約 823,590 件
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/2091.html
魔殿の姫君世界を服従させるの巻(5) ←その4 おしまい→ Infernal donuts happy pack #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0175.jpg) テッサが滅ぼうとしている頃、地獄と化した魔殿はアナガンティオスに攻め込まれていた。 南東から来ているのは、テッサを攻めていた軍が帰りがけに寄ってるのだろう。 魔殿の戦力は遠征軍と比べると子供のような物だ。 が、それでも不死者が7.8人いる上に、前線の不死者が死ぬと更に増える。 道化師が文字通り敵の足を引っ張り、衛士あがりの不死者が目くらましをかけ、鏡の館が幻影を作りだすので、落ちる心配は全く無い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0180.jpg) 肉ゴーレムは失ったが、ユシージャの軍をつまみ食いしながらバシウムに一直線。 スタックはこの時点で毎ターン120前後。 目くらましにかかったユニットを捨てて移動し、その先で服従しているので増えも減りもしない。 なぜかバシウムの都市で反乱が起きているのが非常に好都合。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0181.jpg) キーリン「こんにちわ! バシウム、出てきて私のペットになりなさい。 バシウム「哀れな娘よ。汝は己に必要なものと己が欲するものを一致させることが出来ていない。 キーリン「あら、怒ってるの? せっかくハイボレムを倒して、消えちゃったけどお土産も作ってあげたのに。 バシウム「自らに何が必要か知らぬが故、服従を強制する事しか出来ず、強引に手に入れようとしている。 キーリン「私が欲しいのはあなたよ? バシウム「我が滅ぼすべき敵は地獄の軍勢。そして娘よ、今や汝が其れなのだ。 キーリン「そうなの? それならあなたを地獄に落とせば、私のところに来てくれるのね! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0182.jpg) キーリン「いなくなっちゃったわ。復活するかと思ったのに…ハイボレムみたいに。 パピー「エレバスを地獄と変えれば、再び会う事も出来るでしょう。さあ、都市を焼きましょう。 キーリン「そうよね。さあみんな、さっき通せんぼしたお礼をユシージャにしてあげて! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0183.jpg) バシウムの滅亡により、世界に復讐の化身現る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0184.jpg) 多数のユニットが狂乱をはじめ、遠征軍も大魔道を2人とドリファを失った。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0185.jpg) 代わりにこんなのが紛れ込んでいた。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0186.jpg) そして、ついにエレバスに終末が… アポカリプスによりヘマーハとテウトリクス、大魔道が1人死亡。 その他数多くの服従者が消失。 魔殿の守備担当も何人か発狂しイリアン領土に突撃しては首都で復活を繰り返す。 この災厄を経て、服従を使えるのは5人になった。 キーリン「やっとエレバスが地獄になったわ。さあ、バシウムはどこかしら? パピー「見える範囲にはいませんね。イリアンやカラビムに隠れているのかもしれません。 キーリン「そう、じゃあ探しに行きましょう。今度は逃がさないようにね。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0187.jpg) 終末の中で魔殿の文化が伝説に。荒廃が起きてからも人口抑制しっぱなしだったので、人口がひどいことになっていた。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0189.jpg) バシウムを滅ぼしてから僅か17Tで全ての都市を焼かれ、ユシージャ落ちる。 肉ゴーレムを消された以外、何の特徴も無い男。サンダルフォンを見習うといいと思う。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (map3.jpg) パピー「これからのご予定はどうなされますか? キーリン「一度おうちに戻るの。なんだか疲れちゃった。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (map4.jpg) パピー「では、北周りで魔殿に戻るルートを使うのは如何でしょう? 探索と服従をしつつ魔殿に戻れます。南側には死の案内人や復讐の化身がいる可能性が高いですし。 キーリン「そうなの? 私は見てみたいわ。 パピー「我々が近づかなければ彼らは魔殿に来るでしょう。そうすれば折伏の王冠でペットに出来るかもしれませんよ。 キーリン「素敵ね。そうしましょ。 パピー「それと大魔道が減ったので、魔術師を作っておりました。大魔道になるための秘薬が必要です。 キーリン「そういえばうちには無いのよね。フラウロスにお願いしてみようかしら。 パピー「聞いてもらえるでしょうか。 キーリン「大丈夫、フラウロスとは仲良くしてきたし、宗教も同じだもの。きっと私の パッパパパー、ドドン #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0192.jpg) パピー「キーリン様…アナガンティオスが平和的にフラウロスの属国となりました。 キーリン「えっ、どうなったの? パピー「戦争を引き継ぎ、我々に宣戦布告を… キーリン「そう。じゃあもういらない。いらないわ!アナガンティオスとそんなに仲がいいなら、一緒にお仕置き穴に入れなさい! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0198.jpg) 341T、遠征軍はドーナツ地帯を完全に制圧して帰還。 氷土以外は黒い地獄の地形となったこの大きな輪は、さながらパウダーシュガーをまぶしたチョコレートドーナツのようであったという。 その日、世界が服従した #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (map5.jpg) パピー「このまま南の海岸沿いにイリアンを滅ぼし、海岸沿いに北上してカラビムの都市を焼きながら戻ってくる事に致しましょう。 キーリン「新しいお仕置き穴も作っておいてね。フラウロスのための特別なのをよ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0199.jpg) いざと言う時のために不死者と幻霊を数人魔殿に残し、残りは攻撃部隊に回す。 フラウロスの攻撃部隊が時々やってくるが、カタパルト特盛に幻霊、黄泉の番人、深海の狂信者と言う編成。 狂信者以外は服従させられないため、ラストの相手にふさわしい。都市にはヴァンパイアはいるのだろうか? #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0201.jpg) 351T、危なげなくイリアンを滅ぼす。序盤に服従し、肉ゴーレムにされ、消し飛ばされた男の最期の時だ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0202.jpg) フラウロスは服従を恐れているのかなんなのか、こういう編成の嫌がらせ部隊をよく送ってくる。 おかげでファランクスがよく育つ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0203.jpg) ケロの様子。中には長弓兵とブルーハが少々に黄泉の番人とカタパルトが特盛。 都市防御を削れず、服従も出来ないのでかなりてこずる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0204.jpg) 捕まえた狂信者で津波を起こし、手持ちの狂戦士を肉カタパにして陥落。 ケロを焼く攻撃部隊に向けられたのは、またしてもカタパルトオンリー。戦争の仕方を知らないようだ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0205.jpg) ちょろちょろ遊撃しようとしている騎士を捕まえ、都市を守る弩兵も奪い取る。 本家Civ4並の弩兵の数だが、服従使いが5人しかいないため、服従のペースが追いついていない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0206.jpg) そのため内陸は後回しにして北西を削り、生産力を削いで行くことにする。 ヴァンパイア上がりの騎士がいたらしく、快足と再生で侵攻が早い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0209.jpg) 騎士団は成長を続け、こんな大所帯になってしまった。 退却の昇進を真っ先に延ばし、ナイトメアや影石の昇進もついているため、影歩きと剣の舞をかけて突撃させると大体の都市は落とせる。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0211.jpg) 内陸都市ザルルラ。フラウロスはとりあえずファランクスから作るらしく、もう黄泉の番人はほとんど姿を見せない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0213.jpg) 出来立ての都市、アンピアも騎士だけで潰す。残った都市はピナダムのみ。 キーリン「フラウロス、もう終わっちゃったの? フラウロス「ああ、これで終わりだ。しかし、驚いたな。こうして見てもプレスプルの片隅で命を終えてきた娘達と何も変わらぬ。無邪気で脆弱な少女ではないか。何がお前を終末に駆り立てたのだ? パピー「お嬢様、早くとどめを刺さなくては。彼はお嬢様の血を啜る機会を窺っているのです。 フラウロス「そういう事か。新たな地獄の主が小悪魔の傀儡とはな。 キーリン「お仕置き穴も用意したけど、血を吸われるのは嫌だわ。痒くなるもの。さよなら、フラウロス。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0214.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (keelyn0215.jpg) おしまいに続く すっげー・・・ほんとに世界を服従させてしまった・・・参考になりました。あと乙。 -- 名前
https://w.atwiki.jp/fwo_mos/pages/112.html
これらのアイテムは『紅蓮の旅団』に所属しているメンバーだけが購入できるWPアイテムです。 名称:にじいろフラウ 価格:5WP 解説:七つ花びらの花衣を纏った、手乗りサイズのフラウ。 小さな幸運を手繰り寄せたり、不運を凌ぐ能力を持つ。 おしゃれが好きだが、いまの髪型に直ぐ飽きるので数日に一回は髪型が変わるらしい。 効果:〔抵抗〕に+2のボーナスを得る。 参照:【野伏の歩み】or【詩人の交渉術】 ペット特技1:【なないろの護り】 ペット特技2:【詩を読む人のために】 ペット特技3:【フォーチュン+1】 常時【なないろの護り】:あらゆる防護点に+5のボーナスを得る 特殊【詩を読む人のために】:イベント表、トラップ、敵の【特技】による〔Ft〕の減少を防ぐ CT:シナリオ終了: 常時【フォーチュン+1】:フォーチュンの最大値に+1のボーナスを得る
https://w.atwiki.jp/miwakunakariudo/pages/16.html
マンドラ初日 まずはあたしの自己紹介からしたいと思う あたしの名前はフラウロス、自他共に認めるマンドラハンターだ 職業は剣士で戦闘レベルは現在33、職業レベルは17だ、まだまだ未熟である マンドラ狩り続けてはや2週間。今ではアイテム欄を立派にマンドラが埋めている まだ初日の日記なのでとりあえずあたしとマンドラとの出会いを綴りたいと思ふ あたしがマンドラと出会ったのは始めて2日目、西部鉱山地域である ヤツを見て一目でピンときた。コイツはあたしの生涯のパートナー、もといライバルになる などと思っていたら先制攻撃をしかけられた。こんな屈辱は豆で巻き添えを食らったとき以来だった 死闘の末勝利したあたしは勝利のおたけびをあげた・・・しかしマンドラも何故かおたけびをあげていた 何かと思って自分の身体を確認してみると、何と体力が真っ赤だったのだ! その後、ベビーレッドフォックスに挑んだあたしは無惨にもその地に倒れふした・・・ 全てはマンドラのせいだ。きっとそうだ。回復しなかったせいだとかそんなことはないのだ それ以来。あたしとマンドラの戦いは始まった・・・ 続く
https://w.atwiki.jp/robotama/pages/375.html
騎士アレックス(Knight Alex) 【ないとあれっくす】 「いよいよ決戦間近、気を引き締めてゆくぞっ!」 情報 作品名 SDガンダム外伝 ジークジオン編 カテゴリ SDX 定価 7,350円 受注開始 2012年07月25日(水) 受注締切 2012年10月09日(火)16 00 発送開始 2012年12月25日(火) 商品全高 約80mm 付属品 手首:×6(握り手×2、剣持ち手×2、盾持ち手×2) 武器:ジオンスレイヤー 目線:正面、右目線、左目線、笑い その他:アルガスシールド、導きのハープ、バックパック、封印の鎧、フラウ姫(本体、通常顔、目瞑り顔、交換用腕) 商品画像 機体データ 騎士アレックス 声優:菊池正美 所属:アルガス騎士団 分類:MS族 HP:150(拘束時)→1900 演者:ガンダムNT-1アレックス アルガス騎士団長。 歴代でもっとも年若く就任した団長の一人で、就任当時にキャトルウッドに出会い、力と技と魔法のバランスを知った。 ムンゾ帝国に捕らわれて封印の鎧で拘束されていたが、後に救出されバーサル騎士たちと共にジークジオンとの最終決戦に挑んだ。 フラウ姫 声優:松井菜桜子 所属:ラクロア王国 分類:人間族 HP:20(ラクロアの勇者)→30(伝説の巨人)→50(光の騎士) 演者:フラウ・ボゥ ラクロア王国の王女。 落ちた星を見に行く途中モンスターに襲われ、記憶喪失の騎士ガンダムに助けられた。 騎士アレックスの持つ「導きのハープ」を奏でることが出来、騎士ガンダム達をムーア界へと誘った。 HPは初登場時は20、その後、「伝説の巨人」では30、最終的には50まで成長した。 商品解説 魂NATION2011にて原型開発決定が告知された。 これにて2年7カ月の時を経てアルガス騎士団がコンプリートとなる。 肩アーマーの取り付け軸の形状が近年のアイテムから変更され、付け外しがし易くなっている。 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 剣士ゼータガンダム 闘士ダブルゼータガンダム 法術士ニューガンダム コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/582.html
手を取り合って/すくいきれないもの(前編) ◆sUD0pkyYlo 御伽噺の中から出てきたような豪奢な城郭も、日が暮れれば表情を一変させる。 頑丈な石造りの柱は不気味な影を生み出し、緋色の絨毯も闇に溶けて血の色に転じる。 額縁の中の肖像画はその無表情が逆に怖いし、置物の甲冑は今にも動き出すのではという錯覚を与える。 昼間は心躍るファンタジーの舞台に見えたこの城も、今はゴシックホラーにこそお似合いの環境だ。 そんな不気味な沈黙に包まれた城の中、見るからに不審な動きで歩き回る小さな人影が1つ。 柱の影に隠れ、柱から柱へ小走りに駆けてはまた隠れ、キョロキョロと周囲を見回し、怯えたように振り返り。 その大袈裟な動きがかえって激しく目立っていることにも気付いていないらしい。 そうやって城の2階を素早く一周した黄色い服の少女――否、少女にしても小柄過ぎる人物は小さく呟く。 「……いないのかしら」 緑の髪を小さく揺らして肩を落とす彼女は、ローゼンメイデン第2ドール・金糸雀。 彼女が探しているのは、同じローゼンメイデンの第6ドール・雛苺である。 ただし、探すと言っても今の所は何の手掛かりもない状態で―― だから金糸雀は、とりあえず「近くて」「雛苺が行きそうな」場所から探すことにしたのだった。 それが、このお城。 雛苺とはぐれた森からはそう離れておらず、おまけに昼間に見た時には本当に綺麗で可愛らしい印象で。 「いかにも雛苺が好きそうな場所なのかしら」、と思ったものだ。 他にアテも無い金糸雀は、吸い込まれるように城に潜り込み……だが、歩き回ってみても人の気配が無い。 壊れた礼拝堂にお茶会の跡が残る食堂など、かつてここに人がいた証は数多く残されていたのだが。 「誰も、いないのかしら。みんな、死んじゃった……のかしら」 思わず呟いてみて、その想像にゾッとする。 真紅も死んだ。翠星石も死んだ。イエローも死んだ。 いや正確に言えばイエローはまだ生きているのだが、金糸雀はそのことに気付いていない。 第一回放送も途中から記憶が曖昧だが、それでも数十人単位の命が失われたことは分かっている。 激しい戦いがあちこちで繰り広げられ、いくつもの死体が作られていることも知っている。 断片的な情報。金糸雀の想像は悪い方向へと向かっていく。 この城で呑気にお茶を楽しんでいたらしい人々も、また同じ運命を辿ったのではないか? 臓物をぶち撒け脳漿を零し、無惨な骸と成り果てたのではないか? 口に出してみると、そんな想像がいやに現実的に思えてくる。 背筋が凍るような思い。金糸雀は、まるで周囲を冷たい霧に包まれているかのような錯覚を覚えて…… 「……って、錯覚じゃないのかしらーー!?」 金糸雀はハッとして周囲を見回す。 ……いつの間にか、足元に白い霧が漂ってきていた。 しかも何かおかしい。霧が何やらキラキラと光っている気がする。霧自体も動いている気がする。 というか……明らかに動いている。ちょうど人が歩くくらいのスピードで、巨大な霧の塊が動いている。 今、金糸雀の足元に漂っているのは、その霧の一部。氷山の一角。 明らかに普通でないそれは、金糸雀を飲み込むつもりなのか、どんどん迫ってくる。斜め下方から迫ってくる。 本能的な恐怖を覚えて、彼女は思わず後退る。 「な……なんかヤバいのかしら~~?! に、逃げるのかしらっ!!」 小さく叫ぶと、金糸雀はコミカルな仕草で廊下を駆け始める。 目指すは階段。霧は足元からじわじわと水かさを増すように上がってきている。 この霧に完全に飲み込まれたらヤバい。そんな直感から、必死に上を目指す。より高い場所を目指す。 階段に辿り着いた時には、ほぼ首まで届いていて。 数段駆け上がって霧から抜け出し、ホッとしたのも束の間。さらに霧はゆっくりとせり上がってくる。 終わらぬ恐怖。金糸雀はどんどん階段を昇り続け、霧はなおも彼女を追い続け、やがて……。 * * * それは、見事なまでの入れ違いだった。 金糸雀を追い詰めるこの霧、それはもちろんチャフの武装練金『アリス・イン・ワンダーランド』。 展開しているのは鈴木みか。もちろん彼女は、金糸雀の存在になど気付いていない。 もう少し金糸雀の到着が早ければ、城に至る橋の近くででも、駆け出してきたみかと出会っていただろう。 いや、みか本人を確認できずとも、みかが周囲に展開していた霧を目撃していたはずだ。 怪しい霧を纏った謎の人物。そんなものを目撃して、果たして金糸雀が城に向かう気になったかどうか。 またもう少し金糸雀の到着が遅ければ、今度はみかが城に戻ってくる所に遭遇していたはずだ。 その場合でも、やはり素直に城に入っていたとは考えづらい。というより、明らかに避けていただろう。 そして……城から出て行く時も戻ってきた時も、それが覆っていた範囲は結構なもの。 そもそも、みかの移動距離も大したことはない。ほとんど城と森を往復しただけだ。 つまり。 霧の存在に気付かず、何気なく城に入ってしまえるような時間帯は、存外に狭いのだ。 その僅かな隙間に何気なく嵌ってしまった金糸雀は、さて運が良いのか、悪いのか―― * * * コツ……コツ……。 城の階段を、小さな足音が昇っていく。 コツ……コツ……。 小さな足音に伴って、白い霧が膨らんでいく。 コツ……コツ……。 その中心に居るのは、全てに絶望しつくした1人の女性。赤い覆面で表情を隠した、小柄な女性。 コツ……コツ……。 足音が階段を昇っていく。蠢く霧を纏った彼女は、より高い所を目指して階段を昇っていく。 コツ……コツ……コツ……ピタッ。 やがて、足音が止まる。 そこは城のてっぺん。 城から生えた最も高い塔、その頂点近くに作られたちょっとした広さのテラス。 そこに、先客が居た。 赤い覆面の彼女が予想もしていなかった、先客がいた。 テラスの片隅、もうこれ以上逃げ場もない場所でガタガタと震える、黄色い服を着た隻腕の人形――! * * * 昼なお暗い鬱蒼とした森は、日が暮れればさらに深い闇に包まれる。 太い木々はそのうねる枝の形のままに不気味な陰を作り出し、足元で咲く小さな花々も闇の中に溶ける。 昼間の激闘の余波で倒れた大木のシルエットは、まるで巨人の骸のよう。 日のあるうちは数多の戦いの舞台となったこの場も、今はその本来の静けさを取り戻していた。 そんな森の中を進む人影が3つ。 ……いや、まともな人影は、棒のようなものを引き摺る少女の影1つきり。 もう1つは子供にしてもなお小さすぎ、最後の1体はどう考えても身体と頭のバランスが取れていない。 3体のうち先頭を歩いていた1人が、ふと足を止めると大きく欠伸をする。 「ふぁぁあぁぁぁ……。そういえば、ちょっと眠いの」 「…………」 幼く無邪気にも聞こえる声に、しかし同行者たちは答えない。 赤黒く汚れ、バットを引き摺る少女の瞳には意志の光が宿っておらず。 鎌を手に音も無く従う南瓜頭のお化けは、元来言葉を話せない。 そして表情を見る限り、桃色の服の少女人形も、はなから彼女たちの回答を期待してないようでもあった。 ミーディアム・木之本桜と、懸糸傀儡ジャック・オー・ランタンを従えたローゼンメイデン第六ドール、雛苺。 「こちら側」の常識の通じぬ世界の住人となった彼女も、しかしこれだけ暴れれば疲れも覚える。 元々が幼く、飽きっぽく、熱しやすく冷めやすい性格なのだ。 遊びが大好きとはいえ、いやだからこそ、ちょっとでも疲労を覚えればすぐにお昼寝。そんな生活だったのだ。 あれだけ昼間に大暴れした雛苺が眠気を訴えるのも、当然と言えるだろう。 今ここですぐに寝てしまわないのも、睡眠中に襲われる危険を恐れて、というわけではない。 単に、見回した限りでは心地よい寝床がなさそうだから、というだけのこと。 それに……。 「それに……よく見たら、さくら、きちゃないの。ばっちぃの。 どうせだから、ベッドのついでにお風呂探して、入ってくるの」 「…………おふ……ろ……」 雛苺は自らに付き従う少女を見上げて、眉をひそめる。 確かにさくらは、全身汚れ切っている。血と脳漿と肉片と、その他もろもろの体液がこびりついている。 固まりかけ、変色しかけたそれら「人体の一部だったモノ」は、言いようのない悪臭を放ち始めて。 どう見ても風呂に入るべき状況……ではあるが、しかし本来、その元凶たる雛苺が言えるセリフでもない。 「ばっちぃの、臭いの」と鼻をつまみながら言う無責任な「主人」に、さくらはしかし、一言も言い返さない。 それこそ、風呂にでも入ってすっきりすれば、彼女の思考もはっきり覚醒するのかもしれないが……。 ……と。 あまり明確な方向も定めずに彷徨っていた彼女たちの目の前で、急に森の木々が途切れる。 揺れる水面、開ける視界。そして、水面の向こうに建っていた城は…… 「え…………!?」 雛苺は、思わずポカンと口を開く。 そんなはずはない。だって、あの霧は。 城を覆いつくす、あの霧は。 小さな手が、その小さな胸に当てられる。何かを探るような手つき。そして、安堵の表情。 (真紅は……今はちゃんとここにいるの。真紅のローザミスティカは、ちゃんとここにあるの) 城を覆ったあの霧は、どう見ても真紅が使っていた技と同じものだ。そして、真紅は既に死んでいる。 いや、今の雛苺の認識の中で「死」がどう捉えられているかは分からないが、ともかく真紅はもういない。 真紅が持っていたローザミスティカは雛苺の中にあり、そうである以上、真紅が蘇る道理はない。 (そういえば……あの技、ヒナには使えないみたいなの。ここに来るまで、真紅が使ったこともなかったの。 もしかして、あれは真紅の力じゃなかったの? 何かの力を借りてたの?) 雛苺はふと思い返し、懸糸傀儡ジャック・オー・ランタンの方を振り返る。 あの霧が「雛苺の知らなかった、しかし真紅固有の能力」なら、ローザミスティカと共に継承されているはず。 逆に、ジャコのように「支給品」を利用していたなら、それが雛苺に受け継がれていないのも納得できる。 雛苺が見逃してしまったアイテムを誰かが拾ったか、それとも、同じアイテムが複数存在していたか……。 もちろん幼い雛苺はそこまで論理的に考えたわけではなかったが、それでも大筋は理解する。 理解したところで、少しだけ悩む。 (あのお城の中には、ぜったい誰かがいるの。できれば一緒に「遊び」たいの。 でも……あの霧はめんどくさいの。すごく疲れるの) 雛苺が万全のコンディションだったなら、喜び勇んで霧の城に飛び込んでいたかもしれない。 けれど、疲労を覚え、休憩も検討し始めていた今。 雛苺の頭に浮かんだのは、「面倒くさい」という素直な感想だった。 あの霧とは、昼間のうちに2度ほど遭遇している。 逃げようとしても逃げられず、戦おうとしても距離感を狂わされる。そんな迷いの霧。 ……勝てない、とは思わない。 真紅すらも倒せたのだ。あれからジャコやさくらも加わったし、その気になればこの霧の主にも勝てるだろう。 そう考えながらも、同時に雛苺は苦戦を予想する。相当疲れるであろう展開を予想する。 だから、「面倒くさい」。 ちょうど休憩を考え始めた所で相手するには、「面倒くさい」敵。 それに、遊園地のようにも見えるあの城、マトモな休憩が取れる部屋があるかどうかも怪しいものだ。 汚れたさくらをひん剥いて放り込んでやろうと思ってる風呂も、果たしてちゃんとあるかどうか。 かといって城を避けるとなると、このあたりで休息を取れそうな場所は限られてくる。 北東の街まで行くか、西の学校に足を向けるか、東の平原に点在する民家に向かうか。 迂回して遠回りしてまで建物を探すのは、これもまた、別の意味で「面倒くさい」。 さてどうしようか、と何気なく城のほうを見上げた雛苺は、そして、1つの影に気付く。 雛苺たちからそう離れていないあたりから真っ直ぐ飛んでいく、異形の剣……。 その上には、確かに1つの人影が乗っていたのだ。 * * * 実のところ、気配を隠そうという発想すらない雛苺一行を先に発見したのは、当然の成り行きだった。 城へと続く橋の近く。地図の上では平原になっている場所。 そこに生い茂っていた腰の高さほどの藪の中、2人の少女は囁きを交わす。 「ここは、ボクが時間を稼ぐ。ボクが彼女たちの気を引く。だから、ベルフラウは先に行って!」 「で、でもっ……!」 みかの後を追い、城に向かおうとしていたベルフラウとイエローの2人。 今まさに橋を渡ろうとしていた所に、聞こえてきたのが雛苺の大きな欠伸。 慌てて手近な藪の陰に伏せ、浮いている魔剣ダイレクも地面に押し付け、息を殺していたのだ。 こうして見ていると、イエローの目にもよく分かる。 雛苺の様子は、明らかにおかしい。 金糸雀と共に戦闘に介入した時にも違和感を覚えたが、もはや疑いようがない。 血まみれで静かに従う少女の存在も普通ではないし、カボチャのお化けの首にかかった生首も不気味だ。 彼女たちの姿が見えてすぐ、ベルフラウは手短に経緯を語った。 日没の前、あの雛苺と2回遭遇したこと。1回目の時には怪しげな契約を迫られたこと。 2回目はイエローたちが乱入を図ったあの戦いで、その攻撃には明らかな殺意があったこと。 ここで、雛苺と行動を共にしているのが木之本桜だと分かっていれば、また何かが違っていたかもしれない。 だが、自身も重傷を負っていたベルフラウは、そこまで気付く余裕はなかった。 赤黒く汚れ、着衣の色も髪の色も判別し難い少女を、見分けることが出来なかった。 彼女の正体に気付かず、だが、ベルフラウが断った「あの契約」を結んだ「誰か」だろう、と推測して。 その「少女」の異様な姿も、その「契約」の影響だと推測した。 一方、イエローには金糸雀が嘘をついていたとも思えない。 金糸雀から見て、雛苺が「いい子」で「大切な友達」だった、という話は疑う余地もない。 だから、雛苺が「こうなってしまった」のはこの島に来てからということなのだろう。 非情な殺し合いの続くこの島で、何か辛い出来事に遭遇して、「そうなってしまった」のだろう。 イエロー自身、何度も危機に直面し、自分の存在の根底から揺るがされそうな目に会ってきたのだから。 (ボクは運が良かったのか、イイ人たちに会えてきた。 悲しいことも多かったけど、悪い人ばかりじゃなかった。 でも、もしもそういう出会いが無かったら、ボクだってどうなってたか分からない。 ひょっとしたら、あの雛苺のように……!) 城戸丈。ベルカナ。リディア。リルル。ネス。金糸雀。そして、ベルフラウ。 中には名前を聞くことすら出来なかった者もいる。イエロー自身が命を奪ってしまった相手もいる。 けれど、それらの出会いが折れそうなイエローの心を支えてくれた。 先ほど「襲撃してきた敵」に反射的にダイレクをけしかけた時も、ベルフラウが止めてくれた。 もしも彼らとの出会いが無ければ、今頃イエローも同じような表情を浮かべていたかもしれない。 同じような虚ろな笑みを浮かべ、ダイレクを使って殺戮を繰り広げていたかもしれない。そう思うとゾッとする。 ともあれ――。 今のイエローたちに、時間はない。 刻一刻とベルフラウの命は零れていき、みかは城の奥に消えていく。 そして、タイミング悪く横から来た新たな危機、雛苺たち。 説得は……難しいだろう。出来たとしても時間がかかる。そしてその時間こそが惜しい。 戦闘は……相手を殺す気でかかってもかなうかどうか。ましてや、今のイエローには激しい迷いがある。 隠れて城に向かうのは……地形が邪魔をする。どうやっても遮蔽物のない橋の上は目立ってしまう。 隠れたままやり過ごす……には、ベルフラウの体力が持たない。彼女たちが去る前に絶命してしまう。 そうなると、取れる手段はかなり限られてくるわけで。 「大丈夫、ボクも無理する気はないから。ただ向こうの注意をボクに惹き付けて足止めするだけさ。 ベルフラウはその隙に、ダイレクに乗ってみかさんの所に向かって。ボクもすぐに追うから」 自力で歩くことすら困難な今のベルフラウにとって、ダイレクは貴重な移動手段だ。 そしてそれを使うのが1人だけなら、空を飛んでいくことも出来る。より速い速度で移動することも出来る。 だがそれだけでは足りない。ジャック・オー・ランタンの飛行能力を考えると、もう1手必要だ。 イエローはそのために、自ら囮を買って出る。 夜の闇に隠れ、物音を立て、気を惹くように逃げ回れば、多少の時間を稼ぐことくらい出来るはずだ。 イエローには、ここで死ぬ気はない。イエロー自身にも生きてやらねばならないことが沢山ある。 丈の願いを叶えなければならないし、レッドの仇のことも考えねばならないし、ベルカナとも合流したい。 間違っても死ぬわけにいかない状況下、あの雛苺を前にダイレクを手放すのは危険に違いない。 それでも今取れる手段の中では、きっとこれが最善の手段。 ベルフラウの残り少ない命で最期の願いを叶えるための、ほぼ唯一の手段。 ……ベルフラウもその覚悟が理解できたのか、僅かな逡巡の後、背負っていたランドセルを地に滑り落とす。 「それ、では……せめて、私の、荷物を、置いていきます、わね……。 イエローさんが、使えるかどうか、分かりませんが……」 「分かった。ダイレク、ここからはボクじゃなくて、ベルフラウの言うことをちゃんと聞くんだよ」 イエローは、ベルフラウに「魔剣ダイレクのコントロール権」、すなわち「所有権」を譲渡する。 ベルフラウは、持ち物全てをランドセルごとイエローに手渡す。『火』と『地』のカードまで渡す。 多くの言葉は要らない。多くの言葉を交わす時間もない。 ただ、そこには互いへの信頼があった。 「じゃあ、みかさんによろしく。ちゃんと、みかさんに手当てしてもらうんだよ。 ……ダイレク、行って!」 「イエローさんも……決して、無理なさらないで下さいねっ!!」 魔剣ダイレクに乗ったベルフラウが、一直線に霧の中心に向かう。 こうして雛苺たちを窺っていた間にも、霧はさらに広がり上に登り、動きを止めていた。 ここから見た限り、その中心は城の真ん中、最も高い塔のてっぺん。そこにみかが居るのだ。 ベルフラウは撃ち出された矢のように、霧へと飛び込んでいく。 それを見送りながら、イエローは素早く渡されたランドセルを漁る。 「魔法のカード、ってのもボクには使えなさそうだし……武器になりそうなものと言ったら、これくらいか」 ベルフラウの荷物から出てきたのは、小さな鋏が1つ。 魔法使いではない彼女にはクロウカードは扱えないし、参加者の過去が見れる鏡も役に立たない。 頼りない鋏を握り締めたイエローは、そして、飛んでいくベルフラウに気付いたらしい雛苺たちをそっと窺う。 「ベルフラウを追いかけられちゃいけない……こっちに注意を向けないと……!」 それには、何よりまず音を立てることだ。遠ざかる人影よりも、正体不明の物音の方が警戒されるはず。 そう思って手近な藪の枝を揺らそうとして、イエローはふと気がついた。 自分の手の中にある、ちょっとした道具。これを使えば、よりはっきりした音が出せるんじゃないか? イエローはそして、何も無い虚空を切るように、はさみを大きく広げて―― チョキン、という軽い音が、闇の中に響き渡った。 【Fー4/道路脇の草原・茂みの中/一日目/夜中】 【イエロー・デ・トキワグローブ@ポケットモンスターSPECIAL】 [状態]:全身に擦り傷と打撲(行動にやや支障)、左瞼に大きく切り傷、疲労(中)、頭部に打撲(生命に危険なし) [服装]:ベルフラウの私服姿。帽子にポニーテールが隠されている。 [装備]:レッドのグローブ、おみやげのコイン@mother2、思いきりハサミ@ドラえもん、 [道具]:共通支給品×3(食料-1)、浄玻璃の鏡@東方project(残り1回)、クロウカード×3(『甘』『火』『地』)、 カートリッジ×10@魔法少女リリカルなのはA's、スケッチブック、城戸丈の首輪、イエローの服(泥だらけ) [思考]:ボクがここで時間を稼がないと……! 第一行動方針:雛苺たちが城に行かないように立ち回る。安全が確信できたらベルフラウを追って城へ行く。 第二行動方針:消えたリルル、金糸雀のことが心配。 第三行動方針:グリーンやブルーと合流し、このゲームを破る方法を考える。 第四行動方針:丈の友人と合流し伝言を伝え、協力を仰ぐ。 第五行動方針:丈の首輪を調べる。または調べることの出来る人間を探す。 基本行動方針:絶対にゲームに乗らない。生きてマサラに帰る。 [備考]: トリエラのことを「積極的なマーダー」だと認識しました。 ネスからレッドの仇が「白い女の子」だと聞かされました。 レッドの仇に対しどういう態度を取るべきか、まだ考えが定まっていません。 ベルフラウの言葉と今の状況から、雛苺一行を危険な存在だと見なしています。 「おもいきりハサミ」の機能を理解していません。 * * * 「――お城に行くのは、やめにするの。やっぱりめんどくさいの」 雛苺が悩んでいたのは、実際のところ大した時間ではなかった。 あっさりと、あまりにあっさりと決断を下し、その身を翻す。 霧の中に突っ込んでいった人影に対する興味も、すっかり失せてしまった様子。 思い切りハサミ――人の悩みを断ち切る、未来のひみつ道具。 イエローが期せずして鳴らしたその道具が、雛苺の悩みを綺麗に「切って」いた。 城には行かない。城に向かったあの人影も無視する。ここを離れて休憩できる他の場所を探す。 すっぱりと思い切った雛苺は、そしてふと気付いて小首を傾げる。 「ところで……今の音、何? だれかいるの?」 こちらの疑問、その音にどう対処するのかという悩みは、まだ心に浮かんだばかり。 まだ、「断ち切られて」はいない。 そして雛苺は音の源を探し、キョロキョロと周囲を見回し始めた。 【F-4/路上/1日目/夜中】 【雛苺@ローゼンメイデン】 [状態]:真紅と翠星石のローザミスティカ継承。精神崩壊。見るものの不安を掻き立てる壊れた笑顔。 桜をミーディアムにしたことにより消耗回復&自動回復付加。「思い切りはさみ」の影響下。 [服装]:普段通りのベビードール風の衣装。トレードマークの頭の大きなリボンが一部破けている。 [装備]:ジャック・オー・ランタン@からくりサーカス(繰り手もなしに動ける状態) ※ジャコの首には真紅と翠星石の生首が髪の毛で括り着けてあります。 [道具]:基本支給品一式、ぼうし@ちびまる子ちゃん ツーカー錠x5@ドラえもん 光子朗のノートパソコン@デジモンアドベンチャー、ジュジュのコンパス [思考]:いまの音、何? 第一行動方針:今の「ハサミのような音」にちょっと興味。 第ニ行動方針:遊び(殺戮)をこの先続けるためにも、快適に休息を取れる場所を探す。(桜の)風呂も希望。 ただし、お城は「面倒くさい相手」がいる気がするので候補から除外。 (注:この行動方針はこの先30分間、「思い切りハサミ」の影響下にあります) 第三行動方針:桜をミーディアムとして、戦う。 彼女の負担なんて知ったことではない。 第四行動方針:「新ルールのアリスゲーム」(=殺し合いのゲーム)に乗って、優勝を目指す。 基本行動方針:優勝して「永遠に孤独とは無縁な世界」を作り、真紅を含めた「みんな」と暮らす。 [備考]: 雛苺は真紅と翠星石のローザミスティカを獲得したため、それぞれの能力を使用できます。 自分の支給品をマトモに確認していません。 『ジャック・オー・ランタン』は、真紅の持っていた「人形に命を吹き込む力」によって一時的に動ける状態です。 雛苺の『力』を借りて動いているので、この状態は維持するだけでも雛苺の『力』を消耗しますが、現在負担は桜へといきます。 城に誰か強敵(まともに戦うとメンドクサイ相手)がいると思っています。今すぐ戦う気はありません。 【木之本桜@カードキャプターさくら】 [状態]:血と脳漿まみれ、左腕に矢傷(処置済)、魔力消費(極大) 、疲労(大) かなり精神不安定、雛苺のミーディアム [装備]:マジカントバット@MOTHER2、パワフルグラブ@ゼルダの伝説、クロウカード『水』『風』 リインフォースII@魔法少女リリカルなのはA's [道具]:基本支給品 [服装]:梨々の普段着 [思考]:右足を出して、左足を出して。右足を出して、左足を出して 基本行動方針:雛苺の命令に従う。 ※魔力があるため、雛苺が戦闘しない限りは持ちこたえられます。 ただ回復していく分の魔力はほとんど雛苺に持っていかれます。 [リインフォースIIの思考・状態] ※永沢、レックスを危険人物と認識。梨々の知り合いの情報を聞いている ※魔力不足により、現在使用不能 [備考]: この時点で、城の方にいる面々(ベルフラウ・雛苺・みか)には「思い切りハサミ」の音は届きませんでした。 イエローとさくらも聞いたはずですが、その影響は現在不明です。 他に「思い切りハサミ」の音が聞こえた人がいるかどうかは不明です。 後編へ
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/395.html
Frozen war/冷戦 ◆CFbj666Xrw 「あたし? あたしは明石薫」 ベルフラウの目の前に現れた少女はそう名乗った。 すぐに目を引いたのはその服装だ。 その衣服はベルフラウが着ているものと殆ど同じだった。 違いは微妙なサイズの違いと一部の色だけだ。 「で、おまえ誰だよ。ていうかなんで葵の制服を着てんだ?」 「こ、この服は支給されただけですわ。それ以上でも以下でもありません」 質問には答えながら、自分の名前についてはさりげなく答えない。 助けてもらったのはありがたいが、信用が置けるかよく判らなかったからだ。 「へー、服なんて支給されたのか。 なんだ、おまえも外れ引いたんだ。ま、元気出せよ」 薫は急に気安げな口調に豹変した。 なにせ薫の支給品は完全に外れであり、それを笑われた怒りで一暴れしたほどだ。 同じ外れを引いたと知ってなんだか親しみが湧いてきたのである。 (……他にも魔法のカードや操り人形を引いた事は言わない方が良さそうですわね) ベルフラウはそれを直感し、スルーする。 というより状況の変化が激しくてそれより気になることばかりなのだ。 「……ところで、そこの人は誰ですの?」 「へ? …………あーっ、テメーさっきの!!」 ベルフラウが指差した先に居るジーニアスを見て明石薫が沸騰する。 ジーニアスの表情にも焦りが浮かんだ。 「うわ、ヤバッ」 雛苺が吹き飛ばされた時点でさっさと隠れておけば良かったのだが、 一度飛び出した手前か隠れる事もせずに戸惑った事が失敗だった。 いつでも背後にある森に飛び込めるようにと身構える。 「この野郎、さっきはよくもやりやがったな!」 「なに言ってるんだよ、やったのはそっちが先のくせに!」 「なんだよ、あたしはちょっと笑っただけだろ。そのくらいで怒るなよ」 ちなみに薫の記憶には開始直後に笑われて大激怒した自分の事は覚えていない。 ついでに湖を割って相手を力で捕まえて持ち上げる行為がどういう印象を与えたかも気づいていない。 ジーニアスがその点を指摘すれば、もしかすると穏便な関係を作り上げる事が出来たかもしれない。 薫には敵意が有るわけではないのだから。 「そういえばなんか話してたけど、おまえあの呪い人形とどういう関係なんだ? 彗星がなんとかさ。あんな人形が他にも居るのか?」 「な……翠星石はあんなのじゃない!!」 だがより気になる話に移り、ジーニアスは指摘を忘れた。 即座に言い返したジーニアスに、木陰に隠れていたレベッカが少し慌てる。 「お、おい、言い返すのは良いけどあんまりヤバイ事になったら……」 「判ってるよ。だけど……翠星石はよくやったんだ。翠星石は勝ったんだ! あの深い湖の底で……たった一人っきりであいつと戦って、勝ったんだ。 誰にも翠星石をバカになんてさせるもんか!」 「ジーニアス……」 その想いはレベッカだって知っている――そもそもジーニアスに翠星石の“勝利”を教えたのは レベッカなのだ――だから、レベッカも何も言えずに押し黙る。 そんな二人に薫とベルフラウは事情が判らずに戸惑うばかりだ。 なにか強い想いを感じさせる懸命な言葉は、如何せん要領を得なかった。 ベルフラウに至っては状況がさっぱり理解できない。 あの不気味な少女人形、薫という少女、謎の少年、隠れているらしいその仲間、それに翠星石なる誰か…… 「一体なんの話ですの? というより少しは状況を説明なさい。 何が何だかさっぱりわかりませんわ!」 「それは……」 ジーニアスが言葉を交わそうとしたその時。 「教えてあげる。そいつは殺人鬼よ」 「……え?」 少女の声がどこからか聞こえた。 「まさか……!」 ジーニアスが慌てて振り返った視線の先には、3人の少女が現れていた。 木之本桜。梨々=ハミルトン。 そして……ただ一人ジーニアスが名を知る、仇敵である少女! 「イリヤスフィール! そんな、死んでなかったの!?」 体操服姿の白い少女が杖を片手に、立っていた。 手も足も付いたまま、命を失う事も無く。 ――そしてそれは、わずか十数秒のやり取りだった。 「よくも……おまえは翠星石のっ」 「そう、あんな死に方をしたくはないわね。誰だって」 ジーニアスの言葉を継ぐように言葉の流れを惑わせて。 「だから提案が有るの。話し合いましょう」 「え……?」 予想だにしない提案で揺さぶって。 「誰かを失った事はとても悲しい事だけれど、それに囚われず力を合わせましょう。 だってそうしないと、また殺し合いになってしまうじゃない」 「な、なにを!」 白々しい一言を叩きつけ。 「どう? お互いに精一杯歩み寄りましょう。今後の為に、悲しみを乗り越えて!」 「このっ、ふざけるなぁっ!」 鮮やかな挑発で相手を飛び込ませた。 「ファイア・ボール!!」 ジーニアスは雛苺に対して密かにスペルチャージしていた術式を発動する。 即座に生み出された無数の火球は一直線にイリヤへと直進した。 『Round Shield』 対するは魔力の盾。だが―― (薄い……? これなら) 一発目で震え、二発目で歪み、三発目で砕け、四発目で壊れ、五発目がイリヤに撃ち込まれる! 「きゃあぁっ!!」 派手な悲鳴をあげてイリヤが倒れこむ。その姿はあまりに無防備で。 (これなら、行ける!!) 何かがおかしい事に気づかずジーニアスは追撃を掛けようとする。 「ダメだ、ジーニアス!!」 だけどその時にレベッカの声が聞こえて。 「この野郎!!」 気づいたそこには暴力的なエネルギーの奔流が迫っていた! 「くそっ。何するんだよ!?」 ジーニアスの姿はうっすらと半透明の球壁に包まれていた。 イリヤとの戦いでも使ったフォース・フィールドだ。 幸いにも緩衝はしたが攻撃の威力は破壊的だった。 もし直撃していたらと思うと寒気が走る。 「こっちのセリフだ! 何してんだよてめえ!」 「何ってあいつは危険な奴じゃないか! ……あ」 言い返して気づく。 当然だが彼女はイリヤが殺し合いに乗っている事を知らないのだ。 厳密に言うなら明石薫には気づくチャンスが有った。 その前にジーニアスは翠星石を庇うような言動を漏らしていたのだから。 だけど巧みに作り上げた光景は明石薫にジーニアスを悪人だと誤認させた。 そして真相を知らないのは明石薫だけではない。 「イリヤちゃんだいじょうぶ!?」 さくらは心配そうにイリヤに駆け寄る。 「心配ないわ、このくらいなら」 「大丈夫、バリアジャケットは破れてないです!」 リインの言うとおりイリヤは大した傷を受けず、自らの足で立ち上がって見せた。 一発だけの火球は体操服状のバリアジャケットを貫くには至らなかったのだ。 全てイリヤの計算通りに。 (あの少年が使おうとした魔術は三種。 小規模な結界と、恐らく一度撃つと続けざまには撃てない火炎魔術。 それからとてつもない力を感じた、だけどすぐには発動しなかった謎の魔術。 この三つが咄嗟に使う得意魔術だと考えていいはず。 火炎魔術は私の魔術でも一塊を相殺できた程度、一部ならバリアジャケットで止まるわ) 読みは当たった。 イリヤはジーニアスの攻撃を防ぎ、そして自らの攻撃を成功させた。 「……どうして?」 さくらがジーニアスに問い掛ける。 「イリヤちゃんは話し合おうって言ったのに。 大切な友達を……殺されたのに……話し合おうって。それなのにどうして!?」 「え!? ち、違うよ! そいつが翠星石を殺したんだ! イリヤは翠星石の仇なんだ!!」 ジーニアスはようやくイリヤが仕掛けた罠に気づいた。 だがもう遅い。 「なんて奴。翠星石を殺しておいて、私が殺したって噂をばらまくつもりよ」 「そんな、ひどい!」 話し合おうというスタンスを見せた者に先制攻撃をしたという事実。 更に本当に失ったのがどちらなのかというミスリードが事態を決定的な物にする。 「違う、ボクじゃない! ボクじゃないんだ!」 悲痛に叫ぶジーニアスの姿が……木陰に引きずり込まれた。 「ベッキー!?」 「逃げるぞ! 早く!」 レベッカがジーニアスの手を引いて森の中を駆けていく。 森の奥へ、敵の居ないところを目指して。 「で、でも誤解を解かなきゃ! あんなにヒドイ事を言われてるのに」 「誤解解く前に殺されちゃどうしよーもないだろ!」 二人の背後から叫び声が響く。 「待ちやがれこの野郎!!」 最初に追ってきたのはけしかけた張本人のイリヤでもイリヤと居た二人でも無かった。 丁度その場にいた、怒りやすくて単純な、そして強大な力を持った少女。 明石薫が二人を追撃する。 「そうだね……逃げないと。ベッキー、茂みを逃げよう!」 「わかった!」 ジーニアスとレベッカはやや歩きやすい道筋から外れ、茂みへと飛び込んだ。 茂みから木陰へ、木陰から岩影へ、岩影から窪地へ、そしてまた茂みへと陰へ影へと走りいく。 「くそ、どこ行きやがった! …………そこかあ!?」 それに対して薫は、再び障害を破壊する事で捜索を再開した。 木々がへし折れ岩が砕ける暴威が森の中を進み彷徨う。 * * * 水が流れる。 無数の気泡が周囲で渦巻く。 水の流れに逆らって川底を進む人形は、誰の目にも止まらない。 誰も知る事なく、少女と南瓜の人形は川底を上流へと遡る。 (ヒナは聞いていたの) 声にならない呟きは、水流に紛れ水面にすら届かない。 だけど雛苺は水面で彼女達の会話を聞いていた。 あの少年と少女の言葉を聞いていた。 『あの深い湖の底で……たった一人っきりであいつと戦って、勝ったんだ』 『そう、あんな死に方をしたくはないわね。誰だって』 それを聞いて雛苺は川底へと潜り、湖へと向かい始めた。 翠星石は殺されたのだ。湖の底で、あの少女と戦って。 つまり翠星石はそこに在る。おそらくは翠星石のローザミスティカも。 (翠星石、今行くの) 川底を少女人形と南瓜のお化けが遡る。 ゆらり、ゆらり、ゆらゆらり。 まるで幽鬼のように、怖ろしく。 * * * 「あ、待って! 一人じゃ危ないよ!」 さくらの制止を聞きもせず薫は森へと突撃した。 やがて木々がへし折れるベキベキとした音、岩が砕ける音が響き始める。 それは力の音であり、争いを感じさせる不吉な音だ。 「ど、どうしよう」 「追って、倒さないといけないわ」 さくらの迷いにイリヤは素早く答えを与えた。 「倒すって……殺すの?」 「そうするしかないでしょ。あいつは悪い奴、なんだもの」 あの少年を悪と偽証する事に一抹だけの迷いを感じた。 少年は敵でしか無いけれど、少年の正義は……本当なら、守りたい側のものなのだから。 「でも生かしておいたらまたどこかで誰かを殺すわ。 さっき追いかけたあの女の子だって危ないかもしれない もしかして話し合えるかもしれないって思ったけど、やっぱり甘かったみたいだし。 あの魔術だってサクラやリリに当たっていたら危なかったのよ」 「で、でも……」 桜はそれでもそれを認められない。 「それでもやっぱり、殺すなんてダメだよ。捕まえよう。 リインちゃんの力もあれば、きっと傷つけないで捕まえられるよ。それで良いでしょ」 「は、はいです、リインがんばります!」 さくらの期待にリインが元気良く返事する。 リインフォース2の本来の使用法は術者との融合だが、魔力さえ貰えれば自力で魔法を使う事も可能だ。 その中には相手を捕縛するような魔法も含まれている。 イリヤは少し考え、頷いた。 「良いけど危なくなったら無理しないで。私を助けてくれたサクラやリリが死ぬのは嫌だもの」 別にジーニアス達を殺すのを諦めたわけではない。 だって例え捕まえようとして戦うにしても。 (ストラグルバインドで『加減を間違えて』絞め殺しても良いし、 捕まえた後でわざと隙を見せて襲わせて『正当防衛で』殺しても良い。 なんとでもなるじゃない) 捕まえようとした相手が死ぬ可能性なんて幾らでもあるのだから。 焦る理由は何も無い。 「さっきから何も言ってないけど、リリはどうするの?」 「私は……」 梨々はずっと様子を見て、考えていた。 確かにジーニアスを放っておくのは危険かもしれないと思えた。 (他の誰かが殺されるかもしれない……そう、双葉ちゃんもこの島の何処かに居る。 さくらちゃんの友達だって、リインのマスターさん達だって居る。 悪い人を放っておいたら、双葉ちゃん達が襲われるかもしれない) それは無いとは言い切れない可能性だ。 それでも梨々は、その可能性を無くす為にジーニアスと戦おうとは思えなかった。 とにかく慎重に行動して危険を避けたいと思っていた。 殺されるのは絶対にイヤだし、そうなってしまえば全て終わりなのだ。 それにジーニアスと戦わなくても別の誰かが彼を殺すかもしれない。 そもそもジーニアスが仲間と遭遇してしかも殺す可能性なんて殆ど無い。 あと、捕まえるだけでも一つ間違えれば殺してしまう危険はあるはずだ。 梨々はさくらよりもそれを許容できたけれど、悪人でも人殺しなんてしたくなかった。 さくらを説き伏せてみんなで安全な場所に隠れながらひっそりと動きたかった。 さくらだって何度も怖い目に遭っているのだ、説得したらきっとそうできるだろう。 ――だけど梨々は、そうすれば安全だなんてとても思えなかった。 (イリヤちゃんは本当に信用できるの?) ジーニアスの叫びが甦る。 『そいつが翠星石を殺したんだ! イリヤは翠星石の仇なんだ!!』 彼は確かにそう叫んだ。 イリヤの言うとおり、それはイリヤに罪を被せる醜い行為にしか見えないだろう。 だけど梨々には彼が嘘を言っているようには見えなかったのだ。 それからイリヤの言葉も。 『そうするしかないでしょ。あいつは悪い奴、なんだもの』 そう言った時のイリヤの言葉には迷いが混じっていた。 それは人が嘘を吐く時の揺らぎだ。 (もしかしたらあのジーニアスって子の言うとおりなのかもしれない。 本当に悪い人はイリヤちゃんなのかも……) 人を疑う事はとても気持ちが悪かったけれど、それでも状況は信じる事を許してくれない。 梨々は迷った末に、決めた。 「私も、一緒にあいつを追う。放ってなんておけないもの」 同行し、その先で見極めようと。 どちらが悪いのか、それとも両方が悪いのか。 何も知らないでいるのは一番危険なのだから。 「待って。貴方達の中に召喚魔法を使える者は居るかしら」 そしていざ出発、という所でもう一つだけ声が掛かった。 ベルフラウだ。 より優先する目の前の事柄に気を取られ誰も話しかけなかったが、彼女はずっとそこに居た。 ベルフラウもまた、彼女達の騒動に首を突っこもうとはしないでいた。 必要性がなければ、だが。 果たして皆が皆、首を振る。ベルフラウがそれなら良いと言おうとした所で。 「リインの中には召喚魔法の術式も有りますよ。リインにはちょっと難しいですけど」 放っておけない理由が生まれた。 「それ、本当?」 「本当です。でも難しいですから、リインを本来の使い方で使わないと使えないと思います。 マイスターはやてと協力すれば、得意分野では無いですが使おうと思えば色々出来ますです。 それで召喚魔法がどうしたんですか?」 「……私も協力しますわ」 「え?」 首を傾げる少女達にベルフラウは重ねて言った。 「私も協力してあげると言ったのですわ。私は召喚魔法の術師を捜しているの。 だから貴方達に協力してあげます」 「あ、ありがとう。え、えっと、それで……」 「何か?」 喜びながらも少し困った顔をするさくらにベルフラウが問う。 「あなたのお名前、なあに? あ、わたしは木之本桜だよ」 「そういえば名乗っていませんでしたわ。私はベル……で、良いですわ、今は」 言われて気づき、ベルフラウは名乗ろうとして、止めた。 協力するとは言ったが、まだお互いに信用できる段階では無い。 本当はこのベルという愛称は“先生”にだけ許した大切な呼び名だが、今は仕方ないだろう。 悪評をばらまかれる可能性も有るし、少しでも安全に行動すべきだ。 (下手をすればみか先生にまで害が挑んでしまうのだから当然ですわ。 しばらく様子を見るとしましょう) そんな様子見路線でベルフラウは協力を決めて、状況を推し進める。 「貴方達の名前は聞いて居ましたから自己紹介は後で結構です。 随分遅れてしまいましたわ、早くあの方達を追いかけましょう」 「え、あ、うん!」 さくらがわたわたとする内に場は仕切られ、一同はジーニアスと薫を追って森へと踏み込んだ。 イリヤと梨々はベルフラウに心を許してはいなかったが、一応の集団が生まれていた。 * * * その暴威は相も変わらず出鱈目で、底が無かった。 木々がへし折れ岩が砕け散る力の奔流が荒れ狂い、片っ端から障害物を叩き潰す。 「くそっ、どこ行きやがった!?」 さすがにその息は、荒い。 超能力は特別な使い方をしない限り、体を動かすのと同程度の疲労で使う事が出来る。 薫の場合の力の総量は、本人が未だ有効に使いきれない桁違いの代物だ。 制限下でも尚、使い続けられるエネルギー量は相当な物だった。 それでもこんな使い方をしていれば、いずれ限界も訪れるだろう。 だがそれはもう少しだけ先の話。 振るった腕の先にある木がへし折れ、その先のずっと遠くに二人の姿を発見して。 「待ちやがれ! サイキック森林破壊いぃぃぃぃ!!」 薫は木々をへし折りながら突撃した。 * * * 「ダメね、また音が移動したわ」 「リインちゃん、お願い」 「はいです。えーっと……はい、向こうに行ったみたいです」 森に踏み込んでからかなりの時間が経った。 だがさくら達は未だに明石薫やジーニアス達に追いつけずにいた。 彼女達がどこかに居るのは間違いない。時折音は響き続けている。 しかしジーニアス達を捜して四方八方に飛び回る薫に追いつくのはそう簡単な事では無かった。 「……でも少しずつ近づいているわね」 イリヤは言う。 確かに音源は徐々に近づいていたし、リインの探知魔法にはジーニアスも映り始めていた。 追いつめているのだ。 「あ、居た! あそこ、えーっと……」 「明石薫、だそうよ」 「待って、薫ちゃん!!」 さくらが呼びかけ、それに答え振り返る彼女にさくらと、少し遅れてイリヤが駆けていく。 更に遅れて梨々とベルフラウが駆けながら……言葉を、交わした。 「……ベルちゃんは、召喚魔法というので何をするつもりなの? 本当にそれが目的なの?」 「疑ってるのかしら。私はただ、この島から脱出したいだけですわ。当然でしょう」 ベルフラウはそう答え、逆に言い返す。 「それよりあなたも、あのイリヤという少女をもっと警戒した方が良いんじゃなくて?」 「ベルちゃんに言われるまでも無いわよ」 肯定の言葉が返る。やはり梨々はイリヤを警戒していたらしかった。 それを見てとったベルフラウは梨々に情報を提供する。 「あのジーニアスという少年、翠星石という誰かの事を庇っていましたわよ」 「え……それほんと!?」 「静かに。声を荒げないで。本当ですわ。それもそれにより敵とみなされかねない時に。 嘘だと思うならあの明石薫という奴に聞いてみれば良いでしょう。 ジーニアスが殺人鬼というのは信じていても、翠星石はその仲間だと思っている筈だもの」 それは彼女達に付き合って移動しながらベルフラウが推測した現在の状況だった。 明石薫にとって、翠星石という誰かはジーニアスの仲間であるはずだ。 だが同時に、ジーニアスをイリヤの仲間を殺した殺人鬼だと思いこんだ、らしい。 おそらくポイントは、明石薫はジーニアスが誰を殺したのか理解していない事だ。 つまりジーニアスと翠星石、イリヤと別の誰かのコンビが有って、ジーニアスはその誰かを殺した。 そう勘違いしたのではないかとベルフラウは朧気ながら推測し、事実それは間違っていなかった。 「そんな……それじゃ……」 ベルフラウの言葉を信じるならば、やはり嘘を吐いているのはイリヤなのだろうか。 梨々の中でイリヤへの疑惑が固まっていく。 「私はこの島を脱出する為に、送還の魔法が使えるような高位の召喚術師を捜しているだけ。 今は、無用な詮索はしないで下さりません事?」 「……うん、判った」 ベルフラウの言葉に梨々は頷く。送還云々は判らないがその目的は理解できた。 だから梨々はベルフラウを信じかけたけれど。 「先生が見つかれば一番なんですけど……本当に居るのでしょうかねえ」 「先生……って、誰?」 「先生は先生です。そういえばあなた、出会ってはいませんか? 私の先生はレックスと言いますの」 「え…………!?」 更なる混乱へと叩き込まれた。 「知っているのかしら?」 「う、ううん、知らない。あ、早く行かなきゃ!」 梨々は慌てて前を駆けるさくらとイリヤ、そして薫に追いつくべくペースを上げた。 その内では新たな疑惑が生まれつつあった。 (どういう事? ベルちゃんとあの男の子はどういう関係なの? まさか……) 疑惑の種は二つ。 (そういえばあのレックスって子はタバサという女の子を捜していた。 金髪をしているって……ベルちゃんも金髪じゃない。 ベルちゃんが名前を名乗る時もおかしかった。名乗る名前を途中で切っちゃったみたい。 タバサって子は様子からして妹だと思ったけど、教え子でもおかしくないかも…… ……そう、なの?) 一つ目はベルフラウがレックスの捜したタバサではないかという事。 (それにこっちに来た理由はあの凄い雷の落ちた場所の様子を見るためじゃない。 もしかしてレックスはこの周辺に居たのかも。ううん、この子とも会ったのかも。 でもそうだとしたら、この子は何が目的で……) 二つ目はベルフラウが既に一度レックスと会っているという事。 絡み合う疑惑は見る見るうちに梨々の心を絡め取る。 そして疑惑は枝葉を伸ばす。 (そうだ、あの明石薫って女の子もちょっと……変。 真っ先に怒って不思議な力で飛んで言っちゃったし、それに……この子と同じ服を着てる。 私みたいに服を支給されたのかもしれないし、考えすぎかもしれないけど……本当に?) 梨々はベルフラウと薫の話を聞いてはいない。 彼女達がその場に現れたのはそれよりほんの少しだけ後なのだ。 (ダメ……さくらちゃん以外がみんな怪しく見えてきちゃう……) 梨々の心中にはイリヤ達への疑惑が根付いていた。 * * * 「なんだよ、こんな方法有るなら最初から言ってくれればいーじゃん」 薫はそれを見て開口一番そう言った。 「だって薫ちゃんが何も聞かずに行っちゃうんだもん。それでリインちゃん、見つかった?」 「はい、探査魔法に反応有りましたですよ」 さくらに提供された魔力でリインが使った探査魔法はジーニアス達の位置を捉えていた。 こちらがどの方向から近づいてきてるのか判らないせいか、その反応の移動方向は回り込む余地がある。 「まだ少し遠いですが、このまましっかり距離を詰めれば追いつけるですよ」 「よし、それじゃあたしが……」 「バカね、あなたが行ったら気づいてまた逃げ出してしまうじゃない。ゆっくり行きましょう」 「ちぇっ。まあいっか、ちょっと疲れてたし」 イリヤにたしなめられ薫は素直に同行を続ける。 その薫に、梨々が横から問い掛けた。 「ねえ薫ちゃん。……翠星石って子の事、知ってる?」 「ん? あのジーニアスって野郎の仲間なんだろ?」 答えはベルフラウの推測した通り。 そしてイリヤがすぐさまそれを訂正に掛かる。 「違うわ。翠星石は私の仲間で、あいつに殺されたのよ」 「え? そうなのか? だけど……」 「あいつが私に罪を着せようとしてるのよ」 しばらく話は続いたが、イリヤが二枚舌で薫を丸め込むのはそれほど難しい事ではなかった。 しかしその様子は梨々に更なる確信と深まる疑惑を与える。 (……多分、イリヤちゃんが悪いのは本当だ。 だけどこの話をしたベルちゃんも、本当に信じられるの? 薫ちゃんと示し合わせているのかも……) 疑心は芽吹き育ち始める。 ……イリヤもそれを感じつつあった。 (このリリって子……まさか、気づいてる? ううん、気づきつつあるの?) 二人の少女は互いに警戒しながら、集団としては更なる追跡を続行する。 「距離、詰まってきましたです」 リインの言葉は、到着が近い事を報せた。 * * * 「……なあ、おまえはどう思う?」 「うん。あいつら、追いついてきてる」 レベッカの言葉にジーニアスが答える。 あの出鱈目な捜索の轟音が止み、追跡も終わると思った。 しかし追跡はむしろ正確さを増しつつあった。 理由は判らないが、どうにかして二人の居場所を把握しているとしか思えない。 「はぁ……はぁ……やべーな…………」 「ベッキー、そろそろ交替しよう。ボクはもう大丈夫だからさ」 「何言ってんだ……まださっきの後、5分くらいしか歩いてないだろ」 レベッカと話すジーニアスの位置は少し高かった。 二人は交替で魔導ボードに乗って逃走しているのだ。 最初はレベッカだけが乗っていたのだが、長引く逃走劇にジーニアスも疲弊したのだ。 幾ら旅や戦いの経験が有るとはいえ、ジーニアスは肉体派ではなかった。 「でも……ごめん、このままじゃ追いつかれる」 「そ、そうか。わかった……ごめん」 しかしもう一方のレベッカには年相応の体力すらなかった。 互いに一言謝り、ジーニアスとレベッカは再び魔導ボードを交替する。 「それじゃあっち……はあいつが一度通ったのかな。木が倒されてる」 「でもあの倒れ方、なんか違わないか?」 「え?」 レベッカの指摘によく見てみれば、確かにその破壊痕は明石薫のものではなかった。 明石薫の破壊の痕は一方向からの直線的なものか、弧を描くにしても遠距離を薙払うような方向を持つ。 破壊の位置も高さはばらばらで、なにより広い範囲と面積を持った破壊の痕ができる。 それに対しその周辺は木々に無数の切り傷が着けられ、粉砕された木も破壊の範囲が狭い。 例えば怪力の人間の攻撃でもこんな様子になるかもしれない。 そしてそこに落ちている桃色の髪の毛は…… 「まさか……プレセア!?」 「あ、待て!!」 レベッカの制止を背にジーニアスは飛び出して。 「見つけた!」 「え……!?」 その場所でジーニアスは、追いつかれた事を知った。 『Struggle Bind』 放たれた殺意を秘めた三本の鎖。 それでもまだ距離が開いていた為、その制御は完全ではなかった。 鎖は木に絡まり、地を穿ち、体勢を崩して跳び転がった後の空を噛む。 しかし相手は一人ではなかった。 「リインちゃん、捕まえて!」 「はいです! ――フリーレンフェッセルン(凍てつく足枷)」 ジーニアスの足下から水が噴き出す。 慌てて逃れようとするが体勢を崩した今ではもう遅い。 水はジーニアスの半身を絡め取って凍結する! 「まず……っ」 そしてジーニアスが焦る猶予すら無く。 横合いの茂みより、一つの小さな影が飛び出した。 「いやああああああああ!!」 裂帛の気合と共に振るわれる得物と風切り音に、ジーニアスは思わず死をも覚悟した。 だが訪れる衝撃は予想より遥かに小さくて、骨が砕ける音も肉が裂ける音もしなかった。 聞こえたのはガラスのように澄んだ氷が粉々に砕け散る音。 それと、少年を気遣う静かな声だけだった。 「大丈夫ですか? ジーニアス」 「え……?」 その声が信じられず茫然と見上げたジーニアスの目に映ったのは、桃色の髪をした少女。 ジーニアスが密かに恋い焦がれる、大切な仲間の姿。 「――プレセア!!」 如何なる運命に導かれてか、少女は少年の危機へと間に合った。 Firing line/火蓋へ続く ≪139 幸せのかたち 時系列順に読む 145 明暗≫ ≪140 Far lightning/遠雷 投下順に読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 ジーニアスの登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 ベッキーの登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 明石薫の登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 桜の登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 梨々の登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 イリヤの登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 雛苺の登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪140 Far lightning/遠雷 ベルフラウの登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫ ≪108 使用上の注意をよく読んでください プレセアの登場SSを読む 140 Firing line/火蓋≫
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/49.html
【名前】イエロー・デ・トキワグローブ 【出展】ポケットモンスターSpecial 【種族】人間 【性別・年齢】女。9歳(一章)~11歳(二章。ここの主人公がイエロー)~14歳(最新のFRLG編) 【外見】イメージカラーは黄色。西部劇風のいでたちに近い? 女の子らしいポニーテールを麦藁帽の中にしまって隠し、釣竿・スケッチブックを携えている。 小柄であり、14歳になってもほとんど成長が見られない。 服装・身体的特徴ともに中性的というか、女の子っぽく見えない。 【性格】 のんきな性格で、戦闘の最中に眠ったりすることもある。 ポケモンバトルはあまり好きではない。穏やかで争いを嫌う。 天然マイペースで、どこか一般とはズレている。 ポケモン(=友達)を傷つけることを嫌い、かわりに自分が傷つくことを厭わない。 が、性格の純粋さゆえか敵にはわりと容赦ない。 レッドに憧れている。 【特異能力】トキワの森に10年に一度生まれるといわれる、不思議な力を持った子。 ポケモンの想いを読み取り、傷を癒すことができる。 あと、強い力ではないがESPのようなもの(手を触れずにモンスターボールを思い通りに誘導して動かしたり)が使えると思われる。 【備考】 ロリ派にもショタ派にもオススメ。 回復能力はおそらく対象はポケモン限定と思われるので、ポケモンやそれに類するものが出なければ制限は不要と思われる。 レッドに特別な感情を抱いている節があるので、もし彼に何かあれば思わぬ方向に道を踏み外す……かもしれない。 詳しくはttp //netkun.com/pockemon/index.htmll(公式のキャラ紹介) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 【本編での動向】 E-5からスタート。 支給品はシルフェのフード、ターボエンジン付きスケボー、魔剣ダイレク。 飛ばされた場所が湖の中だったため、服や持ち物が全部濡れてしまう。 城戸丈の呼びかけを聞きその場に向かうが、服を全て干していたために来ているのはフード一枚。 ターボエンジン付きスケボーに乗っているため、裾がはためいて危険な状態であるw ヘンゼルに襲われていた丈をスケボーで救いだし逃走。 だが追って来たヘンゼル、そしてアルルゥ、プレセア・コンバティールに囲まれ絶対絶命。 が、そこに現れた救世主ベルカナ=ライザナーザ。 間一髪彼女に助けられ、一命を取り留める。 しかし、丈は既に治療不可能な重傷を負っていた。 丈を助けられないと悟ると、せめて安らかに逝かせてあげようと、ベルカナに介錯を頼む。 丈の死に様を、目を逸らさずしっかりと見届けるのだった。 その後、ベルカナと共に一時の休息を取る。 しかし、野上葵の乱入により、休息は終わりを告げた。 お互いに相手を誤解し、争いに発展する。 ベルカナの助けによってイエローは難を逃れるが、ベルカナとは離れ離れになってしまう。 逃げた先で、今度はリディアと出会う。 リディアがレッドを殺したと勘違いしたイエローは、怒りのままにリディアに攻撃を仕掛ける。 殺すつもりはなかったのだが、使い慣れていないダイレクで加減を誤り、致命傷を与えてしまう。 犯してしまった罪に気が動転し、またこちらに向かってくるネスをレッドと見間違えたことでさらに混乱は深まり、怖くなったイエローはその場から逃げだす。 森の中を逃げ続け、やがてレッドの死体と、それを解体しているリルルを発見。 激昂し、再び激情のままにリルルを傷つけようとするが、寸前で思いとどまる。 リルルと共にレッドの死体を埋葬し、リディアの墓も作るために先ほどの場所に戻る。 そこで待っていたのは、イエローのリディア殺害現場を目撃したネスだった。 リディアの仇を取ろうと攻撃してくるネスだったが、イエローの強い想いを知り、平手一発でその罪を許す。 しかしその場面を見たトリエラがネスを危険人物と誤解。 ネスに向かって発砲し致命傷を与え、ネスの反撃を受けて逃げ出したトリエラを、イエローもまた危険人物と認識する。 トリエラを追っていったリルルと別れた直後、金糸雀と遭遇する。 イエローを騙して利用しようとする金糸雀の意図に気付きながらも、そのあまりのダメっぷりに逆に自分が何とかしなくてはと思う。 そして、雛苺とレミリア・スカーレット、プレセア・コンバティール、木之本桜、ベルフラウ=マルティーニの戦闘シーンを発見。 嘘ではなく本気で友達の雛苺を心配する金糸雀の態度に感化され、助けに入ることに。 戦場に駆け付けたイエローは、金糸雀の友達であるはずの雛苺が異常な目をしていることに気づくが、そのことについて考える前にレミリアの魔弾を受け気絶。 金糸雀によって安全な場所まで運ばれるが、その金糸雀は放送を聞いた後、イエローを置き去りにして再び雛苺のところに向かう。 一人になったイエローの元にやってきたのは、ベルフラウだった。 ベルフラウに起こされたイエローは、金糸雀がいないことに気付くと探しに行こうとするが、ベルフラウに自分のすべきことを指摘され、 傷の手当てをするために仲間のいる城に向かう。 だが、城の近くで遭遇した鈴木みか。 彼女はベルフラウの仲間だったが、ダイレクを化け物と勘違いして咄嗟に発砲。 その弾が運悪くベルフラウに当たってしまう。 ショックを受けて逃げ出したみかを追い、重傷のベルフラウを支えながら城に向かう。 城の前の橋を渡ろうとしたところで、雛苺とさくらを発見。 ベルフラウにダイレクを渡して先に行かせ、自分は雛苺の足止めをする。 思い切りハサミの音で誘導しながら城から遠ざける。 十分遠ざけ、すぐに城に戻ろうとするが、途中でジュジュの死体を見つける。 野晒しにしておくのを忍びなく思って、近くにあったシェルターまで運ぶことに。 シェルターの中にジュジュの死体を運びこみ、シェルターの中で電話を発見する。 何ヵ所かにかけると、温泉旅館にかけた電話にククリが出る。 ククリのそばにリルルもいると分かり、その無事を喜ぶ。 しかし、リルルの言葉から電話の向こうにダイレクに乗った金糸雀が現れたと知り、その直後、悲鳴とともに電話が切れる。 状況が分からないまま、温泉旅館に向かうことを決める。 温泉旅館のある北東市街に着き、リルルと再会する。 しかしリルルは瀕死の重傷を負っていた。 リルルはイエローに野原ひまわりと、鉄人兵団の地球侵略を止めるように記録したICチップを託し、機能を停止する。 リルルの死に黙祷を捧げていると、太刀川ミミの姿をしたヴィクトリア=パワードに声をかけられる。 ヴィクトリアに首輪を外す手段があること、そしてそのために自分の力が必要であることを聞かされ、ヴィクトリアに協力することにする。 ヴィクトリアに言われて首輪を解析した結果、首輪の中に微細な生物がいることを確認。 まずまずの成果をあげたところで、今日はこれまでにして少し休むことにし、ひまわりと共に眠りに着く。 そして真夜中の臨時放送が終わったあとのこと。 ひまわりの泣き声で目を覚ましたイエローは、ひまわりをあやしつつ、トリエラから連絡があったことを聞かされる。 程なくしてやってきたトリエラと話し合い、わだかまりを解く。 トリエラを交えて3人で首輪に関する考察を進める。 話が一段落したところで、トリエラは一度仲間のところに戻る。 その直後、外で騒ぎが起き始め、ヴィクトリアも様子を見に民家を出ていく。 現在はひまわりと共に留守番中。
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/375.html
カード名 ランク HP 防御力 攻撃力 攻撃ターン 攻撃対象 備考 フレイフラウ C+ 300 100 2 全体 アクアフラウ C+ 300 100 2 全体 エレクフラウ C+ 300 100 2 全体
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13457.html
登録日:2012/03/19(月) 21 14 45 更新日:2024/09/22 Sun 08 02 45NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Ζガンダム アウドムラ カラバ ガンキャノン ガンタンク ガンダム ガンダムZZ ガンダム歴代艦長 ガンダム登場人物項目 ハヤト ハヤト・コバヤシ ホワイトベース隊 地球連邦軍 富野作品親キャラリンク 小柄→大柄 柔道 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 檜山修之 漢 父親 艦長 艦長王 鈴木清信 館長 ハヤトデェス!ガンタンクデソゲキシマス! 一度ぐらいの偶然で、それがお前の才能だと思うのは軽率だ! ハヤト・コバヤシは機動戦士ガンダム、機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムΖΖの登場人物。 【声】 鈴木清信 檜山修之(劇場版Ζガンダム) 〇【人物】 一年戦争時のホワイトベースクルー。 その名の通り、日本人(育ちはサイド7)。 サイド7で暮らしていた頃、連邦軍の施設が建設される事に伴い、立ち退きを強要された過去があり、父のテム・レイが軍関係者であるアムロ・レイを嫌っていた。 幼なじみのフラウ・ボゥに好意を抱いていて、フラウがアムロに惹かれていた事にも気づいており、その事でアムロに対して嫉妬心を抱いていた。 しかしいざとなれば意外な根性を見せる事もある、良くも悪くも「普通の少年」と言えるだろう。 なお、カイとは第1話以前から知り合いだったのか、それとも速攻打ち解けたのか「カイは大型特殊免許を持っている」という情報をなぜか知っていた。 特技は柔道で、リュウ(劇場版ではアムロにも)に背負い投げを決めた事がある。 ORIGINでは、カツ達に絡んで来たジオンの軍人(三人)を一人で撃退した。 またZガンダム時期には「ジュードー・コバヤシ」という偽名を名乗っていたらしい。 アムロに比べるとパイロット能力は低い物の、負傷して後退した際にホワイトベースの戦力が11%減少した事から、その成長がうかがえる。 体型は非常に小柄で、ノーマルスーツは子供用の物を着用していた。 体格故に、デフォルメフィギュア「ちまこれガンダム」ではリュウの頭に乗った姿が商品化されている。 グリプス戦役期には、ふくよかな体型になっている。 身長はカミーユと並ぶと比較的違和感は無い物の、アムロやクワトロと並ぶと身長差が生じる。 ガンダムMk-Ⅱで無断出撃したカツに対して鉄拳で修正を加える等、精神的にも大きく成長している。 サイド7で母親と避難する描写があったが、母親はそれ以降登場していない。 フラウ達が日本に移住した際、彼女達はハヤトの父親の実家に住んでいた。 ホワイトベースのクルー故に「一年戦争の英雄」として有名で、フラウとの結婚式には多くの報道陣が訪れた(ハヤト自身は厳かな式にしたかったらしい)。 因みに、ノア夫妻の時も同様だった。 エゥーゴの地上支援組織のち地上部隊のカラバの立ち上げに関わったり、ベン・ウッダーにミライ親子(ついでにアムロも)が人質にされた際「アウドムラを明け渡すと見せ掛けて、その隙にMk-Ⅱに水中のMSを殲滅させる」という作戦を立てる等、組織マネジメント・指揮官・戦術家としては非常に優秀。 〇活躍 【機動戦士ガンダム】 やめてくれよ。慰めの言葉なんて。 こ、こんな僕だってね、ホワイトベースに乗ってからアムロに勝ちたい、勝ちたいと思っててこのざまだ。 当時15歳。 サイド7に暮らしていたが、ジオン軍の進攻に伴いホワイトベースに避難した。 その後、ガンタンクのパイロット(砲手)を任される。 中盤、ガンタンクのメインパイロットだったリュウ・ホセイがコアファイターでマゼラトップに特攻して戦死。 劇場版ではこの際、「リュウを止めなかったから」という事でアムロに殴られ、取っ組み合いになった(ORIGINでは号泣したから殴られた) リュウの死後、ガンタンクは一人用に改造され、ガンタンクのメインパイロットになる。 劇場版では、ガンタンクがジャブローで降ろされた事に伴い、宇宙に上がってからはガンキャノン109のパイロットを勤める。 ソロモン攻略戦で、コックピットに至近攻撃を受けた事で負傷して戦線を離脱。 その際、看護を担当したフラウに対して、自身が抱いていた劣等感を全て打ち明ける。 その後は、フラウと親密になる。 ア・バオア・クー攻略戦では、白兵戦に参加。 その後、ホワイトベースの撃沈に伴い、ランチで全乗組員と脱出。一年戦争を生き残る。 【機動戦士Ζガンダム】 敵の呼吸に合わせろ!無闇に撃っても当たらんぞ! 当時23歳。 一年戦争後も連邦軍に残り、16歳でケネディの戦争博物館(劇場版に基づいた「デイアフタートゥモロー」ではケネディ宇宙博物館)の館長を任される。 閑職も良いところでこのような扱いが後の行動につながる事となる。 とはいえデイアフタートゥモローによると「展示しているガンキャノンのコクピットをわざわざコアブロックシステムにしている」等、館長の仕事自体は真面目にやっていたようだ。 またキッカに宛てた手紙によると「定年まで勤め上げた退役将校に与えられるような名誉職を16歳の子供に与えるほどホワイトベースという艦は特別」と述べており、不満はあれど納得はしていた。 終戦後にはフラウと結婚し、カツ、レツ、キッカを引き取った。 デイアフタートゥモローでは、カラバに参加する1年半前に結婚式を挙げている。 また、フラウとの間に娘をもうけている。名前は不明。 カラバに参加する前はカツと口論になる事が多かった。 フラウとの結婚式の際に対面したカイ・シデンの言葉で、エゥーゴの支援組織「カラバ」への参加を決意する(同時にフラウに「子供を作ろう」と持ち掛けた)。 これに伴い、世界各地でティターンズに対する反対運動が増加する。 エゥーゴがジャブローでガルダ級「アウドムラ」を奪取した後、エゥーゴに合流。 その後、アウドムラの艦長に就任し、カラバの指揮を行う。 デイアフタートゥモローでは、カミーユが宇宙に上がった後に地球のジオン残党と結託する。 そして、カラバを指揮してジオン残党と共に地上のティターンズ勢力を壊滅させた。 また、劇場版でカットされたダカール演説をシャアの代わりに行った(これに関しては賛否両論)。 ちなみにこの時声優が鈴木氏から檜山氏に変更となった。 その為か以降のハヤトも鈴木氏は存命なのに声優が都度変更されている。 【機動戦士ガンダムΖΖ】 聞こえる…カツ… 引き続きカラバのメンバーとして登場。 地上に降りたアーガマに協力し、ダカールを占拠したネオ・ジオン軍に攻撃を仕掛ける。 その際、海を利用した戦術で相手を翻弄しており、あのハマーンをして「大した手並みだ」と賞賛されている。 第35話でダブリンにコロニー落としをされた際には、市民の避難誘導を指揮。 ドダイ改に乗って戦闘にも参加し、ΖΖガンダムへの合体を邪魔するラカン・ダカランのザクⅢへ攻撃を仕掛けて合体の時間を作る。 しかし、反撃を受けて被弾し、墜落。最期はカツの声を聞きながら機体と運命を共にした。 (次回予告では「ハヤトさんが死んじゃうし…」とジュドーがしっかりネタバレをしているのは語り草) ちなみに、貴重なガルダ級「アウドムラ」だが、その直後アウドムラのブリッジクルー達もコロニー落下の衝撃によって全滅。 ハヤトらアウドムラのクルー達に救われたダブリンの避難民達は、最終的にアウドムラに乗り移ったアーガマクルーの少年達に救助されることになった。 アウドムラのその後は不明である。 なお、ダブリンでの戦闘の前にはアーガマに乗艦し、死んだカツの部屋を訪れている。 その時のブライトとの会話から、戦死したことは既に知っていたようだが、フラウ達にはまだ話していないようである。 小説版では戦闘機でアムロのシュツルム・ディアスと共にノルウェーの宇宙基地を襲撃してきたプルツーのサイコガンダムMk-Ⅱと交戦。 頭だけになったサイコMk-Ⅱがジュドー達の乗るシャトルを破壊しようとしたところを体当たりして止めたが、自身も死亡してしまった。 この時、居合わせたアムロが一年戦争から幾多の戦いを共に潜り抜けた戦友の、あまりに呆気ない死に絶句していた。 それでもハヤトは2人にとってはいつまでも「戦友」であり、自らの名前が使えない状況では彼の名前を拝借する事もあったらしい。 【機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-】 時系列的にはシャアの反乱より1年半後なので既に死亡済み。 しかし義理の娘であるキッカに宛てた手紙が登場。 そこに書かれていたのは娘への理解を示しながらも「誰かに頼ることをためらってはならない」というアドバイスであった。 この手紙と、フラウの持ってきた「連絡先」により、キッカは「アムロ・レイ」を知るための行動に出るのであった。 〇ゲームでの活躍 【スーパーロボット大戦シリーズ】 基本的にはZの姿で登場するため、アムロやブライトほどは出ないが、カイやセイラよりは出番がある。 【ギレンの野望シリーズ】 最初は戦闘力は低め・・・とはいってもジーンやデニムといった最低クラスのネームドがだいぶん育った時の強さはあり、最終的には全部十台前半ぐらいにはなる。 そして、後年カラバに参加し指導者クラスになったことから指揮や魅力がぐんぐん上がるが、一年戦争バージョンにしろエゥーゴバージョンにしろ階級が低すぎるのがネック。せめてカラバの指導者になった手腕を吟味してエゥーゴバージョンでは少佐になってくれればよかったのだが・・・。 【Gジェネレーションシリーズ】 ストーリー制のナンバリングのうち、NEOとDSでは大人バージョンで登場する。 乗機はアウドムラで地上にいる間の自軍の援軍的ポジにいることが多い。 追記・修正、お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スパロボOEではケロロ軍曹にガンタンクの整理などを手伝ってもらってるらしい -- 名無しさん (2013-09-11 15 18 53) やっぱり新訳Ζ~逆シャアの流れでも戦死しちゃうのかな -- 名無しさん (2014-05-01 10 40 29) ハヤトはブライト艦長を手本にしてるのがよく分かる。 -- 名無しさん (2014-05-01 11 12 52) ラカンが憎かった、セイラさんと再会したハヤトさんを見たかったのに。 -- 名無しさん (2014-06-08 21 27 33) ハヤトの乗ったガンタンクの戦力は11%らしい。高いのか低いのか分からん。 -- 名無しさん (2014-10-08 20 23 14) リアルロボット戦線では、初代設定でタンクに乗って登場するが、ルート次第では格納庫でタンクもろとも爆死、そしてアムロが現実逃避して脱走する。 -- 名無しさん (2015-04-17 01 01 11) ↑×2 なんかで「戦力というのは2割失えば壊滅と同義」と聞いたことがあるから、11%というのはかなり高いんじゃないかな?失えば単純計算で半壊相当ってことになるし -- 名無しさん (2015-04-17 01 27 07) スパロボでは3次で初登場、でも必ず途中で離脱する。カツと顔を合わせるとアレだからか?でもフラウはその後もオペレーターとして何食わぬ顔で出ているが。 -- 名無しさん (2015-04-17 12 41 09) 小説版逆シャアではアムロが偽名でハヤト・コバヤシと名乗る -- 名無しさん (2015-04-17 13 34 13) 本来はそもそもZの時点で死ぬ予定だったんだとか。あと最序盤のアムロに対する態度は嫌ってたと言うほどじゃないんじゃない?親が軍関係者で面倒事持ち込んだから良い感情は持ってなかったのは事実だけど -- 名無しさん (2015-05-30 22 14 05) 劇場版では、檜山ボイスでかっこよくなりすぎ。 -- 名無しさん (2017-03-26 11 17 55) スパロボMXとⅤでは多分生き残ってそう -- 名無しさん (2017-11-19 08 04 31) なにげに組織マネジメント能力はWBクルーの中でも一番高かったりする。ブライトは与えられた戦力の運営能力は高いものの、Z時代のハヤトのような根回ししての戦力調達はムリ -- 名無しさん (2020-05-12 18 04 55) ザビ家への復讐という目的があったにせよジオンに加担していたシャアより、伝説になったWB隊(体制側)のクルーが正面切って体制側を批判する方が好感触な人もいるんじゃないだろうか -- 名無しさん (2021-06-15 19 02 03) 続編のZになってからが活躍してるのが面白い。初代だとどんどん影が薄くなっていく -- 名無しさん (2021-07-08 12 13 28) ZZで出てきた時は喜んだが、あっさり死んで唖然としたのは覚えてる -- 名無しさん (2021-11-29 10 22 09) スパロボではαシリーズ以降は裏方として出番が多かったりガンタンクが強かったりとカイより目立つ。特にOEはゲームバランスの関係でNEOのゲッター3よろしく大活躍できる。 -- 名無しさん (2022-10-12 19 10 47) タンクに乗る柔道家、パイロットから司令官に転向、最初の三人組で一番先に死亡、巴武蔵と似たような経歴やってる -- 名無しさん (2023-08-15 20 47 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/roboticsnotes/pages/38.html
チャート 赤文字は、各キャラクターのフラグ選択肢。 7/11 あき穂「お姉ちゃん、大丈夫かな。。」⇒一度、何日か休暇取って/俺達がこんな離れた場所から/あの人は強いから、 フラウ「腹減ったけど着ていく服がない」⇒いや、それは嘘でしょ/そんな理由で/『ぽっきー』でも差し入れ 淳和「どうしよう、思わず、部活、」⇒歓迎するよ/まんまと掴まっちゃったね/ご愁傷様。 7/13 ゲジ姉「馬毛島ってどこですか?」⇒馬毛島は種子島の東/馬毛島は種子島の西/馬毛島は種子島の南 7/16 淳和「最近の異常気象のこと」⇒空手より都市伝説ハンター/瓶瓶、ね。/へえ、面白そう。 あき穂「部員増えたのに」⇒ジュンちゃんをうまく/結局、世の中は/アキちゃんがみんなを納得 フラウ「さて寝るか。」⇒おつかれ~。/ちゃんとメシ食べてる?/なにもしてないのにいきなり鼻血 7/17 あき穂「この雨はきっと、涙雨だよ」⇒アキちゃんが責任/アキちゃんは昨日、泣きすぎ/あのホビーロボ、どうなる 淳和「昨日のこと、ずっと考えてる」⇒惰性でもやり続けていた//空手やめて寂しいって/夢を語る前にまず ゲジ姉「アルシオーネってなんですか?」⇒車の名前だよ/昔のマフィアのボスの名前/プレアデス星団 7/18 淳和「確かに、空手の才能」⇒悔しくて泣くって/ジュンちゃんは空手の才能はからきし/これまで自分がやってきたこと あき穂「やっぱりない。盗まれた?」⇒ちょっと落ち着きなよ/あんまり先走って/そもそもハンガーに ボブリーとのコマンド入力対戦 7/19 あき穂「うおお!明日から夏休み」⇒アキちゃんは子供だなあ/来年、高校卒業した後/学生の特権は全力で フラウ「寒すぎて南国に引っ越してきた」⇒なるほど。君の部屋だけ/それ、クーラーのせい/夏なのに寒いって ゲジ姉「どうしてUMISHOなんですか?」⇒海に生きる少年だから/名前の音読みだよ/昔、そういうマンガがあって フラウ「部屋がゴミまみれの女子高生」⇒俺、あの部屋に行くたび/執事でも業者でも/引っ越して一月以内 あき穂「あんなにたくさんで取り囲んで」⇒ああ、俺も/でもあれ、ミサ姉が/だけどさ、エグスケが 7/20 あき穂「一日中、ガンつく1を」⇒よく飽きないね/昨日の怒りは/だからって ゲジ姉「HUGってなんですか?」⇒ハイパーアンダー/ヘルプフル/ハーモニクスユニット 7/30 ゲジ姉「時は来た、ってなんですか」⇒元気ですかー/それだけだ/かませ犬じゃない 入手TIPS 日付 入手TIPS 7/11 44.きてれつ百科事典、65.サザウェさん、129.ドラッグ、210.LED 7/13 77.常考、162.ボルトヴァリアン、82.スターラプター 7/16 123.デフォ、115.ツンデレ、119.テンプレ、79.情弱、81.スカる 7/18 22.エロゲ、14.薄い本、110.厨二病、186.BAN、43.キック、111.超必、133.ニコニコ動画、136.ネットリテラシー、85.スナイデル 7/19 204.ISS