武器のモナドの登場に興奮した方がほとんどだったのではないであろうか? ・天の聖杯、モナド 元々、モナドの能力とゾハルの能力の類似性は前作から指摘されていたが、前作においてはゾハルの存在は確認できなかったため憶測の域を出ていなかった。 しかし今作において、モナドの能力の根源がゾハル≒ゲートにあったことが明らかになった。モナドとはすなわちゲートの力を引き出せる端末であり、それゆえに因果を決定づける、未来を変える、万物を断ち切るといった超常の能力を振るうことができたのも当然であった。 DLCでブレイドとして扱えるシュルクとヒカリとの間に、シュルクの持っているモナドについて彼女が言及する一面があることから、彼女らもモナドが天の聖杯と同等の機能を備える物と認識しているらしい。 それこそが万物の根源の力を得て、全てを断つ剣。すなわちゼノブレイドなのである。 ・アルヴィースはシュルクのブレイドなのか? トリニティプロセッサーの一つであるウーシア―――アルヴィースもまたブレイドと呼ぶべき存在であると言える。 実際ゼノブレイドの完全版であるディフィニティブエディションにおいて、アルヴィースが天の聖杯のコアクリスタルと同じ形の赤いネックレスをつけている。 しかしそのことについてはある疑問が出てくる。 なぜシュルクは近くにアルヴィースがいない時にもモナドが使えたのか、ということである。 アルヴィースは常にシュルクと一緒に行動していたわけではなく、むしろ離れていた期間の方が長い。 にも関わらずなぜシュルクはモナドの力を十全に発揮できていたのだろうか? これについては二つの仮説を導ける。 1つはシュルクのブレイドと呼ぶべき存在はアルヴィースではなくザンザの方であったという物。 ザンザはゾハルの接触者であるクラウスの半身であり、ゾハルに対する権限の優先度はアルヴィースより高かったのではと推測できる。 そのザンザがシュルクの命として彼のうちに存在していたことで、シュルクは一人でもモナドを発動することができていたのではないだろうか? もう一つは、アルヴィース自身がザンザ、メイナスをも含む1の世界における全生命と同時に同調できる存在なのではないかという仮説。 劇中でアルヴィースは「モナドとは本来生ける全生命が持つ意志の力」と呼んでいる。 これは裏を返せばあらゆる命がモナド、ひいてはゲートと繋がっているという事を意味するようにも読み取れる。 その中でも強い意志を持つもの(ザンザ、メイナス、シュルクの三名)をアルヴィースは選定し、ゲートの力を分け与えていたのではないか、という理屈である。これはアルヴィースの世界そのものの管理者という立ち位置から見ても自然な事である。 そもそも幾らモナド―ザンザの関係性が2のドライバー―ブレイドの関係性と似通っていると言ってもそれ自体は2独自の物であり、1にそのまま適用できるとは限らないのだ。 ・ゼノブレイド2の世界=ロストエルサレムなのか? ゼノブレイド2は地球における物語であり、そしてその地球は21世紀の実験によって壊滅している。 そしてゼノギアスでの地球は不可侵宙域として「ロストエルサレム」と呼ばれている。 この二点を突き合わせると、仮にこの時点で太陽系外に他の人類がいたとしたら、ゾハルの暴走の中心である地球を避けようとして禁止区域に設定するのは何ら疑問の余地はないと推測でき、更にゼノブレイド2とゼノギアスの世界観は繋がっているのではという仮説が成り立つ。 ゾハルはそれからさらに5000年後に宇宙の果てで再び人類に発見されたのである。 しかし、ここで新たな疑問が発生する。 なぜ「ゲート」として地球にあるはずのゾハルが宇宙で発見されたのか?という疑問である。 クラウスが行なった世界の再生は途方も無い時間がかかる作業であり、普通に考えて数万年単位、下手をすれば地球に生命が誕生した時と同じ数億年程度の時間が必要なはずである。 それにもかかわらず5000年後にゾハルは人類の前に姿を現した。この矛盾を解決できる仮説がある。 ”ゾハルは唯一無二の存在ではなく、複数存在する”という仮説である。 ゾハルは別の宇宙を生み出すことができるほどの未曾有の存在ではあるが、それがただ一つのものであるか、それとも数あるうちの一機であるかはどちらも断言できないのである。 また、ゾハルが複数存在するという仮説は、デウスの暴走の答えにもつながる。 デウスは、無限のエネルギーをゾハルに求め、ゾハルは確率0の宇宙を選択、それがデウスの暴走につながった。 結局無限のエネルギーを得られなかったデウスは、自分が持っているゾハルだけでは自らの望みは叶わないと考え、地球にあるもう一つのゾハルのエネルギーを欲したのでは無いだろうか? だがこの仮説は論拠に乏しく、どれも確証を得ていない。 これから出るであろうゼノシリーズでこれらの謎が解き明かされる時は来るのだろうか? 追記、修正は生まれたことに感謝しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゼノブレDE発売記念。ゼノブレの時のイキリ神がまさかこんなに深いキャラになるとはわからんもんだなぁ。 -- 名無しさん (2020-06-08 13 32 38) 後半の怒涛の考察ええぞ! ええぞ! -- 名無しさん (2020-06-08 16 23 27) ゲートはゼノギアスのゾハルそのものと書いてあるけど、シルエットゼノサーガのゾハルに似てる。ゼノギアスのゾハルは長方形だがゼノサーガのゾハルは上に耳みたいな角張った膨らみが付いて十字架みたいな形になってる。天の聖杯のコアクリスタルやコスモスのランチャーも同じ形。 -- 名無しさん (2020-06-08 18 25 27) こいつに限らんがやり込み要素の多いゲームのラスボスがやたら過小評価されるのはどうにかならんのかと思うことが多々。↑そこいらは単純に長方形よりも個性のあるデザインだから採用したとか、そんなレベルの話かと -- 名無しさん (2020-06-08 18 53 56) 力の根源を考えるとザンザもザンザで任天堂内ではギャラクティック・ノヴァやトライフォース、クッパやガノンとかを圧倒的に上回る上位ランクの力を持つんだろうけど…ぶつかりあったらどうなる? -- 名無しさん (2020-06-08 19 47 49) ありふれた名前だがクラウスという名前はさりげなくゼノギアスやゼノサーガにも登場してたりする。 -- 名無しさん (2020-06-08 20 49 18) アルヴィースは劇中で「モナドは誰しもが持ってる意志の力(意訳)」っつってる。その中でも剣という形で顕現出来るほど強いモナドを持ってるのがザンザ、メイナス、最終戦のシュルクの三人。この辺を踏まえると、アルヴィースはあの世界の全生命と同時に同調しているスペシャルなブレイドで、その接続を切ったり繋いだりするのも自由自在と言った方が多分近い。 -- 名無しさん (2020-06-08 21 00 11) 個人的な感覚だと、お父様の見た目はちょっぴりアガレス(巨人ザンザ)を思い浮かべる。まあ実際に外見が似てたとしても、外見が似てる以上の事はないと思うけども -- 名無しさん (2020-06-09 00 48 13) ↑5 クエストがいわゆるおつかいながらも、キズナグラムなどのシステムでやるのが楽しい仕様だからな・・・垢のような存在の方が強いってのは確かにやり込み要素だからなのだが、レベル差補正のせいで弱くなってしまうのは、ちょっとどうしようもないんだよなぁ・・・DEではプレイヤーが合わせるって形にはなるが、多少は面目削除となるだろうか -- 名無しさん (2020-06-09 00 53 22) まあザンザ様が過小評価されるのは実力云々って言うより小物くさい言動が大部分の原因だし・・・。↑3ザンザに権限を上書きされていたわけじゃなくって、逆にザンザたちも包み込むレベルでアルヴィースの能力が展開していた可能性もあるのか。唯一相転移実験によって異世界に飛ばされたプロセッサーだけあって、メツやホムヒカたちと比べてもさらに一線を画す能力になっていたのかな。 -- 名無しさん (2020-06-09 08 09 08) ゾハル見た目が違う問題なんだが、ギアスゾハルの目玉部分とかは後から人類が追加したパーツ(生体電脳カドモニとか)で、クラウスがいじくってたのはゾハルと呼ばれる前のMAM(磁気異常物質)だったんじゃねーかと思う -- 名無しさん (2020-06-09 09 11 34) ザンザの場合、単に「ラスボスより強い敵がいっぱいいる」ってのがネタにされてるんじゃなくて「我こそ世界の全てなんですけどー?勝手に生まれたお前らなんて寄生虫みたいなもんなんですけどー?」的なコテコテの俗っぽい邪神(もっこすではない)ムーブかましてるのに生み出した世界にうようよ強い敵がいるっていう相乗効果みたいなもんだからね。最強のブレイドであるはずのシン・メツより明らかに強いドライバー+ブレイドがいるけどそっちはあんまネタにされないのと一緒よ -- 名無しさん (2020-06-09 09 52 05) 過小評価言い出した奴だけど、別にこいつが1の時点じゃ小物で云々は否定しないよ。ただそれを強さの評価まで引っ張るのはどうよって話。あと酸性ネタはロウセンに胃酸に押し込めまくられるからだよね?もしそうなら追記したいんだけど -- 名無しさん (2020-06-09 11 26 17) ↑イマイチ話がズレてるっぽいけど純粋に強さを否定されてるんじゃなくて「本人が小物っぽい」のと「こいつより強い奴がいっぱいいる」の二つが合わさってネタにされてるだけだから、そんな気にしなくても大丈夫よ -- 名無しさん (2020-06-09 11 39 39) 酸性中性アルカリ性のネタは使徒の中でディクソンだけ三聖って言ってたから動画サイト等でネタにされていたものなんで、ロウランとの戦闘云々って言うのは特に含んでいなかったです。追記自体は面白そうなので是非お願いします。 -- 名無しさん (2020-06-09 11 42 30) ↑2ちょっと熱くなってた、スマン↑そういうネタだったら多分関係無さそうだから追記やめときます。あと三聖って巨人族の称号でディクソン、アルヴィース(擬態だけど)、ザンザだと思われた監獄島の巨人の三人ってモナドアーカイブに書いてあるってコメント見た記憶がある。実物持ってないから正しいわからないけど… -- 名無しさん (2020-06-09 12 12 40) 気合の入った記事おっつんこですも!あと記事内にまだ作られてない1のバーンへのリンクがあるけど、そこまで出番あるわけでもないしもし作るなら1・2両方扱った方がよいと思いましたも -- 名無しさん (2020-06-09 21 00 23) ゴッドバズーカさん! ゴッドバズーカさんじゃないか! -- 名無しさん (2020-06-09 21 30 06) ↑2 ノポンのページならあるからそこにバーンの記述追加してリンク張るんでええんでねかな -- 名無しさん (2020-06-10 09 53 47) ゼノブレ2の初報PVで「神がこの世界を見たらなんと言うか」というナレーションに「垢だと思ってそう」とかコメントされていた。何も知らずに面白いネタだと思っていた我々は、既に高橋総監督の掌で踊らされていたのだった。 -- 名無しさん (2020-06-11 23 11 52) 某所で見た「持っていかれた半身がザンザになったとはいうけど少なくともよくみりゃ頭の大部分はクラウスの所にあるから我様が残念なのってクラウスのごく一部の頭しか持ってなかったからでは」的な考察で笑った -- 名無しさん (2020-07-09 14 32 54) 妙に馬鹿にされるけど、ゲーム的には適正レベルかそれ未満ならちゃんとラスボスとして十分な強さはある。大幅に弱体化する3戦目ですら初見だと負けることも。…搦手使いまくるロウランがストーリーボスでは一番強いのは否めない -- 名無しさん (2020-07-17 17 12 08) クラウスがフォドラの様子見たら「人ならざる者がやってこれだから人間の私では無理なのは当然だった」と考えるのではなかろうか どうもあちらも新人類の創出や環境再生やってたらしいしや -- 名無しさん (2021-01-23 23 39 23) クラウスが「生まれた種族が凄いならもっとすごいことができるはず」なんて短絡的な思想に至るわけないじゃん。「我様は世界の創造主!我様から生まれたホムスもハイエンターも皆下等種族!だから我様に黙って喰われりゃいいんだよ!」って言ってる痛い分身の声を延々と聞き続けたんだから -- 名無しさん (2021-02-01 11 49 16) 2を最後までやった後改めて見返すとザンザは別れた半身を無意識に求めていたのかなと -- 名無しさん (2021-02-01 13 19 10) ロゴスやプネウマはLEGEND級になったがクラウス本人と半身、ウーシアは出ていたらLEGEND級になれていたのだろうか -- 名無しさん (2021-03-06 02 31 49) ED後の世界でレックスがホムヒカ達と仲良くやっていたら喜ぶだろうけどプラトニック通り越して夜な夜な盛っていたら凄く複雑な顔しそう -- 名無しさん (2021-03-20 20 19 23) 流石に娘の恋愛情事ならぬ恋愛事情くらい黙って見守ってくれるでしょ。多分 -- 名無しさん (2021-03-20 20 47 47) 良くも悪くも「神らしい」ラスボス。相容れない絶対悪だがあくまで裏表なく自ら生み出した生命体を滅ぼす時は滅ぼす、等とにかく下手な滅亡を齎す以上に始末が悪いギリシャ神共よりはラスボス的な意味で全然筋を通してる。始末を付けやすい悪神はいつだって見ていて単純に遠慮なくケリを付けられるからな。それと比べてギリシャ共は絶対的な悪とか善とか全然一方向に定まらないからマジでアレ過ぎるし…ザンザの方が最後に乗り越えるべき相手って気になれる -- 名無しさん (2021-07-01 12 01 08) DLCでブレイドとして扱えるシュルクとヒカリとの間に、シュルクの持っているモナドについて彼女が言及する一面があることから、彼女らもモナドが天の聖杯と同等の機能を備える物と認識しているらしい。 これメツがモナドそのもの扱ってるのもあると思う -- 名無しさん (2021-07-17 00 14 28) ホムラのネーミングセンスはゴッドバズーカから来たんやな・・・ -- 名無しさん (2021-11-26 20 19 26) 機神界フィールドに入る時に「恐怖は人を狂わせる。残酷な仕打ちも恐怖が根源(要約」ってエギルを評する会話があるけど、これ実はザンザにも当て嵌まるんだよな。孤独を解消する為に生み出した生命が進化し独り立ちする事で神の存在が消え去ってしまうという皮肉な末路を恐れた結果がアレだから。 -- 名無しさん (2022-01-27 19 22 37) ザンザのみならずメイナスやアルヴィース、そしてクラウスがPXZ2での事象を観測していたらどんな反応していたのか 機神兵が格闘家の技や超科学、人外の能力などでスクラップとかまず予想出来ない光景だろう -- 名無しさん (2022-02-01 00 13 14) 低レベル攻略だと実際100超えの化け物どもより苦戦しやすい。そもそも10以上もレベル差ある状態での戦闘を想定されてないだろうし、ぶっちゃけ厄介なのはザンザ本体というよりザンザガーディアンの使うバフ系アーツなんだけど… -- 名無しさん (2022-04-12 11 40 35) ゼノシリーズはグノーシス主義をモチーフにしてることが多いけど、さしずめクラウスは「人や世界の創造主でありながら、悪や争いのはびこる不完全な創造をした愚かな偽神」であるデミウルゴスにあたるだろうか -- 名無しさん (2022-05-29 18 21 40) あの少年が仲良くするのは想定していただろう、だが3人まとめてああするとは思ってはいなかっただろう -- 名無しさん (2022-08-21 12 11 47) 2終了後のクラウスの生まれ代わりVS復活してまた世界を壊そうとするザンザ も見てみたい -- 名無しさん (2023-03-05 17 24 30) 1と2両方クリアして、ザンザにもクラウスのように和解する道はなかっただろうかと考えてみたけどやっぱ無理だなって思った。ザンザって結局のところ「自分が神であること」っていう、自身の"生態"にしかアイデンティティを見出せなかった存在だから人との共存つまり人としての在り方を受け入れるなんてのは自己そのものの否定も同然。つながる未来ではそんなザンザを斬り捨てて未来を掴んだことについてシュルクが疑問を投げかける場面があったけど、強いて言えば本当にそのぐらいなんだよな、人としてザンザに歩み寄れることは。 -- 名無しさん (2024-06-28 08 41 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hawken_jp/pages/37.html
非公式クラン ユーザー間で作る非公式のクラン(チーム)のためのページです。 ユーザーIDは本人の許可の元掲載して下さい。 許可していないのにIDが公開されている場合は、お問い合わせより管理人に削除申請を行って下さい。 クランへの加入申請、対戦申し込みは代表者ユーザーにゲーム内メッセージでお問い合わせ下さい。 レベル(ランク)によって同じサーバーに参加できない場合もありますので、クラン加入は自分のレベルに合ったところを選びましょう。 例: クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 HAWKEN日本語wikiクラン test 1億人 30 募集中 未定 メッセージ これは非公式クラン掲載用のテンプレートです。 所属ユーザーID ・test・test・test・test・test・test・test・test・test テンプレート: クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 クラン名を入力 代表者ユーザーIDを入力 所属人数を入力 平均レベルを入力 募集状況を入力 対戦クラン募集状況を入力 メッセージ メッセージ入力欄 所属ユーザーID 所属ユーザー入力欄 ※ここから上は編集しないで下さい。 非公式クラン戦 クラン同士の対決や個人戦トーナメント、「全機SSでシージ」「全機テクでDM」「全機ブロウラーでずっとタレットモード」などの縛り対決を企画し結果や動画を掲載する予定です。 参加希望者が多い場合には枠を譲り合って下さい。 対決の模様は動画撮影・配信可能です。IDが公開されますので、参加される方はご注意下さい。 動画を公開する場合には、フォーラムかお問い合わせより管理者にもお知らせ下さい。こちらに掲載致します。 一般サーバーですので企画を知らない方も参加する場合があります。ルールを強要せず快く迎えプレイしましょう。 テスト実施: 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 戦場のメリークリスマス~テク怒りのリペアトーチ~ 2013年12月24日23 00 1 00 an-dm-** 非リア充 全機テクで粛々とDM。武器、アイテムすべて自由。心の耐久値とオーバーヒートに注意。今夜のテクは赤いビームの涙を流す。 全員強制参加 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 天下一武道会~オラ、ワクワクすっぞ~ 2014年1月3日18 00 21 00 an-dm-** 戦闘力2千以上 DM。メック、武器、アイテムなど全て自由。マップ中央のAAサイロ上で1vs1の勝ち抜き戦。サイロ上から落下し地面に着地するかデスした時点で負け。チャオズは置いてくること。 自由参加 ※毎試合後に勝者は仙豆(修理)で回復。反則無しでサイロ上ならどんな行為もOK。観戦者の攻撃はNG・試合中断で再試合。 ※プッシュトーク(ボイチャ)によるレフェリー(試合開始の合図と王大人死亡確認)と解説をしていただける司会者を募集中です。 ※メルアドとユーザーIDを添えて、お問い合わせまでご連絡下さい。 準備中: 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加クラン ゴルゴ12~俺より後に立つんじゃねえ~ 未定 未定 an-sg-** 未定 全機SSでシージ。報酬(HC)はスイス銀行に。アイテム自由、プライマリはスラグライフル。インターナル、チューニング自由。PT禁止。「俺は一人の軍隊だ。」 自由参加 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 普通の人VSプレデター~6人のストーカー~ 未定 未定 an-tdm-** 30 ホロMk3とスクランブラーを装備した全機プレデターのPTチームに挑戦するTDM。挑戦者はプレデターとインフィ、スキャナー使用禁止。 自由参加 ※プレデター役をやってくれるPT・クランを募集中です。 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 史上最(低)速のMA~俺とお前とブロウラー~ 未定 未定 an-ma-** 未定 タレットモードに変形した全機ブロウラーでMA。その他はすべて自由。操作ミス以外での変形解除禁止。 自由参加 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 RKT48~残像だ~ 未定 未定 an-tdm-** 未定 全機ホログラムMk3、エリートパーツ、シーカーを装備したロケッティアでTDM。それ以外は全て自由。あの娘もアイツもそいつもこいつも・・・みんなホログラム。 自由参加 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加資格 AAA(トリプルエー)~男は黙って戦艦撃ち~ 未定 未定 an-sg-** 未定 AAA(アンチアンチエアー)。AAを占領してはいけないシージ。それ以外は全て自由。AAなんて最初からいらなかったんや。 自由参加 企画名 集合日時 終了予定 サーバー 平均レベル 概要 参加クラン マインスイーパー~アタイの名前は地雷マキ!~ 未定 未定 an-ma-** 未定 全機タレットMk2を2種、両手EOCのプレデターで地雷とタレットだらけのMA。ポロリもあるよ♪ 自由参加 非公式クラン一覧 非公式クランは誰でも結成可能です。フレンドと一緒に新しいクランを立ち上げて下さい。 クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 HAWKEN日本語ウィキ隊 hawken_jp 1 3 募集中 クランメンバーが集まり次第募集します。 メッセージ 初心者向けのHAWKEN 日本語 wiki主催のクランです。どしどしご参加下さい。 所属ユーザーID まだ居ません。 クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 クラン名を入力 代表者ユーザーIDを入力 所属人数を入力 平均レベルを入力 募集状況を入力 対戦クラン募集状況を入力 メッセージ メッセージ入力欄 所属ユーザーID 所属ユーザー入力欄 クラン名 代表者ユーザーID 所属人数 平均レベル 募集状況 対戦クラン募集状況 クラン名を入力 代表者ユーザーIDを入力 所属人数を入力 平均レベルを入力 募集状況を入力 対戦クラン募集状況を入力 メッセージ メッセージ入力欄 所属ユーザーID 所属ユーザー入力欄 非公式クラン用フォーラム クランに関する質問や雑談用としてお使い下さい。 クランを作成したいがwiki編集方法が分からない場合は、こちらに必要情報を入力していただければ管理者が掲載を代行します。 ※クラン作成代行の投稿例: HAWKEN日本語wikiクラン、(ユーザーID)、1人、募集中、未定、みなさんの参加をお待ちしております。所属ユーザー:(ユーザーID)
https://w.atwiki.jp/torg/pages/25.html
ランドビロウのストームナイト あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
https://w.atwiki.jp/papermariodb/pages/97.html
ウラパタ 番号 16 HP 攻撃 防御 8 3 1 出る場所 とうぎ場(ザ・ウラウラン) ものしりリストの解説 ハネの生えた ウラノコハネが とれても ウラノコひっくりかえすと こうげき力が アップしてしまう クリスチーヌの解説 『ウラパタ』よハネの 生えた ウラノコねさいだいHPは『8』でこうげき力は『3』 ぼうぎょ力は『1』よハネを とったら ただの ウラノコねノコノコや パタパタと ちがってひっくりかえると こうげき力がアップしてしまうわよそれも マリオと なかまを いっぺんにこうげきできる ワザだなんてそんなの アリ?・・・って かんじよね?う~ん・・・ひっくりかえしたあとは 一気にたおしてしまうのが よさそうよ