約 1,211,359 件
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/128.html
Q ゲーム「メタルギア2」でチェコの生物学者キオ・マルフ博士によって開発された石油を精製する微生物は? A OILIX Q ゲーム「メタルギアソリッド3サブスタンス」のヘッドセット同梱版についてくるヘッドセットのメーカーは? A ロジクール Q ゲーム「メタルギアソリッド3」で、ジ・エンドが持っている麻酔狙撃銃は? A モシン・ナガン Q ゲーム「メタルギア」シリーズにも登場する、銃を発射する際に発生する音と煙を抑える装置をなんという? A サプレッサー Q ゲーム「メタルギアソリッド」に登場する拷問マニアの敵キャラリボルバー・オセロットの通称は? A シャラシャーシカ Q ゲーム「メタルギアソリッド3」のヴァーチャスミッションで最初に訪れ土地は? A ドレムチイ Q ゲーム「メタルギアソリッド4」に登場する、周囲の環境に自動的に擬態できるスニーキングスーツは? A オクトカムスーツ Q ゲーム「メタルギアソリッド3」で、食べるとバッテリーが回復するキノコは? A オロシャヒカリダケ Q ゲーム「メタルギアソリッド2」で、PSG1を使用するときには欠かせない抗不安薬の錠剤は? A ジアゼパム Q ゲーム「メタルギアソリッド2」で、大佐が無線通信中に自らの前世であると言った生物は? A アメリカシロヒトリ Q ゲーム「メタルギアソリッドポータブルOPS」で4人1組のチームを編成して戦うネットワーク対戦モードは? A サイバーバル Q ゲーム「メタルギアソリッド4」のプレミアムパックに同梱されたPS3本体のカラーは? A HAGANE Q ゲーム「メタルギアソリッド2」で、データをセーブする際に使用する無線機の周波数は? A 140.96 Q ゲーム「メタルギアソリッド3」で、シギントと交信する際に、使用する無線機の周波数は? A 148.41 Q ゲーム「メタルギアアシッド」でハイジャック犯が使用した筋弛緩剤の一種は? A 臭化ベクロニウム Q GBカラー用ゲーム「メタルギアゴーストバベル」に登場する将軍の名前は? A エグアボン Q ゲーム「メタルギアソリッド」のオセロットも所属してた旧ソ連の特殊任務部隊は? A スペツナズ Q ゲーム「メタルギア」シリーズに登場する反メタルギア財団の名前は? A フィランソロピー Q ゲーム「メタルギアソリッド3」に登場する、「スターアップル」の別命を持つ植物の一種は? A ヤーブラカマラカ Q ゲーム「メタルギアソリッドポータブルOPS」でソコロフが名乗った、ロシア語で「幽霊」という意味の名前は? A プリヴィディエーニ Q ゲーム「メタルギアソリッドポータブルOPS」で爆発を起こして敵の注意を引く効果があるアイテムは? A トコトコガーコ Q ゲーム「メタルギアソリッド3」で、段ボール箱Aの側面に書かれている文章は? A 兵器廠東棟行き Q ゲーム「メタルギアソリッド2」に登場するロシア人用兵で父のセルゲイと娘のオルガといえば、○○○○○○○親子? A ゴルルコビッチ Q ゲーム「メタルギアソリッドポータブルOPS」でゲノム兵に使用すると制服の色が変わる効果を持つアイテム? A セイギノココロ Q メタルギアソリッドを英語にすると? A METALGEARSOLID
https://w.atwiki.jp/mgs4wiki/pages/64.html
メタルギアソリッド4 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動 ナビゲーション, 検索 メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット ジャンル ステルスゲーム 対応機種 プレイステーション3 開発元 小島プロダクション 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 人数 1人(オフライン) 最大16人(オンライン) メディア BD-ROM(片面2層)1枚組 発売日 2008年6月12日(世界共通) 価格 通常版 ¥8,800 スペシャルエディション ¥9,800 プレミアムパック ¥51,800 ウェルカムボックス ¥49,800 (いずれも税込価格) 対象年齢 BBFC 15 CERO D(17歳以上) ESRB Mature OFLC(豪) MA15+ OFLC(新) R16 PEGI 18+ コンテンツアイコン 暴力、犯罪 デバイス デュアルショック3対応 売上本数 約75万本 約108万本(同梱版含まず) その他 対応音声出力 リニアPCM5.1ch ドルビーデジタル5.1ch 表・話・編・歴 『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』 (METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS、略称 MGS4) は、2008年6月12日発売のプレイステーション3用ソフト。メタルギアソリッドシリーズの4作目にあたる。開発は小島プロダクション。 目次 [非表示] 1 概要 2 あらすじ 3 ゲームシステム 3.1 既存の機能と変更点 3.2 新機能 4 用語 5 登場人物 5.1 主人公とその関係者 5.2 ラットパトロール・チーム01(RAT PT 01) 5.3 OUTER HAVEN(アウター・ヘイブン) 5.4 ビューティ ビースト部隊(BB部隊) 5.5 ビッグ・ボスとその関係者 5.6 その他 5.7 登場する組織 6 ノベライズ版 7 METAL GEAR SOLID4 DATABASE 8 関連事例 8.1 企業との連携 8.2 その他 9 スタッフ 10 受賞 11 関連項目 12 出典 13 外部リンク 概要 [編集] 2005年5月17日(米国時間)E3のコナミカンファレンスで製作を正式発表。以後様々なメディアにおいて本作監督・小島秀夫が「本作で、メタルギアシリーズ本編の謎はすべて解決し、ソリッド・スネークの物語は完結する」と明言し[1]、メタルギアソリッドシリーズは完結するが、メタルギアシリーズそのものはライフワークとして継続することを宣言した[2]。これは小島監督の作品としてではなく、小島プロダクションとしてシリーズを製作していくという意味で、本人はプロデュースに徹すると述べている。 2008年2月29日 、ゲーム業界では珍しい全世界同時発売を2008年6月12日に行うと正式発表。同時に3種類のパッケージによる販売も発表し、本編のみの通常版、通常版に特典映像ブルーレイディスクを同梱したスペシャルエディション、スペシャルエディションとPS3をセットにしたプレミアムパックを発売[3]。また、SCEからも『PLAYSTATION3 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS WELCOME BOX with DUALSHOCK3』が発売された[4]。 日本の『ファミ通』のクロスレビューでは史上8作目の40点満点を獲得、海外の大手ゲーム雑誌のGame Informer[5]、大手ゲームサイトのIGN、GameSpotでも満点を獲得。[6][7] ゲーム機関の1UP、GameSpot、PALGNで最優秀賞であるGame of the Yearを獲得、Joystiqでも2008年のナンバーワンゲームに選ばれるなど数々の賞を受賞した。 2009年時点で、週刊ファミ通で合計で94部門受賞したと発表された。また当誌で、エンターブレイン社長浜村弘一は、「ゲーマーなら、このゲームをプレイしなければ必ず後悔する。」と称賛している。 ゲームのジャンルはステルスアクションとされるが、「隠れるところはない (NO PLACE TO HIDE)」を基本コンセプトとし、敵に気取られずに進む事が重要となっている。そのため従来のように小部屋やロッカーなど身を隠せる場所は少ない。物語のテーマは「SENSE」で、劇中では感覚、意志、遺志など、台詞の中に様々な言葉のルビとして用いられている。 初週販売本数は約46万本、2009年12月現在までに約75万本を販売している。長らくPS3用ソフト販売本数1位だったが、2009年12月発売のFFXIIIが初週で約152万本を販売したため、現在は2位となっている。また、アメリカでは2008年終了時点で108万本(同梱版含まず)を販売し、世界累計では約400万本を販売している。[8] あらすじ [編集] 注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ] 武装集団「サンズ・オブ・リバティ」の引き起こしたビッグシェル占拠事件以降、世論の反発で正規軍の他国への派兵が困難となったアメリカが、PMC(民間軍事会社)にこれを代替させるようになった。その結果、PMCが急速に台頭。無人兵器の発達やナノマシンによる兵士、武器、兵器、戦場の制御管理を行う「SOPシステム」の確立を背景として合理的な戦争経済が成立し、戦争はビジネスへと変わっていった。 オタコン、雷電と共にオルガの娘の捜索、愛国者達の調査を行っていたスネークだったが、肉体の急激な老化が進み、急な発作に苦しめられるようになっていた。そして、ビッグシェル占拠事件から約5年後、スネークのもとに国連職員となった元FOXHOUND司令官ロイ・キャンベルが訪れ、世界各国の大手PMCを運営するマザーカンパニーOUTER HEAVENを統率し、大規模な軍事蹶起を目論むリキッド・オセロット(精神がリキッド・スネーク化したような言動を取るリボルバー・オセロット)の暗殺を非公式に依頼する。残り僅かな余命をこの任務に賭けたスネークは、任務を遂行するためリキッドが潜伏する中東の戦場へと単独潜入を開始した。 ゲームシステム [編集] 主人公オールド・スネークを操作し、障害となる敵や仕掛けなどを攻略しながら目標地点に到達させるのが目的となる。 既存の機能と変更点 [編集] キャラクターの操作 スネークは立ち、しゃがみ、ホフクの三姿勢で行動できる。立ち姿勢では走る事ができ移動速度が速く、ローリングも使用できるが、敵に発見されやすくなる。ホフク移動は見つかりにくいが移動速度は遅い。本作では、しゃがみ姿勢から中腰のまま移動することが可能になった他、ホフクから死んだふりをすることもできる。CQCは今作でも使用できるが、敵兵への尋問はできない。武器ボタンがR1に変更され、その他主観などの操作方法も変更された。武器ボタンがR1に移ったことにより、3Dカメラを右スティックで操作しながら武器を扱えるようになった。MPOと同じくクイックリロードは存在しない。 カメラ視点 MGS3 サブシスタンスで採用された3Dカメラが正式採用されており、主観カメラを使わなくても遠くまで見通しが効き、広い視野が確保された。壁際で切り替わるビハインドカメラは廃止されている。主観カメラ中でも移動が可能になっている。 アクションマーク △ボタンで特殊なアクションを実行できる場所に、アクションの内容を示すアイコンが標示されるようになった。 クリア評価 各ACTクリア後に、トータルプレイ時間、コンティニュー回数、危険フェイズ回数、殺傷人数、LIFEアイテム使用回数、集めた武器の種類、フラッシュバックを見た回数、スペシャルアイテムの使用可否によって評価が決まる。成績によってDPを獲得でき、評価が良いほど入手できるDPは増加する。メタルギアソリッド3で存在していたセーブ回数や治療回数の計測は廃止されている。 新機能 [編集] オクトカム オクトパス・カムフラージュ(蛸の擬態)の略で、周囲の色や模様、質感などを表面に再現する事で、その場に応じた迷彩効果を得られる特殊な迷彩技術。記録された色や模様を任意に再現することもできる。周囲の模様や質感だけではなく温度まで擬態するので赤外線センサーなどにも反応しなくなる。スネークの身につける新型スニーキングスーツの機能だが、国防高等研究計画局(DARPA)で開発された技術をオタコンとサニーが盗用したもので、スネーク以外にも同様の装備を持つキャラクターが存在する。頭部に装着するマスク型オクトカムの機能で人間の顔を再現し変装する装備は、フェイスカムと呼ばれる。 ソリッドアイ 周囲のSOP情報を視覚化する他、望遠鏡、赤外線暗視ゴーグルの機能を備えた眼帯状の機器。赤外線モード使用中は、小さな動作音が発生するため、ナノマシンにより聴力が強化されているヘイブン・トルーパーに気づかれる恐れがある。 メタルギアMk.II オタコンが設計、開発したメタルギア。オタコン曰く「遠隔機動端末」であり兵器ではない。人間が抱き上げられる程度の大きさ。機体を透明にするステルス迷彩を装備しており、偵察機として利用できる。過度の損傷やバッテリーの消耗、操作圏外などの条件で強制的に操作が中断される。端末コネクターを兼ねる触手状マニピュレータで相手を感電させ気絶させることができ、胴体には小物を収納し、小銃程度の荷物なら引きずって運べる。スナッチャーに登場するキャラクターと同名、同デザインだが、モニターはCRTからOLED(有機ELディスプレイ)に変更されている。なお、予備機としてメタルギアMk.IIIが存在する。 スレットリング スネークが察知した気配を視覚化した物。しゃがみやホフク状態でじっとしているとスネークの体の周りに白い円が現れ、気配のある方向が波立つ。壁越しに気配を察知することも可能だが、気力が減っていたり、ストレスが溜まっていると円が小さくなり見辛くなる。 英雄度 現地武装勢力などによるスネークへの評価。戦場が舞台となる本作では、PMC(民間軍事企業)と現地の武装勢力などが戦闘状態となっており、交戦中のPMCを倒す、アイテムを提供するなどの手助けで英雄度が上昇する。上昇すると武装勢力はスネークを味方と認識し、姿を見せても攻撃してこなくなる。逆に、武装勢力を攻撃すれば敵対行動と見なされ、PMC、武装勢力の双方から狙われる事になる。PMC要員はSOPによるID管理を受けており、敵味方の識別が明確なためスネークを味方と思うことはない。 ドレビンポイント 「武器洗浄屋」ドレビンのサービスをうけるのに必要なポイント。現地調達した武器、兵器をポイントに変えることができ(敵を倒したりすることでもポイントを手に入れられる)、ID管理でロックされた銃を使用可能にするガンロンダリング(武器洗浄)や、武器の購入に使用する。サプレッサーや銃弾も購入可能。 SOPシステム Sons Of the Patriots(愛国者の息子達)の略称で、「ソップ」と発音する。体内にナノマシンを投入することで兵士のID管理、体調管理、兵士間の情報共有や兵器の利用制御なども行える戦場管理システム。メタルギアオンラインでは、プレイヤーもSOPによる連携や情報共有が可能。 インストール ゲームデータはディスクからHDDへとインストールする必要があり、ゲーム初回開始時に約8分間、各章の開始時に2-3分間のインストール待ちが生じる。データは章ごとに入れ替わる方式の為、インストールされた以外の章のセーブデータから再開する場合や、2周目以降も同様にインストールが行われる。インストール中にも様々なメッセージが表示されるが、ゲームについての説明の外、タバコのマナーについての説明などゲームの内容とは関係のないメッセージもある。 メタルギアオンライン 本編ディスクには「METAL GEAR ONLINEスターターパック」として、本作のシステムをベースにしたメタルギアオンラインが収録されている。メインメニューからMETAL GEAR ONLINEを選択し、起動する。今作の発売前にプレミア(披露のための)βテストが行われていた。βではデスマッチ、チームデスマッチ、キャプチャーミッション、拠点制圧ミッション、スニーキングミッションがプレイ可能だった。 「メタルギアオンライン」も参照 用語 [編集] 詳細は「メタルギアシリーズの用語一覧」を参照 OUTER HEAVEN(アウター・ヘブン) かつてビッグボスが、兵士が生の充足を得られる世界を目指して創った武装要塞国家。本作ではビッグボスの遺志を継いだリキッド・オセロットが運営するPMCの社名として使われている。 OUTER HAVEN(アウター・ヘイブン) 愛国者達の束縛から解放を目指しリキッド・オセロットが作ろうとしている、システムの避難所。作中後半ではその名を冠したアーセナルギア級の戦艦も登場する。 愛国者達 アメリカを影で支配し、世界の法律、情報、戦争経済などのあらゆる事を管理、統制する謎の組織。 FOXDIE 愛国者達によって人為的に作られたウィルス。遺伝子レベルで個人を特定し、設定された人物のみを殺害する効果をもつ。シャドーモセス事件の時にFOX HOUNDを壊滅させるためにスネークに感染させたが、事件から9年の月日が経ち、スネークの体内で無差別殺人ウィルスに変貌しつつある。 SENSE(精神) 今作のテーマ。MEME、GENE、SCENEからは受け継ぐことが不可能な存在。今作ではナノマシンに管理、統制された「心」という意味もある 戦艦ミズーリ 1944年に竣工されたアメリカ海軍艦。本編ではシャドー・モセス事件で後方ユニットの一員だった美玲が艦長を務めている。 登場人物 [編集] 主人公とその関係者 [編集] オールド・スネーク 声:大塚明夫 急激な老化が進んで髪は白髪となり、髭を生やしたソリッド・スネーク。低下した身体機能はマッスル・スーツを兼ねる新型スニーキングスーツで補い、リキッド・オセロットの抹殺を遂行すべく世界各地の戦場を転戦する。 ハル・エメリッヒ(オタコン) 声:田中秀幸 専用輸送機「ノーマッド」の機内からの通信や、メタルギアMk.IIでスネークをサポートするほか、輸送ヘリで現場に乗り付けてスネークを救い出すなど、多方面にわたって活躍する。義妹エマを殺害したヴァンプを憎んでいる。 ロイ・キャンベル(大佐) 声:青野武 元FOXHOUND司令官の退役大佐。当時のソリッド・スネークの上官であり、リキッド・オセロット暗殺の依頼者。現在は国連職員としてPMC関連の事案にあたっている。 雷電(ジャック) 声:堀内賢雄 『MGS2』ではプレイヤーキャラクターとして登場したが、今作ではデモシーンのみで登場。愛国者達からサニーを救出した後、スネークと別れて姿を消していたが、外骨格の装備や人工血液による身体強化を受けた姿で、スネークを守るために現れる。ナイフや剣術、トラッキング(追跡術)の達人となっており、その知識と戦闘能力を活かし、スネークをサポートする。 ナオミ・ハンター 声:鶴ひろみ ソリッド・スネークが感染しているFOXDIEを開発した人物。今作ではSOPやナノマシン、ソリッド・スネークの老化などについて詳しく知る人物。 リキッド達と行動を共にしていた。 美玲(メイ・リン) 声:桑島法子 『MGS1』ではソリッド・スネークを無線にてサポートした。MGSシリーズに登場する「ソリトンレーダー」の開発者でもある。シャドー・モセス事件を知る厄介者の一人であるため、今作では練習用戦艦の艦長という閑職にまわされていた。自らが艦長を務める戦艦ミズーリで、アーセナルギア級戦艦「アウターヘイブン」への突入を支援する。 ローズマリー(ローズ) 声:井上喜久子 雷電の元婚約者。軍の内勤アナリストだったが、後に心理学を学び、戦闘ストレス小隊に加入。今作では通信でソリッド・スネークのメンタルケアを担当する。『MGS2』で長かった髪を本作で切っている。ロイ・キャンベルの妻として振舞っていたが、実際は危険を避けるための芝居であった。ややヒステリックな一面を覗かせていたMGS2の時と比べ、今回はだいぶ落ち着いた性格となっているが、料理の腕は相変わらずのようである。 サニー 声:井上喜久子 オルガ・ゴルルコビッチの娘で、彼女と同じ銀髪の持ち主。オルガを利用する為に愛国者達によって囚われていたが、雷電によって救出された。大型輸送機ノーマッドの機内でスネーク、オタコンとともに生活し、オタコンを兄と慕う。メタルギアMk.IIの開発の一端を担い、ネットワーク関連の技術ではオタコンが自らを超えたと言うほどの才能を持つ。リキッド、ソリダス、ソリッドと名づけた鶏を飼っており、目玉焼きの焼け具合で占いをするのが趣味。ノーマッド機内はサニーの意向で禁煙となっている。 ドレビン 声:藤原啓治 本来、SOPに登録された者以外は使用できないID銃を非ID銃にする武器洗浄屋(ガンロンダラー)で、一種の武器商人。「ドレビン」とは組織の名前と武器洗浄屋の総称であり、本名ではない。彼は893(ヤクザ[9])番目のドレビンで、愛国者達などの事を知っており、BB部隊の生い立ちも把握している。オクトカム機能を装備した専用のストライカー装甲車で行動し、武器の提供や脱出の支援など、要所でスネークのサポートに現れる。通信周波数は148.93。 リトル・グレイ 声:小堀修一 ドレビンが飼っている白い猿。全身に毛が無く、パンツをはいている。ドレビンと一緒に炭酸飲料を飲み、スネークに煙草を要求して吸ってみせるなど、人間のような嗜好の持ち主。 ジョン 声 川村悠椰 エンディングに登場するローズの子供。「リトル・ジョン」の愛称で呼ばれる。 少年 エピローグで登場し、言葉は通じないがサニーの「外」での初めての友達となる。小説版では、彼がソリッド・スネークの良い部分を潜在的に所有している、彼がサニーの結婚相手だと仄めかす描写がある。 ラットパトロール・チーム01(RAT PT 01) [編集] 戦場の主役となったPMC(民間軍事企業)の査察を目的に活動するアメリカ軍CID(アメリカ軍犯罪捜査司令部)の部隊で、ARSOCの指揮下にある。蹶起を企てるリキッド・オセロットの追跡調査任務に従事しており、「FOX HOUND」の偽装パッチを身につけている。 メリル・シルバーバーグ 声:寺瀬今日子 MGS1では、新兵ながらもスネークと共に「シャドーモセス島」での「FOX HOUND」による武装蜂起を生き延びた女性。兵士として成長し、PMC査察部隊のリーダーを務めている。デザートイーグルを愛用し、脚、腹部、腰のホルスターに三挺を所持。腕相撲の実力は部隊内で最強。 ジョニー (アキバ) 声:福山潤 MGS1にてFOXHOUNDとともに蜂起した次世代特殊部隊の元隊員で、ジョニー佐々木と同一人物。シャドーモセス事件の時はメリル、スネークが入れられた独房の看守を務めていたが、その時に一目惚れしたメリルを追って正規軍に復帰していた。慢性的な腹痛と下痢に悩まされており、戦闘中はチームの足手まといになってしまうが、データ分析と罠設置のスペシャリストでもある。部隊内での腕相撲の実力は最弱。日本の秋葉原に通っていることから、通称アキバと呼ばれている。注射が苦手。 ジョナサン 声:田中秀幸 ラットパトロール部隊所属の兵士。韓国系アメリカ人で、2メートルに迫るチーム一番の巨漢。性格は豪放磊落。背後を取られることを嫌っている。トレードマークであるモヒカンは、後ろから見ると「!」のマークになっている。部隊内では、2番目に腕相撲が強い。小島監督作品『ポリスノーツ』に登場した同名キャラクターをモチーフにしている。 エド 声:飯塚昭三 ラットパトロール部隊所属の兵士。両腕に刺青を入れた黒人男性。部隊のサブリーダーであり、狙撃手兼通信手。他の隊員と違い長銃身型のXM8小銃を装備している。慎重で細かいことも見逃さない性格。部隊内では、3番目に腕相撲が強い。ジョナサンと同じく、小島監督作品『ポリスノーツ』に登場した同名キャラクターがモチーフ。 OUTER HAVEN(アウター・ヘイブン) [編集] HAVENは「避難所」や「安息の地」を意味し、「天国」を意味するHEAVENとは別の言葉。 リキッド・オセロット 声:銀河万丈 MGS2のプラント占拠事件以降、リキッド・スネークが乗り移ったような言動を取るリボルバー・オセロット。SOPシステムの掌握による愛国者達の完全排除、OUTER HEAVENの再興を目指して決起を目論む。 ヴァンプ 声:塚本晋也 メタルギアソリッド2に登場したデッドセルの元隊員でルーマニア出身のナイフ使い。今作ではリキッド・オセロットの部下として傭兵部隊を束ねており、ナオミと共に行動している。ナノマシンの力により、額を撃ち貫かれても平然と立ち上がる不死性を備えている。また下半身はヘイブン・トルーパーと同様のパワーアシストを装着しているため驚異な跳躍力を持つ。 メタルギアソリッド2でも塚本がヴァンプ役を勤める予定であったが、都合により置鮎龍太郎が担当していた。 ビューティ ビースト部隊(BB部隊) [編集] 隊員たちはもともと美しい生身の女性(ビューティー)だったが、戦争による強烈なPTSDなどにより心の中の獣の部分が表出化し、それぞれの特徴を持つ機械スーツを装着して怪物(ビースト)となり、戦場に身をおいている。それぞれの名前に含まれている動物は、『MGS』の「FOXHOUND」の各員のコードネームに含まれていたものと同じで、劇中ではBB部隊の情報を聞くスネークの脳裏に彼らの姿がフラッシュバックしてくる。彼女達の素顔は北欧系、アジア系、アフリカ系、ラテン系より各1名ずつ、実在の女優やモデルが元となっている。 『MGS3』の「コブラ部隊」のコードネームと同じように、BB部隊のコードネームにも感情を意味する言葉が使われている。[10] ラフィング・オクトパス 声:相元晴名/飯塚昭三 笑う蛸。身につけたスーツの外皮はオクトカムと同様の機能を持ち、頭部に固定された4本のマニピュレータを自在に操る。オクトカムによる擬態や罠を利用した攻撃を得意とする。ヨーロッパでは珍しく蛸を食べる習慣があるため、「悪魔の村」と忌み嫌われていた小さな集落で生まれ、村を襲ったカルト集団に捕まり、自身の命と引き換えに、笑いながら肉親を殺せと命じられたことがトラウマになっている。素顔は銀髪のショートヘアの美女。モデルは北欧系のリンデル・ジャーヴィス。 レイジング・レイヴン 声:菊地由美/飯塚昭三 怒る大鴉。スライダーと呼ばれるUCAV(戦闘用無人機)と連携して攻撃を仕掛けてくる。 紛争地帯でどこの国の人間かもわからない兵士たちから家畜のような扱いを受け続け、兵士たちが去る時、同じ境遇の仲間と共に鴉の餌にされた。仲間が皆鴉に食い殺されていく中、奇跡的に自分だけが生き残ったものの、解放された直後から、それまでの苦痛、兵士たちの仲間への仕打ち等から文字通り怒り狂ってしまった。 常に「怒れ」と言いながら襲ってくる。素顔は黒髪のポニーテールの美女。モデルはアジア系の菊池由美。 クライング・ウルフ 声:平田絵里子/飯塚昭三 泣く狼。堅牢な装甲とレールガンを装備し、四足歩行で高速移動する。民族紛争により親兄弟を失い、乳飲み子の弟を抱えて戦火を逃れていたが、ある日敵兵から隠れていた時に弟が泣き出したため、敵兵がいなくなるまで弟の口を必死にふさいでいた結果、弟を殺してしまった。 そのことがトラウマとなっており、常に「哀しい」といいながら襲ってくる。素顔は、黒人の黒髪ロングヘアーの美女。モデルはアフリカ系のミエコ・ライ。 スクリーミング・マンティス 声:夕貴まお/飯塚昭三 叫ぶ蟷螂(カマキリ)。ザ・ソローとサイコ・マンティスを模した人形によるナノマシンへの干渉で他者を操り、他のBB隊員のマインドコントロールも行っている。元は内戦の絶えない南米の小国の出身。敵軍の襲撃から逃れようと、誤って敵の拷問所に逃げ込み、閉じ込められてしまい、周囲の悲鳴と自身の飢えに耐え切れず、雌の蟷螂のように男の死体を貪り食い、数週間を過ごした。しかし地上に戻った後も、頭の中から悲鳴は途切れず、それをかき消そうと叫び声を上げるようになった。サイコ・マンティスの意識が埋め込まれており、自らをサイコ・マンティスの後継者と名乗った。素顔は黒髪のショートヘアの美女。モデルはラテン系のスカーレット・ショーバ。 サイコ・マンティス 声:曽我部和恭/飯塚昭三 かつてFOXHOUNDに所属していた超能力者。シャドーモセス島で息絶えたが、亡霊となって現世に残っていた。その後スクリーミング・マンティスの心にダイブし、BB部隊を編成した。ソリッド・スネークと対面し、『MGS1』当時と同じく、ゲーム機本体を利用した超能力を見せつけようとする。 ビッグ・ボスとその関係者 [編集] ビッグ・ボス(BIGBOSS) 声:大塚周夫 かつての冷戦時、ソ連に単独潜入し、米ソの全面核戦争を回避した功績から「恐るべき子供達計画」の素体となった人物。ザンジバーランド騒乱で死亡したと思われていたが、その身体はナノマシンによって意図的な植物状態にされ保存されている。 ソリダス・スネーク 声:大塚明夫(回想シーンのみ) ソリッド、リキッドとは異なり、遺伝子的にビッグ・ボスと完全一致するクローンで、「恐るべき子供達計画」とは別に生み出されていた。特殊部隊デッド・セルと共にビッグシェル占拠事件を引き起こしたが、雷電との決闘の末に死亡している。 ビッグママ(EVA) 声:夏木マリ 冷戦下の60年代には、スネークイーター作戦にてKGBのエージェント、EVAを名乗りBIGBOSSと共闘した女性。実際には中国の人民解放軍総参謀部第二部のスパイだった。その後姿を消し、現在は愛国者達に対抗するレジスタンス組織“失楽園の戦士達”のリーダーとして、東欧に拠点を構えている。80歳近い高齢となったが、いまだ衰えを知らない。偉大なる母(ビッグママ)を意味するマットカ・プルクの別名で呼ばれることもある。 ゼロ(デイビッド・オウ) 声:銀河万丈 スネークイーター作戦を指揮した人物。100歳を超えた高齢となっており、植物人間状態で生命維持装置によってかろうじて延命している。 その他 [編集] ザ・ソロー 声:堀之紀 『MGS3』に登場したコブラ部隊の元隊員。スクリーミング・マンティスとの戦闘後、幽霊として僅かに登場。 登場する組織 [編集] 詳細は「メタルギアシリーズの用語一覧#組織」を参照 民兵 中東で活動する反政府組織。PMCに反発しているが、潤沢な資金のあるPMCの装備に比べ、人数や地の利などが売りの彼等の装備はAK102、RPG7、鹵獲品のHK21E、自作の火炎瓶など。ナノマシンによる制御を受けていない為、感情の変化が激しい。元々は一般人である為、オタコンは戦闘能力を「素人に毛が生えた程度」と評している。スネークの行動によって、敵にも味方にもなる。 反政府軍ゲリラ 南米で活動する元政府軍。中東の民兵と違い、軍歴がある者が大半を占めているため戦闘能力は高い。水平二連ショットガン、G18C、イングラムM10、H K G3A3、PKM、M60E4、SVD、M72A3など世界各国の様々な銃を使用し、装備は多様化している。戦闘のほか、潜入、破壊工作などのゲリラ戦法を得意とする。 PMC兵 リキッドが運営するPMC、「OUTER HEAVEN」の子会社に所属する社員達。先進国の正規軍人だった者や、一切未経験の者など能力にばらつきがあるが、SOPシステムによって高度な連携を可能としている。敵味方識別が明確なため、スネークを味方と思うことはない。ID登録された銃を使う為、PMC兵から奪った銃を使うには、ドレビンによるロンダリングが必要となる。主な武装はFN SCAR、SIG GSR、M14-EBR、レミントンM870など。作中にはイギリスのプレイングマンティス社、フランスのピューブルアルメマン社、アメリカのレイブンソード社の3社の正規登録社員が登場し、同じくアメリカのウェアウルフ社はシャドー・モセス島に配備された無人兵器の運用を行っていた。OUTER HEAVENの子会社はこの他にも、ロシアのアツェロタヴァヤ・ヴァトカが存在するが本編には登場しない。 ヘイブン・トルーパー 声:小池亜希子、小池いずみ、東條加那子、平田宏美 PMCから選りすぐられた強化兵による、リキッドの私兵部隊。独自のヘルメットとボディスーツに身を包み、隊員は女性で構成される。FN P90、ファイブセブン、マチェットで武装し、接近戦でロープを使ったCQCも使用する。壁を跳び回るなど俊敏な動きや、カタパルトを使用したダイナミックエントリーを行う姿から、「カエル」という通称がある。隊員全員が女性のため、ボディチェックをすると他の兵士とは異なる反応をする。体内ナノマシンの作用により、死亡すると遺体から青白い炎が上がり灰になる。 失楽園の戦士(パラダイス ロスト アーミー) ビッグママことEVAが率いるレジスタンス。東欧に本拠地を置き、愛国者達と戦う数少ない組織。 以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。 ノベライズ版 [編集] 『METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS』 筆者:伊藤計劃。ISBN 4047072443。 オタコンの目から見たMGS4、ソリッド・スネークの伝記となっている。前三作の内容と説明も含まれ、小説単独でも意味がわかるよう考慮されている。BB部隊は登場せず、ナオミの追跡などゲームパートの一部がカットされ、ストーリーにはアレンジが加えられている。セリフの順序や、場面も若干違い、ゲーム本編で図や写真が使われていたシーンは小説オリジナルの会話シーンに変わっている。キャラクターの心境や行動の意味も記述されており、本編の補足も兼ねる。 METAL GEAR SOLID4 DATABASE [編集] 2008年6月19日からプレイステーションストアにて、メタルギアシリーズの設定を閲覧できる『METAL GEAR SOLID4 DATABASE』が無料配信された。内容はメタルギアシリーズのEncyclopediaになっており、MGS4をクリアしていないと一部のデータ閲覧ができないようになっている。 関連事例 [編集] 企業との連携 [編集] 多くの企業とプロダクトプレイスメント契約を結び、ゲーム中に各社の商号や商品が登場する。 ユニクロ - 数種類のコラボレーションTシャツが販売されている。 リゲイン - 気力回復アイテムとして登場。商品のウェブサイトでは、スネークらによるオリジナルCMが鑑賞可能。 W62S - グローバルパスポートGSMに対応の携帯電話。ナオミがブラック×ローズ、ヴァンプがシルバー×レザーのモデルを使用している。ヴァンプの通話中、端末画面が見える箇所があるが、通話画面ではなく風景の待ち受けになっている。作中舞台となった地域で実際に使用可能。 iPod - 装備すると楽曲を聴くことができる。 Mac(Power Mac G5、MacBook Pro) - オタコンが使用する他、ラットパトロール・チーム01の装備品にも含まれている。 南明奈 - ポスターがゲーム中に登場し、ポスターを見つけるとスネークが「アッキーナ、南明奈か」と言う。登場するのはアジア版のみ。 トライアンフ - ビッグママの愛車としてボンネビルT100が登場。また、レジスタンスの構成員が搭乗する黒いバイクはスピードトリプル1050にアンダーカウルを装備したもの。 アサシン クリード - 作中では、アサシン ソリッドと表記。ある条件を達成してクリアすると、アサシンクリードの主人公の衣装が装備できる。 ガーコ - アラームクロックを商品化。 PLAYBOY - 作中敵兵などの気を引く雑誌として登場。オンラインでも登場する。 その他 [編集] 2層式Blu-ray Disc(BD)の約50GB(2層式DVD約6枚分)でも容量が足らず、それまでのPS3用ソフトにはなかったBDを生かし切った作品と謳い[11]、映像再生時間は9時間5分47秒に及ぶ[12]。また、2007年度の文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞を受賞。 アメリカのElectronic Gaming Monthly誌では、ゲーム開始時と各章開始時にインストールを行う仕様などについて、コナミから報道規制するように指示されたと発言している。 HIDECHAN! ラジオにおける小島秀夫と大塚明夫の対談で「MGS4ではビッグボスが登場するから、ビッグボス役をお父さんにやってもらおうか」という話が出た。実際にビッグボスの声優は大塚明夫の父、大塚周夫となり、モーションアクターを大塚明夫が演じた。 小島秀夫自らミズーリのクルー役の声とモーションアクターを担当している。 小島秀夫監督作品である「ポリスノーツ」の登場人物、ジョナサン・イングラムとエド・ブラウンの同名の人物が本作に登場しており、声優も同じく田中秀幸と飯塚昭三が演じている。 2に引き続き、2000年に逝去した塩沢兼人、2006年に逝去した戸谷公次と曽我部和恭がライブラリ出演し、他の出演者と共にクレジットされている。 発売日である2008年6月12日に都内3箇所でイベントが行われる予定だったが同月8日に発生した秋葉原通り魔事件の影響で中止となった[13]。その後、同月28、29日には国内5箇所にて発売記念「ワールドツアー in JAPAN」が行われた。 舞台となった地域のモデルは、中東がモロッコ、南米がペルー、東ヨーロッパがチェコのプラハ[14]であり、東欧のシーンではプラハ本駅や標識のデザイン、カレル橋などが再現されている。 TGS 2005でのトレーラー映像の終盤のパソコン画面にKILLZONE 2のE3 2005トレーラー映像の一場面が流れていた。 バトルフィールド バッド カンパニーのデモムービーでは「ドラム缶に隠れた男がいたんだよ!」「ドラム缶に隠れるなんてダンボールに隠れるのと同じくらい馬鹿だぜ」「新兵器かも!何ていうか、ソリッドで…メタルな…日本製かもしれない!」「見てろ、吹き飛ばしてやる」などという台詞の後、ドラム缶がグレネードランチャーで吹き飛ばされ、眼帯が回収されるというものがあった。その際のコピーは「隠れる場所は無い」。 PS3の無料ダウンロードコンテンツまいにちいっしょにて発売日である6月12日から3日間、「トロ・ステーション×MGS4スペシャル」と題してスネークの出演、開発スタッフや小島秀夫へのインタビューを配信。MGS4からまいにちいっしょ用のアイテム4種をプレゼント[15]。 2008年6月26日、ソニーグループが中期経営方針説明会を開催。SCE平井一夫社長は、MGS4発売初週の本体の販売は前週比8倍を記録し、本作品の影響力を語った[16]。 マジシャン・セロの2時間スペシャル番組で、セロが『MGS4』を使い、スネークのバンダナをゲーム画面から取り出すというマジックを披露した。 実写とCGを組み合わせたTV番組シーンがある。 デモシーン中,稀に○ボタンが表示されることがある。そのときに○ボタンを押すとフラッシュバックが起き,過去のシリーズのシーンが出てくることがある(例外もある)。あるデモシーンで○ボタンが表示されなくても○ボタンを押すと発動する、いわゆる隠しフラッシュバックが起きることもある。 デモシーンのスキップ方法が他のシリーズに比べると少し変わっている。前作「3」まではスタートボタンを押すとスキップできたが,今作はスタートボタンを押すとポーズになる。そのあと「SKIP」と言う項目を選ぶとスキップできるシステムになっている。 シリーズ恒例のタイトル画面の隠し要素は今作には存在しない。 前述のフラッシュバック以外にも、デモシーン中にズームアップをしたりL1ボタンを押すと主観視点になるなどの隠し要素が存在する(これら要素は入力ボタンは異なるが、MGS1、MGS2、MGS3などにも存在する)。 特定の場所で写真を取ると心霊写真になるシステムは今作にも存在する(このシステム自体はMGS1から存在する)。 スタッフ [編集] 原案・企画・ゲームデザイン - 小島秀夫 ストーリー・脚本 - 小島秀夫、村田周陽 プロデュース・監督 - 小島秀夫 設定考証 - 小島秀夫、村田周陽、吉池博明 銃器考証 - 平野聡、新川洋司、須田利樹 兵器考証 - 平野聡、馬立敬一、新川洋司 キャラクターデザイン - 新川洋司、山内千穂子、大森崇博、HUKE メカニックデザイン・設定画 - 新川洋司、柳瀬敬之、齋藤淳太郎 軍事アドバイザー- 毛利元貞 アートディレクター - 新川洋司 リードプログラマー - 是角有二 システムプログラマー - 高部邦夫、宮内文人 プレイヤーリードプログラマー - 多胡順司 敵兵AIリードプログラマー - 初山和秀 エフェクトリードプログラマー - 淡路昌生 オブジェクトリードプログラマー - 重野建一郎 2Dリードプログラマー - 荒井智之 イベントリードプログラマー - 川端恭広 リードスクリプター - 吉池博明 キャラクターCGリードアーティスト - 佐々木英樹 背景CGリードアーティスト - 木村峰士 メカニックCGリードアーティスト - 馬立敬一 2Dリードアーティスト - 大森崇博 アニメーションディレクター - 若尾徹也、吉永雅宏 リアルタイムデモリードアーティスト - 小林政哉 ライティングディレクター - 新川洋司 サウンドディレクター - 戸島壮太郎 音楽 - ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、戸田信子 プロデューサー - 今泉健一郎、花岡賢和、村岡一樹 エグゼクティブプロデューサー - 田中富美明 制作・著作・販売 - コナミデジタルエンタテイメント 受賞 [編集] 2009年9月現在で、国内外合わせて100以上もの賞を受賞している。 1UP 2008 Readers' Choice Awards [17] Game of the Year Best Action Game Best Audiovisual Experience PS3 Game of the Year IGN's Best of 2008 Awards [18] Best Graphics Technology (PS3 and Overall) Best Original Score (PS3 and Overall) Best Action Game (PS3) PS3 Game of the Year GamePro The Best (and Worst) of '08 [19] PS3 Game of the Year (tied with LittleBigPlanet) GameSpot's Best of 2008 Awards [20] Game of the Year Best Graphics (technical) Best Boss Battles Best Story Best Voice Acting Most Memorable Moment Best Action Adventure Game Best PS3 Game GameSpy's Game of the Year 2008 Awards [21] PS3 Action Game of the Year Giant Bomb Year End Awards 2008 [22] Best Graphics Most Satisfying Sequel Best PlayStation 3-Only Game Golden Joystick Awards 2008 [23] PlayStation Game of the Year Joystiq's Top 10 of 2008 [24] 1st Place (of 10, the Best) MTV Game Awards 2008 [25] Best Boss Fight (Screaming Mantis Fight) PALGN Game of the Year Awards 2008 [26] Game of the Year Best Visuals PS3 Game of the Year Spike Video Game Awards [27] Best Graphics Best Original Score Best Performance by a Female Human (Debi Mae West as Meryl Silverburgh) X-Play Best of 2008 [28] Best Action/Adventure Game 日本ゲーム大賞 2009年度大賞(『マリオカートWii』とのダブル受賞) 他 関連項目 [編集] ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ - 本作及びMGS2、MGS3の音楽を担当 スカイウォーカー・サウンド - 本作におけるミックス作業を担当 スナッチャー ポリスノーツ 民間軍事会社 (PMC) ボクらの太陽シリーズ-主人公ジャンゴの武器である太陽銃が出ている。 大乱闘スマッシュブラザーズX - 本作発売前に本作のBGMのアレンジ版が収録されている。 出典 [編集] [ヘルプ] ^ MGS4完全新作トレイラーに注目! 小島プロダクション、新作4タイトルを発表 ITmedia、2006年5月11日。 ^ 完結“撤回”、また作る…「メタルギア」20周年パーティー スポーツ報知、2007年7月25日。 ^ KONAMI、6月12日に全世界同時発売 PS3「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」 Game watch、2008年2月29日。 ^ ニュースリリース「PLAYSTATION3 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS WELCOME BOX with DUALSHOCK3」 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン、2008年5月2日。 ^ GameInformer Metal Gear Solid 4 Review ^ IGN Metal Gear Solid 4 Guns of the Patriots Review ^ Metal Gear Solid 4 Guns of the Patriots for PlayStation 3 Review - PlayStation 3 Metal Gear Solid 4 Guns of the Patriots Review ^ NPD Exclusive U.S. Sales For LBP, MGS4, More Revealed ^ これは監督が日本特有の言葉を入れたかった為とされている。 ^ [1]より ^ 週刊ファミ通 2008年3月7・14日合併号、P.234。 ^ [2] ^
https://w.atwiki.jp/mgskennkyuzyo/pages/11.html
MGS2 ■タンカー編攻略チャート ├タンカー編簡易攻略チャート ├OP~オルガ戦 ├~ゴルルコ兵戦 └~メタルギア撮影 ■プラント編攻略チャート ├爆弾処理編の攻略チャート ├変装編~ └メタルギア編 裏技 小技 小ネタ バグ技
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5887.html
メタルギア ゴーストバベル 機種:GBC 作曲者:日比野則彦、村岡一樹 開発元:コナミコンピュータエンターテイメントジャパン、トーセ 発売元:コナミ 発売年:2000 概要 メタルギアシリーズの外伝作で初の携帯機作品。 システムやグラフィックは『メタルギア2』を踏襲しているが、キャラクターの設定などは『メタルギアソリッド』をベースにしている。 ゲームボーイながら本家に劣らないほどの作り込みの細かい作品で、ファンからの評価は高い。 日比野氏が初めて担当したメタルギアシリーズの作品でBGMの方も高評価だが、サントラは未発売。 収録曲(仮曲名) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Title Screen タイトル画面 Mission Start ステージスタート Infiltration 1 監視塔・兵舎・発電所など Infiltration 2 ジャングル・基地前など Encounter アラート時 Stage Clear ステージクリア Mission Failed ミッション失敗 Game Over ゲームオーバー The Sewer 排水路 Duel ボス戦 Conveyor Belt ベルトコンベア Retribution ヴァイパー登場 Escape 砲撃から逃げるシーンなど Regret ジミーの後悔/クリスの謝罪 Deception クリスへの疑惑 Helicopter Duel ハボック戦 The Past ソフィーの過去 Maintenance Base 地下基地 Black Chamber ブラックチェンバーの真実 Descent メタルギア格納庫 Gander Stage 1 メタルギア・ガンダー戦 Gander Stage 2 メタルギア・ガンダー(後半)戦 Finality ヴァイパーとの対峙1 Preparation ヴァイパーとの対峙2 Ascent 最終ヴァイパー戦 ゲームボーイ187位 The Future ソフィーのこれから Metal Gear 真の黒幕 Optimism スネークの決意 Departure スタッフロール Intimidation Reminiscence Barrel Canyon VR Training Start 『初代メタルギア』の「OPERATION INTRUDE N313」→「THEME OF TARA」 VRトレーニング VR Training (Weapon Mode) VR Training (Advanced Mode) VR Training (Sneaking Mode)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7353.html
メタルギア サヴァイヴ 【めたるぎあ さゔぁいゔ】 ジャンル サバイバルアクション 対応機種 プレイステーション4Xbox One(*1)Windows(Steam) メディア Blu-Ray Disc 発売元・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2018年2月21日 定価 5,178円(税込) プレイ人数 1人 セーブデータ 4箇所 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 オンライン専用 判定 シリーズファンから不評 ポイント 小島秀夫完全非関与作品土台があるのに粗すぎる作りサバイバル要素の着眼点は良い信用しづらいレビューサイトでの評価 メタルギアシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 メタルギア × サバイバル 概要 本作はステルスアクションの金字塔で有名な『メタルギア』シリーズの新たなスピンオフであり、小島秀夫氏が一切関与していない作品(*2)でもある。 ただし、本作のプロデューサーである是角有二氏、ディレクターを務めた堤崎陽太氏は小島プロダクションに所属していたスタッフであり、両者共に『MGSV』にも携わっていた(*3)。 前作『メタルギアソリッドV ファントムペイン(以下TPP)』開発段階で明らかになったコナミとコジプロの確執、さらにトレーラー映像が「異世界へ飛ばされたプレイヤー部隊がゾンビと思わしきクリーチャーと戦う」というシリーズから大きく離れている内容という事もあり、発表当初は相当なバッシングを受けた。 ただ、本編から流用された土台としてのアクション性と、『3』におけるサバイバル要素を深化させた内容は、良作とは言えないまでも酷評される程の出来でもなく、時が経つに連れて本来の評価がある程度見直される事になった。 特徴 ストーリーは『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ(以下GZ)』から分岐した内容(*4)で、システム面は『TPP』に準拠している。 ただし、システムの変更に伴い、新たに防衛設備の「召喚」をおこなう「ガジェット」の追加等により、操作体系はいくつか変更されている点がある。 本作は「孤立無援の異世界におけるサバイバル」をテーマにしたシステムが組まれており、野戦でのサバイバルを取り入れた『MGS3』におけるスタミナゲージ周りのシステムを更に掘り下げ「空腹・渇きゲージ」の導入がなされた。 ゲームが進むと、探索準備・製作・生産などが出来る拠点「ベースキャンプ」や「FOB」が登場し、これらを守る為の防衛戦が行われる事もある。ガジェットの導入などもあり、TPSアクションに加え、ちょっとしたタワーディフェンス要素も増強された。 評価点 良好なサバイバル要素 本作のキモであるサバイバル要素はうまくまとまっており、近年のTPSの中でもある程度の独自色を出す事に成功している。 フィールド中には素材が点在しており、これらを拠点に持ち帰り組み合わせていく事で様々なアイテムをクラフトできる。 ゲーム中、少しずつ減少していく空腹メーターと渇きメーターで、サバイバル要素を確立している。 ベースキャンプ強化の為に遭難者を救出するのも良し、素材集めの為に生存者を派遣するのも良し…等、やれることは結構豊富である。 クラフトできる物はかなり多く、食料から武器に防具、更に医療品や施設等も作れる。 バランスの取れたアクション部分の難易度調整 難易度のステップアップと各種要素の解放具合は良好。序盤は主に空腹と渇きによってかなり厳しいサバイバルを強いられる事になるが、徐々にできる事が増えていく感じを実感できる。 ストーリーの進行に沿って素材収集はもちろん、プレイヤーにも新たな要素が追加される為、「本当に飽きそうになったところで、また少し引き戻される」という感想を残したプレイヤーも。塩梅はある意味絶妙。 また、よく挙げられるのがチュートリアルの丁寧さ。『GZ』で一気に複雑化した操作とフィールドアクションを、かなりかみ砕いて説明してくれるため、全く知らない状態でプレイしたり、あるいは『V』が難しすぎたプレイヤーでもある程度は安心。 進行に従って充実していく装備と敵の強化のバランスも悪くなく、空腹と渇き以外の大まかな所を少し低めの難易度にアジャストしたおかげで、いざとなればゴリ押しも効く。『TPP』が高すぎる自由度故に、慣れていないと通り一辺倒なやり方しかできない状況に陥っていたため、本作は自由度は下がったのに、却って攻略構築の幅が広がったように感じるとする意見もある。 一方、唯一のボス戦では終盤に登場する事もあり、グレネードを使わない限りは、かなり苦戦する戦闘が展開される。本編最後の防衛戦も4回のウェーブに渡ってワンダラー達の襲撃を受ける事になる。難易度の高さも踏まえて今までのノウハウが重要になる為、ゲーム終盤に適した難しさを持っている。 ただし、特に序盤の空腹・渇きのシビアさは、ただただ止めたくなったと言われるレベル。野ネズミを喰らい、泥水を飲み、ヘドを吐き散らかしながらの千辛万苦を乗り越えるまでが一番の壁。詳しくは後述。 様々なコナミ作品へのオマージュ やり方としては少々不器用だが、歴代コナミ作品の要素もちょこちょこと入っている。 例えば、動物の名前として『ZONE OF THE ENDERS』シリーズ(*5)からの「ジェフティ」と「アヌビス」が登場していたり、 道中で拾えるカセットテープには往年から最近までのコナミ作品の(『メタルギア』シリーズを初めとした)BGMが入っている事もある。 似たような要素、特に楽曲に関しては『MGS4』でもあったが、それ以来。あちらはiPodとのタイアップ 小島氏と関わりのある作品のみという側面も含まれていた。選曲の幅という意味では拡張されているが、本作は全体的な意匠が2010年代ではなく、1980年代である為、『BEMANI』楽曲等の一部の楽曲が明らかにミスマッチすぎる感は否めない。 またある状況においては、現行機種レベルで3Dモデリングされた歴代メタルギアが出現して大暴れすることも。 賛否両論点 水分メーターと空腹メーターの是非 「素材は悪くない」と言われる本作のサバイバル要素だが、その中心である水分メーターと空腹メーターの存在は議論の的になる事がしばしば。 良く言えば、「絶望的な状況下でのサバイバルの難しさ」と言う意味でリアル性は増したが、逆に、本作のプレイ要素として最も大きな割合を占める長時間探検や防衛戦の必要な本作には向いていない。 ゲームとして一つの要素ではあるのだが、「サバイバル感」に主軸を置きたいプレイヤーと、「探索要素」に主軸を置きたいプレイヤーとで、価値の相違が発生する。 前述の通り、最初から最後まで「常に減少し続ける」という部分に対する特別な救済はほとんどない(アイテムで減少スピードを遅く出来る程度)ので、装備やスキルの無い序盤が一番厳しい。これで早々に投げたというプレイヤーもチラホラいる。 ある程度メインストーリーや探索を進め、建設レシピを入手して、拠点に食糧生産施設を設置できるようになるまでなかなか余裕は出てこないだろう。 そもそもの問題として、アクション側では「順を追って難しくなる」という大前提が遵守出来ているにもかかわらず、この点に関しては「序盤がMAXで難しく、後半は"軽い時間制限要素"くらいの認識」という、段階を追って陳腐化してしまう逆転現象も起きている。「異世界」という、ある意味都合のいい設定があるだけに、後半へ進むにつれてサバイバルも困難になるような形にセットされていれば、少なくとも「サバイバル要素」は一つの完全な評価点になっていただろう。 完全オンライン専用作 本作は文字通りのオンライン専用作であり、オフラインではメインストーリーをプレイする事すらできない。いくら世が世とはいえ、この点に対する不満を述べる層も当然ある。 協力プレイに軸足を置くつもりだったのか、そこそこ早い段階で、オンライン協力である「CO-OPミッション」に参加できるようになる。 序盤における資源の乏しさも、適切な難易度のCO-OPミッションを受諾、成功させれば、ガラッと変わるくらいのレベルで報酬を獲得できる。円滑・確実なプレイの為に、ある程度はシングルで準備を整える必要はあるが、それを差し引いても十分すぎるほどのお釣りがくる事もあり、「CO-OP抜きは半縛りプレイ」という意見も。 また、後述するが、様々な面で「ソーシャルゲーム」、あるいは「(MMO)RPG」の様な待機時間や、課金要素が出てくる場面も少なくない。 長大な待機時間は、『TPP』でも兵器開発などで発生する場合はあったが、あちらはクリア後もいい所、やり込み要素・チートクラスの武器開発で求められる程度であり、課金要素も存在しているが、少なくとも普通にやり込む分には、気にしなくていいような塩梅で抑えられている。 問題点 シリーズとしての問題点 ファンが納得できる内容ではなかったのは確かだった。 アクション面では、敵の視覚聴覚要素のほかに、背後から近接武器で不意打ちを行う「バックスタブ攻撃」や、その他に投げると音を立てたりダミー人形を形成して敵を誘導できるガジェットに光学迷彩スキル等が、シリーズ恒例のステルスゲーム要素。だが、その割には装備とスキルのゴリ押しでもそれなりに何とか出来てしまうのである。 とはいえ、これ自体はゴリゴリの戦闘アクションに転換した『メタルギアライジング リベンジェンス』を考えればまだ許容の範囲内。あちらは早い話が「別ゲー」として作られている。 また、シリーズとの繋がりがない(無理矢理つなげた)作品でありながら、ゲーム中の様々なリソースが『TPP』からの流用である点も大きな批判を呼んだ。 ゲーム中、一目でわかる所だけでも「モブ含むフィールドのほぼ全て」「キャラの基本的な造形」「銃火器」「新規武器以外の動作モーション」「UIデザインのベース」「画面上のインフォメーション」等、これだけある。 また、システム的な所ではマザーベース譲りの「班要素」と、操作方法を含めた「各種アクション」に加え、資源の名前を変えただけの「コモンリソースの備蓄(*6)」等。最も大きなところでは、小島プロダクションの遺産であるFOXエンジンをそのまま使っており、あらゆる面を労せず踏襲できるところにまで至る。 これらの点から、敢えて過激な表現をすれば、「開発/プロモーション両面で楽をする為にメタルギアの名を騙った」と捉えられる事が非常に多い。 もちろんこれを言いがかりとする意見もある が、後述する通りシステムもストーリー面でもメタルギアである必要はなく、その一方でこれだけの「TPPの部品」を使っているのだから、流石に無関係と言う事はできない。 ちなみにプロデューサーの是角氏はインタビューで「 『MGO』のように、本編『TPP』の評判の良かった要素を使った新しい遊び方を作れないか 」という事で企画が始まった、と述べている。 上記の点から、本作を評価するプレイヤーや制作側との兼ね合いもあるメディア等では「メタルギアでなければ…」という意見が頻出していた。 もっとも、小島氏は(看板クリエイターとはいえ)一会社員という立場であり、莫大な期間と人件費という億単位の大金を投じて完成した成果物の全権利を会社側が有しているのは当然の事実でもあるので、これらのIPやリソースの扱いについて感情論抜きで公正に見れば企業として問題がある訳ではない。本作の出来栄えに関する評価ではない点も踏まえれば、「作品への評価としては不当」と言えばその通りではある。 しかしながらここに至るまでの経緯を鑑みれば、やはり本シリーズの持つ影響力と、一連の騒動自体を軽視し過ぎたと言わざるを得ないだろう。 + ストーリーの顛末と関連した問題点 まず、本作の主人公達は『GZ』でのED後、突如出現したワームホールに巻き込まれ散り散りに。主人公はかろうじて留まるも、片腕をワームホールに巻き込まれて切断、昏倒する。半年後、「ウォーデンクリフ・セクション」という米国秘密組織にて目覚めた主人公は主席研究員である「グッドラック」という男から、主人公の失った片腕を癒着させた未知の生命体の寄生と、ワームホールへ巻き込まれて異世界へ飛ばされた仲間の存在を告げられ、組織からの任務遂行を依頼される。 治療と救出の為に、ワームホールを通じて向かった異世界「ディーテ」は人間をゾンビ化させる「塵」と、それによる寄生浸食が進みゾンビ化した人間「ワンダラー」が跋扈する世界だった。主人公はそこでかつての相棒である「セス」と、元MSFの主人公にとっては仇敵であるXOFの一員「リーヴ」に加え、足は不自由だが優れたコンピュータ技術を持つ少年「クリス」に、同僚がワンダラーと化した事をきっかけに、その治療法を探すと決意する看護婦「ミランダ」等の漂流者を救出する。 ゲーム終盤、相棒のセスがワンダラーの力に魅せられて離反。さらに「ディーテ」が異世界ではなく、22世紀の地球である事、組織からの任務を仲介していたグッドラックが、年老いた30年後のクリス本人であった事が判明する。 最終的に、膨大な「塵」とワンダラーを取り込んで知性を手に入れた「塵の王」と呼ばれる存在と対峙。ワームホールを利用して時間遡行を繰り返しながら強化されていくこの存在に対し、相手が最弱の状態であるタイミングを見計らい、打ち捨てられていたサヘラントロプスのレールガンを利用して交戦。一度目は塵の王が「死の概念を持たない」為に復活してしまうが、主人公達のナビゲーターであった「ヴァージル AT-9」というAIロボットが同化。「死の概念」を共有した事で、二度目の攻撃で塵の王の撃破に成功。その後も主人公達は戦い続け、結果的に本作におけるパラレルは解消され、『TPP』のストーリーに繋がる…というもの。 まずこの大筋を見て分かってもらえると思うが、導入以外はこれまでのMGSと無関係であり、繋げられない理由を「ワームホールを介したパラレルワールド」という設定で無理くり収めている。 「ワームホール」自体は『TPP』で登場したものだが、あちらはいわゆる「やり込み要素のチートアイテム」の意味合いで登場したものであり、少なくとも本編中には単語すら出てこない要素である。 それを見た目一つ変えずに都合よく利用した上、あまつさえストーリーの主軸に据えるというのは、「いくらSF要素の強い『MGS』シリーズでもやり過ぎ」という意見が多い。 MSF隊員の主人公と、XOF部隊の一員の交流という、おいしくなり得る部分についてもチョロっと触れただけ。 歴代を知っていると「どっかで聞いた組織・地域名を肩書に名乗るだけのモブキャラ」、知らない人にとっては「意味も意義も良く分からない肩書を持つ設定の薄いキャラ」という評価に終わる。 前述のサヘラントロプスのレールガンにしても、主人公達にとってロストテクノロジーに等しいというだけの存在であり、「それ」である必要は皆無。 本作のムービーで最初にワームホールが登場した『GZ』のEDである1975年、その半年後に主人公がディーテへのダイブを試みた時点でもサヘラントロプスはまだ影も形もない状態である。 また、ファンサービスとして過去作のメタルギアを22世紀に残すのであれば「REX」や「RAY」の様な、ゲーム内の2014年時点でも残っていた機体の方が説得力がある。 なのに敢えてサヘラントロプスを残したのかについては「ワームホールという存在を利用し、TPPのモデルを使いまわす為」と邪推せざるをえない。 この他、ストーリー背景とその他様々な部分の齟齬や、手抜きと取られても無理はない粗も。 本作の世界は「塵」によって荒廃しきった世界が舞台だが、22世紀であるにもかかわらず、目の前に広がる風景は1984年のアフガンorアフリカ。風景はもちろん、その場にあるガラクタや瓦礫はおろか、建物さえもそう。「実は22世紀でした!」という所に驚きを生み出したかったのかもしれないが、このあたりの齟齬は全て「ワームホールによる瓦礫や物資の転移」で済まされており、しかも、その何れも1980年代のそれで止まっている。仮にもラスボスの塵の王は、「時間遡行を繰り返す」という設定があるのだから、それら瓦礫の中にチョロっと80年代から時代錯誤な物を混ぜ込んでおけば、風景上の伏線にもなったはずである。 よく指摘されるのがラスボスの設定。「死の概念が無い=死なない」という理論で復活、逆にその概念を与える事で消滅したが、そもそもの成り立ちが死の概念を持つワンダラーをこれでもかと取り込んだ存在である事を無視している。 前述しているが、ストーリーの流れも「困った事が起こる→都合よく心得のある人間が漂流orクルーが手を挙げる」を繰り返す。 終盤、主要なクルー達 といっても見た目はモブキャラだが が一致団結し、それぞれの思いを胸に主人公に付き従う様子も、「とりあえずそれっぽい事言わせておけ」と言わんばかりの説得力の無さ。 とあるレビューでは「物書き初心者がやりがちな失敗の満漢全席」という評価も。 キャラクターも大概。主人公自体はよくある「プレイヤーの影」で済むが…。 その他のキャラも既に原形をとどめていないワンダラーを「人間に戻す」といって憚らない看護婦や偉そうなことは言うが早々に負傷して前線を退きっぱなしの元敵兵等、コメントに困るようなキャラクターばかり。 もっと言えば、ストーリーの顛末で記載されている通り、重要な役割を持つ「ヴァージル AT-9」の造形も、前作及び『PW』に登場したザ・ボスのAIポッドそのまんま(*7)である。 セーブスロットの作成に半課金要素が必要になる セーブスロットを作成するには1000SVコインが必要になる。SVコインは原則として課金の為に用意されている物であり、一応課金無しでSVコインを貯める事はできるが、その代わりに長い連続ログインが必要になる。 この為、カットシーンの再視聴や途中までの段階をリプレイしたい場合は、わざわざデータを消して対応する事になる。セーブスロットの制限は『TPP』でも同様だが、あちらはカットシーンが見たければ当該のミッションを再受注するだけでいい上、「あらゆるものを全てリセットしたい」というのでなければ、携行武器の調整等でいくらでもその時点でのプレイ環境を再現できる。 セーブスロット作成という基本中の基本に課金を強いられるため、プレイヤーの怒るのは当然と言えば当然。これは大半のプレイヤーに共通する問題点である。 なお、後にアップデートでカットシーンの再視聴はできるようになった。 全く詰め切れていない細かな仕様 このほかにも、杜撰なシステムも多数存在。 例えばクルー人員。全部で30人という、前作における一斑の10分の1という限られた人数しか雇用できないにも拘らず、一度雇用したクルーを解雇する事はできない。 この為、人数上限を超えてリクルートした場合は、既存のクルーが、この危険な世界にありながら突如として脱走する。場所と状況の関係上、クルーをおいそれと解雇できないのは分かるが、それだけに丸腰で「脱走」と言うのは流石におかしいとしか言えない(*8)。 何より、脱走するクルーはランダム(*9)の為、貴重な成長アイテムを消費して手塩にかけたクルーがあっさり逃げる可能性もある。 この脱走対策としてプレイヤーが取れるのは、要らない人員を丸腰で探索に放り出して殺すというもの。ストーリー上は協力して世界を生き抜くものであるにもかかわらず、である。おまけに、「探索班は無課金では1つしかなく、人員整理を行うと普通の探索は行えない」という問題もある。機能強化の為にクルーの選別を行おうとすると猶更。 本作は崩壊した異世界におけるサバイバルがテーマの為、重火器を手にしても、弾丸の作成にかなりのコストが掛かり、おいそれと撃つ事はできない。 一方、グレネード(手榴弾)はゲームの序盤から作れるようになるうえ、コストが安く、ちゃんと当てれば威力も申し分ないという、かなり高い性能を持っている。唯一のストーリー関連のボスであるセスでさえグレネード6発で倒す事ができる……というか、基本戦術自体がグレネードを推奨されている為、終始頼りきりになる「グレネードゲー」という誹りを受ける事もある。 ちなみにクリア後のボスはセスと比べてとても強くなっており、グレネード6発やマシンガンタレット等の攻撃力が高い武器でも足りない程の強さを持っている。 あまり目立つ事は無いものの、クリア後に実行可能になる「ベースキャンプ採掘」の仕様も大概。 基本的にはストーリー中にもあったワームホール採掘機同じ、半タワーディフェンスの防衛戦を行い、難易度レベルに応じた報酬を手に入れるというもの。従来の防衛戦と同じく、複数のWAVEに分かれて戦闘を行うが、1WAVE毎のインターバルが異常に長く、一律リアル時間で22時間ものインターバルが入る。 要は「一日一回」が基本であり、初回以降は最低でも2日、最高ランクの採掘プランでは実に6日間も報酬獲得を待たされることになる。一応、ワンダラーによる襲撃は、プレイヤーが都度採掘を再開したタイミングで行われる為、自身の与り知らぬ間に襲撃を受けておじゃんになるという事は無い。NPCに防衛を任せる事も出来るが、その場合でも、セオリーとして、キャンプ地に設置すべき設備がプレイヤー迎撃とNPC迎撃でかなり異なる点、結局はプレイして採掘再開を指示する必要がある点が足を引っ張る。 いくらオンライン専用に作られているとはいえ、仮にもコンシューマーゲームで、近年の基本無料RPGオンラインの如き待機時間を持たせるという点に反発を覚えたプレイヤーも多い。 もちろん、当然の様に課金する事でインターバルを短縮可能。「長大な待機時間」を前提として飲み込む事が出来れば、あって当然の要素なのだが、やはりこの点にも反発するプレイヤーも少なくなかった。 全体的な主人公の動作についても粗さが目立つ。 一応、前々作『GZ』及び前作『TPP』と2作分の土台がある為、全体的な操作感は良好。前作で批判されていた、所謂「ズザー(*10)」についても起伏の平面化や制限で、少々強引ながらも改善している。 ただ、新規で作られた動作モーションはかなりぎこちなく、不評を集めている。前述の通り、引き継ぎ部分はしっかり二作分と旧スタッフの作り込みが見える出来栄えなので、余計に悪目立ちする。 その他、別段隠密にこだわる必要もないのに、自発的なジャンプが出来なかったり、操作方法も妙に改悪されている部分があったりと、微妙に何かが足りていない。 総評 本作発表前に起こった小島プロダクションのゴタゴタ、そして予てから噂になっていた(当時の)コナミのゲーム事業に対する姿勢の片鱗が見えた事もあり、本作も同様にして、発表時点から強いバッシングを受けながらの船出となった。 もっとも、いざ蓋を開けてみると「サバイバルTPSとしては」それなりの差別化が図れた一作であった。 一方で、メディアサイトでも「つまらない」の一言で切って捨てられてしまう様なストーリーや、説明は親切な割に融通は利かない各種システム等、良作・佳作と呼ぶには至らぬ面も多々ある。 加えて、本作の基本的な部分はほぼ全て『TPP』をそのまま流用した事を隠そうともしておらず、「前作・前々作の土台ありき」な部分が目立っている。 『GZ』や『TPP』までの一連のシリーズ作をやり込んでいたプレイヤー程、本作の出来の粗さに嫌でも目に付くという点も、本作の評価を落とす一端となった。 実際、本作の完全オリジナル部分である「ストーリー」や「サバイバル要素の調整」等はあまりいい評価を受けているとは言えず、やはり「従来の『メタルギア』作品には遠く及ばない」と言う評価が、大部分のシリーズ経験者からの意見と言えそうだ。 結果的に、本作の評価としては「シリーズに思い入れが無い人が興味あるならば一考の余地あり」といった、玉虫色の評価と言わざるを得ない。 実際、システム面の粗さや調整不足・全体的な表現のお粗末さや使いまわしだらけの部分を批判する意見も、シリーズの隠れたプレイテーマでもあった「サバイバル(生存)」を再構築した着眼点や、少々乱暴だった難易度を噛み砕いた点を評価する意見も、一本筋は通っている。 「刺さる人には刺さる」という表現が一番妥当かもしれない。 何れにしろ、ネット上の意見は「本作に対する強烈な敵意を持つシリーズファン」と「小島秀夫氏個人とそのファンを異様に叩くアンチ」による舌戦ばかりが目立つ。 他の作品以上に本作の本来の姿が見えにくい為、ネット上の意見に囚われない方が良いだろう。 余談 ストーリー冒頭、兵士名簿が映るシーンで"MG KJP FOREVER"の頭文字暗号、"BASTARD(糞野郎) YOTA"と"CUNNING(狡猾な) YUJI"(後者2名にAWOL(*11)が表記されている)が表記されている。 これはおそらく本作のプロデューサー、及びディレクターであるYOTA(堤崎陽太氏)とYUJI(是角有二氏)の事を示している。 小島秀夫監督は、自身の新作発表会で「サヴァイブは小島監督のアイデアなのか」という質問に対し、「全然関係無いですよ」と発言。その後、あくまで個人意見と前置きした上で「メタルギアはポリティカルフィクションであり、エスピオナージ物である」「メタルギアにゾンビなんか出るわけ無いじゃないですか」と直接批判した事件も有名(*12)。 ただし、これに対して「ファントムペインの傀儡兵(スカルズ)も大概ゾンビみたいな敵だったじゃないか」「公式のプレイムービーで傀儡兵をゾンビと呼んでいた」という反論もあった。 「幽霊や超能力者が平気で登場していたシリーズで何を今さら」の方が批判としては適切かもしれない。 本作の評価はレビュー集積サイトMetacriticではメタスコア64/100点、ユーザスコア1.6/10点と低い数字。 特にユーザースコアに関しては、前述された本作への嫌悪感によるものが強く反映された数字と言える。 これについては、特に海外における『メタルギア』シリーズの人気・ファンの熱気が日本本国のそれを遥かに凌駕している事に起因していると思われる。 本作は流石にこれほどのユーザースコアに落ち込むような出来ではないのだが、やはりそこに至るまでの数々の紆余曲折、遺産の食い荒らしともいえる粗い開発内容が受け入れられなかったようだ。 発売から長期間が経過し、主戦場であったはずのマルチプレイは大分閑散とした状態になっている。 この影響で、ストーリー序盤の難易度が少々上がっている他、一部トロフィー/実績の獲得が難しい状態になっている。今からプレイしようという方は一応注意。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4353.html
メタルギア ゴーストバベル 【めたるぎあ ごーすとばべる】 ジャンル タクティカルエスピオナージアクション 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) メディア 16MbitROMカートリッジ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメントジャパントーセ 発売元 コナミ 発売日 2000年4月27日 価格 4,725円 判定 良作 ポイント プレミア化したGBC最高評価のステルスアクション メタルギアシリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 問題点 総評 余談 概要 海外での要望に答える形で作られた携帯機初の『メタルギア』シリーズ作品。 監督は後に『メタルギアアシッド』シリーズを手がけることになる鬼才・野尻真太。 シナリオは『メタルギアソリッド』の脚本家の1人・福島智和が担当。 生みの親である小島秀夫監督はプロデューサーという形で参加している。 本作はPSとは比較にならない性能のGBCで発売された作品であるが、その出来は『ソリッド』や『メタルギア2』に勝るとも劣らない、『メタルギア』の系譜を忠実に受け継いだ作品である。 ストーリー OUTHER HEAVENでの戦いから7年。ソリッド・スネークはFOX HOUNDを引退し、アラスカで孤独な生活を送っていた。だが、彼の元にやってきたキャンベル大佐により再び戦場へ赴くこととなる。アメリカ軍の新兵器を積んだ輸送機C-5Bギャラクシーが消息を絶ったのだ。その新兵器とは「メタルギア」であった。あの戦いの後、メタルギアの有用性を認識したアメリカは極秘裏にデータを引き上げ、開発を続けていたのだ。強奪したのはジンドラ解放戦線、通称ジレフ。分離独立のため武装蜂起したジレフは傭兵集団「ブラック・チェンバー」を雇い、メタルギアを手に入れ、かつてのOUTER HEAVEN跡地に建設された武装要塞ガルエードに運び込んだのだ。スネークは因縁を感じつつ、武装要塞ガルエードへの潜入を開始するのだった…。 特徴・評価点 細かいグラフィック ゲームボーイのドット絵であるにもかかわらず、とても細かいところまで描かれている。 兵士達の動きも背伸びをしたり居眠りをしている際は首を上下に揺らすといったことまで再現されている。 さらに無線画面では、きちんとキャラクター達の顔の部分が電波によって乱れるという演出も加えられている。 デモシーンの中には所持ゴーグルで変化する内容のものもある。 システム・装備品 基本的にはMSX2の『メタルギア2 ソリッドスネーク』のシステムをベースに、『ソリッド』の壁張り付きと言った要素を掛け合わせたような形になっている。 Aボタン-パンチ Bボタン-武器攻撃 スタートボタン-立ち・ホフク状態の切り替え セレクトボタン-メニュー画面表示。ボタン数が少ないハードの中では、とれるアクションは豊富。 メニュー画面で十字ボタン上下で装備武器選択、左右で回復アイテムなどの装備選択、スタートボタンで無線画面へ移行する。 装備 ハンドガン「FN Five-seveN」や、アサルトライフル「R-5」を始め、チャフ・スタングレネードやC4爆弾などの装備が使用可能。流石に長距離射程武器はない。 アイテムもお馴染みのレーションを始めとして、サーマルゴーグルやナイトヴィジョンゴーグルも存在。 ゴーグルアイテムを使用した際には、サーマルなら画面が真っ赤に、ナイトヴィジョンなら暗闇でも通常時と同じような視界を確保できる。 煙草は残念な事に任天堂ハード販売故に規制されて発煙筒になっている。体力が減らないのは嬉しい様な寂しい様な…。 豊富なモード 今作は携帯機作品ということで短時間でプレイできるように、ステージ形式や本編を題材にしたミニミッションやステージセレクト、前作からの継続であるVRミッションといったモードによって空いた時間のプレイが容易になっている。 また、対戦モードの独特の仕様は「敵から隠れながら目的を達成する」と言う『メタルギア』シリーズにマッチするものであり、今作の要素は後の携帯機向け作品の原点とも呼べるものとなっている。 ストーリーモード メタルギアを巡る、全13ステージからなるステージクリア方式のストーリーモード。難易度をEASY・NORMAL・HARD・VERY HARDの4段階から選ぶことができる。 本家に負けず劣らず専門用語が飛び交い、張り巡らされた伏線が見事に解消される、初代『メタルギア』からの流れを上手くまとめたストーリー。 通信で聞ける政治情勢や武器の解説はGB故にカタカナが多めになっているが、長く丁寧な説明なのは本家と変わらず。 ただし、メイ・リンの諺解説はGBの仕様では漢字を完全に表現できないので名言解説に代わっている。 初代『メタルギア』の後の話だがザンジバーランド騒乱が無かった世界、つまり『メタルギア2』と『MGS』シリーズとはパラレルの話になっている。なのでオタコンやリキッドは登場しない(*1)。 共通のキャラにも独自の設定が付加され、キャンベル大佐がかつて犯してしまった「過ち」が物語に大きく関わるなど、適宜挿入されるビジュアルシーンもあってドラマチックなストーリーが展開される。このストーリーは後に『MGA』シリーズに引き継がれることになる。 ステージセレクト ストーリーモードで一度クリアしたステージを任意に選んでプレイするモード。 ストーリーモードクリア後にはスペシャルモードが出現する。「NO.4」なる謎の人物から指令を受け、各ステージをストーリーモードとは異なる目的で攻略することになる。 この指令内容が非常にバラエティ豊富で、ミッションをこなしていくごとに「NO.4」からストーリーでは明かされない裏の真実を聞くことができるなど、ちょっとした隠しストーリー形式になっており、退屈しないように工夫されている。 ひそかにドンキーコングのパロディステージがあったりする。 VRトレーニング ステージ毎に与えられた課題をクリアしていくモード。全180種類でバラエティーに富んでいる。BGMとして、初代『メタルギア』と『メタルギア2』のアレンジメロディーが使用されている点もファンにはうれしいところ。 通信対戦 通信ケーブルを用いた2人対戦ができる。対戦機能がついたのも『メタルギア』シリーズでは今作が初。 プレイヤーには視界の概念があり、相手プレイヤーを視界内に入れなければ攻撃することができないというシステムになっており、スリルをもってプレイ可能。 豊富な小ネタ 『メタルギア』シリーズ好例の小ネタも健在であり、かなり数は多い。 十種類以上あるメイ・リンの名言解説、連続無線ドラマ「アイデアスパイ2.5(ツーハン)」など、PSPで発売された『MPO』よりも無線はバリエーションに富んでいる。 『MG』に関するネタ 「かつて自らが破壊したメタルギアの残骸」「地下百階に佇むメタルギア」など『MG』をプレイした人ならニヤリとできる部分も 無線で語られる人間模様 キャンベル大佐、メイ・リン以外の人物は今作のみの登場なのだが、本流シリーズにも劣らぬ個性を持つ。 彼らの「本編とは一件関係ないように見える身の内訳」を語る無線内容は、実は「過去との決別」が共通項となっており、今作のテーマを暗に示している。 問題点 全体的に難易度が高い 難易度選択が可能なのだがEASYでも『MGS』より難しい程の調整がされている。 敵兵の数が多めで、ステージ上のギミックもパズル要素を含むものが多く一筋縄ではいかない。 GBCというハードの性質上仕方ないところもあるが、画面内に表示されるレーダーがかなり小さく、見づらい。 イベントでの砲撃や「ハボック」「メタルギア・ガンダー」のミサイル攻撃はこのレーダーに映るのだが、光点が小さいため回避しにくい。 今作オリジナルのメタルギア「メタルギア・ガンダー」もかなり強力。ハード上の制約もあって動き回ることはないものの、バルカン・火炎放射・ミサイル・ウィスプ(無人攻撃兵器)と武装が豊富で耐久も高め。 なお、模擬弾ではあるがシナリオ上実際に発射する場面もあるので、「全シリーズで最強のメタルギア」と呼ばれることも。 使い回しが多い シナリオ上の関係で同じ場所を複数ステージで使用することが多い。一応停電、目的の違いなどでマンネリに陥りにくくなってはいるが。 VR訓練も『MGS』とほぼ同じ物しかないのでシリーズ経験者にとっては新鮮味に欠ける。 データの初期化することができない。カートリッジを破壊する覚悟があるならともかく、正規の方法では不可能。 コレのどこがマズイかというと、スペシャルモードで聞ける裏話が「最後にどのミッションをクリアしたか」ではなく「ミッションを幾つクリアしていたか」によって変わるため、一度聞いた話を後でもう一度聞くことはできないのである。 ソフトを中古で入手し、前の持ち主のデータがスペシャルオールクリア済みだったりした日には、もはやご愁傷様としか言いようがない。 総評 『メタルギア』としてもGBCのソフトとしても完成度が高く、中古でもプレミア並みの値段がついている。 入手は困難かもしれないが、プレイするチャンスがあれば決して損はしない作品であるといえる。 余談 世界的な評価も極めて高く、ファミ通クロスレビューでは31点のシルバー殿堂入りというそれなりな点数だったが、レビュー集積サイト「GameRankings」(*2)では95.61%という破格の数字を叩き出している(アーカイブ)。 これは同サイトにおける集計では『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』『スーパーマリオブラザーズデラックス』『ポケットモンスター 金・銀』『マリオテニスGB』と言った並み居る任天堂のビッグタイトルをも超えた、GBC最高の評価である。
https://w.atwiki.jp/wanisita/pages/42.html
Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するキャラクターを全て選びなさい A ザ・ボス、ザ・ソロー、ザ・フューリー、ザ・フィアー、ザ・ペイン、ジ・エンド (他選択肢)ザ・ファン、ザ・フール Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するフェイスイベントを全て選びなさい A オヤマ、カブキ (他選択肢)ノウ、キョウゲン Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアアシッド2』に登場するグラビアアイドルを全て選びなさい A 木下あゆ美、石井めぐる、佐野夏芽 (他選択肢)ほしのあき、原田桜怜、深澤優希、福永ちな、原幹恵 Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』に登場する仲間兵士のキャリアを全て選びなさい A 政治家、医師、ギャンブラー、アスリート (他選択肢)忍者、テロリスト、ニート Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場する女性キャラクターを全て選びなさい A オルガ、メイ・リン、ウルスラ、EVA、パラメディック、フォーチュン、EE (他選択肢)エイムズ、ジ・エンド、ザ・ボス、ビッグボス、オセロット、ライコフ Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するソリダス・スネークが使用する刀を全て選びなさい A 民主刀、共和刀 (他選択肢)自民刀、共産刀 Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズのソフトが発売されたことがあるゲーム機を全て選びなさい A MSX2、PSP、ゲームキューブ、プレイステーション2 (他選択肢)ニンテンドーDS、スーパーファミコン、Xbox360、MSX Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作で使用されるコマンドを全て選びなさい A アイテムセレクト、武器セレクト、トランシーバー、中断 (他選択肢)パスワードの表示、タバコを吸う、マップを見る Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作に登場するアイテムを全て選びなさい A 赤外線ゴーグル、タバコ、レーション、ダンボール、ガスマスク (他選択肢)チャフ・グレネード、バンダナ、止血剤、雑誌 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド』のVR訓練モードで遊べるゲームモードを全て選びなさい A ガンシューティングモード、トレーニングモード、タイムアタックモード (他選択肢)クレイモアモード、ホフクモード、ブリーフィングモード、ステルスモード Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』でエンディング後のリザルト画面に表示される数値を全て選びなさい A セーブ回数、敵に見つかった回数、殺した敵の数、総プレイ時間、コンティニュー回数 (他選択肢)段ボール箱の使用回数、タバコを吸った本数、無線機のコール回数、ガンの発射弾数 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場する組織デッドセルのメンバーを全て選びなさい A フォーチューン、ヴァンプ、ファットマン (他選択肢)オタコン Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場するアイテムを全て選びなさい A 無限カツラ、無限バンダナ (他選択肢)無限タバコ、無限ダンボール Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食糧として使用できる爬虫類を全て選びなさい A キングコブラ、タイワンコブラ、サンゴヘビ、ミルクヘビ (他選択肢)インドコブラ、トサカヘビ、グリーンコブラ、カナヘビ Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘時に武器として使用できる道具を全て選びなさい A Mk22、EZ GUN、タバコ型麻酔ガス銃、サバイバルナイフ、フォーク (他選択肢)スコーピオン、グレネード Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘で拘束した敵に使えるアクションを全て選びなさい A 尋問、首絞め、喉切り、盾 (他選択肢)さば折り、蹴り Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできる特殊兵を全て選びなさい A クイズマジックアカデミー、麻雀格闘倶楽部 (他選択肢)バトルクライマックス、ザ・警察官、投球王国ガシャーン、スリルドライブ、ベースボールヒーローズ、セイギノヒーロー Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできるショップ兵を全て選びなさい A ソフマップ、ヨドバシカメラ、古本市場、GEO、TVパニック、ビッグカメラ、さくらや (他選択肢)トップボーイ、ブックオフ、ヤマダ電機、ワンダーグー Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』の通信対戦で使えるプリセット無線会話のセリフを全て選びなさい A 「敵だ!」、「隠れろ!」、「ゴーゴーゴー!」、「了解」、「異常なし」 (他選択肢)「やられた」、「応援を頼む」、「誰かいるのか?」、「クリア!」 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』のスペシャル画面の説明で上級にランクされている基本アクションを全て選びなさい A エルード飛び降り、消火器、アイテム奪取、ホールドアップ (他選択肢)敵兵引きずり、サイドステップ、投げ、首絞め Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズのうちPS2で発表されたタイトルを全て選びなさい A 『メタルギアソリッド2』、『メタルギアソリッド3』 (他選択肢)『メタルギアソリッド』、『メタルギアソリッド4』 Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうち声優の大塚明夫が声を演じているものを全て選びなさい A ソリッド・スネーク、ソリダス・スネーク、ビッグ・ボス (他選択肢)リキッド・スネーク Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうちスネークのコードネームを持つキャラクターを全て選びなさい A ネイキッド、リキッド、ソリッド、ソリダス (他選択肢)ガス、プラズマ、アーマード (ランキング集計期間後に追加された問題) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食べると食中毒を起こすことがあるものを全て選びなさい A エゾテングダケ、イチゴヤドクガエル (他選択肢)アナウサギ、即席ラーメン、ロシアニセマンゴー
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/140.html
Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するキャラクターを全て選びなさい A ザ・ボス、ザ・ソロー、ザ・フューリー、ザ・フィアー、ザ・ペイン、ジ・エンド (他選択肢:ザ・ファン、ザ・フール) Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するフェイスイベントを全て選びなさい A オヤマ、カブキ (他選択肢:ノウ、キョウゲン) Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアアシッド2』に登場するグラビアアイドルを全て選びなさい A 木下あゆ美、石井めぐる、佐野夏芽 (他選択肢:ほしのあき、原田桜怜、深澤優希、福永ちな、原幹恵) Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』に登場する仲間兵士のキャリアを全て選びなさい A 政治家、医師、ギャンブラー、アスリート (他選択肢:忍者、テロリスト、ニート) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場する女性キャラクターを全て選びなさい A オルガ、メイ・リン、ウルスラ、EVA、パラメディック、フォーチュン、EE (他選択肢:エイムズ、ジ・エンド、ザ・ボス、ビッグボス、オセロット、ライコフ) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するソリダス・スネークが使用する刀を全て選びなさい A 民主刀、共和刀 (他選択肢:自民刀、共産刀) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズのソフトが発売されたことがあるゲーム機を全て選びなさい A MSX2、PSP、ゲームキューブ、プレイステーション2 (他選択肢:ニンテンドーDS、スーパーファミコン、Xbox360、MSX) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作で使用されるコマンドを全て選びなさい A アイテムセレクト、武器セレクト、トランシーバー、中断 (他選択肢:パスワードの表示、タバコを吸う、マップを見る) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作に登場するアイテムを全て選びなさい A 赤外線ゴーグル、タバコ、レーション、ダンボール、ガスマスク (他選択肢:チャフ・グレネード、バンダナ、止血剤、雑誌) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド』のVR訓練モードで遊べるゲームモードを全て選びなさい A ガンシューティングモード、トレーニングモード、タイムアタックモード (他選択肢:クレイモアモード、ホフクモード、ブリーフィングモード、ステルスモード) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』でエンディング後のリザルト画面に表示される数値を全て選びなさい A セーブ回数、敵に見つかった回数、殺した敵の数、総プレイ時間、コンティニュー回数 (他選択肢:段ボール箱の使用回数、タバコを吸った本数、無線機のコール回数、ガンの発射弾数) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場する組織デッドセルのメンバーを全て選びなさい A フォーチューン、ヴァンプ、ファットマン (他選択肢:オタコン) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場するアイテムを全て選びなさい A 無限カツラ、無限バンダナ (他選択肢:無限タバコ、無限ダンボール) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食糧として使用できる爬虫類を全て選びなさい A キングコブラ、タイワンコブラ、サンゴヘビ、ミルクヘビ (他選択肢:インドコブラ、トサカヘビ、グリーンコブラ、カナヘビ) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘時に武器として使用できる道具を全て選びなさい A Mk22、EZ GUN、タバコ型麻酔ガス銃、サバイバルナイフ、フォーク (他選択肢:スコーピオン、グレネード) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘で拘束した敵に使えるアクションを全て選びなさい A 尋問、首絞め、喉切り、盾 (他選択肢:さば折り、蹴り) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできる特殊兵を全て選びなさい A クイズマジックアカデミー、麻雀格闘倶楽部 (他選択肢:バトルクライマックス、ザ・警察官、投球王国ガシャーン、スリルドライブ、ベースボールヒーローズ、セイギノヒーロー) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできるショップ兵を全て選びなさい A ソフマップ、ヨドバシカメラ、古本市場、GEO、TVパニック、ビッグカメラ、さくらや (他選択肢:トップボーイ、ブックオフ、ヤマダ電機、ワンダーグー) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』の通信対戦で使えるプリセット無線会話のセリフを全て選びなさい A 「敵だ!」、「隠れろ!」、「ゴーゴーゴー!」、「了解」、「異常なし」 (他選択肢:「やられた」、「応援を頼む」、「誰かいるのか?」、「クリア!」) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』のスペシャル画面の説明で上級にランクされている基本アクションを全て選びなさい A エルード飛び降り、消火器、アイテム奪取、ホールドアップ (他選択肢:敵兵引きずり、サイドステップ、投げ、首絞め) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズのうちPS2で発表されたタイトルを全て選びなさい A 『メタルギアソリッド2』、『メタルギアソリッド3』 (他選択肢:『メタルギアソリッド』、『メタルギアソリッド4』) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうち声優の大塚明夫が声を演じているものを全て選びなさい A ソリッド・スネーク、ソリダス・スネーク、ビッグ・ボス (他選択肢:リキッド・スネーク) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうちスネークのコードネームを持つキャラクターを全て選びなさい A ネイキッド、リキッド、ソリッド、ソリダス (他選択肢:ガス、プラズマ、アーマード) (ランキング集計期間後に追加された問題) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食べると食中毒を起こすことがあるものを全て選びなさい A エゾテングダケ、イチゴヤドクガエル (他選択肢:アナウサギ、即席ラーメン、ロシアニセマンゴー)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4650.html
メタルギアアシッド 【めたるぎああしっど】 ジャンル タクティカルカードゲーム 対応機種 プレイステーション・ポータブル 開発元 コナミコンピュータエンタテインメントジャパン 発売元 コナミ 発売日 2004年12月16日 定価 5,040円(税込) 廉価版 PSP the Best 2005年11月17日/2,160円(税込) レーティング CERO 15歳以上対象 コンテンツアイコン 暴力 判定 良作 メタルギアシリーズ ストーリー 概要 特徴 ―AC!Dは脳で解け― インターミッション ミッション カード キャラクター 評価点 問題点 総評 その他 ストーリー 2016年、合衆国。次期大統領候補ヴィゴ・ハッチ上院議員をはじめとした、乗員517名を乗せたジェット旅客機326便が何者かにハイジャックされた。機内には爆弾が仕掛けられるとともに、過剰吸引すると死に至る筋弛緩剤=臭化ベクロニウムが散布されてしまう。犯人の要求は、「『ピュタゴラス』の譲渡」しかし、合衆国政府は『ピュタゴラス』がどこに存在するのか、そもそも『ピュタゴラス』とは何なのかすら把握していなかった。調査の末、『ピュタゴラス』は南アフリカのモロニ共和国、ロビト島の研究所で開発されていることが明らかになるが、モロニ側は「内政不干渉」を盾に非協力姿勢を貫く。痺れを切らした政府は特殊部隊HRTを派遣、『ピュタゴラス』の把握・奪取を試みるものの、島に展開していた傭兵部隊の逆撃によってHRTは壊滅してしまう。政府は遂に、単独潜入のスペシャリストであり、今は現役を退いている伝説の傭兵に一縷の望みをかけた。OUTER HEAVEN、そしてガルエードで戦った元FOXHOUND隊員、ソリッド・スネークである。かつての上官キャンベルの盟友であるロジャー、SAI能力を持つ少女アリスのサポートのもと、ロビト理化学研究所に侵入するスネーク。そこでスネークを待ち受けていたのは、研究員のゲリー、傭兵部隊の長レオーネ、HRT唯一の生き残りテリコ。そして突如フラッシュバックする、「もう1人の自分」の記憶であった…。 概要 PSP初の『メタルギア』だが、今までの「タクティカル・エスピオナージ・アクション」ではなく「戦略諜報カードゲーム」とされるまったく新しいジャンルで発売された。 監督はGBCの隠れた名作、『メタルギア ゴーストバベル』を担当した「小島プロダクションの鬼才」こと野尻真太氏。 従来の『メタルギア』とはまったく異なるシステム、非小島監督作品であることに不安の声も多くあったが、発売後にはシステムや良質のシナリオによってなかなかの好評を得ていった。 なお、今作は『メタルギアソリッド』(MGS)シリーズとはパラレルワールドの、『ゴーストバベル』(GB)の続編となっている(*1)。 特徴 ―AC!Dは脳で解け― 『メタルギア』シリーズ伝統のステルス要素と、トレーディングカードゲームが融合した新しいシステムを採用している。 ゲームは「インターミッション」と「ミッション」の繰り返しで進行していく。 インターミッション ミッションで使用する「デッキ」を作成するパート。デッキは30~40枚で構成され、同一カードは4枚まで入れることができる。 また、ミッションで入手した「ポイント」を使ってカードショップで「パック」を購入し、新カードを獲得することが可能。 パックは「MGS1」「MGS2」「クロニクル」「MGS3」の4種類。シナリオ進行とともに新パックが解放される。なお、パックはミッション中に拾うことも可能。 セーブはこのパートで行える。 ミッション 今作のミッションは、スネークとHRT隊員テリコのタッグで挑むこととなる。デッキはそれぞれ別だが、カードのストックは共有する。 戦闘はターン制だが、敵味方共に「コスト」の概念がある。行動によってコストが蓄積し、コストが再びゼロになるまで再行動はできない。 例によって、基本的に強力なカードほど高コスト化する傾向にあるが、「有効」なカードが高コストというわけではない。 コストは他のキャラクターが使用したコスト分だけ、順次減少していく(*2)。 1回の行動でコストを溜めすぎると、自分の再行動までに敵に何度も行動されてしまうことになる。いかにコストを抑え、無駄のない行動をするかが重要。 ミッション開始時にシャッフルされたデッキから6枚のカードがドローされ、手札となる。以後は自ターンの開始時に、手札が6枚を超えないように2枚以内のカードがドローされる(手札が5枚の時は1枚のみドロー)。 デッキを使いきった場合、それまで使用したカードがデッキに戻り、再使用が可能となるが、その際10コストが加算される。 1回のターンで使用できるカードの枚数は、スネークは2枚、テリコは3枚。 ただし、テリコはスネークより最大LIFEが少ない。スネークはACTIONカード「ACTION+」を使用することで、10ターンの間1回、最大4回まで使用枚数を増やすことができる。 各マップは正方形のマス目(ブロック)に区切られている。移動に使用不可な一部のカードを除き、各カードは共通で「MOVE」を行うことができる。 基本的に1枚で3ブロックを移動できる。MOVEしか選択できないカードもあり、それらのカードは通常より多くのブロックを移動できる。 移動後は自分の向きを決定した後、「立ち・ホフク状態の選択」を始め、「壁への張り付き」「ハシゴの昇降」「エルード(ぶら下がり)状態への移行」などの行動を状況に応じて選択する。 敵兵も当然移動を行い、侵入者を索敵するほか、ステージによっては監視カメラや赤外線センサー、監視カメラを搭載したサイファーが配置されていることもある。 敵兵には視覚・聴覚が設定されており、こちらを発見すると通信を開始、終了後に危険モードに移行し、増援部隊と共にこちらを攻撃してくる。 「危険・警戒・回避」の3フェイズが存在している点は従来の『メタルギア』と同様である。これまでと同じように「遮蔽物をうまく利用して敵兵の視界を逃れ、作戦を遂行する」ことが求められる。 「カードを使用しない行動」も存在する。 END:行動を終了する。1枚もカードを使用しないで実行した場合4コストが加算される。コストを抑えるため、あえて使用可能数を残してENDすることも重要な戦略である。 DISCARD:カードアクションを行わない場合のみ実行可能。手札を2枚破棄し、デッキから2枚ドローする。実行すると6コストが加算されターン終了。 その他、敵兵を殴って転倒させるPUNCH、 シリーズお馴染みの、壁を叩いて敵兵を誘導するKNOCKが存在。 各ミッションごとのクリア条件を満たすとミッションクリア。敵兵の殺害数、クリアタイムをもとにランクが算出され、ランクに応じてポイントと最大3枚のカードが獲得できる。 一度クリアしたミッションでは、そのステージを使用して、「敵全滅」「目標地点までの移動」といったミッションを行い、ポイント・カードを集めることが出来る。 シナリオクリア後の2周目では、高難易度「エクストリーム」を選択可能。 カード 登場カードは約200種類。『MGS』『MGS2』を中心に、小島プロダクション作品からフィーチャーした「クロニクル」や、発売時期の近い『MGS3』から出典されている。 参戦作品:『MG』『MG2』『MGS』『MGS2』『MGS3』『MGGB』『スナッチャー』『ポリスノーツ』『ボクらの太陽』『ZONE OF THE ENDERS』 カードには「USE型」と「EQUIP型」の2種が存在する。 USE型は使用すると手札から即発動する。消費型のアイテム(ライフ回復など)、一時的なステータス補正カードなどが該当する。 EQUIP型は「装備欄」(EQUIPMENT)に装着する(EQUIPする)ことで効果を発揮する。一部の武器やそれと組み合わせて使用するカード、規定のターン・コスト経過まで効果を発揮するアイテムが該当する。 カードはそれぞれ、WEAPON、ACTION、ITEM、SUPPORT、CHARACTERの5種類に分類される。 「WEAPON」:主に敵を攻撃し、ダメージを与えるカード。「SOCOM」や「PSG-1」などの銃器、「グレネード」や「C4」などの時限式爆発物、「高周波ブレード」などの近接武器、「スティンガー」などのミサイルを始め、「M9」や「チャフグレネード」のような補助武器、さらには「CQC」カードのような変則的なものまで多数。 EQUIP型WEAPONカードは、他の種類のEQUIP型カードと比べ、性質が若干異なる。例えばEQUIP型銃器を使用する場合、使用したい銃をEQUIPした後、その銃と同口径の弾丸を使用する武器のカードを、EQUIPした銃に重ねることで攻撃が可能となる。 このため、EQUIP型WEAPONは最低でも2枚のカードが無いと使用できず、即応性・汎用性の点でUSE型WEAPONに劣るが、攻撃力では大幅に上回るものが多数を占める。また、中には攻撃を受けると自動的に反撃を行う(*3)機能を持ったカードも存在するため、両者の使い分けが重要となる。 「ACTION」:様々な特殊行動や能力補正を行うカード。装備欄を2つから4つへ拡張する(*4)「EQUIPMENT LV.2」や、敵兵の背後で使うと敵兵を気絶させる「首絞め」に加え、EQUIPしている武器に装着することで、命中率低下と引き換えに使用コストを-5する「腰だめ撃ち」など。 「ITEM」:ライフを150回復する「レーション」などの回復アイテムや、EQUIPすることで50ポイント分のダメージを肩代わりする「ボディアーマー」などの補助アイテム、設置することで発見した敵兵の動きを止める「雑誌」などの様々な効果のカードが存在する。 「SUPPORT」:攻撃のサポートや回避、状態異常回復、コストの回復を行うカード。 「CHARACTER」:参戦作品に登場したキャラクターのカード。移動のみにしか使えないが一度に6ブロックを移動できる「山猫部隊」や、隣接状態で敵兵の方向を向いている場合、強力な斬撃を行う「ソリダススネーク」に加え、EQUIPしている武器に装着することで対装甲能力を付加する「オタコン」など、各種の効果を持ったカードが存在する。 登場キャラクターのチョイスはファンサービス心に溢れている。「スネーク」は『MGS1』『MGS2』『MG1』『MG2』+『MGS3』のネイキッドの計5種類が登場。FOXHOUND隊員や各種メタルギアはもちろん、ゲノラやゴルルゴン、アイデアスパイ2・5まで登場する。ただし、発売時期が近い『MGS3』のキャラクターの登場数は少ない。 各カードは詳細な解説を見ることが可能。また特定のカードを使用すると、そのカードに関連した作中の場面が再生される演出あり。 キャラクター 今作は『MGS』のパラレルワールドであるため、お馴染みのオタコンやオセロット、リキッド達はキャラクターとしては登場せず(*5)、カードとして登場する。『MGGB』でも登場していたキャンベル大佐とメイ・リンも同じである。 キャラクターデザインは『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』のキャラクター原案・衣装デザインを務めた政尾翼氏が担当。繊細なタッチで描かれたイラストは、作品のミステリアスな雰囲気を盛り上げることに貢献している。 お馴染みのスネーク、本編のキャンベルのポジションのロジャー、強敵として立ちはだかる屈強な軍人・レオーネと言ったシリーズらしいキャラに加え、スネークを「おじさん」呼ばわりする超能力少女のアリスなど、シリーズではあまり見ないタイプのキャラもいる。 ヒロインのテリコは野尻氏の「外見は大人だが少女の面影が残る若い女性をヒロインにする傾向」が『MGGB』のクリス以上に現れたキャラになっており、これまた本編のメリルなどとは違った雰囲気を持つ。 評価点 シナリオの完成度が非常に高い 小島プロダクションのとちぼり木氏(放送作家のとちぼり元は氏の実兄)をメインライターに、本編の福島智和氏と村田周陽氏が補助する形で執筆。 巧妙な謎・伏線を張り巡らせながら、スネークの過去・黒幕との意外な接点を徐々に明らかにしていく展開は歴代メタルギア作品でもトップクラスの完成度を誇る。 あらすじだけ見ると見慣れた対テロ潜入任務のようだが序盤から事件は奇怪な様相を見せ、平行して進行するハイジャック事件の異常さとロビト島におけるスネークを惑わす数々の出来事が絡み合い、プレイヤーを翻弄する。 何が真実で何が虚構か、誰が敵で誰が味方か分からないままスネークは事件の深淵へと踏み込んでいき、やがて驚愕の真実を知る。従来に比べてミステリー色が濃く、クライマックスに至るまで謎めいた展開と緊張感が楽しめる。 トップクラスの完成度と共にかなりの難解さも持ち合わせたシナリオであるため、2周目と3周目で伏線に気がつくことも多く、この点も周回プレイの意欲向上につながっているといえる。 魅力あるキャラクター陣やトンデモボス、狙撃ミッションなどの歴代のツボもしっかり押さえている。 非アクションゲームながらしっかり『メタルギア』 敵に見つからないように移動し、いざとなれば機転を利かせて敵を欺き、あるときは戦闘によって排除する、という歴代シリーズの特徴を余すところなく表現している。 アクションゲームが苦手でこれまで敬遠していた人でも本作であればこれらの楽しさを充分に味わうことができるだろう。 新しいエリアに侵入した、敵に発見されてしまった、など状況が変化した際の「さて、どうするかな…?」という思考パートを状況を確認しながら時間無制限で心ゆくまで続けられる。 この点は、『メタルギア』でありながらどこかパズルゲームめいた楽しささえもたらし、「―AC!Dは脳で解け―」のキャッチコピーに違わぬプレイ感を与えてくれる。 ステルスゲームとカードゲームの融合 『メタルギア』をただ非リアルタイムゲームにしただけではなく、デッキ構築やドローといったトレーディングカードゲームライクな要素を取り込むことで、カードゲームの持つ魅力を兼ね備えつつ、ゆっくり考えて確実に進んでゆくだけの単調なゲームになることをうまく回避している。 従来シリーズのように、様々なアクションから最適なものを選んで状況を切り抜ける、ということはできない。取りうる手はまさに手札の中にしかない。そしてその手札の内容を決めるのは、自分自身が構築したデッキと自分自身の運なのである。 次のミッションを有利に進めるよう自分なりに考えてデッキを組む、前回のミッションで感じた弱点を解消するようにデッキを調整する、新しく手に入れた強そうなカードを使ってみる――そういった、自分の思い描く戦略を実現するための、デッキ構築における試行錯誤の楽しさというものが本作にも備わっている。 迅速に行動したいのはやまやまだが、移動に必要なカードが出なければ何処かに身を潜めて敵をやり過ごす必要がある。ところが、ダンボールが出てこないと隠れることもできない。さてどうするか。 理想の戦術と現実の手札の間で身悶えする、ターン制なのに熱いミッションとなっている。 問題点 実験作という意味合いも強かったのか、無視できない問題点も幾つか存在する。 やや不自由な移動性 本作の最大の欠点である。立ち/ホフクの切り替えは移動終了時にしかできない。つまり、まだ移動できるブロック数が残っていてもいちいち立ち止まらないと切り替えができないので、「ダクト前まで移動、ホフクしてダクトを抜け、隣の部屋へ移動する」行動は、「ダクト前まで移動、しゃがむ」→「ダクトを抜け、立つ」という風に2分割される=2枚のカードを使わなければ実行できない。 ドアを開けて別の部屋に入るときはいちいちドアの前で立ち止まらないとドアが開かない。「ドア前まで移動」→(ドア開く)→「部屋に侵入」というふうに、やはり無駄にカードを消費しなければならない。 また、移動途中でイベントが発生すると移動指定距離が残っていても、その場で強制的に立ち止まってしまう(*6)。単純に損になる上、不意打ち的に発生するので行動回数が残っていない状態で発生すると発見されやすくなってしまう。 ステージ内に落ちているアイテムやカードパックを拾うにも、そのマスの上で行動を終了させないと入手できない。 一部マップの構成がよく練られていない 特に後半の火力発電所マップは片道約250ブロックの道のりを厄介なトラップをクリアしながら往復しなければならない。 しかも帰りは灯りが消えた演出として、敵が一定距離内にいなければ視認できない状態で索敵しながら進まなければならず、ただでさえ長い道のりなのに厄介さが増している。 デッキ・カードに関して 「デッキは最低30枚、どのカードも最大4枚までデッキに投入できる仕様」により、優秀なカードが集まるとゲームバランスを容易に崩壊させられる(もちろん集めるには手間がかかるが)。 特定カード使用時に発動するデモをOFFにできない。いちいち×ボタンを押して途中終了させる必要がある。 ネタばれ防止のためか、『MGS3』からの参戦カードが少なく、閲覧できる情報も薄い。 『MGS2』のファットマンなど、参戦作品のキャラクターに一部カード化されていない者が存在。 デッキレシピは複数保存できない。 今作はデッキにより戦略が大幅に変わり、同じステージでもデッキによって全く違ったプレイが可能な自由度の高さが魅力だが、いちいちデッキを組みかえる必要が出てくる。 以上の問題点のほとんどは、続編の『メタルギアアシッド2』で解決されることになった。 結末がややすっきりしない + ネタバレ ロビト島の事件やハイジャックについてはしっかり解決し、スネークを取り巻く謎や事件の首謀者などについても決着は付くのだが、スネークの与り知らぬ裏側で暗躍していた者や諸悪の根源などについては解決しないまま終わってしまう。 後ろ暗い含みを持たせたまま終わり、続編に繋げる結末はシリーズでは珍しくないものの、本作はその量がかなり多く、他作品と違って続編で回収されることも無かったのでモヤモヤが燻る形となってしまっている。 2周目クリア時には謎の会話が聞けるが、これに関しても同様に続編では触れられず、謎の会話で終わってしまっている。 スネークやテリコの物語としては綺麗にまとまっており、彼らの結末も明るいものとなっているのは救いではある(*7)。 総評 難点も多いが、高い完成度のシナリオによって、それらの欠点を差し引いても満足できるゲームになっている。 一般的なメタルギアとはまったく異なる作品であるため、手放しに全ての『メタルギア』(特に『MGS』の)ファンに勧められる作品ではないこともまた事実たが、他の『メタルギア』とは異なる、続編の『メタルギアアシッド2』とも異なる、独特の雰囲気が本作には漂っている。 興味がある方は是非本作を手に取り、ロビト島を訪れてみてほしい。 その他 今作のスネークは長髪マッチョ。スニーキングスーツは『MGS1』のものを基調としている。 パッケージイラストでは擲弾発射器付きのXM8を構えており、XM8は劇中にもパスワード型WEAPONとして登場、高性能で活躍が期待できる。 公式サイトは米・日・仏・英・伊・独・西の7ヶ国語に対応。 廉価版はコジプロお得意のリバーシブルジャケット。正直通常版のジャケットよりもかっこいい出来である。それがこちら。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2790.html
METAL GEAR AC!D 機種:PSP 作曲者:小堀修一, 戸田信子, 本田晃弘 開発元:コナミコンピュータエンタテイメントジャパン 発売元:コナミ 発売年:2004年 概要 「メタルギア」シリーズの外伝作。続編に『メタルギアアシッド2』がある。 通常のシリーズとは異なり、ステルスアクションゲームではなくトレーディングカードを使った戦術級シミュレーションゲームである。 音楽は小堀修一氏と戸田信子氏の2人が中心となって作曲。本田晃弘氏が関わっているのは数曲のみ。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 METAL GEAR AC!D 小堀修一 タイトルテーマ Intermission 小堀修一 Conspiracy 戸田信子 NEKAL Commercial 小堀修一 On Alert 小堀修一 敵発見モード Leone 戸田信子 レオーネのテーマ Briefing 小堀修一 Elsie Francis 戸田信子 エルジーとフランシスのテーマ First Mission 小堀修一 Undercover Action 小堀修一 Control Office 小堀修一 Egersis 戸田信子 Minette 戸田信子 ミネットのテーマ Dream Land 小堀修一 テリコ戦 BRC 小堀修一 Ritual of the Swarm 戸田信子 Leone Forces 小堀修一 レオーネ隊戦 Residential Quarters 小堀修一 Power House 小堀修一 火力発電所 Interval of Dark 小堀修一 Niko2 作:戸田信子編:小堀修一 レオーネ戦 FAR 小堀修一 La Clown 小堀修一 クラウン戦 Death of Swallowtail 戸田信子 Frisson 小堀修一 Metal Gear!? 戸田信子 Vs.Metal Gear 作:戸田信子編:小堀修一 メタルギア戦 Alice 戸田信子 アリスのテーマ Roger’s Confession 戸田信子 End Title 作:戸田信子・小堀修一・本田晃弘編:戸田信子 スタッフロール MGS1 Pack 戸田信子 MGS2 Pack 戸田信子 MGS3 Pack 戸田信子 Chronicle Pack 戸田信子 Link Battle 小堀修一 Link Battle Rush 小堀修一 Sweeties 戸田信子 Mission Start 小堀修一 Mission Failed 小堀修一 Mission Complete 小堀修一 Metal Gear(remix) 作:本田晃弘・小堀修一編:本田晃弘 SE集は割愛。 サウンドトラック METAL GEAR ACID ACID2 ORIGINAL SOUNDTRACK