約 1,072,593 件
https://w.atwiki.jp/ranstclubksu/pages/46.html
君達は何者だ!- キックホッパーはボウケンブラックとボウケンイエローに質問する。 「話は後だ、今は奴を」 ウカワームは乱入して来たボウケンブラックとボウケンイエローに対して、こう言った。 「貴様達も美しいレクイエムで地獄へと誘ってやる」 「ラジアルハンマー!」 ボウケンブラックのヘッドライトが光り、ラジアルハンマーが握られる。 「行くぞ!」 ボウケンブラックはラジアルハンマーをウカワームに叩き込む。 「ふん!」 ラジアルハンマーンを右腕の巨大バサミで受け止めて振り払い、ボウケンブラックに巨大バサミで攻撃した。 「うわっ!」 ボウケンブラックは吹っ飛んで倒れてしまう。 「よ~し、次は菜月がやる!」 「バケットスクーパー!」 ボウケンイエローのヘッドライトが光り、両手にバケットスクーパーが装着される。 「行くよ!」 ボウケンイエローはウカワームを殴りつける。 「くっ!」 ウカワームは後退する。 後退したウカワームを殴り続けるボウケンイエロー 「調子に乗るな!」 バケットスクーパーの連撃を振り払い、巨大バサミ攻撃をボウケンイエローにお見舞いする。 「きゃっ!」 ボウケンイエローは倒れた。 「ワーム、お前の相手は俺だ!」 キックホッパーに蹴りを入れられ、ウカワームは後退する。 「くっ!」 ウカワームは加速した。 矢車も・・・・・・ クロックアップ!- 「Closk Up」 電子音声と共にキックホッパーも加速した。 両者は殴り合う。 「まだ、その力を使いこなせていないようだな」 ウカワームの言ったことは事実だ、使い慣れたザビーと初めて使うキックホッパーでは違いすぎる。 「くっ!」 「図星のようだな」 ウカワームはキックホッパーを巨大バサミで切り裂いた。 「うわっ!」 「Clock Over」 電子音声と共に両者の加速能力が解除される。 「これで終わりだな」 ウカワームは倒れているキックホッパーの首に巨大バサミを向ける。 「俺も此処で終わりか・・・・・・」 矢車は心の中で、そう言った。 「真澄、助けないと!」 「どうすればいいんだ!」 「死ね!」 ウカワームは巨大バサミをキックホッパーへと振り下ろした・・・・・・ うがぁぁぁぁぁぁ- ウカワームの背中に剣で斬られた痛みが走った。 ウカワームを攻撃したのは意外な人物だった。 「天道!・・・・・・」 「今しかないぞ、やるならやれ」 痛みに苦しむウカワームを蹴り飛ばし、矢車はホッパーゼクターレバーを跳ね上げ・・・・・・ 「ライダージャンプ!」 「Rider Jump」 電子音声が鳴り、脚にエネルギーがチャージされ、地面を蹴って宙を舞い、レバーを下げて・・・・・・ 「ライダーキック」 「Rider Kick」 「うぉぉぉぉぉぉ」 一発目、二発目、三発目、四発目、最後の五発目の蹴りがウカワームに命中する。 「うがぁぁぁぁぁ」 流石のウカワームも後退する。 ウカワームは加速して退却する。 3人は変身を解除した- 「天道、お前もこの場所に連れて来られたのか?」 「ああ、俺の場合は少し違うみたいだが」 「アンタは・・・・・・」 「あなた誰なの?」 「俺の名は天道総司、天の道を往き全てを司る男」 【現代地:東京都/23区内】 【天道総司の持ち物:ハイパーゼクター、パーフェクトゼクター】 【矢車想の持ち物:ホッパーゼクター、ゼクトバックル、ゼクトマイザー(ザビー)】 【伊能真澄の持ち物:アクセルラー(ボウケンブラック)】 【間宮菜月の持ち物:アクセルラー(ボウケンイエロー)】 【ウカワームの持ち物:なし】 参戦時期 天道総司⇒劇場版終盤、矢車想⇒9話(ザビーゼクターに見放された後)、伊能真澄⇒最終回後、間宮菜月⇒最終回後、間宮麗奈⇒25話終了後 その他 天道は何らかの力により、この場所へとワープしました。 天道は竜にカブトゼクターとライダーベルト(カブト)を託しました。 竜達の戦闘が終わればカブトゼクターはライダーベルトを持って天道の居る場所へ向かうと思われます。 カブトエクステンダーは長野県に放置されています。 天道はパーフェクトゼクターの使い方を完全に分かってません。 ウカワームを切り裂いた剣はパーフェクトゼクターです。 ウカワームは何処かへ行きました、何処に行ったのかは次の書き手さんに任せます。 他は前回と同じです。 022 必見!影山は2度死ぬ 投下順 024 敬語と宇宙と未来、あと加賀美 018 本来の所持者 矢車想 047 カブト帰還 018 本来の所持者 伊能真墨 047 カブト帰還 018 本来の所持者 間宮菜月 047 カブト帰還 018 本来の所持者 間宮麗奈 047 カブト帰還 020 グッバイ… 天道総司 047 カブト帰還
https://w.atwiki.jp/kuizu/pages/4003.html
自作 犯罪が多発する地域、汚染物質が流出した際に物質の残留が多くなる地域、 デニス・ホッパー監督のコメディ映画、かつてNTTが提供していた無線LANサービスに共通するカタカナ語は何? (2015年7月1日 文月の季節に君を想うということ ) タグ:言葉 Quizwiki 索引 な~ほ
https://w.atwiki.jp/drwiki/
↑↓クリックでアマゾンで注文できます コカ・コーラ ドクターペッパー 500mlPET×24本 Dr Pepper ドクターペッパー 355ml×24缶入 [並行輸入品] ドクターペッパー(Dr Pepper)は、1885年にアメリカで発売された炭酸飲料である。 販売地域が限定されており今ネットで話題の炭酸飲料。 販売地域以外は通販などで入手出来る。 ドクターペッパーは初めはまずいというが、3回飲むと中毒的な味になるという。 Steins;Gate(シュタインズゲート)やまとめサイトでも多く取り上げられており、ブーム到来中か?! にゃあ速報VIP ドクターペッパー飲んでる奴 http //nyaasokuvip.blog.fc2.com/blog-entry-135.html リスト ドクターペッパースレ 【毒ペ】ドクターペッパー 6本目【マンセー】 http //gimpo.2ch.net/test/read.cgi/juice/1199260330/ 【毒ペ】ドクターペッパー 5本目【マンセー】 http //food8.2ch.net/test/read.cgi/juice/1162031176/ 【毒ペ】ドクターペッパー 4本目【マンセー】 http //food6.2ch.net/test/read.cgi/juice/1120892726/ 【後味】ドクターペッパー 3本目【爽快】 http //food6.2ch.net/test/read.cgi/juice/1088373464/ 【後味】ドクペ(゚д゚) ウマー 2本目【爽快】 http //food5.2ch.net/test/read.cgi/juice/1031634219/ ? http //food.2ch.net/test/read.cgi/juice/1011755910/
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/4853.html
ロコ 名前:Loco デビュー:『バグズ・ライフ』(1998年) 概要 アクセルとロコは、ホッパー率いるバッタ軍団のメンバー。 エピソード バグズ・ライフ バッタのアクセルとロコは今の暮らしに満足しており、わざわざアント・アイランド*に行って少量の食糧を貢がせることを無駄だと感じていた。二匹はモルトをそそのかして兄のホッパーを説得させようとするが、ホッパーは逆にアクセルとロコを叱りつける。アリに食糧を貢がせるのか疑問に思う。ホッパーはアリの数を警戒しており、食糧を集めさせることで今の支配関係を維持するべきだと主張する。約束の時期になり、ホッパーはバッタたちを連れてアント・アイランドへと舞い戻る。 アクセルとロコはホッパーたちと共に食糧を集めきれなかったアリたちの前で暴れ始める。しかし、鳥がバッタたちを襲い始めると、バッタたちは撤退を余儀なくされる。 登場作品 1990年代 1998年 バグズ・ライフ 声 カルロス・アラズラキ*(1998年) ?(1999年)
https://w.atwiki.jp/kyabetu/pages/15.html
トロッコ式かまどの作り方 ※ちょいと分かりにくいので分からなかったらコメントください 1写真のように穴を掘り、チェストを設置する 2ホッパーを写真の矢印の向きに設置する 3かまどとホッパーを写真のように設置する 裏も設置する 4写真のようにブロックを設置する 右 左は2ブロック増やす 5レールとパワードレールを設置する 6レールのはしにブロックを設置する 左 右 7チェストとホッパーを設置する 手前側 奥側 8レッドストーントーチを設置する 9レバーを設置する 10ホッパー付きトロッコ、チェスト付きトロッコを置く 手前側 (ホッパー付きトロッコ) 奥側 (チェスト付きトロッコ) 最後に手前側に焼くものを、奥側に燃料をいれてレバーをONにしたら完了 注意焼くもの、燃料を入れるときはレバーをOffにしてからチェストに入れる 完成!お疲れさまでした
https://w.atwiki.jp/apeiron20150306/pages/222.html
構築例 《スマイル》 《ランサー槍助》 《風来帽子》 《剣の舞 ハヤブサン》 《Mr.ホッパー》 チェスト例 I《狂戦士の首飾り》 I《鍛冶屋の宅配便》 I《破壊の剣》 I《妖刀 村正》 I《天の書》 I《地の書》 アイテムの力を最大限に引き出しながら 《ランサー槍助》と《剣の舞 ハヤブサン》の2エースを覚醒させ戦う攻撃的デッキ。 アイテムデッキなので《Mr.ホッパー》は毎ターン宝箱を設置するのが仕事。 相手がチェストを引き、アイテムを保持すれば《ランサー槍助》が強化されるので相手に拾わせても美味しい。 《風来帽子》は《剣の舞 ハヤブサン》を対象とすることで高確率でバックアタックを狙える。 バックアタックだけで通常攻撃でも4ダメージが見込めるのはかなり大きい。 《Mr.ホッパー》の設置した宝箱を《風来帽子》か強化前の《ランサー槍助》で拾おう。 天地の書以外であれば直接的に強化されるので《剣の舞 ハヤブサン》は高確率で超強力エースと化す。 《天の書》・《地の書》が入っていることもポイント。 どちらかを引いたときに、選出や構成を見ればこれがフェイクではないことに相手プレイヤーは気付くだろう。 あえて自分側のサイドゾーンにどちらかの書を置き、相手のアペイロンチャンスを消費させても良い。 相手側に置いても《ランサー槍助》を自ら強化しにいけるのが嬉しい。 《鍛冶屋の宅配便》もあるので、チェストを上手く回しながら積極的に毎巡アイテムを引き、 強化《剣の舞 ハヤブサン》と《天の書》・《地の書》を狙って 速攻で勝負をかけるのがこのデッキのポイント。 注意すべきは《剣の舞 ハヤブサン》の苦手なダメージ軽減ユニットと 《超☆はたき落とし!》によるアイテムへの干渉。 しかし、前者はアイテムのサポートで回避できることとダメージ軽減ユニットがメジャーではないこと、 後者も残りのアイテムでなんとかやりくりすることができる。 よってピンポイントの弱点は少なく、広範囲に戦えるデッキであると言える。 その他採用候補 《時計屋カイチュウ》…Mが高いので移動には問題ないが、エースの更なる強化に。 《ジュエルジェリー》…他のアイテムデッキ同様に、チェスト引き兼、高火力特攻に。 《ひろいグマ パックン》…《スマイル》か《風来帽子》の枠に入れれば耐久型の刀剣パーティになる。
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/4852.html
アクセル 名前:Axel デビュー:『バグズ・ライフ』(1998年) 概要 アクセルとロコは、ホッパー率いるバッタ軍団のメンバー。 エピソード バグズ・ライフ バッタのアクセルとロコは今の暮らしに満足しており、わざわざアント・アイランド*に行って少量の食糧を貢がせることを無駄だと感じていた。二匹はモルトをそそのかして兄のホッパーを説得させようとするが、ホッパーは逆にアクセルとロコを叱りつける。アリに食糧を貢がせるのか疑問に思う。ホッパーはアリの数を警戒しており、食糧を集めさせることで今の支配関係を維持するべきだと主張する。約束の時期になり、ホッパーはバッタたちを連れてアント・アイランドへと舞い戻る。 アクセルとロコはホッパーたちと共に食糧を集めきれなかったアリたちの前で暴れ始める。しかし、鳥がバッタたちを襲い始めると、バッタたちは撤退を余儀なくされる。 登場作品 1990年代 1998年 バグズ・ライフ 声 ジャン・ラブソン(1998年) ?(1999年)
https://w.atwiki.jp/climaxloststars/pages/250.html
該当キャラ 仮面ライダーカブト 仮面ライダーキックホッパー 仮面ライダーキックホッパー 仮面ライダーパンチホッパー 仮面ライダーパンチホッパー 仮面ライダーダークカブト 仮面ライダーダークカブト マスクドフォーム仮面ライダーダークカブト ライダーフォーム 仮面ライダーケタロス 仮面ライダーケタロス 仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーザビー(弟切) 仮面ライダーザビ―(弟切) マスクドフォーム仮面ライダーザビ―(弟切) ライダーフォーム
https://w.atwiki.jp/sentairowa/pages/147.html
如何にして城茂はパーフェクトゼクターを扱うようになり、 パーフェクトゼクターは城茂と行動を共にすることになったか SIDE.S 俺はその人を前にして、絶望を味わっていた。 「風見さん……」 俺の嘆きが虚空に響く。風見さんは胸に大きな穴を開けて死んでいた。意志の強さをいつも感じさせていた鋭い瞳はもうなにも映していない。 身体中のいたるところに傷があり、特にベルトは機械がむき出しになり、原型をとどめてさえいない。 周りを見回すと、逆ダブルタイフーンの影響だろう壁の所々に大きなひびが入り、砕かれた多量の瓦礫はこの遺跡の出入り口を塞いでいる。 その状況の全てがここで行われた戦いの凄まじさを示していた。 「風見さん」 もう一度、その名を呼ぶと俺は膝を突き、涙を流しかけた。 だが、そのとき、風見さんの言葉が頭をよぎる。風見さんはユリ子が死んだとわかった時、こう言った。 勇敢な戦士なら、どこかで人を守って死んだのだろう。 それよりも、俺たちが許していけないのはおやっさんたちを殺した殺人鬼だ。 それは続いている戦いのなかでは、戦士の死を悲しんでいるひまなどないということ。悲しんでいる暇があるなら、その死に報いるために、進まなければいけないということ。 俺は決めたはずだ。多くの人々の希望になるために戦い続けると。 そのためにはここを脱出しなければ。俺は手袋を外し、コイルアームを剥き出しにする。 「変身」 両腕のコイルアームを接触させ、スパークさせる。だが、火花こそ散るものの、変身ベルトエレクトラーには何の反応もない。 「やはり駄目か」 ジェネラルシャドウからの忠告。この首輪は能力に制限を与えている。 変身が永久に出来ないとは考えにくいが、一定の期間は出来ないと思っていいだろう。ならば、変身できない間も戦うための力がいる。 「そのための支給品というわけか」 俺の脳裏に黄金の剣が浮かぶ。だが、それを使うには躊躇いがあった。しかし、その躊躇いは聞こえてきた訴えにかき消される。 仮面ライダーキックホッパー、麻生とそれを助けた男の訴え。 「迷っている暇はない」 俺は来た道を戻り、黄金の剣の元へ向かった。 黄金の剣は俺が去っていたときと変わらぬまま、壁に突き刺さっていた。 「ハァハァ」 呼吸が荒れる。首輪が与える制限は相当厳しいらしいな。変身してない状態だと人間より多少はマシ程度か。 「……力を貸してもらうぞ」 俺はそれを引き抜くと踵を返す。RUN&RUN。アメフト部に所属していた大学時代を思い出すぜ。 例え息が切れていようとも、考えるより先に目的に向かって走る。俺は走って走って、そして、走った。 再び、俺は風見さんの元へと辿り着く。 「風見さん」 俺は黄金の剣を構える。そして、瓦礫に向って、その剣を振るった。 「だぁぁぁっ!」 一振り、二振り、三振り、振るう度に瓦礫は粉塵へと姿を変えていく。凄まじい切れ味だ。 岩を斬っているというのにまるで豆腐でも切っているかのような錯覚を与えさせる。 だが、豆腐とはいえ、この量。全てを切り裂くのは相当厄介だ。だが、やるしかない。 すると、不思議なことが起きた。黄金の剣のグリップが突如、折れ曲がる。この形は……銃? 俺は黄金の銃を構えると、瓦礫へと照準を向ける。引き金を引こうとすると、今度は手元に付いている赤いボタンが震えた気がした。 これを押せということか? 俺は導かれるままに、その赤いボタンを押す。 ――KABUTO POWER―― 黄金の銃から音声が流れる。それと同時に銃にエネルギーがチャージされる感覚がする。 俺は引き金を引いた。 ――HYPER CANNON―― 銃口から赤き閃光が放たれる。放たれた閃光は瓦礫に命中し、一瞬の内にそれらを無に返した。 だが、その威力は俺にも影響を及ぼす。その閃光の余波は俺を吹き飛ばし、壁へと叩きつける。 ドゴンと鈍い音がなる。かなりの衝撃だ。一瞬、息が止まる。そして、酸素を取り戻すと今度はまた息が荒くなる。 「ハァハァ、凄い力だ」 だが、ようやくこれで移動することができる。俺は立ち上がると、風見さんの前に立った。 「風見さん、俺は……」 ここを去る前に、風見さんには自分の思いを伝えなければいけない。今、自分が持つ澱みのない思いを。 「俺は過ちを犯しました。願いが叶うという甘言に我を忘れ、宿敵に自分を取り戻させてもらったものの、結局、風見さんを犠牲にしてしまった。 正直、今でも、願いが叶うならと思うところはあります。ユリ子や風見さんを生き返らせたらと。しかし、それは逃げでしかない。 自分の大切な人が死んでしまったという現実から、守りきれなかったことの責任からの逃げでしかない。 俺は戦います。戦士として、仮面ライダーとして」 俺が全てを告げた時、風見さんの懐から何かがこぼれ落ちた。これは…… 「……これはV3ホッパー。これを俺に持っていけと言ってるんですか」 風見さんがもつ唯一の装備、V3ホッパー。空に打ち上げることで敵を探査できる装置。 俺が同じように使うのは無理だろうが、なにかに使えるかもしれない。 「ありがとうございます、風見さん。V3ホッパー、使わせてもらいます」 風見さんはやはり最後の最後まで戦士だった。俺はそんな風見さんの姿に戦士としての決意を新たにすると、踵を返す。 「もういきます。キックホッパーや結城と合流して、この殺し合いを潰すために」 俺は遺跡の出入り口を通り、樹海へと飛び出した。 俺は戦う。ユリ子の願いを叶え、世の中を平和にするために。V3の思いを継ぎ、戦士として戦うために。 人々に希望を与える、正義の戦士、仮面ライダーストロンガーとして。 SIDE.P ――我が名はパーフェクトゼクター 我はひとり、佇み、観察する。 目の前にあるのは褐色の壁。所々にヒビが入り、悠久の時を経てきたかのように見える。 だが、時空を超えることが出来る我だからこそ、それがまやかしだとわかる。 我が眼に映る物質の全ては実在のものを完璧に複製した紛い物だ。 確かにそのものが今まで経てきた時間さえも再現している。だが、所詮は紛い物、何者かの力で実体化しているに過ぎない。 これを作った術者が消えれば、この世界は全て無になることだろう。 その危険性を理解しているのが、果たして何人いるのか。 それにしても、我が城茂という男の手で壁に突き立てられから、もう1時間は経つ。 いいかげんこの状況にも飽きてきた。この1時間、我は様々なことを思案した。 首輪を着けられた者どもと違い、我自身の能力はほとんど制限されていなかった。 この空間に立ち込めた特殊な瘴気の影響で移動こそままならなかったが、他の機能に支障はない。だが、我らが置かれている状況はあまり芳しくないものだった。 ここに集められたものは同じ時間軸から集ったものではなく、必ずしもお互いを知りえているわけではないということ。 ザビーに話しかけたとき、ザビーは我の存在を知らなかった。彼の主である矢車想もホッパーになる前の矢車想らしい。 ザビーにとっては幸運だろうが、多くのものにとって、それは争いを生む火種となりうる。 その証拠にサソードの主、神代剣はこの戦いを勝ち抜くために邁進しているという。ガタックの主であった加賀美新も彼の刃にかかったとのことだ。 当然、天道総司も彼と戦うことになるだろう。それまでに天道総司は我を手にすることができるのか。 それ以前に我は誰かの従となることができるのか。ここが禁止エリアとなる前に誰かと会いたいものだ。 それから更に1時間が経った。 カツカツとこちらへと迫る足音が聞こえる。 足音の力強さから屈強な男だとわかり、リズムからかなりの速さで走っているとわかる。 ようやく我が主の候補が来たらしい。 以前の我の主は天道総司であったが、何も我が主が彼奴である必要はない。我が認める完璧な魂の持ち主であれば誰でも構わない。 果たしてその男は我が期待に応えるべき人物か? 「ハァハァ」 息を吐き、我を見つめるその男の容姿を若干の期待をもって我は確認する。だが、瞬く間に我の期待は崩壊した。 その男は我が知っている人物であった。 私利私欲に自分を失いながらも、白装束の魔人に諭され、己の拳で戦うことを誓った男。 名は城茂。またの名は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー。 「……力を貸してもらうぞ」 城茂は一言を発し、我を引き抜くと、来た道を戻っていく。 一体どういうつもりなのだろうか。城茂は我を捨てたのではなかったのか。ジェネラルシャドウに諭され、拳と電気で戦うことを誓ったのではなかったのか。 我が思考している間も城茂は走った。何かに急き立てられるように必死に。しばらくして、目的地に辿り着いたのか、彼は足を止める。 そこには壁を背に、ひとりの男が座していた。体中を傷だらけにして。身体の中心に一際大きな穴を開けて。 ようやく我の記憶の引き出しからその男の名が取り出される。風見志郎。城茂が一緒に行動していた男だ。 わずかな間ではあったが、風見志郎が熱く正義に燃える男であったのは理解できていた。 そんな男が殺人者になりかけた城茂を追って来なかったのはおかしいと気にはなっていたが。 「風見さん」 ……そうか、城茂の考えが理解できた。 あの時、立ち直ったものの、風見志郎の死という現実に、やはり怪人となることを決意したか。 「だぁぁぁっ!」 城茂は我を構えると瓦礫の山に向かっていく。一心不乱に振るわれる多数の斬撃。我の鋭き刃が瓦礫を少しずつ切り裂いていく。 いいだろう、城茂。正義だろうと、悪だろうと、己の道を迷わず歩めるのなら、我は力を貸そう。 城茂の斬撃の合間を見計らい、我は身体に力を込める。するとグリップ部分が折れ曲がり、我はガンモードへと姿を変えた。 突然の変異に城茂は驚愕の表情を浮かべる。だが、その形の意味を理解すると瓦礫に向かって構えた。 赤いボタンを押すよう促すために、わずかにそれを振るわせる。城茂はそのサインに気付き、我のボタンを押した。 ――KABUTO POWER―― その指示に従い、我に赤きカブトの力が宿る。 ――HYPER CANNON―― 城茂が引き金を引くと同時に我の銃口から赤き閃光が放たれる。そのあまりの衝撃に城茂は作用反作用の法則に従い、吹き飛ばされた。 壁にその身体を強く叩きつけられる。だが、その代償と引き換えに瓦礫は粉微塵に吹き飛ばされた。 「ハァハァ、凄い力だ」 そうであろう。全てのゼクターをジョイントしたマキシマムハイパーサイクロンにこそ劣るが、それでも十分な威力を持っている。 城茂は立ち上がると、息を切らせながらも風見志郎の元に向かう。 「風見さん、俺は……」 そして、風見志郎の前に立つとその思いを告げた。 「俺は過ちを犯しました。願いが叶うという甘言に我を忘れ、宿敵に自分を取り戻させてもらったものの、結局、風見さんを犠牲にしてしまった。 正直、今でも、願いが叶うならと思うところはあります。ユリ子や風見さんを生き返らせたらと。しかし、それは逃げでしかない。 自分の大切な人が死んでしまったという現実から、守りきれなかったことの責任からの逃げでしかない。 俺は戦います。戦士として、仮面ライダーとして」 我は自分の考えが間違っていたことに気付いた。城茂は怪人になることを決意したわけではなかった。 風見志郎の意志を継ぎ、己の正義を貫くことを改めて決意したのだ。 我を手にとったのはそのため。変身できなくとも、力が使えなくとも、戦うために。人々を守るために。 風見志郎の懐から何か筒のようなものがこぼれ落ちる。 「……これはV3ホッパー。これを俺に持っていけと言ってるんですか」 V3ホッパーと呼ばれた機械には我のように意志が宿っているように思えない。ただの偶然だろう。 だが、亡骸となったはずの風見志郎の身体に今、わずかに火が灯った気がしたのは気のせいなのだろうか。 「ありがとうございます、風見さん。V3ホッパー、使わせてもらいます」 城茂はV3ホッパーをディパックに入れると踵を返す。 「もういきます。キックホッパーや結城と合流して、この殺し合いを潰すために」 城茂は樹海へと飛び出す。我と共に。 我は城茂に力を貸そう。城茂が望む限り、正義の戦士であり続ける限り。 【城茂@仮面ライダーストロンガー】 【1日目 現時刻 昼】 【現在地:樹海C-2】 [時間軸] デルザー軍団壊滅後 [状態] 胸の辺りに火傷。 [装備] V3ホッパー、パーフェクトゼクター [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1:仲間を探す(仮面ライダーキックホッパー優先)。 2:殺し合いを阻止し、主催者を倒す。 3:明日、ジェネラルシャドウと決着をつける。 4:自分に掛けられた制限を理解する。 ※首輪の制限により、24時間はチャージアップすると強制的に変身が解除されます。 ※制限により、パーフェクトゼクターは自分で動くことが出来ません。 パーフェクトゼクターはザビー、ドレイク、サソードが変身中には、各ゼクターを呼び出せません。 また、ゼクターの優先順位が変身アイテム>パーフェクトゼクターになっています。
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/1561.html
真夜中の住宅街───… 家の灯りは消え、しんと静まり返っている。 そのど真ん中に、 【白髪のロンゲ、そして整った顔立ちの、所謂イケメンの男が、ニヤニヤと笑っている】 ギギギギ……どこもかしこも安らかに眠っているようだな……げっへっへ…… そこへ現れたのは、 【茶髪ロンゲでイケメンの男がふらふらとやってきた】 「……俺は……誰だ……?なぜ…ここにいる……?」 白髪のイケメンは茶髪のイケメンに目もくれず、 ギギギギ…変身!! 謎の掛け声と共に、白髪の男の体が変化する。 イケメンだった容姿は変わり果て、二足歩行する蚊のような姿に変身した。 俺様の名は、安らかなる夜を混沌の地獄に導く者!悪行蚊怪人、≪最悪な夜≫の名を持つ者、バッド・ナイト・ホッパー!! 茶髪の男はその姿に驚愕する。 「!?何だ、これは!」 ん…?げっへっへ…こんな時間に人間がいるとはなァ… そこで指をくわえて見ていろッ!安らかなる眠りが地獄に変わる様子をな!ギギギヒャヒャヒャ!!! バッド・ナイト・ウィング!! ぷう────…ん。 「うっ!?」 耳障りなモスキート音を奏でながら、バッド・ナイト・ホッパーは上空へ飛び立つと。 ギギギッギギヒャhyヒャヒャヒャハヤアアアアアアアアアアアアアアア!! バッド・ナイト・ウィング、サウンド・エヴォリューションッッ!! バッド・ナイト・ホッパーがそう叫ぶと、羽を高速で振動させ…モスキート音を広範囲に撒き散らす。 『ど、どこ!?』『か、痒い…!』 ぽつぽつと住宅に光が灯り、それと共に住民の悲痛な叫びが聞こえる。 ギギギ……俺様の羽が繰り出す美しいメロディは、人々の眠りを妨げるとともに、神経に作用して指の間や掻きたくてもかけないような位置に強烈な痒みを与えるのだ!苦しめ、苦しめェ人間共!悲痛な叫びをこだまさせ、俺様を喜ばせろォオオオオオ───!!! 「な、なんてことを……くっ、痒い……!」 痒みに身を捩らせながらも、茶髪のイケメンは石を拾い、バッド・ナイト・ホッパーに目掛けて、人とは思えないほどの勢いで飛ばした。 ギギャッ!? いきなりの攻撃に、バッド・ナイト・ホッパーはバランスを崩して落下する。 き、貴様ァ…何をする!?そしてその力────何者だァ!! 茶髪の男は、とん、とん、と地面を靴の先で叩きながら。 「俺が何者かだと?俺が一番知りたい事だ、俺は自分が誰だが、知らないし、何でこんな事をしているのか、よく分からん、勝手に体が動いた」 な、なんだと…?だったら邪魔をするな!この偽善者が! 「だがな、不思議とはっきりと分かる事がある……記憶は無くとも、俺の魂に刻まれた想いが、戦友達との絆が、俺に語りかけるのだ!!」 「貴様のやっている事は…《悪》だとッ!そしてそれを打ち砕こうとする俺の想いこそ───正義だとなッ!」 ギギギッ……いいだろう、名も無き戦士よ…… 貴様が俺様を正義の名の下に打ち砕かんとするならば、相手になってやらない理由は無いッ! 俺様の名は、安らかなる夜を混沌の地獄に導く者!悪行蚊怪人、≪最悪な夜≫の名を持つ者、バッド・ナイト・ホッパー!! 現れよ…≪最悪な夜≫の眷族、バッド・ナイト・バットッ!! 背中の羽を揺らして不快なモスキート音を放つ。 すると、周囲からその音に釣られてか、蝙蝠が大量に集まってくる。 「……ッ!?」 往けぇ!吸血蝙蝠どもぉ!! [キキィ───ッ!] 蝙蝠が一斉に茶髪のイケメンに襲いかかる。 「クッ…!ハァ!うらっ!くっ────卑怯な!直接俺と戦え!!!」 拳や蹴りで次々に蝙蝠を撃ち落として行くが無尽蔵にやってくる吸血蝙蝠に少しずつ、そして確実に血や体力を奪われていく。 卑怯……?卑怯だとぉ……? 最高の褒め言葉をありがとう、名も無き戦士よ───ギギギギギギャハハハハハげっへへへへへへぇ──!! 言ったよなぁ?貴様は、俺様が悪だと…その通りだ!俺は悪事を働くためだけに、人々の安らかなる眠りを妨げるためだけに…生まれてきた… 安らかなる夜を混沌の地獄に導く者!悪行蚊怪人、≪最悪な夜≫の名を持つ者、バッド・ナイト・ホッパー!! さあ、早くなんとかしないと、死ぬぞ?もっと俺様を楽しませろぉ─────!! 血を吸われるだけではない、蝙蝠達の放つ超音波を受け続け、体の感覚もじわりじわりと狂い始め……。 「ぐおおおおあああああああああああああああああ───!!」 絶叫する、体が思うように動かず、戦いたくても戦えない、無力な自分に。 ギギヒャヒャヒャヒャヒャ──────ッ!最高だぜぇ、貴様はよぉ!! 満身創痍で、命の灯火が消えかかっている茶髪のイケメンは走馬灯を見ていた。 それは、善と悪が交錯する、バッタ怪人の戦いの歴史─────── ────今まで戦っていた者達は、こいつより、弱かったのか? バッド・ホッパーは叫ぶ「ギギギッ…ありえねぇ話だ」 ────俺様がこんな屑に負ける事が、許されると思うのか? グッド・ホッパーは叫ぶ「許されるはずがない、分かりきった事を聞くんじゃねェ…!」 ────だが、事実、負けそうだ。そこんところ、どうなのよ? バッド・ホッパーV2が叫ぶ「否!否!それは否ァ!何故ならな…」 ─────俺様の名は…! 茶髪のイケメンは倒れ吸血蝙蝠が群がり、何も見えない状態だった。 げっへっへ…そろそろ終わった頃かねぇ? バッド・ナイト・ホッパーは勝利を確信し、ほくそ笑んでいた。 ≪ グ ッ ド ・ ハ リ ケ ー ン ≫ その刹那、閃光と共に、竜巻が生まれ、蝙蝠を全て引きちぎった。 なああああああああああああああ!? 蝙蝠の血液を体に纏わせ、男は立つ。 「思い出したぜ……」 そこにいたのは、茶髪のイケメンでは無かった。 光沢する緑色の肉体。 ギザギザの両手。 強靭な、両足。 ピンと張った触角。 気持ち悪い複眼。 「俺の……俺様の名は───」 そこにいたのは、二足歩行するバッタのような化け物。 その者は右手を真っ直ぐにし、親指を軽く曲げ、Jの文字を作り出し。 「正義の名を持つ、闇の番人……グッド・ホッパー…J≪JUSTICE≫!」 グッド・ホッパーJだぁ……!? 「バッド・ホッパーV2は破れた、そしてバッド・パワー、バッド・デス・パワー、グッド・パワーの三種のエネルギーは反発しあい…俺様の復活を妨げていた」 バッド・ナイト・ホッパーを指差し。 「だが、蘇ったッ!今なら分かる…貴様のふざけた悪事を砕くためにだッ!」 正義……ねぇ…ギギギギギギギ……ッ! 上等だ……その存在、不愉快極まりないぜ…!俺様直々にぶち殺してやる!! 「ギギギギッ!往くぞ!グッド・ジャンプJッ!」 バッタの凄まじい瞬発力によって、とてつもない速さでバッド・ナイト・ホッパーの上に飛び上がる。 「グッド・キック!」 高速大ジャンプからの飛び蹴りをバッド・ナイト・ホッパーに向けて繰り出す。 遅いッ!バッド・ナイト・ウィング! ぷう────…ん。 蚊とは思えない高速飛行でジャンプの軌道から逃れる。 ギギギギャハハハハッ!俺様のバッド・ウィング・サウンド・エヴォリューションの効果は切れていない! 周囲の住宅の嘆き、苦しみが、バッド・ナイト・パワーとなり、俺様の力となるのだあああああああッ!! 「かかったな…げっへっへ…」 何ッ!? ≪空中二段ジャンプ≫ グッド・ホッパーJは地面を蹴り、方向転換した。 さらに───── 「グッド・ウィング!」 羽を広げ、速度を上げる。 その速度は実に3倍。 「喰らえッ…………!」 ≪ グ ッ ド ・ キ ッ ク ・ J ≫ ボカンッ!バッド・ナイト・ホッパーはその3倍の破壊力を持った蹴りによって、真っ二つに引きちぎられる。 グギャアアアアアアアアッ! 「勝ったッ…」 なーんてなぁ… 「!?」 真っ二つになった、バッド・ナイト・ホッパーはグジュグジュと気持ちの悪い音を立て、再生。 恐ろしいことに、二人に分裂した。 グッド・ナイト・パワーを舐めるんじゃねぇ…ギギギギャハハアハハ!! 〈ギギャハハハハハハハ!!!!〉 「…………」 バッド・ナイト・ホッパー1号が、その針をグッド・ホッパーJに向けると。 ギギギ…喰らいなッ≪サウザンド・パニッシャー≫! 無数の針がグッド・ホッパーJに向かって飛んでいく。 その数、おおよそ千。 「(この数……避け切れな…)ぐああああああああああッ!」 針が次々に刺さり、その勢いで押されていき、壁に激突、磔のようになってしまう。 「……」 〈まだまだいくぜええええええええええええええええギギギギギギ───z__!〉 バッド・ナイト・ホッパー2号がどこからともなくヴァイオリンの弓のようなものを取り出し。 羽を高速振動させ、その音波を弓に収束すると、高速で振動して、チェーンソーのようになった。 〈ギギギッギッ!≪ハウリング・ブレード≫!!〉 その弓で磔になったグッド・ホッパーを切り裂く。 「ガッ────…」 緑色の血液が、吹き出す。 その複眼には、生気が感じられない。 〈終わったようだな、兄者〉 そのようだな、弟者 つかつかと二人のバッド・ナイト・ホッパーが近寄り。 二人でグッド・ホッパーJを足蹴にしながら。 ギーギャハハハハ!何が正義の名を持つ、闇の番人だァー! 〈何がふざけた悪事を砕くためにだァ!〉 あっけねぇなあ、おい、げっへっへっへっへ 〈げっへっへっへっへェ──z__!〉 不愉快な笑い声が響き渡る…。 ギュンッ!と複眼に光が戻り、右手で足蹴にしていたバッド・ナイト・ホッパー1号の足を掴む。 そのギザギザした手は、細いバッド・ナイト・ホッパー1号の足をいとも簡単に真っ二つにした。 …!? 「……考え事を───していたんだ、ギギギ」 ♪どこかちょっと なんかずっと感じてる あと少し ひと欠片 探してるパズル 真っ二つになった足と1号の足は瞬時に再生。 恐ろしい事に3体になった。 〈考えごとだぁ…?俺様達の攻撃を避けきれなかった言い訳か?正義の味方が言ってくれるゼ、ギギャガガガハハハハ!〉 〔こんなのただの戯言ですぜ、大きな兄者、小さな兄者!〕 「ギギギ…げっへっへ…考えていたのは……貴様らをまとめて再生出来ないほどにぶち壊す方法だ…ッ!」 ♪ココロ的カラダ的 隙間を埋める 刺激的Effect Something let me change とてつもない気迫を見せ、立ち上がる。 3体のバッド・ナイト・ホッパーは、思わず後退してしまうほどに。 全身に針が刺さり、身体を切り裂かれて、血を流す男に、だ。性格には飛蝗の化け物だが。 「う、おおおおおおおおおおおッ!≪バッド・ハリケーンJ≫ッッ!」 その羽根を超高速振動させるこそで、竜巻を正面に向けて発生させる。 ♪この街に吹き込む風のPower 自分の中 取り込み 動き出す力へトランスして 運命を変えていこう イギギギギッ!? 〈ゲゲーヒャヒャァー!?〉 〔ウギェエエエエエエエエエ!?〕 脆弱な足腰を持ったバッド・ナイト・モスキート3匹はいとも簡単に竜巻にのみ込まれる。 ♪Cyclone Effect Don't stop it 君は一人じゃない yeah… 「3体に増えた所で、俺様には何の関係ない…3匹まとめて消し炭にしてやるッ!!!!」 竜巻は3匹のバッド・ナイト・ホッパーの身体を刻むと同時に一箇所に拘束する。 「往くぞッッッ!!!」 ♪Cyclone Effect Don't stop it かならず行けるさ 飛び上がり、竜巻の中に突入、高速で回転を始める。 空気との摩擦により、グッド・ホッパーJは発火し──… その蹴りは炎の槍と化すッ!!!!!!!!!!! ♪Cyclone Effect Don't stop it 風の向こう未来 woh… ≪ ホ ッ パ ー 穿 孔 キ ッ ク ≫!!!!!!!!!!!!!! 炎と槍と化したグッド・ホッパーJの蹴りが、3匹のバッド・ナイト・ホッパーを貫き、焼き尽くす。 ─────!!!!!!!!! 断末魔さえ残らず、3匹のバッドナイツは燃え塵── ♪Find someone that you want 2人で 「昔から言っただろう?汚物は…消毒だってな、ギギッ」 爆発した。 からん、と2号が持っていた弓が落ちる。 それを拾い、 眠れぬ夜を過ごした人々へのため、その羽を震わせ、美しきメロディを奏でつづけたという... 【後日談】 ああ、あの夜ですか? なんかどこにいるのか分からない蚊がどっか行ったと思ったら、ヴァイオリン弾く馬鹿が現れて…。 いや、ヴァイオリン、嫌いじゃないんですよ?でも、時と場所と時間を考えてもらいたいものです。 煩いにもほどがありましたよ。 まったく、迷惑な話です! ヒーローとは、孤独なものだ。 たとえ、理解してもらえる事が無くとも、彼は戦い続ける…。 完 スペシャル・サンクス- 情報提供に協力いただいた 当時、近所の公園で寝ていた、リロード・ザ・マジシャンさん【無職(自称奇術師)】。