約 823,594 件
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/403.html
Fighting orchestra/戦奏(1) ◆JZARTt62K2 夕暮れの森に黒々とした砲煙がたちこめている。 焦げた黒土や木炭と化した樹木が舞い上がり、1m先も見えない有様だ。 身体の一部を焼失させた森は、ぶすぶすと黒煙を吐き出し続ける。 そんな森の死骸を挟んで、向かい合う者達がいた。 気を張り詰め、緊張に縛られ、皆一様に立ち尽くしている。 まるで、舞台の開幕を待つ出演者のように。 役者の数は合わせて八。 各々の武器を勇壮に構え、戦いの火蓋が切られるのを待ち受けている。 星の後継者は蒼天に想いを託し。 怪盗の娘は疑心を胸に仕舞い込む。 破壊の女王は暴走への時を刻み。 気高き射手は四元素に決意を込め。 天の杯は杖を手に取り未来に祈る。 マナを識る者は復讐に燃え。 うつろな魂は鍵に気付かず。 森の母はただ戦う。 それぞれがそれぞれの意志を貫き、それ故に起こるすれ違い。 誤解の流れは加速し、やがて濁流となった。 もはや話し合いの道は断たれ、残ったのは実に単純な一本の道。 屍山血河を築く、修羅の道。 彼らは、どこで道を間違えたんだろう。 彼らは、どこかで道を間違えたんだろう。 もう、戻れない道。一回限りの、一本道。 今、灰色の緞帳が上がる。 愚かで哀しく、馬鹿馬鹿しく事事しい戦いが始まる。 「先鋒・明石薫! 突撃ぃいいいいいい!」 煙の壁を突き破り、真っ先に飛び出たのは赤毛の少女。 強力な力場を身体に纏い、ビーンボールのように突貫する。 だが、大声を上げて空を飛ぶ特攻少女は、絶好の的でしかない。 「風の刃よ、敵を切り裂け! エアスラスト!」 少女に向かって殺意の引き金を引いたのは青髪の魔術師。 ジーニアスの持つ長大な杖が魔力を帯び、風の精霊に干渉する。 無数の風刃が発生し、薫の柔肌を食い破ろうと群れ集まった。 運動エネルギーを前進のみに傾けているため、薫に回避の術はない。 レベル7の念動力者といえども、制限された状況下で真空の刃に襲われれば、流石に無傷ではいられないだろう。 それでも薫は前へ、前へと突撃する。 彼女“達”にとって、この程度は予測済みなのだから。 「リインちゃん、お願い!」 『はいです! 守護する楯、風を纏いて鋼と化せ! すべてを阻む祈りの壁、来たれ我が前に! ワイドエリアプロテクション!』 薫の背後から詠唱が響く。さくらとリインによる援護魔法だ。 魔を打ち払う守りの歌が障壁を発生させ、風の奔流を受け止めた。 風の軍勢は障壁を食い破ろうとのたうったが、光輝く魔法陣は風の刃を弾き、打ち消し、摩り減らしてゆく。 一瞬の攻防の後には、リインの障壁が暴風の大部分を消し飛ばしていた。 打ち砕かれた真空魔法は霧散し、威力は殆ど残らない。 「っしゃああああああああ!」 更に、切り込み隊長の薫が一睨みで残った微風を打ち払った。 魔法を撃ち込まれても全く物怖じしなかった薫は、そのまま敵の陣地に突っ込もうとした。 しかし、事はそうそううまく運ばない。 魔力の残り香を消し飛ばし終えた薫の眼前に、突如鉄槌が現れたのだ。 薫と同じく特攻してきていた、プレセアによる槌撃である。 流石に動きを止めた薫は、攻撃を防ぐためにバリアを発生させた。 リインの防御魔法と合わせて二重の結界。ただの打撃が通るはずがない。 だが、そんな予測はあっさりと覆される。 「破ァ!」 「っにぃ!?」 弧を描くように振り下ろされた鉄槌はリインの障壁を軽々と破壊し、更に薫のバリアすら打ち破った。 ガードブレイカー。 「マイトチャージ」状態での攻撃で敵の防御を必ず崩すことができるという、プレセアのEXスキルだ。 生命の危険を感じ取った薫は、咄嗟に衝撃波を鉄槌にぶつけた。 力と力がぶつかり合い、固く荒々しい音を立てる。 相手の「反撃」を受けたプレセアは、衝撃を殺すために後ろに飛ぶ。 その横に、ひとつの影が躍り出た。 思わず構えるプレセアの横を、その影はするりと通り抜ける。 銀の髪を伴った白い影――イリヤは、プレセアに見向きもしなかった。 「狙いは術士ですか!」 叫ぶプレセアは、イリヤを追おうと踵を返す。 しかし、その行為は無理矢理中断された。魔法ではない、不可視の衝撃によって。 「お前の相手はあたしだ! 念動鉄槌ッ!」 「邪魔です!」 額に青筋を浮かび上がらせた薫をプレセアが迎撃する。 二人が再びぶつかり合うのを尻目に、イリヤは駆けた。 落ち葉を踏み砕き倒木を乗り越え土塊を蹴飛ばして、舞い散る灰霧の中を真っ直ぐに進む。 向かう先は、ジーニアスがいるはずの場所。 煙で前がよく見えない状態だったが、魔力の流れを探知しておおよその位置を推測したのだ。 敵の魔術師がイリヤの接近に気付くかもしれないが、白銀の少女は構いもしない。 (最初に倒すべきはジーニアスって子。さっき魔術を使ったばっかだから、今は魔術を使えないはず!) 朝方の交戦で、ジーニアスが魔術を連続して使えないということはわかっていた。 つまり、魔術を使い終えた今が魔術師・ジーニアスを倒す絶好のチャンス。 イリヤはS2Uに魔力を込め、狙いを定めるために敵の影を探す。 標的は青い魔術師。獣人少女は後回し。 だが、イリヤの認識は少しばかり甘かった。 狙う相手は射撃の的ではなく人間で、ここは射的場ではなく戦場だ。 敵の進撃に反撃しない戦士はいない。そして、敵の攻撃手段は魔術だけではなかった。 イリヤが火種燻る砲撃跡を走り抜けた途端、無数の葉が襲い掛かる。 「ウツドン! 『はっぱカッター』!」 「そんなもの、効かない!」 『Accel Shooter』 ジーニアスの命令により、待機していたウツドンが更に葉刃を飛ばした。 だが、所詮は植物。回転しながらイリヤに向かう葉は、アクセルシューターによって次々と迎撃される。 S2Uから発射された光弾が、飛来する木の葉を正確確実に消し炭へと変えてゆく。 全ての葉を打ち落としても、イリヤは少し速度を落としただけ。はっぱカッターは足止めにしかならなかったのだ。 (自分の魔術を使わずにあんな使い魔を使うなんて、よっぽど余裕がないのね。これなら……) 「イリヤ! 上、危ないですわ!」 勝利を確信し始めていたイリヤに、ベルフラウの声が降りかかる。 「上? 一体何……えぇっ!?」 慌てて上空を仰ぎ見ると、赤銅色の鱗を纏った竜が炎を吐き出す直前だった。 アルルゥが召喚した魔獣が、その役目を果たそうとしている。 (あれは、ベルが言ってたワイヴァーン!? いつの間に!) もちろんイリヤは魔術師がもう一人いるのを警戒していた。ベルフラウから使用魔術の名前も聞いていた。 しかし、こんな事態は想定外だ。攻撃のタイミングが早すぎる。 敵に向かって召喚術を使った場合、ワイヴァーンが現れ炎弾を吐くまでにはかなりのタイムラグがあるはず。 なのに、上空のワイヴァーンは炎を吐き出す寸前。話が違う。 (まさか……私が、いえ、私達の中の誰かが突っ込んでくるのを予測して、事前に呼び出していた!?) おそらく、ジーニアスが魔術を使ったのと同じタイミングで呼び出したのだろう。 敵を攻撃するためではなく、自分達を守るためだけに。 その証拠に、ワイヴァーンの射線はプレセアとジーニアス&アルルゥの『間の空間』を貫いている。 敵が術士を狙うことを前提とした攻撃。それほど術士を守りたいということだ。 しかし本来、ワイヴァーンなど呼び出していたらすぐに気付かれるはずである。 それなのにイリヤは気付かなかった。いや、気付けなかった。 ウツドンのはっぱカッターを打ち落とすことに集中していたからだ。 ウツドンの攻撃は足止めだけでなく、イリヤの注意を逸らすことにも成功していた。 (しまっ……) 戦慄するイリヤの真上で、ワイヴァーンがゆっくりと翼を翻した。攻撃の前兆である。 巨大な力の顕現に空気が震え、温度が上がり、圧力までもが高騰してゆく。 そのプレッシャーにもかかわらず、イリヤは杖を天に翳した。 (一回くらい、防げる!) イリヤは諦めなかった。 いくら竜が召喚されようとも、竜自身が突っ込んでくるわけではない。 発射されるのはただの炎弾。英霊の一撃でも宝具でもない熱の塊だ。 防御魔術で防ぎきれない道理はない。 「S2U、壁を!」 『Circle Protection』 イリヤの足元に輝く魔法陣が現れ、半球状のバリアを形作る。 バリアブレイクすら防ぎきるほどの強度を誇る術だが、リインと違ってミッドチルダ式の魔術に慣れていないイリヤのそれはひどく不安定だ。 冷や汗を流しながら魔力を集中させるイリヤの頭上で、溜めに溜められた炎弾が無情にも吐き出される。 イリヤのバリアに襲い掛かったのは、破壊の化身たる烈火の巨球。 S2Uが作り出した結界は、真正面からそれを受け止めた。 「く、うぅぅっ!」 魔の障壁が軋み、声なき悲鳴を上げた。 S2Uを持つイリヤの手が震え、半球状のドームにひびが入る。 炎弾の圧力は結界を押し潰そうとし、紫電を走らせながら抗う魔法陣が徐々に消えてゆく。 イリヤは更に魔力を集中させた。しかし、バリアの崩壊は止まらない。 震え、歪み、光を氾濫させたバリアは、きっかり三秒後、終に砕け散った。 ――炎弾とともに。 イリヤの防御魔術は、確かに一発の炎弾を防ぎきったのだ。 「やっ、た……」 「だめぇえええええええええッッッ!」 炎弾を退けた安堵で一時的に意識を手放していたイリヤは、さくらの叫び声で我に返った。 そして見る。目の前の光景を。絶望的な光景を。 防いだはずの炎弾が、更に三発迫っていた。 「なん、で……?」 「ワイヴァーンの『ガトリングフレア』は数発の炎弾が発射されるんです! 出会ったときの技は『ブラストフレア』ですわ!」 ベルフラウが焦燥に塗れた声を出すが、イリヤは動かない。動けない。 『ワイヴァーン』の技はふたつ。 炎弾を一発吐き出す『ブラストフレア』と、炎弾を“数発”撃ち出す『ガトリングフレア』。 だが、その事実を知っているのはベルフラウのみ。成り行きでチームを組んだのが原因で、情報が完全には行き渡っていなかったのだ。 ワイヴァーンの見た目が全く変わらないため、イリヤは思い込んでしまった。 『あの竜は炎弾を一発吐き出して消える』と。 「あ……」 呆然とするイリヤの目前に火炎弾が迫る。 イリヤの真っ白な肌が高熱で乾燥し、チリチリと不吉な音を立てた。 炎弾が彼女に直撃すれば、それこそ炭も残らないだろう。 しかし、その結果が訪れることはない。 彼女は一人ではないのだから。 「リインちゃんッ!」 『わ、ワイドエリアプロテクション!』 イリヤが炎に呑まれる寸前、リインの広域防御魔法がイリヤと炎弾の間に形成される。 間一髪、命を拾い上げたイリヤの前で火球と障壁が激突した。 再び轟音。夕暮れの森に場違いな光が溢れかえる。 『ダメです! このままじゃ破られちゃいますよう!』 リインが悲鳴を上げる。 A+ランクのリインといえども、制限された条件下で竜砲三発は防ぎきれない。 障壁は三重の衝撃を受け、今にも崩壊しそうなほどたわんでいた。 高飛車な声が響いたのは、ちょうどその時。 「出番ですわよ、『地』!」 言葉とともに、ベルフラウが一枚のカードを取り出す。 取り出されたカードを見たさくらは、驚きに目を見開いた。 細やかな装飾に彩られたカードの名は『地』。クロウカードの中でも上級に位置する、四大元素カードの一枚である。 ベルフラウがカードを翳した途端、イリヤの足元の土が盛り上がり、炎弾に立ちはだかった。 同時に土の波がイリヤを持ち上げ、後方――さくらとベルフラウがいる場所まで運ぶ。 直後、リインの障壁が破られ、数瞬前までイリヤがいた場所に火炎弾が殺到した。 しかし、火炎の波濤は土の壁に阻まれ、イリヤまでは届かない。 結果的に、イリヤはかすり傷ひとつ負わなかった。 「イリヤちゃん、大丈夫!?」 『怪我はないですか!?』 「まったく、一人で突っ走るからこんなことになるのですわ! 敵の召喚魔法が届く場所に近づかないのは定石でしょう!」 「あ、ありがとう……」 やや腰が抜けているイリヤにさくら達が群がり、木々の影へと引きずり込む。 敵の視界から逃れた少女達は、仲間の無事を喜んだ。 さくらとリインは純粋な善意で。ベルフラウは少しの打算を込めて。 その様子を見ながら、イリヤは仮初めの仲間達に感謝した。 もし彼女達がいなければ、今頃自分は消し炭になっていただろう。 (ちょっと焦りすぎちゃったかな) イリヤは自己の暴走を反省する。 いくらジーニアスを殺さなければいけないからといって、単独特攻は短慮に過ぎた。 相手はチームなのだ。一人で立ち向かったって勝てるわけがない。 ――最小の被害で最大の戦果をあげる。この目的の為には仲間を頼らなければいけない、と少女は思い知る。 同時に、痛感する。やっぱりこれは戦争なんだ、と。 礼を言いながら立ち上がったイリヤは、隠れている木から頭を突き出し、大きく抉れた地面の向こうを見やる。 煙と陽炎で歪む視界の中で、ジーニアスがもう呪文を詠唱していた。 「あいつら、詠唱の隙を互いに補い合ってる……。これじゃ、近づけないじゃない!」 ジーニアスとアルルゥは、互い違いに魔法を使っていた。 ジーニアスが詠唱しているときはアルルゥが敵の接近を防ぎ、ジーニアスが攻撃している間にアルルゥが召喚獣を呼び直す。 敵陣に攻め入ることはできないが、守りの陣としてはなかなか強固だ。 両者が共に大威力の魔法を使うということも、イリヤ達にとっては厄介な問題だった。 そんな状況の中、大木を背に4枚のカードを整理していたベルフラウが呟く。 「一応“手は打ってある”とはいえ、そちらのほうも微妙に不安ですし……」 「……あのね、ベルちゃん」 「ん? 何ですの、さ」 くら、とベルフラウが言い終わらないうちに、人間砲弾が飛んできた。 砲弾はさくらとベルフラウの間の地面にめり込み、土津波を撒き散らす。 明石薫だった。 「っのやろー! 何が『しこうめつりゅうせん』だ! 無駄にカッコイイ技名つけやがってコンチクショー!」 二秒で復活する薫。念動力のバリアは健在のようだ。 それはつまり、『念動力のバリアを使っても吹っ飛ばされた』ということなのだが。 薫の視線の先では、鉄槌を持った少女が傍らの木に寄り掛かっていた。 あちらも薫の攻撃を受けたのだろう。呼吸は乱れ、わずかにふらついているように見える。 そんなプレセアを睨みつけながら、薫は高らかに宣言した。 「よくもあたしをギャグマンガみたいにぶっ飛ばしやがったな……。お前は絶対ぶっ潰してやる!」 『あ、あの……薫さん?』 猛る薫に、リインが恐る恐る声をかけた。 薫は首をぐるんと回転させると、鬼のような表情でリインを見る。 完全無欠に八つ当たりだった。 「なんだ妖精!」 『えとですね。あの人の持ってるハンマー、何か喋りました?』 「緑色の救急車で病院行って来い!」 『ひ、ひどいです!』 「とにかく邪魔すんなよ! あいつはあたしが倒す!」 もはや当初の目的を完璧に忘れ去ってしまったらしい。 薫は身体についた土を振り払うと、真っ直ぐプレセアに突貫していった。 プレセアも鉄槌を振り上げ、薫の念動力に備える。 二人はすぐにぶつかり合い、槌撃と念撃の火花を散らした。 木はなぎ倒され、葉は打ち破られ、土はぶち撒けられる。 このまま放っておいたら、森は間違いなく砂漠と化すだろう。 ちなみに、薫が地面に突っ込んだ際、さくら達3人は泥だらけになっていた。 「明石薫……この借りはいつか返させてもらいますわ……」 「ええ、そうね……」 『やっぱり杖違いだったですか……』 「ベルちゃんもイリヤちゃんもそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!? リインちゃんもそんなに落ち込まないで!」 「そうですわ!」 我に返ったベルフラウが敵陣を覗き見ると、ジーニアスの詠唱は既に終了していた。 ただ、すぐに魔術を撃ってくる雰囲気はない。アルルゥも同様である。 おそらく、ベルフラウ達の正確な居場所を掴めていないのだろう。しきりに周囲を警戒している。 ただ、近づく者を警戒するだけで、ベルフラウ達を探しに近づいて来るようなことはなかった。 「完全に守りに入りましたわね……」 ベルフラウは舌打ちした。この膠着状態を崩すことが難しいとわかっているからだ。 どちらの攻撃も届かないギリギリの範囲で待機し、相手が近づいてきたところを狙い撃つ。 島の戦いにおいて、帝国軍や無色の派閥がよく使っていた戦法である。 無論、よく使われるセオリーには攻略法も存在する。 弓や銃などで遠距離攻撃したりMDFが高い仲間に囮になってもらえば、そこから乱戦に持ち込むことが出来るはずだ。 しかし現在、弓や銃などは手元にない。 誰かを囮にすることも憚られた。なにせ、回復手段がほとんどないのだ。大怪我を負ってしまったら治しようがない。 バリアを張りながら強引に突撃する方法も考えたが、どうしても躊躇いが生じてしまう。 障壁を張れるのはさくらとイリヤだけ。四大元素のカードは防御に使えないことはないが、確実性には欠ける。 (うまく使えば相手の術を無効化できるかもしれませんが……) 先程のように敵が風で攻撃してきた場合に『風』のカードを使えば、相手の術を操れるかもしれない。 水を発射してきたなら『水』を。火で焼き殺そうとしてきたら『火』を。地面を操ってきたら『地』を。 そうやって敵の魔術に干渉すれば、意表を突けることだろう。だが。 (私は、このカードをそこまで上手に扱えるかしら?) ベルフラウは、魔力を使うことがあまり得意ではない。得手としていたのは弓による射撃。彼女はあくまでスナイパーなのだ。 そんな自分が、このカードを自在に操れるだろうか? ……不安すぎる。 二人の防御魔法だけに頼って突っ込んだ場合、最悪、防御を破られて全滅することも有り得る。 まさに八方塞りだ。 「まずいですわね……。このまま膠着状態が続けば“彼女”も動けませんし……」 「あの、ベルちゃん」 歯軋りをするベルフラウにさくらが声をかけた。 思いつめたようなさくらの声色に、ベルフラウは数分前のことを思い出す。 「ああ、そういえば先程も何か言いかけてましたわね。何か作戦でも?」 「ベルちゃん、『水』とか『風』のカードって持ってる?」 「……なぜ、カードの名前を知ってますの?」 「さっきベルちゃんが使っていた『地』は、元々私のカードなの。それで、ベルちゃん4枚カード持ってたでしょ?」 「ああ、成る程。それなら納得ですわ」 『地』は元々さくらのカードである。そして、四大元素カードの一枚でもある。 ベルフラウが4枚のカードを持っているのを見て、『水』や『風』のカードもあるのではないかと推測したのだ。 さくらは言葉を続ける。 「ベルちゃん、お願い。私にカードを使わせて!」 「う、理屈はわかりますけど……。しかし、私にはこのカードしかないのですわ。 他の武器が手に入ればカードを返還することも吝かではありませんが……」 「わかってる。でも、私だけ何もできないのは嫌なの」 『そんなことないです! さくらちゃんはリインを』 「リインちゃんに魔力を渡しているだけ。私自身は何もしてないよ……」 レックスから逃げたときも、ジーニアスを追いかけていたときも、実際に魔法を使っていたのはさくらではない。リインだ。 さくらがいなければリインは動けないが、さくら本人は全く戦っていない。リインを連れて走り、指示を出すくらいである。 他の皆が身を削って戦っているのに、手を出せないことが歯痒かったのだろう。常に一線で戦ってきたさくらにとっては尚更だ。 決意の目で見つめられたベルフラウは一瞬戸惑ったが、ふと『ある事』を思いついた。 「……つまり、さくらは一人で二つの魔法を使えるということですわね?」 「そう……なるかな。私とリインちゃんが同時に魔法を使うってことだよね」 『ダメです! 魔力の消費量が高くなって倒れちゃいますよう!』 「リインちゃん、お願い」 『うー、……』 「それなら、いけるかもしれませんわ。手が一つ増えれば、この膠着状態を崩すことができるかも……。 とはいえ4枚とも渡してしまうわけにもいきませんし……。とりあえず、半分だけ」 ベルフラウは呟くと、『風』と『水』のカードをさくらに放った。 投げられたカードを両手で受け止めたさくらは、二枚のカードに向かって愛おしげに話しかける。 「ウインディ、ウォーティ……。また、力を貸してね」 「で、作戦会議は終わったの?」 さくらがカードを受け取ったのを見て、それまでずっと黙っていたイリヤが声を上げた。 大木を背にS2Uを握り締める姿は、まるで突撃命令を待つ軍人のようだ。 今すぐにでも仕掛けたくて仕方がないのだろう。 攻撃するのを待ちきれないイリヤに対して、ベルフラウが頷く。 「ええ、そろそろ仕掛けましょう。“彼女”がタイミングを合わせてくれれば案外早くカタがつくかもしれませんわ。それに……」 ベルフラウは、先程から轟音が響いている方向を見やる。すると。 「絶対可憐・バスタァアアアアァアアアアアッッッ!」 「双月、爆連舞ッ!」 少女のものとは思えないほどの咆哮が、木々の破砕音に混じって聞こえてきた。 二体の森林破壊マシーンは依然として森をボロボロにしているようだ。 もはや緑地回復は望めないほどに壊滅した森林が、あちらこちらで無惨な姿を晒していた。 そんな惨状を見て、ベルフラウは苦笑しながら言葉を続ける。 「このままじっとしていたら、あの二人の戦闘に巻き込まれてしまうかもしれません」 その言葉に、残りの二人も苦笑した。 時は黄昏。戦いの調べはまだまだ止みそうにない。 Fighting orchestra/戦奏(2)へ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/764.html
80話「同じ志の者よ集え」 ホテル一階、事務所奥の仮眠室。 俺、ノーチラスは仮眠用ベッドに腰掛けながら、ぼーっと目の前の壁を眺めていた。 隣ではグラマー体型の女銃士、レイ・ブランチャードが恥ずかしそうに顔を赤らめたまま無言でいる。 俺もレイも一糸纏わぬ身体。少し汗に濡れたレイの肌が美しい。 今の俺の気分は、正に夢心地と言ったところか。 何故かって? 実はだな…。 「…悪く無かった」 「マジか? …俺も、まさか、あんなに気持ちいいとは」 そう、俺は遂に童貞を卒業する事に成功したんだ。 レイと出会い、互いに情報交換のため色々話している内、 彼女の露出の高い装具から覗ける極上とも言える豊満な肉体を見ている内、 俺は、前回の殺し合いの時の苗村都月の時のように欲望が首をもたげてきてしまい、 調査のためと偽ってこの事務室奥の仮眠室にレイを連れ込み、 そして…ベッドに押し倒してやってしまった。 最初はやはり抵抗されたけど、無理矢理口づけしてやったら、割とあっさり陥落した。 その後はもう…天国だった。 「始めてにしては中々上手だったと思うが、ノーチラス」 「レイこそ、本当に初めてだったのか? あのしゃぶr」 「言うな!」 中々強いストレートパンチを左頬に食らってしまった。 「ぐ…今更恥ずかしがる事も無いと思うが」 「うるさいっ! と、とにかく服を着ろ! もうそろそろ戻らないと恭也達が心配する」 「へーい」 これ以上レイを怒らせると撃ち殺されそうなので、 大人しく床に放り投げてある自分の服を拾い始めた。 「三人共遅いなぁ…」 分解した首輪と、何やら俺には意味不明の文字列が浮かぶ パソコンの画面を交互に見ては作業している早野正昭の後ろで、 俺、須田恭也は、事務室の調査に出掛けたというノーチラス、レイの二人と、 トイレに行ったというリーヴァイ、合わせて三人の帰りが遅い事を心配していた。 首輪に盗聴機能が付いている事を三人にも教えた方が良いのだけれど。 調査の邪魔しちゃ悪いと思うし、ましてや女子トイレに入るのもなぁ。 「はぁ~~」 不意に正昭が作業を中断し、疲れたように背伸びをする。 俺は再びメモ帳による会話を始める。 『どうだ?』 『自分でもそれなりにコンピュータープログラムには強い方だと思ってたけど、 こいつは滅茶苦茶手強いね。って言うか、見た事無い文字列だし、 そもそもプログラミングの構造が俺が知ってる奴とは全く違うと言うか…。 もっとその手の事に詳しい奴がいればな…』 『…そうか』 『まあ、何とかやってみるさ』 そうパソコンのメモ帳機能に打ち込むと、 正昭は再び作業に取り掛かった。 俺達を含め、参加者全員にはめられている、爆弾内蔵の死の首輪。 脱出しようにもまずこの首輪を何とかしなければならない。 そしてやっと首輪を外せる糸口が掴めた。 何とか正昭には頑張って貰わないと。 「ん?」 「どうした? 恭也」 「何だか、ロビーの方から声が……」 「え?」 ロビーの方から何やら声が聞こえる。 ホテルに足を踏み入れた途端、私、フラウと伊賀さんは、 銃を持った二人に遭遇した。 一人は何やら露出の高い装具を身に着けた女の人、そしてもう一人は…。 「あ、あれ? あなた、ノーチラス?」 「ん? そういうお前…確か、フラウだったか?」 それは私のクラスメイトの一人で、茶色の毛皮を持った狼族、ノーチラスだった。 私にとってこの殺し合いにおいて初めてのクラスメイトとの再会。 でも正直元々そんなに仲良い訳じゃなくて多少話した事があるぐらいだけど。 それでもクラスメイトと会えた事はちょっと嬉しい。 「確かお前のクラスメイトだったか?」 「ああ」 「わ、私達は殺し合いには乗ってないわ!」 「乗ってないよ」 私と伊賀さんは殺し合いに乗っていない事を必死に二人にアピールした。 その甲斐あってか、二人はやっと銃を下ろしてくれた。 「どうかし……うお」 「おお、恭也に正昭か」 奥の方からまた二人、青い髪の少年――のような顔の青年と、 茶髪の、私より少し年下ぐらいの少年が出て来た。 その後、互いに自己紹介を済ませた私達は、 ホテル一階の奥にあるパソコンルームに移動した。 そこにはかなり分解された参加者用の首輪と、 何かのプログラムのものと思われる文字列が表示されたパソコンがあった。 早野正昭と名乗った青髪の青年、そして須田恭也と名乗った少年が、 全員に、メモ帳機能が表示されたパソコンの画面に注目するように促す。 言われた通り、私と伊賀さん、ノーチラス、レイさんがパソコンの画面に注目する。 全員が注目した事を確認すると、早野さんがキーボードを打ち始めた。 そしてメモ帳機能に表示された文章に、レイさんを除く全員が息を呑んだ。 『盗聴されてます』 首輪から参加者間の会話が主催側に筒抜けになっていると言うのだ。 すぐ傍に分解された首輪がある事から相当調べたのだろう。 嘘を言っているとは思えない。 レイさんは小声で尋ねてみたら予想はしていたとの事。 見た感じの雰囲気通り感は鋭いみたい。 『それで首輪の解除の事なんですが、 解除自体は普通の工具でも可能です。ただ、 それを不可能にさせているのがこの首輪の中に仕込まれてる仕組み、 そしてそれを稼働させている運営側のシステムサーバーです。 システムサーバーをハッキングしてダウンさせない限り、 解除は事実上不可能でしょう』 成程、やはり首輪の解除は一筋縄ではいかないって事ね。 『そこで何としても運営側のシステムサーバーを破壊する必要があるのですが、 俺は、いかんせん、そんなにコンピューターに詳しくなくて……。 もっと、そういったものに詳しい人がいればいいんですが。 誰かコンピューター知識に詳しい方がいれば…』 コンピューター知識……それなら。 私は自分のデイパックからメモ帳とペンを取り出し、 自分の意思を書き綴り、早野さんに見せる。 『早野さん、私も手伝います。私、それなりにコンピューターには詳しいので、 力を合わせればもしかしたら……』 『本当かい?』 『は、はい、とは言っても学校の部活程度、かもしれないんですけど』 『いや、助かるよ。どうかお願いしたい』 『はい! 頑張りましょう』 こうして私と早野さんは、いよいよ脱出への光明となり得る、 そして死の危険と隣り合わせとも言える、 バトルロワイアル運営へのハッキングを開始した。 ノーチラスのクラスメイトだと言う、狐獣人の少女・フラウが、 正昭と共に作業を開始した。 上手くいけば、この首輪を外せるかもしれないとの事だ。 何とか頑張って貰いたいが、過剰な期待は禁物だな。 所で…。 「リーヴァイがいないようだが」 恭也に水色の雌人狼、リーヴァイがどこにもいない事が気に掛かり、 私の横にいた恭也に尋ねてみる。 「実は、トイレに行くと出ていったきり戻ってこないんです」 「何だと?」 「ねぇねぇ」 突然話に割り込んできたのは、フラウと同行してきた、 もう一人の狐娘、伊賀榛名だった。 「それ、もしかしたら見たかも」 「何? どこでだ?」 榛名の話によれば、このホテルに来る途中、猛スピードで通りを駆け抜ける、 大きな狼らしき動物とすれ違ったと言う。 時間的に言って、間違い無い、リーヴァイだろう。 そう言えば兄を捜していると言っていた。 恐らくこの場所で留まっている事に耐えられず、兄を捜しに飛び出して行ったのだろう。 気持ちは分からない事は無いが…。 「すみません…俺がいながら…」 「いや、いいんだ気にするな。あいつが無事兄と会えるのを祈ろう」 申し訳無さそうな表情を浮かべる恭也を励ます。 だが、一応ノーチラス達にも言っておいた方が良いな…。 【一日目/午前/D-2ホテル一階】 【ノーチラス@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]:健康 [装備]:Cz75(10/15) [所持品]:基本支給品一式、Cz75の予備マガジン(5)、 エネマグラ(粘液付着)、ミニローション(残り48ml) [思考・行動]: 0:殺し合いを潰す。首輪を外す方法を探す。 1:早野正昭、リーヴァイ、レイ、須田恭也、フラウ、伊賀榛名と行動を共にする。 2:残りのクラスメイトの動向が知りたい(特にエルフィ)。 [備考]: ※本編死亡後からの参戦です。 ※もうエネマグラは使わないと決めたようですが、未練があるようです。 ※リーヴァイがいなくなった事に気付いていません。 ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 【レイ・ブランチャード@オリキャラ】 [状態]:健康 [装備]:コバルトアロー@オリジナル(14/14) [所持品]:基本支給品一式、コバルトアローの予備マガジン(5)、 フェイファー ツェリザカ(4/5)、 600NE弾(10)、コンバットナイフ、 牛山サキの水と食糧 [思考・行動]: 0:殺し合いには乗らない。ゲームの転覆を目指す。 1:ノーチラス、早野正昭、須田恭也、フラウ、伊賀榛名と行動を共にする。 2:殺し合いに乗っている者には容赦し な い 。 3:リーヴァイが心配だが…。 [備考]: ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 【須田恭也@SIREN】 [状態]:肉体的疲労(中)、身体中にダメージ(大)、右上腕に切り傷(応急処置済) [装備]:チップカットソー@自作キャラでバトルロワイアル(バッテリー残量:89%) [所持品]:基本支給品一式(ランタン放棄、コッペパン1個消費)、 流血@浦安鉄筋家族(200粒入り) [思考・行動]: 0:殺し合いには乗らない。脱出手段を探す。そのためにも仲間が欲しい。 1:ノーチラス、レイ、早野正昭、フラウ、伊賀榛名と行動を共にする。 2:襲われたら戦う。 3:リーヴァイが心配。 [備考]: ※初日0:00にサイレンを聞き、駐在警官に撃たれ川に転落し、 意識を失った直後からの参戦です。 従って幻視能力は目覚めていません。 ※ランタンを破損、放棄しました。 ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 【早野正昭@オリキャラ】 [状態]:健康、フラウと共同作業中 [装備]:アイスピック、鍋の蓋 [所持品]:基本支給品一式、工具(調達品) [思考・行動]: 0:殺し合いはしない。人も殺さない。首輪を外す。 1:フラウと共に運営コンピューターへのハッキングを掛ける。 1:ノーチラス、リーヴァイ、レイ、須田恭也、フラウ、伊賀榛名と行動を共にする。 3:首輪の最終的な解除方法を探る。 [備考]: ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 ※リーヴァイがいなくなった事に気付いていません。 【フラウ@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]:健康、早野正昭と共同作業中 [装備]:特殊警棒 [所持品]:基本支給品一式、ロープ [思考・行動]: 0:殺し合いには乗らない。脱出手段の模索。 1:早野さんと共に運営コンピューターへのハッキングを掛ける。 2:伊賀さん、ノーチラス、レイさん、須田君、早野さんと行動を共にする。 4:仲間を集める。 5:クラスメイトと合流する? [備考]: ※本編死亡後からの参戦です。 ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 【伊賀榛名@オリキャラ】 [状態]:健康 [装備]:モスバーグM500(6/6) [所持品]:基本支給品一式、12Gバックショット弾(30)、 スタンガン(バッテリー残り95%) [思考・行動]: 0:殺し合いはするつもりは無い。但し襲われたら対処。 1:ノーチラス君、レイさん、須田君、早野さん、フラウちゃんと行動を共にする。 2:千穂ちゃんは生きてるかな……。 [備考]: ※首輪の構造を把握しました。また、主催側による盗聴の可能性に気付きました。 BACK 心壊レテ、心失クシテ 時系列順 NEXT ずっとずっと一緒 BACK 心壊レテ、心失クシテ 投下順 NEXT ずっとずっと一緒 BACK まじめにふまじめ 須田恭也 NEXT 倭国の天子、死す BACK まじめにふまじめ 早野正昭 NEXT 倭国の天子、死す BACK まじめにふまじめ ノーチラス NEXT 倭国の天子、死す BACK まじめにふまじめ レイ・ブランチャード NEXT 倭国の天子、死す BACK まじめにふまじめ フラウ NEXT 倭国の天子、死す BACK まじめにふまじめ 伊賀榛名 NEXT 倭国の天子、死す
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/1708.html
無敵の妹 エミリア コスト 30 レベル 1 MAX 進化元 クロム・マグナ姉妹校生徒 エミリア (A) 進 化 素 材 木漏れ日の神樹 (樹A+) ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) ランク A HP 735 1,337 進化先 至上の妹 エミリア (A+) オヤブンヒタヌキ (タヌキB+) フレイフラウ (フラウC+) MAX Lv 50 攻撃 558 1,117 進化費用 360,000 火吹きのロシェ (ロシェB) ヒノキノ・ルーキー (キノコC+) No.0805 Aスキル 行けぇ お兄ちゃん! 火属性の味方のHPをかなり回復 売却価格 13,800 火吹きのロシェ (ロシェB) - 編集 Sスキル コレ、食べてみて☆ (9) 敵単体のHPを15%減少させる 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/1065.html
破壊伯爵 ユーム コスト 23 レベル 1 MAX 進化元 破壊男爵 ユーム (A) 進 化 素 材 木漏れ日の神樹 (樹A+) 火吹きのロシェ (ロシェB) ランク A HP 678 1,541 進化先 破壊公爵 ユーム (A+) ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) フレイフラウ (フラウC+) MAX Lv 50 攻撃 681 1,549 進化費用 276,000 ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) ヒタヌキ (タヌキC+) No.0576 Aスキル 大帝の賭け イチかバチかの一撃 売却価格 15,900 オヤブンヒタヌキ (タヌキB+) 編集 Sスキル 大帝の口笛 (10) 敵単体のHPを15%減少させる 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/3024.html
民族戦士 レオ コスト 22 レベル 1 MAX 進化元 民族の青年 レオ (A) 進 化 素 材 木漏れ日の神樹 (樹A+) 火吹きのロシェ (ロシェB) ランク A HP 713 1,427 進化先 民族の誇り レオ (A+) ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) フレイフラウ (フラウC+) MAX Lv 50 攻撃 750 1,500 進化費用 264,000 ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) ヒタヌキ (タヌキC+) No.1022 Aスキル ファイヤーダンス 敵単体へのダメージ大アップ 売却価格 10,100 オヤブンヒタヌキ (タヌキB+) - 編集 Sスキル 野生の猛牙 (7) 敵全体へ火属性の中ダメージ 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/2622.html
炎の拳闘士 ハンニバル コスト 24 レベル 1 MAX 進化元 拳闘士 ハンニバル (A) 進 化 素 材 木漏れ日の神樹 (樹A+) 火吹きのロシェ (ロシェB) ランク A HP 759 1,518 進化先 噴焔の拳闘士 ハンニバル (A+) ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) フレイフラウ (フラウC+) MAX Lv 50 攻撃 694 1,338 進化費用 288,000 ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) ヒタヌキ (タヌキC+) No.0935 Aスキル 表裏一魂 敵のHPをかなり吸収する 売却価格 11,000 オヤブンヒタヌキ (タヌキB+) - 編集 Sスキル 軽快な挑発 (7) 2ターン敵の攻撃を自分に集める 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/4016.html
盗賊頭 イカルガ コスト 29 レベル 1 MAX 進化元 女盗賊 イカルガ (A) 進 化 素 材 木漏れ日の神樹 (樹A+) ヒノキノ・ヒーロー (キノコB+) ランク A HP ? 1,481 進化先 大盗賊 イカルガ (A+) オヤブンヒタヌキ (タヌキB+) フレイフラウ (フラウC+) MAX Lv 50 攻撃 ? 1,576 進化費用 252,000 火吹きのロシェ (ロシェB) ヒノキノ・ルーキー (キノコC+) No.1367 Aスキル ドレインソード 敵のHPをかなり吸収する 売却価格 9,600 火吹きのロシェ (ロシェB) - 編集 Sスキル コンセントレート (8) 解答を見破る 入手方法 進化 個別データ 備考 種族:戦士
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/3667.html
吸血鬼を狩る者 アベル コスト 34 レベル 1 MAX 進化元 漆黒の剣士 アベル (A) 進 化 素 材 太陽樹ユグドラシル (樹S) 赤眼の魔法生物ロシェ (ロシェB+) ランク A+ HP 669 1,331 進化先 闇夜の絶滅者 アベル・グラハム (S) 太陽樹ユグドラシル (樹S) ヒノキノ・マスター (キノコA) MAX Lv 60 攻撃 1,155 2,311 進化費用 ? ヒノタヌキング (タヌキA) 木漏れ日の神樹 (樹A+) No.1291 Aスキル ドレインソード 敵のHPをかなり吸収する 売却価格 19,700 月夜に踊るフレイフラウ (フラウA) 緋色のドライアド (樹A) 編集 Sスキル デスペナルティ (6) HPを500使い、敵単体へ絶大ダメージ 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/3763.html
漆黒騎士 グリード コスト 41 レベル 1 MAX 進化元 暗黒騎士 グリード (A) 進 化 素 材 太陽樹ユグドラシル (樹S) 赤眼の魔法生物ロシェ (ロシェB+) ランク A+ HP 1,000 2,000 進化先 冥闇騎士 グリード・サクリファイス (S) 太陽樹ユグドラシル (樹S) ヒノキノ・マスター (キノコA) MAX Lv 60 攻撃 988 1,977 進化費用 420,000 ヒノタヌキング (タヌキA) 木漏れ日の神樹 (樹A+) No.1540 Aスキル ウィングスライサー 5問連続正解でダメージアップ 売却価格 19,700 月夜に踊るフレイフラウ (フラウA) 緋色のドライアド (樹A) 編集 Sスキル タイムスタンプ (10) 攻撃ターンを3遅らせる 入手方法 進化 個別データ 備考
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/967.html
覚醒の花嫁 アンジェリカ コスト 33 レベル 1 MAX 進化元 戦場の花嫁 アンジェリカ (A) 進 化 素 材 太陽樹ユグドラシル (樹S) 赤眼の魔法生物ロシェ (ロシェB+) ランク A+ HP 719 1,674 進化先 民衆を導く女神 アンジェリカ (S) 太陽樹ユグドラシル (樹S) ヒノキノ・マスター (キノコA) MAX Lv 60 攻撃 780 1,697 進化費用 860,000 太陽樹ユグドラシル (樹S) 木漏れ日の神樹 (樹A+) No.0460 Aスキル 秘めたる誓いの声 火属性の味方のHPを中回復 売却価格 23,200 月夜に踊るフレイフラウ (フラウA) 緋色のドライアド (樹A) 編集 Sスキル 炎刃アマルティア (9) 敵全体へ火属性の大ダメージ 入手方法 進化 個別データ 備考