約 1,678,930 件
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/188.html
なんだか身体が熱いな… 特に胸の辺りが…そういえば、いったいここは何処だ? 確か私は、プリキュアに敗れ、そのまま意識を失ったような… 「気がついた?」 話しかけられ、後ろから抱きすくめられていることに気づいた。 き、貴様はプリキュア!キュアピーチ! 「何故貴様がここにいるのだ!?」 「帰ろうとしたらアナタを見つけたんだよ。あのまんま放っておけなくて、誰も住んでないボロアパートにこっそり運んじゃった。良かった、気がついて」 布団の中で、ピーチが腕や脚を絡ませている。 温かいな…。温めてくれていたのか…。 モミモミモミ…気持ちイイな…胸を揉んでくれているのか…ちょっと恥ずかしい…うは!じゃなくて! 「貴様!何故私の胸を揉んでいるのだ!」 「たはー!気がついた?だって…モミ…おっきくて…モミモミ… 羨ましいなーって見てたら、つい…モミモミ」 「ん…ヤ…メ…は、離せ…あぁっ…」 「ねぇ、前から思ってたんだけど、この衣装ヤラしいよねぇ。だって着たまま揉めちゃうもん」 そう言いながらおもむろにピーチは、私の胸あてと胸の間に手をすべりこませ、直に蕾に触れてきた。 ピーチの少し冷えた手のひらが心地いい。 「ふ…貴様の衣装の方が、あっ…イヤラシイ、と思うぞ…っく」 負けず嫌いな私は、後ろ手にピーチの股間をまさぐってみる。 ふわふわとしたマイクロミニスカートの下には、な、何も着けていない。 「な!ノーパンとは!どういうわけだ」 「さあ、製作サイドの都合じゃないのかなぁ」 そう言いながら、ピーチは後ろに回した私の両腕を紐のようなもので結びはじめた。 「貴様やはり…!私を拷問するつもりだな!口が裂けてもラビリンスの情報は漏らさないぞ」 「え?違うよ。触られてたらイースに集中できないんだもん」 結び終えると、ピーチは私を布団に座らせ、後ろから抱きしめた。 「イース…アタシずっとこうしたかったの」 耳元で囁きながら、再び胸を弄びはじめる。 左手で胸の突起を摘みながら、右手で股間に触れる。 腹部の隙間から右手を差し入れる。 中指で茂みに分け入ると、そこはすでに蜜であふれかえり、ぴちゃぴちゃ音を立てる。 「すご…イースのココ、熱くてとろけそうだよ…」 「っく、やだぁ…ふ…」 「やだって言うけど、ココは嫌がってないみたいだよ?ほら…」 ピーチの指が私の敏感な部分を捕らえた。蜜をすくいながら指で塗りたくられ刺激されると、自然に甘い声が出て腰か浮かぶ。 「声、出しちゃダメ。誰か来ちゃうよ。我慢して」 ピーチは私の耳を舐めながら、胸をまさぐり、秘部を擦り、言葉で責める。 「イースのココ可愛いね。膨れてきたよ…もっと、もっとって言ってるみたい。あれ?下のおくちがヒクヒクしてるよ、入れてほしいのかなぁ?」 ヌプ… 「ん…!ふあぁ、やだ!はあ…っ」 「入っちゃった。ヤだった?じゃあ出さなきゃ… でもぬるぬるしてて気持ちイイから出したくないなぁ」 ピーチは指を出し入れしながら、指のつけ根で硬くなった部分を擦る。 「んん!っは…も…おかしくなっちゃう!」 「イク?イク?」 「ん…イク…あああイイィ!ピーチィ!」 敵の指でイカされ、私は果てた。 しばらく羞恥心と快感の余韻で動けなかった。 悔しい…情けない…。 「腕が痛い…ほどいて」 「あ、ゴメン、今ほどくね」 ほどいてくれたピーチは、私を抱きしめくちびる同士を合わせた。 「気持ち良かった?」 「あ、ああ…何故くちびるを合わせるんだ?」 「だって好きだから。好きだから触りたいの」 そう聞くとなんだか恥ずかしい。 「ふん!…き、貴様も気持ち良くしてやろうか」 「平気。アタシはイースがイク顔見れただけでイっちゃったよ!」 私はピーチのスカートの中に手をすべらせる。 「嘘をつけ…」 ピーチのそこはちゅくちゅくと音を立て、私の指を受け入れる。 「洪水のようだな…」 「くはー!まいったなぁ」 触りはじめると、何故だか止まらない。 「ねぇ、舐めて…」 「こ、こうか?」 怖ず怖ずと確認する私に、ピーチは細かく指示を与える。 「そう、そこ…上手だよ…んふ…」 ぴちゃぴちゃ…舐めながら見上げると、ピーチは自ら胸元に手を入れ、乳房をあらわにし慰めはじめた。 どれくらい舐めつづけたのだろう。 「あ」 突然ガクンと跳ね上がり、ピーチは達したようだった。 「イースにイカされちゃうなんて…最高だなぁ」 「バカ…」 ピーチのくちびるに自分のをそっとくっつけた。
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/292.html
ラブ 「うおお…せつなについてかないとー」 美希 「ブッキーこないなんて…楽しみにしてたのに」 祈里 「うう…ラブちゃんと会いたかった…。」 せつな「ブッキーと買い物なんて楽しみだわ…」
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/857.html
美希「まったく、いつアタシたちが結婚するなんて言ったのよ」 祈里「美希ちゃんは男の人と結婚したいの?」 美希「それは――嫌よ」 祈里「じゃあ、ずっと独りがいいの?」 美希「それも――嫌よ」 祈里「わたしが男の人と結婚してもいいの?」 美希「それは――絶対に嫌」 祈里「わたしは、やっぱりウエディングドレスがいいな」 美希「アタシは――結婚するなんて言ってないわよ!」 ラブ「美希たん、弄られキャラが嫌でツンデレにキャラチェンジしたのかな?」 せつ「私には、やっぱりブッキーに弄られてるように見えるわ……」 ラブ「せつなはあたしに弄られたい?」 せつな「ラブならいくらでもいいわよ?」 美希(大胆…) ブキ(…すごい) 「アタシたちって奥手なのかしら」 「別にラブちゃんたちに合わせる必要は・・・」 「す…」 「す?」 「すき………」 「?」 「すきやき!!!」 (はぁ~また美希ちゃん肝心なときに・・・)
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/401.html
私は今ラブと二人並んで歩いている。 タルトとシフォンは私の腕の中で眠っている。 …タルト、今日はお疲れ様、それからオルゴール回しを押しつけちゃってごめんなさい。次からは気をつけるわ。 それにしても… … …… ……ダメ、やっぱり気になるわ。 「ねぇラブ。」 「何?せつな。」 「うん、あのね、先に帰っててくれないかしら。」 「いいけど、どうしたの?」 「えっと、その、…さっきのブッキーの様子が少し気になって…。」 さっき別れたときのブッキーの様子がなにかいつもと違っていた。 このまま帰るつもりだったけど…やっぱり気になる。 「やっぱり気づいてたんだ、ブッキーのこと。」 えっ? 「ラブも気付いてたの?」 気付いてたらどうして… 「ならどうしてなにもしないの?」 私と違って、幼馴染で付き合いも長いのに… 「あたしじゃダメだから……。」 ? 「どういうこと?」 「ねぇせつな……ブッキーのこと好き?」 ? 急に何? 「ええ好きよ。…もちろんラブと美希もね。」 「それって皆同じ?」 「えっ?」 「あたしや美希たんと、ブッキーに対する好きは同じ?」 「それは…。」 違う…二人とも好きだけどブッキーへの……祈里への気持ちとは違う。 どうして分かったのだろう。隠していたつもりなのに…。 「バレバレだよ、せつな。」 「!」 「…いつも一緒にいるんだから、わかるよ。」 なんのこと?…きっとそう言ってもラブには通じないんでしょうね。 「ブッキーには伝えないの?」 「……。」 「…言って今の関係が壊れてしまうんじゃないかって、拒絶されるんじゃないかって…そう思うと怖いの…。」 言って関係が壊れてしまうなら、拒絶されるなら、このまま言わない方がいい。 でもずっとこのままの状態でいるのは正直……つらい。 「いったい私はどうしたら…。」 「……言っちゃいなよ、せつな」 「でもっ…。」 「言ってすっきりしちゃいなよ。」 「……。」 「仮に…仮にだよ、美希たんがせつなに好きだって言ったらせつなはどう思う?嫌う?拒絶する?」 「まさか、…嬉しいとは思っても嫌ったり拒絶なんかしないわ!ただその思いには応えられないけど……。」 「……ブッキーもね、同じだと思うよ、戸惑って暫くはギクシャクしちゃうかもしれないけど…、 ブッキーがせつなを嫌うなんて絶対にありえないよ。」 「……ラブ。」 「幼馴染で付き合いの長いこのあたしが言うんだから、間違いない!!」 そう言ってラブは自分の胸を叩いた。 「ごほっごほっ。」 ……強く叩き過ぎたのね。 まったくラブったら…でも、ありがとう。 「ありがとうラブ、私、精一杯頑張ってみるわ。」 決心がついた私はタルトとシフォンをラブに預けるとブッキーのもとに向った。 「まったくせつなもブッキーも鈍感なんだから…バレバレなのに、ねぇシフォン?」 「……zzz。」 「ふふ、よく寝てる。」 「…それにしても何か忘れてるような……ってあぁ、あたしのジュース……ハァ、まあいっか」 「せつな、ブッキー……幸せゲットだよ。」 「そうですか…ありがとうございました。」 私はブッキーの家に行ってみた。でもブッキーはまだ家に戻っていなかった。 いったいどこに行ったのかしら…。 もしかして…… 私はアカルンを呼びだした。 「……公園へ。」 なんとなくここにいる気がした。 ……いた、ブッキーだ。 私は手に持っていた袋から中身を取り出し、空の袋は近くのごみ箱に捨てた。 がさっ。 その音で気づいたのかブッキーが顔をあげた。 「えっ……。」 「せ、せ、せつなちゃん」 「ど、どうしてせつなちゃんがここに?ラブちゃん達は?」 ? そんなに驚くことかしら? それにしても…ふふ、驚いた顔もかわいい…っていけないいけない。 私はにやけそうになる顔をなんとか元に戻した。 「ラブ達には先に帰ってもらったわ。」 私はブッキーに近づいた。 「えっ、どうして?」 「あなたに話したいことがあったから。」 「私に?」 「そう、あなたに」 私はそう言うとベンチに座っていたブッキーの隣に腰を下ろした。 「はいこれ」 さっき買ったジュースだ。本当はラブの分だったんだけど…ごめんねラブ。 「ありがとう、せつなちゃん。」 ブッキーがお礼を言った。 さて、どうやって思いを伝えようかしら。 そういえば、こういうことはさりげなくって、たしかこの前見たテレビで言ってような…。 よしっ。さりげなく、さりげなく… 「…好きなの。」 「えっ、あ」 ……ストレート過ぎたかしら? 「私もこのジュース好きだよ、おいしいよね。」 ガクッ。 力が抜けた。 えっと、ジュースのことじゃないんだけど、いえジュースも好きだけど……そうよね。 「……はぁ…そうよね、やっぱりこんなんじゃダメ…よね。」 さりげなく……難しいわ。 「何がダメなの?」 ブッキーが尋ねてきた。 「ううん、なんでもない。」 私はそう言うしかなかった。 あぁ、どうやって伝えたら…。 とりあえず私は落ち着くためにパインジュースに手をつけた。 「いただきます。」 ブッキーも飲み始めたようだ。 「ねぇ、せつなちゃ『今日は大変な一日だったわね。』 タイミング良いのか悪いのか私とブッキーの言葉が重なった。 ブッキーが何かを言いかけたので聞き返そうと思ったけれど 「うん、そうだね…。」 「一時はどうなることかと思ったけど、 シフォンちゃんもラブちゃんの子守唄のおかげで どこにも行かなかったし、 クローバボックスも美希ちゃんがちゃんと見つけてくれたものね。 2人なら大丈夫だって、私、信じてた。」 ブッキーが話を続けてきたので聞き返すのをやめ、 私も 「そうね」 と返した。 「やっぱりラブちゃんと美希ちゃんは凄いよね。」 「えぇ、ラブも美希も凄いわね。」 本当に二人は凄い、でもブッキー、あなたもよ。 そうして暫くラブと美希の話題が続いた。 ラブと美希の話をする私とブッキー。 「それでねブッキー」 「……」 聞こえなかったのかしら? 「ブッキー?」 「……」 返事が返ってこない 「ブッキー!!」 「えっ?」 少し強めの声にブッキーがやっと気付いた。 「どしたの?」 私は尋ねた。 「ご、ごめんなさい。ボーっとしちゃって。」 「なんでもないの。」 ブッキーはそう言った。 でも…でも、その顔は…。 「……嘘ね」 私は言った。 「ねぇ、ブッキー。」 「…何?せつなちゃん?」 「なんでもないなんて、そんな顔して言われても説得力ないわよ。」 私はブッキーの頬に手を伸ばした。 ねぇ、どうして? 「どうしてそんなに悲しそうな…いいえ、苦しそうな顔をしているの?そんな顔にさせたくて、 ブッキーと話をしたかったわけじゃないのよ。」 そう、私はそんな悲しくて苦しそうな顔のブッキーを見たかったわけじゃない。 私が何か悲しませるようなことを言ってしまったのだろか? 「せつなちゃん。あのね。」 弱弱しくブッキーが私を呼ぶ。 「うん。」 いったいどうしたの? 「私…私ね…」 「せつなちゃんのことが……好き…なの。」 えっ…… ホントに? 「わたしも…ブッキーのこと…好きよ。」 うれしい…、 「…ありがとう、せつなちゃん。」 伝わった…。 「でも、せつなちゃんが言ってる好きって友達としての好きでしょ。」 えっ? 「私の好きとせつなちゃんの好きは意味が違うよ。」 えっ、ちょと待ってブッキー。 「ブッキ『こんなこと言って、迷惑だって、身勝手だってわかってるの。』 私の声はブッキーの声に遮られた。 「でも…でも…」 「…友達としてじゃなく一人の女の子として、せつなちゃんのことが好きなのっ。」 ブッキーが泣いている。 どうして?わたしも好きなのに… 同じじゃないの…? 言葉だけじゃ伝わらないの? …だったら…… 私はブッキーの頬に手を伸ばした。 ブッキー、そう言おうとして私はやめた。 「…祈里。」 そう言って両手で顔を持ち上げた。 「人の話は最後まで聞くものよ。」 「私はあなたが好きだって言ったわよね。」 「でもそれは!」 それは私の好きとは違う、そう言うつもりなのだろう。 そうはさせない。 私は指で祈里の唇を塞いだ。 ほんとに 「もうっ」 あわてんぼうね 「最後まで聞いてって言ってるのに。」 「私の好きとあなたの好きとは違うといっていたけれど…」 私は祈里の顔に自分の顔を近づけ祈里の耳元でこう囁いた。 「…私の好きってこういうことよ。」 次の瞬間私は祈里の唇に触れた。 …やわらかい。 私はそう思いながら、祈里から離れる。 ? 「祈里?」 反応が返ってこないわ。 祈里を見る。 「祈里?」 これは…固まってるわね。 「…ハァ……祈里!!」 声を強める 「えっ、あ、はい!」 ふふっ祈里たら顔が真っ赤ね…まぁきっと私もだけど…。 「ラブも美希も好きよ。でもこんなことしたいと思うのはあなただけ。」 そう、あなただけなのよ祈里。 これでもあなたは違うというのかしら。 「ねぇ、これはあなたの好きと同じではないのかしら?」 終 7-74は祈里視点での初デートの様子を。
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/410.html
「ねえ、美希ちゃん?」 祈里は机の上にある雑誌をめくりながら、 片手に持つリンクルンの向こうの話し相手に尋ねた。 「なあに?」 「ラブちゃんと、せつなちゃん、あの後、どうなったと思う?」 「そうねえ……」 電話の向こうのから聞こえてくるのは、んー、一瞬考え込むような声。 「……別に何も起きなかった、かな」 「そうなの?」 やけに自信たっぷりに言い切る美希に、祈里が尋ね返す。 「ラブは行動力があるように見えて、 自分のことになると誰かに背中を押されないと踏み出せないところがあるし、 せつなは結構積極的だけど、アピールの仕方というか、 上手い迫り方?そういうの知らないでしょ? ……だから、何にもない、っていうのがアタシの分析」 「そっかぁ、美希ちゃんがそういうなら、その通りなのかな」 心底残念そうに呟く祈里。 「はあ……『キスを見せ付けて二人の仲を進展させてみよう作成』失敗っと…… ねえ美希ちゃん、次はどんな手で行く?」 「そうね……今度はダブルデート、なんてどう?」 「うん、いいね、それ。それでラブちゃんの背中、どーんって押してあげたりとか」 「せつなに相手のハートを射止める仕草を伝授してあげるとか?」 アハハ、と声を重ねて笑い声を上げる二人。 ひとしきり笑った後に、ところで、と美希が切り出す。 「それ、ちゃんとあたし達二人きりの時間もあるんでしょうね?」 「勿論!デートなんだから最後は二人っきりで……ね。 今度は誰も見てないところで、キスして欲しいし……」 「……言うようになったわよね、ブッキー」 返事に一瞬、沈黙が挟まれたことで 多分、美希が照れているのだと察する祈里。 (……美希ちゃんの照れ顔、可愛いのよね) それが電話越しで見えないのを残念に思いつつ、言葉を返す。 「えへへ、それは美希ちゃんのおかげだよ。 好きな人と気持ちが通じあえたことで、私、変わることが出来たんだと思う。 ……だから、ラブちゃんもせつなちゃんも、 私達みたいに上手くいって欲しいなって」 「……そうね」 美希から返ってくる声も、肯定。 二人にも幸せになって欲しい、その気持ちは共通のものだから。 「それでね、美希ちゃん、デートコースの設定、お願い出来るかな? 出来ればラブちゃん達の様子をこっそり見ながら、 ちゃーんと二人っきりで過ごせるのがいいな」 「……無茶言うわね、ブッキー。 でもまっかせなさい!オーダー通りの完璧なデートプラン、作ってみせるわ!」 自信たっぷりに応える美希の声。 彼女の好きな人はこんな時、絶対に期待を裏切らない。 二人と二人のダブルデート、楽しいものになるのは間違いなさそうだ。 だから、祈里の返事も決まっていた。 「うん、素敵なデートになるって、私、信じてる」
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/205.html
ラブせつ1号館 40話保管 ラブせつ2号館 40話保管 ラブせつ3号館 40話保管 ラブせつ4号館 ラブせつ別館
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/415.html
皆が寝静まった部屋。戦いの余韻で何となく眠れずにいたせつなは、おもむろにメールを打ちはじめた。 『寝た?』 『寝れないの。せつなも?』 文面を見てせつなは微笑んだ。可愛いわ…すぐに返信があるところが、やけに素直で。 せつなはトイレに立った振りをして個室でアカルンを起動する。 紅い光を浴びて、驚いた美希が叫ぶ。 「もう!びっくりするじゃない!」 嬉しさを隠しながら怒ったふりをする美希だったが、本当は逢いたかったので顔がにやけている。 「美希…何か顔がやらしいわよ」 「しし失礼ねっ!もーホント、モデル捕まえて何言うんだか…」 ぶつぶつ言っている美希を尻目に、無言で美希のベッドに入り込むせつな。 「ちょ、ちょっと!いきなり入ってこないでくれる?」 「だって…この部屋、沖縄に比べて寒いんだもの。美希の身体…あったかい」 フローリングで冷えた脚を美希の脚に絡め、せつなは彼女の腹部に頭をくっつけた。 「しょうがないわね…」 せつなの頭をいい子いい子しながら、美希は考える。 アタシ、ペースを完全に乱されてる…。全然完璧じゃない。なのに、それがこんなに嬉しいなんて。 「すーすー」 「ちょっ、せつな!?さすがに寝ちゃったらヤバイわよ!点呼もあるかもしれないし…起きなさいよ!」 「くっくっくっ…」 声を抑えながら笑うせつな。はめられたわ…悔しいっ! 「もう知らない!せっかくひとが心配してあげてるのに」 美希はプイっと背中を向けてしまった。 「ごめんなさい、怒らないで美希」 「イヤ!」 「…こっち向いてよ」 背を向けたままの美希を、せつなが抱きしめる。 「今日、来てくれて嬉しかった。それが言いたくて。怒らせるつもりなんて無かったの。…ごめんなさい、もう帰るわね」 「待って」 帰ろうとするせつなを、美希の上ずった声が遮る。 「アタシも言いたいコトが…あったかも」 「…なあに?」 「逢いに来てくれて…嬉しかったわ」 ハニカミながら美希はせつなの額にくちづけた。一瞬の出来事でせつなは呆然としている。 「黙ってないで何か言ったら?照れるじゃない!」 「…違うわ」 「え?」 「キスは…ここにするものよ」 ちゅっ 今度は美希が呆然とする番だった。 「じゃ、ね。おやすみなさい美希」 再び深紅の光が部屋を照らし、彼女は居なくなる。 「まったく…」 くちびるを指でなぞりながら、さっきの記憶を辿り、胸に刻みこむ。 あのコといると、振り回されっぱなし。 アタシ、完璧にはまってる。
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/801.html
「あの時の輝きを覚えているかい?」 「えぇ。とっても綺麗だったわね。」 プリキュアの名の下に導かれし少女たち。 守り抜いた平和と愛と友情と。 あの時、空に描かれた煌びやかな光。 それは希望の光となって、皆を包み込んだ。 「あっれぇ~」 「いい雰囲気ね…」 父の日のプレゼントとして、圭太郎をレストランへと招待したラブとせつな。 勿論、隣には最愛の人もいる。 本来は自分たちも行く予定だったが、せつなの助言によりラブは思いとどまった。 ―――が やはり気になってしまうのが性。 ラブはついつい後を追ってしまう。 無論、隣には親愛なるパートナーがいる。 「別に一人でいいんだけどなー」 「し、心配だから付き添ってるだけよ!」 「しっ!」 「あ…」 夜景が一望出来るレストラン。 星の輝きや街並みの光を見詰め、圭太郎は呟いた。 あゆみもまた、その言葉に聞き入っている。 「僕はね、あの時の輝きを奇跡、いや希望の光だったと思っているんだ。」 「ロマンチックな事言うのね、お父さんてば。うふふ。」 大人のデート。 まさにその雰囲気を醸し出してる二人を見詰め、ラブとせつなは満面の笑みを浮かべる。 「こうして、あゆみと二人っきりで食事をするのは何時以来かな?」 「そうね。随分久しぶりのような気がするかも。」 二人から三人になって。 三人から四人になった。 何時だってそこには〝しあわせ〟が存在した。 それはこれからも―――いつまでも――― 「ちょ、ちょっとラブ、よだれ!よだれが!!!」 「ぬはっ!ス、ス、ステ~キ~」 この二人にはまだまだ、不釣合いな場所のようであり。 物陰に隠れて、こっそり覗き見するのは返って毒なのは言うまでも無く。 「ラブとせっちゃんには何かお返ししなくちゃね。」 「大丈夫。ほら、もう準備してあるんだから。」 あゆみが差し出したのは2枚のチケット。 海の上に浮かぶ遊園地・フェアリーパークへの物。 彼女たちプリキュアが守り抜いた場所はさらに人気スポットへと成長していた。 チケットも、長蛇の列に並ばないと買えない代物へと成長していて。 「あたし頑張っちゃった。はい、お父さん。」 「僕がかい?ダメだ。これは二人で一緒に渡そう。それに」 「それに?」 「お母さん―――、あゆみの精一杯の努力で僕は幸せゲットだよ。」 「くすっ。感謝するのはあの子達によ。いろんな意味でね。」 「いろんな意味?何だい?」 「な・い・しょ。」 レインボージュエルを守り抜いた彼女たちが齎した物。 それは未来への光であり、希望の光。 そして―――しあわせ 今宵、二人の夫婦は最高のディナーを満喫し、幸せな一時を過ごす事が出来た。 それは最愛なる娘たちからのプレゼント。 それはプリキュアたちからのプレゼント。 宝石よりも輝く一瞬を―――。 「このレインボージュエルプリンくださーい」 「わ、私も…」 ~END~
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/712.html
せつなちゃん、元気? 今、何してるの? ラビリンスにもお茶の時間ってあるのかな? わたしはね、カオルちゃんのドーナツカフェで一息入れてるところ。 昼下がりの春風は、さわやかでとっても気持ちいい。 獣医さんになるための道のりは、決して楽じゃない。 だから時々は、こうして息抜きすることにしてるの。 戦士の休息ってところかな。 それにね。 皆でキュアエンジェルになった、 あの最後の戦いを思い出せば、何にも怖くない。 不思議だよね。どんどん力が沸いて来るの。 美希ちゃんはモデルへの道を本格的に進みはじめてる。 ラブちゃんは、何かを探してる。 いつも人の幸せを手助けしてきたラブちゃんが、 今度は自分の幸せを探しはじめたのかもね。 また風が吹いた。 ここは、風が気持ちいいよ。 風に乗って、桃色の花びらが舞っている。 ねえ、せつなちゃん。 もうこっちは桜が咲いたの。 咲き誇っては散ってゆくの。 はかなくて、とっても綺麗。 ラビリンスにも桜はある? わたし? 寂しくないのかって? そりゃあ、寂しくないって言ったら嘘になる。 でも、わたしは言わないよ。 だって、寂しいなんて言ってたら、ひとりでがんばってるせつなちゃんに笑われちゃうもんね。 だから、わたし、決めたんだ。 がんばって、絶対に夢を叶えるんだって。 だってわたし、信じてるから。 夢を叶えたわたしのそばには、美希ちゃんが、ラブちゃんが、せつなちゃんがいてくれるって、わたし信じてるから。 今ひとりで戦っているのは、いつかまた皆で過ごせる時のためなんだって、わたし、信じてるから。 だから、せつなちゃん。 あなたはひとりじゃないよ。 いつだって、どこにいたって、わたし達がそばにいる。 どんなに遠い場所にいても、心は寄り添い続けていける。 だからわたし、もう泣かないよ。 せつなちゃんを見習って、精一杯頑張るからね。 いつかまた、四つ葉がひとつになれる時まで。
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/810.html
ラブ「もーすぐ七夕っ!」 美希「浴衣の季節よね」 祈里「夜空もきれいだしね」 せつな「花火、今年もやりましょ!」 あっと言う間の一年。 中学生最後の夏。思い出作りに余念が無いクローバー。 ラブ「また来年も一緒に」 美希「違うでしょ」 祈里「ずっと…」 せつな「四人でね」 光り輝く星空と少女たち。 夏はまだ、始まったばかり。 せつ「七夕と言えば織姫と彦星、でしょ?」 美希「1年に1度きりの逢瀬か…ロマンチックだけど、あたしには絶対無理!」 ブキ「こう見えて美希ちゃん、寂しがり屋さんだもんね」 美希「ま、まあね……(ブッキーにはバレバレね……なんか照れる)」 ラブ「せつな、アタシ達ってまさに今そんな感じだよね」 せつ「ちょっとラブ!失礼しちゃう!こんなに何回も会いに来てるじゃない」 ラブ「だって……!だって全然足りないよぉ!!」 せつ「……ラブぅ」 ラブ「せつなーーーッ」 むぎゅう!! 美希「ったく!アンタたちもう結婚しちゃいなさいよ」 ブキ「せつなちゃんこの前ね、ラビリンスの法律を同性結婚OKにしたんだって」 美希「!!!」 ブキ「わたし、美希ちゃんならウエディングドレスも着こなせるって信じてる……」 美希「ももも勿論よぉ!」 せつ「あーあ、しどろもどろじゃない」 美希「い、いーじゃない別に!!」 ラブ「こーゆーとこが美希たんの可愛いトコなんだよ。ね?ブッキー」 ブキ「うふふふ」