約 1,271,082 件
https://w.atwiki.jp/fullbokkoheroes/pages/110.html
フラゲガチャ チュートリアル終了後のレアガチャ レアガチャ フレンドガチャ フラゲガチャ 名前 コメント すべてのコメントを見る とりあえず回した分載せました。約2000回回してジャンヌは0。ほかは三体ずつ出てるので、ジャンヌだけ確率相当低そうです -- (管理人) 2014-01-07 00 02 20 261回でモルドレッド -- (名無しさん) 2014-01-06 23 57 34 20回でダイダロス -- (名無しさん) 2014-01-06 23 56 14 129回でモルドレッド -- (名無しさん) 2014-01-06 23 53 41 249回でフェンリル -- (名無しさん) 2014-01-06 23 50 21 21回でフェンリル -- (名無しさん) 2014-01-06 23 49 20 47回でカグヤ -- (名無しさん) 2014-01-06 23 47 46 100回でフェンリル -- (名無しさん) 2014-01-06 23 46 28 10回でモルドレッド -- (名無しさん) 2014-01-06 23 43 36 277回でダイダロス -- (名無しさん) 2014-01-06 23 42 20 233回でカグヤ -- (名無しさん) 2014-01-06 23 41 28 515回でダイダロス -- (名無しさん) 2014-01-06 23 09 35 53回でカグヤ出ました -- (名無しさん) 2014-01-06 23 06 29 フラゲガチャのガチャ報告ログです。 チュートリアル終了後のレアガチャ ★4★5の報告をお待ちしています。 名前 コメント すべてのコメントを見る ☆4の聖狼ライプラスがでましたんで☆3確定ではないと思いますよ -- (名無しさん) 2014-02-05 22 55 32 20回リセマラしたけど★3しかでない ★3確定が濃厚かな -- (名無しさん) 2014-02-03 19 12 29 ★3ヴィーヴル出ました -- (名無しさん) 2014-01-28 13 14 55 チュートリアル終了後のレアガチャの報告ログです。 レアガチャ 名前 コメント すべてのコメントを見る レアガチャの報告のログです。 フレンドガチャ 名前 コメント すべてのコメントを見る フレンドガチャ報告のログです。
https://w.atwiki.jp/fullbokkoheroes/pages/25.html
カグヤ ランク ★5 レベル 1 MAX(60) Aスキル 月姫の舞・夢桜(25) 進 化 素 材 ― コスト 15 HP 1644 2284 Lスキル 月光の力 ― タイプ 物語 攻撃力 740 1209 ショット性能 貫通する木属性魔法弾 ― クラス 魔術師 回復力 473 793 進化元 なし ― No.259 属性 木 EXP 80 2,514,912 進化先 なし ― 編集 入手方法 フラゲガチャ/レアガチャ 進化費用 ― 個別データ セリフ 悪いヤツらは、月にかわってお仕置きじゃー! ― スキル アクティブスキル 月姫の舞・夢桜(一定時間強化扇状の掃射攻撃に変化) 必要スキルリソース量:25 リーダースキル 月光の力(木属性と魔術師の全パラメータが1.2倍になる) 出典・元ネタ等 [物語]御伽話「竹取物語」に登場する月の姫。 翁夫婦に育てられた少女で、帝からも求婚された美女。 コメント
https://w.atwiki.jp/fullbokkoheroes/pages/62.html
クエレブレ ランク ★3 レベル 1 MAX(40) Aスキル 木竜の咆哮(25) 進 化 素 材 緑たまちゃん コスト 8 HP 776 1509 Lスキル 風竜神への信仰 白たまちゃん タイプ 伝承 攻撃力 367 690 ショット性能 HIT時に爆発する木属性弾 スピリットガール クラス ドラゴン 回復力 34 166 進化元 なし スピリットプリンセス No.225 属性 木 EXP 27 333,340 進化先 緑風竜・クエレブレ ― 編集 入手方法 フラゲガチャ/レアガチャ 進化費用 4000 ― 個別データ セリフ お、おでむずかしいことわからんが、がんばるばい! ― スキル アクティブスキル 木竜の咆哮(敵の進軍速度が一定時間減退) 必要スキルリソース量:25 リーダースキル 風竜神への信仰(木属性ヒーローが多い程、自身の攻撃力が上昇) 出典・元ネタ等 [伝承]エスパニャの伝説における竜。 年を経て鱗が大きく硬くなると、財宝の番をした。 コメント
https://w.atwiki.jp/fullbokkoheroes/pages/131.html
サファイア・ガーディアン レア度 ★2 レベル 1 MAX(99) Aスキル 水属性障壁() 進 化 素 材 ― コスト ― HP 312 ― Lスキル なし ― タイプ ― 攻撃力 184 ― ショット性能 1WAY/3連射/貫通 ― クラス ゴーレム 回復力 49 ― 進化元 ― ― No.94 属性 水 EXP XX ― 進化先 ― ― 編集 入手方法 フラゲガチャ 売却価格 XXX ― 個別データ セリフ 世界一硬いという自負がある。貴様らでは破ることなど不可能だ。 ―
https://w.atwiki.jp/toontown/pages/86.html
公式用語 セルボット 【せるぼっと】 コグの種族のひとつ。英語名はSellbots 以下の8種類がいる。なお先頭の数字はそのコグが取りうるレベル1- 5:ブアイソン 2- 6:ツーハーン 3- 7:タッシャーナ 4- 8:オオゲーサ 5- 9:クロマクール 6-10:アイソマン 7-11:オマカセンヌ 8-12:ビッグスマイル 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8393.html
前ページ次ページルイズと夜闇の魔法使い 『このメールが無事にPCに届いている事を、 そして君がこのメールを無事に読める状況にあることを願って。 才人くん、元気にしているだろうか。 「そちら」が「こちら」の時間が同期しているかどうかはわからないが、君がいなくなってから「こちら」では約半年が経過している。 今更言う事ではないのかもしれないが、今君がいる場所は「地球」ではない。 俗な言い方をすればいわゆる「異世界」と呼ばれる場所だ。 君達の常識では考えられないことかもしれないが、この世にはそういった常識の「外側」が存在する。 君が今いる異世界もそうだし、君が今まで生きてきた地球も例外ではない。 かくいう俺自身も、そういった「外側」を知りそこに生きている人間でもある。 ご両親から君が行方不明になった事を聞いた時は、正直驚いた。 だが、君が俺の修理したPCを持ったまま行方を消した事が不幸中の幸いだった。 ……実は、君のPCにはちょっとした遊び心で改造を施してあったのだ。 いわゆる「外側」の技術を使ったものだ。 まあ充電不要になるとかちょっぴり余分な機能がついている程度で普通に使う分には気付く事もないようなものだ。 ただ……いやなんでもない』 ※ ※ 「イノセントのPCを魔改造してんじゃねえよ……」 「き、気になる所で切んないでよ叔父さん! ただ何なんだよ!?」 『なに、ちょっと特殊な操作をするとボーンと爆発するだけだ。あまり気にするな』 「メールが返事すんなよっ!? っつうか自爆装置とかつけんなよ!?」 「お、俺のPCにそんなロマン機能がっ!?」 ※ ※ 『話を本題に戻そう。 とにかく、そんな訳で君のPCには俺謹製の処理が施されてあったのだ。 行方不明という事を知った後、俺はそれを頼りに独自に捜索を行なった(GPS的な用途に使ったと思ってくれればいい)結果、君が地球ではなく別の世界にいるという事を突き止めた訳だ。 ……突き止めたまではよかったが、そこからが問題だった。 君がいる「場所」はわかったのだが、そこに辿り着くことができなかったのだ』 ※ ※ 「……」 メールを見ながら柊は眉を潜めた。 文面のそのフレーズは以前にフール=ムールが言っていたのとほぼ同じなのである。 ――見つけたところで喚ばれぬ限り"辿り着く"ことはできない。 (どういう事だ? ファー・ジ・アースの人間はこっちに来れない理由があるのか?) フール=ムールはそれを『ここがハルケギニアだから』と言っていたような気がする。 この世界は主八界とか関係ない『外世界』ではなく、ファー・ジ・アースと何らかの関係がある世界なのだろうか? 答えの出せない疑問を胸に浮かばせながら、柊はメールを読み続ける。 ※ ※ 『俺のできる限りの知識やコネを使ってそちらに繋がるゲートを作ろうと試みたが、それは叶わなかった。 そもそもの話、「外側」の技術で君達イノセント(外側を知らない一般人)に対して過度の干渉をする事はあまり薦められた行為ではない。 俺が取引した、ゲートを作り得る技術を持った組織もその趣旨は例外ではなく、組織のトップにいる人物はその点に関して殊に厳格だった。 結果としてゲートが繋げられない事実が判明すると早々に捜索は打ち切られてしまった。 こうして君にメールを送ったのは苦肉の策、あるいは最後の手段だった。 無事に届くという保障はないが、何もしないよりはマシだろう。 長々と書いてしまったが、結論としては「こちらからは君を助ける事ができない」という事になる。 そう結論付けることしかできないのは非常に心苦しい。俺の力の及ばなかったことを許して欲しい。 無責任な言い方かもしれないが、決して諦めないでくれ。 俺や君の御両親、君の友人。そういった人達が君の戻ってくることを待っている事を忘れないでくれ。 彼等は君と同様イノセントなので事情を明かす訳にはいかず、とりあえずは俺の勤めているミーゲ社の所在地……つまりドイツに留学という形で処理している。 だから君は何も心配せず、ただこちらに戻ってくる事にだけ頑張って欲しい。 故意にせよ事故にせよ、こちらとそちらを繋ぐゲートが存在した以上、必ずそれを作る手段があるはずだ。 それに、君は覚えていないだろうが、君には以前からこの手の「外側」に対する適応力が見て取れていた。 だから俺は、君が今の状況を受け入れそして乗り越える事ができると信じている。 再び君と会える日が来ることを、心から祈っているよ』 ※ ※ ※ 「……叔父さん」 サイトはわずかに顔を俯かせ、手の甲で目元を拭った。 一緒にメールを読んでいた柊が、力強く肩を叩く。 「大丈夫だ。俺も手伝う。俺もこの十蔵って人と同じウィザード……『外側』ってのを知ってる人間だから、力になれる」 「……うん」 ありがと、と呟くように言った後サイトは改めてメールを見やった。 そして柊に眼を向け、尋ねる。 「俺のこと、ドイツに留学って事にしてるみたいだけど……」 懇意にしている親戚ではあるが、基本ドイツに在住している十蔵にすぐに連絡がいくという事はあまりないはずだ。 つまり十蔵がそれを知ってサイトの事情を調査し、そして対応するまでに行方不明という事はそれなりに広まっているはずだ。 果たしてそれで誤魔化せるものなのだろうか。 すると柊は腕を組んで少し考えると、 「多分記憶処理かなんかだろうな。地球じゃそうやって『外側』の事を知られないようにしてるんだよ」 「き、記憶処理って。それじゃ……」 「……。お前は最初っから行方不明になんてなってなくて、単にドイツに留学してるからいないだけ……って周りの人達は思ってるってことだ」 「そんな……」 幾分申し訳なさそうに柊が言うと、サイトは顔色を失って肩を落とした。 「けど、親御さんとか友達に行方不明だって心配かけるよりはずっといいだろ?」 「それは、そうだけど」 理屈としてはそれは理解しているし、心情としてもそういった人達に心配をかけたくない、かけずにすむ事になって安堵しているというのは確かにある。 だが、その一方で自分がこんな事になっているのを知らず、自分がいない事に疑問も抱かないどころか気付いてさえいないという事実に、まるで見捨てられたような感覚も覚えるのだ。 矛盾した感情を上手く処理する事ができずに、サイトは呆然とメールの開かれたディスプレイを見つめることしかできなかった。 柊はそんなサイトを見やって口を開きかけたが、上手く言葉にできずに黙り込んでしまう。 部屋に下りた沈黙を破ったのは、搾り出すようなか細い少女の声だった。 「……サイト」 「テファ?」 振り返って彼女に眼を向け、サイトは眼を見開いた。 椅子から立ち上がり、しかし近寄りがたいように立ち尽くしてサイトを見やる彼女の顔は酷く翳っていて、今にも泣きそうに見えたのだ。 「その手紙……みたいなの、私には読めないけど……家族の事が書いてあったの?」 「あ……うん。まあ……」 サイト達がハルケギニアの文字を知らなかったのと同様、ティファニア達には地球の文字が読めないのでメールの内容はわからないだろう。 だが、その後の柊との会話でなんとなく類推することはできたはずだ。 誤魔化すこともできずにばつが悪そうにサイトが答えると、ティファニアは顔を俯けてしまう。 「ごめんなさい……」 「……テファ」 「私のせいだよね? 私がその地球からサイトを召喚しちゃったから、サイトは家族とも離れ離れになって……」 「い、いや。テファのせいじゃないって。別にわざとやった訳じゃないし、俺だって何も考えないで馬鹿みたいな事しちゃったからこうなったんだし」 サイトは慌ててティファニアに駆け寄ると、宥めるように肩に手を置く。 すると彼女は俯いたままサイトに身体を寄せて、顔を彼の胸に埋めた。 ――泣きそう、ではなかった。 サイトの胸にしがみつく様に身体を寄せる彼女は、泣いていた。 「ごめんなさい。私にできること、何でもするから。虚無の魔法っていうのも、覚えられるようがんばるから」 ティファニアはサイトに顔を向けないまま、肩を震わせて言う。 「――メロンちゃんとかもやるから」 「いや、メロンちゃんはもういいから!?」 マチルダの殺気が膨らんだのを察知して、サイトは慌ててティファニアの両肩を掴んで引き剥がす。 そしてサイトは見上げる彼女を真っ直ぐに見据え、ふっと笑って見せた。 「大丈夫だよ、テファ。柊も協力してくれるし、どうにかなるって。父さんとか母さんの事だって、叔父さんが上手くやってくれてるって書いてた。だからテファが心配することなんてない」 なおも不安そうな表情で見つめてくるティファニアの視線を受けてサイトは一瞬言葉につまり、そして少しだけ眼を反らしながら照れ臭そうに呟いた。 「だから、その……テファにそんな顔されてる方が、困る。テファは笑ってる方が似合うと思うし……その。ほら、俺、使い魔だから、テファのこと守るのが仕事だから、俺が泣かしたみたいなのは……」 「……サイト」 少し前にマチルダに似たような事を言ったのを思い出して口に出してしまったが、気恥ずかしくなったのかサイトは次第にしどろもどろになって最後には完全にそっぽを向いてしまった。 ティファニアはサイトの言葉を胸の裡で反芻すると、僅かに頬を染めてくすりと笑みを浮かべた。 それを見てマチルダは口の端を歪めてふんと鼻で笑い、柊もにやにやとした表情で「言うなあ」と零す。 周囲の反応を見やってサイトは羞恥に顔を染めた。 「か、勘違いしないでよね! これはただの使い魔の仕事なんだから!」 「なんでそこでツンデレなんだよ!?」 呻くように叫んだサイトにすかさず柊が突っ込むと、テファは今度こそ声を漏らして笑った。 沈殿してした空気がどうにか持ち直した事に柊は安堵を覚えつつも、 (……ルイズもこれくらい協力的だったらなあ) 僅かばかりの羨望を感じてしまった。 しかしよくよく考えてみると、ルイズは柊に対してはともかくエリスに対してはそれなりに柔らかい対応をしているし、エリスもうまくやっているようだった。 (もしかしてぞんざいに扱われてるの俺だけなのか……?) なんとなく釈然としない気分になった。 柊は気をそらすようにしてノートパソコンに眼を移し、サイトに声をかける。 「サイト。他のメール、いいか?」 「え? あぁ」 言われてサイトも思い出したかのように再びノートパソコンへと歩み寄る。 十蔵からのメッセージはあれで終わりだったが、送られてきたメールは一つだけではない。 残ったメールには全て添付ファイルがついているというのも気になる所だった。 サイトは二番目に送られてきたメールを開いた。 ※ ※ ※ 『追伸。 君を救出する事は叶わないが、せめてもの力添えをしたいと思いコレを送る。 もし君のいる世界が平穏に満ちた場所であったのなら、コレは無用の長物だ。 場所を取って大変邪魔になるので、このままファイルを開かずに放置しておいた方がいい。 だがもしそうでないのならば、コレは君の力になってくれるはずだ。 コレは君の翼だ。君にはコレを扱う「資格」がある。 俺の翼は既に折れてしまったが、君ならば俺の届かなかったあの蒼穹の果てにも辿り着けるだろう。 君に戦乙女の加護のあらんことを。 平賀 十蔵 』 ※ ※ ※ 「……なんだ?」 書かれている内容がいまいち理解できずサイトは首を捻ってしまった。 ちらりと隣の柊を覗いてみたが、彼もまた眉を潜めている。 ただ、その表情はサイトのように意味がわかっていないというのではなく、何事かを考えているようでもあった。 「どういうことか、わかる?」 「……なんとなく」 サイトの問いかけに柊は呟くように返した。 サイトの状況を理解していてこの内容だとすれば、おそらく送られてきたという『何か』はウィザードの技術を使ったものなのだろう。 更に言えば、文中で書かれていた通り『平穏でない場合に力添えになる』ものでもある。 添付ファイルで送られてきたという事はおそらくその中身は術式プログラムである可能性が高い。 術式プログラムとは回復魔法などと言った魔法技術を電子プログラム化して軽量化と効率化を図ったもので、中には魔術書一冊が丸々プログラム化してメモリの中に封入してある事さえある。 しかし、この術式プログラムをインストールするためには機器に《メモリ領域》という専用の記憶媒体が必要になるのだ。 これはかなり特殊な技術であり、柊やエリスの0-Phoneにすら搭載されていない。 「イノセントのPCにどこまでやってんだよ……」 普通に使う分にはまず気付かれない範囲とはいえ、いくらなんでもやりすぎな改造に柊は嘆息した。 そして不思議そうに覗き込んでくるサイトに眼を向けると、肩を竦めて見せた。 「まあ、お前の叔父さんが信用できる人なら悪いもんじゃねえだろ。開いてみればいいんじゃないか?」 「……んじゃ」 僅かに逡巡した後、サイトは添付ファイルを開いた。 ――同時にディスプレイ上にある全てのウィンドウが閉じ、画面一杯に新しいウィンドウが開かれる。 その直後、まるで滝のように意味のわからないプログラム言語が流れ出した。 「う、うわあっ!? な、なんだコレ!! ウィルスとかじゃねーの!?」 「俺にもわかんねえよ!」 怒涛の勢いで溢れ流れる文字群にサイトは思わず身を強張らせる。 処理が追いついていないのだろうか、PCがガリガリと嫌な音を立て始めた。 「大丈夫なのか? 本当に大丈夫なのか!?」 「だからわかんねえって――」 サイトが泡を食って柊に詰め寄ろうとした時、PCに更なる異変が起こった。 流れ続けるプログラム言語はそのまま、ディスプレイ上に淡く光る魔方陣が描き出されたのだ。 「お、俺のPCがァーーっ!?」 「さ、サイトちょっと下がれ!」 柊はサイトを引き摺るようにして後ろに下がらせて、PCとの間に立ち塞がるように位置取った。 危険はないとは思うのだが流石に不安になり、月衣からデルフリンガーを取り出すか数瞬迷う。 と、その間にPCの異音がぴたりと止まり、それと共に流れていたプログラム言語も停止した。 ディスプレイ上で淡く明滅する魔方陣に眉を潜めながら、柊はPCを――画面一杯に陳列するプログラム言語を凝視する。 この手の知識がない柊にはその内容も意味も全く理解できなかったが、かろうじて読み取れる単語を見つけ出した。 「ガーヴ……月衣?」 改めて画面を見渡すと、その単語がいくつか散見できる。 という事は、このプログラムと魔方陣は月衣に関する何かなのかもしれない。 サイトやティファニア、マチルダが言葉も失って呆然と見やる中、柊はPCに歩み寄ってディスプレイに手を伸ばした。 五指が液晶の画面に触れ――その手が画面の中に入り込む。 「な、なにしてんだ!?」 「……多分、この『中』に十蔵って人が送ってくれた物が入ってる」 「中ぁ!?」 この魔方陣はおそらくガンナーズブルームの圧縮弾倉と似たような代物なのだろう。 それをプログラム化して送ってくる辺り、平賀 十蔵というウィザードはかなり優秀な技術者のようだ。 「……あった。コイツは――」 中に収納されている『何か』を掴み取り、次いで眉を顰めた。 そして柊はソレをしっかりと掴んだまま引きずり出す。 魔方陣の中から現実の空間に顕れたそれは――巨大な剣だった。 「やっぱり、ウィッチブレードか」 ガンナーズブルームを始めとしたウィザード達が用いる『箒』――その中でも近接戦闘型のモノだ。 現在柊が所有している一世代前のガンナーズブルームはどこか機械的で無骨な印象があるが、こちらは現行型で全体的に洗練されたフォルムを持っている。 「す、すげえ……」 完全に現出したウィッチブレードを凝視しながら、サイトが感嘆にも似た声を上げた。 これまで呆気に取られるしかなかったマチルダは、やはりどこか呆然と言った態で呻く。 「……一体なんなんだ、それは……」 「箒……あー、『破壊の杖』の同類みたいなもんだよ」 「破壊の杖? 全然似てないじゃないか」 「用途が違うだけで同じ系統のモンなんだよ。あっちは『銃』でこっちは『剣』」 言いながら柊はウィッチブレードを起動させる。 反応を示す音と共に重低音が響き渡り、後部スラスターから淡い魔力光が零れだした。 動作は特に問題なさそうだ。 おおおー、と感動した面持ちで歓声を上げるサイトを他所に、柊はウィッチブレードの状態を確認していく。 オプションスロットには姿勢制御用のスタビライザと、出力上昇用のエネルギーブースターがいくつか。 いわゆるフル装備という奴である。 イノセントにどこまでやる気なんだよ、と柊は眉を顰めながら各部位をチェックし、 「……なんだこりゃ?」 思わず上擦った声を上げてしまった。 この箒、外見上はウィッチブレードに属するそれなのだが、中身がまるで別物で性能も奇妙な代物だった。 まず、スペックでいうと現行のウィッチブレードをかなり上回っている。 柊の知る限り現行の箒の中では最上級とされる『エンジェルシード』と比較しても遜色ない……どころか、それすら凌駕しているといっても過言ではない。 ――のだが、『制限機動』というモード設定によって出力と一部機能にリミッターがかけられている。 しかも肝心要のコアユニットが現行のウィッチブレードと同一規格なので、スペックを十全に発揮するには出力が圧倒的に不足していた。 例えていうならF1のレーシングカーに普通車のエンジンを載せているようなものだ。 通常のウィッチブレードと同程度の性能は発揮できるとはいえ、これでは竜頭蛇尾もいいところではないか。 「試作機……未完成品ってところか」 言いながら柊がウィッチブレードを軽く振るうと、剣身に通常の魔導具に用いられる魔術刻印のルーンとは異なるサインを見つけた。 記された文字は『VALKYRIE-03』。 「ヴァル……ヴァルキューレ03? この機体の名前か?」 ナンバーが振ってあるという事はあるいは何らかのシリーズのコード名なのかもしれない。 そんな事を考えていると、サイトが弾けるように叫んだ。 「ひ、柊! それ、見せてもらってもいいか!?」 「お、おう。まあ元々お前用に送られてきたんだしな」 好奇心を抑えきれないといった様子のサイトに少し気後れしながらも、柊は念のためウィッチブレード――ヴァルキューレ03を機動停止させてサイトに手渡す。 歓声混じりで子供のようにヴァルキューレ03を手に取り、あちこち観察するサイトを柊は嘆息しながら見つめた。 「うおー、すげー! かっこいい!!」 「馬鹿、振り回すんじゃない! 玩具じゃないんだよ!」 実際に『破壊の杖』の挙動を見た事のあるマチルダが抗議交じりに柊を見たが、彼は軽く手を振った。 「機動した状態じゃなきゃ単なる馬鹿でかい鈍器だから、あの時みてえな事はできねえよ」 言って柊は改めてPCに向き直った。 箒を取り出した事で再起動がかかったのか、PCの画面はウィンドウの開いていない初期の状態に戻っている。 メールソフトを開いてみると、添付ファイルの着いた複数のメールの内最後の物以外は全て開封済みになっていた。 唯一の未読メールを開いてみると、それは箒の取り扱いについてのマニュアルだった。 ふと思い立ち、柊は先程の月衣もどきが機動したプログラムを再び起動してみる。 しかしファイルの破損によりプログラムは実行されなかった。 どうやら内容物を取り出した事でプログラムだかステータスが書き換わってしまったようだ。 複製は不可能なのがわかって柊は軽く舌打ちする。 そして柊はしばし何かを黙考した後―― 「サイト」 「え、なに?」 「……大事な話がある」 努めて真面目な表情で柊が言ったので、浮かれ気味だったサイトも僅かに眼を見開き黙り込んだ。 そして柊は重々しく口を開く。 「お前、確かルーンがガンダールヴって言ってたよな?」 「あ、うん。何かブリミルがどうとか伝説の使い魔だとか」 「そうだな。伝説の使い魔って話だったな。……伝説の使い魔だったら、使う武器もそれにふさわしい伝説の武器の方がいいと思わねえか?」 「え? そりゃまあ、それもお約束だしなあ」 「そうだろうそうだろう。そこでお前にいい話がある」 「い、いきなり胡散臭くなったぞ」 「まあそう言うなよ」 言いながら柊はおもむろに月衣からデルフリンガーを引っ張り出した。 『なんだ、やっと出番か? 待ちくたびれたぜ……いや、月衣の中じゃ時間経過とかあんま関係ねーんだけど』 「け、剣が喋った!?」 驚きを露にするサイトをよそに、柊は至って真面目にサイトに語りかけた。 「こいつはデルフリンガー。かつてガンダールヴが使っていたという伝説の魔剣だ。訳あって今は俺が使ってるが、 やっぱ伝説の剣は伝説の使い魔が使うのがふさわしいと思うんだ。デルフもそう思うだろ?」 『なんだ、その小僧ガンダールヴなのか? まあ確かにガンダールヴ用の能力もあったような気もするが……』 「そんなのあったのか」 『多分』 「そうかそうか、なら話は早ぇ」 そして柊は気持ち悪いくらい朗らかにサイトに笑いかける。 「デルフもこう言ってるし、こいつを本当の意味で使いこなせるはお前なんだ……そう、お前だけだ!」 「お、俺だけ……!?」 超嬉しそうに声を上擦らせるサイト。 何故かデルフリンガーも嬉しそうに声を上げる。 『こ、これはアレか? 俺様の真の所有者を巡って争いが勃発!? やめて、俺様のために争わないで!!』 そして柊が畳み掛けるようにサイトに詰め寄った。 「そんな訳だからコイツとその箒を交換してくれ!」 「ヤだ」 『またしても即答!』 「チッ!」 デルフリンガーが愕然と叫び、柊が忌々しげに舌打ちする。 「いいじゃねえかよ! 今から箒の使い方覚えるよりも普通の剣の方が扱いやすいだろ!?」 「ふっ……よくわかんねえけど、ガンダールヴのルーンがあると武器の使い方がわかって身体も軽くなるんだよ。だから全然問題ないし。何なら今からコイツを起動させてやるぜ?」 「くっ……なんだよそのインチキくせえ能力!」 悔しそうに、そして羨ましそうに顔を歪める柊にサイトは勝ち誇ったように笑みを浮かべた。 「それにこれは叔父さんから貰った大事なモンだし! 喋るのは珍しいけど普通の剣よりこっちの方が格好いいし、強そうだし!!」 『……おい小僧』 意気揚々とヴァルキューレ03を掲げてのたまうサイトに、酷くくぐもったデルフリンガーの声が響いた。 「あんだよ」 『屋上。……じゃねえ、表に出ようぜ……久々にキレちまったよ……』 わなわなと震えた声でデルフリンガーはそう漏らし、次いで爆発したように叫びだした。 『外面ばっかで選んでんじゃねえよこのボケッ! 男だったら中身で勝負しやがれ!』 「いや中身でも圧倒的にあっちのが上だろ」 『やかましい! とにかく、テメェみてえなド素人のガンダールヴに使われるぐれえなら相棒の方が百万倍ましだってんだよ!!』 柊の突っ込みを無視して喚き散らすデルフリンガーを、サイトは流石にこめかみを引くつかせて睨みつける。 「なんだよ、喧嘩売ってんか? ……上等じゃねえか。古臭え伝説に現代の戦術って奴を思い知らせてやるよ」 『やってみろよ。新しいモン好きのバカガキに伝説の信頼と実績って奴を見せ付けてやらあ』 お互いに顔(?)を突きつけてにらみ合う一人と一本を見ながら、柊はおずおずと手を上げる。 「おい、おかしくねえか? その流れで行くならデルフを持ったガンダールヴのお前が箒持った俺とやるのが正しいだろ?」 「細かいことはいいんだよ!」 『もう何がなんだかよくわからねえがとにかくそういう事なんだよ! おら、行くぞ相棒!』 「またこんなかよ!」 召喚されて早々にギーシュとの決闘に巻き込まれた事を思い出し、柊は思わず叫んでしまうのだった。 前ページ次ページルイズと夜闇の魔法使い
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3712.html
始祖ブリミル降臨暦6242年、春。トリステイン魔法学院の使い魔召喚の儀式にて。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、今日も今日とて呪文を唱える。 それが、この世の終わりを告げる言葉となるとも知らず。 「宇宙の果てのどこかにいる、私のしもべよ!」 「神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ!」 「私は心より求め、訴えるわ! わが導きに応えなさい!!」 その瞬間、爆発は起きなかった。……が、すうっと空が暗くなった。皆は思わず空を見上げる。 「……え? 何? 何なの?」 「夕立じゃないよな」「日蝕?」「でも、そんな予報はまだ……」「いや、あれは……」 その日それは、ハルケギニア大陸のあらゆる場所から、あらゆる人々の目で確認された。 空を何か、月ではない、大きなものが飛んでいる。……馬鹿馬鹿しいほど巨大な、隕石だった。 直径はおよそ、400リーグ。アルビオン大陸の横幅の、倍以上はある。 ハルケギニア大陸に大きな日陰ができ、またすうっと明るくなる。 眩しいほどの、よく晴れた空だった。 「…………え? まさか、その、偶然? 冗談よね?」 宇宙の果てのどこかから、それはやって来た。 落下場所は、トリステインの北1,500リーグの、大洋上となろう。 隕石の速度は、時速72,000リーグ。 しかし、隕石があまりに巨大なため、不気味なほどゆっくりに見えた。 ああ、誰がそれを、想像し得たであろう。 世界の滅亡は、ある穏やかな春の昼間、突如としてやって来たのだ。 「え、あの、嘘、ちょっと、何なのよアレはルイズ」 「コルベール先生、あの、私ちょっと、もう一度召喚を」 「アレですか、ここはその、叫ぶ場面なのですかな?」 ついにそれは、この世界に落ちた。その時、全ては震えた。 「………じ、地震よ、これはただの地震よ!! みんな落ち着いて!!」 「「「ああああああああああああ、世界の終わりだあああああああ!!!!」」」 衝突による途轍もない衝撃波で、厚さ10リーグの地殻が、丸ごと捲り上げられていく。『地殻津波』だ。 『地殻津波』に張り付いた、水深4,000メイルの海も、まるで薄皮のように見える。 一辺が1リーグもある巨大な破片が巻き上がる。 内戦中のアルビオン大陸も、ハルケギニア大陸も、あっさりと粉砕されてしまう。 砕かれた破片は、高さ数千リーグ。大気圏を突き抜けて、星空まで達した後に、再び隕石となって地表に降りそそぐ。 煮えたぎるクレーターの縁は、高さ7,000メイル。巨大な山脈のようだ。 クレーターの直径は、4,000リーグ。アルビオンのあった場所から、サハラの一部までを飲み込む。 ……しかし、これは、この災難のほんの入り口にしか過ぎなかった。 隕石の衝突直後。クレーターの輪の中心に、異変の主役が現れる。 灼熱色に輝く巨大な塊。気体になった岩石、『岩石蒸気』だ。その量は、ざっと1,000億メガトン。 ドーム状に膨れ上がった後、押し出されるようにして、一気にあらゆる方角へと広がってゆく。 トリステインの北の海上に落下してから、3時間あまりで、『岩石蒸気』は聖地に達した。 温度4,000度の熱風が、風速300メイルで駆け抜ける。 『岩石蒸気』に覆い尽くされた中、オアシスは瞬時に吹き飛ばされ、蒸発する。 恐るべき『岩石蒸気』は、遥かな『東方』にも到達する。高熱のために、木が次々と自然発火していく。 ジャングルは瞬く間に、火の海と化す。 衝突から一日で、ついに世界は、灼熱の『岩石蒸気』に覆い尽くされた。 『岩石蒸気』は、地表全体を一年近くにわたって覆い続ける。間近に、無数の太陽が出現したのと同じだ。 生命のふるさと、海も、変動に巻き込まれてゆく。 『岩石蒸気』に覆われて間もなく、海面が激しく泡立つ。海が、沸騰を始めたのだ。 激しい蒸発によって、海は、1分間に5サントという猛烈なスピードで下がっていく。 海水が干上がると、真っ白な海底が現れた。塩だ。その塩もたちまち蒸発していく。 むき出しになった海底は、容赦なく熱に晒され、熔岩のように熔け出す。 衝突から、およそ一ヵ月後。海に水はない。平均水深4,000メイルの大洋も、干上がっている。 人類の、またエルフの文明どころか、あらゆる地表に存在した生物は、痕跡も残らず消え去った。 宮殿も、都市も、全て燃え尽き、熔けて流れ落ちた。 直径400リーグの巨大隕石の衝突。 それは、あらゆる生物を根絶やしにしてしまうような、恐ろしい出来事なのだ……。 「……トバ・イチロおおおおおごおおおッッ!!?」 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、自分の部屋のベッドから跳ね起きた。 夢だ。夢、だ。……ただの、夢、だ。おお、世界は今朝も美しい。 今の絶叫は、ただの意味のない寝言だ。ちょっと寝る前に変な本を読んでいたせいだろう。 「そ、そーよ! なんで私の召喚で、爆発が起きるならまだしも世界が滅亡すんのよ!! そんなの起きるはずないじゃない! 世界は永久に不滅よ!!」 ルイズは意識してあははははは、と笑い、不吉な夢を忘れようと努める。 そうだ、今日は神聖な『使い魔召喚の儀式』の日。精神力を無駄にしてはいけない。 今日こそ『ゼロ』の汚名を晴らすような、素晴らしい使い魔を召喚してやろう。 やっぱりドラゴンかな、グリフォンも捨てがたいし、マンティコアなら母様も乗っておられた幻獣だ。 おかしな奴が出てきたら、即刻ご退場願おう。大体こないだから、変なのを召喚する夢ばっかり見ている。 「さ、立派な使い魔を召喚しなきゃ! そのためにはまず、朝食をしっかりとって……」 さて、いよいよ本番。ルイズは精神を集中させ、自己流にアレンジした『サモン・サーヴァント』の呪文を唱える。 「宇宙の果てのどこかにいる、私のしもべよ……」 その頃、地球という惑星のアメリカという国の野球場で、素晴らしい野球選手によって打球がキャッチされた。 彼は強肩だ。その送球はまるで光線のように、まっしぐらに三塁へ向かっていく。 ……あ、その直線上に、銀色の鏡が!! (完)
https://w.atwiki.jp/th-gotouchi/pages/181.html
ルイズのページ(暫定) 二つ名 魔界人、Demon 出演作品 『怪綺談』2面ボス 使用スペルカード 元ネタっぽいエピソードとか セーラー服 旅行 魔界人 糸目 候補地 大阪府 (足の神様、服部天神宮から、観光の連想より) ご当地絵 ランダム画像表示テスト実施中 (ランダムにしつつ画像サイズ揃える方法募集中) random_imgエラー:存在する画像ファイルを指定してください。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1431.html
前ページ次ページ超1級歴史資料~ルイズの日記~ ある日 これは、ある日の物語である。 恐怖とは耐えるものではなく、克服するモノである。とは誰の言葉だったか。 誰だかわからないが、たぶん本当の勇気を知る人だったのだろう。 そんなわけで私は恐怖を克服するために留守中の記録ディスク、例の3本を調べて見ることにしたのである。 べ、別にイケない好奇心が沸いて沸いて仕方がないんじゃないんだからねっ!! そんなこんなで窓閉めてドア閉めてカーテン閉めて、×BOXにDISCを放り込んでスイッチオン。 モニターに映像が映し出される。 四角の中にあの字の入ったロゴが出る。凝ってるな。 尋問中のロングビルが映し出される。尋問しているのはワルド様だ。 ハズレだ。ちっ カツ丼を奨められてる。アレっておごりじゃないのよね。 フーケがふくれっつらでカツ丼を突っ返すと、 ワルド様は懐からマヨネーズを取り出してぶっかけて自分で食べてしまった。 ワルドさま・・・・・。ナニやってんのかしら。私恥ずかしい。 その後、レコンキスタの使いを名乗る傘をかぶった鎧の男WDによって牢獄から解放されるフーケ。 隠密用『うぉーどれす』:『静寂』とテロップが入った。 そしてそのままラ・ロシェーヌで待ち伏せを命じられる。 命令はやってくるピンク髪、つまり私たちを襲えというものだ。 命を救われ、復讐でき、大金を弾まれ、よいパトロンもつくと言われ、了解するフーケ。 ラ・ロシェーヌの宿屋の一室を借り切り、街道を見張っているフーケ。 5分後 フーケに動きなし。 10分後 動きなし。アホらしくなったので早送りすることにする。 1時間後 動きなし 半日後 ダレてきている。 1日後 傘の男が現れて、いらただしげに命令の変更が命じられた。『大木』を盗めというのだ。 さすがに躊躇するフーケ。 貴族を襲うならともかく、歴史的な港を破壊するのは貴族だけではなく平民にも影響が出る。 盗賊としてのお尋ね者から、国の威信をかけたテロ犯にランクアップしてしまう。軍や憲兵に追われることになる。 男が実名で呼びかけるマチルダ・オブ・サウスゴータ。フーケはアルビオン人だったのか。 そして彼女の家族はティファニアというそうだ。 家族がどこにいるのかはまだ知らない、だが私はBALLSの網の一部を握っているので、見つけるのは時間の問題だ、と脅されてる。 ボイスチェンジャーで声を変えているが、私にはわかる。こいつは悪党だ。メイジの風上にも置けない。 フーケがあきらめて折れた。 ゴーレム出して、ラ・ロシェーヌの木の枝をもぐの手伝わされてた。 なんてことだ。 2日後 フーケが悪態つきながらいなくなった。 なるほど………これはたしかに放置プレイだ。 始めだけは。私はネタ動画見るテンションで見てましたよ。 後半は裏事情の暴露だ。 ミス・ロングビル、もといフーケが脱獄したのか、これは注意しないといけないかもしれない。 あと、家族のために脅されていた。傘の男のBALLSの情報網を握っているという言葉も気になる。 あの傘の男には貴族としての誇りはないのだろうか。 あと、姫様の手紙の件がいつのまにか情報漏れしていたことも気になる。 フーケは尻尾をつかまれることになったことが原因でBALLSが嫌いになり、BALLS排斥論者になってるらしいが、余計に嫌いになってるだろうな。 次だ、気を取り直して次いってみよう!確立2分の1! さあ、百合が出るか、蛇が出るか…………。 画面一面に映る肌色のもの。ちょっとかぶりつき。 カメラがゆっくりと引きになっていく。だんだんと見えてくる。前ふり長い、はよしろ。 だんだんと見えてくる、汗ばんだ肌。躍動的に動いている。 だんだんと見えてくる上半身裸の背中。 なんだかいけないもの見てる気がしてきた。そわそわ。 肌がキレイでつるっとしてる。 だんだんと見えてくる上半身裸のつるっとしたハゲアタマ。 ………………………………………。 ………………………………………。 蛇がでた。コッパゲだ。しかも何故か髪の毛を植える前のコッパゲだ。何故脱いでる。 「おはよう!ミス・ヴァリエール!!」 おいおい、いきなり名指しで呼ばれましたよ。一体どういうことですかコレは。 「今回の任務を伝えよう。」 何の任務ですか。それはいいから画面に顔近づけすぎです。マイク吹いてますよ。 「魔法学園中の靴下を集めろ!」 いやです。いやすぎます。もう勘弁してください。 そもそも学園中の靴下はアンタが狩り集めて品薄状態です。 「なお、このDISCは自動的に消滅する」 な 爆発 …………………………。 わ、わたしの×BOXが・・・これでは最後の一枚が見れない。 そんな光景を見ていたグランパ曰く、これは仕様です。なめんな。 …………………………。 ってアンタ見てたの!?ドアが開いていた!?しまった鍵かけ忘れてた!! ナニ見てんのよ! 出て行きなさい!!出て行かないなら私が出て行くわぁ!! 衝動的に杖と本を引っつかんでダッシュ。 寮から出て、最近なんか近代的になっている研究室に飛び込む。 エオルー・スーヌ…… くねくね踊ってるもじゃ毛コッパゲ上半身裸(ら)に爆発! 轟音 発明は爆発だ アフロになって散るヅラ頭。 ああ、夢にまで見た初めて系統に目覚める瞬間を、まさかこんな形で迎えることになろうとは…………。 …………。…………。…………。…………。 系統に目覚めたけど別にどうってことはないわね。私が悪いのか、場所と時が悪いのか…………。 ともかく、これで明日から安心して靴下が履ける。 アレ?そもそも私は何してたんだっけ? 次の日 コルベール先生はアタマも性格も元のコッパゲに戻りましたが、くつした狩人なのは変わりませんでした。 最後の一枚のDISCもいつの間にかどこかに消えていた。 私が18歳未満だったかららしい。なら最初から出すな。 ある日 モンモランシーが水兵ふくにスカートとマントという格好で授業に来ていた。 ギーシュはメロメロだ。マリコヌルは息が荒い。コルベール先生はカモメのアップリケ靴下に釘付けだ。自重自重。 私が授業でコモンマジックを成功させたらみんなビビッていた。失礼な。 すると、まっさきにキュルケが拍手し始めた。 続いてグランパ、ギーシュ、タバサ、先生、モグラ、竜と拍手し始めた。 みんなも拍手し始めた。集団心理というヤツだ。大勢がやってるのなら、自分もやらないと居心地が悪くなるというアレだ。 最後にシブイ顔でモンモランシーも拍手し始めた。だからギーシュとはなんでもないんだって。 「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとうきゅいきゅい(CV若本)」 「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「きゅいきゅい」 「べ、別にうれしくなんかないんだからね………」 拍手が続く。 「……………ありがとう」 私は補完された。 さて、めでたく補完はなされたものの、私が系統魔法を使えないという事実は残るわけで、どうにかならないものだろうか? 虚無の魔法を使いこなせるようになったら、他の属性の魔法も使えるようにならないだろうか? フライとか、フライとか、フライとか 錬金とか、錬金とか、錬金とか せめて見かけだけでも普通のメイジらしく見せたいものだ。 そんなことを考えながら私は机にペンを置いた。 お、脳年齢がエレオノール姉さまと同い年になった。 翌日 BALLSたちが何故かHAYAKAZEと金延べ棒を持ってきた。 コレで私に何をしろと言うのだろう? モンモランシーの服装は水兵ふくのままだったが、ギーシュが失言して怒らせると、元の学園制服に戻っていた。 どうもギーシュとの仲の進展に関係があるらしい。 ちなみに、ドキドキしてじらされて外されたからこそ虚無が発動したのでした グランパの性格が悪ければ計画通り!といっていただろう 前ページ次ページ超1級歴史資料~ルイズの日記~
https://w.atwiki.jp/fullvoice/pages/128.html
【登録タグ ADV FCD GBA ネタ重視 個人 完結】 ふぁみこんフルボイスむかし話「新・鬼ヶ島」 【元ネタ】新・鬼ヶ島 【作者名】ちよ 【完成度】完成済み 【動画数】9 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm4084645 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7711685 【作品の傾向】ネタ重視 【備考】 名前 コメント