約 2,818,715 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27663.html
登録日:2014/02/24 Mon 16 32 34 更新日:2024/08/27 Tue 16 35 43NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 お茶目 だいたいこいつのせい はじけるレモンの香り アーティスト アーマードライダー インクレディブル・リョーマ エナジーロックシード オタク キーパーソン ゲネシスドライバー サイコパス スピンオフ主役 デモンライダー トラブルメーカー トリックスター ドラゴンフルーツ ナルシスト ハカイダー フリーダム プロフェッサー プロフェッサー・凌馬 ベルトを開発した男 マッドサイエンティスト メッシュ ユグドラシル・コーポレーション ユグ社のアイドル レモン ロマンチスト 仮面ライダー 仮面ライダーデューク 仮面ライダー鎧武 俳優の本気 元魔戒騎士 全部私のせいだ! 公爵 凝り性 卑劣漢 博士宇宙へ 厨二病患者 外道 天才 学者バカ 富永研司 平成ライダー 悪い大人 悪役ライダーリンク 戦極凌馬 新世代ライダー 暗部 演者の怪演 研究者 私の趣味だ 私の趣味だ←万能 科学者 美形悪役 製作者 謎の男 開発者 青木玄徳 黒幕 仲間が手荒な真似をしてすまない。こうして君達と落ち着いて話をするためには仕方なかったんだ。 アンタ誰だ…!? 私は戦極凌馬。君達が使った『戦極ドライバー』の設計者だ。 えっ?じゃあ『花道・オンステージ』って…… 『Knight(ナイト)・of(オブ)・Spear(スピアー)』ってのは? 私の趣味だ。イイだろ? (゚▽゚*)ニパッ♪ 戦極(せんごく)凌馬(りょうま)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー鎧武』の登場人物である。 演:青木玄徳 ◆概要 物語の舞台・沢芽市を秘密裏に支配している大企業『ユグドラシル・コーポレーション』の暗部に所属する若き研究者。26歳。 通称は『プロフェッサー・凌馬』。 長身痩躯、白衣に妖気漂う白いメッシュの入った鬼太郎カット+後ろはおさげと、テンプレ的な『胡散臭い科学者』な出で立ちをしている。 ……というかよりは白衣を脱げばオタクそのもの。 呉島貴虎 がリーダーを務めるヘルヘイムの森の謎を解明するためのプロジェクトに参加しており、その頭脳と奇抜な発想力で、 森の果実及びそこから生まれるインベスの研究 果実の力を安全に引き出すためのツールであるロックシードやドライバーの設計・開発・各種調整 試作型ドライバーを装着したモルモットからのデータの取得と分析 インベス災害が市内にまで波及した際のカムフラージュおよび迎撃の指揮 ……といった広範にわたる職務を一手に引き受けるマルチな天才。 一部の例外を除いて全世代のアーマードライダーの父とも言える存在であり、 ヘルヘイムの森に関する情報(例:果実を食べた生物はインベスになること)を誰よりも把握していることから、ユグドラシル側の枢軸にして、この物語最大のキーパーソンの1人である。 シドやDJサガラ同様、額面上は貴虎の指揮下にあるが、同い年の彼を下の名前で呼ぶなど付き合いは対等そのもの。 また、『神のような全能感を齎す更なるドライバーを開発すること』を目標としており、 自らを実験台にしてまでドライバー開発に心血を注ぐ貴虎を、同じ野心を共有できる同志と見込んでいたが、 貴虎は人類救済の使命を果たすことのみにこだわっていたため見限り、その野心に向けて暗躍し、それが原因で指揮系統の混乱を招くこともある。 黒影トルーパーs「「「脱走者追うの!?追わないの!?どっち!?」」」 ◆性格 常に余裕に満ちた態度を取り、相手の内面を見透かしたような物言いやミステリアスな風貌から近寄りがたい印象があるが、実際に面と向き合うとかなり稚気に富んだフリーダムな性格をしている。 自らの名を冠した『戦極ドライバー』や、ロックシードのカオス個性豊かな煽り文(*1)など、手がけた発明品には随所に彼独特のユーモアが盛り込まれており、科学者というよりは芸術家に近い感性の持ち主。 裏方の開発者にしては妙に自己顕示欲が強く、研究記録が何故かカメラ目線で彼が実況するビデオレター風の動画だったり、 社内のモニタ越しに貴虎と会話する時顔が近すぎたりと、ナルシスティックな振る舞いも目立つ。 一方でコミュニケーション能力には少々難があり、相手が聴いているか・理解できているかどうかも確かめず、 自分の伝えたいことを一方的に凄まじく早口かつ淡々とまくしたてる癖がある。 しかしそのある種の面白みに溢れたキャラ性に対し、その本性は「私の頭脳だけが唯一絶対のもの」と断言し己の研究・野望の事しか頭にない冷酷なエゴイスト。 そもそも「ヘルヘイムの脅威から世界を護る」というユグドラシルの理念に毛程の興味関心も持っておらず、 ヘルヘイムの森の侵食やインベスの媒介する奇病の顕在化の対応を巡り市民を避難させようとした貴虎に対し、「抜本的な解決策が見つかっていない」という理由で隠蔽工作を優先させる 果実を口にしてインベス化した角井裕也を鎧武に変身した紘汰が殺害した様を見てもアーマードライダーの性能を見届けて満足するだけ など、あくまで自身の研究と仕事の作業効率が最優先で他者の命には全くの無頓着。 それどころか自分の研究のためなら幾らでも仲間を含めた他人を使い捨てて犠牲にすることを厭わず、それが当然のことだと信じて疑わない。 怜悧冷徹な判断の陰には、優れた才能を持つが故の自分本位な幼稚さ・無邪気さ故の酷薄さが見え隠れする。 先述したように、その行動の根底には己の研究欲を満たすべく世界の覇権を握らんとする猛々しい野心が潜んでいる。 支配する世界をヘルヘイムの森に覆い尽くされてしまっては元も子もないため、彼も何らかの形で世界を救いはするだろう。 しかし、そこで暮らせるのはごく一部の選ばれた適者のみである。 なお、第39話にて紘汰達に彼の無責任さのせいで世界中がヘルヘイムの植物に浸食されたことを糾弾された際には、 全世界のクラックが開いたのは、オーバーロードが原因で…それは人類からミサイル攻撃を受けたせいだから…つまり、ユグドラシルタワーが陥落したせい… はっ! 全部私のせいだ!ハハハハハッ!湊くん、全部私のせいだ!フフッ! と、反省するどころか開き直って爆笑する始末である。ある意味、凌馬の狂った本性を垣間見れる1シーンだろう。 この時は我慢していたが、後でキレた戒斗さんにぶん殴られました。因果応報である。 劇中での活躍 序盤からちょくちょく顔は出していたものの、基本的にその出番はユグドラシル側共通の思わせぶりで要を得ない会話が大半を占めており、 自分の素性と目的について明確な言及がされたのは第15話から。 ユグドラシルタワーに連行された葛葉紘汰と駆紋戒斗の前に現れ、引き続きモルモットとして自分の研究に協力するよう要請。 なお、この時に記事冒頭のやり取りがあり、ロックシードの煽り文句は全て彼の趣味によるものという笑撃の事実が判明した。 それを蹴った2人が脱走し、なおかつ紘汰が厳重に保管されているはずのゲネシスコアとエナジーロックシードを入手したことを不審に思い、 あえて紘汰を泳がせることでデータ取得の続行と内通者の炙り出しを目論んでいる。(これも何かの方便かもしれないが) 湊耀子は彼専属の秘書兼ボディガードだが、 彼女がゲネシスドライバーの力を未だ本気で使っていないことを見抜いており、凌馬にとって彼女も現状では紘汰と並ぶ興味深い観察対象である。 また、戒斗の『強さ』への執着心も『見所がある』と評している(スキップしながら)。 呉島光実が紆余曲折あってユグドラシルの計画に参加するようになってからは、 耀子の反応から自分の思惑を見抜いた彼の才気を気に入り、ドライバー奪還作戦失敗の口裏合わせに付き合う。 それに伴い光実を貴虎と切り離し自身の配下に抱き込んでいる。 改めて歓迎しよう、我らが同志よ。これからは我々と共に、野望の道を歩もうじゃないか! …実は先立つ形で秘書の耀子・貴虎配下のシドと裏で手を結んでおり、 ヘルヘイムの森の地球生態系への侵蝕という『理由のない悪意による侵略』を逆手に取り、 人類全体を適者生存のふるいにかけ、唯一森に対抗できるユグドラシルの技術力を背景に新世界の頂点に立つ野望の下に独自の派閥を形成していた。 この派閥にはユグドラシルタワーに侵入した戒斗をも、この真実を開示することで同志として迎え入れている。 清濁を併せ呑み大義のために結成されたユグドラシルにも、リーダーの貴虎が気付かぬうちに凌馬という獅子身中の虫の手で『世界征服を企む悪の秘密組織』という暗黒面が芽生えていたのだった。 そして貴虎がオーバーロードインベスの存在を知ったことで、凌馬は貴虎の排除を決意する。(*2)。 貴虎はシド、耀子、光実を引き連れてオーバーロードの探索に当たるが、突如としてシグルドとマリカの襲撃に遭う。 突然の事態に困惑する貴虎だが、そんな中凌馬が現れて彼の目の前でデュークに変身し貴虎に襲いかかる。 シグルドとマリカの協力があったとはいえ、その圧倒的な力で斬月・真を下しついに貴虎を排除する。 最大の障害であった貴虎がいなくなり、安堵した凌馬だったが… ヘルヘイムの森に選ばれるのは、奪い合い、勝ち残った一人だけ……。つまり、俺にも資格があるわけだ!! と、本性を露にしたシドの裏切りに遭ってしまうのだった… デェムシュが沢芽市に侵入した際には彼を生け捕りにしようと試み、沢芽市の通信網を全て遮断した上で耀子や黒影トルーパー達を派遣した。 しかしその最中にレデュエ率いるインベス軍団が沢芽市に侵攻、ユグドラシルタワーを占拠してしまう。 これを受けた凌馬は…… ハハハッ、すまないね、湊くん。 まぁ、後は任せたから (゚▽゚*)ニパッ♪ と言い残し、耀子たちを見捨てて、どこぞの科学者よろしくロケットで脱出してしまった。誰が呼んだか「戦極ロケット」 この行動によってユグドラシルの日本支部は壊滅し、またそれまで付き従っていた耀子は彼に失望し、戒斗達ビートライダーズ側につくという結果を招いた。 日本支部壊滅後、他国の支部の協力を仰ごうとするが、各国の代表が彼を糾弾したことで彼らと決別する。 その際に全世界にプロジェクト・アークの全容を公表するという暴挙を行い、ユグドラシルは世間からテロリスト勢力と認定され、世界中に大混乱をもたらしながら滅亡することとなった。 その後長らく姿を消していたが、第38話にて沢芽市に帰還する。半袖と短パン姿というラフな格好で。バカンスでも行ってたのだろうか? 紘汰達にユグドラシルタワーの抜け道の情報をもたらし、協力を持ちかける。 一度はその案に躊躇した紘汰達だが、他に手段がないためしぶしぶ協力することに。 タワー到達後、待ち伏せていたシンムグルンの襲撃を受けるが、デュークに変身して彼を翻弄し、その性能の高さを見せつけた。 …かと思えば紘汰にトドメを譲り、自らは極アームズの戦闘データを集めるなど相変わらずのフリーダムっぷりを発揮した。 フェムシンム滅亡後、チーム鎧武のガレージを訪れ、光実とともに黄金の果実を体内に宿した高司舞を病院に連れて行き、彼女の治療を引き受けた。 そこでサガラと遭遇し、彼とヘルヘイムの森の正体、始まりの女の真実を知る。 凌馬は黄金の果実を独り占めするために、光実を紘汰を倒すよう唆しつつ彼にヨモツヘグリロックシードを託す。 手術は行ったが、実際には最初から舞を助ける気はなく、黄金の果実の入手を優先して舞を死亡させた。 いやぁ、実に難しいオペだったよ… 何せ、心臓と完全に融合していたからねぇ… 禁断の果実『は』無事だ♪ あんたは…舞さんを救うって…! と言うか、な~んで私の言葉を鵜呑みにしちゃうかなぁ? 私がこの果実を狙っている事は君も知ってたろう? 舞が死亡したにもかかわらず黄金の果実を手に入れたことに誇らしげになる凌馬。 その光景を目撃した光実は崩れ落ち泣き叫び凌馬に反撃しようとするも、造反防止に仕組んだプログラム「キルプロセス」を発動してゲネシスドライバーを破壊して無力化させる。 そして…… それにしても君は本当に子供だな!大人の手口というものを全く分かってない!ハハハ… なぁ、呉島の坊ちゃん!貴虎に!教わらなかったのか! 『何故悪い子に育っちゃいけないか』、その理由を! 嘘つき、卑怯者…そういう悪い子供こそ、“本当に悪い大人”の格好の餌食になるからさァ!! と光実を嘲笑い、まるで自分を含めた悪い大人を正当化するかのように豪語しながら彼を痛めつけた。 だが、その直後黄金の果実は凌馬の手元から離れ、始まりの女となって時空へと旅立った。 この状況を認められない凌馬は怒り狂い、舞を救う為に駆けつけた戒斗と湊と相対する。 今、考え事をしてるんだ…!邪魔しないでくれないか! 一度は黄金の果実を手に入れたんだ…一体どこへ行ったのか……今すぐ突き止めなくては!放っといてくれ! 戒斗、あの子はもう…… そうか……貴様だけは!! ……こうもバカばかりだと、世界が滅びるのも当然だな。 湊君なら気付いてても良かったろうに…いかにも私のやりそうな事だろう? 2人のゲネシスドライバーも光実同様に破壊して機能を停止し、代わりに戦極ドライバーで挑んだ戒斗を純粋なスペック差により追いつめていく。 唯一の脅威は、妙なロックシードを使って古いドライバーのまま強くなっていた葛葉紘汰だけだったんだ。 だが、それも光実君が排除してくれた。もう私に怖いものはない。 そう余裕綽々で嘯くが、追い詰められた戒斗がヘルヘイムの果実を食べた事でオーバーロード「ロード・バロン」へと変貌する。 意識を保ってる…?バカな…!?……化け物めぇ!! 許さん…!許さんぞぉ!!私のドライバーに頼らずに、人間を超えるなどッ!! その光景を目撃した凌馬は怒りを露わにしてロード・バロンに挑むも、「なるほど、それが貴様の拘りか…案外つまらんプライドだな!」と一蹴され、 変身が解除されようとも生身になった状態でさらに痛めつけられる。 どうだ? 私の才能が、研究が…!唯一価値あるものなんだ…!この世界の真理なんだァッ!! 貴様の真理など…机上の空論! 俺の真理は……! この拳の中にある! ロード・バロンの放った強烈なパンチの一撃を喰らって壁に叩き付けられるも、ヘルヘイムの力を自ら取り込んだ戒斗に対し、 ハハハハハハハッ……!そんな姿に成り果てて、長く持つものか……! いずれ貴様は破滅する……!! それが貴様の……運、命……。 と呪詛のように言い放ち、彼のこれからの運命を嘲笑いながらビルから自ら身を投げ、絶命した。 かつての部下、湊の手にゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを残して……。 劇中にていろんな人間の裏をかき、暗躍し、他者を顧みず自分の欲望のままに研究していった男だったが、 「自分の研究の範囲外の行動に出た人間に翻弄され、命を落とす」というなんとも惨めで因果応報とも言える最期を迎えた。 また、その最期も自らが裏切りで手にかけた貴虎が崖から落ちたのと同じなのは、何とも皮肉な構図である。 しかも裏切られた側だった貴虎は重傷を負ったものの最終的には生き残ったが、その貴虎を裏切った、彼や後に彼同様ビルから転落した湊は命を落としている。 そして戒斗がオーバーロードになったのも、自身が開発したゲネシスドライバーでヘルヘイムの毒を押さえ込んだのもまた…… 長らくその過去は謎とされてきたが、Vシネマ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月 / 仮面ライダーバロン』の『仮面ライダー斬月』編にて、 呉島兄弟の実の父である呉島天樹がユグドラシルを担う人材育成の為にかつて設立した孤児院の出身であることが判明した。 また、天樹の元で禁断のリンゴロックシードとヨモツヘグリロックシードを開発していたことも明かされた。 Vシネマ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク / 仮面ライダーナックル』の『仮面ライダーデューク』編では主人公を務めた。詳しくは項目を参照。 死後についてはこちらを参照。 キカイダーコラボ回となる第30話では知り合いの研究者からハカイダーの最終起動テストを任されたらしく、ハカイダーの機体をユグドラシルの研究室へ持ち込む事に。 そしてあろう事か凌馬は自分の額に赤い切開線を書き始め……(後述) ◆仮面ライダーデューク 開発者の凌馬自身が変身するアーマードライダー。 スーツアクター:富永研司 バロンと同じ「西洋騎士甲冑」系列のデザインであるが、全てにおいて上位互換たる能力を表すかのように、その名は貴族最高位・公爵を表す「Duke」から取られている。 各種ライドウェアはロイヤルブルーを基調としている。 ◆アームズ一覧 ☆レモンアームズ あの頃の私は、君を心から尊敬していた。そして君もまた、私の研究に理解を示してくれた。 いい関係だったと……今でも思うよ。 何を言ってる…。これからもそれは変わらない。 行くぞ……! /レモン!\ カモンッ! レモンアームズ! インクレディブル・リョーマ! 戦極ドライバーとレモンロックシードを用いて変身するデュークの派生形態。 とは言っても用いるアイテムで分かる通り、厳密には下記のゲネシスドライバーで変身するデュークとは別物であり、 この形態はゲネシスデューク(及びレモンエナジーアームズ)のプロトタイプに相当する。 複眼やアーマーの色はレモンエナジーアームズと同じだが、展開方法が異なる他、後頭部がすごく尖っており、肩のパーツもよりレモンの形状になっている。 レイピア型のアームズウェポン「レモンレイピア」を用いた近接戦を得意とするが、レモンエナジーと比べると戦闘力では見劣りする。 ゲネシスドライバーとエナジーロックシードが完成して以降は使用されていない。 ☆装備(&発明品) ★レモンロックシード シリアルナンバーはL.S.-99。 モチーフとなった果物から察するにレモンエナジーロックシードの試作品だと思われる。 試作品とは言っても過去に制作したものとは異なり、使用しても身体に異常はない。 音声は上記の通りだが、それにしても趣味に生き過ぎだろこの科学者。 ★戦極ドライバー 凌馬が最初に製作したドライバー。見ての通り、製作者の名を冠するという自己アピール精神旺盛なベルトである。(去年もあったけど) 凌馬の名字が田中とか佐藤だったら一体どうなっていたのだろう… とはいえ、『ディーゼルエンジン』や『ブラウン管』のように発想自体はさして特異なものではない。 凌馬の使用する物はフォールディングバンドが黄色の初期型で、ライダーインジケータにはデュークの横顔が描かれている。 変身する際の待機音として、トランペットのファンファーレのような西洋風の音声が鳴るのが特徴。 凌馬がこのドライバーを使用するのはヘルヘイムの調査を始めた頃以来で、貴虎曰く「よく2人で無茶をした」らしい。 なお、凌馬の使用した物を含めてモルモットに行き渡った試作型は貴重なモノで、凌馬が壊すなと釘を刺したにも拘わらず、貴虎に1基破壊され、それが初瀬亮二の破滅の遠因となった。 取得データを元に完成したゲネシスドライバー制式採用の後も、黒影トルーパー用の装備として量産モデルが普及したり、 コアスロットを介して互換性を持たせ、紘汰のモニタリングを続行したりと、意外に息が長い。 なお、凌馬曰く「戦極ドライバーによるエナジーロックシードの運用は一度は封印した機能」とのこと。 ★レモンレイピア レモンアームズのレイピア槍型アームズウェポン。 柄の部分はレモンエナジーアームズの果実形態に酷似している。 ★ぼくのかんがえたさいきょうのドライバー(名称不明) 凌馬が完成を目論む発展型ドライバー。 本項目冒頭におけるやりとりの際には既に思い付いていたようだが、実物はまだ製作されておらず青写真…というかイラストである。 設計図ではない。絵である。鉛筆で丁寧に描かれており、結構上手い。 ヘルヘイムの樹木を象ったような有機的で不気味なデザイン。 付けて変身してもライダーというか怪人になりそう。 ここから下記のアームズには新型変身ベルト『ゲネシスドライバー』に各種エナジーロックシードを装填し変身する。 劇中では2アームズを装着しているが、スペック自体は2つとも同じである。 ☆レモンエナジーアームズ おや?どうしたんだい、貴虎?そんなに慌てて… 凌馬、お前こそどうしてここに? まさか…お前も!? 変身。 /レモンエナジー!\ ロックオン! ソーダァ… レモンエナジーアームズ! ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファファファファイト! 身長:206cm 体重:119kg パンチ力:15.7t キック力:19.5t ジャンプ力:ひと跳び22m 走力:100mを6.4秒 ゲネシスドライバーにレモンエナジーロックシードを装填し変身するデュークの基本形態。 ロイヤルブルーのゲネティックライドウェアにレモンイエローの装甲を纏った鋭角的なシルエットが特徴。 (青と黄色の組み合わせは平成ではけっこうスタンダードである。) 背面には特殊繊維による防弾・防刃機能を持つマント『ゲネシスケープ』を装備。 頭部は5つの演算用コアが埋め込まれた分析ユニット『ステムバイザー』が特徴。 『レギュレイトクラッシャー』の下側と共に、王冠と顎鬚を思わせる意匠が盛り込まれた造形になっている。 プロフェッサー!それ、もう公爵っつーか王様じゃんッ!? 凌馬「私の趣味だ。…イイだろ☆」(゚▽゚*)ニパッ♪ その他、両耳の『リーモスホーン』や両目の鋭いパーツが目を引くデザインとなっている。 また、双眼『ステアリングアイ』や額の鉱石『ゲネティックシグナル』は、 斬月・真を除き新世代ライダー共通の名称である(レギュレイトクラッシャーは斬月・真も同様)。 シグルド以外の新世代ライダーは右肩のアーマーが肥大化しており、デュークの場合は『リーモスエナジースリーブ』と呼ばれる。 また、左胸の『リーモスエナジーラング』にはデュークの紋章がある。 そして、積層アーマーである腕部の『アームガントレット』や大腿部の『サイプレート』は鋭い形状になっている。 スペック的には新世代ライダーの中でも同じくパワー重視の斬月・真やシグルドを差し置いて最大の平均数値をマークしており、変身者含めて尖った外見とは裏腹に単純な腕力や耐久性は非常に高い。 特にガードの強固さは、鎧武 ジンバーレモンアームズの放ったソニックアローの投射が直撃しても僅かなダメージすら受けない程である。 実戦の場に立ったのはデュークが最後なので、他の新世代ライダーや泳がせている紘汰から取得したデータを反映させて、初期段階から能力がアップデートされている。 変身する凌馬は戦士としては素人同然だが、 ゲネシスドライバー・エナジーロックシード・および武装のソニックアローの性能と特徴を知り尽くしているだけあり、その戦いぶりは攻守において無駄な動作が無く、正確。 アーマードライダーというシステムのポテンシャルのみを純粋に引き出して戦っているともいえる。 背筋を伸ばして半身に構え、翳した手で相手の攻撃を捌きつつ、強烈なカウンターを打ち込む堂々としたファイトスタイルは正に王侯貴族の風格。 まるでベルトの中の人がトリ憑いたかのようである。 劇中ではシグルドのカテゴリーH駆除任務に随伴する形で、他の新世代ライダーと共に顔見せ的に登場。 その後、ジンバーレモン鎧武の力を直接確かめるべく合同ダンスイベント後の紘汰の前に変身後の姿で現れ、これを圧倒。 加減を誤った攻撃で変身解除にまで追い込む。 それを妨害し飛び入りしたバロンすらも鎧袖一触で撃破し、負けん気の強い戒斗にすら「桁違いの強さだ」と評された。 バロンは負けが多すぎて最早強さのパラメーターとして機能していないのでは?という意見もあるが。 しかしその高い実力・スペックとは裏腹に、他の新世代ライダーと比べ変身回数は少ないが、 これについては凌馬が研究職を本業とするため、前線にあまり出られないことが主要因であると思われる。 そんな中、第39話にてオーバーロードであるシンムグルンとの戦いでは、一発一発的確に攻撃を当てたり 分身を作って相手を翻弄するなど、オーバーロードを相手に圧倒したことから改めてその性能の高さを見せつけた。 だがそんなデュークもロード・バロンと対峙した時、力負けしてしまった。 「男爵」であるバロンが「君主」=ロードになって、「公爵」のデュークに下克上するというのは、なかなか皮肉な話である。 ☆ドラゴンエナジーアームズ 因縁の対決だね、友よ… 変身! /ドラゴンフルーツエナジー!\ ロックオン! ソーダァ!! ドラゴンエナジーアームズ! ゲネシスドライバーにドラゴンフルーツエナジーロックシードを装填し変身するデュークの強化形態。 概ねの外見はレモンエナジー装着時と同じだが、兜の意匠に赤い装飾、股間部の中心に装甲がそれぞれ追加され、 背部のゲネシスケープはドラゴンフルーツを模したものになっている。 従来の次世代ライダーたちと同じく、ソニックアローによる距離を選ばないスタイルを得意とする。 また、独自能力として、空中飛翔も可能なトランザムばりの超高速移動能力を所有する。 ☆装備 ★ロックシード ○レモンエナジーロックシード シリアルナンバーはE.L.S.-01。 記念すべきエナジーロックシード第1号であるが、ワンオフというわけではなく、戒斗にもゲネシスドライバーと合わせて1つ、サガラが盗み出して紘汰の手にも1つ渡っている。 変身時は上下の両端に配されたヒンジを起点にして開く。 ゲネシスコアのユニットを介して戦極ドライバーで使用するとジンバーレモンアームズとなる。 また、レモンエナジーロックシードのみ変身時の電子音に従来の錠前と同様の煽り文句が設定されている。 こんな所にも自分専用の変身を演出しようとするプロフェッサーのお茶目なこだわりがうかがえて微笑ましい。 尤も、ストーリーの進行上、自身と同じレモンエナジーアームズに変身したバロンに先に煽り文句を使われてしまったが。 ○ドラゴンフルーツエナジーロックシード シリアルナンバーはE.L.S.-PROTO、HEX。 前者はエナジーロックシードシリーズの試作品で従来のロックシードを上回る性能を持つが、制御が不完全であり、暴走して変身者を蝕みインベスと化してしまう危険性を持つ。 こちらは『鎧武外伝』の『仮面ライダーバロン』編に登場し、資金援助の見返りとして、ゲネシスドライバーと共にアルフレッドに提供した。 尤も、凌馬自身は自分の研究の成果が金儲けに使われることに不満を抱いていたようで、彼の事は実験台としか見ておらず、 彼の性格もあって、実際に使用した際の経過とアルフレッドの始末を同時に目論んでいたものと思われる。 後者は映画『MOVIE大戦フルスロットル』の『仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ』にて、メガヘクスがメカ凌馬と同時に創り出したロックシードとして登場。 こちらは絞った時の音声の音声は前者と違い、『ソーダァー!!』と力強い。 ★ゲネシスドライバー 戦極ドライバーから得たアーマードライダー達の戦闘データに基づき、凌馬が完成させた新型ドライバー。 エナジーロックシードをバックルの中央部「ゲネシスコア」にセットし、右部のグリップ「シーボルコンプレッサー」で絞ることで 、 バックル下部のシリンダー「コンセントレイトポッド」内に溶液が溜まり変身が完了する。 凌馬が使うものは自分専用に特殊なチューンアップを施しており、他のアーマードライダーとは一線を画す出力を誇り、驚異的な戦闘力を発揮している。 チューンアップによるものかどうかは不明だが、光学迷彩機能も備わっている。 当初の凌馬の見積もりでは危険度は試作型の2倍と目されていたが、貴虎の勇気ある献身の成果もあってか、安全性が確認された事で正式採用に至った。 貴虎は性能に満足し、行く行くはコストダウンさせた上で量産することを目標としていたが、 凌馬から見ればゲネシスドライバーもまだ過渡期の試作品に過ぎず、更なる力を齎す変身ツールの開発を望んでいた。 ちなみに、制式採用型には開発者の意見が通りにくかったのか、試作型と比べて電子音は大分おとなしく、個性も弱め。 開発者仕様以外には自身に反逆した際を見越して「キルプロセス」なる装置が組み込まれていた。 凌馬が生前使っていたものは、耀子が回収後使用していたが彼女の死後行方不明となる。 『MOVIE大戦フルスロットル』の『進撃のラストステージ』ではメガヘクスがメカ凌馬と同時に創り出したが、メカ凌馬が爆散した後彼の残骸から貴虎が回収し使用した。 こちらは最後まで壊れずに使われた為、恐らくこれ以降も使用されているものと思われる。 ★創世弓ソニックアロー ゲネシスドライバーで変身した新世代アーマードライダーの共通武器。 遠近両用の武器で、レーザーポインタの「エイミングスコープ」で標的を確認する。 そして、トリガーの「ノッキングドローワー」を引いて弦の部分の「ソニックストリング」を伸ばし、 アローレストからエネルギーの矢を放ち射抜いたり、両端に付いた鋭い刃「アークリム」で接近戦を仕掛ける。 エネルギーの矢は直撃を受ければインベスなら即死、アーマードライダーでも変身解除は避けられない程の威力を持っている。 実戦経験が不足しているデュークは加減を間違えて矢を放つことがあるため、相手取るのは非常に危険である。 第39話にてエネルギーの矢を放つ際、ソニックアローが巨大化した描写があることから、ゲネシスドライバー同様、ソニックアローも何かしらのチューニングを施しているのかもしれない。 ☆必殺技 ★ソニックボレー ロックオン! レモンエナジー! ソニックアローにエナジーロックシードをセットすると発動。 レモンの場合は標的を確認し、強化されたエネルギーの矢を相手に放つ。 また、弦の部分をエネルギーで補強することで螺旋状に回転しながらの光矢を放つことも可能。 ロックオン! ドラゴンフルーツエナジー! ドラゴンエナジーアームズの場合は、赤黒い巨大な龍を模したエネルギーの矢を撃ち出す。 非常にド派手でカッコいいエフェクトながら威力はイマイチなのか、 クリーンヒットした龍玄にはメカ黒影の戦極ドライバーを回収しつつ撤退される程の余力を残され、斬月にはメロンディフェンダーがあったとはいえ、耐え切られてしまった。 ★分身生成(正式名称不明) レモンエナジー・スカッシュ! レモンエナジーロックシード装着時に、シーボルコンプレッサーを1回絞ると発動。 ホログラムによる分身を作り出す。 あくまでホログラムであるため、先輩達とは異なり実体化しないが、本体が攻撃するまでの時間稼ぎには使える。 ★斬撃(正式名称不明) ドラゴンフルーツエナジー・スカッシュ! ドラゴンフルーツエナジーロックシード装着時に、シーボルコンプレッサーを1回絞ると発動。音声がかなり早口。 ソニックアローのアークリムにエネルギーを込めて相手を切り裂く。 戦極ハカイダー 映画『キカイダー REBOOT』とのコラボ回である第30話で登場した、凌馬が自分の脳を摘出・移植したハカイダー。 この名称は公式のものではなく、便宜上の仮称である。 オリジナルと異なり脳の血液交換などの維持措置は不要で、音声データは凌馬のものになっている。 鎧武とナックルの2人がかり相手に全く引けを取らない戦闘力を誇り、キカイダーとのタッグをも圧倒する強さを持つが、 悪魔回路由来と思しき破壊衝動に呑まれており、原典のハカイダーとは似ても似つかない破壊者と化していた。 最終的には鎧武 カチドキアームズとキカイダーの猛攻に怯み、一目散に撤退。 脳を元に戻した凌馬は「この私が破壊衝動に支配されるとは」と、そのような力を欲する秘密結社ダークに戦慄していた。 ★余談 演じた青木は、『鎧武』に先んじて『牙狼-GARO-』シリーズ第3期『牙狼〈GARO〉 闇を照らす者』にレギュラー出演している。 この作品は巨大グループに支配された閉鎖的な都市が舞台で、なおかつ人間が化け物に作り変えられるショッキングな設定があったり、地下に設けられた広大な異空間に太古の遺跡があったりする。 また、青木演じる魔戒騎士・天弓騎士ガイ/楠神 哀空吏はインテリ系のイケメンで、弓と剣の複合武器を使いこなす蒼い騎士である。 凌馬/デュークを見てデジャ・ヴに駆られる特撮ファンも少なくなかった…かも。 ちなみに、この作品には保護者が街の重要な部署に勤めている高校生も出演している。 青木は映画『MOVIE対戦フルスロットル』のインタビューにて本編の撮影当時は凌馬の改心を想像していたようだが、上記のラフな格好で帰還したシーンで「これはもう(改心は)ないな」と思ったとのこと。 なお、凌馬の最期については肯定的な意見を述べている。 ちなみに、青木のお気に入りは「そういう悪い子供こそ、本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ!」と凌馬が光実を嘲笑う一連のシーン。 このシーンはメインライターの虚淵玄も「『鎧武』の中で一番書きたかった台詞」と語るほどのお気に入りらしい。 項目作成には慣れていなくてね…プラグインを間違えてしまった お願いだ、も~う1度編集して☆ 画像出典:仮面ライダー鎧武 © 2014、2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 当項目のコメント欄は煽りや馴れ合いで荒れたため撤去されていましたが、作品の完結から時間も経ったため解除される運びとなりました。 同様の行為が繰り返された場合、IPの規制、再度の撤去、記事の凍結などの措置が取られる可能性がありますのでご了承ください。 ▷ コメント欄 [部分編集] 悪党でありながら自分の技術が正義の味方が生まれた。サブの主役を追い詰めるもののサブの主役にパワーアップした形態に敗れると言った点ではリリカルなのはのジェイル・スカリエッティと共通だな -- アグバー (2017-06-11 13 13 42) 日本人で自分の名前から取った発明品としては「八木アンテナ」あたりが有名でしょうか。あんがい奇特な発想ではない…はず。 -- 名無しさん (2017-06-12 12 07 55) 何だかんだで貴虎兄さんが好きだったんだと思う。貴虎が「圧倒的な力で人類を支配下におくから、相応しいドライバーを作ってくれ」とでも言ってたら凄く喜んで作りそう。 -- 名無しさん (2017-09-03 11 27 47) 白地にレモンイエローは酷く読みにくいな -- 名無しさん (2017-10-05 23 17 27) 悪い子供は悪い大人の格好の餌食と言っているが、カイトの変貌に動揺したり、自分の発明が世界の真理と子供染みた事を言ってるので、彼は、大人になった気分でいる子供って印象がする。 -- 名無しさん (2018-01-28 20 07 43) 報告にあったコメントを削除しました -- 名無しさん (2018-04-06 23 03 53) 更なる強化形態としてデュークのジンバーレモン、ジンバードラゴンとかも見たかった。 -- 名無しさん (2019-12-19 21 01 38) 戦極凌馬とは視聴者達にとっては話を面白くする楽しいオモチャであり、彼の才能や研究はライダー達の成長の肥やしに過ぎなかった。だから戒斗に全否定されて惨めに死ぬのは笑える死に様だったな -- 名無しさん (2019-12-19 22 24 11) 本当に悪い大人の格好の餌食になるって下りは虚淵なりの子供たちへのメッセージなんだろうけど流石に重すぎんよぉ・・・やっぱこの人に子供の見るもの書かせるべきじゃねえよ -- 名無しさん (2020-01-23 10 35 15) イドゥンの件といいタイラントの件といい舞台版の件といい、事件の裏には大体この人が関わってて草 -- 名無しさん (2020-11-02 22 44 07) ↑ 鎧武世界の変身技術を作ったその人だし -- 名無しさん (2020-11-02 23 20 47) もしヘルヘイムロックシードを見れば、「また私の知らないロックシードを勝手に作って・・・」とキレそうだが、キングドリアンロックシードは形状こそ違えど中身はリぺ、ライチロックシードは「初瀬くん、オーバーロード化してたのか?しかもナンバー14は構想していてアームズウェポンは考えていなかった物を・・・」といちいち忙しそう。 -- 名無しさん (2020-11-04 00 10 01) 新作では貴虎がグリドンに変身できるドライバーが出たけど、開発者権限という凌馬の遺産か。それなら凌馬と貴虎がロックシードを解錠しただけで武器を召喚できる機能もありそうである。 -- 名無しさん (2020-11-16 10 05 53) 小説鎧武では最後に紘汰が狗道を「眠らせている」が、魔蛇アームズのセイヴァーのとどめと一番おいしいところを持っていたのは三流となじった凌馬であろう。 -- 名無しさん (2021-07-18 11 38 24) 黎斗神にとってのゴッドマキシマムみたいに、この人にも才能の全てをかけた最高傑作を作って欲しかった -- 名無しさん (2021-09-09 20 57 17) ロックシードを装填できる無双セイバーのドライブランチ、ソニックアローのエナジードライブベイは位置的に両手で持って斬撃、射撃の同時攻撃ができる作りにもなっている。無双セイバーを所持する貴虎の攻撃力アップを想定していたと思われる。 -- 名無しさん (2021-12-03 11 19 58) ビヨンドジェネレーションズではディアブロが生み出した悪魔が変身したとされるデビルライダーとして登場。仮面ライダーブレンに出てきた個体も案外理屈かもしれない。さらに夏映画ではコウガネに吸収されて終わりだったレモンエナジーアームズが初めて劇場版で大活躍。 -- 名無しさん (2021-12-21 14 22 43) ディアブロ「(デューク含めたメンバー選定は)私の趣味だ、いいだろう」…いやまさか -- 名無しさん (2022-01-24 00 04 10) 悪い大人ではあるが、狗道を三流と唾棄した際の凌馬は決して悪人と片づけられる人物ではなかった。狗道もまた自分の救済が目的で、コウガネを除けば明確な悪などいないのが鎧武。というか昭和ライダー、平成ライダーに邪悪な絶対悪などそうそういない。 -- 名無しさん (2022-04-03 22 37 29) ↑ バイラス・ドーパントの時の湯島とか、コマンダードーパントの奥さんを殺したやつとか、一般人には結構いる -- 名無しさん (2022-04-03 22 55 43) 中の人曰く「舞さんの体から果実取り出しておいて平然としているのありえんわ。」 -- 名無しさん (2022-05-24 12 56 20) ちょっと一人で編集しすぎじゃないの? -- 名無しさん (2022-05-24 16 48 19) 令和に再評価されるキルプロセス -- 名無しさん (2022-08-07 22 39 09) ビヨジェネでは互いに本人ではないとはいえ、ユーリが変身したクローンエグゼイドのムテキにレモンエナジーアームズで善戦。三流とはいえ、神に等しかった狗道を倒し、黎斗の傑作であるムテキを追い詰めたことは複雑だが嬉しい。 -- 名無しさん (2023-01-04 16 14 05) 設定的にアウトサイダーズに出てきそうだが、演者の問題もあり、なかなか難しそう。 -- 名無しさん (2023-04-09 12 05 36) あくまでドラマ、お芝居に本当に悪い大人を出す訳にはいかないからね -- 名無しさん (2023-04-09 12 17 24) ↑それに関しては財団Xがメガヘクスの残骸か復元したサイバロイドボディを依り代にベルトさんや蛮野みたいに本体となったゲネシスドライバーを巻き付けて、CVは三木さんにしたら行ける気がする。場合によっては三流さんの一時復活もあり。 -- 名無しさん (2023-04-10 12 08 20) やったことは許されない外道だけど個人的に中途半端に周りに迷惑かけて改心(後悔した後もそれまでかつての仲間が躍る光景を影で見て未練あるように見せてもいた(本当にそうなら兄が目覚めたら街を出るなりすればいいのに))した光実よりは好きなんだよな。 -- 名無しさん (2023-04-16 14 31 34) 偉そうな事言ってたがそもそも舞を死なせたのは自分の技術が足りないからだという -- 名無しさん (2023-07-01 17 56 59) 偉そうな事言ってたがそもそも舞を死なせたのは自分の技術が足りないからだということから目を逸らしてみっちを切り捨てた結果戦力不足で負けるという -- 名無しさん (2023-07-01 17 57 36) キルプロリモコン、まさかの商品化。 -- 名無しさん (2023-10-06 14 18 05) 自分専用の隠し通路はユグドラシルのスタッフに非常時の避難経路とでも言って作らせたと思われる。レモンレイピアのほうは戦極ドライバーをピンポイントで狙えるなど誰も信じてない凌馬の性格がよく表れている。 -- 名無しさん (2023-12-08 10 37 33) TVシリーズじゃ戒斗に思い切り小物扱いされて死んだのに小説版じゃ大物扱いされる違和感 -- 名無しさん (2024-01-06 15 14 44) タグに「デモンライダー」とありますが、正しくは「デビルライダー軍団」なので修正をお願いします。 -- 名無しさん (2024-02-08 17 40 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1137.html
362 名前:ヨーツンヘイム社の危機 1/11投稿日:2008/07/08(火) 20 59 14 ID ??? ナナイ「赤字です」 シャア「ああ……そうだな……」 ダイクン社の社長室。 スクリーンに表示された収支状況の折れ線グラフに厳しい視線を投げかけているのは秘書室長のナナイ・ミゲル、 同じくうつろな視線を宙にさまよわせているのが社長であるシャア・アズナブル、本名キャスバル・ダイクン。 秘書見習いの中学生アルバイト、クェス・パラヤはスクリーンに目を向ける事もなく、 シャアの顔を見てニヤニヤ笑みを浮かべたり、ナナイに嫌な顔を向けられるとぷいっと視線を外している。 ナナイ「赤字ですから、どうにかしなければいけません」 シャア「まあ、普通はそうだろうな……」 シャアの声は、明らかに気乗りがしていない。 この話題から逃げたいという内心が、ニュータイプのクェスにははっきりと感じ取れるし、顔に出ているのでナナイにも見え見えである。 ダイクン社に取っても無視できない赤字を出している一部門とは、先日新型モビルスーツを売り込んできて子会社となった ヨーツンヘイム社の事であった。 363 名前:ヨーツンヘイム社の危機 2/11投稿日:2008/07/08(火) 21 00 03 ID ??? シャア「しかしだな、一応経営改善の努力は認められるのだ」 ナナイの視線に、シャアは一応の反論を試みた。 シャア「先月、モビルスーツの生産に一本化させるために人間大砲ヨルムンガンドの生産中止指示を受け入れさせたところなのだ。 生産中止にしたとたんプレミアが付いたらしく、在庫も全部はけたようだし」 ナナイ「あれを買っていく人間がいたんですか……」 シャア「ぢをん体育大と附属幼稚園、それとガンダムファイト国際委員会が大口で購入したようだ。 使わなくなったズゴックを改修して軌道上から大気圏突入ジェットコースター 『オペレーション・メテオストライク』はなかなかうまく行ったじゃないか、大事故も出さなかったし」 ナナイ「マフティーを名乗るテロリストが襲ってきた事件がありましたが」 シャア「偶然乗り合わせたハサウェイ君が解決してくれて助かったな、あれは。 そうそう、これまでボールが完全に市場を支配していたモビルポッド部門にオッゴが切り込んでかなりの成果を上げている。 ボールはサラミスの外にケーブルでくくりつけておくだけだったが、オッゴはビグ・ラングできちんと管理ができるのが 大きいな。省エネのためにモビルスーツ通勤から切り替える会社も出てきた」 ナナイ「確かにオッゴの売り上げは認めましょう。が……」 ナナイの顔が一際厳しくなる。それを見たクェスがクスクス笑いを忍ばせる。 明らかに一番言いたくない話題を避けたがっているシャアと、本題に入るナナイ。 364 名前:ヨーツンヘイム社の危機 3/11投稿日:2008/07/08(火) 21 01 49 ID ??? ナナイ「ヅダの被害額が大きすぎるのです」 シャア「うわあああああああ」 大声をあげ、耳を両手でふさいで聞こえないようにして机に突っ伏すシャア。 こんな場面をアムロが見たらどう思うだろうか。 シャア「ちゃんと安全基準を満たして販売しているのに勝手に違法改造する消費者が悪いんだぁぁぁ どうして違法改造機の損害補償まで会社が請け負ってリコールまでしなきゃいけないんだぁぁぁぁ」 ヅダの損害というのは、実は売り上げの事ではなかった。売り上げだけなら意外に悪くない成績を出している。 多発する空中分解の損害賠償がヨーツンヘイム社の売り上げを大きく超える額にのぼっていたのである。 その責任が開発元のヨーツンヘイム社ではなく、販売に名前と流通ルートを貸しているだけのダイクン社にかかっていたのだ。 ナナイ「世間の視線は厳しいですから。 ダイクン社はどうしてヨーツンヘイム社の製品を売っているのだと株主からも突き上げが来ています」 シャア「だ……だから、ヨルムンガンドは生産停止させたし在庫も売れたし、オッゴは売れ行き好調だし……」 ナナイ「切りましょう。赤字の子会社はすっぱりと」 シャア「ああああああああ」 再びシャアは悲鳴を上げる。ようやく、話の要点に辿り着いた。 365 名前:ヨーツンヘイム社の危機 4/11投稿日:2008/07/08(火) 21 03 19 ID ??? シャア「今ヨーツンヘイム社との取引を停止してみろ、同業他社にヅダを売るためのアピールと称して 私の専用ザクがヅダとのスピード耐久試験で負けたビデオを他社に持ち込むに決まっている! そんな事になったら赤い彗星シャア・アズナブルの威厳が今度こそ完全に壊滅してしまう! もしラーカイラム社にでもあのビデオが渡ったら私は破滅だぁぁぁぁぁ」 ナナイ(このスレではとっくの昔に壊滅済みです) クェス(威厳保ちたいんだったらロランにつきまとわなきゃいいのに) ララァ(私に気付いてもくれなくて、ニュータイプの出来損ないと言われてますよ……) 次々に心の中でツッコミを食らうシャア。口に出して言わないのはせめてもの慈悲というやつである。 しばらく机に突っ伏して泣きわめいていたが、やがてシャアも気を取り直した。 シャア「……仕方がない。ジオニック社に、高機動型ザクの値引き交渉を持ちかけよう。 ヅダの値段はザクよりは高いが、高機動型ザクやゲルググよりは安い。 若い購買層が、普及品のザクよりは一段上の性能をと考えた時に、ヅダが人気商品になっているからな。 高機動型ザクの値段をヅダ並みにすればヅダの人気も下がるはずだ」 クェス「駄目だと思うよ~、そんなの」 やっとのことでシャアが考えを出したものの、あっさりと横から口を出してきたクェスに否定される。 中学生の秘書見習いアルバイトの分際で社長に偉そうな態度を、という顔でナナイが睨み付けるが シャアはクェスに悪い顔はしない。 368 名前:ヨーツンヘイム社の危機 4/11投稿日:2008/07/08(火) 21 04 42 ID ??? クェス「だってさ、アタシたちから見るとザクに乗ってるってだけで根性無し決定だもん。 ヅダ使う勇気ないの?って、さ」 専用のニュータイプ用モビルスーツをシャアに買ってもらっているので、自分のことは棚に上げて言いたいことを言う。 シャア「そんなにザクは駄目なのか?一番普及している機体じゃないか」 クェス「だから、だって。ザクとかジムとか乗ってる奴って、そーゆー奴なのね、としか思わないもん。 やっぱ高機動型とか変形とかスーパーモードとかファンネルとか、なんかないとダメでしょ? あと自分で改造できるやつ。自分だけのカスタム機って憧れるじゃない?」 ナナイ(中二病……) クェス(中二だもん☆) 「でさ、そういうのってやっぱ高いんだよね。 自分でカスタマイズできるっていうやつ、F90とかGユニットとか、どう組み替えても根本的にダサイし」 C.A.チップ「ダサイって言うなー!」 クェス「ダサイ。1号機もダサイけど、それよりもっとダサイ」 C.A.チップ「ぐすぐす。えぐっえぐっ」 クェス「で、そういうことで、ヅダってちょうどいいんだよね。アタシたちのお小遣いでも買える値段だし」 シャア「ザクに高機動型パーツとかザクキャノン改造パーツとかザクマインレイヤー改造パーツとかじゃ駄目か?」 クェス「だってザクだよ?どうしたって優等生がママに買ってもらいました、って感じが抜けないんだもん」 ナナイ(不良学生が男に貢いでもらったのはいいのか……) クェス(勝手に買ってくれたんだもん☆) シャア(アルは優等生だからなぁ。やっぱり不良娘とは趣味が違うんだな) 369 名前:ヨーツンヘイム社の危機 6/11投稿日:2008/07/08(火) 21 06 35 ID ??? クェス「じゃ、その実例を見せてあげようかな」 おもむろに携帯を取りだし、どこかに電話をしていくクェス。通話の相手は同じ社員のギュネイである。 中学生という年齢ではないが、若者のリサーチという意味ではある。 ギュネイ『もしもし』 クェス「もしもしギュネイ?会社終わったらさ、一緒にドライブ行かない?」 ギュネイ『え……!い、いいのかクェス!?』 クェス「うん、倉庫に置いてあるヅダのリミッター外して、どーん!って飛ばそうよ」 ギュネイ『……………………それ、やらなきゃ駄目か?』 クェス「ダメ」 ギュネイ『あ、あのさ、仮にも社員が違法改造機使ったらまずいって、その空中分解が怖いって意味じゃなくてさ、社会的道義的に』 クェス「ふぅ~ん…… だったらいいわ?ハサウェイに頼んで、クスィーガンダムに載せてってもらうから」 ギュネイ『わ、分かった、ヅダで行くから。でも制限速度はきちんと守って』 クェス「ヅダに乗ってて制限速度守る奴ってこの世にいるの?」 ギュネイ『う……ううっ……。分かったよ……』 二人の会話は部屋にいるシャアたちにも聞こえるようにされていた。 ヅダがどういう評価を受けているか、本音の部分ではこういう扱いなのだ。 シャア(ギュネイも不憫な奴だ……) ナナイ(ヨーツンヘイム社の前にこの娘を解雇できないのかしら……) 370 名前:ヨーツンヘイム社の危機 7/11投稿日:2008/07/08(火) 21 07 37 ID ??? シャア「もはや最後の手段だ。直談判しかない」 ナナイ「社長の個人的な弱みを握られて脅迫されているようなものですからね……」 シャアは机に備え付けられている電話機を手に取り、ヨーツンヘイム社にダイヤルを回した。 マイ『はい、ヨーツンヘイム社です』 シャア「ダイクン社のシャアだ。社長をお願いしたい」 マイ『社長ですね、しばらくお待ちください』 マイ「社長、ダイクン社のシャア社長からお電話です」 プロホノウ「ダイクン社から?」 ワシヤ「それってまさか」 ソンネン「ヘッ……いよいよ提携打ち切りかい?」 マイ「かなり無茶なことしてますからね、うちは。あながちありえない話では」 デュバル「ジオニック社の(r」 ホルバイン「エントリィィィィィィィィ」 カスペン「待て、まだそうと決まったわけではない!」 プロホノウ「とにかく、相手の話を聞いてからだ……」 モニク「頼みますよ」 息を飲む社員たちが見守る中、プロホノウ社長が受話器を取る。 371 名前:ヨーツンヘイム社の危機 8/11投稿日:2008/07/08(火) 21 08 30 ID ??? プロホノウ「もしもし、マルティン・プロホノウです」 シャア『突然お伺いして申し訳ない。実はヅダの安全性についての話なのだが』 プロホノウ「はい」 シャア『薄々察してくれているとは思うが、世間からの信頼が損なわれている。 我が社でも対案を検討してみたが、そちらで解決できればそれに越した事はないのだが』 プロホノウ「そうですな……」 プロホノウ社長は、モビルスーツ開発部ヅダ課のトップであるデュバル課長の顔をちらりと見た。デュバルの顔色はやはり悪い。 続いてマイに視線を送ると、申し訳なさそうな顔で首を横に振るマイの顔が見えた。 いろいろ努力はしているが、やはりヅダの欠陥は根本的に改善しようがない。安全運転を心がけてくれるのを祈るしかないのだ。 ヅダを愛用する少年たちの考えはクェスが言っていた通り、正反対の暴走志向なのだが……。 プロホノウ「我が社の基準では、ヅダの安全性は確保されているつもりです。 問題は利用者が不正に改造を行うことにあるのではありませんか」 ヨーツンヘイム社の社長の立場として、ヅダに欠陥ありと認める事はできない。 だが、それはシャアが一般世間や、ヅダの危険性を面白おかしく煽り立てるマスコミに言いたい事であった。 シャアの口調は、明らかに不機嫌なものに変わる。 シャア『安全運転キャンペーンでもすれば、それで収まるものと考えているのかね』 プロホノウ「改造機でなくとも、最高のチューンナップを施したザクよりも優れている事が世間に分かってもらえれば 違法改造機は減少すると考えますが」 すなわち、シャア専用ザクが空中分解したビデオをマスコミ各社に送りつけるという脅迫である。 電話機の向こうからの返事は、しばらくの間なかった。 不気味な沈黙がヨーツンヘイム社に漂い、社員たちは緊張した顔を見合わせた。 372 名前:ヨーツンヘイム社の危機 9/11投稿日:2008/07/08(火) 21 09 13 ID ???プロホノウ「もしもし、シャア社長。もしもし?」 ナナイ『もしもし、お電話替わりました。社長は部屋の隅で丸まって女子学生に泣きついてます』 プロホノウ「はあ……」 ナナイ『あ、蹴り転がされてます。それはともかく』 プロホノウ「はい」 ナナイ『安全性を証明するために、ザクと性能を競うという話は承りました。 安全性、耐久性を示すために最も印象的な映像と言えば、やはり模擬戦闘が一番だと思います』 ナナイもさるものである。スピード競争のビデオは使わせない、と暗に伝えている。 そして戦闘は機体の性能だけではなく、パイロットの技量も大きく影響するのである。 そのテストでヅダが敗北すればビデオの件を相殺にできる。従ってヨーツンヘイム社を切れる。 ヨーツンヘイム社で最高のパイロットと言うと、デュバルかカスペンかソンネンか。 アルバイトとしてよく勤務しているトロワ・バートンが現れたとしても、ダイクン社には絶対の自信がある。 なぜなら、あの赤い彗星シャア・アズナブルがいるのだから。アムロやハマーンでもない限り負けるはずがない。 スピード競争で見事に敗北したという事実はこの際忘れる事にする。 ナナイ『実験の日時は後日連絡いたします。それでは』 プロホノウ「分かりました」 電話が切れると、プロホノウ社長は深く溜息を付いた。 373 名前:ヨーツンヘイム社の危機 10/11投稿日:2008/07/08(火) 21 10 23 ID ??? シャア「直接対決というわけか……あちらが用意できるパイロットはトロワかヒイロぐらいだろうな」 ナナイ「社長が直接出ますか?」 シャア「いや、いい考えが浮かんだ。マシュマー・セロのザクⅢ改を臨時に雇おう。 クィン・マンサが手も足も出なかった化け物だぞ、あれは。 ハマーンのブロマイドでも渡せば一発でハイパーモードになってくれるだろう」 ナナイ「もうちょっとまともな助っ人はいないんですか……」 シャア「Gジェネレーション社が企画書を持ってきたザク50を本当に採用してやるか……あの超兵器ならヅダぐらい……」 ナナイ「あれをザクと言い張るなら、ザクタンカーがザクの仲間に入ってしまいますよ」 シャア「むむう……。よし、あの手で行こう。 もしもし、マリ少尉か。赤い彗星のひとだが、1日ザクで倒して欲しい相手が…… うっ」 ナナイ「どうしました」 シャア「声に邪念があるから偽物だと言われて切られてしまった」 ナナイ(本体が邪念だらけだから、別人格の「赤い彗星のひと」が生まれるのかしら) シャア「ならば最後の手段……」 さらに電話機に手をかけた瞬間、轟音と共にダイクン社の社屋の壁に攻撃が仕掛けられた。 ナナイ「な、なんです!?」 シャア「これはビーム矢文! モビルスーツを出せ、矢文を開いてみろ」 ギュネイ「『お主の依頼と言えど此度の件は引き受けかねる リョウガ』 ……だそうです」 シャア「フフッ、さすがはGよ。読みが早いわ……」 クェス「口調変わってるよ、大佐」 リョウガ(「ザクの影忍」など話にもならぬ……!) 374 名前:ヨーツンヘイム社の危機 11/11投稿日:2008/07/08(火) 21 11 11 ID ??? 翌朝、ガンダム家食卓 シロー「『若者の暴走止まらず 連日のヅダ空中分解』か……くそっ……」 ジュドー「おはよー。それ、昨日の夜のやつ?」 シロー「おはよう、ジュドー。 それだよ……。 『違法改造による速度軽減装置の不具合が原因と見られ』…… 『大破した機体からは、搭乗者のギュネイ・ガス君とクェス・パラヤさんが遺体で発見され』…… どうして若い奴は命の大事さが分からないんだ! 暴走族なんかやってても身になる事なんか何一つ……」 ジュドー「あー、やっぱそれね。昨日ネットで思いっきり盛り上がってたよ」 シロー「どういう事だ?言いたくないが、ヅダの爆発事故なんてもう珍しくもないじゃないか」 ジュドー「だってさ、社員がリミッター外して運転してたんだぜ? もう、リミッター外す方がデフォって会社が認めたようなものじゃん」 マイ「おはようございます。それだと困るんですけどね、こちらとしては……」 シロー「やあ、おはよう。どうにかならないのか、ヅダは」 マイ「リミッターを外していない機体の事故率は他のモビルスーツと変わりませんよ。 安全運転を心がけてくれれば……」 ジュドー「そう言うけどさ、ヅダ改造wiki見るといろんなのあるぜ~? 理論上亜光速まで加速可能なV2ヅダアサルトバスターとか」 ウッソ「あ、それ僕が投稿したやつですね」 シロー「こらっ!」 ウッソ「ま、待ってくださいよ、ヅダに光の翼とアサルトパーツとバスターパーツくっつけただけで 本当に亜光速のスピードが出るわけないじゃないですか。ギャグですよギャグ」 シロー「若い奴は冗談と本気の区別も付かないんだぞ……!そのおかげで若い命を無駄にするなんて……!」 ウッソ(シロー兄さんが大真面目に考えすぎですよ) マイ(とは言え……これは本格的にまずいかもしれませんねぇ……) 377 名前:ヨーツンヘイム社の危機投稿日:2008/07/08(火) 22 04 11 ID ??? 規制であとがきだけ書き込めませんでした(汗) ここまで前半です。前スレ354-358の続きです。直接対決は次回。 ツィマッド社の下請けだったヨーツンヘイム社がヅダの開発、 新しく親会社になったダイクン社が販売をしています。 シャアの経営する会社の名前が「ダイクン社」です。 職人さんによってはネオジオン社とかレウルーラ社とか 別の名前の時がありますが気にしないでください。 ヨルムンガンドの生産中止 →原作でシャアザクに追い抜かれた場面のパロディです。 また出したければ「注文客が増えたので生産再開した」で進めてください。 オッゴの健闘 →ヅダより売り上げ良さそうですよね、あれ。 ヅダの損害額 →桃鉄でよくある、収益はあるけどマイナスイベントがきつい物件をイメージしています。 兄弟家にA.R.チップが居着いてるので、シャアの執務室にC.A.チップを出してみました。 ヨーツンヘイム社のライバル役として同業のトンデモメカ開発企業 Gジェネレーション社を名前だけ登場させてみました。 後日出てくるかは未定です。とりあえず後半部分では出ません。 次回で対決となるザク代表パイロット、ヅダ代表パイロットを誰にするかまだ決まってません(汗) ネタがあれば出してみてください。無責任で済みません……
https://w.atwiki.jp/hebiquest/pages/599.html
武器名 攻撃力 値段 効果 スライムの尻尾 2 ¥400 グループ攻撃。素振り時にスライム系を召喚。 + 画像 通常 スライムソードと同様の召喚能力を持つ武器。 グループの為、召喚が難しかったり、攻撃力が伸縮ものほし竿以下だったりと、上級者向け。 召喚を活かして戦おう。 この武器と組ませよう 行動回数上昇系統-召喚に行動消費が必要なので、持っていたほうが楽。 入手方法 武器箱 選択肢 投票 とても強い (0) 強い (1) 普通 (1) 弱い (0) とても弱い (0) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/pazudora-z/pages/226.html
No. 名前 属 タイプ レア スキル リーダースキル 進化前 入手方法 1 ホノりん 火 ミュータント ★1 - - - ■出現ダンジョン:コダマの森、火影の森、アラクレ火山 6 メガ・ホノりん 火 ミュータント ★2 スマッシュ 火のオーラ ホノりん ■出現ダンジョン:アラクレ火山、竜の墓場、エピメニデス迷宮、グリンカム遺跡、地龍王の灼門、ゴウエン火山、永劫の河、地龍王の樹門 ■進化:ホノりん 11 ギガ・ホノりん 火 ミュータント ★3 スマッシュ ほのおのオーラ メガ・ホノりん ■出現ダンジョン:エピメニデス迷宮、地龍王の暗門、オンネンダケの沼、夜天楼、邪霊島ヘルヘイム、聖天楼、地龍王の灼門、ゴウエン火山、緋天楼、蒼天楼、地龍王の樹門、樹天楼 ■進化:メガ・ホノりん 16 メラゴン 火 真龍 ★1 フレイムブレス 火のソウル - ■出現ダンジョン:コダマの森、水鏡山、コンガリ砂漠、火の神殿、万竜の巣窟 21 メラギオス 火 真龍 ★2 フレイムブレス 火のシールド メラゴン ■出現ダンジョン:水鏡山、コンガリ砂漠、火の神殿、伯爵の館、ゴウエン火山、万竜の巣窟、霊峰ウルズ ■進化:メラゴン 26 メラバーン 火 真龍 ★2 ファイヤアップ・小 火のソウル メラゴン ■出現ダンジョン:水鏡山、火影の森、コンガリ砂漠、火の神殿、伯爵の館、妖精の里、ゴウエン火山 ■進化:メラゴン 31 焔龍・カガリ 火 真龍 ★3 バーニングブレス 火のシバルリー メラギオス ■出現ダンジョン:妖精の森、エピメニデス迷宮、霊峰ミーミル、封炎の石陣 ■進化:メラギオス 36 焔龍・ランス 火 真龍 ★3 ドロップ裏チェンジ・火 ほのおシールド メラギオス ■出現ダンジョン:エピメニデス迷宮、ゴウエン火山、霊峰ウルズ、封炎の石陣 ■進化:メラギオス 41 炎龍・ブレイズ 火 真龍 ★3 ファイヤアップ・中 ほのおのソウル メラバーン ■出現ダンジョン:妖精の森、竜の墓場、魔城アヴァロン、地龍王の灼門、ゴウエン火山、万竜の巣窟、封炎の石陣 ■進化:メラバーン 46 火焔龍・アマノホデリ 火 真龍 ★4 バーニングブレス 火のアミュレット 焔龍・カガリ ■出現ダンジョン:ゴウエン火山 ■進化:焔龍・カガリ 51 剛焔龍・ゲイボルグ 火 真龍 ★4 ドロップ裏チェンジ・火 ほのおのシバルリー 焔龍・ランス ■出現ダンジョン:地龍王の灼門、灼熱島ムスプルヘイム ■進化:焔龍・ランス 56 飛炎龍・テンペスト 火 真龍 ★4 ヒートアップ ほのおのルーン 炎龍・ブレイズ ■出現ダンジョン:灼熱島ムスプルヘイム、黄金郷エデン ■進化:炎龍・ブレイズ 61 獄炎龍・インフェルノ 火 真龍 ★4 ファイヤアップ・大 しゃくねつのソウル 炎龍・ブレイズ ■出現ダンジョン:万竜の巣窟、灼熱島ムスプルヘイム、黄金郷エデン ■進化:炎龍・ブレイズ 66 アグドラール 火 幻龍 ★2 チェンジハート・木 火と木のグリモア - ■出現ダンジョン:ミツハメの森、ゴウエン火山 71 フレアドラール 火 幻龍 ★3 チェンジハート・木 火と木のグリモワール アグドラール ■出現ダンジョン:ミツハメの森、ゴウエン火山 ■進化:アグドラール 76 ティラ 火 真龍 ★2 フレイムブレス ほのおのソウル - ■出現ダンジョン:ゴウエン火山 79 爆炎龍・グランティラノス 火 真龍 ★4 ゴッドフレイムブレス しゃくねつのソウル ティラ ■出現ダンジョン:黄金郷エデン ■進化:ティラ 82 ドーラ 火 真龍 ★1 ポイズンミスト 真龍のソウル・小 - ■出現ダンジョン:コダマの森、ニライ平原、水鏡山、水の神殿、巨石の遺跡、鎮魂の洞窟、伯爵の館、水晶洞窟、光の神殿、竜の墓場、ガルムの迷宮 87 エクサ・ヒドラ 火 真龍 ★3 ポイズンスモッグ 真龍のルーン・小 ドーラ ■出現ダンジョン:竜の墓場、モズグズ水路、封炎の石陣 ■進化:ドーラ 92 ドラゴン・バサラ 火 真龍 ★3 ドラゴンズロア 真龍のソウル・中 ドーラ ■出現ダンジョン:火影の森、ガルムの迷宮、緋天楼、封炎の石陣 ■進化:ドーラ 97 ゼータ・ヒドラ 火 真龍 ★4 ヒドラのもうどく 真龍のルーン・中 エクサ・ヒドラ ■出現ダンジョン:モズグズ水路、封炎の石陣 ■進化:エクサ・ヒドラ 102 ドラゴン・アースラ 火 真龍 ★4 ドラゴンズロア 真龍のソウル・大 ドラゴン・バサラ ■出現ダンジョン:ガルムの迷宮、封炎の石陣 ■進化:ドラゴン・バサラ 107 チッチ 火 アニマル ★1 バードダイブ ことりのひとみ - ■出現ダンジョン:コダマの森 112 ホルス 火 神 ★2 イーグルダイブ はやぶさのひとみ チッチ ■出現ダンジョン:妖精の里、緋天楼 ■進化:チッチ 117 ガルーダ 火 アニマル ★3 ファルコンダイブ てんくうのひとみ ホルス ■進化:ホルス 122 フェニックス 火 アニマル ★3 ファイヤサークル ブレイズカウンター ホルス ■出現ダンジョン:ゴウエン火山 ■進化:ホルス 127 炎の魔剣士 火 竜人 ★1 ドロップチェンジ・火 - - ■出現ダンジョン:地下古代神殿、コンロン鉱山、ヒバシラの塔、火の神殿、ゴウエン火山 132 フレイムナイト 火 竜人 ★3 ドロップチェンジ・火 フェニックスソウル・小 炎の魔剣士 ■出現ダンジョン:ヒバシラの塔、火の神殿、魔城アヴァロン、地龍王の灼門、ゴウエン火山、緋天楼 ■進化:炎の魔剣士 137 バーサーカー 火 竜人 ★3 ハートチェンジ・火 ジャイアントソウル・小 炎の魔剣士 ■出現ダンジョン:火の神殿、魔城アヴァロン、ゴウエン火山、緋天楼 ■進化:炎の魔剣士 142 フェニックスナイト・ホムラ 火 竜人 ★4 ドロップチェンジ・火 フェニックスソウル・中 フレイムナイト ■出現ダンジョン:地龍王の灼門、緋天楼、灼熱島ムスプルヘイム ■進化:フレイムナイト 147 炎鎚の蛮勇・プロメテウス 火 竜人 ★4 ハートチェンジ・火 ジャイアントソウル・中 バーサーカー ■出現ダンジョン:魔城アヴァロン、緋天楼、灼熱島ムスプルヘイム ■進化:バーサーカー 152 カイオス 火 ミュータント ★2 ガードブレイク しゃくりあげ - ■出現ダンジョン:コダマの森、コンロン鉱山、ニライ平原、ミツハメの森、水鏡山、水の神殿、アラクレ火山、ムバタマ沼、巨石の遺跡、ラダマの廃墟、鎮魂の洞窟、腐った森、ヒカリゴケの洞窟、妖精の森、ゴウエン火山、緋天楼 155 グランディス 火 ミュータント ★3 ビートルビート トリプルホーンズ カイオス ■出現ダンジョン:水鏡山、アラクレ火山、緋天楼 ■進化:カイオス 158 ノラオニ 火 ミュータント ★1 ヒートアップ ヒートヒット - ■出現ダンジョン:マノア遺跡、ラダマの廃墟、伯爵の館、妖精の森、人食い森、妖精の里、ゴウエン火山 163 オニグルマ 火 ミュータント ★3 メガスアッシュ ごぎょうそうこく ノラオニ ■出現ダンジョン:人食い森、妖精の里、ゴウエン火山 ■進化:ノラオニ 168 ホムラノオキナ 火 ミュータント ★3 ウルトラヒートアップ フレイムアームズ ノラオニ ■出現ダンジョン:人食い森、ゴウエン火山 ■進化:ノラオニ 173 サイノキュービ 火 ミュータント ★3 ほのおのバリア ごうかいのおいうち ノラオニ ■出現ダンジョン:人食い森 ■進化:ノラオニ 178 ナーガ 火 竜人 ★2 いかく おいうち - ■出現ダンジョン:ラダマの廃墟、緋天楼、霊峰ミーミル 183 紅蓮の女帝・エキドナ 火 竜人 ★4 いかく ごうかのおいうち ナーガ ■出現ダンジョン:腐った森、妖精の森、竜の墓場、緋天楼、霊峰ミーミル、封闇の石陣、封光の石陣 ■進化:ナーガ 188 ルビードラゴン 火 幻龍 ★5 にげる トレジャーハンター・火 - ■出現ダンジョン:死出の森、地龍王の灼門、灼熱島ムスプルヘイム、封炎の石陣 193 キングルビードラゴン 火 幻龍 ★4 にげる トレジャーキング・火 ルビードラゴン ■進化:ルビードラゴン 205 緋天龍・エルドラド 火 神 ★5 ヘルファイアブレイス ハイレジストファイア - ■出現ダンジョン:火の神殿 210 裏緋天龍・エルドラド 火 神 ★5 ヘルファイヤブレス しゃくねつのソウル - ■出現ダンジョン:灼熱島ムスプルヘイム
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5750.html
横浜港にたどり着いたハクメンを待ち構えていたのは最後に会った時より数を大幅に減らし、通夜のような深い悲しみのムードに包まれた拳王連合軍たちであった。 「ハクメン、アンタどこへ遊びに出かけてたんだ!?」 「おまえがいない間……タクアンたち仲間が大勢死んだんだぞ」 責めるような目でMEIKOや平等院に睨みつけられる。 彼らの目線だと大阪や横浜港までの戦いに参加せずに凶狩りに出かけた身勝手さが、タクアンたちを殺した要因の一つにも見えた。 「……悪いが私はどうしても凶を狩らねばならぬのだ。 悪と凶は世界を滅びに導くがゆえに」 「それで悪魔将軍がやられちゃ世話ないね」 更に同盟を組んでいた悪魔将軍の死もまた、拳王連合軍に暗い影を起こしていた。 シグナムの話を信じられなかった彼は単身で死者スレへと向かうが、おそらく死者スレを支配する黒幕(彼らはまだ殺し合いの黒幕が死者スレの支配者と思っている)に挑んで敗死したのであろう。 せめてハクメンがついていれば勝てたか負けても生き延びることはできた可能性はあるのだから、ハクメンに悪魔将軍死亡の責任がないとは言い切れない。 「待て、MEIちゃん、平等院。ハクメンも手傷を負っている。 遊んできたわけではあるまい」 「拳王……」 怒れる味方たちを抑えたのは連合軍の長であるラオウその人であった。 彼を見た時、ハクメンは驚きの表情を浮かべた(仮面で表情見えないが)。 (この男……いつの間にこれだけの力を手に入れた?! 私や悪魔将軍に次ぐ力を持っているぞ) 最初に出会った頃もラオウは理不尽級の力は持っていた。 だが、unlimitedモードを解除したハクメンのような超理不尽級にはとても及ばないものであったのに、それが今や自分と肩を並べるくらいの強さを持っていると感じる。 目に見えないオーラのようなものでハクメンはラオウの実力を把握したのだ。 他のメンバーもまたラオウほどではないが、3人くらい束になればハクメンと拮抗できるほどの理不尽級の力を持っている。 その理由はダイジョーブ博士が持ってきたマシンによるものだが、それを使うのも相応の覚悟とポテンシャルの高さが必要であり、決してマシンだけあったから強くなれたわけではない。 (これならば凶を頑なに守る女装男やヘルヘイム、千葉に居座る邪竜や食人鬼……沖縄の凶以外なら滅することができるかもしれん……が) 実力は確かではあるが、彼らには本来あった活気が見当たらなかった。 ラオウは表情こそポーカーフェイスであったが、心なしかMEIKOや平等院以上に元気がないように見える。 理由は彼の背後にある三つの簡素な墓。 ひとつの墓(熱斗の血のついたバンダナが引っ掛けてある)の前には翔鶴がPETを手に持ちながら、地面に膝をついて暗い表情で墓標を見つめている。 もちろん、PETの中にいるロックマンも同様だ。 誰彼が死んだかは放送で確認できるのでまだしも、事件の当事者ではないハクメンはここで何があったかわからない。 しかし拳王連合軍の沈み様からして、相当に悲しい事件があったのは確かだ。 ラオウ、MEIKO、平等院、翔鶴、ロックマン、ディオとデューオから悲しみ。 ムネリンからは落胆。 クロえもんからは憤怒。 知らんうちに増えてたジャージの女からは困惑が見える。 それらの感情は彼らの実力にマイナス作用を及ぼすだろう。 少なくとも野球どころではあるまい。 (これだけの力があれば全ての悪を滅ぼせるかもしれんのに……どうすれば) この世界でも上位の戦闘力を持つハクメンとてバラバラになっていく人々のの心を一つにまとめるスキルはない。 だがこのまま時間により解決に任せている余裕はなく、その前に凶によって世界は支配される。 どうにしなければならないのにどうしようもない空気にハクメンまで飲まれそうになる。 重い空気をぶち壊したのはどこからか現れた少女の嬌声であった。 「翔鶴姉ぇ~~~!!」 「え? あなた誰 おぶッ!」 唐突に、本当に唐突に、黒髪ロングの侍甲冑姿の少女が悲しんでいた翔鶴にタックルをする。 少女にガッチリと掴まれつつ地面に倒される翔鶴。 「て、敵!?」 『翔鶴さん、僕を使って!』 敵ならば討つべしとPET及びロックマンの力を使って反撃に出ようとした翔鶴だが、嬉し涙を流す少女の顔を見て毒気を抜かれてしまう。 「撃たないで私は味方よ……それにしてもやっと会えた、会えてよかったよ翔鶴姉……」 「あ、あなたは一体……」 『ま、待ってくれ、パ……博士は僕の妹として翔鶴さんを作ったけど、君は作られていないハズ……』 「はっ? 翔鶴姉がアンタの妹!?」 ロックマンの妹発言に黒髪の少女から物恐ろしい視線を向けたが困惑状態の翔鶴とロックマン、そして周囲にはよく見えなかった。 続いて彼女の持っていたモンスターボールの中からサボテンじみた見た目の悪魔が現れ、翔鶴に抱きついていた少女を腕(口?)を器用に使って引き離す。 「ちょっと、メーガナーダ!」 「何奴?!」 「待って! こんな形だけどこの子は私のペットよ。だから敵じゃないわ」 「インドラ」 メーガナーダは飼い主である少女を下ろした後に、四本ある腕を全部上げて交戦意思はないポーズを取る。 「……確かに見た目は禍々しいが、凶は感じないな」 「いやいやいや、論点はそこじゃねーだろ。 こいつらは俺たちの敵か味方か、何者かが一番大事じゃねーか!」 まだ少女とメーガナーダを信じられないクロえもんはハクメンにツッコミを入れつつ、バットを構える。 当然であろう。口々で自分は味方だと言われてもすんなり納得できるわけがない。 ちなみにハクメンが少女と悪魔から凶を感じ取れないのは、二人はテラカオス因子に汚染されているわけではなく行動に関しても「悪意」で動いているわけではないからである。 「忠義」「愛」「本能」で動いているだけの者にはハクメンセンサーが作動しないのだ。 「あー、色々つもりつもった話があるみたいですが、情報共有と整理も兼ねて話し合いませんか?」 混乱する場を宥めたのは若干、蚊帳の外にいたヒロインXであった。 「さっきはいきなりごめんなさい。 私は艦むすの瑞鶴、こっちの丸いのはメーガナーダ。よろしくね」 「インドラ~♪」 まずは来訪者である黒髪少女・瑞鶴とメーガナーダが自己紹介を行った。 「艦むすって提督が作った子以外にもいたのですか……」 「ええ、翔鶴姉が祐一郎博士が作った艦むすであるなら、私の提督さんであるサーフ博士が作り上げた艦むすよ」 当然であるがサーフが拳王連合軍さえも窮地に追い込んでいるカオスロワちゃんねるの管理人であることは秘密だ。 蒼の源泉の暴走を引き起こし、主催に殺し合いを開かせ、参加者に予言を完遂させて究極体のテラカオスを横取りする計画ももちろん喋る気はない。 瑞鶴とメーガナーダは拳王連合軍に取り入り予言に必要な野球をするために、とにもかくにも味方であるかのように振舞った。 『サーフ博士と言えば、さっき亡くなったらしいダイジョーブ博士も言っていた祐一郎博士の友人じゃないか』 「そうよ、祐一郎博士とダイジョーブ博士は残念だったわ……」 表面上は悲しそうな顔を浮かべるが、本心では計画の邪魔になる二人が消えて良かったとさえ思っている瑞鶴。 特に祐一郎はサーフにとって不倶戴天の敵であったので、小躍りしたいくらいだ。 本当なら祐一郎の傑作であるロックマンも消したいところだが、現状では貴重な戦力兼自分を信用させるための要員なので我慢する。 「今、そのお方はどちらに?」 「提督さんは狂信者のフリをしてビッグサイトに潜伏しているわ」 『ビッグサイトって言ったらDMC狂信者の巣窟じゃないか。危なくないか?』 「なんとか今のところはバレてないわ。 数だけはどこの集団よりも多いから対主催に余計な被害が出ないように、情報を秘密裏に奪ったり、対主催が攻め込んだ時のための準備として工作を行っているのよ」 「わかったわ。提督のご友人であれば、一秒でも早く助けに行きたいところね」 『あの頭のおかしい狂信者に囲まれていると思うと気が気でいられないだろうしね』 「ありがとう、翔鶴姉、ロックマン。 でも助けに行くとかまだ考えないで、余計なことをすると潜伏の苦労が水の泡になるから。 攻め込んでいいタイミングになれば向こうから何らかの合図をするって提督さんが言ってたし」 いわゆるステルス対主催としてサーフは誰とも知られずに働いていることを教える。 実際は180度逆で参加者を助けるどころか苦しめているのだが…… 信憑性を持たせると同時に早く野球をさせるためにビッグサイトへ攻め込むのは後回しにするように説得する。 「それから提督さんからのプレゼントもあるわ」 『これは熱斗くんと僕が探し求めていたプリズムとフォレストボムのチップ!』 「瑞鶴、この不思議な形状のアイテムは何?」 「これは宝玉輪っていう使いきりの集団完全回復アイテム、こっちは誰にも邪魔されずに野球の試合ができる提督お手製のマシンよ」 リオレウスに熱斗ごと焼かれたことで一度は失ったバトルチップがプリズムとフォレストボムのオマケつきで戻ってきた。 さらに貴重な回復アイテムや試合時に異界に転送することで何者にも邪魔されずに野球ができる機械は拳王軍にとって嬉しいものであった。 貢物としては十二分の価値があったと言える。 惜しむらくはもっと早く瑞鶴が横浜港に辿りついていれば、三人は死ななかったと思えるが贅沢も言っていられない。 こうしてサーフからの贈り物として一行に受け入れた瑞鶴とメーガナーダ。 次にハクメンと(この面子の中で話を纏められる)デューオは大阪で別れてから何があったのか語る。 ホワイトベース組を斬るのを嫌がったハクメンは風鳴翼討伐と関東に集中している凶を斬るために単身東へ。 風鳴翼は見つからず、途中で見かけたクライシス皇帝という凶を見つけたか手傷を負わせただけで取り逃がす。 幸い、風鳴翼の凶の気は大きく弱体化し千葉方面へ、クライシス皇帝も何者かによって討たれたようだ。 しかし東京にて凶を匿う都庁のヘルヘイムの女装男と遭遇。 かなりの実力者であり、勝つことができずに逃げ帰るしかできなかった。 その実力者の背後にもより強い猛者や怪物たちの存在を感じ取った。 他にも風鳴翼が逃げた方面には彼女以外にも邪竜や同格の実力者の気配を感じており、ハクメンとて単身の攻略は困難だ。 さらには沖縄には自分だけでは確実に勝てない強烈な凶の存在を検知し、拳王連合軍との再合流に踏み切ったのだ。 途中で見た白濁まみれの死体? ハクメンの脳内では既になかったことになってるよ。 ラオウたちは多大な犠牲を払いながらもホワイトベース組が勘違いで仕掛けただけの対主催だと知り、なんとか退けさせることに成功する。 戦いの結果、空母・死国は轟沈したため仕方なく高速艇で関東に向かう。 シグナムが黒幕を殺してきたという妄言を吐いていたが、とても信じられないので悪魔将軍が一人で調べに行ったが、やはり彼が殺されたことから黒幕は生きていたらしい。 高速艇の方は狂信者の一団を撃破したりしたが、その後に今は亡きダイジョーブ博士の協力を得て強化マシンを手に入れた。 しかしマシンで強化しきるには時間がかかり、その手打ちになっている隙に飛竜とハゲ頭のサイヤ人や赤いロボットの襲撃を受けて熱斗・ダイアー・タクアンなどの惜しい人物を失う羽目になった。 ちなみに彼らは世に出回っている救済の予言のことなどアウトオブガンチューだ。 仮に見聞きしていたとしても与太話と思い込み、信用などしない 野球をやっているのは世界を救うためではなく、やりたいからやっているだけである。 そんなことよりも黒幕をしばいてカオスロワを終わらせる方が優先だったからだ。 予言の真実を知る瑞鶴もあえて何も知らないこの集団をコントロールしやすくするために教えなかった。 『……見事に敵まみれだな、強化マシンがなかったら俺たちは今の時点で詰んでる』 「ああ……東京は激戦区とは言われていたが、我々の想像以上に厳しいことになっている」 東京には世界に滅びをもたらすヘルヘイムの森(都庁の世界樹への一般認識)。 そしてスカイツリー近辺で破壊と虐殺を行った聖帝軍。 東京湾には狂信者の巣窟であるビッグサイト。 千葉県には食人鬼と自分たちへの宣戦布告を行った邪竜。 関東の上空には主催の九州ロボ。 最終的に戦うだろう富士山脈の死者スレ及び黒幕は以前健在で、沖縄にはおそらく黒幕の手によるものであろう凶の塊がいる。 おまけに拳王連合軍自体がマーダー集団と勘違いされ、数少ない対主催とされるイチローチームや小野塚小町が味方につくとは考え難く、サーフぐらいしか明確な味方が残っていない。 この難局を乗り切るにはどうしたらいいのか、拳王連合軍は真剣に考える必要があった。 「――ハクメンよ、黒幕とやらと沖縄に居座る者を討つには我々15人だけでは不足なのだな?」 話を切り出しのはラオウであった。 「あまり言いたくないが……無理だ」 「では、東京に残っている戦力を全て集めたらどうだ?」 「ラオウ、話を聞いていなかったのか? 信用されていない俺たちには誰も味方してくれないんだ。 ホワイトベースは全滅したようだし、手伝ってくれはしないだろう」 平等院が呆れたように返すが、実際そうである。 カオスロワちゃんねるを媒介に悪い噂が広がりすぎた以上、今から味方集めをしても従ってくれる人間などいない。 じゃあ真実を口頭やネットで説明するか? それらは残念ながら現実的ではない。 口での説明は効率が悪く、その前にホワイトベースのように襲撃される可能性が濃厚。 ネットで書き込んだところで叩かれてなかったことにされるだけだ。 悪いレッテルの払拭は今更不可能、味方集めもできない。 それをラオウは理解していないじゃないかとその場の全員が思った。 ラオウと波長が合うMEIKOただひとりを除いて。 「違うよ。ラオウが言いたいのはそんな単純なことじゃない」 『MEIKOおばさん、どういうこと?』 「……もっと馬鹿で単純なことさ。 ラオウは受けた誤解を解こうとする気なんてサラサラない。 むしろ敵対する奴らを力でねじ伏せ屈服させて、無理矢理にでも力を貸させる。 それができるだけの力を誇示するために――ラオウは拳王軍による東京平定をしようとしているのさ」 「そんなまさか……」 「ハクメン、アイツの目を見てみればわかるよ」 「ハッ!」 ハクメンや他のメンバーがラオウの表情を見ると、そこにさっきまでのメソメソ悲しんでいる様子は微塵もなく、決意に満ちた瞳があった。 「今、MEIちゃんが代弁した通りだ。 俺たちでも勝てない敵ならば、東京に集まる強敵(とも)たちを集め、この殺し合いを開いた沖縄のマガトや死者スレの黒幕を討つために我々の力を示し東京を平定する!」 「覇王にでもなるつもりか?」 「安心しろハクメン、殺し合いに乗る痴れ者、ヘルヘイムやムギちゃんを殺したハゲ以外は殺しはせん。 ただ理解(わか)ってもらうために拳を交え、野球をすることはあるだろうがな。 真に分かり合えるものならば野球一つあれば十分だ」 ラオウの真意はカオスロワを終わらせるために殴って引きずってでも強敵を味方につけること。 もはや評判が底に落ちたならば、力で従わせる覇王&野球脳である。 やり方はシンプルであるが、拳王連合軍にはこの道しか残されていないように見えた。 (邪念は感じない……言い方は物騒だが、この漢なりに世界のために戦うつもりのようだ) ハクメンは再度、ラオウのオーラを見たが悪しき心は感じなかった。 あるのは彼なりの正義の心である。 「よかろう、我々や関東の戦力――もちろんマガトやヘルヘイム以外だが、集めれば可能性は見えてくるかもしれん。私も手を貸そう」 ハクメンはラオウの心意気を理解し、彼や拳王連合軍についていくことを決めた。 他のメンバーの大半もまた、ラオウに賛同した。 「流石はアタシの未来の旦那だよ。そうこなくっちゃ」 「やり方は多少手荒になるが、主催を滅してカオスロワを終わらせるためだ。是非もない」 「悪と罵られようが知らん、このディオとデューオの力でダイアーさんのような犠牲を出すものか」 『今回ばかりは気が合うなディオ、俺もそのつもりさ』 「俺たちはなんと言われようが正義だ。殺し合いを止めようとしている俺たちが間違ってるハズがねえ」 「ここまできたらやるしかありませんね!」 「博士と熱斗くんの無念を晴らすためにも……」 「戦いますよ、世界を守るために強くなったですもん」 (翔鶴姉、騙すようでゴメン) 「インドラ」 「ごめんなさい気乗りしないです……」 「俺もパス、というかチーム抜けるわ」 「「「…………」」」 「「「ハァッ!?」」」 「インドラ?」 今まさに、全員の心がひとつになろうとした瞬間。 鬱モード真っ盛りの宗則と、荷物を畳んで横浜港から出ていかんとするプニキが場の空気を台無しにした。 「何言ってるんですか二人共~! KYとよく云われる私ですら空気を読んだのに!」 ヒロインXがムネリンとプニキの襟を掴んで怒声を浴びせるが、二人は物怖じする様子はなかった。 「だって僕のレーザービームがどこともしれないハゲにキャッチされたんですよ? 好きでもない男に抱かれた気分だ……こんな僕にイチローさんと野球やる資格なんてない、というか死にたい」 「俺は最初から契約選手だ。それが契約主は死亡し蜂蜜はゴミになっちまった…… 最低でも最高級蜂蜜がないなら俺は野球しない。そもそも戦闘云々なんて契約にはなかった。 百エーカーの森に帰らせてもらうぞ」 ムネリンは先にナッパによって自慢のレーザーを取られたことでプライドを傷つけられて傷心、プニキはあくまでビジネスライクで拳王連合軍についていただけ。 二人の野球選手はもう拳王連合軍についていく気がなかったのだ。 「クッ、野球に関して最も優秀な二人を失うのは流石にこの拳王も予期していなかった……」 「この軟弱者&薄情者が! このMEIKOおばさんが直々に修正してや」 「『ブッタファック! 仲違いはよせ!』」 今にも乱闘が起こりそうだった拳王連合軍に上条とシャドーマンもといイマジンスレイヤーが戻ってきた。 上条は戻ってき次第、すぐに分離し殴りかかろうとしたMEIKOを抑える。 「ジョジョ、おまえはどこに行ってたんだ」 『そういえばさっきからいなかったな』 『私とお館様は横浜港の外に出て偵察をしていたのだ。 竜やハゲ頭の男の味方が近辺に潜んでいる可能性もあったからな』 「で、調べてわかったことがある」 上条は何枚かの写真を見せる。 写真には港に現れたナッパやリオレウス、千葉県の邪竜。 他にも第六回放送までのイチローチーム・ドラゴンズのメンバーが死亡者込みで入っていた。 『熱斗くんを死なす原因を作ったハゲ頭とドラゴン……!』 「ジョジョさん、これは?」 「ハゲの奴……ナッパに関しちゃロックマンの方が詳しいだろう。 こいつは殺し合いの最初の方で街を攻撃しようとしたところ、熱斗たちが止めたんだよな?」 『ああ、ネットバトルで人を殺すわけにはいかないと殺さなかったけど』 「今、そいつがイチローチームにいる」 『なんだって!?』 ロックマンに翔鶴、そしてラオウたちも殺し合いに乗っていた危険人物が安全な対主催と思われたイチローチームにいることに驚きを隠せなかった。 『情報によるとあるチームとの戦いでイチローチームに負けて屈服、改心して仲間になったとあるがどうもキナ臭い。 善良な集団であれば我々を襲うならまだしも民間人を巻き込む毒ガスなんて撒くハズがないのだから』 「確かに、百歩譲って襲撃がアタシたちを危険集団と勘違いしたせいだとしても、毒ガス散布なんて屑行為はしないだろ普通」 「ま、待ってください。イチローさんがそんな非情な手段を取るなんてありえない!」 チームのリーダーであるイチローと言えば小野塚小町に並ぶ対主催の要であり、殺し合いが始まる前から生粋のスポーツマンにして人格者なのは周知されている。 増してイチローの大ファンであるムネリンは、拳王連合軍の中で最もイチローに近づき、彼の人柄を理解している。 故に毒ガスを民間人の被害無視でバラまくなんて考えられなかった。 「ああ、確かにイチローチームだけなら、何かの手違いでああなったとも思った」 『そこで私とお館様はイチローチームと同盟を組んだ野球チーム……ドラゴンズの方を調べた。 そうしたらトンでもない連中だとわかった』 「――メンバーの大半が極めて危険な存在だったんだよ」 「なんだって?!」 上条は写真を一枚一枚、仲間たちに見せるように指を指していく。 「こいつは邪竜ギムレー、アソコ(千葉)に見えるアイツのことだよ。 こいつは一部地方で伝説になっているくらいの邪悪な破滅の龍だ」 「確かに……あの竜からはここからでもわかるくらい邪悪なオーラを感じますね……」 『こいつがおそらくドラゴンズのリーダーで全てを操っている』 「次に熱斗を殺したリオレウス。 グンマーに出没しては人を襲ってたらしい危険な竜だ」 『何人もの狩人が討伐に出かけたが返り討ちに遭うこともしばしば……流石に邪竜ほどの危険はないようだが、港にガスを撒こうとする残忍さは頷ける』 「口を開けば幼女を犯したいと口を開くオシリス」 『他とは違う危険性だが、なまじ力を持っているだけに年端も行かぬ幼女を大量に拉致して犯すことも不可能ではあるまい』 「もう死んじまっているがイドゥンやフォーマルハウトも人類を滅ぼそうとしているかなり危険な存在だったらしい」 『特にファーマルハウトは真竜と呼ばれ、都庁に真竜も確認されている』 『ということは……?』 『つまりはだロックマン。 ドラゴンズは都庁と繋がりを持っている可能性が濃厚ということだ』 「なんだと!」 思わず声を荒げる一同。 自分たちはヘルヘイムに攻め入ろうとしていたが、もし本当にヘルヘイムとドラゴンが真竜を通して繋がっていたとしたら自分たちは先制攻撃を喰らったことになるからだ。 「ディオ、さっきの邪竜の台詞もよく思い出してくれ、そういえばアイツらだけ呼ばれてなかったな、と言いたくなるから」 「さっきの宣戦布告……そういえばアイツらだけ呼ばれてなかったな……ハッ!」 上条に言われて何かに気づいたディオ。 それがまだ何を意味するかわかっていない者にシャドーマンが解説する。 『そうだ。 邪竜ギムレーは俺たちや狂信者・主催には宣戦布告をしていたが、都庁ヘルヘイムと聖帝軍には言っていない。 これはドラゴンズとヘルヘイムが手を組んでいる証左ではないか?』 ドラゴンズやヘルヘイムは裏で繋がっているかもしれない、その仮説に一同は驚愕する。 「じゃあイチローさんは……」 「いくら強くても邪竜というぐらいだから捕まって洗脳されたのかもしれない。 俺のいた学園都市にはそれくらいの術者・技術者・超能力者なんてゴマンといた」 『洗脳されずとも味方を人質に取られて無理やり従わせられている可能性は十分にある』 「そうですよね……僕の大好きなイチローさんだったら今頃危険なヘルヘイムやビッグサイトをレーザーでズガンと倒しに行ってでもおかしくないはずだ。 でも彼はまるっきり攻撃する素振りを見せない……そういうことかおのれドラゴンズ!! 奴らの手からイチローさんを殺してでも取り戻さなければ!!」 先程まで負のオーラで無気力になっていたムネリンは、ヤンデレパワーという別の負のオーラで気合が充填されていった。 今の彼は愛するイチローのためにチームを抜ける気など欠片ほどもない。 『ギムレー……ナッパ!』 「あなたたちがいなければ熱斗さんたちが死ぬこともなかった、絶対に許さない」 「翔鶴姉……」 瑞鶴がたじろぐほどの怒りのオーラを出しているのはムネリンだけではない。 兄弟や仲間を殺されたロックマンと翔鶴も同じかそれ以上であった。 ロックマンの中に唯一の負の心、憎悪と復讐心が燃え上がる。 翔鶴も会敵した時は必ず矢を撃ち込むことを決意した。 「どうするだ? 今からカオスロワちゃんねるにでも流してドラゴンズの危険を教えておくか? 奴らに味方する奴は減ると思うんだが」 「おまえの知能はタヌキレベルかクロえもん? 俺たちが危険人物のレッテルを貼られている以上は、俺たちから発信しても無駄無駄無駄なんだよ」 『せめてダイジョーブ博士が生きていればなあ…… なあ瑞鶴、サーフ博士に頼んで発信してもらうとかできないか?」 「こっちから連絡したら提督さんが狂信者じゃないとバレて危ないでしょ! そもそも提督さんも表向きは狂信者だし、発信したところで誰も信用しないわよ」 『それもそーかー』 イチローチームとドラゴンズはネットではもてはやされている。 邪竜として真の姿を取り戻したギムレーこそ「アレはなんだ?」と多くのモブ参加者から恐れられているが、イチローチームとドラゴンズ(もといイチリュウチーム)自体の評判は落ちていない。 拳王連合軍視点だと、邪悪な者がついていながら信頼されている逆の立場の存在である。 「ならばこの拳王軍直々に処断するしかあるまい。 誤解など勝手にさせておけ、我々は自分たちだけで道を切り開く」 「そうだねダーリン」 「ああ、誤解は邪悪を滅ぼした後にでも解けば良い」 ラオウはドラゴンズが危険とわかっていても止まる気はない。 例え自分たちが信頼されなくとも正義は後からついてくると信じて、数多の妨害覚悟の上で敵という敵を討ち果たさんとする。 次に平等院が今後の予定に関して提案する。 「ならば攻め込む順番はヘルヘイム→イチローチーム・ドラゴンズ→ビッグサイト→最後に九州ロボ・死者スレまたは沖縄のアレ討伐だな」 『え? 千葉のドラゴンズから攻めないの?』 「血気にはやるなロックマン……高速艇も煉獄も沈んだ以上、翔鶴と瑞鶴ぐらいしか海を渡れないだろう。 ここから最短距離を通ろうとするば狂信者のビッグサイトが邪魔になるしな」 まず主催陣営戦力(沖縄の敵も主催戦力だと前提して)を相手にするのは必然的に最後、攻めやすくする準備がサーフの手で行われているとするならばビッグサイトも後回しにする必要があり、必然的に最初に攻略するのはヘルヘイムかイチリュウチームである。 距離や障害物を考えたら東京新宿都庁にあるヘルヘイムから攻め込むのがちょうどいいだろう。 「だけど、ヘルヘイムには聖帝軍もいるしなあ」 『片方だけならともかく、真正面から一辺に相手にするには危険だ。 勝てても損耗を考えると狂信者やギムレーに倒される可能性も出てくる』 とはいえヘルヘイムには本来の戦力に加えて聖帝軍も居座っている。 数の利は向こうに有り、後のことを考えると一度に全員相手にするのは得策ではない。 ではどうすれば解消できるのか? 「……! 良い事を思いつきました」 何やら妙案が思い浮かんだ翔鶴に全員の視線が殺到する。 「挑戦状を送りつけて聖帝軍だけでもおびき寄せるんです!」 「翔鶴姉、どうやって?」 「挑戦状に聖帝軍が指定の場所と時間にこなかったら、東京の全てを破壊する……と書いて送りつけるんです」 『ちょっと待って翔鶴さん! 流石にそれは悪行じゃないか?!』 「もちろん、東京には罪のない人もいますからブラフですよ。 ただしレーザービームを投げられるムネリンさんもいるから、向こうは信じると思います」 東京で大虐殺を働く気はないが、拳王連合軍が実際にいくつものマップ破壊を帯びているので敵は信じるであろう。 ヘルヘイムサイドとて侵略の基盤である東京は失いたくないだろうと瑞鶴には予測できるのだ。 「そうすれば現れた聖帝軍を試合するなり直接戦闘するなりで撃破できます。 ヘルヘイムも狂信者と戦争状態なので防衛のために送れる戦力が限られます。 そして聖帝軍撃破後に、数が大幅に減ったヘルヘイムを攻略するのです」 「流石は翔鶴姉! うまくいけばヘルヘイムの総戦力を2分割できるわね」 「もっとも相手が挑戦状のブラフに乗ること前提だけど」 「いや、何もしないよりはマシだ。うぬの意見を採用しよう」 翔鶴の意見は採用され、本格的にヘルヘイム討伐の第一ステップとして聖帝軍の殲滅が目標とされた。 さっそく言いだしっぺの翔鶴がその辺から拾ってきた紙に挑戦状の内容をスラスラと書き込んでいく。 「……集合場所はどこにしましょうか?」 『あ、そっちは考えてなかったの? 適当な場所だと関係ない人が巻き添えになるし、この港はダメ……となるとどこが良いんだろう?』 「いや、暴れるにはうってつけの場所があるぞ、ここはどうだ?」 ラオウが地図を指さした場所は、ある程度暴れても被害が出なさそうな場所であり、それなりに開けている場所で臨機応変な対応ができる戦場。 「――横浜スタジアムか」 鶴ならぬ拳王の一声により、聖帝軍との決闘場に選ばれた横浜スタジアム。 そこに21時までに聖帝軍だけで来ないと東京を破壊するメッセージを書かれた挑戦状と、早く来れるようにクロえもんの電車ごっこロープを野球ボールに封入し、それをMEIKOは都庁めがけて消える魔球にして投げた。 消える魔球にしたのはレーザー攻撃による迎撃を防ぐためだ。 着弾すればクレーターはできるだろうが、野球ボールとその中身は健在。 クレーターに気づいたヘルヘイム勢力がそれを読み、聖帝軍を送り込んでくるのが理想であった。 「おーい、そろそろ俺たちも横浜スタジアムに向かおうぜ。約束の時間に間に合わなくなるぞ」 それを言ったのは先程までチームをやめたがっていたハズのプニキであった。 「やめたがっていたのに、何で今はノリノリなんだ?」 クロえもんが疑問を口にしたが、その答えは上条が答える。 「ああ、あれね。 街中でひっそりと情報収集している時に最高級蜂蜜を売ってるお店があって、お土産替わりに一ダース買ってきたんだ。 試合に勝つたびに4つずつ渡すということで再契約したのさ。 お金はラオウから渡されたタクアンさんの一兆円で、それで支払ってきた」 「……現金な熊だな。 というか蜂蜜ごときに一兆円でいくら食糧難だからっておかしいだろ……」 なんやかんやチームに戻ってきたプニキと呆れかえるクロえもんを尻目に、他のメンバーは三つの墓で祈りを捧げる。 「ダイアーさん、俺はディーオや拳王連合軍の連中と同じく戦い抜く。 アンタが言う吸血鬼にはならないから安心して眠ってくれ……」 ディオは最良の友であったダイアーに誓う。 彼の心は未だに悪の心はあるかもしれないが、吐き気を催す邪悪な精神では決してない、別の意識が生まれていた。 それを生み出すきっかけになったのは他でもダイアーだったのだ。 必要とあらば盗みや殺しはするにしろ、友人だけは例え死んでいても裏切らないだろう。 「必ずカオスロワを終わらせ、新しい時代を作る。天で見ているがいいムギちゃん」 自分に野球という道を示し、力を貸してくれた紬の墓前で拳王は祈る。 神にではなく紬に。 ラオウが仲間が死んで悲しいと思ったことは数あれど、ここまで強い悲しみを覚えたのは紬が初めてだった。 紬のような犠牲を出さないためにラオウは戦い続けるのだろう。 「……」 『熱斗。君を失って半身を失ったような気分だけど、僕は翔鶴と一緒に戦い続けるよ』 ロックマン、翔鶴にとって最愛の兄弟である熱斗の喪失。 機械という隔たりはあってもかけがえのない家族であった。 それはあまりにも重くのしかかったが、だからと言って歩みを止めるのは熱斗への裏切りに他ならない。 兄弟への手向けは殺し合いを一秒でも早く終わらせ、世界を平和にすることにある。 その平和を掴むために討つべき敵もよくわかってきた。 それらを討伐すれば熱斗の望んだネットナビと人類による絆の世界もきっと蘇ると彼らは信じて疑わなかった。 「翔鶴姉、そろそろ……」 「待って瑞鶴……」 黙祷を終え、仲間たちが次々と横浜スタジアムに向かう中、翔鶴は自分の赤い鉢巻を外して熱斗の墓に添え、反対に引っ掛けてあった青いバンダナを被った。 『翔鶴……』 「これで熱斗さんも一緒ですね、彩斗さん」 『……ああ、三兄妹で日本を救いに行こうか、翔鶴、熱斗』 ダイアーは死んだ、紬は死んだ、熱斗は死んだ。 それ以前にシグナムら多くの仲間が死んだ。 それでも彼らの遺志は生者の中で生き続け、どんなに過酷で奇妙な旅でも耐える心の強さとして残り続けるのであった。 ――そして生者が抱く死者への感情は、この殺し合いがただの殺戮ゲームではないと気付かない程度に、拳王連合軍の目を曇らせるには十分であった。 (翔鶴姉……祐一郎も熱斗もとうに死んだのにすっかり光家に束縛されている。 祐一郎の遺品であるロックマンのせいで…… でも拳王連合軍に野球をしてもらうためにも選手になれそうな奴を今轟沈させるのは得策じゃない。 ロックマンを轟沈させて翔鶴姉を提督さんの下へ連れて行くのは拳王連合軍が優勝してからでも遅くない。 最良の戦士による儀式完遂まで、あとたったの2試合……それまで耐えるのよ瑞鶴、ついでにメーガナーダも) (インドララ!) まさか新たなる仲間が大災害を引き起こした黒幕の手先であると気付かない程度にも、タクアン・悪魔将軍なき拳王連合軍の目は曇っていた。 【二日目・20時00分/神奈川県 横浜港】 【共通】 ※後からきたハクメン・瑞鶴・メーガナーダを除いた全員が強化マシンにより超強化されました 全員の強化が終わると同時に故障したため、放棄されました ※都庁に向けてMEIKOの消える魔球の中に封入された挑戦状+電車ごっこロープ@ドラえもんが送り込まれました 内容は21時までに聖帝軍だけで横浜スタジアムに来ないと東京を破壊するという内容です 数分後に都庁に着弾します なお、消える魔球にもそれなりの殺傷能力があるので直撃すると一定レベル以下の参加者が死ぬかもしれません ※ナッパなどの一部イチローチームメンバー、ドラゴンズを敵とみなしました ヘルヘイム(都庁同盟軍)とドラゴンズが手を組んでいることにも気づきました 【ロックマン(光彩斗)@ロックマンエグゼ】 【状態】超強化、悪の心(軽度)、深い悲しみと憎悪 【装備】ロックバスター、サイトパッチ 試製甲板カタパルトのデータ 【道具】なし 【思考】基本:殺し合いを終わらせる、翔鶴を必ず守る 0:横浜スタジアムで聖帝軍と野球対決する 1:熱斗を殺す原因を作ったナッパとギムレーは絶対にこの手で殺す 2:翔鶴さんは絶対に失いたくない 3:僕に従姉妹(?)ができたぞーーー! 4:まだ顔を合わせていないサーフ博士を信頼 ※PETの中にいます ※ダイジョーブ博士の残した装置で強化されました。全ステータスが格段に上昇しています ※ダークチップ使用により悪の心に少し汚染されました 【翔鶴(光翔鶴)@艦これ】 【状態】超強化、深い悲しみと決意 【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型、熱斗のPET(ロックマン入り)、シンクロチップ、チップ各種(プリズム・フォレストボムは確定)、熱斗のバンダナ 【道具】ダークチップ一式 【思考】基本:殺し合いを終わらせる、彩斗を必ず守る 0:横浜スタジアムで聖帝軍と野球対決する 1:熱斗を殺す原因を作ったナッパとギムレーは絶対にこの手で殺したい 2:私のせいで彩斗さんが…… 3:ダークチップは二度と使いたくないが、奪われると危険なので所持はしておく 4:瑞鶴に謎の親近感。私に血の繋がらない妹ができた? ※熱斗とロックマンより、二人の過去についての話を聞き、自身を光翔鶴と名乗るようになりました ※超強化の影響によりステータスが大幅上昇しました 【ラオウ@北斗の拳】 【状態】超強化、首輪解除、今までで最大の悲しみと決意 【装備】炭酸水 【道具】支給品一式、その他不明、ムギのスタメンメモ 【思考】基本:ダース・ベイダ―たちを倒す 0:まずは横浜スタジアムで聖帝軍と野球対決をするぞ! 1:次はヘルヘイム(都庁の世界樹のこと)だぞ! 2:その次はイチローチームとドラゴンズだぞ! 3:それからビッグサイトも攻略するぞ 4:東京を平定したら最後は主催(九州ロボ、死者スレ、沖縄のシャドウ)だぞ! それまで待っていろ! ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました ※都庁をヘルヘイムであると誤解しています 【平等院鳳凰@新テニスの王子様】 【状態】超強化、首輪解除 【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚 【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明 【思考】基本:主催者達を滅ぼす 0:横浜スタジアムで聖帝軍を滅ぼす 1:マーダーも滅ぼす 2:信頼するラオウたちと行動する 3:テニスがしたいが、野球をする 4:超人血盟軍を全滅させたヘルヘイムは必ず滅ぼす 5:ハゲ(ナッパ)も滅ぼす、ドラゴンズも滅ぼす ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【MEIKO@VOCALOID】 【状態】超強化、修羅化、首輪解除、強烈な悲しみと殺意 【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ 【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実 【思考】 基本:『真の黒幕』及び主催者共の皆殺し 0:横浜スタジアムで聖帝軍を皆殺し 1:ラオウ達に協力してもらう 2:ヘルヘイムのインベスはとりあえず皆殺し 3:ラオウへの特別な感情 4:ハゲ(ナッパ)を見かけたら嬲り殺す、仲間がいたら皆殺し ※今までとは別人です。 ※『無限の回転』を習得しました ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【上条当麻@とある魔術の禁書目録】 【状態】超強化、首輪解除、本気モード、 悲しみ 【道具】シンクロチップ、他人のデッキ(「ぬばたま」デッキ) 、最高級蜂蜜残り8つ 【思考】基本:あのAA 0:横浜スタジアムで聖帝軍をそげぶ 1:ネットバトラーの一員として主催やマーダーと戦う 2:未だに大阪で見かけたあの怪しい二人組の正体が引っかかるんだが……? 3:プニキと契約中、一試合ごとに4つ蜂蜜を渡す ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【シャドーマン@ロックマンエグゼ】 【状態】超強化、HP満タン 【装備】ムラマサ 【道具】なし 【思考】基本:新しきお館様(上条)に従う 0:横浜スタジアムで聖帝軍をスレイする 1:敵は殺す、慈悲はない 2:お館様を守る ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】疲労(中)、超強化、首輪解除、悲しみ 【装備】PSVITA(デューオ入り)、十徳ナイフ 【道具】支給品一式×3、シンクロチップ、治療道具、その他不明 【思考】基本:ネットバトルとベースボールを極める 0:横浜スタジアムだ! 1:ジョースター家を手に入れる 2:ジョジョより優越感を得る 3:熱斗が死ぬ前にネットバトルを挑みたかった…… ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得て、デューオとクロスフュージョン可能になりました 新技として一分時間を止められるデューオーバーヘブンを習得しましたが、一度の使用によって強烈な疲労を伴います 【デューオ@ロックマンエグゼ4】 【状態】超強化、HP満タン 【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド 【道具】なし 【思考】基本;とりあえず、ディオたちを見守る 0:横浜スタジアムに向かうぞ 1:九州ロボ及び主催者を殺す 2:ダークチップに汚染されたロックマンが気がかり ※ベジータの持っていたパソコンから情報を抜き出し、ヘルヘイムの情報を得ました ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さとPSVITAの筐体を得ました 【謎のヒロインX@Fate/Grand Order】 【状態】超強化、首輪解除、困惑 【装備】無銘勝利剣 【道具】ドゥ・スタリオンⅡ号(故障中)、スマホ(FGOをやってたせいで電池切れした) 、自転車 【思考】基本:私以外のセイバーを殺すが、その前に対主催しておいて他の対主催者と協力関係を築いておく。 0:横浜スタジアムで聖帝軍と野球ですか 1:宇宙の平和が第一ですね 2:世界が滅ぶのはヘルヘイムのせいだと思うので、平和のためにも打倒します 3:ヘルヘイムの方がセイバー多そうだし ※彼女のクラスはアサシンです。 ※謎のヒロインXです。その正体は謎って言ったら謎です。 ※世界が滅ぶ原因がヘルヘイムであると思い込んでいます ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】 【状態】健康、全ステータスMAX、首輪解除 【装備】木の棒 【道具】支給品一式、その他不明、最高級蜂蜜4つ 【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために主催者たちを野球で潰す契約だったが…… 0:横浜スタジアムで野球をする 1:ホームランを打つ 2:バッティング以外はマジでやりたくない 3:申し訳ないが蜂蜜なくなったら契約終了でチーム抜ける ※強化しなくともバッティングの腕はメジャーリーガー級です 【川崎宗則@現実?】 【状態】健康、首輪解除、ドラゴンズへのヤンデレ的怒り 【装備】バット、ボール、グラブ 【道具】支給品一式 【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す 0:横浜スタジアムで聖帝軍と試合する 1:イチローさんをNTRするドラゴンズを許さない!! 2:どんなことをしてでも(最悪殺してでも)イチローさんを取り戻す! 3:イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん……………… ※強化しなくとも腕前と戦闘力はメジャーリーガーです 【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】 【状態】超強化、首輪解除、非常に強い悲しみと黒い殺意 【装備】バット、ボール、グラブ 【道具】支給品一式 電車ごっこロープ 【思考】基本:主催者たちに野球で挑んで勝つ! 0:横浜スタジアムで聖帝軍を撃破する 1:敵は全員倒す、俺たちは正しいはずだ! 2:イチロー選手をドラゴンズの魔の手から助け出したい 3:みんなには隠してるが、仲間を殺したホワイトベース組が全滅したことには超メシウマ状態w 4:てゆーか風評被害に踊らされるクズは死ね、氏ねじゃなくて死ね ※ダイジョーブ博士の装置でメジャーリーガー級の強さを得ました 【ハクメン@BLAZBLUE】 【状態】中ダメージ、unlimitedモード、テルミ限定で現実逃避 【装備】斬魔・鳴神 【道具】支給品一式 【思考】基本:『悪』を全て滅する 0:全ての『凶』への対処のためにも拳王連合軍と手を組む 1:世界の平和のためなら力による東京をやむを得ない 2:主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』 3:風鳴翼は滅する 4:東京の『凶』、千葉の『凶』は警戒を続けるが後回し 5:悪魔将軍を殺した窒にいる何者かを警戒 6:テルミ? まだ死んでないさ ※unlimitedモードに入りました ※沖縄の『凶』(シャドウ)の気配を察知しました。能力から他の参加者よりも具体的な位置がわかります また、具体的な倒し方を知らないため、日本の生き残った戦力を全て集めれば勝てると思っています ※結界でシャドウが動けないことまでは知りません 【瑞鶴@艦隊これくしょん】 【状態】健康、最終決戦仕様 【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型、違法改造スマホ、結婚指輪 【道具】モンスターボール(メーガナーダ@アバタールチューナー2入り)、宝玉輪@女神転生シリーズ 石ころ帽子、妨害電波発生装置、裏世界転送マシン 【思考】 基本:提督さん(サーフ)に従い、彼の理想である艦むすの楽園を築く 0:作戦に従い、横浜スタジアムで聖帝軍と野球をする 1:拳王連合軍にイチリュウチームか聖帝軍へ試合をするように仕向ける 2:拳王連合軍が優勝したらサーフと合流し、翔鶴姉にも連れて行く 3:提督の目的の邪魔をする奴は容赦なく殺す 4:翔鶴姉にあえてホント良かった…… 5:翔鶴姉を光の呪縛から解放したいが、ロックマンを殺すのは全ての野球の試合が終わってからにする ※サーフが生みだした艦むすです ※サーフとケッコンカッコカリ済みです ※『器』であるメーガナーダはミヤザキの『巫女』である瑞鶴か翔鶴にしか操れません ※裏世界転送マシンは二チームを野球ができる裏世界へ飛ばし、他参加者の妨害や乱入を防いで野球ができます 裏世界が崩壊するタイムリミットは最大三時間。使用も二回まで。 負けたチームは崩壊する裏世界に取り残され、死亡します。(移籍などのケースはどのように扱われるか不明) ※改造により現在の翔鶴と同じくらいの戦闘力を有しています
https://w.atwiki.jp/monaring/pages/1321.html
ニライムの収穫 2緑緑 エンチャント 緑のクリーチャーが場から墓地に置かれるたび、あなたは2点のライフを得る。 第2版のカードで 暫定選定リストにも収録された。 未評価
https://w.atwiki.jp/swxsp/pages/187.html
ハピネ・クロンヘイム 「はい、ニーシャ。傷薬塗ってあげるからしゃがんで?」 「昔は私の方が大きかったのにいつの間にか抜かされちゃったよね」 「騎士団は…私は本当は反対。いつ死ぬか分からないところに大事な弟を送りたくないから」 「国の為は誇れることだけど、自分の為にも生きて。お願い。」 「帰ってくるときは彼女を連れて来なさいね?(くすっ)」 「あら?これ、油じゃなくて洗剤だわ」 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 【名前】ハピネ・クロンヘイム 【性別】女 【所属】なし 【髪の色】黒茶色 【瞳の色】黒色 【年齢】25歳 【誕生日】12月20日 【血液型】B型 【身長】163cm 【一人称】私 【二人称】あなた 【容姿】 【性格・その他】 かなりしっかりとした女性。家事全般得意。 体型はかなり細く華奢。 実家暮らしで車椅子の父親と二人暮らし。 弟のクロンが騎士団に行ったことを心配している。 母親は数年前、流行り病にかかり死んでいる。 父親も元騎士団所属。だが両足を切られ脱退。 クロンに自分の意思を受け継いでもらおうと騎士団に所属させた。 【能力】 【武器】 なし 【好き嫌い】 好き⇒お花 嫌い⇒油っこいもの 【関係】 ~弟~ ニーシャ・クロンヘイム
https://w.atwiki.jp/zan_regi/pages/18.html
本ゲームの元ネタとなっている「北欧神話」についての情報を置いておきます。 文献の違い・解釈の違いによって各々の認識と相違する部分があるかもしれませんが、ご了承ください。 重要な語、ゲームと関係ありそうな言葉などは強調表示してあります。 タイトルにもなってるレギンレイヴはブリュンヒルデと同じヴァルキリーの一人で「神々の遺せし者」や「神々を受け継ぐ者」という意味があります。 始まり 最初の生命が生まれる以前は、世界は氷の領域と火の領域、その間にあるギンヌンガガプという虚空があるのみだったとされています。 この氷の領域をニヴルヘイム、火の領域をムスペルヘイムと呼びます。 ムスペルヘイムによってニヴルヘイムは熱せられ、やがて雫が滴り落ちました。その瞬間に最初の生命が生まれたのです。 巨人の誕生 それが邪悪な霜の巨人ユミルと牝牛アウズフムラ(アウズンブラ)でした。 ユミルはアウズフムラの乳を飲んで育ちました。やがて、その足から息子を、腋の汗から男女一組の巨人を生み出しました。 そう、ユミルこそ、後に神族と最終戦争で戦う巨人たちの祖先なのです。 神の誕生 一方、牝牛アウズフムラが塩気のする霜の石を舐めると、石は人の形となって、それが最初の神ブーリとなりました。 ブーリはとある巨人と交わって息子ボルをもうけ、さらにそのボルも巨人族の女と交わりました。 そうして生まれた三人の息子こそ、ヴェー、ヴィリ、そしてオーディンなのでした。 世界創世 最初の神々が生まれる中、原初の霜の巨人ユミルは着々と同族を増やし、暴虐の限りをつくすようになっておりました。 先述の三兄弟は、これを疎ましく思っていました。そして、ついに長男たるオーディンを筆頭に、ユミルを殺害してしまいました。 この時流れ出た大量の血液で、霜の巨人たちはほとんど全てが溺れ死んでしまいました。しかしユミルの孫ベルゲルミルとその妻は助かっていました。 神々はユミルの死体をギンヌンガガプに捨てました。 すると、何も無かった場所に大地が生まれ、骨が山に、血が水に、脳が雲に、頭蓋骨が天空に変じ、睫毛が人間の世界ミズガルズになりました。 最後にムスペルヘイムの熱が火花を生み、星になりました。 こうして天地は確定し、ここからようやく北欧神話の本編は始まるのです。 世界観概略 さて、天地創世からしばらく経つことで、世界はようやく安定した姿になりました。すなわち、9つの世界を内包する多層世界となったのです。 ※編者注:下手クソな絵なんで、もっと良い画像持ってたらどなたか差し替えておいてください 概要を述べると、宇宙は天上・地上・地下の3層に分かれており、その3つの中心を世界樹とも呼ばれるユグドラシルが貫いています。 また、3つの層の中はそれぞれいくつかの世界に分かれています。 天上の層 天上の層には3つの世界があります。 アースガルズ アース神族の世界。アースガルド、アスガルド、アスガルズ、英語でアスガード、ドイツ語でアスガルトなどとも。 オーディン、トールなど、一般的に知られている北欧神話の神々はほとんどアース神族に属する。 また、内部に英雄の死者の館ヴァルハラを擁している。ヴァルハラは北欧神話における主神オーディンの宮殿。 オーディンはヴァルキリーに命じて、ここに勇猛なる死者エリンヘリヤルを集めている。 死すべき者たちの世界 ミズガルズの一部であるともいわれる。 ヴァナヘイム ヴァン神族の世界。 フレイ、フレイヤ、その父ニョルズはヴァン神族であった。 しかし、ヴァン神族とアース神族の抗争が終わった段階で人質としてアースガルズに渡った。 アールヴヘイム 光の妖精たちの世界。フレイを王とする。 地上の層 地上の層には4つの世界があります。 ミズガルズ 人間の世界。 ユグドラシルのちょうど中ほどに位置し、天上あるいは地下に通じる道がある。 ミズガルズの海にはヨルムンガンドという、ミズガルズ全体を取り囲むほど巨大な蛇がいる。 ヨートゥンヘイム ヨトゥンと呼ばれる巨人族たちの世界。 人間と神々を脅かす巨人たちが住む。 ムスペルヘイム 火の巨人スルトが門番を務める灼熱の世界。最初からあった世界の一つ。 スヴァルトアールヴヘイム 闇の妖精たちの世界。 技術に長けた小人が住み、多くの神秘的な道具が作り出された。 アールヴヘイムと同様に、フレイを王とする。 地下の層 地下の層には2つの世界があります。 ニヴルヘイム 氷と霧の世界。最初からあった世界の一つ。 創世のときよりムスペルヘイムの熱で氷が溶け出しており、多くの川がここから流れ出ている。 ヘルヘイム 死者の世界。 いわゆる冥界であり、通常死んだものの魂はここに送り込まる。 神や巨人でさえ例外なく、地獄の女王ヘルの裁定を受けることになる。 ユグドラシル 北欧神話を語る上で欠かせないのがユグドラシルです。 世界樹とも呼ばれるトネリコの巨木で、天上・地上・地下の各層を貫き、宇宙全体を構成しています。 後に起こるラグナロクの際に、火の巨人スルトの放った炎で炎上しますが、それでもなお燃え落ちることはありませんでした。 今日はここまで。
https://w.atwiki.jp/alfheimmonsters/pages/207.html
ケンタ レベル2でインパルスドライブⅢ取得 -- 名無しさん (2013-10-08 23 46 50) おぉぉ・・スゴイ! 一晩で魔物一覧が埋まっている・・! 書いた方、お疲れ様です! -- 名無しさん (2013-10-12 02 01 34) lv15ゴブリンを進化させたらHP・MP同じで筋力57 知力35 素早さ31 器用さ36 回復33のホブゴブリンになった -- 名無しさん (2013-10-13 00 59 19) ここにあるステータスは何のボーナスもない最低値です。 -- 名無しさん (2013-10-13 02 01 14) とりあえずもう表を更新する気は失せたので、適当に改変していってくださいな。 -- 名無しさん (2013-10-13 02 47 26) これはスゴイ・・!しかも見やすくなってる! お疲れ様です -- 名無しさん (2013-10-14 03 21 44) インプからガーゴイル霊魂32個+貴種です -- 名無しさん (2013-10-14 18 47 36) 情報提供、どうもありがとうございます。反映いたしました。 -- 名無しさん (2013-10-14 23 36 23) 仲間にできない魔物のドロップ書く場所ってないのかな? -- 名無しさん (2013-10-15 09 37 24) ここ。誰も情報を加えたがらないからモンスター勝手に追加していくといい -- 名無しさん (2013-10-15 23 01 47) 敵専用モンスターいくつか追加しました。系列として微妙なものは後半にまとめました -- 名無しさん (2013-10-16 05 12 51) DROP情報等追記したけどこのページに詰め込み過ぎて個別ページがほぼ不要な感じ -- 名無しさん (2013-10-16 07 56 07) ゴブロはクラッシュガードなかったっけ -- 名無しさん (2013-10-16 12 59 19) バットの存在をわすれてたわー -- 名前 (2013-10-16 18 56 05) セブン時代重宝したデータは2連と先制に必要な素早さかな。ただ調べるの結構大変だけど -- 名無しさん (2013-10-16 20 43 41) ラミア レベル3で回復魔法MP軽減Ⅰ取得 -- 名無しさん (2013-10-17 22 47 40) アイスオルトロス。Lv2で風耐性2、ウィンド2習得。Lv3で水耐性2習得。 -- 名無しさん (2013-10-18 10 13 41) 仲間になる魔物の~装備種別ランクの一覧もあるといいかも -- 名無しさん (2013-10-19 08 07 16) 個別ページ作ってやってくれ -- 名無しさん (2013-10-19 12 54 11) ユニコーン:ハイヒールⅠ(2) -- 名無しさん (2013-10-22 18 44 21) リリム:呪い耐性Ⅵ(2)、ドレイン2(2) -- 名無しさん (2013-10-22 18 45 52) コカトリス:スタンクラウド1(3) -- 名無しさん (2013-10-23 01 21 13) コカトリス:カースⅡ(2) -- 名無しさん (2013-10-23 06 16 32) ナーガ、ダブルペインⅠ(2)、セラフブレードⅠ(3) -- 名無しさん (2013-10-23 07 48 22) ラミア(5)+ナーガの魔石x1+東方の秘石x1+霊魂56→ナーガ -- 名無しさん (2013-10-23 08 34 02) 各ゼリー(5)+各スライムの魔石x1+霊魂12→各スライム -- 名無しさん (2013-10-23 08 35 15) サキュバス(5)+リリムの魔石x1+貴種の秘石x3+霊魂124→リリム -- 名無しさん (2013-10-23 08 36 30) ピクシー→マンドラゴラのレア進化でエンジェルを確認(15%?) -- 名無しさん (2013-10-25 19 40 53) LV上限を入れて欲しい -- 名無しさん (2013-10-26 09 22 39) マーメイド 100 45 25 45 15 25 40 -- 名無しさん (2013-10-26 20 01 00) ジヴ剣閃lv5でした -- 名無しさん (2013-10-31 14 21 42) 3列目の魔石の項目は魔石の有無を記載していると思いますが、召喚条件の情報で代用しませんか?代わりに限界Lvを記載できますし -- 名無しさん (2013-11-01 04 06 33) 魔石の項目は魔石の有無ではなく、使用個数では? -- 名無しさん (2013-11-01 22 07 45) 種族-レア-魔石-HP-…の、魔石の項目です。○×が書いてある項目についてですね。魔石の有無じゃなくて通常召喚orレア進化で作れるかどうかの項目なのかな… -- 名無しさん (2013-11-02 01 07 54) いや、召喚に必要な魔石の数だろう いいかげんに理解してくれ -- 名無しさん (2013-11-02 21 11 23)魔石欄2箇所あるっぽいですね - 名無しさん 2013-11-05 23 53 50 ラミア→ラミアクイーンのレア進化率は10% -- 名無しさん (2013-11-03 01 24 42) 同じ項目名があって、注釈がないのが原因だけど、↑2 あなたの言っている「魔石」は、右から13番目の項目の「魔石」であり、↑3が言っているのは右から3番目の項目の「魔石」でしょ?どっちが理解していないのか… -- 名無しさん (2013-11-03 10 13 59) ゴブシャ×をみるに、現時点で魔石が入手可能かどうかっぽいですね。そうかんがえると魔石がないのってSRとゴブシャくらいのものなんですね -- 名無しさん (2013-11-03 10 36 49) あれでもそうするとラミアクイーンも○はおかしい…谷の曜日ボスから出るんですかね? -- 名無しさん (2013-11-03 10 50 09) 魔物がどの経験値テーブルかの情報も欲しいですが、載せるとしたらこのページですかね? -- 名無しさん (2013-11-03 12 29 10) LVアップ経験値のテーブルの欄をつけてみました。ミスや抜けの指摘おねがいします。 - 名無しさん 2013-11-04 08 19 32 テーブル幅おかしくなってね? - 名無しさん 2013-11-05 02 50 05 ゴブリン像からゴブリンロードの魔石、悪魔像からサキュバスの魔石出ました - 名無しさん 2013-11-05 04 13 02 追記)悪魔像からインプ、ガーゴイルの魔石出ました - 名無しさん 2013-11-07 21 22 04 ガチャ品ナイトメアLv1 HP150MP65筋力55知力50素早さ80器用さ65回復40攻撃 打75突85斬75炎65水65風85呪85 防御 打30突30斬30炎50水50風80呪80 ジョブスキル狙われにくい1 魔法ハイドウィンド1でした - 名無しさん 2013-11-05 17 45 42 いっそ左の魔石○×欄は消してもいいんではないでしょうか - 名無しさん 2013-11-05 23 55 48 バットスキル習得なし。ナイトメア、カースクラウドⅠ(2) - 名無しさん 2013-11-06 06 01 35 オルトロス→ヘルハウンド 霊魂64 - 名無しさん 2013-11-06 08 54 32 ナイトメア 牙2 - 名無しさん 2013-11-06 09 02 22 ここまで反映 - 名無しさん 2013-11-06 10 01 42 スキルレベルと習得レベルが直感的に分かりにくかったので、試しにSRのみスキルレベルをゲーム内表記に変更。問題なさそうなら他も変更したいですがどうでしょう - 名無しさん 2013-11-09 15 31 11 いいと思う - 名無しさん 2013-11-09 23 07 56 ケルベロスLv2で火耐性Ⅲも覚えます - 名無しさん 2013-11-09 18 41 19 覚えるのは火耐性ⅢではなくⅣですね - 名無しさん 2013-11-12 04 30 56 ヘルハウンド 経験値テーブル10000 - 名無しさん 2013-11-09 22 38 18 スキルレベルの表記をゲーム内と同じように変更。気をつけましたがミス等あったら直してください。 - 名無しさん 2013-11-10 15 19 11 これ以降スキルレベルを入力される方は、ローマ数字ではなくアルファベットのI・V・Xで入力するとトラブルが少ないかと思われます(現在の表もそうしてあります) - 名無しさん 2013-11-12 03 21 43 マンドラゴラ、布2も装備できます - 名無しさん 2013-11-12 11 37 31 反映しました - 名無しさん 2013-11-12 15 08 51 ケイロン、バジリコック、ハイピクシー、ハイケンタウロスの欄追加しました - 名無しさん 2013-11-12 15 09 44 魔石欄消したんだけど復活してるね。必要なのかね? - 名無しさん 2013-11-12 17 32 12 左の○×なら、意味わかる人いないし説明もないから削除で良いと思う - 名無しさん 2013-11-12 18 45 30 って左なら消えてましたね - 名無しさん 2013-11-12 18 45 55 ハイピクシー、C経験値10000、アローレインI(1)魔法耐性II(2) - 名無しさん 2013-11-12 20 17 58 ハイフェアリーLv5+魔石1+霊魂64で進化、レア進化は不明 - 名無しさん 2013-11-12 20 24 11 ハイピクシー召喚した時すでに)魔法耐性II持ってましたので(1)だと思います - 名無しさん 2013-11-12 20 50 10 ハイピクシー 槍2棒2弓2布2 ウィンドピラーI(2) - 名無しさん 2013-11-13 05 15 29 ハイケンタウロス、狙われやすいI(1)、レイジドライブI(1) - 名無しさん 2013-11-12 20 27 18 ケンタウロスLv5+魔石1+重装1+魔石64 - 名無しさん 2013-11-12 20 30 26 ハイケンタウロス クラッシュガード(2) - 名無しさん 2013-11-12 21 05 35 バジリコック、戦闘後HP回復I(1)トライファングI(1)、コカトリスLv5+魔石1+霊魂72 - 名無しさん 2013-11-12 21 29 26 バジリコック HPから順に 210 50 70 35 45 60 55 - 名無しさん 2013-11-12 23 14 19 バジリコック続き 経験値 5000 装備 爪2牙2 - 名無しさん 2013-11-12 23 18 47 ★各種スライムの経験値テーブルの情報ありましたらこちらに - 名無しさん 2013-11-13 09 52 45 スライムは5000テーブルですよ - 名無しさん 2013-11-18 13 06 14 ★ホワイトワーグ、フレイムドッグの装備種別の情報ありましたらこちらに - 名無しさん 2013-11-13 09 53 42 ★パイソンの経験値テーブルの情報ありましたらこちらに - 名無しさん 2013-11-13 09 54 58 ★ホブゴブリンの経験値テーブル、装備種別の情報ありましたらこちらに - 名無しさん 2013-11-13 09 57 29 ★ハイケンタウロスのガード系スキルのレベル情報ありましたらこちらに - 名無しさん 2013-11-13 10 43 14 ピクシー→マンドラゴラ時のエンジェルへのレア進化率が14%になっていました。単に1%減少したのか、ピクシーLvに依存するかは不明(ピクシーLv10,11ともに14%) - 名無しさん 2013-11-13 12 38 28 レベル5でも14%でした - 名無しさん 2013-11-14 10 24 30 ピクシーは進化段階でヒールⅡになります。 - 名無しさん 2013-11-14 08 09 55 L20で合成したら何がもらえるかって、ここのリストに追加したほうがよさげ? - 名無しさん 2013-11-14 12 20 10 枠がきつくなると思われるから今ある専用のページで十分かと - 名無しさん 2013-11-15 09 38 24 ノイド20合成で筋力の種×2、ラミクイ20合成で水属性攻撃の種×2でした - 名無しさん 2013-11-15 09 35 53 各モンsター個別のページコメントに転載しておきました - 名無しさん 2013-11-27 16 41 34 ケルベロス20合成で火属性攻撃の種*2でした - 名無しさん 2013-11-16 22 21 24 各魔物個別ページコメントに転載しておきました - 名無しさん 2013-11-27 16 43 13 ラミアクイーンの魔石、エキドナ好感度20達成でもらえるようです - 名無しさん 2013-11-17 13 56 04 ホブゴブリンのゴブリンラッシュII習得はLv2です - 名無しさん 2013-11-20 14 42 18 リリム単体召喚 魔石1個+霊魂680 - 名無しさん 2013-11-20 18 35 45 アルラウネ 魔法耐性ⅣはLv2で覚えました - 名無しさん 2013-11-21 04 11 35 ドラゴニュートの魔石ドラゴニュートから落ちました - 名無しさん 2013-11-21 21 28 22 ドラゴニュート魔石谷奥にてドロップ確認 - 名無しさん 2013-11-26 19 21 43 ケイロン好感度20でサテュロス魔石とのこと - 名無しさん 2013-11-26 23 00 00 エンペラーバット ウィンドピラーⅠをLv2で覚えました - 名無しさん 2013-11-27 01 11 42 地の魔石はメリアス以外は全てでるみたいだから項目はいらないですかね - 名無しさん 2013-11-27 13 13 30 ナイトメア→エンペラーの霊魂84だと思いますが違ったら訂正お願いします - 名無しさん 2013-11-27 15 04 24 アークエンジェル、リリム、アルラウネの単体召喚は魔石3つに霊魂680,サテュロスの単体召喚は魔石3つに霊魂460です - 名無しさん 2013-11-29 10 42 16 ここまで反映 - 名無しさん 2013-12-03 12 26 44 スノーゼリーの召喚霊魂2です - 名無しさん 2013-12-15 06 27 55 ゴブシャーマンの魔石、入手方法はボギーマンの親密度20,直接召喚には魔石3つと霊魂180が必要です。またエムプーサの親密度20でサキュバスの魔石を確認しました - 名無しさん 2013-12-15 21 13 51 プチワイバーン→ドレイクパピー、魔石x1+霊魂84 - 名無しさん 2013-12-17 19 06 38 ガーゴイル→レッサーデーモン 魔石x1+貴種x1+霊魂96 - 名無しさん 2013-12-17 19 42 21 ナイトメア→ヴァンパイア レア進化率4% - 名無しさん 2013-12-17 22 44 57 モッチーゼリー、デーモンの項目追加。リリムにレッサー→デーモンのレア進化追加。 - 名無しさん 2013-12-26 07 58 33 デーモンのスキル クリティカルボーナスⅢ ヴォーパルブレードⅠ クレセントムーンⅠでした。天魔産なのでLvは不明です。 - 名無しさん 2013-12-28 03 43 27 デーモン追加。装備ランクは大剣、槍、重鎧がそれぞれ2です。 - 名無しさん 2013-12-28 03 47 52 エンペラーバットの霊魂82と表に記載されていますが実際は84です。修正お願いします。 - 2014-01-08 05 46 49 修正しました - 名無しさん 2014-01-08 12 36 35 プチワイバーン→ドレイクパピー進化合体時、7%でドラゴメイドのにレア進化します - 2014-01-18 03 03 36 シェーシャ能力表の左からHP185,75,60,55,50,50,70 装備:爪、小盾、軽鎧、重鎧それぞれ3 Lv1で物理耐性ⅥとドラゴンクロウⅣでした - 名無しさん 2014-01-25 14 13 20 シェーシャLv2でスラッシュガードⅡ Lv3で咆哮Ⅲ Lv4でドラゴンオーラⅣ Lv5無し - 名無しさん 2014-01-26 16 06 43 スキュラ、直接召喚の場合スキュラ魔石3+霊魂720です - 名無しさん 2014-01-28 18 08 48 ズメウとスキュラ(ラミクイ下)を追加しました。わかる方は残りをお願いします - 名無しさん 2014-01-28 18 19 49 スキュラ、ケルベロスからの進化はスキュラ魔石1+人化3+霊魂124です。 - 名無しさん 2014-01-28 22 20 47 スキュラの水魔法ボーナスはⅣではなく、Ⅵ - 名無しさん 2014-01-29 22 26 51 スキュラ、Lv2で攻撃時HP吸収Ⅱ、メイルシュトロムⅣ覚え、初期経験値は1万です - 名無しさん 2014-01-31 20 28 05 スキュラ能力 HPから順に206,65,70,65,82,55,75(ケルから進化のため基礎が少し入っているかもしれません、基礎hp1,素早さ2,回復5です) - 名無しさん 2014-02-01 20 41 38 ズメウLV2咆哮Ⅱ、水魔法ボーナスⅢ、LV3スラストガードⅠ、LV4ウォータⅡ所得 - 名無しさん 2014-02-13 15 46 56 ゴブナイって5000族? - 名無しさん 2014-02-21 23 18 45 地で出たナイトのNEXTが35750なので10000 - 名無しさん 2014-02-24 00 45 43 メイド。ズメウ進化時7%で進化 - 名無しさん 2014-02-25 08 58 13 スコルピノ 爪1 ポイズンI スキル覚えません - 名無しさん 2014-03-02 13 21 15 パピルサグからマンティコアへは翼化1霊魂112 - 名無しさん 2014-03-11 16 00 10
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/210.html
ゴッサムシティの路地裏の一角に、一人の青年の死体が転がっていた。 それ自体はこの街において何ら珍しいことではない。 人の死が絡む事件・事故などは掃いて捨てるほど、という表現すら生ぬるいほどの数で存在している。 しかしこの青年には三つ特殊なところがあった。 一つ、黒い警官のような衣服を身に纏っていたこと。すなわちグラスホッパーの団員の一人であるということ。 二つ、死体の側に一見してただの玩具にも思えるバックルが転がっていたこと。 そして三つ、青年は巨大かつ鋭利な爪のような凶器で袈裟斬りにされ、身体を真っ二つにされて死んでいたことだ。 種明かしをするならば、彼は今日付けでアーマードライダーの一員として認められた若き団員だった。 自分が精鋭の証たる鎧武者の一員となれたことへの喜びを噛み締めながら帰路についていた。 彼は浮かれていた。故に気づかぬうちに路地裏を闊歩していた一体の上級インベスと鉢合わせをしてしまったのだ。 奇襲の一撃。ただそれのみで青年の肉体は容易く切り裂かれ即死した。 弛まぬ訓練の末に与えられたバックル、戦極ドライバーを一度も装着さえしないままに。 本来ならば、それだけの不慮の事故のような出来事で終わるはずだった。 「やれやれ、サーヴァントがサーヴァントを従えようなんざ無茶をやるもんだ。 最強に近いサーヴァントを十全の魔力で使われるとなれば、下手すりゃ他の連中が一気に食われることにもなりかねないな」 その男は何もない空間から何の前触れもなく現れた。 時代錯誤な東洋風の民族衣装を纏った男は青年の死体には目もくれず、暫し思案に耽った後主を失った戦極ドライバーを拾い上げた。 「こいつはテコ入れが必要かな」 御剣怜侍がそれに気づいたのは検事局に戻り午後の公務をこなしている時のことだった。 例の怪死事件について調べつつ、警察からの要請を待っている時に何気なく窓を見やった。 蔦があった。見慣れない植物の蔦が二階にあるこの部屋の窓に纏わりついていた。 不審に思い、窓を開けて階下の様子を見ると明らかに不自然な規模の植物が検事局の裏手に繁殖していた。 更には御剣の知識には存在しない極彩色の果実らしきものまで成っているではないか。 「……ランサー、姿を見せてくれ」 「言われるまでもありませんよ」 驚きの声を上げそうになるのを寸でのところで堪え、どうにか平静を保ち傍らのランサーに実体化を促した。 仮初めの肉体を具現化させたランサーの表情も険しいものになっている。 「…検事、あそこに成っている果実らしき物体から魔力を感じます。 申し訳ありません。サーヴァントとは実体を伴ってこそ真に外界を感知できるものですが、それでもこうまで近くにありながら気づかなかったとは」 「どう思う?」 「サーヴァントの攻撃と捉えるにはやり方が杜撰すぎます。というより攻撃的行動であるかすら怪しいものです。 あまりにも無作為すぎる。……やはり見ただけでは情報が足りませんね」 「調べてきてもらえないだろうか?」 「ええ、検事は極力平静を保って、普段通りに過ごしていて下さい。 そして敵襲があればすぐに令呪を使って私を呼んで下さい。良いですね?」 本音を言えば御剣自身も直接眼下にある不気味な植物を調べたい。 しかしあれの正体も分からないうちに迂闊に近寄るのは危険であるし、何より悪目立ちする。 昼食時に出会ったマスターに指摘された通り御剣怜侍という人間はこのゴッサムではひどく目立つ。 外で正体不明の植物を熱心に調べるなどという、傍から見れば奇妙極まりない行動を取るわけにはいかない。 人気がないことを確認し、二階から飛び降り地面に着地したランサーはまず周囲の様子を見渡した。 そして問題の植物が主に壁面を中心に伸びていることに気づく。 当然有り得ないことだ。御剣が昼食に出掛けた時点ではここに何の異常もなかったことは既に確認済みである。 「……む、これは」 よく見ると、近くにあった樹木や茂みの一部が枯れ落ちているようだった。 この検事局の敷地内にある植物は普段からよく手入れされていることはランサーも知っている。 枯れているのを見落としていた、というのはまず有り得ない。 この植物が周囲の他の植物を枯らしている可能性はかなり高いと言える。 外来種、という言葉がランサーの脳裏を過ぎる。 異なる環境からやって来た動植物が圧倒的な繁殖力等で元いた他の動植物を駆逐してしまう場合がある。 果実から魔力さえ感じるこの謎の植物はまさにそういう存在ではないだろうか。 極彩色の果実を手に取り、質感を確かめる。 時間と状況さえ許せばこの果実について色々と研究したくはあるのだが―――――――― 「おい、あんた!そこで何してる!?」 考え事に没頭していると、黒い服装で統一した三人の青年が詰め寄ってきた。 その統一された制服が最近巷を騒がせている自警団、グラスホッパーのものであることは御剣、ランサー共に知悉している。 鬼気迫る顔で近づいてきた集団のうちの一人がランサーから強引に果実を奪い取った。 すると果実は玩具のような錠前らしき物体に姿を変えてしまった。 「…はあ。食べてはなかったな。マジで肝が冷えたぞ。 いいか、この果実はとんでもなく有害なんだ。今度見かけても絶対に触ったり、ましてや食べたりするんじゃないぞ」 「失礼ですが、あなた方はグラスホッパーの方ですね? どうやらあなた方はこの植物について詳しいようだ。お話を伺っても?」 ランサーは一瞬、彼らが何らかの異能を持ったマスターではないかと考えたがすぐにその考えを否定した。 マスターならばサーヴァントたる自分を明確に認識できるはずであり、こんなそこらの通行人に話しかけるような真似はすまい。 彼らが腰に着けた、よく見ると魔力を微弱ながら発しているバックルにこそ秘密があるのだろう。 「悪いがこっちにも守秘義務がある。生憎話してやれるようなことはない。 それに俺達は実働担当の下っ端だから、元々そんなに多くのことは知らないんだよ」 「ほう?つまり上には知っている方がいる、と」 「そりゃあ犬養さんなら詳しいことまで知ってるだろうけどな。 こっちに知らされないってことは犬養さんがそれで良いと判断したってことだ。 俺の大したことのない頭でも公表すりゃ大パニックになるのは簡単にわかるしな」 「パニック…ですか?」 集団のリーダー格と思しき男が漏らした言葉に不穏なものを感じ取った。 単に有害な植物が繁殖している、という程度でパニックという言葉を用いるのは些か不適切だ。 それにランサーから果実を奪い取った時の青年の顔はどう見てもただ事ではなかった。 ここは一つ、何かカマでもかけて情報を聞き出そうか。 ランサーがそう思案した時、上空から羽音らしき音が聞こえてきた。 同時に魔力を検知、上を見やると全身が黒い、蝙蝠を人型に落とし込んだような怪物が空を舞っていた。 「班長!あいつはこの前の……」 「くそっ、あの蝙蝠野郎ここらの果実を狙って来たのか!? お前らやるぞ!今ここであの化け物を落とす!」 「しかしあいつが降りてこないことには……」 「心配するな、犬養さんから新型の錠前を受領したところだ。 俺が奴を叩き落とすから、お前らはいつでもかかれるようにしておけ!」 「「了解!」」 どうやらグラスホッパーの青年たちは怪物について知っているらしく、先んじて部下らしき二人が錠前のようなものを懐から取り出した。 「「マツボックリ」」 「「ロックオン!マツボックリアームズ!一撃、インザシャドウ!!」」 その光景はランサーをして絶句するインパクトがあった。 突然二人の真上からチャックのようなものが開いたかと思えば空から松毬らしき物体が出現。 松毬は二人に被さるように展開され、展開が終わったと同時に二人の姿は槍を携えた鎧武者に変わっていた。 まさしく変身と表現する他無い現象だ。 「これはこれは……」 「あんた、まだいたのか!?危険だから下がってろ!」 「ほう、やはりあの怪物は人間には害ある存在なのですね?」 「あれが優しいお友達に見えるんなら腕の良い眼科を紹介してやるよ!変身!」 「ブドウ」 班長が取り出した錠前は松毬ではなく葡萄がプリントされていた。 先ほどの二人の部下と同じようにバックルに錠前をセットした。 「ロックオン!ブドウアームズ!龍・砲!ハッハッハ!」 今度は空から葡萄が飛び出し、班長の身体を包み込んだ。 展開されたアーマーは紫を基調とした色合いで、右手には銃が握られていた。 「そらたっぷり食らえ、蝙蝠野郎!」 「ブドウスカッシュ!」 掲げられた銃口から紫の光弾が機関銃の如き勢いで放たれ、回避しようとした怪物を連射力にものを言わせて捉え次々とエネルギーの弾丸を撃ち込んだ。 猛烈な火力を浴びせられた怪物はたまらず真下に墜落していった。 「今だ、かかれ!」 「「了解!」」 「マツボックリスカッシュ!」 「マツボックリスパーキング!」 この時を待ちわびていた二人の鎧武者がバックルを操作し、よろよろと立ち上がった怪物に躍りかかった。 一人がエネルギーを纏った槍を一閃し離脱、もう一人がジャンプし空中回転しながら怪物に槍を突き立て穿ちきった。 爆発。次の瞬間には怪物の姿は影も形もなくなっていた。 変身を解除した三人はランサーを囲むように立ち塞がった。 「あなた方は常日頃からこういった活動をしているのですか?」 「守秘義務があると言ったろ。あんたはお喋りな奴みたいだが、他言は無用で頼むぜ。 もしあんたが俺達の秘密をバラしたら……わかるだろ?」 「なるほど」 ランサーの目から見ても変身した彼らの動きと身体能力は人間の域を遥かに超えていた。 火力だけなら低級のサーヴァントを凌ぐのではないか、と思えるほどだ。 その武力を以ってすれば秘密を漏らした者を物理的に骨も残さず消すことも満更不可能ではないだろう。 もっともランサーにとって彼らが脅威になるかと言えばそれは全くの別問題なのだが。 恫喝、もとい警告はこれで十分と考えたのか彼らはそれ以上追及はせず立ち去っていった。 「……ということがあったのですよ」 「外から聞こえてきた爆音はそれだったのか。 しかし謎の植物と果実に怪物、それらの退治・隠蔽を図っていると思われるグラスホッパー。 彼らがこの現象に深く関与していると捉えて間違いはなさそうだな」 「正確にはグラスホッパーの奥にいるであろうマスター、そしてサーヴァントがですね」 検分を終えて戻ってきたランサーの報告は御剣にとっても衝撃の大きいものだった。 プライベートな空間ではなく検事局という職場にいるからこそ、何とか気を引き締め声を荒らげることはせずに済んでいる。 これが自宅なら如何な御剣でも大声の一つは出してしまっていたかもしれない。 「そうだとすれば、グラスホッパーのマスターはあの犬養舜二ということになるのだろうか。 前々から彼のカリスマやグラスホッパーを急成長させた手腕は単なるNPCのそれではないと思っていた」 「私も同じ見解ですよ、検事。彼の能力はキャスタークラスの傀儡にされた者では発揮し得ない。 そしてその背後にいるであろうサーヴァントがグラスホッパーの団員たちに変身を促し人智を超えた力を与えるバックルを配っているのでしょう」 「確かキャスターのクラスで召喚されたサーヴァントは道具作成というスキルを有すると聞いたが。 犬養舜二のサーヴァントはキャスターである可能性が高いように思うがどうだろう?」 「断定はできません。無論最も可能性が高いのはキャスタークラスですが、あのバックルを作成する能力が個人の逸話と深く結びついている可能性は十分考えられます。 その場合エクストラクラスや他の通常クラスでもあのバックルを作成できたとしてもおかしくはない。 これが一目で魔術的とわかるアイテムならキャスターだと自信を持って言えたのですがね、あれは恐らく科学の力によるものでしょう」 法曹の世界に身を置く御剣にもグラスホッパーの活躍と、それに付随する過剰な暴力・殺人事件や黒い噂は漏れ聞こえてきていた。 彼らの目指すところ、理念は弱きを助け悪を挫くものであり、その点については賛同を示せなくもない。 少なくともこの街で堂々と犯罪行為を働くようなチンピラ、マフィア共に比べれば遥かにマシではあるのだろう。 だがグラスホッパーもまた法の範疇を逸脱して暴力を行使する集団であることには何ら変わりなく、御剣としては諸手を上げて彼らのやり方を歓迎する気にはなれない。 「一度要点をまとめよう。 まず植物の発生源を特定することはできなかった。 しかしグラスホッパーは植物や果実、そして果実を狙ってきたと思われる怪物に対処していた。 またグラスホッパーの団員たちが身に着けていたバックルには果実を錠前に変化させる機能があると思われる」 「そして犬養舜二のサーヴァントは例の植物について詳しく知る者である可能性が高い。 私見ですが果実を変化させた錠前をバックルに差し込んで変身したことから一つの可能性が導き出せます。 すなわちあのバックルは植物及び果実が齎す環境に適応し、果実を狙ってきた怪物に対処する力を付与するための道具でしょう。 そのような道具を作り出せる者があの植物と無関係であるはずがありませんからね」 「となると、犬養舜二と対話の場を設けることが出来ればこの謎について解明できるかもしれない……か。 ランサー、例の植物は本来のゴッサムシティにも存在していたものなのだろうか?」 「どうでしょう、先ほど接触したマスターは知らなかったように見えましたが……」 「ああ、そりゃ違うぜソードオブジャスティス。ヘルヘイムは本来のゴッサムには存在しねえよ」 突然掛けられた存在するはずのない第三者の声。 御剣とランサーが驚きとともに振り向くと二人しかいなかった室内に東洋風の民族衣装を纏った男が立っていた。 (馬鹿な……) ランサーは常に警戒を怠らず、いつ何時敵襲があっても良いよう備えていた。 にも関わらず声を掛けられるまで全く目の前の男の存在に気づくことができなかった。 よもやアサシンのサーヴァントではないか?ランサーの警戒心が最大限度に達する。 「おっと構えるなよジェイド・カーティス。 俺はただお前らを応援しに来ただけさ」 両手を上げておどけた様子でランサーを制する男。 その声には聞き覚えがあった。正午に通達を行っていたサガラと名乗った男だ。 しかし応援?自分たちに対して応援と言ったのかこの男は? 「応援、か。我々にはそんなことをされるような覚えが全くないのだが? むしろ聖杯戦争の進行を妨害しようとしている我々に討伐令の一つでも出すのが正しい進行役の在り方ではないのか?」 御剣はサガラの僅かな言動からある程度の事実を察していた。 この男は御剣以外誰も知らないはずのランサーの真名を一目で言い当てた。 この事からサガラが聖杯戦争の進行役として相応しい何らかの特権を得ていることは容易に推察できる。 そして超常的な特権によってサーヴァントの真名を知ることができるのなら、参加者の動向を覗き見る手段を有している可能性は高い。 瞬時に出した仮説を確かめるために、敢えて自らのスタンスを明かしサガラの反応を確かめることにした。 「そんな野暮な真似はしないさ。大体全員が全員聖杯を獲るためだけに動くってのもそれはそれでつまらねえだろ? お前らみたいな敢えて聖杯戦争そのものについて思考することをやめない、足掻き続ける奴がいたって良い。 どんなベクトルであれ、とことん足掻こうとする奴は応援してやりたくなるのさ」 そう言って、懐からある物を取り出し机の上に置いた。 それを見たランサーが目を見張った。つい先ほどこれと全く同じものを目にしたからだ。 「こいつは戦極ドライバー。これを装着し、お前らが錠前と読んだロックシードをセットすることで人間をアーマードライダーに変身させる。 元々は圧倒的繁殖力によって他の生態系を破壊する外来種、ヘルヘイムの森に対抗するために人類が作り出したシステムさ」 「森…ですか。やはり私が見た植物は氷山の一角に過ぎなかったということですね?」 「ああ、ヘルヘイムは既にこのゴッサムシティの至るところでその根を広げつつある。 おっと睨むなよ御剣怜侍。先に言っておくがヘルヘイムの森は参加者が人為的に発生させたものじゃあない。 会場と一体化したマスターなきサーヴァントとでも言えばわかりやすいか? 繁殖と侵略を止めようと思えばそれこそ聖杯にでも願うしかないぞ?」 御剣が詰問していたのを見越したかのようにその勢いを削ぐ発言をするサガラ。 「この戦極ドライバーは俺からの贈り物さ。 他のマスターと対話・強調し聖杯戦争の真実を探り当てる。そいつは大いに結構だ。 だが事は聖杯戦争で舞台は悪名高きゴッサムシティ。 お前が掲げる正義を通したいのなら、この程度の力は持っていないと話にならんぞ?」 「聖杯戦争の真実ならば、是非そちらの口から語っていただきたいのだが?」 「はは、そりゃ流石にできない相談だ」 「なるほど、まあ答えてもらえるとは思っていなかったさ。 では質問を変えようか。何故このドライバーを私に? 特定の参加者を一方的に支援するのは聖杯戦争の公正な運営を妨げるのではないのか? 「依怙贔屓ってことか?そんなもんするに決まってる。 何せ俺はお前たちの選択と行く末を見届ける監視者(ウォッチャー)であって裁定者(ルーラー)じゃあないからな」 悪びれる様子もなく問題発言をするサガラ。 よもや聖杯戦争の運営役さえもが堂々と不正行為をするとは。 御剣の眉間には知らず普段以上に皺が寄っていた。 「では私から聞かせていただきましょう。 貴方が出した戦極ドライバー、その出元は貴方自身ではなくグラスホッパーなのではありませんか?」 「正解だ。俺にはこいつを一から作り出す技術はないからな、余ったやつを一台失敬してきた」 「ほう、ならば検事がそれを使用することは出来ないよう設計されていると思うのですが。 もし私がそのドライバーを作り出した者で、NPCに配布するなら無断使用は出来ないよう設計しておきますよ」 「それも正解だ。戦極ドライバーにはイニシャライズ機能があってな、最初に装着した人間にしか使えないよう作られてる。 だが…逆に言えば一度も装着されていない戦極ドライバーなら誰でも使えるってわけだ。 本来ならこれに加えてキルプロセスっていう設計者の意思でドライバーを破壊する安全装置があるんだがな。 あのキャスターに会った時点でドライバーがパーになるなんざつまらないから取り外しておいた」 あるグラスホッパー団員が「先に一度装着しておけ」と指示されていたにも関わらず、浮かれてそれを怠りインベスに不意打ちで殺される事故があった。 ゴッサム全てを監視するサガラは当然その状況を認識しており、これ幸いとばかりに放置されたドライバーを拝借した。 そしてキャスター、戦極凌馬が敷設した簡易工房のうちの一つにある道具を使ってキルプロセスをも取り外していた。 元々キルプロセスはドライバーの機能に干渉する恐れがあるため、中枢部には取り付けることができなかった。 このため予備知識があれば凌馬レベルの科学者でなくとも、然るべき道具を使えば取り外しは不可能ではなかったのだ。 そしてサガラは凌馬が戦極ドライバーへキルプロセスを取り付ける過程も監視者として当然目撃している。 後は簡単、目にした情報をもとに、どこにでも出入りできる自らの性質を活かして凌馬の用意した設備を借用して取り外せば良いだけの話だ。 「なるほど、どうやら貴方はこのドライバーを参加者に使わせるために随分と労力を払ったようだ。 であれば今、このタイミングになって渡そうとするのは――――――貴方にとって何らかの不都合な事態が発生したからではないのですか?」 ランサーの投げた問いにサガラはニッと笑い、「まあな」と肯定を示した。 同時に機材もなしに立体映像のようなものを室内に投影した。 映像では黒いスーツ姿で緑のポケットチーフを胸に飾った青年が戦極ドライバーを身に着けメロンがプリントされた錠前を掲げていた。 錠前をベルト中央部の窪みにセットし、ブレードでカットすると真上から現れたメロンが青年を包み込んだ。 そしてメロンを模した鎧が展開され、刀剣と盾を持った仮面の戦士へと変身を遂げた。 そこで場面は切り替わり、変身した戦士と白亜のボディの怪物めいたフォルムの存在が切り結んでいる様子が見えた。 マスターである御剣には白亜の怪物からステータスを読み取ることができた。つまりあれはサーヴァント。 素人である御剣の目には両者とも互角かそれに近い戦いを演じているように見えた。 「俺はワンサイドゲームってやつがどうにも好きじゃなくてな。 一人のマスターが二騎もサーヴァントを従えてるっていう状況はバランスが悪い。 だからついつい口が滑ったり力を渡してやったりしたくなるんだな、これが」 はっきり名前や状況を口に出さないだけで、サガラが何を伝えたいのか二人には嫌というほどよくわかる。 要は立体映像にあったマスターらしき青年が一方的に優位に立っている状況が気に入らないのだ、この進行者は。 単純に排除したいのなら討伐令の一つも出せばいい。 そうしないのは青年が明確なルール違反を犯していないからか、あるいはこの情報を得た上で御剣がどう動くか楽しもうとしているか、はたまたその両方か。 いずれにせよ思考を読みづらい、厄介な存在である。 「俺からお前への“贈り物”はここまでだ。 さあ受け取れ。戦国の世界を生き抜く力を」 「なるほど、では――――――」 サガラの言に嘘はないのだろう。嘘をつくメリットがない。 進行役の発言に明確な嘘があるとなれば、そして複数の参加者にそれが知れれば主催者、引いては聖杯そのものの信用の失墜に繋がる。 またサガラは争いを扇動しようとしていることは明らかであり、であれば自らの言葉で参加者を動かせなくなるのは何としても避けたいはずだ。 ランサーから聞いた話と照らし合わせても、アーマードライダーとやらに変身する力を手に入れるメリットは極めて大きいことは疑いようもない。 故にこそ、御剣の返答は一つしかない。 「――――――この話、断固辞退させていただこう」 差し出されたドライバーを、再度サガラに押し付け断言した。 「おいおい、ランサーから聞かなかったのか? 平和主義も結構だが殺しに来る相手に無抵抗じゃ嬲り殺されることぐらい理解しているだろうに」 「無論、理解しているとも。力を手にする機会を放棄することで私はこの先多くの不利益を被るだろう。 それでも、検事である私が銃火器をも超えるような武力を持つわけにはいかないのだよ」 人智を超えた怪物と互角に渡り合えるような武器を携えたマスターを誰が信用できる? ましてや自分のように魔術なる異能を何も持たない一般人のマスターからすれば恐怖の対象以外の何者でもあるまい。 元より神秘の存在たる英霊はともかくとしても、ただの人間が分不相応な力など持つべきではないのだ。 「臆病者と罵ってくれても構わんよ。 手に入れた力で人を殺めることへの抵抗感があるのも偽らざる本音だ」 「…いいや、それがお前の選択なら俺はもう何も言わないさ。 少なくともお前は考えなしの連中とは違って、それなりに考えた上で言ってることはわかるからな。 こいつはお前以外の、力を必要とする奴に渡すとするさ。 じゃあな。俺はいつでも、お前たちを見守ってるぜ」 そう言って、サガラは音もなく部屋から消え去った。 戦極ドライバーもまた、影も形もなくなっていた。 緊張が解け、ふうと一息ついて椅子に深くもたれかかった。 「……これで良かったのだろうか、ランサー」 「それは私が決められることではありませんよ。 検事は後悔しているのですか?」 「…無いと言えば嘘になるのだろう。何せ命がかかっている。 私とて死にたいわけではない、いざ自分が誰かに殺される段になればこの選択を後悔したとしてもおかしくはない。 いや、ただ殺されるならまだしも怪物に変貌する可能性さえある。……そうなのだろう、ランサー?」 ランサーが暫し、沈黙した。 それはランサーが話すべきかどうか、決めあぐねていた仮説だった。 「……ええ。恐らくヘルヘイムの森、と称された植物から成る果実をそのまま食した人間は私が見たような怪物になるのでしょう。 グラスホッパーの団員の態度や怪物が人型を保っていたこと、錠前で変身したアーマードライダーが怪物を倒せる戦闘力を有していたことからほぼ間違いないかと。 サガラは説明しませんでしたが戦極ドライバーを用いることで果実を無毒化して怪物に抗う力に変えるのでしょうね」 「そして彼は我々がそこまで考え至ると踏んでいたから説明を省いた、ということか。 しかし、だとすれば由々しい問題だ。…まさかマスターやサーヴァント以外にまだ脅威が存在しているとは。 このままでは犠牲者が増える一方だ」 「グラスホッパーが隠蔽処理と怪物退治を行っている以上、そうすぐには大事に至らないでしょうが…やはりいずれ限界が来るでしょうね。 焦りは禁物ですが、我々が当初思っていたほど真相の究明に時間をかけられるわけではなさそうだ」 「そうだ、あまり悠長にしているわけにはいかない。 さしあたっては喫茶店の事件を辿って先ほどのマスターと接触し、本来のゴッサムシティにヘルヘイムなる植物が存在するのかを確かめたい」 グラスホッパーやサガラが「吊し上げ」に出した映像の戦極ドライバーを使っていた青年も気になるがまず手近なところから調べるべきだ。 特にあの青年はサガラの言が確かなら何らかの手段でサーヴァントを二体も支配下に置いていることになる。 迂闊に接近を図るのは自殺行為以外の何者でもない。 そしてもう一つ憂慮すべきなのはサガラのスタンスと特定の参加者への露骨な優遇だ。 あの男は均衡状態でのバトルロイヤルを楽しんでいる節がある。 つまり今後御剣たちが優位な状況になれば確実に何かしらの横槍を入れて妨害を仕掛けてくるということになる。 他のマスターと協力体制を築けたとしても気を抜くことは許されない。 (しかしあの青年……どこかで見たような気がするのだが………) 先ほど立体映像を見た時から、戦極ドライバーの使い手の青年に既視感を覚えていた。 とはいえ元の世界での知り合いではない、ということは断言できる。 気のせいかもしれないが、このゴッサムに来てから写真なり画像なりで顔を見たのかもしれない。 時間があれば調べてみてもいいかもしれない。 警察からの要請を待つ御剣に先に遭遇したマスター、レッドフードことジェイソン・トッドの訃報が届くまで、あと僅か。 【MIDTOWN COLOMBIA PT/1日目 午後(夜間より少し前)】 【御剣怜侍@逆転裁判シリーズ】 [状態]健康、平常 [令呪]残り三画 [装備]ブラックコート、黒いウェストコート、ワインレッドのスーツ。 [道具]検事バッジ [所持金]現金が数万程と、クレジットカード [思考・状況] 基本:やはり聖杯戦争は許し難い。何としてでも止めねば 1. 仕事を放棄してはいられないので、検事としての本分も果たすつもり 2. 青年(レッドフード)と接触し、詳しい話を聞きたい 3.ランサーとは共に行動する事を徹底させる 4.ヘルヘイムの森、グラスホッパー、二体のサーヴァントを従えるマスター(呉島貴虎)を強く警戒する [備考] ※検事としての権限を利用し、警察の捜査資料を調べ上げました ※内部から身体を破裂させて対象を殺す殺人鬼(デスドレイン)をサーヴァントではないかと疑っています ※ヤモト・コキが聖杯戦争の参加者であると認識しています。同盟も組めるかもと思っていますが、立場の問題上厳しい事も自覚しています ※キャスターと思しきサーヴァントとそのマスターを殺した存在(レッドフード&チップ・ザナフ)をサーヴァントと認識しました ※脱落したサーヴァントとの戦闘らしき事件の調書から炎、あるいは熱に関する能力を持ったサーヴァントがいる可能性を認識しました。 ※素顔のレッドフードに接触しました、レッドフードが本来のゴッサム住民である可能性に気が付きました。 ※ヘルヘイムの森と怪物(インベス)、アーマードライダーについて大まかな概要を知りました。 ※犬養舜二をマスターだと認識しています。また彼のサーヴァントが戦極ドライバーを量産していると考えています。 ※二体のサーヴァントを従えるマスター(呉島貴虎)に僅かな既視感を覚えています。 ただし長時間経過しても正体がわからなかった場合は既視感は気のせいだと判断します 【ランサー(ジェイド・カーティス)@テイルズオブジアビス】 [状態]健康 [装備]マルクト帝国の士官服 [道具]フォニックランス [所持金]御剣に依存 [思考・状況] 基本:御剣に従う 1. 他サーヴァントの情報をもっと集められないか 2. 殺人鬼(デスドレイン)が犯行現場に残した黒いタールの残留を調べたい 3.ヘルヘイムの森、グラスホッパー、二体のサーヴァントを従えるマスター(呉島貴虎)を強く警戒する [備考] ※殺人鬼(デスドレイン)がサーヴァントであると疑っています。犯行現場に残したアンコクトンの残骸を調べれば、確証に変わります ※ヤモト・コキが聖杯戦争の参加者である可能性は非常に高いと認識しています ※キャスターとそのマスターを殺した存在(レッドフード&チップ・ザナフ)が間違いなく聖杯戦争の関係者であると考えています ※脱落したサーヴァントとの戦闘らしき事件の調書から炎、あるいは熱に関する能力を持ったサーヴァントがいる可能性を認識しました。 ※アサシン(チップ・ザナフ)と素顔のレッドフードに接触しました、レッドフードが本来のゴッサム住民である可能性に気が付きました。 ※ヘルヘイムの森と怪物(インベス)、アーマードライダーについて大まかな概要を知りました。 ※犬養舜二をマスターだと認識しています。また彼のサーヴァントが戦極ドライバーを量産していると考えています。 [全体備考] ※ウォッチャー(DJサガラ)が戦極ドライバーを進呈するために参加者のいずれかに接触しようとしています。 BACK NEXT 040 BLACK LAGOON 投下順 042 捨てるニンジャあれば拾うニンジャあり 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 032 LAW/OUTLAW 御剣怜侍 ランサー(ジェイド・カーティス) 036 そして完全の世界より―― ウォッチャー(ヘルヘイム)