約 1,057,430 件
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/119.html
GM:それでは、首都で2日過ごした時間の幕間です。 フェンネル:(こそこそ)…ヘリオス…。 ヘリオス:ん?何やってるんだ、フェル? フェンネル:魔術師ギルドに行きたいのだが、同行を頼みたい。構わないか? ヘリオス:かまわないが、顔は隠してくれよ。首都なんだからな。 フェンネル:いや、卿に話しかけるのを戸惑っていただけで…。 この前怒鳴ってしまったから…。 ヘリオス:この間?いつだったかな…。誰やら彼やらに怒鳴られたからな(^_^;) こっちが覚えてないから気にするな。 グランに見つめられることのほうが記憶に強く残るタチでな(笑) じゃあ、さっさと行くぞ。準備してくれ。 フェンネル:(ささっと慣れた感じで軽く変装します)こうするのも稀な機会だ。 では行こうか。 ヘリオス:いい感じだな。アルティアス領での経験が活きてる(軽く笑う) GM:※ グラツィアにはちゃんと説明してから行きます(笑) フェンネル:ぜひお願いします(笑) GM:魔術師ギルドに移動します。 魔術師ギルドは、ちょっと人が少なめ?なんとなく、活気がないです。 フェンネル:ギルドにあまり活気がないな。ああ、さもありなんか。 (ヘリオスに)鑑定したいものがいくつかある。余の私財を出すが、値切るのは大切だ。頼めるか?? ヘリオス:ま、やるだけはやるさ。 窓口くん:お、久しぶりだな。鑑定かい? フェンネル:(人の違うような感じの明るい笑顔で。気分は市民の子供)覚えていてくださったのか? ありがとう。 鑑定を頼みたいものは2つあるんだ。リーリア嬢はいらっしゃるかな? ヘリオス:(窓口に)様子がいつもと違うな。何があったんだ? 窓口くん:ああ…。いや、その…。まあな…。 ヘリオス:その情報を買おうか。(300Gを出す) 窓口くん:………。ギルド長が。リーリア様が、お目覚めにならないんだ…。 ずっと眠ったまま…。呼吸はしているけれど、ただ、それだけで…。 ヘリオス:…………。 フェンネル:(真顔になって)なぜだ? 何日になる? GM:カスケが剣から出なくなった日と同日に倒れたようです。 窓口くん:誰にも、どうにもできなくて…。 このままだと、そう長くは持たないかも知れないんだ…。 フェンネル:(考えて)一週間くらいかな。それは、大変だな。 あとどれくらいの見立てだ? 窓口くん:リーリア様の体力次第…かな。 フェンネル:なるほど。嬢はほんの子供であろう。そう考えると……。 今はどこにいるんだ? 窓口くん:病院に…。魔術でできることは、やり尽くしたからな…。 フェンネル:なるほど。ありがとう。 ヘリオス:良くも悪くも、ここのムードメーカーだった人だ。 ひょっこり目覚めるかもだぜ。気を落とすな。 フェンネル:そうだな。目覚めたときに、またいつも通りのギルドであるようにするのがいいのであろう。 窓口くん:ギルド長にしかできないような、難易度の高い鑑定はできないかもだが、できることはするぜ。 フェンネル:本題に移ろう。 鑑定してもらいたいのは、この指輪と……。 こっちの宝石は、無理なら構わない。(といって出した) 窓口くん:……!どっちもすげえな! とりあえず奥の部屋へ。盗まれたら大変だ! GM:奥の客室に通されました。 確か、マジックアイテムの鑑定は一律2000Gでしたね。 フェンネル:(奥の部屋に入って)そんなにすごいものなのか? 窓口くん:ああ、すげえな。 最初に言おう。こっちの宝石、これは無理だ。すさまじすぎてわからない。 フェンネル:(ヘリオスをじっと見る) ヘリオス:(何かを考えている) フェンネル:(こそこそ)半額くらいに負けてもらえないか? …何を考えている? ヘリオス:ギルドに、この石の情報をやろう。 これがなんなのかは一応わかっているんだ。(そうだろう?という目でフェルを見る) こっちは石の情報を。お前は指輪の情報を。イーブンで料金発生はなしだ。どうだ? 窓口くん:その石の情報、確かなんだろうな!? 本当に正しけりゃ、ギルドの資料に新しく書き加えるレベルだからいいけど! ヘリオス:(ウインク) じゃ、フェル。石の説明を頼む。 フェンネル:とある少女に、夢の中で。 そうだな、宝石を渡した。それをあえなく返されて、そうしたらこうなっていた。(本気で淡々と) ヘリオス:いや、おい。それは説明になってない(^_^;) フェンネル:(ヘリオスさんにここそと)夢の中で会ったのは、メルリースなのだ。本当の話だ。ほかに説明のしようがない。 ヘリオス:(こそこそ)気持ちは解るが、ここでは鑑定結果のような情報が要るんだよ(^_^;) ヘリオス:そいつは「神の力の結晶」だ。そうだろ? 俺はそいつの魔力に似たものを知ってるからな。 窓口くん:「神の力の結晶」…!! 伝説にしか残ってない、『神石』!?Σ(◎△◎;) ちょっと魔力量計らせて貰っていいかな? フェンネル:構わない。ぜひ頼む。 窓口くん:(計器に石を乗せている)…ひゃああ!壊れた!!計測できない!! ヘリオス:まあ、そうだろうな(^_^;) 窓口くん:人間ひとりくらい、簡単に蘇生できそうな…いや、もっとすごい力が宿ってそうだ…。 フェンネル:魔力計は弁償しよう…。(申し訳なさそう) 窓口くん:ああ、計器はいい、いい。これ作るの下っ端の仕事だし(笑) とはいえ、それは石であって、マジックアイテムとして使う方向性が定められているわけじゃないからな。 その石を使いこなせる術者がいないと、宝の持ち腐れになるかもしれないよ。 ヘリオス:普通の魔晶石のように使うことはできないのか? 窓口くん:できないね。 もし、間違ってそんなことをしたら、使おうとした人間の体に大量の魔力が吹き込まれて、はじけ飛ぶんじゃないか?…スプラッタだなー…。 フェンネル:ならば、使い方を探すのもやぶさかではないな。その情報だけで十分だ。感謝する。 ヘリオス:(こそこそ)俺たちなら使えるかもしれないな。「神」になったらしいから(苦笑) といっても、使い方がわからないか…。 フェンネル:(こそこそ) そうだな。落ち着いたら話してみよう。 窓口くん:じゃあ、こっちの指輪の鑑定をしようか。これはできるよ。 フェンネル:頼む。大切な友人から贈られたものだ。 本人は蚤の市で見つけたといっていたな。 窓口くん:蚤の市!?めちゃくちゃ掘り出し物…!!Σ(◎△◎;) 俺も今度、蚤の市行こう…。 これは王国歴の初期のものだね。年代物で魔力もある。それだけで既にアンティーク的価値がある。 当時の貴族か王族が作らせたんじゃないかな。メリッサの家紋が、ここ(指輪裏)にうっすらと残ってる。 フェンネル:なるほど。魔力とはどのような? 窓口くん:人間が持てば、お守りくらいにはなるんじゃないかな。 ヘリオス:人間が持てば…? フェンネル:人間が持てば? 窓口くん:これは人間用じゃない。 んー、えーと、なんてったかな。 人ではなく、この世界にいなくてたまにやってくる、化け物でも精霊でもない……。 フェンネル:かの民…?? 窓口くん:そう!!「かの民」!! フェンネル:(心:シャノンから使いこなせるのかな) 窓口くん:星の花、と呼ばれる魔力が宝石に宿ってる。 植物に深く縁がある「かの民」のために、当時の貴族が王族が作らせた…という推測はできるね。まあ、確実なことは言えないな。 これ以上は、王族の資料とかを借りてきて照合と検証がいるから。 鑑定程度の理由じゃ、貸し出してくれないだろうな(^_^;) フェンネル:星の花? ヘリオス:星の花……(フェルの瞳をじーっと見る) お前、かの民の血、混じってるんじゃないか? フェンネル:まさか。(かなりびっくり) ヘリオス:隔世遺伝やら、はるかな先祖やら、そういう類いの。 だってお前、植物と会話できるんだろう。 フェンネル:先祖帰りか? (こそこそ)王家は…かの民が由来なのか? ヘリオス:お前ん家は博愛主義者が定期的に生まれて、異界の妻を娶るんじゃないかと思ってるぞ?(笑) フェンネル:否定しきれないのがなんともやら、だな(破願して) 窓口くん:へえ、植物会話!そんな能力があるんだ。 フェンネル:といってもぼんやりわかる程度だが、否定はしない。 窓口くん:じゃあ、指輪の方から君に呼ばれてやってきたのかも知れないね。 この指輪そのものに、強い力があるわけじゃない。 でも、持ち主が君なら、何かがあれば守ってくれるだろう。 それがどんな形であっても、君がよりよいように守られるだろうね。 優しい、母が子を抱くような守護の力があるから。 フェンネル:何かが…。わかった。大切にしよう。感謝する。 ヘリオス:(こそこそ)この指輪、お前の先祖の、王家に嫁いだ奥方がはめてたんだったりしてな。 フェンネル:だとしたらロマンスだな。語り継ぎたいぞ。(柔らかく笑って) ヘリオス:(こそこそ)そこは、お前が実家に戻って文献あさりしなきゃできないことだ(笑) GM:ギルドで得られる情報はこんなところです。 フェンネル:(ヘリオスに頷き、窓口さんに感謝) 窓口くん:またいつでも来いよ。 …次来たときは、きっとギルド長が出迎えてくれるさ! フェンネル:ありがとう。ギルド長が無事であるよう、我々も願っていよう。 GM:ほか、首都ですることはありますか? フェンネル:首都ではもうないです。 GM:では、ルナに出会ってからの会話をしますか?ルナとの対話。 フェンネル:ルナとの会話は物語のどのあたりで行いますか? GM:マユラたちと再会したあたりです。 そこから船まで、歩いて戻る間ですね。 フェンネル:ルナ? 眠っているかな。(手の中の兎さんへ、大切そうに語り掛けます)(かわいい) ルナ:………?(鼻ひくひく) フェンネル:起きてたのか? 起こしたのかな、寒くはないか? ルナ:(くりくり目でじーっと見る) (ぷるぷるっと頭を振る。耳もぷるぷる) きゅー……。 フェンネル:(内心戸惑い。兎の育て方なんて何一つ知らないので、かなり……わたわたしてます) ルナ:(鼻ひくひくひく。みじかい前足でフェルの手をかしかししている) フェンネル:余のポケットを一つ、貴女の指定席にしようか?(そういってそっとあたたかいポケットにIN) ルナ:(ぴょこっとポケットから頭を出した) マユラ:うっわ、可愛いけど…あたし近寄らないようにするね…。 あたしとかエルにとって、うさぎ…食べ物だし…(^_^;) ルナ:!!!(引っ込んだ) (ぷるぷるぷるぷる) フェンネル:(こそこそ)フォルト……。その、ルナはどうしたら育つのだ? 余は、末っ子だったし、正直育児はさっぱりわからぬ。 ソニア:オレもまあ、捕食対象だし。 ソニア:(ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる) フェンネル:ルナ、食べたりしないから大丈夫だ。 (さっとソニアから少し離れる) フォルト:そうですね。 まずは、せっかくこの子のために用意した花束を渡してみてはいかがでしょう。 少し形は痛んでしまったけれど、あなたの想いは崩れていませんわ。 (心:種族的には、わたくしもうさぎは捕食対象ですが、そんな気はないので黙っておきましょう) フェンネル:ああ、そうだな。(笑顔になって) ルナ、男が愛しい少女に気持ちを伝えるときは花束を贈るものなのだ。 貴女のための、タンポポの花だ。受け取ってくれるかな? ルナ:(目がおっきくくりくりになる) (タンポポの匂いを嗅ぐ) (むしゃむしゃむしゃ…) マユラ:あ、食べた。 ルナ:(めちゃめちゃ幸せそうに口いっぱい食んでいる) フェンネル:(その顔を見て思わず笑顔になる) マユラ:男が愛する女にあげた花束を食べるとか、斬新だわ(笑) フェンネル:マユラ、それは突っ込んではいけない…。 ルナ:おい、し…。 たん、ぽぽ…。すき…。 GM:幼女の声です。 フェンネル:(ぱあっと笑顔になって)本当か? では国中のタンポポを…(現実的じゃないので最後まで言えない王子) ネロ:ね?ルナ、へんなこでしょ。 赤ちゃんなのに、メルの皮かぶって大人ぶったりしてさ。 フェンネル:変、とは思わないが…。かなり、独特だな。(ふっと笑って) ルナ:くろーばー…、おおばこ…、わら…、すき…。 ブルー:そういえば、たまに我の厩に忍び込んで藁を横取りしていたな。 体躯が小さい故、たいした量ではなかったが。 蹴らないよう最新の注意をはらったものだ。 フェンネル:わらを…食べるものなのか? ならば極上のわらを…。(わりと本気) マユラ:食べるわよ。というか主食は藁ね。 …でも、この子、一応メルリースでしょ?食事は要らないんじゃないの? フェンネル:ああ、余も気になっていた。 フェンネル:ルナ、ほかに好きなものはあるか? ルナ:すき…。……(首をかしげる。耳ぽよん) わか、ら…ない…。 いたい、は、いや…。 フェンネル:すき、というのは、それがあると幸せな気持ちになるもののことだ。 ルナ:あったかい、ところ… おうた… める、りーす… フェンネル:歌か。どんな歌が、彼女の好みだろうな? ルナ:…(何かを急に思い出した)ふえ…ふえええええ (涙ぽろぽろぽろぽろ) フェンネル:ああ、悲しいことを思い出させてしまったな。すまない。 哀しいことは、無理にしまわなくていい。 その分、人にやさしくなれるであろうから。(ルナなでなでなでぎゅ) ルナ:(ぽん) ルナ:ふええ…えええ…、ふえええ…ん… フェンネル:(中の人の叫び:ルナーーー!!!) ルナ:ひく、ひっく…… フェンネル:ルナ。 ルナ:こわいの、いや…。 こわいこと、いや…っ。 ソニア:(無性に狩りたい。どうしようもなく狩りたい。でも我慢している) フェンネル:ここには、今はもう、怖いものはないよ。(抱っこして) GM:めちゃくちゃ軽いです。羽のよう。身長が低いせいだけじゃなく軽い。 フェンネル:軽いな。(何とも言えない顔で笑って) ルナ:だっこ…。 だっこ、すき。 (ちょっとだけ笑った) ヘリオス:こりゃ…その、うん。フェル。 こいつはお前の守備範囲内か?それとも妹位置か? フェンネル:ヘリオス、余を何だと……。 ヘリオス:お前のストライクゾーンは海くらい広いからな(笑) フェンネル:余は、ルナの全てになるつもりだが?(さらっと) マユラ:すべてってどういうすべて!?奥さんにもしちゃうの!?犯罪的!? フォルト:いえ、わたくしたちは、年齢だけで言えば皆様よりはるか年上ですが…。 フェンネル:ルナには世界一幸せな少女になってほしい。それだけだよ。 ルナ:しあ、わせ?(耳ぴくぴく) フェンネル:(ルナをギューッとだっこしながら)しあわせ。そうだな。 すき、のきもちがずっと続いて、つらいことがあっても、明日を生きて、また笑えること、かな。 ずっと笑顔で生活することだ。 …説明が難しいな…。 ルナ:むずかし…。(首かしげ) わらう? (フェルにひっつく)すき。 ふぇる、すき。(にこ) ヘリオス:お、告白されたぞ。どうする? フェンネル:ヘリオス、楽しんでいるだろう…。(ジト目) フェンネル:そう、今のが、笑うだ。 大丈夫、ルナの笑顔は、余が今まで見てきたどんな少女よりも愛らしい。(にっこり笑って) 好きなひとのことは、抱きしめて、だいすき、って伝えるものだぞ。 マユラ:フォロンに言ってやろ(笑) フェンネル:フォロンは、世界一の美女だ。いや、歴史で一番の美女だ。少女じゃない。 ヘリオス:ははは、ネロより強いメルリースと聞いて、正直かなり警戒してたんだけどな。 こんなにちびっこい子供とは。(ルナの頭をわしゃわしゃなでなで) ルナ:!!!!! ヘリオス:ん?(なでなでわしゃわしゃ) フェンネル:ヘリオス、レディの扱い方がなっていないぞ。(といいつつルナを心配そうに見てる) ルナ:(硬直) ヘリオス:なんだ、様子が…。 ルナ:(ばたーんと倒れた) ヘリオス:!? マユラ:倒れたし!! フェンネル:ルナ!!??(慌てる) フォルト:あー。 ソニア:あー。 ブルー:ああ…。 フェンネル:何か心当たりが!? フォルト:フェンネル様。うさぎは、あまりに緊張しすぎると気絶してしまうのです。 フェンネル:そうなのか!? フォルト:すぐ起きるでしょうが…。たぶん、対人免疫ゼロなんだと思いますわ…。 ルナ:(むくっ) フェンネル:ルナ、大丈夫か!!?? ルナ:(ぶるぶるぶるぶるぶるぶる、涙ぽろぽろぽろぽろぽろ) (うさぎにぽんっと戻ってポケットに逃げ込んだ。耳だけてれんと出てる) こあい… うえから、ぎゅう、こあい! マユラ:(心:その習性利用して、びっくりさせて捕獲したりするのよね…) ルナ:(何となく感じ取った。びくーーー!!!) フェンネル:ルナ、ほら、ここならこわくないだろう? 落ち着くまでここにいるといい。(そっとポケットをかばうように) ルナ:ふぇる…。 フェンネル:ルナは、ひどく怖がりのようだ。あまり脅かさないでくれ。 ヘリオス:怖がりすぎて気絶されたら、迂闊に近寄れねえな(^_^;) ルナ:るな、は、るな、で、めりっさ、で、……(ポケットの中で一生懸命ひっつく)だい…すき。 フェンネル:余も同じ気持ちだよ(にっこり笑って) ルナ、少しこのまま話をしようか? ルナ:おはなし…すき。 GM:フェンネルさんへ。思い出しますよ。少し前に見た夢の中で、とある人が「必ず役に立つ」と渡してくれた本のことを。 あれ、間違いなく幼児用絵本(笑) フェンネル:(中:あーーー。それか!!) フェンネル:(情操教育からかな。と思い、絵本のこと思い出しつつ) ルナは、カスケが、すきか? そばにいて、嫌な気持ちじゃなくて、暖かくなったか? ルナ:かすけ… はいいろ、の、まるいの フェンネル:そうだな。はいいろの、まるい。 ルナ:いや、じゃない、あたたかく、ない。 なんとも、おもわない。 フェンネル:人のことを、嫌いでも、何とも思わなくてもいい。 ただ、その人に対して、ルナのできる限りのことをすると、約束してくれ。 二つ目。一緒にたくさんのものに、これから出会って、たくさんのものを知って、世界を愛せるような、素敵な女性になってくれ。 その世界に、自らの大切なものを見つけてくれ。 ルナ:………??? わから、ない……。 フェンネル:いつか、わかるだろう。わかったとき、ルナが幸せになることを、願っている。 ヘリオス:(適度な距離を取りつつ)ルナ。つまりだな。 誰かと会ったら、優しくしような。 で、その相手の好きなところ、見つけような。 できたらでいい。わかるか? ルナ:……うん(こくんと頷く) フェンネル:(ヘリオスに尊敬のまなざし) ヘリオス:フェル、子供に難しすぎる言葉はなあ(^_^;) これくらいが精一杯だろ。 フェンネル:(苦笑する) ルナ:ふぇる、あったかい、やさしい。 やさしく…する。(ポケットの中をなめなめなめなめ) フェンネル:それは、ルナが暖かいからだろう。 そのほんわりとした気持ちを、どうか忘れずに。(優しくなでなで) フェンネル:ルナ。余にしてほしいことはあるか? ルナ:たんぽぽ。 マユラ:この子、くいしんぼね!(笑) フェンネル:やはり、王国にタンポポ畑を作るしか…(真剣 マユラ:タンポポって、畑なんか作らなくても、綿毛そのまま埋めたらドバっと生えるわよ(笑) だいたい、その子の食べられる量、少しでしょw フェンネル:では来年には楽園ができているな。 ヘリオス:ドライフルーツも食べるんだったかな?うさぎは。 ルナ:りんご。 マユラ:やっぱりくいしんぼだわ(笑) GM:歩きながら絵本を読み聞かせる間に、船について、お客様と出会うと思われます。 絵本を読む声で、ルナは幸せにポケットで眠るでしょう。 ルナ:(すやすや…) (すやすや…口もぐもぐ…すやすや…鼻ひくひく) フェンネル:ありがとうございました! GM:まだ少年なのに、旅の中で奥さんと赤子ができるなんて!(笑) フェンネル:奥さんと赤子ww 確かにそうですね! GM:頑張って育ててくださいね。能力はエティックをのぞけば最強ですから! フェンネル:光源氏を考えてなくもないですが。 フォロンちゃん的にアウトなのだろうか…。 GM:フォロンちゃんは王宮に来れないので、娶ってもいいと思いますよ。 フォロンちゃんは、自分が一番なら、自分以外に嫁が居ても全然気にしないと言ってましたし。 フェンネル:本当ですかw まあ時間をかけて急がず最高の形を見つけます! GM:ゆっくり仲良くなりましょう! お疲れ様でしたー!!
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/18.html
GM:シャノンさん、フェンネルさん、お互いが見えているか、「知覚判定」してみてください フェンネル:うん、あれは、煙突?? がなぜこのようなところに。。 煙突が、歩いている(じっと目を凝らす フェンネル:1d100 =75 シャノンさんをじっと見ようと試みます! Cthulhu (1D100 =75) → 92 → 失敗 GM:フェンネルさんは別人を見ていたようですw セレンシア:失敗したー!w フェンネルは何を見ていたのかw シャノン:1D100 =65 Cthulhu (1D100 =65) → 43 → 成功 GM:シャノンさんは、フェンネルさんを見つけました。…王子っぽいですねえ(笑) フェンネル:(王子は本物の煙突に興味津々で歩いているようですw) GM:では、シャノンさん。もう一度、王子に向かって知覚を振ってみてください。 シャノン:1D100 =65 Cthulhu (1D100 =65) → 63 → 成功 GM:数字が大きければぎりぎり成功、小さければすごく成功した、という感じです フェンネル:((王子は本物の煙突に夢中です。これシャノンさんにぶつかる勢いですかね?) GM:シャノンさん、王子としか見えない人から、とてもよい香水の匂いがします。 買ったばかりの、ヴァニラの香水の匂い。高級な香りですね。一般人ではなかなか手が出ないでしょう。 GM:フェンネルさん、目の前の煙突人間にぶつかる寸前です。 なので、「回避」してみましょう。荷物を持っている状態、戦闘回避率です。 GM:シャノンさん、目の前にいる子ども、本当に王子かも知れませんね。あ、あなたにぶつかりそうですね。 シャノン:(心 お金持ちの子供が危なっかしい感じで歩いている・・) フェンネル:了解です! 30パですね! GM:はい(^^) フェンネル:1d100 =30 回避。シャノンさんにぶつからないでー!! Cthulhu (1D100 =30) → 10 → 成功 GM:華麗によけたw シャノン:(中:さすが王子様) セレンシア:華麗ですねw フェンネル:これは失礼した。卿、怪我はないか?(と言いつつシャノンさんを見上げようとするも、シャノンさんが大きすぎたので、思わずよろけかけた) GM:シャノンさん、王子様は華麗に避けましたが、ぶつかりそうだったので、受け止めようという行動をしたとしましょう。 今回は「器用度」で判定をお願いします。 シャノン:1D100 =65 Cthulhu (1D100 =65) → 2 → 決定的成功/スペシャル フェンネル:決定的成功!! GM:「華麗に避けたフェンネルさんを、さらにフォローするようにそっと手を差し伸べ、抱き寄せるようにして人混みに流されるのを庇い、気遣う表情を見せた」 という決定的成功。 セレンシア:シャノンさんスーパー格好いい。 シャノン:(中:不審者じゃなくてよかったです><お金持ちの子供相手なので震えます) シャノン:はい、其方は大丈夫ですか?(心:・・卿っていうのは身分もきっと高い子供・・) セレンシア:抱きとめられた感覚とかから、シャノンさんが男性だと気づけますか? こういう時の判定は何を使います?? GM:知覚です。姿はローブをがっつり着ている上、ぎゅっとされてはいないのでマイナス20%で判定どうぞ シャノン:(中:乳の位置にはあたらなそうなのでなかなか難しいですよね) フェンネル:ああ、卿に感謝せねばなるまいな。おかげで余はかすり傷ひとつない。(にっこりと笑いかけます)(そのあとに知覚判定します) フェンネル:1d100 =55 シャノンさんを女性と勘違いしてしまうのか!? Cthulhu (1D100 =55) → 44 → 成功 セレンシア:あ、成功しましたw GM:成功しましたね!男性ですよ セレンシア:ちなみに卿はけい、とよみます。貴兄くらいのニュアンスです。 シャノン:(微笑み返して)ええ、大丈夫です。 フェンネル:(女性かと思ったが、この者は男性なのだな…。うっすらといい香りがする、これも香水の一種であろうか??)(不思議そうにシャノンさんを眺めています) フェンネル:そうか、それは重畳。(にこりと安心したように笑って) シャノン:(フェンネルさんを迷子かと思って見つめ返します。この場にそぐわない位の高い子供が1人で歩いていることがありえないので) シャノン:(中:人攫いに見られないか動揺しています) GM:シャノンさん、周囲を見て、周囲の人に勘違いされていないか判断しましょう。「知覚」です。 シャノン:1D100 =65 Cthulhu (1D100 =65) → 28 → 成功 シャノン:(心 怪しまれてはいないようだけど・・。どこかで見た顔、なのかな。知っているような?) マユラ:ちょっとあんた、まさか人さらい?怪しげなフードで顔を隠しちゃってさ。 GM:怪しんでる通行人発見w シャノン:(マユラさんのほうを見てぎょっとします)違います マユラ:だって、その子、どう見てもいいとこの坊ちゃんで迷子でしょ。売り飛ばそうってならあたしが許さないわよ。 えびね:まさかの成功でマユラさん召喚Σ GM:はい、まさかの成功でマユラ登場w フェンネル:レディ、貴女のお心づかいには感謝するが、この者は人さらいではないぞ。 むしろ逆だ。余を救け、気遣ってくれたのだ。なあ。そうであろう?(疑わない顔でシャノンさんを見ます) フェンネル:(シャノンさんからうっすら花の香りはしますか??) GM:うっすらなので、知覚通常成功で花の香りをかげます フェンネル:1d100 =75 シャノンさんの香り探知!! Cthulhu (1D100 =75) → 50 → 成功 GM:フェンネルさん、薔薇の香りを感知成功! えびね:フェンネルさん、貴族の嗅覚凄いです シャノン:いえ、迷子かなと思ったのですが・・どこかでみたことがあるんですよね。気のせいかな(悩み中) マユラ:あら、そうだったの。坊や、えらくかしこまった口調ねえ。どこから来たの? マユラ:(シャノンに)あたしは見たことないけど。御貴族様の子どもかな? フェンネル:(フェンネルは自分がかなり浮いてることに気付けるのでしょうかw) GM:そこは、フェンネルくんの中の人のキャラ設定ですw シャノン:(フェンネルさんに頷いてマユラさんへ)貴族、でしょうか。でも私は単なる学生なので貴族とお会いする機会はないんですよね マユラ:そう。あたしも首都に来たのは久々の田舎者だからなあ。 フェンネル:どこから、? 貴女はまた妙なことをおっしゃられる。余は……(と気づきハッとして、しかし自分を偽ることの葛藤ですごく悩んでいます) マユラ:(フェンネルに)??? GM:マユラさんは、すごい剣を背負っています。こういう、わかりやすすぎるものは判定する必要がないこともあります フェンネル:卿、レディ、一つ質問があるのだが、構わないであろうか?? マユラ:質問に質問で返すとかどうかと思うけど、まあいいわ。なあに? シャノン:(頷いてフェンネルさんの言葉を待ちます) フェンネル:自身を偽ったまま、偽って、目的を達成するのと、自身を偽らぬまま正直に斃れるのなら、卿らはどちらを選ぶ??(騎士と司祭ではないと踏んで訊ねています。) マユラ:は?いきなりねー。 偽るって、つまり嘘よね。嘘も方便って言うし、使いようによるんじゃない?犯罪とかなら別だけど。 シャノン:目的を達成するほうです(きっぱり マユラ:(シャノンに)見かけによらず、はっきり自分優先ね、あんた(けらけら) マユラ:まあ、馬鹿正直すぎて目的も果たせないって、それこそ馬鹿のすることだとは思うわよ? シャノン:(マユラさんへ)犯罪じゃないならというのはありますがやらないといけないこともあると思いますし、どちらかを選ぶならですね フェンネル:そうか、そうなのだな。余は、真実を貫く方がよいと思ってしまったのだ。 しかし、そればかりが世の中ではないのだな。(どこか晴れやかに) マユラ:あたしは傭兵だからねー。生き残るためならだまし討ちくらい平気でやるけど。 目つぶし、金的、背後からの奇襲、夜襲、なんでもやるけどなあ。勝てば官軍だし。 シャノン:場合によりけりで行くのが良いと思います。 シャノン:(マユラさんへ)凄いですね。私はそういうのは自信がないです マユラ:(シャノンに)ま、そうよねー。あたしも、戦場ではするけど、ここであんたに向かって金的はしないわよ(けらけら) シャノン:(心 其れはやめて欲しいよなー・・) マユラ:戦場が休戦になって食いっぱぐれてるのよ。 フェンネル:ほう、貴女は傭兵か。さぞ腕がたつのであろうな。そなたは人を護る仕事についた経験はあるのか??(マユラさんに) マユラ:ええ、傭兵だもの。護衛、警護、救出任務だって経験あるわ。 シャノン:(心:暴力がこっちに向かないなら勧誘したいけれどやっぱりお金がない・・) マユラ:ああ、そこのフードマン。もしかしてだけど魔術師ギルド関係者? あ、見た目のイメージだけでゴメン(^_^;) シャノン:(マユラさんへ)はい、そうですが・・(心 また新しいあだ名が(ノД`)・゜・。) フェンネル:(シャノンさんに)卿はどうだ? 見た所よとそう年も変わるまい。普段は何をしているのだ? ふむ、魔術師ギルドか……(マユラさんの言葉にうなずいて) シャノン:(フェンネルさんへ)まだ学生ですが〈微笑んで マユラ:あたし、ヤバめの呪いかかってるの。とけないかな? こういうのは神官サマのほうかなあ?魔法、くわしくなくてね。 あたしね、「メルリース」って謎のものに呪われてて、放っておいたら死ぬらしいわ。 シャノン:(マユラさんの言葉にはっとして)メルリースですか? フェンネル:メルリース、?といったか? GM:フェンネルさん、シャノンさん、マユラの発言に「精神力」で判定、びっくり加減を見てみましょう シャノン:1D100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 51 → 成功 フェンネル:1d100 =55 精神。メルりん!! Cthulhu (1D100 =55) → 40 → 成功 GM:二人とも、動揺は飲み込めたようです。通常の反応が出来ます シャノン:(フェンネルさんへ)あなたもご存知ですか? マユラ:言ったけど?知ってるの?このぶっそう極まりないヤツ。 フェンネル:レディ、呪いといったか?それはどのような呪いなのだ?? それがその、めるなんちゃらだと?? マユラ:メルリース、よ。うん、呪い。ちょっとここではこれ以上はね。 話すなら話してもいいけど、ところで坊やは何者なのかしら。 フェンネル:(とっさのあいまいな笑顔で同様を繕う貴族の外交術w) シャノン:呪いですか・・・(心 干からびるに呪い・・・最悪なところじゃん!) マユラ:まあいいわ。坊やも何か知ってるみたいだし。話すならせめて屋内でね。そこの酒場、どう?飲めなきゃジュースで。 シャノン:(フェンネルさんへ)さっきの質問はあなた自身のことだとしたら、目的を達成するために欺くのもまた正しいと思います(にこ) みんな嘘を持っていても、人を傷つけるための嘘とは違うものでしょう フェンネル:ありがとう。卿は優しいのだな。それにいい香りがする。花の香りであろうか?? シャノン:(フェンネルさんへ)臭うといわれるのですが自分ではあまりわからないんです(苦笑 フェンネル:(中;フェンネルは二人の前では本当のこと話しちゃいそうです。少しだけ本当のことw) GM:内容に触れるのはこの辺までです。酒場には入りません。この様子を見ている人がいるかもですからね! セレンシア:お疲れ様でした!!! えびね:お疲れさまでした。どきどきしすぎてなかなか難しいですね
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/123.html
フェンネル:ルナ? 少し話をしてもかまわないか? ルナ:うん。 フェンネル:とても大切な話なのだ…。 ルナ:?(首かしげ) フェンネル:今から一週間もしなうちに、世界は、ルナは、大変なことになるだろう。 ルナ:(びくっ) フェンネルプレイヤー:なんか話の振り方間違えた…。 ごめんルナ…。 フェンネル:だからちょっと、話をしないか? ルナ:…ん。 こわいもの…? フェンネル:こわくないよ。とても、きれいなものだ。 ルナ:きれい? たいへんで、きれい? フェンネル:(ちょっと笑って)そうだな。 人の想い、願いというものはとてもきれいなものだと、余は思っている。 ルナ:ん。 どこ、いくの? フェンネル:一度首都に戻ろうと思っている。 余のお気に入りの場所がいくつかあるんだ。 ルナ:ん。 フェンネル:まずは先に、話をしよう。 誰にも話したことのなかった、とっておきの話だ。 とある国に、王子がいた。 過不足なく満ち足りていたが、ただ唯一、ひどく孤独だった。 彼には、家族も、友人も居なかったからだ。 ルナ:ひとりぼっち? フェンネル:そう、独りぼっちだ。けれど、彼は幸せだった。 ルナ:ひとり、しあわせじゃない。 ひとり、こわい。 フェンネル:ルナは、ルナはとても優しいな。(ぎゅっと抱きしめる腕に力をこめます) ルナ:…。(ぎゅ) フェンネル:王子にとって、孤独こそが友であった。 当たり前にそこにあるものであった。 そうして13歳の時、王子は、自分を育ててくれた「おうけ」の風習で旅に出ることになった。 ルナ:おうけ。なに? フェンネル:おうけは、そうだな。人々を護るために存在している、えらい人だ。 フェンネル:旅の中で王子は、様々なことを知った。 美しい踊り子の女性からは、美への讃嘆を学んだ。 勇敢な女戦士からは、姉のようなぬくもりを教えられた。 風のような薔薇からは、理由もなく湧き上がる自然な、信頼というものを学んだ。 月のような神官からは、様々な考え方とそれを敬う敬意を学んだ。 流れゆく武人からは、あるがまま、自分自身を卑下しないことを学んだ。 ルナ:(こくこく頷いて聞いている) フェンネル:はちみつ色の瞳からは兄のようなぬくもりを。 銀の光からは初めての愛を。 初めての親友からは、存在してくれるだけで世界が素晴らしいということを学んだ。 ルナ:(こくこく) フェンネル:旅に出るまで、王子は何も望まなかった。 望むべきものなどないと思っていたからだ。 しかし、とある少女の存在を知って、王子は初めて、あることを自ら望んだ。 ルナ:なにを? フェンネル:彼女の生きてきた中で、得られなかっただろう当たり前のものを、埋めて余りある愛情を、その月のような少女に捧げたいと思ったんだ。 銀色の光に捧げるような、一番深くて、燃え盛るような愛情ではない。もっと…。 ルナ:…むずかしい。 フェンネル:難しいか。すまない。貴女にわかるように言葉を紡ごう。 つまりその王子は、その少女を、深くいつくしむようになっていた。 自分より長く生きているのに、自分よりも幼いその少女を。 彼女の兄に、父に、友に、時には弟に。そういったすべてになりたいと望むようになった。 ルナ:ぜんぶに、なる…? フェンネル:つまり、ずっと一緒に、そばにいたいと思った。 彼女とともに笑いたいと思った、ということだ。 ルナ:ん。(理解したらしく、にこにこしている) フェンネル:彼女に差し出せないものもあるだろう。 王子は、銀色の光以上に愛せるものはないから。 しかしその少女のためなら、総てを投げ出せる。そういった感情だ。 ……その少女は、ルナ、貴女なのだ。 ルナ:(きょとん) フェンネル:王子というのは、余のことなのだ。わかるか? ルナ:(こくん) フェンネル:つまり、余は、ルナに、余のお姫様になってほしいのだ。 そうして、これからもずっと一緒にいたい。だから…。 ルナ:もう、いるよ。 いっしょにいる。 いっしょに、わらう。(にこ) フェンネル:ルナ……(ぎゅっと抱きしめる) ルナ:るな、おひめさま、なってもいい。ならなくてもいい。 るなは、ふぇるといっしょ。ふぇる、ひとりじゃない。 それだけで、るなは、しあわせ。 フェンネル:ルナ、ありがとう。 これから、何が起こっても、離れていても、ルナと一緒にいるから。 ルナ:ん! フェンネル:これからもそばで笑ってくれているのなら、貴女が幸せなら、余は嬉しい。 ルナは、とても、かしこくて素晴らしい女性だ。 ルナ:ふぇる。(顔を見上げる) フェンネル:なんだ? ルナ:あのね。 るなが、おほしさまになっても、おうたうたうから、いっしょ? さみしくない?ひとりじゃない? フェンネル:寂しくない。一人じゃない。 けれど、そうならないように、いつだって呼びかけ続けるから。 ルナとは、同じ高さから、同じものを見ていたいのだ。 ルナ:るな、もうすぐ、るなじゃなくなる。 おなかになるの。 めるのおなかになるの。 フェンネル:(頷きます) ルナ:しーかがね。 そのとき、けんがこわれたら、るなはいなくなるって。 いなくなると、おほしさまになるんだよね? フェンネル:(頷きます)お星さまになっても、いつだって、あなたを見つけるから。 余を信じていてほしい。 ルナ:(にこっ)よかった。 じゃあ、ふぇる、ずっとずっとひとりじゃない。 わたしのかわいいこ。こもりうたの、いとしいこ。 フェンネル:(泣くのをこらえながら)そうだ。 疑ったことはなかった。あなたは余をいつだって愛してくれていた。 ルナ:うん。ずっと、ずっと、ふぇるがふぇるじゃなくて、まだ、おなかのなかにもいないときから。 るなは、いたよ。 さいしょのことわかれてから、あいにきてくれたこは、ふぇる、だけ。(ぎゅ) (にっこり) フェンネル:ルナ……(ぎゅっと抱きしめてそっと優しくおでこにちゅーします) ルナ:(くすぐったそうに笑う) ルナ:るなは、いつでもいるんだよ。みえてなくても、みえてても、いたんだよ。 ふぇるのおとうさんにも、そのおとうさんにも、きっと、いたの。るなはいたの。 まってたの。さがして、みつからなくて、でも、ふぇるは、ちゃんときてくれたの。 ありがとう。(満面の笑顔) フェンネル:あなたがどうなっても、その笑顔を、余は何があっても忘れない。 出会ってくれて、待っていてくれて、ありがとう。 ルナ:うん! けんがこわれなかったら、また、るなとあそんでね? フェンネル:約束だ。(指切り) ルナ:ん!(指を絡める)ゆーびきーりげーんまーん♪ うーそついたら、……うそついたら…。……なく! ゆびきーった♪ フェンネル:(指切りして、自分も満面の笑顔) GM:では、ルナに、銀の光さんのところに移動したいと頼みましょう。 フェンネル:ルナ、あなたを、余のただ一人の銀色の光に紹介したい。構わないか? ルナ:うん! …なまえは? ぎんのひかりさん? フェンネル:「フォロン」というんだ。 ルナ:ふぉろん…。 フェンネル:フォルトのいた神殿の近くに住んでるんだ。わかるか? ルナ:(目を閉じて、急に言葉が流暢になる)フォロン。神の山を守る銀の鎧。 かの民でありて郷を知らぬ姫、人との愛を選びし希有なる姫。 かつての崩壊を生き延び、崩壊から立ち上がる人々を見守り続けた守護の者。 フェンネル:(じっと見守っている) ルナ:ロアにまつられし銀の姫……。 開け、光の窓。彼方と此方を繋げ。 GM:光に包まれた窓が出現し、窓の向こうにはロアの山の景色が…! ルナ:ん。 むこう、いる。 フェンネル:(久しぶりすぎて感動) GM:窓を開いて向こう側に行ってください。 フェンネル:(窓を開ける)フォロン!? フォロン:…!? あなたさま…? どうやって、ここへ…。魔法でございますか? (満面の笑顔で顔を真っ赤にして駆け寄ってくる) フェンネル:フォロン!(何も言わず駆け寄って抱きしめます) そういったものだ。メルリースの力だ。 フォロン:ああ…!お久しゅう御座います! 愛しいあなた。ずっと待っておりました、待っておりました…!! (ぎゅううううう) あなたさまが来るのを待つのは慣れているはずなのに、人間の一日が、長くて、長くて…!(ぽろぽろぽろ) でも、信じて、ずっと信じて待っておりました…!! フェンネル:まだ一年経ってはいない。 けれど、どうしてもあなたに会いたくなってしまったのだ。 いつだってあなたを感じていた。それでも会いたくて仕方なかった。 フォロン:いいえ、いいえ、私も感じておりました。 いいのです。いくらでも待ちます。 でも、さみしくて、だから今、嬉しくて…!! シィカ:(姿を隠しつつ)(心:変わった「かの民」。かなり異端。理解不能) フェンネル:シィカちゃんまでいたw GM:シィカは、対価を支払い終わるまでくっついてますからねw フェンネル:フォロン。ただしばらく、しばらく抱きしめさせてくれ。 あなたの鼓動を、存在を、この耳と体に、永遠に刻みたい。 フォロン:はい、はい…! この姿ですか?それともまことの姿ですか!?(←真剣) フェンネル:あなたの真の姿に抱かれて眠るのは、総てが終わるまでの楽しみにしておくことにしよう(柔らかく笑って) フォロン:では、人のかたちで。(ぎゅうううう。もちろん全裸) フェンネル:…愛している……。 (その言葉に全ての事情や想いを込めました。ほかに言葉が見当たらない) フォロン:ああ…。久しぶりのあなたさまの、かたち、におい。なにもかもが愛しくて…苦しいほどに愛しいです…! 愛しております、フェル様…。愛しております…。 フェンネル:余に愛を教えてくれた人。余の全ての愛である人。 必ず、またあなたの腕に抱かれるから、今は何も聞かないでくれ。(ぎゅぅうう) フォロン:はい…。でも、これ以上触れていると…。 私の愛が溢れて、子作りをしてしまいそうです…。 フェンネル:(笑った)気持ちは同じだ。同じ気持ちだ(真顔) GM:春はいろんな動物の発情期☆ いいですけどね、子作りするくらいの時間はありますからw フェンネルプレイヤー:王子も同じこと思ってたので大丈夫w っていいんですか?w GM:ワイルドに森の中とか洞窟の中でよければどうぞ! ルナに観察されながらw フェンネルプレイヤー:それすごい羞恥プレイです。 兎もHだと聞くので別にいいのだろうか…。 GM:まだ発情期来てない赤子ですよ、ルナはw フェンネルプレイヤー:とりあえず、フォロンちゃんの銀の髪が最高のベッドだから大丈夫です。 GM:それでは、どうぞ、小一時間ほど熱烈に愛し合ってくださいませ。 フェンネルプレイヤー:ではまあいろいろあったのでしょう。暗転!隠すものがないけれど暗転! GM:その後は、フォロンの瞬間移動(フォロンは自分の陣地は移動できる)で、泉で身を清めてください。 フォロン:少し水が冷たいですが…。 すぐ、私の体温で暖めますので、身をすすいでくださいませ。 フェンネル:ありがとう(にこっと笑って) GM:水に濡れたフォロンはまさに精霊のような美しさです。 長い髪が水滴できらきらと。 フォロン:あなたさま。…最後の死地へ、赴かれるのですね。 フェンネル:(頷いて)必ず生きて帰るが。 フォロン:止めはしません。殿方の決意を、妻が邪魔をするなどもってのほかです。 私は…。 そちらへ参上します。 フェンネル:フォロン!?(真面目にびっくり) フォロン:もちろん、長くはいられません。 でも、その腕輪の真の力を使うのは、今しかありませんわ。 フェンネル:真の力? フォロン:腕輪は私の髪。一瞬だけその場を陣地とみなし、瞬間移動で舞い降ります。 あなたさまが命の危機に瀕したら、いつでも、どこでも、駆けつけるつもりでお渡ししたのです。 フェンネル:そうだと思っていたが、幸い、あなたがいつだって守ってくれていた。 フォロン:此度のいくさは、これを纏うだけでは、きっと足りないでしょう。 今ぞ、というとき、私をお呼びください。 フェンネル:(しっかり頷きます) GM:3ターン、フォロン召喚が可能になりました。 ちなみに3ターン後も居続けることができますが、 4ターン以降はフォロンちゃんが少しずつ崩壊していきます…。 フェンネル:それはだめーー! GM:一回召喚すると腕輪は破損するので、1回のみ、3ターンのみとおかんがえ下さい。 フェンネル:腕輪破損したら防御効果もなくなりますね。 GM:防御効果なくなります。なので、ここぞって時にどうぞ。 フォロン:私は…ここから動けぬ存在ですが…。それでも、愛はなにより、誰より一番と思っております。 あなたさまが城に帰還した際には、種や苗木を送ります故、年月をかけて、私の陣地にしてくださいましね。 いつか、ずっとずっとお側に居られるように…。 愛しいあなた…。 フェンネル:誰よりも、なによりも、愛している。 また必ず会おう。必ずだ。(ぎゅっと抱きしめます) フォロン:そして、そちらの娘様。 ルナ:!?(耳ぴーん!) フォロン:初めて会うのではありませんわね。あなたは、ずっとフェル様の剣にいましたから。 目覚めて、力になってくださるのですわね。 私の愛しいひとを、どうか守ってくださいませ。 ルナ:(もじもじ) フェンネル:ああ、紹介しようと思っていたのだ。余のメルリース…、ルナだ。 フォロン:メルリース…? とうとう、望みのものを見つけたのですか?試練のものを? フェンネル:複雑な話だが、戦いに行く先もメルリースだ。 とはいえ、望むものを完全に得る日も近いだろう。 フォロン:メルリースは、うさぎだったのですね…。(心:おいしそう) ルナ:(寒気がして木の後ろに隠れた) フェンネルプレイヤー:フォロンちゃーーーん!!?? フォロン:え?な、なんでございましょう? うふふ、私、野生のままに襲いかかったりしませんわよ。 ちょっと、ちょっと、お肉がやわらかそうだなって…思ってしまっただけですわ…。 ルナ:(ぶるぶるぶるぶるぶる) フェンネル:フォロン、まだ時は早い。 必ずまた会いに来るから、それまで貴女も、御身、大事にな。 たぶん、貴女だけの身体ではなくなるであろうし フォロン:はい。…きっと、やや子が宿るでしょう。あなたさまの子が。 フェンネル:それでは、名残惜しいが…。貴女に会えて覚悟ができた。 そろそろ時間も迫ってきたので、帰らなくてはならない…。 フォロン:(唇にキス)いってらっしゃいませ。あなた。愛しいあなた。 フェンネル:(キスを返す) フォロン:そして、娘様。ああ、食べません、食べませんわ。 私の願いを言ってもいいでしょうか。 ルナ:…? フォロン:私は、妾の存在に悋気をするような心はありません。動物は皆、多くのものとつがいますから。 私が一番であれば、それだけでいいのです。 あなたは、私が傍にいられない分、フェル様を愛してくださいませ。 いつか、私のやや子と、あなたが産んだフェル様のやや子が、一緒に遊べたら嬉しいですわ。(にこにこ) ルナ:??? フェンネル:(言葉が出てこないくらい感動) ルナ:あい…。 ん。ふぇるのこと、すき、だよ! よくわかんない。けど、わかった! フォロン:ええ。成熟すれば、その体は発情期とともに子作りを知りますから、今はそれでかまいません。(にこにこ) ルナ:(心:やっぱりわかんない) フェンネル:(声にならない声で笑いながら)ゆっくりわかっていけばいい。 だから、必ずあなたを守る。その先の未来ごと。 ルナ、帰ろう。(そういって手を引きます) ルナ:ん。 ふぉろん、あくしゅ。 フォロン:ええ、握手を。死んではいけませんよ。 ルナ:がんばる。(握手) フェンネル:(ルナをつれて窓から戻る) GM:窓は消えました。その直前までフォロンは手を振っていました。 ルナ:もらった。(フォロンの髪を一本。長い) GM:ナマモノではプラスになりませんが、フォロンの気持ちです。 フェンネル:大切にするといい。(にっこり笑いかけます) ルナ、ありがとう。 フェンネルプレイヤー:感無量だ…。
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/86.html
フェンネル:(皆さんに)ちょっと、気分が……。余は乗客室で休んでいることにする。 すまないな。折角の美しい眺めなのに…(そういって申し訳なさそうに自分の部屋まで下がります) GM:個室ではないので、他の人が来なければ良いですね(^_^;) フェンネル:あ、個室ではないのですか! GM:たぶんエティと相部屋です。豪華客船じゃないですからね(笑) フェンネル:船の中で見つかりにくい場所~。どこだろう、やっぱり甲板?? ああ、フェンネルはじめてエティを避けたいw GM:エティは外にいるので、OKかと。 フェンネル:では自分の相部屋に戻って、まずはお茶を二人分入れて少し自分が口を付けて落ち着いた後、短剣に触ります。 GM:短剣はふわっと暖かく、なにかが宿っているのを感じます。今までとは違います。 フェンネル:(暖かい短剣に笑顔がこぼれます)……メリッサ、こう呼んでいいのかも、まだ慣れないが…気持ちだがあなたにも淹れた紅茶だ。 メリッサ(仮):ええ、構わないわ。あなたからの名前、素敵ね。 お茶、ありがとう。今の私は頂けないけど、香りはわかるの。嬉しいわ。 フェンネル:王家の紋章が、メリッサなのだ。しかし、あなたにはよく似合っている名前だと思う。 メリッサ(仮):王家…。ああ、あの小さな少年が、つくったものね。 フェンネル:少し聞きたいことがあるのだが、構わないであろうか? メリッサ(仮):聞きたいこと?なにかしら? フェンネル:(メリッサちゃんの声は、10代くらいの若い感じですか??) GM:メリッサの声は 「何度も見たあの映像の声の少女」 にそっくり。 10代くらいですね。 フェンネル:幾つか聞いてくうちに、無粋な事を聞くやもしれない。 答えたくないことは答えなくて構わない。 メリッサ(仮):いいの。お話は大好きよ。嫌なことは嫌だと言うから平気よ? フェンネル:(楽しそうに笑って)もっと、怖がりなのかと思っていた。 メリッサ(仮):私、恐がりかしら?…恐がり、なのかしら…?(自分でも不思議がっている) フェンネル:わからない。今の貴女は、まさに野に咲くメリッサだ。 あの花は、ひかえめで力強く、人々に親しまれている。 メリッサ(仮):野の花は好きよ。とても。大好きよ。 野花の名前はよく知らないけれど、タンポポは知っているわ。大好きなの。 フェンネル:余も野の花は好きだ(微笑んで) たんぽぽが好きなのか? 余は、あなたが女神なのだと思っていた。名もなき始原の神よりも前の神なのかと…。 メリッサ(仮):神?いいえ。私は神ではないわ。 たんぽぽ、大好きよ。名前を聞くだけで、幸せになるの。 フェンネル:ああ、こんなことを話したいのではないが、話もしなくては。 余の始祖の少年ことだが、余が聞いたのはこんな話なのだ…。 始祖は人ならざる者に導かれた、と。そして凄い速さで王国を作ったと。 …導いたのは貴女なのか? メリッサ(仮):そんなお話が残っているのね、すごいわ(微笑んだような気がする) 私は、加護を与えただけよ。願いを叶えたの。 「王になりたい」という、願いを。 フェンネル:願いを叶えた、か…。 『王になりたい』……。王とは、そんなにいい物であろうか。 メリッサ(仮):どうなの?王とは人間の王でしょう? 私には、それがいいものなのか、悪いものなのかも、よくわからないわ。 でも、ずっと続いているのだとしたら、きっとそれは素晴らしいのでしょうね。 フェンネル:人間の王。ではあなたは、やはり人ならざるものなのか? 女神か、彼の民か…。いや、あなたはあなたなのだが。メリッサ。 メリッサ(仮):わたしは、わたし。あなたは、あなた。 フェンネル:あなたは、あなたか。 余は最近、余が余以外の、ほかの誰にもなれないと感じているところだ。 メリッサ(仮):あなたはあなたにしかなれないし、あなた以外のものもそうよ? わたしは、「わたし」なの。 フェンネル:ああ、こんなことを話したいのではないが、話もしなくては。 今、あなたの加護を受けた少年の作った国と願いは、黒い化け物、メルリースの雫? によってむごい状況にあるのだ。 余は、あなたとあれは別物だと確信しているが。 メリッサ(仮):……黒い化け物? しずくのことかしら? フェンネル:そうだ。雫と呼ばれていた。心辺りがあるのか? メリッサ(仮):それは、「メルリース」からしたたるしずく。つまりはそれもまた私。…なのかしら。(不思議そう) フェンネル:それもまた、あなたか……。わかる気がする。人は多角的な存在だから(ちょっと微笑んで) メリッサ(仮):しずくは勝手に落ちてしまうもの。汗もそうでしょう? メリッサ(仮):たくさん流れはじめた。たくさん落ち始めた。なぜかしら。 わたしは、何も思わないのに。あれはなぜ流れるのかしら。 「わたし」には、わからない。 フェンネル:そして、涙もまた。流れるものだ。 フェンネル:わかるばかりでは、つまらないであろう? わからないことがあるから、人は生きていけるのだと、想う。 メリッサ(仮):「わたし」は、解らないことの方がたくさん、たくさん、あるの。 フェンネル:ならば、この旅で、共に沢山の事を知ろう。(柔らかく微笑み) フェンネル:たんぽぽが好きなのだったら、あなたは紅茶よりもタンポポ珈琲がよかったかな。今度用意しておこう。 メリッサ(仮):たんぽぽをコーヒーにしてしまうの!?Σ(◎△◎;) フェンネル:タンポポ珈琲は、余はあまり…。 だが、優しい味がする、なかなかの貴重品だな。ああ、でもたんぽぽにかわいそうか。 メリッサ(仮):たんぽぽの花と、葉のままがいいわ。 フェンネル:たんぽぽになにか、思い出が??(優しく訊ねます) メリッサ(仮):タンポポの思い出?ええ。 幸せと、優しさと、安らぎと、守られているというあたたかさ…。 ああ、優しい闇で、ぬくもりにまどろんでいた、心地よさ。 聞こえる心音。あれが私の幸せ。 フェンネル:(きっと三銃士ごっこする前にエルヴィカさんと合わせた時の映像のことかなと思って)あなたの人生の黄金の一日に咲いていたのが、タンポポなのかな。(想像して) メリッサ(仮):人生の黄金の一日…?いいえ、いつもそのへんにあった気がするわ? フェンネル:今は花時期じゃないが、この旅が終わる頃には、黄色い花も満開のころやもしれないな。 メリッサ(仮):満開になるのね、嬉しいわ!駆け回って遊びたいわ! メリッサ(仮):でもまだ、あなたは私を見つけていないわ? だから、本当の私を、あなたはきっと知らないまま。 フェンネル:必ず、見つけだすさ。その時は、あなたの本当の名前を呼ぼう。 メリッサ(仮):ええ。私は…でも、私は『メルリース』よ? メリッサ(仮):「わたし」は…。……?(少し黙った) 「わたし」は、永遠に、私…。 フェンネル:いつもそこにある日常が、何気ない宝物の罅だったりするのだ。 たんぽぽが咲くころに、駆け回る。よいな…。その時は、余が隣にいるのだろうか。(想像して) メリッサ(仮):隣にいてくれるのかしら。 「わたし」を、開放してくれるのかしら。あの場所から。 フェンネル:あなたは、あなただ。メルリース。 必ず見つけ出す。本当のあなたを、どこかに隠れているあなたを、見つけ出す。 メリッサ(仮):ああ、また、しずくが降る。どうしてそんなに降るの。わからない。わからない。 フェンネル:泣かせてしまったか…? すまないことをした。安心して。眠るといい。 余は、まだあなたには届かないが、隣にいる事はできる。 メリッサ(仮):「わたし」は泣いてはいないわ?(きょとん) 「わたし」は、永遠に幸せよ? フェンネル:泣いていないのか? ならいいのだが。 永遠の幸せか……(それは、永遠の鎖に縛られる苦痛ではないのか…??) フェンネル:すこし、あなたが隠れてる場所を、考える事がある。 でも、扉を開くには、余は、まだその時ではないのだろうとも、想うのだ。 待たせることになるかもしれぬ。しかし、必ず。 メリッサ(仮):ずっと待っていたのだから、平気よ。 おしゃべりできるだけで、とても嬉しいことよ。 メリッサ(仮):でも、私は、もしかしたら。 「待ってなどいないのかもしれない」 メリッサ(仮):「永遠」なら、ここにある… フェンネル:今すぐ、扉を開けて「願いたい」。 あなたを、エティックを、皆の事を。 しかしまだ余にはその扉が開けられない。 メリッサ(仮):エティック? フェンネル:エティック。余の大事な、友だ。知っているのか?? メリッサ(仮):知らないわ。 フェンネル:そうか。エティックは……。 誰もエティックを、見ないのかもしれない。 しかし余は、余にとっては、あなたと同じくらい、大切な存在だ。 メリッサ(仮):エティックは、あなたの大事な人なのね。 幸せになれたらいいわね(微笑む) フェンネル:エティックは、少年だがな。 大事なものと言うのは、時に何もかも超えるから……。 何もかも超えられるから、だからきっと、メリッサ、あなたにも会える。 メリッサ(仮):時間というのは、流れているように見えて、ときによどんでいたり、止まっていたりする。 ゆがんだのは、きっと、あのとき…………… フェンネル:あの時…??(そっと訊ねます) メリッサ(仮):……こわい、こわい、こわい(がたがたと震えている感覚がする。剣が怯えたときのような…?) GM:怯えた瞬間と、それまでの少女の口調は、まるで別人のようです。 フェンネル:すまなかった。ここは安全だから…(兄のように、幼友達のように優しく辛抱強く抱きしめて安心させようとします) メリッサ(仮):こわい、こわい!たすけて、いたい、こわい、はなして、しにたくないの、こわい…!! フェンネル:あなたは死なない! 死なせはしない!!(これまでにない強い口調で) GM:(剣の意識が内にこもった感じがします) GM:フェルさんの声は届いたのでしょうか。 きっと、しばらくすればまた、会話できるようになるでしょう。 一瞬、シャットダウンしたようです。 フェンネル:この旅で、誰だって死なせはしない……。 ああ、本当に、すまなかった。 幸せだから、より、怖いのだろうな…。(そういって話しかけて、剣を心臓に近いいつもの場所にしまいます。それは、あなたにはいつ殺されてもいい、の意志表示なのですよ) ~ 数時間後 ~ GM:時間軸はまだ船の上。渡るだけで丸一日を要する川の船旅。 皆、それぞれの場所で、好きなことをしているようです。 剣に少女が宿ったのに気づいたのは、フェルさんのみ。 フェンネル:(まだ剣は前回から引きこもったままですか??) GM:いえ、あれからすぐ、ひょこっと戻っています。 フェンネル:(中:思ったよりお早かった!) GM:なんというか、びっくりした小動物的な?(笑) フェンネル:なるほどです。ではちょっと剣に話しかけてみます。 フェンネル:驚かせてしまったようで、すまなかった。もう大丈夫か? あなたのために、少し刺繍などしてみたのだが、受け取ってくれるだろうか?(といってどう見ても太陽にしか見えない刺繍を差し出します(笑) タンポポの香り付き) メリッサ(仮):あら、おひさまね!なんて素敵! いい匂い…おいしそ…。……いいえ、いいえ、心地良い香り。 フェンネル:(苦笑して)本当は蒲公英を刺繍しようかと思ったが、独創的な方向転換により春の日差しの中香るタンポポ、つまり黄金の昼下りを表現してみたのだ。(少し笑って) メリッサ(仮):あなたはとても素敵ね。なにより、あなたがその手で縫ってくれたことが一番嬉しいわ。 ありがとう、フェル。私の可愛い子。 フェンネル:ありがとう、そういってくれると余も嬉しく思う。(頷いて) エティック:フェル、誰と話してるの?(ひょこ) メリッサ(仮):(以前も以後もすべてフェルさんだけに聞こえる声です)あら? フェンネル:エティ!? そうだな……最近余の中で構想されつつあった、短剣の中にいるであろう儚い脳内の美少女と話す練習をしていたのだ。 ほら、マユラの剣の中とかにもいるであろう?(嘘は言っていない) フェンネル:(メリッサちゃんに脳内通話で)彼がエティックだ。余の大事な友だ。(思わず表情が緩む) メリッサ(仮):ええ、知っているわ。エティック。 こんなところで会えるなんて。不思議だわ。でも、どうしてかしら? エティック:練習なの?フェル、面白い(笑) でも、確かにその中に入るだろう子は、はかなげな女の子のイメージするよ。 フォロンに怒られないかな? フェンネル:いきなり剣の中の微笑は具現化したらどっきりではないか。 あんなこともこんなことも見られてたと思うと、恥ずかしくて会話もできないが、それは身分的にあってはならない醜態だ。だから練習していたのだ。 ああ、絶対に美少女であろう。わかってくれてうれしいぞ、エティ。 エティック:あはは!全部見られてるんなら、もう何が起きてもがっかりされないよ、フェル! 女性の下着を被っても平気(笑) メリッサ(仮):女性の下着?(首をかしげたような感覚) フェンネル:あ、あの時の事は、あの時のことを蒸し返すとは……(超真っ赤) 余がエティとあって初めての買い物で女性の下着を……(ふっと笑って)懐かしいな……。 エティック:うん、懐かしいね(笑) フェンネル:エティックを知っているのか?(脳内でこそこそ) メリッサ(仮):ええ、よく知っているわ。 だって、私の大切な…。 ……ああ、ここからは、「私を見つけてから」お話しするわ。 メリッサ(仮):でもね、私はエティックを愛しているけれど 同時に 深く 深く にくんでも いるから こ い つ が い た か ら こ い つ の せ い で エティック:…えっ?なに、今の、寒気…?(己抱き) フェンネル:嫌なことは思い出さなくて、今はいいのだから、無理はしないでくれよ…。(剣を撫でる) メリッサ(仮):………そうね。思い出さないわ。 私の愛する、大切な大切なエティックですもの(にこっ) フェンネル:(メリッサちゃんに)エティックを愛する同盟でも結成するか?(冗談なのか本気なのか) メリッサ(仮):ふふふ、無理よ、フェル。私の愛には絶対に叶わないわ?(いたずらっぽく笑う) フェンネル:(エティに)大丈夫か? エティック? 海風にあたりすぎたのでは? 少し温まろうか? エティック:ううん、大丈夫。一瞬、何かに敵意、いや「殺意」を向けられたみたいな…。 フェンネル:(殺意、やはり殺意だったのか……) GM:精神チェックで、剣の少女の「違和感」の正体を探ってみましょう。 フェンネル:1d100 =60 精神 Cthulhu (1D100 =60) → 35 → 成功 GM:フェルさん、仮称メリッサちゃんは、「人格」という枠で考えて、時折枠をはみ出しています。 多重人格?多重性格?それとも別の何か…? 「夢想の中で見た少女」と思われる、無邪気で可愛らしい性格、そして、そうではないナニカの部分。 一体でありながら、混ざり合わない、違和感。 フェンネル:(メリッサちゃんに)ならば、エティックと余が幸せになれるように、願っていてくれ。 いや、貴女もまた。三人で幸せになれるように。 メリッサ(仮):あら、そんなに少しで良いの、フェル? すべてを幸せにしましょう。すべて、すべてよ? メリッサ(仮):いらないものを消して、 すべてを し あ わ せ に し ま し ょ う フェンネル:(中:こわいよう!!) GM:ホラーですねw フェンネル:(エティックさんの方に視線向けますよ) エティック:フェル、顔色が悪いよ…?どうしたの? フェンネル:いや、何でもない。船と言うアンバランスな環境で過剰な妄想をしてしまったようだ…(そういってあくまでもいつものように笑う) エティック:……(疑いの眼差しでじと目で見ている) フェンネル:(中:ああ、エティックさんからの初めてのジト目!! ドキドキですね!) GM:そこっすかw エティック:マユラから聞いたんだけどね。 フェルは昔、ひとつの嘘もついてはならない、自らの素性さえ隠してはならないかも、と思い悩んでたって。 フェンネル:(疑いの眼差しって初めてなので、ドキドキです) エティック:嘘、つけるようになったんだね。どこが嘘かは、俺にはわからないけどさ。 フェンネル:嘘か……。つけるようになったかどうか、自覚はないのだがな。 エティック:隠したいことは、隠していいよ。それは、誰だってあることだから。 …その代わり、「危険」なことだけは、必ず教えて。 フェンネル:「危険」な事か……。わかった、約束しよう。 エティック:(フェルの手をぎゅっと握る)約束だよ? フェンネル:エティック、余の中で、本当にぶれない真実を、一つ、教えようか?? エティック:うん。 フェンネル:余の中のぶれない真実、この旅で得た「核」は、エティックの事が好きで、エティックのためなら何でもできる。 王子であることも捨てられる。 だからエティックに笑っていてほしいと思う。 この旅が終わった後も、出来るなら、エティックと一緒に、隣にいてほしいと思う。 今度こそ、皆幸せになればいいと思うのだ。 それが真実の願いだ。何も願いなどなかった余の、願いだ。 「希望」が欲しいのだ。 ああ、何を言ってるのであろうな。(少し弱ったように) フェンネル:フォロンへの愛とは別だ。あれは一番で、別格だ。 けれど、この感情は、嘘ではないのだ。(秘密を打ち明けるように囁く) エティック:フェル。俺も、フェルのことが大好き。 …何でも出来る、とまでは言えないけど。 自分の能力も記憶欠如があるかも知れないから(^_^;) でも、王子であることは捨てないで。 エティック:俺は、「王様」が大嫌いという『概念』が今でもある。 過去の俺のなにかに関わることだと思う。 でも、フェルが王様なら、大好きでいられる。 フェンネル:そう思ってくれるのか??(ぱっと顔を明るくする。気にしていたらしい) エティック:みんな幸せ…は、たぶん、その。…その。言いにくいけど。 きっと無理だと思う。 誰かの幸せと、誰かの不幸は表裏一体。 世界はどうしようもなく不平等で冷酷だ。 フェンネル:(頷いて)……もちろんだ。 だからこその「希望」だよ、エティック。(ちょっと泣きそうになりながらなんとか笑顔をみせます。) エティック:だから、『自分の力で幸せを手に入れよう』。フェル。(にこっ) 努力して手に入れたなら、それは、おのおのが得た真実。それぞれの幸せ。 傍目から不幸でも、真の幸福ってそういうものだと…。 師匠が言ってた!(苦笑) フェンネル:なあ、エティック、「今の」エティックの、願いはなんだ?? エティック:「今の」? え、ええと?今、今…今だよね? フェンネル:今のだ。今現在、この時を生きているエティックの願いだよ。 元の世界に帰りたいとか、この世界にいたいとか、ああ、或いは、紅茶が飲みたいとか、そういうのでも…。 エティック:………夕飯が豪勢でおいしかったらいいな…。 船だし…保存食以外でおいしいの食べたい…(ぼそ) フェンネル:…って、やっぱりそこなのだな(ケラケラ笑う) エティック:だってー!今って言うから!! ちょこっと聞いたけど、漁師さんも数名乗ってて、取れたてのお魚が食べられるって聞いたし!! 俺、山育ちで水辺に縁が無かったから、大きな魚とか食べてみたい(わりと本音っぽい。そして照れ笑い) フェンネル:それは楽しみだな。保存食以外のもの、余も食べたいぞ…。(小声で本音) 船で料理と言うのも楽しそうだな。(にこりと笑って) エティック:うん!楽しみにしよう!今の願い、叶うと良いな(笑) フェンネル:叶うだろう。余が料理にチャレンジしてもいいぞ(冗談っぽく。でも目は割と本気) エティック:指切らないでよ?(笑) でも、上手になったね。料理。いつも美味しいよ。ありがと!(この時点で、フェルさんは野営時に料理手伝ってると思うので) フェンネル:本当か?? そういってくれるというのは、嬉しい物だな。 ありがとう、エティ。(本当に嬉しそうに) この指を切ったのは、刺繍でやってしまったのだ……。(苦笑して) エティック:どんな大きな絨毯みたいなの縫ったら、そこまで手を刺すの…(^_^;) フェンネル:船の中には思わぬ魔物が住んでいるという事だな。(楽しそうに笑って) まさか自分でも、こんなに派手にやるとは、思わなかったのだ(頷き) エティック:魚?タコ?何かにかまれたの!?だっ大丈夫なの!? フェンネル:刺繍だよ。クラーケンがこの河にいないといいな(笑って) エティック:あ、揺れたんだねw フェンネル:単純な言葉で表現すると、そうなるな(楽しそうです) エティック:この川にはいないよ。ここは、護られてるから。…???(自分で言って自分の言葉に困惑気味) フェンネル:護られているか、わかる気がするな。どうした??(エティックさんに、心配そうに) エティック:どうして、そんなことわかるんだろう。 魔力じゃないし、知識でもないし、俺はこの川は初めて見るのに…。 フェンネル:不思議なこともあるのだな……。 遠い昔の、約束かも、しれないな……(誰にいうでもなく) エティック:遠い昔の約束…。 俺は、約束を果たせなかった…。 フェンネル:果たせない約束は、罪のように心を蝕むが、果たして罪なのであろうか? 余にはわからぬ。 しかしそんな罪があるなら、罪を風歌に還す、そんな王になりたいと願う……。 フェンネル:罪と言わずに、後悔と。 後悔と言わずに、忘れられない記憶だと、思い出だと。 傷つけられない自分唯一の傷なのだと、その傷が癒されることを、いつか、いつか願っている。 メリッサ(仮):お ま え の せ い だ エティック:うわっ!?また!?(ぶるぶるっと震えた) メリッサ(仮):いたかったこわかったおまえのせいだおまえがいたからだおまえなんてみすてればよかったのになんでなんでなんで メリッサ(仮):どうして、見捨てなかったの…? どうしてなの…? 私、わからない、『あなた』がわからない…。 エティック:うん。 今は、忘却で護られている俺だけど、いつかちゃんと向き合って、そして、思い出にできればいいな。 フェンネル:(この悪寒は感じますか。怖いですけれどかなり) GM:剣からめっちゃ殺意がエティックに向いたのはわかります。 メリッサ(仮):ああ、なんなの。 『あなた』ってなに。『あなた』ってだれ。 わからない、わからない、ああ……。 GM:エティックには聞こえないけど、フェルさんの脳内に、殺意までだだもれ。 フェンネル:「愛しているから」エティックのことも、フォロンのことも、皆のことも、自分のことも、誰とわからないあなたのことも。 愛しているから…。 しかし愛と言う言葉、時にひどく……。(殺意を感じて、しかし最初の言葉ははっきりと口にした) メリッサ(仮):あいして、…そう。愛している、私は、愛しているの。 みんなを…。そうよ…それが私…。 フェンネル:そうだ、こんなに色々な事を考えてしまうのに、何をしてもされても守りたいと思うのは、きっと愛なのだろう…って、余は何を言っているのか。(苦笑して) メリッサ(仮):わからなくなっても、私は、『愛している』 フェンネル:逃げないで、愛から。しかし、逃れるんだ、愛から……。 好きな舞台の歌に、そういう歌があったな……。 メリッサ(仮):(旋律だけの、子守歌のような歌を歌う) エティック:(ほとんど同時に、まったく同じ歌を歌い出す) GM:やさしい、綺麗な旋律、穏やかな音程、赤子が安心してすやすやと眠るだろう、メロディだけの歌…。 GM:少女と少年の声が混ざり合って、なんとも綺麗なハーモニー。 でも、少女の声はフェルさんにしか聞こえません。 フェンネル:(二人の歌に一瞬驚くも、一言一句の旋律を、心に刻み付けるように聞いている。) GM:心が温かになるような歌は、同時に終わりました。 エティック:あ、ごめん。なんだか急に…思いだして、歌いたくなって…。 フェンネル:(中の人泣きまくってるので、きっとフェンネルも泣いています) エティック:フェル!?泣いてるの!?(ハンカチを取り出して慌ててフェルの顔を拭く) フェンネル:いや、構わない。 ああ、エティ、卿への気持ちは、何といったらいいのだろうな……。(ハンカチ受け取りながら) エティック:大好き、でしょ?(微笑む) エティック:大好きだよ、フェル。 俺がたとえ何者であっても、俺という存在が世界のなにかを歪ませているとしても。 悪だったとしても。 この気持ちだけはほんとうで、清らかだと断言する。 大好きだよ。 フェンネル:(頷いて)この気持ちだけは、揺るがないのだ…。 エティ、が、過去に何をしていたとしても、罪も罰も愛も恋も総てを包み、赦せるくらいに……。 エティック:ありがとう…(ぎゅっとハグ) フェンネル:今日は、少し、らしくないところを見せたかな。(大人しくハグされて) エティック:らしくない?ううん。こっちが、ほんとうのフェルだよ。 フェンネル:そう思うか?(意外そうに) エティック:泣き虫で、頑張り屋だけど、心が折れたら苦しくて自分ばっかり責めちゃう、フェル。 13才の、ただの男の子。俺より年下の、でもいっぱい頑張ってる子。 フェンネル:(思わずと言う感じで笑った。心からの、年相応な笑顔)ありがとう…。(聞こえないくらいの声で) エティック:(頭なでなで) 皆様の探索メモ シャノン:1d100 =55 心折れたら止めます Cthulhu (1D100 =55) → 7 → スペシャル シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 4 → 決定的成功/スペシャル シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 7 → スペシャル シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 72 → 失敗 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 27 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 83 → 失敗 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 39 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 21 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 33 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 52 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 21 → 成功 シャノン:1d100 =55 Cthulhu (1D100 =55) → 18 → 成功 GM:12回のご飯探しお疲れ様です(笑) これは、自分の分が2食くらいうきましたよ! フェンネル:1d100 =75 植物会話 シャノンさんの指先の薔薇さんに。振ってみます。 Cthulhu (1D100 =75) → 55 → 成功 GM:シャノンさんが探索している時に同行したという設定でお願いします。 けっこうすぐに散っちゃうので。 その薔薇は自然界の薔薇にあらず。 シャノンという息吹から生まれそこへ還る不可思議な花。 いや、シャノンそのものなのか。 語りかけたとき、薔薇が見せた(?)仕草や表情はシャノンをうつしたかのようで。 散り際さえも感慨なく、自らに何事もないような様子でふわりと散った。 ああ、これが『かの民』。 自然と伴にあり自然と一体であり、自然こそが自身という民の姿。 シャノンはまだ片鱗なのだろう。 このまま先祖返りすれば、どうなってゆくのか…。 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 31 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 33 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 50 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 25 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 49 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 62 → 失敗 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 75 → 失敗 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 17 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 86 → 失敗 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 42 → 成功 エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 1 → 決定的成功/スペシャル エルヴィカ:1D100 =50 Cthulhu (1D100 =50) → 8 → スペシャル GM:なんという素晴らしい成功率!! とりあえず、自分用は7つ、うきました。(通常成功の分です) 1 → 決定的成功/スペシャル の回 これ、もうエルセナの近くですよね。 マユラの親戚(叔母)が生きていました! マユラと感動の再会、マユラはわあわあ泣きました。 おばさんは畑を作っている(昔マユラの村がそうだった)ので、とれたて新鮮野菜で美味しい料理をふるまってもらい、全員が食事1回うき、お風呂も入れます。 次の日は全員分のお弁当ももらいました。 マユラは、「絶対帰ってくるから!」と笑顔でおばさんと別れました。 8 → スペシャル の回 砂漠に生息する、どでかいトカゲが平地に迷い込んでるのをとらえました。 美味でした(笑) 大きかったので保存食3回分になります(他の方に振る舞ったと思われる) なお、はいだ皮はかたくて軽く、加工したら防具になりそう? 見目は悪いですけどね。 売ることもできるかもです。 フェンネル:1d100 =85 器用度/こそこそ作業 Cthulhu (1D100 =85) → 99 → 致命的失敗 フェンネル:1d100 =35 器用度/こそこそ交渉 Cthulhu (1D100 =35) → 75 → 失敗
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/74.html
※ まだ整理出来ていません エティック:(宿のお風呂で)ええと、どうすればいいの? さっき買った服を置いて、脱いだヤツは捨てるとして…(服を脱いで床に置いた) フェンネル:どうすれば……、服を脱いで……、身体を洗って、お湯に浸かって…、ああ、勢いよく脱ぐのだな……(なぜか動揺) エティック:??どうせこの服、ぼろぼろだから。 エティック:…酷い傷がある。なんだろう、この、胸の傷跡。 フェンネル:そうだな、それはよいのだ。いや、よくない。ああ、この役目は他の者が適任なのではないのか…!(小声で) エティック:フェル、さっきからどうしたの?調子悪い?…風邪引いてるなら、お風呂はやめた方がいいと思うけど。 フェンネル:さあ、何であろうな。(そういって、改めてエティックさんの全身を見やります。) GM:少年らしい体躯です。少し細身でしょうか。胸の傷以外は特に変わったところはないです フェンネル:ああいや、何でもないのだ。誰かろ風呂に入るのが、その、初めてなのだ……。しかもこんな狭い浴槽に…。 フェンネル:(血のこびりつきとかはありますか??) エティック:浴槽って言うか、たらい、だよね(^_^;) どこからお湯を持ってくるの? GM:血のこびりつきは 「ありません」 エティック:(シャワーを知らない) フェンネル:お湯は、ここをこの道具をこうやってひねると、出てくるぞ。(ちょっと微笑んで) エティック:わあ!ホースからお湯が…。ど、どうなってるの!? フェンネル:(勢いよくエティックにシャワーをかけます。ちょっと遊んでいます) エティック:わあ!フェル、やめてよ!こらー! フェンネル:水をためているポンプから、送水しているのだよ。びっくりしたか?? エティック:びっくりした。というより、えい!(シャワーをひったくって反撃) フェンネル:ふふふっ、何のことかな。とりあえず、身体を洗おう。 (そういって自分も脱ぎます。恥じらいとかはないです) エティック:フェルの肌、すごく綺麗だ…。なんというか、…王子様?みたい。 フェンネル:わ、な、なにを!! エティック、ま……っ (反撃に驚いてかなりわたわたしている) エティック:あははは!ほらー!(顔面直撃) フェンネル:そういうものかな? 自分の膚のことは気に書けたことがないからわからぬ。 ……余が王子であったとしたら、エティ、卿はどうだというのだ? 王子は嫌いか??(ちょっと真剣に) エティック:王子は好きとか嫌いとかじゃないな。 だって、それって仕事名だよね。 エティック:俺は魔術師だよ? フェンネル:ぶっ……!! かお…げほ…っ。顔はだめ……だっ!! エティック:あははは!むせてる!むせてる!! (ひととおり笑って、顔はやめた) フェンネル:余は魔術師は好きだが。 と言っても、卿とシャノンしかあまり知らぬ。 しかし二人とも大切だ。 エティック:ありがとう。俺は、魔術師として怖がられてた記憶が少しあって。 だから、そう言われると嬉しい。 フェンネル:王子は仕事であり地位だな。 王子であるという事も、或いは、大変なのやもしれぬ…(ちょっとしみじみと。) エティック:大変だろうね。国を治めるなんて、壮大な仕事だから。 エティック:…正しくないことをしても、王なら、許される……。 フェンネル:魔術師が怖い、か。 人は説明できないもの、自分にない物を本能的に怖がるものなのやもしれないな。 その人間の意志に関係なく…。 エティック:(布きれをお湯に浸して、布だけで体を洗っている。せっけんに気づいていない) フェンネル:そんなことはない。王だって、罰されるのだ。 自分の良心にさいなまれる。なぜあの時正しくないことをしてしまったのかと…。 少なくとも…。余の知っている王は、そうだ。 エティック:…フェル。俺、少し…思いだしたよ。 フェンネル:ああ、エティ! 石鹸というものを忘れている!! ただお湯で洗うだけでは、真に綺麗になれないのだぞ。 エティック:俺は神殿が嫌いで、恐くて、嫌なんだけど。 それと同じくらい「王」が嫌いだ。 エティック:せっけん??? フェンネル:思い出したのか??(何を、とは聞かず) フェンネル:王が、嫌い……。なぜだ?? エティック:ああ、体を洗う、植物の汁とかかな? フェンネル:石鹸だ。肌の汚れを落としたり、いいにおいがしたり。 幸せな気持ちになれるアイテムだ。試してみるといい(そういって渡す) エティック:神殿にいたのは、王だった。 俺が知っているところでは、そうだった。 エティック:(せっけんくんくん)すごくいいにおいだ…! (ぺろっ)にがい!!! フェンネル:神殿に、王がいる…。 (自分の知識で、そういう風習のある場所があるか、過去も含め思い出そうとします) エティック:俺は、神殿と王が嫌いなんだ。 きっとそいつは、間違ったことをしたんだと思う フェンネル:な、なめるな! 毒だぞ!! GM:伝承知識でいけますよ エティック:毒なの!?でも、死なないよ? フェンネル:1d100 =37 伝承知識!! Cthulhu (1D100 =37) → 2 → 決定的成功/スペシャル エティック:いいにおいだから、美味しいかと思ったけど、おいしくなかったよ(^_^;) GM:うわ!! フェンネル:(中:おお。。フェンネルの愛を感じます。。) GM:古代王国時代は、王とは司祭のことでした。 名もなき始原の神の神託を受ける者、それが「王」でした。 フェンネル:(ふむふむ) GM:王は神託に従い政治を行うもの。 そして、神託が聞こえるかどうかが王になれるかどうかのスキルだったのです GM:さらに言うと、古代王国時代と現代では、神殿のシンボルが違います。 フェンネル:(なんと、。どんなシンボルだったのでしょう。) GM:「龍」っぽいかな?言葉にしづらいかたちです。 GM:現在はクロスです。 フェンネル:そうか、卿は王が……。すまないことをした。 余が謝っても、赦されることではないが……。なあ、エティック、 エティック:なに?(せっけんをあわあわして感動している) エティック:(あわあわあわあわあわあわ) (せっけん使い切りそう) フェンネル:余は、余は、……(呼びかけた物の、うまく言葉にできず) 卿を好きだと感じている……。 エティック:俺も、フェルのこと好きだよ。 フェンネル:不思議だな。余も、神殿が好きではないのだ。あまり。。ああ、つまり。。 フェンネル:いつか、余が何かすることで、卿の苦しみが少しでも和らぐのなら、 余は、何をされてもいいと、これは、「覚悟」だろうか?? エティック:なにをされてもいいなんて言われたって、いたずらくらいだよ(笑) エティック:俺は何も要らない。フェルは友達だから。 フェンネル:何もいらない? 本当に??(はっとしてエティックを見やる) エティック:いらない。欲しいものは自分で手に入れるよ。 フェンネル:(好きだと言われて、ちょっと泣き笑い) エティック:どうしたの…? エティック:えーい!(あわあわの塊を投げつける) エティック:ほら、フェルも笑ってよ! フェンネル:わ……っ。にがっ……!! けほっ。 エティック、卿に大切な存在がきっといたのだろうと、想うのだ。 初めて会ったとき、そういっていた。 天秤にはかけられない。かけない。 けれど余も、卿が大事なのだ。。 エティック:俺には、大切な存在が居たのかも知れない。 思い出せないけど。…まあ、いないって人も少ないと思うよ。 でもそれは、俺にとってであって、フェルと天秤とか、そういうの考えもしないよ。 フェンネル:例えばの話だぞ。余の夢が王になることだったとして。 余が王であっても、なくても、ただの貧乏な少年でも、余に価値があるというのか?? エティック:へえ、王になるのが夢なんだ! エティック:だったら、素敵な国にして。誰も泣かないように。 エティック:俺は…今、すかんぴんの少年で、まさにそれだけど、価値はないのかな?(^_^;) フェンネル:ああ。王になって。 エティック、卿や、あるいは、、誰も悲しまない、悔やまない、そんな世の中にするのが、余の夢だ(ぼろぼろと泣きつつ) エティック:…なんで泣くんだよ。 フェンネル:(エティックを抱きしめて)価値がないなんてことはない!! 余には、卿は、一国にも優る宝だ……。 エティック:俺が泣かせたみたいじゃないか。 (手をシャワーで洗って、きれいな手でフェルの涙をぬぐう) エティック:友達って、宝物なんだろうな…。 フェンネル:卿が石鹸や水を顔にかけるから、泣くのだ。生理的なものだ…。 エティック:昔の俺には、誰もいなかった。 でも、今はいる。俺は、今、生きてる!(にこっ) フェンネル:エティック、ありがとう… エティック:フェルの嘘吐き。 。 エティック:いじっぱり。 エティック:泣き虫。 フェンネル:なんだって??(じと目) エティック:それから、ありがとう。(微笑む) エティック:あと、「せっけん」は毒じゃないじゃん。 フェルも生きてるし。 フェンネル:有害なものもある。自然でできてるものもある。が正しいな。 フェンネル:余を泣かすのは、マユラと卿くらいだ。(じっとみやって) エティック:マユラ…あの、でかい剣の人も、フェルを泣かすんだ。 ゲンコツとかで? フェンネル:それは涙どころではない。確実に死んでしまう。(けらけらと笑って) エティック:マユラのゲンコツ、死ぬんだ!?(びっくりしたあとけらけら笑う) エティック:魔術師は、多少の毒じゃ死なないよ。鍛錬するもん。 フェンネル:鍛錬?? そんなことまで鍛錬するのか?? エティック:するよ? 肉体の強度がないと、魔術に耐えられないからね エティック:あえて毒を含むんだよ。 それは、魔術の毒がもし体内に浸食してもいいように。 少しずつ慣らすの。 エティック:それで死んじゃうやつもいる。 だから魔術師は命知らず。 フェンネル:そうなのか。(シャノンさんを思い浮かべて、すぐ死にそう、、と失礼ながらに想う) 初耳だ。魔術とは、ワイルドなのだな…。 フェンネル:自身の中に潜む野生の獣。 まるでそれが、魔術…。 エティック:山に数ヶ月こもったり。断食したり。ハードだよ。 エティック:そして、世界の気の流れをつかめるようになったら、肉体に取り込んで、言霊にして吐き出すんだ。 エティック:取り込む量、吐き出す量、それが均等でなければ肉体にダメージになる。 ね?難しいんだよ(少し得意げ) フェンネル:そうまでして、それでいて、恐れられて、それでも、そうまでして、エティック、卿は…。 エティック:うん。それでも俺は力が欲しかった。 …理由は思い出せないけど。 エティック:そして、後悔はしていないよ。 エティック:俺は、5年くらいしか修行してないから、もうちょっと伸びしろがあったと思うんだけど。 でも、この世界は魔術のかたちが違うみたいだしな…。 フェンネル:今に伝わっているかもしれぬ。 卿の魔術の流儀を知る者があるやもしれぬぞ。 フェンネル:きっと、きっとだが、護りたいと願うものが、あったのだな。 同じように、自身が感じたことはあるか? 誰かに、護られている、と感じたことが…。 エティック:…護られていたんだと思うよ。たぶん。 エティック:でも、それがなんなのかはわからない。 フェンネル:そうか、卿を護ってくれる存在があったのなら。よいのだ……。(安堵したように) エティック:師匠かも知れないし、世界の気の優しさかも知れないし、動物かも知れない。人間かもしれない。 エティック:何にも護られてなかったら、赤子の時に死んでるはずだしね(苦笑) フェンネル:動物! そうだ、卿はなぜ動物と話せるのだ?? エティック:動物と話せるのは、生まれつきだよ。 エティック:そんなに特別なことじゃなかった…あ、違う。 エティック:俺の住んでた地方では、それが普通の人が多かったんだ。それでかな。 フェンネル:あ、いや、済まぬ。余は植物の気持ちはわかっても、動物はさっぱりで、、その……ちょっと、羨ましいのだ。 羨ましいのは違うかもしれぬが…。 エティック:植物と話せるのは凄いと思うよ。 フェンネル:そうであろうか? これも余にとっては生まれつきだからな。 わからないのだ。人間、案外そういうものかもしれぬな。 エティック:そうだね、お互い様だよ。 エティック:(ぶるぶるっ)さ、寒い!お風呂っていつまではいってるもの? フェンネル:ああ。湯冷めしてしまうな。そろそろでようか。 身体をしっかりふいてな。 エティック:ん。(シャワーで体を洗って、頭も洗って、体ふきふき) エティック:フェル。いい王様になれるといいな!(にこっ) フェンネル:(同じく身体を、慣れない手つきで拭く。たぶん今まで人がふいてくれてた。いまだになれない) エティック:拭き残してる。(タオルを奪ってごしごし)はい フェンネル:(真っ赤になって)ありがとう。卿はたくましいな…。 フェンネル:ああ、誓おう。その日が来たら、人が後悔しない、涙にくれない国を創ると。 エティック:約束だよ、フェル。 フェンネル:約束だ。約束をするときは、どういう風にするのは流儀だった? 指切り?? エティック:ゆびきり、は知らない。教えて? 俺の場合は、これかな。 フェンネル:どれだ? 卿の流儀にならおう。 フェンネル:約束ばかりぽんぽんするのもあれだけれどな、、。 エティック:(フェルの額にキス) エティック:『我は誓う 言霊にのせて』 エティック:これが約束の儀式。まあ、破っても呪われるとかじゃないけどね。 フェンネル:額にキスか…。言霊にのせて……。 フェンネル:(少し背伸びしてエティックさんの額にキスして) フェンネル:『我は誓う。言霊にのせて』 王になると、虹をかけるのは、涙ではなく雨上がりの明日だと……。 エティック:約束をありがとう。 フェンネル:(にこりと笑った) こちらこそ、感謝している… 。 エティック:これね、本来、すごく親しい間柄でしかしない儀式だから(照) エティック:先に出るね!(ぱぱっと着替えて出て行ってしまった) フェンネル:(その後姿をしばらく見やった後、一度何かを潰い焼いた後、同じく風呂場から出た)
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/23.html
優夢:マユラは、アルシスさんと交代で夜の見張りをしていると思いますので、マユラが帰ってきたタイミングかな? マユラ:ん~、異常なーし。あたしも寝ようかな。(テントにごそごそ入ってくる) フェンネル:(寝心地が未知の領域で慣れずに眠れてない。声に気づいて寝袋から顔を出し) マユラか?? マユラ:あ、起こした?ごめんごめん。 それとも、テントの床、固い? フェンネル:いや、これでなかなか、硬いところで寝るのも悪くはないと思っている。 以前までが、そう、柔らかすぎたのだ(ふっと笑って) エルヴィカ:(マユラさんに)おかえりなさい♪お疲れ様。 マユラ:エル、ただいま。あー、二人とも起こしちゃった-。 フェンネル:構わない。どうせ寝れずに困っていた。 おや、エルヴィカ、貴女も起きていたのか。 エルヴィカ:(フェンネルさんに小声で)前に「また今度ね」って言ってた話、聞かせてもらえない? マユラ:1D100 =60 知覚 Cthulhu (1D100 =60) → 25 → 成功 マユラ:なに、なんの話?あたしも聞いていいこと? フェンネル:(エルヴィカさんに) ああ、そうだな。今がいい頃合いやもしれぬ。 話そう。マユラ、もちろん貴女にも関係があるやもしれない。 エルヴィカ:私はマユラも聞いていいと思うけれど。 マユラ:よかったあ。 さすがに、フェルの筆卸とかだったら、あたしは退散するところだったわ(笑) エルヴィカ:(くすくす笑って)私は別にそれでもかまわないけれど。 フェンネル:ふ、筆卸!? マユラ、いったい何を、いや、そんな言葉、女性がやすやすと使っていい物なのか!? (かなり慌てている。顔がトマトジュースみたいである) マユラ:あっははは!フェルったらかわいい(笑)お子様だものねえ☆ でも、王子なんでしょ?女癖の悪い王子は、あんたくらいの年で覚えてると思うけどね。 フェンネル:構え、構ってくれ!(エルヴィカさんに) マユラ:あ、エルに甘えてる~♪ フェンネル:違う、その構えじゃない!(かなりわたわたしながら。しばし冷静になって) 王子だと、私は云ったか?? マユラ:明言してはいなかったわね。 エルヴィカ:(ひとしきり笑った後で)口では今がはじめてね。 色々状況がそう語っていたけれど。 マユラ:その髪の色で、フェルネリアン王子の名前くらい私も知ってるし。 騎士の人はあんたと仲良さそうだし。 でもって、今のフェルの自分の発言がトドメね。 それ以外にも、世間知らなさっぷりが、普通の貴族じゃない感じだったしね。 フェンネル:普通の貴族より倹約、質実な生活は送っているつもりだったが(笑って) マユラ:………(その服で?という目をしている) フェンネル:構わぬ。いつかは話すつもりだったのだ。 人を欺くのは、趣味ではない……。 マユラ:そうねえ。あんた、あまりにも嘘が下手だから。 あたしたちに洗いざらい話して、嘘のフォローを任せてくれた方が安心ではあるわ。 フェンネル:植物は嘘を言わぬであろう? だからやもしれないな。 エルヴィカ:教えてくれてありがと♪ そうね。お忍びである必要があるなら、ユラの言うとおりだと思う。 フェンネル:そうだな、アルシス、グラツィアは信頼のおける男だと思うが、何か隠している。 仲間だが、用心はしたい。 シャノンは一般の民草、巻き込まれた人間だ。また別だな。 マユラ:あらあら。あたしとエルは一般の民草じゃないの?(くすくす) フェンネル:貴女たちは、一般人ではなかろう? しいて言うならエルヴィカは百合、マユラは…、ジギタリスかな?(ふっと笑って、わかりにくい冗談のようなものを) マユラ:言ってくれるわねえ。でも、ジギタリスほど、じわじわと殺しはしないわよ?(冗談っぽく) エルヴィカ:(百合の話は)あら、ありがとう。 フェンネル:百合も毒はあるぞ?(面白そうに) マユラ:ええ!?百合、毒があるの!?ねっこ、美味しいのに!! フェンネル:もしかしたら、余の一挙一動が、国の、世界の命運を決するやもしれない。時に大胆に、しかし慎重に運ぶ必要があるだろう。 マユラ:…フェル、もしかして、なんかすっごい密命でも受けてるとか? じゃあなんでお供もいないの? エルヴィカ:一人で背負う必要はないんじゃないのかしら? フェンネル:貴女たちのような人種は、神など信じぬであろう。 特にマユラは、公言しているし……(声を一等低めて) マユラ:ええ。カミサマは信じないわ。 そういうものを信じるっていう「趣味」だと思ってるかなあ。 趣味嗜好は、個人の自由でしょ?こだわりとかもね。 エルヴィカ:神様ね…別にいてもいなくても、私は私だもの。 マユラ:ふふ、エルとは本当、気があうわね。 フェンネル:私が信頼できる筋、つまり父上から、聴いた話では、少なくとも始原の神は王家に祝福を与えてはいない。 マユラ:…???ええと、ごめん。スタートからついていけない。 エルヴィカ:1D100 =66 周りに人影がないか注意 Cthulhu (1D100 =66) → 28 → 成功 マユラ:始原の神はカミサマよね?そこはわかるけど…。 優夢:周囲に、聞き耳を立てている気配は無し。人もいないようです エルヴィカ:(時々周りに注意しながらフェンネルさんの話を聞きます) フェンネル:此の世には唯一、始原の神だけが神であるという。 それが常識であろう? しかしな、だとしたら神は王家に祝福を与えていない、という事だ。 マユラ:えーと、王様達の一族は、カミサマを信じてないってことかな? エルヴィカ:唯一と言われてる神様以外に、王家に祝福を与えた大いなる存在が居たってことかしら。 マユラ:え!?カミサマってたくさんいるんだ!? 世界に一人だと思ってたわ…。 フェンネル:そうだ。ならば王家に祝福を、守護を与えているものはなにか? 王家は祝福された血筋だ。 しかし祝福しているのは、メルリース……。 マユラ:……!!(フェルの話を聞いて真剣な目になる) メルリースが、王家を祝福…。 フェンネル:王家は神を信仰している。表向きにはな。 ことが露見すれば、神殿との対立は避けられない。 マユラ:あー、それで、イアとの距離を置いてるのね。 黙ってて、って言えば、黙っててくれそうだけどね、イアの性格は。 エルヴィカ:(マユラさんに)さあ、神様ではないのかもよ? マユラ:(エルに)カミサマではない、じゃあ、悪魔かしらね。 それとも、あたしの腕にあるこれかしらね。 フェンネル:正直、余は怖ろしいのだ……(顔を俯かせ気味で、どう話すか迷うように) マユラ:なにが恐いの? フェンネル:マユラ、貴女のそれも、メルリースだという。 あなたの呪いは誰からみても明瞭だ。 マユラ:そうねえ。こればっかりは、あたしもなかったことにしては生きていけない。 放っておいたら、確実にあたしは、こいつに殺されると思う。 フェンネル:呪われていない王家などいないとも歴史は言う。 しかし、イリスリードの王家も、やはり呪われているのであろうか?? 金髪碧眼は始祖の色。王家の色彩だ。 その色彩でない余は、より一層メルリースに呪われるのであろうか? それとも、呪われているのは父上たちの方であろうか? 考え出すときりがない。不安ばかりで夜も眠れぬのだ…。 エルヴィカ:でも、私もメルリースに愛されたって言われたわ。 マユラ:はあ!?エルは愛されてる!? ちょっとちょっと。祝福がフェルで、エルが愛で、なんであたし殺されるのよ。 メルリースってヤツ、面食いなんじゃないの!? エルヴィカ:人かどうかも分からないけれどね。 シャノンさんは場所のようなことを言っていたような気がするし。 マユラ:場所ねえ…。そこが「お家」だったりしてね。 マユラ:フェルは、メルリースに祝福されてるとか、そういう自覚とか、感覚はある? エルは、愛されてるとか、そういう何か、あった? エルヴィカ:明確にすごい力を持った者から愛されてるという自覚は今のところはないわね。 マユラ:エルには自覚なし、か。 じゃあ、自覚があるのはもしかして、あたしだけ? エルヴィカ:でも愛って呪いみたいなものだと思うのよ。 自分にだけ振り向いてほしいって思ったら呪いと変わらないじゃない。 そう考えたら呪いも愛も裏表みたいなものじゃないかしら。 マユラ:あー、ストーキング的愛情!! つまり、メルリースって、『めんどくさいヤツ』なのね! エルヴィカ:あはは、私占い婆様の話を聞いて、ユラと同じこと思ったわ! マユラ:そうよね、そうよねえー!(笑) あーもう、体があって男の姿してたら殴る。決めた。殴る。 マユラ:フェル。よく話してくれたわね。(いきなりぎゅむっ) マユラ:恐かったでしょ。一人で抱えるのは。 一族が呪われてるなんて、嫌よね。 家族皆、幸せでいたいわよね。 フェンネル:(むぎゅっとされて驚きつつも、涙を流さずに泣く感じで)祝福なのかは判らぬ。ただ、王家の紋章はメリッサだ。 余の持つ短剣。これがメルリースと関係あるとしたら…、余は、植物に愛されていると思う事なら多々ある。 余は植物の気持ちがわかるのだ。 マユラ:(フェルに)植物の気持ちがわかる…? エルヴィカ:(フェンネルさんに)植物の気持ちが分かる!?それはすごいわね! マユラ:(フェルに)ね、ねえ、聞いていい?(恐る恐る) フェンネル:(マユラに)なんだ?? マユラ:生野菜サラダ食べる時、なんて言ってるの…?(どきどきどき) エルヴィカ:(ぷっと吹き出す) マユラ:そこ笑うとこ!?すっごい気になるじゃない!? フェンネル:(思わず声を上げずに、しかし思い切り笑うような感じで笑った) マユラ:ふたりとも笑うしー!真剣に聞いたのよー?(自分も笑ってる) フェンネル:(GM,ここもこちらが決めちゃっていい所ですか??) 優夢:はい、いいですよw めっちゃネタですがマユラは気になったらしいですw エルヴィカ:(声を忍ばせながらくくくと笑って)ね、ユラは話しても大丈夫だったでしょう? フェンネル:そうだな。ニンジン大根は悲痛な叫び声を上げる。断末魔みたいなものだ。 ピーマンはハードボイルドに自分の天命を受け容れる。 トウモロコシは純粋無垢な子供で、自分の運命が判っていない。 トマトは、無償の愛ですべてを受け容れる。 マユラ:うっそ!?マジで!?Σ(◎△◎;) にんじんと大根のサラダは恐いのね…。細切りサラダは危険だわ! トマトとレタスに、コーンを散らしてパプリカを切ったサラダにしよう! エルヴィカ:本当に摘み取られた後の野菜でもわかるの! あなた、食事の時大変ね…。 フェンネル:と言っても、オーラというか、慰留してる感情を読み取るようなものだ。 そこまで強い物ではない、と思う。 マユラ:知らなかったら食べられるけど、知っちゃったら嫌よう、躍り食いなんて~。 せめて煮るわ!煮野菜よ!! フェンネル:王宮暮らしが長いと、人を疑ってかかってしまう。 しかし、そなたたちはイリスリードの民だ。……誇りに思う。 マユラ:まあ、あたしを疑っても、メリットもデメリットもないしね。 エルヴィカ:私も貴方みたいな子が王子様だとうれしいわ フェンネル:ありがとう。その言葉が、何にも優る言葉だ。 マユラ:話を曲げちゃったわね(^_^;) それでフェル。あなたは、メルリースを探す? フェンネル:探す。それに躊躇いはない。 マユラ:メルリースを探して、フェルは最終的に何を求めるのかしら。 フェンネル:メルリースにあって何を……、余は、ただメルリースに会いたいのだ。 エルヴィカ:私のも(ハート模様の剣を取り出して)こんな形をした剣、あまり悪さをするように見えないし、何か分からないものなら、その時まで良い物だって思ってたらいいのじゃないかしら。 だって祝福って言ってもらえたんだもの。 フェンネル:そう、それでだ。 マユラ、貴女の短剣を見せてはもらえぬだろうか?? マユラ:ああ、あたしの剣か…。 あのね。お願いがあるのよ。 たとえ何が宿ってても、呪いでも、あたし、この剣が大事なの。 だから、折ったりなくしたり、奪ったりしないでね。 (懐から剣を出す)…父の形見なの。 エルヴィカ:あなたは婆様からもらったのじゃないのね。 マユラ:え!?なんであの怪しげババアにもらうの!? 貰ったのは嫌な死の報せだけよ。 マユラ:そういえば、あのちんくしゃババア、「ずっと前からあんたは選ばれてた」とかあたしに言ったなあ…。 エルヴィカ:形見か…。 ずっと前から? ということは、やはり、ここしばらくに急にできたものではないってことね。 フェンネル:(じっと話を聞いている)もちろんだ。 神にかけ、いや、メルリースにかけて誓う。 少し、触れてみたい。 エルヴィカの剣に触れた時、剣から感じたものは、愛おしさ、なつかしさ、暖かさ、そして悲しみだった。 メルリースを、ずっと前から知っているような気もする。 ならば余は聞きたいのだ。 あなたはなぜそんなに悲しいのかと。 そうして、出来る事ならその悲しみを取り除きたいと。 そのために、余個人としては、そのためにメルリースに会いたい。 マユラ:愛おしさ、なつかしさ、暖かさ、悲しみ、かあ。 あたし、おんなじ気持ちを知ってるわよ。 マユラ:はい、いいわよ。(フェルに剣を渡す) GM:マユラの剣に触れた瞬間、マユラの剣が「抵抗」したような気がした。 嫌がっている、いや、違う。 「敵意感知」自動発動。あきらかな敵意を剣から感じる!! 剣自体が動くようなことはなさそうだが…。 フェンネル:これは、敵意…!? この剣は余の剣に、抵抗している。 マユラ:抵抗!?えー、なんでー!? GM:フェンネルの剣が「怯えて」います。 フェンネル:これは、怯えている?? まるで、小さいころの自分の様だ。よくわかる。余の剣は怯えている……。 マユラ:剣が、何か言うの??? エルヴィカ:他の剣にふれたら、何か感じるの? 私も触らせていただいていいかしら。 マユラ:エルも触っていいわよ。 エルヴィカ:ありがと(受け取ります) GM:マユラの剣に触れた瞬間、マユラの剣が「抵抗」したような気がした エルヴィカを、だろうか、エルヴィカの剣にだろうか。「こっちくんなクソガキ」的な波動…? エルヴィカ:あら、手ひどく拒否されちゃったわ。 マユラ:エルまで?なに、お父さんの形見はそんなにぶっそうなの?(^_^;) GM:エルヴィカの剣は「何故かとても楽しそう」な軽い熱を放ちました。 エルヴィカ:(心:あら、貴方は楽しそうね?) エルヴィカの剣:………(♪という感じ?) エルヴィカ:1D100 =44 剣に魔力感知 Cthulhu (1D100 =44) → 21 → 成功 GMからエルヴィカさんへ内緒話:エルヴィカの剣「あははは、……は、……なのにな、………まで……いで……~」 エルヴィカ:(心:!?あなた話せるの!?) GM :それ以上は聞こえません。幻聴…? フェンネル:剣の気持ちまでは判らない。 いや、やってみるか。余の剣の紋章がメルリースならば……、あるいは。 フェンネル:(さすが王子というようなちょっと気障っぽい? 優雅な仕種で自身の短剣の紋章に口づけて) メルリース、同行と思いやりと言われるメリッサの紋章を刻む短剣。 余は……そなたを、とても暖かく、愛おしい物に、感じている。 あなたはなぜ、何が、そんなに悲しいのであろうか? (かなり真剣に、親身に、優しく語り掛けます) フェンネルの剣:………(静かで、安心していて、あたたかく、眠っているような…) フェンネル:剣それぞれに、性別や性格でもあるのであろうか? 言葉は聞こえぬが、静かで、あたたかい、優しい感情を感じる。この剣からな……。 マユラ:へえ~。剣が、生きてるか…。 マユラ:あたし、自分の剣とお話ししようなんて、考えたことなかったわ。もしもの時はこいつで敵の急所つくくらいは考えてたけど。 マユラ:この剣がメルリース、とは考えたくないな。あたしは、お父さんを今でも愛してるし、守ってくれてると思いたいから。 エルヴィカ:剣をしげしげと見つめて)まあ、そういうこともあるのかしら。 何にしてもうちの子楽しそうでよかったわ。 フェル君の子は落ち着いたかしら。 フェンネル:花に水をやるように、剣にも心の栄養が必要であると思うが。 花に水をやるように、花は伸びるが、同じ理論で、悪意は悪意を育てる。 罪に罰で報いるような。誰の剣がというわけではないが。一般論だな。 マユラ:あたしの剣は…んー、ダメ。長く持ちすぎて、何がどうとか感じられないわ。 エルヴィカ:(マユラさんに)いいお父さんだったのね マユラ:6歳の子どもが親に抱く感情なんて、思い出にしたら良いことばっかりよ。 まさに、「愛おしさ、なつかしさ、暖かさ、悲しみ」ね。 フェンネル:親か……。 父上は、母上は元気であろうか。兄上と姉上に、私の事をなんと説明したのであろう。 マユラ:ね、フェル。ひとつだけ、はっきり言うわね。 エルヴィカ:(黙って聞いている) マユラ:あたしは生き残る。 そのために、メルリースを「殺す」ことが必要なら、そうするわ。 マユラ:ね、フェル。 フェンネル:なんだ??(居住まいをただして) マユラ:未来がどうなるか、見てみないと解らないから、とにかく、見てみようよ。「メルリース」を! いいものならラッキーだし、悪かったらぶっ倒そう! 話が出来る相手で、呪いを簡単に解いてくれるならいいなって、あたしは思ってるから(^^) フェンネル:そう、だな……。貴女の命を。天秤にかければ、貴女の命が、重い。 マユラ:いいえ。あたしの命はさして重くないわ。 フェンネル:父上が、メルリースの加護を受けるということは、神王になることだと、おっしゃられていた。 マユラ:神王…。 フェンネル:この探索の旅が成功するのが、だから正直、怖いのだ。 ヒトでありながら神になるとは、どういう事であろうかと。 もしかしたら人間でなくなってしまうやもしれないと、そんなことを考えてしまう。 マユラ:そうねえ…。 加護を受ける時に、「人間の王でいいですから遠慮します」って言えば? フェンネル:そうだな、それもいい(笑って) あるいは、メルリースに、人間になっていただこうか。 エルヴィカ:もしそうでも貴方は貴方よ。 それに多分、それに、そうねえ。 ここまでかじっちゃったから多分その時は私も同じ状況だから、一緒に行ってあげるわ(フェルさんムギュ) フェンネル:(むぎゅっされて)エルヴィカ、貴女は自分の魅力をもっと注意したほうがいい。 それとも、総て計算してるのか?? (真っ赤になりながら睨むようにたしなめる。が多分全然威力はない) エルヴィカ:フェンネルさんに)あら、計算しながらやったらこんなものではないわよ((^_-)-☆) フェンネル:計算してやったら……。 エルヴィカ、くれぐれも、身体と心の純潔だけは大切にな。 (何を言ってるんだと思いつつ、云わずにはいれなかったようだ) マユラ:エルの美貌と魔力があれば大丈夫ね(笑) エルヴィカ:魔力?私は魔法は使えないわよ? なんとなく魔法のかかってる物は分かるときはあるけど。 マユラ:違うわよ、オンナの魔力(笑) エルヴィカ:(マユラさんに)ああ、それなら少しはお役に立てるかも。 フェンネル:そうか、これがオンナの魔力なのか……(何か納得したようだ) フェンネル:なんであれ、これだけの人の人生を、翻弄するのがメルリースだ。 もしなんであったとしても、心してかからなければならないな。 マユラ:まあ、この目で見ないと、結局、どうするかはわからないわよね。 問答無用で襲いかかってくるかも知れないし。 ……実際、あたしはそうされた。 マユラ:相手さん、あの、地獄からはい出すような声がメルリースなら…あいつは「愛も祝福もくれはしない」。 あれは、きっと、地獄の亡者よ。 マユラ:あたしは、いきなり襲いかかられた。名指しで呪われた。 でも、あたしじゃない何かを最初に呪おうとして、「今の名前はマユラ」って言い直したのよ。 エルヴィカ:今の名前ってどういうことかしらね。 マユラ:さあ。あたしは生まれてからずっとマユラよ。 マユラ:………みんなが正直に言ったから、あたしも正直な感想を言う。 マユラ:あたしには、メルリースは、フェルが言うような「悲しみ」を持ってるとは思えないし、そんな生やさしいものとは考えられない。 フェンネル:メルリースは、両極端だと思わぬか? 男性でもあり、女性でもあるような顔がのぞく。何かが分裂したのかもしれないな。 マユラ:ひとつじゃないのかもしれないわね。たくさんあるのかなあ。 フェンネル:ずっと前から…選ばれていたのだとしたら、この人生だけの話ではないのやもしれぬ。 だとしたら、怒りを感じたいところだな。 マユラ:剣だけじゃなく、これにも触ってみない?(手袋を取ってあざを出す) これは、試しに別の人にも触れて貰ったことがあるから。 エルヴィカ:別の人というのは、この祭りに参加している残りの男性のうちのだれか? マユラ:いいえ。行商団の男よ。ちんくしゃババアのいたとこ。 エルヴィカ:そう。 フェンネル:ああ、そうだな、女性の身体に触れるのは抵抗があるが、ぜひ触れてみたいものだ。 マユラ:フェルったら、この旅で、女という生き物もしっかり覚えていきなさいね♪ フェンネル:それは、そういう意味でも余に、男になれという事であろうか……。(なにやら考え込んでしまった) マユラ:え?腕よ?まだ胸とか股間まで侵食してないからね? さすがに、胸当ての布やパンツに手を突っ込めとはあたしでも言えないわーw フェンネル:胸とか股間……。腕でも、女性に触れるのなど、エスコートするとき位であったぞ? エルヴィカ:貴方の剣、さっき震えてたでしょ?まず私が触ってからでどうかしら。 エルヴィカ:1D100 =22 触ろうとする行為で危険感知 Cthulhu (1D100 =22) → 39 → 失敗 フェンネル:1d100 =75 敵意感知! Cthulhu (1D100 =75) → 69 → 成功 GM:では、フェンネルさんへ。 マユラの腕は、鍛えられてますがふつうに女性の腕です。 しかし、この痣は…死の痣…。いや、「からだをかみちぎられているかたち」…!? 敵意と言うより、おぞましい恐怖を感じます!! 触る前ですよ。見た段階ですよ。 フェンネル:なにかが、貴女の身体を、文字通り食べるように、食いちぎっているな。(ちょっと腕が止まった) マユラ:うん。あたしも自覚してるわ。 あまりまわりに言うと心配されそうなんだけど、毎日、少しずつ、あざは大きくなって、腕をのぼってるのよ。 エルヴィカ:出来るだけ早く呪いを解きたいわね。 マユラ:そういうこと。 マユラ:…触らないでおく?それも懸命かも。 マユラ:これは、あたしが背負った呪いだからね。(にこっと笑う) フェンネル:呪い、なのか。あるいはマユラ、そなたであったから、それで済んでいるのやもしれぬぞ。 マユラ:あたしであったから、かあ。だったらあたしでよかったな! マユラ:でも、顔までこれが来るのはやっぱり嫌ね。 エルヴィカ:腕がとまったのを見てやはり止めて)慎重にいくのなら、今はやめておいた方がいいかもしれないわね。 マユラ:(手袋をはめる)さわったヤツは、青ざめて口もきけなかった。 暗黒に引きずり込まれて、命を落としそうな気になったって。 マユラ:もし、このあざがあたしを殺したら、飛び火するかも知れないでしょ。あたしが生きてるうちに、あたしは元凶を潰すわ。 フェンネル:悪いが、今はやめておこう。あるいは、マユラであるから、それで済んでるのかもしれぬ。 エルヴィカ:そうなる前にみんなで何とか頑張ってみましょ。 マユラ:ええ。…痛いとか、痣が増えるとかは、隠すつもりはないけど、余計な心配はしないでね。それは約束して。 フェンネル:以前は余の剣はエルヴィカの剣と共鳴した。そちらにもきっと何かあるのであろうな?(そういって自分の剣をなだめるように撫でてからエルヴィカに差し出した) エルヴィカ:では、少しお借りするわね。(そっと受け取る) GM:エルヴィカさん、自分の剣が…なんだか エルヴィカの剣:!!!! ♪♪♪♪ (☆▽☆) エルヴィカ:あら、うちの子すごくうれしそうだわ! GM:みたいな反応をしたあと、 フェンネルの剣:!!!!!!Σ GM:フェルさんの剣が、勝手にエルヴィカさんの手から落ちたw マユラ:???(解ってない) フェンネル:違う意味で怯えているぞ、余の剣は。(それを見て笑った) エルヴィカ:あら、ごめんなさい!? (あわてて拾いに行ってフェンネルさんに返そうとする) GM:拾うたびに落ちるw マユラ:なんというか、ヘンな意志があるのねえ。(自分の剣をさすさす) でも、意味はわかんないわね(^_^;) フェンネル:きっと余の剣は、麗しい淑女なのかもしれぬな。 これは丁重に扱わないと。まるで口説かれてる男からいやいやしながら逃げるレディだ、王宮ではよくある。(楽しそうに笑って) マユラ:うちのは攻撃的だなあ。まあ、紋様が獣の牙だし当然か。 エルヴィカ:ごめんなさいね…。 フェンネル:意志のある剣か。名前があればよんでもやれるのだが。 ああいや、構わない。余は楽しい。(剣を拾っていたわるように撫でる) マユラ:ロアに行ったら、こういうよくわかんないことの理由もとけるかな? フェンネル:そうだな。総てはロアからだな。 ありがとう、マユラ、エルヴィカ。 おかげで大分気が楽になった。今夜はぐっすり眠れそうだ。 マユラ:ならよかったわ。 また、悩むこともきっとあるかもしれないけど、あたしはあんたの味方よ。 エルヴィカ:何か分かることを祈りましょう。 マユラ:地図こそがお宝、って言葉もあるわ。行けばきっと何かがある! マユラ:フェル、ダブル抱っこで挟んで寝てあげましょうか-? フェンネル:マユラ、貴女は余を男として見ていないな??(ちょっとふてくされたように) マユラ:あら、エルと同衾がよかった? フェンネル:同衾……いくら魅力的な女性でも、出会って7日もたたず手は付けまい! そうだな。しかしまあ、今日は真ん中で眠ることにする。構わぬか? マユラ:いいわよ。エルほどじゃないけど、そこそこ胸はあるのよ-?(フェルの背中に押しつけっ) フェンネル:……って、わっ、何をする!? 不敬か? 不敬なのか??(かなり慌ててる) マユラ:エル、前から抱きついちゃえw エルヴィカ:勿論構わないわよ。ではおやすみなさい。 いい夢が見られますように(デコちゅー) フェンネル:(デコチューされて更に慌てる)2人して余で遊ぶのか!? しかし、赦す。よい夢と共に眠るといい。 マユラ:ふふ、おやすみなさい。フェル坊や。 エルヴィカ:ふふふ、ありがとう。 フェンネル:……ありがとう。感謝している。(聞こえないくらいの小声で2人に)
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/76.html
エティック:(きょろきょろ)お邪魔します…。 フェンネル:邪魔をする(きょろきょろ) シャノン:狭いですが…(換気します) エティック:狭いとは思わないよ。 エルヴィカ:シャノンさんのおうちはここかしら。こんにちは~。 エティック:あ、エルヴィカさん。 エルヴィカ:エティックさん!良かった、あってたわ。お邪魔しますね^^ シャノン:(買ってきたものを出して、手洗い後プリンの準備をします) フェンネル:(同じく手洗いして)何か手伝うことはあるか??(シャノンさんを見上げて聞きます) エルヴィカ:お料理かしら?手伝うわ。 シャノン:プリンの準備だけしようと思いまして…。 (フェルさんへ)料理を作ったことは? フェンネル:(申し訳なさそうに)保存食をふやかしたことしかないな…。 エティック:俺、少しは出来る。 フェンネル:(エティックに)そうなのか? 卿の料理、食べてみたいな。(微笑んで) エティック:といっても、材料がね…知ってるものと違ってるから…。 エルヴィカ:私は、まあ、食べられるものはできると思うわ。 シャノン:(少し考えて)お湯を沸かすのでお茶を入れて休憩するのはどうでしょうか。 フェンネル:茶か。茶なら入れられる。準備しよう。(顔を明るくしました) シャノン:(エルヴィカさんへ)少し休んだら順にお風呂へ入るのはどうでしょうか? プリンは蒸して冷やすだけですし。 エティック:(心:プリンの作り方の根本は同じだな…) エルヴィカ:いいわね!お風呂も貸してもらえるの? ありがとう^^すっきりするわね。 フェンネル:風呂は、レディから先に入るのが筋だと思うが。 エティックは、一人で入れるか??(慣れたかてきな意味で) エティック:うん、使い方は解ったよ。 シャノン:順でも一緒でも良いですし、先にどうぞ。 フェンネル:ならば一人ずつかな。水がもったいなくはないか?? エルヴィカ:年の若い子からでもいいわよ。もちろん一緒でもいいけれど(若干流し目) フェンネル:ば、エルヴィカ…!! そんなことをそう簡単にいうのではない!!(もうすでにちょっと焦ってる) シャノン:勿体無いなら、一緒が良いのでは? 経済的ですし……一緒に入っても…まあ狭いですがおかしくない歳ですよね。 エティック:いっしょは、えんりょ、します(真っ赤) エルヴィカ:あら、そう?じゃあシャノンさんでもいいわよ(くすくす) フェンネル:シャノン、自分が13歳だったころを思い出してみるのだ(ジト目で) シャノン:私は皆さんが一緒でも気にしませんが?(フェルさんを見て) 13の頃ですか?問題ないですがが何か? フェンネル:うう、どうもこの手の話題では卿に勝てそうにないな。 エティ、一緒に入るか?(一応聞いた) シャノン:(エルヴィカさんへ)私とだと狭いと思います。一緒というのは男としては嬉しいですが色々しないといけないので残念です。 エルヴィカ:(シャノンさんに)そう?ではまたの機会にでも(にっこり) シャノン:(エルヴィカさんへ)ええ、機会があれば(にこ) フェンネル:そうだな、エルヴィカという花と一緒に風呂につかるのは男としては最高の栄誉だ(微笑んで) エティック:最後でいいです。お風呂、掃除もするから…。 シャノン:(エティックさんへ)最後は私がと思っていましたが? エティック:じゃあ、シャノンと入る。 シャノン:(エティックさんへ)ではご一緒に。 フェンネル:む、それだったらエルヴィカは余と入るか?? ならば二回で済むであろう。 エルヴィカ:いいわよ? エルヴィカ:あ、あと何か楽な服貸していただけないかしら。お風呂は考えてなかったから着替えがドレスしかないわ。 シャノン:そうですね、シャツかジャージくらいしかありませんがとりあえず。 (見せながら)フェルさんたちは平気ですか? エティック:服、いろいろ買って貰ったから。大丈夫。 シャノン:衣類が足りているようでよかったです。 フェンネル:(シャノンさんに)余も、寝間着は持っていないから…、貸してはくれぬか?? 手間をかけるな。 シャノン:(フェルさんへ)はい。多分大きいので申し訳ないですが…。 フェンネル:構わない。感謝する、シャノン。(ほほえんで) エルヴィカ:さ、行きましょう^^ではお借りするわね。こちらかしら シャノン:はい(案内だけはちゃんとします) フェンネル:ありがとう、感謝する。 エルヴィカ:まともなお風呂久しぶりね♪ (フェルさんに)ひとりで脱げるかしら? フェンネル:(自分の服を見返してちょっと高めの服だと気づき)装飾は最低限だから脱げはするだろう、大丈夫だ(微笑んで) エルヴィカ:すっかり旅慣れてきたわね^^ おうちではお世話のおつきが沢山いたことでしょう(と言いつつさっさと自分も脱いでいく) フェンネル:そうだな。しかし服も自分で脱げぬようでは、色々困るだろう。足を引っ張りたくはないのだ。 エルヴィカ:違う世界の事を色々勉強するのはえらいわ。(サクサク洗っていく) フェンネル:ありがとう。世にそう思わせてくれたのはあなたたち皆のおかげだ。(そういいつつ自分もさくっと洗っていく) エルヴィカ:知っていてやらないのと知らないのとでは違うと思うから、きっと一般の人たちの生活を知っているのは将来役に立つと思うわ。 無事メルリースの加護を得て帰れるといいわね。 フェンネル:ありがとう(にっこり)ああ、しかしエルヴィカは、この旅が終わったら、どこか風のようにいなくなってしまうのではないか? そう思うと、何より今が、輝いている。そんな日々だな。 エルヴィカ:さあ、どうかしら?終わった時のことはその時考えるわ。 (そして来年の事を言うと鬼が笑う的なことわざを言います) でも今が輝いているのは同意よ^^ 色々なことが起こって楽しいし、これからも何が起こるかどきどきするわね。 フェンネル:それもそうだな。やはりエルヴィカ、貴女は魅力的な女性だ。 きっとこういった何気ないことも、かけがえのない思い出になるのであろう。 まだまだ色々なことが起こりそうな気がする。 しかし、皆とならそれも悪くはない(微笑んで) エルヴィカ:そうね。そしてできるだけいい思い出になるように頑張りましょう! 髪の毛くらい洗いましょうか? フェンネル:頼まれてくれても良いか? 良い未来に…。まさしくその通りだな。 エルヴィカ:(優しくシャンプーしつつ)きっとフェンネルさんならできそうな気がするわ! フェンネル:(ちょっとこそばゆいという風に)ありがとう。誇れる王になってみせよう。(ちょっと笑って) エルヴィカ:期待してるわね(^_-)-☆ ……流すわね。(うつむきでも膝枕でもどちらでもOKですわよ)はい、おしまい。 フェンネル:(ではここは美味しく膝枕でw) …ありがとう、こんな時間も、よい物だな(にこりと笑って) エルヴィカ:そうね。とても素敵な時間だわ。 小さいころは姐さん達にこうやって洗ってもらったから、懐かしいわ。 フェンネル:エルヴィカの話もまた訊きたい。知らないことばかりだから。 さて、そろそろ出ようか。(そういっていそいそ脱衣所に) エルヴィカ:私の話なんてそんな大したことはないけれど、良いわよ^^ ええ、次の人たちに変わりましょう(いそいそとこちらも着替え) フェンネル:(着替えを終えてもう一度お礼を言うとシャノンさんたちに声をかけるために出て云った) シャノン:(中:プリン冷やしたらパスタですね。乾物で出来る、最高!です) エルヴィカ:シャノンさん、エティックさん。お先でした。ありがとう^^ シャノン:いえ、お気になさらずに。 …これはフェルさんとエティックさんが困るような格好ですね(笑) シャノン:1D100 =75 朝御飯確保。卵+砂糖+牛乳+粉=パンケーキ Cthulhu (1D100 =75) → 63 → 成功 シャノン:かけるものなどないといいたいところですが共有の蜂蜜を少し分けてもらいたいです。 シャノン:(エルヴィカさんへ)以前から言いたかったのですが、リーリア様との時とかいつもフォローしていただいてありがとうございます。 でもお気になさらずに(ちょっとはにかみつつ軽くペコり) エルヴィカ:(ちょっとびっくりしたようにシャノンさんを見た後にっこり笑って)どういたしまして^^ こちらこそ、シャノンさんは絶妙のタイミングでみんなのフォローしてくださってると思うわ。お互い様よ^^ありがとう。 シャノン:(心:お互い様と言うより頼り切っているような…) シャノン:お口に合えば良いのですが…(缶、乾物利用で、アンチョビのペペロンチーノを皆さんへ出します。唐辛子の種は綺麗に抜かれています) フェンネル:(唐辛子∑ と少し身構えるも、シャノンさんの作ってくれた料理という事の感動が勝り、お礼を言って手を合わせ、いただきますをして食べます) 感謝する。なんだかすまぬな…。 …………か、辛いぞ!! 唐辛子的な辛さの上にサラリーな辛さも!! ア、アンチョビの塩辛さだな…!! アンチョビは干されてないで海に帰ればいいのだ!!(じたばた悶えそうにうなるのをこらえつつ涙目になってシャノンさんを睨む) エティック:辛いのもおいしいんだね。俺は好きだな。フェル、苦手なんだ(くすくす) シャノン:アンチョビは塩漬けなので干されはしないですね(フェルさんへお水を渡します。でもきっと一般的な辛さです) フェンネル:誰も冷静な突っ込みをいれろとは言ってはいないぞ……!! (自分の無知をひけらかしてしまったことと辛さで顔が真っ赤です。お水を受け取ってごくごくと必死に飲みます) しゃ、シャノン……、卿の頭文字のSはサドのSなのだな…!! サドンと名を改めてはどうだ…!? シャノン:いえ、可愛らしいことを言われると思っただけです。突込みではありません。 …サドン?突然死みたいな呼び方は困りますがどうしてもと言うのなら否定はしません(お水のお代わりを渡します) そんなに辛くしてつもりはないのですが、苦手だったのですね。 (少し考えて)朝は残った材料でパンケーキを焼きますから フェンネル:……突然死…!! いやだぞ、卿が死んだら余は悲しい…。 すまぬ、もう何も言わぬからシャノンに戻るのだ。(お水を受け取ってまた飲みます) シャノン:(心:名前決定だったんだΣ) フェンネル:辛いのは苦手なのだ…死ぬかと思ったぞ……。(顔を輝かせたあとまたちょっとむすっっと取り繕い) ぱ、パンケーキなどにつられると思っているのか、余は子供ではないぞ。 パンケーキで1度目と2度目の朝食が賄えるほど好きだなんて思ってないのだから、そ、そんなものには……。 シャノン:これからは気をつけます。では、パンケーキも少し甘めのほうが良いでしょうか。 でも蜂蜜しかかけるものがないのでそこは申し訳ないです(くすくす笑いながら) フェンネル:ただでさえ旅路で塩辛い保存食と毎日戦いに次ぐ戦いなのだ(真顔で頷き) 蜂蜜で構わぬ。かなりす……いや、郷に入っては郷に従えというしな。 シャノン:戦いですか…(不思議そうにみながら) いえ、普段甘いものは食べないので常備していないので…別に嫌いではないのですが(←食べない理由は節約です) シャノン:(プリンも皆さんに配ります。きっと容器はおそろいという訳ではなくバラバラのはず) フェンネル:戦いだぞ、シャノン。 辛い物を食べられぬと紳士そうで爽やかな笑顔と共に、鍛錬が足りないんだね、もっと鍛えたら食べられるようになるよ、ほら、こんな細いから…腹筋666回やるところからかな、と言われて育つのだ…。 シャノン:それはご家族の方針でしょうか? 腹筋は毎日100回くらいがベストだと思いますが…ああ、最近サボっているからもう私も駄目ですね。 慣れると数をこなせるようになりますが、それと辛いものとどんな関係が(小首傾げて考え中。王族についてよく知らないので王様の教育方針なのかと考えています) フェンネル:100回でもきついというのに∑ 卿はそんな細身なのに、腹筋をそんなにこなせるのか…(衝撃を受けている) 曰く、辛い物が好きな人間は不健全な妄想をしやすいのだそうだが、肉体が健全なら健全なる聖心が宿るから問題ないと考えておいでなのだ。 余は別に辛い物に胸がきゅんとしたりはせぬのに、誤解なのだ。 シャノン:健康のためです(にこ) 私も辛いものにときめいたりはしません。 不健全な妄想…?一体どんなでしょうか。 何人も女性と一度にお付き合いとかしたいとかは思いませんし…(不健全について思案中) エルヴィカ:(くすくす笑いながら見つつ、エルヴィカはおいしくいただいたと思われます) エティック:(プリンのおいしさに感動中) シャノン:(エティックさんへ)知っているプリンと味が違ったりしますか(心配そうに) エティック:味?…うーん、家で作ってもらってた気がする。家庭的な味を知ってる。 それよりもシャノンのほうがおいしいよ! シャノン:ありがとうございます。家庭的な味…。その家それぞれの作り方があって良いですね。 エルヴィカ:良いわねえ……。 エティック:俺、家族がいたのかな…? …よく思い出せない。なんか、申し訳ないな。家族は俺を探してるのかな。 エルヴィカ:……。 フェンネル:(辛い物にやられてたがやっと落ち着きを取り戻して)…家族か……。 (そういってプリンをいただきます) シャノン:魔術師の修行中でしたっけ? もしそうだとしたら離れて暮らしていたのかもしれませんね。 でも守りたいという理由だけでも覚えているならふとしたとき思い出すかもしれませんね。 エティック:覚えていないと、さみしいって気持ちもないし、会いたいとも思わない。 忘れるって、…とても悲しいね。 守りたい…それが家族だったのかなあ。 エルヴィカ:でもきっとプリンを作ってくれる家族なら、愛されてたんだと思うわ。 エティック:(エルヴィカに)そうだね、プリンを一緒に食べるって、きっと仲の良い家族だったんだろうね。 シャノン:(心:プリン奪われたことしかないな) エティック:フェルの家族は、心配してないの? フェンネル:していると思う、すごくな。 愛情深ければ深いほど、忘れるというのは重荷なのだろうな…。 優しい記憶を思い出すエティックは、愛されていたのだな。(にこりと笑って) エティック:フェルは、そんなに心配されているのに、頑張って旅をしてるんだ。…フェル、尊敬する。 思い出せるのは本当に断片で、ほとんどは、こう、カーテンの向こう側みたいなイメージだよ。 記憶はそこにあるけど、俺には見えない、みたいな… フェンネル:……帰れないのだから、旅するしかあるまい。自分の意義を問う旅だな。 カーテンの向こう側なら、いつか手を伸ばせるときもこよう。 …その時は、きっと一人じゃないであろうから。(安心させるように頷いて) エティック:うん。(フェルに、少し寂しそうな、でも嬉しそうな笑顔でうなずいた) エルヴィカ:それも旅で見つかるといいわね。 エティック:俺は、自分がなんなのかを探すのが目的みたいなものだから…。 なんかふらふらしてて曖昧な目的で、ごめんね。 フェンネル:謝ることではないだろう(困ったように笑って) 自分探しも立派な旅であろう。余も似たようなものやもしれぬ。 エルヴィカ:うふふ、私もおんなじよ^^ エティック:そうなの!? エルヴィカ:別に使命があるわけじゃないし、お仕事でもないし……初めはなんとなくお祭りに参加してみたってだけだったもの^^; エティック:でも、エルヴィカさんは楽しそうに見える…。 エルヴィカ:あ、でも今はフェルさんに雇われているわね(^_-)-☆ エティック:フェルは、時折辛そうだ。 フェンネル:辛い? そう見えるか??(少し意外そうに) エティック:うん。なんていうか、フェルは体力的に?(笑) フェンネル:云ったな、エティックめ。体力がないのは仕方ないではないか。 誰もいきなり腹筋を666回もできはしないだろう。 これから成長するのだ(楽しそうに笑って) エティック:俺も666回はきついよ、武人じゃないもん(^_^;) シャノン:食事じゃないのですか? あとは優しいから色々考えてしまうのかなと思うことはあります。 フェンネル:余は優しくなんてないぞ。どこかのシャノンと違って意地悪ではないがな(くすくす笑って) きっと……臆病なだけだろう(曖昧に) シャノン:私も人には優しくしているつもりですが? 私から見ると十分に優しくみえます。怖いものがあるというのは良いことなんですよ。 エティック:(小声で)臆病であることは最高の強さだって、御師匠様が言ってた、と思う。 自分が臆病であることを知る者が真に強くなれるんだって(にこ) フェンネル:……(小声で)ありがとう。(少し驚いた後に、微笑み返して) フェンネル:エティは、魔術師なのに、短刀を携行しているのか? 魔術師は剣を持つのが一般的なのか??(不思議そうに) エティック:魔術師は武器を持たないよ。自分自身が武器だから。 この剣は…これは、「メルリース」だよ。 どうして、この短剣の名前を、みんなが探してて、しかも探してるものがまちまちなんだろう。 フェンネル:(びっくりして)剣が、メルリース?(不思議そうに) エルヴィカ:え?メルリース!? エティック:メルリースはこの短剣だよ。そして俺が、何より大切…だったらしい、もの。 最初に言わなかったっけ?言い忘れてたかな。 フェンネル:最初は、メルリースを自分だと勘違いしていたぞ、卿は(その時を思い出して苦笑して) エティック:自分だと思った。自分自身と混同するほどに、重くて、強くて、深くて、大切で、でも、きっと俺は守れなかったから、ここにいるんだ…。 フェンネル:だから、卿はその短剣を手放さなかったのだな。大切な……ものだから。 エティック:この剣は絶対に手放せない。これは、俺の命に代えても…絶対に。 大切だったんだ…あれ、どうして俺、泣いて…(ぽろぽろぽろ…) エルヴィカ:そっとタオルを出します。 エティック:(静かに礼をしてタオルを受け取る。ごしごし) フェンネル:(涙拭いてやりつつ)卿が泣くのは、当たり前だ…。そんな大切なものを忘れているなんて…。 エティック:思い出せないのがつらい、というより、なんとも思わない自分が、なんだかこわいよ…。 フェンネル:兄上がおっしゃっていたがな、涙は悲しいから出るものではないそうだ。 悔しいから泣くのだと…。 エティ、卿は、なんとも思っていないわけではないであろう? エティック:わからない…覚えていない感情も、覚えていない存在も、わからないままだよ…。 シャノン:人は大事な記憶や辛いことを自分を守るために消すらしいです。 受け入れられる準備が出来たら少しずつ思い出せることもあるかもしれません(食器片付けしつつ) エティック:思い出せたらいいな…。(そう言いながら、思い出すことに対しても不安そう) フェンネル:怖いのなら、その怖さを、余が、エルヴィカが、シャノンが、少しづつ分け合って軽くしよう。 それすらも嫌なくらい、大切な存在なのだとは思うが。(少し辛そうだったが、にこりと微笑んで) エティック:フェル、ありがとう…。大丈夫、俺は魔術師だよ? 修行に比べたら、なんてことない! エルヴィカ:それを取り戻すためにも謎を探しましょう。 ……そういえば前に私達で剣を重ねたら、何か見えたのよ。 エティック:何か見える?何が? エルヴィカ:私は牧歌的な風景だったわ。 エティック:牧歌的な風景…。剣が、見せるの? エルヴィカ:でもイアさんやユラは何かまた違うものだったみたい。 ……合わせてみる? エティック:……剣を、俺は持ったままでいいよね? 手放すのは、嫌だ。相手が誰でも、渡すのは嫌だ…。 エルヴィカ:ええ、それでいいわよ。 シャノン:(頷きます) エティック:これでいい?(剣の柄を持って、おずおずと刀身を出す) エルヴィカ:(そっと合わせます) フェンネル:(自身の剣も取り出してそっと撫でるようにしてから、自分も準備します) シャノン:(合わせます) フェンネル:(三銃士ごっこでしょうか。それならフェンネルも合わせます) GM:まじか!全員かw シャノン:(中:4銃士) GM:暗黒の空…?黒い黒い、炭のような空。 なにかが、ほえている。 いや、ないている? それとも、うたっている? 晴れ渡る空。 誰かがそこにいて、優しく呼びかける。 涙でにじむようによく見えない景色が。 紙を破くように引き裂かれる。 それは悲鳴の音。 ああ。そうしたいのなら、それでいい。 罪も業も、呪いすらも。 伴に。伴に。 でも。ねがいがかなうなら。 もういちど。あたたかなしあわせを。 飛び散る鮮血。 唐突に終わった映像の最後は、ぬめるような真紅。 エティック:…う、うわあああ!!!(転んだ) いたい…痛い、痛い、胸が…!胸が痛い…っ!! フェンネル:エティック!!??(とっさに庇うように手を差し出して) エティック:痛い、いた…(気を失った) フェンネル:(呆然としつつもエティックさんを心配そうに見やっています) エルヴィカ:(剣をあわててはずし、エティックさんを受け止めようと手を差し出す) GM:ダブルで支えた感じですね。 エルヴィカ:シャノンさんベッドを貸してくださるかしら。 フェンネル:(ベッドにうつれたならば、倒れたエティックさんに見た感じ変わったところがないかとか冷静に観察します) GM:見た目は変わった感じはないです。 よほどの苦痛だったのか、脂汗がつたっています。 GM:短剣は、誰も引きはがせないほど強く握ったままです。発見時もこうでしたね。 シャノン:(静かにベッドへ移動させます) フェンネル:(胸から血がとか心臓のあたりに謎のうろこ模様がとかそういうのがないかすごく心配です) GM:脱がせます? エルヴィカ:脱がせましょう。 フェンネル:申し訳ないと思いつつ無性に心配なので、脱がせます。 GM:気を失ってる間に毎回脱がされる美少年エティック。 シャノン:(中:セクハラ受けてますね(笑)) エルヴィカ:(中:介抱と言ってください) フェンネル:(中:やはりヒロイン。。) GM:ヒロインで間違ってはいないw GM:胸の大きな傷跡は基本、そのままです。血が流れたり変な痣が増えてたりはしてません。 GM:えーと、傷の真上に触れた人、挙手-。 フェンネル:はーいノ エルヴィカ:あからさまにあざとかなければ、介抱するので当たっていてもおかしくはないかも。 シャノン:(中:うちは運んだだけで) フェンネル:フェンネルは真っ先に胸障ったと思います。何か直感で…。 GMから、エルヴィカ&フェンネルに内緒話:傷口に触れた瞬間…。 おぞましく黒く大きく、唸るような何かに手を噛まれそうになった…! いや…、幻影!? エルヴィカ:(びくっと手を離します) 今のって……(ユラのあざに似てる?) フェンネル:幻影か…?? あれが。メルリースなのだろうか……。(ちょっと惑乱したように) シャノン:どうかされましたか(小声で) エルヴィカ:今、何かに噛まれそうになったわ。 フェンネル:エティックの心臓の中に…、「いる」のだ(こそこそと小声で) シャノン:……?私も触ってみたほうが良いのでしょうか? フェンネル:いや、やめておいたほうがいい。 エルヴィカ:(フェルさんに)何かって、大きくて黒い、唸るようななにか? フェンネル:ああ、そんな感じのものだ(エルヴィカさんに頷いて) フェンネル:(エティックさんに)なあ、エティ……。 卿の罪も罰も咎もすべて共に背負いたいのに、卿と余では、背負っているものが違うのだろうか? 大事なのだ、それだけ卿が。どうしたら、この気持ちが伝わるのであろう。(そういって握ってないほうの手を取って) エルヴィカ:もしかしてユラのあざも……。 フェンネル:中に何かいるのやもしれないな(頷いて) GM:マユラは、腕に絡みつかれて、「幻影の中で自分の腕を落としたら我に返った、腕はなくなってなかったが痣があった」んでしたね。 エルヴィカ:……そういえば剣を合わせたとき、見えたのって同じ光景かしら。(かくかく云々で上の状況を語る) シャノン:(上の状況を伝えます) フェンネル:(頷く) エルヴィカ:多分ユラたちが見たのは今のに近い光景だったのかしら。 でも、倒さねばって気持ちはなかった。出来れば取り戻したいって。 誰の願いか分からないけど、できればあの暖かな光景を取り戻してあげたいわ。 シャノン:そうですね。 フェンネル:そうだな……(頷いて) シャノン:(頷いて、何か考えています) フェンネル:(とりあえずエティックが起きるまで傍にいます。自分はうっかり以外では寝ないつもりでです)
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/100.html
カスケ:(ヒトガタでとことこ歩いてきた)いい月よのう。 フェンネル:(前から歩いてきてばったりてきな感じで)カスケではないか。どうしたのだ? いい夜、とは言えないやもだが、少し話でも付き合ってはくれぬだろうか? カスケ:ああ、よいぞ。じじいでも、涙をぬぐう言の葉にはなれよう。 フェンネル:たしかに老人やもしれないが(ちょっと笑って) 涙か、、涙というより、悩んでいる、という感じではあるな。(苦笑して) カスケ:(壁際にドアを作り、ドアをがちゃり。中には広めの部屋、テーブルとソファが) 儂の空間は、音が漏れぬ故にな。 見目がどうにも殺風景なのは許せ。 フェンネル:ああ、卿の空間か。気遣い感謝する。(入ってきょろきょろと見渡す) そんなことは構わぬよ。 いつだって、持ち物は自分自身と、大切なものが少しあればいいのだ。 フェンネル:話したいことは…。 エティックに、いつ真実を、どうやって話すか。 ルナと、メリッサと会ったとき、なんて言葉をかけるか。 カスケ:出会った当初から思っておったが、フェルネリアン。 おぬしは質問をもう少し絞った方が良いぞ? 同時に複数の思考はできても、口はひとつじゃからな(笑) フェンネル:(声をあげて笑って)質問か。ならば端的に明確に話そう。 余はエティに真実を話そうと思っている。少しずつな。 カスケ:そろそろ、隠す方がいびつになってくる頃合いじゃ。 確かに、幾ばくかの真実は告げた方が良かろうよ。(ソファにゆったり座る) フェンネル:(自分も向かいの席に腰掛けて)はた目から見ていても、忘却の霧は薄まっている。 このまま思い出してしまったのなら、暴走するのだろうと分かる。 それでだ、賢者よ。 卿はエティックに関してなにか意図的に自分から言わないことがあるのではないか? カスケ:儂は隠者ゆえにな。かくすことは得意じゃぞ? フェンネル:卿が何を隠しているのか、総てわかるわけではないが。 今あえて訊こう。 「メルリースとしてのエティックの権能は?」 カスケ:………。 話したくない、と言ったら? フェンネル:ならば聞かぬ。強要はしたくない。 カスケ:なら、そうしてくれい。 フェンネル:しかしだ。余も生半可な覚悟で聴いているわけではない。 ならば聞き方を変えるのはどうだ。 これだけイエスかノーで答えてくれたらもうこの話題には触れはしまい。 もちろん、聴くのは卿が頷いた場合だけにする。 カスケ:ああ、それでも構わぬ。 ただ、儂に尋ねる前に考えたか? 「生命創造」を越える神の権能とはなんなのか、と。 フェンネル:考えた。 あれかあれ、もしくは両方だろうと思っている。 つまり、生命以上のものの創造か破壊だ……。(ちょっと言葉を選んで、どこか辛そうに) カスケ:ほっほっほ、やはり、微妙に考えが偏って固執するのう、おぬしは。 フェンネル:自覚はある(苦笑して) ならば、違うのだな? いや、違うとはいっていないか。 カスケ:エティックの力は、『感情』により変化する。 …儂が言えるのはここまでじゃ。 フェンネル:……感謝する。それが聞けただけで充分だ……。 (カスケの言葉から色々なものを感じ取って、深く謝意を示して) カスケ:しかし、それをまず聞かれるとは思わなんだな。 もっと別の「謎」を追求されるかと思っておったわ。 フェンネル:卿の言っている謎とは、エティックが「今現在」ここにいる理由、とかであろうか? カスケ:さあのう、おぬしの脳内は儂にも読めんて。 フェンネル:だからこそ、というわけではないが、エティックに真実を打ち明けたほうがいいと思うのだ。余の想いとしてはな。 カスケ:ふむ。 爆弾に着火する可能性も考えてのことだな? フェンネル:その可能性も充分に考えている。 その場合は、、どのような爆弾か、想像ができぬ。対応が後手に回るやもしれぬな。 しかし、放置して隠して暴走するならば、話したほうがいい。 エゴであるかな(ハッと笑って) フェンネル:なぁ、カスケよ。 善い気持ち。神聖な気持ち、相手を思いやる気持ちから、悲劇が生まれるはずはないと、余は、そう思っていたのだ……。 カスケ:では、なぜ『メルリース』は生まれた? 母が娘を思い、弟が姉を思い、姉が弟を思う気持ちから、なぜ世界は崩壊の危機に? フェンネル:そうなのだ。 卿から聞いた話で、誰もが、王自身でさえ、弱く臆病であったかもしれぬが、そこまで邪悪だったわけではない。 カスケ:邪悪など存在しなくても、悲劇はその辺に転がっておるよ。 フェンネル:だから、だからこそ想うのだ。 エティックに真実を伝えなければと。 そうでなければ、エティックは、何も信じられなくなるのではないかと。 余はそれは、自分の事以上に、辛いのだ。 カスケ:では、フェルネリアン。おぬしの巧みな想像力を儂がかきたてよう。 フェンネル:(顔をあげてじっとカスケを見ます。) カスケ:おぬしはある日、父である王に言われた。 「お前は死者であり、その心臓は動いていない」 「お前はもう数百年も前に死んでいる」 「お前は罪もないのに、愛する者を人質に取られ殺された」 フェンネル:そんなことは云うつもりはないのだ。 そんなことを伝えたいとは思ってはいない。 カスケ:「その後、おまえは邪神となった」 「お前は世界を滅ぼすだろう」 「マユラを殺したのは、お前自身でもあるのだ」 カスケ:………さて。 おぬしの心の爆弾は、着火したか? フェンネル:……(カスケを無言で思い切りにらんだ。言い方悪いですが、たとえでも殺すぞ、みたいな目) カスケ:もし、マイナスの感情をおぬしが抱いたとしたら。 エティックの感情はそれ以上だと思え。 そして、感情の揺らぎが何を生むか。 ……儂はのう、ひとつも嘘は言っておらぬのだぞ? フェンネル:わかっている。 そんなことを、伝えようとは思ってはいないのだ。 余は、エティに……ただ言いたいのだ。伝えたいのだ。 卿は嘘を言ってはいなかった。 卿は愛し、愛されていた。…昔も、今も。 余が、卿から聞いて、真っ先に感じたことだ。 ただそう言いたかったのだ。笑うならば笑うといい。 エティは愛していた。愛されていたのだと。 それを、改めて伝えたいだけなのだ。 カスケ:しかし、それだけでは済まぬのだ。 愛を伝えたくとも、愛の主を知らねばならぬ。 その相手が今どうしているかも知りたくなろう。 ぼろぼろと漆喰が剥がれるように、醜い真実が、小僧の前に現れるであろう。 フェンネル:わかっている…! では、伝えずに放置しろとでもいうのか…! カスケ:儂はのう、フェルネリアン。 エティックから「記憶を奪った真犯人」じゃ。 フェンネル:(再び顔をあげてじっと見やった) カスケ:思い出さぬよう封印した儂自身が、思い出させることを望むとでも? フェンネル:思い出さずともよいと、卿は云うのであろうな。 余は、大切な人間たちから、もっとも大事なことを伝えられないという、そのことが、死にも叶う裏切りだと想うのだ。 …しかし、卿は、今でなくともよいと、そう言いたいのだな?? カスケ:…………。 今、おぬしが仲間と思っておる中で、最も悪であるのは、儂かも知れぬ。 フェンネル:余は、エティックをずっと見てきた。 エティは、いいやつだ。純粋だ。 裏切ることも、裏切られることも慣れてはいない、知らなかったと言っても良い。 そんなエティだからこそ、余は、賭して誠実でありたいのだ。 カスケ:ああ、誠実でありたいというおぬしの気持ちは痛いほどわかる。 その「誠実」が、小僧の何を守るのか、儂は尋ねたい。 フェンネル:エルピダ、希望だよ。(迷いなく答えた) 傲慢であるかもしれぬがな。 おそらく、卿は、その言葉を知りながら、あえて今までは積極的につかもうとしてこなかったものだ。 カスケ:儂は、『メルリース』の生き死にに、さほど興味は無いのじゃよ。 フェンネル:かつての大切な、大切な人だったのに? いや、だからこそ?? カスケ:エティックの姉であったかつての純粋な少女は、自ら「死」を覚悟し、それを全うするために赴いた。愛しきものを守るために行動した。 儂は、少女は歴史の中で死んだのだと思うておる。 悲劇であったのは、彼女の愛しきものは、結局助からなかったというだけの話。 儂は、他の者とは目線が違う。 見据えるものも、希望の先も違うのじゃ。 フェンネル:エティは、エティは、大切な人を思い出せないことが、怖いと、辛いと、かつて言った。 シャノンの家でプリンを食べたときかな。 思い出したい感情も、対象もわからない。思い出したいと。 しかし不安そうではあったが。 カスケ:ああ、そうじゃな。思い出せぬ事は辛い。 カスケ:先ほど、「たとえ話の中」で、儂は、マユラを殺したのはお前だというように語ったな。 全てを思い出したエティックは思うじゃろう。 「姉を殺し、あのような存在に変えたのは自分のせいだ」 その思いを、どうやって受け止める。 フェルネリアン。まだ神になったばかりの弱きモノ。 フェンネル:賢者よ、卿には色々なものが見えているのであろう。 希望しつつ、どこかで諦めているのだろう。 見えるから、変えられぬと思ってしまうのだろう。 でも、賭けてはみぬか? 不安定なヒトの子の、弱くて、愚かで、あさましくて、それでも前を見ようとしている、その未知数な強さに。 カスケ:…(冷酷な瞳で、口元だけ笑った) なんと、純粋な存在が出てきてしまったものよ。 まさに儂の計算通りと儂は笑うべきか。それとも、300年の前の自分を悔やむべきか。 そして儂は、計画を実行すべきかどうか。 今が儂にとって、千載一遇のチャンス。二度とは無かろうな。 フェンネル:卿の計画とは??(じっとじっと見やった) カスケ:…まあ、言うだけ言ってみるかのう。フェルネリアン。 おぬしは、儂の意志に逆らってこの空間を脱出する術はない。 カスケ:『エティックの身代わりに死ね』 フェンネル:……………。 フェンネル:その覚悟がなくて、何を伝えると思っていたのだ、賢者よ?? 余には、余自身しか、差し出せるものもないのに??(ふっと笑った) カスケ:はあ、そう返すと思ったわい。 フェンネル:そう返すと思ったからそう言ったのだ。 しかし、本気だぞ。そうだな、2ドットくらいは。 いろいろ考えるのだよ、余の心臓の鼓動を、エティに分け与える事でもできれば、、とかな。 カスケ:もう少しあがいてくれるような、こう、王権にしがみつくような、あさましい人間であってくれとどこかで祈っていたのじゃがなあ。 そうだったら殺しやすいじゃろう。 儂は本気じゃよ、フェルネリアン。 フェンネル:わかっている。 余が犠牲になることで、エティやイリスが救われるのなら、それもまた、王族の役目であろう。友としての役目であろう。 余も本気ではあるのだぞ。 カスケ:300年前、少女が神の権能を絶望として振るう中、儂はひとり冷静じゃった。 儂はじっと考えておった。 『エティックを助ける方法』を。 カスケ:儂の昔語りをよく思い出すがいい。 少女も、少女の母も、動物も、全員が死を覚悟していた。 たったひとり、死など思いもしなかった、幸せだけを願って死んでいった者がおるじゃろう? フェンネル:卿は、、卿の視点は、メルリースではないのだな。 不思議だった、卿はずっと、エティックを見ていた。 視点が違うのはそれだな?? カスケ:おぬしらの始祖に剣が渡ったのは、ただの偶然じゃ。 しかし、「神王」に関する内容の一部は、儂が吹き込んだものじゃ。 カスケ:儂は、…老いた梟は、長き旅の中、あるじとともに果てることを夢見て叶わなかった。置いてゆかれた。 どんな音も聞こえず、どんな光も見えず、死したあるじの面影だけを追いかけていた儂に、あの小僧は…儂が驚くほどの奇跡を。 もう一度、このものをあるじとしてもいいと思えるような笑顔をくれたのだ。 カスケ:動物たちはそれぞれ、思いが違う。 ソニアはメルリースを一番に思うておる。ブルーもじゃな。 しかし、フォルトは、母マリアンヌのほうに忠誠を誓った身じゃ。 カスケ:そして、儂が最も愛する存在は、あの小僧なのじゃよ。(悲しく笑った) フェンネル:………!!(突然カスケを抱き締めて泣き出した) 余は、余は卿が想うような聖人でも神でもないのだ。 余は、余は、卿と同じなのだ。 エティックのことが大事なのだ。メルリースではなくてエティックなのだ。 卿なら気づいているであろう? 余は、その感情の名前にも気づかずに、メルリースに嫉妬していた。 メルリースを助けたいとはもちろん想っている。偽りはない。ただ、エティックなのだ。そうしてフォロンで、ルナなのだ。 あさまじく、自分勝手な王子なのだ……。 13だった14の王子には、初めてできた親友が、世界より大事な時があるのだ……。 しかし、そんなことを言うのは、王となる者失格なのだ。 余は王権を放棄することはできぬ。 だから、これは卿にだけ吐き出す、真実のたわごとだと思ってくれ。 カスケ:…おぬしも、小僧よな。(なでなで…) フェンネル:(撫でられてしばらくは年相応の子供らしく泣いてますが、一頻り泣いたらさっと涙を止めて拭って真顔になります。それくらいの分別はある) カスケ:おぬしの髪色が、瞳が、一族のそれと違っていたことは…。 きっと、儂に、あの少女が怒ったのじゃな。 馬鹿なことはやめろ、本気で怒ると。腰に手を当てて、ぷんすかと。 弟は、そんなことを絶対に喜ばない、と…。 目に浮かぶわ。ありありとその姿が…。 フェンネル:そう思ってくれるのか? 誰もが忌み嫌ったこの髪色、これは、、誰より優しかった、少女の怒りなのだと。 カスケ:絶望のメルリースが7つに割られる瞬間も、儂は非常に冷静じゃった。 「一体化」している間ならば、儂も他の能力を発動させるくらいはできる。ま、ほんの一瞬じゃが。 ほぼ自我を失っていた他の者と、儂は違っていた。 カスケ:儂はエティックの「肉体」を、儂が可能な限り再構築し、エティック自身の時魔法で『安全な時空』へと飛ぶようセットした。 行き先がどこになるかは、儂もさすがに余裕がなくてな。 曖昧な、しかし、必ずや安全な場に出たのであろう? フェンネル:それは卿も、知っての通りであろうが。(ちょっと笑った) カスケ:儂はその頃、砂漠で寝ておったが? カスケ:儂にはルナのような力は無い。あの肉体は死んでおる。 エティックは死者のままじゃ。 カスケ:儂はな。 短剣を持つ人間が少しずつ神と化していくことを利用し、「王」を名乗る者への復讐もちまっとかねて、『イリスリード次期王の肉体から魂を抜き取り、ネロの手を借りて、エティックの魂を入れる』という作戦をたてておった。 カスケ:「イリスリードの次期王は、メルリースという存在を探す旅に出なければならない」 上記の内容を、王が代替わりするたびに行う風習と見せかけるのに、永く時を使った。 旅は一年であるという期限をつけ、安全だと思い込ませた。 フェンネル:(冷静に話を聞きます) カスケ:時が来れば、儂は、リーリアによって起こされる。 そして儂は作戦を実行し、『記憶を完全に失った神王』が祖国へ帰還するという…まあ、ざっとそういう計画じゃよ。 カスケ:年格好が近い少年の肉体に宿った魂は、もう何にも縛られず、自由に、生きたいように生きる。 過去ももう、思い出さなくてよいと。 …さすが儂も神の一員、なかなか傲慢じゃろう? フェンネル:悪くない計画ではあったな。 そして最高の素体が今ここにいるではないか? 今でも、その計画を望むか、賢者よ? カスケ:だから言ったであろう、フェルネリアン。 おぬしが、もう少し自らの生にあがいてくれれば。もう少し、穢れていれば。 フェンネル:(それを聞いて哀しそうに笑った) カスケ:時空がエティックの安全を確認したその時、運命に選ばれたのは、金髪碧眼の王子ではなかった。 きっと、メルリースが儂を叱ったのじゃよ。 遺伝子的に、エティックに近い色彩になる一族じゃとふんでおったのになあ。 ルナが権能を使った際、イリスの始祖がその色じゃったから、いけると思うたのに。 カスケ:まさか赤い髪に銀の瞳とは。…代わりになれんわ、フェルネリアン。 おぬしの身体はエティックの器にはなれんよ。(微笑んだ) フェンネル:(何といっていいか、少し考えてる様子) カスケ:だいたい、小僧から親友を奪えまい? いつも、いつでも儂は、小僧の幸せを一番に考えておったのだから…。 フェンネル:ならば余も、メルリースに叱られたのであろうな。 卿が話す計画は、正直、かなり、甘美なものであったのだから……。 カスケ:あの小僧に、もう二度と、愛する者を失う涙は流させぬ。 儂よりエティックのほうが、すさまじく強い神じゃからな。 儂がかけた記憶の封印などもろいものよ。 真実に気づいたとき、小僧が泣くのはもう、見たくない…。 フェンネル:しかし、卿よ、余はエティックと約束したのだ。 必ず王になって、エティックのような悲劇を繰り返させないとな。 だから、これでも王権にしがみついているのだよ。 カスケ:…あの肉体はもう死している。 あのままを維持できるのは、数年が限度じゃ。 それまでに、小僧を救ってやってくれるか? フェンネル:必ず。 言霊にのせて……。誓おう。 誓いの約束のキスは、エティックのためにとっておくがな。 ああ、これが、王子のキスで目覚める姫の物語だったらよかったのだが。 カスケ:じじいは謹んで遠慮するわい(笑) フェンネル:いろいろ話させてしまってすまなかったな。 エティに真実を話すのは、もうしばらくだけ、様子を見よう。 きっと今は、それでもまだ、その時ではないのだ(微笑んで) カスケ:さあ、外の時間も流れておることじゃろう。 王子、そろそろおねむの時間じゃぞ? 子どもは寝ろ。 フェンネル:(ふっと笑って)寝よう。 しかし話していて気になったことがあるのだ。 余の瞳には花が咲いている、、卿には、その華が何に見える?? カスケ:植物にはあまり詳しくはないが…。 それはきっと、「弟を思う姉の魂」じゃよ。(微笑む) メルリ-スが達せなかった、「命懸けで弟を守る」ことを、おぬしの姉は達したのじゃな。 カスケ:おぬしは胎内にいるとき、少々「弱い肉体」であったようじゃ。 もうひとりもな。 片方しか残れぬ。だから姉は、おぬしのほうを守ったのじゃ。 フェンネル:………………。 フェンネル:だとしたら……必ず。今度はもう、悲劇にはさせはしまいよ。 余の身体にも魂にも、メルリースの願いが宿っているのだろうからな。 ありがとう、話せてよかった。今日は失礼する。 よい夢を。賢者よ。 あるいは、夢も見ないような、完全なる暫しの安らぎがあるように、願っている。 カスケ:ああ。よい夢を。 その魂も肉体も、しかと大切にせよ。(音もなくドアが開いた) フェンネル:(しっかりと頷いて出ていった) カスケ:(見送った後、しばし部屋で一人、昔の思い出にふけっている)
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/108.html
GM:場所は、ネロのダンジョンです。 フォルトが、ふたりきりで話したいと声をかけてきた感じです。 ここからなら、ねこのほっぺかひたいのお部屋ですね。 もうギミックは動きませんので(笑) フェンネル:(フォルトさんに)もちろん構わない。どうしたのだ?(優しく尋ねます) あなたとはずいぶん長く一緒にいるが、話しかけるのもかけられるのも、なんだか新鮮だな。 フリーズフォルト:(左ほっぺに移動)そうですわね。 私にとって、あなたがわは敵でありましたから。 フェンネル:敵か……今もそう思っている?(首をかしげてみせ) といっても、300年の関係だ。 やすやす気持ちに変化があるとは思わないし、そうせよというつもりもないが。 フリーズフォルト:私と、ブルーとソニアは、メルリースを消し去り、真の安寧を与えようとしておりました。 それしか助ける術はないと思っていたのです。 もし、あの子の心を残したまま助けられるのなら、私たちがわとて、誰も反対はいたしませんでしょう。 フェンネル:心を残したまま…。 もちろんそうであろう。 遺物なことなく、自然にありし日が戻ったら…。余もそう思っている。 フリーズフォルト:私たちは遺物です。それは間違いのないことでしょう。 …まだ、私は疑っているのです。 あの子をまた、壊すだけのものに変貌させてしまわないかと。 あの子を、ほんとうの意味で守りたいだけなのですよ。 フェンネル:以前カスケから、エティックの権能は感情に左右されると聞いた。 メルリースも、やはり何ら彼の要素に左右されるのだろうか? フリーズフォルト:メルリースについては…私たちよりもはるかに高位ゆえ、そこは理解しがたいですわ。 それに…彼女にみずからの精神が残っているか、それすらも、私たちにはわからないのです。 私たちは、彼女なのです。 私は私であると同時に、彼女の右足。 私には意志がありますが、ばらばらにされた少女のか弱い心は、今も生きているのでしょうか? フェンネル:右足は、最初の一歩だよ、フォルト。 遺物ではあるかもしれないが、だとしたらなんであれ、あなたがあって今があるのだ。誇り高き貴婦人よ。 あなたはメルリースであるのに、誰もメルリースがわからないか…。 まるで、人間とほとんど変わらないようではないか。(そっと穏やかに言います) フリーズフォルト:……どこかで思います。勝手な言い分かも知れませんが。 あの子は、人のまま、300年前に死して、生まれ変わっていてほしい…なんて。 今もなお、この苦しみのなかにとらわれていると、思いたくないのです。 もちろん、現実逃避ですわ。 きっとあの子は、いるのでしょう。どのようなカタチであっても…。 フェンネル:余の意見を言っていいのなら……。 (少し言葉を選んで)…メルリースに、穏やかな人の人生を。最後まで幸福に。 そう、余も思っている。 フリーズフォルト:ありがとう、フェルネリアン。(にこり) その優しさだけで、私は満たされます。(目を閉じ、やわらかに微笑み何かを思い出している様子) フェンネル:世界にはメルリースが満ちているという。 そんなものなくてもいいから、ただの女性でいいから、生きていてほしかった……。 全くだな。それは、子を思う母としては、当然の感情だ。 フリーズフォルト:ええ。私は、マリアンヌの化身ですもの。ふふふ。 似ているのかしら、外観も?当時の私は目があまりよくなくて。 フェンネル:マリアンヌ殿か。お会いしてみたかったな。 フリーズフォルト:さあ、私も、おしゃべりばかりしていないで、役目を果たさなければ。 あなたに、お渡ししたいものが在るのです。 フェンネル:渡したいもの? 貴女から? (その言葉に少し居住まいをただす)なんであろう、白く気高き貴婦人よ。 フリーズフォルト:では、フェルネリアン。 カスケが本来、あなたに渡したかったものを、あなたに。 フェンネル:受け取るのに準備が必要なことはあるか? フリーズフォルト:いいえ。特には。 エティックの…あの子が人間でいられたとき、使っていた荷物を、あなたへと。 フェンネル:エティックの荷物……。 フリーズフォルト:カスケは…。無茶をしすぎました。 フェンネル:わかっている。わかっていたのに、無理をさせ続けてしまった。 フリーズフォルト:カスケは、このままでも消え去りはしません。 しかし、目覚めもしないでしょう。 本来の姿に目覚めたエティックが空間を破る度に、再び空間でエティックを覆った。それを繰り返し続けた。 勝ち目のない戦いを、ただの時間稼ぎを、カスケは限界まで…自らが消滅するぎりぎまで、行ったのです。 エティックと闘っている最中、誰かが、カスケの意識に話しかけなければ、カスケは自分の存在を残すことを忘れてしまっていたかも知れませんわね。 それくらい、彼は必死でしたから…。 フェンネル:どうしたら、カスケは目覚める? あなたがメルリースの母なら、カスケはエティックの父だ。このままにはしたくはない。 フリーズフォルト:カスケは、エティックの父ではありませんわよ? カスケは、自らのあるじであったかの人と、エティックを重ねているのです。 エティックは幼くして、厳しい魔術の修行に挑んだ。 エティックにとって、カスケは一番親しい友達でした。 幼き日に死に別れましたけれど、姉弟たちには、ちゃんとお父様がいらしたのですから。 フェンネル:友か…。ならばエティックは、カスケとまた笑いあいたいと思っていると、余は確信するが……。 余は、カスケの余に対する真意を知ったあと、一層カスケに親しみを感じた。 返しきれない恩もあるのだ。 フリーズフォルト:カスケの真意?ですか?(きょとん) 私も知らないことがあるのですわね。 そこは、彼とあなたの秘密として、聞かないでおきましょう。 フェンネル:そうだな(思い出して思わず微笑んだ) フリーズフォルト:さあ、これを受け取って。(エティックのリュックを差し出す) フェンネル:(大切なもののように、受け取った) フリーズフォルト:それから…これを…。 フェンネル:(続けて受け取る) GM:蛇のようなものが絡みついた、金色の短剣です。 フリーズフォルト:儀式の際、メルリースは顔面を、エティックは心臓を貫かれ、死したと聞きます。 私は、最初に殺された故、力が弱い。 長く生きて、長く見たものたちがより苦しみと哀しみ、憎悪を深め、力が強くなったようです。 苦しかったでしょうね。最後まで残されたエティックは。 そして、それを見せつけられたメルリースは…もっと…。 フェンネル:エティック……(思わず剣をぎゅっと握った) GM:フェルさんの脳内に、誰かの思い出のような映像が流れます。 ━━━━━━ むねが いたい えぐられるような痛み ━━━━━━ むねを えぐっている つるぎ ━━━━━━ 肉の音 嫌な音 たとえられない激痛 ━━━━━━ 水音 ぬめり気のある水音 赤い水音 フェンネル:(かつて見た夢を思い出した) ━━━━━━ ああ 人間は こんなにも頑丈なのか ━━━━━━ はやく はやく 一秒でも早く ━━━━━━ 終わって 終わってください ━━━━━━ ただ終わりに向かうだけのこの時間を 終わらせて ???:「この夢は、俺のあの日の記憶…。あの日思ったこと、か…」 フェンネル:「あの日思ったこと」? そうか…、そうだったのか…。 ━━━━━━ いいや 待って 終わらないで ━━━━━━ いたい くるしい もう いきが できない フェンネル:終わらせない。終わらせないから…。 このまま終わったら、エティック、それは……。 ああ、余のエゴでもいい。すまない、すまないエティック。 怖かった痛かった苦しかった。ルナが余に言ったことがある。 きっと、それよりもずっと、怖かったのだろう、エティック…。 ???:「痛かったな…。死ぬって、とても痛くて、とても苦しい」 ━━━━━━ お願い 終わらないで ━━━━━━ どんなに痛くても どんなに苦しくてもいい ━━━━━━ 終わらないで 終わらないで ━━━━━━ 俺が ここでいなくなったら ━━━━━━ メルリースは なにもかもなくなってしまうじゃないか フェンネル:(じっと刻むように聞いている) ━━━━━━ 父さんを亡くして 母さんを亡くして 動物たちもみんな死んで ━━━━━━ 俺がいなくちゃ 俺がいなくちゃ ━━━━━━ 優しいばかりのこの姉さんは 生きていけないじゃないか ???:「…心臓をえぐられながら、それでも生きようとしたんだね、俺は。 馬鹿だなあ…」 フェンネル:エティック…。 (思わず涙がこぼれて、エティックの短剣に伝う)エティックが馬鹿だというのなら、その馬鹿のおかげで今、余と出会い、ともに、また新たな可能性、未来を紡ぐのだ。 ━━━━━━ 声はもう出ない 息のようなものが 血と一緒に漏れただけ ━━━━━━ ああ 終わってしまう ━━━━━━ お願い 終わらないで ━━━━━━ 痛みが消えていく 嫌だ 終わらないで ━━━━━━ 神になんて祈らない じゃあ何に祈る? ━━━━━━ なんでもいい 悪魔でも 化け物でもいいから ━━━━━━ 俺を終わらせないでください フェンネル:今度こそ、終わらせはしない…。 ???:「かつてこう願ったから、こんなことを望んだから。 カスケは俺を、こんな肉体でも、どうにか終わらないようにしてくれたんだ」 フェンネル:違う、エティック。望むことは罪ではない。かなうことは罰ですらない。 ???:「ありがとう。でも、もう終わろう。 このまま俺がヒトのふりをしていたら、進まないんだ。 いいほうへも悪い方へも、進むための道ができない。 優しいぬくもりをありがとう、カスケ。包んでくれてありがとう。 もういいんだ」 フェンネル:エティック、愛していたんだ。 皆、お前を。 愛しているんだ。今も。 ???:「今こそ………。 かりそめの体に、終わりを…。 この手で、終わりを!!!」 フェンネル:(ぎゅっと心臓付近で抱きしめるように短剣を握った) GM:頭に流れる映像の中で、エティックは自らの心臓に金の短剣を突き立てました。 エティックは血を吐きながら、あのときをなぞるように、胸を抉りました。 ゆっくりと。ゆっくりと。 フェンネル:(目はつぶらない、何があってもつぶらないから!) メルリースは顔をえぐられた。ならばほかに誰が見ることができる? 誰が、エティックの苦しみを分かち合える? 誰が、エティックがエティックであったと、いつまでも証明できる? 見ていなければ。余だけでも、目を背けずに。 GM:そこには心の臓はなく。 かりそめの体を動かしていた核が…血と伴にこぼれ落ちて……。 フリーズフォルト:さあ。見えたでしょう。すべてが。 彼の肉体を動かしていたのは、これです。(青い宝石を差し出した) フリーズフォルト:これはカスケの力ではありません。メルリースの頭部たるエティックが、その願いから作りだした核。 カスケは、それをエティックの殻の心臓部に埋め込み、彼の死をひととき誤魔化したのです。 フェンネル:青い色だ。メルリースの瞳の色、それよりもエティックの色だ。 フリーズフォルト:この宝石は、あなたがたと過ごした時間のエティックです。 彼がいた証。 これから彼がどのような変貌を遂げても、この石に宿る記憶は、永遠でしょう。 フリーズフォルト:あれは殻だと、ネロもエティックも言いましたが…。 私は、かりそめのヒトであったあの子が、皆と笑う姿を、ただの殻だったなんて思えない。 フェンネル:余は、どんなエティックでも受け止めるつもりだ。 その覚悟がなくて、何が友だ。(半ば自分自身の非力と覚悟を吐き捨てるように言った) この気持ちは、「愛」なのだろう。 どんなに変わってもエティックのそばにいたいのだ。 フォロンに対するそれでも、ルナに愛するそれとも違う。(フェンネルも泣いてます) フリーズフォルト:あの姿のエティックを、私はずっと、ずっと、見守っていた。 最初は警戒でした。いつ爆発するとも知れない爆弾でしたから。 でも、いつしか…。 このまま、ずっとこのままでいられればいいと… あり得ぬ望みすら、抱いておりました…。(一筋涙をこぼす) フリーズフォルト:私は、ただの右足。そして最初に逝ったゆえ、一番弱き獣。 私ができることはあまりに少ないけれど、それでも、これからもあなたがたを見守り続けましょう。 あの子達が、ただ、幸せでいられるように……。 フェンネル:フォルト。ずっと心配していたのだ。 あなたは優しすぎるから。つらくはないだろうかと、ずっと、ずっと。 フリーズフォルト:優しさは弱さのあらわれ。 それはこの姿の私には無意味なものでしょう。 もっと強くあれれば、よかったですのにね。 フェンネル:(そっと一筋零れたフォルトの涙を脱ぎってやる) フリーズフォルト:…ありがとう。 渡したいものは、それだけですわ。 フェンネル:余にはわからないのだが、なぜ憎しみが力なのだ? 優しさは力ではないのか? フリーズフォルト:「メルリース」に関しては、処刑が遅いものほど、すさまじい力を得ています。 あなたも、きっと、そうではなくて? 今の仲間がひとりひとり首をはねられたとして、あなたが最後のひとりだとしたら? 最初のひとりより、時間も、苦痛も、憎悪も、叫びも、何もかもが深くはならないかしら? フェンネル:世界を憎んだろうか…。 きっとそうであろうな。 ああ、メルリースの気持ちがわかる…。 フリーズフォルト:ええ。そうでしょう。誰しもそうでしょう。 ただの処刑であれば、悲劇で終わったのかもしれませんが、不運にも、彼女に神が降臨してしまった。 あの子は、永遠の中に縛られる存在に変わってしまった。 消滅か永遠か。神には、その二択しかないのです。 フェンネル:余は、この旅で、世界を肯定することを学んだ。 世界に愛があるということを知った。 だから、たとえ殺されても、その世界を完全に否定はできないと思う。 フリーズフォルト:…決めるのは、この時代を生きるあなたがたです。 私達を、力も、存在も、なにもかもを託しましょう。 フェンネル:第三の選択は? 人に神が宿るように、神に人は宿らないのだろうか? フリーズフォルト:今、あなたの中にメルリースが少し宿ってはおりますけれど。 メルリースほどの膨大なエネルギーは、人間では抱え込めません。 ばらばらに、しずくやかけらとなって、風にも土にも木の葉にも光にも、メルリースは融けています。 世界はメルリースに守られ、同時に、メルリースに破壊されようとしています。 フェンネル:それを止めるのが、我々の目的だ。そのためなら、余は何だってやろう。 フリーズフォルト:最期まで、信じています…。 どうか、あなたが「そうと思うもの」に、幸せな未来を……。 フェンネル:ありがとう、フォルト。 フリーズフォルト:そろそろお戻りなさい。大切な仲間達が待っているでしょう。 私は最初にあなたがたと寄り添ったからでしょうか。 ふふ、私も、一緒に冒険していたような気分だったのですわよ。 フェンネル:最後に、少し相談してもいいだろうか? 気になるのだ。男の余にはわからないことだから。 フリーズフォルト:なんでしょうか? メルリースは、潮は満ちておりましたけれど?(男の余にはわからないこと からの発想) フェンネル:メルリースは、顔を撃ち抜かれ処刑されたという。 年頃の少女にとって、それはあまりにも……やはりつらいのであろう? フリーズフォルト:顔に剣を突き立てられた…と言われていますわね。 でも、われわれは誰もそれを見ていません。 メルリースの気持ちを察するならば、つらくはなかったと思いますわ。 あの子は、愛するものが殺される度に心を引き裂かれました。 肉体のどこを傷つけられようと、そちらに頓着する余裕はなかったでしょう。 フェンネル:そういうのものか? 余は、メルリースを知らないから、たとえ顔がただれていても、受け止められると思う。 ほかの、メルリースを知っているものにも、そうであればいいのだが…。 フリーズフォルト:処刑の真の意図が、メルリースを「最後に捧げる」ことだったのではと思っています。 なので、実際を見たものが、誰もいないのです。 カスケも、自分の知らないところは想像で語ったと思われますわ でも、たぶん…。 メルリースは、エティックが心臓をくりぬかれる姿を最後まで見た上で…。 顔を…刺されたのだと思います…。 フェンネル:「最後に捧げる」…。 あなた方もみな、覚悟が必要かもしれないな。 あるいは、顔がないからこそ、顔があり、すべてになれるのが、メルリースなのかもしれないな。 すまない、つらいことを語らせてしまったな…。 フリーズフォルト:エティックはメルリースの頭部です。 エティックは、知っているかも知れません。 フェンネル:ありがとう。 あともう一つ。 カスケに語り掛けるのは、やはりシャノンが一番いいのか? フリーズフォルト:今は…深く眠っていますから、声が届くかしら…。 カスケに語りかけても、今は反応がないと思いますけれど…何をなさるの? フェンネル:反応がなくても、そこに存在しないわけではない傷つき倒れ眠っている存在に語り掛けるのは、人としての、感情、優しさ。 あなたが弱さと思っている、強さだろう。 語りかけることなら、いくらでもできる。 フリーズフォルト:そうですか…。そうですわね…。 フェンネル:冬でも、咲かないだけで薔薇は呼吸するから。 語り掛け続けるのだよ、意味のないことかもしれないがな。 フリーズフォルト:カスケは、人間で言うところの、仮死状態に近いのです。 生きてはいます。それだけです。 語りかけてもたぶん、聞こえはしないでしょう。 フェンネル:そうかな、フォルト。 貴女は人間というものを、やはりよくは知らないようだ。 人間はな、弱い。しかし、強いと思う。奇跡を起こす存在だ。 無駄なことかもしれないが、花に水をやるように、語り掛けるのも、悪くはないだろう。 フリーズフォルト:そうですね。語りかけるのは無意味ではないかも知れません。 でも、それより先にメルリースが動き出すのではなくて? フェンネル:カスケはどうしたら元に戻る?ルナならできるのか? フリーズフォルト:ルナ…のことは、私には遠すぎる属性で、わからないことが多すぎます。 カスケは少し、やりすぎました。 エティックの記憶が戻った時点で、空間を作り続けるのをやめるべきでした。 だから、あの子にまで影響が…。ぁ(口を押さえた) フェンネル:あの子…? フリーズフォルト:(あわあわ、おろおろ) (なにも言わなかったですのよ、な顔) フェンネル:フォルト、話してくれ。 フリーズフォルト:…いえ、その、約束です、から…。 厳密には私が受けた約束ではないですけれど…。 フェンネル:落ち着いて。誰もあなたを責めはしない。 フリーズフォルト:では、内緒で…あの子自身に、絶対に内緒でお願いします。 フェンネル:(頷く) フリーズフォルト:魔術師ギルド長「リーリア・フロース」は、今、カスケと同じように、仮死の眠りについています。 フェンネル:リーリア嬢が?? フリーズフォルト:しかし、あの子も肉体は人間です。仮死の眠りは長く持たないでしょう。 そう遠くない未来、あの子は死にます。 …カスケとともにありたい、あの子はそう願いました。ただ、そう願いました。 だから、あの子はカスケが死ねば自分も死ぬように、自らを繋いだのです。 カスケの死を知らず、自分だけが生き延びないように。 フェンネル:なんとなく、察しはつくが。一心同体というわけだったのか? フリーズフォルト:一心同体ではありません。 リーリアが、あの子が勝手にやったこと。 勝手に、自分に呪いをかけたようなもの。 カスケは苦笑いで見逃していました。 …エティックを守っている間、すっかり忘れていたのでしょうね。 自分の影響が、自分の力を与えた他者にも及ぶと…。 フェンネル:(話を聞いて、何やら考え) フォルト、言いづらいことを言わせてしまった。すまなかったな。 フリーズフォルト:(ものすごく頑張って黙っている。まだ何か隠しているらしい。嘘がつけない貴婦人) フェンネル:(見抜きたいです) GM:敵意感知で致命的失敗さえしなければ見抜けます。 フェンネル:あなたは、フォルト……。あなたは誇り高い狼の貴婦人。 しかし、あなたの心の負い目が、あなたを弱くしてはいないだろうか? 背負いきれないのなら、誰かとともに背負おうと、それが余では、心無いかもしれないが。 フリーズフォルト:私が弱いのは、私自身が…よく知っております…。 フェンネル:1D100 =75 敵意感知 Cthulhu (1D100 =75) → 91 → 失敗 フリーズフォルト:「ものすごく頑張って黙っている。まだ何か隠しているらしい」はわかりました。 フェンネル:あなたの弱さは、何度でも言うが、あなたの強さだと思う。 ただ、抱え込むことは、それは……そう。ひどくつらく、また、信じていない、ということだと、余は思う。 何かあるなら話してくれ。責任はすべて、余がともに。 フリーズフォルト:……(ぎゅっと目を閉じて観念した) なら、約束してください。イアには、イアには言わないで!!お願いです!! フェンネル:あ…。(なんとなく察した) カスケの領域で、カスケがグラツィアに謝罪したことがあったな。 フリーズフォルト:その…。影響がないはずないのです…。ヘリオスに…。 でも、ヘリオスは…その…。少し前まで、「ソニア」に支えられていたので…。 それを、マユラに返してしまった。渡してしまった。 ……たぶん、そろそろ彼も、なにか…。 フェンネル:ああ……。(思い至った) いつまで、もつと思う? フリーズフォルト:わかりません。彼はカスケの加護が強い存在。弱い私にはほとんど見抜けません。 少なくとも、義眼と義手に影響は出ていると想像します。 どこまでもつかは……本当にわかりません……。 フェンネル:ならば急ごう…。 ああ、想いだけでは、どうにもならないのだな。余は無力だ。 しかし、誰よりも強く願おう。 フリーズフォルト:こ、これ以上はお話ししません! 私、なんだかいっぱいぼろが出てしまいます! 戻りましょうっ!(ぱたぱたぱた、とドレスをつまんで扉の外へ) フェンネル:いいや、言わせづらいことを言わせてしまった。貴婦人に対して失礼であったな。感謝する、フォルト。 フリーズフォルト:(振り返って少しだけ微笑んだ) GM:幕間終了です。お疲れ様でした! ネロ:(上記とほぼ同時刻) エルー。ちょっとこっちこっちー。(ねこのひたいへ) エルヴィカ:なあに? ネロ:(扉ばたん)ねえ、エル。 メルを探してくれるんだよね? エルヴィカ:もちろん! ネロ:(にぱー!)じゃあね、じゃあね、とっておきのおもちゃを、エルにあげる! エルヴィカ:とっておき!何かしら。(わくわく) ネロ:これ!(カードの束が入った箱を渡す) あ、見た目よりいっぱい入ってるから、出すとき気をつけてね。 エルヴィカ:(全開ではなくちょっと覗いてみます) GM:いっぱい、トランプのカードのようなものがつまっています。大きさもトランプくらい。 真っ白のもの、色のついたもの、いろいろです。(カード裏は幾何学模様&黒猫のマーク) ネロ:これはね、ボクが暇つぶしに、めいっぱいの魔力をこめてつくったカードだよ。 エルヴィカ:カードの絵柄もネコさんね。素敵。 ネロ:でしょ、でしょ!(≧▽≦) ネロ:これは、素敵なゲーム。 運が良ければ、エルのすっごい力になる。 失敗すればくたびれもうけ! ボクはヒントはあげなーい。一生懸命これで遊んでね? エルヴィカ:ゲーム?どうやって遊ぶの? ネロ:説明書を引っ張り出せばいいよー。 エルヴィカ:あ、説明書あるのね。(探します) GM:説明書が出てきました。 GM:< 呪符魔術のご使用にあたって・・・ > 呪符魔術とは、術者が念を込めることによって、魔法の力を持ったカードを作り出す術です。「符術」と略されることもあります。 呪符魔術は、大きく22種類に分けられます。呪符魔術をカードに書き込むことによって、カードは初めて魔法の力を得ます。 安定した落ち着いた場で、じっくりと時間をかけて「書き込み」を行ってください。 戦闘中・歩行中などに片手間で出来るものではありませんのでご注意下さい。 呪符魔術は、発動時ではなく、カードを書き込む際にMPを消費します。 書き込みに失敗しても、MPは消費されますが、カードが失われることはありません。 エルヴィカ:ふむふむ。 GM: 一度念を送り、書き込みに成功したカードは、使用時に100%発動します。 また、あえて術者がそうしない限り、ディレイアクションではなく通常ターンで効果を発動させることが出来ます。 カードは投げつけて発動させることも出来るので、呪符魔術は元来「遠隔」の作用を含んでいます。 一度「書き込み」を行ったカードを白紙に戻すことは出来ません。 また、「書き込み」を終えたカードは、書き込んだ術者にしか触れることが出来ません。 もし、術者以外の何者かがあやまって魔術カードに触れてしまった場合、カードは黒く変色し、効果が消滅してしまいます。 カードは、一般的な効果をもたらす純白カード(300枚)の他に、カードそのものに六元素の力を秘めた「元素カード」(6種類各50枚)があります。 「元素カード」の使い方は純白カードと同じで、そのままでは意味はなく、符術を書き込むことによって効果を発します。 ただし、「元素カード」には、それぞれ符術との相性があります。 純白カードより弱い(使いづらい)効能をもたらす場合もあれば、まったく相性が合わなかった場合、元素カードそのものが崩れ落ちてしまいます。 符術ひとつが有する元素相性は3つ。 「元素カード」は6種類。 カード紛失の可能性は1/2です。 しかし、術者たるあなたが幸運なれば、恐るべき効果を秘めた最高のカードと出会うことも不可能ではありません。 呪符魔術を使用できるのは、世界広しと言えど、”気まぐれな黒き王”に認められた、あなたただ一人なのです。 使い方によれば、最強の魔法にもなりうる「呪符魔術」。 さあ、道なき道を行く永遠の旅人よ。 無限の未来をカードに込めて、心赴くまま、求めるものを追いかけて下さい。 GM:エルヴィカは 呪符魔術 1% を手に入れた!! ネロ:どう?楽しい?? GM:魔法一覧はこちらです。 https //www65.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/107.html エルヴィカ:これは……ものすごくやりがいがありそうね! ネロ:へっへー!! 属性コンプ頑張ってねー!あ、もちろんだけど、カードの追加はないからね? こんなのもう作れない!(*^▽^*) エルヴィカ:この一組作っただけでもすごいわ! ネロはやっぱり天才ね! ネロ:わーいわーい!すごいんだぞー! きゃっきゃっ♪ エルヴィカ:すごいすごい!(ムギュ—してなでなでー!) ネロ:もっともっとしてー!(≧▽≦) (子猫にぽん)(たわわ隙間にイン)むふー。 エルヴィカ:こうかしら!(耳の横指でなでなでー) ネロ:ん~~~~~~~(至福) GM:というところで幕間終了です(笑)
https://w.atwiki.jp/trpgmerulys/pages/92.html
※ なぜかチャットログが保存されてなくて、内緒話部分が消えてしまいました。すみません。 GM:いろいろ訳ありでイベントが詰まりつつあるので、問題ない程度に進めます。 というか描写逃げしておかないと! GM:皆様は、シルバーブルーの土魔法「大地の門」でエルセナに帰還しました。 まだ日は落ちていません。 ブルーは、町に着いたときにはもう馬の姿に戻っています。 エティックはまだ気を失ったまま。 カスケはふくろうの姿になってしまいました。 マユラ:トーリ、エティックお願い。おぶってあげてー。 GM:ということで、トーリさんがエティックを背負っている状態です。 フェンネル:マユラ、話があるのだが、ちょっとよいか??(こそこそ) マユラ:え?あ、うん…。 フェンネル:最近、あまり……元気がないようにも見えるが、「進み具合」は、正直なところどうなのだ?(耳打ち) GM:そうそう。 フェルさんが導いた答えは、ここに来るまでの間にカスケとの脳内会話であそこまでいったということで。 フェンネル:(中;了解です!) マユラ:……。 そのことで、話、ちゃんとしたいの。 夕暮れあたりに、全員に話したいな。こそこそじゃなくってさ! フェンネル:(マユラに)そうか、わかった。話す心が出来たら、いつでも聞こう。(ちょっと微笑んで) マユラ:というわけで、みんな!夕刻くらいにね、集まっておいて。 ばらばらにどこかに出かけたり、飲みに行ったりするんじゃないわよ−? フェンネル:(そんなマユラさんをじっと観察します) マユラ:さてと。シルバーブルー。背中ちょっと借りるね。 あ、あたし騎乗とかできないから!手綱持つだけだからね!落とさないでよね! フェンネル:(明らかに強がってるというか、なんかいつもと違う感じではありますよね??) GM:マユラは、じたばたしながらシルバーブルーにまたがり(←ラクダもまともに乗りこなせなかった子。ブルーはしゃがんでくれてます)、砂漠方面にひとり、かけてゆきました。一度振り返り、笑顔で手を振って。 GM:知覚+30どうぞ フェンネル:+ですか?? 了解です!! フェンネル:1d100 =135 知覚 Cthulhu (1D100 =135) → 90 → 成功 フェンネル:ギリギリ成功w GM:いやあ、100以外成功でしょうw GM:マユラ…たぶん、目に涙をためていました…。 しかし、皆様はマユラに構っている暇は今は無いのです、ヘリオスを買い戻さなくてはね!(笑) 現在のメンバーが行えそうなことは、「ヘリオス求めて質屋に行く」「宿で身体を休めて爆睡」「情報収集」「カスケもふる」くらいかな? フェンネル:ですよね。 でもフェンネル、マユラさんが心配だから! 追いかけようとしますが!? GM:では、フェルさんに質問です。 名馬といわれるシルバーブルーにまたがり、砂地をかけていったマユラを追いかける方法は? フェンネル:(しばし考えて)短剣に祈るくらいのことしかできない自分の無力を想い知るな。。(と呟いて、とりあえず心から、短剣に、マユラさんの色々な意味での平安と無事を祈るくらいで) (王になるべき存在は時に私情以外の大きな感情と視野で動かなくてはいけないってわかるからです!) フェンネル:それならまずは情報収集ですね。 「この辺の安全でイリス人にも理解が深く、それなりに安い宿屋、について聞きこみます。(あと質屋の場所の聞きこみ) GM:宿屋は、前にヘリオスがとってくれた宿が安くて、ヘリオスの顔が今でも通るので、「ヘリオスの知人」と言えば割安に。 フェンネル:(中:ああ、あそこ!! 了解です!) GM:質屋は、エルセナの中心部に一個しかないので、ある程度聞き込めばスキルゼロでもわかります。 GM:皆様…。一ヶ月以上…砂の旅だったんですよ。 水浴びしたいですよ。 町が懐かしくてまともなご飯食べたいですよ。 水飲みたいですよ。 カスケ:(もほー) フェンネル:(カスケを無心でもふっもふしつつ)卿、ヘリオスが自身の身を切って預けた質屋の場所とか判らぬのか?(真顔です。) カスケ:儂が知っとるとでも思うか?砂に埋もれて寝ておったというに。 フェンネル:自身がかかわった者の一部であったから。何か感知できるやもと思っただけだ。済まぬな。 とりあえず、エティックも落ち着かせたいし、宿屋に行くのがいいであろう。(頭を冷静にしつつ) カスケ:関わっておるすべてを知ることが出来るのならば、おぬしはこの地におりながら、家族の安否をつぶさに知ることが出来るのではないか? フェンネル:余もそう思ったから、それ以上聞くのはやめたのだ。 しかし、聴かずにはいれなかった。赦せ、賢者よ。(心からそう思っている様子である) カスケ:いや、無駄な質問など無いと儂は思うておるからな。 それが間違っていようとも、問うという行為に意味があるのじゃよ。 フェンネル:という事で宿屋にいこう。 色々と、身ぎれいにもなりたいし…(といって記憶を頼りに宿の方に歩き始めます) (ものすごく警戒はします) GM:用事がない人は宿屋到着です。好きなだけお風呂入ってお水飲んでください。 お肌真っ赤でがっさがさ。 フェンネル:そういえば、以前幕間でエティとメリッサちゃんが歌った唄、フェンネル的に記憶に刻み込んだつもりですが、再現になにか技能振りますか?? GM:あの歌、歌詞がない、メロディのみなんですよ! つまり、初めて聞く曲をちらっと聞き流したような状態なんですよね。 いくら思い出そうとしても、ずれるかも。思い出して歌うなら知覚半分でチェックどうぞ。 フェンネル:(ああ、なるほど。もう一回歌ってくれって頼むのは、危険な気配がするしなあ。。) フェンネル:(カスケさんを呼んで)卿、少し調子が外れるかもしれぬが、こんな歌を知らないか?? いや、旋律と言うべきか。(といって。まずカスケさんだけに聞いてもらいます) フェンネル:1d100 =53 知覚 歌思い出す Cthulhu (1D100 =53) → 96 → 致命的失敗 フェンネル:ああれ??w カスケ:…ああ、それはあれじゃな。 どこぞに伝わる「経文」の読み上げというあれじゃろう(笑) いやはや、内容はさっぱりじゃが、まあそれはそれ、そこまでへたくそだと才能でもあろう!ほっほっほっほ。 フェンネル:余は、もっとうまく歌えるのだぞ?? まて、賢者! いつかリベンジしてくれよう!! カスケ:できれば、経など聞きたくはないのじゃが。 リベンジされる側にもなってみい。 フェンネル:とりあえず宿屋で湯あみして、あと宿屋の人に、いろいろ情報を聞きます。 GM:今日はこのあたりかな?きっと、みんなでヘリオスを迎えに行くでしょう(^^) 質屋の場所は確認済み。町の中心部です。 フェンネル:了解です。ありがとうございます! GM:こちらこそ、時短におつきあいくださってありがとうございます! これで、時間を少し戻ってマユラに反応したりもできるくらいの感じだと思います。 お疲れ様でしたー!!