約 2,107,117 件
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/444.html
怪傑ミルット 第一話 『峠のイナヅマ』 ここは数多のカラクリオー並行世界の一つ、戦争も宇宙人の侵略もなく、というか 宇宙人なんて存在しない全員地球人設定の割と平和な世界。 商店街の片隅にある喫茶店チカーロは今日もガラガラだった。 時は夕暮れ、マスターのチカーロとウェイトレスのサーメットが少し早めの 閉店準備をしていた。 「今日も全然お客が来なかったわねえ。関係無い話だけど温泉編は正史だったわ」 「私この一週間掃除とゴミあさりしていたG退治しか記憶にないですよ。 それとは関係ないけれど温泉編がパラレルだと勝手に言った事をこの場でお詫びします」 ドゥンッ!という派手な着火音、その直後サーメットは右腕を押さえてうずくまり 苦痛に顔を歪ませる。チカーロ愛用の大型拳銃モデルのライターがサーメットの右肘を 炙ったからだ。 「ンギモヂイイイイイ!じゃなくってチカーロ様、意味無くファイアーするのはやめてください」 「サーメット、今回の炙りに意味が無いなんて何を言っているんですか。 ウチには客寄せが出来る綺麗どころは貴方しかいないんですから、この危機は全部貴方の せいなのですよぉ。そんな自覚すら持てない子はそろそろクビにしてアクートさんに ウェイトレス兼任してもらおうかしら」 チカーロの言葉を受けサーメットは数カ月後を妄想した。 (妄想シーンスタート) 「う~、ご飯ご飯」 「課長、まだ見つからないんですの?」 休日のお昼を食べる所を探し歩く彼らはどこにでもいる会社員とOL。 しいて普通じゃない所を挙げるとしたらちょっと運がない事カナー。 名前は…サーメットの妄想シーンなので名前など無いのだが、これから酷い目に会う フラグを立てる男女なので便宜上フラグマンとその後輩と呼ぶ事にしよう。 そんな訳でサーメット退職後の喫茶店チカーロにやって来たのだった。 「みた事ない店だな」 「じゃがバターありますかね?」 「流石に無いだろうけれど喫茶店だしジャガイモを使ったグラタンとかならありそうだな」 「じゃあ、ここにしましょうよ。もう私お腹ペコペコですのよ」 「本当にここにするのか?何か嫌なフラグが感じるんだがなあ」 物怖じしているフラグマンを引っ張り入店する後輩。 扉を開けると裸エプロンのアクートが出迎える。 「いらっしゃいませ、地獄にようこそだお客様ぁ」 「すみません、店間違えました」 「おおっと、逃がしはしねえぜ。てめえらが扉を閉めた瞬間、全ての出入り口をロックさせてもらったぜ」 「何それ怖いですわ」 「だから嫌なフラグがしているって言ったんだが」 「ヒャーハハハ!後悔してももう遅いぜぇ、本当に久しぶりにお客様だからなぁ サービス全開でいってやらあ。料理が出来るまでの間、俺のケツ筋を見て待ってな!」 まだメニューすら渡さず、アクートは勝手に厨房に舞い戻り料理を作り始める。 捕らわれたフラグマン達が店内を見渡すと『都合によりメニューは地獄フルコース一品のみ』 の文字が飛び込んできた。 厨房ではまだ生きている巨大ムカデがまな板の上でのたうち回り、鍋では豚の生首が 煮られ、テーブルの上では度重なる赤字にヤケをおこしたチカーロがギターソロを 奏でながら頭をシェイクしていた。 「「ノォー!!」」 「ヒャハッ、たまんねえな!幸せな午後を楽しみにしていたカップルが驚愕と恐怖に 顔を歪ませる瞬間はよぉ!俺はこれが見たくてシェフをやってるんだ!それとは 関係ねえが、温泉編は正史だぜ!」 (妄想終了) 「駄目ですー!私をクビにしたらアクートさんにお店を私物化されて世紀末の酒場みたいに なっちゃいますよ!」 「それはそれで面白そうね。とにかく、料理はアクートさん、仕入れと飾り付けは私、 経理はゲッツアーが、そして営業面での問題とG退治と清掃はサーメット、貴方の管轄でしょ」 だったら集客効果の無い飾り付けやファッションは今すぐ止めてくださいと反論する 勇気はサーメットには無かった。そんな勇気があったらもっとマシな接客をしている。 こうして完全に責任を擦り付けられたサーメットはトボトボと帰宅したのだった。 もちろん、集客の策など思いつくはずはない。 そしてその夜―、 「いけー、狩村ぶっちぎれー!」 「差せ、差すんだヘンリー!今日はお前の勝ちに印刷代掛けているんだぞ!」 ギャラリーの声援と向かい風を浴びながら二台のバイクが激しいデッドヒートを繰り広げる。 そう、ここは峠、彼らは峠を根城とする走り屋達。彼らは月に何度かこうして峠最速を競うべくレースを続けていた。 そしてギャラリーの歓声を受け走っている二名、『雷切』の狩村宗茂と 『超音速の貴公子』ヘンリー=ウィリアム=クレイトンの両名こそが峠最速に 最も近い二人。レース事に互角の走りを続ける二名の人気は高く、彼らのどちらが 勝つかの掛けが成立している程である。 「今日は僕の勝ちのようですね、カリーム」 「…チッ」 最後のコーナーを一瞬早く曲がりきったヘンリーの言葉に狩村は舌打ちする。 残りの直線では最高速で勝るヘンリーのバイクを『人間技』では抜き返す事は出来ない。 ギャラリーも勝負の結末が予測され、歓声の半分は失望の声に変わって行く。 だが失望の声がさらに塗り替えられる事はこの場の誰も予想出来なかった。 「ひゅーほほほほ、ひゅーほほほほほ!」 「な、何だこの甲高い笑い声は!」 「あそこだ!今まさにゴールしようとしているヘンリーの頭の上だ!」 突如奇妙な笑い声と共にヘンリーの頭の上に現れた女性。 覆面で顔は分からないが闇夜にも映えるマントを風にたなびかせ、出るとこ出て 引っ込むとこは引っ込んだ女性も羨むナイスボディは若い美女である事を想像させる。 それにしてもそのボディライン以上に素晴らしいのは覆面の美女とヘンリーの バランス感覚だ。直線とはいえ時速100キロオーバーのバイクを運転するドライバーの 頭の上に立ち笑いながらセクシーポーズ。『上と下のどちらかが常人ならば』間違いなく 転倒し双方とも大怪我をする所だ。 「月は東へ日は西へ、峠最速の座を奪いに来たのはこの怪傑ミルット! さーって、今日もミルッと解決しちゃうわよん?」 ヒーロー風の名乗り口上が終わるピッタリのタイミングで謎の怪美女ミルットを 乗せたヘンリーはゴールした。狩村よりだいぶ遅れて。 「おい、何だあんた。ヘンリーの彼女か何かか?」 バイクから降りた狩村がミルットと名乗った女に質問する。 その声からは勝負を台無しにされた怒りが伝わって来ていた。 その怒りを右から左へと受け流すかのようにミルットはひょうひょうと応える。 「さっきの口上聞いてなかったかしら?私は怪傑ミルット、私が今足場にしている ヘンリー君を倒し峠の最速を奪いに来た謎のお・ん・な。まあヘンリー君は私が 乗っかったショックでさっきから一言も喋らないけれど」 「とりあえずヘンリーから降りな、殴るのはそれからだ」 「あら女を殴るの?貴方も峠最速を名乗るなら…暴力なんて使わずレースで 私を屈服させてみなさい!」 あまりにも暴論、狩村がミルットの言う通りにする必要はどこにもない。 さっさと警察に通報するなりするのが正しい大人の対応だ。 (そうした場合、峠の皆もレースの件で警察から色々言われるだろうが) 「やれやれだぜ、レースを挑まれちゃあ断れねえな」 狩村は受けても丸損な挑発を真正面から受ける。それが走り屋であり、そして― 『グラップラー』であるッ!!!!!!!!!!!!!!!! 【グラップラー】 原始への逆行かそれともミトコンドリアの反乱か、学者の結論は未だ出ていないが ええい、学者風情がどうこう語ってんじゃねえ!それがグラップラー、現代の超人達なんだよ! 一見普通の人間と変わらない(一部例外あり)彼らは高い戦闘力と特殊能力を持ち合わせ、 その能力は一人一人個性はあるけれどどれも皆綺麗だねぇ!! もといっ、能力の分野に応じてクラスで分類されている。 狩村のクラスは『ライダー』、直接戦闘力はそこそこだが運転技術がキチガイじみた グラップラーだ! なおっ、グラップラーの設定部分について一体さんと異なる部分もあるが、 この世界ではそういうものなのだ! 「言っておくがさっきの俺の走り(ラン)は人間としての勝負の走りだ。 仲間をコケにしまくった礼儀知らずには最初から全力でいかせてもらうぜ」 狩村がグラップラーとして戦うという宣言。 ギャラリー達からざわざわとつぶやきが漏れてくる。 「あーあ、自業自得だけどかわいそうに」 「あの女…負けるな。俺はカリームの勝ちに掛けるぜ」 「バカか黒木、どっちが勝つかなんて掛けにならんだろ」 「それもそーか、んじゃカリームが何秒先にゴールするかで」 ミルットの事をこれから屠殺されて肉屋に並ぶブタを見るかのような目で見る ギャラリー。だが、ミルットはこの雰囲気に呑まれはせずそれどころか余裕すら 浮かべ狩村に語りかける。 「狩村宗茂、峠の走りに関しては相棒であるヘンリーと並びあるいはそれを超える と評価される男、でもその走り―日本じゃ二番目ね」 「ほう、あんたの評価じゃヘンリーの方が上とでも?」 チッチッチッと指を振り、そして親指でクイッと自分を指すミルット。 その行為に狩村はさらに怒りを滾らせるが、ここではそれを発散せず間もなく始まる レースに集中する。 「それではこの勝負のルールはこの僕、ヘンリーが説明させて頂きます。 レースに使うコースは先程の僕達が走っていた峠の下りコース。 体の一部が先にゴールした方が勝ちとなりますが、ガードレールにぶつかった時、 全身が道路から外れコースアウトした時、及び故意に相手に激突した時は反則負け。 カリームが勝てばミルットさんは今回の乱入を謝罪し僕達の決定に従う事、 ミルットさんが勝ったらお咎め無し、以上で問題はありませんね?」 「ええ、私が負けたらこの体を皆で好きにしていいわよん?」 そう言いミルットが体をくねらせるとギャラリーからは大歓声がヘンリーからは 鼻血が吹き出す。 「ヘンリー、お前は病院いっとけ」 「心配ご無用、僕だってグラップラーです。先ほど頭に乗られた時はちょっと首を痛め ましたがもうダメージは残っていませんよ。なんなら僕も勝負に参加しましょうか?」 「いいからオメーは見ていろ」 顔を赤らめ止まらぬ鼻血をぬぐいもせず平然と言ってのけるヘンリーの参戦を狩村は 断固として拒否する。 「カリーム、僕が女性が相手だからって、近くで見ると意外と筋肉質でムッチリしてるけど ロケットみたいなオッパイの持ち主でいい匂いのする女性が相手で温泉編が正史だからって 全力を出せないとでも―」 「出せない。俺の知るヘンリーはそういう奴だ。それに今回の勝負ゴールの判定が 任せられるのはお前ぐらいだからな。後、温泉編は関係ねー」 ヘンリーはその言葉の意味を理解するのに数瞬を必要とした。 そして、気付く。グラップラーである自分の動体視力での判定を必要とするほどに 接戦となる可能性を狩村は危惧している事を。 「―分かりました、この勝負きっちり見届けます」 かくして舞台は整った。狩村はバイクを走らせ、ミルットは徒歩でスタート地点へと向かう。 「そーいやあんた、バイクは?」 「ふふっ、私にはそんなもの必要ないのよ。ミルット・フーット!」 ミルットの膝が割れそこから鉄骨とスプリングが現れる。 両足がグンッと一気に伸びていき、バイクに乗った狩村を遥かに見降ろす程までに変化した。 頭の高さは3メートル以上はあるだろうか。 「やれやれだぜ、それでヘンリーの頭に飛び乗ったってわけか」 「納得がいったかしら?」 「…やれやれだぜ」 バイク対徒歩のサイボーグという異種格闘技、走り屋の一人が出した合図により 二人は同時にスタートした。 スタートは同時だったが徐々に狩村がリードしていく。非常に長いストライドで 走るミルットは確かに早かったが、それでもバイクの速さには及ばない。 「何でえ、あの女やっぱり口だけじゃねえか。最初のコーナー前でもう10メートル以上 は離されているぜ」 ゴールで待つギャラリーの一人が峠を見上げ率直な感想を述べる。 「走り屋としてはペーペーの俺だってあれには勝てるってんなああああ!!!!!」 男の軽口は言い終わる頃には驚愕のそれに変わっていた。 最初のヘアピンコーナーを抜けた時、ミルットは狩村の前を走っていたのだ。 何の奇術かとギャラリーは目を白黒させる。ただ一人、ヘンリーだけはその正体に いち早く気付く。 「恐らくショートカットしたんですね」 「何―、どういう事なんじゃヘンリー!知っておるのかーっ」 「そのまんまの意味ですよ。種も仕掛けも民明書房も無く彼女はあの長い足をさらに 伸ばしコーナーをまたいだのだと推測できます」 「…反則じゃね?ソレ」 ギャラリーの呟きはもっともである。追い抜かれた本人である狩村もまた同じ考えだった。 二つ目のコーナーまでの直線で追いつき頭上のミルットに文句を言う。 「あんた、恥ずかしくないのか」 「何が?私は『道路から全身が出ていない』し、『ガードレールにも触れていない』。 ルールを守って正しく走ってるわ。悔しかったら小細工ごとふっ飛ばしてみなさいな」 プッチ~~~~~~~~~~ン!!!!!!!!!!!!!!! 狩村がついに切れた!日本一の走り屋を自称しておきながら走り屋としても グラップラーとしても卑劣な行為と挑発を繰り返すミルットに対してついに切れた! 「いいぜ、てめーが俺を怒らせたいんなら…とことんまでやってやるぜ!」 狩村は大きく息を吸い、 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」 怒声と共に一気に吐き出す!! その瞬間狩村とバイクがミルットの視界から消え去った! 「っ!?どこに消えたというの?ミルット・アーイ!」 ミルットの両目が光を発し前方を照らす。だが狩村は前方にもいない。 もちろん後方や上に移動するなどはこの勝負の展開上ありえない。 「まさか下っ?」 居た。ミルットの走っている場所から遥か下、コーナー数個分先を全力で下る狩村が 小さく視界に映った。急ぎ道路をまたぎ追いつこうとするものの、 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァツ!」 オラオラという掛け声と共に再びかき消え、峠のさらに下部に現れる。 まるで時を止めて移動しているかの様だ。 「これが彼のグラップラー能力…?」 狩村の再度の優勢、グラップラーではないギャラリー達にとっては状況こそ不明だが リードしている事実と勝てそうな雰囲気は十分に伝わって来る。 ゴール周辺では再び狩村勝利のムードに包まれていた。 「うっひょー、狩村の奴むっちゃ速え!つーか俺グラップラーとしての狩村の 走り(ラン)初めてみたんだけど、マジどーなってるんだよあれは!?」 「あれこそカリームの能力、『オラオララッシュ』です」 「何―!しっておるのかヘンリー!」 今度こそ能力説明が必要なシーンである。ならば解説せねばなるまい。 【オラオララッシュ】 ライダーのクラスのグラップラー狩村宗茂の能力。 「オラオラ」の叫びと共に乗り物のギアを限界以上に上げ続け爆発的な加速を生む。 1オラにつき1段のギアが上がるので4速から「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァツ!」と叫べば 14速にまでギアチェンジした状態になり、並走していた相手から見て消えたかのように 見える程のスピードを得る。 「というわけです」 「すげえ!レースにおいては無敵の能力じゃないか。へへっ、あの女を自由に出来る と思ったらヨダレとシークレットペニスがとまらないぜ、ずびびっ!」 狩村の勝利を確信し、ミルットを好きにする権利に唾を飲むギャラリー。 だが、彼の能力を誰よりも理解し信頼しているはずのヘンリーの顔は暗かった。 「どうしたよヘンリー?」 「杞憂だといいのですが―」 ヘンリーの不安、それはオラオララッシュの欠点についての事だった。 直接狩村から聞いたわけではないが、過去数度本気の彼と戦った経験から ヘンリーは一見無敵に見えるオラオララッシュの弱点を看過していた。 「僕との勝負でもカリームが能力を使うのは峠の後半からでした。 しかし今の彼は序盤から能力を連発しています」 「え?つまり、えーとどーゆー事だ」 「超加速を続ければ風圧が彼を襲い、コーナーでは普段以上のハンドル制御を 必要とします。彼の限界がどれほどかは分かりませんが、今の彼はかなり無理を しているのかもしれません」 ヘンリーの心配、果たしてその予感は当たるのか。 「オラオラオラオラオラオラ!」 峠を下る狩村にはヘンリーの言葉は届かない。心配など無用とばかりに飛ばし続ける。 またもや消え、ミルットの遥か先に現れる。限界まで足を伸ばしミルットは必死で 追いすがるが、ショートカットで差を詰めたかと思ったら次の瞬間には100メートル以上差をつけられる。 「ミルット・アァァム!」 最早見た目を取り繕っている余裕などない、両腕も目一杯伸ばし尺取り虫の様な体勢で 峠を落ちるようにしてミルットはショートカットし続ける。 「ふうっ、ふうっ、追いつけたけど流石に限界ね…でもそろそろ貴方も」 「やれやれだぜ、怒らせ続けて俺の消耗を狙ってたんならそりゃあ残念だ。 俺の怒りがこの程度で収まるとでも思ってるのか?」 ミルットを振り返る狩村の顔色からは疲労など微塵も感じられなかった。 「嘘でしょ?そろそろ限界が来るはずよ」 「たった一つのシンプルな答えだ。テメーは俺を怒らせた」 狩村は大きく息を吸い、これまでの怒り全てを込めハンドルを握りしめ、 「ゴールまで一気に行かせてもらうぜ」 「いやぁ、ダメもう持たない!壊れちゃうわ!」 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」 ミルットの哀願をだが断るとばかりに狩村は能力を使用し加速する。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」 瞬く間に距離を離し、尚も速度は留まる所を知らない。 途中急カーブをいくつも迎えたものの、この峠で何百回も走って来た狩村は 難なく全コーナーをクリアーしていく。 「オラオラオラオラオラ―」 最後の直線、そこで異変が発生した。叫び続けているのにバイクの動きが重くなっていく。 やがてゴール手前で数十メートルで完全に停止してしまった。 状況を飲み込めず狩村もギャラリーも完全に固まっている。 やがてミルットが追いつき勝負は決した。 「だからいったでしょ、それ以上は壊れちゃうって。そのバイクがね」 「やれやれだぜ、ハナから狙いは俺じゃなくこっちだったってわけか」 「スタート地点に行く時の動きで気付いたのよ。貴方のバイク、エンジン内の シリンダーの一つがだいぶ痛んでいたわ。普通の運転なら問題ないレベルだったけどね。 貴方風に言うならたった一つのシンプルな答え、私は貴方を怒らせたってとこかしら?」 「…外から見ただけで良く気付くもんだな。その体といいあんた『マシーナリー』か?」 「ご名答?」 『マシーナリー』 機械の操作に精通したグラップラー。あらゆる電子機器の力を引き出しあるいは その力を押さえつける事ができ、彼ら自身もサイボーグ化している者が多い。 ミルットの様に上級者なら機械を一目見ただけでそのコンディションを知る事もできる。 最大出力ではライダーに劣り、道具に頼らない純粋ストライカーとの勝負では 相性最悪ではあるもののその万能性は敵にするとかなり嫌らしい。 「さてと、私の勝ちだから―」 「ああ、今日から峠の最速はあんただ」 「いや、いらないからそんな称号」 手をパタパタと振り拒否するミルット。 「じゃあテメーは結局何しに来たんだよ」 「君達に挑戦しに来た、それは事実。真実については想像にお任せするわ、 その方がミステリアスで素敵でしょ?じゃあまたね」 マントをひらりと翻しミルットは口上を唱えながら手足を伸ばし道路をまたぎながら 夜の闇へと消えていく。 「月は東に日は西に、峠の戦い終えし美女は正体不明の怪傑ミルット! 喫茶店チカーロを愛する謎の女はクールに去る!」 残された狩村とギャラリー達はただただ呆然とするしかなかった。 「…ヘンリー、喫茶店チカーロってどこだ」 「僕に聞かれても」 次の日の朝、サーメットが出勤すると店の前に50人近くのいかつい顔の男達が並んでいた。 先頭にいる帽子の男からは特に強烈な気迫を感じる。 「チカーロ様、この店ついに取り立てですか!?」 「何言ってるのよ、開店待ちのお客様に決まってるじゃない」 「かいて、まち?」 この店に採用されて以来聞いた事の無い単語を並べられたサーメットは理解が 追いつかずフリーズする。 「ぼーっとしてないで外で待っている人達に注文聞いてきなさいな。 今日のお勧めを言うのを忘れないようにね。それが終わったらG退治。 今日は念入りに駆除しておきなさい」 「は、はいっチカーロ様!サーメット行って参ります!」 メモを手にし慌てて入り口に出ていく。 「い、いらしゃんせ~。開店前にご注文お伺いよろしいでしょうか? えっと今日のお勧めは『ドラドラのビックリ鍋』ですぅ」 「それ51人前頼む、残りは席についてから追加するぜ」 「あ、ありがとうございー」 「ちょっと待った」 注文を聞き戻ろうとしたサーメットの手を取り、強引に引き止められる。 「な、何でしょうか?」 「ふーむ」 じろじろと目踏みする様に帽子の男に上から下まで見つめられる。 やがて彼はすぐ後ろ、2番目に並んでいる金髪の美青年に振り返り聞いた。 「ヘンリー、どうだ?」 「髪を下ろしてモノクロ画面にすれば結構似ている気もしますが、別人ですね。 色んな所のボリュームが微妙に不足していますし、彼女はもっと堂々としてました」 何だかけなされている気がしてサーメットは少しむっとする。 「あ、あの開店準備がありますので」 「ああ、悪いなねーちゃん。知り合いかと思ったが人違いだったぜ。 一応名前を聞いていいか?」 「サーメット=ミルノート。ニックネームはミルです。ではこれで」 「ミルノート、ミルット、ミルノート…うーむ」 サーメットが店内に戻った後も帽子の男は顎に手を当て開店まで何やら考え続けていた。 この時サーメットはまだ自分を取りまく事件が次々起こる事など知るはずは無かった。 そして峠から来た客にこっそり混じって茶髪の美人サイボーグが鍋をつつきながら 自分を観察していた事にも気付けなかった。 彼女はこの時、ただ喫茶店に『らしさ』が訪れた幸せを受け入れるのに精一杯だった。 『次回予告』 「なるほど、そのツラの皮の厚さとてつもないわね。でもその厚顔ぶり ―日本じゃあ二番目ね」 ミルットは不敵に笑う。 「ほほう、では一番は?」 ミルットはチッチッチと指を振り、クィッと親指で自分を示す。 「貴方が日本一だと、ははあなるほど。そんな事言われたら受けて立つしかないじゃないですか」 ???はミルットの挑発にのり厚顔ぶり日本一を決める戦いにのってしまう。 果たしてその正体は?多分分かるはずないだろーしカラクリオーファンなら あまりの改変ぶりにブチ切れ99%のキャスティングだ! 次回怪傑ミルット第二話「ガンダーラ教の聖女」 ご期待ください! 戻る 続く
https://w.atwiki.jp/toki_resu/pages/476.html
ようるとるっとぅ【登録タグ くじ レア度レア レシピ 不破評価 五十音よ 伊達評価 作られる個数5 必要体力22 最大レベル☆10 洋食 神崎評価 辻評価3 追加日20131217 霧島評価 音羽評価4】 カテゴリ 洋食 習得条件 『聖夜のパーティーくじ』(2013/12/17~12/25 14 00まで) でレシピ獲得 最大レベル ☆10 必要体力 22 作られる個数 5 レア度 レア レシピ追加日 2013/12/17 ※12/25(水)14 00まで 『聖夜のパーティーくじ』限定レシピ全てに、期間限定チャレンジクエストでボーナス効果 下記の期間限定チャレンジクエストで食べさせた時の客満足度が大幅に優遇されます。 「イルミネーション家具を手に入れよう/3Mj」&「X.I.P.」(期間限定 12/17~12/25 14 00) 習得方法 『聖夜のパーティーくじ』(2013/12/17~12/25 14 00まで) でレシピ獲得 → ヨウルトルットゥ 習得 料理レベル別 獲得リッチ・イベント 料理レベル 獲得リッチ グルメ値 習得レシピ 発生クエスト 達成クエスト 獲得アイテム ☆0 60 39 - - - - ☆1 66 43 - - - - ☆2 72 47 - - - - ☆3 78 51 - - - - ☆4 84 55 - - - - ☆5 90 59 ☆6 ☆7 ☆8 ☆9 ☆10 78 キャラ別 花・渦の数 花は正の数、渦は負の数にしてください。 背景色はコメントの文字の色です。(花・渦の区別ではありません。) 料理レベル 霧島 音羽 辻 伊達 不破 神崎 ☆0 2 ☆1 2 1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5 ☆6 ☆7 ☆8 ☆9 ☆10 ▲▲ページ top
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/2582.html
スチャルットゥナ級駆逐艦 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [スペック] 全長75m 巡航速度130km/h(素体) 艦載機兵数 1機 魔導障壁 方位限定型 [解説] アルカディア帝国の陸上駆逐艦。 聖華暦700年代初期に開発され、レルアンの乱まで貴族連合軍の主力駆逐艦として採用されていた。 この艦はマウニ級軽巡航艦とセットで貴族連合軍に売り込むために開発されており、マウニ級同様に最低限の素体状態で船を完成させ、購入者がほかの装備をオプションとして組み込んでいく方式が採用されている。 門閥貴族が健在の時代は、貴族連合軍以外にユーザーがいなかった。 ウールヴヘジン級やベルセルク級といった帝国軍の制式艦があったため、わざわざこの艦を購入する領主は門閥貴族あるいはその取り巻きとみなされたためである。 レルアンの乱後、接収された本級は帝国軍に再配備されている。 [性能] 巡航速度は130km/hとされているが、これはオプションを装備しない状態である。 搭載する艤装の数や量にもよるが、標準的な艤装を施した場合、118km/hが公称値である。 主砲は12cm連装砲を2基。 特筆すべきは、機兵1機と最低限の予備の手持ち武器・魔導砲の弾丸、交換用手首などのスペアを搭載できることである。 元来駆逐艦には機兵の搭載は不要な機能だし構造の余裕もないが、この船のメインユーザーとして想定された門閥貴族の寄り子の小領主が、自分が陸上艦で戦場に出る場合機兵を戦場に持ち込めない不具合を解決しろとメーカーに要求したためこうなった。 砲熕兵装 12cm連装砲 2基2門 (標準兵装) 旋回式三連装雷槍発射管 片舷1基3門 爆雷投射機2基 対空砲2門 関連 マウニ級 ベルセルク級
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/528.html
ここまでのあらすじ あ~、修斗ファイトの闇を暴きたいな~。 何かいい手はないものか・・・あいてっ! スパイするなら怪傑ミルット!プロレス技術も入ってるぜ! 潜入は簡単!ブライアン推薦でエントリーするだけ! ほらほらセクシーだろう? アナンドもびっくり!「マジハードスケジュールだし!」 6人の容疑者から探せるぜ!遠藤もびっくり!「出てこいやっ!」 「タ~」稲荷仮面!「私も協力するぞ~」 やったぁぁぁぁぁジャスティス!怪傑ミルット! 上記の内容が気になる人はプラウザのバックを押してね! そうじゃない人はゆっくりしていってね! 【バカモンドモ&ジョカさん】 ビシャモンさ~ん ほあたっ!ちゃっちゃら~ちゃんちゃん♪ちゃららんらんらん♪ 時はアムステラ歴○○年、宇宙怪獣が暴れまわってたり暴れまわってなかったり! これはそんな激動の時代をひたむきに生きてきた漢達の激しくもバカらしい闘いのドラマである! アムステラ大河ドラマ・バカモンドモ第一話「屏風の虎」 パカラッパカラッパカラッ ヒヒヒィ~ン! 愛馬にまたがり風を切りながら駆けて来た男、その名はトーマス・ケブレ! アムステラ帝に仕える騎士(演ずるは地球で言うとココリコ田中的な人・顔は特殊メイク)である。 トーマス「ビシャモンさ~ん!」 寺の境内から一人の小坊主が現れ、彼を迎え入れた。 彼がこの物語の主役、ビシャモン・S・フジミヤスキー(少年期、演ずるは地球で言うとジュニアアイドル)である。 トーマス「助けてくれでござる~!」 ビシャモン「おいおいまーたあの愚帝の悪ふざけかよ。今回は何だ?」 トーマスに連れられてビシャモン少年が帝都に着くと意地の悪そうな顔をした豪華絢爛な男がいた。 彼が愚帝と呼ばれる時のアムステラ帝その人(演ずるは地球で言うと竹中直人的な人)である。 愚帝アムステラ「よくぞ来たビシャモン、さあこの屏風の虎を退治してもらおうか!」 「って何この大河ドラマはー!」 テレビ画面を一時停止させ、トワイスは横でご飯食べているルルミーにつかみかかる。 「おかわり」 「質問に答えたら食べさせてあげます。何ですかーこのドラマの展開は!」 「おいおい、何で大河ドラマの出来のせいで私が怒られなくちゃならねーんだ」 トワイスはリモコンの巻き戻しボタンを押して番組開始画面から再スタートさせる。 アムステラ大河ドラマは地球のそれを同じく、キャストなどはオープニングに表示される。 「制作協力及び設定考察ルルミー・ハイドラゴン、そう書いてあります。 というかルルミーさんが作ったドラマが始まるって乗り込んで来たからご飯作ってテレビをつけたわけで」 「ああ、アタシが脚本に口出ししてやった。藤宮流次期代表として当然の権利だ。 15歳にしてシナリオライターデビューってすげーだろ。おかわりは?」 「まだ駄目。ルルミーさん、まずこの少年期編ってのは一体何ですか?」 ビシャモンの伝説はバベル流入門以前には確定した情報が存在しない。 よってこの大河ドラマの少年期は完全に創作である。それだけなら良いのだが、 今さっきの数分の放送だけでおかしい点がいくつもあった。 「ビシャモンが寺の小坊主ってそんな学説は無かったはず」 「アタシが先月作った。その方が一話が面白くなるって監督がもぐもぐ」 「勝手に食べないで。それで騎士のトーマス・ケブレって誰ですか」 「お前んちのご先祖の中に扱いの小さいのいただろ。当時の筆頭騎士という設定に格上げしてやったから喜べ!」 「あのー、ケブレ家がアムステラで地位を得たのはこの時代より後なんですけど」 「いいじゃん、ほんの二十年ぐらいの違い。これはドラマ、フィクションだぜ」 「フィクションだからってアムステラの帝を愚帝って言っていいのですか」 「アタシ→親父→セイザン→お前の父ちゃん→ユリウス様というリレーで伝えたら好きにしろって」 トワイスを完全論破しルルミーはオニギリを次々と口に運ぶ。 「お前オニギリ作るのだけは本当にうまいよなー」 「私はそれぐらいしか出来ないですから」 「単純な動物ならこれで餌付けして配下に出来そうなぐらい美味いぞ。トワイスはいいお嫁さんになる」 「ううっ、五つ下の女の子にこんな事言われる自分が情けないです」 「ウメーウメー、おかわりはどこじゃあー!」 皿をべろんべろん舐め回しながらルルミーは吠える。 「ガルルー、オレサマオニギリマルカジリ!おかわり!」 トワイスの首をつかみブンブン振り回しおかわりを要求する。餌付けした動物に襲われるという酷い状況だ。 「びぇぇぇぇん!もうルルミーの分はありせんよ!」 「だったら家族の分持ってこいやぁ!」 「それしたら私が兄上達に殺されます!」 「ケッ、情けない奴め、まあいいや自分で探すからな!」 鼻をクンカクンカしながら激ウマオニギリを探す15の乙女。 嗅覚と勘だけを頼りに見事隠されたオニギリを探し当てる。 「みっけ!」 戸棚に入っていたルルミーの顔以上の巨大なオニギリを発見して鼻息荒く手を伸ばす。 だが、ルルミーの手がオニギリに届くより先に巨大オニギリにベストフィットする程の大きな手が 後ろからルルミーごと巨大オニギリをキャッチして口へと運んでいく。 窓の向こうには巨大な手の持ち主がいた。光沢のある紫色の肌、長く鋭い尻尾、操兵級の巨体。 トワイスの姉ジョカが訓練から帰って来たのだ。 「トワイス、ただいま」ウギャーマックラダー 「あ、姉さんお帰りなさい」ココクチノナカダー ごり ごり ごり 小骨を砕くような音を立てながらジョカは巨大オニギリを食べる。 ケブレ家は先祖代々様々な種族を妻にし、理想の遺伝子モデルの追及もしている。 次期当主候補ギャスディンは他種族の遺伝子がほとんで目覚めず純血の凶骨人に近い外見をしていた。 末っ子トワイスは標準的アムステラ人の遺伝子が強く働いた為に耳以外の外見は完全に一般人だった。 そして紅一点ジョカは過去の当主が取り込んだ巨人族の血と竜族の血が隔世遺伝で発現した結果こうなった。 「今日のオニギリの具固くない?というか動いてない?」ハガセマッテクルー 「それルルミーです」コンナトコデシンデタマルカー ジョカは口からベッとルルミーを吐き出す。時速45キロメートルで窓を通過しソファーに刺さったルルミーは 唾液と米で汚れていた。服が多少溶けているが身体は無事な様だった。 ルルミーはガバッと立ち上がって窓の外にあるジョカの顔に向かって文句を言う。 「痛ぇーし臭ぇーし!何するんだこの15メートル級女型巨人!」 「私はそんな小柄じゃないわ、そっちこそ私のオニギリの前で何してたの?」 「ルルミーさん早く謝って!姉さんがブレス吐く前にぃ!」 「何それ初耳だぞ、すげえ見たい!やーいばーかあーほ!お前の母ちゃんデーベーソ!」 「ガァァァァァァァ!!!!」 ジョカの母はジョカが生まれる時に内部から腹を引き裂かれた。辛うじて一命をとりとめたものの、 縫い合わせが上手くいかずデベソになってしまった。その後、腹の傷口から感染症にかかり若くして亡くなっている。 ルルミーは知らなかったが、お前の母ちゃんデベソという悪口はジョカの大地雷である。 ジョカの口が耳元まで開き、喉の奥が赤く発光する。その途端、ルルミーとトワイスのいる部屋がサウナ並の温度になった。 「あ、想像以上にやべえ。こんなんぶっぱされたら家ごとアタシら死ぬわ。ジョカさん、ごめんなさい」 「キィシャアアアアア」 「んぎゃー!人語を解さない程お怒りになられている!おいトワイスなんとかしろ!お前んちの召喚獣だろ!」 「れっきとした家族ですよ!それに姉上は教室に入れないというハンデをものともせず士官学校卒業資格を 得るぐらいには頭がいいからこちらの言葉は届いているはずです。姉上ー!家燃やしたら兄上に半殺しにされますよー!」 ジョカの巨体がビクッと震え、顔が真上を向く。空に向かって真っ赤な熱光線が飛んでいった。 空から無数の焼き鳥が落ちてきたが家とルルミー達は無事だ。 「あー死ぬかと思いました。鳥さんごめんなさい」 「なあトワイス」 「何です?」 「お前の兄ちゃんのツルピカハゲ眉(ギャスディン)ってこのバケモンに勝てるのか?」 「はい、姉上は武術は未熟、精々初段か二段程度の腕前ですから。サマーソルトに注意しながらローリングを駆使して 急所を的確に殴打し続ければソロ狩りは十分できる。尻尾を最初に斬ればもっと安定するが、妹相手なので それは勘弁してやると言ってました。訳わかりませんよね」 「まったくだよ!!」 怪 傑 ミ ル ッ ト の 挑 戦 第 七 話 『消 え る 者 残 る 者』 これはスーパーエージェントであるドリスが修斗大会にこっそり混ざった アムステラ軍人を見つけ出し成敗する物語であーる! ◇◇◇ 【ミルット対ゲッパー】 「ひゅーほほほ、勝ち確定ゲームいただくわ!」 「その事だけどよ、事情が変わったからな。今の空気なら稲荷が優勝しても問題なさそうだから・・・」 1ターン目 ミルット:ミルットてきとーパンチ(てきとー) ゲッパー:ウォーターマグナム(技術A) ゲッパーの能力が上昇している!ミルットは色んな意味で油断して判断・精神が低下! 「さっきの約束はやっぱ無しで!つーか俺も活躍したい!」 ゲッパーの機体ザ・マーリンの口から水鉄砲が放たれる!絵的に汚い!戦術的にも汚い! タイミング完璧な奇襲、それは決して避ける事は出来ない。並みの練習用修斗だったならば。 「あっぶなー、ひゅーほほほ、何さらすんじゃい!」 ミルットXの右肩が抉れている、だがライフブレイクには至っていない。 一発目の魔貫光殺法でラディッツの肩アーマーが壊れた感じの状態だ。 他の能力を犠牲にしてたった二つに特化した『もちづきくん』のクラス補正のおかげで助かった。 2ターン目 ミルット:手四つ ゲッパー:手四つ ミルットは『ちゃんとブック守りなさい』の意味の手四つでゲッパーに確認を取る。 ゲッパーは『もうブック無しで』の意味の手四つで返事。 「ひゅーほほほ、最初は強く行って後は流れでってわけにもいかないわけね。 ところで、さっきの水鉄砲、アレはプールリング限定技じゃなかったの?」 「前の試合で給水した分がまだまだタンクに一杯残っているぜ!水芸はこの試合だけなら十分使用可能だ! そして・・・、地上戦で給水状態だから実は機体が重量過多で動きが大幅に制限されているぜ」 そう言われてみれば、ウォーターマグナム撃っただけで試合開始から全然動いていない。 ゴッドマーズ状態だ。 「重量過多でも動けると思ったんだがなあ。初期のアーマードコアなら問題なく出撃できたのに」 「ひゅーほほほ、それは良い事を聞いたわ。つまりこっちの武器投げが当て放題!」 「ゲッパー!しまったー!」 3ターン目 ミルット:武器回収 ゲッパー:やまだのじゅつ ミルットは相手が動けないのを聞いてチャンスとばかりにリング上の武器を探す。 「メリケンサック発見!よーし、これで・・・」 「させるかぁー!(」・ω・)」うー!」 ゲッパーがやまだのじゅつを発動させるとメリケンサックはミルットの目の前から逃げる様に飛んでいき ゲッパーの機体の方に他の武器と共に集まっていった。 「ゲッパー!どうやらこのリングは大当たりの様だぜ。どうだい、この絶望的な景色は」 両手を上げたザ・マーリンの周囲にはメリケンサックの他に木刀、中身のないドリンクの瓶、謎の指輪、 鉄アレイ、火のついてない爆弾、先端に星の付いたステッキ、砲丸、要するにこの大会で用意されていた武器が 全種類揃って浮遊している。プールリングに続きここもゲッパーにとって大当たりなリングだったという事だ。 「さあ受けるがいい、王の財宝を!」 「・・・やなこった」 圧倒的光景を目の前にしてもミルットに焦りは無かった。ミルットXの右手には回収した武器が握られている。 あらかじめ装備していれば、やまだのじゅつで回収される事も無い。 「そ、それは!」 「一回戦でタリーナちゃんの盾を落ちてる武器扱いで回収してたでしょアンタ。これはその応用よ」 ミルットXの手から投げ放たれるのはウォーターマグナムで砕けた右肩の一部! 「(/・ω・)/にゃ、あいでっ!」 ゲッパーは腕を振り下ろし武器を発射しようとしたが、間に合わなかった。 当然これにも半端ねえ投げ威力補正がかかり直撃したザ・マーリンはダメージでバランスを崩す! そうなれば当然やまだのじゅつなんて維持できるわけがない。 「ぎゃー、かっこつけずにさっさと武器を飛ばしていれば・・・」 コントロールを失った全ての武器がザ・マーリンに向かって降り注ぐ。 木刀が頭に、砲丸が股間に、指輪が股間に、爆弾が顔面に直撃して爆発、鉄アレイが股間に、 ドリンク瓶が股間に、メリケンサックが眉間に、ステッキがキラキラと輝きながら股間に! 「ギャース!」 高所から落下した武器により穴だらけになったリングの一角、その真ん中にボロボロのザ・マーリンが倒れていた。 当然戦闘続行など不可能だ。 「ライフゼロ!完全KOでゲッパー脱落です!ギャグキャラ対決を制したのは怪傑ミルットだー!」 「ありがとうミルット!故郷の恥を打ち倒してくれて!」 アトランタ・ゲッパー脱落、残り六人。 「ひゅーほほほ、びくとりー!」 解決ミルット2ポイント獲得。 ◇◇◇ 【稲荷対ジェーン】 「で、何か想定外のボスキャラ登場したんだけど。アンタあれが何か知ってるわけ?」 「知らん」 「でもさっきミルットと一緒にリングに上がったじゃない。アンタは結局どこの誰なのよ」 「無駄口はもういいだろう。聞きたまえ、私と君のカードを心待ちにしていたファンが歓声を上げているぞ」 「そうね、まずは全力で戦って、そんで勝ち残った方があのボスも倒して今日ヒーロー!それでいいわ」 1ターン目 稲荷:最大チャージパンチ(筋力B) ジェーン:全力まっはキック(筋力C) 演歌花道は全ステータスが大幅に低下している!SOSは全ステータスが大幅に上昇している! ユールは演歌花道の右腕を大きく引き、テレフォンパンチの構えをする。 ジェーンはSOSの右足を半歩前に出す。 演歌花道の右腕とSOSの右足が光り輝いていく。 「お~っと、この構えはいきなり両者クラス固有の必殺技発動か?」 「これはジェーンが有利ですね、これが三試合目という事で互いのクラス特性が大きくハンデになっている、 そういう事もあるけど何よりキックの威力はパンチの三倍。リーチは1.5倍です」 「俺が解説したい事先に言いやがって、この詐欺聖女!さあ、そういう訳でいきなりクライマックスの様相! さながら居あい抜きの構えで睨み合う侍か或は決闘の合図を待つガンマンか、ライフが残り1のジェーンは 勿論チャージパンチを受けたらその場で敗退ですが、クラス補正で弱体化した演歌花道がクラス補正で超強化された SOSのまっはキックを受けて無事で済むはずもありません!」 遠藤達の解説した事はユール達本人も言われるまでもなく理解していた。 (機体反応が最初の試合に比べ明らかに悪くなっている。彼女に勝ったとして、この機体でトワイスに届くのか) (このポテンシャル、ガチ競技用の機体にだってヒケを取らないわね。後が無いしこの蹴り一発に全て賭ける!) ユールは相手の構えを見てそれがプロレスで無い事に気付く。 己の足を槍に見立て、相手のヘソに向かって真っすぐに差し込む最短の直線を通る突蹴り。 それは日本拳法の構えだった。 (稲理仮面、結局アンタの正体が分からないまま直接対決まで来てしまったけれど、タリーナちゃん戦を見て 一つだけ分かった事があるわ。そう、それはプロレスラーのジェーン☆乙姫では絶対に勝てないという事。 機体のハンデがあっても絶対届かない) ジェーンはまっはキックを何時でも撃てる体勢のままじりじりと距離を詰める。 「だからっ、『日本拳法家』中島姫子としての最大の一撃で終わらせる!」 SOSが唸りをあげてまっはキックを放つ。 今日現時点で最も強い機体、その機体が最大速度を生み出す技であるまっはキック、 それを最短の直線で届かせる日本拳法の突蹴り、そして中島姫子としてのジェーンは日本拳法界では女子トップクラス、 男子期待の星である近藤龍之介と並ぶ実力者と呼ばれている。さらに言えばこの大会のスター役である彼女は 相討ちに近い状況なら必ず有利な判定が貰える。 いくつもの勝因が積み重なり、まっはキックがチャージパンチより先に相手に当たるのは決定的となった。 だが、ユールはそれを知っていた。異種格闘に通じている彼はジェーンの真の力と機体差が合わされば 必殺技の打ち合いで自分が負ける事は知っていた。だから彼は限界までチャージしたパンチをリングに向かって放つ。 「ー嘘ぉ」 SOSのまっはキック突蹴りは空を切っていた。リングの反発力を利用しチャージパンチの反動で演歌花道は 一瞬で10m近く上空まで飛翔していたのだ。 「ふっ・・・まさかこんな大会でこんな機体で、一時的にとはいえスア隊の専用機と同じ動きが出来るとはな」 落下と共に流星の如き飛び蹴りをSOSの頭部に直撃させる。耐えられるはずも無く頭部は無残に刈り取られる。 「その動き・・・ムエタイ、まさかアンタ」 「相手が悪かったな日本拳法家」 「私アンタの事知ってるわ。こんな動き出来るナックモエなんて一人しかいないもの。 私も龍之介もアンタや中国のアイツみたいになりたくて何回もビデオ見ているから。 むっちゃ強いのも納得だわ。ホント何しにこんな大会に来たのよ」 「頼む、もう少し黙っていてくれないか。その方が盛り上がるだろう?まあ、今ので通なファンにはばれたかもしれないが」 SOSの頭部がリングの外を転がっていく。どれだけ贔屓判定しても覆らない程に圧倒的な決着だった。 ジェーン☆乙姫脱落、残り五人。 「け、決着~!西部劇の決闘の如き頂上決戦を制したのはまさかの稲荷仮面!今の稲荷はラスボスでこそないものの ぶっちゃけ微妙なポジションです!セル編のベジータぐらいに信用置けません!やはりジェーンに勝って欲しかった!」 「まだマルーも健在ですし流れが一気に悪の英雄側に傾きましたね」 「果たしてこの大会優勝するのは正義と悪どちらの英雄なんだー!」 稲荷仮面1ポイント獲得。 ◇◇◇ 【トワイス対キャベス】 (BGM:アムステラ大河ドラマ「バカモンドモ」主題歌・バカモンいくさ歌) 1ターン目 トワイス:バトルオーラ・オブ・バベル(何か凄い補正) キャベス:バベル崩し(何か凄い補正) さあさあこれより始まるは バカモンどもの物語 舞台は今から数百年の昔 学ではなく武で語る 喧嘩大好き伝説の あのビシャモン・S・フジミヤスキーの物語よ バベル道場で柔術学びしこの男 ある日抜き身の刀を持ちて師に挑む 無敵と呼ばれし師を倒し ビシャモン伝説ここより始まり始まり 2ターン目 トワイス:夜魔王轟雷拳(わけわからん補正) キャベス:夜魔退巫女男拳(わけわからん補正) かつて宇宙を荒らして回った戦闘民族 その名は夜魔人 夜魔の王ある星の巫女に目を付けた だがそれが運のつき 巫女の服着て入れ替わった武術家が 一撃で夜魔の王の命を奪う 巫女を助けたその男 それは一体誰なのか 滅法強くてコスプレ好きの 細身のオッサンは誰なのか 3ターン目 トワイス:エイシュン拳歌(言葉にできない補正) キャベス:ビシャモン返歌(言葉にできない補正) 喧嘩と旅行大好きビシャモン 道場いつも留守がちだった しかし愛する弟子がいた エイシュンという弟子が見事育った エイシュンは師に恩返し それは彼女の最高の拳 私が勝ったら道場にいて下さいと そう思い込めて師を撃つ ビシャモンこれを受け 返しの言葉を拳に込める 結局今日もビシャモンは出かけ エイシュンが他の弟子の面倒見るハメに 4ターン目 トワイス:藤と静の調和(ファイアーエムブレム) キャベス:藤宮流番外技・心の歩法(手ごわいシミュレーション) 旅行大好き我らがビシャモン ある星で酔っ払いの喧嘩に乱入 ボンボン貴族を助けてみれば それはなんとお忍び中の皇子さま 宮殿に招待されたビシャモンは 皇子に武術を叩きこむ 弱虫皇子は立派な聖帝になり 聖帝の使う静心流は藤宮流に近かったと言われた そしてビシャモンもまた 皇子から静心流の技を受け取ったと言われた 「こ・・・これは何が何で何ですかぁー!?」 「あっ、今蹴って、じゃなくってフェイントから、回り込んで、つかんで投げ、られず、また消えた!」 「おいいいい!修斗のリミッター勝手に外したのかよあいつら!」 「落ち着いて遠藤さん!この大会の機体は駆動系の回転数が軍用の半分が限界だからリミッターを 何らかの方法で外してもあの動きは無理だと思うわ!」 「じゃあなんであんなすげー動きできるんだよコラァ!教えろやフェミリア先生よぉ!」 「えっとわかんなーい!てへ」 一秒に四回も五回も立ち位置が入れ替わり、観客達は残像を辛うじて追う事しかできない。 先に勝負を終えたミルット達もこの勝負を見てあんぐりと口を開けるばかり。 だが、このレベルが違う勝負をしているご本人達も実は困惑していた。 (何で私の技に正しい対応が出来ている!?ビシャモンの伝説に記された技を何故使える!) (何でこの若造ワシの闘った歴代ボス再現してんの!?ここラスダンか隠しダンジョンかよ!) トワイスはキャベスがビシャモンと縁のある人物だと予想はしていた。 しかしここまで出来るとは思っていなかった。 これではまるで『バカモンドモ』の主人公ビシャモンそのものではないかとトワイスは思った。 ただしこっちはCG無しの全部本物である。 「坊主、どうした?そろそろ限界か?」 「くっ・・・」 素人目にはどっちが勝ってるかまったく分からない状態だがダメージを受けているのはトワイスの方だった。 攻撃が早すぎてライフブレイク判定が起こらないのが幸いだが、機体そのものが限界を迎える時が近づいている。 トワイスが劣勢なのはある意味必然とも言えるだろう。ビシャモンに倒された人物の技でビシャモンの技と 撃ちあって勝てる道理などない。お互いが近い力量という前提があればの話だが。 (銀色の怪物、兄上型ロボ、ミミー、そしてこの老人。本当にどうなっているのだこの星は。 この老人、ビシャモンそのものとしか思えんな。無論そんなはずはないが) ビシャモンが今も生存していれば数百歳。そしてキャベスにはサイボーグ化している様子は見られない。 トワイスは一瞬自分の頭に浮かんだキャベスがビシャモンそのものという妄想を振り払い勝つ手段を考える。 (歴史上ビシャモンに敗北の記録は無い。バベルに背中を斬られたという伝承も敢えて斬らせたとされる学説が強い。 考えろトワイス、この老人とビシャモンの関係は今はどうでもいい。ビシャモンの伝説を実際に見聞きしたかの様に トレースしている彼を倒す有効打はどこにある?) 致命傷を防ぎ続けながら自分が学んだビシャモン伝説、ハイドラゴン家から教わった藤宮流、 今大会のルールと機体性能、これまで得た情報を脳内でフル回転させる。 「あー・・・、イヤイヤイヤ。しかしもうアレしかないのも事実か」 悪魔の如き閃きがトワイスに舞い降りた。だが、こんな手段で勝てるのか。勝てたとしてそれは正しいのか。 数瞬の葛藤の後、試してみたいという気持ちが上回った。トワイスは機体の足を止め、ガードを固めた状態で 相手に聞こえる様にその呪文を唱える。 「『うたかた』」 「は?」 「 ねえ聞いて ワシの声を 叫んでいるこの声を・・・」 「ちょ、ちょい待て。小僧何言うとるんじゃい。やめんか」 「ワシはここにいる 血を声にかえて 世界の果てで叫んでいる・・・」 「黙らんかテメエぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!ばかきらいさいてー!!!!!!」 突然のポエムにキャベス大激怒! (通用した!何でかわからないけど通用した!) トワイス心の中でガッツポーズ、そして相手の気が高まった瞬間を狙い限界突破の一撃を仕掛ける。 「隙ありだ、この勝負これで決めさせてもらう!」 「させるかよ!ぶっ殺してお前の記憶からそのポエムを消す!」 二人の機体が限界を超え眩く輝きだす! 二人以上の技が繋がり連続した一つの技となる事がある。これを『連携』という!! だが一人の行動でもそれが極めて短時間に連続して繰り出された場合『連携』する事もある!! 最終ターン トワイス:スライバベルクランスープレックススイングスウィングDDT略してDSC キャベス: ミリオンスライスープロケット逆風の熱以下略すなわち剣 あちこちから煙を上げつつもロッキングフェスは脅威の体術を繰り出す! それにつられてそれ以上の連携体術をしようとした爺3マイルドは激しく燃え上がる!比喩でなくマジで! 「あっちー!!」 コクピットから尻に火の付いたキャベスが飛び出し転がる。 「水ー!」 先程のゲッパー対ミルットの戦いで放たれたウォーターマグナムによる水溜りに飛び込み事無きを得ると キャベスは再びリングに戻って来る。 「さあ続きじゃ小僧!」 「駄目です、失格です」 やる気マンマンのキャベスに遠藤からの冷静な宣告。 「ワシはまだまだ生身でも行けるぞ!邪魔するなやアナウンサー」 「これそういう大会じゃねえから!爺3マイルドが焦げた時点でレフェリーストップだから!」 「ゲッパーさん!消火手伝って!」 消火の為フェミリアが乗ったPG、そしてゲッパーのザ・マーリン(KOされたが動く事は出来た)によって 爺3マイルドの火は速やかに消され大会中止の危機は去った。安全の為一時間の休憩がとられた後、 キャベスの失格が告げられ三回戦が修了する。 アビス・キャベス脱落、残り四人。 「勝った気がしないな。それにこのダメージ、次の戦いをどう切り抜けようか」 トワイス一応KO勝利扱いで3ポイント獲得。 ◇◇◇ 【最終バトル】 「さあトンデモない事になってしまいました!この大会優勝候補と思われていたキャベスとジェーン、 その両名が一度に消えてしまったのです!ゲッパー?ああそんな田舎者もいたね」 「私の故郷バカにするな!ゲッパーさんの事は馬鹿にしていいけど」 「大変なのはそれだけじゃありません!三回戦で使用されたリングの全てが再使用不可な程のダメージを 受けてしまったのです!床にチャージパンチとか全武器一点落としとか超人達の動きの余波とかでな!」 「本当に酷い三回戦でしたね」 「という訳でリングが足りないのと英雄の数が一気に減ったのを受け急遽ルール変更です。ファイナルリングカモンッ」 遠藤の声と共に巨大なリングが空中から降りてくる。これまでのリングの二倍はあろうかというサイズで 作りも豪華かつ頑丈そうだ。 「もうお気づきでしょう、そう、これが最後のリング!すなわち生き残った4名にはここで完全決着をつけてらいます!」 「巨大なリングに4名の猛者、くにおくんの勝ち抜き格闘をイメージしちゃいますね」 「ええ、そのまんまです!てなわけで出てこいやっ、生き残りし戦士ども!!いいか、今度はリング破壊すんなよ!」 ミルット:2ポイント、残りライフ3、右肩破損 稲荷仮面:4ポイント、残りライフ3、右腕完全使用不可、全ステータス最低値 マルー:2ポイント、残りライフ2、ほぼ新品状態 トワイス:3ポイント、残りライフ1、全機能停止寸前 「この勝負に限りリングアウトしてもライフ1減少で即時復帰とします!ただし残りライフ1でリングアウトしたら そのまま失格なのは同じ!さあ最後の一人になるまで潰しあえ!!」 先程の戦いの勝者三人、そして休憩していたマルーがリングインする。 「ひゅーほほほ、キャベスさんムッチャ仕事してくれたわね。今なら大会ルールに差しつかえなく 普通にボコって確保できそうだわ。行くわよ稲荷、マルー!まずはあのラスボスを三人で倒す!」 「ああ、それで問題ない」 当然の様にユールからは承諾の返事。だがマルーは応えない。 入場してからずっと袋に入ったオニギリを食べている。 「もしもーし、マルーさーん。あの乱入者を三人でリンチ。オッケー?」 「パゴッパゴッ」 オニギリを延々と食べ続けるマルーの耳にはミルットの言葉は届かない。 ようやく顔をあげると、ミルット達から遠ざかりトワイスの方へと歩いていった。 「ひゅーほほほ、何だか猛烈に嫌な予感がするのう」 「大丈夫だミルット。マルーはすべき事は分かっているのよ。稲荷仮面を倒す」 「ちゃうわい!事情が変わったのを聞いてないの?」 「マルーは会議ではぶられてたし誰もどうすべきか教えてくれなかった。 だったらマルーはオニギリ作ってくれたタリーナを助けるよ」 説得イベントを後回しにしていたツケが最悪のタイミングでやって来た。 「ええい、面倒な事に。ひゅーほほほ!だったらこっちも手段を選ばずまとめて潰してやるわよん!」 高笑いをしながら変身のポーズを取るミルット。(これでも最終決戦メンバー唯一のベビーである) 残りの三人も彼女に続く。 「英!」 「雄!」 「降!」 「臨!」 最大光量のライトに照らされリングが真っ白に染まり、その間に4機のマシンがリングに登場する。 「マルーは行く、マシュー、もう迷わない」 「ロッキングフェスよ、悲願までもう少し持ってくれ」 「私は本来の乗り手ではないが、楽しかったぞ演歌花道」 「最後に勝つのは怪傑ミルット、そしてぇーミル~~~~トエエーックス!!」 ないても笑ってもこれが最後の戦いだ。 戻る (続く)
https://w.atwiki.jp/histus/pages/20.html
概要 ガースによって飛ばされた3人はスルットの町で救出された。 スルットの町の施設 道具屋 アイテム名 買値 売値 効果 サイル 70ブス 15ブス アルカスの効果 薬品所 アイテム名 買値 売値 効果 回復薬 20ブス 1ブス HPを50回復 冒険の準備 ミツナルの小屋へ行き、回復薬を入手。 武器庫にある赤スイッチを押す。すると、パッチの森への扉が開くので奥に進み普通の剣を入手。 サースペオンの地下道 1.Dr.リーザスの家へ行き、サースペオンについての話を聞く。 2.サースペオンの地下道へ行き、アスカニットと戦う。 HP自動回復 3.サースペオンの地下道の奥へ行き、キャナラと話す。 カルザー救出 1.イーグルの墓場へ行き、キャナラと話す。 2.ミニック特攻部隊と戦う。 キャナラがHPを回復してくれる。 自動的にシューズの谷へ 3.ボス「イーズキング」と戦う。 自動的にイーグルの墓場へ 4.カルザー救出成功!
https://w.atwiki.jp/ikiikigonbo/pages/46.html
編集コメント ◎昨日までは、たしかにそこにあったハズ・・・。キミはトリックを見破ることができるか!? (「ジョウ」とゴキブリを潰す枷井の顔) ・・・・・・原作・貴家悠、作画・橘賢一の漫画「テラフォーマーズ」で登場するゴキブリが進化した火星に住む宇宙人・テラフォーマーから 枷井 「フン」「フン」「フン」「フ~~ン」「フフン」 (給食の場面までの枷井の顔と語尾の「~~~」) ・・・枷井の顔は週刊少年チャンピオンにて連載の佐藤タカヒロの相撲漫画「バチバチBURST」より 十文字部屋の大鵠弘巳から セリフは第42話「醜悪」にて大鵠が鼻歌を歌いながら廊下を歩くシーンから 以下、「バチバチBURST」第42話「醜悪」のパロディが続く 吏毘堂 「ガハッ・・・」 (牛乳を噴き出さないように顔を押さえる吏毘堂) ・・・十文字部屋の大鵠弘巳に強烈な張り手を食らって鼻血が噴き出し、顔を押さえる虎城部屋の田上大から 「来いやァ――」 (バッターボックスで後ろを向くバッター) ・・・2008年12月11日にタカラトミーから発売のWii専用の野球ゲーム「メジャーWii パーフェクトクローザー」から 週刊少年サンデーにて連載の満田拓也の野球漫画「MAJOR」が原作の本格野球ゲームのはずだったが、 数々のバグから通称「ダメジャー」と呼ばれる。後ろを向くバッターと審判も数多あるバグのうちの1つ 吏毘堂 「よう!どうした おやっさん・・・」 「難しい~~~ 顔しちゃって~~~」 八尾 「いや・・・」 「何でも・・・」 吏毘堂 「何でもじゃないでしょ~~~」 「クラスメイトの悩みを聞くのもヒマ人の仕事だよ~」 ・・・若竹部屋の十両・大刀力一が同部屋の天雷凛太郎に話しかける場面から 枷井 「いるよ」 (枷井の顔と青ざめる吏毘堂) ・・・枷井の顔は若竹部屋の天雷の回想シーンで登場する十文字部屋の大鵠から 吏毘堂の顔は若竹部屋の大刀力が弟弟子である天雷が大鵠と取組むことを知った際の表情 吏毘堂 「やめろよ!!」 「おやっさんに何の恨みがあるんだよ!!」 (途中省略) 吏毘堂 「腐ってるよ・・・アンタ・・・」 ・・・虎城部屋の田上が卑怯な手を使おうと企む十文字部屋の大鵠に詰め寄るシーンから (女子3人に可愛がられる猫) ・・・週刊少年チャンピオンにて連載の石黒正数のギャグ漫画「木曜日のフルット」より 登場キャラクターである武闘派ノラネコ一派のボス・デンから 編集コメント ◎超絶逆効果。次号、ドッジボールで生き生きしない。
https://w.atwiki.jp/000001/
何だと!? ・来訪死神数(今日) - ・来訪死神数(昨日) - ・来訪合計死神数 - 【BLEACHのまとめ】 一護、ルキアに力を与えられて死神代行に →その罪でルキア連行される →助けに行ったら全ては藍染の計画であることが発覚 →井上が敵の手に落ちたので助けに行く →藍染に嵌められ虚園に閉じ込められる 35巻分のあらすじが5行で説明できる漫画 用語集 ランキング 画像…だと… トップページ コピペ…だと… 何…だと… テンプレ 用語集 コピペ…だと…2 関連スレ…だと… ヤミー…だと… 単行本…だと…!? ☆本スレ☆ BLEACH 今週の何だと part7 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1240249554/ ★コメント★ 大した奴…だと…? -- NINJA (2008-12-10 14 27 07) test -- 名無しさん (2008-12-13 23 59 38) 今年最後の何…だと… -- 大晦日 (2008-12-31 22 14 30) ヤミーェ…。 -- 名無しさん (2009-01-05 16 16 01) 何だとってるね -- 名無しさん (2009-01-09 22 03 14) 何だとスレの霊圧が消えた…だと… -- 黒崎くん (2009-04-03 15 14 20) 何だとスレの隊長が削除虚に喰われた…だと…!? -- 副隊長 (2009-04-10 22 33 35) 10000・・・だと・・・? -- 名無しさん (2009-06-13 17 53 57) まだ連載してるだと・・・? -- 名無しさん (2010-03-15 20 15 17) 来訪死神数(今日) 1…だと…? -- 名無しさん (2010-04-10 00 17 11) 最近何だとってない…だと…? -- TITE (2010-06-28 20 41 31) ウィキがあった…だと…? -- 名無しさん (2010-08-14 20 17 42) http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1288932221/ 既にPart10…だと…? -- 名無しさん (2010-12-14 22 15 40) …どういうことだよ…… -- 名無しさん (2011-03-06 21 58 40) http //hato.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1298178867/ 現行スレ・・・だと・・・? -- 名無しさん (2011-04-23 00 47 12) 現行スレが見当たらない・・・・だと・・・・ -- 名無しさん (2012-03-11 19 37 54) 木曜日のフルットでナン…だと…が使われてて思い出した -- 名無しさん (2014-09-16 21 57 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/88029.html
ファフルッディーンイブンルクヌッディーン(ファフルッディーン・イブン・ルクヌッディーン) イスラム王朝クルト朝の君主(マリク)。
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/443.html
【プロローグ】 EXワールド… それは地球軍とアムステラ軍の戦争が行われている我々の世界から外れた数多の並行世界を指す。 ある世界では両陣営の主力メンバーが高校生として青春を更衣室の覗きに捧げ、 ある世界では覇権を握った帝王が欲望の赴くままに美女にトーナメントをやらせ、 ある世界ではまたもや皆で覗きに挑戦し主人公のみが美味しい思いをしたり。 そして今回の並行世界は―、かなり元の世界から遠い世界だった。 『近い世界』 ↑ 銃の章 De Natura Strife 詰めカラクリオー 温泉編 戦国マリアンヌ 最萌えトーナメント 麻雀物語 一体さん ↓ 『遠い世界』 本作は麻雀物語と最萌えトーの中間ぐらいの遠い世界と言える。 最初に言っておこう、『スーパーロボットなんて最終回まで出ねえ』。 その上怪傑ミルット以外の主要人物は全員が名前以外別物である。 本当にごめんなさい。外伝とかなんでも書けやぁとはんぺらさんが言ってたのを見て 挑戦した結果がこれだよ!しかし物語は始まるのだった。 * 「う~、お昼お昼」 休日の真昼間、商店街を小走りで行く女性はごく普通のデコトラ乗り。 しいて普通じゃない事を上げるとすればピンクが大好きなとこカナー。 名前はオードリー・スガタ。 そんな訳で彼女は外食が出来る場所を探していると、風変わりな喫茶店を見つけた。 『喫茶店チカーロ』という名のその店は見るものをドン引きさせるドピンクの外観、 そして扉には鞭を持った馬男のイラストが書かれておりSっ気と狂気が半端なく にじみ出てきている。喫茶店と書かれて無ければアダルトショップにしか見えない、 いや、ひょっとしたらここは喫茶店風のアダルトショップなのかもしれない。 「うわあ、こんな素敵な喫茶店スガタ初めて見ましたよー。こんにちはー、今やってますかー?」 おおっとスガタ選手全く躊躇せずに扉に手を掛け一気に入店だー!! 信じられない事だが彼女のセンス的にこの店はアリだったようである。 扉に鍵は掛っておらずスガタは難なく店内にインする。 外観を全く裏切らず内部もドピンク サドマゾ成分十分。ここまではスガタの 理想通りの喫茶店である。だが―、 「い、いらしゃんせ~」 スガタを出迎えるウェイトレス、シグルった息子に絞殺されそうなおっかさん的 スマイルでやって来た女を見て一気に白けてしまった。 「な、何名様でひょうか~」 「オニガワラ!」 「そげぶっ!」 必殺のダブルアッパーでウェイトレスの顎を打ち、踵を帰し他の店に行くスガタ。 ウェイトレスが起きあがる頃、彼女に遅れようやく店のマスターであるチカーロと シェフのアクートが入り口に到着した。 胸元を開けたピンクのシャツのみで己のセクシーな胸毛を見せつけ、 髪型は綿毛のごとく真っ白なアフロのマスター。 他人を蹴落とす事しか考えていない濁った眼光、中央にハートマークがプリントされた エプロン以外何も身につけていない悪のコック。 スガタが店に入って最初にあったのがこの男達だったならば怒って帰るどころか 常連になっていただろう。 「ようこそ我が屋敷に。歓迎するわよ…ってあら?サーメット、お客様は?」 「帰ってしまいました」 サーメットが再度飛ぶ。チカーロ愛用の大口径拳銃型ライターで頬を張り飛ばされた からだ。 「いひゃいれすちきゃーろしゃま(痛いですチカーロ様、もっとぶって)」 「サーメット、あなたが接客してお客様が帰ったのはこれで何回目かしら? ただでさえ不況のせいでお客様が全然来ないしこのままじゃあクビにするわよ」 「ミルちゃんよぉ、せめて席にまでは連れて来いよなぁ。俺の料理で客が卒倒する 所が見れないじゃねえかヒャッハァ!」 無論喫茶店に客が来ないのは不況のせいではないしサーメット一人が悪いのでもない。 この喫茶店のマスター・チカーロの美的センスがハイレベル過ぎて普通の喫茶店と しての需要が満たせていない事、及びアクート特製悪意たっぷりのメニューが 客を遠ざけているのが主な原因だ。 (例を一つ挙げると、カエルの卵をパンに挟んだモノを『春の目覚めサンドウィッチ』 と名付けている) おかげで喫茶店はいつもガラガラ、スガタの様な物好きな客と残飯を漁るG以外は 誰も来ない日が続く。そして、そのしわ寄せは一番下っ端のサーメットに行きつくのだ。 その夜サーメットは不安で寝付けなかった。 このまま上司二人の悪趣味が続き自分の上がり症が克服出来ないならば本当にクビも 有りうる。それだけは嫌だった。職を失う事は怖くは無いがチカーロと一緒に仕事を 出来なくなるのは耐えられない。 (力が、力が欲しい。何でもいいから喫茶店が正常運転するだけの力が欲しい) 彼女は祈り、そしてそれは叶えられた。夜空に舞う破廉恥痴女、彼女こそが怪傑ミルット。 サーメットと同じ愛称を持つこの怪人が何者か、彼女がサーメットを助ける理由、 いずれも今はまだ判明しない。ただ、これだけは教えよう。 ミルことサーメットともう一人のミルの華麗にて波乱で万丈な日常が始まったのは この日からだという事だ。 「月は東に日は西に!喫茶店チカーロを救うのは身長は大体170センチから5メートル、 髪は茶色でオッパイムチムチナイスボディなこの私怪傑ミルット! 来週からはあらゆる問題ミルッと解決しちゃうわよ!」 『次回予告』 「なるほど、大したドライビングテクニック。でもそのテクは日本じゃあ二番目ね」 ミルットは不敵に笑う。 「そうかい、だったら一番は誰なんだ?」 ミルットはチッチッチッと指を振り、親指で自分を指す。 「ふん、だったらレースで勝負といこうじゃねえか」 ???はミルットの挑発に乗り日本一を決めるレースが始まった。だがしかし、 「たった一つのシンプルな答えだ。てめーは俺を怒らせた」 最初の勝負にしてまさかの劣勢に立たされるミルット、果たして勝利し 日本一を名乗ることは出来るのか? そしてこの勝負が喫茶店の繁盛と何の関係があるのか? 次回 怪傑ミルット第一話「峠のイナヅマ」ご期待ください! 戻る 続く
https://w.atwiki.jp/hanazonored2007/pages/714.html
■ バキ外伝 疵面 / 原作:板垣恵介 漫画:山内雪奈生 ・やばい・・・本当に始まってしまった。もうやるしかない・・・ 頑張ります!はい!(山内) ■ 元祖!浦安鉄筋家族 / 浜岡賢次 ・丸川製菓様、世界で数十個限定の浦安版フィリックスフーセンガム ありがとうございました。家宝にします。 ■ 範馬刃牙 / 板垣恵介・2009年・・・・・。 テーマは「ショック」 よろしければお手に取ってご覧ください。 ■ クローズZERO / 原作:高橋ヒロシ 脚本:武藤将吾 漫画:内藤ケンイチロウ (カラー) ・アントニオ猪木、酒場で偶然本物に会えました。 めちゃめちゃ感動です!(内藤) ■ 侵略!イカ娘 / 安部真弘 ・来年は、もう2010年というのが考えるだけで恐ろしいです。 ■ 弱虫ペダル / 渡辺航 (カラー) ・友達が小径を買えとすすめてきます。このコメントが載る頃には 買ってるかもしれません。 ■ ナンバ デッドエンド / 小沢としお ・ブルーレイ買いました。 キレイ! ■ 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 / 原作:車田正美 漫画:手代木史織 ・今年の目標、ひそかに打ち立て中! ・・・出来るかなー (手代木) ■ クローバー / 平川哲弘 ・職場でやっとモンハンが流行りはじめた。 ■ ムラマサ / 哲弘 ・風邪をひいて何も出来ない日が5日間くらいありました。 やっと治りそうで良かったです。 ■ 幻子譚じゃのめ / 梅田阿比 ・お正月は実家に帰省して牡丹鍋を食べました。 ■ ツギハギ生徒会 / 伊藤正臣・西村ユウタ先生とうまい棒を、梅田阿比先生とケーキを食べました。 ■ ギャンブルフィッシュ / 原作:青山広美 漫画:山根和俊 (カラー) ・この時期、ガレージでバイク整備は寒い。 早く春になれ~! (山根) ■ トンボー / 沼田純 ・「BULLY」とか「GTA」をやるたび 「シェンムー」のことを忘れられなくなります。 ■ 風が如く / 米原秀幸 ・年末年始の暴飲暴食で体重4kg増! ひィ~~! ■ ドカベンスーパースターズ編 / 水島新司 ・今年は創刊40周年!! みんなで一致団結してがんばるぞ!! ■ マイティ♥ハート / マツリセイシロウ ・大人って30歳からでいいんじゃないですか? ■ ヘレンesp / 木々津克久 ・ヘレンちゃんが異世界に行ってしまう話も、ちょっと考えています。 ■ PUNISHER / 佐渡川準 ・新年は賞味期限切れのギョーザをどん兵衛で流し込みながら 迎えました。 ■ ANGEL VOICE / 古谷野孝雄 ・近所のレンタルビデオがつぶれて100円ショップになってた。不便・・・。 ■ ストライプブルー / 原作:森高夕次 漫画:松島幸太朗 ・ニュースが暗くてたまんない。 他人の首を簡単に切っちゃイカんよ。(森高) ■ D-ZOIC / 所十三 ・腰痛予防のためにも痩せよう・・・と思う 今日この頃です。■ 木曜日のフルット / 石黒正数 ・時々出前を取る中華の値段が安すぎてこの御時世にやっていけるのか心配になる。戻る 引用:週刊少年チャンピオン 2009年1月29日 第7号 出版:秋田書店