約 1,118,218 件
https://w.atwiki.jp/scaventure/pages/40.html
■ショップについて ショップは、データ集『Brisk Battle by Booby!』より新規に導入されたギミックです。 通常時より、スカベンチャーたちは第一階層に存在するいくつかの店を尋ねて買い物を行うことができますが、地理感もコネクションもないPCには、最初から存在する全ての店舗を活用することはできません。 しかしスカベンチャーとして活動を続ける中で、PCは蓄積した経験値を糧に新たな購入先を開拓することができます。 通常のアイテム購入とは違う、追加要素としての購入先を『ショップ』と言います。 ショップには、以下の要素があります。 ①No 各ショップに割り振られた通し番号です。 ②店名 そのショップの名前です。 ③コネクト そのショップと繋がりを持つために、PCが支払わなければならないコストを表します。原則として、PCはスキルアップと同じタイミングでコネクトに指定されたコストを支払うことにより、以後該当のショップを利用することができるようになります。 ④タイミング タイミングには、『常時』『買い物』『緊急』の三種類があります。 常時:支払いできる状態ならいつでも、そのサービスの提供を受けることができます。 買い物:導入フェイズの『買い物』を行う際か、セッション間にスキルアップを行う際に、支払いできる状態ならば、このサービスの提供を受けることが出来ます。 緊急:関門の処理の後、エピローグに至る前までの間、支払いできる状態ならならいつでも、そのサービスの提供を受けることが出来ます。 ⑤サービス 各ショップの具体的なサービス内容です。 ⑥概要 このショップが具体的にどういうものを表しているかの説明です。RPをする際の参考にして下さい。 ショップの一覧 No 店名 コネクト タイミング サービス 概要 1 『行商ツクヨミ出張サービス』 『フレンド』か『カウンセラー』×1 常時 ブレークタイムの手番を消費することで、望むタイミングで、通常買える『家具』を持たないアイテムの購入を好きな数だけ行うことが出来る。ただし届くのは購入を行った次のターンの開始時であり、かつ各アイテムの購入に必要なクレジット数は10倍になる。 行商ツクヨミがいつでも貴方の居場所へアイテムをデリバリー! 冒険に必要なアイテムの数々を、お求めやすい価格で即座にご購入いただけます。 2 『ヒガシノカーサポート』 『ガイド』か『メカニック』×1 緊急 ビークルが『故障』しているなら、500クレジットを支払うことでその『故障』を取り除くことができる。 スカベンチャー御用達の格安ビークル修理会社。貸したビークルが壊れたからといって報酬を容赦なくさっ引く依頼人共を黙らせるために役立てよう。 3 『ニシヤマ武器店』 『クラッシャー』か『キラー』×1 買い物 武器が『弾切れ』または『腐食』しているなら、300クレジットを支払うことでその状態異常を取り除くことができる。 武器の修理や弾薬の補充を専門に扱うショップ。店主は昔気質の寡黙な老人。悪態をつきながらもサービスの質は一級品で、値段もお値打ち。駄目になった武器も綺麗に復元してくれる。 4 『ナンバラ通信学習』 『スカラー』か『ドクター』×1 買い物 2000クレジットを支払うことで、プレミアムトロフィーではない任意のトロフィーを一つ修得することができる。 第一階層民向けの通信学習サービス。スカベンチャーにとっては法外に高い授業料を取られるぼったくり塾という側面が強いが、学びたいことはちゃんと教えてくれる。 5 『キタムラ素材屋』 『シェフ』か『アウトロー』×1 買い物 種別『素材』のアイテムを、売価の三倍の価格で購入できる。 素材を直接購入可能な怪しげな店。一体何の価値があるのか? それは今後の追加で明らかになる……かもしれない? 6 『中央救援サービス』 『エージェント』か『ガーディアン』×1 常時 PCの生命力が0になるか、『気絶』した時に、3000クレジットを支払うか、所持する全てのクレジットとアイテムを放棄することで使用できる。そのキャラクターの生命力が0以下なら1にした上で、そのキャラを『撤退』状態にすることができる。後者のコストでは、一度のシナリオで一回までしかこのサービスを利用できない。 廃棄世界(ハキダメ)でピンチに陥ったスカベンチャーを救助するため派遣されるエージェント・サービス。法外な成功報酬を奪い取られるが、腕は確か。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/4108.html
このページでは【トマトアドベンチャー】のキャラクター、 カイゾー を解説する。 【とびだせ どうぶつの森】?のキャラクターは【カイゾー(どうぶつの森シリーズ)】?を参照。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール カイゾー 他言語 所属 オイスタウン 初登場 【トマトアドベンチャー】 オイスタウンの地下に住む子供。おしゃぶりが大好き。 作品別 【トマトアドベンチャー】 おしゃぶりを集めて渡すとギミックを作ってくれる。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/3205.html
マジカルキャットアドベンチャー プレイヤーキャラ コメント ウィンテクノから発売されたアーケード用アクションゲーム。 プレイヤーキャラ ニャース:マイケル コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ボス ダークライ:グレートサタン -- (ユリス) 2016-01-02 16 31 46 主人公の名前はマイケルだそうです。 -- (名無しさん) 2012-12-20 18 53 51
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/8521.html
今日 - 合計 - スーパーアドベンチャー ロックマンの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時57分15秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/cowond2/pages/43.html
最近中古でD2を買ったのでベンチマーク検査してみました -- (SABER DRAGON) 2012-07-15 03 42 51 すみません なんかもう書けなくなっているみたいですね(^_^;) ここにはDSiできたので誤入力してしまいました 誠にもうしわけありません -- (SABER DRAGON) 2012-07-15 05 12 29
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/595.html
タイトル(コピペ用) アドベンチャーズオブロロ2 ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル 発売日 1990/12/26 動画を追加 シリーズ TASVideosForum ※海外版ロロ3は国内版ロロ2と同一のシステムだが、ステージの収録内容が異なる 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 1 07 19.17 追記回数 6188 Player Nitrodon TASVideosページ http //tasvideos.org/1920S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1069.html
脱出アドベンチャー 旧校舎の少女 part67-172~180 172 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 36 20.54 ID atpCchLv0 未解決リストの3DS「脱出アドベンチャー 旧校舎の少女」 まとめてみたので投下します 要約が苦手なのでやや長いです 【登場人物】 ◆時野若留(ときの・わかる) 主人公。時計屋の祖父と二人暮らしの高校一年生。分解と読書とオカルトが大好きな眼鏡っ娘。 時計修理用の工具が収められた、超高性能腕時計「クロノテクト」を常に身に着けている。 好奇心旺盛な性格で、ひとたび夢中になると周りが見えなくなる。 入学して以来、校内のあちこちで囁かれる噂「学園七不思議」の謎を追うのに夢中。 ◆鍛冶野彦道(かじの・ひこみち) 若留の幼馴染で同級生。商店街のパチンコ屋の息子。 超常現象の類は全く信じていないが、賭け事に関するジンクスは別腹。10面ダイスをいつも持ち歩いている。 面倒くさがり屋の不良少年だが、暴走しがちな若留のストッパー役でもある。 ◆須佐見秀ノ介(すさみ・しゅうのすけ) 若留と彦道のクラスにやってきた転入生。眼鏡2号。 落ち着いた雰囲気の少年だが、身体が弱いらしく授業も休みがち。 若留が追う「学園七不思議」について独自に調べている。 ◆千波鏡華(ちなみ・きょうか) 若留のクラスメイト。黒髪ロング美少女。 控えめな性格で、ちょっと道に迷いやすい迷子体質。 鈴のついた髪留めを着けている。 【用語】 ◆クロノテクト 若留が身に着けている腕時計。見た目は結構ごつい。 内部にはルーペ、精密ドライバー、オープナーナイフが四次元ポケットの如く収納されている。 ◆私立逢魔学園高校(しりつ・おうまがくえんこうこう) 若留達が通う高校。なんと山の中にある。 裏山の方へ行くと旧校舎がまだほとんど当時のまま残されている。 今回の物語はこの旧校舎が舞台。 173 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 38 13.80 ID atpCchLv0 ◆Chapter1・開錠 -The beginning- とある春の日の朝。ホームルームが始まる前の早い時間に、時野若留は学園七不思議のひとつ『開かずの間』の調査のた めに旧校舎の図書室へ足を運んでいた。 図書室の奥まで行くと、噂通りドアノブも取っ手も無いドアに辿り着く。 若留は好奇心のままに扉付近を探索し、ついに鍵を見つけて扉を開ける事に成功する。 扉の奥は、カビ臭い書庫のような部屋だった。 埃が積もり、じめっとした空気に思わず顔をしかめる。光源は高窓から差し込む日の光のみで、部屋の奥までは見渡せな い。 辺りを観察している途中、若留は何かに気づいて顔を輝かせる。机の上に、古びたからくり時計が置いてあったのだ。 オカルトと同様時計も大好きな若留は、嬉々として時計の観察を始めようとする。が、故障しているのか、ゼンマイを巻 いても動かない。 今度はこの場で時計を分解し始める若留。 得意げに腕に巻いている時計「クロノテクト」から次々と工具を出し、あっという間に修理してしまう。 組み立ててゼンマイを巻くと、からくりが動きだし、小窓がぱかっと開いた。 中から出てきた物をつまみ出すと、模様が描かれた小さな箱のような物だと分かる。 これは一体何だろうかと首をひねっていると、若留の耳に突如奇妙な音が聞こえた。 低く唸るような、呼吸のような奇妙な音。か細い小さな音だったが、あまりの不気味さに思わず身震いする。 ふと腕時計を見ると、もう8時を回っていた。 このままではホームルームに間に合わなくなってしまう。急いで部屋から出ようとした若留だったが、先程通った扉はビ クともしない。 閉じ込められてしまったのだ。 血の気が引き、開かない扉から過去のトラウマが呼び起されそうになったところで、慌てて首を振る。 「冷静になれ、私!まずは助けを呼んで……」 しかし、携帯は何故か圏外。本校舎とは距離がある旧校舎、しかも図書室の奥という場所では、大声を出しても助けが来 る可能性は低い。 とにかく、今やれるだけの事はやらなければならない。気を取り直して部屋内の探索を始める。 しばしの探索のあと、なんとか扉を開けることに成功した若留。 ほっとして図書室から廊下へ出ると、誰かの気配と物音。 突然の気配に思わず図書室を振り向く。老朽化のためか、棚から本が崩れ落ちているのが見えた。物音はこれだったのだ ろうか。 と、その時廊下側から声をかけられる。 そこにいたのはクラスメイトの千波鏡華だった。安堵する若留。 「心臓飛び出るかと思ったよ」 「それはこっちのセリフだよー」 「千波も探検しに来てたの?それとも迷子?」 などと会話しつつ、はっとして時計を見る。8時20分。このままだと遅刻だ。 予鈴の音をバックに、慌てて旧校舎を飛び出す若留と千波。 その背中をじっと見つめる人物がいた事に、若留は気づかなかった。 174 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 40 46.01 ID atpCchLv0 メモ帳からコピペしたらチャプター1の改行おかしくなってしまった 申し訳ない ◆Chapter2・怪談 -Upstairs- 全力疾走の甲斐あって、なんとかホームルームに間に合った若留。 席につくと、後ろの席から声をかけられる。若留の幼馴染、鍛冶野彦道だ。 傍から見ればリア充爆発しろとでも言いたくなるようなやり取りの後、チャイムの音が鳴り、ホームルームが始まる。 担任が出欠を取る中、教室後方の扉が開き、須佐見秀ノ介が入ってきた。 遅刻してきた生徒に口を開きかけた教師だったが、それが須佐見だと分かると言葉を濁す。 須佐見は持病の療養のために都会からこちらへ越してきている。 そのため遅刻や早退の許可を取ってあるのだが、それ以前に理事長の孫という事もあり、教師側も強く出られない。 そんな事は全く気にせず、須佐見と仲良くしたい若留。反対に彦道は、そんな転校生が気に食わない様子だ。 ホームルームが終わり、若留は彦道に朝の出来事を話すが、テンションの高い若留に反して彦道は「立入禁止だろ」と呆れる。 普段は校則も守らない彦道だが、若留に対してはやけにうるさくなるのだ。 そんな彦道とは対照的に、須佐見はいつも物腰柔らかで優しい。 『開かずの間』の情報をくれたのも元は須佐見だったのだ。若留はお礼を言い、千波と一緒になって須佐見の情報収集能力を褒める。 元々、この町には昔から都市伝説等の伝承が異常な程多い。 学園の理事長の息子とあってか、須佐見は最近越してきたばかりにも関わらず、学園にまつわる怪談や噂を熟知している。 だからこそ若留は、『開かずの間』で聞いた妙な音について、須佐見に相談する事にした。 その話に思い当たる事があるのか、須佐見は黒い手帳を取り出し、それは七不思議の一つ『不気味な音』だろうと推察を述べる。 須佐見が言うには、この学園の七不思議は ・聞く者を冥界へ誘う『不気味な音』 ・図書室の『開かずの間』 ・存在しないはずの『幻の四階』 ・気づくと一人増えている『6人の壁画』 ・永遠に彷徨い続けている『旧校舎の少女』 この5つを基本に、残り2つは話によってよく入れ替わっているという。 「もしかしたらその壁画、見たことあるかも。前に迷った時に」と呟く千波。 『開かずの間』だけでなく、『幻の四階』や『6人の壁画』も実在するかもしれない。千波の言葉に、俄然テンションが上がる若留。 その時ふいに、若留は今朝手に入れた小さな箱の存在を思い出した。もしかしたら開けられるかもしれない。 箱に描かれた謎を解くと、からくりでも仕込んであったのか、中から小さなフクロウの形をした駒が出てきた。 須佐見はそれを見て、家の書斎の本に似た物を見たと言う。若留は駒と箱を須佐見に預け、調べてもらうように頼む。 須佐見は箱を受け取り、持っていた黒い手帳を閉じる。その時、手帳から一枚の写真が落ちた。 半分に折れた写真に、中学生くらいの女の子が写っている。 「須佐見君、これ落としたよ」 突如、まるで見られたくなかったかのように反射的にそれを奪い返す須佐見。 よほど大切な人の写真らしい。須佐見もはっとして謝ると、写真を手帳にしっかりと挟んだ。 放課後、若留は自宅の時計店に帰宅。カウンター横の椅子に座り、しばし店内の時計の音に耳を傾ける。 両親が事故で亡くなり、祖父に引き取られてから十年。それ以来ずっと若留は時計に囲まれて暮らしている。分解もその頃から大好きだった。 祖父と学校の事などを話しながら、若留は今日の出来事を思い出す。 須佐見が教えてくれた七不思議が気になる。旧校舎は三階建だ。『幻の四階』は本当にあるのだろうか。 それに、あの『開かずの間』に入った時、若留は違和感を感じていた。高窓から差し込むわずかな日光や、空気の感じ。 だがその日は結局違和感の正体に気づけなかった。 175 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 42 45.99 ID atpCchLv0 その翌日。休日だが、若留は制服を着て再びあの旧校舎を訪れていた。結局気になって、また探索するつもりだった。 電気のスイッチや蛇口を触ると、何故か電気は通っているし、きれいな水が出るのも確認できた。 旧校舎は幾度にも渡って継ぎはぎのように改築を繰り返しているらしいが、一階はあまり改築されていないのか老朽化が激しい。 床を踏み抜かないように慎重に進もうと決意した時、低く唸る音が耳に届く。七不思議のひとつ『不気味な音』だ。 不快としか言いようのない不協和音に、若留の歩みが遅くなる。 その時、突然若留の肩に誰かの手が乗せられた。 驚いた拍子に床を踏み抜いてしまい、足を取られそうになったところで引き寄せられ、なんとか事なきを得る。 手の主は彦道だった。若留の祖父から、制服で出かけたと聞いて旧校舎だろうと踏んで来てくれたのだ。 おまけに千波まで着いてきている。 色々うるさく言われて止められると思ったが、どうやら彦道は若留の探索に協力してくれるらしい。 若留が、自分の手帳に校舎内の見取り図を描いていき、ひとまず二階を探索してみようと階段へ向かおうとした矢先。 木の軋むような――明らかに床を踏みしめる小さな音が聞こえる。 「私達以外にも誰かいる!」 正体を突き止めようと、若留は咄嗟に階段を駆け上る。人影が見えた。きっと、図書室で感じた人の気配とはあの人だろう。 階段を駆け上ると、二階に辿り着いた瞬間廊下の先で防火シャッターが下りた。 追い付いてきた彦道と千波に人影の事を話す若留。正体を確かめるためにも、周囲を探索して防火シャッターを開ける。 シャッターの向こう側には、廊下を曲がった先に鉄の壁があって進めなくなっている。 こんなに重い扉が閉じるような音は無かったし、他に道は無い。ここまでは一本道で、教室にも誰もいなかった。 仕方なく二階の見取り図を書き出す。ここは一階と比べると近代風の造りになっていて、床もしっかりしている。 人影に関してはひとまず置いておいて、三階へ向かう。 『幻の四階』の手がかりがないかと三階を捜索する若留だったが、いくら探しても上への階段など見つからない。 若留と千波が教室をくまなく探索するなか、彦道は手伝うわけでもなくただついてくるだけだ。 若留は気分を変えるために階段に座り込み、見取り図を見直す。すると突然、彦道が若留を呼んで廊下に連れ出す。 いぶかしがる若留を後目に、彦道はポケットからパチンコ玉を取り出すと床に置いた。みるみるうちに加速し、廊下の端まで勢いよく転がっていく。 どうやらこの校舎は一見同じ高さのように見えて、端と端でかなりズレがある構造になっているようだ。 ということは、上の階も存在しているはずだ。探索を続けていくうちに、ついに若留達は隠し階段を見つけた。 図書室で感じた光や空気の違和感は、図書室自体が半分地下にあったからだった。 隠し階段を上ると、七不思議通りの『幻の四階』と呼べるフロアがあった。 辺りを見渡すと、若留はそこに壁画を見つける。しかし七不思議通りの『6人』ではなく、5人しかいない壁画だった。 ひとまず壁画は置いておいて、その横にある扉を開ける。 扉の先はただの屋上だった。いつの間にかすっかり空は赤くなっている。遅くならない内に引き上げようと彦道が提案した時。 背後で扉の閉まる音がした。慌てて開けようにも、しっかりと鍵まで閉められてしまっている。 若留達はどうにか中に戻ろうと、屋上を探索する。 探索の途中、ボイラー室で若留が不用意にスイッチを触ってしまい、壊れたボイラーの騒音が鳴りだす。 止めるためには暗証番号が必要らしい。慌てる若留や千波とは反対に、彦道は冷静に10面ダイスを取り出し、振った。 そしてその出目を入力すると――あっさりと機械の騒音は止まる。 「運も実力のうちってやつだな」と涼しい顔の彦道に、「あんたのサイコロの方がよっぽど非科学的じゃないの」と突っ込む若留。 その後色々と探索をし、無事に非難口から校舎内に戻る事が出来た。 先程の場所まで戻ってくると、壁画がいつのまにか5人から6人に増えている。 はしゃいでいる若留に、扉を閉めた奴がまだいるかもしれないと警告する彦道。 だが時は既に遅かった。気体の吹き出すような音の後、鼻をつく匂いがする。急な吐き気と息苦しさに襲われ、若留達は倒れてしまう。 遠くなる意識の中、若留は誰かに見下ろされているのを感じ――そのまま気を失った。 176 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 46 08.37 ID atpCchLv0 ◆Chapter3・記憶 -Reminiscence- 雨が降り注ぐ中、小さな女の子が泣いていた。両親を呼びながら、膝を抱えて泣き続けている。 今にも消えてしまいそうな儚ささえ感じる少女の姿に、少年はどうすることもできない。 ただ、あの子の涙を止めたいがために、傘を投げだし、走り出す。 気が付くと、彦道は見知らぬ部屋にいた。 五感が戻ってきて、最初に感じたのは吐き気と異様な寒さ。頭も重く、息をするのもやっとだ。 それから自分の置かれた状況を確認し、絶句した。右足が結束バンドのような物で縛られ、配管に固定されている。 拘束具も配管も頑丈で、どんなに動かしても取れそうにない。 そこで、若留が近くにいない事にようやく気が付いた。一体どれ程の時間気を失っていたのか。若留は無事なのか。 とにかく何とかしてこの部屋から出なければならない。若留と出会った時の事を思い出して、彦道は逆に冷静さを取り戻す。 手の届く範囲で部屋内を探索し、時にはダイスと自分の強運に頼りながらも、なんとか拘束を解く事に成功する。 一方、若留の方も意識を取り戻す。見知らぬ部屋は荒れていて、窓には板が打ちつけられ、外の様子は分からない。 ガスの影響で体調も悪い。錯乱し、取り乱す若留。 両親が亡くなって一人ぼっちになった頃と同じくらいの不安感。ガスの後遺症もあってか、再度意識を失う。 夢の中。真っ暗な闇の中、若留は一人で泣いていた。 孤独と不安に押しつぶされて泣いていると、そこに光が差し込む。 誰かに名前を呼ばれる。この声は―― 彦道の声で、若留は目を覚ました。 合流できた事でやっと若留は冷静さを取り戻し、部屋の探索を始める。 電子ロックで閉じられている扉を分解し、なんとか部屋を脱出した二人は、別の場所にいたらしい千波とも合流する。 窓の外を見ると、すっかり日が落ちてしまっていた。 彦道に指摘され、ここが旧校舎の二階だと気付く若留。見取り図を見ながら位置を確認している若留を後目に、彦道は階段へ向かう。 どうやらこんな目に会わせた人間に怒りを抱いているようだ。どんどん先に進んでいく。 隠し階段を上って再び四階へ行くと、例の壁画が再び5人になっていた。 パズルのように石版をスライドさせ、5人の人物像を6人に見えるように動かすと、壁画が動き出した。 古い校舎には似つかわしくない機械の仕掛けに、若留は呆気に取られる。 その扉の向こうから、聞き覚えのある声が聞こえ、若留は固まった。 呆然とする若留をかばうようにして、彦道が警戒心も顕に彼の名を呼ぶ。 「やっぱりお前だったんだな――須佐見」 そこにいたのは、冷たい目をした若留達のクラスメイトだった。 177 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 47 46.21 ID atpCchLv0 ◆Chapter4・真相 -Deep level- 「なんだ、気づいてたんだ。鍛冶野君も人が悪いな」 余裕のある笑みで機械扉から出てくる須佐見。対する彦道は冷静だ。 人影の正体には、意識を失う直前に気づいたのだと言う。須佐見は鬱陶しそうに彦道を睨みつける。 その様子を見た若留は、あの穏やかなクラスメイトがこんなに冷たい態度を取っている事がまだ信じられずにいた。 「須佐見君も七不思議の事調べに来たんでしょう?」 わずかな希望にすがって質問するが、あっけなく否定される。 『開かずの間』から入手したフクロウの駒は、ここのマスターキーだと言う須佐見。 これが欲しくて、最初から若留を利用していたのだ。もちろん、持病でこちらに越してきたというのも嘘だった。 これ以上ついて来られるのも面倒だと、再びあのガスを撒こうとする須佐見。が、彦道は瞬時にその意図を見抜き、須佐見を蹴り飛ばした。更に数回殴る。須佐見自身が「成分もよく分かっていない」らしいガスを撒いて、一歩間違えたら死んでいたかもしれない。 心の底から須佐見を友人だと思っていた若留にそんな仕打ちをした事を、彦道は怒っているのだ。 争いの最中、見覚えのある写真が若留の足元に落ちる。 「それに触るな!」 怒りを顕にする須佐見。写真に映る少女は、どことなく須佐見と似ている。妹だろうか。 「もしかして、この子のためにこんな事を?」 問いかけると、図星だったらしい。須佐見は黙ってしまった。 大切な人のために何かしたいという思いはよく分かる。だから、こんな事はもうやめよう、と諭す若留。 幼い頃、大切な人――両親を目の前にして、何も出来なかった過去を思い出す。 歪んだ車のドアの向こうで、血まみれの両親が若留に逃げるようにと叫んでいる。 何をしても開かない扉は幼い若留にはどうしようもなくて、助けを呼ぼうと遠くまで走って、その後爆発音を聞いた。 長い間その過去を引きずっていたが、祖父や彦道に救われて気づいた。 「誰かを助けるために、誰かを犠牲にするのは間違っている」 道具のように利用された事実は勿論覆せないが、それでも教室で楽しそうに話していた表情が全部嘘だったなんて認めない、と若留は強い口調で言い切る。 こんな自分を許すつもりなのかと嘲笑う須佐見に、若留は笑顔を浮かべる。 「私は須佐見君のした事を許さないよ。須佐見君…ううん、秀ノ介君。これからも、私達は対等な友達だよ。友達だから、本気で怒ってるんだよ」 若留のまっすぐな言葉に、須佐見は写真の人物と若留を重ね合わせたようだった。 喧嘩も収まったところで、若留は須佐見の目的を聞き出す。 乗りかかった船とばかりに、須佐見の目的を手伝うつもりのようだ。理由を聞かれ、「その方が面白そうだから」と笑顔で答える若留に、二人は呆気にとられるしかない。 かくして、この場にいる全員で壁画の奥の小部屋――エレベーターへと向かうのだった。 地下に向かうエレベーターの中で、ここに来た目的を話しはじめる須佐見。 祖父の書斎で見つけたノートに、この町や学園について書き記されていた。 人口や歴史、言い伝えの数々。伝説を元に、この地で幾度も行われた様々な実験について。 もしこのノートに書かれている事が事実ならば、大切な人を助けられるかもしれない。 その話を聞いたあたりで、エレベーターが止まる。扉が開き、異様な物が目に入る。 大きく書かれた「4」の文字。そして頑丈で重厚な鉄の扉。 扉の向こうから聞こえてくる、七不思議の『不気味な音』 扉にはパズルや暗号が3つ仕掛けられている。皆で知恵を寄せ合いながら、暗号を解いていく。 全ての仕掛けを解き、ようやく扉が開いた。 178 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 49 05.75 ID atpCchLv0 中には怪しげな実験器具や機械類、書類が散乱していて、奥には「繭」と書かれた巨大な卵のような白い機械が鎮座している。 触れてみると、まだその機械は動いているようでわずかに熱を帯びており、奇妙な音を発している。 七不思議の『不気味な音』の正体は、この機械が発生源だったらしい。 須佐見が傍のレバーを動かしてみるが、全く反応はない。これが須佐見の探している物かどうかも良く分からないらしく、ひとまず一行は部屋を探索する事に。 振り向いて入口の方を見ると、壁の一角に赤い字で「たすけて」といくつも殴り書きされている。 その足元には随分古びた学生鞄が落ちていた。若留達の学校の鞄だ。 中には可愛い日記帳が入っている。序盤は入学したばかりの女生徒の前向きな日記になっているが、後半からはこの部屋に迷い込んでしまったという記述になっている。 最後には「もっとみんなと遊びたかった」「たすけて」と締めくくられている。 これが七不思議の『旧校舎の少女』の噂の元になった生徒なのだろう。 落ちている研究レポートは、研究員による日誌のような形で遺されている。 ・『繭』はあらゆる病を治す可能性のある機械である ・初めての動物実験に黒猫を使おうとしたが機械の数値が不安定になり、実験が一時中止となった ・実験の被検体は「どこにでもいるし、どこにもいない」存在になって今も彷徨い続けている。 ・上位次元というものがあるとするならば、その存在を知覚できるかもしれない。 その後、上層部と連絡がつかなくなり、計画は凍結。 「第四区画」と呼ばれるこの研究所が封印される事になったようだ。 探索を進めて、ついに若留達は『繭』を開けて中を覗く。 しかし中は空っぽ。『不気味な音』も止まり、『繭』は完全に停止していた。 どうやらこれは須佐見の探していた物では無かったらしい。 無駄足だったようで、がっかりする一行。そろそろ本格的に帰らなければならない頃合いだろう。 引き返そうとしたが、扉が完全に閉まっていて、出られなくなってしまっていた。 何を試してもビクともしない扉を前に、みんな疲労していた。だが、諦めるわけにはいかない。 若留は少女の日記の存在を思い出し、ページを捲った。 迷い込んだ女の子は、この部屋のどこにもいない。だったら、きっとどこかから抜け出したのだ。 よく耳を澄ませると、わずかに聞こえる水の音。そこで若留は思い出す。 図書室のじめじめした空気。蛇口をひねるときれいな水が出てきた事から、旧校舎の下には地下水が流れていて、この研究所はそこから水を引いているのではないかと推理する。 もしかしたら地下水路があって、そこから出られるかもしれない。 再び部屋をくまなく探索し、マンホールを見つける一行。地下水路へと抜け、暗く長い水路をひたすらに歩く。 出てきた先は、あの『開かずの間』だった。外へと飛び出し、朝日を浴びながら一行は脱力してその場に仰向けになる。 あの不思議な場所から、生きて脱出できた解放感を噛みしめながら。 179 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 54 51.98 ID atpCchLv0 ◆ED後 月曜日の放課後。掃除当番の若留は、「おじいちゃんにげんこつもらった」と千波にしょんぼりとしながら報告していた。 あの事件以来、彦道は須佐見をあだ名で呼び始め、須佐見の方も彦道を呼び捨てにしている。 少しずつではあるが、若留も含めた三人の関係はいい方向に変化しつつある。 しかし若留は、七不思議の噂についてどうしても納得できない点があった。 七不思議のほとんどが説明のつく物であったが、『旧校舎の少女』だけは行方が分からないままだ。 何故あんな場所に少女は迷い込んだのか。その後脱出できたのか。 「千波はどう思う?」 「わかんない。でもきっと、どこかで笑ってるんじゃないかな」 千波の言葉を受けながら教室の窓から外を眺めていると、廊下から声が聞こえてくる。ゴミ捨てに行っていた男子二人が帰って来たらしい。 若留は二人に駆け寄り、他愛も無い談笑をしながら帰り支度を始める。 教室を出る際、少しの間ぼんやりする若留。が、彦道に呼ばれ、すぐに我に返って後を追う。須佐見は若留に尋ねる。 「他に誰かいたのかい?」 「ううん、なにか忘れ物ないかと思って」 教室には若留以外誰もいなかったはずだ。何か本当に忘れたような気がした、と言えば、案外抜けているところがあるからと二人にからかわれる。 夕焼けの中、あの事件以来互いが大切な友人となった三人は、仲良く並んで帰路についたのだった。 【まとめ】 好奇心旺盛で機械の分解が大好きな少女・若留は、転入生の須佐見に聞いた情報を元に学園の七不思議の謎を追いかける 。 幼馴染の彦道と共に協力しながら旧校舎を探索するが、旧校舎に隠された研究室が目的だった須佐見に何度か妨害を受ける。 最終的には須佐見とも和解し、共に地下の研究室を探る。が、須佐見の目的の物では無かったらしく、無駄足に終わる。 そこで閉じ込められるというアクシデントはあったものの、なんとか無事に脱出して、三人は友情を深めたのだった。 もう一人女の子がいたって? 最初からこの三人しかいませんでしたよ? 嘘だと思うならバックログで会話を確認してみるといいよ 180 :脱出アドベンチャー 旧校舎の少女:2014/06/21(土) 15 55 58.65 ID atpCchLv0 以上で終わりです 研究所の謎については今回だけでは全貌は分かりません 現在シリーズは4つ出ていますが、恐らく次で全て明かされるかな?という感じです 普通の現代ミステリーかと思いきや、謎の組織や不思議な力が存在していたりして、全体的にだいぶオカルト寄り ジュブナイルとか90年代の少女小説っぽい雰囲気が好きならオススメ
https://w.atwiki.jp/hachinai_nanj/pages/1166.html
【ベンチからの追い風】野崎 夕姫 (投中) 最終更新日時 2023/07/30 19 53 /このページを編集 属性 レア 守備適性 決め球 ジャイロボール 変化球1 - △ ◎ 〇 変化球2 - 総評 「練習で黙々と走っていた彼女は残念ながらベンチでした」 「でも、仲間達を必死に応援するその姿を見て私は女子野球っていいなと思えたのです!」 「きっと補欠の彼女にも輝く日は来るのでしょう。皆さんも、女子野球応援してくださいね!」 メインマッチ走査線上の未来にて入手可能 蝶属性中継ぎ初のイベント産SR。選手層が薄いうちは投手チームスキル(軽快な投球・快速投球)発動要因として使うとええんやないか 性能としてはピンチや負けているときに力を発揮する投手となってるで なお「ココロの双翼 野崎【ベンチからの追い風】」は初回報酬の4枚と累積報酬の6枚しか入手できない。つまりSSRに覚醒できるチャンスは1回しかないので注意。 パラメータ * 球 速 コントロール スタミナ 備考 素パラメータ 125km/h 3278 2763 - 恒常スキル後パラメータ 135km/h 4228 2663 ノビ+8 敵走者得点圏 +2km/h +300 - 粘り強さ+5 最大バフスキル後パラメータ 146km/h 5428 2663 粘り強さ+6/ノビ+8敵打者ミート-1000、パワー+100 + 野手パラメータ * ミート パワー 走 力 守 備 備考 素パラメータ 2202 3183 2002 2599 - 恒常と非恒常スキル・才能が半々といったところ デレスト メニュー ランク カード名 属性 力 速 技 効果 練習メニュー ★★ 投げ込み 蝶 0 20 9 - 追加メニュー ★★★ 素振り 蝶 17 35 0 - 追加メニュー ★★ 投げ込み 蝶 0 20 9 - 232 スキル ランク スキル名 条件 効果 備考 ★ 未来へのエール 投球時/2点差以上で負けているとき 自身の球速が大幅に上昇し、コントロールが少し上昇する - ★ 荒れ球の奥義 まれに/投球時 敵打者のパワーをわずかに上昇させるが、ミートを超絶に減少させる - ★★★ 精神力強化の極意 投球時/走者が得点圏にいるとき 自身の粘り強さが大幅に上昇し、コントロールが上昇し、球速が少し上昇する - ★★★ ノビの極意 なし 自身のノビが大幅に上昇し、コントロールが大きく上昇する - ★★★ 超全力投球の極意 なし 自身のスタミナがわずかに減少するが、球速が超大幅に上昇する - ★★ 逆境へのエール 2点差以上で負けているとき 味方投手のコントロールが少し上昇する - ★★ 球質の心得 投球時/投球イニングが2回まで 敵打者のミートを少し減少させる - ★★ 肩回転の心得 なし 自身のコントロールが少し減少するが、球速が大幅に上昇する - ★★ 制球重視の心得 投球時 自身の球速がわずかに減少するが、コントロールが上昇する - ★★ テンポの心得 投球時 味方守備のエラー率がわずかに減少する - ★ 速球の基礎 なし 自身の球速がわずかに上昇する - 逆境へのエールはシーン再現らしくベンチからバフを掛けられる 才能 才能名 Lv 条件 効果 逆境のセットアッパー 7 投球時/中継ぎのとき/負けているとき 自身の球速が大幅に上昇し、コントロールが大きく上昇する 踏み込みが良い 5 投球時 自身のノビが上昇し、球速が大幅に上昇し、コントロールが少し上昇する 中継ぎ◎ 5 投球時/中継ぎのとき 自身のコントロールが超大幅に上昇する 責任感 5 投球時/走者が2塁にいるとき 自身の球速が大幅に上昇し、コントロールが上昇し、粘り強さがわずかに上昇する セリフ集 + 押すと開きます 状況 セリフ ホーム 次は界皇高校との練習試合。頑張りましょう! ランニングやノック練習一つとっても界皇の皆さんはレベルが違いました。試合となるとどれ程… 翼さん!頑張ってください!あっ!三振…翼さんでもこんなに歯が立たないなんて… 点差がジリジリ開いてます。こんな一方的な…もう見てられません! え、倉敷先輩。こんなに点差が開いているのに食らいつくように…なのに私… こんな弱気ではいけませんよね。倉敷先輩みたいな気迫がないとあのマウンドには! 私にできること…マウンドに立てないのならせめて声援だけでも! 倉敷センパーイ!ナイスピッチングです!あと一人、先輩ならいけます! 試合 試合前 勝てるでしょうか?いえ、気持ちで負けてはいけませんよね! 開始 ピンチでも心を強く、どんなときも絶対に諦めません! カットイン通常 - カットインターニングポイント - 勝利 皆さんを支えられる、いい選手になれていたでしょうか 私たちの折れない心が勝利を呼び込んだのだと思います 敗北 - デレスト 特訓 体だけでなく心も強くする特訓でお願いします ピンチのときでも心を強く保てるように、私、頑張ります! 野崎 夕姫のシーンをチェック! アイコンタップ or クリックで各シーンのページへ UR SSR SR ※SSR、SRの色付きセルは投手シーン シーン名でチェックしたい方はこちら コメントフォーム ログを開く ステージ7でドロップしなくない?6でやっと出たわ - 名無しさん (2019-07-26 14 01 15) このショット、巨乳ばかり映ってるな、カメラマンの趣味かw - 名無しさん (2020-01-20 10 19 47) このショット、巨乳ばかり映ってるな、カメラマンの趣味かw - 名無しさん (2020-01-20 10 20 08) このショット、巨乳ばかり映ってるな、カメラマンの趣味かw - 名無しさん (2020-01-21 17 16 25) 名前
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/6904.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 ポコニャン ! へんぽこりんアドベンチャー タイトル ポコニャン ! へんぽこりんアドベンチャー 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-APOJ ジャンル アクション 発売元 東宝 発売日 1994-12-22 価格 8800円(税別) ポコニャン 関連 Console Game SFC ポコニャン ! へんぽこりんアドベンチャー Handheld Game GB ポコニャン ! 夢の大冒険 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8296.html
夢大陸アドベンチャー 【ゆめたいりくあどべんちゃー】 ジャンル アクションゲーム 対応機種 MSX メディア 1Mbitロムカセット 発売元 コナミ 発売日 1986年10月28日 定価 4,980円 プレイ人数 1人 配信 【Wii】VC 2009年11月24日 / 800Wiiポイント(税5%込)【WiiU】VC 2014年1月29日 / 838円(税10%込)プロジェクトEGG 2014年4月11日 / 550円 (要月額料金550円) 備考 携帯電話版・Wiiバーチャルコンソール版は配信終了 判定 良作 ポイント 前作とは比べものにならない程パワーアップしたゲーム性グラフィックや音楽のクオリティもアップただし難易度も大幅アップ 概要 ストーリー 前作のからの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植版 余談 概要 MSXとファミリーコンピュータで販売された『けっきょく南極大冒険』の続編となる作品。 主人公のペンギン、「ペン太」が不治の病にかかった「ペン子姫」を助けるため、病を治すことができる「ゴールデン・アップル」を夢大陸まで走って取りに行くというアクションゲームである。 前作の障害物を避けつつ時間内にゴールを目指すシステムはそのままに、ステージのバリエーションやギミックの追加、敵キャラやボスの登場、アイテムやショップシステムの導入など大胆なアレンジ要素が追加された。 ストーリー 昔々ペンギンたちは幻の国“夢大陸”で平和に暮らしていた。そこにはどんな病もたちどころに治すことのできる“ゴールデン・アップル”と呼ばれる黄金のリンゴの木があり、彼らはその木を大切に育てていた。ところがある日、鳥を鳥とも思わない凶暴な肉食恐竜“フリーザウルス”の群れが攻め寄せ、ペンギンの国、夢大陸を侵略してしまった。ペンギンたちは大陸を追われ、別の地に逃げのびた。長い歳月が流れ、ペンギン王国は再び平和と繁栄を築き上げつつあった。だが喜びもつかの間、不治の病が流行し、王国内に広がり、ついには宮殿内にまで入り込み、王国のペンギンたちの心の支えであるペン子姫までがその病にかかってしまったのだ。この病を治す方法はただ1つ、夢大陸にあるゴールデン・アップルの実を持ちかえり病人に食べさせる以外になかった。だが、夢大陸には宿敵フリーザウルスがいる――!ペンギン王国の王様は1人の若きペンギンを呼び寄せ願いを託した。「姫の命を、そしてペンギン王国を救えるのはあなたしかいない!」と。若きペンギンは1枚の地図を受け取り宮殿を後にした。行く手には何が待ち受けているのか!? ペン子姫の命は助かるのか!?(※ 夢大陸アドベンチャー マニュアルより転載) 前作のからの変更点 ステージ数とステージバリエーションの大幅追加。 前作では10ステージしかなかったのに対し、今回は24ステージと大幅にアップ。 ステージ構成は前作と同じく大陸を1周する形式だが、本作ではストーリーの肝となる「ゴールデン・アップル」の入手イベントが中間地点として12ステージクリア後に設定されている。クリア後は折り返しポイントとして難易度が格段に変わる。 ストーリーで語られているような夢大陸の世界観に合わせた様々な風景が用意されており、氷上に限らず森林や洞窟を走り、渓谷や海中を泳ぎ、さらには宇宙に飛ぶ(*1)などして駆け巡る。 ただの風景違いで終わらず、ステージごとに敵や障害物などのギミックが違うためプレイヤーを飽きさせない構成となっている。 ステージ中の隠し要素としてワープゾーンも健在。一定のステージをスキップできる。 敵キャラの大幅増加、かつボスの導入。 前作はアザラシ(*2)だけだったが、今作では様々な敵キャラが大幅に追加。 + 敵キャラ一覧 スライム: ピョンピョンと跳んで来るスライム。同じ場所を跳んで来るだけでこれと言った攻撃は行わない。 ウニヤー: 水中ステージ限定で登場するウニ。ペン太と同じ高さで左もしくは右から移動してくる。 ハリセンウニ: ウニヤーの亜種。上下にジグザク動きながらペン太に向かってくる。海中のほかにも海上や渓谷ステージでも出現する。 北極コウモリ: 上空に出現する蝙蝠。プレイヤーにめがけて敵弾を撃つほか、自ら飛んで来ることもある。 イカスミ: 海中ステージ限定の敵。上から墨をペン太にめがけて墨を吐く。墨に当たると死ぬことはないが代わりに視界が暗くなる。 スマイル: 笑顔をした黄色い丸い玉。奥空中から2匹一体で回転しながら飛び、プレイヤーにめがけて敵弾を撃つ。 ムンムク: 上空に現れる雲。常に移動ながら雷を落とす。 ファイヤー: 炎の弾。クレバスからペン太にめがけて飛び出してくる。 ボンバー: 炎の弾。ファイヤーとの違いは上空から地上にめがけて落下してくる。 モコモコ岩: 地中から盛り上がるモノリスのような岩。プレイヤーが近づくと同時に盛り上がってくる。 ベガ: キラキラと音を立ててやってくる壁のような敵。後述するアイテムを使用しないとペン太には一切見えない。 さらにボスキャラとして「フリーザウルス」が登場。3面ごとにゴール地点でボスが待ち構えている。 ボスの前に設置されている杭をジャンプで打ち込むか、後述するアイテム「ガン」のショットを20発当てると倒せる。 通常の敵キャラと違いボスは1種類のみ。色違いが出てくるが攻撃パターンと耐久率はすべて同一。 アイテムシステムの追加。 本作はプレイヤーを手助けしてくれる要素としてアイテムが追加。アイテムを所持していることで有利に進められる。 一部を除き入手すれば効果は永続するため、残機もしくは特定の方法で行えるコンティニューを行っても失うことはない。 + アイテム一覧 ガン: ショットが撃てるようになる。飛距離が短く連射もできないが、一部の敵やボスを倒すことができ、攻略のしやすさが全く違うため本作においては必需品となる。 スピードシューズ: 最高速度が2ゲージアップする。 プロペラ: ジャンプ時の滞空時間がジャンプボタンを押す長さに応じて可変となり、未取得に比べて最大の滞空時間が倍近くになる。ファミコン版『けっきょく南極大冒険』にも似たようなアイテムがあるが、それとは別物。 黄金の羽根: ジャンプ中に左右に操作ができるようになる(いわゆる空中制御)。 指輪: 水中ステージに存在するイソギンチャクに当たってもよろけなくなる。 ネックレス: ショップに設置されているスロットが3回限りではなく、魚を所持している限り永続する。 眼鏡: 見えない敵「ベガ」が見えるようになる。購入したステージ、もしくはその次のステージでのみ有効。 トーチ: 水中面で出現する敵「イカダス」の墨に当たっても視界が黒くならない。 金のヘルメット: 雷攻撃を防げる。3回防ぐと消滅する。 銀のヘルメット: 「ウニヤー」や「ハリセンウニ」の敵に当たっても死亡しなくなる。3回防ぐと消滅する。 ベル: ワープゾーンであるクレバスに近づいたら音が鳴る。 腕輪: これを所持していると所定の条件を行う事により隠しアイテムが出現する。本作においては隠しアイテムの方が効果が高いため、ガンと同等レベルでの必需品。 地図: 特定のステージで登場。地図が出現するステージにおいて持っていないと無限ループに陥りクリアできない。 アイテムは基本的に、小さなクレバスの穴に落ちて入る事ができるショップで購入できる。 ショップは物々交換制で、所持している魚の数によってアイテムを交換できる。なお魚は、ステージ上に設置されているフジツボから勢いよく飛び出してくるのをキャッチすることで入手する。 さらにショップにはスロットが設置してあり、スロットの絵柄によって魚を増やすことが可能。 スロットに挑戦できる回数は3回だが、ネックレスを所持していると魚を所持している限り挑戦できる(*3)。 ショップには3種類あり、入る場所によって通常の価格で売るショップ、通常の2倍の価格で売るショップ、好きなアイテムを1つ貰えるサンタクロースが存在する。 他にも特定の条件で入手できる隠しアイテムも存在する。 これらは通常のアイテムよりも効果が高いものが多く存在するため、攻略する上では必需品となる。 隠しアイテムの効果と入手方法については後述。 パワーアップハートの追加 上記アイテム群とは別にお助けアイテムとしてパワーアップハートが登場する。ステージ中に右から現れて、ジャンプをするたびに色が変わる。プレイヤーがハートを取得した色によって各効果が違う。 赤: スコアが1000点増える。 緑: タイムが50増える。 水色: 筋斗雲が出現し飛ぶことができる。ただし、一定時間もしくは地上に着地すると効果は切れる。 黄: 無敵になる。体当たりで敵を倒せるほか、一部障害物を破壊できる。一定時間もしくはボス到着で効果が切れる。 マルチエンディングの導入。 前作はループ制だったのでエンディングは存在していなかったが、本作は全ステージ突破時にエンディングが搭載された。 さらにプレイヤーの行動によってエンディングが違うというマルチエンディング方式を採用している。 そのため、本作は前作と違いループ式ではなくなった。 評価点 前作とは比べものにならないほど進化したゲーム性。 前項の変更点からもわかる通りレースの要素が強かった前作から一転、様々な追加要素が多数実装されアクションのゲーム性が強くなった。 ステージを巡るたびに敵が登場したり、ボスが待ち伏せていたり、ペン太が泳ぐステージが出てきたりとプレイヤーを飽きさせない構成となっている。 「南極を走って1周するだけ」のレースを行う単調なシステムだった前作とは違い、本作は立派なアクションゲームに仕上がっている。 とは言え前作は「教育ソフト」(*4)の立ち位置だったので、方向性が全く違う前作と本作を比べるのはまた違うのかもしれないが。 世界観にこだわったグラフィック。 少ない色数にもかかわらず描かれた風景は全体的にクオリティが高く、まるで本当に大陸を走っているかのように思わせる。 本作は三人称視点で奥行きも描かれており、奥からやってくる敵や障害物などが細かく描かれている。 主人公のペン太もステージゴール到着時やボスを倒した際のリアクションがかわいく描かれている。 完成度の高い音楽群。 ステージの光景ごとに専用の音楽が用意されており、どれもクオリティが高い。 森林ステージでは森の中の道を進む冒険感あふれる曲や、渓谷ステージでは川を駆け抜ける疾走感のある曲や、海中ステージでは海の中をイメージした幻想的な曲など、ステージやシーンに似合った曲調がプレイヤーを魅了させる。 高いクオリティにもかかわらず本作はPSG音源のみで構成されている。 コナミのMSX作品はSCC音源という特殊なチップをROMに組み込むことでクオリティの高い音楽を作った事で知られているが、本作はSCCが初採用された『グラディウス2』より前の作品にあたる。 PSG音源のみで構成された本作はまるでSCC音源を導入したかと錯覚するようなクオリティの高い作品に仕上がっている(*5)。 賛否両論点 前作同様、癖のある操作性。 前作の『けっきょく南極大冒険』と同様に操作性に癖がある。 本作は走るだけに留まらず泳ぐステージもあるが、これもまた操作性に癖がある。 その上、本作はタイムオーバーに限らず敵キャラや一部障害物に触れても死亡して残機を失うので、慣れないうちはボス戦へ到着する前にゲームオーバーになることが多い。 ただ、移動をサポートしてくれるアイテムが存在するため前作と比べるとアイテムさえ持っていれば操作はしやすくなっている。 全体的に高い難易度設計。 前述の通り癖のある操作性に加えてステージを進む度に障害物や敵が増えるため、結果として進むたびに難易度が格段に上がる構成となっている。 初プレイ時、それまではノーマークだったクレバスから高速で飛び出てきたファイヤーになすすべなくやられてあっけにとられたプレイヤーは多いだろう。まさに初見殺し。 障害物に当たるとペン太がよろけて一時的に操作できなくなる(通称:おっとっと)のだが、「おっとっと」中であっても当たり判定があり、その間に敵や敵弾に被弾すると残機を失う。障害物と敵が増えると障害物に当たって敵弾に当たりそのまま死亡する機会が多く、これもまた難易度の上昇につながってしまっている。 障害物は「おっとっと」するだけのもの限らず、当たったら即死判定になるものも存在する。その中でも難しいとされる障害物が水上ステージ(渓谷および海上ステージ)限定で出現する流木。当たり判定が広いにもかかわらずジャンプのタイミングが難しく、速い速度で飛び越えようとすると判定が非常にシビアになる。 ゲームの折り返しポイントである「ゴールデン・アップル」の取得後は更に難易度が激化する。 折り返し後は新たな敵キャラの登場や即死系の障害物の増加はもちろんのこと、ステージ中の走行距離が長くなる。 終盤のステージでは距離(DIST)が1000を超えており、激しい敵の攻撃を避けながら長い距離を走り抜く必要がある。 激しい攻撃が続くものの、ステージ中に登場するアイテムやパワーアップハートの無敵を駆使すれば突破は可能なレベルには調整されている。 言ってしまうとアイテムをある程度揃えた上でハートの無敵を延々と取っていればゴリ押しでクリアは可能(*6)。 本作にはステージをスキップできるワープゾーンがあるのだが、強力なサポートが得られる隠しアイテムが特定のステージでしか出現しないためワープを駆使するとさらに難しくなり、救済処置としてはあまり成り立っていない。 事前情報無しでは解らない隠しアイテムの扱い 本作では特定の条件によって隠しアイテムが出現するのだが、その条件が事前情報なしではわからないものとなっている。ゲーム中においてもヒントを示す情報は一切出てこない。 これらの隠しアイテム群は本作においてかなり有利に進められることから、ゲームを進める上では必需品となっている。 隠しアイテム群が簡単に出現させられるのであれば話は別だが、一部アイテムを除きノーヒントでは出現させることができないアイテムばかりである。 + ネタバレ:隠しアイテムの効果と出現条件 前提条件としてこれらの隠しアイテムを出現させるには腕輪が必須となる。腕輪がない場合は条件を満たしていても出現しない。 クロスシューズ: 左右の移動速度が速くなる。ステージ6でジャンプ中に魚を5回取得すると出現。 白衣: 岩や流氷に当たっても即死せずおっとっとで済むようになる。ステージ9でボーナスステージへ突入する羽を取って上昇中にジャンプキーを10回連打。(*7) カーブシューズ: カーブ中に遠心力を受けなくなる。ステージ13でカーブの最内側を3秒以上走ると出現。 法王の冠: 「ファイヤー」と「ボンバー」に当たっても死ななくなる。ステージ14でクレバスに落ち、嵌ってジタバタしている最中にキーボードで左右と入力すると出現(*8)。 鎧: 地中から出現する「モコモコ岩」に当たっても即死せずおっとっとで済むようになる。ステージ16でポーズボタンを押した後、上、右、下、左という順番で入力したのちポーズを解除すると出現。 このように隠しアイテム群は出現させるための手法が必須であり、ゲーム内はおろかマニュアルにも記載されていない。ある意味裏技に近いような立ち位置で、攻略情報なしでは知る術がない。 問題点 わかりにくいコンティニューシステム コンティニューはレベル選択画面において、キーボードで「NORIKO」または「KAZUMI」を入力することでゲームオーバー時にF5キーでコンティニューが可能になるというもので、あくまで隠しコマンドの扱いだった。 コンティニュー時、「NORIKO」の場合はそれまで所持していた魚の所持数を失うのに対し、「KAZUMI」は魚の所持数に加えてアイテムも全て無くなる。 入力の成功の有無に関わらず音どころか画面の変化もないため、コマンドが成功した事がわからない。コンティニューに成功したかどうかはゲームオーバーになって初めて判明する。 終盤まで進めてコンティニューに失敗していた事がゲームオーバー画面で判明し、今までの苦労が水の泡……という事もあるかもしれない。 そしてこのコンティニューシステムはWiiバーチャルコンソール版にとって大きな問題となる。 バーチャルコンソールは基本的に、MSXのシステムをそのまま再現している。そのため、バーチャルコンソールで使われるゲームコンソール用に調整されておらず、代わりにUSBキーボードを使用することで当時の操作感を再現できる。 これは即ち USBキーボードがないとコンティニューできない ということになり、コントローラーしか持っていないプレイヤーはコンティニューすらできない状況となる。 もっともこの問題は本作に限らず、F5キーを押さないとコンティニューができない作品や、キーボードがないとセーブができない作品、2周目突入の確認をキーボードのYキーもしくはNキーで入力する必要がある作品など、MSXバーチャルコンソール作品全てに言える事ではあるが。 なお、PS版の「コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3」をはじめとしたキーボードを接続できない移植機種では最初からコンティニューが解禁されている。 マルチエンディングの条件 本作を語る上では外せないある意味最大の問題点。「プレイヤーの行動によってエンディングが分岐する」まではよかったのだが……。 + ネタバレ:各エンディングの内容 グッドエンドはペン太が無事に戻り、「ゴールデン・アップル」をペン子姫に渡して「再び平和がおとずれた、ありがとう!」というメッセージが表示されてハッピーエンドという内容。 対してバッドエンドは 「ペン太が到着した頃には既にペン子姫は亡くなっており、姫が最期まで過ごしたとされるベッドの上に巨大な姫の遺影が飾られている。その光景を見たペン太が号泣する」 という壮絶なもの。悲観的なBGMも相まって当時のプレイヤーにとってはトラウマを植え付けられるものとなっていた。 一応バッドエンドであってもスタッフロールが流れるのだが、その際に流れるエピローグの文言に「姫の救出に失敗した」と流れるので後味としてはあまり良くは無い。 発売当初はその条件の不明確さ故にグッドエンドを見た人の方が少なく、バッドエンドを見る方が多かったとされる。 バッドエンディング画面において「SORRY! YOU ARE TOO LATE. CHALLENGE THE ADVENTURE ONCE MORE!」(日本語訳:ごめんよ!キミは到着が遅かったんだ!もう一度このアドベンチャーにチャレンジしよう!)というメッセージが表示される。 バッドエンドのメッセージを見た当時のプレイヤーは「もっと早いタイムでクリアする」や「ワープを使ってクリアする」、はたまた「ノーミスもしくはノーコンテニューでクリア」などの様々な条件が予想されたが、それらはすべてエンディングの分岐に関わるものではなかった。 その後、グッドエンドの条件が判明するのだが、その内容は誰もが予想しえなかった衝撃的なものだった……。 + ネタバレ:グッドエンドの条件 グッドエンドの条件は 「ポーズを押した回数」で決まり、「4の倍数+1回ごと(1、5、9、13…)にポーズを押した時点でグッドエンドが確定。それ以外はバッドエンド」 というもの。 つまり、 ゲーム中のクリアタイムなどの成績やゲーム内で行うプレイヤーの行動は全く考慮されておらず、ポーズ回数だけ調整しておけばゲームの進行状況に関係なくグッドエンドが確定する。 コンティニューするごとにポーズ回数がリセットされるので、最後のコンティニュー後から最終ボスを倒すまでに最低1回を押さないとグッドエンドにならない。 前述の隠しアイテムの条件のうち必ずポーズを1回押す必要があるアイテムが存在するので該当の隠しアイテムさえ回収しており、かつそのシーン以外でポーズをしなければグッドエンドは見られるという想定となる。 バッドエンドの「到着が遅かった」というメッセージは条件としては無関係どころか、ミスリードとして成立してしまっている。当時のプレイヤーにとってまさかポーズ回数でペン子姫の運命が決まるとは思わなかったであろう。 発売された当初はインターネットどころか、その前世代の通信媒体にあたるパソコン通信も普及していなかった時代なので、この情報を知る術は当時の専門誌に掲載されない限りほぼなかったとされる(*9)。 なお、当時噂されていた「クリアタイムを短くすればグッドエンドが見られる」というのもガセであり、前述のポーズ回数以外でのグッドエンド条件は存在しない。 コナミのMSX作品においてこのような(悪い意味で)誰も予想しなかったであろうエンディング条件は本作に限らず、『沙羅曼蛇 (MSX)』においても同等の問題(*10)が挙げられる。 総評 前作のレースを行うだけのゲームからありとあらゆる要素を導入し立派なアクションゲームとして仕上がっている本作は、それこそクセのある操作性やそれに対する高難易度設計でとっつきにくさがあるものの、いざ遊べば誰もが楽しめるゲームとなっている。 前作を遊んだことがあり、本作を遊んだことが無いプレイヤーは是非とも本作を遊んでもらいたい。 移植版 下記の種類が存在するが、一部を除き2021年現在では入手不可な機種が多い。 PS『コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3』 コナミのMSXゲーム作品をまとめたオムニバスソフト、Vol.3に本作が収録されている。 本数がそこまでまわっていなかったのとゲームアーカイブの配信は行われていない関係で、2021年現在はプレミア化している。 SS『コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック』 PS『コナミアンティークスMSXコレクション』シリーズのVol.1~Vol.3をまとめたもの。 PS版と同じく生産数が少なかったのか、こちらも2021年現在ではプレミア化。 i-revoゲーム かつてコナミが運営していたインターネットポータルサイトのコンテンツの一つ。料金定額制で様々なゲームがPCで遊べ、そのラインナップの中に本作が含まれていた。 現在はサービス終了しており、遊ぶことはできない。 携帯向けコンテンツ「コナミ名作シリーズ」 かつてコナミが運営していた「コナミネットDX」のコンテンツの一つとして本作が配信されていた。docomoのiアプリのほか、SoftBankのS!アプリやauのBREWアプリに対応。 同コンテンツ内で本作のコミカライズ版もデジタル配信されていた。 現在はサービス終了につき入手不可。 Wiiバーチャルコンソール・WiiUバーチャルコンソール USBキーボード対応。 MSXのVC版として本作が登場。Wiiは800Wiiポイント、WiiUは800円(税別)で販売。 2021年現在、WiiVC版はサービスが終了したため入手不可。WiiUVC版のみ入手可能。 プロジェクトEGG Windowsで遊べるゲームコンテンツとして本作がラインナップに含まれている。 2021年現在も運営しており、WiiUのVCと同様に入手が可能となっている。 余談 前作ではDISTがkm表記だったが故に「第三宇宙速度で疾走する」といったペンギンが走る速度をネタにされていたのか、本作のDISTは距離表記が省かれている。 本作は小島秀夫氏のデビュー作として知られている。 誤解されやすい話として、 本作が小島氏の"監督"デビュー作ではない。 当時の小島氏のツイートによると「上長から企画サポート(アイデア出し)を頼まれて、一時期だけ参加した」とあることから、直接的な関与は少なかったと思われる。 幾つかのボス戦やギミック等は小島氏のアイデアが採用されているが、企画を担当したのは全くの別人。その為なのかスタッフロールには小島氏の名前はクレジットされていない。 ちなみに小島氏の監督デビュー作品は、氏を語る上で知らない人はいないであろう『メタルギア』である。 小島氏が監督した『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』において、サニーというキャラクターがPSPで本作を遊んでいる小ネタが仕込まれている。 そして、エンディングクレジットにもちゃっかりと本作の名前が掲載されている。 実際のところ本作においてはPSP版の移植は存在しない。PSPにはゲームアーカイブスとしてPS版をダウンロード購入して遊べる機能もあるが、本作が収録されている『コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3』の配信は行われていない。Vol.1とVol.2自体は配信されているのだが……。 発売当初の主人公は「ペンギンくん」という名前が付けられていたが、後に「ペン太」という名前が付く。 『夢ペンギン物語』で個人名が与えられ、これ以降に移植された本作や前作の『けっきょく南極大冒険』ではこの名義に統一されている。 ペン太は後にMSXで販売された『パロディウス ~タコは地球を救う~』にも自機キャラクターとして出演する。 その続編にあたる『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』では「ペン太郎」というキャラクターが登場するが、このキャラはペン太本人ではなく、本作で登場したペン太とペン子姫の息子とされている。 ボスステージ以外のステージではゴール時に、息を切らしたペン太が何かを思い浮かべて再び元気を取り戻すという演出がある。 思い浮かべる内容は基本的に「ペン子姫」だが、残りタイムの末尾1桁が5・7・3のときに余興的に異なるものが出る。内訳は「ゴールデン・アップル」、「コナミマーク」、「モアイ」、そしてなぜか「ビール」。 ビールはペン太の好物という設定の話ではなく、当時販売されていた「サントリーCANビール」のイメージキャラとして「パピプペンギンズ」というペンギンが採用され人気を博していたことから取り入れたと思われる。 ちなみに「パピプペンギンズ」のキャラクターの外見は青色のペンギン。このデザインの影響を受けたのか、次回作の『夢ペンギン物語』やペン太が出演する『パロディウス』シリーズにおいてもゲーム中に登場するオスのペンギンはすべて似たような青色のペンギンとして登場する。