約 2,308,669 件
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3074.html
「ぐふぉ!おのれディケイドォ!!」 「鳴滝さん!」 ひょんなことからプリキュアになってしまった少し気弱な女子高生アツコとディケイドが大嫌いなプリヲタのおっさん鳴滝は敵の襲撃を受けていた。 今しがたまで二人とも熟睡していたところを第8回放送で起こされ、さてこれからマスコットを探しに行こうかと相談していた矢先の出来事である。 「一体誰なんですか!あなたは!」 アツコは突然の襲撃者に呼びかける。 「我[オレ]の名は残響死滅《エコー・オブ・デス》。貴様のような雑種が我が名を耳にできた事、僥倖と思え 先程の放送で我[オレ]がこの世界で唯一愛し、我[オレ]をこの世界で唯一愛してくれた弟――杉崎鍵の名が呼ばれた! 弟が死んだ……弟がいない世界に意味などない!俺をこの世界を否定する!この世の全てを滅ぼして消し去ってくれる! まずは貴様共からだッ!雑種!」 アツコは確信する。こいつはキチ○イであると。 「アツコくん!プリキュアに変身するんだ!」 いつの間にか安全そうな木の陰に隠れていた鳴滝がアツコに指示を出す。 「ええ……でも……(恥ずかしいし……)」 「躊躇っている暇はない!敵はさらに攻撃してくるぞ!」 自分は安全圏から指示を飛ばす鳴滝。そして目の前のキ○ガイを相手にしてアツコも引くに引けなくなった。 『チェインジ・プリキュア・ビートアップ!』 その掛け声とともにアツコのは光に包まれ、手足、胴体と光が弾けるとともに灰と黒色のプリキュアの衣装(ハートキャッチプリキュア風のもの)が纏われていく。 「光とか……正義とかの使者……キュアノービス(仮)!……です」 「フン、何だその中途半端な変身は。その程度の力で我[オレ]が倒せるとでも思ったか。 光の使者とやらに教えてやろう。漆黒の闇より出でし、最も強く、最も凶なる騎士の力を!」 残響死滅《エコー・オブ・デス》がそう言った瞬間、地面から無数の刃がキュアノービス(アツコ)に向かって放たれた。 「きゃあああああああ!」 防ぎきれずに吹き飛ばされるキュアノービス、反撃に転じようと殴りかかったが残響死滅《エコー・オブ・デス》には余裕で避けられてしまう。 「戯れにも飽いた……我[オレ]の真の能力、『死を操る能力』で貴様を葬ってやろう」 キュアノービスを弾き飛ばし、残響死滅《エコー・オブ・デス》は傲岸に宣言した。 (そんな……私、死んじゃうの? やだよ、まだ何もしてない、まだみんなとも会えてない、それなのに……) 少女の瞳から、恐怖の涙ではない、口惜しさの涙が一雫こぼれた―― 「くそう、こんな時にマスコットがいてくれたら……プリキュアも真の力を発揮できるのに!」 木の陰で、鳴滝も無念の涙を流していた。 もう希望は無い。光は潰えた。そう思われたときだった。 「お困りのようですね。マスコットを探しているのですか?」 「汝が矮小な雑種が、我が能力によって葬られることを名誉として逝くがいい!残響死滅【エコー・オブ・デス】!!!」 「させぬ!」 残響死滅【エコー・オブ・デス】の能力は謎の力によって打ち消された。 「何ィ!?」 「ディケイドの回し者め!どうせ貴様もディケイドの仲間だろう!もうお前は終わりだ、このマスコットが来たからにはな!」 今まで隠れてたくせに急に強気になった鳴滝の声で、半ば意識を失っていたキュアノービスことアツコは顔を上げた。 すると鳴滝の隣に、奇妙なマスコットらしき人物(?)が浮いている。 仏教の童子っぽい姿に頭に鹿の角を生やしている、彼の名は―― 「せんとくん!」 アツコは思わぬ救世主の名を叫んでいた。 「大丈夫ですか。もう心配はありませんよプリキュア」 そうアツコに優しく呼びかけてから、せんとくんは厳しい顔で残響死滅《エコー・オブ・デス》に向き直った。 「群魔外道を覆滅し、人々の安寧を護る……これも御仏の意に適うことでしょう…… その為ならば!この身この力、喜んでプリキュアに捧げましょう!活!!」 そう唱えた瞬間、せんとくんの体はリンクルンに吸い込まれ、同化した。そしてリンクルンに鹿の角が生えた。 「今だアツコくん!もう一度プリキュアに変身するんだ!」 「えっ、でも……」 「大丈夫だ。マスコットの彼を信じろ!」 せんとくんの気高き覚悟を目にして、アツコの胸に戦う決意が生まれていた。 「わかりました!やってみます!『チェインジ・プリキュア・ビートアァァァァァァァップ!!!!!』」 その掛け声とともにアツコのは光に包まれ、手足、胴体と光が弾けるとともに、赤と青色のプリキュアの衣装(ハートキャッチプリキュア風のもの)が纏われていく。 そしてその頭には鹿の角っぽいものが生えている! 「光と!正義と!安らぎと!平城遷都1300年祭の使者・キュアディアー!性根腐った群魔外道よ、とっとと地獄に帰りなさい!」 「な……なんだこの気迫は……今までの雑種とは違う……」 慄く残響死滅《エコー・オブ・デス》とは対照的に、鳴滝は感動の涙をぽろぽろと零していた。 「ついに……ついにプリキュアが真の姿に!」 「クッ!雑種がどう変ろうと同じだ!残響死滅【エコー・オブ・デス】!!!」 残響死滅《エコー・オブ・デス》が放った必殺技を回避し、キュアディアーは敵の顔面めがけて連続パンチを繰り出す。 「はぶらっ!!」 顔面を崩壊させて吹き飛ぶ残響死滅《エコー・オブ・デス》。その体はビルの壁にめり込んだ。 「今だプリキュア!必殺技を使うんだー!!」 鳴滝の言葉で、キュアディアーは体中のエネルギーを集中させる。そして―― 「プリキュア!『奈良平城遷都1300年でも祝えばいいんじゃないかなぁ!』アターーーック!!!」 球状にしたエネルギーをバレーボールのアタックのように残響死滅《エコー・オブ・デス》に撃ちつけた。 「バ、馬鹿な……この残響死滅が……この残響死滅が光の戦士ごときにいいいいいいいいい!!」 光の球に包まれた残響死滅《エコー・オブ・デス》はそう絶叫しながら消滅した。 ○ 「あの、ありがとうございます。助けていただいて」 アツコはおずおずと鹿角の生えたリンクルン……の中にいるせんとくんにお礼を言った。 『いやいや、このバトロワを止めるためにこれからも力を合わせて戦いましょう!』 「え!まだこの変身を続けるんですか!?」 「その通りだキュアディアー!」 そう応えたのはプリキュアの活躍が生で見られて喜色満面の鳴滝だった。 「そのキュアディアーって……」 「マスコットがせんとくんで変身したら鹿の角が生えるからキュアディアー。どうだ、間違っていないだろう」 「はぁ……マスコットはこのまませんとくん……さんがやってくれるんでしょうか……?」 『せんとくんで構いませんよ。そして無論協力しますとも!この殺し合いを止め、みんなが平城遷都1300年を祝うことのできる世界を取り戻すために、頑張りましょう!』 「はい……」 実はアツコ、マスコットというからには「ひこにゃん」のような可愛らしいのを想像していたのである。 しかしせんとくんはどう見ても可愛くない。かっこいいかもしれないけど可愛くはない。 そう、アツコはもっと可愛いマスコットがほしかった。 もちろん命の恩人であるせんとくんにそのような失礼なことは言えないし、そもそも彼女の性格上そんな文句は絶対に言えない。 「実はこのバトロワもディケイドという悪魔の仕業なんですよ」 『なんと!では其奴を覆滅せねば!』 アツコの心の葛藤をよそに、鳴滝とせんとくんの話は盛り上がっていた。 「だがディケイドに挑む前にもう一人のプリキュアを探さねばならない!」 そう宣言する鳴滝。半ば呆れながらアツコは尋ねた。 「それ、本気で言ってたんですか鳴滝さん」 「無論だ。やはりプリキュアはふたりでプリキュア!5人や3人+1人もいいけどやっぱりふたりがいい! ハートキャッチだってそうだろう!?」 「はあ……」 鳴滝の熱意にアツコはすっかり気圧されてしまった。 『わかりました、外道覆滅の旅をしながらもう一人のプリキュアを探しましょう。アツコさん、これからお願いします』 「あ、いえ、こちらこそ……」 せんとくんに礼儀正しく言われておもわずアツコはお辞儀で返していた。 それにしても……このマスコット、可愛くはないが正義感があって礼儀正しく頼りになる、アツコは思わず微笑みながら 「よろしくお願いしますね。せんとくん」 と語りかけていた。 【三日目・6時30分/新惑星・練馬区】 【アツコ@みなみけ】 【状態】健康、キュアディアー 【装備】リンクルンWithせんとくん@フレッシュプリキュア+ご当地キャラ 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:知り合い(南春香、マキ、保坂、速水優先)を探す 0:プリキュアとして困ってる人を助けたりすればいいんじゃないかなぁ! 1:鳴滝と行動して二人目のプリキュアを探す 2:ひこにゃんのほうが良かったなんて口が裂けても言えない ※プリキュア(キュアディアー)になりました。 ※マスコットを得たためにプリキュア本来の力が出せるようになりました。 ※なんか知らないけど、服のベースがハートキャッチプリキュアのものになったみたいです。 【鳴滝@仮面ライダーディケイド】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:ディケイド(門矢士)を倒す 0:おのれディケイド! 1:アツコと行動する 2:プリキュアの勇姿をその目に焼き付ける 3:もう一人プリキュアを見つける ※次元を操作できる能力は制限されているみたいです(少なくとも遠距離移動は不可能) ※世界融合をディケイドの仕業だと思っています。 【せんとくん@ご当地キャラ】 [状態]:健康、リンクルン@フレッシュプリキュアと融合 [装備]:不明 [道具]:支給品一式 [思考]基本:悪人を倒し、この無益な殺し合いをやめさせる 1:アツコに協力する 2:ひこにゃんより私のほうがかわいい ○ 「それにしてももうひとりのプリキュアって何処にいるんでしょう?」 『さあ……しかし、案外すぐ側にいるかもしれませんよ』 その言葉になぜかビクッとしてしまったマキ(ずっとアツコを盗撮していた)だった。 【マキ@みなみけ】 【状態】健康 【装備】カメラ 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:とりあえずアツコの活躍を盗撮する 0:いま寒気が・・・・・・ 1:あのマスコットキャラキモッ! 【残響死滅《エコー・オブ・デス》@生徒会の一存 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2091.html
企業商品マスコットキャラ 511 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 14 15 47 ID e9D6+Ii10 光成「企業や商品とかマスコットキャラの見たいか――――ッ」 観客「オ――――――――――――――!!!!」 光成「ワシもじゃ ワシも自分の企業のマスコットが欲しいんじゃみんな!!」 企業商品マスコットキャラクター入場!! おまけは付いていた!! 更なる走距離を積み陸上選手が甦った!!! グリコ!! ゴールインマークだァ――――!!! ポテトチップスはすでに我々が完成している!! カルビーポテト坊やだァ――――!!! 口に入れしだい砕きまくってやる!! 赤乳アイス代表 ガリガリ君だァッ!!! エロの抜き合いなら我々の歴史がものを言う!! 西のチャンピオン アリスソフト アリスちゃん!!! 真のつぶつぶ感を知らしめたい!! キグルミ たらこキューピーだァ!!! キャラ人気は3階級制覇だがトラブルなら全階級オレのものだ!! そんぽの珍獣 ハナコアラだ!!! 盗難対策は完璧だ!! 不二家 ペコちゃん!!!! 全マスコットのベスト・デリバリングはおいらの中にあるじょ!! 日清のお子様が来たッ 出前坊や!!! CM人気なら絶対に敗けん!! 北海道犬のカワイサ見せたる 白戸一家 お父さんだ!!! ディスカウント(なんでもあり)ならこいつが怖い!! ドンキのピュア・ペンギン ドンペン君だ!!! TEPCOから電の主婦が進入だ!! 東京電力 分電でんこ!!! ルールの無いハンバイがしたいからテレショップ(通信販売)になったのだ!! 社長のウリコミを見せてやる!!ミスターJ!!! メイドの土産にクッキーとはよく言ったもの!! でじこの萌えが今 アキバでバクハツする!! ゲーマーズ デ・ジ・キャラットだ―――!!! 秋田美人こそが地上最萌の代名詞だ!! まさかこの絵師が描いてくれるとはッッ あきたこまち!!! 未来を運びたいここまできたッ キャリア40年前後!!!! アキバのヒット(CM)キャラクター オノデンボーヤだ!!! オレたちは健康飲料最強ではないバライティヒーローで最強なのだ!! 御存知5人戦隊 麒麟戦隊アミノンジャー!!! チョコボールの本場は今や森永にある!! オレを驚かせるキャラはいないのか!! キョロちゃんだ!!! チョウダァァァァァいッ説明不要!! ピンク色!!! ハート尻尾!!! ピンキーモンキーだ!!! 親父はPCが使えなくてナンボのモン!!! 超実戦操作!! 本家富士通からタッチおじさんの登場だ!!! 100円玉はオレのもの 愛する子供は思いきり乗せ思いきり揺らすだけ!! 薬局店頭統一王者 サトちゃん 自分を試しに日本へきたッ!! マクド全バーガーチャンプ ドナルド・マクドナルド!!! 連打に更なる磨きをかけ ”ハドソン”ハチスケが帰ってきたァ!!! 今の自分に髪の毛はないッッ!! お味噌汁マルコメ君!!! ケンタッキー60年の会長が今ベールを脱ぐ!! KFCから カーネル・サンダースだ!!! タイアップでならオレはいつでも全盛期だ!! 焼けるマスコット チーズくん コードギアスに登場だ!!! 天気の予報はどーしたッ 農家の跡継ぎ 未だ増えずッ!! 観測も開墾も思いのまま!! ヤン坊&マー坊だ!!! 特に理由はないッ 当たると凄いのは当たりまえ!! メガレンジャーにはないしょだ!!! ミニロト! イッセンマンがきてくれた―――!!! 駅前で磨いた実戦エイカイワ!! NOVAのデンジャラス・ラビット NOVAうさぎだ!!! ミスドだったらこのキャラを外せない!! 超A級合成獣 ポン・デ・ライオンだ!!! 超一流キャラの超一流のお菓子だ!! 開けて食ってオドロキやがれッ 明治製菓の小作人!! カールおじさん!!! 朝食メニューはこの男が完成させた!! ケロッグの切り札!! トニー・ザ・タイガーだ!!! 弱き英雄が帰ってきたッ 何時になったら再開するンだッ キャンペーンッッ 俺達は君を待っていたッッッペプシマンの登場だ――――――――ッ 加えて権利問題発生に備え超豪華なリザーバーを4キャラ御用意致しました! ごきげんよう ライオンちゃん!! 名前はマーチにしよう コアラのマーチくん!! 飲んだらこう言っちゃうよ!Qoo! ……ッッ どーやらもう一名はタイヤ型のキャラの様ですが、微笑み次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 516 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 15 43 13 ID xUfdKnnb0 小ネタが効いてて飽きないし、いろいろ懐かしかった。これはGJ。 しかしアリスちゃんとでじこと七曲鶯の浮きっぷりは異常 517 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 16 30 43 ID BE75qpxX0 ヨコハマタイヤwwww 518 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 18 22 34 ID cJTf+He90 でんこのフルネームって分電でんこって言うのか 519 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 18 41 04 ID LyM6KsdQO 最後は一瞬ミシェランかと思ったらヨコハマタイヤかw 辛いもの好きとしては暴君ハバネロが欲しかったが面白かった乙。 520 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 19 40 31 ID yGJi+lw90 アリスちゃんがヒロインの作品が出ると知ったときは喜んだもんだったよ… 521 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 20 37 53 ID NGqRHbG20 _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、 ,.-' ,r'' _,,.. - 、 ` 、 ,.r'/// / ,.-' `' 、. \ / ,r' ,r' ,rfn、 \ '、 / ///// ,' ,' ,rffn. '" ヽ ', i ,.ァ .i '" ,riiニヽ. ',. ', | ,.r '" |. { ,riiニヽ _. ', ', | .,.r' | ! ,.. _,,.. -‐' _,..r' i .i |,' ', ', '、., __ ,.. -‐''"゙ ] | .| <お待たせしました。 | ', `、 ヽ ! ] .] 笑顔がなかなか決まらなかったので遅れました。 ', ', '、 ヽ ./ ! .| '、 `、 \ `ヽ==='゙ ,' ! `、 '、 ' 、 / .,' '、'-..,,_____ ___`、 `''‐- ..,, ,,.. r' / \ ヾヾヾヾヾ \ / ` 、 、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙ `' - .,,_ _,. - ''" `"'' '' '' "" 522 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 20 43 56 ID xUfdKnnb0 どこかで見た顔だと思ったら地球のへその 523 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 22 21 55 ID GIOwutRz0 ひきかえせー 524 名前:水先案名無い人:2009/09/04(金) 23 09 04 ID TGJXKHdY0 ペコちゃん人形ってマニアには高く売れるからね~。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/eroscape_bibouroku/pages/102.html
『作品を盛り上げるマスコット達』の議事録 【提案内容】 2010年08月16日 9時49分 1. 題名 作品を盛り上げるマスコット達 2. 説明文 作品を盛り上げたり、物語を支えるスーパーサブである、マスコットキャラクターの登録をお願いします。 対象は基本的に自由で、小動物、ぬいぐるみ、人形、精霊など、愛らしいと思ったモノがあればどんどん追加してください。 A.B.Cは貴方の対象に対する思い入れの強さでどうぞ。 3. 該当するゲーム カタハネ、ましろ色シンフォニー、さくらさくら、Flyable Heart、君が主で執事が俺で、真剣で私に恋しなさい!、など。 4. 既存POVとの重複の可能性 先日議題となっていた妖精、あるいは人外ヒロインあたりか? そこまで重複するPOVはないと思いますが・・・。 5. ご提案者以外にこのPOVで検索してくれそうな方がいることの証明(2chのスレッドやリンク集の存在など) 残念ながら持ち合わせておりません。 ですが、近年キャラゲー、萌えゲーとしてくくられる作品が増えていることを鑑みるに、これ以降も需要は十分あるものと確信しております。 【審議】 2010年10月24日 ~ 2010年10月31日 内容 既存の「手のひらサイズのヒロイン」POV、「人外のヒロインが魅力的(人間以外のヒロインが魅力的)」POVとの重複の懸念。 ただし、マスコットは「ヒロイン」ではない為、カテゴリーが別となる為、これらとの重複問題はクリア出来た可能性が高い。 マスコットは既に「脇役が光るゲーム」POVに登録されており、こちらとの重複の指摘も上がる。 需要を証明する根拠を提示できなかった。 (ただし、需要が少ないマイナーなPOVでも登録される見込みはある。) 需要不足により、データ数が見込めずPOVとして機能しないという声が上がる。 提案者と同等以上の愛好者が、審議に参加していなかった。 提案者が、意見の収拾が困難と判断し審議の『締め』を行い、管理人氏に判断を仰いだ。 早過ぎる『締め』に対し、検討不足という声も起こった。 以下、参加者によるまとめを転載。2010年10月29日 3時51分@バナー登録/POV関連板 ●●●最終提出案●●●●●●●●●●●● 1.題名 作品を盛り上げるマスコット達 2.説明文 作品を盛り上げたり物語を支える小動物やぬいぐるみなどの愛らしいマスコットキャラを登録してください。 A.B.Cは対象のマスコットキャラのシナリオへの貢献度でお願いします。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● <設置に対して挙がった意見> ・需要を感じさせることができない ・ゲームの購入や検索につながるか疑問(POVの存在意義が薄すぎる) ・検索性も作品傾向を読み取る点でも活用に疑問 ・既存POVと重複感が強いのでは? ・熟考されていない 以上の点が審議中に平行線でした。 よろしくお願いします。 【結果】 2010年10月31日 否決されました。 タグ一覧:
https://w.atwiki.jp/tadosubway/pages/13.html
このページでは、当地下鉄のマスコットキャラクターについて紹介いたします。 ご覧になりたいキャラクターをお選びください。 画像利用に関するガイドラインです。ご一読を。 多戸利奈 御統明子 中 央奈 羽来瑠璃 鶴島凜 岸あけび 今坂麻衣 黒音柚葉 襟島杏 長坂鶴子
https://w.atwiki.jp/ktrtokyo/pages/15.html
概要 このページでは当支社のマスコットキャラクターを紹介する。 久里あかり キャラクターデータ 久里 あかり(Akari Kuri) 性別 女 誕生日 3月14日 年齢 22歳 身長 159cm 体重 51kg 血液型 O 好きなこと トレッキング 好きな食べ物 鮭 嫌いな食べ物 納豆 将来の夢 特になし 性格 活発 スリーサイズ B88/W58/H90 蓮沼愛衣 キャラクターデータ 蓮沼 愛衣(Ai Hasunuma) 性別 女 誕生日 8月5日 年齢 17歳 身長 156cm 体重 42kg 血液型 B 好きなこと 宝探し 好きな食べ物 ピーマン 嫌いな食べ物 トマト 将来の夢 特になし 性格 わがまま スリーサイズ B75/W58/H82
https://w.atwiki.jp/holyland5/pages/154.html
一人全役VSマスコット 鬼雄戯大会を控えた生徒会室、生徒会の役員達は連日鬼雄戯大会の準備に追われていた。 一般生徒会役員である模府 鋭(もぶ えい)は受付業務に着きつつ参加選手の書類を整理していた、その時 「たのもーっ!」 威勢良く間違った掛け声と共に入ってきたのは野球部のユニフォームを着た男子生徒である。 「一体何の用ですか?後ここは道場の類ではありません。」 野球部といえば今回の鬼雄戯大会では野球神が生徒会所属選手として参加するため、生徒会に不満を持つ各部活動の中では 生徒会側に近い部活動だ、いきなりこの忙しい時期に飛び込んできて道場扱いされてもそこまで邪険にしなくてもいいだろう。 そう思いながら模府は入ってきた野球部員に対して応対した。 「鬼雄戯大会に参加したい!書類はもう持ってきた!」 「…はい?」 「鬼雄戯大会に参加したい!」 前言撤回である、この男子生徒は思いっ切り生徒会の敵だった。 何故参加するんだ、野球部は元々部費が割と多い上に野球神が部費を稼ぐはずじゃないか! 「えーっと・・・何故参加を?野球部には野球神さんが倒しただけの部費が入ると既に通達してある筈ですが?」 「その野球神!俺はその野球神と戦いに来たんだ!」 しかも生徒会所属選手と戦うなどと言い出した、子飼いの犬が全力で襲いかかりに来た形である。 書類を見ると《浜星 昇》(はまぼし のぼる)と迫力のある汚い字で書かれている。 新聞部の出している新聞で見たことはある、どんなポジションでもこなせる野球部期待のエース候補だと。 「貴方は野球部のエース候補等と呼ばれていますよね?そんな選手が長期離脱濃厚な怪我や最悪死亡の恐れのある 鬼雄戯大会に参加していいんですか?」 「その話ならキャプテンやコーチや監督に散々された!もう聞き飽きたぜ!」 「じゃあ参加を取りやめて…」 「もう説得はし終わったぜ!『俺は野球神と野球したい!そして俺の強さを確かめるんだ!』と言い続けてたらOKが出た!」 何故もっと止めてくれなかったんだ野球部首脳陣、この如何にもな野球バカを止めろというのも無茶な話かもしれないが。 「というわけで参加申請するぜ!」 残念ながら書類に不備は無い、話が色々とややこしいことになるが了承を出さざるを得ないだろう。 模府がそう諦めの表情で書類写しを作りに行こうとしたその瞬間、また生徒会室の扉が突然開いた。 そして入ってきたのは……どこかの球団で見たことのあるペンギン、いや、ツバメのマスコットだった。 「…一体何の用ですか?」 いきなりの有名マスコットの乱入に戸惑いつつもお役所仕事の姿勢を崩さず応対する模府、 するとそのマスコット、つば九朗は手に持っていたスケッチブックを模府の目の前に突き付けると1枚ずつめくりだした。 『きゆうぎ大会にさんかしたいです.』『しょるいはもう持ってきてます.』『しょぞくはやきうぶで.』 しばらく模府は共に呆気に取られていた、このマスコットまで参加者だという、しかも野球部所属で。 参加許可を今か今かとワクワクして待っていた浜星もこの乱入者には呆然としている様子だった。 目の前の畜生ペンギンは書類を受付カウンターに置きつつ続ける。 『12000円とけんこういんりょうののみほうだいじゃさすがに生きていけない.』『やきうぶしょぞくだけどぶひはあげないよ.』 更に横にいる野球部員の浜星の姿を見るとペン置きからペンを取りスケッチブックに何事かを書くと、 『きみもやきうぶなんだ、しょうらいスワロゥズに入らない?』『もんだいおこしてえんじょうしなければ入れるよ.』 と浜星に見せると用事は終わったと言わんばかりに踵を返すとそのまま生徒会室を出てどこかへ行ってしまった。 つば九朗オフィシャルブログで鬼雄戯大会参加の記事が出るのはこの日の夜のことである。 「……」 「……」 「…あ、参加申請通りました。」 「…あ、お疲れ様ッス」 両者乱入者に勢いを削がれたのかその後の手続きはスムーズに進んだ、 子飼いの犬どころか他所の犬もといツバメまで噛み付いてきたという余りの結末に模府は疲弊してその日の業務を終えた。 「キャプテン!」 「なんだ浜星?参加申請は通ったのか?」 「ペンギンを倒す方法を教えて欲しいッス!」 「ハァ?」 浜星の倒す目標に野球神と共につば九朗の名前が入った一日の話である。 応援作品へ移動<<|メニューへ移動|>>浜星 昇の個別ページへ移動
https://w.atwiki.jp/ktrosaka/pages/15.html
概要 このページでは当支社のマスコットキャラクターを紹介する。 鴫野 紗耶香 キャラクターデータ 鴫野 紗耶香(Sayaka Shigino) 性別 女 誕生日 4月1日 年齢 18歳 身長 160cm 体重 47kg 血液型 O 好きなこと 料理 好きな食べ物 タコ 嫌いな食べ物 なし 将来の夢 特になし 性格 冷静沈着 スリーサイズ B82/W59/H85 野洲 紀香 キャラクターデータ 野洲 紀香(Norika Yasu) 性別 女 誕生日 7月4日 年齢 23歳 身長 160cm 体重 56kg 血液型 B 好きなこと 料理 好きな食べ物 タコ 嫌いな食べ物 なし 将来の夢 特になし 性格 冷静沈着 スリーサイズ B92/W60/H95
https://w.atwiki.jp/annkaclass/pages/51.html
担任の先生とマスコットのラフ画 二重人格(おっとりした性格と厳しい性格) さらさらのロングストレートヘアー スーツ 新米教師 不良とも分かり合える心の持ち主 大人の雰囲気というものがそれとなくでてる 背は高い 先生にはなんかよくわかんない謎の生物のペットがいる 高校から飛び級したため外見は高校生とさほど変わらない
https://w.atwiki.jp/minonet/pages/831.html
このページでは、各社のマスコットキャラクターの設定について紹介いたします。 尚、このページでの並び順は登場順です。 お願い・・・自社キャラクタに関する記述をお願いします。 各画像は、クリックすることで拡大することができます。なお、不定期に差し替えを行っておりますので、キャラ画像の体裁がキャラごとに異なったものとなっている場合があります。 ER長岡キャラクター設定(長岡明英) 美野里電鉄キャラクター設定(神沢みのり) 関連項目 更新履歴ノート ER長岡 (Illus, By Shigenori Kameyama 2013.11.11) 『長岡明英』(C)亀山茂則/そよかぜネットワーク/ER長岡 2009-2015 キャラクター設定(長岡明英) 名前 長岡明英 生年月日 1992.11.23 身長 175cm 学年 高3 血液型 AB 学校での成績 クラス3本くらい 好きなこと スポーツ,化学 好きな食べ物 カレー 嫌いな食べ物 芋 将来の夢 研究員 性格 天才 訛り 標準語 美野里電鉄 美野里電鉄の公式マスコットキャラクター「神沢みのり」。 (Illus, By Shigenori Kameyama 2015.9.11) 『神沢みのり』(C)亀山茂則/そよかぜネットワーク/美野里電鉄 2009-2015 キャラクター設定(神沢みのり) 生年月日 12月1日 学年 中3 在籍校 美野里市立第一中学校(美野里本町駅徒歩2分) 血液型 O 訛り 関西弁(摂津ことば) 好きなこと 旅行。 本人曰く「一人旅も、みんなで行く旅も、また近場の旅も、遠くに行く旅も、どれもめっちゃ楽しいねん。」とのこと。 好きな食べ物:寿司・神沢うどん 嫌いな食べ物:特になし 将来の夢:グリーンアテンダント 備考:多くのアニメ・漫画のキャラのように、「成長しない」タイプ。いわば「永遠の中3」。 関連項目 美野里電鉄 荻沢電鉄 長岡旅客鉄道 更新履歴ノート 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kigurumi-novel/pages/108.html
【 -無職 遊園地へゆく- 】 実家に戻って、はや三週間。 無職になって何日たったか…。 無気力になると、こうも時の流れが早いとは知らなかった。 出版業の不況っぷりは最早、驚く価値すら無いものだが 我が身に降りかかってくると、やっぱり驚くものだった。 始めは優しく迎えてくれた親も一週間もすると疎ましくなって来たのか 「早く職を捜せ」と(当然だが)小言を言うようなった。 だがどうにも、その気になれない俺は人目を避けながらブラブラと土手沿いを歩き 川を眺めながら時間を潰す。 ひと足どころか、四五足はやく味わう人生の黄昏時。 土手に寝そべりながら飲む缶コーヒーは現実逃避の味がする。 そんなある日メイプルランドが閉園になるという話を耳にした。 メイプルランドは小さな遊園地だ。 ただ遊園地自体、森の中にあるので空から見るとそれなりに大きく見える。 小さいながらも、観覧車からジェットコースターまで一通り揃っていて 幼稚園や小学校の遠足の定番の場所だった。 俺自身、親に何度か連れて行ってもらったし遠足でも行った。 当時の事を思い出すとノスタルジックな気分になり 楽しかった想い出が次々と甦る…。 と同時に言い様のない寂しさに捕らわれた。 次の日、俺はデジカメを手にメイプルランドに向けて車を走らせていた。 これも何かの縁だろう。 時間がある内に、想い出の場所がなくなる前に、懐かしの風景を焼き付けることにした。 森の中に続くひび割れたアスファルトを走る。 気持ちの良いくらい道が空いている。 何故か対向車線まで空いている。 そしてその答えは、眺めの良い駐車場に集約されていた。 広い駐車場は平日とはいえ、見事にガラガラだった。 (本当に営業してんのか…?) 不安になりながらもデジカメを手にゲートに向った。 入園料1200円を払いゲートをくぐりエントランスに出る。 と、ここまで来て違和感を憶えた。 記憶の中のメイプルランドと様子が違う。 俺の記憶では、もっと野暮ったい遊園地だった筈だが、かなりシャレた造りになっている。 売店のオバさんに聞いてみると、八年程前に一度リニューアルしたとの事。 (最後に来たのが確か小学生の時だったから……) ずっしりと重い落胆に襲われた俺は、ジュースを買いベンチに座って呆けた。 何と言うことはない。 想い出の場所など、とうの昔になくなっていたのだ。 溜息をストローに吹き込みブクブクさせながら、周りの見慣れぬ遊園地を眺める。 目の前を横切る親子連れがチラリと俺を見た。 ふと気付いたのだが…他人から見ればイイ歳こいた男が平日の昼間 一人で遊園地に遊びに来ている様にしか見えない訳で…。 それは間違いではないのだが、その事に気付いてしまうと急に恥かしくなる。 俺はジュースを一気に飲み干し、ベンチをそそくさと後にした。 ここまで来てしまったのだから仕方が無い。 開き直りつつ当初の目的通り園内を撮影することにした。 一通り園内を周ると当時の面影があちらこちらに有った。 ほとんどの乗り物は、塗装と飾り付けを変えただけのような気がする。 あの頃、豪華に見えたここの設備も大人になってから見ると… 特に都心の大型アミューズメントパークと比べると、悲しい程地味に見えた。 案内の看板は色あせ、鉄柵の隅には錆びが浮いている。 【ご利用の際は係の者にお申しつけ下さい】の看板が掛けられ 停まったままの乗り物もいくつかある。 遊園地という華やかな空間と経営難という現実とのギャップが 物悲しさを一層際立たせ憂鬱な気持ちにさせる。 「はぁ…」 空しい溜息をつき、俺は帰ることにした。 流石に一人で乗り物に乗る勇気も気力もない。 とぼとぼとゲートに向う途中、エントランスの広場に女の子が立っていた。 メイプルランドのマスコット《ケーキちゃん》だった。 白とピンクのエプロンドレス姿で腰まで届きそうな二本の三つ編みオサゲ。 昔は、もっと巨大な頭でエグイ顔立ちだった気がするが、可愛らしいデザインに一新されている。 その横を素通りする田舎のヤンキーといった感じのカップルと、可愛くないガキを連れた親子連れ。 一生懸命に手を振るが、ものの見事にシカトされていた。 悲しそうに俯くケーキ。だが気を取り直したのか胸を逸らし辺りを見回し…。 俺と目が合った。 でかい瞳の顔がこっちをピタリと捕え、次の瞬間両手を振りながら俺の方に走って来た。 (うおっ…)突然の出来事に驚く。 そして目の前に来るとスカートの裾を広げながら身体を傾け挨拶してきた。 「あ…どうも…」 彼女?は、どうやら写真用のポーズをサービスしているらしい…。 慌ててカメラに収めると次に口に手をやり微笑みを隠すような仕草。 それを撮ると次のポーズ、また撮ると次のポーズ。断るのも悪いので結局十枚ほど撮った。 「悪いね。サービスしてもらって、それじゃ…」 帰ろうとする俺の腕をガシッと掴む。 「え゙?」 意表を突かれ、あっけに取られてる俺の腕をグイグイ引っ張り どこかに連れて行こうとする。 「ちょ、待て。引っ張るな。引っ張らなくても着いて行くから!」 その言葉に引く手を緩め、それでもシッカリと手を握り俺を誘導していくケーキ。 「ここは?」 着いた先は、ファンシーショップとかギフトショップとかいう類の店だった。 いかにも女性向け子供向けのグッズが並び、ちょっと遠慮したい空間だ。 クッキー缶やマグカップなどにマスコットのホット君とケーキちゃんがプリントされ 結構な値段で並べられていた。 「…ひょっとして、ここで何か買え…と?」 俺の問いにコクコクと何度も頷くケーキ。 「はぁ…」今日、何度目かの溜息をつき俺は店の中に入った…。 驚いた事に店の中にまでケーキが入ってきた。 なるべく安い品を物色する俺に、無駄にデカイぬいぐるみや目覚まし時計?などを奨めてくる。 それらを断固拒否し200円のキャンディ一袋でお茶を濁そうとしたが レジに行かせまいと、俺の腕をつかむ。 結局500円のクッキー缶を上乗せする事により妥協点を見出した。 レジのオネーさんが笑いながらバーコードを読み取る。物凄く恥かしい…。 「それじゃ…おいっ!」 店を出て帰ろうとする俺の腕をまた掴み別の場所へ。 今度は薄汚れたプリクラの前だった。 「今度はプリクラを撮れと?一緒に?」 コクコクと頷くケーキ。 「はぁ…」どうにもムゲに断ることが出来ない。 愛らしい面の下で汗まみれで頑張っている娘(多分)を想像すると、どうにも気が引ける。 俺の中で、こういった着ぐるみを着る人は売れないで苦労している役者という偏見があった。 代金は当然俺が出すことになる。 「背景は何がいい…?」 すっと、ケーキが指差す。 大きなハートの中でギコチナク笑う俺と微笑むケーキ。 もっともケーキの顔は、終始微笑んだまま固まっているが…。 『もっと自然な笑顔で!スマイルスマイル♪』 (!?)撮られる瞬間、ケーキが喋った。 いきなり着ぐるみが喋った事に驚く。 ≪ハイ!チーズ!≫プリクラから鼻にかかった変な声が響く。 「…喋っていいのか?」 確か、遊園地の着ぐるみが客と喋るのはNGだったはず。 『ホントは、いけないんだけど。今なら誰もいないから』 確かに二人きりだ。 だが初対面の…それも遊園地のマスコットに親しくされる憶えはない。 ひょっとして中に入っているのは、知り合いだろうか…? 『ここまで付き合ってくれたゲストは、あなたが初めてだから嬉しくて』 (ああ…)なんとなく納得がいった。普通は恥かしくてすぐに逃げてしまうのだという。 「いや、俺はただ…」 流されただけ…と、続けるのに躊躇いを感じる。 「なんか楽しそうだったから…」誤魔化すようにそう答えた。 外に出て半分コにしたシールをケーキに渡した。 「ホントに、こんなもの欲しいのか?」 俺の問いにコクコクと頷くケーキ。 プリクラを出たので本来のマスコット業務に戻ったようだ。 シールを手に取ると大袈裟にハシャギ、ポケットに仕舞う。 そして俺の顔に近づき耳元で 『ちょっと待てって!』そう言い残し早足で駆けて行った。 (まさか、まだ何かに付き合わされるんじゃないだろうな…) 五分もしない内にケーキは戻って来た。 そして別のポケットから、入園半額の割引券のシートを取り出し俺に渡して来た…。 【 -マスコットの憂鬱- 】 もうすぐグリーティングの時間が来てしまう。 ゲストは少なくなっているのに、ゴミが一行に減らないのは、モラルの問題に違いない。 お陰で慌てて着替える羽目になった。 黄色の作業着と帽子をテーブルの上に脱ぎ捨てて、洗いざらしのタイツに身体をもぐり込ませる。 鏡には、顔の部分だけ露出した自分の姿。 全身タイツは自信のない顔を強調されているみたいで好きになれない。 恥かしいので、さっさと着替える。 白のソックスを履きハンガーに掛けられたエプロンドレスを手に。 「…ちょっと…臭う…かな…」 ドレスみたいな特別な衣装は、タイツみたいに洗濯機に放り込めばOKと言う訳には行かない。 取り合えず消臭剤を吹きかけて、誤魔化しておく。 ドレス自体、全部一体になっている着ぐるみなので簡単に着れるのは良いが、かなり厚手な上に重い。 唯一の問題点である背中のチャックを一人で難なく閉められるのは、ちょっとした特技だと思う。 ドレスを着た後にカボチャみたいな下着を履き、リボンの付いた皮靴を履けば身だしなみは、ほぼ完成。 仕上げに棚に置かれた赤毛のお面を手にする。 髪が赤いのは、赤毛のアンをイメージしているからだ。 中から固定用のベルトを引っ張り出し、それを取っ手代わりに面を被る。 視界が極端に狭くなると同時に、耳障りな呼吸音が響き渡る。 鼻には時間のたった汗の臭い。 面の中に染み付いた臭いは、いくら消臭剤をかけても気になった。 面をきっちり固定し、鏡の前に立ちくるりと一回転。 スカートとオサゲが広がり宙を舞う。 『よし!カンペキ』 ここに来て5年が過ぎた…。 5年経って、まさか一人で着替える羽目になるとは思ってもいなかった。 その頃は、まだスーツアクターやダンサーも沢山いたのだが…。 客の急激な落ち込みに併せてパレードが中止になりイベントの回数も減り続けた。 今やパレードに欠かせないフロートは、車庫で眠ったまま。 使われなくなった着ぐるみは、ビニールに包まれながらホコリを被っている。 悲しいけど時代の流れと言うしかない。 一緒にいたメンバーも引退したり、条件のいい場所に移ったりで次々と辞めていった。 私も誘われたがどうしても、この遊園地を見捨てる気になれず結局残ることにした。 社員でさえ自分の持ち場は自分で掃除し、時に雑用をこなし 時にチケットを切り、時にお客を誘導する。 そんな涙ぐましいコスト削減も時代の流れには逆らえず近々閉園を迎えることになってしまった。 私の今の仕事は、主に園内の掃除とケーキちゃんの着ぐるみを着てゲストを楽しませることだ。 一応、ホット君というキャラクターとメープルという熊のキャラクターは、休日にだけ出るが…。 中に入っているのは普段、営業で旅行代理店をまわっているNさんとEさん。 共に40過ぎで子持ち。 クジ引きで決まったらしいが、その実状を知った上で必死に繰演する二人を見ると心が痛い…。 だからこの事は、色々な意味で知られてはイケナイ機密事項だ。 (よしっ!そろそろ行くぞっ!) 時計を確認し自分に気合を入れ出発! 関係者以外立ち入り禁止の重い扉を開け、いざ夢の国へ。 そして一歩を踏み出した瞬間、私の心はメイプルランドの住人ケーキちゃんになる…。 (はぁ…) 夢の国は、今日も暇だった。 都心の遊園地が閉園になると決まれば、それを惜しむ客で混雑するらしいが 田舎のマイナー遊園地では、それすら叶わなかった。 ポツポツといるゲストに手を振っても写真すら撮ってもらえない。 それどころか、さっき掃除した場所にタバコをポイ捨てする場面を見てしまい悲しくなった…。 落ち込みつつも気を取り直し辺りを見回す。 狭い視界にカメラを手にした男性を見つけた。 待ち望んでいた 《閉園を惜しむ客》 に違いない!私の直感がそう告げる。 猛然と駆け寄り、ポーズを決める。 男性は、ちょっと怯えていたが快く?写真を撮ってくれた。 背もある。 顔も悪くは無い。 これを逃がす手はない。 このゲストに特別サービスをすることにした。もちろん仕事も忘れてはいない。 まずは、キャラグッズのお店へ行きお土産をねだってみよう♪ 【 -無職 ふたたび- 】 2日後、俺は半額券を手に再び遊園地の前まで来ていた。 どうにもあのマスコットの中身が気になる。 面から響いて来た声に聞き覚えはない。 だが声自体が可愛く(ひょっとしたら物凄く可愛いコが中に入っているのでは…) と、淡い期待が膨らみ好奇心が押えられなくなった。 ちょっとワクワクしながら園内に入…って。 ゲートをくぐってて肝心なことを思い出した。 マスコットとはいえ、必ずしも居るとは限らない。時間帯やお客の入り具合。 それに他のマスコットが出ている可能性もある。 ここの遊園地には、兄貴のホット君なる吊りズボンの男の子とか メイプルという某 蜂蜜大好き熊のパクリっぽいキャラとか、他にも何匹かいた筈…。 とんでもない無駄足になる不安に駆られながら客の多そうな場所を捜した。 (いた!)幸いあっさり見付ける事が出来た。 今日は腕に小さなバスケットを抱えている。中に入っているのは多分キャンディだろう。 それを子供に配っている。 飴を貰った子供は、お礼?に手を振りケーキもそれに応える。 だがやはり子供は子供なのですぐに興味を失い親をせかして移動していった。 後には、ポツンと佇むケーキ。 その様はブームが去って中古屋ワゴンの主(ぬし)になっている アーティストを見たようなせつないものがあった。 声をかけるべきか躊躇っていると、前と同じように眼があった。 そして同じように視線をロックし一直線に駆け寄ってきた。 「よ…よぉ…」 ぎこちなく笑う。 『来てくれたの!ありがとー♪』 今日は、いきなり喋り出した。ある意味VIP待遇かもしれない。 「折角貰った券だし…」ポケットから半額券の残りを取り出しヒラヒラさせる。 「…それにしても相変わらず人気がないんだな」 照れ隠しに、そんなことを言ってみた。 それを聞いたケーキは、プンプンと怒った仕草。 とっさに喜怒哀楽を身体の動きで表現する辺り、流石プロだと感心する。 「ところで…」 ここまで来たは良いが、その先のことは考えていなかった。 いきなり 《お面取って顔を見せてくれ》 とは言い辛い。 (携帯の番号でも聞いてみるか…?) いや…浦安に行って黒ネズミに同じお願いをする場面を想像すると… やっぱり非常識に思える。 ケーキが(どうしたの?)と言わんばかりに俺の顔をじっと見つめる。 「あ…え、と…どこかオモシロそうな場所ない?」 心を見透かされた気がして、シドロモドロになりながらそう応えた。 マスコットとパラサイト2