約 3,001,816 件
https://w.atwiki.jp/smashbrosmoso/pages/62.html
ブラック・シャドー 代表作 F-ZERO X(N64) 全宇宙で恐れられる悪の帝王、『スマブラ』に降臨。 恐るべき破壊力で並みいる猛者達を圧倒。 重量級でスピードは遅いが、その分パワーは半端じゃない。 ファルコンを追い抜かす事ができるのか!? NB シャドーパンチ 概要 暗黒の力を纏ったパンチで攻撃。発動はファルコンパンチよりやや遅め。 NB シャドーナックル 概要 走り込んでナックルパンチで攻撃。スピードやリーチはあまり無いが、攻撃力は高い。 上B シャドーダイブ 概要 ジャンプして相手を掴み、攻撃。復帰ワザに使えるが、移動距離は短め。 下B シャドーキック 概要 空中に居る時は真下に、地上に居る時は真下にキック。 最後の切りふだ ブラックブル 概要 専用マシン、『ブラックブル』を呼び寄せる。直撃した相手をコース上に落とし。そのままアタック。吹っ飛ばし能力が高い。
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/555.html
《ブラック・スパイラル・フォース》 通常罠 自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力を2倍にする。 このターン自分フィールド上に存在する「ブラック・マジシャン」1体は攻撃する事ができない。
https://w.atwiki.jp/battleprecure/pages/245.html
キュアブラック☆ 低コスト拳アタッカー プロフィール 名前 キュアブラック コスト 110 レアリティ N 属性 拳-雷 評価 D(仮) スキル 名称 タイプ 範囲 属性 効果 消費 CT 特殊効果 備考 レンゾクナグーリ 必殺技 敵単体 拳 r50x6 MP9/ST15 なし ゲンコツナグーリ 必殺技 敵単体 拳 r200 MP9/ST15 スタン 20% マジレンゾクナグーリ 必殺技 敵単体 拳 r66x6 MP12/ST20 なし マジゲンコツナグーリ 必殺技 敵単体 拳 r300 MP12/ST20 スタン 20% アバレール 必殺技 敵全体 拳 r100 MP9/ST15 なし キアイレール 必殺技 自身 なし r300 MP20/ST12 HP回復,状態異常全解除 ブラックホール 魔法 敵全体 闇 r500 MP100/ST10 2 なし クレーターパンチ 必殺技 敵全体 拳 r600 MP100/ST10 2 なし 特性 名称 効果 備考 ふたりの力 味方をかばう,精神力-10% 経験豊富 剣耐性+20%,HP-5% 黒の気迫 攻撃力+10% 最初のプリキュア スタン耐性+40% 黒の拳 拳スキルダメージ+30% 専用アクセサリ レビュー スキルがひどい。レモネードやルールーと並び最弱疑惑。 味方をかばうことができるが、拳属性のため死にやすい。 CTスキルが軽いので、クレーターパンチ→ブラックホール→クレーターパンチと、交互に打ち続けることができる。 ただし、Nレアなので両刀型にしている余裕はなさそう。 Nキャラで唯一カットインを持っており優遇されている。 専用装備があれば少しだけ火力が上がる。(2000ぐらいしか増えない) レモネードの専用装備よりはかなりマシだが、これによって強いキャラと戦えるようになるわけではない。 ただ、ラルカなどの脚属性を倒すのは速いほうではある。 オススメ育成論 物理型 コメントお待ちしております。 魔法型 コメントお待ちしております。 両刀型 コメントお待ちしております。 補助型 コメントお待ちしております。 オリジナル コメントお待ちしております。 レビュー・コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/test554466/pages/38.html
方法1. 労働組合と提携してブラック企業を減らしていく 各労働組合に提携の許可を貰う SNS内に各労組のコミュニティを作る 協力を求める所に大勢で行動を起こして、悪質な労働問題を解決していく 大手企業が労働条件の改善を認めたなどの前例が出来れば 同業他社や異業種等でも成功しやすくなる? 提携した労働組合は今まで通りの行動+ 相互リンクの設置 SNSでコミュニティの管理 未解決事項や解決した問題をSNSの企業情報ページに載せる 労働組合側 ・SNS側 今まで通りブラック企業に改善を要求する → 未解決事項や解決した問題はその企業の情報ページに掲載される 項目一覧の中で解決した問題にはOKマークがつく 過去に企業が改善を認めた事例があれば 以降はその企業で同じ問題は起きにくいor交渉したら解決出来る? *解決時にその旨を書いた契約書に署名して貰うのも良いのかも? メリット SNS側 労働組合へのサポートをする 労働組合関連のポータルサイト的な役割を持つようになる 過去の企業データも手に入る? 労働問題の知識やノウハウを持った人がSNSメンバーに入るかも? 多数の労組の人達が繋がる集合場所としてSNSが使える 労組同士で協力し合えばいろいろと有益な部分もありそう 労働組合側 今まで活動してきたことの宣伝・アピールになる 提携先は「フリーター全般労働組合」とか? http //freeter-union.org/union/ ここは解決した企業名一覧とかの情報は見れなさそう
https://w.atwiki.jp/disney_mc/pages/115.html
10.ジェリーフィッシュの入り江 [このページを編集] 詳細 No ステージ名 階層 出現モンスターパターン EXP ドロップアイテム 10-1 海月ヶ浜 5 ゴブリンシャークLv.29,リザード・マジシャンLv.30,ゴブリンシャークLv.29 590 ウェイブ石 10-2 星砂の浜辺 5 リベーラ・カプラスLv.34×3 636 ウェイブ石 10-3 エフィラ海岸 6 ゴブリンシャークLv.29×3リベーラ・カプラスLv.34×2,ソルジャーアントLv.32 540660 ウェイブ石 10-4 海月舞う浜 6 ゴブリンシャークLv.29×2,フロートジェルLv.34 572 エフデクラゲウェイブ石 10-5 流木の砂原 7 リベーラ・カプラスLv.34×2,ソルジャーアントLv.32 660 ウェイブ石 10-6 海賊の隠れ家跡 7 ソルジャーアントLv.32×3リザード・マジシャンLv.32×3 710688 エフデクラゲウェイブ石 10-7 シブリズ珊瑚 7 ゴブリンシャークLv.29×2,ロックタートルLv.35 639 ウェイブ石 10-8 カナリー湾岸 8 ロックタートルLv.35,リザード・マジシャンLv.30フロートジェルLv.34×3,リベーラ・カプラスLv.34×2ソルジャーアントLv.32×2,フロートジェルLv.34シーギャングLv.38,ゴブリンシャークLv.29【BOSS】月のアプレンティナLv.40 5091059685401273 エフデクラゲアクアドロップ 必要レベル 30~35 必要カルティア 全体回復できるカルティアがあればかなり楽になる! BOSS攻略 かなり俊敏が高い!俊敏280の仲間を入れていても先制攻撃される!!! ただ敵は1体だけなのでナニなどの回復カルティアがいれば9面のBOSSより簡単でしたw 情報提供お願いいたします! -- 管理人 (2013-01-15 09 46 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/14348.html
《 黒・魔・導・爆・裂・破 (ブラック・バーニング)》 速攻魔法 自分フィールド上の「ブラック・マジシャンーガール」1体を選択して発動する。 相手フィールド上の魔法または罠を1枚破壊する。 また選択した「ブラック・マジシャン・ガール」はターン終了時までレベルを7として扱う。 part22-370 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cmwc/pages/34.html
作:雨沢流那 (解決編) 「おいおい、どういうこったよ、解けたって。しかも、事件てどういうことなんだよ?」 そう問い詰める宮越さんに向かって、私は血塗れた私の手を差し出した。 「これ、さっき絨毯を触った時についたんです」 「何それ?血!?」 「ええ、そうです。だから、これはただのマジックじゃなくて、事件かもしれない、いえ、事件なんです」 雪子さんが心配げにこちらを見る。 「でも、確かにそんなもの今日のお昼にはなかったわ」 私は、一つ大きくため息を吐いて言った。 「これから言うことは、想像に過ぎません。でも、そう考えると納得できるんです。聞いていただけますか?」 みな、一様にうなずく。 「あ、でも、その前に歌乃都ちゃんを……」 血という不吉極まりない前振りと、真剣な調子で話す私を見て、少し怯えたように雪子さんはうなずき、歌乃都ちゃんを部屋へ連れていった。 五分くらいして、もう寝かせてしまったのだろう、再び雪子さんが顔を出した。 「さぁ、話を聞かせて下さい」 待ちかねたように、隆雄さんが切り出す。 そこで私はもう一度、ゆっくりと息を吐く。 「まず、確認しておきたいのは、先生は本当に先生の意思で消えたのか、ということなんです」 「え、っと、つまり、マジックやいたずらじゃないって事か?」 「ええ、そうです。きちんとした根拠のあることです。それは、この部屋がマジックのための密室足り得る理由です。どこにも抜け出す出口はない密室。でも、当然ながら、出口は一つだけありますよね? そう、このドア。本来だったら、鍵などついていないこのドアから大手を振って出られるはずなんです。でも、私と歌乃都ちゃんがずっといたせいで、密室になってしまったんです。もし私たちが一瞬でもここを離れていたら、密室は成立しなかった。つまり、この部屋が密室になったのは、先生の意思とは関係ないことだったんです」 「でも、だからといって先生の意志で消えたわけじゃないとは限らないんじゃないですか?」 隆雄さんの言葉に、私はかぶりを振った。 「いえ、違います、もし先生が人間消失のアイデアを思いつき、部屋から消えてみせようと試みたとします。ならば、先生は私に一言、耳打ちすればいいんですよ。『おまえはずっとそこにいろ』律義な私は、先生の言葉通り、きっとトイレさえ我慢してドアの前に座りつづけたでしょうね。でも、先生はそんなことを言わなかった。つまり、先生は、人間消失なんてするつもりはなかった、ということになるんです」 「なるほど、納得だわ。で、どうなるんだ?」 そう宮越さんは先を急かす。私はうなずき、 「ええ、つまり、先生は先生自身の手によって、マジック「人間消失」を行ったのではなく、何者かによって、人間消失をさせられたんじゃないか、という理屈になるんです」 そこで、私は再び自分の手を見やった。 「そう、なんらかの危害を加えられて」 「ちょ、ちょっと待て、危害って何だ?どういうことだよ」 慌てて宮越さんが言い寄る。 「それにさ、そもそも先生が部屋を出られないだけじゃなくて、誰だって部屋の中に入れやしないんだ。なのに、先生に危、危害を加えて、先生を部屋から抜け出させて、それに、そう、シルクハットをとらせて部屋の真ん中に置かせて……」 私は、そう言う宮越さんを制して言った。 「一つ、推測があるんです。それを聞いて下さい」そこで、一度ゆっくりと息を吐く。「――人間では決して抜け出すことの出来ない密室。でも、誰かの手を借りれば可能かもしれない。最初私はそう思いました。でも、そうじゃないんです。誰かの手を借りても、あの天井の穴からは、どうやっても体そのものが抜けられない。じゃあどうすればいいか。答は簡単です。中に入っている、抜け出すものを人間でなくしてしまえばいい」 「人間でなくって……」 「そう、先生を――」 そこで、私は私がこれから吐かねばならない言葉のあまりのおぞましさに、一度言葉を切る。でも、だから余計に黙ってはいられない。 「――先生を殺して、その体を切ってしまえばいいんです」 残酷な私の言葉に場に衝撃が走った。 「ど、どうやって……?」 宮越さんのその言葉に、私はつかつかと暖炉の方へ寄った。 「この暖炉と、天井の穴の位置。これがヒントです。多分、この人間消失を企画した誰か――犯人は、先生にこう言ったんです。『九時ちょうどになったら暖炉を覗き込め』きっと、メッセージがあるから、とか、何か隠してあるから、などといったんでしょう。私は、先生が部屋に入る時、先生が時間を確認したことを、九時少し前だったことを、はっきり覚えています。――そして、時間に合わせて先生が暖炉を覗き込む。――犯人は、この暖炉に細縄、もしくは丈夫なテグスか何かを仕込んでいたんです。ちょうど、暖炉の口を囲い、そのまま天井の穴に届くように。すぐ取れるような接着剤か何かで軽く止めておいたんでしょう。うまい具合に暖炉もこんな縄目模様ですから、ここを初めて訪れた私たちが、それに気付くことはありえません。そして、先生が首を突っ込んだのを見計らい、天井裏に潜んだ犯人は、手にした縄を思い切り引っ張る」 その瞬間、ヒヤッと軽く悲鳴が上がった。雪子さんだった。私は、かまわず続ける。 「どうなるかは分かりますね。当然、先生の首は絞められます。いえ、その前に、おそらく暖炉で頭を打って、気を失ってしまうでしょう。そこで、おそらく首を絞めて……殺してしまったのでしょう。そして、縄をうまく操って、先生の体を暖炉から出し、犯人のところまで引っ張り上げる。そして、天井の穴のところで先生の腕を切り、先生の体を天井裏に引き上げてしまうんです」 「ちょっと待て、切るっつったって、血が出るだろう」 「ええ、……これも推測ですが、多分マントを使ったんじゃないかな、と。マントで、先生の体をくるむようにして切れば、血はマントが押さえてくれると思うんです。もちろん、それでも多少血が絨毯にこぼれたんですけれど」 そこで、私は足元の赤い絨毯を見下ろした。 「そうか、ひょっとしたら、そのための赤い絨毯……ぱっと見て分からないように――。すごい、計算され尽くしてる……。 思ったんですが、このトリックの秀逸な点は、二つあるんです。一つは、マジシャンが消えた、これはマジックだという先入観を与えることで、警察を介入させない、ということです。死体ごと消してしまえば、殺人事件にはならない。絨毯の血痕とか、天井裏とか、きちんと調べられたら困りますから。そして、もう一つ。そう、先生が消えた、引退したんだと印象づけるための、ポツンとおかれたシルクハット。犯人は、部屋に入ることなく先生を操作し、めったなことではとらないはずのシルクハットを、とらせたんです」 「操作って、どういうことだよ」 「簡単なことですよ。先生がシルクハットをとるのは、眠る時、お風呂に入る時、お客を驚かす時だけじゃないんです。この狭い暖炉に首を突っ込むのに、シルクハットをとらずには出来ません」 私の言葉に、場がざわめく。 「それで、それで犯人は誰なんだよ!」 みなの視線が私に集まる。私にはもう、はっきりと結論が見えていた。ゆっくりと、話し始める。 「犯人の条件。まず一つは、アリバイです。私はもちろん、歌乃都ちゃんと一緒にずっと居間にいました。宮越さんは、ずっと一緒にいたわけじゃないけれど、姿を消したのはトイレに立ったわずか五分程度。こんな時間では、犯行は不可能です。また、暖炉の細工も、天井裏に忍び込んだりも、お客である私たちには難しい。そして、もう一つの条件。それは、先生の体を持ち上げることの出来る力です。当然、女性である雪子さんには不可能。そう、犯人は、隆雄さん、あなたです」 私の言葉を受けた隆雄さんは、一瞬たじろぐ。でも、すぐに反論がかえってくる。 「ちょっと、待って下さいよ。言いがかりです。証拠もない。そもそも、なぜ内部と決め付けるのか、泥棒か何かが侵入してきただけかもしれない」 「証拠なんて、一時間くらいではろくに血も拭き取れていない天井裏を調べれば、いくらでも出てくるでしょう。それにね、赤松さん夫妻のどちらかでしか犯人足り得ない理由が、もう一つあるんです。――それは、歌乃都ちゃんです。最初に言いましたね? この部屋が密室である成立条件。あれは、先生の意思によるものじゃない。犯人の意思によって、密室とされたんです。でも、どうやって。もちろん私は何の指示も受けていません。――そう、答は簡単。隆雄さんは、歌乃都ちゃんに、私と居間でずっと遊んでおくように、と言ったんです。だから、私と歌乃都ちゃんは密室を作るためにずっとあの場所にいたんです。きっと、これは内緒だよ、と言ったんでしょう。でも、雪子さんが聞いたらどうでしょうか。これはとっても大事なことだから、と断れば、きっと教えてくれるでしょう。――おねえちゃんと一緒に居間で遊んでおきなさい、と頼んだのは、パパだ、って」 その瞬間不意に隆雄さんはウォオと激しく雄たけびを上げた。突然の変貌にみなたじろぎ息をのむ。そして、鬼のような形相となった隆雄さんは、普段の紳士然とした様子からは想像も出来ない声で叫ぶ。 「くそくそくそっ!いまいましいやろうめ!何が密室だ!何が犯罪だ!違う違う違う! 偉大なる先生は、人生最後の大トリックで、消えたんだ! 先生は偉大なんだ! 素晴らしいマジシャンなんだ! ……だからだからだから、俺がプロデュースしてやったんだよ! もうマジシャン辞めるとか、俺が金を出すって言ってるのにもうマジシャンできないとか言うからさぁ、仕方ないから、その引退にふさわしい大トリックで、華やかにサヨナラしてやったんだよ!!」 そう叫び、声高に笑う。その様子に、私は寒気を押さえられなかった。 「先生は、先生は、世界中の誰も為し得なかった畢生の大マジックでこの世から姿を消したんだよ! こんなマジックは、金輪際誰も出来やしないんだよ!はっはっはっはぁ」 私たちには、何も出来なかった。静々と雪子さんが部屋から立ち去り、駆け出す。警察に、電話するのだろう。 後はただ、赤松隆雄の汚れた笑い声が、部屋にこだまするだけだった。 次の日、右腕をちょん切られた無残な姿となった先生は別荘裏の物置から発見された。華麗なるマジシャンのあまりに無残な最期に、私たちは、泣いた。 何がどこで間違ってこんな悲劇が起きたのか、結局私たちには分からなかった――。 END 12月5日 雨沢流那
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/414.html
サムネイル画像 タイトル 魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~ 作者名 ◆oxVHf98px3Qw 原作 戦姫絶唱シンフォギアシリーズ ジャンル R18、現代ファンタジー 主人公 ブラック・マジシャン・ガール(遊戯王) 期間 2020/04/09~2020/06/14 掲示板 やる夫板のシェルター タグ あんこ、完結作品、ダイス まとめサイト 様 やる夫エロ本棚 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【R18(G)】魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~【安価・あんこ】 あんこ、ダイス 「魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~」シリーズ:スタート 2020/04/09 2020/05/08 【R18(G)】魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~【安価・あんこ】2nd あんこ、ダイス 2020/05/08 2020/05/30 【R18(G)】魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~【安価・あんこ】3rd R18、あんこ、ダイス 「魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~」シリーズ:完結 2020/05/30 2020/06/14 同作者の作品一覧 魔姫絶唱シンフォニ・マジシャン・ガール~BMGはシンフォギアを纏う~
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4713.html
マジシャン ザ ルイズ 3章 (36)転機 駆ける、駆ける、二人は駆ける。 敵の居場所は分からない、ならば少しでも迎え撃つに適した場所へ。 申し合わせずとも、共に行き着いた結論は同様、二人は同じ方向へと走り続けた。 角を一つ、二つと曲がり、直線を走り抜け、赤絨毯が敷かれた回廊へと出たところで、急に後ろを走っていたカステルモールが立ち止まった。 「……もうすぐ追いつかれるでしょう。私はここで一度、《ヒドゥン・スペクター》を迎え撃ちます」 そうカステルモールは宣言した。 回廊といっても天井まで高さも、両脇の壁までの距離も広い。見晴らしも良く、姿無き追跡者を迎え撃つ場所としてはまずまず及第点が与えられるだろう。 「残念ですが、あれを一人で打ち倒すのは、私の力では難しいと言わざるを得ません。ですからシャルロット様はここで厨房に向かい、ご自身の杖を取り戻して頂けませんでしょうか」 という提案をした。 下手をすればタバサのことを足手まとい扱いしているとも受け取れる、飾らないカステルモールの言葉。 けれどそこには気遣いと、タバサを庇護するだけの対象ではなく、共に戦う戦士と認めたガリアの騎士の心意気があった。 「……貴方は?」 「私なら問題ありません。倒せずともあの程度の魔物、逃げ回るだけなら十分にこなしてみせます」 胸に手を当て、自信を込めてそう言い切るカステルモールに、タバサも頷いてみせる。 「……分かった」 タバサは残った貴重な時間を無駄にせぬようにと、即決に近い形でそう応えた。 再びタバサは駆けていた。鳥のように、豹のように。向かうは厨房、一直線。 衛兵はいない。頭に叩き込まれた地図に従って、タバサは厨房に向かう最短経路を、無造作に選択していく。 意図的に複雑にされた城を走る中、タバサの頭脳は立ち向かわねばならない《ヒドゥン・スペクター》攻略の糸口を必死に探していた。 (姿が見えない敵……どうすれば?) 人数がいれば、カステルモールが言ったように、逃げ場のない場所で広範囲攻撃を使って仕留めることができるだろう。 だがしかし、今立ち向かう戦力はタバサとカステルモール、二人しかいないのである。当然その方法は却下せざるを得ない。 ならばその姿を見つける方法を考えなくてはならない。 《ヒドゥン・スペクター》自体はかなり素早いが、その殺傷能力はかすれば死ぬといった凶悪なものではない。 ならばこそ、やはり攻略しなくてはならない最大の壁は透明化能力であった。 姿が見えぬ故、回避が遅れる。 姿が見えぬ故、攻撃が当たらない。 見えぬ何かを見つけられれば、対処はそれほど難しくない。 しかし、その〝何か〟が分からない。 《ヒドゥン・スペクター》の擬態に隙はない。油をかけて火をつけても返り血を浴びても、変化がないのは、そういった変化まで含めて透過してしまえるとしか考えられない。 足音や足跡が無いのは、本体は宙に浮いているからに違いない。 と、そこまで考えたところでタバサは見覚えのある通りに出た。 そのまま走り、蝶番ごと扉を破壊された入り口から、転がるようにして中へと入り込む。 そこはものがそこここ四方に散らばって、荒れ放題になった横長の部屋。立ちこめるのは油の臭いや酒の臭い、それに混じって何かが焦げたような臭いが鼻についた。 先頃、タバサと追跡者が一戦を交えた厨房である。 タバサは急いで奥までたどり着くと、直ぐに床に落とした杖を探した。 幸い、杖はタバサが放り投げたままの状態で床に落ちていた。 ほうっと一息、胸を撫で下ろす。杖を《ヒドゥン・スペクター》に破壊されているという事態も十分にあり得ると考えていたタバサにとって、これは非常に有り難かった。 杖を掴んで持ち上げる。 と、持ち上げたタバサの手に、何かが触れた。 見ようとするが、タバサ自身が照明を一つ落としてしまったために光量が足りない。それがなんなのかを目で見て確かめることはできない。 しかし、 (見えるものを……ではなく、見えないものを、探す……!) タバサの中で形作ってきた、これまでの実践と推測で形作ってきたパズル、それに最後のピースがカチリとはまり込む音が聞こえた。 「なかなかどうして、難しい……」 左手に杖、右手にサーベルを構えたカステルモールが低く唸った。 よれよれの制服は至る所が裂け、額には無数の汗が浮かんでいる。右腕からは一筋の血が滴り、サーベルの握りを塗らしていた。 前傾の姿勢を保ちながら、体を半歩左へと回して退く、その眼前を何かが通り過ぎていくのを目ではなく音で追いながら、カステルモールは右手のサーベルを、何もない宙へと高速で突き出した。 ヒュッという音を残してサーベルは空を切る。手応え無し。 続けざま折り返すように曲がった爪が、獲物を追って定めて再び迫る。 だがカステルモールはそれ以上の早さで体をそのまま右へとスライドさせて回避し、すれ違いざまにサーベルを突き出した。やはり手応えは無い。 そしてサーベルを引くより早く、見えない狩猟者の次の一撃が迫った。 早い、先ほどよりもなお早い。だが、カステルモールはそれ以上の速度で体をずらして回避すると、先ほど同様に見えぬ敵に向かってサーベルを振るった。 更に、一撃、二撃と同様のことが繰り返される。 当たらぬ攻撃にいらだちを感じているのか、地を這う爪の速度はどんどんと上がっていく。 負けじとカステルモールの動きも速度を上げる。すでにその動きは人の目に捕らえられぬほどの早さに達していた。 その早さは素早いという領域を越えて、人間が動作可能な範囲を大きく逸脱したものである。 タバサが連続で避けきるのは不可能と断じたそれを、カステルモールは紙一重二重の距離で避け続ける。 無論、何事もなく人の身でそのような動きができるはずもない。 では、いかなる手段をもって彼は、《ヒドゥン・スペクター》の動きについていっているのか。 その答えは、彼の左手に握られた杖にあった。杖は魔力を帯びてうっすらと発光している、つまり彼は今、魔法のバックアップを受けているのである。 そもそもカステルモールはその足を、完全に床に接地させてはいない。 僅かであるが彼の体は地上から浮き上がらせているのだ。そして足を動かさずに、体だけを右へ左へと移動させていた。 それは風の魔法『飛行』とよく似た魔法である。だが、ただ単に浮き上がる『飛行』と違い、カステルモールのそれは完璧に制御されており、ほんの僅かに地から足を浮かせているだけである。 そして何より、『飛行』に比べて早さが違う。 『飛行』では、熟達の術者であっても、これだけの早さで動き回ることなど不可能である。 そう言う意味では、その魔法は『飛行』とは全く違う別の魔法、呼び表すなら『浮遊』とでも言うべきものであった。 「やはり、この方法では無理があるな」 怒濤のような連続攻撃が終わり、再び静寂が訪れた部屋の中でカステルモールはそう呻いた。 すべての攻撃を大事なくやり過ごしたカステルモールであったが、その姿は先ほどよりも細かな傷が増えていた。 確かに『浮遊』の魔法を使えば、体を使って動くに比べて格段の早さを手に入れることができる。反応してから体を動かすまでに発生するラグが、この方法なら全くといって良いほど存在しないからである。 だが、それでもこの相手に対しては完璧な対処ではない。徐々に増えていく傷がそれを如実に表していた。 反応できれば避けられる、ならば反応すら出来ぬ早さが相手では、完全に避けきることができぬのが道理である。 加えて、この対処での最大の問題点は攻撃にあった。 カステルモールはちらりと視線を落として、その手のサーベルを確認した。 先ほどまで殺すという意志の体現として存在していたそれは、今では中程の場所でぽっきりと折れてしまっていた。 『メイジは同時に二つの魔法を使えない』その原則が、今カステルモールを苦しめていた。 使える魔法は一度に一つ、回避の為に『浮遊』を使っているカステルモールは、攻撃のために魔法を使うことができない。 もしもそんなことをすれば、半秒も経たぬうちに彼の体はばらばらにされてしまうに違いない。 「しかし、その為に選んだこの場所だ」 カステルモールは折れたサーベルを部屋の片隅に放り投げると、すぐさま壁に手を伸ばし、そこにあった新たなサーベルを一振り引き抜いた。 そう、ここには四方、至る所にありとあらゆる武器が用意されている場所である。 そんな所はグラン・トロワ中探しても、一種類数カ所しかない。 即ちカステルモールが《ヒドゥン・スペクター》を誘い込んだそこは、武器庫であった。 だが、それでも…… 「見えない、というのは厄介だな」 憎々しげに呟いた。 タバサがカステルモールと合流するよう打ち合わせてた武器庫にたどり着いたとき、カステルモールと《ヒドゥン・スペクター》の戦いは一段と激しさを増していた。 カステルモールは目で追うのが精一杯という速度で床を滑り、一方で追いかける爪は縦横無尽に床を走り回っている。 武器庫の床は刻まれた爪痕でずたずたに引き裂かれ、無傷な場所など探すだけ無駄であろう。 タバサがその光景に立ちすくんでいると、部屋の中から男の必死の叫びが放たれた。 「シャルロット様! この場はわたくし一人で十分です! 先へお進みください!」 明らかに虚言と分かるその声を聞いて、タバサの硬直が解けて消えた。 目を凝らしてみると、至る所に傷を負ったカステルモールの姿が見えた。手にサーベルは持っているが、防戦一方なのは明らかだ。 「シャルロ……ッ」 再びそう叫ぼうとしたカステルモールが、タバサの持っているものを見てぎょっとした。 彼女は手に、一抱えもある麻袋を持っていたのである。 そして、それを小さな体の力一杯で、勢いよく部屋の中へと投げ込んだ。 バフンッという重たい音を立てて、麻袋が床へと落下するやいなや、中に入っていたものが盛大に飛び散って飛散した。 暗がりで良くは見えないが、それは白い煙のようなものを発生させたのである。 「エア・ハンマー!」 続いてタバサの呪文がその袋に向かって放たれると、そこでようやくカステルモールにもその正体が分かった。 『小麦粉』である。 空中へ向かって小麦の白い粉が盛大に舞い散り、部屋もカステルモールをも白く塗りつぶした。 だが、その白く曇った空間に、ぽっかりと空いた、何もない、空間。 まるで風船をいくつも繋げて作ったかのような、奇っ怪な形をした不自然な空間。 見えるものを探すのではない、即ち、見えていないものを探すのだ。 「アイス・スピア!」 カステルモールが放った氷の凶器が、正確無比に、周囲の小麦粉まで透過していた《ヒドゥン・スペクター》を刺し穿った。 タバサは再び、一人で廊下を歩いていた。 王の間へと続く大回廊、今はちょうどその真ん中を歩いている。 先ほど共に魔物を退治したカステルモールは、今はそばにいない。 《ヒドゥン・スペクター》との戦いで激しく失血し、加えて地下牢に長く捕らえられていた為に体力が低下していたことも重なり、一時的に歩行が困難なほどに衰弱してしまったのである。 それでも、 『大丈夫です、問題ありません。どうかわたくしめに殿下をお守りさせてください』 と、カステルモールはしつこく言ってついて行こうとしたのだが、タバサがそれを許さずに、その場で休むように彼に言いつけたのである。 彼はそれに頑として従おうとしなかったのだが、やがて立ち上がることすらままならないことをタバサに指摘され、そこに至り不承不承その言葉に従ったのだった。 そうして歩くこと暫く、タバサはようやく目的の扉の前にたどり着いた。 ここに彼女が居るというのはただの予測でしかない。 もしかしたら彼女は別の場所で仕事をしていて、今頃は寝室に戻ってぐっすりと寝ているかもしれない。 だが、それでも彼女がここにいるに違いないという想いが、タバサを駆り立てて止まないのだ。 小柄な体に合わせた、小さな両手が扉にかかる。そしてそれを、ゆっくりと押し開いてゆくと、そこには 彼女が居た。 「ずいぶんと、遅かったじゃないのさ。おかげで随分と待ちくたびれたよ」 良く通る、朗々とした声。 迎えたその声の主は、部屋の一段高く据えられたの最奥で、座ったままにタバサを迎えた。 胸元が大きく開いた、ゆったりとした青い豪奢なドレスに、首からは大きな宝石がいくつも填め込まれたネックレスを下げ、手には王権を意味する古杖が握られている。 背中に流された絹のように艶やかで長い髪は、ガリア王族の縁者であることを示す青。その頭には王冠の代わりに、無数の宝石で飾られた白銀にきらめくティアラが乗せられていた。 だが、その下にある顔は、それらが与える高貴な印象には似つかわしくないアンバランスさでもって、見るものを困惑させる。 つり上がった細い目は彼女の髪と同じ色、相手を射すくめる氷のブルーアイ。 口元は粗野につり上がり、挑発的にして好戦的。 ハルケギニア一の大国と謡われる、ガリア王国の国王という、尊い器とはかけ離れた中身。 貴人の尊さと野獣の粗暴さを併せ持った娘。 彼女こそは、タバサが追い求めていた人物、『現・ガリア王国国王 女王イザベラ一世』である。 「はんっ。人形娘は相変わらず無愛想だね。ほんとその無表情、気味が悪い」 薄暗い照明、天窓から僅かに入り込んだ月の光がそれを補填する。 「上手いこと命からがら逃げおおせたっていうのに、自分からここに舞い戻ってくるなんてね。そのおつむは空っぽかい?」 肘掛けに頬杖をつきながら足を組んでいるイザベラが、くくくと笑いを含ませながら言った。 周囲に人影はない。衛兵も、侍女も、いない。 ここはがらんどうの大広間。 「私はここ暫く、お前のことが憎くて憎くて憎くて憎くて、いつもお前をどうやってくびり殺してやろうかって、そればっかり考えていたよ」 ここは余りに広い。 そして、あまりに哀しい。 そこには何もない。誰かの笑顔も、家族の暖かさも。本当に、何もない場所だった。 彼女はどれだけの時間、ここにいたのだろうか。どれだけの時間、自分を待っていたのだろうか。 そして、どれだけの時間、そうやって時を過ごしてきたのだろうか。 周囲から向けられるのは悪意と敵意、それに対して悪意と恐怖で返すしかない。 そんな彼女の苦しみを、自分は想像の中でしか分からない。 分からないけれど思うのだ。 そんなのは、あんまりだ。 誰からも望まれず、そして誰からも必要とされない。 そんな人生は、あんまりだ。 だから終わらせよう、そして変えに行こう。 その為の一歩を、最初の一歩を、勇気を持って自分から踏み出そう。 「……教えて」 「あん?」 初めて立ったばかりの、生まれたての子鹿のような、身を震わせた危うい、一歩。 そうやって、全てを塗りかえるための最初の歩みを、タバサは決意を込めて踏み込んだ。 「……城の人たちは、どこ?」 「さてね、どこだろうね。死んだ人間がどこへ運ばれていくかなんて一々聞いちゃいないよ」 ゆっくり、一歩、一歩と踏みしめて。 「……殺させたのは、あなた?」 「そうさ。あたしが命令して殺させたんだよ。どいつもこいつも無能ばかりだから、みんな殺してやったのさ」 イザベラは座ったまま微動だにせず、微笑すら浮かべて言った。 冷たい目だけはそのままに、口元だけを歪めて笑っていた。 「……楽しかった?」 「ああ、楽しかったさ。人が死ぬたびにみんなが私を認めてくれる」 進む、進む、一歩、また一歩とタバサは彼女の座るそこへと近づいていく。 彼女は、イザベラは、近づいている自分を、どんなふうに思いで見ているだろう、そんなことをタバサは思う。 「……カステルモールを牢に繋いだのは?」 「私だよ。折角お前を死んだことにして、邪魔なオルレアン派を黙らせたっていうのに、余計なことを他の連中に吹き込もうとしたもんだからね」 言葉を交わしながら、着実に彼女の元へと近づいていく。 彼女の瞳に、自分はどんな姿で映っているのだろう、そんなことをタバサは思った。 「……自分が殺したと言った?」 「その通り。あんたの薄汚れた服を使って、一杯食わせてやったのさ。そうしたらあいつ、悔しがって涙を流して私を罵ったわ。はは、実に面白可笑しかったわ」 さも愉快そうに笑うイザベラ。 その笑顔の下に、どんな表情があるのだろうか、そんなことをタバサは思った。 そうして歩き続けて、タバサはついに、イザベラの段下に立った。 「ふふん」 と、不適に笑う女王。 その表情、仕草、立ち居振る舞い、それらはタバサの知るイザベラと全く変わるところがなかった。 虚勢も、気負いもなく、ただただ彼女の自然体。 「………」 タバサは無言のままに、イザベラ姿を、顔を、その眼を見た。 多少疲れてやつれた様子はあるが、その眼光の鋭さは衰えていない。 「どうした、やるんだろう? 自分の復讐を果たすんだろう?」 そう言うと、イザベラは組んでいた足を戻して玉座から立ち上がり、その目がタバサを高みから見下ろす形となった。 「そしてお前は救国の英雄になる。いいさ、認めてやるよ、流血こそが歴史を作るのさ」 イザベラは両手を広げて、胸を張る、その表情は壮絶なまでに――笑顔。 「さあ、殺せよ」 自らの死を、まるで些事のことにイザベラは言ってのけた。 タバサを前にした彼女の姿はむしろ、威風辺りを払う堂々としたもので、それはこれまでタバサの見てきたどんな彼女よりも、輝いているように見えた。 その姿を前にして、タバサのするべきことは一つだった。 タバサに遅れること数分、カステルモールは体を引きずるようにしてピロードの絨毯を渡り、王の間へと続く扉の前へと到着していた。 カステルモールは重くのしかかる疲労を背にして、心ばかりが焦っていた。 囚われの生活で弱った体に、鞭打って戦ったまでは良かったのだが、情けなくも《ヒドゥン・スペクター》相手に戦った直後に、あえなく力尽きてしまったのである。 主人を守るべき騎士が、今ぞ主人が最大の敵に立ち向かわんとする場面に、駆けつけ参じられないとなれば、それ即ち騎士の名折れ。 例え休息を命じられていたとしても、その場にじっとしていることなど、忠節を誓った騎士カステルモールにできようはずがない。 そうして彼はその身を押して、タバサを追いかけここまで辿り着いたのである。 「シャルロット様……!」 そう呟いて、両開きの大扉に手をかける。 扉の向こうで、どのような未来が広がっているのか、そんなことを思うだけで、カステルモールの心臓は留めようもなく、うぶな娘のように早鐘を打った。 真なる主人の帰還に、新たなる王国の夜明けに、抑えがたい期待が高揚感を伴う衝動となって、その体を駆け巡る。 そうしてカステルモールは、疲れも忘れて、両腕に力を込めてその扉を開け放った。 そんなカステルモールを出迎えたのは……、 床に膝を折って、恭しく両手で杖を捧げ持ち、深く頭を垂れた主人の姿。 そして、彼女の発した、想像を絶する言葉であった。 「……わたくし、シャルロット・エレーヌ・オルレアンは、この杖を、女王イザベラ一世、あなたに捧げます」 、と その時、カステルモールは己の足下が崩れていくような感覚を味わった。 そのとき二人の間に、どのようなやりとりがあったかは分からない。 けれどそれが、彼女が望んだ彼女の未来だったのは確かである。 ――――バッソ・カステルモール「氷の姉妹」
https://w.atwiki.jp/ruugle_sennsei/pages/225.html
作者がパワプロでちょっと前に作った球団。愚者っちメンバーを独断と偏見でサクセスした。 スタメン ヒロティー(二) F岡(左) スーサン(遊) M田(一) 藤倉(DH) O坪(三) ハマック(中) クッスー(捕) T山(右) M山(投) 選手紹介 野手 ヒロティー(二塁手) 弾道2 ミートC5 パワーC105 走力B13 肩力C11 守力D9 エラー回避E7 チャンス2 ケガしにくさ4 盗塁4 流し打ち 代打○ レーザービーム 回復4 打力はそこそこだが、エラーしやすいのが玉にキズ。人の話を流すのが得意。 F岡(レフト) 弾道2 ミートB6 パワーE66 走力B12 肩力C10 守力C10 エラー回避D8 ケガしにくさ4 盗塁4 走塁4 送球4 安定度4 ヘッドスライディング 勝った当初に作った。新しく作るのが面倒だったのでそのまま流用。ミートが大きく、どんなボールでも当てにいく。マシンガン打線 スーサン(遊撃手) 弾道2 ミートB6 パワーE66 走力B12 肩力B12 守力A14 エラー回避D8 ケガしにくさ4 送球4 安定度4 アベレージヒッター バント○ 連打○ 守備職人 ブロック○ 安定のスーサン。ボールの扱いが非常に上手く、攻守ともに優れる(エラーは普通)。 M田(一塁手) 弾道4 ミートG1 パワーA166 走力C11 肩力A15 守力G2 エラー回避E7 チャンス5 ケガしにくさ4 パワーヒッター 粘り打ち バント○ 初球○ 人気者 体当たり 一発はでかいが、なかなか当たらない。チャンスに強く、粘り強い。守備力は弱い。二塁手の送球に泣かされることも。 藤倉(DH) 弾道3 ミートC5 パワーA180 走力B12 肩力C10 守力D8 エラー回避D8 チャンス4 対左4 パワーヒッター 初球○ サヨナラ男 代打○ ヘッドスライディング いぶし銀 突如現れた謎の助っ人。リーゼントで風格がある。顔がF岡と似ているが、関係は不明。 O坪(三塁手) 弾道2 ミートA7 パワーC96 走力E7 肩力C10 守力A14 エラー回避D8 チャンス4 バント職人 守備職人 ハイボールヒッター バントと守備(とダイス)は職人芸の腕前を持つ。鉄壁の三塁。 ハマック(センター) 弾道3 ミートB6 パワーB117 走力A14 肩力A14 守力A14 エラー回避D8 チャンス5 ケガしにくさ4 内野安打○ 代打○ 守備職人 ブロック○ 人気者 打力・守備力ともにトップクラスの能力を持つ、愚者っちのイチ○ー。 クッスー(捕手) 弾道2 ミートC5 パワーC97 走力C10 肩力B12 守力B13 エラー回避E6 チャンス4 ケガしにくさ4 送球4 広角打法 初球○ 逆境○ ハイボールヒッター キャッチャー◎ 捕手能力は高く、どんな球でも受け止める。彼が反応できないのはご飯を食べてる時だけ。 T山(ライト) 弾道3 ミートC5 パワーB126 走力B12 肩力B12 守力C11 エラー回避D8 対左4 ケガしにくさ4 初球○ 逆境○ 代打○ レーザービーム ヘッドスライディング 体当たり ゲッツー崩し 体当たりやヘッドスライディングなど、かなり強引に塁を取りに行く。 投手 村山 能力値 116km/h,コントロールB(156),スタミナG(10),スライダー(オリジナル変化球)3,スローカーブ3,フォーク2,シュート1 フォームは女の子投げ(アンダー)。技術はあり、独創的な変化球を多く持つ(変化するかは別として)。非力なため球速はびっくりするほど遅い。最大の欠点は体力がないこと。 村山(クローン) 能力値 115km/h,コントロールB(160),スタミナG(4),カットボール2,スローカーブ2,Vスライダー2,シンカー1 対左打者4,ノビ4,安定度2,打球反応○ 村山のクローン。フォームは女の子投げ(アンダー)。非力なこととすぐ電池が切れることは本家と同じ、クローンのためか安定度が悪くなっている。 余談だが、サクセスの能力初期値でスタミナはF以下にならない。スタミナGにするにはコナミリセットでペナルティーをもらう必要がある。パワプロ12では、リセットすると能力低下とともに、パワフルタウンが怪獣に襲われるというイベントが発生する。 つまり、村山1人創るのに町が1つ犠牲になる。 村山=1勝=1町 「エース村山」野手の成績 左から打率、本塁打、打点、盗塁、三振数 ヒロティー .285 13本 93点 28盗 112三振 F岡(左) .296 6本 70点 13盗 101三振 スーサン(遊) .339 6本 64点 29盗 91三振 M田(一) .235 24本 119点 13盗 173三振 藤倉(DH) .340 29本 140点 13盗 89三振 O坪(三) .280 5本 69点 2盗 92三振 ハマック(中) .353 25本 100点 13盗 121三振 クッスー(捕) .276 9本 55点 7盗 97三振 T山(右) .340 26本 111点 11盗 106三振 タイトル獲得 首位打者 ハマック 打点王 藤倉 最多安打 ハマック ベストナイン スーサン T山 ヒロティー ゴールデングラブ賞 スーサン 村山 やっぱりハマック最高や! ベストナイン・ゴールデングラブ両方にスーサン さすがやね 「続・エース村山」野手の成績 タイトル獲得 打点王 M田 141点 最多安打 スーサン 196本 ベストナイン T山 ゴールデングラブ賞 ハマック ヒロティー 村山 新人王 M田 M田、謎の躍進 ※ちなみに本塁打は40本 ハマックはベストナインのみ 仕方ないね