約 454,599 件
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/93.html
タイトル「アリサとすずかとお買い物」 作者:82-599 本文 ちょっとSS投下。 ある日の午後、ユーノは海鳴にいた。 理由は簡単。 久々に休暇がとれたので、自分の第二の故郷ともいえるここへ帰ってきたのだ。 すると、そこら辺で買い物をしていたユーノは、幼馴染みの二人に会った。 「ユーノ君!!」 「すずか、アリサ!!」 すずかとアリサである。 「今日はお買い物?」 「うん。すずかたちは?」 「私達もだよ。………よかったら一緒にしない?」 「いいの?」 「うん、一緒に行こう」 こうして三人でデパートを見て回る一行 「でも嬉しいな~~、久しぶりにユーノ君と会えて」 「僕も嬉しいよ、すずか」 明るく会話する二人。 しかし――――― 「わっ、私は別に会えて嬉しくないけどね!!」 アリサである。 無論、心の中では飛び上がる程嬉しいのだが、これもツンデレの性なのか、 素直になれないのであった。 そして――――― 「う、うん。そうだよね、二人が仲良くしてたのに、僕、邪魔だったよね」 鈍感なユーノは言葉通りに事を考えてしまうのであった。 「分かればいいのよ。……まぁ、すずかが嬉しいようだから、一緒についてきてもいいけどさ!!」 そう言って、先に行ってしまうアリサ。 自業自得とは言え、少し可哀想だなと思い、フォローをいれるすずか。 「ユーノ君、アリサちゃんはあんなこと言ってるけど、本当は…………」 しかし――――――――― 「うん、大丈夫だよ。だってあれツンデレでしょ」 「!!」 なんとユーノはツンデレを知っていた。 「な、なんで……」 「うん、この間、『world is mime』って曲を聴いたら ツンデレがどんなものかわかってね、だから…」 動揺するすずか。 「じゃあ、なんであんなこと言ったの?」 「うん。ちょっとおもしろかったから、からかってみた。」 そう言って笑うユーノ。 (はぁ~~~~~~) この目の前にいる男性が意外にお茶目だと知った月村すずかであった。 すいません。あの曲を聴くと、ついユーノとアリサを思い出してしまって。 アリサ ユノアリ ユーノ
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/328.html
チンクの無限書庫動乱記 ◆SgPKSOv5H6 前編 ここは管理局随一の忙しさを誇る無限書庫、その中にある司書長室。 そこには二人の男女が相対していた。 一人は無限書庫司書長ユーノ・スクライア。 一人は元ナンバーズ、今はユーノのおもty、ゲフンゲフン、もとい司書のチンク。 ただし、チンクは今バインドされて椅子に座らされている その理由はチンクがユーノの事を呼び捨てにして、普段の口調をしないためであった そのため、さっきから 「ねぇ、チンク、いいかげん僕のことをユーノってよんでよ。」 「ですから、それはできないと!」 「なんでぇ、あとその堅苦しい口調はなし!僕を友達の用に扱ってよー」 といった会話が繰り返されていた、いまさらだが注意、コノ話の司書長は壊れている。 話流れから普通に考えればチンクの方が絶対に正しい、しかし相手は壊れたユーノ 道理が通じる相手ではない、業を煮やしたユーノは最終手段に出る 「ねぇ、チンク…どうしてもだめかい?」 後編 そう言って目を節目がちにしながらチンクを流し目で見る、そしてゆったりとした動作で近づいてきた。 もし好みがストライクど真ん中の女性だったら、絶対その気になるような仕草であった さすがのチンクを顔を赤らめながら顔をそらす、真正面から見るとその気になってしまいそうだからだ そんなチンクに微笑みながら近づくユーノ、はてなんでここまで壊れてしまっているのだろう? そしてチンクのそばに立つと同じ目線の高さまで腰を落とし、顔に優しく手を添え自分のほうに向かせる 「チンク、おねがいだから、ね?」 笑みを大変艶やかな物に変え、そして酷く甘ったるい声にする。 チンクの心臓はバクバク言っていた。 (そんな顔と声で言われると私まで変な気分に、ってだめだだめだ相手は上司だぞ!そのうえ・・・) 頭の中身がいい感じに混乱してきたチンク、何か言葉を出そうとするがのどまででかかった段階で止まる そんなチンクを見てユーノは頭の中で後もう少しだから次は何をしようかと考えていた時 「司書長、その子が可愛いからって仕事サボらないでください!」 と司書Aが話し掛ける、それを聞いて少々不機嫌なりながら時間をかけすぎたかと思いながらチンクから離れる (た、助かった、なんか知らないけど助かった) チンクはあの状況から開放されて内心安堵のため息をつく。 しかし次の光景を見た瞬間驚愕に変わる 「ああ、ごめんごめん、今からするよ」 そう言って検索魔法や読書魔法を多重起動させるユーノ、しかし量が半端ではない、もはや人間の領域を遥かに超える量だ (ば、ばかな、情報処理専門の魔導師でもこうはいか無いはずだ!) そして凄まじい勢いで仕事をし始める。チンクは彼が本当に人間化自信が持てなくなった 「大体ですよ、司書長、僕たちだってその子で遊びたいんですよ。それを我慢しているのに」 今何かコノ司書は何か変な事を言わなかったか? 「だめだよ、チンクは僕の物だからね、遊んでいいのは僕だけなんだよ、ね、チンク」 そう言ってチンクに笑いかけるユーノ、チンクは何かお先真っ暗な感じがした…… 38スレ SS チンク ユーノ×チンク ユーノ・スクライア
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2514.html
長くなった淡い金色の髪が、夏の暑い風にゆっくりとそよいでいる。 手をかざして午後の太陽をまぶしそうに見上げた、年のころは二十歳前後の優しそうな笑顔の青年が、ゆっくりとメガネに手を添える。 彼にとっては久しぶりの休暇、それと久しぶりの太陽の下だった。 細身の体がじりじりと太陽に炙られ、うっすらと汗が出ているのが見て取れるが、彼はその暑さすらも心地よさそうにしていた。 通りすがりの人は誰も想像だにしないが、時空管理局の誇る無限書庫。そこの司書長ユーノ・スクライアその人だった。 その若き司書長は今、ミッドチルダ郊外の閑静な町のとある花屋の前にいた。 「はい、できました」 「あ、ありがとう」 ユーノの選んだ花、というより応対してくれた店員さんにお任せしたわけだが、ぎりぎり片手で持てる程の、結構なサイズの花束がきれいな ラッピングに包まれていた。 想像以上に立派な花束になって、逆に持ち運ぶことに気後れする。 が、これでばっちりです。というような女性の店員の満面の笑みに苦笑を返すしかなかった。 見た目通り、かなりな額になったが、あまり給料を浪費することもないユーノには特に気にならない。 花束を見ていると、ふと昨日の光景が脳裏で再生される。 ちょっと小休止を。とテラス風に造園された休憩室でコーヒー片手にぼーっとしていた時だった。同じく休憩タイムなのか、若い女性の司書が 入ってきた。 無限書庫もJS事件で、その有用性が認められ司書が大幅に増員された。そして入ってきた司書は、そんな新任の司書の一人だった。 無限書庫は管理局の他の部署と異なり、比較的上下関係が穏やかなので、新任の司書であっても本部長と言っても良いレベルの立場である 司書長のユーノとも雑談で花が咲く。 まあ、ユーノ自体が若くて、あまり権威張っていないと言うところも気安さの一員ではあるが。 最初はたわいもない話だった。が、ある話題になるとその女性の目がきらりと光り、ずいっと身を乗り出してきた。 その何とも言えない圧力に、ユーノは少々笑顔を引きつらせ、こめかみにうっすらと冷や汗をうかべる。 『え? しししし司書長、高町戦技教導官のご自宅にいかれるんですか? お一人で?』 『そ、そうだよ』 ユーノの幼なじみであり冒険を一緒に重ねてきた、なのはは、ちょくちょく無限書庫に顔を出す。 時空管理局の中でも超が付くほどの有名人で、公然・非公然含めて結構な数の崇拝者すら居ると言う、あの高町戦技教導官が、にこにこ顔で 『ユーノくーん』などと言いながら無限書庫に入ってきたときは、事情を知らない新しい司書達は、なにか見てはならない物を見たように、 石像のごとく硬直した。 一度ならず二度三度とそのような光景を見るに当たり、面と向かって言及するものは居なかったが、司書達の間で半信半疑だった噂が 確定した事実と受け止められていた。 即ち”ユーノ・スクライア無限書庫司書長と、鬼も恐れる高町なのは戦技教導官は、できている”と。 で、ユーノが、わざわざ休みを取って ―実際は一ヶ月前ほどから決まっていた強制休暇だが― 高町なのは戦技教導官の自宅に行く。 こんな特別なことといえば…… 『プ、プロポーズですか?』 興味津々のきらきら光る目と期待に胸ふくらませた女性司書が、超特大の言葉のディバインバスターをユーノに打ち込んだ。 『――っ!!』 思わず口に含んだコーヒーを吹き出したユーノは、激しくむせかえった。 にこにこと、にやにやの中間くらいの目で笑顔を浮かべて見つめてくる、女性司書の誤解を必死で取り除こうとした。 『またまた~、照れなくていいですよ。でもユーノ司書長、女性のおうちに行くんだから、絶対に花束を持って行かないと だめですよ』 という女性司書の熱意のこもったレクチャーというか暗示を強制的に聞かされたユーノが、げんなりとして休憩室を出たときは、 だいぶ日が傾いていた。 実際問題として、JS事件でなのはが負った怪我や療養のお見舞いなどで、ちょくちょく会っているうちに、自分の中の意識も微妙に 変わってきて居るのも確かだが、色恋の雰囲気なのかどうなのか自分でもわからなかった。 世俗的に言う幼馴染という関係は、なかなかに強固だった。 「ああ、もう、変に意識しちゃうじゃないか」 昨日の司書の暗示が効いたのか、いつの間にか自分の手の中にある花を見つめた。 ふぅとため息をついたユーノは、花屋を後にゆっくりと歩き出した。 目指す目的地はすぐそこだった。 万全のセキュリティ機構が組み込まれているという謳い文句の、マンションのセキュリティチェックを抜けて、なのはの部屋の前に 立つと、がばっとドアが開いて金髪の少女が飛び出てきた。 「ユーノお兄ちゃんっ。こんにちわっ」 元気いっぱいで後先考えずに突撃してくる少女の体当たりを、内心ひるみつつ何とか抱き留め、ユーノはにっこりと笑顔を浮かべて 少女を見つめる。 「こ、こんにちわ、ヴィヴィオ」 「うわぁ、すごーい」 元気いっぱいの少女のオッドアイがユーノが手に持っている花束に釘付けになった。 ひとしきり感心した後、不意に少女の顔が満面の笑みにこぼれ、にこにことした笑顔のままで燕のように身を翻して、ユーノの手を とって引っ張る。 なのはが養子として引き取ったヴィヴィオだった。一時は凄惨な目に遭いかけていたが、なのは達の保護と温かい環境に育まれ、 今では寂しそうな影すらも見えなくなっていた。 過去の状況を知っているユーノとしては、笑顔に包まれた少女をみて思わず笑みがこぼれた。 少女のはやくはやくという言葉に苦笑しながら、ばたばたと玄関に入った。 「なのはママー! フェイトママー! ユーノお兄ちゃん来たよー」 「はーい」 ヴィヴィオが靴を脱ぐのももどかしそうに、手をメガホン代わりに部屋の中に向かって声を張り上げる。 なのは達はなにやら手が離せないのか。返事だけで、出てくる気配がなかったので、ヴィヴィオが腰に手を当ててぷぅっと頬を ふくらませた。 「ん、もうっ。さぁユーノお兄ちゃん、あがってあがって」 「あはは、ありがとう。じゃあ、おじゃましまーす」 仕方がないわねぇ。と言うようなヴィヴィオのおしゃまな態度に、思わず笑みを誘われながら、ユーノも靴を脱いだ。 「ユーノ君、ひさしぶりだね」 「ひさしぶり。はい、なのは。ご招待ありがとう。」 その頃になったようやくエプロン姿のなのはが顔を出した。いつものサイドテールではなく、蝶の形を模したバンスクリップで、 長い髪を後ろでまとめ上げていた。そのいつもと違う格好にユーノは一瞬見とれてしまう。 ヴィヴィオが、なのはに笑いかけて横を抜けて奥に駆け込んでいく。 奥から、『フェイトママ、ユーノお兄ちゃんね、すごーい花束……』とか言っているのを聞きながら、ユーノはなのはに花束を 差し出した。 「うわぁ、綺麗だね。ユーノ君どうしたの?」 「いやあ、あはは」 「ありがとう。早速飾るね」 なのはは目の前に差し出された花束に目を丸くして驚いた。 花束を受け取った後、びっくりした表情のままでユーノを見つめる。相手をじっと見つめるのは、なのはの癖だと知っていても、 ユーノは思わずどきりとして口元を引きつらせ、笑ってごまかした。 そんなユーノにクスッと笑ったなのはは、花束に埋もれるように満面の笑みを浮かべる。 「ユーノ、久しぶり」 「あ、フェイト。ひさしぶり。ちょっと忙しかったからねぇ」 「ん」 ぱたぱたと音がしたので顔を上げると、ヴィヴィオをまとわりつかせたまま、やはりエプロン姿のフェイトが奥から出てきた。 意味ありげな微笑を浮かべたフェイトに、ユーノは焦ったように挨拶を返す。 「ほら、フェイトちゃん、ユーノ君にもらったよ」 「うわ、すごく大きな花束だね。なのは」 「うん」 なのはは振り返って、フェイトに花束を見せた。想像していた以上に立派な花束にフェイトも目を丸くした。 ひとしきり感心した後、早く生けないと。と顔を見合わせた二人は、花瓶はどこだっけ? とユーノを放りだして慌てて探し始めた。 「……おーぃ」 「お兄ちゃん、こっちだよ」 一人ぽつんと残されたユーノに。ヴィヴィオがくすくすと笑って手を引っ張った。 § § § § § § § § § § § ユーノがダイニングで待っていると、次から次へと料理が並べ始められた。 ヴィヴィオもなのは達と一緒になってフォークやナイフなどを並べている。 そもそも、今日、ユーノがここに来ているのは、たまたま3人の休みが重なると知ったなのはが、『じゃあ一緒に食事しよう』と 言い出したことが発端だった。 どこかのレストランでも行くのかな? と何気なくOKしたユーノだったが、『じゃあうちで』というなのはに、『え? なのはって 料理できたっけ?』と口を滑らせたのが運の尽きだった。 これでどうだ。と言わんばかりのラインナップに、ユーノはおとなしく降参の白旗を揚げる。 「ユーノ君、ちょっと痩せた?」 「え? そうかな? 自分では全然気がつかないけど」 「そっか、じゃあ、今日はわたしとフェイトちゃんとヴィヴィオで作ったからじゃんじゃん食べてねー」 全員が席について、苦笑いのユーノの対面の席でにっこりと笑ったなのはの言葉でちょっと早めのにぎやかな夕食会が始まった。 「でね、初めて桃子ママに会ったのー」 「そう、きれいな人だったでしょ」 食事の合間に、ユーノの隣に座っているヴィヴィオが海鳴市に行ったときのことを興奮気味にしゃべっていた。 そのきらきらした目をみて、ユーノは優しく笑った。 なのはと生活するようになり、学校にも行き始め、様々な経験がヴィヴィオに良い影響を与えてることが明らかだった。 なのはとフェイトもそんなヴィヴィオを慈愛に満ちた目で見つめていた。 「でね、ケーキがとってもおいしくって、美由希お姉ちゃんもとっても優しかったの」 「翠屋のケーキは絶品だからね。桃子さんの作ったケーキは無限書庫でも大人気だよ」 「あ、そうなんだ」 ユーノの言葉にフェイトがナイフを止めた。確かにあそこのケーキはおいしいし、母や義姉に会いに行くときは、 必ず持参している。 でも、その翠屋のケーキが無限書庫にまで浸透しているとは思わなかった。 思わずなのはの方を見たが、なのはも知らないとばかりにぶんぶんと首を振る。 「管理外世界とはいえ、超がつく有名人達の出身世界だからね。みんなこっそりと観光に行ってるみたいだよ」 いろんな意味で時空管理局の超有名人二人の、きょとんとした表情を見て、ユーノは自覚がないとはこのことか。とばかりに軽く 吹き出した。 確かに、第97管理外世界は、表だって交流ができる状態ではない。 現地法の徹底や魔法の秘匿など義務づけられることは多いが、ある一定以上の審査を通れば訪問することもできる。 それこそ、ハラオウン一家が移住しているくらいだ。行き来すること自体はなんら問題がない。 さらに言うとユーノは一度、非公認組織の機関誌をもらったことがある。その中には《あの高町教導官の育った町特集》とか 《海鳴市グルメ探訪》とか、思わず頭を抱えるような記事があった。 まあ、そんな記事が載るということ自体が、海鳴市や翠屋が広く認知されていることを意味していた。 まるっきり自覚がない戦技教導官と執務官は、ユーノの言葉に「へぇ、そうなんだ」と感心していた。 「でね。初めてじてんしゃに乗ったの。自分でこいで走るなんてふしぎー」 「そういえば、ミッドチルダには自転車はあまりないね」 「あ、あれ? ほんと」 「うん、そうだね」 日が傾き、一通り食事も終わって、リビングに移動してお茶をしていると、お気に入りのうさぎのソファを抱えたヴィヴィオが ユーノの横に陣取った。 自分が経験したことを誰かに伝えたいヴィヴィオは、少々興奮気味にユーノに話しかけていた。 大人達の目では、ほとんど意識しないことでも、子供には刺激的で、逆に大人達が気づかされることがある。自転車と言う存在が そうだった。 ミッドチルダの交通網の中で自転車という存在が利用されることは、ほとんどない。 確かに地球に比べ交通網が整備されているため使う機会は極めて少ない。ただ、健康のためとかで普及してても おかしくないはずだが、見かけることはなかった。 ユーノの言葉になのはとフェイトが思案顔になったが、確かに見たことがない。 「それでそれでユーノおにいちゃん、ユーノお兄ちゃんってば」 「ん、な、なに?」 ヴィヴィオがなのはとフェイトと会話していたユーノの服を引っ張った。 あわててヴィヴィオに向き直ったユーノに、素朴な質問が投げかけられる。 「なんでじてんしゃって転ばないの?」 不思議そうに小首をかしげるヴィヴィオの質問の回答は、ユーノも知らなかった。 「え?」 「ねえ、なんで?」 ユーノだったら答えてくれるに違いないと言うような、きらきらと輝く瞳が、わくわくと答えを待っていた。 「え、あ、そのー」 「なんでー?」 いや、知らないんだよ。と正直に返すタイミングを逸してしまい口ごもるユーノに、純真無垢な断罪者の顔が近づいてくる。 「ねぇ、なんでころばないのー?」 思わず後ずさって、周りを見渡すと、なのはとフェイトが笑っていた。 「くすくす」 「な、なのはー、笑ってないで助けてよー」 ヴィヴィオの素朴な質問を前に、ある意味叡智の結晶たる無限書庫の司書長は無力だった。提督達や、将官と前にしても びくともしない鉄壁のユーノ司書長を最初に撃破したのは、もしかしたらオッドアイの少女かもしれない。 あまりも情けない表情だったのか、それを見てなのはとフェイトが噴出した。 「さ、ヴィヴィオ、そろそろお風呂はいろっか」 「フェイトママと?」 「ん」 「はーい」 ヴィヴィオのなんでなんで攻撃に、おろおろするユーノを見かねたのかフェイトが笑いながら助け舟を出した。 きょとんとした顔のヴィヴィオだったが、納得したのかうんしょっとソファから降りた。 ユーノは助かったぁと、ため息をついて手元にグラスを引き寄せた。 「じゃあ、先にお風呂入るねー、なのはママ」 「うん、いってらっしゃい」 フェイトと手をつないだヴィヴィオは、リビングから出がけになのはに手を振った。 なのはもにっこりと笑って小さく振り替えす。 ふと、ヴィヴィオが部屋を振り返ってユーノを見る。 視線を感じて、ん? とユーノが傾けていたグラスを放す。 にっこりと笑ったオッドアイの少女が、いたずらっぽく笑った。 「じゃあ、ユーノパパも一緒に入る?」 「ぶっ、ごほっ」 確信犯的なヴィヴィオの爆弾に、思わずユーノがむせた。 「こら、ヴィヴィオ」 「あはははっ」 なのはの言葉ではじかれたようにヴィヴィオが、噴出したフェイトを引っ張っていく。 「ごほっごほっ」 「だ、大丈夫? ユーノ君」 リビングでは、まだむせているユーノの背中を、なのはがこれまた笑いをかみ殺しながらさすっていた。 § § § § § § § § § § § なんだかんだで楽しい一日が過ぎ、気分転換ができたユーノは、いつものように無限書庫で調査・整理をしていた。 「そういえば自転車がなぜ倒れないか。かぁ」 ヴィヴィオが風呂に入っている間に、なのは宅を辞してきたが、正直あの質問が引っかかっていた。 局のコンピュータに問い合わせればすぐに答えがわかるはずだが、なのはやフェイトもそうしなかったということは、 たぶんヴィヴィオに考えさせようとしてるのだろう。 ひょっとしてユーノに聞くように言っていたのかもしれない。であれば、安易にコンピュータから解答を引き出すことは ためらわれた。 「どうしたんです? 司書長」 「ん? いや、素朴な疑問に答えられなくてね」 「えええぇっ? 司書長でもわからない質問ってあるんですかっ!?」 自然と難しい表情を出していたのかもしれない。書類を抱えて通りがかった青年の司書が怪訝そうに声をかけてきた。 ユーノの言葉に心底驚いたように司書が目を見開く。 「あのね」 確かに自分は無限書庫、すなわち時空管理局の叡智の集合の管理人ではあるが、すべての知識を持っているわけではない。 思わずがっくしと肩を落とした司書長を怪訝そうに見つめた司書は、上を見てさらりと答えた。 「じゃあ、探してみたらどうです?」 確かに、言うとおりだが、《自転車がなぜ倒れないか》という質問に対する回答は、無限書庫の収集品の中にはないだろうと 思っていた。この問題は、ただの一般的な力学の問題でしかない。 「ないと思うけどなぁ」 まあ、ものはためしと、検索魔法を使って検索を開始する。 さまざまな箇所から書物が飛び出してきては帰っていく。 毎度のことながら、自分達の遥か先の実力を有する司書長の魔法を、目の当たりした司書達の感嘆のため息が出る。 「……ん?」 しばらくして、ふっとユーノが目を開けた。数冊の書物が、ユーノの手元に浮かんでいる。 「ほら、あったじゃないですか」 司書は自分の言ったとおりの結果に、満足そうに立ち去った。 そしてユーノは、つぶやくように本をめくり始めた。まさか、本当に引っかかるとは思わなかった。 「ほんとだね、さすが無限……書…………庫…………」 しかし、その本をめくるにつれて、次第にユーノの表情が厳しくなる。 はっと顔を上げたユーノは慌てていつもの定位置に浮かび上がり、手当たり次第に検索魔法をかけ始めた。 その鬼気迫る雰囲気に、司書たちも表情を厳しくする。 § § § § § § § § § § § 「ん?」 時空管理局本局の高セキュリティ会議室の前の休憩コーナーで、コーヒーを片手にホログラフディスプレイのニュースを漫然と 眺めていたはやては、廊下の向こうから見知った顔がやってくるのに驚いた。 まあ、確かに同じ時空管理局に勤務しているので、会ってもおかしくないと言えばそうなのだが、実際に会うのは滅多になかった。 はやて自身は比較的本局にいる方だったが、目の前の黒い執務官服姿の幼馴染みは、ほとんど本局にいないはずだった。 「あれ? はやて。こんなところで、どうしたの?」 軽くはやてが手を振る。 流れる砂金のような長い髪を風になびかせながら、歩いていたフェイトが笑ってるはやてに気がついて、 驚いた表情のまま近づいてきた。 「ああ、フェイトちゃん。久し振り。そっちはどない? 元気してる?」 「うん。元気」 「ティアナはどないしてる?」 「がんばってるよ。ものすごい頑張り屋さんだから、ちょっと見ててはらはらするけど」 「そないなこというてたら、うちら全員そうや」 「……そうだね」 「そうやで」 どっか他の会議室をつかうんかなーと思っていたはやてだったが、フェイトは壁の自販機から紅茶を取り出して、 目を細めるはやての横に座った。 ちょっと時間があるんやろか?と思いつつも、久しぶりの親友との遭遇にはやても表情を和らげた。 会話となるのは、やはりお互いの近況と、かつての部下の動向。フェイトから聞く話にはやても相好を崩していた。 しばらく、少女時代の昔話に花が咲いた。 「で、はやてがここにいるってことは、ひょっとして」 「ってことはフェイトちゃんも一緒かいな」 ふと、真顔になったフェイトがはやてをじっと見つめる。 ん?と首をかしげたはやてだったが、忙しいはずの執務官がこんなにのんびりとしているはずはない。であれば、 フェイトの目的は自分と同じ用件やろか? そう思ったはやては、少し表情を厳しくした。 自分がここに呼び出されたのは、緊急に、そして一人で。という連絡を受けたからだった。 だが、そうなると自分とフェイトを同時に呼び出す理由が分からなかった。 漠然とした共通点と言えば、幼なじみである。もしくは機動六課で一緒だった。というぐらいしか思いつかない。 「私は、ユーノから……」 「あれ? はやてちゃんにフェイトちゃん。どうしたの?」 はやてが口を開きかけた時、反対側の通路に設置してあるエレベーターのドアが開き、栗色のサイドテールの戦技教導官が ひょっこり顔を出した。 振り返ったはやて達と目が合った幼なじみは、目を丸くして素っ頓狂な声をあげる。 さすがに、この場に現れたなのはが無関係だとはとても思えず、はやては眉をひそめた。 いったいユーノ君は何を考えてるんやろか。と。 「なのはちゃんまで……いったいどういうことや?」 「え? ひょっとして……」 姿勢良く近づいてきたなのはは、挨拶早々のはやての独り言を聞き、訝しそうにフェイトを見つめた。 軽く頷いたフェイトはゆっくりと立ち上がった。 「うん、ユーノに呼び出されたんだ」 「そうなの?」 「っちゅうことは、みんな一緒かいな。で呼び出した当の本人はまだなんか」 少し驚いた表情のなのはの顔を見た後、はやてもゆっくりと立ち上がった。 ここにいるのは全員が幼なじみで、同じく幼なじみの一人であるユーノに呼び出されている。 そして全員が全員とも忙しい身であり、同窓会的な催しで集まるような状態ではない。 集まった場所自体のセキュリティ設定自体も、なにか特別なことが起きたことを意味している。 状況はよく分からないが、自分たち三人を呼び出すと言うことは機動六課絡みの問題なのだろう。 それと、他人に聞かせることができない、本当にユーノが信頼する人にしか話すことができない極めて重要な問題が発生した。 そのことに三人は同時に思いついた。 顔を見合わせた三人は表情を引き締めて頷いた。 「あ、来たみたい」 不意にフェイトは見知った気配を感じた。確か、彼女はユーノの所でたまに手伝いをしている。 その言葉に、ふっと顔を上げた三人の視線の先に、ユーノと、フェイトの使い魔でもあるアルフが両手に大きな袋を抱えて 申し訳なさそうな表情で歩いてきていた。 「ごめん。みんな揃ってるね」 小走りに走ってきたユーノは自分のIDを会議室の端末に打ち込んで会議室を開けて、はやてたちを招き入れる。 「アルフ」 「はいよー、フェイト。元気してたかい」 フェイトが、少女フォームのアルフに近寄って、両手に抱えていた紙袋を受け取った。 「うん、元気」 「そかそか、たまには家に顔をだしな。みんなも待ってる」 「うん」 アルフが中腰になったフェイトを軽く抱きしめてにっこりと笑った。 暖かい言葉にフェイトも軽く微笑む。 ひとしきりお互いの温もりを感じた後、フェイトに紙袋を渡したアルフはこれから夕食の買出しだ。といって手を振って 去っていった。 全員が会議室に入り、セキュリティロックをかけた後、ユーノが持っていた紙袋をテーブルの上に置き、 中から一目で古文書とわかる古書を取り出しはじめた。 デバイスを使ったホログラフが全盛期の現在で打ち合わせに紙を持ち出すのはめったにない。だが、ユーノが わざわざ持ってきたと言うことは無限書庫関連の物なのだろうと、三人はあたりをつけた。 「よいしょっと」 「なんや、ユーノ君、えらい大荷物やなぁ」 「うん、まあね。でも下手にデータ化すると、どこで盗聴されるかロストするかわからないからね」 だから手で持ってきたんだと苦笑いを浮かべるユーノに、相当隠しておきたい問題のようだと三人は顔を見合わせる。 「で、うちらを呼び出したってことは、なんやきな臭い事件か?」 フェイトが受け取った紙袋の中身を含めて、ようやく資料の整理ができたのか、並べ終わって一息ついたユーノにあわせるように、 なのは達も席につく。 一通り見渡して、起動六課に戻ってきたみたいだね。というなのはの言葉に、顔を見合わせて笑った一行は、その当時のように 代表してはやてが口を開いた。 「……それが、わからないんだ」 三人の突き刺さるような視線を浴びつつ、テーブルの上で両手を組んだユーノは、軽く頭を振った。 「え?」 「わからないんだ。これが事件なのか、そうでないのか。でも、とてつもなく重大な事件のような気もするんだ」 「なんか、ややこしそうな話なの?」 「うん、そうなんだ、なのは」 戸惑うような目のユーノを見て、なのはは表情を曇らせた。ユーノはなのはの目を見てゆっくりとうなずいた。 その言葉に、はやてとフェイトは顔を見合わせる。 「とりあえず説明してくれるかな、ユーノ」 フェイトの言葉にうなずいたユーノはバインダーの中から一枚の写真を取り出した。 「説明の前に、まず、これを見てくれるかい?」 三人は差し出された写真をじっと見つめた。 「ん?」 「……」 その写真には銀色に輝く船体外部にでっかく赤ペンキで文字が描かれていた。ピントが合っていないためか、ぼやけているが、 背景に星が瞬いてることを考えると、どこかの宇宙空間で撮られた写真らしい。 そして描かれている文字は、なんとか読み取ることができた。 その文字はどう見てもひらがな、第97管理外世界の日本の文字だった。 ミッドチルダの通常の宇宙船にペンキでひらがなを書くような風習は当然ながらあるわけがなく、どう見てもいたずらか何かとしか 考えられなかった。 ただ、船体外部にひらがなで落書きができるような力を持っているとすれば、自分達三人ぐらいではないだろうか? そして、いたずらをするような性格の人間といえば…… 思わずなのはとフェイトの視線がはやてに集まる。 「え、あ、う、うちしてへんでー。落書きなんかしてへん」 じっと写真に見入っていたはやては不穏な空気を感じ、慌てて顔をあげた。なのはとフェイトの視線とぶつかり、顔を真っ赤にして 手を振って否定する。 はやては、いや、まあ、確かにきれいな船に落書きしたら楽しいやろうな。と、微かに浮かんだいたずら心をねじ伏せて身の潔白を 言いつのる。 自分の身の無実を証明するために船体に書かれている《じてんしゃ》という綴りを指し示す。 「それに、なんよこれ。”て”が逆やん。いくら私でも、こんな間違い……え?」 「ちょっちょちょっとユーノ君、これって」 「あっ」 そこまできて初めて気がついた。そもそも、船体外部にひらがなで文字をかくと言う意味。 そもそも、そのこと自体が異常極まりない。というかありえない。 となると、これはミッドチルダの写真ではない? であれば、故郷である地球の写真なのか? 「気がついたかい?」 「どういうことや? これ。ていうか、これはなんなん?」 三人の視線が再びユーノに集中する。 はやてが写真の中の落書きを指差す。 「やっぱり、ひらがなだよね? それ」 「うん、そうだね。でもこんな大きな船って地球にあったっけ?」 「ううん。ない……と思う……よ」 ユーノの問いかけにフェイトが答えた。そのままなのはに疑問を向ける。 なのははちょっと考えて、もう一度写真を見た。 落書きが書かれている船は、どう見てもスペースシャトルレベルのサイズではない。もっとずっと大きなもの。ただ、地球の 宇宙ステーションも言うほど大きいものではない。 となると、この写真は地球で撮られたものでは、ないのではないだろうか? ただ、確証はない。 「で、これの犯人が知りたいってことなんか? ひょっとして写ってる船は新造艦やろか?」 「でも最近XV級が就航したばっかりなのに、もう新造艦つくってるの?」 はやては厳しい表情でユーノを見つめた。 もし、これが悪戯だとすると悪質すぎる。しかし、部外者の悪戯だとすると、造船工廠に侵入しているということになり、 極めてまずい状況となる。 また見たこともないフォルムから考えるとXV級とかではなく、未就航の船のような気がする。そんな新造艦を整備している場所に、 次元犯罪者が進入してやったとすれば、いつでもテロを引き起こすことができるという宣戦布告に等しい問題だ。 それも、わざわざひらがなを書くということは、自分たちと同じ第97管理外世界出身の者か、それとも、自分たちに向けた メッセージか。 フェイトやなのはも表情を険しくする。 意気込む三人にユーノは戸惑ったように首を振った。 「いや、ちがうんだ、なのは、はやて、フェイト」 「え?」 「ん?」 「何がちがうんや?」 一転して訝しそうな表情の三人にユーノは自分の戸惑いの元を明らかにした。 「今見てもらった写真は、無限書庫の中で見つけたんだ」 しばらく間があった。 無限書庫にある情報は、雑多なものがある。しかし、誰かの告発文や昨日今日取った写真などが、安易に放り込まれるような ところではない。 特にユーノが司書長になってからは、新たな情報は基本的に整理された後に格納されるようになっている。 必然的に、ユーノが”見つけた”ということは、ユーノが無限書庫の住人になる以前に、既にあった。ということになる。 「どういうことなの?」 「どういうことや?」 となると、なのはたちが管理局に所属する前の問題なのだろうか? それにしてはユーノの表情に違和感を感じる。 三人の説明を欲している雰囲気を感じ、ユーノはゆっくりと頷いて写真を手に取った。 顔の横で三人に見えるように写真をひっくり返す。 「ごめんね、先入観を植え付けないように、こんな写真にしたんだけど、実はこれは無限書庫に放り込まれてた、遺棄世界の 遺跡から発掘された書物の中の差し込み写真なんだ」 「……なんやて?」 「それも、原本の写真は厳密には写真じゃない。一種の念写なんだけど、……推定で二千年ほど前のものなんだ」 ユーノの口から語られる事実がなのは達の脳裏を稲妻のように駆け巡った。 ――ありえない。時代的に見てもあまりにもおかしい。 ユーノの言葉を理解した三人は目を見開いて絶句した。 「そんな」 「ばかな」 「だったら、これは、この文字とこの船はなんや、ユーノ君」 忘我から立ち直った三人が愕然と声を上げ、そしてはやてが立ち上がってテーブルを叩くように身を乗り出す。 なのはとフェイトが、はやてを見つめ、揶揄するように、ゆっくりと首を振った。 それを見て少し冷静さを取り戻したのか、はやても、ごめんな。といって席に座った。 ユーノは軽く微笑んだ後、真剣な表情に戻って、ホログラフをつけた。 書物を広げて、それを映像化する。 「……これは、今から二千年ほど前に発生した次元震を発端に、滅んだ世界の預言書の一説らしいんだ」 ユーノが無限書庫で調べた内容を説明し始めた。 滅んだ世界は精神感応能力が極めて高い存在がいたようで、未来予知に近い予言を映像つきで残すことすらできたらしい。 だが悲しいかな、世界を渡るすべを持たない文明は避難することもかなわず、災害に巻き込まれ衰退していった。 そして、来るべく世界の終末の預言が紡がれた時、その中で終末の象徴として描かれていたのが、先にユーノが取り出した 写真であった。 そういった内容と共に、次々にカットが変わっていく。念写ということで、細部はぼやけ、きれいな映像とはとても言えず、 何らかのアートを見ているようにも思える。 宇宙の暗黒と銀河、無数の光点、銀色と緑、空に大樹、船に文字、光る線、三角錐状に描かれた円。そして波。 そういったイメージを模した映像が流れていく。 「で、関連する資料を総合すると、これはまぎれもなく”船”だ。それも、あまりにも巨大な……」 再び、船体に《じてんしゃ》と書かれているカットで止まった。 それを背景にユーノが肘をついた。 「それって、ゆりかごくらいの?」 巨大な船。と聞くと思い浮かぶのは聖王のゆりかごだった。なのはの言葉にユーノはゆっくりと頭を振った。 「いや、資料を分析すると推定で全長20~30km程度になる。ゆりかごの5~6倍くらいかな」 「……え?」 「なんやて。それ、ほんまかいな」 「……ちょっとまってユーノ。その船は、まさか……」 ユーノの言葉に、三人は絶句して顔を見合わせる。 愕然としていたフェイトだったがふと気がついた。 なぜ、ユーノが厳しい表情をしているのか。過去の遺物であれば、そういうこともありました。で終わるはず。なのにユーノが 険しい表情を変えないということは。 フェイトの視線を受けてユーノがゆっくりと頷いた。 「うん。フェイトの思ってることは正しいと思う。この船は今も飛んでるはずなんだ」 「え? 二千年も?」 なのはが呆けた様につぶやいた。 「そうだよ、それも極めて光速に近い速度で。だよ」 「あかん、なんや、あたまがくらくらしてきたわ」 ユーノは、いくつかのページをめくった後、文章を抜き出して拡大した。 何が書かれているか三人には分からなかったが、ユーノはここに書いてあると指差した。 「ユーノ君。整理すると、二千年以上も前の宇宙船が光速で今も飛んでて、その宇宙船に”じてんしゃ”って書いてるってこと?」 「そうだよ、なのは」 「二千年前って、西暦が始まってそれほどたってないよ? 宇宙船なんか……」 なのはが情報を整理するように、ひとつひとつ言葉を重ねていく。ユーノはその言葉をきいた後、ゆっくりと頷いた。 彼女の持っている知識から考えて、二千年前といえば、日本はどうだったか? 世界はどうだったか?を考えて、とても 信じられなかった。 これがどこか自分達の知らない言葉で書かれている落書きであれば特に戸惑う必要もなかった。しかし母国語で 書かれているとなれば話は別になる。 ユーノが自分達を召集したのもなんとなく理由が分かった。 「ちょいまち、その宇宙船って、ひょっとして」 難しい表情で考えていたはやてが、はじけるように顔を上げた。ユーノと視線が交錯する。 ――いやな予感がする。 その船が、何のために作られているのか、誰が作ったのか今の時点では分からない。だが、それだけの巨大な船が ただ飛ぶためだけにあるとはとても考えにくい。 宇宙を飛び回るというのであれば必ず危険にさらされる。その危険を排除する機構がある。必ずある。 兵器という名の機構が。 「わからない。けどたぶん持ってるはず。僕達の常識の範囲であればいいけれど、それでも強力な武器を持っていると思う」 はやての言葉にユーノはしっかりと頷いた。 三人の表情が一気に強張った。 「ユーノ、誰かにこの話した?」 「いいや、していない。君たちが初めてだ。っていうより他の人に話せないよ。こんな話」 「あかん、そない危険なものほおっておけへん。まるで……」 フェイトの言葉にユーノはゆっくりと首を振った。 そしてはやてが腕を組んで険しい目で写真を見据える。 「そう、はやての想像はたぶん当たってる」 「……質量兵器でロストロギアってことかな?」 なのはが、険しい顔でゆっくりと見渡して、確認するように問いかけた。 「うん、まず間違いなく。……それも超弩級のね」 ユーノの言葉に、誰も声を出すことができなかった。 会議室のホログラフは銀色に輝く船体と赤いペンキの《じてんしゃ》を写し続けていた。 全員の視線が集まる。 この映像が、これから何を引き起こすのか、じっと見つめる四人には想像ができなかった。 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/46.html
ユーノ・スクライア個人データベース(※重要基礎情報!) ユーノ・スクライア個人データベース(※重要基礎情報!)人物情報~名前の由来~ ~周囲の家庭環境~ ~トランスフォーム(フェレットモード)について~ ~魔導師としての資質~ ~ユーノくんのスキル~ ~幼少時の教育~ ~レイジングハートについて~ ~なのはとの関係~ ~その他の交友関係~ ~無限書庫~ ~考古学者として~ ユーノの魔法防御魔法 拘束魔法 補助・転送・結界魔法 その他の魔法 ユーノくんの戦歴 ユーノくんの弟子・孫弟子 ユーノくん関連の年表 人物情報 『ユーノ・スクライア』(Yuuno Scrya) CV 水橋かおり 初登場: 1期第1話 年齢: 9歳(1期開始時) → 15歳(A sエピローグ時) → 19歳(StrikerS開始時) 出身: ミッドチルダ南部(ミッドチルダ遺跡発掘キャンプ) 職業: 遺跡発掘者/魔導師 所属: 時空管理局本局 無限書庫/ミッドチルダ考古学士会 役職: 巨大データベース「無限書庫」司書長(A sエピローグ&StrikerS)/考古学士会 学士 魔法術式: ミッドチルダ式 魔力光: 翡翠色 魔導師ランク: 総合A 魔導師の分類: 結界魔導師 身長: 168cm(StrikerS) 虹彩(瞳の色): 翡翠色 髪の色: 薄栗色(蜂蜜色?) 装備: 丸メガネ(なのはとフェイトが選んだものとのこと)、緑色のリボン(幼少時になのはが結っていたものとのこと) バリアジャケット(?): スクライアの民族衣装(?) ※正しくバリアジャケットであるかは不明だが、相応の効果はあると思われる。 ~名前の由来~ ユーノのネーミングは、おそらくマツダ(日本の自動車メーカー)がかつて有していたブランドの名前、ユーノス(Eunos)から。 ちなみにキャロやマリーさんの由来もマツダの自動車から姓名を取っている。 ~周囲の家庭環境~ 遺跡発掘をして流浪の旅をするスクライア一族の一員。 彼らは漂泊民族であり、特定の地に定住をせず、様々な世界を渡り歩いている部族なのである。 彼ら一族がとある遺跡で発掘したジュエルシードが、輸送中の事故で管理外世界(なのは達の世界)にばら撒かれる。 これが、「魔法少女リリカルなのは」の物語の発端となった。 ちなみに、この発掘作業の現場指揮(責任者的な役割)を執っていたのがユーノであり、統率力と信頼、リーダー資質があることが伺える。 なのはとの家庭環境の話に出てきたが『両親はいなく、ずっとスクライアの一族に育てられた』と語っている。 それが両親が死んでいることを意味しているのか、捨てられたことを意味しているのか、行方不明を意味しているのかは不明。 それに伴い、出身も拾われた場所、スクライアの本拠地など様々な解釈がなされている。 ~トランスフォーム(フェレットモード)について~ なのはの世界(第97管理外世界/地球)では、フェレットの姿で居る事が多いが、これは、 魔力の大半を失っており、魔力の消費を抑えるため(ユーノは、体質的に地球の魔力素に適合不和を起こしている。徐々に慣らしているようではあるが・・・?) この形態では、、怪我の治りも早いという利点があるため。(また、食料の消費量も減らせられる利点もある) 日常行動において、色々と便利であり、また、なのはに迷惑をかけないためなどである。 なのはと出会った後もしばらく動物のままで過ごしていた。 その間、初めて会った時に人間形態を見せていたものだと勘違いしており、また、自分が人間だということをなのは説明し忘れていた。 そのため、なのははユーノが変身を解除するまで、彼のことを「魔法を使える喋るフェレットさん」だと思い込んでいた。 これらのこともあり、温泉で・・・というハプニングになり、理不尽な蔑称もつけられてしまったのである・・・許すまじ! その後、1期第8話にて、初めて人間形態を見たなのはは、思い切り動揺している。 が、正体が人間だったことに驚いた訳で、男の子として過剰に意識はしていない模様。そのため、しばらくお風呂も一緒に入っている。 なお、正体を明かした後のユーノが、アリサやすずか、高町家の人々からどう思われてるのかは描写がないので不明。 SS01でも、エイミィとなのはがちょっと触れただけだった。 ユーノが実は人間、というのは多分気にしなそうだが、問題は男の子だという点である。 なお、A s SS03だと美由希達はユーノが人間だと知っている。アリサ曰く「人間のときは人間の、動物の時は動物の扱いをする」との事。 おそらく、当時のユーノの年齢やその場の状況なども考慮した上で、殆ど気にしていないのだろう。 (※美由希に至っては「毛並の手触りがいいから」という理由でフェレット状態を望んでいる) フェレット状の形態以外にも変身できる可能性はあるが、詳細は不明。 ~魔導師としての資質~ 幼いながらも、既に総合Aランクを保有する優秀な魔導師であり、捕縛、治癒、結界といった補助魔法の優秀な使い手である。 エリオが10歳で「陸戦Bランク」ということからも、空戦、魔法の複数同時展開をデバイスなしでこなすユーノの優秀さがうかがえる。 実際には、攻撃魔法が不得手な分、防御や結界魔法においてA~AAクラス以上の魔法が使えるほどである。 彼自身「魔力は少ない」と言うが、あくまでなのはたちと比べてのことであると思われ、Aランク前後の平均的な魔力量はあると思われる。 もしくは、地球での魔力不適合によるパワーダウン後の量を言っているのかも。 そのパワーダウン中でも、A sではいくつもの魔法を同時展開していたが。(地球の魔力に適合しつつあったのかもしれない) なお、この魔力素の適合不和はユーノ自身の体質的なものによるとのことである。 カテゴリはデバイスをあまり必要としない『結界魔導師』であり、なのは共々、珍しいカテゴリに分類されている。 なのはの魔法の師だが、専門分野が違うため、防御や飛行、魔力運用など基礎的なベースの分野での師匠である。 ユーノ自身、「長距離攻撃魔法は得意じゃない(できない)」とのこと(1期第3話)。 ただ、SLBの制御補助などを行っているため、デバイスなどの補助があればもしかしたら出来る見込みがあるかもしれない。必要はなさそうだが。 攻撃魔法は「ほとんど」扱えないが、「まったく」ではないので、近~中距離の攻撃魔法を1つくらいは使えたりするかもしれない。 PSP GODでは射撃魔法である「シュートバレット」を使用している。 「シュートバレット」はStsで登場した、ティアナも用いた魔法。 ミッドチルダ式魔導師なら誰もが習う基本中の基本の射撃魔法。 なお、PSP GODでの戦闘は、バリアを張って突撃する「プロテクションスマッシュ」がメインとなる。ディバインバスターでも貫けないバリアで突撃する。 必殺技は「アレスターチェーン」。無数の鎖で拘束し、鎖を爆破することでダメージを与える。ユーノくん、かなり戦えるんじゃないですか。。 「結界魔導師」(または、ユーノ自身)はあまりデバイスを必要としないとのことだが、なぜだろうか? 以下、色々と考察&それの反対意見を書いてみる。 •デバイスの補助の必要性がない 結界はともかく、防御は、インテリジェントの場合、デバイスの判断で自動発動もあるので持っていて損はない(はず)。 •デバイスの多くが攻撃性能重視のものだから 直接攻撃の魔法を持っていないユーノであるが、デバイスが攻撃魔法術式を組めれば、デバイスを介して使えそうな気もするが……(?) ※補助型デバイスを使ってる人の例:シャマル 『クラールヴィント』(主に探査・補助メイン) etc. 以上より、あまり有力そうな答えはなさそうである。 ユーノ君も、書庫での検索・読書魔法の行使に難ありと感じてたら、補助として新デバイス持つ可能性もあり得なくはない(まず登場しないだろうが) 後方支援型であるため、最後衛のサポートを得意とする。普段はなのはの後ろでフォローすることが多く、抜群のコンビネーションを見せる。 ユーノの防御魔法は、なのはですら本気を出さねば打ち破れないほど強力(SSMより なのは談)で、それほど構築術式も緻密ということである。 実際に、A s2話においては、片手が塞がった状態(トランスポーター・ハイ発動準備)でヴィータの攻撃を完封し、また高機動での防御戦を繰り広げていた。 ちなみに、これで、まだ魔力の適合不和によってパワーダウンしている状態である。恐るべきチートスペックな司書長である! また、クロノやシグナムから直接呼び出されて訓練室用結界を張るように頼まれる(クロノは1期SS03、シグナムは漫画版Epilogue)ほど。 A s漫画版においても、5対5の総力戦にて、結界を展開。 なのは&フェイトの「ブラストカラミティ」とはやてのSランク広域攻撃から訓練室の大破をなんとか(?)防いでいた。 また、A s第11話での、闇の書とはやて、そしてフェイトの現状を瞬時に判断・分析し、念話でなのはを落ち着かせた。 なのはの理解しやすい形の指示をとばすというシーンでは、なのはやRHから「さっすがユーノくん! わっかりやすい!」 It s so!(まったくです) と誉められている。 また、A s第12話の対「闇の書の闇」戦でも、アルフ、ザフィーラ、シャマルと共にバックアップ、防御支援に回り、 バインドによる魔法生命体に対する切断攻撃も行い、さらには要となる本体コアの長距離転送を決めるなど、隠れた活躍ぶりを見せてくれている。 ~ユーノくんのスキル~ 頭の回転が速く、的確な作戦や指示を出せる。 知識が豊富で、高い知能を誇る。魔法学院も(おそらく)最年少クラスで卒業。 リーダー資質、統率力があり、指揮能力が高い デバイスに対する知識が高く、実際に検査も出来る(デバイスに関する資格も持っているかもしれない)[A s第3話より] 検索・探索能力が高い。検索魔法では、リーゼらの倍以上。読書魔法を使えるのもレア?(ロッテは「それで中身が分かるんだ~?」と驚いていた) ~幼少時の教育~ 1期開始以前にすでに学院を卒業しているとのこと(小説版より)。 魔法に関しては、魔法学院をすでに卒業しており一応正規の教育は受けている。学院名などの詳細は不明。 在学期間等は一切不明だが、年齢的に考えると、飛び級した可能性が高い。 クロノによれば有名で信頼の出来る学校であるらしい。 ~レイジングハートについて~ レイジングハートを最初に持っていたのはユーノだったが、1期1話にて、レイジングハートはなのはを自分のマスターと決めてしまった。 これは、「ユーノの意思で、なのはを新たなマスター(新規使用者)として契約(使用者登録)させようとしている」こと、 「優秀な魔導師資質を持っているなのはが、レイジングハートの持つ力をより引き出してくれるであろうと解析した」からと思われる。 また、「ユーノをマスターとして登録していなかったから」(=ユーノが自分用のデバイスとして登録していなかったから)でもある。 なのはからすれば、未だに「ユーノくんから借りている」ような感覚があるとか、ないとか・・・ レイジングハートが、ユーノを何と呼んでいたかは掛け合いがないため不明。 その掛け合いがなかった理由は、レイジングハートが半休眠状態だったからである。 原作者の都築氏がネタ扱いで変なことを言わせたらしいが、非公式ないので無視。 そもそも、彼がなぜレイジングハートを持っていたのかは、描写がなかったため、以下のような説があった。 •レイジングハートは普通のインテリジェントデバイス ┣ユーノの両親の遺品(形見)? ┣一族でお金を出し合って購入し、(魔導師としての資質が高い)ユーノに持たせた ┣自分で購入。資金は、遺跡発掘で得たお金など。 ┗幼くして魔法学院を卒業したユーノへのプレゼント•レイジングハートは(ロストロギア級の)発掘物 ┣スクライア一族に代々伝わってきた部族の宝珠 → 魔導師としても優秀なユーノくんに渡された ┣誰かから託された、譲り受けた ┗''ユーノ自身が以前にどこか(遺跡など)で発掘した'' しかし、メガマガのMOVIE 1stの漫画にて、ユーノが偶然入手したものと判明 ※ただし、アニメと映画では設定・描写や時系列が異なっていることに注意 ~なのはとの関係~ なのはとは、「師弟」であり、「恩人」であり、「大切な幼馴染」であり、「パートナー」という関係である。 1期では、なのはの笑顔で赤面するクロノに対してヤキモチめいた表情をするなど、なのはに好意を抱いているようだ。 なのは本人は全くそのことに気付いていない上に、2人ともそういう方面には奥手で朴念仁であることも要因のひとつ。 ちなみに、高町家にて同棲していた頃は、一緒に入浴するのが日常的になっている。 よくこっち系の描写のせいで不名誉なあだ名が浸透してしまっているが、彼はまだ9歳ということをお忘れなく。犯罪でも何でもないので。 しかも、こういう場面には刺激が強すぎてよく失神していた(なのはとの入浴では、おそらく彼女の説得等で折れた上に慣れたと思われる)。 ※ちなみにエリオは10歳半くらいで、男湯でキャロと入浴→女湯に連れられている(当然、人間形態で)。 2人とも被害者的で冤罪とは・・・orz 1期~A sでは、フェイト(&アルフ)の証人として出向き、彼女らと戻ってくる時までは、なのはの師匠として、彼女の魔法の研鑚と教導に努めた。 また、なのはにスクライアの里(仮称)に連れて行く約束もしている(A s SS03)。 A sエピローグでは、なのはの緑色のリボンで髪を結っている。おそらく髪の伸びたユーノにプレゼントしたのだろうが、ユーノに渡した描写は描かれていない。 メガネも、目が少し悪くなったので、なのはとフェイトにフレームを選んでもらったのだとか。 StSの時点でも、メガネを外してオークション会場の壇上に立っているので、それほど視力は落ちていない模様である。 また、エイミィなどになのはとの進展について聞かれ、苦笑していた。 StS漫画版では、なのはのことは、あくまで「恩人」であり、「大事な幼馴染」であるとユーノ本人は言っている・・・ のだが、エイミィやフェイトなど周りから見るとどうにもそうは見えないようである。 エイミィ曰く「2人とも仕事好きだしそういうの(恋愛・結婚)当分先かな」と、なのはとユーノ当人が無自覚なだけだと感じている。 なのはとは今まで通り、とても仲が良く、お互いに深い理解を持って接している。 お互いに連絡を取り合ったり、都合が合えばたびたび会ったりしており、親密な関係を築いているようだ。 フェイト曰く、「なのはとユーノの間には私達が理解出来ない絆的な物がある」との事。 信頼関係は互いに強いようだが、なのはとの恋愛関係はなぜか殆ど進展していないらしい(メガミマガジン付録のSSより)。 また、なのはもユーノも仕事好きの性なので、当人間の自覚云々の問題もある。 一方、8話で、偶然、ホテル・アグスタで機動六課と居合わせた際には、なのはと初々しさすら感じる親しさを見せている。 実際に、お互い赤面しながら「偶然、なのかな・・・?」と、どちらかと言うと「出会う運命にある」と言いたげな発言もしていた。 ちなみにメガマガのSSでも、なのはが「(ユーノくんと)偶然出会ったりする事もあるかも」となのはが言っているが、7話~8話で実際に会えている。 なのはとは定期的にメールなどでやり取りはしているようである。 また六課本部がアースラに移転した後、なのはのことを「『大丈夫?』って聞かれたり、『心配してる』って言われるの、あまり得意じゃないから」と評している。 その上で、「きっと、大丈夫だから」という一言でなのはを元気づけていた(StrikerS SS03)。 第26話のエピローグでは、なのはとアルフと一緒に、魔法学院に通うヴィヴィオの様子をこっそりと見ている。 JS事件後、ヴィヴィオが学院に通い始めると、彼女と仕事上がりのなのはの待ち合わせ場所が無限書庫になることが多く、ユーノと逢うことも多くなったとのこと。 また、ヴィヴィオが読書好きになりつつある事から、ヴィヴィオによく懐かれており、検索魔法なども教えた。後にヴィヴィオは司書にもなっている。 なのは曰く、「無限書庫を稼動させた伝説の司書長」で尊敬する師匠とのこと(クロノ経由)。 ~その他の交友関係~ ・フェイト&アルフ 彼女との仲も良好であり、PT事件における証人となったり、防御系魔法をアルフと共に教えるなど師弟的な関係も築いている。 今では、なのはとの関係を陰ながら応援されている様子(SSMより)。 六課時代(StS)では、再会時にジュエルシードとPT事件、スカリエッティに関する会話で互いの内心を案じている描写もあった。 アルフとは、互いになのはとフェイトのパートナーであった頃から対峙し、戦うなど縁が深い。 PT事件後は、防御・補助魔法をフェイト共々教え、闇の書事件ではコンビでバックアップするなどの連携を見せている。 また、ユーノらが15歳の時の同窓会任務や、StSのゆりかごの資料発掘等で、無限書庫に手伝いに来てくれる。 フェイトとアルフへの契約記念日の贈り物として、なのはと共同作業でSLB花火を打ち上げるなど友人を大切にしている。 このように、長らく彼女らの近くで見守り、また優しく、他人を思いやる性格のユーノだからこそ、なのはやフェイトたちのことを深く理解しているのである。 ・クロノ 彼女の義兄のクロノは、数少ない男同士の友人でもある。 彼には「フェレットもどき」というあだ名で呼ばれたりするため、本人は大いに抗議している。 これに限らず、クロノに使い魔呼ばわりされたり(1期SS03、A s漫画版等)とよくからかわれている。 幼少時は、腐れ縁で犬猿の仲的な間柄だったが、StSの時代になると、かなり落ち着いている模様。 クロノからは幼少時の写真を分けてもらったり、ヴェロッサとの会食に誘われたりもしている。 ・八神家 はやてとは、アニメ本編では直接の会話はなかったが、デバイス製作協力や資料提供を行っている(A sSS02)。 ※リィンフォースⅡ、夜天の書、蒼天の書、シュベルトクロイツのどれかは不明。 お互いの呼び方は、「はやて」「ユーノ君」。 シグナムには、訓練室の結界張りを何度か頼まれているようで、彼女からの(結界)魔導師としての評価は高いようだ。 ちなみに、ユーノはシグナムを「さん」付けで呼ぶ。 ※ヴィータはそのまんま。シャマルとザフィーラは不明だが、恐らく「さん」付け。 ヴィータはA sSSにおいてからかう様なやり取りをしている場面があり、なのは墜落事故の際にはフェイトを含め毎日見舞っている間柄でもある。 ・StrikerS組 エリオは、互いの対話がないので詳しくは不明だが、ユーノのことを「ユーノ司書長」と呼ぶ。フェイトに連れられて無限書庫に行った可能性は高い。 キャロは、ユーノがなのはと幼馴染である事は知らなかったが、彼の存在は知っていたようだ。フェイトから聞いていたかも。 スバルとティアナは、対面した描写はないが、StS8話のホテル・アグスタから引き上げる時に、なのはから紹介くらいは受けた可能性はありうる。 ヴェロッサとの交友は、本編内にて「最近、無限書庫に出向いた時にユーノに色々と案内された」とロッサが言っている。 漫画版では、StrikerSの4年前(最初のレリック事件)の時点でクロノとヴェロッサは仲が良いのだが、それを知ったのはずっと後だったとか。 また、同じく漫画版から教会のカリムとも良好な関係を築いていることが記されている。 ~無限書庫~ A s第7話以降、時空管理局の無限書庫で、スクライア一族の本領を発揮してみせた。 当時の書庫は、ほぼ使われておらず、整理もされていなかったが、短期間で「闇の書」の資料を探し当てていた。 グレアムの使い魔であるリーゼ姉妹も感嘆の意を表すほどの優秀さで、リーゼロッテからは「器用なもんだね」と言われていた。 A s第13話で、管理局の人に無限書庫の司書にならないかと誘われたことを、なのはに伝えている。 彼自身、それを受けるのはやぶさかではない様子であり、なのはに相談している時点で、書庫への勤務をほぼ決めているようだった。 後日談となる漫画版Epilogueでは、実際に無限書庫の司書として働いている彼のところに、管理局入りしたなのはが訪ねてくるシーンがある。 この当時は、クロノから等の依頼をこなしつつ、書庫の整理に努めていた。漫画版の描写では、手作業だった。 なお、この時点では役職についていないがクロノから人事に関する権限を付与されている様子。 ※ただし、本来の無限書庫の職務には依頼に伴う資料の発掘は元々含まれていなかったのだが。 15歳の時には、すでに時空管理局無限書庫司書長となっていた。 StrikerS時においては、無限書庫の整理・探索、情報整理作業に日々を費やし、魔導師としての活動はほぼ行っていないとのこと。 持ち前の検索魔法や現場の指揮能力を用い、無限書庫を実動可能なレベルまでに築き上げた。その為、周囲からの評価はかなり高い。 クロノとヴェロッサからの依頼で、預言に関する調査を進めていた(StrikerS SS03)。 StS第21話では「聖王のゆりかご」について無限書庫での調査結果をクロノに報告し、ゆりかごの詳細と停止方法を示唆。 結果、ヴィータとなのはを駆動炉とヴィヴィオの元へ導き、それぞれの役目を示したことにつながった。 クロノやヴェロッサらにより、JS事件において無限書庫からの迅速なデータ提示が事件解決に役立ったことが進言され、無限書庫への若干の人員強化が行われた。 結果として増えた仕事に軽い愚痴をこぼしつつも、司書長としては満更でもない様子である。 彼の待遇は、StS時でも「職員待遇の民間学者」ということから、『民間協力者』である可能性が非常に高い。 ユーノが「管理局職員として正式入局した」という明言がないため、このあたりはけっこう曖昧であったりする。 ~考古学者として~ 考古学者としての名前も売れているらしく、「先生」と呼ばれている。 「遺跡の発掘等で実績を挙げている民間学者さん」とのこと(シャーリーの紹介より)。 ミッドチルダ考古学会の優秀な学士としても名が広く知られており、オークションの品物紹介・鑑定などを任されるようになっていた(StS第7話)。 ユーノの魔法 防御魔法 『サークルプロテクション』(Circle Protection) 登場話数:1期5、6話 タイプ:バリア 地面を中心に、半円状の防護膜を張る防御魔法。空中発動の場合は、2つの魔法陣で挟むような筒状のバリアとなる。 バリア系は、「攻撃を相殺し、やわらかく受け止めることを旨とする汎用性の最も高い防御魔法」とのこと。 後に、アルフにも伝授。実際に下記の「スフィアプロテクション」と同時に発動している。 『スフィアプロテクション』(Sphere Protection) 登場話数:A s5話 タイプ:バリア 全方位による球状のバリアを張る防御魔法。対象者を完全に包み込むため、魔法ランクもそれなりに高いと思われる。 ユーノは、自身と別の位置にいるなのは、フェイト、アルフの4つを同時発動し、闇の書による魔力攻撃を完全遮断した。 ※類似の防御魔法に「オーバルプロテクション」(Oval Protection)がある。 複数(2~3人程度)を覆うバリアを張る防御魔法で、StrikerSにて、なのは&フェイトが展開していた(StS第11話)。 『ラウンドシールド』(Round Shield) 登場話数:1期9話、A s2話 ヴィータのアイゼンの攻撃でも、ビクともしないほど頑丈で強固な盾。 高速での飛行魔法、転送魔法を起動させつつ、片手でヴィータの攻撃を捌いていた。 シールド系は、「攻撃と相反する魔力で、固く弾いたり、反らすことを旨とする防御」 他にも、『プロテクション』(魔法ランク:E)、『プロテクションEX』(強度AAクラス)『ワイドエリアプロテクション』などの魔法もある。 これらはバリア系の基本魔法とその強化 広域版なので、当然ながらユーノも使えるものと思われる。 また、A s漫画版では、広域防御魔法(詠唱「守護する盾 風を纏いて鋼と化せ 全てを阻む祈りの壁 来たれ我が前に」)をなのはに教えている。 StS以降は、『ホイールプロテクション』『ファイアプロテクション』(防火用?)『シェルプロテクション』などの魔法も登場した。 高度な魔法となると、魔法ランクAAAの対魔法防御障壁『AMF(Anti Magi-link Field)』(魔法無効化フィールド)がある。 拘束魔法 『チェーンバインド』(Chain Bind) 登場話数:1期9、12話、A s10、11話 メジャーな拘束魔法で、複数の対象を抑え、捕縛する。強度もなかなかだが、物理的・魔力的に強すぎる力には引きちぎられてしまうことも。 基本的な拘束魔法で、なのはにも伝授している(なのはは、聖王ヴィヴィオ戦にて使用)。 『ストラグルバインド』(Strrugle Bind) 登場話数:A s12話 魔法ランク:A 対象魔力を打ち消す効果のある拘束魔法。魔力強化した相手への効果は絶大で、魔力で構成された生物なら武器ともなる。 あまり使いどころのない魔法だとクロノは言うが、発動速度などの機能面のことを言っているのだろうか? 付加効果を見るとかなり有用そうな魔法なのだが・・・ 『レストリクトロック』(Restrick Lock) 本編では、ユーノは未使用。なのはが使用(1期11話、StS1、25話) 上位魔法として、ユーノがなのはに初めて教えた拘束魔法(1期SS01) 対象の手足などをその場にガッチリと固定する。 「リングバインド」のような輪っかタイプと、クロノの「ストラグルバインド」のような地面から絡みつくタイプがある。 他に、『リングバインド』『ディレイドバインド』『ロングレンジバインド』『フープバインド』『クリスタルケージ』など。 「リングバインド」はアルフがA sにて初披露。ユーノが教えた可能性もあるが真偽は不明。 ※ちなみに、キャロの『アルケミックチェーン』は、物理的な鎖を呼び寄せて拘束する魔法なので「召喚魔法」として扱われている。 補助・転送・結界魔法 『ラウンドガーダー・エクステンド』(Round Guarder-Extend) 登場話数:A s2話 魔法ランク:A+ タイプ:フィールド 詠唱「 妙なる響き、光となれ! 癒しの円のその内に 鋼の守りを与えたまえ 」 回復と防御の結界魔法。 外敵や攻撃に対し、強靭な防御力を誇る結界防御魔法「ラウンドガーダー」。 それに加えて、肉体・魔力回復の効果を付加した高位術。 シーリングとともに専用詠唱があり、印も結んでいるので、ユーノのオリジナルの可能性大。 "その他"に分類されている『シーリング(封印)』の詠唱と被っている「妙なる響き、光となれ!」は、なのはで言う「リリカル マジカル!」と同じ専用の"呪文"であると思われる。 『封時結界』 登場話数:1期4、6、7、9話、(A s漫画ReportI ※下記参照) タイプ:広域フィールド 特定の空間を切り取り、時間信号をズラす結界魔法。 対象者・対象物以外の人や物に対する被害や干渉を妨げる効果がある。 『広域結界』 登場話数:A s漫画ReportI タイプ:広域フィールド なのはの魔法訓練時に、目立たないように常時展開している模様。 名称が変わっているだけで「封時結界」と同じ効果。空中で使用してるから? 『フローターフィールド』(Floater Field) 登場話数:1期4話 タイプ:サークル 特定空間に足場を形成する結界魔法のひとつ。工事、発掘現場などで用いられる。 フェイトに撃墜されたなのはを受けとめるために使用。 『トランスポーター』(Transporter) 登場話数:1期5話 魔法ランク:B+ 術者と、範囲内の対象(術者が許可する者)を別の場所に瞬間移動させる移動魔法。 アルフをフェイト、なのはから引きはがすことを目的として使用された。 『トランスポーター・ハイ』(Transporter High) 登場話数:A s2話 別々の場所にいる人・物を同時に別の同じ場所に瞬間移動させる高位転送魔法。 ヴィータの張った強力な結界に阻まれ、発動出来ずにいた。 『次元転送』 登場話数:1期9話、(A s2話?) 次元空間などから別の次元や世界に転送を行う移動魔法。ユーノはアースラのポートを用いて発動した。 A sにて、ヴィータに撃墜されたなのはを助けに来た時もアースラから使ったかもしれない。 両手で印を結んで発動している数少ない魔法。 『強制転移魔法』 登場話数:A s12話 シャマル、アルフと共に力を合わせることで、闇の書の闇を宇宙空間へ長距離転送した。 「トランスポーター」の延長上の魔法だと思われる。 その他の魔法 『シーリング(封印)』(Sealing) 登場話数:1期1話 詠唱「 妙なる響き、光となれ! 赦されざる者を 封印の輪に! ジュエルシード、封印! 」 アニメ「魔法少女リリカルなのは」(シリーズ)において、初めて行使された魔法。 ユーノ自身の負傷と、魔力の不適合などで失敗してしまったが、数少ないユーノ専用の詠唱がある封印魔法。 「妙なる響き、光となれ!」は、なのはで言う「リリカル マジカル!」と同じ専用の"呪文"であると思われる。 『トランスフォーム』(Transform) 登場話数:1期1、8話 他 動物形態への変身を指す。魔力消費も少なくて済むらしく、治癒能力も上がる。 リーゼ姉妹の仮面の戦士への「変身魔法」とは別の魔法。 『フィジカルヒール』(Physical Heal) 登場話数:1期13話、A s2話 タイプ:インクリース 治癒魔法。本編では負傷した局員たちや、ヴィータに撃墜されたなのはに使用していた。 クロノ自ら隊員の治療をしている描写があるため、使い手は意外と少ない? ちなみにキャロも使うことが出来る。 『飛行魔法』 登場話数:1期9話など(人間形態のユーノ使用)、なのはは、1期4話(TVアニメでの初披露)など ユーノも魔導師として高い資質を持っており、A sにおいては複数の魔法を展開しつつ、ヴィータとの高速飛行で空中戦を繰り広げられるほど。 なのはにも教えた。ユーノ曰く、「初歩の最後の方の魔法」らしいが、あくまで適性のある魔導師としての言だろう。 なのはは、レイジングハートを用いて、両足にフライヤーフィン(魔法ランク D)を展開して飛行する。 初めてなのはが空を飛んでから「なのはは、ほかのどんな場所よりも青い空がよく似合う」となんとなく感じていたらしい。 『探知魔法』 登場話数:A s5話 シャマルを探すために使用されていた魔法。なのはの「エリアサーチ」に近いと思われる。 『検索魔法』『読書魔法』 登場話数:A s7、8話、StrikerS21話 スクライア一族は、遺跡発掘を生業としているからか、探索系統が得意な模様。 ユーノは15~16冊を一度に魔法をかけられる上、念話も使用している程の優秀さを発揮している。 リーゼ姉妹が5冊強程度なのを見ても一目瞭然である。 検索魔法、読書魔法を明確に分けた描写は、本編上ではなかった。 おそらく、検索魔法は「キーワード」を設定し、該当する図書を抽出する魔法。 読書魔法は、複数の図書を同時に読めるようにする魔法と推測される。 ユーノくんの戦歴 なのはとのタッグバトル、または近くにいた場合で、かつ勝因となったもの、参戦したものも多少含めています。 また、相手への戦闘意思のないものも含んでいます。 「※」印は、なのは(または複数人)による勝敗。 なお、時の庭園での戦闘以外は地球での戦闘なので、ほとんどパワーダウン状態で戦っていることになる。 相手 勝敗 内容 時期・ソース ジュエルシードの魔物 × 腹部の負傷・パワーダウン等により、シーリングに失敗。相手は逃走し、ユーノ自身も動けず、トランスフォームする 1期第1話冒頭 ジュエルシードの魔物(再戦) ※〇 なのはに受けとめられるまではひたすら回避に専念。なのは初戦。シーリングの方法と呪文を教えて封印に成功。 1期第1~2話 ジュエルシードの魔物(犬) ※〇 なのは2戦目。あわてるなのはを落ち着かせようと、指示を出す。直接戦闘には不参加。 1期第2話 フェイト・テスタロッサ ※× 直前の巨大化ねこ戦で結界展開。なのは、フェイトとの初戦。フェイト戦はなのはが1対1で勝負。。撃墜されたなのはをフローターフィールドでリカバリー。 1期第4話 アルフ △(※×) 温泉地にて。アルフをなのは(とフェイト)から引きはがすことが目的。足止めとしては成功したが、なのはは敗北。 1期第5話 アルフ(2回目) △ 街中にて。結界展開後はアルフの攻撃を防御・回避しつつ、牽制。小規模次元震によるなのは、フェイトの負傷でアルフらは逃走。 1期第6話 ジュエルシードの魔物(木の魔物) ※- ユーノ結界展開。封印時にフェイトとクロノの間にクロノ乱入。 1期第7話 ジュエルシードの魔物(鳥) ※〇 これ以降は全て人間形態で参戦。なのはとタッグバトル。バインド等で捕縛・援護。リンディに「2人ともなかなか優秀ね」と評される。 1期第9話 アルフ(3回目) - 海上にて。なのはへの攻撃をラウンドシールドで防御。ユーノ、なのはに戦闘の意思なし。 1期第9話 ジュエルシードの海流 ※〇 ユーノ、チェーンバインドで抑制。アルフも助太刀。結局プレシアの介入により半分しか入手出来ず。 プレシアの傀儡兵たち ※〇 ユーノ、バインドで援護。引きちぎられるがフェイトが助太刀に入る。フェイト、アルフと別れた後はタッグで駆動炉を止め、全員で脱出。 1期第12話 ヴィータ △ なのはのピンチを救うべく参戦。未だパワーダウン状態でありながら唯一の善戦。※なのはに治癒魔法と高位結界魔法を施し、フェイトの救援後に参戦。ヴィータの攻撃を片手で防ぎつつ、結界破壊と高位転送魔法による全員の戦場離脱を試みる。結局は、なのはの魔力を奪われ逃げられる。ちなみに、このガチ戦闘ではノーダメージであった。 A s第2話 ヴォルケンリッター ※△ クロノとともに闇の書の所持者(シャマル)を探索。その後、ヴォルケンリッター逃走時における闇の雷の魔力爆撃からなのはたちを護る。 A s第5話 闇の書の意思(覚醒直後の闇のリインフォース) ※〇 アルフと共に参戦。拘束魔法等で後方支援に回る。その後、なのはの懇願(アリサとすずかの保護と護衛)により一時離脱。その後はやてとフェイトの救出法をなのはに示唆。再び拘束魔法等で後方支援。 A s第10~11話 闇の書の闇 ※〇 最終決戦。アルフやシャマルたちと共に防御・後方支援に回る。バインドによる魔法生命体に対する切断攻撃も行い、要となる本体コアの長距離転送を決めた。 A s第12話 ユーノくんの弟子・孫弟子 魔法を伝授した者を弟子とすると・・・ ~弟子~ なのは 防御・飛行・補助を軸とした基礎的な部分や術式構築など、ほぼ全部(長距離攻撃魔法などは除く)。 本編でも使用された「レストリクトロック」や「チェーンバインド」の他、 ラウンドシールドの両手展開(デバイスの補助なし)などの防御魔法も彼の教導の賜物だろう。 映画版では、もっとも基本的な「魔力の運用の仕方」も教えていた。 ちなみに娘のヴィヴィオもまたユーノの弟子となった。 フェイト アルフともども、攻撃に傾倒しがちの彼女。 「私にも魔法を教えてほしいな」と請われたため、本局へ出向時にフォローとして防御系の魔法を教えた(裁判中の期間内で) 何を教えたかは明確に記されてはいないが、防御力アップや広範囲防御などを教えたかも。 アルフ フェイトと共に防御魔法を。「サークルプロテクション」は実際に行使。 「ラウンドシールド」や「リングバインド」も使っているが、ユーノ直伝かは明確ではない。 ※ちなみに、フェイト、アルフの元々の師匠的存在は、リニス。 ヴィヴィオ 無限書庫で好きに本を探せるように、「検索魔法」、「読書魔法」を伝授。 後に、彼女の司書に対する興味から資格も取得し、部下ともなっている。 シュテル 「オリジナル(なのは)の師であるユーノは自分の師匠」と主張している。 実際に直接魔法を習ったかどうかは不明。 ~孫弟子~ スバル、ティアナ、エリオ、キャロ なのは、フェイトらの受け持つ教え子であるため、この4人が孫弟子にあたる。タイプ的に一番近いのはフルバックのキャロ。 ユーノくん関連の年表 年表は、ミッドチルダの暦がベース。日付は第97管理外世界(地球)のも混ざっているが、なんだか同じというかリンクしてるっぽい。 一応、全角英数字の日付は地球のカレンダー。TV版でのミスはDVDにて修正されている模様。 SSなど入っていたり、抜けてたりするので、随時更新予定。 当然、かなり詳細な『ネタバレ』が大いに含まれているので、注意。その辺は、司書長への愛などでカバーすべし。 時間 事件 補足・ソース 新暦56年 ユーノ・スクライア誕生。公式HPにて、出身はミッドチルダ南部となっているが、詳細不明。同い年は、なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずかの5人娘。※フェイトは人造魔導師の為、実際の身体的年齢は異なる可能性アリ 年齢から逆算 新暦??年~??年 ユーノ、スクライアの一族として育つ。両親や一族の暮らしなど詳細不明。 自己紹介より ユーノ、魔術学院へ通い、数年で卒業。飛び級? 小説版 ユーノ、魔導師として『総合A』ランク取得。少なくとも9歳以前。 自己紹介より 新暦65年 ユーノ、ジュエルシードの発掘に現場統率・指揮者として携わり、本人の手で発掘する。 1期第2話(回想より) ジュエルシードの輸送船が事故(おそらくプレシアによる魔力攻撃)により撃墜。ジュエルシードは第97管理外世界(地球)の海鳴市周辺にばら撒かれる。ユーノ、発掘者としての責任を感じ、1人で第97管理外世界へ行き、回収することを決意。 1期第2話(回想より) 新暦65年春~夏 PT事件(1期) 1期 4月 1期開始直前。ユーノ、第97管理外世界の海鳴市へ来る。ジュエルシードの探索・封印の為に、高性能のインテリジェントデバイス「レイジングハート」を持参。体質的な問題で地球の魔力素にうまく適応出来ず、大幅にパワーダウンするが、1個目のジュエルシードを封印。 1期第2話(会話より) 1期開始。ユーノ、2個目のジュエルシードの封印に失敗、念話を飛ばす。なのは、夢の中で念話を受信(?) 1期第1話 翌日(夕方) なのは、再び念話を受信。負傷したフェレット(ユーノ)を発見、介抱し動物病院へ搬送。 翌日(夜) ユーノ、なのはの魔法の覚醒と「魔導師の杖」レイジングハートとの契約をさせる。動物病院近くでの戦闘、ジュエルシード2個目入手 1期第1話~第2話 翌日 ユーノ、なのはに「念話」の仕方を教える。なのはが「協力する」と言ってくれたことに感謝する。放課後、神社での戦闘、ジュエルシード3個 1期第2話 数日後 プール!ジュエルシード4個 1期SS01 土曜日 9日頃(?)夜、学校で封印。ジュエルシード5個 1期第3話 日曜日 上記の翌日。サッカー。街に大規模な被害。なのは、意志を固める。ジュエルシード6個。ユーノと出会って約一週間。10日頃? 週末 17日頃(?)月村家訪問、フェイト登場、なのはと交戦。ユーノ、フローターフィールドでなのはの墜落をリカバリー。フェイトがジュエルシード1個 1期第4話 連休 温泉で2泊。ユーノ、女湯にて(個人的に)大惨事(!?)。入浴後、アルフと初の対面。夜。ユーノ、なのはの意思と決意を理解し、絆を深める。その後、外でフェイトと再戦。ユーノ、転送魔法でアルフをフェイト・なのはから引きはがす。賭けに負け、なのは6個→5個、フェイト2個入手で合計3個。※カレンダーではこの頃で連休はない。下記から推測すると23日頃? 1期第5話 4月26日 上記の数日後。なのは、アリサと喧嘩。フェイトと街中(空中戦)で3戦目。ユーノ、アルフと再び対峙。RH&バルディッシュ、ジュエルシードからの極小規模の次元震で破損。フェイト4個。※日付は第7話冒頭テロップ 1期第6話 4月27日 朝、美由希の練習を見るなのは。フェイト、プレシアに報告。戦艦アースラ登場。夕方、海辺の公園でフェイトとの4戦目。クロノ乱入。 1期第7話 ジュエルシードはクロノが回収。アースラに招かれ、ユーノ、ここでようやく元の姿に戻る。なのはに人間形態を見せていたと思い込んでいて、なのはに驚かれる。同日夜、魔法のことなどを伏せて桃子らに報告。なのはとユーノ、本格的にアースラに搭乗 1期第8話 5月上旬 ユーノ、なのはの意思を汲み取り、フェイトの元へ転送させる。海上の決戦。ユーノも人間形態で初参戦。 ※この間にアースラ搭乗から10日間経過。新たになのは3個(計9個)、フェイト2個(計6個)回収。残り6個は本編中で3個ずつクロノとアルフが回収。 1期第9話 翌日(?) なのは一時帰宅。リンディ、高町家訪問。アリサ、負傷したアルフを拾う 1期第10話 翌日 なのは ユーノ、バニングス家を訪問。アルフと再会。ユーノはアルフと対面、なのはは念話で会話。一時休戦し、協力的な体制へ 翌日 早朝、なのはとフェイト、臨海公園で決戦※小説では5月27日だが、アニメとは事件時系列が微妙に違う。 1期第10話~第11話 おそらく同日、時の庭園にて、プレシアとの決戦。 1期第12話 数日後 なのは&ユーノ、高町家に帰宅。フェイトはアースラにて軟禁状態に。 数日後 (おそらく5月末頃)なのは、フェイト達との別れ。ユーノは残留。1期終了 1期第13話 6月 フェイト、初公判。ユーノはまだ高町家に残留中。 漫画版ReportIII 6月4日 八神はやて、9歳の誕生日。ロストロギア「闇の書」起動。ヴォルケンリッター推参。 A s第1話 初夏頃(?) フェイトとアルフの契約記念日。なのはとユーノ、共同作業でSLB打ち上げ花火バージョン。ユーノ、パターン制御などをこなすが、結界をうっかり張り忘れる。フェイト、アルフからのビデオメールにて。ユーノ、「魔法を教えて欲しい」と頼まれる。視聴しながらもなのはとの別れを考え、なのはたちとずっと繋がり合っていたいと願う。 1期SS03 9月頃(?) なのはのある1日。ユーノ、RHと共になのはの師匠として、日々魔法の訓練を行う。※なのはの通学シーンから推測 漫画版ReportI~II ユーノ、近況報告やなのはの訓練について、アースラ組と通信。クロノに「やりすぎなんじゃないか?」と言われる。 なのはとの日常訓練。ユーノ、『スターライトブレイカー』(威力AAA)に耐えられるように強力な結界を展開。しかし、威力強化によって付加された「結界機能の完全破壊」による効果で破られる。ユーノ、なのはとともに被爆。なのは、『スターライトブレイカー+』(威力S)を習得。魔力切れで全治1日半。 11月15日 この頃、ユーノは裁判の証人として本局へ。フェイト、アルフへの魔法指導もこの頃。 漫画版ReportIII、Prologue 新暦65年(夏~)冬 闇の書事件(A's) A's 12月1日(?) フェイト アルフ、最終公判前日。ユーノ、フェイトとアルフとともにクロノと裁判の最終打ち合わせ。クロノに「フェレットもどき」とからかわれ、激怒。 A s第1話 12月2日 夜、ヴィータがなのはを襲撃。ユーノ、フェイトとアルフとともになのはを助けに行く。ユーノ、ハンデありでヴィータと対峙。交戦後、なのはは管理局に搬送される。 A s第1話~第3話 夜、管理局にて。ユーノ、RHとバルディッシュの検査。デバイス関連の資格も持っていたりする? A s第3話 翌日? フェイトが海鳴に引っ越してくる。ユーノの久々のフェレットモードになのは歓喜。すずか、アリサとも再会。ユーノ、再び高町家にお世話になる。 数日後 なのは完治。ユーノ、修理完了のレイジングハートを手渡す。フェイトとともに、新デバイスで二度目の戦い。ユーノ、シャマルを探知魔法で探索。闇の雷の魔力爆撃からなのはたちを完全防御。※デバイスの修理は、ヴィータとの初戦後、来週になるとクロノが言っていた A s第4話~第5話 その翌朝 ユーノ、リーゼ姉妹らに協力を要請。無限書庫の探索を開始。ユーノ、リーゼロッテから前回の闇の書暴走事件の惨事とクロノの父親(クライド)のことを聞く。 A s第6話~第7話 数日後 ユーノ、無限書庫で入手した情報をアースラスタッフに途中報告。 A s第8話 12月24日 クリスマス・イブ。終業式。夕方、なのはら、はやてへの見舞いで互いの素性がバレる。夜、決戦。ユーノ、アルフとともに参戦。 A s第9話~第12話 12月25日夜中~早朝 闇の書の闇(防衛プログラム)、総力戦の末、宇宙空間へ。アースラのアルカンシェルにより完全消滅。 A s第13話 なのは、フェイトと別れ、ユーノに見送られながら帰宅。ユーノ、司書に誘われたことをなのはに告白。年末年始は、時間があれば一緒にいようと約束。 12月25日or26日 すずか・アリサ及び高町家家族になのは達の魔法についての説明。※決戦の翌日と作中で明言。事件終了後の日付か、戦闘開始時の日付で計算されているかは不明※ユーノの正体なども、この時に打ち明けた可能性が高い (新暦66年)1月4日(水)~6日(金) なのはたち、夜(夕方)から2泊の4家族合同旅行。※おそらく、高町家(+ユーノ)・ハラオウン家(+フェイト、アルフ、エイミィ)・月村家・バニングス家の4家族。描写はないが、ユーノも当然ついて行っていると思われる。※ちなみに、1/4が水曜日なのは、現実で西暦2006年、2012年、2017年。 漫画版ReportIV 春 なのはたち、皆でお花見(上記の合同家族旅行組)。ユーノ、なのはにスクライアの里(仮称)に連れていくと約束する。 A s SS03 5月 なのはたち、時空管理局へ正式入局。ユーノ、無限書庫にきたなのはに手伝ってもらう。途中、シグナムから結界張りの依頼の電話。流れで5対5の総力戦に。その後は、なのはたちと一緒に昼食をとった? 漫画版Epilogue 新暦67年 リインフォースII誕生。ユーノも資料捜索や製作協力に少なからず協力?(他のデバイスの可能性もある)※なのはの事故との前後関係は不明 A sSS03 なのは、任務で異世界から帰還中、襲撃にあう(ガジェットドローンIV型中心?)。無茶の結果、今まで蓄積された負担の所為で瀕死の重傷を負う。ユーノ、フェイトとヴィータとともに3人でなのはのつきっきりの看護。 漫画版Ep2、StS第9話 新暦67年夏 イリスによる闇の書強奪とユーリの復活。ユーノは結界魔導士の一人として関東の防衛に参加。また、この時点ですでに司書長になっているらしい。 Reflectioin、Detonation 新暦??年~71年以前 ユーノ、髪の毛が伸び、なのはのリボンで髪を結う。なのはからもらったと思われるが経緯など、詳細は不明。 A s設定資料集 ユーノ、目が悪くなる。なのはとフェイトにメガネのフレームを選んでもらう。 Side-F ユーノ、時空管理局本局の無限書庫司書長に就任(詳しい時期は不明。少なくとも闇の書事件から数年後) A s第13話(エピローグ) 新暦71年 4月中旬 「最初の」レリック回収事件、クロノの依頼でアルフと共に情報整理。その後のパーティーで、なのはと3日ぶりの再会。「なのはは、ほかのどんな場所よりも青い空がよく似合う」と評す。なのはに旅行を(再び)誘われるが、「女の子だけで・・・」と遠慮する。仕事があった? 漫画版Ep1~3 新暦71年 A sエピローグ。ユーノ、本局でアースラ組と通話中。なのはとの進展を茶化される。※この時点ですでに無限書庫の司書長として勤務。 A s第13話(エピローグ) 新暦75年 ジェイル・スカリエッティ事件[JS事件](StrikerS) StrikerS 新暦75年5~6月くらい 機動六課、ホテルアグスタの警備。骨董品のオークション中、ガジェットドローン出現。撃退するも、密輸品として運び込まれていた骨董物が盗まれる。ユーノは考古学士会の学士で、骨董品の紹介者として招かれる。ヴェロッサが護衛に。廊下でヴェロッサとの談笑中、ドレス姿のフェイトを見かけた(気がした) StS第7話 なのはとフェイトがユーノと再会。フェイトとジュエルシードについて会話。その後、なのは合流。フェイト、なのはにユーノの護衛役を引き継ぐ(という名目で2人きりにしてあげた)。ユーノとなのは、偶然の再会を喜びつつ、談笑。 StS第8話 新暦75年9月13日~19日 地上本部 六課襲撃後、ユーノ、聖王のゆりかごの資料捜索開始。関連資料のデータをなのはに送付。落ち込んでいるなのはを慰め、「きっと大丈夫だから」との一言で励ます StS SS03 新暦75年9月19日 聖王のゆりかごが「極めて危険度の高いロストロギア」に認定され、本局次元航行艦隊もその対策協力に合意。 StS第20話 希少な『聖王のゆりかご』に関するデータをわずか数日で発掘。危険度とタイムリミット、停止方法を示唆。結果として、なのはをヴィヴィオの元へ、ヴィータを駆動炉へと導いた形となった。 StS第21話 新暦76年4月 なのは、アルフとともに、なのはの愛娘となった高町ヴィヴィオの授業をこっそり参観。シスターシャッハに見つかり、お説教され、頭を下げる2人+1匹。どうみても夫婦です本当に(ry StS第26話(エピローグ) JS事件以降~ なのはとヴィヴィオの待ち合わせ場所として、無限書庫が利用されることが多く、なのはと会う回数が格段に増えた。また、ヴィヴィオにもよく懐かれている。 クロニクル ユーノ、ヴィヴィオに検索魔法と読書魔法を教える。また、なのはと同じく「ユーノくん」と呼ばれていることが判明 SSM3 新暦78年夏 ヴィヴィオ、無限書庫の司書になる(=ユーノ、ヴィヴィオの上司になる) SSX 新暦79年 魔法少女リリカルなのはViVid ViVid 新暦81年 魔法戦記リリカルなのはForce Force 新暦??年 聖王教会にて、戦技披露会のなのはVSシグナムを観戦。JS事件後のもので、以前のリターンマッチ?※なのはがBJ姿でもサイドポニー、フェイトがユーノと同じ髪の結い方なのでForce前後の頃と思われる メガマガ付録漫画
https://w.atwiki.jp/alicesystem/pages/60.html
碧眼のアリサたん 某所のスレッドで投下したしゃくがんのしゃなたんパロスクリプトモドキ やっつけ作業 碧眼のアリサたん アリサは俺!(死熊 名前 コメント すべてのコメントを見る 碧眼のアリサたん① Name Wikiあき 06/01/28(土)00 29 36 No.1750529 それは小さな妖精だった 紺碧の瞳 光に照らされ、きらきらとなびく黄金色の髪 そう、彼女は妖精の様だった─── ユーノ「僕のせいで……」 アリサ「ちょっとこれはどーゆーことよ!ユーノ!」 アリサはちっちゃくなっていた─── ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん②その1 Name Wikiあき 06/01/28(土)00 33 20 No.1750626 事の発端はこうだ─── アリサ「ユーノ、何か魔法見せてよ?」 ユーノ「え?またいきなりなんで?」 アリサ「いいから早く見せなさい」 ユーノ「そんな、いきなり言われても…それに無闇に使っちゃダメだし」 アリサ「温泉…フェレット…あ・た・し・の・は・だ・か」 ユーノ「うぅ…」 碧眼のアリサたん②その2 Name Wikiあき 06/01/28(土)00 37 06 No.1750714 とりあえず簡易障壁の魔法を最小単位で使ってみた アリサ「地味ね」 ユーノ「そ、そぉ?」 アリサ「すっごい地味」 ユーノ「そう…なんだ…」 アリサ「なのはが使った時はもっとすッごく派手だったわ。スター何とかってやつ」 なのは…なんて魔法を… アリサ「とにかくっ!そのくらい派手なやつ使ってよ!」 ユーノ「う、うん。なんとか」 僕は知りうる限り自分が使える最大の攻撃魔法を唱え始めた でも、ちゃんと使えるだろうか… 碧眼のアリサたん②その3 Name Wikiあき 06/01/28(土)00 40 16 No.1750787 かんっっぺきに間違えたっ! しかも、どこの術式を間違えたのかわからないほどに アリサが『ちょっとぶつぶつ言ってないで早くしなさいよ!』 って急かすもんだから早口でやってしまったのが失敗だったかも ともかく アリサ「ちょっとこれはどーゆーことよ!ユーノ!」 っていう状態なわけで… ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん③その1 Name Wikiあき 06/01/28(土)00 47 13 No.1750983 ディスペルもキャンセルマジックも受け付けなかったので どうしようか悩んでた アリサ「早く何とかしなさい!このままじゃ学校も行けないじゃない!」 ユーノ「わ、わかっているから落ち着いて・・・あ・・・」 アリサ「なに?直す方法わかったの?」 そーいえばあの魔法を試してなかったよ さっそく詠唱に入る そう、対ボエ子戦で使ったあれだ 碧眼のアリサたん③その2 Name Wikiあき 06/01/28(土)00 52 52 No.1751117 アリサを傷つけないように… 範囲最小設定 拘束率12%解呪力132%に設定… ユーノ「ストラグルバインドッ!」 アリサ「え?え?え?え?」 よしこれで…って ええええええええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!! アリサ「ななななななななななによこの格好っっっっっ!!!!!!」 ここここここここここここここれってどーみても亀甲(ry… アリサ「ユーノのえっち!変態!淫獣!エロフェレット!!!!!!!」 淫獣て…あんた…orz ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん④ Name Wikiあき 06/01/28(土)01 05 32 No.1751389 結局ストラグルバインドでも解除できなかったので無限書庫で調べることにした ユーノ「じゃあアリサいくよ」 アリサ「また変なことしないでしょうね?」 ユーノ「大丈夫だよ」 といってひょいとアリサを頭の上に載せる アリサ「……ユーノ」 ユーノ「なに?」 アリサ「パンツ見たでしょ?」 ユーノ「え?見てないってば!」 アリサ「いいえ!絶対見たわ!わたしのピンクと白のストライプ!」 ユーノ「いいね!それ!じゃなくて見てないってば!」 アリサ「うるしゃいうるしゃいうるしゃい!」 アリサ…それキャラちが…ぐふっ… 小さくなってもアリサのキック力はAP8500だった… ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑤その1 Name Wikiあき 06/01/28(土)01 15 47 No.1751632 見てしまった…ユーノくんの頭の上にアリサちゃん(小)がのっているところを… なのは「偶然だよね?」 そう思いたい 思いたいけど… なのは「…殺す」 いやーん☆ なに考えてるのわたし アリサちゃんだよ?お友達だよ☆ 碧眼のアリサたん⑤その2 Name Wikiあき 06/01/28(土)01 20 11 No.1751726 見てしまった…ユーノの頭の上にアリサちゃん(小)がのっているところを… フェイト「偶然…だよね?」 そう思いたい 思いたいけど… フェイト「…殺すしか」 だめ… なに考えてるんだろわたし アリサちゃんなんだ…友達なんだ…でも… 碧眼のアリサたん⑤その3 Name Wikiあき 06/01/28(土)01 24 22 No.1751824 見ちまった…ユーノの頭の上にちまくてうざいがのっているところを… ヴィータ「偶然…だよな?」 そう思いたい 思いたいけど… ヴィータ「…殺(や)るしかねぇ!」 だめだ 殺しははやてに止められてる でもやっぱあのちまウザなのはどうにかしたい やっぱ殺るか! 碧眼のアリサたん⑤その4 Name Wikiあき 06/01/28(土)01 29 44 No.1751965 見てもうた…ユーノくんの頭の上にアリサちゃん(小)がのっているところ… はやて「たぶん偶然やな?」 そう思いたい 思いたいけど… はやて「…告(チク)る」 いやいやいやちょいまち よーく考えるんや アリサちゃんや?お友達やで… どうせなのはちゃんたちに告(チク)るんなら 面白おかしくせんとあかんで! ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑥その1 Name Wikiあき 06/01/29(日)00 20 41 No.1767821 フェイト「ユーノ…その…その頭の…」 ユーノ「え?あ、いや…その…」 フェイト「別にその…気にしているわけじゃないんだけど…アリサと…」 ユーノ「いやこれはそういう関係とかじゃなくて」 フェイト「うん、だいじょうぶ、ユーノが誰を好きになろうと別に気には…」 いや、そう言いながらバリアジャケット蒸着しないでよ 碧眼のアリサたん⑥その2 Name Wikiあき 06/01/29(日)00 40 51 No.1768453 アリサ「あーもううっさいわねー」 フェイト「ごめんね…うるさいよね…」 だーかーらーそういいながらバルディッシュを斬魄刀にしないでよ! アリサ「あーもう!しょうがないわ!こうなったら」 ユーノ「アリサ!何を!」 アリサ「じゃじゃーん!これよ!」 フェイト「そそそそそそそそそそれはぁっ!!!!」 ユーノ「!!!!!!!!!!」 碧眼のアリサたん⑥その3 Name Wikiあき 06/01/29(日)00 52 33 No.1768859 アリサ「ふっふっふ!そう!これぞまさしくあの伝説のサークル○○の等身大なのは抱き枕カバーよ!」 ユーノ「/////!?/////」 フェイト「(ごくり)まさしくそれはあの伝説の品! なのはの等身サイズを忠実に再現しつつほのかに恥らう様を繊細に表現し 素材はスク水と同じで肌触りは最高!耐水性もOK!そしてその裏面には…」 アリサ「そう…裏面にはなのはのあられもない姿よぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」 フェイト「ほ、ほしい…」 アリサ「おほほほほ!さぁとってらっしゃぁい!(ぽい)」 フェイト「バルディッシュ!ジャケットパージ!!!!さっさとしやがれッ!」 lt; lt;sir.Diving form gt; gt; フェイト「なぁ~のはちゃぁ~ん♪(ぴょ~ん)」 アリサ「ふっ…勝った…ってユーノ!何鼻血出してんのよ!」 なのはのすじなのはのすじなのはのすじなのはのすじなのはのすじなのはの…げふん! ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑦その1 Name Wikiあき 06/01/29(日)01 05 20 No.1769308 ヴィータ「おい!ユーノ!待ちやがれっ!」 ユーノ「え!ヴィータ?どうしたんだよ、グラーフアイゼン構えてさ」 アリサ「またうるさいのは来たわねー」 ヴィータ「だまれ!このちまウザ!てめーユーノから離れろッ!」 ユーノ「ちょっとまっt…ってうわっあぶなっ!」 ヴィータ「シネシネシネシネシネシネしねぇーっ!」 ってしねしね団ですかあなたはっ! 碧眼のアリサたん⑦その2 Name Wikiあき 06/01/29(日)01 15 00 No.1769660 アリサ「あまいっ!あまいわっ!ゲボ子っ!」 ヴィータ「なにぃっ!っていうかゲボ子いうなっ!」 アリサ「あんたにはこれよっ!」 ヴィータ「そっそそそそそそそれはっ」 ユーノ「まんじゅう?」 ヴィータ「ひぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃxっ!」 ユーノ「へ?」 ヴィータ「まんじゅうこわいひ~~~~~~~~ぃ」 ユーノ「えええええええええええええええええー」 アリサ「ふっ!勝った」 はやて『あちゃー…まんじゅうの話したのはまずかったかなー』 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑧その1 Name Wikiあき 06/01/31(火)01 03 53 No.1809808 ユーノ「なのはも邪魔をしに?っていうかなにそれ?」 なのは「良くぞ聞いてくれました!これこそRHExの新形態! その名も『リフティング・ダイバーモード!』なの! RHExを飛行形態に変形させてソニックブームに乗る事により 高速機動を実現させたまさにゲットライドでアイキャンフライなモードなの!」 ユーノ「……なのはアニメ見すぎ」 なのは「これでユーノくんのハートをゲット!邪魔するやつはアリサちゃんでもブレイカーなの!」 ???「そうはさせへんで!」 ゆ・ア・な『だれだっ!』 碧眼のアリサたん⑧その2 Name Wikiあき 06/01/31(火)01 16 24 No.1810131 ゆ・ア・な『っていうかはやて(ちゃん)!』 はやて「いきなりバラすな! まぁええけど そんな事よりユーノのハートをゲットするのは私や!」 (って展開にしたらかなり面白そうでんな!ウシシ) アリサ「ユーノ、あんたもてもてね~」 ユーノ「淡白な表情で頭の上でスタンピングするのやめてもらえませんか?」 はやて「っというわけでー!ミストルティンKサーカスシフトや!」 アリサ「あぁ!無数の石化の槍がまるで蜘蛛の子を散らすようになのはに!」 なのは「その程度の攻撃!まだまだなの! リリカルマジカル前ダッシュセンタートリガー!」 ゆ・ア・は『そそそれは!伝説の!カットバックドロップターン!!!!!!!』 碧眼のアリサたん⑧その3 Name Wikiあき 06/01/31(火)01 25 56 No.1810368 なのは「詰め、なの」 はやて「うぅ……」 なのは「いろいろと驚かされたけどこれで終わりなの! ひょっとしたらはやてちゃんが7人目だったのかもななの!」 はやて「7人目?」 なのは「だとしてもこれで終わりなの!」 はやて「ふざけたことぬかすな!簡単に死なん!せっかく助けられたんに!そう簡単に死ねへんのや!」 アリサ「……ねぇ?あたしたち置いてきぼり?」 ユーノ「……そう、みたいだね?」 碧眼のアリサたん⑧その4 Name Wikiあき 06/01/31(火)01 31 39 No.1810512 ユーノ「はやての後ろに魔法陣が!」 なのは「なになになに!?」 にゅい~ん シグナム「はぁぁぁっ!」 なのは「えええええええええっ!」 シグナム「ヴォルケンリッターシグナム召喚により参上した! 問おう、汝がわたしのマスターか?」 アリサ「……ねぇ、さっきからなにやってるのよ?」 な・は『Fateごっこ!』 ──────ドライブイグニッション! フェイト「え?わたし?」 碧眼のアリサたん⑨その1 Name Wikiあき 06/02/01(水)00 36 45 No.1828040 gt;な・は『Fateごっこ!』 フェイト(なんのことなんだろ?わたし『Fate』でごっこ…) なのは「ふぇいとちゃーん」 フェイト(ごっこ…ようするにわたしのモノマネってことだよね?) なのは「フェイトちゃーん?」 フェイト(なんでわたしのモノマネなんてするのかな?) なのは「ふぇいとちゃーん」 フェイト(そもそもわたしのモノマネでなにを) なのは「フェーイートーちゃーん」 フェイト(…まさか!) 碧眼のアリサたん⑨その2 Name Wikiあき 06/02/01(水)00 44 49 No.1828341 フェイト(あのときの展開はきっとこうだ) なのは「ふぇいとちゃーん(さわさわ)」 フェイト(な「さあフェイトちゃん観念するの」 は=フェ「堪忍して!じゃなかった、なのは…やさしくしてね」) なのは「ふぇいとちゃーん(ぺたぺた)」 フェイト(そしてそして二人で服を脱いで…) なのは「ふぇいとちゃーん(もみもみ)」 フェイト(キ、キスなんかしちゃったりとか…) なのは「ふぇいとちゃーん(むにゅむにゅ)」 碧眼のアリサたん⑨その3 Name Wikiあき 06/02/01(水)00 48 38 No.1828459 フェイト(それからそれから…あっ…なのは…そこは!) なのは「ふぇいとちゃーん(ぬぎぬぎ)」 フェイト「なのはっだめぇっ!……ってなのは何で裸なの?」 なのは「え?今のうちにヤッちゃおうかとおもって(ぐっ)」 フェイト「変わったぐーの握り方だね?なのは」 ──────ドライブイグニッション! アリサ「ねぇ?出番は?」 ユーノ「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ…うっ!」 アリサ「この変態!淫獣!トランスフォーマー!」 碧眼のアリサたん⑩ Name Wikiあき 06/02/01(水)01 00 57 No.1828815 シャマル「これは面白いネタを見つけたわ!早速はやてちゃんに連絡しないと」 クラ lt; lt;Ja. gt; gt; シャマル「クラールヴィント。通信モードお願いね」 クラ lt; lt;vodafone gt; gt; シャマル「LOVE定額で安心ね」 クラ lt; lt;Ja. gt; gt; アリサ・ユーノ「愛は国境を越えるのかよ!」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑪その1 Name Wikiあき 06/02/01(水)01 08 33 No.1829042 ユーノ「クロノ。君も邪魔しにきたのか」 クロノ「当然だ。これ以上先に行かせる訳には行かない」 ユーノ「っく!デバイスを出すつもりか…」 クロノ「ふっ!どうかな?とりあえず僕はこのカードを場に伏せてターンエンドだ」 アリサ「罠よ!ユーノ!護封剣かもしれないわ」 ユーノ「アリサくわしいね…っていうか、なにかちがーう!」 碧眼のアリサたん⑪その2 Name Wikiあき 06/02/01(水)01 16 12 No.1829263 クロノ「っく…僕のブルーアイズデュランダルがこうもあっさり」 アリサ「とーぜんよ!このあたしのP・THE・ヤシロウに勝てるわけ無いじゃない」 クロノ「しかもシールドトリガーとのコンボ…完敗だ…」 アリサ「アジア最強の異名を持つこのわたしに勝とうってのが甘いわけよ」 ユーノ「…とにかくっ遊戯王なのかDMなのかどっちなんだーっ!」 なのは「ユーノくんも結構くわしいのなの」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑫ Name Wikiあき 06/02/02(木)00 32 09 No.1847153 ザフィーラ「まてっ!」 アリサ「だから!ユーノは馬鹿なのよ!」 ユーノ「うわっ!きっつ…馬鹿はないとは思うなぁ」 ザフィーラ「主の命により盾の守護獣がここを死守する!」 アリサ「だいたいねぇユーノは優柔不断すぎるのよ!」 ユーノ「そーかなぁ?そんなことはないと思うけど?」 ザフィーラ「さぁどっからでもかかってくるがいい!」 アリサ「どーせなのはのこと考えてあーんなことやこーんなことしてるんでしょ!?」 ユーノ「あーんなことやこーんなことって?」 アリサ「!?そそそそそんなこと私の口から言わせる気ぃ!?」 ユーノ「!あいったぁー…頭の上で思いっきり地団太踏まないでよー」 ザフィーラ「………」 ──────ドライブイグニッション! ザフィーラ「ららる~ららる~」 碧眼のアリサたん⑬ Name Wikiあき 06/02/02(木)00 44 29 No.1847446 フェイト「ユーノ…こんどは負けないよ…」 アルフ「フェイトーフェイトー」 ユーノ「あー勝ち負けとかそういう問題じゃなくて…」 フェイト「勝ってユーノを物にするんだ…」 アルフ「フェイトーフェイトー」 ユーノ「物扱いですか…」 フェイト「だから…アリサには…」 アルフ「フェイトーフェイトー」 アリサ「はん!あいっかわらず妄想の激しい子よねー」 フェイト「そいってられ… アルフ「フェイトーフェイトー」 フェイト「だまれ馬鹿犬!」 アルフ「フェイトーフェイ…きゃんきゃわrふぃうj☆」 ──────ドライブイグニッション! アルフ「ららる~ららる~」 碧眼のアリサたん⑭その1 Name Wikiあき 06/02/03(金)00 16 45 No.1864878 はやて「ユーノ~」 アリサ「なによ?はやてまた邪魔しに来たの?」 はやて「ちゃうちゃう!ちょっとはなしきぃてぇ~なぁ~」 ユーノ「はなし?」 はやて「そや、実はなぁ?」 ユーノ「なんだってぇ!」 はやて「…まだまだやな。そんなんよくある落ちや」 アリサ「寒すぎる…」 はやて「それは置いといて…実はな…」 ユーノ「うん」 はやて「実はうち…魔法使いになりたくなかったんや…」 碧眼のアリサたん⑭その2 Name Wikiあき 06/02/03(金)00 23 55 No.1865064 ユーノ「ヴォルケンリッターの主になりたくなかったってこと?」 はやて「ちゃうねん…それはちゃうんよ」 アリサ「じゃああんた、ホントは何になりたかったのよ?」 はやて「ほんまはなぁ?ほんまはぁ…」 ユーノ「うん」 はやて「…落語○女になりたかったねん!」 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はやて「落○天女はやて!カッコええと思わん!?」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑮ Name Wikiあき 06/02/03(金)00 37 02 No.1865434 アレックス「アレックスでーす」 ランディ「ランディでーす」 レティ「みなみはるおでございます」 ア・ラ「それちゃうわ!」 レティ「っつ!あなたたち!上官に向かってなんてことを!」 アレックス「そんな事よりおばはん!うちら出番ないなぁ」 レティ「おば…」 ランディ「そやな。本編でもSSでも出番ぜんぜんならへん」 レティ「少しは話を…」 アレックス「せめてSSでくらい出番ほしいもんやで」 ランディ「まったくやなー」 レティ「いいかげんにs」 ──────ドライブイグニッション! 出番終了! 碧眼のアリサたん⑯その1 Name Wikiあき 06/02/03(金)00 45 40 No.1865675 なのは「ユーノくん!」 フェイト「ユーノ…」(フェイトーフェイトー) はやて「ユーノ!」 すずか「ユーノくん(やっと出番)」 エイミィ「ユーノくん☆(そだねすずかちゃん)」 ヴィータ「やいユーノっ!」 シグナム「ユーノ」 シャマル「ねぇユーノくん」 ユーノ「え?ええ?えええええ?」 アリサ「あーもぅ!うっさいわねぇ!なんでみんな邪魔しに来るのよっ!」 碧眼のアリサたん⑯その2 Name Wikiあき 06/02/03(金)00 54 26 No.1865924 なのは「なんでアリサちゃんといちゃいちゃしてるの?」 他「そうだそうだ!」 ユーノ「別にいちゃいちゃなんて…」 フェイト「でも…頭に乗ってる…」(フェイトーフェイトーフェイきゃわjひう☆) ユーノ「そ、それは…ただ頭に乗せているだけで…」 はやて「あ・や・し・い・なぁ」 他「そーだそーだ」 アリサ「あーもーうるさいうるさいうるさーい! そこまで邪魔するなら!このあたしが相手になってあげるわ!」 シグナム「魔法も使えん小娘が何を言う!」 アリサ「ふふふ…それはどうかしら!いでよ!死の先を逝く者たちよ!」 風雲・急を告げる碧眼のアリサたん!決して○つき数字が20までしかないとかそんなことではなく とにかく待て!次回を ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑰その1 Name Wikiあき 06/02/07(火)00 41 32 No.1942968 gt;アリサ「ふふふ…それはどうかしら!いでよ!死の先を逝く者たちよ!」 アリサ「髪の色は青!料理は得意だけどオツムさっぱりのモンキーマジック! とらハ人気は最下位の城島晶ーっ!!」 晶「誰がサルだっ!」 アリサ「髪の色は緑!外国人のクセにエセ関西弁を話す!やっぱり緑はいらない亀の フォウ・レンフェイー!」 レン「亀って言わんといてくれんかー?」 アリサ「髪の色は地味な茶色!巫女服メイド服とコスプレしたところであなた目立ってませんからーの 神咲那美ー!」 那美「…ドリルで掘りましょうか?」 アリサ「髪の色は狐色!ユーノに出番とられたエロ狐!初代淫獣!久遠ー!」 久遠「…狐型インフルエンザ移すよ?」 碧眼のアリサたん⑰その2 Name Wikiあき 06/02/07(火)00 50 40 No.1943189 アリサ「髪の色はパッキンパッキン!とらハ人気はダントツ一位!でも髪型変ですよ?触覚触手? ハッキリしやがれーフィアッセ・クリステラー!」 フィアッセ「歌はいいね」 アリサ「そしてっ!可憐なドレスは燃える赤!たとえ幽霊でもそのキュートで可憐な姿はまさに私と瓜二つ! リリカルゴースト!アリサ・ローウェルー!」 アリサR「………」 アリサ「??どーしたのよ?」 アリサR「………ふふ」 アリサ「アリサ?」 アリサR「……ついに…ついにこのときが来たわ!」 ユーノ「アリサ(R)の後ろに!やらせはせんぞー的オーラがっ!」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑱その1 Name Wikiあき 06/02/07(火)00 58 58 No.1943370 アリサR「あははははははははは!積年の怨念!執念!嫉妬!が私に力を与えてくれるのよー!」 アリサ「えぇぇっ!」 ユーノ「まずいっ!恐ろしいほどの負の魔力反応がっ!」 はやて「なんかうじゃうじゃ出てきとるで…」 フェイト「きっと怨霊か何かの類なんじゃ…」 なのは「ふえぇぇーっ!」 ユーノ「このままじゃ…世界が大変なことに!」 なのは「……やるしか…ないの!」 全員「……うん!!」 碧眼のアリサたん⑱その2 Name Wikiあき 06/02/07(火)01 09 22 No.1943654 戦いは熾烈を極めた 無数に襲ってくる怨霊集団… なのは・とらハキャラ入り乱れての戦いは 永遠とも思える20分の後、ひとまずの休息を得た その損害 大破・轟沈1,700隻 中破4,500隻 未帰還機22,800機 碧眼のアリサたん⑱その3 Name Wikiあき 06/02/07(火)01 17 22 No.1943887 アリサ・バニングス───健在 ユーノ・スクライア───健在 なのはヒロインs───健在 とらハヒロインs───健在 グレアム「味方は何隻残っている?」 リンディ「本艦と2562隻です」 グレアム「そうか…健闘したな…」 なのは「大変なの!リリカルギガントボンバーが爆縮を開始しないの!」 グレアム「なんってこった!奇跡は!起きないのか!」 アリサ「いいえ!奇跡はおこすわ!おこして見せるわ!」 グレアム「アリサくん!」 碧眼のアリサたん⑱その4 Name Wikiあき 06/02/07(火)01 22 19 No.1943981 グレアム「だがしかし!人間のリンカーコアを起爆につかうなどっ!」 ユーノ「僕も…いきますっ!これなら何とか帰れるはずです!」 グレアム「…すまん」 なのは「わたしもっ!ついていくのっ!」 アリサ「だめよなのはっ!ホラー物がてんでダメなあなたじゃ耐えられないわっ!」 なのは「でもっ!それじゃあ!」 ユーノ「大丈夫!さよならじゃないんだ!ちゃんと帰ってくるよ」 なのは「ほんとう?」 アリサ「うん!いってきます」 なのは「いってらっしゃい…なの」 碧眼のアリサたん⑱その5 Name Wikiあき 06/02/07(火)01 26 08 No.1944093 アリサ「これが…リリカルギガントボンバーの中心…」 ユーノ「うん…さぁはやくやろう。転移結界準備…」 アリサ「リンカーコア摘出開始…ごめんね…あたしの魔力…」 ユーノ「アリサ!いまだ!」 アリサ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ユーノ「転送!」 アリサ「だめっ!間に合わない!ごめん!なのは!」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑲その1 Name Wikiあき 06/02/08(水)00 55 31 No.1959795 ───── 一万二千年後 太陽系第3惑星地球 AD:14,292 7月06日(土) アリサ「地球、か…」 ユーノ「一万二千年も過ぎちゃったね…」 アリサ「海鳴市が…どこだかわかんなくなっちゃった…」 ユーノ「………」 アリサ「………!?ユーノ!あれ!」 ユーノ「強大な魔力反応!まさか!」 アリサ「なのはのスターライトブレイカー(打ち上げ花火Ver)だわ!」 ユーノ「アリサ!」 アリサ「かえって…きたんだ!みんなのところに!」 碧眼のアリサたん⑲その2 Name Wikiあき 06/02/08(水)00 59 38 No.1959913 アリサ「ただいまー…ってあれ?」 なのは「アリサちゃんおそーい!」 ユーノ「みんな…そのまんま…だね?」 フェイト「なにいってるの?」 アリサ「えー?だって一万二千年後じゃぁ?」 はやて「何言うてんのや?いまは2006年やー」 なのは「重力場干渉で時計壊れちゃったんじゃない?」 アリサ「なんなのよー!そのつまんないオチはーっ!」 ──────ドライブイグニッション! 碧眼のアリサたん⑳ Name Wikiあき 06/02/08(水)01 04 59 No.1960019 アリサ「はー…やぁーっともどったぁー」 ユーノ「おつかれさまアリサ」 アリサ「何がおつかれさまよ!元はといえばあんたがっ!」 ユーノ「まぁまぁ、とりあえず元に戻ったんだし」 アリサ「ふん!」 ユーノ「ところでさぁアリサ」 アリサ「なによー?なんか文句あるわけ?」 ユーノ「アリサのスカートの袖についているその赤い布切れってなにかな?」 アリサ「え?」 アリサR「ふふふふふふふふふふふふ」 ──────ドライブイグニッション! おとなにな~ってもわ~すれない まいら~[[@wikiへ http //kam.jp" META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http //esthe.pink.sh/r/]]
https://w.atwiki.jp/yaruosurerowa/pages/43.html
グリーン・グリーン ◆NIKUcB1AGw 幼き魔術師、ユーノ・スクライアは、森の中にいた。 自然の中で生きるスクライア一族である彼にとって、本来なら森とは心安らぐ場所のはずであった。 だが今、彼の心はひどく乱れていた。 それもそのはず。ユーノは今、殺人ゲームの舞台に立たされているのだから。 (まいったな……。さすがにこんなことが起きるなんて、思ってもみなかった) 首輪に手をやりその冷たい感触を確認しながら、ユーノは顔をしかめる。 (殺し合いなんて、断じて行わせるわけにはいかない。何とか、止める方法を見つけないと……。 けど、僕一人でそんなことできるのか? せめて、この場になのはがいてくれれば……。 って、何を考えてるんだ僕は!) ユーノは大きく頭を振って、脳裏に浮かんだ考えを打ち消す。 親友である彼女がこんな危険なゲームに巻き込まれているなど、あってはならない。 むろんそれは、他の友人たちについても同様だ。 ユーノは、このゲームに参加させられている知り合いがいないことを天に祈る。 (うーん、どうも動揺が収まらないな……。ここはまず、自分の現状を確認することで平常心を……) 自分のデイパックに手を伸ばすユーノ。そのとき、彼の背後から何かが動く音が聞こえた。 「誰!?」 「なんだ、ガキじゃねえか……。お前みたいなのも、参加させられてるのかよ」 振り向いたユーノが見たのは、緑の革ジャンを着た大柄な青年の姿だった。 青年はゆっくりと、ユーノに向かって近づいてくる。 「俺はウヴァって者だ。お前は?」 「……ユーノ・スクライアです」 「おー、ちゃんと名乗れるじゃねえか。年の割にはしっかりしてやがるなあ」 微笑を浮かべると、ウヴァは無造作にユーノの方へ左手を置く。 「さて、ユーノ。会ってそうそうこんなこと言うのもなんだが……」 「なんでしょう?」 「死んでくれ」 次の瞬間、ウヴァの右手に握られたナイフが、ユーノの胸を切り裂いた。 「があっ!?」 ユーノはとっさに背後へ跳び、致命傷を回避していた。だがそれでも、負った傷は浅くない。 彼の着ていたパーカーが、みるみるうちに鮮血を吸って赤く染まっていく。 「ん? 仕留めたと思ったんだがなあ。やっぱり道具に頼るようじゃ駄目か。 確実に殺すなら、自分の手でやらねえとなあ」 けだるげにぼやくウヴァの体が、金属音と共に変化していく。 数秒の間にウヴァは、大柄な青年から虫のような頭部を持つ怪物に変貌していた。 「ウヴァさん……。あなたは、殺し合いに……」 「まあ、あのよくわからねえ生き物の言うことを聞くのは少し癪だがな。 全員殺せば帰してくれるっていうんなら、そうするさ」 「……!」 この男を野放しにしてはおけない。そう判断したユーノは、右手に魔力を集中させる。 「チェーンバイン……」 「遅いぜ!」 しかし魔法が発動するより先に、ウヴァの蹴りがユーノの腹にめり込む。 ユーノの体は地面を転がり、巨木の幹にぶつかって止まった。 「が……あ……」 「まだ生きてるのかよ、めんどくせえ。頭もぎ取るか? そうすりゃさすがに死ぬよなあ?」 若干のいらだちをにじませながら、ウヴァは再びユーノに近づいていく。 死のイメージが明確にユーノの頭をよぎった、そのとき。 「いやっふううううううう!!」 緑の弾丸と化した一人の男が、ウヴァに激突した。 「うおおっ!!」 完全に予想外だった攻撃を受け、ウヴァの体は大きく吹き飛ぶ。 一方ぶつかってきた男は、悠々と大地を踏みしめた。 「やれやれ、早くもこんなひどい状況に出くわすとはね……。大丈夫かい、君」 「な、何とか……」 「おい! なんだてめえは!」 「僕は天下にその名をとどろかすスーパーヒーロー、マリオブラザーズの片割れ! ルイージだ!」 体を起こしながら叫ぶウヴァに対し、男はルイージと名乗って大見得を切る。 「君、ここは僕に任せろ! 早くここから逃げるんだ!」 「いえ、僕も戦います! あまり強くはありませんけど、少しは役に立つはずですから」 木を支えに立ち上がりつつ、ユーノはルイージの言葉に反論する。 「気持ちはありがたいが、無茶だ。そんな傷で……」 「けど、この状況を作ったのは僕です。本来無関係のあなたに、全てを任せるわけには……」 「やれやれ、まだ小さいのに頑固な子だね。仕方ない」 ルイージはポケットから液体の入った瓶を取り出すと、その液体を口に含んだ。 そして大声で「わっ」と叫ぶ。すると彼の口から、カタカナの「ワ」の形をした物体が飛び出した。 「えっ?」 「すまない、ちょっと荒っぽく扱わせてもらうぞ!」 驚愕するユーノの体をつかみ、ルイージはそれを「ワ」の内側に乗せる。 「ワ」はユーノを乗せたまま、どこかへと飛び去っていった。 「てめえ! 待ちやがれ!」 ユーノを追いかけようとするウヴァ。だがルイージの回し蹴りが、その前進を阻む。 「勘違いするな。君の相手は僕だ」 「そんなに先に死にたいかよ……。いいぜ、殺してやる!」 ウヴァの拳がうなりを上げて、ルイージに襲いかかる。 しかし、ルイージはそれを紙一重で回避。カウンターをウヴァの顔面に叩き込む。 「ぐうっ!」 「まだまだぁっ!」 攻撃の手を緩めず、さらにルイージは攻撃を続ける。 拳が、蹴りが、次々とウヴァの体に叩き込まれていく。 「調子に乗るなあっ!」 だが、ウヴァもやられっぱなしではない。ルイージの攻撃の合間を縫い、強引に拳を繰り出す。 「くっ!」 とっさにガードしたものの、ルイージの体勢が崩れる。ウヴァはその隙を逃さず、連撃を叩き込む。 「ちいっ!」 劣勢を仕切り直すべく、ルイージは大きく後ろに跳躍。ウヴァとの距離を空ける。 (こいつ、強い……。だが、勝てない相手じゃない。焦ることなく、冷静に戦えば……) 構えを取り直し、ルイージは再び距離を詰めようと大地を蹴る。 その刹那、闇夜の森を緑の電光が駆け巡った。 「があああああ!?」 電撃をまともに浴び、ルイージは絶叫をあげながら膝をつく。 その電撃がウヴァの攻撃であることを彼が理解したときには、全てが手遅れだった。 「俺が肉弾戦しかできないと思ったか? 残念だったなあ!」 一気に距離を詰めると、ウヴァは首輪に守られていない首のわずかなスペースに鋭い爪を突き立てる。 その一撃はルイージの頸動脈を破壊し、血の雨を降らせた。 (ああ、クソ……。僕っていつも、詰めが甘いんだよなあ……。少年、せめて君だけは逃げ延びて……) 自分が逃がした少年の身を案じつつ、ルイージは事切れた。 ◆ ◆ ◆ その頃、ユーノはかなり離れた巨木の上にいた。 コエカタマリンによって飛ばされ続けた彼は、木の枝に服が引っかかりそこに下りていたのだ。 (僕のせいだ……。僕がもっと冷静に行動できていたら!) ユーノは、おのれを責めていた。 ナイフでの攻撃程度、防御魔法を使えば……いやそもそも、バリアジャケットさえまとっていれば無効化できたのだ。 それができなかったために自分は深手を負い、助けに入った男を危険にさらす羽目になってしまった。 では、なぜできなかったのか。それはユーノが、ウヴァに対して警戒を怠っていたからだ。 友好的な態度で現れたウヴァに対し油断し、攻撃される可能性を考えなかった。 ここは、殺し合いの舞台だというのに。 (自分の未熟さがいやになる……。とにかく今は、この傷をふさがないと……) ユーノは先ほどから回復魔法で、自らの傷を癒やしていた。 しかし、傷口は未だふさがらずにいる。 (痛みで、魔法に集中できないせいか……? それとも、何か他に理由が……。 なんでもいい、早く治ってくれ! 手遅れになる前に……) すでに自分を助けた男は命を絶たれているという残酷な事実を、少年はまだ知らない。 【B-3 森 初日 深夜】 【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】 [状態]重症(治癒中) [装備]なし [道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3) [思考] 基本:殺し合いを止めたい 1:元の場所に戻り、ルイージを助けたい [備考] ※参戦時期は「A s」終了後です。 【B-2 森 初日 深夜】 【ウヴァ@仮面ライダーOOO】 [状態]ダメージ(中) [装備]なし [道具]支給品一式×2、朝倉のナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱、コエカタマリン(残り9回分)@ドラえもん、ランダム支給品(0~4) [思考] 基本:優勝を狙う [備考] ※参戦時期は不明。完全体にはなっていません。 ※制限により、ヤミー生成はできません。 ※体内のコアメダルにも爆弾が取り付けられており、首輪が爆発すると連動してこちらも爆発し、ウヴァを殺害します。 本人はこの事を知りません。 【ルイージ@スーパーマリオシリーズ 死亡】 【残り67人】 ※支給品解説 【朝倉のナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱】 ご存じ、キョンを襲撃した際に朝倉涼子が使っていたナイフ。 【コエカタマリン@ドラえもん】 飲んでからしゃべると、その言葉が実体化して飛んでいく薬。 今回は10回分の量が支給されている。 14:電撃!! 閉ざされたセカイを守る人の驚愕 Escape from The World 時系列順に読む 16:○○先生、戦争がやりたいです…… 14:電撃!! 閉ざされたセカイを守る人の驚愕 Escape from The World 投下順に読む 16:○○先生、戦争がやりたいです…… GAME START ユーノ・スクライア [[]] GAME START ウヴァ [[]] GAME START ルイージ 死亡
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/151.html
扉を開くと 作者:ID 4Eaj5xmn ――――12月後半のある日の晩。 その晩の無限書庫は司書達が皆、早めに引けてしまったため、ユーノが退勤ぎりぎりに急に入ったクロノからの 『期限は今日中』という最優先での検索依頼の山は、ユーノ一人で処理をするしかなかった。 「じゃあ、食堂で夕食をとってからでいいだろう」 空腹を覚えていたユーノはクロノにと話すとクロノは如何にも皮肉たっぷりに笑った。 「ほ~、忙しいといった割に夕食をとる暇はあるのか」 その挑戦的で皮肉たっぷりの言い方にカチンときたユーノはクロノへ言い返す。 「いいよ、今から取りかかるよ。その代わり、君が夕飯をおごってくれよ」 「よかろう、ただし、これから3時間以内に資料を検索し終えたらな。1秒でも遅れたらおごらないからな」 「無限書庫の司書長をなめるなよ!」 量は多いが別に難しい内容ではなく2時間後には全ての資料を耳を揃えてクロノのオフィスへと転送し終えていた。 「ごくろうさん」 クロノのオフィスへ顔を出そうと無限書庫の扉を開けたユーノはその扉の前に立っていたクロノに出くわした。 それからユーノはクロノに連れられて勝手知ったる、あのなのは達がかつて住んでいた世界へと転移した。 「僕をどこに連れて行く気だ?」 彼の意図がわからないユーノはクロノの後をついて歩きながらおそるおそる聞いてみる。 「おごってもらうつもりのやつがつべこべ抜かす気か?」 雪が降り、なぜか活気がある夜の海鳴市の郊外の道をすたすたとユーノの先を歩いていくクロノ。 「……ここは」 寒い夜道をしばらく歩いた二人はかつてリンディやフェイトがすんでいたマンションの一室の前に立つ。 「連れてきたぞ~」 2回チャイムを鳴らしたクロノは無造作にその部屋のドアを開けた。 「え?」 ユーノはクロノに後ろから尻のあたりを蹴られてその部屋へ放り込まれた。 パン! パン! パン! 「「「メリークリスマス! ユーノ」」くん」 放り込まれた広い玄関。 そこにはサンタを意識した赤と白のエプロン姿で赤い三角帽をかぶったなのはとフェイト、はやての3人が クラッカーを手にしてにこやかな表情で立っていた。。 「え? え? え?」 急に何が起こったか全く状況が理解できないユーノ。 彼がクロノに説明を求めるために振り向くとドアはすでに閉められており、クロノの影も形もなかった。 「クロノ君に頼んだの。ユーノ君をここへつれて来てって」 後ろ手を組んでちょっと顔を赤らめているなのは。エプロンの頂上のあたりに2つのポッチが見える。 「ユーノ、クリスマスのこと忘れているみたいだったからびっくりしてもらおうと思って……」 「これが私らからユーノ君へのクリスマスプレゼントや」 居間のテーブルの方へ振り向いてテーブルにのせられたたくさんの料理を見せるはやて。 横を向いたはやてのエプロンの横からささやかな胸の頂きとかわいいおしりが見える。 ユーノの手を引き部屋へと招き入れるなのはとフェイト。二人のエプロンの豊かな胸のあたりにポッチが二つ。 彼女らはエプロンとニーソックス以外は何も身につけていないようだった。 その晩、彼らがどのようなクリスマスの夜を過ごしたのかは彼ら自身の秘密らしい。 「さて、と」 闇夜に雪が降る海鳴市の白い道の上から暖かなマンションの光を見上げたクロノは念話で最愛の妻へと連絡した。 『作戦終了。不本意ながら君となのは達の要望通り、馬鹿な朴念仁を時間きっちりに所定の場所へと誘導した』 『パパ、お疲れ様~』 『こんなことはこれっきりにしてほしい。僕はこういうことは好きじゃないんでね』 『ごめんね~。妙なこと頼んじゃって。なのはちゃん達3人にどうしてもって頼まれちゃったから。 ……でも好きじゃないのは親友に嘘をついたこと? それとも妹の貞操の危機について?』 『両方だ。……ところであの子らはもう寝たのか?』 『ええ、それでちゃんと寝たのを確認してプレゼントは枕元に置いたからね』 『すまない』 『すぐ帰るんでしょ?』 『周囲を確認してから転移する』 『そこまで急がなくてもいいよ。私は帰ってくるまで起きて待ってるから』 『すまない』 『メリークリスマス!』 『ああ、メリークリスマス』 15スレ SS なのは はやて ハーレム フェイト ユーノ
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/218.html
クビになった司書長 作者:VOfbCR3q 「やはり、お辞めになるんですか?」 ここは時空管理局無限書庫司書長室。 部屋の主、無限書庫司書長ユーノ・スクライアは部下の声に、引越し支度の手を休め彼のほうに向き直る。 「そうだね。君も11年間ご苦労様」 怒りなのか悲しみなのか、自分でも解らないであろう複雑な表情の司書長補佐の肩書きを持つ青年を、 ユーノはいつもと変わらぬ笑顔でねぎらいの言葉をかける。 苦しくつらい11年間であった。 少なくとも司書長補佐にとっては。 少ない人員に割に合わない蔵書数、区画整理だけでも無理があるのにその上資料請求。 司書長がいなければとうの昔にココ、いや管理局を辞めていたであろう。 いやその場合ココは倉庫のままか。 『ココには全ての情報が眠っている。 だが、その情報を得る頃には成功失敗はとかく事件そのものは終結しているのだ』 かつてそう評された無限書庫は、 ユーノ・スクライアの手によって『資料を請求すれば期限以内に必ず情報が届く』までに生まれ変わった。 その間、実に11年。 無駄飯ぐらい、モグラなど悪い噂は絶えることなく、 資料を届ければ遅いと罵倒された日々は司書たちの心を痛めたが、 だからこそ無限書庫を正式稼動させるのだと団結させた。 それらの日々がありココの正式稼動を迎える事ができた。 ユーノ・スクライアの司書長解任の辞令と共に。 「あんまりじゃないですか! 最大の功労者に対する仕打ちとは思えません!」 憤る司書長補佐。 司書長を解任されたユーノに宛がわれたのは管理局の閑職中の閑職、 総務第8資料室。そこの室長補佐である。 これが機密情報を知りすぎたと言う理由ならまだ納得できようものだが、 スクライア一族がミッドチルダ市民権を持たない放浪の部族という理由だから、 管理局のミッドチルダ至上主義にも呆れたものである。 すなわちレアスキルと大火力の持ち主は実戦部隊で出世させてやる。 それ以外は全部ミッドチルダ出身が貰うということだ。 「まあ、管理局の体質はそう変わらないよ。それに僕がココの司書長である必要はないんだから」 皮肉な事に、無限書庫の正式稼動がユーノから司書長という役職を奪っていた。 もはや書庫での資料検索は、魔導士であれば誰もが可能な技術として確立してしまったのである。 「それに、ココに僕が求める新たな発見は無くなってしまったよ。 次は知識だけ理解した事を目で見に行きたいからね」 当然ではあるが、ユーノは室長補佐の任は断り辞表を提出している。 この辞表に、リンディ総務総括官と人事部のレティ提督は上層部への意見具申とユーノへの説得を行うが、 両方とも失敗している。 上層部への具申失敗はともかく、ユーノへの説得の失敗は二人にとって誤算であった。 二人は上層部の用意した閑職ではなく、 再度結成される機動6課への編入を考えていたのだがユーノはそれを固辞している。 二人にとっては誤算であろうが、ユーノにとっては嘗てはなのはへの恋慕から、 恋敗れた後は無限書庫への探究心だけが管理局で働く理由であった。 それがなくなった以上、ユーノにここで働く理由は皆無に等しい。 もともと少ない私物と大量の資料・蔵書で成り立っていた司書長室の整理は数十分程度で終わってしまった。 「コレの完成が、あなたを必要としなくなってしまったのでしょうか?」 そういって掲げるのは本型デバイス『百科事典』。 無限書庫と連動し、検索した情報を即座に資料としてまとめるストレージ・タイプのデバイスである。 製作者はユーノ・スクライアその人。 これが管理局上層部に無限書庫の縮小を決意させると言う結果となってしまった。 実際、無限書庫の占める管理局予算は相当の額で、現場はもちろん後方からのやっかみも上がるほどで、 だがそれだけの給与でなければ無限書庫司書などという職に付きたがる人間は皆無に近かった。 無限書庫の区画整備の完了と『百科事典』の完成は、 書庫の機能はそのままにその莫大な予算を浮かせられるという事だった。 ユーノの解任と共に、司書の給与が通常局員と同等まで下げられている。 司書長補佐や数名の司書局員はともかく、ユーノのスカウトした民間協力者たちは皆司書を辞めるだろう。 無限書庫で司書を務めた彼らの能力は管理局はあまり必要としないが、企業は必要とする能力だ。 次の職を探すのに困難は無い。 「それはあくまで結果だね。少なくとも僕はココで一生、資料を探すだけの人生なんてゴメン被るね」 司書長補佐もそれには頷かざるを得ない。 そんな人生自分だってイヤだ。 「司書長は、どうされるのですか?」 最早事態を変えることなどできないできない。 ユーノとの会話でようやくソレを自分の中で処理できた彼は、今後について尋ねる。 「先ずは、スクライアの方に戻るかな。久しぶりに遺跡発掘なんかやりたいしね」 ユーノは笑顔でそう答える。 それは追われる者ではなく、仕事をやり遂げた男の笑顔であった。 18スレ SS オリキャラ ユーノ・スクライア 追放系
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/314.html
アーコス査察官の事件簿 vmWdwdt6 「ユーノ君の行きそうな所ですか? 六四区画の博物館とか、十一居住区のパスタ屋さん、一〇七区画の自然公園なんかよく一緒に行きますよ。 あ、本局外だと第三三管理世界のV・ワゲン遺跡がマイブームだってこの前言っていました。」 「ユーノを、あ、いえスクライア司書長を誘拐それも本局内で、ですか? 不可能とはいいませんがかなり困難だと考えます。 ユー・・・スクライア司書長自身も戦闘魔導師でないとは言え、 優れた魔導師である事には変わりありませんし、 少なくともオーバーAランクの戦闘魔導師が護衛として付きます。 彼等を出し抜いて、まして本局の警戒網にも掛からずに誘拐できるとしたら少なくともオーバーSランク、 確実にしようとしたらSSランクの未登録魔導師が必要になる筈です」 「ユーノ君と同等の魔導師を捕まえる方法? また、けったいな事聞くなぁ。前提条件は? うわ、そんなん無理やん。シャマルや次元航行艦のサポートあっても、 ユーノ君クラスの補助魔法の使い手が逃げに徹したら、八割方捕捉仕切れへんで。 広域指名手配して、地道に探すしかないと思うで」 「やぁロッサ、フェイト達にユーノの事を聞いて回っているらしいな。 ・・・何、居なくなっただと・・・あのフェレットもどきめ! 医務室、ユーノが居なくなったというのは本当か! ・・・うん、あぁ済まん。ちゃんと寝ているな。 ・・・・何、なんでユーノがここにいるのか? あの馬鹿、徹夜の自己新記録を更新中だなんて抜かしたからな。ふん縛って強制休暇中だ。 有休の代理申請を出しておいただろ。 出ていない? ・・・・済まん、今確認する」 ―――以降、アーコス査察官の事件簿(駄目人間編)――― 「ユーノ君のいきそうな所ですか? 耳たぶとかお臍、腋の下なんか良い声で鳴いてくれますよ あ、本局外だと、夜の公園を裸でお散歩させるのがマイブームなの!」 「ユーノを、あ、いえスクライア司書長を誘拐それも本局内で、ですか? 不可能とはいいませんがかなり困難だと考えます。 ユー・・・スクライア司書長自身も戦闘魔導師でないとは言え、 優れた魔導師である事に変わりありませんし、なのはも狙っています。 彼女を出し抜いて、まして本局の警戒網にも掛からずに誘拐するのは、 私でも成功率が一〇%前後を行ったり来たりしていると言えば、 それがどんなに困難か理解できると思います」 「ユーノ君と同等の魔導師を捕まえる方法? またけったいな事聞くなぁ。 まぁ、シャマルのサポートが前提やけど、 一番確実なんは、徹夜明けでフラフラな所に一服盛ってやね、司書長室でするンよ。 大切なんは、独り占めしよ、なんて欲をかかない事やね。 やっぱり家族の絆は大切やよ、うん」 「やぁロッサ、フェイト達にユーノの事を聞いて回ったらしいな。 ・・・何、いなくなっただと? 医務室、ユーノが居なくなったというのは本当か! ・・・うん、あぁ済まん。ちゃんと寝ているな。 ・・・・何、なんでユーノがここにいるのか? あの三人から話を聞いたなら解るだろ。 せめて安心して眠れる場所位提供してやりたいじゃないか」 36スレ SS クロノ・ハラオウン フェイト・テスタロッサ・ハラオウン ユーノ ヴェロッサ・アコース 一部ギャグ 八神はやて 高町なのは
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/224.html
似た者同士で V62ho9Dq 雪化粧した月村家、そこに灯るは一つの光。 月村すずかの私室の窓は、暗い夜闇をぼんやり照らす。 部屋にとどまる酒気と熱気は、しかし今、しんしんと冷めようとしていた。 「これは、酷いな」 「本当にね」 眼前には三つの塊、なのはは四肢を投げ出し俯せになってクッションに顔を埋めながら、 はやては片腕に酒瓶を抱えながら、すずかとアリサは互いに折り重なって撃沈している。 ユーノは頭を掻きながら、フェイトは後ろ手を組みながら一緒に苦笑し合うその様子は、 さながら子供を見守る夫婦のようだった。 フェイトは一仕事終えて、ベッドを背にしてついついへたりこんでしまった。 そのすぐ脇ではユーノがなのはを横抱きにして持ち上ていた。 やおらアリサとすずかを両肩に担ぎ上げた時は、その意外な逞しさに頼り甲斐を感じたものだったが、 なのはを見つめるその白い横顔が何故か融け往く雪に重なって見えて、フェイトは不安げに見入ってしまった。 そんな視線を感じてか、 ユーノはフェイトに視線を向けてにこりと一笑いし、そっとなのはをベッドに下ろした。 キングサイズのすずかのベッドは、 しかし流石に四人には狭く、なのはたちは抱き合うようにして縮こまっていた。 そんな光景におかしさが込み上げてきて、 子供がいたらこんな感じなのだろうかと年甲斐もなく考えたユーノはおやすみと一声、毛布を掛けた。 フェイトに倣ってベッドを背に座り込み、フェイトと顔を見合わせて何とも無しにくすくすと笑い合った。 「僕たち、どうしようか」 「ベッドも埋まっちゃったしね」 フェイトとユーノは一枚余った毛布を共有して寄り添うが、 床の上から彼らに迫りくる寒波には少々心もとなかった。 「う、さむ……」 くちゅんという可愛らしいユーノのくしゃみに、フェイトはくすくすと笑った。 「お酒で体を温めるしかないかな」 フェイトの提案に、それは名案だとばかりにユーノは身を乗り出してグラスとボトルを引っ掴む。 「じゃあ、とりあえず乾杯しようか」 僕たちだってたまには酔っ払ってもいいだろう? と問いかけながらグラスに注ぐユーノを見て、フェイトは楽しげに笑った。 「なにに乾杯するの?」 「うーん、そうだね。じゃあさ」 それを聞く者は誰もいないけれど、 唇を耳元に近付けて悪戯を思い付いたようにひそひそ話。互いに目を見て笑い返した。 ユーノは気取った風にグラスを上げ、フェイトもそれに倣った。 「昨年も苦労人だった二人に」 「新年も苦労人だろう二人に」 かつんと小気味良い音を立ててグラスが繋がる。 グラスの中で揺れるシャンペンゴールドのうたかたのように大晦日の25時、15歳の夜は更けていった。 翌朝、互いを守るように抱き合い寄り添うユーノとフェイトの幸せな寝顔は、 悔しげななのはたちに晒されていましたとさ。 18スレ SS なのは はやて フェイト・テスタロッサ フェイト・テスタロッサ・ハラオウン ユノフェ ユーノ・スクライア