約 2,430,050 件
https://w.atwiki.jp/soft_boiled/pages/133.html
ブラックナイト クラスチェンジ条件 アラインメント…N・C、STR…B以上、VIT…B以上 補正…攻+2 防+3 避-3 得意武器…[剣] 暗黒道に堕ちた騎士。騎士の誓いを捨て、力と戦いに生きる。
https://w.atwiki.jp/xaymaca/pages/571.html
SN0054 パラノイド ブラック・サバス 2003/12/13 赤羽 玄人 SN0465 パラノイド ブラック・サバス 2006/11/11 赤羽 ミュージック・バー・アポロ
https://w.atwiki.jp/akatukinogoei_2ch/pages/130.html
ブラックカード 萌がお金の代わりに持ち歩いている物。 海斗曰く、高級レストランだろうと高級車販売店だろうと、そのカード一枚差し出せば一瞬で買えてしまうと言う幻のカード。 ゴールドカードの上位にあたるカードで、他にも、有名ブランド店の貸切(予約)、小型ジェット機のチャーター、予約なしに一流ホテルへの宿泊、客室の無償アップグレード等のサービスが受けられる。 オッサン「確かに……無一文だわ……」 海斗「侮りがたし、お嬢さま」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35295.html
登録日:2016/10/10 Mon 10 06 34 更新日:2024/09/23 Mon 02 09 33NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 それも私だ だいたいこいつのせい ネタバレ項目 ブラックノワール ラスボス 全ての元凶 勇者シリーズ 勇者シリーズラスボス項目 勇者特急マイトガイン 巨悪 水原リン 洗礼 真山亜子 総裁X 道化 顔 魔のオーラ 黒の悪 黒幕 黒黒 ※推奨BGM:嵐の勇者(ヒーロー) 正規軍の精鋭部隊を 一瞬にして全滅させた、謎のロボット軍団。 その圧倒的なパワーの前に、マイトガインは苦戦を強いられる。 しかし、それはエグゼブの恐るべき計画の始まりに過ぎなかった! その計画とは? そして、エグゼブの背後にゆらめく不気味な影は!? 次回、勇者特急マイトガイン! 黒い戦慄 正義の力が嵐を呼ぶぜ!! △メニュー 項目変更 丁度ハッピーエンドにも飽きてきたところだ!ヒーローが死ぬ、悲劇のエンディングはどうだぁ!! ブラックノワールとは、アニメ『勇者特急マイトガイン』の登場人物。 CV 水原リン(現:真山亜子) 【概要】 本作におけるラスボスで、主人公・旋風寺舞人の父親・旭が死の間際に言っていた「世界を狙う巨悪」の正体。 実体を持っておらず、モニターのようなものに映し出された映像を介して配下に指示を出している。 映し出される映像は、一見真っ赤な人間の顔のように見えるが性別は判別できず、眉か額に当たる部分に眼のようなものが確認できる。 最初は男か女かも分からない声だったが、中盤以降は女性っぽい声になった。 見た目は「科学忍者隊ガッチャマン」に登場する「総裁X」。 ラスボスなだけに強大な力を有しており、生半可な力ではダメージを与える事は不可能。 「魔のオーラ」と呼ばれる力をロボットやパイロットに付与する事で、自分に従順な手下をいくらでも作り出す事が可能。 これは「洗礼」と呼ばれ、洗礼を受けたロボットは生物のように不気味に変化し、パイロットも洗脳されてブラックノワールの目的のためだけに動くようになる。 しかも洗礼を受けたロボットは何度破壊されても無限に復活・再生するので、闇雲に相手してもムダにエネルギーを消耗するだけである。 世界を支配するために、エグゼブやパープルなどを洗脳し、凶悪犯罪を隠れ蓑に世界征服に向けて着々と準備を進めていた。 その目的を成就させるにはマイトガインが邪魔であると判断し、終盤では本腰を入れて勇者特急隊の抹殺にかかった。 ウォルフガングは「我々の常識を越えた魔物のような存在」と考えており、もしそうだとしたら我々の力ではかなわないかもしれないと思いつつも、雷張ジョーと共に得体の知れない存在に立ち向かう決意を固めていた。 名前の元ネタは英語の「ブラック」とフランス語の「ノワール」というどちらも「黒」を意味する単語。 同時に、「黒の悪(ブラックのワル)」でもある。 【劇中の活躍】 本編から15年ほど前、東南アジアを訪れていた若手政治家のケン・エノモトを誘拐し、仲間に引き入れるために力ずくで洗脳。 エグゼブという別人に作り変え、戦力が整うまで彼を手駒に様々な凶悪犯罪を実行した。 本編では第41話『黒い戦慄』でようやく姿を見せ、かねてから計画していた全世界侵略作戦「クリスマスオペレーション」を成功させるために不安要素であるマイトガインの排除を図る。 『悪魔の洗礼』の回では洗礼ロボット「ツェット」を勇者特急隊に差し向けて、魔のオーラの圧倒的な力を持ってグレートマイトガインを戦闘不能に陥れる。 そのまま止めを刺そうとするが、その瞬間吉永サリーの叫びによってグレートマイトガインが奇跡の復活。それと同時に洗礼ロボの魔のオーラも消え去り、洗礼ロボはグレートマイトガインに完全に破壊されてしまう。 この思わぬ結果に流石のブラックノワールも驚きを隠せないでいたが、魔のオーラが消え去った原因をエグゼブに解析させても答えを導き出せなかった。 実は魔のオーラは「イノセントウェーブ」と呼ばれる特殊な脳波の力が弱点であり、一定以上の強さでぶつけると完全に無力化されるという性質があった。 この「イノセントウェーブ」は人間誰しもが持っているもので、一般人の持つその力は極めて微弱であったことや、サリーの感情が昂ったとき瞬間的に増幅していただけだったため、ブラックノワールの感知をすり抜けていた。 そんな中でもクリスマスオペレーションの準備を着々と進め、12月25日午前0時をもって遂にその作戦を実行に移す。 無数の戦闘ロボに魔のオーラを纏わせて、日本以外の国を僅か14時間で一気に支配下に置き、そこに立ちはだかった勇者特急隊もパープルに命令して一度は返り討ちにした。 その間にジョーを洗脳して仲間に引き入れようとしたが、魔のオーラの弱点が「イノセントウェーブ」である事を突き止めたウォルフガングに邪魔をされ、失敗に終わる。 同じ頃、ネオ鹿児島湾を舞台にした二度目の戦闘中に、サリーの叫びでまたも魔のオーラが今度は部隊まるごと消え去ってしまい、グレートマイトガインのパーフェクトキャノンでパープルの部隊は全滅してしまった。 最終決戦では、ヌーベルトキオにあるTR社一帯を浮上させ、それを空中要塞にしてグレートマイトガインと轟龍を迎え撃つ。 エグゼブも出撃させるが、彼が操るインペリアルが轟龍の特攻で撃破されてしまい、残るはブラックノワールのみとなってしまう。 ※以下ネタバレ注意※ インペリアルとの戦いでカイザーパーツを激しく損傷させられた事で、カイザーパーツを強制パージしてマイトガイン状態で基地に突入する舞人。 そして遂に舞人とブラックノワールが邂逅。舞人に正体と目的を聞かれた際、自らを「次元を越えてやって来た三次元人で、お前たちが存在する二次元世界を操る神のような存在」だと称し、「お前たちを支配しようとしているのではなく、既に支配しているのだ」と明かす。 当然こんな事をいきなり聞かされてもすぐに信用できるはずはなく、舞人はそれを「そんなはずはない!」と否定するが、その言い分に対して「お前もヒーローとして作られた駒であり、お前の両親もお前をヒーローとして育てるための要員でしかない」と冷淡に返す。 つまりブラックノワールにとって、これら全てはゲームのためのシチュエーションに過ぎず、今まで二次元人を使って“ゲーム”を楽しんでいただけだったのである。 ハッピーエンドに飽きたという理由で、ヒーローが死ぬエンディングでゲームを締めくくろうと、舞人とマイトガインを相手に衝撃波を繰り出して攻撃する。 窮地に陥っても人間としての誇りを持って立ち向かってくる舞人の事を、「ただのゲームの駒」と侮って追いつめるが、そこに常人の100倍の「イノセントウェーブ」を放つサリーが、増幅器を装備した状態で大列車フォートレスに乗って近づいてくる。 大幅に増幅されたイノセントウェーブによって力を発揮できなくなり、弱体化したところをマイトガイン最後の必殺技連結動輪剣で斬られ、遂に敗北する。 そうか………私もゲームの駒だったのか………「巨大な悪」という名前の……… 消え去る間際に、己もまた「巨大な悪」という役割を与えられたゲームの駒にして道化、つまり自らも二次元人に過ぎなかった事を悟り、空中要塞ごと爆散した。 イノセントウェーブとは、元々ブラックノワールが“ゲーム”を面白くするために作ったアイテムの1つに過ぎなかったが、それが致命的な弱点となって敗れるとは、何とも皮肉な結末だった。 最終的に舞人とサリーは結ばれ、ハネムーンに出かけるが、スタッフロールで衝撃的な一枚絵が写される。 それは、一見すると舞人とサリーのハネムーンの写真だが、よく見れば作業台の上に置かれたアニメのセル画である、というものだった。 ストーリー上は黒幕を打ち倒し、ハッピーエンドを迎えたかに見えるが、 『マイトガイン』の世界が作られたものであり、誰かに導かれるままの予定調和に過ぎなかったのは事実である、と取れる絵である。 果たして舞人らは黒幕らに勝ったのか?勝てなかったのか?それは誰にもわからない。 後年、高松監督はこの演出を「いくらなんでも悪趣味すぎた」と反省の弁を述べている。 【配下】 エグゼブ TR社の社長。 ブラックノワールの命令を忠実にこなす優秀な下僕。 正体は将来を嘱望されていた若手政治家のケン・エノモトだが、ブラックノワールに力ずくで洗脳され別人に作り替えられてしまう。 パープル 人気ロック歌手でアジアマフィアの一員。 ブラックノワールの野望のためにアジアマフィアを乗っ取り、その資金と戦力を駆使して勇者特急隊の抹殺を図る。 【外部作品】 スーパーロボット大戦V そして堂々参戦した『スーパーロボット大戦V』でも黒幕っぷりは健在。というかオリジナル勢より遥かに黒幕をエンジョイしている。 劇中では『V』の世界を形作る3つの並行世界の内の1つ『西暦世界』を完全に管理・掌握する、エンブリヲを超えた真の支配者として暗躍していた。 ユニットとしての登場は最終盤だが、それ以前の話でもちょくちょく顔は出してるので存在感が薄い訳ではない。 エンブリヲが時空の狭間で滅び、時空の狭間から帰還した地球艦隊・天駆の面々の前に、闇の帝王と共に遂に顕現。 自らを「次元を渡ってやってきた高次元人」と名乗った。流石のスパロボでも三次元人設定はダメだった模様 姿を現した理由は「地球が滅ぶというエンディングもたまには面白いと思ったから」。 そしてやっぱり暗躍と謀略を行った理由は、原作同様「西暦世界の人間を使ったゲーム」の為。 これに伴い「ゲームを盛り上げ楽しむための工作」として様々な種を撒いていた。 原作での暗躍や策謀は言うに及ばず。西暦世界で起きた 血のバレンタインから始まるコーディネーター・ナチュラル間の血みどろの争い 三大国家間での戦争 木連と地球との蜥蜴戦争 アロウズの暴走と暴虐 メガノイドの襲来 火星の後継者の暗躍とテロ行為 DG(デンジャラスゴールド)同盟(*1)の破壊活動や犯罪行為 彼らとの戦いで生まれた西暦世界の戦争と平和の繰り返しは全て「刺激のあるゲームを楽しむ」というブラックノワールの意図によるもの。 更にブラックノワールにとっても当初はイレギュラーであったガイゾック襲来やエンブリヲの来訪さえも自らのゲームに絡め取ることで彼らを密かにゲームキャラに当て嵌め、文字通り西暦世界を戦争と平和が何度も繰り返すようコントロールし弄んでいた。 「ヒーローの役」を生み出すためとはいえ、ジョージ・グレンの手によって木連に『ゲキ・ガンガー3』を伝えるという一見しょうもないこともやった。 加えて西暦世界に隣接する「新正暦世界」や「宇宙世紀世界」の扉が開かれたことは、ブラックノワールにとってゲームフィールドが広まったことを意味しご満悦状態になっていた。 更にブラックノワールはゲームを盛り上げる為、原作同様「穢れの無い純粋な正義を求める理想の『ヒーロー』の駒」の誕生を求めた。 そのキャラメイキングのためにばら撒かれた『ヒーロー』を産むための様々な種の1つが、なんとアニメ「ゲキ・ガンガー3」。 ブラックノワールはゲキ・ガンガーをジョージ・グレンを通じて地球に広めて人間の正義感を煽り、 ガイのようにゲキ・ガンガーで描かれた正義のヒーロー像に感化された人間を作ってヒーローの誕生を目論んだがこの実験は失敗した。 このキャラメイキングの様々な試みの過程で生まれたのが万丈であり、 戦争や戦いで友や家族を奪われた神ファミリーやシン、キラ、刹那の苦悩や不幸な境遇も全てはブラックノワールの「ヒーローを作る」というキャラメイキングの産物の1つ。 こうして数多の実験を経て、自身が理想とする駒は原作同様「旋風寺舞人」という少年の誕生で完成に至った。 細かい所だとルリが可愛らしい容姿と「電子の妖精」としての類い稀なる能力を持ち、彼女が異例の若さで艦長にまで昇り詰めたのも、 火星の後継者の誕生を促し、彼らの暗躍を増長させた結果ユリカが悲惨な目に遭ったのも元は全部こいつの仕業。 思い出のゲキ・ガンガー3や仲間だったガイの存在(*2)を侮辱され、ユリカまで弄ばれたアキトは当然ながらブチ切れモードに入った。仕方ないね。 ここまで来るともはや「それも私だ」状態。中の人的にはアギラ・セトメだが。 衝撃の真実を次々と暴露し、原作ではなすすべもなく敗北したサリーのイノセントウエーブも退けて闇の帝王と共に地球艦隊・天駆の面々を絶望させんとするブラックノワール。 しかしそこに待ったをかけた者が居た。 その名はヤマトとナデシコの参謀、我らが真田志郎と電子の妖精ホシノ・ルリ。 真田とルリは語る。 ブラックノワールのやっていることは水槽の中の魚に餌をやるように、自分達の見えない所からただ「原因」と「結果」を作ってソレを撒いているに過ぎないのだと。 全能の存在であるならば自分達の前に出る必要すらなく、自らが直接その姿を現したのは「自身は神ではない」と暗に示す愚行であると。 全能の神の存在、『神はサイコロを振らない』は既に否定されており、真田の意図を理解できなかったブラックノワールは2人に神ではないと否定されていく。 更に真田は考察の末、ブラックノワールの正体を地球外文明が造り上げた非常に高度な社会管理システムだと看破した。 超常的とも言えた神の力のトリックは、膨大なシミュレーションを介して任意の結果を演算し、結果を生み出す原因を発生させるというもの。 それはソレスタルビーイングが保有するヴェーダに酷似したシステム。 なんと量子型演算処理システム「ヴェーダ」とは、イオリアがブラックノワールに対抗すべく建造したブラックノワールのエミュレーターだったのである。 真田は更に自らが早乙女博士から学んだ教訓から、「生命の進化は果てしない」「自らが全知全能の存在であると思い込んだ瞬間に、お前は時代から取り残される宿命を背負った」と断じ、ブラックノワールを追い込み糾弾する。 こうして明らかになったヴェーダと西暦世界の真実から、イオリアの「異種との対話」に並ぶもう1つの真の悲願が「西暦世界の真の闇、ブラックノワールの打倒」であると自覚した刹那の手で行われたクアンタムバーストによって、GN粒子、サイコフレーム、ラムダ・ドライバ(という3つの世界の技術が共鳴・同調。 これにより地球艦隊・天駆の逆転は始まる。 反対に化けの皮が剥がれていったブラックノワールからは今までの超越者然とした姿は消え、 それに伴い偽神の言葉の呪縛から解き放たれた西暦世界の住民たちは、ブラックノワールの力が全能ではないことに気が付き精神を奮い立たせる。 そもそもブラックノワールの想定していた未来と、西暦世界の住民達の実際に歩んだ結末は異なっていた。 ソレスタルビーイングはブラックノワールの仕組んだ戦争を越えて戦いを終結に持ち込み、 刹那はイノベイターというブラックノワールにとって完全に想定外のイレギュラーへと進化を遂げた。 神ファミリーは戦死者こそいたものの「神ファミリーの全滅」という最悪の結末は回避し、 万丈は復讐を終えても仲間の前から去る事無く仲間と共にあり続けた。 シンとキラは憎み合い対立しながらも最後は和解し手を取り合って仲間となり、 アキトはゲキ・ガンガーと復讐を超えてユリカと未来のために戦うと決意するまでに成長した。 ブラックノワールが「ゲームの駒」「ゲームを盛り上げるアイテム」と見下し蔑んだ人間と人の技術の成長と進化は、3つの世界の出会いにより更に飛躍。 3つの世界の交錯はゲーム盤を拡げるどころか突き破り、全てを俯瞰し弄ぶ神気取りのシステムの思惑を超える境地にまで至っていたのである。 そして強い想いの力であるイノセントウェーブはゲッター線やマナを制御し物理世界へ干渉する力となり、ラムダ・ドライバと同じ力を及ぼして天駆に更なる活力を与えていく。 更にダメ押しとばかりに炸裂したのが、ブラックノワールがただの「悪役キャラ」として設定したメガノイド達が開発し、 コロスがウォルフガングに託した末に自軍入りしたヴォルフガングの手でダイターン3に搭載された『ドン・サウザーの遺産』にして対ブラックノワール用の秘密兵器。 その名も「対次元干渉波動光」。 ブラックノワールの操る魔のオーラの正体、「次元干渉波動」をかき消す日輪の輝きである。 加えて地球艦隊・天駆の心が一つになったことで生まれた最大最強のイノセントウエーブを受け、天駆の全ロボットにラムダ・ドライバが発生する巨大な奇跡が再び起こる。 こうして己の真実を見抜かれ、神であることを論破・完全否定され、全ての手札を台無しにされ、己のゲーム盤の何もかもがぶち壊されたブラックノワールは、 天駆の面々の意思と想いが生む底力、そしてサリーからの声援で精神崩壊寸前の所から完全に再起を果たした舞人のくじけない心を目撃したことで、 遂に自我を持つシステムにとってのパンドラの箱「自らの存在への疑問」を持ったことでシステムエラーを起こして弱体化。 最後は強大なイノセントウエーブを帯びた天駆の総攻撃の前に打倒される。 馬鹿な!何故、私が倒される…!?こんな事が…こんな事が…! わ、私も…ただのゲームの駒だったというのか!? まだわからないのなら、お前は神どころか、ただのポンコツだな! お前が負ける理由…!それは、ただ一つ! ブラックノワール!お前が悪だからだ!! うわあああああああっ!! ブラックノワール…。お前の存在が何であり、俺が何であろうと、これだけは不変の事実だ 正義は必ず勝つ! 「西暦世界」の影の支配者は原作同様、自身もゲームの駒だったと悟るも、 舞人とジョーの2人に「お前はただの倒される悪党でしかない」と突きつけられたことで引導を渡され、移動要塞諸共消滅した。 断末魔こそ同じだが、その勝利は原作の様にやや不穏な物とは異なる、勇者たちの輝かしい勝利の喜びと未来への希望に満ちたものであった。 スーパーロボット大戦X 『マイトガイン』が続投した『X』でも、Vと比べるとやや控え目だが黒幕として暗躍。 グレンラガンと引きはがされてしまい、因果の果ての闇の中で終わるのを待つだけなのか、というエクスクロスの前に空中要塞ごと登場。 自らを「アル・ワースを存続させるシステム」すなわち智の神エンデとし、 アル・ワースを支える三つの世界である戦争の世界、革命の世界、平和の世界の均衡をコントロールすることを目的としていた。 そして、その直近の働きとして平和の世界を戦争の世界へと変えるためにDr.ヘルを支援し、パープルやエグゼブといった悪を用意し、 それに対する正義として光の魔神や勇者特急隊が生まれたのである。(*3) 後は悪が勝利して秩序が失われ、世界が混沌へと落ち、そこから新たな秩序が生まれる「革命の世界」へと変化する。 それに呼応して戦争の世界は平和の世界に、革命の世界は戦争の世界に変化する。こうして時代が動く巨大なエネルギーによってアル・ワースは存続していく。 だが、やはりというべきか自分が神ではないことを舞人含むエクスクロス一行から突き付けられ、 しかも通常ルートの場合、自分で呼んでおいたマジンガーZEROにすら「モウ黙レ…」と気圧されて「ひいっ!」と悲鳴を上げる醜態を晒す。 更に、通常ルートかつZEROより先に撃墜した場合、超巨大空中要塞がZEROに取り込まれてしまう。 アル・ワースの真理である想いの強さの価値をその心に刻んだスーパーロボット達の敵ではなかったのだった。 なお、今回は舞人自身の言葉から大きく揺さぶられる形になっている。 その正体は、かつてアル・ワースに移住した文明が造った社会管理システム。 それが、魔獣エンデが発する魔のオーラに当てられて自らの存在をエンデだと思い込むようになっていたと、エンデから語られている。 つまり、本作のブラックノワールは黒幕の子機的な存在であり、何かが魔のオーラを浴びた末にブラックノワールになってしまったというカオスな設定だったのである…。 スーパーロボット大戦T 今作では『マイトガイン』が原作終了済みなため、ブラックノワール自身は敗北済みという展開。 劇中ではEI-01の東京攻撃と同時期に勇者ロボ軍団やトライダーG7に倒されたことが語られている。 しかし…(後半のネタバレ注意) 物語もいよいよ中盤から終盤に差し掛かる39話にて、生存していたエグゼブが命を捧げる形で木星のザ・パワーを利用して復活に成功する。 その際自身が三重連太陽系の黒の星で開発された超自立型の社会管理システムであった記憶を取り戻した(黒の星自体はガオガイガーの原作にはない、オリジナル設定である)。 つまりはギャレオンや超AIを搭載したGGGの勇者ロボ軍団、トモロ0117の同類に当たる。 その際に、打倒された際に「おかしなシステム」呼ばわりされていたことも判明してしまう…。 記憶を取り戻したブラックノワールは本来の役目である「社会管理によりマイナス思念を抑制・制御し、ゾンダーから人類を守護する任務」を遂行しようとするも、 自身が神であるという自尊心や人間を見下す傲慢さは全く変わっていないため、やってることは暴走して全宇宙を危機に追いやっているゾンダーとどっこいどっこいという醜態を晒した立派な三重連太陽系の負の遺産である。 結果復活後も速攻で主人公やルリ達に論破され、さらには超竜神の捨て身の攻撃により無敵の存在でないことが証明され、 自らを完璧な存在としていたブラックノワールはそこから「V」や「X」同様システムエラーを発症。 自己定義を失い混乱しながらそのまま復活前と何ら変わりなく叩きのめされ完全敗北し、ゾンダーと同じ三重連太陽系の負の遺産は終焉を迎えた。 だが、ブラックノワールを倒したところで全てにケリがつかないのは当然としても、 本作の舞台・年表においては彼が倒れた後も何かが因果の糸を紡いでるとしか思えないほど混迷が深まっている。 それもそのはず、彼らを打倒したT3は後に第二第三の「それも私だ」枠と出遭う羽目になるのである…。 というわけで総じて再生怪人の哀しみを背負ってしまった立ち位置であった。合掌。 V、X、Tと出る度にどんどん扱いが悪くなるなぁ…。 追記・修正は、二次元人の方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 適当な名前だが勇者シリーズ屈指の巨悪 -- 名無しさん (2016-10-10 10 12 01) スパロボでの扱いがどうなるのか楽しみ -- 名無しさん (2016-10-10 10 38 41) ブラックノワール、イノセントウェーブ設定するとき、「ブラックノワールには無効」って特性付与しなかったんだろうか。「付与しなくても、二次元人が自分に勝てるわけがない」とたかをくくっていたのか……。それとも、実際にはイノセントウェーブを設定したのは、ノワールではなく、本当の三次元人(つまりは監督)だったのか…… -- 名無しさん (2016-10-10 10 57 23) まぁ、その特性を付与したら、完全に詰んでいたけども; -- 名無しさん (2016-10-10 10 57 50) イノセントウェーブが初登場した時のみ致命傷負ったグレートマイトガインが完治したりと異常に万能だったのも、ゲームを面白くするためのご都合主義だったんだろうか -- 名無しさん (2016-10-10 11 03 35) ↑×4最初はペルフェクティオの様に倒しても復活して、吉永サリーが来てイノセントウェーブで弱体化してからが本番・・・という流れが鉄板かも -- 名無しさん (2016-10-10 11 14 14) 巨大な悪=三次元人=マイトガインを作った制作側 -- 名無しさん (2016-10-10 11 26 06) とりあえずエンブリヲと関わるかな -- 名無しさん (2016-10-10 12 42 55) アニメキャラはアニメスタッフの掌の上の存在だという事に気付いた数少ないアニメキャラでもある -- 名無しさん (2016-10-10 15 37 46) ↑6 ぶっちゃけて言うと三次元人意図的に作った「そういう設定」なんだろうな。 -- 名無しさん (2016-10-10 15 40 57) ある意味で、平田の世界の平田の同類。 -- 名無しさん (2016-10-10 18 01 13) ブラックノワール......ブラックのワル、ブラックの悪? -- 名無しさん (2016-10-10 18 07 51) ↑ノワールとはフランス語で「黒」。つまり日本語では黒黒 -- 名無しさん (2016-10-10 19 45 57) 本当の三次元人(監督)が悪人じゃなかったのは幸いだったかもね。もし監督まで悪だったら、次の瞬間にはマイトガインも舞人もサリーもバラバラになって、そこで『世界滅亡!!完』になってたかもしれんから。 -- 名無しさん (2016-10-10 20 15 39) ↑そしてそのブラックノワールすらも操ってた黒幕は後に勇者警察や黄金勇者を手掛けて、ガンダムWやガンダムXやこち亀を作り今はその辺に居たオッサンに・・・・ -- 名無しさん (2016-10-10 20 31 25) 支配者だと思っていたが実は自分も三次元人に役割を与えられただけの存在であり、巨悪として忠実に働かされただけでなく三次元人(製作スタッフ)のネタを大真面目にぶちまけさせられ、自分も所詮そんな役だったと自覚してお亡くなりになっ。そう考えたらかなり可哀想な奴 -- 名無しさん (2016-10-10 22 07 05) 結局は「自分を三次元人だと思わされて本当の三次元人の駒にされてた哀れな二次元人」だよね。まあそのおかげで普通のアニメキャラでは気付けない壁を越えた存在に気付けたけど -- 名無しさん (2016-10-10 22 40 35) 黒幕だった筈が自分も操り人形だったラスボスといえば、同年制作のダイレンジャーのシャダムもそうだったな。 -- 名無しさん (2016-10-10 23 00 11) ↑×2 ぶっちゃけていえば「これでは道化だよ……」By赤い人 -- 名無しさん (2016-10-10 23 31 19) 監督何やってんですか?www -- 名無しさん (2016-10-11 15 22 27) ↑銀魂で活躍してらっしゃいますなw ちょこっと声優しておられるみたいですがw(エリザベス役 -- 名無しさん (2016-10-12 14 46 10) スパロボVにライジンオーが参戦してたら何次元なのか訳が分からなくなるところだった -- 名無しさん (2016-10-23 10 53 42) 鉄拳やってる黒黒さんの元ネタ? -- 名無しさん (2016-11-16 22 44 07) ↑3桂「な、何を言っているのだエリザベス・・・?」 銀時「もしかして、監・・・?」 -- 名無しさん (2016-12-23 01 28 18) ジニスと仲良くなれそうだな -- 名無しさん (2017-01-24 13 48 53) Vで漸くすっきりとした決着が付けられてよかった。ノワールも結構色んな作品に関わってて黒幕感は充分やったな -- 名無しさん (2017-03-02 02 55 57) Vの某選択肢以降の話はある意味ラスボスラッシュですな -- 名無しさん (2017-03-05 09 21 09) 異作品のボスにも敵なしの真田さん。さすがです!あの真田さんは2199版ではなく、実は旧作版なんじゃないかな?w -- 名無しさん (2017-03-05 10 42 47) アキトとのやり取りがツボだったw -- 名無しさん (2017-03-19 07 41 32) マイトガイン原作は知らないけど、原作を知っているプレイヤー程、原作での決め手が効かなかった衝撃や困惑、人によっては絶望は大きかっただろうし、だからこそ「自身の被造物に、面と向かって論理的に自身の正体を看破され、神であることを否定される」、「原作にはなかった要素が加わった結果、それらの要素によって新たな可能性が生まれるスパロボならではの展開」、「神様気取りで、駒扱いして破滅へ誘ってきた者達の遺産によって自らも破滅する最大の意趣返し」と加わった展開の産み出すカタルシスもまた格別であったであろうなあ…… -- 名無しさん (2017-04-01 07 10 43) 「黒幕=監督及びシナリオライター」という考え方は考えようによっては誰も憎めないという状況になるんだよね。だから俺はこの概念をコイツに因んで3次元人無罪と呼んでいる -- 名無しさん (2017-04-30 08 55 58) スパロボでの強さとしては同時に出現する闇の帝王と比べても若干弱い印象。闇の帝王のエースボーナスが圧倒的過ぎるということもあるかもしれないが… -- 名無しさん (2017-04-30 09 29 37) ↑闇の帝王は「精神耐性」を持っているがブラノワは持ってない、故に脱力で気力を50まで下げられるのが原因かも -- 名無しさん (2017-05-23 08 45 01) ↑12 ライジンオーと一緒に出てたら「ワルーサをも操っていた五次元帝国真の支配者」って設定になりそうだな。ジャークパワーが魔のオーラの劣化版とか、そんな感じで。 -- 名無しさん (2017-06-16 22 53 06) 個人的にギリアムと絡んだらどうなるかも見てみたかった -- 名無しさん (2017-07-24 21 26 58) 今思いついたんだが、鬱END好きの作家の描いたラノベの登場人物たちが、世界に裏に潜む真の悪(=作者)に気付き、作者の筆から離れて作者打倒のために立ち上がる!みたいなラノベがあったら面白いと思うんだが。 -- 名無しさん (2017-08-31 12 09 01) 自分のことを三次元人と思い込んでいる精神異常者ってところか -- 名無しさん (2017-09-03 20 12 46) 仮にもう一度、スパロボに出たらデモベとクロスしたらナイアさんによって悲惨な末路を迎えるな -- 名無しさん (2017-10-05 12 32 10) 製作者の掌の上かブラックノワールの掌の上だったブリヲっていったい… -- 名無しさん (2017-10-05 15 16 13) 確か舞人は二次元人じゃなくて三次元人って発言の方に驚いているんだっけ -- 名無しさん (2018-03-02 11 40 50) スパロボで二次元・三次元ではなく高次元人とされたのは、Vには不在でも関連作品やX-Ωで実写作品が参戦しているためだろうか -- 名無しさん (2018-03-02 12 52 06) VでもXでも神様気取りの小者で勘違い野郎 -- 名無しさん (2018-04-16 16 22 39) ZEROにすごまれて引っ込む雑魚 -- 名無しさん (2018-04-16 20 07 57) 戦力的にも黒幕の中で最もしょぼいという、どうしようもない奴だった。底力も回復系も耐性もないというそこらの雑魚と同レベルとか。 -- 名無しさん (2018-04-16 20 13 30) オルフェンズのシナリオもあやっていたとか -- d (2018-04-19 23 10 09) ↑2 鰤男と同じく精神耐性持ってない時点でお察しとしか・・・ -- 名無しさん (2018-04-19 23 24 46) 自分を智の神エンデだと思い込まされていたのには流石に苦笑しか出なかったわ…w おまえのような貧弱貧弱ゥ!なラスボスがいるかw -- 名無しさん (2018-04-23 23 04 54) 精神耐性がないのはないからこそ狂ったということだろうか…。 -- 名無しさん (2018-05-12 05 23 50) 思ったんだけど、Xの設定だとガイゾック星人製の可能性もあるんじゃないか?続編が出るならザンボット3を絡められそう。黒助と8号を除いて、少なくともあと6機存在するはずだし。 -- 名無しさん (2018-05-12 10 30 53) アストレイシリーズのシナリオもアやつっていたとかでガイやカナードに目の敵にされそう -- d (2018-07-25 23 17 55) 歴代の勇者シリーズの巨悪たちも駒にしてたり -- d (2018-11-11 04 00 04) Tでも活躍するかな?とりあえずキリコの地雷踏んで破滅に向かいそうw -- 名無しさん (2018-11-25 00 37 31) ↑個人的にブラックノワールはデビルガンダムのAIっていうクロスオーバーを考えてみた -- 名無しさん (2018-12-04 13 10 38) ゲキ・ガンガーをジョージ・グレンを通じて地球に広め、ってまたやらかしたのかあのオッサン -- 名無しさん (2019-01-01 14 57 54) 三次元人≒現実世界の人間にしては、アカネちゃんのような人間味や具体的な背景を与えられてないのが正しく舞台装置って感じ。スパロボでグリッドマンと共演したらアカネちゃんを同族扱いしたり、アレクシスには正体を看破された上で見下されそう -- 名無しさん (2019-04-12 05 31 29) スパロボTでの設定を考えたら何かしらの形で11遊星主に対しての対抗手段の可能性もあったのかな?…にしても、まさか勇者シリーズ2作品を繋ぐ存在になるとは… -- 名無しさん (2019-04-12 06 16 51) スパロボTのこいつはデボネアに狂わされてた可能性もあるからな……そうだとしたら正気に戻って即破壊された不憫な奴とも言えるかも。 -- 名無しさん (2019-04-23 22 50 14) スパクロでダイノガイスト様にとどめを刺される -- 名無しさん (2019-07-06 18 21 33) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-21 12 10 06) デカイ脳ミソ -- 名無しさん (2020-01-07 00 11 43) グレートじゃないマイトガインに負けたので、グレートマイトガインを圧倒していたエグゼブのインペリアルより弱く見える。実際はそんなことないんだろうけど。 -- 名無しさん (2020-03-31 19 06 05) ↑初期形態でラスボスにトドメを刺す展開は燃え -- 名無しさん (2020-03-31 19 18 40) ↑2通常形態でラスボスを倒すってのは定番だからそれはちょっと違うんじゃないかな… -- 名無しさん (2020-03-31 20 25 04) ダグオンのジェノサイドをブラックノワールみたいな存在だと思ってた時期がある(いや、一応どっちも黒幕なんだけど・・・) -- 名無しさん (2020-06-09 21 24 55) スパロボでは「高次元人であり三次元人設定は不可」かと思いきや、クロスオメガでついに三次元人設定が実現 -- 名無しさん (2020-10-10 13 41 24) スパロボVでこいつを否定するのに所謂「スパロボマジック」を持ち出してきたときは感動したよ -- 名無しさん (2021-01-12 12 39 42) シンエヴァのラストにイラスト画を用いたメタフィクション的演出が使われたのもブラックノワールの仕業だった…? -- 名無しさん (2021-06-14 21 10 36) リリス「別に管理もしてないしそもそもサードインパクト起こせとも言ってないよ?確かにリリン同士闘争絶えないけどだからって弄んだらアレよ?というか快楽目的で動いていた奴なんざエヴァには一人もいないよ使徒達だって純粋に自分達の為にサードインパクトを引き起こそうとしてたし自然の摂理舐めたらアカンでしょ?補完計画が完了するかしないかなんてそれこそリリン達の選択次第でしょ」 -- 名無しさん (2021-06-22 10 46 50) 37話の食堂のおばちゃんがマイトガイン世界の黒幕だったのか。 -- 名無しさん (2021-09-23 01 15 45) 勇者シリーズでも随一のヤバイ敵だったのに、スパロボだと結局v以外は全然大したことないやつだったな、なんかスゲー小物にされてるし。 -- 名無しさん (2021-10-10 18 21 59) 米国のアンチヒーロー番組にも同名のキャラが出てたけど、単なる偶然? -- 名無しさん (2021-12-13 22 26 05) ↑2 あくまで高次元人で三次元人設定が使えず、自軍を二次元の存在扱いできない時点で最初の一歩から・・・ -- 名無しさん (2022-01-24 15 11 38) 原作では大物だった、あるいは死に際が潔かった悪役を小物化するのはスパロボの昔からの悪癖。上にもいる通り「悪役なんて爽快にぶっ飛ばしてこそ」「現実でストレス抱えてるのにフィクションまででも信念あったり可愛そうなボスと戦っていちいちストレス貯めたくない」っていうおっさんの意見が強すぎる -- 名無しさん (2022-03-03 09 39 48) ↑思い込みで無根拠な事柄を断定するのがまさにおっさんって感じ -- 名無しさん (2022-04-21 10 43 32) スパロボだと自分を神と思い込んでいるポンコツメカ扱いされてる… -- 名無しさん (2022-08-13 11 29 26) アフターウオーの世界でも無法者MS乗り相手にたくましく生きていたw。 -- 名無しさん (2023-02-12 05 00 17) そろそろスパロボZの百鬼帝国みたいに扱いが良いブラックノワールも見てみたいところ -- 名無しさん (2023-03-03 01 30 41) ↑5あなたは一生スパロボやらなくていいから -- 名無しさん (2023-03-03 16 58 34) スパロボであんなの再現できるわけないからな…最後にゲーム製作するところ映すスパロボなんて見たくないよ -- 名無しさん (2023-12-01 09 16 55) ↑5 スパロボで神様気取ってるやつなんて得てしてそんなもんだしな -- 名無しさん (2024-01-14 22 38 01) ゲームではゾンダーの黒幕もやってそう。 -- 名無しさん (2024-06-26 23 03 30) ここのコメント見ればわかるように「スパロボファン向け」にするには超越的存在系は小物にせざるを得ない。勇者シリーズで言うと(一応)善玉側のハイジャス人とかも同種の弊害を食らってるし。今は作品の情報が簡単に手に入るから、昔みたいに原作が誤解されることは少ないのが幸いだね。 -- 名無しさん (2024-06-27 00 21 34) ラスボスという役割を与えられた道化がブラックノワールの本質だから超越的存在どうこうは該当しなくない?どちらかというと悪事が大きすぎて悟ったように消えるのが嫌というのがあるんじゃないだろうか? -- 名無しさん (2024-07-17 18 44 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/renst/pages/463.html
ファイブブラック 種類:Sユニット カテゴリ:アーステクノロジー BP:2000 SP:- 必要パワー:0 追加条件:なし CN:3 特徴:ブラック/男 テキスト: 【パワーカッター】これがアタックしなかったとき、このユニットの次にコンビネーションするSユニットのBPは、このユニットのBPを「+」した値になる。 フレーバーテキスト 一つ。言葉を大切にし、礼節をもって相手に敬意を払う気持ちを持つこと。 イラストレーター:Masakazu Fukuda レアリティ:ノーマル 作品:地球戦隊ファイブマン 収録:五龍の逆鱗 自販:パック:スターター カード評価 次に並ぶSユニットに、自分のBPを上乗せできる。効果は自軍ターン終了時まで。 BPが絡む効果全体と相性が良い。ティラノレンジャーのBPを上昇させるのに最適。 関連カード 特徴「ブラック」関連 特徴「男」関連 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rangers_mousou/pages/109.html
ブラックバイソン 種類:Sユニット カテゴリ:アーステクノロジー BP:2000 SP:! 必要パワー:3 追加条件:なし CN:5 特徴:ブラック/男 テキスト: ※これが自分の手札にある間、自軍「グリーンサイ」があれば、これを自軍ラッシュエリアに出してもよい。 【バイソンロッド】「SP1」 BP3000以下の敵軍ユニットを1体選び、持ち主のコマンドゾーンにホールド状態で置いてもよい。置けなければ捨札にする。 (この効果は「グリーンサイ」からコンビネーションするときはナンバーに関係なく発動する) フレーバー: 復讐に燃える戦士は命の尊さを誰よりも知っていた。 解説 ▼妄想グリーンサイの効果でパワー2の時点からラッシュする事ができるユニット 序盤の敵軍ユニットをコマンドに送りつつストライクをこなす、軽快な除去ストライカー ▼効果名は公式ブラックバイソンの物と同一である
https://w.atwiki.jp/jwe10/pages/67.html
ブラックバーン 反映されていない移籍選手 IN アンショズ16HENCHOZ←ヴィガン※未収録(188/80 右 SUI 32歳 CB) OUT ダグラス→リーズ[2部] OUT クキ→クリスタルパレス[2部] (OUT ケーン→ストックポート[3部](*06/12まで)) エディット ヒザニシュビリ→DH追加 右サイドに変更 マテオ→SMF追加 左サイドに変更 サヴェージ→SMF追加 リード→CF追加 ベントリー→右サイド
https://w.atwiki.jp/obbligato207/pages/507.html
ブラック・フー 遥かなるカイ・ダインへの道を護る守護操兵の1体。 クラウドの地の大樹の切り株の下に置かれていた。 この古操兵は、乗り手が精神的に機体と同化することができ、より操縦しやすくなるという能力を持っている。 SPE 9 必要操手レベル 7 POW 10 気闘法修正値 +3 ARM 8 仮面ランク C BAL 6 仮面同調チェック値 3 機体ランク D EGO値 4 機体耐久度 67 装備 フレイル 関連 ラヴィアン・バーラ サン・ブレイズ 戻る→用語集 用語集/は行 用語集/は行/ふ 操兵一覧
https://w.atwiki.jp/teltel55/pages/681.html
ブラック・ジャック ●映画4点 OVA6点 TVシリーズ4点 :05/01/21 映画は、超人類という原作にない話。あまり面白くない。 OVAは、オリジナル要素を大きく取り入れてはいるが、原作を参考にした話。 良い話もあるがいまいちな話もある。作風は映画に近い。 TVシリーズは、子供も見られるように全く異なる雰囲気にしてある。 割と原作に忠実ではあるが、手術シーンがなく、作品のレベルも高くない。 やはりブラックジャックは原作が一番か。ちなみにBJの声は全て大塚明夫。 ●9点 この名前を知らない日本人は少ないだろう、超有名マンガ原作のアニメ。 1話完結方式でブラック・ジャックと様々な患者とのストーリーが進み、クオリティは激高。 ただし、濃ゆい作画は合わない人もいるだろうな。
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1014.html
リリーブラック1 2スレ目 9 紫色の桜が散る。 罪人が取り憑いた桜が散っている。 「…俺、どうしてここにいるんだっけ?」 よく分からない内にここに来ていて、俺は―― 俺、もう死んだんだ。 死因なんて覚えていないし、そもそも…この場所に辿り着くまでが とてつもなく長かった。 死神に三途の川を渡らされて、閻魔に説教を食らって…結局、ここにいる。 「…結局、ここはどこなんだ?」 「教えてあげようか?」 急に答えられた声に振り向くと、そこに立っていたのは、黒い服を着た 一人の少女だった。 「…お前、誰だよ?」 「私はリリーブラック。ただの春を伝える妖精よ」 春を伝えるという事は、きっと季節は今は春なのだろう と言うよりも妖精って何だ? あの…フェアリーとかの類の妖精か? 「…春、ねぇ。…でリリーとか言うの、ここはどこなんだ?」 「あんた、私が名乗ったんだから名前くらい名乗りなさいよ」 「…悪ぃ、俺は○○。ただのしがない人間だ」 「見れば判るわ。大方、さっき閻魔様に裁かれたんでしょ?」 表情を崩す事無く、淡々と告げるリリー。 「まぁな」 「だったら、ここから先にあるのは転生か冥界行きよ」 「どっちも…面倒そうだな」 「そのまま消滅したいならすればいいでしょ」 冷たい奴だなぁ…。普通、そういう時はもう少し励ますなり何なりすると思うんだが。 「…そうだ。今は季節的に春なのか?」 「そうよ」 「…お前って、春を伝える妖精なんだよな?」 その言葉に呆れ顔になりながら、リリーはまるで蔑むような視線を俺に向けて こう言い放った。 「あんたに伝える春はないわ」 やっぱ冷たい奴だ。むしろ春じゃなくて冬の妖精なんじゃないのか? 「まぁ、時間なんてほとんど無限にあるし、その間にでも消滅するか考えておけば?」 そう言い残して、その黒い衣装とは全く違う純白の羽を広げてリリーは空に 舞い上がった。 「俺、明日もここにいるからな!」 何だかよく分からないが、俺は彼女の事が妙に気になっていた。 まぁ、自分もそんな訳の分からない感情に動かされながら 次の日もここに居た訳だ。 無縁塚では、紫の桜花が舞い、奇妙に『俺』という存在が死んだ事を納得させてくれた。 「なんだ、まだ居たの?」 「居ちゃ悪いか」 そんな声と共に、俺の傍に降り立ったのは一人の妖精。 昨日と変わらず、やや冷たい態度を取る。 本当に春の妖精とは思えないほど冷たい少女だった。 春の陽気とは違って、彼女の言葉は冷気のように冷たい。 恐らく、それは彼女の本意で言っているものではないと思っているが… いや、そんなこともないのかもしれない。 彼女はほとんど、自分の思うとおりに言葉を投げかけている。 それが、俺にとっては嬉しい事だったりする。 「何よ、ニヤニヤして…頭でも打った?」 「や、そういう風にはっきり言う奴が珍しかっただけだ。うん、それって結構嬉しいんだよ」 素直にそう答えてやると、彼女はその言葉に不服なのか 不機嫌そうな顔になり 「…あんたってバカじゃないの?」 「まぁ、頭がいいって言われた事は無いな。どちらかと言えばずる賢いと言われてた」 子供の頃は、親にも呆れられるほどの悪戯小僧という事も認められる。 「はぁ、やっぱあんたってバカよ」 「そんな俺と真面目に話そうとしているお前もな」 「っ…そんな訳無いでしょ! 何で私が好き好んであんたと話さないと…!」 「はいはい」 真っ赤になりながら弁明する彼女に対して、俺は軽くあしらっていた。 そんな感じでわかった事はある。 彼女は、弄られ体質だ。 何でか分からないが、何処からか弄られオーラが出ている。 普段、こんな風に誰かに弄られているのか、それとも俺と出会ったことで発現されたのか 知らないけど。うん、間違いなく彼女は弄られ体質と言う事はよく分かった。 「…で、決めたの?消滅するかどうか」 「人を勝手に消滅さすな。まだ考え中だ」 一頻りからかった後、彼女は本題を出してきた。 …別に今、決断を出す必要があるかどうか知らないが、今は保留だ。 「…そう」 どうして、そう言った途端にお前の顔が曇るか分からないが…。 「ま、適当に適当に、だな」 大きな流れには逆らう事ができる訳でもなし、適当に流れに身を任せる方向で、 消滅する時は消滅して、転生する時は転生する。 「…あんた、明日もここに居るの?」 「そりゃな、行き先が正直分からないからな」 「あんたの状態は、辛うじて無縁塚に留まってるに過ぎないから。 このまま冥界に逝くか、それとも消滅するか、転生の道に入るかの分岐点に居るのよ」 そんな事を教えてくれるとはありがたい。 何故彼女がそんな事を知っているか知らないが、俺は彼女の言葉を信じて どうするか、少しだけ考えるようになった。 四日後―― 「…はぁ」 春の暖かい陽気に思わず眠気が訪れる。 驚くべき所は幽霊になっても寝る事が出来るという事か。 実は死んでから最初の日も考えに考えを繰り返していると、普通に寝てしまった。 元々、考えるのは得意分野じゃない。 「冥界、転生、消滅」 …どれがどう違うのか微妙な所だ。 死んでいる今になって、また進む先を決めないとならないのが面倒すぎる。 いやいや、待とうぜ俺。 進路を適当に決めるな、って偉い人が言ってただろ? じゃあ、考えてみるんだ。 「消滅」 まず最初に考えついて却下だった。 そもそも、それじゃ生きている意味…もとい、死んでいる意味がない。 そうなると考え付くのは、転生か冥界逝き。 「…転生、ねぇ」 魂だけ変わって違う『俺』になる。 辞書どおりの意味を考えると、生まれ変わって何か別の物になるということ。 それが蛙だろうと、鳥だろうと、文句は言えないわけだ。 生まれ変わった先が蛙でも、それは俺になる。 …我侭なようだが、俺はそんな物はゴメンだった。 違う何かになるなんて真っ平だ。 たとえ記憶を引き継がないのでも、絶対に嫌だ。 「冥界逝き、ね」 …そもそも冥界に逝くとしても、どんな状態になるのやら… この形状を維持するならまだマシか? 幽霊と言う身分ならば、まだ蛙よりはマシだ。 じゃ、やっぱり冥界逝きしかないじゃないか。 …明日、あいつに会ってどうにか冥界逝きの方法でも聞いてみるか。 翌日は割りと早い内に彼女は辿り着いた。 黒い衣装に冷たい言動。弄られっぷりは間違いなく いつもの彼女そのままだった。 「…あんたって、そう人を弄らないと気が済まないの?」 「いや、お前限定」 「……」 不機嫌になる様子もいつも通りで嬉しい。 そして、俺は彼女に聞くことにした。 「なぁ冥界逝きってさ、どうすれば良いんだ?」 微かに、空気が止まった気がした。 あまりにも彼女の反応が無かったので、そちらの方を見ると 「………」 固まっていた。 いや…彼女は固まっているのではない。 気を失いかけているのだ。 どうして、そんな事になっているのか分からないが、これがただならぬ事という事だけは 鈍い俺にもわかった。 「ちっ…」 俺一人じゃ、残念だが何も出来ない。 …いや、頼る奴なら居るんじゃないか? 最後まで説教してくれたあのにっくき裁判長とか、さ。 「仕方ねえ…っ、ちょっと耐えろよ…!」 横になりかけた彼女を抱きかかえて、裁判長の所に向かった。 考えてる暇なんてありゃしない。 一心不乱に走り続けた。 既に時は夜となり、四季映姫は優雅に茶を飲んでいた。 今日は如何せん裁かれる人が多かった。 明日に備えて、そろそろ休憩を取ろうと考えて呟いた。 「…ふぅ、今日の審議もこれで全部お終――」 「裁判長ーッ!」 「ぶーっ!」 思わず、茶を吹き出した。優雅な一時は終わりを告げた。 お茶は見事に霧となっていた。 堂々と真正面から戸をぶち破ってくるほど元気な霊が、まさか来るとは思わなかった。 「…非礼は先に詫びる、ゴメンなさい。で、本題に入るんだが」 目の前の霊は一人の妖精を抱えていた。 …見たところ、衰弱しているようなのだが、今の季節なら気にするほどもないくらい当たり前の 様子だ。 「こいつ、調子が悪いんだ。あんたなら何か知ってるだろ!?」 この霊――この前、裁いたばかりだが――はどうやら四季映姫を医者か何かと勘違いしているのか? いや、まず裁判長とか呼んだ時点でそれは無いだろうが。 「この季節の節目に、彼女がそうなってもおかしくは無い」 「…何?」 「春を伝える彼女、リリーは当然、夏が近づけば消えてしまう儚い妖精に過ぎません」 当たり前の事実を言った。 もっとも彼女だけでなく、きっと、春を司る妖怪たちもしばらく消えてしまうだろうが。 「えーと、確か○○とか言ったはずですね。 春が終わるまで彼女と一緒にいる、それが貴方が積める善行よ」 それだけ言って、男と妖精を追い出した。 非情な判断ではない。一番、適切な判断だと我ながら思う。 彼女はずっと、彼を見ていた。彼も彼女を必死に見ていた。 ならば、あの者達に積める善行とは、こういうことではないだろうか――? 「…何で泣いてるのよ?」 「泣いてねえ、これは雨だ」 結局何ができる訳でもなく、無縁塚で俺は彼女の元に居るだけだった。 彼女の身体は恐ろしく軽い。 これから存在がなくなるように、本当に彼女の質量がなくなっていった。 「お前ってさ、本当に強情だな」 「…何が?」 「あー、そう、居れる期間くらいちゃんと言おうぜ」 俺も散々と言わなかったけど。 今なら言える、あの裁判長に言われてようやく決めた俺の死に先。 「俺さ、冥界に逝くぜ。それで次の春まで、お前を待つ」 「ん…」 彼女は微かに笑う。 いつも冷たい目ばかりだったのに、こういう不意打ちには弱い。 今の俺の顔は到底見れるもんじゃないだろう。 「待ってる、からな」 「…迎えに、来ないの?」 「幽霊が迎えに来るんじゃ、あの世行きだろ? うん、でも、それもいいかもな…斬新でさ。なぁ?」 ふと、ほとんど彼女の身体の重みがなくなっていた。 そこにあったのは眠った彼女の身体と、紫色の桜。 ふわりと、彼女の身体が桜の花びらとなって空中を舞っていった。 その白かった翼も、桜花となって舞い上がる。 掴んでも、掴んでも、その桜の花びらは舞っていく。 「…はは、まだ…何も言ってねえだろ? 俺、伝えたい事があったんだよ。伝えないとならないことが――!」 周囲の桜は既に散っていた。 エピローグ 結局のところ、俺は冥界に逝く事に決まった。 元々、冥界逝きらしい俺は、温かく迎えられた。 それでも彼女への思いは途切れず、彼女がいない空白の 時を過ごし続けた。 何をしても無気力、夏は惰眠を貪り、秋は愁眠、冬は冬眠をして 庭師に働け、と怒鳴られたものだ。 そうして、ようやく春が訪れたのだ。 「…変な感じだな」 無縁塚は別段、変化の様子はない。 むしろ、あの時の異変がおかしかっただけで、普通に季節が巡れば 紫ではない桜花が咲き誇る。 「…よう」 「…うん」 花に囲まれて彼女はそこで佇む。 黒い服、白い翼、春の妖精なのに、まったくそんな感じを受けさせない佇まい。 「春ってさ、もう来たのか?」 当たり前の質問をしてみた。すでに暦の上でも春は迎えている。 その問いに、彼女は笑いながら答えた。 「あんたに伝える春は無いって、言ったでしょ?」 思わず彼女を抱きしめた。 今度は一春の思い出にはさせない―― 後書き ===ティラシの裏=== アルェ!?告白になってないぞォーッ!? ===ティラシの裏ここまで=== (他の人のを見て)ブラボー おぉ、ブラボー はい、ってな訳で、リリー裏版です。 表版よりも先に完成しました。 切ない話って難しいっスね。 『切ない話を書く』、『リリーを魅力的に書く』 両方やらなきゃならないのがリクエストを受けた物の辛いところだな。 いや、別に辛いと思ってませんが(笑 ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 158 #1 ―――――――――――――――――――― 「なあブラック。お前が山に来た理由は分かったけど、何で逆さ釣りになってたんだ?」 「あれは……、どこぞの悪戯妖精のせいだ」 「そうそう、私たち酷い目にあったのですよ!」 そう言って机を叩くホワイト。マグカップが一瞬中に浮いた。 ホワイトを雪だまりから掘り出し…もとい。助け出して、俺の家で暖を取ることと相成った。 簡素な暖炉に火をつけて、湯気を立てる飲み物を見繕う。ちょっとした菓子もあったような気もしないでもない。 そう思って戸棚を探したが、探したがそんなものは見つからなかった。俺の家に気の利いた物は置いてないらしい。 「酷い目って…。逆さ釣りと雪埋めか?」 「そうなのです! 人を雪に埋めるなんて悪魔の所業なのです!」 「逆さ釣りも辛かったな……」 「悪戯妖精つったら……チルノか、サニーたちか」 「そう、そのサニーとか言う奴らなのです! うぅ~、くやしぃ~!」 ダンダンとまた机に手を打ち付けるホワイト。机から転げ落ちそうになったマグカップをブラックがすくいあげた。 駄々をこねる子どものように、ホワイトはぎゃあぎゃあと文句をたれ続ける。 そしてその背中をブラックがさすってやって、まるで場末の居酒屋とかでよく見る風景だ。 『俺は家族のために頑張ってるんだよぉ!』 『わかる、わかりますよ、課長! 僕も辛いです…!』 『そうかそうか、今日は朝まで飲み明かそう!』 みたいな。サラリーマン島耕作……にはこんな場面ないか。 「やられたんならやり返せばいいんじゃないのか? やられっぱなしはつまらないだろ」 「それはそうなのですが……」 「何か問題があるのか?」 「黒ちゃんがそういうのをあんまり好みませんしー。それに、」 そこで言葉を切ってホワイトは立ち上がる。何を思ったのか両手を大きく広げた。毎年、春の季節にそうするように、その細い両の手を羽のように広げ、息を吸い込む。 「春ですよー!」 その声に俺はビビッて、床に伏せた。俺ならずとも、幻想郷の春を体験したことのあるものなら、きっとそうだろう。その声は、弾幕の嵐が来る前触れだからだ。 春先に必ず聞こえる、天使のように明るい悪魔の声。その声と共に降り注ぐ強烈な弾幕。春の嵐は強いとよく言うが、これほどじゃない。 折角ついた花の芽も取れてしまうし、茂った木の葉は落ちる。建物も傷つく上に、怪我人まで出る始末だ。 湖にある紅魔館では毎年、弾幕の回避に手間を取られているそうだし、博麗の神社では巫女がマジギレしているそうな。 ホワイトがそこで撃墜されているかどうかは俺の知る所ではないが。 「…………おい、○○。大丈夫だ、安心しろ」 背中をブラックに叩かれて顔を上げる。そこには荒れ狂う弾幕があるわけでもなく、ぐちゃぐちゃになった室内が見えたわけでもなかった。 両手を広げたままのホワイトが恥ずかしそうに笑っているだけで、床に伏せる前と何ら変わりは無い。 ホワイトが頭を掻き掻き「こういうわけなのです」と、つぶやいた。 「…ええと、つまり?」 「要するに、今の私たちはその辺の妖精よりも弱いってことだ。弾幕を張ることはできないし、空も飛べない」 「というわけなのですよ。やり返したくても、やり返せないのです…」 「なるほど、じゃあ諦めるのか」 「いいえ、諦めないのですよ?」 ホワイトが、即座に返事をする。その声に温かみは感じられなかった。何処までも冷たい、感情のない声だった。 俺とブラックが驚いて顔を上げると、ホワイトが俺たちを見つめている。いつもと同じ表情、同じ顔だ。だが、そこには見慣れた笑顔はなかった。瞳に光は灯っていない。 ホワイトの桜色をした唇が、ゆっくりと動く。まるで大蛇が獲物を飲み込むときのように、獲物を嬲るように、もったいぶって。 「私は、諦めないのですよ? 春になったら思い知らせてあげるのです。誰にたてついたか、自分の所業がどんなに酷いことか教えてあげるのです」 「…………」 「そうですね…、まずはじめに私と同じ目にあわせてあげるのです。花に埋もれさせましょう。その後は黒ちゃんがされたこともしてあげましょう。高い木の上に逆さ釣りです。 その後は……弾幕で痛い目見せてあげましょうか。自業自得なのですよ、自分たちが悪いことをしたのですから、咎められるのは当然のことなのです。 うふっ。春が楽しみなのです。うふ、うふふふ、うふふふふふふふふっ!」 脳みその螺子が外れたのか、壊れたように低く笑い続けるその姿に、いつものホワイトの面影は見えなかった。はっきり言って怖い。背筋が震えたくらいだ。 かと思えば、ブラックはため息混じりに「またか」と呟く。頭痛でもするのか、額に皺を寄せて頭を振っていた。 「またかって…、前科でもあるのか?」 「去年も同じことを言っていた。一言一句違わず、な」 「忘れっぽい……のか」 「頭が春なだけだ。気にするな。……ああ…頭が痛い…」 「なかせてやるのですよー!!」 ―――――――――――――――――――― ===============文々。新聞三面記事============== 「なかせる…って、どんな風になかせるつまりなんですか」 マイクを向けつつ、不思議な顔つきをする天狗。 そのマイクを誇らしげに奪い取り、ホワイトはにこりと笑う。 息を深く吸い込み、「こうなかせるのですよ」と、天女のような笑顔で、言った。 「らめぇぇぇぇぇ! サニーのこくまろミルクでちゃうのぉぉぉぉほぉぉぉぉぉぉ!!」 ==========新聞買わなきゃらめなのぉ! ― 射命丸 文========== #2 ―――――――――――――――――――― 「ああもう、寒い! なあブラック、何で俺たちはまたこんな雪の中歩いてるんだ!?」 「…………私の知ったことか。さっさと歩け。帰るのが遅くなる」 「冷たいな、おい。何か機嫌悪くないか」 「寒いからな」 むげもなくブラックはそう言って、雪にまみれた足を動かした。俺もその後に続く。 俺と彼女の間に一つの会話もなく、言葉を交わす事はあっても、俺から話しかけるだけで、それが発展することはなかった。 互いに、コートの前襟を堅く締めて、手袋をしても冷たくなる指先に息を吐きかけていた。 何でこんなことになったのか…。俺はつい十数分前のことを、鬱な気分で思い返していた。以下回想。 ―――――――――― 「帰りたくないのです」 「は? 今何と仰いましたかお嬢さん?」 「今夜は帰りたくないのです。泊めて欲しいのです」 ホワイトが壊れた笑顔をやめてからすぐのことだった。 椅子に何食わぬ顔で座りなおし、俺にお茶のお代わりを要求した後、ホワイトは悪びれもせずそう言った。 しかしだ、この台詞何も知らない人が聞いたらとんでもないことになるんじゃないだろうか。 狭苦しい家に男と女が二人っきり。その上、「今夜は帰りたくないの……泊めて…」何ていう台詞は破壊力抜群だろう。 皆で同じ釜の飯をつつき、同じ風呂に入り、同じ布団で寝る。それでも寒さに体は震え、次第に体を寄せ合って……。 そんなピンク色の妄想を考える男なんてすぐに分かってしまうわけで、ブラックが眉根を寄せながら、俺の肩を叩いた。 「○○、変なこと考えてないか」 「かっ、考えてないぞ」 「○○さんは私と一緒のお布団で寝るのですよねー?」 「ほう、そうなのか?」 「そうなのですよー。黒ちゃんも一緒に寝るのですか?」 「おい、勘弁してくれよ。暑苦しくて堪らないだろ」 「じゃあお泊りしてもいいのですね?」 「こんな寒空の下に放り出すわけにも行かないだろ。泊まってけ」 「やったー! お泊りなのですよ、黒ちゃんも楽しみなのですねー?」 「……そう…だな。ホワイトは楽しそうだな」 この時急に、二人の間に何かが開いたような気がした。 空気の温度とか、心のキョリとか、言葉に出来ないそんな何か。小さいけれど確実に、何か開いたような気がする。 「冷蔵庫の中見てくる。足りなかったら買いにいこう」 そう言って俺に背を向けたブラックに、俺は声をかけることが出来なかった。 その後、ブラックはコートを俺に借り、長靴をはいて手袋をはめて、雪の中に繰り出した。俺を振り返りもしない。 雪を踏みしめて必死に歩くその背中に、ホワイトを一緒に探していたときの事を思い出す。でも、今と、その時は、違っているような気がしてならなかった。 ―――――――――― 「なあブラック。お前機嫌悪いだろ」 「悪くないって言ってるだろう。何度言えばわかるんだ」 「いいや、悪いね。だってさっきから喋らないし。それに……ほれ、額に皺寄りっぱなしだ」 「っ、触るな。……もし、仮に、例え話だが、機嫌が悪かったらお前のせいだ。私は悪くない」 「俺のせいって……」 「ふぅん。心当たりがないなら考えるといい。その内分かる」 冷たくそう告げて、ブラックは買いをすると、里に消えていった。今夜は鍋にするらしい。八百屋に魚屋と、忙しく走りまわっているのが人ごみの中に見える。 その姿を見ながら、腕を組んで考え込む。やっぱり、コーヒー飲むのを強要したからか? いや、でもまだ飲ませてもないしなあ。 …なんだいこのボムはぁ!? じゃなくて。 いっそブラック捕まえて問い詰めるのもありかなと、思った。こう、肩を引っつかんで、真正面から男らしく突っ込むのもありかなと。 だけどそんなことをしてブラックに嫌われでもしたらどうしようか。平身低頭して謝っても許してはくれまい。 「でもなあ……」 このままにしておくのもそれはそれでいけないだろう。 なにより、こんな先の分からないままにしておくのは嫌だ。折角今会えたのだから、今一緒にいて、ブラックがいて、話す事ができるのだから。 安っぽいとか、ガキっぽいとかそんな言葉が頭を過ぎった。まあ、それはそれでいいかもしれない。 心を伝える一番簡単な方法は、全部ぶちまけること、だし。 「○○、待たせたな。ほら、早く戻ろう。ホワイトが待ってる」 「なあ、ちょっと待てよ。お前さっきからなんでそんなに急いでるんだ?」 「それは…ほら、ホワイトが待ってるから。お前もお腹が空いてるだろ?」 「質問を質問で返すな。ご飯とかはとりあえずいいから、答えろよ」 「さあ、早く早く、早く帰ろう。お腹がすいた、早く帰ろう」 「だから。人の話を聞けって。っつかお前こっち向けよ」 「ぁ……」 無理矢理に道程を急くブラックの腕を掴んで、俺のほうを向かせる。抵抗もしないで、ブラックの身体がそれに従う。 そうして、ようやく交わす事ができた視線と視線。ブラックの瞳は濡れたビー玉のように光っていた。 「ぶっ…………!」 とかそんなことより前に。 俺の視線はブラックの顔の上を走り回っていた。 そこにあるのは寒さで赤くなった鼻。の下に黒いマジックで書かれたぶっといひげ。 ホワイトのものより少し色の濃い唇。を無理矢理赤のマジックで書き足してたらこ唇にしてあった。 ふっくらと柔らかそうなほっぺたは、これまた赤のマジックで『@』のマークが書いてあった。両方共に。 そして真っ黒な瞳の周りには黒のマジックでまつげが書き足され、そのうえで眼鏡が書いてあった。 極めつけは額に『肉』の文字。 「~~っはははははっ!!」 いきなり大きな声で笑い出した俺を、面食らった顔でブラックが見つめている。しかし、その目の周りにはお粗末な眼鏡が書いてあるわけで。余計に俺の笑いを誘う。 俺はきょとん顔のブラックがまた面白くて、面白くて、笑いすぎて目に涙が滲む。 腹筋がいよいよ痛くなってきた。涙で滲んだ視界は真っ白な雪と、黒のコートを着込んだブラックだけしか判別できないほどだ。 「…おい○○。何がそんなに面白いんだ。人の顔見て笑うなんて最悪な奴だな」 「だって……! おま、鏡見てみろ…!」 「鏡? なんだっていきなりそんな……」 「いいからいいから。そら、そこの池でいいから」 ブラックの背を押して、近くにあった池へ歩いて行く。 水面に氷が張って、雲の間から差し込む光で、きらきらと、鏡のように光っていた。 ブラックと二人して、それを覗き込んだ。涙を目の端にためて笑う俺と、何がなんだか分からないといった顔のブラックの顔が、氷に映って。 そして、俺とブラック、二人の声が、寒空に響いた。 「ぁんじゃこりゃああああああ!?」 某刑事ドラマばりの叫び声を上げて、俺は自分の顔を押さえる。 そこには、ブラックと同じように落書きがしてあった。ひげや頬のマークは当然のように書かれてあった。 ブラックと違う所は俺の額に書いてある文字が『バカ』の文字だったことだ。 「おい○○! 何だこれは」 「それは俺が聞きたいな。いつの間にこんなもん書かれたんだ」 二人して落書きに汚れた顔を突き合わせる。 さっきまでの口論もそっちのけで、視線と視線をぶつけ合う。火花も散らんかというその間を、“ひゅん”と、何かが走る。 一瞬後に、何かが雪に落ちる音。そちらの方を向けば雪の塊が砕けて地面に埋まっていた。 ―ああっ、外れた! ―サニーサニー、ばれちゃったよ! ―第2球投げたー! ―ルナもふざけてないで! やいのやいのと騒ぐ声がする方へ顔を向ければ、不思議な衣装を纏った妖精が三人。黒髪の妖精は他の二人を抑えようとしているが、それにも構わず雪玉を投げる二人。 ゆらり、と、ブラックが体を動かした。とても緩慢な動作で、それなのに目で追う事は敵わなかった。 俺もそれに倣う。視線を投げた先に、妖精が三人。ようやく俺たちの動きに気づいたのか、雪玉を投げる手が止まった。 「○○、さっき、機嫌が悪いといったな。気のせいだと言ったが、すまない、当たっていた」 「奇遇だな、俺もだ。どこぞの妖精がなぁ」 「ああ、“どこぞの”妖精のせいだな」 「とりあえずどうしてやろうか。花に埋めるか、それとも逆さ釣りにするか?」 「それはホワイトがやるって言ってたろう」 「じゃあお前は? どうするんだ」 「とっつかまえて、ぶん殴って、池に沈める」 「よしきたっ!」 スタンディングスタートで、同時に走り始めた。 帽子が風に飛ぶ。ブラックの長髪が風に踊っている。おもむろに手袋は外し、丸めた。 大きく振りかぶって、それを力強く放り投げた。 「覚悟しろこの悪戯妖精どもがっ!」 ◇◆◇ 「……疲れた」 「言うな、私もだ」 結論から言うと、結局俺たちはサニーたちを捕まえることはできなかった。所詮妖精と、侮ったのが間違いだった。 あちらが存外に賢かった、己の能力を熟知し、そして使いこなしていた。見えない足に転ばされ、声が消されて連携がとれず、雪だまりに自ら突っ込む結果となった。 疲労困憊となった俺たちは、すぐ家に帰るのは諦めて、里で、一休み入れることにしたのだった。 身体があったまるからという理由で、甘酒をちびちびと飲む。少し癖のあるえぐみが、口の中で溶けていった。 「…ブラック。怪我とかはしてないか」 「大丈夫だ。そういうお前はどうだ、頭から地面に突っ込んでたろう」 「うー、少し、ひりひりするかな。まあ大丈――」 「どれ、見せてみろ」 ブラックが机越しに、俺の前髪を捲り上げた。黒の瞳が、心配げに細められる。 俺はその予想外の行動に、しばし、我を忘れて、前だけを見つめ続けた。 動くことの出来ない視界の中で、唯一動きを見せるブラックの身体。耳元で聞こえる衣擦れの音が、何故かとても、くすぐったい。 「なんだ、大したことないじゃないか。……○○、顔が赤いぞ。まさか甘酒で酔っ払ったとか言わないだろうな」 「ブラック……お前…」 「ん?」 「優しい所あるんだな」 「なっ!? お前私が血も涙もない奴だと思ってたのか!?」 「だってさっき『ぶん殴って池に沈める』とか言ってたし…」 「悪戯した子供にはお仕置きが必要ってことだ。至って普通だ」 「でも『そういうのは好まない』んじゃなかったのか」 「あまり、だ。あまり好きじゃないだけだ。勘違いするな」 「じゃあ少しはそういう性癖があるわけだ」 「っ! ないない!」 がたんと、音を立てて席を立つ。大きな音に、店中から視線が集まった。それに晒されたブラックは、気まずげに「とにかく」と、咳払いを一つ。 「私にそんな性癖は無いからな。勘違いするな、私は普通だ」 「そうやって普通とか言う奴に限って、アブノーマルなんだよな」 「だから違うと!」 「まあまあ、落ち着け」 耳まで真っ赤にして、ぶるぶる震えるブラックの肩を抑える。涙目になってるのは何でだ。やっぱりそっちの気があるのか? 何てこんなことを言ったら、間違いなく店の中で暴れだすので、さっさと連れ出すことにする。 勘定を支払って、雪がちらつく道へ足を踏み出した。ぎゅうぎゅうと雪を踏むたびに、音が鳴って、気分が高揚する。まるで子どもの頃に戻ったみたいだ。 道の端にある雪の塊を、足で蹴り上げた。ばらばらと細かい雪が、宙を舞う。 「○○、お前子どもみたいだ」 そんな俺を見て、ブラックが微笑んでいる。その手に、家をでる時に渡したはずの手袋は無い。 そのことを訊ねると、「さっきサニーたちを追いかけているときに落とした。すまん」と目を伏せる。 「あー、大声で怒鳴りながら投げてたな。あれ高かったんだぜ?」 「だからっ、すまんと言ってるだろう。ケチ臭い奴だ」 「うるせ。……ほら、これ使え」 ブラックに、俺のしている手袋を渡してやる。手にはめてやると、少し指先が余ったが、まあ落ちることは無いだろう。 直に指先が外気に触れて、痛い。でもまあ、俺が寒いくらいはいいか。今日くらい、指先が使い物にならなくなっても、晩飯はブラックが作ってくれるって言ってたしな。 そんなことを思いながら、指先をこすって、息を吐きかける。気休めどころか、何の意味もないことは承知の上だ。 「○○、ほら。これ使え」 ぺち。 ブラックの声に振り向くと、何かが俺の顔面に当たった。後ろを振り向くと、ブラックと目が合った。片方の手袋がない。 ブラックが「下を見ろ」と、地面を指差す。それに従って視線を下げると、地面に横たわる手袋。 とりあえず、訳も分からないが、拾い上げる。 「使えったって、お前が寒いだろ」 「いいからいいから。“人の厚意はありがたく受け取っておくもんだ”。…だろう?」 「上手いこと言いやがって、この野郎」 「しかしなんだ、この台詞自分で言ったらかなり恥ずかしいな」 「だろ? あの時俺も結構恥ずかしかったんだぜ」 「でも、癖になりそうだな」 「お前、そっちの気があるのか!」 「だからないと言っている!」 ちょっと弄りすぎたか。ブラックの右手が拳に変わっている。このままでは殴られかねないと、慌てて最後の台詞は撤回した。 手袋は使えと、そうは言うがブラックだって片手が寒そうだ。しきりに右手をこすり合わせている。 「ブラック、お前も寒いんじゃないか。手ぇ真っ赤だぞ?」 「ああ…私なら大丈夫だ」 そう言って、するりと。 その左手を、傘のように広げて、俺の右手に、絡める。 指と指が交じり合って、絡まって、繋がった。 「ほら。こうすれば寒くない」 心底嬉しそうな笑顔で、優しく瞳を細めて、笑った。 俺は何故かその顔を直視できなくて、思わず逸らしてしまった。それでも右手を離す気にはなれなくて、少しだけぎゅうっと、握り返した。 そして、また。その手は握り返される。 「このまま家に帰るのか?」 「それもいいな。○○、私は酔っているってことにしておいてくれ」 「そうか。じゃあ、俺も酔ってるってことにしておいてくれ」 「私達を見たら、きっとホワイトはびっくりするだろうな」 「だろうな。何せ俺たちは一回死んで、生き返ったんだしなぁ」 「“オラは死んじまっただー”」 「ブラック…。お前結構古臭い奴だったんだな」 「うっ、うるさいうるさいうるさい! バカって言う奴がバカなんだ!」 「お前はチルノか! つか、叩くな叩くな!」 ==============文々。新聞地域欄============== 「うー寒い寒い」 今温もりを求めて全力疾走している俺は、幻想郷に住むごく一般的な男の子。 強いて違う所をあげるとすれば、女の子を弄るのが好き(性的な意味ではない)ってとこかナ。名前は○○。 そんなわけで、帰り道にある山道にやって来たのだ。 ふと見ると、道端に一人、手袋をはめたリリーブラックがいた。 「ウホッ! こんな所にいい手袋…」 そう思っていると、突然ブラックは手袋を片方外しはじめたのだ…! 「 は め な い か 」 そういえばこの山道はハッテン場の―― 「……ホワイト。何書いてるんだ?」 「新聞に投稿する小話なのですよ。○○さんも読むですか?」 「おう――……ってなんじゃこりゃ」 「手袋を通じて黒ちゃんと知り合う、○○さんの話なのです。ハッピーエンドなのですよ」 「嘘付け! 何が『すごく……温かいです…』だっ!」 「演出なのです」 「じゃあなんだこの『ああ……次はソックスだ…』は!」 「演出なので――」 「嘘をつけっ!」 「あああああ頭を揺さぶるのはやめるのですうううう」 「やめろ○○。止めるだけ無駄だ」 「そんなこといったってこれ見てみろよブラック。こんなもん新聞に載せられないだろ」 「天狗は賢明だ。こんなものを載せたらどうなるかよく分かってるはずだ、安心しろ。それとホワイトは後で地面に埋めておく。春になったら花でも咲くだろ」 「あ、あははー? 黒ちゃん? 怒ってるのですかー?」 「そんなはずがないだろうホワイト勘違いをするにも程があるぞなあ○○もそう思うだろ?」 =============てぶくろテクニック==============