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マミゾウ No.386 タイプ:けもの/おばけ 特性:トレース(戦闘に出たとき、相手と同じ特性になる) ふかしぎ(受けた攻撃のタイプに変化する) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 90 95 90 95 90 95 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ひこう/けもの/ほのお/みず いまひとつ(1/2) しょうき/だいち/ことわり いまひとつ(1/4) --- こうかなし あんこく/げんそう コスト:150(コスト技の威力:120) マミゾウ 解説 習得技レベルアップ卵技技マシン 解説 注 輝針城追加パッチの能力です。 習得技 レベルアップ まみぞう マミゾウ 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 1 - たいあたり 35 95 獣 物理 35 5 - しっぽをふる - 100 獣 変化 30 11 - しぜんのちから Cost 100 然 特殊 20 17 - へんしん - - 幻 変化 10 21 - ヒートクロー Cost 100 獣 物理 20 27 - あやしいひかり - 100 化 変化 10 32 - すなあらし - - 地 変化 10 38 - はたきおとす 50 100 暗 物理 20 - 1 はらだいこ - - 夢 変化 10 - 1 アンコール - 100 幻 変化 5 - 1 みがわり - - 幻 変化 10 - 1 のしかかり 85 100 心 物理 15 - 1 いたずら - 90 暗 物理 10 - 1 ドわすれ - - 理 変化 20 - 1 おきみやげ - 100 化 変化 10 - 1 バインドボイス 80 100 獣 特殊 15 - 1 おいかぜ - - 風 変化 20 - 1 すてみタックル 120 90 獣 物理 10 - 1 LUNATIC 120 80 鋼 特殊 5 - 43 かげうち 70 100 化 物理 15 - 46 きりさく 90 100 獣 物理 10 - 49 わるだくみ - - 暗 変化 20 - 52 おきみやげ - 100 化 変化 10 - 56 バインドボイス 80 100 獣 特殊 15 - 60 おいかぜ - - 風 変化 20 - 64 すてみタックル 120 90 獣 物理 10 - 68 LUNATIC 120 80 鋼 特殊 5 卵技 技 威力 命中 タイプ 分類 PP ものまね - 100 幻 変化 10 トリック - 100 理 変化 10 ブレイククロー 75 95 獣 物理 10 だいちのちから 90 100 地 特殊 10 ブレイブバード 120 90 飛 物理 10 シャドーダンス 120 100 化 物理 15 技マシン No. 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 03 みずのはどう 60 100 水 特殊 20 04 めいそう - - 神 変化 20 07 かまいたち 60 必中 飛 特殊 20 11 にほんばれ - - 炎 変化 5 12 ちょうはつ - 100 暗 変化 20 15 ソニックブーム 80 100 鋼 特殊 10 17 みきり - - 夢 変化 10 18 あまごい - - 水 変化 5 20 しんぴのまもり - - 神 変化 25 21 シグナルビーム 90 100 心 特殊 15 22 ソーラービーム 120 100 然 特殊 10 23 はがねのこぶし 100 80 鋼 物理 10 27 おんがえし 102 100 幻 物理 20 28 あなをほる 90 100 地 物理 10 29 マナバースト 90 100 理 特殊 10 30 シャドーボール 90 100 化 特殊 15 32 かげぶんしん - - 幻 変化 15 38 だいもんじ 120 80 炎 特殊 5 39 がんせきふうじ 55 95 地 物理 15 40 いばる - 90 暗 変化 15 42 からげんき 75 100 幻 物理 15 43 ひみつのちから 70 100 幻 特殊 20 44 ねむる - - 幻 変化 10 45 メロメロ - 100 心 変化 15 48 スキルスワップ - 100 理 変化 10 49 よこどり - 100 暗 変化 10 50 マインドボム Cost 100 心 物理 20 秘05 フラッシュ 65 90 神 特殊 15
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このSSは「小ネタ・分類不可・未整理/24スレ/221」の続編です 先に誰がそれをやったのか&誰がそれをやったのか4のSSを読んでから このSSを読んでください 誰がそれをやったのか5 タグ一覧 マミゾウ 誰がそれをやったのかシリーズ 誰がそれをやったのか5 二ッ岩マミゾウを選んだ場合2 「一体どういうことだ?」 マミゾウにそう言われて、思わず言葉を返す 「どう、とはどういうことじゃ。そはそれ、言ったそのままじゃろうに。」 口と声は巫山戯たような調子を崩していないが、彼女の硝子の奥にある目は笑っていない。 「お主まさか、コウノトリが赤ん坊を運んでくるとか、キャベツから生まれてくるとかそういった類を信じておるのか? 信じておれば、教えてやってもよいがのう。」 「それは信じていないが…。」 マミゾウが何を言ってるのかわからず、言葉を濁す。 「ならば、お主の家が燃えた原因は一つ、お主の家に火をつけて得をする奴がいるのじゃよ。」 マミゾウからの推理を聞かされて、反射的に否定したくなる。 「違う、そんなこと違う!大体、俺の家を燃やして何の得ががあるというんだ!」 「得…。得とな。」 哀れみを込めた声が耳に入ってくる。 「そうじゃの…、おそらくまあ、外来人一人が困窮するというやつじゃの。」 それだけのために、まさか!という思いが生じる。 まさか、まさかそれだけのために俺の小屋は燃やされたのだろうか。 これまで一年間、必死で働いてきたそのすべてを踏みにじるが如く、脳裏の中で悪意をのせた炎が燃え盛る。 「まあ村の方からすれば、色々あるの。」 そう彼女は言う。 「聞くところによれば、お主ら、外来人同士で助け合っているそうじゃないか。」 「ああ、そうだ、何が悪い。村から除かれている者が助け合う、それが悪いことなのか。」 「いや、悪くはない。悪くはないのじゃが…。」 歯切れの悪いマミゾウ。 「ならば、何が問題だというのだ!」 思わずマミゾウに、きつく当たってしまう。 「まあ、村のものからすれば、外来人などというよそ者が固まって過ごしているのは、 なかなか不安になるというものなんじゃよ。 特に、そいつらに対して辛い仕事をせているという、負い目があるのならばな。」 「そんな、無茶苦茶じゃないか。これじゃあ只の逆恨みじゃないか…。」 心から溢れた言葉が部屋に流れる。 「ああ、無論そうじゃ。」 -しかし-とマミゾウは言葉を続ける。 「村の顔役なんぞは、それを良いとは思っておらなかっただろうな。 自分の言うことを聞かない連中がいるもんじゃから、それはそれは目障りじゃったろうな。」 明かされた黒幕に対して、怒りが頭に達し血が全身を駆け上る。 「あの野郎、畜生。今すぐ行ってぶっ潰してやる!」 「まあ待て。」 そうマミゾウがたしなめる。 「何を待てというのか、やられたことをやり返してやるやるだけだ。」 「おいお主、まさか火でも放つというのか?」 マミゾウの目が細められる。 「それは、そこまではしないが…。」 「無駄じゃ。やめておけ。」 煙管を火鉢に叩きつけて言う。 「どだい、よそ者が村の連中に勝とうというのは無理な話じゃ。」 「しかし、それじゃあ俺の腹が治らない。」 「正直なのは儂の好く所じゃが、そんなものに犬でも食わせておけ。」 吐き捨てるマミゾウ。 「ああ、そうじゃ。慧音がお主の歴史を消していたぞ。」 重要なことを、こともなげに彼女は言い放つ。 「上白沢先生が、何故そんなことをするのだ?!」 訳が分からず、疑問が頭を駆け巡る。 「先生は今まで、色々やってくれたじゃないか!村の連中とは違って、助けてくれていたんだぞ!」 信じたいという思いで、思わず声が大きくなる。 「さて、どうじゃろうな…。慧音とて村の一員だからこそ、 お主のような存在は疎ましく思っていたのかもしれんぞい。 大体、柄の悪い連中が何人も集まって、えっちらおっちらと大きな油を運んでおれば、 夜に出歩く人も居ないこんな村なんぞでは、それはそれは目立つじゃろうしな。」 「何が言いたい。」 「察しが悪いの…。いや、お主のその目は、知ってるけど認めたくないという目玉をしておるの。」 「嘘だ。」 「嘘ではない。お主、気づいていないだけで、動揺した時に耳が赤くなっとるぞ。」 とっさに耳に手がいく。その瞬間、マミゾウがニヤリと笑った。やられた。マミゾウに騙された。 「どうじゃ、分かったかの。上白沢慧音か裏でこの事件を操っていたということにな。 目障りな者を消して、そして下手人すらも歴史の闇に葬ってしまえば、後は綺麗な人里が出来上がるという訳じゃ。」 「まあ、安心せい。この家で大人しく居る限りは、儂ががどうにかしてやるぞ。」 僕はただ、黙って頷くしかなかった。 誰がそれをやったのか8に続く 感想 名前 コメント
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92: ○○ :2016/07/12(火) 20 32 24 ID マミゾウ「おぬしが今まで付き合ってきたおなごwww」 マミゾウ「あれ全部変化した儂って言ったら笑う?」 93: ○○ :2016/07/12(火) 23 57 58 ID ○○「マジでか!? 見損ないました! 守矢の信者辞めます!!!」 94: ○○ :2016/07/13(水) 02 06 59 ID ○○が逃げて助けを求めた相手もマミゾウだったってなりそう
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《化け狸十変化 二ッ岩マミゾウ》 効果モンスター 星8/地属性/獣族/攻2000 /守1500 このカードは通常召喚できない。自分フィールド上のレベル2以上のモンスター1体を墓地へ送る事でのみ特殊召喚できる。 このカードはシンクロ・エクシーズ素材にできない。 このカードを手札に戻す事で、ゲーム中に存在するモンスター1体をランダムに選択し自分フィールド上に特殊召喚する。 この時特殊召喚されるモンスターは、デュエル中に「化け狸十変化 二ッ岩マミゾウ」の効果を使用した回数と同じレベルのモンスターとなる。 「化け狸十変化 二ッ岩マミゾウ」の効果は1ターンに1度しか使用できず、デュエル中に10度しか使用できない。 「儂の化け力はまだまだ健在じゃ。さあ、弾幕変化十番勝負! 始めようじゃないか!」 原作・アニメにおいて―~
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幻想郷に来て、ひと月以上が経った。 外の世界に比べて、危険も多いが、現代社会の忙しさよりはマシだった。 それに、彼には外の世界に戻れない事情があった。 青年、●●は外来人である。 彼は外の世界では、いわゆるワーキングプアだった。 就職氷河期のため、たとえ安月給でも、仕事を選ぶ余地がなかった。 大学卒業後は奨学金への返済に加え、まだ小さい妹への学費の支援もしなければならず、 彼は生活に困窮していた。 学生時代、経理のバイトをしていた消費者金融の経営者である女性に、 自分から金を借りるよう催促されたが、返済できるあてがないので、断った。 しかし、彼女はしつこく、顔を合わせるたびにそのことを言うので、 彼は彼女の住居に近づかないようになり、次第に疎遠になっていった。 そして、元来お人よしの彼は人生最大の失敗をしてしまった。 彼の学生時代の後輩の連帯保証人になった次の日に、後輩と連絡が取れなくなってしまったのだ。 公立小学校教師という立場から、信頼できると思ってしまったのが運の尽きだ。 しかも借金の取り立て人には件の女だった。 女は、●●が後輩を探して深夜に帰ってきたとき、勝手に家に上がりこんでいた。 ??「どこへ行ってたのかい、●●?よもやおぬしも逃げようとでもしていたのかのう?」 ●●「ち、違う」 ??「では、いったいいつになったら金を返すのじゃ?会社に連絡してほしいのかえ?」 ●●「一週間後が給料日なんだ!それまで待ってくれ、頼む!」 ●●はそういうと、膝を汚すのも構わず、土間で土下座までして言った。 女から感じる、言葉からは考えられない謎の威圧感に圧倒されていた。 しかし、 ??「待てないのぉ」 ●●「頼む!一週間だけ待ってくれ!その金で必ず返す!」 女は、いたずらを思いついた子供のように口の端を歪ませた。 ??「どうしようかの……、やっぱりダメじゃな。遊びじゃなくて仕事じゃからな、今払わないとダメじゃ」 ●●「で、でも金は……」 その瞬間、申し訳なさから目を伏せていた●●には見えなかったが、 確かに彼女―――二ッ岩マミゾウは笑った。 それも、犬のように犬歯を覗かせる、嗜虐的な笑みだった。 マミゾウ「代わりのものでも貰うかねぇ……やっぱ金目のものなんて持ってないしなぁ……」 マミゾウ「それじゃあ、体で、払ってもらうとするかねぇ……」 それからの生活は●●にとって地獄だった。 彼がもう少し神経が太い男なら今の状況を喜んでいただろうが、 あいにく●●は今時珍しい硬派な男であった。 彼には、付き合ってもない女性を抱くのが苦痛であった。 そして常に携帯のGPSでマミゾウに居場所を知られ、 家と会社以外の場所に行くとすぐに電話がかかってきた。 家にいるときも、合鍵を使って突然入ってくるので安心ができなかった。 ●●は限界であった。 マミゾウは幸せだった。 ●●の後輩と画策し、金を渡した後幻想郷へと逃がし、●●を手籠めにした。 もっとも、後輩には幻想郷は遠いところだとしか説明せず、 手持ちの現金が使えないとは知らないため、彼の想像した逃亡生活は送れないはずだが。 今日もマミゾウは●●が帰宅したのを見計らい、彼の部屋へと侵入した。 マミゾウ「●●~、今日も頼む……」 マミゾウが彼の寝室へと入ると、彼の背中が窓から落ちていくのが見えた。 マミゾウ「●●!!!」 マミゾウは人間を超えた脚力で窓の淵へ飛びつき、下を除くと、 ●●は消えていた。 まるで神隠しにあったように……。 竹林で変質者に襲われた後、厳重に戸締りをした。 初めて妖怪に襲われた人を見て、急に怖くなったのだ。 ●●「これから先どうすっかなぁー、俺なぁ。襲われるかもしれんなぁ」 ●●は明日、妖怪用のお札をもらいに行こうと決め、早く布団に入った。 ●●が寝入った後、●●がかぶっていた布団が人の形をつくるように丸まり、 そして、ついに女の姿へと変化した。 マミゾウは●●が幻想郷へ迷い込んだのを確信しており、あえて泳がしていたのだ。 自分が●●を追いつめてしまったのを反省し、心の傷を癒す時間を与えるため、今までこうして隠れていた。 マミゾウ「相も変わらず、寝顔がかわいいの●●♪」 マミゾウ「儂も反省した。今度からは匙加減を考えるから……」 マミゾウ「じゃから●●、儂以外の女子には手を出すなよ……」 ヤンデレの魔の手からは逃げることができない。
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このSSは「小ネタ・分類不可・未整理/24スレ/221」の続編です 先に誰がそれをやったのかのSSを読んでから このSSを読んでください 誰がそれをやったのか4 タグ一覧 マミゾウ 誰がそれをやったのかシリーズ 誰がそれをやったのか4 二ッ岩マミゾウを選んだ場合 △△の家に泊めて貰った次の日に明るくなった頃に街に向かう。 日は高く上り、冬の冷たい風が土埃を巻き上げて道の上を通り過ぎていた。 吹きすさぶ風に身を委ねていると、火事に遭ってすっかり心細くなってしまったのであろうか、 なんだか自分が吹き飛ばされそうに感じた。 そんなあまり良くない調子で歩いていたものだから、道中の中程まで来ると少し疲れた気がした。 偶々目についた茶屋に寄り少し休む。 歩いていたせいか不思議と喉が渇いていたので、焼け残ったなけなしの銭を払う。 三文のお茶を注文すると、軽かった財布は朝の半分の重さになっていた。 ほうじ茶をすすりながらぼうっと道を眺めていると、頭の中をグルグルと思いが巡っていく。 昨日のこと、これからのこと。アンニュイな気分になっていると、 「隣はいいかい。」 いつのまにか横に座っていた、二ツ岩マミゾウが声を掛けてきた。 「なるほど、なるほど、なるほどな。全くもってそうなっていたとは儂も想像もできなかった。」 僕を見た後、そう言ってニヤニヤとマミゾウが一人笑う。 薄い眼鏡の奥に深く隠された彼女の心は見えなかったが、僕にとっては渡りに船、 少々付き合いのあった彼女に頼めば、どうにか地代の工面ができるだろうと思えた。 「少し、色々と話したいことがある。」 早すぎて機嫌を損ねないように、遅すぎて時機を逃さないように、タイミングを見計らって隣に座るマミゾウに言う。 団子を食べ終わり、満足そうに煙管をふかすマミゾウが言う。 「お主の考えていることは無論わかろうぞ、しかしまあここで話をするにはちと風情がなさすぎる。」 -どうじゃ儂の家にでも来ないかい-そう言って、空中を飛んで行こうと手を差し伸べる彼女。僕は、半分以上残ったままで温く なった湯飲みを置き、彼女の手を取って申し出を受け入れた。 上空の風は地上よりも冷たいのであったろうが、しかし彼女の防壁があったためか、 風の冷たさはそれほど感じなかった。 マミゾウの家に入ると、いつもなら手下の狸が動いているであろうその屋敷は、 皆が出払っていてガランとしていた。 意図せずして二人っきりになった部屋でマミゾウと対面する。 普段の人里で見せる姿とは異なり、化け狸の親分としての貫禄が体の奥から滲み出ていた。 マミゾウは大きなしっぽをくるりと出して、畳の上にドサリと置く。それが切っ掛けになって声が出た。 「実は、借金をしたい。」 そう彼女に言う。 「ふむふむ…来年の地代か。」 考えていたようで、その実は想定内であったのか、彼女は言葉を続ける。 「全くそんなものなどはどうにでもなろうに…。まあそれでも、霧雨や上白沢の所に話を持って行かないだけ、まだマシなのであろ うかのう…。」 マミゾウが、カツンと煙管を火鉢に叩き付ける。 「全く餅は餅屋と言うであろうに…。金子の事は貸金屋に任せるのが一番というものじゃ。」 「いけるのか?」 うんともいいえとも言わない彼女に、その意図を確かめる。 「その必要などない。」 途端に機嫌が悪くなった彼女が切り捨てるように言う。 その言葉を聞いて、僕は借金が断られたのかと思い、知らず知らずのうちに 顔が白くなっていたようである。それを見た彼女が慌てて付け加える。 「いやいや悪い意味に取るでないぞ。ワシとお主の間柄じゃ、借金などという水臭いものはいらぬ。」 思っていた以上のことを言われて返って僕は驚いた。反射的に言葉が出る。 「いやいやそれは困る。親しき仲にも礼儀ありと言うだろう。いくらそのような間柄と言っても、なあなあにしてはかえって悪いだろう。」 -ふむ-そう彼女は言って考える。深く深く虚空を見つめるようにキセルを吹かす。 「お主、少々勘違いをしておるのかもしれんの。」 白い煙が空中に吐き出される。艶やかに動く唇に目線が吸い寄せられた。 「金を掴んでおれば、人の心を読み解くことができる。」 -世の中の大体は、金か女の揉め事と言うからの-そう彼女は付け足す。 「例えばそこらの柄の悪い若者連中が、お主の家を焼いたとして、はてさて、一体それが何の得になろうぞ。 全く、そうじゃ、全くもって一銭の得にも成りはせぬ。 そしてそれが、霧雨商店で手に入る外界の、上等な油を使っていればなおさらのことじゃ。」 マミゾウが持つ煙管が僕に向けられる。犯人が断罪されるように、名探偵が罪が暴くように。 「つまりお主は、そうされなければいけなかったということじゃ。それも、見つかれば磔、獄門になるようなやり口での。 お主はこの後、大方日雇いにでも行こうとしていたのだろうが、それは少々危なっかしすぎるのう。 黒幕を知らずして、ここから出るのは辞めた方がいいじゃろうな。」 硝子のレンズの奥で、彼女の目が僕を捕らえていた。 誰がそれをやったのか5に続く 感想 名前 コメント
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「俺は治ったんだ・・・・そうだ・・・・女医にも言われた・・・薬も飲んでいる・・俺は正常だ・・・」 男の名前は外来人の○○と言った。 長期間療養していた彼はやつれ果て、幽鬼じみた風貌へと変わっていた。 彼は療養所から長屋へと重い足取りで向かっていた。 ○○は不意に道を歩く少女たちの豊かな尻や頭を舐めまわすように見ている自分に気付いた。 「ああまただ・・・・くそ!薬を・・・薬を飲まなければ・・・・!」 ○○は震える指で薬瓶の蓋を回すと、量を見ず口に流し込む。 一月も部屋も開けたというのに、○○の部屋は綺麗だった。 おまけに、この季節に嬉しい炬燵まで用意されていた。 「暖かい・・・・・ああ癒される・・・」 母親の抱擁のような炬燵に包まれ、○○はこれまでの事を思い出していた。 ある病に罹患し、「あるもの」を求めずにはいられなくなってしまったこと そして「あるもの」を提供されることを条件に性奴隷をしていたこと それを知った人里の守護者に助けられ、療養所に収容され病が完治したこと 「これで俺は人並みに生きら・・・」 「それはどうじゃな」 ○○は自分の耳を疑った。 彼が性愛の奉仕をしていた人物は○○が助け出されると同時に幻想郷から姿を消した。 もとより外から自分の意思で入ってきた人物である以上、また幻想郷から出てもおかしくはない。 永遠亭の女医が彼を退院させたのはそれが理由だった。 「どこだ!頼む!俺をまた奈落に落さないでくれ!!!!!!!」 「ここじゃよ!」 もぞもぞと炬燵が蠢き、茶色と橙色のもふっとした尻尾に変わる。 「落すも何も自分で望んだことじゃぞ?ほれほれ!」 サドの二つ岩こと 二つ岩マミゾウはその豊かな尻から生えた尻尾を○○に突出し左右に振る。 「うぁぁぁぁっぁ!もふもふもふぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 ○○は猫が魚に飛びかかるようにマミゾウの尻尾を抱きしめる。 「ふふふ・・・そうがっつくでない。これからもふもふの真髄を叩き込んでやるからのう・・・・」
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「付き合った日数の分だけ、お主の借金を減らしてやろうかい?」 茶屋の中でマミゾウは唐突に○○に告げる。 何気ない会話の中でふと言われたこの言葉は、借金を抱える彼にとって みれば、とても有り難く受け取られる筈であると、彼女は軽く考えていた。 会話の中の軽い冗談、遣り取り、彼女からしてみればいわば、 そういった類いのものである筈であるのだが、彼からすれば酷い 裏切り、不意打ち、そういった類いのものであった。 其れまでの雰囲気は何処へやら、険しい顔をして無言に なってしまった彼を見て、彼女も漸く自らの失敗を悟るが、 喋り出した勢いは止まらない。寧ろ毒も食わば皿までと言わ んばかりに、言葉は踊り出す。 「一日あたり一円として、どうじゃ一ヶ月もあれば、大分減ろう?」 彼女にしてみれば、彼を其れ程買っているとでも伝えたかったであろうが、 生憎彼には届かない。薄い硝子の器に入った亀裂を塞ごうと手で必死に 割れ目を押さえるも、水は忽ち減ってゆき、遂には押さえつけられた 硝子が砕け散る。-失望した-と彼は彼女に告げ、そのまま挨拶もせずに その場から去っていった。 これでも彼は、彼女を憎からず思っていたのである。赤白の巫女の ような強欲さが美徳である、金を貸すという非情になる輩が 幅を効かせる商売をしながらも、他の人妖とは異なり彼女は理知的で ありつつ、情がある。彼女の丸い眼鏡から見える目は、 彼にはさながら翡翠や瑠璃といった、綺麗な宝石の持つ人を引きつける 魅力をを放つように、彼は密かに感じていた。 しかし彼は今の彼女は嫌いであった。国宝と呼ばれるような壺にも 罅が入ると価値が落ちるように、彼女の目にチラリと見えた冷たさは彼をがっかり させたし、何よりも我慢が出来なかったのは、僅かに浮かぶ厭らしさ であった。悪人が良いことをすると非常に目立つというが、こと 彼女に至っては、真逆に作用したと言えるであろう。 一方の彼女も、面構えは堂々たる親分風を吹かせていたものの、 内心酷く狼狽していた-化け狸の癖をして。彼に恩を売り、あわよくば 距離を近づけようとした策が裏目に出たばかりか、彼との仲を 決定的に違えるに至っては、とても平静ではいられなかった。 普段の温厚な人柄からは全く想像がつかないような、不快感を露わに して去って行く彼に向け、彼女は縺れる舌で呼びかけるが、彼には 全く届かない。彼の背中は拒絶を雄弁に語っており、離れて行く 後ろ姿を止めることができずに、彼女はもはや項垂れることしかできなかった。 数日が過ぎ彼が仕事に行こうと扉を開けると、五尺も離れていない所に マミゾウが立っているのが目に入ってきた。先日の彼女の言葉を思い出した 彼は、そのまま無言で彼女の横をすり抜けて行くが、彼女は色々話しかけてくる。 やれ済まなかったやら、本当はそんな積もりでなかった等という声を聞くと、 彼はかえって腹が立ち、一層足を速めるのであった。 無視をしていれば、その内立ち去るだろうと思っていた○○であったが、 存外マミゾウは彼に付いてきた。昼が過ぎ、夕方になり、遂には日が暮れて、 家の扉を鼻先で思い切り閉めた後も、暫くは呼びかける声が聞こえていたのだから、 相当であるといえよう。その日は腹の虫が治まらず、○○は酒を流し込んで 眠りについた。 翌朝、○○が頭痛に苛立ちながら家の戸を開けた時には、五寸しか扉と離れて いない所で彼を一晩中待っていたマミゾウを見ることとなり、その瞬間彼の頭痛 は一層酷くなった。彼はその日も彼女を無視したが、昨日までの怒りの中に、 幾ばくは恐ろしさも混じりつつあり、仕事をしている最中に幾度も気がそぞろに なったが、兎も角彼は彼女と目も合わさずに、家に帰ることができた。 しかし家に居ても彼女が呼びかける声が聞こえてきており、それも昨晩 よりも遅くまで聞こえるような気がして、彼は布団を頭から被って、眠りについた。 翌日とうとう彼女が、扉にしがみつくように立っているのを見たときには、 彼の心臓は大きく飛び跳ねて悲鳴を上げた。そのまま駆け足で家から逃げ 出すものの、彼女はやはりついてくる。一昨日は弁解、昨日は謝罪、そして 今日は懇願になった彼女の声を、後ろの方から絶え間なく聞きながら、 諦めるどころか一層悪化している状況で、彼女から逃れようと彼は夢中で 走っていた。 彼がふと気がつくと、いつの間にか先日彼女と仲違いをした茶屋に着いていた。 荒れた息を軒先で整えて一息付くと、急に彼の腹の虫が騒ぎ始める。走っている ときには気づく余裕すら無かったが、そういえば朝から走りっぱなしで、何も食べて いなかった事を思い出した彼は、蕎麦をすすり食事を満喫するのであった。 いやに代金が安い事にはついぞ気づかないままに。 久々にマミゾウから逃れて食事を満喫し、晴れ晴れとした気分で彼が店を出ると、 茶屋の影から誰かが声を掛けてきた。普段ならば気にも留めない声であったが、 気分が良くなっていた彼は、不用心にそちらに近づいていき、 振り切ったはずのマミゾウに出くわすこととなる。 「やはりきてくれたんだねぇ、お前さんは。」 などと妙に嬉しげに話し始めた彼女を見ると、彼は無性に腹が立ってきて、 壁にマミゾウを押しつけて詰問した。もう二度と関わるな等と強い言葉で 彼女に告げるのだが、彼に話しかけられた事に舞い上がっている彼女には、 全く通じない。終いには感極まって、彼の服に手を掛けて顔を寄せるマミゾウにに 気味が悪くなった彼は彼女を突き飛ばし、重くなった胃を抱えて遁走した。 -三十六計逃げるに如かず-と将棋では言われるものの、大駒落ちどころか 歩三枚しか自分の持ち駒が無いのであれば、あまりにもあんまりで早晩 行き詰まるのであるのだが。 あまりにも速く走ったせいで、彼は途中胃袋を空にする羽目になったが、 それだけあってどうにか家に帰り着くことができた。しかし彼が家に着く 頃合いを見計らったかのように、またもやマミゾウの声が闖入していた。 完全に恐ろしくなった彼は、扉を開けて直ぐそこにいたマミゾウの肩を掴み、 大声を上げて前後に揺さぶるのであるが、彼女の頭はぐらりぐらりと揺れ動くも、 彼に触れられて顔に益々笑みを浮かべる姿を見るに至って、彼はある決心をした。 最早殺すしか無いと。 ○○はマミゾウを家に放り込み、扉を閉める事も忘れてのし掛る。 怒りの形相を浮かべて力を込める彼に、マミゾウは目を見開きつつも彼の 腕を掴むのでは無く、彼の肩の後ろに手を廻して自分の側に抱き寄せてくる。 嬉しい嬉しいとか細い声を漏らしながら、彼女の息を顔で感じること暫く、 彼にとっては長いようで、彼女にとっては短い時間が経った後、動かなく なった彼女を見て彼は、遂にやったかと思い彼女から体を起こし、 その後手を離そうとするが、指が固まって動かせない。 そこまで強く力を込めていたことに思わず苦笑いを零し、彼は手の力を抜こう とするが途端に彼女の胸元に引き戻された。 安心した所から一転、死んだ筈の相手が生きていて驚く彼に、マミゾウは耳元で囁く。 「お前さんそんな位で、妖怪が死ぬと思ってたのかい? 人間の問屋が卸そうとも、妖怪の借金取りがそうは卸さないよ。」 男の行方は以後知れず。
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射化け狸 十変化「二ッ岩 マミゾウ」 化け狸 十変化「二ッ岩 マミゾウ」 キャラクター シンボル:黒 必要コスト<黒:2 無:3> 攻撃力:5 耐久力:5 属性:妖怪 霊力(3) 《自動》:全ての自分のエネルギーは、「属性:鳥獣」を持つ攻撃力1、耐久力1のキャラクターとしても扱う。 【黒:2無:2】自分の場の全てのキャラクターを裏向きにして、属性:鳥獣」を持つ攻撃力1、耐久力1のキャラクターとして扱う。ターン終了時に、この効果で裏向きにしたカードを表向きにする。 「儂が妖怪の助っ人の佐渡の二ッ岩じゃ。」 illus:吉田 コメント
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場で「二ッ岩 マミゾウ」として扱われるカード 姿なき怪異チーム(連結) 操り能楽師チーム(連結) 人魔の奸計チーム(連結)