約 2,965,490 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41990.html
登録日:2019/05/06(月) 16 45 12 更新日:2024/07/09 Tue 16 02 27 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい だけどみんな救われねぇ どうあがいても絶望 どうしてこうなった なんだよこの展開… ネタが多すぎてタグに困る項目 ハートフルボッコ バッドエンド ラングリッサー 四面楚歌 孤独 後味の悪いオチ 悲しい結末 救いがない 発狂 皆殺し 皆殺しエンド 破滅ルート 絶望 衝撃のラスト 賛否両論 鬱展開 概要 破滅ルートへの突入の仕方 闇と帝国の最期、そして覇道へ 光輝との決戦…まさかの急転 絶望…そして破滅へ。 孤独の王 余談 ラングリッサーモバイルでは…。 概要 破滅ルートとは、SS版「ラングリッサー・ドラマティックエディション」で真・光輝ルートと共に追加された、「II」の独立軍ルートからさらに派生するルートである。 この度2019年4月18日発売のPS4&switch版にも収録された。 どんなシナリオなのかと言うと、文字通り本作の主人公のエルウィンが破滅するシナリオである。 …お前は一体何を言っているんだって?いやいやマジでこういうシナリオなんだよ!! 元々「II(デア)」のシナリオは、各勢力に秘められた「想い」が非常に丁寧に描かれていて、単純な勧善懲悪の物語になっていないシナリオ、妙に愛着が湧きやすい各キャラクターの設定と、ユーザーからの評価が非常に高い事で有名なのだが…。 この破滅ルートは他のルートとは一線を画した、あまりにもぶっ飛んだ衝撃的な内容故に、ユーザーたちの間で極端な賛否両論を引き起こす事になってしまったのである…。 破滅ルートへの突入の仕方 独立軍ルートに進む。 直後のシナリオ17において、ベルンハルトを退却前に撃破する。 シナリオ19で、エグベルトを生かしたまま増援のレオンを出現させ、エグベルトを撃破せずにレオンを撃破する。さらにベルンハルトからの「お前は何の為に戦っているのだ」という問いに「自分が天下を取る」と答える。 これで条件はクリアとなり、シナリオ20から破滅ルートへと分岐する。 SS版はヘインかソニアがウィザードに、ロウガがハイマスターになればテレポートを習得出来るので、シナリオ17で条件を満たすのはそう難しくは無い。 PS4 switch版は仕様変更によりウィザードもハイマスターもテレポートを習得出来なくなってしまったので、独立軍のメンバーの中にテレポートを使えるメンバーがおらず敗走するベルンハルトの下に自力で辿り着かなければならなくなった。 一度追いつけばベルンハルトが逃げに徹さずこちらに向かってくるので、レオンの移動力を伸ばしたりエストやオストを飛兵クラスにして突っ込めば追いつくのは可能。 以下、内容を記載するが、残酷とまでは言わないまでも少しきつめの描写があるので、そういうのが苦手な人は本当に注意して閲覧してほしい。 闇と帝国の最期、そして覇道へ レオンの誘いを受けて光輝の軍勢を裏切り、帝国軍に入ったエルウィンだったが、ラングリッサーを手に入れた事を契機に帝国軍を裏切り、ボーゼルの勧誘を受けて闇の軍勢へと加入する。 だがボーゼルが魔剣アルハザードの封印の儀式によって疲労困憊状態になった事で、エルウィンはチャンスとばかりにボーゼルをも裏切る事を決意。ボーゼルを殺害し魔剣アルハザードを手に入れ、闇の軍勢を壊滅させる。 光輝にも帝国にも、闇にも属さない独立軍として、エルウィンたちは遂に魔城ヴェルゼリアへと乗り込み、遂にベルンハルトを追い詰めたのだが、ベルンハルト皇帝の目から見た今のエルウィンは何をしたいのかわからない存在であった。 ベルンハルト「エルウィンよ。お前は何を望むのだ?」 エルウィン「なに?」 ベルンハルト「お前は何を望み行動している。自分のしていることが、本当にわかっているのか? すべての者を裏切り、何をしたい? 答えよ、エルウィン!」 エルウィン「そ、それは・・・・。」 いきなりのベルンハルトの問いかけに戸惑うエルウィンだったが、それでも自らの信念をはっきりとベルンハルトに告げたのだった。 エルウィン「俺が天下を取るためだ。」 ベルンハルト「・・・・素直なことだな。だがその考えでは先が見えたぞ。」 エルウィン「なに!?」 ベルンハルト「この先が知りたくば、余を倒してからにするがよい!」 果たしてエルウィンとベルンハルトの壮絶な一騎打ちが繰り広げられ、死闘の末に傷だらけになりながらもベルンハルトに勝利したエルウィン。 息を切らしながらもエルウィンは、先程の忠告の意味をベルンハルトに問い詰めたのだが。 エルウィン「これで帝国も終わりだな、ベルンハルト・・・・さて、聞かせてもらおうか。どう先が見えたというんだ?」 ベルンハルト「・・・・決まっていよう。我欲のために仲間を裏切れば、いずれは身を滅ぼす。その様な者が作る世界など砂城のようなもの・・・・。」 確かにベルンハルトが言う通り、エルウィンは光輝を裏切って帝国に入り、その帝国をも裏切って闇の一員となり、さらにはその闇さえも裏切ってここまで来た。 自分に信頼を寄せて来た大切な仲間たちを、その全てを裏切って、ここまでやって来たのだ。 さらに、そこまでして求めているものが、平和をもたらす意思でもなく、帝国への敵意でもなく、天下を取るという独りよがりな理由であるなら、相応の結末が待ち受けていることをベルンハルト皇帝は確信したのである。(*1) そんな男が統治する世界に、果たして未来などあるのだろうか。 そんな男が果たして、部下や民からの信頼を得られると言うのか。 それをベルンハルトはエルウィンに忠告しているのだ。 それでもエルウィンは、即座にベルンハルトの言葉を否定する。 エルウィン「まるで負け犬の遠吠えだな。お前だって力による支配を行っていたではないか! そして俺たちに負けた。どう違いがあるのだ!」 ベルンハルト「・・・・フ・・・・まあいい・・・・。いずれわかるだろう・・・・。」 それだけ告げて、息絶えたベルンハルト。 ベルンハルトが遺した最期の警告に戸惑いを隠せないエルウィンだったが、それでも己の信念は揺るがない。 エルウィン「・・・・フン・・・・。誰が統一しようと同じ事だ。地獄で見ていろ。俺は俺のやり方でこの世界を統一してやる!」 それだけの根拠がエルウィンにはあった。 持つ者に無限の力を与えるとされる聖剣ラングリッサー。 持つ者に魔族を統べる力を与えるとされる魔剣アルハザード。 今のエルウィンはその2本を手にしているのだ。それなのにどうして破滅などしなければならないのか。 だがそんな事よりも帝国と闇は滅ぼした。残る敵対勢力は光輝の軍勢だけだ。 彼らさえ滅ぼしてしまえば、最早エルウィンたちに太刀打ち出来る者は誰もいなくなる。 ヘイン「あとは光輝の末裔たちだね。あの連中さえ倒せば、敵はなくなるからね。」 ソニア「争いのない世界がもうすぐ実現するのね。」 エルウィン「よし、最後の戦いだ! 気合いを入れて行くぞ!」 仲間を鼓舞するエルウィンだったが…まさかベルンハルトの忠告通り、彼が本当に破滅へと堕ちる事になってしまうとは…この時はその場にいた誰もが想像していなかったのだった…。 光輝との決戦…まさかの急転 帝国を滅ぼしたエルウィンは仲間の魔族であるエスト、オストに、光輝の軍勢の隠れ家を捜索させる。 そしてエスト、オストに案内されたエルウィンたちは、海沿いの小さな砦へとやってきたのだった。 いよいよ光輝の軍勢を追い詰めたエルウィンは、シェリーたちに降伏勧告をするのだが。 エルウィン「もはやお前たちに勝ち目はない! 大人しく降伏しろ!」 シェリー「何を言ってんのよ! 今更そんなこと出来るわけないでしょ!」 エルウィン「シェリー・・・・。俺だって、本当は戦いたくないさ。」 かつて共に戦った仲間だからこそ、出来れば無用な争いを避けたい、降伏して欲しいと願ったエルウィンだったのだが。 だが次の瞬間、シェリーとレスターからの辛辣な言葉が、エルウィンの胸に突き刺さるのだった。 シェリー「だったら、どうして私たちの元から去ったのよ!」 エルウィン「だから、それは・・・・。」 レスター「どんな言い訳をしたって、信じらんねぇな。」 エルウィン「レスター・・・・」 レスター「お前はな、エルウィン。俺たちを裏切って帝国についた。その帝国も裏切ってボーゼルに味方した。そしてそのボーゼルさえも裏切った。そんな奴の言うことが信じられるかよ!」 レスターの言葉を聞いたエルウィンの脳裏に、先日のベルンハルトの言葉が思い浮かぶ。 すべての者を裏切り、何をしたい? 我欲のために仲間を裏切れば、いずれは身を滅ぼす。その様な者が作る世界など砂城のようなもの・・・・。 アーロン「そうじゃな。お前さんはそれだけのことをしたのじゃ。もはや解り合うことなどあるまい。」 武器を構え、襲い掛かってくるジェシカたち。 ベルンハルトの忠告通り、アーロンの言う通り、最早ジェシカたちはエルウィンに失望し、彼の言葉に全く耳を貸さなくなってしまったのだ。 止むを得ずエルウィンは仲間の命を守る為、ラングリッサーを構えたのだが。 だが次の瞬間、その場にいた誰もが予想もしなかった、とんでもない出来事が起きるのだった。 オスト「クックックッ・・・・。」 ソニア「どうしたの?オスト。」 エスト「・・・・裏切リ者メ・・・・。」 エルウィン「何を言っているんだ!?」 かつてボーゼルの洗脳から救い出し、エルウィンたちが目指す「人間と魔族の共存」の架け橋として快く仲間として迎え入れた、これまで苦楽を共にしてきた仲間であるはずのエストとオストが、突然エルウィンたちに襲い掛かってきたのだ。 一体全体何が何だか、全然意味が分からないエルウィン。 エスト「ぼーぜる様ヲ裏切ルコトハ、許サナイ。」 オスト「人間ハ、ミナ殺シニスル!」 エスト「死ヌガイイ、そにあ!」 まさかの裏切り…自分たちが信頼を寄せて来たエストとオストさえも、ボーゼルを裏切ったからという理由でエルウィンに牙を向いたのだ。 いきなりの出来事に戸惑いを隠せないエルウィン。 我欲のために仲間を裏切れば、いずれは身を滅ぼす。 またしてもエルウィンの脳裏に浮かんだのは、先日のベルンハルトのエルウィンへの忠告だった。 ベルンハルトの忠告通り、何度もの裏切りを繰り返してきたエルウィンは、最早大切な仲間の信頼さえも失ってしまったと言うのか。 ロウガ「クソッ! こいつら、最初からそのつもりでついて来たんだ!」 エスト「我々ハ、ぼーぜる様の目指シタ魔族ノ世界ヲツクル!」 エルウィン「そんな事はさせるか!」 果たしてエルウィンたち、光輝の軍勢、エスト&オストとの3つ巴の戦いが繰り広げられ…エルウィンは訳が分からないまま、自分と仲間の命を守る為にラングリッサーを振るい続けた。 その度に戦場に、怒りと悲しみの絶叫が響き渡る。 レスター「すまねえ、キース。これ以上、シェリーを守ってやれそうにねぇ・・・・」 シェリー「レスター! よくもっ!レスターまで!・・・・やっぱり、あなたたちには勝てないわね。今度生まれ変わるときには、エルウィン・・・・あなたと・・・・・・・・」 オスト「ウヲヲヲ・・・・スマナイえすと・・・・オ前ガ、ぼーぜる様ノ、理想ヲ・・・・。」 エスト「ウゥゥゥ・・・・ぼーぜる様・・・・申シ訳アリマセン・・・・」 アーロン「・・・・すまぬ・・わ・・わしの剣が・・・・通用せなんだ・・・・。」 エルウィンの手によって、戦場に次々と死体の山が出来上がる。 その惨状を目の当たりにしたジェシカは、いつかラングリッサーとアルハザードを封印して貰う為に、リアナとラーナを逃がして単身エルウィンに立ち向かうも…力及ばず敗北してしまう。 ジェシカ「光輝の末裔を・・・・導く使命を果たせず・・・・申し訳ありません・・・・ルシリス様・・・・」 力尽き、倒れるジェシカ。 まさかのエストとオストの裏切りに遭いながらも、それでもエルウィンは光輝の軍勢を壊滅させた。 リアナとラーナは逃がしてしまったが、それを考えるのは取り敢えずまた後だ。 エルウィン「終わったな。帝国も、光輝の末裔も・・・・。」 帝国も、闇も、光輝の軍勢も壊滅させた。 最早エルウィンを止められる者は誰もいない。エルウィンこそがこの大陸の覇者となったのだ。 エストとオストの裏切りは残念だったが、それでもエルウィンはラングリッサーとアルハザードの力を駆使し、これからこの大陸に真の平和をもたらなければならないのだ。 だがそんなエルウィンに、満身創痍ながらも立ち上がったジェシカが、捨て身のブラストの魔法を放ったのだった。 ジェシカ「・・・・うう・・・・私は・・自分の命に代えても・・あなたを・・・・止めなければなりません・・・・死になさい、エルウィン!」 ロウガ「危ねえ! ぐふっ!」 ソニア「お兄ちゃん!」 ジェシカ「・・・・はずした・・・・。」 ロウガが身を挺してエルウィンを守ったお陰で、エルウィンの命は守られた。 激痛でうずくまるロウガを心配し、介抱するソニア。 愕然とするジェシカだったが、そこへ誰もが予想もしなかった人物がエルウィンたちの前に姿を現したのだった。。 カオス「クックックッ・・・・。人間とは滑稽なものだな・・・・。」 エルウィン「この声は・・・・誰だ!?」 ジェシカ「・・・・カ・・・・カオス・・・・」 ヘイン「これが・・混沌の神カオスなの・・」 法と秩序を司る光の女神ルシリスと対極の存在である、混沌を司る神カオス。 そんな人物が何故、こんな所に姿を現したのか。 誰もが驚きを隠せない最中、次の瞬間カオスは、とんでもない事を口にしたのだった。 カオス「礼を言うぞ。人間よ。」 エルウィン「・・・・礼だと?」 カオス「お前はなかなか良い世界を作ってくれる。死と、絶望と、欲と・・・・。生と、希望と、理性と・・・・。すべてが入り混じった世界、混沌の世界。」 エルウィン「・・な・・・・!? 俺が、混沌の世界を作っている・・・・!?」 カオス「そうだ。今のお前は私の代行者のようなものだ。ボーゼルなどいなくとも、この世界を混乱させる。立派なカオス、そのものだ。」 エルウィン「違う!俺は・・・・。」 まさかのカオスの言葉に、動揺を隠せないエルウィン。 違う、そんな事はない。俺は今までこの世界を救う為に戦ってきたのだと。断じてカオスの代行者として戦ってきた訳では無いのだと。 頭の中でそう自分に言い聞かせるエルウィンだったが、それでもカオスはエルウィンを徹底的に追い詰めたのだった。 カオス「何を言おうとも、真実は変えられぬ。」 エルウィン「黙れ! 黙れ、黙れ、黙れ! 俺は世界を救うために・・・・」 カオス「ならば問う。世界を救うとはどのような事だ?」 エルウィン「そ、それは・・・・。混乱を収めて・・・・」 カオス「混乱を収めるために、新たな混乱を呼ぶのか? 面白いことを言う。」 ベルンハルト皇帝に対しては平和を求める意思を蹴って天下を取ると言い、そうかと思えば世界を救うと言い、なおかつすべての陣営に一度は付いてそれらを裏切ったエルウィンの一連の言行は、混沌と呼ぶに十分な理由だった。 しかしエルウィンは己の主張が二転三転していることに気づいていない。 エルウィン「・・・・・・・・。」 カオス「人間が何を言おうと、それは詭弁なのだ。」 愕然とするエルウィンに、ただ淡々と、事実のみを告げるカオス。 自分の言葉に動揺を隠せないエルウィンを見下しながら、カオスは笑みを浮かべながらその場を去って行ったのだった。 カオス「では、サラバだ。果てなきイバラの道を歩みしものよ・・・・。」 そんなエルウィンに今度こそ本当に止めを刺す為に、ジェシカは懐に隠していたスイッチを押す。 次の瞬間凄まじい地響きが発生し、砦が今まさに崩れようとしていたのだった。 ジェシカ「どうやら・・カオスも私と同じ考えのようですね・・・・。本来、相容れない存在であるカオスと同意見とは・・・・皮肉なものです・・・・。」 ヘイン「ジェシカさん、何を・・・・。」 ジェシカ「カオスの言葉で・・・・・・・・確信が持てました。」 ソニア「砦が・・・・崩れる・・・・!?」 ジェシカ「あなた達も道づれに・・・・」 それだけ告げて、事切れるジェシカ。 自分の命を捨ててでも、エルウィンだけは今この場で殺さなければならない…その為にジェシカは砦の自爆装置を作動させたのだ。 エルウィン「・・・・後悔・・・・。」 ヘイン「何をしているんだよ、エルウィン 早く逃げないと!」 エルウィン「・・・・あ、ああ・・・・。」 ヘインに促されて我に返ったエルウィンは、慌てて砦から脱出しようとしたのだが。 エルウィン「ソニア! ロウガ! 砦が崩れる! 早くしろ!」 ロウガ「・・・・今まで世話になったな。俺はここまでのようだ・・・・。」 ジェシカの渾身のブラストの魔法が、既にロウガの急所を貫いていたのだ。 ロウガの傷から血が止まらない。最早ロウガは助からなかった。 ヘイン「何言ってるんだよ!!そんなのロウガらしくないよ!!」 ロウガ「足手まといにはなりたくねえ・・・・。お前ら、さっさと逃げろ・・・・。」 ここで自分を助けに行ったせいで、エルウィンたちまで砦の崩落に飲み込まれるような事態だけは避けなければならないのだ。 せめてエルウィンたちだけでも…その覚悟でロウガはエルウィンたちに退避を促すが…ソニアだけはそっ…と、穏やかな笑顔で…ロウガに寄り添った。 ロウガ「何をしている・・・・。お前は行け、ソニア。」 ソニア「そんなこと、出来ないよ・・・・。・・・・もうお兄ちゃんと離れるなんて、嫌だよ。」 ロウガ「ソニア・・・・。」 ソニア「大好きだよ、お兄ちゃん。もし、生まれ変われたら、今度こそお兄ちゃんと・・・・」 ソニアの覚悟が揺るがない事を悟ったロウガは、しょうがねえなあと言わんばかりに溜め息をつきながら、ソニアの身体を抱き寄せる。 ロウガ「・・・・愛しているぞ、ソニア・・・・」 ソニア「お兄ちゃん・・・・。」 唇を重ね合うロウガとソニアを、崩落した瓦礫が情け容赦なく飲み込んだのだった…。 絶望…そして破滅へ。 エストとオストが裏切りの末に戦死し、さらにロウガとソニアまで砦の崩落に飲み込まれて死亡し…最早エルウィンに付き従う者はヘインのみとなってしまった。 自分がボーゼルの呪縛から救い、これまでずっと苦楽を共にしてきたエストとオストに裏切られた。 さらにジェシカの捨て身の策により、ロウガとソニアまで失った。 挙句の果てに突然現れたカオスに、これまでのエルウィンの想いを徹底的に否定され、自分こそがカオスその物だと認定されてしまった。 これらの事実が、エルウィンを情け容赦なく、徹底的に打ちのめしてしまう。 俺は今まで何の為に戦ってきたのか。世界を救う為に戦ってきたのではないのか。 人間と魔族の共存…互いに争わなくて済むような、ソニアのような人間と魔族の混血という異端者だろうと幸せに暮らしていけるような、そんな世界を作る為に、ボーゼルからアルハザードを強奪したのではなかったのか。 それなのに、その結果はどうなのか。 俺が今まで追い求めていた世界は、こんな物だったとでも言うのか。 エルウィン「・・・・違う・・・・俺が求めていた世界は、こんなモンじゃない!」 だがそんなエルウィンの気持ちをよそに、彼へのこれまでの恨みをはらさんと、次々と敵の手勢がやってきた。 レオン「何が違うというのだ。すべてはお前が選んだ道だ。」 エグベルト「自らの意志を持って行動する者は、自分の行ったことに責任を持たねばならぬな。」 最初に姿を見せたのはベルンハルトの敵討ちでありレオンとエグベルトだった。 ヘイン「レオン・・・・エグベルト・・・・。」 レオン「さあ、陛下の仇を討ちに来たぞ。戦ってもらおうか、エルウィン!」 エルウィン「嫌だ・・・・俺は、もう・・・・。」 泣きながら後ずさりをするエルウィンに、情け容赦なくレオンとエグベルトが襲い掛かる。 レオン「今さら泣き言を言うか! お前に戦う意志がなかろうと我々は貴様を倒す! そして、陛下の果たせなかった平和を、私の手で作るのだ!」 エグベルト「お主のような危険な男を生かして置くわけには行かぬ。」 互いに剣をぶつけ合うエルウィンとレオン。 互いに魔法をぶつけ合うヘインとエグベルト。 かくして壮絶な戦いを繰り広げるエルウィンたちだったが、その戦いの最中、さらにリアナとラーナが乱入してきた。 ラーナ「レオン・・・・。」 レオン「ラ、ラーナ・・・・。なぜここへ・・・・。」 ラーナ「彼らを倒すため。そして、ラングリッサーとアルハザードを封じるため。」 今のエルウィンには、ラングリッサーやアルハザードの力を引き出せる道理がない。 なぜなら、ラングリッサーは無限の力を持つとされるが、その力の本質は所有者に集った者の心をひとつにまとめる象徴に過ぎないし、アルハザードとてそれは同じで、対象が人々ではなく魔族になっているだけで本質は変わらない。 真の効果とは、集った者たち自身が本来持っている無限の可能性を引き出させ、結果的に数々の偉業を成し遂げさせるもの。 確たる信念無く裏切りを繰り返し、多くの者が死亡・離反し続けている現状では、この力を引き出す資格などあるはずもなく、封印すべき存在でしかなくなっていたのだ。 つまり、最早リアナとラーナまでもが、エルウィンを完全に『世界の敵』だと見放してしまったのだ。 その事実が、さらに追い打ちをかけるかの如く、エルウィンの心に絶望を与える。 エグベルトを吹っ飛ばしたヘインが、悲しみの表情でリアナに向き直ったのだが。 ヘイン「本当においら達と戦うつもりなの? リアナ。」 リアナ「私には分からない・・・・。教えて・・・・。どうしてこうなってしまったの?」 エルウィン「・・・・・・・・・・い・・・・」 リアナ「どこで歯車がずれちゃったの?」 エルウィン「・・う・・・・・・さ・・い・・。」 リアナ「ねえ、エルウィン! 答えて!」 悲しみの表情でエルウィンに問いかけるリアナだったが、最早エルウィンの心は完全に壊れてしまっていたのだ。 エルウィン「うるさい!」 リアナ「・・・・!!」 エルウィン「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい」 今のリアナの前にいるのは、完全に発狂してしまったエルウィン。 かつてバルドーから自分を救ってくれた、帝国軍から必死に自分を守ってくれた、あの優しかった頃のエルウィンは…もうどこにもいないのだ…。 一体何故こんな事になってしまったのか。どこで歯車が狂ってしまったのか。 あの時…レオンがエルウィンを帝国軍に誘った時…エルウィンを無理矢理にでも、それこそ半殺しにしてでも力尽くで止めていれば…こんな事にはならなかったのか…。 エグベルト「どうやら話し合いにはならぬ様だな。強き者が弱き者を押しのけ、上へと歩むのは自然の摂理。単純にそう割り切って戦うが良かろう。」 ヘインのマジックアローを受けながらも何とか立ち上がったエグベルトが、淡々とエルウィンにそう告げたのだった。 もはやエルウィンの心は、自分を仇敵とするエグベルトからさえも哀れまれ、戦場の場でありながら敵から掛け値なしに助言されるほどの状態であった。 弱肉強食は自然の摂理。ならば勝った方が正義でいいではないかと。 そのエグベルトの言葉と同時に、再び戦いが再開された。 2対4…圧倒的に不利な状況でも、それでもエルウィンとヘインは必死に奮戦する。 ラーナ「私が貴方と戦うのは、貴方がレオンの敵だからよ!!」 ヘイン「エルウィンの敵は、おいらの敵だ!!」 互いに大切な人を守る為に、互いに魔法をぶつけ合うヘインとラーナ。 レオン「陛下の仇。そして、死んでいった多くの者たちのために」「負けはせぬ!」(*2) だがその壮絶な戦いの最中、遂にエルウィンのラングリッサーがレオンの左胸を貫いたのだった。 レオン「わ、私では・・・・勝てぬというのか・・・・。すまぬ、レアード・・・・。・・陛下・・・・・・・・・・・・・・・・ラーナ・・・・」 ラーナ「レオン!・・・・そんな・・・・。」 ヘインをブラストの魔法で吹っ飛ばし、怒りの形相でエルウィンを睨み付けるラーナ。 ラーナ「あなたが・・・・あなたがいなければ、こんな事には」「ならなかったのよ!」(*3) エルウィン「・・・・もう、やめよう・・・・。俺はもう・・・・。」 エグベルト「・・・・ここで逃げ出すことは許されぬぞ。お前は責任を取らねばならぬ。」 ラーナ「あなたは・・・・、あなたは身勝手すぎるわ! あなたのその態度が、いったいどれだけの人を傷つけたと思っているの!」 リアナ「・・・・もう、遅過ぎるのよ・・・・。」 帝国軍指揮官「我々はこの世界の平和のために、お前を倒す!」 そう、もう全てが遅すぎるのだ。 今更どうあがいても、最早エルウィンとリアナが元通りの関係になる事など許されないのだ。 ラーナ「あなたは、愚かよ。」 エルウィン「うるさい!」 ラーナ「あなたはレオンの仇。私にとってはそれで十分よ!」 だがそんなラーナの左胸を、ヘインのマジックアローの魔法が貫いていた。 ラーナ「ああ、レオン・・・・私、ダメだったみたい・・・・」 ラーナがヘインに殺された。 大切な姉を、大切な幼馴染が殺した。 その残酷な事実が、リアナの心を打ちのめす。 何故…何故こんな事になってしまったのか。 ヘイン「リアナ・・・・。」 リアナ「何も言わないで、ヘイン。もう何も・・・・。」 怒りと悲しみが入り混じった形相で、リアナの魔法がヘインを追い詰める。 ヘインを本気で殺しにかかるリアナ。 一方、エグベルトもついに斃れる。 エグベルト「・・・・う・・うう・・・・。どうせ尽きようとしていた我が命。ここで死のうとも、覚悟はしていた・・・・。」 だがそこへエグベルトを倒したエルウィンが、全身傷だらけになりながらもヘインを守る為に、必死の形相でリアナに襲い掛かった。 リアナを殺さないと、ヘインが死ぬ。 リアナを殺さないと、ヘインが死ぬ。 リアナを殺さないと、ヘインが死ぬ。 その残酷な事実が、エルウィンの身体を勝手に突き動かしていた。 リアナ「エ、エル・・・・」 エルウィン「何も言うな!」 目から大粒の涙を浮かべたエルウィンのラングリッサーが、遂にリアナの左胸を貫いた。 薄れゆく意識の中で、リアナは自分に止めを刺したエルウィンを、目に涙を浮かべながら見つめていたのだった。 貴方に討たれるなら本望よ…そうエルウィンに告げるかのような、とても優しい笑顔で。 リアナ「・・・・これでもう・・苦しまずに・・・・」 ヘイン「ごめんよ、リアナ・・・・。」 エルウィンは自分の手でリアナを殺してしまったという事実さえ、もはや直視しなくなってしまっていた…。 孤独の王 戦いは終わった。 確かにエルウィンは自らが望んだ通り、光輝も帝国も闇も、敵対勢力を全て滅ぼし、大陸最強の覇王となった。 だが全てを滅ぼしたエルウィンに残されたのは、ただ深い絶望と悲しみだけだった。 光輝も帝国も闇も壊滅し、確かに戦争は終わった。 だが、ただそれだけだ。 エストとオストに裏切られ、ロウガとソニアも失い、最早自分に付き従う者はヘインのみとなってしまった。 そのヘインを守る為に、今度はリアナまでも自らの手で殺さざるを得なくなってしまったのだ。 こんな救いもへちまも無い結末など、エルウィンは望んではいなかったのに。 何故、こんな事になってしまったのか。 エルウィン「・・・・なぜ・・人は争うのだろう・・・・。もう分からない・・・・。何が正しいのか・・・・。何が間違っているのか・・・・。」 ヘイン「エルウィン・・・・」 絶望するエルウィンの脳裏に、またしてもベルンハルトの言葉が思い浮かぶ。 我欲のために仲間を裏切れば、いずれは身を滅ぼすのだと。 ヘイン「エルウィン・・・・オイラ、何て言えばいいのか分からないけどさ・・・・。」 すっかり憔悴し切った表情でその場に座り込むエルウィンを、掛ける言葉が見つからずに悲しみの表情で見つめるヘイン。 またしてもヘインは、エルウィンに命を救われた…自分を殺そうとしたリアナを殺す事によって。 自分の弱さが、エルウィンにリアナを殺させるという愚行を犯させてしまったのだ。 そんな自分が、果たして一体エルウィンにどんな言葉をかけろと言うのか。 エグベルト「ただでは死なぬ・・・・。お前のような危険な男を残してはおけぬ・・・・。我が、究極の魔法で、消し去ってくれる!」 ヘイン「あ、あれは・・・・。」 だがそんな葛藤をする暇さえもヘインには与えられず、エグベルトが傷だらけの身体で立ち上がり、自らの命を触媒にした禁呪魔法をエルウィンに放とうとしていた。 エグベルト「我が命の炎よ!一瞬に燃え上がれ! 我が命の炎よ!この者を消し去れ!」 ヘイン「そうはさせないぞ!」 エグベルト「な、何・・!?」 そこへエルウィンを庇うようにヘインが立ちはだかり、エグベルトの禁呪魔法を受け止めたのだった。 ヘイン「オイラを甘く見るなよ! オイラの魔力を解放すれば、お前の魔法くらい消すことが出来るんだからな!」 憔悴し切った表情で、自分の代わりにエグベルトの禁呪魔法を受け止めるヘインを見つめるエルウィン。 エグベルトの禁呪魔法の影響で、ヘインの身体が今まさに崩壊しようとしていた。 俺のせいで、今度はヘインまで死ななければならないのか…!? そんな表情のエルウィンを励ますかのように、ヘインが穏やかな笑みを浮かべる。 エグベルト「・・・・貴様、死ぬ気か!」 エルウィン「やめろ、ヘイン! もうやめてくれ!」 ヘイン「ダメだよ、エルウィン。エルウィンはここで死んじゃいけないんだ。今まで死んでいった人たちの分まで生きなくちゃ。そうでなくちゃ、みんなの命が無駄になっちゃうよ・・・・。」 エルウィン「・・・・ヘイン・・・・。」 ヘイン「さよなら、エルウィン。これでやっと借りを返せる・・・・。」 自らの命を触媒にした禁呪魔法を放った事で、今度こそ本当に事切れたエグベルト。 だがその禁呪魔法を身を挺して受け止めた影響で、ヘインの身体もまた消滅してしまったのだった。 エルウィン「・・・・ヘイン・・・・どうして・・・・。これが・・・・これが、俺の望んだ結末なのか!? これが俺の望んだ未来だと言うのか!」 確かにエルウィンは自らが望んだ通り、大陸最強の覇王となった。 それはそうだろう。これまでエルウィンに関わって来た者たちは、もう全員死んでしまったのだから。 全てを失い、ただ1人生き残ったエルウィンを支えてくれる人は、もう誰もいないのだ。 絶望の表情で嗚咽するエルウィンを、夕陽の光が優しく照らし出す。 エルウィン「誰もいない、何もない・・・・。それが俺の望んだ終戦だというのか・・・・・・・・・・どうして、こんなことになってしまったんだ・・・・。」 周囲に必死に問いかけるエルウィンだったが…その問いに応えてくれる者は、もう全員死んでしまったのだ…。 エルウィン「教えてくれよ・・・・ヘイン・・・・。俺は、これからどうしたらいいんだ・・・・。」 エルウィン「ロウガ・・ソニア・・レオン・・ラーナ・・ジェシカ・・」 エルウィン「シェリー・・キース・・レスター・・スコット・・」 エルウィン「ボーゼル・・・・・・・・リアナ・・・・。」 精神に異常をきたしたエルウィンは、とうとう皆の幻まで見えるようになってしまっていた…。 エルウィン「誰か・・・・」 エルウィン「・・・・誰か教えてくれぇっ!!」 絶望し、発狂するエルウィン。 そのエルウィンの無様な姿を、天界からルシリスが悲しみの表情で見つめていたのだった…。 余談 とまあ見ての通り、この破滅ルートは救いもへちまも無い壮絶なバッドエンドではあるのだが、そんな中でも唯一と言ってもいい救いが1つだけある。 それは互いに惹かれ合いながらも、立場上敵対関係にならざるを得なかったレオンとラーナが、このシナリオだけはエルウィンという共通の敵を倒す為に、光輝と帝国という垣根を乗り越えて共闘したという点である(*4)。 だがその共闘もほんの僅かな間だけであり、結局2人共戦死してしまったのだが。 なおレオンを早期に倒せた場合、ラーナ(とリアナ)が規定ターンを待たずに現れ、レオンの死に悲痛の声を上げるシーンとなる。 結局このルートでエルウィン以外に生き残った主要人物は、カオスとルシリスの2人だけ。しかもルシリスに至っては登場すらしないのである。 他の主要人物は軒並み全員死亡という、なんとまあ壮絶な皆殺しエンドなのである…。 必然的に、キャラクターの後日談もエルウィンたった1人だけの紹介で終了するという寂寥感極まりないエピローグとなる。 当のエルウィンは「混沌の時代へ向かって歩き出す」という内容になっており、このルートの世界は平和とも支配とも異なる未来へ繫がることになる。 別ルートではカオスから、乱世を打ち破るには「ひとつの方向性を持つ力」が必要であると説かれる。つまり混沌=ひとつの方向性ではない行動を取っているエルウィンの今後は、乱世を打ち破る人物にならないことを意味している。 各陣営が各々の信念を持つストーリーがプレイヤーを惹きつける本作において、そんな中で信念を通せない主人公の姿はある意味大きな存在感を見せる。 また、独立軍ルートはヘイン以下仲間を喪わずに帝国の打倒を成功させたので破滅ルートと比較するとまだ救いがあるように見えるが、『ラングリッサー モバイル』で語られたアフターストーリーによると、 「まだエルウィンが改心する余地がある分救いはあるが、それまでに至る道中が割と凄惨である」事がほぼ確定している。 この破滅ルート、長らくSS版だけでしかプレイ出来なかったのだが、前述の通り2019年4月18日に発売されたPS4&switch版「I II」にも何をとち狂ったのか真・光輝ルートと共に収録され、再び容易に楽しめるようになった。 SS版では容量の都合からなのか、それともベルンハルト役の笹岡繁蔵氏が亡くなられたからなのか、ボイスとイベントムービーは一切無しだったのだが、こちらでは完全フルボイスで、一枚絵も2枚用意されている。 エルウィン役の酒井広大氏の迫真の演技もあって、SS版よりもエルウィンの絶望感がより増してしまっているので、本作を所有している方は是非遊んでみてほしい。 ………エルウィンの最後の絶望の嘆きに耐えられる覚悟があったらな……… ラングリッサーモバイルでは…。 2019年11月5日12時から11月25日23時59分までの期間限定イベントとして、闇ルートと独立軍ルートと共に何をとち狂ったのか破滅ルートが実装されていた。 ただし難易度はかなり高く、特に自前のキャラで挑むことになるステージは相当キャラを強化していないと太刀打ち出来ない程。少なくともエンドコンテンツである「永遠の神殿」をクリア出来る程度の実力は必要であった。 イベントのメインストーリーはイベントキャラで挑めるため、ストーリーを追うだけなら始めたての初心者でも根気良く挑めば可能だった。流石に要所要所の描写は大元の破滅ルートよりはマイルドになっている。 そして、ストーリー最終ステージのエルウィンのクラスは「覇者」となり、アイコンはボスクラスの敵ユニット専用のものにされている。 現在はイベントレビューにてプレイ可能。これにより光輝、帝国、破滅、独立軍ルートのアフターストーリー(少女たちの旅路)を網羅する形になり、関係する物としてエルウィンの覇王スキンが実装されている。 しかし、レオンの「運命の扉」にて登場するエルウィンの幻影がこの破滅ルートを示唆する恐ろしく不穏なことを口にする。 「ふふふっ……お前が英雄と呼んでいるその男が、本当に孤高の王にならないと確証が持てるのか?」 「本当にそうなった場合は、私が真っ先に倒す!」 このエルウィンの幻影を「唯我独尊の魔王」と唾棄しつつも、「エルウィン、お前は孤高の王になんてならない…そうだろう?」とレオンは独白するが……。 また、エルウィンの「運命の扉」は各エンディングのエルウィンとの戦いが描かれるが、最終章のタイトルは「孤独の王の道」となっている。 先述の『少女たちの旅路』においては、ラングリッサーを得ても特に目標も立てず行きあたりばったり気味に帝国を乗っ取った結果、国内の秩序は10年以上経過してなお混迷を極めており、無法者や帝国軍残党が跋扈して悪事を働くという無法地帯化。 ヘイン、ロウガ、ソニア、リアナは生存しており、リアナは用事がある時だけ帝国首都に足を伸ばす程度にし、エルウィンから意図的に遠ざかる形で孤児院を経営。 一方のヘインとロウガとソニアは王となったエルウィンを支えこそしているが、3人揃ってイエスマン化しており「エルウィンは間違ってない」と言いながら誰1人としてエルウィンの悩みすら聞こうとしておらず、ロウガ兄妹は尖兵となって反乱分子の制圧に精を出すという国として末期状態だった。 バルガスの娘、エミリアが立ち上がった事をきっかけにラングリッサーが沈黙を貫いていた原因、自らの過ちに気付いてリアナと再スタートを切る事が出来たが……ダメだこいつら… …だが、まだまだこれだけでは終わらなかった。 PS4版 switch版で追加された「I」の独立軍ルートでは、上記の破滅ルートすら遥かに凌駕する程の、とんでもない展開が待ち受けていたのである…。 エルウィン「教えてくれ冥殿…俺はこれからこの項目をどうすればいいんだ…アニヲタたちよ…wiki籠りたちよ…ラングリッサーのファンたちよ…制作スタッフたちよ…うるし原智志…凪良…だ、誰か…」 エルウィン「誰かこの項目を追記、修正してくれぇっ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] セリフ捏造しすぎ やったことはないけど、読んでるだけでキッツイ。あらすじでこれなのだから本編やったらもっと絶望できるんだろうなあ。 -- 名無しさん (2019-05-06 17 07 15) セリフ部分がクドいからもっと削ってもいいと思う -- 名無しさん (2019-05-06 17 39 28) 何があろうとついてきてくれる人か、何があったら止めてくれる人か・・・どっちが幸せだったんだろうね -- 名無しさん (2019-05-06 17 51 53) 逆に何でその状態で信頼して貰えると思ったのか…… -- 名無しさん (2019-05-06 18 48 25) こんな救いもへちまも無い結末など -- 名無しさん (2019-05-06 19 15 25) あれ(リインカーネーション -転生-)と同じ位きつい・・・安くなったらⅠ・Ⅱ買うか -- 名無しさん (2019-05-06 19 28 48) 対してⅠの主人公は…あっちも酷いか。脳がぶっ飛んでる。 -- 名無しさん (2019-05-06 19 34 11) カオスって言うなれば闇側のボスだよな。それに「お前さすがに引くわー」みたく言われるって・・・ -- 名無しさん (2019-05-06 22 07 35) こんな事態になってもなお地上に介入してこないルシリス様…。 -- 名無しさん (2019-05-06 22 42 36) あらすじの内容見た限りだと、一々ツメが甘くて最悪の状況になってる感。 -- 名無しさん (2019-05-07 22 54 32) そもそも何でこんなルートを作ったwww -- 名無しさん (2019-05-07 23 54 47) これがフルボイスになってるのか…ラングリッサーよく知らないけど興味出てきた -- 名無しさん (2019-05-08 00 28 46) Iの独立軍ルートも、これと同じ位ぶっ飛んでるような気がする。まさかルシリス様が介入なさるとは思わなかったw -- 名無しさん (2019-05-09 22 46 42) 良くも悪くも主人公的精神だったのが不幸につながった感があるな。『俺は全てを敵に回して滅ぼしてでも全てをたいらげ、平和をもたらす』と固い意志を持っていれば、少なくとも、発狂することはなかっただろうに……。 -- 名無しさん (2019-05-10 15 40 16) 仮にランモバにこのルートが時空の裂け目に追加されたら保志さんがフルボイスでやることになるのか… -- 名無しさん (2019-05-10 21 18 50) 何があろうとついてきてくれるヘインと、何があったら止めてくれるリアナ -- 名無しさん (2019-05-11 00 02 41) ↑ヘインは恩義からエルウィンのイエスマンだし、リアナは光輝の使命から光輝軍以外は認めない思考で、なかなか極端なのがなんとも。 -- 名無しさん (2019-05-12 12 10 19) まあ、ルシリスは当人の項目でも言われてるが皆殺しになろうがなんだろうが秩序が保たれてるなら不干渉貫くし… -- 名無しさん (2019-05-12 12 24 25) ボーゼルにまで助けを求めてしまうあたり、本当にエルウィンは心が壊れてしまったんだなあ。 -- 名無しさん (2019-05-12 21 58 59) 最後は自死するしか解放される方法がなさそうなのが可愛そう -- 名無しさん (2019-05-13 17 34 51) ↑ヘインが死ぬなって言ってるから自刃はしないと思う -- 名無しさん (2019-05-13 23 43 53) ↑じゃあ衰弱死・・・って言いたいところだけど完全に発狂もしきれてなさそうだし死ねなさそうだな。その救いもなしか… -- 名無しさん (2019-05-15 09 44 14) 彼は名実ともに『大陸最強』の力を得たが、引き替えに失った物はより大きな物だった。すべてを失ったエルウィンの目には夕陽の色さえ血のように見えたという。 -- エンディングより (2019-05-17 07 47 54) 乱心のあまり、語るもおぞましいほどの暴政を行うものの、それが国民の反乱を促して討たれてしまう……って末路かな。エンディング後は。 -- 名無しさん (2019-05-17 11 44 20) 相談所に報告があった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2019-05-18 10 31 22) 「それぞれの想い」に対する「己への過信」がトリガーか…一周目で突っ込んだ人は壮絶な体験だっただろうな… -- 名無しさん (2019-05-18 10 35 44) この作品自体、話の根幹の二つの剣を巡る言ってしまえばご都合主義の話…なんだけど、そのご都合主義が逆回転したらまあこうもなるよなっていう -- 名無しさん (2019-06-01 20 41 20) どこぞの覇王様みたいに正義をなすためには自らが悪になることも厭わないとか考えられたらまた別だったか?性格的にできない気もするが -- 名無しさん (2019-06-23 16 44 08) ↑本人はあくまでも正しいことをしている、いつか皆わかってくれるという思いで突っ走ってたからね… -- 名無しさん (2019-06-23 17 16 42) 「俺たちを裏切って帝国に付いた。その帝国を裏切ってボーゼルに付いた。さらにはそのボーゼルさえも裏切ってここまで来た。」ってやばすぎだろ エルウィンガチクズすぎる -- 名無しさん (2019-09-03 19 12 50) プレイしてたらエルウィンの行動が納得できるのだろうか。なんか力求めてるのはともかく、その力で何したいのかさっぱりすぎる -- 名無しさん (2020-04-16 23 07 11) ↑さっぱり過ぎたからこそのこの結末だろうか。「力が無ければ何もできない、ならばまずは力を求めよう、力さえあれば周りも自分に付いて来てくれるだろう」という理念で行動した結果かと。 -- 名無しさん (2020-04-17 03 17 51) 分岐が実装されてない頃から同じ光輝の末裔のレオンも真以外で分かり会える事なく終わるから光輝の末裔とか言うのはラングリッサーを使えるだけの人間なんだよな -- 名無しさん (2020-09-08 08 12 14) 裏切りしかしてねえ もはやなんだったら裏切らないんだって感じ -- 名無しさん (2020-10-17 18 49 15) 独立ルートで一応世界平和になってるのと比べると違和感あるんだよな あのルートもスコットやローレンのサルラス虐殺して(後のカルザス攻めと比較してもほぼ一方的に戦い仕掛けて情報封鎖のために皆殺し、救う気ゼロ)やらかしてもEDでリアナには一応褒められるのはアレだが -- 名無しさん (2020-10-20 03 26 44) ボーゼルを裏切るのは一応ロウガの言うように「これで勝っても魔族だけが喜ぶ世の中だ、エルウィンなら人類魔族共存の道が作れる」というなぜか超高評価にソニアが納得するというものだが -- 名無しさん (2020-10-20 03 29 09) 独立ルートでも追加された破滅ルートでも三度裏切ることは同じ、ただ「世界平和のため」か「俺が王になる」を優先したか そんな感じの差しかないのだ -- 名無しさん (2020-10-20 03 32 07) エルウィンはどうやって混沌を収める気だったのだろう。力で支配する手段であっても力を見せれば皆降伏して従うしかなぃと思ってたのだろうか -- 名無しさん (2020-11-03 06 40 25) これ独立ルートでアーロンとベルンハルトに問いかけられた時に「俺が支配するためだ」的反応しないだけでいいんですわ 記事に書いてあるように他にも回避手段はあるが そのあたり差がつきすぎ -- 名無しさん (2020-11-03 22 40 46) モバイルはやった事無いけど、独立ルートの後日談がそんな事になってたのか・・・リアナと和解して復縁出来たのはせめてもの救いかな。結婚は出来たのかな? -- 名無しさん (2020-12-06 23 16 03) ↑リアナとは復縁して、「やっぱり平和に近道はない」ということで二人で旅に出る。なおヘインは「一緒には行けないから」と残る。ただ、独立と破滅の折衷ルートみたいなものだから、エルウィンのメンタルがだいぶ弱ってて、独立ルートみたいな力強さとか自信は全くなくなってる。ロウガとソニアの扱いが雑だったこともあって、Ⅱファンの中には不満を持った人もいるっぽい。 -- 名無しさん (2021-01-07 23 56 41) ゲーム違うけど風花雪月で一番見たかったルート 教団裏切って帝国に寝返ったかと思えば闇うごに従い、最後には闇うごも裏切るみたいな -- 名無しさん (2021-09-14 18 50 20) FX版の独立軍ルートでリアナを死なせてしまった場合、エンディングでリアナの亡霊がエルウィンとキスをするシーンが印象的だった。フルリメイク版では何故か削除されてしまったのは残念。 -- 名無しさん (2021-09-14 22 46 08) ↑6 戦争起こそうとするやつ全部潰せば戦争起きないでしょ、くらいの考えじゃないかなぁ -- 名無しさん (2022-07-08 15 04 53) 闇ルート突入「ラングリッサー今持ってるのは俺だしワンチャンいけんじゃね?」独立ルート突入「ラングリッサーあるしボーゼルはアルハザードの封印解いて弱ってるしこれ聖剣と魔剣揃えたら最強じゃね?」みたいな感じで理念もクソもなく目の前の餌に飛びついてる印象 -- 名無しさん (2022-12-20 01 50 43) ↑ そして最後の選択肢「聖剣・魔剣両方持ってて俺が最強だし、俺が天下取れば良いよね。圧制からの解放とか平和とか知らん」 完全に手段の為に目的を見失った男。 -- 名無しさん (2023-03-18 01 11 33) ↑一番上 作中の科白に修正しましたが、それに伴い、作中で確認できなかったやりとりを元にした解説部分をいくつか除去せざるを得ませんでしたことを申し上げておきます。 -- 名無しさん (2023-07-22 21 50 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5852.html
ラングリッサーシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 ナンバリング MD ラングリッサー シリーズ第1作。うるし原智志デザインのキャラクターと骨太なSLGが見事に融合。 良 PCE ラングリッサー ~光輝の末裔~ ゲームバランスを調整、ムービーと声優のボイスを追加。 良 Win ラングリッサー セガゲーム本舗シリーズ。MD版をそのまま移植。 MD ラングリッサーII 前作から400年後(*1)が舞台。 Win ラングリッサーII セガゲーム本舗シリーズ。MD版をそのまま移植。 SFC デア ラングリッサー 『II』をベースにシステムを全て作り直し、マルチシナリオを採用。 良 FX デア ラングリッサーFX SFC版で問題視されていた処理速度が大幅に改善。ムービーと声優のボイスを追加。 SS ラングリッサーIII ゲームシステムを一新。次回作以降に受け継がれたシステムも多いが、戦闘面で粗も目立つ。 なし PS2 ラングリッサーIII 上位ハードでの移植なのに、何故か大幅な劣化移植。 劣化 SS ラングリッサーIV 『II』から200年後(*2)の別の大陸が舞台。『III』で賛否両論のシステムが昔に近い物に回帰。ただし、判断力の値により別々のスパンで行動順が巡る個別ターン制(*3)を採用。 ラングリッサーV -The End of Legend- 『IV』と同じ時系列での物語。ナンバリングシリーズ完結作。シナリオ分岐なし。問題点が多かった前作の判断力システムを改良した行動量ストックによる個別ターン制。 カップリング・オムニバス PS ラングリッサーI II 『I』と『デア』のカップリング移植だがFX版から大幅に劣化。 劣化 Win ラングリッサーI PS版『I II』から『I』のみを単品で移植。 ラングリッサーII PS版『I II』から『II』のみを単品で移植。 SS ラングリッサー ドラマティックエディション 新規シナリオを追加したが一部のバグが未修正。 なし Switch/PS4/Win ラングリッサーI II グラフィックとシステムをリニューアル。『I』にもシナリオの分岐が実装された。『II』のシナリオは『ドラマティックエディション』準拠。 良 PS ラングリッサーIV Vファイナルエディション 『IV』と『V』のカップリング移植。『IV』は『V』のシステムでリニューアルされた。 SS ラングリッサー トリビュート SS版の4作品を全て収録。 ミレニアム DC ラングリッサーミレニアム 元・光栄のスタッフが設立したサンタエンタテイメントによる企画・開発の外注作品。世界観を一新、絵師がうるし原氏から介錯氏とK2商会へと変更、ゲームジャンル自体も変化。 WS ラングリッサーミレニアム WS THE LAST CENTURY 『ミレニアム』の100年前の物語。システムは『デア』ベース。 リインカーネーション 3DS ラングリッサー リインカーネーション -転生- 2015年KOTY携帯機部門次点。色々と悪い方向へと「転生」してしまった。 ク その他 Win ラングリッサーI・II・III デジタルコレクション 『I』『II』『III』のイラストやムービーなどを収録。一応パズルのミニゲームあり。 執筆対象外 ラングリッサー・トライソード ブラウザゲーム。半年経たずサービス終了の憂き目に。キャラデザは黒獅子氏。 ラングリッサー モバイル スマホアプリ。中国では2018年8月、日本では2019年4月にサービス開始。『V』から150年後が舞台。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 エルスリードシリーズ PC エルスリード ボーゼルとジークハルトの出身作品。他に名有りのキャラは登場せずストーリー性もほぼ無い。なお、『V』以降に出た画集によると『III』の数代後の時代とされている。これに基づけば光の魔術師である本作のジークハルト王は『III』のジークハルト王の子孫。 PC/PCE ガイアの紋章 『エルスリード』をエリアを取り合う戦略SLGではなく、28年に及ぶ正史上の「エルスリード侵攻戦年表」を設定して、ストーリー性のあるステージクリア型にしたリメイク。 PC-98 エルスリード戦史 『ガイアの紋章』にステージを追加、さらに戦略SLGの『エルスリード』モードも搭載したカップリング移植。エルスリードモードはガイアの紋章で追加された魔法も使用可能で、ラエスディック海峡の西部と東部の海エリアが追加された。 X68k ヒストリー オブ エルスリード 『エルスリード戦史』のx68k移植版。 PC/PCE ガイフレーム 戦闘システム前2作のようにHEX式のシミューレション。街を散策して情報やアイテムを集めるアドベンチャーパートあり。『エルスリード』の4000年後の未来を舞台にロボで戦う(*4)。ただし、魔法(SF風に言うなら幻の超古代文明の遺産)は存在するしラスボスもボーゼル(*5)。『エルスリード』の先々代の王が行使した光の巨人、記録が失われた8代目の王、エルスリード王国最後の王である9代目など、前2作のマニュアルからの伏線回収要素が多い。『ラングリッサーIV』には本作タイトル名を流用したガイフレームという名前の巨大ロボットが登場しており本作の魔装兵のデザインが流用されている。 超兄貴シリーズ 重装機兵シリーズ MD/PS4 重装機兵レイノス 「重装機兵」と書いて「アサルトスーツ」と読む。『ラングリッサーI』のランス・カルザスはレイノスのライバルと同姓同名キャラであり、専用装備でアサルトスーツも登場。『II』以降も恒例の最高級装備となる。『III』ではアサルトスーツが「ゼアーアイン(レイノスのランスの乗機名)」であることも言及される。 スルメ その他 PCE 改造町人シュビビンマン3 異界のプリンセス うみにんの初出作品 シリ不 SFC パワー オブ ザ ハイアード ラスボスの見た目がボーゼル。設定を繋げようと思えば繋げられるようにしたとの事。 グローランサーシリーズ PS2 グローランサーIV Wayfarer of the time 『III』のルナをモデルとした使い魔D-LN型が登場。 良 PSP グローランサーIV OVER RELOADED 『V』のラムダ(マリアンデール)をモデルとした使い魔D-MD型が追加された。 良
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1654.html
ラングリッサーV ~The End of Legend~ 機種:SS,PS サウンドプロデューサー:溝口功 (ツーファイブ) サウンドディレクター:吉村幸二 (ツーファイブ) デジタルサウンドデザイン:溝端修一 (ツーファイブ) サウンドエフェクト:河西良 (ツーファイブ)、渡辺博之 (ツーファイブ) アフレコディレクター:松木仁美 (ツーファイブ) 音声編集:大野直子 (ツーファイブ) 作曲者:岩垂徳行 開発元:キャリアソフト 発売元:メサイヤ 発売日:1998年6月18日(SS),1999年(PS) 概要 「ラングリッサー」シリーズの最終作。 作曲者は『I』、『II』と楽曲の基礎を創り上げてきた岩垂徳行の独壇場。 爽やかさの中にもどこか緊張感を漂わせるBGMは初代から全く衰えていない。 PS版は『IV』とカップリングの『ラングリッサーIV V FINAL EDITION』として発売された。 収録曲 曲名 補足 順位 碑文~an epitaph~ TITLE OPENING CHARACTER MAKING PROLOGUE SHOP Σ-066(SIGMA) PAINFUL BATTLE Ω-133(OMEGA) PUPPET SHOW Λ-052(LAMBDA) 第2回マイナーゲーム129位 HARD BATTLE THE ARMY THE NOBLE RESIDENCE ALFRED HURRY BATTLE RAINFORSS KALXATH BRENDA SPLENDID Cmdr. CRIMSONIA 世界樹 CLARET SUPPORTER CONFESSION EPILOGUE TRAGIC COLLAPSE RUNFORD THE ENEMY REINFORCEMENTS VELLZELLIA FEDERATION GIZAROF SECOND LAMBDA FINAL 第4回492位 GAME OVER GAME CLEAR MONOTONOUS めいど 兄貴 REVIVAL ほしのように… イメージソング作詞:葉月陽編曲:大熊謙一唄:川澄歌織 PROLOGUE (ANOTHER VERSION) 原曲にラングリッサ~と唄うコーラスを加えた物 環境音集 サウンドトラック ラングリッサーV オリジナルサウンドトラック ラングリッサーV リマスタード・サウンドトラックス
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1652.html
デアラングリッサー 機種:SFC 作・編曲者:岩垂徳行 開発元:メサイヤ 発売元:メサイヤ 発売年:1995年 概要 『ラングリッサーII』のアレンジ移植版。 ストーリー分岐システムが採用されており、それに伴いBGMも大量追加された。 従来の陣営である「光輝の末裔」ルート、『II』では終始敵対していた「レイガルド帝国」ルート、帝国ルートから派生する「闇の軍勢」ルート、そこから更に派生する「独立軍」ルートの4種類のストーリー分岐が存在する。 後に発売されたSS版『I II』では更なる分岐として、全ての陣営を滅ぼす「覇道」ルートが追加されたが、『デア』やPS版『I II』時点ではまだ存在していなかった。 サウンドテストの入り方:データロード画面で左・右・セレクト・Aの順に入力する。 収録曲 曲名 補足 順位 味方1 Neo-Holy War 味方2 Knights errant 味方3 No Surrender 味方4 Fight It Out溝口功/作曲 味方5 The Legend of Sword 味方6 Soldier 味方7 Last Battle 味方援軍1 One’s Side 味方援軍2 新規 味方援軍3 新規 敵1レオン 敵2バルガス 溝口功/作曲 敵3モーガン 敵4邪悪なるもの 敵5エグベルト 新規(MD版『II』同名曲とは別の曲)以降の移植もこちら準拠 敵6イメルダ 溝口功/作曲 敵7ダークプリンセス 敵8ボーゼル 敵9ベルンハルト 敵援軍1 Reinforce of Enemy 敵援軍2 新規 ショップ 溝口功/作曲 ストーリー リアナ 兄貴 レクイエム 新規 エンディング1 エンディング2 A Story Forever 洞窟の中 エンディング静か 新規 エンディングおわり 新規 ステージクリア オープニング1 新規 レクイエム ルシリス オープニング2 新規 海辺のBG 効果音 夜のBG 効果音 ジェシカ スタッフロール 新規 SE Collection 効果音集 サウンドトラック デア ラングリッサー オリジナル・サウンドトラックス メサイヤゲームミュージックコレクション VOL.1 ~ラングリッサーⅠ・Ⅱ・Ⅲ~ PV
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41586.html
登録日:2019/03/10(日) 09 31 29 更新日:2024/09/22 Sun 10 44 38NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 うるし原智志 かませ犬 どうしてこうなった やられ役 バルドー ラングリッサー レイガルド帝国 中ボス 何故部下にした 凪良 川津泰彦 悪党 望月英 雑魚 青竜騎士団 概要 人物 ユニットとしての性能 小説版では…。 ラングリッサーモバイルでは… 色々とツッコミ所 概要 「ラングリッサーII」「デアラングリッサー」の登場人物。 担当声優は以下の通り。 川津泰彦(FX版『デア』、PS、SS版『II』) 望月英(PS4、switch版『I II』) 主人公エルウィンの強さと活躍を引き立てる為の、ぶっちゃけただの噛ませ犬。 どこからどう見ても悪人顔です。本当にありがとうございました。 レイガルド帝国軍の精鋭部隊・青竜騎士団に所属する兵士。 どうやらレオンの直属の部下のようなのだが…後述のように色々と問題がある人物である。 人物 魔剣アルハザードの封印を解き、闇の王子ボーゼル率いる闇の勢力と同盟を結んだレイガルド帝国は、その圧倒的な武力でもって周辺の国々を次々と陥落させ、帝国の傘下へと落としていく。 そんな中でレオン率いる青竜騎士団は、とある辺境の村へと訪れ、滞在していたリアナを連行していく。 何故帝国軍が自分を…?疑問に思うリアナだったが、自分が大人しくついていけば村人には一切危害を加えないとレオンに約束されたリアナは、仕方が無く自らの身柄をレオンに預けたのだが。 レアード「レオン様、村の自警団のようです。」 レオン「うむ。どうやら騒ぎを聞きつけ駆け付けたようだな。」 周辺の魔物の討伐から帰って来たばかりの、村の自警団を務めるリデルとエヴァンゼが、リアナを連れ去ろうとするレオンたちに襲い掛かったのだった。 リデルとエヴァンゼを自分とレアードで足止めする事にしたレオンは、バルドーにリアナの護送を命じたのだが…。 レオン「ではバルドー。リアナ殿を帝都へとお連れしろ。くれぐれも丁重にだぞ?いいな?」 バルドー「ははっ!!」 リデルとエヴァンゼの迎撃に向かったレオンに命じられたバルドーが、今さっきレオンから「丁重に扱え」って言われたばかりなのにリアナの腕を強引に引っ張ったのだった。 リアナ「痛い!!そんなに強く引っ張らなくても付いていきます!!」 バルドー「けっ、捕虜の癖に生意気な女だぜ。」 剣が使えない作戦など面白く無いなどとレオンにブーブー文句を垂れながら、リアナを帝都へと護送するバルドー。 だが何を思ったのか、突然バルドーは全くの無抵抗の村人に襲い掛かったのだった。 リアナ「やめて!!約束が違うわ!!」 バルドー「やかましい!!てめぇを捕らえたからには、もうそんなの知ったこっちゃねえ!!」 無益な殺生は控えろというレオンの命令を無視し、無抵抗の村人を剣で斬り捨てたバルドー。 理由も聞かされないまま何の落ち度も無いのに突然命を奪われた村人が、絶望の表情で身体から血を流して倒れ伏した。 リアナ「酷い…!!どうしてこんな酷い事を!!」 バルドー「うるせえぞ小娘!!おめぇも痛い目を見ねぇと分からねぇのかぁ!?」 自分が大人しく付いて行けば、村人には一切危害を加えない…その約束をいきなり反故にしたバルドーに、リアナは怒りを露わにしたのだった。 そんなバルドーの愚行を目の当たりにしたレオンがリデルやエヴァンゼと戦いながら、バルドーを叱責する。 レオン「止めぬか愚か者め!!無益な殺生はするなと言ったはずだぞ!!」 バルドー「はひっ!?」 レオン「二度とこのような真似は許さん!!規律を乱す者は我が青竜騎士団に必要無い!!」 バルドー「ひいっ!!も、申し訳ありませんレオン様!!」 レオンに怒鳴られたバルドーは、仕方無く村人への攻撃を止め、リアナの護送を再開したのだった。 バルドーに殺された村人の死体を悲しみの表情で見つめながら、リアナはこれ以上犠牲者を出さない為に、大人しくバルドーに連行されていく。 レオンやレアードと必死に交戦するリデルとエヴァンゼも、圧倒的な実力差を見せつけられ、情け容赦なく傷付けられていく。 傷だらけになりながらも必死に抵抗するリデルとエヴァンゼに、もうこれ以上抵抗しないでと必死に懇願するリアナだったのだが…その時だ。 エルウィン「そこまでだ!!これ以上お前たちの好きにはさせないぞ!!」 たまたま村に滞在していたエルウィンが騒ぎを聞きつけ、ヘインと共に駆けつけて来たのだった。 バルドー「何だてめえは?死にたくなかったらそこをどきやがれ!!」 リアナ「お願い!!もうこれ以上私に関わらないで!!私のせいで貴方まで傷付くような事があったら、私は…!!」 エルウィン「大丈夫だ!!待ってろ、すぐに君を助けてやるからな!!」 剣を抜いたエルウィンが、颯爽とバルドーに斬りかかる。 このままでは村人たちだけでなく、何の関係も無いエルウィンや幼馴染のヘインまでもが、バルドーに殺されてしまう…それを想像したリアナが悲痛な表情でエルウィンを止めるのだが。 バルドー「馬鹿な奴だ、どうやら本当に死にたいらしいなぁ!!ひゃははははははははは!!」 しかし。 バルドー「…え…!?」 圧倒的な実力差を見せつけられ、斬り捨てられたのは…バルドーの方だった。 自分の身体からほとばしる血飛沫、どんどん冷たくなっていく自分の身体、そして救助したリアナを安堵の表情で抱き寄せるエルウィン。 バルドーの目の前で、信じられない光景が広がっていた…。 バルドー「な、何故だ…この俺が、こ、こんな奴に…!!レ、レオン様ーーーーーーーーー!!」 何故こんな小僧に、自分が…!? 絶望に満ちた表情で、バルドーはその場で絶命したのだった…。 ユニットとしての性能 シナリオ1の最初のボスとして登場。 クラスはファイター。AFは21、DFは18。ぶっちゃけ雑魚である。 エルウィンやヘインが傭兵を一切雇わずに単機特攻するなどという無茶な事でもしない限り、まず負ける事はないだろう。 シナリオ1では他にレオンやレアードもいるが、彼らはリデルとエヴァンゼが足止めしてくれる。 彼を倒せばそれでクリアになるので、とっとと倒してクリアしてしまおう。 リデルとエヴァンゼを生存させたままクリアすると、2人から村を救ってくれた礼として100Pを貰える。 ただしそれを狙う場合、バルドーの傭兵を倒しての経験値稼ぎをする余裕は無いかもしれない。 小説版では…。 原作とかなり展開が異なっており、リアナの護送任務の最中にレオンに隠れて悪事を働くものの、レオンにあっさりとバレてしまい、詫びる暇も無く日本刀で斬り捨てられるという無惨な最期を遂げている。 リアナは「何も殺さなくても」と抗議するが、レオンは全く聞き入れなかった。 彼がレオンに殺された事で、小説版ではリアナを助けに来たエルウィンと戦って敗れたのが、彼ではなくレオンだという事になっている。 ラングリッサーモバイルでは… 原作愛あふれる本作に於いてもやっぱり登場。ただしプレイアブルキャラではなく敵としての登場のみである。 過去作を追体験することができる「時空の裂け目」の最初のステージ「出会い」で戦う事が出来、ステージの目的は「リアナの救出」なので彼を倒せばステージクリア。 ここでもレアードの制止を無視し、行く手の脇にただ立っていた村人を殺害してレオンの叱責を受ける。 MAP上の特定ポイントに到達すると敗北となり、2人のみ出撃可能かつレオンとレアードがバルドーとは真逆の方向にいるため、キャラや戦力がある程度整っていなければ実績である「レオン及びレアードの撃破」と「警備隊の生存」の同時達成は厳しい。 バルドー自体は弱い為、バルドーだけを素早く倒せばすぐに終わるがリアナの家のタンス(精鋭モードではリアナの家の庭の花)が隠し宝箱となっており、取りに行こうとしてバルドーと接敵→反撃で倒してしまい回収出来ないまま戦闘終了となる事もしょっちゅう。 何もこんなピンポイントで難敵にならなくても…… 色々とツッコミ所 このように彼は粗暴で性格にかなり問題がある人物なのだが、レオンはこんな下衆な男を何故部下にしたのだろうか。 作中でキースがシェリーに語る場面があるのだが、青竜騎士団は規律に厳しいが騎士道精神溢れる部隊であるのが特徴であり、それ故にソニア率いる魔物の軍勢に襲われた村人たちを助ける為に、一時的にではあるが敵対する相手であるエルウィンたちと共闘する事さえもあった程である。 そんな青竜騎士団に、何故彼のような粗暴な男が加わっているのか。 これは本作最大の謎であり、結局物語の最後まで語られる事は無かった。(*1) ベルンハルトがレオンに、彼を矯正しろとでも命じたのだろうか? それともこんな男を部下にしなければならない程、青竜騎士団は慢性的な人手不足にでも悩まされているのだろうか…? また「リアナの帝都への護送」という極めて重大かつ絶対に失敗が許されない任務を、レオンは何故こんな下衆な男に任せてしまったのだろうか。 光の巫女というリアナの置かれている立場、そして彼女が持つ能力から考えれば、帝国軍は絶対にリアナを殺してはならないばかりか、かすり傷1つ負わせる事すら絶対に許されないはずである。 にも拘らず彼はリアナを乱暴に扱ったばかりではなく、全くの無抵抗の村人を虐殺、それに抗議したリアナにさえも暴力を振るおうとしたのである。 即座にレオンが彼を叱責(小説版では斬殺)したので事なきを得たのだが、もし彼のせいでリアナが傷付いたり、最悪命を落とすような事態になったら、一体レオンはどう責任を取るつもりだったのだろうか。 だからこそリアナの帝都への護送任務は、彼では無く人格も実力も問題無いレアードに任せるべきではなかったのだろうか…? ただ彼がエルウィンに殺された際、レオンが 「何!?あのバルドーが敗れただと!?」 と驚いていた事から、帝国軍の中でもそれなりの実力の持ち主ではあったようなのだが。 問題なのは実力はあるのに性格に問題があったせいで、ただの小悪党に成り下がってしまった事なのだが…。 追記、修正は上司から客人を丁重に護送しろと言われたのに暴力を振るって上司に怒られた挙句に、颯爽と現れた赤髪の剣士にフルボッコにされ、客人を奪い返された方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ? コメント欄 [部分編集] 一番手がルシリスなのはともかく、二番手がこいつだと… -- 名無しさん (2019-03-10 10 02 39) 多分、名門貴族のロクデナシの息子でコネと -- 名無しさん (2019-03-10 13 16 04) ↑(訂正)多分、名門貴族の息子でロクデナシだけど、肩書だけでもマシにして更生させる事も兼ねてレオンの部下にねじ込んだんだと思う。 レオンに平気で逆らうのもイザとなれば親が揉み消してくれるから大丈夫と思ってるからとか… -- 名無しさん (2019-03-10 13 21 21) 小説版酷過ぎて吹いたw -- 名無しさん (2019-03-10 14 57 47) まぁ昔のゲームだから一貫性とか滅茶苦茶なのは仕方ないところかw -- 名無しさん (2019-03-11 13 01 08) ラングリッサーモバイルでは、マップ上のキャラSDが汎用ではなく専用のものになってる -- 名無しさん (2019-05-06 14 36 08) まぁ誰もかれも騎士道精神あふれる真面目な奴だけでなく「こういうどうしようもない奴もいるよ」みたいな感じだろうかね。 -- 名無しさん (2019-05-08 12 02 51) しかもバルドー以外の兵士、「バルドー様の退路を確保します」の方は初陣だし… 実は重要な任務だが嘗めすぎだったな サルラス領という帝国にとっては敵領土内での行為なのに -- 名無しさん (2020-10-19 12 14 22) テレポートを使ってNPC増援のリデルをバルドーの横に飛ばすとリデルがバルドーを倒してくれる でもマップクリア時のセリフはそのままでちょっと面白い -- 名無しさん (2022-10-09 14 15 18) デバッグコマンド使ってリアナを操作して魔法で滅多打ちにしたりエヴァンゼ連れてきて魔法で滅多打ちにしたり… -- 名無しさん (2024-09-22 10 44 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/8488.html
【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 LANGRISSER MILLENNIUM タイトル LANGRISSER MILLENNIUM ラングリッサー ミレニアム 機種 ドリームキャスト 型番 T-2501M ジャンル シミュレーションRPG 発売元 メサイヤ 発売日 1999-11-3 価格 5800円(税別) ラングリッサー 関連 Console Game MD ラングリッサー ラングリッサー II SCD-R ラングリッサー 光輝の末裔 SFC デア ラングリッサー PCFX デア ラングリッサー FX SS LANGRISSER III LANGRISSER IV LANGRISSER DRAMATIC EDITION LANGRISSER V LANGRISSER TRIBUTE PS LANGRISSER I II LANGRISSER IV V FINAL EDITION DC LANGRISSER MILLENNIUM Handheld Game WS LANGRISSER MILLENNIUM WS THE LAST CENTURY 駿河屋で購入 ドリームキャスト
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1392.html
デアラングリッサーFX 機種:PCFX 作曲者:岩垂徳行、溝口功 発売元:メサイヤ 発売年:1996年 概要 『ラングリッサーII』の移植改良版である『デアラングリッサー』のPC-FX移植版。 アニメーションやキャラクターボイスが実装され、画質もSFC版よりも向上している。 サントラはEGG MUSICでダウンロード版が発売されているほか、『ラングリッサー リインカーネーション -転生-』のサントラにも収録されている。 収録曲 曲名(サウンドテスト) 補足(括弧内はデアラングリッサーでの曲名) 作曲 順位 オープニング 岩垂徳行 味方1 (Neo Holy War) 岩垂徳行 味方2 (Knights errant) 岩垂徳行 第2回マイナーレトロ18位 味方3 (No Surrender) 岩垂徳行 味方4 (Fight It Out) 溝口功 味方5 (The Legend of Sword) 岩垂徳行 味方6 (Soldier) 岩垂徳行 味方7 (Last Battle) 岩垂徳行 味方援軍1 (One's Side) 岩垂徳行 味方援軍2 (Ally Backup 2) 岩垂徳行 味方援軍3 ラングリッサーIIREQUIEM 岩垂徳行 敵1レオン 岩垂徳行 敵2バルガス 溝口功 敵3モーガン 岩垂徳行 敵4邪悪なるもの 岩垂徳行 敵5エグベルト 岩垂徳行 敵6イメルダ 溝口功 敵7ダークプリンセス 岩垂徳行 敵8ボーゼル 岩垂徳行 敵9ベルンハルト (Bernhardt) 岩垂徳行 敵援軍1 (Reinforce of Enemy) 岩垂徳行 敵援軍2 (Enemy Reinforcements) 岩垂徳行 ショップ 溝口功 ストーリー (Main Theme)ストーリー紹介BGM 岩垂徳行 スタッフロール 岩垂徳行 兄貴 岩垂徳行 レクイエム 岩垂徳行 ステージクリア2 新規追加曲 岩垂徳行 エンディング2 (A Story Forever) 岩垂徳行 ステージクリア1 岩垂徳行 ジェシカ 岩垂徳行 ルシリス (Requiem Lushiris)デアラングリッサー「レクイエム(2)」 岩垂徳行 リアナ 岩垂徳行 洞窟の中 どちらかと言えば環境音に近い 岩垂徳行 海辺のBGM 岩垂徳行 夜のBGM 岩垂徳行 サウンドトラック デアラングリッサーFX オリジナル・サウンドトラックス ラングリッサー リインカーネーション-転生- サウンドトラック PLUS
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1713.html
ラングリッサーシリーズ ラングリッサーバルディア王国 ダルシス帝国 ラングリッサーII、デア ラングリッサー光輝軍 帝国軍 天界 ヴェルゼリア コメント 1991年にメサイヤから発売されたメガドライブ用コンピュータゲームソフト。 ラングリッサー バルディア王国 ハッサム♂:レディン スワンナ♀:クリス 使い手のフウロと雰囲気が似てるので シュバルゴ♀:ナーム シザリガー♂orザングース♂:テイラー コバルオン:アルバート ランドロス♂:ヴォルコフ ライチュウ♂:ソーン 使い手のマチスと雰囲気が似てるので ダルシス帝国 ヨノワール♂:ランス ギラティナ:ディゴス サザンドラ♂:ゼルド ラングリッサーII、デア ラングリッサー 光輝軍 ウインディ♂:エルウィン 色違いサーナイト♂:ヘイン キルリア♀:リアナ ポリゴン2:スコット エアームド♀:シェリー ハハコモリ♂:キース ムーランド♂:アーロン サメハダー♂:レスター 帝国軍 テラキオン:ベルンハルト リザードン♂:バルガス キュレム:イメルダ ボーマンダ♂:レオン オーベム♂:エグベルト サーナイト♀:ラーナ(ダークプリンセス) 天界 トゲキッス:ルシアス 色違いクレセリア♀:ジェシカ ヴェルゼリア ミカルゲ:カオス ダークライ:ボーゼル コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ラングリッサーⅢ ラーカス王国 タツベイ♂:ディハルト レオンの子孫→彼の進化前 ニドリーナ♀orチコリータ♀:ティアリス 後者は声優繋がり ニャース♂:ルイン ジュカイン♂:ギルバート グラエナ♂orルガルガン(まひるのすがた):シルバーウルフ カブルモ♂:ピエール ドレディア♀:リファニー ルナトーンorルナアーラ:ルナ 名前ネタ ラティアス♀:ソフィア 巫女なので フーディン♂:ファーベル ニダンギル♂:霧風 二刀流なので ムウマージ♀:ジェシカ リグリア帝国 キングドラ♂:アルテミュラー シードラ♂:クライスト四世 タッツー♂:パウル トゲキッス♀:ファーナ 声優繋がり ギャロップ♂orバンバドロ♂:エマーリンク エアームド♂:ガイエル カラカラ♂:ボルツ バーラル王国 カモネギ♀:フレア 斬撃技必須 ガチゴラス♂:ウィルダー王 分類名「ぼうくんポケモン」から マッスグマ♂:ディオス 曲がったことが嫌いな性格なので ガラガラ♂:ダークナイト ヴェルゼリア デルビル♂:ボーゼル ゾロアーク♀:変幻のフェラキア シカ族 ガメノデス♂:ド・カーニ カプ・コケコ:ケー・ツカイロ 天界 クレセリア♀:ルシリス そのほかの登場人物 ニドキング♂:ウィリアム侯爵 シュバルゴ♂:ジュリオール サーナイト♀:レイラ ペルシアン♂orドサイドン♂:レイモンド子爵 後者は使い手のクロツグとの声優繋がり 色違いボーマンダ♂:クラウス伯爵 ラングリッサーリインカネーション-転生- 独立軍 ジャノビー♂:アレス・ロヴィナー ユンゲラー♀:エルマ・ミンスター カプ・ブルル:トワ ゴチルゼル♀:マイア・クラフツォフ ジュプトル♂:アンセル・バラデュール 光輝軍 ラランテス♀:ロザリア・オルシーニ スピアー♂:オディロン・フェデルタ ルカリオ♀:シュゼット・ブレーズ シャンデラ♀:マリエル・サルラス ミロカロス♂:リュグナー・マントゥール マフォクシー♀:ノエミ・ヴェルレーヌ ギルガルド♀:ミシェル・ギー 帝国軍 アマージョ♀:ヒルダ・ユースティーツ 容赦のない性格から アママイコ♀:フロレンティア・ユースティーツ アギルダー♀:ツバメ・デウラ エルレイド♂:ヴェルナー・ダイム 文武両道なので オクタン♂:ユア・ステン エアームド♀:コンスタンツァ・イアハルト ミツハニー♀:クリスティアーネ・フォン・プリンツ・フランディル・ポエティア ミジュマル♀:ルクレチア・オリフラム 声優繋がり グソクムシャ♂:オウトクラト4世 闇の軍勢 ムシャーナ♀:パツィル チルタリス♀:メラータ・ミトラス・ドラゴニア シルヴァディ:グスタフ 人工的に作られた古代文明の遺物→ウルトラビーストに対抗
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5809.html
ラングリッサー リインカーネーション-転生- 【らんぐりっさー りいんかーねーしょん てんせい】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ニンテンドー3DS 発売・開発元 エクストリーム 発売日 2015年7月23日 定価 通常版:5,537円限定版:9,241円(共に税8%込) レーティング CERO C(15歳以上対象)アイコン:セクシャル 判定 クソゲー ポイント 2015年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点 基本的なインターフェースすらまともに出来てない驚愕の低品質戦闘画面お約束の「BGM以外まともな所がない」FC時代のSLGにも劣るゲーム内容×ラングリッサー転生 ○クロスノーツ転生 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 ラングリッサーシリーズ 概要 ストーリー 基本システム 本作独自のシステムなど 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 その後の展開 概要 DCおよびWSでリリースされた外伝作『ラングリッサーミレニアム』から実に15年振りとなる、名作SLG『ラングリッサー』シリーズのコンシューマー用最新作。 旧シリーズを一作目から手掛け続けてきたメサイヤ(NCS=日本コンピュータシステム)の版権を受け継いだ、エクストリームによってプロデュースと開発が行われた。 特に旧シリーズのスタッフの監修は行われていない。 ラングリッサーの本編にあたるナンバリング作は5作目までリリースされており、本作は特に2作目の移植版『デア ラングリッサー』を模倣した印象が強い。 ただし世界設定と登場人物がほぼ一新されており、ストーリーに至っては全く異なるので、リメイクの類ではなく「新作」の立ち位置にある。 「15年ぶりの新作(*1)」という事で、ファンの期待は一時的に高まったのだが、「映えないスクリーンショット」「動画で公開されない攻撃実行シーン」「開発元の社長が『ラングリッサーIII (PS2)』の移植を手掛けたクロスノーツ創業者と同一」など、不安要素ばかりが重なり、一転してファンは不安な日々を過ごすこととなった。 そして発売直前ニコニコ生放送が満を持して行われたものの、そのイベント内容が既に酷い有様(*2)であったため、発売前にしてある意味決着がついてしまった。 それでも熱心なファンは本作を手に取ったが、中身は大体予想通りだった…。 ストーリー 物語の舞台となるプルガトリウムは、世界の四方、大洋の彼方を『ガイアの門』と呼ばれる巨大な壁で囲まれている。そんな世界で、水位の上昇が突如として始まり(*3)、多くの島が水没してしまう。それでもなお水害は収束しそうにない。しかし愚かにも、世界では三つの勢力に分かれての大戦が続いており、文明の崩壊が危ぶまれるほどの現状でも移住がままならない。古の遺産である巨大戦艦『方舟』と魔剣『アルハザード』を所有し、全世界を侵略している【グレスデン帝国軍】…女神ルシリスを信仰・旗印にし、帝国のレジスタンス達が結集した【光輝軍】…ルシリスとは対をなす、破壊と進化を切望する神カオスを信仰する【闇の軍勢】…帝国の現皇帝である『オウトクラト4世』は侵略を繰り返し、最終的には『方舟』を使って、貴族と選抜した者だけを乗せガイアの門を越えようとしている。これがエリュシオン計画と呼ばれるものである。彼の意向に刃向かい、世界中の者を救うべきと唱えているのは帝国内だと宰相『フロレンティア』とその一派くらいであり、戦乱は止まらない。ある日のことオウトクラト4世は、臨海都市ボルスレーヌへの総攻撃を決断する。そこは聖剣『ラングリッサー』があると噂され、闇の軍勢の長『リコリス』の兄であり前皇帝の隠し子でもある主人公『アレス』が父親に疎開させられていた都市なのだった。皇帝の思惑に気付いた者たちは、三者三様にボルスレーヌ周辺へと配下の軍勢を走らせる。アレスと、魔剣と聖剣に導かれた者たちの運命が大きく動き出したのだ。果たしてアレスは、どの勢力に与し、世界を救うのだろうか。それはまだ誰にも分からない。 基本システム 旧作であるSFC&PC-FX版『デア ラングリッサー』(以下『デア』)のシステムをベースにしている。 各ステージでは最初に、1ユニット最大10名(=HP10)で構成される自軍ユニット達をMAPのマスに配置して、それらに個別で移動・攻撃の指示を与え敵軍を撃破していく。 ユニットは、大別すると「指揮官」(メインキャラ)と「傭兵」(顔無しのモブ)の二種に分かれる。「傭兵」は、「指揮官」の指揮範囲から離れると能力値がガタ落ちするので行軍の際は要注意。 「指揮官」だろうと「傭兵」だろうとボス敵だろうと、ステージ開始時のHPは例外なく10で、0になるとMAPから撤退してしまいそのステージ中の復活はできない。 各ユニットにはMAP上でHPの数字が併記されており、一望するだけで戦況を把握できる利点がある。10が並んでいればその一帯は体力全快だと一目で分かる。 1人の指揮官につき複数の傭兵を雇える。 例えば指揮官が5人おり、全指揮官が3隊の傭兵を雇ったとしたら、4×5で計20ユニットも操作することになる。 実際の戦闘画面では傭兵の場合、HPの数値分の兵士が登場するので壮観。 ユニットには他に「兵種」も存在しており、歩兵>槍兵>騎兵>歩兵 という3すくみ(グー・チョキ・パーの関係)や、弓兵は飛行系に一方的に強いという相性や特性を持つのでそれも活用していく。 敵ユニットを倒すと経験値と資金が得られる。経験値は回復魔法を使用してHPを回復しても得られる。 倒した敵がアイテムを装備していた場合、そのアイテムを奪うこともできる。 指揮官がやられると、その指揮官の配下の傭兵は倒さなくても一斉に撤退するが、経験値は入手できない。この点は敵味方共通で例外は無い(作品によっては数%だけ経験値を入手可)。 経験値が貯まると指揮官がレベルアップし、攻撃力や防御力などの能力が上がる。 また指揮官はレベル10で強制的にクラスチェンジする。上位クラスはクラス5まで存在するが、クラスによっては強化だけではなく弱体化する面もあるため慎重に行う必要がある。 本作独自のシステムなど 敵味方問わず、「素早さ」を基準に、指揮官ユニットとその傭兵から順に動く。そのため、味方フェイズ敵フェイズという概念については無い。 この点は『デア』と大幅に違っており、『ラングリッサーV』に類似したシステムである。有名どころでは『タクティクスオウガ』など。 ただし本作では、どれだけの距離を移動しようと、行動せずにその場で待機させようと、次の行動順が遅くなったり早くなったりはしない。 しかも不便なことに「素早さ」の数値はマスクデータとなっている。一応、誰から行動するかは画面上のキャラアイコンで分かる。 ステージ中に敵ユニットへ攻撃を仕掛ける際、「戦闘結果予測」が出るようになり、有利か不利かと成果の度合いが事前に分かる。 遠距離攻撃である弓の射程が2マスにまで狭められたが、攻撃力が非常に高くなった。 僧兵系のユニットは全体的に防御力を上げられ、歩兵を凌ぐほどの硬さを誇るようになった。 上記2点は、本作の後にリリースされた『ラングリッサー モバイル』にも引き継がれている。 指揮範囲外へ出てしまった際の傭兵の能力値低下が極端に激しく、はるか格下の敵にも倒されてしまうほどの低下になった。 3すくみによる相性差で、あまり能力値の補正が働かなくなった。 ステージ中、味方指揮官が自身の指揮範囲内の他の指揮官を一時的にパワーアップさせる「支援」システムが登場。 一作目から指揮官が配下の傭兵を強化させる要素はあったが、指揮官がノーコストで他の指揮官を強化できるシステムが常備されたのは何気に初。 本作はゲーム開始時にのみ難易度を選択できるが、実際に難易度によって変わるのはこの支援システムでの敵の補正値のみである。 各ステージのMAPは『デア』だと真上からの俯瞰視点2Dだったが、本作では3Dで表現。少しパースをつけたアングルで、俯瞰視点なのは同様。 ステージの開始前には準備画面を利用できる。旧作よりデザインやレイアウトは豪勢になっている。 旧作のようにここでユニット配置を行う。出撃可能な指揮官の人数がステージによって異なるのも同様。 斡旋所があり、ギルド長との会話の他、傭兵を雇うことができる。初期は弱い傭兵しか雇えないが、指揮官が成長するとより強い傭兵を雇えるようになる。 ショップも利用でき、そこでキャラクターの装備品の売買を行える。なお傭兵は旧作通り何も装備することができない。 データのセーブやロードはここで行える。 「会話」コマンドが有り、自軍入りしている任意のキャラクター(指揮官)を選んでイベントシーンを発生させ、好感度を上げられる。 会話イベントシーンは一般的なビジュアルノベルゲームとほぼ同じタイプになった。 好感度を上げ続ければ告白イベントも発生する…のだが、実はこの告白イベントにも大きな問題があったりする(詳細は後述)。 その他、戦術指南(チュートリアル)の確認、所持品やステータスの確認もできる。 『デア』では主人公の選択によりストーリー展開が変わっていったが、本作でも主人公(プレイヤー)の選択により与する陣営が変わる。 本作では「光輝軍」「帝国軍」「闇の勢力」、この3勢力全てを敵に回す「放浪軍(『デア』でいう所の独立軍)」の4つのルート(シナリオ)へと、選択肢によりシンプルに分岐する。 ルートによって使用できるキャラが変わる点は旧作通り。主人公のみ全ステージで強制出撃だが、他に誰を使用するかはプレイヤーの自由。 全ルート共通で使用可能 アレス、マイヤ、エルマ、アンセル、トワ 光輝ルート ジェシカ、リュグナー、ロザリア、マリエル、シュゼット、ノエミ、ミシェル、ユリアン、オディロン 帝国ルート フローレ(フロレンティア)、ルクレチア、ヒルダ、ヴェルナー、ツバメ、クリス(クリスティアーネ)、ヨア、コニー 闇ルート リコリス、ケルティス、グスタフ、パツィル、レナ(レナータ)、ポリアル、ロナ 独立ルート リコリス、パツィル、レナ(レナータ)、ポリアル、ロナ、クリス(クリスティアーネ)、ヨア、コニー、ノエミ、ミシェル ※括弧付きのキャラは、本作のメニュー等では本名ではなく愛称のほうで記載される 以下、ネタバレつきのため格納。 + 光輝ルートの主な展開 光輝軍入りしたアレスとその仲間たちが、闇の軍勢、次いで帝国軍と戦う。 リコリス(妹)の救出に成功し、実力差があるはずの帝国軍もあっという間に追い詰めていく。 帝国軍のメンバーのほとんどは交戦後に戦死(生死不明)となり、物語最後の関門として覚醒した皇帝が立ちはだかる。 最終決戦の直後、リコリスまで余波で覚醒してしまう。 真の最終決戦を乗り越え、妹も救い、エンディングでは光輝軍が中心となって、帝国の方舟を奪い世界を脱出する。 終盤以外は派手な展開がほとんどなく、難易度的にも地味。アレス以外、カルザス(旧作でも登場した国)のユリアンに多少のスポットが当たる。 + 帝国ルートの主な展開 帝国の宰相『フロレンティア』が、世界を救いたいという真意をアレスに打ち明け、早々に勧誘を試みる(他ルートではこの展開が無い)。 アレスはフロレンティア派の人間を信用。どういうわけか皇帝の側近のルクレチアまでもがろくに説明も無いまま仲間になる。 特にアレスにはスポットが当たらず、フロレンティアが活躍の中心になり、中盤で皇帝に叛逆して(相手が覚醒もしないうちに)そのまま倒してしまう。 帝国の秘宝であるアルハザードを自由に扱えるからと、やむなく途中で救出したリコリスを次期女皇帝に据えて、帝国を存続させる。 そのことに猛反発した光輝軍が終盤の相手になる。 ジェシカまで無事に降伏させたアレス(フロレンティア)一行だったが、リコリスの別人格「ボーゼル」が正体を表し、妹を正気に戻すため最終決戦が始まる。 難易度が本作にしては高め。クリア条件、敗北条件が特殊なステージまで存在する。 描写、説明は全体的に不足しがちだが、エンディングでは犠牲者が最も少なく平和的に脱出できるルート。 『ラングリッサー モバイル』は、この帝国ルートを主軸にしつつ、光輝ルートの展開も足して二で割ったような独自描写になっている。 + 闇ルートの主な展開 いったんは光輝軍入りしたアレスだが、妹が闇の軍勢でお飾りの頭目を務めているのを発見し、救出するのではなく闇の軍勢に鞍替えを決意する。難易度が最も高い。 実際に闇の軍勢を指揮している男『ケルティス』の天才的な指揮のもと、光輝軍と帝国軍を大胆にも同時に相手取っていく。終盤では両軍が結束し、さらに難易度が上がる。 本作の闇の軍勢は弱小勢力で、世間に疎まれる者たちの集まりでもある。本作にしては、そこからどう成り上がっていくかの描写、敵味方キャラの活躍が詳しい。 帝国に攻め入った際、アレスとリコリスが帝国の王子と王女だったことが判明する唯一のルートでもあり、本作の中でもメイン級の位置付けになっている。『ラングリッサー モバイル』には採用されていないが… アレスとリコリス達は残った光輝軍と決着をつけ、エンディングでは己の闇を抱えたまま真の平和を目指して方舟で仲間たちと脱出する。 + 独立ルートの主な展開 いったんは光輝軍入りしたアレスだが、妹が闇の軍勢でお飾りの頭目を務めているのを発見し、立場を放棄させ全軍勢から逃げようと説得する。 光輝軍、帝国軍、闇の軍勢をすべて敵に回すルートとなるが、各軍はあまり連携がとれず、それどころか各軍のはみ出し者が裏切ってアレス側についてくれる。 元帝国軍の男『ヨア』が参謀として働き、ほぼゼロからの旗揚げだったにもかかわらず、いとも簡単に各軍はアレス達に敗れていく。 闇ルート同様に、最後まで残った光輝軍が決戦の相手となる。 難易度的には平凡。ラングリッサーもアルハザードも捨て去り、接収した方舟で強引に脱出したら思いのほか民もついて来て無事(?)エンディングとなる。 なお各ルートで、終盤の選択肢を間違えると「バッドエンディング」にも移行可能。 簡素ながらルートごとに異なる悲惨な展開が語られ、徒労や全滅を示唆する報われない終わり方になる。 終盤でアレスが告白したキャラクターのセリフも登場し、アレスと”最期”に向かう様子が見られるという、原作のバッド展開を彷彿させるような凝った仕様である。 問題点 旧作よりずっとお馬鹿な敵AI。 基本的にプレイヤーが近付くと、勝手に突っ込んできて勝手に死ぬのを繰り返すだけ。 プレイヤー側がかなり強くなりやすいゲームに調整されているため、適当に味方のエースで辺りを歩かせるだけで敵は壊滅する。これでは戦略も何もあったものではない。 近付くまで行動開始しない敵も非常に多い。そのため、一斉攻撃されて負けるといったケースも稀。 目の前に移動不能の壁があったとしても、おかまいなしに突撃を繰り返そうとする。なぜ壁を避けて迂回するなどの基本的な行動ができないのか。 おまけに敵の攻撃対象の判別基準がおかしく、消耗している相手を無視して無傷の相手を攻撃したりする。 極めつけに、ほとんどの敵がいわゆる通常攻撃しか行なってこず、スキルを持っていても使わなかったり、使ってもその効果が極端に低かったりし、敵に個性を感じられない。 更新データVer.1.1のアップデートで、「突っ込んでくるが、強い相手には手を出さず目の前で止まる」という行動を新たにとるようになった。他に目立った改善はないが、勝手に死なないぶん幾らかはマシである。 『デア』に比べると敵味方のユニット数、ステージ中のイベントが激減。 『デア』では画面を埋めるほどの敵味方ユニットが溢れ、いかに敵軍を削っていくかが醍醐味だったものの、敵も味方も最大数が抑えられたため、自ずとステージの解法が狭まった。 「突然に増援が現れる」といったイベント類もほとんど無く、あっても大した脅威でないため、順当に端から倒していくだけでステージクリアできてしまう。 終盤でようやく旧作の中盤くらいの敵ユニット数になる。 操作性が悪化。 誇張表現でも何でもなく「プレイ自体が苦行」と言えるレベル。 とにかくボタンを押した際のレスポンスが悪く、何をするにしても動きがもたついており、水中下のような感覚。カーソルの移動速度も遅く、操作可能になるまで読み込みする「間」があった。 ユニットの居るマスに触れるとカーソルがカクつくという更にイラっとくる仕様。ユニットが合わさると下画面にユニットステータスが表示されるのだがその際に読み込みが入り、一瞬は画面が(カーソルも)止まってしまうため。 Ver.1.1ではカーソル移動の高速化が可能になったが、大勢のユニットが居る所だと処理落ちし、そこでもカクつく。 結局、カーソル移動はユニットを避けるように行わなければならない様は、昔のバラエティ番組に例えて「イライラ棒」のようである。 こんな仕様であるにもかかわらずマップが無駄に広く、ユニットの移動速度まで遅い(移動の高速化は不可能)。少数の敵を倒すために画面を見渡し、長距離を移動させられ、とてもストレスが溜まる。 戦闘中に中断セーブする機能がない。 何らかの理由でプレイを途中で中断しなければならなくなった場合、またそのステージの最初から遊ばなければならなくなる。 中断セーブは長丁場となりがちなこのジャンルでは定番かつ欠かせない機能であり、かなり初期から搭載されている機能である。技術面でも搭載不可能とも言える機能ではないと思われるのだが…。 PS2版『ラングリッサーIII』では中断セーブも可能であった。クロスノーツ時代より開発スタッフの質が低下しているのだろうか。 一応3DSにもスリープ機能はあるため擬似的に中断はできるが、あくまで低電力状態にしているだけなので電池の消耗などのリスクがある。 基本的なインターフェースすらまともにできていない。 出撃準備画面で敵ユニットの配置を確認できない。 つまり、実際に進軍するまでユニットごとの相性(おなじみの“3すくみ”)が分からないということ。難易度が低いゲームであるがゆえ、分からなくてもどうにでもなってしまうのだが… レベル10到達ごとにクラスチェンジでき、2種類あるクラスのどちらか片方を選ぶことになるのだが、選ぶ際に各クラスの詳細なデータを確認できない。 文字通りカーソルを合わせて選択した時点で、データを確認することさえもできずに強制的にそのクラスへとクラスチェンジしてしまうのである。中断セーブ機能もないので、もし気に入らなかったらそのステージの最初からやり直さなければならない。 これに関しては更新データVer.1.1のアップデートにより修正されて確認後にキャンセルができるようになった。 入手した装備品を装備はできても“外す”事ができない。そのため装備を外したければ別の装備品をいちいち装備しなおさなければならない。 武器や防具ならまだ別にいいのだが、店売りされていない貴重なアクセサリーを間違えて目当てのキャラ以外に装備してしまうと、他にアクセサリーが手に入るまで装備が固定されてしまうことに。 メインキャラクターデザイナーの変更と生じた難点。 『I』から『V』までメインビジュアルとメインキャラを担当したのはうるし原智志氏。同氏はシリーズの顔ともいえるスタッフだが、『ミレニアム』以降は起用されていない。 本作ではカイエダヒロシ氏が担当している。エクストリーム側は「新しい層にラングリッサーシリーズを遊んで貰いたいという想いがあったから」と公式発表しているが、やはりラングリッサーといえばうるし原氏の印象が強いため、戻してほしいという声は多かった。 カイエダ氏は『超速変形ジャイロゼッター』のキャラデザインを担当するなど実績もあるが、ミスマッチな人選だったという印象が拭えない。 本作のイラストやその他のカイエダ氏のイラストを見ればわかるのだが、そもそも氏の画風はデフォルメ寄りでそれこそ『ジャイロゼッター』のようなホビーコンテンツ向けである。色使いもアニメ塗りならともかく、本作のようなリアル調を意識した塗りと合っていないため、違和感がある。 パッケージイラストと立ち絵のクオリティに明らかに差がある上、キャラによっても力の入れ具合に差がある。そしてゲーム中の顔グラフィックは、何故か揃いもそろって口が半開きの間抜け面。 また、公式に記載された「鬼才カイエダヒロシ氏による血の通った魅力あるキャラクターたち」なる胡散臭い宣伝文句もユーザーを困惑させた。というかカイエダ氏本人もこんな紹介をされたら困惑するのではないだろうか。 この一文はアレだったためか発売前に削除されている。 劣悪なシナリオ。 序盤の流れは大まかに、帝国軍が主人公アレス・ロヴィナーが住む街に突然襲撃を仕掛けてきたので、アレスは逃げ込んだ教会において成り行きでラングリッサーを手にし帝国軍を相手に戦うというもの。 つまり、あろう事か伝説の聖剣であるラングリッサーを、オープニングで偶然にもいきなり入手してしまうのである。 これだけだとさほど問題ではないと思われるが、これまでのシリーズではラングリッサーを入手するまでに様々なドラマが待ち受けていたということもあって、物語開始直後から初期装備としていきなり伝説の武器を入手してしまうと言うご都合主義的展開に違和感を感じるプレイヤーも多い。シナリオでもそれが特に活かされてるとはいいがたい。 この部分はメタセリフが非常に多い『ラングリッサー モバイル』においても、とある人物の個人シナリオで「ご都合展開過ぎる」と突っ込まれている。 これ以外にもシナリオ全体を通して内容が非常に薄く常に説明不足、投げっぱなし、ユーザー置いてけぼりで全体的に足りていない。誇張表現でも何でもなく、今現在何が起こっているのかをユーザーの脳内で補完するしかないレベルなのである。 また、本作では『デア』や『IV』のように物語途中で異なる勢力に所属できるようになるのだが、シナリオが上記の有様であるだけでなく、基本的に本作の物語は主人公であるアレスの視点でしか描かれないため、この2作品の様な異なる勢力同士のドロドロの対立ドラマなどの要素は見られない。 詳細が語られるケースが少なく、ステージによってはどうしてそこを訪れたのか、前後の状況が分からないまま始まることさえある。このため、妙に物語が淡々と進んでいく印象が強い。 各ルートの仲間は、極一部の例外を除き、加入後は裏切ったりせず目立つセリフもやり取りもなく、ずっと主人公達に付き添ってくれる。半ば、シミュレーションゲームにありがちな喋らない汎用ユニットのようなものである。 シリーズ最新作としての時系列が不明な上、細かい矛盾点も多い 本作は外伝作ではなく、旧作でレギュラーの不老不死キャラ(ジェシカ。ボーゼルもリコリスの別人格として)が登場しているため、メインストーリーのどこかで起きた大戦であるのは間違いない。 ラングリッサーシリーズの時系列は『III』→『I』→『II(デア)』→『IV&V』となっているのだが、本作がそれに対しいつ頃の話なのかイマイチはっきりせず、メーカーからの公式発表は一切無かった。 作中でのキャラの会話や、『モバイル』における本作版ジェシカのセリフから、少なくとも『II(デア)』よりは後の物語だということは確定している。 グレスデン帝国が『III』の登場人物のボーゼルの縁者を始祖としているという設定があるため、デア闇ルートから繋がると考察するユーザーも居るが、旧作のボーゼルと本作のボーゼルが同一人物とは限らないためどうとでも解釈できる域を出ない。(*4) 地理的には、大陸を囲む「ガイアの門」が現れて世界から隔絶され海面が上昇している設定で、『II』に登場したカルザス北東の山中にあった聖地レイテルが南の島として登場しており、湾を挟んで東にあったヴェルゼリアも南に長く伸びた半島のないヴェルゼリア島になっていて、その北西にバルディス大陸ガルド大陸がある。 つまり、過去シリーズで地図から北に見切れていたエルサリア大陸北部だった場所が本作の主な舞台で過去シリーズの舞台はほぼ水没しているとも推測できる。 なお肝心の「ガイアの門」が何なのかは謎のまま。 シリーズ最新作として見た場合、シリーズ経験者にとっては細かい所で矛盾点や違和感を感じ、整合性が取れていない部分が多い。詳しく書くと長くなってしまうので詳細は省くが、後述の「こうき」問題といい、シリーズを全く遊んだことのない者がシナリオを担当したとしか思えないレベルなのである。 現在は『III』以外は過去作がゲームアーカイブスやバーチャルコンソールで配信されているので、「過去作が古過ぎて入手できなかったので資料だけを頼りにシナリオを作った」などという言い訳は通じないだろう。 登場人物の1人であるジェシカの扱い。 これまでナンバリング作の全てに登場し、光の女神ルシリスの使いとして常に主人公達を導いてきた光の巫女だが、本作ではあまりにも雑に扱われ過ぎてしまっている。 「女神の使い」という立場からか、知的で聡明で神秘的な雰囲気を纏う人物として描かれていたのだが、本作ではなぜかそのイメージとは逆の振る舞いが多い。 老いて肉体に限界が来るたび赤子に転生しているキャラで、従来のシリーズでは転生して20年程度の肉体年齢で登場しており、知識は博識だが転生前の老婆の頃より能力的には未熟な扱い。今作では転生して11年程度の肉体年齢設定だった。しかし…。 部屋の片付けができない、すぐに拗ねる、子供扱いされて怒り出す。更になぜか金をやたらと強調したり、戦時中だというのにいきなり何の脈絡もなく編み物を始めたりと、前作までの神秘的なイメージがない。それこそ何処にでも居そうな、悪い意味で外見年齢相応な俗物キャラになっている。 人間味を足したかったのかもしれないが、旧作でその兆候が無かったため、これでは単なるキャラ崩壊である。シリーズを通してプレイしてきた熱烈なファンの人たちの中には、あまりの改悪ぶりに激怒した人もいたのではないだろうか。 彼女の声を悠木碧氏が担当している事から、彼女の代表作の某アニメになぞらえ「魔法少女ジェシカ」という、ある意味不名誉な呼び名まで付けられる羽目になってしまった。確かにジェシカは女魔術師ではあるが…。 ぶっ飛んだ性格付の一方で、本作の複数のルートでラスボス役を務め、自軍入りする光輝ルートでも最強クラスのキャラ、オープニングのキャラメイクを担当するなど、単純にキャラとしての扱いはむしろすこぶる良かったりする。 尚、『IV』でジェシカと恋仲になったマクレーンは『ラングリッサーモバイル』だと旧ジェシカと他ジェシカを区別して接する。 告白イベントの問題点 本作には『III』『IV』『V』でも実装されていた、主人公が各ヒロインの好感度を上げて告白し恋仲になる「告白イベント」が実装されているのだが、これにも大きな問題点が存在する。 前作までは各ヒロインの好感度は隠しパラメーター扱いだったのだが、本作では主人公にどれだけ好感度を持っているかというのが視覚的に分かるようになっている。好感度が一番高い状態の場合「恋仲の関係」だと表示される。これだけならまだ前作から進化したとも取れるのだが…。 しかし、実際に「恋仲の関係」となっている人物に告白してもなぜか断られるケースがある。バグなのか仕様なのか不明だが、さすがにこれは問題ではないだろうか。どうやら好感度以外にも何らかの条件があるのだろうか。 これは有志によるプレイ検証の結果、全キャラ共通で「恋仲の関係になってからもさらに好感度を上げ続ければOKで、それ以外の特殊な条件は一切ない」とのこと。 自軍に、「恋仲の関係」のキャラが複数居る場合だと告白失敗するケースが有る一方で、自軍内で目当てのキャラの好感度を一番高くしておくと告白失敗しない。本作、内部的な数値(好感度)が100だろうが200だろうが、表記上はどちらも「恋仲の関係」なのである。単に内部的な数値をゲーム上で隠しているから余計な誤解を生んでいるだけなのかもしれない。 おまけに本作ではリコリス・ロヴィナー(血の繋がった実妹)とも恋仲の関係になれる。更に上手くやれば複数の人物と恋仲の関係になれたりする。それだけならまだハーレム化で済ませられるのだが、なぜか男性キャラとも恋仲になれたりする。しかも7人中3人が告白成功時に裸になる。アッー! これらの問題について開発者は「好感度はアレスの単なる思い込みであって、本当に恋仲になっている訳ではない」などと釈明している。あくまでも「バグではなく仕様」との事らしい。 確かに上記の通りならば「恋仲の関係」だと表示されていても、実際には「アレスがそう思い込んでいるだけ」なのだから、告白された本人が実際にはアレスを何とも思っていない…というケースも考えられるのだが…。 しかしそんな説明はゲーム中で一度もされておらず、説明書や設定資料集にもそのような記述はない。発売前のニコニコ生放送で出演者から指摘されるほどなので、ユーザーも同様の指摘をするのは予想できたはずだがフォローは無かった(アップデート後もこの部分の仕様は変わらない)。指摘され仕方なく苦し紛れの言い訳だけして逃げたと思われても仕方がないだろう。 劣悪な戦闘アニメ 本作の戦闘アニメは『III』以来となる3Dで描かれているのだが、忌憚なく言えばその出来は「最悪」の一言。これによって評価が即座に決定付けられたと言っても過言ではないひどさであり、本作を端的に象徴するダメ要素である。 戦闘が始まると、出てくるのは1.5頭身ほどの「チビキャラ」。もはや「巨大な頭の下に身体がひっついている」というレベルで、シリアスさのかけらも感じられない。衣装もイラストと比べかなり簡略化されたものになっている。 (表現という意味においては)グラフィックがFC以下。キャラが必要以上にデフォルメされている……というより、「ビー玉」「豆電球」とまで言われる程に酷い有様となっている。 さらにキャラの動きが非常にもっさりしており、とてもテンポが悪い。 戦闘とは言うが、実際は何が行われているのかがさっぱりわからない。というのも「前述した玉がトロトロ歩み寄る(実際は歩いているように見えない。というか下手したら足も見えない)」→「謎の光が出てくる(斬撃とか矢が飛ぶエフェクトのつもりらしい多分)」→「相手は死ぬ」といった謎のやりとりで表現されているため。 騎兵系ユニットの戦闘は、「可愛い」のレベルにデフォルメされた馬に乗った頭身の低いキャラが、のったりのったりと敵に近づいていき、ぴょこんとジャンプするとなぜか剣撃と火花が走って敵が倒れるという、幼児向け作品かなにかと勘違いしそうなシロモノである。 おまけに魔術師系のユニットでさえも敵を殴りに行く。前作まではちゃんと魔法で攻撃していたというのに、なぜこんなことになってしまったのか。 あまりにも酷過ぎるので、本作での戦闘アニメはOFFにするのが推奨されている。(OFFにできなければ、今よりも更に酷評されていたのは間違いない) ……というよりも、実際は誰に言われるまでもなく、殆どのプレイヤーが自主的にOFFにする有様であった。 なお、この戦闘が初めて公開されたのは発売直前(前述したニコニコ生放送)である。 ただし時間がかかるSRPGというジャンルゆえに、過去シリーズでもほとんどOFFにしていたプレイヤーは少なくなかった。 戦闘用ボイスを聞きたければONにするしかない。各状況毎のボイスは結構種類がある。 全て聞こうと思ったらクリティカル時のカットインボイスが大変だが、「ウェポンブレイカー」「アーマーブレイカー」「サウザンドダガー」といったスキルは確実にカットインが出るため重宝する。 一部のルートではボーゼルに意識をのっとられ残忍な性格と化したリコリスがラスボスを務めるが、ボイスは残念なことに通常の無邪気なボイスのままだったりとここでも詰めが甘い。 豪華声優陣の圧倒的無駄遣い 本作の声優陣は前述の悠木氏、たかはし智秋氏、上坂すみれ氏など名の知られた顔ぶれが揃っているのだが、残念ながらフルボイスではない。 本作において流れる音声は、基本的に「いくぞ!!」「レベルアップした!!」などの、俗に言う「パートボイス」のみ。テキスト上のキャラクターのセリフを声優陣が熱演してくれる訳ではないのが非常に残念。 パートボイスの作品は現在でもある程度見られるものではあるが、本作はゲーム本編のテキスト量がそこまで多くないので残念がられている。 何より本シリーズはキャラ性を高めるために、重要シーンなどで部分的にはフルボイスでやってきたという経緯がある。上記のさまざまな点と合わせて、作る側がシリーズの魅力を全く理解していないという証左だろう。 パートボイスの使い方も下手。 キャラ同士の会話の場面では、ボイスの口調・内容がテキストの文脈と全く合っていないことが非常に多い。恐らくデバッグ不足と思われる。手抜きにも程があるのではないだろうか。 一方で告白時と個別エンディングは主人公のアレス側を除いてフルボイスで、こちらは表示される文字通りに読み上げてくれる。しかも断られる場合もフルボイスになっているのが救い。 これまでのシリーズでは最早恒例となっていた、シナリオセレクトモードが本作では未実装。 その代わりという意味合いなのか、本作は前作までと比較して難易度がかなり低く抑えられており、またクリア後にデータを引き継いで最初からやり直せる。 だが今までのシリーズにおいて搭載され続けてきた(裏技扱いだが)システムが搭載されていないということで、反発したユーザーも多かった。本作は前述の通り非常にテンポが悪いので、好きなシナリオを任意に遊べないのは余計に不便だと言える。 ちなみにクロスノーツが開発したPS2版『III』にも、シナリオセレクトモードは搭載されていない。こちらもそれを見越して難易度調整が図られているのだが、力を入れる所を間違えているのではないだろうか。 本作では4つの勢力に所属できるのに、セーブデータが3つしか作れない。 中盤から光輝ルート、帝国ルート、闇ルートの3つに分岐するが、さらにそれぞれのルート続行と別ルートに乗り換える2択の分岐によって「光輝ルート」(光輝ルート続行)、「帝国ルート」(帝国ルート続行)、「闇ルート」(闇ルート続行もしくは光輝や帝国からのルート乗り換え)、「独立ルート」(闇ルートから独立ルートへの乗り換え)、の4種類に分岐する。 終盤残りステージ1つ(独立は最終ステージクリア時)という段階でグッドエンドとバッドエンドの2択の分岐があり、エンディングは8種類。 これら全てのイベント、さらに全ての勢力のエンディングを観たいと思った場合、3つのセーブデータでは心許ない。 『デア』でもSFC版・FX版共に同じ仕様だったのだが、こちらは両機種共にシナリオセレクトモードが搭載されていたので、分岐直前や終盤にジャンプでき、致命的な問題にはならなかった。 だが本作では前述の通りシナリオセレクトモードが未実装な上にゲームのテンポが非常に悪いので、かなり面倒なことになってしまっている。 準備画面の会話イベントシーンの内容について、独立ルート用のものが全く存在しない。 会話イベントが起きなくなるわけではなく、どの仲間も、他のルート用の会話イベントをそのまま流用するという杜撰な仕様になっている。そのため、独立していない状況の話が語られてしまう。 仕様自体が残念極まるが、もし独立ルートを真っ先にプレイした場合、そんな仕様の実態にも気付けないためいよいよもって意味不明なことに。 賛否両論点 難易度が低い。 先述の敵AIの稚拙さに加えて、自軍キャラのレベルアップ頻度が凄まじいためすぐにクラスチェンジができ、どんどん強くなる。さらに店売りの装備品まで高性能。 敵の強さはというと、終盤になるまでかなり控えめで、旧作に比べればいとも容易く勝利できるようになった。 そのため、経験値を貯めるべく敵傭兵を意識して倒しまくる必要もない。強いて挙げれば、後半加入のキャラをどうしても一軍で起用したい場合に必要なくらいか。 旧作は難易度が高めであり、経験値稼ぎは激戦の合間に行わないといけない設計だったため初心者に手厳しかった。救済措置のシナリオセレクトなどはいずれも攻略本などで手順を見ないと発生させられない隠し要素である。 敵のステータスなどがバグで狂っているわけではないので、ショップの使用を自主的に封印して味方の成長を抑えてやれば、それなりに終始、旧作寄りのバランスでもプレイできる。ただのやり込みではあるが。 仲間を全員均等に育成する程度の縛りプレイでも、かなり適正なバランスになるようではある。 評価点 セクシーな姿の女性キャラが沢山登場する伝統は一応守られている。 リコリスや獣っ子姉妹ポリアル・イテリメ&ロナ・イテリメなど特定の層には刺さるだろう。 ジェシカも露出度の高い恰好をしている。重ねて言うが、当ジェシカは11歳のルシリス教総司祭である。 フルボイスの告白イベントも、尺こそ短いものの雰囲気はなかなか出ている。旧シリーズの演出に比肩できる数少ないポイント。 クソゲーのお約束、良BGM。 作曲を手がけたのは本シリーズの作曲を手掛け続けてきた岩垂徳行氏と福田康文氏、大井定光氏が参加している。 BGMは一部が旧作BGMのアレンジだが、アレンジとしてはかなり上質のものに仕上がっている。序盤からいきなり『デア』の光輝ルート最終面の熱いBGMが流れるので、懐かしさと共にテンションが上がった旧作ファンも多かったのではないだろうか。 ただしゲーム中のものはモノラル音源で、音質も良いわけではない(*5)。 また、発売日になったと同時に配信されたジェシカの3DSテーマは好評であった。使用されている元BGM故の好評でもあるのだが。 これらのBGMは、大半が『ラングリッサーシュヴァルツ』からの流用である。 といってもこの作品は開発が頓挫し、PVや試聴曲が公表されるもゲームはリリースされておらず、プレイしようがないので、本作でやっとBGMだけ日の目を見たともいえる。 本作以前にも『ラングリッサートライソード』で流用されたこともあったが、こちらはこちらでサービス終了しておりやはり遊べない。 その後『ラングリッサー モバイル』にも再度流用され、真の意味で日の目を見ることとなった。本作の主題歌もPVやCMなどで再利用されている。 スタッフロール用BGMは本作専用の新曲である。 準備画面にチュートリアルが常備されるようになった。 ラングリッサーシリーズは、説明書を分厚くし、ゲーム内では初期のほうのステージで「熟練キャラクターが解説しつつ戦う」というイベントシーンを設けることで説明を行っていた。 本作ではそれに加えてさらに準備画面でいつでも紙芝居形式のチュートリアルをゲーム内で見返せるようになった。シリーズのイロハ、基本要素の説明は丁寧なほうである。 その割に、本作独自システムの説明はやたらと薄い。 主人公以外の仲間になる指揮官が、全ルート合わせて28人と多い。 色違いといった水増し気味な人物も存在しない上でこの数を実現しており、主人公と合わせれば計29人がプレイアブルキャラ。人数だけならシリーズ最多となっている。 この人数のおかげで、準備画面の会話イベントシーンについては相当な物量がある。 総評 「名作の看板を借りただけの“何か”」……正にそうとしかいい様がない駄作である。 あまりの酷い出来に旧作のファンは激怒し、開発者側が本来狙っていた新規層からもそっぽを向かれる結果となってしまった。 一応、アップデートを行って遊びやすさが部分的に改善されたものの、現状でもSLGとしてはレベルが低く、風当たりは厳しい。 余談 前述の開発元の社長は『ラングリッサーIII』以降のメサイヤ事業部長である。シリーズと縁深いメサイヤというブランドに思い入れがあり、復活を悲願としていた人物ではあるものの、開発チームの人間ではなくコンピュータゲームにも疎いとのこと。そして悪名高い『重装機兵ヴァルケン』のエグゼクティブプロデューサーでもあった。 なお彼が再旗揚げしたエクストリームはクロスノーツともはや縁がなく、版権もNCSからメサイヤブランドの全著作権を譲受し、クロスノーツはその後休業している。 エクストリームは旧メサイヤを抱えていた日本コンピュータシステムと同様にデジタル人材派遣や受託開発が主業であるが、メサイヤ出身者もいて自社ゲーム開発を望む声が多くあり、そのためにオンライン麻雀ゲーム『桃色大戦ぱいろん』が自社開発でリリースされた。(2008年サービス開始、2016年全てのプラットフォームでサービス終了。)。開発経緯の関係で外注したほうが効率的な部分もなるべく自社でやるという方針が貫かれた。 本作はエクストリームの自社ゲーム開発第2弾にあたる。 本作の惨憺たる出来は、評価となって明白に現れている。 ニンテンドーeショップでは発売から1年以上が経過した時点で平均☆1.5と、これまでに発売された3DSの全てのゲームでもワーストクラスの低評価(内訳プレイヤーの実に8割以上が☆1)となった(*6)(*7)。 2019年8月時点で大手通販サイトAmazon.co.jpの評価も平均☆2とかなり厳しく、通常版は8割以上、初回限定版は7割以上のレビュアーから☆1を付けられている。 幸いにして(?)本作の発売時期はジャンルがSRPGのゲームが沢山発売されていたためか、売り上げは伸びず被害者は少なかった。 エクストリームの決算報告によると、本作の売り上げは初週こそ9000本を達成したものの、それ以降全く売れず、目標の売上高には遠く及ばなかったとのこと。人気シリーズだからというだけで売れる程甘くはないという事を露呈した結果となった。 TVCMも2種類放送されたが、こちらも2種類共にゲーム画面はマップくらいと戦闘アニメを映していない。 内1種類は女性キャラを前面に押し出すなど、まるでギャルゲーのような印象。 ちなみに発売前に放送された前述のニコニコ生放送において、スタッフは「光輝」のことをドヤ顔で「こうき」と読むという大失態を犯していた。 シリーズ作品を少しでも遊んだ経験がある人ならわかることなのだが、本シリーズにおける「光輝」の一般的な読み方は「ひかり」である。それさえも全く理解していないスタッフが続編を製作していたというのだから、シナリオ面の破綻はなるべくしてなった当然の結果であろう。 そのあまりに衝撃的な出来栄えから、発売後1ヶ月を待たずして携帯機KOTYに選評が届けられた。 先に選評が届いていた『パズルボトル』と共に、2015年携帯機KOTYの門番として並み居るクソゲーをことごとく追い返したという…。 最終的に本作は、大賞作『機動戦士ガンダム バトルフォートレス』(対応機種 PSVita)(*8)とは真逆に「アップデートである程度遊びやすさが改善された」という点により大賞争いから脱落。とはいえ『リリース時のままであったら大賞も有り得るひどさだった』と総評でわざわざ触れられている以上、根本的なレベルでは推して知るべしである。 勿論大賞を逃したからといって、本作の出来の酷さや、ユーザーによる本作への酷評は何ら変わりはしないという点は記述しておく。 特典のサウンドトラックの説明詐欺 本作の初回限定版には、本作のBGMを収録したサウンドトラックが同梱されているのだが…… Amazonや楽天などの通販サイトでの説明文では「うるし原氏による、『I』と『II』に登場するクリスとリアナのイラストが入ったピクチャーレーベル仕様」などと書かれているのだが、実際にCDに描かれているのはカイエダ氏による本作のジェシカとリコリスのイラストである。 遅筆で知られるうるし原氏の都合や、各著作権の問題など、いろいろと大人の事情があったと思われるが、この文章はなぜか現在も修正されていない。 その後の展開 擁護困難なレベルのクソゲーではあるが、何をトチ狂ったのか海外版も発売された。 これは売り上げ目標にまるで届かなかった本作の補填目的だと思われていたのだが、後に他ならぬエクストリーム自らが、公式サイトの決算資料(PDF)にて素直に補填目的だという事を認めた。 過去資料は現在、エクストリーム社公式サイトのIRニュース→2015年→2015年11月17日 適時開示3月期(第2四半期)決算説明会資料 まで行くと読める。 海外版公式サイトでも不自然なまでに実際のゲーム画面を公開していない。これを騙し売りと呼ばずして何と呼ぶのか。 システム関係についても特に記載はないが、実際に海外版を触ってみると戦闘マップやメニューの仕様は部分的にだがオリジナル版より少し改善されている。但し改善されたのは本当に部分的で、しかも少しだけなのでユーザー評価を一変させる程には至っていない。 メタスコアは35。「絶対に買うな(意訳)」というレビューが投下されるなど、案の定、海外のユーザーからも酷評を受けている様子。 本作を発売したエクストリームは、メサイヤ関連の新作第2弾、3弾も企画していると公式発表していたが音沙汰なく、そのままフェードアウトしていた。 その後、自社開発ではなくライセンス許諾・監修の立場でいくつかメサイヤ関連作品のリメイクや新作がリリースされた。 2021年、ネクストンの株式を15%取得して持分法適用会社化。2016年のぱいろん運営終了で最後になった自社開発のコンテンツプロパティ事業を再び拡充する意志を見せている。 2018年8月2日にスマートフォン用アプリとして、シリーズのキャラが共演するソーシャルゲーム『ラングリッサー モバイル』が中国で先行配信。他国でも順次配信され、日本でも2019年4月2日からサービス開始となった。開発元は中国のZlongames(紫龍遊戯)の子会社BlackJackStudio。 本作のキャラクターも2020年1月から続々と参戦し、いつしか他作品よりずっと多くのキャラが集う事態に。 2023年現在では、本作のプレイアブルキャラ29人中、26人と、敵専用キャラだったオウトクラト4世も参戦。 ただし容姿どころか設定・バトルスタイルが根本的に別物となった、別人化レベルの変更が加えられたキャラも少なくない。『ラングリッサー モバイル』ストーリー内の描写も本作のものと合致せず、本作以降を描いた場面も本作からは直接繋がらないほぼオリジナル展開となっている。またメインストーリー第三部では成長したアレスとリコリス、アラフォーになったエルマとフロレンティア、コンピュータウィルス化したルクレチアなどといった新バージョンのキャラや、ロザリアとヴェルナーの間に生まれた娘なども登場している。 『モバイル』ではアメルダ(同作のヒロイン)が本作を「あのゲームっていろいろ人気なかったから(笑)、あなた達を知ってる人も少ないよ」(意訳)と述べており、本作の不出来っぷりは公式公認のものとなってしまった。 改変の成果もあってか、『ラングリッサー モバイル』に登場する本作のキャラたちは、ジェシカ(*9)も含めうまく作中に溶け込んでいる。曲がりなりにもシリーズ作品としてきちんと受け入れられた結果とも言えるだろう。 本作の主題歌が『ラングリッサー モバイル』にも転用された影響なのか、2019年12月に主題歌のフルバージョン(初出)が音楽配信サイトで販売開始された。ジャケットイラストは『II』主人公であるエルウィン(キャラデザは『ラングリッサー モバイル』版)。 さらにその後、2018年8月22日にエクストリーム公式より『ラングリッサーI II』の更なるリメイクが開発中であることが明かされた。 今回は角川ゲームスが企画、販売を行い、開発はシティコネクションとキャラアニが担当。版権所有者のエクストリームは監修という形で参加する事となった。 2019年4月8日にNintendo SwitchとPS4のマルチタイトルで発売された。詳細はこちら。 なお角川ゲームスは2022年にKADOKAWAから独立して、株式会社ドラガミゲームスとしてエクストリームの子会社になっている。
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2767.html
ディゴスからラングリッサーを取り戻したレディン王子は、復活した闇の王子ボーゼルと喚び出された混沌の神カオスを倒した。 レディン「これで終わりだ!永遠に消えてなくなれ!」 カオス「私が消滅することはない ただ一時の眠りに就くだけよ」 テイラー「何だと!?」 カオス「私は世界というものの一つの顕れ 遠い過去に、世界の混沌面の力を司ってきた」 ナーム「じゃあ、私達は世界を相手に戦ってきたとでも言うの!?」 カオス「そうとも言えよう」 ホーキング「だが、我々は混沌を認めるわけにはいかぬ 法のみが世界を平和に導く」 カオス「法の力か 世界を構成するもう一つの力…法は安定へと進む力よ しかしその行き着く所は停滞に過ぎぬ 動かぬ者からは何も産まれはしない」 ジェシカ「それは、創造には混沌が必要だということ?」 カオス「そうだ だが愚かにも人間はお互いの殺し合いのために混沌の力を使う」 アルバート「我々は違う!」 カオス「まあよい 人間とは法と混沌の二つの力を持ち合わせているものよ」 (口を歪めるソーン) カオス「光に顕される法を信じるのもよかろう」 クリス「あなたは…あなたは神なのですか?」 カオス「信仰深き娘よ その答えは人々の心の中にある 法や混沌を神と認め求めれば……バランスは崩れ世界の力がこの世に神として再び現れることになる だが……今は天秤はどちらにも傾いてはおらぬ 私は今一度眠りに就こう さらばだ……光輝の末裔」 レディン「まずい!地下神殿が崩れるぞ! 急いで脱出するんだ!」 (八人が並ぶ) レディン「我々は世界を救ったのか……それとも、破滅の道へ歩み出してしまったのか だが、カオスよ!私は人々の心を信じている 我々一人一人が心の中の正義を失わない限り…世界が滅びることはない カオスよ…貴様が蘇ることは二度とあってはならないのだ」 (場面が変わり城壁に佇むアルバート) アルバート 今回の戦いでその力を評価され、バルディア騎士団長に任命される。 (城の一室で研究するが爆発するジェシカ) ジェシカ 王宮魔導士としてバルディアに留まり、魔導書の解読につとめる。 (草原を歩くソーン) ソーン 何を思ったのか、突然あてのない旅に出てしまう。 (読書するホーキング) サルラスへ戻り、家族とともに平和に暮らす。 (サーペントで海に乗り出すテイラー) テイラー イルザック亡き今、王国を離れ海賊となり海へ帰る。 (剣の修行に励むナーム) ナーム 剣の道を極めるべく、王国を離れ修行へと旅立つ。 クリス バルディアへ戻り、ついにレディンと結ばれる。 現在バルディアの王妃として常にレディンとともにある。 レディン 国王として即位後、再びラングリッサーを封印する。 そして戦いのない世界のために、大陸統一に乗り出す。 (レディンとクリスの結婚を仲間六人と臣下達が祝いスタッフロール) (最後に生存したランスの姿が映った後、経過ターン数とクリスとナームの一枚絵になる) Fin