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▼シースパローを発射するKD-I型駆逐艦 ■RIM-7P性能緒元 全長 3.66m 直径 20.3cm 重量 231kg 弾頭重量 40kg(HE) 最大速度 マッハ4.0 射程 20km 誘導方式 セミアクティブ・レーダー誘導 RIM-7シー・スパローは西側を代表する個艦防空ミサイルで、AIM-7スパローⅢ空対空ミサイルの技術を転用している。第三次中東戦争のさなかの1967年10月、イスラエル駆逐艦エイラート(Eilat)が旧ソ連製のP-15対艦ミサイル「テルミット」(NATOコード:SS-N-2 Styx/スティクス)によって撃沈された事件をきっかけに、BPDMS(Basic Point Defense Missile System:標準個艦防空ミサイル)として急遽生産に移された。BPDMSを構成するミサイル発射機はアスロック対潜ロケットのMk16 8連装発射機を流用したMk25で、ミサイル管制装置は手動、ミサイル本体のRIM-7EもAIM-7Eスパロー空対空ミサイルそのままだった。1973年にはNATO諸国共通のNSSMS(NATO Sea Sparrow Missile System)が開発された。このタイプは主翼を折畳み式にしたRIM-7H(AIM-7E2)を使用しているため、8連装発射機が軽量でコンパクトなMk29になった。 スパローが搭載しているマイクロ・プロセッサーを半導体化し、逆モノパルス・シーカーを採用してECCM(Electric Counter Counter Measure:対電子妨害手段)性能やシュート・ダウン能力が向上したAIM-7Mに発展すると、シー・スパローもRIM-7Mへと発展した。さらにRIM-7Mを改良したRIM-7Pは後部に受信機が設けられて中間段階でのアップデートが可能になっており、新型のレーダー信管(DSU-34B)を装備している。RIM-7Pは特に海面すれすれを飛来する低空目標の迎撃能力を向上させており、既存のRIM-7Mからの改造が可能。1970年代末からVLS(Vertical Launching System:垂直発射システム)の使用が検討され、JVC(Jet Vane Control)と呼ばれる垂直発射直後に目標方向へ偏向するためのアクチュエーターや慣性基準装置から成る15.8kgの装置が開発された。JVCはシー・スパローの後部に装着され、小型VLSのMk48や大型で1セルにシー・スパローを4発収納できるMk41から発射される。ミサイルが発射され目標方向へ偏向した後にJVCは破棄される。生産は米レイセオン社とゼネラル・ダイナミクス社で行われている。 シー・スパローはセミアクティブ・レーダー誘導ミサイルで、母艦から照射されるレーダー波とそれを目標が反射した電波を受信して目標を追尾する。そのためミサイルが目標に命中するまでレーダー波を照射しロックオンし続けなければならず、一度でもロックオンが外れるとミサイルは命中しない。またこのような誘導方法なので管制レーダー1基で1発しかコントロールできず、敵が多数の対艦ミサイルで飽和攻撃をしかけてきた場合に対処できない。現在生産中の最新型であるESSM(後述)はこの点が改良されており、中間期に慣性誘導を採用しているので管制レーダー1基で最大3発程度を同時にコントロールできるという。シー・スパローは基本的にMk95管制システム(FCS:Fire Control System)で誘導されるよう開発されたが、各国の事情によってその他のFCSも採用されている。ドイツやオランダなどNATO諸国ではSTIR-180やWM-25が使用されており、海上自衛隊では射撃指揮装置2型等が使用されている。 2004年1月から全規模生産が始まった最新型のRIM-162 ESSM(Evolved Sea Sparrow Missile:発展型シースパロー)は空対空型のAIM-7シリーズとは別系列で、それまでのシー・スパローとも一線を画している。Mk41あるいはMk48 VLSからの発射に最適化させたもので(既存の8連装発射機も使用できる)ミサイル前半部は誘導システムごとRIM-7Pを流用しているが、後半部はより強力なMk134固体ロケット・モーターで弾体も25.4cmと太くなっている。翼の構成もスパローよりスタンダードSM-2対空ミサイルに似たものになっており、制御は主翼ではなくテイル・フィンで行い最大50Gの急旋回も可能になっている。ESSMは真上に発射された直後、TVC(Thrust Vector Control:推力偏向)で目標の方角に向きを変え、中間段階ではSM-2のように母艦からのアップデート情報に基いて目標データを更新しつつ慣性航法で飛行し、最終段階でセミアクティブ・レーダー誘導に切り替わる。このような飛び方をした場合のESSMの射程は30~50kmにもなるといわれている。 韓国海軍ではKD-I型駆逐艦(クァンゲト・デ・ワン級)がRIM-7Pを使用している。KD-I型は小型のMk48 VLS 16セルを艦橋前に装備しており、1セルに1発のRIM-7Pが装填されている。FCSは蘭タレス社のSTIR-180で、艦橋上とヘリコプター格納庫上にそれぞれ1基ずつ装備している。韓国海軍はESSMに興味を示しているといい、将来的にはRIM-7Pに変わってESSMがKD-I型に搭載されるかもしれない。 【参考資料】 軍事研究(株ジャパン・ミリタリー・レビュー) 世界の艦船(海人社) 艦載兵器ハンドブック改訂第2版(海人社) 韓国海軍 2007-07-22 00 00 08 (Sun)
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RX-104FF ペーネロペー(ファンネルミサイル) [部分編集] プロモーションカード UNIT 00/U BL023P 6-青2 1枚制限 戦闘配備 高機動 [1]:改装[ペーネロペー系] (○常駐):このカードは、+X/+X/+Xを得る。Xの値は、自軍手札の枚数とする。 (>起動):このカードが場に出た場合、自軍手札1枚につき、自軍本国を2回復する。 ペーネロペー系 MS 専用「レーン・エイム」 青-閃光 宇宙 地球 [5][2][6] 通常形態《11》同様、常駐の効果で自軍手札の枚数によって、戦闘力のパンプアップができる一方、自身が場に出た際に、自軍手札1枚につき、自軍本国を2回復できる。 2016年1月~2月の作品対抗フォーマット大会にて「属性:閃光」を使用したデッキの上位3名に配布。 イラストはペーネロペー〔U-230〕に、青空と爆発の背景を追加したもの。
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登録日:2011/11/07(月) 23 54 55 更新日:2024/04/13 Sat 14 38 37NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 アムロ ウルトラキラー ウルトラマン ガイアセイバー ガンダム ガンダムキラー ゲームオリジナル ゾフィー バトルドッヂボール2 バンプレスト ライダーキラー 仮面ライダー 仮面ライダー2号 安定のゾフィー兄さん ガンダムキラー、ライダーキラー、ウルトラキラーとは、スーパーファミコン用ソフト『ガイアセイバー』に登場したオリジナル敵キャラクターである。 バトルドッヂボール2にも登場。 ヒーロー達が手を組んだ、「同盟」の前に立ちふさがる存在であり、それぞれの正体が、各作品の意外な人物であった。 ガイアセイバー自体がストーリー、ゲーム性共にクソゲー扱いされるゲームだが、これらのキャラクターの設定はなかなかに面白く、評価出来ると思う。 仮にリメイクされた場合、もっと素材を活かして貰える事を祈る。 ■ガンダムキラー ガンキラーではない。 赤いカラーリングの、対ガンダム用に開発された能力強化型モビルスーツ。 キラーライフルや、ネオジオン系のファンネル、ロールキャノンという名の大型ビームキャノンを装備する。 見た目はファンネルコンテナを積んだZZと言った感じの、重モビルスーツ。 パイロットは洗脳されたアムロ。何故か味方に戻っても乗り続ける。まぁ、スパロボ的なアレだろう。 ロールキャノンはプレイヤー側でも使用可能。威力こそ高いが命中率が低すぎて全然当たらない。 月面で開発されたと言う事以外は、開発者も開発元も不明な謎の機体である。 だが、試作2号機ほどガンダム離れしていない、正統派のガンダム顔なので、連邦系技術とネオジオン系技術の融合機であるのはまず間違い無い。 ■ライダーキラー ショッカーが送り込んできた謎の強力な怪人。ライダーキラーキックなどの強力な必殺技を繰り出し、ライダー達に立ちふさがる。 見た目は、ドクガンダーとイカデビルを足して2で割ったような怪人。 その正体は、オリジナルキャラクターのマークハンターを逃がすために犠牲となり、脳まで再改造されたライダー2号こと一文字隼人(この顛末は、コミックボンボンにてときた洸一氏の描いた漫画にて確認出来る。コミック化されてないのでかなり困難だが)。 そして、決着をつけるべく登場したマークハンターの手により、なんと殺害された可能性がある。 (*1) マークハンターがファンに嫌われる最大の要因であるが、 マークの方も、一文字がライダーキラーになる原因を作った事に関しては負い目を感じていた。 前作でも一文字の扱いは悪かったし、スタッフは一文字が嫌いなのかもしれない。 このようなイベントがあるだけ、他のモブ同然のヒーローよりは扱いが良いという声もある。 ■ウルトラキラー ウルトラ族を滅ぼす者を自称する戦士。 見た目は仮面を被った青いウルトラマン。 実は、べリアルより先に現れた「悪のウルトラマン」である。 自称は伊達でなく、名だたるウルトラ戦士達を次々と磔にしてみせる程の実力を見せた。 正体は、ジャブローにて行方不明となったゾフィー兄さんが、洗脳された姿。 一度倒された後、更生のためにウルトラの母に連れて行かれるが、忘れた頃(最終決戦が終わった後、異次元から脱出する場面)にまた現れるダメ長男様。ライダーキラーと違い、戦闘に勝てば元に戻る。 ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンのオリジナル敵でありながら、それぞれの大御所の味方をその正体に据えた彼らは、その素材だけは多いに評価出来るので、 「ロストヒーローズ」での登場と改善を期待する声もあったが、残念ながら未登場に終わった。 追記、修正は、彼らそれぞれの正体にビックリしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新生コンパチヒーローならどんな感じかな? -- 名無しさん (2013-11-02 00 42 39) ニンジャスレイヤー -- 名無しさん (2014-05-29 22 14 38) よくよく考えると、ヒーロー戦記でも一文字、一時死亡扱いになってたよなぁ…そうか、モグラ獣人がいなかったのがいけなかったのか -- 名無しさん (2014-05-29 22 29 35) 安定してるなゾフィ兄さんは -- 名無しさん (2014-05-29 22 41 31) なぜゾフィは物笑いの種に -- 名無しさん (2014-06-06 01 37 31) ウルトラマンFERでも洗脳されてたしな… -- 名無しさん (2014-06-06 01 43 59) ガンダムキラー、仲間になってもファンネル使えねーのよ。その背中に背負ってるのはなんなのかと。 -- 名無しさん (2014-06-18 19 51 47) ゾフィー(笑) -- 名無しさん (2014-08-10 00 32 35 確かガイアセイバーより前にバトルドッジボール2の漫画に出てきてそれだと世界観を司るプログラムを正常に直されたら消滅してた -- 名無しさん (2014-10-13 17 10 23) Uキラーの必殺技がまんまゾフィーなんだよな。カマイタチやエメラルドスパークとの対比が酷い -- 名無しさん (2015-01-03 15 32 55) どれもデザインめちゃくちゃカッコイイんだよね。ライダーキラーなんか番組中のラスボスでもおかしくないぐらい -- 名無しさん (2016-02-19 00 54 47) ガンダムキラーってファンネルの他に大型キャノン持ってなかったっけ?しっかしガンダムキラーはスパロボとかGジェネに出せばいいのにね。 -- 名無しさん (2016-09-24 23 50 23) バトルドッジボール2ではガンダムキラーとνガンダムが同時に登場するので中身アムロではない模様 -- 名無しさん (2019-12-01 06 21 05) 現在で当てはめるならトレギア、アナザージオウこと加古川がウルトラ、ライダーキラーを名乗りそうだがガンダムキラーはどうなるんだろう -- 名無しさん (2020-08-16 16 10 56) ガンダムキラーはロールキャノンっていう大型のビームキャノンを装備してる。命中率低すぎて使い物にならないのは内緒だ -- 名無しさん (2020-10-20 23 37 28) “仮面ライダーキラー”って悪役ライダーそのうち本家でも出そう -- 名無しさん (2022-05-15 08 55 12) ↑『剣』の時期の『仮面ライダー忠臣蔵』ってヒーローショーで出たことあるらしい。 -- 名無しさん (2022-05-15 09 04 11) サンダーブレスター見た後だとウルトラキラーは絶対建物ぶん投げたりしそうだなと -- 名無しさん (2022-06-06 14 11 44) ↑めっちゃ炎撃ってきそう。しかも頭を集中的に狙う形で -- 名無しさん (2022-07-21 23 38 59) ガンダムキラーがファンネルを使えるって誤解は攻略本に描かれてたイラストが元凶なんだろうか。必殺技がニュータイプシュート止まりなんだから実装しても良かった気はするけど -- 名無しさん (2022-07-21 23 57 51) 名前 コメント
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実弾 ビーム 格闘 シールド その他 武器名 LV 威力 弾数 発射間隔 リロード時間 切替時間 射程 備考 DP ミサイル・ランチャー LV1 1400 6 6秒 12秒 2秒 300m 移動射撃可よろけ有よろけ値:80%局部補正:0.8倍シールド補正:1.0倍 2100 LV2 1470 305m 2100 LV3 1540 310m 2800 LV4 1610 315m 23600 LV5 1680 320m 24100
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スキラー 性別:男 身長:160cmくらい 体重:それなり 頭部のない人外。 断面は黒く、もやもやとしたものが常に出ている。 感情でちょっと動きが変わったりする。 肌は白い。真っ白。 声を聞くことはできるけれど、 発声することはできない。 ので、動きとか筆談とか手話とかでなんとか。 首ひねったり、やれやれ…みたいな動きしてくれる。あと、もやもやしたやつで「?」とか「!」 とか簡単な形の記号を作ったりできる。 身体能力はとんでもない。 動き早いし、屋根とか余裕で飛び乗れる。 チートなのでめっちゃ強い(物理) でも何もない日はあまり動かない。 ボヘーーーっとしている。 依頼受けた時だけ殺し屋さんやります。 武器は日本刀。 依頼人の要望通りにサクッと。 人だろうが何だろうがお任せあれ。 今までこなしてきた依頼は数知れず。 なんであれ、やれと言われればやる。 売られた喧嘩も買う。 いわゆる重犯罪者。 現在は多額の懸賞金がかけられている。 今更何やらかしても同じなので、 何をするにしてもためらいは感じてない。 人外なので若干物理法則を無視した動き出来たりする。 剣圧とか飛ばせたらいい。 日本刀だけじゃなく、使えるものはなんでも使う。 怪力も唸るよ。 自分から戦闘を仕掛けることは少ない。 声出ないし、説得なんて出来そうにないし…やっとくか、 みたいな軽い感じでサクッといくことはある。 でも敵意がなければ割と何しても大丈夫。 死なない。 治癒能力とか高い。 腕とか切り落としても治る。 断面は全部黒。 痛くない、痒くない。 動けなくなるだけ。 体温が低い。 めっちゃちべたい。 ベルトにかかってる 蛇の骨格モチーフのアクセサリは、 外すと巨大化し、大蛇のようになって動き回る。 頭部は伴っている。ただし骨格。 スキラーの相棒のような感じ。 製作者:クラウツ(@CroutsSK) 好き要素:頭部なし、燕尾ベスト、赤シャツ、ショートグローブ、日本刀、白肌、人外、 クリーチャー、無言、低露出、悪役、殺し屋、賞金首、不死身、チート、 神出鬼没、怪力、低体温、蛇の骨格 使用制限:ご自由にどうぞ。 H27.3.29
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「万が一にも日本にミサイルを撃ち込めば、金正日体制の崩壊どころではありません。それは、北朝鮮という国家の消滅を意味します。【中略】彼らは日米同盟に本気で反撃されたら一巻の終わりだと知っているのです。」 (軍事アナリスト、小川和久『日本の戦争力』(P236)(聞き手は坂本 衛))
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/member/ Yuya Makino (Gt) Masahiro Tahara (Dr) Orie Toyohara (Gt) Naohumi Ikeda (Vo) Keisuke Ohta (Ba) とにかく盛り上がることが大好きな人の集まり。 どのバンドよりも盛り上がれば良いと思っている。 産医大軽音部、唯一のワイヤレスバンド。 メンバー5人中2人が卒業生という、何気に大御所バンド。 もともとはUverworldがしたくて結成。 今はThe Back Hornばっかりww そろそろRADWIMPSやってみようかな~。 /♪♪♪/ endscape/Uverworld 声/The Back Horn 刃The Back Horn コバルトブルー/The Back Horn おしゃかしゃま/RADWIMPS ふたりごと/RADWIMPS
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竜神の末裔 No.56 レア:☆☆☆ HP:963 力:31 賢:12 守:44 早:32 特技 痛恨の一撃 CODE 003 生息地:洞窟 特徴:ごうかいな一撃が得意 発生相性 メカモンスターチーム 戦慄の殺人マシーンチーム 洞窟チーム ひとつ目モンスターチーム 一発屋チーム キラーネーム スナイプLv 竜神の末裔へ戻る ハ行へ戻る メニューへ戻る
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▼MAZ-543自走発射機に搭載された火星6号(スカッドC) ■スカッドB性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 5.9t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力 kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 700~950kg 射程距離 300km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 ■スカッドC性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 6.4t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力 kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 500kg 射程距離 550~600km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 北朝鮮は1970年前後に旧ソ連(ロシア)からフロッグ地対地ロケット計24基の供与を受けた。フロッグ(フロッグはNATOコード。ロシア名はLuna)は大型の地対地無誘導ロケット弾で誘導装置は備えていないが、射程距離30~50km(型により異なる)を有し核弾頭も装備可能。北朝鮮はこのロケット弾を分解・研究・再組立する事によって、1970年代に初歩的なロケット・エンジンの製造技術を習得した。また北朝鮮は1976年に中国が進めていたDF-61(射程距離1,000km)の開発に参加し、この事業を通じて弾道ミサイル開発技術の一部を獲得したと言われる(DF-61の開発は1978年に中止)。 1980年前後、北朝鮮はエジプトから弾道ミサイル開発の支援を要請された。エジプトは第4次中東戦争時にソ連から「他国へ渡さない」という条件付でSS-1C スカッドB戦術弾道ミサイル(8K14/R-17)を供与され、シナイ半島のイスラエル軍に対しスカッド数発を発射した。その後エジプトとソ連の関係悪化によってスカッドの部品供給の目処が立たなくなったのと、イスラエルの核兵器開発に対抗する為、エジプトは独自に弾道ミサイルを開発する事を決定し、当時軍事的パイプの太かった北朝鮮に援助を求めたのである。エジプトはソ連と交わした条件を破って1976年に北朝鮮へ2発のスカッドBを提供、1980年にはムバラク副大統領(当時)が北朝鮮を訪れスカッドBと発射機を送り、両国のミサイル開発技師らの人的交流や情報交換も積極的に進められたという。これにより北朝鮮は本格的な弾道ミサイル技術を入手する事に成功した(結局エジプトは弾道ミサイル開発に失敗し、北朝鮮からスカッドのコピーを購入した)。 さらに北朝鮮は1983年にイランと弾道ミサイルの相互開発協定を結んだ。当時のイランはイラクと戦争中で(イラン・イラク戦争)、アメリカを始めとする西側諸国ばかりかソ連などの東側諸国、さらには全アラブ諸国までもがイラクを支持したため、イランは世界的に孤立していた。そこでイランは(現在では考えられない事だが)イスラエルと接触して武器などを調達したほか、イラクのスカッドに対抗するため北朝鮮の協力を仰ぎ弾道ミサイルを開発する事にしたのである。当時のイランにミサイル技術は無かったが代わりに潤沢な資金を北朝鮮へ提供し、またイラクから撃ち込まれたスカッドの破片を拾い集めて送るなどして、北朝鮮の弾道ミサイル開発を下支えしたという。 このように北朝鮮は外国からの支援を受けてスカッドBのコピー開発を進め、1984年4月に発射テストを成功させた。このテストで発射されたのは試作型だったため、成功はしたものの不具合が多く見つかった。主に誘導システムに問題があったようで、北朝鮮は1984年10月にはアメリカから誘導システム用パーツを、1987年12月には日本から半導体集積回路を持ち出そうとして(東明ココム事件)共に失敗している。それでも幾つかの部品の持ち出しには成功したのか、1987年4月には平壌に半導体工場が建設されて北朝鮮版スカッドB(火星5号)の量産体制は整えられた。生産された火星5号は対韓国用攻撃兵器として、1988年に新たに創設されたミサイル連隊に配備された。火星5号はまだイラクとの戦争を続けていたイランへ、500万ドルと引き換えに約100発が送られた。イランは早速1988年2月から断続的にイラクの主要都市へ火星5号を打ち込み、一般人を直接狙う都市攻撃へと発展した(イランが使用したのはソ連製スカッドという説もあるが、当時イランとソ連は表向き友好関係になかった。シリア、リビア経由で送られた可能性はある)。北朝鮮は1988年、イラン国内の火星5号組立工場の建設を支援したが、結局この工場は稼動することなく終わったようだ。 北朝鮮はその後、火星5号の弾頭重量を減らしてロケット機関部を拡張し、射程距離を500kmまで延長した北朝鮮版スカッドC(火星6号)を開発した。火星6号の発射テストは1990年6月に行われて成功し、これにより北朝鮮は済州島を含む韓国全土をミサイル攻撃可能になった。火星6号は直ちに生産が開始され、1991年5月にイランへ、1994年にはシリアへ輸出された。北朝鮮のスカッド生産能力は月産4~8基と推定されており、火星5号と6号合わせて北朝鮮には600基以上が配備され、400基以上が中東諸国に輸出されたと見られる。2002年12月にはイエメン沖でソーサン号がスペイン海軍の臨検を受け、北朝鮮製スカッド15基分の部品が発見された。このスカッドはイエメン向けで、イエメンがソーサン号の引渡しを強硬に求めたため同船は解放され積荷もそのままにイエメンへ向かった。なお北朝鮮のスカッド(火星)販売額は1発辺り200万~400万ドルと言われている。さらに北朝鮮はスカッドを改造して大幅に射程距離を伸ばし、戦略弾道ミサイルを開発しようと計画した。火星5号のロケット機関部を4つ束ねる事で射程距離を1,000kmまで延長した北朝鮮版スカッドD(火星7号)が開発され、1990年5月と1992年6月に発射テストが行われたがいずれも失敗に終わった。火星7号の開発は失敗に終わったがノドン1号開発の基礎となり、北朝鮮は1993年5月に日本海に向けたノドン1号発射テストを成功させる事になった。 スカッドB(火星5号)は先端に単一弾頭を装備し、慣性航法装置と1段式液体燃料ロケットを有する比較的単純な弾道ミサイルである。弾頭部には最大1トン弱の高性能炸薬を収めた通常弾頭か、核弾頭や生物・化学弾頭などの特殊弾頭を装着できる(北朝鮮がスカッドに装備できる小型で円錐形の核弾頭を保有しているかは不明)。弾頭部後方には3基の慣性航法装置と自動操縦装置を納めた誘導部になっており、その後は非対称ジメチルヒドラジン(UDMH:Unsymmctrical Dimethyl Hydrazine)を収める燃料タンクで、さらにその後方は抑制赤煙硝酸(IRFNA:Inhibited Red Fuming Nitric Acid)を収める酸化剤タンクになっている。どちらも毒性が高く危険な化学剤だが、燃料と酸化剤を注入したままでも1ヶ月半はそのまま保存が可能だという。タンクの後方には高圧ポンプと燃焼室があり、燃料と酸化剤はポンプで燃焼室に噴射されて爆発し、その燃焼エネルギーがスカッドの推進力となる。スカッドC(火星6号)はスカッドBを改良したもので、弾頭重量を半分程度まで減らす事で射程を500kmまで延長している。 スカッドは主にTEL(Transporter Erector Launcher vehicle:起立発射機輸送車)と呼ばれる自走式発射機から発射される。北朝鮮ではロシア(旧ソ連)製のMAZ-543 8×8重機動トラックにスカッドが搭載されており、このトラックは機動性が高く自在に移動するため上空からの偵察などでは発見は難しいだろう。スカッド発射の準備にかかる時間は約90分で、その間にミサイル・ランチャーの起立や目標方位・距離の設定などが行われる。発射されたスカッドはロケットを約80秒間燃焼させる。燃焼時間が終わると燃料と酸化剤のパイプが自動的に遮断され、ロケットは燃焼を停止する。ロケット停止後に弾頭部は切り離され、加速によって得られた運動エネルギーで飛行しつつ目標に向かって落下する。切り離された弾頭部は慣性で目標に向けて落下していくが、その速度は最大でマッハ4以上にもなり通常の対空ミサイルでは迎撃は難しい。 スカッドの誘導に使われる慣性誘導装置はごく単純なジャイロスコープで、そこから制御信号がミサイル再末端にある4枚の制御翼に送られて飛行経路が調整される。慣性誘導装置はロケットが燃焼中しか機能しない。つまり燃焼が終わってロケットから切り離される弾頭部は無誘導という事だ。そのためスカッドの命中精度は低く、CEP(半数必中半径:Circular Error Probability)は約1kmといわれる。旧ソ連は命中精度を上げるために終末誘導用のレーダーを装備したスカッドD(北朝鮮が開発したスカッドDとは別物)を開発しCEPが50mにまで縮まったが、北朝鮮はこのタイプのスカッドを開発・保有していないと思われる。北朝鮮は命中精度の悪いスカッド(火星)をソウルなどの人口密集地や釜山などの主要港、韓国軍・在韓米軍基地の攻撃に使用するだろう。湾岸戦争ではイラクがアル・フセイン(スカッド改良型でスカッドCに相当)をイスラエルとサウジアラビアに向けて発射したが、米軍のパトリオットが効果的な迎撃を行えなかったにもかかわらず、ほとんど損害を与える事が出来なかった。 2006年7月5日に行われた北朝鮮のミサイル乱射で使用されたスカッドは、スカッドCをさらに改良した新型(スカッドER/火星7号?)だったのではないかと報道されている。発射地点は南部の江原道安辺郡旗対嶺(キテリョン)のミサイル基地だという。この時発射されたテポドン2は途中で墜落したが、2発(諸説有り)発射された新型スカッドはいずれもほぼ正確に同じ海域に着弾した。このスカッドERは射程距離が600~800km程度まで延長され(日本の一部が射程内に入る)、命中精度も大幅に向上しているといわれているが詳細は不明。ただ今回着弾したのは発射地点から500kmの海域で、スカッドERの最大射程を下回る。これは北朝鮮があえて射程が短くなる事に目を瞑って発射角を通常の弾道ミサイルとは異なる角度にする事で、アメリカ軍や自衛隊のミサイル迎撃システムの意表を付こうとしたのではないか、と軍事評論家の石川潤一氏は航空ファン誌の中で述べている。同氏の説によれば、アメリカのミサイル防衛システムは適切な発射角で打ち上げられ最大射程で飛んでくる弾道ミサイルの迎撃を念頭に作られており、異常な高角度(Lofted)若しくは低角度(Depressed)で発射されたミサイルの特殊な軌道に対応して迎撃する事は困難だという。スカッドERは2005年2月に韓国がその存在を明らかにし(米軍の衛星情報がソース)、2003~2004年に配備が始められたようだと公表していた。スカッドERの存在は1998年頃から噂されていたが、これまで確認されていなかった。 【参考資料】 軍事研究(株ジャパン・ミリタリー・レビュー) 日米イージス艦とミサイル防衛(株ジャパン・ミリタリー・レビュー) 航空ファン 2006年10月号(文林堂) 朝鮮日報 North Korea Today Grobal Security 北朝鮮の特殊兵器 2009-07-04 23 17 47 (Sat)
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ザメルのページに本ページのデータが正しく表示されない不具合が出ているようです。 - 名無しさん (2023-06-29 23 10 51) ザメルの「切替時間」「CT(発射速度)」「リロード時間」を測りましたのでお知らせします.なお画面のCTバーや武器欄の切替タイミングで計測すると1フレーム短くなるため,キリの良い数字にするために適時1フレーム分時間を調整していることを伝えておきます.計測環境:Shareボタン(30fps)【8連装ミサイル・ランチャー】切替時間:1.0s(30f)発射速度:239発/分リロード:12.0s(360f)- 名無しさん (2018-09-07 09 31 23) test - seyren (2018-09-06 15 30 59)