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ボンバザル 分類:ばくはつポケモン No.14-10-2, タイプ:ノーマル/エスパー 特性:ゆうばく(接触攻撃を受けて瀕死になると相手に最大HPの1/4ダメージを与える) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ボンバザル 45 100 25 115 20 135 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) むし/あく いまひとつ(1/2) エスパー いまひとつ(1/4) --- こうかなし ゴースト 技 レベル技 技名 威力 命中 タイプ 分類 技の効果 メガトンパンチ 80(120) 85 ノーマル 物理 通常攻撃 さわぐ 90(135) 100 ノーマル 特殊 2~5ターンの間さわぐ状態になり、その間攻撃し続ける でんこうせっか 40(60) 100 ノーマル 物理↓(10%) 先制攻撃(優先度 +1) サイコキネシス 90(135) 100 エスパー 特殊 1割の確率で特防1段階下げる サイコショック 80(120) 100 エスパー 特殊 相手の特防ではなく、防御によってダメージが計算される はじけるほのお 70 100 ほのお 特殊 Wバトルでは、ダメージを与えたポケモンの隣にいるポケモンにもダメージ だいばくはつ 250(375) 100 ノーマル 物理 使った後瀕死になる じこさいせい --- --- ノーマル 変化 自分のHPを最大HPの1/2ぶん回復 いやなおと --- 85 ノーマル 変化 相手のぼうぎょを2段階下げる 遺伝技 技名 威力 命中 タイプ 分類 技の効果 ダブルアタック 35(52)*2 90 ノーマル 物理 2回連続で攻撃 いのちがけ --- 100 かくとう 特殊 瀕死になる代わりに、自分の残りHP分の固定ダメージを与える ちょうはつ --- 100 あく 変化 相手を3~5ターン攻撃技しか出せないようにする オリジナル技 技名 威力 命中 タイプ 分類 技の効果 ばくだんへんか --- --- エスパー 変化 任意のポケモンの特性をゆうばくに変える 図鑑 ちょっとした しげきで すぐに ばくはつ してしまう。 からだに はんぶしつが ふくまれている らしい。 その他 爆発する猿のポケモン コメント欄作っときます。自由に意見を言ってもらいましょう -- 管理人 (2012-03-22 20 20 41) 技欄がすごい見辛い -- 名無しさん (2012-03-24 13 57 21) 名前 コメント
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ダムアボンド(ダム・アボンド) ハボンドの別名。
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ボンバレル
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OPショップ(ボンタウン)]] BONSAIワールド最初で最大のOPショップ。 いい街ですね♪ -- 名無しさん (2012-04-02 23 21 39) 名前 コメント
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酸素ボンベ 高度障害と凍傷の進行を抑えることができる。 しかし、完全に封じ込めることは不可能。 カンガプルナまでは使う機会はあまり無い。 重量は8kg/個 単価は15000円
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まちむすめのずぼん 入手法/作り方 ギンガのスパッツ(黒)+ふわふわ粉、熱する、かなり 作成アイテム 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 町娘の上衣 町娘のズボン まぜる かなり お姫様アンダードレス 腐った町娘の上衣 GREAT 町娘の上衣 町娘のズボン 熱する かなり 舞姫のアンダードレス 腐った町娘の上衣 GREAT 町娘の上衣 町娘のズボン 置く かなり 紫の上着 腐った町娘の上衣 GREAT 腐り復活 上トレイ 下トレイ 方法 時間 SUCCESS FAIL GREAT 猶予 腐った上トレイ - 作り方 時間 SUCCESS × GREAT 名前 コメント
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登録日:2009/10/16 (金) 00 24 38 更新日:2023/09/09 Sat 19 27 21NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 KOF SNK しゃがまれると当たらない カイザージャンプ クラウザーさん ダイソン ラスボス レクイエム ヴォルフガング・クラウザー 帝王 強キャラ 悪のカリスマ(笑) 鈴置洋孝 餓狼伝説 餓狼伝説2 『恐るべき“闇の帝王”』 餓狼伝説シリーズ、およびザ・キングオブファイターズシリーズの登場人物。 初登場作品は『餓狼伝説2 -新たなる闘い-』。 フルネームは「ヴォルフガング・クラウザー・フォン・シュトロハイム」 由緒あるドイツ貴族の現当主で、シュトロハイム城の城主である。 「ナチスの科学力は世界一ィィィィ!」の人とはたぶん関係ない。 実際、シュトロハイム姓はアニメ版からの後付けである。 格闘スタイル:総合格闘術 出身地:ドイツ 生年月日:不明 身長:200cm 体重:145kg 血液型:A型 趣味:中世の骨董品収集 大切なもの:騎士道精神 好きな食べ物:なんでも(『餓狼2』『餓狼SP』『KOF'96』) 血のしたたるステーキ(『RBS』『RB2』) 嫌いなもの:虚栄・虚構 特技:ギャンブル全般(意外とセコイ)(『RBS』) 得意スポーツ:興味なし(やれば何でもできる) 裏社会一帯を牛耳る「暗黒の帝王」シュトロハイム家の当主。 2メートルというシリーズ内でも屈指の巨体と、それに見合った筋骨隆々の肉体に圧倒的な戦闘能力を備えた、まさに帝王の名に相応しい風格をもつ。 秦の秘伝書三巻のうちのひとつ、秘孔の奥義が書かれた「鳳凰の巻」を所持していた。 ギースですらその実力を恐れ戦いを避けており、餓狼シリーズでは最強の存在となっている。 ただしクラウザーもギースを難敵と見なしており、ギースが表向き死んだとされるまで、サウスタウンには手出しできなかった。 父ルドルフを暗殺にやってきた十代半ばの頃のギースを返り討ち。若き日のジェフ・ボガード(テリーの義父)と不知火舞の祖父である半蔵の2人がかりでも敵わない(この際、不知火半蔵は脚に怪我を負い格闘家生命を絶たれている)と、強者としてのエピソードには事欠かない。 また鬼と呼ばれていた頃の山田十平衛にも勝利している。 自分の野心のためには手段を選ばない冷酷な性格であると同時に、自らが認めた相手は正々堂々と真正面から叩き潰す騎士道精神の持ち主という側面もある。 「モーツァルトやゴッホが天才的な芸術家であるように、自分は格闘という芸術の天才である」と自称しており、いかに相手を完璧に叩きのめすかを追求する独自の美学を持つ。 宿敵であるギースとは異母兄弟にあたるが互いに仲は悪く、反目しあっている。 この設定はアニメ版からの逆輸入で、元々は特にバックボーンを設けられていなかったギースとクラウザー双方のキャラクターを深めることになった。 当初は年齢不明とされ貫禄のある親父だったのだが、アニメ版を監督した大張正己がどうしても鈴置洋孝に声をやってもらいたいと思い、髭の無い若い顔で描いたことでギースよりも5歳も年下とされた…… 公式では異母兄弟の敵対関係を更に発展させ、ギースの持っていた八極聖拳奥義書を手にしようとするクラウザーと、ギースタワー墜落による負傷の回復のため、ビリーを潜入させてクラウザーの持つ鳳凰の巻を奪おうとするギースという、秦の秘伝書を巡る宿命の敵同士として描いている。その野望のため不知火半蔵を殺害させ、パオパオカフェオーナーであるリチャード・マイヤに大怪我を負わせている。 父ルドルフ・クラウザーは元々妻子ある身であり、シュトロハイム家のSSだったのだが、 優秀な格闘家であったことに加えて彼を気に入った当主の娘により、一家を離散させられ強制的に婿養子としてシュトロハイム家に加えられた。シュトロハイムの力を恐れたルドルフは妻子をアメリカに逃したのだが、ギースには「自分たちを捨てた」と認識され恨まれる結果となる。 それでもルドルフは彼らを愛し続けたために、当主の娘=クラウザーの母は酒に溺れ死去。ルドルフは、彼の強さを尊敬するものの愛憎渦巻く感情を抱いたクラウザーにより、稽古中に殺害された。 何と、クラウザーが15歳頃の話であり、以降のシュトロハイム伯爵家の当主となった。 更に、これ以前には15歳当時のギースが、母親を失った復讐を遂げる為にシュトロハイム伯爵家に侵入してルドルフを殺そうとしたことがあったのだが、旁に居た、まだ子供と言っていい年齢のクラウザーに阻止されたことがあった。 ギースの年齢から逆算すると、当時のクラウザーは僅か10歳程度だということになり、これ程の年齢にして実力を発揮しているキャラクターは餓狼では居ない辺りにも、餓狼世界最強の説得力が増すというもの。 この時の経験から、母を失いアメリカに渡ったギースは、斜陽のイタリアンマフィアの庇護を受けて裏社会に入り込む一方で、野望を実現させる為に貪欲に格闘技を学んでいくことになる。 ルドルフは婿なのでギースにはシュトロハイム家の血は受け継がれていないのだが、シュトロハイム家が対外的に喧伝しているのか、そう思い込まされているのか、或いは全てを知った上で敢えてそうしたのか、クラウザーはボガードに敗れたギースを「所詮は妾の子」と評している。 実際、シュトロハイム伯爵家の名も有名無実となっていたのか、直近の代に於いて強者と呼べるのはクラウザーを除けばルドルフ位のものであり、しかもクラウザーがシュトロハイム伯爵家の奥義を完成させたとも言われていた。 SNK携帯小説ではギースの死後にサウスタウンを支配しようとして訪れたが、ギースのいないサウスタウンに魅力を感じず手を出さなかった。 そこには異母兄に対する複雑な感情も合ったようだ。 おまけでボブ・ウィルソンを遊びついでに瞬殺してたが。 しかし、世界観の違うKOF96でチームを組んだ際は特にわだかまりもなく普通に大会を楽しんでいたようだ。 何やら陰謀渦巻くKOFで、因縁も思想も関係なく純粋に格闘大会として楽しんでいるキャラクターは彼のほかには麻宮アテナと椎拳崇、女性格闘家チームの3人ぐらいという稀有なキャラクター。 一応、Mr.ビッグを含めて互い互いを監視したりはしているし、むしろ本来は表舞台への進出とギースの狙いを探るのが主目的で、闘うのは余興だと言ってたのだが、 そんな彼のEDでの台詞は「中々の余興であった」である。完全に目的が入れ替わっているが、本人はギースと一緒に暴れられて大満足みたいなのでまぁ、これでいいんだろう。 ちなみに、この時の餓狼チームの面々には君付けで呼んでいる。 KOF98ではリョウを含めた餓狼系キャラと対峙した場合には特殊な演出(餓狼伝説2 SPを再現したもの) 特徴的な額のバッテン型の傷跡は過去のジェフとの戦いの際、ジェフの「パワーウェイブ」により付いたもの。 アルェ?「パワーウェイブ」って地を這う飛び道具じゃなかったっけ? 実はこれはスタッフの誤表記で本来は「バーンナックル」が正解。 でもスタッフがおもしろかったので修正しなかったらしい。 その戦闘の流れを推測するなら以下のような感じだろうか? ①ジェフは何度もバーンナックルを使用してそちらに注意を仕向ける ②バーンナックルが来ると見抜いたクラウザーは、ジェフの拳を回避しながら一撃必殺のカウンターを仕掛けるべく、地面スレスレまで深くしゃがみ込みアッパーを繰り出す(※テリーの使うライジングアッパーの強力版のような感じ) ③しかしジェフを途中でそのカウンターに気付き(後作のシステムであるブーレキングだろうか)、闘気を込めた拳の叩き込む先をクラウザーではなく、真下の地面へと変える。 ④通常よりも深い態勢を取っていたうえに、超高速突進の刹那の隙に攻撃を重ねようとしていたクラウザーは間合いの外から飛んでくる衝撃波をガードすることも出来なかった(パワーウェイブは初代なら全身を覆う高さだし、後作でも上半身まで届くエフェクトである) ⑤これが後にパワーウェイブと呼ばれる技である こういう流れなら一応の説明は付く…かも? しかし後にこの設定は重要な伏線となる。 公式ストーリーが描かれた「餓狼伝説2」コミックでのテリー・ボガードとの格闘中。クラウザーはこの傷の記憶から、テリーが放とうとしているのがパワーウェイブであると読みを違えた。ウェイブを飛び越え襲い掛かろうとしたクラウザーは、パワーゲイザーの直撃を喰らい敗北、という見事な伏線回収。 まさに親子の絆が掴んだ勝利 強力な配下として三闘士=ビリー・カーン、アクセル・ホーク、ローレンス・ブラッドを持つが、ビリーはギースのスパイ、ホークは根が善人なのでクラウザーに忠誠は誓っておらず、片腕的な立場のホモローレンスは下克上を狙っている……と、録な面子じゃない。 まあ、元ネタと思われる某組織の四天王もそんな感じだし気にしないでおこう。 彼を語る上で欠かせないものにBGMがある。 『餓狼伝説2』および『餓狼伝説SPECIAL』でのクラウザーステージのBGMは、かのモーツァルト作曲「レクイエム・怒りの日」というガチクラシック。 ドイツ、ミッテルゲビルデの劇場を舞台に、総勢60名のオーケストラが奏でる荘厳なクラッシックをバックに鎧を脱ぎ捨てる様は圧巻。 当時、格ゲーにクラシックが使われたことに度肝を抜かれたプレイヤーも少なくない。 更に荘厳なBGMに合わせ画面上部からカメラアングルをダウンさせるなど、この辺りの演出センスは同世代の格ゲーの中でも抜き出ていたと言える。 『リアルバウト餓狼伝説SPECIAL』で復活したときのステージBGMも、同じくモーツァルト作曲「レクイエム・涙の日」が使われている。 こちらはステージより手前にある橋で女性がオペラを歌っている演出が導入される。 本来の名前の元ネタは上記のステージ曲を作曲した音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと プロレスの神様と呼ばれた格闘家、カール・ゴッチの旧名であるカール・クラウザーからである。 これは、貴族キャラでプロレス技使いと云う本人のキャラクターにも反映されている。 ◇アニメ版 『テリー・ボガード』…か CV 鈴置洋孝 「バトルファイターズ餓狼伝説2」で登場。ゲームよりかなり若い姿(*1)で、キズもヒゲもない切れ長の目の美丈夫。 監督イチオシの鈴置氏の優雅で余裕に満ち、それでいてどこか危険なカゲのある演技と バリバリした作画があいまって圧倒的な強さとカリスマ性を醸し出しているが その一方で画面に映っている時は常に悪の大魔王のようなド派手な黄金のアーマーに身を固め その状態で路地裏でテリーを待ち構えていたりモーニングティーを楽しんでいたりするので シリアスな笑いの爆心地でもある超カッコイイけど笑えるおじさんである。 ちなみに彼の鎧の中には超古代のオーパーツである闘衣が入っているという設定が 続編にあたる劇場版アニメで明かされている。 前述の様にギースとの異母兄弟の設定はこのアニメからの逆輸入であり 幼少期、父を暗殺しようとしたギースをあっさり返り討ちにする回想場面がある。 以降も険悪というよりも自分の優位を確信した慇懃でからかうような態度で 接しているイメージが強く、現在も(多分イヤミで)「義兄さん」と呼んでいる。 ギースも表面には出さないが苦手意識を持っているのは確かで 後述のクラウザーの自害を知った時には泥をすすってでも生きることが第一と考える 自分が最終的に残ったことで自信を回復し高笑いしている。 異母兄であるギースを倒したテリーに興味を持ち、 自ら単身乗り込んで路地裏で待ち伏せ 鎧を着たまま一方的に圧倒。バーンナックルを片手でキャッチして「悪くない」と評価し ギースを倒した波動旋風脚すら「こうか?」と初見であっさりラーニングし 真っ向から同じ技を出し打ち破ってしまうという格の違いを見せつけた。 一応テリーは予期せぬアクシデントで脚を故障しているうえに キム・カッファンとのファイトの直後で疲労もあったのだが、正直そんな材料がなかろうと とても勝てたとは思えない。 クラウザーに負けたテリーはその恐怖から自暴自棄になって糸の切れたタコのようになってしまう。 クラウザーは「挑戦はいつでも受ける」と待ち構えるスタンスで 別に自分から追い討ちをかける気は毛頭なかったのだが、テリーは魔王のように目をギラギラ発光させたクラウザーが襲ってくる悪夢を見てしまうくらい精神が参っており、酒におぼれて飲んだくれた挙句 チンピラと喧嘩して本気で血祭りに上げてしまった廉で留置場にぶちこまれ 落ちるところまで落ちてしまう(*2)。 その後、とある要人の護衛に同行していたクラウザー(*3)はホテルマンに変装して入ってきたジョーと対峙。 「刺客のサービスまでしてくれるとは」と嬉しさ半分の皮肉を漏らすなど上機嫌でその挑戦を受ける。 顔面狙いのパンチを余裕で受け止めたうえに単純な握力でジョーの拳を無理やり開かせて 握り潰すなど依然驚異的なフィジカルを見せ、切り札としてジョーの放った 渾身のスクリューアッパー(*4)の直撃を受けても無傷でジョーに生きているのが奇蹟というレベルの重傷を負わせた。 終始鎧着たままで。 最期は居城・シュトロハイム城で紆余曲折と周囲の人間の助けを得て復活したテリーと 鎧を着たまま戦うが 再び波動旋風脚同士の激突になった際肩アーマーを砕かれ 両手で放つブリッツボールをバーンナックルでまとめて相殺するなど 凄まじい気迫で追いすがるテリーの健闘を認め、とうとう本気で闘うことを決める。 奥の手であるカイザーウェーブ(*5)をパワーゲイザーで返され、鎧を剥かれたところで テリーとノーガードで真っ向から殴り合う泥仕合に突入する。 気功を用いるような余力は一切ないまま血ヘドを吐きつつも拳をくりだす姿に 帝王としての威容は既になく、純粋な獣のような闘争心を叩きつける凄愴な有り様は 戦いの行方を見守るトニーを畏怖させた。 しかし、餓狼の境地に達したテリーの鉄拳が 心臓に直撃し、弱ったところに畳みかけるような拳のラッシュを浴びたことで力尽きる。 敗北を認めたクラウザーはシュトロハイム家の当主が生き恥を曝すわけにはいかないと ゲイザーで城壁に開いた穴より湖に飛び込んで自害。その生涯を終えた。 最期に思ったことは若き日に自分の手で殺めた父に向けた「父さん…」というかすかな呟きだった。 終始剥かれるまで鎧を着たまま戦っているので拳による打撃が通るわけもなくかなり卑怯な気もするが、一度見た波動旋風脚を真似て見せたり、 ホテルの1フロア(てか二人が戦ってた階層)をめちゃくちゃに破壊したジョーのスクリューアッパーを前に傷一つついてなかったりとかなりのチートっぷり。 かなりの危険人物として山田十平衛からは認知されているが、作中クラウザーもシュトロハイム家も特に誰を殺したとか悪いことをしたわけでもなく、純粋に強い相手を求める強者として描かれている。 そもそもシュトロハイム城自体観光地になっている節すらある。(もしそうならその観光地をボロボロにして壁に穴をあけた挙句当主を事実上殺害したテリーェ…) 強いて言えば配下のローレンス・ブラッドがシュトロハイム城を嗅ぎまわるアンディと舞に気付き、舞を倒してアンディをおびき寄せた程度だが、 それも要人警護というシュトロハイムの任務の性質を考えれば、テリーとクラウザーの事情を知らない彼の立場としては至極当然の行動をとっただけであり、裏社会を牛耳る悪のシュトロハイム、の姿は描かれていない。 同時に強すぎて自分の満足いく闘いに未だ出会えず退屈を持て余している孤独な帝王という 物悲しさを漂わせている人物でもあり、基本弱者は一顧だにしない超然とした雰囲気の持ち主ではあるものの 自分に敗れ死んだ父のことが心にうっすらと傷となって残っているなど人間味が無いというわけではない。 同作品のテリーも復讐のために強くなりたかったハングリーな幼少期の回想が挟まれており クラウザーとは違う背景を持つが「強くならずにはいられなかった宿命を持った男同士」というシンパシーめいたものを両者ともに感じ取っているようだった。 (*6) ◇漫画(SNK公式ストーリー)版 ボガード兄弟との闘争の果てギースが死んだことを知り、八極聖拳奥義書の奪取と 「最強の血統」の証明のためボガードと彼らに関わる人々に襲いかかる。ローレンスとホークを派遣しサウスタウンのパオパオカフェ、日本の不知火家を襲わせ、本人はシュトロハイム城で待ち受けるという闇のボスとして相応しい振る舞いをしている。 (ゲームではいつのまにか死去しているが、不知火半蔵が死んだのはこの時) 養父の仇・ギースを倒し目標喪失でスランプとなっていたとはいえ、あのテリーに勝利したキム・カッファンを難なく倒すという恐るべき強さが示された。 十代のギースによるルドルフ襲撃を返り討ちにする、ルドルフを殺害、若き日のジェフと半蔵を撃退した際にパワーウェイブで傷を負う、と「公式ストーリーコミック」の名の通り、SNK公式設定を忠実に網羅。ヴォルフガング・クラウザーというキャラクターの実態が余すことなく描かれている。 ◇漫画(ボンボン餓狼)版 こちらでも2から登場。悪の部分が表立って描かれることの少なかったゲームやアニメ版に比べ、こっちはホンモノの悪党。 …のはずなのだが、どうにも名有りの部下の忠誠心がどいつもこいつも微妙な上、当の本人は半ばボケてるようなものなので裸の王様のような印象を受けやすい。 詳しい年齢は出されてないが少なくとも20代の息子がいてもおかしくない年齢のようで、その息子・リヒャルトを誤って殺害してしまったせいで精神が崩壊。 よくよく身内を殺す話に縁のある人である。 リヒャルトを蘇らせようと、彼のクローンを作る研究をさせる最中に、リヒャルトと瓜二つのアンディの存在を知り、彼を拉致。自分の後継者として育てようとする。 息子を自分で手にかけてしまったせいで心が壊れたり、アンディがローレンスによって始末されそうなときには自ら出張ってアンディを助けたり、 相当息子を溺愛していたようで、実はかなり良い人なのでは?という印象も受けるが真偽は不明。 テリーの説教とパワーゲイザーによって崩れた城の下敷きになり生死不明。 ○必殺技 『ブリッツボール』 上段、下段に撃ち分けられる火球を放つクラウザーの基本的な技。 ブリッツ(稲妻)という名前なのに火の玉とはこれ如何に。 ブリッツボーッ! 『レッグトマホーク』 初登場の2では通常技だったが、SPECIALから必殺技に格上げ。大きく股を開きながら強烈な浴びせ蹴りを見舞う。 断じて「レッツホモポーズ」ではない。 「レッツゾマホン」でも「レッツタマホーム」でもない。 『当て身投げ』 実は使えるのはギースだけではなかった。 2ではこれ一つで通常技と必殺技を取れるが、SPではいわゆる中断当身投げしかなくなり必殺技が取れない。 歴代クラウザーの必殺技の中でもトップクラスに存在感が薄い技と思いきや、対戦だと十兵衛のしゃがみAやビリーのしゃがみC、同キャラ戦での遠Bや遠Cなんかが取れるので使いこなしてほしい。 『リフトアップブロー』 初期は通常の投げ技だったが、後に必殺技に昇格。 相手を頭上高く持ち上げ、もう片方の拳でバコーンと打ち上げる。 見た目がどっかの世紀末覇王みたいだが、そもそもクラウザー自体オマージュなので仕方ない。 『カイザーデュエルソバット』 KOF`98UMの調整ミスにより一躍壊れた性能を発揮し始めたハッフッホーッ! 飛び込み様に膝蹴りから後ろ回し蹴りへのコンビネーション。 『カイザーキック』 安直な名前のドロップキック。ヒット/空振りに関係なく、撃った後は一時ダウンするので、ガードされると隙が大きい。 ちなみにダメージは結構痛くパワーMAXの状態だと「JD>屈C>カイザーキック」だけで相手のHP6割が吹っ飛ぶ。 『カイザースープレックス』 ド派手なジャーマンスープレックス。 名前の元ネタであるカール・ゴッチの必殺技。 背後から相手の胴を抱えて、自らも後方回転するようにして叩き付けていく。 ○超必殺技 『カイザーウェーブ』 クラウザーといえばこれ、とでも言うべき彼の代名詞技。 腕を大きく広げ力を溜めた後、自分の身長ほどの巨大な衝撃波を放つ。 後にどっかの自爆おじさんにパクられた。 超必になったのは『SPECIAL』から(*7)だが、4溜め9+ACボタン同時押しと、コマンドがやや難しい為にジャンプが暴発(通称:カイザージャンプ)しがち。 せんべいを投げたらかき消せちゃったような気がするが、きっと思い違い。そうに決まってる。 『KOF'96』においては、同じ大型飛び道具の「覇王翔吼拳」すらかき消す最強の飛び道具であった。 『ギガティックサイクロン』 潜在能力。 両腕を広げ、高速回転しながら発生させた竜巻に相手を巻き込んでフルボッコにする。 まるでアニメの八極聖拳奥義「波動旋風拳」のような技 アニメでテリーの波動旋風脚をコピーしたクラウザーをヒントに生まれた!? 格ゲー史上初となる100ドット越えの投げ間合いを持つ。 『アンリミテッドデザイアー』 ギースのデッドリーレイブのような乱舞技。 途中で分岐するアンリミテッドデザイアー2では締め技がギガティックサイクロンになる。 ■余談 クラウザーはドでかい判定のカイザーウェーブの存在もあってか、奥のラインにダメージを受けるギミックがあるような1ラインしか使えないステージではそれなりに強キャラなのだが、ライン移動攻撃は全身を大の字に広げたフライングボディプレスのような当たり判定のショボイ攻撃しかない。 キャラによっては違うラインに移動し、追ってきたクラウザーにしゃがんで小攻撃を出すというのを繰り返すだけで完勝出来る致命的な欠点があったりする。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 餓狼伝説シリーズ最強の男 ただし悪役としてはギースがえげつない補正を持ってるので影が薄い その代わりか冷酷ながら高潔な格闘者としての一面が強くなってる節がある リアルバウトで生存が確定したから多分MOWの頃も健在 -- 名無しさん (2016-06-27 22 31 23) 悪のカリスマ(笑)ってのはライン移動に弱いからなのかな? -- 名無しさん (2016-11-12 06 18 59) 悪党らしさがないのが 悪役として補正マシマシのギースやネタもガチも完備のルガールとかに差を付けられた感じか -- 名無しさん (2016-12-20 22 32 44) 兄との扱いの差はどこで付いてしまったのか… -- 名無しさん (2019-08-21 08 12 38) ↑×2 これはギース(ジェフ・ボガードや周防辰巳)やルガール(ハイデルンの妻子)やゲーニッツ(神楽マキ)のように「主要人物の関係者を殺害した過去」が無いからじゃない!? -- 名無しさん (2019-11-06 15 11 24) キムに教育されて真面目になるエンディングが存在する。悪の帝王・・・ -- 名無しさん (2019-11-07 22 19 58) ↑×3 異母兄は大張アニメ版でもほとんど変わらなかったけど、こっちは原作ゲームより若い年齢にされた上に扱いも軽くなっちゃったしね・・。まあ原作ゲームでもギースより1歳から3歳若い程度だと思うけど。 -- 名無しさん (2019-11-11 12 13 06) 悪の帝王と言われてもピンと来ないんだよな。犯罪やれ犯罪。 -- 名無しさん (2019-11-11 12 58 07) ボンガロだと真剣勝負で誤って息子のリヒャルトの首をへし折ってしまい、クローンを作ろうとしたけど作れなかったから似ているアンディを誘拐したとは言うが・・・肝心のリヒャルトの死体はどうなったのだろうか? -- 名無しさん (2019-11-11 13 53 12) アニメ版のクラウザーは自分の中で「強大なラスボス」のイデアになった感がある。冷静に考えるとそんな悪党ではないんだが、戦った相手が恐怖で独りでに壊れていく、瀕死の重傷を負うって爪痕の残し方が好きだ -- 名無しさん (2019-11-11 14 42 34) 部下に命じて人を襲わせたり殺してるから十分悪人だ -- 名無しさん (2019-11-16 00 23 24) 悪の帝王感全くなし。どう見ても犯罪ネットワークを牛耳る云々なキャラに見えない -- 名無しさん (2021-09-21 23 27 44) クロスオーバーによく出るし悪のカリスマそのものなギースと比べると影が薄い 主人公の宿敵ってわけじゃないしなぁ -- 名無しさん (2023-05-02 14 13 54) アニメ版クラウザーがカッコよすぎて、原作のフガフガー!とボディプレスをするヒゲのおじさんを見て子供心にショックを受けた記憶が… -- 名無しさん (2023-09-09 19 27 21) 名前 コメント
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モロッコ西 モロッコ西 クエ ドラゴンの骨を探せ/リスボン⑭,500 rank 探索 - rank 採集 石 草 1 さびたショートソード 四分儀 2 刃こぼれしたカトラス 鉄線入り捕獲網 釣具 望遠鏡 獅子の像
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ボンコンテ イタリアのウルビーノ公の系譜に登場する人物。 関連: フェデリーコダモンテフェルトロ (フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ、父)
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スーパーボンバーマン2 【すーぱーぼんばーまんつー】 ジャンル アクション 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 プロデュースハドソン 発売日 1994年4月28日 価格 8,500円 判定 良作 判定 ゴールデンボンバー初登場立体的なドットグラフィック対戦モードは個性的な仕様 ボンバーマンシリーズリンク 概要 あらすじ ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 スーパーボンバーマンシリーズ二作目。前作をベースに色々新要素が追加されている。 「凶悪ボンバー5人衆」の初登場作でもある。 あらすじ 平和な日々を過ごしていた白ボンの元に、宇宙から「凶悪ボンバー5人衆」が現れた。 悪の宇宙人に作られた彼らは白ボンの事を「試作第一号」と呼び、連れ戻しに来たのだという。 さしもの白ボンも強力な5人衆の前に破れ、連れさらわれてしまう。 巨大な宇宙船の中で目を覚ました白ボンは脱出のため、そして世界の平和のために5人衆に立ち向かうのであった。 ゲームシステム 前作同様、「ノーマルゲーム」「バトルゲーム」の2種となっている。 ノーマルゲーム 2人プレーが可能であった前作と異なり、今作では1人用のモードとなっている。 ワールド数は5つと、前作よりも1つ減少している。代わりに、各ステージともに、最終ステージの1つ前で凶悪ボンバー5人衆とバトルを行うようになった。凶悪ボンバー5人衆に勝利した後、ボス戦に移るようになっている。 ステージ毎に広さが変わるようになっており、一画面に収まらないステージも少なくない。 また、ステージにギミックが配置されるようになった。マグネットやトランポリン、動く床など、種類は様々。 前作では、次のステージへと進むには、ソフトブロック内に隠されているゲートを探し出した上で敵を全滅させなければならなかったが、本作ではその点が変更されている。出口はあらかじめマップに存在しており、ステージ内にあるスイッチにすべて爆風を当てた上で、敵を全滅させれば、次のステージに進められるよう変更された。 ザコ敵の性能も見直しが図られている。前作ではボス並みにHPが高いザコ敵も多々存在していたが、本作では高くてもHP2辺りに収まっている。 ステージの制限時間も、前作では約2分~2分30秒と短めであったが、本作ではステージにより概ね3分~6分と余裕を持った長さになっている。凶悪ボンバー5人衆及びボス戦に至っては、時間が無制限となり、時間切れによるミスはそうそう発生しないようになっている。 特定のパスワード入力により、各種アイテムを装備した状態でゲームが始められる仕様、いわゆる「フルパワーパスワード」が本作より登場。 便宜上「フルパワー」としているが、本作では爆弾6、火力6、リモコン パワーグローブ所持と、性能は控えめになっている。スピードアップやボムキック等は別途入手が必要。 代わりに、本作ではフルパワーパスワードにてゲーム開始後、ゲームオーバーとなった場合、上記のアイテムを所持した状態で再スタートできるようになっている。 次作以降は、各種アイテムを最大限所持するようになった代わりに、ゲームオーバー後にコンティニューしてもアイテムを一切所持していない状態でスタートするようになっている。 バトルゲーム 前作と同様、最大4人での対戦となっている。 従来通りのバトルである「シングルマッチ」と、2vs2のチームに分かれて行う「タッグマッチ」が選べるようになっている。 シングルマッチでは、自身が操作するキャラクターに限り、キャラクターの色を変更できるようになっている。キャラクター選択時にSTARTボタンを押しながら左右を押すことで変更可能。 バトルゲームでは、キャラクターの色に合わせて爆弾・爆風の色が変化するようになっている。 前作では1試合の時間は2分で固定であったが、本作では1試合の時間を変更できるようになった。時間を無制限にし、プレッシャーブロック(バトルで残り時間が少なくなると外周を埋めるブロック)が降らなくなるようにすることも可能。 ステージ数は通常ステージ10、隠しステージ2の計12。 プレッシャーブロックがステージ全体に降る、「サドンデス」が登場。本作ではパスワード入力により設定できるようになっている。 次作以降は、バトルゲームのオプション項目として設定できるようになっている。 バトルで優勝した時のミニゲームも本作より登場。本作ではルーレット形式になっており、ランダムでアイテムが入手できるようになっている。次回のバトルでは、入手したアイテムを所持した状態でバトルが行える。 また、優勝時は「ゴールデンボンバー」となり、色が金色で固定される。 上記のミニゲームは、オプションによりOFFにすることも可能。 入手アイテムには一度だけダメージを回避できる「ハート」のような強力なものも存在する一方、速度が大幅に下がる「ゲタ」のようなマイナスアイテムも。 その他の変更点 アイテム「パワーグラブ」が削除され、代わりに「パワーグローブ」が登場するようになった。 足元にある自分の爆弾を3マス先に飛ばす効果を持ち、爆弾を当てたキャラクターをスタンさせる効果を持つ。バトルゲームでスタンさせた場合、そのキャラクターが所持していたアイテムをランダムに落とさせることもできる。 バトルモードに「リモコン」が登場しないようになり、代わりに「パワーボム」「ボヨヨンボム」が登場するようになった。 前者は最初に設置するボムの火力が最大になる効果を持つ。 後者はは壁などにぶつかると「跳ね返る」性質を持つボム。壁に向かってキックすれば跳ね返って戻ってきたり、パワーグローブで投げればランダムに跳ね回る。こちらはパワーボムと異なり、所持しているボム全てに効果が適用される。 アイテム「ドクロ」の仕様が変更された。 前作では「アイテム入手後、何かしらのマイナス効果が一定時間発生する」「他のアイテム同様に爆風で消せる」という仕様であった。本作では「他のプレイヤーに触れるか、別のアイテムを入手するまでマイナス効果が続く」「爆風やキックで消えない」よう変更された。 評価点 やり応えのあるノーマルゲーム。 ワールド数こそ減少したものの、ステージの拡大、ステージギミックの追加、凶悪ボンバー5人衆とのバトルなど、ワールド数の減少を補って余りあるだけのやり応えがある。 また、前作では複数のワールドでザコ敵の使いまわしが散見されたが、本作ではワールドごとにザコ敵が一新されており、ワールドが変わる度に新鮮味を感じられるようになっている。 ノーマルゲームの難易度緩和。 ザコ敵のHPや制限時間に見直しが図られており、時間切れによるミスが前作に比べて発生しにくくなっている点は充分評価できる。 また、本作から登場したフルパワーパスワードも、初心者の救済策として機能している。 改良を重ねられたバトルゲームのステージギミック。 ノーマルゲームにも登場したギミックを採用したステージの他、バトルゲーム固有のギミックが搭載されたステージも存在する。 キャラクター同士がすれ違えない「オシクラマンジュウ」や、ボンバーマンがジャンプできるようになる「マタンゴジャンプ」、プロレスのリングの如く外壁を用いて反動でダッシュできる隠しステージ「ギンギンデスマッチ」など。この内、「マタンゴジャンプ」のジャンプギミックは、マルチタップを用いれば一部ステージを除く他のステージでも使えるようになる。 バトルゲームにおける、優勝時のご褒美の追加。 ミニゲームでアイテムを獲得することで優位に立てることから、バトル時のモチベーションの向上につなげやすい。 オプションで任意に設定できるため、OFFにして毎回同じ条件でバトルに臨むことも可能。 完成度の高いBGMの数々。 一例を上げると、重厚なサウンドで緊張感を演出する巨大ボス戦や、ラストステージにふさわしい勇壮でノリの良い曲調のステージ5、バトルゲームのハチャメチャさを表したかのようなハイテンポでコミカルな曲調のバトル1など。 作曲はシリーズでおなじみの竹間淳氏ではなく福田裕彦氏が担当している。 この内、バトル1のBGMは後の『スーパーボンバーマン5』『スーバーボンバーマン R オンライン』『スーパーボンバーマン R 2』でアレンジされるなど、本作を代表するBGMの一つとして評価が高い。 グラフィックが当時としてはなかなかのクオリティ。 3以降のドット色の強いグラフィックより、2の立体寄りのグラフィックを支持する人も一定数存在する。 賛否両論点 ノーマルゲームにおける二人同時プレイが不可。 本作のストーリーはボンバーマン(白ボン)一人が敵の要塞に拉致されたという設定のため。また、広いステージでスクロール方向による喧嘩を避ける意味合いもあると思われる。 空いた画面右上には爆弾数や火力といったパワーアップ状況が表示される。 アイテム「パワーグラブ」の削除。 上記の通り、代用アイテムとして「パワーグローブ」が登場。しかし使い勝手はパワーグラブと異なる。 パワーグラブは爆弾を置いた後移動し、爆弾に隣接した状態でボタン操作することでパンチを行うようになっていた。パワーグローブは爆弾を置いた後移動せず、その場でボタンを操作して使用するため、前作に慣れたプレイヤーには混乱をもたらした。 また前作では他人の置いた爆弾もパンチで動かすことが出来たが、今作では仕様上出来なくなったので戦略の幅が狭まったともいえる。ただ、前作ではパワーグラブとボムキックを所持していた場合、勢い余って爆弾をキックしてしまうという事があったのでこの変更は一長一短とも言える。 スピードアップアイテム取得時の移動速度の上がり幅が大きい。そして最高速度も速い。 1個取得しただけでも効果を実感でき、ゲームスピードが向上するためプレイの快適さに繋がる反面、後述の隠れ地雷の除去など精密な動作を求められる局面でミスしやすくなる。 本作はボンバーマンシリーズ全体でも珍しい「ハートアイテムの効果が蓄積する」という特徴があり、ダメージを受けないまま複数取得していると、攻撃に何回も耐える事ができる。 トラップが高難度な箇所も多いのでバランス取りや救済にもなっているが、やはりゴリ押しがきいてしまうため、緊張感のあるゲーム性は削いでしまっている。 次作以降は、ハートの複数ストックが行えないようになっている。 問題点 ノーマルゲームにおけるスイッチの仕様。 上記の通り、クリアには「ステージ内のスイッチ全てに爆風を当てる」必要がある。ワールド2までは、一度爆風を当てればスイッチがオンの状態で固定であるが、ワールド3以降のスイッチは爆風でオンオフが切り替わるタイプのものになる。この点を理解していないと、「敵を倒したのに先に進めない…」という状況に陥りやすい。 ノーマルゲームの一部の仕掛けが極悪。 ステージ2は結構なスピードでブロックが復活するため、気を付けないと逃げ道のない場所に閉じ込められ、自爆するしか脱出する方法がなくなる。 ステージ3のトランポリンは上手く飛ばないと水中に落ちて死んでしまう。特に3-6のものは飛び過ぎてもいけないためコツを掴むまで難しい。 ステージ4の一部エリアのゴールはプレイヤーのパワーアップ度合いも相まって誤って爆風を当ててしまうケースが多い。特にゴール目前で素早く動き回る敵に相対すると焦ってゴールに爆風を当ててしまい、これまで倒してきた敵キャラが復活してしまうことが多い。 ステージ5の隠し地雷は隣まで近づかないと見えず、うっかり踏んで死ぬ事が多い。初見では1歩ずつ進むかしらみ潰しに爆破するかの二択を迫られるため、攻略が面倒なのもマイナス。 ラスボスを倒すにはとあるアイテムが必要で、持っていなかった場合攻撃が届かずそこで詰む。そのため、わざとミスして直前のエリア(*1)からやり直すという作業を強いられることに。 前作のラスボスも似た仕様だったが、前作は時間が経てばアイテムが再出現するので問題はなかった。 バトルモードのCPUがお馬鹿。強さのレベルを9(最高)にしても自分の爆弾で自滅するという事がザラにある。 そればかりか相手に向かって攻撃して来ない事が多く関係ない場所で長時間ウロウロしていたり、不可解な行動が目立つ。 やや処理落ちが激しい。爆弾を大量に爆発させたり、投げたりする時に動作が重たくなりやすく、特にバトルモードでボヨヨンボムを大量に投げたときなどが顕著。 総評 前作から順当に進化している。今作で登場した新要素は後に定番になったものも多い。 余談 今作の敵「凶悪ボンバー5人衆」は地球侵略をたくらむ宇宙人(今作ラスボス)に作られた。そしてボンバーマンも同じ宇宙人に作られた試作1号機という実はけっこうハードな設定…なのだが次回作以降ではなかった事になっている。ボンバーマンシリーズではよくある事だが。ちなみに「凶悪ボンバー5人衆」の中でも「プリティーボンバー」だけ他の4人と比べて登場回数が多く、後にハニーが洗脳された姿(ヘルメットを被っている)という後付け設定が登場した。『ぱにっくボンバーW』『ボンバーマンカート』『ボンバーマンランド2 ~ゲーム史上最大のテーマパーク~』などに登場している。 本作からトゲの付いたデザインになった貫通ボムだが、何故かアイテムアイコンは前作のものに近い赤い爆弾である。