約 5,780,581 件
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/50.html
22話Q&AQ. 22話Q&A Q. └A.
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/16.html
BETA /人類に敵対的な地球外起源種 Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race 現在7種のBETAが確認・分類・識別されており、月やユーラシアの各戦線から回収された断片標本からは他にも多くの未確認種が存在することが推測されている。これらがBETA社会にどのような役割を担っているのか、どのようにしてそれぞれが共生関係を築いているかなどほとんど解明するに至っていない。 BETAの戦術は大量物量によるゴリ押しに近いものである。しかしながら少しずつ成長しているようで大戦中期では攻撃する優先度を歩兵より高機動車、装甲車より戦車そして無人兵器であれば搭載コンピュータの能力がより高い順として攻撃している。しかし、近年になり、先のランキングそのものに変化はないが、その最上位に人間の搭乗している兵器を識別し優先的に攻撃し始めているようだ。しかしながらどうやって有人かを識別し、またなぜ有人兵器を優先攻撃しているのかはいまだに不明である。 目次 BETA /人類に敵対的な地球外起源種光線(レーザー)級 重光線(レーザー)級 要撃(グラップラー)級 突撃(デストロイヤー)級 要塞(フォート)級 戦車(タンク)級 闘士(ウォーリアー)級 兵士(ソルジャー)級 BETAの戦術BETAの戦術とは レーザー属種 光線(レーザー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Luxcius:Duo oculus 光るもの:ふたつの目 ルクス Lux 1.2 1.6 3.0 最小の二足歩行光線属種。俊敏だが防御力は大したことはなく、36㎜砲が有効。また、接近できれば重機関銃、あるいは戦術機四肢による打撃でも充分殺傷可能である。高度1万mの標的に対し有効射程距離は30㎞。決して味方誤射はしない。レーザーの照射開始から最大出力になるまでに数秒を要し、照射インターバルは約12秒。重光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。"全高3m程の小型のヤツですら、380㎞離れた高度1万mの飛翔体を的確に捕捉し、30㎞以内の進入を許さない"光線級の原種は資源打ち出しや岩盤溶解作業などを担当するBETA。中ソ連合の航空作戦や爆撃に対処するため、光線級の原種が対空任務に転用され、光線級と重光線級に進化した。 重光線(レーザー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m)(放熱翼を除く) 全高(m)(放熱翼を除く) Magnus luxcius:Unioculus 巨大な光るもの:ひとつの目 マグヌス ルクス Magnus lux 15 11 21 既知のBETAでは最大の二足歩行型光線属種。動作は緩慢だが照射粘膜以外の防御力は比較的高く、120㎜砲が有効。レーザーは天候による減衰を期待できないほど出力が高く、高度500mで低空飛行する標的に対しても約100㎞以上の有効射程距離を持つうえ、決して味方誤射はしない。弱点である照射粘膜には瞼のような保護膜があり、相当な強度がある。光線級と同様にレーザーの照射開始から最大出力になるまでに数秒を要し、照射インターバルは約36秒。光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。 要撃(グラップラー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Rrabidusius:Bracchium acutas 獰猛なもの:尖った腕 メデューム Medium 19 28 12 BETA群に於ける大型種の約6割を占める多足歩行種。頑強な二対の前腕(モース硬度(*1)15以上)を最大の武器とし、近接格闘の能力が高い。前腕を広げた状態の最大全幅は約39mであるが、それだけのサイズであるにもかかわらず俊敏であり、定常円旋回能力も高い。防御力や対人探知能力にも優れる、BETA戦力の中核をなす種。攻撃用の前肢はダイヤモンド以上の硬度とともにカルボナードを凌駕する靭性を併せ持つ。そのため、側面もしくは後方からの攻撃が推奨されている。ヨーロッパ方面での愛称(?)は「タコ助」。だがその実、見た目のタコ度は低く、顔に見えるのは尾節であり、歯を食いしばった口に見える部分は感覚器に過ぎない。 突撃(デストロイヤー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Impetusis:Arma duras 突進するもの:尖った鎧 ルイタウラ Ruitare 18 17 16 BETA群の先鋒を担う多足歩行大型種。前面に頑強(モース硬度15以上)な装甲殻を持ち、既知8種のうちで最大の防御力を誇る。そのため面制圧での生存率が高い。また、装甲殻は驚異的な再生能力を有しており、目玉状の模様はすべて再生した砲弾痕である。ただし無敵ではなく、36㎜の一点集中攻撃や、120㎜の連続攻撃で前面装甲を貫通することは可能。前面装甲殻を武器とした衝角突撃戦術の破壊力は強大で、要撃級の一撃などとは比較にならない。直線移動の最高速は約170㎞/hに達する。機動制御能力、特に旋回能力は低い。対人探知能力も8種のうちで最低。装甲殻を持たない後方は36㎜砲でも有効である。歩兵でも、対戦車ミサイルなどの歩兵携行兵器による攻撃でも有効である。実は双頭 要塞(フォート)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Pergrandium:tria corpus 巨大なもの:三つの胴体 グラヴィス Gravis 52 37 66 要塞級既知8種のうちの最大種。動作は比較的緩慢であり、対人探知能力も高くはないが、防御力、耐久力は高い。120㎜砲もしくは近接戦闘で、三胴構造各部の結合部を狙うのが効果的とされる。攻撃力は高い。10本の脚による打撃は要撃級のそれに勝るとも劣らないうえ、先端が鋭くなっているため踏みつけられると戦術機といえど串刺しとなる。また、尾節には全長約50mの触手が収められており、その先端にはかぎ爪状の衝角(モース硬度15以上)がある。この触手を器用に振り回して攻撃してくるため、側方・後方にも死角は存在しなくなっている。この衝角が何かに激突した際に分泌される強酸性溶解液にも注意が必要。体内からBETA小型種が現れることがある。撃破後の安全確認にも十分配慮しなければならない。光線級なら6体搭載可能。 戦車(タンク)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Manderium:Ungulam crus 噛みつくもの:蹄がある足 エクウス ペディス Equus pedis 4.4 1.9 2.8 BETA群中最大の個体数を誇る中型の多足歩行種(便宜上小型種とする)対人探知能力は極めて高い。機動力も高く、最大速度は約80㎞/h。36㎜砲が有効で、歩兵の重機関銃でも対処可能。強力な顎を持ち、戦術機装甲すら噛み砕く。もっとも多くの衛士を食い殺しているBETAである。その学術名の意味は「蹄のある脚を持つ噛みつくもの」。硫黄に似た独特の臭気を持つ。また、その体液は金属臭がする。常に数十から数百以上の群体で行動するため、近接戦闘は可能な限り回避することが推奨されている。 闘士(ウォーリアー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Agitisis:Naris protix 俊敏なもの:長い鼻 バルルス ナリス Barrus naris 1.7 1.5 2.5 確認されているBETA中、最小の二足歩行種。対人探知能力は極めて高い。戦術機にとって驚異ではなく、拳銃やライフルの攻撃が十分に効果的であるが、俊敏なため照準が容易ではない。また、象の鼻のような腕は、人間の頭を容易に引き抜くくらいの力がある。 兵士(ソルジャー)級 学術名 俗称 全長(m) 全幅(m) 全高(m) Venarius:Caput grande 狩りをするもの:大きな頭 ヴェナトル Venator 1.2 1.4 2.3 1995年に初めて確認された、小型種の1種にして8種中最小の種。対人探知能力は最も高い。闘士級程ではないが動きはすばやく、腕力は人間の数倍。だが機械化強化歩兵の敵ではない。顎の力はたとえ強化装備を着ていても食い破れるほどの力がある。 BETAの戦術 BETAの戦術とは 奴らは前進し、前進し、前進する- BETA大戦開戦以来30年余、人類側の陽動戦術に多少の対応を見せたり、また90年代後半以降に有人兵器への攻撃優先順位が上昇した点を除けば、BETAの基本戦術はこの一行に要約される物量にまかせた単純な集団突撃戦術からまったく変化していない。 彼らの「戦術」を人類のそれに例えると、突撃級の突進が露払い、要撃級と戦車級の混成部隊が攻撃力の中核を成し、大型で動作の緩慢な要塞級が後詰めとなり、光線級、重光線級のレーザー属種が航空攻撃・支援砲撃へのエアカバーと長距離攻撃を提供している、といった具合に表現することができる。 レーザー属種 BETAの脅威が語られる際、その圧倒的な物量と共にあげられるのがレーザー属種の存在である。 1973年4月、月面から地球・喀什(カシュガル)へと侵出したBETAは航空兵力はおろか対空兵力すら有さず、当初人類側の航空作戦は一方的なまでに機能していた。だが喀什開戦より二週間後、レーザー属種の登場と共に人類側の航空優勢は瞬時に瓦解し、また航空兵器のみならず、レーザー属種と同じ地平に存在する全ての地上兵器もまた、レーザーという光速にして迎撃不能の攻撃手段に晒されることになった。 レーザー属種の脅威は、レーザーという攻撃手段そのものの威力と、レーザー属種のもつ驚くべき探知・照準能力の二つに分けられる。 レーザー属種の放つレーザーは大気状況や天候に左右されない高出力を誇り、重光線級のレーザーに至っては、戦艦や装甲駆逐艦クラスの耐熱対弾装甲ですら十数秒で蒸発させてしまう。レーザー属種の照射は、まず照準用と思われる低出力の初期照射が数秒行われ、続いて最大出力照射による攻撃が開始される。これより、初期照射を極力迅速に検知し、最大出力照射によって装甲が融解する前に照射源を撃破することが最善の防御法となる。 一方、レーザー属種の探知・照準能力は大きな脅威であると共に、今なお解明されていない不可解な部分も多い。例えば光線級の場合、未だ地平線線下を飛行する航空機を認識し、照射に備えた位置調整を行っていることが判明している。更に、探知した目標に対する捕捉能力・照射開始後の追尾能力も非常に高い。音速を超える通常ミサイルはおろか、マッハ7~8に達する極超音速の軌道爆撃弾に対しても、正確な捕捉・追尾照射が可能である。このため、一定以遠からの空間飛翔体による攻撃は一定数の被撃墜を前提とした飽和攻撃が必要となる。
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/25.html
YouTube版 再生リスト ニコニコ動画版
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/48.html
20話Q&AQ. 20話Q&A Q. └A.
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/23.html
◆関連作品紹介 ◆簡易年表 ◆光線属腫に対する戦術機の有効性 ◆関連作品紹介 +←クリックして表示 ◆簡易年表 +←クリックして表示 ◆光線属腫に対する戦術機の有効性 +←クリックして表示
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/33.html
5話Q&AQ.冒頭の洞窟は何? Q.ユウヤの機体を不知火弐型(94second)って呼んでるけど不知火壱型丙でしょ?公式サイトの弐型は赤いじゃん。 Q.唯依はどうして懐中時計なんか持ってるの?中尉の趣味? 5話Q&A Q.冒頭の洞窟は何? └A.あれが[[BETA]]の巣ハイヴです。このハイヴ攻略こそが人類の目標です。'01年現在では地球上に26個のハイヴが存在します。 ちなみにユウヤが言っていたスリーパー・ドリフト(偽装横坑)は入り口が薄く閉塞された横坑のこと。 ハイヴ拡張で不要になって閉鎖された坑路と言われ、ここからBETAが突然出現することがあり注意が必要です。 Q.ユウヤの機体を不知火弐型(94second)って呼んでるけど不知火壱型丙でしょ?公式サイトの弐型は赤いじゃん。 └A.唯依も言っていますが、あの機体は壱型丙を改修した弐型(phase1)です。 機体ラインは壱型丙と変わりませんが中身は米国製パーツが使用されている混血機となっています。 この機体での試験結果によって更なる開発が進めば公式サイトの弐型(phase2)へと実を結ぶのです。ユウヤの活躍に期待しましょう。 Q.唯依はどうして懐中時計なんか持ってるの?中尉の趣味? └A.…彼女の父上の形見です。
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/44.html
15話Q&AQ.イーフェイの相手はF-4だよね?相手になるの? Q.殲撃10型が小ぶりってどれくらい? Q.イーフェイはユウヤのどこに気が合いそうだと思ったわけ? Q.イーフェイの捨て台詞は何て言ったの? 15話Q&A Q.イーフェイの相手はF-4だよね?相手になるの? └A.エジプト軍のF-4Eです。F-4の最終生産型でアビオニクス刷新、軽量化、跳躍ユニットの主機換装がなされており、 その性能は準第2世代機と言って差し支えありません。また砂漠戦用のための熱対策や防砂防塵対策が施されています。 ちなみにコールサインのレシェフ(RESHEPH)はフェニキア神話の稲妻と悪疫、疫病の神のことだとか。 Q.殲撃10型が小ぶりってどれくらい? └A.全高17.3mです。第一世代機のF-4は17.1m、第二世代機のF-15は18.0m、Su-37は19.5m、第三世代機の武御雷は19.4m、不知火弐型Phase2は19.8mです。 殲撃10型は第二世代機ですが、これは第一世代並ということです。 Q.イーフェイはユウヤのどこに気が合いそうだと思ったわけ? └A.彼女も祖国をふたつもっているそうです。 Q.イーフェイの捨て台詞は何て言ったの? └A.再見(ツァイツェン)。中国語で別れの挨拶です。
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/49.html
21話Q&AQ. 21話Q&A Q. └A.
https://w.atwiki.jp/skeleton_writing/
このページの目的 ここでは文章関係で活動をしている管理人が、シナリオ・Web記事など文章ライティングの基礎を学ぶためにその用語を改めて知る為のページです。 シナリオなら三幕構成、Web記事ならペルソナなどの単語。 また主語・述語のような全ての文章ジャンルの基礎となるようなワードも解説していきます。 ただし管理人は出版業界でうん十年編集者として働いてるみたいなプロフェッショナルではないので、多少の間違いや知識不足もあると思います。 そこで皆さんにも参加してもらってこう言ったページを充実させる事で、参加者や閲覧者も基礎能力を高めていくようにできればと思います。 これらの用語に自信がない方も自由に参加しても大丈です。 あくまで中立的であるなら、「この用語にはこんな考え方もあるんだー」と、見解を深めてもらえたら幸いです。 注意点 このページは考えられる特性上、情報の正確性を保証するものではありません。 正確に用語を知りたい方は、ライティング業務に関わっていると明言されている方のサイトや、関連の書籍を参考にして下さい。 またここを利用してのいかなる損害も責任を負いません。 作成についての決まり 作成及び編集をする方は、ここに書いてあることを同意したものとします。 文章の転載はしない。 当然禁止です。必ず自身で解釈した解説を書いて下さい。 作品の固有名詞や文章例の記載をしない。 「PREP法」や「三幕構成」などの単語を解説するにあたって、小説・マンガ・アニメ・アニメ・映画・ゲームなどの作品の固有名詞や、引用による文章例は載せないで下さい。 中立的と書きましたが、その中立の定義も人によって微妙に異なるので、中立的に書いたつもりが特定の作品下げになる事を恐れているからです。 また引用による文章例も、引用の是非も各著作権者ごとに違ってくるので余計なトラブルは防ぎたいです。 文章例を出す時は、ご自身が考えたオリジナルのものを提示して下さい。 書いた人を敬意を払いコメントする。 管理人も含めて間違った内容を書く事もあるかもしれません。 その時なども相手にコメントをする時は、喧嘩腰にならないなどきちんと敬意を払いましょう。 @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート 他のWIKIが気になる方はこちら ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 @ wiki AcesHigh Wiki Plus! エルプリ攻略wiki VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki プログラミングに関する私的メモ バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/alternative-ch/pages/18.html
日本帝国の戦術機の運用法は、まず日本の国土の特徴として起伏の多い地形が挙げられる。そのため、帝国軍の戦術機はそうした環境の中での運用を考慮して急激な加減速にも耐えうる設計がなされている。また、(2001年当時だが)常に佐渡島と鉄源の両ハイヴからの侵攻に晒され、それらの排除を第一としていることから、戦術機に高い近接戦闘能力とハイヴへの突入能力を求める傾向が強い。突起物が多い独特の機体構造も、稼働時間向上のためにモーメントを利用した機動制御を行う狙いがある。 目次 帝国陸軍/本土防衛軍撃震(げきしん) 77式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE77/F-4J) 陽炎(かげろう) 89式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE89/F-15J) 不知火(しらぬい) 94式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE94)不知火 壱型丙(しらぬい いちがたへい) (TSF-TYPE94-1C) 吹雪(ふぶき) 97式戦術歩行高等練習機 (TST-TYPE97) 帝国斯衛軍瑞鶴(ずいかく) 82式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE82/F-4J改) 武御雷(たけみかづち) 00式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE00) 帝国陸軍/本土防衛軍 撃震(げきしん) 77式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE77/F-4J) 人類初の戦術機F-4ファントムの帝国軍仕様機。 1972年、F-4の導入が決定し1976年より富士教導隊にて試験運用が開始された。1977年に77式戦術歩行戦闘機 F-4j,撃震として実戦部隊への引き渡しが開始され、ユーラシア大陸からのBETA侵攻に備える西部方面部隊第8師団が優先的に配備された(後に九州戦線の主力として活躍する第8師団だが98年のBETA本土侵攻によって壊滅してしまう)。 帝国仕様の特徴として、長刀用に開発された背部兵装担架、近接格闘戦を重視する運用思想に対応した各関節とマニュピレータの強化が挙げられる。 運用性や信頼性は新型機より格段に安定しているため、長きにわたって人類戦力の中核を担っており、2001年時点でも拠点防衛などの任務で使用されている。 第一世代戦術機の設計思想は重装甲による防御を根底にしているが、BETAの苛烈な攻撃を見ると、後の第二・三世代戦術機の開発コンセプトの変更が頷ける。 陽炎(かげろう) 89式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE89/F-15J) 89年、初期段階で停滞した次期主力機の国産開発に、業を煮やした帝国国防省がF-15C イーグルの試験導入を決定。第二世代の傑作と言われた同機をライセンス生産し徹底研究する事で、頓挫寸前にあった国産第三世代機開発の技術的なブレイクスルーを図った。 この機体を研究することによって技術蓄積をした日本は不知火の開発に成功したが、その不知火の生産と配備が遅れたため、陽炎は「技術評価」の名目を外れ、帝国軍の実戦部隊にも多数配備されることになった。他国の第三世代機もF-15を生産し、技術面での参考にしている撃震に次ぐ傑作機。 主な変更点は戦術戦闘OSの刷新のほか、フレーム及び関節の材質強度や耐久力の向上、電磁伸縮炭素帯(カーボニック・アクチュエータ)の緩衝張力強化、帝国製・87式突撃砲の運用に伴う兵装担架の設計変更などである。 1987年、技術検証目的で12機を試験導入。 1989年、実戦部隊での運用開始。 1992年、調達数削減。 1999年、新規生産終了。 不知火(しらぬい) 94式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE94) 元々は、第一世代戦術機であるF-4J改 瑞鶴の技術情報を元に、河崎重工、富嶽重工、光菱重工の3社によって共同開発されるはずであったが、第二世代戦術機開発を経験していないためその開発は難航した。そのため帝国軍は先に第二世代戦術機F-15J 陽炎をライセンス生産。その技術蓄積を元に開発されたのがこの“不知火”である。 この機体では、新素材や複合材の開発により耐熱耐弾装甲を重要部に限定することが可能となり、可動性を向上すると共に機体を軽量化。その結果、機動性や整備性が従来機に比べて大幅に向上した。さらに機体表面には新開発の対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。また、700km/hを超える速度で長距離噴射をする事が可能。(トータルイクリプス小説第一巻 朧月の衛士 第2話より) 順調に各部隊への配備が進んでいるが、運用が進むにつれて現場の衛士や整備兵から様々な要望がなされている。しかし、極めて困難な要求仕様を実現するため、量産機としては異例なほど突き詰めた設計がなされており、通常は考慮される発展性のための構造的余裕についても極限までそぎ落とされているため、その要望には答えられていない。 不知火 壱型丙(しらぬい いちがたへい) (TSF-TYPE94-1C) 既存戦術機強化計画の一環で開発された不知火の改造型。 壱型丙に施されているカラーリングは、フェリス・カモフラージュと呼ばれている。これは機体の形状や飛行速度、移動方向などを欺瞞するための迷彩塗装の一種で、物体を判別するのに視覚に頼らないBETAに対しては効果がないことが判明しているが、名残として使用され続けている。 将来の武装の大型化に備え、フレームと各部のアクチュエーターを強化。さらに機体から武装への電力供給を行えるようにするため、機体ジェネレーターを大型化。その副産物として、機体の駆動系出力も約15%向上した。だがジェネレーターの大型化は、当初の想定以上の機体稼働時間低下(燃費の悪化)を招いてしまう。また既存戦術機強化計画が、重装備化よりも運動性能を重視する方向に転換したため、この機体は100機にも満たないうちに生産中止となった。 現在はその少数の機体が、次世代機開発のためのデータ収集用として使用されている。また少しでも多くの機体出力を求め、燃費の悪さを運用方法でカバーできるベテラン衛士用に、一部部隊へも実戦配備されている。 F-15J陽炎のライセンス生産技術を基に開発された不知火は、機動性や射撃管制能力のみならず、稼働率、整備性の面でも非常に優秀な機体であった。その一方、要求仕様の高さゆえに冗長性の欠如という大きな欠点を抱えていた。不知火には将来的な改修の余地を確保されるために残される設計上の余裕がほとんど存在しない。これは近い将来、その性能が急速に陳腐化してしまうことを意味している。| そしてそれは、98年に行われた不知火・壱型丙の試験生産において、現実の問題となって開発者の前に立ちはだかった。主機出力の向上と兵装強化改修を前線の要望に従って強行した結果、稼働時間が極端に減少してしまったのである。メーカーは苦肉の策として専用OSを開発、燃料・出力系の電子制御によって何とか要求仕様を満たし、一応の体裁は整えたが、それは機動特性に深刻な副作用をもたらし、壱型丙を非常にピーキーで扱いづらい機体としてしまった。発注のキャンセルは最早時間の問題と思われたが、同年8月に発生した大規模BETA郡の本土上陸が壱型丙の運命に光をもたらした。大損害を被った兵力の補填として急遽100機弱が発注され、前線の精鋭部隊に配備されたのである。欠点に目を瞑れば、壱型丙の近接格闘能力や生存性は通常型に比して格段の差があるのは事実であり、それを補う腕を持つ衛士達は、むしろ不知火・壱型丙への搭乗を希望したという。(PROJECT PROMINENCE) 吹雪(ふぶき) 97式戦術歩行高等練習機 (TST-TYPE97) 帝国軍がF-15J 陽炎のライセンス生産で培った技術を基に、第三世代機の基礎技術研究の為に発展量産化した高等練習機。不知火の量産パーツ流用を前提に再設計され、97年に正式配備となった。不知火開発実験機6番目を改修・量産したため直系にあたる。その為、吹雪を“帝国初の純国産戦術機”であると根強く主張する軍関係者も一部いる。 練習機という扱いながらその性能は撃震に勝り、機体表面には不知火と同レベルの対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。主機出力こそ低めであるが、武装を施せば実戦での使用も十分耐えられる。事実北方戦線では実戦部隊によって運用されている。 耐用年数が迫った撃震の代用機として、主機を換装して実戦配備する計画もある。 帝国斯衛軍 瑞鶴(ずいかく) 82式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE82/F-4J改) 1982年に配備が開始された77式戦術歩行戦闘機 撃震(F-4J ライセンス生産機)の改造機。将軍家の守護を主任務とする斯衛軍専用の機体として運動性の強化と軽量化を主眼に開発された。F-4の改造型としては、最も後期に開発された機体。武御雷と同様、整備性や生産性を犠牲にした性能の向上が図られている。 将軍家とそれを守護する斯衛が乗る機体であり、防衛任務だけではなく、「将軍家の人間は、自ら第一戦に立って臣民の模範となるべし」という思想から、帝国軍の攻撃的な作戦行動に加わることもある。 撃震よりも日本製パーツの割合が増しており、日本独自のレーザー警戒装置により、光線属種からの初期照射レーザー感知能力が向上している。機体出力も向上しているが、その分稼働時間がやや低下している。 1978年、帝国軍城内省は、麾下の斯衛軍に配備する専用戦術機の開発を光菱/河崎/富嶽の三社に命じた。だが、F-4J撃震のライセンス生産を開始したばかりの日本軍需産業にとって、独力での戦術機開発は不可能であり、純国産開発を望む城内省に対し、三社はF-4Jをベースとした改修機を提案。紛糾の末、城内省は撃震を上回る格闘性能の実現を絶対条件としてF-4改修案に渋々ながらも同意した。光菱/河崎/富嶽の三社は、欧州戦線で得られたあらゆるデータから衛士の戦訓までを徹底的に収集・解析し、装甲の軽量化と各部モジュールの再設計によって機体総重量を20%軽減、運動性・機動性の向上を図る改修案をまとめ、79年より開発が開始された。81年に完成した試作機は各種トライアルにて良好な成績を残し、翌年、82式の制式番号と「瑞鶴」の愛称を与えられ、部隊の引渡しが開始された。 肩部装甲ブロック内にマルチディスチャージャーを装備しており、アニメTEでは対レーザースモーク弾の発射に使用された。 カラーリングは搭乗する衛士の出自を表しており、冠位十二階と同じく濃淡6色の12色が存在する。地位の高い順から、紫(将軍)・青(五摂家)・赤(五摂家に近い有力武家)・山吹(譜代武家)・白(武家)・黒(武家以外の一般衛士)と色分けされている。また紫から山吹色まではグロス、白黒はマットに塗装されている。 戦場において機体の識別を高めている理由は、第一にBETAには迷彩効果が確認できないこと、第二に兵士及び衛士の士気を高めること、第三に衆人環視の状況によって、その衛士が担うべき責務に反するのを抑止するためである。 武御雷(たけみかづち) 00式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE00) 帝国軍のうち、将軍家直属である斯衛軍が、F-4J改 瑞鶴後継機として開発させた、純国産の第三世代戦術機。94式戦術歩行戦闘機 不知火の開発によって培われた技術を応用し、上位互換機として富嶽重工と遠田技術によって共同開発された。不知火よりもさらに進んだ第三世代戦術機である。通称“零式”。 外装はほぼ新規設計、にも関わらず僅か7年で量産試作機が完成、実験部隊に引き渡され6機種の成熟が行われた2年後の2000年に配備が開始された。 ずば抜けた機動性と運動性能を持つが、性能を最優先にしているため年生産数が30機程度と非常に少なく、また整備性も良くない(陸軍が高性能機である00式の採用を諦めた理由はここにある)。 日本製戦術機の特徴として、長刀による攻撃を重視しているという点があるが、武御雷は特にその能力に秀でている。加えて固定兵装として、前腕外側部に隠し爪的な00式近接戦闘用短刀を手首側1、肘側2、左右合計6振装備し、前頭部大型センサーマスト・肩部装甲ブロック両端外縁部・前腕外側部外縁・前腰部稼働装甲外縁などの他、マニュピレータ指部先端、足部先端、踵部先端といった全身をスーパーカーボン製ブレードエッジ装甲により鎧っており、これらにより近接密集戦において圧倒的な攻撃力を誇り、究極の近接戦戦術機とも言える性能を獲得した。しかしながら、これらの採用は逆に生産・運用コストの増大とメンテナンス性の低下を招く一因ともなってしまった。 1991年瑞鶴の後継機選定を開始し、92年に斯衛軍次期主力機開発計画「飛鳥計画」がスタート。98年量産試作機が完成、その後、4機種の派生型の熟成に2年の歳月を費やして、2000年から配備が開始された。01年時点では斯衛軍の規模が小さいとはいえ配備数が足りず、最精鋭を誇る第16斯衛大隊の他、政威大将軍と五摂家直属の警護部隊として置かれる独立警護小隊、新兵器開発運用試験を行う中央評価試験中隊(通称:白い牙・ホワイトファングス)のみに集中配備されている。