約 83,007 件
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1548.html
ヤンデレ世紀第一話 ヤンデレ世紀第二話 ヤンデレ世紀第三話 ヤンデレ世紀第四話 ヤンデレ世紀第五話
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/128.html
71 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 1 [sage] :2007/10/29(月) 17 11 07 ID C/e57nKc 「ふふふふふ……ふふっ、あはははははは! そうよ、これで誰も邪魔出来ないわ。隆志君は私のもの。ずっとずっと私のもの! もう絶対離さない……邪魔者は一人もいないわ。これで私だけを見てくれるわよね。これで私のことを――痛っ!」 ああ、また指でも切ったか。 悲鳴と同時に読み途中の本を閉じ、ソファーから重い腰を上げる。 最近の姉ちゃんの癖は、高笑いと妄言と怪我を繰り返しながらの料理だった。 聞いてて胸が痛いからそろそろ飽きてくれ。ご近所からの苦情も来て然るべき頃だろうな。 俺は癖になりつつある溜め息をついてから、のろのろと台所へ向かった。 「あ……隆志君だぁ」 そりゃ俺だろうさ。何せ俺しかいないからな。 「見て。お姉ちゃん怪我しちゃったの」 「聞いてたから知ってる。ほら」 いい加減相手にするのも面倒なので絆創膏を投げてやる。 しかし、姉ちゃんは実に不服そうに俺を見つめていた。 「……舐めて消毒して?」 「は? 何バカなこと言って――」 「舐めてくれなきゃ絆創膏貼らない」 どんな脅しだよ。突っ込みたいが、姉ちゃんはぐいぐいと手を押し付けてくる。 連日繰り返される怪我によって絆創膏まみれになっているその手を仕方なく取り、嫌々ながら見た。 ……なんだ、大したことないじゃないか。ただちょっと皮が切れたくらいだ。 「舐めて」 「姉ちゃんこれ全然大したことないから大丈b」 「舐めて」 「いやだからさ」 「舐めて」 「大したことn」 「舐 め て ?」 「……慎んで舐めさせて頂きます」 虚ろな目で睨まれ、背中がぞくぞくする。嫌々手を取り、恐る恐る舌を伸ばした。 ここ数日こんなやりとりが続いているせいで頭痛が収まらない。何が悲しくて姉にこんなことをしなくちゃいけないんだ。 72 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 2 [sage] :2007/10/29(月) 17 12 00 ID C/e57nKc 溜め息の代わりに肩を落とし、傷口をなぞるように舌を滑らせる。 「ふぁっ」 弟相手にいかがわしい声を出すな。恥ずかしい。 鉄のような血の味を舌先に感じながら、ぐりぐりとそこに押し付ける。 「ひ……あ、やんっ」 ああこら太ももを擦り合わせるな、もじもじしてるんじゃない! 俺は指をそのまま口に含み、軽く吸い上げる。すると姉ちゃんは悩ましい声を出しながらぷるぷる震えて――って、待て! 何をしてるんだ俺は。今何をしようとした。ああ姉ちゃんよ俺を見るな。まだ血迷いたくは無いんだ。 慌てて姉ちゃんの指を解放する。不思議そうな目で此方を見ているが、今はそんな事にかまってなどいられない。 「……ほ、ほら! これで良いだろ」 手を引き剥がし、再び絆創膏を押し付ける。 まずい。非常にまずい。何がまずいって、今俺は姉を相手にとんでもないことをやらかしかけた。 俺は姉ちゃんに洗脳されつつあるのだろうか。いやまさか。俺は正常のはずだ。 バクバクと嫌な音を立てる心臓を落ち着かせる。冷や汗が流れ出ていた。 姉ちゃんは何処か恍惚とした笑みを浮かべながら、 「美味しかった? 私の血肉の味……」 直ぐ様うがいをしたのは言うまでもない。 ああ、ここが台所で本当に良かった。不機嫌そうな姉ちゃん? 知ったこっちゃないな。 73 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 3 [sage] :2007/10/29(月) 17 12 35 ID C/e57nKc 「今日はカレーなんだな」 「うん。隆志君カレー好きでしょ? だから作ったの」 「へぇ」 大きな鍋で煮込まれているカレーを見る。この量だと2日は続くな。 「隆志君が喜んでくれるなら私……なんだって作ってあげるよ。なんでもしてあげる。それにね? 私――」 姉ちゃんが何か言ってる様な気がしたが無視することにした。蓋を開けてちらちら中身を覗く。早く完成しねーかな。 「隆志君!」 うるさいな、聞いてないよそんな恥ずかしい演説なんて。 適当にあしらいながら、何か飲もうと思って冷蔵庫を開ける。と、そこには大量の濃口醤油のボトルが―― 冷蔵庫を開けた手を瞬時に翻し、適度に角度を付けて振り下ろす。目標地点だった姉の額に見事クリーンヒットした。 「アホかお前は!」 「痛いー! 今チョップしたわね? お姉ちゃんを叩いたわね? 確かに隆志君になら殴られても嬉しいけど」 「黙れ! 醤油は常温保存で良い、こんなに大量の醤油買うな使いきれないだろ、濃口醤油は塩分濃度が薄口より低い! ついでに変態発言かますな気持ち悪い!」 言いたい事を一気に言って冷蔵庫から黒いボトルを追い出していく。姉ちゃんは不服そうに頬を膨らませていた。 言っとくけどな、最近の醤油は飲み過ぎても死なないように改良されてるんだぞ。 「嘘! ええー、じゃあどうすれば……そうよ、塩水なら」 「飲まないからな」 「はうっ」 74 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 4 [sage] :2007/10/29(月) 17 14 55 ID C/e57nKc 俺はやっとの思いで麦茶を取り出し、コップにそれを注ぐ。 俺を殺そうとしているのはこの際諦めよう。しかし何でまたそんなしょうもない方法で殺そうとするんだ。 嫌だぞ、死因が醤油や塩水の飲み過ぎなんて。米で圧死並みに嫌すぎる。 「だって、毒は手に入らないから」 「じゃあ刺すなり絞めるなりすればいいじゃねーか」 「そんなの隆志君が汚くなっちゃうよ。綺麗なままで手に入れたいの」 「醤油まみれもそう変わんねーだろ! ……もう止めれば? 殺すとか殺さないとか」 「やだ。隆志君を私だけの物にするためだもの」 ならもっとこう普通の手段で……と言いかけて止めた。 なんでまた俺を殺そうとする、かつ弟に異様な愛着を示す変態にそれを促すアドバイスをしなきゃいけないんだ。 姉ちゃんは相も変わらず熱っぽい目を俺に向けていた。とりあえず視線を逸らしておく事にする。 暫くは静かだった。静かすぎるくらいだった。ふと姉ちゃんに視線を向けた瞬間、俺はぎょっとした。 姉ちゃんはまた虚ろな目をして、かつ今回は包丁を握り締めていたのだ。 「ね……姉ちゃん?」 「そうだ。そういう手段もあったのよね」 「おい」 「あの泥棒猫を殺せば良いんだ」 物騒な事を言いながらも、姉ちゃんは笑顔だった。 ぐつぐつと煮込まれているカレー鍋の音。野菜を切り立てだからか、やや水に濡れて光る包丁。うん、見事に台無しだ。 「危なっかしい事言うなよ」 「……そんなにあの子が殺されるのは嫌?」 「あのなぁ」 ガリガリと頭を掻いた。 よく話を聞いてないだの何だのと言ってきやがるが、姉ちゃんの方がよっぽど話を聞いてないじゃないか。 75 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 5 [sage] :2007/10/29(月) 17 15 41 ID C/e57nKc 「あの女って誰のことだよ」 「そうやって庇うんだ。騙されてるだけなのにどうしてそこまでするの? 大丈夫、隆志君はお姉ちゃんが守ってあげる。だから任せて? 邪魔する人は私が全部消して……」 「姉ちゃん!」 俺が叫ぼうとした瞬間、鬼のような目付きをした姉ちゃんの姿が目に入った。 こんな人は知らない。誰だよ。こんな怖い女は知らないぞ。 姉ちゃんは包丁を握り締め、 「殺すったら殺すわ。死んで当然でしょ? 私と隆志君の世界を邪魔したんだもの。あの野良猫が私は殺すの! 邪魔よ、邪魔なのよ。私の……私だけの隆志君をたぶらかした淫売大王なんて邪魔なの。 隆志君だけいればいいの。二人きりでいれればそれでいいの。他の誰かなんていらにゃいのおおおお!」 「最後の文法がおかしい。あと大王とか子供みたいな表現するな、響きが可愛くなってるだろ。 それと呂律が回ってないのに叫ぶなみっともない!」 姉ちゃんは表情こそ怒り狂っているが、台詞の突っ込み所が多すぎて恐怖を感じられない。相当テンパってるとみた。 ……所詮姉ちゃんは姉ちゃんか。たまに発狂してもポンコツには変わりない。 この姉が持ってるってだけで刃物も何だか怖くなくなった。実はそれ、先が引っ込むようになってんじゃないのか。 姉ちゃんがカタカタと震え始めた。俯いているため顔色は伺えない。うん、危ないから包丁は置け。 76 :×ヤンデレ ○ヤンドジ 6 [sage] :2007/10/29(月) 17 17 32 ID C/e57nKc 「隆志君、最近私に冷たいよ。やっぱりあの女が好きなの? 騙されてる、隆志君は騙されてるんだよ。 あんな薄汚い野良猫にも普通に接するくらい優しいところは大好きよ。優しさは隆志君のいいところだよね。 優しくするのは許してあげる。でも私、あいつなんかを好きになっていいなんて言ってないよ? お姉ちゃんはもう嫌い? どうして? 私はこんなに好きなのに……」 珍しく噛まずに長台詞を言い切った姉を見据える。 視線の端に姉ちゃんが準備したと思われる薬物を認めると、俺は思わず数歩後退りした。 暗黒色に淀んで光を失った瞳は、真っ直ぐに俺を居抜く。 「……姉ちゃん」 俺は何を投げつけられても、刃物を振り回されても届かないであろうギリギリの距離に着いてから、一言だけ言ってやった。 「今のポーションに青色一号は入ってないぞ」 「嘘!?」 「ついでに青色一号は発ガン性物質であって即効性のある毒じゃない」 「で、でも寧ろダメージを受ける味だって誰かが……」 「今回のは前と比べて大分まともな味になってるぞ」 「ま、またそうやって私を騙すのね? 隆志君の意地悪! ……でも、そんな所も好き」 「はいはい」 妙に美麗な顔になってしまった大作RPGの主人公が印刷された缶を眺めながら、俺は本日何度目か解らない溜め息をついた。
https://w.atwiki.jp/pang/pages/19.html
★ヤンパ図書館利用規約 ヤンパ図書館は、国民およびサブの育成補助のため無償で本の贈与をするための保管場所です。 本の収集は皆さんの善意によって無償で頂いている物なので転売目的は全面的に禁止です。(ここ重要!!) 在庫の多いものに関しては、経験値稼ぎのために中級・上級への製造も許可します。(できた本は必ず返却お願いします) 初心者の人も気兼ねなくご利用してください。(基本的に初心者育成が目的なので) ★本の贈与方法 ほしい本の『種類』と『数量』を必ず記入してください。 申し込み方法は掲示板の『ヤンパ図書館』スレに書き込むかラブリー図書館にメッセージ郵送、もしくはINしていればxちはやxに耳してください。 ★本の寄付方法 開封せずに、ブックボックスの状態のままで『ラブリー図書館』に郵送してください。 INしているときは国チャor耳で呼んでくれれば、CCして取引もします。 開封したときは、以下の担当キャラに郵送してください。 ※担当キャラ すべての初級本…『ラブリー図書館』 武術系及び採掘・農耕・漁業の中・高級本…『ラブリー図書館』 製造系・生産系の中級・上級本…『ラブリー図書館』 ★在庫状況(2009年07月14日現在) 種類 初級本 中級本 高級本 剣術本 2724 87 30 槍術本 2259 16 2 弓術本 9186 10 斧術本 4036 4 銃術本 3128 杖術本 2847 24 採鉱術本 3456 6 農耕術本 3281 20 78 漁猟術本 1374 529 剣製造本 2552 7 9 槍製造本 1701 3 1 弓製造本 3931 16 斧製造本 1781 10 銃製造本 3350 12 3 杖製造本 2934 結晶体製造本 387 かぶと製造本 3605 11 4 よろい製造本 2177 52 ベルト製造本 2826 57 靴製造本 3028 8 薬製造本 1206 230 52 料理本 2590 1 2 金物製造本 4540 1 生産道具製造本 3883 16 10 馬の調教術本 2944 35 6 召喚術本 2202 192 捕獲術本 3232 317 112
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1677.html
ヤンプラ+第一話
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/157.html
433 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 36 33 ID gK1hC/nj 「ついに完成だ!」 怪しげな研究者が怪しげな研究室で何か薬を開発していた。 「ヤンデレの薬が!」 この科学者の名前は薬丸、ヤンデレが大好物でヤンデレ系作品で彼がやったり読んだことが無い作品は無い程だ。そんな彼はどんな人でも(女限定)ヤンデレにできる薬の研究をしていたすべては自分の欲望を満たす為に 「宮本君!」 名前を呼ぶとくるぶしまでとどく長いツインテールで背丈は158くらい、割とスレンダーな女の子が出てきた。 「なんですか教授」 「この薬を全国に散布してくれ」 薬瓶を彼女に渡す。 「わかりました」 434 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 38 42 ID gK1hC/nj 研究室を出た後彼女は考えていた 「彼氏と別れて気付いたのは良いけどこの想い教授にどう伝えよう、とにかく仕事頑張ってチャンスを探しましょう!」 ちなみに彼女はしっかりしているけどドジです。 「きゃ!?」 自分のツインテール踏んでこけました パリーン 「教授……」 「お、早かったね宮本くんぐ!?」 いきなり抱きつかれキスされました。 「私教授が好き!」 彼女は半泣きで自分の気持をうったえてきた。 「でも君には彼氏が」 「ずっと前にわかれましただから私のモノになってください」 「わかったこれからは君を真剣に愛そう!ぐッ?」 いきなり腹から激痛が走る 「アハハじゃあずっと私しか見れないようにしてあげます!他の女なんかに渡さない!」 ぐりぐりと包丁を動かす。 「みやもとく……」 薄れゆく意識の中で彼は思った、最高に幸せだ! 変態は死ぬまで変態だった。 彼女は血だらけだった、多分他の助手の女の子達も殺したのだろう 「さて、ホルマリンとか用意しなきゃね、教授待っててくださいねアハハハアハハハアッハハハハハハ」 研究室無いに響くのは彼女の悲しく狂った笑い声とスキップする音だけだった。
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1172.html
651 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23 14 22 ID 2lKKbm48 バンホーテンココアフイタ 652 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 00 14 13 ID KM5y4rDc まさかのバンホーテンwww 653 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 00 34 46 ID Sq8w59Qs 投下GJでした クソルアミバ自重wwwww 654 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 48 53 ID 5RvSt8vX クソル VS QMZですねwwwww分かりますwwwww 655 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 50 06 ID 4ArDNZ+S VIPじゃねーんだから草生やすなよ 656 名前: ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 54 18 ID Hb+DCbze 続きです。 超ロリ注意。エロ注意。 657 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 55 11 ID Hb+DCbze 「この馬鹿。ここにいたのか。千歳とさんざん探したんだぞ」 路地裏で泣いていたここあの背中に、ナギさんの声が投げかけられた。 「私に負けた程度でここまで落ち込むとはな。子供らしいとは思うが、あまり褒められたものじゃない」 ナギさんはここあの腕を掴み、引っ張る。 「放して!」 思わず、強引に振りほどいてしまった。 「……なにを怒っている。私が手加減してしまったから、プライドに傷がついたのか? なら、謝罪はするが……」 「そうじゃない……そうじゃなくて……」 「なら、なんなんだ」 「ちとせおにーちゃんを、取らないで……」 「……」 意味がわからない。なんでこんなこと、言っちゃってるんだろう。 ここあは、年齢の割りにはかしこい。なのに、なんでこんな、変なこと。 だって、ちとせおにーちゃんがナギさんのこと好きなのに……。 なんで、ここあはナギさんのこと、恨んでるの……? 「お前も、『そう』なのか……」 「え……」 「不幸だとは思う。だから、私はもう、擦り切れたよ。でも、お前は諦めていないんだな」 理解できない。 ナギさんが何を言っているのか。 「そんなんじゃ……そんなんじゃ、わかんないよ!!」 分からない。 ここあがこうして、ナギさんに殴りかかってく理由。 分からない。 658 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 55 41 ID Hb+DCbze 「っ!」 ナギさんは素早い身のこなしで初撃をかわし、距離を取った。 「逃げないでよ……ちとせおにーちゃんを奪って、逃げないで……!」 なんでだろう。 なんで、ここあはこんなにわがままなんだろう。 分からない。 だけど、ナギさんを殺してしまいたい。そんな気持ちが今は、何よりも重要だった。 ナギさんを倒しても、ちとせおにーちゃんが自分のものになるわけじゃない。 でも、負けたくなかった。 負けたままじゃ、ここあは前に進めない。 「蒼天院炎雷拳……瞬影烈脚!」 縮地法と攻撃技の同時使用。 加速から蹴りに繋げる、ここあの得意技。 常人では目視不可能の速度でナギさんに迫り、右斜め下から蹴り上げる。 「それがどうした」 ナギさんは全く動じずにかがみこみ、ひょいとかわす。 「遅すぎるぞ」 ナギさんの脚がここあの軸足である左足をちょいと蹴り、ここあはバランスを崩した。 「くっ!」 ここあはとっさに身体を後ろに逸らし、後方に空中回転してさがった。 着地して、体勢を整える。 「何を混乱している。私を倒しても、千歳を手に入れることはできない」 「でも……でも……!」 話が頭に入ってこない。 659 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 56 12 ID Hb+DCbze こいつは敵だ。そんな囁きがここあの頭のなかで渦巻いて、それ以外の声を全て掻き消していた。 「でも……ここで勝たなきゃ……前に進めない!」 構え。これは大技。 危険だから、理科子おねーちゃんも教えてくれなかった。だから勝手に見て覚えた。 「蒼天院炎雷拳奥義……」 再び高速で接近する。縮地法はあくまで移動技であり、攻撃技との併用はかなり限定される。 けど、ここあはほとんどの技を移動中に出すことができる。 これは、理科子おねーちゃんにもちとせおにーちゃんにもできない、自分だけの力。 付け焼き刃の大技でも、予備動作を高速移動でかき消せば当たる。 『攻撃を当てるスピード』。このことに関しては、ここあは誰にも負ける気は無い……! 「天翔……神雷覇!!!」 全身の闘気を凝縮し熱にまで転化されるほどの圧倒的な衝撃。 空気を一瞬で膨張させ、その爆音は『雷』にも似た力強さを感じさせる。 これが、『蒼天院炎雷拳奥義 天翔神雷覇』。 これが当たれば、人体くらい余裕でこなごなになる。 ナギさんはこのおそらく反応している。しかし、この技の性質までは見切っていない。 余裕の表情で、防御姿勢すらとっていない。 ――殺せる!! 見事に計算されたコースで、ここあの拳がナギさんの腹部にめり込んだ。 凄まじい爆音。ナギさんの華奢な身体は、一瞬で吹き飛んでしまうだろう。 660 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 56 42 ID Hb+DCbze ……? ナギさんは、顔をここあにむけ、さっきと同じ。 ――意地の悪い、笑み。 「これが、お前の本気か」 ……そんな。 「教えてやる。『一撃必殺』とは、こういうことだ」 ナギさんが拳を握りなおす。 まずい、防御しないと―― 「――ぇ?」 そう思考したときには既に、ナギさんの拳がここあの腹部を捉えていた。 人間の脳の伝達速度ではおよそ捉えられない、ここあの縮地法なんて比較対照にすらならない。 暴力的な速度。 「……負けちゃった」 十五メートルほどふっとばされて、水たまりに落ちた。 路地裏で、しかも舗装されていたから、少し前の降水が乾いていなかったのだろう。 冬だから、当然冷たい。 でも、今のここあのこころのほうが、ずっと冷たかった。 ――ここあ、負けたんだ。 661 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 57 13 ID Hb+DCbze 「おーい、ここあー!」 ちとせおにーちゃんの声。ここあを探しに来てくれたんだ。うれしい。 「千歳か。こっちだ」 ナギさんがちとせおにーちゃんを呼んだ。すぐに、ちとせおにーちゃんは路地裏に姿をあらわした。 「……ここあ! なんでこんな濡れて……!」 「それは私が……」 「えへっ、ちょっと転んじゃって、水たまりに……」 ナギさんの言葉を遮って、嘘をついた。 ナギさんに負けたなんて、知られたくなかった。 たぶん、真実を知ったら、ちとせおにーちゃんはナギさんの方を叱るだろう。 でも……だからこそ、言いたくなかった。 「そうか、すまん。俺がちゃんとしてれば……」 ちとせおにーちゃんは、全然悪くないのに謝った。 わからない。全然わからないよ。 悪いのはここあで、ちとせおにーちゃんは悪くない。 「……なんにしろ、そろそろ私は失礼する。まだ山田と戦っていないんでな」 ナギさんはそう言うと、さっさと歩いてシューティングスターに帰った。 ずぶぬれのここあと、おにーちゃんだけが残された。 662 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 58 00 ID Hb+DCbze 「……くちゅん!」 「あーあ。お前、風邪ひいたんじゃないのか?」 「そうかも……くちゅん!」 恥ずかしい。ちとせおにーちゃんにずぶぬれで風邪っぴきの、こんな惨めなとこを見せちゃった。 負け犬で、わがままで、最低だ。 自分では賢いと思ってたのに、ここあはとんだお馬鹿さん。 「ったく、しゃーない。家まで送ってやる。ほら、背中に乗れ」 「……でも」 「子供なんだから、わがままになれ」 「……うん」 ちとせおにーちゃんにおぶさると、ちとせおにーちゃんはいきなり全速力を出した。 ちとせおにーちゃんの縮地法。速い。ここあとは大違い。 すぐにここあのうちに着いた。 「おとーさん、おかーさん。……まだ、帰ってないの?」 鍵を開けると、電気がついていなくて、人の気配も無かった。 玄関の外で待っていたちとせおにーちゃんに、事情を説明する。 「……だから、ちとせおにーちゃん、ここあと一緒にいて……」 また、わがままを言った。 ここあは、駄目な奴だ。ちとせおにーちゃんのこと好きなのに、頼ってるだけ。 弱い。 何もできない。 「……わかったよ。俺は、保護者だからな」 ちとせおにーちゃんは、凄く優しい目をここあに向けながら言った。 その姿に、ここあの心臓はどきんと跳ねた。 663 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 58 31 ID Hb+DCbze 「こけちゃったから、身体、痛くてうごかないよぅ……。ちとせおにーちゃん、脱がせて」 濡れた服は脱ぎにくい。半分は本音だった。 でも、もう半分はただのわがままだった。 「脱がせろって、お前、俺に捕まれってか?」 「……くちゅん!」 「……」 震えるここあを見て、ちとせおにーちゃんは困った顔をしながらも、ここあの服に手をかけてくれた。 べったりと重くなって張り付く冬ものの上着を脱がし、洗濯籠に入れていく。 ひらひらした子供っぽいスカートも、今は脚に張り付いている。それもちとせおにーちゃんはゆっくりと脱がした。 上は肌着、下はぱんつ。まだブラをつけていないから、これで残り一枚ずつ。 ここで、またちとせおにーちゃんは躊躇した。 「……おにーちゃん……さむいよう」 震える声で言った。半分、演技だった。 ちとせおにーちゃんは、意を決した様子でここあの肌着に手をかける。 「ほら、ばんざいしろ」 ここあが両腕を上げると、一気に取り去った。 ここあの膨らみかけの胸が、今はかがんでいるちとせおに―ちゃんの眼前に晒しだされた。 ちとせおにーちゃんはそれをばっちりと見てしまったと自覚したあと、急に顔を赤くして目をそらした。 「ぱんつも……お願い」 ここあの懇願に、ちとせおにーちゃんはまたここあを見た。そうしないと脱がせられない。 664 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 59 01 ID Hb+DCbze ああ……ちとせおにーちゃんがここあの裸の胸をみてる。 なんだか、恥ずかしくて。むずがゆくて……。 でも、ちょこっとだけうれしくなった。 濡れて透け透けになって、しかも肌にしっかり張り付いた白いぱんつ。たぶん脱がすのは難しい。 いちいち引っ掛かるのを、ちとせおにーちゃんは強引にじゃなく、丁寧におろしていく。 ゆっくり、ゆっくりと、ここあのぱんつを脱がしていく。 ちとせおにーちゃんの視界には、もうここあの大事なところが見えているかもしれない。 恥ずかしい……。 「足上げろ」 「う、うん」 一番下までおろされたぱんつから、脚をひきぬく。脚を上げると、本当にちとせおにーちゃんの位置からここあの大切なところが丸見えだった。 むずがゆい。胸の奥になにかもやもやしたものが湧き上がってくる。 緊張感から介抱されたのか、ちとせおにーちゃんはふぅと息をつき、下着を洗濯籠に放り込んだ。 「全裸のままじゃこじらせるぞ。さっさとシャワー浴びてこい。そのあと寝ろ」 「うん」 一緒に入ろうって言おうとしたけど、それは無理だと思った。 それに、今のここあは変だ。ちとせおにーちゃんに近づきすぎたら、もしかしたら……。 おかしく、なっちゃうかも。 665 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 01 59 36 ID Hb+DCbze シャワー室。ぺたりと座り込み、シャワーを出す。 あったかいお湯が気持ちいい。 「……やっぱり、もやもやする」 ぽつりと呟く。お風呂場の中で響いて、ここあの耳の中で無意味に反響する。 「……おまた、あついよぉ」 分からない。 なぜこんなことになるのか。 さっき、ちとせおにーちゃんに服を脱がせてもらったとき。 たしかに、感じたもやもや。 それは今、ここあの女の子の部分に影響を及ぼしていた。 触って確認する。 じめっとしめっている。 さっきの水たまりのせいじゃない。指にからみつくこの液体。 「……これが、あいえきっていうのかな……?」 気持ちよかったらでるお汁。ここあはおませさんだから、知っていた。 「さっきちとせおにーちゃんに服脱がされて、おっぱい見られて……気持ち、良かったんだ……」 ここあは、変態さんなのかな。 不安になる。 でも、もう後戻りはできない。 指で、そこを撫でる。今まではほとんど触ったことが無い。 「はぅ!」 びくっと、新鮮な快感にここあの身体が跳ねた。 「ふぅ……ふぅ……」 だめだ。こんなの……。普通に、身体洗って、さっさと寝よう。 息が荒くなってきた。たぶん、風邪がこじれる前兆。興奮なんてしてないもん……! ここあは、えっちな娘じゃないもん。こんな、こんなこと……。 666 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 00 06 ID Hb+DCbze シャワーを再び当てる。 暖かくて、やっぱり気持ちいい。皮膚を撫でるそのお湯の感触が、たまらない。 ――これ、おまたにあてたら、どうなるかな……? 一瞬、邪悪な考えが脳裏を過ぎった。 なんでこんなこと考えてしまったんだろう。 シャワーはそんなことのために使うものじゃない。これは、悪いことだ。 でも……。その誘惑に、ここあは耐えられなかった。 脚をゆっくりと広げる。そんな背徳的な行動にも、自分で興奮してしまった。 そう、ここあは興奮しきってしまっている。 ちとせおにーちゃんに服を脱がされて、たぶん「えっちをこれからする気分」と錯覚しちゃったんだ。 恋人でもないちとせおにーちゃんで、勝手に変な妄想しちゃったんだ。 ……馬鹿だ、ここあは。 でも、やめることができない。 広げてあらわになった大切な場所に、シャワーを当てる。 「んあっ!!」 全身が大きく跳ねた。さっき指で触ったときよりも、何倍も大きな快感。 「うっ……ん、あぁ……ひっ……ぐぅ……うん……!」 今まで出したことの無いような声を漏らしてしまう。 肺から空気が押し出され、自然に声が出るんだ。それほど、気持ちいい。 「ひぁあん……!!」 浴槽内に寝そべってしまう。不潔だとはわかってる。変だって分かってる。 でも、とまんないよ。 「ちとせ……ちとせおにーちゃん……気持ち良いよぉ……ここあ、変態さんだよぉ……!」 腰が浮いて、脚を思いっきり広げてシャワーを近距離で当てていく。 その部分から全身につたわる、電気みたいな衝撃。 脳をとろけさせて、ここあを駄目な子にしていってしまう。 「だめぇ……こんな……ここあ、だめだよぉ……」 でも、勝手に身体が動く。片手でシャワーを押し付けながら、あいた手で胸を掴んだ。 乱暴に刺激する。乳首をつまみ、くりくりと弄りたおす。 ちとせおにーちゃんの視線の跡が、焼けるように快感を押し付けてくる。 腰も勝手に動き出した。行き場の無い欲望をどこかに求めるように、くねくねと前後運動を始める。 たぶん、男の人を――ちとせおにーちゃんを、もとめている。 667 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 00 36 ID Hb+DCbze 「ちとせおにーちゃん……みないでぇ……」 見せたくなかった。こんなここあの駄目なところ。 おまたをひらいて、シャワーで快感をむさぼって、ちとせおにーちゃんに見られた胸を弄って、腰を勝手に動かして。 まるで、動物みたいな、馬鹿みたいな光景。見せたくない。 でも、同時に見せたくもあった。 ちとせおにーちゃんに裸を見られて、ここあはその気持ちよさに気付いてしまった。 その快感が、今のここあの行動を導いてる。 何よりも気持ちが良かったのは、たぶん今のこの行動自体より、ちとせおにーちゃんに見られたという事実。 なら、今この瞬間の痴態を見られたら、どうなってしまうのだろうか。 想像しても足りない。 「……ふぅ……あ、ふあぁ……ん……なんか、きちゃううぅ……!」 何かが。 もやもやしたものが、全ておまたの中に集まってる。 子宮らしきところがきゅうきゅうと『何か』をもとめ収縮して、その中でここあの欲望も渦巻き始めた。 「ふぁ……あぁああぁ……ひぃあああああああああああああああん!!!」 とてつもない大声をだして、ここあはのけぞった。 浴槽のなかでのたうち回り、唾液を撒き散らしながら身体を痙攣させ、叫んだ。 「だめぇ……だめっ!!! あああああああああ!!!」 668 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 01 07 ID Hb+DCbze 長い、長い痙攣。頭の中が真っ白になって、冷静さを失う。 おまたが凄く熱くなって、そこからどろっとした液体が流れる。 ――汚い、流さないと……。 どうして、そんなことを考えてしまったのだろうか。 ここあは、シャワーをさらに押し付けた。 「――っ!? そんなぁ、だめえええええええええええ!!!」 第二波。 ここあは、まだ自慰に関する知識と、絶頂が連続してくる状態を知らなかった。 だから、異様に快感を長引かせてしまった。 「ふぐぅ……うあ、はっうぅ……ぅああああん……あああああああああああ!!!」 獣のように激しく、乱暴に自らの身体をむさぼった。 乳首を指ではさみ、ひっぱる。シャワーを放して、手で直接おまたを触る。 再び絶頂。 手がどろどろにぬらされていた。これは、シャワーのお湯じゃない。 でも、あつい液体。 ぐちゅぐちゅと乱暴に割れ目に指をねじ込む。若干痛かったけど、快感がそれに勝った。 「ひっ……ひぃあああああああん!!!」 四度目の絶頂。 「はぁ……はぁ……」 浴槽の中で倒れながら、ここあは働かない頭を必死で再起動しようと努力した。 結論から言って、とりあえず身体はあったまった。 そういうことにした。 もう、何も考えたくは無かった。 669 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 01 37 ID Hb+DCbze 「おい、なんか悲鳴がしたけど、大丈夫か? 浴槽の中でもこけたのか?」 脱衣所の扉を開き、ちとせおにーちゃんがここあに呼びかけた。 シルエットがみえる。 ここあはとっさに平静をとりつくろって、ちとせおにーちゃんに、そうではないと―― ――そうだ。嘘をつこう。 「えっと、やっぱり身体が動かなくて」 「おいおい、大丈夫かよ。マジで、医者とかつれてってやろうか?」 「う、ううん。ちょっとのぼせちゃっただけだから。大丈夫だよ。それよりちとせおにーちゃん……もう、あがるから、身体……拭いて」 お願い。 弱弱しい、病人らしい声で懇願する。 ちとせおにーちゃんの性格はよーくしってる。これでは断れない。 「……わかったよ」 脱衣所で、ちとせおにーちゃんはここあの身体をバスタオルで拭き始めた。 髪は、あまり長くないとはいえ、丁寧に拭かなければならないし時間がかかるから、少し水をとっただけで後回しにする。 まずは身体から。 首筋から丁寧に張り付いていた水滴を取っていく。 ちとせおにーちゃんには中のいい妹がいるらしい。たぶん、それで同じようなことをしてなれているんだろう。 気持ちがいい。ちとせおにーちゃんの手は丁寧で、優しい。 触られているだけで、おまたがしめってくる気がする。 ちとせおにーちゃんは、また目を逸らしながら胸を拭く。 今回は、どうしても触れなければならない。バスタオル越しとは言え、その感触は伝わる。 ここあの胸を拭く。ちとせおにーちゃん。 ここあのふくらみかけの胸を撫でるその手が、気持ちいい。 ふにふにと、柔らかいその部分が変形する。 バスタオルと乳首がすれて硬くなる。まだそこまで大きくないから、硬くなってきたのはばれなかった。 「――ぁっ」 すこし、ぴくんと震えてしまった。こえももれた。まずい。 670 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 02 08 ID Hb+DCbze 「っ! すまん、痛かったか!?」 ちとせおにーちゃんは慌てた様子でここあを気遣った。ほんとに、優しいんだね。 「ううん。大丈夫。続けて……」 「ああ……」 ちとせおに―ちゃんは、背中を拭き始めた。そのまま、下にすすみ、ここあのおしりに到達する。 ふにふにと、バスタオルで撫でる。ぴくぴくと、身体がまた震える。 今回は、隠しとおさないと。 おしりを撫でられて、おまたがまたじんじんする。 ちょっとずつ、また息が速くなってくる。でも、必死で隠しとおす。 ちとせおにーちゃんは後ろからここあの脚をさっと拭いて、やっと完了したと、立ち上がった。 「まだ……残ってるよ、ちとせおにーちゃん」 勇気。 これは、勇気だった。 でも、限りなく邪悪で、後ろ向きな勇気。 「ほら、ここあのおまた、拭いてないよ。ここ、おしっこするところなんだから、ちゃんとしないと」 ――色々大変なんだから。 わざと、何も知らない子供のように振る舞う。 しかし、ここあのそこは、もう子供らしい無邪気さなんてなかった。 ちとせおにーちゃんに触って欲しいって、ずっと泣いてる。 涙が、出てる。 涙は、おまたからとろとろと流れ落ちて、脚を伝って床にまで落ちていた。 今なら……全身まだ少しずつ湿っている今なら、拭いていない所の水滴が落ちたって言い逃れできる。 「……」 ちとせおにーちゃんは、顔を真っ赤にしながら従った。 たぶん、こう思ってる。 相手は純粋な子供なんだ。過剰に女扱いしてしまったら、逆にロリコンになってしまう。と。 それはただしいよ、ちとせおにーちゃん。 でも、ここあの思う壺だった。 671 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 02 38 ID Hb+DCbze バスタオルを持ち、手を、脚と脚の間に差し込む。 「――っ!」 ぴくん。身体が跳ねた。ちとせおにーちゃんは緊張のあまり気付いていない。助かった。 そっとおまたを撫でる。 愛液がバスタオルに絡み付いていく。でも、あとからあとから溢れてくる。 気持ちいい……。気持ち良いよぉ……。 ちとせおに―ちゃんは、なかなかとれない水気と格闘している。 ごめんね。これ、ここあの中からでてくるんだ。だから、とまんないよ。 ここあは、今、全裸でたっていて、大好きなちとせおにーちゃんにおまたを撫でられている。 ちとせおにーちゃんは気付いていない。けど、これはここあにとって、一番興奮する状況なんだ。 あんまり自信は無い、膨らみかけの胸が見られて、恥ずかしい。 幼稚な体系を見られて……ちょっとぽっこりしたおなかを見られて、恥ずかしい。 おまたを撫でられて、そこから愛液をとろとろに出して、恥ずかしい。 声出しちゃいそうで、聞かれたら恥ずかしい。 恥ずかしいだらけのこんなことが、こんなに気持ちが良いだなんて……! びくびくと、また絶頂に達した。 愛液が一気にかきだされ、これで打ち止めとなる。 ここあの愛液も無尽蔵じゃないし、たぶんこのまま隠しとおすのは困難。 ここらで切り上げよう。 「はぁ……はぁ……ありがと、ちとせおにーちゃん。あとは、パジャマ着せて。そうしたら、寝るよ」 ちとせおに―ちゃんは安堵して息をつき、下着をここあに穿かせた。 そのとき、また脚をあげたからおまたがちとせおにーちゃんに見られてしまったかもしれない。 愛液でぐちゃぐちゃになったおまた。 みられたら、頭が沸騰しちゃう。 でも、いやじゃない。それは、気持ちがいいことなんだ。 672 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 03 09 ID Hb+DCbze そうこうしているうちに、パジャマを全て着せられ、ベッドまで運ばれた。 「じゃあ、俺はもう帰るから、親が帰ってくるまでは少なくとも大人しくしとけ」 「うん、ばいばい、ちとせおにーちゃん。今日は、ありがとう」 ありがとう。 記憶では、ちとせおにーちゃんはこの言葉がとっても好きで、言われたらどんなことがあろうと許せる。 今日の我が侭も、これで許してくれるだろう。 「ああ、しばらくは無茶すんなよ。じゃあな」 ちとせおにーちゃんもうれしそうな顔をして、ついにここあの家から出て行ってしまった。 「……ちとせおにーちゃん」 呟く。あの人の名前。 愛しい。 全部。 ちとせおにーちゃんの全てが、いとおしい。 欲しい。 ナギさんには、渡したくない。 理科子おにーちゃんにも、渡したくない。 もしあの二人がちとせおにーちゃんを奪ってしまうようなことがあれば、ここあは……。 ここあは、たぶん殺してしまうかもしれない。 でも、まだその力が無い。 理科子おねーちゃんも、ナギさんも、ここあよりもずっと強い。 実力行使では、勝てない。 でも、ちとせおにーちゃんを普通に魅力で落とせるかといえば……。 そこまででもない。 今日、ここまでアピールしたんだ。たぶん、理科子おねーちゃんが同じことをしてたら……。 ――ちとせおにーちゃんは、おちちゃっただろう。 673 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 03 39 ID Hb+DCbze 「勝ちたいよ……」 いつの間にか、また手がおまたを撫でていた。 はしたない。馬鹿っぽい。そう自分を罵る。 でも、止まらなかった。 「ちとせおにーちゃん……欲しいよぉ……」 いつか。 いつか、強くなって。 ちとせおにーちゃんの周りにいる女全員を殺して。 たぶんちとせおにーちゃんはここあに振り向いてくれないけど。 その時はなにがなんでも……汚いことをいくらしてでも。監禁でも誘拐でも、なんでもしてやる。 ちとせおにーちゃんを手に入れたい。 永遠に、ここあのものにしたい。 いや、絶対にする。 この思いは、永遠なんだ。一緒にいなきゃ、壊れちゃうんだ。 ここあがここあでいるためには、もう、ちとせおにーちゃんは欠かせないんだ。 絶対に……他の女には渡さない。 誓う。 ちとせおにーちゃんは、この盤宝典ここあが手に入れる、と。 それがここあの、ただひとつ、生きていく方法だったから。 674 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 04 37 ID ieksx22V 支援 675 名前:わいやーどみにまむ2 後 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 02 06 04 ID Hb+DCbze 終了です。 北斗ネタに反応してくださる方がいて嬉しいのですが、 ここはヤンデレスレなので、あまり偏りすぎにならないよう、お願いします。 分からない方にはあまりよくない流れになってしまうと思いますから。 こんなこと僕がいうのもなんなのですが、お願いします。すみません。 では、また。 676 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 03 42 39 ID tSAU6jmY ワーイここあタソも病み始めたぞ でもロリから脱却する位まで成長する頃には全てが決着済みになってるよなぁ… 677 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 06 49 55 ID YQM+8/UP GJ 678 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/11/09(日) 10 59 59 ID vjLtT5fJ GJ!!としかいいようがない! 679 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 13 44 30 ID ieksx22V gj! しかし、今回は作品が多いな。もう450kbだぜ 680 名前: ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 31 39 ID ZLAFCsLQ 投下します。ワイヤード氏へのレスは僕をすっ飛ばしてお願いします。 681 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 32 39 ID ZLAFCsLQ 午後8時、結意と別れた俺は夕食の買い物をするために最寄りのスーパーを訪れていた。入り口付近から順当に歩き、目当ての品々をかごに入れてゆく。 さすがに時間が遅かったから、残っていた品揃えも微妙だが…。今日のメニューは…そうだな、明日香の好きなオムライスにでもしようか。 明日香は…まだふさぎこんでるだろうか?俺とて、明日香のことが嫌いなわけじゃない。むしろ、愛している。だが結局、あくまで家族としてのそれでしかない。 俺は…どうすればよかったんだろう。あのまま明日香の気持ちに応えればよかったか?それとも、もっと冷たく突き放せばよかったのか? 馬鹿な俺にだってわかる。このまま中途半端にずるずると引っ張ることがもっとも残酷であることぐらいは。 だから…いずれはっきりさせなければいけない。もう、答えは決まっているんだから。 ♪♪♪♪~♪♪~♪♪♪~ 焼き芋の機械に備えつけられたスピーカーから鳴る軽快な音楽によって俺の思考は現実に引き戻された。 そのまま、とりあえず会計を済ませることにした。今は早く家に帰ろう。その上ではっきりと言わなければならない。 俺は…家を出る。 夜の闇を薄暗い電灯が照らしている、人気の少ない道をひとり歩く。一歩踏みしめるたびに決意を反芻する。 今度こそ逃げちゃだめだ。明日香がどんなに悲しもうと、はっきり言う。それがきっとお互いのためだから。 明日香だってこれから先いくらでも出会いがあるだろう。俺よりもいいやつなんかごまんといる。 だから…きっといつか傷は癒えるはずだ。自分勝手な願望ではあるが、今の俺にはそうなってくれることを祈るしかできない。 そんなことを考えているうちに、とうとう家の前に着いた。一度深呼吸をし、ドアノブに手をかける。 「ただいま、明日香。」と、決まりの挨拶をする。が…当然返事はない。俺は靴を脱ぎ、中へと上がった。ふいに、あることに気付いた。 682 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 33 27 ID ZLAFCsLQ ―――明日香の靴がない。外出しているのか…こんな遅くに、一体どこへ? いろいろと思案してみる。まず昨日のこと…あんなことがあったからにはやはり家には居づらかったのだろうか? そこで、俺の思考はひとつの可能性にたどり着いた。…家出か? とにかく、明日香が心配だ。俺は再び靴をはき、外に出ようとした。 「待ちなさい、飛鳥。」 誰かに呼び止められた。俺は声がした方へ向き直る。そこにいたのは…明日香そっくりの少女だった。 もし髪がストレートではなくツインテールであれば、明日香にしか見えないだろう。けど、俺はこの少女を知っていた。 「亜朱架姉ちゃん…?なんでここに?」 俺が疑問に思ったのは当然だ。なぜなら姉ちゃんは父さんたちと一緒に海外へ行っていたはずだから。 「帰ってきたのよ…久しぶりね、飛鳥。」 亜朱架姉ちゃんは、神坂家の長女だ。今年でたしか20になる…が、どうみても幼女だ。最後に会ったのが四年前だけど、その時から全く変わってない。ただ、やはり言動は大人びいているが…。 「明日香を探すんでしょ?私わかるわよ、居場所。」 「どこにいるんだ!?姉ちゃん!」 「あんたの彼女のとこよ、間違いないわ。」 …おかしい。なんでついさっき再会したばっかなのに結意のことを知ってるんだ?それに、明日香の居場所も…だめだ、今はそれどころじゃない。 俺はすぐさま結意の家に向けて走り出した。 683 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 34 31 ID ZLAFCsLQ それから数分後、目的の場所へたどり着いた。ドアを引く。…鍵がかかっていた。俺は乱暴に呼び鈴を数回押し、怒鳴った。 「開けろ結意!俺だ、飛鳥だ!」 だが、いっこうに開かれる気配がない。 「どきなさい、飛鳥。」 あとを追ってきた姉ちゃんが俺を押し退け、ドアに正対する。すると、目を閉じて手をドアにかざした。 直後、閃光がまたたいた。いや、正確には光と言うより…闇。さしずめ黒い光、か?それからドアは、音もなく開いた。 「姉ちゃん…今のは?」 「鍵を破壊したのよ。緊急事態だし…。」 「そうじゃねえよ!今の光はなんなんだ!?」 「…後で話すわ。それより……」 そう言って姉ちゃんは部屋の中を指さす。俺は黙ってうなずき、部屋へと上がり込んだ。なにか声がする。…どうやら、明日香は本当に来ていたようだ。 「この泥棒猫!あんたなんかがいるから兄貴は…兄貴は私を見てくれないのよ!」 「あなたは飛鳥くんの妹なのよ?私がいなくても、飛鳥くんはあなたには振り向かないわ。」 「うるさい!あんたなんか…死んじゃえ!」 684 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 36 19 ID ZLAFCsLQ 明日香は激昂し、手にもったナイフを結意に差し向けた。俺はすかさず止めに入る。 「やめろ明日香!こんなことしてなんになる!」 「どいてよお兄ちゃん!そいつ殺してやるわ!」 結意に向けてナイフごと突貫せんとばかりの明日香。とりあえず、後ろから羽交い締めにした。 「離して!あの泥棒猫殺さなきゃいけないの!」 こんな小さな体のどこにそんな力があったのか、今にも振りほどかれそうだった。 ―――――そのとき、再び黒い光がまたたいた。その一瞬で、ナイフは失せていた。明日香も、気を失っていた。 「…間に合ったわね。」 肩で息をしながら姉ちゃんが近づいてきた。どうやらあの光を放つのは体力を消耗するみたいだ。そのまま明日香の額に手をかざし、三たび黒い光を放つ。 「飛鳥くん…この子は?」 いきなりの明日香に瓜二つな幼女(?)の登場に結意は戸惑っていたようだ。 「俺の姉ちゃんだよ。亜朱架ってんだ。」 「…また あすか ?」 「ああ…親父たちもなんたってこんな紛らわしい名前つけたんだろな?」と、少しでも場をなごませようとおどけて見せる。 「飛鳥、もう行きましょう。あ…結意さんでしたっけ。鍵、壊しちゃったから。明日すぐ業者をうちから手配するから今夜はチェーンロックで代用してね。 …ごめんなさいね?」 姉ちゃんは丁寧に謝り、軽くお辞儀をした。俺は、明日香を担いで結意の家を後にした。 685 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 37 40 ID ZLAFCsLQ 「なあ…さっき明日香になにをしたんだ?」俺は姉ちゃんへそう問いかけた。至極当然な質問だ。 「記憶を奪ったわ。正確には、明日香があんたに拒絶された日の記憶をね。」と、姉ちゃんは答えた。 「じゃあ、あの光はなんなんだ?鍵を壊したり、ナイフを消し去ったり…普通じゃないだろ、あれは!」 すると姉ちゃんは一考したあと、語りだした。 「私…人間じゃないのよね。」 「…はぁ?だって姉ちゃんは…」 「普通に見れば人間と変わりないわ。でも、厳密には違うの。あんた、生物の授業で習わなかった。2n=46って。」 「それなら習った。人間の染色体の数だよな。」 「そうよ。でも私は…49本あるの。」 「…多くねえか?なんでそんなにあるんだよ。」 普通に考えて意味が分からなかった。人間の染色体が49本なんて、聞いたことない。 「たぶん…いえ、絶対お父さんのせい。あんた、お父さんがなんの研究してか知ってる?」 「いや…興味なかったからな。」 「…私の遺伝子の研究よ。普通なら、こういうのは染色体異常の類として扱われるんだけど…ダウン症とかがそのいい例ね。でも私はなんの欠陥も今現在は見当たらないわ。そのかわり……」 はぁ、とため息をつき、姉ちゃんは続けた。 「年とらないのよ、私。それに、さっきの光。見たでしょ?あれは…そうね、 消去の光 ってとこかしら。」 「消去の光?なんだそりゃ。」 「任意のものを消し去れるのよ。さっきのナイフみたいに……。記憶だって、この光で奪えるわ。………こんなのって、人間じゃないでしょ?」 少し哀しそうな表情で微笑みながら姉ちゃんはそう言った。 686 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 38 59 ID ZLAFCsLQ 「お父さんたちの研究テーマは…そうね、 新人類 とでもいったところかしら。今も、日本のとある極秘の施設で研究してるはずよ。海外なんてのはたんなるカモフラージュ。それとね……」 そこで切り、俺…いや、俺たちへと向き直る姉ちゃん。 「あんたたちもそうなのよ。49本。」 「……俺たちも?でも…」 「なんの変化も見られない、でしょ?それもそうよ。それこそが私だけが研究材料として適任だった理由なんだから。でもね…一つ問題があるのよ。」 「…? 言ってみろよ。」 「………飛鳥、もう結意さんとはセックスした?」 ―――――な、なんてことを訊いてくるんだ姉ちゃん!あまりに突然だったため、どう答えたらいいかわっかんなくなってしまった! まあ…それだけで見抜かれたみたいだけど。 「…やっぱり。」 ほら、 やっぱり ! 「飛鳥……言っとくけどあんた、結意さんとのあいだに子供つくれないわよ。」 ……今度は、姉ちゃんの言ってることの意味がわからなくて沈黙してしまった。子供ができない?俺と結意の? 687 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 40 00 ID ZLAFCsLQ 「まだ授業で教わってないのね…ほんと、ゆとり教育ってダメね。いい?たとえば、犬とネコが交尾したとしても子供はできない。これはわかるでしょう?」 「ああ。」 「それと同じ。 種 が違うの。わかりやすくいうと…おたがいの染色体の本数が一致しないと子供はできないの。つまり、ヒトと猿が交配しても子供はできない。 だから……私たちは普通の人間とのあいだには子供はつくれない。わかった?」 「……なんとか。」実際頭のなかごっちゃだけど…言いたいことはわかった。 「一応、方法はあるわ。」再び姉ちゃん。「それはいったい?」とりあえず尋ねてみる。 「近親相姦なら子孫を残せるわ。あんたと明日香がくっつけばいいのよ。」 「…………!?あ、明日香と!?」 「そ、明日香とよ。私、べつに子供ほしくないし…でも明日香はその気満々みたいだし。はやいとこくっついちゃいなさい。うん、それがいいわ。」 なんかとんでもないことを言ってる気がするが………いや、言ってる! 「でも、俺たち兄妹だぞ!そんなこと―――――」 「あんた、明日香が嫌いなの?私はどうしてもあんたと明日香がくっついてもらわなくちゃ困るのよ!」 …なんで困るんだ?とは言い返せなかった。姉ちゃんの鬼気迫る表情に怖気ついてしまったからだ。 「どうしてもっていうなら…しかたないわね。」俺に手をかざす姉ちゃん。 瞬間、黒い光がまたたいた。対象は…どうやら俺みたいだ。 688 名前:天使のような悪魔たち 第6話 ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 41 06 ID ZLAFCsLQ * * * * * 「…あれ、姉ちゃん。俺何してたんだ?」 「なんか、ぼーっと考え事してたわよ。しゃきっとしなさいしゃきっと!」 なんだ…?このもやもやした感覚。まるで、 「ねえ奥さん、こないだのアレお買い得だったわよねぇ!」「アレって?」「だから、アレよアレ!えっと…なんていったかしら?」みたいな感じだ。 まあ、いいか。明日になればまた結意特製の怪しさマックスの弁当箱が下駄箱に入っていることだろう。そして繰り返される日々、か。 そう思うと足取りが重く感じられたが…まあめげずにがんばろう、俺! 「飛鳥…ごめんなさいね?」突然謝りだした姉さん。 「何がだ?」と思わず聞き返す。理由がわからなかった。何を謝ってるんだ? 「ううん…なんでもないわ。ただいま、飛鳥(明日香)!」 689 名前: ◆UDPETPayJA [sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 43 53 ID ZLAFCsLQ 終了です。 染色体のくだりは…つつけばいくらでもボロが出てきそうなのでノータッチでお願いします。 675 GJ! 690 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 19 54 41 ID Hb+DCbze 今回も面白かったです。 でもネタかぶりました、ごめんなさいw これ以降ワイヤードでパクッてるっぽいとこが出ても見逃して欲しいです。 黒い光って、強いですね。もしかしてバトル展開になるのでしょうか。なら大好物です。 なんにしろ、続きが楽しみです。期待してます。がんばってください。 691 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 20 29 46 ID PkVWcNKA 今日も大漁、大漁。 おなかいっぱいだ、。 692 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 20 39 14 ID tSAU6jmY GJ。なんだが… この展開だとアレがああなってるから結意が可哀想すぎる… 報われる事を祈るしかない 693 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 21 15 11 ID s5GgjPPY GJ! 694 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 21 25 01 ID YQM+8/UP GJ 695 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 22 20 59 ID R2q+e33y GJ! ところでヤンデレ家族ずいぶん見てないと思うんだけど作者さん忙しいのかな 696 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 22 40 47 ID yqSsMytb 695 気長に待とうぜ 俺もその一人だ 697 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 23 04 13 ID ecGUupnG 心配ならブログ見に行けばいい 698 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 23 51 42 ID qmKrK4Qm なんでもブログによれば、展開に詰まってしまったんだそうな。 さあ、気長に待とうか。 699 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 23 51 57 ID vHuxCQOy 697そういえばブログもってる人他にもちらほらいたな 700 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 06 36 ID oji113CX 誰か代わりに書いてくれ とにかく続きが読みたいんだ! 701 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 09 08 ID h72ogn5B 700 作者さんを素直に応援しようぜ 702 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 10 02 ID vUHbK0iq 700 代わりに書けって、修羅場スレみたくなったらどうするんだよ お前少し自重しろ 703 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 12 33 ID UhrdKCoH おっと修羅場スレの話はそこまでだ 704 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 31 39 ID o+jOjcQZ ヤンデレに『付き合うかどうかをコイントスで決める』とか言ってみたい 705 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 31 39 ID CjTaLOsA 寒さも厳しくなってきたが全裸に正座で待機の心はまげないつもりだ さぁ、今日も待機だ… 706 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 39 52 ID Svu7qbUM 704 ヤンデレがサイコキネシスを会得します 707 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 48 22 ID ZmyGMAA/ 704 いつのまにか両方が表のコインとすり替えられてます 708 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 00 51 04 ID FKElutJp 704 ヤンデレなら運命までもあやつりそうだ 709 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 01 13 18 ID MsvpAtYZ 704 ヤンデレが刃物片手に「○○君、もちろんコインはオモテだよね?ね?ね?」 710 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 01 30 16 ID Yu9vWArA 707 ばれなきゃイカサマじゃない 711 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 02 07 20 ID ZsrE4n/b わんわん泣きながら好き好き言ってくるよ 712 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 02 14 39 ID mk758T1a 705 俺は最近寒いから裸に靴下とマフラーをつけて正座してる 713 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 02 33 30 ID RIWkHEIL 彼女の異常な愛情 ~または私は如何にして心配するのを止めて彼を愛するようになったか~ ストーリー ある都心のマッドな女子高校生が一人の少年を愛す。 彼は虐められており、怒った彼女は独断で相手を謀殺するが、彼に幼なじみが接近した。 幼なじみは彼女を爆殺しようと手作り爆弾を仕掛ける。 彼女はサリンを充填した皆殺し装置を町中に仕掛ける。 発動条件は彼女の死亡、スイッチ一押し。 少年は未曾有のサリン事件を防ぐ為彼女と幼なじみを説得しご機嫌を取ろうとするが… 元ネタ…今日借りた映画 714 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 03 03 24 ID Yw67nDpZ ところで男も女もヤンデレなカップルってどうなるんだ? 715 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 03 47 40 ID Jy7KsUFu 心中? 716 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 03 51 18 ID VQW4ZWtv 女「あなたさえいればそれでいい」 男「お前さえいればそれでいい」 幸せじゃね? 717 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 04 10 20 ID h72ogn5B ただの周りを巻き込む迷惑なバカップルになるかと 718 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 06 29 04 ID cCMMZPTE 716 しかし、人はそれだけでは生きていけないのだよ しかも男は合理的な生き物だ 女のためにしたことが裏目に…… 719 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 23 00 28 ID 8wQ3NxIf …修羅場スレが消えた? 720 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 23 04 12 ID xXPy3ME6 719 あるじゃん 721 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/10(月) 23 46 49 ID 7oBAd9Ph 源氏物語アニメ化か・・・ ヤンデレの始祖の登場だな 722 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00 33 43 ID AMwX7wsr 721 幼女をさらってきてセクロスとな? つーか源氏物語はエロすぎて漫画化すら不可能だろ 723 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00 41 45 ID 1CON9MLX 722 いや、六条の御息所のこと言ったつもりだったんだが 724 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 00 52 17 ID dEmuc9G5 722 津田塾の創始者が「ポルノ本読ませるんじゃない!!!」って切れたぐらいだしな 725 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 01 52 06 ID VFXbPmbT 722 漫画化は江川達也がやったが、たしかにセクロスしっぱなしだったな 726 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 08 46 50 ID X5OzDSas 722 「あさきゆめみし」って有名な漫画があってだな…… 727 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 13 18 16 ID 817ESDQM 726 そのアニメ化が中止になって源氏物語がアニメ化なんだよ 728 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 18 11 44 ID Jc2wLUvC ヒント:あさきゆめみし=マンガ版源氏物語 729 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 18 19 59 ID VA7OTHTa あさきゆめみし:アニメ化の企画が中止に 出崎監督オリジナルの「源氏物語」に変更 フジテレビで09年1月から木曜深夜のアニメ枠「ノイタミナ」で放送予定だった、「源氏物語」の世界を描くテレビアニメ「あさきゆめみし」のアニメ化が中止となり、 「源氏物語」を原作としたオリジナル作品「源氏物語千年紀 Genji」を制作することに変更されたことが10日、分かった。 宣伝のアスミック・エースによると、監督の出崎統さんの制作上の意向のためという。 アニメは当初、79~93年に講談社の月刊マンガ誌「mimi」などで連載された大和和紀さんのマンガ「あさきゆめみし」を原作とする作品を制作する予定だったが、 出崎監督の「『源氏物語』をきちんと描きたい」という意向から企画が変更されたという。 出崎監督は「誰もが魅入ってしまう『源氏物語』は魔物である。自分自身の手で新しい表現の境地に挑んでみたい」とのコメントを発表している。【渡辺圭】 730 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 19 32 56 ID e1POl/0z これでコケたら、アホだなこの監督 731 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 20 38 42 ID Jc2wLUvC なん…だと……っ! ようするににわかは俺なんですね。 吊ってくる…。 732 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 21 12 25 ID s8ichCn4 もちろん会話は古語なんだな もしくは普通に現代語か 下手に妙な間違いだらけのそれっぽいセリフを話させたら承知せんぞ 733 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 21 51 31 ID FSF+epur 734君、逃がさないよ? 734 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 21 54 04 ID OWR1wx77 \早くお兄ちゃんに見せたくて、急いで走ってきたんだよ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⊂二 ̄⌒\ ハァハァ ノ) )\ ( ∧_∧ / \ /__ )*´Д`) _ / /^\) //// / ⌒ ̄_/ / / / // ̄\ | ̄ ̄ / / / (/ \ \___ ((/ ( _ ) / / ̄ ̄/ / / / / / / / ( / / / ) / / / し′ ( / ) / し 735 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 21 54 36 ID OWR1wx77 すいません誤爆です 736 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 22 05 20 ID bdGnlpRw ワロタww 737 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 22 07 28 ID FSF+epur キャッチアンドリリースするか・・・ 738 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 23 06 11 ID jliBBwk0 痛くて熱くて苦しくて悲しくて辛くて泣きたくて耐えられなくて逃げられなくて逆らえな くて終わらなくて背けたくて叫びたくてもがきたくて吐きたくて止めたくて抵抗したくて 刃向かいたくて抗いたくて逃げ出したくて ____ 隠れたくて避けたくて篭りたくて 拒絶したくて噛み付きたくて跳ね除けた /ノ ヽ、_\ くて振り払いたくて追い詰め られて捕らえられて引きずり出されて /( ○)}liil{(○)\ 攻め立てられて強制され て赦されなくて束縛されて締め付 / (__人__) \ けられて押し付けられ て引き千切られて投げつけられ | ヽ |!!il|!|!l| / | て虐げられて呻きたく て喚きたくて狂いたくて堪えられ .| |!!il|!|!l| | なくて掴まれて殴られて 裂かれて砕かれて蹴られて焼か | |!!il|!|!l| | れて刻まれて焦がされ て穢されて破られて荒らされて | |!!il|!|!l| | 壊されて嬲られて弄ば れて潰されて踏みにじられて飽 | |!!il|!|!l| | きられて放り出されて 打ち捨てられて気を失って痛み | |!!il|!|!l| | も麻痺して心が壊れて 涙も出なくてでもまた拾われてま \ |ェェェェ| / た掴まれてまた殴られ てまた穢されてまた破られてまた砕かれてまた切られてまた刻まれてまた焼き焦が されて嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌 なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに 嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに 739 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 23 56 36 ID TY99UoT/ 角煮でやれ 740 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 00 27 57 ID 6NoLAE3/ スレストくらって落ちたもよう 741 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 20 14 44 ID RZ/Zb+t6 角煮って何? 742 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 20 26 24 ID YWdA4qPK 741 18歳未満は(・∀・)カエレ 743 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 21 36 58 ID FT4OW6fK 741 料理デスw 744 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 21 58 31 ID nAl5eVNp ・デス料理 ヤンデレが主人公の家に来た泥棒猫に出す料理のこと 745 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 23 08 52 ID 9+gQ9KMP ヤンデレに勝てるヤツはいるのか? 女「大層、自分に自身があるようだけど、あなたは『私を殺せる人がいる?』と三回言えるかな?」 ヤンデレ「そんなのは何万回でも」 ヤンデレ「私を殺せる人がいる?」 「私を殺せる人がいる?」 「私を殺せる人が――」 馬岱『ここにいるぞ!』 ヤンデレ「げぇっ、馬岱!」 746 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 23 24 29 ID Pmm5YSzy 先生!僕はデス料理を食べられますか!? 747 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/12(水) 23 59 57 ID 2XkBLaFi 745そこで馬岱はねえよwww 748 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 00 07 54 ID w+PG5uBN ヤンデレ=魏延ですね 749 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 06 50 33 ID SDiDKRZF それは反骨です 750 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/13(木) 17 13 01 ID yAKrSubE ヤンデレなら張春華だろ…常識的に考えて、司馬懿はいい嫁に恵まれたな 751 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 00 09 19 ID XlZkQgRP 中世の封建主義に刃向かう女、反逆のヤンデレ ヤンデレが公爵令嬢をメス猫呼ばわりしたとのことで訴えられた。 裁判長はヤンデレに言った。 「あなたには罰金を科す。二度と公爵令嬢のことをビッチなどと言うのではないぞ」 「わかりました裁判長様。二度と公爵令嬢のことをカントとはいいませんが、 娼婦のことを公爵令嬢と呼ぶのもいけないのでしょうか」 「それはあなたの勝手だ」 「わかりました。さようなら、公爵令嬢」 752 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 00 15 19 ID XlZkQgRP ヤンデレが、死の床につく友人の手を握っている。 ヤン友:「ヤンデレ、わたし・・・・わたし、お別れする前にどうしてもあなたに言っておきたいことがあるの」 ヤンデレ:「言いたまえ、どんなことをしたにせよ、わたしはもう怒ってはいない。 何も心配することはない」 ヤン友:「いいえ、ヤンデレ。わたしは長い間、この秘密を抱いて苦しんできたの。 でも、もう白状しなければならないわ。わたし・・・わたしずっとあなたを裏切っていたの。 あなたの彼氏の男くんと、あなたの目をしのんで何度もやってたの。 本当に、本当にごめんなさい」 ヤンデレ:「それは分かっていた。わたしがなぜあなたにポロニウムを盛ったと思う?」 753 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 00 44 46 ID paGb54vU 751が妙につぼにはまったw 754 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 02 11 40 ID rDqUy8Kl 751 ブラックジョークだな 755 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 04 37 54 ID YKYQWTw5 ってかブラックジョークのコピペ改変やん 756 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 11 58 56 ID 7lsx03sP ちょうど480KBか。 次スレ立てたほうがいいかな? 反対なかったら一時間後に立てる 757 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 12 58 55 ID 7lsx03sP 立てた ヤンデレの小説を書こう!Part20 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226635080/l50 758 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 13 04 24 ID i8wvpIaU もつ煮込み 759 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 13 58 14 ID XlZkQgRP 特攻隊は陛下にヤンデレ 760 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 15 44 38 ID 7O0PiuKV っ♂×♂ 761 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 16 34 49 ID XlZkQgRP お国にヤンデレ 762 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 16 48 24 ID 5knKdxX9 FUKINSHIN 763 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/11/14(金) 17 28 03 ID KTERV6vH てかお前らの紳士度には脱帽するわ……。 ずっと裸なんだろ? 764 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 20 06 31 ID XlZkQgRP 男「ヤンデレの料理より美味ーい」 男「ヤンデレよりもかわいいよ」 男「いいなあ、ヤンデレより胸が大きいし」 男「ヤンデレよりはやーい」 ヤンデレと他の女を比べて、他の女を持ち上げることなかれ 765 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 20 46 08 ID tV/64shO 一番下… 彼女がエンディングにてナイフで刺されるのが確定したな 766 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/14(金) 20 52 41 ID N9lgGBbm ヨヨはトラウマ 767 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 00 18 44 ID MzquCprt 750 お前とはいいハンガーストライキができそうだ 768 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/15(土) 17 38 41 ID IOVHgHqD 757 乙 769 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01 53 41 ID CHBpoi2H 最近のファイアーエムブレム風のヤンデレを妄想 男:ヤンデレと支援レベルA、女ユニットと支援レベルC ヤンデレ:男と支援レベルA 女ユニット:男と支援レベルC ↓ ヤンデレが女ユニットを撃破するのかな と思っていたら、マジであった。私怨レベルとは上手いことを言ったもんだ ttp //www.pegasusknight.com/cgi-bin/bbs/search.cgi?room=fe10_clear query=%BB%E4%B1%E5%A5%EC%A5%D9%A5%EB 770 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 02 37 08 ID /h3SvxHr 版権モノは専用スレでお願いします 771 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 02 41 48 ID Hu4icJ2P 769 自演乙 772 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 10 18 08 ID V85YKKw0 お前も飽きないなー…とつられてみる 773 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 10 20 09 ID N9puVh4P ほトトギすを全裸で待ってるのだが… 最近夜さむいよ… 全裸の方々は風邪に気をつけてくださいね 774 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 12 41 55 ID GpG7/v8R ネクタイとくつ下で防寒対策ばっちりです 775 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 13 43 42 ID gEwLM05l かちかち山の続きを野球帽だけを被って待ってるんだ 776 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 17 07 38 ID g1Bglg8R よづりの続きを全裸で… 777 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 17 08 18 ID npdvOGuT 網タイツ・・・ゴクリ 778 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 17 19 18 ID sPcrH6oE お前らどんだけ服持ってないんだよw 俺はリッチに段ボール敷いてるから全裸でも暖かいしww 779 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 20 21 25 ID 8tFAtTzr 778 分かってないな。 全裸正座にネクタイと靴下は紳士の正装なんだよ。 780 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 23 53 15 ID KXwGlHEt 俺はヤンデレを椅子にしてるよ 781 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 00 33 41 ID O1ds2/98 779 ネクタイは蝶ネクタイでもいいですか? 782 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 01 27 20 ID zTwt96Cp 分かってないな。 紳士の手袋にシルクハット。これだけだろ。 783 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 01 44 16 ID 9W6iecPa 流派の違いを云々しても詮無いこと それぞれの全裸道にしたがい、SSの投下をお待ち申し上げるのが よろしかろう 784 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 01 47 55 ID 7bgirFil 何だ…この全裸待機ネタの流れ… どうでも良いが、悩み相談に乗ってやってくれないか? 某県M.I君からのお便り。 僕の彼女は、鋸の扱いが異常に上手いです。木を一瞬で切り落とします。 この間、クラスのSさん(仮名)にキスされました。 Sさんと性行為に及んでしまい彼女にしました。 すると元カノになったKさん(仮名)は私の彼女だと言い張りました。 Kは周囲から孤立してなお主張し続けました。 ある朝、Sと二人で歩いているとKの得意技である鋸一文字がSに炸裂しました。 彼女と一緒に海外に高飛びするべきでしょうか? 785 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 01 56 57 ID PchDqWdS Sさんが照英で、Kさんがケインか 786 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 02 02 00 ID EgZWSKRO 785 それは俺もヤンデレにならざるを得ないな 787 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 18 27 13 ID A6jINbBe 催促するわけじゃない、催促するわけじゃないんだが傍観者の人はまだだろうか 788 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 21 32 10 ID ZbznvJrE 787 あの人は今までがハイペースすぎたんだ。じっくりと腰をすえて待つべし。 読み手のなかでも話がよくわからなくなってきてる人がいたが、作者氏も そうなってたのかもしれんね。 展開に詰まってしまったってことは。 とにかく、紳士ならじっくりと腰をすえて待つべし。 789 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 22 51 14 ID LYEhs4TK 傍観者の作者は生存確認ができるだけで安心できるしねえ。 790 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/18(火) 12 14 01 ID jYvTo3Kf 待つなんて事はとうに慣れたさ 毎週日曜日、今日は来るかな?来るかな?と待つ事さえ苦ではないとも 791 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/18(火) 22 59 21 ID RMcZLcJ1 ヤンデレの“待ち”に比べりゃ俺たちはまだまだだろうよ 「どうしてわたしのところに来てくれないの?ずっとずっと待ってるんだよ? 幼稚園からずうっと一緒だったのに、夫婦みたいだってからかわれるくらい仲良かったのに・・・ 大人になったらお嫁さんにしてくれるって約束、まさか忘れちゃったの? ねえ、いつまで待てばいいの? ・・・・そうか、大事な約束を忘れて道に迷っちゃったんだ・・・ なら、わたしが思い出させてあげるね そして迷子にならないようにずうっと手をつないであげるからね だからシラナイヒトとかホカノヒトについていっちゃダメだよ ソコにいて、イイコでまっていてね・・・」 792 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/18(火) 23 06 02 ID bIrZXnUt 「待ち」でも結局自分から会いに行くのね 793 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 02 13 06 ID B14DBDRr 痴漢と被害者から“強制”痴漢者と病んだ女という電波が… 少年最初の痴漢は、その少女だった。毎朝会うその娘はいつしか、彼に愛情を抱いた。 そして、出会いから数カ月後、彼は彼女専属の痴漢にさせられていた。 立場はストーカーと元痴漢に変わってしまった。 794 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 20 03 49 ID hitG+2it よし、その電波を受信して文にしてくる 795 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/11/21(金) 20 42 06 ID jhVxUc0C . 796 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 00 07 03 ID jteNKyO4 埋めヶ丘 797 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 10 24 00 ID jteNKyO4 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅 梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅 798 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 19 56 00 ID 3r/ZDq4I 梅? 799 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2008/11/22(土) 20 11 03 ID p6iiTmOv ヤンデレな子は梅が好きそう 800 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 20 41 08 ID azLRwfSS こういうのうざい 801 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 00 31 07 ID JEjPvlm5 うざいって言うヤツがうざい 802 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 01 45 41 ID wgkoTSJJ 794はまだか!! 803 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 09 42 41 ID a0NqhCmj 「お兄ちゃんどいて! ソイツ殺せない!!」 「そんなのダメだ!! それは駄目だケンシロウ……ラオウを倒すのは私の柔の拳!!」 「ぬはははははっ! 愚弟が揃っても、このラオウに勝つ事などできぬわ!!」 804 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 09 53 38 ID KHxkzEwD ワロタwww 805 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 17 35 06 ID ytm4ntKd ヤンデレ=クラウザー二世 「私は男くんに感謝している。男くんがいなかったら 猟奇殺人者になっていたから……」 曲目リスト 1. ヘルズ・ヤンデレルーム 2. KANKIN 3, マッド・ブッチャー 4, あの女を解体 5, デスガール 6, ビッチキラー 7, 暴力的シーンを含みます 8, 恋の恨みはらさでおくべきか 9, デスアックス 10, 病女王 11, メス豚葬送曲 12, 私の恋人 「ヤンデレさん…やめて下さい。その女とっくに…死んでますから!!」 806 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/23(日) 17 42 53 ID ytm4ntKd 私は学校のテロリスト 昨日は素クール殺したぜ 明日はツンデレ轢いてやる 殺せ殺せ殺せ ビッチなど冷やせ TENCHU下せよ TENCHU下せよ 教室を血で染めてやれー 次回には依存子大食いねぇ それは私が殺したから 次回には男と雌猫いねぇ それは私が殺したから TENCHU下せよ TENCHU下せよ 807 名前: ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 36 09 ID HOJieKTt 埋めネタ落としてみます 808 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 36 49 ID HOJieKTt 1.ヤンデレ茸カタログ ある日、鷹野百歌は非常に困っていた。 「今日のお夕飯、どうしよう……」 一大事である。 「お兄ちゃんにおしいいご飯を食べさせるのが私の存在意義なのに、これじゃあ、だめだよぉ……」 涙目になりながら、必死で打開策を考えた。 兄に、鷹野千歳に出すメニューが全く思いつかない。 この時期旬の食材などはひとしきり使い切ったし、もはや兄の舌を楽しませることができない。新鮮さがない。 もっとも、その考えは全くの思い込みであり、千歳は百歌の作った料理ならなんでも喜ぶのだが、百歌の認識は違った。 「お兄ちゃんに、つまんない女だって思われたら、百歌、死んじゃう……」 料理番組を見たり本を見たり、ネットでいろいろ探したりしても、ピンと来るものが無い。 新鮮というか、奇抜なメニューはあっても、兄の口に入るに足るようなレベルのレシピが見つからない。 今までは、百歌はその若い発想力でこのような苦境も乗り切ってきたのだが、今日ばかりは完全にお手上げだった。 「せめて、何かおもしろい食材でも……」 ガコン。 そのとき、郵便受けに何かが入る音がした。 「ん、夕刊かな?」 気分転換にもなるだろうと、郵便受けに向かう。しかし、中にあったのは新聞ではなく、チラシだった。 「なんだろう、これ……。きのこ……?」 いくつかの茸の写真が並んでいる。見たことの無い色と形。 「ヤンデレ……茸?」 チラシによると、ヤンデレ茸などという高級食材を近くのスーパーが入荷したらしい。 しかも、国産なのに値段は手ごろだという。 ピンときた。 「そうだ、これを買いに行って、今日のお夕飯にしよう!」 809 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 37 24 ID HOJieKTt 2.ヤンデレ茸・媚薬型 「たくさん種類があったけど、全部買っちゃった♪」 買い物袋に、色とりどりの怪しい茸を入れて、百歌はるんるん気分で家のキッチンに立った。 「やっぱり、色々あるけど、これがおいしそうかな」 ひとつを拾い上げ、見つめる。ごつごつとして、卑猥な形状をしている。 くんくんと匂いをかぐ。独特の匂い。人間の体臭――いや、兄の体臭と似ている。 思わず目がうっとりとなり、百歌は顔を赤くしてぶんぶんと振った。 「だめだめ! いきなりしゃぶりつきそうになっちゃった!」 茸にフェラをしようとしていた自分に気付く。 「お兄ちゃんの匂いににてたからって、やりすぎだよぉ……」 しかし、その魅力的な形状と匂いに、心を惹かれてしまうのも事実。 「ちょこっと……ちょこっとだけなら、いいよね」 その誘惑に耐え切れず、端のほうにかじりつき、少しだけ飲み込んだ。 「ん……お兄ちゃんのせーえきの味だぁ……」 また、うっとりとして身体が熱くなる。 「あはっ、あはははは……! お兄ちゃんが身体の中に広がって……気持ちいい!!」 その場にしゃがみ込み、自分の腕で自分自身を抱きしめる。 「あははははははは!! 気持ちいいよぉ!!」 いつの間にか手が股間をまさぐっていた。もはや止める術は無かった。 「……」 賢者タイム。 「……ま、まあ、この茸はお兄ちゃんに後で食べさせるとして」 ――性欲が増強されて、百歌を襲ってくれるかもしれないし。 「とにかく、今のことは忘れよう。うん、そうしよう!」 自分の秘所に出し入れした茸など、自分自身で食べる気にはなれなかった。 810 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 37 54 ID HOJieKTt 3.ヤンデレ茸・病み型 「とにかく、他のもお兄ちゃんに食べさせる前に『毒見』しないと……」 適当に袋から出す。 地味な色と地味な形状のものがあったので、それを手に取った。 「こういうのがむしろ安全なんだよね。マツタケみたいでおいしそうだし」 端をちょっと切って口に放り込む。 「うん、味はなかなか。香りもいいし。これならお兄ちゃんも喜んで……。っ!?」 がくがくと身体が震えだす。 ――まさか、毒……!? 身体の力が抜けて、百歌は崩れ落ちた。 しかし、すぐに立ち上がった。 「ふふ……ふふふ……」 明らかに尋常な様子ではない。 「お料理なんてまどろっこしいことをするのは、もうやめよう。うん、そうしよう……ふふっ」 ニヤニヤと笑いながら、包丁を持ち、ぶんぶんとい振り回す。 「お兄ちゃんがいつか私を愛してくれるなんて、幻想なんだよ。私は妹。所詮、妹なんだから……。ちょっとくらい強引じゃないとガンダムは口説けないって、私の心の師匠も言ってたもん」 冷蔵庫から生肉を取り出し、包丁を突き立てる。 「ふふふっ……やっぱり、お兄ちゃんに近づく雌猫を全員ぶっ殺して、そのあとお兄ちゃんを監禁して調教しちゃえば一番早いんだよ……」 ざくっ、ざくっ。小気味のいい音を立てて、生肉が穴だらけになる。 「そうだよ、お兄ちゃんは世界一かっこよくて優しいから、勘違いした雌どもが擦り寄ってきちゃうんだ……。お兄ちゃんがそんな輩に騙されちゃう前に、消さないと……」 くっくっと笑い、百歌は包丁を持ったまま身支度をする。 「早速、お兄ちゃんとの仲を取り持ってなんて私に頼んじゃったあのお馬鹿さんから殺しに行っちゃおうかな♪」 靴を履く。が、なんだか上手く履けない。目の焦点が合わない。靴が三つに見える。 「んっ……頭が……」 くらくらする。そのまま力が抜けて倒れた。しかし、またすぐ立ち上がった。 「あれ、私何を……。そうだ、夕飯作らないと、お兄ちゃんが帰ってきちゃう」 811 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 38 25 ID HOJieKTt 4.ヤンデレ茸・自律型 「他にはどんなのがあるかなー」 がさがさと、なにかのゲーム感覚で買い物袋をあさる。 「これだっ!」 取り出したのは、これまた奇妙な茸だった。某ドコモのマスコットのように、人間的なデフォルメを加えられている。 人間っぽい手足がついていたり、目のような部分があったりする。 「なに、これ……」 『ふふふっ、やっと私に気付いてくれたのね』 「喋った!?」 『驚くことないじゃない。私、あなたとスーパーで目が合ってから、ずっと好きだったのよ。だから、あなたに食べられるためにあなたの手にしがみついたの』 「私に、食べられるため……?」 『くくくっ、やっと、茸としての本懐を遂げられるわ……。愛するあなたに食べられることで、あなたの血となり、肉となる……あはははは!! 最高の死に様だわ!!』 「……」 『さあ、早く私を食べて! その可憐な唇でむしゃぶりつき、その白い歯で噛み千切り、蹂躙しなさい! そうして私はあなたと永遠に同化する……そう、私達の愛が永遠になるのよ!』 「……気持ちわるーい」 百歌は、茸をぽいとゴミ箱に投げ捨てた。 『ちょっと、出しなさい! 私とあなたの愛は……!』 「気持ち悪いよぉ……まさか、喋る茸があるなんて」 『出せー! ちょ、マジで出してください! 生ゴミとして朽ち果てるのは嫌なのよ! 後生ですから!』 「しかたないなぁ、近所の猫の餌にするけど、それでもいいよね」 ゴミ箱から救出する。すると、茸は再び高飛車になった。 『ふふふ……やはり、口では生意気でも、心の奥底では私を愛しているのよね。分かっているわ。さあ、私を喰らいなさい……!』 「気持ちわるーい」 ぽいっ。 『きゃー!』 812 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 38 55 ID HOJieKTt 5.ヤンデレ茸・幻覚型 「もう、ろくなのが無いよ……。最後のこれは、どうなんだろう」 端を少し切り取り、口の中で咀嚼する。 「うん。これは今までで一番おいしい。マツタケ以上かも……」 百歌は笑顔になり、料理を始めた。 「じゃあ、これと、最初のあの媚薬みたいなやつで今日は炊き込み御飯とお吸い物でもつくろうっと♪」 「お帰りお兄ちゃん。ご飯できてるよ」 「おお、じゃあ早速食うか。……今日のは美味いな」 「今日は変わった食材を使ったから(ふふっ、それは媚薬茸入りのお吸い物……さあ、私の身体を求めて、お兄ちゃん!)」 「ん、なんだか、俺……身体が熱くなって……」 「お兄ちゃん、大丈夫?(きたきたきたー!!)」 「百歌……お前、可愛いな」 「え、急にどうしたの、お兄ちゃん?(もしかして、これは非常に美味しい展開!?)」 「百歌、俺もう、我慢できない!」 がばっ。 「きゃ、お兄ちゃん、私達兄妹だよっ!(あくまでお兄ちゃんから襲ったという形にすれば、これ以降もお兄ちゃんに責任を取ってもらえる……♪)」 「悪い兄貴ですまん! でも、お前が可愛すぎて、もう我慢できない! 入れるぞ!」 「お、おにいちゃん、そんな、いきなり……いたいよぅ……」 「動くぞ、百歌!」 「ああ、お兄ちゃんに無理矢理犯されてる……♪」 「百歌……俺、もう、出る……!」 「だめ……だめだよぉ……(くく……くははははは!!! 計画どおり! 思い通り! ここまで上手くいくなんて!)」 「うおぉ!!!」 「お、お兄ちゃんに無理矢理中だしされてるよぉ……!!! ……責任、取ってよね」 「ああ、百歌とちゃんと結婚して、子供を産むよ。愛する百歌と一緒に生きていく」 「お兄ちゃん……! 私も愛してる!!」 「……って、ドリームか!!!」 はっと意識が戻ると、さっきから全然時間がたっていなかった。 「早くお料理作らないと……! でも、今の夢いいなぁ……げへへ」 思わず、変な笑い声が出てしまった。非常に下品である。いけない、よだれも出ている。 813 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 39 28 ID HOJieKTt 6.平和が一番 「ただいまー」 「お帰りお兄ちゃん。ご飯できてるよー」 「そうか。ならすぐ食わないとな」 兄はそう言うと、荷物を降ろして手を洗い、すぐに食卓に座った。 「いただきまーす」 「いただいてくださーい♪」 炊き込み御飯に箸をつける千歳と、それを見つめる百歌。 「ん、どうした? 食わないのか?」 「うん。味見して、おなか一杯になっちゃった」 ――お兄ちゃんの顔を見てて、おなか一杯になっちゃった。 とは、照れるのでいえなかった。 「ど、どうかな。今日のお夕飯」 「ん、美味い。いつもより手間がかかっている感じだ。それに茸も変わってるな」 「そ、そうかな……えへっ」 そのとき――千歳の手が百歌の頭に触れた。 「お兄ちゃん……?」 「いつも、ありがとな。家事が全然できないから、俺は。役立たずな兄貴のために……。感謝してるぞ、百歌」 「お兄ちゃん……そんな、私がしたくてしてることだし」 「でも、お前はえらいよ。早くに母さんが死んで、家族の皆は……ほら、あんなだったし……。そんな中で、お前は良い子になった。俺は、嬉しいんだ」 「なら……ごほーび、ちょうだい」 「なんだ? バイト代も入ったし、なんでも買ってやるぞ」 「百歌に、『好き』って、言って」 「なんだ、そんなことか」 勇気をもって提案したのに、千歳は簡単に承諾してしまった。 「百歌、俺はお前が大好きだぞ」 にっこりとして言う千歳。 「お兄ちゃん……! 私も好き!!」 そんな兄に、百歌は飛びついた。 なにもかもが、平和だった。 めでたしめでたし 814 名前:埋めネタ ヤンデレ茸にご注意 ◆.DrVLAlxBI [sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 40 03 ID HOJieKTt 終了です。元ネタは、言うまでもなくこのスレの上のほうにある話題です。 815 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/24(月) 21 55 16 ID PAUjoIRi 面白すぎる…まともな人でも食ったら(思考が)イッてしまいそうだな。 816 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/24(月) 22 09 57 ID PFjMM0vu 百歌の心の師匠と俺の心の師匠同じだ!! 817 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/24(月) 22 33 39 ID oNp1k0iO 君の存在に心奪われたものだ!アッ――――!! 818 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/11/24(月) 23 54 13 ID OUz7LRZ4 こいつが書く『ヤンデレ』ってメンヘラじゃん。愛が無い
https://w.atwiki.jp/pang/pages/17.html
ヤンパ国民の入国資格 注意点について 入国資格 1、Lv20以上のキャラ 2、メインキャラで サブ、サード以降が他国民ではない事 ※サブ以降が他国民と発覚した場合、退国も有り得ますので、 ご注意下さい。 3、不正行為&マクロユーザーではない事 4、リアルで週4日以上 のIn 国のイベントに極力参加出来る人 国民会議への極力参加、意見をお願いします。 5、貸倉庫の不動産売買は禁止とします。 以上5点です。 入国希望者は、下記ヤンパ掲示板の『国勢調査のお知らせ【重要】』にカキコし、 国守に耳、郵便等で連絡してください。 書き込みしていただけない場合は、入国を認めません。 貸倉庫はメイン国民の貸出しを優先に進めていますが、現在、新規メイン国民の方へも順番待ちの状況です。 入国後 本人より 貸倉庫賃借申請後 貸倉庫守令に〒か耳して下さい。 サブキャラは原則1キャラまでの入国を認めていますが、サブの受ける配当は 官庁への寄付という形で返金をお願いします。 返金していただけない場合、強制退国しますので、悪しからず。 ヤンパは まったり君主を楽しもう!!をモットーに 「国民の育成を国民が支援する国」 です。質問は国チャで 聞くとだいたいの事は分ると思います。 製造の匠の方も結構いますので、国内で武器や防具の製造依頼、エンチャを広い範囲カバー出来るかと思います。 IN時 OUT時は挨拶をしましょう!! 誹謗中傷は控える事、何度かの注意でも改善が見られない場合、強制退国します。 以上です。
https://w.atwiki.jp/qma_fantarium/pages/47.html
プロフィール ステータス 魔法断章 セリフ集 プロフィール 名前 ヤンヤン 誕生日 12月12日 血液型 B 得意魔法 泰山風雷来拳 好き ショウロンポウ・タンヤオ 嫌い お金持ち CV 大原さやか 農村出身の小柄な少女。ちょっと怒りっぽいところがある。 麻雀大会に出場するはずが、その会場に向かう途中でアカデミーに迷い込んでしまい、そのまま入学した。 勉強は苦手だが手先が器用で、授業の時間以外は内職をしている。 賢者になるだけで儲かると思い込んでおり、無理をしながら勉学に励む。 ステータス 初期マジックスタイル モンク 基礎能力値(Lv60時) 体力 702 攻撃 200 防御 502 器用 100 回復 502 魔力 2006 魔法断章 断章名 レアリティ 紋章 スキル 魔力(LvMAX) 攻撃(LvMAX) 防御(LvMAX) イラストレーター ヤンヤン・学園生活 その1 N - - ぽよよん♥ろっく ヤンヤン・学園生活 その2 N - - ぽよよん♥ろっく ヤンヤン・春の装い R 青 反撃 イトウゆーじ ヤンヤン・初夏の装い R 赤 反撃 ゆかたろ ヤンヤン・必殺魔法発動! SR 緑 反撃 あずまあや ヤンヤンの花より団子 SR 赤 反撃 コダマ ヤンヤン・冒険へ行こう!初夏 SSR 青 反撃 石川ヒデキ ヤンヤン・ほうきレース! UR 赤 反撃 ゾウノセ セリフ集 装備変更・キャラタッチ 攻撃 ダメージ 魔法発動 ステージクリア チャット ユニゾンクイズ開始 MVP 月間特別ボイス 1月あけましておめでとさぁ早くお年玉出せアル! 2月 金欠で10円チョコしか買えなかたアル…これでも喜んでくれるか? お前良い奴アル! 3月 4月 5月 6月 雨が多いのは縁起が悪いアル。水曜日に定休日が多いのは、儲けが水に流れるからアルよ。 7月 8月 夏休みはー!海の家で毎日バイトアル♪ はぁ、こういう青春も、悪くなぁい…アル…ヨ…ハァ… 9月 月が綺麗なは日金運アップアル! 今、私が考えたアル 10月 お菓子かお金くれなきゃ、イタズラどころか九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)を喰らわせるアル! 11月 食欲の秋!儲け意欲の秋アル! …え?それはいつもって? ムキー!毬栗を食らえアル! 12月 一年間良い子でいれたから、今年のサンタ様からの報酬も期待出来るアル!
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/3148.html
ヤンヤン / Yang-Yang 【ヤンヤン】 ポップンミュージック7で初登場したキャラクター。 ヤンヤン / Yang-Yang 誕生日 担当曲 ポップン7 アクション(pm7) キャラクターポップ 関連キャラ、用語リンク 出身地 趣味など すきなもの きらいなもの キントウンに乗った、多芸に秀でた猿。 「西遊記」などの孫悟空がモチーフになっているキャラクターといえる。 誕生日 8月1日 担当曲 キョウゲキ ポップン7 アクション(pm7) NEUTRAL 金斗雲に乗っている。 GOOD GREAT FEVER MISS 金輪で締め付けられる。 JAM DANCE 【左右移動型】金斗雲の上で逆立ちしながら左右に往復。また固定配置で雲がある。 WIN FEVER WIN LOSE 宙返りを行うが、金斗雲を突き抜けて尻もちをつく。 キャラクターポップ 【色違い】 関連キャラ、用語リンク このキャラクターが描かれているレアカード 【★あけまして2012年★】 【WELCOME! ASIAN PARADE♪】 【FULL OF SMILE ぼくらの世界】 キャラクター一覧/ポップンミュージック7
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/847.html
ヤンデレは誰だ第一話 ヤンデレは誰だ第二話