約 2,818,946 件
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/198.html
時刻は正午を過ぎた。 この衆愚の街で彷徨う参加者達に、通達が行われた。 既に数組の主従が脱落しているという情報。 残っている主従の数。 街に潜む殺人鬼の存在。 幾つかの情報が得られた。 しかし『彼』にとって、最も重大な情報は別の所にあった。 「サガラ……」 ユグドラシル支部の工房内部にて、貴虎がぽつりと呟く。 DJサガラ。その名を忘れる筈が無い。 ユグドラシルに雇われていたインベスゲームの仕掛人。 同時にヘルヘイムと深い関わりを持つと思われる男。 あの道化の様に食えない男の名を通達で聞くことになるとは思いもしなかった。 サガラという男の情報は貴虎の知る範囲でキャスターにも伝えている。 この街を侵食するヘルヘイムの植物同様、注意を払う必要があるとも言及した。 (何故奴がこの聖杯戦争に……そもそも奴は一体何者なんだ……?) 貴虎は以前、サガラがフェムシンムの王と会話を交わす場面を目の当たりにしたことがある。 彼は知恵の実について言及し、王から『カギ』を受け取っていた。 あの時の行動、口振りからして、彼がヘルヘイムと密接に関わっているということは明白だった。 しかし、サガラという男が何者なのか――――という疑問の答えには未だ辿り着いていない。 今の貴虎に解るのは、サガラが普通の人間ではなくヘルヘイムの関係者であるということのみ。 彼がヘルヘイムの化身そのものであることなど、知る由も無かった。 「マスター、使い魔達が幾つか気になるモノを捕捉しました」 思考する貴虎にキャスターが声をかけてくる。 ゴッサムにはキャスターが放った複数の使い魔が存在している。 彼らはこの街の現状を絶え間なく監視し続けているのだ。 キャスターの呼びかけに応え、貴虎は水晶玉から映像を転送したタブレット端末へと目を向ける。 使い魔の視界を介した映像が端末のモニターへと映る。 そこに映っていたのは、路地裏へと足を踏み入れる複数人のアーマードライダー。 アームズを用いた集団―――彼らがグラスホッパーの団員であることは一目で分かる。 そして、彼らが身に纏っていたのはウォーターメロンアームズだ。 貴虎も一度だけ用いたことがある。スイカアームズのプロトタイプとして製造された武装だ。 圧倒的な火力を備える代わりに安定性を犠牲にした、あの「じゃじゃ馬」が実戦に投入されているとは。 ある程度性能を落とした上で量産化しているのか、あるいはアレを操れる程に団員の練度が高いのか… 彼らの武装に付いて思考していた矢先。 「オーバーロード…!?」 次の瞬間、貴虎は驚愕と共に目を見開く。 アーマードライダー達の前に立ちはだかったのは、真紅の騎士だ。 その風貌はサーヴァントとも異なる『異形』だった。 むしろインベスに近しいと言ってもいい。 貴虎はその姿を忘れる筈が無かった。 かつて森で対峙し、一度は交戦した『ヘルヘイムの侵略を乗り越えし者』。 オーバーロードインベス。その一角が、この街に存在しているというのだ。 そして、直後にモニターに映ったのは惨劇だった。 オーバーロードの圧倒的な力の前に、アーマードライダー達が次々と惨殺されていく。 恐怖に戦く者。必死に逃げ出す者。勇敢に立ち向かう者。 理不尽な程の暴力の前に、誰もが捩じ伏せられていく。 赤。赤。赤。夥しい程の鮮血が、路地を染め上げていく。 貴虎ですら表情を顰める程の残虐な殺戮が、繰り広げられていた。 貴虎は表情を顰めたまま映像を一時停止する。 モニターに映る『血溜まりの中心に立つ真紅の騎士』を睨むように見つめる。 「この紅い怪物が、例のオーバーロードと?」 「…ああ。私がかつて交戦した個体『デェムシュ』だ」 キャスターの問い掛けに貴虎は応える。 オーバーロードインベス、デェムシュ。 かつてオーバーロードの王からその名を聞いた。 彼もまたサーヴァントとして召還されたのか、という考えも浮かんだ。 しかし、ステータスが一切読み取れないという点からして通常のサーヴァントとは異なる。 キャスターによる目測でも、サーヴァントとは何かが異なっているという感想が出た。 ヘルヘイムの植物が再現され、サガラが通達役として姿を現し、剰えオーバーロードが会場に出現している。 余りにもおかしい。ヘルヘイムという存在が関与しすぎている。 これではまるで、彼らによって聖杯戦争が開かれているのではないかと考えてしまう程だ。 しかし、ヘルヘイムはあくまで世界を侵略する概念のようなもの。 これほどまで大掛かりで周到な催しを行うことが有り得るというのか。 「キャスター、聖杯戦争というのは前例が存在するのか?」 「ええ、聖杯を巡る儀式は過去にも行われています。 ですが、通常召還されるサーヴァントは七騎。 二十を超えるサーヴァントが集ったという話は前例がありません。 ましてや、ヘルヘイムという侵略者が監督役を務めるなど有り得ないことでしょう」 貴虎の質問を聞き、すぐにキャスターが答える。 聖杯戦争とは通常ならば七つのクラスに七騎のサーヴァントが割り当てられるもの。 此処まで大規模なサーヴァントの召還が行われたと言う前例は存在しないのだ。 ヘルヘイムという存在が関与したことも過去に例が無い。 彼女はかつて聖杯戦争を体験したことがあるからこそ、そう断言出来た。 尤も、彼女の中に『以前サーヴァントとして過ごした記憶』は存在しない。 英霊はサーヴァントとして召還され、聖杯戦争を体験しても、座へ還ることでそれらの記憶が失われる。 かつての体験は記録として座の中に残されるのだ。 それ故に今のキャスターが持ち合わせているのは、英霊の座で得た過去の記録という『情報』のみ。 キャスターの答えを咀嚼し、貴虎は思案を続ける。 サーヴァントから見てもこの聖杯戦争が異常であるということは理解出来た。 (ヘルヘイムに、オーバーロード……そしてサガラ…… 何故奴らがこの戦争に関わっている?聖杯は何をしようとしている?) ヘルヘイムと聖杯戦争を結びつけるものとは何なのか。 思考の最中で、貴虎はあることを思う。 神に等しい力を持つ願望器が存在する。 それを求めて闘争が繰り広げられる。 聖杯を取り、主に捧げる役割を持つ英霊が召還される。 まるで、『知恵の実』を巡る戦いだ。 フェムシンムの王・ロシュオと対話したからこそ貴虎は知っていた。 知恵の実もまた、万物を超越する力を持っている。 ヘルヘイムによる侵略の過程で、実を得るに相応しい者を定める闘争がある。 勝者に実を捧げる役割を持つ巫女が存在している。 『聖杯戦争』と『知恵の実を巡る戦い』は、類似しているのだ。 聖杯戦争とは、これまでとは異なる形で『知恵の実』を巡る闘争なのではないか。 少々乱暴だが、そんな推測が貴虎の脳裏に過る。 しかし、本来の聖杯戦争はヘルヘイムとの関連性を持たない。 サガラという男が進行役を務めたことも、聖杯戦争の開催地で森による侵食が発生したという事実も存在していないのだ。 かつて聖杯戦争を経験したというキャスターの話でそれを知ることが出来た。 ならば、何故ヘルヘイムが此処に在る。 森が、オーバーロードが、そしてサガラが、何故この聖杯戦争に存在している。 ヘルヘイムという侵略者が、聖杯すらも取り込んだとでも言うのか。 あるいは、奇跡の願望器を巡る儀式を再現するだけの力を備えているというのか。 そもそも何故ヘルヘイムが聖杯戦争に関わっている。 森とは世界への侵食と知恵の実によって、進化と滅亡を促す侵略者ではないのか。 (或いは、黒幕がいる……か) ヘルヘイムそのものは時空を超える侵略種に過ぎない。 侵食によって世界に脅威を齎す、悪意無き天災だ。 だが、ヘルヘイムを制御出来る者は確かに存在する。 オーバーロードの長・ロシュオは知恵の実に選ばれ、森を支配する力を得た王だ。 彼の様な支配者としての力があれば、森を制御することは可能だろう。 そしてキャスターの言及によれば、聖杯はあらゆる時代と地域を問わず英霊を記録する力を持つ。 つまり、過去の英雄であろうと、未来の英雄であろうと――――聖杯の力を以てすれば、全て管理することが出来る。 宇宙の全ての記憶を保存するアカシックレコードのように。 最早それは時間軸の超越と言ってもいいだろう。 もしも何処かの時間軸でヘルヘイムの『王』となった者が聖杯を手にしたとならば。 聖杯戦争を開き、会場にヘルヘイムの植物を出現させることも、使い魔としてオーバーロードを召還することも可能なのではないか。 世界を超えるヘルヘイム、時間を超える聖杯。 それらの力があれば時空を超越することさえ不可能ではないだろう。 シドや湊燿子といった「自分の記憶とは異なる同一人物」は平行世界の人間なのかもしれない。 キャスターの話によれば、会場内の人間は全て『生きた魂』を備えているという。 この街で暮らす住民達は聖杯やヘルヘイムの力で作られた人形等ではない。 紛れもなく『生きた人間』なのだ。 黒幕は会場に『街』としての機能を持たせる為に、参加者に縁のある平行世界の人間を住民として放り込んだのではないか。 ヘルヘイムと聖杯によって時空を超越する力を持つ者ならば、そのような神の御業に等しい行為も不可能ではないかもしれない。 住民達が本来の記憶を失っていることに関しても、恐らくはマスターと同じだろう。 ゴッサムで生活していた記憶を植え付けられた上で、予選時のマスターのように本来の記憶を封じ込まれている。 尤も、何故聖杯戦争を開いたのか、何故このような大掛かりな舞台を用意する必要があったのかは未だ見当も付かない。 そもそもこの推測自体が『聖杯とヘルヘイムの双方を掌握した黒幕が存在する』という前提に基づくものだ。 故に今はまだ断定は出来ない。可能性として考慮するのみだ。 これらの考察をキャスターと共有した後、キャスターが再び口を開く。 「マスター、他にも気になるモノがあるのですが…宜しいですか?」 「ああ」 引き続き端末のモニターへと目を向ける。 今度は別の使い魔による映像だ。 使い魔は街を飛翔し、『白いサーヴァント』の存在を捕捉していた。 しかし間もなく、白いサーヴァントは使い魔の方へと視線を向けていた。 咄嗟に逃げようとする使い魔の前に、一瞬のスピードで転移し。 そして、何らかの魔術によって使い魔を攻撃した。 直後に映像が途切れている。あのサーヴァントにやられたのだろう。 「クラスは…ランサーか」 「今のランサーは使い魔の存在を的確に認識し、攻撃を仕掛けてきました。 恐らく、強力な魔力探知能力を持つサーヴァントかと」 映像によってランサーのステータスを視認した貴虎に、キャスターが黙々と伝える。 あのランサーは己を監視していた使い魔の存在に即座に気付き、攻撃を仕掛けてきたのだ。 大魔術師であるキャスターが放った使い魔には多少なりとも魔力隠蔽工作が施されている。 勘の鋭いサーヴァントならば注意を凝らせば存在に気付けるかもしれないが、基本的にはある程度の距離を取っていれば気配を悟られることは無い。 しかし、ランサーは逸早く使い魔の気配を察知し、対処を行ってきた。 あれ程までに素早い察知と反応が行えるとなれば、優れた魔力探知能力を備えている可能性が高い。 「高い魔力探知能力に加え、三騎士の対魔力…君にとって厄介な相手という訳か。 隠密行動を取った所で察知される可能性が高く、魔術による対処も困難…」 白亜のアーチャー主従の確保を視野に入れていたキャスター達にとって、あのランサーの存在は少々厄介だ。 ランサーは白亜のアーチャー達と同じUPTOWNの区域で行動しており、使い魔の存在にも気付いている。 彼がどれほどの魔力探知能力を備えているかは不明だが、使い魔を認識したことで周囲への警戒を強めている可能性が高い。 下手をすれば、アーチャーに襲撃を仕掛ける際にキャスターらの存在を察知するかもしれないのだ。 本当にそれだけの探知能力を持つかは未知数であるものの、警戒するに越したことは無い。 貴虎は白亜のアーチャーらへの襲撃に慎重な姿勢だ。 マスターの拉致とサーヴァントの鹵獲が他の主従に露呈すれば、危機に陥るのは必死だ。 敵サーヴァントを意のままに支配する魔術師――――そんな存在が知られれば、警戒されない筈が無いのだ。 それ故に貴虎は可能な限り秘密裏に鹵獲を遂行することを望んでいた。 しかし現状のUPTOWNには魔力探知に優れたランサー、不確定要素とも言えるオーバーロードが存在している。 更に白亜のアーチャーを二度も追跡した蝙蝠男が何らかの偵察を行っている可能性も否定出来ない。 今は行動するべきではないか―――貴虎はそう考えていた。 「あの白亜のアーチャー達の様子はどうだ?」 「拠点と思わしきアパートに潜伏中です。 そこから動く気配は今の所見られません」 キャスターがそう言うと、モニターに別の使い魔が見た光景が映し出される。 とあるビルの屋上から一軒のアパートを見張っている。 どうやら此処がアーチャーのマスターの自宅らしい。 白亜のアーチャーのマスターは荒事に慣れていない一般人と思われる。 先の件で疲労が蓄積し、自宅で休息を取っているといった所か。 各地を転々とし続けるよりは体力を温存し易く、尚かつアーチャーも拠点防衛ならば幾分かマスターを守り易いだろう。 先程の蝙蝠男のような追跡者に居場所を割り当てられれば痛手になる可能性もある。 しかし無力なマスターを守る為ならば、屋内の拠点で迎撃戦の体勢を取る方が効率的と言える。 戦う術の無い少女を外部で行動させれば、サーヴァントの守護があると言えども分断や奇襲によって危機に陥る可能性があるのだから。 恐らく彼女らは、暫くあの拠点に留まり続けるだろう。 手出しをしづらい状況ではあるものの、逆に行動を監視し易いとも言える。 使い魔には一定の距離を取らせ、慎重に見張らせ続けている。 気配を隠す施しを行っているとは言え、油断は禁物だ。 今の貴虎は、消極的な方針を掲げていた。 それ故に『積極的に動く者』が現れる可能性を見落としかけていたのだ。 白亜のサーヴァントらに対し、自ら進んで接触を試みようとする者が現れる可能性を。 「…マスター」 キャスターが、貴虎に声を掛ける。 彼女が視線を向けていたのは工房内の水晶玉だ。 モニターを一時停止しつつ、貴虎は彼女が見る水晶玉へと目を向ける。 使い魔の視界には、街の光景が映し出されている。 街の中を歩く、一人の青年の姿を映し出している。 彼は右肩に下げた鞄だけではなく、左手に『猫のキーホルダー』が付いたもう一つの鞄を携えていた。 青年は白亜のアーチャー主従の拠点がある方角へと、少しずつ移動していた。 「光実……」 貴虎の口から、ぽつりとその名が溢れる。 水晶玉に映る青年――――それは呉島貴虎の弟、光実だった。 先程の映像で見た光景が脳裏を過る。 白亜のアーチャー主従を守るように蝙蝠男を攻撃した光実の姿。 光実はまるで二人を守るように蝙蝠男に妨害を仕掛けたのだ。 兄としての欲目だと思っていた「少女を守った」という行動が、本当だったのか。 あるいは、その少女らでさえ利用する魂胆なのか。真実は解らない。 今の貴虎達に解るのは、光実が白亜のアーチャー主従へと接近しているということだけだ。 (もしも光実が、あの少女らへと接触を試みようとしているのならば――――) 白亜のアーチャーを狙う自分達にとって、障害となる可能性が出てくる。 今襲撃に向かったとして、他の主従に露呈しないという保障は無い。 むしろ光実らに自分達の暗躍を知られる危険性がある。 対白亜のアーチャーの装備も完全に整っているとは言い難い。 しかし、本当に光実があの少女と接触し、協力関係を結ぶことに成功したとすれば。 アーチャーを鹵獲し、少女を保護する機会は失われるだろう。 水晶玉を睨むように見据えつつ、貴虎達は思考する。 決断を迫られている。 ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ 通達を終え、幾らかの時間が経過した。 DJサガラが聖杯戦争に関わっている。 ヘルヘイムの植物が侵食していただけでも予想外だったというのに。 今度はあの何を考えているのかも解らない男が姿を現した。 此処に来て、呉島光実にとって予期せぬ自体が続いている。 DJサガラとは一体何者なのか。 何故奴がこの殺し合いの進行役になっているのか。 そもそも、何故ヘルヘイムがこの街に存在しているのか。 幾らかの人が行き交う街を歩き、光実は思う。 オーバーロードの力に心を折られた彼は、聖杯による逆転を狙った。 ヘルヘイムの力さえも凌ぐであろう奇跡の願望器さえあれば、高司舞を守れる。 そう思っていたのに――――何故だ。 何故ヘルヘイムが、サガラが、この街に居る。 まるで元の世界での因縁に追い掛け回されているかのようだ。 暗い影が世界を蝕んで迫ってくるかのようだ。 サガラがあのヘルヘイムと何らかの関わりがあることは感付いている。 あの男は普通の人間ではない。 ならば、何者なのか。 その答えは見つからない。 《どこへ行くつもり?》 唐突に、アーチャーの念話の声が響いた。 光実は右肩に自身の鞄をぶら下げ、左手にはもう一つの鞄を握っている。 あの路地裏で前川みくが落とした鞄だ。 少し前、無礼な行為であることは承知の上で光実はみくの荷物を確認した。 鞄に入っていた学生証から彼女の住所を割り当てた後、こうして街を歩いている。 アーチャーは光実が何処へ向かっているのか、予想はついていた。 その上で光実に問い掛けたのだ。 《前川さんに会いに行く》 アーチャーにとって、予想通りの答えが返ってきた。 《もしかして、彼女と組むの?》 《ああ》 光実が出した結論は、前川みくとの共闘だった。 彼女のサーヴァントは圧倒的な力を備えていた。 実際に戦闘を目の当たりにし、そのステータスを目視したからこそ解る。 恐らくだが、奴は実力をセーブした上であれだけの強さを誇っている。 宝具らしきものを使っていた形跡がまるで無く、武装を出し渋っていたと思われるのがその証拠だ。 (少なくとも、こいつみたいな『雑魚』よりも遥かに強い) 自分の傍に居るであろうアーチャーに対して内心毒づきつつ、光実は思考する。 アーチャーは、はっきり言って弱い。 確かに不意打ちにおいては優れているし、弱いおかげで魔力を馬鹿食いされることもない。 しかし、対サーヴァントの決め手となる強みに欠けるのも事実だ。 彼女のみを使って聖杯戦争を勝ち抜くことは難しいだろうと結論付けていた。 もっと戦力になる存在が必要となる。 その為に、前川みくを利用する。 最強に近い白亜のアーチャーを前衛に据え、自分達は後衛や不意打ちに徹する。 都合が悪くなった際にはアーチャーを差し向け、宝具を駆使して前川みくに手を下す。 それが呉島光実の魂胆だった。 《前川さんは利用対象としては使い易い存在だよ。 きっと僕のことなら信用してくれるだろうしね》 前川みくが光実という人間に興味を抱いていることには明白だろう。 同時に、あの時の一件で彼女の悩みの解決に貢献したと思われる。 恐らく光実は、みくから信用もされている。 全員が敵同士という状況下における『同盟相手』としては幾分かやりやすいというものだ。 そして光実はみくに自らの正体を明かすつもりだった。 マスターとしての正体のみならず、自らがアーマードライダー龍玄であることを。 龍玄としての素顔を晒すリスクは少なくない。 自ら被っていた仮面を脱ぎ捨て、正体を晒すのと同義なのだから。 だが、彼女にとってアーマードライダー龍玄は『命の恩人』でもある。 相手が恩人であると知れば、少なくとも赤の他人よりは信頼を勝ち取り易くなるだろう。 白亜のアーチャーがトドメを刺そうとした時に止めに入ったことからして、彼女は龍玄を恩人として見ている。 《で、貴方も前川さんになら気を許せると?》 アーチャーがぽつりと、嫌味の様な一言を呟いてきた。 光実の眉間に僅かな皺が寄る。 顔を僅かに俯け、表情を悟られぬようにする。 ――――黙っていろ、お前は従者に過ぎないだろうが。 まるで自分の心を読むかのように指摘してくるアーチャーに、光実は不快感を覚えていた。 この女は自分の立場が解っていないのか。 どちらが上なのか、理解させてやるべきか。 そんな考えが頭に浮かんできたものの、光実はすぐに冷静さを取り戻す。 此処で下手に憤り、関係を悪化させれば後々の連携に響くかもしれない。 故に光実は内心の不快感を抑え込み、言葉を紡ぐ。 《…彼女も、いつかは乗り越えなくちゃならない壁だよ。 聖杯を手にする為なら、前川さんだって踏み台にしてみせるさ。 それに君は不意打ちや騙し討ちのような『卑怯な手段』は大得意だろう、アーチャー。 君の手を借りれば彼女よりも先手を打つのは容易いさ》 当てつけの様な言葉をさり気なく織り交ぜつつ、光実がアーチャーにそう言う。 光実の言う通り、アーチャーならばみくにも容易に手を下せるだろう。 彼女は弱小の英霊ではあるものの、不意打ちや暗殺の能力においては優れている。 前川みくの不意を突き、彼女を人質にすることや抹殺することは容易い。 アーチャーの宝具の持続時間は短いものの、相手が近距離に居るならば十分に先手を取れるだろう。 《そうね、私なら前川さんや敵のアーチャーよりも先に手を下せる。 貴方の指示があれば、いつでもね》 貴方の指示があれば。 手を下すのは光実次第だ、と言わんばかりにアーチャーは紡ぐ。 光実は彼女の言葉に返事をしなかった。 高司舞を守る為に聖杯を手にしなければならない。 その為には二十組を超える主従を踏み台にしなければならない。 彼らの屍を乗り越えなければならないのだ。 ―――それくらい、解っている。 それ以外に手段が無いのだから。 自分は、それを受け入れるしか出来ない。 たった数十人の命と引き換えに全てを超える力を得られるのなら、安いものだ。 自分は戦う。己の願いを叶える為に。 舞さんを守る為に。 その為なら自分の価値を認めてくれる人間だろうと、実の兄だろうと踏み台にしてみせる。 勝つ為に全てを利用し、踏み躙るだけだ。 呉島光実は、自分にそう言い聞かせた。 ◆◆◆◆ この男は本当に大丈夫なのか。 アーチャー「暁美ほむら」は率直にそう思っていた。 (放っておけない癖にね…) この数日、呉島光実という人間を観察して思ったことがある。 光実は誰よりも傲慢で、誰よりも飢えているということだ。 少なくともほむらは彼をそういう人間だと認識していた。 彼は自分の領域を侵す者、自分の障害になる者に対しては酷く冷淡だ。 そのような相手に対してはどこまでも卑劣になれる。 同時に、彼は他者からの承認に飢えていた。 自分にとって都合の良い存在を何よりも求めていた。 自分以外は信用していない、目的の為なら誰だって利用してみせる―――そんなことを口にしていながら、光実はチーム鎧武というコミュニティに固執している。 聖杯戦争を行う上で足枷にしかならない関係を、彼は態々守り続けているのだ。 そして光実は、自分を認めてくれた前川みくに好感を抱いている。 否――――きっと光実にとって、前川みくという個人が特別なのではない。 『自分の価値を否定せずに認めてくれる都合の良い存在』が特別なのだ。 呉島という名に囚われず、光実という人間を受け入れてくれるチーム鎧武と同じだ。 (ダンスチームも、前川さんも、貴方にとっては同じ様なモノなのでしょうね。 自分を認めてくれるのなら、きっと貴方は誰だって構わない) 前川みくという少女の価値は、所詮その程度だろう。 結局の所、光実が個人として好意を抱いているのは高司舞だけ。 それでも、その程度の価値でも、光実にとっては大きな意味がある。 だから彼は前川みくを、自分を理解してくれる者を気にかけるのだ。 彼女がマスターであることを知って、その想いが更に大きくなったのだろう。 仮に本当に前川みくに利用価値が無くなったとして。 光実は彼女を切り捨てられるのか。 自分の価値を認めてくれる者を、躊躇無く始末出来るのか。 高司舞への固執だけならまだいい。 自分もある個人の為に戦っているのだ。その感情は理解出来なくもない。 だが、光実はそこから更にチーム鎧武や前川みくのような存在へと執着を広げている。 本人にその意識があるのかは解らないが、少なからず影響を与えられているのは確かだろう。 自分もかつて、まだ無垢だった頃。 仲間を守る為に奔走したことがあった。 鹿目まどか以外の魔法少女を頼ることも視野に入れていた。 だが、無意味だった。無価値だった。 他人を余す事無く守ろうとするなど、無謀でしかないのだ。 全てを守ることなど不可能だ。 本当に守るべき者があるならば―――それだけを優先し、行動すべきなのだ。 故にほむらは、まどか一人だけを守る決意をした。 他の魔法少女は、利用対象。あるいは、まどかを悲しませない為の存在に過ぎなくなった。 呉島光実は、未だに心では理解しきれていないのだろう。 過酷な運命から愛する者を守りたいなら、悪魔になるしかないということに。 全てを踏み台にしてでも、先へ進まなければいけないということに。 その為ならチーム鎧武だろうと、前川みくだろうと、踏み躙らなければならない。 (失望させないで欲しいわね、呉島光実。 もし貴方が使えないと解ったら、私は私のやり方をするだけよ) 見立て通りの飢えた子供なのか。 それとも、自分の予想を上回る本物の悪魔なのか。 暁美ほむらは淡々と光実を見極める。 【MIDTOWN COLUMBIA PT/1日目 午後】 【呉島貴虎@仮面ライダー鎧武】 [状態]健康 [令呪]残り三画 [装備]黒のスーツ、魔力避けのアミュレット [道具]黒いコート、戦極ドライバー、各種ロックシード [所持金]現金十五万程、クレジットカード(ゴールド) [思考・状況] 基本:慎重に立ち回りながら聖杯戦争を勝ち抜く 0 光実を殺さずに済むのなら…… 1 光実らが接触するよりも先に白亜のサーヴァント主従に対する行動を起こす? 2 グラスホッパーと武装勢力(志々雄真実の一派)の争いを静観し、マスターやサーヴァントの情報を手に入れる 3 自分がマスターであることとキャスターがユグドラシルに潜んでいることを極力知られないようにする。特にグラスホッパーの監視には注意を払う。 4 準備が十分に整ったら打って出る。その際は斬月に変身して正体を隠す。 5 ランサー(ウルキオラ)、オーバーロードに警戒。 6 できるだけ市民(NPC)に無用な犠牲を出したくはないが…… 7 凌馬がサーヴァントとして存在するならば決着を着けなければならない。 8 今後自宅に帰るべきか、帰らないべきか…… [備考] ※所持ロックシードの内訳は以下の通りです メロン、ヒマワリ×4、マツボックリ ※キャスター(メディア)の魔術によって肉体及び斬月の機能を強化できます。 強化魔術が働いている間はサーヴァントにダメージを与えることができます ※ユグドラシル・コーポレーションの情報網から聖杯戦争に関係する情報を集めています ※グラスホッパーの内部にマスター、サーヴァントがいると考えています。 またそのサーヴァントは戦極凌馬ではないかと考えていますが確証までは掴んでいません ※武装勢力の頭領(志々雄真実)がマスターであることを把握しました ※呉島光実、前川みくがマスターであることを把握しました ※ヘルヘイムの森及びインベスの存在を認知しています。これについては聖杯が意図的にヘルヘイムを再現したのではないかと考察しています ※魔力避けのアミュレットはDランクの対魔力に相当する効果を得られます ※現在前川みく、アーチャー(ジャスティス)を襲撃する計画を練っています。 ただし何らかの理由で秘密裏に実行することが困難だと判断した場合襲撃は見送られます ※ライダー(バットマン)、アーチャー(暁美ほむら)、アーチャー(ジャスティス)のステータスと一部スキルを確認しました ※オーバーロードインベス(デェムシュ)、キャスター(デスドレイン)、ランサー(ウルキオラ)の存在を認識しました。 ※聖杯戦争と知恵の実を巡る戦いに類似点があると考えています。 また、聖杯と知恵の実の双方を掌握している黒幕がいる可能性を考慮しています。 【キャスター(メディア)@Fate/stay night】 [状態]健康 [装備]ローブ [道具]ヘルヘイムの果実(大量)、杖、ルールブレイカー、量産型戦極ドライバー [思考・状況] 基本:聖杯を手に入れ、受肉を果たし故郷に帰る 1 今は貴虎の采配に従う 2 光実らが接触するよりも先に白亜のサーヴァント主従に対する行動を起こす? 3 白亜のサーヴァント主従を鹵獲するための準備を整えつつ監視を怠らないようにする 4 陣地の構築や監視網の形成、ヘルヘイムの果実の解析、魔力炉の製作を進める 5 ランサー(ウルキオラ)、オーバーロードに警戒 6 状況次第では貴虎を見限る………? 7 仕事が多いので潤いが欲しい [備考] ※ユグドラシル・コーポレーションの地下区画に陣地を形成しています。 今はまだ工房の段階ですが時間経過で神殿にランクアップします。 また工房には多量の魔力がプールされています ※陣地の存在を隠蔽する魔術が何重にも敷かれています。 よほど感知能力に優れたサーヴァントでない限り発見は困難でしょう ※現在ヘルヘイムの果実の解析を行っています。 解析に成功すれば果実が内包する魔力を無害な形で直接抽出できるようになります。 またさらに次の段階としてヘルヘイムの果実を材料とした魔力炉の製作を行う予定です。 ※ユグドラシル・コーポレーションの支社長をはじめとした役員、及び地下区画に出入りする可能性のある社員、職員に暗示をかけ支配下に置いています ※使い魔による監視網を構築中です。 現在はユグドラシル・コーポレーションを中心としたゴッサムシティ全体の半分程度ですが時間経過で監視網は広がります ※グラスホッパー、武装勢力(志々雄真実の一派)、呉島光実、前川みく以外のマスター、サーヴァントに関わる情報を持っているかは後の書き手さんにお任せします ※魔力避けのアミュレットを貴虎に渡しました。 時間をかければより高品質な魔術礼装を作成できます。 ※アーチャー(ジャスティス)対策のために精神防御に特化した魔術礼装の製作に着手しました。夜間の時間帯には完成する予定です。 ※グラスホッパー所有のヘルヘイムの果実を保管する倉庫を襲撃し、大量のヘルヘイムの果実と戦極ドライバー一基を奪取しました。 ※ウェインタワーの上にいたサーヴァント(ジェダ・ドーマ)を視認しました。 ※オーバーロードインベス(デェムシュ)、キャスター(デスドレイン)、ランサー(ウルキオラ)の存在を認識しました。 ※聖杯戦争とヘルヘイムの関連性に関する貴虎の考察を聞きました。 【UPTOWN SOUTH PT/1日目 午後】 【呉島光実@仮面ライダー鎧武】 [状態]肉体的ダメージ(小)、精神的疲労(小) [令呪]残り三画 [装備]私服 [道具]鞄、ゲネシスドライバー、戦極ドライバー、各種ロックシード、前川みくの鞄 [所持金]現金十万程、クレジットカード(ゴールド) [思考・状況] 基本:無駄な戦闘は避けつつ聖杯を狙う 1 前川みくと再び接触する。 2 アーチャーが弱すぎて頭が痛い 3 兄さんはマスターなのか? 4 赤髪のアーチャー(ジャスティス)、黒のライダー(バットマン)、ヘルヘイムの植物に警戒 5 勝利の為に全てを踏み台にする…? [備考] ※所持ロックシードの内訳は以下の通りです ブドウ、キウイ、メロンエナジー、ローズアタッカー、ヒマワリ ※前川みくがマスターだと気づきました ※アーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)のステータスを確認しました。 ※ヘルヘイムの植物の存在に気づきました ※呉島貴虎がマスターではないかと疑っていますが確証は掴めていません。もしマスターであった場合殺すのは最後にするべきと考えています ※聖杯は時間の操作や平行世界への干渉も可能だと考えています ※前川みくの荷物から彼女の住所を知りました。 【アーチャー(暁美ほむら)@劇場版魔法少女まどか☆マギカ~叛逆の物語~】 [状態]魔力消費(微)、肉体的ダメージ(小) [装備]魔法少女の服、双眼鏡、弓矢 [道具] [思考・状況] 基本:今のところは光実の采配に従う 1 光実が前川みくを本当に利用出来るのか気になる。 2 場合によっては自分の判断で動く。 3 赤髪のアーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)、ヘルヘイムの植物に警戒 4 引き続き周辺を警戒する [備考] ※呉島貴虎がマスターではないかと疑っていますが確証は掴めていません ※前川みく&アーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)の存在を確認しました ※光実の知る範囲でヘルヘイムについて知りました。 BACK NEXT 032 LAW/OUTLAW 投下順 034 The future of four girls? 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 017 魔術師と科学者 呉島貴虎 037 Blitz Action(前編) キャスター(メディア) 012 EGOISTIC HERO 呉島光実 アーチャー(暁美ほむら)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/34473.html
ケティルヘイング(ケティル・ヘイング) ケティル(3)の別名。
https://w.atwiki.jp/devilchildren_fi/pages/331.html
トップ|基礎知識|合体|訓練所|バトルネット|攻略|マップ|デビル|魔法・技|特殊能力|アイテム|その他 ムスペルヘイム #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (W-Muspelheim_FairyTown.png) 炎の書 炎の使徒城下町 炎の使徒の城 ソールフィヨル ロガフィエル ハートゥーン高地 ミーミルの泉 スズリのホコラ アウストのホコラ ルロウのタミの村 ヨウセイの町 時のゲート 氷の書 炎の使徒城下町 炎の使徒の城 ソールフィヨル ロガフィエル ハートゥーン高地 ミーミルの泉 スズリのホコラ アウストのホコラ ルロウのタミの村 ヨウセイの町 時のゲート ヨウセイの町 マップ マップ フィールド #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown.png) デビル合体屋 ホテル みんか ショップ 現在 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown_Remix.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown_Hotel.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown_House.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown_Shop.png) 過去 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (FairyTown_House_Past.png) 上へ
https://w.atwiki.jp/devilchildren_fi/pages/355.html
トップ|基礎知識|合体|訓練所|バトルネット|攻略|マップ|デビル|魔法・技|特殊能力|アイテム|その他 ニフルヘイム #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (W-Niflheim_DarkNorth.png) 炎の書 氷の使徒城下町 氷の使徒の城 スネーフィヨル ギムレー雪原 ニザフィヨル フヴェルゲルミル ノルズリのホコラ ベストリのホコラ ルロウのタミの村 ダークノース 時のゲート 氷の書 氷の使徒城下町 氷の使徒の城 スネーフィヨル ギムレー雪原 ニザフィヨル フヴェルゲルミル ノルズリのホコラ ベストリのホコラ ルロウのタミの村 ダークノース 時のゲート ダークノース マップ マップ フィールド 現在 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth.png) 過去 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_Past.png) ホテル デビル合体屋 ショップ みんか 現在 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_Hotel.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_Remix.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_Shop.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_House.png) 過去 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DarkNorth_House_Past.png) 上へ
https://w.atwiki.jp/shfarts/pages/954.html
ローズアタッカー 商品画像 情報 登場作品:仮面ライダー鎧武 定価:4,536円 受注開始:2014年03月07日(金) 16 00 受注締切:2014年06月02日(月) 23 00 発送開始:2014年08月25日(月) 商品全高:約150mm S.H.Figuarts 仮面ライダー鎧武 スペシャルページ 付属品 その他:予備ハンドル ミラー×1、後輪スタンド キャラクター概要 バロン、龍玄、グリドン、鎧武が所持する薔薇を模した試作型ロックビークル。ロックモードからバイク型のビークルモードに変形する。 薔薇の花びらや蔓を髣髴とさせる各パーツが取り付けられた黒い車体と、薔薇の形をしたカウル部の制御装置・バドプロセッサーが特徴で、薔薇の花弁状の光に包まれると共に生じる空間の裂け目を通り、ヘルヘイムの森へ移動できる。 商品解説 ローズアタッカーが魂ウェブ商店限定発売。 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 仮面ライダーバロン バナナアームズ サクラハリケーン コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/166.html
※本編のネタバレが含まれています あ か さ た な は ま や ら わ 英数字 あ 【アーマードライダー】 腰に装備する変身ベルト「戦極ドライバー」と果実(もしくは木の実)の形をした錠前「ロックシード」の組み合わせで変身した鎧武者。 所謂仮面ライダーに相当する存在であり、元々はヘルヘイムの森の侵略に対抗するためにユグドラシルコーポレーションが開発したシステム。 本企画では戦極ドライバー及び上位機種のゲネシスドライバーの開発者であるキャスター(戦極凌馬)によってドライバー及びロックシードが量産されており、グラスホッパーの武装集団化に大きく関わっている。 グラスホッパー団員が変身したアーマードライダーは本編中にも度々登場しているが、大抵の場合彼らはサーヴァントたちの噛ませ犬となって殺されることが多い。 とはいえ戦闘力自体はインベスと同等以上のものがあり、銃火器等で武装しただけの人間とアーマードライダーの間には天と地ほどの力の差が存在する。(小説 仮面ライダー鎧武においてはアーマードライダーは単騎でも武装集団と渡り合えるとされている) このため本企画においては名無しの黒影トルーパーがアーマードライダーへの変身能力や魔術技能を持たない大半のマスターを圧倒する戦闘力を持つというとんでもない事態になっている。 またマスターとして参加している呉島貴虎及び呉島光実も戦極ドライバー(光実はゲネシスドライバーも)を所持しており、彼らの今後の活躍が期待される。 【ヴィジランテ】 自警団を意味する言葉。アメコミにおいては自警活動で悪と戦うヒーローのことを指す。 バットマンなど著名なヒーローの多くはヴィジランテに属し、公的権力の指揮下にあるヒーローは比較的少ない。 所謂私刑行為による活動である為、時に警察からも敵視されることがある。 中にはロールシャッハ、レッドフードと言った苛烈で暴力的なヴィジランテも存在する。 Gotham Chaliceにおいてはグラスホッパーが本来の意味での『ヴィジランテ(自警団)』として活動している。 【ヴィラン】 アメコミにおいて悪役を意味する言葉。 ゴッサム・シティを舞台としたバットマンにおいても数多くの個性的なヴィランが登場する。 精神を病んだ狂人や裏社会を牛耳る悪党等、ゴッサムに相応しく陰鬱でダークなキャラクターが多い。 バットマンの世界観の都合上、その殆どが肉体的には常人であることも特徴か。 Gotham Chaliceにおいてはジョーカー、ペンギンといったヴィランが登場している。 ノーマン・スタンスフィールド、志々雄真実、少佐も「裏社会に精通し、悪事に手を染めている」という意味では原作のヴィランに近い。 【ウォッチャー】 「ハロォ――――――ゥ、ゴッサムシティィッ!」 Gotham Chaliceの監督役である『監視者』のサーヴァント。要するにルーラーの立ち位置である。 真名はヘルヘイム@仮面ライダー鎧武。森の侵食は会場でも始まっており、各地で果実やインベスの存在が確認されている。 聖杯戦争の監視を主な目的としており、自らの能力によってゴッサムシティ全域を監視している。 状況把握能力はずば抜けているもののルール違反者に自ら手を下す権限は持っておらず、 その点においては参加者への討伐令通達や自身の使い魔であるフェムシンムを使って対処する。 ただしウォッチャー自身にフェムシンムを支配する能力は無く、その上フェムシンムは独自の思惑で行動する者も居る。 そのため『聖杯戦争を管理し支配する力』という点では然程優れているとは言えない。 あくまで聖杯戦争の監視が中心であり、当人も不確定様子等のイレギュラーを楽しんでいる節がある。 【インベス】 ヘルヘイムの植物から成る果実を食べた生物の成れの果て。 白虎や青龍など、基本的になんらかの動物・聖獣などをモチーフにした外見をしている。 本企画はヘルヘイムが監視役を務めていることもあり、街の至る所にヘルヘイムの植物が自生している。 そのため果実を食らった民間人がインベスに変貌し、他者に襲い掛かるという事態がたびたび発生しているのである。 主にグラスホッパーがインベスの処理を行っているようだが、時にサーヴァントとも接触することがあり、植物の生息範囲も相まって極めて神出鬼没。 とはいえサーヴァントにとってはさしたる脅威ではなく、寧ろマスターや民間人が注意を払うべき存在と言えるだろう。 上へ か 【グラスホッパー】 伊坂幸太郎作品のコミカライズ「魔王 JUVENILE REMIX」に登場する自警団。通称「バッタ」。 原作「魔王」には存在せず、同作者の他作品のタイトルから名称を取ったと思われる漫画版オリジナルの組織。 会長の犬養舜二がマスターとして参戦していることからGotham Chaliceにも登場している。 原作においては寂れた地方都市・猫田市で活動しており、精力的な活動や犬養のカリスマ性から絶大な支持を誇っている。 企業による都市開発にも否定的な立場を取っており、このことが企業に反発する猫田市民からの支持を更に強固にしている。 市民からの人気は高い一方、裏ではリンチによるギャングの粛清・(ある幹部の独断ではあるが)殺し屋を用いた敵対政治家の抹殺などの過激な所業を行う。 更にグラスホッパーが活動を始めてから猫田市の死傷事件数が二倍以上に増加するなど黒い噂も絶えない。 また彼らの思想に感化され過激な行動に走った者もおり、一概に「正義の自警団」とは言えない複雑な組織と化している。 会場内のゴッサム・シティにおいても精力的な活動をしており、キャスター(戦極凌馬)の手引きにより戦極ドライバーが支給される等武装集団化が進んでいる。 【ゴッサム・シティ】 Gotham Chaliceの舞台となるアメリカ東海岸沿いの大都市(正確にはそれを模した電脳空間)。 バットマンシリーズの舞台でもあり、バットマンの活動はゴッサム・シティに限定されている。 治安は極めて劣悪。様々な犯罪組織が跋扈し、行政機関も主にマフィアとの癒着によって成り立っている有様。 街の治安維持を担うゴッサム市警でさえも汚職警官の巣窟であり、まさに犯罪都市そのものである。 また経済活動は盛んではあるものの、市民間の格差も深刻なレベルであり治安悪化を促進させている。 バットマンが自警活動を行うのも無理はないとしか言い様が無い。 因みに本企画の電脳ゴッサムにおいては沢芽市@仮面ライダー鎧武と姉妹都市になっている模様。 参加者の呉島貴虎も触れていたが、こんな街と提携を結んで大丈夫なのだろうか… 上へ さ 【シェリル・ノームのライブ】 聖杯戦争初日である12/21日の18時に開催されたライブ。 イベント用のホールを借りた小規模なものであり、観客も抽選で選ばれた数百名前後のみ。 今までのイメージとは異なるシェリルの新曲を初めてライブで披露する場でもあった。 …のだが、そんなライブ会場はたちまち激戦の地へと変貌した。 まず会場の警備員としてグラスホッパーが雇われ、リーダーでありマスターでもある犬養が会場入り。 続いて無差別な殺戮とシェリルのサヨナラ&ファック(端的に言えば死姦である)を目論むデスドレインが大型トラックを用いて会場への突撃を敢行。 更に犬養逮捕を目論み警察隊を引き連れてきたノーマン&鯨、悪を断罪すべくデスドレインを追ってきたセリュー、シェリルのサーヴァントであるウルキオラに恨みを持つデェムシュ等、聖杯戦争に関わる者達が続々と会場へと接近。 気が付けば会場内外は7名の参加者+監視役の使い魔が戦意を持って入り乱れる魔窟と化していたのだ。 会場の無事を祈りたいところだが、デスドレインがトラックで突撃を行った時点で既に無事ではない。 上へ た 上へ な 【日本】 太平洋の西側に浮かぶ島国。言わずと知れた我々の生きる国。 Gotham Chaliceはアメリカを舞台とした物語だが、登場人物には日本人が比較的多め。参加者46名中18名、実に4割近くに及ぶ。 加えてハナ・N・フォンテーンスタンド、ン・ダグバ・ゼバ、グリムジョー・ジャガージャックのように 自身が日本人でなくとも日本または日本人に馴染みのある人物まで含めれば、さらに関わりを見出せるようになる。 (メタ的な話をすれば、日本で制作されるアニメや漫画の大半が日本を舞台としているためという事情があるのだが) そして単に日本人が多いというだけではなく、劇中でも日本とゴッサムシティの公的な関わりが強いと描写されている。 沢芽市との姉妹都市提携によるユグドラシルコーポレーションのゴッサムシティ進出を始めとして、 自警団グラスホッパーを結成した犬養舜二、アメリカ国籍を取得した施政者の広川剛志、研修で滞在中の検事の御剣怜侍。 さらには芸能事務所の346プロまでもが支社を建て、NPCのシンデレラプロジェクト一同(みくりーな除く)が渡米してライブを敢行予定。 ついでに言えば、仲間外れにされたみくりーなもユグドラシル傘下のハイスクールで留学生ライフを満喫(?)中。 ……日本人が想像を絶するレベルの犯罪都市であるのに、この盛況っぷりである。 何が日本人の行動力をここまで駆り立てたのだろうか。 上へ は 【フェムシンム】 『ヘルヘイムの森』の侵略に晒され、滅びの運命を辿った種族。 ロシュオを始めとする数名のフェムシンムが森の侵食を克服し、オーバーロードインベスとなった。 しかし力に溺れたデェムシュやレデュエらの暴走によって一族は根絶やしにされ、 現在は王であるロシュオを中心とするごく少数のオーバーロードが生存するのみ。 文明を再建することもなく、ヘルヘイムの森と化した世界で退屈を持て余しながら生きていた。 Gotham Chaliceではウォッチャーの宝具によってフェムシンム(オーバーロード)が使い魔として召還されている。 聖杯戦争の円滑な進行の為の警備員としての役割を宛てがわれているものの、 召還されたフェムシンムはウォッチャーにも制御することが出来ない。 そのため彼らは各々の思惑で動いており、イレギュラーを楽しむウォッチャーもそれを黙認している節がある。 中でも取り立てて凶暴なデェムシュは行動方針が破壊と殺戮であり、主催側の人物なのにやってることは殆ど無差別マーダーである。 上へ ま 上へ や 上へ ら 上へ わ 上へ 英数字 上へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46918.html
登録日:2021/01/05 Tue 01 28 50 更新日:2024/09/22 Sun 06 52 55NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 TTFC まさかのサプライズ シャルモン スピンオフ 仮面ライダー 仮面ライダーグリドン 仮面ライダーブラーボ 仮面ライダー斬月 仮面ライダー鎧武 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 初瀬亮二 吉田メタル 呉島貴虎 城乃内秀保 東映 東映特撮ファンクラブ 松田凌 毛利亘宏 特撮 諸田敏 貴虎無双 鎧武外伝 鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ 何か決めゼリフ言わないとな……あっ! 最高のスイーツに、酔わせてやるぜ!! 『鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ』とは、『仮面ライダー鎧武』のスピンオフ作品で、城乃内秀保と凰連・ピエール・アルフォンゾの「シャルモン」の師弟コンビが中心の物語である。 過去の『鎧武外伝』同様、本編の主人公である葛葉紘汰は登場しない。 脚本は『鎧武』サブライターの毛利亘宏、監督は諸田敏が担当。 主題歌は鎧武乃風(湘南乃風)のSHOCK EYEによる「You are the HERO」。 概要 話は2020年の、カイザの日が終わったばかりの9月16日。 「9月16日は鎧武の日」と定着しているかどうか怪しい記念日と共に東映公式チャンネルから突如として、本編から数年後を舞台にした完全新作の鎧武外伝の制作が発表。 そして同時期に「THE 鎧武祭り」としてCSM戦極ドライバー、及び各種ロックシードの受注販売発表、更にYouTubeの公式チャンネルにおける平成2期枠の仮面ライダー配信が『鎧武』に移行と、『鎧武』界隈での大々的なプロジェクトに盛り上がりが起きていた。 その後、2020年10月25日に作品名、及びキャストが発表。 東映特撮ファンクラブチャンネルにて同日より第1話の配信がスタート、次週11月1日に第2話が配信された。 またその影響か、城乃内役の松田凌、及び凰蓮役の吉田メタルの両氏が、『仮面ライダーセイバー』にてゲスト出演し、メデューサメギドに2人仲良く石にされた(*1)。 物語は同じく東映特撮ファンクラブにて配信された『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』同様2話構成で、第1話が約10分、第2話が約15分、計25分の作品となっている。 時系列は公式の説明では「ヘルヘイムの脅威が去ってから数年後」となっているが、より厳密には貴虎が斬月 カチドキアームズに変身していることから『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』より後になっている。 以下ネタバレ注意。 【あらすじ】 凰蓮からシャルモンの経営を任された城乃内だが、秘書・鈴鹿まさこを従えてTVなどのメディア露出を増やしたり、アイドルとの接待などをするなど、完全に増長していた。 そんな状況に「パティシエとしての本分をすっかり忘れている」と憤りを交えつつ彼の事を心配する。 そんな彼(彼女?)のもとにメロンの君こと、呉島貴虎から傭兵としての依頼が舞い込む。 それは「城乃内秀保がヘルヘイムの果実の変種を悪用しようとしている為、始末してほしい」というものだった……。 【登場人物】 城乃内秀保 本作品の主人公その1。 パティシエの座を退いた凰蓮からシャルモンを任されるが、芸能人気取りで取材や接待に応じたり、 女優との交際について問われた際にクサすぎる台詞を言うなど、本編で見せた一周回って安心するレベルで調子に乗った姿を披露。 ただ、スイーツ作りは疎かにしているわけではないようで、凰蓮への態度も増長してはいるものの、彼を慕う気持ちはあり、彼に新作スイーツの初試食を依頼しようとしている。 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 本作品の主人公その2……だが、扱い的にはむしろ敵役(本人に非は全くないのだが)。 『元』シャルモンのおっさん。本名・厳之介 真面目に仕事に取り組んできた城乃内を信じてシャルモンのオーナーの座を明け渡し、 自身は傭兵業に戻ったが、城乃内のクサすぎる台詞をテレビ越しにみて「恥ずかしいったらありゃしない!」と毒づく。視聴者「おっしゃる通りです」 そんな中、貴虎から城乃内始末の依頼を受けて困惑するも、紆余曲折を経て遂に彼の始末の為に動き出す(*2)。が……。 鈴鹿まさこ 演:鷲見友美ジェナ 城乃内の秘書。 彼からの突然の予定キャンセルをこなしたり、凰蓮からの果し状を受けて彼のもとに行こうとする城乃内を制止しようとしたりするなど、彼の事を慕っている模様。 呉島貴虎 凰蓮に「城乃内の始末」を彼からのアピールをウザがりながら依頼し、物理的に通信を消去する。 その後しばらく出てこないが、中盤から意外な形で現れる。 【本作のオリジナルライダー及びオリジナルフォーム】 仮面ライダーブラーボ キングドリアンアームズ 城乃内を始末を試みる凰蓮が仮面ライダーブラーボに変身した後、突如開いたクラックから出現したヘルヘイムの植物に謎のエネルギーを注がれて変貌した姿。 フォーム自体はドリアンアームズと変わりはないが、カラーリングが緑の素体に黒・赤・金の装飾を纏っており、ドリアンアームズ時にはなかったマントなどがあるのが特徴。 謎のエネルギーの影響か凰蓮本人の理性はなく、ただ唸り声を上げながら目の前にいる者に襲いかかってくる。 変身音は「ミスター・バイオレンス!」。 ☆装備 ★キングドリアンロックシード ドリアンである事に変わりはないからなのか、元のドリアンアームズと同じく、シリアルナンバーは「L.S.-12」。 なお「キングドリアン」と言う名前のフルーツは存在しないが、ドリアンの異名である「果物の王様」、あるいはドリアンの品種の1つである「ムサングキング」がこのロックシードの由来ではないかとされる。 ★戦極ドライバー 本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。 本作では貴虎の用いる斬月用の戦極ドライバーのみフォールディングバンドが映画『MOVIE大戦フルスロットル』同様に銀色で、それ以外は全て黄色。 ★ギガドリノコ キングドリアンアームズの武器。 ぶっちゃけ色違いとなったドリノコである。 ★斬撃(正式名称不明) キングドリアン・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 ギガドリノコの刀身に赤いエネルギーを纏わせて突進し、すれ違い様に切り裂く。 ヒット時には輪切りになったドリアンのエフェクトが出現するのが特徴。 仮面ライダーシルフィー 本作で登場するオリジナルライダー。 使用するロックシードのモチーフはまさかのヘルヘイムの果実そのもの。外見は恐らく仮面ライダーイドゥンの改造だろうか。 能力はヘルヘイム由来らしく、ヘルヘイムの植物の蔦を用いて遠距離攻撃を行ったり、変身していなくてもヘルヘイムの植物を用いて相手を拘束、エネルギーを注いで暴走させるなどの芸当も可能。 フォーム名として「ヘルズアームズ」と記載されていることもある(変身時には「ヘルズアームズ!」と流れるので間違いではない)。 変身音は「侵略の果実!」。 ☆装備 ★ヘルヘイムロックシード ヘルヘイムの果実を模したロックシード。シリアルナンバーは「L.S.HELL」で、このロックシードだけ何故か文字表記が上下逆さまになっている。 変身の演出も特殊で、クラックからヘルヘイムの植物が伸び、変身者の身体を纏うようにしてライダーの姿へと変わる。 開錠時に「ヘルズ!」という音声が流れるため、これが本来のヘルヘイムの果実の名前なのではないかとも言われている。 ★ヘルズケイン ヘルヘイムの果実の意匠を持つ槍で、近距離はこの武器で、遠距離はヘルヘイムの植物で対応している。 名称は『仮面ライダーおもちゃWeb』の開発者ブログ「CSM戦極ドライバーの更なる音声ギミックを紹介(2021年01月12日更新)」にて判明した。 ★刺突(正式名称不明) ソイヤッ! ヘルズ・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 ヘルズケインにエネルギーを纏わせて、跳躍しながら相手に向かって刺突する。 仮面ライダーグリドン ライチアームズ ライチロックシードによって変身するグリドンの新アームズ。 カラーリングは頭部などの茶色部分がホワイトに、肩装甲や胸部の円状パーツが鮮やかな紅色に変化。 胸部・肩共に黄金色のエングレービングが追加され、首周りの装甲が白い毛で覆われるなどかなり豪華な見た目になっている。 頭部に木の芽を模した角が配置されているため、カブトムシにも見える。 本来(ランクの違いこそあれ)ロックシードを変えただけのアームズは強化ではなく相互互換になるはずだが、今回はグリドンの武装の上位互換に加えて新武装も手にしているので上位互換フォームと言っても差し支えない。 変身音声は「ユア・ザ・ヒーロー!」。 ☆装備 ★ライチロックシード ライチを模したロックシードでシリアルナンバーは「L.S.-14」。 生成経緯が特殊なためか、錠部分が白になっている。 ★シャインドンカチ 武装その1。 色違いのドンカチ。 ★シャインライチソード 武装その2。 デェムシュのシュイムやロード・バロンのグロンバリャムに似た剣。 ドンカチに比べるとリーチが大きく伸びているため、対応できる戦闘範囲が広がっている。 ★必殺技(正式名称不明) カモンッ! ライチ・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 シャインライチソードを相手に突き刺し、その後シャインドンカチで思いっきり叩き付けて更に相手に深く突き立てるという、地味にエグイ技である。 キングドリアンアームズ化して暴走するブラーボ。 呆然とする城乃内の前に突如として仮面ライダーグリドンが出現し、ブラーボを攻撃。 ブラーボ優勢で進む戦いだったが、騒ぎを聞きつけて出てきた一般人にブラーボの注意がそれて戦闘は中断。 追ってきた城乃内の前で、グリドンとしての変身を解いて現れたのは……。 以下、更なるネタバレ 私だ。 呉島貴虎!?どうして……? 凰蓮にお前の始末を依頼したのはこの私だ。 なんと呉島貴虎だった。 そして凰蓮に城乃内の抹殺を依頼したのは紛れもなく彼。 ただしその目的は「ヘルヘイムの果実の変種の出現」「何者かが城乃内のパティシエとしての立場を利用してヘルヘイムの果実を悪用しようと画策している」という事実を元に、城乃内を襲わせることで黒幕(=城乃内の周囲の人物で襲撃を執拗に妨害した者)を炙り出すというおとり捜査。 黒幕に目星の付いた貴虎は城乃内に戦極ドライバー(*3)とドングリロックシードを譲渡し、去っていく。 始めは戦う事を拒否する城乃内だったが、彼の脳裏に浮かぶのは自身を育て上げ、自分の成長を見守ってきた凰蓮の記憶。 どうやらあなたも一皮剥けたようね。ちょっとだけ認めて挙げてもよろしくってよ? 彼をこのまま暴走させておくわけにはいかない。城乃内は意を決し……。 師匠!あんたは俺が救ってみせる!! 変身!! 仮面ライダーグリドンに変身してブラーボと戦闘開始。 が、城乃内が仮面ライダーとして戦い始める(=暴走したブラーボに再起不能にされる危険のある行為)という事は黒幕にとっては不都合。 動き出した黒幕の前に貴虎が立ちふさがる……。 以下、終盤のネタバレ 自分の雇い主が心配か?それとも、計画が狂う事が心配なのか? 黒幕は貴様だな? 「そうだ」と言ったら、どうしますか? ヘルヘイムの果実の変種の黒幕は鈴鹿まさこ。 秘書という立場で城乃内のそばに入り、彼のスイーツなどを利用してヘルヘイムの果実を世界中にばら撒こうとしていた。 彼を心配するような素振りを見せていたのも彼を案じていたのではなく、自身の目的の最重要人物であるためで、彼とブラーボの戦闘を見ている時にはブラーボを操って何らかのアクションを起こそうとしていたのか、不気味な笑みを浮かべている。 自身が黒幕だと見抜いた貴虎に対し、仮面ライダーシルフィーに変身して対抗しようとするが、貴虎は自分の戦極ドライバー(*4)とシン・カチドキロックシードを用いて、仮面ライダー斬月 カチドキアームズに変身して応戦。 同じ頃、城乃内はキングドリアン・スパーキングの攻撃を受け変身解除、ドングリロックシードも破損。 戦極ドライバーは無事だったため、城乃内は一縷の望みをかけてシルフィーの攻撃手段の蔦に生えていたヘルヘイムの果実をもぎ取り、ロックシードに変化させようとするが、変種だったために失敗。 城乃内は意を決して自らヘルヘイムの果実を食べ、インベスに変貌してでもブラーボの暴走を止めようとするが、その時誰かの手が城乃内の手首を掴んだ……。 初瀬ちゃん!?何で……? 突如精神体の様な姿の初瀬亮二 が現れ、半ば自棄となった彼を制止したのだ。 初瀬は驚く城乃内に笑いかけ、彼が握りしめたままだったヘルヘイムの果実に手を翳し、ライチロックシードへと変化させて消えていった。かつての友を激励するかのような頷きと共に……。 新たな力を手にした城乃内。初瀬への感謝の言葉と共に…… 変身。 城乃内は仮面ライダーグリドン ライチアームズへと変身。 初のパワーアップを噛み締めながら再び戦闘を開始。 形勢は一気に逆転し、冒頭の決め台詞も交えつつ、師匠に向けてライチ・スパーキングによる必殺技をお見舞い。 目ぇ覚ましてください!師匠!! 思いが通じたかのように、ブラーボ・キングドリアンアームズは変身解除。ボロボロながら凰蓮も正気に戻った(*5)。 駆け寄る城乃内。凰蓮は彼の様子に喜びを見せ、介抱を受けるのだった。 一方斬月とシルフィーの勝負は只でさえ戦闘力の高い貴虎がカチドキアームズで戦っているため、本作の黒幕相手にも拘わらず終始斬月が優勢。 烈火の如くシルフィーを攻め立て、カチドキ・スパーキングでシルフィーの撃退に成功。 これで終わりだと思うな。 貴様の戦いは…終わる事はない。 言われるまでもない。始めからそのつもりだ。 光となって消えていくシルフィー。散り際に不穏なセリフを残していったが、貴虎は覚悟をもってそれを受け流す。 全ての戦いが終わった後、城乃内は凰蓮を背負って河原の道を歩いていた。かつては逆に自分が背負われたあの河原を…。 城乃内は凰蓮にシャルモンへの復帰と自身への一からの特訓を依頼。 凰蓮はそれに応え、彼に筋トレとして「自分を担いでシャルモンまで走る」メニューを課した。 それに応え、メニューを実行する城乃内。すぐにコケたが。 覚悟を新たにした城乃内。果たして彼に待つ明日は……? 【余談】 初瀬役の白又敦氏の登場は配信まで全く情報公開がなされておらず、『仮面ライダーブレン』の際の詩島剛同様、完全なる視聴者へのサプライズだった。 黒幕である鈴鹿まさこは目的以外の情報が殆どなく、正体や出自について、また本当に死んだのかどうかは明かされずに終わった。散り際の台詞からして他に協力者がいるか、もしくは自身はまだ消滅していないともとれる。これらは今後掘り下げられるのだろうか……?ちなみに演じた鷲見友美ジェナ氏は『鎧武』本編でもダンスチームの一員として登場したことがある。 貴虎が変身したグリドンが変身を解除するシーンだが、よく見るとロックシードが閉まっていない。疲れているのか……? 斬月 カチドキアームズは前述のように舞台版が初出の形態であり、映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』でも変身後の姿は登場こそしていたが、映像作品で貴虎がこの形態に変身するシークエンスが描かれたのは本作が初となった。 本作発表の直前には、突如として『仮面ライダージオウ』公式Twitterアカウントのプロフィール欄から『ゲイツ、マジェスティ』に関する記述が消え、代わりに「なんだかジオジオしてきたジオ!」という謎の文面に書き換えられるという事件が起こっている。更に本作公開後は「ジオジオが大きくなってきた」という文面に書き換えられ、同時期にテレビ朝日公式YouTubeチャンネルで公開されたティザーPVでは「TELASA×TTFC合同企画第3弾」として仮面ライダー新作情報が12月20日に発表されると告知された。その時、一瞬だけ右下に映った人名は…? Next Gaim's supplementary biography is... ??? Previous Gaim's supplementary biography is... 『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』 最高の追記・修正に、酔わせてやるぜ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 鈴鹿の正体は? -- 名無しさん (2021-01-05 03 01 35) ↑↑ヘルヘイムの植物を自在に操れるから、オーバーロードである事は間違いない。人類に怨念を抱いてる女性オーバーロードと言えば、該当するのはただ一人…! -- 名無しさん (2021-01-05 06 51 52) なお、天下分け目のMOVIE大合戦の鎧武編の冒頭や鎧武本編の合同ダンス大会でも城之内とジェナが共演しているし、その内容を拾ったとしたら「何者か」に操られている可能性があるか。 -- 名無しさん (2021-01-05 08 03 11) 取り敢えず貴虎ニーサンは自重しようか…なんで当然の権利の如くカチドキでメロンディフェンダー使い始めたり、苦もなく黒幕をアッサリ倒したりしてんすか…w -- 名無しさん (2021-01-05 08 31 36) ↑鎧武知らない友達がこれ見てニーサンを「きれいなエボルト」とか呼んでたの思い出してしまった…w -- 名無しさん (2021-01-05 09 23 29) ↑4 ヘルヘイムの植物を操れるライダーなんて結構いるし、ロックシード自体がヘルヘイムの果実全面に出してる個体だからな。 -- 名無しさん (2021-01-05 09 51 39) 尺がないのは分かるけど黒幕にノーダメージ勝つな -- 名無しさん (2021-01-05 10 28 30) 黒幕元々強くなかった説 ゲームの弱いボスみたいに -- 名無しさん (2021-01-05 11 14 15) 主任、1周目のラスボスに5周くらい周回プレイして鍛え上げて挑むくらい圧倒的だった件 -- 名無しさん (2021-01-05 11 29 27) 未見だけど、いくらピンチだからってヘルヘイムの果実を食べてインベス化してでも師匠を救おうとする城乃内の思い切りが良すぎる…あとドングリロックシード破損だけど果実もげばレア度低いドングリは出やすいから再入手可能かな? -- 名無しさん (2021-01-05 17 36 04) ↑あんまりな言い方をすると帰省レベルでちょくちょく帰ってきてる某はじまりの男さんに今度戻ってきたときに言えばたぶんいくらでもくれる -- 名無しさん (2021-01-05 18 14 43) 紘汰や貴虎のみらず、アーマードライダーになった者達に終わりはない気がする。そのうち、狗道も味方として出てきたりして -- 名無しさん (2021-01-05 18 20 11) 貴虎ニーサン作中で凄く強いから仕方ないね。その内風都探偵みたいに漫画で鎧武の正統の続編をやったりするのかな? -- 名無しさん (2021-01-05 18 27 05) ↑3 神様にコネがあるとかビートライダーズすげぇわ -- 名無しさん (2021-01-05 18 28 32) 黒幕の必殺技をメロン盾で防ぎつつ華麗なカウンターを決めて返り討ちにするライダーがいるらしいな。加減しろ馬鹿!!! -- 名無しさん (2021-01-05 19 05 43) そりゃ神様状態の極を圧倒してたような化物メガヘクスに斬月真で短時間とはいえ互角に戦った男がパワーアップ装備してんだからヘルヘイムの変異種程度に敗けるわけがない。それはそれとしてノーダメは色んな意味でひでぇなと思ったけど -- 名無しさん (2021-01-05 19 52 47) 悪役補正+初登場補正でバフ掛かりまくってるはずの敵を簡単に倒す主任はさすがリアリスト -- 名無しさん (2021-01-05 23 39 33) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2021-01-06 08 37 07) カラーリングで剣も印象が変わるね。シャインライチソードはどこかエレガンスなイメージがある。 -- 名無しさん (2021-01-06 11 24 21) 貴虎ニーサン強すぎんだよなあ、最悪神紘汰さんでも負けかねない(戦わないけど) -- 名無しさん (2021-01-06 20 33 29) ↑ 古今東西、神殺しってこんな人がやるんだろうなぁ -- 名無しさん (2021-01-06 20 35 54) ニーサンだけスペックがおかしすぎて笑うしかない 仮にも初見ボスを蹂躙するな -- 名無しさん (2021-04-29 04 49 37) カチドキだけでも勝ち目ないのに盾取り出した瞬間に「あっ…」ってなるの笑う -- 名無しさん (2021-05-20 21 46 07) どうやらリバイスのスピンオフが実はこれの続きになっていそうですね。 -- 名無しさん (2022-02-05 00 22 44) 宇宙船の鎧武の付録によればシルフィーはイドゥンの兜の猫耳をより耳らしくして、三角帽子こそないが魔女もモチーフにしている模様。容姿からずっと思っていたが、魔術的なアーマードライダーなのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-10-07 17 01 57) 黒幕の必殺技をメロン盾で受け止めるのではなくい往なすところが戦闘玄人感あってヤバすぎる。主人公が誰か忘れちゃうよ -- 名無しさん (2024-04-11 01 16 21) 元々はライダータイム鎧武だったのか -- 名無しさん (2024-04-18 15 17 22) 師弟の絆とか声優として活躍してるジェナさんとか見どころいっぱいあるけど、やっぱりスパーキングを特に守備力アップとかしてない盾で軽く弾く主任がだいたい持ってく -- 名無しさん (2024-04-18 15 45 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/break_joker/pages/5784.html
ロード・バロン【バトルアリーナSP ver.】 { ロード・バロン【バトルアリーナSP ver.】 BJNo 6 レア ★★★★★★ 属性 魔王 最大レベル 60 スート スペード ライバル HP 4455 種族 その他 攻撃 5520 時代 平成 幻惑 チャージ 50 No.3779編集 作品 仮面ライダー鎧武 植物 MAXレイズ 1000 スキル 必殺 ヘルヘイムの力 100 自分の「ライダー」以外のカードの攻撃力を、このカードの攻撃力の200%分アップする 超必 クラック 100 自分の場札にあるカードを、ランダムに1枚消す ディーラースキル(リーダー) 自分が受けるダメージを、2000ダウンさせる自分が受ける直接ダメージを、2000ダウンさせる ディーラースキル(ヒット) 【発動条件:ライド数4以上】相手に直接ダメージを、このカードの攻撃力の200%分与える(無属性)【発動条件:ライド数3】相手に直接ダメージを、このカードの攻撃力の150%分与える(無属性)【発動条件:ライド数2】相手に直接ダメージを、このカードの攻撃力分与える(無属性)【発動条件:ライド数1】相手に直接ダメージを、このカードの攻撃力の50%分与える(無属性) 奥義 迎撃陣 カウント9 相手が次に発動した必殺技を自動的にキャンセルする BJエフェクト 自分の必殺技ゲージを100%回復する フレーバーテキスト 駆紋戒斗がヘルヘイムの実を食べて、進化した姿。ヘルヘイムの植物を操る能力を備えた、オーバーロード級の存在になった。 入手方法 備考 コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/428.html
名称 ヘイムダル 全長 7km 全幅 4km 重量 2億t 設計 旧火星統合軍設計局 製造 旧火星統合軍設計局 所属 私設武装組織オデッサ 詳細 私設武装組織オデッサの所有する宇宙要塞。 元は旧火星統合軍が建造した超大型恒星間移民船の1ブロックで"事故"前後に火星軌道上に廃棄されていが、現在はオデッサの武装拠点として利用されている。 アーコロジーとしても優秀な拠点で、天使兵器『方舟』『黒の夢』による防御能力、無人指揮衛星ハイペリオン・生体兵器端末群による防衛能力を併せ持つ不沈要塞。 設計上は移動能力を持たないが、慣性航行システムによる移動は可能であり、現在はダイモス周辺宙域に停滞している。 ・天使兵器『方舟』 特殊型でヘイムダルを含む超広範囲内の対象に絶対防御障壁を展開する。 障壁そのものは不可視の防御フィールドで、外部からの攻撃に対して法則無視の干渉波を浴びせることで分散、無力化する。またその存在自体が既存の物理法則から逸脱しているため、外部から内部に対しての干渉・突破・転移は事実上不可能。 高い識別能力を有し効果範囲内に在っても敵性反応には作用せず、味方からの攻撃は無力化せず透過する。 ・解説(範囲内) 敵→味方 無力化・突破不可 敵←味方 透過・敵には作用せず 味方→味方 透過するが無力化・突破不可 となる。 ・天使兵器『黒の夢』 特殊型でヘイムダルの周囲を覆い隠すように虚数空間を形成し、触れた存在を敵味方関係なく吸収・消滅させる。方舟と同様に既存の物理法則は通用しないため、内部への干渉・突破・転移は不可能。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5378.html
455 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 :2011/05/04(水) 15 07 14.30 ID ??? ハマーン「よし、聞け!俗物ども、急だが3日後に社会見学に行く事になった」 エル「ねえ、何処に行くと思う?」 ビーチャ「ラーカイラム社に100円」 デュオ「ネオジオン社に200円」 ジュドー「国家秘密平和維持組織のプリベンターに50円」 ガロード「そんじゃ(元)テロリストのCBにコイン(10円)に3枚」 ハマーン「後で貴様ら全員ファンネルだが全部はずれだ。ヨーツンヘイム社に行く事になった」 生徒「えぇ~~~~~~!!」 マイ「皆さんこんにちは。ここで技術開発をしておりますオリヴァー・マイです」 ガロード(改まって言われると正直困るな…) ジュドー(毎日家で顔あわせてるもんな…) マイ「この会社では大企業には出来ないような新しい発想で製品を開発し…」 ウッソ(ほとんど全部試作段階で空中分解しているじゃないですか!!) マイ「まあ百聞は一見にしかず、さっそく見て回りましょう」 マイ「まずは超加速人間大砲『ヨルムンガンド』の試験場です」 ヘンメ「おう!技術屋さんか。そこのガキどもは社会見学だな」 モニク「そこ!言葉を慎みなさい!」 ハマーン「誰も気にしていないから大丈夫だ」 ジュドー「にしてもデケー大砲だな~」 マイ「最終的にはカイラスギリー級の威力にするつもりだけどね」 エル(人間大砲でカイラスギリー級の火力って…) ヘンメ「とりあえず派手に一発撃つぞぉ!」 ドッゴォォォォォン マイ「…マネキンは発射と同時に空中分解。これは単に加速超過が原因と思われる。 やはり亜光速で打ち出すには人間では負担が」 ビーチャ「いや、撃つ前にわかるだろそんくらい!!」 ガロード「う~ん…やっぱ放熱は金色の板が光ってブワッってなった方がいいな」 マイ「いいアイデアですね、確かに様式美を捨てすぎていたかもしれません」 パーラ&モニク「それ以前の問題が山ほどあるだろ!!」 ガロード「え…?」 マイ「んん?」 ジュドー「…あのー、どっちがツッコんだんでしょうか?」 パーラ&モニク「私だ!!」 ガロード「あ~…あれだな、シーブック・バーニィ現象」 ティファ「ガロード…あなたもいずれそうなります」 ガロード「!!?」 マイ「驚いた…まさかガロードの友人とモニクさんが声がそっくりだなんて…」 ガロード「俺もだよ…」 マイ「ハッ!!僕は仕事をしているんだ!気を取り直して、ここは走行試験場です」 ウッソ「あのヒルドルブ、ランニングマシンで走っていますね。てっきり荒野で走っていると思ってたけど」 マイ「まあ…技術試験なんてそんなものだよ。それにこれは売りに出す商品の精密検査だからこのくらいで十分だよ」 イーノ「売れているの、これ?」 マイ「辺境だとMSを扱える人は少なくてMSに対抗できるこういう自走砲はかなり普及しているんだ。 町の防衛ぐらいだったらモビルタンクぐらいで十分だしね」 ジュドー(そう言えばガンタンクより安くて高性能ってキャッチコピーもあったっけ) モニク「何だと!?後ろのベルトコンベア―が壊れた!?」 ガロード「うわ、ランニングマシンの間にMTが引きずりこまれているぞ!!」 ウッソ「一瞬にしてランニングマシンがMSシュレッダーになりましたね…」 456 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 2/7 :2011/05/04(水) 15 10 12.26 ID ??? マイ「次は落下物評価試験場です」 デュオ「落下物…」 モンド「て事は…」 ホルバイン「じいさんは言っていた…銛は獲物の目が覗き込めるぐらい近づいてから放てってな!!」 ヒューン スパパパーン ミレイナ「スゴイですぅ!」 フェルト「垂直落下しているだけなのに輪投げを全部入れるなんて…」 マイ「今は輪投げでしたが将来的には補給物資、パラシュート隊、元祖ヅダ玉を入れて各種様々な用途での使用を考えています」 ハマーン「今のはかなり完成していたな」 マイ「いや、FPSがまだ完全ではないのでまだまだ改良の余地があります」 マリュー(嵐の前の静けさかしらね) ハマーン(そう言えばまだアレが出てなかったな…) マイ「ここはMS開発室です」 ガロード「MS開発室…つうことは」 ワシヤ「やぁ、皆さんお揃いで」 マイ「そういえば例のヅダは今どうなっているんだ?」 ジュドー(そこでヅダから離れねーのかよ!!) ワシヤ「ちょうど完成したところ。タイミングいいなー」 マイ「ではお披露目といきましょう…ウッソ、オッゴって知ってますよね」 ウッソ「えーと、確かザクの武器が使えるドラムカ…じゃなくて駆逐ポッドでしたよね」 マイ「そうです。しかし操作性はいいのですが総合能力、特に機動性はMSに大きく引けを取ります そこで長機動力を持つヅダにオッゴ運搬機能を付加したランバーヅダを開発しました!」 デュバル「心の準備はいいか?」 エルヴィン「はい…もうできてますよ」(空中分解する覚悟は) ティファ「あの人…かわいそう」 ガロード「まあ…そうだよな」 デュバル「戦闘機動で行くぞ!」 エルヴィン「ちょま…ウワァァァァァァ!!」 ドヒュン ヒルデ「ウワッ、速い!」 デュオ「ヅダの加速極点はガンダムですらキツイ時があるからな… 標語に「ヅダは間違っても追いかけるな」ってのもあるぐらいだし」 パキィン オデロ「お、ちゃんとオッゴを射出したぞ」 ウッソ「いえ…あの音は…」 ペキィン ポキィン パキィン ボンッ ヒューン ドッカーン マイ「オッゴを付けた事により耐久極点が著しく低下、やはりオッゴを搭載した分 加速極点を引き上げたことが原因と思われる」 ジュドー「だから何で耐久極点を引き上げないの!」 マイ「さてと、ここは資料室です」 ビーチャ「うっひゃー、訳のわからない本がたくさん」 ガロード「MS工学書だけじゃないぞ」 マイ「MSを開発するためにはMS工学以外も知らないといけませんから」 ティファ「『海のハンターライフ 上』、『うまいドロップの作り方』、『ヤクザがこないお客さんの厄介事対処法』…」 マイ「あ、ハハハ…何故かそんな本もあるんだ」 ドッカーン ハマーン「!?何だ!?」 ウッソ「ヅダが爆発したんでしょうか?」 マイ「いや、この時間はどの試験場も試験をやってはいない!」 457 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 3/7 :2011/05/04(水) 15 15 28.72 ID ??? リボンズ「さあ…これで世界はやっとあるべき方向へと進む」 刹那「リボンス・アルマーク!貴様は神になるつもりか!」 リボンズ「もう神そのものだよ。かの伝説のアムロ・レイと声を同じにして 影が薄くなっている間に力を蓄え、ついに動くべき時が来たのさ」 刹那「貴様っ!そのためだけにアムロ兄さんの声を…!!」 リボンズ「フッ…君のガンダム、クアンタとか言ったね。だけど君は僕のガンダムに倒される! 冬の宮殿のデータを元にして作った黒歴史の力を持つこの ス ー パ ー ア ル テ ィ メ ッ ト リ ボ ー ン ズ ガ ン ダ ム で ! ! 」 シャア「ナンセンスだ…」 アムロ「他の人に機体名を考えてもらったほうがよかったんじゃないか?」 リボンズ「………ディアナ女王の身柄はこちらにある。君たちは僕に手を出せるかな?」 カミーユ「キサマッ、そんな事を!」 シーブック(地味にショックを受けてる…あのセンスが百年古い名前、かっこいいと思ってたのか…) ハマーン「大変な事になったな…」 マリュー「黒歴史の力に対抗するほどの力は私達には…」 マイ「ありますよ」 ALL「「「「え?」」」」 マイ「ちょっと待っていてくださいね、今ヅッダーコードを打ちますから」 ガロード「ヅッダーコード?」 ブゥン ジュドー「何?このモニター」 「課長ぉー!課ちょぉぉぉーーー!ウワァ…アァァァァァァァァァ!!!」 パキィン ペキィン ポキィン ドン ヒューン ドカーン ジュドー「だから何!?今空中分解の映像を見ている暇は…」 ギィッ ティファ「本棚が…」 マイ「本当は企業秘密ですが非常事態なので仕方がありません。はやく中へ!」 ハマーン「何なんだ?ここは…」 ガロード「!?なんでDXの設計データがここにあるんだ!?」 ジュドー「おい、あれ見ろ!ターンXの設計図!」 フェルト「GNドライヴの生産方法とツインドライブシステムのデータ!?なぜここに…」 マイ「ここはヨーツンヘイムの本当の資料室、この世のありとあらゆる技術の記録を後世まで 伝えるためのノヴァの箱舟です。ここにあるデータは冬の宮殿の3倍はあります」 ハマーン「しかし…なぜこんな所が…」 マイ「元々僕が使っていたデータ保管室をディアナ女王が冬の宮殿が悪用された時の切り札として 色々な面で援助してくれてこの部屋ができました」 マリュー「でも…機密事項の技術までどうして」 マイ「僕の使命のために頑張って集めたんです」 ティファ「使命…ですか」 マイ「人々が命を賭けた戦いを見守る事、その人達が命を預けた兵器を見つめる事が僕の使命です。 たとえどのような兵器であったとしても記録を後世まで伝えたい。だからそれが未来につながっていく! その人達の物語をこんなところで終わらせないためにも皆に協力して欲しい」 リボンズ「やはり月光蝶は無敵だね」 ヒリング「後は月の送電施設とヨーツンヘイムだけだよ」 リボンズ「まずはヨーツンヘイムからだね。あそこには今エース級のパイロットがうじゃうじゃいるから」 リヴァイブ「でも所詮人間でしょう」 アムロ「…あまり俺の知り合いとかをなめるなよ」 リボンズ「なんだい、僕の劣化版」 アムロ「何がだ!」 シャア「まあ、待て。奢れるもの久しからずだ」 459 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 4/7 :2011/05/04(水) 15 19 21.82 ID ??? マイ「システム接続完了…」 ティファ「!敵が来ます!」 ヒリング「あれだね、ヨーツンヘイム」 リヴァイブ「あんな筆箱、これで十分だ!」 ブァァァァァァァン パァン リヴァイブ「!?ビームが空中分解した!?」 ヒリング「ならガガに特攻させて…」 ヒューン ドンガラガッシャーン ヒリング「当たる前に空中分解した!?」 デュオ「すげぇ…本当に攻撃が空中分解しやがった…」 マイ「Z(udah)フィールドです。近づく攻撃はすべて空中分解しますがこちらからの攻撃も 空中分解するためお蔵入りとなってしまいました」 ハマーン「なるほど…だから反撃しないのか…」 ヒルデ「ちょっと!オートマトンが入ってきてるわ!」 モニク「私達も逃げておいて正解だったか…」 マイ「ここをハッキングするつもりでしょうが…ここのセキュリティを甘く見てはいけません」 リボンズ「な…ヴェーダが量子化した!?」 アムロ「あー…ハッキングしようとして空中分解して量子コンピュータがただの量子になったな」 シャア「イノベイターは所詮ヴェーダが無くては金目になるだけに等しい。これで終わりだ、アムロの劣化版」 デュオ「いくら攻撃がこないって言ったって篭城戦はきつくないか?」 マイ「合理的な意見なんですが…Zフィールドを抜けられるMSはこの世で一種類しか…」 ジュドー「この際ヅダでもいいから!」 マイ「しかし敵コマンドとの能力差が…!」 ジュドー「頭と体を使えば勝てる!そうやって兄貴たちとのケンカで勝ってきたんだ!」 マイ「しかし試運転無しでは動かせないのでは?」 ガロード「大丈夫大丈夫!乗ったら大体解るから!」 リヴァイブ「ヴェーダもガガも空中分解したか…」 ヒリング「ん?何か出てくるよ」 リヴァイブ「クックックッ…わざわざ欠陥MSで出てくるとはな」 ヒリング「アハハハハハ!頭がカンカンになってそのポンコツで出てきたの?」 デュバル「…………!」カチーン ヒリング「まあ、パワーがダンチだからこんなのウワァ!」 リヴァイブ「グゥッ!人間ごときがこのガデッサを…!」 ガロード「…おい、俺たちそっちのけで追いかけっこ始めたぞ」 マイ「!!!すぐに止めに行ってください!」 ヒリング「このぉー!待てー!」 リヴァイブ「少し待て!今は施設の制圧のほうが…」 デュバル「ほう…イノベイターは台詞をパクってポンコツにも追いつけないMSしか作れないのか?」 ヒリング「…!」トランザム! リヴァイブ「人間がぁー!」トランザム! パーラ「おい、一号機のフレーム強度が…!」 マイ「暴走警報!課長、すぐにエンジンカットを!」 ヒリング「え!?ドライヴが爆走している!?」 リヴァイブ「馬鹿な!?」 パキィン ペキィン ポキィン ヒリング「これって…た、助けてリボンズー!」 リヴァイブ「人間が…人間がー!」 パキキィン ドン ヒューン ドカーン デュバル「これでヅダは確かにガンダムに勝った…この真実を後世まで伝えて欲しい…」 460 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 5/7 :2011/05/04(水) 15 22 39.60 ID ??? ガロード「ガラッゾ、ガデッサ、ヅダの順番で空中分解したぞ」 ジュドー「ヨーツンヘイムがガデッサとか整備したんじゃねーの?」 マイ『いえ、違います。おそらくGNドライブに無理な負担が掛かったのが原因でしょう』 ヒイロ『奴らは一時の感情で動き、まんまと罠にはまった。新兵の犯す初歩的なミスだ』 シュバルツ『怒りは無駄なエネルギーを増やし、付け入る隙ができるだけだ。 戦いは常に明鏡止水の心で挑まなければ勝つ物も勝てなくなるぞ!』 マイ『ウワッ!何処から出てきたんだ!』 ヒイロ『心外だ。俺は最初からいた、ダンボールの中に』 シュバルツ『忍法壁抜けの術を使って入った』 モニク『…二人とも、戻って来い』 ガロード ジュドー「「おう…」」 ヒルデ『あの標語、本当だったんだ…』 シャア「わが社の欠陥機に当方の高級機2機が撃墜された事について一言」 リボンズ「う、うるさい!あいつ等はまがい物のイノベイターなんだ!」 アムロ「お前が真のイノベイターとでも言うのか?」 リボンズ「そう、僕はイノベイターを超えた神に…」 アムロ「例えどんな力を持っていたとしても人は神にはなれない」 リボンズ「NTはそうかもしれないけどイノベイターなら…」 ディアナ「貴方は弱い人ですね」 リボンズ「!?」 ディアナ「自分の力を強調する事でしか自分を保てない…貴方の心は 何も力を持たない人よりもずっと弱いものです。そんな人が 他人を救う事などできませんでしょうに」 リボンズ「フッ…だけど彼らには宇宙に上がる力は無い。つまり君たちを助ける力も」 シャア「だがあの会社は人三倍諦めの悪い人間の集まりだからな…」 マイ「不味いですね…宇宙に上がる方法が無い」 ジュドー「どうすんの!」 ガロード「軌道エレベーターをよじ登るか?」 エル「バカッ!何キロあると思ってんの!」 ガロード「そのつもりで行かなきゃ宇宙には上がれないぜ」 デュオ「そうそう、ガンダム一機爆破するつもりじゃなきゃ行けないって」 シュバルツ「………………………」 ジュドー「どしたの?シュバルツさん」 シュバルツ「皆何を言っているんだ?簡単に宇宙にあがる方法ならあるではないか」 ガロード「こんなに簡単に宇宙に上がれるなんて…俺のあの時の苦労はなんだったんだ…」 デュオ「まったくだぜ、サンドロックが自爆した意味ねーじゃん…」 ドモン「何を驚いているんだ二人とも」 東方不敗「宇宙なんぞ ロ ケ ッ ト に し が み つ け ば 行 け る わ ! 」 シュバルツ「どうしてこの方法を思いつかなかったか不思議で不思議で…」 ジュドー「いや、普通できねーから!あんたらの世界観だけだから!」 アレンビー「え?でもRX-78でも行けたんだよ」 キラル「後ろにV2ガンダムもいたな」 ドモン「俺もF91とZを見かけたぞ」 ジュドー「あ~!もーいいから!」 プロホノウ「…社会見学の団体で戦争ですかな?」 カスペン「仕方あるまい!現状の戦力でも十分敵は叩ける!」 マイ「何人か超エース級がいますし、ファイターの人もいます。 大丈夫です」 カスペン「所で…左舷格納庫に積んであるものは一体何なのだ?」 マイ「万が一の時のための秘密兵器です」 462 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 6/7 :2011/05/04(水) 15 29 39.31 ID ??? ジュドー「おい、見えたぞ!」 プロホノウ「あれが外宇宙航行艦…!」 リボンズ『名前はソレスタルビーイング、神聖な神の玉座さ』 ガロード「でたな!キャベツナルシスト!」 リボンズ『ウッ…ウゥ…ま、まあいい』 ジュドー「地味にショックを受けてるな…」 リボンズ『ここで君たちを僕への生贄にするよ、新しい時代のために!』 ガロード「ゲェ、ありゃあ…」 ジュドー「ガデラーザ3機!?」 デヴァイン「トランザム」ファング! ブリング「トランザム」ファング! アニュー「久しぶりの出番…おもいっきり悪役…」ファング… ガロード「チッ…回避できない事は無いけど…」 ジュドー「数が多すぎて迎撃できない!」 デヴァイン「トランザム」 ブリング「トランザム」 アニュー(早く帰りたい…) 東方不敗「フン…そんな機械に頼りきった攻撃でこのワシを倒せるものかー!」 ドモン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ガンッダァァァァァァァムッ!!」 パァァァァァァァァァァン リボンズ「!?気合でファングを破壊した!?」 東方不敗「ドモン!奴らに真の力というものを見せてやるぞ!」 ドモン「ハイ!師匠!」 東方不敗 ドモン「「行くぞ!流派東方不敗王者之風(りゅうはとうほうふはいはおうじゃのかぜ)!」」 東方不敗「撃てぇ!ドモン!」 ドモン「ハイィィィ!!」 ドッギャァァァァァァァァァァァァァン ガロード「ウーワー…」 デュオ「なんとも形容しがたい光景だな…」 東方不敗「爆発!!」 ドッカーン ジュドー「…ガデラーザが一機残っているぞ」 東方不敗「奴からは戦いの意志が感じられんかった。」 武闘家の拳は唯破壊するためにあらず!」 アニュー「あ、じゃあ帰らせ…小癪な人間が!!」 ドモン「どうした!?」 東方不敗「あやつ…操られておるぞ」 ライル「アニュー!」 リボンズ「何!?マイスターがまだ残っていたのか!?」 ライル「そーだよどーせ俺は兄さんのオマケだよチクショー!今までずっと 画面の端で一人寂しくガガ狩りしてたんだー!声も性格も乗っているMSも 顔も一緒にしたのはどこのどいつだー!」 プル「あのおにいちゃん、泣いてるよ」 プルツー「双子設定でもないのに髪が無かったら全員同じ顔よりはずっとマシだと思うが…」 シャギア「所でオルバよ、声と性格とMSは解るが顔が違う双子なんているのか?」 オルバ「……………………」 465 名前:社会見学!!ヨーツンヘイムの知られざる秘密 7/7 :2011/05/04(水) 15 34 44.32 ID ??? ライル「本題に戻って、アニュー!正気に戻ってくれ!」 アニュー「私は正気だ!」 ジュドー「どうやって正気に戻すの!」 マイ「おそらくは脳量子波を使った操りなのでリボンズを止めれば…!」 ガロード「なら話は早いぜ…やーい、キャベツ頭のナルシストー!」 ジュドー「その手か!じゃあ、お前のとーちゃんハゲ頭!」 デュオ「神様気取りの厨二びょー!」 マイ「精神攻撃ですか。神を語るとは…コンピュータ人間なのに非論理的ですね」 リボンズ「ウゥ…ウワーン!」 アムロ「もうやめるんだ!リボンズのHPはとっくに0だ!」 シャア「敵ながら同情したくなった…」 アニュー「…あれ?私は…」 ライル「今だ!脳量子波遮断メーット!」 リボンズ「…どいつもこいつも!」 マイ「敵が出てきました!これは…!」 リボンズ「フフフ…この機体には月光蝶があるのさ…」 マイ「…仕方がありません、皆さん、機体のエンジンを切ってください!」 デュオ「おいおい!そんなことしたらMS動かなくなっちまうぞ!」 マイ「いいから速く!」 リボンズ「おや?降参かな?」 マイ「月光蝶に勝つには…これしかない!」カチッ 熱くなれ!夢見るかなたーへー♪ オ「…真○ッター?」 リボンズ「これは何の冗談だ…!?何だ!?トランザムが勝手に…!」 マイ「ヅダシステム…Lシステムを逆転の発想で考え電子機器を活性化させる装置ですが…」 リボンズ「機体が勝手に加速して…!?」 マイ「活性化しすぎてエンジンが爆走して…」 パキィン ペキィン ポキィン リボンズ「バカな!全ての技術を結集した機体が…!」 マイ「空中分解事故を起こすんですよね」 パキキィン ボンッ ヒューン ドカーン! アムロ「一時はどうなるかと思ったが…」 シャア「なんとかなったな」 ディアナ「そう言えばマイさん、何故ターンXの設計図があったのでしょうか? あれは黒歴史の中でも謎が多すぎる機体ですのに…」 マイ「あ、ターンXは僕が作ったんですよ」 ディアナ「!?」 マイ「ロランの∀を技術者として再現しようとしてたんですが… どう作っても空中分解するんで開き直って最初から空中分解を前提に作ったんです」 ジュドー「…で?」 マイ「それでバラバラファンネルとかシャイニングフィンガーとか付けてたら 手がつけられないぐらい強くなってしまったんでエネルギーを全部抜いて 月に埋めたんです。いや~ギンガナムさんがターンXに乗ってきた時は 仰天しましたよ、ハハハハハ」 ジュドー「あの最強のMSが…」 デュオ「ポンコツ量産会社製だったとは…」 ガロード「まさに衝撃の黒歴史だな…」 エル「アレッ?私達って社会見学に来てたんだよね?」 ヒルデ「多分…」 END