約 1,974,346 件
https://w.atwiki.jp/rf5words/pages/365.html
フーカ 通常台詞 出産後 特別台詞起床と就寝 通常台詞 出産後 特別台詞 起床と就寝 起床 「ガウガウ、ガガウ。(おはよう、朝だ)」 就寝
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/729.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・ちょっと昔の話 ちょっと昔の話 第2話 侍女長がまだ侍女長でなかった頃の話し。まだバステト珠夜だった頃のことである。 彼女はカイロ空港からヨーロッパを経由して、イスラエル等の紛争地帯を避けた飛行ル ートで日本を目指していた。ドイツ語やらなんやら色んな言語が飛び交う空港のロビーで 財布を眺めて、珠夜は大きな溜め息をつく。 「ふにゃああ……ヒモホテップ様、なんであのタイミングで金せびりに来るニャ……」 空港の椅子に腰掛け、荷物が詰まったトランクに肘を乗っけてうなだれる。ちなみにヒ モホテップは珠夜の彼氏である。 彼女がカイロ空港から旅立つ日、見送りに来たヒモホテップに有り金とカードを巻き上 げられたのだ。珠夜は今後の行く末を案じたのか、暗い表情。 「ヒモホテップ様のお兄様、助かるといいニャあ……」 別に行く末とか案じてなかった。なんかヒモホテップが述べた無心の理由を鵜呑みにし て案じてるだけだった。 そう、このとき珠夜はまだ大学生。おぼこいかわいこちゃんであるお嬢たまには騙され ているんじゃないかなんて疑念は一握だってないのだ。 サマードレスにツバ広の白い帽子、その下の良く櫛の通ったねこっ毛のケモ耳、ふわふ わした尻尾。暴力的な若さが暴走した結果、怖いモノなんてこの世に存在しないと錯覚し ていたのだ。 珠夜は首に下げていたネックレスをちょいとつまみ、眼前に持ち上げる。 「……うへへ」 ヒモホテップが空港で有り金とカードと引換にくれたプレゼントである。よほど嬉しい のか、チュッとキスして、ギュッと薄っぺらい胸に抱いて、ニマニマと微笑む。本当に幸 せそうだ。 しばらくニヨニヨしてニャンニャン唸って身悶えた後、珠夜はチケット売り場に向かっ た。イスラエルを迂回するべくヨーロッパに来たはいいが、そこから先のチケットをまだ 買っていないのだった。ヨーロッパの地獄はやっぱりヨーロッパ風で、受付嬢も悪魔なの だった。 「こんにちは。日本行きのチケットが欲しいんですニャ」 「日本行きでございますね。日本行きの便はこちらになっております」 「ありがとうニャ……うーん」 流暢な英語で受け答えする様は確かにお嬢様然とした堂々たるモノだったけど、いかん せん現在は財布の中身が町娘にも劣る。カウンター内の、時刻とクラスとチケット料金が 表示されたPC画面を覗きこみ、エコノミーでもかつかつである事実を目の当たりにする。 「ちょっと相談してくるニャ」 適当に言い訳してチケット売り場を離れる。相談する相手なんていないのだけど。 途方に暮れかけたとき、その老人は現れた。 「日本へ行きたいのですか?」 綺麗なドイツ語だった。老人は執事の様な格好をしており、まるでパイロットには見え なかったがこれでも副操縦士無しでのフライトを許されたA級ライセンス持ちなのだとい う。……そんなのあるんだろうか。 「ようこそ《ベリアル航空》へ。格安の日本行きチケットをご用意しますよ」 珠夜はその老人からチケットを買うことにした。 老人はファウストと名乗った。 続く 上へ
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/13833.html
VS/W50-024 カード名:見出された原石 フーカ カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:4000 ソウル:1 特徴:《格闘》?・《覇王流》? 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から2枚を、控え室に置く。それらのカードにクライマックスがあるなら、このカードをストック置場に置く。 アインなんとかさんとゆう人から、ここを訪ねてこいと… レアリティ:C ViVid Strike!収録
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/131.html
東方星波紋 第2話 幻想郷に降り立つ静かなる星―中篇― そもそもの発端は、祖父であるジョセフ・ジョースター、 DIO討伐の時に仲間となったジャン・P・ポルナレフの二人が来たことから始まった。 「ジジィ、その神隠し事件がスタンドによるものだと思ってるわけか」 「あぁ、そうじゃ。旧博麗神社へ調査に向かったSPW財団の者も 数人を除いて全滅したという情報がある」 老齢のジョセフ、隠者の暗示:ハーミットパープルという遠視などを得意とする 補助タイプのスタンドを持つ。 年齢に似合わない程の身体能力と長年の経験からくる知略を得意とする まだばれていないが隠し子持ち・・・というか浮気。 「この話は、情報隠蔽されてるらしいぜ」 ポルナレフ、戦車の暗示:シルバー・チャリオッツ、近接パワー型で超一流の剣捌きを誇る。 騎士道精神をもち、正々堂々の戦いを主とする。 が、DIOの時は大してそうでもなかったり、便所運が無い。 「・・・失礼な説明が出た気がするんだが」 気のせいだ。 「全滅・・・?」 「あぁ、とは言っても行方不明の意味合いなんだがな」 その言葉に思案顔を見せ・・・ 「実際にはどういう様子なんだ?」 「・・・目の前で、いきなり消えたらしい。何の脈絡も無く・・・だ」 スタンドとは普通、スタンド使い以外には見ることが出来ない。 その為、そのいきなり人が消えた事も、スタンド能力によるものだと 想定すれば、ありえない話ではない。 「それで俺達に解決して欲しいというわけか・・・」 「そういうことじゃ」 「一人でも多い方がいいからな」 DIOとの戦いから数ヶ月、その間勉学の遅れを取り戻したり・・・ スタンドを多少鍛えたりしていた。 承太郎は、実戦経験を更に積むいい機会として、その調査に同行した。 ―――――旧博麗神社――――― そして、SPW財団の案内により、旧博麗神社の場所まで辿り着いた。 山奥にあるが、町からはそれほど離れておらず、手入れはされてないようだが 汚くは無かった。 ところどころ落ちている靴などはおそらく、行方不明となった者達の物であろう・・・ 主人を失った荷物は主の帰りを待っているようにそこに居るという意思が見受けられる。 「・・・ここか」 「・・・あぁ、そうじゃ」 「・・・」 ポルナレフは黙祷を捧げ、ジョセフはハーミットパープルを使い念写をしていた。 承太郎は境内を見渡し、何かヒントになるような物を探していた。 同行していた財団の者達は全て帰していた。 今、手に持っている無線でもって連絡を取り合うらしい。 「なにかわかったか、ジジィ」 「わからん、何も写らん」 「となると、自分の足で探すしかないか・・・」 ポルナレフは一つ心当たりがあるらしい。 同じタイプのスタンドも存在するとの事で、そのスタンドの可能性 が真っ先に思い浮かんだらしい。 承太郎とジョセフは会ったことは無いが、DIOの館に居た。 No.2の実力者で絶対の忠誠を誓っていたヴァニラ・アイス。 心自体が暗黒のような一面を持っており、その影響か、 そのスタンドもどこかわからない空間へと続く空間を持っていたらしい。 そのスタンドは本体すら隠し通し、閉じこもった状態で触れると 暗黒空間に引きずり込みバラバラにしてしまうらしいとの事。 「こういう調査は別れてからの方がいいのだがな・・・」 「仕方ないじゃろ、危険性から考えて単独行動は禁物じゃ」 「ジョースターさんの念写で移らないから余計に特徴が一致してそうだしな・・・」 とりあえずは、日が暮れるまでに少しでも多くの情報を集めようと、 固まって動いていた。 しかし、その捜査もむなしく結局今日は、帰ることとなった。 承太郎は考え事をしていたためか愚痴を言うポルナレフと その愚痴に相槌を打つジョセフから後ろ寄りに、少しだけ離れて歩いていた。 「・・・って、おい承太郎、あんまり離れるな」 「あぁ、そうだな。すぐに行く」 呼ばれて気が付いた承太郎が足を踏み出そうとした瞬間、 承太郎の横の空間に、歪の様なものが見えた。 「!?」 「どうした!?承太郎!!」 承太郎の様子に、ジョセフは只ならぬ事を感じ、叫ぶ。 「・・・ここに歪が」 そう言って、歪を指差した途端・・・その歪が近づき、 承太郎を飲み込み始めた。 「な!?」 「「承太郎!?」」 慌てて、近づくジョセフとポルナレフ。 『スタープラチナ・ザ・ワールド』 咄嗟に時を止める。最大5秒止めれる時間を使い、 スタンドを使って、自分を引っ張りあげる。 だが、スタープラチナのパワーをもってしても、歪から抜け出す事が出来ない。 引っ張りあげても何の効果ももたらさない。 残り3秒――― 「・・・油断したか、やれやれ、幸い閉じようとしているみてーだから ジジィどもは巻き込まれねーな・・・」 見ると先ほどよりも歪は小さくなっていた。 時を止めてる最中は閉じていなかったが、その直前まで閉じていたのであろう。 そして、承太郎が飲み込まれた時に完全に消える。 これは、確信めいた結論だった。 残り2秒―― せめて、地面にメッセージをスタンドで掘り込む。 【心配するな、すぐ戻る】 歪から見える光景は、どうやら別の場所のようだ。 少なくとも異次元空間や暗黒空間などではない。 残り1秒― 「限界か、時は動き出す」 最後に、承太郎は自分からその歪に入り込んだ。 時は動き始め・・・ 「何!?」 「承太郎!何処だ!返事をしろ!?」 ジョセフたちは承太郎の居た地点であたりを見回した。 だが、そこにはもう承太郎の姿は無かった。 「承太郎・・・」 「ジョースターさん・・・」 数分後、ジョセフは肩を落としポルナレフはかける言葉を失った。 しかし、その悲観もすぐに背後にいる者の気配で吹き飛んだ。 おそらく、承太郎を消し去った者であろう。 すぐにスタンドを展開し、戦闘態勢をとり、振り返る。 「!?」 「な!?」 そこには見覚えのある人物が居た。 ―――――幻想郷―――――回想終了 「ジジィどもは巻き込まれなかったのが幸いか・・・」 承太郎は、手持ちのタバコの数を確認し、吸おうとしたが止めた。 あたりを警戒しつつ回想に耽っていた承太郎。 目の前の少女は相変わらず、目を回している。 しかし、そろそろ置きそうな気配はしている。 「・・・・・・んぅ」 どうやら、ようやく気が付いたようだ。 承太郎は離れた地点でスタープラチナに木片を持たせ、すぐさま攻撃できるように 構えを取る。少女が眼をあけて承太郎を見た時。 グーーーーーー・・・ 間抜けな音がなった、ちなみに言うと承太郎の腹の音ではない。 勿論、スタンドであるはずも無い。 辺りには虫こそ居るものの、動物は居ない。 消去法で、少女のおなかの音だった。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 沈黙、お互い見つめあったまま動かない。 片方は何が起こったかわからないといった視線・・・ 片方は呆れ半分、警戒半分の視線・・・ 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 何故か、承太郎は目をそらしたら負けだと思い、視線を外せない・・・ 少女は、まだ呆けている。 「・・・」 「・・・」 「・・・あなたは食べられる人類?」 「・・・これでもやるから、その物騒な台詞を止めろ」 承太郎は小物入れの中から、菓子類を取り出すと、少女の方へ投げた。 少女はその菓子を受け取ると・・・しばらく見回した後・・・ 袋ごと口の中へ入れた。承太郎は、完全に呆れた目になった・・・ 「・・・」 「まずい・・・おいしい・・・」 まずいは袋の部分、おいしいは中のものの感想だろう。 「袋くらい開けて食え・・・」 to be continue 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1260.html
102 :4:2012/07/27(金) 07 37 22 本編時系列 提督たちの憂鬱 第2話 1/2 1919~1921年の間 午後8時伏見軍令部長が嶋田さんを料亭に招待。夢幻会と初接触。 夢幻会:逆行者達の利害を調整する為の組織。日清戦争前後に結成。 夢幻会海軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦艦派閥、水雷戦隊派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 夢幻会海軍派閥:伏見宮博恭王、加藤寛治、大角岑生、南雲忠一、近藤信竹、福留繁 南雲忠一:中の人は海上保安庁の職員で新型巡視艇の副長になる予定だった。 海軍目標:現実的な路線として、西太平洋における日本の自主性の確保。 30年から半世紀は非戦方針。最終的にはアメリカと雌雄を決する。 夢幻会協力者:伊藤博文、大久保利通、坂本竜馬、東郷平八郎 新興企業倉崎重工:社長 倉崎重蔵 夢幻会転生者 三菱財閥:三菱の元を作った坂本家と夢幻会は深く繋がっている。 103 :4:2012/07/27(金) 07 38 03 2 /2 3日後:前回と同じ料亭で、夢幻会陸軍・財界派閥と接触。 夢幻会陸軍派閥:さらに細かく航空機派閥、戦車派閥、砲兵派閥等々色々な派閥がある。 しかもサブカル系派閥にも掛け持ちで所属しているので非常に複雑。 陸軍目標:基本的に自国勢力圏防衛に重点を置く。海軍と協力して日本の繁栄を目指す。 リムランドの資源地帯を抑え中ソを警戒。 特務機関を用いた周辺国(特に中国)の徹底的な弱体化と分断を目論む。 夢幻会陸軍派閥:東条英機、杉山元、牟田口廉也、寺内寿一 夢幻会協力者:山県有朋 辻正信:大蔵省に所属 MMJ幹部 転生者 阿部信行:内務省の中堅幹部 転生者 近衛文麿:転生者 特撮推進派閥筆頭 陸軍高官:日露戦争、第一次世界大戦で消耗し兵力のやり繰りに苦労している。 女性職員の採用を検討中。
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/120.html
第1話 第2話 第3話 サブタイトル:ウルトラセブン 緑の恐怖 ワイアール星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編1 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第2話(製作No.2)1967年10月8日放映 ●登場宇宙人・怪獣:生物Xワイアール星人 人間生物X ●足元の線路は小田急線ロマンスカーのものですね。止まっているシーンは別の車両で撮ってましたね。“ワイアール=YR”は“葉緑素”から取っていたと思います。当時はクランクインして、スタッフ・キャストが慣れたところで第1話を撮るという方式を採っていました。なので、この回は「湖のひみつ」と共に放映第1話よりも先に最初の組で撮影していました。 ウルトラセブン監督/満田かずほ氏 補足 ●別角度画像 アップになると、ますますわけのわからなくなるワイアール星人。 このジオラマには、残念ながら電車がありません。実写に登場したのは小田急電鉄3100型ロマンスカー。ウルトラQ「あけてくれ!」の異次元列車も、この車両が使われています。 ●“ワイアール=YR”は“葉緑素” 学術用語のような難しいものではありません。「YouRyokuso 」と、単にローマ字の綴りから。 ●フィギュアには、所々、銀色に塗装されている部分があります。実写では鏡が張り付けてありました。空洞に見えるための工夫だそうです。 第1話 第2話 第3話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/anzeal2/pages/58.html
第2話クライマックスへ 第2ラウンド! GM:セットアップ! 一同:なし。 水本奏?:‥‥なし。 GM:ではイニシアチブ。まずは【行動値】16の神姫さん、どぞー 神姫:どうせブレイクしててMP消費しないから、小魔モブbに[狐火]で魔法攻撃を。 神姫:#2d6+7 魔導(ダイスを振る)出目「5・1」で達成値13。これでいいです。 小魔モブb:#2d6+5 小魔bの抗魔っ(ダイスを振る)出目「3・2」で達成値10‥‥ ダメージどぞ。 ゲルヒルデ:よしよし 神姫:#2d6+8+6(ダイスを振る)合計24点の 炎 属性ダメージ。 GM:では、雷魔法を次々と放っていた小さな魔物の群れが、神姫の操る狐火に焼かれ、吹き飛ばされていく! 水本奏:「‥‥‥‥」 神姫:「随分と脆いのね」 人格変わり始めてますw “ぐら様”:念話【いけない‥‥ あまりの消耗に、神姫の意識が‥‥!】 GM:では次。ナイトフレアさま! ナイトフレア:ほい。ではムーヴで水本奏のエンゲージに移動。 ナイトフレア:マイナーで[ハイMPポーション]飲みつつ(ダイスを振る)合計25点のMPを回復。 ナイトフレア:メジャーで水本奏を説得するぞ。 ナイトフレア:「水本奏。‥‥君のことは玲次郎から聞いている」 ナイトフレア:「君が、音楽をはじめたきっかけが、君の母親だということも」 水本奏:「‥‥‥‥」 ナイトフレア:「君が、音楽を始めた時の、その気持ちを思い出せ」 ナイトフレア:「その愛を勇気に変えるんだ!」 GM:では、判定ボーナス+1を進呈しようw ナイトフレア:【意志】判定だよね。#2d6+4+1(ダイスを振る)出目「5・2」で達成値12。ギリ成功!w ナイトフレア:よし、お膳立ては済んだ。玲次郎頑張れw ゲルヒルデ:やるな 神姫:流石ね 佳和:b GM:では次。ゲルヒルデ&玲次郎! ナイトフレア:略してゲル次郎 神姫:服の下はドロドロの粘液状なんですね? > ゲル次郎 GM:キミ楽屋裏へ来なさいw ゲルヒルデ:「さあ、セイヴァー、あなたの出番です」 ゲルヒルデ:「いざとなったらワタシが《天上の美》を使用してでも成功させますから‥‥」 ゲルヒルデ:「安心して彼女を救ってきなさい」 玲次郎:ほーい、ではムーブで水本奏にエンゲージして、メジャーで説得判定します! 水本奏:「‥‥ッ!」 表情が揺らぐ。 水本奏:先程のナイトフレアの言葉が、彼女に何か影響を与えたようだ‥‥! 玲次郎:「水本‥‥」 傍に寄る、神木刀は投げ捨てて。 水本奏:一歩下がる。無表情なのだが‥‥ なにかを恐れるように。本能的にキミから逃れようとする。 玲次郎:「‥‥大丈夫。大丈夫だ。水本」 玲次郎:「帰ろう、僕は頼りないかもしれないが、君の音を護ることぐらいは、必ずしてみせる」 玲次郎:「‥‥その。届いてしまったからな」 水本奏:「わ、たし‥‥」 玲次郎:「だから、帰ろう? ――君の音色が、聞けるところへ」 GM:では、判定ボーナス+2を進呈しよう。 水本奏:さらに《栄光のプレリュード》を使用! 玲次郎が行う能力値判定の達成値に+2! 玲次郎:#2d6+3+2+2(ダイスを振る)出目「5・1」で達成値13。成功! GM:では、水本奏の全身から黒い霧が噴出していく‥‥ッ! GM:彼女の心を蝕んでいた闇が‥‥ 追い出されていくのだ! 佳和:「よし‥‥ 見事だ!」 ラッテンフェンガー(声だけ):【な、なん‥‥だと‥‥ッ?!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【ぬおおおおっ?!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【馬鹿な! そんな事があってたまるものか!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【この娘は、その天賦の才を周囲に評価されないことに悩んでいた‥‥!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【その深き心の闇が、こんな戯言で打ち払われるわけがないッ?!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【こんな小僧の、言葉などに惑わされおって‥‥ッ?!】 ゲルヒルデ:「それは違います」 ゲルヒルデ:「惑わされていた彼女が本来の彼女に戻った、それだけです」 神姫:「女の子はそんな戯言に一喜一憂するものよ」 ふふ。 佳和:「万人の評価よりも、望んでくれる1人に救われる時もある」 佳和:「‥‥お前とは違ったということだ」 ナイトフレア:「その愛でガイアを救う者。それがセイヴァーだ」 ナイトフレア:「簡単なことさ」 ラッテンフェンガー(声だけ):【認めん!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【認めんぞ、わたしはァッ!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【わたしと同じだから、その天賦の才に免じて見逃してやっていたのだ‥‥】 ラッテンフェンガー(声だけ):【わたしの与えた“救い”を拒むならば、その生に価値などない!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【貴様だけが救われるなど、あってたまるものか!!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【死ね、死んでしまえ! 小娘ェーッ!!】 ラッテンフェンガー(声だけ):虚空から強烈な黒い雷撃が降り注ぐ!(演出のみ) 玲次郎:「――ッ!」 割って入‥‥ らないとまずい雰囲気が。雷撃から彼女を庇うよー ラッテンフェンガー(声だけ):【ッ!】 意識を失ったままの水本奏の小柄な体をとっさに抱え、玲次郎は飛び退った! 直後、虚空から降り注いだ強烈な黒い雷撃が、校舎の屋上に深い亀裂を走らせる! ラッテンフェンガー(声だけ):【‥‥おのれ、クエスター】 ラッテンフェンガー(声だけ):【どこまでもわたしの邪魔を!】 虚空に響く声には、深い憎悪の念が込められていた。 ラッテンフェンガー(声だけ):【‥‥いいだろう。すでに【奈落門】は開いている】 ラッテンフェンガー(声だけ):【来るがいい、クエスターども!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【新世界の王たるわたしが、自ら相手をしてやろう!】 ラッテンフェンガー(声だけ):【その身に宿した、神々の力が、いかに脆弱なモノか‥‥】 ラッテンフェンガー(声だけ):【たっぷり思い知るがいい!】 GM:では、戦闘終了。 GM:次はクライマックス戦闘になります。連戦ですが、各自、ポーションを飲む程度なら認めましょう。 GM:誰かが【奈落門】へと駆けだしたらシーンENDです。 ゲルヒルデ:では、[MPポーション]を呑んでおきましょう(ダイスを振る)合計10MP回復しました。充分です。 佳和:よーし[ハイMPポーション]を飲むぞ(ダイスを振る)これでMP全快だ。 神姫:私も[MPポーション]を(ダイスを振る)合計15点回復、現状33点。ちょっと足りないけど仕方ない。 GM:では、このタイミングで全員のシャードが輝きを発する! GM:全員にクエスト「ラッテンフェンガーを倒す:5点」を進呈しよう! 神姫:「行きましょう。事態の収集をつけないと」 佳和:「お前の計画はこれで崩れた。 幕引きをする時だな、“奈落の騎士”ラッテンフェンガー‥‥」 佳和:「いや、ジェスター・ハミルトン!」 ラッテンフェンガー(声だけ):【ッ!】 玲次郎:「‥‥貴様に、飲み込ませてやるわけにはいかない」 玲次郎:「彼女も彼女の音色も、だ! 地獄行きなら僕が付き合ってやる、ラッテンフェンガー」と、駆け出そう。 シーンEND GM:ほい。おつかれー では、今晩、また同じチャンネルで逢おう!w 一同:お疲れ様でした!w 第2話クライマックスへ
https://w.atwiki.jp/dragonrush/pages/19.html
開始前 ・毎週土曜20 15に一般晩餐、及びギルド晩餐を実施 ・晩餐終了後、リログ 推奨 ・「システム」 → 「環境設定」 → 「グラフィック設定」 → 戦闘中のキャラクター「キャラクター表示省略」 推奨 ・リデラン開始直後に動き出せるように、座る・自動製造は事前に解除 ・ルイボスティーをインベントリーの使いやすい位置に配置 ・開始後の称号は攻撃力重視:「変態」(攻撃力22%うp)、大魔王(攻撃力30%うp)、のんだくれ(攻撃力25%うp)など推奨 迅速剣ヒ的リデラン攻略法 ・陣形は カ ア 関 卑 ク 花 ヒ 巨 姫 (2011年12月10日現在) ・戦闘開始時にヒの迅速を陣形中央のクリスにかける ・次のアクションはアッティラによる防御ダウン攻撃。(※タカンの呪い60以上推奨) ・遠距離陣による攻撃開始 ・俺様無双で大勝利 ・迅速のないヒは姫の枠をヴァルキリーに変更することで代用可能 ・実績:リデラン最高順位 6位 交友弓ヒ的リデラン攻略法 ・陣形は イ ヒ 関 発 ク カ 姫 巨 卑 (2011年12月11日現在) ・行動順は関→カ→イ→発→ク→巨→ヒ→卑 ・順番通りに敵縦列を殲滅していき1TKILLを狙うべし ・卑弥呼→楽士でも可 ・実績:リデラン最高順位 1位 咆哮槍ヒ的リデラン攻略法 ・陣形は カ ア ヒ ク 卑 花 ヴ 砲 予 (2012年1月23日現在) ・戦闘開始時にヒの迅速を陣形中央のクリスにかける ・次のアクションはアッティラによる防御ダウン攻撃。(※タカンの呪い60以上推奨) ・遠距離陣による攻撃開始 ・俺様無双で大勝利 ・でも最近弓よりも銃一杯いたほうがいいんじゃねぇかって思いはじめた2012年冬 ・実績:リデラン最高順位6位
https://w.atwiki.jp/soransaba/pages/26.html
sai的攻略法〜戦闘職編〜 釣りとかダルい!テキタオスみたいな戦闘狂や戦闘職縛りをしたい人向けのsai個人が考える攻略法です。 まずは初期リスから北に行ってアリーナをしましょう!アリーナではネザライトの貸し出し装備があるので普通にやるよりオススメだよ!(個人の意見です) アリーナに参加するとクリアしたウェーブごとに鉱石や食べ物が手に入ります。報酬としてダイヤも手に入るのでとにかくダイヤフル装備を目指しましょう!(今回は戦闘好きのためなので採掘は省きます) ダイヤフルに出来たらダンジョンに挑もう!ダンジョンのモブはHPが高いけど経験値を多く落とすよ~。だから経験値ダンジョン1を周回してlv10を目指そう!経験値ダンジョン2はボスが強いからフルエンチャにするまでは行かない方が…笑 lv10になったらアドオンショップで売ってる装備を買うか生産職の人に装備を売ってもらう! お金が足りない?ダンジョンで出たダイヤをショップで売ってお金にしよう!ダンジョンは鍵代より稼げるからね。 装備を全てmmoにしたら経験値ダンジョン2以上に挑んでもよし、ミシモブワールドに挑んでもいいね(≧∇≦)b。でもミシモブワールドはlv10だとプレイヤースキル必要かも(*﹏*;)ミシモブは強い分経験値美味しいんだけどね~ まあ、後はこの調子でレベル上げて装備買ってレベル上げての繰り返しかな~。 ジェムはミシモブからも出るから採掘すらも不要!モブを倒すだけでも強くなれる!!!まあ、釣りや採掘も楽しいけどね笑 この鯖は他にも要素がいっぱいあるから自分で発見したり人に聞くと楽しめるね!
https://w.atwiki.jp/84gzatu/pages/44.html
前へ戻る。 次へ進む。 遊義皇トップへ 小説置き場に戻る 分子結合の強制化・強制解除が若干9歳の少年によって解明される! 長年研究されてきた「分子結合の強制化」が今月の12日にホーティック・モーガン君(9)によって解明された。 彼は10000ピースのホワイトジグソーパズルを3歳の時点で22時間で解いた事で有名だが、 この発見によってダイアモンドの破片を集めて巨大な塊に構築したり、鉄の中から僅かな金を取り出す事が可能となった。 だが発見したホーティック君は「これが一番難しい問題だったなんてがっかりだ、次はもっと難しい問題に挑戦する」との事、これからの活躍が更に楽しみである。 以上、7年前の世界物理報告2月号、7ページより抜粋。 第2話風邪引きニューヨーカー 壱 「手加減されて…負けてた…?」 雨には慣れている、濡れても着替えれば良いだけだ。 負けることには慣れている、負けるたびに強くなってきた自信があった。 「ゴメン、ドリアード……。」 ドリアードを犠牲にして戦うのも初めてではない。 3歳の頃、ドリアードで戦うことを悩んだこともあった。 4歳の頃、墓地に送ることを悩んだこともあった。 5歳の福助にとってドリアードは飾りではなく、共に勝利するパートナーなのだ。 そのために墓地に送ることは何度もあったし、そのことはドリアードと相手に対する礼儀だと理解している。 しかしドリアードを犠牲にした挙句、手加減をされて負けたのは初体験。 「ワウァゥァア、ぁあああがああっっ!」 幼児独特の叫び声とも怒声とも取れる泣き声だった。 欲しいカードを買ってもらえなくても泣かず、ケンカで負けても泣かない福助が泣いたのは久しい。 「はぁ、あ、あああ。」 泣きすぎて喉が痺れるような乾くような感覚がやってくる。 泣いてる間も歩いていたらしく、食べ物屋かカフェのように軽快に鳴り、刃咲医院の扉は開いた。 「あら、福助くん、ちょっと待ってて、タオル持ってくるから。」 「お気遣いなく。 刃咲くんはいます…か?」 見渡すと、そこには手招きをしている一人の少女。 福助の記憶ではカゼを引いて唸っているはずの従姉妹、壱華だ。 「福助ー、こっちこっち。」 「あ、蕎祐のお見舞いなら、壱華ちゃんが居る部屋ね。」 不思議に思いつつも、福助は雨が滴る足を部屋に向ける。 部屋の中には風邪で顔を紅潮させた刃咲と、元気な壱華がいた。 「福助も来てくれたのか、ありがとな。」 刃咲くんと壱華ちゃんはベッドに半身を入れながら机にデッキを置き、デュエルをしていた。 「刃咲くんもだけど……壱華ちゃん、具合は大丈夫なの?」 「風邪なんて3時間も眠れば治らないほうがおかしいのよ。 で、暇潰しも兼ねて刃咲のお見舞いをね。」 39度7分って、そんな軽い症状だったか…そう思いつつ、福助は特に言及する事はしなかった。 「それより刃咲くん、早くカード出すかエンドしてよ、息の根止められないでしょ?」 僕はそこで初めてフィールドに置かれたカードの状況とメモ帳に鉛筆で書き込まれたライフを見た。 刃咲 LP3700 手札1枚 〔共鳴虫〕(攻撃表示) 〔黒きハイエルフの森〕 伏せ0 壱華 LP8000 手札4枚 〔熟練の白魔導師〕(攻撃表示 魔力カウンター1) 伏せ0 熟練の白魔導師 光属性 魔法使い族 レベル4 ATK1700 DEF1900 自分または相手が魔法を発動する毎にこのカードに魔力カウンターを1個乗せる。 (最大3個) 魔力カウンターが3個乗っている状態のこのカードを生け贄に捧げる事で、 自分の手札・デッキ・墓地から「バスター・ブレイダー」を1体特殊召喚する。 共鳴虫 地属性 昆虫族 レベル3 ATK1200 DEF1300 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 デッキから攻撃力1500以下の昆虫族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚することができる。 黒きハイエルフの森 フィールド魔法 フィールド上に存在する昆虫族モンスターの攻撃力・守備力が300ポイントアップする。 昆虫族モンスターが破壊された時、そのカードのコントローラーのライフを1000ポイント回復する。(オリカ) 「…辛いね、ライフも全然削れて無いし…。」 セキ混じりにこれからのドローで逆転だ、と云って刃咲はカードを抜き放つ。 「…俺は〔貪欲な壺〕を発動だ。」 貪欲な壺 通常魔法 自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。 その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 〔魔導雑貨商人〕:墓地→デッキへ。 〔ドラゴン・フライ〕:墓地→デッキへ。 〔ドラゴン・フライ〕:墓地→デッキへ。 〔アルティメット・インセクトLV3〕:墓地→デッキへ。 〔アルティメット・インセクトLV5〕:墓地→デッキへ。 〔熟練の白魔導師〕:魔力カウンター1個→2個 刃咲:手札1→手札3 「俺のメインフェイズだ〔電動刃虫〕を召喚するぜ!」 電動刃虫 地属性 昆虫族 レベル4 ATK2400 DEF0 このカードが戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時に相手プレイヤーはカードを1枚ドローする。 〔電動刃虫〕:攻撃力2400→攻撃力2700 守備力0→守備力300 〔熟練の白魔導師〕:魔力カウンター2個→3個 「ガガハっ…ぜー、ぜー、ただ殴るだけなんてつまらねぇ技じゃねぇぜ? この〔電動刃虫〕はなぁ………壱華へのプレゼントだ! 〔強制転移〕発動!」 強制転移 通常魔法 お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、そのモンスターのコントロールを入れ替える。 選択されたモンスターは、このターン表示形式の変更はできない。(オリカ) 「…〔熟練の白魔導師〕を指定。」 「俺は〔電動刃虫〕を指定!」 「こ…攻撃力2700のモンスターを渡した!?」 刃咲の手札を覗いていた福助だが、この戦術は予想外だった。 〔強制転移〕とのコンボなら〔共鳴虫〕が王道だと思っていたのだ。 〔電動刃虫〕:刃咲のフィールド→壱華のフィールド 〔熟練の白魔導師〕:壱華のフィールド→刃咲のフィールド 「壱華は分かってるみたいだな…〔共鳴虫〕を攻撃表示に変更して〔電動刃虫〕へ攻撃!」 「!? 攻撃力は〔電動刃虫〕の方が上なのに!?」 〔共鳴虫〕(攻撃力1500)VS(攻撃力2700)〔電動刃虫〕 →共鳴虫破壊、共鳴虫墓地へ。 刃咲LP3700→LP2500 刃咲LP2500→3500(黒きハイエルフの森の効果) 「グォッホ、グォッフ! この瞬間、〔共鳴虫〕の効果発動! デッキから〔共鳴虫〕を特殊召喚し、さらに壱華の〔電動刃虫〕の効果でドローする!」 〔共鳴虫〕:デッキ→特殊召喚 刃咲:手札1→手札2 …あ! 「更に! 新しく召喚した〔共鳴虫〕も自滅攻撃して1枚ドロー、 効果でもう一度〔共鳴虫〕を召喚して更に自滅攻撃とワンドロー! 〔ドラゴンフライ〕をサーチしてもう一度自滅ドロー! とどめに〔アルティメットインセクト LV3〕を召喚して自滅攻撃だァアアア!」 〔共鳴虫〕(攻撃力1500)VS(攻撃力2700)〔電動刃虫〕→共鳴虫破壊、共鳴虫墓地へ。 刃咲LP3500→LP2300→LP3300 〔共鳴虫〕:デッキ→特殊召喚 刃咲1枚ドロー(手札2→手札3) 〔共鳴虫〕(攻撃力1500)VS(攻撃力2700)〔電動刃虫〕→共鳴虫破壊、共鳴虫墓地へ。 刃咲LP3300→LP2100→LP3100 〔ドラゴンフライ〕:デッキ→特殊召喚 刃咲:手札3→手札4 〔ドラゴンフライ〕(攻撃力1700)VS(攻撃力2700)〔電動刃虫〕→ドラゴンフライ破壊、ドラゴンフライ墓地へ。 刃咲LP3100→LP2100→LP3100 〔アルティメット・インセクト LV3〕:デッキ→特殊召喚 刃咲:手札4→手札5 〔アルティメット・インセクト LV3〕(攻撃力1700)VS(攻撃力2700)〔電動刃虫〕→アルティメット・インセクト LV3破壊、アルティメット・インセクト LV3墓地へ。 刃咲LP3100→LP2100→LP3100 刃咲:手札5→手札6 ドラゴンフライ 風属性 昆虫族 レベル4 ATK1400 DEF900 このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、 デッキから攻撃力1500以下の風属性モンスター1体を自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 アルティメット・インセクト LV3 風属性 昆虫族 レベル3 ATK1400 DEF900 「アルティメット・インセクト LV1」の効果で特殊召喚した場合、このカードがフィールド上に存在する限り全ての相手モンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。 自分のターンのスタンバイフェイズ時、表側表示のこのカードを墓地に送る事で「アルティメット・インセクト LV5」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。 (召喚・特殊召喚・リバースしたターンを除く) 「一気に5枚もドローした!?」 「…いや、刃咲のデッキには〔ドラゴンフライ〕が3枚あった。 完全にコンボが決まれば、更に2枚ドローできたはずよ。」 手札1枚で逆転できるのがこのゲームなので、7枚といえば圧倒的な資材であると云える。 「途中でドローを挟むのがこのコンボの難点でな。 俺みたいに運が悪いと、2枚も〔ドラゴンフライ〕が手札に来やがる。」 この二人の攻防を、福助の目には憧憬として写った。 やはり難度の高いオリジナルのコンボを決めるのはデュエルモンスターズの中でも最も絢爛な華のひとつだ。 「ゴフォ! 2700なんての俺のカードをほおっておくわけにもいかねぇからな、 〔死者への供物〕で〔電動刃虫〕を破壊…2枚セットしてエンドだ。(手札3・伏せ2)」 死者への供物 速攻魔法 フィールド上の表側表示モンスター1体を破壊する。 (次の自分のドローフェイズをスキップする。) 〔電動刃虫〕→破壊、墓地へ。 「私のターン(手札5)……〔大嵐〕を発動!」 「…っち………俺は〔スケープ・ゴート〕をチェーンするぜ。」 大嵐 通常魔法 フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。 スケープ・ゴート 速攻魔法 このカードを発動する場合、自分は発動ターン内に召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 自分フィールド上に「羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)を4体守備表示で特殊召喚する。 (生け贄召喚のための生け贄にはできない) 言いながら枕元に置かれた袋入りのアメを四つ場に横向きで置いた。 トークンはカードが存在しないので、このように存在を示す“何か”を代替で置くのだ。 〔羊トークン〕:無→特殊召喚 〔羊トークン〕:無→特殊召喚 〔羊トークン〕:無→特殊召喚 〔羊トークン〕:無→特殊召喚 〔黒きハイエルフの森〕:フィールド置き場→破壊 〔ライヤー・ワイヤー〕:魔法・カード置き場→破壊 「〔黒きハイエルフの森〕が壊されたのは痛ぇが…。、 これで俺の場はトークン込みで5体、そう簡単には突破できねえぜ?」 刃咲は逸った笑顔を浮かべるも、壱華は堂々と勝利を確信したように口角を跳ね上げた。 「逆ね、そのカードの発動があんたの生き目を潰したわ! 手札1枚を墓地に送って、〔THE トリッキー〕を手札から特殊召喚。」 〔魔法都市エンディミオン〕:壱華の手札→墓地へ。 THE トリッキー 風属性 魔法使い族 レベル5 ATK2000 DEF1200 手札を1枚捨てることで、このカードを手札から特殊召喚する。 「そして〔洗脳-ブレイン・コントロール-〕を発動して〔熟練の白魔導師〕を奪還するわ!」 洗脳-ブレインコントロール 通常魔法 800ライフポイントを払って発動。 相手フィールド上の表側表示モンスター1体を発動ターンのエンドフェイズまで、 選択したカードのコントロールを得る。 壱華LP8000→LP7200 〔熟練の白魔導師〕:刃咲の場→壱華の場 「っへ、〔羊トークン〕がいるからな、攻撃力で中途半端に競っても意味無いぜ?」 「中途半端じゃなく、圧倒的に勝つわよ! 二体の魔術師を生贄に捧げ、宇宙を総べる女王、〔コスモクイーン〕を召喚する!」 コスモクイーン 闇属性 魔法使い族 レベル8 ATK2900 DEF2450 宇宙に存在する、全ての星を統治していると言う女王。 〔熟練の白魔導師〕:フィールド→墓地へ。 〔THE・トリッキー〕:フィールド→墓地へ。 「だから、俺の場には〔羊トークン〕があるって……まさか?」 「次のカードはこの2枚! 〔メテオ・ストライク〕! 〔拡散する波動〕!」 メテオ・ストライク 装備魔法 守備表示モンスターを攻撃した時、装備モンスターの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、 その数値だけ相手ライフポイントに戦闘ダメージを与える。 拡散する波動 通常魔法 1000ライフポイントを払い発動。 自分フィールド上のレベル7以上の魔法使い族モンスター1体のみが攻撃可能になり、相手モンスター全てに1回ずつ攻撃する。 この攻撃で破壊された効果モンスターの効果は発動しない。 「…うお?」 「〔コスモ・クイーン〕で羊トークンへ同時攻撃! ミサイル・スターダストぉ!」 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力0)〔羊トークン〕→羊トークン消滅、刃咲LP3100→LP200 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力0)〔羊トークン〕→羊トークン消滅、刃咲LP200→LP-2700 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力0)〔羊トークン〕→羊トークン消滅、刃咲LP-2700→-LP5600 〔コスモ・クイーン〕(攻撃力2900)VS(守備力0)〔羊トークン〕→羊トークン消滅、刃咲LP-5600→-8500 「かぁぁぁ、ライフのマイナスが8000超えやがった……!」 「ら、く、しょ、うッ! 今のデュエル、福助が見始めた時点では壱華ちゃんの勝機が農高だった。 されど、次のターンには刃咲が逆転し、更に次のターンには壱華の逆寄せで逆転。 これがデュエルモンスターズの真髄、1ターン先の逆転だ。 「ありがとう、壱華ちゃん、刃咲くん、いいデュエルを…て、あれ、刃咲くん?」 「…吐くかも…カード頼む。」 福助に纏めたばかりのカードの束を押し付け、刃咲はゴミ箱に頭を突っ込み、そして嗚咽のような不快音。 「助姫おばさーん! デュエルに熱中してバカが熱上げてゲロ吐きましたー! 医者と代えのゴミ袋ーッ!」 壱華ちゃんが大声で叫びが終わるか終わらないかの内に、既に助姫は手に鞄を持って走ってきた。 「大丈夫よ、蕎祐! 私は五本のちぎれた指を麻酔無しで繋ぎ合わせるほどの名医よ!」 「風邪の治療には関係のねぇ過去の栄光を例に挙げてどうするゥウウウ、うえぉっ!」 結論:とりあえず、病人はデュエルするな。 弐 ゲロ騒ぎから数十分後。 風邪の予防にハチミツのたっぷり入った生姜湯を飲まされてから、福助と壱華は帰路についていた。 「……で? 福助は刃咲になにを言いに来てたのよ?」 兄弟同然に育っているだけあり、壱華は福助の機微を捉えていた。 「僕とドリアードが負けた二封気さんのデッキ…あれ、全力じゃないんだって…。」 「どういう意味?」 「……前に二封気さんが参加してたグループの人と話してるのを聞いたんだ。 デッキの切り札とか7枚を刀都屋を買う資金に売っちゃったっ…て。」 思い出し笑いならぬ、思い出し泣きをする福助に、壱華はうっとうしそうにしつつ、あることに気が付いた。 「それは変よ福助。 確か刀都屋は借家で、売ってないって誰かが言ってたわ。」 「…どういうこと?」 「売ったって言うのはその友達って人を追い返す言い訳じゃない? 相手を帰すなら“嫌だ”よりも“無理だ”の方が通りやすいわ。」 「…じゃあ、二封気さんの切り札は…。」 「十中八九現存でしょうね。 明日にでもその事実突き付けて全開のデッキとやらと手合わせしてもらえば?」 聞いた途端に福助の顔に、雨上がりの今の空のように満面の笑顔が戻った。 参 ギラギラと耀くネオン街、ここはアメリカのニューヨーク。 そこには例日どおり聳え立ち続ける摩天楼と、その斜面を重力を無視するように奔る二つの影があった。 「はほほふははっははぁ! アホウがァ! 制々正念党幹部七人衆が一人! この神次郎じんじろうから逃げられると思ったか!」 頭髪はヘアバンドで逆立て、服装はニューヨークにはミスマッチなジャージ。 この男は、半合法カードハント組織、制々正念党の最高幹部のひとりで、ニューヨーク支部所長も勤める男だ。 「っちぃっ!」 神次郎の前を行く黒フードは、アメリカで活動するもうひとつのカードハント組織、ヴァイソンダーヅのメンバーだった。 「決闘もせずに武力を以って弱者よりカードを奪い取るヴァイソンダーヅよ! 逃げるなどという姑息な真似はせず、私に敗れることを生涯の誉れとし、この眠らない町に永眠するがいい!」 「ちょっとそこの×××なあんた! 正念党の何が偉いって言うのよ!? そっちだってただのカードハント組織じゃない!」 「私が正義だ! アホウが!」 威張れるはずのないことを、堂々と威張る神次郎。 「あんた頭が×××って……きゃぁっ!?」 神次郎は喋りながらも、目の前を走る黒フードの少女――トガ・ホアン――を捕まえる準備を着々と進めていた。 「アホウがッ! カウボーイごっこと忍者ごっこで鍛え上げた! 天才的投げ縄だ! 百発百中…いや! 千発百中よ!」 むしろ命中率が落ちていることに気が付いていない。 とにかく、神次郎は縄はフードごしに少女のウエストと腕を縛りつけ引き倒すことに成功した。 「チクショウッ! ×××××の×××××ッ! 縄を解け!」 「それが実現すると思うかアホウが! トガ・ホアンッ! 貴様はヴァイソンダーヅの首領:ウォンビック・ブラックマインの恋人だ、ということは知っている!」 「え、なっ!? あたしがブラックマイン様のこいび……えええ!?」 「ほう!? この私の部下の調べた情報が間違いだとでもいうつもりか!? お前はレアハンターとしてもブラックマインを支え、私生活でも一緒に暮らしている、と聞いたが!?」 “!”と“?”をセットで付けないと喋れないかのように高いテンションで喋る神次郎。 「ヴァイソンダーヅではそれは補佐はしてるけど、 ブラックマイン様の家は孤児院だから他にも沢山の子供たちとの共同生活だし……!」 「意味が半分ほど理解できなったが、つまり貴様はただの部下、とでも言うつもりか!?」 「ハッキリと言わないでよ! あたしだって気にしてるんだからッ! ブラックマイン様がただの部下だとなんと思っていようと、あたしは……ッ!」 「ただの部下、ではないぞ、トガ。」 半泣きのトガを宥める様な声に続き、二人が足場としていたコンクリートをぶち破り、黒い塊が浮上した。 黒い塊は優に2メートルを超える巨躯で、神次郎がそれが人間だということに気付くのに数秒を要した。 「はふほほははっはは!……なんだ!?」 黒い塊は、トガを縛っていた縄をフードごと引き千切り、片手であっさりと抱きかかえた。 「………挨拶はせんが正念党よ、人質というみすぼらしい行為をとるんじゃない。」 「この神次郎の行動が…みすぼらしいだとォ!?」 「例えるなら、公園のゴミバコから缶コーヒーの得点シールを集めるようにみすぼらしい。 今日はこれにて引くが……次に俺の大事な部下に手を出すことがあれば……俺がお前を殺す…ッ!」 黒い塊――ウォンビック・ブラックマイン――は素早く身を翻し、ニューヨークのビル街へと消えていった。 「お、おのれええええええ!」 負け犬くさいというか、悪役くさいというか、神次郎の咆哮がビルの谷間を突き抜けた。 前へ戻る。 次へ進む。 遊義皇トップへ 小説置き場に戻る -