約 1,936,386 件
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/303.html
目次 1.愛を考える 2.理想的男女愛 3.男女愛の発展 4.人への愛と社会への愛 5.愛とユートピア (1988年4月17日の霊示) 1.愛を考える またね、私の苦手(にがて)な領域で、愛という領域ですね、これについて話をしたいと思ってます。 まあ愛とはね、本当に難しいものです。なかなかね、何千年、何万年、あるいは何億年勉強しても、愛の真髄というのはわからないですね。本当にね、愛というのは、それだけ深みがありますね。 みなさんは小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代、いろんな勉強されて、もちろん素晴らしい成績を修めてこられた方々ばかりだと信じていますけれども、そうした方々でも、ひとつの学問やってたら飽きがくるでしょう。やがて嫌になったりするでしょう。まあなかには学者さんみたいに、一生研究ばっかりしている人もいるけれども、たいていの人は学問ばっかりしたら嫌になってきますね。ところが、この愛ということはね、勉強しても、勉強しても飽きが来ないんです。 神様っていうのは、非常に巧妙にいろんなことを考えているもんだなあと、私はほんとにつくづくと思いますが、この愛、まさしくその通りですね。考えても、考えても、尽きることがない。愛とは何かと言ってもね、これがなかなかわからない。もちろんイエス様みたいな愛の大家もいるけれども、愛の大家をもってしてもね、人間の数だけの愛のあり方があるから、それをいちいち指導することは非常に難しい。そうではないかと私は思ってます。 ひとつの教材ですね。文部省認定じゃありませんが、神様認定の教科書があって、そしてその教科書には、開けてみるとね、扉に一言、「愛について学べ」と書いてあるんです。「愛について学べ」と書いてある。そしてその愛について学ぶ、どういうふうに学ぶかということは、なんにも書いていないんですね、なんも書いていない。ただ一言「愛について学べ」と書いてある。これについて、人類は随分長い間苦しんでもきたり、あるいは楽しんでもきたり、悩んでもきたり、喜んでもきたり、いろんなことをしてきたわけなんです。 ま、愛とは何かがわかれば、だいたいまあ地上も卒業ですよ。これがね、本当にわかったら、だいたい卒業です。愛のね、テーマはいろいろありますが、人間の間(あいだ)の愛、人間と動物たちとの愛、あるいは社会愛、人類愛、あるいは高級霊への愛、神への愛、そして神の愛としての慈悲、いろんなものがありますが、こうしたことを全部学び尽くしたら、ほんとに卒業だと思います。一度、この世界観というものを愛という観点からね、もう一度とらえ直し、再構成し直してみるとね、面白いところがいろいろ見えてくると思います。 戦争なんてのも非常に馬鹿馬鹿しいと思うけれども、あれもひとつの愛が、まだ発展中の過程なんですね。自分の村、あるいは国でも何でもいいですが、仲間を守るという愛と、相手は相手で自分の仲間を守りたいという愛、この愛と愛とがぶつかり合っているのですね。アメリカはアメリカで自分たちを守ろうとする愛があり、ソ連はソ連で自分たちを守ろうとする愛がある。この愛と愛とがぶつかり合うとどうなるかって言うと戦争になってくるんですね。 この原因はどこにあるかと言うと、愛についての、まだ発展が足りない、認識が足りない。こういうことですね。愛が小さな範囲のなかで、グルグルと回っているわけです。したがってね、こうした愛は、本格的に神の愛から見れば、まだ小さい小さい愛だと言うことができるのです。 さて、この愛を考える際に大事なポイントというかね、それについて僕はちょっと言っておきたいと思うんだな。それは、結局、こういうことなんだよな。人間の本質的な部分に非常に関係があるっていうことなんです。 たとえば、私だって一応、高級霊ということになっていますし、光の大指導霊の一人だというふうに言われているわけだけれども、じゃあ私は、たとえば読者のみなさんが「高橋先生大好きです」と言ったら、嬉しくないかっていったら嬉しいね、やっぱり嬉しい。「高橋先生の本読んでためになりました」と言われたら、やっぱり嬉しい。「高橋先生の本読んでがっかりしました」って言われたら悲しい。「高橋先生の本読んでますます尊敬しました」と言ったら嬉しい。「高橋先生の本読んでつまらん男だと思いました」って言われたらがっかりする。こういうことあるわけですね。ただこれは、単なる自己保存かというと、そうでもないんだよね、そうでもない。 なぜそうでもないと言えるかっていうと、人間の心の構造の基本的な骨組みのなかに、こうした他人からの愛を受けたいという部分があるんだなあ、ある。なぜ受けたいかと言うとね、やはりね、心というのはね、車のガソリンタンクみたいなものでね、どんどんガソリンが滅っていくんですよ。ね、車だって走っているうちにガソリン減っていくでしょう。そして時どきガソリンスタンド入って、ガソリンの補給をしなきゃいけないね。こうしたもんなんだなあ。 すなわちね、愛というのは人間として、人間が生きていくためのね、ガソリンみたいなところがあるんだよ、燃料みたいなね。これがなければ、砂漠に咲いたサボテンみたいなもので、ほんと可哀相なものなんだ。愛があるから走り続けることができるんだよ。人間は、やっぱり自分が人から愛されていると思うから、走っていくことができるし、人から大切に思われていると思うから、生き甲斐があるし、重要な人物だと思われると、しっかり働くんだよな。そうしたところがあるんだ。 だから「お金が欲しい」と言ったって、本当はお金じゃない。お金で換算されている、自分の重要感が欲しいんだよな。こういうふうにガソリンが欲しいんですよ。車と一緒で、人間というのはガソリンがなかったら走れないようになってるんだなあ。すべての人から嫌われて、それでも生きていくだけの強い人は、そんなにはいないんだよね。 つまり、愛っていうのはね、やはり人生のガソリンだという部分、薪(まき)であり、石炭であり、石油であるという部分、これを忘れちゃいけないよ。だから、もちろん人を愛するという与える愛、これがより高度な愛としてあることは、みなさんもいろいろ本を読んで学んでいるけれども、基本的にガソリンだという部分、愛はガソリンであって、これの補給が必要だということ、これを忘れてはいけない。僕はそう思うね。 2.理想的男女愛 さて、ガソリン的観点から愛を考えておりますが、「理想的な男女愛」っていうことについてもね、私から言ってみたいと思います。 まあ、「高橋信次が理想的な男女愛なんて言えるのか」ってね、「そんな資格あるのかい、君に」って言う人いるでしょう。生前の私のことを知っている人もまだだいぶ生きてますから、その辺についてはね、一言(ひとこと)言いたい方はいっぱいいるでしょう。たとえば「それほどあなたは奥さんを愛しましたか」なーんて言われると、私だってね、随分苦しいですね、返事に苦労する。 「奥さん孝行したか」というと、うーん、したような気もするけど、してないことの方が多い。十分に愛さなかった、尽くさなかった、可愛がってやらなかったっていう気持は、未(いま)だにありますね。奥さんとパンツのゴムひもは強いほどいいっていうような感じで、まあ使いでがあると言ってるような感じでね、接していたこともあったなあと思います。ま、そうした私です。 だから人様にね、「理想的男女愛」について、それほど言えるとは思いません。ただ、地上を去って十数年たった今ね、多少なりともみなさんよりも、わかる範囲も多いし、霊となった今、人間の愛というものを、もう一度こちらの世界に還(かえ)って、考え直す機会というものを与えられています。 そうした立場に立って考えてみるとね、僕はね、やっぱり男女の愛って素晴らしいもんだなあーっていう感じも、随分強くなってきました。執着という観点でとらえる見方も、もちろんひとつあるし、それにもそれなりの説得性があることは事実なんだけども、それだけじゃないね。やっぱり、それだけじゃない。やはり素晴らしい面があるよ、男女の愛にね。よくぞこんなもの創ったなーと思うところがあるね。 男同士が愛し合う、女同士が愛し合うって、なんか変ないやらしい感じがあるけど、男女がね、理想的な男女が愛し合う姿を見て、なんかいやらしい感じがあまりないんだよね。微笑(ほほえ)ましいっていう感じが随分あるね。これはね、やっぱり僕は素晴らしい神様の傑作だなあーと思うね。男女があるということ、男と女があるっていうこと、これ傑作だなあーって思うね。この愛、補完し合う生物がいるということが、そもそも神様が宇宙の仕組みとして愛というものを考えているっていうことを、痛切に感じさせるんだよね。 みなさん、夫婦が仲良いのを見て、何か文句ありますか。ま、羨(うらや)ましいっていうことはあるだろうけど、いいねえ。また若いカップルが仲いいのも、やっぱりいいですね。彼らは本能で動いているかもしれないけれども、ただ、やっぱり僕はいいなあっていう感じを受けます。 結局何がいいかって言うとね、一緒にいるだけで嬉しいっていう感覚、これがなんとも言えないですね。そういう感覚なんですね。たとえばみなさん、家のなかにヘビがいたらどうですか、いい気持しますか。お風呂のなかにワニがいたらどうでしょうか。気持がいいでしょうかねえ。あるいは、床の間にフクロウなんかいて、目ギラギラしていたらどうでしょうか。あるいは、寝室のなかに蚊が一匹飛び込んだだけで、どうでしょうか。いやでしょう。 ところが男女というのは、お互いにいるだけでいい。相手が側(そば)にいて話ができる。あるいは手を触れ合ったりね、語り合ったりできる。これが嬉しいんだなあ。こうしたことがありますね。これを見て、よくぞ創ったりと思いますね。こうした傑作ですね。神様の傑作だなあと僕は思います。 だからなんというかなあ、そこにね、僕は神のね、神様のなんていうかなあ、いちばんあったかいものを見るんだなあ。この世の中に悪があふれているとか、闘争と破壊の世界だというけど、男女が睦(むつ)み合って、互いに励まし合ったり、愛し合って生きている姿を見た時に、なんて言うか、なんとも言えないほのぼのとしたものを感じます。 ここに、神様っていうのはほんとにあったかい人なんだなあというかね、人って言ったらおかしいけれども、あったかい気持がある方だなあと思います。みなさんいろんな不幸な感覚もあるし、不幸な体験もあるかも知れないけれども、あれだけ多くの愛を生み出している、若い男女の幸せを生み出している神様っていうのは、非常に心根のあったかいところがある方だなあと、僕はそう思います。 だから理想的男女愛っていうのは、結局、一緒にいて生活しているなかに、やっぱり神様の微笑(ほほえ)みを感じさせる、神様の微笑みですね、神様が微笑みかけているような感じ、これを受けさせる男女だな。こういう男女でありなさい。お互い喧嘩(けんか)ばかりしていないで、微笑みをね、神様がニコッと笑いかけるような、そういう男女であってほしい。これが理想的だね。ま、具体的条件はいくらでもあるけど、まあそんなことはどうでもいいよ。こうした男女でありなさい。僕はそう思うよ。 3.男女愛の発展 さて、そうした男女愛だけども、仲睦まじく生きたら、それでいいのか。それだけで果たして十分なのか。それ以上に何か必要とされるものがあるんじゃないか。「愛の発展段階」なんて説くような人もいるから、男女愛だって何かの発展段階があるんじゃないか。ま、こういうことを、僕も考えてみたいと思うんだな。 男女の愛って何かなって考えると、まあ恋人の愛があって、それから夫婦愛があるよね。夫婦愛があって、そしてまあそのなかから親子の愛なんかも出てくるけれども、家族愛っていうか、家庭愛、こういうものが出てくるけれども、この男女の愛の発展があるかないかだけど、僕はあると思うんだな。 それは単に、お互いの存在を好ましいものというか、一緒にいるだけで楽しい、嬉しいっていう感覚から、やがてそれが、社会に対する責任感や義務感に変わっていくところがあるんだね。それは何かっていうと、夫婦が協力してね、一緒になって頑張っていこうっていう瞬間だな。こういうことがあるだろう。 たとえば、今、僕はこちらから、こうした神理の書を問い続けているわけだけども、これを読んで、やはり神理の縁に触れて、一緒に頑張っていこうとする神理家族というか、夫婦がいます。夫婦共に頑張ってね、この神理を広めていこう、伝道していこうと思っている姿、努力している姿を見るとね、時どきポロッと涙が出てきます。涙もろいですから、ポロッと涙が出てきてね、嬉しいね、嬉し泣きしちゃいます。夫婦でよくやってくれてるなあと思ってね、本当に嬉しいなあーと思うことがあります。 だからね、本当の男女愛っていうのは、まず最初の段階ではね、他人を排斥(はいせき)するっていう段階もあると思うんだな。他人の介入を許さない。水入らずって言うね。夫婦で水入らずで愛を確かめ合う段階があるけれども、これがある程度時期を過ぎていくと、次の段階はね、夫婦ともども、手を携(たずさ)えて社会に貢献していきたい、あるいは神様のために働きたい、こういう段階があるんじゃないかなあと僕は思います。ここまでいかなきゃ嘘ですよ、お互いにね。 1十1が2になっているだけでは、本当の男女愛としては完成した姿じゃないと思うんだね。男女が子供を産む、卵を産むように子供を産むだけでもっていいっていうんじゃない。男女愛の発展はね、やはりこれは、社会に対する大いなる還元だと僕は思います。男一人、女一人で生きていくのに比べて、男女が結合するということによって何倍も強くなるところがあると思う。 体制が固まり、磐石(ばんじゃく)になり、男はますます仕事にやりがいが出、奥さんは奥さんでね、家庭を守っていってもり立てていく。一家をもり立てていくということにね、ものすごい生き甲斐(がい)を感じる時があります。こういう時は、世の中に対して、あふれてきた力でもっていろいろと還元していくことができると思うんだな。僕はこれが大事だと思います。 すなわち、男女愛の発展には、やはり社会への還元がある。社会への還元をなんら生まないような男女っていうのは、何かそこに独占の臭(にお)いがあり、排他の臭いがあり、嫌な臭いがあると思います。やはり、純粋なる結晶、愛の結晶が、さらに次なる大きな結晶を生んでいく、人びとへの愛を生んでいく、こうでなければいけない。 本当の仲睦まじい夫婦というのは、それが存在するだけで、隣り近所や友人たちへもいい影響を与えていきます。仲睦まじく社会のために奉仕しようとしている男女は、カップルは、やがて、他の愛を生んでいきます。他の幸福を生んでいきます。僕はそれが、とても大事なことではないかと考えるのです。 4.人への愛と社会への愛 さて、こうしてみるとね、愛にも発展という概念を通して、二通りの方向性があると思うんだね。ひとつは「人への愛」だね。人への愛という面がある。もうひとつは「社会への愛」という面だな。この両方の面がある。僕はそう思います。 さて、「人への愛」、これは何かっていうとね、ま、相手、自分の片割れだね、魂の片割れへの愛もひとつだけども、それ以外に他人さんへの愛っていうのがあるね。イエス様の言うような「汝の隣人を愛せよ」「汝の隣り人を愛せよ」と、まあこういう愛があるね。ま、この愛は非常に難しいです。奥さんを愛するとか、子供を愛するというような間違いのない愛と違って、隣人を愛する、隣り人を愛するっていうのは、これはまあ非常に難しい面があるよ。難しいんですね。 変にやると他人を駄目にしてしまったり、他人の何というかね、自立心をなくすっていうこともあるんだね。この愛の難しさね。知恵をもって与えるっていうことの大事さです。じゃあ与える愛がいいからって、財布ごとみんなに配ったらいいかっていったら、そんなことないですね。それが必ずしもいいことじゃない。知恵をもって与えるということが、何にもまして大事なこととなってきますね。知恵をもって与える。これが、人への愛において、大事な観点だと思います。 知恵をもって与えることをしないと、大変な誤解を生み、人のために尽くしていると思うこと、奉仕していると思うことが、実は悲惨な結果を招くことがあります。「あんなにしてやったのに」ということですね、よく言います。「あれほど尽くしてやったのに私を裏切った」「あれはどやってやったのに感謝をしない。恩知らすだ」、こういうことはいくらでもあるんですね。 人間っていうのは基本的に、私は思うんだけれど、恩知らずですよ。基本的に恩知らずだと思っておいたらいいよ。間違いがない。自分が人にしてあげたことなんかはよく覚えているけど、してもらったことはすぐ忘れるんですよ。だけどこれはね、人間っていうのはそういう生き物だと思っておくのが間違いがないですね。だから「人への感謝がない」なんて、あまり強制してはいけないね。自分が感謝するように努力することは大事だけれども、人の感謝がないっていうこと、感謝、見返りを求めて努力することはよくないね。 だから、つまりこういうことなんだ。大事なのはね、知恵をもって与える。本当にその人の進歩にとって役に立つか。こうした面があるっていうことだね。これを人への愛ということで、特に注意してほしい。このように僕は思います。 あとね、「社会への愛」というのがあります。これは難しいですが、ここの部分で、その人のね、器(うつわ)が問われるんですね。いわゆる善良な人には自分の努力でなれるけども、社会への愛っていうのはね、単なる自分の内なる努力だけではなくて、外的なる行動力だね、これが必要ですね。社会への愛というものを体現していくためには、これを発揮していくためには、外に向けての行動力が大事です。この外に向けての行動力がなければ、社会への愛というのは実践できません。 社会への愛って何か。まあひとつにはこれは職業だね、これを通してやっていくということが大事です。どんな職業も神へ通じる道があると言われますけれども、まあ福沢諭吉かなんかも言っていたね、「この世でいちばん辛いことは、職業を持たないことだ」というようなことを言ってたと思うけども、それは確かにその通りでね。職業っていうのは金を生むかどうかっていうことはまあ別にして、やはりなんらかの世の中への貢献という道がなければ、辛いです。それは実に辛いものだと私は思います。 だから、職業のなかでいちばんいけないのは、その職業自体が人を害するような、そうした傾向のある職業だね。これだけはやはり、私はちょっと我慢がならないっていう感じがしますね。もちろん完全なる善だけの職業っていうのはないけども、いいところと悪いところと比較してね、社会を害するところの多い職業っていうのは、これは早目に転職した方がいい。まあこう思います。 だからまず、社会への愛としてはね、職業です。職業を通じて人びとを良くしていく、そういう努力が大事であろうと思います。 社会への愛の第二は一体何かというと、これは職業を離れた部分での活動だね。奉仕と言ってもいい。こうした部分だね。こうした時間を持てる人というのは、僕は実に立派だと思います。他の人びとの進歩のために、進化のために時間を持てる。こういう人びとは本当に素晴らしい。そのように思います。 これからはね、みなさん、神理の時代ですよ。でも職業だけではね、なかなか神理を織り込んでいく、盛り込んでいくっていうことは非常に困難です。けれども、職業を離れた領域において、社会に還元していく、人びとに還元していくことは可能だと思います。特に土日であるとか、普段の夜とかありますね。こうした時にしっかり神理を勉強してね、そして多くの人びとを導いていく。こういうことが大事であろうと思います。 だからね、僕の本読んだらね、ただ読みっ放しにしないで、これはいいと思ったその内容を人に教えてあげて下さいよ。僕はそう思うね。「『高橋信次の新ユートピア論』面白かったなあー」といってね。ポイッとゴミ箱に捨てたりしないで、あるいは恥ずかしがってね、本棚のなかに寝かしておかないでね、やっぱり僕はこれを広げてほしいと思いますね。多くの人に読んでほしいです。 僕がこれだけ声をふりしぼって話してる内容はね、できるだけ多くの人に、一人でも多くの人に、神理を知ってほしい、読んでほしい、一行でも多くの神理を語りたい、こうした気持が僕の心のなかにあります。だからこそ、この本で何冊目になりましょうか、九冊目になるかと思いますけれども、これだけ矢継早(やつぎばや)に本を出してるんですね。これは、私の愛ですよ。人びとへの愛、社会への愛、残された人類への愛です。それゆえに私はやっています。 こうして霊言を出すことによって、私は得ることはないんです。私がお金を儲けることもなければ、あなた方が称賛しても、それを直接私がみなさんの前で表彰されるというようなこともありません。ただ縁の下の力持ちとして、私はみなさんになんらかの愛を与えたい。こういう愛もあるんですね。これも社会への愛だと思います。 こうした社会への愛の発展形態として、やはり「神への愛」があると思う。神への愛というのがあるけれども、これは神への愛というものが純粋にあるかといったら、そうじゃない。やっぱり人への愛と社会への愛、この二つの両輪だな、両輪を通して神への愛というものがある。ま、僕はそう思います。だから、そうした考え方を大事にしていただきたいと思います。 5.愛とユートピア さて、愛についていろいろ語ったわけだけれども、「愛とユートピア」という命題だね、これについても語っておきたいと思います。愛は、ユートピアづくりに不可欠かどうかという考え方です。ま、結論から言えば、僕は要ると思うね。ユートピアに愛は必要、そのように感じます。 結局ね、ユートピアっていうのは、ひとつの立体的な建造物だと僕は思うんだね。立体的な建造物だと思う。で、愛っていうのが何かっていうとね、愛っていうのは、やっぱりセメントだね。セメントであって、ま、レンガとレンガをくっつけたりね、鉄柱と他の材木をくっつけたり、いろんなことするけど、まあ、セメントあるいは壁土みたいなね、そういうふうにいろんなものをくっつけていくもんだなあ。これが愛じゃないかねえ、僕はそう思うよ。もちろん釘であったりすることもあるだろうし、綱や縄であったりするようなこともあるだろうけども、こういうふうに結び付けていく力が、これが愛だね。 ユートピアっていうのは、ひとつの建造物ですよ。社会的な建造物だ。そうした大きな建造物だと思うんだな。あるいは知的生産物と言ってもいい。あるいは人間の行動による生産物といってもいい。それがユートピアであると思うんだね。ユートピアは結果だな、結果。そしてユートピアを生むための、人と人との力を結合させるためのもの、それが愛じゃないかと思うね。 結局ね、他の人を良きものと思い、もっと素晴らしくなってほしいと思う情熱、エネルギーがなければ、社会は良くなることはないんだ。そうした情熱がなければ、私たちが霊示集送ることもない。そんな意味もないし、それを読んで、熱意に燃えて人びとに伝道する意味もないことになる。ユートピアをつくるためには、やはり、多くの人たちのために尽くしたいという愛、これがあるし、こうした仕事に終わりというものは決してないと思う。神の心も、すべての人が幸せになってほしいという心だし、高級霊たちの心もまったく同じであり、できるだけ一人でも多くの人を、本当の意味で立ち直らしたい、素晴らしくしたい。こうした気持で生きています。これが神の心です。 したがってね、人間も小さな神、あるいは神のひとり子ではないけれども、神の分身として、あるいは神の子として生きているわけだから、ユートピアづくりのために、やはり愛というものを武器としてね、あるいは愛というものをかすがいとして、力強く立ち直っていく、立ち上がっていく必要があると思う。 どうだろうかねえ、愛と言ったら、結婚式のことばっかり考えている人がほとんどじゃないかね。僕はそれじゃいかんと思うよ。結婚式の時を離れた愛、新婚旅行の時期を離れた愛というのが、どうしても大事だ。そうした時に、醒(さ)めた時に、醒めた理性の目でもって、愛を実践できるようなみなさんであるかどうか。 愛というのはね、何かってわからなきゃ、それは優しい心だよ、一言(ひとこと)で言って。わかるかい、優しい心だよ。それが愛だよ。優しい心、ね。他人のことを深く思ってやる心。よくしてあげたいと思う心、ね。優しさですよ、愛っていうのはね、みなさん。一言で言ったら優しさだ。この優しさなくしては、ユートピアはないんだ。ユートピアっていうのはゴツゴツしたもんじゃないんだよ。優しいもんなんだよ。羊の皮のようなね、優しい手ざわり、これがユートピアなんだね。 だからいいかい、愛っていうのは優しい心だよ、真心だよ。これを愛というんだ、ね。その愛の心をもって、ユートピアづくりに励みたい。まあ私もそう思っているし、みんなもそう思っているだろう、ね。そうしたことを起点として、出発点として、さらにユートピアの思想について話をしていきたいと思います。
https://w.atwiki.jp/mboxlist/pages/233.html
【登録タグ BIG-AL IA KAITO MEIKO MIRIAM sachiko ルカ 唄音ウタ 後梨尾ユート 愛未 日暈セオ 曲 桃音モモ 椎音あま 氷山キヨテル 神威がくぽ 穂歌ソラ 蛍 重音テッド 鏡音リン 黒城レキ Tま】 魔女 P名:すずきP
https://w.atwiki.jp/regios/pages/73.html
ユートノール家の当主。本来は兄であるヘルダー・ユートノールが当主であったが、彼が一般人の女性と駆け落ちしたことから当主となった。武芸者ではあるが、その実力は一般的な武芸者とそう変わらない程度のものでしかない。
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/1117.html
【ゲーム】魔法陣グルグル(SFC) 【作者名】ユート 【完成度】更新中(08/07/18~) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7590822 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/437.html
目次 1.理想的ユートピア論とは何か 2.ユートピア世界におけるリーダー像 3.ユートピア世界におけるピラミッド型人的構造論 4.神理に奉仕するユートピアの生活 1.理想的ユートピア論とは何か さて、本書を締めくくるにあたり、理想的ユートピア論とは何であるのかを、もう一度まとめ直してみたいと思います。 ユートピアというものを、現在、私たちを縛っているもの、私たちを苦しめているものからの脱出というふうに考える向きが多いのは事実でしょう。しかしながら、私は、そういうふうにはかならずしも考えません。ある日、忽然と理想郷が誕生して、そこに住んでいる人がみな喜びに満ち溢れて、そして楽しくてしようがない、そういうユートピアができあがって、それで終わってしまうというふうには思わないのです。 私は、ユートピアとは一つのエートス、すなわち持続する精神状態のことをいうのではないかと思うのです。したがって、その精神的状態がユートピア状態にあるのであって、ユートピアといわれるものの客観的状況は時代とともに、年とともに、人びととともに変わってくる可能性がある、そういうふうに思えます。 すなわち、ユートピアというものは、その精神的なる部分は永遠不滅であっても、現実的な状態論、生活論においては時代とともに変遷することを認めざるをえないというふうに考えます。いやむしろ、私は変転する姿のなかにあって、変転しない精神を内包している姿こそユートピアではないかと思うのです。 ですから、今、私が説くところのユートピア論にしても、時代的制約があるのは、間違いないと思います。ただ、このなかに盛られた理想的精神は、死ぬことなく、絶えることなく、たしかに伝わり続けてゆくものであろう、そのように考えます。したがって、いつの時代にもユートピアを説く場合には、この理想的精神論と現実の実践論の両者を含むわけですが、現実の実践論は変化を常に内包するものでなければいけない、ということです。 元来、はるかなる天上界にあるところのユートピアは、少人数のきわめて優れた人びと、心を一つにした人びとの集まりでありました。それを、この地上に降ろしてくるというのですから、きわめて困難なことは事実です。それは私が、数多くの本で述べてきましたように、地上を去った世界においては次元別にいくつかの人びとの生活の場があり、そして、その次元が高度になればなるほど、理想的な人びとの生活の営みというものが展開してきます。それはそれはすばらしい人たちの集まりがあり、語らいがあります。 しかし、この地上世界というものは、地上を去った、そうした多次元世界の営みそのものを、そのまま反映するものではありません。そうではなくて、この地上世界においては、さまざまな人種、さまざまな魂の進化の度合、老若男女、こうした者たちが集まっています。したがって価値的に見れば混沌とした状況であります。価値ある者も、価値なき者も、玉石混交の姿でいっしょくたになっているのが、この三次元世界の真相であると思います。 それゆえユートピア創りにおいては、こうした混沌、カオスともいわれる混沌を何とか、一つの価値ある秩序において、整然とした世界を築いていくという努力が必要なのです。多次元世界にある価値秩序は、この三次元の世界においては必ずしもそのままは、妥当しないことでありましょう。しかしながら、私たちは今、私たちが現実に住んでいるところのこの三次元世界において、できるだけ高次元の神の理想に近い生活を展開するために努力すべきであろうと思うのです。そのためには、どうすればよいのか。 この私たちが生きている世界が、肉体と物質という桎梏(しっこく)に条件づけられているということは、止むを得ないことでありますが、この条件づけをある程度、不可避なものと考えても、それでもできるだけ実在界の価値秩序をこの世界に持ち来たらす、ということかだいじであると思います。 2.ユートピア世界におけるリーダー像 そうすると、理想的ユートピア世界には、それを構成する人の面での絞りというのが、どうしても必要となってまいります。この人の面とは何であるか。まず、神理を語る人、ユートピア建設のラッパを吹き鳴らす人が中心にならなければならないということです。あるいは、頂点に立たねばならないということだと思います。これを中心に置かないと、混沌は混沌のままに、無秩序は無秩序のままに、収まってゆくことになります。 地上的価値秩序でこれに近いものとして、たとえば頭の良し悪しという基準があります。勉強のよくできる人が、人の上に立つという制度です。これは、ある程度まで妥当する基準であります。ただ、この基準が妥当するのは、私は六次元神界と呼んでいるところの、この人を生かす世界のリーダーたちが、リーダーシップをとる世界にとどまるといえましょう。 これ以上の愛の世界、慈悲の世界、法の世界というものは、この頭の良し悪しだけでは計れるものではありませんし、この頭の良し悪しだけで計れるところのリーダーは自分を超えた、こうしたリーダーの存在を正当に評価できないという欠点があります。そういうきらいがあるのです。すなわち才能を超えた徳、徳業というものに対する評価が十分にできないということなのです。 したがって、私はこうした知的な能力を基準とした秩序階級ができている現代を必ずしも悪いとは言いませんが、それは七十パーセントぐらい妥当する世界である、と言っておきたいと思います。こうした才能を中心とした人の上に、徳のある人が指導者として立たなければならないと思います。そして、徳のある人は才能を愛するという、そういう傾向を持っていただきたいものだと思います。徳のある人よりも、才に秀でた方は数多くいるわけで、この徳と才とが相争っては、世の中の秩序はできあがらない。そのように私は思います。徳ある人は、その徳をもって人びとを照らし、そしてそのまわりに才能のある人、才ある人を集めて、そして実際の実践の面において、世の中をよくしてゆくという工夫が必要です。そして、徳は才を愛し、才は徳を尊敬するという関係をつくってゆかねばならない、そう思うのです。 ですから、この徳と才、このバランスと秩序を形成することかだいじなことではないでしょうか。もちろん、才と徳とを兼ね備えたリーダーが出現することは、限りなく大切なことであると思いますが、あえてその両者を兼ね備える人がいない場合には、徳を上とし、才を下とすることです。徳の人を上におき、才の人をその次におき、そして次なる段階にさまざまな善良なる人びとを集め、そして善良なる人びとの下に、次の発展途上の人びと、まだ人格形成中の人びと、未熟なる人びとを置くべきです。こうした社会階層ができなければなりません。 3.ユートピア世界におけるピラミッド型人的構造論 したがって、私が考えるこのユートピア世界における社会階層は次のようなピラミッドで形成されることになりましょう。 第一に、ピラミッドの頂点には徳ある人のピラミッドがあります。その下には、才能のある人がつきます。これが第二階層です。第三階層には善良なる人びとです、これがつきます。そして第四階層として、精神的にまだまだ修行の余地の多い人びとの階層がこれに続きます。こういう四段階の社会階層にしてゆきたいと思います。 したがって、教育的観点からこれをみつめてみると、まず第一には人間の性格のなかの悪しきものを取り去るという努力が必要です。精神的に未熟な部分に対する反省というものを、まず教育の第一段階に打ち出してゆく必要があります。すなわち、悪しき心の傾向性、また行動の傾向性というものに対する警告を教育の中心に据え、人の性質を善良なるものに変えてゆく必要があります。これが教育の第一段階です。 すなわち、現在学校教育においては、さまざまな知識教育をしておりますが、これは第一段階であってはいいわけではなくて、まず人間に善き精神状態とは何か、悪しき精神状態とは何かということを教えなければなりません。昔の道徳教育に代わるものを、何らかやらなければなりません。そして、人間性のベースを善にもってくる必要があります。まず、教育を施して、こういうことはしてはいけないこと、こういうことはしてよいこと、あるいはこういうことをした場合には反省をしなければならないということ、そういうことを教えるべきです。 具体的には、他人をいじめる思い、嫉妬する思い、非難する思い、苦しめる思い、やっかみ、そしり、いかり、愚痴、こういうものはよくないものだということを教え、この代わりに人に対するやさしさ、愛、慈(いつく)しみ、また、勇気、希望、こういうすばらしい徳目を教えて、そして人間の性質を善に戻す教育を第一段階に置くべきだと思います。 そして第二段階の教育においては、才能を伸ばすということに力を入れるべきです。すなわち、人間性のベースをまず善において、善なるものとして性格の形成をした上で、これに才能の接ぎ木をしていくわけです。才能の接ぎ木には、いろいろな学問の補強があります。現在、構築されているところの学問・研究があるでしょうし、それ以外にも、実社会における経済的な、あるいは経営的な手腕を発揮するという方向もあるでしょう。また、それぞれの専門家として、力を伸ばしてゆくという方向があるでしょう。これを次なる段階といたします。 そして、第三段階としては、この才能ある人のなかから、徳ある人をつくり出していく訓練が必要となってきましょう。すなわち、一般の人よりも才能的に優れている人を集めて、こうした人たちがどうすれば世の人びとをよくし、世の人びとを幸せにしていけるかという方向に教育をしていく必要があります。すなわち、個人の見地を離れて、社会全体をよくしてゆくために働こう、あるいは尽くそうという気持ちを植え付けてゆく必要があります。すなわち、才能ある人を集めて、そのなかから徳ある人をつくり出してゆく訓練が必要となります。 それは、まず第一には、発想の訓練が必要でしょう。発想の訓練として、愛を与え続けるという気持ちを持つということ。世の中に光を与え続けるという気持ちを持つこと。そしてすばらしい世界を創っていくんだということを、リーダーの使命として自覚させること。これらは単に個人の領域や、小さな自分の会社の発展だけを追いかけるのではなくて、社会全体への大いなる情熱として、これを強めていくことです。 そして最後には、こうした徳を宗数的見地にまで高めることがだいじである。そのように思います。宗数的見地という言葉は、ひと言で説明するのは難しいと思いますが、あえてそれをひと言で話すとするならば、自分の上に神がいるということを認める境地だと思います。常に神がおられて、自分を見ていてくださる、ということを信じている指導者の境地を宗数的見地といってよいだろうと思います。 人間のリーダーシップには限界があります。人間の力には限界があります。その奥にある力を信じない限り、この世的には、人間はどうしても自己顕示欲の固まりとなり、そうして小さな成功者になっていき、暴政をしいたり、また自分の権力のままにいろいろなことをしたくなっていきます。そんなことであってはいけないのです。やはり、自分の上に絶対者がいるという気持ち、超越存在がいるという気持ち、この気持ちを持つということが、人間を傲慢から防ぎ、そしてすばらしいものへと常に導いてゆくための鍵となると思うのです。 以上で、人間によってつくられる社会のピラミッドモデルをつくりました。この考えからいくと、たとえば大学教育など高等教育を受ける前提としては、まず情操教育が必要だと思います。善なるものを、その魂の基礎に持てるように、まず教育をし、そうした人の才能をさらに伸ばし、才能が伸びた上に、より多くの人びとの幸福を考える、そうした徳育を施していく。そして、最上のリーダーをつくっていく、そういう社会システムが必要だということだと思います。 これが人的構造論です。 4.神理に奉仕するユートピアの生活 第二に、理想的ユートピア論としてぜひとも言っておかねばならないこと、それは、神理の価値、神理を学ぶという価値をどうしても中心に置いておく必要があるということです。この世的に値打ちのあるものというものは、いろいろと規定されていると思いますが、最高に値打ちがあるものは神理であり、神理に奉仕する生活こそがユートピアの生活なのだという自覚を持つことだと思います。 神理を中心に生活がまわっているということがだいじです。その神理とはもちろん神から流れ出たものであり、そうした神から流れ出た教えが、法としてまとまったものです。この法というものを常に学びの中心に置いて、その上にさまざまな実用的な知識を伸ばしていけばよいと思います。人間性には、どうしても基盤が必要です。この基盤づくりを忘れたときに、人の心は唯物論に流され、そして欲望のままに生きてゆくことになっていきます。 組織論としては、先ほど述べましたように、より魂的に進化した人が中心になるような組織を展開すべきでありますが、日々の生活論・実践論としては、常に神理を片時も忘れてはならない。神理とともに日々生きる、そういう気持ちが大事です。それは人間の魂というものは、永遠に学び続ける、そういう必要があるのだということが、その根本になっています。永遠に学ぶことを忘れたときに、魂はすぐに転落を始めます。また魂はその値打ちを低下し、その能力を低下し、その素質を後退させていきます。ですから、永遠に進化していくためには、どうしても神理中心の生活ということが必要になります。 以上でユートピアのための二つの方法論を述べました。 最後に述べておきたいこと、それは、どうしてもどうしても言っておかねばならないことです。それが、何であるかというならば、とにかくユートピアというのは、結論において「私は幸福です。」と言い切れる人を数多くつくっていくことです。日本において、世界において、「私は幸福に生きています。」と言い切れる人を数多くつくることなのです。この努力に限界はありませんが、しかし目標においては可能な目標であります。その目標をめざし、その目標の達成に向けて、私も日々努力してまいりたいと考えます。
https://w.atwiki.jp/regios/pages/183.html
三王家の一つ、ユートノール家の長男でミンス・ユートノールの兄。アルシェイラ・アルモニスの婚約者であったが、一般人の女と駆け落ちした。リーリン・マーフェスの遺伝子を鑑定した結果、彼女の父親がヘルダー・ユートノールであることが判明した。
https://w.atwiki.jp/maskedhunters/pages/90.html
「お姉さんビール御代り!」「カンパーイ!」「カンパーイ!」「ビールが旨い!」「今日の狩りは上手くいったな」「この宝玉売って大金持ちだぜ!」 遠くから喧騒が聞こえる。活気に満ちた賑やかな声と、酒盃を交わす音や食器の音がぼやけて響く。気が付けばブレイヴは、酒場に居る己を認識した。 「ここは…」 音も景色も、霞掛かったかのように鮮明ではない。だが、ブレイヴはこの場所を知っていた。 懐かしき故郷、ポッケ村の集会場酒場。ブレイヴはすぐに悟った。これは夢であると。 「懐かしい…あれから何年経っただろう」 ブレイヴは幽鬼めいて酒場を歩く。そんな彼を咎める者はいない。 ブレイヴが誰かに声を掛けることも無ければ、誰かがブレイヴに呼びかけることもない。 「まるでユーレイだな」 ブレイヴは自嘲し、微かに口角を上げる。ポッケ村を離れ、何年も宛ても無く旅を続けた。 その途上で幾つ困難があっただろう。幾つ命を奪っただろう。 最早、安寧に生きる道すら自ら捨てていった。全ては、探し出すために。たった一人の弟を。 「カンパーイ!」 「いやぁ、今日も成功してよかったよ。ブレイヴ=サン」 不意に、自分を呼ぶ声が聞こえた。ブレイヴはハッとし、声のする方へ歩く。やがて、ブレイヴは足を止め、目を見開く。 「いや、まだまだ未熟。もっと精進しないと」 「兄さんは直ぐにそれだ。もう十分強いじゃん」 「アンタよりは出鱈目じゃないでしょ」 「ああ、違いない」 「・・・何か傷付く」 そこに居たのは、3人の男女ハンターであった。 まだ若い自分。駆け出し時代からの知り合いであるアビー。そして、弟・キール。懐かしき、嘗ての輝かしき日々が、そこにあった。 ブレイヴはただ立ち尽くしてそれも見つめた。思い出した。これは過去の記憶。最後に弟に会った日の記憶。 「そういや兄さん」 「どうした?」 キールが、若いブレイヴに切り出す。 「明日、ちょっと別枠で狩りに行くわ」 「何を狩りに行くんだ?」 「・・・ゴメン。ちょっと言えないわ」 ヤメロ。そのクエストに行くんじゃない。ブレイヴは、手を伸ばそうとした。 そして気が付いた。己の腕が、禍々しい骨の装甲に包まれた赤褐色のブレーサーに覆われていることに。 「極秘…な…か…」 「そう…う…こ……と」 声が、景色が遠ざかる。ブレイヴはなお手を伸ばした。伸ばそうとした。だが、己の体は岩めいて動かない。 やがて、総ての音と景色が掻き消え、ブレイヴの周囲はただ黒一色となった。やがて、そう間を置かずに、ブレイヴの意識もまた、闇に溶けた。 ―――― 「ここは…」 ブレイヴは呻いた。目を覚ませば、何処とも知れぬ寝台の上で、寝かされていた。 「グワッ…」 起き上がろうとすると、痛みが全身に走った。よくよく体を観察すれば、全身に包帯が巻かれている。 「御目覚めですか」 声が掛かる。良く知る声だ。見れば、寝台近くの小さなテーブル上で濡れたタオルを絞っている一匹のアイルーの姿があった。 雷を思わせる鮮烈な黄色の毛。歴戦の勇士を思わせる潰れた左目。ヨシツネ。それが、このアイルーの名であった。 「俺は…」 「此処に運び込まれて、2日程眠り続けておりました」 ブレイヴの疑問に、ヨシツネはタオルを絞りながら淡々と答える。 「酷い大怪我でございました。何があったのかは存じ上げませんが、かの仮面の狩人達が貴方様を連れ帰ったとだけ、お聞きしております」 「仮面…」 ブレイヴは顔を顰め、思い出した。古代文明の遺跡での死闘、不可思議な黒い幻影、邪悪存在としての復活、虐殺、そして仮面の戦士たちとの戦いを。 そこまで思い出し、ブレイヴは室内の隅にあの赤褐色の鎧が鎮座していることに気が付いた。随分とボロボロであった。 無理もない。あれ程の死闘の後なれば。 「御目覚めとなれば、面会を望む者もありましょう」 ヨシツネは絞り切ったタオルを持って、ブレイヴに歩み寄った。 「ともなれば、御体を清潔にせねば」 「…世話を掛けるな」 ブレイヴは、詫びるように言った。一瞬ヨシツネの動きが止まった。だが、暫くし、努めて冷静に言った。 「拙は、主様が無事ならば、それで満足です」 「そうか」 「…そうです」 「…そうか」 やがて、ヨシツネはブレイヴの体を丁寧に拭きだした。ブレイヴはただ、されるがままであった。 ――― 「アイエッ」 ハンター・ユートは暗闇の中に立ち竦む己を見出した。 只の暗闇ではない。己の足場がタタミ5枚ほどの直径の白い円となっており、その縁を囲むかのように、より大きな白い輪が展開していた。 とてもこの世の光景とは思えない。異様なアトモスフィアに気圧され、ユートは背負った赤い輝剣を抜き放ち、周囲を忙しなく見渡した。 「何だ此処は…俺はテオを狩りに着た筈…」 「これが今宵の生贄か……」 「アイエッ!?」 虚空から超自然的エコーのかかった声が響く。気が付けば、外周の白き輪の上に赤い陽炎が6つ揺らめいていた。 陽炎は次第に実体を帯び、6人の赤衣の人間へと姿を変えた。何たる超自然的光景か! 「アイエエエ…何だお前ら」 「今回は誰の番であったか……」 超自然の光景に圧倒され、怯えるユートの言葉に答えず、白髭を蓄えた赤衣の老人が他の赤衣に問いかける。 「確かクリムゾンモンク=サンの番であったか」 「然り。先日は私でありました故」 「おぉ、そうか?」 ユートには理解できぬ不気味極まりない会話が頭上で飛び交う。やがて、輪上より一人が立ち上がり、跳躍した。 「イヤーッ!」 「アイエエエエエエエエ!?」 輪上より降ってきた赤衣の巨躯は、ユートの眼前へと着地した。 修行僧めいた赤衣を纏ったそのスキンヘッドの大男は、ユートを一睨みするとニヤつきながらアイサツを繰り出した。 「ドーモ、初めまして。クリムゾンモンクです」 「ア…ア…?」 「ビビるな生贄畜生」 クリムゾンモンクは凄んだ。 「アイサツせんかい」 「アイサツ?アイサツナンデ?」 「これから殺すからよ!」 「ナンデ!?」 ユートはクリムゾンモンクの言葉に理解が追いつかず、しかして言葉が示す己の未来を察し、失禁した。 「ナンデ?とは下らん質問だ」 クリムゾンモンクはカラテを構えた。超自然の光を帯びた赤い瞳が、ユートの魂を恐怖で鷲掴む。 「テメェは生贄だ。俺達“赤衣の民”の栄えあるメシだ」 「生…贄?」 「そうだ!弱肉強食!テメェらハンターは俺達の血肉になる弱者!それが真理!」 「ふ、ふざけるな!」 ユートは咄嗟に赤い輝剣を振りかぶった! 「何だか分からんが、死ね!」 赤い輝剣がクリムゾンモンクへと振り下ろされる! 本来人へ向けることが不文律の禁忌とされる対モンスター用の武器を人が喰らえば、一たまりもなくネギトロとなるだろう! 訪れるであろう未来の光景に対して、ユートの胸中に罪悪感は無い!輝剣がクリムゾンモンクの左肩へ食い込まんとする!だが、その時! 「イヤーッ!」 CRAAAASH! カラテシャウトと共に、クリムゾンモンクの全身は雷光に包まれ、その肌を鋼めいた質感を持つ赤色へと変色させる! 左肩からクリムゾンモンクを両断するはずであった輝剣は、逆に中腹から真っ二つに圧し折れた!ナムサン!何たる悪夢的硬さか! 「アイエエエ!?お、俺の剣が!発掘武器が!」 「下らん」 クリムゾンモンクが嘲笑った。そして拳を引き、ワン・インチ距離へと踏み込む! 「得物が良くとも、カラテが籠っとらんわ!イヤーッ!」 「アバーッ!」 ワン・インチ距離で繰り出されたクリムゾンモンクのポン・パンチは、容赦無くユートの紅い鎧を砕き、肉を抉り、背中から飛び出した! 「アバ…アバ…」 吊り上げられたハリマグロめいて、ユートはビクビクと痙攣する。その光景を見て、クリムゾンモンクは顔を顰め、舌打ちした。 「得物が良いだけのサンシタじゃねぇか…つまらん…イヤーッ!」 「グワーッ!」 腹部を貫通した腕を振るい、クリムゾンモンクはユートを地面たる白円に叩き付けた。襤褸屑めいたユートヘ向け、クリムゾンモンクは右腕を向けた! 「早々に済ませるか。イヤーッ!」 「アバーッ!」 カラテシャウトと共に、白い光がユートの体からクリムゾンモンクへと吸い込まれる! ユートは急速に自分の命が吸われる感触を味わった。ユートの口から、命乞いの絶叫が溢れる。 「ヤメロー!死にたくない!ヤメロー!」 しかしクリムゾンモンクは嘲笑し、更に光の吸収速度を速める! 「ハハハハ!テメェもハンターなら死ぬのは当然だろう! それとも何か?殺される覚悟も無しにハンターやってるのか?何たる軟弱!脆弱!貧弱!ハハハハ!」 「アバーッ!アババババーッ!?」 やがて、ユートの脳裏に過去の記憶が急速に流れだし、ソーマト・リコール現象が起こる。 取るに足らぬ二流のハンター生活。偶然掘り当てた最高精度の発掘武器。ギルドクエスト管理局から与えられた薔薇色の生活。ひれ伏すモンスター。 圧倒的強者として君臨する快感。金。飽食。女。そんな過去の記憶は、ユートをさらに絶望に追い込む。 こんな理不尽で虫の様に死んでいく事実!屈辱!一瞬、ユートの中で憎悪が揺らめいた。 だが、揺らめいたことすら自覚できず、ユートの意識は闇に落ち、死んだ。 「ふぅ…」 白い光を、生命を貪り食ったクリムゾンモンクは、しかして不満げな表情を浮かべていた。 「なぁ、ルビーアイ=サンよぉ」 「何か……?」 白髭の老人、ルビーアイがクリムゾンモンクを見やる。その目は虹彩から白目に至るまで赤一色であり、宝石を思わす美しくも威圧的な光を宿していた。 「最近の生贄畜生、強さの質が低すぎねぇか?」 クリムゾンモンクはユートの死体へと唾を吐きかけ、ぼやいた。 「食事が楽になったのはありがたいがよ、強者と戦えないとなると、フラストレーションが溜まっちまう」 「仕方あるまい」 クリムゾンモンクの不満に司祭めいた赤衣を纏った男が答える。 「世界の融合により、強者の基準も曖昧になった。 ギルドクエスト管理局の設立により少しは選別できるようになったが、未だ“質の悪い”強者を弾くには時間がかかる」 「なら、とっととハードルを上げて選別してくれよ。副局長様、いや、シナバーゲート=サンよぉ」 「善処しよう」 司祭めいた男、シナバーゲートは表情を変えずに言う。一瞬、クリムゾンモンクは気に入らなさそうな表情を作り、跳躍して己の席に戻った。 「イヤーッ!」 ……彼らは“赤衣の民”。嘗て“赤衣の男”と呼ばれた者達。 「極めて強大なハンターの前に現れ、そのハンターを神隠しに遭わせる」と実しやかに囁かれる御伽噺めいた怪人物。 しかしてその実態は、古の時代、科学と錬金術と共に発展し、 そして歴史から葬り去られた技術・魔術により永劫の時を生き長らえ、他者の生命を喰らい続ける外法存在。 世界が融合し、“繋がりし世界”となった際、“赤衣の男”もまた、複数存在することになった。 彼らは何時しか老獪なルビーアイの元統括され、何時しか組織だった行動をとるようになった。 増えたハンターの中から、より効率よく強者を選別するために。ギルドクエスト管理局が良質な発掘武器を持つハンターに高い社会的地位を与え、 ギルドクエストに積極的に赴く様に扇動するのも、強い生命力を持った強者を求める彼らの思惑故である。 彼らの見えぬ手は、有象無象の形で、優秀なハンターたちを探り続けているのだ! ナムアミダブツ!おお、ナムアミダブツ!そして、今この場に居る彼らは“赤衣の民”の中枢組織・赤い円卓!その構成人数は6人、否、7人であった。 「おや、賑やかですね」 クリムゾンモンクが着席したと同時に、白輪の円卓上に新たな赤い陽炎が出現した。 陽炎は実体を形作り、赤い騎士装束を纏った青年を出現させた。青年は恭しくアイサツをする。 「ドーモ、皆様ご機嫌麗しゅう。レッドバロンです」 「ドーモ」「ドーモ」「ドーモ」「ドーモ」「ドーモ」「ドーモ」 先に居た6人もアイサツを返した。ルビーアイがレッドバロンに視線を向ける。 ただ見るだけで超自然の威圧感を齎す宝石めいた目を向けられて尚、レッドバロンは平然としていた。 「貴殿が遅れるとは珍しい……」 「ええ、少し。気になることが起こりまして」 「気になることだぁ?」 クリムゾンモンクは嬉々とした視線をレッドバロンに向ける。 「何だ?イレギュラーか?」 「恐らくは」 「勿体ぶんなよ若造」 「まぁ、そう焦らずとも」 レッドバロンは優雅な動作で右腕を振るう。すると白輪の中心点に、蜃気楼めいて像が映し出された。 「先日のことです。私はあの忌々しい仮面の戦士達の動向を監視していまいした」 「仮面の戦士……」 ルビーアイは眉を顰めた。 「あの世界修復を目論む邪魔者か……」 「アイツら、遂にやらかしやがったか?」 クリムゾンモンクは獰猛な笑みを浮かべる。 「強いのか弱いのかよく分からん奴らだが、ようやく殺して食えるのか?」 「いえ、残念ながら。今回報告したいのは彼らではありません」 レッドバロンは更に右手を振るい、像を鮮明にする。 「彼らの持つマスクドエナジー。欲望の光は確かにイレギュラー要素ではありますが、現状では大した脅威ではありません」 「そうだな」 赤いコートに身を包んだ女・フレイムダンサーが同意するように言った。 「奴等は力を弄ぶ童。如何に強大な力とて、理を知らねば稚技」 「フォホホ…そうですのぉ」 フレイムダンサーの言葉に、赤いベールで顔を隠した細身の男・ブラッドパペティアーが反応を返す。 「所詮、体系化されぬ脆弱な力。取るに足らず」「その通りです。フレイムダンサー=サン。そして我が師よ」 レッドバロンは二人の言葉に同意するかのようにゆっくりと頷いた。そして、深刻そうな顔を作り、言葉を続けた。 「しかし、奴等が脅威であることも確か…そして…」 レッドバロンは3度、右手を振るった。像は確かな鮮明さを持ち、円卓の7人にその姿を見せた。 それは、赤褐色の襤褸衣を纏った死神めいた男に苦戦する、4人の仮面の戦士達の姿であった。 「これは・・・」 シナバーゲートが、眉を顰めた。彼が表情を変えるのは稀である。 「死神…?」 「いや、これはデスギアとか言う…」 「4対1で圧倒している…?」 円卓内から、口々に声が漏れる。クリムゾンモンクは爛々とした目でその光景を眺めた。そして立ち上がり、吼える様にレッドバロンに問い詰めた。 「レッドバロン=サン!コイツぁ一体!かなりのカラテ強者と見受けたぜ!」 「分かりません。突如として出現し、仮面の戦士達を圧倒した後、マスクドエナジーの光を受けて沈黙しました」 「何だ、つまらんな」 クリムゾンモンクは興味を無くしたかのように座り直した。 「で、この者は何処から現れた……?」 像をじっと見つめた後、ルビーアイが問う。レッドバロンはその問いを待ち望んでいたかのように、仰々しく答えた。 「そこです、今回問題としたいのは!私はこ奴がいつ出現したのか調べましたが、杳として知れませんでした!」 円卓にざわめきが広がる。レッドバロンは更に芝居がかって言った。 「即ち、我ら赤衣の民の与り知らぬ超常存在が、何時現れたのかもわからずに跋扈しているという事! ただでさえ、煩わしい“結社”共がいるというのに、新たな火種が降って湧いたということです!」 「もしそれが正しいとするなら、それは由々しき事態」 シナバーゲートがルビーアイを見た。ルビーアイは頷き、節くれ立った指でレッドバロンを指差す。 「レッドバロン=サン」 「はっ」 「禍根残すべからず。全てを調べ上げ、その者が我らの脅威となるならば…始末せよ」 「ヨロコンデー!」 レッドバロンは笑い、現れた時と同じように、赤い陽炎となって消えていった。同時に、ユートの死体も赤い陽炎となって消えた。 「宜しかったので…?」 レッドバロンが消えたのを確認し、ブラッドパペティアーがルビーアイに問うた。 「アレは未だ若輩者ですが」 「だからこそ、だ……」 ルビーアイは厳かに言った。 「ここで躓くならそれまでの者だったという事。逆に成し遂げれば、箔が付こう……」 「……ご配慮、痛み入ります」 ブラッドパペティアーは一礼し、紅い陽炎となって消えた。他の円卓構成者達もだ。 ルビーアイは虚空を見て、呟く。 「誰にも邪魔はさせん…私の、我々の永劫は」 そしてルビーアイも、円卓から姿を消した。 ―――― 「……」 夜、ブレイヴは寝台から起き上がり、寝静まったキャラバンを見つめていた。既に宴で盛り上がる時間も過ぎ、帳の下りた静寂がキャラバンを包み込む。 感傷的な感慨がブレイヴの胸中に襲い掛かる。今朝見た夢のせいか。ブレイヴは過去を想起する。 ブレイヴは極寒のフラヒヤ山脈の麓にあるポッケ村の出身であった。家族は弟が一人。両親は己が成人した直後に雪崩に巻き込まれ死んだ。 生活の糧を得る為、二人はハンターとなった。 やがて弟はフラヒヤ一のハンターとして名を馳せるポッケ村のハンターに弟子入りし、ポッケ村の英雄として大成する。 ブレイヴにとって、そんな弟が誇りであった。 だが、弟はある日、忽然と姿を消した。ギルドからの説明では、極秘依頼を受け成功させた後に忽然と姿を消したという。唯一残った手掛かりは依頼人。 「赤衣の男」ハンター界では都市伝説と化した人物だ。 ブレイヴは直ぐにポッケ村を飛び出し、「赤衣の男」の手がかりを探し求めた。ギルド。マフィア。その他非合法な者達。 幾つもの血を流した。だが結局は何も見つからなかった。まるで霞を掴むかのように。 己の行動は無駄なのだろうか。ブレイヴは自問自答した。部屋の隅に置かれた傷だらけの鎧を見やる。 嘗て己が愛用した甲冑・デスギアに似るが、纏うアトモスフィアは段違いに禍々しい。 ブレイヴはふと、鎧を身に纏った。寒気を覚えるほど軽く、そして冷たい。超常的な現象により生み出された非現実的な鎧。 胴当て。レガース。腰布。ブレーサー。そして、砕けた掛けたメンポと襤褸布めいた眼帯。 ブレイヴは鏡で左目を見た。白目が黒く、虹彩が紅く染まった目を。 外見以外の何らかの変化を朧げに感じるが、ブレイヴはそれを実感できない。この力と鎧は、果たして何らかの天啓となり得るのだろうか。 「何を無意味なことをしているんだか…」 鎧を着込んだ己を見、ブレイヴは無常観を噛み締める。 コンコン… その時、唐突に宿泊キャラバンの戸がノックされた。 「誰だ」 ブレイヴが警戒しながら戸を開ける。彼は弟を探す過程で手段を択ばず、多くの者から恨みを買っているのだ。開けた先には、ギルドナイトがいた。 「ギルドナイト?」 ブレイヴは訝しんだ。ハンターとして仕事をする以上、ギルドの恨みを買う行為はそれなりに慎んでいるはずだ。 「何用ですか」 「……アバ―」 ブレイヴはギルドナイトに問うた。ギルドナイトはブレイヴを見た。生気の無い朧げな瞳であった。何かがおかしい。そう思うと同時に、ギルドナイトが何かを部屋に投げ込んだ。 火薬量を増量させた小タル爆弾。既に点火している!ブレイヴは咄嗟に窓から身を投げ出した! 「イヤーッ!」 KABOOOM! 窓から飛び出した1秒後、宿泊キャラバンが爆発!ブレイヴは咄嗟に体勢を立て直した。 「イヤーッ!」 ブレイヴ目掛け先程のギルドナイトが抜刀し斬りかかる! 「イヤーッ!」 ブレイヴは回避!しかし回避した先から、7つの刃が迫る! 「「「「「「「イヤーッ!」」」」」」」 「イヤーッ!」 ブレイヴは跳躍回避!近くのキャラバン上に着地! 見上げる16の瞳!ギルドナイト達は対人兵器ピストルを構える!ブレイヴは隣接するキャラバンの屋根伝いに逃走開始! 「「「「「「「「イヤーッ!」」」」」」」」 BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!BLAM!BLAM! (何故だ。何故ギルドナイトが俺を襲う!) 下から襲い掛かる銃弾の雨を避け、ブレイヴは己自身に問うた。無論、答えは出ない。 「アバー」「アバー」「アバー」「アバー」「アバー」 ギルドナイト達は幽鬼めいてブレイヴを追いかける。明らかに異常! 「クソッ」 ブレイヴは吐き捨て、屋根を飛び跳ね逃げる!その様をバルバレギルドの屋根の上から伏せ見る者がいた。レッドバロンである。 「フフフ…精々逃げ回るがいい」 レッドバロンは指先から伸びる透明な糸を手繰りながら嗤った。 「貴様が力を失っているのは既に確認済み…銃を持っただけの兵士を殺せぬのが決定的証左…このまま嬲り殺し、 円卓での地位を盤石にする糧にしてやろう!」 ―――― 「ご配慮、痛み入りました」 「ほっほほ。まぁ当然のことをしたまでだよ」 業務が終わり、人がほとんどいなくなったバルバレハンターズギルド集会所にて、ヨシツネはギルドマスターが会話を交わす。 ブレイヴの治療のための貸し宿泊キャラバンを用立てたギルドマスターに対し礼を言う為だ。 「優秀なハンターには手助けを惜しまないようにしているからね」 ギルドマスターは手持ちのパイプを吹かす。彼もギルドという組織の運営者の一人だ。何かしらの思惑が無いわけではない。 だが、それ以前にこのギルドマスターは義心溢れる男でもあった。 「困っている人を助けないのは腰抜け」古文書にもそう書かれている。 「明日にはまた復帰もできるでしょう」 「無理をしちゃあいけないよ。彼も、君もね」 「……」 ギルドマスターの言葉を受け、沈黙するヨシツネ。その時。 ターン! 集会所の門が勢いよく開け放たれる!まろび出てきたのはブレイヴだ! 「ハァーッ!ハァーッ!」 「あ、主様!?」 「一体何があったのかね!」 ヨシツネとギルドマスターがブレイヴに駆け寄る。 ターン! 間を置かず、8人のギルドナイトがぞろぞろと侵入してくる!その目は虚ろであり、口からは涎がだらしなく垂れている。異様! 「どうしたんだね君達!君たちに出撃命令は」 「アブナイ!」 ブレイヴは咄嗟にギルドマスターを引き倒した。 「アイエッ!?」 「イヤーッ!」 一瞬後、ギルドマスターの頭があった場所を刃が通過していく。それを見、ギルドマスターは困惑し、恐慌する。 「き、君達!?何故ギルドマスターたる儂に斬りかかる!?」 「一体何が」 「アブナイ!」 ブレイブが咄嗟にギルドマスターとヨシツネの襟元を掴み、入口へと投げ飛ばした。 「主様!」 「「「「「「「「イヤーッ!」」」」」」」」 ギルドナイト達の刃か一斉に突き立てられる!ブレイヴは…ナムサン。回避が間に合わない!全てが胴体に突き刺さる! 「グワーッ!」 「主様ーッ!」 ヨシツネの叫びが遠くに聞こえる。ブレイヴはメンポの中で血を吐いた。音が、景色遠ざかる。 ニューロンが記憶を再生しだす。ソーマト・リコール。生き残る術を探すために。 (憶えておくのだ!ハンターである以上死は必定…) (弟さんは行方不明に…) (イアイドーには三つのインストラクションが…) (た、頼む…何でも話す。だから命ばかりは…) (ゴメン、言えないんだ…) 気付けば、ブレイヴは今朝夢見た酒場に再び立っていた。キールと若き日の己の背を、ブレイヴは見た。 「言えぬとは…極秘なのか?」 「まぁ、そんなところ」 「…大丈夫なのか」 若き日の己が、気遣う様に弟を見た。弟は苦笑し、おどけるように言った。 「大丈夫だって!俺は無敵のポッケの英雄だぜ?それに」 弟は熱っぽい視線を向かいに座るアビーに向けた。 「結婚する前に嫁さんを未亡人にするつもりはないさ」 「……何?」 若き日の己は目を見開いた。 「お前、遂にか!」 「まぁ、ねぇ?」 そうだった。ブレイヴは懐かしむようにその光景を見た。キールとアビーは交際していたのだ。 高飛車なところのあるアビーと交際すると聞き、最初は狼狽えたが、 互いを支え合う良きパートナーとなった二人を見、何時身を固めるのかとせっついたものだ。 「だからさ」 キールは笑った。何でもないように。飾らずに。 「絶対に帰ってくるさ。無事にさ」 その言葉を最後に、酒場の景色も溶けて消える。闇が訪れる。死が間近か。だが、ブレイヴは慌てなかった。 「そうだったな…」 決然とした目で、闇を睨む。闇は身動ぎ、人の型を成した。それは、死神めいた形であった。デスギア。嘗ての鎧。そして… 「デスチェイサーか」 ブレイヴは死神に近づく。死神は動かず、洞めいた目で見返すのみ。 「俺は死ねん。俺は、俺自身が取り戻したいものを取り戻す。弟を奪った赤衣の男を、決して許さん」 ブレイヴは手を伸ばす。手が届く。死神は消え、一握の闇がブレイヴの手に収まった。状況としては、地底遺跡の出来事の再現だ。 決定的に違うのは、ブレイヴ自身が、この力を飲み干さんとしている点だ。 「俺は死なん…必ず、必ず追いかける。追い付く…否」 ブレイヴは闇を掲げた。闇がブレイヴに纏わりつく。ブレイヴは叫んだ。 「死して尚追いかけよう!インガオホーの果てまでも!だから死よ!力を寄越せ!無慈悲でブルタルな力を!」 闇が弾ける。景色が、集会所に戻る! 「イヤーッ!」 ブレイヴのチョップが8本の剣を砕く! 「アバー」「アバー」「アバー」「アバー」「アバー」 ギルドナイト達が蹌踉めいた。ブレイヴの傷口から黒い超自然の風が吹き荒れる。風はブレイヴの全身を覆った。風は壊れた鎧を修復する。 失われた腕甲がメキメキと音を立てて再生する。そして、髑髏めいたフルフェイスメンポが、顔を覆った。 「イヤーッ!」 ブレイヴは駆けた。少なくともヨシツネの目には一瞬そう見えた。ブレイヴは一瞬で色付きの風となった。風がろうそくの火をかき消す。 「「「「「「「「グワ―ッ!」」」」」」」」 ギルドナイト達の苦悶の声と、倒れ伏す音が闇から聞こえる。 「アイエエ…一体何が」 ギルドマスターは怯えながら何も見えぬ闇を見る。ヨシツネの目には見えていた。闇の中、死神めいて立つ己の主が。 ブレイヴは天井を見据える。その先の闇を。邪悪な気配を! ―――― 「馬鹿な」 レッドバロンは狼狽え、切断された8本の透明な糸を見た。 彼は自身の魔術「クグツ・ジツ」によりギルドナイト達を制御下に置いていた。制御の要は透明な魔術の糸だ。 これを脳に差し込むことにより、思考力を効率よく奪えるのだ。だが、一瞬にしてそ糸は両断された。死にかけているはずの標的によって! 「何だ…奴の力は消えたのではないのか!?」 レッドバロンは狼狽えた。そして気付く。強烈な殺意が、真っ直ぐ屋根の壁越しに己へ注がれていることに! 「拙い!イヤーッ!」 レッドバロンは咄嗟に後方へ飛び離れた! 「Wasshoi!」 一瞬後、レッドバロンが立っていた場所の下から何かが飛び出した。 それは赤褐色の襤褸布に身を包んだ死神であった。死神はレッドバロンとは反対の屋根の縁へと着地する。 「貴様」 レッドバロンは一筋汗をかいた。彼は悟る。目の前に居るのは、前に目撃した力をコントロールできぬサンシタではない。力を己が物にした戦士だ。 「ドーモ」 死神は月を背に、両手を合わせ、オジギをした。 それは東方に伝わるイクサの作法にして、魔術師における決闘の作法。アイサツである!死神はアイサツした。 己が名を世界に、目の前の敵に誇示するかのように! 「デスチェイサーです」 「ドーモ、デスチェイサー=サン。レッドバロンです」 レッドバロンはアイサツを返す。魔術師にとってアイサツは重要だ。 彼らは生まれついての名を名乗れぬ代わりに、自らに名付けた新たな名前を誇示する風習が存在していた。 「何故私を襲う」 デスチェイサーは問うた。彼のジュー・ジツの構えに、一切の隙は見いだせない。 「知る必要はない」 レッドバロンは返した。そして腰に佩いていたサーベルを抜き放つ。刀身がエメラルドグリーンの美しいサーベルだ。 デスチェイサーは目を細めた。刀身には、何らかの危険な力を感じられる。 一瞬の静寂。両者の足の筋力が、軋む! 「イヤーッ!」 先に仕掛けたのはレッドバロン!彼は素早い突進からの突きを繰り出す! 「イヤーッ!」 デスチェイサーはブリッジ回避!刀身から感じる悍ましい気配を察知し、敢えて触れるを避ける! 「ヌゥ」 「イヤーッ!」 デスチェイサーは両手で縁を掴み、蹴りを繰り出す!蹴りがレッドバロンの腹部に命中! 「グワーッ!」 レッドバロン後退!デスチェイサーは素早く体勢復帰し、ワン・インチ距離へと滑り込む!ハヤイ! 「イヤーッ!」 「イヤーッ!」 チョップとチョップが鍔迫り合う!両者のカラテのぶつかり合いが衝撃波となり、屋根に亀裂が奔る!そのままミニマルな攻防展開 「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」 「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」 (何だ、コイツは!) ワン・インチでのカラテ攻防の中、レッドバロンは驚愕していた。 胡乱存在と見込んでいた眼前の敵は、己に匹敵するか、それ以上のカラテの持ち主。何たるカラテか。 そんな力をどこから引き出しているというのか!数え切れぬほどの命を啜り数百年生き延びてきたこの身よりも強い力を! 「イヤーッ!」「イヤーッ!」 両者後退し、カラテを構え直す。レッドバロンはデスチェイサーを見た。紅く光る右目がレッドバロンを見据えた。 「馬鹿な。円卓の…選ばれた赤衣の男である俺が、この様な」 「赤衣の…男?」 不意に、デスチェイサーが構えを解いた。 レッドバロンは訝しんだ。襤褸布めいた眼帯が外れ、左目が露わとなる。肥大化し、白目が黒く、虹彩が紅く染まった禍々しい眼球が。 左目がレッドバロンを見据えた。レッドバロンは恐れた。その左目を。そこから発せられる憤怒と殺意を。 「ひっ」 「オヌシが、赤衣の男…そうか…そうか…そうか!」 デスチェイサーが吼える。歓喜の余り。ついに見つけた、弟誘拐の真なる手がかり! 「オヌシ、今“選ばれた”と言ったな!つまり複数いるのか!赤衣の男は!」 「し、知ってどうする!?」 「無論、殺す!」 デスチェイサーの周囲に黒い疾風が吹き荒れる。骨爪がメキメキと音を立て、殺傷力を高める形へと変化していく。 「弟を攫った憎き敵!オヌシら赤衣の男を、私はずっと探してきた!そうか!そうか!オヌシらは複数居たか! なれば貴様をインタビューして殺し、その骸を宣戦布告のノロシとしてくれる!」 「な」 レッドバロンは驚愕した。己の身ならず、赤衣の民全員を敵に回すと宣ったこの死神に対して。何たる凶行!何たる狂気! 「自惚れるな狂人めが!」 レッドバロンは片手から4本の糸を高速生成!デスチェイサーへと巻き付かせる! 「イヤーッ!」 「ヌゥーッ!?」 「貴様に殺せるものか!我々を!永遠の栄華を築いていく我ら赤衣の民を!」 レッドバロンはサーベルを構え突進する!アブナイ!例えかすり傷であっても刃に込められた魔術如何では即死だ! 「死ね!狂人め!死ねェーッ!」 「Wasshoi!」 デスチェイサーの背に縄のような筋肉が浮かび上がり、一瞬にして糸を引き千切った!そして刃が当たる寸前で跳躍! 「何!」 レッドバロンは空を見上げた、見た。夜空に舞う死神を。死神は体を上下逆さまにし、レッドバロンの頭を、掴んだ! 「イィイイイヤァアアアアアアーッ!」 デスチェイサーは脚を広げ、無慈悲にプロペラ回転! 掴まれたレッドバロンの頭が、180度…360度…540度…そして…おお、ゴウランガ!720度回転!レッドバロンの頭部がコルクめいてもぎ取られた! 「アバーッ!」 頭を失ったレッドバロンの体が、噴水めいて血を放出し、倒れ伏す。 「アバッ…」 レッドバロンは頭部だけになりながらも呻く。デスチェイサーはレッドバロンを見据えた。 「俺は何も喋らんぞ…」 「別に喋らんでも構わん」 「何?」 レッドバロンはデスチェイサーの言葉に訝しむ。デスチェイサーの左目がレッドバロンの瞳を、その奥の脳を捉えた。 「今知ったが、この左目は表層的な意識を読み取れるらしい…ここまで近づかなければ意味がないようだがな」 「馬鹿な」 「大体わかったぞ…円卓、赤衣の民、そしてギルドクエスト管理局が貴様らの隠れ蓑か」 デスチェイサーは目を外した。そして拳を握る。 「カイシャクしてくれる」 「ヤメテ…死にたくない…」 「その懇願はオヌシが吸い殺してきた者達にするがいい…私は元より、オヌシを許すつもりはない…イヤーッ!」 ワン・インチパンチがレッドバロンの頭部に命中する。レッドバロンの頭部は、トマトめいて砕け散った。 そして砕け散る寸前、レッドバロンは断末魔の悲鳴を上げた。 「サヨナラ!」 同時に、倒れ痙攣していた胴体が爆発四散する!レッドバロンの死により、その身に蓄積されていた魔力と複数の命が暴発したのだ!ナムアミダブツ! 「主様…」 その光景を、集会所から出てきたヨシツネが見つめていた。デスチェイサーは、ブレイヴはヨシツネを見返した。 「ヨシツネ…」 「分かっております、主様」 ヨシツネは己の主を見た。ブレイヴはこれから危険な旅時に出るつもりだ。止まりはしまい。ようやく見つけた、真に弟の行方に繋がる道筋なのだ。 「私が望むのは一つだけです…無事の帰還を」 ヨシツネは悲しさを耐え、ブレイヴの背を押した。 「………すまん」 ブレイヴは短く謝罪し、そして消えた。色付きの風めいて駆けたのだ。 「主様…」 ヨシツネは主の無事を天に祈った。月は黙し、その祈りを見つめるばかりである。
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/2956.html
星屑ユートピア/ otetsu 「 EXIT TUNES PRESENTS Vocalolegend feat. 初音ミク 」からの出典 ?plugin=ref serial=1949?plugin=ref serial=1949?plugin=ref serial=1949 Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 02 0838 240 III01 EXIT TUNESボーカロイド EXIT TUNES TAKUYA ADVANCED 07 1186 EXHAUST 12 1709 +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 1 弱 0 逆詐称 0 動画 [部分編集] 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります [EXH]III稼働時点ではLEVEL12最多CHAIN数を更新。とは言え演奏時間がやや長め&譜面の大半をロングが占めていることによるもので数字ほどの難しさはないが、片方のFXロングを押したままでのBC,BDトリルが頻発するので入門レベルでは注意が必要か。言い換えれば苦手な人には基礎練習にも使える。 -- 名無しさん (2014-12-02 22 09 20) [ADV]こちらもLv7における最多CHAIN数に。ロングやアナログが目立つ。 -- 名無しさん (2014-12-07 09 26 36) [NOV]こちらもLV2最多CHAIN数更新 -- 名無しさん (2015-01-26 12 13 19) 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ まさかこの曲がくるとはw -- (名無しさん) 2014-11-25 01 41 42 高BPMにロングの多さが相まってLv12最多Chain更新? -- (名無しさん) 2014-11-26 02 16 33 TAKUYAが低レベル譜面では手を抜いてることがよく分かる(赤譜面) -- (名無しさん) 2015-01-20 06 00 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/pikumayo/pages/40.html
1日 典史=ライトニングアレスタ 6日 アンズ=サロヴァーラ 8日 黄雪=ルー 10日 ロゼ・シルフィーユ 12日 ヘルダンテ=ハンバート 14日 トーア=シャーデンフロイデ 15日 フロワ=ブラン 19日 宮森花音 24日 アレクサンダー・マイン 24日 十夜島水晶 24日 ユート・ヒューグラント 31日 ヴァイツ・エーデルハイン
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/1209.html
《幻影騎士団(ファントム・ナイツ)サイレントブーツ》 効果モンスター 星3/闇属性/戦士族/攻 200/守 1200 ①:自分フィールドにレベル3の「幻影騎士団」モンスターが存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 使用キャラクター ユート タグ一覧 効果モンスター 幻影騎士団